約 2,589,547 件
https://w.atwiki.jp/tokugame/pages/5.html
2003年 12月18日に発売されたPlayStation 2用ソフト ジャンル:対戦アクション プレイ人数:1~2人 価格は 5,800円(税抜き) 概要 2003年 1月26日から2004年1月18日まで、テレビ朝日系で毎週日曜日朝8:00から8:30に放送されていた特撮ヒーロー番組「仮面ライダー555」の対戦格闘ゲーム。 PS2に移行後、初めての平成ライダーのゲームで、グラフィックは格段に進化している。 しかし、 技を受けた時や、つかみ技を使用した時に見せるキャラクター同士の一連の動きが全キャラ共通であったり、登場キャラクター数、最後の隠しキャラ、等に不満の点は残る。 登場こそは喜ばれるが、オートバジンを最後の隠しキャラに持ってきたあたり、製作会社の底力を見せつけた。 発売前にネット上で「店長」というハンドルでネタバレをしていた人物がいた。 後にウソバレだった事が判明し、その情報を信じていた者は絶望の底に叩きつけられる結果となった。 使用ボタン(対戦時) ○ボタン : 小攻撃 ×ボタン : 大攻撃 △ボタン : 武器の使用・反撃技・必殺技 □ボタン : つかみ技 十字キー → : 右に移動。相手と向き合っている場合は→→でダッシュ。 十字キー ↓ : しゃがみ 十字キー ↑ : ジャンプ 十字キー ← : 左に移動。相手と向き合っている場合は←←でダッシュ。 R1 : 選択カードの切り替え 戦闘システム 武器・必殺技 キャラクターはそれぞれ個別の武器を所持している。 戦闘開始時は丸腰の状態だが、攻撃をヒットさせる事で自分の「ウェポンゲージ」が上昇し、そのゲージが「ウェポンパネル」まで達すると、該当する武器を使用できる。 パネルは3ブロックに別れており(最後の1つは必ず必殺技)、パネルが3つあるキャラクタもいれば、パネルが1つ(必殺技)しか無いキャラクタも居る。 必殺技を使用するには、ゲージをMAXにする必要がある。 このゲージはダウンすると下がってしまう為、上手く攻撃を当てていった方がどんどん強くなってしまう。 因みに、反撃技(後述)を回避するとゲージが上がる。 反撃技 体力ゲージが半分になると、反撃技(全キャラクター個別)が使用可能となる。 使用ボタンが同じ為、この状態になると武器・必殺技は使えない。 これらの使用時には装着・発動のデモムービーが流れる。 反撃・必殺技の場合、 ムービーが始まると同時に、ウェポンパネル・ゲージのあった場所に左右から対となった矢印が出現する。この時、○×△□の中からランダムで一つ指定されるので、該当するボタンを連打すると矢印がお互いに押し合う。 ムービーが終わるまでに、こちら側の矢印を相手側に押し出す事ができれば、見事技をヒットさせる事ができる。 プレイモード レクチャーモード-スネークオルフェノクでチャレンジモードをクリアすると、スマートレディのレクチャーが出現。 チャレンジモード フリーバトルモード スロットマシンモード ギャラリーモード スタッフロール-チャレンジモードをクリアすると出現。 登場キャラクター ライダー ・仮面ライダー ファイズ 乾 巧がファイズギアを装着し、変身する。 TV本編ではダラダラとした立ち振る舞いだが、ゲームだと軽くステップしていたり、勝利時に「やったぜ」という台詞があったり、主人公のくせに何故かキャラが若干異なる。 特定の条件を満たすと、使用武器(ウェポンパネル)が違うファイズが使用可能。 ウェポンパネル? 1.ファイズポインター(初期状態で使用可能) パネル1:フォンブラスター ファイズフォンが変形したビーム銃。ゲームではボタン連続押しで三連射まで可能。下に打つことが出来ない為、しゃがまれると絶対に当てる事ができない。 パネル2:ファイズポインター 必殺技を放つ際に必要なファイズポインターを右脹ら脛に装着する動作を行う。 パネル3:クリムゾンスマッシュ 必殺技。ファイズポインターからロックオン・ポイントを発射した後、跳び蹴りを放つ。 発動すると、ファイズポインターを装着した後にキック、というムービーが入るが、以前にファイズポインターの装着を行っていると、ムービーの「装着部分」は省略されテンポが良くなる。 2.ファイズショット 出現条件:ファイズを使用してチャレンジモードをクリア。 パネル1:フォンブラスター ファイズフォンが変形したビーム銃。 パネル2:ファイズショット 必殺技を放つ際に必要なファイズショットを右手に装着する。 パネル3:グランインパクト 必殺技。ファイズショットを装着した右手でパンチする。 発動すると、ファイズショットを装着した後にパンチ、というムービーが入るが、以前にファイズショットの装着を行っていると、ムービーの「装着部分」は省略されテンポが良くなる。 ムービーではパンチが当たった数秒後、相手が「自ら後ろに跳んでいる感」が否めず、終わってもスッキリしない。 3.ファイズエッジ 出現条件:ファイズショットを使用チャレンジモードをクリア。 パネル1:フォンブラスター ファイズフォンが変形したビーム銃。 パネル2:ファイズエッジ 必殺技で使用するが、武器としても使用価値が有るライトセーバー。 パネル3:クリムゾンスパークル 必殺技。ファイズエッジから相手を拘束する効果をもった衝撃波を出した後、相手に斬り掛かる。 発動すると、ファイズエッジを引き抜く動作後に一連の動作、というムービーが入るが、以前にファイズエッジを装備しておくとムービーの「装備部分」は省略されテンポが良くなる。 ファイズ アクセルフォーム ファイズが『ファイズアクセル』を装着すると変身できる姿。 ファイズアクセルのキーを押すと「Start Up」の電子音声と共に、10秒間だけ通常の1000倍のスピードで活動が可能となる。 設定では、十秒以上1000倍のスピードで活動すると爆発を起こす。 特定の条件を満たすと、各武器に対応したアクセルフォームが、ファイズ選択後、武器選択時に「→」で使用可能。 通常難易度のCPUが相手だと、アクセルフォームの必殺技は体力ケージを半分程も削る事ができるが、その代わりに反撃技が無い。 ウェポンパネル? 4.ファイズポインター(アクセル) 出現条件:ファイズエッジを使用してチャレンジモードをクリア。 パネル1:フォンブラスター ファイズフォンが変形したビーム銃。 パネル2:ファイズポインター+アクセルメモリー 必殺技を放つ際に必要なアクセルメモリーを装着したファイズポインターを、右脹ら脛に装着する。 パネル3:クリムゾンスマッシュ 必殺技。アクセルフォームのスピードを活かし、相手に複数のクリムゾンスマッシュを浴びせる。 5.ファイズショット(アクセル) 出現条件:ファイズポインター(アクセル)を使用してチャレンジモードをクリア。 パネル1:フォンブラスター ファイズフォンが変形したビーム銃。 パネル2:ファイズショット+アクセルメモリー 必殺技を放つ際に必要なアクセルメモリーを装着したファイズショットを右手に装着する。 パネル3:グランインパクト 必殺技。アクセルフォームのスピードを活かし、相手の懐まで一気に近づき、そこから何発もクリムゾンインパクトを叩き込み、十秒経過間際にはトドメと言わんばかりに強力な一撃で相手を地面に叩きつける。 ノーマル時とは違い、かなり格好良い。 6.ファイズエッジ(アクセル) 出現条件:ファイズショット(アクセル)を使用チャレンジモードをクリア。 パネル1:フォンブラスター ファイズフォンが変形したビーム銃。 パネル2:ファイズエッジ+アクセルメモリー 必殺技で使用するが、武器としても使用価値が有るライトセーバー。ノーマル時との変化は特に無い。 パネル3:クリムゾンスパークル 必殺技。アクセルフォームのスピードを活かし、「Start Up」直後から相手に斬り掛かると、そこから十秒経過間際まで何度も斬り付ける。 ・仮面ライダー カイザ 草加 雅人がカイザギアを装着し、変身する。 再現度はかなり高い。全キャラクター中、一番コンボが繋ぎ易く、コマンド入力による技も有る。 特定の条件を満たすと、使用武器が違うカイザが使用可能。 ウェポンパネル? 1.カイザブレイガン(初期状態で使用可能) パネル1:フォンブラスター カイザフォンが変形したビーム銃。ゲームではボタン連続押しで三連射まで可能。下に打つことが出来ない為、しゃがまれると絶対に当てる事ができない。ファイズのフォンブラスターとの能力差は無い。 パネル2:カイザブレイガン 必殺技に使用するが、武器としての使用価値も高い。ライトセーバーとして使う他、銃の機能ももっており、「↓+↓←+←+×」のコマンドでガンモードに切り替え(キャラクタ右向き時)。 特定弾数を放つと元に戻る。 パネル3:ゼノクラッシュ 必殺技。カイザブレイガンから捕縛ビームを出して相手を拘束した後に自らをビームの様にしてΧ字に斬り込む。 発動以前にカイザブレイガンを装備していると、ムービーでの装備シーンは省略される。 2.カイザショット 出現条件:カイザを使用してチャレンジモードをクリア。 パネル1:フォンブラスター カイザフォンが変形したビーム銃。 パネル2:カイザショット 必殺技を放つ際に必要なカイザショットを右手に装着する。 パネル3:グランインパクト 必殺技。カイザショットを装着した右手でパンチする。 発動以前にカイザショットを装着していると、ムービーでの装備シーンは省略される。 3.カイザポインター 出現条件:カイザショットを使用してチャレンジモードをクリア。 パネル1:フォンブラスター カイザフォンが変形したビーム銃。 パネル2:カイザポインター 必殺技を放つ際に必要なカイザポインターを右脹ら脛に装着する動作を行う。 パネル3:ゴルドスマッシュ 必殺技。カイザポインターからロックオン・ポインターを発射した後にドロップキックを放つ。 発動以前にカイザポインターを装着していると、ムービーでの装着シーンが省略され、テンポが良い。 ・仮面ライダー デルタ 三原 修二がデルタギアを装着し、変身する。 攻撃モーションは三原の戦闘に対する不慣れさを上手く表現している。 反撃技では、本編ではかなわなかったジェットスライガーに搭乗する。 特定の条件を満たすと出現。 ウェポンパネル? パネル1:デルタフォン ファイズやカイザのフォンブラスターと同様の能力をもったビーム銃。ゲームではボタン連続押しで三連射まで可能。下に打つことが出来ない為、しゃがまれると絶対に当てる事ができない。フォンブラスターとの能力差は無い。 パネル2:デルタムーバ 必殺技を放つ際に必要。デルタフォンと合体させた後に腰のホルダーに装着する。 パネル3:ルシファーズハンマー 必殺技。腰のホルダーからデルタフォンを取り、デルタムーバと合体させた後に音声認識で「チェック」(ゲームでは無言)と言った後にロックオン・ポインターを発射、跳び蹴りを放つ。 以前にデルタムーバを合体させている場合は、ムービーで合体シーンが省略され、テンポが良い。 ・仮面ライダー ファイズ ブラスターフォーム ファイズがファイズブラスターにファイズフォンを差し込む事で変身可能。 特定の条件を満たすと出現。 オルフェノク ・ホースオルフェノク 木場 勇治のオルフェノクとしての姿。馬の性質を備えている。 特徴としては、全体的に隙が小さく地味な攻撃が多い。 ウェポンパネル? パネル1:無し 塞がっている。 パネル2:魔剣 西洋風の剣を作り出す。剣を装備しても振り回すよりは突いたりしている印象が強い。 パネル3:必殺技 疾走態に変化しての突進斬り。カメラアングルがドラマチック。 ・クレインオルフェノク 長田 結花のオルフェノクとしての姿。鶴の性質を備えている。 鳥のようにフワリと跳んで回し蹴りを繰り出したりする。 ウェポンパネル? パネル1:無し 塞がっている。 パネル2:無し 塞がっている。 パネル3:必殺技 光の翼を生やした後、空中で回転しながら相手に体当たりする。この際、相手の足が小刻みにバタバタと動いて情けない。 ・スネークオルフェノク 海堂 直也のオルフェノクとしての姿。犬かと思わせて蛇の性質を備えている。 キャラクター決定時の台詞が、何故か他と比較して多い。 特定の条件を満たすと出現。 ウェポンパネル? パネル1:無し 塞がっている。 パネル2:無し 塞がっている。 パネル3:必殺技 スピニングキック。ライダーを意識? ・クロコダイルオルフェノク ラッキークローバーのメンバー、ジェイのオルフェノクとしての姿。ワニの性質を備えている。 特定の条件を満たすと出現。 ウェポンパネル? パネル1:無し 塞がっている。 パネル2:大剣 リーチも長く、扱いやすい。。 パネル3:必殺技 ・センチピードオルフェノク ラッキークローバーのメンバー、琢磨 逸郎のオルフェノクとしての姿。ムカデの性質を備えている。 特定の条件を満たすと出現。 ウェポンパネル? パネル1:無し 塞がっている。 パネル2:ムチ 近~中距離にかけて使える。上手く使えば隙が無い。 パネル3:必殺技 ・ロブスターオルフェノク ラッキークローバーのメンバー、影山 冴子のオルフェノクとしての姿。エビの性質を備えている。 そのキャラクターから「海老姉さん」等とも呼ばれる。 格闘ゲームの基本的な十字キーコマンド(波動拳と同様)+×ボタンで、これまた波動拳が出せる。 特定の条件を満たすと出現。 ウェポンパネル? パネル1:無し 塞がっている。 パネル2:サーベル レイピアのような形状で、戦闘スタイルもフェンシングに似る。 パネル3:必殺技 サーベルで高速連続突きを繰り出す。 ・ドラゴンオルフェノク ラッキークローバーのメンバー、北崎のオルフェノクとしての姿。龍の性質を備えている。TV本編では、ファイズアクセルのスピードをも凌ぐ龍人態という姿を持っていたが、ゲームには登場しない。 特定の条件を満たすと出現。 ウェポンパネル? パネル1:無し 塞がっている。 パネル2:クロー 両手に装着。TVでは外された事が無かった為、むしろ武装だった事に驚く。 パネル3:必殺技 ジェットストリームスアタックのように地面を滑りながらクローのついた右手を相手の腹部に突き刺し、そのまま頭上高く上げた後に左手で叩き飛ばす。 最後の隠しキャラクタ ・オートバジン ファイズのバイクが変形したロボット。「バジンたん」の愛称で親しまれている。 全キャラ(武器違いも含む)でチャレンジモードをクリアで出現。 ウェポンパネル? パネル1:無し 塞がっている。 パネル2:ガトリング ビークルモード(バイク)時の前輪。×ボタン長押しで連射が可能。ファイズ達のフォンブラスターと違い、しゃがんだ状態でも弾が打てる。(ただし、隙は若干大きくなる) パネル3:必殺技 ビークルモード(バイク)に変形して相手に体当たりすると同時に背中に回り込み、ガトリングで受け止めてそのまま連射を浴びせる。 セリフ集
https://w.atwiki.jp/pararowa/pages/366.html
夢と希望を守る戦士・仮面ライダー555 ◆Z9iNYeY9a2 ← 俺にとっての夢。 なぜ戦うのか。 確かに持っていたはずで、確かに心の中にあったはずのもの。 だけど失い続ける中で渇いていき、いつしかあいつの言ってたように死に場所を求めるようにもなっていた。 なぜ戦っていたのか。 何を守ろうとしたのか。 何を希望としていたのか。 「お前だったら、なんて答える?もし何のために戦ってるのかって聞かれたら」 不意に口から出ていた問いかけ。 「………何で君は、それを俺に聞くのかな?」 それに、呆れたような声で答える隣にいる男。 嫌そうに顔を顰めているのは、草加雅人。 色々いがみ合いながらも、カイザとして共にオルフェノクと戦ってきた、巧にとって仲間といえる者だった存在。 「…だってお前は、こういうことで迷ったりしなかったじゃねえか」 この男のことは嫌いではあったが、戦いにおいては自分よりも迷いなく己の信念を貫いていた。 ほんの僅かだが、そんな部分に憧れも感じなくもなかった。 だからだろうか、この疑問を問いかけられる存在だと思ったのは。 己の信念の中で自分の罪を隠して迷い続けてきた木場勇治よりも。 背を預けると共に守るべき対象であった巴マミよりも。 その信念の起源にどこか危うさを感じていた衛宮士郎よりも。 「答えてやる義理はない、と言いたいが、今の君があまりにも不甲斐ないからな。 特別に答えてやってもいいさ」 拒絶されるかもしれないとも思ったが、意外にも草加はすぐ答えてくれた。 「何のために戦っているのか、だったな。 君も知ってるだろう、真理のためだ」 「それは分かってる。俺が聞きたいのは」 「その先に何を求めてるのか、だろ。 単純な話だ」 そう言って草加は、顔を近づけた。 「君たちみたいなオルフェノクのいる世界で、俺や真理が平和に暮らせるわけないだろ。 そんな世界の汚れのような存在がなくなって、俺たちは安心して生きていけるんだよ」 「お前達の生きる世界のため、か」 「じゃあ逆に聞きたいんだけど、君は何を思って戦っていたのかな? 夢を守ると、罪を背負うと言って本来仲間であるはずのオルフェノクを殺していって、何を求めていたのかな?」 嘲笑する表情を浮かべながら、草加は巧に逆に問いかける。 その言葉を受けて、巧は考える。 何故戦えたのか。 夢を守ることに、何を見たのか。 何を望んだのか。 大それたものを望んだつもりはなかった。 ただ、俺が欲しかったのは。 俺が見たかったもの、それは。 夢を持った人間の持った希望。 そして、その紡いでいく世界。 もしそれが世界を包めば、もしかしたら世界はもっと美しいものになるんじゃないか。 「…そういう、ことか」 「答えは見えたか?」 迷いは晴れた。 自分がなぜ戦っていたのか。何を望んでいたのか。 そして、まだ立ち止まることができないことにも気付くことができた。 「ありがとな。今回は礼を言っておくぞ」 「ふん、礼なんていらないさ。 こっちはせいぜいその代わりに、君がどんなふうにもがき苦しんで死んでいくのか、じっくりと見させてもらうとするからさ」 草加の姿が遠くなる。 意識が覚醒しようとしているようだ。 「…ありがとな」 もう聞こえないだろう感謝の言葉を、再度口にする巧。 その心の強さは、やはり巧にとって必要なものだったのだと。 あれは本当に草加だったのか。 答え自体は自分の中にあってただそれがただ草加の形を取っただけなのかもしれない。 ともあれ、分かったことは、答えは得られた。 あとは、立ち上がるだけだ。 ◇ 仮面ライダー4号。 ある世界において、乾巧が持つ仲間の死に対する強い悲しみをきっかけとして生み出された機械兵士。 彼が現界において聖杯から与えられた役割は、『乾巧に終末をもたらす者』 故に乾巧が戦う場合その存在は大きな驚異となる。 しかし、心せよ。 サーヴァントの型に嵌められ呼び出されたこの戦士は、敗北し命を落とした存在。 4号が乾巧にとっての驚異となるのと同じく。 逆に乾巧は、4号を打ち破ったものと同じその称号を持ち得るものであり。 すなわち4号を倒すことができる戦士であるということを。 その事実を忘れているのならば、この悪の機械兵士はいずれ敗れるだろう。 ◇ イリヤスフィールの声が聞こえなくなった。 向こうでアヴェンジャーが処理しているのだと判断した4号は、あの叫び声以降動かない乾巧の元に歩み寄る。 あれが万が一にも立ち上がるきっかけになったら厄介だ。 足元で倒れ伏す巧を、踏み潰さんと足を上げ。 振り落とした瞬間、巧の目は開いた。 瞬時に横に転がって、足を回避。 「…、起きたか」 しかしその動きはやはり体には負担だったようで、起き上がる途中、膝をついた状態で息を切らせている。 巧の目を見る4号。 その瞳からは、まだ戦意は消えていなかった。 「―――なあ、知ってるか?」 息を呑み込んで呼吸を落ち着けた巧は、唐突に口を開いた。 「夢ってのはさ、時々すっげえ切なくなるもので、時々すっげえ熱くなるものらしいんだけどよ。 その夢に向かって走ってるやつってさ、すっげえキラキラしてんだよ」 「何を言っている?」 話の意味が分からず問う4号。 死にかけの男が意識でも混濁させて意味のない言葉でも話し始めたか?と思わず足を止める。 「そういうキラキラってのは確かに俺にはないけどよ。 今を必死に生きて、夢を叶えようとしてるやつっての見てると、すっげえ守りてえってなるんだよ」 その間にも巧は体を奮い立たせながら立ち上がり、決して手放さなかったファイズフォンを開く。 「だから、それを奪うようなやつは許せねえし、戦うことが罪でも、守らなきゃいけないって思うんだよ」 巧の脳裏によぎる者たち。 イリヤや桜、枢木スザクや鹿目まどか。 彼らの夢は分からないし、今はまだなにもないかもしれなくても。 彼らが生きて夢を、希望を繋ぐことで戦いの証を立てられるなら。 きっと、自分の戦いにも意味があるだろう。 「だから、俺は戦うんだよ」 その時4号の中では、直感的な何かが警告を告げていた。 さっきまでの乾巧ならば問題なかった。 今の乾巧は、”危険”。 「戦う意味があるのか、守る意味があるのかって―――」 咄嗟に駆け出す4号。 しかし数歩踏み出したところで、響き渡る銃撃音。 突然体に衝撃が走りその足を止めさせた。 「当たり前だろうが!!!」 その瞬間で、巧の心は、体は固まった。 大きく上に掲げられ、ベルトに差し込まれたファイズフォン。 「――――変身!」 その体を、赤いフォトンストリームの閃光が覆い。 薄暗がりの闇を照らしながら、ファイズが顕現した。 「ちぃっ!」 変身を許してしまったことに舌打ちしながら、ファイズの傍に視線をずらす4号。 それを追った巧の目に入ってきたのは、巨大な銀色の影。 腕に掲げられたホイールを回して牽制しながらファイズの隣に降りてきた。 オートバジン。 この会場のどこかでまだ残っていたらしいそれが、巧の戦意に反応して飛んできたのだろう。 見なくなって二日も経っていないのに、巧にはその姿がずいぶんと懐かしいものにも感じられた。 思わぬ増援を前に、4号は大声で叫ぶ。 「スカイサイクロン!!」 自身の愛機の名を呼ぶと共に、洞窟の奥から機関銃を放ちながら一機の戦闘機が迫った。 巧に向けて放たれた弾丸をその前に出てくることで庇うオートバシン。 頭上を大きく過ぎ去っていくと同時に、オートバジンも飛び立ちスカイサイクロンへと迫っていく。 同時にファイズに向けて4号が迫る。 拳の連撃がファイズの胸を打つ。 退きそうになる体を堪えながら、前を見据えて追撃に放たれた一撃を脇で受け止める。 身を引こうとする4号の体に、返すように拳を打ち付ける。 動じている様子はなく、攻めに意識を向けたことで弱まった拘束が振りほどかれた。 至近距離から離れようとする4号に向けて中段蹴りを放つファイズ。 咄嗟に腕で受け止め防御。 バチリ、とその防いだ腕から一瞬火花が走った。 そこは先ほどフォトンブレイカーの一撃を受け止めた場所。 巧は気付いた。しかし4号に気付いている様子はない。 4号が距離を取ったところで、上を飛ぶスカイサイクロンからミサイルが放たれる。 同時にスカイサイクロンを迎撃していたオートバジンがその弾頭に機関銃を掃射。 巧の元に到達する前に宙を爆光が照らし、一部の破片が4号とファイズの間に炎を巻き上げた。 その火炎の奥から、ファイズが拳を構えて飛びかかる。 カウンターをファイズの胸に叩き込む4号。しかし同時に4号の体にも強い衝撃が走り膝をつく。 吹き飛ばされ地面を転がるファイズの手元を見ると、そこにはファイズショットが備えられている。 「チ、この程度で…!」 視線の先でゆっくりと起き上がったファイズは、ファイズショットを外してファイズポインターを足に取り付ける。 ならばこちらもライダーキックで、と考える4号だったが態勢を立て直すのが間に合わない。 (たかが通常のファイズ相手に、一体何が違う!) ブラスターフォーム相手にも押していたというのに、何故こうもただのファイズ相手に手こずるのか。 答えが出るよりも先に目の前にファイズポインターが展開される。 受けきれないものではないはずだが、先ほどのグランインパクトから受けたダメージが判断を迷わせる。 駆け出したファイズが飛び上がったと同時に、4号はそれを迎え撃つように拳を引き絞る。 「らあああああああああぁぁぁぁ!!!」 「ライダーパンチ!!」 フォトンブラッドに包まれたファイズのキックと、4号の渾身のパンチがぶつかり合う。 拮抗する互いの一撃。 その中で、4号は何かに気付いたように拳を反らす。 拳はファイズのキックを受け流し、ファイズの頬を打つ形で突き抜けていった。 キックは体をわずかに反らした4号の腕を掠めるように通り過ぎていき、頬を打たれたファイズの体は4号の背後で地面を転がる。 ファイズの会心の一撃を受け止めた4号。しかし出てきた声には怒りが満ちていた。 「これが狙いか…、やってくれたな!」 キックを受け止めた腕には火花と電流が漏れ出ている。 幾度も放った攻撃と、今しがた受け止めたキック。それらで蓄積されたダメージが腕の機能に障害を与えている。 これではもうライダーパンチが放てない。下手に撃てば自壊する可能性がある。 同時に、巧の攻撃が何故ここまで体に響いているのかも察した。 ライダーキックを受ける以前と比べて、攻撃が正確になっているのだ。 こちらの攻撃がその身を打つとしても、的確にこちらへの一撃を打ち込んでくる。 防御をほぼ捨てて意識をひたすら攻めに向けている。 おそらくだが、迷いがなくなったのだ。 それまで巧を覆っていた後悔、悲しみ。それらによる潜在的な死の渇望。 しかし今の巧はただ自分が戦う理由に向き合った上でその力を振るっている。 腕のこともある。このままの状態が長引けば、乾巧の身が限界を迎えるか自分の身が打ち負けるかのチキンレースになるだろう。 『―――まずいぞ、これ以上加速すると爆発する!』 『構わない、それが――――だ!!』 一瞬脳裏に何かがフラッシュバックする。 (これは…、不味い…!) 咄嗟に4号は、その記憶を振り払うように起き上がった巧に向けて駆け出す。 狙うは今度こそその身を打ち砕く、そのための必殺技を。 巧が起き上がり、こちらへと視線を上げ。 「ライダーキック!!!」 4号の飛び蹴りが、ファイズの体へと迫り。 ◇ スカイサイクロンの銃弾を避けながらもホイールの機銃を放つオートバジン。 主であるファイズ、巧の元へ向かわせないためにこの場に縛り付ける必要がある。そのため執拗にスカイサイクロンに食い下がり攻撃を続けていた。 しかし戦闘機に対してスマートブレインの技術を注ぎ込んだ特注品とはいえバイク、その性能差は大きい。 既に銃撃や体当たりを受け止め続けたその体の節々からは火花が散っている。頭部のバイザーも割れ、胴体はひび割れ、機関銃は弾切れになりホイールも大きく歪んでいる。 オートバジンの割れたバイザーに、チリチリと光が点滅する。 その時、両翼の残り2発のミサイルをオートバジンに向けて射出。 飛び回って回避しようとするオートバジンだが、追尾機能によりミサイルはその後ろを追ってくる。 急旋回や高速退避しても食い下がってくるミサイルに対し、オートバジンはその手のホイールをミサイルに向けて投擲。 追いすがる一発に命中し爆発、その爆炎の奥に残りの一発が突っ込み遅れて爆発音が響く。 その奥から、爆風で左腕を損失したオートバジンがスカイサイクロンに向けて肉薄する。 迎撃の機関銃を放つと、既に盾を失ったその機体に命中して体に穴を空けていく。 それでも速度を落とすこともなく突き進み、すれ違いざまにスカイサイクロンの片翼に拳を叩きつけた。 翼がへし折れ、バランスと制御を失い宙を回りながら岩壁に叩きつけられ、スカイサイクロンは爆散する。 モニターが下を向き、4号と戦う主の元へと向かう。 「ライダーキック!!!」 そこは、4号が飛び蹴りを放とうと飛び上がった瞬間だった。 4号はオートバジンの接近に気付かない。 こちらの存在に気付いたのか、ふと一瞬空を見上げたファイズがこちらを見て。 オートバジンはその二人の間に飛び込んだ。 ◇ 「何?!」 乾巧を仕留めるはずだった一撃。 しかし命中したのはその間に飛び込んできたオートバジン。 スカイサイクロンはどうしたのか。 まさかあの程度のバイクに遅れを取るとは思っていなかった4号は少しの間思考を奪われ。 オートバジンが爆散していく向こうに、ファイズの姿がなかったことに気付くのが遅れてしまった。 Exceed Charge 「はああああああああああ!!!」 巧の叫び声が耳に届き、振り返った4号の視界に入ったのは。 宙から上段にファイズエッジを構え、それをこちらに向けて振り下ろしてくるファイズの姿。 オートバシンが間に割り込んだ姿を見た巧は、咄嗟の判断で4号の視界に入らぬ向こう側でオートバジンを足場に飛び上がっていた。 その背に備えられたファイズエッジを引き抜き、、空中でミッションメモリーを差し替えて。 振り返った時には、既にその距離は目と鼻の先。反応が間に合わず。 向けられた高出力のエネルギーの刃は、4号の体を大きく斬り裂いた。 「がああああああああああああ!!」 胸部の装甲が大きく裂かれ、裂け目からは内部の機械の体が露わになる。 よろけながらも数メートル後ろに後退。 その目の前で、ファイズはファイズエッジを投げ捨て。 Exceed Charge 宙に飛び上がったファイズを視界に収めた瞬間、目の前に赤いポインターが出現した。 「はあああああああああ!!!」 乾巧の叫び声と共に、そのキック、クリムゾンスマッシュが迫る。 ライダーパンチでの迎撃は間に合わない。 腕を前に出して防御の構えを取る。 今この一撃を受けるのはまずい。 万全の状態ならばともかく、装甲が割れている今これを受ければ間違いなくこの体は砕け散る。 「おおおおおおおおおおぉぉぉ!!!!」 負けじと押し返そうと、4号も気合を入れるかのように叫び声を上げる。 拮抗する中、キックの力が僅かに弱まる。 体のダメージを堪え、ずっと防御を捨てて攻撃を受け続けた体が限界を迎えているのだろう。 このまま保てば、押し返すことができる。 「ハハハ!!乾巧、俺の勝ち―――」 「巧さんっっっ!!!!」 勝利を確信した瞬間、空間に少女の叫ぶ声が響き渡る。 振り返ることができないまま、その声が示すものを4号は悟る。 (まさかアヴェンジャーがやられた?!チィ、こんな時に…!!) 「っ!あああああああああっ!!」 再度巧の声が響く。同時に弱まっていた力が再度取り戻される。 いや、その力はより強まっている。 腕の傷から亀裂が広がり、少しずつ砕けていく。こちらの体が保たない。 「な、ぜ、お前なんぞに…!」 乾巧を倒す、それだけのために呼ばれたはずの自分が、何故敗北しようとしているのか。 その事実に納得できぬ4号。 『お前に、仮面ライダーを名乗る資格はない!』 その時、再度フラッシュバックしたかつての光景。 ぼやけていた箇所が明確になった。 このような状況に陥った時に、自分を倒した男に言われた言葉。 「は、ははは、そういう、ことか…」 割れていく腕を、押し込まれていく体を見ながら、4号は何故負けるのかを察する。 乾巧を殺す。その役目のために呼ばれた。つまりは自分は彼に勝ち得る存在だと。 その事実が、乾巧はまだその名を持つに相応しい者になっていないのだと考えていた。 実際、少し前までの乾巧にはその意志が不足していた。 だというのに、あの小娘の言葉が彼の眠っていた意志を目覚めさせてしまった。 今のこの男は。 『それが仮面ライダーだ!!』 かつて自分を倒した、あの男と同じ―――― 「やはり、お前も―――仮面ライダーかあああぁぁぁ!!!!」 概念的には自分が持ち得ぬその名を持った、人類の自由のために戦う戦士の一人。 腕が砕け、防ぎきれなくなった乾巧のライダーキックは、4号の胴体を貫き。 巧が地面に足をつけた瞬間、その背後で宙に浮かんだ赤いΦの文字の中で爆炎を上げて消滅した。 ◇ 乾巧の戦いを見届けたイリヤは、笑みを浮かべてその傍へと駆け寄る。 「巧さんー!!」 大きく手を振りながら、その背中へ向けて走り。 「よかった、無事だったんですね、巧さ、…ん……?」 その表情から笑みが消えていく。 ゆっくりと体を起こしたファイズ、その体から。 青い炎が立ち上り始めた。 燃えていく体、その手のひらを見て。ゆっくりと巧はファイズへの変身を解く。 「わりぃ、俺はここまでみたいだ」 深く息を吸って、イリヤに背を向けたままそう告げる巧。 ライダーキックを受けた時点で、本来ならばもう死んでいるほどのダメージを受けていた。 むしろ何故ここまで戦えたのかが不思議なほどだった。 「そん、な…」 言葉を詰まらせたイリヤに、巧は振り返る。 シャツの胸の部分は真っ赤に染まり、口からは血が流れている。 立っているのが不思議に思える重傷だ。 それでも、巧はイリヤに笑いかけながら言った。 「そんな顔すんじゃねえよ。 何となくだけど、お前の声があったから戦えたんだってのは分かるんだよ」 と、手元のベルトとファイズフォンに巧は目をやった。 こんなボロボロの体でも、ファイズギアは健在だった。 ふと思った。もしあのキックを受ける時にファイズに変身していたら、あるいは命を落とすことまでは避けられたかもしれない。 だがその場合、きっとファイズギアは破壊されたはず。 根拠があるわけではない。何となくそんな気がしただけだ。 だがそんな考えが浮かんだ巧には、このベルトをこのまま自分と運命を共にさせるのが惜しく感じられた。 体から外したベルト一式を、イリヤに向けて放った。 咄嗟にそれを受け取るイリヤ。 「え…これは…」 「お前が、持っていってくれ。俺と一緒になくなるの、何か惜しい気がするんだよ」 手元に投げ渡されたファイズギアに視線をやる。 何故だろうか。ずっと巧が使っているところを見ていたはずなのに、思っていたよりもずっと大きく、重いものに感じられた。 「使ってくれ、とは言わねえよ。どうせ使えやしねえだろうしな。 ただ、もしもでいい。もしもそれを使えそうで、使ってくれてもいいって思えるやつがいたら、渡してくれねえか? たぶんそれが、そのファイズの力のためになるような気がするんだよ」 願いというほどでもない、ただのワガママに近いものだ。 あるいはこれを手にしたものに、自分のように過酷な運命を背負わせることになるかもしれない。 それでも、自分が、ファイズという戦士がここにいたということを、少しでも残しておきたい。 「…分かりました」 それをバッグにしまうイリヤ。 と同時に、ルビーが口を開く。 『…イリヤさん、門番がいなくなったことで結界が壊れます。 あとはあの聖杯を模した制御装置を破壊すれば、会場に綻びが生まれるはずです』 「うん。分かってる」 現状で手元で使用可能である、最後のカードを取り出しながらイリヤは巧と向き合う。 既に体は崩壊が進んでいる。 これ以上心配をかけないようにと、涙を堪えるイリヤ。 「巧さん、ありがとうございました!」 最後に一言、礼の言葉を述べるイリヤ。 「私、絶対にあなたのことを忘れたりしない。 あなたの希望も、託された願いも、きっと紡いでみせるから!」 顔を下げた一瞬、堪えきれず一筋の涙が伝ってしまい。 悟られまいと頭を上げると同時に振り返って飛び去る。 「―――夢幻召喚」 聖杯の目の前に到達すると同時に、カードをその身に宿す。 桃色の魔法少女衣装は、白い百合を思わせるドレス形の鎧へと変わる。 その手には黄金の聖剣。 かつて戦いで最も苦戦した英霊であり、そして別の世界では衛宮士郎のサーヴァントでもあった者の力だ。 その刃に、黄金に輝く魔力が収束する。 「約束された勝利の剣(エクスカリバー)!!!」 真名の開放された宝具は、巨大な光の柱となって目の前に存在したものを呑み込んでいく。 存在していた疑似大聖杯が消滅した後には、洞窟の奥の空間にはぽっかりと外の夜の夜景が見えるほどの巨大な穴が空いていた。 『イリヤさん、巧さんの生体反応が、たった今消失しました』 「そう…」 もう、振り返っても誰もいない。 だから、今は前に進もう。 託されたもののために、希望を繋ぐために。 一瞬、大気に大きな揺れが走ったかのような感覚を感じ取る。 見上げるイリヤの視線の先には、まるで空間に穴でも空いたかのような鈍く光る円状の空間があった。 『これは、どうやら制御装置を破壊したことで生まれた空間の歪みですね。 不確定要素がありますが、出口に通じるどこかにつながっている可能性もあります。 行きますか?』 「行くよ。今は時間が惜しいから」 『分かりました』 そうして、イリヤはその中に飛び込んだ。 【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ】 [状態]:疲労(大)、右目の周りに火傷の跡、クロ帰還による魔力総量増大 [装備]:カレイドステッキ(ルビー)@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ、クラスカード(セイバー)転身中@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ [道具]:クラスカード(キャスター、ランサー、アサシン、アーチャー、ライダー、バーサーカー、バーサーカー(転身制限中))@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ファイズギア一式@仮面ライダー555 [思考・状況] 基本:皆と共に絶対に帰る 1:他の皆と合流、障害を切り抜ける 2:桜に手を差し伸べる [備考] 【アイリスフィール・フォン・アインツベルン(黒聖杯)死亡】 【仮面ライダー4号 死亡】 ※オートバジン@仮面ライダー555、ファイズブラスター@仮面ライダー555は破壊されました。 ◇ イリヤの背中を見送った巧。その燃えゆく体は徐々に崩れ落ちる。 やることはやった。自分にできる限りのことは全部。 だけど。 (やっぱ、死にたくはねえよな) 本音を言えば、やはり生きたいという気持ちは心の中に残っていた。 そのまま視界の先で、一筋の光が走り。 それが空間を覆い尽くしたところで、乾巧の視界もまた完全に消えた。 「もう、早く起きなよ巧」 「あ?」 ふと目を開けた巧。 視界を覆うような、雲ひとつない満天の青空の下。 そこに真理の顔が映り込んだ。 「あれ?真理?」 「どうしたのよ、そんな幽霊でも見たような顔して」 「いくら天気がよくて気持ちいいからって、そんなところで寝てたら変な夢見ちゃうよ」 その後ろから啓太郎が駆け寄ってくる。 どうやら皆で出かけている時に、河川敷に寝転がり、そのまま眠ってしまっていたようだ。 一緒に出かける約束をしていたのだろうか。木場達がこちらに向けて歩きながら手を振っているのが見える。 少し離れた場所では、中学生らしき女子がじゃれながら走り回っている。 後ろの通りを、赤みがかった髪の高校生が、妹らしき子供と一緒に歩いている。 離れたところでは、草加がバイクに腰掛けながら手を拭いている。 静かで平和な光景だった。 何故か、その青空の下で繰り広げられてる日常が、とても尊いものに思えた。 「ああ、悪い、ちょっと夢見てた」 「全く、せっかく皆で出かけたってのに、寝てばっかりじゃ家にいるのと変わらないでしょ」 そう笑いながら、真理と啓太郎は隣に座る。 そんな時、ふと思ったことがあった。 「…夢っていやあさ、ちょっと思ったことがあるんだ」 「何?」 「俺の夢だけどさ、もしかしたら」 こんな、皆が笑っていられるような。 平和な日常を守っていきたい。 それが、俺の願いで、夢だったのかもしれない。 「やっぱ、何でもねえ」 「何よ、話の途中で。気持ち悪いわね」 「うるせえな!起きたばっかで頭働いてねえんだから!」 もう一度、ゆっくりと目を閉じる。 ―――俺の夢は、もしかしたら。 こんな、何でもなく当たり前で、だからこそ尊いものだったのかもしれない。 やがてイリヤが立ち去っていった空間。 そこにはもう乾巧の姿はなく。 彼のいた場所には一山の灰だけが残っていた。 空間の振動で生じたものか、そこに一陣の風が吹き。 静かに灰は崩れ、飛んでいった。 【乾巧@仮面ライダー555 死亡】 171 あなたと私は友達じゃないけど 投下順に読む 173 ポケットの中の戦争(前) 時系列順に読む 169 I beg you 乾巧 GAME OVER イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 175 閃光のマリアンヌ アイリスフィール・フォン・アインツベルン(黒) GAME OVER 仮面ライダー4号 GAME OVER
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/684.html
ファイズとオルフェノクたちの戦いの場に、木場の引き連れたライオトルーパーたちが参戦。 ファイズ「木場ぁ!?」 ライオトルーパーたちはファイズを襲い、さらに真理と、真理たちが保護していた少年・照夫にも襲いかかる。 海堂「えっ!? なんだよ、なんで真理と照夫を狙うんだよ? おい! どういうことだ、ありゃ? やめさせろ、木場!」 木場は答えず、海堂を冷たく突き放す。 海堂「な、なんだよ!?」 無言のまま、木場が海堂を殴りつける。 真理が、ライオトルーパーたちから逃げ続ける。 照夫が転倒する。 真理「照夫くん!?」 そこへ、草加と三原が駆けつける。 音声『Standing By』 草加たち「変身!」「変身!」 音声『Standing By』『Complete』『Complete』 どうにか戦いを切り抜け、地下道で倒れた草加のもとに、真理や草加たち流星塾生の義父・花形が現れる。 巧が木場のもとへ電話をかける。 巧「木場か? わかったよ、お前が本気だって。俺の知ってるお前は、もういない…… いいんだな? そう思って」 木場「君と話すことは何もない。人間であろうとする君とはね」 草加は、スマートブレインの病院へ運び込まれる。 ベッドの上で目を覚ますと、そばに花形がいる。 草加「ここは……? ──父さん!?」 花形「ひさしぶりだな」 一方、真理と三原と里奈。 里奈「本当なの? お父さんに逢ったって」 三原「あぁ。父さんも逢いたがってた。みんなに」 真理「それで、何を話したの? 何か言ってた? お父さん」 三原「みんなと、逢う約束をしてくれた。昔のままの父さんだった。優しい父さんのままだった」 真理の回想。 幼い頃、泣いていた自分を慰めてくれた父── (花形『泣くな、真理。お前の笑顔は、みんなを幸せにできるんだ。だから、泣くな』) 真理 (お父さん、逢いたい…… もう一度逢いたいよ、お父さん……) 草加「教えてくれ。父さんが流星塾を作った、本当の理由は何だったのか」 花形「私はオルフェノクの王を捜すために、お前たちを集め、流星塾を創った。だがあの同窓会の日…… お前たちの命を奪ったのは私の意志ではない。スマートブレインの一部のオルフェノクたちが勝手にやったことだ」 草加「言いわけはするな……! オルフェノクの王を捜すためだと? そんな目的のために、あんたは!?」 花形「その上、お前たちにベルトを贈ることで、過酷な運命を背負わせてしまった…… 私は賭けてみたかった。幼い頃から、つらい境遇を耐えてきたお前たちの、強さと優しさに…… 私は人間がオルフェノクの力に飲み込まれ、人としての心を失っていくのを何度も見てきた。そして悟ったんだよ。オルフェノクは滅ばなければならない存在だと」 草加「なら、滅べばいい。俺の手で、あんたを……!」 草加が変身しようとするが、またも苦痛に襲われる。 草加「う!? うぅっ……」 花形「やめておけ。お前はもう、変身しないほうがいい」 草加「……何!?」 花形「スマートブレインの実験で、お前はオルフェノクの記号を埋め込まれた。お前がカイザのベルトを自在に操れたのは、その記号にお前の体がある程度順応できたからだ。だが、その力も今や消えかかっている。このまま変身を続ければ、お前自身が滅びることになるだろう」 海堂は、木場のもとに詰め寄っている。 海堂「どういうつもりだ、お前? 何で照夫を襲わせたりしたんだよ? しかも、俺様まで殴りやがってよ。えぇ? お前は人間を守るんじゃなかったのかよ? それがお前の理想だったんじゃねぇのかよぉ!?」 木場「そんな俺の理想を、君はバカにしてたんじゃなかったのか!?」 海堂「バカ野郎…… 違うだろ。俺はな…… 心の底で、ずっとお前を尊敬してました。本当はな、本当はお前みてぇに生きてみたかったんだよぉ!」 木場「くだらない……」 海堂「てめぇ! 馬鹿野郎!」 海堂が、木場を殴り飛ばす。 海堂「お前とは絶交だ。これからは俺が、お前の代りになる。返すぜ、これ」 海堂がライオトルーパーのベルトを放り投げ、立ち去る。 海堂は三原のもとに現れる。 三原「君は……?」 海堂「おい。ちょっと俺様に力を貸せ。どうしてもやらなきゃなんないことがあるんだ。頼む」 再び気を失った草加のそばに、花形が付き添う。 花形「雅人……」 三原から電話が入る。 花形「はい?」 三原「父さん。憶えてるよね? 今日、みんなで逢う約束。俺、行けないかもしれないけど、真理も里奈も、楽しみにしてるから」 花形「あぁ…… わかってる (もう一度、逢いたい…… 真理にも、里奈にも……)」 そこに木場が現れる。 木場「花形さん」 2人が病室の外で話す。 花形「君は知りたがっていたな? 私がなぜ、君を社長にしたか。これがその理由だ」 花形が手を差し出す。 その手は、灰色に変色している。 木場「……どういうことですか?」 花形「オルフェノクとは人間の進化形だ。だが、あまりにも急激な進化は、肉体を滅ぼす。いわばオルフェノクとは、死に至る病と同じだ。放っておけば我々は滅びる」 木場「まさか…… そんな!?」 花形「私が君を選んだのは、君が心の底で人間を深く愛しているからだ。オルフェノクと人間は共存できない。君は滅びの道を選ぶ勇気を持っているはずだ。人間のために……」 木場「……」 花形「それにしても皮肉なものだ。私が以前送った3本のベルトは、オルフェノクの王を守るために作られた。そして今、雅人たちは何も知らぬまま、あの少年を守っている」 草加が意識を取り戻し、その会話を立ち聞きしている。 草加 (あの少年……? まさかあいつが、オルフェノクの王だと!?) 病院を出た草加を、木場が呼び止める。 木場「待て」 草加「すべて聞かせてもらった。オルフェノクの王が滅べば、オルフェノクは全員自然消滅というわけだ。ならば俺が王を倒す。お前も満足だろう? それが人間のためなんだからな」 木場「花形さんは何も知らない。俺の人間に対する絶望の深さを。滅ぶべきなのは人間のほうだ。俺は死なない」 三原と海堂は、ライオトルーパーの1人であるSWAT隊員のもとに現れる。 海堂「お宅、木場勇治からベルトもらったろ? 返せ」 音声『Complete』 SWAT隊員がライオトルーパーに変身する。 三原「変身!」 音声『Standing By』『Complete』 三原と海堂も、それぞれデルタとスネークオルフェノクに変身し、ライオトルーパーに立ち向かう。 真理と里奈は、花形との再会の場に来ている。 真理「何年ぶりかなぁ、お父さんに逢うの 里奈「なんか、ドキドキしちゃうね。早く来ないかなぁ、お父さん」 真理たちのもとへ向かう花形の前に、草加がカイザドライバーを手にして、立ち塞がる。 草加「どこに行くつもりだ?」 花形「雅人……」 草加「真理には会わせない。あんたに会う資格はない!」 花形「よせ! 前にも言ったはずだ。お前はもう、変身してはならない。それに、私と戦う必要はない」 花形が手を差し出す。 すでに灰色に変色している。 そして花形の顔もまた灰色に変色し、サラサラと灰がこぼれ落ちる。 花形「これでいい……」 草加「父さん……!?」 花形「お前は生きろ…… 雅人……」 花形の全身が灰と化し、跡形もなく崩れ落ちる。 草加「父さん!? ……父さん! 俺は、生きる…… 生きて…… 戦う!」 照夫と遊んでいる啓太郎のもとへ、草加から電話が入る。 啓太郎「もしもし。──草加さん? どうしたの?」 草加「お前が預かっていたあの子供だ…… 今、どこにいる?」 啓太郎「今、一緒に遊んでるけど?」 デルタとスネークのもとには、他のライオトルーパー全員も参戦す。 デルタは劣勢に陥り、変身を解除されてしまう。 スネーク「こいつら、強いぜ! 乾だ、乾を呼べ!」 真理「遅いなぁ、お父さん……」 里奈「真理、ここにいて。私、ちょっと見て来るから」 真理が里奈の後姿を見送る。 背後に忍び寄った木場が、真理の口を布でふさぐ。 草加のもとに電話が入る。 草加「もしもし」 木場「園田真理を預かっている。助けに来たほうがいいんじゃないのかな?」 草加「何!? 真理…… 真理!」 大ピンチの三原たちのもとへ、巧が到着する。 巧「三原!」 音声『Standing By』 巧たち「変身!」「変身!」 音声『Standing By』『Complete』『Complete』 巧がファイズに変身、三原も再びデルタに変身し、反撃に転じる。 木場が海岸で待ち構えている。 車の中で、気を失った真理が捕われている。 草加が現れる。 草加「木場……! 貴様ぁ!」 木場「やっぱり来たか」 草加「なに……!?」 ラッキークローバーのオルフェノクたち3人が現れる。 (花形『このまま変身を続ければ、お前自身が滅びることになるだろう』) 音声『Standing By』 草加「変身!」 音声『Complete』 草加が決意と共に、カイザに変身して、オルフェノクたちに立ち向かう。 一方でファイズは、アクセルフォームに変身する。 音声『Complete』 カイザがオルフェノク3人を相手に、激闘を繰り広げる。 真理が車内で目を覚ます。 真理「……はっ!? 草加くん!?」 カイザの手から、灰がこぼれ落ちる。 またも苦痛に襲われるカイザに、オルフェノクたちの攻撃が炸裂する。 カイザ「うわぁっ!?」 ファイズがアクセルフォームの超高速攻撃で、ライオトルーパーを一掃する。 カイザが次第に、追いつめられてゆく。 真理が電話で巧に助けを乞う。 真理「巧、お願い! すぐ来て! 草加くんが!」 ドラゴンオルフェノクの冷酷な一撃が決まる。 変身が解除されて、草加が吹っ飛ぶ。 草加「うぅっ…… くッ……」 地面に転がったカイザドライバーをつかもうとするが、その手から灰がこぼれおち、目がかすむ。 さらにオルフェノクたちの攻撃が炸裂する。 草加が大きく吹き飛ばされ、海岸に叩きつけられる。 草加「うぅっ…… 死んで……たまるか……」 草加が海岸をさまよう。 誰かが、カイザドライバーを拾い上げる。 真理が車を飛び出して、草加を捜し回る。 真理「草加くぅん! 草加くぅん!」 草加「真……理……」 真理は、岩陰に倒れた草加に気づかず、その姿が遠ざかっていく。 朦朧とする草加の前に、カイザが現れ、その首をねじ上げる。 鈍い音が響き、草加の体が崩れ落ちる。 巧と三原が、海岸へ急ぐ。 巧「待ってろよ、草加…… 草加!」 真理「草加くぅん! 草加くぅん!」 カイザが変身を解くと、その正体は木場。 息絶えた草加を残し、木場が去っていく。 真理「草加くぅん! 草加くぅん!」 草加の体が灰となり、跡形もなく消え去っていく── 真理「草加くぅん! 草加くぅん!」 ※ この続きは仮面ライダー555の第49話をご覧ください
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/258.html
【種別】 仮面ライダー 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー555(平成第4作) 劇場版登場仮面ライダー 【名前】 仮面ライダーオーガ 【よみがな】 かめんらいだーおーが 【変身】 坂田健児(偽者) 【身長】 202センチ 【体重】 101キロ 【パンチ力】 4.5トン 【キック力】 9トン 【ジャンプ力】 ひと跳び38メートル 【走力】 100メートルを5.6秒 【9つの世界】 555の世界(オーガドライバーのみ) 【新たな世界】 ネガの世界 【スーツアクター】 【声の出演】 坂本恵介 【登場話】 第1話、第11話、第20話、第21話 【ディケイドの物語】 第1話、 光夏海が見た予知夢の中に登場。仮面ライダーディケイドと戦っていたが、この夢が何であるのかは不明。結局敗れてしまった。 555の世界 オーガの変身ベルト「オーガドライバー」のみが登場。スマートブレインハイスクールの破壊された校舎の瓦礫から仮面ライダーデルタの変身ベルト「デルタドライバー」、仮面ライダーサイガの変身ベルト「サイガドライバー」、ライオトルーパーの変身ベルト「スマートバックル」と共に、海東大樹によって発見された。 海東によって発見された後で彼に大企業が開発した「帝王のベルト」と鑑定され、回収されることとなる。 ネガの世界 仮面ライダーダークキバ=紅音也らライダーに管理されているダークライダーとして登場。夏海の世界で、TGクラブのメンバーだった坂田健児の夏海の思い出を元に、夏海の世界の影の世界のネガの世界の住人の坂田が彼を抹殺し後、彼に化け、光夏海に近づく。 そしてダークライダー達の目的であるケータッチの奪還を行なうために門矢士が変身した仮面ライダーディケイド コンプリートフォームに「オーガストラッシュ」を放とうとするが、コンプリートディケイドがライダーカード、カメンライド ブラスターで召喚された仮面ライダーファイズ ブラスターフォームと共に放った「ファイナルアタックライド ファイズ」で発動される必殺技「フォトンバスター」を受けて撃破された。 【オリジナルの物語】 仮面ライダー555の劇場版「パラダイス・ロスト」に登場した。オルフェノクに立ち向かう人類を始末するために製作された「帝王のベルト」の片割れであり、「地のベルト」という異名を持っている。携帯電話型のアタッチメント「オーガフォン」(SB-000P)に000とコードを入力したあと、変身ベルト「オーガドライバー」(SB-000B)にオーガフォンを装着することで変身が可能である。ウマの特質を持つオルフェノク「ホースオルフェノク」(激情態)としての正体を隠す「木場勇治」が装着する。その時の木場は、スマートブレイン社の策略で人類に絶望しており、乾巧=仮面ライダーファイズ=ウルフオルフェノクをスマートブレインスーパーアリーナで迎え撃つことになる。後に囚われの園田真理を庇い、エラスモテリウムオルフェノクの針の攻撃で絶命する。 武装は上記に記載しているオーガフォンを103のコードで変形させたレーザー銃「シングルモード」と106のコードで変形させる連射式レーザー銃「バーストモード」であり、オーガでしか扱えない強力な威力を持っているマルチアタッチメント「オーガストランザー」(SB-000S)が最大の武器である。このオーガストランザーは射撃形態である「ガンモード」、斬撃形態である「ブレードモード」の2つの形態を使い分けることができる。更に同じ帝王のベルトに分類される変身ベルト「サイガドライバー」によって変身する仮面ライダー「仮面ライダーサイガ」の2倍以上の動力源「フォトンブラッド」を生成するほどの出力を誇っている。 必殺技はミッションメモリーをオーガストランザーに差し込みブレードモードへ変形させ、そこから(設定上)無限に伸びる光刃で敵を切り裂く「オーガストラッシュ」である。 【関連するページ】 555の世界 TGクラブ オルフェノク オーガストラッシュ オーガドライバー ジェットスライガー ダークライダー ネガの世界 フォトンバスター ライオトルーパー ライダー大戦 仮面ライダー 仮面ライダー555(平成第4作) 仮面ライダーサイガ 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム 仮面ライダーデルタ 劇場版登場仮面ライダー 坂田健児 必殺技 第1話登場ライダー 第20話 第20話登場ライダー 第21話 第21話登場ライダー
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/2614.html
※ ここまでのあらすじは仮面ライダー555の第48話をご覧ください 巧たちが海岸で、草加を捜す。 巧「草加──!!」 三原「草加──!!」 地面に積もった灰の中に、幼い真理の写真が埋もれている。 三原「間違いない、草加のだ…… そんな、奴が……!?」 海堂「どした? そこで何やってんだよ、おい」 巧「草加……」 三原「草加ああぁぁ──っっ!!」 三原が街中で、里奈と落ち合う。 里奈「草加くんが……!? 本当なの!?」 三原「たぶん、オルフェノクにやられたんだと思う」 里奈「そんな…… 嘘でしょ!? 何かの間違いに決まってる! そんなことあるはずない!」 三原「真理には言うな…… 悲しませたくない (草加…… 俺の中で生きてくれ。君の強さを、俺にくれ……)」 巧と海堂はスマートブレイン社へ向かい、新社長となった木場に詰め寄る。 木場「草加雅人が、死んだ?」 巧「あぁ、そうだよ。お前、なんか知ってんじゃねぇのか?」 木場「……」 巧「まさか、お前が草加を?」 木場「あぁ、俺が倒した」 巧「何ぃ……!? お前ぇぇ!!」 巧が繰り出したパンチを、木場はたやすく受け止める。 海堂「よせ、よせ。そいつぁもう、人間じゃねぇんだ。殴るだけ無駄だぜ」 巧「なぜだ…… なぜ草加を!?」 木場「彼はすべてのオルフェノクを憎んでいた。それに、オルフェノクの王を倒そうとしていたからね」 海堂「何だそれ? お前だって、王を倒そうなんつってたじゃねぇか?」 木場「あぁ。俺たちオルフェノクの、死の運命を知るまではね」 海堂「はぁ? 死の運命?」 木場「君たちも知っておいた方がいい。俺たちオルフェノクは、人類の進化形だ。だが、あまりに急激な進化に、体がついていけないんだ。放っておけば、俺たちは近い内に死ぬだろう」 海堂「死ぬ? 俺たちが……!?」 木場「そう。だがオルフェノクの王が覚醒すれば、我々はその力で、死の運命から逃れられる」 海堂「え? それ、本当? じゃあ、俺たちみんなでオルフェノクの王、守ろうじゃねぇか! な、な?」 木場「王が覚醒すれば人類は滅びる……!」 海堂「……!?」 木場「この世にはオルフェノクだけが残るだろう」 その会話を、密かにラッキークローバーの冴子が耳にしている。 西洋洗濯舗・菊地。 啓太郎「大丈夫だって! 草加さんのことだもん、そう簡単にやられるはずがないじゃない」 真理「うん…… それはそうだけど、何だか嫌な予感がして……」 啓太郎「それよりさ、知ってた? 真理ちゃん。うちの店、もうすぐ開店百周年記念なんだよね!」 巧が帰って来る。 真理「巧! 草加くんは?」 巧「わからない…… 会えなかった」 冴子がオーナーを務めるバー、クローバー。 木場と、ラッキークローバーの一同。 琢磨「すべて聞きましたよ、冴子さんから。我々オルフェノクの、死の運命について…… 本当なんですか!?」 木場「えぇ。前社長の村上さんも、花形さんも知っていたことです」 琢磨「でも、王が目覚めれば我々は救われる。そうなんでしょう? ね、ね!?」 北崎「バッカだなぁ~、琢磨くん。駄目だよ、そんな話を信じちゃ。だいたい、この僕が死ぬはずがないよ。僕は世界一強いんだからね」 琢磨「それはそうかもしれませんが……!」 北崎「そうだ。新しいゲームをしようよ。オルフェノクの王を最初に倒した人が、新しい王になる。どう? 面白そうでしょ?」 西洋洗濯舗・菊地。 真理が照夫も含め、5人分の夕食を用意している。 巧「何だよ? これは」 真理「何って、草加くんの分じゃない。いつ帰ってくるか、わかんないから」 巧「よせ……」 啓太郎「どうしたの? タッくん」 巧「わかんないのか? 死んだんだよ、草加は」 真理が言葉を失い、手にしていた食器が床に転がる。 真理「死ん……だ……? 草加くんが……?」 啓太郎「そんな……? 嘘でしょ? ねぇ、嘘だよね、タッくん!? ねぇ、何とか……」 巧「嘘じゃなぁい!! オルフェノクにやられたんだよ。俺と同じオルフェノクにな…… おい、見ろよ」 巧が、草加の灰にまみれた手を見せる。 巧「草加の血だ…… 憎いだろ、オルフェノクが? えぇ? オルフェノクなんて滅べばいいんだよ!1人残らずッ!! ……この俺もな!」 巧が外へ飛び出す。 啓太郎「タッくぅん!!」 巧が、夜の街はずれに佇む。 真理が現れ、泣きながら、巧の胸に頭を預ける。 真理「巧……」 巧「真理、ごめん…… ごめんな……」 真理「巧。明日、行ってみたい場所があるんだ…… 付き合ってくれない?」 巧「あぁ……」 真理「私と草加くんが、初めて出会った場所。草加くんのこと、忘れないように……」 木場と北崎が去った後の、クローバー。 琢磨「どうします、北崎さんが王を倒したら!? 我々の命は……」 冴子「私は死なない。死んでたまるもんですか…… 絶対に!」 翌日、流星塾の跡地。 巧たちや三原たちが訪れる。 真理「全部、ここから始まったんだよね…… 三原くんや里奈、草加くんとも、ここで知り合って。楽しいこと、いっぱいあったよね。それから、つらいことも……」 三原「……危ない!」 攻撃が地面に炸裂する。 北崎、琢磨、冴子が現れる。 巧「お前たちぃ!」 北崎「さぁ、ゲームの始まりだ」 3人がドラゴンオルフェノク、センチピードオルフェノク、ロブスターオルフェノクに変身する。 ドラゴン「僕の勝ちだぁ!!」 啓太郎「タッくん!!」 三原「変身!」 音声『Standing by』『Complate』 巧「変身!」 音声『Complate』 三原がデルタに、巧がファイズに変身する。 ファイズ「逃げろぉ!」 デルタ「逃げるんだ!」 真理「こっち!」 ファイズとデルタが真理たちを逃がしつつ、ドラゴンオルフェノクを迎え撃つ。 ドラゴンは、2人相手でも動じない。 しかし突如、センチピードとロブスターが、ドラゴンに攻撃を見舞う。 ドラゴン「何をするんだ!?」 ロブスター「悪いわね、北崎くん。私たち、あなたのゲームに付き合うつもりはないの」 センチピード「生きたいんですよ、僕たちは」 ドラゴン「フッ? フフ、ハハハ…… うぅわぁぁ──っっ!!」 ドラゴンが狂気のような叫びと共に龍人態となり、センチピードらに、そしてファイズたちに反撃する。 デルタ「チェック!」 音声『Exceed charge』『Exceed charge』 ファイズのクリムゾンスマッシュ、デルタのルシファーズハンマーの2大必殺キックが同時に炸裂する。 ドラゴンオルフェノクは大ダメージを追いながらも、半狂乱のように逃げ去る。 息も絶え絶えの北崎の前に、センチピードオルフェノクが現れる。 センチピード「いい姿ですね、北崎さん。僕は待ってたんですよ、このときを……!」 センチピードが今までの怨みを込めて、手負いの北崎を痛めつける。 一方、真理たちのもとでは、いつの間にか照夫がいなくなっている。 真理「あれ? 啓太郎、照夫くんは? ……もう!」 一同「照夫くん!」「照夫くん!」 真理「里奈、そっちをお願い!」 一同「照夫くん!」「照夫くん!」 北崎らのもとに、照夫が姿を現す。 地面に長く伸びた影から、オルフェノクの王、アークオルフェノクが出現する。 センチピード「オルフェノクの…… 王!?」 北崎がフラフラのまま、おぼつかない足取りで逃げ出す。 北崎「僕がやられるはずはないんだ! 僕は…… 王様なんだから!」 アークオルフェノクが無言の迫力を漲らせながら、北崎を追いつめる。 北崎「わぁぁ──っ!」 北崎が青い炎に包まれ、石化する。 アークがその体をむしり取り、バリバリと食らい始める。 センチピード「はぁ、はぁ…… わあぁぁ──っ!?」 センチピードが恐怖にかられて、逃げ出す。 アークオルフェノクが北崎を食らい終え、照夫の体へ戻って行く。 偶然にもその光景を、巧が目撃している。 巧「まさか…… あいつが?」 木場が現れる。 巧「木場!?」 木場「そうだ。あの少年こそ、我々の…… オルフェノクの王だ」 巧「そんな…… 馬鹿なことが?」 真理たちが事情を知らず、照夫を見つける。 啓太郎「照夫くん!」 真理「照夫くん!」 啓太郎「もう、捜しちゃったよ! ほら、行くよ」 巧「そんな…… そんな……!?」 木場「君は知らず知らずのうちに、今までオルフェノクの王を守ってきたというわけだ」 巧「……」 木場「王はまだ完全に覚醒してはいない。でも、君に倒せるかな? あの少年を。それに今、王を倒せば、君は近い内に死ぬことになる…… 悪いことは言わない。オルフェノクとして生きた方がいい」 逃げ惑う琢磨のもとに、冴子が現れる。 冴子「琢磨くん…… 何を怯えてるの?」 琢磨「はぁ、はぁ……」 冴子「良かったじゃない。北崎くんがいなくなって。これでもう、あなたをいじめたりはしないわ」 琢磨「はぁ、はぁ…… わあぁぁ──っっ!」 琢磨が恐怖のさめないまま、逃げ出す。 冴子「何? 変な子……」 飲食店で食事中の、巧と海堂。 海堂「おい、聞いてんのか? 人の話」 巧「……あぁ」 海堂「ていうかな、とにかく俺は決めたんだ。俺の命なんて、どうなったっていい。俺は死んでもオルフェノクの王を倒してみせる。人類のためにな……! そして、真の英雄となるのだ」 巧「……」 海堂「だから聞いてんのかよ、人の話を!?」 巧「あぁ……」 海堂「しっかしよぉ、どこのどいつなんだろうなぁ、オルフェノクの王ってのは」 巧「……さぁな」 西洋洗濯舗・菊地の百周年記念として、野外バーベキューパーティが開かれる。 三原たちや海堂も参加している。 海堂「いや、ちゅうか全然知らなかったぜ。お前んとこのクリーニング屋、百周年記念な」 啓太郎「うん。まぁ、最近つらいことばっかで、パーティっていうのも変かもしれないけどね」 海堂「いやいや、こういうときだからこそ、みんなでパーッとやんのも必要なんだよ。とにかくみなさん、菊池クリーニングに、乾杯だぁ!」 勢い余って、海堂のコップの中身が火にこぼれ、煙が吹き上がる。 一同「わぁ!」「ちょっとぉ!」「水だ、水だ!」「熱、熱!」 大騒ぎしている間に、照夫の姿が消えている。 真理「あれ…… 照夫くんは? 啓太郎、照夫くん知らない?」 啓太郎「え? もう、しょうがないなぁ~。ちょっと目ぇ離しちゃうと、すぐいなくなっちゃうんだから!」 照夫が空き地で、1人の男性を見つける。 照夫の体から、アークオルフェノクが実体化して、男を石化する。 巧がそれを目撃し、思わず飛び出す。 巧「変身!」 音声『Complate』 アークオルフェノクが、照夫の中へと消え去る。 照夫を捜していた海堂が、照夫を攻撃しようとするファイズを目にする。 海堂「おい!?」 海堂がスネークオルフェノクに変身し、ファイズを制する。 スネーク「やめろ! 何やってるんだ、お前!?」 ファイズ「離せぇ! 邪魔するなぁ!」 ファイズがスネークオルフェノクを殴り飛ばし、海堂は人間態に戻る。 そこへ真理たちも駆けつける。 真理「巧!?」 ファイズは戸惑いを見せつつも、意を決したように、照夫を目がけて拳を振るう。 突如として木場が現れて、その拳を止める。 ファイズ「木場……!?」 木場「変身!」 音声『Complate』 木場がカイザに変身し、ファイズに襲いかかる。 真理「木場さん!?」 啓太郎「何!? 何がどうなっちゃってるの!?」 カイザ「君の思い通りには、させない!!」 ファイズ「どけ! 奴は…… 俺が倒す!!」 戦いの末に、ファイズがダメージを負って、変身が解ける。 巧はなおも、変身しようとする。 だが巧の手から、灰がサラサラと零れ落ちる。 真理「巧!」 啓太郎「タッくん!」 真理「大丈夫!?」 真理、啓太郎が巧のもとに駆け寄る。 巧は2人を振り払い、手の灰化を隠すように、どこかへと走り去る。 真理「巧ぃ!?」 ※ この続きは本家エンディングドットコムをご覧ください
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/112.html
「It's show time!」 【種別】 仮面ライダー 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー555(平成第4作) 劇場版登場仮面ライダー 【名前】 仮面ライダーサイガ 【よみがな】 かめんらいだーさいが 【変身】 ? 【身長】 193センチ 【体重】 93キロ 【パンチ力】 3.5トン 【キック力】 8トン 【ジャンプ力】 ひと跳び40メートル 【走力】 100メートルを5.5秒 【9つの世界】 555の世界(サイガドライバーのみ) カブトの世界(ディエンドの召喚) 【スーツアクター】 永瀬尚希(未) (JAE) 【声の出演】 塩野勝美 (第17話) 【登場話】 第1話、第2話、第11話、第17話 【ディケイドの物語】 第1話、第2話 光夏海が見た予知夢の中に登場。多数のライオトルーパーを率いて空中から仮面ライダーディケイドと戦っていたが、この夢が何であるのかは不明。ディケイドの攻撃によって撃墜されてしまった。 555の世界 サイガの変身ベルト「サイガドライバー」のみ登場した。スマートブレインハイスクールの破壊された校舎の瓦礫から仮面ライダーデルタの変身ベルト「デルタドライバー」、仮面ライダーオーガの変身ベルト「オーガドライバー」、ライオトルーパーの変身ベルト「スマートバックル」と共に、海東大樹によって発見された。 カブトの世界 海東大樹が変身する仮面ライダー・仮面ライダーディエンドの使用するライダーカード「カメンライド サイガ」によって工場に召喚され、同じくディエンドの使用するライダーカード「カメンライド イクサ」によって召喚された仮面ライダー・仮面ライダーイクサとともにクロックアップ中である仮面ライダーカブトに攻撃を仕掛けた。また、この2人はディエンドが召喚した仮面ライダーの中で初めて言葉を発したライダーでもある。 また、声は違うものの、セリフは全て英語であり、劇場版での独特の挑発ポーズも披露しているあたり、レオ本人であると予想できる。 【オリジナルの555の物語】 仮面ライダー555の劇場版「パラダイス・ロスト」に登場した。オルフェノクに立ち向かう人類を始末するために製作された「帝王のベルト」の片割れであり、「天のベルト」という異名を持っている。携帯電話型のアタッチメント「サイガフォン」(SB-315P)に315とコードを入力したあと、変身ベルト「サイガドライバー」(SB-315B)にサイガフォンを装着することで変身が可能である。多数の次世代製品を製作している大企業「スマートブレイン社」の用心棒「レオ」が装着する。レオは、正体こそ明かされなかったが、上位の能力を持つオルフェノクである。敗北したカイザの草加雅人を指の触手で灰化させる。また、しゃべる言葉は、「変身(ヘンシン)」以外全て英語である。スマートブレインスーパーアリーナでの乾巧=仮面ライダーファイズとの戦いでスパークルカットを受け、死亡し灰化する。 武装は上記に記載しているサイガフォンを103のコードで変形させたレーザー銃「シングルモード」と106のコードで変形させる連射式レーザー銃「バーストモード」であり、仮面ライダーファイズや仮面ライダーカイザを遥かに凌ぐ出力を誇っている。だがこのライダーの最大の特徴は背中のハードポイントに接続された飛行能力を持つアタッチメント「フライングアタッカー」(SB-315F)である。サイガドライバーから生成された動力源「フォトンブラッド」を燃料として空中を自在に飛行することが可能。フライングアタッカーの限界高度は5000mで最高時速は820kmという、かなり優秀な性能を誇っている。更にブースターを変形させることでブースターから破壊光弾を連射する「ブースターライフルモード」、操縦桿を引き抜き変形させたトンファー「トンファーエッジモード」を武器として使用する。 必殺技には「スカイインパクト」と「コバルトスマッシュ」があるが、劇中では未使用なためどのような技かは不明である。なお、劇場版ではトンファーエッジモードの状態でサイガドライバーを操作し「エクシードチャージ」することによりフォトンブラッドを充填、形成した光刃で攻撃対象を切り裂くという技を発動していた。 【関連するページ】 555の世界 JAE オルフェノク オーガドライバー カブトの世界 カメンライド カメンライド サイガ サイドバッシャー バトルモード ジェットスライガー スマートブレイン社 スラッグオルフェノク ペリカンオルフェノク ライオトルーパー ライダー大戦 ワイルドボアオルフェノク 仮面ライダー 仮面ライダー555(平成第4作) 仮面ライダーイクサ 仮面ライダーオーガ 仮面ライダーディエンド 仮面ライダーデルタ 劇場版登場仮面ライダー 塩野勝美 声の出演 海東大樹 登場人物・出演俳優 第17話 第1話登場ライダー 第2話登場ライダー
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/135.html
「邪魔なんだよ……俺の思い通りにならないものは全て!」 【種別】 仮面ライダー 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー555(平成第4作) 【名前】 仮面ライダーカイザ 【よみがな】 かめんらいだーかいざ 【変身】 ? 【身長】 189センチ 【体重】 95キロ 【パンチ力】 3トン グランインパクト発動時は約5.5トン 【キック力】 7トン ゴルドスマッシュ発動時は約23.5トン 【ジャンプ力】 ひと跳び30メートル 【走力】 100メートルを6.3秒 【9つの世界】 キバの世界(鳴滝の召喚) 【スーツアクター】 渡辺淳(未) (JAE) 【声の出演】 村上幸平 (オリジナルキャスト) 【登場話】 第1話、第4話、第5話 【ディケイドの物語】 第1話 光夏海の見た、予知夢で戦う仮面ライダーとして登場。サイドバッシャー バトルモードに搭乗して、仮面ライダーディケイドと戦っていたが、この夢が何であるのかは不明。 キバの世界 鳴滝の特殊能力でどこかの異世界から召喚された仮面ライダー。競技場の世界に召喚され、仮面ライダーディケイドのベルト「ディケイドライバー」を手に入れるという目的のため、ディケイドとライダーバトルを繰り広げた。 「カイザブレイガン」を使用してディケイドを遠距離から追い詰めるがディケイドのライダーカード「アタックライド イリュージョン」により形勢逆転。その撹乱攻撃に追い詰められてしまう。形勢が不利と考え退却。オーロラの中に消えた。 なお、このカイザは「仮面ライダー555」の登場人物「草加雅人」の喉元を触る癖がそっくりであった。 【オリジナルの555の物語】 多数の次世代製品を製作している大企業「スマートブレイン社」が開発したオルフェノクの王を守るという役割を持つ「3本のベルト」の内一つである。携帯電話型のアタッチメント「カイザフォン」(SB-913P)に913とコードを入力したあと、通常の人間が装着すると変身可能だが変身解除後灰化してしまう「呪いのベルト」と呼ばれている「カイザドライバー」(SB-913B)にカイザフォンを装着することで変身が可能。主にオルフェノクの記号を持つ元流星塾生「草加雅人」がこのカイザの装着者となっている。3本のベルトに共通に装着されている線状の動力源「フォトンブラッド」は仮面ライダーファイズのものよりも高出力であるため黄色に染まっている。他の装着者は元流星塾生の「高宮航太」、「西田清高」、「神道貴久」、スマートブレイン社新社長のホースオルフェノクの正体を隠す「木場勇治」、ラッキークローバーのロブスターオルフェノクの正体を隠す「影山冴子」、劇場版「パラダイス・ロスト」のみ変身一発!ドリンクを2本飲んだ「菊池啓太郎」。元流星塾生の3人は変身解除後灰化して死亡している。例外の啓太郎は無事だったが代わりに「カイザギア」が灰化した。 草加雅人は花形=ゴートオルフェノクの警告通り、オルフェノクの記号の効力が無くなり始め、灰化が始まる。その後、新社長木場勇治に園田真理を誘拐され、琢磨逸郎=センチピードオルフェノクと影山冴子=ロブスターオルフェノクとの戦闘中に肉体が限界となり変身解除し倒れた所を木場に首を折られ死亡し灰化する。。木場は草加死亡直後より変身した。また、高宮は変身後の姿と名前のみで未登場である。 主な装着者である草加自身が持つ技能とカイザギアにプログラムされている秀でたスペックを併せ持っているため、どんな怪人に対応可能な仮面ライダーである。また、専用バイクとして「サイドバッシャー」(SB-913V)を保有しているのも特徴。 首都圏外郭放水路でのオルフェノクの王「アークオルフェノクとの戦いでカイザギアは破壊された。 武装は上記のカイザフォンを103のコードで変形させた単発レーザー銃「シングルモード」と106のコードで変形させる連射式レーザー銃「バーストモード」、更に射撃形態「ガンモード」、斬撃形態「ブレードモード」、そしてガンモードの強化形態「バーストモード」へ自由に変形可能なマルチアタッチメント「カイザブレイガン」(SB-913X)を使用する。使用する必殺技は普段はカメラとして使用できる「カイザショット」(SB-913C)を右手に装着してから発動するパンチ攻撃「グランインパクト」、カイザブレイガンを使用した斬撃必殺技「カイザスラッシュ」。この必殺技はカイザブレイガン・ガンモードから発せられるエネルギーで標的を捕縛してから、カイザブレイガン・ブレードモードを右腕に持ち突進して、標的を一刀両断するという技である。カイザブレイガンを使用した斬撃必殺技「カイザスラッシュ」は他にも「ゼノクラッシュ」と呼ばれる。カードゲーム「ガンバライド」ではガンモードの銃撃必殺技が「ブレイガンショット」と呼ばれる。 そして、小型双眼鏡型のアタッチメント「カイザポインター」(SB-913B)を使用した必殺キック「ゴルドスマッシュ」等の攻撃方法を保有している優秀な仮面ライダーである。 【関連するページ】 555の世界 JAE アタックライド サイドバッシャー アークオルフェノク オクラオルフェノク オリジナルキャスト オルフェノク キバの世界 サイドバッシャー バトルモード ジェットスライガー ジラフオルフェノク スコーピオンオルフェノク センチピードオルフェノク ドラゴンオルフェノク ドルフィンオルフェノク バタフライオルフェノク フリルドリザードオルフェノク ペリカンオルフェノク ライオトルーパー ライダー大戦 ロブスターオルフェノク ロングホーンオルフェノク ワームオルフェノク 仮面ライダー 仮面ライダー555(平成第4作) 仮面ライダーサイガ 仮面ライダーディケイド 激情態 声の出演 村上幸平 登場人物・出演俳優 第1話登場ライダー 第2話登場ライダー 第4話 第4話登場ライダー 第5話 第5話登場ライダー 鳴滝
https://w.atwiki.jp/kiba001/pages/149.html
【種別】 用語 【用語】 平成仮面ライダーシリーズ(又は平成ライダーシリーズ) 【よみがな】 へいせいらいだーしりーず 仮面ライダーシリーズ第4期 / 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダークウガ 平成仮面ライダーシリーズ第1作。2000年1月30日から2001年1月21日まで、毎週日曜日8時00分~8時30分にテレビ朝日系で放送 仮面ライダーアギト 平成仮面ライダーシリーズ第2作。2001年1月28日から2002年1月27日まで毎週日曜日8時00分~8時30分にテレビ朝日系で放送 仮面ライダー龍騎 平成仮面ライダーシリーズ第3作。2002年2月3日から2003年1月19日まで毎週日曜日8時00分~8時30分にテレビ朝日系で放送 仮面ライダー555(ファイズ) 平成仮面ライダーシリーズ第4作。 仮面ライダー剣(ブレイド) 平成仮面ライダーシリーズ第5作。 仮面ライダー響鬼 平成仮面ライダーシリーズ第6作。 仮面ライダーカブト 平成仮面ライダーシリーズ第7作。 仮面ライダー電王 平成仮面ライダーシリーズ第8作。2007年1月28日から2008年1月20日まで毎週日曜日8時00分~8時30分にテレビ朝日系で放送 全49本+劇場版3本(*1) 仮面ライダーキバ 平成仮面ライダーシリーズ第9作。2008年1月27日から2009年1月18日まで毎週日曜日8時00分~8時30分にテレビ朝日系で放送 全48本+劇場版2本+ネットムービー5本 仮面ライダーディケイド 平成仮面ライダーシリーズ第10作。2009年に放送開始が予定されている新ライダーシリーズ 第4期仮面ライダーシリーズの事を指す言葉。 厳密に言えば「仮面ライダーブラックRX」も平成だが、このシリーズまでは製作テレビ局が毎日放送で関東地方ではTBS(東京放送)で放送がされていることや、以降一旦TVシリーズの放送は途切れたこと、また、最終回近くに昭和仮面ライダーシリーズが集結していることから、区切りの意味も含めて、クウガ以降が平成仮面ライダーシリーズとされている。 2000年TVシリーズは再開されるが、製作局がテレビ朝日にうつる。 初代仮面ライダーからアマゾンまではNET(現テレビ朝日)で放映。ネットチェンジにより毎日放送の放映ネットが変更されストロンガー以降、RXまで関東ではTBSで クウガからはテレビ朝日に製作が変わる。現在このクウガから始まったシリーズを平成シリーズとしている。平成シリーズのくくりの件でファンの間ではたびたび論争になる事がある。 マスコミ報道やテレビ番組などでの紹介する場合によく平成仮面ライダーシリーズ(又は平成ライダーシリーズ)と使われている事が多い。 このシリーズが始まる前の1998年 原作者石ノ森章太郎が亡くなってからの最初のシリーズで主人公が改造人間ではなくなる。 また第4期シリーズは第1期シリーズの連続放映記録を仮面ライダー剣で抜いて、現在連続シリーズ放送記録を更新中。 さらに余談だがネットチェンジにより仮面ライダーアマゾンが終了後、NET(現テレビ朝日)が東映に変わりのヒーロー番組を発注し 「秘密戦隊ゴレンジャー」が誕生する。一旦途切れはしたが 現在までに通算32作を放送している長寿シリーズとなる。 一年を四半期と区分して3ヶ月で終了してしまうドラマが増えていく中、一年間、同じキャラクターを演じていく実写ドラマでは長年続いている作品はNHKの大河ドラマと東映のヒーロー枠のみで、新人の俳優が数多く排出されている。 2008年4月には2007年の仮面ライダー電王と2008年の仮面ライダーキバが番組の枠を越えて平成ライダー史上初の共演。 「劇場版 仮面ライダー龍騎」での主役2人の共演はあったもののあくまでもゲストでライダー同士での共演としてではなかった。 これまでなかなか実現しなかった夢の共演がオリジナルキャストで実現した。スーパー戦隊シリーズでは番組の枠を越えてVシネマだけの共演があったが、平成ライダーでは初めて。しかも当初Vシネマだけでの事だったが、電王の人気とファンの熱い声援のおかげで平成ライダー史上初の電王として劇場版第2作として公開される。130から140館と少ない劇場公開だったにもかかわらず、公開第一週目の興行収入が謎の予告編で話題の映画「クローバーフィールド」を抑えて1位になる快挙になった。これまで番組の枠を越えての共演の話は何度かあったそうだが、スケジュールの都合で流れていた話だったそうだ。 平成シリーズの過去の作品から仮面ライダーキバに再出演した俳優一覧 俳優名 役名 作品名 登場話 松田賢二 次狼 仮面ライダー響鬼 第2話~(レギュラー) 梅宮万紗子 宮澤ひとみ 仮面ライダー響鬼 第2話(ゲスト) 村井克行 大村武男 仮面ライダー555(ファイズ) 第9話、第10話(ゲスト) 神保悟志 三宅徹 仮面ライダー龍騎 第13話、第14話(ゲスト) 芳賀優里亜 鈴木深央 仮面ライダー555(ファイズ) 第21話~(レギュラー) 村田充 ビショップ 仮面ライダー響鬼 第25話~(レギュラー) 小川敦史 棚橋 仮面ライダーアギト仮面ライダー555(ファイズ)仮面ライダーカブト 第27話、第28話(ゲスト) 窪寺昭 阿鐘 仮面ライダー剣 第29話、第30話(ゲスト) 秋山莉奈 仮面ライダーアギト仮面ライダー電王 劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王(友情出演) てらそままさき 仮面ライダーアギト仮面ライダー電王(声優として) 劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王(友情出演) 仮面ライダーシリーズ - Wikipedia 【関連するページ】 2009年新ライダー『仮面ライダーディケイド』 仮面ライダーキバ 放映リスト 歴代ライダーシリーズ 歴代ライダーシリーズ/仮面ライダーアギト 歴代ライダーシリーズ/仮面ライダークウガ 歴代ライダーシリーズ/仮面ライダー龍騎 用語 秋山莉奈 窪寺昭 第1クール
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/278.html
【種別】 用語 仮面ライダー 【用語】 劇場版登場仮面ライダー 【よみがな】 げきじょうばんとうじょうかめんらいだー 【登場話】 第1話~ その名の通り、平成仮面ライダーシリーズの劇場版に登場した仮面ライダーたち。主に他の仮面ライダーたちとは違った実力、従来のコンセプトとは違った描かれかたで誕生した戦士たちが多く、劇場版で主役級の扱いを受けることが多い。 なお、この仮面ライダーたちはTVシリーズでも本編ジャンクションに一瞬登場したり、TV版に先駆けて登場するパターンなどが多い。 今回の仮面ライダーディケイドは、劇場版登場仮面ライダーも登場する(後述)が、平成仮面ライダーシリーズの劇場版は、電王と響鬼以外は、本編とはパラレルワールドの関係にあるため、平成仮面ライダーシリーズの世界観を元にした9つの世界でも出しにくいライダーたちである。 ちなみに、電王と響鬼の劇場版登場仮面ライダーも、強力な技を持っていたり、過去の存在であるはずであったりと、出しにくい面を持っている。 そのため、どうやってこれらのライダーを登場させるかもディケイドの見所の一つである。 【仮面ライダーディケイドの物語に登場する劇場版登場仮面ライダー】 仮面ライダー名称 劇場版タイトル 登場作品 ディケイド登場話 仮面ライダーG4 PROJECT G4 仮面ライダーアギト(平成第2作) 第1話、第2話 仮面ライダーファム EPISODE FINAL 仮面ライダー龍騎(平成第3作) 第6話 仮面ライダーリュウガ 第11話、第20話、第21話 ライオトルーパー パラダイス・ロスト 仮面ライダー555(平成第4作) 第1話、第2話、第15話、第16話 仮面ライダーサイガ 第1話、第2話、第17話 仮面ライダーオーガ 第1話、第20話、第21話 仮面ライダーグレイブ MISSING ACE 仮面ライダー剣(平成第5作) 第1話、第22話、第23話 仮面ライダーラルク 第22話、第23話 仮面ライダーランス 仮面ライダー歌舞鬼 7人の戦鬼 仮面ライダー響鬼(平成第6作) 第1話、第10話 仮面ライダー凍鬼 第1話、第2話 仮面ライダーコーカサス GOD SPEED LOVE 仮面ライダーカブト(平成第7作) 第1話、第2話、鬼ヶ島の戦艦 仮面ライダーヘラクス 第1話 仮面ライダーケタロス 仮面ライダーレイ 魔界城の王 仮面ライダーキバ(平成第9作) 第10話 【関連するページ】 555の世界 アギトの世界 カブトの世界 ブレイドの世界 ライオトルーパー 仮面ライダー 仮面ライダー555(平成第4作) 仮面ライダーG4 仮面ライダーアギト(平成第2作) 仮面ライダーオーガ 仮面ライダーカブト(平成第7作) 仮面ライダーキバ(平成第9作) 仮面ライダーグレイブ 仮面ライダーケタロス 仮面ライダーコーカサス 仮面ライダーサイガ 仮面ライダーファム 仮面ライダーヘラクス 仮面ライダーラルク 仮面ライダーランス 仮面ライダーレイ 仮面ライダー凍鬼 仮面ライダー剣(平成第5作) 仮面ライダー歌舞鬼 仮面ライダー電王(平成第8作) 仮面ライダー響鬼(平成第6作) 仮面ライダー龍騎(平成第3作) 用語 第1話登場ライダー 第2話登場ライダー
https://w.atwiki.jp/zi-o20/pages/10.html
平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダークウガ 仮面ライダーアギト 仮面ライダー龍騎 仮面ライダー555 仮面ライダー剣 仮面ライダー響鬼 仮面ライダーカブト 仮面ライダー電王 仮面ライダーキバ 仮面ライダーディケイド 仮面ライダーW 仮面ライダーオーズ/〇〇〇 仮面ライダーフォーゼ 仮面ライダーウィザード 仮面ライダー鎧武 仮面ライダードライブ 仮面ライダーゴースト 仮面ライダーエグゼイド 仮面ライダービルド 仮面ライダージオウ