約 371,868 件
https://w.atwiki.jp/gazoures/pages/460.html
第三十九話 最悪の再会 文『…そうでしたか。彼女の最期を看取ってきたんですね』 椛「はい…お墓も立ててきました」 文『それで布都さんは?』 椛「しばらく一人にしてくれ、と。万物の掟と言いながら、やはり悲しいのでしょう」 文『あなたは?』 椛「私も同じ気持ちです…でも、私はもう、昔みたいに泣いたりはしません」 文『……そう。今日はもう寝ましょう』 花映塚に戻ってくるころにはすっかりと日が暮れていた。 レスラー達は椛達と共に床についた。 布都「……」 真紅「よぅ」 布都「む…赤人形か」 真紅「好きに呼べって言ったけどずいぶんなご挨拶だな。いや良いけどよ」 布都「なんじゃ」 二人は崖の上にいた。 足元に広がる広大な東方の地を眺めながら、そこに座っていた。 真紅「お前は…」 布都「うん?」 真紅「俺と同じだ。俺と同じで、一人ぼっちになってしまったんだな」 布都「……」 真紅「俺は一人だった。気が付いたら一人だった。でもお前は違う。あのソガノトトスってやつは天国できっとお前の事を見守ってくれてるんだろうな」 そんな二人を見守る一人の少女がいた。 二人が心配で様子を見に来たのだが、真紅が普段吐露しない思いを語り始めてしまい、い出そびれてしまったのだ。 布都「我にとってあやつは母親だったのだ。たとえ血が繋がってなくとも、言葉はかせずとも、我はそう思っている」 真紅「…あいつだってそうさ。でなきゃ、命を掛けてお前を守るもんかよ」 布都「…うむ」 真紅「そろそろ寝ようぜ」 布都「そうだな…赤人形、否、真紅よ」 真紅「んだよ」 布都「…いや、何でもない」 真紅「変な奴」 素直になれない似た者同士二人はそれ以上言葉を交わさなかった。 無言のまま、花映塚へと戻ろうと歩き出す。 ふと顔を上げると、真紅の前にたからが立っていた。 真紅「……盗み聞きとは感心しねぇな、たからさんよ」 たから「ごめんなさい。そういうつもりではなかったわ」 真紅「冗談だよ。そんなマジ顔すんなよ」 布都「よーし、我は寝るぞ! ついてこい、二人とも!」 真紅「へいへい」 たから「ええ」 次の日、文が取材に出かけると共にレスラーズは起きだした。 エヴァ「なに、化身を出したい?」 椛「はい! 私、強くなりたいんです」 たから「それは構わないけれど…どうして急に」 椛「ソガノトトスさんが倒れた時思ったんです。彼女の意志を継ぎたいと。ソガノトトスさんを守りたかったとは言いません。でも、彼女が守ろうとしたものを守るにはもっと力がいるんです!」 布都「椛…そうだ、我にも教えてくれ! その化身とやらを!」 たから「空元気でも、今は体を動かしていた方が良さそうね」 ネロ「よーし、そうと決まればやろう!」 ネロ、カズキ、たからを中心に彼女達の化身習得の特訓が始まった。 エヴァ「それは良いとして…早くミキシマックスする相手を探さないとな」 夕映「…文さんは、椛さんが良いと思うです」 杏子「へぇ、そりゃなんで?」 夕映「近しい者同士ですから、通じるところがあると思うです」 エヴァ「なるほど…確かに心を通じ合う事も条件の一つだからな」 杏子「となれば、あいつを鍛えないとな! よーし、あたしも混ざってくる!」 超太郎「あのベロクロンとかいうのはどうだろう。強くてかっこいいだろう!」ギャキィ 大阪「いや~それはどうやろ…」 超太郎「大阪さん酷ぇ!?」 カロメ「でも、ソガノトトスさんに悪い事した人なんですよっ」 斗貴子さん「いや別に悪い事ではないだろう。獣の世界は弱肉強食だ。弱い者は食われる、そんな世界だ。それに、もともと寿命だったわけだしな」 超太郎「なにこのイジメ」 椛「それで、化身ってどうやって出すんですか?」 布都「化身、化身!」 ネロ「こう、なんていうか…ばー! って感じ」 カズキ「いやドーン! って感じだろ」 たから「気合よ」 布都「なるほど! わからん!」 杏子「あたしの場合はこう…内側から炎を出す感じかなー」 ???「…目標発見」 突如、丘の上に銀色の輝きを放つ青年が現れた。 杏子「あ、ああ…のぶさん!?」 銀色のボディに輝く男こそ、秋月信彦ことシャドームーン。 かつて悪の組織に改造され、紆余曲折を得てレスラーの一員となり、悪の組織壊滅後、杏子の恋人となった男である。 影月「…」 ――ムーブモード 信彦の手から青いスフィアデバイスが放たれた。 メロン「あれは!」 たから「影月さんもエレンさん達と同じく、エルドラドに操られているようね」 杏子「くそぉぉぉ!」 青い光に包まれ、彼女たちは戦場へと招かれた。 布都「な、なんだ!? どうなっておるのだ!」 椛「ここはどこでしょう?」 影月「…」 布都「あ、あいつだ! あいつがあのボールでトトスをあんな目に!」 椛「なんと! それは許せません!」 杏子「違う、あの人はあたしの大切な人だ! 操られてるだけなんだ!」 影月「ソガノトトスの死亡を確認。これによりお前たちの目的は達成出来なくなった」 超太郎「おのれエルドラドめ! 信彦にこんな事をさせるなんて!」 影月「諦めることが賢明」 ネロ「いつもの信彦じゃない…こんな、ひどいよ!」 ???「やはり、倒すしかありませんね」 白黒のゴスロリ風ドレスを身に纏った女性が現れる。 メロン「あ、あの人は! エルドラドの聖白蓮議員!」 聖白蓮「初めまして、ザ・レスラーズ。そしてさようなら。あなた達は今日、ここで倒されます。このシャドームーンを基に作り上げた私の芸術品にして、エルドラドの最強エージェント、“パーフェクト・カスケイド”によって!」指パッチン ファイナルフォーミュラー「…」 ドロッセル「…」 ゲテヒトニス「…」 アンギュロス「…」 アンドロあき×6「…」 エヴァ「最強のエージェント…つまりあいつらを倒せば全て元通りになるという事か」 椛「この戦い、私も戦います」 布都「我も出るぞ!」 椛「いえ、布都さんは下がっていてください」 布都「なぜじゃ!」 椛「あなたは戦うにはまだ幼すぎます!」 布都「くっ…勝手にせい!」プイ たから「出るのは構わないけれど、くれぐれも無茶しないように。まといさん、コハナさんと交代お願いしても良いかしら」 まとい「あ、はい。椛さん、頑張って!」 椛「この戦い、絶対勝ちます!」 かくてザ・レスラーズとパーフェクト・カスケイドの戦いが始まった。 (続く)
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/10655.html
史上最悪のデート 案内人 コメント NTV系で2000年12月3日 - 2001年4月29日に放送された嵐およびジャニーズJr.が出演する1話完結のテレビドラマ。 『ダイヤモンド・パール』142話「史上最悪のトゲピー!」というサブタイトルのパロディがあるものの関係はない。 案内人 ニドキングorブルンゲル♂:デートキング ニドクインorブルンゲル♀:デートクイーン コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 the 1st DATES ポワルン♂:木原さん 2nd DATE ペルシアン♀:サユリ 3rd DATE ルギア:浪花銀次 キレイハナ♀:大江戸花子 ライコウ:大江戸寅次郎 4th DATE ラプラス♂:工藤達也 デリバード♀:栗原加奈子 カクレオン♂:大沢 5th DATE エーフィ♂:今井慎太郎 チェリム♀:桜井桃子 マルマイン♂:爆弾魔 6th DATE オノノクス♂:勘太郎 ミミロップ♀:夢子先生 ダストダス♂:校長 7th DATE ペラップ♂:福蔵 ドレディア♀:麗子 8th DATE ガーディorニョロゾ♂:憲吾 コドラ♀:愛美 ウィンディorニョロボン♂:憲吾の父 マツギョ♂:お好み焼き屋 10th DATE ペロリーム♂:佐助 11th DATE ジーランス♀:老婆 ミロカロス♀:超かわいい女の子 12th DATE スリーパー♀:ストーカー娘 13th DATE ケンタロス♂ ケン 色違いケンタロス♂:リョウ ウィンディ♂:警察官 14th DATE リオル♂:憲一 エネコロロ♀:温子 タブンネ♂:医師 15th DATE カメックス♂:亀太 ルナトーン♂:月ノ介 16th DATE ルクシオ♂:トオル ムウマージ♀:由希子 マリル♂:ケンジ クロバット♂:由希子の父親 オンバーン♀:由希子の母親 17th DATE ウソッキー♂:中川福蔵 18th DATE コータス♂:勘太郎 19th DATE マニューラ♀:ノリコ トゲチック♂:天使 デルビル♂:悪魔 20th DATE カラカラ♂:進之介 the Last DATE エンブオー♂:勇一郎 ラブカス♀:アイコ プリン♂:伊集院雅彦 コロトック♂:執事 -- (ユリス) 2016-08-27 09 16 57
https://w.atwiki.jp/niconicokaraokedb/pages/4174.html
最悪のカーニバル さいあくのかあにはる【登録タグ:VOCALOID ライブP 曲 曲さ 曲さい 鏡音リン】 曲情報 作詞:ライブP 作曲:ライブP 編曲:ライブP 唄:鏡音リン ジャンル・作品:VOCALOID カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり オフボーカルワイプありキー -5 オンボーカルワイプあり コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/animerowa/pages/204.html
最悪の軌跡◆CFbj666Xrw 「とうちゃ~ん!」 (……くそ) 「とうちゃ~ん!」 何度も何度も、脳裏にしんのすけの声がこだまする。 「とうちゃ~ん!」 (しんのすけ……!) ――しんのすけの未来の為に、他の子らの未来を潰すと言うのか。あの男の口車にまんまと乗せられて (んな事はわかってるんだ!!) しんのすけの声が、又兵衛の言葉が、何度も何度もこだまして頭を離れない。 何度考えてもこれは良い事でも正しい事でもない。 (だけど……だけどよう! それでも……それでもオレは父親なんだ!) だから、殺さなければならない。 大人でも。子供でも。 男でも。女でも。 ……だから、ひろしは新たな標的に向かって飛び出した。 物陰から、橋の袂に立つ女に向かって。 背後から、金属バットを振りかざして。 「うおおおおおおおぉっ!!」 振り下ろした。 * * * シグナムは考えていた。 何度も思い返していた。 「私達ドールは他のドールを倒し、ローザミスティカを奪わなくてはいけない使命の下にあった。 私達は、アリスという存在になるために作られたのだから。 そして、アリスになるにはアリスゲームに勝ち抜くのがその方法だと思っていた。 つい最近、アリスゲームだけがアリスになる方法ではないと知ったけれど」 自嘲するような、哀しげな笑い声が脳裏に甦る。 「それに気付くまで大切なものを失ったわ。 蒼星石さえ最後にはお父様のため戦うことを選んだ……選んで動かなくなってしまった。」 そう、真紅は失ったのだ。大切な仲間を。 奪い合いの中で生まれたであろう仲間さえ、争いに呑まれて失ったのだ。 「私は仲間達と合流して、対策を練る。 アリスになる手段がアリスゲームだけでないように、きっと何か手段があるはずだから」 それに気づいた今なら……彼女は何も失わずに済むのだろうか? (……それさえも断言は出来ないだろう) 信頼できる仲間だけで集まっても、全てを失わないでいられるとは限らない。 理由は簡単な事だ。 世界は苦難に満ちている。 敵が居なくとも、闇の書が主を侵触するのを止めるためにシグナム達は戦いに身を投じた。 悪意ではなくただ悲しく強い意志により彼女達を絡め取っていた陰謀が有った。 争いは仲間達の内からと、仲間達の外から襲い来る。 そしてシグナム達ヴォルケンリッターは外敵を討つ剣なのだ。 シグナムはそちらを見もせず、背後へと木刀を振り抜いた。 「ぐあぁっ!?」 呻き声と共に野原ひろしは叩き割られた鼻頭を押さえる。 鼻から血がぼたぼたと滴り落ちた。 「な、なんで……!?」 「答える必要は無い」 シグナムの片手にはクラールヴィントが輝いていた。 その指輪に入っている石が分離し、指輪本体と紐でつながっている。 即ち振り子のようになったその石は、ぴたりと野原ひろしを指していた。 クラールヴィントは情報戦に優れたデバイスだ。 シグナムの苦手とする分野ではあるが、それでも近距離の索敵に使うには十分だった。 「答えるのはおまえだ。答えろ。おまえはなぜ殺し合いに乗った?」 「………………」 「答えろ!」 シグナムは木刀を突きつける。 「…………俺は、父親だ」 野原ひろしは鼻を押さえていた手を離し、金属バットを両手で構えなおした。 潰された鼻から流れる血とぼろぼろ零れる涙があっという間に顔をぐしゃぐしゃにする。 (……みっともねえ) だけど。 「俺は、父親なんだ!」 「それなら模範となり、子の為になるように生きるべきではないのか?」 「ああわかってる! わかってるんだよ、んな事は!」 だけどそれでも。 「理屈じゃないんだよ!」 「そうか」 想いを込めた渾身の一撃は。 鳩尾に撃ち込まれた鋭い突きであっさりと止められた。 血に濡れた金属バットが地面に転がる。 「ご……げほ…………」 胃液が漏れて咳き込む喉を木刀が締め上げる。 窒息しないように、そして話せる程度に。 「……名前を聞いておこう」 「…………野原……ひろし…………父親……だ…………!」 「そうか。私はヴォルケンリッター烈火の将シグナム。だが……」 沈黙。 ひろしは背後の女が、歯を食いしばる音を聞いた。 …………。 「……私が誰かにこの名乗りをするのは、おそらくこれが最後だ」 「それは、どういう」 絞める。 「がっ」 「もう一つ聞かせてもらうぞ、野原ひろし。 おまえが持っていたであろうデイパックはどうなった?」 * * * 井尻又兵衛由俊はしばらく陶然と見上げていた夜空から目を離した。 いつまでも物思いに耽っているわけにはいかない。 これからの事を考えなければならない。 (なによりひろし殿を止めねばなるまい) まずは彼が残して行った支給品から調べるべきだろう。 野原ひろしのデイパックと、彼が殺した男のデイパック。 些細な事だが死者の遺品は後回しにし、ひろしのデイパックを開けた。 といってもひろしが使っていた武器は金属バットだ、それ以上の武器は出てこまい。 事実、逆さにすると中から転がり出た物はまるで武器には見えなかった。 「これは……宝石か?」 10個に及ぶ神秘的な輝きを放つ宝石。 それがひろしのデイパックから出てきた残る支給品だった。 「一体何に使うのだ?」 あの“ぱそこん”とやらも又兵衛には理解できない支給品だったが、これもとびきりだ。 少なくとも武器には見えないし、その機能も想像すらできない。 やはりこれはただの宝石なのだろうか? 「驚いたな、カートリッジシステムと極めて近似した系統の魔導具らしい」 「曲者!?」 ハッと振り返ったそこには一人の女が立っていた。 その足下まで転がった1つの丸い宝石を拾い上げ、しげしげと眺めている。 俯いたその顔は髪に隠れ、表情は見えない。 警戒し、しかしすぐにその警戒を緩める。 (こやつは不意打ちをする女ではない) この気配。戦場(いくさば)において何度も相対したこの人種。 「そなた……武人か?」 「……そうだ」 首肯する。だが、又兵衛はハッと息を呑んだ。 「その……バットは……?」 「………………」 女は片手に持っていた金属バットを放った。 それは甲高い音を立てて又兵衛の足下に転がった。 ……その握り手には、べっとりと紅い手形が付いている。 「野原ひろしより奪った物だ。この場所の事も、おまえの事も聞いた」 「ひろし殿を……殺したのか?」 「…………そうだ」 抑揚のない答えが返る。 「何故だ!?」 「言うまでもない。あの男は殺し合いに乗っていた。 主に害を為しうる者は排除する。それが騎士の務めだ」 「それは……!」 その通りだ。 野原ひろしはギガゾンビの言う殺し合いに乗っていた。 誰かを殺そうとする者が誰かに殺される事に不平を唱える資格は無い。 「だがひろし殿は……悪人ではなかった!」 それでも又兵衛は叫んだ。 「ひろし殿はただ父親であろうとしただけだ。 ただ……ただそれ故に愚かな過ちを犯してしまっただけなのだ!」 (拙者は何を言っているのか) 目の前の女が何者かは知らない。 だが非はひろしにあり、彼を殺した事を非難する事は出来ない。 彼女を恨む権利はなく、ましてや彼女に復讐するなどもっての他だ。 「ひろし殿は……」 「……判っている。 あの男の想いは痛いほどに判る。どれほどに痛み、どれほどに苦しんだのかも。 なにせ……」 女は顔を上げた。 又兵衛はあっと息を呑んだ。 「あの男と同じ選択をした今となってはな」 彼女の表情は、あの時の野原ひろしとまるで同じだったのだ。 顔は違う。男と女、中年と美女、人種も積み重ねた物もまるで違う。 だが悲痛な想いと切実な決意が、痛々しい覚悟と破滅的な希望と共に同居する表情は、同じ。 女はその表情を、想いを――継承していた。 * * * 「答えるのはおまえだ。答えろ。おまえはなぜ殺し合いに乗った?」 シグナムは襲ってきた男を問いつめた。 なぜそんな事を聞いたのだろう。 殺し合いに乗った者達の言い分を聞く意味など無いというのに何故気にするのか。 「答えろ!」 (……私自身の中に迷いがあった為だ) だから聞いて、答えを得た。 その答えはたった一言で、そして十分すぎる答えだった。 「…………俺は、父親だ」 男は鼻を押さえていた手を離し、金属バットを両手で構えなおした。 潰された鼻から流れる血とぼろぼろ零れる涙があっという間に顔をぐしゃぐしゃにする。 シグナムはその弱々しい姿を見て、強いと思った。 その醜い姿を見て、気高いと思った。 「俺は、父親なんだ!」 「それなら模範となり、子の為になるように生きるべきではないのか?」 シグナムにも判っていた。 だけどそれでも、意味が無いと判っていても問い掛ける。 「ああわかってる! わかってるんだよ、んな事は!」 答えは予想通り。 「理屈じゃないんだよ!」 「そうか」 (そうだな) そう、それは理屈ではない。 誤った道。 赦されない道。 大切な人を傷つけてしまうかもしれない道。 その大切な人と自分が一緒に居る事が許せなくなる道。 ……少し遠回りになる事を許容するだけで他に幾らでも道のある近道。 それでもその道を選びたい程に大切な人が居る。 自らの全てを捧げ、正しきを放棄し、心を傷つけてでも護りたい人が居る。 (あの時の私達と変わらない) かつてヴォルケンリッターが八神はやてとの約束を破り、罪無き人々を傷つけてでも、 密かに魔術師達のリンカーコアを集めていたあの時と。 あの時の彼女と目の前の男の違いは、それより更に何歩も過ったこと。 それと、無力であること。ただそれだけだった。 素人丸出しの愚直さで向かってきた男に木刀を撃ち込み、首を締め上げる。 「……名前を聞いておこう」 「…………野原……ひろし…………父親……だ…………!」 「そうか。私はヴォルケンリッター烈火の将シグナム。だが……」 続く言葉を呑み込む。 (――覚悟を、決めろ) あの時、シグナムは騎士の誇りを失ってでも八神はやてを護ろうとした。 今度は騎士の忠義すらも失う。 八神はやての為? そんな事は口が裂けても言ってはならない。 主の為に罪無き人々の命を奪ったなど口にしてはならない。 理由にしてもならない。 これはあくまでシグナムが勝手に行う事だ。 最早騎士でもないただの修羅が、一人の少女を生かしたくて勝手に行う事だ。 だから歯を食いしばって言った。 「……私が誰かにこの名乗りをするのは、おそらくこれが最後だ」 そして、何故かバットを持つだけで持っていなかったデイパックの場所を聞き出してから、 シグナムは野原ひろしの首の骨を折って、殺害した。 * * * 「バカな、そなたのような武人までもこのような下らぬ戯れに乗るというのか!?」 「そういう事になるな」 女は決然と答えた。 「考え直せ! 脱出の手段、反抗の手段は必ず有る! 諦めてはならぬ!」 「……ああ、きっと有る。我が主も今頃はそれを捜しているだろう。 そして、主ならきっとそれを見つけだすだろう」 「それが判っているならば、何故だ!?」 「例え主が正しき道を行きても、敵は居る。殺し合いは止まるまい。 ……私は少しでも主が生き残る可能性を増やす。それ以外を殺す事によって」 「主の道を血で汚す気か? 殺し合わずに全てを解決しようとする主なのであろう? そなた、罪無き者達の血で汚れた顔を主に向けるつもりか!?」 女――シグナムはかつてを回想する。 罪無き者達を傷つけてでも主を救うと誓った時、ヴィータは言った。 『はやての未来を血で汚したくないから、人殺しはしない。だけど、それ以外なら何だってする!』 そう誓ったのだ。 (だが、私はそれさえも破ろうとしている) だからこそせめて。 「私が主と相まみえる事は、もう無い」 故に最早名乗る名は無い。 「我が不忠義を主が耳にする事も、無い」 そう、その為に。 「私が殺し合いに乗った事は、誰にも報せない」 「…………そうか」 又兵衛は目の前の女、シグナムの行動方針を悟った。 彼女は自らが殺し合いに乗った事を知る者を一人として生かしておかない。 又兵衛は足下に転がった金属バットをゆっくりと拾い上げる。 シグナムはクラールヴィントを身につけた左手に宝石を掴み、宝石ごと両手で木刀を握る。 最早言葉は何の意味も為さない。 そして戦いは。 「ならば……いざ尋常に、勝負!」 「応!」 ――一瞬の刹那で決する。 シグナムはカートリッジシステムの無いクラールヴィントを宝石に秘められた力により仮想駆動。 宝石の魔力がクラールヴィントを経て木刀に流れ込み、シグナムの最も得意とする必殺の魔法を起動する。 ――紫電一閃。 それは魔法にして武術だった。 業火に包んだ刀身による一撃はあらゆる障壁を打ち破り敵を打ち倒す必殺の刃。 炎に包まれた木刀が朽ちるまでは一瞬、しかしその一瞬で一度だけの打ち込みが放たれた。 本来の武器ではない仮初めの、ただの木刀故にたった一度だけの一太刀。 故に又兵衛はそれを金属バットで受け止めようとした。 「おおおおおぉっ!!」 耐えきれば、相手の武器は砕け散る。 耐えれば又兵衛の勝利。打ち破ればシグナムの勝利。 決着は一瞬で訪れる。 ……永遠の様に長い闘争の刹那の中で、又兵衛の右腕の力が僅かに抜けた。 (しまった、ひろし殿に受けた傷――) 半ばまで溶けた金属バットが弾け飛び、木刀が一瞬にして燃え尽きる。 その時には既に、業火の刃は又兵衛を斬り裂いていた。 「みご……と……」 鈍い音を立てて、又兵衛は崩れ落ちた。 「………………すまぬ」 シグナムの手の中で宝石が砕け散る音がした。 もっと大切な何かが砕けてしまった音がした。 こうして井尻又兵衛由俊は死んだ。 彼が止めようとした野原ひろしは殺された。 そして彼と同じ道を辿ろうとするシグナムを止められなかった。 彼の死に何よりも傷付く者は少なく、彼の死がもたらす物は無い。 それは全く意味の無い死だった。 無駄死にだった。 だが、そんな死でさえもこう言うべきなのかもしれない。 運が良かったと。 野原ひろしも死んだ。 子供達を愛する穏和な男を一人殺しただけでそれ以外殺せずに死んだ。 鬼になってさえ息子に危害を及ぼす者を一人たりとも減らせずに死んだ。 それどころか彼の覚悟と過ちは、人殺しを増やす事となった。 野原しんのすけを殺そうとする者を一人増やす結果になった。 それは断じてゼロではないのだ。 ゼロよりも小さなマイナス。 無意味よりも悪い最悪。 最悪の死に様。 最低の成果。 そして―― * * * (……罪無き人を殺めたのは久しぶりか) 人を殺めたのは初めてというわけではない。 八神はやてと出会う前、それ以前の主の元でなら人を殺めた事は有った。 罪無き者を殺めた事も無かったわけではない。だが。 (クッ…………吐き気がする) 吐いてしまうほど無様では無いが、それでも吐き気を覚えた。 久しぶりのせいだろうか。 (いや。違う) シグナムは床に転がる宝石を一つ拾い上げた。 偶然にもベルカ式に極めて近似した構造と性質を持つ魔術の武器。 (使い捨てデバイスとでも言うべき物のようだな) クラールヴィントでやった事はそれを微調整しシグナムの魔法に修正しただけ。 ならば簡単なことだ、今から使う魔法など。 ――騎士甲冑の創造。 シグナムの全身が光に包まれ、騎士としての甲冑が顕現する。 なのは達ミッドチルダ式におけるバリアジャケットと同じく魔力で編まれた装甲服。 彼女達のそれは最初に主から形を賜らなければならないが、それ自体は魔力で創造する。 その形状が性能を左右する事も無い。 新たな主になった八神はやてにそう伝えた時、彼女は言った。 「そやけど、わたしはみんなを戦わせたりせえへんから」 そう言って彼女がイメージした形は服だった。 彼女曰く、騎士らしい服。それが八神はやてが騎士達に与えた騎士甲冑だった。 この服に限った事ではない。 ヴォルケンリッター達は彼女に出会って何もかもが変わった。 それまでの主のように、高圧的に接するでもなく物のように接するでもなく、家族として。 大切な家族として扱う彼女から、ヴォルケンリッターの心は徐々に温もりを得ていった。 何よりも大切な、誰よりも愛おしい家族。 そんな彼女が主だったからこそ、シグナムは彼女を護るために道を外れた。 (……すまない、主はやて) ………………。 転がる荷物を整理する。 又兵衛の荷物からは銃が見つかった。シグナムの好みではないが一応は持っていく。 パソコンは使いそうにないから置いていく事にした。 野原ひろしの荷物から見つかった魔法の宝石は全て持っていく。 野原ひろしが殺した男の荷物からは、原始的な武器ばかりが幾つも転がり出た。 一つ目は日本刀のような刀だ。ごく普通の鞘付き。 (……打って付けだな。私には性が合う) 試し振りしてみると鍛え抜かれた刃は彼女の実用にも耐える名刀だった。 二つ目は長柄の斧。 (元から使いにくい武器だが重心が妙だな。とても小柄な少女が使うような……) そう、例えば彼女の好敵手であったフェイトという少女であれば上手く使いこなすだろう。 一応、刀の予備としてデイパックに放り込んでおいた。 空間を操作する魔法でも掛かっているのか、デイパックは体積も質量も感じさせない。 そして三つ目は、弓矢だった。 碧色のシンボルカラーを基調としたその弓は清廉な美しさを感じさせた。 実はシグナムは弓矢も使いこなす。 彼女のデバイスであるレヴァンテインにもボーゲンフォルムという弓矢形態が存在した。 その形態から二つのカートリッジを消費して放つシュツルムファルケンこそが、 シグナムの使う魔法の中でも最大の破壊力を誇る必殺技だったのである。 単純性能では銃の方が使いやすく安定した威力を誇るが、弓矢の方が使い慣れている。 迷わず狙撃用として持っていく事を決めた。 シグナムは狙い通り、三人分も集中して残っていたデイパックから十分な装備を整えた。 後は覚悟だけ。 部屋を出ていく時に一度だけ振り向いた。 それを最後に迷いを振り切って歩き出す。 (まずは主はやてを殺す可能性が有る者を優先する。 ヴィータを殺す必要は無い。もしあいつがはやてと最後まで残る事があれば自害するだろう。 ……それまでに主が脱出手段を見つける事を祈ろう。 なのはやフェイトも後回しで良い。最後に残らなければ放っておいて良いだろう。 それ以外は……無害なフリをしている者と区別が付かない。全て仕留める。 逃してはならない。名前を名乗らずとも姿を見せて逃してはならない。 何故ならそれが主の耳に入れば主が気づいてしまうからだ。 だから、一人残らず殺す。 その方が、ほんの僅かでも可能性が上がるのだから) その思考は自暴自棄でも出鱈目でもない。 理路整然と必要なことと不要なことを選り分ける。 ヴォルケンリッターの主はあくまで八神はやてだが、シグナムはその将。 主の指示が無い時にヴォルケンリッターを指揮する彼女の思考は健在だった。 事実、必ずしも間違っていたわけではない。 主はやてが正しき道を歩み、しかし非力で暴力に屈しうるという予想は間違っていなかった。 八神はやては気高き意志で殺人を否定し、その非力さ故に既に殺されていたのだから。 (クラールヴィントを使えば個人識別は無理だが無差別の探索は出来る。 この周辺の通りを通る者が居れば、まずはそれを矢で狙うか、あるいは……) 哀れな騎士は気づかない。 主が死しても在り続ける筈が無い。筈が無い事が起きている。 それに気づかずに騎士は無意味よりも悪い最悪へと突き進む。 哀れな騎士は道化と化した。 【野原ひろし@クレヨンしんちゃん 死亡】 【井尻又兵衛由俊@クレヨンしんちゃん 死亡】 [残り66人] 【D-3 橋の袂 黎明】 野原ひろしの死体が転がっています。 【D-4 雑居ビル 黎明】 【シグナム@魔法少女リリカルなのはA's】 [状態] 健康/騎士甲冑装備 [装備] ディーヴァの刀(BLOOD+) クラールヴィント(極基本的な機能のみ使用可能)(魔法少女リリカルなのはA's) 凛の宝石×8個(Fate/stay night) 鳳凰寺風の弓(矢24本)(魔法騎士レイアース)/コルトガバメント [道具] 支給品一式/ルルゥの斧(BLOOD+) [思考・状況]1はやて、ヴィータ、フェイト、なのは以外の参加者を殺害する。 2ゲームに乗った事を知られた者は特に重点的に殺害する。 3危険人物優先だが、あくまで優先。 4もしも演技でなく絶対に危険でないという確信を得た上で、 ゲームに乗った事を知られていないという事が起きれば殺さない。 ※シグナムは列車が走るとは考えていません。 ディーヴァの刀 :特別な効果は無い。資産家な超人の物なので丈夫な業物ではある。 ルルゥの斧 :特別な効果は無い。超人的身体能力を持つ小柄な少女の武器だった。 鳳凰寺風の弓矢 :特別な効果は無い。鳳凰寺風には完全にサイズが合うだけ。 三人分の荷物一式 井尻又兵衛由俊の死体 ノートパソコン が残されています。 時系列順で読む Back 人ならざるもの達の午前 Water Requiem Next 峰不二子の憂鬱 投下順で読む Back 人ならざるもの達の午前 Water Requiem Next 老兵は、 30 薔薇の風 シグナム 88 嘘と誤解と間違いと 37 夜空の再会 野原ひろし 37 夜空の再会 井尻又兵衛由俊
https://w.atwiki.jp/goodgames/pages/1230.html
全米最悪の企業 2014 米国Electronic Arts社が2年連続で最悪の企業に選ばれていたことは既報の通りですが、 3年連続を賭けたがEAディフェンディングチャンピオンとして 第一シードから出場しました。 なんと僅差で一回戦負け 得票率、51.2%対48.8%でEAが一回戦で敗退する大番狂わせとなりました。 外部サイト (EA’s Worst Company In America Reign Comes To An End With Loss To Time Warner Cable) Time Warner Cable社、日本ではあまり知られていない会社ですが、 名前だけでどのような会社なのかは想像が付くでしょう。 「最悪の企業」選びにノミネートされる理由まではわかりませんが... これに気を良くして2015年にまたWorstとなるようなことの 無いようお願いしたいところです。 ( - )
https://w.atwiki.jp/nwkb7/pages/31.html
【序章~大統領最悪の日~】 秦縁3年1月10日。 華凛共和国同盟の首都アヴィグラードには、フィオナ派の幹部たちが使用する小さな会議室がある。 決して立派な作りではなく、まるで何かの空き部屋のような薄暗いこの会議室で、共和国にとって重大な事件が起きていた。 会議室には、フィオナとVH、そして武装したSERAが入っており、フィオナは部屋の隅で追い詰められていたのだ。 「覚悟は出来たかしら?」 SERAは短刀を抜きながら、フィオナに言う。 彼女はアルバロア方面を主軸として活動しているためか、共和国へ来るときには、下層民ですら着ないような簡素で露出の多い服装をしていた。 「出来てるわけないだろ」 フィオナは尻餅をついたまま、今にも泣き出しそうな表情で答える。 「そう。 でも、貴方を今日殺さないと、ずっと私たちは憎しみ合うことになる。 この戦争に終わりが来ないの」 SERAは短刀を片手に持ち、フィオナの方へと歩み寄った。 「私を殺して、それで終わると思ってるの? この戦争が、そんなにも単純なものと思ってるの? 私を殺すということが、何を意味するのか……」 フィオナが全てを言い終える前に、SERAは短刀を軽く振った。 それはかつて、全人民のアイドルと謳われた大統領の頬を傷つけ、鮮血を噴き出させた。 「大好きな私たちに殺されるのだから、本望でしょ? こんなサービス、もう二度とないよ」 「どういうサービスだよ…。 第一、いつの話だ、それは」 噴き出し続ける血を必死で拭いながら、フィオナは言った。 その語気に、激しく演説を行っていたときの覇気はなく、動揺と混乱で震えていた。 このような状況下であろうとも頬の傷を気にするのは、大統領という身分になっていても、そして、これから処刑されるとしても、アイドルだった時代のプライドが許さなかったのだろう。 「…さあ、貴方の血を見せろ!!」 自身に振り下ろされる安物の短刀を呆然と見つめていたのか、それとも、一時期ではあれど惚れた女性を見つめながら、首に深い傷を受けたのかは、分からない。 ただ、最期というものは非常に残酷なもので、この傷は大統領に即時の安らぎを与えず、少なくとも数時間の肉体的な苦しみと、今もなお続く争いのみを与えたことは確かだった。 「さようなら。私の元隊長」 SERAと、ずっと彼女の傍にいたVHと呼ばれる女性は、血まみれになっているフィオナを残して会議室を去っていった。 フィオナは自分の血で一筋の線を描きながら地面を這いつくばり、そして、会議室からすぐ近くのアヴィグラード広場にある噴水の横で息絶えた。 朦朧とする意識のなか、かつての栄光時代と、そして、成し遂げられなかった夢を想いながら。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/15693.html
5HY/W83-033 カード名:最悪のタイミング 中野 五月 カテゴリ:キャラ 色:緑 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1500 ソウル:1 特徴:《五つ子》・《真面目》 【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが《五つ子》のキャラなら手札に加え、あなたは自分の手札を1枚選び、控え室に置く。(そうでないなら元に戻す) 【自】[手札の《五つ子》のキャラを1枚控え室に置く]このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは1枚引く。 R 一花 SR 二人してこんな所で何をしてたんですか? レアリティ:SR R 五等分の花嫁収録
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/10047.html
福島原発事故 ■ Fukushima’s Worst-Case Scenarios(福島の最悪のシナリオ) の記事を機械翻訳した。 ⇩ 福島の最悪のシナリオ 原発事故について聞いたことの多くは間違っている。 ーー サンフランシスコの東にある厳重に警備されたキャンパスには、米国政府が誇る科学研究施設の一つであるローレンス・リバモア国立研究所がある。2011年3月11日に日本を襲った巨大地震と津波の数時間後、リバモアの科学者チームが動員されて、福島第一原子力発電所の危険性の評価を始めた。40数人のチームメンバーには、物理学者、気象学者、コンピュータ・モデラー、健康専門家が含まれています。彼らの専門は、化学火災による有毒物質、火山の噴火による灰、放射性物質の放出など、空気中の主要な危険性である。 この科学者たちの研究は、当時は秘密にされていたが、現在でも一般にはほとんど知られていないが、日本の原発事故に大きな影響を与え、米国の過剰反応による悲惨な事態を回避した。この物語は、事故の深刻さについての重要な新情報を明らかにし、一般的にハルマゲドンに近いものとして描かれてきた福島の出来事について、異なる視点を提供している。 ーー 放射能漏れを封じ込めるための闘いが失敗した場合、東京を含む東日本の多くの地域がひどく汚染されるだろうという見方が一般市民の間で広まっている。東京の空港は逃げ惑う外国人で埋め尽くされた。在日米軍の上級司令官たちは、東京地区の米軍基地での米軍メンバーとその家族へのリスクを個人的に恐れていた。高官たちは、放射能の影響で大規模な避難が必要になるかもしれないと主張していた。 ーー オバマ大統領のトップ科学顧問は、日本列島の危険性の程度を判断するために、リバモアの科学者たちを利用した。何日にもわたって強度の高い分析を行い、コンピューターを何度も実行した結果、福島第一原発が最悪のメルトダウンを起こした場合でも、東京の放射線量は避難を必要とするレベルには遠く及ばないとの結論に達したのである。オバマ大統領はこの調査結果について説明を受け、避難の圧力は和らいだ。 ーー このエピソードの重要な詳細は、情報自由法に基づき公開された米国政府の文書の一部に基づいて、ここで初めて明らかにされた。これらの発見は、追加の新情報とともに、福島原発に関する強力な神話のいくつかを覆し、事故後に激しさを増している原子力発電についての議論に重要な意味を持つものである。(今回の発表は、現在の原発の漏水問題とは無関係であるが、最近の見出しが示唆しているほど深刻ではなく、解決可能な問題であると考えられている)。 ーー 福島の最悪のシナリオは何だったのか?この問いは2011年3月に何百万人もの人々の頭の中を駆け巡ったが、今日でも非常に関連性の高いものである。原発反対派が主張する最も説得力のある論拠の一つは、東京は有害な放射線をわずかに免れただけであり、もし事故がさらに制御不能に陥り、風向きが変わっていたら、首都圏の汚染は3000万人の住民の緊急避難を正当化するほど深刻なものになっていただろうということである。さらに悪いことに、日本政府は、専門家が作成したシナリオの中で、東京が深刻な危険にさらされていることをずっと知っていたはずだ。当時の首相であり、脱原発の第一人者となった菅直人氏は、5000万人の避難とそれに伴う「大規模パニック」と「多くの死傷者」が恐ろしいほど現実に近いものになったとの試算を発表したことで注目を集めている。 ーー 大手新聞社に27年間勤めた者としては、東京を襲ったとされる終末論にメディアが躍起になった理由は容易に理解できる。世界最大の首都圏から逃げるために電車や高速道路に群がる人々の姿は、ゴジラ映画にふさわしいものであり、読者や視聴者の心を揺さぶるものである。 ーー 事故は1986年のチェルノブイリ原発の爆発以来、最悪の放射能汚染であり、何万人もの人々が自宅から避難を余儀なくされた。放射能の放出はさらに悪化していたかもしれない。 しかし、東京の避難の可能性についての主張は、国民に誤った情報を与えている。リバモアの科学者たちの最悪のシナリオは、脅威が誇張されすぎていたことを示している。さらに、米国の文書証拠を精査すると、もう一つの一般的な認識が覆される。日本の政府関係者は、国民をなだめるような発言で誤解させ、米国の政府関係者ははっきりとした真実を語っているように描かれてきた。この描写は、東日本の食料、水、生活環境の安全性について公式に保証されていることに対する国民の態度に大きな影響を与えてきた。しかし、関連する話が示すように、日本の役人の率直さに対する好ましくない印象は、米国の原子力関係者の発言が大きく間違っていたことに起因している。 福島で起きたことの真相は、ホラー映画にはふさわしくないが、それなりに心を揺さぶるものがある。 ーー 福島第一原子力発電所の建屋で2回目の爆発があり、その後3回目の爆発があり、米政府関係者は行動に移された。"放射能の拡散の可能性について、スティーブン・トラウトマン海軍原子炉プログラム副所長は、2011年3月16日に行われた他の米国の原子力専門家との電話会議で、次のように述べています。"そして、私たちが目指しているのは、近い将来、これがひどい事態に陥った場合、私たちが対処し、アドバイスをしなければならない多くのアメリカ国民がいるということです。 主な関心事は、東京に近い横須賀海軍基地、厚木海軍航空基地、横田基地にいる4万人以上の現役軍人、防衛省の民間人、家族である。これらの基地は、アジア太平洋地域の安定を維持するための米国の戦略の鍵を握っている。これらの基地を指揮する提督や将軍は、地政学的な要請を強く意識しているが、「戦力の保護」にも高い優先順位を置いている。東京からの民間人外国人の逃亡を知った軍人の家族は行動を求め、在太平洋米軍司令官のロバート・ウィラード提督が率先して彼らを擁護した。 ーー それを裏付けるのが、海軍向けの核燃料装置の設計・開発を行っているピッツバーグにあるベティス原子力研究所の予測である。地震発生から1週間後のメモには、原子炉と近くの使用済み燃料プールが安定化しなければ、米国政府の基準を大幅に超える放射線が横須賀に到達する可能性が高いことを示す同研究所のモデルが引用されていた。"海軍の民間人、軍関係者、およびその扶養家族は、一般市民の被ばく限度を超える前に、今後数日以内に出発すべきである」と、メモは不吉な結論を出している。"重要な炉心やプールの損傷を含むより極端なシナリオでは、上記で議論されたより高い被ばくレベルを避けるために、海軍の民間人、軍人、およびそれらの扶養家族を避難させるのに十分な時間がないだろう。 ーー ホワイトハウスのシチュエーション・ルームでは、緊急対策本部があまりにも多くの機関の関係者を含んでいたため、ビデオ会議の参加者を映し出す画面は、ペンタゴン、ハワイ、東京などの関係者が32人に分かれていることが多かった。外交官は部隊の避難に抵抗した。それが中国や北朝鮮、そして世界の同盟国にどんなシグナルを送るのか。東京でパニックが起きれば、日米関係は修復不可能になるのではないか。 政権は環境保護庁の被ばく基準に縛られている。この基準は、一般的に言われている意味での「危険」にはならないのだ。生涯の累積線量が100ミリシーベルト(放射線の人体への影響を表す指標)を受けた人は、致死的ながんになるリスクがわずかに高く、さらに0.EPA基準では、追加のがんのリスクが検出できないほど低い線量で、このレベル以下の一般市民を保護するためのトリガーポイントを設定している。 ワシントンは、軍人や外交官の扶養家族のために、政府支給の航空券を含む「自主的な出国」を許可した。しかし、東京都内の放射線量が環境保護庁(EPA)の基準値を超えようとしている場合、ホワイトハウスは大規模な避難を命じざるを得ないだろう。根本的な問題は、海軍がこれまで以上に強く主張しているように、放射線量が本当に基準値を超えているのかどうかということだった。 このことは、原発と放射線に詳しいジョン・ホルドレン氏とスティーブ・フェッター氏に大きな責任を負わせることになった。 ーー ホルドレン氏はオバマ大統領の主任科学顧問。物理学者であり、ハーバード大学とカリフォルニア大学バークレー校の元環境政策教授でもあり、気候変動、エネルギー技術、核兵器や物質の危険性に関する研究で知られている。フェッター氏は、ホルドレン氏のオフィスで特別補佐官を務めていたが、原子力事故の科学についてはさらに専門的な知識を持っていた。ホルドレン氏が顧問を務めていたバークレー大学での博士論文のタイトルは「核融合炉の放射線障害」で、1988年にメリーランド大学の教員になってからは、このテーマについてさらに研究を重ねてきた。 4号機の使用済み燃料プールは、日本の米国の原子力専門家は、近くで起きた爆発で保水能力を失ったと考えていた。プールに水がないということは、10000本以上の燃料棒が熱を帯びて火事になり、大量の放射線を放出し、近くにいた作業員が数時間以内に致命的な病気になる可能性があるということだ。そのような火災は、大量の危険で長寿命の放射性粒子を大気中に持ち上げることになる。他の原子炉に水を供給することもできなくなり、燃料が溶けて放射線が放出されてしまう。 "ホルドレン氏は2011年3月16日、科学者仲間に宛てた電子メールで、使用済み核燃料の火災の可能性を引き合いに出した。 ーー それでも科学顧問は、海軍の原子力専門家の単純なモデルには動じなかった。それは、風が一方向に安定して吹き、放射性ヨウ素とセシウムが非常に濃縮されたプラムの中に運ばれるという仮定に基づいていました。フェッター氏自身も同様のモデルを使って同様の結論に達していましたが、彼はそれらをあまり重要視していませんでした。"これらの種類のモデルは10から20マイル先までは大丈夫ですが、200マイル先までは大丈夫ではありません」とフェッターは、現在メリーランド大学に戻ってインタビューで言った。 ホワイトハウスはリバモアのチームに呼び出された理由です。正式には国立大気放出諮問センター、または NARAC として知られている、チームは、チェルノブイリ、1991 年クウェートの石油火災、2010 年ディープウォーター ホライズン オイル リグ爆発などの災害を評価しています。 ーー リバモアの科学者たちは、高速コンピューティング能力、高解像度の天気予報、気象パターンや地形に関する保存データベースを組み合わせて、有害なプルームの3次元マップを作成しています。この研究者たちは、変動の激しい天候を含む長い距離や長期間に渡って、空気中の粒子がどのように移動するかを、単純なモデルよりもはるかに高い精度で予測することができます。その判断は、福島第一原発で何が起こるかについての政府の専門家の意見に依存することになるでしょう。 "最悪のケースもあれば、可能性のあるケースもあります。米国原子力規制委員会のグレゴリー・ジャスコ委員長は、2011年3月18日の会話の中で、原子力規制委員会の職員にこう語りました。"最悪の場合は、炉心を取り出して誰かが袋に入れて海を渡って運び、それを......カリフォルニアに置くことになるでしょう。スタッフが笑いながら、ジャスコ氏は次のように締めくくった。"だから、最悪のケースではあるが、可能性のあるシナリオと呼ぶべきソースターム(放出されると想定される放射性粒子の推定値)を作成すべきだと思う」。 関係する様々な機関の専門家の間では、長く、時には激しい技術的な議論が繰り広げられました。複数の原子炉のメルトダウンに加えて、当初考えられていたよりもはるかに良い状態であることが判明したにもかかわらず、4 号機の使用済み燃料プールの火災を想定に含めるべきなのでしょうか。なぜなら、目に見えない亀裂がまだプールを空にする可能性があり、激しい余震が新たな構造上の問題を引き起こす可能性があるからです。 最も重要な要因は、フェッターによると、天候についての仮定であることが判明した。"私たちは、プルームを直接東京に向けて、ずっとそこに行ったままにしておきたくありませんでした。"そこで[リバモアの研究者たち]は気象データを調べてみたところ、風が東京に向かって長い間吹いていた最悪のケースをいくつか見つけました。大気拡散と「プルーム・ワンダ」の正確なモデル化により、工場から遠く離れた場所からの放射量が大幅に減少し、小雨でも多くの粒子が空気中から洗い流されることがわかりました。 ーー 3月の最後の3日間までに、コンピューターによるモデリングの結果が出て、議論に決着がついた。米国の基準を超える放射線量を放出するプルームは、東京から75マイル以内には近づかないだろうから、米国人はじっとしているべきだというのである。ホルドレン氏は2011年4月1日、統合参謀本部議長のマイケル・ミューレン提督に宛てた電子メールの中で、詳細を明らかにした。"我々の楽観論は、福島の状況がコントロールされているという仮定からではなく、むしろ、福島の1つ以上の原子炉からの最悪の可能性のある放出が、悪天候の場合でも東京では[米国のガイドライン]を超えないことを示すモデリングから来ている」とホルドレン氏は書いている。"使用済み燃料プールからの大規模な放出と、[科学者たちが現実的と判断した]よりもさらに倒錯した天候とが組み合わさった場合のみ、東京で[ガイドライン]を超えることができ、その場合でも、これまでのモデリングによれば、あまり超えられない」と書いている。 福島の状況をよく見てきた読者は、必ずしも決定的ではないが、米国政府の最悪のシナリオについてのこの話が面白いと感じるかもしれない。結局のところ、日本政府は最悪のケースを想定したシナリオを策定したのではないのか?確かにそうだ。多くのニュース記事では、このシナリオは東京の避難を必要とするだろうと報じられていなかったのだろうか?確かにそうだったが、間違っていた。 菅直人首相が新たな分析を求めたのは、震災から1週間半以上経った今、近藤俊介原子力委員会委員長にとっては異様なタイミングだった。"後日発表された調査報道によると、首相は「落ち着いてきたので、最悪の事態を想定しているのか」と質問し、近藤委員長はこれに答えたという。"沈静化しているのであれば、最悪の事態を想定する必要はないのではないか」と答えた。 それでも、元東大教授の近藤氏(69)は、政府内の関係者にシナリオを作成して対策を練るよう促していた。近藤氏は「3日後にシナリオを届ける」と約束した。 米国の専門家と同様に、近藤氏は4号機の使用済み核燃料プールに重点を置いたが、日本の関係者は(正しくは)プールに水が溜まっていると信じていた。近藤氏は、新たな水素爆発から始まり、アメリカ人が心配していた放射線をまき散らすような使用済み燃料の火災に終わる「一連の事故」を想像した。そして、日本のコンピューターによるプルームの動きを予測するシステムを使わずに、「非常に大雑把な」モデルを使って、放射線がどこへ移動するかを予測した。 近藤氏は「避難が必要な地域は東京の近くにはない」と結論づけた。最悪の事態が起きた場合、原発から半径30マイル以内の住民には「14日目までに避難するよう助言すべきだ」とし、その範囲外の地域でも避難が必要な地域があるかもしれないと、近藤氏は15ページに及ぶ政府トップへの報告書に書いている。 では、近藤氏のシナリオが東京都の避難の必要性を想定していなかったとしたら、首都についてはどう書いてあったのだろうか。ここでは、メディアの報道がこの調査結果を大きく誤報している。 ーー 近藤氏の訓練は、米国の訓練よりも期間が長かった。アメリカ人は、専門家が原発事故の「初期段階」と呼ぶものに主に焦点を当てていた。放射性粒子を含む大気中のプルームが、主に吸入による被ばくを引き起こす場合、当局はプルームに含まれる粒子の種類や濃度に応じて、人々を自宅に避難させたり(ヨウ化カリウムの錠剤を飲ませたり)、避難させたりすることになっている。近藤氏はまた、「中間期」と「後期」についても計算している。これは、人々が皮膚や衣服、地面に付着した粒子に長期間さらされ、摂取した食物や水に分散され、呼吸した空気中に再循環する場合である。晩期の期間は数十年から50年で測定されますが、これは生涯の累積線量が重要だからです。がんになる確率は、生涯の総線量が100ミリシーベルトの人では0.5%増加すると推定されており、線量が高くなるほどリスクはさらに高くなります。ある地域が何年にもわたってこの種の線量レベルに容認できないほど近づく可能性がある場合、当局は、食品や水源の管理、土地や建物の除染など、さまざまな防護措置を試みるための妥当な時間を持っている。これらの措置により、理想的には許容できるレベルまで被ばく量を減らすことができるが、そうでない場合には、住民の移転が必要となる。 福島で最悪の事態が起きた場合、どのような後段階の対応が必要になるかを判断するために、近藤氏はチェルノブイリ原発事故後に課された制限に基づいて土地の汚染レベルを用いた。近藤氏は、原発から105マイル離れた地域では「強制移転」、155マイル離れた地域では「自主的移転の受け入れ」が必要であると結論づけた。 ーー しかし、2012年初頭に近藤氏の予測が公表されると、マスコミはその結果を指数関数的に悪化させた。東京は原発から155マイルも離れていないので、首都は間違いなく影響を受けていただろうと、多くのニュースは主張している。また、外国人と日本人の両方のジャーナリストがこの文脈で「避難」という言葉を使っているが、これはまるで近藤氏が、後期被ばくの懸念で影響を受けた地域から急いで大量の避難が必要だと言っているかのようである。 朝日新聞は、近藤氏のシナリオでは、日本政府は「半径155マイル以内のすべての人の避難を要請しただろう」とし、「半径105マイル以内のすべての人に強制的な避難を命じただろう」と述べている。朝日の記事には、東京を含む日本の本州の広大な範囲を示す地図が添付されていた。同様に、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、このシナリオは「首都圏を含む原発から155マイル(約155キロ)までの人々を避難させることになる」と報じている。 そのような記事で自分のシナリオが誇張されても、なぜ反対しないのかと問うと、近藤さんは言った。"細野豪志(原発事故担当相)に報告した時点で仕事は終わっていた。誤解があってもコメントできる立場ではない。細野さんに理解してもらうのが私の務め」。 危機の初期には、近藤氏のシナリオよりもさらに悪いシナリオが、日本政府の最高レベルで流通していた。 ーー "悪魔の連鎖反応 "とは、元政府報道官の枝野幸男氏が、彼や他の石化した政府関係者が震災時に考えたシナリオを表現するために使った言葉である。 ーー この連鎖は、東京電力が福島第一原発から全従業員を撤退させることから始まる。福島第一原発からの高い放射線量が地域の他の原発にまで達すると、作業員はそれらの原発を無人化し、メルトダウンと使用済み燃料の火災をさらに引き起こすことは避けられない。"枝野氏は、事故調査のために設立された著名な市民による私的調査委員会「独立調査委員会」が昨年発表した報告書の中で、「福島第二原発を失い、東海も失うことになる」と述べている。"もしそうなれば、東京そのものを失うという結論になるのは論理的にしかならない」と述べている。 枝野氏も認めているように、このシナリオは科学的根拠がなく、政治家の空想的な精神運動に過ぎなかった。だからと言って、メディアが枝野氏の言葉を大々的に報じるのを止めたわけではない。 ニューヨーク・タイムズ紙は2012年2月27日号の一面トップで、委員会の報告書についての記事の中で枝野氏の言葉を大きく引用した。"日本の指導者たちは.........公の場でリスクをごまかそうとしていたにもかかわらず、東京からの避難の可能性を密かに考えていた、と事故に関する独立調査が明らかにした」とタイムズ紙は述べ、枝野氏の「連鎖反応」を引用した。同様の記事が世界中の主要なニュースレッツに掲載された。 それとは対照的に、数週間後に起きたことは、学術誌『フォーリン・アフェアーズ』に掲載された記事が、米政府の最悪のシナリオについての基本的な事実を明らかにしたことである。記事は「Inside the White House During Fukushima」と題して、国家安全保障会議の東アジア担当シニアディレクターとして省庁間会議の議長を務めたジェフリー・ベイダー氏が執筆した。東京からの避難を懸念する声は大げさだったと指摘し、米政府の調査結果を簡潔にまとめている。"東京、横須賀、横田が危険なレベルの空気中の放射線にさらされる可能性のあるシナリオはなかった」と簡潔にまとめている。 ーー もっともらしいシナリオではなく、「悪魔の連鎖反応」とは異なる評価であり、その根拠となった科学的根拠を考えれば、むしろ信憑性が高い。しかし、ベイダー氏の暴露は、共同通信社の報道が日本の地方紙に掲載されただけで、何の報道もされなかった。私の知る限り、米国のシナリオを深く研究した唯一のジャーナリストは、朝日新聞の元編集者であり、皮肉なことに独立調査委員会の委員長でもある船橋洋一氏である。日本で新たに出版された船橋氏の著書『メルトダウンへのカウントダウン』には、米国の内部文書に基づいたものではないが、シナリオの説明が書かれている。 もし福島で最悪の事態が起きていたら、どのような展開になっていたかは誰にもわからない。最も洗練されたコンピューターモデルでさえも、誤謬性がある。 しかし、一般の人々は、利用可能な最善の科学が示していることを知る権利がある。事故の影響について人々がどのような結論を出すにせよ、以下のことを心に留めておくべきである。東京の避難が必要だったかもしれないという主張は、薄っぺらく、容易に反論できる証拠に基づいている。さらに、この主張の誤りは、福島のニュース報道の多くが歪曲されていることを示している。こうした報道は、福島に関する根拠のない恐怖を生み出し、世論に大きな影響を与えてきた。今こそ、これらの恐怖を払拭する時である。 この記事の日本語版は、以前Newsweek Japanに掲載されました。 (※mono....Newsweekで探したが見つからなかったので機械翻訳した。)
https://w.atwiki.jp/gundamwar/pages/5963.html
最低最悪の戦争屋 [部分編集] 栄光の戦史 COMMAND C-00-11 緑 1-2-1 U 破壊 (ダメージ判定ステップ):戦闘エリアにいる、敵軍ユニット1枚にXダメージを与える。Xの値は、そのユニットの本来の格闘力の値と同じとする。 緑の火力カード。 ダメージ量は安定しないが、防御力に+修正が入っていなければ、大半のユニットを処理できる。 大半のユニットは本来の格闘力≧本来の防御力である事が多く、特殊シールド等のダメージが減殺できる手段がなければ、ウイングガンダムゼロのような大型や、AEUイナクト(デモカラー)のような格闘力に偏っているユニットにキャラクターがセットされていても、共に一撃である。 逆に、本来の格闘力以上に防御力の上がったユニットや、陸戦型ジム(第07MS小隊機)やガンダムヴァーチェのように防御力に偏っているユニットは、一撃では焼き切れない。また、拠点やドップなどの格闘力*のユニットにはダメージを与えることすらかなわない。 「減殺されない」「安定した4点火力」「シャア専用ゲルググ《20th》とシナジーがある」とメリット目白押しの赤い彗星《20th》に比べれば汎用性は劣るが、相手のサイズに関わらず高い確率で1対1交換が出来るのはかなり強力。 どちらを選ぶかは、環境次第、デッキ次第といったところか。 余談だが、栄光の戦史の販促ポスターにこのカードが掲載されていた。そこに記載されていたこのカードのテキストには「戦闘エリアにいる」という一文が存在しなかった。エリアを問わない火力テキストだった為に、話題となった。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/16440.html
【検索用 さいあくのかーにはる 登録タグ 2011年 VOCALOID さ りおこ シグナルP ライブP 曲 曲さ 殿堂入り 鏡音リン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ライブP 作曲:ライブP 編曲:ライブP イラスト・動画:りおこ(ニコニコ) マスタリング:Dios/シグナルP 唄:鏡音リン 曲紹介 今回もAct1リンです。それにしてもよくグレる子です。 曲名:『最悪のカーニバル』(さいあくのかーにばる) THE VOC@LOiD M@STER 16(ボーマス16)にてリリースされた鏡音コンピ『kagamination』収録曲。 歌詞 表通りにラブレター こんな目の付く場所に捨ててあった いつもどおりに破れた恋とは言えぬ有様 かける言葉がないなら 何も見ないでこのまま過ぎ去って あなたどうせこの後で誰かを探すとこでしょ 頭に浮かぶは空 焦がれ見る昼空 浮かれ浮かれ馬鹿面 今は羅刹の形相 時はまさに最悪の日 心放って笑い出す 戻れない悲しみを足蹴に舞うカーニバル 人を妬む気も失せたわ 明日はもっと輝くわ サヨナラ告げるくらいなら 地獄の底でカーニバル やがて夜空が消えたら 遠い世界は赤く陽に染まって 魔性の夢を語れば 私と同じはずでしょ 重なるは下心 壊れゆく非の情 風の中漂うは 醜態を残した状況 流れ星が落ちてきたら 片手でガッて捕まえて 願いゴトありったけを強引に叶えよう 横浜から東京まで 近いようで遠いようで 朝焼けを待ち焦がれても 消えない踊るカーニバル 時はまさに最悪の日 心放って笑い出す 戻れない悲しみを足蹴に舞うカーニバル 人を妬む気も失せたわ 明日はもっと輝くわ サヨナラ告げるくらいなら 地獄の底でカーニバル コメント かっけえええぇぇぇ!! -- ま (2011-06-04 02 45 52) めっちゃ良かった!それにしても、この人の調教大好きっ! -- 名無しさん (2011-06-04 13 42 44) かっこいいしリンの調教が凄い!ツアーで飛ばされて(まだツアーということを知らなかった)最初は混乱したけど飛ばされてよかったです^^ -- ツグロ (2011-06-04 15 59 07) 最初の巻き舌がスゴィww とりあえず神曲だな -- ナナシ (2011-06-04 17 16 40) 飛んだので飛んできた。 -- 名無しさん (2011-06-04 18 54 25) 聞けば聞くほど(・∀・)イイ!! -- 名無しさん (2011-06-05 02 11 20) 中毒すぎてやばいwww神曲すぎる…!ライブリン最高! -- 名無しさん (2011-06-05 21 53 17) やばい、惚れ直した -- 名無しさん (2011-06-11 02 10 32) これはヤバイ マジ中毒w -- 名無しさん (2011-06-11 14 17 27) 神だ -- 名無しさん (2011-06-11 19 02 21) かっけぇぇぇええ////神曲すぎる -- 龍誓 (2011-06-11 19 39 30) うわっなにこれ、中毒性高すぎる、マジやべぇwwwはうあーかっけーp^ -- 新羅 (2011-06-12 16 11 55) 好きすぐるwwwヤバイわwww -- 名無しさん (2011-06-12 16 18 45) 調教が好き嫌い分かれるかもだけど、リアルな感じで好きかもですー。カッコいい!! -- 名無しさん (2011-06-17 15 48 00) 1回聴いて大好きになった!やばいww -- 神 (2011-06-25 20 34 31) 何回聴いても飽きない この調教がたまらない ライブPもリンも大好きだわ -- 名無しさん (2011-06-30 07 54 40) リンかっこえええぇぇぇ 最初の巻き舌のとこ神!!! -- 名無しさん (2011-06-30 16 49 39) 五番目のピエロから飛ばされた^q^ しかし、凄い曲だ!! -- 名無しさん (2011-06-30 17 24 35) こ・・・・・これは神だっ!!!調教も歌詞も曲も全部ひっくるめて大好きです!!!!!!!! -- 鏡音咲夜★ (2011-07-01 15 18 47) 殿堂入りおめ! イケリン最高!! -- 名無しさん (2011-07-02 14 42 09) 殿堂入りおめでとう!! -- 名無しさん (2011-07-02 15 42 50) 巻き舌かっけぇwww殿堂入りおめ! -- 名無しさん (2011-07-04 16 36 12) カッコ良すぎんだろぉぉぉ← -- 7氏² (2011-07-04 20 34 29) ヤッバ!なにこれっ!すっごい!!かっこいい!!!イケリン最高!!!!!! -- スペード (2011-07-18 14 57 30) 巻き舌再び・・・ -- 名無しさん (2011-07-28 22 56 34) 調教が神!かっこいい! -- 奈菜氏 (2011-08-11 13 53 53) リンがかっこいい!! サビ中毒に……。 -- 昴。 (2011-08-29 16 30 45) かっけえぇぇ!!!イケリン最高!! -- リザルト (2011-10-03 10 09 45) かっこいい!!すごい中毒になった。 -- 悠 (2011-11-08 15 23 48) かっこよすぎ。イケリンだ(( -- 名無しさん (2011-11-30 22 26 36) なにもかもカッコイイ!Act1をここまで使いこなせるなんてすごいです! -- 鏡音廃。 (2012-01-10 09 27 08) 一番好きな歌手はリン。しかもこの曲中毒になったw -- まりん (2012-01-14 22 36 47) かっこいいー(^ ^) -- 名無しさん (2012-03-26 05 03 29) 格好よすぎるっ 惚れましたっ!! リンちゃんだいすきー -- りの (2012-03-29 20 59 46) もう、『リン様』だね -- つっちー (2012-04-13 16 56 17) 好きやぁwww -- ぷー (2012-04-18 20 39 48) 確かに!いい歌♪(' -- 名無しさん (2012-05-06 15 45 00) いい歌だね~(^^) -- あほ (2012-05-06 15 47 22) すっごいかっこいい!!リンちゃんかっけええええ -- 名無しさん (2012-08-13 01 20 07) リンちゃん格好良すぎ!!もっと評価されるべきだよ!! -- レンリンLOVE (2012-09-10 20 48 11) ↑に同意 -- リンらぶ (2012-09-10 21 50 52) さらに同意します☆(← -- ラムらむ。 (2012-09-11 20 07 06) 私も同(ry -- アミリ (2012-09-16 21 22 08) もっと評価されるべきだー! -- 名無しさん (2012-11-17 23 35 40) レンリンLOVEさんたちに同意しちゃう☆(((← -- 零夢 (2013-02-11 16 57 45) で、さらに同意だよぉ(((((← -- 青蘭 (2013-03-27 20 58 52) べべべ別に同意してあげてもいいんだからねっ((((((← -- 彌癒 (2013-04-19 22 49 20) 本気で同意しますよ(キリッ -- crazy (2013-04-26 19 57 01) かっこいい///////やばい好きだわこの曲!!! -- 名無しさん (2013-05-11 10 40 13) かっこよすぎてくせになる!Σ(゜Д゜) -- 焼き鯖 (2013-11-08 21 01 36) べべべ別に同意してあげない事もないんだからねっ(((((((← -- キジトラ (2013-11-18 00 26 39) 『横浜から東京まで』のところがすごい良い!! -- 名無しさん (2013-11-28 01 14 16) ひどい失恋した今、この曲ですごく前向きになれましたwありがとう! -- ぴおたん (2013-12-22 10 55 08) レンリンLOVEさんに激しく同意します(≧∇≦) -- 静音 (2014-01-17 20 47 56) かっこいい! -- 魅鋳 (2014-04-06 18 09 20) この曲は歌謡曲ロックって感じで本当にかっこいい。叩きつけるようなパワフルな曲調が大好きだ。 -- 名無しさん (2015-01-04 00 10 03) ライブPのリンちゃんカッコよすぎなんよ… -- 名無しさん (2022-09-12 18 53 28) こんな強い女になりたかったな… -- 名無しさん (2023-03-03 11 32 12) やっぱライブPかっこよすぎ -- 名無しさん (2023-11-29 08 09 16) 巻き舌やばいな! -- 名無しさん (2024-02-07 08 50 31) イケリン最高!!! -- 名無しさん (2024-04-23 15 15 41) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。