約 3,677 件
https://w.atwiki.jp/nkdb/pages/43.html
せいらい - 政頼 政頼(せいらい) ▽仏教の発展のお蔭で死者は皆、極楽へ行ってしまうため、地獄界では鬼どもの餓死かすさまじい状況。閻魔大王以下鬼ども大勢が六道の辻{ろくどうのつじ}に出て亡者を待っていると、現れたのは鷹匠{たかじょう}の亡霊政頼。殺生の罪で地獄へ落とされそうになりますが、鷹の由来を物語り、鷹狩りを実演して見せて捕らえた鳥を閻魔以下一同に振舞うと、皆大いに喜んで獲物を地獄へ送り届けることを条件に三ヵ年娑婆へ戻してやることにし、政頼は喜んで人間界に帰って行くのでした。 ▽鷹の語りや鷹狩りの実演のどころが、聞き所、見どころになっています。鷹の剥製や雉{きじ}の剥製が小道具として使われますが、ワシントン条約の関係で作成が難しい時代になっています。何十年に一度という上演が珍しい狂言で、善竹家総動員で本日の追善会がフィナーレとなります。 (善竹十郎) 故 善竹圭五郎十三回忌追善 善竹狂言会 090720 @観世能楽堂のパンフより 政頼 - 故 善竹圭五郎十三回忌追善 善竹狂言会
https://w.atwiki.jp/thmtg_mws/pages/247.html
断迷剣「迷津慈航斬」/Slash of Risening from Shore of Delusion マナコスト (W)(B) タイプ インスタント レアリティ コモン あなたは断迷剣「迷津慈航斬」のマナ・コストを支払うのではなく、平地カードか沼カードを1枚捨てることを選んでもよい。 ブロック・クリーチャー1体を対象とする。断迷剣「迷津慈航斬」はそれに4点のダメージを与える。あなたは4点のライフを得る。 土地カードを捨てることで単色でのプレイが可能なピッチスペル。点数は大きめだがブロックさせなければいけないため使い勝手はイマイチ。 読みは「だんめいけん、めいしんじこうざん」。 迷津慈航とは、迷津(=衆生が迷い苦しむ三界六道)から、悟りの彼岸に渡す慈悲の船という意味で、仏法や仏の慈悲を喩えていう言葉。 参考 萃夢想対抗色のピッチスペルサイクル断迷剣「迷津慈航斬」 金木符「エレメンタルハーベスター」 境符「二次元と三次元の境界」 夢戦「幻想之月」 ウィッチレイライン カードセット一覧/東方萃夢想 インスタント コモン コンバットトリック ライフゲイン 多色 対クリーチャー 東方萃夢想 除去 2マナ
https://w.atwiki.jp/xrossrowa/pages/90.html
[名前]うちはマダラ [出典]NARUTO-ナルト- [性別]男 [年齢]不明(90~100前後と思われる) [立場]月の目計画立案者 [一人称]俺 [二人称]おまえ、貴様 木ノ葉隠れ創始者の一人で、NARUTOにおける全ての黒幕とも言うべき存在。 本編より昔の人物でうちは一族の一人で、当時の一族を纏め上げたリーダー。 世界中の隠れ里で最強の忍の一人として名を知られている伝説の忍者。 本編においては既に死亡済みの歴史上の人物扱いだが、第一部のサスケ奪還の最後の舞台、第二部初期にてサスケとの再会でその存在が示唆されていた。 かつて初代火影である千手柱間と激闘を繰り広げたが、最終的に和解し共に木ノ葉隠れの里を創設した。しかし里でのうちは一族の扱いに不満を持ち、『終末の谷』と呼ばれる場所で再び柱間と対立し敗北、死亡したと伝えられていた。 だが実は未だ存命しており、仮面で顔を隠しトビを名乗って“暁”を裏から操っていた……と思われていたのだが、トビの正体は彼から月の目計画を託され、周囲への影響力からその名を騙っていた子孫のうちはオビトであり、マダラ本人は本当に死んでいた。 ただし、マダラは終末の谷の戦いを生き延び、その際に手に入れた柱間の細胞を培養し移植しながら潜伏し、数十年後にオビトに計画を託してから死亡した、というのが真相である。 この柱間の細胞を移植したことによって千手とうちはの力が交わり、寿命による死を迎える直前、源流である六道仙人の力、輪廻眼を開眼する。この輪廻眼を長門という人物に秘密裏に移植し、オビトに長門を操らせ、最終的には長門の使う輪廻天生の術で復活する予定だった。 しかし、どこからかマダラに関する真相を知った薬師カブトにより穢土転生にて口寄せされ、望まぬ形での復活を果たす。計画に不可欠の人柱力を狩るための戦争であったためか、自発的にカブトの思惑に沿い、彼の駒として忍連合軍を単身で蹂躙する。 後にカブトが造反したうちはイタチに敗北し、穢土転生を解除され、あの世へ戻されそうになる。だが、マダラのみが知っていた穢土転生の欠点である「口寄せされた死者が解除の印を知っていた場合、死者の側から口寄せ契約を解除することができる」と対処法を用いて契約を解除、結果穢土転生された者の中でただ一人、カブトの術とは無関係にこの世に留まることとなる。 五影を退けた後、宿願である月の目計画のために残った人柱力であるナルト達を捕獲しようとしていたが、そのタイミングでクロスロワへ参加させられることとなった。 [身体的特徴] 外見は甲冑と特徴的な長髪で片目を隠した男。穢土転生の術による復活のため、体のところどころに罅が入っており、眼球の白い部分が赤黒くなっている。また写輪眼の三つ巴の模様、万華鏡写輪眼の車のギアのような模様、輪廻眼の無数の円が重なった模様のいずれかの状態の瞳を持つ。 [性格] 傲岸不遜な性格。元は弟への愛情に溢れていたらしいが、その反動からか世の中に対し非常に強い憎しみを抱くようになっている。 一方でライバルであった千手柱間への強烈なコンプレックスを持ち、嫉妬と羨望、敬意を今も覗かせている。 [能力] カブトによる改造で、本来穢土転生で再現される死亡時の肉体ではなく、全盛期の肉体年齢に調整されて復活。その上で柱間細胞を移植され木遁を使用可能となり、さらに生前では老衰寸前にようやく手にした輪廻眼にも開眼し、生前を超える力を得ている。 さらに、穢土転生の効果により肉体がどれだけ欠損しても自動的に修復し、忍術発動に必要なチャクラも無尽と化している(最大値は生前と変わらないが、チャクラを使用しても消費はしないという状態)。このため相討ち狙いの自爆戦法も躊躇なく実行できる上、マダラを倒すには生贄の肉体から魂を引き離すか封印する必要が生じている。これらの要素が重なって、現在のNARUTO本編中で最強と目される存在となっている。 主に使用できると見られる術技は、次のようになる。 •写輪眼 写輪眼としての最終形態である永遠の万華鏡写輪眼に到達しており、須佐能乎を呼び出せることから万華鏡特有の能力を二つ持っているはずだが、それについては明らかとなっていない。 基本性能としては、うちはでも最高クラスの幻術の使い手で、最強の尾獣である九尾さえも短時間ながら意のままに操ることができる。戦闘では目が合うだけで相手を幻術に嵌め戦いを有利に進めることができる。 また写輪眼自体の特徴である洞察力にも優れ、忍の中でも最速であるナルトや四代目雷影の体術にも反応を可能とする。さらに写輪眼使いの特技として、ある程度の幻術を見破り、さらには血継限界などの特別な才能を必要としない忍術ならば視認することによって相手のそれをコピーし、自分の技として再現することも可能と考えられる。 •須佐能乎 自身を中心にチャクラでできた巨人の像を作り出し操る能力。 あらゆる忍術・体術に対する防護壁として機能する。決して無敵ではなく、作中では何度か突破されていたが、それでも強大な防御力を持つ。しかし聴覚等の術者の感覚に作用する攻撃は防ぐことはできず、また形態によっては足元からの攻撃にも無防備で、術者が須佐能乎の外へ引き摺り出されたこともある。 本来チャクラを膨大に消費する術であり、なおかつ全身の細胞に負担がかかるというリスクが存在するが、穢土転生体のマダラにはそれらデメリットは作用しない状態となっている。 マダラの須佐能乎は二面四腕の阿修羅のような姿の巨人だが、さらに永遠の万華鏡写輪眼でのみ到達可能な須佐能乎の最終形態、完成体を隠し持っている。 完成体の須佐能乎は身長百メートル以上の巨大な天狗の姿をしており、尾獣にも匹敵するというその力は刀の一振りで数kmにも渡って大地を裂き、その先の山を切り崩すほどである。 •輪廻眼 忍の祖と言われる六道仙人が有していたとされる、NARUTO世界最高の瞳術。 六道輪廻の名を冠した六種類の能力と、生死の境界をも超える外道の術の使用、さらに結界を容易く視認し、五代属性全てのチャクラを練ることができるとされている。 主にマダラが使用しているのは相手のチャクラを吸収し、物理的威力を持たない術を無効化する餓鬼道の能力のみだが、そもそも六道を使いこなしていた長門の輪廻眼は本来マダラの物であっため、それ以外の能力も間違いなく使用できるものと思われる。 須佐能乎を発動していたために輪廻眼の使用が遅れたという描写や、幻術発動は万華鏡写輪眼状態だった描写から同時には写輪眼と輪廻眼の能力の使い分けには切り替えと、それによるラグが存在するようである。 •木遁 初代の細胞を埋め込まれたことで発動可能になった。 主に使用するのはチャクラを生命の源として巨大な樹木を生成し、それらを意のままに操ることで、攻防や敵の捕獲まで行える万能術「樹界降誕」、地面から木の根や茎を成長させて周辺を巨大な樹木が無数に絡み合う地形に変え、花粉を吸ってしまうと身体が動かなくなる巨大な花を咲かせる「花樹界降臨」等。また一体一体が須佐能乎を操り、万華鏡写輪眼による幻術も使いこなせる上、本体と見分けをつけることが困難な分身を大量に生み出す「多重木遁分身の術」も使用した。 •隕石 厳密には大気圏外から落としたものではないため隕石ではないのだが、直径1km程の巨大な岩の塊を地上数kmから落下させる大技。 •火遁・豪火滅却 幅数十メートルの大規模な火炎を吐き出す、うちは一族の得意忍術である火遁の中でも最上級の術。 以下、クロス・バトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する うちはマダラのクロスロワにおける動向 初登場話 007 クロスファイターズ!! 勇者VS忍者!! 登場話数 1 スタンス マーダー寄り 死亡話 ??? キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 うずまきナルト 敵対 不明 不明 九尾の人柱力、ミトの一族 未遭遇 うちはサスケ 不明 不明 不明 うちはの生き残り、オビトの協力者? 我愛羅 敵対 風影 風影 敵の中枢の一人 うちはオビト 友好 オビト、あいつ オビト、おまえ 計画の共犯者、子孫 陽ノ本アカリ 敵対 アカリ アカリ、小娘 その辺の小娘 クロスファイターズ!! 勇者VS忍者!! 長谷部翔希 敵対 長谷部翔希 長谷部翔希 敵対者 ニア・テッペリン 敵対 不明 不明 翔希のおまけ
https://w.atwiki.jp/a-life/pages/55.html
The Gate of The Hell/JAM Project featuring 福山芳樹 (OVA マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍 OP) Sanctuary/玉置成実 (TVA 牙 -KIBA- OP1) Sakura addiction/雲雀恭弥 vs 六道骸 (TVA 家庭教師ヒットマンREBORN! ED5) Power Play/宮崎歩 (TVA マシュランボー OP) ハナムケのメロディー/樹海 (TVA ああっ女神さまっ 闘う翼 ED) 君にジュースを買ってあげる/グループ魂 (TVA ケロロ軍曹 OP3) エコロのココロ/とろ美 (同人CD エトロジィ [サークル とろみせ屋さん]) 撲殺天使ドクロちゃん/ドクロちゃん(千葉紗子) (OVA 撲殺天使ドクロちゃん OP) もっっと!/野川さくら (TVA マジカノ OP) Heart To Heart/上原れな (PC18 ToHeart2 AnotherDays OP) 君は僕に似ている/See-Saw (TVA 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ED4) 眠れる星の蒼い砂/飯塚雅弓 (TVA 屍姫 赫 ED[4話]) Brand New Breeze/カノン (TVA 金色のコルダ~primo passo~ OP)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/45314.html
登録日:2020/06/19 Fri 01 38 11 更新日:2024/08/28 Wed 08 00 01NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 BORUTO NARUTO NARUTO登場人物項目 コミュ障 ルナリアン 傀儡師 劇場版BOSS 大筒木トネリ 大筒木ハムラ 大筒木一族 失恋 婚約者 寝取り←ではない 恋のキューピット 月の災難 月の王子様 月星人 横恋慕 白眼 福山潤 舎人 転生眼 漫画『NARUTO‐ナルト‐』を原作とする映画『THE LAST-NARUTO THE MOVIE-』の登場人物。 CV:福山潤 ●目次 ◆概要 ◆人物 ◆能力 ◆使用術 ◆作中の活躍THE LAST BORUTO‐ボルト‐ ◆人間関係 ◆余談 ◆概要 六道仙人の弟である大筒木ハムラの子孫で、月に移住した大筒木一族の最後の生き残り。 修験者が着用する袈裟をイメージした服をまとっており、背中には三日月に囲まれた太陽のような紋様がある。これは六道の陰と陽を合わせたものである。 月に移り住んだ大筒木一族は、生まれてすぐに両目の眼球を抜き取られ、それらを代々ハムラの子孫たちの白眼の眼球を封印し続けて作り上げたエネルギー球体『転生眼』に封印する仕来りを持つため眼窩(*1)は空洞となっており、チャクラを集めた心の目で周囲の状況を感じ取って行動している。 大筒木一族によって作られた月の内部に存在する地底空間に住み、エネルギー体転生眼の力で動いている傀儡人形たちと生活している。 月の大筒木一族は宗家と分家に分かれていたが、ハムラの死後、彼が説いた教えの解釈を巡って宗家と分家で対立し、一族間で覇権争いが起こってしまい、ハムラの真意を理解する宗家は、歪んだ解釈をした分家の者たちが暴走して転生眼の力を使ったことによって滅ぼされてしまった。 トネリはハムラの一族の分家筋にあたり、ハムラの教えを歪んでとらえた結果、「チャクラを争いの道具に用いる地球の民」を悪と断じ滅ぼすことを決意。 ハムラのチャクラを最も強く受け継いだ日向宗家の娘である日向ヒナタを花嫁に迎えようとしたことでうずまきナルトたちと対立した。 ◆人物 一見紳士的に見えるが、目的のためであれば手段を選ばない性格。 他人の言葉を意に介さず、洗脳して無理矢理結婚式を行うなど、非情な一面や、傲慢で短気な一面もあり、少しでも気にくわないことがあると、自分が嫁にと攫ってきたヒナタにも強気な口調になる。 また、自身の一族の教えに対しては妄信なほどに絶対なことと信じ込んでおり、チャクラを争いに使う地上の忍たちに激しい憤りを抱いているが、無差別に地上の人々を虐殺しようとする自分の行動との矛盾点に気付く様子はなく、その性格はどこか幼稚で独善的な面が目立つ。 これは幼少期に一族が全滅したため、自分に絶対服従する傀儡のみとの生活が長年続いたことが原因と思われ、一部の読者からはコミュ障とネタにされている。 ◆能力 作中ではハナビから奪った白眼を自身に移植しており、白眼が転生眼に変じるに連れて、輪廻眼の瞳術に類似した能力も獲得した。 また、白眼が転生眼に完全な変化を遂げた際には、ナルトの九喇嘛モードにも似た緑色のチャクラを纏った転生眼チャクラモードを得ている。 その戦闘力は輪廻眼を開眼したうちはマダラにも匹敵する程で、六道仙術の浮遊をこなし、求道玉に酷似したチャクラの数珠を操る。 設定によると月の大筒木一族は砂隠れの里のカンクロウや暁のサソリなどの傀儡使いの始祖であるとされており、月では地上とは別系統の進化を遂げた無数の自動傀儡が動いている。 トネリ自身も、掌に作り出す緑色の発光球体を人の体に侵入させることでその人物を操る術を持っており、入り込んだ相手のチャクラのみを取り除いて爆発させることもできる。 トネリやトネリの傀儡たちが使う発光球体は、小説版では泡玉と表現されており、奈良シカマルは『泡遁(あわとん)』と呼んでいる。 ◆使用術 傀儡の術 カンクロウやサソリの傀儡がチャクラ糸で繋がって操られているのに対し、月の大筒木一族の自動傀儡は自立して動くことが出来るだけでなく言葉を理解して会話することも出来る。 また傀儡自体の戦闘能力も高く作中冒頭では日向ヒアシを瀕死の重傷に追い込んでいる。 転生眼 輪廻眼と並ぶ最強の瞳術であり、白眼の極地。 輪廻眼六道と似通った力を有し、引力斥力を操る。 また、六道仙術に似たチャクラモードを展開することで求道玉に似たチャクラの塊を備えることができる。 その力自体六道仙術に通じるものがあり、浮遊も可能。 チャクラの塊は上記の通り体内に埋め込んで洗脳したり黒い盾等に形状変化をさせるといった陰陽遁の求道玉に似た芸当も出来るが、トネリ個人が扱うこの球に陰陽遁の力があるかは不明。 ただし、その力を一気に放出することで星をも両断する大火力を生み出す独特の能力を有する。 チャクラモード時は、着弾時に十尾の尾獣玉同様の火柱が上がる程にチャクラが練り込まれたナルトの螺旋丸を腕でガードしても、小さな痣が出来るだけで済ませる高い耐久力も備えている。 銀輪転生爆 チャクラの数珠を回転させることでチャクラの竜巻を巻き起こす術。 使用した際は月面に巨大なクレーターが出来た。 金輪転生爆 数珠を一つに融合させて金色に光り輝くチャクラの剣を生み出す術。 作中では月が真っ二つに切断された。 神羅天征 斥力を自在に操る術。 クナイや手裏剣などの忍具をはじめ忍術も弾き相手そのものを吹き飛ばすこともできるため攻防両面において優れている。 本来は輪廻眼を開眼した者のみが使える術だが、転生眼に開眼した為か、作中ではトネリも類似した術を使用している。 万象天引 引力を自在に操る術。 神羅天征と対を為す術で、物体を自身の元へ強制的に引き寄せる。 本来は輪廻眼を開眼した者のみが使える術だが、転生眼に開眼した為か、作中ではトネリも類似した術を使用している。 ◆作中の活躍 THE LAST 大筒木ハムラは、外道魔像を監視するため月に移住する際「千年待とう」と兄のハゴロモに言い残し、地球の人々の行く末を一族総出で見届けることを使命としていた。 しかし、ハムラの死後にその教えを巡って内紛が勃発。チャクラを用いて争い続ける地球の人々について、静観すべきと主張する本家、滅ぼすべきと主張する分家で意見が分かれてしまい、ハムラの遺産である「巨大転生眼」を手にした分家が本家を根絶やしにしてとって代わることになった。 その後、長きに渡る衰退の末に分家も数を減らし、独り月に残されたトネリは、分家の意志をハムラのそれと思い込んだ末、第四次忍界大戦にてうちはマダラが外道魔像を月から簒奪したことで地球の現人類と文明を見限ることを決断。戦後から2年の後、月を地球に接近させ、衝突により滅びをもたらし、月に保存された生物の生態系を用いて新たな文明を築こうと目論む。 その前段階として、「巨大転生眼に捧げた自分の眼を補填し自分だけの転生眼を得る」「地球を再生させた後自分と結ばれる番を得る」ことが必要だったため、傀儡を地球に送り込み日向一族宗家・日向ヒアシに秘密裏に接触。彼の2人の娘であるヒナタとハナビを差し出すよう要求するが、地球に住む一個人としても父親としてもそのようなことは容認できないヒアシは実力行使に出たため、彼を行動不能にして傀儡を木ノ葉に向かわせる。 ハナビの拉致には成功したものの、うずまきナルトの乱入によってヒナタの拉致には失敗。ひとまずハナビの両目を摘出して自身に移植した。 その後、ハナビ救出班として月に乗り込んできたヒナタに求婚し、彼女を居城に招くことには成功するが、月に残されていた大筒木の墓所にて過去の内紛の真実を知ったヒナタは、ハナビ救出と転生眼の破壊のためあえてトネリの誘いに乗っただけにすぎず、自分を愛していないことを知り激怒したトネリはヒナタに自身のチャクラを埋め込み自由意志を奪ってしまう。 しかし、乗り込んできたナルトにヒナタとハナビを奪還された挙句、巨大転生眼まで破壊されることになったトネリは、自身の転生眼を覚醒させ彼に襲い掛かる。 月を両断するほどの力を発揮するトネリだったが、諦めの悪いナルトの「ド根性」には及ばず敗北。力を失った転生眼は白眼へと退化しハナビに戻されてしまう。 最後のあがきとして巨大転生眼の元になっていた一族代々の眼を身体に纏わせるが、眼が吸収した膨大な太陽光のエネルギーに焼かれそうになり、見かねたナルトに助けられ一命をとりとめた。 全ての戦いが終わった後、ヒナタ達によって大筒木宗家の墓地へと導かれ、自身の過ちを痛感。 ナルト達が地球へ帰る際、一緒に行かないかと誘われるが、罪滅ぼしのために月に残留した。 BORUTO‐ボルト‐ 引き続き月に留まっていたが、他の大筒木一族の侵攻に備え、うずまきボルトの右目に白眼の亜種・淨眼を開眼させた。 その後、月から地球を見守る大筒木トネリの元に大筒木本家の使いを名乗る大筒木ウラシキが現れる。 ウラシキは、トネリが起こした月落下未遂事件や、ボルトの右目に宿した淨眼の存在を知っており、ボルトに宿した右目の淨眼の存在にも気づきつつも、本家の計画をトネリには阻止できないと言い渡す。 本家の計画を危険視するトネリは、月を舞台にウラシキと激戦を繰り広げるも、ウラシキの時間凍結の術を受けて氷漬けにされてしまった。 その後にウラシキは撃破されたのだが、封印されたトネリに関しては2023年現在も一向に音沙汰がない。 術者の死亡で解けるタイプの封印か定かで無く、活動可能になっているのか今も封印されているのかも分からず、リアルタイムで4年以上放置されている。 終いにはそのまま第一部が終了し、トネリについて何のフォローもないまま一旦幕を閉じてしまった。 一応最終回ではボルトが久々に浄眼を見せたりしており、スタッフも決して忘れたわけではないと思われるが…はたしてトネリの今後や如何に。 ◆人間関係 日向ヒナタ 自身の先祖でもあるハムラの血筋で、彼のチャクラを最も濃く受け継いでいるヒナタを『白眼の姫(びゃくがんのひめ)』と呼び自分の妻に迎え入れようとした。 小説版によれば、トネリが幼少期に親と共に地上に降りた頃に、使命を果たす必要が生じた際の許嫁のような存在として父親からヒナタのことを伝え聞いていた。 ただし、晩年にはトネリの親は使命を忘れて地上で自由に暮らすように諭していたので、日向一族との正式な約定という訳でも無かったらしい。 当初は落ち着いた柔らかな物腰で話し、一族のしきたりとはいえヒナタに対して彼なりの愛情を持って接していたが、それは先祖である大筒木カグヤが息子であるハゴロモとハムラを『自分のもの』と考えるのにも似た歪んだもので、ヒナタの想いはほぼ無視しており、彼女のナルトに対する想いを知った時は激怒していた。 日向ハナビ ヒナタの妹。 地球を滅ぼす力を手に入れるべく、彼女から白眼を奪い自身に移植した。 トネリがハナビから奪った両目は転生眼へと変化したが、ナルトに敗れると同時に力を失って元の白眼へと戻った。 取り返された眼球は全ての戦いが終わった後、春野サクラの医療忍術でハナビの目に戻された。 大筒木ハムラ 先祖。 六道仙人こと大筒木ハゴロモの弟で、彼と共に十尾を封印した人物。 十尾との戦いの後、外道魔像となった十尾の封印が解かれないよう見張るため、一族と共に月に移住した。 旅立つ際にチャクラの正しい使い方を伝え、導くために地上に残る兄ハゴロモに「千年待とう」と告げた。 長い年月の間に彼の教えは歪められ、結果的に子孫である月の大筒木一族は滅亡。 唯一の生き残りであるトネリは浄化のため世界を滅ぼそうとするまでに暴走してしまった。 大筒木ウラシキ 大筒木本家の使いを名乗る男。 一族の殺害は上層部から認められていないことから、本家の計画が完了するまでの間、邪魔が入らないようにトネリを時間凍結の術で氷の中に封印した。 ◆余談 名前の由来は、『寝取り』ではなく日本において皇族に仕え警護する側近の従者である『舎人』からと思われる。 傀儡の術が月の大筒木一族に由来することから、傀儡の術の初代操演者であるモンザエモンは月の大筒木一族の者か、その関係者と言う憶測もできるが真相は不明。 トネリ役の福山潤氏は「ナルトとヒナタがゴールイン出来たのはトネリのおかげ」というコメントをしている。 月の大筒木一族は宗家が分家に滅ぼされるという最後を辿ったのに対して、関わりの深い日向一族は分家は宗家に絶対服従を呪印を使ってまで徹底している。日向の分家に対しての弾圧は大筒木の分家の反乱が影響しているのかもしれない。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] サソリ→おそ松 トネリ→一松 やぐら→トド松 -- 名無しさん (2020-06-19 12 13 48) 映画を見て何年か後から「もしやこいつの名前の由来は、寝取りからか?」と思ってました。 -- 名無しさん (2020-06-19 13 01 48) ウラシキが死んだけどやっぱり月で封印されたままなのかな? -- 名無しさん (2020-06-19 15 16 33) 何度見ても一瞬ネトリに誤認する -- 名無しさん (2020-06-19 18 04 06) もしも第四次忍界大戦でネジが死なずネジと出会っていたらどうなっただろう? -- 名無しさん (2020-06-19 21 50 20) 描写が無いから多分月で放置されたままだろうね。もっと本編が進めばボルトとコンタクト取る展開が出てくるんだろうけど -- 名無しさん (2020-06-19 23 48 17) 嫁が欲しいならハナビと結婚して日向に婿入りすればいいのに -- 名無しさん (2020-06-20 01 24 28) 映画を見てないんで素朴な疑問なのだが何でハナビじゃなくてヒナタなんだ?ハムラの血筋っていう点では同じだろう -- 名無しさん (2020-06-20 11 26 21) ↑3実はトネリがウラシキの器になってるって展開はないかね?ウラシキは大筒木一族にしてはちょっとあっさりやられすぎだし個人的にはウラシキには復活してリベンジしてほしいんだよね -- 名無しさん (2020-06-21 18 39 55) ハナビとトネリの結婚・・・これはこれでアリかもと思いますね。 もっとも、ハナビの方が自分や姉に酷い事をしたトネリの事を許せないけどなんとかしたいとか思ってくれなきゃ始まりませんけど。 -- 名無しさん (2020-11-08 21 46 11) ナルトが強すぎて注目されないけど金輪転生爆ヤバすぎでしょ。月真っ二つってなんやねん。銀輪も颱遁がゴミみたいに思える規模だし -- 名無しさん (2021-06-16 01 49 25) 他者をゴミのように見下したり無感情だったりする奴が多い筒木一族の中では感情的である意味一番人間らしい 共闘する展開とかこないかな? -- 名無しさん (2021-07-17 07 08 48) ウラシキによる氷結の効果がハナビのキスで解けてそこから二人が急接近してハナビとトネリが結婚する妄想しちゃいました。 というより、トネリにも何か救いとしてハナビもしくは日向の分家の女の子 -- 名無しさん (2021-12-08 22 29 01) 正直分家とは言え完全に大筒木だから生贄の条件満たしてそうで心配でならない -- 名無しさん (2021-12-18 16 51 52) ↑3先祖に宇宙人の血が混じってるってだけで基本的に地球人だからな。始祖のハムラの時点で50%地球人だし。 -- 名無しさん (2022-12-07 20 51 13) 結局アニメが終わっても解凍されなかった…アニスタ絶対忘れてるだろ。 -- 名無しさん (2023-03-31 18 47 26) 狂人だらけの大筒木一族の中ではかなりまとも -- 名無しさん (2023-06-24 21 16 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/32427.html
登録日:2015/06/37 (水) 00 46 02 更新日:2024/09/21 Sat 14 24 27NEW! 所要時間:約 22 分で読めます ▽タグ一覧 NARUTO NARUTO登場人物項目 おかーさん かぐや姫 だいたいこいつのせい ぽっと出ラスボス チート ムッツリスケベ ラスボス 全ての始まり 十尾 卯の女神 外道魔像 大筒木カグヤ 大筒木一族 天津人 天照大神 宇宙人 小山茉美 忍の祖 最強 母 白眼 空間操作 血継網羅 血継限界 角 輪廻写輪眼 輪廻眼 顔芸 鬼 黒幕 大筒木カグヤとは週刊少年ジャンプに連載されていた漫画『NARUTO』の登場人物。 ◆プロフィール 誕生日 8月15日(獅子座) 年齢 不明 身長 不明 体重 不明 血液型 不明 性格 傲慢、強欲 CV 小山茉美 ◆概要 チャクラの始祖。遠い土地から渡ってきた、大筒木を名乗る一族の一人。 大筒木ハゴロモの母。 うちはに伝わる石碑を読んだマダラの話によれば、遥か昔人々の信仰の対象とされていた神樹に1000年に一度実ると言われる『チャクラの実』を口にし、その力で乱世を治めた。 その後はチャクラの力を宿した子を一人授かった。 しかし、実を奪ったことでそれを取り戻そうと神樹が化けた姿が十尾となり、六道仙人こと大筒木ハゴロモがそれを己の身に封印した …が、それは黒ゼツが作り上げた嘘であった。 カグヤはチャクラという絶大な力に溺れ、歪んだ支配欲と独占欲で無限月読で人々を家畜同然に支配していた。 さらに、チャクラという自分のみのものであるべき力がハゴロモともう一人の息子ハムラの二人に分けられたことを怒り、神樹と同化した姿───十尾として兄弟達に襲い掛かったのだった。 ハゴロモとハムラはこれを神樹がカグヤからチャクラの実を取り返すために襲ってきたと考えて反撃、死闘の末に地爆天星で月に封印してしまう。 しかしカグヤは封印される前に自分の意思を持った黒ゼツを残し、虎視眈々と復活の機会を狙っていた。 ●目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆人物 ◆能力 ◆使用術 ◆劇中の活躍来歴(アニメオリジナル) 本編 BORUTO ◆血縁関係 ◆読者からの反応 ◆考察外道魔像の謎陣の書 列の書 疾風伝 カグヤと十尾 ◆余談 ◆人物 君麻呂と同様に殿上眉とギザギザの分け目でストレートの長髪、加えて頭部には2本の角らしきものが生えている。 三大瞳術を網羅しており、両目の「白眼」と輪廻眼と写輪眼を合わせた「輪廻写輪眼」 を額に開眼している。 服装は六道の勾玉模様が刺繍された着物を羽織っている。 一人称は「ワラワ」。 ハゴロモの話では、かつては民からは慕われていた程の人格者だったが、いつしか「鬼」と呼ばれるようになったらしい。 息子のことは所有物としか思っておらず、作中でもその傲慢さが表れている。 …と、カグヤについて判明しているのはこの程度であり、実のところその内面は殆ど明らかになっていない。 劇中ではチャクラの回収とナルトらの撃退に終始しており、白ゼツ兵団を創設してまで一族に刃向かおうとした目的も描かれていない。 実の息子であるハゴロモからは愛とは何か知らない者として扱われ、数々の悪人とも心を通わせ改心させてきたナルトにすら「心がないみたいだった」とまで評されている。 これは一族特有の精神なのかと思われたが、続編で登場した同族達はナルト達を下等生物と見下す事はあれど、いずれも人並の感情表現は持ち合わせていた。そしてカグヤはその同族達からも真意が掴めない存在として見られている(約一名に至っては、劇中でカグヤについて触れる機会がなかったというのもあるが元パートナーにもかかわらず一切言及する事は無かった)。 仲間と言える存在は自身の分身である黒ゼツと奴隷として造り替えられた白ゼツのみであり、ある意味『NARUTO』の世界における真の孤独を体現している人物と言えるかもしれない… ◆能力 風・火・土・雷・水・陰・陽全ての性質変化を組み合わせた8つ目の性質変化「血継網羅」と呼ばれる術を扱い、その力は「人」という概念を超越している。 世界規模の幻術・完成体須佐能乎をも砕く体術・空間ごと入れ替える時空間忍術など全ての能力が異次元のレベルで高い。 純粋な戦闘能力はラスボスらしく『NARUTO』シリーズでもブッチギリの最強であり、後に登場した同族と比較してもケタ違いの力を備えている。(*1) しかしカグヤ本人は戦闘慣れしておらず、特に作中では復活したてという事もあって能力を活かし切れていない一面があり、そこが弱点となっている。 また、同族と異なり完全な不死であるという不可解な特徴がある。(*2) 大筒木一族は強大ではあるが普通に死ぬ存在であり、「楔」を用いた転生復活のシステムもそれを克服するためのものであるが、カグヤがどうやって死を克服したのかは不明。 ◆使用術 天之御中(アメノミナカ) 輪廻写輪眼の輪廻眼としての瞳術で、自身と周りにいる者を瞬時に別空間に強制移動させる。 空間は始球空間、溶(よう)、氷(ひょう)、砂(まさご)、酸(さん)、超重力の6つの世界で、カグヤの意思で地形を変化させることが出来る。 莫大な規模の術であるがその分チャクラ消費も凄まじく、カグヤにしか出来ないとされている。 ナルトたちが暮らす世界とは別世界のため元の世界に帰ることが出来ないが、ハゴロモと冥界から呼び寄せた歴代五影前任者達による口寄せでナルト達は帰還できた。 輪廻眼の瞳術 六道の術も発動可能であり、作中ではサスケの天照を吸収するのに餓鬼道を、多重影分身のナルト達を吹き飛ばすのに神羅天征を使用している。 にもかかわらず後には超尾獣螺旋手裏剣を吸収せず食らったり、ナルトとサスケに追い詰められた際に上に退避する等、使っていれば勝てた場面が多い。 自身の封印がかかっている状況で舐めプするとは考えづらく、ペイン天道のように一度使用したら長期間のインターバルが生じるのかもしれない。 八十神空撃(やそがみくうげき) 体術の一種で、掌にチャクラを込めて放つ巨大な拳撃。 似たような技でガイの「夕象」と日向一族の「八卦空掌」があるが破壊力はこちらが上で、サスケの完成体須佐能乎を破壊するほど。 兎毛針(とげばり) 髪の毛を針のように飛ばす技。白眼で相手の点穴を的確につくことで動きを封じる。 カグヤにしては珍しく小技。 共殺(ともごろし)の灰骨(はいこつ) 手に平から放つ「灰骨」を対象に向けて放つ。これを扱う際は背中から骨が出てくる。 対象に突き刺さると骨はボロボロと崩壊するが同時に相手も受けた箇所から一気に崩壊し、最後は塵と化すという即死攻撃。致死性・即効性共に挿し木の術の上位版。(*3) ゲーム『ナルティメットストーム4』ではこれを千本よろしくバリバリ連射してくる。 黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ) 空中に穴を開け、空間を自由に行き来する時空間移動術。自身の支配する別空間に移動することも出来る。神威と似てるが印や予備動作を必要としない。 回避や相手の背後に回り込む奇襲の他に、灰骨を異空間に通じて死角から攻撃するという事も可能など汎用性が極めて高い。 本来ならカグヤ以外はこの空間に入り込めないが、両目とも神威の万華鏡写輪眼を取り戻し六道の力で瞳力を上げたオビトの域の時空間忍術使いならば、大量のチャクラを消費することで共鳴が可能。 それ以外に一定以上の水準に達した輪廻眼の使い手ならば、カグヤの空間にも穴を空けて行き来することが出来る。 自然との一体化 神樹と一体化したため使用可能になったと思われる。 自然環境その物を操れるという仙術の極致。カブトの「無機転生」に近いがこちらは印なしで発動できる。 本編では氷の世界にて巨大な氷の塊を手足のごとく動かしナルトを拘束した。 ナルティメットストーム4では固有技として溶岩、氷、砂の世界ごとに異なる特殊な技が使用可能であり、溶岩世界ではマグマを前方に噴出する火鼠ノ皮衣(ひねずみのかわごろも)、砂漠世界では砂嵐を飛ばす大砂食(おおすなはみ)、氷の空間では氷を生やして相手を串刺しにする天之氷室(あめのひむろ)を扱う。 また、黄泉比良坂を介した溶岩・氷・酸の一斉放射も行える。 十尾化(じゅうびか) 神樹と一体化したため使用可能になったと思われる。 尾獣を己の体に封印する人柱力とは違い、彼女は神樹と融合し十尾そのものと化しているため、厳密には人柱力の尾獣化とは異なる。 作中では、ナルト達との戦いで超尾獣螺旋手裏剣を食らったために体内の尾獣が呼応して抑えきれなくなり、巨大な卯の姿へと強制的に変身させられている。 神樹の化身である尾獣チャクラのみの時には上述の超常の力は行使できず、天変地異と超威力の尾獣玉とオビトを経由しての木遁くらいしか術がない。 無限月読による神樹の実のチャクラ回収後は十尾の姿でも血継網羅を扱える模様。本編では膨張求道玉、ナルスト4では黄泉比良坂と共殺の灰骨と終焉求道玉を使用している。 無限月読(むげんつくよみ) 輪廻写輪眼の写輪眼としての瞳術。月を使い、地上の生物に幻術をかける大規模な幻術。 この術を受けた者は目に輪廻眼と同じ紋様が浮かび上がり、身動きが取れなくなる上月の光はあらゆる影を通すため、隠れたり屋内へ避難してもこの術からは逃れられない。 輪廻写輪眼を得たサスケが完成体須佐能乎がこの術を遮ることが出来る他、動く死体の穢土転生である火影前任者、カグヤの尖兵の黒ゼツは効かなかった。 マダラは「人々に永遠の夢の世界に誘いこむことで争いを無くす平和な術」と思っていたが、本来は後述する「カグヤの兵へと時間を掛けて変化させる」というものだった。 ただしカグヤの場合だと肝心の月が無いためどうやって人々にかけたか不明だったが、アニメオリジナルエピソードでは、時空間忍術「黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)」で衛星が浮かぶ宇宙空間を開き、そこに輪廻写輪眼の模様を投射して人々に幻術をかけていた。 神(シン)・樹海降誕(じゅかいこうたん) 無限月読にかかった人達を神樹のツタで繭のように包んで拘束し、チャクラを奪い続ける木遁忍術。 黒ゼツ曰く拘束された生物は長い歳月をかけて最終的には白ゼツへと変化し、カグヤの兵となる。 ツタを切っても即座に再生しては縛る為、解術以外で救出するのは不可能。 膨張求道球(ぼうちょうぐどうだま) 神樹に拘束された忍たちのチャクラを吸収し、作り上げた巨大な求道球。 世界を作り変える程の力を持っている。 並の求道玉なら触れても問題無い六道仙術体得後のナルト達でも、触れると危険な規格外の術。 終焉求道球(しゅうえんぐどうだま) 『ナルティメットストーム4』に登場したゲームオリジナル技にしてカグヤの究極奥義。 対象を始球空間に引きずりこみ自身は十尾化、そのまま求道玉を形成してあらゆる角度に極太のビームを放射する。 「次元ごと葬り去る」術とされており、「新たな空間を造る」膨張求道玉とは対になっている。 ◆劇中の活躍 来歴(アニメオリジナル) 原作・ナルスト4では「外世界からやって来た」以外のことはまるで不明だったが、疾風伝のエピソードでその略歴が描かれている。 日本で言う大和時代に相当するはるか昔、神樹の後を追って地球へと漂着。竹林に光輝きながら舞い降りたところを当時のソの国の国主・テンジに拾われた(*4)。 敵国・カの国(火の国?)の回し者とされて殺されかけたが瞳術?で一蹴し、その地に居つくことになる(ちなみに当時の情勢はまんま三国志時代の中国である)。 この当時のカグヤの性格はハゴロモの言うとおり「女神」そのものであり、争いなき平和を望んでいた。 この後テンジと結ばれたと思われる。 その後、カの国が侵攻を開始し、劣勢に陥る中で滞在していた屋敷にも攻め込まれるが、瞳術でカの国の兵士を文字通り木っ端微塵にして一蹴した。 しかし、この力が周囲の恐怖を呼び、テンジ率いるソの国の軍勢から追われる身となる(*5)。二子を身ごもった身ながらも一族の使命を果たすべく神樹のもとへ向かうが、たどり着いた時点で追っ手に追いつかれてしまう。 付き人のアイノを犠牲に払いながらもなんとか神樹の根元にたどり着き(*6)、我が子を守るために神樹の実を口にし、額に輪廻写輪眼を開眼すると共にチャクラを宿して現在の姿へと変貌。 黄泉比良坂で異空間を開いて月を召喚し、無限月読を発動した。ただし、一部は人間を絶やさないために記憶を改竄した上で解放した。 術の発動からしばらく後に双子――ハゴロモとハムラを生み、その地を治め始める。 しかし、神樹に対して行う「しきたり」への反対から反乱が相次ぎ、それを鎮圧すべく城を空けがちになる。この過程で個人的な恨みもあったのか、カの国の者を全滅させていたために「暴君」と噂されるようになった。 ある時、ついにハゴロモとハムラに神樹のしきたりの真実を知られていまい、今まで育ててきた息子たちにすら裏切られたと絶望したカグヤは、丁度村に帰ってきたハムラを白眼の瞳力で威圧して洗脳し、人質にとってしまう。 同じく仙術の修行を終えて帰郷したハゴロモに何故このような恐ろしいことをするのかと詰め寄られた際には、いずれ空からやって来る愛など知らず力しか通用しない脅威に対抗するための兵を量産するためだと答え、ハゴロモの愛を逆手にとり殺せないであろうハムラを操ってけしかけ、勝負を挑ませた。 しかしこれがハゴロモの万華鏡写輪眼と輪廻眼の開眼、ハムラの仙力会得という結果を招いてしまい、分散したチャクラを回収するためついにカグヤ自身が、そしてそのカグヤを守るために神樹が十尾に変化して兄弟に襲いかかった。 数ヶ月にも及ぶ激闘、地上に甚大な被害をもたらしながらも最終的には息子たちに陰と陽の刻印を身体に刻まれてしまう。 直後に黒ゼツを産み落とすもそれ以上の抵抗はできず、地爆天星の核として大量の岩石に封じ込められ遥か上空に飛ばされたのであった。 十尾はこの戦いの後に魂を尾獣として九つに分けられているが、チャクラを抜かれた十尾本体の描写はなく(枯れ朽ちていく場面はある)、ハゴロモの死後はおそらく外道魔像として地上に解放されたのであろうが、後世では月に封じられており地爆天星で封印された後のカグヤ共々顛末がうやむやになっている。 本編 忍界大戦の終盤にて、マダラがうちはの石碑に記された神話を話す際に名前と大まかな容姿が登場。 その後死の淵を彷徨っていたナルトの精神世界にて、ハゴロモとの対話の中でカグヤの起こした悲劇として初めて見た目が明らかになった。 ナルトによって神樹が切断された際には、先の戦いでオビトが連合からチャクラを回収したために意識が多少回復したのか「神樹の化身」としてマダラに接触し、神樹である自身を吸収するようカタコトながら指示。 マダラの回復とパワーアップに貢献した。 そして激闘の最中ついにマダラが無限月読を発動し、ナルト、サスケ、サクラ、カカシ、黒ゼツに取り憑かれたオビト、穢土転生の前任火影以外の全生物を神・樹海降誕で拘束してしまう。 機は熟したとしてカグヤの意志である黒ゼツはマダラを裏切り、無限月読にかかった忍たちのチャクラを人柱力であるマダラを触媒に十尾へ注入、千年近くの時を経てカグヤが復活した。 復活して早々にナルトとサスケから六道の力を感知し、二人を放り投げて休戦を提案。 「ここではな」 苗床である地上世界をこれ以上傷付けさせないため、彼らをサクラ・カカシ・オビトと共に溶岩の空間に引きずり込んだ。 移動してしばらくは傍観していたが隙を見て兎毛針による奇襲をしかけ、それが失敗すると今度は八十神空撃でナルトとのラッシュに挑みこれに打ち勝ち、サスケの不意打ちも完成体須佐能乎を粉砕して退けた。 さらに黄泉比良坂で背後に回って二人のチャクラを吸い尽くそうとするも、ナルトの抵抗もあって失敗。 引き続きナルトらの攻撃に対応しようと構えるが、不意の逆ハーレムの術に呆然としてしまいその隙に殴り飛ばされ、サスケの天手力で2人の間に強制移動してあわや封印されかける。 すると今度は氷山の世界に移動し、自身は脱出して2人のみを氷の中に閉じ込めて再びチャクラを吸おうとしたが、サスケの万華鏡写輪眼の能力で脱出される。 そこで黒ゼツの助言を受け、まずは自身を封印させる力を持つ2人を引き離そうと黄泉比良坂でサスケを砂漠の世界に放り込んで無力化し、ターゲットをナルトに絞って攻撃を再開。 八十神空撃に神羅天征、一撃必殺である共殺の灰骨を駆使してナルトの多重影分身を徐々に減らしていく。 しかし、ナルトのみを意識したためにその他の動きに気付けず、結果オビトとサクラの活躍で救出されたサスケがナルトがいる世界へ無事に戻ってきてしまう。 2人が合流したため今度は超重力の世界に飛ばし、全員の動きを大幅に鈍らせるも重力による影響でカグヤ自身も動けなくなっていた。 「くっ……」プルプル それでも優勢には変わりなく、共殺の灰骨によりナルトとサスケをあと一発という所まで追い詰める。 しかしオビトがナルト・サスケ・カカシを庇った事で失敗し、さらに瞳力が戻ったサスケに接近されたため再び世界を変換、 始球空間へと飛ばし寸前で攻撃を回避した。 しばらくはサスケと一対一で戦っていたが、黒ゼツがオビトの死を嘲笑ったために激怒したナルトの一撃で黒ゼツが寄り添った左腕を切断されてしまう。 その状態でも八十神空撃で須佐能乎を破壊し、直後にナルトが尾獣たちの力を借りて放った「仙法・超尾獣螺旋手裏剣」もほとんど無傷で耐えた。 しかし螺旋手裏剣のチャクラに体内の尾獣たちが呼応し、尾に尾獣達の顔が浮かび上がった巨大なウサギという不安定な十尾化をしてしまう。 その姿のまま、触れた物を瞬時に吸収する十の尾を操ってナルトらを取り込もうとするも、一時的にオビトの万華鏡写輪眼を得たカカシの「神威手裏剣」によって阻止される。 安定した状態に戻るために無限月読の忍達からチャクラを改めて取り込んで元の姿に戻りつつ、膨張求道玉を発動し今度こそナルト達を殺害しようとする。 しかし、ナルトとサスケに加えカカシとサクラも含めた第七班全員の活躍により、ついに陽と陰の印を体に刻まれてしまい「六道・地爆天星」が発動。 尾獣達を全て強制的に排出させられ一気に外道魔像まで弱体化し、咆哮を上げながら再び封印されてしまった。 黒ゼツはまたカグヤの復活を行うために逃げようとしていたが、ナルトによって地爆天星の中に封印された。 カグヤに取り込まれたマダラは封印される直前に吐き出されたが、尾獣を抜かれた状態のため一尾を抜かれた我愛羅と同様に死亡した。 BORUTO カグヤの異空間に建造されたカグヤの居城等について、成長した輪廻写輪眼を用いて独自に調査をしていたサスケの手で、白ゼツを生産したのは自身を脅かす存在に備えての事だったと判明した。 太古に星に渡ってきた大筒木の一族はカグヤ一人ではなく、どうやら異空間を介して様々な星からチャクラの実を回収していたらしく、カグヤは地球に愛着を懐き本家を裏切ったそうだ。 劇場版『BORUTO‐ボルト‐』にて大筒木モモシキ・キンシキ、アニメではウラシキを加えた三名が地球を訪れているが、彼らも本家から派遣されただけの存在に過ぎないとのこと。 映画のその後を描いた漫画・アニメ版では、二人組で来襲したモモシキとキンシキのように、カグヤも同族である大筒木イッシキとツーマンセルを組んでいた事が判明。 上下関係としてはカグヤの方が格下であり(*7)、チャクラの実を手に入れるため遙か昔にイッシキと共に地球へ来訪した。 ところが、地球に着いた途端カグヤが突如イッシキに敵対。不意を打ってイッシキに下半身を丸ごと失う致命的なダメージを負わせてしまう。 致命傷を受けたイッシキは付近にいたとある修行僧に取り付いて何とか生き延び、『BORUTO』の時代に新たなる騒動を巻き起こす事に…。 ちなみにイッシキを裏切った理由は不明。(*8) 大筒木本家への敵対行為もそうだが、はたしてカグヤの真意が明かされる日は来るのだろうか…? ◆血縁関係 息子 大筒木ハゴロモ、大筒木ハムラ 孫 大筒木インドラ、大筒木アシュラ 子孫 大筒木一族、日向一族、うちは一族、千手一族、かぐや一族 遠縁ながら子孫 うずまき一族、金閣 銀閣 同族:大筒木モモシキ、大筒木キンシキ、大筒木ウラシキ、大筒木イッシキ、大筒木シバイ この内かぐや一族は第一部にて絶滅、月の大筒木一族も分家と宗家の争いでトネリを残して全滅、千手一族は綱手のみ、うちは一族はサスケとサラダのみ、うずまき一族は離散(クシナの会話から) 人間との子を為したカグヤは人間を見下す大筒木一族の中でも異例の存在。彼女がいなければNARUTOシリーズの世界は間違いなく別物となっていたと思われる。 ◆読者からの反応 ナルトからは「十尾どころじゃないチャクラ」、サスケから「マダラなど比ではない」と恐れられる程の実力を持つが一部読者からは小物扱いにされている。 理由としては、 戦争編前まで伏線は無く、戦争編の終盤で突如の登場。 マダラやオビトのように回想などによる補完がなく、キャラの特徴が分かりにくい。 スペックは高いが、以下のように戦闘経験の少なさゆえか戦い方に雑な面や隙をつかれる面が見られる。戦闘や解説などは黒ゼツの方が喋り、肝心のカグヤはあまり喋ってない。戦略も黒ゼツが助言。 超重力の空間でナルト達の動きを封じるが、自分もその影響を受けてしまい身動きが出来ずにプルプルしている。攻撃自体は遠距離技で行ったが。 サスケ曰く「マダラとは比較にならないチャクラ」だが、戦闘ではそれを生かしてない、というより戦闘シーンがあまりに少ない。 ナルトが使った忍法『逆ハーレムの術』にまんまと引っ掛かっている (効いたというか突然の意味解らない技に呆然としたという方が近いが) という点で一部の読者からは「ぽっと出のカグヤよりマダラの方がラスボスっぽい」と言われている。 回想シーンがほぼないことや戦闘シーンもそう多くなかったのは、NARUTO原作は700話での完結がおそらくすでに決まっていた(*9)ため尺が無かったことや、続編『BORUTO‐ボルト‐』にて大筒木一族の話を広げて描く予定上その布石となるカグヤの話の段階ではまだ厳密に描きづらかったものと思われる。 しかし、少なくとも戦闘能力という面では、輪廻眼を取り戻した後のマダラですら比較にならない。 そもそも戦いにおいては途中までチャクラを取り戻すこと優先で本気で殺しに来てなかったり(ナルトとサスケを殺せる場面はいくらでもあった) ナルトの膨大な数の影分身を物ともしない、サスケの鷹の点穴を瞬時につく、完成体須佐能乎を砕いたりと圧倒的な力は見せており、 六道の力を得た後のナルト達でも一人ずつではまるで歯が立たず、時間稼ぎが限界。 何かが掠っても問答無用で即死しかねない異常な攻撃力に加え、尾獣玉螺旋手裏剣が直撃しようと大したダメージを与えられないカグヤの生物を辞めてる耐久力を前に、 もはや最終手段の封印術「六道・地爆天星」以外にナルト達に成す術は無かった。 しかもその封印すら、同じ時空間に干渉できるオビトの神威がなければ不可能だった(オビトの方もサクラの百豪のチャクラを使い眼から血を流すほどの力を使ったかなり切迫した状況だった)。 また、「全ての因縁の根本的な存在だから」、「マダラが最後の最後で改心するとすれば、自分も誰かの掌の上で転がされる存在であり、結局自分が見下していた対象に救われた場合くらいではないか」 等という理由で、カグヤがラスボスらしいと言う読者もいる。 ◆考察 外道魔像の謎 大筒木兄弟と十尾の戦いの結末については途中で設定がブレている節があり、「ハゴロモが十尾を自身に封印した」から「六道・地爆天星で十尾(外道魔像?)を月に封印した」に変わってしまっている。 まずこの顛末については、偽マダラとして動いていたオビトが五影会談の場でこう語っている。 「六道仙人は十尾から世界を守るためある忍術を開発した…。今もその忍術は密かに受け継がれている。人柱力の封印術システム…。そう六道仙人は……十尾の人柱力だった。十尾を抑え込むためにその体に十尾を封印したのだ。人々を苦しめていた十尾から世界を救った仙人は人々から神のように崇め奉られた。しかしあまりに強大にして邪悪な十尾のチャクラは己が死ねば、封印が解け、また表へ出てきてしまう。それを恐れた六道仙人は死に際に最後の力を使い十尾のチャクラを九つに分散し、地上の各地へとバラまいた。そして十尾のチャクラを抜かれた本体は封印され力の及ばない空へと飛ばされた。それが月となった」(大筒木ハゴロモは十尾を自らに封印し、寿命が尽きる頃にチャクラを分けて尾獣とし、残った外道魔像を地爆天星で月として封じた) その後、尾獣とハゴロモから語られた史実は、 原作656話での陰九喇痲「十尾の人柱力は他の人柱力と違う…尾獣を抜いても死にはせん。十尾の殻…つまり外道魔像が残るからな…ありゃ相当の生命力だ。誰が十尾のチャクラを九つに分散した後、各地へ散らしたり出来る?ただし九体も一度に力を抜かれちゃあ死んだみてーに弱りきって数か月は動けもしねェ。かつてのじじいもそうだった」(大筒木ハゴロモは、尾獣達を解放しても体内に外道魔像を残していたので死なずに済んだ) 原作670話での大筒木ハゴロモ「カグヤは神樹のチャクラの実を喰らい力を得てこの地を治めた。ワシら兄弟は母の残した罪をあがなうため、チャクラの実を取り返そうと暴れた神樹の化身である十尾と戦い、それを己に封印した」(大筒木ハゴロモは、ハムラと共に挑んだ戦いの末、十尾は己の身体に封印した) 原作670話での大筒木ハゴロモ「十尾封印後、インドラとアシュラをもうけた。息子アシュラの生き方の中に新たな可能性をかいま見た気がしたワシは、己の中の十尾の力を分散し個々に名前をあたえ、“協力”という繋がりこそ本当の力だと信じた」(大筒木ハゴロモは、成長したアシュラの在り方を見た後、体内の十尾を分散して尾獣達を創造した) このように既存の設定との矛盾も特になかったのだが、黒ゼツの語りとカグヤの存在により混乱が生じてしまっている。 原作681話での黒ゼツ「母はかつて我が子の手で封印されたと。それはそれは強力な封印だったそうだ。十尾自身を地爆天星の核へと変える術…それによって十尾は月となった。だが封印の寸前でオレが産み落とされた」(十尾は月に封印され、その際に黒ゼツが生まれた) 原作681話での黒ゼツ「十尾の正体は神樹だけではない。母自身でもある。チャクラの実を取り返そうとしていた神樹の化身だけではなく二人の子供達に分散したチャクラを取り戻そうとした母の意志だった。このことと母復活の為にオレが動いていたことはハゴロモすら知らぬ真実だ。」(十尾の正体はカグヤ) 原作681話での黒ゼツ「黒ゼツも母の意志も知らぬハゴロモはその頃、インドラとアシュラをもうけ忍宗を作った。忍宗の跡目争いに負けたインドラをオレは唆した」(黒ゼツ誕生はインドラ達誕生以前) ハゴロモ「十尾はハゴロモの体内に封印され、アシュラの成長を見た後にハゴロモは尾獣9体を生み出した。外道魔像をいつ月に封じたかは言及されず」 黒ゼツ「十尾(カグヤ)は月となって封印され、黒ゼツはその時誕生。黒ゼツはアシュラに敗れたインドラを唆した。」 このように説明が食い違うため、各媒体で異なった概要が書かれる事態となった。 陣の書 十尾はカグヤが神樹と融合した姿であると明記されており、カグヤ=十尾=外道魔像が月に封印される事でそこから解放された外道魔像もとい十尾からカグヤが復活、という本編の出来事への整合性が取られたものになっている。 一方で、十尾の封印については「兄弟で十尾を地爆天星した後しばらくしてからハゴロモが尾獣を解放した」というややつっこみ所の多いものとなっている。(十尾を月に封じた後でいつどのように尾獣が造られたのか?外道魔像抜きでどうやって尾獣を各地に散らしたのか?) 列の書 「ハムラと共に外道魔像を地爆天星で封印した」という記述から最も整合性の高い説…と思いきや、直後の文章ではハゴロモが死亡せず忍宗の布教を本格的に始めている事が明かされている。 外道魔像が体外に存在しているにもかかわらずハゴロモが元気モリモリである事から、老境に体内の外道魔像を解放してから衰弱死する前に月に封じたわけではなく兄弟で十尾に挑んだ決戦の中で地爆天星したと思われる。 こちらも尾獣の誕生タイミングが不明。 疾風伝 これらの設定に辻褄を合わせるため、十尾とカグヤを別個の存在として描いたのが疾風伝のアニメオリジナルエピソードであるが、実はこれでも物語が成立しない。 先に述べた通り、疾風伝ではカグヤ封印後の外道魔像の描写がない上、劇中では尾獣チャクラを入れ込んだ外道魔像=十尾を取り込んだマダラが体内の十尾にのっとられてカグヤ復活の媒体となっているので、「外道魔像にカグヤが融合したまま地爆天星で封印された」という事実がないと劇中の復活劇に繋がらないのである。 黒ゼツ曰く「十尾(神樹)にはカグヤの意思も含まれていた」とのことで、チャクラ吸収でそちらの意識を覚醒させて復活させたともとれるが、今度は最初の地爆天星で月に封印されたカグヤの行方がわからなくなる。 また、陰の九尾はミナトに「六道仙人も九体の尾獣のチャクラを一度に抜いて弱り切ったが、外道魔像が残っていたので死ななかった」と語っている。つまり、ハゴロモが尾獣のチャクラの他に外道魔像を封印していないと尾獣たちを解放した途端に死んでしまうので、九尾の回想シーンが成立しない。 このようにどこをどう解釈してもどこかに矛盾が発生しており、結局何がどうなって外道魔像が月へと封印されたのかは原作でもアニメでもゲームでもよくわかっていないのが現状である。 カグヤと十尾 疾風伝でハゴロモ・ハムラとの戦いが描かれたカグヤと十尾だが、実はここまで明かされても十尾の辿った経緯がいまだによくわかっていない。 というのは、作中の無限月読を巡る戦いとマダラを媒体にカグヤが復活したシーン(原作・アニメともここは同じ)を鑑みるに、少なくともその時点では「カグヤ=十尾=神樹」という図式が成立しており、定説となってきた「十尾=カグヤが神樹に同化した姿」という話の根拠となっていた。 疾風伝では両者が最後まで別個の存在として描かれているのだが、こちらの設定では「月に渡ったのがハムラ一人」「外道魔像の行方が不明」という問題がある。 前者についてはそのままだと「THE LAST」に繋がらない(時々戻ってくるとは言っているので解釈の余地は十分にある)が、問題は後者。ハゴロモの中に封印されていないとすると、敗北したオビトとミナト・カカシが対話したシーンで陰の九喇嘛がミナトに語った「かつて六道仙人も尾獣九体のチャクラを一気に抜いて弱ったが、外道魔像が残ったので死ななかった」という顛末と矛盾する。 疾風伝を根拠にこの定説を否定する向きもあるが、概ねアニメ準拠の設定のナルティメットストームの存在を踏まえ、さらに黒ゼツが「カグヤが十尾化出来る」ということを事実として把握していたことを考えれば、やはり定説は正しいと見るべきだろう。(*10) 描かれている事実を突き合わせると、カグヤは神樹と一体化して十尾の状態に戻し暴れ出した後、外道魔像の状態で封印され月となったことが読み取れる(*11)。 一方でカグヤ自身の回想では六道・地爆天星で封印されたのはハゴロモが若かった頃であり、人柱力化より前だと思われる。 最終的に外道魔像が月に封印されたのは確かだが、ハゴロモ自身はナルトに対し「十尾と戦いそれを己に封印した」と述べており、外道魔像がどのような経緯で月に封印されたのかが謎となっている。 続編『BORUTO‐ボルト‐』では、「十尾とは神樹の苗木であり、生きたままの大筒木一族を喰らう事で神樹へと変貌する」という新事実が判明。 つまりカグヤは神樹から十尾へと退化させていた事になり、十尾はカグヤの固有形態でない事が明らかになった。 しかし、どのような経緯と手段で神樹と融合するに至ったかは長らく謎であった。 ◆余談 主なキャラ造形のモチーフは『竹取物語』のかぐや姫。「大筒木」とはかぐや姫のモデルとされる古事記の人物「迦具夜比売命」の父の名。また彼女の二つ名である「卯の女神」は、月面に見られる模様の一つであるウサギから取られたものと思われる。外道魔像として月に封じられていた過去から、月に関連する要素を複数取り入れたのだろう。 大筒木カグヤという存在が明かされたのは六道オビト戦の後半であり、カグヤというキャラ自体はポッと出ではあるが十尾としてなら五影会談の段階でシルエットが出ており、更に遡ると第二部の初期から外道魔像としてではあるが作中に姿を見せている。 ゲーム『ナルティメットストーム4』ではアニメに先駆けて登場。声を演じた小山氏はそのままアニメでも続役している。カグヤは他キャラと比べて演出が派手で空間の入れ替えなど多彩な術を使うため処理が激しいようで、対戦で彼女を選択するとロード時間が非常に長い。 追記・修正は全人類を白ゼツにしてからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷コメント欄 [部分編集] 泣いてる相手を見て心が無いと思える方が心に問題ありそうだ -- 名無しさん (2015-11-14 22 55 36) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-11-17 23 18 28) ゲームのキャプチャ映像見ると始球空間って宇宙になってんだな、マジで一個前のボスのマダラとスケールが違いすぎだろ -- 名無しさん (2015-11-28 00 56 41) おまけにゲームオリジナルとはいえ十尾化した状態で放つ終焉求道玉(たぶん膨脹求道玉よりさらに上)なんてのもあるくらいだしな あの最終決戦でまだ力出し惜しみしてたんだからすげえよ -- 名無しさん (2015-11-28 12 12 58) 戦闘では生かせてないっていうか本気だされたら勝ち目ないからな。メタ的に言っちゃうと主人公が負けちゃだめだから手加減させないといけない訳だし。 -- 名無しさん (2015-11-29 06 35 18) 情けないラスボスだったな -- 名無しさん (2015-12-21 19 55 42) イズナ「マダラ兄さん!!!そんな女に支配されないでよ!」 -- 名無しさん (2015-12-29 00 38 49) イズナ「マダラ兄さん!!!そんな女支配されないでよ!」カグヤ「...」イズナ「兄さん!!!(泣き出す)黒ゼツ「ケケケ、無駄だ、お前の兄貴の体は母さんの物になったのだ...うちはマダラはもういない...」イズナ「(ショクを受けて座る)そ...そんなぁ...」カグヤ「気持ち良いわ...マダラの体は」 -- 名無しさん (2015-12-29 00 45 51) 卑劣「かかったな!バカめ!!」 -- 名無しさん (2015-12-30 10 55 57) 一人称といい傲慢な性格といい何となくクィンセクトニアに似てるね、樹(ワールドツリー)を取り込んだあと(奇跡の)実で復活とカグヤとは順序逆だけど -- 名無しさん (2016-01-04 14 50 20) 実を食べた後しか出てこないからわからんが、ハゴロモの言ってたように元は普通だったが実の秘めたチャクラで狂った感じなんかな。息子たちの面影を見て涙したのは本来の人格が一瞬出てきたとか。あの場面その後のキャラ付けと比較して完全に浮いてるし -- 名無しさん (2016-02-12 09 20 56) ↑2星野に出てた蜂みたいな奴? -- 名無しさん (2016-03-04 20 34 53) 戦闘経験値が無くともとりあえず強い技乱発してれば勝てるからな。逆に言えばマダラ並の戦闘経験値を積んでたら本当に勝ち目無いと思う -- 名無しさん (2016-03-10 18 50 42) マダラみたいに隕石落としからのスサノオ25体、そして完成体で5影ボコったりと読者に明確に強さを印象付けられてないからマダラのほうが強く見えると錯覚する。でも実際はダントツで強いと思う。カグヤの下に六道マダラ、完全体モモシキ、転生眼トネリが並んでる印象。 -- 名無しさん (2016-03-10 18 55 03) マダラは自分の能力を完璧に使いこなしていたのに対して、カグヤは使いこなせていないからだろうね。 -- 名無しさん (2016-03-19 14 54 17) いやマダラが一番自分の能力使いこなしてないイメージだわ、他の輪廻眼の能力使わないしスサノオも途中から使わなくなるし新しい技覚えたらそれしか使わないやつって印象 -- 名無しさん (2016-03-25 12 13 27) オビトは十尾入ったら神威使えないとか輪廻眼コントロールできなかったとかわかるけど、マダラってRPGとかで強い技覚えたらもうそれしか使わないみたいな -- 名無しさん (2016-03-25 12 19 12) 輪廻眼の基本能力はオビトサスケマダラ全員殆ど使ってないし輪廻眼は強くしすぎたからしゃーない。ただそれは使いこなすとは違って話の都合ってだけで別の話。初めて使う筈の仙術を速攻で使いこなしたり十尾取り込んでも自我失う気配が無かったり基礎力が段違い。一方でカグヤはプルプルにしろハーレムで呆気に取られたりマダラが速攻で見抜いてたナルトの影分身を黒ゼツ揃って見抜けずめっちゃ苦戦してたりとこいつら大丈夫かと読んでて思わされるほどだったわ -- 名無しさん (2016-03-30 13 16 27) 前座のオビトとマダラがネタと個性の塊で強さもトップクラスだったから人気があったのだろうが正直このキャラはネタや個性も薄い、余りに喋ら無さすぎる、ぽっと出、おまけに↑の書き込み同様プルプルハーレムやら分身程度に苦戦する描写等の相乗効果のせいで何もかもがつまらない。マダラオビトが無理なら黒ゼツラスボス化させた方が全然良かったんじゃねと今でも思う。 -- 名無しさん (2016-03-30 18 13 29) なんとなくフジリュー版封神演技のジョカを彷彿とさせるキャラだと思う。二人をみて泣いてたシーンはジョカが太公望(フッキ)をみて昔を懐かしむシーンのリスペクトなんじゃないかと考察してみる -- 名無しさん (2016-04-01 04 03 23) マダラの童貞を奪った女w -- 名無しさん (2016-04-04 17 20 18) 正直描写不足で十尾のほうが強くみえた -- 名無しさん (2016-04-10 00 24 49) ↑いやこいつが十尾やろ -- 名無しさん (2016-04-20 21 55 38) 裏切ったさいの黒ゼツのマダラへの発言はかなり秀逸で好きだわ、マダラもネタキャラとしては好きだけどラスボスだったらそれはそれで文句言われてたと思う -- 名無しさん (2016-04-20 21 59 51) 個人的にラスボスは殆どしゃべらない方が得たいの知れない感があって、好きだわ。 -- 名無しさん (2016-04-28 12 46 42) せんせい、結局球根オバケじゃなくてウサウサマッマが十尾の真の姿なんですか -- 名無しさん (2016-05-03 20 40 46) ようやくアニメも原作軌道に戻ったと思いきや次週からはまさかの大筒木カグヤの物語とは・・・ -- 名無しさん (2016-05-05 20 12 43) ↑x2 球根お化けだったのがカグヤと融合してデカウサギになったんだろう -- (2016-05-05 20 53 21) ↑2 読者からの反応にも書かれているけどカグヤは補完が無かったから、その補完をアニオリでするんじゃないか? -- 名無しさん (2016-05-06 14 12 45) アニメで白眼に光が映ってるだけで何故かちょっと印象変わった。良いほうに -- 名無しさん (2016-05-06 14 18 25) ↑あれは可愛さと引き換えに白眼特有の不気味さがなくなっちゃったから何とも言えんな いや可愛い方がいいのだけれども -- 名無しさん (2016-05-06 22 30 59) 角都と誕生日同じなのか -- 名無しさん (2016-05-07 08 43 12) 平和を望んでいたのに愛した男に裏切られお腹の子達を守り争いを終わらせる為とはいえ神樹の実を食べて無限月詠で夫含むすべての人間を神樹の養分にしてしまったのは怖くもあるし悲しくもある・・・ -- 名無しさん (2016-05-18 19 57 59) アニオリは来週で終わりそう? -- 名無しさん (2016-05-20 13 37 33) しかし彼女ほどの実力者を脅かすほどの存在に白ゼツでどう対抗する気だったんだろう -- 名無しさん (2016-05-27 21 40 17) うちはにありがちな最初の方はまともなのに後の方になって狂っていくというのは祖先からの受け継ぎだったか -- 名無しさん (2016-05-27 22 16 03) デタラメな考察書いといてそれが的外れだったとわかったときほど滑稽なもんはないね 十尾はカグヤの意思を含んでいるっていう黒ゼツの発言を曲解して十尾はカグヤと神樹の融合体と勝手に思い込んで追記しまくってたけど、一昨日のアニメで十尾は神樹単体と判明して驚いたわ -- 名無しさん (2016-05-29 00 24 14) チャクラの実を食った影響で思考や人格が神樹よりになって経ってことはないかなぁ。地上のことを「苗床」って言ってたし。 -- 名無しさん (2016-06-07 15 38 21) 今まで高すぎる基本スペックによるゴリ押しでどうとでもなっていたから、応用力とか突発的な対応力とかが欠けていたんだろうな。 -- 名無しさん (2017-01-07 22 55 09) 断末魔のうさぎカグヤがマダラをおえっぷと吐き出すところシュールでかわいくて好き -- 名無しさん (2017-05-06 01 33 00) ラスボスの筈なのに変にコミカルな描写のせいで萌えキャラ扱いされるカグヤ可愛い -- 名無しさん (2017-05-06 02 11 26) 実は大筒木一族の裏切り者で白ゼツを作ったのも大筒木一族から人々を守る為だった模様 -- 名無しさん (2018-04-30 02 18 57) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2018-05-09 07 43 06) ↑x2 アニオリだけの設定だろ? -- 名無しさん (2018-06-03 14 14 25) ↑『七代目火影と緋色の花つ月』でも、何者かの襲来に備えて兵隊として作ったことは触れられてるよ -- 名無しさん (2018-06-03 15 04 37) ↑x2アニメの設定は原作に反しない範囲で公式と考えて良いんじゃないか?あとここアニヲタWikiだし -- 名無しさん (2018-07-02 13 20 51) まさかカグヤの仲間が殻のボスだったとは -- 名無しさん (2019-06-16 21 37 48) カグヤとジゲンがパートナーだとすればジゲンって今まで何してたんだろう?カグヤが地球を訪れてから少なくとも千年以上経ってるはずだけど。後大筒木本家やウラシキと殻はそれぞれ別々に動いているのかな? -- 名無しさん (2019-06-28 06 11 19) ジゲンの本名はかぐや姫の許嫁の帝から取って大筒木ミカドとかね? -- 名無しさん (2019-07-02 20 39 54) 逆ハーレムの術で隙晒したり冴羽獠にナンパされて動揺したりと意外とかわいい()ラスボス -- 名無しさん (2019-07-26 11 44 22) 独裁者のカグヤですら一族の中ではまともと評されてるって大筒木一族はどんだけ頭がぶっ飛んでるやつが多いんだろうか? -- 名無しさん (2019-08-25 10 04 37) 先遣隊に過ぎず本隊はいずれ来るってこと?本隊との最終決戦がナルトの真の完結編かな -- 名無しさん (2019-08-26 21 06 33) 迷惑なウルトラ一族って感じか -- 名無しさん (2019-10-15 12 42 09) 最新話でジゲンはただの人間で -- 名無しさん (2019-12-22 15 26 28) 最新話でジゲンはただの人間で、その中に「大筒木イッシキ」なる存在が入ったって感じらしい -- 名無しさん (2019-12-22 15 28 51) キャラデザが好みだからこそNARUTOのラスボスはマダラにしてBORUTOでマダラの裏で暗躍していたEXボスとして存分に描いてほしかった -- 名無しさん (2020-07-18 12 37 50) そういえば公式ファンブック陣で言われていたが、カグヤ自体神樹の実の虜と述べられていた。どうやら神樹の実には摂取した者に力を与える一方で精神汚染効果という多大なリスクがあるようだ。 ここからは私見になるが、大筒木一族が強くはあるが傲慢・非情な性格の人間が多いのは、神樹の実の精神汚染効果が子々孫々に渡り(最早遺伝病レベルといえる程の)生体濃縮した結果である…と勝手に思っている。 -- 名無しさん (2021-06-14 13 50 38) 下手に殺せばどこぞにいる楔を刻まれた器に転生されるからな。大筒木一族はカグヤみたく封印による生き地獄にして処分するのが正しい。封印である以上復活させられるリスクはつきまとうが… -- 名無しさん (2021-07-17 07 26 17) 神羅天征は掌を向けるのが間に合わなかったと解釈してた(ノーモーションで発動できるペインも肉弾戦車とかは掌で的絞ってる)じゃなきゃメタ的に神威雷切が無意味だし あと超尾獣螺旋手裏剣は輪廻眼で睨んでるから餓鬼道で吸収しきれなかったんじゃないか -- 名無しさん (2021-07-21 16 24 58) 「それはダメだ!」←すき -- 名無しさん (2021-07-27 10 17 20) この人がいたせいでNARUTOでの多くの不幸が起きたけど、そもそもこの人がいないととっくの昔に世界が滅んでるので実質NARUTO世界のMVP -- 名無しさん (2021-07-27 13 36 34) ↑1 確かにそうだな!!カグヤが居なければNARUTOもBORUTOも始まる事も無く消えて逝っただろうしな。 -- 名無しさん (2021-07-27 13 45 51) ナルトの重粒子モードでも数十時間寿命削るのが精一杯だったのに、不意打ちとはいえイッシキを瀕死にさせるとかホントにチートな強さだったんだなぁ。 -- 名無しさん (2021-07-28 00 10 13) 五影→土影しか須佐能乎を割れず 柱間→全力で完成体須佐能乎を破壊 カグヤ→完成体須佐能乎を瞬殺(しかも2度)だからな…パワーが違いすぎる -- 名無しさん (2021-07-29 03 45 22) 今更ながら、始球空間って子宮とかけてるのね -- 名無しさん (2021-08-21 00 20 07) 外道魔像って実はハゴロモのミイラというか死体でハゴロモの死後に月に埋葬されたんじゃないかな -- 名無しさん (2021-11-09 04 29 15) 同族が人間のことを下等な原生生物扱いしてるのにそんなのと子作りしたカグヤは俺たちで言うところのケモナーみたいな変態性癖を持っていた…? -- 名無しさん (2021-12-25 16 14 54) ↑1 若しくは、今の大筒木に成る前…神に至ろうとする前の一族の価値観等を持った謂わば先祖返りだったりするかもな…。 -- 名無しさん (2022-01-17 14 30 02) 一応原初の頃は優しくまさに兎の女神の呼び名に相応しい存在だったみたいだし、イッシキ裏切った事も含めて一族の価値観には疑問が -- 名無しさん (2023-06-04 22 29 32) だいぶ矛盾があった各種メディアの経歴なのに、全能の存在で大体が説明付いてしまうのほんとあれのヤバさを感じる -- 名無しさん (2023-08-25 23 05 12) 逆ハーレムの術はまああの状況でそんなんされたら面食らうわな -- 名無しさん (2024-06-16 22 44 42) 「地爆天星で月に封印されたカグヤの行方がわからなくなる。」これは楔で復活する時に1人しか人格が残せないようにマダラを乗っ取る時に人格(魂)が移ったと捉えれば問題ないように感じる。元の肉体は規定世界の六道・地爆天星によって作られた月の核としてまだあるのではないのか? -- 名無しさん (2024-09-12 18 30 39) 外道魔像に関しては十尾の力を9つに分離した後、別個で月に封印したように見える。でないと口寄せした時に六道・地爆天星の核ということになるので、これまでの外道魔像の描写と矛盾するよね。 -- 名無しさん (2024-09-12 18 39 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/197.html
†館漸然 焼(かんぜんねん しょう) 真名(覚醒力+1):完全燃焼 歳 16 経験点:0 メモ 六道学園高等部1年の少年。ぼさぼさの髪に、吊り気味の鋭い瞳であり、また顔つきは少女のような顔をしている。 だが、身長は小柄気味で、きつい顔つきをしても所詮かわいい、の一言で良く片付けられることも。 また、目つきが悪いのも、本人の視力は決して良くも無いのに眼鏡の類を装着していないため、である。 普段は良くつんつんとしており、結構小生意気な少年であるが、 女の人が苦手で、女性と話すときは良くしどろもどろに。むっつりすけべ? 名字のことや、自分の顔つきについてつっこんでくる相手には容赦なく手を出す。 が、泣かれたりするとおろおろとしてしまう。基本的に小心者なのである。 なお、眼鏡を装着すると普段の3倍萌えるらしい(当社比) 出自:指導者(カリスマ)他人が基本的に好意的らしい。 覚醒:生誕(覚醒力:+1/魔性値:+1) 運命:友情(榊風華) 職業:エージェント 所属:六道学園 セッションに最後まで参加した:1点 運命を造った:最大3点 素晴らしい活躍をした:1点 他PL助け:1点 セッション進行助け:1点 スケジュール:1点 ======================================== ○予感 愛情(愛情、保護、崩壊) 友情(愛情、友情、競争) 信頼(愛情、信頼、崩壊) 悲哀(悲哀、保護、共鳴) 道標(悲哀、道標、共鳴) 保護(道標、保護、興味) 興味(友情、道標、興味) 共鳴(信頼、興味、共鳴) 競争(友情、信頼、競争) 崩壊(悲哀、競争、崩壊) 偶然 ======================================== ○血脈:赤の始祖/赤の始祖 ○血脈覚醒:紅蓮の魔剣:ダメージロール直前・ダメージロールに+10D6する。また、この結果で発生する全てのダメージはアイテム・異能力では軽減することが出来ない。 ○異能力属性:炎 覚醒力 4+1=5 HP(体力基本値×2)(10×2)=20 潜在力 6 魔性値 2 財産点 0 ○基本能力 基本値 判定値 潜在 戦闘覚醒 器用(白兵命中) 15/3= 5+2 =7 感覚(射撃命中) 9/3= 3 =3 運動(回避) 12/3= 4+2 =6 体力(白兵攻撃) 10/3= 3 =3 意志(異能防御) 10/3= 3+2 =5 知力(行動順) 6/3= 2 =2 ○特徴 コネクション:六道学園(情報入手判定:+【1D6】)(魔性値:0) 戦闘訓練:属性(炎)(コスト2)(炎属性の異能攻撃力+【1D6】。炎属性に対する異能防御力+【1D6】) 戦闘訓練:異能(異能攻撃力:+【1D6】)(魔性値:0) 戦闘訓練:白兵(白兵命中:+【1D6】)(魔性値:0) ○異能力 轟炎衝/炎/タイミング:メジャーアクション コスト:2/魔性:0/時間:瞬間/射程:白兵距離/対象:単体 目の前に炎を生み出して、直接相手を攻撃する異能力。 《轟炎衝》は「命中:-」「異能攻撃力:3D6+3」の[白兵攻撃]をおこなう。 ただし、この[白兵攻撃]に【体力】を加えることは出来ない。 命中:2d6+7+1d6 蒼炎衝/炎/タイミング:《轟炎衝》 コスト:1/魔性:0/時間:-/射程:-/対象:- 《轟炎衝》の温度を上昇させて、威力を倍増させる異能力。 生み出された炎は青い色となる。 《轟炎衝》と同時に使用する。 《轟炎衝》の[異能攻撃力]を+4する。 炎繰領域/炎/タイミング:マイナーアクション コスト:1/魔性:0/時間:シーン/射程:-/対象:自身 [領域]に炎を発生させ、 炎 属性の異能力を強化する異能力。 あなたが使用する 炎 属性の異能力による判定のクリティカル値を-2する。 ただし、《炎繰領域》が発生した[領域]と《氷繰領域》が発生した[領域が同じエンゲージで効果を発揮した場合、 《炎繰領域》と《氷繰領域》の双方が共に消滅する。 轟炎強化/炎/タイミング:異能力 コスト:解説参照/魔性:0/時間:-/射程:-/対象:- 炎 属性の異能力を強化する異能力。 [異能攻撃力]を持つ《炎》の異能力と同時に使用する。 《轟炎強化》の使用の宣言と同時に、使用するコストを決定する。 使用したコスト1点ごとに異能力の[異能攻撃力]を+[1D6]する。 煉獄の檻/炎/タイミング:《炎操領域》 コスト:2/魔性:1/時間:-/射程:-/対象:- 《炎操領域》で発生させた炎に狼や獅子などの形を与える異能力。《炎操領域》と同時に使用する。 効果中にあなたが行なう[白兵攻撃]の、命中判定のクリティカル値を-1する。 《煉獄の檻》は同時に使用した《炎操領域》が打ち消されると効果を失う。 ○物理防御力 物理防御力 :(=体力基本値/2+防具合計)2D6+5 →戦闘覚醒時:(=物理防御力+潜在力×5)2D6+35 ○異能防御力 異能防御力 :(=意志基本値/3+アイテム合計+2D6)2D6+3 →戦闘覚醒時:(=異能防御力+潜在修正)2D6+5 ○アイテム 携帯電話(その他/隠蔽:20/命中:- /攻撃:- /回避:- /防御:-) 最新型。じーぴーえす。 属性ブースター:炎(その他/隠蔽:15/命中:-/攻撃:-/回避:-/防御:-) 炎属性の判定の達成値に+2。ネックレス。 普段着(防具/隠蔽:12/命中:- /攻撃:- /回避:-1/防御:2D6) 普段着。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/17257.html
ばななむーんによろしく【登録タグ は はみんなっつ 曲 鏡音レン】 作詞:はみんなっつ 作曲:はみんなっつ 編曲:はみんなっつ 唄:鏡音レン 曲紹介 今回はちょっとジャズっぽい曲をやってみました。ゆったりとした感じをお楽しみください。(作者コメ転載) イラストは sigeta氏 の描き下ろし。 歌詞 バナナ色をした月が 輝く夜には そっと目を閉じて 悲しい出来事を溶かす 夢を見れる魔法をかけるから 黄色い三日月の船と 光のオールで 夜の海渡り 君を起こさないように そっと 頬の涙を拭うから きらきらさざめく 星の歌に乗せ 朝までワルツを踊ろう きらめく笑顔に 誘われ夜明けが 迎えに来るまで 僕と もう一度逢いたい時は お便りをバナナムーンによろしく きらきら輝く 秘密の在り処で もう一度二人で踊ろう 眩しい夜明けに 君の見る夢が 覚める時まで バナナ色をした月が 輝く夜には ねえ、空を見上げて もしも 僕を覚えていたら お喋りをバナナムーンによろしく お便りをバナナムーンによろしく コメント 隠れた名曲ですな。 -- 通りすがりのただのレン廃 (2011-08-19 09 02 07) これ好きなんだよなw -- 六道蝶歌 (2011-08-19 09 51 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/620.html
登録日:2012/09/17(月) 16 17 57 更新日:2024/09/02 Mon 05 12 02NEW! 所要時間:約 49 分で読めます ▽タグ一覧 NARUTO NARUTO登場人物項目 うちは うちはマダラ うちは一族 うちは一族最強の男 だいたいこいつのせい めんどくさくて大人気ない男 インドラ クレイジーサイコホモ コミュ障 テーマソング持ちボス ネタキャラ ネタバレ項目 ブラコン メンヘラ ラスボスの風格を持つ中ボス 一周回って愛すべき外道 万華鏡写輪眼 人柱力 仙人 兄 内田直哉 写輪眼 十尾の人柱力 咎人 復讐者 忍 忍者 愛すべき外道 戦闘狂 所要時間30分以上の項目 抜け忍 救世主 木ノ葉隠れ 木遁使い 柱間大好きおじいちゃん 柱間細胞 死者 殺し愛 無限月読 神作画 穢土転生 罪人 血継限界 転生者 輪廻写輪眼 輪廻眼 長髪 闇堕ち 顔芸 本当の夢の道へ行くまでの間…お前との闘いを愉しむさ 『NARUTO』に登場するキャラクター。 CV 内田直哉、井上剛(少年時代) ◆もくじ ◆プロフィール ◆概要 ◆性格◇戦闘狂 ◆能力 ◆主な使用術◇血継限界 ◇木遁の術 ◇火遁系 ◇瞳術 ◇仙法 ◇その他 ◆作中での活躍◇柱間との邂逅 ◇木ノ葉隠れの里 ◇仮面の裏で ◇「うちはマダラ」 ◇歴史の闇の中 ◇穢土転生 ◇人柱力、そして六道の力 ◇無限月読、そして ◆おもな人間関係 ◆マダラ語録 ◆読者からの反応 ◆余談◇EDアニメでのマダラ ◆プロフィール 年齢:不明(100歳近いのは確か) 身長:179.0cm 体重:71.3kg 誕生日:12月24日 血液型:O型 性格:好戦的、野心家、情深い、個人主義 好きな食べ物:いなり寿司 嫌いな食べ物:白子 好きなもの:月光 忍道:世界の全てを永々無窮の平穏へ導く ◆概要 木ノ葉隠れの里の創始者の一人。 うちは一族の一人であり、当時の一族を纏め上げたリーダー。 世界中の隠れ里に最強の忍の一人として名を知られている伝説の忍で、「倒せるとしたら柱間以外に存在しない」とまで言われている。 外見は赤い甲冑を纏い、黒い特徴的な長髪で右目を隠した男。ちなみにこのヘアスタイルは意図したわけではなく無造作に伸ばした結果たまたま出来あがった模様。 サスケのひとつ前の大筒木インドラの転生者でもある。 万華鏡写輪眼を初めて開眼した人物とされる。 あくまで伝承の話で、実際にはそれなりに万華鏡写輪眼の使い手は戦場に存在したが、永遠の万華鏡写輪眼を持ち、長く君臨し続けられたのはマダラ唯一人の模様。 ちなみに作中で初めて永遠の万華鏡を手に入れたのはマダラでそれ以外ではサスケが描写されるのみで、この二人以外には永遠の万華鏡までたどり着いたものはいない可能性が高い。 同じ六道仙人の血筋で後の初代火影・千手柱間とは、何度となく戦場で闘ったライバル。 千手が雇われば、うちはが雇われたとされ、当時の忍世界において最強とされた彼に唯一対抗できたと言われている。 長い戦争の果てに千手とうちはに同盟が成立し、柱間の仲間になった。 が、最終的に千手に兄弟を全て奪われた蟠りが消えておらず、さらに六道仙人の石碑を読んで争いの歴史に絶望したことにより、柱間の知らないところで一方的に亀裂が深まっていく。 その後、うちは一族がいずれ千手一族に駆逐されるのではないかと危機感を覚えたマダラは、一族と共に里を抜けようするも、既に戦争に疲れた一族の皆は同盟が組まれて尚、闘い続けようとする彼を厄介者扱いするようになった。 結局、誰も賛同する者は現れる事は無く、守ろうとした一族にすら見捨てられたマダラは一人孤独に闘いに赴き、どこからか九尾を幻術にかけて支配・口寄せし、木ノ葉へ侵攻。 迎撃に現れた柱間と激闘を繰り広げた末、敗北した。 この顛末は後に簡略化され、「終末の谷の決闘」と呼ばれている(この前にあった激闘の部分が略されており、柱間の力が後の世代で御伽噺扱いされる一因となっている)。 本編においては既に死亡済みの過去の人物扱いだが、第一部のサスケ奪還の最後の舞台である終末の谷の石像、第二部初期のサスケとの再会時の九喇嘛の「そのワシ以上に禍々しいチャクラ……かつてのうちはマダラと同じだな」という発言により、その存在が示唆されていた。 ◆性格 好戦的な性格で、うちは隆盛の野心に燃える男。 戦争に明け暮れて万華鏡写輪眼を酷使し続け失明した際には、弟イズナの万華鏡写輪眼を奪い「永遠の万華鏡写輪眼」とする事で視力を取り戻した非道の男とされる。 が、実際はイズナ本人の希望で「うちはを守るために」眼を譲り受けたという。 何人も居た弟のうち、唯一生存して共に戦場で戦い続けたイズナには、特に深い愛情を注いでいたようで願掛けや無事である事を祈っていた様子。 柱間によるとイタチ以上の弟想いで実際、イズナを殺害した扉間を長い間恨んでいた。 だが、里設立後は扉間の存在からうちはの冷遇を危惧しており、一族>里の天秤は傾かなかった模様(後の歴史だけ見れば危惧は正しかったが、扉間の在任中に限れば杞憂ではあった)。 また千手との戦いで兄弟を全て失った経験からか、柱間とは別のベクトルで「戦争のない平和な世界」を希求しており、後にそれを狙って里を抜けることになる。 当人いわく「後ろに立たれることが嫌い」で、仲間と呼べるのはうちは一族の他には柱間くらいのもの。 誰と関わっても最終的には己1人で目的を遂げようとする人物であり、第四次忍界大戦で蘇った際には実質1人で戦っていたようなものだった。 そんな性格のためか、配偶者や血を引く者の存在は確認されていない。 一応、うちはオビトが血縁に当たることが示唆されている。 ちなみに好物はいなり寿司で苦手なのは白子。 また日光よりも月光を好み、生前は月を見上げながら「夢の世界」に思いを馳せていたとか。 ◇戦闘狂 マダラを語る上で欠かせないのが、筋金入りの戦闘狂ということである。 平和を希求していたのは確かだが、同じだけ戦うことを望んでもいる。 面倒なのは「何かしらの目的があってそのために戦う」ことを求めるのではなく、戦うこと自体が楽しいという点である。 ただ、自身が無茶苦茶なレベルで強いだけに、大抵の相手では五影ですら一方的な蹂躙にしかならず、「戦い」というレベルで張り合えるのが柱間しかいない、というジレンマを抱えていた。 里を抜けた理由の半分は実はコレであり、後に九尾を従えて里を襲ったのも、理由の一つは思い切り全力を奮って柱間と戦うためであり、戦いの中で柱間の力を奪い取るためである。 また、新たな力を手に入れるととにかく試してみたくなるという悪癖もある。 ネット上でホモ呼ばわりされるほど柱間に執着するのは、昔も今も自分と「戦える」のが柱間しかいないからであり、現代の「弱い」忍者では手ごたえがなさすぎるからである。 それだけに、柱間が戦場に現れた際には「ようやく本気で戦える」と思ったのか歓喜をあらわにし、「八門遁甲の陣」を発動し途轍もない力を発揮したマイト・ガイに対しても心底楽しげな様子で戦っている。 そして、マダラ本人も自身のこの二面性には自覚を持っていたようだが、それを直すのではなく、人間の本性とは所詮こんなものだと諦観し、石碑を読んだことでこの世に見切りをつけてしまった。 結局のところ、マダラが本当に絶望したのは忍の世界でも争いの歴史でもなく、平和を求めながら戦うことを止められない人間そのものであり、その極致と言える自分自身だったのかも知れない。 ◆能力 「伝説の忍」「うちは最強」と呼ばれる作中最強クラスの1人。 存命時最強の忍と称えられた千手柱間に対抗できたのは唯一マダラだけだったという。 あの扉間でさえマダラのことは内心恐れており、大蛇丸に「トラウマのよう」と言われていたほど(*1)。 性質変化は開眼した輪廻眼の力により五行全てと陰陽遁を操るが、特に生前から得意としていたうちはの看板・火遁忍術に長けている。 千手との抗争や柱間との戦いでは、万華鏡写輪眼を駆使した人外の実力を見せ、地形を変えてしまうほどの攻撃力を披露していた。 蘇った後はカブトの改造と移植した柱間細胞、開眼した輪廻眼の力が合わさったことで全盛期以上のとんでもない力を発揮し、 体術と通常の写輪眼で連合の忍を片っ端から蹴散らす 天から隕石を引き寄せる 木遁を使いこなして五影を一蹴する など最早やりたい放題である。 作者もその圧倒的な強さについて語っており、「どんな者にも弱点があるものだがマダラには弱点らしい弱点がない」と語っている。 ライバルだった柱間に対しては今尚強い執着心を抱いており、『オレを止められるのは柱間だけだ』『奴とはこのような遊びではない、本物の闘いを繰り広げた』と語っており、憎しみというより敬意を払い、懐かしんでいるかのような言動が多い。 また柱間の孫である綱手に対して、『弱い千手など見たくもない』と敵意を見せていた。 ただ、その柱間との実力差は実のところ割と開いており、第四次忍界大戦で互いに穢土転生状態で戦った際は、カブトによる強化を受けた穢土転生のマダラと、大蛇丸による素のままの穢土転生=全盛期より幾分落ちた状態の9割くらいの柱間とがほとんど互角だった。 生前の死闘に至っては、柱間曰くマダラですら長時間は支配出来ない九尾を動員した、短期決戦の賭けに出てようやく成立した。 それだけ好敵手たる柱間は強大な存在だった。 肉体をより強化された状態で蘇生した後は、輪廻眼の「輪墓・辺獄」でもって、尾獣全てを一網打尽に出来、オビトよりも遥かに六道の力を使いこなしていた。 使用する武器は一族当主の所有物であるひょうたん型の「団扇」と「鎌(だが使ってる描写は少ない)」。 ◆主な使用術 ◇血継限界 写輪眼 永遠の万華鏡写輪眼 基本能力以外は不明。 インドラのチャクラを持つため「直巴」と呼ばれる独特の形状の万華鏡を開眼している。 その突出した瞳力でもって、九尾をも容易く支配下に置いていた。 時空間忍術(名称不明) ナルストGの「うちはマダラ伝」で使用した、左の万華鏡に宿った術。 ごく短い時間を物理的に巻き戻すことが出来る。 ただしこれはトビ=オビトの語った内容なので真偽は不明。 輪廻眼 このまま須佐能乎を使うことが出来るが、輪廻写輪眼ではないので万華鏡の力を併用することはできない(*2)。 それでも事実上、長門の上位互換といってもいい。 作中では餓鬼道と天道、外道の力を使用していた。 須佐能乎 両面宿儺のような二面四腕の須佐能乎を発現させる。 ゲーム版では腕だけ出しての通常攻撃に多用されており、そのためリーチが非常に長い。 持っている剣は飛び道具になり、マダラの意志で軌道をコントロールできるほか、輪廻眼・外道の魔像の鎖を切断できるほどの切れ味を誇る(凶騒円舞)。 完成体 須佐能乎 切り札のひとつ、尾獣に匹敵する力を持つという破壊神。 真数千手と比べられて小さく見られがちだが、彼の完成体だけ異様に大きい。 作品の掲載時期によってサイズの縮尺が変動してきた九尾同様、登場時はやたらと巨大に描かれており、尾獣の3倍程と思しき全高である。 本人曰く破壊そのものであり、森羅万象を砕くとのこと。 その刀の一振りは何百mも離れた山二つを斬り、その山までの間も衝撃波で吹っ飛ばした。 そして柱間の木人に掴まれた陰陽チャクラが揃った完全九尾の尾獣玉をぶつけられても無傷な防御力である。 本人によるとコレを一度見た者は死ぬと呼ばれているらしく「尾獣にすら匹敵する」とのことだったが、明らかに尾獣より強い。 『ナルティメットストーム3』以降は輪廻眼バージョンの奥義その1に設定されており、木龍の術で縛った相手を居合い抜きで吹っ飛ばす。 PS4専用ソフト『ナルティメットストーム4』では後述の輪墓と併用して、完成体×5という悪夢のようなコンボを披露した。 しかもオビトと同じく六道の力を得て瞳力が増大したのか、本体の完成体は十尾や真数千手クラスにまで巨大化している。 サスケと違い翼こそ生えなかったが六道仙術で浮けるため問題なく、まさにチートを体現したような存在としてナルトとサスケの前に立ち塞がった。 結局ゲームの進行上負かされるのだが 威装・須佐能乎 尾獣を覆う形で須佐能乎を発動させ、鎧として用いる。 単純な防御力の向上だけでなく尾獣に須佐能乎の武器を使わせることも出来る。 劇中では九尾を覆う形で発動させている。 生前の柱間との戦いで彼の使う尾獣封じ「廓庵入鄽垂手」に対抗すべく使用した。 八坂ノ勾玉 須佐能乎発動時に使用できる遠距離攻撃。 イタチのものとは違い、数珠状に勾玉が連なっている。 天碍震星(テンガイシンセイ) 輪廻眼の瞳力で上空に巨岩を精製、そのまんま敵に落とす、名称はゲーム版から。 その余りのスケールから、忍連合を絶望させた。 我愛羅のサポートもありオオノキが捨て身の覚悟で受け止めたが、直後に「2個目はどうする…オオノキ?」と2個目の隕石を上から直撃させ連合に甚大な被害を与えた。 これだけの規模の術でありながらあっさり2個目を出したあたり事も無げに連発できる術である。 この術を目にした岩隠れの忍の台詞「これが忍術だとでも言うのか……!?」は一種の名言。 ちなみにこの術、規模の関係上、そのまま使うと自分が巻き込まれる道連れ用の術。 劇中でも自分でそう言っており、穢土転生であった事もありそのまま自分ごと巻き込んでいる。 まあ瞳力の規模からして、やろうと思えば自分だけ回避する事も普通にできそうではあるが。 『ナルティメットストーム3』以降は写輪眼バージョンの奥義に設定されている(こっちは覚醒で輪廻眼になる)。 原作通り1個落として追加で上からもう1つ落とすのだが、何故か2個目が滅茶苦茶デカくなってる。 天涯流星(テンガイリュウセイ) 十尾の人柱力となり輪廻眼を両目とも取り戻した状態で使用、名称はゲーム版から。 地爆天星の重力球を無数に生成し隕石群を作り上げそれら連続で地上に落とす術。 マダラ曰く少し大きくて硬い雨。 上述の天碍震星の上位互換のような術だが、作中ではあくまで無限月読発動のための時間稼ぎとして発動しており、六道の力を手にしていたナルトとサスケにあっさり粉砕されてしまった。 PS専用ソフト『ナルティメットストーム4』では六道マダラの奥義に設定されており、求道玉の引力で相手の動きを縛った後に輪墓で殴りまくり、最後にこの術で隕石を落とし相手を押し潰す演出になっている。 ◇木遁の術 初代の細胞を埋め込んだことで発動可能になった。 初代のように樹界降誕等を使用出来る。 ただし、マダラが生前に埋め込んだのはほんの一部であるため、輪廻眼を開眼したのが限界。 穢土転生時に木遁として使用できたのは、カブトの改造で移植した細胞が増やされていたため。 木遁秘術・樹海降誕 御存じ柱間の大技。 力試しに放ったがナルトに押し戻された。 木遁・花樹海降臨 樹海降誕の上位技で、巨大な花から麻痺・酩酊効果を持つ花粉を散布する。 即効性がある分持続性はないらしく、花がなくなると効果も消える。 劇中ではさらに火遁・業火滅失で着火して大火事を起こした。 木遁・木龍の術 柱間が得意としていた対尾獣用の封印術の一種。 樹木の龍を巻きつかせてチャクラを吸い取り動きを封じる。 生前最後の柱間との戦いで使われたのが印象に残っていたらしく、第四次忍界大戦では彼を真似て尾獣モードのナルトを緊縛、圧倒した。 ナルスト4ではなぜか完成体須佐能乎の始動技に設定されている。 多重木遁分身の術 木遁で作った分身体を出現させる。 マダラの場合は何と分身全員が須佐能乎を使用可能。 蜻蛉 本来は白ゼツの術だが、マダラは木遁の応用で樹海降誕の樹木に潜ることが出来る。 神・樹海降誕 無限月読にかかった対象を捕縛する、木遁忍術。術者のチャクラではなく神樹の蔓を用いて発動する。 ◇火遁系 火遁・豪火球の術 御存じうちはの看板忍術。 火遁・豪火滅却 うちは出身だけに火遁も得意とする。 豪火球の上位術で、口から吹き出した火炎で視界一面を焼き払う。 会得難易度はBランク程度の術だが、マダラの実力故かその規模の大きさは壮絶の一言。 霧隠れの忍数十人がかりの水遁でようやく鎮火できた。 木遁分身 火遁・豪火大滅却 ナルスト4でのバリエーション。 三人に分身して豪火滅却を一斉掃射。 火遁・豪火滅失 辺り一面を焼き尽くすほどの威力と範囲を誇る火遁。 豪火滅却の更に上位に当たる術。 五影戦の際に使用するも水影の水遁・水陣柱によって完全に消火された。 火遁・龍炎放歌の術 龍の形をした火炎を複数飛ばす術。 ゲームの描写からすると追尾性能があるらしい。 穢土転生が解除された際、解術に平行して五影に対して使用。 しかし全て綱手に叩き落されてしまった。 火遁・龍焔業歌 龍炎放歌の上位術。 火炎弾の数が増えた上に貫通力もあり、着弾すると飛び散って炎上する。 アニメ版では豪火滅却を水遁で相殺された際の蒸気に紛れて放ち、連合の忍を片っ端から粉砕した。 火遁・灰塵隠れの術 体内に練りこんだチャクラを高熱の炎として吐き、周囲の物を瞬時に燃焼させ、灰や塵を巻き上げてその隙に遁走する。 マダラには珍しい「逃げ」の術。 輪廻天生の術で蘇った後、始末しようとしたサスケ達から逃亡する際に使用。 印を結ばずチャクラコントロールだけで出せるため、発動が早いのが利点。 ◇瞳術 万華鏡写輪眼の瞳術は不明。 イザナギ 失明を代償として現実を書き換えるうちはの禁術。 万華鏡写輪眼に瞳術を仕込み、時間差で発動させるトラップ忍術「転写封印」で右目に仕掛けており、柱間との戦いで死んだ後に遺体がこれを発動、自分の死をなかったことにして蘇生した。 月読らしき術 オビトに月の眼計画の説明をした際にスクリーンやモニターの代わりに使用した。 術名が明言されたわけではないが、「写輪眼の幻術」「幻術世界を作り出して法則や景色を自在に操作する」「無限月読と根本が同じ」という点からしてこの術と同じものだと思われる。 ただし、この時点での目は他のうちはの目を移植したものであり、さらに魔像の力を借りて発動していたらしいため万華鏡に宿った固有の術ではなく、幻術眼の力を最大に発揮して再現したものと思われる。 仮に月読が使えるのであれば四代目雷影・エーに幻術をかけた際に使用していることだろうし。 輪墓・辺獄 両目の輪廻眼に宿る瞳術、単に「輪墓」とも。 見えざる世界『輪墓』にもう一人の自分を出現させる、戦闘力は本体と変わらない。 この分身は、分身側からは現実世界に存在するのと全く同じように物理的に攻撃できるが、こちらからは攻撃するどころか視認も感知もできない。 つまりは完全なやりたい放題である。 本体が封印術などをかけられそうになった時には分身を身代りにして脱出することも出来る。 右目だけの時は1体のみだが、両目に輪廻眼が揃った際には出現させられる数が4体に増えた、ただし、実体化できる時間は限られている。 例外的に、同じ輪廻眼であれば分身の姿を視認する事ができ、六道仙術を会得している者であれば感知およびこちらからの攻撃ができる。 作中では六道仙術を会得したナルトと、同じく六道仙術チャクラを込めたサスケの術以外対処出来ない。 ナルスト4ではさらに「地獄」「連獄」「天獄」「仙法・雷檻辺獄」のバリエーションが存在。 因みにリンボの日本語訳は辺獄なので、辺獄・辺獄という事になってしまっている。 無限月読 額に開眼した輪廻写輪眼で発動可能になった術。 額の輪廻写輪眼を満月に映し、輪廻写輪眼の力を受けた満月から発せられる光を浴びた全ての生物を月読の幻術世界に落とし込んで捕える。 術にかかった者は、精神世界においては「自身の願望が実現した都合の良い世界」を見せられ、その世界が現実だと思い込む。 現実世界の肉体は神樹の根に絡めとられ、チャクラを半永久的に吸収され続ける。 世界のあらゆる場所に神樹の根が溢れ、そこから伸びた蔓に絡めとられた犠牲者が、蜘蛛の糸で巻かれた獲物のようにずらりと並んで吊るされる凄惨な光景になる。 この術の犠牲者はチャクラを吸いつくされると、やがて白ゼツと同じものに作り替えられるという。 この蔓は切断しても即座に次の蔓が伸びてきて再び絡めとるため、犠牲者を救出するには術そのものを解術する以外に手立てはない。 この術が発動された場合、輪廻眼の開眼者が展開する須佐能乎だけが光を遮ることができる。 また、生体に作用する術であるため「死人の魂を宿して動く死体」である穢土転生の忍者には効果がない。 なお、解術の「手順」そのものは非常に単純。 インドラとアシュラのチャクラを受け継いでいる者たちが、陰と陽の印がある手を合わせて2人で「子」の印を結ぶだけである。 ただし術者が健在の時にやっても意味がないため、術者であるうちはマダラ(を取り込んだ大筒木カグヤ)を、ナルトとサスケのどちらも欠けないで倒す必要がある。 ちなみに幻術である以上術者本人には効果がないが、使おうとしていたオビト、実際に発動したマダラの思想(曲がりなりにも平和と人の幸福を実現しようとしている)を考えると、人々を理想の世界に導き自分だけが現実の世界に残るつもりだったと思われる。 ただし、白ゼツ絡みの事実については全く知らなかった可能性が高い。 ◇仙法 仙法・陰遁雷派 / 仙法・隠遁雷派(*3) 十尾の人柱力モード時に使用。 イメージから形を作る陰遁の術の一つで、手から無数に枝分かれする雷を放ち相手を捕縛する。 アニメ版では色が紫色。 仙法・嵐遁光牙 復活したナルトに対して使用。 嵐遁の術の一つで、口から放つあらゆるものを両断する光線。 六道ナルトが装備していた求道玉の棒を両断した。 求道玉 オビト同様、十尾の人柱力になったことで得た力で、触れた物を消し飛ばしあらゆる忍術を無効化する。 普段は黒い玉だが、術者が望む形なら防御壁や武器のような形になる。 ただし仙術は無効化できず盾にする等で物理的に防ぐ事しかできない。 また形態変化には時間制限がある。 六道化した後はほとんどの攻撃をこれで行っていた。 ◇その他 うちは返し 生前に所持していた「団扇」を使って使用する技。 相手の攻撃を吸収し、風の性質に変化させ跳ね返す。 この「団扇」は霊木から削り出された神器で、うちはの長が代々継承して来た(が、マダラが持ち逃げしたためフガクの代では失われていた)。 十尾の尾獣玉四つの共鳴爆破をもってしても破損しない程頑丈だが、柱間との戦闘を最後に手放している。 動きを止められている間にナルトの大玉螺旋手裏剣を食らって吹き飛んだか、神樹の根に持っていかれたと思われる。 影分身の術 生前に使っていた術の一つであり、元々は扉間が開発した術。 マダラの遺体を偽装するために使用した。 口寄せの術 他者を頼りにしないためか契約した動物はいない。 以前は九尾を従えていたがこれは幻術にハメて操っており、輪廻眼開眼後は外道魔像を口寄せしている。 穢土転生・解 穢土転生の口寄せ契約を解除する術。 生前に扉間関連で知っていたのか、カブトの穢土転生が解除された際、魂が解放される前に自分からこの術を発動、現世に留まった。 六道十尾柩印 全尾獣を吸収した外道魔像を取り込み六道化する際に一コマだけ使用した。 禁個呪の札 封印術の一種。 対象の心臓に呪符を仕込み行動を縛る為、仕込まれた対象は自力で排除することが出来ない。 リンとオビトに仕掛けていたが、何の因果か両方ともカカシの雷切で心臓を潰すことで排除されている。 天挿槌星 ナルスト4でのオビトとの連携奥義。 オビトの右腕から挿し木の術を放ち、固めたところに二人がかりで樹海降誕を発動。 トドメにマダラが天碍震星で隕石を引き寄せてもろとも叩き潰す。 意地の張り合い こちらは柱間との連携奥義。 木龍に火遁を叩き込んで相手に命中させた後、柱間の樹海降誕に豪火滅却で着火して炎上。 力比べの末に同時爆破で粉砕する。 天挿槌星と比べると、相方が柱間なためか異様にハイテンションなので必見。 ◆作中での活躍 ◇柱間との邂逅 65巻で穢土転生された柱間の回想で描かれている。 戦国時代の真っ只中にうちは一族の長・タジマの嫡男として生まれ、幼少から千手との戦いに身を投じていた。兄弟は男ばかりで、イズナを含めて弟が4人いたが、3人は千手との戦いで亡くなっている。 戦いの合間を見ては川辺に赴き、水切りで「戦いを止める方法があるか否か」を願掛けしていたが、そんな日々の中で柱間と出会う。 不思議と馬が合ったことからいつしか意気投合し、川の近くにある大岩の上から森を一望して「ここにオレ達の集落を作ろう」と言い出した柱間と語らい、また互いに競い合って技を磨いていた。 しかし、ある時タジマから柱間が千手の嫡男であることを知らされ、いつもの様子を装って様子を探るよう命じられる。 川越しに柱間と対面し、挨拶代わりに水切りを行った二人は、それぞれの石に「にげろ」「罠アリ去レ」と書いて送り、そのまま帰ろうとしたが、スピードを出しすぎたことで控えていた互いの親と弟に感づかれ戦闘に陥る。 結果、互いの子を狙った仏間とタジマの攻撃を弾く形で揃って乱入。柱間に決別を告げると共に写輪眼を開眼した。 その後はうちはの一員として本格的に千手と戦い始め、戦いの中でタジマの死やイズナ共々の万華鏡の開眼などを経つつ、うちはの長として来る日も来る日も戦い続けた。 そんな日々の中、扉間にイズナが討たれて死んだことで、千手への敵意をますます深めると共に、彼の眼を移植して永遠の万華鏡を得て決戦に臨むも、丸一日続いた戦いの末敗北。 10年以上経ってもまだ和解を諦めない柱間に「自ら死ぬか、扉間を殺すか」の無理難題を突きつけて諦めさせようとするが、柱間は即座に自害を選択。 その姿に、柱間の言葉が「ただの本心」だと悟ったマダラはギリギリでそれを止めさせ、和解に踏み切った。 「もういい……。お前の腑は……見えた……。」 ◇木ノ葉隠れの里 柱間と手を組んだマダラは、うちは一族を率いて里作りに乗り出した。 後に柱間の主導で火の国との提携も結び、同等の立場で里を組織することに成功。兄弟を守れなかったことへの悔恨や無力感、イズナを討った扉間への蟠りも抱えてはいたが、それでもかつて友と見た夢のために尽力。 柱間からは「火影」と名づけた里長へ推薦され(顔岩を掘るといわれた際には本気で引いた)、さらに里の名を「木ノ葉隠れの里」と名づけた(尋ねられた時に手に持っていた木の葉からつけたのだが、柱間からは酷評された)。 だが、うちは一族を含め里の者達は里設立の立役者を柱間の方だと認識しており、扉間の主導で国や里の上役と会議した結果、初代火影は柱間に決まる。 ここにきてマダラは、柱間が死ねば次の火影は扉間になると読み、そうなればうちはの存在はいずれ消されていくと危惧。一族に呼びかけたものの、戦いに疲れたうちはには賛同する者は誰もいなかった(*4)。 柱間が「子供たちが死なないために」作り上げた里というシステムには、それ自体に里を蝕む矛盾があることを感じたマダラは、南賀ノ神社地下の石碑の前に柱間を呼び、そこに書かれていることを説明した上で「本当の夢」のために里を去った。 そして、里設立から1年後。 抜け忍となったマダラは、どこからか九尾の尾獣・九喇嘛を発見、瞳術で操って従え、里へと襲い掛かった。 兄弟を奪った千手が統治する木ノ葉隠れそのものへと憎しみを向け、それを叩き潰すべく襲来したのだ。 迎え撃った柱間を相手に大技を連発、地形が変わる程の死闘を繰り広げ、最後には封印術で九喇嘛を無力化される。 お互いチャクラは尽き、満足に術も出せない状況で終末の谷へと飛び込み、一騎打ちに持ち込む。柱間を切り倒して勝利したかと思われたが、瞳力を使い尽くし写輪眼を出せなかったことで木遁分身を見抜けず、背後からの一撃で致命傷を負う。 柱間の「里を守ることが人を守ることになる、だからこそ里に仇なす者は友でも身内でも我が子でも討つ」という決意に対し、本末転倒だと言い残して倒れ、絶命した。 マダラの見抜いていた「里の闇」とは、柱間のその思想は、一歩間違えれば「人のための里」という前提を忘れて「里を守る事が第一であり、そのために人を犠牲にすることもかまわない」という彼の理念とは逆の極論へ至る可能性があり、いずれそうなるのが自明の理だということだった。 事実、柱間の後を継いだ扉間はその思想を正しく受け継ぎつつも「里こそが要であり、それがもっとも重要」と考え、ダンゾウを初めとするタカ派がマダラの危惧どおり、前提を忘れて里の維持に固執するようになってしまった。 戦いの後、遺体は写輪眼の研究をしていた扉間が回収し、山奥に秘匿した。 ◇仮面の裏で 誰もが柱間との戦いで死んだと考えていたマダラだが、何と意外な形で生き延びていた。 第二部にて仮面の男トビとして登場。暁を影から操る真のリーダーとして暗躍していた。 登場時はかつてとも少年時代ともかけ離れた、別人のように陽気な男を気取っていたが、時折冷徹な一面を覗かせており、イタチの死後にその本性を表に出す。 終末の谷で具体的にどのように生き延びたのか、それから何をやっていたのかは語られていないが、イタチがうちは一族を抹殺した真相と、かつて自身を見放したうちは(*5)に、イタチの任務に乗じて復讐していた事をサスケに語って明かしている。 以後はサスケのサポートをしつつ暗躍しているが、素顔を見せたことは一度もない。また、面識のないはずのカカシを前から知っているような様子を見せている。 現在は尾獣達の集合体「十尾」を復活させ、それを自身に封印する事で十尾の人柱力になり、大幻術・無限月読によって真に争いのない世界を作る『月の眼計画』の遂行を目的としている。 残る八尾と九尾の2体を手に入れる為、サスケを唆して五影会談に乱入させた後、自身も五影の前に現れ計画の全貌を公開。第四次忍界大戦の宣戦を布告し、忍界全てを戦争の中に引きずり込んだ。 それに先立ち雨隠れを急襲して長門の輪廻眼を回収、面も新調している。 人柱力で作り上げた新たなペイン六道を従え、ナルトとビーの中の尾獣を手に入れるべく忍連合のもとへ向かった。 ……と、誰もが思っていた。 ◇「うちはマダラ」 四代目風影、二代目土影、三代目雷影、二代目水影を封印し、ひとまず戦場を終わらせた我愛羅第一部隊の前に、分裂の術で難を逃れた二代目土影・無が現れる。その彼は、口寄せで呼び出した増援を一人連れていた。 黒衣と赤い甲冑をまとい、ボサボサの長髪を棚引かせ、写輪眼で戦場を睥睨するうちはの忍者。 連合の中で唯一その姿を知る三代目土影・オオノキがその名を口にする。 「来たな……。うちは…マダラ!」 誰もがその名に、敵のボスが素顔で現れたと考えるが、我愛羅がある事実に気づく。 現れたマダラの目は黒く濁っている。それは、死者をこの世に呼び戻す穢土転生の術にかけられた証拠。 つまり、今の今までマダラは本当に死んでおり、仮面の男はマダラを騙る別の誰かだったのだ。 そして、仮面の男の正体は、その後程なくナルト達によって暴かれることになる。 「こっちは楽しそうだな。オビト……。」 ◇歴史の闇の中 柱間との戦いの後、遺体は扉間によって山中深くに隠されたが、右目に仕込んでいたイザナギが時間差で起動し、死をなかったことにして復活。 影分身で死体を偽装した上で山奥のアジトに遁走し、柱間から食いちぎった肉を吐き戻して胸の傷に移植。 そうして寿命が尽き掛けた頃に、うちは一族由来のインドラのチャクラと千手一族由来のアシュラのチャクラが完全に融合、六道のチャクラが発現し輪廻眼を開眼した。 外道魔像を口寄せして自らをそこに接続、その力で永らえてきた。 時期は不明だが、うずまき一族の血を引く少年・長門に自らの輪廻眼を移植している。 そして、神奈毘橋の戦いで地の底に落ちたオビトがたまたま自らの座する洞窟の通路に落下して来た際、彼を拾い上げて柱間の人造体を移植し治療を施した。 計画実行のため、まともに行動できない自らに代わり「うちはマダラ」となる駒を求めていたマダラにとって、うちはの者であるオビトを拾ったのはまさしく僥倖であり、 霧隠れを動かしてリンを三尾の人柱力とし、さらにゼツやグルグルを使ってオビトをリンの死の現場に立ち会わせることで万華鏡開眼へと至らしめ、オビトが計画に乗ってくるよう誘導。 「うちはマダラ」となる決意を固めたオビトに計画のあらましとその進め方を説明し、外道魔像から自らを切り離して死亡した。この時、ゼツの一体に自らの意識をコピーし黒ゼツを構築し、オビトのサポートにつけている。 月の眼計画を企てたのは、永遠の万華鏡写輪眼の瞳力で南賀ノ神社地下室にあったハゴロモの石碑を読み、さらにカグヤの存在とチャクラのルーツを知ったことで、「どのような革新・変革があっても人が戦うことを捨てられない」という業を持っていることと、それゆえに世界から争いがなくならないことを理解して世の中に絶望したため。 そのため、幻術世界に世界中を引き込んで恒久平和を実現してやろう、と考えて企てたのがこの計画である。 色々無茶苦茶をやっているマダラではあるが、その行動の本質にあるのは「争いのない、誰も死ななくて良い世界を作り出そう」という少年時代の夢(がやや歪んだもの)であり、その意味では柱間とは違う形でかつての夢を叶えようと足掻いていたわけである。 ◇穢土転生 大戦の中、オオノキと我愛羅の部隊の前にカブトの穢土転生によって出現。 面識のあったオオノキにより、それがマダラ本人であることが確定される。 穢土転生されたことについては当初オビトの差し金だと思っていたらしく、『アイツのする事だ。何か考えがあるのだろう』と語った(実際にはカブトの暴走)。 カブトによる改造で全盛期以上に能力を強化、圧倒的な強さで大暴れ。仕舞いには馬鹿でかい隕石すら落とし始め、木遁分身で須佐能乎×25体を顕現させるなど、化け物のような強さを発揮。五影達を相手に5対1という、普通に考えれば非常に不利な戦況にもかかわらず、余裕で圧倒した。 だが、歴戦のつわものである三代目土影・オオノキを軸とする五影の士気は高く、優勢とは裏腹に攻めきれない膠着状態が続く。そんな中、五影がこの一撃で決めんとばかり攻勢に出る。綱手のチャクラを受けたオオノキが塵遁を発動、分身体を全て消し飛ばされた上にマダラ自身も分身の須佐能乎を制御していたため、封術吸引の発動が間に合わず右半身を飛ばされる。 そこに追撃でメイとエーが放ってきた雷水龍弾は難なく吸収したが、我愛羅の砂漠層大葬封印が仕込まれていたためそちらまでは吸い込めず、封印に囚われてしまった。 勝利を確信し「みたか! これが五影の全力じゃぜ!」と気勢を上げるオオノキに対し、「さすがに影の名を背負うだけはある」と他人事のように評価しつつ全身を砂に捕縛される。 が、 「ならば、うちはマダラも“全力”で応えよう」 「五影も何も全てが無駄になるということを……」 「この完成体須佐能乎でな!!」 うちは一族最強の瞳術・完成体須佐能乎を発動し封印を突破。圧倒的を通り越して無茶苦茶に過ぎる力の差に呆然とする五影に対し、己を止められるのはたった一人、柱間しかいないとした上で、柱間が既にこの世にいないことは却って幸運だったかも知れないと述べる。 続けて放った威嚇の一撃で山二つを斬り飛ばして曰く、 「オレひとり分なら……地図を描き直す範囲が狭くて済みそうだからな」 柱間亡き今、誰にもオレは止められない―――。 傲然と言い放つその姿に、少年時代に無ともども惨敗を喫したオオノキは、当時のマダラは完全に手を抜いていたことを今更のように悟る。 それでも折れない姿に業を煮やしたマダラは、須佐能乎の太刀の一振りでまとめて粉砕せんとしたが、いざ振り下ろした瞬間にチャクラが急激に減少、須佐能乎が形状を維持できず消えてしまった。 ちょうどこの時、イタチの幻術でカブトが術を解除し、穢土転生が一斉に解除されていた。 一転して逆境に立たされたマダラだったが、離れかけた魂をチャクラで強引に生贄に繋ぎ止め、素早く解術の印を切り口寄せ契約を解除。魂の制御をカブトから己自身へ戻し、不死身の体と無限チャクラを保ったままの自由行動を可能とした。 カブト「何よりこの術が素晴らしいのは……術者に何のリスクもないということだ!」 マダラ「術者に言っておけ。禁術を無闇に使うべきではないとな」 カブトもとんだ赤っ恥である。 スルーされがちだがこの時、リスクの説明の際に「穢土から呼んだ死人側から口寄せ契約を解除できる」と説明していたが、正しくは「浄土から」または「穢土へ」である。 呼び出しをかける先が違います。 そして、五影達全員に致命傷を与えてその場を離脱、ナルト、キラービー、カカシ、ガイ対オビトの闘いに乱入(この時のオビトとのやり取りで、尾獣の回収が難航したことに加え、長門の裏切りで輪廻天生が出来なかったために穢土転生されたと考えた模様)(*6)。 復活した十尾の力も加えて忍連合軍を圧倒するが、ナルトの支援により互角の戦いを強いられる。 それでもなお余裕を崩さず、メインの攻撃を十尾とオビト任せにして自分は適当に大技を撃っていたが、穢土転生で復活した初代火影のチャクラを感知。 (……やはり間違いない……このチャクラ……) フル 「柱間ァ…!!!」 フル ニイイイ… と狂喜を孕んだ物凄い顔芸を披露しながら歓喜に震える。 実際に柱間が戦場にやって来た際には、かつての宿敵にして唯一自分と互角だった男の登場に、 「待っていたぞォー!! 柱間アアア―――――ッ!!!」 と彼の到着を歓迎する(疾風伝では満面の笑みを浮かべながら空から降ってきた。なおこの時、なぜか右目だけ写輪眼に戻っている)も、柱間は十尾を優先したために 「お前は後!」(キッパリ) 「………………」 とスルーされるなど色々アレな部分が目立ちだしている(*7)。 そして初代が十尾の足止めに注力している間は「分身と戦ってもつまらん」と戦闘を放棄して座り込み、傍観する。 さすがにオビトはキレていいと思う。 その後、致命傷を負ったオビトが十尾を取り込もうとすると彼の半身(ゼツと同じく初代の細胞で構築されたもの)に自身の意識を流し込み、彼を操って輪廻天生の術で自身の完全な蘇生を試みる(穢土転生状態では人柱力になれないので)が、オビトの抵抗もあって失敗する。 しかしそれを気にした様子は無く、初代との戦いにエキサイトしていた。 なお、彼は穢土転生についても陰陽遁についても熟知しているはず(*8)で、陰陽遁による攻撃を受け忍術そのものが無にされてしまえば穢土転生と言えど復活できない事も知っているはずなのだが、この時柱間に「お前の仲間がやらかしてやがるぞ!」と言われても「俺たちは穢土転生だ、問題ない!」と即答している。 オビトが使おうとしていたのが十尾の尾獣玉であり陰陽遁ではない事を察知していたのか、単にエキサイトしすぎて周りが見えていなかったのかは不明である。 ◇人柱力、そして六道の力 オビトがナルト、サスケ、連合により倒され尾獣を引き抜かれた直後、初代の明神門により抑えられサイも封印術を発動し、ついに年貢の納め時かと思いきや、オビトに寄生した黒ゼツがオビトを操り輪廻天生によりマダラを生身の肉体へと蘇生させてしまう。 しかしその直後、穢土転生による再現であった輪廻眼の眼球が崩壊、盲目になり瞳術が使えなくなってしまった。 それでも生身となり全盛期の力を取り戻したマダラは、盲目であるにもかかわらず仙人モードのナルト(*9)を全く寄せ付けずに真正面から突進で突き飛ばすという驚異的な身体能力を見せ、先の初代との戦いの最中に初代の身体中に刺した六道の棒を使い、外道の術によって初代の動きを縛った後、仙術チャクラを奪う。 扱いが難しいはずの仙術チャクラさえも「この程度の力か…簡単に扱えそうだな」と容易くコントロールしていた。 仙術チャクラを奪った後にサスケと交戦し、腕を刀で刺し貫かれてしまうも火遁・灰塵隠れの術により難なくやりすごし、ナルト、我愛羅、ビー、尾獣達に戦いを挑むのだった。 「さぁ次はお前らをいただくぞ…畜生共」 …が、まさかのフルボッコである。 我愛羅と守鶴による連携術「風遁・砂散弾」により動きを封じられ、尾獣達にバレーボールの如く殴り飛ばされ続けた挙句、我愛羅と守鶴の術により砂の中に閉じ込められ封印されかける。 しかし、両目が無いにもかかわらず須佐能乎を出して砂から抜け出す。 だが、ナルトに後ろから不意打ちを喰らい再び押さえられ、尾獣達からの総攻撃によって須佐能乎を破壊され、片腕を失いながらもかろうじて逃げおおせる。 一見マダラェ…という戦いぶりだが、疑似仙人モードを得ているとはいえむしろ盲目なのにあそこまで戦えるのは流石といった所か……。 本人曰わく柱間細胞の再生力がある為に闘い方が雑になるともらしている。 だが、オビトが隠していたマダラの輪廻眼の右目を白ゼツがマダラに渡したことで戦況は逆転(失った右手も白ゼツの右腕を切って丸ごと移植した)。 輪墓・辺獄という謎の瞳術により尾獣達は一瞬にしてねじ伏せられ、ナルトの九喇嘛を含む全尾獣が外道魔像に封印されてしまいナルトは瀕死に陥る。 更に扉間の奇襲をも退け、全身に外道の術の黒棒を刺して動けなくする。この際にイズナを殺した扉間を長年恨んでいたようで、全身を黒棒で串刺しにしながらずっとこうしてやりたかったと語っている。 更に扉間が作った隙を突こうとしたサスケも輪墓の影に捕まって動けなくなり、刀で胸を刺されたことにより彼もまた瀕死に陥ってしまう。 その後しばらくは左眼を黒ゼツが持ってくるのを待っていたが、いつまで経ってもやって来る様子がないため業を煮やし、六道の力だけでも先に手に入れておこうと六道十尾柩印を発動。 外道魔像に封印した尾獣達を取り込み、十尾の人柱力になった後、空を飛んでミナト達の前に現れ、一同を絶望の淵へと叩き落とす(途中でスピードを上げようと六道の忍具を吐き出したが、これが下にいたガイとリーに直撃してしまった)。 道に迷うオビトに再び無限月読の勧誘をするも、己自身に立ち返ったオビトは決別を宣言、彼とカカシとのタッグに出し抜かれ輪廻眼と陰九尾を取り逃がしてしまう。 そこにミナト達の救援に現れたガイと対峙。 六道の力を得て忍術も幻術も効かなくなったマダラは体術のスペシャリストたるガイと戦い、「昼虎」を放たれるもそれすらも無傷で凌ぎ逆に圧倒する。 彼らを窮地に追い込むも、死を覚悟したガイが命を失う事を承知の上で「八門遁甲・第八・死門」を開き、「八門遁甲の陣」を発動させる。 その強大な力を振るう彼と再び対峙するが、今度は「夕象」による怒涛の攻撃によって逆に圧倒される。 死ぬまでの間は歴代の火影すら上回るとされるガイの力に戦闘狂としての血が騒いだのか、「こんなにワクワクするのは柱間と戦った時以来だ」と歓喜を露に立ち向かうも、カカシ、ミナト、我愛羅、リーの援護もあり、その激しい攻撃に反撃すら間々ならない程に一方的に打ちのめされてしまう。 だが、人柱力と化した事で得た凄まじいまでの耐久力と回復力によって攻撃を耐え凌ぎ続け、徐々に彼を追い詰めていく。 「夕象」ではマダラを倒す事を出来ないと悟ったガイは最終奥義「夜ガイ」を繰り出す。 その一撃は空間すらも曲げ、終生のライバルたる柱間や自らをも遥かに凌ぐ体術を繰り出すガイに 「このチャクラ…! 認めてやろう! 」 「体術において…… オレの戦った者でお前の右に出る者は一人としておらん!!」 「このマダラが、お前を『最強』と呼んでやる!!」 (*10) と最大級の賛辞を送りつつ空間すら捻じ曲げての最後の一撃が直撃、体の左半分が吹っ飛んで危うく死にかけるも何とか耐え抜き生存。 「ハハハ…死ぬところだったぞ此奴め!」 存分に楽しませてくれた礼として瀕死のガイに求道玉でとどめを刺そうとするも、そこにナルトが乱入して求道玉を防ぎガイを蘇生させる。 新たな力を得たナルトの力に驚愕し、仙法・熔遁螺旋手裏剣に切断された神樹にあわや押し潰されるところだったが、逆にそれを取り込むことで力を得た(服の袖に勾玉模様がつき額の角も若干伸びた)。 そして左眼に輪廻写輪眼を覚醒させたサスケもその場に参戦。 「六道仙術」と「輪廻眼」、自身と同じ力の一部を得た彼らを見据え、全てに決着を付ける為に彼らに最後の戦いを挑む。 「これが最後の戦いだ! 」 「オレの力とお前らの力……どっちが上か決着をつけてくれよう!!!」 ◇無限月読、そして どちらも一歩も退かないナルト、サスケとの決戦。 その決戦の最中、二人の猛攻を掻い潜ってカカシの左目を奪い、サスケに腰から両断されながらも六道の力ゆえに死なず、神威空間に浸入。 オビトから輪廻眼を奪うついでに、リンの死はオビトを闇に堕とす為に自身が裏で手を引いていたことを告げ、オビトが長門を騙して利用していたようにオビトもまた自身に操られていた傀儡に過ぎないのだと彼を嘲った。 「闇がなければ作ればよい…自分だけが違うと思うのはおこがましくないか?」 そして、輪廻眼を回収した後左目をオビトの左眼窩に戻し、黒ゼツに神威を発動させて現実空間へ復帰。 輪廻眼が揃ったことで六道の力はさらに強まり、下半身が一瞬で再生した。 四体に増えた輪墓の影と「天蓋流星」でナルトとサスケの足を止めつつ、マダラは空へと飛び上がり、額に開眼した輪廻写輪眼の力で無限月読を発動させる。 術者であるマダラ、黒ゼツ、サスケの輪廻眼によって無限月読の光から守られているナルト達、死者である穢土転生体の歴代火影達を除いて全てが無限月読に囚われる。 輪廻眼による術ならばサスケの輪廻眼で処理できるのではと考えるナルト達だが、当然それを許すマダラと黒ゼツではない。 「己こそが救世主である」と自称し、ナルト達に説くマダラ。 「ナルト…皆の幸せの邪魔をしているのだ…お前は。余興もここまで………」 「オレは地獄を天国へと変えた。もう理解しろ……全て終わったのだ」 「違ウ……マダラ。オ前ハ救世主デモナク…………ソシテ終ワリデモナイ」 突如、マダラの胸を黒ゼツが突き刺す。 「ナゼ、オ前ガオビトトハ違イ、全テヲ利用スル側ダト言イキレル? 自分ダケガ違ウト思ウノハオコガマシクナイカ? マダラヨ」 オビトを嘲って語った内容の盛大過ぎるブーメランである。 まさしく因果応報、マダラは救世主などではなかった。 マダラもまた、黒幕の糸に操られる人形であり、利用されて無様に捨てられるだけの存在でしかなかったのだ。 「黒ゼツ…お前は何を言っている!? お前を作ったのはオレだ…! お前はオレの意思そのものなんだぞ!」 事ここに及んでも信じられず、問うマダラだったが、 「ソコモ違ウ…オレノ意思ハ―――――カグヤダ」 全ての前提条件が間違っていた。 黒ゼツはマダラの意思などではなく、カグヤの意思で動いていた。 「ギャアアア!!」 無限月読に捕まっている忍達のチャクラが流れ込み、あまりの膨大さにマダラの身体がブクブクと膨れ上がっていく。 非常にグロい絵面のマダラ膨張状態だったが、それもやがて縮んでいき、マダラも比にならない怪物、大筒木カグヤが復活したのだった。 原作ではチャクラの過剰吸収中は意識がなかったがアニメでは辛うじて自我を保っており、黒ゼツの明かした無限月読の実態を六道仙人の書き記した石碑を根拠に否定するが、それすらも黒ゼツの改竄によって仕組まれたものであることと知ってしまう。 二度も死んでなお目指してきた夢が偽りだったとわかり、自身もまた駒の一人でしかなかったという事実を突きつけられてはさしものマダラも呆然とする他なく、心の中で自分はどこで間違えたのかと柱間に問いかけながら、黒ゼツに飲まれていった。 なおこの時サスケも聞いていた(イタチと戦う前に石碑を読んだが、写輪眼だったので最初の方しか知らない)が、その真実を知って同じく呆然としていた。 人柱力は体内の尾獣が暴走すると乗っ取られて尾獣化するが、これも理屈は同じで、無限月読で吸収したチャクラをマダラを介して十尾=カグヤに注ぎ込み、その意識を明確にすることで尾獣化させた状態である。 ここからカグヤ戦が始まるが、カグヤ戦においてマダラの出番はなし。 一応黒ゼツに終末の谷から輪廻眼開眼までの経緯を回想で語られたが、そこで柱間の左肩の肉を噛み千切りそれを吐き戻して己に移植という奇行が明らかになり、本人のいない所でマジキチぶりにより拍車がかかった。 一方の現実空間では、シュールにも神威空間に侵入する時にサスケにぶった斬られた下半身のみが落ちているだけであった。 扉間に「マダラの生死を知りつつ事を知るなら…その下半身を使いマダラを穢土転生してみればハッキリする…そして吐かせる」とか言われたりしたが。 扉間の事だから解印などさせないように禁術等でガチガチに縛り付けて本当に無理矢理吐かせようとしていたに違いない。 一応マダラはまだ生きてたので、黒ゼツとカグヤの操り人形だった次は卑劣様の操り人形になる、という事は実行されていてもなかったろうが。 カグヤがナルト達に封印され、尾獣達に加えてマダラも解放されるが、一度人柱力となり外道魔像ごと尾獣の抜けたマダラはもはや助からず、死を待つばかりだった。 うちは最後の生き残りであるサスケに引導を渡されそうになるもハゴロモに止められ、そこへ柱間が寄り添う。 光を失いもはや何も見えぬ中(*11)、最期に柱間とわずかながら語らうマダラ。 「もう互いに死ぬ。今なら…ただ戦友として酒を酌み交わせる」 「……戦友…か…」 「まあ…それ…なら…」 「オレ…たち…も…」 この語らいを最期に、友の見守る中で息を引き取ったのだった。 互いに少年時代に語り合った夢を追いかけながら、柱間とマダラが決定的に違ったのは、柱間が次代に託して繋げたのに対し、マダラは自分で何もかもを実現しようとしたことだった。 図らずもこれは、仲間の力で強くなったアシュラと自分ひとりで全てを成したインドラ、仲間を誰よりも重んじるナルトと己で全ての闇を背負おうとするサスケの対比とまったく同じであった。 そして、ナルトとサスケの「大ゲンカ」に決着がついた終末の谷。 二人の術の衝突で砕け散った柱間とマダラの石像―――二つの像の手は重なり、和解の印を結んでいた。 ◆おもな人間関係 千手柱間 ライバルであり、友であり、敵であり、同じ夢を見た同志たる男。 自分と互角に戦える彼を特別視しており、何かと引き合いに出す。 ちなみに、肝心の実力は柱間の方が常に一歩先。 ナルスト4では最終戦のシークレットファクターで「柱間と里の未来を語らった記憶」がフラッシュバックしていたのを見るに、本当に望んでいたのは「何のしがらみも因縁もなく、友と夢を語れる世界」だったのかも知れない。 うちはイズナ すぐ下の弟。 千手との戦いの中で他に3人いた弟が次々と戦死したため、唯一残った彼を特に大事にしていた。 恐らくは父・タジマの死を機にともに万華鏡写輪眼を開眼し、死後にその眼を受け継いだ。 致命傷を負ってなお千手との徹底抗戦を主張する彼の遺志に従い、戦い続けるマダラは厭戦気分の漂ううちは一族内での求心力を失っていった。 千手扉間 柱間の弟。 一応、共に木ノ葉を創設した仲間でもあるのだが、イズナを殺した彼を長年恨んでいた。 うちはを危険視する彼をマダラも危険視しており、柱間の治世が終わり、扉間が火影となればうちはが危ないと考えて里を出た。 性格的にも反りが合わなかったらしく、マダラの里抜け前から険悪な仲だったようである。 それでも扉間の実力は非常に高く評価しており、扉間のことを「忍一のスピードを誇った」と称し、彼との戦いに勝利した際は「天は俺に味方した」と最大級の賛辞を送っている。 うちはオビト 第三次忍界大戦で瀕死となった彼をたまたま拾い、駒として使うべく操っていた。 最終的には反旗を翻される。因みに最初からオビトはマダラのことを全く信用しておらず、生き返らせるつもりもなかった。 黒ゼツ 自身の意思の分離体……と思っていたら全ての黒幕だった。 マダラの行動は全て彼の誘導によるものである。 大筒木インドラ 先祖にして前世。 彼のチャクラを受け継いでいる。 うちはサスケ 自身の後代の大筒木インドラの転生者。そのため、自身と同じ直巴の万華鏡を開眼している。 ◆マダラ語録 その1 「オレ達は忍だ。いつ死ぬかもわからねェ。お互い死なねェ方法があるとすりゃあ…敵同士腹の中見せ合って隠し事をせず、兄弟の杯を酌み交わすしかねェ」 その2 「だからオレの後ろに立つんじゃねェ―――!?」 その3 「次からは戦場で会うことになるだろうぜ…『千手』柱間。オレは……『うちは』マダラだ」 その4 「もういい……お前の腑は……見えた」 その5 「お前は…見えないのさ。さらにこの先が…先の夢が」 その6 「同盟などない……木ノ葉の力の前に、ただ従え。それと……オレの前で柱間の名を口にするな」 その7 「力とは意志ではなく、物質の起こす事象のことだ」 その8 「オレを止められるのは唯一、柱間だけだと言ったハズだ。だがヤツはもういない。……それもお前らにとっては良かったと言えるかもしれない。なぜなら……」「オレ一人分なら……地図を書き直す範囲が狭くて済みそうだからな」 その9 「砂利と本気でケンカする大人がいると思うか?」 その10 「この術にはただ一つ、リスクがある。それは印さえ知っていれば、浄土から呼んだ死者の側から、穢土転生の口寄せ契約そのものを解除できるというものだ。そうなってしまえばこれほど厄介なことはない。死なぬ体…無限のチャクラ…それが制御不能で暴れ出す」「術者に言っておけ。禁術を不用意に使うべきではないとな」 その11 「醜いな……」 その12 マダラ「お得意の影分身か? 禁術の高等忍術とて同じ無能が増えたところで、所詮烏合の衆」 ナルト「あ!? ウ…ウゴウノシュウ……?」 マダラ「…やはり無能だ」 その13 (……やはり間違いない……このチャクラ……柱間ァ……!!) その14 「争いを止めるために禁断の実に手をつけた人が…その後どうなったか説明がいるか? 何も変わらなかった…それどころか争いはさらに凄惨になったのだ。オレは…それを知って絶望した…この世界に本当の夢はないのだよ、柱間!」 その15 「やっとまともに戦える! やはりこの体でなければ! 血沸き肉躍ってこその戦いだ!!」 その16 「正直なところ…お前にはずっとこうしてやりたいと思っていた。お前は…イズナを殺した男だ。動く死体にいくらやっても虚しいだけだがな…」 その17 「柱間の国造りは矛盾を抱えていた。人は平和を望む…しかしその一方で争いを望んでもいる。その二つを持ちえているのが人だ。平和だけを望み争いだけを摘み取ることは、人でなくなるということに他ならない。そしてその二つは隣り合わせにある。何かを守るために何かを犠牲にしてしまう。本当の夢の世界以外はな」 その17.5(ナルスト4) 「オレと柱間の前に立てる者など、誰一人としていないのさ」 その18 「なら―――一緒に死んでやるのもチームワークというやつだろう?」 その19(ナルスト4) 「お前の言う平和など、かりそめのものに過ぎん! 真なる平和は夢の世界にこそある!! 夢こそ理想を叶える手段なのだ!!!」 その20(ナルスト4) 「このオレが……六道たるこのオレが……貴様ら……貴様ら如きにィィィィ!!」(脳裏に柱間との記憶が過ぎる) その21(ナルスト4) 「“本当の夢”を叶えるのは……このオレだ……!!」 その22(疾風伝) 「お前達木ノ葉の忍は認めたくないだろうが、結局柱間は失敗した。忍世界の変革にな」「最初は、オレも柱間も目的は一緒だった。そして一緒に行動を始めた。年端も行かぬ子供ですら戦いに駆り出される、忍の世界を変えようとした……。二人で忍の里を作った。だがそれでは、真の平和にはたどり着けない。人は腹の奥、腑まで見せ合う事は出来ない……」「恐れ、疑い、憎むことは決してやまない……。オレの主張は退けられた。忍の世界は、柱間の理想のもとに進んでいった。だがそれでどうなった……忍同士の戦いは止まらぬ。止まらぬどころか里を作ったことによって軍事力は膨れ上がり、戦いは大戦と呼ばれる規模にまで発展し、死傷者の数は膨大となった」「第一次忍界大戦……第二次忍界大戦……第三次忍界大戦……戦いはやまぬ。それが柱間の作った忍世界だ。もっとも、この第四次忍界大戦はオレが仕掛けたものだがな」「大人しく尾獣を渡せという提案はしたはずだ。今人は、神樹の中でそれぞれに幸せな夢を見ている。自分の理想の世界の中にいる……。オレは忍の長き戦いの歴史から、救世主として争いを取り除いたのだ。もう理解しろ……全て終わったのだ」 その23(疾風伝) (何故だ……何故、こんな……。柱間……オレは、どこで……間違えたんだ……) その24 「相変わらず……甘い…な…。フ……お前は…いつも、楽観的だった……だが…それが正しいのかも……知れん、な」「オレの夢は…潰えたが……お前の夢は、まだ…繋がっている…」 ◆読者からの反応 正式に本人が登場したのは作品終盤であったが、大物感たっぷりの言動とビジュアル、作中最高レベルの戦闘能力、そしてそれらを存分に活かした作中屈指の大立ち回りを演じたことで高い人気を獲得しており、カグヤ以上にラスボスらしいキャラと評されることもある。 また、その一方で 本人の与り知らぬところで繰り返される柱間リスペクト発言 穢土転生後の胸元に浮かぶ柱間の顔 柱間の復活を察知して見せた凄まじい顔芸(通称フルフルニィ) 柱間から「お前は後」と言われたら素直に待つ 生涯を賭けた野望を前にしても柱間と戦う楽しみを優先 …などなど、因縁が深い柱間関連の事項ではネタ的要素に事欠かず、シリアス一辺倒とも言い切れない独自のポジションを確立している。 その尋常ではない柱間への執着ぶりから一部ではホモ扱いされることも。 無論ネタとしてであり公式からそう名言されてはいない。 ◆余談 内田氏の演技力が光るキャラクターでもある。 木ノ葉時代、敵対時、偽マダラ(オビト)、老人と移り変わりを見事に演じ分けており、疾風伝やナルスト4を視聴するとその違いがよくわかる。 ◇EDアニメでのマダラ 疾風伝第33期(2015年4月~6月)ED『言葉のいらない約束』においては、マダラを主役としたEDアニメが作成された。 曲の作成時にはナルトとサスケの2人の関係をモチーフとしていたのだが、これが流れる当時のストーリーではナルト・サスケともに負傷して戦線を離脱していたため、アニメスタッフはこれをマダラと柱間の曲と解釈。(*12) 『言葉のいらない約束』という楽曲それ自体は 落ちこぼれだった主人公が誰からも認められる優れた好敵手を超えるためにずっと追い続け、競い合い、対立しつつも次第に認め合い、一度は道を違えてしまったものの、和解し、再び共に歩める日を夢見目指して追い続け、信じた道を走り続ける主人公の物語という『NARUTO -ナルト-』のストーリー。 その姿に果てしない凄惨な戦乱を重ねてきた人々が、今一度共に手を取り合い、争いのない平和な世界を築こうと変わっていき、世界を動かしていく姿という世界観。 上記の双方共に合致し、良く表した優れた歌詞。 上記の対立を重ねてきた悲しい過去を暗い曲調で歌い上げ、それでももう一度和解できる日を夢見、目指して歩き出す現在の決意と未来への希望を力強く明るい曲調で歌い上げると、曲調や曲の構成も歌詞に良く合っている。 ……といったものであったのだが、それに合わせて作られたアニメーションが マダラが自身の好きな月夜の元、心より夢見、渇望してやまない「平和な世界」への思いを馳せ、物思いに耽る中、ふと気付いた自身の姿を眺める者(=視聴者)へマダラが微笑みかけ、自分の夢見る世界へ誘おうと心からの親愛と善意の念を込めて笑顔を向け、手を差し伸べる姿(*13) 本当は互いに手を取り合える日を願い、手を伸ばし合いつつも、マダラと唯一無二の親友にして好敵手である柱間との対立してきた過去、忍界における果てしない忍同士の戦乱と、それによる流血の末、なんとか里の在り方を築き、忍五大国による五影体制を築くことで一応の「忍」界の安定をもたらし、戦乱を収めていった流れ 忍界の安定のための犠牲となってきた数多くの者達へ(*14)数多くの犠牲を強いる忍界の有様を憂い、木の葉(=木の葉隠れの里)の陰から見届け、決意を固めたマダラがついにと木の葉を捨て静観をやめ、今ついに夢を叶え、理想を実現するための一歩を踏み出し、夢に向かって走り出す姿。 背後に映る唯一無二の好敵手の力の姿と前方に映るマダラの味方達。 幼き日、今は道を違えてしまった友と絆を結び、笑い合った、敵味方の境を超えて皆が和解し合える平和な世界という夢を抱いた始まりの日を想い、今それを実現しようとするための六道の力を得た自身の姿を映す。 以上のようにマダラ視点から、マダラの歩んできた道を描くものとして再構築されてしまった。 冷静に分析すればEDを構成する個々の要素は原作のストーリーや世界観・設定・描写を忠実に拾い、踏まえ、反映した優れた描写が多く、総じて「良く出来たED」と評しても過言ではないはずなのだが(*15)、 繊細な女性ボーカルと友への絆の歌をバックに満面の笑みのマダラが大暴れするEDアニメは凄まじいギャップとインパクトを生みだしてしまった。 付け加えるならば、 子供時代以来の笑顔のマダラがこちらに手を差し伸べると同時に無限月読が発動。 血塗られた忍の歴史と幾多の犠牲者達が次々と映るが半分くらいはマダラのせい。 「デデッデデッ」というテンポの良いサビ入りと同時に半裸で有象無象どもをなぎ倒すマダラと、頼れる仲間のごとく現れる黒ゼツとグルグルとオビト。 マダラの胸には埋め込んだ柱間細胞が人面疽のように浮かび上がっている。ついでに言うと直前のカットまでマダラは上半身裸だったので柱間細胞が丸見え。 柱間は終始出てくるのに一切出てこない扉間。 ……と言った要素も内容を印象づける一助となってしまっている。 歌唱担当のsana氏がニコニコ動画出身の歌い手だったことやら本編の総集編っぷりも完全に忘れ去られ「これも幻術か!?」「うちはタツヤ(*16)……やはり危険な男……」「歌ってる人可哀想」などの感想が挙げられ、 メインテーマが「うちはマダラの心境」として描かれてしまったばかりに『NARUTO -ナルト- 疾風伝』ダントツトップのとんでもないマジキチネタEDとして扱われてしまう羽目になってしまった。 千手サナの歌遁チャクラにアニ遁使いのうちはタツヤが目を付けた結果がこの究極幻術である。 追記・修正は月の眼計画を成就させてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 救世主だからクリスマスなんだろうなぁ -- 名無しさん (2016-05-28 00 21 23) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-05-29 21 02 51) 結局こいつは善人?悪人?サスケや我愛羅とかもそうだけど純粋と言われてるけど見た目や立ち居振る舞いからだとそうは見えないし、アナキンみたいに善人➡悪人➡善人って感じか -- 名無しさん (2016-06-06 16 06 08) 善人は全人類強制永続洗脳計画なんて頭おかしい手段を実行しないのよ -- 名無しさん (2016-06-06 16 40 29) 誰かに成り代わり続けたオビトとの対比で自分の意思で行動してるように見えて、柱間の忍界を平和にしたいっていう夢を六道仙人の残した石碑にあった無限月読っていう手段で叶えようとして誰かの目標をなぞってるだけだし根底は近いのかもね -- 名無しさん (2016-06-06 17 04 36) 無限月読成功した後のマダラはどう過ごすんだろうね。実質一人ぼっち -- 名無しさん (2016-06-06 18 26 52) 項目ちょっと詰め込みすぎ感あるかな -- 名無しさん (2016-06-11 17 04 37) ↑3近いって誰に? ↑2俺は無限月読が、オビトが五影会談で初めて語ったときから術者はかからず人類を管理するものだと思っていた。マダラも最初から己1人で人類を管理するつもりだったと思うが -- 名無しさん (2016-06-12 05 06 36) なんかアレだな。マダラは普通に進めた場合のラスボス、カグヤは条件満たした場合の裏ボスって感じ。 -- 名無しさん (2016-06-14 19 36 14) マダラはナルトぐらい多重影分身出来るのかな -- 名無しさん (2016-06-24 21 53 36) マダラ・柱間・扉間はシカマルよりもIQ高くて賢いのかな?3人とも精神力もめちゃ強いのかな?昔のファンブックの能力パラメーターを出してほしかった -- 名無しさん (2016-06-24 21 57 56) ↑陣の書から、ステータスの表記が無くなったのは残念だね。者の書の時点でイタチや自来也でパラメーターが満点に近かったからそれ以上のキャラが続出した戦争編は表記するのが難しかったんだろう。もしするならワートリのファンブックみたいに数値がカンストする仕様にしないといけない。 -- 名無しさん (2016-08-11 20 15 52) 乱世の時代からの経験からするとチャクラの差はあってもマダラが敵として一番恐かったな -- 名無しさん (2016-10-01 08 37 44) 正直扉間のこともめちゃくちゃ評価してるよね -- 名無しさん (2016-10-19 03 07 09) ↑影分身、穢土転生、卑雷神とめっちゃヤバイ術を、即興で派生系だけど禁術を作り上げ、スピードも当代一じゃ評価には値するだろ -- 名無しさん (2016-10-28 13 19 05) 現代の忍びに対して「知らなかったのか? 穢土転生とは本来こうやって道連れに使う術だ」とか「禁術の高等忍術といえど~」とか『扉間はもっと上手く使ってたぞ』というのが言外にあるな -- 名無しさん (2016-10-28 14 25 45) 卑劣様は弟を一騎打ちで倒したし、柱間と比類する実力もあるからな -- 名無しさん (2016-10-29 19 40 59) 卑劣様を馬鹿にしたらそれに負けた弟も馬鹿にすることになるからな。マダラの性格からしてそんなことは絶対にしない -- 名無しさん (2016-10-29 20 05 18) いなり寿司と白子て(笑) -- 名無しさん (2016-11-06 13 34 24) マダラと卑劣はお互いに色眼鏡無しで実力認めつつ「(とっとと死なねえかなこいつ…)」って本気で思ってただろうし -- 名無しさん (2016-11-08 21 41 41) ↑互いの実力、特に恐ろしさを誰よりも深く理解し合っている(その点ではやや美化してる柱間以上)ってのが皮肉 -- 名無しさん (2016-12-23 01 03 27) 改めて読んでみてもマダラの行動は少年誌に載せちゃいけないレベルの気持ち悪さなんだよなぁ…マジで常人の理解超えてる -- 名無しさん (2017-03-10 09 43 29) 千住や日向一族とか、他の一族で強いやつなんて一人二人程度なのに、 うちは一族だけ、サスケ、イタチ、シスイ、オビト、マダラと規格外の 連中が多すぎる、まごうことなきダントツに最強の一族だわ -- 名無しさん (2017-06-08 18 04 27) ↑まぁ平和な時代には似合わないかもしれないが、その最強一族の血筋が歴代最強のサスケとサラダしかいないというのもまた悲しいな。途絶えること確定の千住よりはましだけど -- 名無しさん (2017-07-24 21 36 56) MBTI性格診断だと何タイプかな -- 名無しさん (2017-07-25 23 08 13) NARUTOの敵で一番絶望感あったわ -- 名無しさん (2017-09-21 12 34 06) 一切出てこない扉間 マダラ視点だと、単純に嫌いと言うのに加えて「扉間が居なければ弟は死ななかったし、戦力の均衡が崩れなければ一族から爪弾きにされることもなかったし、里内で果たせる役目もあった」みたいな感じかなあ -- 名無しさん (2017-09-23 15 11 50) しかし改めて読み直すとうちは一族が千手一族に亡命する奴が出るほどにボロ負けしててびっくりするマダラは永遠の万華鏡を手に入れてパワーアップして千手から停戦の書状送られたとこに戦闘仕掛けてるのに負けてるし -- 名無しさん (2017-11-10 04 10 21) 読んでみたら「柱間」の多いこと多いこと -- 名無しさん (2018-01-20 15 02 11) うちは一族滅亡の元凶だな -- 名無しさん (2018-01-20 17 40 38) 作中では語られない期間に、柱間とタッグで戦う時もあったんだろな -- 名無しさん (2018-11-07 01 16 20) BORUTOの終盤にテコ入れの為に復活しそうな予感 -- 名無しさん (2018-11-22 10 14 55) お盆だから復活しました -- 名無しさん (2019-02-09 20 48 54) 頼れる仲間のごとく現れる黒ゼツとグルグルとオビト 真の意味での味方が1人もいなくて悲しい -- 名無しさん (2019-02-21 21 59 18) ↑唯一の友柱間と笑いあって逝けたのが救いか… 生前のマダラなら五影でワンチャンいけるかと思ったけど固有瞳術と完成体もあったわ やっぱ強すぎる -- 名無しさん (2019-02-25 14 37 11) サスケとマダラだと最終的にどっちが強いだろう? -- 名無しさん (2019-06-05 03 51 21) オビト髪の毛伸ばすと結構マダラに似てたよね。「やっぱりマダラの直系か兄弟の子孫だったりするのかな(イズナは五男だったらしいので、マダラのすぐ下の弟とか?) -- 名無しさん (2019-07-06 15 39 58) イズナ以外の弟はマダラが子供の頃死んでるからそれはないかな。そう言えば孫は出てきたけどマダラや柱間や扉間の子供って出てきてないな。 -- 名無しさん (2019-07-12 15 36 21) 大物感たっぷり、作中屈指の大立ち回り←むっちゃわかる。スゴいそれな -- 名無しさん (2019-08-22 08 12 56) 天狗ロボに対して仏ロボってのが差を分かりやすく現してるな。 -- 名無しさん (2019-12-08 17 50 56) 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-12-14 18 53 31) 当時は、えーまだラスボスいんの?って感じだったからな -- 名無しさん (2020-02-16 03 50 35) 木の葉隠れの創設者vs木の葉隠れの第七班、ナルトとサスケとカカシの人生を大きく歪ませた元凶、戦いを求めながらも平和を求めるという忍界の縮図そのもの…と言ったように忍世界をこれからどうしていくのか答えを出すに相応しいボスだっただけにラスボスじゃなかったのが本当に勿体ないわ -- 名無しさん (2020-04-24 02 17 15) どう見てもイズナの模様の方が『直巴』に見えるが…サスケとイズナは似てるとも言われてたし…マダラがイズナの眼を移植して『直巴』になるのは運命づけられてたってことか…?だとすると悲しすぎるな -- 名無しさん (2021-06-26 22 32 58) なんで六道マダラはぬのぼこを使わなかったんだろうか。だろうか。 -- 名無しさん (2021-08-22 09 11 20) ↑確かに。マダラなら意思がオビト以上に強いだろうから、ぬのぼこ振り回しながら隕石落とすだけでほぼ一掃できただろうね -- 名無しさん (2021-08-29 15 51 51) ある考察にあった平和を望む心と争いを望む心が相克して自分自身が嫌になっていたから無限月読に手を出したのでは?っていう意見が割と当たってると思う -- 名無しさん (2021-10-12 23 23 22) 認めた人間に対しての態度の変わり方が凄い。柱間は言わずもがな、砂利扱いから始まって最後は最強クラスの敵認定したガイに対しての物といい…。 -- 名無しさん (2021-11-01 15 01 49) コメント欄が荒れていたのでリセットしました。 -- 名無しさん (2022-01-23 19 50 45) 勝手にリセットされたコメント欄を復旧しました。 -- 名無しさん (2022-01-26 21 29 54) 報告にあった違反コメントを削除。 -- 名無しさん (2022-01-27 22 24 08) 言うほどホモではないような -- 名無しさん (2022-04-22 07 17 51) 独身かつ柱間大好きおじいちゃんだったから偏見でそう見る人がいたかもしれない -- 名無しさん (2022-04-22 07 52 31) 男が男に執着しすぎ、しかも根底に好意(尊敬?)もありってなると、まぁホモネタにもされるわなって言う感じ -- 名無しさん (2022-04-22 08 38 34) よく「マダラが初代火影になっていれば丸く収まった」って言われるけど絶対そんなことないと思う -- 名無しさん (2022-10-06 03 36 39) そもそも裏で暗躍するカグヤとゼツが存在する時点で丸く収まる訳ないんだよなあ。少しの間平和でもその内絶対災いもたらすだろ -- 名無しさん (2023-04-18 10 03 47) まずマダラってうちは一族にも信頼されてないし岩隠れとの同盟の話し合いでもいきなり攻撃仕掛けてるしいっさい火影に向いてないからな -- 名無しさん (2024-03-04 11 48 38) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kohgetsu-dentetsu/pages/47.html
雷光新町は植春市雷光区雷光新町にある光月電気鉄道目堂本線の駅である。駅番号はMD25。 駅諸元 駅名 雷光新町 英語案内 Raiko-Shinmachi 駅構造 地上駅 駅名の由来 至近の地名より。かつては雷光町だったが、平成の大合併で雷光区に再編された。 駅構造 2面4線の島式ホームと橋上駅舎を有する。 橋上駅舎の北口の3階以上はひかでんマーメイドがフランチャイジーとなったビジネスホテル 東都ホテルズ雷光新町駅店が入居している。 この東都ホテルズ雷光新町駅店は避難定点としての機能を有しており、 避難客が入りそうな時は至近の東都ホテルズ雷光新町プラザへ宿泊客が振り替えられることがある。 乗り場 番線 路線 方向 行先 接近メロディ 1 目堂本線・殺生院線・光月本線 上り 植春・六道入口・間方面 コネクト 2 コネクト 3 目堂本線 下り 休暇村・目堂方面 spinal coaster 4 spinal coaster 駅周辺 東都ホテルズ雷光新町駅店駅の3階~5階の一部がホテルである。なお、東都ホテルズ公式HP上では下記の雷光新町プラザと同一店舗扱いである。 東都ホテルズ雷光新町プラザ駅から徒歩5分。