約 31,200 件
https://w.atwiki.jp/mizutukiaoiwiki/pages/11.html
保育の仕方について 赤ちゃん(0歳児)として扱ってほしい いやいや期の赤ちゃんとして扱ってほしい アンパンマンとかを見たいです。 お世話はTwitterのDMでお願いします。 赤ちゃん保育診断シート おもらしクラス紹介
https://w.atwiki.jp/toasera/pages/43.html
https //m.youtube.com/watch?v=fmiTgPNMP9o
https://w.atwiki.jp/nanakazari/pages/412.html
作成者:みぽりん 部品構造 大部品 保育士 RD 12 評価値 6部品 保育に関するルールを守る 部品 養護と教育 部品 知識 部品 保育士の修行 部品 包み込む雰囲気 部品 話し方 部品 服装 部品 音楽知識 部品 表現の知識 部品 遊びの知識 部品 手先の器用さ 部品 保護者支援 部品定義 部品 保育に関するルールを守る 世の中には様々なルールがある。保育士はルールを知り、守ってこそ安全な保育ができる。そしてそれは社会人として当たり前のことでもある。 部品 養護と教育 保育士は養護と教育が一体化された保育を行う。養護とは養育し保護すること。教育とは意図的な働きかけによって望ましい方向に変化させることをいう。 部品 知識 保育士は医療、栄養、保健衛生、子どもの発達に関する知識などを持っている。それらを使いながら保育を行っている。 部品 保育士の修行 保育士になるには児童福祉施設に5年以上勤め国家試験を受けるか、3年以上の保育養成校を卒業し、実習を行う必要がある。 部品 包み込む雰囲気 子どもたちのありのままをまず受け止めて、そのうえでよりよい方向に育つよう働きかける仕事である。そうあろうと努力した結果、包容力を身につけた。 部品 話し方 子どもでも理解できるような言葉を選び、簡潔な言葉でゆっくり丁寧に話すことで伝わりやすい話し方になる。 部品 服装 子どもたちと一緒になって遊ぶため、清潔で動きやすい服装をしている。エプロンをつけている保育士も多い。 部品 音楽知識 歌をうたったり、楽器を演奏したり、手遊びをしたり、保育士は音楽に関する知識を持ち保育に生かしている。 部品 表現の知識 絵を描くための画材や紙の知識、工作のやり方や道具の使い方、楽器の持ち方、踊りの仕方など様々な表現の方法を知っている。 部品 遊びの知識 年齢に合わせた遊びを提供するのも得意なことである。異年齢の子どもがそれぞれ楽しめるようにルールを調整したり危なくないように見守る。 部品 手先の器用さ 保育士は発達にあったおもちゃを手作りすることも多い。そのため裁縫や工作などをするうちに手先が器用になった。 部品 保護者支援 専門職として保護者の育児に関する悩みの相談をうけるのも保育士の仕事である。必要に応じて関係機関につなげていく。 提出書式 大部品 保育士 RD 12 評価値 6 -部品 保育に関するルールを守る -部品 養護と教育 -部品 知識 -部品 保育士の修行 -部品 包み込む雰囲気 -部品 話し方 -部品 服装 -部品 音楽知識 -部品 表現の知識 -部品 遊びの知識 -部品 手先の器用さ -部品 保護者支援 部品 保育に関するルールを守る 世の中には様々なルールがある。保育士はルールを知り、守ってこそ安全な保育ができる。そしてそれは社会人として当たり前のことでもある。 部品 養護と教育 保育士は養護と教育が一体化された保育を行う。養護とは養育し保護すること。教育とは意図的な働きかけによって望ましい方向に変化させることをいう。 部品 知識 保育士は医療、栄養、保健衛生、子どもの発達に関する知識などを持っている。それらを使いながら保育を行っている。 部品 保育士の修行 保育士になるには児童福祉施設に5年以上勤め国家試験を受けるか、3年以上の保育養成校を卒業し、実習を行う必要がある。 部品 包み込む雰囲気 子どもたちのありのままをまず受け止めて、そのうえでよりよい方向に育つよう働きかける仕事である。そうあろうと努力した結果、包容力を身につけた。 部品 話し方 子どもでも理解できるような言葉を選び、簡潔な言葉でゆっくり丁寧に話すことで伝わりやすい話し方になる。 部品 服装 子どもたちと一緒になって遊ぶため、清潔で動きやすい服装をしている。エプロンをつけている保育士も多い。 部品 音楽知識 歌をうたったり、楽器を演奏したり、手遊びをしたり、保育士は音楽に関する知識を持ち保育に生かしている。 部品 表現の知識 絵を描くための画材や紙の知識、工作のやり方や道具の使い方、楽器の持ち方、踊りの仕方など様々な表現の方法を知っている。 部品 遊びの知識 年齢に合わせた遊びを提供するのも得意なことである。異年齢の子どもがそれぞれ楽しめるようにルールを調整したり危なくないように見守る。 部品 手先の器用さ 保育士は発達にあったおもちゃを手作りすることも多い。そのため裁縫や工作などをするうちに手先が器用になった。 部品 保護者支援 専門職として保護者の育児に関する悩みの相談をうけるのも保育士の仕事である。必要に応じて関係機関につなげていく。 インポート用定義データ [ { "title" "保育士", "children" [ { "title" "保育に関するルールを守る", "description" "世の中には様々なルールがある。保育士はルールを知り、守ってこそ安全な保育ができる。そしてそれは社会人として当たり前のことでもある。", "part_type" "part" }, { "title" "養護と教育", "description" "保育士は養護と教育が一体化された保育を行う。養護とは養育し保護すること。教育とは意図的な働きかけによって望ましい方向に変化させることをいう。", "part_type" "part" }, { "title" "知識", "description" "保育士は医療、栄養、保健衛生、子どもの発達に関する知識などを持っている。それらを使いながら保育を行っている。", "part_type" "part" }, { "title" "保育士の修行", "description" "保育士になるには児童福祉施設に5年以上勤め国家試験を受けるか、3年以上の保育養成校を卒業し、実習を行う必要がある。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "包み込む雰囲気", "description" "子どもたちのありのままをまず受け止めて、そのうえでよりよい方向に育つよう働きかける仕事である。そうあろうと努力した結果、包容力を身につけた。", "part_type" "part" }, { "title" "話し方", "description" "子どもでも理解できるような言葉を選び、簡潔な言葉でゆっくり丁寧に話すことで伝わりやすい話し方になる。", "part_type" "part" }, { "title" "服装", "description" "子どもたちと一緒になって遊ぶため、清潔で動きやすい服装をしている。エプロンをつけている保育士も多い。", "part_type" "part" }, { "title" "音楽知識", "description" "歌をうたったり、楽器を演奏したり、手遊びをしたり、保育士は音楽に関する知識を持ち保育に生かしている。", "part_type" "part" }, { "title" "表現の知識", "description" "絵を描くための画材や紙の知識、工作のやり方や道具の使い方、楽器の持ち方、踊りの仕方など様々な表現の方法を知っている。", "part_type" "part" }, { "title" "遊びの知識", "description" "年齢に合わせた遊びを提供するのも得意なことである。異年齢の子どもがそれぞれ楽しめるようにルールを調整したり危なくないように見守る。", "part_type" "part" }, { "title" "手先の器用さ", "description" "保育士は発達にあったおもちゃを手作りすることも多い。そのため裁縫や工作などをするうちに手先が器用になった。", "part_type" "part" }, { "title" "保護者支援", "description" "専門職として保護者の育児に関する悩みの相談をうけるのも保育士の仕事である。必要に応じて関係機関につなげていく。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ]
https://w.atwiki.jp/koihime_gakuen/pages/33.html
真 恋姫†学園 序章『蜀』 この世界には正史と外史が存在する 正史とは本来のあるべき歴史の流れ 正史のうちにいる人物や集団の強い願いや想像などによって分岐した歴史が外史である 外史は主に分岐し続ける 外史のうちにいる要素によって外史もまた外史を創造することが可能だからだ しかし、時に外史が同じ結論へとつながることがある これは、一人の男によってかつて生まれたひとつの外史、そしてそこからさらに分岐した三つの外史が交錯した物語である ~外史『蜀』にて~ 北郷一刀は悩んでいた しかし、彼は蜀の太守として悩んでいたわけではなかった 魏や呉と協力関係を結び、火急の案件は目に見えて減った 愛紗や朱里などの優秀な補佐がいるのに加えて、激しい戦いや葛藤を乗り越えて桃香も成長の兆しが見え、正直なところ一刀がやるべき仕事は少なくなっていた 「う~ん、なにかが違うんだよなぁ…これじゃ全体の調和が乱れるし……」 「ご主人様」 「かといってここで逃げに転じたら新しいものは生まれないしなぁ……」 「……ご主人様」 「ああ、向こうの世界ならいっぱい資料はあるのになぁ……」 「……ご主人様?」 「ここはおもいきっt」 「ご主人様!!」 「うおわぁああ!!」 いきなりの大声に驚き、振り返るとそこには眉間にしわを寄せた鬼、いや愛紗がいた 「な に を なさっていたんですか?」 「い、いやぁ、あのね、町の住民からの要望で……」 「ほほぅ、それはそれは」 愛紗は疑わしそうな目で一刀を見ると、書簡の下にあわてて隠された紙を引っ張り出した 「……あ」 「…………この破廉恥な格好をした女性の絵のどこが住民からの要望なのですか?」 「えっと、その……」 「もちろん、満足のいく返答をいただけるのでしょうね?」 愛紗の額に今にも青筋がたちそうな勢いだ 周囲の空気が重く、冷たくなっていくのを一刀は感じた 「呉服屋のおっちゃんに頼まれてさ!!以前いくつか天界の服を教えたらなんか師匠って呼ばれるようになっちゃって、それで新しいのを……」 「ほほぅ、それはそれは。そのようなことをなさるほどのお暇があるのですから、もちろん先日お渡しした魏と呉との間の関税の案件や西方の警備の案件などは片付いていらっしゃるのですよね?」 わざとだろうか、丁寧な物腰や口調が余計に迫力を生んでいる 「ええっと、それは……あ、そうだ、俺朱里にその件で相談があったんだった。急がなきゃ……」 「ご主人様!!」 一刀は脱兎のごとく逃げ出した 「はぁ、はぁ、やっばいなぁ、すっかり夢中になって忘れてた…なんていったらすげぇ怒られるよなぁ……」 後ろから愛紗の自分を呼ぶ声が聞こえてきて、身震いをした とにかく逃げようと通路の角を曲がったところで愛紗と鉢合わせてしまった 「見つけました!!覚悟なさい、ご主人様!!」 「うわぁ、ごめんなさい!!」 一刀はとにかく逃げること、この場から離れられることを強く願った その瞬間、淡い黄色の光が一刀を包みこみ………そのまま一刀とともに消えてしまった 「え!?」 愛紗は驚愕した 目の前から一人の人間がいなくなった、それも自分の最愛の人が 彼女は狼狽しながらも、事態を把握するべく皆を呼んだ 「それでは、皆さんそろったようなので会議を始めます」 王座で桃香はそう宣言した しかし、焦燥と不安の色を隠せないでいた 「ふむ、主殿が仕事をおさぼりになっているのを愛紗が見つけ、注意しようとしたところ、主殿が逃亡を図り、そのまま消えてしまったということでいいですかな?」 「愛紗が怖くて隠れているのに違いないのだ!」 静まり返って重くなっている雰囲気を軽くするべく、鈴々が冗談を言うが虚しく響くのみだった。 「……概ねは合っている。しかし、ただ消えたというわけではない」 愛紗はこの数時間ですっかりやつれたように見えた それほど自分を責めて、そして精神的に不安定になっていた 桃香はそんな愛紗を見て、励ますことも出来ない自分を歯がゆく思っていた 「……光」 「光?」 愛紗がポツリとつぶやいた単語に皆が疑問を持った 「そう、光だ。ご主人様はどこからともなく現れた光に包み込まれてそのまま……まるで元から居なかったかのように消えてしまった……」 「うへ、嘘だろう?そんなことがあってたまるかよぉ」 翠が思わずぼやいた それほどまでに現実味のない話だった 「……ご主人様がこちらに来たときと似ていますね」 朱里が顎に手を当てて考えを整理しながら話し始めた 「ご主人様が現れたときも突然でした。光が隕石のように落下してきて地表にぶつかったと思ったらご主人様が居ました」 「なるほど、となるとご主人様は別の世界に、もしかしたら元の世界に行ってしまったと考えられるわね」 紫苑が朱里の言葉をつないだ 「あわわ、そうだとしたら……」 「私たちにはどうにも出来ませんね」 桃香は厳しい現状を見つめ、そうつぶやいた 「じゃ、じゃぁどうするのだ!? ……お兄ちゃんとお別れだなんて鈴々、いやなのだ!!」 「それは私たちも一緒だ!!うろたえるな!!」 涙の混じった声で喚く鈴々を愛紗が諌めた しかし、彼女の声も涙が混じっており、お世辞にも落ち着いているようには聞こえなかった 歴代の武将たちもなすすべもなく、或るものは必死に考えをめぐらせ、或るものは嘆き、また或るものはほかの武将を気遣っていた。 あたりの空気がこれまで以上に重く、冷たいものとなっていくのを誰もが感じていた。 そんな中、桃香がつぶやいた。 「……占い」 「え?」 皆が桃香の方を向いた 「ご主人様がいらっしゃったとき、占いで天の御使いが空からやってくるという占いがありました」 「そうか、占師なら何かわかるかもしれぬ!!」 皆が町に駆け出そうとしたところ、王の間の出口に一人の翁がいた。 「お若いの、そう慌てなさんなって」 その人物は立派なひげを生やし、釣り竿を肩に担いだ齢九十にもみえる老人だった 「な、貴様、どこから入った!!」 自分たちに気配を察することなく侵入していた老人に愛紗達は警戒した 「おぅおぅ、怖い怖い。こんな爺、何も出来やせんって」 愛紗が構えた青龍刀に臆することなく、ずけずけと中に入ってくると、桃香に言った 「天守さん、いいかい、今から言うことをよおっく聞いておくがえぇ。 強き願い、それが唯一の条件じゃ 強き願いの元、世界はその容貌を変え、時に時空すら飛び越えるじゃろう。 お主らが必要なのはそれだけじゃ」 「……強き願い…?」 「かっかっか、まぁそう悲観するなっちゅうことじゃて」 翁はそういい残すとくるりと反転し、ひょうひょうと去っていった 誰も翁をとがめられはしなかった そうしてはならないような、不思議な雰囲気の持ち主だった 謎の翁の姿が消えると、場に漂っていた奇妙に張り詰めた空気が緩んだ 武将達は体の力が抜け、その場にへたり込んでしまった。 「な、なんだったんだ、今のは?」 「あの迫力、ただものではないな」 翠と星は自らの獲物で必死に体を支えながらつぶやいた まるでこの世のものではないような、触れてはいけないものと邂逅してしまったと感じていた 「……もしかして、私達に助言をするためにきてくださったのかもしれませんね」 桃香がつぶやく 「……強き願い。 強く、強く、ご主人様に会いたいと私達が願えば、きっと……」 その言葉を契機に武将達は願った、自らの主に会うことを、最愛の人に会うことを 必死に祈る彼女達の周りで光がポゥっと灯り始めた それはまるで逆さまに舞い落ちる雪のように頼りない光だった しかし次第にその量を増していき、光の奔流となって彼女達の周りを渦巻き始めた 祈りからだけでなく、その光に耐え切れなくなり皆目をぎゅっと閉じた 収まることなく光はその量と速度を増していき、そしてひときわ大きく輝いたかと思った次の瞬間、嘘のように掻き消えた そして残されたのは人ならざるものに荒らされた王の間の無残な姿だけだった 長らくお待たせいたしました、恋姫†学園更新いたしました。 無印版は設定など、忘れてしまった部分が多かったので新たに真恋姫無双を基準に書き始めました。 何分、プロットもなにも書かずに衝動のまま書き始めたので後の展開がどうなるのか、続けられるのか、ちゃんと終わらせることが出来るのかなどなど不安な点は多いですが、出来る限りがんばろうと思っています 2009/02/11 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/618.html
32 :しまっちゃうメイドさん [sage] :2007/02/26(月) 01 10 29 ID Jt4vtuqM 10月12日 19時 竹宮邸 来栖凛(くるす りん) 私の体の中に無数の蟲が注入されていた。それは醜悪なる肉塊を通じて、何度も何度も私 に注がれ、その蟲どもはただ己の下種な本能に従って私の身体の「ある一部分」を目指す 。 その蟲どもの息吹に、かつて私はある種の歓楽を感じていた。無数の蟲どものただ一つの 欲望を叶えてやりたいとさえ願っていた。 しかし、今では私はこの私の体内で蠢く蟲に嫌悪しか抱かない。そう、私の中に注がれた 蟲はただ一匹を残して全てが息絶えたが、生き残った一匹はこうして今も私の身体の奥深 くで目覚めの時を待っているのだ。私はそのおぞましい感触に耐えられず、それを想像す る度に込上げてくる嘔吐物を撒き散らした。 我慢出来ない程の屈辱だった。耐え難い陵辱だった。そして私の文字通りの「栄辱」の始 まりであった。 私にこの忌まわしい蟲を植え付けた秋月否命(あきつき いなめ)は、私の身体の事を知 ると、発情した雌犬の如き下卑た眼で私の蟲が宿った身体を舐め回し、物狂いのように甲 高く意味の無い声で唾を吐き散らした。もっとも、その時の私も恐らく否命と同様か、そ れ以下の醜い喜悦の表情を浮かべていただろう。 蟲の轟きは日増しに強くなる。恐らく今日がその日なのだろう。 私の体の中で唯一生き残った蟲がこの世界に顕現する日だ。この日のために蟲は、私の五 臓六腑を飽く事無く、果てる事無く、貪り喰らい、そのことごとくを自身の血肉としてい た。全ては今日、私の身体から這い出るためだけに。 その兆候は既に表れていた。 最初の兆候は私が部屋で物思いに耽っている時であった。その蟲がタイナイを駆け巡る痛 みに私は悲鳴を上げそうになった。悲鳴とは、自身の周りの人に自分の状況を伝え、助け を求めるための信号とされているが、この事実は他に知られてはいけない。自分の状況を 他人に知られてはならないのだ。私の現在の状況が知られたら、すぐさま私は病院に移さ れてしまうだろう。それを拒否する事も出来るが「何故か?」と問われたら、私は言葉に 詰まってしまうだろう。 私がしようとしている事は病院にいては不可能なことなのだ。しかしながら、その理由を 人様に説明する事がどうして出来よう? 詰まる所、今から私がしようとしている事はそういうことなのだ。 33 :しまっちゃうメイドさん [sage] :2007/02/26(月) 01 12 15 ID Jt4vtuqM 幸いな事に、今まで私は自身の身体のことを否命を除けば誰にも知られずにいられた。そ の否命だって、こんなに早く「その日」が来る事を予期してはいまい。 だが、竹宮源之助(たけみや げんのすけ)は何か気付いていることだろう。 ちなみに、源之助はこんな厳つい名でありながら女である。そして私の居候先の唯一の住 人にして、私の同級生だ。 彼女には感謝してもし尽くせぬものがある。 源之助は最初の兆候の日、私の腕に深い噛み傷を発見した。私は身体の奥底から湧き上が ってくる悲鳴を殺すため、咄嗟に私の腕を口に入れたことにより出来た傷である。源之助 は何も言わず、ただ黙って私の傷の治療をしたが、何か感づいたとみて間違いはないだろ う。 あの時は、私は気が動転していたのでそこまで配慮が回らなかったが、二回目以降はその 兆候の意味と周期を理解し、幾分かは冷静に兆候に対応することが出来た。 それでも、源之助は何か気付いているようだった。 だが、所詮はその程度だろう。源之助は私の現在の状況を今も尚、知らないままだ。故に 、源之助は今から私がしようとしていることは想像もつかないだろう。 そう、今、この時より始まるのだ。 これより否命の栄辱が幕を開けるのだ。 最後の兆候が始まった。 34 :しまっちゃうメイドさん [sage] :2007/02/26(月) 01 13 32 ID Jt4vtuqM ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ 次の日の明朝、朝食の支度を終えた源之助は通常どおり、凛を起こしに凛の部屋を開けた 。 瞬間、源之助は言葉を失った。 源之助の顔を見ると凛は、 「おはよう。フフン、どう、驚いた?私だってたまには早起きするのよ」 とニッコリと微笑みかけた。勿論、源之助が驚いているのは凛が早起きしたからではない 。そして凛のこの言葉は、それを分かっているからこそであった。 凛は待っているのだ、源之助がこの部屋の惨状を問いかけるのを…。 「どうしたの?固まっちゃって。早く、学校に行かないと遅刻するわよ」 説明するのが楽しみで仕方の無い、といった風情である。あまりの事に源之助は返す言葉 を失い、無言で凛の部屋の様子を見ていた。 床に溜まる血の跡、凛の血が付着しているパジャマ、乾いた血がこびり付いている凛の拳 、そして部屋に立ち込める獣臭。そして源之助の目はある一点に…凛の足元に転がってい る物体に注がれた。 源之助の頭よりも先に身体が反応する。 源之助は凛の足元にゴミ屑みたいに転がるものの正体を理解した時には、既に怒りで凛を 殴り飛ばしていた。 「凛!貴方が!」 少し遅れて言葉が飛び出す。源之助は分かっていた、分かっていたが、叫ばずには言られ なかった。これはお前のやったことかと。 「そう、私がやったの」 殴られた事も意に介さず、凛が笑って言う。 「殺してやったわ。あの色キチガイの…、否命の子よ」 そうして、凛は可、可、可と笑い声を上げた。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2686.html
夕日に照らされた公園で少女は涙を流し、地に伏せていた。 父が買ってくれた洋服を泥だらけにされても、姉が洗ってくれる髪を無茶苦茶にされてもじっと蹲りながら泣いていた。 それでも数人から受ける理不尽な暴行が止まることはない。 その中には以前、少女と遊んでいたクラスメートまでもが存在する。 「悔しかったら空でも飛んでみろよ」 「お姉ちゃんもロボットなのかな?」 「そんな訳ないじゃん、こいつはどっかから拾われてきたんだよ」 笑いながら突き刺してくる言葉や暴力は別に痛くない、もう慣れてしまった。 でも涙が流れてしまう。 自分のこの状況を家族に言うなど出来なかった。 もしそんなことをしたら、姉がクラスメート達に何か言うに違いない。その結果優しい姉までもが自分のように暴行を受ける毎日を送ってしまうだろう。 それだけは嫌だった。 だから、いくら泥だらけになった理由を家族に問われても、適当な嘘をついて真実を隠し続け、暴力を受ける毎日を送っていた。 初めは当たり前のように周りに溶け込み、無邪気に遊んでいたはずだった。 だがある日を境にそれはあっけなく崩れてしまう。 彼女は自らの体が原因で、周囲から突き放されていった。 初めのうちは庇ってくれるクラスメートも何人か存在し、守ってくれていた。 しかし人間ではない彼女は受け入れられず、やがて味方だったはずの彼らからも疎まれていき、独りになってしまった。 石を投げつけられたり、授業で使うノートや教科書を破り付けられたこともあったがもう気にならない。気にしても意味がない。 ただ一つだけ気になることがあった。 涙でぼやけていく視界の中で、姉とお揃いのキーホルダーが壊されていたこと。 お金を稼いでくれた父が、姉妹の為に買ってきてくれたのに。 自分とお揃いと聞いて姉が喜んでいたのに。 痛みよりも、二人への罪悪感で少女から涙が流れる。 「あ、こいつまた泣いてるよ」 「もう観念したのかな」 「違うよ、油断させて逃げようとしてるんだよ」 「何て卑怯なんだ、悪いロボットは平和の為にやっつけるべきなんだ」 何か言葉が聞こえてくるが聞いていない。 いや、聞きたくない。 我慢すればいつかは終わるから。 容赦のない拳と蹴り、木の棒を使った打撃が、少女の脇腹や背中を襲いかかってきて、髪も引っ張られる。 やがて少女は暴力を悲しむより、楽しいことを考えるのに頭を集中させて、瞳を閉じていく。 疎まれる前、クラスメートと送った毎日。 父と姉の優しさ。 亡くなってしまった母の笑顔。 どれも楽しいことのはずなのに、思い浮かべれば浮かべるほど涙が溢れていく。 まるで全てが遠くに消えていってしまうようだった。 突如、暴力が止んだ。 少女は目を開き、顔を上げた。暴力を振るっていた子供達の姿はそこにはない。 かわりにその男が立っていた。 そして男は少女に手を差し伸べ、語り合った。 「お婆ちゃんが言っていた。人が歩むのは人の道、その道を拓くのは天の道」 男は真っ直ぐにこちらを見つめながら左腕の人差し指を天に指し、父親のような優しい声で少女に言う。 その瞳からは一切の弱さが感じられない。あるのは太陽のような絶対なる強さと優しさ、大いなる安心感だった。 優しい父と姉。この時の彼女には心を開ける人間は二人しかいなかったが、不思議とその男とは本音で話すことが出来て、心も安らいでいく。 「お前は一度でも理由もなしに誰かを傷つけたことがあるのか?」 問いかけに対し少女は首を横に振る。 「なら大丈夫だ、世界はお前の敵じゃない」 男は言う。 やがて少女にそれを差し出す。すると表情に笑顔が生まれ、瞳の涙も消えていった。 「困難が多いだろうが、お前自身が変わろうとすればお前を取り巻く世界も変わる」 「本当?」 「ああ、本当だ」 互いに目を合わせ、穏やかに微笑む。 そして二人はある約束を交わした。 気弱で泣き虫なのは変わらなかったが、少女はこの時から一歩前に進むことが出来た。 その約束が何だったのかはもう覚えていない。しかしそれが自分が変わるきっかけとなれたことだけは確かだった。 やがて別れの時となり、男は少女に囁いた。 「未来で待ってるぞ……」 そして彼女は憧れとなる人間と出会い、誰かを守れる強さと勇気とを手に入れた―― ~12年後~ その日、銀色の制服に身を包む港湾警備隊 特別救助隊員――スバル・ナカジマは昼食を終えたので午後の仕事に入ろうとしていた。 普段共にいる相棒――マッハキャリバーはその手の中にはない。 最前線で救助を行う彼女は連日のように行う訓練、陸海空問わずの救助活動によりデバイスに負担がかかる恐れがあるので、急遽点検が必要となった。 別に定期的な検診が必要というわけではないが本番時に何か不備があってからでは遅い、その為現在メカニックに預けている。 そろそろ整備を終えてる時間なのかもしれないので、マッハキャリバーを取りに行く為にメカニックのいる建物へと向かっている。 するとそれが目に入り、足を止めた。 「ん、何これ?」 道の真ん中にあるそれをつまみ上げる。 それは親指にも満たない大きさを持つ緑色の石ころだ。 石ころと言ってもそれはエメラルドに近い輝きを放ち、一種の美しささえも感じさせる。 太陽に照らすと更に輝きを増しそうだった。 「落とし物かな?」 まじまじと見つめていると突如辺りが薄い暗闇に包まれていく。 それに気が付いたスバルは上空の太陽を見上げる。 見るとその光が黒い球体に遮られ、オーロラのように淡い光となってコロナが浮き出てくる。皆既日食だ。 日食とは太陽の一部分、あるいは全体が月によって覆い隠される現象だ。 部分的に隠れる「部分日食」は2、3年に一度の割合で見れるが、今回起こってるのは全体が隠され、数十年に一度の割合でしか起きない「皆既日食」だ。 スバルは初めてそれを見たのか石ころを握りしめたまま、その神秘的な光景に心を奪われている。 すると突如、自分の右手から熱が発せられるのを感じた。握り拳を解くと拾った石から緑色の波動と物凄いパワーが放たれている。 「え、何!?」 驚愕の声を出した途端、目の前の空間に亀裂が生じ、やがて周囲が歪んでいく。 突如発生した断層の向こう側に広がるのは、無限に広がる虚無の空間だった。 何が起こってるのかは理解出来ないが、ここからすぐ離れるべきだ。 本能でスバルはそう感じ、その場を離れようとするが遅かった。 悲鳴を上げる暇もなく歪みはまるで自らの意思でも持つかのようにブラックホールのようにその体を吸い込み、虚無へと放り込んでいく。 周囲に人の気配が無いのに加え、監視カメラも設置されていなかったので異変に気付く者は誰もいない。 スバルが握りしめていたエメラルドグリーンの石ころは地面に落下し粉々に砕け散ってしまう。 やがて歪みが消え、彼女の姿はミッドチルダから消えていった。 そして世界は繋がり、伝説は再び始まった。 最強男の伝説が―― 仮面ライダーカブト レボリューション 序章 その1 交錯する時空 類い希なる才能を持ち、『天の道を往き、総てを司る男』と称した男――天道総司。 幼い頃に両親を亡くし祖母に引き取られた彼はその名の通り、自分に絶対の自信を持ち『選ばれし者』と信じた男だ。 一見すると傲慢な面が強く、自分勝手な人間と思われがちだがその心には熱い精神が宿る。しかしそれを表に出すことはない。 実の妹――日下部ひよりを守る為にワームと戦うことを決意し、7年という時間を費やし己を鍛え続けた。 長きに渡る鍛錬の結果ついに未来を掴み取り、太陽の神――仮面ライダーカブトへと選ばれ、妹を含む全人類を守り抜いた。 フランスの異人館の如く豪華な外見を持つ美しい豪邸の広いリビング。 そこである兄妹が朝のやり取りを交わしていた。 「お兄ちゃん! 行ってきま~す」 「ああ、気をつけるんだぞ」 ある日曜日、ネズミ色の作務衣を身に纏いソファーに腰を下ろす20代の青年――天道総司は新聞の一面から目を離し、細長い体をセーラー服に包み、天真爛漫な笑顔で学生カバンを持つ少女――天道樹花を笑顔で見送った。 樹花は天道のことを『お兄ちゃん』と言うが実際に血のつながりがあるわけではなく、幼い頃に両親を亡くした天道が祖母に引き取られてから誕生した義理の妹だ。 もっとも、その絆は本物の兄弟のように深いが。 妹が玄関のドアを開いて外を出るのを確認すると、天道は再び号外に目を通す。 『原因不明の皆既日食多発!』 最近メディアがこぞって大衆に流している話題。 天道は視線を集中させるようにその記事を眺める。ここ数ヶ月の間、本来ならば数十年に一度しか起こらない皆既日食の多発。 この通常ならばあり得ない現象が、何かが起こる前兆ではないかと彼は感じている。 人類の未来を守る為に最大の敵――グリラスワームとの戦いに勝利してからも、彼は未だ人間に危害を加えるワームの残党と戦っていた。 しかしその度に奇妙な現象が起こる。戦っているワームが空間を裂いて逃亡、残党とは思えないほどのワームの出現。 加えて対ワームの最強兵器――ハイパーゼクターを召還しようとしてもあの戦いから一度も現れないことが、天道にとって最も不可解だった。 あれは天道の意思があればどの時空、どの次元をも飛び越えて手元に来るはず。もしや連日の皆既日食に関係しているのか。 一年の月日が経つ頃には全滅したのかワームの姿は見られなくなった、しかし安心はできない。 ハイパーゼクターが現れずZECTも解散した今、異国の旅から帰ってきた天道は万が一の時に備えて再び体を鍛えることにした。 新聞を読んでいた彼の敏感な神経がそれを察知する。 「何だ? この違和感は……」 おかしい。 世界の何処かで歪みが生じている。 何かがこっちに来る――? 感じ取りながらぽつりと呟くと、それは起こった。 目の前の空間に亀裂が生じ、裂け目が出現する。 そこから発せられるエネルギーはリビングの中を縦横無尽に駆け巡り、天道の肌に突き刺さっていく。 「これは一体!?」 「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 突然絶叫が響いてきた。 裂け目の向こう側から弾丸のように何かが飛んできて、それは物凄い勢いで床に衝突する。 それと同時に空間の亀裂と謎のエネルギーは消滅し、この部屋に静寂が戻った。 一体何が降ってきたのか。天道は落下物の正体を確認する、もしワームだったら戦闘態勢を取らなければならない。 しかし落下物の正体は天道の予想を遙かに裏切るものだった。 「痛った~……ここ何処~?」 見ると青色のボーイッシュな髪型に、小柄で華奢な体つきの少女が一人、そこにいた。 歳は義理の妹である樹花より少し上、実の妹の日下部ひよりとほぼ同い年に見える。表情からはあどけなさが残るものの、強い意志みたいなものも感じられた。 銀色が基調のレディーススーツを着ているが、それがこのような少女に似合うかどうかは別だ。 肩を強打したらしく、苦痛の表情を浮かべながら左手でさすっている。 その様子を天道はただ見つめるしかできなかった。 少女は柔らかい声を出しながらキョロキョロと周りを見渡すと、天道のことに気付いたのか目を合わせる。 「あ、こんにちは~……」 少女は天道に頭を下げ、挨拶をするしかできなかったようだ。 「なるほど、事情は分かった」 スバルは目の前の青年と視線を合わせるかのようにリビングに備え付けられたソファーに腰掛け、膝の上に履いていた靴を乗せている。 あれから自らの名前を名乗って、事情を簡単に説明していた。 道を歩いていると急に変な裂け目に飲み込まれ、気がついたらここにワープしてしまったと。 しかしミッドチルダという世界から来たこと、デバイスやロストロギアといった専門用語、時空管理局の存在については一切口外していない。 理由はここがミッドチルダではなく、管理外世界の可能性が十分にあったからだ。 まず青年の着ている服がスバルには見慣れないものだった、ミッドチルダでこんな格好をしている人間など見たことがない。 せめてマッハキャリバーさえ手元にあれば今いる場所と先程通った空間の正体が判明できるかもしれないのに、今は整備に出している。 最悪のタイミングだった。 言語がミッドチルダと共通ということが唯一の救いだろう。 スバルがこの部屋に流れ着いた際に通った空間の正体が何なのかは分からない。 少なくとも入り口が魔法陣ではなかったので転送魔法、あるいはキャロやルーテシアが使う召還とは違うかもしれない。 そしてこの出来事に関する唯一の手がかりと思われる、緑色の輝きを放ったあの石は虚無に飲み込まれる際に落としてしまったことに気付く。 青年はこのような突飛な話を真剣な表情で聞いている。スバルの言うことに何の疑いも持ってなさそうだった。 端整な顔立ちで若々しいが、歳は自分や姉のギンガ・ナカジマよりも上だろう。 その表情からは得体の知れない強さとオーラを放ち、あらゆる分野の達人にも見える。 「驚かないんですか?」 「何故驚く必要がある」 青年に投げかけた疑問をあっさりと返されたので、スバルは呆気にとられる。 やがて数秒の間が空くと、青年は再び口を開いた。 「ナカジマと言ったな、一つ聞く」 「何ですか」 「お前、掃除や食器洗いは得意か?」 質問の内容は意外なものだったので、一瞬戸惑ってしまう。 「え?」 「聞いてるんだ、答えろ」 「ええ、普通にできますよ」 傲岸な態度をとる青年の質問にあっさりと答えた。 主婦のいないナカジマ家は基本的に家族で分担して家事を行っている。スバルやギンガはもちろん、父のゲンヤも例外ではない。 そういった家事を繰り返したおかげで掃除はもちろん食器洗い、更には料理や洗濯も人並みにはできるようになっている。 「よし、決まりだ。着替えてくるから外で待ってろ、玄関は向こうだ」 それを聞いた青年は何を思ったのか立ち上がり、人差し指でスバルの背後を指すと部屋から出て行く。 言われるままスバルは玄関で靴を履き、豪華な作りのドアを開いて外に向かう。 振り向くと目の前に飛び込んできた光景を見て、彼女は目を丸くした。 「うわぁ……!」 美しい。 その一言でしか表現出来なかった。 目の前に飛び込んできた建物は壁や窓、周囲に植え付けられている木々や花。全てにおいて調和が取れていて、見るもの全てに億万長者が住む豪邸というイメージを焼き付けるだろう。 ミッドチルダ首都、クラナガンでも滅多に見られない。 スバルは自分がここから出てきたと言うことを認識すると、何とも言えない複雑な気分になってしまう。 「何をやってるんだ、行くぞ」 この光景に目を奪われていると、外出着なのかカジュアルな服装に身を包んだ青年が家の中から現れた。 「これから何処に行くんですか?」 「黙ってついてこい」 スバルの投げた質問はあっさりと返されてしまう。 彼女は今、青年の後をついて行くように見知らぬ道を歩いている。辺りは閑静な住宅街で、平和という言葉がよく似合いそうだった。 JS事件で戦ったガジェットやナンバーズによるテロ、マリアージュ事件の様な連続殺人事件が多発していたミッドチルダと比べれば戦乱という言葉とは無縁そうに見える。 しかしそんな穏やかな道とは裏腹に、現在のスバルの心境はあまり良いものではなかった。 男女が二人きりで道に歩いているという光景は端からはデートに見えるかもしれない。しかし先程から二人の間には沈黙しかなく、ただ歩いているだけだった。 当然スバルは何度か青年に話しかけたがその度あっさりと一言で返され、終わるの繰り返しだった。それは彼女にとって少し息苦しいようだ。 彼女とコンビを組んでいたティアナ・ランスターとも訓練校時代、最初は上手くいってなかったが話題を振れば会話は出来たし、向こうから話しかけてくることもあった。 しかし、目の前の青年が自分から話しかけてくるということは家に出てから一度もない。 何か話題を振った方がいいのだろうか。 そう考えたスバルは知恵を絞り、思い当たった疑問を青年に投げかけた。 「え~と、そういえばあなたの名前は何て言うんですか? せっかくなので教えて下さい」 笑顔を浮かべながら質問した。 正直、これが限界だった。趣味や好きな食べ物の質問をしてもまともな答えが返ってくるとは思えない。 この程度なら普通に答えてくれるはず。 スバルのその考えが間違いだったということに気付くのはすぐだった。 「お婆ちゃんはこう言ってた」 質問を聞いた青年は急に足を止め、振り向くと同時に左手の人差し指を天に掲げる。 「俺は天の道を行き、総てを司る男」 高らかと宣言する青年を祝福するかのように、太陽の光は照らし続ける。 まるで自分が世界の中心であるとでも言うかのように瞳の中には強い意志が宿り、圧倒的な存在感が感じられた。 「俺の名は……天道 総司」 「……へ?」 青年の名乗りに対して、スバルは呆気にとられるしかできない。 会って間もない人間に対して失礼かもしれないが、ほんの一瞬だけ変人という言葉が頭の中を駆け巡っていく。 一体何を言っているのかこの時はまだ理解出来なかったが、今の一言にとてつもない力が込められていたということだけは確かだった。 それが天の道を行き、総てを司る男――天道総司との出会いだった。 その2へ続く
https://w.atwiki.jp/lotro_jp/pages/1408.html
地区長 適正レベル:3 授与NPCの名前:あざみ毛巡査 授与NPCの所在:アーチェト村 前提クエスト:イントロ:密偵一味 派生クエスト:新鮮な物資 *すでに新鮮な物資を完了している場合発生しない。 授与ダイアログ 「ブラッケンブルック隊の地区長であるペグ・プルーナーは、山賊が攻撃を開始して以来、町に押し寄せてきた避難民のために十分な食べ物を集める助けが必要だ」 「お前のお陰でカルダール・コブが反逆者と分かった今、家や家財を失くしたかわいそうな人たちの安全を守る必要がある。もし手を貸せる時間があり、またそう願っているなら、ペグに会いに行き、そのことを伝えたらどうだ?」 「ペグはアーチェト村のメイン広場の北端で参加者を募っている。大通りに沿って街の奥に入っていけばいいだけだ」 背景 避難民が大量にアーチェト村に押し寄せたため、物資が不足している。ブラッケンブルック隊長の地区長であるペグ・プルーナーは、避難民に十分な食べ物を用意できないでいる。 目的 目的1 ペグ・プルーナーはメイン広場の北の端にいる。 ペグ・プルーナーは、アーチェト村の住むところがない者たちのために食べ物を集める助けを必要としているかもしれないと、あざみ毛巡査が言っていた。 報酬 固定報酬 金:42cp 選択可能な報酬 なし 攻略情報 ―― コメント/ヒント等 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/polpol/pages/40.html
[その他] しんと静まり返った謁見の間。 玉座に腰掛けるは、一見すると年端もいかない少女だった。 [???] 「陛下……魔王軍の動きについての報告です」 [その他] 音も無くいずこからか現れた密偵が、少女に頭を垂れる。 少女の名はルネ。 驚くことに、この少女こそが国王陛下だというのだ。 [ルネ] 「話してください」 [密偵] 「はっ」 [その他] 厳かに促すルネの言葉に、密偵は平伏したまま言葉を続ける。 [密偵] 「現在、ルネーニ沿岸まで押し寄せていた魔王軍は、ついに結界を突破することが不可能と悟ったか、兵を引いているようです」 [ルネ] 「そうですか……一安心、といったところでしょうか」 [その他] ルネは安堵の表情を浮かべた。 [ルネ] 「それで、兵を引いた後の魔王の行動は把握していますか?」 [密偵] 「はっ。兵を引きあげた魔王は現在――」 [ルネ] 「……」 [その他] 側近たちも固唾を呑んで密偵の言葉に耳を傾ける。 [密偵] 「支配下にある南国都市トコナにて、幹部連を引き連れ――」 [ルネ] 「……引きつれ?」 [密偵] 「骨休みのバカンスを楽しんでいます」 [その他] どどどどっ!! [その他] 緊張の面持ちで密偵の言葉を聴いていた側近たちが、盛大にスっ転ぶ。 [密偵] 「陛下、大丈夫ですか?」 [ルネ] 「え、ええ……大丈夫です」 [その他] あくまでクールに振舞う密偵の手を借り、玉座から転げ落ちたルネは額に汗を浮かべて居住まいを正す。 [密偵] 「どうやら、結界打破の策が浮かばず、溜まった鬱憤を晴らしているようです」 [ルネ] 「そ、そうですか……」 [その他] どこまでもクールな密偵に、笑っていいやら呆れていいやら安堵していいやらわからないといった表情のルネ。 [ルネ] 「で、ですがこれは好機です。魔王軍がこの国に注意を向けていない今こそ、あれを行う絶好の機会です」 [その他] ざわ…ざわ……と、ルネの言葉に反応して謁見の間がざわめいた。 [ルネ] 「急いで準備をします。勇者を――異世界から勇者を召喚します」 [その他] 儀式の間に描かれた巨大魔法陣を前に、ルネは一心不乱に呪文を唱えていた。 [ルネ] 「うんにゃーら、はんにゃーら」 [その他] 儀式は続く。 [ルネ] 「ひんにゅーろ、きょぬーろ」 「ぼんきゅーぼ、つるぺーた」 「おさなじーみ、せんぱーい」 [その他] 長い長い儀式の末、唐突にルネは目をかっと見開いた。 [ルネ] 「らめぇぇぇぇぇ!!」 「!!」 [その他] 呪文が締めくくられた瞬間、魔法陣に光が満ち溢れた。 ルネの目前に銀色に光るゲートが現れた。 [ルネ] 「次元を繋ぎし門、とりよせゲートよ! 我が魔力の前に鍵開かん!」 「我らが望みし勇者はドコカナ?」 [その他] なにやら間抜けな呪文を唱えながら、ルネはゲートに腕を突っ込んだ。 そして次に抜き出したとき、 [少年] 「……(゜д゜ )」 [その他] そこには1人の少年がぽかんとして立っていた。 [その他] 「勇者だ……」 儀式を見守っていた側近が思わず呟く。 [その他] 「勇者様だ……勇者様が光臨なされたぞ!」 ざわめきは水面を伝わる波紋のように広がっていく。 [その他] 「勇者! 勇者!」 盛大な勇者コールが儀式の間に反響する。 [その他] 少年はまだ事態を把握できない様子だ。 [ルネ] 「よくぞ召喚にお応えくださいました、勇者様」 [その他] ルネは呆然とする少年に歩み寄り、にこりと微笑んだ。 [少年] 「……(゜д゜ )」 「……( ゜д゜)」 「(゜д゜)」 [その他] こっちみんなwww 次へ
https://w.atwiki.jp/sg4r6z6/pages/15.html
2014年4月からの保育園の申請を提出したのですが、 やはり落選でした・・・ 正社員で働く方や母子家庭の方がまず最優先になるようです。 実際、保育園と幼稚園の違いってなんだろう? 気になったので調べてみました。 幼稚園は学校などと同じで、通って教育を受けるための施設。 園での生活は園に寄って異なるけど、大体4時間程度しかないみたい。 保育園は親が働いていたり、病気や介護で 日中親が子どもを保育出来ない!という証明がないと入園できない。 保育時間は8~11時間と幼稚園と違って長時間預ける事ができるんだって。 それぞれの生活スタイルで保育園に預けるのか幼稚園に預けるのか 選択が変わってくるな~ 最近増えてきた【保育ママ】も認可保育園と同じやり方の審査なので 厳しいらしいです。。 この小さな時期は今しかないし 3歳まではもう息子にべったりいてあげよう(笑)
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/969.html
30 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/04/01(日) 17 51 46 ××××年、大日本帝國、帝都東京は大本営。 そこでは政官財軍のトップ達による極秘の、そして緊急の会合が開かれていた。 「なぁ……これって何かのジョークか?それとも外道作戦を立てていた罰なのか?」 帝國の宰相、嶋田繁太郎はSAN値をマイナスに突入させながら呟く。 それを見た大蔵省の魔王、辻政信が窘めた。 「既に枢軸・連合・南極の全勢力がデフコン1を発令しています。 この荒波を乗り切ろうとう時にうわ言を言っている暇はありませんよ。」 海軍のトップである永田らも、何とかして嶋田のSAN値を立て直そうと必死だ。 「そうですよ嶋田さん。それに"この世界の"日本には、 元いた世界にさえ無かった超々々巨大造船所や、SFに分類されるような技術の研究所まであります。 勿論敵も同じように強化されているでしょうが、史実に比べればずっと恵まれた環境ですよ?」 流石にこのままではまずいと思ったのか、嶋田本人もついに顔を上げた。 「しかしなぁ……何だってよりにもよって『鋼鉄の咆哮』世界なんだ?それもWSC3……」 提督たちの憂鬱 ネタSS ~憂鬱の咆哮・序章~ 始まりは唐突だった。最初異変に気付いたのは辻である。衝号発動前夜、 彼は例によって海軍艦艇の運用費に無駄が無いか計算していたのだ。しかし…… 「………おかしいですね、計算が………合わない?」 31 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/04/01(日) 17 52 30 計算の結果弾き出されたのは、彼のこれまでの経験からすると余りに"少ない"支出。 「そんな馬鹿な………今持ってる艦艇でさえ、その出費はかなりの高額になっている筈…… ………………まさか!」 ただでさえ金食い虫の海軍に、こんなにも拡充の余裕がある世界…… 嫌な予感を振り払いながら、本棚にあった『極秘・帝國海軍所属艦艇一覧』を開いた時、 彼の顔は瞬時にして凍りついた。そこにあった文字は………… 『播磨級双胴戦艦 播磨』 『近江級双胴航空戦艦 近江』 『荒覇吐級ドリル戦艦 荒覇吐』 その後、夢幻会メンバーは次々と身の回りで起こる異常事態に翻弄された。 「所有艦艇が激増しているぞ!一体いつ増殖したっていうんだ!?」 「南極に独立国家!?聞いたこともないぞ!?」 「ドイツ第三帝国と同盟!?我が国はいつから枢軸の一員に!?!?」 最終的に、夢幻会の面々が鋼鉄の咆哮WSC3の日本に転移したこと、 それに伴って国家の首脳陣も総入れ替えになっていること、そして、彼らが転移した時期が、 丁度WSC3のストーリーが始まる直前であった事が明らかになったのだった。 32 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/04/01(日) 17 53 56 ……場面を大本営に戻す。さすがの辻も、 転移初期に受けた『カルチャーショック』が未だに抜けきらない様子だ。 「本当にこの世界は狂っていますよ。何なんですか?ここの日本は? 我々が元の世界で苦心して揃えた数倍の艦艇、さらに奇想天外な超兵器群、 一番おかしいのはそれを問題なく運用できてしまう予算が確保できてしまう所ですよ。」 この世界では辻政信さえ理解不能な謎の補正が働いており、海軍の整備において何時も取りざたされる、 『予算の壁』『人的資源』の問題が9割がた緩和されていた。陸空軍も海軍には遠く及ばないが問題は緩和されている。 経済の要素に至っては最早『何それおいしいの?』状態だ。HLG建艦システムは勿論標準装備である。 かいつまんで言えば、とにかく気持ちよくドンパチすることに特化した、 色々な意味で恐ろしい事この上ない世界となっていた。 これに海軍の人間達は喜んでいたが、そうも言っていられないと諜報を司る田中が諭す。 「喜んでばかりもいられませんよ。こんな補正がある以上、連合軍には以上の生産能力があると考えなくては。 それに超兵器の存在も……そうそう、南極国家のプレイヤー補正も忘れてはいけません。」 嶋田は元々の世界でWSC3を一通りプレイした事があるため、その事はよく分かっていた。 「そうだな……では、当面の目標は南極国家との同盟か?」 「その為には播磨などを沈めて劣勢値を稼がなければいけません! 長期的に見れば確かに安全な策かもしれませんが、それまでの犠牲を考えると……」 「いくら予算が大丈夫とはいえ、自軍の艦をぽこじゃか沈められるのは気に入りませんね……艦魂的に」 「それに元のゲームと全く同じ路線を辿るのは面白くない。ここは1つ、日本の底力を見せないか?」 嶋田の提案に海軍の多くが反対する。辻や杉山らもあまり乗り気ではないようだ。 33 :名無し三流 ◆Mo8CE2SZ.6:2012/04/01(日) 17 54 28 「否定的な意見が多いみたいですね……。まぁまずは情報収集を急ぎましょう。 この世界の補正やら何やらはまだ大まかにしか分かっていません。何ができて何ができないか明確にしなければ。 それと我が国におけるHLG建艦システムの分析もしましょう。現状どういった艦が作れるか興味があります。」 嶋田は彼らの反対を聞き入れると、夢幻会としての基本方針の協議に移った。 彼らがどのような鋼鉄の咆哮をつむぎ出すのか。それはまだ、誰も知らない………… ~To be continued…?~