約 1,072,473 件
https://w.atwiki.jp/qbtd/pages/615.html
No.472 レアリティ:☆☆☆☆ ライフ:1 必要アビリティ:パワー3 スキル2 攻撃力/防御力:40/10 アビリティ:パワー1 スキル1 テキスト 近距離にしか出せない。 アナリスタをアタックした近距離にいるキャラが捨て札になる場合、 防御力を上回るダメージを下のカードに与え、そのキャラをロールする。 近距離 収録セット 第5弾 逢魔の女王編(アナリスタ・アルドラ・アイリ・アレイン・リスティ・ユーミル・カトレア・ニクス・メナス・メルファ) イラストレーター F.S アナリスタの必殺技・・ではあるのだが、効果範囲の制限が厳しく今一使い勝手が悪い。 弟子と協力した「アナリスタ ツインラリアット」にフィニッシャーは任せたい。
https://w.atwiki.jp/qbtd/pages/132.html
No.P003 レアリティ:☆☆☆ ライフ:3 必要アビリティ:パワー1 攻撃力/防御力:-/20 アビリティ:パワー3 ダメージを受けて、このカードが一番上にきたとき、 このターンの終了時まで手札を相手にすべて見せる。 (距離制限なし) 配布方法 体験会参加特典 イラストレーター えぃわ デメリットが異常に大きく、敢えて使用する必要性が少ないカード。 限定配布であるため、配布終了後の入手が難しいカードのひとつ。
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/151.html
2011年2月3日 ※2011年8月 改訂作業中 『中国ミステリ史 第三章』では、1940年代末から1970年代まで(中華人民共和国成立から文化大革命終了まで)の中国の探偵小説(偵探小説)/推理小説/ミステリの歴史を紹介している。 目次 第三章 1940年代末~1970年代: 社会状況の変化による中国ミステリの転変第一節 中華人民共和国の成立とソ連探偵小説の流入 第二節 中国の探偵作家とソ連の探偵作家の交流(1956年) 第三節 ソ連の探偵小説(1)ソ連の探偵小説の新潮流(1956年) (2)ロマン・キムの手紙で知る当時のソ連探偵小説界(1956年~1957年) 第四節 程小青の探偵小説論(1957年) 第五節 文化大革命期の"写本"現象 第六節 1940年代末~1970年代の代表的な作品 第七節 邦訳された1950年代~1970年代の中国探偵小説 参考文献 第三章 更新履歴 第三章 1940年代末~1970年代: 社会状況の変化による中国ミステリの転変 第一節 中華人民共和国の成立とソ連探偵小説の流入 【主要参考文献:老蔡(ラオツァイ)(2009)「百年華文推理簡史 六、新中国的反特小説」】 【2011年7月29日、加筆】 第二章第二節で述べたとおり、中国(中華民国)では終戦後、日本よりも早く探偵雑誌が創刊されている。1946年1月に創刊された『新偵探(しんていたん)』を皮切りに、同年には『大偵探(だいていたん)』、『藍皮書(らんひしょ)』が創刊されたが、これらの雑誌は、程小青の霍桑(フオサン)シリーズや孫了紅の魯平(ルーピン)シリーズなどの国内創作や、エラリー・クイーン、アガサ・クリスティ、ジョン・ディクスン・カーの翻訳作品などを掲載し人気を博していた。1949年にも探偵小説雑誌『紅皮書(こうひしょ)』が創刊され、中国の探偵小説界はこのままの形で発展していくかに思われた。 しかし、1949年、新中国=中華人民共和国の成立により、状況は一変する。これにより、かつてのような探偵小説を発表することは許されなくなり、『大偵探』、『藍皮書』【注1】、『紅皮書』は廃刊となる(『新偵探』は創刊から半年で廃刊となっていた)。欧米(西ヨーロッパやアメリカ)の探偵小説に代わって入ってきたのは、ソ連を中心とする共産主義国家の探偵小説で、それにより中国の探偵小説は変質を余儀なくされる。 この当時のソ連では通常の犯罪を描く探偵小説は刊行されておらず、ソ連で探偵小説【注2】といえば、潜入しているアメリカやイギリスのスパイを摘発する反スパイ小説のことであった。そのため、この時期は中国でも探偵小説といえば反スパイ小説をさすようになる。「スパイ」は中国語で「特務」であり、この時期の探偵小説は中国では反特小説(はんとくしょうせつ)と呼ばれる。 この時期に中国語に翻訳されたソ連の反スパイ小説の代表格としては、1955年に中国語訳が出たニコライ・トマン【注3】(1911-1974、ロシア語版Wikipedia)の『戦線付近の駅で』【注4】(邦訳なし、原題: На прифронтовой станции、中国語タイトル:在前线附近的车站)が挙げられる。 注1:1946年7月に創刊された『藍皮書(らんひしょ)』は1949年5月に休刊となったが、1950年に香港で復刊されている。江戸川乱歩は1956年から1958年ごろにかけて、この香港版『藍皮書』を定期購読している。 注2:この当時のソ連では、探偵小説・探検小説・SF小説などを総称して「冒険もの」(приключения、プリクリュチェーニヤ)と言っていた。日本ではこれらの小説は「探偵小説」と総称されていた。 注3:ニコライ・トマンは、飯田規和(1965)では、レフ・シェイニン(1906-1967、ロシア語版Wikipedia)と並んで当時のソ連の「スパイ小説的な推理・冒険小説」の代表的な作家だと紹介されている。ニコライ・トマンは小説の邦訳はないが、ソ連・東欧SFアンソロジーの『遥かな世界果しなき海』(早川書房、1979年)にエッセイ「SF論争 ――モスクワ・1965年」が訳されているようだ(著者名表記は「ニコライ・トーマン」)。 注4:仮に邦題を『戦線付近の駅で』としたが、『戦線付近の駐屯地で』の方がいいかもしれない。 第二節 中国の探偵作家とソ連の探偵作家の交流(1956年) 【2011年7月29日追加】 当時の中国ミステリ界とソ連ミステリ界の関わりについて伝える資料に、ソ連のスパイ小説作家ロマン・キムが江戸川乱歩にあてた手紙がある。(乱歩とロマン・キムが文通を開始した経緯については、「ソ連/ロシア推理小説翻訳史 - ロマン・キム(1899-1967)」を参照のこと) ロマン・キムからの第二信(『宝石』1957年1月号)に非常に興味深いことが書かれている。ソ連の探偵作家が北京や上海を訪れ、中国の探偵作家と交流したというのである。 1956年8月、ロマン・キムを含むソ連の探偵作家たちは、北京を訪れ、中国の探偵作家たちと歓談した。ソ連の作家たちは、ソ連ではスパイ小説に代わって本格的な探偵小説が現れはじめたということを伝え、中国の作家たちは、中国ではスリラー小説(驚険小説/惊险小说)が読者の間で絶大な人気を博しており、このジャンルの本が次々と出版されているということを伝えた。またソ連の探偵作家一行は上海にも赴き、探偵ものの戯曲「十五貫」を観覧したという。上海といえば、第二章で紹介した程小青(てい しょうせい)と孫了紅(そん りょうこう)がいた地である。彼らもこの交流に参加したのだろうか。なかなか興味深いところである。 また、この第二信によると、中国のムー・リンとハン・シンの中編「図面四〇七」は非常に中国国内で評判がよい作品で、ロシア語に翻訳され新聞『友情(ドルージバ)』(дружба)に掲載されたという。中国におけるスパイの活躍を扱ったものだというが、この作品が誰のどの作品を指しているのかは分からない。ほかに、中国の作家のスリラー小説中短編集『謎の数字』のロシア語訳の刊行が予定されているとも書いてあるが、これについても誰のどの作品を指しているのか、現段階では分からない。 第三節 ソ連の探偵小説 【2011年7月29日追加】 この時期の中国の探偵小説はソ連の探偵小説に大きな影響を受けていたが、そもそも日本では、ソ連の探偵小説自体があまり知られていない。そこでこの節では、主にロマン・キムが江戸川乱歩にあてた手紙を用いて、やや脱線に見えるかもしれないが、当時のソ連探偵小説界を概観する。 (1)ソ連の探偵小説の新潮流(1956年) 第二節でも少し触れたが、ロマン・キムの第二信によれば、ソ連ではこのころ、スパイ小説以外に本格的な探偵小説も現れ始めたとされている。実は、ソ連の探偵小説が(反)スパイ小説一辺倒だったのは1950年代半ばまでであり、スターリン死去(1953年)後しばらくすると、モスクワ警察の刑事たちが強盗事件などの一般の犯罪を捜査するような、いわゆる警察小説のタイプの探偵小説が刊行されるようになる。その先陣を切ったのが、1956年にソ連で雑誌掲載・単行本化されたアルカージイ・アダモフ(1920-1991、ロシア語版Wikipedia)の『雑色事件』(邦訳なし、原題:Дело «пёстрых»、ロシア語版Wikipedia)である。この作品は、翌1957年には早くも中国語訳(『形形色色的案件』)が刊行されている。 アルカージイ・アダモフの名は日本のミステリ界ではまったくと言っていいほど知られていないが、アダモフは中国では当時のソ連探偵小説界を代表する作家だと見なされており、たとえば中国で1998年に出版されたミステリ史の本、曹正文(そう せいぶん)『世界偵探小説史略』では、ソ連の探偵小説についての総論的な節とは別に、アダモフの紹介のための節が設けられている。 アダモフの『雑色事件』は残念ながら邦訳が出ていないが、幸いなことに、ソ連ミステリ・ソ連SF翻訳家の袋一平氏が『日本探偵作家クラブ会報』第120号(1957年7月)でこの作品のあらすじをごく簡単にだが紹介している。袋氏は作品タイトルを『雑色事件』としており、このページではこの訳題を採用した。 袋一平「ソ連の探偵小説界近況」(『日本探偵作家クラブ会報』第120号、1957年7月) 「雑色事件」 アルカージイ・アダモフ 四〇〇字、一千枚位の長篇 主人公はセルゲイ・コルシュノフという復員士官で、モスクワ刑事捜査局に勤務する。強盗、殺人団が横行しているが、正体がつかめない。というのはスタッフがあらゆる種類の人間の集まりだからで、題名の「雑色」はその意味。そしてこの一味は「犯罪のロマンス」を信奉し、手口が非常に凝っている。主な犯罪者は「パパーシャ」、ソフロン・ロジキン・クプツエウィチなど。このロマンチック犯罪をコルシュノフとその助手たちが解決して行く物語。 また、桜井厚二氏の論文「ロシア刑事探偵のフォークロア ―ワイネル兄弟『恩恵の時代』を中心に―」でも、アダモフのこの作品のあらすじがまとめられている。この論文は、「21COE研究教育拠点形成 スラブ・ユーラシア学の構築 中域圏の形成と地球化」の研究報告集No.23「文化研究と越境:19世紀ロシアを中心に」(2008年2月)に掲載されたもので、桜井氏はタイトルを「まだら事件」としている。 桜井厚二(2008)「ロシア刑事探偵のフォークロア ―ワイネル兄弟『恩恵の時代』を中心に―」 アルカージー・アダモフの『まだら事件 Дело пёстрых(1956)』は、ワイネル兄弟より以前に、戦後モスクワのギャングに挑むソヴィエト刑事探偵の肯定的イメージを提示してみせた先駆的作品であった。この作品は、以下のような梗概の連作短編集である。 第二次世界大戦から復員した青年セルゲイ・コルシュノフは、その軍功によりモスクワ警察犯罪捜査部の刑事に採用される。折しも首都で頻発する様々な凶悪事件から、その背後で犯罪者たちを仕切る「親爺」と呼ばれる黒幕の存在が浮上していた。当局は「親爺」に操られた雑多な者たちによる多種多様な一群の事件を「まだら事件」と名付け、特捜班を設置する……。 アルカージイ・アダモフの『雑色事件』はソ連では映画化されたほか、ソ連時代に少なくとも2度、ソ連崩壊後に少なくとも3度再刊されており、人気作のようである(最新の2002年版→ロシアのオンラインショップ)。また、ソ連時代の推理小説を集めた全集や選集がソ連崩壊後に何度か刊行されているが、この作品はほぼすべてに収録されており、どうやらソ連/ロシアの推理小説史においては記念碑的な作品のようだ。そのような作品が、結局邦訳されることがなかったのは残念なことである。 なお、翻訳は中国語訳以外に、少なくともドイツ語訳『Die Bunte Bande von Moskau』(1962年)が刊行されている。 アルカージイ・アダモフの作品は、『雑色事件』を含め1作も邦訳されていない。この当時のソ連の探偵小説(警察小説)で邦訳が出ているものとしては、1965年にハヤカワ・ポケット・ミステリで刊行されたユリアン・セミョーノフ『ペトロフカ、38』(原著1963年)がある。ユーモアとサスペンスにあふれ、一般的にイメージされる共産主義の暗いイメージとは無縁の傑作である。 (2)ロマン・キムの手紙で知る当時のソ連探偵小説界(1956年~1957年) 『宝石』1956年10月号に転載されたロマン・キムからの第一信は、「ロシヤでは探偵文学のジャンルは十九及び二十世紀(革命前)には発達しておりませんでした」、「革命後のわが国には探偵文学が発達しはじめました」――と、探偵の冒険ものやスパイ小説から始まって、次第に本格的な探偵小説が書かれるようになっていたソ連のミステリ史を伝えている。当時の最新の状況に触れているところを引用する。 ロマン・キム第一信(『宝石』1956年10月号、原卓也訳) ここ数年間というもの、ソヴェートの探偵文学は量的にも質的にも飛躍を続けております。主要な位置を占めておるのは云うまでもなくスパイ小説です。――外国の密使がいかにしてソ同盟に潜入し、秘密の工作を行うか、またソヴェートの偵察兵がいかにして彼らの正体を見破るか、といったたぐいのものです。しかし、最近のわが国には、犯罪とか、或いはソヴェートの探偵の活躍などに関する純然たる探偵小説も現われはじめました。例えばアダーモフの「複雑な事件」など。この秋にはモスクワで探偵小説を含む冒険小説の諸問題に関する第一回全同盟会議が開かれます。数百名の作家が参集し、当面の諸問題を審議するはずです。わが国の新聞雑誌には、もう一連の論文が現われておりますが、その中で、探偵小説というものは主題の興味や独特の構成のほかに、登場人物の性格とか全体の背景とかの巧みな描出によっても優れたものでなければならないという希望を、批評家や読者が表明しております。 わが国ではイギリス、アメリカ、フランスの作家の作品で政治的、社会的テーマが取扱われているようなものに深い関心が示されております。その意味でグレアム・グリーンの長篇「静かなるアメリカ人」(もうこちらの雑誌に掲載されたのです)はソヴェート読者の興味をひきました。またクイーンの「帝王死す」とか、大都市における腐敗堕落(コラプシオン)の光景が示されているチャンドラーの「さらば愛しき女よ」とか、「長いお別れ」などのような作品にも深い関心が寄せられております。 ロマン・キム第二信(『宝石』1957年1月号、原卓也訳) ごく近いうちに、ソ同盟で本格的探偵小説が発表されます。民警と犯罪者との闘いを描いたヴァレンチン・イワノフの「黄色いメタル」と、モスクワ捜査局の活動を扱ったアダモフの「さまざまな人の事件」がそれです。後者は一九五六年の雑誌「青春(ユーノスチ)」に載ったものでその雑誌は既に一月前木村浩さんに送りました。しかしこの長篇は単行本としてはまだ出ておりません。その後直ぐスパイ小説が出ます――エヌ・アターロフの「変名の死」と、ヴォエヴォディンのものと、タルンチスの「固い合金」がそれです。ポーランド語からの翻訳中篇「静かなる戦線」(東独に於ける西独スパイ組織の活動を扱ったもの)や、中国語からの翻訳で、中国作家の驚険中短篇小説集「謎の数字」も出ます。 レニングラードでは目下イギリスの作家プリイストリの「危険な転換」が上演されています。これは本格探偵作品ではありませんが、疑いもなく心理的スリラアです。 (中略) 小生は木村浩さんに、「さまざまな人の事件」を読んだら、その作品の筋を先生に伝えるよう手紙を出しておきました。多分この作品は日本語に訳されるのでしょう。 ロマン・キム第三信(『宝石』1957年8月号、木村浩訳) わがソ連邦では、探偵小説に対する興味が、それも特に本格探偵小説に対するそれが非常に高まっています。最近、コナン・ドイルの大きな選集の新版がでました。雑誌「外国文学」は、近々、今日の欧米の探偵小説の特集号をだす予定です。 (中略) 最近は、犯罪摘発をめぐるソヴェト捜査局及び民警の活躍に関する探偵小説が人気をよんでいます。(改段落)アダーモフの「ぐれん隊事件」につづいて、ブレスト及びランスキイの「見えない前線」、レフ・シェイニンの「探偵の手記」、ロイズマンの「狼」その他が出版されました。(改段落)わが国の文学において、かつてこれほど沢山の探偵小説があらわれたことはありません。もちろん、英米のそれと比較しますれば、わが国での探偵物の出版はそれほど多いとは申せませんが、しかし、過去と比較すれば、現在はかつて今まで見なかったほど多量の本が出たというわけです。 (中略) わが国でも多勢の学者、ジャーナリスト、エンジニヤ――一口にいってハイブラウな人々――は、クリスティ、クロフツ、クイーン、ブレイク、ウールリッチ、アイルズその他をよんでいます。多くの人々の机の上やポケットのなかに、ペンギンのマークのついたポケットブックを見かけることができます。 当時のソ連で反スパイ小説(引用文中では単に「スパイ小説」)が流行っていたことがロマン・キムの第一信からも確認できる。そのスパイ小説全盛の時代の中で出てきた最初の本格的な探偵小説として、アダモフの「複雑な事件」「さまざまな人の事件」「ぐれん隊事件」が挙がっているが、これはおそらくすべて前述の『雑色事件』(まだら事件)を指していると思われる。 「冒険小説(プリクリュチェーニヤ)」(探偵小説・探検小説・SF小説等の総称)に関する積極的な議論も行われていたようで、一般的なイメージにある「ソ連では推理小説は流行らなかった」という気配は微塵も感じさせない(もっとも、ロマン・キムはいわばソ連を代表して自国の推理小説を「宣伝」しているわけなので、いくらか割り引いて見るのが適切かもしれない)。 第四節 程小青の探偵小説論(1957年) 上原草さんのブログ「中国推理小説研究会」程小青 探偵小説論 その1(2009年5月10日) 程小青 探偵小説論 その2(2009年5月11日) 程小青 探偵小説論 その3(2009年5月12日) 程小青 探偵小説論 オールド上海の時代は?(2009年5月14日) この時期は、前述の程小青や孫了紅も、反特小説やスリラー小説(驚険小説/惊险小说)を書いている。作者にも読者にも、選ぶ余地はなかったのである。 1950年代の中国の反特小説は、ストーリーよりも政治性、思想性が強調され、また登場人物も類型的なものになり、誰が善人で誰が悪人かが一読してすぐ分かるようになっており、旧来の探偵小説の面白さは失われてしまった。このような問題点は1960年代になるとある程度改善される。また、1960年代には、大規模な詐欺事件を扱った作品や、警察官の生活を描いた作品など、異なる趣を持つ探偵小説も少しずつ書かれるようになる。 第五節 文化大革命期の"写本"現象 【主要参考文献:老蔡(ラオツァイ)(2009)「百年華文推理簡史 七、“文革”中的地下偵探小説」】 第三節で述べたように、ソ連では1956年にアダモフ『雑色事件』が発表され、スパイ小説一辺倒だった状況から脱し、警察が事件を捜査するような通常の推理小説が刊行されてるようになっていった。「共産圏では推理小説は発達しない」と思っている人は少なくないと思うが、それはまったくの誤りで、『雑色事件』以降、ソ連の推理小説の伝統は絶えることなく連綿と続いている。 一方中国では、1960年代半ばより文化大革命による文化の大弾圧が始まり、それまで刊行されていたソ連影響下の「反特小説」(反スパイ小説)すら刊行が許されなくなった。この時期には書籍に代わって、紙にペンで書きつけた「写本」の形で民衆の間に物語が広まった(こちらで写真が見られる)。写本として広まった物語の中には、50年代から60年代にかけての反特小説にストーリーの起伏やサスペンスを加えた変異形や、スリラー小説も多く含まれ、ひそか流行していたという。 第六節 1940年代末~1970年代の代表的な作品 李長声(リーチャンション)(2002)「中国のミステリー事情 大衆文学への渇望」では、1950年代から1970年代まで、「中国の探偵小説に見るべきものはほとんどない」とされている。ただし、反特小説の中でも、陸石(りく せき/ルー シー)と文達(ぶんたつ/ウェン ダー/文达)の共著による短編小説「双鈴馬蹄表(そうれいばていひょう)」(双铃马蹄表)や、白樺(はっか/バイフア/白桦)の短編小説「無鈴的馬幇(ぶれいてきばほう)」(无铃的马帮)は佳作といえるという。前者は「国慶十点鍾(こっけいじってんしょう)」(国庆十点钟、1956)というタイトルで、後者は「神秘的旅伴(しんぴてきりょはん)」(1955)というタイトルで映画化されている。 20世紀の中国ミステリの短編を集めた前述のアンソロジー『20世紀中国偵探小説精選』(2002年、全4巻)で、この時期を対象とする第2巻の収録作は以下のとおりである。 老蔡(ラオツァイ)(2009)によると、この時期はすべての探偵小説が反特小説だったわけではない。たとえば、国翹(こっきょう/グオチャオ/国翘)の短編「一件積案」(一件积案)は、欧米の黄金時代の作品を思わせる古典的な謎解き小説で、この年代にはなかなか得難い好編だという。これと同じようなタイプの作品として、ラオツァイ氏は弍丁(じてい/アルディン)の短編「一具無名屍体的秘密」(一具无名尸体的秘密)を挙げている。 『20世纪中国侦探小说精选(1950-1979) 谁是凶手』(誰是凶手)(=犯人は誰だ)白樺「無鈴的馬幇」 陸石・文達「双鈴馬蹄表」 国翹「一件積案」 弍丁「一具無名屍体的秘密」 賀慈航(が じこう/フー ツーハン/贺慈航)・樊家信(はん かしん/ファン ジアシン)「神秘的解剖室」 高現(こう げん/ガオ シエン/高现)「誰是凶手」(谁是凶手) 陸長源(りく ちょうげん/ルー チャンユアン/陆长源)「蛛糸馬跡」(蛛丝马迹) 葉一峰(よういつほう/イエ イーフォン/叶一峰)「一件殺人案」(一件杀人案) 王亜平(おう あへい/ワン ヤーピン/王亚平)「神聖的使命」(神圣的使命) ※ 王亜平 … 1980年刊行の長編ミステリ『刑警隊長』はロングセラーになった。 第七節 邦訳された1950年代~1970年代の中国探偵小説 【2011年7月31日、加筆】 柯藍(コーラン) 「鴉の告発」 (『探偵実話』1952年第2号) 参考文献 中国ミステリ史 参考文献 (新しいウィンドウで開きます) 第三章 更新履歴 2011年2月3日:公開 2011年8月7日「第一節 中華人民共和国の成立とソ連探偵小説の流入」の記述内容を訂正。 「第二節 中国の探偵作家とソ連の探偵作家の交流」を新設。 「第三節 1950年代のソ連探偵小説界」を新設。 「第六節 邦訳された1950年代~1970年代の中国探偵小説」に柯藍(コーラン)「鴉の告発」を追加。 『中国ミステリ史 第一章』(19世紀末~1910年代) 『中国ミステリ史 第二章』(1910年代~1940年代) 『中国ミステリ史 第三章』(1940年代末~1970年代) ←今見ているページ 『中国ミステリ史 第四章』(1970年代末~1990年代) 『中国ミステリ史 第五章』(1990年代末~21世紀初頭) 『中国ミステリ史 第六章』(現代)
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/201.html
2012年9月1日 最終更新:2018年11月6日(ページ末尾の「更新履歴」参照のこと) 1959年4月に創刊された東京創元社、《創元推理文庫》の非英語圏作品一覧。 (「非英語圏作品」だと日本の作品も含むことになるが、日本の作品はリスト化していない。創元推理文庫で刊行された海外ミステリの非英語圏作品の一覧である。) 関連ページ:ポケミス非英語圏作品一覧(早川書房、1953年9月創刊) Index 創元推理文庫/海外ミステリ/非英語圏・非フランス語圏作品一覧 創元推理文庫/海外ミステリ/フランス語圏作品一覧 創元推理文庫/海外ミステリアンソロジー/非英語圏作品一覧 おまけ1:創元推理文庫/ホラー&ファンタジイ/非英語圏作品一覧 おまけ2:創元SF文庫/非英語圏作品一覧 参考文献 更新履歴 創元推理文庫/海外ミステリ/非英語圏・非フランス語圏作品一覧 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 原題(年) 備考 ラテンアメリカ(特記なき場合、原語はスペイン語) パコ・イグナシオ・タイボ二世(メキシコ) 影のドミノ・ゲーム 田中一江 1995年1月 Mタ2-1 Sombra De La Sombra (1986) 英語からの重訳 スウェーデン(スウェーデン語) ヤーン・エクストレム 誕生パーティの17人 後藤安彦 1987年1月 Mエ1-1 Ättestupan (1975) ヘニング・マンケル 殺人者の顔 柳沢由実子 2001年1月 Mマ13-1 Mördare utan ansikte (1991) リガの犬たち 柳沢由実子 2003年4月 Mマ13-2 Hundarna i Riga (1992) 白い雌ライオン 柳沢由実子 2004年9月 Mマ13-3 Den vita lejoninnan (1993) 笑う男 柳沢由実子 2005年9月 Mマ13-4 Mannen som log (1994) 目くらましの道【上下巻】 柳沢由実子 2007年2月 Mマ13-5,6 Villospår (1995) 英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞、フランス・ミステリ批評家賞 タンゴステップ【上下巻】 柳沢由実子 2008年5月 Mマ13-7,8 Danslärarens återkomst (2000) 五番目の女【上下巻】 柳沢由実子 2010年8月 Mマ13-9,10 Den femte kvinnan (1996) 背後の足音【上下巻】 柳沢由実子 2011年7月 Mマ13-11,12 Steget efter (1997) ファイアーウォール【上下巻】 柳沢由実子 2012年9月 Mマ13-13,14 Brandvägg (1998) 霜の降りる前に【上下巻】 柳沢由実子 2016年1月 Mマ13-15,16 北京から来た男【上下巻】 柳沢由実子 2016年8月 Mマ13-17,18 2014年刊行作品の文庫化 ピラミッド 柳沢由実子 2018年4月 Mマ13-19 モンス・カッレントフト 冬の生贄【上下巻】 久山葉子 2013年3月 Mカ11-1,2 Midvinterblod (2007) 天使の死んだ夏【上下巻】 久山葉子 2013年10月 Mカ11-3,4 Sommardöden (2008) 秋の城に死す【上下巻】 久山葉子 2015年12月 Mカ11-5,6 カーリン・イェルハルドセン お菓子の家 木村由利子 2013年6月 Mイ4-1 Pepparkakshuset (2008) パパ、ママ、あたし 木村由利子 2014年3月 Mイ4-2 Mamma, pappa, barn (2009) 子守唄 木村由利子 2015年6月 Mイ4-3 リザ・マークルンド ノーベルの遺志【上下巻】 久山葉子 2013年11月 Mマ26-1,2 Nobels testamente (2006) M・ヨート、H・ローセンフェルト 犯罪心理捜査官セバスチャン【上下巻】 ヘレンハルメ美穂 2014年6月 Mヨ1-1,2 Det fördolda (2010) 模倣犯 犯罪心理捜査官セバスチャン【上下巻】 ヘレンハルメ美穂 2015年1月 Mヨ1-3,4 白骨 犯罪心理捜査官セバスチャン【上下巻】 ヘレンハルメ美穂 2017年6月 Mヨ1-5,6 少女 犯罪心理捜査官セバスチャン【上下巻】 ヘレンハルメ美穂 2017年11月 Mヨ1-7,8 アンナ・ヤンソン 消えた少年 久山葉子 2014年10月 Mヤ2-1 死を歌う孤島 久山葉子 2015年3 Mヤ2-2 クリスティーナ・オルソン シンデレラたちの罪 ヘレンハルメ美穂 2015年8月 Mオ5-1 カタリーナ・インゲルマン=スンドベリ 犯罪は老人のたしなみ 木村由利子 2016年9月 Mイ8-1 老人犯罪団の逆襲 木村由利子 2017年10月 Mイ8-2 シッラ ロルフ・ボリリンド 満潮【上下巻】 久山葉子 2016年10月 Mホ12-1,2 トーヴェ・アルステルダール 海岸の女たち 久山葉子 2017年4月 Mア18-1 レイフ・GW・ペーション 許されざる者 久山葉子 2018年2月 Mヘ19-1 デンマーク(デンマーク語) エルスベツ・イーホルム 赤ん坊は川を流れる 木村由利子 2015年2月 Mイ6-1 過去を殺した女 木村由利子 2016年6月 Mイ6-2 ノルウェー(ノルウェー語) アンネ・ホルト 凍える街 枇谷玲子 2014年12月 Mホ10-1 ホテル1222 枇谷玲子 2015年9月 Mホ10-2 カーリン・フォッスム 晴れた日の森に死す 成川裕子 2016年9月 Mフ36-1 アイスランド(アイスランド語) ヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン フラテイの暗号 北川和代 2013年11月 Mイ5-1 Flateyjargáta (2002) アーナルデュル・インドリダソン 湿地 柳沢由実子 2015年5月 Mイ7-1 2012年刊行作品の文庫化 緑衣の女 柳沢由実子 2016年7月 Mイ7-2 2013年刊行作品の文庫化 声 柳沢由実子 2018年1月 Mイ7-3 2015年刊行作品の文庫化 フィンランド(フィンランド語) レーナ・レヘトライネン 雪の女 古市真由美 2013年1月 Mレ7-1 Luminainen (1996) 推理の糸口賞(1997年) 氷の娘 古市真由美 2013年9月 Mレ7-2 Kuolemanspiraali (1997) 要塞島の死 古市真由美 2014年5月 Mレ7-3 Tuulen puolella (1998) ドイツ語圏 アンネ・シャプレ(ドイツ) カルーソーという悲劇 平井吉夫 2007年5月 Mシ11-1 Caruso Singt Nicht Mehr (1997) ドイツ・ミステリ大賞受賞シリーズの第1作 ネレ・ノイハウス(ドイツ) 深い疵(きず) 酒寄進一 2012年6月 Mノ4-1 Tiefe Wunden (2009) シリーズ第3作 白雪姫には死んでもらう 酒寄進一 2013年5月 Mノ4-2 Schneewittchen muss sterben (2010) シリーズ第4作 悪女は自殺しない 酒寄進一 2015年6月 Mノ4-3 シリーズ第1作 死体は笑みを招く 酒寄進一 2016年10月 Mノ4-4 シリーズ第2作 穢れた風 酒寄進一 2017年10月 Mノ4-5 シリーズ第5作 悪しき狼 酒寄進一 2018年10月 Mノ4-6 シリーズ第6作 フォルカー・クッチャー(ドイツ) 濡れた魚【上下巻】 酒寄進一 2012年8月 Mク18-1,2 Der nasse Fisch (2007) 死者の声なき声【上下巻】 酒寄進一 2013年8月 Mク18-3,4 Der stumme Tod (2009) ゴールドスティン【上下巻】 酒寄進一 2014年7月 Mク18-5,6 Goldstein (2010) アンドレアス・グルーバー(オーストリア) 夏を殺す少女 酒寄進一 2013年2月 Mク19-1 Rachesommer (2010) 黒のクイーン 酒寄進一 2014年1月 Mク19-2 Schwarze Dame (2007) 月の夜は暗く 酒寄進一 2016年2月 Mク19-3 刺青の殺人者 酒寄進一 2017年4月 Mク19-4 バルドゥイン・グロラー(オーストリア) 探偵ダゴベルトの功績と冒険 垂野創一郎 2013年4月 Mク20-1 Detektiv Dagoberts Taten und Abenteuer シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(1) ドイツ語圏編 ヴォルフラム・フライシュハウアー(ドイツ) 消滅した国の刑事 北川和代 2013年6月 Mフ28-1 Torso (2011) シャルロッテ・リンク(ドイツ) 沈黙の果て【上下巻】 浅井晶子 2014年9月 Mリ7-1,2 Am Ende des Schweigens (2003) 失踪者【上下巻】 浅井晶子 2017年1月 Mリ7-3,4 ペトラ・ブッシュ(ドイツ) 漆黒の森 酒寄進一 2015年2月 Mフ31-1 フェルディナント・フォン・シーラッハ(ドイツ) 犯罪 酒寄進一 2015年4月 Mシ15-1 2011年刊行作品の文庫化 罪悪 酒寄進一 2016年2月 Mシ15-2 2012年刊行作品の文庫化 コリーニ事件 酒寄進一 2017年12月 Mシ15-3 2013年刊行作品の文庫化 禁忌 酒寄進一 2018年12月? 刊行予定。2015年刊行作品の文庫化 フレドゥン・キアンプール(ドイツ) 幽霊ピアニスト事件 酒寄進一 2015年9月 Mキ12-1 『この世の涯てまで、よろしく』改題文庫化 ニーナ・ブラジョーン(ドイツ) 獣の記憶 遠山明子 2015年10月 Mフ34-1 ライナー・レフラー(ドイツ) 人形遣い 事件分析官アーベル&クリスト 酒寄進一 2015年10月 Mレ8-1 ウルズラ・ポツナンスキ(オーストリア) 古城ゲーム 酒寄進一 2016年4月 Mホ11-1 ザーシャ・アランゴ(ドイツ) 悪徳小説家 浅井晶子 2016年7月 Mア16-1 シュテファン・スルペツキ(オーストリア) 探偵レミングの災難 北川和代 2017年7月 Mス15-1 天国通り殺人事件 北川和代 2018年7月 Mス15-2 アンドレアス・フェーア(ドイツ) 弁護士アイゼンベルク 酒寄進一 2018年4月 Mフ37-1 オランダ(オランダ語) ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク アムステルダムの異邦人 池央耿 1981年1月 Mウ17-1 Het lijk in de Haarlemmer Houttuinen (1975) 英題:Outsider in Amsterdam オカルト趣味の娼婦 池央耿 1981年5月 Mウ17-2 Buitelkruid (1976) 英題:Tumbleweed 大道商人の死 池央耿 1987年5月 Mウ17-3 De dood van een marktkoopman (1977) 英題:Death of a Hawker スペイン(特記なき場合、原語はスペイン語) マヌエル・バスケス・モンタルバン 楽園を求めた男 田部武光 1985年8月 Mモ4-1 Los Mares Del Sur (1979) フランス語からの重訳/フランス推理小説大賞、スウェーデン推理作家アカデミー賞 死の谷を歩む男 田部武光 1986年4月 Mモ4-2 La Soledad Del Manager (1977) フランス語からの重訳 R・リーバス、S・ホフマン 偽りの書簡 宮﨑真紀 2016年5月 Mリ8-1 マルク・パストル(カタルーニャ語作家) 悪女 白川貴子 2018年3月 Mハ24-1 ギリシャ(ギリシャ語) アンドニス・サマラキス きず 小池滋 1987年10月 Mサ2-1 Το λάθος (1965) フランス推理小説大賞(1970年) ブルガリア(ブルガリア語) アンドレイ・グリャシキ 007は三度死ぬ 深見弾 1985年8月 Mフ10-7 Срещу 07 (1966) 『ミステリマガジン』1967年2月号に『ザホフ対07』のタイトルで訳載(袋一平訳) ※注記したもの以外にも重訳の作品はあるかもしれない。 創元推理文庫/海外ミステリ/フランス語圏作品一覧 数え方にもよるが、以下では32人、164冊をリストアップしている(2017年11月発売のグザヴィエ=マリ・ボノ『狩人の手』までをカウント)。 冊数の多い作家ジェラール・ド・ヴィリエ … 50冊 カトリーヌ・アルレー … 25冊 モーリス・ルブラン … 23冊 ジョルジュ・シムノン … 12冊 ボワロ&ナルスジャック … 6冊 ミッシェル・ルブラン、セバスチアン・ジャプリゾ、フレッド・ヴァルガス … 各5冊 1990年代には創元推理文庫でフランス語圏の作品は1冊も出版されていない。(ちなみに、早川書房のポケミスでも1990年代にはフランス語圏のミステリは1冊しか出版されなかった) 創元推理文庫に収録されたのが早い作家から順に並べた。 2000年代以降に新訳が出たものについては【新訳】と示した。 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 備考 ガストン・ルルー 黄色い部屋の謎 宮崎嶺雄 1965年6月 Mル2-1 旧訳は水谷準訳(1959年5月) 黒衣婦人の香り 石川湧 1976年3月 Mル2-2 2008年の復刊フェアで新カバー化 ジョルジュ・シムノン(ベルギー) 男の首/黄色い犬 宮崎嶺雄 1969年5月 Mシ1-1 『男の首』(1959年9月)、『黄色い犬』(1959年9月)合本 13の秘密/第1号水門 大久保輝臣 1963年8月 Mシ1-2 『13の秘密』改題 ゲー・ムーランの踊子 他 安堂信也 1973年9月 Mシ1-3 『ゲー・ムーランの踊子』(1959年11月)、『三文酒場』(1960年8月)合本 猫―ねこ― 三輪秀彦 1985年1月 Mシ1-4 サン・フィアクル殺人事件 三輪秀彦 1960年4月 Mシ1-5 『サン・フィアクルの殺人』改題 怪盗レトン 木村庄三郎 1960年5月 Mシ1-6 オランダの犯罪 宗左近 1960年9月 Mシ1-7 アルザスの宿 原千代海 1960年11月 Mシ1-8 メグレ警部と国境の町 三輪秀彦 1961年1月 Mシ1-9 港の酒場で 木村庄三郎 1961年4月 Mシ1-10 死んだギャレ氏 宗左近 1961年7月 Mシ1-11 影絵のように 望月芳郎 1961年8月 Mシ1-12 ボワロ&ナルスジャック 女魔術師 江口清 1961年7月 Mホ2-1 技師は数字を愛しすぎた 大久保和郎 1960年3月 Mホ2-2 2012年4月【新版】 思い乱れて 大久保和郎 1959年10月 Mホ2-3 呪い 大久保和郎 1963年4月 Mホ2-4 仮面の男 井上勇 1964年7月 Mホ2-5 犠牲者たち 石川湧 1967年8月 Mホ2-6 カトリーヌ・アルレー わらの女 安堂信也 1964年8月 Mア5-1 大いなる幻影/死者の入江 安堂信也 1973年9月 Mア5-2 『大いなる幻影』(1968年11月)、『死者の入江』(1962年4月)合本 黄金の檻/泣くなメルフィー 安堂信也 1974年8月 Mア5-3 『黄金の檻』(1963年4月)、『泣くなメルフィー』(1964年12月)合本 死の匂い 望月芳郎 1963年10月 Mア5-4 目には目を 安堂信也 1961年1月 Mア5-5 二千万ドルと鰯一匹 安堂信也 1974年12月 Mア5-6 剣に生き、剣に斃れ 荒川浩充 1975年4月 Mア5-7 犯罪は王侯の楽しみ 安堂信也 1975年6月 Mア5-8 2014年の復刊フェアで新カバー・新解説 決闘は血を見てやめる 鈴木豊 1975年8月 Mア5-9 黒頭巾の孤島 安堂信也 1976年2月 Mア5-10 死ぬほどの馬鹿 安堂信也 1976年10月 Mア5-11 さよならメラニー 荒川浩充 1978年1月 Mア5-12 『またもや大いなる幻影』改題 砂の鎧 安堂信也 1979年6月 Mア5-13 地獄でなぜ悪い 安堂信也 1979年10月 Mア5-14 三つの顔 窪田般彌 1980年3月 Mア5-15 共犯同盟 小野萬吉 1980年10月 Mア5-16 死体銀行 加藤尚宏 1981年6月 Mア5-17 理想的な容疑者 荒川浩充 1981年12月 Mア5-18 2010年の復刊フェアで新カバー化/フランス冒険小説大賞(1981年) 白墨の男 安堂信也 1982年12月 Mア5-19 罠に落ちた女 安堂信也 1983年9月 Mア5-20 呪われた女 安堂信也 1984年4月 Mア5-21 21のアルレー 安堂信也 1985年6月 Mア5-22 死神に愛された男 安堂信也 1986年2月 Mア5-23 アラーム! 安堂信也 1987年3月 Mア5-24 疑惑の果て 安堂信也 1988年2月 Mア5-25 ミッシェル・ルブラン 殺人四重奏 鈴木豊 1961年4月 Mル3-1 旧訳は鈴木豊・河村正夫訳(1961年4月)/フランス推理小説大賞(1956年) 贋作/モンタージュ写真 望月芳郎・三輪秀彦 1972年12月 Mル3-2 *注1 未亡人 鈴木豊 1972年7月 Mル3-3 まちがえた番号/ストリッパーの死 鈴木豊 1973年4月 Mル3-4 ミッドウェイ水爆実験/自殺志願者 鈴木豊 1973年11月 Mル3-5 ノエル・カレフ 死刑台のエレベーター 宮崎嶺雄 1970年5月 Mカ2-1 2010年7月【新版】 その子を殺すな 宮崎嶺雄 1961年8月 Mカ2-2 パリ警視庁賞(1956年) ミラクル・キッド 宮崎嶺雄 1963年8月 Mカ2-3 『名も知れぬ牛の血』改題 フレッド・カサック 殺人交叉点 平岡敦【新訳】 2000年9月 Mカ8-1 フランス・ミステリ批評家賞 *注2 セバスチアン・ジャプリゾ シンデレラの罠 平岡敦【新訳】 2012年2月 Mシ2-1 旧訳は1964年11月、望月芳郎訳/フランス推理小説大賞(1963年) 寝台車の殺人者 望月芳郎 1966年10月 Mシ2-2 新車のなかの女 平岡敦【新訳】 2015年7月 Mシ2-3 旧訳は1968年10月、望月芳郎訳『新車の中の女』/英国推理作家協会 最優秀外国作品賞 殺意の夏 望月芳郎 1980年9月 Mシ2-4 スウェーデン推理作家アカデミー賞 長い日曜日 田部武光 2005年3月 Mシ2-5 モーリス・ルブラン 怪盗紳士リュパン 石川湧 1965年6月 Mル1-1 リュパン対ホームズ 石川湧 1965年7月 Mル1-2 水晶の栓 石川湧 1965年9月 Mル1-3 奇巌城 石川湧 1965年10月 Mル1-4 リュパンの告白 井上勇 1966年3月 Mル1-5 金三角 石川湧 1972年12月 Mル1-6 虎の牙 井上勇 1973年3月 Mル1-7 カリオストロ伯爵夫人 井上勇 1973年1月 Mル1-8 謎の家 井上勇 1973年7月 Mル1-9 緑の目の令嬢 石川湧 1973年1月 Mル1-10 二つの微笑を持つ女 井上勇 1972年11月 Mル1-11 『ふたつの微笑を持つ女』改題 バール・イ・ヴァ荘 石川湧 1973年8月 Mル1-12 特捜班ヴィクトール 井上勇 1973年10月 Mル1-13 赤い数珠 井上勇 1974年1月 Mル1-14 カリオストロの復讐 井上勇 1973年6月 Mル1-15 オルヌカン城の謎 井上勇 1973年5月 Mル1-16 ジェリコ公爵 井上勇 1974年4月 Mル1-17 リュパンの冒険 南洋一郎 1965年10月 Mル1-18 綱渡りのドロテ 三好郁朗 1986年12月 Mル1-19 ノー・マンズ・ランド 大友徳明 1987年7月 Mル1-20 三つの目 田部武光 1987年10月 Mル1-21 バルタザールの風変わりな毎日 三輪秀彦 1987年11月 Mル1-22 リュパン、最後の恋 高野優監訳池畑奈央子訳 2013年7月 Mル1-23 クロード・アヴリーヌ U路線の定期乗客 三輪秀彦 1977年6月 Mア13-1 ブロの二重の死 三輪秀彦 1983年6月 Mア13-2 ジェラール・ド・ヴィリエ SAS/セーシェル沖暗礁地帯 伊東守男 1978年12月 Mウ18-1 SAS/イスタンブール 潜水艦消失 伊東守男 1979年2月 Mウ18-2 SAS/イラン CIA対マルコ 大友徳明 1979年3月 Mウ18-3 SAS/ソマリア 人質奪回作戦 鈴木豊 1979年3月 Mウ18-4 SAS/ニューヨーク 大追跡 鈴木豊 1979年4月 Mウ18-5 SAS/日本連合赤軍の挑戦 鈴木豊 1979年6月 Mウ18-6 SAS/ヨルダン国王の危機 飯島宏 1979年8月 Mウ18-7 SAS/ブルンジ スパイ衛星墜落 小野萬吉 1979年9月 Mウ18-8 SAS/怒りのベルファスト 小野萬吉 1979年11月 Mウ18-9 SAS/鄧小平の密命 三輪秀彦 1979年11月 Mウ18-10 SAS/リオ マンガン鉱争奪戦 鈴木豊 1979年12月 Mウ18-11 SAS/シンガポール 華僑の秘密 飯島宏 1980年2月 Mウ18-12 SAS/ロンドン スパイ連合作戦 大友徳明 1980年2月 Mウ18-13 SAS/クワイ河の黄金 小野萬吉 1980年3月 Mウ18-14 SAS/ケネディ秘密文書 加藤尚宏 1980年4月 Mウ18-15 SAS/エチオピア皇帝の宝 鈴木豊 1980年5月 Mウ18-16 SAS/ローデシアの陰謀 飯島宏 1980年7月 Mウ18-17 SAS/ワルシャワ 同志を売る男 小野萬吉 1980年7月 Mウ18-18 SAS/カリブ海 ハリケーン作戦 田部武光 1980年8月 Mウ18-19 SAS/モンテビデオの天使 小野萬吉 1980年10月 Mウ18-20 SAS/インディアン狩り 小野萬吉 1980年10月 Mウ18-21 SAS/伯爵夫人の舞踏会 飯島宏 1980年12月 Mウ18-22 SAS/カンボジア式ルーレット 荒川浩充 1980年12月 Mウ18-23 SAS/バグダッドの黒豹 飯島宏 1981年2月 Mウ18-24 SAS/北極圏の逃亡者 小野萬吉 1981年3月 Mウ18-25 SAS/アンゴラ 独立前夜 小野萬吉 1981年4月 Mウ18-26 SAS/サイゴン サンライズ作戦 飯島宏 1981年4月 Mウ18-27 SAS/寄港地パゴ・パゴ 田部武光 1981年6月 Mウ18-28 SAS/香港 三人の未亡人 三輪秀彦 1981年7月 Mウ18-29 SAS/アメリカ 石油封鎖ショック 飯島宏 1981年7月 Mウ18-30 SAS/リスボン KGB秘密計画 秋本紀夫 1981年9月 Mウ18-31 SAS/バリ島の狂気 田部武光 1981年10月 Mウ18-32 SAS/ゲバラ万歳! 飯島宏 1981年10月 Mウ18-33 SAS/ザイール レッド・アイ・ミサイル 三輪秀彦 1981年11月 Mウ18-34 SAS/ラオス 黄金の三角地帯 田部武光 1981年12月 Mウ18-35 SAS/ハイチ 黒犬に化けた男 三輪秀彦 1982年1月 Mウ18-36 SAS/ニカラグアの十字軍 秋本紀夫 1982年2月 Mウ18-37 SAS/ボリビアのナチ狩り 三輪秀彦 1982年3月 Mウ18-38 SAS/ベイルートの連続殺人 田部武光 1982年4月 Mウ18-39 SAS/セイロン 舎利塔の秘宝 飯島宏 1982年5月 Mウ18-40 SAS/チェックポイント・チャーリー 佐藤到 1982年6月 Mウ18-41 SAS/ハワイ CIA危機一髪 飯島宏 1982年7月 Mウ18-42 SAS/ザンジバルのために死す 三輪秀彦 1982年9月 Mウ18-43 SAS/コロンビアの決闘 飯島宏 1982年10月 Mウ18-44 SAS/イスラエル 嘆きの壁の女 田部武光 1982年11月 Mウ18-45 SAS/サンチアゴ 冷たい手の男 荒川浩充 1982年12月 Mウ18-46 SAS/ハンガリー 我が祖国 飯島宏 1982年12月 Mウ18-47 SAS/アブダビ 王宮の陰謀 三輪秀彦 1983年2月 Mウ18-48 SAS/マルタを見て死ね 三輪秀彦 1983年3月 Mウ18-49 SAS/エル・サルバドル 殺人指令 田部武光 1983年4月 Mウ18-50 ピエール・マニャン アトレイデスの血 三輪秀彦 1981年4月 Mマ19-1 パリ警視庁賞(1978年) スタニスラス=アンドレ・ステーマン(ベルギー) 殺人者は21番地に住む 三輪秀彦 1983年12月 Mス4-1 六死人 三輪秀彦 1984年8月 Mス4-2 フランス冒険小説大賞(1931年) ギ・デ・カール 破戒法廷 三輪秀彦 1984年4月 Mテ3-1 ドミニク・フェルナンデス シニョール・ジョヴァンニ 田部武光 1984年7月 Mフ18-1 ブリス・ペルマン 穢れなき殺人者 荒川浩充 1984年9月 Mヘ5-1 顔のない告発者 荒川浩充 1985年5月 Mヘ5-2 モーリス・ドニュジエール 暗号名はフクロウ 小野萬吉 1985年4月 Mト8-1 パスカル・レネ 三回殺して、さようなら 田中淳一 1988年6月 Mレ6-1 ジャン=ジャック・フィシュテル 私家版 榊原晃三 2000年12月 Mフ14-1 フランス推理小説大賞(1994年) ジャン=クリストフ・グランジェ クリムゾン・リバー 平岡敦 2001年1月 Mク11-1 2018年11月【新版】 コウノトリの道 平岡敦 2003年7月 Mク11-2 狼の帝国 高岡真 2005年12月 Mク11-3 フレッド・ヴァルガス 死者を起こせ 藤田真利子 2002年6月 Mウ12-1 フランス・ミステリ批評家賞、英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 青チョークの男 田中千春 2006年3月 Mウ12-2 英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 論理は右手に 藤田真利子 2008年4月 Mウ12-3 裏返しの男 田中千春 2012年1月 Mウ12-4 フランス・ミステリ批評家賞 彼の個人的な運命 藤田真利子 2012年8月 Mウ12-5 モーリス・ルヴェル 夜鳥(よどり) 田中早苗 2003年2月 Mル4-1 ジャン=ピエール・ノーグレット ハイド氏の奇妙な犯罪 三好郁朗 2003年10月 Mノ2-1 カトリーヌ・キュッセ ジェーンに起きたこと 長谷川沙織 2004年7月 Mキ4-1 アンドレア・H・ジャップ 殺人者の放物線 藤田真利子 2006年8月 Mシ10-1 ジャン=クロード・イゾ 失われた夜の夜 高橋啓 2007年2月 Mイ3-1 トロフェ813受賞 ジャック・ルーボー 麗しのオルタンス 高橋啓 2009年1月 Mル5-1 誘拐されたオルタンス 高橋啓 2017年2月 Mル5-2 マルセル・F・ラントーム 騙し絵 平岡敦 2009年10月 Mラ6-1 ピエール・シニアック ウサギ料理は殺しの味 藤田宜永 2009年12月 Mシ12-1 カミ ルーフォック・オルメスの冒険 高野優 2016年5月 Mカ14-1 『ミステリーズ!』vol.77で特集 ジョエル・ディケール(スイス) ハリー・クバート事件【上下巻】 橘明美 2016年11月 Mテ15-1,2 2014年刊行作品の文庫化 グザヴィエ=マリ・ボノ 狩人の手 平岡敦 2017年11月 Mホ14-1 注1:ミッシェル・ルブラン『贋作/モンタージュ写真』(1972年12月) - 『不許複製』(1962年2月)と『モンタージュ写真』(1963年3月)の合本。『不許複製』は合本時に『贋作』に改題。 注2:フレッド・カサック『殺人交叉点』(2000年9月) - 1962年7月に創元推理文庫で『連鎖反応』(諏訪正訳)が単独で出版され、1979年には「殺人交差点」(荒川浩充訳)と「連鎖反応」(荒川浩充の新訳)を収録した『殺人交差点』が出版された。そして2000年9月には、収録2作を平岡敦が新訳した『殺人交叉点』が出版された。 創元推理文庫/海外ミステリアンソロジー/非英語圏作品一覧 江戸川乱歩編『世界短編傑作集』【全5巻】(1960年7月 - 1961年5月)第1巻 - アントン・チェホフ「安全マッチ」 - ロシア 第2巻 - モーリス・ルブラン「赤い絹の肩かけ」 - フランス 第2巻 - バルドゥイン・グロルラー「奇妙な跡」 - オーストリア(ドイツ語) エラリー・クイーン編『ミニ・ミステリ傑作選』(1975年10月)W・ハイデンフェルト「月の光」 - 南アフリカ(1911年、ベルリン生まれ。執筆は英語だと思われる) フェレンツ・モルナール(名-姓)「最善の策」 - ハンガリー ミゲル・デ・セルバンテス「サンチョ・パンサの名探偵ぶり」 - スペイン アントン・チェーホフ「子守歌」 - ロシア アレクサンドル・デュマ「ナイフの男」 - フランス ギイ・ド・モーパッサン「復讐」 - フランス ギイ・ド・モーパッサン「正義の費用」 - フランス ヴォルテール「犬と馬」 - フランス オットー・ペンズラー編『魔術ミステリ傑作選』(1979年8月)マニュエル・ペイロウ「ジュリエットと奇術師」 - アルゼンチン(スペイン語) エドワード・D・ホウク(エドワード・D・ホック)編『最後のチャンス――年刊ミステリ傑作選 78』(1982年5月)ポール・セルー「犯人(ホシ)はシロ」 - フランス ピーター・ゴドフリ「殺人の治し方」 - 南アフリカ(執筆は英語だと思われる) ピーター・ヘイニング編『ディナーで殺人を』【上下巻】(1998年1月)上巻 - ガストン・ルルー「胸像たちの晩餐」 - フランス 上巻 - アルフォンス・ドーデー「三つの読唱ミサ」 - フランス 上巻 - アレクサンドル・プーシキン「葬儀屋」 - ロシア 下巻 - ジョルジュ・シムノン「競売の前夜」 - ベルギー(フランス語) おまけ1:創元推理文庫/ホラー&ファンタジイ/非英語圏作品一覧 1969年2月に創元推理文庫の「怪奇と冒険」部門としてスタート。1989年から「ホラー&ファンタジイ」部門という名称に。1991年まで使用されていた分類マークでは「帆船マーク」。 日本の作品は省略。 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 分類 備考 フランス語 アレクサンドル・デュマ(フランス) 黒いチューリップ 宗左近 1971年3月 Fテ1-1 歴史ロマン 王妃の首飾り【上下巻】 大久保和郎 1972年4・5月 Fテ1-2,3 歴史ロマン マルセル・エイメ(フランス) 第二の顔 生田耕作 1972年3月 Fエ3-1 幻想小説 ジョリス=カルル・ユイスマンス(フランス) 彼方 田辺貞之助 1975年3月 Fユ1-1 幻想文学 ガストン・ルルー(フランス) ガストン・ルルーの恐怖夜話 飯島宏 1983年10月 Fル1-1 ホラー オペラ座の怪人 三輪秀彦 1987年1月 Fル1-2 ホラー ジャン・レー(ベルギー) 新カンタベリー物語 篠田知和基 1986年4月 Fレ2-1 幻想小説 ロラン・トポル(フランス) カフェ・パニック 小林茂 1988年1月 Fト3-1 奇妙な味 トーマス・オーウェン(ベルギー) 黒い玉――十四の不気味な物語 加藤尚宏 2006年6月 Fオ2-1 ホラー 青い蛇――十六の不気味な物語 加藤尚宏 2007年5月 Fオ2-2 ホラー ドイツ語 H・H・エーヴェルス(ドイツ) プラークの大学生 前川道介 1985年9月 Fエ2-1 幻想小説 エーリヒ・ケストナー(ドイツ) 消え失せた密画 小松太郎 1970年2月 Fケ1-1 ユーモア 雪の中の三人男 小松太郎 1971年11月 Fケ1-2 ユーモア 一杯の珈琲から 小松太郎 1975年9月 Fケ1-3 ユーモア ケルスティン・ギア(ドイツ) 紅玉(ルビー)は終わりにして始まり 遠山明子 2015年11月 Fキ4-1 ファンタジイ カイ・マイヤー(ドイツ) 魔人の地 嵐の王1 酒寄進一・遠山明子 2015年12月 Fマ11-1 ファンタジイ 第三の願い 嵐の王2 酒寄進一・遠山明子 2016年4月 Fマ11-2 ファンタジイ 伝説の都 嵐の王3 酒寄進一・遠山明子 2016年7月 Fマ11-3 ファンタジイ ロシア語 イワン・エフレーモフ(ソ連) アレクサンドロスの王冠【上下巻】 飯田規和 1979年6・9月 Fエ4-1,2 ファンタジイ チェコ語 ヤン・ヴァイス(チェコ) 迷宮1000 深見弾 1987年8月 Fウ3-1 幻想小説 2016年の復刊フェアで新カバー化 ※分類は『東京創元社 文庫解説総目録』より 『怪奇小説傑作集 4 フランス編』(1969年6月、【新版】2006年7月)(東京創元社公式サイト 内容紹介) 『怪奇小説傑作集 5 ドイツ・ロシア編』(1969年5月、【新版】2006年8月)(東京創元社公式サイト 内容紹介) S・P・ソムトウ(タイ)『ヴァンパイア・ジャンクション』(2001年9月、金子浩訳)(Vampire Junction (1984)) - タイの作家が英語で執筆した作品。著者は別名、ソムトウ・スチャリトクル。 アンソロジー平井呈一編『恐怖の愉しみ』上巻(1985年5月) - エルクマン=シャトリアン「見えない眼」 - フランス アル・サラントニオ編『999 聖金曜日』(2000年2月) - ピーター・シュナイダー「紛う方なき愚行」 - ドイツ おまけ2:創元SF文庫/非英語圏作品一覧 1963年9月に創元推理文庫のSF部門としてスタート。1991年に「創元SF文庫」として独立した。ここでは創元推理文庫のSF部門の作品も一緒に扱う。 日本の作品は省略。 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 備考 フランス語 ジュール・ヴェルヌ(フランス) 月世界へ行く 江口清 1964年10月 SFウ1-1 地底旅行 窪田般彌 1968年11月 SFウ1-2 悪魔の発明 鈴木豊 1970年8月 SFウ1-3 オクス博士の幻想 窪田般彌 1970年11月 SFウ1-4 海底二万里 荒川浩充 1977年4月 SFウ1-5 動く人工島 三輪秀彦 1978年2月 SFウ1-6 八十日間世界一周 田辺貞之助 1976年3月 SFウ1-7 サハラ砂漠の秘密 石川湧 1972年3月 SFウ1-8 必死の逃亡者 石川湧 1972年6月 SFウ1-9 十五少年漂流記 荒川浩充 1993年8月 SFウ1-10 地軸変更計画 榊原晃三 2005年9月 SFウ1-11 ピエール・ブール(フランス) 猿の惑星 大久保輝臣 1968年7月 SFフ7-1 ジャック・ヴァレ(フランス) 異星人情報局 礒部剛喜 2003年5月 SFウ10-1 ドイツ語 ハインリッヒ・ハウザー(ドイツ) 巨人頭脳 松谷健二 1965年8月 SFハ18-1 K・H・シェール(ドイツ) 地底のエリート 松谷健二 1966年7月 SFシ1-1 地球人捕虜収容所 松谷健二 1968年3月 SFシ1-2 地球への追放者 松谷健二 1969年7月 SFシ1-3 宇宙船ピュルスの人々 松谷健二 1970年6月 SFシ1-4 テア・フォン・ハルボウ(ドイツ) メトロポリス 前川道介 1988年12月 SFハ16-1 FからSFに移動/2005年の復刊フェアで新カバー化/2018年の復刊フェアで復刊 ロシア語 アレクサンドル・ベリャーエフ(ソ連) ドウエル教授の首 原卓也 1969年1月 SFヘ3-1 2016年の復刊フェアで復刊 セルゲイ・スニェーゴフ(ソ連) 銀河の破壊者 深見弾 1983年12月 SFス4-1 ペルセウス座進攻 深見弾 1984年3月 SFス4-2 逆時間の環 深見弾 1985年3月 SFス4-3 チェコ語 カレル・チャペック(チェコ) 山椒魚戦争 松谷健二 1968年2月 SFチ1-1 『ロシア・ソビエトSF傑作集 上』(1979年3月) 『ロシア・ソビエトSF傑作集 下』(1979年4月) 『東欧SF傑作集 上』(1980年9月) 『東欧SF傑作集 下』(1980年11月) 文庫ではないが、2011年9月には東京創元社より『時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』(高野史緒編)が刊行されている(東京創元社公式サイト 内容紹介)。 アンソロジージュディス・メリル編『年刊SF傑作選 5』(1973年9月)ヨゼフ・ネスワドバ(ヨゼフ・ネスヴァードバ)「第三帝国最後の秘密兵器」 - チェコ ロマン・ギャリー(ロマン・ガリー)「退廃」 - フランス ホセ・マリア・ヒロネリャ「赤い卵」 - スペイン ジュディス・メリル編『年刊SF傑作選 6』(1975年3月)ホルヘ・ルイス・ボルヘス「円環の廃墟」 - アルゼンチン(スペイン語) スチュアート・デイヴィッド・シフ編『マッド・サイエンティスト』(1982年4月)ヴィリエ・ド・リラダン「ハルリドンヒル博士の英雄的行為」 - フランス 参考文献 高橋良平+東京創元社編集部編『東京創元社 文庫解説総目録』東京創元社、2010年12月2010年3月までの目録。それ以降の出版物については東京創元社公式サイトで調べた。 「Mシ1-1」のような方式の整理番号が付されるようになったのは1991年以降だが、この本ではそれ以前に刊行されたものについても整理番号が付されている。 更新履歴 2018年11月6日2014年7月で更新が途絶えていたが、2014年8月以降に刊行された海外ミステリの非英語圏作品50タイトルのデータを追加(2018年10月刊行分までのデータを反映/11月・12月の刊行予定もいくつか記載)。 ただし、原題および原著刊行年のデータは未記載。 リストに新たに追加した作品については、作品名をクリックすると東京創元社の書籍紹介ページが開くようにした。 関連記事 非英語圏ミステリ各種リスト ポケミス非英語圏作品一覧 ハヤカワ・ミステリ文庫非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 『ミステリマガジン』洋書案内〈世界篇〉で紹介された本とその邦訳状況 ヨーロッパの推理小説 - ヨーロッパの推理小説に関する日本語文献の一覧
https://w.atwiki.jp/meltykiss2/pages/4.html
何にも決まってないので、適当に作ります。 ①琥珀の月夜の日はいつにするか? ②投票システムは? ③いい店を決める基準は? ④ワインは? ⑤誰が渡すの? 適当にコメントください。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/128.html
2012年5月12日 関連ページ:「オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史」(2012年5月12日)も合わせてお読みください。 オランダ語に翻訳された日本のミステリ小説の一覧。ミステリを中心として、周辺のエンターテインメント作品についても調べている。 調査方法 最初はオランダのネット書店で、オランダ語に翻訳されていそうな(≒ほかの欧米の言語に翻訳されている)作家の名前を入力・検索して調べたのだが、その後、以下のサイトで「Japan」と入力して検索するだけでオランダ語に翻訳された日本のミステリ一覧が簡単に入手できることが分かった。 VN Detective en Thrillergids このサイトには日本ミステリのオランダ語訳を調べている過程でたまたまたどり着いたのだが、『ミステリマガジン』2009年1月号(世界のミステリ雑誌特集号)で翻訳家の塩崎香織氏がこのサイトを紹介していることにあとから気が付いた。それによれば、オランダのニュース週刊誌『Vrij Nederland』(VN)は年に一度、一年間に出版されたミステリの目録と作品レビューを載せた『VN Detective Thrillergids』(VN推理小説・スリラーガイド、以下、VNDT)を付録につけている。上でリンクを貼ったサイトは、このVNDTのWebサイト版である。この付録がつきはじめたのは30年ほど前からだそうだが、Webサイト版にはそれ以前の出版情報も登録されているようである。 VNDTで「Japan」と入力して検索してみると、江戸川乱歩、桐野夏生、高木彬光、戸川昌子、松本清張、宮部みゆきの作品がオランダ語に翻訳されていることが分かる。このうち高木彬光については、オランダのネット書店を検索した際には発見できなかったのでありがたい。なお、ネット書店で検索した際に、鈴木光司の作品がオランダ語に翻訳されていることが分かっていたが、VNDTには鈴木光司の書籍のデータは登録されていない。日本では鈴木光司の『リング』や『らせん』は『このミステリーがすごい!』や「週刊文春ミステリーベスト10」のランキングにも入っており、ミステリを中心とするエンターテインメントに含まれるとも考えられるが、オランダの「推理小説・スリラー」の枠には入ってこないようだ。また、今月(2012年5月)刊行予定の東野圭吾『容疑者Xの献身』のオランダ語版のデータも、当然ながらまだVNDTには登録されていない。 なおVNDTのデータはオランダでの出版年、出版社などのデータが示されていないことも多い。以下の書誌データは、オランダ王立図書館、WorldCat、およびオランダのオンライン書店bol.comのデータに基づくものである。 Index 著者名50音順江戸川乱歩 (Edogawa Rampo) 桐野夏生 (Natsuo Kirino) 鈴木光司 (Koji Suzuki) 高木彬光 (Akimitsu Takagi) 戸川昌子 (Masako Togawa) 東野圭吾 (Keigo Higashino) 松本清張 (Seicho Matsumoto) 宮部みゆき (Miyuki Miyabe) アンソロジー 著者名50音順 江戸川乱歩 (Edogawa Rampo) Griezelverhalen uit Japan / (江戸川乱歩短編集) 1961年刊 ディック・ブルーナデザインの表紙(VNDTより) ISBN 9022904377、1981年刊 ※表紙は2008(2011?)年版と同じ ISBN 9044930753、2008年(WorldCat)または2011年(ネット書店)刊 表紙 収録作De menselijke stoel (人間椅子) De psychologische test (心理試験) De rups (芋虫) De rots (断崖) De hel der spiegels (鏡地獄) De tweelingen (双生児) De rode kamer (赤い部屋) Twee verminkte mannen (二癈人) De reiziger met het bonte schilderij (押絵と旅する男) ブルーナ社より1961年刊行。その後、同出版社より何度か再刊されているようである。収録作は1956年出版の江戸川乱歩英訳短編集『Japanese Tales of Mystery Imagination』と同じ。オランダ語版の表題は、Google翻訳で英語に訳すと"Horror Stories from Japan"となった。編訳者は「オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史」で紹介したオランダのミステリ作家のハファンク。おそらく、英訳版からの重訳だろう。 なお、ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンクが編んだアンソロジーにも乱歩の短編が収録されている。当リスト末尾の「アンソロジー」も参照のこと。 De hel van de spiegels / 鏡地獄 (『Een Oosterse huivering』に収録、ブルーナ社、1980年) De rode kamer / 赤い部屋 (『Brief uit het dodenrijk』に収録、Loeb社、1983年) 桐野夏生 (Natsuo Kirino) (オランダ語版Wikipedia) De nachtploeg / 『OUT』(1997) ISBN 9024553520 (Sijthoff、2005年2月) ISBN 902100531X (Poema Pocket、2008年7月) ISBN 9021008475 (Poema Pocket、2009年5月) Grotesk / 『グロテスク』(2003) ISBN 9021800268 (Sijthoff、2007年5月) ISBN 9021007967 (Poema Pocket、2009年3月) Echte wereld / 『リアルワールド』(2003) ISBN 9021802465 (Sijthoff、2009年4月) ISBN 902107110X (Poema Pocket、2010年10月) この3作品は英訳も出ている。VNDTによれば『OUT』は英訳版からの重訳。ほかの2冊もおそらく同じだろう。辛口で知られるVNDTの五段階評価では『OUT』から順に四つ星、二つ星、三つ星の評価を受けている。 鈴木光司 (Koji Suzuki) Ring / 『リング』(1991) ISBN 9022989208 (ブルーナ社、2005年3月) 電子書籍版もあり Spiraal / 『らせん』(1995) ISBN 9022991385 (ブルーナ社、2005年11月) 電子書籍版もあり Dark water / 『仄暗い水の底から』(1996) ISBN 9022991113 (ブルーナ社、2005年8月) 電子書籍版もあり 3冊とも英訳版からの重訳。『リング』『らせん』『ループ』は三部作だが、『ループ』のオランダ語訳は出ていないようだ。 高木彬光 (Akimitsu Takagi) De zaak Segawa / 『密告者』(1965) ISBN 9027436878 (Het Spectrum社 《Prisma-detective》269、1973年) 表紙(VNDTより) Rouw voor de bruid / 『ゼロの蜜月』(1965) ISBN 9027436908 (Het Spectrum社 《Prisma-detective》272、1974年) 表紙(VNDTより) この2作品は英訳も出ている。『密告者』は英訳版からの重訳。『ゼロの蜜月』もおそらく同じだろう。Het Spectrum社のミステリ叢書《Prisma-detective》の刊行作品一覧(全576巻?)はこちらで見られる。 戸川昌子 (Masako Togawa) De ladykiller / 『猟人日記』(1963) ISBN 9062912753 (BZZTôH、1987年) 表紙(VNDTより) 英訳版からの重訳。その後何度か再刊されているようだが、詳細不明。VNDTで見られるこの表紙は1989年のHema社版(ISBN 9069761637)だろうか。なおどちらの表紙にも、下の方に「日本のパトリシア・ハイスミス」と書いてあるのが見える。 なお、ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンクが編んだアンソロジーにも戸川昌子の短編が収録されている。当リスト末尾の「アンソロジー」も参照のこと。 De vampier (『Een Oosterse huivering』に収録、ブルーナ社、1980年) おそらくは、1978年刊行の日本ミステリ英訳短編集『Ellery Queen s Japanese Golden Dozen』に収録の「黄色い吸血鬼」(The Vampire)をオランダ語に重訳したものだろう。 東野圭吾 (Keigo Higashino) De fatale toewijding van verdachte X / 『容疑者Xの献身』(2005) ISBN 9044521128 (Geus De、2012年5月) 『容疑者Xの献身』はいわずと知れた、本格ミステリ大賞と直木賞を受賞し、『このミステリーがすごい!』、『本格ミステリ・ベスト10』、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位となり、アメリカ図書館協会により年間ベストミステリに選出され、アメリカのエドガー賞最優秀長編賞およびバリー賞最優秀新人賞にノミネートされた作品である(バリー賞の受賞作は2012年10月に確定)。2012年5月までに、韓国語、中国語、タイ語、ロシア語、ベトナム語、英語、カタルーニャ語、スペイン語、フランス語に翻訳されている(ほぼ出版順に並べた)。オランダ語版は2012年5月刊行予定。『容疑者Xの献身』の海外出版状況およびアジアと欧米での東野圭吾の受容については以前に「こちら」でまとめた。 松本清張 (Seicho Matsumoto) De Amsterdamse koffermoord en andere verhalen / 中短編集『アムステルダム運河殺人事件(and other stories)』 ISBN 9029530464 (Arbeiderspers、1979年) 表紙(VNDTより) 収録作中編「アムステルダム運河殺人事件」(De Amsterdamse koffermoord) 短編「顔」(Het gezicht) 短編「地方紙を買う女」(Het opgezegde abonnement) 短編「巻頭句の女」(De haiku dichteres) 【収録作は、ブログ「浩寧の事件簿」のホーリンさん(twitter)に教えてもらいました。感謝。/2013年4月17日 記】 「アムステルダム運河殺人事件」(1969)はオランダが舞台になっている作品。英訳はないので、日本語から直接訳したのだろう。訳者はM. Vos-Kobayashi。日本で刊行されている作品集『アムステルダム運河殺人事件』は「アムステルダム運河殺人事件」と「セント・アンドリュースの事件」の2編が収録されているが、オランダでは後者は翻訳されていないようだ。 なお、ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンクが編んだアンソロジーにも松本清張の短編が収録されている。当リスト末尾の「アンソロジー」も参照のこと。 De behulpzame verdachte (『Een Oosterse huivering』に収録、ブルーナ社、1980年) おそらくは、1978年刊行の日本ミステリ英訳短編集『Ellery Queen s Japanese Golden Dozen』に収録の「奇妙な被告」(The Cooperative Defendant)をオランダ語に重訳したものだろう。 宮部みゆき (Miyuki Miyabe) Dubbelrol / 『火車』(1992) ISBN 9029055405 (Meulenhoff-M、1997年) 英訳版からの重訳。VNDTの五段階評価では四つ星の評価を受けた。 アンソロジー 邦題は推定である。 Een Oosterse huivering (ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク編、ブルーナ社、1980年、表紙[VNDTより]) 谷崎潤一郎 De tatoeeerder 「刺青」の抄訳か? 谷崎潤一郎 Verschrikking 魯迅 Dagboek van een gek 「狂人日記」の抄訳か? 戸川昌子 De vampier 「黄色い吸血鬼」 クシュワント・シン Daulat Ram sterft 松本清張 De behulpzame verdachte 「奇妙な被告」 馮夢竜 De kanari moorden ロバート・ファン・ヒューリック Vier vingers 江戸川乱歩 De hel van de spiegels 「鏡地獄」 芥川龍之介 De folteringen van de hel 「地獄変」 蒲松齢 De herberg in Ts ai-tiyen ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク Spelevaren ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク Een kleine vergissing 表題は「東洋のホラー」(機械翻訳)。戸川昌子「黄色い吸血鬼」と松本清張「奇妙な被告」は1978年刊行の日本ミステリ英訳短編集『Ellery Queen s Japanese Golden Dozen』に収録されている。クシュワント・シン(Khushwant Singh)はクシワント・シンとも表記される。 Brief uit het dodenrijk(死者の便り) (ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク編、Loeb社、1983年、表紙[VNDTより]) 上田秋成(Oeda Akinari) De raad van de kookketel 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン) Twee legenden 谷崎潤一郎(Junichiro Tanizaki) De dief 芥川龍之介(Ryonosuke Akutagawa) In het struikgewas 「藪の中」 江戸川乱歩(Edogawa Rampo) De rode kamer 「赤い部屋」 ロバート・ファン・ヒューリック Moord op oudejaarsavond 三島由紀夫(Yoekio Mishima) Dood in midzomer 「真夏の死」 西村京太郎(Kiotaro Nishimoera) De vriendelijke afzetter 「優しい脅迫者」 三好徹(Tohroe Miyoshi) Brief uit het dodenrijk 「死者の便り」 筒井康隆(Yasoetaka Tsoetsoei) Hele aardige dames 「如菩薩団」 草野唯雄(Tadao Sohno) Het herstelde hoofd 「復顔」 ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク Het flaporen dossier ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク De nieuwe leerling 三好徹の「死者の便り」が表題になっている。このアンソロジーでは日本人の名前の綴りが特殊なのでそれも示した。 西村京太郎「優しい脅迫者」、三好徹「死者の便り」、筒井康隆「如菩薩団」、草野唯雄「復顔」は1978年刊行の日本ミステリ英訳短編集『Ellery Queen s Japanese Golden Dozen』に収録されている。 「日本ミステリの海外刊行」に戻る 関連ページ:「オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史」(2012年5月12日)
https://w.atwiki.jp/st-meimai/pages/4.html
■共生ステーションめいまいってなに? 明舞団地の活性化のため、団地内の県営住宅に設置した、「NPOひょうごWAC」の地域活動拠点です。 ■何をしているの? 常にスタッフが常駐し、団地内のさまざまなニーズにこたえる活動を目指しています。最近では、「将棋で対決」「楽しい絵手紙」などを継続して行っています。 ■誰でも行っていいの? はい、誰でもきて下さい。スタッフは暇です。
https://w.atwiki.jp/craftaliafederation/pages/110.html
備考 分類 多機能汎用駆逐艦(DD)/ヘリコプター搭載嚮導駆逐艦(DDHL) 前級 D770型/ダガーフォール級ミサイル駆逐艦 次級 D3000型/ドンドルマ級ミサイル駆逐艦 詳細↓ 多様な戦闘環境への柔軟な対応力を持つ多機能汎用駆逐艦。 ワングレン級フリゲートで構成される護衛艦隊の旗艦として用いることを想定しており、概ね装備面ではワングレン級の強化発展型となっている。 設計思想では軽巡洋艦エスメラルダ級の廉価版とも言え、強力な対空・対潜戦闘能力に加え、VTOL機やヘリコプターを最大で3機搭載可能で、優れた指揮能力をも兼ね備える。 幅広のタンブルホーム船体を採用している点が外見上の最も大きな特徴で、全長・排水量ともに巡洋艦クラスの大型艦である。 概ね同盟統合海軍の満足する性能を持っているとされるが、対水上打撃力の不足とフリゲート2-3隻分の高コストが問題視されている。 2番艦「メゼポルタ」と4番艦「ロックラック」はレグルス帝国との間で生起した第二次大西洋海戦において戦没している また1番艦と3番艦に関しても、王政党蜂起事件の際にパタゴニア頭脳王国に鹵獲されてしまったため、クラフタリアで運用される艦は現存しない。 備考 全長 197m 全幅 29m 満載排水量 17560t 機関 PE N5000-T ネザー機関×3 合計出力 150000HP 最大速力 30ノット 乗員数 170名前後(指揮要員含む) 装備 武装 TC215 7方位対応・自由装薬型コマブロ速射砲(127mm両用砲) ×1 VLS-9A(AAWS)コマンドブロック式対空VLS ×4 「ヘリオス」防空システム用VLS(散弾ミサイル) ×1 「トライデント」統合対潜火力投射システム用VLS ×1 「トライデント」システム用連装単魚雷発射管×2 CBCIWS-30 コマブロ機関砲システム ×2 CBFCMG 3連装コマブロFC機銃 ×2 CBC-10 コマブロ速射砲 ×2 艦載機 CSH-5C 哨戒ヘリコプター 1-2機 CMH-7 汎用ヘリコプター 2機(CSH-5と合計最大3機) QSH-16 無人哨戒ヘリコプター 2機 C4Iシステム RS-FCS ver14 mod1 EWS-M8 MT「エクスカリバー」システム ARWS-M6A コマブロC4Iシステム(RS-FCS統合) TIWS-M7B 「トライデント」統合対潜火力投射システム(RS-FCS統合) レーダー MR-544「ヘリオス」防空システム対応多機能型 DLR-201 長距離捜索用 AMR-6 対mob用 ソナー ACS-2B トライデントASWS対応コマブロソナー 同型艦 艦番号 艦名 分類 状況 DDX-851→D-1 アステラ→アルフォンス・ドロール バッチ1 第三次舞羅内戦にて戦没 DDX-852 メゼポルタ バッチ1 第二次大西洋海戦にて戦没 DDX-853→D-2 タンジア→ノエル・セリュリエ バッチ1 北連最終戦争にて戦没 DDX-854 ロックラック バッチ1 第二次大西洋海戦にて戦没 合計 0隻運用中(パタゴニア王立親衛隊海軍)
https://w.atwiki.jp/sl-stage/pages/36.html
[ステージオブマジック]島村卯月
https://w.atwiki.jp/kokodakeuccharmatome/pages/93.html
【名前】ステ 【性別】男 【年齢】20 【容姿】ちょっとした癖っ毛がある優しげな甘いマスクの黒髪ショートヘアーな好青年 【能力】仮面ライダーな為、常人より身体能力が高く、オーズドライバーを所有しており、それを使って仮面ライダーOOOへと変身が可能。 一応ニュータイプではあるのだが、戦闘ではあまりその能力は発揮せずに、別の用途でその力を使っていたり…。 【プロフィール】 ここの陣営の元祖変態枠。 今はAツンと結婚しており、結婚する前まではNT能力を生かして意味もなく駆けつけて抱きつくなどをしていた。 クーア、テトラ、まだ名前が決まっていない1人を含めた3人の子供の子育てや色々に集中し、そのおかげで変態さは薄れて来ている。ある意味常識人枠になりかけている気がする 数年前までは仮面ライダーの力を使って兵器を無力化し、戦火に巻き込まれた人達を助けていた旅人だったが、いろいろあって軍属になってしまい、最終的に楽屋に来た経緯を持つ。 【補足】 原作後の状態なのでコアメダルは各一枚ずつ揃えられており、一部のメダルは保有していない。(メダル自体が消えたタマシーコンボや、ショッカーオーズ等) 10代前半の頃に欲が無くなった後、仮面ライダーOOOとなるが、後の嫁となる人との出会いにより段々と欲を取り戻し現在に至る。 某国の大手会社CEOの御曹司であり、約10年前にとある事件でその父親が死亡し、その仇を討つのとこれ以上犠牲者を出さない為。グリードを倒す旅をしていた。 今この会社はステに成り代わり名無しが代わりに会社を運営しており、色々波に乗っているとの事。一応名目上CEOはステになっているらしいが…