約 243,584 件
https://w.atwiki.jp/kaijinmato/pages/1579.html
「あっしが、シンケンジャーに!?何てこった!」 【名前】 アベコンベ 【読み方】 あべこんべ 【声】 檜山修之 【登場作品】 侍戦隊シンケンジャー 【登場話】 第二十七幕「入替人生(いれかえじんせい)」 【所属】 外道衆 【分類】 アヤカシ 【得意武具】 筋雲重長巻(すじぐものかさねながまき) 【伝承のルーツ】 火車 【モチーフ】 上下あべこべの顔、雷雲 【他のモチーフ】 ライオン 【名前の由来】 あべこべ 【詳細】 上下あべこべの顔のような、渦巻く雷雲のような姿を持つアヤカシ。筋殻アクマロの最初の部下。 両手から撃ち出す針のような物体を人間と器物に突き刺し、胸部が光ると両者の魂が入れ替わり、微動だにしない人間と外には聞こえない悲鳴を叫ぶ哀れな器物が残る。 腹部にある顔の目鼻は上下に一対で口は1つとなっており、口から強力な火球を吐き出すので、不用意に近付いてはならない。 器物と入れ替わった他人の命を不意に奪う」という人間の弱点を利用し、この世を人間が人間の命を奪っていく地獄にしようと目論む(本人曰く「知ってても知らなくても人殺しは人殺し」。)。 アクマロの露払いとしてこの世に侵攻し、上述の能力で人々を様々な器物と入れ替えていき、過程で駆け付けたグリーン、イエロー以外のシンケンジャーも入れ替えるが、水切れで撤退。 イエローに上述の能力を利用され、グリーンと自身を入れ替えられてしまう。 半ば恐喝に近い取引を迫られ、止むを得ずに能力を解除し、スーパーシンケングリーンの「真・木枯らしの舞」により倒される。 その直後、二の目となる。 ダイカイシンケンオーと交戦、腹部の口からの火球をダイカイシンケンオーの海老刀で弾かれ、背面からの光線に怯み、最期は「二天一流乱れ斬り」を受け爆散した。 現代の伝承で『火車』という妖怪がいるとされている。 『火車』は常に人間の身体を狙う火を纏ったネコのような化け物らしく、アベコンベの火球と「魂を入れ替えよう」と人間を狙う様子が『火車』伝承のルーツになったと思われる。 【余談】 器物と入れ替えられた市民やシンケンジャー4人(グリーンとイエロー以外)は以下の通り。 ジョギング中の男性⇔街灯 サラリーマン⇔自転車 中年女性⇔看板 女子学生⇔空き缶 レッド⇔招き猫 ブルー⇔小便小僧 ピンク⇔扇風機 ゴールド⇔寿司 上述の能力で寿司と入れ替えられたゴールド/源太はネコに食べられそうになった事から寿司恐怖症になってしまう(同幕のエピソードがダイゴヨウ登場のエピソードに繋がる事になる。)。 デザイナーの篠原保氏によれば、「提出したラフ画の時点では『枕返し』をモチーフにしていたが、『魂を入れ替える』という話との関係でモチーフを変更した」らしい。
https://w.atwiki.jp/souhei_world/pages/2476.html
魔眼の発現 眼の奥が焼ける様に熱い。 眼だけじゃない。身体中が火を吹いているみたいだ。 それなのに頭の芯は冷え切り、ガタガタと震えが止まらない。 意識はある。それもとても鮮明に。 僕はこのまま死ぬのだろうか。 これが神様が僕に与えた罰なのか? そう思うと酷く安心感を覚えてしまう。 けれども、家族の心配そうな顔が浮かび…… ああ、家族を悲しませる事も罰なのかと。 そう思うと酷く嫌悪感を覚えてしまう。 僕は人を殺した。 あれから半年の間、誰からも罪を責められる事も無く、誰からも罰を与えられる事も無く…… 穏やかに、何事もなく、のうのうと『生きて』来た。 あの日から、あの時の光景を忘れた事など一度も無かった。 後悔している。 あの時、なぜ男の顔を観ていなかったのか…… 僕が自分で殺した男の最後の表情、それを観る事をしなかったのか…… 人殺しの罪を誰からも認められず、世間的には無かった事になってしまった。 だけど、人を殺した事は紛れも無い事実なのに。 ならば、せめてその最後の表情をこの眼に焼き付けておくべきだった。 僕の人殺しの罪を僕自身が忘れない為に…… もちろん、今日の今まで忘れた事なんて無い。 それでも、やっぱりそれでも人殺しの罪を背負った以上、男の最後の表情を観ておくべきだった。 僕の罪への罰として。 きっと僕はこのまま死ぬのだろう。 罪の意識と後悔に苛まれ、家族に悲しみを与えて、本当の赦しを与えられず…… それが僕に下された罰なのだろう。 けれどもし…… もしも贖罪の機会が与えられるなら、僕はなんでもやろうと思う。 どんな辛い思いをしても、どんな苦しい目にあっても、赦されるのなら、なんだって。 不意に身体中が軽くなり、震えが止まった。 眼の奥の熱が消え、誰かの微笑みを見た様な気がして、僕の意識は闇に沈んだ。 * 僕は眼を醒ました。 最初に飛び込んで来たのは見慣れた天井、それからゆっくりと身体をベッドから起こした。 なんだか長い夢を観ていた気がする。 「……ぁあ、リコス!リコス‼︎」 自室のベッドから身を起こして暫くぼぉっとしていると、部屋へと入ってきた母さんが驚いて、そして僕に抱き付いた。 「母さん、苦しいよ。」 「良かった、ほんとうに良かった。あぁ…」 母さんの暖かさに包まれて、僕は酷く安心感を覚えてしまった。 そして、家族に悲しみを与えてしまって、僕は酷く嫌悪感を覚えてしまった。 何があっても生きよう。 家族を悲しませてはいけない。 それに……僕は人を殺してしまった。 まだ罪を償っていない。 贖罪の方法は、まだわからない。 それでも、それでも僕は生き続けよう。 いつか必ず、この罪を贖う為に。 * 「……身体はもう大丈夫です。ただ……」 「ただ、なんです?先生、おっしゃって下さい。」 三日の間、高熱で寝込んでいた。 何かしら異常が残っていないか、病院で検査を受けた。 僕はお医者様の診察を受けて『身体の方は問題無い』と、そう言われた。 「やはり、最初の診断の通り『魔眼病』でした。 お嬢さんには、『魔眼』が発現しています。」 「あぁ、なんて事だ……」 一緒に診断結果を聞いていた父さんが天を仰いだ。 『魔眼病』は珍しい病気だ。 この世界には『反物質』という目に見えない何かが存在している。 それは『世界樹』がこの世界に供給している『魔素』とは違い、僕たち『新人類』に必要なものでは無い。 『魔素』は枯渇すれば僕たちの生命を脅かす事になるが、『反物質』は存在自体が人体を蝕む有害で危険なものなのだ。 けれど、稀にこの反物質を体内に取り込んでしまった場合、身体が反物質に適応して『魔眼』を発現させることがある。 これが『魔眼病』というものだ。 『魔眼』は魔法とは違う異能だ。 一口に『魔眼』と言っても、その能力は人によって様々で、魔力を高めたり、動体視力が異様に良くなったり、中には未来を見通すものまであるらしい。 ただ、『魔眼』は使ってなくても身体に取り込んだ魔素を勝手に消費してしまう。 だから、体内で蓄積されるはずの魔素が他の人よりも少なくなり、枯渇しやすくなってしまう。 「ひとまず、お嬢さんには検査の為に二日ばかり入院してもらいます。 それでどんな魔眼が発現したのかを調べなければなりません。」 「先生、魔眼をどうにか、普通の眼に戻す事は出来ないんですか?」 「ふむ……、お父さん、気持ちは判ります。 けれども、魔眼を元に戻す方法は無いんですよ。 眼を摘出すればその力も失われますが、それは余りにも……」 「……そうですか……」 魔眼を発現させた僕よりも、父さんの方がずっと動揺していた。 父さんとお医者様のやり取りをただ大人しく聞いていた。 あの時から半年、僕には異能が与えられた。 これが罰なのだろうか。 それとも贖罪の為の標なのだろうか。 この力は、これから僕を苦しめるかもしれない。 けれどきっと、これは何かの切っ掛けになる筈だ。
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/1024.html
農夫は木々を切り、死者を埋葬する。死者は目覚め農夫を殺す。木々は死者を絡め取り成長する。 Farmers cut the trees and buried their dead. The dead rose up and killed the farmers. The trees grew back and strangled the dead. イニストラード 「結局、若きジョスの死体は見つからなかった。人殺しの妹もだ。」 ――「ヴェス家の没落」 "They never found the body of young Josu, or that of his murderous sister." ――"The Fall of the House of Vess" ドミナリア 【M TG Wiki】 名前
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/2391.html
k 【落尾変態】 バラバラにされても、細胞があればそれらを再生させることができる 例えば指を切断すると、切断された本体からは指が再生し、切断された指からは本体が疑似的に再生される 本体は心臓と脳がある方で、その周りが切断されてもそれらは疑似的な自己である 疑似的な自己には意思が本体より弱いため、身体能力等は一般人より低い 心臓と脳の損傷、もしくは心臓と脳をつなぐ部分が切断されれば死ぬ 初期スペック:身体能力常人よりやや高い 初期スペック:マシェット 追記 痛みは無い。しかし、同時に大量の自分を再生は出来ない。 もちろん、その他のダメも回復する。 キャラクター 20代後半の金髪で余り真面目そうではない男。 殺し合い要員なので人殺しが好きです。 マシェットを常備しているので危険性は分かりやすいです。
https://w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/pages/1346.html
【万引き犯】 【作品名】刑事シゲさん 【ジャンル】先週のジャンプに乗ってた読みきり漫画 【名前】万引き犯 【属性】万引き犯 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】出刃包丁所持 【防御力】成人男性並 【素早さ】成人男性並 【長所】包丁 【短所】あっさり自白した 【備考】主人公の刑事に追い詰められ、やけになってそのへんにいた人を人質に身代金を要求した男 ---- 76スレ目 278 :格無しさん:2010/10/30(土) 17 14 43 ID 56nE5yoI 万引き犯考察 体格は普通なのでデブの泥棒や女である世界よりは強いだろうが作中で人殺しをしていない分ヤンデレ軍団よりは弱かろう つーわけで 野々原渚>万引き犯≧泥棒
https://w.atwiki.jp/opfan/pages/3174.html
ラタス洋西域の浅い海に生息する大型の海老。 最大で30センチ(触覚部分を除く)になる。 強力な攻撃方法も派手な外観や色彩を持っている訳でもない至って普通の海老。 だがその食味は古今東西の美食家達を唸らせる程の美味を誇り、メルグ国の最高段位を持つ料理人に『こいつは料理をする必要が無い、正に料理人殺しの存在である』と言わしめる程。 料理法は生食、もしくは単に蒸すか茹でるだけで抑えておくのが正解。 つまり余計な手を加える事は愚の骨頂であり、過去には承認欲求の強い料理人が蘊蓄と共に様々な味付けで飾り立てたこの海老を時のグリル帝国皇帝に提供し処罰されたと言う事件も。 関連 ラタス洋 目次に戻る
https://w.atwiki.jp/pawapokerowa/pages/63.html
『シリーズ登場数第2位の実力?を持つ愛すべきメガネ』 現在の状態表 以下、パワプロクンポケットバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する 初登場話 007 正義とマニアの間に… 最新話 105 Shall I show you my plan?~逃亡~ スタンス 対主催 登場話数 9話 現在状況 1日目昼時点で生存 最終状態 【F-6/病院/一日目/日中】 【凡田大介@パワプロクンポケット2】 [状態] 全身に打撲 [装備] お守り、バット [道具] 支給品一式、鍵 [思考・状況]基本:ガンダーロボを救出したい 1:基本人殺しはしたくない。 2:九条の死を知って精神的なダメージ。 [備考] ※七原、真央、走太と軽い情報交換をしました。 戻る
https://w.atwiki.jp/srkjmiroor/pages/573.html
「あっしが、シンケンジャーに!?何てこった!」 【名前】 アベコンベ 【読み方】 あべこんべ 【声】 檜山修之 【登場作品】 侍戦隊シンケンジャー 【登場話】 第二十七幕「入替人生(いれかえじんせい)」 【所属】 外道衆 【分類】 アヤカシ 【得意武具】 筋雲重長巻(すじぐものかさねながまき) 【伝承のルーツ】 火車 【モチーフ】 上下あべこべの顔、雷雲 【他のモチーフ】 ライオン 【名前の由来】 あべこべ 【詳細】 上下あべこべの顔のような、渦巻く雷雲のような姿を持つアヤカシ。筋殻アクマロの最初の部下。 両手から撃ち出す針のような物体を人間と器物に突き刺し、胸部が光ると両者の魂が入れ替わり、微動だにしない人間と外には聞こえない悲鳴を叫ぶ哀れな器物が残る。 腹部にある顔の目鼻は上下に一対で口は1つとなっており、口から強力な火球を吐き出すので、不用意に近付いてはならない。 器物と入れ替わった他人の命を不意に奪う」という人間の弱点を利用し、この世を人間が人間の命を奪っていく地獄にしようと目論む(本人曰く「知ってても知らなくても人殺しは人殺し」。)。 アクマロの露払いとしてこの世に侵攻し、上述の能力で人々を様々な器物と入れ替えていき、過程で駆け付けたグリーン、イエロー以外のシンケンジャーも入れ替えるが、水切れで撤退。 イエローに上述の能力を利用され、グリーンと自身を入れ替えられてしまう。 半ば恐喝に近い取引を迫られ、止むを得ずに能力を解除し、スーパーシンケングリーンの「真・木枯らしの舞」により倒される。 その直後、二の目となる。 ダイカイシンケンオーと交戦、腹部の口からの火球をダイカイシンケンオーの海老刀で弾かれ、背面からの光線に怯み、最期は「二天一流乱れ斬り」を受け爆散した。 現代の伝承で『火車』という妖怪がいるとされている。 『火車』は常に人間の身体を狙う火を纏ったネコのような化け物らしく、アベコンベの火球と「魂を入れ替えよう」と人間を狙う様子が『火車』伝承のルーツになったと思われる。 【余談】 器物と入れ替えられた市民やシンケンジャー4人(グリーンとイエロー以外)は以下の通り。 ジョギング中の男性⇔街灯 サラリーマン⇔自転車 中年女性⇔看板 女子学生⇔空き缶 レッド⇔招き猫 ブルー⇔小便小僧 ピンク⇔扇風機 ゴールド⇔寿司 上述の能力で寿司と入れ替えられたゴールド/源太はネコに食べられそうになった事から寿司恐怖症になってしまう(同幕のエピソードがダイゴヨウ登場のエピソードに繋がる事になる。)。 デザイナーの篠原保氏によれば、「提出したラフ画の時点では『枕返し』をモチーフにしていたが、『魂を入れ替える』という話との関係でモチーフを変更した」らしい。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1375.html
鶴屋「みんなおはようにょろ!」 黒みくる「何がにょろだよきもっ!男に色目つかってんじゃねえぞ?」 鶴屋さんのスモークチーズ弁当はその場でみくるによってゴミ箱にすてられた。クラスメイト「かわいそうめがっさブサブサがww」 鶴屋「…にょろ~」みくる、鶴屋さんの髪をつかむ みくる「次変な喋り方したらみくるビームで腹に風穴あけんぞコラ?」 みくるは鶴屋さんの腹をフックで殴った。 鶴屋「ぐっ…ふ!い…い、いた…い、にょ…」 みくる「喋り方直せやめがっさブサブサ!」 みくるは椅子で鶴屋さんの体を鶴屋さんが吐くまで殴り続けた。 みくるが…こんなに変わってしまったのはいつからだろう…鶴屋さんは壁に頭を叩きつけられながら思った。 そう、あれは一年前…私達が二年生のころだった。あの頃は楽しかった。…キョンくんがいじめによって死ぬまでは。 私が異変にきづいたのはキョンくんがSOS団のみんなと一緒に帰る所をみなくなった頃だ。キョンくんは変わっていた。 目は虚ろで話しかけても笑ってはくれたが目が死んでいた。 私はある日そんなキョンくんをつけてみようと思った。 キョンくんはその日も部活に参加せず、すぐに帰った。ハルにゃん達も始めは止めたりしていたが、 キョンくんが暫く休ませてくれと頭を下げたためみんな気がかりではあったがキョンくんには触れなかった。私は帰るキョンくんの後ろから尾行した。 キョンくんは角を曲がる。私も気づかれないように暫くしてから角から頭を出した。 …そこにはみなれない制服の生徒5人に囲まれたキョンくんの姿があった。その生徒達は明らか普通とは違う空気だった。一人が言った 「今日もお金はもってきたんだろ?もってきてなかったらお前んちの家族どうなるかわかんだろ?(笑」 キョンくんはこういった。「家族や俺の友達には手をださないでくれ!」 一人が言った。「金さえあればなww」 キョン「すっ…すまない!金は昨日でつきたんだ!もう金はこの財布で全部なんだ!」 男A「…じゃあとりあえず財布みせろや」 男は財布をとると中をみた。そして怒鳴った。 A「てめえ12円っておちょくってんのかあ!」 B「はあ?おい根暗ァ!ざけてんじゃねえぞおカス!」 キョン「ふっ…ふざけてなんかいない!誓う!これが全部なんだ!」 C「アー…?取りあえずコイツ潰してさらに金とろうぜ?」 一斉にヤンキーはキョンくんを羽交い締めにすると、腹や顔を殴りはじめた。 A「気付かれるといけないっていうから顔だけは勘弁してやってたのに粋がりやがってよぉ!糞が!」 B「ムカつくペットだな?あ?んだよその目つきはよ?殺すぞガキィ!」 …私はキョンくんのとこへ出ていって助ける勇気はなかった。武道は習ってはいた。 しかし体が凍ったように動かなかったんだ。私は何もできずただただ泣いてた。 一人が言った。「もう使えないからこいつ消しちゃわね?今更サツとかにチクられたら困るしな。金ねえんだったらただのサンドバッグじゃんw」 B「それもそうだな…おし。てめえ死ねw死んで許し請えw」一人が角材のようなものでキョンくんの頭を殴りはじめた。 私は泣きながら叫びかけていた「キョ…キョンく…うぅ…」その時キョンくんが倒れながら急に頭を持ち上げ、血まみれになりながら叫んだんだ。 キョン「!俺はいい!逃げろ!早くSOS団を!」 ヤンキーが一斉に振り向く。 A「おい!誰かいんぞ!捕まえろ!」 一人が叫ぶ。急に私の体が動くようになった。私は走り出しながら一瞬キョンくんを振り返った。 キョンくんは最後にこういった。全力で。 「あなたがっ…!気づいてくれて…俺嬉しかったんです!誰にもいえなくて…それでもあなたはっ!気づいてくれた!ハルヒたちに伝えてください!たのしかっ・・」 キョンくんの涙と血が散った。 Eがその場に角材をもっていたのが最後にみえた。 私は泣きながらヤンキーから逃げ切り、泣きながら文芸部室に駆け込んだ。 みんな唖然としていた。古泉くんはすぐに機関に連絡をとり、ハルにゃんと長門っちと古泉くんはすぐにいまさっきの場へ走っていった。 ヤンキー達は機関の手によってすぐに捕まった。キョンくんはすぐに病院に運ばれたが…死んでしまった。脳死らしかった。 ハルにゃんは部活にも学校にもこなくなった。長門っちと古泉はハルにゃんが閉鎖空間をつくりだそうとするのをとめるので精一杯で学校にこなくなった。 私は何度もハルにゃんの家へいったけどハルにゃんは最後行ったときこう言ってたな。 「あんたのせいよ!ぅっ…うっ…あんたが早く何とかしてたらキョンは助かったのよ!あたしの所にはもう来ないで!あんたなんかの声はききたくもない!」 「でもっ…!」 「はやくいかないと殺すわよ!」扉の向こうで何かが割れるおととハルにゃんの叫び声が聞こえた。 私の周りが変わってしまったんだ。でもみくるは…私の事を見捨てないよね? あの時みくるは学校にいなかったんだ。私が部室に駆け込んだとき。 次の日。私が学校にいくとみくるは机にうつ伏せになっていた。「お…おはよみくる?」 その瞬間信じられない言葉が聞こえた。「だまれ!人殺し!」 クラスがシン…とした。「み…みくる?どうしたっさ?」私の声は震えていた。「私あの日用事があって早く帰ったのよ… みくるは続ける。 「そしたらあんたが泣きながら壁から頭だしてなんかみてるのが見えた。 私はそこへ向かったわ…そしたらあんたが急に走り出してあとからヤンキーみたいなのが追いかけてくのが見えたの…キョンくんの叫び声が聞こえたわ。 あんたに見捨てられたキョンくんの声が! みくるの声は震えていた。 「あんたはキョンくんがやられてんのをずっと楽しく見物してたの!?あんたはキョンくんの助けを無視して逃げ出したの!?」 「ちっ…ちがうっさ!」 パアンッ!私の頭がぐらっと揺れた。ああ…みくるは私のこと嫌いになっちゃったのかー。涙が流れた。 みくるは泣いていた。そして私を殴りながら続けた。 「こっの!人殺し!人殺しぃ!うっ…うっ…キョンくんを返してよ!痛いでしょ!?これがあの時の見殺しにされたキョンくんの痛みだよ!見殺しにした人殺し!かえせ!キョンくんをかえせえええ!」 みくるは変わってしまった。 私はやり返せなかった。みくるの「これがキョンくんの痛み」という言葉があたしを縛りつけ、私は何もできなかった。 それからというもの私は朝みくるに話しかけると必ずみくるに殴られる。蹴られる。みくるがあの時泣いて、クラスメイトも私が悪いと思っている。 じゃあ話しかけなければいいじゃないかと思うかもしれない。違う。これは罪滅ぼしなんだっ。 キョンくんを見捨てたあたしの罪滅ぼし。キョンくんは最後SOS団に感謝してた。感謝してたSOS団の仲間を傷つけることはできない。 殴られることが罪滅ぼし。 そして…いつかキョンくんに許してもらうんだっ。 みくるやキョンくんやハルにゃんがいつ許してくれるかわからないけど…私は今日も明日もずっとずっと…罪滅ぼしができたとみんなに許されるまで殴られ続ける。 それがあたしの使命だから…。 END
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/506.html
0390:魔翼飛翔 小早川セナ。 泥門高等学校所属一年生。15歳。12月21日生まれ。 身長155cm。体重48kg。血液型A。 以前は、泥門デビルバッツのRB『アイシールド21』の正体であるという秘密があったが、 その秘密も仲間に明かし、現在は胸を張ってエースと言える存在となっていた。 引っ込み思案だった性格を変えた、元イジメられっ子の男の子。 どこにでもいる、普通の高校生。 少し気弱でおとなしい、アメフト好きの少年。 人殺しの運命などとは無縁である、平和な日本の学生。 それが、 どうして今、 (こんなことになってるんだろう) がちっ 歯が強く噛み締められ、ギリリ、と耳障りな音が響く。 間接が軋み、カタカタと鳴っている。 別れ際にミサに見せた、虚勢の笑顔は消え去っていた。 恐怖だけでは、こうはならない。 想像だけでは、こうはならない。 『現実』の重みが腕を押さえつけ、駅のベンチから小早川セナが立ち上がることを妨げている。 鈍く輝く、無骨な凶器。 人殺しの道具は、小早川セナの腕の中に静かに存在していた。 (僕は、今から、この散弾銃で、Lさんを、殺す………… 殺 す ……) カタ カタ カタ 全身の骨格が震える。 『人を殺す』 思うまでは簡単だ。「ブッ殺す」なんて誰にでも言える。試合前に皆で言ったことだってある。 だけど、実行するとなれば、それは完全に別の話だ。 人一人の人生を終わらせる行為を、どうして簡単に決意することができるのか。 それが簡単に出来る者は、既に人間を辞めている。 人間の義務を、辞めている。 感情という爆弾で『人間』を粉々に破壊している。 或いは快楽で。或いは怒りで。或いは悲しみで。 或いは、大切な人を護るための情愛で。 人は人を殺す。 「殺そう」と思って殺す。 しかし、小早川セナには足りていなかった。 理性を吹き飛ばす程の感情も、 何より、人を殺す『決意』が圧倒的に足りていなかった。 ガシャン 掌に湧いた大量の汗によって、少年の手がショットガンを支え損ねた。 人殺しの凶器が駅のホームに滑り落ち、鉄が擦れる音が駅舎に響く。 無人の駅には、ショットガンと少年だけが存在している。 手から滑り落ちた凶器を、小早川セナは呆然と見ていた。 少年は動かない。 凶器を、ジッ、と見つめたまま動けない。 怯えという名の魔物に取り憑かれた少年の肩には、見えない重石が乗っている。 足の震えは大きくなり、涙までが頬をつたう。 気弱でおとなしい少年は、遂にショットガンから目を逸らし、両目を閉じた。 (このまま、逃げてしまおうか) ミサさんとの約束は守れないけど、僕は―― アメフトの道へと自分を引き込み、その楽しさを教えてくれた蛭魔妖一。 常に努力を怠らない、再戦を誓った最強のLB、進清十郎。 頼りになる剣客。また、命の恩人である緋村剣心。 火影を目指すと目を輝かせていた、うずまきナルト。 瞼の裏に何人もの顔が浮かぶ。 死んでいった人間の顔。 死んで欲しくなかった人の顔。 息を大きく吸った後、目を見開く。 (逃げる?違う!) ガクガクと震える膝でベンチから立ち上がる。 (勝つんだ!運命に!) 地面に落ちたショットガンを恐る恐る掴み、抱き締めるように抱えこんだ。 そのまま、おぼつかない足取りで出口へと向かう。 (まもり姉ちゃん、ごめんなさい) 心の中だけで姉のように慕っていた女性に謝る。 僕、今から人を殺します。 最悪な運命を打ち破るために。 Lさんの言葉を無視して、四国に仲間を助けに行けなかった罪を贖うために。 皆のために。 皆を生き返らせるために。 今から、人を、殺します。 駅の出入口へと足を進める。 意味無く声を潜め、足音を殺しながら。 その間も小早川セナの手は震えていた。 怯えを無視して無理矢理動かした身体はぎこちなく、 その決意は、虚勢とごまかしで塗り固められたまがい物でしかなかった。 人を殺す決意など、一介の学生がそう簡単にできるものではない。 強がりで人を殺すことなど、無謀以外のなにものでもない。 それでも少年は前に進む。 勇気を振り絞り、一歩一歩地面を踏み締めて。 身体を動かせば覚悟は決まると信じて。 足は、まだ震えていた。 【大阪府・駅舎内/2日目・午前】 【小早川瀬那@アイシールド21】 [状態]:顔面に軽傷、精神不安定(重症) [装備]:ショットガン [道具]:荷物一式(食料残り1/3)、野営用具一式 [思考]1:Lを殺す。可能であれば、パピヨンとポップも殺害。 2:ドラゴンボールを信じて、より多くの参加者を減らす。 3:まもりとの合流。 4:ピッコロを優勝させる。 時系列順で読む Back 関西十一人模様 Next 京都時雨案内 投下順で読む Back 不幸が呼んだ必然の遭遇 Next 京都時雨案内 388:関西十一人模様 小早川瀬名 393:3人の文殊・後編・七龍珠