約 1,796 件
https://w.atwiki.jp/monamoro/pages/132.html
国内政治 閣僚 ヴィルヘルム・ヨーゼフ・ヘルマン 貴族出身。54才。国粋主義者。国家の為ならどんな汚い手段でも実行する。一見ただ覇権主義に陥っているようだが、国を愛するがゆえに過激な行動を取る事が多いだけである。王政騎士連盟党代表 アルフォンス・ラグネル 38才。元大手ゼネコンの重役。中学高校と自治会の役員をこなしてきた。政治の世界に進んだのは国に住む人たちに平穏をもたらすためであった。幼いころに兄弟をとある事件で失っている。高校時代にある国防プランを完成させていたらしい。 タライアン・バセクス 28才。極東に留学経験あり。その影響で関西弁風のイントネーションで喋る。前線指揮官タイプ。戦闘になったら自ら先陣を務めるのが好きな人。 カグラ・シュトライアス 34才。影が薄いが仕事はきっちりこなす。 ジャック・ラカン 33歳。ヨーロッパ社会主義革命連合軍を組織し、全欧州の社会主義革命を夢見る元ウェスペルタティア国防軍大将。欧州各国に支部を作り機をうかがっている。連合軍を結成した当初の目的は社会主義により戦争をなくし、誰もが平和に暮らせる世界を作るため。 島津信虎 王国国政庁(中の人)長官。現在16歳。 閣僚外の主要政治家 フィリアス・サイジェラス 与党「国民のためのウェスペルタティア」代表。内務大臣。54歳。国立ソフィア大学政治学部卒。 マーカス・レンスター 自由国民党党首。元南バルカン国営兵器廠重役。63歳。 ファイリッシュ・へッス 国家社会主義ワラキア党党首。ゲルマン系。43歳。 ラ・メリッシュ・マルケーノ みんなの祖国党党首。イタリア系。55歳。元王国陸軍航空大佐 ファルメニア・ヴァルケス 農林労働党党首。ヨーロッパ社会主義革命軍との関与が疑われている。61歳。 各国へ出張中の外交官等 王族関係者 エンテオフュシア 御歳69歳。髪は白髪混じりのブロンズ。輪郭は立てに長め、眉は普通、目は直線。しかしきついわけではない。口髭有。民草のことを自らの子のように思っている。妻は10年前に他界。 フェリック・テオタナシア・ファルグ・エンテオフュシア 王位継承第二位。現在陸軍少将。気さくでおちゃらけているが、物事の本質を見極め、それにより起こる現象に対応することができる。父の影響か武術家でもあり、得意なのは空手と柔術。24歳独身。 マルフェン・ウェスペルタティア・グラース・ミルフェンシア 王位継承第三位。現在海軍航空隊中尉。兄とは違い常にクールで感情が表に出ない。最も喜怒哀楽が無いのではなく、不器用だから表情の変化が結構分かりにくいだけ。こちらも武術に長けており、得意は太極拳・形意拳・槍術・剣術を使いこなす。白兵戦の達人。16歳。 アルクェイド・ブリュンスタット 天上天下唯我独尊お嬢様。ただし非常に優秀。唯我独尊といえども威張り散らしているわけではなく、ただよく仕事をサボったりするだけ(頻度が半端なく多い)。王位継承第一位でここ3世代では最も真祖の血が濃いとされる(特殊な能力を有するため。どんな能力かは国王以外誰も知らない。)。二つの人格を持つ。一つは、尊厳と畏怖を持つ王。もう一つは無邪気なお姫様。かなり美しい(元ネタ:月姫)。歳は?2歳。 エヴァンジェリン・アタナシア・キティ・マグダウェル 見た目はロリっ子中身は大人な王女。世界中のあらゆる文化に精通している。現在、人類学、人類文化学、各種語学、考古学の博士号を持つ。1○歳女性 ガロック・マルスター 侍従長。現在の国王が43歳のときからこの地位につく。何でも屋さん。本気で怒ると国王陛下も逃げ出すほどおっかない。剣術・弓術・槍術・軍隊格闘術・中国拳法に精通する武の達人。67歳。城内でのあだ名は[史上最強の執事長] 主要産業人 ランサー・カンラッシャー 王国全農林業者組合会長。69歳。国立グロースメリア農業科学大学名誉教授。金に目が無い卑しい人物だが、仁義をわきまえているなんともいえない老人。男 ジャルーファ・フェリデランス 王国一位の㈱フェリデランス農林の社長。農業のことについて右に出るものはあまりいない。65歳。男 ガヴァメント・カリタック 王国第二位の㈱ガヴァメント農耕社の社長。元は地方銀行員。父のあとを継いだ。44歳。男 バルファック・カフュター 南バルカン国営兵器廠主任総務長(社長)。メカニック上がり。兵器を作って、それが売れれば後はどうでもいい人。54歳。男 カラーニス・バリヴァベルガー 国立中央火砲設計局局長。稀代の火砲設計家として知られると共に奇怪な変人としても有名。43歳。男 ヴァルター・ベルマット べルマット重工社長。元海軍造船少将。62歳。男
https://w.atwiki.jp/masoukishin2/pages/29.html
【用語一覧】(わからないものも一部あるので加筆・修正お願いします) page caption 出現シナリオ 条件 1 愛して而も其の悪を知り、憎んで而も其の善を知る 終末の黙示? 1 青砥稿花紅彩画 1 アカデミー 1 アクアビナ修養会 1 阿漕 1 アポトーシスプログラム 1 尉官 謎のオーガイン計画? ライコウVSオンガレッド戦闘前会話 1 囲師には必ず闕き 1 医食同源 1 インゴット 1 ウィン・ウィン 2 ヴェゲチウス 2 ヴォルクルス 2 裏ドラ 仁徳の将、ダスドレーシュ 2 HQ 2 エセックス 2 エリアル 2 エンタープライズ 2 應變自顕流 2 おさおさ 2 落ちたリンゴはすぐに食べろ 2 漢の魂 3 オリハルコニウム 3 隠形の咒素子 3 隠形の術 3 カート 3 諧謔 3 戒厳令 3 改獣 3 カウンターインテリジェンス 3 カエルでも食べて 3 加賀 3 霍奕の細胞 4 影縛り 4 かけまくもかしこき 4 下賜名 4 カッシュミント 4 合従連衝 4 歌舞伎十八番、参会名護屋、暫 簒奪者オンガレッド? 「十八番参会名護屋暫」獲得時 4 カン 仁徳の将、ダスドレーシュ 4 観艦式 4 監視飛空船 4 カンネの戦い 4 眼福 5 危急存亡の秋 5 擬似プラーナ 5 徽章 5 艤装 5 木によりて魚を求む 5 キャベツ踏み 5 キュリウス派 5 クラウゼヴィッツ 5 グラパス 5 携電 5 ゲート 6 ケーレン機関 6 結界維持装置 6 剣皇 6 元首 6 剣神 6 堅白同異之弁 6 航海士 6 交叉 6 亘壁 悪夢再び? 6 公務執行妨害 6 国際法 7 国連 7 言霊 7 近衛騎士団 7 近衛兵 7 コルゴーツ 7 渾沌 7 最高評議会評議長 7 酒は憂いの玉箒 7 砂漠 7 サブミッション 7 ザワークラウト 8 三乗は一乗の方便 8 CEP 8 CO2探知 8 GDP 8 GPS 8 史記 8 至言は耳に忤いて、心に倒らう 8 侍従長 8 借款 8 遮蔽結界 8 終身刑 9 収攬 9 収斂 9 主計士 9 咒素子 9 シュテドニアス 9 シュレディンガーの猫 9 春秋戦争 9 瞬地 悪夢再び? 9 馴致訓練 9 賜与 9 定跡 10 蒸着 10 生牌 10 情報局 10 生牌 仁徳の将、ダスドレーシュ 10 10 神祇無窮流 10 真言咒文 10 神算鬼謀 10 斟酌 10 シンチレータ 10 晨明旅団 11 推定無罪 11 ストレージ 11 ストロハイム 11 すべり芸 11 聖号 11 精霊 11 精霊降臨 調和神と破壊神? セニアVSグレプス戦闘前会話 11 精霊レーダー(レーダー) 11 ゼクゴーツ 11 漸悟 11 戦場の霧 12 操神術 12 粗忽者 12 蘇秦 12 ぞっこん 12 忖度 12 太極陰陽破邪法 12 大地の党 12 大鳳 12 ダウザー 12 ダウジング 12 13 ダブ南 仁徳の将、ダスドレーシュ 13 炭素同位測定 13 タンビル 13 治安局 13 七対子 仁徳の将、ダスドレーシュ 13 地球連邦 13 地上人 13 地政学 13 張儀 13 張儀列伝 13 超巡航形態 14 超党派 14 調和の結界 14 対消滅 14 ツィロの実 14 DC 14 帝王学 14 ティキ肉 14 木偶ロイド 簒奪者オンガレッド? 「十八番参会名護屋暫」獲得時 14 デコイ 14 手すさび 14 テスラ賞 15 デフォルト 15 デモンネレイス暴走事件 15 デュカキス 15 テュッティの料理並みに甘い 15 テンパって 仁徳の将、ダスドレーシュ 15 韜晦 15 督戦隊 非道の作戦 テュッティ対レッフェン戦闘前会話 15 吶喊 15 ドラ 仁徳の将、ダスドレーシュ 15 頓悟 15 内閣法制局 16 ナノカーボン 16 二重帰属 16 二重国籍 16 ニュートリノ 16 ネストリアス教 16 涅槃 16 ネフロス歌集 16 嚢中の秘策 16 ノード 16 祝詞 16 ノン・オフィシャル・カバー 17 倍満 仁徳の将、ダスドレーシュ 17 宝具火風青雲剣 南部紊乱? 17 ハコテン 仁徳の将、ダスドレーシュ 17 バゴニア 17 柱(一柱、二柱、三柱) 17 抜錨 17 パテント 17 花発けば雨風多く、人生別離足る 終末の黙示? ヤンロンがエルシーネに隣接した状態でターン終了→敵ターンにエルシーネが説得してくる 17 蔓延る 17 パルク回路 17 春巻 18 ピーラー 18 ビエンド杯剣術大会 18 逼迫 18 ヒューミント 18 フェイルロード 18 不易久遠流 18 不規弾 18 普通の攻撃でも大ダメージ 18 仏性 18 婦に長舌あるは、維れ厲の階なり 18 プラーナ 19 プラーナコンバータ 19 フラーレン 19 ブラックボックス 19 ブリッツ・クリーク 19 プローブ 19 フローラー 19 兵站 19 ベスピナ条約 19 別件 19 ベドウィン 19 防御結界 20 冒黷 20 法務局 20 法華経 20 矛を止むるを武と為す 20 保釈 20 ポゼッション 20 輔弼 20 ホロテレビ 20 ポン 仁徳の将、ダスドレーシュ 20 混一 仁徳の将、ダスドレーシュ 20 ヤーマーナ平原 ヤーマーナ会戦? 21 魔境 21 魔装機神 21 マニューバ 21 円山応挙 21 満貫 21 ミミック 21 無この民 21 メディーナ 21 メルマク 21 八百万 21 薬食帰一 22 吝か 観艦式 結界発生装置が被弾する 22 有機ナノマシン 男達の受難 マップ終了後、セニアが「広域修理装置」獲得時 22 宜う候 22 依代 22 ラ・ギアス 22 ライセンス生産 22 ラセツ 22 ラングラン 22 リーチ 仁徳の将、ダスドレーシュ 22 リーディング 22 励起光線計測器 23 REB 23 嶺上 仁徳の将、ダスドレーシュ 23 聯盟 23 陋習 観艦式 セニアVSオンガレッド戦闘前会話 23 陋劣 23 六道輪廻 23 歪曲フィールド
https://w.atwiki.jp/howtoknight/pages/33.html
参考ページ 公式 移管3周年記念イベント アンダー・ザ・キャッスル MMOfan ナイトオンラインクロス ボスラッシュ「UNDER THE CASTLE」実装 ジャンル モンスター討伐 参加可能レベル lv35~ 実施曜日 金曜日実施 実施時間 21 00~翌1 00 必要アイテム 参加場所 本土 NPC[黄昏の騎士団]イレヤ 参加人数 参加報酬 参加条件 アンダー・ザ・キャッスルとは アンダー・ザ・キャッスルとは24時間に1回ボス達が復活する、所属国家に関わらず大人数で参加することが可能なボスラッシュコンテンツです。 全4ステージに渡るアンダーキャッスルのモンスター達を討伐することで、武器や防具などのアイテムを手に入れることが出来ます。 単一のパーティーでのクリアは絶望的で、全ステージを制覇するためには自国プレイヤーだけでなく敵国プレイヤーとの一時的な共闘が必要となる程の難易度です。 移動方法 参加可能レベルは35以上です。 各国本土の主城にいる[黄昏の騎士団]NPCに話しかけることでアンダーキャッスルへ移動します。 参加人数に制限はありません。 システムの推奨人数は100~200名です。 アンダーキャッスルより帰還したい場合は t地点にいる[黄昏の騎士団]NPCを通じて本土に戻ることが出来ます。 特別ルール アンダーキャッスル内では敵国間でもパーティー可能、チャット可能になります。 デスペナルティ アンダーキャッスルではデスペナルティのルールが通常のゾーンと異なります。 アンダーキャッスルで死亡した場合、経験値ペナルティが無い代わり、死亡時に装備しているすべての装備アイテムが耐久度0の状態になります。 [アイテム分解]などを通じて入手可能な新アイテム「生命の結晶」を死亡した際にキャラクターのインベントリ内へ所持している場合のみ、その場での復活が可能で、同時に失われた耐久度を全回復することが出来ます。 生命の結晶 アンダーキャッスル専用復活アイテム。アンダーキャッスルでのデスペナルティを無効化します。 なお、死亡時に15秒の復活制限がつきます。 15秒以内に復活選択をしない場合、自動的に初期位置へ強制移動されます。 モンスター アンダーキャッスル内のすべてのモンスターはログの「ブラッド・ドレイン」「ヴァンパイアリック・タッチ」、プリーストの「スリープカーペット」「スリープウィング」が効きません。 スキル・アイテム アンダーキャッスルではワイルドアドベント、フレンドスクロール、ディセント、各種サモン、ブリンク・ライトニングなどの瞬間移動スキル、アイテムは利用出来ません。 アンダーキャッスルで変身呪文書を利用することは出来ません。 変身した状態でアンダーキャッスルへ移動すると変身状態が一時中断されますが、アンダーキャッスルから外のゾーンへ再度移動して戻ると変身状態が復活します。 プリーストの蘇生系のスキルについても使用出来ません。 各種の経験値復活のアイテムも経験値損失が発生しないため利用出来ません。 補給は不可能 一度、アンダーキャッスルの門をくぐった後は、死亡する、「/村」コマンド、ログアウト以外に城の外へ出ることは出来ません。 挑戦する際はあらかじめ充分に補給を整えてください。 官職スキル 官職についた2次転職済みキャラクターの基本スキルに追加スキルが表示されます。 イミルの喚声 国王 発動者の周辺半径10メートル20秒間物理ダメージ無効化地域生成 ロゴスの理力 大将軍 発動者を中心とした範囲スタン攻撃を行なう トライナの知恵 参謀長 発動者から指定地点へ向けてHPの範囲回復を行なう ロゴスの管楽 侍従長 発動者の周辺半径10メートル20秒間魔法ダメージ無効化地域生成 パトスの炯眼 使徒 20秒間50%物理ダメージ上昇 アカラの祝福 神官 20秒間50%魔法ダメージ上昇 クエスト t地点にいる各NPCを通じて1日1回のミッションクエストが実行可能です。 [黄昏の騎士団]スピシス Lv51~60 兵士の戦利品終わりのない反復キング・オブ・キングス [黄昏の騎士団]アイザ Lv61~70 戦友のための犠牲第3の能力火炎の息吹キング・オブ・キングス [黄昏の騎士団]ドルキン Lv71~80 炎の末裔未完成の呪術キング・オブ・キングス [黄昏の騎士団]バルマンフェ Lv81~ 墜落した羽 I墜落した羽 IIキング・オブ・キングス 褒賞 アンダー・ザ・キャッスルを制覇した先で特別なNPCと会うことが出来ます。 この特別なNPCに話しかけ[経過報告]を通じて、アンダー・ザ・キャッスルの制覇褒賞を得ることが出来ます。 この特別なNPCはアンダー・ザ・キャッスルのボスドロップやクエストをクリアして得られるアイテムを「死闘の戦利品」「血戦の戦利品」に合成して持っていくと、戦利品アイテムを別のアイテムと交換してくれます。 特別なNPCは一定期間が経過すると自滅消滅します。
https://w.atwiki.jp/chaina_battle/pages/462.html
岩崎 弥太郎(いわさき やたろう、天保5年12月11日(1835年1月9日) - 明治18年(1885年)2月7日)は日本の実業家で、三菱財閥の創業者。明治の動乱期に政商として巨利を得た最も有名な人物である。 人物 土佐国(現在の高知県安芸市)の地下浪人・岩崎彌次郎とその妻・美輪の長男としてうまれた。地下浪人とは郷士の株を売って居ついた浪人のことである。曽祖父弥次右衛門の代に郷士の株を売ったといわれている。 幕末、土佐藩参政吉田東洋、後藤象二郎の知遇を得て、吉田東洋の元で脱藩士の探索などに従事する。脱藩士を追い同僚の井上佐一郎と共に大坂へ赴くが、尊王攘夷派が勢いを増す京坂の情勢から捕縛の困難を悟り、任務を放棄し帰国、職を辞した。その後、後藤象二郎により土佐藩の長崎留守居役に抜擢され、坂本龍馬が脱藩の罪を許され海援隊が設立されると、隊の経理を担当した。 最初に弥太郎が巨利を得るのは、維新政府が樹立され全国統一貨幣制度に乗り出した時のことで、各藩が発行していた藩札を新政府が買い上げることを事前にキャッチした弥太郎は、十万両の資金を都合して藩札を大量に買占め、それを新政府に買い取らせて莫大な利益を得る。この情報を流したのは新政府の高官となっていた後藤象二郎であるが、いわば弥太郎は最初から、政商として暗躍した。今でいうインサイダー取引である。 1873年に後藤象二郎の知遇で現在の大阪市西区堀江の土佐藩蔵屋敷(土佐稲荷神社付近)に「三菱商会(後の郵便汽船三菱会社)」を設立(「三菱」が土佐藩(山内氏)の家紋である三つ柏を模していることはつとに有名である)、弥太郎の死後、政府の後援で熾烈なダンピングを繰り広げた共同運輸会社と合併して日本郵船となった。このような経緯から日本郵船は三菱財閥の源流と言われている。なお弥太郎の娘婿から加藤高明及び幣原喜重郎の2人の内閣総理大臣を輩出している。単に財閥家族と血縁関係にあったり財閥の娘婿というだけの首相は他にもいるが、財閥創業者の娘婿が2人も首相になった例は他の財閥にはなく、三菱と国家の密接な関係を証明しているといえる。三菱商船学校(のちに官立の東京商船学校を経て現国立東京海洋大学海洋工学部)創設者である。 系譜 岩崎弥太郎とその弟・岩崎弥之助(三菱の2代目総帥)から始まる岩崎家は経済界の代表的な名門家系として知られている。三菱の3代目総帥・岩崎久弥は弥太郎の長男であり、4代目総帥の岩崎小弥太は弥之助の長男、すなわち弥太郎の甥にあたる。また弥太郎の孫には入江相政(侍従長、エッセイスト)の妻・君子やエリザベス・サンダースホームの創設者・沢田美喜、経済評論家の木内信胤らがおり、曾孫には鎮西清高(古生物学者、京都大学名誉教授)の妻・由利子やその兄で鎮西と同じく古生物学者の岩崎泰頴(熊本大学名誉教授)、泰頴・由利子兄妹の又従兄で東山農事(小岩井農牧の親会社)の社長を務める岩崎寛弥(岩崎弥太郎家の当主)らがいる。家紋は重ね三階菱。 なお弥太郎の死後、嫡男の久弥が父の業績に対し男爵を授けられた。岩崎家の2つの本家は華族だが、弥太郎の存命中は岩崎家は華族に列していなかった。 国広達宣 加藤高明 ┃ ┣━━━━加藤厚太郎 ┏━━勢津子 岩崎弥次郎 ┏━━春路 ┃山村泰弘 ┣━━━┳岩崎弥太郎━━╋岩崎久弥 ┃ ┃ 美和 ┃ ┃ ┣━━━┳岩崎彦弥太 ┣━━昭子 ┃ ┃ 寧子 ┃ ┣━━━╋岩崎寛弥 ┃ ┃ ┃ 操子 ┃高島孝之 ┃ ┃ ┣岩崎隆弥 ┃ ┃ ┃ ┃ ┣岩崎恒弥 ┗━━美智子 ┃ ┃ ┃沢田廉三 ┃ ┃ ┃ ┣━━━━沢田信一 ┃ ┃ ┣━━美喜 ┃ ┃ ┃甘露寺方房 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┣━━澄子 ┃ ┃ ┃福沢堅次 ┃ ┃ ┃ ┣━━━━福沢雄吉 ┃ ┃ ┗━━綾子 ┃ ┃木内重四郎 ┃ ┃ ┣━━━━木内良胤 ┃ ┣━━磯路 ┃ ┣岩崎豊弥 ┃ ┃早尾惇実 ┃ ┃ ┣━━━━━━幸子 ┃ ┣━━富子 ┃ ┣岩崎秀弥 ┃ ┃幣原喜重郎 ┃ ┃ ┣━━━━幣原道太郎 ┃ ┣━━雅子 ┃ ┣━━照子 ┃ ┣岩崎康弥 ┃ ┗岩崎正弥 ┗岩崎弥之助 ┣━━━━━岩崎小弥太 後藤象二郎━━━━早苗 関連作品 本宮ひろ志「猛き黄金の国」 岩崎弥太郎の半生を扱った漫画。宝塚歌劇団でも舞台化された。 南條範夫「暁の群像」 司馬遼太郎「竜馬がゆく」 青年時代の岩崎弥太郎が登場する。 関連項目 岩崎家 三菱グループ 実業家一覧 清澄庭園 日本郵船 東京海洋大学 千川上水 外部リンク 岩崎彌太郎物語 岩崎弥太郎生家 岩崎弥太郎銅像 経済傑物列伝 岩崎彌太郎 系図でみる近現代 第16回 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』2008年4月3日 (木) 13 18。
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/557.html
ディストレ城は、リンド王国とリア公国との間の国境から約10kmの街道沿いに位置する、リンド王国国境防衛の要である。 300年前に建てられたディストレ城は、大砲の時代となった現在では防御に不満があったため、 建造当初からの旧城の周りを、20年前に建てられた堡塁式の新城が取り囲むように併設されている。 旧城と新城は通常の道以外に地下通路でも繋がっていて、相互に行き来が可能。 司令部と防御の拠点は新城であり、旧城は主に物資の集積所、平時の駐屯地として機能している。 勿論、旧城と言えども城であるから、その防御は折り紙つきである。 多数の大砲に囲まれたとしても、鉄壁の防御と多数の大砲を備える新城の掩護があれば旧城が落ちることは無い。 旧城が健在であれば、そこに蓄えられた大量の物資でもって、何ヶ月でも篭城できる。 だから、敵はこの街道を通過することは出来ない。 ……はずだった。 皇国軍は、苛烈な砲撃で一時的に城の機能を低下させている隙に主力部隊を通過させてしまった。 ディストレ城は無視されてしまったのだ。 そして、電撃的に進攻した主力部隊の後続としてやってきた部隊が、ディストレ城を攻撃しているのである。 ディストレ城は苦境に陥っていた。 昼夜を問わずに続く砲撃に将兵の神経はすり減らされ、士気は劇的に低下していた。 城からも撃ち返しているが、高所の有利さもどこへやら、砲弾はまったく敵に届かない。 ディストレ城は、“主力ではない少数の部隊”に苦戦しているのである。 「こうも反応が無いと、少し不気味ですね」 「何か秘策を練っているのではなく、反応できないだけであって欲しいとは思うがね」 「我々は軍人ですから、敵が秘策を練って逆襲してきても返り討ちにしてやれるように、準備を怠るわけには行きません」 「そうだな」 だが砲兵中隊長は思っていた。 弾薬とて無限ではない。補給を受けつつも、1ヶ月でもう手持ちの半分以上は使ってしまった。 増援の補給部隊が来るという話だが、こう何週間も砲撃を続けていても大丈夫だろうか? ディストレ城では、ディストレ城防衛団長と指揮下の歩兵連隊長が今後の方針について話し合っていた。 「閣下、こんな所で燻っている場合ではないですぞ。物資と士気が保つうちに、今夜にでも夜襲を仕掛けるべきです!」 「既に伝令は出した。ミル少佐だ。彼ならば必ず増援を呼んで戻ってくる。それまでは待つのだ」 「王都ベルグとの道は、敵が通って行った道です。果たして増援が来られるものでしょうか」 「ミル少佐が道案内をするだろう。皇国軍の通っていった道を馬鹿正直に戻ってくるような男ではないぞ」 「偵察隊の報告から勘案して、敵は砲兵を中心とした小規模部隊。 駐留連隊が夜襲をかければ、勝てない道理はありますまい」 「戦いで物を言うのは人の数ではないよ。何よりも質が重要だ。 敵にはあの連発式の魔銃もあるだろうから、徒に突撃は出来ない」 突然、扉を叩くノックの音がした。 「入れ」 2人の衛兵が扉を開けた。 「閣下、重要なお話の最中に申し訳ありませんが、その……」 「何だ、手早く申せ」 「はい。アケミィ侯爵がお見えです」 「何だと?」 アケミィ侯爵。ディストレ城を含むこの地方の領主であり、同時にディストレ伯爵の爵位も持つ。 ディストレ城も今でこそ国王の直轄だが、元々はアケミィ侯爵家の財産であった。 つまり、国王が侯爵から城を買い上げたのだ。 アケミィ侯爵は王都に居るはず。それがこんな危険極まりない戦地に来るとは……しかもアポなしで、である。 「侯爵をお通ししろ」 「はっ!」 歩兵連隊長が退室すると、アケミィ侯爵が入室して来た。 侯爵は王都に住む貴族に違わず小奇麗な衣装である。 「侯爵閣下。こんな時に、いかが致しました?」 「王都は今大変な事になっているから、逃げ帰ってきたのだよ」 侯爵は冗談めかして、しかし半分真顔で言葉を返した。 「もしや、大変な事とは……」 「察しているのだろうが、王都は陥落寸前だ」 「陥落寸前……まだ1ヶ月しか経っていませんが」 「それが事実なのだ。数日後には陥落しているだろう」 王都までの道には砦が2つあり、王都には近衛師団を初めとする 6個師団が控えているわけだから、そう簡単に侵入を許す筈がない。 「でだ、このディストレ城も危ないわけだ。将軍さえ良ければ、降伏しても良いと思ってる」 侯爵の言葉に一瞬、場が静まり返る。 「何と、降伏ですと!」 「何度も言わせるな。私とて辛いのだ」 「待ってください。今、このディストレ城と連隊を持つのは国王陛下です。 侯爵閣下にはなんらの命令権もありません。勝手に降伏など、許されません」 「本当にそう思っているのか?」 「……侯爵閣下には話しておきましょう。正直、この状況では降伏する他無いでしょう。 ですから、陛下にお伺いをたてるために、信用の置ける部下を遣わしたのです」 「飛竜で?」 「飛竜は目立ちます。この辺も皇国の飛行機械が遊弋していますから、馬ですよ」 「しかし、陛下が降伏をお許しになると思うか?」 「大規模な増援を要請したのです。それが叶えられなければ降伏すると」 「増援要請か。まあ妥当だが……どれ程の?」 「少なくとも3個師団を振り向けてくれと」 「3個師団!? 到底実現されんだろうな」 侯爵は笑っている。防衛団長の考えでは王を怒らせるばかりだが、それがまた可笑しくてたまらない。 「だから、私の方で降伏と投降の計画は考えているのです」 「おそらく、陛下は増援も降伏も認めん。陛下は王都から何処かへ 逃げ出す準備を始めているが、徹底抗戦の姿勢は崩さないだろう」 「降伏せずに、いつまで続けられると思っているのか……」 「負けたら首を刎ねられるか、皇国の人質。それが怖くて仕方がないのだ、陛下は」 「そのために領地や領民、軍団を壊されては溜まりません」 「皇国軍はノールベルグ城には一切攻撃をしていない。恐らくやろうと思えばいつでも攻撃できるはずなのにだ」 「皇国は陛下と話がしたいわけですな」 ノールベルグ城は、リンド王国の王都ベルグに建つ王城である。 王都ベルグは1ヶ月前から皇国軍に半包囲されていたが、直接攻撃は免れていた。 というより、皇国は意図してノールベルグ城を攻撃対象から外していたのだ。 王に死なれては、困るからである。 「だが、陛下は皇国からの降伏勧告を無視し続けている」 「先王陛下であれば……」 「既に矛を収めているだろうな。いや、そもそも戦争に拠らず目的を達成していたかも知れん」 「賢王の世継が、賢王とは限らないという見本のようですな」 「口が過ぎるぞ。不敬罪で捕まるぞ……」 「王国のためなら、不敬罪だろうが抗命罪だろうが、受けて立ちましょう」 2人が秘密の会話をしている頃、王都では国王が怒り狂っていた。 リンド王国軍伝令将校のミル少佐は、十数名の部下と共に街道や裏道を巧みに使い分けて無事王都に到着した。 「これが、ディストレ城防衛団長から、陛下への直訴状でございます」 直訴状を侍従長から受け取った国王は、一通り目を通すとそれを破り捨てた。 「陛下、それはミル少佐が命懸けで――」 「よい! 下がれ!」 「は?」 「ディストレ城防衛団長は死刑だ!」 「……陛下、それはいけません!」 「余を侮辱した敗者には、死を以て償わせるより他あるまい」 「侮辱ですと? この手紙のどこが、陛下を侮辱しておりましたか」 「余が侮辱されたと思えば侮辱されたのだ。お前も一々、余に食って掛かるな?」 「それも臣下の務め故……」 侍従長は自分も死刑になる覚悟で国王に諫言する。 第一、この戦争での“勝ち戦”も、多大な犠牲の上に成っている。 投入兵力の半数が死んだ“勝ち戦”に、果たして意味があるのか。 しかも、敵対する同盟軍のうち、ユラ神国軍は追い払ったものの、 皇国軍には殆ど損害という損害を与えていない。 前線からの報告が全て事実であれば、最終的に皇国軍に勝つ事は不可能に思える。 現に、皇国軍は王都ベルグに易々と侵攻し、王宮を砲兵の射程に入れている。 近衛師団を含む王都近郊の師団の殆どは壊滅するか捕虜にされ、王都は丸裸だ。 一兵も居なくなった訳では無いものの、40万以上を誇ったリンド王国軍は今や戦える兵は5万に満たない。 つまり数的に皇国軍と互角程度にまで落ち込んでおり、火力密度を考えれば差は逆転していると見るべきだろう。 「陛下、今や国家の存亡は、陛下の御決断にかかっております」 「余はそのような話が聞きたいのではない!」 「しかし陛下、陛下が包み隠さず申せと仰せになりました故……」 「そなたらは、余の軍隊の精強さは倍の敵に匹敵すると、申したではないか!」 「はっ、申しました……」 「それが何だ! 大内洋から来た異国に、たった1ヶ月でこの城の目の前まで攻め入られるとは!」 たった1ヶ月の間に、25万以上だった陸軍は5万を下回る勢いで損耗しており、 3361騎居た飛竜も、4872騎居た戦竜も、半数近くが失われてしまっている。 戦争開始時には、陸軍兵士は40万以上居たのに。こんな事は前例が無い。 「ええい、まだ国内の軍を集めれば10万の兵があろう! それで足りねば動員を増やせ! 国中から男共を取り立てれば、100万、いや300万の軍ができるぞ!」 「それは陛下、事が過ぎます……」 本当に根こそぎ動員を行えば確かに300万の軍隊になるだろうが、国家機能が麻痺するだろう。 それで皇国軍を追い返したとしても、ユラ神国や皇国本国は依然無傷であり、 破綻したリンド王国がどうなるか、悲惨な未来しか見通せない。 「余が……余の代で、リンド王家に泥を被せるのを……そなたらは黙って見ていると申すのか! 余の臣下ならば、余のために働くのが当然であろう!」 国王は、自分が皇国の捕虜になる恐怖、そしてリンド王家が滅びる恐怖に打ち震えていた。 「ローバラー公爵を呼べ……それからモイ元帥は死刑にして、後任にはアキレィ中将を就けよう。 それから馬車を用意しろ。余はセグーニュへ行く」 「は、セグーニュへ?」 セグーニュとは、王家の夏の離宮がある場所だ。 山深い宮殿であり、夏の狩場には最適だが、冬場はほぼ完全に雪に閉ざされ、 春になってようやく行き来ができるようになるような場所である。 そして今はまだ4月だ。王がセグーニュに行くのはまだ早い。というか早過ぎる。 「陛下、陛下は王都を見捨てるのですか?」 「何を申すか! 余が居る場所が王都であろう。来週からはセグーニュが王都だ!」 「…………」 侍従長は、怒りと呆れの混じった目つきで国王を見返した。 「何だ、その目は!」 「陛下、引き際を見誤られませんように、どうかご再考を」 「余に、何をさせようというのか」 「有り体に申させていただけば、皇国への降伏です」 「それはまかりならん」 「では、陛下が御自ら近衛師団を率い、皇国軍を撃ち破って下さいませ。 そうすれば、臣下の誰も陛下に楯突く様な真似は致しません」 「近衛師団が壊滅したのは、誰のせいだ! モイ元帥のせいだ! 余の近衛を、精鋭たる近衛を……勝手に壊滅させおって!」 「陛下、現実をお認め下さい。モイ元帥は最善を尽くされました。 皇国軍の力が勝っていたのです。歴史を紐解けば、栄光ある敗北もありましょう」 「栄光ある敗北だと? 馬鹿を申すな、敗北に栄光などあるものか!」 国王は、敗北という言葉に敏感に反応した。 頭では解っているのだ。しかし感情がそれを許さない。 「皇国は、何も陛下を捕えて処刑しようとはしておりません。リア公国の独立をお認めになり、 皇国への攻撃を止めて軍を降伏させれば、それで矛を収めると申しております」 「今はそう言ってこちらを降伏させようという魂胆であろうが、騙されるものか! 一旦、降伏してみろ。皇国は掌を返すぞ。余を捕え、処刑しに来るぞ!」 ここ1ヶ月、国王は殆ど眠れぬ夜を過ごしていた。 特に王都を包囲されてからの数日間は、昼も夜も砲撃が続き、ベッドに入っても爆音に目を覚ます毎日。 そのせいもあって、国王は激しい被害妄想を抱くようになっていた。 現在、リンド王国には男子の世継が居ない。 正室からは子供が生まれず、側室からも女児が2人のみ。 リンド王国の法的には、女王という道はあるのだが、女王というのは男の王よりも格下に見られるのだ。 しかも、その女王が妾腹であれば、さらに格下に見られるのは目に見えている。 リンド王国の国際的な地位が(表向きは変わらずとも水面下で)低下する訳だ。 故に、もし今、国王が死ぬような事があれば、リンド王国の地位は確実に低下する。 そうなれば、国王は王家の先祖に顔向けが出来ないであろう。 「陛下……解りました。陛下が御決断をなさらないのであれば、 臣下である我等が皇国の使者を迎え、陛下の手足を縛ってでも降伏調印を行います」 「レドナよ、余を裏切るのか?」 「陛下の御ためです」 「何が余のためだ! 余を皇国に売り渡して、自分だけ助かろうという魂胆であろう!」 「陛下、どうか陛下の僕共を信頼なさって下さい。我等一同、陛下を裏切りは致しません」 侍従長は仕えて来た国王に裏切り者と言われた事を、酷く悲しんではいたが、 それは表に出さず、事実を淡々と述べ始めた。 「陛下、ユラ軍が再編成をして攻めて来ましたら、我が軍はそれを防ぎきる事は出来ません。 王都の治安も悪化しています。早急にユラ、皇国の両国に対して降伏をし、 戦争を終結させねば、我が国の情勢は悪化する一方です」 「余の身柄は、どうなる……?」 「ユラ、皇国の両国とも、陛下の御身は現状のままで良いと確約してきています。 陛下には、リンド国王としてこの戦争の事後処理をして頂きたく、お願い申し上げます」 国王には、戦争で悪化した治安や財政などを回復させるという責務が残っているのだ。 それは、国王の義務である。 実務は大臣が行うが、国王が音頭を取らねば、国は動かないのだ。 「宜しいですか、陛下?」 「もうよい、余はもう寝る!」 寝不足の国王は、さっさと自室に戻りベッドに横になってしまった。
https://w.atwiki.jp/dratac/pages/179.html
初期ステータス一覧(☆13:ZGR) カード名 属性 性別 指揮力 攻撃力 防御力 会心 回避 錬成エレメント 龍魂エレメント 配信時期 睡魔法師キャナル 魔法 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]クロス・ナイトメア 氷剣聖女ウィンカ 戦士 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]グレイシャル・エッジ 月華ノ構ローレン・フィルズ 弓飛 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]精霊の剣舞 新羽精霊マユ 聖 女 200 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]フェアリー・ブライト 天空霊石アメイジス 聖 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ヘブンズ・ルナ 羽生妖精ミラナ 闇 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]オーロラ・リフレクション アミン 弓飛 女 200 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]銀翼双閃 神前婚人ロゼ・グレース 聖 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]神婚乱舞 桜舞剣士サクラヒメ 戦士 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]桜花双嵐 憧憬聖婚ピルカーナ 聖 女 215 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ホーリーエッジ・ブライダル 我儘幼妻リカ 弓飛 女 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]悪魔嫁の幻想 鏡界跳躍レフティス 闇 女 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]チェーン・コラプション 破竜の円卓騎士トリスタン 弓飛 男 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]トラジック・ペネトレーション 妖宴舞妖ルーニエ 魔法 女 221 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]エイス・ドレスコード 2020年7月 宴会妖精マユ 聖 女 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]エイス・スピーリトゥス 2020年7月 享楽霊剣ローレン 弓飛 女 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]エイス・ソードダンス 2020年7月 碧海浮遊オハナ 聖 女 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]スウィープ・オーシャン 2020年8月 夢幻砂浜キャナル 魔法 女 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]サマー・ナイトメア 2020年8月 夏傘白浜サクラヒメ 戦士 女 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]桜花流撃 2020年8月 アルミナ 弓飛 女 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]レイジングアロー レン=シェプル 闇 女 223 Lv5 閃空の紫衣[LR]Lv10 闇使の極衛+[GR]Lv15 闇使蝕命[GR] [龍魂]廻帰の槍・レイングニル レッドダイダー ウォー 戦士 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]戦撃の散火 魔滅一閃アルヴェール 聖 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ライトニング・スラッシュ 艶鏡魔女テスカ 闇 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]裂交の夜鏡 水妖精ミルチル 魔法 女 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]水妖精の超秘力 リン・メルシング 魔法 女 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ブラッド・リフレクション 2020年10月 ジュリム 聖 女 223 Lv5 ヴァイスシルト・グランツ[LR]Lv10 聖者の極衛+[GR]Lv15 闇使への煌帯[GR] [龍魂]テッラ・クルクス 小悪魔女ミャウラン 弓飛 女 222 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]デビルズ・ボックス 2020年10月 甘き邪眼のヘルミーネ 闇 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]呪力の甘露 2020年10月 魔猫背月セレス・リヒト 戦士 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]グリムキャット・レヴォルト 2020年10月 四大天使ガブリエル 弓飛 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ヘヴンズソード ミカヅキ 弓飛 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]幻月流忍術・影縛り アルシャラ 戦士 女 223 Lv5 閃空の紅衣[LR]Lv10 戦騎の極衛+[GR]Lv15 霊魔への覇剣[GR] [龍魂]ジャイアント・キリング 眺月美人ルーニエ 魔法 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]黄泉の月光 破魔大刀 祢々切丸 聖 男 223 Lv5 聖双刃シュライエン[LR]Lv10 聖者の堅城+[GR]Lv15 対闇使煌帯[GR] [龍魂]破魔大刀・祢々切丸 遊楽秋祭リカ 闇 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]デモニッシュ・スターマイン 世界樹ユグドラシル 魔法 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]大樹の咆哮 白宵の黒聖女ルプレヒト 闇 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]メリーブラック★ゴースト 秘境淑女マユ 聖 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]スピーリトゥス・レスレクティオ ヴェロリア 闇 女 223 Lv5 救済の黒翼章[LR]Lv10 闇使の極衛+[GR]Lv15 闇使蝕命[GR] [龍魂]冥府の覇刃 聖休麗女ローレン・フィルズ 弓飛 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ストレイト・キャンディケイン 近代魔導師レヴィ 魔法 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]オッセルヴァトーレ 聖輝神娘ウィンカ 戦士 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]グレイシャル・エングレイヴ 妖精騎士タム・リン 聖 男 224 Lv5 聖者の護光[LR]Lv10 聖者の堅城+[GR]Lv15 対闇使煌帯[GR] [龍魂]女王の剣 入魂達磨キャナル 魔法 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ストライク・ブルズアイ 2021年1月 トワリエ 弓飛 女 223 Lv5 閃空の蒼衣[LR]Lv10 翔飛の極衛+[GR]Lv15 戦騎への覇弩[GR] [龍魂]フランメ・デゼル 正月美食オハナ 聖 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]チャーミング・ブルズウィンク 2021年1月 アークドワーフ・ディル 戦士 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]なまけもの 温泉妖精ミラナ 闇 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ポッピング・ブルバブル 2021年1月 降臨女神ファクテール 魔法 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]万願成就の杖 恋々鬼退クピット 弓飛 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]恋煉弓・鬼堕シ 2021年2月 メディム 聖 女 223 Lv5 ドラゴニック・シトリン[LR]Lv10 聖者の極衛+[GR]Lv15 闇使への煌帯[GR] [龍魂]ホーリー・ベネディクション 月面甘恋アメイジス 魔法 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ルナハート・ギフト 2021年2月 豆喰悪鬼イバラキ 闇 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]悪鬼悪食 創恋甘々ロゼ・グレース 戦士 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]スウィーティ・パーティ 2021年2月 女王ゼノビア 弓飛 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]パルミラの女傑 天雛剣舞アルヴェール 聖 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ブルーミング・スラッシュ 春風麗姫サクラヒメ 戦士 女 224 Lv5 不死鳥の紅翼玉[LR]Lv10 戦騎の極衛+[GR]Lv15 霊魔への覇剣[GR] [龍魂]桜下漣刃 春贈笑顔ミャウラン 弓飛 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]フライト・ブロッサム 満開春園ジェリス 魔法 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]春精の旋風 春眠魔女テスカ 闇 女 223 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ディマンシオン・フラム 春風騎士エルザ 聖 女 224 Lv5 セイント・イーグル[LR]Lv10 聖者の堅城+[GR]Lv15 対闇使煌帯[GR] [龍魂]ホーリー・スプリングストーム 花吹抜刀ジェミ・フォウ 弓飛 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]抜刀・浪漫花撃 花開幻池ラケール 魔法 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]桜乱の水鏡 夜行皇子ウィンカ 戦士 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]夜行皇子の冒険奇譚 観花野点オラン 弓飛 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]麗従者の桜傘 浮花湖面ザンゲツ 聖 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]月鬼羅閃 花乱夢橋リカ 闇 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]デモニッシュ・ピンクウォール ロワ・テスカトリポカ 弓飛 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]オブシディアン・エナジー 天恵妖精マユ 聖 女 225 Lv5 聖双刃シュライエン[LR]Lv10 聖者の極衛+[GR]Lv15 闇使への煌帯[GR] [龍魂]スピーリトゥス・サンクタム 侍従長カンパーニュ 魔法 女 242 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]侍従長のおもてなし 荒槍破邪ランシア 闇 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]飢獣滅槍 妖槍剣グラーシーザ 聖 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]魔槍グラーシーザ 霊槍竜使マーユ 属性 女 224 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ドラグライド・スラスト 救初の魔女アラディア 闇 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]救尽の魔法 帯刀良妻カグラ 戦士 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]純心の高鳴り 聖剣刀匠ヴァージニア 聖 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]ノーブル・ブレード 斬撃花嫁スミレ 弓飛 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]剣姫入刀 紫華妖精アイリス 魔法 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]紫華、かく語りき 幻雨強鞭ジュジュ 聖 女 225 Lv5 オネストシンボル[SR]Lv10 救済の金翼章[LR]Lv15 聖者の堅城+[GR] [龍魂]レイニー・スラップ 金銀泉神ハチェット 戦士 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]サンクション・アックス 2021年7月 白翼吉鳥オフェル 弓飛 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]セレブレイト・ウィング 2021年7月 [不良遊戯シャッフル・ザ・カードコラボ]夜見 闇 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]愛念の捕縛 2021年7月 [不良遊戯シャッフル・ザ・カードコラボ]山田文 聖 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]うるるん回転機 2021年7月 [不良遊戯シャッフル・ザ・カードコラボ]紗東 ゆい 魔法 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]アタシに天下を頂戴 2021年7月 [不良遊戯シャッフル・ザ・カードコラボ]茜&奏 弓飛 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]人の逝くべき道ゆかば 2021年7月 [不良遊戯シャッフル・ザ・カードコラボ]ブリジットローガン 戦士 女 210 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]崩壊の序曲 2021年7月 祝福娘テントリアン 魔法 女 225 Lv5 霊魔の堅城+[GR]Lv10 霊魔の極衛+[GR]Lv15 翔飛への覇術[GR] [龍魂]ドリーム・カーニバル 2021年7月 幸宴愛姫シャラーラ 魔法 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]セレブレイト・マギフォース 2021年7月 浄化天使ワクチェリア 聖 女 225 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]プリベーション・レジスト 2021年7月 舞妖精ミラナ 闇 女 226 Lv5 Lv10 Lv15 [龍魂]セレブレイト・ゴースト 2021年7月 ユリアス 聖 女 210 142684 160686 5363 3362 Lv3 ナインアニバ・シンボル[UR]Lv6 ナインアニバ・フォーチューン[UR]Lv9 ナインアニバ・レイズ[UR] [龍魂]聖剣エル・ヴィーラ 2021年8月 熱い砂浜のミオ 戦士 女 225 173338 191723 5169 3920 Lv5 戦騎の極衛+[GR]Lv10 戦騎の堅城+[GR]Lv15 対霊魔覇剣[GR] [龍魂]砂浜のオアシス 2021年8月
https://w.atwiki.jp/hayashi-eroparo/pages/88.html
時期的に1巻直後、グランマーセナル軍がマヒロの知略によって撤退した日のこと。 夕食を終えたものの、いまだ興奮冷めやらぬパリエルとマヒロと部屋に向かおうとしていると、どこからかエーデルワイスが姿を現せた。 「殿下、後で私の部屋に来てください」 氷のような無表情で一方的に要件を告げ、立ち去るエーデルワイス。 「余は…、何か悪いことをしたかな?」 ただならぬ雰囲気にマヒロは、がくがく震えながらパリエルの意見を求めた。 部屋に来い、というのを意訳すれば「説教するから覚悟せいや」である。 「えっと、このたびはご愁傷さまで…」 「え、死ぬの前提なの? なんとかしてよパリえもん!」 「嫌ですよ、侍従長は怖いです!」 そう言い残すと、パリエルは脱兎のごとく逃げ出した。 マヒロも逃げたいところだが、今日逃げても明日が、明日逃げても明後日がある。 盛大なため息を吐くと、マヒロは重い足取りでエーデルワイスの部屋に向かった。 少々時間をおいてマヒロがエーデルワイスの部屋にやってくると、彼女は机の上でなにやら書き物をしていた。 「早かったですね。もう少し後でも良かったのですが」 「お説教なら早くして欲しいのです。早く寝なければ、余は過労で死んでしまいます」 「…では、手っ取り早く済ませましょう。ルナス殿下との結婚についてですが」 予想外の展開に、マヒロは声も出ない。 「ルナス殿下に求婚されたでしょう? お后候補として家柄、容姿、その他の条件に問題はありません。 何より、殿下の結婚で、帝国のミスマルカへの侵攻を防ぐことができます」 「いや、その余は…」 「王族の結婚は外交カードです。よもや恋愛結婚ができるとは思っていないでしょう?」 そうは言っても、マヒロは15歳。もっとこう、色々と思いがある。 「ときに殿下は経験はおありで?」 「えっと、時速200キロ突破の経験ならありませんが…」 顔を赤らめて返答するマヒロの様子を眼にしたエーデルワイスは、 「童貞、と。近日中に口が堅く、後腐れなく、信頼できる女性を見繕って殿下の部屋に行かせましょう」 「い、いやその。そういう世話がなくても…」 「別に殿下を楽しませるためではありません。フィリップ尊厳王の例もあります」 と、突如として講義を始めるエーデルワイス。 フィリップ尊厳王は「カペー家のシャルルマーニュ」と呼ばれる名君だが、初夜に男性機能が働かなかったらしい。 離婚問題に発展し、本人も困ったろうが、一番困ったのは国民だ。 王が教会の怒りに触れたため、フランス国内では一切の聖務ができなくなった。 ミサ、洗礼ができないはともかく、葬儀もできず死骸が放置されて伝染病とかがはやったのである(史実)。 だいたいが、王族なんて近親婚の繰り返しなため結構不能がいるみたい。 「殿下に種があるかはさておいて、最低でも勃起不全でないことの確認は必須です。 …一応、希望を聞きましょうか? 向こうの意向もありますが」 「えっと…」 混乱しながらも、マヒロの脳は忙しく働き出した。 「なければ、もう下がってかまいません。あとはこちらでやりますので」 「じゃぁ…、エーデルワイスを希望するとか?」 すぱぁぁぁん! エーデルワイスのハリセンがいい音を立てた。 「えっと、言ってみただけで、他意はない、かな・・・」 「――いえ、そう、ですね。女衒の真似事をするのは気が進まないところでしたし、 特別手当の予算も削減できます。それでいきましょうか」 「全力で冗談の方向で」 「いえ、本気です」 そう言うと、エーデルワイスはマヒロの方に歩み寄ると、無表情でマヒロの手を取ると自分の胸に押し当てた。 むにむにと、服の上からでも柔らかな感触が伝わってくる。 「余にとって君は乳母だ…。母親みたいなものだから、その、こういうことは不味いんじゃないかな…」 「パリエルのは揉んだり覗けたりするのに、私のはダメ、ということでございますか?」 心持ち、エーデルワイスの瞳がさらに冷たくなった。 「…な、なんのことで、しょうか」 地味に、マヒロはメイドたちの着替えを覗いたり、パリエルの胸を普通に揉むなど軽いセクハラをしてはいる(1巻とか参照)。 だが、彼は決してエーデルワイスに対してその手のことをしてこなかった。 「殿下の行動くらい、当然に把握しています」 能面のような彼女の表情が、マヒロにはいつにもまして恐ろしく感じた。 「べ、別にあれはスキンシップであって、性的な」 「そのわりに指は動いているようですが」 指摘されて気がついたが、マヒロの指はエーデルワイスの胸を揉みしだいていた。 「こ、これは余の意志ではい! 誰かが電波を…っあぁ!」 突如としてエーデルワイスの指がマヒロの股間に伸びる。 しかりと勃起したそれをズボンの上から撫で回し、 「勃起不全ではないようです。あとは実用に耐えられるか、でございますね」 エーデルワイスは数歩だけ移動して室内のベットにごろりと横になった。。 「さて、殿下。これからが本番です。やり方は存じていますね?」 ごくり、と生唾を飲み込むんだマヒロは、さそわれるままにいそいそと彼女にのしかかるとメイド服の胸元をはだけさせる。 (…これが、おっぱい) エロ本や覗きなどで見たことはあるが、これほどの距離で触れるのは初めての経験だ。 コリコリとした乳首を口の中で転がすと、本能的に心が安らぐのを感じる。 仮にもエーデルワイスはマヒロの乳母だった女だ。 幼児だったころの記憶だからすでに忘却の彼方だが、確かにこの胸に抱かれたことはあるはずだ。 「こうしていると、乳母だったころを思い出しますね」 エーデルワイスの方も、よしよし、と言わんばかりにマヒロの頭をなでる。 「昔から殿下は胸が好きで困ったものでした…。 ですが、殿下はもう大人でございます。下のほうに」 我に返ったマヒロは、スカートをたくし上げる。 クロッチ部分は軽く湿っており、下着に染みができている。 恐る恐る、マヒロは下着越しにもわかる土手の中心に指を押し当ててみる。 「一応言っておきますが、このままでは入りません。 下着を脱がせてから、準備のためにほぐし、濡らしてください」 何でもないことを指示するように、あくまでエーデルワイスの声は冷静そのもの。 マヒロははやる心を抑えつつ、下着に指を掛けてゆっくりと脱がせる。 「これが…」 陰毛を掻き分ければ、綺麗なピンク色の割れ目が見える。 それはまるで花びらのようだ、との印象を受けた。 エーデルワイスという、あまりにも魅力的な花だ。 マヒロは感覚の赴くまま、エーデルワイスの秘所に顔をうずめる。 「そう…。奥の方に、下を入れる、感じで」 声に従って、マヒロは夢中で舌を膣口に差し入れ、流れてくる愛液を飲み込んでいった。 「…ぁ、はぅっん」 マヒロが淫核を舐めた瞬間、どこからか、甲高い嬌声が聞こえてくる。 (今の声、まさかエーデルワイスが?) マヒロは思わず顔を上げて、エーデルワイスの顔を見る。 相変わらず氷のような表情だが、やや頬が上気している。 「…なにか?」 取り繕うようなエーデルワイスだが、確かにあえぎ声が聞こえた。 (エーデルワイスが、余の舌で感じたのか?) もっとエーデルワイスの花びらを舐めていた気もするが、 今度は表情を確認したいとの思いから指での攻めに切り替える。 しっかりと愛液を垂れ流しひくひくとうごめく秘所を、ぐちょぐちょ、 と音を立てるように攻めるものの、エーデルワイスは依然として能面のような顔。 だが、一瞬だけこめかみが動いた。人体の構造上、歯を食いしばるとこめかみが動くのだ。 (…感じている! エーデルワイスが感じている!) 普段はお高くとまっているエーデルワイスが、必死であえぎ声を殺している…。 なんとも言えない征服感に、マヒロは指を動かすとともに、さらに乳首をも舌で攻め立てた。 「で、殿下…」 エーデルワイス乳房をしゃぶるマヒロの頭を持ち上げた。 普段は引き締まった表情が、明らかに緩み、頬が少し赤くなっている。 「私の方の準備は充分です。そろそろ入れてくださって結構です」 マヒロにもっと経験があればじらしたりできるのだろうが、如何せん未経験だ。 欲望に突き出されるようにしてエーデルワイスの足を開かせて、肉棒を突っ込もうとする。 「…あ、あれ。その」 何度も挑戦するが、マヒロのペニスはエーデルワイスの秘所の上を滑りどうしても挿入できない。 「殿下、あせらずに。ここでございますよ」 手を添えて、エーデルワイスはマヒロの一物を膣口に押し当てた。 「ゆっくり、確実に。一息にやろうとするから失敗するのです」 マヒロがもたもたしているうちに、エーデルワイスは若干の余裕を取り戻したようだ。 言われたマヒロは、まず亀頭だけを入れることに集中する。 「…あぁつ、キツイよ、エーデルワイス!」 ほんの数センチ、亀頭を入れただけでマヒロは爆発寸前の状況だ。 「もう一息…ですよ」 エーデルワイスは両足をマヒロの腰に絡み付けると、一気にマヒロを締め上げるようにして互いの股間を密着させる。 「あぁつ、エーデルワイス! エーデルワイスッ!」 三こすり半などというが、マヒロの場合はそこまでいかず、ただ奥まで突き刺しただけで盛大に射精をしていた。 膣の奥で童貞少年の初モノを受けたエーデルワイスは少し顔をゆがめて声が出るのをこらえている。 「…充分で、ございますね。殿下は不能ではないようです」 マヒロの射精が終わったのを見計らうと、エーデルワイスは膣からペニスを抜き、体を起こした。 「かなり早いですが、問題はありません。お疲れでしょうから、部屋にもどってお休みなされますように」 氷の表情をとりもどしたエーデルワイスは、さきほどの情事が嘘のように淡々と言った。 「エーデルワイス…その」 「私の用件は済みました。後片付けはありますが、殿下のお手は不要です。 殿下の方はまだ何か、ご用件がありますので?」 冷たく言い放ちながらテュッシュを取り出してマヒロのペニスについた愛液をふき取っていく。 「…いや、別に…」 取り付く島がないとはこのこと。そこには余韻というものはまったくない。 「…ん?」 マヒロは、自分のペニスをふき取ったティッシュに赤いものがついていることに気がついた。 「まさか、エーデルワイス、君は…」 「私に擦り寄ってくる男はいませんでしたから。それが、なにか?」 ギロリ、と普段は表情を見せないエーデルワイスが、怒りを感じさえる表情でマヒロをにらみ付けた。 「さぁ、殿下の方の後始末はおしまいです。一応、シャワーを浴びるのがいいでしょう」 そう言うと、にべなくエーデルワイスはさっさとマヒロ部屋から追い出し、ガチャリと音を立てて鍵を掛けてしまった。 「…エーデルワイス」 拒絶を示すような鍵の音に呆然としながらも、しばらくの間、マヒロはエーデルワイスの部屋の扉を眺めていた。 この後、マヒロは「12歳以上35歳未満にメイド服着用を義務付ける!」とかは言わなくなった。 グランマーセナル軍の侵攻を受け精神的に成長したのかもしれないし、 そういった心無い発言で傷つくかもしれない侍従長に配慮をしたのかもしれない。
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/675.html
歴代総理大臣 173 名前:1/4 :吉野家コピペ暦04/04/01(金) 23 45 14 ID keg85IrS0 「日本憲政の歴史を見たいかーッ!! 」 「オーーーーー!!!!」 「ワシもじゃ!ワシもじゃ、みんな!! 」 先生入場!!! 「歴代主要内閣総理大臣、全先生入場です!!!!」 “狂”の思想は生きていた!! 更なる研鑚を積み維新の元勲が甦った!!! 初代!! 伊藤博文だァ――――!!! 近代的陸軍制はすでに奇兵隊が完成している!! 元奇兵隊総監 山県有朋だァ――――!!! 乱造紙幣を見つけしだい兌換しまくってやる!! 元祖財政職人にして華麗なるデフレマスター 松方正義だァッ!!! サシの怒鳴り合いなら我々の歴史がものを言う!! 九清華の華族様 最後の元老 西園寺公望!!! 真のデモクラシーを知らしめたい!! 平民宰相 原敬だァ!!! 外交内政はいまいちだが経済なら全分野オレのものだ!! ダルマ宰相 高橋是清だ!!! ワシントン会議対策は完璧だ!! やむなく生まれた超然内閣 加藤友三郎!!!! 政権運営のオーダー・オプションは私の手中に無い!! 枢密院の議長が来たッ 清浦奎吾!!! 護憲三派なら絶対に敗けん!! アメとムチの威力見せたる 普通選挙法&治安維持法 加藤高明だ!!! ナーバル・ホリデー(海軍軍縮条約)はこいつの仕業!! ロンドン会議の主席全権 若槻礼次郎だ!!! 帝国陸軍から炎の虎が上陸だ!! 長州閥の二代目 田中義一!!! 不安の無い財政にしたいから金解禁(金本位制への復帰)に踏み切ったのだ!! 地獄の不況を見せてやる!!浜口雄幸!!! 反乱の将校に「話せばわかる」とはよく言ったもの!! 憲政の神様が今 毒舌をバクハツさせる!! 立憲改進党結党メンバー 犬養毅先生だ―――!!! 2・26事件こそが戦前日本の決定点だ!! まさかこの男がきてくれるとはッッ 岡田啓介!!! 予算が欲しいから首相になったッ 具体的実績一切無し!!!! 陸軍の食い逃げ(解散)野郎 林銑十郎だ!!! オレたちは極東最強ではない大東亜で最強なのだ!! 御存知開戦内閣 東条英機!!! 本土空襲は今や日常である!! この国を止められる奴はいないのか!! 小磯国昭だ!!! ジジィィィィィィいッ史上最高齢!! 元海軍提督にして侍従長!!! 終戦内閣!!! 鈴木貫太郎だ!!! 英語は実践で使えてナンボのモン!!! 超実践英会話!! 焼け野原の日本から幣原喜重郎の登場だ!!! 国家の舵輪はオレのもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり「バカヤロー!!」 戦後日本復興の立役者 吉田茂!!! 学生諸君と対決するために巣鴨から戻って来たッ!! 昭和の妖怪 岸信介!!! 所得倍増に更なる磨きをかけ “貧乏人は麦を食え”池田勇人が帰ってきたァ!!! 今の日本に核は要らないッッ!! ロング・ランナー佐藤栄作!!! 日本列島改造論の実力が今ベールを脱ぐ!! 新潟から 田中角栄だ!!! ロンの前でならオレはいつでもヤスだ!! 燃える大勲位 中曽根康弘 名簿順位終身一位で登場だ!!! 疑惑の解明はどーしたッ リクルートの炎 未だ消えずッ!! 逃げも隠れも思いのまま!! 竹下登だ!!! 特に理由はないッ 殿様が偉いのは当たりまえ!! 小沢一郎にはないしょだ!!! 今は亡き日本新党! 細川護煕がきてくれた―――!!! 学徒動員で舐めた戦争の辛苦!! 旧社会党のデンジャラス・マユゲ 村山富市だ!!! 政争だったらこの人を外せない!! 超A級寝業師 橋本龍太郎だ!! 超一流キクバリストの超一流の電話攻撃だ!! 直に話してオドロキやがれッ 赤城おろしで冷めたピザ!! 小渕恵三!!! 失言辞任の系譜はこの男が完成させた!! ある意味自民党の切り札!! 森喜郎!!! 一匹狼が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ 純チャンッッ オバサマ方は君を待っていたッッッ小泉純一郎の登場だ――――――――ッ 加えてポスト小泉に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました! ルックスと人気は一番、しかし若さが仇となるか? 安倍晋三!! 地味だが意外と政策通、線の細さを克服できるか? 谷垣禎一!! 故・吉田元首相の孫! だが森喜郎2号の危険性も? 麻生太郎!! ……ッッ どーやらもう一名は中二階で遅れている様ですが、到着次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス 177 名前:水先案名無い人 :吉野家コピペ暦04/04/02(土) 01 09 51 ID RrXdvGug0 宇野…… 178 名前:水先案名無い人 :吉野家コピペ暦04/04/02(土) 01 16 52 ID khxRJglo0 宇野は東京ドーム前でデコピンされてます。 179 名前:水先案名無い人 :吉野家コピペ暦04/04/02(土) 01 21 15 ID RnlpWwGh0 よかったじゃん 180 名前:水先案名無い人 :吉野家コピペ暦04/04/02(土) 01 22 13 ID ego7MWTF0 まあいろいろと削るのに悩んだんだろうなあ とりあえず乙 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/src_review/pages/807.html
【プリンス・イン・ザ・ドリーム】 リリース文読むと、ほのぼの系王家跡目問題シナリオらしい 話数とか書いてないので数話完結済かな? ほのぼので跡目問題って難しそうだなと思いつつ そういえば、かえるにょぱにょーんはそのものだったな などと思い出しつつプレイ。 第0話 あらすじ 知性にすぐれた第一王子と勇猛にすぐれた第ニ王子がいる国で 戦争気運が高まる中、王の企みで殺されそうになる第一王子の話 ちなみに第一王子の方が年下で隣国の姫と結婚済。 (以下、王子のみの表現は主人公の第一王子だとお思いください) 王と一緒に狩りに出かけた王子が、狩のどさくさにまぎれ矢を放たれ 谷底へ落ちてしまう。 偶然、そこを通りかかった魔法使いの世話をしている幽霊に見つけられ 魔法使いに助けられる。 戦闘はイベントのような鹿狩(鹿に弓で攻撃だけ)と血を流し気を失っている 王子を襲おうとするワータイガー一匹を撃退する二つ。 物語の最初ゆえに、キャラがポコポコっと出てくる。 もちろんそれはいいのだが、顔アイコンが中性的な為に男女の区別が はっきりしないキャラがちらほらと。 この辺はいろいろ仕方ないのはわかるがどうにかならないかなーといつも思う。 王が知より武を求めて殺害計画立てちゃうわけだけど、どうも動機付けが 弱すぎると思う。 王は王子の知性や人望は自分よりも上かもしれないとまで思ってるのなら 第二王子を将軍なりにして国内を第一国外を第二ってすればいいだけじゃないのかと (王子同士の仲は非常によい) せめて、第二王子の母の側室を愛してたとか(もしくは側室が悪女)で正室は政略結婚で 疎ましかった等の個人的理由とか、影で王を操る大臣とかもうちょっと理由がほしかった。 王と狩に出かけたときに矢を撃たれるのも、暴れ鹿に襲われて護衛と離れ離れになる 王が直接物陰から王子に矢を射る等ちょっと不自然な気もする。 ストーリー上しかたないのはもちろんわかる。 第1話 あらすじ 魔法使いに助けられた王子はしばらく魔法を学ぶ。 幽霊の調査で王子が国では死んだ事扱いになっており なおかつ王子を殺そうとしたのが王だと判明し それを信じれない王子が国に戻り、王に偽者と糾弾され 命からがら王子を信じてくれた奥さんの姫と逃げる話。 戦闘は王に命令された兵士と王子の戦い、城から逃げた後、追いかけてきた 王子の元護衛と前回魔法使いにぼこられて忠義に目覚めたワータイガーの二つ SPつかえば問題なくクリアのLV(兵士戦は姫を守るので多少頭を使う程度) 最初に魔法修行してる王子。いや、国にまず帰ろうよ嫁さんいるんだしw ここの暮らしが好きだとか、体術の修行しなくていいからとかないだろ。 なんとなく襲った相手がわかってて、国に帰りたくないのかなと 好意的に解釈してたら、調査でわかった王に殺されかけた事実を突きつけられ 「嘘だ~」ちょっと城戻ってきます。 あれ、おバカの子ですか、君は。王以上の知性と人望は・・・あれ? 城にもどると門番に王子を語ってるとして追い返されそうになる。あれ・・・人望 王子と認めてくれるのは、侍従長?と姫のみって。 主要人物には出会ってないのかもしれないが一般兵士が誰もわかってくれない人望って 後、戦闘時の勝利条件が兵士(敵)の撃破、姫(味方)の撃破ってあったので 兵士撃破の後もう一度やってみたらゲームオーバー。 敗北条件が空欄だったのでミスかな。 二戦目も前と同じ勝利条件が出る。味方はワータイガーだけで姫いないよ。 ちなみに戦闘システムはENが尽きたら2ターン行動不可。 行動可能時にEN満タンになるがあるくらいで普通の戦闘システム。 総評 別に話がおかしいわけではないのだけれど、所々にもやっとするものがある。 プレイするときにはもやっとだったが、書き起こすと結構あれれれれっれって感じか。 話の大筋はちゃんとしてると思うが肉付けが上手く行ってない感じ。 特に王の王子殺害理由が弱すぎる。 王子の話上のスペックをいっそ人が良いだけの王子にしちゃうほうがいいのではないか。 それなら兵士にぞんざいに扱われても、王に殺されそうになっても納得いくし。 王が殺害計画も立てて殺害実行もしようとするのも、さすがにどうかなとは思う。 話も短そうだし無改造、無アイテムもありだとおもうが、今の話の流れだと 仲間増えそうだし5話、6話くらいまでいくならアイテム位は出した方が ゲーム的に戦闘が面白くなると思う。 ちなみに悪い面ばかり書いてる気がするが話としての安定度はあると思う。 話の内容的にほのぼのかは疑問だが、はなしとしてはほのぼのなのかなぁ・・・
https://w.atwiki.jp/princess-ss/pages/45.html
「――そのお話は、お断り下さい」 窓の外を眺めたまま、淡いオレンジ色の髪が眩しい彼女は、柔らかくも芯の強い声で答えた。 「はっ……、ですが姫様。領土や文化的発展は若干見劣り致すかもしれませんが、 わが国との友好関係も長く、何より平和と品位を重んずる国民性は姫様の……」 「――宰相、わたくしに二度も同じことを言わせないで下さる?」 宰相が姫の居室に入ってから初めて、彼女は景色から視線をはずし宰相を見やった。 「国王夫妻に伝えなさい。お父上お母上の末娘を案ずる気持ち、とても有り難く存じますが、 最初にこの婚姻を決めたのはあなた方であり、それを受諾したのはわたくしです。 多少かの国で動乱があったからと言って今は鎮圧され秩序を取り戻しつつありますし、 わたくしはなんの心配も致しておりません」 口調はあくまで柔らかいものなのに、言葉の端々に鋭い棘が混じる。 いつもは潜められている激しい気性が静かに燃え上がり、 王族にしか出せないであろう気品が硬質とも言えるほど彼女の周りを取り巻くと、 国王の片腕として長きにわたって国政を支えてきた宰相である彼でさえ逆らいがたく、息をのむものがあった。 「――わたくしはナザル国に嫁ぎます。他のどんな縁談も、どんな説得も徒労ですわ」 「…………。――わかりました」 今まで散々、様々な立場の者が彼女を説得してきた。 お付きの侍女から始まり、侍従長も国政に参加する兄たちも、果ては他国に嫁いだ姉たちも説得に手紙を寄越した。 しかし、頑として末子の姫はその首を縦には振らなかった。 近しい者たちの説得も、他国からどうにか掴んだ数多の縁談も、彼女の前では何の意味もなさなかったのだ。 ほとほと疲れ果てた国王と妃は、最後にこの辣腕の宰相を送り込んだのだった。 「……陛下と妃殿下には、その御意志をきちんと伝えましょう。しかしその前に、ひとつ」 姫の一瞬ほっとして緩んでいた緊張の糸が、再び張り詰める。 「最早、銀の王子――フェルディナント王子はあなたの知るかの方とは全く違うかもしれません。 それでもリリア王女、あなたは嫁ぐのですね」 「――もちろんですわ」 そう言った彼女をじっと見つめると、宰相一礼しは姫の居室を後にした。 護衛の兵士が――今は専ら突然の逃走を阻止する、見張りに近いのだが―― ドアを閉める音を背後で聞きながら、宰相は長い廊下をゆっくりと進む。 懐にそっと手を入れ、ハンカチに包んであった小さな紙片を取り出した。 そこには小さな文字でびっしりと何かが書き記されており、最後に小さく署名が見える。 彼はそれを粉々に千切ると窓際に歩み寄り、丁度開いていた小窓から撒き散らした。 ひらひらと舞い散るその様を見ながら、彼は一つの景色を思い出す。 友好国ナザルの弟王子と、彼を慕うまだ幼さ残るエデラール国末子の姫。 ともに学び、幼くとも確かな信頼とお互いを思いやる気持ちを育んでいった。 今、『彼』はその絆を試そうとしている。 ナザルの王弟一族が起こしたクーデター。 処刑された国王夫妻と王太子に代わり彼らを打ち倒したのは、銀の仮面で顔を覆い現れたフェルディナントであった。 学問に秀でてはいたものの、宮廷政治にも軍の率い方にもぱっとしたものはなかった第二王子。 けれど宮廷内、軍内部の力関係を把握した上での見事な采配は、感嘆を通り越し、周囲の者に畏敬の念と一抹の疑心を与えた。 外さない仮面、クーデター後一時的に行方不明であったという事実、そして城内の幽霊騒ぎが彼の存在性を疑わせ、そして皮肉なことに彼を神格化させていった。 エデラール国としては、フェルディナントかわからない、突き詰めれば王族の正統な血を引いているかわからない彼を王にすることは許し難い。 けれど、これで三度(みたび)混乱の最中に投じられたら、ナザル国はもちろん、 かの国が持つ鉱物資源と貿易港に依存するエデラール国も危うい状況になる。 リリアが嫁げば、ナザルは安定への第一歩を確実にするだろう。 しかし、もし仮面の中が全く違う人物であったら。 もし本人だとしても、銀の仮面で顔を覆うなど不可解すぎる。 娘を持つ親としても国を背負う為政者としても、エデラール国王は揺れていた。 ……宰相が破り捨てた紙片は、事の真相を明かす唯一の手がかりであった。 それさえあれば末娘の結婚は疎か、エデラール国のナザル国への対応もはっきりと定めることができただろう。 ただ、辣腕の宰相は何を思ったかそれを破り捨ててしまった。 今はもう、彼の素顔を見るほかに道はない。そしてそれが一番可能なのは、未来のナザル国王妃――リリアだけである。 ――『もちろんですわ』。 その言葉と表情に託してみようと思う。固い意志とその覚悟に。 リリアと話すまで感じていた迷いはもうない。 退室間際に見た彼女の顔が、不思議と大丈夫だという確信を与えていた。 迎えに来た侍従に促された先にある大きな扉。その向こうには昔馴染みの男がいる。 互いに背負うものは多くなってしまったが、その分培った関係がある。 ――おまえの娘はきっと幸せになる。 幸せになるだけの力もある。 心配するな―― 宰相は一呼吸おくと、開かれた扉の中へと一歩踏み出した。 銀の王子とオレンジの王女が手を取り合う、その日を夢見る始まりの一幕。 (了)