約 159,388 件
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/1605.html
捨てるということ 「何だって?……」 「当たり前でしょ?貴方が未だに過去に縛られてるから解放させてあげたの。」 「でも、あれは親父の形見だったのに!……」 「解らない?貴方が未だに仙人になれないのは未練を引きずっているからよ? なるからには詰まらない過去を捨てて私の言う事だけ聞いてればいいの。」 青娥の弟子である彼は所謂外来人であった、真面目である彼は青娥の教えをどんどん吸収し、 壁抜けといった簡単な術なら会得できる段階まできていたが、それから何故か伸び悩み、彼自身も焦りを感じていた。 そして彼の師匠にあたる青娥は原因を見抜き、今に至る。 普通大事な物を捨てられれば誰もが憤りを感じるものだが…… 「わかった、すまなかった。前に進まなきゃ道は切り開けないよな。」 「それで良いのよ。」 それから1ヶ月後、 彼は携帯やパソコン等の電子機器を捨てた。 「何故それらを捨てるのだ?壊れているようには見えぬぞ?」 「あぁ、屠自古様、もう電池が切れてて動かないなら要らないと思いまして。」 「電気をまた溜めれば良いのだろう?なら私に任せなさい。」 「いえ、良いんです。もう決めた事ですから。」 また1ヶ月後、彼は集めていた小説等の本を捨てた。 「これ、折角高い金払って手に入れた本を紐で縛ってどうするつもりだ?」 「布都様ですか、もう読み終わりましたし、邪魔なんで処分するんです。」 「何を言っておる!あんなにも感銘を受けた作家の小説が手に入ったと凄く喜んでいたではないか。」 「布都様、これはもう決めた事なんです、止めないで下さい。」 更に1ヶ月後、今度は道着以外の自分の服を全て捨てた。 「外に出してある服を仕舞わないのですか?あのままでは汚れてしまいますよ?」 「神子様ですか、殆ど外に出る用事が無いのでこれだけで良いのです、片付けるのも面倒ですしね。」 「ですが、せめて余所行きの服だけでも持ったらどうです?これは貴方の問題ではなくて私達の面子の問題です。」 「それは大丈夫です、青娥様が繕ってくれていますから、それでは。」 「……おかしい、最早人として最低限必要な欲すら薄れてきている、このままでは彼は……」 彼が自分の服を捨ててから半年後、博麗神社に小野塚小町が訪れていた。 「いよう、博麗の!」 「木偶の死神が何の用?冷やかしなら茶は出さないわよ?」 「つれないねぇ、ちったぁ小咄に付き合っておくれよぅ。」 「何なのよ?カビた死体共が暴れだしたわけ?」 「いや、まぁ元死人というなら正しいわな。最近生き返った豪族達に弟子入りした外来人が居たろ?」 「その弟子がどうしたのよ?」 「どうにもその外来人が死んだらしくてねぇ、物見櫓からの飛び降りだとさ。「自分の魂を捨てます。」って書き置き付きさね。」 「珍しいわね、生きるだけで精一杯なのに。」 「話はこれからさね、んでそこに所属してる仙人が生き返らせようとした、でも幾らやっても成功しない。 んで、出来ないと分かると彼岸までカチコミをかけてきた。たが場所が悪い。 法廷まで来たは良いが四季様は取り合いもしない、それどころか仙人だから刑を言い渡したのさね。」 「なにそれ、バッカみたい、可笑しいったらありゃしないわ!」 「随分と笑うもんだねぇ。」 「だって仙人が行きたくない所に突撃して自滅とか、全くわけが分からないわ。」 「そいで続きなんだが、刑を言い渡すのは四季様でも執行するのはアタイだ。 全く、魂の逮捕が疲れるから船頭になったってのに……」 「ま、鬱陶しかったから成敗してくれて丁度良かったけど。」 「他人事だと思って……まぁ結果的には仙人と外来人が消えたという事さね。」 「結局オチは何だったのよ?」 「オチは無いが命は落とした?」 「謎かけでも採用されないわよ……」 鬼女ネタを漁るとヤンデレネタに困らない困らない
https://w.atwiki.jp/45kssos/pages/121.html
月夜に照らされ輝く女が1人立っていた。 ただ怖がるわけでも、笑うわけでも、怒るわけでもなかった。 ただ無表情にただその場に居るだけの様に。 C.C.は立っていた。 「ゲームか。あいつもまたよくわからん事を始める」 月の光で首輪を照らす。 C.C.にはどの様になっているかはわからない。 上から見るそれは不釣り合いにキラキラと銀色の首輪がキレイに輝いていた。 人の血を求める様にわざとキレイにしていると感じさせる。 「久し振りな面子を見た。相変わらず変わらない2人だなぁ」 常に上から見下ろすシャルル。 常に父親や権力を嫌悪するルルーシュ。 どちらも良く知る人間で、死んだ人間。 「しかし私はまだ呪いに縛られているはずだ。そんな私でも死ねるのかシャルル?」 元々生や死にはもうこだわらない。 既に死に、生きたから。 C.C.には不死の呪いに縛られ、それをギアスの暴走した者に不死の能力を渡さなければ自分はまた何回でも蘇ってしまう。 そんな体質の魔女は何年、何十年、何百年と生きた。 その過程で何人にも不死を渡そうとしたが全て失敗をしてきて今に至っている。 「問いは返らぬかシャルル」 昔の協力者への問いは闇に消えていった。 誰にも聞こえる事もないまま言葉は消滅する。 「首が爆発する首輪、意味なく参加者を殺して脅した見せしめ、ランダムに渡される武器、24時間以上人が死ななければ終わる制限時間、金や願いを叶える報酬、海に囲まれ出れない島(フィールド)、時間が経つにつれ狭くなる島、6時間ごとに発表される死亡者、1日ぶんしかない食料、摩訶不思議な未知なる力……本当に極限にまで人を殺す為だけに縛ったルールだな」 1本1本と指を折っていく。 そしてちょうど指が10本折り終えた。 「自由度が高そうでかなり低いゲームなのではないかこれは?」 地図を見る。 まるでルルーシュへの当てつけの様にチェス盤を傍観させるなと、彼女は思った。 「名簿の知り合いのメンバーには笑わざるをえないな」 声を高くするだけ。 顔は笑ってはいなく、また無表情であった。 「ルルーシュ、スザク、ユフィ、ロロ。参加者を見ると嫌らしいチョイスだな」 † ルルーシュはもちろんナナリーの騎士であるスザクを護ろうとするだろう。 ユフィとロロなんかは邪魔でしかない。 だがスザクはどうだ? 親友のルルーシュを護ろうとするだろう。 これだけなら面白くもなんともない。 だがスザクが忠誠を誓い、初恋の相手であったユフィを混ぜる。 これだけでスザクはどちらを護るか苦悩する事になる。 ロロとルルーシュなんか真逆だな。 ルルーシュはロロの事が嫌いで邪魔な弟役の存在。 ロロはルルーシュに懐き過ぎている。 知り合いの人間関係を見ると複雑過ぎるな。 本当にこの人選はシャルルが面白がって入れたのだろうな。 死んだルルーシュとシャルルの姿を見たんだ。 きっとユフィとロロだってどうせ本人だろうしな。 † 「おそらく他の参加者にも5人ぐらいずつ知り合いを入れているのではないのか?そういう葛藤をシャルル達は嘲笑っているのだろうな」 C.C.は他の参加者達とは違い、動くつもりがない。 それは方針というわけでもなく、本能に近い感情であった。 「まぁ良い。このゲームどの様になるのか私が見届けよう」 これから起こるであろう惨劇。 それはわからないし自分に降りかかるかもしれない事。 だがこのC.C.は他人事の様に言った。 それなのにC.C.はこの島に連れられ、始めて妖艶に楽しそうに笑うのであった。 【E-3 川周辺(北側)/未明】 【C.C.@コードギアス 反逆のルルーシュ】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式 ランダム支給品×3】 【状態:健康】 【思考・行動】 1:ゲームを傍観する。 2:まだ行動を起こすつもりはない。 【備考】 ※本編最終話後からの参戦。 031 歪曲スル正義 時系列 019 俺の救世主さま 046 三千院ナギの驚愕 投下順 048 にげないで 過ちも 真実も 嘘も 全て赦す魔法へと変えよう START C.C. 055 堕ちないネイロ
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/8979.html
403 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 24 17.55 ID DRI7ISe6I 色々あってもうぐったりだけど報告しちゃう 4月から転勤する事になった俺はキャンペーンGMをやっていた それで面子にその旨を伝え、帰還がいつになるか分からないので 今のキャンペーンを畳むかオンセか何かでゆるく続けるか聞いたりしてた 大半は、まぁしょうがないよね、向こうでも元気で的に言ってくれ オンセ環境が整ったら続きやろうくらいだったんだが 参加者となぜか鳥取にはいるが別に卓内じゃなかった奴が声を上げて来た 俺都合で中止とかオンセとかは許さない、オフに敵うものはないから当然オフだと言い出し 新幹線で2時間以上の所から来れるかと言ったんだが 転勤は俺都合でサークルに迷惑かけてんだからそれは甘んじて受けろとかいう訳 当然そんなの嫌だからサークルにぶちまけたら 向こうの吊るし上げ状態になったんだけど最後まで奴らは 迷惑かけるの俺なんだからコスト払わないとずるいとか 転勤を最初に拒否すれば良いだけだったのに上司に流されて転勤決めたのが悪いとか 流され易いんだから鳥取の意見にも流されてろとか言って来た あと転職すれば良いだけなのにとかな 俺は流されるを連呼されてめちゃくちゃ凹んだんだがな 当たってただけに 404 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 27 28.12 ID aLy3xnmp0 [2/3] 報告乙 (ここで何か言われたらやっぱり流されるのだろうか…) 405 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 28 34.50 ID /cAe8AUT0 [2/3] そこで凹むから流されやすいのは分かる でも全く非はないよね乙 遊び理由に仕事やめろとか馬鹿じゃないのかと 406 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 28 52.40 ID xqmB2zCQ0 乙。 転勤を断ればいいとかいうが、実際問題断れるわけないだろうに。 まあ他人事だから好き勝手言えるんだろうが。 407 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 30 58.98 ID DBpUoTAv0 [3/3] ネトゲのために仕事やめろコピペ思い出したわ なんつーか壊れてるよな 408 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 35 47.93 ID 9sD2gPWt0 403 まあ、実は糞鳥取だったわけで、縁が切れるきっかけが出来て良かったじゃん。 転勤先で良い環境見つけるといいじゃん。 409 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 37 40.66 ID /cAe8AUT0 [3/3] 408 馬鹿が数人いただけでちゃんとそいつらが吊るしあげられる程度には良い鳥取じゃないか 410 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 41 19.96 ID oLf3Hdg70 409 馬鹿を諌める人がいる分マシではあるだろうけど このレベルの馬鹿が数人徒党を組むような鳥取が果たしてまともなのであろうか… 411 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 47 39.70 ID aLy3xnmp0 [3/3] 410 一人馬鹿が居ただけで鳥取全体が腐った報告がいくつあったかを考えれば 403の所はまともだ 413 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2014/03/04(火) 20 49 36.53 ID MaswJ7Hx0 [5/5] こういう事言うクソ共に限ってちゃんと働いたことないとかだったらと思うと 415 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/03/04(火) 20 56 19.37 ID xKuvKL7C0 [2/2] 403にはまったく非が無いし、離れる鳥取にとってもいい掃除の機会になってよかったと思うぞ わがまま言って尻切れにならずにキャンペーン終わらせる機会をみすみす逃すというのもポイントだな 410 単体では微困すぎて罪状不足だったところに群れごと捌ける罪状が出来たってところじゃないかとゲスパー スレ376
https://w.atwiki.jp/takugess/pages/33.html
609 名前:いつふた 投稿日:2006/05/26(金) 21 21 47 ID ??? ゲーム:-(コテハンネタ) 形式:いつものふたり。 レス数:2+1 分割:なし。 時節:五月。 注意:本日作成。つい今し方書き上げたとこ。校正はほとんどしていない。 610 名前:コテハンネタ 1/2 投稿日:2006/05/26(金) 21 23 40 ID ??? ◇Janus 嬢は卓ゲ板の夢を見るか 「ねぇねぇ」 「あ~?」 「 592にさ、『こうしてみると私を猫に喩えるという伏線』って書いてあるん だけど」 「ああ」 「凄いよねぇ。流石だよねぇ。わかぞーさんてば、そこまでちゃんと計算して 書いてるんだねぇ。 そしてまた、そのことにちゃんと気が付くJanus さんも凄いよね。流石って 感じだよね」 「さて、それはどうかな? むしろ穿ちすぎ、深読みのし過ぎではないか?」 「え? ど、どうして?」 「猫に喩える伏線として、Janus 嬢に猫耳カチューシャを被せた。 ならば、犬に喩える場合は犬耳カチューシャなのか? 狐に喩える場合は狐耳カチューシャなのか?」 熊に喩える場合は熊耳カチューシャなのか?」 「そ、それは……犬耳娘や狐耳娘は普通によく見るし、熊耳娘も、割と可愛い と思うし」 「赤カブトみたいな熊でもか?」 「あまりにもあんまりな例を出してくるなよっ!」 「大体、喩える対象は哺乳類ばかりとは限るまいが。 ミミズに喩える場合はミミズ耳カチューシャなのか? オケラに喩える場合はオケラ耳カチューシャなのか? アメンボに喩える場合はアメンボ耳カチューシャなのか?」 「なんでいきなり虫なんだよう!?」 「みんなみんな、生きているんだ友達なんだ」 「違っ! ぜんぜん違っ!」 「要するに、Janus 嬢に猫耳カチューシャを被せるというシチュエーションが 出て来たのは、物語の必然ではなく、単なる猫耳萌えのゆえである、という可 能性は、絶対的に否定できるものではないわけだ」 611 名前:コテハンネタ 2/2 投稿日:2006/05/26(金) 21 26 23 ID ??? 「わかぞーさん、ぬこ飼ってるし?」 「ぬこ可愛がってるし」 「って、そんなこと言ったら、わかぞーさんに対する判決がまた死刑に逆戻り しちゃわない?」 「なに、物事が一周まわって元に戻ることはよくある話さ」 「おいおい、他人事だと思って……。 てゆーかミミズとかに喩えられたらJanus さん怒るよっ!?」 「しかし彼女はミミズに似ていると俺は思う」 「何でさ!?」 「卓ゲ板に、あるいは土壌に、コツコツと働きかけることによって、Janus 嬢 は板を活性化させ、ミミズは大地を耕す。 一見してウザがられることもあるが、たとえば農業、ガーデニングの世界で は、ミミズは神様扱いの益虫。Janus 嬢にもそのような一面はあるまいか」 「や、確かにその存在が皆さんの為になっている、という一点では共通してい ると言えなくもないけど」 「更にJanus 嬢は、地味だ地味だと自称しているものの、こうして単独にSS が成立するほどの目立ちっぷりだ。 一方のミミズは土中に暮らしており地味なようだが、たとえば雨上がりの公 園など、道のそこここでのたくりまくるほど目立った活動をしている」 「あの、ミミズの場合、あれを称して『目立った活動』とするのはどうかと」 「そしてまた、黒っぽく湿った土の中に隠されているが、ミミズは可愛らしい ピンク色の身体。 同様に、黒っぽくかっちりした服に隠されているが、Janus 嬢も可愛らしい ピンク色の」 「わーっ! わーっ! ここ地上! そーゆー不穏当な発言は地下スレ逝って からにしろーっ!」 「ん? 可愛らしいピンク色の洋服がきっと似合うに違いない、と言いたかっ ただけだが?」 「……ごめん、地下スレへは一人で逝ってくるよ……」 612 名前:コテハンネタ 投稿日:2006/05/26(金) 21 27 04 ID ??? ・・・・・おしまい。 以上、夢にまで見るほど卓ゲ板にハマっているようじゃあ、リアルの生活は 覚束ないよなぁというお話でした。
https://w.atwiki.jp/deja/pages/16.html
Welcome to Vancouver!(2004年2月3日) 待ち合わせの午後1時30分。トムはまだロビーに姿を見せていない。ガラス張りのドア越しに中の様子を伺うと、奥の方でコンシェルジュが退屈そうに外を見 ている。こちらも数分遅れてしまったので、それはそれで少しほっとしたのは事実だが、肌寒い小雨の中で待ちぼうけを食らうのは勘弁してもらいたい。 彼の住まいはホテルと住居を兼ねた建物にあり、入り口はセキュリティ用の鍵がかかっている。このままではロビーに入れない。そうだ、部屋の番号を書いた紙 を持参したはずだ。そう思い出しながらポケットの中を手で探り、メモを取り出す。自分だけがかろうじて数字と分かる程のなぐり書きは、くしゃくしゃになっ た紙の上で今にも風化しそうだ。 入り口に設置されたの画面に向かってトムの部屋番号を押そうとしたその時、背の高い男がドアを開けて出てきた。一瞬互いの視線がぶつかり、そしてすぐにそのほつれが切れていく。……確か、もっと精悍な顔つきだったはずだ。 だが、そんないい加減な記憶は、いつも外れる。彼は横を少し通りすぎてから思い出したように振り返り、「はるき?」と声をかけてきた。先ほどの仏頂面からは想像も出来ないほどの優しげな笑顔だ。「トム?」こちらも負けじと聞き返し、すぐに互いの手を合わせた。 「しばらく振り」「本当、しばらく振りだね」 簡単な言葉を交わす僅かな時間の間に、二人の足は動き出していた。左に曲がれば、そこはコーヒーショップなのだが、トムは躊躇することなく右に折れた。━━どこに行くつもりだろうか。 「仕事の調子はどう?」と、話しベタな人間が口を開けば出てくる数少ない言葉で早速会話を始めてみた。どうも喋るのは苦手だ。「いいよ、とても。すごくい い。まだまだ良くなりそうだし」と、トムはさらりと答えた。「そりゃ良かった」と頷くと、もう会話が続かなくなってしまった。まったく、先が思いやられ る。 「この先に新しくカフェが出来たんだ。結構大きいから、ちょっと行ってみよう」と、トムはようやく行き先を教えてく れた。同じ地元の人間なのに、そんな店のことは全然知らなかった。でもまあ、少しくらいの雨の中を歩くのも、そんなに悪くはない。新しい店というのは、誰 でも少しは行ってみたいと思うものだし、とにかく覗いてみよう。別にこじつける訳でもないのだが、そんな風に思いながら足早のトムに遅れないよう急いだ。 近くまで来ると、その店の入っているビルの明かりが付いていないことに気付いた。トムは「オフィスビルに入っているから、今日はやってないかも知れない な」と、まるで他人事のように言い放った。行き先も言わずにさっさと歩き出し、こちらの返事も聞かずにその店を選んだのはどこのどいつだ。まったく、そう いうことは先にチェックしておいて欲しい。けれど、それがカナダ人の良さなのかも知れない。早く言えば、あまり気を使わないのだ。つまり、こちらも気を使 う必要はない。北米の生活で一番の良さは、そういうところだと思う。人の目を気にしない。人がどう思うかなど、考えたこともない。良く言えば、とても大ら かなのだ。あくまで、良く言えばだが。 案の定そこは、薄暗く誰もいなくなった一塊の洞窟のように静まり返っていた。高い 天井だけが息苦しさから解放してくれるようなその店を横目に、トムは歩く速度を緩めないまま、また行き先を告げずに先を急ぐ。だが、次の行き先の目星はつ いている。2年前に初めて会った時、2時間近くを過ごした別のコーヒーショップだ。ダウンタウン唯一のモールに繋がる大きなオープンスペース。そこに、カ ナダ人にはなくてはならないドーナツ屋と共に嗅覚を刺激するコーヒーの臭いを漂わせ、その店は二人を向かい入れた。ドアを開け中に入ると、足早に歩いたせ いもあって身体が少し火照った。 コーヒーを頼むと、トムは紅茶を手にしながら先に席に着いていた。彼は2年前も紅茶を飲んでいた。その時はグリーンティーだったが、きっと今日も同じだろう。自分が決めたコーヒーショップに入り、自慢のコーヒーには目もくれずに緑茶をすするトム。不思議な男だ。 席に着くと、まず支払いの小切手を渡してくれた。いつもは郵便で送ってくれるのだが、今回は久し振りに会って、その時手渡すからと言われていたのだ。つま りトムは客である。こちらがトムの気まぐれに付き合わなければならないのも、実はそこに理由がある。お客様は神様である。機嫌を損ねることだけは絶対に出 来ない。いつの世でも、どこの世界でも、これは同じである。 こちらも小切手の領収証を手渡し、仕事の様子や今後の展望などをそれとなく聞いてみる。他意はない。ただ、話をつなげたいだけだ。あとは世間話で時間をつぶす。話しベタな人間としては、これでも精一杯のもてなしをしているつもりだった。 1時間ものらりくらりと喋っていただろうか。トムが身体をかがめて、どこか奥の方を覗きこんだ。つられてその方向を見てみるが、特に変わった様子はない。不思議な顔をしていると、トムが少し間を空けて口を開いた。「どうやらスリがいるようだ」 2年前にここでトムと会った時も、カモを物色するようにただうろうろと歩き回っているやつがいた。その男はどうやら私の真後ろの席に座ったようで、トムが すかさず「カバンに気をつけろ」と鋭い口調で言ったのを覚えている。その時カモにされようとしていたのは、何と自分だったのだ。あの時も、トムは話しをし ながら辺りの様子を逐一観察していた。 すぐにその時のことを思い出し、もう一度彼の視線の先を見ると、ひょろっとした体格でよれよれの赤いジャンパーを着た若い男が、背中合わせに座っている初老の男の上着に手をかけていた。その男の視線は、辺りを伺うように忙しく動いている。 男の腕は、静かにゆっくりと伸びて行く。身体を僅かにかがめ、イスの脚に沿って右手を垂らし、少しずつ少しずつ肩を落としていく。相変わらず目はきょろ きょろと辺りを見回しているものの、首から上が硬直して、指先に全神経を注いでいるのが手に取るように分かる。だが、まったく躊躇する様子は見られない。 ぎこちなさはあるが、常習犯だろう。頭の中でそんなことを考えつつ、自分の鼓動がいつの間にか大きくなっていることに気付いた。こちらも首が硬直してきそ うだ。すると男は、ふと手首を曲げて上着のポケットに手を入れた! トムがすかさず立ち上がる。こちらも遅れずに立ち上が り、その男の元へ駆け寄る。トムが男の手を掴み、それを視界の中で見届けながら、「財布を取られましたよ」と初老の男に声をかける。まさに一瞬の出来事 だった。まったく他の事は目に入らなかった。恐らく数秒のことだったろう。しかしその一方で、やけに時間が長く感じられた。 驚いた老人はすぐに上着のポケットを確認すると、財布が無事であることに安堵の色を見せた。だが、目を大きく開いた表情はそのままだ。同時に手を掴まれた 若い男は、余計な事をしてくれたという感じでトムの手を振り解き、小走りに逃げて行く。二言、三言、何か喚いていたが、はっきりとした言葉ではかなった。 逃げる男を、トムは追わなかった。男も、歯向かうことも、否定することも、そして走り出すこともなくその場を去っていく。少し離れた上りのエスカレーター に乗りながら、男はようやく恨めしそうにこちらを睨みつけた。しかしその目には、怒りではなく怯えが浮かんでいたように思う。 「どうもありがとう。助かったよ」 良く見ると、センスのいい大学教授のような感じの初老の男は、大した事はないさという感じで礼を述べた。いや、あまりの急な展開に、それしか言葉が出な かったのかも知れない。事実、向いに座っていたやはり初老の連れは、ただひたすらに目を丸くしているだけだ。ぽかんとした口も情けなく開いていた。こちら もそうだが、かなり驚いたようだ。 未遂に終ったものの、スリの現場を見るのは初めてだった。この街はスリや窃盗が多いと散々聞かされてきたが、まさか目の前で起きるとは思わなかった。席に戻ると、少し興奮してしまったのか、コーヒーを持つ手がかすかに震えてしまった。 「Welcome to Vancouver!」 トムが笑って言った。「これがバンクーバーさ。以前、家内が狙われてね。その時から、こういう所では特に気をつけているんだ」 何か気の利いた返事をしたかったが、あははと笑い、頷くことしか出来なかった。日中の人ごみの中、あれだけおおっぴらにスリをする方も大したものだが、狙 われる方は無用心極まりないと、冷静になるにつれ思い始めた。他人事ではない。自分も気を付けなければ。ジーンズのポケットに手をやり、財布を確かめなが らそう自分に言い聞かせた。 コーヒーショップの中は、まるで何事もなかったように活気を取り戻していた。ふと見ると、老人達の頭上には監視カメラが仕掛けられている。すべては見られていたことになる。スリも未遂で終ったことに感謝すべきだろう。そうでなければ、確実に捕まっていたはずだ。 スリなど、この街ではよくあることだ。誰も気にしない。初老の二人連れも、テーブルの上に広げたノートにペンを当てながら、すっかり先ほどの事を忘れてし まったように話し込んでいる。やはり、ここは海外か…。住みなれてしまったがためにすっかり緊張感を失ってしまっていたが、それを久し振りに思い出すこと が出来た。そしていつか、この街に新しくやってきた人達に自分がこの言葉を誰かに言う日がくるのだろうか━━ 「Welcome to Vancouver!」 [PR] コピー機
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/24830.html
【検索用 MISTAKE 登録タグ 2013年 M VOCALOID ナナホシ管弦楽団 初音ミク 曲 曲英 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ナナホシ管弦楽団(不純異性交遊P) 作曲:ナナホシ管弦楽団(不純異性交遊P) 編曲:ナナホシ管弦楽団(不純異性交遊P) 唄:初音ミク 曲紹介 ざまあないぜベイベー 曲名:『MISTAKE』(ミステイク) 不純異性交遊P こと ナナホシ管弦楽団 の23作目。 「真夜中の微笑み」以来の新曲。「BUILD AND SCRAP」と同日投稿。 動画の途中で画像が終わるのはほんとのMISTAKE。 歌詞 (動画字幕より書き起こし) ハイウェイはまだちょっと遠いが この街におさらばしたら 少しは背伸びした気分になるだろう 歳だけ増えたってどうにも 変われる気があんましないや そりゃそうだろ 中身は子供のまんまだ 変わりたいと願う意志 反面 変わらない美学を それもまたアリと肯定した 若(あお)いと嘲笑った傍観者達はみんなよく似てた 嫌な面に 悟ったような眼 どうしようもない馬鹿の称号を 俺になすりつけた奴らに 中指立てて笑い飛ばすのさ ざまあないぜベイベー 邁進の弾丸はよく飛ぶぞ 残存勢力はあとわずか 悔いなど無意味だって 引きずるMISTAKE 撃ち抜いて "歯車が狂っちまったよ" "こんなハズじゃなかったのに" 悲劇の主人公気取ったつもりかい 与えられてた選択肢は 壁一面に打ち付けた コンクリート針の肖像によく似ていた 弾け飛んだトラウマと葛藤 過ちって常套句は 過ぎてからと書くんだぜ 笑えない自伝だろ 未来を語り合った友の 久々に見た背中には 強く刻まれた未踏の地図 "冗談じゃねえ 齢十八で リアリスト気取んのはちょい寒いぜ" 未来の俺が誑かすんだよ 他人事みたいに 研鑽のナイフを突き立てろ 生存戦略は前のめり 取り返しはきかんぞ イカしたMISTAKE 腹括れ 観衆も囚人も倦怠期 甘言は毛頭知らんフリで 食傷気味のランカーに狼狽 こちとらもう不退転 現実と妄想の境界線 ディーラーの采配はnobodyknows 御託は後払いだ 撃鉄を起こせ Seize the day. Nobody can't hold me back. I don't fall back anymore. Mistakes can make up me gushing in the sky. Get ready. I rockin' my BLASTGUSH. 誰に後ろ指さされても 我が身を信じて選んだ道 「ここらで終わりだ」って ふざけろMISTAKE まだやれる どうしようもない馬鹿の称号を 俺になすりつけた奴らへ そうさ我こそは金メダル級の イカれた駄目人間 残念な偏見はNo.39 将来見えんのは他人事か? 正気か? 酩酊状態 不埒なMISTAKE 吐き捨てて 放て 迸れよMISTAKE 未来(さき)へ 解き放て世界を 飛ばせ 今 結実する世迷言(メッセージ) そんなの無意味だって んなこたないぜ 言わせとけ 悔いなど奪い去って 弾けろMISTAKE その先へ コメント 追加乙! -- 絵rgt (2013-03-18 22 57 01) 追加乙!カッコいい!ナナホシさんの曲にいつも励まされてます! -- 名無しさん (2013-03-18 23 35 49) かっこよすぎ!ナナホシさんさいこー! -- ゴル (2013-03-19 12 38 00) 乙乙♪ -- 名無しさん (2013-03-19 13 15 02) 記事の文上手いな。センスあると思った。俺だけか? -- 名無しさん (2013-03-21 21 01 24) ↑ 記事の文とは? -- 名無しさん (2013-03-21 22 11 50) ↑曲紹介文の事です -- 名無しさん (2013-03-21 23 16 12) ナナホシの曲はリボルバーとバイクが合う気がする。勝手な思い込みだけどさ。 -- 名無しさん (2013-03-24 01 27 55) 俺にとってボカロのロックの頂点。歌詞もかっこいいし。というかすべてかっこいい。 -- 名無しさん (2013-03-26 00 17 30) かっこいい!バンドでこんな曲やればかっこいいだろうなー -- 名無しさん (2013-03-28 23 54 09) ナナホシさんの言葉選び好きだな!!ミクの口調もかっこいい!! -- アリス (2013-04-07 21 16 57) いい曲!かっこいい!!! -- 名無しさん (2013-06-08 07 37 32) かっこいい!いいね弾けろMISTAKE! -- 名無しさん (2013-06-24 22 48 07) これいいわー大好きだわー -- 名無しさん (2013-06-26 21 30 15) かっけえええぇ惚れるううう -- 名無しさん (2013-06-27 09 20 45) 好きすぎる 中毒 -- 名無しさん (2013-07-02 09 22 27) ほんとかっこいい!!ナナホシさん大好きだ! -- 名無しさん (2013-07-12 23 11 10) すごいかっこいい!! -- 名無しさん (2013-07-13 00 03 35) 超かっこいい!この曲はすべてがかっこいい! -- pomme (2013-07-14 23 49 59) うひょー!!やっぱカッケー!!歌詞も良いし聴いててスカッとする!! -- 名無しさん (2013-07-16 13 21 57) かっこいいけど、研鑽の意味分かってて使ってるのかな? -- 名無しさん (2013-07-21 18 43 33) これ歌ったら最っ高に気持ちいいだろうな -- 名無しさん (2013-08-04 00 39 25) ↑2 研鑽のナイフって努力した功績って意味じゃない? -- 名無しさん (2013-09-09 22 53 21) 研鑽って「追究」とかそんな感じの意味だっけ?ナイフって言っても本当にナイフってことじゃなくて比喩表現なんじゃない? -- 名無しさん (2013-10-11 09 44 49) MIの岩見陸さんと同一人物だったなんて・・知らんかったw -- 名無しさん (2014-02-07 02 07 33) 兎に角かっこいいです 中毒! -- れい (2014-02-07 13 44 38) この曲ボカロで一番好き!! -- のの (2014-03-09 06 39 14) 格好いいです~ -- 名無しさん (2014-06-29 21 36 15) イカれた駄目人間ww -- 鷹野 (2014-08-04 03 22 08) すごい!かっこいいっ!! -- 名無しさん (2014-08-30 20 38 39) ナナホシさん最高にイカれてる!超クールだよ! -- 名無しさん (2014-10-10 08 19 57) Nobody can't hold me back.だと、私を止められない人はいないって意味にならない? -- 名無しさん (2014-12-03 23 48 34) 英語部分の歌詞を一応おいておきますね。 -- 名無しさん (2014-12-22 21 48 39) 今を生きろ 二度と堕落へは戻らない 失敗が俺を空へと打ち上げる 準備はできている 俺のBLASTGUSHでロックだ(知恵袋からです) -- 名無しさん (2014-12-22 21 51 00) カレシに教えてもらった曲だけど、この曲大好きになった! -- 爆ぜないリア充 (2015-01-01 12 18 16) 何度聞いても飽きません。ナナホシ様の曲ではよく英単語や英文が使われていますね。とても素敵だと思います。 -- 碧林檎 (2015-02-02 18 04 47) ↑5 ネイティブな奴らはそうやってわざと重複させて表現したりするんだぜ(確かにそれにはaintの方がよく使われるが) -- 名無しさん (2015-08-10 00 33 48) 良い曲! -- 名無しさん (2015-10-18 19 00 52) 超かっこいい!!聞いてもサイコーにスカッとする!!!! -- 名無しさん (2016-03-28 15 04 51) 今を生きろ!もう俺は止まらない!二度とドン底になんか堕ちない 失敗が俺を最強に近付けるんだ 覚悟は出来ているか? 俺のすげえ成長をロックに歌ってやるぜ! -- 意訳したらこうなった (2016-10-12 16 40 04) 滅茶苦茶カッコイイ…! -- 名無し (2016-12-18 15 38 24) 明日も頑張ろうって思える曲だぜ -- サーモン周回HP (2017-07-02 20 37 11) ざまあないぜベイベー。って言いたくなるね -- 地味に吹っ飛ばす全力 (2017-07-02 20 38 52) 聞いてたらノリノリになっちゃう曲、かっこいい。 -- 炙りいかが喋らない (2017-07-03 11 07 01) なんかすごいかっけー(語彙力は家出中) -- ポイを中指で突き破る (2017-07-05 18 23 21) もうありがとう。何か今とある人のお陰で知ったけどもうなんかかっこよすぎ -- 名無しさん (2017-10-07 05 00 05) 最っ高 -- 名無しさん (2018-03-12 21 39 53) かっこよすぎ -- 名無しさん (2018-05-01 13 36 26) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/347.html
とある組織の構成員の憂鬱 04より 今日は散散な日だった 学校では新人の教師が気に食わなかったので校長と教頭を使って地方に飛ばし 下級生を苛めていた男子が目に付いたので死なない程度に締め上げ 給食は大嫌いなレーズンパンと来た 干し葡萄とか人間の食べ物じゃないわよ、うん その上・・・ 「厄日かしらね・・・」 都市伝説にまで遭遇するなんてね・・・ 「はじめまして」 目の前に居るのは黒いスーツにサングラスの男 間違いない 「『組織の黒服』・・・」 半歩下がり小銭を握る 能力が不明な上に単独で来てる以上、『はないちもんめ』が効くか判らないけど・・・ 「組織が私に何か用?」 「えぇ」 こっちに近づいてくる 「っ!!」 黒服に小銭を投げつけようとして 「お茶しませんか?」 「は?」 お茶に誘われた 某喫茶店にて 私の向いには黒服が座り 私の目の前にはパフェが置いてある・・・何、この状況? 「アイスが溶けてしまいますよ」 「…何を企んでるの?」 『組織』は私に能力を与えておきながら、私が言う事を聞かないと判ると消しにかかって来た連中だ その組織の一員の黒服が敵である私にパフェを奢ると言う 何の冗談? 「…詫びですよ。あなたを危険な目にあわせた」 詫び・・・ねぇ? 「おじさんの組織がした事でしょ?」 「それは、そうですが」 すっかり困った顔をする黒服・・・ 今まで私が見てきた黒服とは何かが違う・・・? 「…こちらで、あなたに能力を与えておきながら。 こちらであなたを御しきれないとわかれば、消そうとする …勝手すぎるでしょう?大人のエゴですよ」 大人のエゴ・・・それは同感だ 大人なんて碌な物じゃない 成る程・・・この黒服は他のに比べれば『良識ある大人』と言う奴らしい そう感じながら、溶けるともったいないのでアイスに手をつける 「でも、命を狙われたお詫びが、こんなパフェだけじゃ、足りないよ?」 「…お望みでしたら、夢の国にでもご招待しますよ。幸い、入り込むくらいならタダでできますから」 夢の国関係の都市伝説と契約してるのかな? だと、したら厄介な奴なのかもしれない・・・ 「…あぁ。そうだ。夢の国といえば…それに関連した都市伝説で、危険とされている者がいますよ」 「………?」 「その都市伝説は、子供を攫い…都市伝説の一部として、使役できるそうです」 子供を攫い使役するか・・・私と似たような能力なのかはわからないけど、敵にすると厄介ね・・・ 「ふ~ん」 「他人事ではないでしょう。あなたとて、取り込まれかねない対象年齢なのですよ」 「警告のつもり?」 「…一応は?」 お優しい事だ 敵にまで警告とはね・・・ 「子供を獲物とする都市伝説は多いのです。お気をつけください」 うん、この口うるささと言うかお節介加減 まるで・・・ 「知らない人に付いて行っちゃいけません、って言う先生みたいね」 少し顔をしかめられた 他の黒服に比べると随分感情豊かだ どうりで黒服らしくないと感じたわけね 「…それと。他人からお金を奪い取るくらいなら、私に連絡してください。 子供一人の生活費くらいなら出せますから」 これが本題? 「その代わりに仕事しろ、って?」 「……子供に、組織の汚い仕事を押し付けるなど…そんな卑怯で卑劣な事、私はやりたくありませんがね」 ・・・へぇ? 何か企みでもあるのかと思ったら・・・本物の底抜けのお人好しだったらしい そんな事を考えながら観察していると黒服が連絡先を書いたメモを渡してくる ・・・罠、かな? 「私には、この紙切れを渡した程度であなたをどうこうできる特殊な力などありませんよ」 「………」 メモを受け取る・・・確かに罠じゃなかったらしい・・・ そうだ 鞄からメモを取り出し連絡先を書いて差し出す 「…はい、私の携帯の番号」 「…見て覚えますので、申し訳ありませんが、その紙は受け取れません」 「………」 っち、読まれてたか・・・ 組織の黒服なら強力な契約者の支配権を持ってると思ったんだけどなぁ・・・ 「…それでは、私はこれで。子供を狙う都市伝説に、お気をつけください」 「は~い」 目論みが外れた落胆は余り表に出さずに気の無い返事を返し席を立つ 本当に代金は全て黒服が払ってくれたらしい 「じゃあ」 「はい、気をつけて」 挨拶を交わし、別れると再び家に向う 感知を発動してもあの黒服以外には都市伝説や契約者の気配は無い どうやら、本当に私に詫びをしたかっただけらしい・・・ 「・・・面白い奴」 この頃の私はまだ、あの黒服が私にとって無くてはならない存在になるなんて考えてもいなかったんだ
https://w.atwiki.jp/battleroyale/pages/520.html
NG.男の性 「やれやれ、これは困ったことになりました」 まるで他人事の様に呟くのは♂セージ。しかし、彼は言葉とは裏腹に目の前の強敵に対して身構えている。目の前の強敵――― ♂クルセイダー ―――に向ける殺気には微塵の揺らぎもない。目の前のマーダーともども殺る気満々である。 ++++++ ことの起こりはこうだ。 軒下で雨宿りをしていた♂セージ、♂シーフ、♀商人の三人は先行している♂プリースト、♀ウィザードの二人の帰りをやきもきとしながら待っていた。争いの音が聞こえなくなってどれくらいたっただろうか、♂シーフがいても立ってもいられなくなり、立ち上がったときだった。 雨上がりの集落の向こうから傷だらけの男が泥にまみれてこちらへとやってきたのだ。 大丈夫ですか!?と駆け寄ろうとする♂シーフと、恐々と立ち上がった♀商人を制止して♂セージは問う。 「貴方、ゲームに乗っていますね?」 問い、というよりはもはや断定の域にある言葉に満身創痍の♂クルセイダーは眉一つ動かさずに問い返す。 「なぜ?」 ♂セージは一つ頷くと、手の内は明かしたくないのですが、といいつつもいつもどおりに推理を展開する。 「貴方のその傷です。 顔の傷も腹の傷も真正面から戦って付けられたものでしょう。 傷の大きさからすると剣に寄る切り傷といったところでしょう」 推理を披露する間にも♂セージはじりじりと少年少女をかばえる位置へと移動する。その移動を知ってか知らずか♂クルセイダーも三人に向けてにじり寄る。 「しかし、貴方は腹だけでなく背中も庇っています。 いえ、そのつもりはないでしょうが、わかるんですよ。貴方は背中にも傷を負っています」 ぴたりと♂クルセイダーの動きが止まった。 「これは逃げ出す時に付けられた傷だ、といったなら?」 「そうですよ、マーダーから逃げ出す時に付けられた傷かもしれません」 身につまされる話だけに♂クルセイダーの言い分に賛同する♂シーフをちらりとも見ずに♂セージは言う。 「だったら後ろを向いてもらいましょう。 貴方がマーダーでなくて本当に被害者なら背中を見せるくらい何でもありませんよね?」 ♂クルセイダーは何も答えない。 ♂シーフは何も言えない。 ♂セージは何も言わない。 ♀商人はともすれば誰かにすがりつきたくなる自分の手を握り締める。 全員の吐息だけが痛いほどに耳を打つ静寂。 静寂を破ったのは♂クルセイダーだった。 「少年少女のお守りも大変だな。大人数では意思を統一せねば動けんか。 ならば、手伝ってやろう。全くその通りだよ」 露骨ないやみをこめて♂セージに♂クルセイダーは言った。その表情には不意を打てなかった悔しさなど微塵もない。どちらかといえば、群れねば戦えぬ弱者を嘲笑うものだった。とはいえ腑に落ちない点もある。 「しかし、なぜわかった?おまえは傷だけで断定したわけではないだろう」 ♂クルセイダーの疑問に答えたのは意外にも♀商人だった。 「わたしたちはそんな抜いたままの剣持ってうろつかないもん!」 怖気づきそうになる自分自身を鼓舞するかのように♀商人は精一杯の声で答える。軽く頷いて♂セージはもう一つの理由を付け加えた。 「なにより、その傷でゲームに乗っていなければマーダーだと断定されたら動じます」 「くくく、全くその通りだ…。とんだ失態だったな。次から気をつけることとしよう」 次からは。 その言葉に♂シーフは寒気を覚えた。 この男は三対一という圧倒的な不利な状況でも僕たち全員を殺して生き残るつもりなのだ。 「やれやれ、これは困ったことになりました」 まるで他人事の様に呟くのは♂セージ。しかし、彼は言葉とは裏腹に目の前の強敵に対して身構えている。目の前の強敵――― ♂クルセイダー ―――に向ける殺気には微塵の揺らぎもない。目の前のマーダーともども殺る気満々である。 「万全の状態でない以上お引取り願いたいのですが、そちらその気はありませんよねぇ」 「一片たりとも」 暗に見逃してやる、という♂セージの言葉にも♂クルセイダーは頷かない。三人を相手にして勝てるという自信の現われなのか傷の痛みで判断力が鈍っているのか。どちらにしても♂セージとしてはありがたくないことであった。 三対一で勝てるという自信の表れならばこちらが逃げ出してしまいたいくらいだし、判断力が鈍っているのならば手負いの獣ということでしかない。どちらにしてもまっとうな方法で相手にはしたくないのだ。だから、手の内を明かす危険も冒して推理を披露したのだが、時間稼ぎにもならなかったようだ。♂プリーストも♀ウィザードも未だに帰ってくる気配がない。 「神に祈りは捧げ終わったかね?来ないならばこちらから行くぞ」 一向に襲い掛かってこない三人に業を煮やしたように♂クルセイダーは呟くと一気に距離を詰めた。狙うは一番戦いなれていないだろう♀商人。素人だけに激昂されては面倒であるし、初撃で屠るならばこの娘だと相対した時から決めていた。 故に迷いなど一切ない。電光のような一撃が♀商人を襲う。 「っひ!!!」 喉にかかったような悲鳴が上がる。 しかし、多くの人間の血を吸ってきたシミターは♀商人の柔らかい肉を引き裂くことはなかった。 その動きを予想していただろう♂セージのソードブレイカーに阻まれたからであり、何より標的自身がその場にいなかったのだから。 泥が跳ねる。 ♂クルセイダーの強襲に一番素早く反応したのは♂シーフだった。標的が♀商人と見るや全力で突き飛ばしたのだ。ぬかるんだ地面に頭から突っ込んで泥まみれになった♀商人にとってはいい迷惑であるかもしれない。 少年の予想外のいい動きに♂クルセイダーは自身の戦力計算を書き換える。 「やれやれ、私が止めなければどうするつもりだったのですか。君の自殺癖は早急に治さなきゃいけませんね」 「聡い♂セージさんのことだから、きっと受け止めてくれると思っていました!」 短いソードブレイカーの刀身でたくみにシミターの薄い刃と鍔迫り合いしながら、苦笑交じりに言う♂セージに対して♂シーフは元気に返す。パーティを危険に晒したことで落ち込んでいた彼だが、♀商人を庇ったことで吹っ切ったのかもしれない。 一方の♂クルセイダーは面白くない。頭数を減らせなかったばかりでなく、少年まで戦力であることに気づいたからだ。それよりなにより、目の前の男。魔術師の様に推理を披露しながら、巧みに短剣を扱う。予想外だ。魔術師ならば距離を詰めてしまえば打つ手がないはずだったというのに。 少年が使い物になる以上、目の前の男といつまでも鍔迫り合いをしているわけにはいかない。 「ハァッ!」 気合一発、全力でシミターに力を込める。 押し負けると悟った♂セージはその力に逆らわず後ろに跳び退って距離をとった。 仕切り直しである。 「さて、仕切りなおしのついでです。♀商人さん、貴女はここにいても邪魔です」 ♂クルセイダーの動向に気を配りながら♂セージはなんでもないことの様に言う。 ♀商人は一瞬何を言われたのか理解できなかった。頭の中が真っ白になる。だというのに泥にまみれた身体は動いてよろよろと立ち上がる。そんな、今更足手まといだなんて、酷い。けれど、次の言葉、精一杯彼女を邪険に扱った一言で現実に引き戻された。 「動きが鈍い貴女を庇っていては戦いにならないと言っています」 この馬鹿はきっと逃げろっていっているんだ。わたしが、戦えないことを見越して誰か呼んで来いっていってるんだ。この馬鹿がそういうのならここにいても邪魔なんだろう。だったらわたしが逃げるのが最善の一手、だと思う。 なのにさっきは逃げ出そうとして立ち上がった身体がうまく動かない。 それは、きっと、このまま別れたら、♂セージの顔を二度と見れなくなるような気がするから。 カチカチに凍りついた身体を動かしたのはやはり♂セージの声だった。 「あの夜の話ね、本当なんですよ」 少女以外には絶対に意味のわからない言葉。 けれど少女には絶対にわかる暗号のような言葉。 それは絶対の自信と絶対の生還を約束する魔法の言葉。 その意味を深く理解する前に身体は弾かれたように動き出していた。後ろから♂クルセイダーに切りかかられることなんて考えない。今出せる最大の力で彼女は♀ウィザードと♂プリーストが消えた方向へと駆け出していた。 「女を逃がしたか、余裕のようだな」 無数の傷を負ってなお巌の様にそびえる男は言う。彼にとっての障害はもはや♂セージであり♂シーフである。だから♀商人は見逃した。あの程度の素人ならば、自身で手を下さずともいずれ殺されるだろう。 「ええ、肉盾にでもしようとつれてきたんですけど役に立たないこと役に立たないこと」 「それって建前でしょ?女の子を守りたくなるのは男の性ですからねー」 本人がもはやいないことをいいことに言いたい放題言う♂セージの言葉を受け取って♂シーフがまぜっかえす。♀商人とのらぶらぶっぷりを見せ付けられた腹いせだったのだが。 「おやまぁ、わかってしまいましたか。私はこう見えてもフェミニストなのですよ」 そんな揶揄など何処吹く風。しれっとした調子でいう♂セージには一片の油断もない。とはいえ、言ってしまった以上、約束は守らなくてはならない。あの少女のためにも。 向かい合う三人の男たち、ただ緊張した空気だけが流れていく。 関連話:179.薔薇の花 戻る
https://w.atwiki.jp/tosyoshitsu/pages/86.html
突然だがレンジャー連邦は砂漠の国である。 そもそも砂漠とは、基本、人間を受け付けない所でありまだまだ未開の地に満ち溢れて……え、何だいきなりって? いや、話し聞いたらとんでもない事ばっかりでさぁ。 ―ある文士の会話より抜粋/*/ 広い砂漠の真ん中を一人と一匹が駈けている。 後ろを奇怪な砂煙が追い掛けているように見えるのは置いといて、一人と一匹、全力疾走である。 「こんの馬鹿アレン!」 メガネをかけた青年の隣を走るマントを付けた白猫が叫ぶ。 「どーしてあそこでくしゃみなんか出来るにゃ!あんたには緊張感とかそーゆーものは無いのにゃ!?」 アレンと呼ばれたメガネの青年は少し眉を寄せる。 「うーん…出たものはしょうがなくないか?」 にゃんこは頭を掻き毟る。 「うぅーにゃー!!」 「まぁそう怒るなよフェイ。人生色々あるさ。」 「にゃー!!私は平凡な猫生が遅れれば良いのにゃー!」 じたばたと暴れながら走るフェイ。 器用なにゃんこである。 「にゃ!?」 暴れた拍子にフェイのマントから鰹節が飛び出る。 スローモーションになる鰹節(フェイ視点)。 鰹節がくるりくるりと周りながら二人の後方へと…。盛り上がる地面。 ……盛り上がる? 刹那辺りの砂を巻き上げて巨大な影が出現する。 時間が元の速さに戻る。 「にゃー!!!」 「あちゃー。」 天に向かって伸び上がる高さは3メートル、直径1メートル程の柱。 レンジャー大砂みみず。 いわゆるサンドワームという奴である。 「にゃー!にゃー!にゃー!」 フェイ、涙目で大混乱である。 「まったく…よし!」 アレンは中指でメガネの位置を直すとフェイを抱えあげる。 「にゃ!?にゃにを!?」「まあ任せておけって。俺の眼鏡は伊達じゃないって事を見せてやる!」 /*/ 「まあ、確かに命が助かったのは認めてやるにゃ。」 レンジャー連邦、北都。 とある酒場の机の上でフェイは仁王立ちでアレンの前につめを突き付ける。 今日とゆー今日は引っ掻いてやるんだにゃ! そう、心に決めていた。 「でも本当ならあんな想いする必要なかったのにゃ!」 そう。今回の依頼はサンドワームの生態調査。 大学の研究員であるフェイをサンドワームの巣まで連れていき、観察後、帰る。 それだけのはずだったのに……。 それも!これも!目の前に!座る!この!男が! おとこ…が? …男が居なくなっていた。 「うにゃー!」 /*/ 「よかったのか?置いてきて。」 人気の無い裏路地を男が並んで歩いている。 「問題ないさ。」 アレンは笑顔でそう告げる。 「たぶん次会ったら、ギタギタにされるぞ?」 アレンの隣に居る線のように細い目の青年が呆れたようにつげる。 彼の名前はエルレイス=ブライト。 修復士である。 アレンはにやりと笑う。 「なぁ親友。知ってるか?俺のメガネは伊達じゃないんだぜ?」 「意味が判らん。」 「まあ気にするなよ。それより、例の石碑どうだった?」 「修復は、すんだ。」 アレンの表情がぱぁっと輝く。 「それで…なんて書いてあったんだ?」 エルは呆れたようにため息を一つついた。 「…それを読んでもらいたくてフェイの依頼を受けたんじゃなかったのか?」 アレンの動きがぴたりと止まる。 ずれるメガネ。 「あ……。」 /*/ 「うーんやっぱりまずいよなぁ。」 酒場の入り口から覗くように中を伺うアレン。 「自業自得だ。」 エルは完全に他人事である。 フェイはカウンター席の上でごろごろしながら鰹節を噛り、凄いペースでまたたび酒をお代わりしていた。 周りの客にくだをまき、絡み、不意に笑いだしたりしている。 フェイ、大荒れである。 「ギタギタかな…俺。」 「まあ、ギタギタだろうな。」 アレンは酒場に入ろうとする。 「ぎゃー!」 中からマスターの悲鳴。 暴れ回るフェイを視認し一歩後ずさるアレン。 「なぁ、エル…。」 エルは中を覗いたまま、何だ?とだけ答えた。 「システィーナ辺りじゃ読めないかなぁ。あれ。」 「無理だったからフェイを紹介したんだろ?諦めて行ってこい。」 数瞬の間。 決意したようにアレンはメガネの位置を直すと酒場に入っていった。 静まる酒場内。 「ぎゃー!」 この後アレンは23回ゴメンなさいを繰り返すことになる。 …がここはアレンの名誉の為に深くは触れないでおくことにしよう。 ~~~~~~~~つづく! (文責:双樹真)
https://w.atwiki.jp/zairin/pages/307.html
6スレ目にて追加希望のあったニコルとフレイ。 期限:09/12/05(土)12:00まで。(終了です) 本スレで荒れる元になりそうなのでまずこちらに。 熱心な賛成者が1名他の住人を無視して編集しそうな上、同様に強硬な反対者1名もいるので編集合戦になりかねず… 生存にしろ霊魂状態にしろ追加はします。ただし、無視して追加するようであればその都度消します。逆に上記を消してもまた追加します。 コメントに制限はないですが、住人同士お互い思いやりをもってください。頼むから… 老婆心ながら。自説にこだわらずに、新たな設定を作るくらいがちょうどいいかと思います。 スルーしていた住人の方もご意見お願いします。 ①お疲れさまです。こういう場を設けてくれたことは有難い。 -- 名無しさん (2009-11-29 00 13 33) ②復活自体は構わないと思います。霊魂だろうと人間だろうと、要は出し過ぎなければ…。 それからやはり、気に入らないネタがあってもスルーする余裕を持てれば良いんじゃないかな、と。 -- 名無しさん (2009-11-29 01 12 33) ③うわ…すんません。反対してたの俺です… ご迷惑おけけしたのと、スレ内の空気悪くしたことを謝ります、申し訳ないです。 キャラ追加に関しては更新者さんに一任して、気に入らないネタの時はスルーを心がけます。 住民のみんなごめんなさい。 -- 名無しさん (2009-11-29 01 46 00) ④実際何でもかんでも蘇る訳じゃ無い、 と言うか出来ないキャラもいる訳だし(例:エレナ《キャラクターが掴めないから》) かく言うわたしも、マユを復活させたりヴォル子フラグ立てたりやりたい放題やっているが… -- タコ (2009-11-29 03 11 38) ⑤スレの情報によると、この二人は物議をかもしたW世界の同一人物から復活させたって設定らしいな。 肉体は「運命仕様」とのこと。 魂は元々この世界にあったものが肉体に同調しているみたい。 精神は肉体に影響されるとのことで、フレイは綺麗になってるらしい。 で、復活の発端からみてみると、トールとナタルも復活してるらしいのだが・・・。 -- 名無しさん (2009-11-29 22 24 41) ⑥↑他人事のように言っているけど、元々そのネタ書いたのも全部キミでは? W萌えスレは別にあるんだから、敢えてザイリンスレに 種キャラやたら出す必要性は感じないけど… まぁネタスレなんだから復活は構わないかと思います。 -- 名無しさん (2009-11-29 23 45 35) ⑦運命仕様って何だよ。って気もするな。公式イラストが有るわけでもないんだしさ。 スッカスカなミネルバクルーに加えてみてもいいし、モールで新商売させても面白いかも。 -- 名無しさん (2009-11-30 00 13 26) ⑧フレイ等復活させるならミネルバクルーに入れるネタは考えてた。 AAもスカスカだろうし、そっちのクルーに加えてもいいかなとも。 -- 名無しさん (2009-11-30 00 31 46) ⑨そう考えるとエターナルだけ戦力充実してるw AAは空飛ぶ銭湯でもいいかもしんないな、戦いはあんまないし。 -- 名無しさん (2009-11-30 01 52 24) ⑩無理に所属決めなくてもいいんじゃない?面白いネタならみんな乗るだろうし。 -- 名無しさん (2009-12-01 22 39 56) ⑪この二人はアークエンジェルをレストランにしようって意見があるからその従業員はどうかな? -- 名無しさん (2009-12-02 22 39 39) ※それで良いのなら発案者(レストラン)としては嬉しい限りです。 余談だけどニコルとプレ○がそろったら、例のステルス忍者がAAにくっつきそうだ。 -- タコ (2009-12-05 12 55 25) 一番下の※の意見は残念ながら時間切れなので、参考意見として。 今回特に復活or霊魂に関しては、生存でおおむね良さそう。 ただ所属はいんでぃくす☆以外が望ましい。レストラン入りはネタ待ち(二人の入店)ですかね。 年齢・外見に関しては原作準拠で(イラストでもあれば別ですが、何もない状態では根拠が薄弱)。 トール&ナタルは今件に関係ないので追加なし。 結論 上記を踏まえまして、登場人物欄に追加させていただきます。 レストラン所属でも構わないとも思いましたが、ネタの投下が(二人に関しては)なかったので特に定めてません。