約 11,236 件
https://w.atwiki.jp/pam-iwate/pages/2224.html
ホテル八木 鷹巣駅前のビジネス・観光に便利なホテル、大館能代空港(あきた北空港)まで10分、バス停前、タクシー乗場前 〈ホテル八木公式サイトより引用〉 ホテル八木 〒018−3311 秋田県北秋田市材木町1−20 TEL:0186−62−1026 FAX:0186−62−1286 パンフレット ※画像をクリックするとパンフレット(PDF)が開きます。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ホームページ http //hotel-yagi.com/index.html 〈ブログ〉 冬眠中の熊に出会う by sachi http //blogs.yahoo.co.jp/kitaakita_sachi/1498595.html 走る農家レストラン「ごっつお玉手箱列車」大盛況! http //blogs.yahoo.co.jp/kitaakita_sachi/1467501.html 各駅下車の旅その63 PART−4 http //blogs.yahoo.co.jp/tac41688/50569065.html 秋田二ツ井のきりたんぽ鍋 http //blogs.yahoo.co.jp/kazuyuki1788/41611594.html 2010/08/28 幸兵衛滝 http //blogs.yahoo.co.jp/hcadhiromi/1362786.html 名瀑&紅葉 http //blogs.yahoo.co.jp/taste24021639dish/26325987.html 秘境の滝(゜o゜) http //blogs.yahoo.co.jp/akitakuwakabu/32575103.html 一の滝・二の滝・幸兵衛滝・中滝 (立又渓谷) http //blogs.yahoo.co.jp/kitanoteizan2/62735691.html 奥森吉の紅葉 〜その2〜 http //blogs.yahoo.co.jp/masatomo2236choukai/42046624.html 桃洞の滝(秋田県北秋田市) http //blogs.yahoo.co.jp/yuuzen50/33916010.html 安の滝(秋田秘境の旅5) http //blogs.yahoo.co.jp/kyouno_asuka/32130326.html 錦秋の森吉山麓アラ還ツアー その2 http //blogs.yahoo.co.jp/fujiminy1028/8868965.html 携帯サイト 最新のチラシ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ※画像をクリックするとチラシ(PDF)が開きます。 《周辺情報》 〈ブログ2〉 #blogsearch /
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/651.html
一喜一憂 人気のない平原にぽつりと映える巨木。 傘状に開いた枝葉には点々と、赤い木の実がなる。 その実を一つとり、太い枝に座って彼は実を齧った。 風で草木が揺れる音だけが平原に響く。 小鳥が2,3羽、木の麓に降り立った。 そんなこと気にするわけでなく、彼は語りだした。 「気持ちいい風だねぇ。お前もそう思うだろう?」 返事はない。だが彼は満足そうにうなづいた。 「主が帰ってきて、お前も生き生きとしてきた。いいことだ、うん。」 もう一口実を口に含み、彼は顔を上げた。 平原より遠く離れたストラウル跡地。 そこに見知った顔が入っていくのが、彼にははっきりと見えた。 「あれは…昨日の女の子か。」 彼は枝から飛び降りると、振り返った。 「ちょっといってくるよ。また直ぐ戻るけどね。それまで好きにしてていいから、「アカノミ」。」 草木を踏み分け、立ち去る彼の後ろで、巨木が根を伸ばし、一匹鳥をとらえていた。 地面に突き刺さっていた鉄柱は、いともたやすく折れ曲がり、倒れた。 店長には内緒で自分を鍛えることにしたのには、訳がある。 もう一度、皆を守れる自分になりたかったから。弱いままの自分でいたくなかったから。 それだけの理由で、彼女は鉄柱を作り出しては、殴り倒していた。 「…まだ、何か足りない。」 小さく、彼女は呟いていた。 倒れた幾本もの鉄柱が、砂鉄へと変化し、引き寄せられていく。 現役当時の腕力や脚力に戻すまでに時間はさほどかからなかった。 ただ、本当に腕っ節だけで何とかなる相手だろうか? だとしても、これ以上どうやって修行を続けようか? 「お、やっぱり昨日の子かw」 不意に、後ろから声が聞こえた。 振り返ると、先日の褐色の青年が窓の淵に座り、「よw」と片手をあげていた。 「あんたは…。」 「昨日泣いてると思ったら今日は顔が怖いぞ?どうした?」 だから、一般人に能力者の話なんて…。 「別にかまわないけど?俺も能力者だしw」 「…えっ?」 「幹久郎」と名乗った青年は笑いながらこちらに近づいた。 「君、名前なんていうの?」 「…由衣。」 「由衣ちゃんか。で、一体何があったんだい?」 由衣は少しだけ心を開き、彼に今の悩みを告白した。 「皆を守れるように…ねぇ。アースセイバーに入ることとか考えなかったのか?」 「そんなの、店長が許してくれるわけない。でも、このまま守られるわけにもいかねぇんだ。」 といっても、一人では行き詰ってたところである。 相談してどうこういう話ではないが、他人に話すと意外にすっきりした。 「うーん、わかった。その特訓、俺にも手伝わせてw」 突然の申し出に、思わず顔を上げる。 「え、でも…。」 「その様子からだと、独りで行き詰ってたんだろ?ちょっと位協力するよw」 人の親切に触れることは、毎度ながら身にしみる。 その親切に、ほんの少しのってみることにした。 「ほ、ほんとに実践なんてやってもらってよかったのか?;」 「いいのいいのwこっちは少し手加減するけど、そっちは全力でおいでよw」 少し広い場所まで移動してきた二人。既にビルが倒壊しているところで、足場が結構悪い。 しかしその足場は由衣には慣れたものである。 全力で行くことは控えようと決め、地を蹴りだした。 避けやすいように正面から突っ込み、右手を握りしめて突きを放った。 スピードも加減したのだが、幹久朗は動こうとしない。 (何やってるんだこいつ!このままじゃ当たるぞ!) 由衣の意志に反して、拳は真っすぐ胸へと向かった。 動きが見えなかった。しかし、当たる直前に右手が受け止められていた。 「…!?」 「手加減してくれたんだ。ありがとう。でも、そんなんじゃいつまでたっても弱いままだよ。」 「っ;」 拳をつかまれたまま地面を蹴って飛び上がり、回し蹴り。 足を受け止められるのを見計らい、拳を払って逆立ちになった。 「ったぁ!!」 あいている足を後頭部にからませ、ブリッジの感覚で放り投げた。 現役時代の血が、まだ活きている。由衣は改めてそれを感じ取った。 放り出された幹久朗は空中で体勢を立て直して着地した。 「…てぇ;なかなかやるね。こっちが油断してたよ;」 立ち上がり、由衣に歩み寄る。その姿にダメージは微塵も感じられない。 「嘘…だろ?普通なら今のですぐにのびるのに…。」 「能力者だって普通だよ。でも、君の考えてる普通とは違う。」 こちらを見る金緑色の眼に、真剣味が帯びられる。 「君はまだまだ弱いんだ。能力者としてはね。」 「!!」 改めて叩きつけられた「弱い」という事実。 重なった過去と今が、再び眼の前に広がる。 苦しむ仲間や、家族の顔。 見たくない。見たくない。見たくない。見たくないのに…!! 「うわぁぁぁ!!」 振われた右手。砂鉄は空中で形を作り、幾本もの太い鉄柱と変わって放たれていた。 「!」 「しまっ…!!」 由衣は正気に戻ったが、放たれた鉄柱の勢いが止まるとはない。 幹久朗を巻き込んで、大きく砂埃を上げた。 「…な…。」 何をしていたんだ自分は。 力が抜け、その場にへたり込む。 避ける間なんてなかった。つまり、幹久朗は…! 「いっ…ててて;」 砂埃が揺れ、そこから彼は這い出てきた。 「幹久朗さん…!」 「うん、今のは悪くなかったよ。やればできるじゃないかw」 「大丈夫なのか?」 「うん、大丈夫w」 服を払いながら幹久朗は笑った。由衣はまた泣き出しそうになっていた。 「よかった…、本当に…。」 「おいおい、泣きそうだぞ?大丈夫か?」 幹久朗がよりそう。由衣はもう一度、大声をあげて泣いていた。
https://w.atwiki.jp/taronja/pages/6500.html
八木橋俊介は鈴鹿ポイントゲッターズ?所属のFW 基本情報 国籍 日本 名前 ヤギハシ シュンスケ 生年月日 2000年6月10日 出身地 青森県 身長 173cm 体重 73kg ポジション FW 背番号 17 所属クラブ 2016年 - 2018年 成立学園高校 2019年 - 2022年 東京国際大学 2023年 - 現 在 鈴鹿ポイントゲッターズ 個人成績 シーズン クラブ 番号 リーグ リーグ リーグカップ オープンカップ 通算 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 2019 東京国際大 他 - - 0 0 0 0 2020 - - 0 0 0 0 2023 鈴鹿 17 JFL 7 1 - - 7 1 通算 日本 JFL 7 1 - 0 0 7 1 日本 他 - - 0 0 0 0 総通算 7 1 - 0 0 7 1
https://w.atwiki.jp/sh_takasen/pages/155.html
八木健史 背番号128 捕手 名前の読みは「たけし」。 2012年育成ドラフト会議の育成1位指名を受け、群馬ダイヤモンドペガサスより入団。 二塁への送球タイムは1.8秒も、群馬時代からやや打撃に難がある模様。 2013年6月、右肘内側側副靭帯再建術と尺骨神経剥離術を行った。地道なリハビリの末、2014年6月にようやく試合に出られるようになったが、再建した肘がまた損傷し、10月31日に球団から来季契約を結ばない旨が報じられた。これからは野球の指導者への道を歩むとのことだったが、再び群馬ダイヤモンドペガサスに入団した。 エピソード ホークスファンの中には、その外見からかぷてんと見間違える人もいるようだ。 群馬ダイヤモンドペガサスからの入団は清水に続き2年連続で、かつて清水と初めてバッテリーを組んだ試合でノーヒットノーランを演出している。 横浜市の社会人クラブチーム「横浜ベイブルース」時代には、巨人でコーチやスカウトを務めた監督・江藤省三の計らいもあり、桑田真澄の引退試合が敢行。2回限定で桑田の球を取る役目をつとめ、「捕球やスローイングを褒めてもらい、何で企業でプレーしないのと言ってもらった」そうで、これがプロを目指すきっかけとなった。
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/5311.html
八木かおり(八樹加央梨) 出演作品 長編 カーズ2*(メーターのPC) TV スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー* リロ・アンド・スティッチ ザ・シリーズ(メアリー) TV映画:実写 ピノキオとゼペット 実写 鉄ワン・アンダードッグ プリティ・ヘレン*
https://w.atwiki.jp/politica/pages/271.html
井上喜一をお気に入りに追加 井上喜一のリンク #blogsearch2 井上喜一の報道 ホンダの新車オンライン販売、サブスクで開始 販売店とタッグ - ITpro 井上喜一とは 井上喜一の36%は運で出来ています。井上喜一の36%は度胸で出来ています。井上喜一の23%は勢いで出来ています。井上喜一の4%は赤い何かで出来ています。井上喜一の1%は大阪のおいしい水で出来ています。 井上喜一@ウィキペディア 井上喜一 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 井上喜一 このページについて このページは井上喜一のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される井上喜一に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/wiki8_template/pages/56.html
八木神社 十二の宮 http //ex13.2ch.net/test/read.cgi/base/1132106165/ ┏━━━━━━━━━━━┓ ┗┳┳━━┃八┃━━┳  ┃┃    ┃  ┃    ┃┃ ┏┻┻━━┃木┃━━━━ ┗┳┳━━━━━━━┳━┛  ┃┃              ┃┃  ┃┃              ┃┃  ┃┃   プロ野球界の未来と八木様の今後が明るいものでありますように。  ┃┃              ┃┃  ┃┃     ∧_∧   ┃┃  ┃     ( ´∀`)       _(  つ ミ_____  |\\\\\\⑤\\\\\  |  \\\\\\\\\\\\  |  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|         |    代  打  之  神    |  八木神社 十一の宮 http //ex13.2ch.net/test/read.cgi/base/1129775493/ ■祝詞(応援歌):♪いざ行かんや 萌え立つ大地に さあ八木裕が 勝利をめざして ( ´八`)<現在の成績 http //sports.nifty.com/live/baseball/npb/seiseki/1989353.htm <過去スレ> 八木神社 http //ex3.2ch.net/test/read.cgi/base/1054638487/ 八木神社 二ノ宮 http //sports5.2ch.net/test/read.cgi/base/1056237434/ 八木神社 三ノ宮 http //sports5.2ch.net/test/read.cgi/base/1060700713/ 八木神社 四ノ宮 http //sports8.2ch.net/test/read.cgi/base/1078285117/ 八木神社 五ノ宮 http //ex8.2ch.net/test/read.cgi/base/1084977019/ 八木神社 六ノ宮 http //ex8.2ch.net/test/read.cgi/base/1092299357/ 八木神社 七ノ宮 http //ex10.2ch.net/test/read.cgi/base/1095526806/ 八木神社 八の宮 http //ex13.2ch.net/test/read.cgi/base/1114748812/ 八木神社 九の宮 http //ex13.2ch.net/test/read.cgi/base/1121150106/ 八木神社 十ノ宮 http //ex13.2ch.net/test/read.cgi/base/1128952221/ 八木地蔵 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ ,__ | / ./\ \______________ / ./( ・ ).\ o〇 ヾ!;;l; lilii|//" /_____/ .(´八`) ,\ ∧∧. |;;l;; |liii|/゙  ̄|| || || ||. |っ¢..|| ̄ (,, ) ナモナモ .|;;l;; ||iii| || || || ||./,,, |ゝ iii~ ⊂ ヾ.. .|;;|;l; i|ii| . (○) | ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 .(゙ ,,,)~ wjwjjrj从jwwjwjjrj从jrヽ|〃 宮司様 ♪ ∧ ∧ ◇ ♪ ( ´八`)_ /◇◇ /__|]⊃y__|]⊃ ◇ ◇ ♪ /`ー==キ| 彡 ♪ ∠ニ/_つつゝ 八木火消し )V ソ) ... ナムナムタイサン ∠⌒0ヽ ソ ∧_∧ ( 炎上退散!!!>√/`八´) ( ( ゚Å゚;;;;) ) キイイイィィィィィィィ ~~~(__|]つy_|]つI=くニニニ二二二二....|. . U ( /`ー=キ=| 丶\ブシャーーーーーッヽ..|,,,,;;;;;|ノ ∠ニ/_つつゝ レレ 2分後… ∠⌒0ヽ ∧_∧ コレデ、アンシンダ…> √/´八`) (`・Å・´) <今度こそ勝つっぺよ ~~~~..(__|]つy_|]つI=] |. U /`ー=キ=| ... |. | ∠ニ/_つつゝ U U
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/782.html
高神喜一郎@紅葉国さんからのご依頼品 からんからんからんからん…。地面に、黒くて小さな下駄が打ち付けられる音が響く。どーん、ぱらぱらぱら、と空からは、今年最後の花火の音が降ってきていた。 「もう、始まってしまってる…!」 早足で乱れた髪を手で撫で付けながら、高神喜一郎はきょろきょろとあたりを見回した。薄い青地に赤い花を散らした、かわいらしい浴衣が今日の勝負服だ。「きーちゃん、いける!それなら一発だよ!」と国の友人に太鼓判を押してもらった一品である。相手の反応をぐるぐると想像して倒れたのはナイショだ。 「え、と…ここで待ち合わせ…だよな」 どーん、とひときわ大きな花火が上がって、空を華やかに染める。ぱらぱらぱら、とその残火が落ちてしまうと、すっと暗闇が落ちて心細くなった。 「バロ…」 心細げに小さく呟くと、その暗闇からふらり、と見覚えのある大きな人影が現れた。浴衣にとっくり、腰にはトレードマークとも言える大剣を差している。…ヤクザ映画みたいだ、と喜一郎は思ったが、その様子もいとおしい。ぽっと頬を染め、からんからんからんと小さな音を立てながら、駆け寄ろうとする。そんな喜一郎を見て、バロはすっと目を細めた。 「どなたかな?」 がーん、と喜一郎。うるっと目を潤ませて、耳をしょぼんとへたらせる。 「…高神、です。高神喜一郎。」 いじけたように喜一郎が自分の名前を呟くと、バロは笑った。いたずらっぽく。 「まだ女をやってたのか。遠目ではほんとうに分からんかったぞ」 喜一郎はほっとして、溜息をついた。顔を上げ、真剣な目でバロを見つめる。 「頑張って、綺麗になりましたから。バロのために。」 バロはその視線を避けるように顔を逸らした。バロはまだ、この元副官が女性になったことを認めたくはないと思っていた。とっくりの酒を一口煽る。 「やめておけやめておけ」 「何でですか?」 喜一郎はきょとんと聞き返します。バロはあーっと、頭をかいたあとため息をついた。寂しげな視線を喜一郎に向ける。 「俺の右腕になるのではなかったのか?」 喜一郎にはバロが何を問題と思ってるのかわからなかった。いや、わかりたくなかった。 「…右腕が綺麗だと、不便ですか?」 せっかくバロのために女になったのに、とがっくり肩を落とす。バロは、一瞬切ないといってもいいような眼差しを、そんな喜一郎に投げかけたあと、最後の問いを発した。酒が入ってなければ問わなかったかもしれない。 「副官になるといったのは、嘘だったか?」 喜一郎はそんなバロの視線をまっすぐ受け止めて、答えた。 「嘘では、ないですよ。私はいつまでもバロについていきます。でも、バロのことを愛しているのも事実です。だから、私は両方選びます。」 バロは憂いを帯びた瞳でじっと喜一郎を見つめた。 「……」 沈黙の後、ぽつりと呟く。 「一つを選べといったら?」 喜一郎はしばらく考えた後、きっぱりと答えた。 「………バロを愛する、女になって、それで勝手にバロの居る戦場に行きます。」 バロは笑った。喜一郎がちょっと拗ねたように続ける。 「副官でなくとも、バロの近くに立つことは、自由でしょう?」 喜一郎が真顔で目を覗き込むのへ、顔をしかめるバロ。 「頑固だな」 わかりきった結論であってもやはり認めたくはなかったらしい。 「頑固ですよ」 悪戯っぽく笑う喜一郎へバロは背を向けた。 「勝手にしろ」 静かな、諦めたような口調。あったかもしれない未来への決別。 「勝手にしていいなら、そうさせてもらいます」 ようやく諦めてくれたのかと喜一郎はほっと息をついて、足早にバロの隣に並んだ。 「…手、繋いでもいいですか?」 喜一郎がいそいそと手を繋ごうと手を伸ばすと、バロはその頭の上に手をおいて制した。じたばた。 「そこまで勝手にしろとはいってない」 がーん、としょげる喜一郎。 「・・・・はい」 とぼとぼと大人しく隣を歩く。対して、バロは上機嫌だった。とっくりをちゃぷちゃぷと揺らしながら、からんころんと下駄を鳴らして歩いている。仰ぎ見る空には、一面に光の花が広がっていた。 「花火とやらもいいな」 バロの言葉に、喜一郎はえへへ、と笑った。 「綺麗でしょう?私、花火好きなんですよ。打ち上げも、手で持つのも」 こんな感じで、と線香花火を持つしぐさをしてみせる。 「そうだな」 しかし、バロは空の花火に目を奪われて、自分を見ようとしなかった。それへ、うーっと拗ねる喜一郎。うーうーと唸りながら、浴衣の袖をそっと引いてもみるが、しれっと無視するバロ。 「綺麗だな」 バロはごくりととっくりから酒を一口飲むと、ぷはあと息を吐きつつ空の花火を愛でた。 (私も愛でて欲しいのに!!) ぐぐぐぐと思いつつ、努めて平静を装う喜一郎。 「えぇ、すごく。・・・一口いただけますか?喉、渇いちゃって」 視線はとっくり…を飲むバロの口元。く、ち、び、る。 「未成年は禁止だ」 知ってか知らずか、しれっと断りながら、バロはうまそうに酒を仰いだ。ごくりごくり。くううう、とじたばたしながら反論する喜一郎。 「成人してますよ?!」 無視された。意地悪だ。喜一郎はじいいっと羨ましそうにとっくりを見た。ええ、とっくりをですよ? 「・・・。別にいいですけどね、お酒が欲しかったんじゃなくて、バロが飲んでたから欲しかっただけですから。」 ぷうっと膨れる喜一郎をバロは鼻で笑った。 「だろうと思った」 ふふん。 「駆け引きを知らんな。まだまだだ」 喜一郎はきょとんとした。この元男性、極めて恋愛スキルが低い。 「駆け引き、ですか。・・・バロが実地で教えてくださいと、お願いしたらどうしますか?」 直球というか剛速球を投げてみた。それをふん、といなすバロ。 「却下だな。俺が教えるのは男だけだ」 喜一郎、がびーん。 「恋の駆け引きも、男だけですか?!」 それはそれでたのし(ry…ちょっと女に戻ったのを後悔しかけるのへ、バロが答える。 「いや、女だけだ」 喜一郎はえへへと頬を染めて、もじもじしてみた。じゃ、じゃあ私にと言いたいが、バロは全く見てない。 バロは喜一郎を無視して、花火を眺めて笑顔でいる。それを見て喜一郎はちょっと悲しくなった。泣きそうになりながらも頑張って微笑んでみる。ここで、じわっと涙を浮かべてばかばかと叩いて抱きつけばいいのかもしれないが、喜一郎には思いつかない。いや、思いついてもできない。 「あの、一つ聞きたいことがあるんですが」 代わりに質問をする道を選んだ。 「なんだ?」 「バロにとって、私は、男ですか?女ですか?」 「そなたはそなただ。他ではない」 喜一郎は赤くなって礼を述べた。恋愛的には何か間違ってる気がするが気にしない。 「はい。ありがとうございます。」 バロはかすかに笑った。 「気にするな。花火を見ろ」 ここで、花火じゃなく私を見てください、と言えない喜一郎が喜一郎なのだろう。 「はい。花火、お好きですか?」 「いや、それほどでも」 言いながら、その目には空の光を映している。 「そのセリフ、二度目です」 喜一郎は、前のときのことを思い出してちょっと笑った。あの時は海で…相変わらず子ども扱いされていた。とりあえずあの時バロが全裸だったことは忘れておこう。 「バロの好きなものって、何なんですか?」 バロは、即答した。 「戦いだな。強い奴も好きだ」 黒らしいな、とは思いつつも喜一郎は、問いを続ける。 「なるほど。・・バロは、どうして戦いが好きなんですか?純粋な、興味です」 バロは今度はしばらく口を噤んだ。 「……そうだな」 一口、とっくりから酒を飲む。そして、ぽつりと言った。 「死にたいからだ」 喜一郎の目が曇る。 「・・それは、肉体的に、ですか?」 バロはやはりそんな喜一郎の様子には目をやらずに、ちびりちびりと酒を飲む。 「死は一つだ。常に」 そして、付け加えた。 「最近は死ぬことばかりを考える」 喜一郎がぐぐぐと口を噛み締める。 「なるほど。・・・・それは一体、どうして?」 バロは乾いた笑いのような音を立てた。 「さあな。子供にはわからんよ」 言いながらぐっと酒を煽る。そして、喜一郎に背を向けた。 「帰る」 その言葉に潜む絶望の色に喜一郎は途方に暮れた。 「分からなくても、分かりたいんです。バロの考えてること」 必死で、逃すまいと前に回り込む。広げた腕に、薄い青の袂が閃いた。 「聞かれたくないことなら、もう聞きませんから」 涙を滲ませる喜一郎にバロが冷ややかな視線を落とす。 「言わずともわかるようになることだ」 氷のような声。 「でないと死ぬぞ」 喜一郎がさらに途方に暮れる。 「・・・へ?」 ぐるぐるしつつも何とか踏みとどまろうとする。バロが遠い遠い過去を悼みながら生きてることを、喜一郎は知っていた。知ってはいたが…その深い絶望を理解するにはまだ若すぎたかも知れなかった。 「私は、それは確かに子供かもしれませんけど、それでも明日を生きたいです。最後の最後まで。」 とつとつとただ自分の信じることを語ることしか、喜一郎にはできない。 「それでもバロが死にたいと望むなら、その理由を知りたい。だってバロを愛しているから。聞かれたくないことなら、待ちます。いつかバロが私に話してくれるまで。」 必死に、ただ必死に語る喜一郎の様子に、バロは笑った。気が抜けたらしい。 「駆け引きがたりん」 その言葉は優しかった。喜一郎がむーと口をへの字にする。 「駆け引きなんかしなくても、まっすぐに伝えられれば私は満足なんです。」 それでも、バロが笑ってくれたことにほっとしていた。バロがそれへふふんと鼻で笑う。 「まっすぐに伝えるだけでは、相手の首はとれんな」 生真面目に返す喜一郎。 「そうですね。でも、私はバロを殺したいわけじゃあないですから。」 バロが呆れたように言う。 「だから子供だというんだ。女が男をとることも、首をとるという」 がびん、とショックをうける喜一郎。 「な、なるほど・・・。勉強になりました。」 そうか、首に腕を回すのか…く、首に腕を…と、目をぐるぐるしてると、空にどーんとひときわ大きな花火が上がった。 「あ、バロ、今大きい花火が」 ちゃーんす!と喜一郎が夜空を指差して言うのを、バロは無視してさっさと歩いていった。すかあああっ 慌ててそれを追う喜一郎。隣に並ぶと、バロが白々しく問いかけた。 「見らんでいいのか?」 隣をからんころんと歩きながら喜一郎が答える。 「見てますよ。でも、主な目的はバロですから」 ふふん、と鼻を鳴らすバロ。 「話の切り替えが不自然だな。何か狙っていたか?」 喜一郎は口笛を吹いた。バレタカ。ち。 「いえ、特には」 「修行がたりんな」 「俺は強い敵でないと、退屈する」 「修行します。バロを退屈させないぐらいの、強敵になるために。」 喜一郎が見上げると、バロは舌を見せていた。あーっと声をあげる喜一郎。 「・・からかわれてますか、私」 ふふん、とバロ。 「いつ気付くかと思ったが」 喜一郎がむうう、と唸る。 「予想よりは、早かったですか、遅かったですか。」 「まあまあだな」 「及第点ですね」 嬉しそうに言う喜一郎に、バロは舌を出した。道のりは遠そうだった。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:高神喜一郎@紅葉国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=281 type=208 space=15 no= 製作:結城由羅@世界忍者国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=923;id=UP_ita 引渡し日: counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/vgmginfo/pages/356.html
ベジマギ攻略VGMGトップ イベント ワクワク☆ビンゴパーティー ●敵配置例 ~【超級】一喜一憂?~ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (【超級】一喜一憂.JPG) 敵の配置は変わる可能性があります ●バトルのコツ 全滅勝利 省略 リーダー撃破 アサツキ(青)の弱点(緑・剣)で攻める。HPが少ないけどビーツやアカカブ(黄・剣)ではダメ。チーマディラーパ(緑・剣)の攻撃はまずウスヒラタケに当たる。上の画像では高火力で突破する作戦。 敵陣制圧 省略 ステイルメイト 省略 ●ドロップ種情報 ビンゴ球(R~SSR)など
https://w.atwiki.jp/alice-baseball/pages/235.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓ 【名前】:後藤 喜一 【レベル】:20 【アライメント】:混沌/中庸┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳┻━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:15 【耐】:15 【敏】:10 【魔】:20 【運】:20 【宝】:-┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ _ ...................... _ ,。r≦////////////≧x、 . /////////////////////ム {////////,> '"¨ v///////ハ }! 7 T" { v////////,i } ! { ヽ ____ ヾ////////! }斗ミ、 ィf´ァ'=ミ、 \//ア~ヾi く斗-ム ゙'ー tァ― ヾ//⌒Y }ヽ ゞ! ヽ _ / , ' ノノ/ | `~| ヽ / ( / ム ├-、 ,' { { ̄{ ', ,__`___ _ ,、 人 〉 、 ' 'ー┴┴┴ '’ ./ / >ミ、 } ` ̄´ ./ / / ヽ .! { ,.イ , ' / \ ー―‐≦ >'" ,イ(_)ヽ .、 く __ / V斗斗r- ミ , r-ヽ ( / ,イニニニニニニヽ ., { /7 /ニニニニニニニニヽ ., Vア/v ./ニニニニニニニニニム V / }|__! ,ニニニニニニニニニニハ v , } ,ニニニニニニニニニニニハ .} , } }{ニニニニニニニニニニニムx≦{┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】〇魔術:D 戦闘時、【魔】ステータスが選択された場合、敵陣営の勝率に-5%のペナルティを与える。 職務上で学んだ、聞きかじり程度の魔術。○策略:C シナリオ1度までランダム接触の結果を振り直せる。 周囲や各組織への根回しによる盤面操作。○謀略:C 状況を見切り利用することに長けた、謀略家としての能力。 軍を率いて戦闘する軍略と違い、あくまで状況の操作にのみ長けている。 ターン開始時のランダム表の結果を、シナリオ1度だけ振り直せる。〇情報通 このキャラクターは多くのコネや、幅広いパイプを有している。 情報収集判定時、成功率に+20%の補正を与える。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【使い捨て礼装】┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 備考:組織の事実上のトップ。能力は目立たないが思考回路が死ぬほどめんどくさい人。 通称カミソリ後藤。データはさかっち ◆yeJgUWGlpMs3様が作られたフリー素材を転用。 一番の武器は能力よりも多分思考AI。