約 984,830 件
https://w.atwiki.jp/niconico3nd/pages/33.html
「あたしは絶対認めない」 ◆nILUsYbTpY ①>究極の闇 スドン、と音を立てて古びた家屋へと一人の少女がぶつかり、新たな残骸へと変えていく。 殺し合いの場として選ばれた会場の一角。エリア【J-05】に位置する、何もかもが荒廃した街で、早くも一つの戦いが起こっていた。 「ッ――てぇ………」 自身に覆い被さる瓦礫を押し退けながら、佐倉杏子は全身の痛みに悪態を吐いた。 瓦礫の山に叩き込まれた体には無数の擦り傷が付き、砂埃が舞っている。 槍を振り払い、砂埃を吹き飛ばせば、眼前には黒と金に彩られた異形の人型がある。 その異形こそが佐倉杏子を家屋へと叩き込み、倒壊させた張本人だった。 「テメェいったい何なんだ! こんなくだらねぇ殺し合いに乗ったって言うのか!?」 「――――――――」 杏子が声を荒げて問いかけるが、異形は何も答えない。 「チッ、やっぱだんまりか」 この異形は最初からそうだった。 この異形は、最初は普通の青年だった。 ふらりと現れた彼に、杏子は初めて遭遇した人物だった事もあって話しかけた。 だが彼は何も答えなかった。それどころか「変身」と呟くと同時に異形へと変わり、いきなり攻撃してきたのだ。 「何も言わねえってことは、つまり敵ってことでいいんだな」 「――――――――」 やはり、異形と化した青年は何の反応も返さない。 それを前に、杏子は目の前の異形を完全に敵だと判断した。 「死んだって恨むなよ。そっちが先に仕掛けてきたんだからな!」 槍を前へと構え、眼前の敵へと駆け出す。 彼がどのような理由で戦っているのであれ、訳も解らず殺されるつもりはない。 「―――オラァ!」 渾身の力を籠めて槍を突き出す。 弱い魔女なら、それだけで倒せそうな一撃を放つ。 「――――――――」 敵はそれをあっさりと受け流し、お返しとばかりに拳を振りかぶる。 その一撃を飛び退いて躱し、ついでとばかりに分銅鎖となった槍の柄で足を拘束する。 だがそれは僅かな妨害にしかならず、一瞬で鎖が引き千切られる。 その僅かな隙に槍を伸ばし、横殴りに振り抜く。 それを敵は腕を上げて防ぐが、それと同時に先端を多節棍へと変化させて拘束する。 同時に上空へと放り投げようと力を籠めるが、敵は一瞬早く拘束を破り、槍の柄を掴んで逆に杏子を上空へと投げ飛ばす。 「オオ―――!?」 その筋力の前に、堪える間もなく空へと振り上げられる。 敵はそのまま杏子を地面へと叩きつけようと槍を振り下ろすが、その前に手放して地面へと着地する。 「チィ……!」 杏子舌打ちしながらも、新たに槍を作りだし敵と相対する。 彼女は今の攻防で既にこの敵から逃げる決断を決めていた。 今の自分が叶う相手ではないと完全に理解したのだ。 だがどうにも逃げる隙が見つからなかった。 この敵は、動き自体はどこか機械じみていて精彩を欠いてはいるが、それを補って余りあるパワーを有している。 それはおそらく走力にも言える事で、であればただ逃げた所で追いつかれてしまうだろう。 故に敵から逃れた後、どこかに身を隠すだけの余裕が必要なのだが、どうにもその余裕が作れないのだ。 このままでは、一方的になぶり殺されるのが目に見えていた。 「はっ、だから何だってんだ。こんな場所で……こんな所で諦められるかよ!」 決死の覚悟を持って敵へと突撃する。 そう、こんな所で諦める事は出来ない。 自分にはやらなければならない事があるのだから。 敵に隙がないのであれば、無理矢理にでも作りだしてやる。 「ハァ――ッ!!」 先程と同じように、先程以上の気迫を籠めて槍を突き出す。 敵はそれを、やはり先ほどと同じように受け流そうとする。 その直前に槍を旋回させ、多節棍に変化させ足に絡め、一息に転ばせる。 そのまま体勢を立て直す間を与えずに、敵の身体へと槍を突き刺す。 力は籠めども体重の乗っていない、明らかに威力不足の一撃。 だが僅かな布石にでもなればと繰り出した一撃は、しかし。 「な――!」 敵の無防備な胴に、切っ先しか突き刺さらなかった。 「――――――――」 その僅かな驚愕の隙に敵は脚部の拘束を破り、同時に杏子へと足払いを掛ける。 それを杏子はどうにか躱すが、その隙に立ちあがった敵が拳を振りかぶる。 対する杏子は、その拳へと合わせる様に槍を突き出した。 敵の力を利用し、その武器を破壊しようと考えたのだ。 しかし。 「ゴッ―――!?」 敵の拳は、杏子の槍をあっさりと粉砕し、その身体を打ち抜いた。 そのあまりの威力に杏子の身体が宙を飛び、今にも倒れそうなビルへと叩き込まれる。 「、ガハッ……ゲホ……」 叩き込まれたビルの中で、口から血を吐きながらも身体を起こす。 どうやら内臓をやられたらしく、身体の中が異常に熱い。 ――――想像以上、どころではない。 敵の攻撃は、ともすれば話に聞くワルプルギスの夜を単騎で討ち倒せるのではと思えるほど苛烈だ。 加えて自身の槍で傷一つ付けられないとあれば、戦う術などあるはずもなかった。 「………くそ、仕方ねぇ。試してみるか」 自身の血で汚れる口を拭い、デイバックからある物を取り出す。 それは長さ二メートルもする、血の様に紅い槍だった。 ―――“刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)” 投げれば三十の鏃となって降り注ぎ、突けば三十の棘となって破裂したというこの槍は、杏子に支給された支給品の一つだった。 膨大な魔力を宿し、その真名と共に放てば必ず相手を貫くというこの槍であれば、あの敵を倒せるかもしれない。 今まで杏子がこの槍を使わなかったのは、純粋に武器としての性能の差だ。 同じ槍とはいえ、自在に変形する杏子の槍と、一つの形に固定されたこの魔槍とでは、戦い方に開きがある。 故に杏子は、必殺の魔槍ではなく、手に馴染んだ己の槍を以って戦っていたのだ。 「ま、うだうだ言ってもしょうがねぇ」 眼前には既に、異形の敵が迫っている。 その感触を確かめるように魔槍を旋回させ、両手で構える。 ―――絶対に生き残ってやる。 その意志と決意を、己が担う魔槍に託して―――― 「ハアァァアア――――!」 一息で敵との距離を詰め、素早く小刻みに魔槍を突き出す。 敵はその連続攻撃を見切って躱すが、時には両腕を使って捌く。 「オオオオオオオオ――――!!」 魔槍の重さや間合いに慣れるにつれ、少しずつ繰り出す突きの速度を上げていく。 少しずつ。少しずつ。限界へ向けて、体力の続く限り加速していく。 それに合わせて敵も、魔槍を両腕で捌く回数が増えていく。 そうして敵が魔槍による突きの半分を両腕で捌く様になった、その瞬間、 「オオオオオ、ラァ―――ッ!!!」 唐突に突きから薙ぎ払いへと攻撃を切り替える。 突きによる攻撃に慣れ始めていた敵は、唐突に切り替わった攻撃に対処できず、胸部に浅く斬り傷を作る。 だが薙ぎ払いによって出来た隙に、敵が拳を振りかぶってきた。 その一撃を咄嗟に魔槍を盾にして受け、その威力に両足が地面を滑る。 彼女自身の槍なら砕けていた一撃を受け、折れなかった魔槍の強度に感嘆すると同時に――― “―――通った! いける……この槍なら!!” 敵の胸部に付いた浅い傷に、杏子は確かな確信を得る。 傷自体はあっさりとに治癒されたが、今重要なのは敵が傷付いたという事。 彼女自身の槍では掠り傷さえ付けられなかった敵の装甲が、この魔槍ならば破れるのだ。 「まだまだァ!」 その事実に高揚する感情と共に、再び敵へと疾走する。 高速で繰り出す突きに薙ぎ払いも加え、少しずつ魔槍の扱いに慣れていく。 敵へと攻撃を繰り出すたびに、少しずつその精度を上げていく。 だがしかし、攻撃に慣れ始めたのは敵も同じだった。 不意に敵が、攻撃を突きから薙ぎ払いへと切り替えるその僅かな隙に、唐突に拳を振り抜いてきた。 今までの様な力任せの一撃とは違う、素早く当てる事を目的とした軽い牽制(ジャブ)。 だがそれにより、杏子の攻勢は容易く終わりを告げた。 「グッ!?」 脇腹に当てられた一撃に僅かに呻く。 しまった、と思うと同時に、即座に後方へと飛び退く。 「ッ――――!」 だかその判断は一瞬遅く、敵は杏子の魔槍を掴む事で、彼女を一瞬引き止めた。 そしてその一瞬の内に、更に魔槍を引き寄せながら回し蹴りを杏子に叩き込んだ。 「、ァ――――、ッ………」 その瞬間杏子は、自らの肋骨が折れる音を聞いた。 堪らず魔槍を手放し、再び空を飛んで瓦礫の山に激突する。 油断した。否、油断する余裕などない。だが調子に乗っていた。 敵に攻撃が通る事に喜び、些か攻め過ぎたのだ。 敵の一撃の強さを失念していた。 血反吐を吐きながら、瓦礫を支えに立ち上がる。 血を拭って前を睨みつければ、敵が紅い魔槍を持って近づいてくる。 「ち……くしょ………」 絶体絶命の状況に、力なく感情を呟く。 唯一敵に有効な魔槍は、その敵の手中にある。 故に敵から魔槍を取り返す必要があるのだが、その方法が思い浮かばない。 最早杏子に、敵に対抗する術はなかった。 「は。だから何だってんだ。あたしは絶対あきらめねぇ………。絶対に、さやかを助けるんだ………! だから、こんなとこでちんたらやってる暇はねぇんだよ――――!!」 佐倉杏子は、鹿目まどかと共に魔女となった美樹さやかの結界に突入した直後にここに連れて来られた。 だから彼女は、さやかを救うためにもこんな所で立ち止まる訳にはいかなかった。 杏子にとって美樹さやかは、昔の自分とも言える存在だった。 父のためにキュゥべえと契約して、そのせいで杏子は全てを失った。 だから自分勝手に生きると決め、その通りに生きて、そんな自分に嫌気がさしていた。 故に、かつての自分に似た美樹さやかを救う事は、佐倉杏子に残された最後の希望だった。 「アァァァアアアア――――――ッッ!!!」 自身の槍を作りだし駆け抜ける。 勝算などない。……勝算さんなどいらない。 ただ生き残るという、その意志だけを以って敵へ突撃する。 「――――――――」 それを敵は、魔槍による一刺のみで応じた。 「――――あ」 それで死ぬのだと、杏子は唐突に理解した。 敵の刺突を避ける事が出来ない。それをさせないだけの疾さが、その一撃にあった。 ………これで、終わるのか? こんな風に呆気なく終わっちまうものなのか? こんな所で。負け続けのままで。誰も救えないままで。 ―――そんなのはイヤだ。 頼むよ神様。さやかを助けたいんだ。 せめて一度くらい、本物の奇跡を起こしてくれよ。 死棘の槍が、杏子の身体を刺し穿つために疾走する。 稲妻の如きその一撃を、杏子は避ける事も防ぐことも出来ない。 故に杏子にその死の運命を逃れる術はなく―――― ――――彼女が助かるとすれば、それは他の誰かの手によるものに他ならない。 唐突にソレは飛来した。 杏子へと槍を突きだす敵へと向けて、二つの刃が挟み込むように奇襲する。 その内の一振りは魔槍を握る腕に突き刺さり、もう一振りが杏子へと迫る魔槍を弾く。 「――――!」 その一瞬。生還への光明を、杏子は逃さなかった。 剣が突き刺さり、傷を負った腕。 剣に弾かれ、狙いのそれた魔槍。 それらを前に杏子は、さらに敵へと前進し、敵の持つ魔槍を弾き飛ばした。 そして自身の槍を鞭のようにしならせ、宙に弾かれた魔槍を手繰り寄せる。 その間に敵は即座に杏子へと振り返り、傷を負っていない方の腕で一撃する。 それを杏子は魔槍を盾にして受け、その威力を利用して後方へと飛び退く。 だが地面へ着地すると同時に、それまでのダメージから膝を折った。 「大丈夫か?」 そんな杏子を庇うように、赤銅色の髪をした青年が彼女の前に立ち、敵と相対した。 その声は力強く、見上げたその背中は見かけよりも頼もしく見えた。 ②>正義の味方 魔槍を支えにして立ち上がり、青年の横に並び立つ。 折れた肋が痛むが、いざとなれば痛覚を遮断してしまえばいい。 「無理はするなよ」 「大丈夫さ、まだやれる。他人に心配されるほど弱っちゃいないよ。 それに、あたしら魔法少女はゾンビみたいなもんだ。身体の痛みなんて、その気になれば簡単になくせる」 その事実がさやかを追い詰めた事を考えると、キュゥべえに対し怒りが湧く。 だが同時に、その事実が知らされたから仲良くなれたのだと思い至った。 その皮肉に、自嘲するように鼻で笑う。 「ふざけるな。お前の言う魔法少女が何かは解らないけど、痛みがないからって無茶はするな。 それにそもそも、俺はお前みたいな女の子が戦うのは基本的に反対なんだからな」 だがそんな杏子に、青年は腹を立てた様子で言い返した。 杏子はそれを聞いてキョトンとした後、先程の自嘲を取り消すように笑った。 「ハッ、言ってくれるね。まぁ助けられたのは事実だし、礼は言っておく。 あたしは佐倉杏子だ。アンタは?」 「俺は衛宮士郎だ。それに礼はいらない。 俺は正義の味方を目指してるからな。困っている誰かを助けるのは当然だろ?」 本当に当然のことの様に、衛宮士郎はそう言った。 それを聞いた杏子は一瞬、頭が真っ白になった。 正義の味方。 見返りを求めず、誰かを助ける存在になりたいのだと、彼は言った。 その横顔は、まるで何も知らない子供の様で。まるで、さやかや昔の自分の様で―――― 気が付けば、目の前の敵の事も、彼に助けられた事も忘れて怒鳴っていた。 「ハァ!? テメェふざけてんのか!? 遊んでんなら殺すぞ!」 「遊んでるつもりも、ふざけてるつもりもない。正義の味方は、俺の理想だ」 だが士郎は至極真面目な顔でそう言い返してきた。 その事に、どういう訳か更に怒りが湧き上がる。 「それをふざけてるって―――」 「話は後だ! 来るぞ!」 「チィッ! コイツ倒したら次はテメェだからな! 忘れんなよ!」 杏子は士郎にそう告げ、異形の敵へと疾走する。 すぐ近くまで接近していた敵は、杏子に合わせる様に拳を振りかぶる。 その必殺の威力を秘めた一撃を躱し、必殺の意志を籠めて魔槍を放つ。 「、ハァ――ッ!」 敵はその一撃を、左腕を盾にして防ぎ、右足で蹴り上げて反撃してくる。 それを僅かに飛び退いて躱し、勢いよくその足元を薙ぎ払う。 だが敵は、更に前へと出る事で振るわれた魔槍の勢いを殺し、右拳を再び振りかぶる。 「ッ―――!」 魔槍を盾にしてその一撃を防ぐが、衝撃で手が痺れた。 その隙を敵が突き、更に一撃しようと接近してくる。 だがそこに衛宮士郎が割り込み、白と黒の双剣で敵の攻撃を防ぐ。 その間にサイドへと移動し、魔槍を突き出す。 敵はそれを後方へと後退して回避するが、躱しきれずに浅い傷を作る。 更に士郎が即座に距離を詰め、敵へと切り掛かる。 その衛宮士郎の剣技を見て、巧い、と感心した。 彼は魔法少女ではなく、おそらくはただの人間だろう。 だというのに彼は、自分が手古摺った敵の攻撃を捌ききっている。 先程の攻防を見るに、攻めはともかく、守りに関してなら自分以上だ。 彼の言った正義の味方になるという言葉も、あながち冗談ではない様に思えてきた。 「ハァ!」 士郎が双剣を、身体を回転させて上段から振り下ろす。 敵は左腕を盾にして防ぐが、腕には二条の切傷が出来る。 腕を斬り落とすまでには至らないが、あの双剣も有効な武器らしい。 「――――――――」 敵は盾にした左腕とは逆の、右腕で士郎へと拳を振りかぶる。 双剣を振り下ろした士郎にそれを防ぐ術はない。 だがその一撃は士郎へと届く前に、杏子の魔槍で打ち払われる。 そして再び士郎が、今度は斬り上げる形で双剣を振り抜く。 敵はこれを避けられずまともに受けるが、胸部の装甲に浅い傷しか付いていない。 しかもそれらの傷は、瞬く間に治癒されていく。 「……厄介だな。浅い傷だとすぐに回復しやがる。 やっぱこいつを使うしか寝ぇか」 傷の治った敵へと魔槍を薙ぎ払い、距離を取りながらそう呟く。 それに同じように後退していた士郎が、杏子の持つ魔槍を見て反応した。 「ゲイ・ボルク――ランサーの槍か」 「お前、コイツを知ってんのか?」 「ああ。因果を逆転させる必中の魔槍だろ。 確かにその槍を使えば、あいつを倒せるかもしれないな。 ………なら、俺がどうにか隙を作るから、その間にゲイ・ボルクを使ってくれ」 「はあ!? お前、バカか!? なんでそんな危ない橋を自分から渡ろうとするんだ、このバカ! それも正義の味方とやらの一環か!?」 「む。確かにアイツ相手だと危険だけど、他に方法はないだろ。 それにそもそも、杏子は戦いながら真名を解放できる程、ゲイ・ボルクを使いこなせてないだろ」 「ぐ………」 士郎の指摘に、杏子は思わず口籠る。 本来の持ち主を知っている彼からすれば、杏子の魔槍の扱いはまだまだ拙く感じたのだろう。 確かにこの戦いで大分慣れてきたとはいえ、この魔槍を使いこなせている訳でないのは自覚していた。 ましてや真名解放などした事がない。勝手がわからないモノを、ギリギリの戦いの中で使うのは危険だ。 「チッ、仕方ねぇ。なら囮は任せた。だからって無茶すんじゃねーぞ!」 「わかってるさ。俺だってそう簡単に死ぬつもりはないからな!」 そう言うと、士郎は敵へと駆け出し、斬りかかる。 それに追従する様に杏子も走り、敵へと槍を突きだす。 士郎を囮にすると言っても、それは杏子が攻撃しない事ではない。ただ単純に、ゲイ・ボルクを解放するための溜めを作るだけだ。 「――――――――」 対する敵は、士郎の双剣を躱し、杏子の魔槍を受け流す。 そして近場にいる士郎へと蹴りを放つ。 士郎はそれを、双剣を交差して受け止める。 そうして出来た敵の隙に杏子が再び魔槍を突きだし、地面に残る軸足を狙う。 敵はそれを蹴り上げた足を振り下ろす事で払い、そのまま軸足を変えて杏子へと回し蹴りを放つ。 対する杏子は槍が払われた時点で後退し、敵の一撃を躱すと同時に更なる刺突の助走距離を取る。 「タァ―――ッ!」 そうして一瞬でトップスピードまで加速し、魔槍を勢い良く突きだす。 敵はそれに対応する様に拳を構え、杏子へとカウンターの一撃を放つ。 だが、杏子の魔槍が敵を貫くことも、敵の拳が杏子を捉える事もなかった。 なぜなら魔槍が穿ったのは敵ではなく、その下の地面だったからだ。 杏子は棒高跳びの様に地面から跳ね上がり、敵の頭上を軽々と越えて一気に距離を取る。 そしてカウンターとして拳を振り切り、大きな隙の出来た敵へと士郎が突撃する。 「フッ―――!」 最大の魔力を籠めて、陽剣干将を投擲する。 放たれた黒い刃は、弧を描いて標的へと襲いかかる。 敵はそれを右腕で打ち払うが、鉄塊をも打ち砕く一撃に鮮血を飛ばす。 そこへさらに士郎自身が、陰剣莫邪で敵を薙ぎ払う。 「ハァ―――ッ!」 間断なく放つ二撃目。渾身の力を籠めて振るわれた白い刃。 だがそれは、敵の左腕に防がれ、受け止められる。 刃は敵の左腕を切り裂くが、それだけだ。 この程度の傷なら、敵はそう時間を置かずに治癒するだろう。 「――――――――」 士郎の双剣は、片方は彼自身が投擲し、もう片方は今防がれた。 今の士郎に、敵の攻撃を防ぐ術はない。その絶大な隙を叩こうと、敵が拳を振りかぶる。 だがそこに、敵へと襲いかかるモノがあった。 杏子ではない、敵から彼女は距離を取ったまま、魔力を滾らせている。 助ける者の居ないこの場で、敵へと襲いかかったモノ。 それは―――士郎が投擲し、敵に弾かれたはずの陽剣干将だった。 ―――干将・莫邪。 陰陽の理を持つこの双剣は、夫婦剣とも呼ばれる二振りだ。 この双剣は、その強い絆によりお互いに引き合う性質を持つ。 故に、衛宮士郎が莫邪をその手に持つ限り、干将もまた、彼の元へと戻ってくるのだ。 完全に拳を振りかぶり、攻撃態勢となっていた敵に、その背後からの奇襲を防ぐ術はない。 だが敵は、上体を大きく仰け反らせる事で、辛うじて唸りを上げて飛来する干将を回避した。 その隙に士郎は己が手に戻ってきた干将を掴み取り、再び右手の莫邪で敵を薙ぎ払う。 ………だか敵の戦闘能力は、士郎達の想像を更に超えていた。 「ッ――――!」 グン、と、異常な速さで敵の上体が跳ね上がる。 完全にバランスの崩れた状態から、士郎へと向けて一気に右腕を振り抜く。 先ほどとは逆に、今度は士郎が回避できない。 そして彼には、眼前の敵の様な異常な身体能力はない。 故に士郎は敵の拳に打ちすえられるしかなく、しかし、 「―――士郎!」 ―――その声と共に、敵の右腕が一瞬止まる。 その腕には、多節棍となった杏子自身の槍が絡まっていた。 だがその拘束は一瞬で引き千切られる。 そしてその一瞬で、士郎は敵の一撃を左手の干将で辛うじて受け流した。 それだけで左手が麻痺し、干将を手放してしまう。 だが身体を回転させ、敵の一撃の威力も加え、残った莫邪を三度敵へと薙ぎ払う。 「なッ―――――」 それでも負けた。 振り抜いた莫邪は敵の左肘と左膝に力の限りに挟み込まれ、その圧倒的な破壊力に粉砕された。 これで無手。 干将は取り落とし、莫邪は破壊された。 武器を持たない衛宮士郎に敵の攻撃を防ぐ術はなく、杏子の支援では敵を止める事は出来ない。 「――――――――」 衛宮士郎に逃げる間を与えまいと、敵が崩れた体制のまま拳を振り抜く。 敵の戦闘能力は驚異的だ。 たとえバランスを崩し、体重の乗っていない一撃だろうと、普通の人間と同じ強度しか持たない衛宮士郎を殺すには余りある。 そしてその必殺の一撃が、微塵の容赦もなく士郎へと振り抜かれる。 ――――だがこの瞬間こそ、衛宮士郎の真価が問われる時だ。 「投影(トレース)―――」 一瞬で自らの内へと埋没する。 己が心象風景へと意識を飛ばす。 一から作り出す時間はない。 一から作り出す必要はない。 求めた物(ツルギ)は、既にこの手の中に―――! 「―――完了(オン)―――!」 防げないはずの敵の一撃を防ぐ。 存在しないはずの刃を以って受け止める。 衛宮士郎の手には取り落とし、砕かれたはずの干将・莫邪が握られていた。 「佐倉、今だ―――!」 既に準備を整えていた杏子へと合図を送る。 敵は無理な体勢で放った一撃により完全にバランスを崩している。 今ならばいかなる攻撃も避ける事も、防ぐ事も出来ない。 「これで終りだ―――!」 士郎の声に応え、杏子が魔槍を地面へと突き立てる。 同時に敵の足元から巨大な槍が飛び出し、敵を空へと打ち上げる。 だがこれで倒せるとは思っていない。 杏子はゲイ・ボルクを一振りし、槍投げの形に構える。 「喰らいな! “突き穿つ(ゲイ)―――”」 膨大な魔力が咆を上げる。 周囲の大気(マナ)が凍りつく。 因果を逆転させる呪いの魔槍が、その真名と共に、上空に打ち上げられた敵へと解き放たれる。 「“―――死翔の(ボル)”………ッ!!??」 ――――直前。 佐倉杏子は、己が死を理解した。 なぜならば既に、敵から膨大なエネルギーの黒炎が放たれていたからだ。 「――――――――あ」 それはもはや、死を受け入れる以前の問題だった。 敵を討たんと見上げた空から降ってきた黒炎は、既に杏子の眼前へと迫っている。 避けようと行動する以前に、避けようという思考まで届かない。 故に佐倉杏子は茫然としたままそれを見つめ、 ――――不意に、横合いから抱きしめられた。 「え………?」 見れば、士郎が必死な顔で自分を抱え、その場から離れようと地面を蹴っていた。 そしてその直後に起きた爆発の衝撃で、一瞬意識が飛んだ。 ③>ディストレーション 衛宮士郎がそれに気付いたのは、まったくの偶然だった。 ギリギリの瀬戸際で敵に可能な限りの隙をこじ開け、杏子へと指示を飛ばした。 そうして敵の最後を見届けようと空を見上げた時、敵のその行動に気付いたのだ。 上空に打ち上げられた敵の両腕が、黒い炎を纏っている。 それは急激にエネルギーを増幅させ、臨界点に達した、その時。 今まさに魔槍を解き放たんとしていた、佐倉杏子へと放たれたのだ。 それを認識するより早く、士郎は既に杏子へと向けて走り出していた。 敵にそんな能力があるとは知らなかった、などとは言い訳にならない。 ならばそもそも、その能力を使う隙を与えなければよかったのだ。 つまりは杏子に助けられたあの一瞬。 二度目の莫邪を薙ぎ払った時点で敵に隙を作れていれば、そのダメージにより能力を使う余裕はなかったかもしれないのだ。 そんな後悔を置き去りに、士郎は杏子を庇うように抱きしめ、力の限りに地面を蹴った。 ――――正義の味方として、迫る危機から彼女を救うために。 そうして彼等は、地面に着弾した黒炎の爆発により吹き飛ばされた。 「いっ………ててて」 一瞬の気絶から目を覚まし、痛む頭を押さえながら生きている事に安堵する。 そして一体何があったのか、自分はなんで生きているのか。 それを確かめようと身体を起こして、 ドサリ、と、自分の上に覆い被さっていたモノが地面に落ちた。 一体何がと思い目を向ければ、それは紛れもなく、衛宮士郎本人だった。 だがその身体の半分近くが、真っ赤に焼け爛れている。 生きてはいるが、その呼吸は浅く、今にも途絶えそうだった。 ――――これは佐倉杏子には知り得ない事だが、衛宮士郎がその程度の重傷で済んだのは、彼の持っていた干将・莫邪の恩恵だった。 干将・莫邪には、互いに引き寄せ合う特性の他に、揃えて装備することにより対魔術・対物理防御が向上する効果がある。 それにより敵の黒炎による爆発のダメージは、衛宮士郎が生き残れる程度に緩和されたのだ。 「…………おい、……士郎?」 重傷を負い、地面に倒れ伏す士郎を見て、杏子は何があったのかを理解した。 あの瞬間自分は、衛宮士郎に助けられたのだ。 彼が、その身を盾にする事によって。 「……おい、起きろ! 起きろよ士郎! テメェふざけんなよ! 起きろって言ってんだ!!」 士郎の身体を揺さぶり、必死に声を掛ける。 それに反応してか、士郎が僅かに目を開けた。 「…………ぁ、よか……た。 ……無事……みたい……だ……な…………」 だが士郎はそう言うと、再び目を閉じて気絶した。 「は? なんだよ……それ」 頭が真っ白になった。 湧きあがる怒りで前が見えない。 ――――コイツは今、なんて言った? 命がある事に喜ぶでもなく、死に損ねた事に嘆くでもない。 コイツは今、死に掛けの自分を置き去りに、あたしの無事を見て安心しやがった。 「………何ふざけたこと言ってんだよ。あたしは目を覚ませって言ってんだ。 あたしの声が聞こえねぇのか! 答えろよ! 死に掛けてんじゃねぇよ、士郎ッ!!」 ――――ふざけるな。 なんでこんな事をした。 どうしてあたしを庇った。 一体誰がそんな事を頼んだ。 ふざけるなバカヤロウ。 そんなんで助けられても、嬉しくもなんともないんだよ。 「――――――――」 敵が、まだ戦えるあたしを今度こそ殺そうと歩いてくる。 そこには誰かを殺した後悔も、歓喜の感情も、何らかの使命感さえも感じられない。 憎しみも喜びもない、魔女とも魔法少女とも違う異質な存在。 「…………どけよ」 瀕死の士郎を背負い、敵に向かって告げる。 それはどこまでも冷淡で、冷徹な命令だった。 「――――――――」 だが敵は、杏子の声など聞こえてないかのように歩みを進める。 ―――瞬間。 佐倉杏子の感情が爆発した。 「そこをどけぇぇぇええええ――――――ッッッ!!!!」 直後、敵の周囲に幾つもの巨大な槍と、佐倉杏子が現れた。 幾人にも分身した杏子は、それぞれが巨大な槍を従えて敵へと突撃する。 これにはさすがの敵も対応し切れず、身を守る事しか出来なかった。 杏子達の一撃により辺りには粉塵が舞い、それが晴れた時にはもう彼女の姿はなかった。 『――――どうやら、佐倉杏子は上手く逃げたようだな』 異形の怪人を一人残した廃墟の街に、その声が響き渡った。 その声の主は瓦礫の影から現れると、異形の怪物の隣へと並んだ。 『しかし、まさかあの娘があの魔法を使うとはな。 過去のトラウマから、無意識に封印していた筈だが……。 既にトラウマを克服していたのか、それとも何か別の要因があったのか』 その白い影は、己が考察を声に出して整理する。 どれが役に立つ情報で、どれが無価値な情報なのかを。 だがその重苦しい声には、どこか感情が感じられなかった。 『まぁいずれにしても、佐倉杏子程度なら、彼がいれば障害にはなり得ぬな。 仮面ライダークウガ・ライジングアルティメットフォーム。まさかこれほどの力を持っていようとは。 さすがは究極を超える闇と呼ばれるだけの事はある。私の想像を遥かに超えていたよ』 ただ黙し、ジッと立ち尽くしていた異形の怪人は杏子の最後の攻撃で受けた傷が言えると同時に、その変身を解いた。 そうして現れたのは一人の青年。彼は意思を感じさせぬ貌で、やはりただ立ち尽くしている。 『この殺し合いを主催した人間達の言う事が真実かは判らぬが、これならば試してみる価値はありそうだ。 優勝すれば、いかなる願いでも叶うというその報酬。それはエントロピーを凌駕しうるモノなのかどうかをな』 白い影――キュゥべえは、人間に戻った青年の肩に飛び乗る。 青年はその事を意に介さず、ただジッと立っている。 『それでは行くとしようか、小野寺ユウスケよ。この宇宙を救いにな』 インキュベーターとも呼ばれるソレは、自らの首に掛けた紫紺色の石に念を送る。 それに従い、小野寺ユウスケは次なる目的地へと歩き出した。 【J-05 廃墟の街/1日目・深夜】 【キュゥべえ@キュゥべえのCVが若本だったら】 [状態] 健康 [装備] 地の石@仮面ライダーディケイド [道具] なし [思考・状況] 基本思考:小野寺ユウスケを利用して優勝し、宇宙の熱的死を防ぐ。 1:次の目的地に向かい、見つけた参加者を殺す。 2:戦闘の際は、姿を隠して様子を見る。 3:もし見つかった場合は、状況に応じて対応する。 [備考] ※次にどこに向かうかは、後の書き手にお任せします。 【小野寺ユウスケ@仮面ライダーディケイド】 [状態] 疲労(小)、地の石で操られている [装備] アダマム [道具] 基本支給品×2、ランダム支給品×1~5(ユウスケ+キュゥべえ) [思考・状況] 基本思考:―――――――― [備考] ※地の石の影響で、ライジングアルティメットフォームに変身可能となりました。 【地の石@仮面ライダーディケイド】 キュゥべえに支給。 門矢士の妹の門矢小夜が持っていた首飾り型の宝石。 仮面ライダークウガをライジングアルティメットフォームへと強化し、操る事が出来る。 ④>自分勝手な生き方 敵が追跡して来ていない事を確認し、浜辺に建てられた海の家へと押し入る。 先程は殺し合いの事やさやかの事、士郎の事で溜まっていた鬱憤が爆発し、激情に任せて魔法を使ったらなんとかなった。 だが次も上手くいくとは限らない。むしろ行かない可能性の方が高いだろう。 ならば敵に追いつかれる訳にはいかず、周囲の警戒は怠れない。 ―――けど、それよりも先にするべき事がある。 手近なテーブルに士郎を寝かせる。 士郎の呼吸は浅く、全く予断を許さない状況だ。 なにしろ体の半分近くに重度の火傷を負っているのだ。 このままでは脱水症状などの合併症状を起こし、命の機器に晒されてしまう。 今の状況ではまともな治療は行えない。 マミやさやかの様な、癒しの祈りを願った魔法少女ならば彼を治癒出来たかも知れない。 しかしそうでない杏子には、そこまで強力な癒しの魔法は使えない。 ――――だが一つだけ、杏子には士郎を救う手立てがあった。 「士郎、起きろ! 目を覚ませって!」 士郎の頬を叩き、気付けを促すが、僅かに呻くだけで目を覚ます様子はない。 杏子はそれでも諦めず、士郎へと声を掛けながらデイバックからある物を取り出す。 「これを食え、士郎! これを食えば、どんな傷も治るんだ!」 取り出した小さな巾着の中から、一粒の豆取り出し、士郎の唇に押し付ける。 それは仙豆と呼ばれる、そら豆に似た形状の豆だった。 仙豆は一粒食べれば軽く十日は飢えを凌げるほどの、極めて高い栄養価を持つ豆だ。 だが仙豆の真価は、その非常に高い回復作用にある。 病気などの内科的なものを除けば、どれほどの外傷でもたちどころに回復させてしまうのだ。 「士郎、食えって! 死ぬつもりはないんじゃなかったのか!?」 仙豆を士郎の唇に押し付け、必死に食べるように促すが、反応はない。 最早目を覚ますだけの体力さえ残っていないのだ。 そうしている内にも、士郎の命は刻一刻となくなっていく。 そんな今にも消えそうな彼の命の日を前に、杏子は覚悟を決めた。 「ちっ、うだうだ言ってる暇はねぇか………」 デイバックから水の入ったペットボトルを取り出し、仙豆を口に放り込む。 そのままペットボトルを開け、水もある程度の量を口に含む。 そうして杏子は、衛宮士郎の唇に自らの唇を重ね、水ごと仙豆を彼へと流しこんだ。 「っ―――ゲホッ……、ゴホッ………」 それにより士郎が咳き込むが、仙豆を吐きだす様子はない。 どうやらちゃんと飲み込んでくれたらしい。 ―――そしてそこからが劇的だった。 士郎の身体の焼け爛れた皮膚が、目に見えて回復していったのだ。 「効果覿面……だな」 その様子に杏子は、唇を拭いながら一安心する。 すると途端に、戦いの疲れがどっと押し寄せてきた。 多少ふらつきながらも椅子に座り、自分の身体も修復する。 自分もあの異形の怪人との戦いで結構なダメージを受けた。 しかしグリーフシードのない今、魔力の消耗は可能な限り抑えたい。 故に修復するのは、骨や内臓といった、戦闘に支障の出る部分に限定する。 少しずつ身体を修復しながら士郎の様子を診る。 すでに彼の呼吸は安定し、血色も良くなってきている。 火傷が治りきった訳ではないが、命に別状はなくなった。 残った火傷も、彼が目を覚ます頃には回復しているだろう。 「………おまえ、ほんと何考えてんだよ」 先程の士郎の行動を想い、責める様に呟く。 あの時士郎は、何の躊躇いもなく黒炎から杏子を庇った。 あの黒炎を食らえば危険だって事は、一目見れば理解できた筈なのに、だ。 「あれか? 正義の味方ってのは、知り合ったばかりの他人のために自分の命を投げ出すような奴なのか? はっ、ふざけんな! それで助けられたって、助かった方は喜ぶことなんてできねぇっつうの。 そんな正義の味方なんて、あたしは絶対認めない」 士郎の行動は、考えれば考えるほど腹立たしくなってくる。 自棄になっていたわけでもないのに、簡単に命を投げ出した事が頭に来る。 しかも自分が死にそうだって時に、他人を心配する様な根性も気にくわない。 そんな簡単に自分を蔑にするような奴に、あたしは助けて欲しくなんかない。 「………よし、決めた。テメェは絶対死なせねぇ。ふんじばってでも生き残らせてやる。 そんでもって、さやかだって絶対に助けてみせる。何一つ譲ってやらねぇ」 これは意地だ。 助けると決めた奴が手の届くところにいる限り、絶対に死なせたりしない。 そいつがどんな文句を言おうが聞く耳なんか持ってやらねぇ。 それが今のあたしの、あたしなりの自分勝手な生き様だ。 「そうと決まれば、まずはメシだ!」 勢いよく椅子から立ち上がる。 ここが海の家なら、かき氷とかの材料があるだろう。 そう期待を籠めて厨房の冷蔵庫へと向かう。 ―――その途中で、なんとなく自分の唇をなぞりながら。 【I-04 海の家れもん/1日目・深夜】 【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態] ダメージ(中)、ソウルジェムの穢れ(中) [装備] ゲイ・ボルク@Fate/stay night、ソウルジェム(杏子)@魔法少女まどか☆マギカ [道具] 基本支給品、ランダム支給品×0~1 [思考・状況] 基本思考:死ぬつもりはないし、あのバカ(衛宮士郎)も絶対死なせない。 0:とりあえず冷蔵庫を漁る。かき氷が食べたい。 1:士郎が起きたら情報交換。けどその前に説教。 2:周囲を警戒する。敵(小野寺ユウスケ)が来たら速攻で逃げる。 3:もしも知り合いがいれば、彼女達を探す。 4:さやかの事が心配………。 5:お菓子が欲しい。なるべく大量に。 [備考] ※参戦時期は、まどかと一緒に人魚の魔女の結界に突入した直後です。 【衛宮士郎@Fate/stay night】 [状態] 火傷(中度:回復中)、気絶 [装備] なし [道具] 基本支給品、ランダム支給品×1~3 [思考・状況] 基本思考:殺し合いを止めて、皆を助ける。 0:―――――――― 1:杏子を助けられて良かった。 2:殺し合いを止める手段を探す。 [備考] ※参戦時期は、アーチャーとの決闘後です。 【ゲイ・ボルク@Fate/stay night】 佐倉杏子に支給。 第五次聖杯戦争におけるランサーの宝具。 因果を逆転させ、必ず対象へと命中させる能力を持つ。 真名解放は下記の二通りがある。 1.“刺し穿つ死棘の槍” “心臓を貫いた”という結果を先に作り、その原因・過程を後から発生させる。 それ故に不可避であり、大概の防御も無意味。この一撃を回避するには非常に高い幸運が必要となる。 2.“突き穿つ死翔の槍” ゲイ・ボルク本来の使用法。 対象となる相手の周囲を含めて、絨毯爆撃のごとく吹き飛ばす。 “相手の心臓を必ず貫く”という効果はないが、やはり不可避で、威力もこちらが上。 【仙豆@ドラゴンボールZ、】 佐倉杏子に一粒支給。 高い栄養価を持ち、一粒食べればどんな大怪我でも即座に回復させる。 ただし、制限により回復力・回復速度は低下している。 sm07 優しい魔王 時系列順 sm09 ズガンを……強いられているんだ!(集中線) sm07 優しい魔王 投下順 sm09 ズガンを……強いられているんだ!(集中線) 衛宮士郎 sm35 仙豆だ! 食う! 小野寺ユウスケ sm64 ニコロワγのクウガが強すぎるやばい 佐倉杏子 sm35 仙豆だ! 食う! キュゥべえ sm64 ニコロワγのクウガが強すぎるやばい
https://w.atwiki.jp/madoka-ss/pages/28.html
まどほむ エイティフォー 逆転の発想 魔法ニート 概要 「今回のループでは欲望に忠実に全力でダラダラして鋭気を養うことにしましょう」 ジャンル まどほむ まとめサイト エレファント速報 元スレ VIP 投稿日 2011/07/06 地の文 なし 備考 完結済み 登場人物 暁美ほむら 「はぁ~面倒だわぁ~……箸を持つのも面倒だわぁ~」ダラァ~ 鹿目まどか 「はいっ、あ~んっ」 巴マミ 「くっ!…… イチャ!イチャ!イチャ! どいつもこいつもイチャイチャ!」 美樹さやか 「ストレス解消にきまってるでしょ!!」 佐倉杏子 「ここはひとつ、あたしが力になってやろう、だなんて全然思っちゃいねーし!////」 キュゥべえ 「今なら願い事二つほどおまけしたっていい……おねがいだ……」 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/hazamarowa/pages/13.html
話数 タイトル 作者 登場人物 時間 場所 000 オープニング ◆2zEnKfaCDc 桂ヒナギク、佐々木千穂、坂本竜司、姫神葵、初柴ヒスイ、桜川六花 不明 不明 001 Good Losers ◆2zEnKfaCDc 漆原半蔵、花沢輝気 深夜 D-2 002 雨の隙間と水たまり ◆dGLETqAo0I 美樹さやか、赤羽業 深夜 D-6 003 永遠はここに ◆2zEnKfaCDc マリア 深夜 B-6 004 暗闇の果ての約束へ ◆dGLETqAo0I 暁美ほむら 深夜 C-1 005 異種間コミュニケーション(みんな人間ですけどね) ◆2zEnKfaCDc 鷺ノ宮伊澄、小林さん、桜川九郎 深夜 E-2、D-2 006 非情の中の神の祝福 ◆EPyDv9DKJs 佐倉杏子、弓原紗季 深夜 D-3 007 不安の種 ◆ZbV3TMNKJw 巴マミ、潮田渚 深夜 D-4 008 仮面の裏で ◆2zEnKfaCDc 新島真、刈り取るもの、影山律 深夜 E-6 009 青春○○論 ◆dGLETqAo0I 狭間綺羅々、影山茂夫 深夜 A-4 010 幸せの言霊 ◆2zEnKfaCDc 鎌月鈴乃、小林カンナ 深夜 C-4 011 なんだかんだで自分ちの猫じゃなくてもとにかく可愛い ◆2zEnKfaCDc 三千院ナギ、モルガナ 深夜 A-1 012 協定?正しい判断です ◆dGLETqAo0I 芦屋四郎、小林トール、霊幻新隆 深夜 C-5 013 復讐という正義の名のもとに ◆2zEnKfaCDc 明智吾郎、遊佐恵美 深夜 E-3 014 砕けぬ意志、翡翠の如く ◆2zEnKfaCDc 初柴ヒスイ、烏間惟臣 深夜 B-3 015 Who s That Knocking at My Door? ◆2zEnKfaCDc 綾崎ハヤテ、岩永琴子 深夜 F-5 016 至って普通の ◆2zEnKfaCDc 西沢歩 深夜 B-4 017 空っぽなんかじゃなかったんだ ◆2zEnKfaCDc 滝谷真、大山猛(ファフニール)、茅野カエデ 深夜 C-2 018 アンデッドアンラック ◆BrXLNuUpHQ 鎌月鈴乃、小林カンナ、巴マミ、潮田渚 深夜 C-4、D-4 019 これでいい ◆Oamxnad08k 雨宮蓮 深夜 F-1 020 希望の光、桜色 ◆2zEnKfaCDc 桂ヒナギク、鹿目まどか、鋼人七瀬 深夜 C-3 021 運命は、英語で言うとデスティニー ◆Oamxnad08k 西沢歩、坂本竜司 深夜 B-4 022 魔王、A-6に立つ ◆Oamxnad08k 真奥貞夫 深夜 A-6 023 僕たちの居場所 ◆2zEnKfaCDc 綾崎ハヤテ、新島真、岩永琴子 黎明 E-5 024 牝豹と竜 ◆Oamxnad08k 高巻杏、上井エルマ 深夜 C-6 025 泡沫の青春模様 ◆2zEnKfaCDc 狭間綺羅々、影山茂夫 黎明 A-4 026 理想と現実はちがうけどできるだけ理想に近付きたい ◆Oamxnad08k 三千院ナギ、初柴ヒスイ、モルガナ 黎明 B-2 027 反転のデスパレート ◆2zEnKfaCDc 鷺ノ宮伊澄、明智吾郎、遊佐恵美、小林さん 黎明 D-3、E-3 028 現実・幻想・虚構 ◆Oamxnad08k 桂ヒナギク、滝谷真、大山猛(ファフニール)、鹿目まどか、鋼人七瀬 黎明 C-3 029 さよならメモリーズ ◆2zEnKfaCDc 雨宮蓮 黎明 E-2 030 魔法少女の時間 ◆Oamxnad08k 高巻杏、刈り取るもの、上井エルマ、美樹さやか、赤羽業 黎明 E-6 031 温泉は殺し合いでは戦場。油断すると死ぬ ◆Oamxnad08k マリア、西沢歩、坂本竜司、真奥貞夫 黎明 B-5 032 闇夜に秘めし刃 ◆2zEnKfaCDc 鎌月鈴乃、巴マミ、潮田渚 黎明 C-4、D-4 033 不調和 ~カビ問題~ ◆2zEnKfaCDc 芦屋四郎、小林トール、霊幻新隆 黎明 E-5 034 本当の気持ちと向き合えますか? ◆Oamxnad08k 佐倉杏子、弓原紗季 黎明 C-3 035 Get ready, dig your anger up!【前編】Get ready, dig your anger up!【後編】Coming down, could you fill your satisfaction? ◆2zEnKfaCDc 鷺ノ宮伊澄、雨宮蓮、遊佐恵美、漆原半蔵、小林さん、花沢輝気 早朝 D-3 036 Nocte of desperatio ◆2zEnKfaCDc 暁美ほむら、茅野カエデ 黎明 C-2 037 この両手でつかめるもの ◆Oamxnad08k 初柴ヒスイ、桜川九郎 黎明 C-1 038 0円スマイルの少女人形 ◆2zEnKfaCDc 芦屋四郎、霊幻新隆 早朝 E-6 039 バトロワ「青春!火吹き娘!」 ◆Oamxnad08k 三千院ナギ、モルガナ、鋼人七瀬 早朝 B-3 B-4 040 Rhapsody in Blue【前編】Rhapsody in Blue【後編】 ◆2zEnKfaCDc 高巻杏、刈り取るもの、小林トール、上井エルマ、美樹さやか、赤羽業 早朝 E-6 041 救い主にはなれやしない ◆2zEnKfaCDc 西沢歩、坂本竜司 早朝 C-5 042 岩永琴子の華麗なる推理 ◆Oamxnad08k 綾崎ハヤテ、新島真、岩永琴子 早朝 D-5E-5 043 Made in Fiction ◆2zEnKfaCDc マリア、真奥貞夫 早朝 B-5 044 考える葦 ◆RTn9vPakQY 明智吾郎 早朝 E-3 045 人と妖怪の狭間を語ろう ◆2zEnKfaCDc 初柴ヒスイ、桜川九郎 早朝 C-1 046 Turning Points ◆2zEnKfaCDc 桂ヒナギク、滝谷真、大山猛(ファフニール)、鎌月鈴乃、鹿目まどか、巴マミ、佐倉杏子、潮田渚、弓原紗季 早朝 C-3 C-4 047 第一回放送 ◆2zEnKfaCDc 三千院ナギ、魔奥貞夫、暁美ほむら 朝 048 生生流転――ふたりぼっちのラグナロク ◆2zEnKfaCDc 刈り取るもの、上井エルマ 朝 E-6 049 このちっぽけな世界で大いなる退屈を遊ぼう ◆2zEnKfaCDc 初柴ヒスイ 朝 C-2 050 共に沈めよカルネアデス【前編】共に沈めよカルネアデス【後編】 ◆2zEnKfaCDc 新島真、岩永琴子、綾崎ハヤテ、桂ヒナギク 朝 D-4D-3
https://w.atwiki.jp/madomagi/pages/70.html
使い魔 おめかしの魔女の手下。その役割はご案内。 容姿によって桃色の髪のツインテールで弓矢を使うももいろさんと、赤色の髪のポニーテールで槍を使うあかいろさんに区別される。 結界の中に入ってきた人間を魔女のお茶会へと誘う。 放っておくと逃げてしまうため、魔女によって手足を縛られている。魔女の大切なお友達。 Candeloroが取り憑くことにより、ティロ・フィナーレのような攻撃を放つことができる。 彼女らは鹿目まどかや佐倉杏子に酷似しており、持っている武器も非常によく似ている。 Holgerのように、魔女が生前想いを抱いていた相手を具現化させたものである可能性がある。 ポータブルでのドロップアイテム 何もドロップしない。何もドロップしない。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3032.html
5話 名前が似ている≠実質似ている 【0】 なんというか面倒なことになってしまった。 いつの間にかこんなもんに呼ばれていた。 こんなもん?それは流れで分かるだろう。 よし、寝よう。寝るに限る。 え?なんで寝るんだよ、だって? 逆に言う、なんでこんな昼から動かなきゃいけないんだよ。 はー…どうでもいい、俺は寝るぞ。 ……あー、分かったよ…。 俺ゾンビっす、あと、魔装少女っす。 よし、一世一代のカミングアウトしたから寝る。 【1】 「……どう、して?」 鹿目まどかは一人で悲しそうに言う。 言っておくが彼女はこの世の『概念』となった彼女ではない。 巴マミ、美樹さやか、佐倉杏子の3名が死んだ世界の彼女である。 「さやかちゃんに、マミさん、杏子ちゃんまで…どうして……?」 彼女の記憶では3人は死んでいた。 巴マミは殺され、美樹さやかは魔女となり、佐倉杏子は美樹さやかとともに消えた。 そして、この場に呼び出された。 それも驚きの一つである。 しかし、それより驚くべき事実が一つある。 彼女はすでに、『魔法少女』となっている所だ。 「どうして…?私は契約していないはずなのに……」 彼女は契約していないはずだ。 なのになぜ魔法少女となっているのか。 なぜか?その理由は簡単だ。 主催…彼による力だ。 「……怖い、けど………他の人が死ぬ方が、怖いよね…」 彼女は3人の死を見てきた。 それにより、そのつらさが他人より分かっているつもりだ。 しかも、無力な自分ではない。 今は魔法少女なんだ。 だから、他の人だって救える。 少なくとも、無力ではないのだ。 【2】 「あのー…起きてますか?」 「……」 F-3の温泉旅館、そこで二人は出会った。 死んだように寝ている相川歩を鹿目まどかは見つけたのだ。 そこでまどかはこんなことを呟いた。 「………死んで、ないよね?」 彼は、死んでいない。 しかし、生きていない。 それは彼がゾンビだからだ。 生きているのに死んでいる。 生きていないのに死んでいない。 生きていないから死んでいる。 生きているから死んでいない。 彼は、ゾンビだから。 彼が、魔装少女だから。 そんな二人が出会った。 魔法少女と魔装少女。 この二人の出会いは、強烈であり、壮絶であり、偶然である。 【真昼/F-3温泉旅館】 【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]健康 [装備]弓矢、ソウルジェム [所持品]基本支給品 [思考・行動] 基本:殺し合いには乗らない。 1:この人…大丈夫なのかな…? 2:ほむらちゃんを見つけたい。 3:マミさんとさやかちゃんと杏子ちゃんは…? [備考] ※アニメ版9話終了後からの参戦です。 ※魔法少女化の代償である願いについては不明です。 【相川歩@これはゾンビですか?】 [状態]睡眠中 [装備] [所持品]基本支給品、不明支給品(1~2) [思考・行動] 基本:どうしようか…。 1:……。 [備考] ※小説1巻終了後からの参戦です。 間違えでもない、正解でもない 目次順 安心と信頼の――― START 鹿目まどか [[]] 二度と同じ間違いはしないと 相川歩 [[]]
https://w.atwiki.jp/anchorwars/pages/50.html
【登場人物】 【キャラクター】 【属性】 【解説】 できない夫 できない夫 中立・中立 【人間】主人公 浦島太郎(佐倉杏子) 中立・善 【英雄】できない夫に召喚された悪魔 音無小鳥 音無小鳥 - - ドモン・カッシュ ドモン・カッシュ - 強化人間/科学者 本多・二代 本多・二代 - 悪魔人/悪魔研究者/特殊悪魔召喚師 アチャ子 アチャ子 - 混血/資産家/警察ヒーロー 鳴上悠 鳴上悠 - 吸血鬼/魔法少女のパートナー/特殊魔術師 ニャル子 ニャル子 - ペルソナ使い/作製士/忍者 黒川エレン 黒川エレン - 組織の長/魔晶作製士/魔晶使い キョン子 キョン子 - 悪魔変身者/遺産継承者/葛葉一族 ラフィール ラフィール - サイボーグ/使い魔/ガジェッティア 【キャラクター】 【属性】 【解説】 ミルメコレオ 中立・悪 できない夫の先生の一人
https://w.atwiki.jp/tproyale/pages/159.html
名前:鹿目まどか(かなめ まどか) 出典:『魔法少女まどか☆マギカ』 年齢/性別:14歳/女性 外見:見滝原中学校の制服を着ている。ピンクの髪を赤いリボンで短く太めのツインテールにしている。 魔法少女としての衣装はピンクを中心としたフリル付きの可愛らしい衣装。 ソウルジェムは首元に巻かれた赤いリボンにブローチ状で付いている。 性格:心優しく友達想いで、見知らぬ他人の不幸にすら共感を示す。 また、基本的に自身よりも他者の幸福を第一に考えるが、 それが却って相手を不幸にしてしまうことも多々ある。どこにでもいそうな普通の女の子であるが、それ故に 自分を「何の取り柄もない人間」だと思い込んでいる。自己犠牲で相手が助かるならいくらでもするタイプ。 巴マミの無残な死を目の当たりにし、美樹さやかと佐倉杏子の死闘の激しさを前にしてもそれでもキュウべぇと 契約して魔法少女になろうとした。 能力:ただの一般人、以下は魔法少女となった場合の武装である。 武器は薔薇の枝をモチーフにした弓で、杖状に折り畳まれた状態から蕾が花開き、弦が展開される。 矢は自身の魔力そのもので生成されたピンク色の光の矢であり、対象に向けて放つとある程度ホーミングする。 魔法少女としての素質は歴代最高であり、その力は宇宙の法則をねじ曲げるとまで言われるほど。 これは、暁美ほむらが彼女を救うために自身の能力で何度も時間をループしていくうちに、 魔法少女の素質の起因となる「因果」がまどかに集中してしまったためである。 口調:一人称「私」、二人称「あなた」、~ちゃん、~さん。 台詞:「そんな、あんまりだよ!」 「こんなのってないよ!」 「私、役に立った事、一度もないけど、それでも連れてって」 「周りの人にばっか戦わせて、自分ではなにもしない私って、やっぱ卑怯なのかな?」 交友:志筑仁美、美樹さやか、暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子。参戦時期によっては右側から順に会っていないことになる。 補足:見滝原中学校に通う中学2年生。クラスでは保健委員。 実は、とてつもないほどの魔法少女の素質を持っておりキュゥべえからは出会って以降、 ことあるごとに契約を迫られることになる。「誰かの役に立てるようになりたい」という夢を抱いていたために、 当初は魔法少女の契約に対しても積極的であったが、巴マミの死や、ソウルジェムに隠された真実などを知ってしまった ことで、夢と現実のジレンマに苦悩し続けることになる。 上記のとおり、魔法少女アニメの主人公でありながら ストーリー終盤になっても魔法少女にならず、「傍観者」という立場で魔法少女たちに関わっていく。 魔法少女の運命を知っていき、最終的に「過去から未来に存在するすべての魔女を消し去る」という願いを叶え 概念化。すなわち神となった。
https://w.atwiki.jp/saikyouwoman/pages/280.html
【作品名】魔法少女まどか☆マギカ 【ジャンル】アニメ 【共通設定】 魔法少女:キュゥべぇと契約を交わす代わりに、魔法の力を得た少女。 常人不可視の魔女を見る事ができる。 契約の際に魂を宝石"ソウルジェム"として肉体と分離されており、それが破壊されない限りは肉体の修復が可能。 ただし、肉体の操作ができるのは100m圏内が限度であり、それ以上離れると肉体は仮死状態に陥る。 ソウルジェム:魔法少女の魂そのものである宝石。人によって形状や装着位置は異なるが、これを破壊されると即死する。 ビル同士の激突に巻き込まれても破損しない。。 【名前】美樹さやか 【属性】魔法少女 【大きさ】女子中学生並み 【攻撃力】 剣による攻撃:片刃のサーベルを使用する。人間大の使い魔を一刀で両断できる。 刀身射出:剣の刀身を射出する。威力は大型ブラウン管モニタを刀身が突き刺さっただけで両断できる程度。 サーベルの形状は全て同じであり、全てのサーベルに同様の機能が備わっていると思われる。 射程は数m。 剣の投擲:マントから召喚した剣を1秒前後の間に8本で連続して投擲する。 ビルのコンクリート壁に突き刺さる程度の威力を持つ。射程は10m以上。 【防御力】共通設定により魔法少女は人間以上の身体能力を持つ為、達人並。 胸に付けているソウルジェムが本体であるため、身体のダメージは致命傷にはならない。 ただしソウルジェム(長径3cm短径1cm程度の楕円形の宝石)が破壊されると即死。 回復能力が人一倍高く、全治3ヶ月程度の怪我は一瞬で治せる。眼球など複雑な器官も特に支障なく治療可能(小説版)。 【素早さ】 佐倉杏子(3m銃弾反応)の攻撃を正面から受ける事が出来、数分間の攻防が可能なので3m銃弾反応。 移動速度73m/s。ジャンプ力は7~8m程度。空中に魔法陣を描く事で足場を作り、連続してジャンプできる。 【特殊能力】不可視無効化:魔法少女の共通能力。一般人の目に見えない魔女、使い魔を視認可能 魔力感知:魔法少女の共通能力。ソウルジェムの反応で近距離に存在する魔女(不思議存在)を感知可能、 (結界内に隠れていても発見可能)範囲は劇中の描写から数百m程度 痛覚遮断:痛覚を完全に遮断できる。痛覚によるペナルティを受けない。 【長所】「優しくて勇気があって、誰かのためと思ったらがんばり過ぎちゃって……」 【短所】「度を越した優しさは甘さに繋がるし、蛮勇は油断になる。そして、どんな献身にも見返りなんてない」 【戦法】移動しながらサーベルで攻撃。接近できなければ、距離をとってサーベルを射出。 【備考】痛覚遮断状態で参戦。 参考テンプレ:佐倉杏子 速度の根拠 どかの身長(「来年には150を越える」と「151cm」の二つが存在)を仮に150cmとして計測した場合、6.5~11m/0.15秒、43~73m/秒 (長短3種あり、短い方が6.5m、長い方が11m。かかった時間は同じ0.15秒)、スローモションとかはかかってないしまどかが 「ぐにょーん」となってた描写から同一平面上と思われるんで、この手の描写では一番信憑性は高い old 【名前】美樹さやか 【属性】魔法少女 【大きさ】女子中学生並み 【攻撃力】サーベル所持。押され気味ながら佐倉杏子とまともに打ち合えるぐらいの力。 人間並みの相手なら一振りで両断できる。2.5m程度の人型の魔女+十数mの触手をサーベルで10回ボコって殺した。 サーベル:魔法で出した物なので代わりはいくらでも出せる。 作中では自身の周囲に8本のサーベルを瞬時に出現させた。 投擲して攻撃する事も可能。5m程度先のコンクリートの壁に刺さる威力。 トリガーを引くと刀身が相手に飛んでいくギミック付き。射程10m以上、速度は描写上自身の移動速度並みか。 ブラウン管式テレビを縦に貫通できる威力。 【防御力】達人以上。腹に付けているソウルジェムが本体であるため、身体のダメージは致命傷にはならない。 ただしソウルジェム(直径3cm程度のC字形の宝石)が破壊されると即死。 回復能力が人一倍高く、全治3ヶ月程度の怪我は一瞬で治せる。 【素早さ】数m銃弾反応の佐倉杏子と数分程度まともに近接戦闘可能。移動速度73m/s 7~8mの高さまでジャンプできる。空中に魔方陣を出現させ蹴り台とすることで空中移動も可能。 【特殊能力】痛覚遮断:痛覚を完全に遮断できる。 【長所】一途 【短所】扱いが酷い 【戦法】走りながらひたすらサーベルでボコる。近づけなければ、距離をとってサーベルを飛ばす。 【備考】痛覚遮断状態で参戦。 old 【作品名】魔法少女まどか☆マギカ 【ジャンル】アニメ 【共通設定】本作における魔女とは、負の衝動=禍の種を世界に撒き散らす存在で、 理由のない自殺や殺人事件は多くが魔女の呪いによるものとされる。常に結界の中に隠れ潜んでいる。 「魔女」という言葉のイメージとはかけ離れた怪物のような姿をしている事が多い。 【名前】美樹さやか 【属性】魔女 【大きさ】大きさ17mくらいの、上半身は甲冑を付けた騎士・下半身は人魚な生物 【攻撃力】サーベルを所持した大きさ相応の騎士並み。 【防御力】上半身は大きさ相応の甲冑を付けた騎士並み。下半身は大きさ相応の魚並み。片腕を切り落とされても戦闘続行可能。 【素早さ】反応は大きさ相応の騎士並み。下半身は人魚なのであまり動けない。 【特殊能力】直径2mの木の車輪を大量に出現させ投げつける。射程10mくらいか。 車輪は瞬時に空中に出現し、目標を腕で指す動作をすると飛んでいく。 十数発の直撃で達人女子中学生が致命傷を負う威力。速度は10mくらいの距離から放って達人女子中学生が回避できないくらい。 【長所】デカい 【短所】我ながらこのテンプレはどうかと思う 【戦法】とりあえず車輪で攻撃。近づいてきたら斬る。 【備考】魔女化した姿で参戦。性別が分かりにくい姿だが、魔女なので女性だろう。魔女名はOktavia von Seckendorff。 大きさの根拠:まどかを握っているシーンから、拳幅が1mはある。人間の拳幅は10cm程度なので、常人の10倍の大きさとした。 old 【作品名】魔法少女まどか☆マギカ 【ジャンル】アニメ 【共通設定】魔法少女:キュゥべぇと契約を交わす代わりに、魔法の力を得た少女。魔女と戦う使命を課された存在。 契約の際に魂を宝石"ソウルジェム"として肉体と分離されており、それが破壊されない限りは肉体の修復が可能。 ただし、肉体の操作ができるのは100m圏内が限度であり、それ以上離れると肉体は仮死状態に陥る。 【名前】美樹さやか 【属性】魔法少女 【大きさ】女子中学生並み 【攻撃力】サーベルを所持。サーベルを10m先の壁に刺さる威力で投擲できるくらいの力。 一瞬で三度の斬撃を放つ。射程は4~5m、攻撃範囲は10m四方程度。人間大の使い魔4体を斬殺した。 刺突はブラウン管式テレビを縦に貫通する威力。 サーベルを投擲して攻撃することもできる。有効射程は10mくらい。 【防御力】自身以上の力でコンクリートの壁に叩きつけられても戦闘続行可能。 治癒能力:全治3ヶ月程度の傷は一瞬で治癒できる。 【素早さ】一蹴りで8m程度移動。垂直跳びで10m近い高さまで跳び上がることができる。 空中に魔方陣を出現させ蹴り台とすることで限定的な空中移動も可能。 反応速度は鍛えた女子中学生並み。 【特殊能力】サーベル9本を一瞬にして自分の周囲に出現させる事ができる。 痛覚遮断:痛覚を完全に遮断できる。 【長所】一途で可愛い、設定が主人公っぽい 【短所】人気がない、扱いが酷い 【戦法】変身して痛覚完全遮断状態でスタート。開始直後に突っ込んで斬る。 参戦vol.3 425 修正vol.4 107,636 vol.5 438-439 vol.6 8-9 3スレ目 434 :格無しさん:2011/03/28(月) 03 23 05.72 ID ZDIf4xu4 美樹さやか考察 ○ エステル 手当たりしだい斬撃して勝ち ○ 来栖川 綾香 相手が素手なので斬撃で勝てる ○ 神奈備命 斬殺勝ち ○ デヴィ夫人 反応で負けるが、速さと武器のリーチで有利。斬撃勝ち × カレン 武器が同等で相手が達人なので致命傷を負わされる可能性大 これ以上はムリ カレン>美樹さやか>デヴィ夫人 vol/4 340 :格無しさん:2011/08/29(月) 23 49 57.55 ID DRMt4Lrx 美樹さやか(Oktavia von Seckendorff)考察 ~○アルバートサウルス 斬殺勝ち ×××相良苺、ククリ、リリス 先手即死負け ○ミサカ アルバートサウルスに効かないなら勝てるか ○敦賀明細 剣がでかいし車輪飛ばせば有利だろう ×キャロル 念力連発負け ○野原みさえ 剣で攻撃し続けて勝ち △ビーデル 素早すぎて当らん ×銀様 延々空から攻撃されまくって負け ○川澄舞 斬殺勝ち ×べる もっとでかい怪物を瞬殺できるので無理 ×セシリー 下から切り崩されて負け 相良苺>美樹さやか>アルバートサウルスのお母さん 考察順序が悪かったとしか言えないなぁ vol.4 703 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2011/10/17(月) 23 41 35.45 ID 91viNH5y 美樹さやか再考 0.0195秒反応(=6.63mからの音速反応)移動速度と剣を飛ばす速度は約マッハ3 思考発動の壁の上の方から ○:ニセもん ジャンプして斬りまくり勝ち ○:イカ娘 斬殺勝ち ○:藤堂晴香 斬りまくり勝ち ×:朱鷺宮神依 耐えられて時止め負け ○:九鬼揚羽 斬殺勝ち ○:花岡弥依 斬りまくり勝ち ○:ノヴィア・エルダーシャ 斬殺勝ち (銃弾対応の壁) ○:大島アリサ 殺し続け勝ち △:主人公(FB海の呼び声) 倒せない倒されない ○:音無小夜 斬殺勝ち △:哀川潤>草薙素子 硬すぎて無理 ○:園崎魅音 反応速度は相手の方が上だが、速度差や回復能力から長期的には有利 ×:佐倉杏子 槍負け 佐倉杏子>美樹さやか>園崎魅音 vol.6 139 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2012/04/07(土) 23 32 43.99 ID V05M2wm1 美樹さやか再考 3m銃弾反応になったので、現在の位置から上がる ×:阿万音鈴羽 反応で負けてる、ジェム破壊負け △:長野原みお 当てれない倒されない ×:飴谷千歳 反応で負けてる、ジェム破壊負け ×:毛利蘭 反応で負けてる、ジェム破壊負け △:槙葉奈緒 倒せない当たらない △:浦島可奈子 当てれない倒されない ×:成瀬川なる 精気吸収負け ○○:亞夜子=レム サーベル勝ち △:妻先ドリル 倒せない倒されない ○○○:アマンダさん>閻魔あい=女禍(殷周物語)サーベル勝ち ×:千歳ゆま 衝撃波でジェム破壊負け ×:ソーヤー 反応互角だが倒せない。長期戦では不利か。 △:楠奈美 倒せない倒されない ×:藤村大河 際どいが…移動時間を考えると負けか 千歳ゆま>美樹さやか>アマンダさん 310 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2012/04/28(土) 20 51 51.28 ID 0rO2MnUf 美樹さやか再考簡易 ジェム破壊負けはしなくなるが、攻撃力不足で厳しい。 位置は以前のまま。
https://w.atwiki.jp/yaruo-kusayakyu/pages/11.html
佐倉杏子 __ , -- 、 ,-- 、ヽ ム---、 ////` rV//////ヽ _./--―へ `. ヘ ̄  ̄ \ > ヘ/` i _ ヘヽ ̄ヽヽ // / / /{/ / } ヽ、ハ リ ヽ \ | 厶イ /V il!i| / レ il!i ∨ i ─ rfYhⅣ il!i il!i }/ /. / { r' } { /// ___ //// _ノ \_ }}`ー--、_ `ー ' _ フ´ ! ¨'く ヽ 'ヾ丶-ハノ< !丶 ! `丶 V ヽ ! ノ V } j \ .、 { / ノ ∧ \ヽ┏杏子(右投右打)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(選手・高3)┓ 巧打 長打 走力 送球 守備 球速 制球 球威 変化 体力 . .32 .21 .32 20 32 .25 15 .25 00 .40 .. (0/6) (0/3) (0/5) (0/5) (1/10) (0/4) (0/5) (0/5) 守備適正 投 捕 一 二 三 遊 左 中 右 ...01 01 01 06 01 01 03 01 03 二(1/5) ...... 球種 . ...... 汎用スキル ...... ..... 固有スキル ...... ロッソ・ファンタズマ(強制) 見たか!これがあたしの分身打法だ! 自分の打席のときのみ相手投手の制球を-5する ...... 備考 このキャラクターは高校生なので、学内リーグに参加できない また7月第二週平日の練習には参加できない さらに9月以降は練習及び練習試合等の活動に参加することはできない (最長2月末まで)┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛※好きな練習・・・バッティング 嫌いな練習・・・ランニング備考帝都大学附属高校三年。食堂でたまたま隣りに座ったやる夫にポッキーをあげたりとかなり積極的な女の子野球は大好きで、プロは当然のこと、高校に入ってからは高校野球はおろか大学学内リーグ戦も毎年見学している。その見識の深さからやる夫もチームの指標、戦術などいろいろとアドバイスをもらっていたりする。今年受験生であるため9月~2月までは練習や試合に参加できないことになっている。(息抜きとして偶に練習は参加するかも)内部進学を主に考えており、第一志望は神学部である。これは神父をしている父の影響11月に先行入試と面接がある模様得意科目は英語 .
https://w.atwiki.jp/ebi_hq/pages/1927.html
金の靴作品リスト 前ページBE LOVE アンソロジー 『余命 ―命をかけた最期の恋―』 別フレ アンソロジー 販売巻数:1 BE LOVE アンソロジー 2009/07/31発売ついに彼と幸せになれる! 約束された未来へ向けて走り出したその矢先、突然のガン宣告。目の前が真っ暗になり呼吸すらできない! なんで私が? 一体どうしたらいいの? 暗闇の中苦しみぬいて涙も涸れたころ、ようやく私にわかったこと。それは、彼を愛している! なにがなんでも幸せになってやる! だから私は生き抜くんだ!! 余命を知った恋人たちが、命の期限を乗り越えて絆を紡ぎ始める本当の極上ラブストーリー3話! FEEL YOUNG フラワーコミックス MiChao! 3周年祭 デザート