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かんなづきのしょうそう【登録タグ か 初音ミク 曲 緋色】 作詞:緋色 作曲:緋色 編曲:緋色 唄:初音ミク 曲紹介 緋色氏 の10作目。 毎度楽しく作らせて頂いとります。良かったら聴いてってやって下さい。(作者コメ転載) イラストは みや子氏 が手掛ける。 歌詞 ハロー、ハロー、聞こえますか? 飛び込んだ先の 星屑の海で 見事に溺れた様です 熟々、連なった ネガティブの連鎖 ゆらゆら、揺らめいて 息が詰まりそうだ 突き付けられた現実は途方もない道のりで 1ミリさえも進めないよ また陽が落ちる 分かっていた、判っていた 淀んだ海は酷く冷たくて 濁った感情、宿った焦燥 走る境界線 「今行くよ、今行くよ」 何度目かの嘘がこぼれて 悲しそうな君の声が胸に響く 今も 逆らって、抗って 縺れて、絡まって 次々、押し寄せる波に飲まれそうだ 吐きだした弱音の渦が 途方も無く広がって 1ミリさえも通せんぼ また陽が昇る 解っていた つもりでいた 歪んだこの世界の仕組みを 辿った現状、悟った惨状 続く平行線 「今日こそは、今日こそは」 何度目かの声も擦れて 幾つもの夜を越えて やっと、やっと 応えられたよ 問答無用の取捨選択に今 捨てて、失って 繰り返したって 残った 君がくれた勇気抱えて 辛うじて、動き出す 前に進む為の歯車 なぞった現状、穿って早々 映る延長線 「今行くよ、今行くよ」 今度こそ君に届けるんだ 幾つもの夜を越えて 君の元へ 響け ずっと...ずっと... コメント 名前 コメント
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【登録タグ H L-tone luna note 曲 鏡音リン 鏡音レン】 作詞:luna(L-tone) 作曲:luna(L-tone) 編曲:note(L-tone) 唄:鏡音リンAppend コーラス:鏡音レンAppend 曲紹介 L-tone51作目。 3rdアルバム 『HELL ANTIQUE』 収録曲。 歌詞 歪みきった 視界擦過。 『忘れ去った 記憶だった。』 棄てていった 劣化ドット。 『こぼれちゃって あふれちゃって。』 殺気落下。雲は末期。 【行けなかった 場所があった?】 ずっとあった。ずっと待った。 【やっていいぜ やっちまえよ】 回れ回れと喚ぶ声のまま 狂い咲く 花 花びらは青白く 人 瞳は 絡み合う 線 旋律に巻き取られ 虹 滲む道 見下ろす人たちには目もくれず 喚き立つ 声 超えられぬ壁を背に 澪 見下ろし 潜り込む 奥 送り込む奇跡には 許されずに 群れ行くは西へ 帰る当ては行く末に 偲んで殺せ アノニマスの邂逅割いて 掴んだ太陽は腐り落ちて声は掠れた 虚ろな目が見渡すのは果ての果てへゆく道 移り行く 色 彩るは片側に 寄り より先に 仰ぎ見る 空 逸らす目に焼き付けた 円 演算子 届くかな 赤 暁に恋い焦がれ 夜 より先に 耳澄ます 音 乙女へと突き刺さる 空っぽな思索 群れ行くは意思で 果てる時の行く末に 目を見て殺せ 海は遠く逆巻いて 重なった視界の端に潜む影を見つけた 静かな波が押し寄せて果ての果てへ流されてく 掴んだ太陽は腐り落ちて声は掠れた 虚ろな女神は確かに僕を果てへ導くから コメント 名前 コメント
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戦場の端からSmall Sharkを10+体召喚します School of Sharks 領域 使用 宝石 Conjuration Lv4 戦闘/水中限定 1 主属性 副属性 効果量 効果発生数 2 - - 6+2/Lv 射程距離 効果範囲 精度補正 疲労 - - - - 特殊 ゲーム内説明文 The caster attracts several small sharks and makes them attack the enemies. Sharks are very stupid and not entirely reliable. Powerful mages can attract large numbers of sharks. 和訳 術者はいくらかのSmall Sharkを呼び寄せ、敵を攻撃させます。Sharkは非常に愚かで、完全に信頼できるわけではありません。強力な魔術師は、より多くのSharkを呼び寄せることができます。 解説 全方位から小さなサメの大群を呼ぶ魔法。敵を混乱させるのを主な目的とする。 Small Sharkはサイズ1と本当に小さなサメ。HPはたったの2で、筋力も低すぎるので、防具を持たないような相手でもないとまず殺せない。しかし大群で押し寄せるため、範囲攻撃のない相手を手間取らせることができる。 全方位からやってくるというのが強みで、敵の側面や後方を突いてくれる。本隊がぶつかる前に敵を疲労させる、敵の一部の前進を遅れさせる、敵の魔術師に無駄な行動をとらせるなど、恩恵は決して小さくない。 もちろん、これだけで敵を倒すのは無理があるし、敵の数が多い場合は十分な数を呼ばないと効果が薄いが、使用条件は緩いので、活用に苦労することはまずないだろう。 コメント 名前 コメント
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ある夕刻 6 ルルスは、笑みでその言葉に問い返した。 「悪い知らせ、ですか?」 卓の向かいに座るシャルルは、頬杖に変わらぬ笑みを乗せて、ふふ、と笑う。声に出し、面に出してはいるが、その黒の瞳はそれほど笑みを見せていない。 「君への直接の悪い知らせじゃない」 シャルルは言う。そしてルルスを静かに見つめて放さない。彼は静かに言う。唇の動きを追わなければ、聞こえぬほどの小さな声で。 「グライディン部隊が解散した」 「何?」 ルルスは思わず声をあげ、そして己のそのうかつさに膝を叩き、浮かせかけた腰を落ち着ける。 声を発する前に、唇を引き結ぶ。ここは宿の、そして誰もが入り込む食堂の一角なのだ。騒げば耳目を引いてしまう。そして王国中央での政情は「下々が口にするには恐れ多いこと」なのだ。そうであってきたし、そうであるべきことだ。 王国軍の最勇将が部隊を失った、今、シャルルが口にしたのはそういうことだ。 なぜ、と問うても答えぬだろう。詳しく話せと詰め寄っても、彼は話はすまい。これより先、何事も何一つも。 「・・・・・・」 グライディンはトイトブルグ王国軍の准将の一人だ。准将といっても、将軍の下働きをするものではない。むしろ将軍の片腕となるべき役だ。そしてグライディンは最も勇猛にして、果敢な男だった。 グライディンがいなければ、曲がりなりにも「撃退」と言っていい戦果を帝國相手に得ることはできなかったはずだ。彼こそが先年の「奇跡」の立役者なのだ。 グライディンは奇跡の戦果を得た男だったが、その地位の足場は弱いと聞いていた。辛らつで切れすぎる男ともだ。ルルスが直接に顔をあわせたことは無い。彼の凱旋に栄誉を与えることは、父王にも王太子であったルルスにもできなかった。グライディンには、その働きに見合う顕彰は与えられなかったはずだ。 彼は、いくさの上では勝った。帝國軍が中部川より西に押し寄せることを拒み、囲いを掛けて打ち据えた。だが、勝利を収めたわけでもなかった。彼らの部隊は、予想よりはるかに早くやってきた帝國の後詰陣に打ちかけられ、大きな損害を出した。 帝國軍にそれより先に踏み込む余力は無かったが、王国軍の受けた傷もひとかた無かった。そこまで戦いえたのはグライディンらの力があったからだが、その力が失われれば将らの立つ瀬が無くなる。帝國の力を排すべく備えよと命じたのは父王だった。だが王の一人の考えで国は動かせぬ。帝國軍を押し返したからといって、帝國の力すべてを廃することはできない。 王国すら、王国のみの考えでは立ち行かぬ。王国は、帝國と西方諸国の狭間にあるのだから。 王国が王国を守る根本の力を失えば、残るのは帝國と西方諸国の力だけだ。そしてそれは、トイトブルグ王国自身が招いてしまったことだった。 「彼は忠義のものと聞きます」 ルルスはグライディン准将を静かに評した。王国軍の最勇将が部隊を失うということは、王がその力を失うということだ。王の側から行われるべきことではない。また、グライディン准将から行われるとも思えない。 見つめるルルスに、シャルルはかすかにうなずく。 「自らを養うのは難しいのさ」 「・・・・・・」 ルルスは息を呑んだ。馬鹿な、と声を上げることもできなかった。 ありえないことが今起きている。 王国軍とはいえ、軍隊に自らを養えと命じることが、どういうことなのか誰一人知らなかったのか。軍なるものの手綱を手放し、好きに食めと命じれば、軍という馬は何一つ残さずくらいつくし、ひづめで掘りつくす。そして手綱を持っていたものすら踏み殺し、その肉さえ食らうだろう。 命じたものは、暗愚そのものだ。 そして、王国軍にそれを命じられるのは国王だけだ。 「・・・・・・ナナリィ」 引き結んだ唇からその名が漏れそうになる。 それは、ルルスの妹にして、目も足もままならぬまま王座に座る王の名だった。
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改造ポケモン作ろうぜ!!! というWikiです。改造するROMはエメラルドです。 ストーリー ある日突然ホウエン地方に津波が押し寄せてきた。 それによりいろいろな街が大きな被害を受けた。 そしていま一度伝説のポケモンレックウザが目覚めようとしていた・・・・ 津波のせいで異常気象が起きている・・・・・・・・ それをおこしていたのは実は・・・・・・ 主人公はその黒幕を倒せるのか・・・そしてポケモンリーグ真のチャンピオンになれるのか? という感じです。w まあ制作基準はこんな感じです。 ビッグバンのマップ改造 ↓ ビックバンのセリフ改造 ↓ ビックバンのオープニング改造 ↓ ビックバンのポケモンの画像変更 ↓ ビックバンの主人公のグラフィック改造 ↓ ビックバンのポケモンのグラフィック改造 ↓ ビックバン完成!!!!!!!!!!!! ↓ シルバープライムのマップ改造 ↓ シルバープライムのセリフ改造 ↓ シルバープライムのオープニング改造 ↓ シルバープライムのポケモンの画像変更 ↓ シルバープライムの主人公のグラフィック改造 ↓ シルバープライムのポケモンのグラフィック改造 ↓ シルバープライム完成!!!!!!!!!!!! こんな感じですイベントとかも追加予定 マップ改造する人は私で セリフ改造する人は募集中 オープニング改造する人募集中 ポケモンの画像変更の人募集中 主人公のグラフィック改造は私 ポケモンのグラフィック改造の人募集中です!! こんな感じですね。 wikiに参加したい人はwikiに参加ボタンを押して makaizouma@gmail.comにメール送ってください!
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島の北西部、A-2地点の砂浜。 さざ波が絶え間なく押し寄せる海岸に、一人の男が佇んでいた。 その地点からほぼ真逆にあたる島の南東部、F-5の浜辺。 こちらにも一人の男が佇んでいた。 年のほどは同じくらいの二人の中年男性。 しかし、この二人は共に後ろ暗い過去を持つ者同士であった。 北西部の男は日本人であった。 かつては警察に属していながら、その筋の者との交友を種に強請りのターゲットになってしまった男である。 彼はさる有名スポーツ選手と異母兄弟という血縁関係にあり、その者に累が及ぶのを避けるために警察を辞めることとなった。 それでも、強請りはエスカレートするばかりであり、ついにはその男の殺害を決心したのだった。 だが、そんな彼を押し留めたのは、彼が何よりも守りたかった異母弟であった。 兄が弟を思うのと同じように、弟もまた兄を思っていたのだった。 結局、その異母弟が殺人を実行したのだが、彼はそれゆえに苦悩することとなる。 たった一人の弟への愛情と、元警官としての良心の呵責と、二つの相反する感情に彼は揺れ動いた。 最終的に彼は最も敬愛し、かつ信頼でき、さらに古い友人でもある刑事に身代わりとして自首をした。 だが、その聡明なる刑事は彼の隠す全てを見抜いており、彼の身代わりも空しく実行犯である異母弟は逮捕されたのだった。 彼とて、その殺人にはアリバイ工作や、毒物の持ち出しといった形で関わっていたのだが、異母弟と刑事により不問に付されることとなる。 だが、そのことは彼を慰めるものには到底成り得ず、むしろ後悔と慙愧の念に駆られるだけになってしまったのだ。 自分があの時、暴力団員の誘いに乗って野球などしなければ。 弟が自分の代わりに手を汚すこともなかった。 尊敬する旧友に警察官としての責務を曲げさせることもなかった。 仕事も辞め、外にもロクに出ずに、ただ時間を浪費するだけの日々を、彼は送っていたのだった。 そんな男がどうした因果か、このバトルロワイアルに招かれる格好となった。 何故自分が?そんな思いが去来し、心の整理がつかないままに彼は今の砂浜に降り立っていた。 しばらく呆然と佇んでいたものの、思い直したように支給されたデイパックを漁ると、中から1枚の紙切れが出てきた。 どうやら、自分と同じくこの舞台に呼び出された者たちの名前が記された名簿のようだった。 そして、その中にあの友の名を見つけて、彼に戦慄が走るのだった。 彼は思う。 あの男なら、この催し、いや事件を解決するように動くのだろう。 だが、普段の事件現場とは異なり、この場においては自らの命が常に危険に晒されているのだ。 そんな中に、血を見るのが嫌いで、さらに銃の扱いも不得手な刑事が放り込まれている。 いつ何時、尊敬する男の命が散ってもおかしくない状況なのである。 問題はそれだけではない。 仮にゲームに乗った連中が彼を襲い、それに応戦して相手を死に至らしめてしまう可能性だってあるのだ。 その男自身の意思とは無関係に何らかの不慮の事故が起き、結果として誰かの命を奪うことだって考えられる。 そうなってしまえば、仮に生きて帰れたとしてもその後の人生において十字架を背負い続けることになってしまうのだ。 「そんな事は絶対にさせちゃいけない……」 自らがその十字架の重さを知るだけに、彼は決意する。 既に一線を超えたことがあると言ってもいい自分が、降りかかる火の粉を払い落とす役目を担おう、と。 尊敬するあの男を死なせないために、その手を汚させないために。 自分がその身を血に染めることを、旧友は決して喜ぶことはないだろう。 だが、一度道を外してしまったた男が、旧友の恩にこの場で報いるにはこれしか方法が無い、彼はそう考えていた。 「古畑さん……馬鹿なことだと怒るかもしれないけど……どうか許してください」 傍らのデイパックを拾い上げ、背中に担ぐ。 ずしりとしたその重さは、中身の重さだけでなく彼――向島音吉の背負う罪の重さもあったのかもしれない。 【A-2 浜辺 一日目深夜】 【向島音吉@古畑任三郎】 [状態] 健康 [装備] 私服 [所持品] 支給品一式、ランダム支給品(かなり重いもののようですが、背負えないほどではありません) [思考・状況] 1.古畑を生かすために、他の参加者を駆逐する * * * 南東部の男は欧米人であった。 彼は慈善家であり、常日頃から周囲の名士に対して寄付の依頼を行っている。 そのやり口は時に執拗なまでに寄付を迫るといったもので、慈善家ならぬ偽善家のように周囲から後ろ指を指されることもあった。 もっとも、彼の国では富める者は半ばこうした寄付行為を行うことを当然のこととして求めれるような風潮にあるのだが。 名士の側としても一種の税金対策になるわけで、ある意味ではギブアンドテイク、そんな関係が成り立っている。 そうした慈善行為がある程度自然に浸透した国に生きる彼だが、その内情は少々複雑である。 彼を慈善行為に駆り立てているのは、博愛という感情や偽善という感情だけではない。 まだ若かりし頃、彼が犯したある過ちがその行動原理の源流となっていた。 若さというものは時に一つの才能と呼ばれるように、若いというだけで自信に満ち溢れている者は少なくない。 若き日の彼もまたそのような人物の一人であり、後先考えずにいろいろと無茶をしたものだった。 だが、彼は些か調子に乗りすぎてしまった。 ある夜のことだった。 酒場でいつものように酒を飲んでいた彼は、別の客とトラブルを起こしてしまった。 相手は街では荒くれ者としてそれなりに名の通った男であったが、若さと酔いに任せた彼はここで羽目を外しすぎてしまう。 最初は小突き合うだけだったその喧嘩は、次第に殴りあいになり、最終的にはお互いに掴み合って酒場の床を転がるほどの揉み合いまで発展した。 同じく酒の入った周囲の客が囃し立てて煽ったというのも彼にとっては一つの不運だった。 揉み合いになる中で、相手の男がとうとう懐に忍ばせた銃を取り出したのだ。 先手必勝と撃たれる前に飛び掛った彼と相手が揉み合いになったところで、その銃が暴発してしまったのだ。 当たり所も悪く、その相手の男は手当ての甲斐もなく命を落としてしまう。 先に相手が銃を取り出したことを周囲の客たちが証言したことで、彼には情状酌量の余地が認められた。 しかし、彼が耳にした噂では、相手の男の葬儀では小さな子供を抱えた男の妻が、ただひたすらに涙を流し続けていたというものだった。 荒くれ者にも家族がいたという、当たり前の事実に彼が気づいた時にはもう取り返しのつかないことになっていたのだ。 若さと酒に流された末に起こしたこの事件は、彼に一生消えぬ十字架を背負わせることとなったのだった。 彼の慈善事業が、主に未亡人や孤児に向けられたものであることはこの事件の影響が多分に含まれていたのである。 彼は虚ろな表情で浜辺に佇んでいた。 ミシシッピー川を行くリバーボートに乗り合わせ、そこで殺人事件に遭遇したことが彼の古い忌まわしき記憶を呼び起こしていた。 そればかりか、気づけばミシシッピーとはまるで違う島に飛ばされ、そこで見ず知らずの者たちと殺し合いを行うことを強いられた。 過失から人の命を奪った経験を持つ彼が、このことに気落ちしないはずがなかった。 支給された武器が銃ではなかったことは、彼に複雑な心境を抱かせていた。 幼き頃より父や祖父にくっついて狩りに興じた彼もまた、狩り……主に鳥を撃つことを趣味としていた。 銃とはかつて人の命を奪った忌むべき存在ではあるが、幼少の頃からの積み重ねもまた彼の人格を形成する一つの要素であった。 本来ならば手に取ることはおろか見ることさえ避けたいはずの銃を持つことだけが、彼をさまざまな苦悩から一時的に解き放つキーとなっていたのだった。 人の命を奪い合うというこの舞台で銃が支給されなかったことは、ある面では銃で人を殺めたことのある彼を安堵させた。 しかし、その銃を握ることで日頃は安寧を手にしていただけに、ある面では彼に不安を抱かせてもいたのだった。 「神よ……」 かつて過ちを犯してからというもの、慈善事業と同じく神に祈ることにも傾倒した彼が呟く。 償いや罪滅ぼしの為にその青春を捨て去り、人生を捧げてきた彼が今また罪を犯すことを求められる。 「主はまた私にその手を汚せとおっしゃるのですか……?」 彼がそれを神の思し召しと捕らえたかどうか…… 苦悩に顔を歪ませた彼――ウィリアムは、自分の身の振り方に思いあぐねる。 【F-5 浜辺 一日目深夜】 【ウィリアム@ミシシッピー殺人事件】 [状態] 健康 [装備] 私服 [所持品] 支給品一式、ランダム支給品(銃ではないようです) [思考・状況] 1.人を殺めることへの強い迷い Back いち刑事として…… 時系列順で読む Next [[]] Back いち刑事として…… 投下順で読む Next [[]] 向島 音吉 Next [[]] ウィリアム Next [[]]
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AM.08 50 繁華街 早朝の繁華街は一瞬にして地獄へと変貌を遂げ、漆黒の異形は群れを成して際限なく押し寄せる。 さらにそれと戦い続ける三者の姿。 その光景を近すぎず、そして遠すぎない距離にあるビルの屋上から観察する女の姿があった。 その女の名はアリス。地面に達するほど長い金髪と漆黒の服装をした容姿端麗な美女だ。 しかしその表情は驚くほど冷たく、人間らしい温かみをまったく感じさせない。「氷のような」という表現がこれほど納得できるのも珍しい。 アリスの視線はただ一つ。漆黒の異形、キャンサーにのみ集中している。 キャンサーの行動は実にシンプルなものだった。 対象目掛けて前進、攻撃。これだけである。既に数え切れないほどのキャンサーが繁華街の通りを蠢いているが、その全てがこのパターンを繰り返している。 たった一匹の例外も無く、動きに乱れが無い。 その完璧なまでの動きは、どこか滑稽でもあり同時に不気味でもあった。 「こんな所で貴女に会えるなんて驚きですね、Dr.アリス」 後ろから声をかけられ、アリスは振り返る。しかし表情は無関心かつ無気力といった具合だ。 そんなアリスを見て、声の主の表情が逆に強張る。声の主は意外な人物だった。 ラビリンス首領。 早朝からある目的の為に外出していた彼女は、偶然にも刹那を見かけ、なおかつ今回の騒動に遭遇したのだ。 そして興味本位で刹那の跡を追い、これまた偶然にも戦況を見守るアリスを発見し声をかけた。という次第である。 「何でも屋さんが私に何の用かしら?」 アリスはやはり無関心そうな声でラビリンス首領に話しかける。彼女もラビリンスやラビリンス首領の事は知っていた。裏社会よりも深い部分、“闇社会”とでも言えばよいのか、そういった世界の住民は広く情報を収集しているものである。 尤も、情報を集めたのは彼女の配下である異能怪人たちで、アリス自身はラビリンスには微塵の興味も無い。ただ以前にラビリンスの技術を研究した事があり、その時に資料に眼を通した事があった。故にアリスはラビリンスを膨大な知識の片隅に置いているのだ。 ラビリンス首領からすれば、これは意外だったようだ。 「ふふふ…私共の組織をご存知とは光栄です。貴女のお噂もよく耳に入りますわ、Dr.アリス」 「…………」 ラビリンス首領の言葉にもアリスの関心は薄い。 アリスは本人の意思とは関係なく、闇の組織に広く知られていた。そのため様々な組織から協力や技術提供などの誘いを多く受けている。 当然、ラビリンスもアリスの力を手に入れたいと考えていた。 「貴女のそのお力、是非とも私達の組織にお貸しいただけないでしょうか?勿論、此方も協力は惜しみません」 「…お断りする。ラビリンスには私の求める技術も知識も無い。それに商売事にも興味は無い」 即答。 アリスはラビリンス首領の誘いを簡単に断った。 しかし、ラビリンス首領は断られたにも関わらず何故か苦笑い。 (噂どおり。いえ、噂以上の人物ね) ラビリンス首領は内心、こんな事を考えていた。アリスが自身の誘いを断るなど初めから分かってはいたのだ。ただアリスが何の躊躇いもなく即答した事に対して少なからず驚いてはいたが。 狂気の魔女、アリスは如何なる組織にも媚びない、靡かない、属さない。 これは有名すぎる話だ。 過去にも多くの組織が彼女の力を欲し、勧誘目的で接触した。だが、アリスの答えは常にノーだ。 彼女は他の組織が持ちえない技術を多く持っていた。それこそ、その気になれば世界征服にも乗り出せる。僅かな配下たちだけでも。 しかし彼女はそれをしない。アリスの目的とは何なのか。その真意を知る者はいない。 「…それにしても、あれは一体何なのですか?」 これ以上粘っても良い返事は期待できない。そう考えたラビリンス首領は、先ほどから感じている疑問をアリスにぶつけた。 彼女の言う“あれ”とは“キャンサー”のことである。 「オルフェノクでもアンデッドでもない。けど、人造生命体や改造生物にも見えない。うまくは説明できないけど…」 ラビリンス首領は少し考えこむ。自分でも何と言えば良いのか分からない、といった様子である。 そんなラビリンス首領をアリスは関心が無いように横目で見る。 「…作られた感じのしない、自然な感じ。だけど、妙な違和感が…なんでしょうか?」 「…あれは“キャンサー”。“無限”から生まれる意思なき怪物」 「えっ?」 アリスが突然語りだしたので、ラビリンス首領は呆気に取られてしまった。 「Dr.アリス、“無限”とは一体?」 「世界を蝕む深刻な病よ。貴女も今の世界で商売をするつもりなら“奴”には十分注意することね」 そう呟くと、アリスはその場を立ち去った。 ラビリンス首領は彼女の言葉の意味を聞きたかったが、それも叶わず、その背中を見送るしかなかった。 AM.08 50 繁華街 早朝の繁華街は、無限とも思える“キャンサー”に押し寄せられ地獄へと変貌していた。その“キャンサー”と戦う三者、仮面ライダーシキ、仮面ライダージン、サンダルフォン。しかしながら三者とも圧倒的な物量の前に劣勢を強いられていた。 シキが格闘で打ち倒しても、ジンが嵐の槍で薙ぎ払おうとも、サンダルフォンが豪腕で叩き潰しても、“キャンサー”はどこからか無尽蔵に出現するのだ。 「オカシイ。奴ラハ一体ドコカラコレダケ」 サンダルフォンは“キャンサー”と戦いながらも、密かに“キャンサー”を観察していた。 その身体は鋭角的かつ攻撃的なフォルムで、初めから他の生命体を殺戮する事を前提に生まれたとしか思えない。各個体を比較したが、どの個体も全く違いが無いのも疑問である。 しかしそれ以上に不明なのが、“キャンサー”が口から放つエネルギーである。 「未知ノエネルギー…コレハ…」 「ふっ!!」 仮面ライダーシキの鋭い一撃が“キャンサー”を捉える。しかし“キャンサー”は僅かに後退しただけでまるで効いていない。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 元々本調子でない上、これだけの大群の相手をしている。流石に息が荒い。 加えて、“キャンサー”以外の問題もあった。 「可愛い娘ちゃん大ピンチ!!そのピンチを救うのはこの私!!そして二人は…うふふふふ!!」 凶暴な“キャンサー”の群れもそっちのけ、可愛い女の子目指して驀進するもう1人の仮面ライダー、仮面ライダージン。この存在がシキを精神面で大きく疲労させていた。 「うるせぇ!!お前の力だけは借りねぇ!!」 (あいつの近くにいるくらいなら“キャンサー”の群れに飛び込んだほうがマシだっ!!) そう思い満身創痍の身体に鞭打って構えるが、“キャンサー”の攻撃は容赦なかった。 『キシュゥゥゥ!!!』 「ちっ!」 五体の“キャンサー”がその醜悪な形をした口から邪悪な波動を放つ。その狙いは疲弊しきったシキだ。 シキは攻撃をかわそうとする。いつもならこの程度の攻撃を回避するなど造作もない。だが、今の満身創痍の身体はシキの意思どおりには動いてくれなかった。 わずか。ほんのわずか、シキの動きが鈍る。それが決定的なものになってしまった。 「しまっ…ぐわぁぁぁぁぁ!!」 “キャンサー”の放った波動すべてがクリーンヒットした。その衝撃でシキは大きく弾き飛ばされる。一瞬の動作の遅れで防御も受身も取れなかった。 そのままボロボロに朽ちたアスファルトに叩きつけられる。“誰か”のせいでアスファルトは、まるで凶器のように鋭利な状態になっており、それがシキの身体を傷付けた。 「ぐっ…あっ…」 今の衝撃で完全に傷口が開いたようだ。シキの脇腹から出血が始まる。ダメージで未だに立ち上がれないシキに“キャンサー”の大群が押し寄せる。このままでは無抵抗のままなぶり殺しにされるだろう。 「く…そが…」 薄れる視界に映るのはどこを見ても“キャンサー”。四方八方から“キャンサー”の大群が迫る。それでもシキは諦めない。いや、諦めたくなかった。 (くそが!!こんな所で、こんな所で死んでたまるかよ!!) しかしその意思に反するように身体は動いてくれない。 絶体絶命と思われた、そのときだった。 「!?」 突然、シキの身体が本人の意思と関係なく、宙に舞った。いや、正しくは誰かがシキを抱きかかえ宙へ飛んだのだ。 驚きで薄れていた意識が一気に回復した。シキは自分を抱える存在を慌てて見た。 それは黒いコートを纏った大男、サンダルフォンだった。 「大丈夫カ?」 「お前…何で?」 そのままサンダルフォンは“キャンサー”の比較的少ない場所へと着地した。 それと同時に豪腕を振るい、群がる“キャンサー”を牽制する。 「オ前ニハ、マダ聞キタイコトガアル。答エロ、アノ怪物ノ放ツ攻撃…アレハ“消滅波動”カ?」 「あぁ?まぁ、確かにそんな名前だったような。それがどうかしたのか?」 「イヤ、ソレダケ分カレバ十分ダ」 シキからすれば奇妙なやり取りだった。この男は一体何故“キャンサー”の攻撃などに疑問を感じているのか。その理由が分からない。 しかしシキが深く考える間もなく、この地獄に怒声が響き渡った。 「この変態男ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!可愛い娘ちゃんに触るなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 「ム?」 「あぁ~くそっ、今聞きたくねぇ声が…」 重装甲の戦士、仮面ライダージンが“キャンサー”を物ともせず、シキを抱きかかえるサンダルフォン目掛けて猛スピードで突っ込んできた。その暴走を止める手立ては無く、“キャンサー”は次々と宙へ放り出されると同時に消滅していった。 「こんのぉぉぉぉぉぉぉぉド変態!!!このまま死んじゃぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」 そう叫ぶとジンは拳を構えた体制のまま突っ込んでくる。どうやら勢いに身を任せ、そのままサンダルフォンを殴るつもりらしい。 が、サンダルフォンもそのまま殴られるつもりは無く、シキを適当な場所へ下ろすとジンの拳を造作もなく受け止める。 「クッ!!」 「ちっ!!」 豪腕と豪腕の激突。 その衝撃は凄まじく、余波だけで周囲にいた“キャンサー”が全て吹き飛ばされるほどの力の衝撃波が巻き起こる。 「…………………………」 「ふぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 ジンは拳を受け止められても、攻撃を押し切ろうと躍起になる。対してサンダルフォンは、然したる反応もないまま、この状況をどうするべきかと考えていた。 そして満身創痍のシキは。 「こいつ等、一体何が目的なんだ?」 自分にもよく分からないが、自分を巡って始まった意味不明の戦いを呆然と見ていた。 思えばこの街に来てから“カンケル”を探していると実に妙な連中にばかり遭遇する。“異能怪人”、馬鹿でかい女、馬鹿でかい男。 自分はただ“カンケル”を探し出し、そして殺す。それだけを考えて生きてきた。それなのに未だに“カンケル”にすら辿り着けていない。 こんな連中に関わっている場合ではない。シキは気持ちを切り替え、戦いを続けることにした。 「ダークライト」 そう呟くと右の掌が白いオーラに包まれる。そしてそのまま右の掌を傷口に押し付けた。 「うぐっ!!!」 シキは苦痛に呻くが、その間に傷口が塞がっていくのが見て取れる。その内、完全に傷口が塞がった。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 しかし傷口が塞がったといっても体力まで回復したわけではない。むしろ体力は消耗したといえる。 シキが体力を大幅に消耗し、ジンとサンダルフォンが不毛な争いを繰り広げている間に、“キャンサー”を超える脅威が出現していたのだ。 『…………………』 シキたちがいる場所から少し離れた路上。 そこにはある意味、“キャンサー”が埋め尽くすよりも過酷な地獄があった。 路上を埋め尽くすのは“キャンサー”ではなく“死体”。 老若男女問わず、圧倒的な数の死体で周囲が埋め尽くされていたのだ。 『…………………』 その場に立つ唯一の存在。それは赤と黒の体色をしており、複眼のような眼はエメラルドグリーンに輝いている。 それは“仮面ライダー”に似ていた。というよりも、“仮面ライダー”そのものに見えた。 この“仮面ライダー”がこの惨劇を引き起こしたのだ。 そう、何も知らぬ者がこの光景を目の当たりにすれば、“仮面ライダー”が大虐殺を行ったと考えるだろう。 事実、逃げ延びた者たちはすでにそう考えながら逃げたのだ。 しかし事実は異なる。これは“仮面ライダー”ではない。 その名は“カルキノス”。“キャンサー”と同じく“カンケル”の眷属である。 『…………………』 “カルキノス”は沈黙したまま、ただ腕を振るった。それだけ。ただそれだけの動作。 それだけで無数にあった死体が一瞬の内に消えてしまった。 『…………………』 そのまま“カルキノス”は移動を始める。新たな獲物を求めて。 その歩の先にはシキやジン、サンダルフォンがいたが、彼女たちはまだ新たな脅威が迫っていることなど知りえないのだった。
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842 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/15(水) 19 27 24 [ fN3StaJs ] 東方キャラが出てきた夢が初めて記憶に残っているので記念カキコ 三國無双系のゲーム視点で夢が始まり、マイキャラはごついハルバートを持った男 和風の城の中をザクザクとザコキャラを斬って進むわけですよ すると突然画面が切り替わるカットイン、名のある武将が登場 「ズバッと解決! 私が裁く! さあ、迷える子羊たちです!」 微妙に意味不明な言動でポーズを決める映姫様にここでキャラチェンジ、 伸びる卒塔婆で凄い連続技を使ってさっきまでのマイキャラを瞬殺します 「ズバッ! ズバッ!」 それからも自分で効果音を出しながら押し寄せる敵をバサバサと叩き伏せていく映姫様 視点が映姫様と向かい合う形になり、また決めポーズを取って一言 「そう、あなたは不燃ゴミの日を忘れている」 思わず目が覚めました。ありがとう映姫様、昨日はしっかりゴミ出せました でも時代劇の殺陣シーンにも近かった気がするんだよなあ 現実 水曜日は不燃ゴミの日
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WORKING!! WORKING!!とはスクウェア・エニックスの漫画雑誌である『ヤングガンガン』にて、2005年1号(創刊2号にあたる)から連載されている4コマ漫画。北海道某所にあるファミレス「ワグナリア」を舞台に、そこに勤務する登場人物たちの日常を描く。登場キャラクター同士のボケとツッコミの掛け引きは軽快ながら巧みに交わされる。(wikipediaより) 金魚的には・・・ 愛読書であるが、自分では持っていない。理由は友人宅で読めるから(本人談) 新刊が出るたびに、WORKING!!読みに行かな!!と友人宅を訪れる。 平日だろうが断ろうが何しようが 「ボクはWORKING!!読みたいだけやねん(キリッ」 といい、無理やり押し寄せる。回避は困難である。 一冊読むのに80分かかる。 それをツッコむと、「みんなちゃんと読んでへんねやろ?!」という。 確かにブツブツと呟きながら読む。よく聞くと音読している。 ちゃんと読むとはそういう事だったのか。流石金魚である。
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元ネタ:MYSTIC EYES(天空のエスカフローネ 和田弘樹) 作:ヤジオーディエンス そっぽ向いて 無視のSpeech bubble 押し寄せ 突然切れだしたAnger そう それが嫁 今 戦いのゴングが鳴る So just fight in the home 大騒ぎする この馬鹿者を 正せない Don t lose, hubby 恐そうな 君のLunatic wife 無慈悲な罵声で Preaching down 君だけが 悪者になるLife 果てない意地を張ってる もう止まらない 嫁の行動 君が疲れていくだけ 闇雲に逆らってく More and more 強気で容赦ないAnger 相容れない だけど無理して 泰然自若 きっと Hurt to part ふざけた嫁と 取っ組み合って いつまでも All about hubby 何もかも 壊すLunatic wife 付けこまれていく Time after time 君だけが怒りをためてCrush 散々な嫁に背を向け 叱るよりも早く忘れ 君を 守っていくために ねえ憂える 夫婦は辛い 腹に据えかねてる つけあがる 君のLunatic wife 本当の素顔で Punch your heart 君だけが 悪者になるLife 大きなMessになって もう止まらない 嫁の行動 君が疲れていくだけ 検索タグ アニメ フルコーラス 既男ネタ ヤジオーディエンス メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト