約 243,579 件
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/2417.html
‐今月の標語‐ 明日のお天気はどうやら晴れのようです。 皆さん、張り切って殺しましょう。 始まり 「人間ってのは、まるで鼠の様に増えやがる!」 昔、ほんの少し昔。 人口爆発というものを知った奴等がそう思った。 ならば 「じゃあ、減らせば良いじゃないか」 注:我々は貴方の人殺しの動機に全く関与いたしません 幹部 【人喰鬼】 デヴヤロー 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》 純真 優秀 【????】 ??? 【????】 ??? 有能 【????】 ??? 【????】 ??? 一般 【????】 ??? 【????】 ??? 無能 【????】 ??? 【????】 ??? 何か連絡事項があれば、どうぞこちらへ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/5399.html
「ハハハハハ、俺ってやっぱりどうしようもない人殺しだったんだ、アハハハハ」 危険なジャングル“グンマー”の片隅に泣きながら笑う一人の少年と真っ二つになった二人の男の死体があった。 二人の男の名はスギちゃんと小野妹子、結局同盟を組んでワイルドキャラを探しにグンマーに来ていた参加者だ。 そして、少年の名は鏡音レン、家族を探す為に合流した仲間と共にグンマーのシャーマンを探していたはずのアイドルだ。 彼がどうしてマーダーとなったのか、その答えは2時間程前にあった。 「嘘だ、兄さんも、ミク姉さんも、リンも死んだなんて……うわあああああああ」 第二回放送で告げられたのは大切な家族や同じVOCAROIDの仲間達、生みの親やプロデューサーといった人達の死だった。 特に家族の大半が死んだという事実は、彼に深い悲しみと絶望を与えていた。 しかし、それ以上の絶望を受けた仲間が彼のそばにいたのだ。 「や、やめたまえ、ガール!」 「テトが死んだのよ。もうこの世界に意味は無い……全部壊して私も死ぬのよ」 そう言い、アルファーガンの黄色い光線でドン・観音寺を殺害するネル。 自身の知らぬところで家族のように慕っていた師を失った悲しみは、彼女に大きな衝撃を与えていた。 一見すると精神的に強いように見える彼女だったが、実は精神的なダメージを受ける経験に乏しく、プライドが高くなり過ぎて自信過剰になっている側面があった。 それ故、彼女は悲しみを制御できず、発狂した。 「あ……ね、ネル……どうして……」 すぐ近くで起きた非常事態に気付き、反射的にゼットセイバーを構えるレン。 そんなレンに、ネルはアルファーガンを向け、こう告げた。 「ルカだって、キヨテルだって、もう死んでるのよ。だから……」 それを聞いた時、レンの頭が真っ白になった。 そして、気が付いたら、目の前に真っ二つになったネルが転がっていた。 度重なる精神的ダメージで疲労しきっていたレンに、人を殺したという事実に耐える力は無かった。 これが、レンがマーダーとなった理由だ。 もはや、彼に残っているのは自身が殺人者であるという認識だけだ。 そして、泣き笑いを続けながらも、彼は再び歩き出した――他の参加者を殺す為だけに。 【一日目・16時00分/群馬県・グンマーの片隅】 【鏡音レン@VOCALOID】 【状態】疲労(中)、精神崩壊、不眠症 【装備】ゼットセイバー@ロックマンX 【道具】支給品一式 【思考】基本:俺はどうしようもない人殺しだ、だから殺さないと。 【ドン・観音寺@BLEACH 死亡確認】 死因:アルファーガン 【亞北ネル@VOCALOID派生 死亡確認】 【スギちゃん@現実 死亡確認】 【小野妹子@ギャグマンガ日和 死亡確認】 死因:斬殺
https://w.atwiki.jp/ankabisyojo/pages/76.html
芳咲ラミリーヌ紅花 名前 芳咲ラミリーヌ紅花(よしざき らみりーぬ べにか) 年齢 19歳 身長 179cm 体重 500kg スリーサイズ B 80 W 59 H 73 性格 幼稚 髪型 モヒカン 髪色 プラチナ 目の形 ウル○ラマンみたいな目 目の色 赤 服装上 赤のラインが入った身体のラインにピッタリなメタリックカラーのスーツ 服装下 七分丈 肌の色 真っ白 口調 では 靴 白いロングブーツ 口癖 俺の体はボロボロだ! 趣味 人殺し 特技 死体蘇生 握力 右 90kg 左 85kg アクセ1 タケリタケ アクセ2 刀 アクセ3 スラッガー 将来の夢 スパイ 芳咲ラミリーヌ紅花 イラスト一覧 まだありません
https://w.atwiki.jp/anima_rp/pages/118.html
英雄の話をしよう── と、思うがその前に問いたい。 英雄とはなんだろうか? その英雄は、英雄とは人殺しであると結論を得た。 始まりは、一人の女だった、初めての恋をした、その女の為に世界全てを敵に回す覚悟を決め、その女の笑顔の為にその手を血に染めることを選んだ。 そうして、男は英雄になった、世界を救う気など無かったが、結果として世界を救い、10人の王を配下に加え怪物の王として君臨し、愛した女と結ばれ人としての幸せを得た。 それから3年後に娘が産まれ、幸せを実感し、男は酷く苦しんだ。 人を殺めた罪だ、幸せを知って初めて自分の奪ったものを知った。 多くの屍の上に立つ男は"英雄"と呼ばれることを嫌った、その言葉に心を酷く痛めるようになった、英雄と呼ばれる度に己の犯した罪を突きつけられた様な気分になる。 そして、"虫"が現れた、嘗ての仲間達が新たな力を使い戦う中、英雄が戦場に立つことは無かった。 己の罪に苛まれ、戦いを忌避するようになった男の元にギアは集まらなかったのだ。 それでも戦わねば幸せが奪われる、怪物の王としての力を振るい戦おうとするも力の差が大きく、戦いにならない。 英雄が戦場に立ったのは3年後に娘が危機に瀕した時だ、その時に傷付く覚悟を決めて狼を使った。 英雄の復帰に沸き立つ解放軍の言葉にその胸を切り裂かれながら、英雄は再び戦場に戻った。 しかし、英雄は再び戦場から姿を消す、激化する戦闘に対抗し作られた幻想種ギア、英雄に与えられたギアは"英雄であること"が使用条件であった。 英雄は自らを英雄だと認めることが出来なかった、英雄と呼ばれれば人殺しと呼ばれているようにしか聞こえない、そんな英雄にそのギアは使えず、狼の力は戦闘についていけなくなり戦場から姿を消すことになったのだ。 そんな英雄が再び戦場に戻るきっかけは、仲間の心が折れた瞬間を見た時だった。 その仲間は人を殺すことに傷付き、最後には自殺を選んだ。 それを見た英雄は、"人殺し(英雄)"になることを決意する── 「あぁ、俺は人殺し(英雄)だ…だから、全ての傷を背負ってやるよ、俺らしくな──」 その日から、戦場に一匹の龍が現れるようになった、その龍はその身を血に汚し、全ての命をその手で奪った。 敵を殺そうとした味方を突き飛ばし、自らの手で仕留め、殺されかけた味方の元へ駆け付けては敵を喰い殺し、鱗のないその身を血で染め上げた。 「もうあいつ一人でいいじゃないか」と、解放軍から抜ける者が現れるほどに戦果を挙げた英雄は孤独になった。 人々の声援は耳に届かず、獲物を求めて彷徨う血に飢えた"血龍"。 だが、臣下たる王達とその娘は知っていた。 その龍の血は己のものなのだと。 その身の傷は人々の言葉により付いたものなのだと。 その龍は守りたい者達に傷付けられて血に染まっているのだと。 英雄は、誰よりも優しく、誰よりも傷付く、ただの人間なのだ── 「付き合わせて悪かったな…渡……」 「構いません…最後の一人となったこと…王のために死ねるならば本望で御座います……あぁ、しかし…一つ心残りがあるとすれば…麗様ですね…何が原因かわかりませんが、時間跳躍に成功なされたようで…」 「ならいい…そもそも時間跳躍なんてのは建前だ…本当はな────」 「……!!なるほど、流石我らが王…やはり貴方はどこまでもお優しい……」 「これで終わりだな…この世界は奴らのもんだが…生き残った連中は幸せに生きてけるだろうな…全く、何のために俺は戦ってたんだろうな……」 「ふふ…意地でありましょう、それ以外に有り得ませんとも……」 「そうか…意地か……悪くねぇ…悪くねぇなぁ……こんな残酷な世界でも、救う価値はあったってわけだ…なら──悔いはねぇ…今逝くぜ…お前ら…夏希……」 「どうかお休みを、王よ…私もすぐに参ります……」 ──── 英雄の娘がいた、怪物の王を継承する未来を背負い生まれた怪物と人間のクォーター。 英雄の娘は、父と母の人脈により、多くの大人と触れ合って過ごし、多くの知識を得て、多くの経験を得た。 そんな娘は物心付いた頃には父親の苦悩を悟っていた。 怪物の特性として発達したその知能は幼くして成人並みの思考力を有し、大人達との触れ合いは彼女に多くの知識を与えた、それさえあれば後は自己学習で大体のことを知る。 だから娘は父親の苦悩を取り除こうと幼いながら奮闘した。 しかし、戦争が始まれば娘は戦う術を求めた、自分の力を活かす時だと考えたのだ。 そうして、戦えない父親に鍛えられた娘は13歳の頃に戦場に立った、父親を苦しめる戦争を終わらせねばならないとその身を危機にさらし、結果として父親を戦場へと呼び戻すことになった。 それから時が過ぎ、娘は親の元を去ることを選ぶ。 それは、些細なことだった。 娘は両親を好いていた、しかし違和感も感じていた、母親がおかしいと気付いていたが、それでも二人はずっと上手くやってきていた、これからも上手くいくと思っていた。 母親が父親に渡したギアの特性を聞くまでは── 父親の苦悩の原因を、一番理解していると思っていた。 なのに、なのに、なのに── 「これは、"自他共に認める英雄"だけが使えるギアです…つまり──」 裏切られたと思った、一番の理解者だと思っていた人が、誰よりも惨い仕打ちをするなどと思ってもいなかった。 その日から、早乙女麗は早乙女夏希と会話をすることはなくなり、一ヶ月後には前線に立ち、母親の顔を見ることもなくなった。 それは、時間跳躍作戦のメンバーの護衛として任務に参加し、彼らの盾となり敵と交戦しながら、時間跳躍することはないとタカをくくって時間跳躍装置の効果範囲内に踏み込み、時間跳躍に成功するその瞬間まで、一度たりとも顔を合わせることも、言葉を交わすことも無かった。 だから、英雄の娘は母親を嫌っている。 "英雄"を嫌っている。 彼女が信じるのはただ一つ── "早乙女涼雅という名の一人の人間"が自分に与えてくれた全てである。
https://w.atwiki.jp/kusataro/pages/349.html
ハ行 バイオハザード バイオハザード2 アポカリプス バイオハザード3 パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 バットマン ビギンズ バトルシップ パフューム ある人殺しの物語 ハムナプトラ/失われた砂漠の都 ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 羊たちの沈黙 127時間 ファイト・クラブ フィールド・オブ・ドリームス フィフス・エレメント フェイス/オフ 47RONIN ブラック・スワン プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 フレンチ・コネクション ブロークン・アロー ベオウルフ/呪われし勇者 ベン・ハー 北北西に進路を取れ
https://w.atwiki.jp/narikiriitatrpg/pages/653.html
名前: 錐乃 優 職業: なんでも屋(犬の散歩から人殺しまで) 勢力: 中立 性別: 男 年齢: 26 性格: 気分屋ときどき狂気的 外見: 髑髏マークのライダースーツにジーンズ 銀髪オールバック、細見で三白眼 外見2:(変身後)骨の様な鎧で全身が覆われる。顔は髑髏そのもの。 武器: 普段はナイフや銃 変身後は脊椎を模した剣 能力: 見た目に反した厚い装甲、身体能力の強化 備考: 依頼があれば善悪関係なく差別なく受ける。が、達成するかはお金とやる気次第。 なので依頼を出すのは余程の物好きか、よっぽど切羽詰った人物ばかり。
https://w.atwiki.jp/nouryoku/pages/680.html
血が大好きな殺人狂 とても長い青い髪をしている青年 能力はゴム 先っぽはとりもちのような粘着質、中間から根元はぬるっぬるの粘液で覆われているとっても卑猥なゴム つーか触手 粘液は切断などの攻撃に対して耐性を見せるが、あまり鋭いと真っ二つになる ついでに服や皮膚、髪などにつくとすっごい取れにくい そしてちょっと白濁する 武器はチャクラムを使う 普段は掌からゴムをくっつけて伸ばし、不規則な軌道を描かせて相手を切り刻むといった戦法を好む 前述したとおり、血が狂ったように大好きで相手の血を浴びると歓喜する 普段は路上で人殺ししてる自由人
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/1710.html
【名前】モンスター 【性別】不定 【年齢】出来たばかり 【職業】「怪物」 【特徴】誰もが考える「怪物」 【好き】「怪物」である自分 【嫌い】「怪物」を否定するもの 【特技】「怪物」であること 【趣味】人殺し 【詳細】 「怪物」が具現化した存在。 基本的に無意味に人を殺すことで「怪物」としてのアイデンティティーを保っている。 「怪物」として扱われることでさらに強くなることができ、本人もそれを望んでいる。 【備考】 「怪物」ができると思われることは大体可能。 なぜこのようなものが生まれたのかは本人も含めて誰も把握していない。
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/722.html
能力 【殺戮怨鎖】 相手が、ロールで人殺しの経験があれば相手の能力(ステ・装備含む)を戦闘中に限り覚醒含めて完全コピーする。 また、コピーした能力に自分の本来の力がプラスされる為、身体能力にかぎり相手を確実に上回る。 プロフィール 性別 女 年齢 17 誕生日 不明 身長 158 体重 44キロ 好き 戦争もののメディア 嫌い 平和 趣味 殺し合い 大切 自分の手持ち トラウマ ある事情 容姿 茶髪に緑の目をもつ少女。服装は白いタンクトップにジーンズという至ってシンプルな格好 性格 ある事情で物心つく前に殺人こそ至高と教えられており、数々の殺人を行ってきた。 やがてある事情によりこの世界にたどり着き、とにかく殺人をしようと考えている。物を大切に扱うのが苦手。がさつ。
https://w.atwiki.jp/sin_beastbindtyinity/pages/9.html
■今回予告■ 「わたしって誰だろう?」 今日もわたしは人を殺す。 「わたしって誰だろう?」 どうしてわたしは人を殺す? 「わたしって誰だろう?」 わたしだから殺す? 殺すからわたし? 「わたしって誰だろう?」 “私”を殺せば、殺さないわたしになるのだろうか? 「わたしって誰だろう?」 わたしが殺して、わたしは私。 Sin-ビーストバインドトリニティ 第三話 『わたし殺人事件』 その罪-エゴ-は、私を決して逃がさない。 ■PC紹介■ PC① 人の名:アート・S・ミェーチ 魔の名:抜刀“ヴァルセーレ” スタイル:ディフェンダー プライマリ:デーモン/魔神 セカンダリ:イレギュラー/魔剣 抜刀術に特化した戦法を愛用する魔神の乙女。性別不詳であったが、伊坂(「断罪の剣」参照。魔剣使い)に対するひそかな恋心から乙女へとクラスチェンジした。とはいえ、自身の犯した罪やら魔神と人間の持つ寿命の差やらに縛られ、告白は出来ずにいる。攻撃、防御、戦闘外での小回りに優れ、全体的なバランスを追求している。そのせいか、一般的なディフェンダーより防御力が低く、器用貧乏の可能性がある。とはいえ、ここぞのタイミングで放つ《魔器覚醒》は150点近いダメージを叩き出せるし、まだ大丈夫と信じたい。 日本語に明るくなく機械に弱い、実年齢は見た目×4歳だが可愛い。なおプレイヤーの性別は(ここで記述は途切れている) ■オープニングフェイズ■ シナリオのスタートに繋がるイベントを起こす前に、日常を表現しろとGMから要請を受け、状況の説明をPLがするという稀有なスタートとなります。 アート:まず私は、エプロンを身につけて料理をしています。まだ多少下手さは目立ちますが、いつかは伊坂さんに笑顔で渡せるようなすんごいお弁当を作るという野望を目指し、頑張るつもりなのです。 GM:なるほど、ではキッチンで戦争してるアートをエリオちゃんが微笑ましく見守っている、と。 アート:「うーん、やはり慣れていない刃物は扱いが難しいです。いっそヴァルセーレを使おうかしら……」 GM:そんな平和な事を呟いているとだな、チャイムが鳴るぞ。 アート:なら、「私が出ますね」ってエリオちゃんに声をかけてエプロンを外しながらドアをガチャッと。「はーい」 GM/長沢:ドアの前には君が色々やらかしたなんやかんやをうやむやにしたり、その代わりに依頼をしたりとかで何度か顔を合わせている、警視庁死霊課の刑事、長沢さんがいるよ。 アート:その折は今も感謝しています。「あれ、長沢さん? わざわざお越しになるとは、一体どんな御用ですか?」 GM/長沢:「あー、いきなりですまんが、少し署まで来てくれないか?」と言って頭をかくよ。「『アート・S・ミェーチが人を殺している』そういう目撃情報が何件も寄せられてるんだ」 アート:え、じゃあ驚いた顔を浮かべはしますが、何となくそういう事もあるかなって思っちゃいます。だって、私すっごく幸せですもん。私なんぞが幸せになるなんておかしいんです、こういう方が正しいのかも。とりあえず、沈んだ声で「準備と、エリオちゃんに一言伝えてもいいですか?」 GM/長沢:「あぁ、それくらいは構わない。俺はな、お前が犯人だなんて信じられない。だからきっと、何かがあるんだと、そう思うんだが……」 GM/エリオ:で、君が青ざめた顔でリビングに戻ると、エリオちゃんが声をかけてくれる訳だ。「どなただったんで……何か、あったんですか?」 アート:震えつつも、気丈に微笑んでみせます。「少し、厄介な事があったんです。エリオちゃんはくれぐれも家を出てはいけませんよ。きっと、きっと帰ってきますから」 GM/エリオ:「……。分かりました。いってらっしゃい」 アート:「はい、行ってきます……」とまあ、こんなところでシーンを閉じて頂きたいです。 GM:いいだろう、これにてオープニングは終了だな。 ■ハンドアウト■ ※『HOエゴ』について 今回、ハンドアウトで絆の代わりにエゴを指定します。 このエゴは、愛を1点消費することで『自分自身への絆』に変える事が出来ます。自分自身への絆は通常の絆と全く同じ効果を持ち、愛も手に入りますが、エゴ化することはできません。 HOエゴ:私は諦めない 全てが解決した筈だった。身体を蝕む毒も、力を狙う魔神も、その呪いも。 それでも、心のどこかで、自分の幸せが信じられなかったのかもしれない。 だから、「アート・S・ミェーチはまだ人殺しを続けている」と言われて、あぁやっぱりと思った自分が確かにいたのだ。 今までずっと罪に塗れて過ごしてきた自分が、何もかも忘れて平和に過ごすなんて訳にはいかないだろう。 それでも、私はもう、殺さない事を諦めない。 ■ミドルフェイズ■ その前に GM:オープニングでしようと思ってた演出あったの忘れてた辛い。 アート:あらあら(笑)なら思い出したって形にしてミドル前の回想にでも挟みましょうか。 GM:そーっすね。それじゃあ、君は帰路についている。日が傾き、影が長く伸び、家路を急ぐ人が雑多に歩く道だ。 アート:お夕飯の食材を買ったビニールをさげて、のんびりと歩いて行くとしましょうか。 GM:そこで君は……【感情】で目標値20の判定をする訳だ。 アート:ふふふ、【感情】? 【感情】と申しましたか? 私の【感情】は《罪の悦楽(罪を獲得した時に使用し、シナリオ中永続で【感情】を+1する。しかも3回まで累積するとかいう凄スキル)》がなくとも13。つまりたった20程度(ころころ)失敗しました(一同笑) GM:え、失敗? あーっと、ではそのまま帰宅しちゃいます……。回想終わり。 アート:判定に失敗したせいなのは分かるんですがどうでもいい回想ですね(苦笑) シーン1 別に手痛い失敗という訳ではないものの、シナリオの盛り上がりポイントを逃したような、少し寂しい思いを抱きつつ、華も色もない冷たい取り調べ室からシーンが開始します。 アート:静かに、やや沈んだ表情で椅子に腰掛けています。 GM:殺人は夜にあったらしいんだけど、その時間アートは料理を頑張っていて、それはエリオちゃんの証言からも確実なものになる。とはいえ、身内って事もあるし、証言としてはやや弱いんだよね。 GM/長沢:「という訳で、お前を拘束して事件が収まれば、お前が犯人。もし構わず勃発するなら、犯人は別にいるって事だ」と長沢さんは言ってくるよ。 アート:無言でこくりと頷きます。 GM:それから、重苦しい沈黙が訪れるんだが、それが長く続くかに思われた瞬間、部屋に息せき切って警官が駆け込んでくるぞ。 GM/警官:「また起きました! 抜刀術による殺人事件です!」 GM:それを受けて長沢さんは立ち上がるよ。 アート:「私に、何か出来る事はありませんか?」と、椅子から立ち上がらず、真っ直ぐに長沢さんを見ながら言いますよ。 GM/長沢:「お前と同じ姿をしているのが犯人だし、こっちからは一切支援出来ない。それどころか、解決しきれなかったらまたお前を疑うしかなくなっちまう。それでもなお動くなら、止める事は出来ねぇな」 アート:「それだけで十分です。無関係な筈がないんです、私が何とかしてみせます」っと。正直さっぱりというのが本音ですが、動かないってのはありえないです。 こうして、取り調べ室から出て行ったアートは、封鎖される前に事件現場を確認。無惨に切り殺された傷口は、アートのものと判断できる独特なものだった。偽っている線もあったが、今は犯人として疑いを持たれている為、早々に撤退することに。 アート:もし私に私怨を持ってこんなことをしているなら、エリオちゃんが心配です。その上で、伊坂さんの無事を確認できればいいんですが、どうしたものか……。 GM:じゃあここで【感情】で判定だ。成功した? なら、薄暗い路地の街灯に浮かび上がる、アート自身の姿を見つけるぞ。 アート:「! ……あなたは、誰ですか?」と言いつつ身構えます。 GM/アート(?):「わたしは、あなただよ。アート・S・ミェーチ」と応える。 アート:「どうして、人を殺しているんですか?」 GM/アート(?):「わたしが、わたしだからだよ」と、そう言うと同時に一気に襲い掛かってくる。戦闘開始だな。 アート:あ、その前に《アレナ展開》してもいいですか? GM:おういいよ。 アート:有り難う御座います。にしても、私ですか……。 シーン2 アートVS偽アートとでも言うべきか、そんな戦闘が始まります。とはいえ、《罪の悦楽》を2回程使用しているアートと、素のアートをコピーした偽者ではまるで勝負になりません。ディフェンダー故の硬さから、偽アート(仮)も時間だけは無駄に持ち応えますが、本物に殆どダメージを通す事が出来ず、あっさりとやられてしまいます。 GM:……君の勝ちだな(寂しそう)。 アート:まぁ、素の状態ではあまり戦闘に向いてないパラメータですから、私って。 GM:だがしかし、イベントが始まるのだ。君の攻撃によろめいた偽者は、それでもなお襲い掛かってこようとする。その時、宇宙的なビームが過たず偽者を直撃した。 アート:アレナの中に入れて、宇宙的ってまさか……エリオちゃんですか!? GM:その通り。アートが心配でこっそり探しに出たら同じ人同士で切り合いしてる現場に来たんだけど、一緒に暮らしていた勘でどっちが本物か瞬時に判断して支援したって訳。 アート:流石エリオちゃんです、正直偽者の力がこれだけとは思ってないから助かったのですが、少し複雑です。 GM:不利を悟ったんだろうね、偽者は素早く離脱するよ。《資産:帰還門》で。 アート:形式美として「待て!」と叫んで魔剣を空振りしますね(笑) GM/エリオ:あいあい。それじゃ駆け寄ってきてエリオちゃんが声をかけてくれるぞ。「怪我はありませんか?」 アート:「大丈夫です。それより、どうして見分けられたんですか? 見た目は全く同じだった気がしますけど」 GM/エリオ:「アートを見間違えるわけないじゃありませんか」(即答) アート:「全く、かないませんね~」降参のポーズ取ります。「とはいえ、まだ危険であるのは確かですし、無茶なことはしないでくださいね」 GM/エリオ:「それはアートも同じですよ」っと、ここで情報収集判定できるよ。 アート:それは有り難いです。家に向かいながら情報収集しましょう。《かりそめの器》で【感情】を利用した情報収集判定が出来るようにしましたよー。 この判定の結果、偽アートがドッペルゲンガーであることが判明。本物と成り代わろうとするドッペルゲンガー自身のエゴと、人を殺したいというアートのエゴがせめぎあった結果、今回の凶行が起こってしまったとのこと。撃破か説得か、どちらにせよ再度の遭遇が必要とのことに。 シーン3 帰宅、と軽い応急手当てなんかをして、最終決戦に備えるシーンです。取りこぼした情報を集める為に、そしてGMが起こしたかったイベントを起こす為にこのシーンは必要だったのです。 アート:(情報収集判定成功)よーし、全ての準備が整いましたよ! ばっちこーい! GM:ではチャイムが鳴ります(一同笑) アート:まさかここまで早いとは(笑)相変わらず「はーい」と言いつつ出ますよー。 GM/伊坂:じゃあね、そこには伊坂くんが立ってるんだよ。で、アートの姿を見ると口を開くぞ。「聞いたよ、お前、まだ人を殺してるんだってな」 アート:「……え?」い、伊坂さんに真正面からそんなこと言われたら凍りついてしまいますよ? GM/伊坂(?):大丈夫、その反応は正しい。「まさかまた人殺しを始めるなんてなー、俺のあの時の説得も無駄だったって訳か。本当、被害者が浮かばれないよ」 アート:「伊坂さん、違うんです! それは私じゃなくてドッペル――」 GM/伊坂(?):(遮って)「言い訳するのか? お前ってそんな奴だったんだな。この人殺し」 アート:「ひっ……!」うあー、PLはもう読めたけどアートは駄目だぁ(笑)イヤイヤをするように首を振りつつ後ずさるよ。 GM/伊坂(?):「人殺し」「人殺し」「人殺し」伊坂君(?)はずかずかと侵入してきてアートに人殺しと言い募るぞ。ここでバインドが発生だ。内容は「伊坂くんを信じるか」だ。信じる場合は目の前のを否定するし、信じない場合は絆一個がエゴに変わる。 ・バインドとは、絆とエゴを題材にしたBBTらしいシステムです。ある絆との会話により起こりえる二律背反にどう対処するかによって、通常の1点に加えて追加の1点の愛を貰うか、即座に対象への絆をエゴ化させるかを選択できます。厳密に正解となる選択肢がないってケースは、案外少ないように感じられます。 これは、どう考えても正解は一つであるのは明らかなのですが、RPの美味しさと、エゴ、つまりは罪が足りないとPLが感じていたこともあり、あえて絶望RPを楽しむ方向性に進みます。 アート:頂くエゴは【私なんて死んじゃえばいいんだ!】にします。 GM:仕向けといてなんだが、重いな(笑) アート:それが絶望RPの醍醐味ですから(笑)私は、伊坂さんの言葉を聞いてぺたんとその場にへたり込みます。とめどなく涙が溢れて、そして仕上げに、魔剣を抜き放ちます。「こんな、こんな人殺しなんて、死んじゃえばいいんだ……!」 GM/伊坂(?):「そうだ、死ね。この人殺し」 アート:ぽろぽろと涙を零しつつ、それを振り払う勢いで自分に向けて刃を振るいましょう。ミィンナシヌシカナイジャナイ!(一同笑) ・ミィンナシヌシカナイジャナイ! 「魔法少女まどか★マギカ」ネタ。銃を自在に操る魔法少女である巴マミさんの台詞。あの人ニコ動とかで散々ネタにされているけど、実際名言だらけだから仕方ない。銃使いは格好良いんだけどなぁ。 GM:それでは、目の前の伊坂くん(?)がにやりと邪悪に笑う。そして次の瞬間、あわやアートが自身に突き立てようとした剣は別の剣によって弾き飛ばされる。舌打ちをしつつ偽伊坂くんは姿を消して、代わりに本物の伊坂くんが駆け込んでくるよ。 アート:つーっと涙を流しつつ、剣を失ったのに気付かず首を切ろうと空を薙いでいます。「ごめんなさい」とぶつぶつ言いながら。 GM/伊坂:その手を掴んで君を揺するぞ。「アート!」 アート:では、虚ろな瞳の焦点が戻ってきて、怯えるように身を引きます。「い、さか……さん?」 GM/伊坂:「さっきの奴、人に化けられるのか? それでアートの姿をとっていたんだな……」 アート:私、伊坂さんを突き飛ばそうとして力が入らないので、頑張って声をかけます。「私に触れないでください! こんな、こんな人殺しの手に触れてはいけません……!」 GM/伊坂:そう言われると凄い剣幕で彼は反論する。「そんな事言うな! お前はもう、誰も殺さないって言ってたじゃないか! あの言葉は嘘だったのかよ!?」 アート:「だって、私、私がまた殺してしまったって……もう、どうすればいいか分からないんです……!」 GM/伊坂:「……でも、今アートが死んでも、きっと殺しは終わらない」 アート:「! し、しかし……!」 GM/伊坂:「諦めないんじゃ、なかったのか?」 アート:その言葉に返す言葉が見付からず暫く黙ります。それから顔をあげたら、私、もう少し頑張るって顔をします。「そう、ですね。私、逃げようとしてました。弱くてごめんなさい」 「それにしても、私が殺しをしていないと、そう断定してくださるんですね」 「まあ、な。俺はお前を信じているから。お前はあんま信じてくれてないから、あんな偽者にほいほい騙されてたみたいだけどな」 「うっ、その、ごめんなさい……」 騒ぎを聞き付けて出てきたエリオに事情を説明し、当然のようについて来る二人に心強さと、胸の奥が熱くなる感覚を抱きながら、最終決戦へと臨みます。 ■クライマックスフェイズ■ もう逃げ隠れしようという意欲のない偽者。ミドルでの情報収集によって、彼女はドッペルゲンガーであり、アートの残した『殺したい』というエゴの残滓に魅入られた殺人鬼となっていると判明していました。自身の犯した罪に引きずられている彼女を救う為、アートは刃を引き抜きます。 GM/ドッペルゲンガー:「あなたを殺して、わたしは私になる!」 アート:「それではいけないんです、これ以上誰も殺させません!」 アート、伊坂、エリオの姿を次々と模倣しながらドミニオンアーツを絡めて戦うドッペルゲンガーは、処理が非常に重いことと、三人分のキャラクターデータを同時に使いこなすのが非常に難しかったので、その力を殆ど振るえずさっくりと終わってしまいました。が…… ■exクライマックスフェイズ■ 倒されたドッペルゲンガーは後ずさり、自分で自分の頭を抱えます。その姿は次々と切り替わり混じり合い、もはや何が何やらと言わざるをえません。 GM/ドッペルゲンガー:「わたし、わたしわたしわたしわたしわたしわたしわたしわたしは!! もうわたしがなんなのかわかんないの!」 アート:「なら、それをゆっくり探してみませんか? すぐでなくとも、きっといつか、あなただけのあなたが見つかる筈です」 GM/ドッペルゲンガー:「わたしだけの、わたし? ……そんなのわかんない! わかんないよ!!」 アート:「ほいほい分かったら苦労ないですよ。だから、探そうって言ったんです。まだ、間に合うから」 GM:「わかんない! わたしはわたしが分からない!!」って叫びながら襲いかかってくる。 このドッペルゲンガーは、先程とは違い三人の姿を混ぜ合わせたような外見。三人分のパラメータを合算した上、アーツを全てコピーしてドミニオンアーツとエネミーアーツを追加するという、見るからに手に余る代物でした。ですが、不思議とバランスの良いパラメータに仕上がっていたりとか、ドミニオンアーツを利用して無理矢理にそれっぽさを演出したりなどで、当時の参加者全員が満足したので、良しとします。 この上なくぐだぐだしていたということだけ、ここに明記しておきます。 ■エンディングフェイズ■ 長沢に対し事件は解決した旨を報告し、犯人は会心したので一緒に暮らしたいとアートは申し立て、苦笑されながらも快諾されます。名前はアイアス・I・ミェーチ。アートの幼い頃の姿をとった、新たな家族です。 GM/アイ:「よろしくね、おねーちゃん」 アート:「はい、こちらこそです」 【感情】をシナリオ中に強化するアートは、初期状態じゃ弱い。三人なんて多くのキャラクターデータを同時に使いこなすのなど、ぶっちゃけ不可能でしかない。そんな事故があったものの、「“私”を殺すわたしの殺人事件」はとりあえずの終幕を迎えました。 お疲れ様でしたー!