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おめでたいアヒル イースターのウサギが置いていった卵から生まれたアヒルの子。 トムとジェリーはこのアヒルの子を追い出そうとするが…。 1.ゲストキャラ アヒルの子 2.作品で使用された音楽 "Love That Pup" (Scott Bradley) 3.備考 「イースターおめでとう!(アヒルの子)」 DVD版では「ハッピーイースター!」。 The original title of this film was "One Quack Mind". 次の作品 「王様を起こさないで」 に進む 前の作品 「みーちゃったみーちゃった」 に戻る 作品一覧に戻る
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HAPPY WARS PC版 Wiki 現在PC版はアーリーβです。接続が不安定な場合があります。 PC版「Happy Wars」のWikiです。 Steam http //store.steampowered.com/app/246280/ 公式サイト http //www.happywars.net/ XBLA(Xbox版) WIKI http //wikiwiki.jp/happy-wars/ 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
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Happy Feet Two The Videogame 項目数 45 総ポイント 1000 難易度 ★☆☆☆☆ 北米版リージョンフリー。 実績コンプまで8時間程。 オフラインCoopのため要2コン。 同時にプレイする必要なく、一人二役で実績コンプ可能。 Don’t Stop ‘Til You Get Enough Win your first Race(レースで初勝利する) 10 ABC Complete a level(Levelをクリアする) 10 Blaze Of Glory Collect 100 Black Music Notes(音符を100個集める) 10 Close To You Assemble a group of 3 penguins(3羽のペンギンを引き連れる) 10 Beat It Stay on the beat for 20 beats(20回連続でビートを刻む) 10 Rhinestone Cowboy Collect the most notes in a Bonus Level in co-op(co-op時にBonus Levelで一番多く音符を集める) 10 You’ve Got A Friend Switch control between characters(操作キャラを切り替える) 10 Wind Beneath My Wings Fill the boost bar in a Race(レース時にブーストバーを満タンにする) 10 Wannabe Complete three stunt hoops in a single Race(1回のレースで3回stunt hoopを成功させる) 10 The Way We Were Revisit a previously played level(クリアしたレベルを再プレイする) 10 Jump Jump off three stunt ramps in a Race(レース時に3回ジャンプ台からジャンプする) 10 Let’s Go Crazy Perfectly perform a Dance Combo and a Stomp Combo in quick succession(Dance ComboからStomp Comboを素早くキメる) 10 Sledgehammer Smash five Stone Columns(石の柱を5回崩す) 10 I Feel The Earth Move Smash three Ice Boulders at the same time(氷塊を3つ同時に崩す) 10 You Make Me Feel Like Dancing Convert 3 Penguins at the same time(3羽のペンギンを同時に惹きつける) 10 Step By Step Beat a Boss without making a mistake in co-op(co-op時にボス戦をミスせずにクリアする) 10 Blinded By The Light Collect a Disco Fish(Disco Fishを手に入れる) 10 Drop It Like It’s Hot Destroy 10 objects during Disco Fish mode(Disco Fish mode時に10個のオブジェクトを壊す) 10 Ice Ice Baby Move five Ice Slide Blocks(滑るブロックを5回動かす) 10 Shake Ya Tailfeather Wake up five Sleepy Penguins(寝ているペンギンを5回起こす) 10 Out Of Touch Complete Level 28 without getting hurt(Level 28をノーダメージでクリアする) 20 Nothin’s Gonna Stop Us Now Complete a Race without hitting anything(レースステージを衝突なしでクリアする) 20 Never Gonna Give You Up Win every Race(全てのレースに勝つ) 20 Joy Ride Activate 20 moving platforms(動く床を20回作動させる) 20 You Ain’t Seen Nothin’ Yet Complete Emperor Land(Emperor Landをクリアする) 20 Ebony Ivory Complete Adelie Land(Adelie Landをクリアする) 20 I Don t Wanna Miss A Thing Complete Elephant Seal Land(Elephant Seal Landをクリアする) 20 Don’t Go Breaking My Heart Complete a level with full health(Levelを体力満タンでクリアする) 20 Convoy Assemble a group of 5 penguins(5羽のペンギンを引き連れる) 20 Physical Scare 20 Skua Birds(トウゾクカモメを20回怖がらせる) 20 Celebration Collect 200 black notes in one level(1つのLevelで音符を200個集める) 20 Good Vibrations Activate all the Vibes in one Level(1つのLevelで全てのVibesを見つける) 20 Don’t Worry, Be Happy Clap 108 times(108回手拍子する) 20 Rock With You Complete five levels with every penguin in the level(5つのLevelで全てのペンギンを引き連れてクリアする) 20 Bridge Over Troubled Water Cross 50 Ice Rails(50回氷のレールを渡る) 20 That’s What Friends Are For Complete the game(ゲームをクリアする) 50 Take On Me Complete an entire game in Co-Op(全てのLevelをco-opでクリアする) 50 Heart Of Gold Complete the last level of a Land with full health(Landの最後のレベルを体力満タンでクリアする) 50 We Built This City Bring 200 friends to the Doomberg(Doombergに200羽の仲間を連れて行く) 50 Another One Bites The Dust Beat a Boss without making a mistake(ボス戦をミスせずにクリアする) 50 Gold Digger Unlock all songs(全てのsongをアンロックする) 50 Runaway Level up all songs(全てのsongをレベルアップさせる) 50 Satisfaction Collect 2000 Black Notes(音符を2000個集める) 50 Eye Of The Tiger Defeat every Boss without making a mistake(全てのボス戦をミスせずにクリアする) 50 Rapture Hit every stunt hoop in a Race(1つのレースで全てのstunt hoopを成功させる) 50 ■実績解除全般 全54ステージでステージセレクトあり。 ステージ数は多いが1分以内にクリアできるボーナスステージがいくつか含まれる。 全てのステージ(レース、ボス含む)でCoopでクリアする、という実績があり Coopクリアの進捗状況がゲーム内で表示されないため1周目は必ず乱入してCoop状態で終えることを心がけるのと ボスステージを全てノーミスという実績があるのでそれも多少意識するとよい。 またを全曲レベル7にするという実績があるのでレベル7になったら次の曲を選ぶこと。 1周した後ステージセレクトでボスやレースの実績、曲の経験値稼ぎを行うと効率が良い。 初回周回中は音符をできるだけ集めると終了後の作業量が軽減する。 レースステージ:9 16 20 31 36 48 ボスステージ:7 13 15 23 30 38 47 54 ボスステージは初見でノーミスが出来るものと多少難しいものもあるが全般的に難易度は低い。 基本操作になるが通常ステージでのStomp Comboを意識するとするとよい。 YボタンでStompができるのだがタイミング良く押すと3回目に衝撃波が出るStomp Comboが行える。 タイミングは腕を下げる動作始めるの時、それほど難しくはない。道中の雪塊の破壊やカモメを追い払うのに非常に役に立つ。 また、Xボタンをタイミングよく押すとDance Comboになるのだが4回目の回転ダンス時に周囲の音符を引き寄せ回収してくれるのでそれも意識するとよい。 余談になるが、このゲームの実績名は全て往年のヒット曲のタイトルになっている。 Beat It Xボタンをタイミング良く20回押すと解除。 通常ステージ中にペンギンを仲間にする場面が多々あるが、その際同じリズムで行えばよい。 Physical Emperor Penguinを引き連れた状態で、カモメのそばでStomp Comboをするとカモメを追い払える。これを20回。 Good Vibrations 各ステージに3箇所ずつコントローラーが振動する場所に音符が隠されており、その近くでダンスを踊ることで獲得できる。(初回のみチュートリアル有り) いつでも解除できるが、ステージが狭い序盤のうちに解除しておくのが楽。 Out Of Touch Stomp Comboを行えば衝撃波で敵のカモメをピヨらせれば安全にクリアできる。 Nothin’s Gonna Stop Us Now/Heart Of Gold レースステージでは、CPUがゴールした時点でクリア扱いになるので、ステージ9でLTを引きっぱなしにしてゆっくり進めばよい。 Never Gonna Give You Up coopクリア時に2コンが勝ってしまうと勝利にカウントされない。 Take On Me 全ステージCo-opでクリアする。各ステージのゴール直前で2コンで乱入すればOK。 レースステージではどこがゴールかは判断しにくいのである程度進んだところで2コンを乱入させる。最初から放置すると障害物にぶつかりまくって体力が持たないこともあるので注意。 ボスステージではとどめの連打の時に2コンを乱入させるだけでよい。 2コンは無線コントローラーだと接続切断の作業がしやすい。 Gold Digger 通常のプレイですべての曲を集めることができるくらいの音符が稼げる。 Runaway 全曲レベル7(MAX)にする必要がある。クリア後にステージ34を繰り返すのが早い。 1曲MAXにするのにステージ34を5周~6週する必要がある。 スタート時に右手に見える銀色音符を回収すると確実に5周で終わる。 Rapture 本ゲームにおいて一番難易度の高い実績。一つのレースのstunt hoopをすべて成功させる。 stunt hoopの成功には ①スタントフープに触れる ②スタントを行い、ダメージを受けずに着地する この①+②で成功とみなされる模様。 コツとしてはジャンプ台にまっすぐ入る、RTでブーストしてAボタンを押してジャンプする、スタントしてきれいに着地するするの3つだが ジャンプ台の位置を覚えて道中はブーストは使わず、ジャンプ台が見えたら ブーストしまっすぐに入ることを重視したほうが成功率が高いと思われる。 道中の雪塊にぶつかりスピードが0になってしまうと失敗する可能性が非常に高い。 ステージ9だとフープは6つ。 解除タイミングはレース終了後ではなく最後のstunt hoopが成功した時。
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LSS/WE27-A11 カード名:“HAPPY PARTY TRAIN”松浦 果南 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:1 コスト:1 トリガー:0 パワー:6000 ソウル:1 特徴:《音楽》 【自】CXコンボこのカードがアタックした時、クライマックス置場に「HAPPY PARTY TRAIN」があるなら、あなたは1枚引いてよい。 レアリティ:TD ラブライブ!サンシャイン!! ラバーマット&ヴァイスシュヴァルツおためしデッキセット 収録 ・対応クライマックス カード名 トリガー HAPPY PARTY TRAIN(LSS/WE27-A20) 本 HAPPY PARTY TRAIN(LSS/W53-T22) 1・門 ・同名カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 “HAPPY PARTY TRAIN”松浦 果南 1/0 5000/1/0 青 トライアルデッキ+ ラブライブ!サンシャイン!! 収録
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Happy-go-lucky (幸運) ★ ◆Live4Uyua6 閑話―― 見上げるそこに青い空があった。 自由を象徴するブルーのスクリーンに、悠々と流れる白い千切れ雲。 午後の太陽は強く輝いてその存在を主張し、向こうには控えめな色合いの薄い月と、そしてその脇で輝く紅の凶星。 「あれが、”媛星”なのか……」 そう呟き、空を見上げていた少女――来ヶ谷唯湖は決して届かぬそれを、ただ、じぃっと目を細め見つめ続ける。 しかし、何故地下に幽閉されていた彼女が空を見上げているのか。いやそれよりもどうして彼女の目に媛星が映るのか。 その疑問は容易く解消することができる。答えは簡単だ。見上げる空も、そこに描かれた何もかもが紛い物。ただそれだけのこと。 「――お待たせしましたか?」 不意にかけられた声に唯湖は空が描かれた天井から視線を下ろし、扉の脇に立つ男――神崎黎人の方へとそれを移した。 柔和な表情を浮かべる彼の手にはトレイがあり、その上には白磁のポットに人数分の茶器。それといくつかのお茶菓子が載っている。 そして、唯湖と神埼の間には花柄のクロスがかけられた小さなテーブルに、彼女と彼の為の椅子が用意されている。 察するまでもなく、ここはその為の部屋で、今は午後のお茶の時間であった。 唯湖を椅子に座らせ慣れた所作で紅茶を淹れる神埼を、彼女はまじまじと見つめる。 事の始まりと、あの学園から地下に降りた時、そして今現在と、これで彼の姿を見るのは数えて三度目となる。 随分といい男だ――というのが率直な感想で、同年代の少女だけではなく下からも上からもさぞやもてるのだろうと想像できる。 「覚えのない香りだな」 「セイロンのルフナと言うものです。少し珍しいものかもしれません。 渋みがあり大抵はミルクティーで頂くのですが……今日はお茶菓子に合わせてそのままストレートで頂きます」 優雅に、そして手際よく紅茶を淹れる姿を見る限り、決して悪の秘密結社の頭領などという風には見えない。 どちらかと言えば、小奇麗な喫茶店を営み”紅茶王子”などと言われ女の子にちやほやされるなんて方が似合いそうだと唯湖は思う。 そしてそんなことを考えているうちに目の前に紅茶を湛えたカップが置かれた。唯湖は香りを楽しみ、一口飲んで小さく息をつく。 「悪くない。後でレシピを貰いたいところだな。……それで、君は何の魂胆があって私をこのお茶会に招待したのかな?」 さてと、唯湖は気を引き締める。 どうやらお茶の中に何かを盛られたという気配はない。とはいえ油断はならない。強行手段を取らなくとも向こうには手がいくらでもある。 クリスの命をちらつかされてはそれがあからさまなブラフだとしても逆らいようがないのだから。 今度は一体どんな無理難題を要求してくる? まさか、おねーさんのボインボインを楽しみたい、などと戯言ではあるまいだろうか。 「なに、ただあなたが暇をもてあましていたようなので一緒にお茶をと思ったまでです。 実を言うと、ここじゃあ僕と一緒に紅茶を楽しんでくれる人物はいませんでね。ならば、来ヶ谷さんならと思ったしだいでして」 ふぅん。と、唯湖は言葉未満の曖昧な息を漏らす。 確かに暇をもてあましていたの事実だ。 監視モニターを通じ一時として目を離すことなく見ていたクリスも、カジノホテルに入ってしばらく後より見ることができなくなっている。 少しのわがままを言って、監視データを取り寄せリトルバスターズの面々の生き様などを確かめてみたが、しかしまだ時間は有り余っていた。 「随分と気をきかせてくれるじゃないか。 しかし、それだけではないんだろう? 君はこの後、おねーさんにどんな恥ずかしいことをさせるつもりなんだい? 白状したまえ」 冗談めかしているが、唯湖の中には強い緊張があった。 自分が呼び出されるとなれば、その理由は十中八九クリスに関わることだろう。知らない間に何か進展があったのかと不安に襲われる。 だが神崎はゆるゆると首を振った。あくまでお茶を楽しみたいだけと譲らない。果たして彼は信用できる人間だろうか。 「だとするならば、随分と余裕だな。それとも彼らには敵わぬと見て自棄でもおこしたのかな?」 聞いて、また神埼はゆるゆると首を振った。そこからはあせりや恐怖などといった感情は全く窺えない。 「彼らと対決する準備は順調に進んでいます。 それで、一度命令を出してしまえば頭領などは暇なもの。幸いなことにこちらは頼れる人材に恵まれていますからね。 もっとも自分は一番地の中においては道具やお飾りという面が大きい。幸か不幸か実務においては蚊帳の外なんですよ」 言って、神崎は苦笑をもらす。 いや、苦笑というよりかは自らに対する嘲笑だろうか。神崎の穏やかな表情を見て、唯湖は何故だかそんな風に感じ取った。 「しかし、ひとつ質問したいのだが……これは一体どういう趣味なんだ?」 唯湖はテーブルの上に並べられた茶菓子を指差し神崎に問う。 羊羹にドラ焼き、更にはきんつば、なたねきんとん、最中、苺大福などなどと、そこにあるのは和菓子ばっかりであった。 確かに砂糖を入れずに飲む渋い紅茶とはあっていたが、しかしそもそも根本的な部分でおかしい。 「これは風華学園生徒会の……というよりも”彼女”の趣味でしてね」 彼女という言い方に唯湖は眉根を寄せ、すぐにその人物が誰であるかに思い当たった――藤乃静留である。 もう微かな記憶であるが、事の始まりの時に彼女が神埼と会話を交わしていたのを覚えている。 「定例議会で紅茶を出すのは僕の趣味でしたが、そこに出すお茶菓子の選定は彼女がしてくれました。 してくれたというよりも、彼女としてはただ実家の京都から送られてくるものをお裾分けしてくれているだけだったのかもしれませんが」 神崎はきんつばをひとつ爪楊枝で刺し口へと運んだ。甘いからか、それとも思い出にか顔が綻ぶ。 つられて唯湖もそれを口に運んだ。広がる甘みはとても強いのに不思議とトゲがない。なるほど、確かに上物なのだと思う。 「そうか。私は何度か彼女と会ったが、そんな話はできなかったな。 ……惜しいな。そうだと最初から聞いていれば、色々とできる話もあったろうに」 口に残る甘みを渋い紅茶で濯ぎ、惜しい人をなくしましたと、神崎も寂しげな溜息をついた。 「クリスくんがナイトで私がプリンセスだって? 違うな、私は毒りんごを配り歩いた醜い魔女だよ」 お茶会は進み、そして静留の話より生徒会の話に、更にはそこに顔を出していたなつきの話へと話題は移り、今はクリスの話へと移っていた。 「プリンセスはもう彼の隣にいる。私は彼に討たれるべき存在でしかないのさ」 「しかし、彼は魔女であるあなたすらも救おうとしている。……そうではないですか?」 馬鹿馬鹿しいことにな。と、唯湖は苦笑した。 自分は他人を省みないただのわがままの為に悪行を重ねたというのに、彼はそれを知ってなお自分を救おうという。 まさに人間性善説だ。理由があればどんな過ちを犯しても許されるのかいと、問いたくなる。少なくとも自分はもう自分を許せない。 「救いに来るというのならば、素直に救われたらどうですか?」 「馬鹿も休み休みに、だよ。例え救われたとしても私にはもう”その先”がないんだ……」 「なければどうだというのです? 誰しもどこかで終わるのは必定です。だったらその時までを満喫すればいい」 「私は思いのほか欲張りな人間だったようなんだ。彼を得られないというのなら、そんな中途半端はいやなんだよ……」 唯湖はぬるくなった紅茶を啜る。ぬるくなったせいだろうか、それとも気持ちの問題か、それは随分と渋い味がした。 「しかし、彼は来ヶ谷さんのそんな言葉には耳を貸さないでしょうね」 ガチャン――と、唯湖の持つカップが皿に叩きつけられた。そこには感情が、後悔と迷いのない交ぜになった怒りが篭っている。 「――君は! 君は……随分とおかしなことばかり言う。殺してほしいんじゃなかったのか? 惨めな私が自棄を起こして! 誰から構わず殺して儀式を進める……そうしろと言ってたんじゃないのか……?」 唯湖が指を絡めているカップがカチカチと音を鳴らし、彼女の中の感情を音として伝える。 だが、何を思ってか思わないのか対する神崎の表情は平静なままだ。そして、彼は一口紅茶を啜るとゆっくりと間を置き次の言葉を発した。 「――あなたは”自由”です」 ただ静かにそうとだけ、僅かに哀しみの混じった優しげな瞳で神崎はそう言葉にした。 それからしばらく、ポットの中の紅茶も冷め切りもう午後のお茶会はお開きと、そんな頃合。 相変わらず柔和な表情を崩さない神崎の隣には、彼の妹である美袋命の姿があった。 兄を匂いを追ってきたのかそれともテーブルの上の苺大福にか、壁に空いた通気口から顔を出し、埃塗れの姿で飛び出してきたのだ。 唯湖がこの場所にいることをいぶかしんだが、お茶菓子を進めることで態度は一変した。なんとも解りやすい子供である。 「(君も私も本当に愚かでしかたないな……神崎黎人君)」 妹をあやす彼を見て唯湖は彼の心情を理解した。追い詰められ、取り返しのつかない人間は自分だけではないのである。 いやむしろ引き返せないという点で言えば彼の方がよっぽどであろう。彼には妹を殺すか、妹を殺されるかという未来しかない。 なので、彼から見れば自分はまだ可能性が――自由が存在するということなのだろうが、しかし―― 「(どうして君までそんなことを言う。おねーさんは困ってしまうよ。揺さぶらないでくれたまえ)」 ――やはり引き返せないのだ。”引き返したくない”のだ。 それはあまりにも今更過ぎる。もう誰よりも自分がそれを許すことが、望むことができない。 安易で惨めな妥協より、望むのは自分の意義を見失わない為の、自分の幸せの為だけの幕引き。 「(クリス君。昨日、君に殺される夢を見たよ。とても幸せだった。君が私の為に泣いて、見送ってくれるんだ……)」 誰から後ろ指を指されようが構わない。他人からはそれが滑稽に見えても、無意味だと罵られようとも、構わない。 少女趣味だと言われようが、安直な悲劇のヒロイズムだと揶揄されようが構わない。終わるなら終わり方を選びたい。ただ、それだけの話。 それが、来ヶ谷唯湖の”自由”。 「改めてですが、黒曜の君として来ヶ谷さんがクリス・ヴェルディンと出会えることを保障しましょう」 「ふふふ、君は実はいいやつだったのかい?」 そう思わせているだけかもしれません。と、神崎は笑う。唯湖の顔にも笑みがあった。彼女らしい不適な笑みだ。 話に加われない神崎の妹が部屋を後にしようと彼の腕を引っ張る。どうやらこの後、兄妹で剣術の稽古をする約束らしい。 「来ヶ谷さんもどうですか? 部屋に引き篭もっていては気も滅入るでしょう?」 「そうさせたのは君達だが……まぁいい。身体が鈍っていたところだ。遠慮なくご招待に預かるとしよう」 妹相手に手がふさがってる神崎の代わりにトレイを持ち、唯湖は彼らについて部屋を出ようとする。 ――と、ノブに手をつけたところで神崎が唯湖に振り返り、相変わらずの表情で彼女に最後のお願いをした。 「ここで、”神崎黎人”の話したことは他言無用でお願いします。何分、立場のある身ですから」 「ほほう? じゃあ、おねーさんは君の弱みをひとつ握ったことになるのかな?」 「脅かさないでください。でも、そうですね……少しばかり出歩ける範囲を広げるように便宜を図りましょう。これでどうです?」 「かまわないさ。なら今度はこっちからお茶会に誘おう」 笑いながら言い合い、そして神崎はゆっくりと扉を開いた。 廊下の先を行く神崎が漂わす気配は先ほどまでのものとは全く異なる。彼自身ではなく、一番地の長としての振る舞いだ。 それを理解し唯湖も彼に無駄に声をかけるようなことはしない。 退屈な廊下を進む最中、ただ口の中で誰にも聞こえないようある曲のフレーズを繰り返し、ただ彼の後をついていっている。 「(クリス君。届かないけれど、私からも君に謝ろう。私は君が哀しもうとも私の好きなように幕を引かせてもらう)」 彼女は一人、心色綺想曲を自身の中でリフレインさせ、己の願望を心の中に、来ヶ谷唯湖は笑みを浮かべて彼女自身の自由を往く。 ――休題。 Happy-go-lucky (幸運) 7 <前 後> Happy-go-lucky (幸運) Ⅰ
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【Happy birthday 長島先生】 「今年も来たか…この日が・・・・悪い思いでしかねえよなんなんだよ。」 煙草に火をつけながら独り言を呟く【ジャッジメントペイン(審判の痛み)】のアルテ・長島。とそんな時聞きなれた二つの声が耳に入る。 「長島み―――っけ!」 「ホントだ――」 「……はぁ」 ため息をつきゆっくりと振り向いた先には【ドミニオントリック(支配権奇術)】の姫宮沁と、【ドミニオンロジック(支配権論理)】の姫宮成実の二人組みが満面の笑みで駆け寄ってくるところだった。 「今年も祝いに来てやったぜー!」 「うれしいでしょ~?」 確かに嬉しいといえば嬉しいが、が、だがしかし、 「今回はロシアンルーレットとか、魂生誕祭でチェーンソー(お前)VSとかじゃないだろうな…」 「なんだよ長島ー俺らがいつそんなひどい事したんだよぉ」 「そうだよー でも今年は違うんだよ~今年はねぇ」 と、なにやらポケットに手を突っ込んで引っ張り出したのは・・・ 四角い薄茶色のもの 「じゃっじゃーーん!」 「・・・・きゃらめる?」 「そう、キャラメル!食え食え俺らのおごりだぞ!」 無邪気で楽しそうな二人の顔を交互に見た後、特になんら変わらないキャラメルのようだと判断した長島はキャラメルを一つ口に含んだ。 ――――そして あまりの不味さに吐きそうになり手で口を覆った。 「マッズ!?いや、はぁ!?」 「にゃははは♪」 「あははは」 苦闘の末ようやく飲み込む事に成功した長島は今も尚口の中の異様な味が残っているような感じのまま二人を見る。キャラメルをわたした二人は先ほどよりもより楽しそうに笑っている。 「それ、ジンギスカンキャラメルって言うんだぁ~」 「羊肉っぽい味した?」 興味津々で聞いてくるということは、試食はしていないのだろう。 「肉っぽい味もしねェしキャラメルっぽい味もしねェ」 「「へー」」 「お前らも食ってみてから渡せよ」 「嫌だよ、まずいって書いてあんのに食うわけねーじゃん」 「ねーっ」 そんなものを祝いの対象者に渡すなよ。と半ば呆れ顔で言ってやれば二人は楽しく祝えればいいんだと言って笑っていた。 「そうだ」 「あ?」 しばらくキャラメルの食わせあいをしていたが、突然思い出したかのように沁が口を開いた。 「これ届けてくれって、牙裂紅って子から伊紗、ドナー、俺経由で。」 と、小さな木箱を渡してきた。誰だよ牙裂紅って 「まぁ、誕生日プレゼントくれるってんだからもらっとけよ」 「そうだよ~、絶対普通のだよ?」 「普通なら・・・・まぁ…貰うが…爆発したりしないだろうな?」 「「さぁ?」」 「は?」 「いやー俺ら中身は見てないからな~」 「見てない見てない」 「こうして持ってても爆発してないんだから、大丈夫だろ」 なるほど、それはそうか。 「開けてみてよ~」 「そうだそうだ開けてみろよー」 二人にねだられ木箱を開けると、中には花を模した和菓子らしきものが入っていた。 「あ、翁草だ~」 「えーっと、花言葉は…『何も求めない』だってさ。にゃはははは♪」 さっきのキャラメルの味が残っているからか余計に警戒してしまう長島。なかなか手を付けられずにいると二人が花びらをつまみ食いしていた。 「あまーい」 「うめぇ、ほら長島。普通の菓子だぜ?」 「・・・じゃあ」 そうしてやっと彼も手をつけるのだった。 ◆◇◆◇◆ 長島先生、お誕生日おめでとうございます。 一度もお話したことはありませんが…遡羅さんのブログにお誕生日が載っていたので。 お噂によく聞いているのでお祝いをしないといけないなと思いました! 本当におめでとうございます!
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1 2 3 4 後日談 唯「妹が欲しい!」 2010/05/23 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1274601865/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る こういうオチでいいんだよ -- (名無しさん) 2019-12-04 15 37 11 寂しい終わりより蛇足でもハッピーエンドの方が好きです。 -- (名無しさん) 2014-09-21 22 41 56 テイルズオブデスティニー2を思い出したわ・・・ こういうハッピーエンドじゃイカンのか? -- (名無しさん) 2013-03-20 21 44 02 憂がいなくなって唯あず(ry -- (名無しさん) 2012-10-01 22 51 47 久々読んだら、やっぱいいな後日談も素晴らしい。 -- (通りすがり) 2012-10-01 17 07 10 おもろい -- (名無しさん) 2012-03-13 17 18 24 これは凄く良い話 どうしてもハッピーエンドが良いと 思う俺は後日談あって良かった -- (じゅわ〜) 2012-03-13 14 08 39 いい話だったし、Happyendで良かった。 -- (名無しさん) 2011-12-07 16 36 13 後日談含めて良かったです -- (名無しさん) 2011-12-06 01 53 27 良かったと思う。あのまま永遠に消えたままだと残された人間が余りにも可哀想 -- (名無しさん) 2011-11-12 12 46 58
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製作者 lvyuki DL先↓ http //www.mediafire.com/file/o2ncaap05kjucam/I_wanna_happy_birthday_to_a17.zip
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1 2 3 ※途中投げ出し 2009/10/23 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1256300441/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 投げんなwwww -- (名無しさん) 2014-02-11 12 34 34 久々に見返したけどやっぱりこの唯澪が最高だわ -- (名無しさん) 2012-11-20 13 36 48 うおぉぉい‼ 良い作品なのは確実だから、もっとちゃんと作ってくれぃ‼ -- (あずキャット) 2012-01-25 16 12 10 くっ… おのれぇぇぇぇ!! Happyendなのに何で釈然としないんだああああ!! -- (名無しさん) 2012-01-23 12 13 17 なぜ?? -- (名無しさん) 2011-09-16 00 29 05 投げ出しが、もったいないが、名作なのは 確か。 -- (名無しさん) 2011-06-04 12 21 09 これはこれでいいじゃないかと思ったりするw -- (名無しさん) 2011-06-04 12 03 32 「別れる」って結末だからこそ、投げ出しっていうのが惜しい作品と思った。 …てか梓ぁぁ!! -- (名無しさん) 2011-06-04 04 04 54 オワタ 完 じゃねぇよ! -- (名無しさん) 2011-05-23 21 20 36 うわあああああ! これも唯澪にまとめを…w -- (名無しさん) 2011-04-07 03 55 42
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1 澪と梓 ※変態系 2011/07/17 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1310829138/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 澪は暴走すると面白くなっちゃう -- (名無しさん) 2016-06-26 22 42 08 なんだこの愉快な澪ちゃんは -- (名無しさん) 2014-04-18 15 04 11 梓「ぶぶぇ~♪」 かわええ -- (名無しさん) 2014-03-08 18 22 26 落ちもの食うなww -- (名無しさん) 2014-03-08 18 06 45 皆が帰った後の部室で2人っきりになってお互いの下着を見せ合った後、ムラムラしてきてお互いに激しく求めあう展開に発展する訳ですね。 -- (名無しさん) 2012-07-17 14 51 38 素晴らしい、挿し絵のエロ可愛さ半端なかった。色々とご馳走さまでした。 -- (名無しさん) 2012-07-17 14 42 57 盗撮とか無理矢理に走らず、頼み込むのが正しい変態 -- (名無しさん) 2012-07-17 14 26 12 これはこれで、ある意味では『Happyend』……かな? -- (名無しさん) 2012-01-17 07 47 16 これはエロい -- (名無しさん) 2012-01-10 01 59 00 参考画像見た瞬間鼻水めっちゃでたんだがww -- (名無しさん) 2012-01-10 00 47 26