約 363,534 件
https://w.atwiki.jp/starshootvs/pages/83.html
レート増減の仕組み はじめに スターシュートVSでプレイヤーの強さの指標として最も分かりやすいのはレートと言えるでしょう。高いレートはプレイヤーの腕前を保証してくれるだけでなく、対戦相手にある程度のプレッシャーを与えます。そんなレートですが、増減の計算式は公開されていません。しかしデータを解析することにより、計算式を推定することに成功したので本ページで紹介していきます。 ※面倒臭い説明はいいから結果だけ知りたいという方は下にレート増減早見表があるのでそちらを参照してください。 レート増減の計算式 敗者のレートから勝者のレートを引いた値をx、この時勝者がもらえるレートをyと定義します。格下のプレイヤーが格上のプレイヤーに勝った場合、xは正の値を取ります。このとき、xとyの関係式(レート増減の計算式)はこのようになります。 グラフの概形は下の通りです。 小数点以下は考えず、得られたyの整数部分が実際のレート増減になります。使われている計算式ですが、レートバトル・フレンドバトル・イベントバトル全て同じものとなっています。 目安としてキリの良いレート差と勝った時の獲得レートの関係を表にまとめるとこうなります。 レート差(x) -300 -100 -50 0 50 100 300 獲得レート(y) 4 11 13 16 18 20 27 例えば、レート1700のプレイヤーがレート1800のプレイヤーに勝ったとしましょう。このときxの値は100となりますから、レートの変動は20となる訳です。 1回の試合によって32以上のレートが変動することはありませんが、レートの変動がないということは理論的にはあり得ます。また、上の表を見て気づいた方もいると思いますが、勝った時と負けた時のレート変動の和は必ず31になります。どういうことかと言うと、例えば勝った時にレートを19獲得できた相手に同じレート差の状態で負けてしまった場合、レート変動は必ず12となると言うことです(レート差が0の時を除く)。このことは数学的に証明することが可能ですが、ここでは省略します。この計算式を覚えたところで正直何の意味もありませんが、ある程度原理を知っておくことでレート増減に理不尽さを感じることは少なくなるでしょう。 ※このページを作るにあたって、100回程度しか試行回数を稼げていません。そのため、この計算式から逸脱したデータが得られる可能性があります。そのような場合は写真を撮って、こちら(https //twitter.com/starshootvswiki?s=09)まで。 レート増減早見表 xはレート差(格下が勝った場合は正となります)、yはその時のレート変動を表しています。 レート差(x) 獲得レート(y) -597以下 0 -596~-471 1 -470~-395 2 -394~-339 3 -338~-293 4 -292~-255 5 -254~-222 6 -221~-191 7 -190~-163 8 -162~-137 9 -136~-113 10 -112~-89 11 -88~-66 12 -65~-44 13 -43~-22 14 -21~-1 15 0~21 16 22~43 17 44~65 18 66~88 19 89~112 20 113~136 21 137~162 22 163~190 23 191~221 24 222~254 25 255~292 26 293~338 27 339~394 28 395~470 29 471~596 30 597以上 31
https://w.atwiki.jp/knenet/
このサイトは、「世界の仕組みがどうなっているか」を現在進行形で考察するサイトである。 概要はこのサイトについてを見てほしい。 最初に見て欲しい所をここに書くべきだろうが、今のところ構成中なので、しばらく待っていただきたい。 それとは別に(全然関係ないわけではないが)、ここで製作されたものがおいてある。 製作物はメニューに載せているので、そこを参照してもらいたい。 リンクしていないものもあるかもしれないが、それは見つけ(て、役に立っ)たらラッキーということで。 このサイトはガイドに無頓着なので、上のメニューにあるツールの検索を使うといい。 リンクに関しては書くまでもなく自由である。また、引用についても同様である。 (宣伝する要素がない) -- (ニーニ@管理人) 2008-03-18 15 06 53 (これも更新履歴に出てくるのか。便利……かな?) -- (ニーニ@管理人) 2008-03-18 15 07 42 test -- (test) 2011-02-15 09 58 36 http //lohas.nicoseiga.jp/priv/1864415?e=1331850445 h=b3b280b4da97dee3248cfdacb6cdb9ad47f2585a -- (名無しさん) 2012-03-16 07 06 35 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/cosmos_memo/pages/2176.html
乙女繚乱 舞い咲き誇れ 日向美ビタースイーツ♪ EXTREME Level 9 BPM 210 Notes 784 1 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 2 ⑦⑦⑥口 |--①-| 口⑤口④ |②-③-| 口③口② |④-⑤-| ①口口口 |⑥-⑦-| 3 口口口口 |--①-| 口口②口 |②---| 口④①② |③---| ④③口口 |④---| 4 ⑧⑧③口 |①-②-| ⑥④口⑦ |③-④-| ②口口口 |⑤-⑥-| 口口①⑤ |⑦-⑧-| 5 口口口口 |--①-| 口口②口 |②---| 口④①② |③---| ④③口口 |④---| 6 口②①⑥ |①---| 口口口⑤ |②---| ④口口⑥ |③-④-| 口口口③ |⑤-⑥-| 7 ①③①⑤ |--①-| ③口④口 |②---| 口④口⑤ |③-④-| ②口②口 |--⑤-| 8 ①③①口 |--①-| ③口④口 |②---| 口④口口 |③-④-| ②口②口 |----| 9 口口③口 |①---| ⑥②⑤③ |②-③-| ①④①⑤ |--④-| 口①口① |⑤-⑥-| 10 口⑤口④ |--①-| 口口⑥口 |②-③-| ③⑦②口 |--④-| 口①⑧② |⑤⑥⑦⑧| 11 口口⑧⑦ |①-②-| ⑤⑥口口 |③-④-| 口口④③ |⑤-⑥-| ①②口口 |⑦-⑧-| 12 口口口口 |①-②-| 口口口口 |③-④-| ②⑥⑧④ |⑤-⑥-| ①⑤⑦③ |⑦-⑧-| 13 ⑤口口口 |----| ①②③④ |①②③④| 口口口口 |⑤---| 口口口口 |----| 14 口口口口 |----| ①口口① |----| ①口口① |----| 口口口口 |--①-| 15 ⑦口①④ |--①-| 口⑤口口 |②-③-| 口③②口 |④-⑤-| 口口口⑥ |⑥-⑦-| 16 口⑥⑥口 |①---| 口⑤①① |②-③-| 口③②④ |④---| 口口④口 |⑤-⑥-| 17 口口口口 |--①-| 口口口① |②---| ②④⑤③ |③-④-| ⑥②口⑥ |⑤-⑥-| 18 口⑥⑤口 |--①-| 口①④口 |②-③-| ⑥口口⑤ |④-⑤-| 口②③口 |--⑥-| 19 ①口口② |--①-| ⑤口口⑥ |②-③-| 口⑦口口 |④-⑤-| 口③④口 |⑥-⑦-| 20 ⑥①①口 |①---| 口③⑤口 |②-③-| ⑥口②口 |④---| ④口口④ |⑤-⑥-| 21 口口②① |①---| ③口口② |②---| 口④③① |③---| 口口口口 |--④-| 22 ⑥口口⑤ |①---| 口③口④ |②-③-| ①⑥⑤口 |④-⑤-| ①①②口 |--⑥-| 23 口口口口 |--①-| ②③①口 |②-③-| ⑦口口⑥ |④-⑤-| 口口④⑤ |⑥-⑦-| 24 口口①⑥ |①---| 口⑤③① |②-③-| 口②口⑥ |④---| 口④④口 |⑤-⑥-| 25 ①②③口 |①-②-| ⑤口口③ |③---| ④④口口 |④---| ⑥口口⑥ |⑤-⑥-| 26 口⑥⑤口 |--①-| 口③④口 |②-③-| ⑥口②⑤ |④-⑤-| 口①口口 |--⑥-| 27 ⑤⑤④④ |--①-| 口口口口 |②-③-| ⑤①②④ |--④-| ③口口③ |--⑤-| 28 口口口⑥ |--①-| ③口口口 |②-③-| 口⑦⑦口 |④-⑤-| ⑤①②④ |⑥-⑦-| 29 口口口口 |--①-| 口②③口 |②-③-| ①口口④ |④-⑤-| ⑥⑤⑤⑥ |--⑥-| 30 ④口口③ |--①-| ②④③① |②-③-| ⑤②①⑤ |④---| 口口口口 |--⑤-| 31 口口①口 |--①-| 口③口口 |②---| ⑤②口⑤ |③-④-| 口④口口 |--⑤-| 32 ⑤①口⑤ |--①-| 口口③口 |②---| 口口②口 |③-④-| 口口④口 |--⑤-| 33 口口口口 |--①-| 口①③口 |②---| 口④②口 |③-④-| ⑤口口⑤ |--⑤-| 34 ①口口② |--①-| 口口口口 |②-③-| ⑤口口⑤ |④---| 口③④口 |--⑤-| 35 ③④口口 |--①-| ①②口口 |②---| ⑤口口⑤ |③-④-| 口口口口 |--⑤-| 36 口口④③ |--①-| 口口②① |②---| ⑤口口⑤ |③-④-| 口口口口 |--⑤-| 37 ①③口口 |--①-| 口口口口 |②---| ⑤②④⑤ |③-④-| 口口口口 |--⑤-| 38 口口口口 |--①-| 口④④① |②-③-| 口口口口 |④---| 口③②口 |----| 39 口口①口 |①---| 口口口③ |--②---| ③②口口 |----③-| ①口口② |----| 40 ③口口② |①---| ②口口口 |--②---| 口口口口 |----③-| 口①①③ |----| 41 口①①口 |①---| 口①④① |②---| ①①③口 |③---| ①①②口 |④---| 42 ②口①④ |①---| ⑤口口③ |②-③-| 口口口口 |--④-| 口口口口 |⑤---| 43 口口口口 |①-②-| 口⑧⑥口 |③-④-| ④⑦⑤② |⑤-⑥-| ③口口① |⑦-⑧-| 44 ①④④① |①--②| ②⑥⑥② |--③-| ⑥口口⑥ |④---| ③⑤⑤③ |⑤-⑥-| 45 ①④④口 |--①-| 口⑦口② |②-③-| ⑦⑤⑤口 |④-⑤-| ③⑦口⑥ |⑥-⑦-| 46 ③口④② |--①-| ①口口④ |②-③-| 口⑤⑤口 |④---| 口口口口 |⑤---| 47 ④①口④ |①---| ②口口③ |②---| ③口口② |③---| ⑤口①⑤ |④-⑤-| 48 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口②①口 |①-②-| 49 口⑤②② |①-②-| ③口④④ |③-④-| 口⑦⑥⑥ |⑤-⑥-| ①口⑧⑧ |⑦-⑧-| 50 口口②② |①-②-| 口①④④ |③-④-| ③口⑥⑥ |⑤-⑥-| 口⑤⑦⑦ |--⑦-| 51 ⑤②④⑤ |①---| ②③口④ |②---| ③①口口 |③-④-| ①口口口 |--⑤-| 52 ⑦⑦⑦⑦ |--①-| 口⑥口口 |②-③-| ④口⑤② |④-⑤-| ③口口① |⑥-⑦-| 53 ⑦⑦口口 |--①-| ④口口④ |②-③-| ⑦③⑥口 |④-⑤-| ⑤①②⑤ |⑥-⑦-| 54 口口④口 |--①-| 口③②④ |②-③-| 口口口口 |④---| ⑤①口⑤ |⑤---| 55 ⑤口口口 |①---| ③口口③ |②---| ④①②④ |③-④-| 口⑤口口 |--⑤-| 56 口口口② |--①-| 口口①口 |--②-| 口①口口 |----| ③口②③ |③---| 57 口⑤④口 |①-②-| ⑤③口④ |③-④-| ⑤口②④ |⑤---| 口①口口 |----| 58 ①口口② |①-②-| 口⑤④口 |③-④-| 口⑤④口 |⑤---| ⑤③口④ |----| 59 ④①①④ |①-②-| 口口⑥⑥ |③-④-| ②口⑥② |⑤---| ⑤③③⑤ |⑥---| 60 口口口口 |①---| ①①口口 |----| 口①口口 |----| 口口口口 |----| 61 ①口④口 |①-②-| 口口③口 |--③-| ⑤口②口 |--④-| 口口口口 |⑤---| 62 口口口② |①---| ②③口口 |--②---| 口口③口 |----③-| 口①口① |----| 63 ②口口③ |①---| 口③口口 |--②---| 口口口① |----③-| ①口②口 |----| 64 口①口口 |①---| 口口口口 |----| 口口②① |②---| 口口口口 |----| 65 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口①口口 |----| 口口口口 |----| 66 口口口口 |①---| ①口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 67 口口口口 |①---| 口口口① |----| 口口口② |②---| 口口口口 |----| 68 ③口口口 |①---| ⑤④①口 |----| 口口②口 |②---| 口口口口 |-③④⑤| 69 口口口③ |①---| 口口④⑤ |----| 口①口口 |②---| 口②口口 |-③④⑤| 70 口口口口 |①---| 口口口口 |----| 口口①口 |②---| 口口②口 |----| 71 ②口口① |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 72 口口①口 |①---| 口②③口 |--②-| 口④口口 |③---| 口口口口 |--④-| 73 口口口口 |①---| 口口口口 |②-③-| ⑤口①口 |----| ④②③口 |④-⑤-| 74 口⑤口口 |①---| ①口②口 |②-③-| 口口口③ |--④-| 口④口口 |--⑤-| 75 口口口口 |--①-| 口④③口 |②-③-| 口②①口 |④---| 口口口口 |----| 76 口口①口 |①---| 口口②口 |----| 口③口口 |②---| 口口口口 |--③-| 77 口口口口 |①---| 口口口口 |②-③-| ⑤口①口 |----| ④②③口 |④-⑤-| 78 口口口② |①---| ①口口口 |----| 口口口口 |②---| 口口口口 |----| 79 口口口口 |①-②-| 口②①口 |③-④-| 口口⑤口 |⑤---| 口④③口 |----| 80 ①口口① |①---| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 81 口口口口 |----| 口口口口 |①---| 口②②口 |②---| 口①①口 82 ①口口① |①---| 口口口③ |②---| ②口口② |--③-| 口口③口 83 ②口口口 |①---| ①③口口 |----| 口口口口 |②-③-| 口①口口 84 口口③口 |①---| 口口②口 |②---| 口口①口 |③---| 口口口口 85 口口口② |①---| 口口③口 |----| 口口口口 |②-③-| 口①口口 86 口③②口 |①---| ③口口② |②-③-| ④①①⑤ |--④-| 口④⑤口 |⑤---| 87 ②口口① |①-②-| 口③④口 |--③-| 口②①口 |④---| ③⑤⑤④ |⑤---| 88 ④口①⑤ |①-②-| 口口口口 |③-④-| ②⑥口③ |⑤-⑥-| ⑧口⑦⑧ |⑦-⑧-| 89 ④⑤①④ |①--②| ⑤②口① |--③-| ③口②⑤ |④---| 口③⑤口 |--⑤-| 90 ①口②口 |----| 口①口② |----| ②口①口 |----| 口②口① |①-②-| 91 口口口① |----| ①口口口 |----| ②口②① |--①-| ①②口② |--②-| 92 口①口口 |①---| 口口②③ |②---| 口④⑤口 |③---| 口口口口 |④-⑤-| 93 ①④口口 |--①-| 口⑤口口 |②-③-| 口口口③ |④-⑤-| 口⑦⑥② |⑥-⑦-| 94 口⑦②④ |①-②-| ③口④② |③-④-| 口⑤⑥⑧ |⑤-⑥-| ①口⑧⑥ |⑦-⑧-| 95 口口②④ |①-②-| 口⑤④② |③-④-| 口口⑥⑦ |⑤-⑥-| ①③⑦⑥ |--⑦-| 96 ⑤②④⑤ |①---| ②③口④ |②---| ③①口口 |③-④-| ①口口口 |--⑤-| 97 ⑧⑧⑧⑧ |①-②-| 口口口口 |③-④-| 口⑥④② |⑤-⑥-| ⑦⑤③① |⑦-⑧-| 98 口⑦口口 |--①-| ⑦④④① |②-③-| ②⑦⑥口 |④-⑤-| 口⑤⑤③ |⑥-⑦-| 99 ④口口④ |--①-| 口⑥⑤① |②-③-| ②⑧⑦口 |④-⑤⑥| ③⑩⑨③ |⑦⑧⑨⑩| 100 ⑤②①口 |①---| 口口口口 |②---| ④口口④ |③-④-| ③⑤口③ |--⑤-| 101 口口口② |--①-| 口口①口 |--②-| 口①口口 |----| ③口②③ |③---| 102 口⑤④口 |①-②-| ⑤③口④ |③-④-| ⑤口②④ |⑤---| 口①口口 |----| 103 ①口口② |①-②-| 口⑤④口 |③-④-| 口⑤④口 |⑤---| ⑤③口④ |----| 104 ④①①④ |①-②-| 口口⑥⑥ |③-④-| ②口⑥② |⑤---| ⑤③③⑤ |⑥---| 105 ⑧④口⑤ |①---| ①①⑦口 |②---| ⑩①⑨③ |③④⑤⑥| ⑥②②口 |⑦⑧⑨⑩| 106 口②①口 |①---| ②口口① |----| 口口口③ |②---| 口口③口 |③---| 107 ①口③① |①---| 口口口③ |②---| ③口口口 |③---| ②③口② |----| 108 ⑥口口⑤ |①-②-| 口②①口 |③-④-| 口④③口 |⑤---| ⑤口口⑥ |⑥---| 109 口口①口 |①---| ①口口① |----| ①口口① |----| 口①口口 |----| 不確定度 0
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/1123.html
春の陽光、桜舞い散る記憶無き思い出の場所で プッ、プッ、プッ・・・。私―泉こなたは、唇に舞い落ちて来る桜の花弁を息で吹飛ばしていた。うん、まぁ、そんな格好つけた言い方してもしょうがないんだけどね。 今日は、四月なのにとっても暖かくてこうやって桜の木の下で寝転がっているのも悪くない。この桜の下は、お父さんとお母さんの思い出の場所なんだそうだ。私が生まれて、それからほんの少しの間だけれど、私とお母さんとお父さんと三人で、良くここにきて、私はお母さんに抱かれて、お母さんとお父さんは、この桜の木に寄りかかって舞い散る桜を眺めていたらしい。あーでも、写真を見る限りじゃ、お母さんの膝枕で眠っているお父さんしかないから、その辺はちょっと怪しいもんだね。 ま、そうは言っても、今隣にお父さんがいるわけじゃないけどね。隣にいるのはお母さんかな。お母さんが気に入っていて良く被っていた麦藁帽子。白いリボンがくるっと巻いてあって帽子の鍔が大きめなのがちょっと特徴的。もっとも、リボンの色は沢山あって、その中で一番のお気に入りをお父さんに借りてきたんだけどね。 あぁ、お父さんがいないのは、前もって言っておいたのに原稿が間に合わなかったから。今頃、担当さんと一緒にホテルで缶詰してるんだ。まぁ、私にしてみれば、お父さんには悪いけど、その方が都合がいいんだけどね。 にしても、待てど待てど、私の待ち人はやって来てくれない。春一番は冷たいけれど、今日の風は、とても暖かくて優しい。その優しい風が吹くたびに、桜の花弁が舞い落ちる様子は、とても美しいと思う。 でも、一人・・・いや一応お母さんも一緒の気分だけど、いつも私に遅刻するなという貴女はどうして来ない。 そもそも、ここは貴女方、姉妹の小さい頃の遊び場だったらしいのに。迷ったのかなぁ・・・いやーさすがに、かがみが迷うとは思えない。腕時計を見るとまだ約束の時間よりは二十分早い。ようするに、私が早く来過ぎただけなのだ。 いやまぁ、かがみだけ早めに呼び出したのだよ。ここってちょっとしたハイキングみたいな道のりで、あんまり人もいないから、つかさやみゆきさんには桜餅とお弁当を頼んだわけで・・・かがみには悪いけど、つかさのおいしい桜餅が食べたいからね、お弁当も同じでネ。 風が吹けば、桜の匂いと花弁が流れてくる。閉じていた目を開いて、見上げると一体どれだけの月日をここで過ごして来たのか分からない位、立派で大きな桜の木が枝一杯に花を付けていた。 ちょっとしたハイキングというには、ちゃんと理由がある。ここ、山というほどではないけど、高台の上なんだよね。流石に山頂でもないし、十五分も歩けばコンビニだってある。お父さんやお母さんが来ていた頃は、もう少し賑やかだったらしい。 まぁ、お花見のシーズンだしね。それにしても、幾ら綺麗でも一人でボーっと見ているのは流石に飽きてくる。おまけにこの何とも言えぬ柔らかで暖かな陽光の下・・・私は自分の事を悪戯好きの狐だと思っている。つかさは、子犬かな?みゆきさんは、牛だね。かがみは・・・ウサギかな?意地っ張りだけど、寂しがり屋なのに素直じゃない所が可愛いと思うわけでして。今度、そんな話をしてみようかな。かがみはきっと、真っ赤になって否定すると思うけどね。想像しただけで、ツンでデレなダブルコンボのかがみんゴチソウサマです。 かがみ~、かがみ~ん、かがみ様~。心の中で呼んでみるけど変事は無い、当たり前だけどさ。早めに来てくれないかなぁ、かがみと少しでいいから二人きりで居たいから。あ、でも、それならお母さんの帽子を持ってきたのは失敗だったかなぁ・・・娘が女の子とつき合っているなんて、許してくれるかな? かがみと付き合ってからどれ位たったかな?まだ三ヶ月位はたったかも知れない。でも私達は、デートとかそういう事をしてはいない。つかさやみゆきさんを蔑ろにしたくないから。二人は私達のことを受け入れてくれた、凄く感謝してる。 でも、たまに、たまにだけどかがみと二人きりになりたいと欲張ってしまう事がある。かがみもそういう時があるみたい。ふぁ~ぁ~、ん~、かがみが来る前に眠っちゃいそうだなぁ。どうして今日はこんなにも暖かくて、優しい日差しなんだろう。それでも起きていなくちゃ、かがみと二人きりになりたくて企画した休日の過ごし方なんだから。 お花見なんてただの口実。ううん、ただ桜を見て、四人でお弁当や桜餅を食べて、それから喋って・・・そんな何時もの時間。学校のお昼と変わらないかもしれない。桜の花を見ながらだからお花見といえばそうかも知れないけど、たった一本の立派な桜があるだけ。 まぁ、公園なんだけどさ、一応・・・。今時芝生のある公園って結構珍しいかも、というか、これはもしや雑草かな? 「シートくらい引きなさいよ。背中にヤバイモノが付いても着替えないでしょ」 目を再び閉じていた私にそんな言葉をかけてくれるのはたった一人だけ。目を開ければほら、そこには、待ち人がいた。 風が吹き、今日はストレートにして来てもらった、かがみの髪の毛が桜の花弁とともに舞う。それはとても幻想的で、綺麗だった・・・見とれてしまう程に。 「んー?どうしたの、こなた。シートくらい引きましょ。一応場所取りって役目なんだから」 かがみは私の顔を覗き込む。このまま顔を上げたらキスしちゃうかな。そしたら、怒るかな、どうだろ。せっかくのチャンス・・・キスなんて私が告白した時以来してない。どうしようかなぁ、そんな風に考えを巡らせてしまったのが仇になった。かがみは、私の少し横にシートを引いて、桜の幹にもたれ掛かる様にして座ってしまった。 「あんたも、こっちこない?」 「かがみがこっちに来てくれない?」 「あははっ、絶対やだ。何か企んでる顔してるから」 笑いながら、その手には引っかからないわよ、そんな事を言っている。まぁ、かがみがこっちにきたら飛びついてやろうとは思ってたけどさ、それはお互い楽しい事だからいいじゃん? 「でも、髪をリボンで結わないで外出するのは久しぶりだわね」 いやーそれだけ長い髪だと顔に掛かったりしそうなのに、サラサラと顔に掛からずに風に揺られる髪、空気読んでますな。口に出して言ったら、またからかってうんだからって怒るもしれないけど、今日のかがみは桜の花に負けず劣らず綺麗だなぁ。 「なーに?こっち見てニヤニヤして、薄気味悪いわねぇ」 そんな事を言いながら、優しげな微笑を浮かべて私の事を見てるかがみ。言葉に悪意は無いんだ。まぁ、ちょっと無遠慮な言葉だけど、でもそれが私達の距離だから。 「いや~こうやって二人きりになれる時間ってさ、久しぶりだなぁって。・・・まぁ、お母さんのお気に入りの帽子を持ってきちゃったから、お母さんもいるかも知れないけどさ」 「そうねー、四人でいる時間は長いけど、二人ってのは結構久しぶりね・・・。あぁ、でもあんたのお母さんが一緒かもしれないなら二人きりでもないのか」 私は、かがみの言葉を聞きながらゆっくりと起き上がる。相変わらず桜の花は、緩やかな風の中で舞っている。だから少し位、ね? 「こなた?どうしたの」 「いやーこういう時は目を瞑るものだよ、かがみんや」 「な、あんた。ここがどういう・・・」 分かってる。ここは外で人目がある所、幸い今は誰も近くにはいないけれど、もしかしたら誰か見ている人の一人位は居るかもしれない。でも、どうでもよかった。 私は、かがみの言葉が終わる前に唇を塞いだ。今は何だかそういう気分だったから。でも、キスをしているのに目を瞑ってくれないかがみに私は、お母さんの帽子を被せる。鍔が広いからもっとくっ付かなくちゃ行けなくて、かがみも観念したように私の背中に優しく手を当ててくれる。 長いキスだった。特別なキスだったわけじゃない、ただ唇を重ねていただけ。さすがに私も場所はわきまえるからね。それにそういうのは、もうちょっと時間が必要かな・・・。ゆっくりと唇を離すと、かがみは耳まで真っ赤かで、たぶんそれはきっと私も同じ。桜の香りのするキスだったね。 「・・・あんたねぇ、誰かが見てたらどうするのよ、全く」 「そんなの気にしてたらこの先大変だよ~」 「いや、場所位わきまえろと言ってるのよ」 「今は何言っても説得力ないよ~、かがみん。顔真っ赤、あはははっ」 「それはあんたも同じだ!」 私はかがみの膝の上に頭を乗せる。そのまま顔が隠れるようにかがみのお腹の辺りに顔をくっ付けた。 「そんなことしても耳が真っ赤なのは丸見えよ」 「いや~、かがみ程では」 「う、うるさいわね」 二人きりになれても、何時もみたいなやり取りは変わらない。私達は付き合ったからと言って特別に何かが変わったわけではなかった。まぁ、初めての恋人が、かがみなわけだから、変わるものかどうかわからないんだけどさ。いや、どちらかと言えば、あえて二人きりになる時間を減らしたという意味では、変わったのかも知れない。あまり一緒に寄り道しなくなったしさ。するにしてもつかさも一緒とかね。みゆきさんは、場所と距離の関係でなかなか難しいんだけど、それでも笑顔で付き合ってくれたりする。 二人には感謝してる。二人が味方でいてくれなかったら、私達の想いは雨が降った後の桜の花見たいに散ってしまったのだろうから。 それでも、世間の目は単純に怖かった。今のでそういうのが少しでも、吹っ切れればいいと思うけど、そう上手く行く訳じゃない。 心と体はお互い近くにあるのに、それを隔てる壁はあまりにも大きいから。だから、たまに無性にかがみに甘えたくなってしまう。こんなに近いのに、顔を近づければさっきみたいにキスだって出来るのに・・・でも、そんな私達を隔てる壁は、それを遠距離の恋の様に恋しくて寂しくさせてしまう位、大きいんだ。 「かがみの膝枕って気持ちいいね~」 「そう?あんたらしくない素直な感想ね。何かしら一言、憎まれ口が付いてくるかと思ったけど」 だって、さっきから頭撫でてくれてるし、本当に気持ちよくって・・・幸せをかみ締めたまま眠っちゃいたい。そんな事を思っていたからだろうか、私は本当に眠ってしまったんだ。 ◆ 「こなたぁ~?」 こいつ寝やがった。起こそうかと思ったけど、寝顔が可愛くてそのまま寝かせておいてやることにした。まさか、早めに私を呼んだのは丁度良い枕を得るためじゃなかろうな。 「場所取りって言ったって、誰もいないじゃない」 ここは公園のはずだが、子供の姿一つ無い。お花見のシーズンなのに、こんなにも大きくて立派な桜の下でお花見をしようと思う人影も無い。どう考えても場所取りしなくても、絶対に開いてる場所じゃないか?ここは。 それにしても立派な桜よね。うちの近くにこんな立派な桜があったなんて、しらなかったな、正確には余り近いともいえないけど。でも、つかさは良く知ってる場所だって行ってたな。あの子はこんな所までフラフラと遊びに来ていたのか。そういえば、秘密の遊び場はおねえちゃんにも教えてあげないってたまに何処かに出かけていたなぁ。 しかし、どこまでが近所でどこまでが遠方なのかしら。 「全く・・・気持ち良さそうな寝顔して・・・。でも、膝枕ってされてるほうも心地良いって言うけど、してる方も結構心地いいのよね」 だから起こしたくないな。少しだけの幸せな時間を、一秒でも長く感じていたいな、そんな風に思う。誰に呟くわけでもない、聞いているのは風と桜の木だけ、寂しげな独り言ではないんだ。だって、好きな人はここにいるのだから。 「おや、ずいぶん久方ぶりだねぇ」 「えっ?」 一人の老婆に急に声をかけられたので、私は素っ頓狂な声を上げた。ちょっと悲鳴に近かったかも知れないが、そんな私の声を聞いてもこなたは全く起きる様子を見せない。 「風の噂じゃぁ、亡くなったと聞いとったが・・・やっぱり、風の噂は頼りにならんのぅ」 老婆は一人、話を進めていく。私には誰の事だかわからなかった。 「あの、たぶん人違いだと思います・・・」 遠慮がちにそう言うと、老婆は、悲しそうな目で私を見ていた。 「そうかい。そういえば、髪の色も違うし、あの子どもの様な旦那さんもいないのぅ。そうかい、勘違いだったかい、それはすまなかったねぇ」 「あの、誰の事なんですか?」 「さぁ、名前は知らんが、随分前には、あんたの膝の上で眠っている子の様な感じの髪の色をした夫婦が、小さい赤ん坊を連れて、毎年花見に来てたんでね。でもなぁ、ある年を境に来なくなって、風の噂で奥さんが亡くなったと聞いたんだけど、やっぱりそうなんだねぇ。その帽子とあの時の赤ん坊の子にその子が良く似ていたから見間違ってしまったみたいだねぇ」 もしかして、それはこなたの母親のかなたさんと父親のそうじろうさんなのでは無いだろうか。いや、違うかな・・・まぁ、私には確かめる術がない。知っているとすれば、この桜の木だろうか。 「しかし、最近は若く見えるんだねぇ。それはあんたの子どもさんかい?小学生位かねぇ」 いやいやいや、違いますから。私はまだ子どもなんて・・・それにここで眠っているのは恋人で、なんて言えるわけも無く、友人というのもどこか切なかったので、私は、その言葉には、曖昧に笑い返すことしか出来なかった。 「あんたは、体は丈夫な方かい?」 「えっ、あ、はい。割と」 「そうかい、そうかい。風の噂の通りだとしたら、あの赤ん坊の子は母親の事を余り知らないだろうから・・・あんたは、その子の傍にずっと居られるといいねぇ」 その言葉には何故かすっと、言葉がでた。 「はい、ずっと傍に居られる様にしていきたいですね~」 私の言葉にニコリと微笑むと老婆は行ってしまった。風が舞って桜の花が一瞬視界を隠した後にはもう、老婆の背中は見えなかった。誰だったんだろうか、こなたなら知ってるかな、それともそれを知っているのはもう、この桜だけなのかも。そんな事を思っていると、 「ずっと傍に居てくれるの?」 何時から起きてたのか、こなたがそう呟いた。 「あんたが望むならね」 「そりゃ望むさ、もう力一杯ね~」 「じゃぁ、傍に居られるかもしれないわね」 私の言葉にこなたは満足した様子で、体を起こした。が、やっぱり名残惜しかったのか、すぐに膝の上に戻ってきた。 「まさか、お父さんとお母さんを知ってる人が居たなんてね~」 膝の上にぐりぐりと猫のように頭を擦り付けながらこなたが呟いた。 「あんた、何時から起きてたんだ・・・起きてたんなら、少し位助け舟を出してくれてもいいじゃない」 そんなこなたの頭を撫でる。本当に子どもみたいな事をするな。だから子ども扱いしてやろう。母親が子どもをあやす様に頭を優しく撫でると、それはそれで、嬉しいらしく、こなたは気持ち良さそうな表情を浮かべていた。 「んー、途中からだけど。私もあの人の事は知らないな。たぶんお父さんも知らないと思うよ、お花見に来て、お弁当食べたらお母さんの膝の上で寝てたって言ってたし」 「それでいいのか、泉家・・・」 「だから、あの人の事を知ってるのは、この桜とお母さんだけだね。どっちにも聞けないけどさ」 こなたが、ほんの少し憂いに満ちた表情で桜の木を見上げていた。だからだろうか、私は余計な事を言ってしまう。 「そう。まぁ、あんたのお母さんに私達の事がばれたらきっと、私は嫌われるわよね」 世間に認められない恋だもの、きっと嫌がると思う。 「どうだろうねぇ、でも、お母さんならたぶん納得してくれたと思うよ」 こなたの言葉に呼応するかのように風がざぁっと強く吹いて一面桜の花が舞う。私はその隙に最初のお返しだといわんばかりに膝の上に寝転がっていたこなたの顔を上に向けて、軽くその唇を奪った。 「・・・かがみって大胆になったね」 こなたが真っ赤になってまた私の膝に顔をうずめる、今度は勝ったな。 「誰かさんのおかげでね」 そう、自分でも驚くほど優しげな声で呟いた。きっと今の笑顔も柔らかいものになっているだろう。 私達はずっと傍にいる。そこに大きくて頑丈な壁があったとしても、傍に居続ければ、その壁だって氷が水になって溶けてしまう様に、いずれは溶けてなくなる事を信じて。 桜の花が、私達の上に舞い落ちて来る。気持ちの良い風と桜の甘い匂い。 それは、この桜の木が、ずっと傍に居られる様にと、私達を祝福してくれている様だった。何よりも綺麗で、そして嬉しい気分にさせてくれた。 その気持ちはこなたも同じようだった。こなたが私の肩と桜の木に体を預ける。私も、少し離していた体を桜の木に預ける。 そして、手を繋いで片手を胸に当てて祈る。ずっと傍に居られますようにと。 まるで子どもがするおまじない。けれど、この桜の木の下ならそんな稚拙なおまじないも意味があるように感じて、胸が熱くなる。 おまじないの終わりにどちらからともなく、ほんの一瞬、短い、三度目の・・・キスをした。 「お、お姉ちゃんにこなちゃん!?だ、大胆だね」 「ふふふっ。あらあら、ちょっと来るのが早すぎましたね、つかささん」 この二人に見られたのは果たして偶然なのか、それともこのおまじないの見届け人に桜の木が選んだのかはわからなかった。 不思議と私もこなたも赤くはならなかった。ただ、お互い優しげな表情で微笑んだだけで、だから余計につかさが真っ赤になってしまって、せっかく持ってきた桜餅の入った重箱を持ったまま、ひっくり返えりそうになって、それをみゆきに受け止められる。 そして、誰からとも無く笑いあう、とても幸せなもう一つの時間。 私達はもう一つ願う。四人がずっと傍にいられるようにと。 それは、ずっと一緒という意味じゃなくて、心がずっと一緒にありますようにという意味で。 それに答えて応援してくれる様に桜の木が花弁を数枚、私達の上に零した。 コメントフォーム 名前 コメント 優しいなぁ…。 なんだか良いですね。 -- 名無しさん (2010-07-08 20 27 33) ほのぼのしてていいです -- 名無しさん (2010-06-01 17 25 35) 照れくさそうだけど誇らしげなこな&かがとそれを優しく暖かく包むようなみゆきさんとつかさ… 舞い散る桜吹雪の中のほのぼのとしたシーンが目に浮かぶようです。 -- こなかがは正義ッ! (2009-03-19 01 39 45) 最後のシーンが目に浮かぶようです。GJ -- 名無しさん (2009-03-19 01 02 38) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください。コンペでの得票とは関係がありません)
https://w.atwiki.jp/touhouscorer/pages/47.html
TOP>東方風神録 東方風神録/稼ぎの仕組み 東方風神録/稼ぎの仕組みスコアが増える基本事項 スコアが増える基本事項 敵を撃つ(撃ち込み点、撃破点) 勝手に増えてるので無視してよい。 ボーナスアイテム ボスの形態変化時などに消えた敵弾の数だけ出現する。 信仰点10点、スコア10点。 点アイテム 主な稼ぎどころ、入る得点は上部回収成功時に信仰点そのままで最大となる。 ちょっとでもラインを割ると即半分になるので注意。 ボスはフルパワー時はパワーアイテムの代わりに点アイテム(大)を落とし、 これはどこで回収しても最大点となる。 ただし、ボスがすでにパワーアイテムを落とした後にフルパワーになっても変化しないので注意。 きちんとスコアを詰めるのであればボス前にはフルパワーになっていると望ましい。 最重要項目。 スペルカードボーナス 信仰値とステージによる倍率で初期値が決まり、時間経過で減少する。 まずはこれを(捨てるにせよ取得するにせよ)安定させよう。 クリアボーナス 今作ではオール時のみ入る。 イージー : 残機数×2000万 パワー×200万 信仰ポイント×100 ノーマル : 残機数×2500万 パワー×200万 信仰ポイント×100 ハード : 残機数×3500万 パワー×400万 信仰ポイント×100 ルナティック: 残機数×4000万 パワー×600万 信仰ポイント×100 エキストラ : 残機数×4000万 パワー×800万 信仰ポイント×100 マニュアルに書かれているパワーボーナスは画面に表示される0.1の位のことなので注意。 例えばノーマルでパワー5だとクリアボーナスは1000万。 死ぬと信仰ポイントも激減するので、クリアボーナスだけ考えても死んではいけない。 パワーは実質最終スペルで何回霊撃を撃ったかという意味なので、 最終スペルは見た目より多少スペルボーナスが高いという程度に捉えれば良いだろう。
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/1884.html
「ククク……殺し合いか…かなり面白そうなことを考えるじゃないか…織田信長は…!」 赤木しげるは歓喜していた。 全ての人間が殺しあうというまさに生きるか死ぬかのギャンブルにアカギは喜んでいた。 チンピラとのチキンランやヤクザとの賭け麻雀と死と隣り合わせのゲームを数えるのも億劫になるほど生き延びてきたアカギであったが、バトルロワイヤルは今までの『遊び』とは遥かに格が違うことを感じ取り、アカギは溢れる狂気を抑えられずにいた。 「さて、どうするか……」 アカギはこれからのことを考える。 ルール通りに他の参加者との命のやり取りを楽しむのも一興…あえて殺し合いに乗らず、信長に反逆するのも一興… 彼はどちらにするか決めかねていた。 「確か奴らの話によると一人一人にランダムにアイテムが配られているらしいな…… どれ…見てみるとしよう……」 そう言って自分のデイバッグを開けるアカギ。 その表情はまさにプレゼントを楽しみにしている子供のよう… デイバッグから出てきたのは……一つの箱だった。 「何だ……これは?」 アカギは不思議そうに箱を眺めた後、箱を開ける。 すると、その箱から真っ白な煙が立ち込め、アカギをすっぽりと覆い尽くす。 そしてしばらくして煙が晴れ、そこにいたのは……1人の老人だった。 【午前0時20分/イタリア】 【赤木しげる@アカギ 老化確認】 【赤木しげる@天】 [状態]健康、老人 [装備]不明 [道具]玉手箱@日本昔話、支給品一式、その他不明 [思考]基本 せいぜい楽しませてもらうとするか…… 1:ざわ……ざわ……
https://w.atwiki.jp/bibou/pages/51.html
今回の仕組み (長期休暇中) 安否確認 避難生活 メーリスの使い方 次回どうすればいいのか 1.学期中 2.長期休暇中 a,スマートフォンが普及していない状態(今回) b,スマートフォンが普及していてgmailなど携帯会社の電波に依存しないメールアカウントをみんなが持っている場合 1+a,1+b,2+a,2+bの4パターンに分けて考える 避難生活 安否確認 メーリスの使い方 == 今回安否確認を急いだワケ 1.津波の被害地域の部員の安否を一刻も早く知りたかった 2.孤立して避難している場合、車で連れてくることができた 今回のシステム メーリスでリストを更新しながらまわしていく A7中川に情報がたまったが個人に情報をためこまないよううながした 東京などに住んでいるメンバーにwikiを頼んだ 改善 安否情報をtohoku.bijutu@gmail.comに集めるようメーリス回す 安否情報で一刻も早く知りたい人は非被災地域の人に頼む たとえば(川崎さんや広島さんの情報がきたらA7中川にまわす、A7太田さんの情報をA6ジュニアさんにまわす、など) 避難場所 炊き出し インフラ復旧 店舗情報 の情報をメーリスに回すよう、限定する
https://w.atwiki.jp/seiyu-coversong/pages/1381.html
原曲・Suara 作詞・須谷尚子、作曲編曲・衣笠道雄 TVアニメ「WHITE ALBUM」初代OP曲。 【登録タグ 2009年の楽曲 J-POP Suara WHITE ALBUM アニソン】 カバーした声優 米澤円
https://w.atwiki.jp/pp13/pages/17.html
パチンコの仕組み ※ここでの話は実際のパチンコの説明のため、 ゲーム中のパチンコ台と全てが同じであるとは限りません。 初めて本物のパチンコを打つ方は、まず経験者と一緒に打ちにいくのが理想です。 一人で行く場合もかっこつけず、店員さんに遊び方を教えてもらいましょう。 店によって異なりますが1玉=4円の価値なので大切に。 軍資金は一般的なスー海であれば3万円くらい掛かることを覚悟しておきます。 一回の大当たりで1800玉くらい獲得できます(等価交換であれば約7千円) 箱がいっぱいになったら上にある呼び出しボタンで店員を呼んで箱を受け取ります。 (からの箱を渡されるのでまず先にこれを受けとる。するといっぱいになった箱を下に降ろしてくれます) 席を離れるときは貴重品や、カード式の台はカードを抜いて席を立ちます。 玉はそのままにしておいて問題ありません。玉を盗む馬鹿は今ではまず見ません。 ただし、玉が全くない状態で席を離れると空き台とみなされるので タバコや携帯(盗まれても自己責任)など場所取りのものを置いておきます。 パチパラ13の場所取りカードを使用しても問題ありませんがかなり痛いです。 長時間(10分以上)席をはずすときは店員を呼んで休憩札をつけてもらいます。 その時は休憩時間は何分ですかと必ず聞いておきます。 (オーバーすると台を整理されてしまいます) やめたくなったら上の呼び出しボタンで店員を呼び「やめます」と言いましょう。 熟練者は手、指で×サインをつくります(暗黙の了承で「終了」の意味) 初心者の方にこれだけは注意、ということで、 時短、確変中に止めるのはやめましょう。勿体ないです。 玉を店員に流してもらった後にレシートみたいなものを店員から受け取ります このレシートをなくさずに、その日のうちに景品カウンターで交換します。 お金に換えたいときは換金と言うか、言わなくても自然に換金用の景品が渡されます。 換金用の景品(地域によって違うが主に金など)をもらったら換金所に行き現金と替えます。 換金所の場所は店員さんに聞きましょう。 とにかくいきなりの実践は危険なので、経験者と一緒に行くことをお奨めします。 まず千円札やカード(店で購入)を自分の座ってる台の左側にある入れるところに入れる。 そして玉貸しボタンを押すと玉が出てくる。 (普通千円で250玉) ハンドルを回すと玉が発射される。ハンドルについているボタンを押すと玉が止まる。 スタートチャッカーに玉が入る→デジタル(図柄)が変動する。 偶数図柄が揃うと単発大当たり(途中で確変に昇格することもある) 奇数図柄が揃うと確変大当たり 当たりかハズレかは玉がスタートに入った時点で既に決まっているため チャンスボタンを連打するなど、どう足掻いても結果は変わらない。 時短 時短中は玉が減らずに100回転まわせると覚えておけばよい。 なお、大当たりしやすくなるわけではなく、確率は通常時と全く同じ。 単発大当たり終了後に100回転だけ背景が緑色になる この間は名前の通り時間が短縮され、デジタルの変動が早くなる。 スルーに玉が通貨することにより抽選が行われ、 小当たりを引くとスタートチャッカーのチューリップが開くため玉が増える。 この間は玉が減りにくい(酷い釘調整の場合は減る。今あるパチ屋は殆ど酷い) 確変 背景が赤いものは確変。 確変に入ったらもう一回必ず当たりが来ると覚えておけばよい。 大当たり確率も1/10近くになるため当たりがすぐに来る。 大当たりするまでひたすらこの状態が継続する (理論上10000回だがここまでハマることは絶対ない) 時短と同じで玉が減りにくい。 大当たりについて 図柄が揃って大当たりしたら一番下のチャッカーが開くのでそこに玉を入れることにより 玉が下皿にたくさん出てくる。下皿がいっぱいになったら、 下皿についている”横にスライドするレバーのようなもの”を動かして 台の下に置いてあるドル箱に玉を入れます。箱がない場合店員を呼んでください。 羽根デジタイプ以外の通常のスー海では一回の大当たりで1箱分の玉が出てきます。 次に当たったときに箱がいっぱいであれば新しい箱を用意してもらうために 店員を上にある呼び出しランプで呼んで箱を替えてもらいましょう。 出る台 どの台も大当たり確率は一緒です。出る台出ない台はわかりません。 一応当サイトではボーダー理論を中心に説明を行います。 どの台も当たりやすさが同じであれば、どの台が勝ちやすいか。 それは、少ない投資でたくさんまわせる台です。 300回まわすのに3万円かかる台と1万円で300回まわせる台、 どちらの方がお得かはわかりますよね。同じ大当たり確率であれば得なほうが良いです。 よく回る台、それは釘が良い台に座る必要があります。 初心者のうちはスタートチャッカーの上にある2本の釘(ヘソ釘といいます)をみて ここが左右に大きく開いている台を探して打つのをおすすめします。 □必殺技について 当たり前ですが、実践において必殺技なんてありません。 ただ、画面をどついたり意味もなくボタンを超連打してるジジババは あれは本人は「必殺技」と思ってるかもしれませんが相当痛いので真似しないよう。 痛い例 画面を叩いて図柄を止めようとする 意味もなくボタンを連打しまくる ひどい例えは開店前からボタンを連打しているじーちゃん(この前見た) おいのり(これは別にいいか) 画面をなでなでする 手で魚群が流れるまねをする 画面に向かって手で作ったピストルばきゅーん☆ 当たったらふっと息を吹きかける 磁石を使って玉をコントロールする(犯罪です、捕まります) 攻略法を使用する(攻略法なんて存在しません、全てガセです。信用しないよう)@wikiへ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2586.html
律「あともう少しだからな!みんな気合い入れてけよ!」 澪「風邪ひいたお前が言うな!」 唯「あははっ…へっきしっ!」 梓「だ、大丈夫ですか?」 唯「うん…少し頭が痛いかな…ズズズ」 紬「風邪がうつっちゃったのかな」 律「えっ、うそ…」 澪「律、お前がうつしたんじゃ…」 唯「そ、そんなことないよ!本当に大丈夫だから!」 そうは言うけど……顔色は良くない… とても心配だ。 唯先輩が風邪をひいたらダメだ。 せっかくの軽音部のライブなんだから、みなさんとやりたい。 一人でも欠けたらライブをやる意味がない。 梓「唯先輩、絶対風邪ひかないでくださいね?」 唯「おぅ!任せておきなさい!」 そう唯先輩は意気込んでいたが、結局風邪をひいてしまった。 なんとも唯先輩らしい結果である。 憂は心配で心配で仕方ないという感じだった。 私も……心配はしている。 澪「梓もリードに慣れてきたな」 梓「はい…」 律「この調子で頑張るか…」 風邪で休んでいる唯先輩の代わりに、私がリードギターの練習をすることになった。 あくまで唯先輩にもしものことがあった時のためである。 でも、本当ならこの役目は唯先輩なのだ。 唯先輩ができないなら…辞退した方が…… ガチャ 唯「やっほ~」 澪「唯!」 律「風邪は治ったのか!?」 唯「う、うん…なんか治ったみたいな……」 紬「でもよかった!」 梓「はい!これで文化祭にも間に合います!」 さわ子「ちょっと」 律「なんだよ…今軽音部の結束を深めてるから邪魔しないでよ」 さわ子「なんで唯ちゃんは一年生の上履きしてるの?」 澪「え?あっ」 唯「しまっ…」 さわ子「それに…おっぱいの大きさも違うような…」 唯「あわわわわ……」 さわ子「わかった!あなた憂ちゃんでしょ!」 唯「あ、えと、その…………はい…」 さわ子先生の名推理によりこの唯先輩は憂であることが分かった。 いくらなんでも似すぎだ。 律先輩達でもわからなかったぐらいの変装だった。 ……私もわからなかったのが何だか悔しい。 憂「ごめんね梓ちゃん。お姉ちゃん見てたらいてもたってもいられなくなって……」 梓「いいんだよ……憂」 澪「で、唯の様子はどうなんだ?」 憂「調子はまだ悪そうで……」 紬「そう……」 律「まったく…やる気が感じられんな!」 澪「お前の風邪も原因だ!」ゴスン 律「な、なんで?」サスサス 梓「……」 結局、唯先輩が来てくれるという私の期待はすぐに消えてしまった。 なんで…なんでこんな時に限って唯先輩はいないんだろう。 いつもだったら不安な私たちを元気づけてくれるのに… なんで……こんなときに…… ガチャ 唯「やっほ~」 梓「!」 律「うおっ!デジャブだ!」 梓「せんぱいっ!」 唯「あずにゃん、やっほー」 澪「大丈夫か?風邪は治ったのか?」 唯「うん!なんだか元気になっててね…それで…」 唯「へっきしっ!」 律「ぬおわっ!?きたねぇ…」 憂「はい、お姉ちゃん」 唯「チーン!」 梓「本当に大丈夫なんですか!?」 澪「あ、梓、ちょっと落ち着け…」 唯「だ、大丈夫だって…ば……」ドサッ 憂「お姉ちゃん!?」 梓「せんぱいっ!?」 唯先輩は倒れてしまった。 無理してここまで来たのだ。 こんなにひどくなってるなんて…想像できなかった。 律「このままじゃ風邪治んないぞ…」 紬「唯ちゃん……」 唯「ごめんね……やっぱり風邪治んないや…」 梓「唯先輩……」 唯「あずにゃん…ギターは任せたよ…」 梓「!」 唯「あずにゃんならきっとできるよ…だから…」 梓「ダメです!!」 澪「梓…」 梓「唯先輩も…唯先輩も一緒じゃなきゃダメなんですよ!」 つい本音が出てしまった。 唯先輩がいないバンドなどやる意味がない。 それほどに私の中の唯先輩は大きくなっているのだ。 唯「あずにゃん…」 梓「約束してください」 唯「えっ…?」 梓「必ず、文化祭までに風邪を治すって…約束してください!」 唯「うん…」 梓「指きりげんまんです」 唯「あずにゃん…」 私たちが約束するときの定番、指きりげんまんだ。 梓「絶対に治してくださいよ?」 唯「うん…わかった…!」 澪「……梓も成長したな」 紬「うん、私もそう思う!」 律「それを澪が言うかぁ?」 澪「う、うるさいっ!」 そのあと、文化祭当日は約束通りに唯先輩の風邪が治ってみんなそろった。 だけど、唯先輩がギターをお家に忘れてしまい、取りに戻るというハプニングがあった。 それでも唯先輩はライブの途中に間に合って、文化祭のライブは成功という形に終わった。 そのときの唯先輩は…とても輝いていた。 律「それじゃあ文化祭のライブ成功を祝って……」 「かんぱーいっ!!」 文化祭終了後、唯先輩のお家でライブの打ち上げをすることになった。 お家に着くと、憂が既にごちそうを作っていたようで、改めて憂の凄さを感じた。 律「いやぁー、一時はどうなることかと思ったけど、無事に成功してよかったな!」 紬「そうだねー」 律「唯もよく頑張ったよ!えらいっ!」 澪「そうだな」 唯「えへへっ。そうかなぁ」 本当にそうだ。 唯先輩はなんだかんだいって約束はキチンと守る。 いつもはだらけてるけど……やるときはやる……。 そんな唯先輩を私はとても尊敬している。 律「今日はお泊りしていいの?」 憂「はい!明日も休みですし…」 澪「じゃあお言葉に甘えて…」 唯「わーい!みんなでお泊りだ!」 子供みたいにはしゃぐ唯先輩。 正直かわいい。 夜、ライブの疲れからか皆さんはすぐに眠りに就いた。 しかし、私はまだ眠れなかった。 ライブの終わった後の余韻がまだ頭の中に残っている。 なかなか眠りに就けないので、夜風に当たろうとベランダに出てみた。 すると、さっきまで寝床にいたはずの唯先輩がそこにいた。 唯「あ、あずにゃん!どうしたの?」 梓「なかなか眠りに就けないので、夜風に当たろうかなと思って…」 唯「私もなんだか眠れないんだ…ちょっとお話ししようよ」 梓「はい…」 私と唯先輩はその日の出来事をハイライトのように語った。 唯先輩がギターを取りに行った時の話とか、その間の私たちの話とか… 休むことなく語り合った。 唯「ねぇ、あずにゃん」 梓「なんですか?」 唯「この前はありがとね!」 梓「この前って…?」 唯「私が無理して来たときに倒れちゃったでしょ?その時にあずにゃんと指きりげんまんしたじゃん」 梓「ああはい」 唯「私、あれがあったから絶対に風邪を治そうと思ったんだよ?」 梓「そうなんですか」 唯「だから、あずにゃんがいなかったら私、ライブに出れなかったかもしれないんだ」 梓「そんな…私じゃなくてもみなさんが…」 唯「ううん。あずにゃんだったからなんだよ!間違いない!」 梓「な、なんか照れちゃいますね…」 唯「えへへっ」 私は唯先輩に褒められるようなことはした覚えはない。 でも、唯先輩にとってそれは、とても元気づけられるものだったようだ。 唯先輩の役に立ててうれしい……それが私の気持ちだった。 唯「……」 梓「……」 二人の間に沈黙が続く。 話すことはもうほとんどない。 私はボケーっと夜の星空を見ていた。 唯「……」 梓「……」 唯「あずにゃん」 梓「なんですか?」 唯「前の合宿のときの事、覚えてる?」 梓「はい…」 合宿の事。 それはたぶんあの質問のことなんだろう。 唯「あのとき…あずにゃんに聞いたとき、私嬉しかった。私の考えが否定されなかったから」 梓「……」 唯「でも……あずにゃんにもし、あのときのことで嫌われていたらと思うと…つらくて…」 梓「嫌ってなんか…ないですよ」 唯「本当…?」 梓「もちろんですよ。そんな理由で唯先輩を嫌ったりなんかしませんよ」 唯「あずにゃん…!」 そう言うと、唯先輩は私に向き合った。 なんだか決意に満ち溢れた顔だ。 この雰囲気はもしかして…… 唯「わたしね…あずにゃんのことが…好き…!」 梓「…!」 唯「初めて見たときから好きだったの!」 梓「せ、せんぱい…」 唯「あずにゃんが…もしあずにゃんがよかったら…私と付き合ってほしい…」 梓「……」 それは突然の告白だった。 でも、全然予想してなかったわけではない。 いつか…くるだろうとは思っていた。 でも…それでも私の心の準備はまだできていなくて…… 梓「……えっと…」 唯「……」 梓「私は…」 唯「…やっぱダメだよね」 梓「えっ?」 唯「こんな迷惑かけてばっかりの先輩じゃ駄目だよね」 梓「そ、そんなこと…」 唯「澪ちゃんみたいなかっこよくて大人っぽい先輩の方がいいよね」 そんなことない。 確かに澪先輩はとてもいい人だ。 でも…そんなの関係ない… 私が…私が好きなのは…… 梓「…………です」 唯「へっ?」 梓「私が好きなのは…唯先輩です!」 唯「あ…」 梓「いつも練習しないで、だらけてて、迷惑ばっかかけてたとしても…私は唯先輩が好きなんです!」 唯「じゃ、じゃあ…」 梓「はい…こんな私でよければ…お願いします!」 唯「や、やったー!」ダキッ 梓「うわっ、ちょっ、唯先輩!」 私はいつだって素直じゃない。 でも…この人の前だったら素直になれる。 いつもほんわかしてて、あたたかいこの人が私の好きな人なのだ。 唯「えへへっ、なんだか夢みたい!」 梓「夢じゃないですよ」 唯「そうだね」 気がつくと私の手の上に唯先輩の手が重なっている。 なんだかとてもあたたかかった。 唯「…ねぇ、あずにゃん」 梓「なんですか?」 唯「これから迷惑かけるかもしれないけれど…よろしくね?」 梓「言ったじゃないですか。私はそういうところも含めて好きなんですよ」 唯「えへへっ、ありがとっ!」 それから30分ぐらい二人で寄り添っていた。 何も話さずとも…唯先輩とつながってる気がした。 唯「そろそろ戻ろうか」 梓「そうですね」 唯「……あっ、あずにゃん」 梓「はい?」 唯先輩が私を呼び止めると、いきなりキスをしてきた。 不意打ちだったので私はかわすこともできずにそのまましてしまった。 時間にして1秒。 私のファーストキスが終わった。 梓「ゆ、唯先輩!?」 唯「えっへへ~、しちゃった!」 梓「す、するならもっと雰囲気をつくってからするものですよ!」 唯「そ、そうなの?ごめんね」 梓「もういいですよ。それに…」 唯「それに…?」 梓「私もできてよかったというか…」 唯「もう!あずにゃんったらかわいいんだから!」 梓「うぅ……」 そのあと私たち二人はベランダを後にした。 部屋に着くまで、私と唯先輩は手をつないでいた。 このときから、私たちの恋が始まった…… …… 気がつくと辺りは日が暮れかけていた。 梓「今日もダメか……」 私は立ち上がると桜の木の下から立ち去った。 この道も懐かしい。 いつも、私たちが一緒に帰った道だ。 やはり、桜の花が咲いているとどんな道でも奇麗に見える。 ピリリリリリリリッ 物思いにふけっていると、携帯が鳴りだした。 律先輩からだ。 梓「もしもし…」 律『梓か?今どこにいる?』 梓「えっと…桜高の近くです」 律『そうか!それなら今から飲みに行くぞ!』 梓「今からですか!?」 律『うん!じゃあいつものところに来てね!それじゃ』 梓「あっ、ちょっ…」 そう言うと電話が切れてしまった。 あの人はいつも強引だ。その性格は高校から変わっていない。 でも、それが律先輩なのだ。 梓「しかたない…」 私はふたたび同じ道を歩き出す。 そういえば、あのときもこの道を歩いたっけ。 桜の花びらが舞い散るのを眺めながら、あのときのことを思い出す… …… 唯「あずにゃ~ん!」 梓「もう…遅いですよ」 今日は付き合って初めてのデートだ。 唯先輩から誘ってきたというのに、本人が遅刻してきた。 なんとも唯先輩らしい。 唯「ごめんね?私、道に迷って……」 梓「いいですよ。それじゃ行きましょうか」 唯「うん!」 3