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もしも… 三日坊主が死んで 私は地蔵堂の社長に 「もしも私があの時…」 って何度も聞いた 地蔵堂の社長が言ったことはまだ中学生の私にはよく分からなかった それから2ヶ月がたって…私の生活はすっかり変わってしまってて… でもそれが今の私の当たり前の生活になっていて そんなコト地蔵堂の社長に聞いた事すら忘れいた だって今日も私の隣にはロボがバカな事してて それを少し冷めた目でみてるのが私だった 「あ~つまんないっ!ロボッッねぇ聞いてんのぉ~」 ちゃぶ台で座ってるロボの肩を持って力いっぱい揺らす 「あ~コラぁ!ロボット落としちゃうでしょっ」 「も~私か・え・るっ」 ニコは怒ってるときはドタドタ歩きになる 「ちょっとニコ~!何怒ってるの~ねぇ」 俺の声を無視して部屋を出てったニコに窓から声をかける 「ニ~コ~!」 「何にもないっ!何にも起きなぃから…まぁまた来るね」 「なんだそれ!何にも起きなぃって事が幸せなのになぁあ。まぁ子供には まだ分からなぃかぁ♪」 ニコの後ろ姿をみながら1人つぶやく 「も~聞こえるってば オタクに言わたくなぃっ」 私だって何でこんなにイライラするのか「??」だ 学校でも成績や恋愛の話でカズミチャンは相変わらす男運がなくて ロボはやっぱオタクで こんな世の中なんにも変わらないと思ってた。 プッチーニが現れるまでは… ロボと昭子サンが出逢ぅまで私の中の世界そんなものだと思っていた… それからすぐにプッチーニが現れた。 「ねぇロボ聞いてる?」 「ん~聞いてるよぉ!最期の願いゴトを叶えくれるなんていい人じゃん。 ニコだったら何にするぅ~?」 「ん~?…って、も~!!でも殺人でもだょ?」 「でも何もおきてないし 別に頼まれてもないんでしょ?いいじゃ~ん」 最近ロボがおかしい。 肩にヘンテコなオウムをのせてたり 冷蔵庫はソバだらけで微妙に太ってきてるし 「何か最近ロボ変だょ?」 「オタクだけド変人ではな~いっ!」いきなり立ち上がって片手をつきだす。 「やっぱ何か変だ!」 何でそんなにテンションが高いわけ? 「何隠してんのょ!」 「ニコ怖い~鬼ババみたい~」「誰かババアな訳あったまきた~」 ヒェ~とか情けない声出してロボが小さくなる 「ねぇ何このケータイ」 ロボの後ろに知らないケータイがあって 気付いたら玄関に知らない女の人がいて 私には向けられる事のナイ顔をしたロボその人を見つめてて 私の知らない世界がたくさんあって 私の世界にロボはちゃんといて、いるのに… ロボの世界に私っているのかな? たぶん時間にしたら一瞬のコトだった でもそれは私の短い人生の中でとても長いコトのようで 胸が苦しくて 急いで部屋を飛びだした 「オバサンぢゃん!」 (何で私が鬼ババの訳?ロボのバカッッ) ズキって胸が痛む ロボのコトを考えると辛くて 何で痛いのか 私の心の声が聞こえればいいのにと思った。 ロボの部屋を飛びだしてから、何だかロボには近づかくなった。 もうこれ以上知らないロボを見たくなかったんだと思う。 何もしなくても毎日は過ぎてて そんな時ひぃじいちゃんがなくなった ひぃじいちゃんは玉枝に会いたいとプッチーニにお願いしていたケド。 天国に行ってばぁちゃんに怒られたりしないだろうか? ばぁちゃんにはどうせ今から会えるからなのか 式の最中そんな事や、普通知ってる人の死と言うもの突き付けられたら 横にいるカズミちゃんみたいに泣くのが たぶんロボの好きなタイプなんだろうなと不謹慎だけど考えていた。 そんな時プッチーニの話を聞いてしまって ロボの部屋に来たあの人がそのイチミだってことも 誰かの願いは… 地蔵堂の社長と死にたいと書いてあった… 式の帰り「私行かなきゃ行けないトコがあるから」 走ったほうがロボの家に近い 「ロボがもしかしたら利用されてて…。ロボまで…そんなの絶対に嫌だッッ!」 -避けていたロボの部屋に着く- 鼻歌が聞こえる。急いでドアを開ける 「ロボッ!…」言葉を失う こんな時に旅行バッグに荷物をつめてて 「何だぁニコか」…チラッとみたロボは私の知ってるロボの顔ぢゃなくて 「何で?」私は自分が今何言ってるのかもわからないぐらいロボを責めた 私がいつも見れるのは誰かを思ってるロボの背中だけだ プッチーニについてあの女の人について 本当の事を教えてるのに知ろうともしないロボ (私も一緒か…)私はロボに言いながら自分にも言ってて 何を話してたか覚えてない。 ロボは「苦しいっ」て言った。 「じゃあ!」 「だってしょうがないぢゃん好きなんだから…フィクションはもぅいいんだ」 苦しい…私だって MAXロボが寂しくロボを見つめてて 「フィクションか~! これっ貰ってていい?」頷くロボ 私が買ってあげたMAXロボを結局何より大事にしてるのが嬉しかった デモそれも全部…ロボにはもう必要なくて 「ねぇロボ…ロボの信じてるものって何かな? 私…地蔵堂の社長に死んでほしくない。 プッチーニは悪者だょ。 だから…これからは敵だね。ぢゃあね」 バイバイ…ロボ 結局ロボは何も答えなかった。 苦しい…。苦しいょ。 これが好きになるって事?MAXぅ~ ロボの声を早く忘れたい もぅ聞こえなくなればいいのに じゃなきゃ…また探しちゃうよ ロボが私の世界からいなくなった。 悲しむ事は出来るケド私にはそれを見せれたのは ロボの前だけだった。 私はもうそんな場所を失ってしまった… 今は地蔵堂の社長の事だけ考えよう。 「助けなくちゃ」 地蔵堂に向かう途中よっちゃんに会った 「お~ニコ~」今知っているかぎりの情報ををよっちゃんに話す。 「さすがニコッ!じゃあ作戦練りますか~」「うんッ!」 地蔵堂へ2人で歩く 「なぁニコ何かあったか?」 よっちゃんが急にタバコに火を着けながら言う 「何で?」素直にありましたとは言えない 「ん?まぁ大人だからな?なんとなくなっ」笑って歩きだす。 「何それ。また子供扱いして~」 地蔵堂について社長と話をして、私の頭はごちゃごちゃになった。 あの鶴に名前を書いたのは地蔵堂の社長本人で… よっちゃんの必死の説得にも社長は約束だからって言った 地蔵堂の帰り道 「MAXぅ私もう… 二度と約束なんてしないね。学校でも…家でも…」 地蔵堂ではロボの事は何も話さなかった。 きっとプッチーニを調べればロボの事もすぐに分かってしまうだろう。 案の定、後日あったよっちゃんはスパイとは思えないホドたどたどしくて 私に気を使っていた。 「よっちゃん。お参りして行こう!」 「えっ?何かそうゆーのに頼るのって『いいから。』 よっちゃんを引っ張って境内につれて行く 神様なんているのか分からない でもみんな神様って思った事はあって それとロボがヒーローを信じてるのって何が違うんだろうか? 私はまたロボを忘れられずにいた お祈りをして目をあけるとよっちゃんはまだ何かを祈ってて… (よっちゃんもまだまだ子供だなぁ~) 「よしっ。仕事行くわ 社長が嫌だって言ってても。はいそーですか?で終われっかっての。なぁ」 「うん。守りたい…ね」 いつものニコなら私が絶対守るって言うのに… あの変態オタク…っ -仕事帰りのロボを待ち伏せるよっちゃん- 細い路地からいきなり出てきてロボをはがい締めにする。 「よぉ変態。」「痛ててっ。ちょっと~ビックリするでしょ~。よっちゃ~ん」 「気安く呼ぶなよ」 「何で友達だろ~」 「お前が一緒に住んでる女。地蔵堂の社長やるきらし~な」 「そんな訳ないぢゃん!あれは」 「あれは?お前ニコの言う事信じてやれないのか? まぁこんなに色ボケしてりゃ~な」 変態がニコって言葉を聞いて固まる 「ニコ何か変わったよ。」 「何…が??」 「自分で確かめれば?まぁニコはもうこんなお前には会いたくないか。」 「・・・」 「何かお前と住んでる女に動きがあったら、連絡しろ。もし社長に…何か。 何かあったら俺間違いなくその女逹。殺るぞ。」 「ひぇ~。そんな~」 よっちゃんは最後に変態を思い切り殴った ロボが家に着く。 「お帰り。どうしたのその顔」優しくロボの腫れた頬手当てする 「ち…痴漢に間違われてさっ!困っちゃうよねぇ!」 (こんなに優しいヒトが人を殺せる?違う。看護師なんだし。そうだ。) 「絶対な~い!」 昭子さんが驚く。ケータイが鳴る。「仕事の子。ちょっとごめんね」席を外す。 「ゴメンね。明日のお休み仕事入ったの。担当の患者サン体調がよくなくて。」 「え~明日かぁ。せっかくの週末だけど…いい!」 「ごめんね」 朝起きると昭子さんはいなくて。 「久々にロボット逹に会いに行くか~」 本当はどこかで疑っている自分を許せなくて。 前の家の前で部屋を見つめる。「はぁ~。」 「ロボ…?」階段からニコが降りて来て「ニコ~!…」 気まずい… 「MAXロボ返しにきたの。」ニコの指さす方には箱があって「ありがと」 ニコはもう歩き出してて…どんどん小さくなってくニコをただ見守る事しかできなくて。 結局部屋には入れなくてMAXロボの入った箱だけ持って新しい家に帰る 昭子さんはまだ帰ってきていない 『ロボの信じてるものって何?』 ニコに聞かれ言葉を思い出していた。 箱からMAXロボを取りだす 「MAXぅ。愛と勇気と正義があっても誰1人幸せにできてないじゃないか~。」 「遅いな~」昭子さんの帰りが遅い。やっぱり… 患者の容態がって言ってたし。…待てよ。 プッチーニって死が近い人の願いを叶えるなら 「今日だ!」卓上カレンダーを見る。 今日の日付の印は俺と過ごす休みだからだと思ってた。でも同じ印が前の月にも あってよっちゃんに急いで電話をかける 状況を説明する『了解!!』よっちゃんのその言葉を聞いて安心する。 良かったぁ 「やっぱり繋がってたんだ?真木名マキと」 後ろから声がして振り返ると昭子さんがいて。 「私。本当に殺すからね。」そう言って部屋を出ていく 「こんなの嫌だ~!だだんだんだんMAX!!復活☆」 地蔵堂へ急ぐ。 車に乗り込む「アレ??鍵がな~い!くそ~MAXダッシュだ~」 誰も死なせない。 誰も傷つけないで生きて行くなんて無理な事で、 自分の何気なく言った一言に傷つく人がいる。 でも…それでもこの世界で生きなきゃいけなくて 生きててほしいから 待ってろ~!正義は勝つんだ~! =地蔵堂= 『社長隠れましょう?』ニコとよっちゃんの話に首を縦に振ってはくれない。 「真木名マキさんですね?」 プッチーニが銃やナイフや注射器を持っていて 「どれでも私はいいわ。好きに殺して頂戴」 「一瞬で楽に死ねるようにしますから」 社長の前にニコが立つ。 「何で?何で大人が簡単に死ぬとか殺すとか言う言葉使うの…?ねぇ何で」 「私が死んだって何も変わらないわ。みんなすぐに忘れていつもの生活に戻るの。 私の代わりなんてよの中にたくさんいるわ」 ロボを私の前から奪った人が言う。 「変わるよ。みんないつもの生活をして考えないようにするだけだよ。 あなたがいなくなったら。ロボは…」 社長とよっちゃんが私の口から久々に聞くロボの名前に驚く。 「ロボは…あなたを選んで…あなたが犯罪なんか犯したら、死んだら。 きっとそれはもう私の知ってるロボぢゃなくて …だから死なないで…。」 「あなた本当にあの手下が大事なのね」 地蔵堂の社長がニコの震える肩を抱きしめる 「もしも私があの時…あの角を曲がらなかったら、よっちゃんに逢わなくて もしもMAXロボと出逢わなかったらあたしはロボをロボと呼ぶこともなくて もしもあのまま見なかったことにしてたら 地蔵堂に社長に出逢ってなくて… でも今私にはどれもかけがえのないもので 私1人で生きてるんじゃないもんね。」社長を見つめる 「そうね。どうしようもなくこの世界に関わっているのよね」 「はい。あっ!どうしようもない奴がきそうです」 『え??』 「待った~!この対決延期ねっ!てかな~し」 ロボの話をさえぎるように銃声が聞こえてその玉は社長をかばったニコに。 ニコだけが気付いていた引き金に手をかける小さな音。ロボは立ち尽くした。 『ニコ!』よっちゃんがかけよって抱きしめる。 プッチーニは「私…あの…!」 「社長の大切な人病院で意識を取り戻して…だから…ニコッ!『近寄んなっ!』 ロボを払い除ける。 「社長。早く!目覚ましたんすよ!今しかないっすよ。 ニコは俺が病院に運びます。あんた逹の患者だろ?早くいけっ!」 「あの…」「うるせぇ!」よっちゃんの声にプッチーニと社長が病院へ走りだす。 「ニコ~!ごめんなっ!俺守ってあげれなくて…。 楽しいとこいっぱい連れてってやるからさぁ。 MAXロボ~!ヒーロ-でしょ?ニコを助けてよ~。」 ニコに力いっぱい抱きつく。 「う゛っ…ん」「ニコ?」 「ぅ゛~重ッ!ロボやめてょ!」血まみれのニコにつきとばされる。 「え~ゾンビなの?よっちゃん恐いぃ!!」 「お前は馬鹿か?ゾンビな訳ないだろ?演技派なニコとナナシさんだよっ!!」 ニコとよっちゃんがハイタッチをする 「ばれなくて良かったぁ!さすがよっちゃん!」 ぇぇえ? 「まぁな?あのオバサん?私撃ってませんよって顔でさ!(笑)そりゃ血糊だし?」 『ええ~!!!』 ロボが雄叫びをあげる 「うっるさいな~。」 「えっコレ血糊なの?どうりでニコ胸おっきくなったなぁって最初思ったんだよねぇ。」 … 「…俺社長のトコ行くわ。じゃあな…変態」 「…ロボなんて最低!」 急に立ち上がったニコが倒れる。 「ニコッ!オーイ!病院連れてかなきゃ!」 やっぱりロボはバカで血糊だらけで私を連れて行ったから先生はロボを怪しんでた。 と後でよっちゃんから聞いた。 ニコは最近寝不足倒れたらしい。 点滴に繋がれたニコをみて心が痛む…いつのまにか大人になった寝顔。 「俺…」 大きなため息がでた。 MAXロボを枕元におく 「MAX。俺ニコの着替え取ってくるからね?ニコの事ちゃんと見てろよ~!」 「なぁバカオタク?」 「も~許して。もぅ普通に呼んでロボって?」 「お前の普通はロボか!?まぁ俺が見てるから取ってこいよ」 ニヤニヤのロボ 「よっちゃんてさ~ニコの事!」 「余計な事は言わないでさっさと行くっ!はぃ10分以内だぞ~ッ! はいい~ち!」 「え~!」 目覚めたら私は見覚えのない天井が見えて…匂いで病院なんだって気付いた。 ぼやけた視界で見渡すと私の隣でロホが椅子に座りながらベットに寄りかかって寝ていた。 ガラ 扉があく音が小さくした そこにはプッチーニの昭子さんがいて 私はロボの隠した。 「生きててよかったわ。 真木名さんの大切な人今朝亡くなったわ…。 心配しないで。もうあんなバカな事辞めたから。 よしっ!もう血圧も安定してるから。帰る準備しなさい。」 「ロボを連れて帰ってもいいですか?」 「(笑)そんな事聞かなくても、もう私のトコには帰ってこないわ。絶対ね」 「何で言い切れるんですか?ロボは」 「あなたに会って解ったの。荷物は宅配であの部屋に送るって言っておいて。 じゃあね」 扉がしまる 「ロボいいの?起きてるんでしょ?」 「うん…これでいいんだ~。ニコ…?ごめんな? 一番辛い時にそばに入れなくて。」 「…別に。よっちゃんとかMAXロボがいてくれたもん!…」 「そっか…!ニコの生活は変わんなかったかぁ。 よかった…ってニコ泣いてんの?何?俺分かんないよ~こういう状況~ 俺の胸でなきなッ!!」 両手を広げる。 今までのニコなら 「うわっ!気持ち悪っ!とか何年前のドラマだよっ!親父くさっ…」とか言うのに 今日のニコはすんなり俺の胸で小さく震えた。 「ロボッ!私。ずっと怖かったょ?」 ニコの背中をポンポンしてあげることしかできなくて。 黙って聞く。 「変わったょ。私 変わったちゃったと思ってたからさ…。 もうロボは私の前にはいなくて、置いてかれたんだって思ってた。 ロボ~…ロボがいたから私…何にでも強くいれたんだょ。」 内心…俺といたら、 ニコが影響されてひねくれた大人にならないか心配してた…。 ニコには今のままでいてほしかった。 「ごめんな~。俺…絶対!ニコのコトもう悲しませたりしないから。約束する」 ロボは小指をつきだす。 私は今回のことで大人を見て、絶対もう約束なんてするか!と思っていた。 それであ~だこ~だなるのは面倒だし。 何より裏切られて、傷つきたくなかった。 そう思っていたのに… ロボの小指に自分の小指を重ねていた。 「ロボは大人ってゆ~かオタクだしいっか…」 ロボは昔と変わらない笑顔で私を見ている 指切りげんまん♪を替え歌にして腕を思いっきり揺らす ロボが帰ってきた。 ロボの胸には、ロボには誰も持っていなぃロボだけのパワーがあって。 そのパワーを私のものにできるうちは沢山 ロボといようと思った。 =廊下= 「よっちゃん。覗きなんて止めて帰るわよ。」 「いいんですか?もう…」 「許すって。私のこと… 生きてって言われたの。 さあ行くわょ。今日も仕事してもいい?私まだまだスパイでいたいの。よっちゃん!」 「はい社長~!プロッ~」 「さぁロホ゛!帰るかっ」 「あ~ニコそのまま外に出るのは」「何で?」 自分の来ている服に恥ずかしくなる。 「なんでロンパースな訳?ださっ!」「だってそれだとニコに着させやすかった……」 … 「ロボ!!あんた脱がせたわけ~?スケベ~」 「え~。脱がせたって。いやらしい言い方だ~!着替えさせてあげたのに~」 「でも見たんだ?」 「え?ニコ重ね着ぢゃん。だからそんな見てないょ~。下の服大丈夫だったし。」 「そ・ん・な?…」 ホラーより怖い顔をしたニコが睨んでくる 「ロホ゛…」 「ヒェ~。やっぱり鬼ババだ~…」 「鬼…?が何って」 (ニコの地獄耳…) 「鬼…ギリが食べたいんだなっ?」ロボのモノマネだ。 「 誰?」 「山下清…。僕はオニギリが好きなんだなっ。」 「はいはぃ。もう諦めた~。勝手にして。」 「MAXロボはもっと好きなんだなっ」 まだ続けてるロボにちょっと引きつつ… 「ちょっとロボそれ脱いで」 「え~!すけべ~ぇ!」 「バっカじゃない?どっちかと言えばロボの来てる服のほうがマシじゃん。」 「ん~!断わる!!」 「何それっ!男としてど~なの?ケチ~!」 朝から騒ぎすぎて病院から追い出させられる 「私二度とこの病院にこれないよ~。」 「いいじゃん!病気もしなくて健康って事だろ?」 「ロボは前向きだね~!」 「全身あるのみ!ダーッシユ!!」ロボが走りだす。 「ちょっと!!」 こんなロンパース姿の私を置いてくな! こうも思った。ロボはいつも違う誰かを目で追っていて、 私はいつもそのロボの後ろ姿ばかりをみてて、私を何で見てくれないのだろうと思っていた。 でも、私はこの何にでも前向きなロボが好きなんだと思った。 ロボは私の道を照らしてくれている。私はあの背中を見てればもう迷わない。 私の中のヒーローは世界で1人だけだ。 終わり
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2018年10月7日 新EPISODE 01 ゴールデンスピリッツ BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/相模楓:藤田茜/八千代命:洲崎綾/石川五恵:のぐちゆり/青葉初芽:内田彩 カトリーナ:小松未可子/源すず:生天目仁美/畠山結愛:小林可奈/佐藤まさし:江越彬紀/鈴木ひとし:堀井茶渡 一之瀬梅子:八百屋杏/薬局従業員:吉岡茉佑/岡本一徹:中務貴幸/諸星明:地蔵堂武大/新垣歩:湯浅かえで 文鳥の女:伊藤静/テレジア:種田梨沙/工場長:早川毅/用心棒:福山潤/さそり:宮寺智子/ブランカ:山口眞弓 2018年10月14日 EPISODE 02 第1の挑戦 BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/相模楓:藤田茜/八千代命:洲崎綾/石川五恵:のぐちゆり/青葉初芽:内田彩 カトリーナ:小松未可子/北斗凪:緑川優美/諸星明:地蔵堂武大/数学の先生:堀井茶渡/文鳥の女:伊藤静/テレジア:種田梨沙 白虎:鈴木愛奈/ドルテ:早見沙織 2018年10月21日 EPISODE 03 モウリョウ BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/相模楓:藤田茜/八千代命:洲崎綾/石川五恵:のぐちゆり/青葉初芽:内田彩 カトリーナ:小松未可子/北斗凪:緑川優美/畠山結愛:小林可奈/一之瀬梅子:八百屋杏/諸星明:地蔵堂武大 新垣歩:湯浅かえで/立飲み屋店主:中務貴幸/薬局従業員:吉岡茉佑/変装楓:江越彬紀/文鳥の女:伊藤静/テレジア:種田梨沙 白虎:鈴木愛奈/ドルテ:早見沙織/ホログラム幹部:早川毅 2018年10月28日 EPISODE 04 Never Say Never Together BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/相模楓:藤田茜/八千代命:洲崎綾/石川五恵:のぐちゆり/青葉初芽:内田彩 カトリーナ:小松未可子/楓の母親:田辺留依/楓の妹:石川千夏/店員1:緑川優美/店員2:湯浅かえで 鈴木ジョージ:杉田智和/輩:江越彬紀/チンピラ:岩田安宣 2018年11月4日 EPISODE 05 Phantom・Protocol BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/相模楓:藤田茜/八千代命:洲崎綾/石川五恵:のぐちゆり/青葉初芽:内田彩 カトリーナ:小松未可子/畠山結愛:小林可奈/北斗凪:緑川優美/諸星明:地蔵堂武大/新垣歩:湯浅かえで/文鳥の女:伊藤静 テレジア:種田梨沙/白虎:鈴木愛奈/ドルテ:早見沙織/ホログラム幹部1:中務貴幸/ホログラム幹部2:早川毅 エモ・バチーノ:内山茂/マルコ:茂木たかまさ/警備員:江越彬紀 2018年11月11日 EPISODE 06 友情の報酬 BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/相模楓:藤田茜/八千代命:洲崎綾/石川五恵:のぐちゆり/青葉初芽:内田彩 カトリーナ:小松未可子/白虎:鈴木愛奈/文鳥の女:伊藤静/テレジア:種田梨沙/エモ・バチーノ:内山茂/護衛A:鷲見昂大 護衛B:藤井隼/ホログラム幹部:中務貴幸/テレジア父:田中慎二/誘拐犯1:富樫美鈴/誘拐犯2:堀井茶渡/訓練官:江越彬紀 2018年11月18日 EPISODE 07 初芽より愛をこめて BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/相模楓:藤田茜/八千代命:洲崎綾/石川五恵:のぐちゆり/青葉初芽:内田彩 カトリーナ:小松未可子/白虎:鈴木愛奈/畠山結愛:小林可奈/北斗凪:緑川優美/一之瀬梅子:八百屋杏/諸星明:地蔵堂武大 輩1:江越彬紀/輩2:堀井茶渡/女性客:吉岡茉佑/文鳥の女:伊藤静/テレジア:種田梨沙/ホログラム幹部1:中務貴幸 ホログラム幹部2:早川毅/若頭:粟津貴嗣/ヤクザ1:山橋正臣/ヤクザ2:荒井勇樹 2018年11月25日 EPISODE 08 N機関情報 BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/相模楓:藤田茜/八千代命:洲崎綾/石川五恵:のぐちゆり/青葉初芽:内田彩 カトリーナ:小松未可子/白虎:鈴木愛奈/宮梅・インゲン・ルーア・王香:日高里菜/王香祖母:八百屋杏/博士:早川毅 老人:樫井笙人/子供:吉岡茉佑/テレジア:種田梨沙/ニライカナイ首領:金尾哲夫/構成員1:江越彬紀/構成員2:堀井茶渡 構成員3:中務貴幸 2018年12月2日 EPISODE 09 ディスティニー・サークル BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/八千代命:洲崎綾/青葉初芽:内田彩/カトリーナ:小松未可子/藤林長穂:桑島法子 文鳥の女:伊藤静/アレクセイ:中田譲治/ホログラム幹部1:中務貴幸/ホログラム幹部2:早川毅/黒服1:江越彬紀 黒服2:堀井茶渡/オペレーター1:岡野友佑/オペレーター2:地蔵堂武大/揚陸艇部下:外崎友亮 2018年12月9日 EPISODE 10 ソラサキ応答無し BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/相模楓:藤田茜/八千代命:洲崎綾/石川五恵:のぐちゆり/青葉初芽:内田彩 カトリーナ:小松未可子/白虎:鈴木愛奈/源すず:生天目仁美/一之瀬梅子:八百屋杏/諸星明:地蔵堂武大/新垣歩:湯浅かえで 薬局従業員:吉岡茉佑/立飲み屋店主:中務貴幸/文鳥の女:伊藤静/テレジア:種田梨沙/ホログラム幹部:早川毅 2018年12月16日 EPISODE 11 ゲッカコウ作戦 BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/相模楓:藤田茜/八千代命:洲崎綾/石川五恵:のぐちゆり/青葉初芽:内田彩 源すず:生天目仁美/一之瀬梅子:八百屋杏/畠山結愛:小林可奈/北斗凪:緑川優美/諸星明:地蔵堂武大/新垣歩:湯浅かえで 薬局従業員:吉岡茉佑/立飲み屋店主:中務貴幸/輩1:江越彬紀/輩2:堀井茶渡/男1:陣谷遥/男2:こばたけまさふみ 文鳥の女:伊藤静/テレジア:種田梨沙/拷問官:ゆかな/ホログラム幹部:早川毅 2018年12月23日 EPISODE 12 ツキカゲは永遠に終 BS11イレブン:25時00分〜 源モモ:安齋由香里/半蔵門雪:沼倉愛美/相模楓:藤田茜/八千代命:洲崎綾/石川五恵:のぐちゆり/青葉初芽:内田彩 カトリーナ:小松未可子/白虎:鈴木愛奈/テレジア:種田梨沙/才賀伊智香:楠木ともり/畠山結愛:小林可奈/北斗凪:緑川優美 一之瀬梅子:八百屋杏/薬局従業員:吉岡茉佑/立飲み屋店主:中務貴幸/諸星明:地蔵堂武大/新垣歩:湯浅かえで 輩1:江越彬紀/輩2:堀井茶渡/文鳥の女:伊藤静/ホログラム幹部:早川毅
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火女神 水女神 風女神 土女神 ※遺伝子情報の詳細などは青字になってる神様の名前をクリックすると見れる。 ※好物、一世の祝福については神様の加護、賜物については容姿の遺伝を参照。 火女神 全10柱 初期奉納点 名前 読み 好物 一世の祝福 鬼神化 備考 10 ささらノお焔 ササラノオエン 酒 男の敵に小特効 - 賜物:耳飾り 780 若草山萌子 ワカクサヤマモエコ 髪飾り 成長時 心(火)↑ - 1867 二つ扇ノ前 フタツオウギノマエ 楽器 飛ぶ敵に小特効 - 賜物:耳飾り、開始時点では行方不明 2756 陽炎ノ由良 カゲロウノユラ 献花 成長時 技(火)↑ - 賜物:耳飾り 22336 天空のハルカ テンクウノハルカ 髪飾り 飛ぶ敵に大特効 - 29470 吉焼天摩利 キッショウテンマリ 酒 男の敵に大特効 〇 賜物:耳飾り 31392 ほろ酔い桜 ホロヨイサクラ 酒 成長時 技(火)↑ 〇 賜物:耳飾り 39071 赤猫お夏 アカネコオナツ 活魚 攻撃で炎付加 〇 賜物:猫のヒゲ・猫の耳・猫の尻尾 50194 太照天夕子 タイショウテンユウコ 髪飾り 敵大将に大特効 - 開始時点では行方不明 69325 太照天昼子 タイショウテンヒルコ 献花 鬼神に大特効 - 賜物:三色アホ毛 水女神 全24柱 初期奉納点 名前 読み 好物 一世の祝福 鬼神化 備考 10 魂寄せお蛍 タマヨセオケイ 稲穂 敵技力を吸収 - 91 美津乳姫 ミヅチヒメ 献花 攻撃で毒付加 - 448 水母ノくらら ミナモノクララ 楽器 攻撃で行動不能付加 〇 525 松葉ノお甲 マツバノオコウ 酒 自動で防御 - 開始時点では行方不明 1088 みどろ御前 ミドロゴゼン 髪飾り 敵敏速↓(大) - 開始時点では行方不明 1327 速瀬ノ流々 ハヤセノルル 楽器 成長時 心(水)↑ - 1450 葦切四夜子 アシキリシヤコ 活魚 成長時 技(水)↑ 〇 2037 還ノ皇女 カエルノオウジョ 楽器 成長時 技(水)↑ - 開始時点では行方不明 4733 錦緋女 ニシキヒメ 髪飾り 成長時 心(水)↑ - 開始時点では行方不明 5033 泉源氏お紋 センゲンジオモン 献花 敵火技 威力↓ - 6559 那由多ノお雫 ナユタノオシズ 髪飾り 敵火技 威力↓ - 8615 月寒お涼 ツキサムオリョウ 楽器 成長時 技(水)↑ 〇 9424 地蔵堂円子 ジゾウドウマルコ 餅 敵火技 威力↓ - 開始時点では行方不明 10523 鳴門屋渦女 ナルトヤウズメ 楽器 敵火技 威力↓ 〇 賜物:耳飾り 13046 苗場ノ白雪姫 ナエバノシラユキヒメ 餅 成長時 体(水)↑ 〇 15428 下諏訪竜実 シモスワタツミ 酒 成長時 体(水)↑ 〇 賜物:角・玉状の髪飾り 18618 上諏訪竜穂 カミスワタツホ 酒 成長時 技(水)↑ 〇 賜物:耳飾り 19672 六ツ花御前 ムツハナゴゼン 和歌 成長時 心(水)↑ - 23300 敦賀ノ真名姫 ツルガノマナヒメ 楽器 敵火技 威力↓ 〇 27447 八手ノお墨 ヤツデノオスミ 活魚 攻撃で混乱付加 - 開始時点では行方不明 30191 鏡国天有寿 キョウコクテンアリス 餅 攻撃で混乱付加 - 33769 紅笠お誘 ベニガサオユウ 餅 成長時 技(水)↑ - 開始時点では行方不明 39719 桃果仙 トウカセン 髪飾り 男の敵に大特効 〇 賜物:耳飾り 41042 卜玉ノ壱与 ウラタマノイヨ 和歌 敵火技 威力↓ - 風女神 全16柱 初期奉納点 名前 読み 好物 一世の祝福 鬼神化 備考 10 飛天ノ舞子 ヒテンノマイコ 献花 敵防御力↓(小) - 賜物:耳飾り 305 福招き美也 フクマネキミヤ 活魚 敵土技 威力↓ 〇 賜物:猫のヒゲ・猫の耳・猫の尻尾 651 伊吹の宮静 イブキノミヤシズカ 和歌 敵攻撃力 小↓ - 2140 風車ノお七 カザグルマノオシチ 稲穂 敵防御力 小↓ - 賜物:耳飾り、開始時点では行方不明 3841 東風吹姫 コチフクヒメ 楽器 成長時 心(風)↑ - 賜物:耳飾り 5753 黄金ノ二荒 オウゴンノフタラ 酒 男の敵に中特攻 - 開始時点では行方不明 6850 鬼切り夜鳥子 オニキリヌエコ 交神不可 7808 春野鈴女 ハルノスズメ 髪飾り 回避率 中↑ - 賜物:耳飾り、開始時点では行方不明 9159 稲葉ノ美々卯 イナバノミミュウ 稲穂 敵防御力 大↓ - 賜物:ウサギの耳 11339 野分の前 ノワキノマエ 稲穂 敵を吹き飛ばす - 13603 印虎ひかる インドラノヒカル 稲穂 成長時 体(風)↑ 〇 20358 芭蕉天嵐子 バショウテンランコ 楽器 成長時 体(風)↑ 〇 賜物:耳飾り 29649 おぼろ夢子 オボロユメコ 稲穂 敵命中率↓ 〇 賜物:耳飾り・首飾り、双子の発生確率が通常よりも高い(12/64) 34046 お業とお輪 オゴウトオリン 髪飾り 敵土技 威力↓ - 双子の発生確率が通常よりも高い(24/64) 44318 常夜見お風 トコヨミオフウ 和歌 攻撃で混乱付加 - 開始時点では行方不明 45007 豹尾院 雅羅 ヒョウビインガラ 活魚 男の敵に中特効 〇 賜物:豹の尻尾 土女神 全18柱 初期奉納点 名前 読み 好物 一世の祝福 鬼神化 備考 10 お地母ノ木実 オチボノキミ 献花 毒防止 - 賜物:角 157 羽黒ノお小夜 ハグロノオサヨ 楽器 行動不能防止 - 賜物:コウモリの耳・耳飾り 601 天竺姉妹 テンジクシマイ 餅 成長時 心(土)↑ - 開始時点では行方不明 1537 荒吐鬼ペコ アラハバキペコ 楽器 自動で防御 〇 賜物:耳飾り 1677 宇迦ノ豊姫 ウカノトヨヒメイ 稲穂 成長時 技(土)↑ - 開始時点では行方不明 1971 椿姫ノ花連 ツバキノカレン 献花 成長時 技(土)↑ 〇 賜物:耳飾り 2225 木曽ノ春菜 キソノハルナ 和歌 毒防止 - 賜物:耳飾り 9758 愛宕屋モミジ アタゴヤモミジ 稲穂 命中率 低下防止 〇 10176 阿狛・吽狛 アコマ・ウンコマ 稲穂 敏速 低下防止 - 賜物:犬の尻尾、男性も女性も交神可能、双子の発生確率が通常よりも高い(20/64) 14875 万珠院紅子 マンジュインベニコ 献花 敵風技 威力↓ - 16185 坂上ノ菊理媛 サカノウエノククリヒメ 献花 成長時 体(土)↑ - 開始時点では行方不明、100%双子が生まれる 16231 トンカラリン なし 十六夜伏丸に特効 - DLCで入手、神社に奉れない 17099 琴ノ宮織姫 コトノミヤオリヒメ 楽器 敵風技 威力↓ 〇 21042 土公ノ八雲 ドクノヤクモ 酒 攻撃で毒付加 〇 賜物:耳飾り 24893 美保松トワ ミホマツトワ 髪飾り 成長時 技(土)↑ - 賜物:耳飾り、開始時点では行方不明 25392 百足お銀 ヒャクアシオギン 髪飾り 毒防止 - 開始時点では行方不明 32764 九尾吊りお紺 クビツリオコン 和歌 封印防止 〇 賜物:狐の耳・狐の尻尾 36162 茅宮卑弥子 カヤミヤヒミコ 献花 行動不能防止 -
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地蔵堂の小鬼│和(江州)│技部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-6933.htm 院賢法橋
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あれから何年たったのだろう 彼に会わなくなってから― ロボと二人、スパイと称して色々な事件に駆け回った日々。 何十年も経っているわけではないのに遠い昔の事に思える。 一海ちゃんは去年結婚して家を出た。 私は平凡な高校生活を過ごしている。 いつからだろうかまわりは口癖のように同じことを言う。 ―もう子供じゃないんだから― じゃあ私はもう大人? 誰も答えてはくれない。 わからない…私は変わってしまったんだろろか…。 「え?」 ニコの耳に懐かしい声が聞こえる。 それは他の人には聞こえない遠くから聞こえてくる声。 事件のたびに呼び出されていたあの場所がある方向から。 まさか‥ニコはその場所へ走りだした。 「プロフェショナルな仕事をしよ~~♪」 息を切らせてやってきたニコが見たのは 「よっちゃん!!」 「ほおぇ!?」 突然呼ばれ気の抜けた声でこちらへ振り返る。 「え~と、どちらさ‥ま‥えっ、まさか‥ニコ!?」 人の顔をまじまじと見つめ驚きのあまり手にしていた高そうな花瓶を落とし割った。 「ああ~~~!!」 「はい、どうぞ」 「ありがとう」 ニコと自分のぶんのコーヒーをテーブルへ置く。 「びっくりしたな~、まさかニコともう会うなんてな」 「いつ帰ってきたの? また地蔵堂やるの? 社長は?」 立ち上がり勢いづくニコによっちゃんは少々押されながらまあまあと椅子に 座らせる。 「3日前だよ、帰ってきたの。 『次は海外に行こうかしら』なんて言ってたのに急に 『やっぱり戻るわ』てなってさ。 気ままなんだよな~ほんと」 あきれながら答える。 「で、また地蔵堂やることになってさ社長今、得意先つーか色々挨拶まわり行ってんだよ」 「ふ~ん。 そっか、また始めるんだ」 少し嬉しそうにニコは笑った。 「何年ぶりかな会うの。 ニコ何歳になったんだ」 「17歳」 「じゃあ3年ぶりか。いやあえれーきれいな娘さんになっててびっくりしたよお」 「おっさんみたいな言い方」 「あっなんだよ、それ。せっかくほめてやってんのに」 よっちゃんはおもしろくなさそうにブツブツ言っている。 すると突然思い出したように 「そうだ。あいつ、元気? ロボ」 なぜか胸の鼓動が跳ね上がる。 久しぶりに自分ではない人の口から聞くその名前。 「えっ、あ~たぶん…」 ニコはそう答えながら俯く。 「どうした?もしかして、会ってないとか?」 ニコはよっちゃんにそれまでのことを話した。 地蔵堂が閉店してからのこと、ロボと自然と会わなくなって 今に至ってること…。 聞き終えるとよっちゃんは開口一番こう言った。 「会いたくねえの?」 「会いたくないわけじゃない。 会いたい。 でも、こわい」 「なんで」 ちらっとよっちゃんのほうを見てまた俯く。 「今の私はあの頃の私じゃない。ロボと出会ったことで色々学んで少し成長したかなって 思ったのになんか またそれ以前の自分に戻った気がする」 自分に自信がもてないのだとニコはつぶやいた。 子供でもない大人でもない。 じゃあ自分はなんなんだろう。 今の自分を見たらロボは幻滅するんじゃないかと。 時々見かけたロボは変わってなかった。 ダイヤモンドの星のように。 「もう、おまえ考えすぎ」 「……」 「あいつはバカだけどさ、あの頃と違うからって知らんぷりしたりしないだろ」 全くしょうがねーなあとよっちゃんはあきれた顔をする。 「たとえニコがすげー不良になってたとしてもあいつはそのままのニコを受け入れると思うよ」 「よっちゃん…」 満面の笑顔をニコに向け 「行けよ。今すぐ。会いに」 「えっ、今から」 「膳は急げだよ。人生何が起こるかわかんねーだろ。急に地震でもきて 『ロボット達助けなきゃ』とかあいつが必死に守ってたらそのロボットの下敷きに なってあの世行きつーこともありえるからな」 そんなむちゃくちゃなとニコは思ったがよっちゃんに少し勇気をもらった気がした。 「私、会いに行ってくる」 よしと気合をいれ地蔵堂を後にする。 「お~い、今度あいつと一緒に遊びに来いよ! 社長が二人に会いたがってた からさ~」 大きく両手を振ってニコを見送る。 「うん、わかった~!」 ニコも大きく振り返す。 よっちゃんも変わってないよ。 さりげなく優しい。 ロボは私を見てどんな顔をするだろう。 少しは驚いてくれるかな。 私が行ってもロボットばっかり構っているかもしれない。 でも、それがロボなんだよね。 私にたくさんの影響をあたえてくれる人。 そんなロボのそばにいたいから。 いつか思った私の幸せとロボの幸せが一緒だったらいいのに。 今の私がよっちゃんのように人に勇気をあたえられるようになったら その願いも叶うかもしれない。 【終わり】
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三年後、地蔵堂が帰って来たのを知ったニコはロボとスパイに復帰しました。 離れていた間も二人は自らの心の中に相手を感じ、すごしていた。 そんな二人に再会の機会を与えてくれた地蔵堂とスパイという危険な仕事。 二人には見えてなかった、再会の喜びとわずかの経験で得た自信(油断)という名の 霧の向こうにあるプロの世界が。 スパイを再開し、更に一年(ドラマ終了時から四年後)。 「あなたたち出て行きなさい!!それから二度とここには来ないでちょうだい!」 「そりゃ社長、いくらなんでもいいすぎじゃ」 「よっちゃん、あなたは黙ってなさい!」 「さぁ!はっきり言われないと分からないの? あなたたちは、クビよ!!聞こえたでしょ出て行きなさい!!」 ニコとロボは社長のあまりの激昂ぶりに何も言えず地蔵堂を飛び出した。 「あの社長、二人も反省して~」 「よっちゃん!!おねがい、一人にして」 「・・・、わかりました。上(自室)にいます、何かあったら呼んでください」 「ロボ、どうしよう?まさか社長、あんなに怒るなんて」 「わからないよ!オレだって!!どーしたら・・・」 事の発端は、先日に請け負った地蔵堂の仕事。 当初、この仕事はごくありふれた探し物の依頼であったはずが、それを狙う別の組織が介入し、 ニコとロボは何の準備もないまま巻き込まれその組織に捕らわれた。 その際、ロボは手に入れた品物をニコの命と引き換えに渡してしまい、二人は助かったものの 当然仕事は失敗。 そして、二人はクビに。 三日後。 「あの二人どーしてんのかなぁ」(独り言を装って社長の反応をみる) 「しばらくはションボリしてるだろうけど、そのうち忘れるわよ」(あっさりと言い放つ) 「クビ宣告は撤回しないんですか?」 数秒考え、 「四年前、三日坊主の前に立ちふさがった不思議な女子中学生、その彼女の横で震える大男を みてスパイを育てたくなったの、かつての私と彼のようなコンビをね。 あの二人は一度離れ離れになった事で、お互い会えなくなる事への恐怖が知らず知らずの内に 大きくなって、最後の状況ではそれが何事にも勝ってしまうのよ。 それが露呈したのがこの前の仕事」 「あのレベルの仕事であんな状況になるとは誰も想像できないですよ!」 「でも、そうなった・・・ 全部、私が悪いのよ。私の好奇心であの二人をこの世界に巻き込んだ。 今なら、まだ間に合うわ。 これでいいのよ、さみしいけど。 ねえ、よっちゃん」 「しゃちょう・・・」 一ヵ月後、地蔵堂店内。 数メートル先で銃をかまえる男に気付かない程、ニコとロボとの別れは二人の仕事感を鈍らせていた。 「あなた!?」 「てめぇ、なんで?おとしまえ付けただろうが!」 「いえね、この一ヶ月どーしても気が治まらなくてねぇ、 来ちゃいました、殺しに」 銃をかまえる男は、一ヶ月前ニコとロボが失敗した仕事の依頼主だった。 「そちらのスパイがヘマをして奪われたブツは返してもらいました。 良い人ばかりでスンナリ返してもらいましたよ、まるで寝ているみたいで。 それでこちらにもお礼をしないと失礼かと思いましてね、参った次第です。 それではそろそろ~」 ドッオーーン、ガンッ 四年前、同じ事がありました。 「そっち!」 「おぉ!」 地蔵堂の壁を突き破り飛び込んできた車から女子高生と大男が飛び出し、 女子高生は男が手放した銃を奪い、大男はその男を押さえつけ手と足を縛り社長の前に放り出す。 その直後、男の仲間が店内に駆け込んでくるが女子高生がすばやく近寄り銃を突きつける。 「ニコ!ロボ!」 「あなたたち、どうして?」 「私たち、スパイを止めたくなくて。 二人で相談して、この仕事やり遂げようと思って依頼品を奪った組織を調べてたんです。 そしたら、この人達がやって来てその組織の人達を殺して依頼品を奪って、 帰りぎわに『次はマキナ社長を殺す』って言い出して、こうなっちゃいました」 「・・・そう、よっちゃん」(社長が目で指示を出す) 「はい!」(二人目の男を拘束し並べて座らせる) 「助けてもらっといて何だけど、あなたたちはクビにしたはずよ。 後でお礼はさせてもらうわ、今日は帰りなさい」 「社長!そりゃあんまりじゃ」 「社長!オレたち考えたんです。社長が何故、オレたちをクビにしたか。 オレとニコはとても絆が深い、それはオレたちの強みであり一番の弱点です。 それがあの時の仕事でイヤッっていうほど思い知らされた。 社長はオレたちが離れ離れになる前に、普通の世界に戻して苦しまないようにしてくれたんでしょ」 「でも社長?私たちはもう地蔵堂のない、社長もよっちゃんもいない世界になんて帰りたくない クビになんてしないで下さい、おねがいします」 「ニコ、それにロボ、あなたたちの言いたい事はとてもわかるわ。 でも、またあの時と同じ状況になったらどうするの?」 「あんな事には二度となりません!今後どんな仕事も油断せずやります!」 「私も二度と捕まったり、失敗しません!社長!」 「オレもこいつら一生懸命フォローしますんでっ社長!」 「・・・口で言うのは容易いものよ、大切な人を失って後悔するのはあなたたちなのよ」 「口だけではありません!、ニコ」(おちついた口調でニコを呼ぶ) (そう言うとロボは左手を広げて挙手をするように顔の高さに上げる) 「いくよ、ロボ」(何かを悟り、緊張を押さえ込むようにおちついた口調で) バーン 「あ”あー」(ニコは奪った銃でロボの左手を撃ち向いた) 「ニコォ!!おめぇ何やってんだー!」(信じられない光景に動けない) 「ロボ(ロボの流血・よっちゃんの怒鳴り声を無視し淡々と銃をロボに手渡す)、 いいよ」(ロボから数歩離れ、ニコも小さく震える右手を上げる) 「やめなさい!!(今まで聞いた事のない大きな声でマキナが怒鳴る) よっちゃん!ろぼを○○先生の所へ、早くっ!」 「はい!」 「ちょっと待って!よっちゃん、 社長!どーしても、どうしてもダメな時は!オレがニコをころ・・・」 「バカな事言ってないで早く病院行きなさい!」(ロボの声を掻き消すように) ロボとよっちゃんのいなくなった店内で 「(パチン、ニコをビンタする)ニコ、なに考えてるの!自分の手を打たせようだなんて! こんなに震えてるじゃない、女が自分で自分の体にキズを付けるなんて絶対にダメ、わかった?」 「はい、・・・ほんとはナイフで手の平を切って証明しようと思ってて、」 (社長の顔を見れず、うつむいたまま) 「そんな事を言ってるんじゃないの! あなたたちは、まちがってるわ! [どうしてもダメな時は自分の手でパートナーを殺す?]、 とんでもない間違いよ! どんなに完璧と思える準備をしても、どうしようもない時は来るかも知れない」 「どうしようもない時はどうしたらいんですか?」(泣きながらふるえる声で) 「あきらめるしかないわね、だってどうにもならないんだから。 だから私たちは努力するの、生き残る為のね。 [何が何でも生き残る、そして必ず愛する人を救い出し生還する] そのくらいでなきゃスパイなんて勤まらないわよ」 「(泣きじゃくり、うなずく)」 「○○先生はアノ手の治療が得意なの、ロボのキズはさいわい弾もかすった程度みたいだし 心配しなくていいわ」 「・・・」 「そんなにスパイを続けたいなら好きになさい!そして、早くプロになりなさい! どんなに傷ついても知らないわよ、一緒に泣いてあげる事ぐらいしかできないんだから」 「しゃちょう、ごめんなさい」 「ほらっ!せっかくのかわいい顔が涙と鼻水でグチャグチャよ、顔洗ってきなさい」 「はい」 社長が自分を殺しに来た二人に歩み寄り。 「どうするの?あなたたちのせいよ! あの二人、ニコとロボ とんでもないコンビになるわ!覚えといた方が良いわよ、生きていればね」 その後、ニコとロボはマキナに誓ったように最高のコンビとなり、 ある世界の住人にはセクシーボイスアンドロボの名は、 コンビを評価する際に用いられる最高のほめ言葉として永く記憶に残りました。 ・ ・ ・ 数十年後の未来。 「まったく、お前らはこんな仕事(依頼)もこなせねーのかよ、 お前らにセクシーボイスアンドロボの十分の一でも能力がありゃな~」 「セクシーボイスアンドロボって何ですか?」 「お前ら、そんなコトも知らねーでスパイやってんのかよ! セクシーボイスアンドロボってのはな昔、夫婦でコンビのサイコーのスパイだった伝説の奴らさ、 その仕事ぶりは~」 おわり
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正福寺 東京都東村山市、狭山三十三観音第13番・正福寺の御朱印「千手観世音」です。 千躰地蔵堂は、都内で唯一の国宝建造物です。 ★住所 東京都東村山市野口町4-6-1 -
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いまだに納得できるスジボリが出来たためしがありません(汗) まずは情報収集からはじめたいと思います。 参考サイト 0.15mmタガネ ワンゲル地蔵堂だより~DINING~ kaine@web
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海蔵寺 神奈川県鎌倉市、海蔵寺の御朱印「南無瑠璃光如来」です。 鎌倉十三仏7番、薬師如来の御朱印です。 鎌倉三十三観音霊場第26番札所の御朱印「南無十一面観世音」です。 相模二十一大師第5番札所の御朱印「南無大師」です。 東国花の寺鎌倉7番寺です。 鎌倉二十四地蔵第15番・岩船地蔵堂の御朱印「南無岩船地蔵尊」です。 ★住所 神奈川県鎌倉市扇ガ谷4-18-8 -
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4-222様 ビターチョコレート&ピーナッツ の続き ○ニコの家 ○屋根 ニコ「ああ・・・そらが青い」 空(から)の鳥籠を隣に置いて、空を見上げるニコ。 ニコNa「私がスパイ活動・・?をやめて約1年経つ。私の相方、ロボともそれくらい会ってない。」 ○ロボの家 ロボ「くぁあああ・・・」 ベッドの上でアクビをするロボ。 寝起きのまま、テレビのリモコンをとろうとした拍子に通帳が落ちる。 開いた通帳には残金が「2円」と書かれている。 ニコNa「きっと、相変わらずなんだろう。ロボは変わらない大人なのだから。 今ごろロボットいじりでもしているのであろうことが簡単に想像がつく」 テレビのスイッチを入れ、起き上がる。 ロボ「マーックス!!!」 ○地蔵堂 社長「ちょっと、よっちゃーん?お好み焼きまだぁ~?」 よっちゃん「はいはーい、できましたよー」 キッチンからエプロン姿で出てくるよっちゃん ニコNa「地蔵堂の二人、社長とよっちゃんは旅に出るといってそれから半年ぐらいで戻ってきた。 全国を旅したらしい。結局、この地に骨をうずめるのが一番だということで笑顔で帰ってきた。 私は今でもあっている。まったく依頼は受けないようにしているが。 ロボも知らないはずはないのだが、きっと、怖くて近づけないんだろう」 お皿からお好み焼きをこぼすよっちゃん よっちゃん「あっちぃ!!!!」 ○ニコの家:リビング ニコの母「ちょっとーニコぉー!!朝ごはんよー!!」 ニコの父「いっただきまーす」 一海「ちょっとお父さん!手ぇ洗った?」 ニコの母「やだ、汚い、お父さん」 ニコNa「うちも相変わらずだ。いつかは変わるはず、そう思っていたにも関わらず、 結局、あの角を曲がって以来、私の生活に変化はない。 ただ、唯一変わったとすればロボに会っていないぐらいのものだ。」 ○屋根 ニコ、空をボーっと眺めながら ニコ「どうしてロボに会わなくなったんだっけ・・?」 過去の映像フラッシュバック Voice11の公園でのロボとの会話の映像。 ニコ「ごめん、用事が・・」 ロボ「んじゃ、また明日ねー」 映像がストップする ニコNa「そうだ。思い出した。最後はこんな会話だった」 ニコ「・・ロボか・・・・、会いたいな」 ○高校 むーちゃん「ねぇ、ニコ。この前のテスト何点だった?」 ニコ「んー。いいたくない。いいたくないぐらい悪かったもん」 ニコNa「私はといえば、普通の高校生活を送っている。別にとくに変わったこともなく生きている。 思えば、あの3ヶ月間が刺激的すぎたのだ。普通のおんなのこに戻っただけ。それだけなのだ。 なのに、なんでこうも寂しいのだろう。地蔵堂から依頼を受けなくなったから? 恋をしてないから?どれも考えるけど全部違う気がする。」 ○街の全体図 爆発音。とともにあがる煙。 ○高校 ニコ「え?爆発?」 ざわめくクラス。 みんな窓辺?に集まる。 遠くで上がる煙。 ニコNa「答えはとっくに分かっているのに、怖くてロボに会いにいけない自分がいた。 いつも青かった空には黒く細長い不気味な煙が昇っていた」 オープニングタイトル 「セクシーボイスアンドロボ2」 ○街 ロボ「ゲッ!やっば、遅刻じゃん!」 腕時計を見ながら、赤信号にいらつくロボ。 ロボ「もーう!遅いな!!」 信号の近くにある歩道橋へと走るロボ。半分ぐらい登ったところで信号が青になった。 ロボ「なんだよ!」 ロボは急いで駆け下り、信号を渡ろうとした。 すると横から急に車が。 ロボ「うわあああああああああああ!!!」 車の中から声が 「あぶねぇじゃねえか!馬鹿野郎!!!」 ロボ「そっちこそ、危ないだろ!!気をつけて運転しろっ!!!!」 車から降りてきたグラサンの男。 ロボ「げ・・・・よ、よっちゃん?」 よっちゃん「あ、ロボじゃん!!!」 ロボの後ろで大量の車がクラクションを鳴らしている。 ○車内 よっちゃん「しっかし、ひっさしぶりだな~。」 ロボ「うん。え?って、いうか、え?俺、仕事・・」 よっちゃん「いやいや、こんな広い世界でたまたま今日って言う日に再び会えたのも何かの縁だ。 ちょっと地蔵堂寄って来いよ。」 ロボ「広い世界ね。うん、なるほど。でも仕事も大切・・」 よっちゃん「ごたごたうるせぇなあ!いいじゃねぇかよ!減るもんじゃないし!」 ロボ「給料が減るでしょ!」 ○高校 ニコ「あーあ。暇だなぁ」 むーちゃん「どうする?今日の放課後。ミスド寄ってく?」 ニコ「うーん。今日はいいや。なんか早く帰りたいし」 むーちゃん「さっきの爆発さ、なんだったんだろうね」 ニコ「さぁ?テレビでやるんじゃない?」 むーちゃん「・・・・・ニコさ、最近暇そうだね。」 ニコ「だってさ、高校なんてすること勉強だけじゃない。」 むーちゃん「なら、部活入ればよかったのに。」 ニコ「なんか、私部活ってガラじゃないでしょ?」 むーちゃん「確かに。なんか、ね。マネージャーでもやれば?」 ニコ「それは絶対無い。」 むーちゃん「なんでよ。ニコなんかかわいいんだから憧れの先輩と恋にでも落ちるんじゃない?」 ニコ「憧れの先輩がいないもん」 むーちゃん「ってゆーか、ニコってさ、恋愛とか・・・したことあるの?」 ニコ「へ?」 むーちゃん「ニコってそういう噂聞かないじゃん。だから気になって。」 ニコ「あ、あるよ?もちろん」 むーちゃん「じゃあさ、キスは?」 ニコ「へ?」 むーちゃん「いや、だからキスは?」 フラッシュバック 社長の誕生日パーティー事件の時にロボの頬にキスした映像 ニコNa「あれは・・キスと呼べるのだろうか?」 むーちゃん「おーい、ニコ~?」 ニコ「あ、あるよ。一応ね。」 むーちゃん「へ~!意外だな~!」 ニコ遠くを眺めながら ニコ「うん。恋したね~」 ○地蔵堂 ロボ「はっ・・・」 よっちゃん「は?」 ロボ「はっ・・・」 社長「は?」 ロボ「クッショォオオオオオオオオオン」エコーかかる ○街の全体が震える ○地蔵堂 よっちゃん「うるせぇし、きったねぇな」 ロボ鼻をすすりながら ロボ「噂かなぁ」 社長「あなたを噂する人なんているのかしら?」 よっちゃん「あ、いるな、一人」 ロボ「え?だれだれ?」 社長「あ、本当。いるわね。そういえば」 ロボ「だから、誰ぇ?」 ○高校 ニコ「・・・ロボ?」 チャイムが鳴る 先生が入ってくるのと入れ替わりに出て行くニコ 先生「あれ?え?林。どこ行くんだ?」 ニコ「そ、早退、早退します!」 ○路地 かけていく足。 電柱にテレクラの紙が張ってある所に差し掛かったところで はじめて出会ったときの映像が流れる。 ○公園 かけていく足。 プッチーニ事件でもらったメモを捨てたときの映像 ○地蔵堂の外観 とまる足。 過去の事件の映像がフラッシュバックのように点滅する。 ニコ目を閉じて ニコ「ロボ・・」 ○地蔵堂 ロボ「ねぇ、誰ぇ?」 社長「噂をすれば、ってやつね」 指を指す社長 ロボ「へ?」 振り返るとそこには息を切らしたニコが立っている。 ロボ「ニ、ニ、ニ、ニコぉ!?!」 ニコ「・・はぁ・・はぁ・・・ロボ・・!」 よっちゃん「役者はそろいましたね。社長。」 社長「そうね。・・二人とも! 感動の再会中悪いんだけど・・」 ロボ「感動なんかしてないですよ!」 ニコ「は~!?なにそれ!久々に会って言う言葉がそれ!? 会いたかった、とか言うのが礼儀じゃない!?」 ロボ、かっこつけた声で ロボ「会いたかったよ」 ニコ「・・キモい。」 ロボ「なんだよそれ!?言わせといてなんだよそれ!?」 ニコ「だって、全然変わってないんだもん」 ロボ「それはあれか?前からキモかったってことか?もー、怒った!」 社長「二人とも。ちょっと聞いて。」 ロボとニコが顔を見あわす。 社長「依頼なんだけど・・・」 ロボ&ニコ「嫌です!!」 よっちゃん「おい、久々なのに息ぴったしじゃねぇか。名コンビ!」 ロボ&ニコ「コンビじゃないです!」 社長「じゃ、内容言うわね」 ニコ「聞いてないし・・」 勝手に喋りだす社長 ○街の全体図 爆発音。とともにあがる煙。 社長Na「今朝、大きな爆発あったじゃない?」 ○地蔵堂 ロボ「爆弾魔をつかまえろ?とかいうんじゃないんでしょうね?」 よっちゃん「いいから、聞けって」 ○街の全体図 煙の上がったところにズームアップする。 社長「実は爆発のあったところね、怖い人たちの事務所なの。」 ○事務所 看板から上がる大量の煙 下でヤクザが騒いでいる 事務所からゆっくり出てくる親分らしき人物 親分「マジかよ・・」 社長Na「どうやら、その怖い人たちは自分たちと縄張り争いをしてる 長谷川組の仕業だとおもっているらしいの。 でもね、それは違う。 真相は、実に簡単。ただの愉快犯よ。 しかも、かなり短絡的な考えを持った幼稚な犯人。 ねずみ小僧、とでも呼びましょうか? とんでもない悪党のくせに偽善者ぶってる野郎よ。」 ○地蔵堂 ニコ「偽善者?どうして?それになんで愉快犯ってわかるんですか?」 社長「ちょうど3年ぐらい前かしらね。よっちゃん?」 よっちゃん「ええ。前にも似たような事件があったんだ。」 ○市役所前 社長Na「前の市長のころ、この町の負債が積もり積もっていて、同時に市民の不満も溜まっていた。 そんなとき、事件はおきたの」 市役所の前のゴミ箱が爆発。 市長の乗っていた車にゴミが散乱。 社長Na「話題になったけど、市民は別に市長に同情なんてしなかった。むしろ、いい気味だと思った」 ○大企業の会社前 社長Na「それから一ヵ月後、この街の海を埋め立てていた建設会社に環境団体が その会社に抗議しに来たの。 そのデモの最中・・」 会社の屋上から爆発 煙が上がる ざわつく環境団体。 カメラアングルはさっきのヤクザのと同じように。 社長Na「このときは環境団体全員が取調べを受けた。そして、そいつはいたの。」 ○地蔵堂 ニコ「ねずみ小僧・・?」 社長「そう。このときはただの、といっても爆発さたんだもの。立派な罪よ。でも ただの行き過ぎた抗議活動としか世間に認知されなかった。 しかし、調べていくと、市役所前の爆破事件もねずみ小僧の仕業だって分かったの。 その犯行理由が ○取調室 ねずみ男「俺さ、みんなの迷惑なってる奴が嫌いなんだよ。 だからさ、爆発させてやったの。 おれさ、いい奴だろ? な?みんな俺のこと認めてくれてんだろ?な? アハハハっ!」 ○地蔵堂 社長「救えない奴よ。 今回の爆発もきっと、奴で決まり。だってたしかあの爆発のあった河島組は結構町の迷惑になってたからね。」 ○街 チンピラを大量につれて歩く河島組 ○地蔵堂 社長「動機は十分にあるわ。」 ロボ「そ、そいつは捕まったんでしょ?」 よっちゃん「ああ。でもな、仮出所の日が今日なんだよ。」 ニコ「え?それって・・早いんじゃないの?早すぎる。」 社長「やつの強みはそこなの。ねずみ小僧の父親がじつは警察の官僚。何でも融通が利くらしいの。 下手にねずみ男に手を出したら、警察にいちゃもんつけられてしょっぴかれるかもしれないわ」 ニコ「そんな、捕まえろなんて依頼、嫌です。私。大体、誰がそんなこと社長に頼んだんですか?」 社長「あら、捕まえろなんて誰が言ったかしら。私があなたたちに頼みたいのは、 ねずみ男の警護よ。」 ロボ&ニコ「え、えー!?ど、どうして!?」 社長「どうしても何も、頼まれたの。ねずみ男の父親に。それだけよ。ねずみ男はいろいろなところに 迷惑をかけてるから敵も多いわ。ヤクザにだってねらわれるかもしれないしね。 だから、ねずみ男のお父さんから依頼が来たの。」 ニコ「な、なんでそんな奴の警護の依頼、引き受けるんですか?!」 社長「だって頼まれたんだもん。それに、だれだって、子供を心配するのが親の役目でしょ? 依頼には十分に正当な理由じゃない。断る材料が見つからないわ」 ロボ「社長!見損ないましたよ!!なんでそんな爆弾魔を!」 よっちゃん「・・・」 社長「別にあなたたちが引き受けてくれないんなら、毎日、あなたたちの家に矢文を送りつけてもいいのよ?」 ロボ(絶句) ニコ「いいかげんにしてください!」 社長「あのね、あなたたちきっと、この仕事をやる運命なのよ」 ニコ「運命?」 社長「ええ、そうよ。運命。自分たちのことは自分たちでケリをつけるのがスジってものよ」 ニコ「え?よく話がつかめないんですけど・・。」 社長「いいから、引き受けなさい。悪いことは言わないわ。ほら、これ」 社長、机の中から札束を取り出す ニコ「え・・ま、また、そんなお金で・・、お金でつられるわけないでしょ!」 社長「あら、そっちの大きいのはやる気みたいよ?」 ロボ「ロボ、出動しますっ!!」 ニコ「もう・・ロボぉ・・・」 ○ロボの車の中 ニコ「ロボの馬鹿っ!!!見損なった!!」 ロボ「あ~、馬鹿ってなんだよ!!だってしょうがないだろ!!」 ニコ「なにが、しょうがないのよ!?」 ロボ「お か ね が な い ん だ よ !!!」 ニコ「もー、うるさいなー。聞こえてるって!」 ロボ「俺だって、ちゃんと普通に暮らせてればあんな仕事引き受けてないよ? でもさ、食べるためだもん。しょうがないじゃん」 ニコ「ロボがロボットばっか買うからいけないんでしょ!!」 ロボ「買ってませんー!」 ニコ「んじゃ、何買ったのよ!!!」 ロボ「・・・うっ」 ニコ「やっぱ、おもちゃじゃん」 カメラがそのまま地蔵堂の方に移る。入り口に立っている社長とよっちゃん ○地蔵堂入り口 よっちゃん「いわなくてよかったんですか?」 社長「いいの、いずれ分かることだわ。それに私から聞いても意味がないもの。 二人がちゃんと、自分で考えてケリをつけなきゃならないの。 それがスジを通すってことじゃない?」 よっちゃん「うーん・・・なるほど、ね。」 社長「それより、よっちゃん、仕事よ!仕事!」 よっちゃん「はいはーい」 そそくさと地蔵堂の中に入っていくよっちゃんと社長 数秒後 一台のパトカーが入り口で止まった ○ロボの家 ロボ「ニコぉ。怒ってんの?」 ニコ「怒ってない」 ロボ「怒ってるじゃん」 ニコ「怒ってない」 ロボ「ニコぉごめん~!」 ニコ「・・・・」 ロボ「ごめんってばぁ~!」 ニコ「・・・・なにか聞こえる」 ロボ「何かって、何?」 ニコ「・・・・なんか、電子音、みたいな?」 (ピッ、ピッ、ピッ・・一定リズムで聞こえる電子音) ロボ「電子音って、どんな?」 ニコ「ピッ、ピッ、ピッ・・・って」 ロボ「ピッ、ピッ、ピッ・・・って、それ何?爆弾?」 ニコ「爆弾?」 ロボ「爆弾?」 (空気固まる) ロボ&ニコ「爆弾だぁああ!!!!!」 ○路地 全速力でかけるロボとニコ ロボ「どっちのほう!?」 ニコ「こっち!」 ロボ「マックスダーッシュっ!!!!」 ○長谷川組の事務所 車に乗り込もうとする長谷川組の親分 ロボ「うああああああああああ!!ああ、あ、あ、危ないっ!!!!!」 ヤクザ「んあ?なんかきた」 ロボ「逃げて逃げて逃げて逃げてぇええええ!!!」 ニコ「早くぅ!!!!」 (止まる電子音) ニコ「ロボ伏せて!」 爆発音 ○街の全体図 初めの爆発とは反対の方向から煙が上がっている ○長谷川組の事務所 親分「なんだぁ、こりゃあ!?」 ヤクザ「まじかよ!?え?まじかよ!?」 長谷川組の看板から煙が上がっている 親分「おいてめぇら!てめぇらの仕業かぁ!?あぁ?」 ニコ「違うの!ねぇ、ロボ、説明して」 ロボ「いや、だからですね、あの、爆弾魔のぉ、あの・・・」 ヤクザ「なんだぁ?てめぇがやったのかって聞いてんだよ」 ニコ「いや、だから、私たちは爆弾魔を追ってて・・・・あれ?・・・・え?」 集まってくる野次馬と明らかに反対方向に動く人影 ロボ「要するに、僕たちは、爆弾魔の警護を、ね?ニコ?あれ?ニコいない」 人影に向かって猛ダッシュするニコ ヤクザ「てめぇ、爆弾魔の味方じゃねぇか!!」 ロボに向かって猛ダッシュするヤクザ 人影に向かって猛ダッシュするニコ ロボに向かって猛ダッシュするヤクザ 人影に向かって猛ダッシュするニコ 同時に取り押さえられる。 ニコ「はぁ。はぁ。つ、捕まえた」 ねずみ男「あ?な、なにが?」 ニコ「あなた、ねずみ男でしょ?」 ねずみ男「は?なにが?ねずみ男?なんだそりゃ?」 ニコ「こういったほうが分かりやすい・・・? ・・・・爆弾魔さん」 ねずみ男「はぁ、やってねぇよっ!!!なにがっ!はぁ!?」 ニコ「私たち、あなたの警護担当者です。」 ピントが奥にずれて、ヤクザに取り押さえられているロボにピントが合う。 ロボ「ニコぉ!助けてぇ!!・・!」 ねずみ男「は?」 ○ロボの家 ロボ「ニコぉ!怖かったよぉ!!」 ニコ「はいはい」 ねずみ男「なに?あんたたちが俺の警護?ったっよりねぇなぁ!親父も血迷ったか」 ロボ「なにぃ!?俺はなやるときはやるんだぞ!!」 ねずみ男「さっき、取り押さえられてたじゃねぇか」 ロボ「あ、あれは・・・・・油断?」 ニコ「(小声で)ちょっとロボ、口挟まないで!」 ロボ「なんだよそれ!?だいたい・・」 ニコ「ねぇ、ねずみ男さん」 ねずみ男「はぁ?なんだよ?ってか、なんだよねずみ男ってよぉ」 ロボ「あだ名?かな」 ニコ「単刀直入に聞くけど、なんで・・爆破なんかするの?」 ねずみ男「はぁ?してねぇよ」 ロボ「君!しらばっくれるのはよさないか!」 ねずみ男「だからしてねぇって」 ニコ「全部、社長から聞かせてもらったわ。」 ねずみ男「社長・・・?ああ、地蔵堂の?お前ら、何?あそこの社員?」 ロボ「まぁ、そういうことになるね」 ねずみ男「なんかあそこも落ちぶれちまったな。」 ニコ「なにが?」 ねずみ男「あんたたちみたいな無能な奴らを雇うようじゃあよお」 ロボ「なにぃい!?いい加減にしろよっ!! 別にな、俺は無能かも知れないけどさ、ニコは違う!!断じて違う!!」 ねずみ男「はぁ?なに必死になってんだよ、だせぇな。ってかここ、お前ん家? オタクじゃん」 ロボットを触ろうとするねずみ男 ロボ「触るな!!」 ニコ「ねずみ男さん、あなたがしたことは聞いているんです。 その上で、私たちはあなたを守ると言っているの」 ねずみ男「ああ、そう。ありがとよ」 ニコ「でも、一つ約束があります」 ねずみ男「はぁ?」 ニコ「私たちが警護をしている間だけは爆破を止めてください ってゆうかもうしないで。」 ねずみ男「なんでだよ」 ニコ立ち上がって、ねずみ男をビンタする ニコ「あたりまえでしょ!あなたがしていることは立派な犯罪よ!いい加減にしなさい!」 ねずみ男「・・・ったあ・・・なにすんだよ、ガキぃ!」 ニコ「私たちが警護している間に考えを直して!お願い!」 ねずみ男「・・・・」 ロボ「・・・ニコ」 ○街 ねずみ男「おふくろ以来だよ、あんなビンタ」 ニコ「え?」 ねずみ男「いや、だから、あんな強烈なビンタ、おふくろ以来だって」 ニコ「・・ごめんなさい」 ねずみ男「いいよ、別によ」 ロボ「君はさ、ただ、目立ちたいからあんなことをしてたの?」 ねずみ男「はぁ?誰だよ?そんなこと言った奴」 ロボ「社長が言ってた。」 ねずみ男「なんだぁ、あのババァ。好き勝手言いやがって」 ニコ「・・え?社長と知り合いなの?」 ねずみ男「ああ、知り合いも何も、育ての親?的なもんだ」 ロボ&ニコ「え!?ええええええ!?」 ○地蔵堂(数時間前) 社長「子供を心配するのが親の役目でしょ?」 ○喫茶店 ねずみ男「・・俺が幼稚園の年長だったから、8歳?そんぐらいんときにおふくろが死んで 親父が一人で育ててくれた」 ニコ「社長とはどこで?」 ねずみ男「うちの親父ともともと知り合いで、おふくろとは友達だったらしいんだよ。 それで、よくあの店に行ってた。」 ロボ「よっちゃんはいたの?」 ねずみ男「ああ、いたよ。元気にしてる?」 ニコ「え?あなた今何歳?」 ねずみ男「はぁ?21だけど?」 ニコ「ってことは15年前からいたんだ、よっちゃん」 ロボ「何歳なんだ・・・あの人?俺よりちょい上だとばかり思っていた」 ねずみ男「それから5年くらいかな、結構世話してもらったぜ?あの人には」 ○地蔵堂(15年前) 遊んでるねずみ男をやさしく見守る社長 ○喫茶店 ねずみ男「俺の基礎って言うか、基本って言うか、だいたいのことは親父よりあの人に教わったな」 ○地蔵堂(15年前) 社長「いい?たっくん。よぉく聞いて。 人はね、この世界に深くかかわってるの。嫌でもね」 ○喫茶店 ニコ「それ、私も言われた」 ねずみ男「はぁ?マジかよ。あのババァ誰にでも言ってんのな。 まぁ、いいや。 (少し黙って)この言葉続きあんだよ」 ○地蔵堂(15年前) 社長「だから、人の迷惑になるようなことしちゃだめよ。たっくん。 迷惑なら、私にたくさんかけていいから、だから、それだけは守りなさい」 じっと社長の顔を見つめる幼きねずみ男 ○喫茶店 ロボ「なんか社長らしからぬ言葉だなぁ」 ニコ「・・・だから、爆破するんだ?」 ねずみ男「はぁ?だったらなんだよ。迷惑かけてるやつが許せねぇだけだ いいことしてんじゃねぇかよ」 ニコ「あなた、間違ってる。それは違う。 迷惑をかけている人に制裁を加えてるつもり? 違う。あなたは、そうやって理由付けて、ただ自分が目立ちたいだけじゃない!」 テーブルを叩くニコ 喫茶店の空気が凍る ねずみ男「・・・・るせぇよ」 4-287様 ねずみ男(セクシーボイスアンドロボ2)後編 へ続く