約 159,387 件
https://w.atwiki.jp/compe/pages/19.html
森林地帯。鬱蒼とした森の中で、一人の参加者が居た。 「テ~レ~ポ~ト~!!」 銀髪と白髪の中間のような髪型の、やたら肩幅が強調された男性が、実に間の抜けた、しかし本人にとっては真剣そのものの様子で呪文を唱えていた。 「駄目です。移動できません」 しかし、予想していた効果は発揮されず、彼は落胆したように肩を竦めた。 本来ならダンジョンの外に転移するテレポート魔法は、何らかの制限が課せられているようだった。 この調子なら、他に習得している魔法も制限されているかもしれない。 確認しておきたいが、MPが勿体無いので試すのは止めておいた。 「僕はどうすれば良いのですか?」 男は困惑していた。 彼はキングダムの辺境、ローレル村出身の勇者である。 この催しに招かれる直前、悪の根元であるブラックドラゴンを討伐するため、神聖な木の命に従い、ドラゴンの剣とドラゴンの盾を獲得するため、古代遺跡に転送される筈だった。 その筈が、何故かこうして殺し合いに参加させられている。 いや、あるいはこの催し自体が、伝説の武器を得るための試練なのかもしれない。彼にそれを確かめる術はないが。 「装備は没収されています。装備はこれだけですか?」 所持していた剣や盾、防具は全て没収されていた。身に付けているのはローレル村を出発した直前のように青Tシャツ一枚。 いかに100年に一人の勇者と言えども、この装備ではそこらのコボルトやただのウルフは勿論、ローレル村周辺に群生しているジェリームにすら勝てないだろう。 やがて勇者は、何か装備がないか落ちていたデイパックを漁り始めた。 中身は、基本的な支給品と、開け方のよく解らない容器、同じくよく解らない食べ物らしき物体が3つずつ。 テレッテッテッテ~(クソデカBGM) 『家宝の宝剣 盾 獲得!』 そして、匠の技が施された立派な剣と盾が入っていた。 勇者は慣れた手付きで一瞬で装備すると、その場でバク宙する。 「スゴい武器ですね」 どこか他人事のような感想だが、どうやら満足したらしい。 伝説級の品には及ばないものの、実に素晴らしい逸品に彼は感動していた。これなら、剣術スキルも問題なく発動できる。 同封されていたメモには『令嬢剣士の家宝の宝剣と盾』と書かれていた。 「これは家宝の武器ですね。家宝の武器なのか……?」 持ち主には申し訳ないが、遠慮無く使わせて貰う事にした。 歴戦の勇者といえど、素手ではゴブリンやコボルト一匹にすら勝てないのだ。 「主催者はどこに居ますか? この会場のどこかにいますよ」 不自然な自問自答を呟く。どうやら勇者は、主催者を倒してこの場からキングダムに帰還するつもりらしい。 とりあえず地図にしたがって街に向かおうとした瞬間、悲鳴が聞こえてきた。 「ん?????」 驚く勇者。どうやら、もう誰かが何者かに襲われているらしい。 「モンスターの仕業ですね!」 勇者は一瞬の間も置かず即答。特に原因は解らないのに断言すると、騒動のもとに駆け足で向かった。 彼は100年に一度の勇者。悲鳴の主を見捨てることはできない。 もしくは、こういった場合、被害者を助けると、新たな魔法や装備の獲得手段となる事を彼は知っていたのだった。 【勇者(主人公)@ファイナルソード】 [状態]:健康 [装備]:令嬢剣士の家宝の宝剣と盾@ゴブリンスレイヤー [道具]:基本支給品、ランダム支給品×1 [思考・状況]基本行動方針:勇者として主催者を倒します。 1:襲われている人を助けます。 2:主催者はどこに居ますか? この会場のどこかにいますよ 3:この催しは神聖な木の試練ですか? [備考] 支給品は確認済み。 参戦時期は神聖な木と会話した直後。 現在地にて謎の叫び声を聞きました。発生源に向かっています。 【令嬢剣士の家宝の宝剣と盾@ゴブリンスレイヤー】 令嬢剣士の家宝の剣と盾。特殊効果は無いが家宝に相応しく非常に高品質。 剣と盾のセットで支給品2つ分。 このSSが面白かったなら……\ポチッと/ コメントはご自由にお使いください 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/2120.html
許されざる者 題名:許されざる者 原題:Den Döende Detektiven (2010) 著者:レイフ・GW・ペーション Leif GW Persson 訳者:久山葉子訳 発行:創元推理文庫 2018.2.16 初版 価格:¥1,300 2018年秋に読んで、とても印象に残る作品だったので、昨年の『このミス』では5位に投票したのだが、今思えばもっと上位に入れてもよかったかもしれない。本国スウェーデンでは、いくつかのシリーズ作でヒットを飛ばし、うち何本かはTVシリーズにもなっているこのレイフ・GW・ペーションであるが、日本ではほとんど知られていない。本邦初訳となるペーションのこの作品は、各賞を総舐めにした傑作である。この作品に出会えて本当によかった。 主人公は国家犯罪捜査局長官のラーシュ・マッティン・ヨハンソン。何と、この主人公、作品のスタート時点で、ホットドッグ屋台の前で脳塞栓を起こし、意識不明の状態で病院に運ばれてしまう。やがて意識は戻るが、元の体に戻る見込みは相当に薄い重病である。このヨハンソンは、シリーズ主人公であり、これはその最終作なのである。シリーズ読者は驚くだろう。ぼくのように邦訳作品を手に取る者は、初対面の主人公がいきなり病床で、未解決事件の捜査指示を開始しやがて解決に導いてゆく本書の構成を、普通のこととして読んでしまうが、巻末解説で各種シリーズの紹介がなされており、実は、これがこの存在感ある主人公の結末かと思うと、とても複雑な気持ちになった。もっと早くシリーズ初作から邦訳されていれば……。 スウェーデン本国のファンには後れを取ったものの、それでもこの一作は素晴らしい。身体は動けないが、事件と生命への執念を燃やす頑固親父の主人公は、25年前の幼女殺しという未解決事件にのめり込む。彼を手助けする個性的なメンバーが集められ、古い資料が取り寄せられ、ここからは捜査の面白さの中で、最初は薄ぼんやりとしている人間関係の深淵が、次第に明確な真実の形を成してゆく様を読んでゆくことになる。捜査小説の王道である。ディテールから徐々に見えてくる真実。ほぼ捜査だけで、事件を終結させる一冊であり、その語り口に一切のけれんも感じさせない。 しかもこの事件は、時効法成立前の未解決事件であるため、もし真犯人がわかったとしても法的処罰を下せない。罪と罰という因果に、この作品はどう決着をつけてゆくのか? 本作で最も素晴らしいのは、いわゆる「キャラが立っている」ことだ。多くの人物が登場するのに、それぞれに見事なほど存在感があり、個性がある。アンナ・ホルト刑事もエーヴェルト刑事も、それぞれが主役でのTVシリーズになっているらしいので、人物像がしっかりしているのもむべなるかな。さらに本書も、3話構成でドラマ化されており、この作家は、小説のみならず映像作品でも本国では著名であるようだ。 最後に、緻密な捜査について。作者自身が犯罪学者として、国家警察省長官の補佐役まで勤めた経歴のある現実に根を下ろしたという、文芸界では極めて稀有な存在であるため、地に足のついた捜査模様が積み重ねられてゆく、本書ならではの着実なリズム感も、そうした素地から生み出されたものだろう。 北欧ミステリの面白さは、歴史的かつ社会的事実に、時間軸かつ地形軸で、しっかり考証された現実味というところあるように思う。現実は、小説世界と読者の側の世界とを結びつける共通のものだからである。本書の犯罪一つとっても他人事とは思えぬリアルな事件であり、いくつもの真実の要素を身に纏っているからこそ、我々読者側の真剣さを引きずり出してくれるものなのだろうと思う。 折角の機会だ。この作品を機に、ペーション作品が多く邦訳されることを強く願ってやまない。 追記:ちなみにタイトルの『許されざる者』だが、ジョン・ヒューストン(1960年)、クリント・イーストウッド(1992年)、李相日(2013年)、いずれの監督作品とも無関係である。 (2019.03.11)
https://w.atwiki.jp/magiku11/pages/20.html
サ「・・・第一の私見ですが、学園都市の学生が弄りに弄ってきます」 マーク「科学サイドでは珍しんでしょうね、そのコスプレ」 サ「第一の解答ですが、好き好んでこのような格好をしているわけではありません。補足説明しますと、前回も言いました」 土「打ち解けられてるようだから結果オーライじゃないかにゃー?」 サ「第二の解答ですが、明らかに他人事のようですね…」 土「オレらはなんも変哲もない制服だからにゃー」 マ「私もそこまで雰囲気が変わらないようですし。他のマシな服はなかったのですか?」 サ「第三の解答ですが、あの屈辱的な「マジカルパワードカナミン」の衣装を着るくらいならこちらを選びます」 マ(マジカルパワードカナミンとは一体・・・?) 土「・・・あるぜよ。交換するか?」 消去可能文 サ「第四の解答ですが、着るわけがありません。補足して発言しますが、・・・・・・・自分で着やがれ」 土「冗談ぜよ。それにしても一方通行など同じ奴が複数いると間違いやすいぜよ・・・」 マ「服装が違ったりしてるのでなんとか見分けがつきますけど、同じ格好したら性格でしか判断できませんからねー」 土「弄りはそのぐらいにしとくんだにゃー」 サ「第二の私見ですが、これが『ノア』の影響だとしてこの状況が続くのは些か頭が痛いです。白い学園都市の少年が大勢います・・・」 土「科学サイドが違和感に気づけばいい研究材料になりそうだがな。連絡は逐一きているがまだかかりそうだぜい」 サ「第一の質問ですが、何か調査隊の方から延長魔術について新たに明らかになった事など連絡はきていないのですか?」 土「個人ではないということと、今日だけしか発動できないものらしい」 サ「第三の私見ですが、やはり情報が少なすぎます」 ツ「規模が規模だからな。それに『ノア』のせいで人員が割けない」 マ「時間待ちですか・・・。もどかしいですね」 サ「第五の解答ですが、それまではここで潜伏ですか・・・・・・」 マ「つまりそのままの服装ですね。さらに打ち解けそうじゃないですか!」 ツ「気に入ったのなら持って行ってもいいぜよ?」 サ「第六の解答ですが!・・・・これ以上上司に可笑しなことをされる日種を持ちたくありません!補足説明しますが、き、気にいってもいません!」 (※保留) 「ねぇちょっと、あなたたちこんな所でコソコソこの忙しい時に結局何やってんのよ? 当然、持ち場終わってんでしょうねえ?」 サ「・・・・・!?」 土「あ、ああ、もちろんぜよ。少し小休憩していただけだにゃー」 マ「サーシャ嬢がいじられ疲れているようなので」 フ「サボってるようにしか見えないっつーの! さっさと休憩切り上げて仕事してよね、でないと承知しない訳よ?」 土「サボってはないぜよ?休憩と言う名の仕事ですたい。」 サ「だ、第四の私見ですが、危ないところでした・・・・・」 マ「魔術サイド以外に聞かれたら違和感に気付かれますからね。」 サ「第七の解答ですが、確かに・・・。私達以外がこの異形な場に気がついたら大変なことになります」 土「異形・・・か。たしかにオレらが歩んでる世界ではフレンダはいないのに目の前でフレンダ・フレメアの姉妹のやり取りが見れる。たった一日の幻想だにゃー」 サ「第五の私見ですが、・・・・・今は只彼女らにとってこの時間が幸福であることを祈るしかありません」 マ「そうですね。『箱舟』が送るのは問題だけでなくこういった『幸せ』ももたらすんですね」 土「『性格』も運んでくるから普段なら見れない展開は眺めていて楽しいぜよ。魔術サイドの特権ですたい」 サ「第六の私見ですが、・・・あまりいい席とは言えませんが」 土「そうかにゃー?ありえない会話は楽しめると思うのににゃー。肩の力を抜いたらどうぜよ?ほら、あそこで番外個体と一方通行が何かしてるぜい」
https://w.atwiki.jp/vipmt/pages/29.html
第零話 製作の手順について パイロット盤として製作する零話の製作の手順をまとめます アニメ製作は長距離リレーみたいなもんなので、粘り強くいきませう 製作の流れ 大まかには↓のような工程で製作していきます。 ただ作業すればいいというわけではなく、逐一打ち合わせや考証が必要になります。 プロット・脚本 順次絵コンテに反映していきます。 大まかな流れ OP・導入→会話→戦闘1→校舎内→戦闘2→説教・ED→オマケ の計7シーン。 尺は未定 思ったより伸びそうです 無声 字幕で展開 脚本詳細 OP ロゴ→タイトル→ぽわ~んって感じで波紋→波紋でタイトルが消える→絵コンテ頭 波紋は蝶が飛び立ってできた波紋で、そのまま蝶はミカンのとこ飛んで行って始まる(映画の導入ぽい感じに 導入パート プロット案1 蝶がひらひら(導入) 蝶を見つめるミカン 見つめるうちにトランス 気づくと海底に 引きの画面で水の中を舞う蝶 蝶に手を伸ばす蜜柑 手に蝶が止まろうとしたところで タツキに声をかけられ戻ってくる プロット案2 蝶がひらひら(導入) 蝶を見つめるミカン 見つめるうちにトランス 気づくと白背景に 真っ白な空間の中で、ミカンと蝶だけに 蝶に手を伸ばすミカン 蝶が手に止まった瞬間、その指先から腕が結晶化してしまう 驚いてはっと我に返ると、あたりはもとの風景に戻り腕もなんともない そして後ろにはタツキがいて… 会話パート タツキ「ミカンさん またですか? ボーッとして、後ろががら空きですわよ」 ミカンの手から蝶が離れる タツキ「あら、蝶が… お邪魔だったかしら」 頬を赤らめながら振り返るミカン タツキ「ふふ、図星ね」 ミカン「別に」 タツキ「そう、じゃあ今日こそどちらが上か決着を付けましょう」 ミカン「…いいよ」 戦闘パート(前半) 互いに機械化→タツキが先手を取ろうとするが →ミカンが廃熱のスチームで煙幕 →タツキは一旦引く→ミカンが反撃 →タツキこれをはじいて前に出る→ミカンが近づけまいと砲撃 →タツキ弾を避けながら接近→近接戦闘 →ミカンが地面割り→タツキ飛翔 校舎内の様子 地割れの揺れが校舎内にも響き渡り、廊下にいた生徒が校庭の戦闘に気づく そして通りがかりの担任の鬼街を呼び止める 生徒「先生ー 校庭でミカンちゃんとタツキちゃんが暴れてますよー」 鬼街「あいつらッ・・!」 持っていた書類を放り出し、外に向かってダッシュする鬼街 その場にいた生徒二人は書類を任され唖然とする 戦闘パート(後半) →ミカン再び砲撃→タツキ弾をよけながら高く飛翔→上空を旋回 →ミカンこれをみてチャージショットの構え→タツキも突撃態勢 →ミカンがチャージショットをぶっぱ→タツキこれを切り裂いて強襲 →ミカンこれを受け止めて掴み、そのまま再チャージ タツキもどうせ動けないならとファンネルを展開してチャージ お互いにぶっ放そうとしたところに 鬼街「コラー!!」 で二人の動きがとまる 2人とも「見つかった…」と苦い顔 ドタタタタタタタッ(走って迫ってくる) ゴツン!×2(出席簿チョップ) 説教パート 場面は変わって保健室 いつの間にか夕日が差し込む時間に 保険の先生に手当てしてもらう二人 手当てが終わったところに担任が入室→説教開始 青筋たてて説教する鬼街と全く馬耳東風な二人 保険の先生は報告書を出すといって退出しようとするが その内容を聞かされさらにげっそりする鬼街 そんな鬼街にミカンとタツキは「元気だしなよ」とまるで他人事 「誰のせいだと思ってるんだああああ!」と鬼街が再度ぶちきれたところで 日の暮れかかった夕空を仰ぐカット → EDへ ED(できれば) ED:スタッフロール等。スタッフロール後におまけ おまけパート 鬼街がばら撒いた書類を職員室に持ってきた女子生徒二人 しかし職寝室には「会議中につき入室禁止」の札が それを見て生徒Bが大声で文句をいうところで、おしまい 絵コンテ →コンテ キャラクターデザイン →キャラ表 背景美術 →背景美術 音響 →音響制作工程 →BGM →効果音 その他は必要に伴って順次編集していきます&編集お願いします
https://w.atwiki.jp/gogolf/pages/2127.html
矢部ゴルフクラブをお気に入りに追加 くちこみリンク #blogsearch #technorati キャッシュ 使い方 サイト名 URL 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 楽天GORAで予約する 矢部ゴルフクラブ 楽天GORAでゴルフ場を探す 北海道・東北 関東 北陸 中部 近畿 中国 四国 九州・沖縄 海外 プレー曜日 平日 土日祝 プレー料金 指定なし 5,000 7,000 9,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 円~ 指定なし 5,000 6,000 8,000 10,000 11,000 13,000 15,000 17,000 19,000 21,000 23,000 25,000 円 エリア 全地域 北海道・東北 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 関東 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 長野県 静岡県 北陸 新潟県 富山県 石川県 福井県 中部 岐阜県 愛知県 三重県 近畿 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 中国 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 四国 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 九州・沖縄 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 海外 報道 矢部浩之、サッカーW杯予選『日本vsオーストラリア』を熱く語る「劇的やったねえ」(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【アマゴルフ】元カープ前田智徳が初優勝 中国ミッドアマ(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース コロナ禍でゴルフの頻度は増えた? 減った? 名物・みんなのアンケート結果発表!(みんなのゴルフダイジェスト) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 2024年度の「日本オープン」は東京ゴルフ倶楽部、「日本女子オープン」は大利根カントリークラブで開催(ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース “漫画家”矢部太郎が明かす変わった家族 カラテカへの思いも吐露「解散してません」(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 矢部浩之、歌手デビューに家族も衝撃 想像以上の反響に「他人事みたいだ」(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ナイナイ矢部浩之がソロ歌手デビュー 石崎ひゅーいが作詞・作曲(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「悔しい内容で終わった」 松山英樹は新シーズン見据えてラスト18ホールへ(ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)) - Yahoo!ニュース - スポーツナビ 矢部太郎、初の週刊連載決定 新作『楽屋のトナくん』9.16スタート(クランクイン!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 予約は1日30組まで。ランチとらなくても可。スタート間隔15分……あるゴルフ場が実施している「わがままが叶うゴルフ体験」の“意外な狙い”(みんなのゴルフダイジェスト) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゴルフ人気が上昇中なのに今すぐ「ゴルフクラブ」が買えない!? なぜ?(e!Golf) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「あちこちオードリー」放送100回目ゲストは、ナイナイ矢部浩之!10年ぶりにテレ東出演(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース クラブは頻繁に変えたほうがいい? ずっと同じのを使うべき? シングルさんに聞いてみた(みんなのゴルフダイジェスト) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース コース解説 矢部ゴルフクラブの51%は野望で出来ています。矢部ゴルフクラブの34%は希望で出来ています。矢部ゴルフクラブの11%は気合で出来ています。矢部ゴルフクラブの3%は罠で出来ています。矢部ゴルフクラブの1%は下心で出来ています。 ウィキペディア 矢部ゴルフクラブ JAWS_260.jpg burner_res.jpg ページ先頭へ 矢部ゴルフクラブ このページについて このページは矢部ゴルフクラブのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される矢部ゴルフクラブに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/lord_of_vermilion/pages/1744.html
種族人獣。ジョブアタッカー。タイプ帝剣。コスト80。アビリティ召喚円卓の誓い。覚醒円卓の誓い。 超覚醒スマッシュカルマS。チェンジエクスカリバー。ATK120。DEF90。円卓の誓い、戦場に自ユニットのタイプラウンドナイツがいると自身の防御力があがる。 スマッシュカルマS自身がダッシュアタックを当てたときカルマを得るさらに敵ユニットに当てるダメージが上がり自身の移動速度が一定時間上がる。 エクスカリバーカルマの所持数に応じて攻撃力が上がり同時攻撃出来る敵ユニットの数が増えるただし一定時間ごとにカルマを失う チェンジコスト10超覚醒時自身のフォーム白と黒を切り替える -- (名無し) 2015-11-22 15 39 39 フレーバー かくて、彼は約束の地へと辿り着いた。泉の中から彼を出迎えたのは、聖剣を胸に抱いた「湖の乙女」 久方ぶりの乙女との再会を懐かしむ間もなく、彼は言った -- (名無し) 2015-11-22 15 45 37 アビリティには降魔のランスロットも含まれるのでしょうか?私はアーサー持ってないので、他人事で申し分けありませんが、検証お願いします。 -- (名無しさん) 2015-11-23 18 54 31 お待たせいたしました。詳しい検証結果ではないのですが。 とりあえずは含まれる見たいです。 自分はデッキにパーシヴァルと一緒に使ってるのですが、降魔した後パーシヴァルが死滅しても防御力が下がっていなかったのを確認しました。 -- (名無し) 2015-11-23 19 39 39 召喚120/110、覚醒160/190、超覚醒220/250 白の固定値は不明 黒はカルマ最大4で1つにつきATK+10(最大で260/250)、カルマ2以降で攻撃対象+1(最大4体)のはずです エフェクトが派手すぎて4体攻撃なのか5体攻撃なのかいまいち見えない -- (名無しさん) 2015-12-01 17 43 30 白時固定値は30です -- (名無しさん) 2015-12-23 08 18 00 細かいことですがDATEの武器は「聖剣エクスカリバー」です -- (名無しさん) 2016-03-18 16 58 13 だってアーサーきゅん死ぬもん! -- (しょたすく) 2016-05-15 00 06 04 何だー -- (秋葉魔王) 2016-05-17 18 59 06 すいません分かりにくかったようなのですが アビリティは「エクスカリバー」で 使い魔DATAの武器の欄が「聖剣エクスカリバー」 です -- (名無しさん) 2016-05-27 23 14 42 修正しました。 -- (名無しさん) 2016-05-29 16 33 55 アーサーきゅん使いたくてこのゲーム始めたけど今日レベル2のコム戦で12連敗しちゃったモン! コモンしか出ないし -- (しょたすく) 2016-07-03 00 12 30 同時に攻撃できるユニットってカルマの数と同じなのね 普通にカルマの数に合わせて範囲拡大じゃいけなかったのか -- (名無しさん) 2016-08-23 16 17 06 カルマの最大数を5にして欲しいわどうせ使われないんだし 今単色でデッキ組むなら柳田翁必須? -- (名無しさん) 2016-08-23 22 30 03 このコメントは削除されました -- (曖昧亭うまみ) 2016-08-25 11 00 13 次段での強化か低コスト化を切に願うところだモン! 全国対戦で使う勇気がなかなかわかぬ。 14連続コモンだモン!なんじゃというのか -- (しょたすく白蜜ダイヤ) 2016-08-27 20 56 44 アビ表記を直しましたが、アーサーちゃんの能力をあまり知らないのでそれ以上は弄れませんでしたすいません -- (名無しさん) 2016-09-25 21 26 38 アビリティの攻撃対象の数増えてますね。カルマ3つで4体同時攻撃してました。ダメージが下がっていないかは分かりませんが。 -- (名無しさん) 2016-09-25 22 18 58 アビリティの攻撃対象の数増えてますね。カルマ3つで4体同時攻撃してました。ダメージが下がっていないかは分かりませんが。 -- (名無しさん) 2016-09-25 22 19 54
https://w.atwiki.jp/amaterasu/pages/141.html
その場に現れた蒼星石と対峙する真紅は赤い服を靡かせて立ち上がった。 そしてその周りを赤い光が飛び回っていた。 「ホーリエ、行きなさい」 そう告げると、人工精霊ホーリエは一直線に蒼星石の元へと飛び掛った。 蒼星石は素早いジャンプでそれをかわすと、真紅に向かい庭師の鋏をかざした。 「真紅、君も目覚めていたんだね」 真っ直ぐに真紅へ向けた蒼星石のオッドアイは、手にした鋏のように鋭く好戦的だった。 「そうね」 真紅もステッキを構え空へと飛び上がる。 蒼星石はそれを追って飛び、鋏を振り回して真紅に襲い掛かる。 「な、何を…何をしてるですか!」 「見て分からんのか? あれがアリスゲームだ」 夕映は目の前で起きたことが理解しがたかった。 一応の説明は受けたが、殆ど有無を言わさず戦闘に突入した二体のドール。 同じ姉妹でありながらなぜこんなことをしなくてはならないのか。 もちろん夕映は人形でもなければローゼンメイデンのことなど今知ったばかりだ。 しかし成り行きで契約してしまった身であるため、他人事にも取れない。 いきなりの出来事に戸惑い、どうするべきか悩む夕映。 そんな葛藤をしているうちに二体のドールは別荘の外へと飛び出した。 「ま、待つです……っ!」 その瞬間、左手の指にある指輪が赤く輝き、その指輪から力が吸い取られる感じがした。 「夕映さん、大丈夫ですか」 目の前で生徒が苦しみ、慌てて駆け寄るネギ。 「な、何ですかこれ…」 その様子にエヴァが立ち上がる。 「どうやら、あの人形がお前の力を使っているようだな」 「ち、力?」 赤く輝くその指輪は細工もなければ魔法を使っているわけでもない。 真紅と蒼星石が戦うたびに、その指輪は輝き続けている。 「その指輪を通じてドールたちは力を供給している、ただ使いすぎるとまずいことになるがな」 「まずいこと…?」 ネギがその会話に入り込む。 「まぁその程度なら大丈夫だ。安心しろ」 エヴァは勝手にしろと言わんばかりに椅子に腰掛ける。真紅と蒼星石のことは放ったらかしだ。 「や、止めさせないと…」 夕映がそう呟いて立ち上がる。 空中で何度もぶつかり合う真紅と蒼星石。 真紅が薔薇の花びらを飛ばせば、それをかわしつつ鋏で応戦。 さらにシルクハットをブーメランのように飛ばしてかく乱する。 「どうやら、それなりに戦術を変えてきているようね」 「僕だって、ただ鋏を振り回すだけが能じゃない」 大振りながら相手をしっかりと見据えて攻撃する蒼星石。 対してヒットアンドアウェー戦法で一定の距離を保ちながら攻撃する真紅。 「乙女を目指すドールが『僕』だなんて、ふふふ」 「!!」 真紅の軽い挑発に蒼星石は一瞬カッなり、一直線に突撃する。 その瞬間を狙って真紅が手をかざした瞬間―― 「やめるです!!」 そこへ二人の動きを止める声。 視線を下へ向けると夕映が大声で叫んでいた。 「やめるです蒼星石! マスター命令です!」 夕映の叫びに蒼星石はその手が緩んだ。 だがこの一瞬の隙に真紅は手を出さず、ホーリエとステッキを片付けてしまう。 「何の真似だ」 「あなたはマスターに背くの? この状況で戦えるわけないじゃない。折角知り合ったばかりですしね」 「……」 蒼星石は鋏を片付けて夕映の元へと飛び去った。 「ふぅ」 夕映は帰ってきた蒼星石に向かって何やら声を荒々しくさせてしゃべっている。 遅れてネギもその場に駆けつけてやっと夕映に安堵の表情が出た。 それを眺めて真紅は軽く微笑むとエヴァの別荘へと戻った。 「お帰りなさい真紅さん」 まず出迎えてくれたのは茶々丸であった。 「茶々丸、すぐ紅茶を入れて頂戴」 「はい」 すぐにキッチンに向かう茶々丸を見て真紅はいつもの机に向かう。 今度はそこにもう一体の人形が座っていた。 「ケケケ、オ前モオ人好シダナ」 チャチャゼロはそんな真紅を見て笑う。 「うるさいわね、操り人形のくせに」 「オ前ダッテ人形ノクセニ……」 エヴァンジェリンはそんな人ではない茶々丸、チャチャゼロ、真紅を横目で見ると、だるそうにベッドに横になる。 そして小さく呟いた。 「さて、今年のアリスゲームはどうなるのかな……」 つづく
https://w.atwiki.jp/legends/pages/365.html
夏祭りより 黒服D「あぁ、帰り道、お気をつけて。なるべく、明るい道を通るのですよ」 少女「わかってるわよ」 この忠告をちゃんと聞かなかったのが、私の敗因だった 多分、何だかんだ言って久しぶりに見たお祭だったから少し気が抜けていたのかもしれない 祭からの帰り道、私は黒服の忠告を無視して、近道に人気の無い公園を通ってしまった そして、奴と遭遇した 女「こんばんは」 公園のベンチに座っていたのは一人の女の人 少女「・・・貴女、何?」 何となく、何となくだけど、この女が普通じゃない・・・そして、敵対しちゃいけない相手だと感じた 女「何だろう?」 首をかしげてとぼけるソレを無視して、振り返って逃げようと「何処に行くのかな?」 さっきまで後ろのベンチにいた女が、目の前に居た 女「知ってる? 王様は一人しか居ないけどね、世界中のどこにでも居るんだよ」 少女「な・・・?」 一人しか居ないけど、何処にでもいる? 瞬間異動の類の能力? 女「あなたも、夢の国で一緒に楽しく過ごしましょ?」 少女「夢の国・・・!?」 「…あぁ。そうだ。夢の国といえば…それに関連した都市伝説で、危険とされている者がいますよ」 「その都市伝説は、子供を攫い…都市伝説の一部として、使役できるそうです」 「他人事ではないでしょう。あなたとて、取り込まれかねない対象年齢なのですよ」 黒服が言ってたアレか・・・まさか本当に遭遇するなんてっ 辺りを見ると影や、遊具の中かに無数の何かが居る さしずめあれが取り込まれた子供たちの成れの果てか・・・ 女「さぁ、一緒に「死んでもお断りねっ」きゃ!?」 女に向けてずっと手に握っていたソレを投げつける 女「何?・・・お金?」 訳がわからないとぶつけられた小銭を見る女、かかった! 少女「買って 嬉しい はないちもんめ♪」 その歌を引き金に、黒い影が女を取り囲んだ 女「え?」 少女「知ってる?どんな夢に溢れた言葉で飾っても、どんなに華やかに見えても、所詮『夢の国』なんて大人がお金を儲ける為に作った遊園地に過ぎないの」 訳がわからないと言う顔をする女 少女「だから、わかりやすく言うとね、例え『夢の国』でも、お金の力には敵わないのよ」 女「嘘・・・」 少女「ふふ、 さ よ な ら 紛い物の王様?」 そして、女は黒い影に飲み込まれた 少女「・・・やったわよね?」 既に黒い影は消え、その後には何も残ってない 少女「はは、『夢の国』なんて言っても案外大したこと無い「知ってる?」・・・え?」 後ろに、奴が居た そうか、瞬間移動能力・・・! 女「『夢の国』では人は死なないんだよ?」 何ソレ・・・反則じゃない 「悪い子にはオシオキが必要だよね?」 女がナイフを振り上げて――――――ザシュッ ??「間一髪でしたね」 少女「あっ・・・」 目を開けると、目の前に居たのは・・・黒服? 黒服D「大丈夫ですか?」 少女「うん、危なかったけ痛っ!」 見ると浴衣の肩の辺りが赤くなってる 黒服D「切れてますね、丁度治療用の『蝦蟇の油』がありますからそれで・・・」 少女「何で・・・助けたの?」 黒服D「あなたの様な子供が犠牲になるのが嫌だからです」 少女「前々から思ってたけど・・・やっぱりあなた変わってるわ」 その言葉に少し顔をしかめる黒服 黒服D「自覚はしています・・・よし、これで傷は塞がりましたよ」 見ると確かに傷跡すらない 少女「ありがとう・・・」 黒服D「いえ・・・ところでどうします?」 少女「?」 黒服D「ここは私の都市伝説『夢の国の地下トンネル』の中なのですが、一度入ると出口はどこかの夢の国なんです」 少女「・・・私、お金ないわよ?」 黒服D「いえ、入るのはタダなんですが・・・それに遊びたければ奢りますよ?」 貴女がああいう物に興味があるかはわかりませんが、と言う黒服に次は私が顔をしかめる番だった 少女「勘違いしてる、私は確かに捻くれてるけど・・・それでも、楽しい物は楽しめるのよ?」 だから奢ってもらうわ、と続けて、私は黒服の手をとって夢の国に向けて駆け出した 前ページ次ページ連載 - はないちもんめ
https://w.atwiki.jp/jyakiganmatome/pages/1320.html
僕は、頭を抱えた。 「してやられた」 ため息をつき、そう漏らす僕をニヤニヤと笑みを浮かべながら見ている男がいる。 彼はセブン。この探偵事務所の…まあ、雑務担当と言ったところか。 「はっはっは、依頼人だと思ったら犯罪予告だったってか。そりゃしてやられたな、おい」 「他人事のように笑うな、ボケナス」 「でも良いんじゃねーの?さっき言ってたろ、推理の鉄則の三要素。 そのうちのフーダニットがもう判明してんだぜ?」 其れはそうだ。 まだ犯行に及ばれていない状態で、誰が誰を殺すか解っているならこんなにやりやすいことは無い。 しかし 「こういうのは警察の仕事なんだよ……」 そう。 彼女の話の通りにいけば、僕は彼女を警察に突き出すだけで事件が解決してしまうのだ。 正直言って仕事になっていない。 「が、そうすんなりは行かないだろうな」 「ウチの事務所、警察の信用ねーもんなー」 彼女の犯行予告は書面やデータなどの証拠として残されていない。 口頭での犯罪予告を警察に証言したところで、信頼してもらえるかどうか。 先にセブンが言った通り、うちの事務所はいろいろとスレスレな事をやっているのもあって、警察の信用が無いのだ。 無論、これから彼女が殺すと言っている婚約者についても同様。 いきなり見知らぬ人物から「貴方の婚約者が貴方を殺そうとしている」などと言われても、まず信用しない。 というか、こちらが不審人物扱いだ。 結果として。 「アシュリー、彼女の部屋の戸締りは厳重にしておいてくれよ。魔術だのなんだの駆使してさ」 こうするしかないのだ。 殺人を宣言している以上、このまま彼女を帰すわけにはいかない。 かといってさらっと警察に突き出すことも出来ず、手をこまねいてる今は、とりあえず彼女を厳重に「管理」しておく必要がある。 空いている個室に放り込み、窓と入り口には外からしか開けられないように南京錠。 身体検査は済ませてあり、おおよそ凶器と呼べるものや脱出に必要そうな物は無い。 携帯電話なんかは没収させてもらい、彼女の素性も把握している。 「仙堂 萌葱」。邪気街在住の女子大生であり、薬品開発で有名な仙堂グループの会長令嬢。 ここまで解っていれば婚約者を割り出すのも簡単そうだ。 とはいえ、最終的にはやっぱり警察に頼るしか道はなさそうなのだが。 「とっとと引き渡しちまおうぜ?それで警察が信じなくったって、事件が起こっちまえばそれは向こうの落ち度だぜ」 「そんなことしてみろ、ウチの面目丸潰れだよ。明確な犯人に接触しておきながら、事件を防げなかった探偵事務所。 おまけに国家権力に頼ってると来たもんだ」 商売ってのは公的機関よりメンツが大事なんだ。 探偵なんて妖しい家業、実績に少しでも傷がつけば速、畳まざるを得なくなる。 「しっかし、なんだってあの女、わざわざウチに来て犯行予告なんかしたんだろうな」 それも疑問だ。 単なるいたずらにしたって身体を張りすぎてるし、犯行計画が事実だったとしても彼女に何のメリットもない。 ウチの事務所に対する陰湿な嫌がらせなんだろうか。 彼女は「婚約者を殺害する」以外は頑なに喋ろうとはしないし。 フーダニットが解っているのに、それ以降が頓挫している。 「ま、考えたって仕方ねーっしょ。俺は考えるのやーめた。テレビでも見ながらせんべい齧らせてもらうわ」 僕が文句を言う前に、セブンはどかっとソファに腰をおろし、テレビの電源を付ける。 ワイドショーでも見るつもりだったのだろうが、僕はテレビのチャンネルはいつも国営放送局で固定して切っているので 否応なく、最初はニュース番組が目に飛び込むことが多い。 案の定、この時間帯はもう夕方のニュースが放映していた。 驚愕する。 「………誘拐事件?」 ニュースの内容はシンプル。 仙堂グループ会長の娘、仙堂 萌葱を誘拐したとの手紙が、その婚約者の下に届けられたとのこと。 どうやら仙堂嬢はもう2週間以上行方が解らない状態だそうで。 「……………………してやられた」 僕は、頭を抱えた。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1186.html
賑やかになってきたな、と思う 多分、酒を飲んでいる人達が、いい具合に酔いが回ってきた頃なんだろう …気のせいだろうか 若干、未成年に見える中にも酔っ払っているのが見えるような見えないような まぁ、もしかしたら年齢の割りに若く見えるだけなのかもしれないし、放っておこう 酔っ払いに関わったらロクな事がない事は、組の飲み会見ていてよくわかっている そんな事を考えながら、俺は近くのテーブルにあったジュースの瓶をとって、コップに注いだ …にしても、炭酸系のジュースが多いんだな 今まで飲んだの、全部炭酸のジュースだ。それも、わりと変わった味わいの ……お、これは甘い、飲みやすい 「み、けーやくしゃ、これも美味しいよー!」 「ん、ありがとうな、花子さん」 花子さんが持ってきてくれたカボチャのパイを受け取る もぐ、とそれに食いついていると…料理と酒を求めて彷徨っていた赤マントと青いはんてんが戻ってきた 青いはんてんが、いい具合に酔ってきているらしいのが、よくわかる 「あはは~、飲んでる~?」 「ジュースは飲んでる」 上機嫌な青いはんてんの言葉に、俺はそう答えた 未成年なんだから、酒を飲めるはずがないだろう 「楽しんでいるかね?」 「それなりに。花子さんが楽しそうだし、それでいいよ」 赤マントの言葉に、俺はそう答えた 青いはんてんにもパイを勧めている花子さん その無邪気な様子に、癒される …うん、何故だろう この会場において、こう言う花子さんのように無邪気な存在が、とても、とても、とても、貴重な存在に思えるのだ もしかしたら多分きっと恐らく、気のせいだとは思うのだが 「ん~…熱くなってきたわね」 「…?そうか?」 ぱたぱた 熱そうにしている青いはんてん …っつか、はんてんの下は晒しとスパッツだけなのに熱いとか… 「…む、いかんな」 「え?」 「みー??」 赤マントの呟きに、俺と花子さんは、ほぼ同時に首をかしげた …不味い? 何が? 「…彼女の酔いが、そろそろ危ないラインにきた」 「はぁ」 …確かに 酔っ払いというやつは、ある線以上に酔っ払うと、さらに厄介になる場合が多い 親父の部下でも、一定ライン以上に酔いが進むと凄い勢いで絡み上戸になる奴がいて大変そうだった 青いはんてんも、そのタイプなのか? 俺がそう考えていると…青いはんてんが、己の晒しに手をかけた ……晒しに? 待てっ、まさか!? 「ふふふ………っ、キャスト・オフ!!」 っば!!! やったっ!? やりやがった!? 青いはんてんは、ぽ~ん、とそりゃもうあっさりと、清々しいほどに、あっさりと 己の胸元に撒いていた晒しを、取り去った っちょ!? やばいだろう、どう考えてもやばいだろう!? そう考えて、俺は慌ててはんてんから背を向けた …あれ? 俺の真向かいにいたはずの赤マントの気配が、離れたような… 「む~、何するの、赤マント」 「…全く、君の露出癖にも困ったものだ」 ……お? つ、つ、つ…と、恐る恐る、振り返ると そこには、己のマントの中に、すっぽりと青いはんてんを包みこんだ赤マントの姿が ……ほっと、俺は息を吐く 「けーやくしゃ、どうしたの?」 「…いや、何でもない」 …その 女の裸なんてもんに、耐性なんざもっているはずのない俺が まともに露出した青いはんてんの胸元なんて、見ていられる訳もない ありがとう、赤マント 素早い反応をありがとう!! 「暑いから脱いだのに。こうされたらもっと暑いじゃない」 むぅ、と青いはんてんが、赤マントに抗議している いや、脱がないでください、お願いです 色んな意味でヤバイから 「いいから、大人しくしていてくれたまえ」 青いはんてんを背後から抱きしめるような状態で苦笑する赤マント …赤マントに羨望の眼差しとか嫉妬の眼差しとか余計なことしやがって!的な眼差しが注がれているのは多分気のせいじゃないのだろうな、と どこか、他人事のように俺は考えたのだった 前ページ次ページ連載 - 花子さんと契約した男の話