約 282,898 件
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/3022.html
タイトル(コピペ用) 信長の野望 全国版 ジャンル その他 このページを編集 海外タイトル 発売日 1988/03/18 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 国内版 ここを編集 記録 1 16 31 39 追記回数 872 Player サイファ TASVideosページ TASVideosStatus 転載元 分割リンク マイリスト mylist/12030419 備考 Movieファイル 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20670.html
登録日:2012/03/01(木) 00 08 50 更新日:2024/03/03 Sun 10 36 50 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 チート バランスブレイカー 信長の野望 地獄への使者 姫武将 娘 後継者 救世主 姫武将とは、信長の野望シリーズにおいて登場する女性武将のことを指す。 意外と歴史は古く、初登場は1994年に発売された『信長の野望 天翔記』まで遡る。 どのシリーズでも、基本的に大名の年齢が30歳以上の時に限り年が変わるターン(1月、新春等作品によって表現が違う)が回ってくると、ランダムでイベントが発生。 髪結いの儀式を終えた大名の娘が、自分を誰かに嫁がせるかそれとも武将として家に取り立てるか問いかけてくる。 また、作品によっては娘の名前を変えることができる。 誰かに嫁がせるつもりなら、「姫にする」という選択肢を選べばその勢力の姫になる。 有能な武将がいて、どうしても一門武将にして現在の大名が突然死んだ時のために家督を相続させたいなら「姫にする」という選択肢を選べばいい。 しかし、娘の強い意志を見込んで武将として取り立てようと考えるなら「武将にする」というそのままの選択肢を選べばいい。 これで姫武将の元服が完了する。 ★特徴 大名(父親)の能力に応じて能力が変化する 織田信長や武田信玄のような平均能力が80~90の武将が大名だった場合、姫武将もそれに近い能力を持つ。 大名が強ければ強いほど娘の才能が恵まれていく。 ただし、裏を返せば大名が弱いとそれだけ娘も凡才になる。 もし現在の大名が弱い場合は何とか有能な武将を一門に迎え、家督を相続させよう。 一門武将である ゆえに大名が死んだ場合、後継者の候補として扱われる。 娘がいるに越したことはない。 技能等を一部、または全て引き継いでいる 作品によるが大名が覚えている技能・戦法等の基本能力とは違う特殊能力を引き継いでいる可能性大。 ★作品ごとの姫武将 信長の野望 天翔記 姫武将システムがはじめて採用された作品。この頃は事前にチェックできずほぼ博打仕様。 ただし、父親が例え小田氏治でもそれなりに能力は底上げされていた。 信長の野望 革新 姫武将にする前に、姫武将にした場合の能力を確認できる。 戦法を一部引き継いでいる可能性があるが、技術適性は基本的にDで一ヶ所くらいしか突出したものがない。 信長の野望 天下創世 名前を用意された数種類から選べる。 能力の事前確認はできないのでよく考えてから姫にするか武将として取り立てるかしよう。 3つまで持てる技能を引き継いでいる可能性あり。 一つもなかったり全部引き継いでいたり様々。 信長の野望 烈風伝 事前チェックは不可能。 しかし、大名以上に能力が高くなることもある。 忠誠が低いと大名が死亡した際、大名の兄弟を後継者に指名すると謀反を起こす可能性があるので注意。 追記・修正は、大名が天下の片鱗を見て死んだ後に娘に家督を相続させ、天下統一を成し遂げたらお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 某ラノベで知ったが、実在したのか! -- 松永さん (2013-08-16 11 04 35) 天道では架空の息子も出るね まぁ史実の息子に継がせるけど -- 名無しさん (2014-01-26 05 46 44) 創造では出るわ出るわ・・・ -- 名無しさん (2016-02-24 16 41 40) 姫武将 捕らえたら側室に出来ればいいなに -- 名無しさん (2016-07-24 01 26 36) 織田信奈の野望 -- 名無しさん (2016-07-24 02 37 18) タグに反して記事内容じゃあんまり強くなさそうだけど・・・ -- (2016-08-03 21 16 03) ↑ 多分チ●ポには勝てなそうだからじゃね?(ゲス顔 -- 名無しさん (2016-08-10 04 58 37) 特に武将の質より数が内政などのスピードに直結するタイプの作品だと、所属武将の少ない大名では割と貴重な人材供給になる。しかし大名が若いとこれすら当てにできない…… -- 名無しさん (2020-03-16 17 30 43) 信長や信玄で年末にセーブしてリセマラすると、毎年能力値ほぼカンストの一門武将が補充されるわけでな -- 名無しさん (2024-03-03 05 37 59) 作品によっては父武将の嫁の父の影響もうけることは加筆したほうがいいかも。信長の娘が武力より智謀に偏るのは道三からの遺伝。母父言うな -- 名無しさん (2024-03-03 05 39 38) 創造PKではすごくお世話になったなぁ(戦力的な意味で) -- 名無しさん (2024-03-03 10 36 50) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/2811.html
信長の野望 Online メーカー コーエーテクモゲームス 発売日 2003年6月12日 対応機種 PS2.PS3.Windows コーエーさんの代表作、信長の野望??のMMORPG 戦国時代の日本を舞台にしている 拡張キッド 以下順次拡張キッドが発売されていった 飛龍の章 破天の章 争覇の章 新星の章
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/6206.html
信長の野望 ゲームボーイ版 機種:GB 作曲者:菅野よう子、山本光男 発売元:光栄 発売年:1990 概要 信長の野望シリーズのゲームボーイ版。光栄初の携帯機タイトル。 システムは『信長の野望 戦国群雄伝』をベースにしているが、全体的に簡略化されている。 BGMは全曲菅野よう子氏と山本光男氏が作曲した『戦国群雄伝』のアレンジ。 ゲームボーイながらもどの曲もよくまとまっており、特に合戦の音楽はかなり格好良くアレンジされている。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 プレ・オープニング 山本光男 タイトル画面 菅野よう子 戦国群雄伝のオープニングBGM 初期設定 山本光男 メイン 菅野よう子 一般大名ではなく信長のメインBGM 合戦 山本光男 一般大名の野戦BGM ゲームボーイ272位 勝利 敗退 ゲームオーバー 歴史イベント 菅野よう子 本能寺の変 統一 エンディング
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/12959.html
今日 - 合計 - 信長の野望・革新の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 13時18分20秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/4642.html
織田信長〔おだ のぶなが〕 作品名:信長の野望 作者名:[[]] 投稿日:2008年3月27日 画像情報:640×480px サイズ:63,140 byte ジャンル:ヒゲ キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2008年3月27日 ヒゲ 信長の野望 個別お
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1417.html
信長の野望 覇王伝 【のぶながのやぼう はおうでん】 ジャンル SLG 対応機種 PC-9801、X68000、Macintosh、DOS/V、FM-TOWNS、Windows 95~2000、スーパーファミコン、メガドライブ、メガCD、3DO、プレイステーション 発売・開発元 光栄 発売日 1992年12月 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント 初のパワーアップキット(以下PK)大名が減るたび「介錯を願おう」プレイヤー泣かせの新要素あまりにも弱すぎる本願寺固有顔画像を持つ武将の基準が謎じっくりプレイしたいユーザー向け 信長の野望シリーズ 概要 評価点 問題点 新要素関係 人材関係 その他の問題点 バグ 総評 概要 「信長の野望」シリーズ第5作。 前作『武将風雲録』までは国取りだったが、本作から城取りになった。 シナリオは1551年「信長出世」、1568年「天下布武」、1582年「平安楽土」の3本。 開始年が1551年と前作よりもさらに早まった事により、大内義隆、尼子国久、尼子誠久といった初登場の武将も多数。また、村上氏、浦上氏、三村氏、立花氏、肝付氏といった大名もこの作品で初登場となった。 また「天下布武」が標準のシナリオ(*1)として扱われているのは珍しく、『天道』で再び扱われるまではシリーズでも唯一だった。 PC98版とWindows版(『「信長の野望」30周年記念歴代タイトル全集』収録分とSteam版)のみだが、初めてPKが発売された作品である。 新シナリオ及びこのシナリオにしか出ない武将が追加される・ゲーム中にユーザーの作成した新武将を登場させられるなどの特徴がある。 FM-TOWNS版には、PK版のシナリオと武将がデフォルトで収録されている。MCD・3DO・PS版も一部のシナリオが収録されている。 Windows版はBGMはオーケストラ化された楽曲のみの収録で、それ以外のBGMは割愛されている(例えば北条家や島津家のテーマ曲)。またコマンド実行時の簡易アニメーションも削除された。UIもWindows標準のものが使用されており、戦国時代の雰囲気という点でそれまでのパソコン各機種版より後退している。 本作で新登場となった要素のいくつか(*2)は、先駆けて発売された『太閤立志伝』で採用されたもので、それが信長の野望シリーズに逆輸入された形になる。 評価点 戦闘に「向き」の概念が追加。部隊は凸型で表示され、後ろへの長距離移動はできない(一旦向きを変える必要がある)・横や後ろから攻撃されるとダメージが増える等の特徴がある。 敵部隊との接触時の向きは非常に重要。強敵であっても後ろから攻撃することで大打撃を与えられる。「兵力を二部隊に分けて挟み撃ち」といった戦法も取れるようになった。 凸型表示は、その後の作品には長らく取り入れられず『創造』まで採用されなかった。 論功行賞の雰囲気やアイディアそのものは良い。 金・領地・家宝・「一字拝領」などで褒美を与えたり、無能な家臣を追放・切腹させたりできる。 ただし家宝没収・切腹を命じた場合だと、家臣が命令を拒否して逃げ出すことがある。 家臣に満足な褒美を与えた場合は家臣が大名を称え、逆に満足な褒美を与えなかった場合は家臣が不満を漏らす。 また、稀に大名の評価について語ることも。 他大名との同盟が、対等な「会盟」と従属関係になる「威圧」を選べるようになった。代わりに脅迫がなくなった。 従属した場合、破棄されない限り攻め込まれる事はなくなるが、合戦で援軍を要請されたら必ず援軍を出さねばならない。 ただし、CPU大名を従属させた場合は援軍要請を普通に断ってくるインチキ仕様がある。また別の大名の城に攻め込んだ瞬間に同盟を破棄して敵対関係になり、そのまま敵側の援軍に来ることもある。 武力で他大名を全て攻め滅ぼす以外に、自大名が征夷大将軍になり他大名を全て従属大名にすることでもクリアできる。 家宝と官位の導入。 家宝には、前作にも登場した茶器と新たに追加された武器(*3)・絵画・書籍・舶来・財宝の6種類がある。 家宝の中には複数の能力を高められるものも存在する。 朝廷貢献度が高ければ、官位の叙任を受けることができる。 また、複数の官位を持っていた場合、論功行賞で最高位以外の官位に家臣を叙任させることも可能。 東北が細分化され、蠣崎(松前)・南部・安東(秋田)家などが『全国版』以来、久々に登場。 ただし本来の陸中に相当する地域が陸奥に組み込まれた結果、陸前が陸中、磐城・岩代が陸前となり、国名にずれが生じてしまっている。 籠城戦のマップは、城ごとに異なっており個性がある。 軍師の資格を持つ武将が2名以上いても自分で選ぶことが可能になった。 前作・前々作では軍師の資格を持つ武将のうち最も能力の高い武将が自動的に軍師となっていた。 武将の能力に『智謀』が導入され、武闘派でない武将にも戦場での活躍の場が提供されるようになった。 それに伴い戦略コマンド『調略』の種類が増え、合戦では計略で敵部隊を誘導したり、敵部隊の士気を下げたり、城に火を放ったりできる。敵城を火で埋め尽くす様は愉悦の極みである。 不評だらけの新要素の中では、後のシリーズに受け継がれている数少ない評価点である。(*4) プレイヤー大名の改名(実際には改姓)が可能になった。また、コンピュータの思考を「理知的」「好戦的」から選べるようになり、初期設定の幅を広げる走りとなった。 前作で追加された歴史イベントが、本作(PK含む)でも追加されている。 中には当時の日本政治を連想させるネタイベントもあり、そのネタイベントは条件こそ非常に厳しいが実は強力な効果がある。 問題点 新要素関係 半強制的にやらされる上に、非常に面倒な論功行賞。 一応論功行賞を行うかどうかは任意だが、戦争や内政などで勲功が溜まった家臣をそのまま放置しておくと忠誠度が下がるため、否が応でも行うことになる。 しかも論功行賞は大名の気合を最大値の三分の二消費するため、大名は論功行賞を行うだけの存在になってしまいがち。 領地と家臣が増えるほど煩わしくなり、ゲーム後半で論功行賞を行うと煩雑なことこの上ない。 地域によっては国主に任せられる事もある(*5)が、自分で論功行賞を決めなければいけない場合もある。 城が多い上に、一つの戦いにつき一つの城しか攻めることが出来ないため、統一するまでに時間がかかる。 宝島社文庫『戦国武将』によると、光栄社員は「『覇王伝』という作品では170の城が出てきたんですが、それらの城をすべて攻略するのはいかにもしんどい」と語っている。 つまり、光栄側も何も考えずに城の数を多くした事は失敗と半ば認めている。ただ、城主に内応が成功すると城ごと寝返るようになっていれば幾分マシになっていたかもしれない。 コンシューマー版では城の数が110に減っている代わりに、CPUの思考時間が長くなっている。 征夷大将軍EDを見るためには武力統一以上に膨大な手間がかかる。そのため、普通に武力で統一したほうが早い。 理由は2つあり、1つは征夷大将軍は官位扱いであるため、征夷大将軍になるためには他の官位と同じ様に朝廷に大量の金を献上しないといけない。しかも征夷大将軍は最上級の官位であるため他の官位を手に入れるより手間がかかる。(*6) さらに献上するにも官位を受領する(コマンドは朝廷工作)にも気合を最大分使用する必要がある。気合は最良でも最大値の三分の一ずつしか回復しないので再び朝廷工作出来るようになるまでに最短でも3ヶ月かかる(*7)。 貢献度を最大にしても最初は従六位上までしか貰えない。しかも貰った官位はたとえ征夷大将軍であろうが基本的に1代限りなので大名が亡くなったら一からやり直しとなる。あらかじめ手持ちの官位を跡継の武将に対して与えておけば多少手間を省けるが。 もう1つは自分以外の大名を従属させるには自分の大名が圧倒的に優位でなければならない。そのような状況であれば、なおさら武力で統一が容易である。 これだけ手間がかかるくせに、征夷大将軍EDの音楽や最後の部分は通常EDと同じ。 家宝を購入できるかはランダムな上、値段が高いので購入が難しい。 しかも大名が居る城の金が少ないほど商人が来る確率が上がる仕様となっているため、商人が来た時に限って家宝を購入する金がないという事がよく発生する。 前作では初期状態で茶器を持ってる武将が多かったが、今作では初期状態で家宝を持っているのは松永久秀と1568年の織田信長(*8)しかいない。 コンシューマー版では開発段階では常に家宝が買える仕様だったらしいが、残念ながら採用されなかった。 戦争になる際に雑兵として、無料でいくらかの兵を部隊に追加する事が可能となったが、雑兵は士気や訓練度が極端に低いため、混ぜると士気や訓練度が大幅に下がる上、行軍速度が遅くなり、かえって弱くなるだけでほとんど意味がない(*9)。 内政時に雇う兵は足軽(傭兵)として、雑兵は合戦時に駆り出される農民兵という扱いで兵農分離をシミュレートしているのだろうが、雑兵が弱すぎるため、かえってバランスが悪化するだけとなってしまっている。また、CPUは積極的に雑兵を部隊に引き入れるため、烏合の衆と化す。 ウリにしていたCPU思考のニューラルネットワークは『覇王伝事典』で「鉄腕アトム幻想の残骸」と評されるほどの失敗システムだった。 やたらと攻撃的で攻め込みまくり、しかも部隊に大量の雑兵を入れるため、どんどん疲弊していく。 一旦領土を広げることに成功した勢力は、その後も攻め込みまくって急速に領土を増やすが、強いのは前線だけで内部はスッカラカンのまま。なのでいざ対決してみると悲しいほどに弱い。 委任した場合も同様の思考になる。敵勢力と隣接していない安全国を委任しても城を空にして最前線に集まろうとするので浪人に空城を乗っ取られる。安全を確保するなら留守番役を置いて直轄領にしておくしかないのだが、各国ごとのターン送りが非常に面倒。 こちらの兵力が少ないと積極的に攻め込んでくるが、大量の援軍が到着した途端に兵糧を置き捨ててスタコラ逃げていく。繰り返すと兵糧が枯渇するので無血開城できてしまう。 金や兵糧が少ない城には攻め込む価値がないと判断する現金な思考。兵糧0でも攻めてこない。金と兵糧を0にして留守番役の武将を一人置いておくだけで鉄壁の防衛ができる。 そのためか98版PKのエディタにはニューラルの項目があったのだが、Windows版PKでは削除されている。 次作『天翔記』もニューラルネットワークを採用していたらしいが、その次の『将星録』からは完全にニューラルの単語は聞かれなくなった(*10)。 前作『武将風雲録』より好戦的である一方、戦線が膠着しやすく、CPUが全国統一することはまずない。明らかに173城(前作は48国)のゲームシステムに付いて行けていない。 これは、城数と比較して武将不足に陥りやすいのも理由である。 110城に減らされたコンシューマー版の方が、武将不足は起きにくく、CPUも攻勢が止まりにくくなっている。 東北では前作にも登場した伊達・最上・蘆名の三強(*11)になりやすい。蠣崎・安東はおろか南部ですら伊達の餌である(*12)。 人材関係 大名の存在をなくすには、全ての城を落として大名を自害させるしかないため、一度大名になった武将は基本的に他大名の家臣に出来ない。 脅迫により大名を従属させることは可能だが、完全に屈服させて配下にすることはできないためである。 前作および前々作では、大名の能力値が高いかつCOM大名でない限り、外交で脅迫して屈服させることで配下にできたため退化している。 一応、シナリオ1であれば徳川家康(松平元康)・本願寺光佐・長宗我部元親・真田昌幸といった一部の後期シナリオ大名が特定の大名の配下武将(もしくは待機武将)として登場するため、該当大名を滅ぼした際に配下に加えられる可能性はある。 またマルチプレイで始めて配下にしたい大名を隠居させた後、メインの大名で捕らえて登用するという方法があるが、あらかじめ高い忠誠度を下げておく必要があり、論功行賞で領地を与えてからそれを召し上げるといったことが必要で一手間かかる。しかもシナリオや大名によってはそもそも隠居できない場合もある。 なお、大名である武将が他大名の家臣になる唯一の例外が、前述したネタイベントである。 前作では豊富だった自害時の台詞が、「介錯を願おう」と「貴様にこの平蜘蛛を奪われるよりは……」の2種類のみとなった。しかも後者は松永久秀専用なので実質「介錯を願おう」の1種類のみ。 自分の大名が滅ぼしたor滅ぼされた場合はもちろんCOM大名が別のCOM大名を滅ぼした場合も自害の台詞が流れる仕様であるため、大名が減るたびに「介錯を願おう」を見る事になる。 浪人(在野武将)を見つけるためのコマンド「取立」は、発見成功率が極めて低いという地雷コマンド。浪人武将が仕官を志願してくる方が圧倒的に高確率。 そのため、浪人武将が志願してこないと浪人武将の登用はおろか、対面すらおぼつかない。 コンシューマー版では、現在の城に近隣の浪人武将が来るよう呼びかけるコマンド「募将」が追加された。これと「取立」を組み合わせることで、ある程度成功率が上がるようになった。 そのくせ、浪人武将が空城を乗っ取る事が多い。前述の通り、本作では大名は強制的に自害するため、浪人武将が城を乗っ取るとその武将はほぼ確実に無駄死にとなる。 家臣の忠誠度が表示されず、忠誠度の判別方法は気力の回復量から何となく推察するだけ。そのため裏切りの危険性が判別しにくくなった(*13)。裏切って独立した場合は前述の理由のためリセットするか諦めて死んでもらうしかない。 家臣の忠誠度を上げるには論功行賞を行う必要があるのだが、非常に手間がかかる癖に忠誠度は少しずつしか上がってくれない。 「加増」「報奨金」は勲功に見合った量+αを与えないと効果が薄い。とはいえ、他は効果がほとんどなかったり効果が高くても制約が強かったりするため、基本的にこの二つを使って恩給を与えることになる。 「感状」は一回の論功行賞につき与えられる数に限りがある上、効果もほとんどない。一応大名が官位を持っていると若干効果が上がるが焼け石に水。 「宝物」「官位叙任」は低い物でも効果は高いが前述したように入手が面倒。また、すでに家宝・官位を持っている家臣には他の家宝・官位を与える事はできない。(*14) 「一字拝領」は効果が高く無料だが、名前が変わらなかったり、奇妙な名前(織田信長が黒田官兵衛に一字拝領で「黒田官信衛」になるなど)になったりする場合がある上に、一度限り(プログラムにより「高坂信信」のような同じ漢字2字のぶっ飛んだ名前にはならない模様。また、『光栄ゲームパラダイス』創刊号によると、拝領後は「信長」にはならないようにプログラムを組んだとのことだが、絶対に「信長」にならないわけではない)。 また家臣に勲功に見合った量を大きく上回る褒美を与えると他の家臣の忠誠度が下がるので平等に行う必要がある。さらに勲功が少ない時に褒美を与えても、逆に家臣全員(褒美を与えた武将を含む)の忠誠度が下がる場合があるため、しばしば論功行賞を行うわけにもいかない。 城主の武将が謀反を起こした場合、その城にいる他の武将が殺されることがある。しかも謀反を起こした武将の一門でも容赦しない。 『三國志II』ほどではないが、武将が寝返る頻度が高め(さすがに総大将や他家の援軍は寝返らないが)。 義理の低い武将は本当に寝返りやすく、不義理な武将の代表格である松永久秀などは1回の戦争で複数回寝返る事もある。 しかも籠城している武将が寝返った場合は城からの脱出に失敗して殺されることがある。 その他の問題点 野戦マップが使い回しばかりで、高山が多いマップだと自軍を満足に配置・移動できないことがある。挙句マップが無駄に広い上に、低山と高山のグラフィックが同じ。 低山か高山かどうかは実際に進軍するまでほぼわからない(*15)ため、進軍がし辛くなるケースも出てくる。 篭城戦での城がただの大きい的でしかない。 本作の篭城戦は、前作までとは異なり城の中に入り込んで敵部隊を殲滅するのではなく、城壁を直接攻撃する事で相手兵力と防御度を減らすものとなっている。 よって野戦と篭城戦との差がほとんどない。籠城戦では雑兵も出せず援軍が来るまでの時間稼ぎもできないため、攻められたときに篭城戦を選ぶメリットはない。にもかかわらずCOM大名は足軽がいなくてもいきなり篭城する事があるため、兵0で簡単に落とされてしまう。 また、防御度は高ければ高いほど一度の攻撃で大きく減るため、高すぎてもあまり意味がない。防御度を上げるコマンド「作事改修」はほぼ無意味。また「築城普請」というコマンドもあるが、こちらも実行できる条件が厳しい(*16)という空気コマンド。 前作の最強兵器『鉄甲船』が削られている。 『技術』のパラメータが廃止されたのはまだ良いとしても『鉄甲船』もカットされたため、史実で毛利水軍を破る等の猛威を振るった『九鬼水軍』等が再現できず退化したようにも取られかねない。 次作では鉄甲船が復活し、各武将に兵科適正が導入された事と相まって、水軍適正の高い九鬼の強さ等が体現されるようになった。 武将の顔画像の基準が滅茶苦茶。 長宗我部元親や石田三成など、一部の有名武将ですらモンタージュになっているのに、知名度のあまり高くないマイナー武将(*17)が固有の顔画像になっていたりする。 本作で初登場した武将(南部信直・肝付兼続など)や過去作では『全国版』のみに登場した武将(津軽為信・一条兼定など)は固有の顔画像を持っていることが多い(*18)。 + どれがどの武将のものか分かるかな?(ヒント:全て有名な武将です) 画像の上にマウスカーソルを載せるか、長押しすると答えが出ます。 勢力分布では本城を持っている勢力しか表示されず、支城しか持ってない勢力がわからない。 PC版だと、近くの勢力はわかるもののコンシューマ版だと一切不明である。 PK版ではすべての地域の詳細地図が見れるように改善された。 武将がいない城を攻めた場合、防御側にどんなに兵士がいようが確実に城を取ることができてしまう。 兵糧が無い場合も同様。しかもいずれの場合も援軍を送ることすら出来ない。 また城に武将がいないと前述したように浪人や裏切った武将が城を乗っ取る可能性もあるため、城を空にするメリットは基本的にない。 ただし武将に直接命令できるのは大名または国主のいる城のみのため、武将が少ない時はリスク覚悟で大名または国主の城以外を空にして武将を集中させる必要もある。 また、この仕様を逆手にとって家臣の知行地がある国をあえて敵に取らせ、家臣の知行を(忠誠度を下げずに)0にするテクニックもある。 効果を実感できないコマンドや実行できる条件が厳しいコマンドが多い。 「取立」「作事改修」「築城普請」が使えないコマンドなのは前述した通り。 「評定」も大まかな指示しかできない上に本城にいないと使えない。 一向一揆の効果が前作では一つの国で起こせたが、今作では一つの城のみなので相対的に弱体化している。 また大名の気合を最大分消費するため、使い勝手も非常に悪い。 ただし本願寺プレイであっても(発生場所含め)ランダムで発生した前作と違って、本願寺プレイなら(条件はあるものの)任意に起こせるようになっている。 そもそも発生条件の一つである本願寺家は、今作ではCPU担当だと長尾(上杉)家や朝倉家はおろか神保家や能登畠山家にすら勝てないほど弱く、10年もしないうちに滅亡することが多い。そのため、東国や西国の大名でプレイした場合一向一揆の被害を受けることはあまりない。被害を受ける場合のほとんどが、本願寺家の遺臣が神保家や能登畠山家の後を継いだ場合である。 ガイドブックでは当然ながら「このゲームの本願寺には、史実での活躍を期待してはいけない。領地は加賀だけでその加賀の貫高も隣の越中より低い。大名も家臣もまったく戦闘向きではない(*19)。鉄砲は多いが数回戦争して減ったらそれまでである。(要約)」と辛辣な評価。 あまりにも本作の本願寺が弱すぎたためか、次作での本願寺は大幅に強化された。 ちなみに、本願寺光昭(准如)が出てくるのは、シリーズ作の中では本作と『将星録』のみ(*20)。本作の本願寺はシリーズ屈指の弱さであるにもかかわらず。 客人来訪が大幅に減り、ボッタクリ商人と浪人の士官しか来なくなった。 前作のように茶器が手に入るイベントなどがあれば、家宝システムももう少し生かせたのだが…。 彌助が出るイベントがあるのだが、黒人差別といわれても仕方がない扱いである。 言葉が一部除いて記号のみ。しかも彌助がいる状態で本能寺の変イベントを起こすとなんと織田信忠の身代わりになる。(*21) そして生き延びた信忠は姫路城で秀吉と合流、山崎の合戦にも参戦し清州会議で他の重臣たちに生存報告をして織田家を継ぐことになる。 この扱いにクレームが入ったのか、長い間シリーズ作品に登場することはなかったが『創造』のダウンロードコンテンツで「弥助」として再登場。さらに『新生』でも20年ぶりに歴史イベントで登場している。 ちなみに作品が出た当時は黒人の扱いが社会問題になっていた(参考)。 肌の色が黒いのを信長が化粧と勘違いして体を洗おうとしたというエピソード自体はかなり有名であり歴史小説等でもたびたび目にするシーンではある。この点では時期が悪かったとしか言いようがない。 鉄砲を売り買いするだけで簡単に銭が増やせる。 鉄砲の値段は商業と鉄砲生産国かどうかで決まる。 鉄砲生産国で商業が高いと安く買えるのだが、非生産国で商業が低い国の売値より安くなってしまう。このため鉄砲生産国で鉄砲を買う→商業が低い城に運ぶ→商業が低い城で鉄砲を売るで簡単に増やせる。 東北では豊作イベントが起こらず、逆に凶作イベントが頻発する。史実通りではあるものの、東北の生産力がおのずと下がっていってしまう。 バグ 兵力の少ない武将を城に特攻させて捕まると、防御度が一気に10も下がるバグがある。普通に攻めて防御度が減ってきたところで何人か特攻させれば簡単に落城させられる。捕まった武将も帰ってくるので問題ない。 明らかな誤字がある武将(本荘(本庄)繁長と角隅(角隈)石宗)が存在している。 SFC版では家宝を手に入れた武将の能力値が変わらず、そのくせ家臣の持つ家宝を没収した際には所有により上がるはずだった能力値が下がるというバグがある。 Windows版では敵城を越えてその先の城に攻め込めてしまったり強制終了しやすいというバグが存在する。 PK版の新シナリオにバグが多い。 改名前の斎藤道三(長井新九郎)が裏切って独立した際、1度斎藤家の家紋になるがまた別の家紋になってしまう。 改名時に斎藤家の家紋か否やにかかわらず家紋が変わるようになっているためである。 シナリオ0でプレイすると、一部武将が何故か新大名の一門衆扱いになってしまっており新大名の家臣として登場してしまう。 佐竹家の家臣であるはずの岡本禅哲が紀伊畠山家の一門扱いになっている。 また大内家の家臣であるはずの内藤隆世も阿波細川家の一門扱いになっている。 何故か名前にスペースが入っている武将(大崎 義隆(*22))も存在している。 総評 論功行賞・雑兵・家宝などの戦国時代要素をゲーム上で再現しようとした意欲作だが、ゲームシステムにうまく昇華できなかった。 そのためだろうか、前作や次作に比べ評価は高くない。 近年、信長の野望の新作の評価が下がりつつあるが、当作品は未だにシリーズの中でも低い評価である。 例えばコーエーテクモゲームスが実施した「あなたの好きな『信長の野望』を教えてください」という公式アンケートでも当作品は「嵐世記」「初代(*23)」「将星録」の次に票が少ない。 一連の件を挙げれば何かと不評だらけの本作だが、じっくりプレイするのが好きなユーザーからの支持は高い。
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/10426.html
【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 信長の野望 ゲームボーイ版 タイトル 信長の野望 ゲームボーイ版 機種 ゲームボーイ 型番 DMG-NYJ ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1990-10-10 価格 5800円(税込) タイトル 信長の野望 ゲームボーイ版 名作シリーズ 機種 ゲームボーイ 型番 DMG-NYJ ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1997-7-25 価格 3800円(税込) 信長の野望 関連 Console Game FC 信長の野望 全国版 信長の野望 戦国群雄伝 信長の野望 武将風雲録 MD 信長の野望 全国版 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 覇王伝 SCD-R 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 全国版 MCD 信長の野望 覇王伝 3DO 信長の野望 覇王伝 SFC SUPER 信長の野望 全国版 SUPER 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 覇王伝 信長の野望 天翔記 SS 信長の野望 天翔記 信長の野望 リターンズ 信長の野望 バリューセットシリーズ 信長の野望 天翔記 with パワーアップキット 信長の野望 将星録 信長の野望 戦国群雄伝 PS 信長の野望 覇王伝 信長の野望 天翔記 信長の野望 リターンズ 信長の野望 天翔記 with パワーアップキット 信長の野望 将星録 信長の野望 全国版 信長の野望 戦国群雄伝 信長の野望 武将風雲録 信長の野望 将星録 with パワーアップキット 信長の野望 烈風伝 信長の野望 烈風伝 with パワーアップキット コーエー2002 SPRING PACK 三國志 VII 信長の野望 烈風伝 with パワーアップキット DC 信長の野望 将星録 with パワーアップキット 信長の野望 烈風伝 Wii 信長の野望 革新 with パワーアップキット 信長の野望 革新 with パワーアップキット&三國志 11 with パワーアップキット ツインパック Handheld Game GB 信長の野望 ゲームボーイ版 信長の野望 ゲームボーイ版 2 WS 信長の野望 for WonderSwan GBA 信長の野望 駿河屋で購入 ゲームボーイ
https://w.atwiki.jp/pawapuro12/pages/589.html
信長の野望 全国版OP 686様より あああ るさあ ぐぐい むおし じにだ れむさ むうも ごいげ おあせ ぐえず べげめ りらぞ わんけ ほむぞ むめん ぞさし みかせ ぞねや ぬぬだ こみへ いきね ほあろ はそず ばうが ちでて さねま すむよ ずちれ うてお あなか ぐむか のなげ めくせ れない りぞは ぶやか れどる むへす わざ
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4330.html
信長の野望 全国版 【のぶながのやぼう ぜんこくばん】 ジャンル SLG 対応機種 PC-8801、PC-9801、X1、X68000、MSX、MSX2、FM-7、Windows 98~XP、ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジン スーパーCD-ROM2、プレイステーション 発売・開発元 光栄 発売日 【PC88】1986年12月【FC】1988年3月18日【SFC】1993年8月5日【MD】1993年9月15日【PCE】1993年12月11日【PS】1998年1月22日【Win・コーエー25周年記念パック】2003年8月1日 プレイ人数 1~8人 定価 【機種共通】9,800円【コーエー定番シリーズ】1,980円 備考 コーエー定番シリーズ 【PS】2000年8月3日【Win】2005年7月22日 配信 バーチャルコンソール 【Wii】SFC版 2008年12月24日/1,000Wiiポイント(税5%込)【WiiU】SFC版 2014年10月29日/823円(税8%込)Steam 2017年1月25日/1296円(税8%込) 判定 良作 ポイント 舞台が日本全国に拡大地元大名プレイが可能になった最大の敵は寿命 信長の野望シリーズ 概要 前作との違い 前作との共通点 評価点 問題点 総評 その後の展開 概要 前作との違い 信長の野望シリーズの第二作。文字通り、今回は全国が舞台となっている。 前作のマップを踏襲した範囲が織田信長を中心とした近畿・中部の17国モードと、全国を舞台にした50国モードがある。 本作から各大名の顔グラフィックが登場した。 イベント時にも対応となるCGや音声(*1)が出力され、演出面が強化された。 ターンの単位は春夏秋冬の1年4ターン。担当大名が死亡するとゲームオーバー(*2)。最大の敵は寿命と言われ、一部の大名はじっくり育て上げ盤石を固めてから攻めるプレイが困難(*3)になっている。 敵大名が複数国持っている場合、合戦で大名自身を撃破すれば、その国全てを一気に占領することができる(*4)。この作品ではまだ史実イベントとして設定されていないが「桶狭間の戦い」のような戦い方も可能(*5)。 プレイヤーは開墾や治水などの開発を行い国を豊かにし、増えた人口は徴兵(又は攻めて来た兵を横取り)して戦力を強化、隣接する国に侵攻し領土の拡大を目指す。最終的に全ての国を占領すればゲームクリアとなる。ちなみにコマンドは1ターンあたり1つのみ(*6)。 『全国版』は国単位の統治であるため城や城下町それを結ぶ道が存在せず、原則隣接する国なら攻めることができる。そのため開始時に隣接する国が少なく、国力もそこそこある島津(*7)や長宗我部(*8)などは初心者向けとされた。 蝦夷の蠣崎家のように他にも隣接国が少ない国は結構あるが、大抵国力が低く隣接国が強いので軌道に乗るまでが大変。 前作では収入、戦闘力でしか影響がなかった民および兵士の忠誠度が、低いと前者では一揆、後者では謀反を起こされてしまうようになった為隣国などよりも遥かに脅威となる様になった。またこれらのパラメータは敵国にも設定されており、コマンド「忍者」を使うことで低下させることが可能。 相場に関してもターンによって変動するようになり、米の売買や徴兵時の費用、または借金の借入返済などに影響を与える。これを利用して米の相場が安い時に大量購入、上がったら売りつけ金を稼ぐ。ただし取引するとそのターンが終了するので、手順に気を配ろう。 今作でも「武将」の概念が存在しないが、各部隊に特徴が付けられて戦闘で国を落とされると無条件で敗北する第1部隊、騎馬隊の第2部隊、鉄砲隊の第3部隊、足軽の第4、5部隊という編成なっている。この5部隊は兵をパーセンテージで割り振ることができるようになり、均等に20%に振ったりオトリ戦法として第一部隊1%、第二部隊99%という極端な配分もできる(*9)。 最も強いのは鉄砲部隊だが、武装度によって割り振り上限値があり、大抵の場合20%までしか編成できない。 前作では2人までしかプレイできず、大名も織田家と武田家で固定だったが、本作では同時プレイ人数が8人に増加し全国の大名を選ぶことが出来るようになった。(*10)友人と一緒に遊ぶことができるようになったのはもちろん、他の7国をわざと負けさせて取りこむようなプレイも可能。 前作との共通点 シナリオ開始は1560年。17国モードは舞台も前作と同じ。 プレイヤーの初期パラメータは固定ではなくスペースキーを押してランダムに決定する。健康、野心、運、魅力、IQの5つで、自分が気に入るまでリトライすることができる。これは後の光栄作品『三國志』『提督の決断』などでも受け継がれた。 なおパラメータの健康は年齢を重ねるごとに低下していき、低いと病気(*11)になりやすく、最終的に老衰で死亡する(三國志の一部の武将のように死期が設定されているわけではない)。コンピュータの大名にも設定されており、これは忍者の暗殺コマンドで下げることも可能であるが失敗すると自分の健康が減る。 健康を増やすための休養というコマンドもあるが、休養中はずっと委任状態になる。合戦の指揮もできないので、攻め込まれると被害甚大。 コンピュータの強さを5段階で選ぶことができ、数値が大きいほどCPU大名のパラメータに強力な補正がかかる。 プレイヤー大名がスロットで出せる最大値の109を超える場合もある。 評価点 先述の通り、全大名を選択できるようになり日本全国の様々な大名を主人公にプレイできるようになった 史実では夢半ばで死亡した「信長の全国統一」をゲームで再現できるという歴史ファンには夢のような展開が可能に。 東北・九州の人も「地元の大名で全国統一」という夢のプレイが実現できるように。 辺境の大名などは1ターン生き延びることすら難しいという酷い状態の大名もいたが、それでも最初期さえ乗り切れば上記のような「全国統一」も十分可能である。 このためゲーム雑誌で弱小大名でスタートし全国統一していくという誌上リプレイが連載され好評を呼んだ。 隠しイベントとして、「本能寺の変」が導入。ある一定の条件を満たすと発生し、信長が敗北すると織田家の領地が羽柴・明智・柴田の3勢力に分裂する(*12)。プレイヤー大名だった場合は羽柴家を引き継ぐ。 条件は「信長が山城にいるときに山城で謀反が起きる(*13)」という単純なもので、通常プレイでも起こる可能性がある。 このイベントが好評だったためか、後のシリーズでは歴史再現イベントが多数盛り込まれるようになった。本能寺の変の発生条件はだんだんと厳しくなり、狙わないとまず発生しないようになっている。 BGMの追加。特にオープニングの「Overture」は非常に印象深く、後のシリーズにもアレンジして使われる信長の野望を代表する曲となった。 作曲者は管野よう子。本作以降もシリーズを通して(全てではないが)担当している。また、当時は無名だったが90年代半ばにTVアニメに関わった事で一躍有名になり、以後は様々な場で活躍している。 当時のSLGはカップラーメンにお湯を注いで食べられる位(*14)に1ターンのCOM思考は時間が掛かったが、本作にそのようなストレスを感じる要素はほとんどない。 MSX版やファミコン版は合戦場がヘクス(六角)構成ではなくスクエア(四角)構成に変わっている。ただし、1列ごとに半マスずつずらして隣接マスを6つにすることで擬似的なへクス構成を再現しているため、バランスはなんら変わってはいない。 後の作品よりも「委任」や「借金」コマンドが使いやすい。 委任は「生産」「商業」「軍事」「バランス」の4種類を指定でき、生産か商業なら勝手に兵士を雇うことがないので、敵国に隣接していない国を安心して委任できる。 後の作品では委任の方向性を指定できなくなったり、内政型の委任をしても勝手に兵士を雇うようになって非効率なシステムになってしまった。 借金は大名ではなく国別で行われるため、借金→(そのお金で徴兵)→物資全部持って別の国に移動または戦争→カラッポになった元の国を敵国が借金ごと奪ってくれるというテクニックがある。 後の作品では大名帰属になって使いづらくなり、誰も使わないからか借金システムそのものが消えてしまった。 問題点 プレイスタート時点で、各国一大名という設定であるため1560年時点では無理がある人物が大名に据えられている。 元服前である人物も大名にされており特に十河存保や別所長治はなんと6歳…、間違いなく家臣たちの担ぎ上げである。 他にも最北端の大名の蠣崎慶広は11歳、そして唯一の隣接国で頻繁に攻めてくるのは10歳児でありながら南部から独立した津軽為信である。最北端で小学生に率いられ戦う兵士たち…シュールである。 また、下総の大名の結城晴朝がなぜか磐城の大名になっている。(*15) 大名は基本的に一代限りであるため、毛利など年齢の高い大名でプレイすると姉小路や一条といった弱小大名以上の難易度になる。 なおCOMが統一を達成することはまずない。統一する前に死んでしまうからである。 弱小大名は1ターンを待たずに一揆・謀反・敵国からの侵攻・暗殺で滅亡してしまうことがよくある。 記録(セーブ)が季節の初めにしか行えない。コマンドを実行しても、実際にセーブされるのは季節が変わった瞬間である。 まずい結果になってもやり直しがきかない。弱小大名だと、セーブされる前に滅亡なんてことも。 うっかりコマンドを入れ忘れると、2ターンの間ずっとセーブができないことになる。 COM担当の大名が本来1ターンに1回しか実行出来ないコマンドを複数回実行する。上記の弱小大名が1ターンを待たずに滅亡する原因でもある。 参考(0 58から始まる戦争画面左側の部隊編成に注目。1ターン目でCOM担当大名の三好が編成と戦争の両方を実行している。本来はどちらか片方しか実行出来ない。) 兵士0の国では謀反が起きないバグがある(*16)。 本来は、謀反軍の兵士よりも多くの兵士を置いておかないと負けて国を奪われるという仕様だったと思われる。 委任で内政指示をしておくと兵士を雇わないという仕様と非常に相性が良く、他国と隣接しない安全国を兵士0で委任しておけばもう安泰である。 暗殺が強すぎる。どんなに強大な勢力であろうとも、暗殺すれば戦わずして滅亡してしまう。上記の弱小大名が1ターンを待たずに滅亡する原因でもある。 ただし、相手がIQが高い大名だと成功せず、逆にこちらが暗殺される事もある。 空白地の獲得手段がフェアにするためかなぜか入札になっている。このため大名を暗殺しても金が足りず入札で負けるなどという事態が発生した。 隣接地が全て空白地だったり隣接している大名が一つだけだと無条件で独立する。 今では標準搭載しているチュートリアル(*17)が無い。そのためマニュアルを読まないと何から始めてよいか分かり難く、あっという間に滅亡することも。 当時のPCゲームとしては非常に分かり易くマニュアルを読まず簡単に覚えられるように配慮された操作法とルールであり、光栄のSLGに共通する基本部のシステムとなっている。 チュートリアルはPS、SSといったコンシュマー機の媒体容量に余裕が出来た頃から採用された機能。本作はそれ以前に発売された作品である。 同盟・婚姻が使いづらい 他勢力と同盟するには相手に大金を送る必要があり、序盤の貧乏国が頼れるような代物ではない。資金が潤ってくる頃には兵力も充実してくるので、同盟する必要自体がなくなってしまう。 同盟したからといって攻め込まれなくなるわけではなく、攻め込まれる確率が下がるというものなので安心はできない。しかも攻め込まれない確率は年々下がっていく。ちなみに婚姻は同盟の強力版であるが、それでも100%攻め込まれなくなるわけではない。 一度同盟すると破棄できない。序盤に金目当てで同盟を受けてしまうと、後になってから攻め込もうとしても攻め込めなくて困ることになる。暗殺すればすむ話だが もちろんクリアには全国統一が必要なので、同盟国もいずれは滅ぼさなければならない。 大名の能力が意外と適当 流石に主要の大名は適切な評価をされている…と思いきや(ゲームレベル1CPU時)、大友宗麟(30歳 知能65) 十河存保(6歳 知能70) 一条兼定(17歳 知能71) 今川義元(41歳 知能91) 筒井順慶(11歳 知能92) 朝倉義景(27歳 知能101)等少々首を傾げざるを得ない設定も見られる。 一応プレイヤーはルーレットである程度補正がかかるし、コマンドや合戦等で能力が上がるので(ゲームプレイにおいては)よほど高難易度でない限り特に問題はないが。 本願寺家は一揆が起きない。 一向一揆を起こす側なのだから当然かもしれないが、税率100%にしても起こさないのはいかがなものか? 総評 初代で築かれたシステムをより洗練し、現在も続いている同作品のシリーズ、および三國志など歴史シミュレーションシリーズの雛形となった作品である。 ソフトの値段が当時の標準的なゲームソフトの価格と比べ、非常に高価であるが値段相応に楽しめると思えた本格的なものであった。 最近作に慣れ親しんだ人にはターンや部隊の概念など現行作品とは非常に異なるため違和感を感じるかも知れないが、故にシンプルでありSLG初心者にもお勧めできる。 その後の展開 FCに移植されてから5年もの歳月を経た1993年、SFC等への移植ラッシュが始まった。かなり改良されて遊びやすくなっている。 その場でセーブが行えるようになった。 1571年、1582年開始のシナリオが追加。 毛利家などは世代交代し、寿命に困ることがなくなった。 紀伊の堀内氏善がリストラされ、雑賀孫市が大名になっている(*18)。堀内氏よりも25歳も年上なため統一が難しくなった。 2国以上を支配している大名が増えた。1582年の織田家は18国も支配している。ただし寿命が近い。 古臭かった顔グラフィックも全て変更。新規大名の分も追加された。 方言モードが復活。標準語モードとの切り替えができる。 兵士0で謀反が起きないバグが修正された。兵士0だと即敗北である。