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番外編(芸術的著作物における宗教否定等) キリスト教音楽の影響 B z松本 (2002年発売のソロアルバムに「ハレルヤ)」という教会音楽を意識した楽曲を収録。ジャケット撮影も教会で行う。 HYDE(ラルク) 「ジーザス・クライスト」という曲を「FAITH」というアルバム一曲目に収録。 輪廻転生の否定 B z稲葉 (2005年発売のアルバム内の歌詞で輪廻転生を否定) 「来世は無い 今だけがどこまでも続く」 神・宗教の否定 Mr.children桜井和寿 ”君しかいない もう神も仏もない” ”ねぇ神様 あなたは何人いて 一体どれが本物なの?” 「宗教も科学もUFOも信じれるから悲惨で 」 ウルフルズ 「神様そんなものはいない自分が自分の神様」(がむしゃら) 忌野清志郎 気取った女優も入ってる アイドルくずれもすぐ入る 宗教宗教(宗教ロック) テレビ局の楽屋では あっちこっちから呪文が聞こえてる(同上) 南無阿弥陀仏(レベル高) 向井秀徳…NUM-AMI-DABUTZというCDを発売 その他 元La cryma christiのヴォーカルTAKA・・・「キリストの涙」という意味のバンド名を決めた。 Jackson vibeと(バンド)…アルバムに「カミサマオネガイ」という曲を収録。 BUCK-TICK…「キャンディー」で「僕は、行きたい、神が導くままに~」という歌詞。 ジャケ写では、教会をバックに写っているものが数枚ある。
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このページはこちらに移転しました 奇跡を信じられるから・・・ 作詞/111スレ11 怖い夢に怯えて眠れないまま朝が来た 少し寒い空気に身を出す事を出来ず 歯を磨き 顔を洗っても疲れがとれない もう嘆きたい 今日も明日も仕事なんて でも正解のない道を辿ってここを選んだ まだ奇跡を信じれられるから飛べるよ いつか世界丸ごと見返して鳥になろう 理想と現実の違いに心を痛めた 君は暗い人 そう言われ扉を閉ざしてた スーツを着て 鏡を見た たしかに暗い僕が写ってた もう疲れた このさい休んでしまおうか まだ奇跡を信じれられるから飛べるよ もう後ろなんか振り返らず飛んでゆく なりふり構わないただここを離れるよ そして世界丸ごと見返して鳥にろう 絶対鳥になろう この大空に花咲かそう
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汚れるから鍋は駄目 鍋書庫の閲覧室にはコンロ常備されており各資料には「鍋・可」「鍋・不可」の区別がなされている。 無論、鍋食いながら見てもよし、汚れるから鍋は駄目の意であり、 「不可」に当たったものは、(重要資料のため、分厚いことも多い) 物語で見る各国の戦争準備状況(誰がためにメガネは曇る) (抜粋者龍鍋ユウ) (編集日2007.2.20)
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東方風神録 ~ Mountain of Faith. 稲田姫様に叱られるから FANTASIA魂音泉 / FANTASIA / AO Gather GoldCYTOKINE / hatch the new Flow / 初音 ミク GATHER GOLDCYTOKINE / hatch the new Fl∞w / 鏡音 リン Scolded By The PrincessAlstroemeria Records / Dolls / Aki Misawa Skip”HAPPY CLOVER / EARTH / 巡音 ルカ sweet babyかくてるM49 / MONOCHLORE / 優里 the 4seasons 4uEastNewSound / Lyrical Crimson / Tsubaki The Perfect Seasonrythmique / 東方混淆幻楽 / kaya 秋の病SCN / bh3 - Viridian Label / 野。 秋祭恋色屋 / にぼし。 / 羽田 環 稲田姫様に殺されるからAdvanced ALPHA / El Dorado / ? 稲田姫様に叱られるから feat. ill.bell魂音泉 / 東方流星少女 ~Little Shooting Star~ / ill.bell 稲田姫様に叱られるから feat. ill.bell (anoKo inoKo remix)魂音泉 / 東方流星少女/改 ~aKino ryusei remix~ / ill.bell 色は匂へど見えぬ紅葉きくちけ / 東方アレンジ集 其の弐 / ? 歌姫の収穫祭仙台戦隊みくれんじゃー / 東方巫女未来 / 初音 ミク 想い歌TUMENEKO / ユメガタリ / yukina 久遠の季節sociopath / 東方玄冬簾~snow stays through the blind~ / 黒澤 奇稲田姫UNDEAD CORPORATION / 鬼伽草子 / ランコ 深炎の秋方SYNC.ART S / 天つ風 / 坂上 なち 全て声で一人稲田姫様に叱られるからクマノヘヤ / 東方多重声 ~夢~ / Kumayu 夏景色C-CLAYS / 遙~HARUKA~ / 櫻井 アンナ 優しさの風音Liz Triangle / 神風 / lily-an (複数曲混合)My sweet Fall(that make me confuse)SOUND HOLIC / Wind Gazer / 709sec. (複数曲混合)s complexCOOL&CREATE / スーパーあまねりお / あまね (複数曲混合)お月様をみてゐSilly Walker / ミュージックスてゐション / 小宮 真央 (複数曲混合)オレンジガール虹色論理 / 四次元-アカネイロドライヴ- / 210 虹色論理 / 四次元-アカネイロドライヴ-Rev.B / 210 (複数曲混合)ガールズマインドSilly Walker / Lunaticが止まらない / すぺらんかー (複数曲混合)恋に焦がれた八百万イオシス / 東方真華神祭 / Poron、3L (複数曲混合)紅葉の想いROUGH TIME / theme of east / 楓 (複数曲混合)東方風神祭セブンスヘブンMAXION / 東方更紗歌集 Eclectic Phantasm / SaRaSa (複数曲混合)みのりんふぁんたじあSilver Forest / 悠久パラダイム / miko
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発言者:藤井蓮 対象者:マリィ 「俺は怖いよ、マリィ」 「自分の気持ちの元が見えない。 それが何処から生まれたのか自信が持てない」 マリィを大事だと思う。この温もりを愛しいと思う。だけどこれは俺の気持ちか? 「色々考えたよ、言い訳探した。さっき言ったことだって嘘じゃない」 「理屈じゃ説明できない何か……そういうのって、操られてる気がするだろ」 「マリィがヘンなこと言うから、ぶっ壊れちまっただろ。どうすんだよ」 「俺、何を信じればいいんだよ」 「俺は、奴の聖遺物なのか? 一番古い記憶ってどれだよ? 俺の歳は幾つだよ? 親は? 俺は誰だ?」 「なんで今まで、自分のルーツに何の興味もなかったんだよ。 おかしいだろ、親がいないんだぜ? 普通調べようとかするよな? それが、当たり前だよな?」 なのに、なのに俺って奴は今の今まで…… そう設定されたキャラクターみたいな都合のよさで、自分の核心に迫る事柄へ無頓着。 あれだけの異常事態に放り込まれて、世界がガラリと反転して、にも関わらずそんな俺はそもそも何者なのだろうかと、ろくに考えてさえいなかった。 「わけ分かんねえ。誰だよこいつ、頭おかしいだろ狂ってるよ」 「なに順応してるんだ、ありえないだろ。いきなり殺されかけて、巻き込まれて、ちょっと悩んだポーズ取れば殺すことにも躊躇なしかよ。 絶対おかしい、普通じゃない。そんなただの学生がいるわけない」 挙句、殺し合いの専門家どもが六十年かけて何千人も殺して至った境地に、俺は実質二週間かそこらで達している。 聖遺物を操る聖遺物。他の誰よりその扱いに長けている者…… 違う…そうじゃないと今はもう言い切れない。 じゃあ俺は、俺が俺であるために何を信じればいいというのか―― 自分の出生の秘密を怒涛の勢いで父親に教え込まれた結果 自身の唯一のよりどころであった藤井蓮というアイデンティティすらも破壊され 黒円卓に対する敵愾心……挙句の果てに 最愛の女神に対する感情すらも仕組まれたモノだと言われ 完全に己が何者なのか、また何を信じればいいのか全く分からなくなってしまった。 実際に藤井蓮は水銀によって作られた存在で、その元となった渇望すらも何処かの誰かのものであるため それは事実なのだが何もそこでそれ言わなくても……を地でやるのが水銀である。 関連項目 わたしを信じて 本当にlightの主人公ってヒロイン力高い奴ら多いな... -- 名無しさん (2017-06-26 07 06 38) (∴)「変質者の糞は美味かったか?」 -- 名無しさん (2017-06-26 09 57 39) ↑その糞を叩き返したのがミハエルルートなんだよなあ -- 名無しさん (2017-06-26 11 52 08) 水銀「藤井蓮ゥ! 何故君が罪姫正義の柱を使いこなせるのか 何故創造段階に至れたのか 何故現実がひび割れていくのくわァ!」 -- 名無しさん (2017-06-28 09 51 57) 練炭「そんなただの学生がいるわけない」お隣のバランス厨さん「お、そうだな」 -- 名無しさん (2017-06-29 10 56 32) ↑バランス厨さんは生まれながらの超人でしょーが! -- 名無しさん (2017-06-29 11 01 04) ↑×2中庸さん、あんたはこんな理由もなしにこの領域だから蓮炭よりよほどおかしいからね? -- 名無しさん (2017-06-29 11 08 22) 基本糞親父の手の上だからな。割と本気で可哀想 -- 名無しさん (2017-06-29 11 17 55) 夜行「わかる」←微塵も自分を疑ってなかった人 -- 名無しさん (2017-06-29 13 36 17) OK とりあえずいおうか。「カール・クラフト死ね」 -- 名無しさん (2017-07-06 13 23 22) ここだけ切り抜くと夜行と話合いそうだなー。被造物、自身に対する無知、誰かに都合の良い存在…創造者は超抜級の変態。共通点がいちいち酷すぎるのがアレだけど -- 名無しさん (2017-07-07 22 19 46) 夜刀様の消滅寸前の場面で夜行と話してるシーンはちょっと好き、似た境遇同士が回り置いてきぼりで話してるの -- 名無しさん (2017-07-07 22 37 48) 正田卿を信じろ -- 名無しさん (2017-07-07 22 47 24) ......ロリータかな -- 名無しさん (2017-07-10 20 54 09) 水銀「私を信じ給えよ」 -- 名無しさん (2017-07-10 22 03 27) ああ信じてるよ!ろくなことしないって! -- 名無しさん (2017-07-10 23 56 23) お前はお前を信じなさい。ホレ信じなさい。ホレ信じなさい。 お前はオレを信じなさい。ホレ信じなさい。ホレ信じなさい… -- 某異次元人の手先 (2017-07-11 00 14 07) 第三天「では、私を信じてみてはいかがかな?」 -- 名無しさん (2017-07-11 05 18 40) ヴァルゼライド閣下を信じればいいだけだろう?ヴァルゼライド閣下を信じればいいだけだろう?ヴァルゼライド閣下を信じればいいだけだろう? -- 名無しさん (2017-07-11 06 43 33) 何なのだこれは…新手の宗教勧誘?ロリータ教とか水銀教とかどうしろと… -- 名無しさん (2017-07-11 10 07 31) とりあえず日常が好きなら、日常の化身たるそばもんを信じよう(触手になりながら) -- 名無しさん (2017-07-11 10 51 30) というか↑2に糞眼鏡が湧いているのはどういうことなんだ -- 名無しさん (2017-11-11 03 02 37) 某アニメ好き浮遊霊「作られたものでもいいじゃん、好きって言ってくれる人がいれば」某オルタナティブなゴースト「それな」 -- 名無しさん (2017-11-12 15 13 51) ディープ・スロート「誰も信じるな」 -- 名無しさん (2017-11-14 20 48 42) 名前 コメント
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稲田姫様に叱られるから 作品:東方風神録 〜 Mountain of Faith. シーン: データ BPM 161 拍子 4/4, アウトロのみ3/4 再生時間 0 44 調性 【イントロ】ハ短調 (Cm) 【A】嬰ヘ短調 (F#m) 【アウトロ】変イ短調 (E♭m) 使用楽器 Romantic Tp コード進行 後掲 ZUN氏コメント 秋 穣子のテーマです。 道中に比べるとテンポの良い曲です。収穫祭というイメージと、未熟で能天気な神様のイメージを入れてみました。 こんな緊張感のない曲でゲームが出来るのは東方だからこそ、普通はこんな軽い曲でボス戦ってのは難しいもんです。 短いループですが、ボス戦自体も短いしね。 解説 【イントロ】 |C-7 A♭△|B♭7 C-7|C-7 A♭△|B♭7 C-7| |E♭-7 B△|D♭7 B♭7/D|E♭-7 B△|D♭7 B♭/D| 【A】サビ |D△ E7|F#-7|D△ E7|E♭-7| |D△ E7|B-7 C#-7|D△ E7|F#-7| 【アウトロ】 |E♭-7|〃|B△|D♭7| コメント この曲の話題なら何でもOK! 【サビコード】D E │F#m│D E│B/D♯│D E│B/D♯│D E│F♯m -- (カンP) 2014-09-26 22 11 43 サビは嬰ヘ短調(#x3,F#m)ですかね -- (たいやき) 2015-07-30 07 48 07 名前 コメント すべてのコメントを見る
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『信じているから』 _______________________________ ヴヴゥゥゥゥーーーーーン!!!!! 警報がなり響く。逃げ惑う人々。夕闇に照らされて不気味に光るローマの街を、俺とバルクホルンは駆け抜ける 目指すは乗ってきたトラック。そこにストライカーと銃がある ネウロイ「――――――――」 ビシュン! ドゴォッ!! 街を襲ってたのは、一体の中型ネウロイだけだった しかし中型一体とはいえネウロイはネウロイ。武器もストライカーも無いバルクホルン達が勝てる相手ではない 幸い大型のようにビームを「線」で掃射して広範囲を破壊したりせず、狭範囲を破壊する「点」のビームしか撃って来てないのが唯一の救いか それでも、勿論上空のそれが脅威であることには変わりはない バルクホルン「既に街に入られているとは……。急ぐぞ!俺!」 タッタッタッタッ 俺「……………………」 タッタッタッタッ バルクホルン「俺?」 俺「あ、ああ。聞こえている。了解だ」 俺(来るのがいきなりすぎんだよ……!早すぎるんだよ……!俺はまだ……) 952 :-Prototype-試作品-7話[]:2010/11/14(日) 20 21 03.31 ID H1sTQVFLO バルクホルン(く・・・!被害が広がり始めている……急がなくては!) 俺「それにしても、あいつら(501)はどうしたんだ?ネウロイが好き放題やっているってのにさ!」タッタッタッタッ バルクホルン「わからない。だが、今この場に居ない戦力を待ち続けても仕方がない。私達だけでなんとかするぞ!」 タッタッタッタッ 俺「……ああ」(俺に出来るのか?………に過ぎない俺に) 俺(・・・だが、やるしかねぇ。……いや、やってみせる! こんな俺を『家族』だと言ってくれた、こいつ―――いや、バルクホルンの為にも!) ようやくトラックへとたどり着いた。上空のネウロイは依然、無差別にビームを撃ち続けている 早く荷台にあるストライカーを履き、ネウロイを何とかしなくてはならない バルクホルン「急いで出撃を―――」 バルクホルンはストライカーを装着する為、荷台に乗り込もうとするが――― ネウロイ「―――――――」 ビシュゥン! ドゴォッ! その時トラックを停めているすぐ後ろの建物に、ネウロイのビームが直撃した バルクホルン「くっ!」 俺「あ、あっぶねー・・・、今のは近かったな バルクホルン「大丈夫か?」 俺「大丈夫だ。問題な―――――危ねぇっ!!」 ガラッ・・・ バルクホルン「え?」 俺「っ!」 ダッ! ネウロイの攻撃により後ろの建物は、外壁を大きく破壊された そしてその外壁の、自動車大の瓦礫がバルクホルンを押し潰そうと落下する ヒュッ……! グシャアッ!! バルクホルン「う・・・・・、な、何が……?」 かろうじて瓦礫の下敷きを逃れたバルクホルンは、すぐに状況を把握出来なかった バルクホルン「な、何が起きた……?」 バルクホルン(ストライカーを履こうとしたら、急に俺が叫んで駆け寄って来て……、抱き寄せられて・・・) バルクホルン(それで……) ピチャッ・・・ ふと地面に置いた手に、何かが触れた バルクホルン(・・・・・え?) バルクホルン「血……? な、んで・・・―――!!!」 手に触れたのは血溜まりだった、地面に広がるそれ そしてその隣で、ついさっきまで行動を共にしていた『家族』が瓦礫の下敷きになっていた バルクホルン「俺…………っ! 俺!」 すぐに立ち上がり、瓦礫に手を掛ける。だがそれは人1人にどうにか出来るものではない バルクホルン「くっ……ぐうぅっ!」 魔力を解放し、更に力を込める。使い魔であるジャーマンポインターの耳と尻尾が生えた バルクホルン「ううううぅ・・・・・あァっがぁれえええぇぇぇぇェェェぇっ!!!」 955 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/14(日) 20 28 52.40 ID dlHawfKD0 支援 956 :-Prototype-試作品-7話[]:2010/11/14(日) 20 31 57.62 ID H1sTQVFLO ズゴゴゴゴゴ・・・・・ バルクホルン「はあぁっ!」 ドッシーンッ! 瓦礫をどかす事に成功した。すぐに俺に駆け寄る 俺「ゔ・・・ぐぁ……」 バルクホルン「俺!大丈夫か…―――っ!」 バルクホルンには一目で分かった。大丈夫な訳がない 瓦礫が降ってきた時の衝撃により、体全体を激しく打ちつけられていて、体中傷だらけだ。恐らくは内蔵も傷ついたか そして特に左腕が酷く潰され、そこから出血している。少し骨も露出している部分もあり、とても目も当てらたものではない バルクホルン「俺、しっかりしろ! しっかりしてくれ! 俺! 俺ーーっ!!」 俺「大丈夫だ・・・。生きてるぞ……」 そう言って俺は、立ち上がろうとする バルクホルン「何をしているんだ! 動くな! 傷が悪化する!」 俺「大丈夫・・・だ。問題ない」 そう言って俺は、再び立ち上がろうとするが、傷のせいで力が入らない バルクホルン「何を言っているんだ!? 動くな! 立つな! そこに居ろ!」 バルクホルン「今無線で基地に連絡する。すぐに宮藤を呼び寄せて傷の手当てをさせる。だから動くな! なにも喋るな!」 バルクホルンはそう捲くし立てる。怒っているようにも見えるが違う 仲間が死に直面しているのだ。自分のせいで その悲しみと焦りと不安と嘆きで、今にも心が押し潰されそうになる バルクホルン「待っていろ、今通信を―――」 バルクホルン「!!! そ、そんな・・・」 瓦礫が直撃したせいか、トラックに備え付けられていた通信機は、原型を残さない程に破壊されてしまっていた バルクホルン「な、ならストライカーで基地まで―――……!!!」 2人のストライカーと銃までもが、瓦礫に潰されたせいで壊れてしまっていた。通信機程では無いが、とても飛べる状態じゃないのが一目で分かる バルクホルン「な、何て言う事だ・・・」 バルクホルン(こ、これじゃ、俺が……) 上空には依然ネウロイが徘徊し、俺は重傷。援軍は未だに到着しない 通信手段とストライカーは破壊され、助けを呼ぶことも、助けを求めに行くことも出来ない 完全に詰んでしまったのだ バルクホルン「こ、これじゃ・・・、こんなのじゃ、俺を助ける事が……」 バルクホルン「俺を助ける事が出来ない・・・。このままじゃ、俺が―――」 心が深い悲しみと嘆きに包まれる。彼女の心が、絶望に染め上げられていった 俺に背を向け、涙が出そうになるのを必死に堪える バルクホルン「死んで・・・しまう……」 己の無力さを呪い、壊されたトラックを、力なく叩く バルクホルン(私には……、やはり私には救えないのか?) バルクホルン(あの時のクリスみたいに・・・、俺の事も救えないというのか?) ズルッ・・・・・ドサッ! 叩かれたからか否かは分からないが、トラックの荷台から何かが滑り落ちてきた。 しかしバルクホルンはそれに気がついていない バルクホルン(私は・・・、また……) ポンッ 不意に肩に手を置かれる。振り返るとそこには――― 俺「死なねーよ」 バルクホルン「俺・・・?」 バルクホルンは己の目を疑った バルクホルン(ありえない。この傷だぞ?) バルクホルン(こんな重傷で……、何故立てる) バルクホルン「何故……立つんだ?」 俺「まだ・・・戦える……!」 バルクホルン「!」 バルクホルン「無理だ! ストライカーも銃も破壊されて……、大体おまえはそんな怪我で―――」 俺「『それ』があれば、まだ戦える・・・」 スッ バルクホルン「え……?」 そう言って俺はバルクホルンのすぐ後ろを指差す。そこには――― バルクホルン「! これは・・・」 バルクホルンは再び己の目を疑った 『それ』は本来こんな場所にあるはずの無い。然るべき場所にて厳重に管理されているべきモノだった バルクホルン「バスター・・・、ライフル……!」 俺「ストライカーが無くても・・・くっ。こいつなら使える」 俺「あの程度のネウロイなら……こいつで一撃だ・・・。狙撃出来る場所まで移動して―――」 バルクホルン「駄目だ! だからと言って、おまえを戦わせる訳にはいかない!!」 バルクホルン「言っただろ!? 命を粗末にするなって! その体で戦うなんて自殺行為だ!」 俺「……命なんて安いもんだ。特に俺のはな」 バルクホルン「! おまえ・・・!!」 俺「って、言ってたんだろうな。以前の俺なら」 バルクホルン「俺・・・?」 俺「安心してくれ、命をかなぐり捨てるつもりなんざ無い。傷だってホント大丈夫だ。問題ない」 俺「それに……、俺は簡単には死なねえように出来ているんだよ」 バルクホルン「だが、その傷では・・・」 俺「ああ、その通り。今の俺だけでアレを倒す事は不可能だ」 俺「だが・・・2人なら出来る」 45 :-Prototype-試作品-7話[]:2010/11/14(日) 23 33 50.23 ID H1sTQVFLO バルクホルン「!」 俺「協力してくれないか?バルクホルン」 俺「・・・そりゃ少し前までこっちから拒絶していた俺が、こんな事言うのもおかしいとは思うけどさ」 バルクホルン「・・・・・」 俺「だけど……、俺を信じてくれ! 俺とあんたなら勝てる!! 絶対に!」 バルクホルン「…………わかった。おまえを信じる」 バルクホルン「だが、約束しろ」 俺「約束?」 バルクホルン「ああ、自分が死ぬような無茶は絶対にしない事。それと……」 俺「それと?」 バルクホルン「1人で勝手に死んだりしない事だ」 バルクホルン「もし先に勝手に死んだりしたら……」 バルクホルン「地獄の果てまで追いかけて行って、その面を思いっきりひっぱたいてやるから覚悟しておけ」 俺「ははっ、そりゃ末恐ろしい。地獄の拷問よりも、あんたにはり倒される方がキツそうだ」 俺「それじゃあ・・・、絶対に死ねねーな」 <移動中> 俺「幸い奴は高速移動するようなタイプじゃない。離れた所の建物に……」 バルクホルン「わかった」 俺「悪いな・・・、重いだろ? バスターライフルって糞重いのに、俺まで運ぶなんてな」 バルクホルン「なんて事は無い。怪我人は大人しく運ばれていろ」 俺「ああ…………、そうだな」 俺(………………) 俺(…………いてえ) 俺(あの野郎の『お仕置き』とは違う。本物の重傷か・・・) 俺(ははっ……。俺、本当に死ぬかもな……) 俺(……でも、せめて) 俺(せめてアレを倒すまでは……!) ――――――――――建物の屋上・狙撃ポイント―――――――――― 俺「じゃあ、手筈通りにな」 バルクホルン「……ああ!」 ~~~~~~~~~回想~~~~~~~~~ 俺「屋上についたら、俺がまず魔法力のチャージを開始する」 バルクホルン「事前にチャージを済ませておくことは出来ないのか?」 俺「出来るっちゃあ出来る。だが、バスターライフルのチャージはネウロイを引き寄せちまうんだ」 俺「ネウロイに狙われた時に建物の中だと、建物ごと破壊されちまう」 俺「それに屋上なら、奴が逃げたとしてもすぐに狙えるしな」 バルクホルン「私が撃つという手は?」 俺「無理だ。普通のウィッチじゃ、一発のチャージに10分以上はかかる」 俺「時間の掛かり過ぎだ。ネウロイに釘付けにされる」 バルクホルン「おまえがチャージをして、私が撃つという方法は?」 俺「それも無理だ。チャージしたウィッチとトリガーを引くウィッチが同じじゃないと、上手く作用しちゃくれない。同一人物じゃないといけないんだ」 俺「魔導共振何とかがどうたらこうたらってな。色々不便なんだよこいつもな」 54 :-Prototype-試作品-7話 時々思う。俺のを読んでいる人はいるのかどうかと[]:2010/11/14(日) 23 46 06.37 ID H1sTQVFLO バルクホルン「なら、俺が撃つしかないという事か……」 俺「そういう事。だが魔力変換の固有魔法を持つ俺でも、チャージには2~3分掛かる」 バルクホルン「……いつもそんなに掛かっていたか?」 俺「いや、いつもは10秒くらいでパパッとやっちまうんだけどさ。今俺、γ-グリフェプタン持って無いし」 バルクホルン「がんま……? 何だそれは」 俺(やっべぇ) 俺「と、とにかく!チャージには2~3分掛かる。だから…………」 バルクホルン「分かっている……。守って見せるさ!!」 ~~~~~~~~~回想終了~~~~~~~~~ 俺「ああ、そこに置いてくれ」 バルクホルン「わかった」 ドスンッ!! 俺「方角よし、角度…………よし!」 俺「これなら大丈夫そうだな」 俺「………………」 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/11/14(日) 23 48 04.92 ID 6IAsV+Ol0 γ-グリフェプタンwww三馬鹿www 副作用がひどいぞー 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/11/14(日) 23 49 18.66 ID b/SKWoZlO 54 いつも楽しみにして読んでるぞ 正直俺の方が読まれていても楽しまれてるのか自信が無いくらいだ 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/11/14(日) 23 49 45.46 ID 6IAsV+Ol0 読んでますよー! 59 :-Prototype-試作品-7話 57 58ありがとう[]:2010/11/14(日) 23 53 23.24 ID H1sTQVFLO ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〔助手「ついでに『取っておき』も積んでおきました。いざという時はどうぞ~」〕 〔俺「何だそりゃ?」〕 〔助手「ふふっ、内緒です」〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 俺「『取っておき』か……。帰ったら、あいつに礼を言わないとな……」 俺「ぅっ・・・ぐぁっ……ぅ」 イテエ 俺「そ、それじゃあ・・・、準備はいいか?」 バルクホルン「勿論だ。いつでも始めてくれ」 俺「よっしゃぁ!」 俺「頼むから、気付いてくれるなよ……?」 俺「魔導変換・・・開始!!」 ―――――魔導変換開始――――― ―――――変換終了まで、あと180秒――――― 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/11/14(日) 23 55 42.93 ID Owt5GJGl0 俺も読んでんぞ! 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/14(日) 23 56 22.95 ID pRdFCbxi0 俺もいるぞ! 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/14(日) 23 56 26.90 ID oQPun/W20 というか投下されたのは全部読んでるよ! 63 :-Prototype-試作品-7話 56あいつら大好きなんだよねww[]:2010/11/14(日) 23 56 45.37 ID H1sTQVFLO ネウロイ「――――――――――」 ネウロイ「―― ――― ―― ―――」 ネウロイ「――――――――――」 ヒューーン バルクホルン「くっ…、早速気付かれたようだぞ!」 バルクホルン「大丈夫か俺?」 俺「分かっている!こっちでも見えやがった!」 俺(糞…!もう少し待っててくれてもいいじゃねぇかよ!) バルクホルン「俺、来るぞ!・・・・・?」 バルクホルン(震えているのか……?) 俺(糞!怖え!マジ怖え!) 俺(来るんじゃねぇよ・・・) 俺「来るんじゃねぇよおおぉっっ!! クソヤロオオオオオオオオオオオォッ!!!」 ――――――――――変換終了まで、あと140秒―――――――――― 64 :-Prototype-試作品-7話 全俺が泣いた[]:2010/11/14(日) 23 59 31.82 ID H1sTQVFLO ネウロイがビームをしばしば撃ちながら、遠方より徐々に接近してくる ビシュゥン! 何発かが建物を掠め、そのうちの一発が俺へと――― 俺「っ!!」 バルクホルン「させるか!」 パキィン! すかさずバルクホルンが間に割って入り、シールドでビームを弾いた ビシュゥン! ビシュゥン! ビシュゥン! もはやネウロイは、完全に俺へと狙いを定めていた。前方をぐるぐると旋回しながら、時折ビームで俺を狙う バルクホルン「やらせるかぁ!!」 その度にバルクホルンが間に入り、ビームを弾く バルクホルン「ハァ・・・、ハァ・・・、ハァ・・・」 しかし、バルクホルンのシールドは徐々に劣化を始め、本人の顔にも疲労の色が出始める ストライカーユニットを履いていなくては、必然の結果だった ――――――――――変換終了まで、あと80秒―――――――――― 66 :-Prototype-試作品-7話 全俺が泣いた[]:2010/11/15(月) 00 04 24.51 ID bhWDP2vsO バルクホルン(やらせるか・・・) ハァ…、ハァ… バルクホルン(絶対に……!やらせはしない!!) ハァ…、ハァ… バルクホルン(みんなの為、クリスの為、そして……あいつの為!!) ビシュゥン! パキーン! バルクホルン(まだ倒れる訳にはいかないっ!!) バルクホルン(それに、あいつにはまだ、聞きたいことや言いたいことが山ほど・・・!) ビシュゥン! ビシュゥン! ビシュゥン! バルクホルン(く・・・!) バルクホルン(!? しまっ―――) ビシュゥン! バルクホルン「きゃああああっ!!」 ドガッ! 俺「バルクホルンッ!!?」 ――――――――――変換終了まで、あと60秒―――――――――― 70 :-Prototype-試作品-7話[]:2010/11/15(月) 00 08 49.23 ID bhWDP2vsO シールドの耐久力を越えてしまい、バルクホルンが弾き飛ばされた。ネウロイは依然健在。俺の前に、逃れられない『死』が舞い降りる 俺「魔導変換率は66%、変換完了までは、あと60秒……」 俺「ここまでなのか……?」 《そうだ、ここまでだ》 《だが……逃げれば助かる》 《 逃 げ ろ 》 《 逃 げ ち ま え 》 《おまえはいつだって、自分の命が一番大事だろ? 死ぬのは怖いだろ?》 《今までだって、自分の命の為だけに生きてきたんだろうが》 俺(けど、俺が守らなくちゃ……) 《ハアアアアアアアアァ? 守る? バッカじゃねーの?》 《おまえに誰かを守る事なんて出来やしねぇよ。わかってんだろ。まだ懲りてないのか?》 《今だって、そこの女に守られてたじゃねーか》 《ヒューマニズムにでも目覚めちまったのか? えぇ?》 《 出 来 損 な い の 『 試 作 品 ( プ ロ ト タ イ プ ) 』 さ ん よ ぉ ! 》 73 :-Prototype-試作品-7話 すまん。贅沢を言っていたようだ[]:2010/11/15(月) 00 15 06.71 ID bhWDP2vsO 《おまえには誰も救えない》 俺「・・・・・・・・」 《おまえは逃げる事しか出来ない、ただの 臆 病 者 だろうが》 俺(・・・知っているさ、自分が弱虫で、出来損ないで、どうしようもない程の臆病者だって事くらい) 俺「ホント、何やってるんだろうな・・・・・俺は」 《分かっているなら逃げろ臆病者!怖いだろ!?怖くて仕方がないんだろぉ!?》 《ニゲロッ!》 《 ニ ゲ ロ ッ ! 》 俺「…………けどな」 《あ・・・・・?》 俺「ここで……、ここで逃げちまったら・・・」 俺「俺はずっとこのままだ……。いつまで経っても前へと進めねえ」 俺「あいつらとも…………、バルクホルン達とも向き合えねえ」 俺「だからさ・・・・・」 俺「絶対に・・・・・っ! もう絶っ対に逃げない・・・!」 俺「逃げ出したりしねーぞ! コノヤロオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォッッ!!!!!」 78 :-Prototype-試作品-7話 []:2010/11/15(月) 00 19 39.85 ID bhWDP2vsO 《あーああ。おまえ、死んだぜ?》 ネウロイ「――――――――――」 ビシュゥン! 動けない。―――いや、動かない。動いてたまるか! 赤い閃光が死神となって、俺に迫り来る 俺「―――!」 そしてそれが俺を貫こうとするその瞬間――― バルクホルン「はああああああああああああああっ!!」 パキィン! すんでのところでバルクホルンが立ち上がり、再びシールドを張った 俺「バルクホルン!?」 バルクホルン「おまえの覚悟は聞かせて貰った!」 バルクホルン「そんな覚悟を聞かされて、いつまでも―――」 バルクホルン「いつまでも倒れ伏している事など、私には出来ない!!!」 ネウロイ「――――――――――」 ビシュゥーーーーーン!! ネウロイが再びビームを放つ。今までの短い単発のビームではない。一定時間の連続照射だ だがバルクホルンは、そのビームをも受け止める。受け止め続ける 俺「お、おい! 大丈夫か!」 ビームを受け止め続けながらも、バルクホルンが背中で応えた バルクホルン「俺! おまえには、1つ言い忘れていたな!」 俺「えっ?」 バルクホルン「おまえは、自分〈俺中尉〉の事を信じろと言ったな!」 バルクホルン「だから、私はおまえを信じる!!」 バルクホルン「だが、同じように―――」 バルクホルン「おまえも私を信じろ!!」 俺「!!!」 バルクホルン「ネウロイなんかにやらせるか・・・! やらせはしない!!」 バルクホルン「私が・・・私がおまえを守る!!!」 86 :-Prototype-試作品-7話[]:2010/11/15(月) 00 32 08.56 ID bhWDP2vsO 俺「・・・・・・!」 俺「はっ!分かったよ……!」 俺「俺もおまえを信じる!本当に……信じている!!!」 俺(ったく、また弱気になっちまってたな……俺は) 俺(今の俺の傍には、バルクホルンがいるじゃねえか……) 俺(今の俺は・・・1人じゃないっ!!!) バルクホルン「ああ、信じてくれ! おまえも私を信じる!」 俺「もちろんだ! 俺の命―――」 バルクホルン「そうだ! 私の命―――」 俺・バルクホルン「「あんた(おまえ)に、預けるっ!!!」」 俺(早く!もっと早く!!あと少しだ…!) バルクホルン(まだだ!まだ終わらない!絶対に守ってみせる!!) お互いがお互いを信じ、命を預ける――― そこには確かな『絆』があった ―――――変換終了まで、あと――――― 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/15(月) 00 33 32.67 ID RCnfn2nG0 やべぇ 洋画調で脳内再生率パネェ 89 :-Prototype-試作品-7話[]:2010/11/15(月) 00 39 19.71 ID bhWDP2vsO 0秒―――――――――― ――――――――――変換終了、変換率100%―――――――――― ネウロイ「――――――――――」 危険を察知したのか、ネウロイが急に建物から離れようとする だが――― 俺「タイムアップだ、クソヤロー」 ――――――――――フルブラストショット。ターゲット・ロックオン―――――――――― バルクホルン「貴様はもう、遅すぎた・・・!」 ギュイーン・・・・・・! 俺・バルクホルン「「地獄に堕ちて・・・後悔しやがれええええええええええええええええええエエエえええええええぇぇぇっっ!!!」」 ズゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォーーーッ!!!!! 先端の2つの並んだ銃口から、夥しい魔力のビームが発射される バキィンッ!パシュゥーーン…… それは逃げようとしていたネウロイを一撃でコアごと消滅させ、ローマの上空に青い閃光を走らせた 俺「や、やった……?」 バルクホルン「やったぞ!作戦成功だ!」 バルクホルンがいつになく興奮して嬉々とはしゃぐ。無理もない、無謀かと思われた作戦を成功させたのだから 俺「作戦・・・成功?」 バルクホルン「そうだ!勝ったんだ!私たちは!」 バルクホルン「おまえと私で! ネウロイを倒したんだ!!」 俺「そうか……。俺でも、誰かを守れたんだな……」 バルクホルン「そうだ、おまえが守ったんだぞ?」 俺「良かった・・・」 バルクホルン「ほら」 スッ そう言って、バルクホルンは手を差し伸べる 俺「……え?」 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/15(月) 00 46 24.59 ID RCnfn2nG0 壁破壊タイムか・・・ 92 :-Prototype-試作品-7話[]:2010/11/15(月) 00 51 16.66 ID bhWDP2vsO バルクホルン「握手だ握手。流石のおまえも、握手くらいは知っているだろう?」 俺「あ、ああ。勿論」 俺はそう言って、差し出されたバルクホルンの手を握ろうとする 2人の手が触れようとする バルクホルン「おまえが居たから勝てたんだ。俺、本当にありが―――」 しかし――― ドサッ・・・ バルクホルン「えっ・・・?」 俺の手が、バルクホルンの手を握る事はなかった 俺の手は彼女の手を僅かに掠め、そのまま通り過ぎる そして俺は―――そのまま体ごと、地べたに倒れ伏した――― 94 :-Prototype-試作品-7話[]:2010/11/15(月) 00 55 31.40 ID bhWDP2vsO 俺(アレ・・・おかしいな……?) 俺(手を握ろうとしたのに、何で俺、倒れてんだ……?) 俺(体が……動かねェ・・・) 俺(感覚が……、だん・・・だん、無くなってきて……) その時俺は、誰かに抱え上げられた 誰かは必死に俺の名前を叫び続ける 薄れ行く意識の中で、最後にバルクホルンの顔が見えた気がした 俺(あ・・・、あんたでもそんな顔するんだな……) 俺(珍しいものが見れた……。ラッキー、か……) 俺(いや、違うか……。泣かせちまったのか……) 俺(泣いてくれているのか……。俺の為、に……) 俺「あ、りが…とぅ・・・・・」 ガクンッ バルクホルン「俺!?」 バルクホルン「イ、イヤ……………!」 バルクホルン「イヤアアアアアあああアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!」 俺(俺でも……、誰かを・・・、ま、もれ、たんだ…………) 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/15(月) 00 56 45.14 ID RCnfn2nG0 メディ――――ック!!! 96 :-Prototype-試作品-7話[]:2010/11/15(月) 00 58 56.15 ID bhWDP2vsO ―――――――――――――――――――――――――――――― (どこだ・・・?ここは) (どうなっちまったんだ俺…………) (死んじまったのか……?) (何も……見えない。何も……聞こえない) (そうか……。これが・・・『死』か・・・) (ははっ、散々自分の命に執着していた癖に、自分以外の人間の為にくたばっちまうなんてな……。なかなか皮肉が効いてるじゃねーか・・・) (でも……、守れたんだよな) (俺は、俺の手で、誰かの事を……) (そうだ……) (守れたんだ……) (だからもう、悔いは……) 〔『ああ、自分が死ぬような無茶は絶対にしない事。それと……1人で勝手に死んだりしない事だ』〕 〔『もし先に勝手に死んだりしたら……地獄の果てまで追いかけて行って、その面を思いっきりひっぱたいてやるから覚悟しておけ』〕 (無い・・・のか? 本当に?) (いや…………あるな) (ありまくるな!) (ようやく俺は、あいつらと一緒に戦おうと決めたのに……!) (それに俺はまだ……何も知らない!自分の事も!あいつらの事も!) (ようやく俺にも誰かを守る事が出来たんだ!1回で満足してたまるかよ!) (それに……、約束したじゃないか!) (あいつと・・・) (バルクホルンと!) ?「俺!!死ぬなあぁっ!」 ―――――誰かの呼ぶ声が聞こえる――――― (そうだ、俺はまだ生きている・・・!) (生きているんだああああああああああああああアアアあああああああっっ!!!) ―――――――――――――――――――― ――――――――――――――― ―――――――――― ――――― ――― ― 101 :-Prototype-試作品-7話[]:2010/11/15(月) 01 07 22.22 ID bhWDP2vsO 俺「っ!?」 不意に俺は目を覚ました 空気が肌に触れる感触。体に伝わる自分自身の重み。そして見た事のあるような天井が目に入った 俺「俺……生きて・・・? いてっ!」 全身に走る鈍い痛み。体が鉛のように重い だが、その感触こそが、自分がまだ生きている事の証明となった。どうやら自分はベッドに寝かされているようだ 俺(どうやら、まだ死んではいないようだな……。にしても) 俺「ここは……、確か医務室・・・」 状況を確認する為に、体を少し起こす――― ガバッ! 俺「うわっ!?」 急に視界が真っ暗になる。目に、もとい顔全体に何かが押し付けられ、息が苦しい 後頭部にまでも腕が回されており、頭の上にも手が置かれている 力強く抱きしめられている 自分が誰かに頭を抱きしめられ、顔が胸に埋もれていると把握するのには、少し時間がかかった 俺(や、柔らか・・・) 俺(っじゃなくて! く、苦し・・・息が……) 俺「―――! ―――!」 グラグラ 軋む体を何とか動かして、抱きしめている相手に意志を伝える すぐに相手は理解し、放してくれた 俺「プハッ! ハァ……ハァ……」 呼吸を整えて、相手が誰かを見る。そこにいたのは――― バルクホルン「………………」 俺「バ、バルクホルン……?」 バルクホルンだった。しかし彼女は俺の呼びかけには応えず――― ギュッ 俺「あっ……」 すぐにまた、バルクホルンは俺に抱きついて来た 今度は両腕を背中に回され、ギュッと、体全体を押し付けるように抱きしめられた 俺「バ、バルクホルン……?///」 107 :-Prototype-試作品-7話[]:2010/11/15(月) 01 15 00.33 ID bhWDP2vsO バルクホルンはそのまま更に力を込めて、体を押し付けるように抱きしめてくる 俺「イデデデデデデデッ!! 痛いぞバルクホルン…」 しかしバルクホルンは離れず、更に体を密着させてくる 俺「バ、バルクホルン……。痛い―――」 バルクホルン「・・・良かった」 俺「―――え?」 バルクホルン「死んでしまわないで……、目を覚ましてくれて……、本当に良かった・・・」 俺「………………」 俺は軋む右腕を何とか動かして、バルクホルンの背中に手を回して力無く抱き返す 俺「…………ごめん」 バルクホルン「全くだ……! 本当に・・・、全く・・・」 バルクホルン「心配をさせて……、全く・・・」 俺(本当に、心配させちまったな・・・) 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/11/15(月) 01 16 50.03 ID 040O3IVh0 壁はどォしたァ!! 110 :-Prototype-試作品-7話 もうちょい[]:2010/11/15(月) 01 17 27.52 ID bhWDP2vsO 俺「俺は……、どのくらい」 バルクホルン「3日だ。丸々3日おまえは、生と死の境目をさまよっていたんだ」 俺「そうか、3日か……」 バルクホルン「……すまない」 俺「え?」 バルクホルン「ただでさえ重傷だったのにも関わらず、大量に魔力を消費する武器を使用したんだ」 バルクホルン「おまえが助かったのは奇跡だ。普通なら絶対助からなかった」 俺「………………」 バルクホルン「そんな状態のおまえを、私は結局戦わせてしまった。そしてこの有り様だ」 俺「おい、何を言って……」 俺(有り様って……) バルクホルン「私は上官―――いや、軍人失格だ。私のせいで、おまえは―――」 俺「・・・そいっ!」 ムギュッ(カオツネリッ) バルクホルン「ひゃっ! にゃ、にゃにを……」 俺「ったく、さっきから何言ってんだよあんたは……」 バルクホルン「ふぇ?」 ムギュー 俺「後ろ向きの考えに身を任せてはいけないんじゃあなかったのか?」 パッ(テヲハナス) バルクホルン「あ・・・」 俺「だいたい、あんたみたいな人が軍人失格なら、俺なんか人間失格だっつーの」 俺「バカがバカやって、勝手にぶっ倒れただけ。そんくらいに思っていてくれよ」 バルクホルン「何を言って―――」 俺「それに、あんたも俺もこうして生きている。それでいいじゃねぇーかよ」 バルクホルン「良くはない。今回は奇跡的に助かっただけだ。おまえは死ぬ所だったんだぞ?」 俺「奇跡なんかじゃねーさ」 バルクホルン「え……?」 俺「これは必然の結果だよ。俺はそう簡単には死なないように出来ているって言ったろ?」 俺「それと、約束したからな。勝手に死んだりしないってさ」 バルクホルン「約束か……」 俺「だから、あんたがそんな顔をするのはやめてくれ」 俺「あんたがそんな顔していると、その……なんだ」 俺「モヤモヤするっていうか……、息が詰まるというか……、胸が苦しいと言うか……」 バルクホルン「……俺?」 俺「と、とにかく! あんたには笑っていて欲しいんだよ!」 俺(何を言っているんだ俺はー!) バルクホルン「……………///」 俺「それと、あんたには礼を言わなけりゃな」 俺「・・・あんたのおかげで、俺はまだ生きているんだからな」 バルクホルン「何を言っているんだ。2人だったからこそ、ネウロイを倒して今こうして―――」 俺「違うよ。その後の話だ」 俺「何なのかは良く分からなかったが……、幻みたいなものを見たんだよ」 バルクホルン「幻?」 俺「ああ。そこで俺は死んじゃうのかなーって思ってたらさ、あんたが俺を呼ぶ声が聞こえたんだ」 俺「そのおかげで俺は踏みとどまれた。まだ生きている。そう思うんだけどな」 バルクホルン「確かにおまえは、目覚める直前に苦しんでいたが…。私は呼びかけただけだぞ?」 俺「じゃあ、あんたの声が届いたんだよ、きっとさ。その呼びかけのおかげで俺は目覚める事が出来たんだと思う」 バルクホルン「……そうか」 俺「そうだよ」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― バルクホルン「それじゃあ、今日はもう寝ろ。まだ夜中の2時だ」 バルクホルン「言いたい事や聞きたい事はまだ山ほどあるが、今日はもう休め」 俺「ああ、わかった。……あんたは?」 バルクホルン「交代で容態を診ているんだ。私はもうしばらく、ここにいるから安心しろ」 俺「ありがとう。おやすみ」 バルクホルン「待て、寝る前に……俺」 俺「・・・なんだ?」 バルクホルン「助けてくれて、ありがとう」 ニコッ 飛びっきりの笑顔で、彼女はそう言った
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/3133.html
依頼主 デメテル 出現条件 一緒に食べたいからクリア クリア条件 以下の神様の親密度を上げるデメテル:40 成功報酬 春を告げる杖デメテルの神具。世界に春の訪れを告げる杖。 依頼時 貴方はゼウス達とは違うってことはわかったわ。でも、すぐに信用できるわけではないわ。 クリア時 …少し気が立っていたかしら。ごめんなさいね。貴方ならペルセポネとも、いいお友達になってくれるかしら。
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96 : 名無しさん@人狼 2008/12/01(月) 04 27 59 ID rSV0mzsM0 【番地】48241番 【村名】~ 普通村 ~ 【一言紹介文】 狼全潜伏。2日目に真霊能を噛んで狂人が乗っ取り成功。 真占いとラインを切って真占い吊り。 狐占いと狂人霊能の行動が見物。 内容的にはお腹がよじれる楽しい村。
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堕辰子様に叱られるから 消えていた。 培養漕に入れておいた『堕辰子の首』が、いつの間にか消え去っていた。 今、培養漕の中には何も存在していない。 いわゆる『もぬけの殻』というやつである。 此処に侵入してきた者はいない。 誰一人として、この部屋に置かれている『神』の肉体には近づいてはいない筈だ。 例え誰かがいたとしても、自分は培養漕のすぐ近くで『首』を見張っていたのだから、 そいつが『首』を取り出せるわけがない。 確かに、厳重に見張っていたのだ。 事実、培養漕から目を離した事は数回しかない。 (しかも、その『数回』もニ、三分程度のものである) にも関わらず、首は何処かに行ってしまった。一瞬の内に、煙の様に消えてしまったのだ。 あの、高尚かつ神聖な、神の肉体が、無い、無い、無い、無い、無い、無い、無い、無い……! へなへなと、地面に座り込んだ。 彼女の顔からは生気がほとんど抜き取られており、 真っ白な毛髪も合わさり、まるで『齢90~100の老婆』の様である。 もう、絶望しか無かった。 儀式を行なう為に必要不可欠である『堕辰子の首』が、自らの手元を離れてしまったのである。 首が無い以上、秘祭を行なう事は出来ない。 ――もう、どうしようもない。 嗚呼――嗚呼!神よ! 何故このような仕打ちを受けなくてはならないのですか。 私はずっと、ずっと罪の許しを請いてきたではありませんか。 何年も、何十年も、何百年も、何千年も……。 それでも、まだ足りないというのですか? さらに生き続けて、贄を捧げなくてはならないのですか? それとも、そもそも私には楽園に行く資格が無いのですか? 最初から秘祭が何の意味を持たないものだと分かっていたのなら、 何故それをもっと早く教えて下さらなかったのですか? 嗚呼、なんて……なんて残酷な話なのだ! せめて、私がそれを知っていたのなら……。 私に『資格』があったのなら……。 『資格』を得る権利さえあったのなら……! ――――『権利』? ハッとなり、八尾は机に足を進める。 その机の上には、一枚の紙が置かれていた。 手に取って、血の様に赤い文字で紙に書きなぐられた文章に、目を向ける。 八尾の頭をよぎったのは一つの『予感』である。 ――もしや、これは私自身が『試されている』のではないか? ――『神』そのものが、私が本当に『首』を手にする資格があるのか、試しているのでは? ―――――――――――――――――――――――― 1. 殺 せ この街から生きて帰りたいのなら、皆殺して最後の一人になること。 ―――――――――――――――――――――――― 最初これを見た時は、首を見張るのに夢中でよく考えてはいなかった。 だが、今ならこれの意味する事が理解できる。 周りには目もくれずに、『ルール』を一字一字、ゆっくりと読み進める。 そして、全ての文章に目を通した頃には――八尾の『予感』は『確信』へと変わっていた。 ―――――――――――――――――――――――― 4. ご 褒 美 最後の一人にはご褒美が用意してあります。頑張って殺してください。 ―――――――――――――――――――――――― 成程――そういう事だったのか。 全て、理解した。 これは首を手にする為に行なわなくてはならない闘争――すなわち『試練』。 『楽園』への切符を手にする為に必要な、乗り越えなくてはならない『儀式』なのだ。 殺し合い? いいでしょう。乗ってあげますとも。 『神』がそれをお望みになるというのなら、 それで罪滅ぼしが出来るのなら、何人でも殺して差し上げましょう。 幸い、此処には武器があります。 これさえあれば、人間の息の根を止める事など容易いでしょう。 ――『試練』を乗り越える為に、『神』が用意して下さった物に違いありません。 射殺、斬殺、撲殺、絞殺、爆殺、毒殺……。 もちろん、手段は選ぶつもりは毛頭ありません。 笑いながら、泣きながら、怒りながら、罵声を浴びせながら、 殺しましょう! 殺しましょう! 殺しましょう! 殺しましょう! 殺しましょう! 殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して 殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺し殺して殺して殺して――殺し尽くしましょう! それが神が私に与えた『試練』なのだ! 神は与えて下さった『試練』――私は必ず乗り越えてみせる! 【D-3/研究所内部培養槽前/一日目夕刻】 【八尾比沙子@SIREN】 [状態]半不死身、健康、ハイ、錯乱 [装備]武器(何なのかは不明) [道具]ルールのチラシ [思考・状況] 基本行動方針:神が提示した『殺し合い』という『試練』を乗り越える。 1:とりあえず、研究所から出る。 2:最後の一人となる。 3:出来れば、もう二度と須田恭也には会いたくない。 ※須田恭也が呼ばれている事を知りません 大きな変動の時には、必ず立ち向かわなくてはならない『試練』がある。 『試練』には必ず「戦い」がある。 そして、戦いには必ず「流される血」がある。 『試練』は供え物。 立派であるほど良い。この世界にいる「呼ばれし者達」がそれだ。 誰が『楽園』への扉を開くのか。誰が幸せになるのかは、まだ分からない。 だが、一つだけ言える事があるとすれば――――『試練』は、流される血で終わる、という事だ。 ■ ◆ ■ さて、首が何処に消えたのかは、それはまだ誰にも分からない。 もしかしたら既に別の時間の『八尾比沙子』に渡されたのかもしれないし、 本当に跡形もなく消えてしまったのかもしれない。 『堕辰子の首』がまだサイレントヒルにまだ存在している可能性も、否定する事は出来ないだろう。 可能性は無限。 それを支配する事は、誰にも許されない。 back 目次へ next Self question 時系列順・目次 魔王と邪神 神隠し 投下順・目次 完全なる傲慢者 back キャラ追跡表 next 邪神達の胎動 八尾比沙子 神が待ってる