約 3,367,695 件
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/324.html
【種別】 怪人 オルフェノク 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー555(平成第4作) 【名前】 ピジョンオルフェノク 【よみがな】 ぴじょんおるふぇのく 【身長】 214センチ 【体重】 129キロ 【モチーフ】 ハト 【9つの世界】 555の世界 【声の出演】 【スーツアクター】 【登場話】 第1話 【555登場話】 第37話 【ディケイドの物語】 門矢士が変身する仮面ライダーディケイドが光夏海と共にマシンディケイダーで経過した、空が緑色の世界に登場。ディケイドがカメンライド ファイズのカードで仮面ライダーファイズに変身した瞬間、他のオルフェノクと共に現れ、ファイズとなったディケイドを攻撃した。 しかし、ファイズの専用武器「ファイズエッジ」の斬撃を喰らい、他のオルフェノク共々灰化した。 【オリジナルの555の物語】 ハトの特質を持ったオルフェノクで、普段はオルフェノクの中でも上位の実力を持つ者たちの集団「ラッキークローバー」の一員「琢磨逸郎」に仕えている部下の青年として正体を隠している。飛行能力を保有し、両腕に装備されている鉤爪と翼から発する羽根型手裏剣を武器にする、琢磨の命令によって、「ウルフオルフェノク」の正体を隠す青年「乾巧」を琢磨の正体「センチピードオルフェノク」と共に森林で抹殺しようとした。 しかし、巧に逃げられたため翼で空を飛び巧を追跡するが、途中で「ホースオルフェノク」の正体を隠す「木場勇治」と遭遇、木場が変身する仮面ライダー「仮面ライダーファイズ」と夜景の街中で交戦する。最期はファイズの必殺技「クリムゾンスマッシュ」を喰らい、灰化した。 スーツは本編に登場したラッキークローバーの初期メンバーの一人「Mr.ジェイ」の正体であるワニの特質を持った「クロコダイルオルフェノク」の改造。 【関連するページ】 オルフェノク 怪人 第1話登場怪人
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/1127.html
【種別】 怪人 オルフェノク 悪の秘密結社 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー555(平成第4作) 【名前】 スティンクバグオルフェノク 【よみがな】 すてぃんくばぐおるふぇのく 【身長】 207センチ 【体重】 118キロ 【悪の秘密結社】 大ショッカー 【モチーフ】 カメムシ 【9つの世界】 ディケイドの世界 【スーツアクター】 【登場話】 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 【555登場話】 第30話 【ディケイドの物語】 劇場版「オールライダー対大ショッカー」のみ登場。 【オールライダー対大ショッカーの物語】 大ショッカーの怪人として劇場版に複数登場。オリジナルとは違い槍を装備している。 【オリジナルの555の物語】 カメムシの特質を持ったオルフェノク。人間体は未確認だが、書籍では「神社にいた男」と説明されることもある。武器は腰のカメムシ状のガス弾で炎症を起こす手瑠弾として使用する。戦闘力は低い。 神社で「ウルフオルフェノク」の正体を隠す「乾巧」が変身する仮面ライダー「仮面ライダーファイズ」、「木場勇治」の正体「ホースオルフェノク」に襲い掛かり、戦闘になり2人ががりに不利になると一時撤退。 その後、配達中の元流星熟生「園田真理」とクリーニング屋「菊池啓太郎」を襲った際、海岸で「木場勇治」の正体「ホースオルフェノク」と戦闘になり、魔剣ホースソードを受け灰化する。 マスクは劇場版「パラダイス・ロスト」に登場した1万人ライダー部隊「SWAT」の隊員の正体であるモグラの特質を持った「モールオルフェノク」の改造。 【関連するページ】 オルフェノク オールライダー対大ショッカー登場怪人 怪人
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/1140.html
【種別】 悪の秘密結社 用語 怪人 歴代オールライダー 仮面ライダーV3(昭和第2作) 【用語】 デストロン 【よみがな】 ですとろん 【登場話】 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 【ディケイドの物語】 【オールライダー対大ショッカーの物語】 大ショッカーの一員として劇場版に登場。 【オリジナルの仮面ライダーV3の物語】 ショッカー・ゲルショッカー首領がデストロン首領と名前を変え、結成した暗黒組織。目的はショッカー時代から続く世界征服。首領の正体は、人工心臓と原始人の骨格のみの存在で「風見志郎」=仮面ライダーV3に敗れ、遂に死亡。 初代大幹部は、ドクトルG(ゲー)でカニレーザーの正体を持つ。 後半はデストロンと結託しているキバ一族、ツバサ軍団、ヨロイ一族の邪悪な3部族が登場。キバ一族の大幹部はキバ男爵で吸血マンモスの正体を持ち、ツバサ軍団の大幹部はツバサ大僧正で死人コウモリの正体を持ち、、ヨロイ一族の大幹部はヨロイ元帥でザリガーナの正体を持つ。 デストロンのシンボルは蠍である。デストロン機械合成怪人たちのベルトのバックルには骸骨のような顔をした蠍のデザインが模してある。黒田狂一=プロペラカブト、病院の院長=テレビバエなど人間体のあるのも多数いる。 戦闘員は蠍のマークが目印のデストロン戦闘員。 【ディケイドの物語に登場したデストロンの怪人】 分類 名前 モチーフ オリジナル登場話 ディケイド登場話 戦闘員 デストロン戦闘員 なし 第1話~第52話 オールライダー対大ショッカー てれびバエくん オールライダー対大ショッカー登場怪人 ゲルショッカー シオマネキング テンプレート/大ショッカー 各登場怪人用 デストロン デストロン戦闘員 ライダーマン 仮面ライダーV3 仮面ライダーシリーズ 地獄大使 怪人 悪の秘密結社 死神博士 用語 結城丈二
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/210.html
【種別】 声の出演 オリジナルキャスト 【名前】 徳山秀典 【よみがな】 とくやま ひでのり 【担当キャラクター】 仮面ライダーキックホッパー 第2話、第3話、劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 「仮面ライダーカブト(平成第7作)」でエリート部隊・シャドウの隊長を務めるもザビーの資格を手放したことで戦線を離脱、やさぐれた姿で衝撃の再登場を果たした矢車想を演じる。 ファンからはやさぐれた矢車を指し「やさぐるま」、影山とのコンビを「地獄兄弟」などと呼ばれることが多い。 2008年の戦隊シリーズ「炎神戦隊ゴーオンジャー」にも出演し、声のみの出演を含めればスーパーヒーロータイムに4年連続で出演している。 さらに2・3話は「ゴーオンジャー」も直前に放送中であり、全く同時期に戦隊とライダーに同時出演となった。 【主な出演作品】 仮面ライダーカブト(矢車想/仮面ライダーザビー/仮面ライダーキックホッパー) 仮面ライダー電王 俺、誕生!(モレクイマジンの声) 炎神戦隊ゴーオンジャー(須塔大翔・ゴーオンゴールド) ビーファイターカブト(エイジ) ホーリーランド(伊沢マサキ) 【関連サイト】(外部リンク) 公式プロフィール M2 Music ~Artist 徳山秀典プロフィール~ 公式ブログ 徳山秀典は・・・ 【関連するページ】 オリジナルキャスト オールライダー対大ショッカー 登場人物・出演俳優 カブトの世界 ディケイドの世界 仮面ライダーキックホッパー 声の出演 登場人物・出演俳優 第2話 第3話
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/1123.html
「アーマータイム! カメンライド、ワーオ! ディケイド、ディケイド ディケイド!」 【ライダー名】 仮面ライダージオウ ディケイドアーマー 【読み方】 かめんらいだーじおう でぃけいどあーまー 【変身者】 常磐ソウゴ 【スペック】 パンチ力:18.7tキック力:43.3tジャンプ力:ひと跳び49.1m走力:100mを3.2秒 【基本形態】 仮面ライダージオウ 【派生形態】 仮面ライダージオウ ディケイドアーマービルドフォーム仮面ライダージオウ ディケイドアーマーゴーストフォーム仮面ライダージオウ ディケイドアーマーエグゼイドフォームR仮面ライダージオウ ディケイドアーマーエグゼイドフォームL仮面ライダージオウ ディケイドアーマーオーズフォーム仮面ライダージオウ ディケイドアーマー龍騎フォーム仮面ライダージオウ ディケイドアーマーセイバーフォーム 【声/俳優】 奥野壮 【スーツ】 高岩成二 【登場作品】 仮面ライダージオウ(2018年) 【初登場話】 EP14「GO!GO!ゴースト2015」 【詳細】 常磐ソウゴがジクウドライバーのD`9スロットの方にジオウライドウォッチ、D`3スロットの方にディケイドライドウォッチをセットし、仮面ライダーディケイドのライダーあーアーマーを装着したジオウの派生形態。 仮面ライダーディケイドをイメージしたアーマーを装着した姿だが、ビルドアーマーやエグゼイドアーマーのように共通するアーマー素体にそのライダーを模したパーツがはめ込まれるタイプとも、オーズアーマーや鎧武アーマーのようにジオウの素体スーツそのものにアーマーを装着したタイプとも異なる、スーツ全体がディケイドを模した重装甲な姿に変身するという今までにないパターンのアーマー。 また、頭部自体が「スマホかカードのような平面にディケイドの文字がはめ込まれたジオウの顔面が映し出されている」という特異なものとなっている。 ディケイドライドウォッチはF.F.T.スロットという追加スロットを持ち、ここに今まで手に入れたライドウォッチをセットすることが可能。 それによってセットしたライドウォッチに対応した仮面ライダーの強化形態にフォームチェンジすることができる。 劇中では5形態が登場。 後年の作品では令和仮面ライダーの『仮面ライダーセイバー』の力を用いた形態も登場した。 スペック、能力もその変身した強化形態に準じた数値となり、様々な戦法を駆使することが可能。 ディケイドアーマーとしてもそのスペックは他のライダーアーマーを上回り、実質的にジオウの強化形態と見ることができる。 専用武器として「ライドヘイセイバー」を持ち、内部アーカイブに記録された平成ライダーの能力を駆使した戦闘を行うことが可能となり、 まさに「カメンライド」、「フォームライド」、「アタックライド」のカードを使って平成ライダーの能力を自由自在に操るディケイドの能力を持ったアーマーにふさわしい機能と言えるだろう。 【各部機能】 ディケイドアーマーの頭部は巨大なスマホ、もしくはカードがはめ込まれたようなディケイドヘッドギアM。 これはディメンションフェイスと呼ばれるVRユニットであり、2次元的に仮面ライダーの頭部を再現することで3次元のオリジナルと同等の性能を発揮するという機能を持つ。 50tの衝撃にも耐える堅牢さを持ちつつ軽石のごとく軽量なディヴァインフレームと呼ばれるメーンフレームによって保護され、ヘッドグルーブと呼ばれる装甲が頭部を覆っている。 堅牢なプレートを等間隔でフレームに挿入することによってディメンションフェイスに対しての衝撃をアーマー全体に分散する効果を生み出すことで耐久性を高めている。側面にはバリオンハンドMとメソンハンドHが生えている。 ディケイドアーマーのディメンションフェイスにはディケイドの頭部にライダーカードの図柄、バリオンハンドM、メソンハンドH、オウシグナルを組み合わせた画像が映され、複眼部分には「ディケイド」、顎辺りには「KAMEN RIDER DECADE」の文字が表示される。 ジクウドライバーがマテリアライズした仮面ライダーディケイドの全能力はアタックブレスターという胸部装甲に覆われた中枢回路に収められている。 仮面ライダーディケイドの胸部装甲を模したものだが、全ての仮面ライダーのデータをアーカイブしており、その能力を使いこなすことが可能。 後述する「フォームチェンジ」の際にもその能力が発揮されている。 アタックブレスターの上からかぶせるように配置されているのはデバイス装甲のコードインディケーターであり、右肩にはベースとなる仮面ライダーの名前、胸部から左肩にかけてフォーム名などを表示する。 基本的には右肩に「ディケイド」の文字が表示されており、胸部から左肩にはバーコードと「2009 453145」と書かれている。2009は仮面ライダーディケイドが放送されていた2009年を指し、453145はアルファベットに置き換えると「decade」と変換することができる。 胸部及び肩部はディヴァインアッパープレートMという装甲に保護されており、50tの衝撃にも耐えうる上、手足に走るマゼンタの外部フレーム、ボディグルーブライナーがあらゆる衝撃から装着者を保護する。 手を覆うグローブ状装甲のビートプレートナックルは指の節ごとに強固な装甲に覆われ、非常に高い防御力を持つ。防御力を維持しつつ繊細な作業を妨げることの無いよう柔軟性を併せ持つ構造となっており、ライドウォッチのセットや、ライドヘイセイバーの操作も問題なくこなすことができる。 グルーブステークと呼ばれるプレートアーマーに覆われた足先はキックの際に凄まじい穿孔力を発揮するが、ボディグルーブライナーが追加されたことで、より直進性が強化されキックの破壊力が向上している。 また、ディケイドアーマーのアンダースーツはライドシェイプスーツと呼ばれ、スーツ生地に微粒子サイズで封入されたシックスエレメントの結合配列を操作することで、一時的に各仮面ライダーのスーツと同等の性能に変化する。 両腕、大腿部、脚部を分厚く覆っているディヴァインアームプレートM、及びディヴァインレッグプレートMは10層からなる装甲の積層材で構成されており、ライドシェイプスーツからマテリアル及びデータ供給を受けることで下8層が一時的に各仮面ライダーのスーツと同等の性能となり、上二層はパージされることでそのライダーのスーツと同等の外見となる。 手順としてはディケイドアーマーにアーマーチェンジ後、ジクウドライバーにセットされたディケイドライドウォッチのF.F.T.スロットに他のライドウォッチをセット。ディケィドライドウォッチのプログレスシリンダーがセットされたライドウォッチの能力にディケイドライドウォッチの力をプラスし相転移、アタックブレスターにアーカイブされた仮面ライダーのデータをライドシェイプスーツ、ディバインアームプレートM、ディバインレッグプレートMに流すことで、それぞれが追加セットされたライドウォッチのライダーのスーツと同等の外見、性能に変化。 そしてコードインディケーターの右肩に「仮面ライダーの名前」、胸部及び左肩にかけて変化した「仮面ライダーの強化フォームの名称」が表示され、ディメンションフェイスに強化フォームの頭部を映し出して再現することで、オリジナルと同等の性能を発揮する。 これによってフォームチェンジしたディケイドアーマーはスペックもチェンジしたライダーのものへと変化し、再現した部位の能力を駆使することでさらなる多次元的な戦闘を行うことが可能。さらにライドヘイセイバーで異なるライダーの技を再現することでスーツ+技の複合攻撃は多岐に渡る。 必殺技は未使用のディケイドアーマー単体で発動する「アタックタイムブレーク」。 ライドヘイセイバーを使い発動する「デュアルタイムブレーク」、「スクランブルタイムブレーク」(未使用)、「平成ライダーズアルティメットタイムブレーク」の3種。 更にフォームチェンジしたライダーの必殺技を発動する「ファイナルアタックタイムブレーク」。 【活躍】 EP14にて初登場。 ゴーストにカメンライドした仮面ライダーディケイドに敗れたゲイツが、ゴーストライドウォッチの代わりにディケイドライドウォッチを入手(なお、ゴーストのものは別の経緯で再入手している)。 それをジオウが受け取ることで変身した。 2015年におけるアナザーゴースト戦で用いられ、ディケイドライドウォッチにスロットがあることに即座に気がついたソウゴはビルドフォーム、ゴーストフォームへフォームチェンジ。 平成ライダーズアルティメットタイムブレークでアナザーゴーストを撃破した。 EP15では仮面ライダービルドにカメンライドしたディケイド戦にてビルドフォームに変身。 ラビットタンクフォームのディケイドビルドと、スパークリングの能力を持つジオウではジオウが勝るも、ディケイドの手によって2068年に飛ばされてしまい、そこで未来の自分、オーマジオウと出会う。 最低最悪の魔王、オーマジオウを倒さんとする同形態のジオウはクウガ、キバ、龍騎のデュアルタイムブレークを繰り出すも尽く敵わず、本物の魔王の力をまざまざと見せつけられることに。 EP16ではシステムを書き換えられ暴走するカッシーン、及び仮面ライダーディケイドとの戦いでエグゼイドフォームに変身。 レベルXXの力を纏い、2人に分裂して戦った。 EP19ではアナザークイズを相手取りオーズフォームに変身。 タジャドルコンボを模した姿となり必殺技のファイナルアタックタイムブレークを放つも、「オーラ」の時間停止によってゲイツと相打ちとなってしまう。 以後はジオウⅡやジオウトリニティといったレジェンドライダーの力を借りない本来の強化形態が増えていったためあまり使わなくなった。 外伝作品『RIDER TIME龍騎』では龍騎サバイブの能力を得た龍騎フォームへと変身。 ファイナルアタックタイムブレークによってアナザー龍騎を撃破し、仮面ライダーオーディンの圧倒的な力に対して龍騎ライドウォッチの力とオーディンの持つサバイブのカードが共鳴したのか、オーディンの手元からサバイブのカードが無限を残して消え去ったため、エターナルカオスに打ち勝ち撃破した。 『RIDER TIME 仮面ライダージオウVSディケイド 7人のジオウ!』においては令和ライダーである仮面ライダーセイバーの力を持つセイバーフォームが登場している。 【余談】 このライダーアーマーの力の元は仮面ライダーディケイドだが、ライドウォッチがあるにもかかわらずディケイドは力を失っていないばかりか記憶まで有しており、 ライドウォッチ自体も本人から(ゲイツを挟んだとは言え)渡されるなどイレギュラーな存在である。 なお、頭部が平面なのは、雑誌「宇宙船」によると未来のお面遊びをイメージしているとのこと。 スーツはアップ用、アクション用兼任で1着が制作されている。 各派生形態は変身するライダーのスーツを着用しその上から調整したディケイドアーマーのパーツを着込んでいるとのこと。 また、「ブットバソウル」ではアクセルフォームの力を持つファイズフォームが登場している。
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/421.html
【種別】 施設・場所 用語 【名前】 神社 【よみがな】 じんじゃ 【登場話】 第2話、第3話 ディケイドとクウガが戦っていた際に、鳴滝の呼び出したキックホッパーとパンチホッパーが現れた場所。 クウガの世界にあるのが確認されているが、キックホッパーとパンチホッパーは召喚される際、神社の一部に重心を委ねていたため、キックホッパーとパンチホッパーのいた世界にもこの神社(もしくは近い形状の建物)が存在することがわかる。 仮面ライダーカブト(平成第7作)にてキックホッパーが初登場した場所。 【関連するページ】 施設・場所 用語 ※仮面ライダーディケイドの物語に登場する架空の場所です。実在しません。
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/739.html
【種別】 怪人 魔化魍 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー響鬼(平成第6作) ディケイドの物語のオリジナル怪人・ライダー 【名前】 牛鬼 【よみがな】 ぎゅうき 【身長】 270センチ 【体重】 350キロ 【伝承】 牛鬼 【9つの世界】 響鬼の世界 【声の出演】 酒井敬幸 【スーツアクター】 伊藤慎(未) (タケシレーシング) 【登場話】 第18話、第19話 【響鬼登場話】 未登場 【ディケイドの物語】 伝説の魔化魍「牛鬼」として鬼たちに伝えられていた存在で、どこかの森の中に出現した後、門矢士が変身する仮面ライダーディケイドたちの前に突如現れた。巨大な角を振り回し圧倒的なパワーを持って暴れまわり、極めて残忍な性格で口からは毒息を吐き出して里の住人を襲うといわれる。また、数少ない人語を発する魔化魍の一種でもある。 その正体はヒビキが変貌してしまった姿。鬼としての力を求めた末、牛鬼の悪しき心がヒビキの中に目覚めた。その力に負けないように鍛えることをやめ、引退を決意していたが小野寺ユウスケが変身する仮面ライダークウガがテングに襲われた際に変身した事や、海東大樹によるディエンドライバーの威嚇射撃が引き金となり、完全に制御が不可能となり理性を失ってしまう。 ヒビキとしての人格は完全に消え失せ、ただの魔化魍と成り下がってしまったヒビキを鬼になる決意をしたアスムが止める。激闘の末に、アスムが変身する仮面ライダー響鬼の必殺技「音撃打・猛火怒濤の型」により完全に消滅。その時、アスムが見たものはヒビキの魂であった。 【オリジナルの響鬼の物語】 ディケイドの物語の響鬼の世界に登場するオリジナルの怪人である故、TVシリーズでは未登場。 企画段階では、ヒビキ(日高仁志)が変身し、それを安達明日夢が倒して仮面ライダー響鬼と受け継ぐという物語が存在した。 【関連するページ】 JAE アキラ アスム カメンライド カメンライド ヒビキ カメンライド リュウキ ディケイドの物語のオリジナル怪人・ライダー トドロキ バケガニ変異体 ヒビキ 仮面ライダー天鬼 仮面ライダー電王 声の出演 怪人 登場人物・出演俳優 第18話 第18話登場怪人 第19話 第19話登場怪人 酒井敬幸 音撃打・猛火怒濤の型 響鬼の世界 魔化魍
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/246.html
次の異世界は龍騎の世界。パラドキサアンデット?が仮面ライダーアビスに変身? 士にジークが降臨。W士。 2号ライダー、ディエンドは海東大樹が変身。士の過去を知る人物 画像 関連記事 ディケイドの次の仮面ライダーの情報をまとめてみた 【2009年09月29日(火)】 最終回で流れた冬の劇場版のバレ? 【2009年08月22日(土)】 児童雑誌からのバレ ラストから冬の陣 【2009年08月22日(土)】 てれびくんの世界の詳細 【2009年07月31日(金)】 8月のラストへ向けての展開(劇場版公開後放送) 【2009年07月23日(木)】 7月、8月のラストへ向けての展開 【2009年06月30日(火)】 7月の展開と劇場版と次回作の詳細 【2009年06月20日(土)】 スーパーヒーロータイムがコラボ? 【2009年05月22日(金)】 響鬼の世界、旅の終わり 【2009年05月13日(水)】 旅が終わったら・・・。テレビ朝日の梶Pのコメント 【2009年05月08日(金)】 もうすぐ旅も終わるので 【2009年04月29日(金)】 カブトの世界、そして・・・響鬼の世界。 【2009年04月22日(水)】 電王の世界の詳細 【2009年04月21日(火)】 電王の世界、響鬼の世界、カブトの世界のバレ 響鬼の世界が期待以上に凄い事に・・・。 【2009年03月22日(日)】 555の世界、2号ディエンドは海東大樹その3 【2009年03月13日(金)】 撮影の目撃情報、現在アギト篇が撮影されているそうです 【2009年02月27日(金)】 龍騎の世界、ブレイドの世界 2号は海東大樹その2 【2009年02月20日(金)】 龍騎の世界、ブレイドの世界 2号は海東大樹 【2009年02月10日(火)】 6月にディケイドがパワーアップ 2号ライダーの名前はディエンド スーツ画像 【2009年01月28日(水)】 児童雑誌らしき記事からの2号ライダーのスーツ画像 【2009年01月25日(日)】 30話での終了は確定したらしい。 【2009年01月22日(木)】 児童雑誌らしき記事からの9つの異世界のキバと龍騎・・・。 【2009年01月22日(木)】 ディケイドライバーのおもちゃの動画がUPされたようです。 【2009年01月07日(水)】 宇宙船Vol123より 【2009年01月04日(日)】 どうやら予告がUPされたようです。 【2008年12月26日(金)】 キバクリスマスライブで予告公開、その他。 【2008年12月23日(火)】 児童雑誌「仮面ライダーディケイドのひみつ」 【2008年12月19日(金)】 児童雑誌らしき記事からのネタバレ 【2008年12月19日(金)】 仮面ライダーディケイド 製作発表の動画を東映BBで無料配信 【2008年12月18日(木)】 クウガの世界に登場する新規グロンギ 【2008年12月12日(金)】 製作記者会見の詳細 登場人物の詳細など 【2008年12月12日(金)】 パイロット監督は田﨑竜太 脚本は會川昇ほか 【2008年12月12日(金)】 TV番組 『やじうまプラス』でながれた製作記者会見と本編映像とGacktの歌 【2008年12月11日(木)】 記者会見 主題歌はGackt、主役に井上正大 【2008年12月10日(水)】 平成ライダーと共演とさらに変身という文章で・・・。 【2008年12月06日(土)】 出所の詳細は不明ですが、ストーリーに関するバレっぽい 【2008年12月06日(土)】 おもちゃカタログのバレ bookmark_yahoo bookmark_hatena
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/1286.html
【種別】 オールライダー対大ショッカー 登場人物・出演俳優 (ゲスト出演俳優) 【名前】 荒井萌 【よみがな】 あらい もえ 【役名】 門矢小夜 大神官ビシュム 【登場話】 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 【主な出演作品】 新キッズ・ウォー(石田亜樹) キャットストリート(青山知佳) 【関連サイト】(外部リンク) 所属事務所サイト プロフィール FOSTER MANAGEMENT OFFICE 本人ブログ 荒井萌 オフィシャルブロガー もえもんのかくれんぼ Mo→Eかい! 【関連するページ】 オールライダー対大ショッカー 登場人物・出演俳優 ディケイドの世界 大神官ビシュム 門矢小夜
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3679.html
全知全能の神が生み出す、アンノウンハンド。 数え切れないほどの異世界宇宙より集められた、あらゆる悪意が蠢いている空間。 時に誰かを欺き、時に誰かを滅ぼした者達。 自我を持たずに己の本能のまま、破壊を繰り返した邪悪。 悪質な陰謀によって、多くの希望を踏みにじった邪悪。 古今東西、長きに渡って存在し続けた悪が、この宇宙全てを埋め尽くしていた。 その闇の中で、一つの悪意が立っている。 腰にまで伸びた紫色の長髪、植物の蔦を思わせるような髪留め、雪よりも白い肌、蛇の如く鋭い瞳、二メートルにも届きそうな細い巨体、それを包む黄緑と黒と金と白の四色を基調としたローブ。 元は管理国家ラビリンス総統、国家管理コンピューターメビウスが球根植物のDNAより生み出した生命体。 北 那由他という偽りの名前を持つ、アンノウンハンドによって再び命を得たラビリンス最高幹部、ノーザ。 彼女は、目の前のモニター画面を見つめていた。 そこに映し出されているのは、アンノウンハンドの生み出した悪意とそれに抗う者達の戦い。 アルハザードに送り込んだ同胞達と、進入した無粋者達。 別の異世界宇宙に進撃した悪意達と、それに立ち向かう者達。 この宇宙に潜り込んだ、一人の『ウルトラマン』。 「フフフッ……揃いも揃って無駄な事を」 戦いが映し出されたモニターを見ながら、ノーザは嘲笑を浮かべる。 ここは決して戦いの影響を受けない、絶対なる神の加護を受けた暗黒。 何者も入る事は出来ないし、何者にも壊す事が出来ない。 そんな場所で眺められる、愚か者達が潰れる様。 出撃命令がまだ出ていないため、この至福の時間を堪能出来る。 今は足掻いているが、いつまでそれが持つか。 そして、奴らに守られているだけの人間達はどんな絶望を見せるか。 人の不幸は蜜の味。 それを考えただけでも、ノーザの感情は高ぶっていた。 「キュアピーチ……果たしてどこまで持つかしらね」 冷たい瞳の先にある物。 ダークザギによって新たな命を与えられた前から、数え切れないほど煮え湯を飲まされた相手。 幾度となく、ラビリンスの邪魔をしてきたキュアピーチ。 『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』やディバイダー保有者と共に、このアルハザードに乗り込んできた。 恐らく、今度も邪魔をするつもりだろうが、無駄な事。 アルハザードには、究極の闇が向かったのだから。 「彼は本当に暴れ出したら、手を付けられないのだから……怖い怖い」 モニターに映る者達に向けられた、ノーザの嘲笑。 しかし、それは決して全てが冗談などではなかった。 彼女自身、送り込まれた究極の闇には、少なからず畏怖を感じている。 創造主が闇より作り出した、グロンギの王。 聞いた話によると、彼は元々の世界では数多くの命を奪っていたらしい。 人間だろうと同族だろうと、一切の区別をせず。 ラビリンスにもそのような人材がいれば、FUKOを一瞬で貯める事が出来たかもしれない。 だが、問題は彼の素性だ。 あのような存在を抱えて集団行動など、出来るわけがない。 最もそんな事を、考える必要など無いが。 「光栄に思いなさい、キュアピーチ……偉大なるダークザギ様の生け贄に、貴方達が選ばれたのだから」 宇宙を支配するアンノウンハンドの如く、暗くて冷たい声。 そして、残酷に笑う。 ノーザが浮かべる笑みに、人間味と言った物は一片たりとも感じられない。 魔女の唇は、刃物のように鋭く曲がっていた。 『仮面ライダー』達に脅威を振るった怪人達の中でも、究極と呼ばれる白きグロンギ。 闇の中で浮かぶモニターには、魔神がアルハザードに向かっている様子が映し出されていた。 「はああぁぁぁぁぁっ!」 「ウラアァァァァァッ!」 闇の中で響き渡る、二つの咆吼。 振るわれる、武器が握られた二つの腕。 激突する刃。 甲高く鳴り響いた、金属音。 僅かに飛び散る、火花。 果てしない闇が広がるアルハザードでは、未だに戦いが続いている。 別の宇宙に進行しようとする悪意と、それを食い止めようとする者達の激戦が。 「だあっ!」 「オラアッ!」 ディケイドとビルゲニアの、叫びが重なる。 その瞬間、互いの得物が激突した。 ディケイドが片手で持つ、ライドブッカー。 ビルゲニアの両手に握られた、ディバイダー928とビルセイバー。 神速の勢いで振るわれる全てが、闇を切り裂きながら、互いの敵に迫る。 しかし、一つたりとも相手に衝突する事はない。 異世界を生きる仮面ライダーの力が込められた剣。 世界を殺す毒と称された剣。 ガイアメモリの力によって生み出された剣。 全てが両者の間で、衝突するだけに終わってしまう。 されど彼らは、止まらなかった。 形状の違う双剣を振るって、ビルゲニアは敵を両断しようとする。 だが、ディケイドは後ろに飛んで空振らせた。 そこから反撃の一撃を、横に振るう。 次の瞬間、ビルゲニアは魔剣でそれを弾いた。 続くように、ディバイダー928の刃先を素早く突き出す。 迫り来る銀色の刃を前に、ディケイドは微かに身体を横へずらした。 結果、ディヴァインアーマーの肩部を掠るだけになる。 直後、ビルゲニアは硬直した。 ほんの一瞬の隙を、ディケイドが見逃す事はない。 彼はライドブッカーを握り締めて、素早く振るった。 「ウグッ!?」 右斜め上に、ビルゲニアの胸板に傷が刻まれる。 衝撃は鎧の下にも伝わり、微かな火花を飛び散らせた。 敵の動きが止まったのを見て、ディケイドは追撃を加えようとする。 しかし、ライドブッカーはビルセイバーによって阻まれた。 そこからビルゲニアは、背後に飛んで距離を取る。 離れた矢先に、ディバイダー928の銃口をディケイドに向けた。 銃剣を握る右腕に、魔力を込める。 そのまま力強く、引き金を引いた。 すると甲高い銃声と共に、魔力で構成された弾丸が発射される。 闇を切り裂きながら、高速の勢いでディケイドに向かった。 だが着弾する直前、彼は素早く横に跳躍する。 それによって回避に成功し、弾丸はディケイドの脇を通り過ぎて、地面に激突。 爆音と衝撃が発生して、辺りが震えた。 それに構うことはせずに、ディケイドは敵を睨み付ける。 対するビルゲニアは、笑みを浮かべていた。 血に飢えた魔獣のような狂気を、瞳に込めて。 「ハッハッハッハッハァッ! 面白いな『仮面ライダー』!」 「そうかよ!」 凶暴な笑い声を吹き飛ばすように、ディケイドは一喝した。 彼の反応に満足して、ビルゲニアの感情は高ぶっていく。 そして、地面を勢いよく両足で蹴った。 常軌を逸した速度で、ディケイドに迫っていく。 目前にまで迫った瞬間、ビルセイバーが振るわれた。 鋭い刃を立ち向かうために、ディケイドもライドブッカーを掲げる。 激突して、刃は甲高い音を鳴らした。 力の拮抗が始まるも、次第にディケイドは押されていく。 純粋な腕力では、ビルゲニアの方に分があった為。 それでもディケイドは、何としてでも押し返そうとしていた。 必死に藻掻く彼の姿を嘲笑いながら、ビルゲニアは隙となった脇腹を見つめる。 そこを目がけてもう片方の腕に握った、ディバイダー928を振るった。 ディケイドにそれを避ける手だてはない。 魔師殺しは容赦なく、彼に新たな傷を刻んだ。 「ぐあっ!?」 衝撃と痛みが走り、ディケイドの身体は揺らぐ。 ビルゲニアは体勢が崩れた彼の腹部に、鋭い蹴りを放った。 不安定な所に重い右足を受けた事で、ディケイドは悲鳴と共に吹き飛ばされていく。 そのまま地面に叩き付けられて転がるが、すぐに起きあがった。 そして、ビルゲニアを見据える。 一瞬の時間が経過した後、ディケイドは地面を蹴って特攻した。 「アアアアアアアアッ!」 疾走と共に、腹の底から咆吼を発する。 シンケンレッドは携える刀を、全力で振るった。 大気を切り裂きながら、輝く刃はムシバーンに向かう。 しかし、それは呆気なく弾かれた。 ムシバーンが振るった得物によって。 激突の瞬間、まるで電流が流れたような振動が、シンケンマルを通じて両腕に流れる。 すると、衝撃によってシンケンレッドの動きが止まった。 それを見て隙が出来たとムシバーンは確信し、邪悪な笑みを作る。 「デアアァァァッ!」 そして力のまま、エネルギーの剣を振るい続けた。 神速の勢いで次々と繰り出される、重い斬撃。 迫り来る刃にシンケンレッドは対抗するが、捌ききれない。 少しの回避を成功しただけで、ほとんどが彼の身体を切り刻んでいった。 赤い衣から、次々と火花が飛び散る。 全身に激痛が生じるが、歯を食いしばって堪えた。 反撃のためにシンケンレッドは、刀を強く握り締める。 彼は勢いよく、シンケンマルを振るった。 すると二つの刃は激突し、シンケンレッドとムシバーンは衝撃で後退する。 彼らに、僅かながらの距離が開いた。 「ッ!?」 その直後、一本の刃が高速で接近してくる。 振り向きながら、シンケンレッドは両腕を掲げた。 シンケンマルと襲いかかった剣による、激突音が響く。 彼の目前には、ガオウがいた。 幾つもの棘が突き出た刃、ガオウガッシャーを持って。 輝きを放ちながら、二つの武器は互いに軋む。 互いが互いを突き飛ばそうと、力比べを行っていた。 「オラアッ!」 しかし、拮抗はすぐに終わる。 ガオウが力を込めて、両腕を前に突き出したため。 その勢いに負けてしまい、シンケンレッドは後ろに蹌踉めいてしまう。 それが決定的な、隙となってしまった。 がら空きとなったシンケンレッドの身体を目がけて、ガオウは剣を振るう。 ガオウガッシャーは凄まじい勢いで、彼の身体を切り裂いた。 ムシバーンに負わされた傷の上に、更にダメージが溜まる。 されどシンケンレッドは、何とかシンケンマルを横薙ぎに振るった。 それによりガオウガッシャーと激突して、勢いを一旦止める事に成功。 距離を取るために、シンケンレッドは一旦背後に飛んだ。 「フン、この程度か? 『スーパー戦隊』!」 「こっちは全然食い足りねえぞ? 少しは真面目にやれ」 ムシバーンとガオウは、それぞれ涼しい笑みを浮かべる。 一方でシンケンレッドは、マスクの下で脂汗を流しながら、シンケンマルを握った。 目の前に立つ奴らは、強い。 恐らく、血祭ドウコクや脂目マンプクのような強豪とも、それぞれ単体で互角に渡り合える。 それほどの力量が、感じられた。 事実、彼の推測は正しい。 ムシバーンはかつて、五人のプリキュアとミルキィローズを相手にしても、有利に戦えていた程の強さを持つ。 ガオウもまた、四人の電王やゼロノスと同時に戦っても、圧倒していた。 最も彼がそれを知る事はないし、知ったところで意味はない。 (とんでもない化け物だな……だが、引くわけにはいかない!) ムシバーンとガオウに脅威を感じるも、シンケンレッドは自身にそう言い聞かせる。 今までどんな敵が現れようとも、家臣と共に打ち破ってきた。 同じように今回も、異世界に生きる者達と共に、外道どもを斬る。 それだけだ。 両脇を締めながらシンケンレッドは、闇より生まれし悪魔達を睨む。 暗闇の中では、鋭い殺気が激突していた。 その刹那。 『KAMEN RIDE DEN-O』 『KAMEN RIDE NEGA DEN-O』 シンケンレッドの耳に、二つの電子音声が響き渡る。 振り向くと、戦いの場に新たなる戦士が姿を現していた。 ディエンドライバーの力によって呼び出された、二人の仮面ライダー。 一人は、時の運行を守り続けた戦士、仮面ライダー電王 ソードフォーム。 もう一人は、電王とよく似た姿を持つ紫色の戦士、仮面ライダーネガ電王。 「よくわからねえけど、何だか面白そうじゃねえか! 行くぜ行くぜ行くぜえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」 「俺の強さは、別格だ!」 方や大きく吼え、方や静かに呟く。 二人は剣を構えながら、ムシバーンとガオウに突っ込んでいった。 本来生きる電王の世界ならば、彼らは敵同士。 しかし今は、同じように肩を並べて戦う意志を持っていた。 だが、電王とネガ電王の間に、絆といった繋がりがあるかどうかは定かではない。 「フン……」 「ハッ、あの時の奴か…………面白え!」 ムシバーンは、ネガ電王を冷めた視線で見つめながら。 ガオウは、かつての自分を葬った電王を見たことで、仮面したで歓喜の笑みを浮かべながら。 迫りくる刃を自身の得物で防いだ。 唐突に乱入してきた二人の仮面ライダーを見て、シンケンレッドはマスクの下で呆けた表情を浮かべる。 そんな彼の元に、ディエンドは近づいた。 「お前……」 「助っ人参上……って所かな」 隣に現れた男に、シンケンレッドは目を向ける。 仮面の下では、してやったりと言うような表情を浮かべているのは、容易に想像できた。 そのままディエンドは、二人の電王についていくように、ムシバーンとガオウに向かっていく。 少し進むと、振り向いた。 「何をしてるんだい、殿様? 早くあいつらを倒さないと駄目なんじゃないのかな?」 「…………そうだったな」 そう呟くと、シンケンレッドもまた走り出す。 今は奴の真意など、考えたところで仕方がない。 ディエンドが胡散臭いのは事実だったが、少なくとも裏切ることはしないはずだ。 あいつは、海東大樹は士達の仲間なのだから。 「フンッ!」 「くっ!」 弾丸の如き勢いで放たれたガドルの拳を、キュアピーチは真横に飛んで避ける。 しかし、異形の攻撃は止まらない。 ガドルは矢継ぎ早に、四肢をフル活用して攻撃を放った。 打撃、蹴撃、手刀、正拳、掌底。 グロンギの発達した身体能力による、凄まじい打撃。 だがキュアピーチはそれら全てを見切って、回避し続けた。 彼女もまた、プリキュアが持つ身体能力を余すことなく使っている。 一瞬でも気を抜いてしまえば、攻撃を受けてもおかしくない。 「ダアッ!」 やがてガドルは、左足を用いて上段回し蹴りを繰り出す。 対するキュアピーチは、左腕を掲げてそれを防いだ。 直後、重い衝突音が響いて、大気が振動する。 キュアピーチは腕に衝撃を感じて、両目を見開いた。 されど、歯を食いしばって激痛に耐える。 そこから彼女は腕に力を込めて、ガドルの足を押し返した。 敵が蹌踉めく一方で、キュアピーチは腰を深く落とす。 「はあっ!」 そのままガドルの胸板を目がけて、右腕で正拳突きを放った。 キュアピーチの拳は鍛え抜かれた肉体に、勢いよく突き刺さる。 打撃音が響くが、ガドルは僅かにしか揺らがない。 いくらキュアピーチが高い攻撃力を持とうとも、相手は「ゴ」に属する集団の中でもトップの実力者。 屈強たるガドルの肉体に、ダメージを負わせる事は出来ない。 「だあああぁぁぁぁっ!」 しかしそれでもキュアピーチは、攻撃を止めなかった。 叫び声と共に、再び拳を放つ。 胸、肩、腹と身体の各部に目がけて、連続攻撃を繰り出した。 無論、ガドルも黙って受けるわけではない。 拳が来れば、それを掌で受け止めて反撃する。 蹴りが来れば、同じように蹴りを放って弾き返す。 肘打ちが来れば、体勢をずらして避ける。 キュアピーチの一撃全てを、確実に捌いていた。 かなりの素早さだが、まるで重くない。 どれだけキュアピーチが速度を上回ろうとも、純粋な腕力はガドルに分があった。 加えて、この世界は敵地であるアルハザード。 よってこの打ち合いで、キュアピーチは次第に不利へ追い込まれていく事となった。 それでも彼女は、この状況を甘んじて受け入れるつもりはない。 ガドルの拳が、大気を振るわせながら迫る。 それに対し、キュアピーチは横に飛んで、相手の脇に回り込みながら回避。 「やあっ!」 勢いを保ったまま、彼女は全身を大きく捻って蹴りを放った。 しなやかな足は、ガドルの脇腹に勢いよく叩き込まれる。 それによって、微かに蹌踉めきながら後退するも、すぐに立て直した。 一方でキュアピーチは、右足を地面に付ける。 目の前の怪物は強い。でも、例え一人でも立ち止まるのは駄目だ。 ガドルに対して抱いた戦慄を、キュアピーチは振り払う。 しかし一方で、灰色に染まった巨大な爪が、勢いよく接近していた。 「くっ!」 ドラゴンオルフェノクが、視界の外から襲いかかってくる。 キュアピーチは咄嗟に振り向いて、後ろに飛んだ。 その俊敏な反応により、ドラゴンオルフェノクの爪は空を切る。 これまで繰り広げた戦いによって養われた経験と勘が、彼女の助けとなった。 しかしドラゴンオルフェノクの攻撃は、止まらない。 棍棒を振り回すかのように、二本の爪を力強く振るった。 まるで全てを砕く竜巻のように、キュアピーチに襲いかかる。 だが、彼女はドラゴンオルフェノクの攻撃を確実に見切り、全て避ける。 左右に跳躍。背後へ飛んで距離を取る。 敵との間を空けたが、気を抜く事は出来ない。 それを狙ったかのように、ガドルが迫ってきた為。 突撃と共に剛拳が振るわれるが、キュアピーチは左手で静かに受け止めた。 鈍い音が響き、衝撃が小さな身体に伝わるが耐える。 そしてキュアピーチは、一気に力を解放した。 「うりゃあぁぁぁぁぁぁっ!」 「ムッ!?」 相手の勢いを受け流すように、彼女は左腕を払う。 するとガドルは体勢を崩し、キュアピーチの横を通り過ぎた。 まるで闘牛士が、血の気が盛んな牛をあしらうかのように。 ガドルは予想外の事態によって、足元がふらつくもすぐに立て直す。 だが、キュアピーチはそちらに目を向けていない。 ドラゴンオルフェノクが、鋭い爪による猛攻を続けていたため。 彼女は回避を続けるも、完全ではない。 故に所々に、掠り傷が生まれていた。 それでもキュアピーチは回避し続けながら、攻撃の隙を伺っている。 しかし、それも長くは続かなかった。 「フンッ!」 「きゃあっ!」 細い体躯に、ドラゴンオルフェノクの爪が叩き込まれる。 それによって感じたのは、鋭くて重い衝撃。 キュアピーチは悲鳴を漏らしながら、大きく背後に吹き飛ばされていった。 そのまま彼女の身体は、勢いよく地面に叩き付けられていく。 数回バウンドし、全身に汚れが付着されていった。 増していく傷と痛みに堪えて、キュアピーチは立ち上がる。 彼女の目前では、ドラゴンオルフェノクとガドルが佇んでいた。 しかし、どちらもキュアピーチの方を向いていない。 「ねえ、ガドル君。僕の邪魔をしないでよ」 「何?」 「君みたいな足手まといが一緒にいるなんて嫌だからさ、あっちに行ってくれないかなぁ?」 闇の中で映し出される北崎の顔は、ガドルに嘲笑を向けている。 その光景に、キュアピーチは違和感を覚えた。 あいつらは仲間のはず。 それなのに互いを思いやる気持ちや、気遣う様子が感じられない。 むしろ、一緒にいる事に不満すら持っていそうだった。 「ふざけるな、邪魔者は貴様だ。北崎」 その直後。 ガドルは淡々と口を開くと、勢いよく拳を振るった。 すぐ隣に立っていた、ドラゴンオルフェノクに対して。 「えっ……!?」 キュアピーチは、自分の目を疑った。 何の前触れもなく、ガドルが隣にいる仲間を殴りつけた事に対して。 それによってドラゴンオルフェノクは揺れるも、すぐに姿勢を立て直した。 そして、北崎の虚像が現れる。 「……調子に乗るなよ?」 先程の戯けた様子とは違い、相手を脅すような冷たい声だった。 その瞳も、鋭利な刃物のように鋭くなっている。 ガドルとドラゴンオルフェノクのやり取りを見た事によって、キュアピーチは確信した。 この二人には、仲間意識など欠片も無い。 互いが互いの事を、邪魔と思っている。 チームで行動するのなら、例え一人一人の能力が高くても、支え合わなければ意味がない。 (そんなことじゃ……駄目なのに!) プリキュアのみんなと一緒に、多くの困難を乗り越えてきたキュアピーチだからこそ、導ける考え。 彼女は、ガドルとドラゴンオルフェノクを睨みながら、再び構えを取る。 「アアアアアァァァァッ!」 直後、凄まじい咆吼が聞こえた。 それに反応して、三者は皆そちらに振り向く。 見ると、巨大な蠍となったスコルプが、口を大きく開けていた。 その中から、奇妙な光が発せられている。 キュアピーチはそれを見た瞬間、反射的に跳躍。 刹那、スコルプの口より光線が発射された。 闇の中で、大気と辺りに存在する物質を焼きながら、一直線に進む。 すると光線は地面に激突して、盛大な爆発を起こした。 「きゃああぁぁぁぁぁっ!」 悲鳴と共に、キュアピーチは吹き飛ばされる。 直撃を免れたとはいえ、爆発による衝撃波は彼女を襲った。 浮遊感を感じる中で、キュアピーチは空中で身体を回転させる。 何とか体勢を立て直しながら、地上に着地。 少し息を切らしながらも、彼女は敵に振り向いた。 同じように光線の直撃を免れた、ガドルとドラゴンオルフェノク。 そして、新たに乱入したスコルプ。 いずれも、キュアピーチを上回るほどの実力者達だった。 だからといって、退くつもりはない。 キュアピーチは自分にそう言い聞かせながら、走り出した。 「ダアアアァァァッ!」 白き巨大な鎌、デスサイズが振り下ろされる。 死神が振るう鎌は、トーマの頭部を両断しようと迫った。 しかし標的にされた少年は、背後に跳躍。 距離を取った事で、デスサイズの一振りは空振りで終わった。 「チイッ!」 それを見て、アルビノジョーカーは舌打ちして、トーマに右腕を向けた。 すると白い手の平から、禍々しい輝きが放たれる。 直後、そこから高熱の球体が、勢いよく連続で発射された。 エネルギー弾を前に、トーマは動く。 一発目は、左に飛んで回避。 二発目は、ECディバイダーを横に振るって両断。 三発目は、再び横へ飛んで避けた。 トーマはその直後、ECディバイダーのトリガーを引く。 発射された魔力弾は、アルビノジョーカーが放ったエネルギー弾と衝突させた。 二つの力は激突の瞬間、轟音と共に爆発する。 それを見たトーマは、発生した粉塵の中を切り抜けるように疾走。 一瞬で、アルビノジョーカーとの距離を詰めた。 「何ッ!?」 「はああぁぁぁっ!」 トーマはECディバイダーを、横薙ぎに振るう。 アルビノジョーカーには、それを防ぐ余裕が無い。 故に、白き死神は肌を切り裂かれてしまった。 ECディバイダーの一振りによって、アルビノジョーカーは後ろに吹き飛ばされる。 そのまま地面を転がるが、すぐに起きあがった。 「人間が…………調子に乗るなぁっ!」 アルビノジョーカーの瞳が、怒号と共に怪しく輝く。 その直後、周囲の闇が死神に集まっていった。 白き異形は、一瞬で暗黒に飲み込まれる。 アルハザードを覆うアンノウンハンドは放電しながら、ゆっくりと上昇。 しかし、暗闇は一瞬で炸裂した。 「なっ…………!?」 中から現れた存在に、トーマは絶句する。 そこには先程まで戦っていた、アルビノジョーカーが存在していなかったため。 代わりにいるのは、巨大な怪物だった。 山をも越える圧倒的な白い巨体、鋭い一角が生えた頭部、左右から二本ずつ生えた四つの腕、蛇のように太く伸びた尾。 本来ならばアルビノジョーカーが、ブレイドの世界に存在するカテゴリーキング達の力を合わせて作り出したバニティカードと、栗原天音と呼ばれる少女を利用して得た姿。 しかし、今はアンノウンハンドを取り込んだ結果その力を手に入れた。 超古代の絶対的な最強の力、邪神フォーティーンへと。 その中央には、アルビノジョーカーが埋まっていた。 「ハハハハハッ、粉々になってしまえ!」 笑い声と共に、フォーティーンは吼える。 そして、その口から巨大な火球を勢いよく放った。 トーマは反射的に飛んで、それらを避ける。 火球は地面に激突し、次々にクレーターを生み出した。 破壊で生まれる衝撃波に吹き飛ばされそうになるも、トーマは必死に耐える。 「どうした、反撃しないのか?」 「くそっ!」 嘲笑を発するフォーティーンの攻撃を避けながら、ディバイダーの銃口を向けてトリガーを引いた。 魔力弾は一瞬で命中する。 だが、フォーティーンにとって蚊を刺す程度すらも感じない。 先程とは違い、全てのスペックが圧倒的に上昇している為。 トーマも、放たれる威圧感からそれを感じていた。 「消し飛べえぇぇぇぇっ!」 一方で、フォーティーンは炎を放ち続ける。 火山弾の如く降り注ぐ熱気は、容赦なく辺りを焼いた。 反撃をする暇も、トーマには与えられない。 ただ避ける事しか、許されなかった。 「トーマッ!」 熱球が激突しそうになった瞬間。 一陣の風が走り出し、トーマの体を攫っていった。 それにより、フォーティーンが放ったエネルギー弾は空振りとなる。 一方でトーマは、地面に着地。 彼の傍らでは、クウガが立っていた。 「ユウスケさん!」 「大丈夫か!?」 「はい、ありがとうございます!」 「そうか、よか――――ッ!?」 言葉は最後まで発せられない。 クウガは後ろに振り向きながら、右の拳を放つ。 その先からは、ムカーディアが左腕を振りかぶりながら迫るのが見えた。 視線と共に、二つの拳が激突。 鈍い音を鳴らしながら、辺りの空気が震撼した。 互いに眉を顰め、呻き声を漏らす。 その瞬間、クウガとムカーディアは同時に後退した。 距離を取り、四つの瞳は睨み合う。 しかし、視線の拮抗はすぐに終わりを告げた。 上空より、巨大な炎が次々と降り注いだ為。 「「「なっ!?」」」 それに気づいた三人は、すぐに飛んだ。 炎は彼らの立っていた位置に、隕石の如く激突する。 その衝撃で、大地は凄まじい音と共に爆発した。 フォーティーンの火炎によって、至る所から火柱が昇る。 そして、膨大なる熱気が戦場を広く焦がした。 「あいつ、見境無く攻撃してる!」 「トーマ、間違ってもあんなのに当たるなよ!」 「分かってますって!」 天より降り注ぐ熱の塊を、トーマとクウガは次々と避けていく。 あんなのに当たったら、一巻の終わり。 どう見ても、明らかだった。 しかし彼らは、一片の絶望も持っていない。 フォーティーンの火炎を避けながら、トーマとクウガは反撃の機会を窺っていた。 「ぐあああああぁぁぁっ!」 誰かの悲鳴が、辺りに響く。 その瞬間、盛大な爆発が起こった。フォーティーンと巨大な魔獣となったスコルプの吐く、怪光線によって。 爆風により、ディケイド、シンケンレッド、キュアピーチ、クウガ、トーマ、ディエンドの六人は容赦なく吹き飛ばされた。 勢いよく地面に叩き付けられた彼らを囲むように、敵は迫る。 「クックックックック、どうしたカスども?」 「そうだよ、君達はゲームの駒らしく、ちゃんとプレイヤーを楽しませなきゃ駄目じゃないか」 ビルゲニアとドラゴンオルフェノクは、邪悪な笑みを向けていた。 二人にとって侵入者達は、敵ではなくただの玩具。言葉からは、それが容易に感じられた。 「ゲームの駒だと……!?」 「ふざけるなっ!」 ディケイドとトーマは、同時に怒りを発する。 そんな二人のように真摯な表情で、キュアピーチは一歩前に出た。 「あなた達は一体、何が目的なの! この世界を闇に飲み込んで、何を企んでるの!?」 「偉大なる冥王の復活だ」 ガドルは冷たく、彼女の疑問に答える。 「この世界が存在する宇宙全てを、影(アンノウンハンド)で飲み込んだ偉大なる我らが主……ダークザギ様」 「ダーク……ザギ?」 「そうだ、戦いの果てに消え去った我々に、再び肉体を与えた御方だ。貴様らは、その生け贄に過ぎない」 「何ですって……!」 その言葉を聞いたキュアピーチの脳裏に思い浮かぶのは、プリキュア達と共に打ち破った邪悪な存在。 ブラックホール達も、世界全てを闇に飲み込んでみんなから幸せを奪い取ろうとする。それでもみんなで力を合わせて、平和を守る事が出来た。 けれど今度はダークザギという奴が、また世界を絶望の闇に包もうとしている。そんな事を、許せるはずがない。 「そうだ……そしてダークザギ様は、俺達にもこの力を与えた! 偉大なるアンノウンハンドの力を!」 ビルゲニアは叫びながら、ディバイダー928を向ける。すると銃口から、漆黒の球体が膨れ上がっていき、次の瞬間に放たれた。 それを見た六人は、瞬時に回避して体勢を立て直す。そんな一瞬の反応に、ビルゲニアは笑みを強めた。 この連中は、やはり狩り甲斐があると。 そんな思考が芽生えた故に、気付くことが出来なかった。 遠くより迫りくる新たな戦士と、それが放ったエネルギー弾を。 複数の光が、闇より現れた怪人達に着弾するまで。 「うぐああぁぁぁぁっ!?」 「何ッ!?」 突然の出来事に、ディケイドの思考は驚愕で埋まる。 尤も、それは他の五人とて同じだったが。 「だっ、誰だあっ!?」 答えが得られぬまま、ビルゲニアが憤怒の表情で吼える。激情に任せながらディバイダー928を掲げて、引き金を絞ろうとした。 姿の見えない相手を、隠れている場所ごと吹き飛ばすために。 ビルゲニアは、魔力弾を放とうとした。 『CYCLONE』『JOKER』 しかし、それは誰かに当たることはない。空しく、闇の中を切り裂くだけに終わってしまう。 変わりに漆黒の中から返ってきたのは、野太い二つの声。それは先程ヴェイロンがビルゲニアになる為に取り込んだ、ガイアメモリから放たれたのと同一だった。 瞬間、誰かがそれに気づく暇もなく、闇から一つのシルエットが飛び出してくる。 その影は、勢いよく戦場に現れた。 「お、お前は……!」 ディケイドは、乱入者に一番早く反応する。 突然現れたのは、彼が知っている仮面ライダーの一人だった故に。 緑と黒に左右半分で分かれた鎧、額より『W』の形に伸びた触覚、炎のように赤い瞳、風に棚引く銀色のマフラー、腹部に付けられた赤いバックル。 バックルの中には、二本のUSBメモリが埋め込まれている。それは、現れた仮面ライダーのトレードマークとも呼べる、ガイアメモリだった。 かつてスーパーショッカーを打ち破る際に、力を借りた「Wの世界」の代表である戦士である彼は、ディケイドに振り向く。 「仮面ライダーW……いや、左翔太郎! そしてフィリップ!」 そう、二人で一人の仮面ライダー。 風都を泣かせる悪魔、ドーパントと戦い続ける戦士。左翔太郎と相棒のフィリップが変身する仮面ライダー。 仮面ライダーW サイクロンジョーカーが、このアルハザードに姿を現したのだ。 「よう、また会ったな。仮面ライダーディケイド……いや、門矢士」 左翔太郎の声と共に、彼の意志が宿るボディサイドの右目が、赤い輝きを放つ。 「何故、お前がここにいる?」 「説明は後だ、今はあいつらを倒すのが先だろ?」 「……そうだったな」 ディケイドの疑問はあっさりと遮られた。だが、大して気に止めない。 彼はWと共に、怪人達に振り向いた。そこでは先頭に立つビルゲニアが、怒りを露わにしている。 「仮面ライダー……Wだとぉ!?」 「ああ、そうだ」 「その通りさ」 Wは不敵に答えた。 今度は翔太郎だけではなく、左のソウルサイドに宿るフィリップの意志も。 「俺達は――――」 「僕達は――――」 そして、二人は力強く名乗った。 「「二人で一人の仮面ライダー……仮面ライダーW!」」 始まりの夜、ビギンズ・ナイトの日に誕生した仮面ライダー。 町を泣かす悪魔から人々を守ると決意した左翔太郎が、地球の本棚を持つ園咲来人――――フィリップと呼ばれた少年と相乗りを果たした末に誕生した戦士。 仮面ライダーWの名を力強く告げた彼は、左腕を怪人たちに向けて、手で拳銃を形作る。 そして、いつもの決め台詞を言う。仮面ライダースカルに変身する鳴海荘吉より受け継いだ、街を泣かせる悪魔に向ける台詞を。 街のみんなを守りたいという、揺るぎ無い意志を込めて。 「「さあ、お前達の罪を数えろ!」」 前へ 目次へ 次へ