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【作品名】戯言シリーズ 【ジャンル】ライトノベル 【名前】円朽葉 【属性】死なない少女 【年齢】約800歳 【長所】見た目は高校生くらい 【短所】惨殺される 【備考】『ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹』にて登場 vol.2
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【作品名】戯言シリーズ 【ジャンル】ライトノベル 【名前】円朽葉 【属性】死なない少女 【年齢】約800歳 【長所】見た目は高校生くらい 【短所】惨殺される 【備考】『ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹』にて登場 vol.2
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674 思い出の懐中時計(作引き出し) ◆49cq481bMY New! 2006/11/29(水) 09 27 07.46 ID 0Nejrkjf0 「だってカード便利だもん」 「しょうがない。俺が奢ってやるよ。カレーセットだな」 「先輩優しい!!小銭も持ってるし!!」 「いや、誰でも小銭持ってるから」 「ほんとですか?じゃあ、あの人も持ってます?」 「持ってるよ」 「すみませーん!!」 何やら「小銭持ってますか?」と聞いている。 「先輩!あの人も小銭持ってました!!」 「聞きに行くなよ!どれだけ好奇心旺盛だ君は」 あれから1年になる。 「この懐中時計さあ、俺が小学生の時貰った宝物なんだ。何かさ、 少年探偵団の秘密道具みたいでカッコいいだろ」 「ええ。カッコイイです!」 「そうだろ」 小学生の頃この懐中時計をもらってからしばらくして、美原時計店は本当に無くなっていた。 ガラーンとした店内。あのお姉さんもいない。 看板の文字も取り外され、空き家になっていた。 「兄さん」 懐中時計に見入っていると妹の雫の声がした。 675 思い出の懐中時計(作引き出し) ◆49cq481bMY New! 2006/11/29(水) 09 30 31.01 ID 0Nejrkjf0 「おう雫か。どうした」 「いや。見かけたから声かけただけ」 そういえば小林には妹を紹介してなかったな。 「小林ほら。俺の妹の雫。小林と同じ高校2年だ」 「知ってますよー!同じクラスですもん」 「あ、そうなの?じゃ、紹介いらなかったな」 「そうでもないです。雫ちゃんあんまり喋らないから」 「ああ。こいつ人見知り激しいから。初対面の人とかはほぼ無言だ」 「兄さん言い過ぎ」 「いや、そうでもない」 「私が根暗な感じに見えるでしょう」 「その可能性は高いな。でもそれはお前の性格が原因だろ」 「またまた兄さんは。私の事大好きなくせに」 「お前こそ俺の事大好きなくせに」 ギュッと握り締める俺と妹の手。 「よし!」 「よし!」 俺と妹はにっこり笑って同時にそう言った。 小林の頭の上にハテナマークが浮かんでいた。 676 思い出の懐中時計(作引き出し) ◆49cq481bMY New! 2006/11/29(水) 09 32 01.14 ID 0Nejrkjf0 「先輩なんですか?よしって」 「気にするな」 「気にしないでください。小林さん」 「いやいや!気になりますよ!!兄妹でスキって言い合ってなかったですか!!」 「雫」 「いや、兄さんが」 「お前頼む」 「私、国語2」 「いや。盗み見したけどお前5だった」 「勝手に見ないでよ」 「でも許してくれるだろ?」 「許すけど兄さんが言って。あたし喋るの苦手」 「ちょっと先輩達!!暗号みたいな会話しないでください!!」 「暗号といえば踊る人形」 「兄さんでも今さらなネタだと私は思った」 「まあ、マニアにはな」 「得意げにいまさら出されてどう反応しろと」 「お前毒舌」 「そうでもないよ」 「一般のミステリ好きじゃない人は知らないんだから新鮮だし、面白いんだろ」 「ミステリ好きのあたしはどうすれば?」 「あのう先輩達・・・・何の話ですか?」 「ふふん!今さらそのネタでどう楽しめと?って鼻で笑っとけ」 「あたし、超嫌な女じゃん」 「でもそんな雫が好きだぜ!!」 「あたしもよ兄さん!!」 ギュッと再び握り締める俺達の手。 677 思い出の懐中時計(作引き出し) ◆49cq481bMY New! 2006/11/29(水) 09 33 42.14 ID 0Nejrkjf0 「よし!」 「よし!」 「よしじゃないですよ先輩!!どこから突っ込めばいいんですか!!」 「千春さん。突っ込むなんて女の人が言っちゃ駄目」 「むしろ俺が突っ込もう!!」 「兄さん。千春は下ネタスルー率高し」 「そうなのか?」 「家がお金持ちだから教育が厳しくてその手の情報は入らないの。調査済み」 「何で調査やねん」 「私の兄さんと1年も一緒にいるのに調査しないなんて超無理」 「嫉妬するな。少年探偵団の小林少年と苗字が同じで嬉しかっただけだ」 「せ、先輩そうだったんですか!!そんな理由ですか!!」 「千春さん。ツンデレよツンデレ」 「ツンデレ??」 「兄さん。この娘ツンデレをご存知ないようよ」 「食券をカードで買おうとしてた時になんとなく普通じゃないとは気付いてた」 「そんな事があったの。千春さんちょっとイタイ子」 「そこは見てみぬフリが最善だ雫」 「私無理」 「いや。そこはスルーする優しさだ」 「兄さんはスルーしたの?」 「いや、スキミング防止対策だと教えた」 「余計タチが悪いじゃないの」 「そこはお前俺の優しさだろ。カードが使える訳ないだろうが!!と言えと?」 「ええ」 「お前、将来教育ママ」 「子供を作らなければ問題なし」 「先輩!!いい加減に私に分かる会話をしてください!!」 678 思い出の懐中時計(作引き出し) ◆49cq481bMY New! 2006/11/29(水) 10 06 49.07 ID 0Nejrkjf0 「兄さん私用があるから」 「ああ」 そう言って妹は去っていった。 「先輩聞きたいことが山のようにあるんですけど!!」 「何だい小林君」 「あたしが小林少年と一緒の苗字だから一緒にいたんですかっ」 「ああ」 「妹さんと両思いなんですか!!近親相姦ですか!!」 「いや、微妙に違う。シスコンブラコンではある」 「好きって言ってたじゃないですか!」 「一度話し合ったんだ。よく近親相姦とかで兄妹でHしたりとか聞くだろ」 「聞きませんよ!!」 「いや、ネットじゃそういう話多いんだって。で、もともと仲良かった俺達兄妹は話し合ったんだ」 「何をですか?」 「ボーダーラインをどこに引くかを」 「どこに引いたんですか?」 「まあ、細かい話は色々あるんだが、最終的には『10代20代まではいいけど、40代位になったら さすがに兄妹で近親ってキモいよな』ってところで意見が合致してな」 「妙に現実的ですね」 「結局普通の兄妹でいようって事になった」 「はあ。あの暗号のような会話は何ですか?」 「お互いの事がよく分かるから、色々主語とか省いて喋るとああなる」 「あたし、激しく異空間に迷い込んだ気がしましたよ・・・・」 家に帰ってのんびりしてた時の事だった。 メールの着信が入っていた。
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─エピローグ─ 目が覚めると、もう朝だった。 ふと隣を見る。妹の姿はもう無かった。 おふくろ達は昨夜、帰って来たんだろうか? まさか、早い目の時間に帰って来て、 俺の部屋に来たなんてことはなかっただろうな? もし桐乃と並んで寝てるとこを見られてたら……! しかし、そんな不安をかきけすように、桐乃の明るい声が耳に飛び込んできた。 「兄貴──、早く起きなよ。朝ごはん食べるよ?」 そんな声と共に、扉から桐乃が明るい顔で飛び込んできた。 桐乃は昨夜着てた制服ではなく、普段着だ。今日は土曜日。桐乃の奴も部活は無いのか。 「なんだ、起きてんじゃん」 「ああ……今いくよ」 ぼんやりした頭で俺はそう答える。 すると桐乃は俺のそばまで近づいてきて、くんくんと鼻を寄せる。 「汗臭いよ? 着替えたら?」 「あ、ああ」 「じゃ、先に降りて待ってる」 普通の会話。しかし、ちょっと前までの俺と桐乃にとっては考えられなかったような会話。 朝の挨拶をしながらリビングに入ると、桐乃は親父との約束どおり、タラモサンドを作っていた。 皿の上に積み上げられたそれを一つ手にとってかじる。なかなか上手い。 「どう? なかなか美味しいっしょ?」 桐乃が自信満々に尋ねてくる。 「ああ」 そう短く答えると、 「なに? そのテキトーな返事」 と桐乃が不満そうにする。 「ああ、いや、美味しいぞ。ホント」 そういい直すと、桐乃が悪戯っぽく笑う。 「冗談だって。兄貴、今日の予定なんてないよね? だったらサー」 「ああ、今日は前から麻奈美と約束してんだよ」 「……ハァ?」 俺の言葉に桐乃は先ほどまでの機嫌よさそうな笑顔を激しく歪めた。 「な、なんだよ?」 「……」 桐乃はそのままそっぽを向いたまま一度も俺の方を見る事なく、朝食を食べてる間、ずっと無言だった。 まるで、以前に戻ったみたいに…… 「ちょっと、こっち来なさいよ」 朝食を終えて早々に、そう言って桐乃が俺をリビングからムリヤリ連れ出し、 二階の自分の部屋まで連れて行く。 そして扉をバタンと閉じると、俺に対し、詰問口調で語り始める。 「ねえ、あんた、まだ、あの女と二人で会う気?」 「え? あの女って、麻奈美の事か?」 「そ」 桐乃はそっけなく肯定した。 「そりゃ……会うだろ。幼馴染なんだから」 俺がそう答えると桐乃がイライラした感じで言う。 「あたしが言ってるのはそういう意味じゃなくてー。……もう! ありえないじゃん、二人で会うとか!」 「なんで、ありえないんだよ。いままでだってあいつと会う時は、たいがい二人だよ」 「だーかーらー! も、もう! あんた、ほんっとにバカでしょっ!」 桐乃はなんでこんな簡単な事がわからないのかとイラつく一方で、しかし上手く説明も出来ずにいるようだ。 しかし、やがて意を決したかのように、俺を見据えて言った。 「あ……あたしは、あんたの何っ!?」 「は? 何言ってんだよ、そんなの……」 妹に決まってる。そう言いかけて、あわてて口を閉じる。 あわやというところで、なんとか致命的失敗を回避した。 そっか、そういうことかよ。 まさか、こいつ、俺と麻奈美の事でヤキモチ焼いていたとか? それも結構以前から? ……って、それはないか。 いつか俺が麻奈美と仲たがいしたかと勝手に勘違いした時もなんだかんだ言ってちゃんと相談に乗ってくれたしな。 むしろ麻奈美目線……っていうか、女側目線でさ。 「でもよ、前にも言ったけど、俺と麻奈美はそんなんじゃないんだって。そういう色恋とかとは無縁な関係なんだからさ」 「……うん、前にも聞いた。でも、そんなのありえないじゃん?」 そう、バッサリ一刀両断にする桐乃。 「そ、そんなことねえよ。お前にはわかんないだろうけどさ、俺たちの関係はなんていうか……」 俺はいつぞや赤城にした説明を桐乃にもしようかと思ったが、赤城の反応を思い出してやめた。 「何? 兄妹みたいなもんだとでもいいたいの?」 その桐乃の表現に乗じる。 「そ、そうだよ。だから、色恋なんて事には……あ゛」 すぐに俺は再び自分が失敗した事に気がついた。昨日、俺はまさにその兄妹で、キスしたり……したり、 色々いたしてしまったばかりだったのだ。 「わかった? 幼馴染だろうと兄妹だろうと、男と女には関係ないんだから」 俺の表情を読み取って桐乃が言い切る。 「で、でもよ。それじゃ何か? 俺に麻奈美と絶交しろってのか?」 「そ、そこまでは言わないけど!」 「うーん……」 「ん~~~!」 兄妹して睨みあうような感じで固まってしまう。先にしびれを切らしたのは桐乃だった。 「も、もういい! 好きにすれば?」 そして俺は部屋から追い出されてしまった。 結局、仲が良くても悪くても、上手くいかねえのかね、俺たちは。 相性って意味じゃやっぱ最悪なんだろうか。 「ちっ……わかったよ。なんとかすりゃあいいんだろ?」 妹の部屋の扉に向かってそうつぶやいて俺は玄関へと向かう。 俺は自分と桐乃の関係を麻奈美に話そうかと考えていた。 もちろん、俺たち兄妹の話を聞いて麻奈美がどんな反応を取るかはわからない。 もしかしたら俺は思いつきで、めちゃくちゃ無謀な事をしようとしているのかもしれない。 しかし俺は麻奈美と絶交するつもりはないし、一方で麻奈美に会えば桐乃が傷つく。 それなら他に選択肢があるだろうか? 結局、桐乃を苦しめてるのは、俺たちの関係が秘密だって事なのだ。 だから麻奈美と会わなければ全てがうまくいくかと言えば、決してそうとも思えない。 それに桐乃の苦しみがいつ俺の苦しみになるとも限らない。 「あいつらにも……話した方がいいのかもな……」 黒猫、沙織、『桐乃と俺』の友人たちの顔が浮かぶ。 なぜか、あのあやせの顔まで思い浮かべてしまい俺は苦笑した。 以前、あやせを説得するために色々調べた時の事── 神話には確かに近親相姦の物語がたくさんあった。 しかし多くの宗教が近親相姦を禁じてもいた。 俺と桐乃がこの関係を育てていくには、神様の代わりに祝福してくれる人間が必要だった。 (終)
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779 名前:【SS】[sage] 投稿日:2011/11/06(日) 11 18 10.65 ID o/EE49CJ0 SS消えない絆 「すげ、あれ見てみろよ!」 「何あれモデル!? 綺麗だしすっごく背が高いし」 先程から色々言われている様に感じるのは、私の気の所為でしょうか。 ふぅ……さ、さすがにこの姿で動き回るのは恥ずかしいですわ。 とは言え皆さんと約束をしてしまった手前、撤回する訳にはいきませんものね。 それにしても──何故私はあのような約束をしてしまったのでしょうか。 先日の事を思い出しながら自問自答してみる私。確かに自分で変わりたいとは常々思ってはいます。 が、これでは──唯の見世物ではないですかっ! 今日の私はいつものオタクスタイルでは無く、私が通う某私立中学の制服で来ております。 その理由は、数日前──きりりん氏の言葉が発端となっての事でした。 □ 何時もの様に、私は黒猫氏と一緒にきりりん氏の部屋でくつろいでおりました。 最近は何かしら空いた時間があると、ここに集まっている様な気がします。 「そう言えば、あたし達って結構長いよね」 「言われてみれば……もう一年以上になるでござるか」 ふと口を衝いて出たきりりん氏の言葉に、少しばかり懐かしさを覚えます。 確かに初めて会った時は、こんなに長い関係になるとは正直思ってはいませんでしたものね。 そしてきりりん氏や黒猫氏、京介氏と出会う事で私も大きく変わる事が出来ました。 姉や姉の友人の真似ごとをして、あがき続けていた私。 作り上げた関係が幻想の如く崩れるのをいつも怯えていた私。 あの頃に比べると、今の私の姿も見違えるような進歩だと思えるでしょう。 昔の──私を知る人ほど、きっとそう思うに違いありません。 「同感だわ。気の長い私で無ければ、常識外なあなた達とは合わなかったでしょうね」 「はあ!? ヒキ猫がなんか言ってるけどさあ、そこは引きこもりを連れ出してやってる あたしを褒めるべきじゃない? あたし等がいなかったら今でもヒッキーまっしぐらっしょ」 「ヒキ……! あ、あなたは何か勘違いしているみたいだけど、私は引きこもりではないわ。 崇高な計画を成就するために人間界に舞い降りた闇の世界の住人なのよ」 「はいはい。と、ついでにそっちのクッキー取って」 「ベッドに寝転がりながら食べるなんて、行儀が悪いわよ。彼が見たらどう思うかしら」 黒猫氏が呆れ顔をしながらもクッキーの載ったお皿をベッドの側へと持っていくのが見えます。 クッキーのお皿を置くと、黒猫氏は再びノートパソコンの前に座りマウスを操作し始めました。 覗き込むとグーグル先生が表示されていましたので、調べものでもしているのでしょう。 何だかんだ言っても──この二人は仲が良いんですわよね。 傍からはいつも言い合いばかりしているように見えて、その実はお互いを理解し合っている。 お二人とも、私が求めてやまないものを持っていて──とても羨ましい限りですわ。 「……別にこんなの普通じゃん。畏まって『ヒキ猫ですわ』なんてやってらんないし」 「だから私は引きこもりでは無いって言っているのよ。それ以前に……あなたには大事な物が 欠け過ぎて見てられないわ。そんな事で京介──『兄さん』の相方が勤まるのかしら?」 「あ、相方とか訳分かんないし! 大体あいつは超シスコンなんだから、相手になるのは あたししかいないの。それが世の条理ってものなの!」 「ふっ。世間の常識と照らし合わせるなんて負けを認める様なものよ。あなたが負けを認めるなら 遠慮なく彼は頂いて行くわ。そうね、骨くらいは拾ってあげてもいいかしら」 「くっ! ヒキ猫かと思ったらエロ猫の間違いだったか。それ以前にあたしは負けてすら無いっつーの!」 剣呑な視線をぶつけ合うきりりん氏と黒猫氏。 普通なら助け船を出す場面と思われそうですが、この状態は少し違う気がするんですわよね。 私のKYセンサーが言うんだから間違い無いですわ。とは言っても何らかの進展はして貰わないと困ります。 お二人──と言うよりはきりりん氏にですけどね。 黒猫氏はそれを分かっていて挑発している、と言うのは最近分かった事です。 黒猫氏は京介氏──つまりきりりん氏のお兄様と別れた後もちょっかいを出してはきりりん氏と今の様に 言い合いをしているのですが、何故ちょっかいを出すのか、その意図までは話して下さらないのです。 「これは私とあの女との問題だわ。幾らあなたでも教える理由は無いの」と冷たく言われて さすがに「この女、私を舐めるんじゃないですわよっ」等とはしたない思考が過ったりも しましたが、あれも黒猫氏なりに私を気遣ってくれての言葉なのでしょう。 私の精神力がそれほど強く無いと言うのは、目の前の二人も知る所ですから。 さて、どうしましょうか──私の前では未だに睨みあいを続ける二人の姿が映っております。 思考を円滑にする為、クッキーを一口頬張り──あ、意外とイケますわね──考えながら視線を 左右に動かしていると、ある物が目に留まりました。 むむむ、これは結構使えそうですわね。……ふむふむ……今週の土曜日と……いい感じですわ。 「きりりん氏──それに黒猫氏も一旦落ち着くでござる」 私の一言で、二人の注目が集まったのを確認すると、おもむろに咳を一つしてみせます。 「……何よ沙織。いまこのクソ猫と大事な話をしてる途中なの」 「分かってるでござるよきりりん氏。ただ拙者の話もとても重要なのですよ」 私はきりりん氏を制し、黒猫氏が触っていたノートパソコンの画面をを二人に見える様に 動かすとマウスに軽く手を添えて操作しました。 「あ……沙織それは」 「むっふっふ。黒猫氏、拙者が先に見つけてしまい申した」 黒猫氏が調べていた画面に表示されているのはグーグル先生の検索表示の結果一覧です。 ちなみに検索ワードには『兄妹の様な関係 恋愛』等と入力されていたのがチラっと見えましたが ……この場はスルーしておくのが賢明と言えましょう。 私はマウスを操作して画面の矢印ポインタを動かし、検索結果の一番下に表示されていたもの をクリックすると、とあるサイトが表示されました。 「何これ────って、ちょ、ちょっと待った! こんなイベントあんの!?」 「ふふん、きりりん氏どうでござるか? 中々に楽しそうでござるよ」 画面に表示している『SHIBUYA109特別企画。兄妹感謝イベント開催予定』の内容を 食い入るように見つめるきりりん氏。 イベントはと言うと、仲の良い兄妹(もしくは姉弟)をターゲットにした催し物の様でした。 それだけならきりりん氏を動かす事は出来なかったでしょうけど──イベントタイトルの横に 大きく表示された『星くずうぃっちメルル イベント限定アクセサリー参加者全員進呈』の 一文がきりりん氏の心を完全にとらえた様です。 ここぞと言う場面でクリティカルを放ってくる──やはりグーグル先生恐るべしっ、ですわ。 「今度の土曜日かあ。確か京介も予定はない筈なんだよね。帰ったら聞いてみようかな」 京介氏の部屋がある方向を見ながら思案顔でつぶやくきりりん氏。 「あなたの事だから強制かと思ったのだけれど、少しは進歩しているのね」 「なーんか言い方引っかかるんですケド。あたしだって押しつけてばっかじゃないって」 二人のやり取りを聞いてるだけで、成長しているのが分かりますわ。以前のきりりん氏なら、 問答無用で京介氏を引っ張りだそうとしていましたけど……。 何と言うか不思議な感じですわね。人の成長を間近で垣間見ると言うのは、あの頃の──姉に 振り回されていた頃の私では決して見る機会なんてありえないはずでしたから。 人と共に、笑ったり泣いたりして、そして成長してゆく。一見、当たり前に見える現状は昔の 私にとって、きっと夢でしかなかったのでしょう。過去の私にとっての成長とは、幸せな時間 との決別でしかありませんでしたから……。 むーなんだか妙に感傷的になってしまいました。それと言うのもきっと今、この時間がとても 幸せだと思えるせいなのでしょうね。 「参加資格が制服着用らしいわ。学生限定のイベントって訳ね。学生の色ボケ兄妹限定なんて イベントをやる様じゃ渋谷も地に落ちたって事かしら」 「いやいや──イベントは真っ当な兄妹向けでござるよ。どこぞの兄妹を基準にするのはちと 間違いではないかと」 「くっクソ猫はともかく沙織まで……!」 黒猫氏の間違いを正す私を見てきりりん氏が肩を落としているのですが……私は何も間違って おりませんよね? 「ではきりりん氏、結果報告を楽しみにしているでござるよ」 「まだ行くって言って無いってば──そりゃ行きたいけど。てか二人!? そ、それはダメ! あたしの身に危険が迫ったらどうすんの!」 「な、何を言ってるでござるか。仲睦まじい兄妹でイベントに参加するだけの話でござろう。 それに拙者らが同伴しても邪魔にしか……」 「そうだ! あんたらも来るの。それなら問題ないっしょ。──いきなり二人で……なんて、 気持ちの整理が……もし迫られたら……」 「きりりん氏。きりりん氏──ダメでござる。意識がここに非ず、と言う感じですな」 時々身を悶えさせながら何やらつぶやいてるきりりん氏と、見てはならない物を見てしまった 感じの黒猫氏を前に腕組みをしつつ考える私。 一緒にいてもお邪魔かと思ったのですが……どうも背中を押す相手が必要なようですわね。 「拙者は別に構わないでござるが──黒猫氏は如何でござるか?」 「しょうがないわね。私がいる事で邪魔にしかならないとは思うのだけれど、それでも良いと 言うのなら邪魔しに行ってあげるわ」 黒猫氏も素直じゃないですわね。本当の所、きりりん氏が心配で堪らないでしょうに。 ここにはいない相手──京介氏には違う感情もあるのでしょうけど、さすがの私でも他人の 奥底の感情までは読みとる事は出来ません。 「ではきりりん氏、京介氏の確認が取れたら連絡してほしいでござる」 「オッケー。まあ、あいつはあたしが言えばきっとOKって言うから大丈夫と思う」 ──そして、その夜に京介氏のOKが貰えたとのメールがきりりん氏より入ったのでした。 □ はあ……自分の事が抜けてしまっていたのは失敗でしたわ。制服着用と言う事は……そ、その、 素顔で出てこなければならないと言う事でしたのに……。 さすがにこのまま電車に乗る程の勇気は無く、無理を言って車を出して貰ったのですが── それでも待ち合わせ場所までは少しばかり距離があります。 今までの私なら、こんな落ち度は無いのですけれども……と、とにかく急いで合流しないと 私の身が持ちませんわ。 下を向いて、なるべく他人の顔を見ないようにして歩く私。やや駆け足気味で歩いて行くと、 犬の姿をした銅像が私の目に入りました。 ようやく着いた──その事に気付くと足が震えているのに気付きました。気を抜くと、この場で 倒れてもおかしくない状況です。 「おー……沙織こっちこ──っちってお前!?」 声の主は私を見るととても驚いた感じがしましたが、私は現れた相手に安堵している所でした。 その相手──京介氏へと笑みを返す私。心なしか頬が少し赤く見えるのは気のせいでしょう。 「痛ってェ! いきなり何すんだ桐乃」 「ふん。あんたが間抜け面晒してんのが悪いんじゃん」 京介氏の後ろから現れるなり、京介氏の頬をつねるきりりん氏。 「沙織、あんたも何笑ってんの」 「違いますわ。その──少し安心してしまったんですの」 いつもの相手に出会ったお陰で、私も少し落ち着いた様です。未だに視線は感じるものの、 先ほどと比べて恥ずかしい感じは薄れてしまい、周りを見る余裕さえ出来ました。 「そう言えば、黒猫氏はまだ来ていないのですか?」 辺りを見回しても、それらしい姿が見当たりません。 「あ、いや。もう来てるぞ。……つかなんか少し違和感があるな。えっと、お前──沙織が まだ来てなかったから、周りを見て来るってついさっき行った所だ」 「もう黒猫呼びもどしたから、すぐ来るっしょ」 京介氏ときりりん氏の答えを聞いて間もなく、黒猫氏が戻ってくるのが見えました。 「やっと揃ったわね。それじゃ美しい兄妹愛を見に行きましょうか。いえ、違ったわね。 兄と妹の禁断の愛が実る瞬間かしら?」 「そ、それは違うからっ! 単にあたしはメルルのアクセが欲しいだけだっての」 少し意地の悪そうな表情で放つ黒猫氏の言葉を、真っ赤な顔で否定するきりりん氏。 京介氏は明後日の方角に顔を向けていますが──その熟れ過ぎたリンゴの様に真っ赤な 耳たぶが見えていては、全然誤魔化せていないと思いますわ。 「お、お前らは何か勘違いしてるけど、俺と桐乃は兄妹だからな!」 「説得力の無い言い訳ほど見苦しいものは無いわよ」 「ぐぅ……! 黒猫のやつ、毒がきつくなってねーか?」 「……気のせいよ」 黒猫氏に一蹴されてうなだれる京介氏。 毒が強く感じるのは、恐らく京介氏に理由があるのでしょう。 黒猫氏が京介氏の背中に向ける意味ありげな視線がそう言っています。 「とりあえず行くぞ! ここにいても寒いだけだしな」 取り繕うように言い放つと、京介氏は歩き始めました。慌てて追いかけ──並ぶようにして 歩くきりりん氏。 そんな姿を見せていては、先程の言い訳なんて通用しないと思うのですけど、ね。 二人に着いて行くように歩く私と黒猫氏。隣を見ると、嘆息している黒猫氏の姿が見えます。 いい加減に素直になりなさい。そう言っているように私は感じました。 □ 「沙織。あなた大丈夫?」 「だ、大丈夫ですわ。……さすがに人が少し多く感じましたけど、まだ動けます」 「あなたの悲壮な言葉と表情からは、反対のイメージしか浮かばないわね」 うう……なんて情けないんでしょう。付き添うはずが付き添われるなんて……。 エレベータで目的のフロアに着くなり、へたり込んでしまった私。 そのままではどうしようもないので黒猫氏に付き添われる形で、最寄りのベンチへと 連れてきて貰った所です。 京介氏ときりりん氏は、飲み物を買ってくると言って再びエレベータで降りて行きました。 「全く、無理せずいつものオタクファッションで来ればよかったのよ」 隣に腰掛ける黒猫氏から、ため息が聞こえてきます。 そんなの誰よりも分かってますわっ! でも、それでも私は──。 「──まあ、あなたに言っても無駄なのは理解しているつもりよ。言いだした自分だけ 逃げる、なんてのは到底できないでしょうから」 言いたい事を先に口にされ、あいた口が塞がらない私。 「……分かってるなら言わないで下さい」 そう言うのが精いっぱいでした。 他に浮かぶ言葉も無く、沈黙のまま過ごす私。 「すまねえ。やっと買って来たぜ。つかすげえ人だよな」 見上げると京介氏が私の前に立っていました。片手に二本ずつペットボトルを持っています。 走って戻って来たのでしょうか、少しばかり息を弾ませているように見えました。 「ちっとは落ち着いたか沙織。ほら、これ飲めよ。黒猫も様子見て貰ってありがとな」 京介氏からペットボトルを受けとり、それを見つめていると自分の弱さを呪いたくなります。 お二人の助けになるつもりで来たと言うのに……助けられては意味が無いではないですか! こ、この超が付く人見知り体質はどうにかならないでしょうか──なんて誰かを頼っている様 ではだめですよね……そんなの分かってますっ。 「本当に申し訳ありませんわ。着いてきたわたくしが足手まといになるなんて」 「気にすんなって。桐乃のやつも、二人きりで来ようなんて言ってくれなかっただろうしよ」 京介氏の優しさが心苦しいですわ。本来ならこう言う場面であるフラグが立ったりしそうな ものですが──あいにく私にその様な勇気などはありません。 ペットボトルからミネラルウォーターを一口飲み、落ち着いた所できりりん氏が帰ってきました。 ──やけに楽しそうに見えますわね。何かいい事でもあったのでしょうか。 「お前なにやってたんだ?」 「んー先に少し見てきたんだけどさ。せなちーとお兄さんが来てた」 「ああ……確かに居てもおかしくは無いよな。むしろいない方が不自然ではあったか。 んで、なんて言ってきたんだ?」 「あたしを見るなり『へっへーん! 私とお兄ちゃんの仲の良さを見せつけてあげます。 そうすれば桐乃ちゃんとの圧倒的な差が分かるはずですから!』なんて言ってきたから せなちーのお兄さんに『あやせと会わせてあげようか』って言ってやった」 「ふっ、赤城のやつ早まりやがって……生きて学校に来れるかな」 遠い目をしながらここにいない誰かの無事を祈る(風に見える)京介氏。 ──ただ、微かに唇がニヤリと笑って見えたのは黙っていた方がいいみたいです。 「沙織は大丈夫?」 心配そうに私の顔を覗き込んでくるきりりん氏。 「ええ。もう落ち着きましたわ。皆様にはご迷惑をおかけしました」 「気にしないでいいってば。元々あたしが着いてきてって頼んだんだしさ」 ニコリ、と笑いかけるときりりん氏は安心して下さったようです。 「急がないと人が増えて来るわよ。沙織もだけど、京介もこの場は辛いんじゃなくて?」 「そうだな。今日はイベントのお陰でマシだが、さすがにここは居心地が悪いっつかキツイ」 黒猫氏の言葉に、辺りを見回しながらそわそわしている京介氏。 「マルキューなんて来る事無かったしね。ま、これから慣れていけばいいんだけど」 「ちょい待て!? お前また俺を連れて来るつもりかよ」 「何言ってんの。あんたの義務なんだから当たり前じゃん?」 「今更言ってもどうしようもねえか。てか桐乃、そろそろ行くぞ」 「う、うん。──てかさりげなく腰に手を回すなっての!」 「今日は仲のいい兄妹のイベントだぞ。この程度、兄妹として普通じゃねえか」 「人が見てるからダメ! じゃなくて、あんたの手つきはやらしいんだってば」 口では色々否定していますけど──お二人の空気は兄妹のそれとは明らかに違っています。 腰の手を振り払わないとか、何気に相手に体重をかける姿勢とか突っ込み所が満載過ぎて 突っ込みきれないのが、今のきりりん氏なんですわよね。 それに京介氏のニヤケっぷりも見れたものではありません。公の場でイチャイチャするのは 構いませんけど、健全な兄妹の為のイベントである事を忘れてるとしか思えませんわ。 京介氏ときりりん氏がイベントの行列の流れに消えていくのを見送った後、何気に隣を見ると 黒猫氏はまだ二人が消えていった方向を見つめているようでしたが、暫くして 「周りが見えてない道化ほど、おかしいものは無いわね」 とだけつぶやくのが聞こえました。 その言葉にどれだけの意味が込められていたのか、私にはある程度しか察する事はできません。 「──また、みんなでパーティでも開きましょうか。今度はきっと楽しくなると思いますわ」 「…………そうね、ようやく私も肩の荷が下りそうな状態、とでも言う所かしら」 先程の京介氏ときりりん氏の表情──幸せそうに見つめ合う姿を見せつけられたら……。 「呪縛から解き放たれたのは……本当は私の方だったのかもしれないわね」 少しうつむき加減で話す黒猫氏。その心に浮かべているものは一体何なんでしょうか。 安堵? 嫉妬? それとも……。 「ただいま。待たせちまって済まなかったな」 二人が帰って来たので、思考を打ち切り──声の方向に向き直る私と黒猫氏。 京介氏もきりりん氏も何故かとても疲れた表情をしています。 「二人ともお帰りなさい。そんなに疲れて、どうしたんですの?」 「ああ……まあ、色々あってな」 京介氏に聞いたお話をかいつまむと──受付で「本日は兄妹限定でカップルの方はご遠慮 願います」と言われたり、中に入って早々きりりん氏の特大看板が何故か飾ってあったり、 そのせいでファンの子に捕まったり京介氏との関係を聞かれたり──と色々あった様です。 (後でサイトを見なおした時、イベント協賛に小さくエタナーが入っていた事は秘密ですわ) その報告を聞いた私と黒猫氏はと言うと、 「自業自得ね」 「自業自得ですわ」 当然の答えを返すだけでした。。 納得のいかない表情の京介氏ときりりん氏。 でも、この二人はこれでいいんでしょうね。素直になる時はきっと、二人にとって一番 大切な記念日でしょうから。 「お二人も戻ってきた事ですし、四人でお茶でも如何でしょう?」 「私達を待たせた罰として、当然京介の奢りで構わないわね」 私と黒猫氏の素敵な提案に、顔をしかめつつ同意する京介氏。 「へいへい。今日は付き合ってくれてありがとうな。桐乃も礼言っとけよ」 「分かってるっつーの。沙織……黒猫もさんきゅ」 きりりん氏の言葉はそっけないながらも、心から言ってくれたのは表情で分かりました。 そしてソッポを向く黒猫氏から聞こえた「わ、私こそいつも──ありがとう」の言葉も きっと本心からだと思いますわ。 「わたくしも楽しめましたし、また一つ変われた気がします。皆さん──本当にありがとう ございます」 サークルのオフ会から始まり──紆余曲折を重ねてここまで来た私達。 これから先、どのような未来が待ち受けているのか分かりません。 ただ──私達、四人の絆が消える事は無いでしょう。それだけは確信できます。 さてと、京介氏ときりりん氏の気持ちも分かった事ですし──いずれ来るであろう”あの” 準備もしておきましょうか。何、お二人がお互いを見てさえいれば問題ないでござろうですわ。 ──なんだか色々考えていたら人格が混ざってしまいました。 ”あの”準備とは何の事、ですって? ふふ。分かってる癖に、皆さん意地悪ですわね。 愛する二人には──兄妹の壁など無いのでござるよ。ニンニン。 -------------
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かりそめの名:三岳 千夜&万昼(せんや&まひる) PL名: 眠たい奴 表の職業:学生(社会注目:4 社会地位:4 ) 年齢:16 性別:男&女 容姿:双子の兄妹。眠そうな垂れ目の兄と大きなどんぐり目の妹 ふたりとも小柄だが、万昼は服の上からでもしっかりわかるほど出てる所は出てる。 魔の名:夜都守(やとのかみ) アーキタイプ:人狼/魔剣 魔の性: 魔の齢: 魔の姿:戟と刀を持つ白狼天狗になる。 (現在人間性:) 博愛 300 大罪 300 ■人の能力値140 知性:【3】 感情:【3】 肉体:【8】 ■魔の能力値150 知性:【2】 感情:【3】 肉体:【10】 ■絆45/-50 知性:使命: 感情: 肉体:双子の兄弟:家族:9 /双子の兄妹:半身:10 ■エゴ 知性::2 感情::3 肉体:双子の兄弟:10 ■血と肉: +1D6 ■イニシアティブ修正:±0(人間時)/±0(魔物時) ■武器:月狼牙 (3D6/SR/通)20 陽光爪 (3D6/SR/通) ■防具:0+修正値 ■技90 【知性】家事:料理1 家事:掃除1 魔物知識:1 【感情】 【肉体】格闘2 回避2 走る1 ジャンプ1 【特殊】 ■業180 【知性】 【感情】 【肉体】電光石火1 獣の身のこなし3 魔剣業3 【特殊】音よりも疾く2 脇差3 ■所持品25 古い一軒家(10)自転車×2(2)携帯電話×2(10)生活用品(3) ■設定 双子の白狼天狗。 のんびり屋の千夜と活発な万昼。 正反対の性格だが仲はかなりいい。 田舎の山の天狗の里への不干渉の代わりに人里を守るために若い天狗を派遣すると言う盟約の元街に出てきた天狗。 田舎出身のため、都会には戸惑ったり喜んだりしてる 千夜「うわ…人多い」 万昼「うわっ。人一杯だ~っ」 ■変異 ■性嗜好など注釈 ■成長 ■アーツデータ
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菊地真 ヒゲでゲッブで♂ 律子よりもフォローがないだけに、より扱いが酷い。 空手の有段者にして菊池流活人拳藩士だが、その実力がまともに見せ場に使われたことはない。 本気を出した時はFateのバーサーカーに変化する。 ビール好き、料理は野菜のポトフを作れるようになった。 出身地は茨城らしい、茨城の言葉は非常に難解なため、 千早以外の人間には理解できない。(小林編) 真が登場したら最初にこれは男と女どちらかを、 言動や行動からから想像するのが、かまマス視聴者の嗜み。 真さん かまます48真さん編から登場 35歳アイドルにして童貞、そして社長のお気に入り 子供嫌いだが溜まっていれば幼女もいける 高校時代にあることが理由で差別されて以来、差別が許せない 胸の入れ墨は高校時代に入れた物 その存在感に765プロメンバーは皆敬語を使う Pは仕事時では「真」と呼び捨てだが、オフでメイクを落とした後は「真さん」と呼んでいるようだ 仕事時のメイクには3時間かけ、特殊メイク用の石膏を使用している 宿なし娘編-貧乏兄妹編 ロリコンたこ焼き屋。 やよいに指を切り落とされた後に彼女の仲介で律子と野性的な交尾、後に付き合う。 貧乏兄妹編では萩原組に就職が決まった。 ビラビラ編 たるき亭でバイトしており雪歩のことを「雪歩ちゃん」と呼ぶストーカー気質の青年。 ヒロインは真編-無毛戦線異常なし編 ヒゲを笑われた復讐に、アイドル達に大阪で製造されていた薬を盛る。 大阪で放射能を浴びてミュータントと化した。 保安事項第3条第5項第12号違反により、やよいによって処理。 その後はアイドルを引退したが事件を起こし収監、処刑された。享年35歳 小林編 存在自体が犯罪に。 菊地真はワイヤレス! 寝起きドッキリ編 ゲップは相変わらず、寝起きドッキリという名のモーションつきいじり 主演作品 ヒロインは真編 真さん編 このページを編集する 名前 コメント
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もうすぐクリスマス。 元就様は四兄妹に何を買ってあげるんだろうか。 彼らが欲しがっているものとは真逆の物を買い与えそうだが。 オクラのぬいぐるみ オクラ割引券 オクラ柄の文房具セット 売れ残りのヘビーアームズのプラモデル。 サンダーバードティラー
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エルフ。男性。 レベル13。200歳。 兄妹同然に育ったミーアのお兄ちゃんみたいな子で、年が近いミーアをよく構っている。 そのせいか、サトゥーにもいろいろ対抗しようとしてくる。 web版には登場しない。 web版未登場 エルフ 人物
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【タイトル】テイルズ オブ ハーツ 【作者/出版・制作会社/ハード】バンダイナムコゲームス 【登場人外】機械人(ロボット) 【あらすじ】主人公・シングは、村の浜辺に打ち上げられた兄妹・ヒスイとコハクを発見する。彼らは、古代の技術で作られた「ソーマ」という武具を探しており、シングの祖父であるゼクスのもとにやってきたのである。シングはゼクスのソーマを勝手に持ち出し、村近くにある岬の祠に祭られている母の形見のソーマをコハクに渡す。そこに、兄妹を追っていた謎の魔術師が再び現れた。コハクは人間の感情を司る「スピリア」に攻撃を受けてしまい、さらに3人を助けるべく駆けつけたゼクスも重症となる。シングはコハクを救うべく、ソーマを使って彼女のスピリアの中へ入り込んだ。するとそこには、コハクとは違うもう一人の少女・リチアが存在した。シングはリチアに、何故コハクのスピリアの中に入り込んでいるのか問い詰めたが、その答えを聞く前に彼女は姿を消し、さらにコハクのスピリアが粉々に砕け、世界各地に飛び散ってしまった。二度とコハクのスピリアの中に入り込むことができなくなり、コハクの感情も失われてしまった。シングは責任を感じ、世界中に散ったスピリアの欠片を集めるべく、故郷を後にしたのであった。 パーティの仲間の一人であるクンツァイトが、古代技術で作られた機械人である。 シナリオには他にも多数の機械人が関わってくる。 人間とロボの主従関係に燃えを感じる人におススメ。 とりあえずロボット側がすごい。すごい主人のために頑張る。ロボットの超絶理論で頑張る。もう主人以外見えてないトンデモ発言・ぶっとび行動してくれる。すごい。意思を持たない機械人ももちろん居る。すごい。すごいロボット。言いなりで動く。むしろ人間側がうざい。ロボットけなげ。機械人良い奴。機械人嘘付かない。