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572 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/06(水) 21 33 54.47 ID 9/gnJY5qo 夏休み二十四日目。 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/14(日) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx なんか夏休みに入ってから医療費がとんでもなくかさんでいる気がする ……みみずばれがひどい場合って何科だ? 夕方の安価に行こう ≫581 581 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 21 36 42.41 ID bIyv3CjDO 加奈子の家で手料理を食べながらくつろぐ 途中で携帯をテーブルに置いて席を離れ、直後に沙織から電話がかかってくるようにしておく 585 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 21 37 15.97 ID 2h8Wi5pe0 ≫581 よくやった 586 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 21 37 23.26 ID 1wNxVOdSo 581 凄いスナイパーだな・・・ 598 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/06(水) 21 46 22.28 ID q5JFH2dAO ≫581 GJ。 642 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/07(木) 20 32 30.13 ID w/+x+eKHo 「沙織の電話のくだりが意味不明なんだが」 もはや何がしたいのかさっぱりだ。電話をしてもらって何をするでもないみたいだし。 何で電話をしてもらうことが目的になってるんだ? 「……まあ、いいや」 深く考えたところでわかるわけがないんだ。 とりあえず、沙織に時間指定で電話頼んどかなきゃな。 「……加奈子の手料理食べに来ただぁ?」 「ああ、食材はこっちで用意してきたし……駄目か?」 「だ、駄目じゃねえけど……何でそんないきなりなんだよ。もうちょっと前もって言えよな」 俺が前もって連絡入れられるとしたら、それは俺が予知能力に目覚めた時だと思う。 いつでも突然なのは、安価という特性上仕方ないんだよ。 「で、言われるがまま作ってみたけど……」 「…………」 俺は、手間のかからない、料理でも比較的簡単な部類に入るはずのオムレツをリクエストしたはずだった。 「ちょ、ちょっと失敗したけど味の方は問題ねーから、大丈夫だって」 「ちょっとかあ? これ、料理名変わるレベルじゃね?」 だが、今、俺の目の前に置かれているのは間違いなくスクランブルエッグだった。 おかしいな。ひょっとして、来栖家ではスクランブルエッグのことをオムレツと言うのだろうか。 「うっせ! 文句あるなら食うんじゃねーよ!」 「も、文句があるわけじゃないぞ!? 大丈夫、思ったよりも食えそうだし」 「食えねーレベルのが出て来ると思ってたのかよ!」 「ごちそうさま。見た目はあれだったけど、美味かったよ……スクランブルエッグ」 「オムレツだって言ってんだろ!?」 料理を食べ終えた俺たちは、来栖家のリビングでくつろいでいる。 「ちくしょー……見てろよ、いつか見返してやっかんな」 加奈子が恨めしそうに俺を見ているが、敢えてスルー。 そろそろ“時間”だからな。 「すまん、ちょっとトイレ借りてもいいか?」 「ん? ああ、トイレならそこ出て右」 「サンキュ」 加奈子に指示された扉からリビングを出て、トイレへと歩き出す。 もちろん、携帯はテーブルの上に置いたままでだ。 そう、そろそろ沙織から電話がかかってくる時間なのだ。 「……あれ? 肝心の俺はどうしたらいいんだろ」 このまま隠れて加奈子の様子を窺うべきなの? <モシモーシ。カナコデスケド、ドチラサマデスカァ? それとも、このまま便所に行ってしまっていいんだろうか? 「便所に行きたいのはほんとだし、便所から戻ってきて取り込み中なら様子を窺うか」 <ヘー。トコロデ、アンタキョウスケノナンナノ? 「……なんか不機嫌になってない?」 「べっつにー」 俺がトイレから戻ると、加奈子がなぜか不機嫌になっていた。 「……どうしたんだか」 643 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/07(木) 20 32 55.59 ID w/+x+eKHo 不機嫌な加奈子を尻目に、それとなく携帯の着信履歴をチェックする。 着信履歴には“沙織・バジーナ”の文字。だが、注視すべき点はそこじゃない。 その履歴が“不在着信”になっていなかったということだ。 「……あのさ、さっきの電話……でた?」 加奈子の方に視線を移し、そう問うてみる。 「……わ、悪いとは思ったよ!? で、でも……沙織って誰だヨ!?」 「……いや、その前に人の電話に出るなよ」 「だ、だからそれは悪かったって! で、でも…………ごめんなさい」 ふむ。どうやら本気で反省してるみたいだし、この話はもう水に流すか。 「わかったわかった。許すよ。……ところで、あのござるは何て言ってたんだ?」 俺が頼んだのは電話をしてもらうことだけだったので、沙織が電話で何を話したのかについては俺も知らない。 まあ、話す間もなく切っちまったかもしれないが 「ござる? ……おめー、いくらなんでもそのあだ名はひどすぎね?」 「いや、だってあいつの口癖だし」 沙織をござる呼ばわりしたことで、俺が非道呼ばわりされる覚えは全くないぞ。 「はあ? あの人のどこがござるなんだヨ。すっげえお嬢様だったじゃん。っつーかバジーナって……もしかして外人なの?」 「はあ? お嬢様?」 ……まさか、バジーナ状態じゃなくて、槇島状態で掛けてきたのか? 「ま、どっちでもいいんだ。……それで? 沙織はなんて?」 「……『また家に泊まりに来てください』だってヨ」 「ぶふぉあ!」 沙織のやつ、相手が加奈子だと言うのに何を言ってるんだ!? 電話に出たのが俺じゃないことくらい気付いてるはずだろ! 「あ、あのな……泊まりに行ったっつっても――」 「うっせ、ばーか! 飯食い終わったらさっさと帰れ! ばーかばーか!」 「おまえには言われたくねえ! っていうか何でおまえがキレてんだよ!?」 こうして俺は、ろくに言い訳すらできず、追い出されるように来栖家を後にした。 夏休み、二十四日目。朝パート 安価成功 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/14(日) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx おい、なんかやたらキレられたぞ 後、ちんちくりんの料理の腕は今一つだということが判明した。まずくはないんだけどな 次いこうか ≫650 650 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 20 37 43.88 ID j4etKSi1o 黒猫三姉妹と、行き先を告げずに加奈子宅へ。 妹猫に加奈子の古着をプレゼント(加奈子の許可を取ってね)。 そのままみんなでお出かけし、加奈子の服(コスプレ衣装、メルル以外)を黒猫に、 黒猫の服(カジュアルなの、加奈子の趣味全開)を加奈子に見繕ってもらう。 655 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 20 39 27.60 ID iFGB/k69o 寿司にカレーかけるような組み合わせだな・・・wwww 658 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 20 50 01.59 ID W8fUaSazo 組み合わせってもんがあるだろww 659 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 20 54 31.56 ID nGMln3nx0 かなかなと黒猫三姉妹とかどうなるんだよwwwwwwww 660 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 20 57 40.73 ID j4etKSi1o 震えない山どうし、仲良くなって欲しかったんだもん…。 667 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 21 10 36.20 ID 5DmjJzBh0 凄いな 平行線が交わった感じ 674 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/07(木) 22 45 37.57 ID w/+x+eKHo 「もはや何がなんだか」 コスプレ衣装とカジュアルな衣装ってどう考えても同じところじゃ買えないよね。 というか、コスプレ衣装自体、そんな簡単に手に入るもんじゃない気がする。 「……ん? “見繕ってもらう”ってことは買わなくてもいいのか?」 ひょっとして、どんなのが似合うとか、そういうことを相談する程度でいいのか? ……そういうことにしておこう。 「怒られたばかりだから、加奈子のとこは行き辛いなあ」 せめて、今から向かうことといらない古着を用意しておいてくれってことは伝えておくか。 さっきはその件でも怒られたしな。 「高坂くん、久しぶりー!」 「おう。……っつっても1週間くらいだけどな」 「お兄ぃちゃん」 「珠希ちゃんも元気そうでよかったな。ちょっと日焼けしたか?」 以前にあったときよりも肌が焼けている気がする。 「日焼け止め塗っているとはいえ、毎日外で遊んでいればそうもなるわ」 「おまえは全然変わらんな」 珠希ちゃんの隣を歩く黒猫が解説してくれる。 おまえは、少しは外に出た方がいいんじゃないのか? 俺たちは今、来栖家に向かって歩いている。 左から黒猫、珠希ちゃん、俺、日向ちゃんという並びだ。 今日も今日とて黒猫はいつものゴスロリ衣装に身を包んでいる。 初めて夏コミに行った時も思ったが、それ、暑くないのか? 見ている方が暑苦しい。 「私は薄い――」 「妖気の膜だったか? それはわかったからもうちょっと涼しげな恰好をしてくれ」 「……わかってないじゃない。で、どこへ行くの?」 「古着の調達」 「……誰?」 「えー……左から、黒猫、珠希ちゃん、日向ちゃんだ。俺の友人な」 加奈子に黒猫たちを紹介する俺。 俺と珠希ちゃん以外の3人は『わけがわからない』といった表情を浮かべている。 「どなたかしら?」 「こいつは来栖加奈子。桐乃の友人だ」 今度は、黒猫たちに加奈子を紹介する。 そして、黒猫にこっそり耳打ちをした 「……だから、おまえが桐乃の友人だってことは伏せておいてくれる助かる」 「……ほんと、めんどくさいわね。いっそばらしてしまえばいいのに」 「そう言わずに頼むよ」 「わかってるわ」 まあ、黒猫なら何も言わずとも大丈夫ではあるだろうけどな。 「……というか、ほんとに私の一つ下なの?」 「……それも言わないでやってくれると助かる」 本人としては気にしてるみたいだから。 「加奈子の古着をあげたい相手ってその子ら?」 加奈子への根回しは既に済んでいる。 もちろん、“貧乏だから古着を分けてあげて”なんて言い方はしてないから大丈夫だ。 675 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/07(木) 22 46 22.71 ID w/+x+eKHo 「ああ、あげたいのは下二人だけどな。……いきなり押しかけちまって悪いけど、古着あったか?」 「あるっちゃあったけど……ほんとに古いのだけどいいのかぁ?」 「……一応、見せてくれるか?」 そう言われるとなんか不安になってくる。 加奈子のことだから、えらくぼろいのとか出てきそうだ。 「あったのはこんだけー」 「あれ? ぼろくない」 思った以上に普通だ。というか、思った以上に新しい。 「ぼろいわけねえだろ……加奈子、モデルやってるし、 服装とかも気をつかってんだよねー。同じのをいつまでも着てるとやっぱアレじゃん?」 「……メルル限定だけどな」 「そこ! 何か言ったか!?」 いつぞやの喫茶店でだべっていた時と同じツッコミを入れてしまう俺。 いかんな。もっとツッコミのレパートリーを増やさねば。 「こ、これほんとにもらっていいの?」 日向ちゃんが「おおお……」と感動に打ちひしがれながら古着に手を伸ばしている。 「好きなだけもってけヨ。多分もう着ねーから」 「ありがとう! 来栖さん!」 「ありがとう、お姉ぇちゃん」 「よ、よせって。抱き着くな! 暑いから!」 多分、珠希ちゃんの方はよくわかってないな。日向ちゃんが抱き着いたので、それにつられてだろう。 ともあれ、加奈子と妹猫たちのファーストコンタクトは上手くいったようだ。 物で釣るような形になったのはあれだが、結果的に日向ちゃんや珠希ちゃんも懐いてるし問題ない。 「……で、私は何のために呼ばれてきたのかしら」 放置された黒猫がそう呟いた。 “これ、私が来なくてもよかったわよね。このくそ暑い中わざわざ歩いてきたというのに” 黒猫の目がそう語っている。 「おまえには別の頼みがあるんだよ」 「別の?」 「ああ。実は加奈子に似合うコスプレ見繕ってやって欲しいんだ」 「……で、なんで加奈子まで一緒に連れて行かれるワケ?」 「しょーがねーだろ。モデルのおまえがいねーと選びづれーんだろうし。それに、後でおまえにも頼みたいことがあるんだよ」 「んなもん、後じゃなくて今言えヨ」 ……それもそうだな。 さすがに同時進行は無理だろうが、黒猫に似合う服の“アタリ”をつけておいてもらうのは悪くない手だ。 「実はな、あいつに似合う服を選んでほしいんだ」 そう言って、俺は黒猫をあごでさした。 ちなみに、俺は黒猫達および加奈子とともにショッピングモールを目指している。 そこで、お互いに服を見繕ってもらう手筈だ。 コスプレ衣装はさすがに置いてないので、黒猫はできるだけ本物に近いデザインの物を見繕ってくれることになった。 「ふーん」 加奈子は珠希ちゃんと手を繋ぎながら俺の隣を歩いている。 日向ちゃんと黒猫は俺と加奈子の少し前を雑談しながら歩いている。 かくいう俺は、加奈子から貰った古着で両手がふさがっている。 676 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/07(木) 22 47 01.77 ID w/+x+eKHo 「ゴスロリだっけ? 加奈子そういう趣味ないし、全然わかんないんだけど」 「ああ、いいんだ。おまえに選んでほしいのは、カジュアルとか、そう言う感じの所謂普通の服だから」 「あん? そうなの?」 「たまにはイメチェンも必要なんだよ」 「イメチェンねえ……」 「メ、メルル以外で?」 「ああ、頼む」 ショッピングモールに到着した俺たちは、早速、加奈子に似合う衣装を模索していたのだが―― 「メ、メルル以外に何も思い浮かばないのだけれど」 「……それは重々承知だ。そこをなんとか」 こんな会話をしていると、今にも加奈子からツッコミが飛んできそうだが、一向にツッコミが飛んでくることはなかった。 それもそのはずで、加奈子は遠くの方で日向ちゃんたちと戯れているからだ。 それを黒猫と二人で眺めていると―― 「…………!?」 その時黒猫に電流走る。 いや、それは冗談だけど、黒猫が雷に打たれたみたいな反応をしたのは事実だ。 「ふ、ふふふふ。思いついてしまったわ」 「何をだ?」 「あの子に似合うコスプレよ」 「えっ? ……まじでこれ着るの?」 「ええ」 黒猫が渡したのは、黒のニーソ、黒のミニスカート、黒の水着、にの腕まで隠すような長い黒の手袋だった。 なんとうか、露出がとんでもなく多い。 「……おい、まさかエロゲのキャラじゃねえだろうな」 俺が耳打ちで黒猫を問い詰めると、 「……あなたの妹と一緒にしないでちょうだい。普通のゲームに登場するキャラクターよ」 「……嘘だろ? あんな露出多いキャラいていいの? ちなみになんてゲームなの?」 「ディスガイアの“エトナ”というキャラクターよ」 黒猫は携帯をカチカチと操作し、すっと俺に画面を見せてくれた。 「これよ」 「ああ、確かに雰囲気似てるな」 小悪魔っていうの? そんな感じのところが特に。 ……まな板なところともな。 「いや、さすがの加奈子もあれはだめだわ」 「そうか? 結構似合ってたぞ? 俺はいいと思ったけどな」 少なくとも、メルルよりは俺のストライクゾーンに近いぞ。 どのみちボールではあるけど。 677 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/07(木) 22 47 29.87 ID w/+x+eKHo 「……おめー、あんなのが好みなの?」 「勘違いしないように言っておくが、俺はロリコンじゃないからな」 「で、今度はその子のを選べばいいのか?」 「ああ、頼む」 そう言うと、加奈子は黒猫を連れ、服屋に消えて行った。 「……」 「どうよこれ! ちょー似合ってね!?」 試着を終えて出てきた黒猫は、いつぞやの夏コミと同じ、白いワンピースを纏っていた。 「あれ? なんかリアクション薄くね?」 「すまん、それはもう見たんだ。だから、今度はおまえの趣味全開でいいぞ」 「なっ……そ、そういうことは初めに言えよな! せっかく似合うやつ選んでやったのによー!」 再び、黒猫を連れて服屋へと戻っていく加奈子。 ……黒猫の奴、なんかぐったりしてたな。服屋の中では一体どんなやりとりがされているのだろうか。 「高坂くん。ルリ姉、大丈夫かな。私は好きだけど、加奈子さんみたいなカッコ、ルリ姉に耐えきれる気がしないんだけど」 「……俺もちょっと不安になってきた」 「これでどうよ!」 「…………」 黒猫は、チェックのミニスカート、白いノースリーブにベスト?らしきものを羽織っている。 なんだろう……端的に言うと、超似合わねえ。 いつものゴスロリのイメージが擦り込まれているからだろうか。 かわいいかわいくない云々の前に、どうしても違和感が先に立つ。 「まあ……その、なんだ。可愛いんじゃないか?」 「だろー? さっきの白いワンピより、やっぱこっちのが加奈子も可愛いと思うんだよね!」 はしゃぐ加奈子とは対照的に、黒猫は先ほどより一層ぐったりとしている。 ……どうやら、加奈子と黒猫のファーストコンタクトは妹猫たちほど上手くはいかなかったようだ。 でもまあ、そういう恰好も、それはそれで似合ってるぞ。 夏休み、二十四日目。昼パート 安価成功 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/14(日) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx 女の買い物ってなんであんなに長いんだろうな 付き合うだけでぐったりだよ 次行こうか ≫685 685 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 22 51 24.37 ID 9RWyUdQDO ブリジットと一緒に沙織の家に明日泊まりに行く そして本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星を天体観測する 翌日帰ってきたら桐乃と加奈子とあやせに報告する ※沙織の眼鏡は外すこと 693 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 22 53 45.06 ID eRIWg9Kfo 今日やたら加奈子を煽るなWWW 694 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 22 53 45.22 ID eakiPM/go そんな名前の彗星よく知ってるなww 696 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/07(木) 22 59 40.87 ID w/+x+eKHo 「明日でいいのか」 実行までの下準備ができてよかったよ。 今までなら今から泊まりに行けとか言われるのが常だったからな。 「さて、そうと決まったらブリジットと沙織に電話しておくか」 ※二十五日、夕方パートの安価が 685に決定されました 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/14(日) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx 明日の夕方の安価は決まったな じゃあ、今日の夕方の安価を頼む ≫706 706 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 23 03 23.35 ID FC/l0LESO 桐乃とちゅー 712 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 23 04 20.21 ID W3yPcJUVo チョロ乃派の猛攻きたぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお 713 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/07(木) 23 04 37.96 ID eakiPM/go ≫706 でかした 744 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/08(金) 11 28 34.62 ID Xd9+PwXQo 「はじめてーのーちゅう。きみとちゅう」 I will give you all my love. ――じゃねえよ! 何がちゅーだ! そもそも桐乃とは初めてですらねえよ! ……いかん、あまりのできごとに自分でボケて自分でツッコミを入れてしまった。 「いくら最近デレてきているとはいえ、これはまずい」 脳裏に、あの時の――以前、不意打ちでちゅーしてしまった時の桐乃の顔がよみがえる。 『は、初めてだったのに……この馬鹿兄貴! ふざけんな! なんてことしてくれんのよ!』 思い出されるのは、今にも泣きだしそうになっている妹の顔。 台詞だけ見ると、怒っているだけに見えるが、実際は、目に涙を浮かべながらの台詞だった。 そういえば―― 『あ、あたしはもっと……もっとっ…………』 もっと……なんだったんだ? 今となってはもう、あの時の桐乃の真意を知る術はない。 「桐乃~、ちゅーしようぜ!」 「は、はあ!? ちょ、ちょっといきなりなにを――!?」 ……一つ言っておくが、俺は正気だ。 もうなにもかもを捨て去る決心をしたわけじゃない。 先ほどまでの俺のテンションを知っているおまえらは、俺の変貌っぷりに驚いたやつも多いと思う。 100から+100まで吹っ切れてるもんな、仕方ねえよ。驚くのが普通だ。 ここは一つ、解説を入れねばなるまい。どうして俺が、こんなノリノリになってしまったのかをな。 時は30分ほど遡る。 「……俺はどうすればいいんだ」 安価は絶対。 桐乃の泣き顔。 二つ案件を左右に乗せた天秤の針は、あっちでもない、こっちでもないといつまでも揺れ動いている。 「ぐおおおお」 ここで安価を放棄するのは簡単だ。 だがそれでは、ろくに勉強もせず、ひたすら安価達成のために奔走してきたこの夏休みが意味のないものになってしまう。 「そんな夏休みに元から意味なんてねえよ」や「馬鹿やってないで勉強しろ」というツッコミは無視する。 「ぐぬぬぬぬ」 ――――ぴこーん! その時俺の頭上の電球光る。 果てしない思考の果てに俺はある答えを導き出したのだった。 「前回って、不意打ちだったから泣いちゃったんじゃね?」 そうだよ。きっとそうだよ。 『もっと』の後には心の準備云々と続くんだ。 今の桐乃を見ればわかる。あいつ、ほんとは俺のこと大好きだろ。 「ひゃっほーう! そうと決まれば善は急げだ!」 ……後になって思うが、この時の俺は心底どうにかしてたんだよ。 「桐乃~、ちゅーしようぜ!」 「は、はあ!? ちょ、ちょっといきなりなにを――!?」 「ちゅーだよ! ちゅー!! というわけで、早く心の準備をすませてくれ!」 「こ、心の準備とかの問題じゃない! あんた正気!?」 あれ? おかしいな。早くも心の準備説が打ち砕かれたんだけど。 「えっ? 駄目なの?」 「なんでそこで、“するのが当たり前”みたいな顔になんの!?」 745 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/08(金) 11 29 26.24 ID Xd9+PwXQo おっかしいな。桐乃のやつ、俺のこと大好きだと思ったんだけどな。 桐乃はあの時、俺に突然キスされたのが嫌だった ↓ 泣いたのは心の準備が必要だったから ↓ 桐乃は俺が嫌いだったわけではなく、実際は俺のことが大好き ↓ じゃあ、予め心の準備させれば万事問題なし。ちゅー可! という思考のパズルはどこで失敗したのか。 …最後のところから、一つずつ確認していくか。 「ちゅー駄目なの?」 「駄目に決まってんでしょ! 馬鹿なの!?」 おーけー。一つ確認終了。 「じゃあ俺のこと嫌いか?」 「き、きらっ……む……ぐ…………」 これまで威勢よく言葉を発してきた桐乃が、ここにきて口ごもった。 お? どうやらここが、桐乃とちゅーできるかどうかの鍵になりそうだ。 「俺は、おまえのことが好きだ。愛していると言ってもいい。桐乃は俺のことが嫌いか?」 「…………嫌い」 俺の思考のパズルの根幹が、いとも簡単に崩れ去った件。 もう安価の達成に向けて打つ手がないんだけど。俺のことが嫌いって……もう致命的だよね。 嫌いな相手とちゅーをしてくれるような人間はいないって。 「嫌い」 「…………そっか」 わざわざ2度も言わなくても大丈夫だから。一回で十分伝わったから。 というか、これ以上言わないで。俺の心の準備が間に合いそうにありません。 「でも……嫌いだけど……嫌いじゃない」 「えっ?」 今、何て言った? 「嫌いだけど、兄貴のことは…………嫌いじゃない」 き、桐乃? 俺には言ってる意味が……。 「だから、兄貴がどうしてもって言うなら……その…………してあげてもいいよ?」 これ、なんてエロゲ? 自分の頬を力いっぱいつねってみる。 ……痛い。夢ではない。 桐乃が小さく前に1歩踏み出す。そして、そのまま2歩、3歩と俺に近づいてくる。 それにあわせて俺の鼓動も次第に早くなっていく。 「き、桐乃!? ま、待ておちつ――」 ちゅー。 俺の言葉は、結局、最後まで発されることなくさえぎられた。 用件をすませ、桐乃が俺から2、3歩下がる。 「お、おま……なにを」 「……ぷっ」 「えっ?」 「あっはははは! あんたなんて顔してんの? ちょーうけるんだけどwww」 「はあ!?」 心の底から、とても愉快そうに笑いだす桐乃。 「まさか、妹に迫られて本気にしちゃった? 兄貴って、ほんっとシスコンなんだからwwwまじキモーい」 「せ、迫られたっつーか、おまえ!」 実際にやっちゃったろ! 746 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/08(金) 11 29 58.60 ID Xd9+PwXQo 「……もしかして、あたしじゃ嫌だった?」 さっきまで馬鹿笑いしていたかと思えば、急にしおらしくなる桐乃。 「そ、そういうわけじゃないが――!」 <ピローン♪ 「って、何撮ってんの!?」 「妹に迫られて慌てふためく兄貴の顔」 「しれっと何を言ってんだ!? 消せ! 今すぐ消すんだ!」 「い・や! にひひ。これ、あやせに送っちゃおーかなー」 桐乃の表情がころころと変わっていく。笑い、沈み、そしてまた笑う。 不思議なのは、それのどれもが自然なものに見えたことだ。 ……ひょっとして、こいつ女優の才能すら持ってるんじゃねえだろうな。 さて、それはさておき、 「やめて! そんなことされたら俺の人生が来世の分まで終わっちゃう!」 「あたし、なんだかハーゲンダッツ食べたくなっちゃったなー」 もはや俺に拒否権はない。……この件がなくても元々なかった気もするけど。 だから、俺はせめてもの強がりとして、こう言い放ってやったんだ。 「何味がいいっすか?」 夏休み、二十四日目。夕方パート 安価成功 夏休み二十四日目終了 本日の好感度変動 桐乃 +1 黒猫 +1 加奈子 朝 -1 昼 +1 ―――――― 計 ±0 日向 +1 珠希 +1 夏休み二十四日目終了時の好感度 桐乃 +11.5 ※嫉妬無双 麻奈実 +8 黒猫 +3 ※覚醒済み 沙織 +6 あやせ +2 ※女王様気質 加奈子 +8 ブリジット +5 日向 +4 ※眼鏡をかけるようになっている 珠希 +3 瀬菜 +6 フェイト +3 ※年下の良さを認識 佳乃 ±0 赤城 +2 大介 ※殺意の波動の気配がする「仏の顔も3度まで」残り…1回
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959 名前: ◆5yGS6snSLSFg[saga] 投稿日:2011/07/12(火) 04 23 47.88 ID m/6GUyE6o 夏休み二十六日目。 名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/17(水) xx xx xx.xx ID xxxxxxxxx 今日も朝から安価といこうか ところで、最近悪戯をしてない気がする。そろそろ悪戯の安価を頼む 夏っぽさがあるとさらによい ≫965 965 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/12(火) 04 36 42.07 ID 1bLgscd0o 薄着させた妹を水鉄砲で襲撃し透けた所を視姦
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「朗読でいいんだね?」 「異論はない。」 俺への罰ゲームの内容が決まった。 1・一週間後 2・コンビニで 3・大貧民の奴が(芋野) 4・エロ本を立ち読みし 5・朗読する まったく、うまい具合に内容が決まったものだ。 こんなことするなんて、後にも先にもないだろう。 コンビニでエロ本立ち読みくらいならまだしも、朗読ときたものだ。 恐らくこいつらのことだから、全頁読めとかいいそうだな。 ま、どんなことが来てもある程度覚悟は決めている。 後は読む本を待つばかりだ。 「峠、読む本は結局何になるんだ?」 腹を掻きながら河原辺が言う。早くしてくれとせかしてるようにも見えた。 「ちょっと待てよ・・・何々?『SMスナイパー』・・・?」 一瞬場が固まった。 ピザッツとかBUBUKAとかノーマル系ならまだいいものの、SMスナイパーときたか・・・。 「つうか、その雑誌は近所のコンビニにあるのかよ?」 場を切り裂くように、俺が疑問を投げかける。 正直、SMスナイパーなんて雑誌みたことない。 最近見るのは巨乳ものや熟女ものばかりだ。 そんなコアな雑誌がコンビニに置いてあるのだろうか。 「そういや、近所にSMとか鬼畜系が趣味なオーナーがいるって、ウチのばっちゃが言ってた。」 そう言うのは、横にごろんと寝転がっている高野。 なんでお前の家のばあちゃんがそんなこと知ってるんだ。 ・・・ま、今はそんなことどうでもいい。 「どこだ?その店は?」 目を輝かせながら東海林が言う。 明日の遠足を待ちきれない子供のように無邪気な瞳をしている。 「経堂駅前のコンビニだったな・・・確か。」 「よし、一週間後経堂駅前のコンビニに行くぞ!」 はいはい、経堂駅前のコンビニな。 それまで俺は訓練しときますよ。 「芋野、絶対やれよな。 た と え 何 が あ っ て も な 」 釘をさすように河原辺が言う。 きっと睨みつけながら言っているが、別に凄味も何もない。 子犬が吠えている程度にしか思えない俺がいる。 「わかってるよ、うるせぇな。」 巻き舌気味に返す。 決戦は一週間後、経堂駅前のコンビニで行われる。 ・・・一週間後・・? 俺は何か大変なことを忘れていないだろうか・・・? まあ、いいか・・・。 カーテンの隙間から洩れる、夏の強い日差しで目覚める。 あの罰ゲームまであと5日。 今日もコンビニへエロ本朗読の練習へ行かなくてはならない。 正直面倒だし、なんだか自分が嫌になってくる。 掛けていたタオルケットを蹴飛ばし、ベッドから降りる。 ふわっ ・・・なんだろう? 体が妙に軽いし・・・目線がいつもより低いような・・・? ・・・! シマッタ・・・ それに気付いた時には、すでに遅かった。 あの時俺が忘れていたこと。 そう、俺はまだ童貞だったということ。 あの夜から2日後に俺は誕生日を迎えた。 その時点で童貞だった俺は、もちろん女体化。 鏡で自分の姿を確認する。 150センチにも満たないであろう身長。 どう考えても小学生にしか見えないロリフェイス。 これでSMスナイパー立ち読み・・・ 女体化した当日、俺はどうにかして学校に出る。 俺の姿を見た4人は、もちろんお約束の反応をみせる。 皆目を見開き、俺のことを舐めまわすように見る。 俺が童貞だと思ってもいなかったのだろう。 「お前・・・女になるなんて思ってもなかったぜ?」 「それにしても、可愛くなったな・・・」 「男の時の芋野からは想像もできねぇな。」 「・・・可愛い(ボソッ)」 昼休みになり、4人が俺のところに一斉に集まる。 上から下から4人の目線が俺のところに注がれる。 (・・・こうやって見られるのも、悪くないな・・・) 見られるということに快感を覚えるのは、まだ後のお話。 罰ゲーム実行まで後5日。 絶対に逃げられない戦いは、刻一刻と迫っていた。 時間は一気に飛んで、罰ゲーム実行の当日。 俺達5人は小田急線の準急電車に乗り、経堂駅を目指していた。 「しっかし、お前本当にいいのか?」 「ああ、かまわん。」 休日の下り線の列車。思ったより人は乗っておらず、俺達はゆっくりと座席に座ることができた。 手すりに肘をかけ、河原辺がにやにやしながら俺を見て言う。 電車まで乗ったんだ。ここまで来て「やっぱりやめよう」なんて言えるわけがない。それに俺のプライドもある。 ここまできたら、やってやろうじゃねぇか。 「間もなくぅ、経堂ぅ、経堂ぅです。お出口は~。」 電車の減速とともに、アナウンスが入る。 すくっと立ち上がり、右側のドアに立つ。 勢いよく開け放たれるドア。 今、勝負の土地に俺達が足を踏み入れる・・・。 第六話 決 戦 、経堂駅前コンビニ 「エアロスミス~」 コンビニのドアが開くと、店員のやる気のない声が耳に入る。 これが噂に聞く『経堂駅前のコンビニ店員か』と峠がつぶやく。 休日のコンビニ。それほど人はいない。 俺達は目的の18禁コーナーへ向かう。 そこにはパチンコ雑誌やらエロ本やらが乱雑に置かれている。 「えっと、SMスナイパーは・・・っと。」 河原辺が念入りに探す。 若い男4人と、小学生のような女1人がエロ本を探っている様子は、傍目から見たら怪しいとしか思われないだろう。 だが誰も注意はしない。 注意役である店員も、ぼーっと突っ立っているだけ。 実際のところ、オーナークラスの人でなければ注意はしないのだろう。 「お、あったあった・・・」 本棚の奥底に、目的の本はあった。 亀甲縛りの女性が表紙のその雑誌。まだエロを覚えたての俺たちにとって、少し抵抗のある世界だ。 「それじゃ、俺達は向こうで見てるからな。」 「安価は、絶対だ。」 「楽しみにしてるぜ。」 「大声で読めよな。」 そう言うと、4人は雑誌売り場から遠ざかった。 一人ぽつんと取り残される。 店の中には、店員一人、買い物客4人(母と子、高校生くらいの人2人)・・・そしてあいつらだ。 俺は一回深呼吸し、それから雑誌のビニルテープを勢いよく引っ剥がした。 いかれたゲームの始まりだぜ。 すぅっと大きく息を吸う。 上を向き、羞恥心やらを全て捨てる。 よし・・・いくぞ! 「オラオラ!この雌豚がっ!」 「いやぁ、やめてください!」 「聡子の恥部は、男の罵声に応えるかのように、甘い蜜がどんどん溢れ出す。」 俺は精一杯の声で朗読を始めた。 コンビニどころか、経堂駅まで響きそうなくらいの大きな声で。 周りにいた人は、もちろん驚愕の反応。 お菓子を買っていた母子は、持っていたカゴを投げ捨て店を飛び出す。 傍らで雑誌を立ち読みしていた高校生二人組は、瞳孔が見えそうなくらい目を見開いてこちらを直視する。 ぼけっと突っ立っていた店員は、レジから身を乗り出して俺の姿を確認する。 そして例の4人は・・・! ・・・ いねぇ! 逃げやがった! 俺は必死に奴らの姿を確認する。 しかし店中見回しても、どこにも見つからない。 くそっ!くそっ!くそっ! 結局、俺は罰ゲームを消化したが、やつら(証人)が逃亡してしまったので、不成立となってしまった。 その後、俺は店員に呼び止められ、思いっきり注意された。 年齢確認されたのは言うまでもない。 「初めてだからいいものの・・・こういうことは本当にやめてくださいよ?」 後から来た店長に強くお灸をすえられる。 初めてだからいいもののってことは、こういうことをやっている奴が他にもいるってことなんだろうか。 警察を呼ばれそうになったが、何とかそこは俺の技量でうまく流すことができた。 それにしても・・・あいつらめ・・・ 「アランドロン不在でしたぁ~。」 店を出る際、店員に嫌味たっぷりに言われる。 俺だって、こんな店二度とくるかっつうの。 でも・・・でも・・・ 見られるってのは・・・結構快感なんだな・・・ 帰りの電車の中、俺の体はずっと火照ったままであった。 今までやる側に立っていたのが、やられる側に立ったからなのだろうか。 今までにない感覚が、俺の体を蝕んでいく。 家に着くころ、俺は違和感を覚える。 なんだか・・・ショーツが濡れている・・・ そういえば・・・電車の中でもずっと股のところに手が行きっぱなしだったな・・・ 隣の親父はいやらしい目で見てきたし・・・でも・・・悪くなかった・・・ それから、俺がドMとして認知されるまではそう遠くなかったという。
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元スレURL 【安価】果林「王様ゲーム、やるわよ!」 概要 ときめき安価シリーズ ちょっとエッチな王様ゲーム再び 今回の犠牲者たちは…? 関連作 前作:【安価】しずく「王様ゲーム、やってみませんか?」 タグ ^虹ヶ咲 ^高咲侑 ^短編 ^コメディ ^あいせつ ^かなかり
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1ページ目 ナツメ「・・・急に呼び出して何かしら、レッド」 レッド「いやぁ、ちょっとね」 レッド「まずは・・・」 2 Re レッド「安価でナツメさんにセクハラする」( No.2 ) 日時: 2014/03/23 19 39 名前: ああ うんこ 次へ トップへ
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16ページ目 レッド「ううっ・・・あっ!」バッ ナナミ「あっ・・・!」 レッド「ふああっ・・・!」ビュルル ナナミ「うー・・・はぁ・・・中に出してって言ったのに・・・はぁ・・・」 レッド「はぁ・・・はぁ・・・責任とれませんよ・・・」 ナナミ「一緒に責任とりましょ?」 レッド「地味に怖いこと言わんでください・・・」 55 Re レッド「安価でナツメさんにセクハラする」( No.55 ) 日時: 2014/03/24 00 30 名前: ああ 外から一部始終を見ていた ナツメとエリカがドアをぶち壊して入る 次へ トップへ