約 34,716 件
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/765.html
【魔戦神話キャラシート】 名前:ユディット 性別:♂+♀ 年齢:外見は20代前半 【種族】:バルキリー 属性:魔 ▼魔眼(技):魔法を抵抗せず回避する。精神抵抗と別にこの能力によって魔法に対し回避判定をしてよい。 ▽意装甲冑(意識のある限り装甲+6/ただし通常の鎧を装備できない) 【職業】:◎剣士/フェンサー 特典:剣術 初期装備:カタナ+1 地位:4 ランク:8 ▼剣技(技):『白兵戦』と同様。 ▼連撃(技):『剣技』を使って攻撃する際、同時にこの技能でも攻撃を行なえる 【過去】 5:危惧 保守的で発展性のない己の種族に、あなたは危惧を抱いた。 あなたは己の里ではそれなりの立場を持つ身である。 しかし変わりゆく世界と、変わろうとしない自分の種族に自分たちに必要なものを求め、旅に出たのだ。 2:鍛錬 己の力を磨き、なお一層の力を得るべく、あなたは旅をする。 いかなことをして食いつなごうとも、最後の目的はただ、己を持って最高の剣の道にたどり着くことにあるのだ。 <能力値レート> 1:絶対失敗 2:体 3:技 4:技 5:技 6:絶対成功 <心>+5=MP【9】 ●魔法 【1】 ●知識 【1】 ●意志力【1】 ●情報 【1】 <技>=LUC【29】 ●剣技 【8】 ●連撃 【4】 ●魔眼 【5】 ●射撃 【1】 ●運動 【6】 ●知覚力【3】 ●隠密 【2】 <体>+5=HP【11】 ●白兵戦【1】 ●筋力 【3】 ●生命力【1】 ●乗馬 【1】 【装備、所持品】 EXP:0 所持金:1GP/6SP/0CP 装備名: 《カタナ+1》 剣術3/筋力2 無限 両手持ち 維持費3SP 価格20GP 呪文:なし 所持品: 冒険道具一式(火口箱、ランタン、油、水袋、バックパック、フック付ロープ、毛布) 8SP 手鏡(10CP) 背景: 生々流転。 死を想いも惑いもせずただ世界を流れる三眼の魔族剣士。 死の間際の輝きのみが彼女の心を惹くものでありそれ以外には関心を示さない。 性交に関しては自身の快楽より他者の反応を見ることに関心を持つ(視姦)。 ちなみに出産はまだ一度目。いわゆる両性具有だが収納可能。意装甲冑と同じ原理らしい。 あと最近はシロがお気に入りで猫可愛がる。
https://w.atwiki.jp/eramegaten/pages/238.html
Ver0.282 人間 ベス 加入条件 特徴と育成習得スキル・素質 基本的な相性 注意点 解説 人間 ベス LV 5 Neutral/Law HP[ 45/ 45] MP[ 34/ 34] EXP: 200/ 350 通常攻撃:剣撃 1- 1回 射程1 単体 ステータス 力 3( 3) ** 攻撃 43 知恵 7( 7) **** 命中 37 魔力 6( 6) *** 防御 43 耐力 5( 5) ** 回避 13 速さ 4( 4) *** 魔法威力 30 運 2( 1) * 魔法効果 28 戦闘相性 剣撃 100% 飛具 100% 打撃 100% 戦技 100% 火炎 100% 氷結 100% 電撃 100% 衝撃 100% 神経 100% 精神 100% 破魔 0% 呪殺 100% 地変 100% 水撃 100% 疾風 100% 重力 100% 核熱 100% 万能 100% 所持スキル 1 ディアラマ 2 マハ・ジオンガ 習得スキル LV スキル LV スキル LV スキル LV スキル 12 メ・ディアラマ 18 トラフーリ 22 ファイナルヌード 28 ジオダイン 34 ディアラハン 39 アムリタ 49 光の裁き 55 メ・ディアラハン 59 雷の洗礼 67 サマリカーム 80 ジャッジメント [剣] アセイミナイフ [銃] デザートイーグル [頭] ヘッドギア [胴] ハイレグアーマー [腕] レザーグラブ [足] レザーブーツ [[[アクセサリ]]] EMPTY 体力 (1700/1700) 気力 (2000/2000) 人型 頭 目 口 腕 足 従順 LV 2 奉仕精神 LV 1 □ 素質 処女 気丈 素直 自制心 保守的 一線越えない 貞操観念 恥じらい 献身的 V敏感 A敏感 魅力 サクセサー 異能者 刻印 なし 経験 なし 加入条件 渋谷センター街 ガイア教・渋谷支部2Fの拷問部屋で声を聴いてからボスを倒すと、加入させるかどうかの選択が可能。声を聴かずにボスを倒してしまうと死亡してしまうため、加入させることはできない。 特徴と育成 習得スキル・素質 電撃、破魔属性の攻撃と回復をメインとする異能者。だが、運が非常に低いので、何らかの方法で補った方が良い。 0.282でサクセサーの素質が追加されたため、魔晶武器を装備できるようになった。 レベル39で習得するアムリタはMPコストこそかさむが、「味方全体のDYING以外の状態異常を治療する」という便利なスキルである。最後のスキル習得はレベル80とかなり高いため、育てがいがあるかもしれない。 基本的な相性 人間なので、装備品で相性を変更できる。 注意点 一線越えないなどの身持ちの堅い素質が揃っているが、献身的なので慌ててかからなければ困ることもない。 解説 「真・女神転生 II」出身。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kolia/pages/1812.html
憲法典の改廃論 内容 参考ページ (1) 改憲論 ① 保守的改憲論 保守主義的・自由主義的な法価値(理念/目的)の、より確実な実現を目指す改憲論 中川八洋『国民の憲法改正』抜粋 ② 左翼的改憲論 左翼的・全体主義的な法価値(理念/目的)の、より確実な実現を目指す改憲論 ③ 中間的改憲論 それほど明確なポリシーがあるわけではない(=保守主義的とも左翼的とも言い難い)が、一応は憲法9条の改正など最低限の提言内容は持つ改憲論 (2) 護憲論 ① 左翼的護憲論1(芦部信喜説準拠) 「人権」「平和」理念を絶対視して、彼らがその理念を体現すると考える現行の憲法典の絶対的維持を訴える論。しかし、■2.で説明したように、芦部説などのベースとなっている法概念理解は実際には単なる左翼イデオロギーの刷り込みでしかなく「自由で寛容な価値多元的な社会を支える憲法構想」としては完全に破綻している。 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅰ(芦部信喜・撃墜編) ② 左翼的護憲論2(長谷部恭男説準拠) 自衛隊の存在などは「憲法の変遷」があった(=条文の変化はないが、その解釈が変化したことにより合憲となった)として現状追認する一方で、現行憲法典の条文自体には「世界平和の希求」「人権価値実現の目標プログラム」など将来に向けての積極的価値を認めて、改憲に反対する論 よくわかる現代左翼の憲法論Ⅱ(長谷部恭男・追討編) ③ いわゆる真正護憲論(新無効論) この論の当否についてはネットなどで各自チェックするのが望ましい。一つ指摘事項を書くとすれば、この論のベースとなる法概念理解は、実は芦部信喜に代表される①左翼的護憲論1の法段階説(根本規範・自然法論などを強調するドイツ法学系の法概念理解)と同じ(=左翼的護憲論が「人権」「平和」を絶対視するところを、この論では彼らの考える「国体」を絶対視している、という違いがあるだけ)であり、①左翼的護憲論1と同じく、現代の法学パラダイムから全く落伍した時代遅れの論である、ということである。そのほか、この論には法的議論として様々な無理があり、一定の法学知識のある層からは全く相手にされていない が、一般向けのプロパガンダとしては中々人気のある論となっている。 国体法(不文憲法)と憲法典(成文憲法) (3) 破棄論 ① 占領憲法失効・破棄論(菅原裕説が代表的) 主権回復(1952.4.28)直後には一定の説得力と賛同者をもっていた論であったが、現在では最早現実妥当性がない無責任な論である。1950年代前半迄であれば、現行憲法を破棄・失効させ明治憲法を復活させてそのまま運用することは何とかギリギリで可能だったかも知れないが、戦後日本社会の様相を反映した複雑・多様な法制度が整備された現在では、代替案も示せずに「現行憲法を破棄・失効せよ」とだけ強弁するだけでは済まされない。
https://w.atwiki.jp/a-maho/pages/59.html
/*前回リザルド未反映*/ 原型:A-DICガンパレードβ9 名前:鳥山 優 年齢:18 階級:無印 部下はいない 動機 A:同胞愛あふれる志願兵である B:それは家族に関することが原因である 設定:過去に戦闘で家族を亡くし、同じ悲しみを少しでも減らそうと志願した。 根源力:2000 発言力:1500 残発言力:10 A:女:幼く見える。 B:優しい:面倒を見るのが好き C:A+B:心優しいが故に有能でなくてはならない人物である D:繊細:細かいところを気にする E:保守的:説教くさく、好きな人をマンツーマンで説教したがる かわいいところ:3:600:2 【子供や動物好き】【スレンダー】 秘密の部分:3:600:2 【勘が鋭い】【怒ると冷徹】 痛く気にしてるところ:1:200:1 【割と筋肉質】 趣味:2:400:1 【バドミントン】 象徴的な私物:1:200:1 【家族の写真が入った懐中時計】 兵科:歩兵 係:おかあさん 技能 車両運転5 射撃5 機関銃5 白兵戦5 回避5 投擲5 家事5 同調5 重量:138 移動速度:1 重量による状態:軽荷状態 防具名 発言力 重量 重量限界 速度 装甲 防御修正 攻撃修正 技能 必要免許 備考 久遠戦闘工兵型 300 35 ×2 ×1 2 600 400 なし なし 女性専用 名前 発言力 重量 弾数 射程 阻止線 貫徹力 攻撃修正 移動射撃 技能 必要免許 97式突撃銃 300 30 4 300 2 3 500 可能 射撃 なし 超硬度カトラス 100 10 32 5 1 5 800 可能 白兵戦 なし 99式手榴弾 20 5 1 15 4 2 600 可能 投擲 なし 99式手榴弾 20 5 1 15 4 2 600 可能 投擲 なし 99式手榴弾 20 5 1 15 4 2 600 可能 投擲 なし 99式手榴弾 20 5 1 15 4 2 600 可能 投擲 なし 99式手榴弾 20 5 1 15 4 2 600 可能 投擲 なし 名前 発言力 重量 予備弾薬【97式突撃銃】 30 3 予備弾薬【97式突撃銃】 30 3 予備弾薬【97式突撃銃】 30 3 インナースーツ 100 10 ウォードレス装備時に必要 トイレパック(4つ) 100 4 ウォードレス装備時に必要 夜戦装備 300 10 夜戦時、視程1/10が1/3になる 煙幕 100 5 100mの範囲の視界を0にする。手榴弾と同じように扱う。 /*/ 参加ゲーム 11/4迷宮競技会昼の部 緋璃戦闘団 所有勲章 緋璃戦闘団従軍章 銀剣突撃勲章 連絡方法 メッセンジャー takanashigp☆hotmail.co.jp 星→@ 急ぎ出なければミクシィでもOKです。 備考 Aマホど素人です。宜しくお願い致します
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4110.html
前回のあらすじ キョンがバイトを始めました。初バイトでウェイターというのは、まあ無難な線ではないでしょうか。 バイト先へSOS団の面々が視察に訪れるハプニングもありましたが、そんなのは世間一般的にもよくあることです。 職場には、驚いたことに中学時代の友人・佐々木がいました。初めてのバイトで気が弱っていたキョンは、とても救われた思いでした。 不安な時、心許せる人がそばにいてくれることはとても幸せなことです。キョンはもっと頑張ろうと思いました。 しかし不安に押しつぶされそうな中で心許せる人物に出会え、キョンよりももっと頑張ろうと励まされた人がいます。 佐々木です。 ~~~~~ 私は平坦で起伏のない、よどみなく流れ続ける川の水のような、ごく普通に過ぎ去って行く日々が好きだった。 朝、目が覚める時は自分が一番いいと思えるタイミングで布団から出たいし、朝食も急がず慌てずマイペースに食べて出かけたい。 私にとっては、顔を洗って歯をみがくのも、それ自体に確固たる意味があるわけではなく、それが 「普通の一日の始まりの一般的な行動」 という意味を持っているから行っている、いわば流れ作業にすぎない。 たとえばプールで泳ぐ時、まずシャワーを浴びて腰洗い槽で下半身を洗い、プールサイドで準備運動をする。それら一つ一つの行いに意味はあるのだが、深く考えなければそれらはプールに入る前の前提的な一連の動作でしかない。 何の懸念もない、平和で平穏な、安穏とした1日を送るためにはそうした形骸化した行動を途絶えることなく行うことが大切なのだ。 私は、二十数年間そうやってごく普通の人生を送ってきた。 普通でないことはステータスだ、という自己顕示欲を丸出しにしたようなことを言う人がいるが、私にはその理屈が理解できない。 誤解のないように言っておくが、私は自分が特殊な才能を持つ人間であると主張する人の思考が理解できないわけではない。そういう自己表現欲は人間の持つ欲求として誰にでもあることだから、そこに異論を挟む気は毛頭ない。 何が理解できないのかと言えば、そういった自己主張をするあまり他者を蹴落としたり傷つけたりすることに無頓着な人の神経が理解できないのだ。 自己主張がしたければ、『常識の範疇』という枠の中ですればいいだけのこと (そのための枠なのだから)。その枠を越えてまで自分を顕示しようとすると、おかしなトラブルを招いたりする。 枠の中でのみ、個人を主張する。そういう自己主張こそが 『普通』 の在り方なのだ。私はそう思っている。 普通であることに埋没すれば、森の中の一本の木のように自分という個人は隠れてしまう。よほど強い輝きを放っていない限り、他人から注目してもらえる可能性はない。普通を嫌う人は、その埋没こそを最も恐れているに違いない。 他人との関わり合いの中でこそ、人は自分という人間の存在を確認することができる。他人という鏡を使わない限り、人は自分の姿を視認することができないのだ。 他者を貶めてまで自分を目立たせようとする行為は、自分をより良く、より美しく映してくれる歪な鏡を求めて手元にある数多くのまっすぐな鏡を叩き割っていくことに等しいと思う。 自分の姿を、自分自身に対して美しく見せたいから、満足のいく鏡が見つかるまで足掻き続ける。それは非常に迷惑な行為だし、非常に醜いことだし、本人にとっても非常に不幸なことだと思う。 だから私は手元の鏡、一枚一枚をとても大切にしていきたいと願っている。そうするためには、『普通』 であることを貫くのが最も良いのだ。 それに普通であるということはとても良いことだ。まず、自分が他の大多数の人間と同じであると認識することにより、自分が孤独でないという相対的な安心感をお手軽に得ることが出来る。 あれやこれやと余計な悩み事を抱えることがないから、楽でもある。変化のない状態を維持できれば、消費するエネルギーも最小で済む。 普通の人生という意味では、今にして思えば学生の頃はとても楽だったように思う。 学校だけではなく予備校にまで通って勉強を続けるのは楽なことではなかったけれど、そこそこ良い成績をとっておけば誰にも文句を言われることなく普通の生活を送れたわけだから、周囲の人たちが言うほど大変なことだとも思っていなかった。 男子生徒たちから異性として見られたくなかったから、男子生徒たちの前では意図的に一人称を 「僕」 と言い、女性っぽくない話などをしたりしていた。 普通、高校生にもなれば恋のひとつでもして彼氏を作るものだと言われたこともあるが、とんでもない。そんなのは論外だ。 同性ならばともかく、特定の異性とのみ親交を深めるなど、私の中の 『普通』 の定義から外れてしまうことになる。 誰も区別することなく分け隔てなく接し、波風を立てず、できるだけ変化を避け、平穏無事に時を過ごす。それが私の人生観だった。 少なくとも大学卒業までは、勉強と交友関係だけを保っていれば、自分の中の正義を守ることができた。 しかし。常に周りに気を配っていればその美学は侵されることがなかったから、私は大きな過ちを犯していたことに気づかなかったのだ。 自分の考えが甘かったことに気づかされたのは、大学卒業後、企業に勤めるようになってからだった。 最初のうちは仕事を覚えたり社会のあり方に慣れることに忙しかったし、視野も狭かったから気づかなかったが、少しづつOLに慣れていくに従い、そこは自分の持論が通じない世界であることを教えられていった。 まずつき当たった問題は、積極性の壁だった。 あれをやれ、これをやれと上司から仕事を与えられるが、どれもこれも1+1=2のように単純な答えが出せるものではなかった。自分で考え、いかに行動すれば最大の成果が上げられるか。自分なりの工夫が非常に重要な世界だった。 与えられた課題をこなしていくことには慣れていたが、自分でも気づかないうちに、次第それが重荷となり自分の中の 『普通』 を圧迫し始めた時、私は徐々に行き詰まりを感じるようになっていった。 自らの意思であらゆる分野に触手を伸ばし、自分に不規則な生活を強いてまで日々を送ることに段々と苦痛を覚えていく。 良くも悪くも保守的な生き方を好む私には、そういった自分を波乱の中へ放り込むような仕事は向いていなかった。 いや、たまたま就職した企業が私に向いていなかったというわけではない。私自身が社会に向いていなかったのだ。 そもそも今の時代は実力主義の能力至上社会だ。旧態依然とした何も変わらないやり方で仕事をこなしていたって、到底成功を収められるものではない。 自分の中の 『普通』 が守れない。物心ついたころからずっと周囲に自分を合わせ、身をふり、当たり障りのない人生を送ってきた自分にとって、それはとても耐え難いことだった。 そして事実上、私の社会人人生にトドメをさしたのは、職場での人間関係の壁だった。 周りの空気に同調し、流れに身を任せることには自信のあった私だったが、上司のひとりにどうしてもうまく波長を合わせられない人物がいたのだ。 いわゆる陰険な上司というやつで、セクハラやパワハラは当たり前、自信過剰で目立ちたがり屋、そのくせ責任は絶対に自分でかぶりたくないという典型的な嫌な人間だった。 人の中に埋没して目立たないことは得意だったのだが、何がいけなかったのかそいつに目をつけられてしまったのが運の尽きだった。 セクハラまがいの行為を受け続けた私は……いや、あれは確実にセクハラだったね。とうとうある日、堪忍袋の緒が切れて、ヤツにグーパンチをくらわせてしまったのだ。 普段の私なら、平穏無事な人生を送るためにも絶対に暴力なんてふらないんだけれど。あの時ばかりは怒りで頭が真っ白になっていたとしか言いようがない。 私のその勇気ある行動は、彼を煙たがっていた同僚たちに随分ともてはやされものだが、そんなプライドの高いヤツが公衆の面前で恥をかかされて黙っているわけがない。あれこれ難癖をつけられ、とうとうクビにされてしまったというわけさ。 まあ、まったく後悔はないけどね。遅かれ早かれ、きっとあの仕事は辞職させてもらっていただろうから。 そしてその時になって、私はようやく悟る。大人になってもっとも難しい生き方、それは、自分を見失わず、普通の人生を維持していくことだって。 私にもっとも欠如していた物。結局のところそれは、逆境に対する免疫力だったと思う。 普通であることを願い、変化のない日々を過ごす。それは言い替えれば、自分をより良い方向へ変化させていく努力を放棄し、苦境に対面する覚悟を投げ出していたということ。 昔から苦難を避け、反骨心を身につける必要のない安楽な道ばかりを選んできた自分は、ここにきて大きなしっぺ返しをくらってしまったのだ。 今の僕なら、つくづく理解できるよ。「若い頃の苦労は買ってでもしておけ」 ということわざの意味がね。 苦労というものは厄介なことに、人の成長に比例して大きくなっていく。子供の頃から無菌室状態で過ごしてきた僕には、大人の苦労に耐えるだけの抵抗力はなかったのだ。 私は普通に生活していきたい。決して高望みするわけじゃない。ただそれだけのことなのだから。 だが、そうするためには働かなくてはいけない。普通に生活を送るための資金を得るには職に服さねばならないし、私の今の年齢では何らかの職に就いていることが普通一般的だ。 しかし皮肉なことに、私にはもう就職に費やせる気力は残されていなかった。あんなことがあった後なんだから、それも当然だと言える。 しばらくは心の傷を癒すためにゆっくりするといいよと友人は言ってくれたが、私はその言葉に甘んじるわけにはいかなかった。 私にとって 『働く』 という行動には、大きな意味がある。朝起きて顔を洗うことと同じような意味を持っているのだ。つまり、私が普通の生活を送るためには、職に就いていなければならないのだ。 しかし私の中に就職する気力がないのも事実だった。まだ自分には、ごく普通の社会人として、普通に働いていく経験値が足りていないから。 だから私は迷った挙句、自己鍛錬も兼ねてアルバイトを始めることに決めた。バイトも労働であることには変わりないけれど、正社員に比べればその責任は推して知るべし程度のものだ。 しかしバイトでも、仕事は仕事。初体験である中華料理屋のバイトは不安でいっぱいだった。 またソリの合わない上司がいるのではないだろうか? 私の人生を狂わせる要因が、そこかしこにひそんでいるのではないか? 辛い壁に打ち当たってしまのではないだろうか? 怖い。恐ろしい。できることなら、すぐにでも逃げ帰りたい。そういった過去のトラウマが、私の心の弱い部分に囁きかける。 ダメだ。ダメだ、ダメダメ。ここで逃げたら、会社に居た頃と何も変わらない。逃げてばかりでは何も進歩しない。誓ったじゃないか、私はそんな自分の弱点を克服するんだって。そのためにこのアルバイトに志願したんじゃないか。 自分自身を奮い立たせ、私はふるえそうな身体を押さえつけ、バイト先の中華料理店にやってきた。 そこは、何もかもが初めての空間だった。初めての建物、初めて会う人たち、初めての食品を扱うアルバイト。 不安が止まらない。心臓が跳ね上がるほどに上下している。ここには私の心を平穏に保ってくれる 『普通』 が存在していない。すべてが、そう。新しい。 そんな中で、私は出会ったのだった。昔と何も変わらない、私の 『普通』 が具現化したような過去の知人に。それが、キョンだった。 「キョン。キミは、リョコウバッタという種類の昆虫を知っているかい?」 特に意味があったわけじゃない。どうせ彼にこんな話をしたって乗ってきてはくれないだろうが、それでもこの愛すべき安穏とした退屈な時間を、聞き上手な彼と会話をして楽しみたかった。 「いや。なんだそりゃ?」 「リョコウバッタは、その名の通り各地を旅行して行くバッタのことさ。有名な名前を挙げれば、大昔から畑の作物を食い荒らす虫害の元凶として有名なイナゴだね」 「イナゴなら知っているが、あくまでイナゴという昆虫の名称を知っているレベルであって、俺は詳しい生態なんて全然知らないぞ」 そっけない返事を返しながら厨房で春雨の束を巻いているキョンだが、彼はしっかり話し手の言うことは訊いている人だ。昔からそうなんだ。 「リョコウバッタはね。食料を求めて群れで各地を転々とする昆虫なんだ。安定した餌場を見つけたらその場に住み着き、繁殖する。そうやってどんどん子孫を増やしていく」 「でもね。一箇所に住み続けているとどうしても限界が訪れる。餌の量は決まっているのにバッタの数だけが増え続ければ、餌は底を突き、その種は飢えで全滅してしまう」 秤で春雨の重さを量りながら器用にくるくると輪状に乾燥春雨を巻いていくキョンの隣で、私は大量の卵を割ってその中身をバケツの中へ放り込んでいく。 「リョコウバッタは餌場に定住し、一定期間が過ぎると二種類の性質に分かれるんだ」 「二種類?」 「そう。一方は新しい餌場を求めて旅立っていく冒険心あふれるバッタ。そしてもう一方は、定住する餌場に留まりそこに住み続ける保守的なバッタ」 「出稼ぎと留守番みたいなもんか」 「あはは。そうだね。そんな感じだよ。そして遺伝子内にそういったプログラムがあるからこそ、リョコウバッタは自分たちの勢力を広域に増やしていけるんだよ」 キョンは 「こいつ、またワケの分からない突拍子も無いことを言ってやがる」 といった表情で、そりゃ合理的なことだな、と相槌をうってくる。 実に彼らしい彼の反応に、私は嬉しくて、思わずくっくっとのどを鳴らして笑ってしまう。こういう気分の時には、私はついこういう笑い方をしてしまう。癖なんだ。 「僕が思うに、キミは保守的なバッタタイプの人間だね。あまり高望みをすることもなく、平凡でつつがない生活を送ることを良しとしているあたり、間違いないと思うね」 「勝手に人をバッタの次元で判断するな」 「おやおや。これは失敬」 彼とのそんな何気ないやりとりで十分だ。今この場にいてよかったと思える。 そんな会話を交わしながらも、私の心の中に自嘲的な思いが浮かんでは消えていく。保守的なバッタタイプの人間は、かく言う私自身なんだ。 新たな餌場を求めてあてどもない大空へ羽ばたく勇気など、私にはない。 存在するかどうかも分からない新大陸を求めて何ヶ月も航海を続ける大航海時代の航海士たちのような冒険心も、私にはない。 ただ、今この瞬間の暖かさだけを守って生きていたい。 「リョコウバッタだかトノサマバッタだか知らないが、それがどうかしたのか?」 生物の種の意思だとか遺伝子のプログラムだなんて小難しい屁理屈など、その気持ちの間には挟みこむ余地もない。 私は平穏で、平凡で、穏やかな、東から昇った太陽が西の山端に消えていくように静かな時間を過ごしたいだけなのだ。 けれど、それがとても難しくて……悲しくて。 でも、彼と一緒なら。私と同じ、何も変わらない、変化を希求しない彼となら、心安らかに暮らしていけそうな気がする。 ねえ、キョン。私はただそう思っただけだよ。別にバッタの話なんて、どうでもいいんだよ。キミとお話がしていたかっただけなのさ。 「お前の言う通りかもしれないな。俺は変化を望まない……いや、変わることを怖がっている守り体勢のバッタだ」 ため息まじりにキョンが呟く。 「んで、俺が保守的なバッタなら、ハルヒは新天地を求めて世界中を跳ね回る冒険心あふれる能天気バッタに違いない」 キョンはそう言うと、小気味良さそうに含み笑いをもらした。それを見て、私は少しだけ機嫌が悪くなる。 またSOS団か。 涼宮ハルヒ。彼女たちの話をする時のキョンは、悪態をついていたって疲れた顔をしていたって、いつも楽しそうだった。 その度に私は、たった一匹餌場に取り残されたバッタのような気分になり、気が滅入っていくのだった。 つづく
https://w.atwiki.jp/gtavi_gta6/pages/1352.html
示談解決 "Out of Court Settlement" 超保守的な国のくせに、なぜアメリカ合衆国は富の創出を受け入れようとしない?まったく理解不能だ。俺を狙っている地方検事は、俺がこの国の経済にもたらす影響力にちっとも敬意を払おうとしない。まるで社会主義者だ。法廷に証拠が提出される前に、彼を始末し、証拠を持ってきてほしい。向こうも警戒はしているだろう。 示談解決 "Out of Court Settlement"概要 詳細 ミッション攻略 動画 概要 弁護士を殺害し、証拠をマーティンに届ける 詳細 差出人 解除ランク プレイヤー人数 チームのライフ数 マーティン 22 1~2人 1 制限時間 失敗の条件 無し 全滅・証拠の破壊・対象が警察署に到達する 時刻 時間帯設定 手配度発生 天候設定 変化 不可 有り 不可 ミッション攻略 1.弁護士を片付けろ 弁護士はダウンタウン・バインウッドの坂をフェロンGTに乗って下ってくる。車の色はランダムなのでリピート時には見逃すことがある。 ターゲットはこちらから手を出すまでは普通に走っているので、信号で止まっているところを後方からドライブバイ、または至近からショットガンで殺害する。あるいは遠くからスナイパーライフルで殺害。証拠ごと吹き飛ばしてしまうので爆殺は不可。2022年11月22日のアップデート現在、車載のミサイルやRPGなどで吹き飛ばしてしまっても問題なく証拠をドロップするので、オプレッサーMk2やバザードなどの攻撃ヘリを使用できるならそちらのほうが手っ取り早い。 狙撃の場合はアミュネーションの向かいのあたりで待ち伏せるといい。近すぎると気づかれてしまう。 初手で殺害にしくじったら逃走する弁護士をドライブバイで始末することになるが、相手は高速クーペのフェロンGT、押し寄せるパトカーによる妨害、そして何より警察署までの距離が短く道はほぼ直線1本なので逃げ切られやすい。スピードに優れるスポーツカーやスーパーカーがない場合、何も出来ないままFailedになることも珍しくない。 弁護士は警察署に着くと、律儀に向かいの駐車場に止めてから徒歩で警察署に入っていく。その際道路を横切るのでそこを狙って轢いてしまうのも手。 2.証拠を盗め 無事に殺害できれば「証拠」を落とすので回収。 3. 警察の追跡を振り切れ 証拠を回収すると手配度2が付くので、どうにかして振り切る。 4.証拠をマドラッゾの家に届けろ 5.証拠をマドラッゾの家まで守れ 動画 youtubeの動画とURLリンクを記載する所です。
https://w.atwiki.jp/gtav/pages/1352.html
示談解決 "Out of Court Settlement" 超保守的な国のくせに、なぜアメリカ合衆国は富の創出を受け入れようとしない?まったく理解不能だ。俺を狙っている地方検事は、俺がこの国の経済にもたらす影響力にちっとも敬意を払おうとしない。まるで社会主義者だ。法廷に証拠が提出される前に、彼を始末し、証拠を持ってきてほしい。向こうも警戒はしているだろう。 示談解決 "Out of Court Settlement"概要 詳細 ミッション攻略 動画 概要 弁護士を殺害し、証拠をマーティンに届ける 詳細 差出人 解除ランク プレイヤー人数 チームのライフ数 マーティン 22 1~2人 1 制限時間 失敗の条件 無し 全滅・証拠の破壊・対象が警察署に到達する 時刻 時間帯設定 手配度発生 天候設定 変化 不可 有り 不可 ミッション攻略 1.弁護士を片付けろ 弁護士はダウンタウン・バインウッドの坂をフェロンGTに乗って下ってくる。車の色はランダムなのでリピート時には見逃すことがある。 ターゲットはこちらから手を出すまでは普通に走っているので、信号で止まっているところを後方からドライブバイ、または至近からショットガンで殺害する。あるいは遠くからスナイパーライフルで殺害。証拠ごと吹き飛ばしてしまうので爆殺は不可。2022年11月22日のアップデート現在、車載のミサイルやRPGなどで吹き飛ばしてしまっても問題なく証拠をドロップするので、オプレッサーMk2やバザードなどの攻撃ヘリを使用できるならそちらのほうが手っ取り早い。 狙撃の場合はアミュネーションの向かいのあたりで待ち伏せるといい。近すぎると気づかれてしまう。 初手で殺害にしくじったら逃走する弁護士をドライブバイで始末することになるが、相手は高速クーペのフェロンGT、押し寄せるパトカーによる妨害、そして何より警察署までの距離が短く道はほぼ直線1本なので逃げ切られやすい。スピードに優れるスポーツカーやスーパーカーがない場合、何も出来ないままFailedになることも珍しくない。 弁護士は警察署に着くと、律儀に向かいの駐車場に止めてから徒歩で警察署に入っていく。その際道路を横切るのでそこを狙って轢いてしまうのも手。 2.証拠を盗め 無事に殺害できれば「証拠」を落とすので回収。 3. 警察の追跡を振り切れ 証拠を回収すると手配度2が付くので、どうにかして振り切る。 4.証拠をマドラッゾの家に届けろ 5.証拠をマドラッゾの家まで守れ 動画 youtubeの動画とURLリンクを記載する所です。
https://w.atwiki.jp/ideology-database/pages/201.html
Red Flood 国家再生主義 アイコン編集 英名 National Rejuvenatism 別名 登場作品 Red Flood(Hoi4) 上位イデオロギー 加速主義 主要なイデオローグ 国家再生という概念の興隆は、大戦後の成功の物語である―ダンヌンツィオの、そして新たに獲得した独立の―しかし、また失敗の物語でもあるのだ。ロシアでは、内戦の勝者は、勝ち取った灰の上に立ちながらも、国際的な同情をほとんど得られなかった。フランスでは、オルレアン王党派の復古運動は亡命法の廃止によって挫折した。イタリアでは、勃興するファシスト連合が保守的な権益と同盟しようとして自壊した。しかし最も重要なことは、新たに再誕したポーランドでは、伝統的な右派の勢力が自治権と引き換えに帝政主義者と手を組み、その手を汚したことである。ヨーロッパの新興国らはそれを見て理解した―未来の民族主義は明確に近代的な見通しを持たねばならない。さもなくば滅びるだろうということを。 そのイデオロギーの実験室として役立ったのはワルシャワであろう。ドイツやロシアの支配から解放されたが、同時にポーランド人化しなければならない不統一な民衆を受け継いだ国家の国造りのアプローチは、世界に漂う他の民族主義者達にとって教訓的であった。フィウメ同盟の前衛的な民族主義もまた新しい傾向が形成されるという意味で、教訓的であった。ダンヌンツィオやピアライがしたように異端的な左派や右派を結集するという傾向だ。独自の地域圏を切り開き、勢いづいたピウスツキ元帥率いるサナツィア体制は、すぐに賛美者や理論家を得て、その概念をさらに推し進め、戦後の不安定さの中で新しい意味や誇りを約束した。 加速主義というレッテルの下に集められた「再生主義」モデルは、その同類のものと同様に折衷的であり、しばしば広く適用される。もちろん、それを定義する共通の特徴は存在する。国家はそれを覚醒させる強力な導き手を必要とし、これは必然的に権威主義的な政府を生み出す。当該政府は経済にも強い影響力を及ぼす。何よりも、国家再生はその全ての政策を通じて、国民に新たな国家アイデンティティと神話を教え込むことを目指す―そして、それは彼らが前進のための行進においてに共に復唱せねばならない神話なのだ。 (RF日本語化Modより引用)
https://w.atwiki.jp/nameless_city/pages/122.html
E・M・フォースター(Edward Morgan Forster)(1979~1970) 略歴 ロンドンの建築家の家に生を受ける。何かの手違いで本当はヘンリーと名付けられるはずだったのに、エドワードとなってしまった。ケンブリッジ大学のキングス・カレッジで学ぶ。在学中にケンブリッジ使徒会に参加したが、そのメンバーは後にブルームズベリー・グループの中心メンバーとなった。フォースターもまたそうである。大学卒業後はイタリア、ギリシアを歴訪し、その経験を基に執筆した。1914年頃にはエジプト、ドイツ、インド、その後は中東へも足を伸ばした。晩年まで文壇に大きな影響力を持ち、91歳の天寿を全うした。 作品 フォースターの作品の特徴は、異文化や身分の違う人々が出会うことによって起こる出来事を描いている。そのため舞台が違っても、そこで描かれるのは異質なものにに出会った時の、英国人の心理である。人間関係をそのまま表現せず、知的なひねりと機知と皮肉とユ-モアのオブラートで包み込んだ作風は、お上品過ぎるとの評価もある。処女長編である『天使も踏むを恐れるところ』(Where Angels Fear to Tread,1905)では保守的なイギリスの中産階級の人々と、イタリアで生きる喜びを満喫する男たちとの出会いを描いている。 『果てしなき旅』(The Longest Journey,1907)は自伝的な要素も含んだ作品。主人公が結婚をきっかけに陥った偽善的生活から、友人たちの助けによって救われる。 『眺めのいい部屋』(A Room with a View,1908)はフィレンツェを訪れた中産階級の令嬢が労働者階級の男性や上流階級の青年らと出会う。 『ハワーズ・エンド』(Howards End,1910)はフォースターの代表作のひとつである。ある上流中産階級の田舎邸を、20世紀初頭の英国そのものの記号に見立てるように描いた。様々な登場人物たちの個性の触れ合いを写実的に、丹念に描いた。 最も有名なのが『インドへの道』(A Passage to India,1924)であろう。英国支配の植民地インドで、現地のインド人医師アジズと、そこを訪れたイギリス人たちとの交流と対立を描いている。 死後出版された『モーリス』(Maurice,1971)は20世紀初頭の英国を舞台に同性愛の男たちを描いた。
https://w.atwiki.jp/mcmilitary_info/pages/78.html
SMS E(1 2) Unterseeboot Klasse 性能諸元 全長149 m 全幅13m 基準排水量31,500t 速度水中25ノット 出力27,500馬力 乗組員士官14名 兵員121名 主兵装BNKRG-SIKO 533mm魚雷発射管UDK-Sister トライデントD5潜水艦発射弾道ミサイル SMS E(1 2) Unterseeboot Klasse(E(1 2)級潜水艦)は、カレンテルニア帝国海軍が建造した潜水艦である。潜水艦番号はBC29~BC34。 概要 E2級 カーニス・ヌーシャテル・プロジェクトでは対艦、対潜攻撃に特化した物と、ある程度の人員輸送、特殊部隊投入も視野に入れた2つの攻撃型原子力潜水艦の開発が求められた。その様な背景もありE級潜水艦は同じような艦形を持つが性能、用途は大きく異なる2タイプの艦を建造することになった。性能は両艦ともにカレンテルニア史上最高の物となり、特にE-1級の対艦攻撃力はC級潜水艦3隻分、D級潜水艦9隻分を誇る。E-2級は攻撃力こそE-1級に劣るものの他のどの通常動力潜水艦にも勝り、人員輸送量はケツアル・コアトル輸送機と同等若しくはそれ以上を誇り、更に特殊部隊専用の潜航艇を3槽格納することにも成功した。両艦は共に8隻ずつ建造され、不足し勝ちであった潜水艦戦力の補充を行うと同時に潜水艦戦力の戦闘能力向上のシンボルとされる。 カーニス・ヌーシャテル・プロジェクトの経緯 第12次航洋軍増強計画の内の1つであるカーニス・ヌーシャテル・プロジェクトとはヌーシャテル出身のヴァルター・ライナント=ヌーシャテル侯爵を中心に進められていた。当時ヴァルター・ライナント=ヌーシャテル侯はカレンテルニア初となる原子力を推進動力方式に採用する潜水艦の開発、建造を目的とする計画の実施を進言していたが、海軍の主力はあくまで戦艦を主軸とする水上戦闘主力艦船であり空母はおろか潜水艦の開発、建造は主力艦の建造に差し支えるとされ疎かにされてきた。しかし、海上戦力に関して保守的な思想を持つメッテルニヒ・ルドルフ帝が退位しその逆の思想を持つフランツ・ヨーゼフ大公が皇帝に即位したことで海軍の拡張方式について再検討が行われた。そこで生まれたのが不足し勝ちであった潜水艦戦力を質の高い原子力潜水艦で補う「カーニス・ヌーシャテル・プロジェクト」である。 特徴 問題点