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一神教では、「信じる」という行為が重要視される場合が多いようです。 では、「信じる」とはどういう行為でしょうか? 次の文章を考えてみてください。 A:絶対正しいものを、正しいと信じる。 B:疑いがあるものを、正しいと信じる。 A文には問題があります。わかりましたか? 絶対正しいものは正しいと信じる必要はありません。 以下の例文を読んでみてください。 Aの例 「俺、太陽が東から上るって信じてるんだ」 「対頂角が等しいと信じることで、この問題は解けます」 「直ちに健康に影響はない、と信じて食べてください」 Bの例 「俺を信じてついて来い」 「山田は信じられないなぁ」 「ここは山田君を信じてみようじゃないか」 「山田君を信じた私たちがバカだったな」 「信じる」という行為は「疑いの余地がある」ことが前提です。 「信じる」は、言ってみれば「疑いに目をつぶる」という行為です。 では、「神を信じる」とはどういう意味か、お分かりですね。 絶対的に正しいものは、信じる対象にはならないのです。 もし信じているのならば、同時に疑わしいと思っているのです。 「信じる」という言葉を間違って使っている人が多いですね。 幸福の物理では「何も信じるな」という戒律を設けています。 →信仰
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このページはこちらに移転しました 信じる星 作詞/にんぢん 奇跡を信じる流星一つ ワイングラスに閉じ込められた 注文するのは勇気を一つ どうやら愛に縛られた 光を信じる子供が一人 閉じた瞼をこじ開けられた 始めてみたのは満月一つ どうやら星に捕まった 流れる星に願いを掛ける 「明日は勇気を一つ下さい」 流れる星はいい迷惑かも 「そんなの自分で用意して」 月は昇るほど白くなる 光を信じた子供が詠う 信じたものは着いて来る 信じれたのは月の声 のんびり流れる花びら一つ 岸の葉っぱに呼び止められた 動けないままの葉っぱが一つ 花に世界を問いかけてみる 奇跡を信じる流星一つ ワイングラスに閉じ込められた 注文するのは勇気を一つ どうやら愛に縛られた
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このページはこちらに移転しました 信じる心 作詞/PK 信じる心があれば 仲間になれた気がする 一晩中語り合って 仲良くなれていたはず あの時僕はなんで なんて後悔 分かってたはずなのに 分かってたはずなのに つい僕は叫んでいた 「こんな殺人鬼がいるかもしれない所で寝れるか!自分の部屋に戻るぞ!」 迫りくる黒い影 明日を迎える事はないだろう せめて僕は残すよ あの少年にメッセージを
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信じる者 この世に神がいたならば 私は神を信じよう この世に天使がいたならば 私は天使を信じよう この世に悪魔がいたならば 私は悪魔を信じよう この世に精霊がいたならば 私は精霊を信じよう けれど私は見たことが無い 神も天使も悪魔も精霊も だけど私はあなたを見たことがある 故に私はあなたを信じよう 前 戻 次
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「調子に乗ってんじゃねえぞ読み手どもが!」 人気がない灰色の街中で、『猫子頭の鬼軍曹』こと『◆wlyXYPQOyA』は憤っていた。 絶対正義を信じる軍曹は読み手どもが起こした暴挙を許すことができない。 故に目指すは対主催。打倒読み手。 「まずは現状の把握だな」 軍曹は支給されたデイパッグの中を全て確め、まずは名簿を取り出し書かれている名前を読む。 そして、今では懐かしい1st書き手達の名を見つけた。 「気の善いあいつらが、こんな殺し合いに乗ってるわけがねぇ」 鬼軍曹は信じる、かつての仲間達を。 故にアニロワ1st書き手達を殺し合いに乗っていないと判断する。 「だが◆5VEHREaaO2こと田老。いや、フェムト。あいつだけは信じられねえ!!」 だが一人、彼には1st書き手の中でたった一人だけ信じられない人間がいる。 それは2nd書き手の『◆5VEHREaaO2』こと『コ・ホンブック』。 鬼軍曹は彼の書き手のことだけは敵視はしていた。 (奴だけは絶対マーダーだ!) 猫子頭の鬼軍曹の脳裏にかつての戦いの記憶が思い起こされる。 それは『「汝は人狼なりや?」続わかめてエディション』の2007年08月22日のこと。 その日軍曹は人狼に参加し、村人として惨敗した。 その時の狼側の最後の刺客が、田老と名乗っていた◆5VEHREaaO2であった。 彼の人物は無害な村人を装いまんまと鬼軍曹を嵌めたのだ。 そして◆5VEHREaaO2がフェムトの称号を得てそのまま人狼から去ってしまったために、軍曹の恨みは蓄積し強い思い込みを植えつけていた。 故に彼との間に修復しようがない溝を心に作り上げていた。 「奴だけは絶対俺の手で滅ぼす」 名簿には2nd書き手として乗っている彼の人物に狙いを定め、鬼軍曹は歩き始める。 目指すは打倒読み手、◆5VEHREaaO2ことコ・ホンブックの必殺。 【深夜】【I-3 廃墟】 【猫子頭の鬼軍曹@アニロワ1st】 【装備:不明】 【所持品:支給品一式】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:殺し合いには乗らずに読み手を倒す。 2:アニロワ1st書き手達との合流。 3:危険視しているコ・ホンブック(◆5VEHREaaO2)の殺害。 /ノ 0ヽ _|___|_ ヽ( # ゚Д゚)ノ <対主催だ、ゴルァ! | 个 | ノ| ̄ ̄ヽ ∪⌒∪ 055 ロリスキーはクールに怯える 投下順に読む 057 史上最強の厨性能支給品 055 ロリスキーはクールに怯える 時系列順に読む 057 史上最強の厨性能支給品 猫子頭の鬼軍曹 106 すごく……誤解です
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信じる ◆holyBRftF6 「アキトさんって未来人でしかもロボットのパイロットなんですか!」 「…………」 失敗した、とアキトは思った。 あれから半ば強引に道路脇のベンチに座らされた挙句、長話に付き合わされている。 神様がどうの、幻想郷がこうの、現実離れした――というよりも現実から離れていった話を自己紹介として話されたが、はっきり言ってアキトは興味がなかった。 一応うまく会話を引き出して相手の戦力を探れはしないかと最初は思っていたのだが、そもそも話が噛み合っている気がしない。 今までの生活を捨てたという点では共通点があるのかもしれないが、幻想郷に来る前の生活をつまらないものとして扱っている様子はアキトからすれば恵まれた者の贅沢だ。 話に乗ってこないのは早苗の方にも伝わったらしく、次はそちらの番だと話を振られてしまった。 仕方なくあまり触れられたくはないこと――つま木連との戦いや火星の後継者たち、そして人体実験のことを除いた経歴を話した。 木連や火星の後継者との戦いを除いた以上、当然ながらエステバリスについては少ししか話していない。にも関わらず早苗は食いついてきた。 けっきょく込み入った話をする羽目になり、今に至る。 「興味があるんだな」 「あります! 当然です! 私がいた頃なんて、人類はまだ火星にすら行ってなかったんですよ? 宇宙の世紀とか言われていたのに、環境を守れとか景気対策がどうだとかばっかみたい」 (……火星に遺跡がある、なんて聞いたらもっと騒ぎそうだ) 私も火星に行きたかったなどと目を輝かせる早苗とは対照的に、アキトの内心は冷ややかだった。 木星圏にまで到達した人類が引き起こした問題は、経済や環境の問題程度で済むのなら安いものだろう。異星の文明と接触したことは、決して輝かしいものではないのだと……彼はその身で経験してきている。 「君がいた時代には、巨大ロボットなんてないんだろ。なんで拘るんだ?」 火星の遺跡について話すよりは、まだエステバリスについて話すほうがマシだ。 そう思ったアキトが話題を誘導すると、やはり早苗は乗ってきた。 「アニメですよ、アニメ! そういうアニメを見て、私は憧れたんです!」 だろうな、と質問した側も思っていた。 単に話を逸らしたかっただけとしてで、本当に答えを聞きたかったわけではない。そもそも似たような例を知っているのだから、聞かなくても予想はつく。 「……君も、ゲキ・ガンガーを見たのか?」 あっさりと死んだ友のことを思い出したアキトは、思わず無意味な問いかけを呟き、 「え?」 そして、後悔した。きょとんとした早苗の顔は、明らかに不思議がっている。 この聖杯戦争において、自分達が異なる世界・異なる時間軸から招かれたという事実を実感しているマスターはまだまだ少ない。 だがその少ない例が、テンカワ・アキトである。 彼自身ボソンジャンプを行ってきた身であり、更にカレン・オルテンシア……違う世界を生きた存在の再現から説明を受けた。実感としても、経験としても、知識としても十分に過ぎる。 つまり、ゲキ・ガンガーが存在しない時空など予想できてもおかしくはない。 むしろ、既に早苗から話を聞いているのだから予想できて当たり前とすら言える。彼女がいた年代はアキトの世界に当てはめた場合、ゲキ・ガンガーが放映される前だと断片的に聞いた程度でも分かる。 故に悔いる。なぜこんな言葉を零したのかと。 「聞いたことないですけど、ゲキ・ガンガーってなんですか?」 「……感傷みたいなものだ」 零れ落ちたものならば、続いて零れた言葉が答えだったのだろう。 成り行きでパイロットになった「かつての」テンカワ・アキトにとって、ゲキ・ガンガーは切っても切れない存在だった。なにせ戦っていた木連がそのアニメに染まりきっている。 その頃の自分を装おうとした矢先にこんな話題を振られ、アキトの心の底で何かが蠢いていた。その何かに突き動かされるように、余計な言葉が口をついて出る。 「パイロットなんて、そんないいものじゃない。 見た目はマンガみたいになっても、それは見た目だけだ」 空気が沈む。それこそ、早苗が口を閉ざすほどに。交友を深めようとした結果がこれかと、アキトは自嘲せざるを得なかった。かつてのテンカワ・アキトを装うことすら、今の自分にはできないのかと。 二人の従者もまた口をつぐんでいる。アシタカは話の成り行きを見守っているし、ガッツはそもそも言葉を奪われている。マスター達が喋らなければ、場に言葉は出てこない。重苦しい空気が流れた。 『――この『月を望む聖杯戦争』に参加しているマスター並びにサーヴァントの皆さま、こんにちは』 だから通達が始まった時、アキトは思わずあのカレンに対して感謝してしまった。 ■ ■ 『定時通達は以上です。 それでは明日の正午まできちんと生きていましたら、また』 「――――二十八、か」 通達を聞き終えたアキトは、その数字を反芻する。28。それが願望器を巡って争うマスターの数。 聖杯戦争の組数としてそれが多いのか、少ないのかはアキトには分からないし意味もない。ただ、手持ちのチューリップクリスタルは人数に比して少ないということだけを改めて理解する。 (……あそこで使わなかったのは悪くなかったのかもしれないな) 思い返したのは金髪のセイバー……オルステッドとの戦いだ。 アキトはオルステッドの真名などは把握していないが、ガッツにとって相性が良い相手であるのは理解している。 とならば泳がせて他の参加者と食い合わせるのも、選択肢としては有り得る。アキト達にとっては未知の相手と出会うよりはオルステッドが生き残る方が楽なのだから。 ただしこの選択肢を取る際の問題は、次に出会った際に相手の戦力が変わっている場合だ。 あの時点でアキトはチューリップクリスタルの存在を秘匿していた。だから相手も何か隠し持っている可能性があるとアキトも自戒した。 もっとも今のところオルステッドにはその能力の全てを使うつもりがない以上、これに関しては杞憂と言える―――少ないとも、今のところは。 一番厄介なのは対ガッツを念頭に置いた同盟を組まれる場合か。そう思いながらアキトは早苗を見た。 当然ながらアシタカの真名などは把握していないが、彼女のサーヴァントがアーチャーである事はアキトにも分かっている。ならば白兵戦に特化しているガッツの援護役としては最適だろうとアキトは見越していたし、実際アシタカの弓術はそれだけの腕前を誇る。 二人では補えない部分も他者と組むことで解決することは可能だ。これはガッツに限った話ではないと、アキトも分かっている。 早苗を見ながらも実際は別の相手について考えを巡らせているアキトを、見られている当人はどう思ったのか。物憂げな様子でぽつりとつぶやいた。 「……二十八人もいるんですね」 「無闇に戦って生き残れる数じゃないな」 とりあえず、アキトは当たり障りのない事を返す。 三組で交戦を避けても残り二十五組が敵としているのだから気の長くなる話だ、だから今は同盟を続けておきたい。 彼が「当たり障りのない」ものとして考えているのは、一言で言えば単純な戦争の理である。 「……でも、それだけの人が殺し合うなんて」 だから、そもそもスタンスが異なる早苗とは話が噛み合わない。 「戦争で人が殺し合うのは当たり前だろ」 予想だにしない答えに、アキトは顔をしかめた。 方舟にいる人間はその前提の上で来たのだと彼は思っている。いや、それ以前に見知らぬ誰かの死に心を痛めるような段階はとうに通り過ぎてしまっていた。 故に、早苗との価値観には決定的な断絶がある。 「二十八人ですよ」 「それがどうした」 「そのうちの二十七人が死ななくちゃいけないんですよ!」 「戦争に参加して泣き言か。お前は何のためにここに来たんだ」 かつてのお人好しな自分に近づけようと心がけていたアキトの口調は、突き放したかのような平坦なものに戻りつつあった。まるで、メッキが剥がれるかのように。 口論を押し留めるように―――或いはいざという事態に備えるように、アシタカが割って入る。会話という点でも、物理的な立ち位置という点でも。 「マスターが方舟に招かれたのは事故のようなものだ。 恐らくそちらには確固とした願いがあるのだろうが、事情が違うという事で分かってもらえないだろうか」 「あいにく、わからないな」 早苗を庇うアシタカの言葉は、しかし逆効果だった。 アキトは疑念を抱いたことを隠そうともしない。 「アーチャー、お前にも願いがあるからこの戦争に現れたんだろ。 自分のマスターに何も思わないのか」 「私に願いはない。 呼ばれたから応じ、マスターを生かす。それだけだ」 『………………』 周囲に怒気が満ちた。 それはアキトのものでも、ましてや早苗やアシタカのものでもない。 ここにいるが言葉を発せない狂戦士―――ベルセルク―――が発している。 「どんな事情があろうと、殺せないというなら自分が死ぬだけだ」 アキトが吐き捨てた言葉は、ガッツが霊体化したまま放つ殺気よりはまだ穏当だろう。 彼の願いの強さはそれこそ狂うほどのもの。だからこそ、ガッツから見てアシタカは早苗以上に理解できない存在だった。 サーヴァントである以上聖杯を奪い合う関係だというのに、そんな理由で妨害されてたまるか。 そう、殺気は語っている。 「だ……だけど!」 張り詰める場の空気に、思わず早苗は声を張り上げていた。 それは見えぬガッツを恐れたからか……それとも、アシタカは間違っていないと主張したかったからか。 「だけど……殺し合いをさせるような聖杯は、本当に正しいんですか!?」 「……え?」 アキトの口から、間抜けな声が漏れた。 思いつきもしない発想だった。 「人間に罰を与えるような神様は知ってますし、生贄を求めるような神様もいます。 ……でも、アキトさんはパイロットをやっていただけで、神様のことなんて何も知らなかったじゃないですか。 私だって、方舟のことなんて何にも知らなかった。 信仰も冒涜もない人たちを集めて殺しあわせるようなそんな聖杯が正しいなんて私には思えないんです!」 「…………」 言うまでもないことだが、アキトは必ず聖杯戦争を勝ち抜くつもりである。 何故か。願いを叶えたいからだ。 彼にとって聖杯が願いを叶えるというのは当然の条件だ。だから方舟に来ている。疑念を差し挟む余地などどこにもない。それこそ、カレンをいけ好かないと思ってもその言葉を疑わない程度には。 その意味では、聖杯を信じていると言ってもいいだろう。 アキトは異星の文明が遺した遺跡を知っている。その文明が遺した力を知っている。だから方舟のような物があっても驚きはしないし、方舟が尋常ならざる力を持っていても疑問は抱かない。 だが。 「聖杯は本当に願いを叶えてくれるんですか? 叶えるとしても……本当に、正しいやり方で願いを叶えてくれるんですか!?」 アキトの人生が狂わされてきた事もまた、異星の文明が遺したものが原因ではなかったか。 「だから、私は―――」 「ふざけるなッ!」 「きゃあっ!?」 振り払うようにアキトは立ち上がり、叫んでいた。 いや、アキトだけではない。ガッツもまた実体化し、獣が呻くような声を漏らしている。アシタカはとっさに抱きしめるような勢いで早苗を引っ張り、自らの後ろに庇っていた。 「そんな事があってたまるか! ここまで戦って、ここから勝ち抜くんだぞ! マスターだけで二十八人いるんだぞ!? これで願いが叶わない、なんて事があってたまるか……!」 その叫びは、果たして誰に対してのものだったのか。 偽りの大気を搖るがせる怒声は、何よりも放った本人に響く。その様は、まるで自らの従者に習い理性を狂気で抑えつけるかのよう。 ならばこれは、聖杯は願いを叶える存在だという確信でも早苗に対する糾弾でもなく。 願いを叶える存在であってくれという、懇願だった。 早苗が呆然とし、アシタカが身構える中…… アキトは動力が切れたかのように、唐突にベンチへ腰を下ろした。 「……忘れてくれ」 頭を抱えて呟く。 この同盟を決裂させるわけにはいかない、その思考がアキトにブレーキを掛けたのだ。皮肉なことに早苗が善良で非好戦的であるなら同盟相手としては最適だと思わざるを得なかった。 非好戦的である以上早苗の戦いにアキトが巻き込まれる事はないし、善良である以上裏切りを恐れる必要もない。同盟を組む上での最大のデメリットを心配しなくて済むのである。 それに早苗のサーヴァントがアーチャー、つまり単独行動のスキルを持つというのも厄介だった。 仮に早苗を殺してしまえば、間違いなく仇討ちのために襲われるだろう。アキトはそう推測している。アキトだからこそ推測している。市街地で弓兵からゲリラ戦を挑まれる状況は想像するだけでも最悪だ。 つまりアキトが早苗を殺す際は、確実にアシタカも仕留めなくてはならない。今は同盟を続けるしかないのだ。 例え、早苗とアキトが全く噛み合わない存在であっても。 (―――だが、いつかは必ず殺す。俺達が聖杯を獲るために) アキトの瞳には、暗い炎が宿っている。 例え聖杯に対する疑念について語られても、アキトの決意は変わらない。変えられない。 仮に聖杯が悪意に満ちた汚物であろうと、その聖杯を獲るしかない。 彼はもはや、後戻りができる身ではないのだから。 【D-9/廃教会周辺/一日目 午後】 【テンカワ・アキト@劇場版 機動戦艦ナデシコ-The prince of darkness-】 [状態]左腕刺し傷(治療済み)、左腿刺し傷(治療済み)、胸部打撲、強い憎しみ [令呪]残り三画 [装備]CZ75B(銃弾残り10発) [道具]チューリップクリスタル2つ 、春紀からもらったRocky [所持金]貧困 [思考・状況] 基本行動方針:誰がなんと言おうとも、優勝する。 1.次はなんとしても勝つために夜に向けて備えるが、慎重に行動。長期戦を考え、不利と判断したら即座に撤退。 2.下見したヤクザの事務所などから銃弾や武器を入手しておきたい。 3.五感の以上及び目立つ全身のナノマシンの発光を隠す黒衣も含め、戦うのはできれば夜にしたいが、キレイなどに居場所を察されることも視野に入れる。 4.できるだけ早苗やアンデルセンとの同盟は維持。同盟を組める相手がいるならば、組みたい。自分達だけで、全てを殺せるといった慢心はなくす。 [備考] セイバー(オルステッド)のパラメーターを確認済み。宝具『魔王、山を往く(ブライオン)』を目視済み。 演算ユニットの存在を確認済み。この聖杯戦争に限り、ボソンジャンプは非ジャンパーを巻き込むことがなく、ランダムジャンプも起きない。 ただし霊体化した自分のサーヴァントだけ同行させることが可能。実体化している時は置いてけぼりになる。 ボソンジャンプの制限に関する話から、時間を操る敵の存在を警戒。 割り当てられた家である小さな食堂はNPC時代から休業中。 寒河江春紀とはNPC時代から会ったら軽く雑談する程度の仲でした。 D-9墓地にミスマル・ユリカの墓があります。 アンデルセン、早苗陣営と同盟を組みました。詳しい内容は後続にお任せします。 【バーサーカー(ガッツ)@ベルセルク】 [状態]健康 [装備]『ドラゴンころし』『狂戦士の甲冑』 [道具]義手砲。連射式ボウガン。投げナイフ。炸裂弾。 [所持金]無し。 [思考・状況] 基本行動方針:戦う。 1.戦う。 あれきり、アキトさんは黙りこんでしまった。 私はベンチに座り直すことさえできなかったから、道路の上に座っていた。アキトと一緒のベンチには座れない。 怖いとかじゃなくて、もっと根本的な部分で、アキトさんと同じ所にはいられない気がしたから。 アキトさんが何か願いを抱いているのは、はっきりしてた。 私にも分かるくらいに強く……きっと人を殺してでも叶えたいくらいに。 アキトさんは聖杯が願いを叶えてくれると信じている。信じたいと思っている。 それは、聖杯から何を言われても従ってしまうくらいの強い願いがあるから。 聖杯に縋り付いて、願いを叶えてもらいたいから。 ――それは、神様を信仰するのとどこが違うんでしょう。 タタリ神でも、いいえ、タタリ神だからこそ信じる人もいる。それぞれ中身も理由も違うけれど、大抵の人は大なり小なり願いがある。 方舟にいる人は私を除いて二十七人。アキトさん以外にも願いを抱いてやってきた人がいるのは、簡単に予想できる。 それだけじゃない、サーヴァントの人たちにも願いがある。 私のアーチャーも……気遣っているだけで、本当は何か願いがあるのかもしれない。 それなのに。 何の願いも持たない私が、マスターとして戦う資格はあるんでしょうか……? 【D-9/廃教会周辺/一日目 午後】 【東風谷早苗@東方Project】 [状態]健康 [令呪]残り3画 [装備]なし [道具]今日一日の食事、保存食、飲み物、着替えいくつか [所持金]一人暮らしには十分な仕送り [思考・状況] 基本行動方針:誰も殺したくはない、けど…… 1.私はマスターとして正しいの……? 2.少女(れんげ)が心配 [備考] ※月海原学園の生徒ですが学校へ行くつもりはありません。 ※アシタカからアーカード、ジョンス、カッツェ、れんげの存在を把握しましたが あくまで外観的情報です。名前は把握していません。 ※倉庫の火事がサーヴァントの仕業であると把握しました。 ※アキト、アンデルセン陣営と同盟を組みました。詳しい内容は後続にお任せします。なお、彼らのスタンスについて、詳しくは知りません。 【アーチャー(アシタカ)@もののけ姫】 [状態]健康 [装備]現代風の服 [道具]現代風の着替え [思考・状況] 基本行動方針:早苗に従い、早苗を守る 0.マスターの猪突猛進ぶりが心配。 1.とりあえず、早苗の意向を尊重する。 [備考] ※アーカード、ジョンス、カッツェ、れんげの存在を把握しました。 ※倉庫の火事がサーヴァントの仕業であると把握しました。 BACK NEXT 083 end of hypnosis 「Standing for Defend You」 投下順 085 シオン・エルトナムと純血のロード 083 end of hypnosis 「Standing for Defend You」 時系列順 085 シオン・エルトナムと純血のロード BACK 登場キャラ:追跡表 NEXT 074 善悪アポトーシス テンカワ・アキト&バーサーカー(ガッツ) 089 バカばっか 東風谷早苗&アーチャー(アシタカ) ▲上へ
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【信じる心】 「遙かなる時空の中で1・2」のパラメーターの一つ。これが高いと朝に迎えに来る確立が高くなる。 新作ゲームの期待度。これが高いとスレが伸びやすい。(逆に低すぎると別の意味でスレが伸びやすくなる) 関連用語 想う心
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信じるモノ 放送が終わり、道路を駆ける一台のバイクが居た。 カブトエクステンダーに跨る葦原涼だった。 フルフェイスのヘルメットをかぶり赤と白のライダーグローブをはめている。 (あすか…) この眼で死を確認した命の恩人である女性。 その名が放送で告げられた。 更に本郷という2つの同じ名前…。 自分と拳を交えた男がどちらの本郷だったかはわからないが、彼もまた命を終えたということだろう。 あの戦いが死に至らしめたとは思えない。おそらくはその後で事が起こったのだろう。 (もしかすると四号か…) 仲間と共にあすかを殺した第四号、人類のために戦ったはずの者、それが実は戦闘狂だという事実を見出した。ならば本郷も四号の手にかかった可能性も考えられる。 未確認生命体第四号…見つけ次第問いただすか、この手で葬るか…。 今は唯、“一発殴りたい”という感情だけが渦巻いていた。 そうして悲しみの思いを胸にバイクを走らせる葦原。 すると前方に巨大な施設が見えてきた。 『動物園』と書かれた看板を眼にしながら静かにバイクを止める。 フルフェイスのヘルメットを脱ぎ、入り口から園全体を見渡す。 どうやら動物は一匹もおらず、何も捕らえていない檻だけが置かれていた。 と、その時入り口付近のベンチに座り込む1人の青年を見つけた。 気になった葦原はヘルメットをハンドルに預けエンジンを切ると、警戒の眼差しで青年へと歩み寄った。 ※※※ 「おい 大丈夫か?」 葦原は座ったまま俯く青年の肩に手を当てて声を掛けた。 しかし青年は気付かないのか、何かをうわ言の様に呟いている。 「海堂…なんで君が…」 生気を失ったような眼で俯いたまま呟く青年、木場勇治は絶望していた。 同じオルフェノクであり、友であった海堂が死んだ。 共に暮らし共に戦い続けてきた仲だった。 偶然にもオルフェノクになったとはいえその運命に流されずに生きていた。 彼は『正しく』生きていたはずだった。それなのに…死んだ。 正しく生きる者が死に、戦いに乗るような悪しき者が生き残っている。 唯の弱肉強食と言えばそれまでだが。それだけで言い切れないものも感じる。 正しいから死んだのか? 生き残った方は悪なのか? そらなら生き残っている自分は…。 (教えてくれ海堂…) 赤い化け物との戦いでファイズギアを預け戦闘を任せてきた。 あの時自分が残っていれば良かったのだろうか。 しかしあの時は、ああするのが最善だった。 まさかあの怪物にやられたのだろうか…だとすれば戦わせずに一緒に逃げれば良かった。 戦わせた事によって命を落としたのならば、彼の殺したのは自分だ。 やはり自分は…オルフェノクは悪なのか…。 そして木場の脳裏に2人の人間が思い浮かぶ。 桜井侑斗と香川という人物。 桜井侑斗は自分を「化物」と呼び罵った。それが彼の人間としての本心であったのだろう。 所詮は彼らにとっては化物という認識にしかない、人よりも下の存在と考えているのだろう。 そして香川。 彼は人間でありながら殺し合いに乗っていた。持っていたライフルに発砲した跡が残っていたのが証拠だ。それに桜井郁斗をも狙っていた。 それを防ぐために香川を追い払ったのに、桜井には罵られた。 なんとも言いがたい心情である。 今回の放送で香川の名が呼ばれなかったのは、幸か不幸かわからない。 言えるのは、海堂の名を呼ばれたのは不幸だと言うことだけだった。 ※ ※※ 「おい!!」 「え…?」 そこへ、葦原の大きな声が響いた。 考え込んでいて気がつかなかった木場もやっと顔を上げた。 「………知った名前が呼ばれたのか?」 葦原は木場の呟きと表情から、ある程度のことは察知した。 おそらく知り合いが死んだことに落胆しているのだろうと。 「…海堂…大事な仲間でした…」 一度は葦原を見た木場の瞳は、空ろな目をして再び地面へと視線を移した。 するとそれを見た葦原は少しだけ沈黙して、無言のまま木場の横へと腰掛けた。 「俺は葦原涼…あんたは?」 沈みきった表情の木場に問いかける葦原。 「木場…勇治…」 そうして木場は小さな声で名乗った。 「木場か…あんたは戦いに乗っているのか?」 「…そんなこと…!…俺は戦いを止めたいと思ってる!」 葦原の突然の問に声を荒げて反論する木場。 「…だったらなぜ、こんな所でいじけている?」 「いじけているわけじゃ…唯、わからなくなったんだ…人間を信じていいのか…」 その応えに葦原は一度大きく瞬きをするとスクッと立ち上がり、木場の正面へと回った。 「………俺を信用できると思うか?」 葦原は自分の顔が見えるように立って問いかける。 それに眉をしかめながら無言で見つめる木場。 「…人であれ、なんであれ完全に信用できる奴なんて居ない」 何かを思い返しながら葦原は言葉を続ける。 「俺も信じ続けて何度も失い、裏切られてきた…」 悲しみ暮れた瞳が木場に何かを訴えかけているようだった。 「…それなら何を信じれば…?誰を信じれば…」 「自分だ」 動揺したような声で言う木場に葦原は一言で返した。 「…自分?でもそれは人間を信じるのと同じじゃ……」 「…………そう、思うか?」 木場の言葉に静かに応えた葦原は、おもむろに手にはめたグローブを外し始めた。 そうして木場の眼前に素手を晒した。 ※ ※※ 「…それは?!」 木場は目を見開いて驚愕した。 目の前に見える葦原の手は奇妙にも『老化』していた。 何故このようなことになっているのかわかない。 それでもこの様な病気なんか、聞いたことも無い。 だとすれば彼も自分と同じような…。 「………俺はもう人でもない、唯の怪物だ」 そう言いながら葦原は再びグローブをはめる。 「それでも俺は自分を信じる。たとえどれだけ裏切られ、絶望し、地獄を見たって」 グローブをはめた拳が強く握り締められる。 木場はその言葉に心が揺れていた。 葦原涼…彼は「人では無い」ことを明かした。 それがどういう行為か、身を持ってわかっている。 オルフェノクという正体を明かせば普通の人ならば恐れ慄いていく。 化物、怪物と罵られ、さげずまれる。 元恋人であってもそれは同じことだった。 だが彼は、そんなことを恐れる様子も無く、手に残る「証拠」を見せた。 口ぶりからすれば、自分と同じような目にあって来たのかも知れない。 それを踏まえてなお正体を明かしたと言うのなら、自分が惨めに見える。 できる限りはオルフェノクの姿は見せようとはしなかった。 それが相手のためであり、自分のためだと考えていた。 敵対する者にはしかたないとしても、味方や事情を知らない者には脅威になるだけだ。 だが彼は、脅威を隠そうとはしない。むしろ誇りにしているようにも見える。 どういった経緯で、彼が人でなくなったかはわからない。 それでも自分と同じく、化物、怪物に「なってしまった者」だろう。 同じ境遇の者として、自分は酷く惨めだ。 人でなくなっても、彼は人以上に人の心を持っている。 それが羨ましく思え、惹かれた。 自分にそのような強い心を持てるだろうか? 香川や桜井……人間を信じられなくなっていた。 もし彼なら信じただろうか…。おそらく信じただろう。 その瞳が、握られた拳が物語っているようだった。 そして感じる…姿や性格、まるで正反対だが、心は海堂に通ずるものがある、と。 この葦原という男は信用できる…いや、それではいつもと同じ。 そうやってすぐに信用してしまうのが、自分の悪い癖なのかもしれない。 彼の言うとおり、完全に信用できるものなどいない。 だったら自分を信じる…『葦原は信用できる』という自分を信じる。 「葦原さん…俺も信じます…自分を…」 すると木場は葦原を見据えて呟いた。 そして次の瞬間、顔に不気味な黒い影を現した。 「……あんたもか」 葦原は、その影に別段驚きもせず、少しだけ鼻で笑った。 「…後悔するなよ」 影を潜めた木場に向かって、芦原の瞳は力強さを増す。 目の前の男、木場勇治、先程まで全てに失望したような目をしていた。 なのに今はもう真逆の表情を見せている。自分の言葉に励まされる事でもあったのだろうか。特に励ますような事を言ったつもりはなかった。ただ記憶を振り返り、質問に答えただけだ。 それが木場の瞳から失望を取り除く結果になったということだろう。 改めて見る木場の目は真っ直ぐ前を見据えて居る。 しかし、どこか真っ直ぐ過ぎる気も否めない。 「…けれど、あんたの行動が間違いだと感じたら、俺は容赦なくあんたを止める」 そして一言忠告のように言った。その真っ直ぐな瞳が逆に心配になったからだ。 戦いに乗っていないと言うのは真実だろう。実際、自分を襲ってはこない。 しかし自分を信じた結果だけが正しいとも限らない。その判別が木場にできるのか。 真っ直ぐな瞳の奥底が、揺らいでいるようにも見えた。 「……はい」 葦原の真剣な眼差しに凄みを感じて、少し言葉が詰まってしまう木場。 これは自分に釘を刺しているのだろうか…。木場はそう考えてしまう。 もし、自分が戦いに乗るようなことになったら止めるということだろう。 そんなことには絶対にならないと思いつつも、まだ心のどこかで人間を良くは思えないところがある。しかし人間が憎いのと、殺し合いに乗るのは話が別だ。 自分が人間なのか化物なのか、それは葦原にも課せられていることだろう。 しかし彼はそんなことを、物ともしていないように見える。 その心の強さが何なのかを知りたいのかもしれない…。 ※ ※※ 「…さて 俺はもう行くが あんたはどうする?」 葦原はカブトエクステンダーに跨り、ヘルメットを手に取って問いかけた。 「…俺も行きます…連れてってください…話をしたい人がいるんです」 木場は拳を強く握り締めて応えた。 桜井侑斗、香川、彼らにもう一度会って話し合いたい。 桜井はまだ化物と呼ぶだろうか、香川は妨害してきた自分をどう見るだろうか。 その結果はわからない。 結果によって自分さえ信じることが、できなくなってしまうかもしれない。 だがそれでも会って話し合いたい、それだけが強く心に浮かんだ。 葦原のような強き心を持って人間の真意を見極めたい。 しかしそれでも裏切られてしまった時は…。 今は答えを出せない。 その時、その場の、自分を信じるしかない。 「…いいけど俺も探している奴が居る、そっちを優先するぞ」 「構いません」 決意のこもった返事を聞いた葦原は、ヘルメットを木場へと投げ渡した。 それを両手で上手くキャッチした木場は、微笑みながら葦原の後部シートへと跨った。 「…四号…それから風見志郎ってのを知らないか?」 葦原はバイクのエンジンを掛けながら後部に座る木場へと尋ねる。 「よんごう?…いやどちらも聞いたこと無いです」 そう応えながらヘルメットを被る木場。 「……そうか、まぁ他にも聞きたいことがある。走りながら聞こう」 そう呟くと同時に葦原はハンドルを回し、カブトエクステンダーを発進させた。 情報交換する2人を乗せた赤いバイクは動物園を後にして島を南下していく。 2つのデイパックに潜むベルト達も唯静かにその時を待っていた…。 状態表 【葦原涼@仮面ライダーアギト】【1日目 日中】【現在地:E-6 動物園手前】[時間軸]:第27話死亡後[状態] 全身負傷(中)、疲労(大)、30分間変身不可(ギルス) 腕部に小程度の裂傷、変身の後遺症、仇を討てなかった自分への苛立ち[装備] フルフェイスのヘルメット、カブトエクステンダー@仮面ライダーカブト[道具] 支給品一式(二人分)、ホッパーゼクターのベルト、デルタギア[思考・状況]基本行動方針:殺し合いには加担しない。脱出方法を探る。1:立花を殺した白い怪物(風のエル)、あすかを殺した白いライダー(ファム)未確認生命体4号(クウガ)に怒り。必ず探し出して倒す。2:立花藤兵衛の最後の言葉どおり、風見の面倒を見る?3:自分に再び与えられた命で、救える者を救う。戦おうとする参加者には容赦しない。4:黒いライダー(カイザ)を探してみる。6:五代雄介の話を聞き、異なる時間軸から連れて来られた可能性を知る。 白い怪物(ダグバ、ジョーカー)を倒す。7:木場が間違いを犯した場合全力で止める。8:デルタギアを誰か、はっきりとこの殺し合いに反抗する者に託す。(今の所木場が有力※五代の話を聞き、時間軸のずれを知りました(あくまで五代の仮説としての認識です)。※剣崎一真の死、ダグバの存在、ジョーカーの存在などの情報を五代から得ました。※ホッパーゼクターが涼を認めました。(資格者にはすぐにでも成り得ます)また、デイバックの中に隠れています※カブトエクステンダーはキャストオフできないため武装のほとんどを使えません。 今の所、『カブトの資格者』のみがキャストオフできます。※五代(クウガ)は殺し合いに乗ったと勘違いしています。※勿論、デルタギア装着によるデモンズストレートによる凶暴化などは知りません。(デルタギアの使い方は知っています) 【木場勇治@仮面ライダー555】【1日目 現時刻:日中】【現在地:E-6・動物園手前】【時間軸】:39話・巧捜索前【状態】:全身に中程度の打撲。他人への不信感。全身に疲労大、背中等に軽い火傷。1時間半変身不可(ホースオルフェノク)【装備】:なし【道具】:基本支給品×1、Lサイズの写真(香川の発砲シーン)、サイガギア、トンファーエッジ【思考・状況】基本行動方針 ???1:香川と侑斗と話し合う。その上で人間の真意を見極める。2:葦原に憧れに近いものがある。3:死神博士、ゴルゴス、牙王、風のエル(名前は知らない)、東條を警戒。影山はできれば助けたい。4:事情を知らない者の前ではできるだけオルフェノク化を使いたくない。【備考】※香川から東條との確執を知り、侑斗から電王世界のおおまかな知識を得ました。(赤カードの影響で東條だけの情報が残っています。) また、第一回放送の内容も二人から知りました。※香川を赤カードの影響で危険人物として認識したままです。 ※自分を信じるが、自分さえも信じられなくなったらその時は…? 090 [[肯定/否定――my answer]] 投下順 092 [[鬼³]] 090 [[肯定/否定――my answer]] 時系列順 092 [[鬼³]] [[葦原涼]] [[木場勇治]]
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…………。」 「何だとっ?」 「どうしたんだ?」 最悪だ……まさかこんなに簡単にサマンサと接触する破目になろうとは。 これでは『マゴット懐柔計画』が完全に潰れてしまうではないかッ! わしが後どれだけ生きられるかさっぱり判らんのだぞッ! その後のお前のガードはこの若僧に託すしか無いのだぞッ! だからこそあんな策を吹き込んだというのに……。 「何て言ってるんだ、おっさん?」 「あ~その、な、」 「……サマンサだな。」 「なっ……」 「おっさんが俺相手に口篭る事なんてそれしかねーだろ?」 ジャキッ 「…!!!」 「何のつもりだ?」 「こうでもしねーと教えてくれねーだろ?あいつ等は何処にいる?」 銃を渡すのがちと早過ぎたか…。 「……マゴット。」 「………」 「悪いなおっさん、俺が戻らなくてもエーコ達の事頼むぜ。」 「判った。」 ふん、誰がそんな真似をするか。 「じゃあな。」 「………。」 駆け出すジタン、追おうとするマゴット。 「行くな!」 「行くな!」 「………?」 「貴様は疲れている、授業も中途半端だ、そ」 「………!」 「別に問題は無い、ジタンはサマンサ達と戦って敗れている、銃があった所で勝敗が変化するとは思えん。」 これがわしの結論だ、早急に新しい仲間を探す必要があるが、新しい魂が手に入るだけ良しとしよう、銃は高い授業料ではあるが仕方があるまい。 「………!」 は?あの小僧を助ける? 「一寸待て、奴はサマンサを殺す気だぞ?」 「…………………」 「聞いていたのか。」 「……!」 「あ、あれはだな、その。」 「………………………」 「本気か?それはつまり、仲間を殺す事になるのだぞ?」 「…………」 「それは奴がそう言っているだけの話だ、証拠はまだ無い。」 「…………」 信じる、か。確かに相手を信じずに信頼関係を築こうなどと虫の良い話ではあるな。 いや違う、利害で絡め取るのがわしのやり方だった筈だ。 「ふむ、ならばとっとと小僧に追い着かねばならんな、その間に何か考えてみる事にしよう。」 ここでお前を失っては元も子も無い、とはいえわしは何を答えておるのだ?こんな場合は眠らせてでも阻止するのが常道だろ? 奇妙な違和感を抱いたまま、わしはマゴットと共に走りはじめた。 【ジタン 所持品:仕込み杖、盗賊のナイフ、ギザールの笛、グロック17 第一行動方針:サマンサとピサロの殺害 第二行動方針:仲間と合流 最終行動方針:ゲームから脱出】 【ハーゴン(あと二日で呪文使用不能、左手喪失) 所持品:グレネード複数 ムーン王女の首 グレーテの首 首輪×3 裁きの杖 第一行動方針:マゴットとジタンを止める 第二行動方針:授業 第三行動方針:魂と首輪を集める 最終行動方針:ゲームの破壊】 【マゴット(MP減少) 所持品:死神の鎌 第一行動方針:ジタンを助ける 第二行動方針:ハーゴンに呪法について習う 第三行動方針:仲間と合流 最終行動方針:ゲームから脱出】 【現在位置:神殿】 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV ジタン NEXT→ ←PREV ハーゴン NEXT→ ←PREV マゴット NEXT→
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信じる想い 夢を見た。 父さんが居て、母さんが居た。 二人とも楽しそうに、笑っていた。 つられて、自分も笑った。 何が嬉しいのか、分からなかったが、笑った。 いや、本当は分かっていた。 一緒に居ることが嬉しいのだ。 ただ一緒にそこで居るだけで、幸せは感じられた。 それが家族なら、一層強くなるはずだった。 カイルは夢の中で暖かな空気に包まれた。 だが、突然彼の母、ルーティの姿が消え始めた。 まるで幽霊の様に、その姿が透明になっていき、やがて完全に見えなくなった。 カイルが驚き、その場に近寄る。だがそこには何も無い。 ふと足元を見ると、砕けて溶けた氷と、血痕がそこを濡らしていた。 カイルは膝を付き、泣いた。 しばらくすると、彼の父、スタンが無言でそこから立ち去ろうとした。 待って。待ってくれ。そう叫ぶも、その言葉は父に届かない。 父さん・・・父さん。 デミテルは上手く着地し、眼下の少年を見やった。 崖から転落し、この洞穴に落ちた少年の様子を観察する。 頭を打ち、気絶している。常人なら致命傷を負ってもおかしくないが、 受け身でも取ったか、それほど重傷には見えない。 しかし、少年のそんな様子はデミテルにとってはどうでもよいことだった。 彼はその少年を殺すつもりだったので。 この狭い空間で規模の大きい術を放つのは得策では無い。 下手をすれば地盤が崩れ、最悪生き埋めになってしまう。 それでもデミテルにとっては大した事態では無いが、無駄な労力は避けるにこしたことは無い。 彼はゆっくりとザックから鉄製のバットを取り出した。 それこそ彼の持つ最後の支給品であり、そもそも最初に彼に支給されたものであったが、 術士である彼は野蛮なその武器を嫌った。自身の得意とする術だけで充分だと判断した。 しかしこの状況において、無防備に寝転がっている獲物を仕留めるのは、 こちらの方が効率的であると彼は判断した。 それに今はあの白髪の少年から奪った、装備者の筋力を増強するフィートシンボルがある。 脳天に一撃、いや数度殴りつければ確実に死亡するだろう。 頭の中でそう結論付けると、デミテルはゆっくりと歩を進めた。 両手に持ったバットを垂直に構え、肩に引きつける。 そしてつま先が触れるほどに接近した。相変わらず少年は意識を失っている。 「馬鹿め」 つい先程言いそびれた言葉を口にする。 デミテルは両手を大きく振り上げ、一気に少年の頭目掛け叩き付けようとした時── 「う・・・」 少年が呻いた。 デミテルは瞬間的に止まってしまった。 「とう・・・さ・・・」 頭を地面にこすりつけ、体を歪ませている。そしてゆっくりと目を覚ました。 「ちぃっ!」 その面めがけバットを振り下ろしたが、少年ははっと表情を変えると咄嗟に身を転がしてかわした。 デミテルは自身を恨んだ。なぜあそこで躊躇してしまったのだ。明らかな手落ちだ。 少年は即座にこの状況を理解した、とは言いがたいが(彼の寝起きの状態をよく知るものなら納得できるだろう) とりあえず目の前に居るのがさっき自分を殺そうとした者だとは分かったらしい。 「お前は・・・!」 「ふん、一度ならず二度までも命拾いするとはな。だがこれで最後だ!」 デミテルはそう吐き捨てると素早くバットをザックにしまい、術を放った。 ミスティシンボルによって詠唱速度は圧倒的に早くなっている。 火球が三つ、少年目掛け発射された。 だが少年は自身のザックに手を突っ込むと、円い銀色の物を取り出した。 そしてそれを前に突き出した。三つの火球はそれにぶつかると、小さな火花を残して消えた。 それは普段一般人が使う、台所に欠かせないもの、鍋の蓋だった。 ・・・ナベのフタだと!? デミテルは驚愕の余り言葉を失いかけたが、すぐに別の術を詠唱し始めた。 だが少年は瞬時にこちらに走り寄ると、そのまま鍋の蓋の一番面積が広い部分をデミテルの顔面に当てようとした。 頭を反らせ、紙一重でかわす。そこで彼は強引にでも少年を引き離すべきだと判断した。 少年の腰、鍋の蓋の死角から手を伸ばし魔力を開放した。 術とはとても言えないが、突風が起こり少年を奥の壁へ吹き飛ばした。 少年は体勢を崩している。少年が完全に目覚めた今、強引にでも勝負を決めるべきだと判断した。 デミテルは再度詠唱を開始する。 そして放った。地面が連続的に隆起し、少年の体を後方、壁側に跳ね上げた。 勢いを増すそれは、やがて岩盤を砕き、小規模な土砂崩れを起こした。 少年が崩れ落ちる砂、石、岩に埋もれていくのを見届けながら、デミテルは空気を操り飛翔した。 これで今度こそあいつは死んだだろう。死体を確認できなくなったのが残念だが。 もしまだ息があっても生き埋めだ。窒息死、あるいはいずれ禁止エリアに引っかかって死ぬだろう。 それでも生きていたら、また殺せばいい。今度はちゃんと、死を見届けれるようにしなければ。 そう結論付け、元居た場所に戻った。 当たり前だが、少女と剣士の姿は無かった。 そして歩き出した。次の獲物はどこにいるか。先程の二人が居ればいいが。 カイル・デュナミスが最初に倒れこんでいたのは、 波風が島を削り取ってできた洞穴の様だと思われていたが、正確には違っていた。 長年の時の経過により塞がっていた穴が、強い衝撃を受け開けられた。 それは洞窟であった。地下に広がる、狭い坑道の様な通路。 カイルは瓦礫を押しのけ、むくりと起き上がった。今度は気絶もせずに済んだ。 またしても助かったのは、彼の持つ残り二つの支給品のおかげだろうか、 それとも、カイルの、父スタンとの再会を信じる想いが起こした偶然だったろうか、 いずれにせよ彼は生きている。そして父も生きている。 生きている限り、また会える可能性は零では無い。 その再会が、どんな結果を生もうとも。 カイルは歩き出した。 【カイル 生存確認】 状態:全身に打撲、擦り傷 所持品:鍋の蓋 フォースリング ラビットシンボル 第一行動方針:父との再会 第二行動方針:リアラとの再会 第三行動方針:ロニ、ジューダス、ハロルドとの合流 現在地:G2崖下の洞窟から地下を移動中 【デミテル 生存確認】 状態:鼻強打 TP中消費 所持品:フィートシンボル ストロー ミスティシンボル 金属バット 第一行動方針:出来る限り最低限の方法で邪魔者を駆逐する 第二行動方針:ダオスを倒せそうなキャラをダオスに仕向ける 現在地:G2の崖付近から北へ移動中 前 次