約 709,180 件
https://w.atwiki.jp/trinity_kristo/pages/771.html
自然法とは まず、法は以下のような構造をとっていると現代では考えられている。 自然法(natural law) 実定法(positive law)(=人定法)成文法 不文法慣習法(成文ではないが慣習となっている法) 判例法(慣習もないが判例となっている法) 条理法(慣習も判例もない場合に裁判官が定める) キリスト教文化において、自然とは「神が創造したものの全て」を表す。例えば、農業は人為的に始まったものだが、これもキリスト教文化においては「自然(nature)」に含まれる。 神はこの世の法(法則、秩序)を定めた。したがってこれらは「自然法(natural law)」と呼ばれる。 キリスト教では、人間を創造したのは神である。神は人間そのものを創造しただけでなく、人間一人ひとりに対し生きていくための権利も与えた。例えば、生存権、自由権、幸福追求権、財産権である。この権利は神により与えられたものだから「自然権(natural right)」と呼ばれる。 聖書には直接的には書かれていないが、例えば次の言葉は、神から万人に無条件で与えられた生存権を示したものであり、自然権を示したものとも解釈される。 マタイ5 43-45 「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。しかし、わたし(イエス)は言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。 父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。 」 日本においては「自然」とは単に人為的でないものを意味することから、直訳はされず、明治時代には「天より賦与された人の権利」という意味で「天賦人権」と訳された。 近代における自然法・自然権 近代において、人間は生まれながらにして自由で平等であり、その生命・自由・財産などを守るために、国家や法律の条文以前から存在する法があると考えられている。これを「自然法」と呼ぶ。 神により与えられた「自然権」は、国家や法律(人定法)によって侵すことのできない不可侵の権利と考えられている。 「自然権」は神による「自然法」に規定されていることから、「自然権」を奪うことができるのは神だけである。 このことは、キリスト教国家であるアメリカの独立宣言(1776年)でも自明のこととして示されている。 アメリカ独立宣言より われわれは、以下の事実を自明のことと信じる。すなわち、すべての人間は生まれながらにして平等であり、その創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられているということ。 したがって、以下のことが言える。 成文法で自然権を記載している場合も多々あるが、これは自然法を確認する意味であえて記載しているのであり、仮に自然権についての成文法がなくても、自然権は認められなければならない。 逆にたとえ国家が個人の「自然権」を制限する法律を作ったとしても、そのような法律が「自然法」に反すれば無効であるとされる。 なお、自然権と政府の関係についてはキリスト教と倫理学も参照。 自然権の成立の歴史 ヘラクレイトス(法=法則=物理的な法則+倫理的な法則) 最初期の自然法論に数え入れられるのは、古代ギリシャの宇宙論である。例えば、ヘラクレイトスの宇宙論によれば、人間は、天体が宇宙の法則によって運動しているように、宇宙の法則に従って生きるべきである。 このような考え方の下では、物理的な法則と倫理的な法則とが、同一の概念に属している。「天体がある法則に従って運動している」という事実と、「人間はある法則に従って生きるべきだ」という規範との区別には、何ら注意が払われていない。 アリストテレス(法=自然法+制定法) ギリシャ時代、人間の生活を規律するのは書かれない自然法則(自然法)であり、有効地域や時間的な制約を受ける実定法(制定法)の根本原理は、自然法則(自然法)の原理と同一であると考えていた。 アリストテレスは法を自然法と制定法とに分類した。自然法は人為によらず、地域的限定もされず、自然的正義によって確定するものであり、制定法は実定されることにより初めて一定の内容を持つことになるものであるとして、前者の自然法を普遍的なものと考えたが、変化できないものとは考えなかった。 アウグスティヌス(法=永久法+時限法、永久法=神定法∋自然法、時限法=人定法) アウグスティヌスは、自然法論の枠組みの中に、ギリシャおよびローマの哲学者たちが知らなかった神定法という概念を導入した。 アウグスティヌス本人は明確には法体系を整理していないが、概ね次のように考えていた。 永久法(神定法)自然法(人間の心の中に書き込まれた法) 一時的な法(人定法) まず、法の時間的な継続性という観点から見れば、法は、永遠不変の永久法と、有限可変の一時的な法とに区別される。永久法とは、神の理性あるいは神の意思であり、自然な秩序に従うことを命じ、それを乱すことを禁じるものである。この永久法のうち、人間の心の中に書き込まれたものが、自然法である。 次に、法の制定者という観点から見れば、法は、神定法と人定法とに区別される。一時的な法は、永久法に則らねばならないが、永久法違反の行為を全て現世において罰する必要はない。これは、一時的な法によって見逃された行為の有責性が、神の処罰によって担保されているからである。 これらの区別は、観点が異なるだけで、永久法と神定法、一時的な法と人定法とは一致する。 トマス・アクィナス(永久法=神定法+自然法、自然法∋人定法) トマス・アクィナスの自然法論では、全宇宙を支配する不変の永久法から、人間の一時的な便宜のために制定される人定法までの階層構造が以下のように示されている。 永久法あらゆる法 理性による自然法(人間が分有する永久法の一部)一般的な自然法(明文化されていない) 人定法(自然法を実現するための実定法) 啓示による神定法(補助的)旧法(lex vetus) 新法(lex nova) まず、永久法とは、この宇宙を支配する神の理念である。そして、永久法のうち、理性的被造物たる人間が分有しているものが、自然法である。さらに、自然法のうち、人間が何らかの効用のために特殊的に規定するものが、人定法である。 最後に、神定法とは、人間が永久法により強く与れるように、神から補助的に与えられた法である。すなわち、人間の能力には限界があるために、人々は永久法から与った自然法にもとづいて適切に人定法を制定するということができず、また、様々な意見の対立が生じるので、それを補うために神から与えられたものが、神定法である。ここで、神定法として念頭に置かれているのは、旧約聖書と新約聖書において命じられている事柄であり、前者は旧法(lex vetus)、後者は新法(lex nova)と呼ばれる。 トマス・アクィナスは、自然法の根底にある「正義」を、「自然的正義」と「法律的正義」とに区分した。自然法は実定法の「意味」であり、その道徳的基礎たる規範であるとした。したがって「実定法は自然法を実現しようとするもの」と考えた。 つまり、永久法は、神のうちにある最高の理念であり、あらゆる法の源泉である。このような永久法の一部である自然法は、あらゆる人定法の源泉であり、人定法は自然法に反してはならないとした。 トマス・アクィナス『神学大全』第2部の1第97問題第3項 自然法ならびに神法は神的意志から発出するものであるから、人間の意志から発出するところの慣習によっては改変されえないものであり、ただ神的権威によってのみ改変されることが可能である。したがって、いかなる慣習といえども神法や自然法に反して法たるの力を獲得することはできない。 トマス・アクィナス『神学大全』第2部の1第95問題第2項 ここからして、人間によって制定された法はすべて、それが自然法から導出されているかぎりにおいて法の本質ratio legisに与るといえる。これにたいして、なんらかの点で自然法からはずれているならば、もはやそれは法ではなく、法の歪曲coruptio legisになるであろう。 グロティウス 国際法の父と呼ばれるグロティウスは、各市民国家間の平時および戦時の合理的かつ非実定的な法を探究することに主眼があった。このことは、彼の主著の『戦争と平和の法』という表題にそのまま現れている。そこでは、以下のような法の重層構造が見られる。 自然法(正しい理性の命令) 実定法(意思に起源を有する意思法、制定法)神定法(神の意思によって成立する)普遍的な神定法 ある民族に固有の神定法(特にヘブライ法) 人定法(人の意思によって成立する)万民法(万民の合意によって成立する) 市民法(各市民国家にのみ妥当する) ここで重要なのは、各法の優先順位である。自然法、万民法、市民法が全く別のことを定めている場合には、市民は、原則として市民法に従うことを強いられる。つまり、各市民国家内部において強制力を有するのは、市民法である。 一方で、自然法は道徳的な指図として、市民共同体内部においてもなお妥当するが、それは強制不可能な規範に過ぎない。 また、万民法と自然法との関係においても、自然法が劣後する。 つまり、自然法は普遍性を持つが、強制力を持つ市民法がまず尊重されるべきであり、これに矛盾しない範囲で模範としての自然法が存在するとした。 19世紀から20世紀前半までの自然法の否定 19世紀から20世紀前半までの法理論は、専ら伝統的な自然法論の否定という形で進行した。この背景には、歴史主義および実証主義という2つの哲学的背景が見出される。 特にドイツの法学界では、歴史主義に裏打ちされたパンデクテン法学と、実証主義を徹底したケルゼンの純粋法学が席巻し、自然法を強く否定した。 この時代を反映した作品として、例えば、スタンダールの小説「赤と黒」(1830年)では、主人公ジュリアン・ソレルは断頭台にかけられる前に「自然法などというものは絶対にない」と独白する場面がある。 グスタフ・ラートブルフ グスタフ・ラートブルフ(Gustav Radbruch)はドイツの法哲学者、刑法学者、刑事政策家。 法実証主義者であったラートブルフが自然法への回帰を図ったのは、ナチス・ドイツの敗北という深刻な政治的状況下においてであった。そこで問題になったのは戦中に合法であった非人道的行為に対する遡及的に処罰可能性である。 行為時に合法であった行為を事後的に違法とし処罰することは、刑法上の罪刑法定主義に違反する。このため、行為時に一見すると合法的であった行為、すなわち当時の制定法に鑑みれば合法的であった行為から、合法性を剥奪する必要が生じた。そこで用いられたのが、該当行為に合法性を与える制定法そのものを自然法によって覆すという手法である。 ラートブルフによれば、自然法の内容とは、正義の理念である。この理念を最初から追求しないような制定法は、無効とされねばならない。法的安定性も確かに法理念の一部であるが、著しい不正においては正義に劣後する。そして、正義の具体的な内容は、デモクラシーの維持と人間の尊厳の尊重にある。 日本国憲法の記載 日本はキリスト教国ではなく、自然法の文化的土台がない。このため、憲法により自然法の定める自然権(天賦人権論)とその社会的な経緯が明記されている。 日本国憲法 前文 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。 そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。 日本国憲法 第11条(基本的人権の享有) 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。 日本国憲法 第97条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。 ここで国民に基本的人権を与えている主体は、キリスト教文化において自然権を保証する「神」であると考えるべきである。 参考 キリスト教と自然法 統合に必要な政治倫理の基底をなすもの 坂本 進 自然法の概念を知らずに憲法を語るのは、こんなに危険だ 橋爪大三郎の「社会学の窓から」④ Wikipedia 自然法権 自然法 「自然法などというものは絶対にない」 弁護士 井上 博隆 行政書士試験受験者に幸あれ 人権は何故、尊重しなければならないのか
https://w.atwiki.jp/saigaisabetu/pages/93.html
魚拓+α ID nSgv03Z/0 抽出 ID EPyrfs4Y0 (8回) 満員電車で、中学生女子が仕事で疲れた人のために席に座らなかった話 タイタニックで死んだ連中のほとんどは二等三等船室にいた貧しいアイルランド人。 抽出 ID JZsh3hyj0 (7回) フェミ=ミサンダリー(男性嫌悪・蔑視)は、「男性こそ差別されてきた」という事実から目をそらす 【国際】 伊・豪華客船座礁、「子供ら無視して、老年男性たちが我先にとハシゴに群がった。西洋人の取り乱し方に驚き」…乗客証言★2 http //uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1326773139/ 魚拓+α 皆死ぬかもしれないのに何故女性優先救出なの? http //toro.2ch.net/test/read.cgi/gender/1291791059/309 309 名前:名無しさん ~君の性差~[] 投稿日:2012/01/17(火) 16 24 43.14 ID 2iv+IiJG 306 毎日新聞サイトのニュース 伊客船座礁:「いい年した男性が我先に」脱出の模様証言 - 毎日jp(毎日新聞) ttp //mainichi.jp/select/jiken/news/20120117k0000e030158000c.html Web魚拓 (cache) 伊客船座礁:「いい年した男性が我先に」脱出の模様証言 - 毎日jp(毎日新聞) ttp //megalodon.jp/2012-0117-1536-03/mainichi.jp/select/jiken/news/20120117k0000e030158000c.html ニュー速のそのスレだと、下記引用レスの特に終わりの3行がまともなことを言っている。 家族仲、夫婦仲が悪い場合を別にすれば、新婚旅行のカップルも乗っているだろうし、 女から見れば、夫、息子、兄、弟の命がどうなるか分からないのに自分だけ逃げるということになる。 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/news/1326765705/369 369 名前: 編集されたこのスレを読んでいるお前へ(新潟県)[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 54 52.93 ID vVBph5qY0 『女性と子どもが先だ!』 映画の見すぎだろ だいたいいろんな国の人がいて言葉が通じてるかどうかも分からんのに 自分の思い通りに他人が行動しないからってファビョってわざわざ引きずり下ろすなよ ただでさえパニックになってるところでケンカとかすんな邪魔くさい そもそもこんな船に乗ってるのは家族や恋人だろ 女子供を優先させたら彼氏や父親、夫とはぐれさせるだけじゃねえか 独りよがりの正義感を振りかざすな 425 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2012/01/17(火) 14 22 54.09 ID IdKZ7+I20 【女子供を優先させろという考え】=種の保存的には正しいが 現代の女は男性と平等であり「保護」する必要は無いとも思える 妊婦は別な。子供動揺最優先。 【弱者を優先させろという考え】女子供だけでなく老人も優先 昔の老人なら若者より強い道徳観念を持っているので自分は身を引き他者を生かすだろう。 しかし現代の老人はただの権利の亡者なので老人優先は権利だと他者を押しのけて自分が生き延びようとするだろう。 老人は「保護」する必要は無いとも思える。 結局優先して助けるべきは自分で判断する能力の無い「子供」と子供を持つ「妊婦」だけである。 ID nSgv03Z/0 317 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 08 04.62 ID nSgv03Z/0 [1/6] 男性差別を肯定するための言い訳3連発。 「女は子供を産むから」 ⇒不妊症の女も、閉経した女も選別せず一律優遇してる。 ⇒そもそも出産は権利で、強制的に女性が子供産まされるのは女性差別と言ってた人間がどの口で言う。 現在少子化で国が滅びかかってても、国の都合でかつての男性の徴兵と同じように、女性が大量強制出産させられることはなく、 一夫多妻も認められないのだから、女性=子供を産む機械としての役割は存在しない。 子供は一夫一妻で男女で作るもの。男性を差別する言い訳にはなりえない。 「女はか弱いから」 ⇒水死・窒息死に対する耐性は男女変わらない。それどころか脂肪分の少ない男性の方が冷水に対する耐性がない。 「女は男より体力ないから」 ⇒成人女性より「お年寄り」の男性の方が体力がない。なのにイタリアの豪華客船事故で 懸命にはしごを登って逃げるお年寄りの男性を、よってたかって 「男のくせに」「男だろお前」「女性を優先しろ!!」と糾弾して、わざわざひきずりおろして見捨てた非道。 許されるべきことではない。 331 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 10 13.01 ID nSgv03Z/0 [2/6] 一生懸命逃げてたのは、本来大人の女性より優先されるべき、「 お 年 寄 り 」の男性です。 そのか弱い男性を「女性が先だ!!」と言って、若い者がよってたかって吊るし上げて、皆に憎むように仕向けて、 わざわざはしごを登っていた男性を引きずりおろしたと言う、むごたらしい命の男性差別があったと言う話。 この方は亡くなったかもしれない。 タイタニックで女性と一緒に逃げようとする男性を拳銃で殺すと言って逃がさず沈めた、凄惨な話しと同じ。 こんなこと男女逆でしたらどうなるだろうか?空前の女性差別だ。 それに今時男性の中にだって、先天的に性同一性障害で、それを隠して生きてる「女性」がいる。 その人たちの命を女性同様に扱わず差別したことになる。どんなに怖い思いをしたか。 これが男性の人権問題として国際問題にならないどころか、逆に男性が悪者として描かれ報道される。 こうやって、本来男性差別として重大な問題になるべき話が、 男性悪にすり替えられて報道され、「女性は虐げられてる」ことにされる。 その瞬間を今、現実で目の当たりにしてるんだよ。一刻も早い「男性人権団体」の設立を!! 351 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 12 22.60 ID nSgv03Z/0 [3/6] これスレタイ悪い。最低の男性差別だろ 「女性と子どもが先だ!お前は最後で残れ!」必死に逃げただけの男性吊るし上げられる。男性に人権なし http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/news/1326765705/ 沈没船「女性と子どもが先だ!お前は最後まで残れ!」先に避難した男性が吊るし上げ。男性に人権なし http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1326766133/ 「お年寄りの男性」が必死に沈没船から逃げようとしたら、「女性が先だ!!」といってわざわざ 引きずりおろされた って… 最低すぎる。。 366 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 14 38.91 ID nSgv03Z/0 [4/6] これスレタイ酷過ぎだよ。 「子供」しか触れてないけど、子供より前に大人の一人前の「女性が先だ」と言ってる。 しかも、一生懸命逃げてたのは「 お 年 寄 り 」の男性。 その男性を「女性が先だから」と言って、若い男らが吊るしあげを行って わざわざ引きずりおろしたって残虐な話し。 こんなこと男女逆でしたらどうなる?これは男性の人権問題として 国際問題にならないどころか、男性が悪者として描かれ報道される。 こんなの許していいのか!? 485 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 31 42.29 ID nSgv03Z/0 [5/6] この男性差別の恐ろしさ、女性やバカマッチョ男は自分が男性になった時のことを少しは想像すべきだ。 船が沈没して自分が窒息死するかしないかの極限状態で、なおかつ自分は老いた老人。 なのに自分がただ男性(=黒人)と言うだけで、「お前は運動神経いいだろ」「体格いいだろ」と言われ、 それを理由に女性(白人)が逃げ切るまで最後までそこにいろと命令される。 逆らったら軽蔑され引きずりおろされ、見捨てられる。 しかも普段散々「女性(白人)・子供・お年寄り」のセットで言われてたはずが、 こんな時だけ、完璧に男性(黒人)だけを犠牲にするために「お年寄り」だけ外され、 男性(黒人)であるなら老人ですら逃げようとしたら引きずりおろされる。 しかも後に女性(白人)優遇の目でxし合によって、 あたかも自分達男性(黒人)ばかりが女性(白人)を押しのけて助かろうとしたかのように 名誉毀損報道をされ、世間から恨まれる…。 こんな残虐な差別が許されていいのか?アパルトヘイトと何が違うんだ? むしろアパルトヘイトなんかより遥かに酷い。人種で乗るバスが違うなんてレベルの差別じゃない。 575 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 46 25.04 ID nSgv03Z/0 [7/8] まだ小学生の女の子に まだ中学生の女の子に まだ義務教育も終えてない女の子に まだ高校生の女の子に まだ18歳未満の女の子に まだ大学生の女の子に まだ未成年の女の子に まだ20そこそこの女の子に まだ学生卒業したばかりの女の子に まだ20代前半の女の子に まだ20代の女の子に 女の子なのに 女性なのに 654 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 15 06 21.94 ID nSgv03Z/0 [8/8] 574 日本の公務員や官僚、東電みたいな特権意識をデフォで持ってる老害なんだろう 誇張されたタイトルだけ見て男性に犠牲を強要しようとする老害は貴方だよ。 この男性はお年寄り。成人男女よりも、体力がなく弱いため、弱いものを守る観点からも 子供と同じように最優先されてしかるべきな存在。 なのに、男性と言うだけで、ごく普通に、自分で自分の命を救うために、 必死ではしごを登って避難しようとしたら、「男」と言う理由で 「女性が先だ!!」と叩かれ、悪者にされ、引きずりおろされたと言うとんでもない男性差別、迫害事件だ。 それを強引に男性を悪者にし正当化するために、「子供」と言うのをダシに使って あたかも子供を押しのけて我先に男性ばかりがはしごに群がったかのように言ってる。 「子供」と言うのを使えばそれを見捨てたらいけないわと叩き易いだろ。 でもこのスレタイの本音は「女性を優先しろ」と言ってるに過ぎない。 その意識を徹底させるために、弱者を「子供」に限定して、男性に反論できなくしてる。 抽出 ID EPyrfs4Y0 (8回) 243 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 13 54 35.75 ID EPyrfs4Y0 [2/8] 211 男女平等にしたら男性が有利なので女性を優先しましょうって全く筋が通ってないよー 263 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 13 58 50.92 ID EPyrfs4Y0 [3/8] 257 女優先という奴にリアルで喧嘩ふっかけるようなのはいないんじゃないか? 逆に女優先はおかしいという奴をヒステリックに文句言う奴ならわんさかいそう 315 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 08 02.64 ID EPyrfs4Y0 [4/8] 268 子供を生めるのは女性だけだけど産ませられるのも男性だけ。 そして現代の日本では1人の女性は1人の男性の子どもしか産まない。 397 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 19 01.49 ID EPyrfs4Y0 [5/8] 337 体力がある奴が生き残るのは恥ずかしいが体力のない奴が生き残るのは恥ずかしくないのか? その思考回路は理解できないな。 将来性だとかwどこの誰のために何のためにそんなもので生命に 優先順位をつけなければならないのか理解に苦しむ。 435 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 23 58.77 ID EPyrfs4Y0 [6/8] 412 女優先が当然って人は君みたいに陰湿に悪口言う人ばかりだよね。 532 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 38 50.78 ID EPyrfs4Y0 [7/8] 515 先に逃げようとしたら撃ち殺されるのかw もうカルトの域だとしか思えないな。 580 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 46 53.87 ID EPyrfs4Y0 [8/8] 544 俺は先に逃げようとする奴を撃ち殺すような価値観はカルトのようなもんだと思うが 君はそういう価値観が正しいと思うの? 先に逃げようとする奴を撃ち殺すような価値観に異を唱える人間と韓国人とは何の関連もないと俺は思うが どういう関連があるのか知りたいので教えてくれ。 満員電車で、中学生女子が仕事で疲れた人のために席に座らなかった話 600 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 54 23.24 ID nAXNSczti 普段から仕事帰りでどんなに疲れていても老人、子供に席を譲ったりするんだな? 緊急時でも他人のことを思いやれるなんて人格者だね まったく偽善者だらけだよ 615 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 14 58 06.44 ID Fa0pPkXJ0 600 そういう点では純粋な中学女子とかは一番よく出来てると思えた光景を見た。 満員電車の中で中学女子が3人ぐらい立ってて、次の駅で座ってた人が降りたので一人の女子が座ろうとしたところ 別の友達が「座ったらあかん!そこと仕事とかで疲れた人が座るもんや!私らは遊びに行くんやから」と言った。 ほんとよくできた中学生だわ。よっぽど育ちが良かったのだと思う。 658 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2012/01/17(火) 15 07 06.75 ID JZsh3hyj0 [4/4] 600 電車で座っていると時々老人がものすごい表情で睨んでくる時があるけど、 ああいうのへんだよな。 そういう時はにっこりと微笑み返してやればいいよ。 このように、 ,、‐ "  ̄ `` ‐- 、 /イハ/レ /V\∧ド\ / ^ ´ i、 \ ‐ 7 ハ ハ |ヽ ;、 丶 / /!i /|/ ! ヾ リハ |;!、 l /´7 〃|!/_,,、 "゛_^``‐ly ト /|;ィ N,、‐ ゛_,,.\ ´ "" ヽ !;K ! |ハト〈 ,r "゛ , リイ)| `y t ヽ // ! ぃ、 、; ==ヲ 〃 ` へ、 ` ‐ ゜ .イ `i;、 / l 〉 ` ‐ ´ l`ヽ / ! レ ヽ_ _,、‐7 i| i´ l ` ‐ 、_ ,、-‐ "´ ノ,、-、 / 、,_ ,.、- {,ヘ 、_ `ヽ、_ / i ,、イ ∨ l.j__,,、..-‐ - ;」,ハ、 、` ‐、_ ,`ヽ / l ,、‐ ´ // ,/! ;、--ァ / `` ‐ ` 7゛ , / l i ´ く ; l / / / , / ! l \ ; l , / i/ , タイタニックで死んだ連中のほとんどは二等三等船室にいた貧しいアイルランド人。 722 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/01/17(火) 15 24 07.21 ID 8c6BDjFz0 タイタニックとかと比べると乗客の民度が違うのかね。 船に残って沈んでいった人達は、散々他人から搾取した金持ち連中だからなあなんて 思っていたんだが、今回の報道見たら、結構凄い人達だったのかも。 でもあの時だって普通の客層も大勢いたんだろ。 763 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2012/01/17(火) 15 35 12.17 ID f58TnXGR0 722 タイタニックで死んだ連中のほとんどは二等三等船室にいた貧しいアイルランド人。 彼らはアメリカに出稼ぎ・移民するために乗ってた。 座礁時はデッキへ通じる扉が閉められて見殺しにされた。 もちろん一等船室の富裕英国人たちが逃げられるようにね。 抽出 ID JZsh3hyj0 (7回) 490 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2012/01/17(火) 14 32 29.70 ID JZsh3hyj0 [2/7] なんで中年男がいつも最後なんだよ。 586 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2012/01/17(火) 14 48 33.45 ID JZsh3hyj0 [3/7] 568 ジーンハックマンは助かりたいやつこそ生き残るべきだといってたじゃないか。 774 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2012/01/17(火) 15 37 34.60 ID JZsh3hyj0 [7/7] 1 要するに、この女がいいたいのは、 「自分は女だから先に避難する権利があるのに、 イタリアの老人にその権利が侵害された、 イタリアは民度が低い。」 だろ。 なんか勝手なこと言ってるな、ということだよ。 フェミ=ミサンダリー(男性嫌悪・蔑視)は、「男性こそ差別されてきた」という事実から目をそらす 皆死ぬかもしれないのに何故女性優先救出なの? http //toro.2ch.net/test/read.cgi/gender/1291791059/ 51 :名無しさん ~君の性差~:2010/12/30(木) 00 37 13 ID v6Lo36ES 男が死んでも大して憐れみを持たない それが世間での常識 ましてオタク男が死んだと聞くと犯罪者予備軍がいなくなったと笑顔が零れる程 54 :名無しさん ~君の性差~:2010/12/30(木) 15 34 28 ID /tROo9Gb 51 そうだよ。男性差別とは『それ』の事だ。 男性差別を内面化することが『常識』ならば、答えはひとつ。 常識のほうが間違っている。 59 :名無しさん ~君の性差~:2011/01/01(土) 19 51 31 ID UtzcetZr 54 実のところ、この点は女とフェミにとって 改善はおろか、追及されることさえ絶対に困ることなんだよね。 というのは、「なぜ女が先に救助されるのか?」という点を追及されると 今までわめき続けてきた「昔から女性は差別されてきた」という真っ赤な嘘が 嘘であると暴露されてしまうから。 62 :名無しさん ~君の性差~:2011/02/20(日) 21 49 43.64 ID iapoxq3Q 59 なるほどね。だから話の範囲を就職とかに狭めようとするのか。
https://w.atwiki.jp/nojuku7/pages/132.html
1.リベラリズムの国際関係イメージ (a) 主要な行為体・・・国家/非国家行為体 (b) 行為体の性格・・・国家の多元性/非国家行為体の多様性 (c) 行為体の行動様式・・・国家間は協調も可能/非国家行為体は自由に行動 (d) 重視する問題領域・・・広い問題領域(社会・経済も重視) →自由で協調可能な「ポジティブ・サム的世界」 2.リベラリズム思想の形成 □ 社会思想としての「自由主義」(liberalism) 「政治・経済両面において、個人や集団に最大限の自由を保障し、国家の介入を最小限にとどめるべき」 国家より個人の権利を優先 国家の役割は必要最小限に →「夜警国家」 国家は中立的で意思を持たない「競技場」(arena) (1) 国内の秩序 □ ロック(J. Locke、1632-1704) 『政府二論』(1690):政治的自由主義 「自然状態」において、 人々は自由に自己の行動を律し、その財産と一身とを処置 一切の権力と権限は相互的 「社会契約」で非抑圧的国家が成立 →ホッブスと対照的 □ スミス(A. Smith、1723-90) 『国富論』(1776) 経済的自由主義 人々の利己心の自由な発揮が分業を促し、国富の増大につながる 「自由放任」(laissez-faire)と予定調和、「神の見えざる手」 □ ベントレー(A. Bentley、1879-1957)、トルーマン(D. Truman、1913-): 利益団体自由主義 多様な利益団体の自由な参加と競争から調和が生まれ、公益をもたらす政策が決まる (2) 国家間の秩序 □ カント(I. Kant、1724-1804) 『永遠平和のために』(1795) 共和制国家(自由で平等な法治国家)の連合によって、恒久的平和は実現可能 やがて理性が武力行使の代役を務める □ リカード(D. Ricardo、1772-1823) 「比較生産費説」 各国が相対的に低コストで生産できる(比較優位にある)財に特化して国際分業 貿易を通じてそれらを交換することが相互の利益になる →国家間の自由で協調的な経済関係 3.現代のリベラリズムへ □ 諸国家の利害の調整・協調は可能という秩序観 貿易の拡大、協調による利益増大 戦争のコスト増大 民主国家の増加、戦争の蓋然性減少 国際法と国際組織の発達 □ 20c後半の国際関係 国境を越えた交流の増大、相互依存の深化、重要議題(agenda)の多様化 →「蜘蛛の巣」イメージ →「脱国家主義」(transnationalism) □ リベラリズムの国際関係理論 統合論 相互依存論 レジーム論 デモクラティック・ピース論
https://w.atwiki.jp/hirundo/pages/40.html
このページを編集最終更新日時2012-02-15 14 27 09 (Wed) Parus major great tit シジュウカラ Navigation in a Cup Chick Positioning in Great Tit, Parus major, Nests Kölliker. M. and Richner, H. (2004) Navigation in a cup chick positioning in great tit, Parus major, nests. Anim. Behav. 68 941-948. Kolliker Richner 2004.pdf MEMO 子は親がどの方角からやってきやすいか解っていて、その場所をめぐって競争する、という仮説を検証。 自然状態の巣を観察。子を実験室に持ち込み、自然状態の巣と同じ巣箱に別々に入れ、餓えさせてどこに移動するか。 foraging hypothesis of sibling rivalry ランダムから予測されるのとどれだけ違うか。親の来る位置はどれだけ予測しやすいかを実証しようとしている? 日齢によって親の給餌位置は変化していない?←ツバメでは事情が違うかも。 Abstract Parent birds often feed from predictable sites at the nest and nestlings compete for access to positions close to them. Such scrambling for stable parentally favoured positions may relate to optimal foraging theory. For efficient foraging, nestlings should be able to associate begging payoffs with the available positions in the nestcup and use this information to position themselves before parental arrival at the nest. We tested this predictionexperimentally in the great tit by keeping nestlings temporarily in the laboratory where they were housed individally in nestboxes identical to their natural boxes. After a period of food deprivation, we quantified thier positioning, taking the nest entrance as a reference. Parental feeding locations were measured from videos mde at the natural nests, again relative to the nest entrance. As predicted, nestlings in the laboratory boxes chose positions significantly closer to parental feeding sites than espected by chance. Thus, they had knowkedge about their parent s habit of feeding from predictable setes, enabling them to navigate and forege efficiently in the nestcup. Outline +... Introduction 巣における親が好む位置をめぐる雛間の競争はscramble competitionによって普通におこるbeggingの構成要素だとされている(McRae et al. 1993、Kacelnik et al. 1995、Budden and Wright 2001、Rodriguez-Girones et al. 2001、Kilner 2002b、Neuenschwander et al. 2003)。 scramble competitionの下では子は親の資源を巡って競争し、親は競争の結果に従って受動的に資源の分配する(Parker et al. 2002a、Parker et al. 2002b)。 能動的な親の選択による正直な要求の信号への自然選択(Godfray 1991)に加えて、scrablingは親子間の利害の不一致と派手なbeggingの進化を解決する可能なメカニズムの一つとしてありうることを理論的なモデルは示している(Parker et al. 2002a、Parker et al. 2002b)。 採餌理論として捉える 親が巣の中で好む場所があることは、何度も様々な種で観察されてきた(e.g. Greig-Smith 1985、Gottlander 1987、Smith and Montgomerie 1991、Leonard et al. 1994、Malacarne et al. 1994、Kacelnik et al. 1995、Kilner 1995、Kilner 2002b、Leonard and Horn 1996、Ostreiher 1997、Ostreiher 2001)。この場所は activity centres と名付けられている(Malacarne 1994、Lotem 1998)。 Methods Navigation Experiments 1997年 10日齢、中間サイズの雛を2羽巣から取り出す。 実験室内で元の巣箱と同じような巣箱に入れる 150分餓えさせる その後の生存率などには影響を与えない ビデオで撮影 30°づつ12分割、どこにいるか 餌をやり、もとの巣に戻して、今度は親がどの位置にいるかの観察を行う。 Statistical Analyses Predictability of Nestling Positioning and Parental Feeding Locations Results Nestling Positioning towards Parental Feeding Locations ランダムから予測される角度より、せまい角度にしか雛はいない Distribution of Parental Feeding Locations and Nestling Position Choices 雄親も雌親も巣の後方に餌をあげることを好むが、雄親の方が顕著? 子は後方、右手後方を好む? Dynamics of Nestling Positioning and Predictability of Parental Feeding Sites 親の来る位置は予測しやすい。 Discussion 子は親の来る位置を予測している。 その場所をめぐって競争している。 巣箱の中の位置のみを、locationとしている。 他の地磁気などのキューも利用している可能性が高い。が、今回はずれてないので?大丈夫。 foraging hypothesis of sibling rivalryは、親の給餌位置が予測できることと、雛の位置が変化しやすいことを前提としている。これはgreat titに当てはまる。 ランダムより狭い角度に雛はいる。 線形モデルから、親の給餌は角度とbeggingのpostureの両方が影響する。 begging posturingを固定すると…? cavity-nesting鳥では、巣の入り口から給餌するように強いられることが議論されてきた(Leonard et al. 1994、Kacelnik et al. 1995、Leonard and Horn 1996、Lotem 1998、Rodriguez-Girones et al. 2001)。 しかし、great titでは様々な位置から餌をやるし(特に後方)、雄雌で違う(Kolliker et al. 1998も参照)。 cavity nesterというだけでは、 餌をやる位置を固定することは親にも利益がある、時間の節約、有効に食物を運搬(Rodriguez-Girones et al. 2001a)。 Link +... Chat 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cttum/
携帯からのアクセスはこちらメニューご参照下さい。 このサイトは中国(民主化・人権)・台湾・チベット・ウイグル・内モンゴルと情報を扱うハブサイトです。 左メニューからご覧下さい。 緊急アクション(2008年10月31日 )まで 中国政府のチベット人に対する不当な拷問に対する抗議 (1)PC http //www.shomei.tv/project-101.html (2)モバイルサイト http //www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=101 詳細は右のメニューに貼り付けております。 リンク先クリックで見られます。 署名集めの企画者の情報はこちら ダイチンさん難民認定支援署名にご協力を! (1)PC http //www.shomei.tv/project-160.html (2)モバイル http //www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=160 sessid=91ab32f302a26fb1faaa95b04d6fbc4c オンライン署名公式サイト http //www1.atwiki.jp/petition-campaign/ 貴方にも出来ること このサイトはリンクフリーです。どんどんリンク貼り付けて貰って結構です。 また、ブログ等お持ちの方はリンク貼り付けて下さい。また掲示板ブログのコメント欄にて問題意識持っている方に教えて下さい。よろしく御願い致します。 ブログランキング投票御願いします。 このサイトはブログランキングに登録しております。 一日一回クリックして貰えばランキングに反映されますので 是非クリック御願いします。 SBM(ソーシャルブックマークに登録御願いします。) はてなブックマークYahoo!ブックマークLivedoorクリップFC2ブックーマーク等にユーザー登録している方または、他のサービスでSBM使っている方是非サイト登録御願いします。多くの方の目に触れられる 機会を作ることが出来ますのでご協力よろしくおねがいします。 ↑のタイトルより上メニューの「ブックマーク」をクリックして下さい ブックマークURLはこちらにて御願いします→http //www26.atwiki.jp/cttum/ ソーシャルブックマークとは?wikipedia チラシ・ビラ作成者に協力して欲しいこと 当サイトのデモグッズにおきまして、何方でもUPロード出来る設定になっております。「全国問わず自分が作成したものを使って欲しい方」「ビラを作成したが時間が無く街頭でビラマキ活動が出来ない方」作成者が率先してUPして下されば草の根的にビラをまきたいという方が現れるかもしれませんし、デモ参加した際手持ちに何も持っていない方への後押しになります。善意のご協力よろしく御願い致します。 全国の図書館にチベット・ウイグル・台湾・南モンゴル関連の本を並べよう! TSNJ(チベット支援団体)のアイデアの流用です。自分が住んでいる市町村の図書館にもっと歴史・文化を触れる機会を作ろうとするアクションです。推薦図書として掲載しました。他に何かあればコメントフォームがありますのでお書き込み下さい。 ※順次作成中です ここを編集
https://w.atwiki.jp/jinseikouryaku/pages/25.html
状態異常 この世界では身体及び心の異常状態を病気と呼び、身体が外的要因によって異常な状態にされた場合を怪我と呼ぶ。 対策 病気の多くは睡眠・食事・運動のバランスを意識し健康値を上げることで回避できる。 しかしながら一部例外も多く親プレイヤーからの遺伝や周囲の人間からの感染、自分自身が人間の中でも稀有な個体の場合は回避できないことがある。そういった場合は病院と呼ばれる施設に行き医療スキルを習得してるプレイヤー(医師)に状態異常について診断してもらうことで状態異常の解決をできる可能性がある。 対策可能な状態異常の例 禿 死に次ぐ悲劇的状態と言われている。世界が一変するらしい。 男性を選択したプレイヤーの多くが通る道とされる。 年齢により悲劇度が変わり、中学・高校時代は最も悲劇度が高い。 また女性を選択したプレイヤーでも主に状態異常「悪性腫瘍」の治療中にも発生する。悪性腫瘍が無くなると同時に回復する場合が多い。 うつ病 状態によっては非常に危険であり、死亡イベントに繋がる可能性もある。多くの条件が絡んだ結果発生し、特定の方法で回避するのは困難。 発生率や悪性度は自身のステータス、環境、サーバーによって変わる。 たとえば日本や韓国では発生率も悪性度も最高レベルとされ、対策が必要不可欠である。 状態異常「ネガティブ」を被った場合は放置してしまうと将来においてほぼ必ず発生する。適切な対応ができればネガティブ自体はそこまで厄介ではない。鬱の前段階とみていいだろう。おねしょイベントが発生する場合がある。 ポリコレカードバトルでは強ポジ。メタも少ない模様。 悪性腫瘍 多くが死亡イベントに直結してしまう厄介な状態異常。 発生率やどこの部位が発生するかは自身のステータスに左右される場合がある。が、自身の健康度を無視しているものも存在し、部位や進行度、年齢によっては確定で死亡イベントに繋がってしまう。 早期に発見し、治療した場合は復帰できる場合が多い。国によっては健康診断と呼ばれるサービスがあり、利用する事が望ましい。 骨折 プレイヤーの骨と呼ばれる部位が折れたりすることで発生する。 死亡イベントに直結する事はほとんど無いが、長期間自身の行動が制限されてしまう。 体力のステータスを上げる事で発生率を少しだけ抑えることが出来る。ただし、体力を上げる事でなりやすいジョブに骨折しやすいものが多いというジレンマを抱えており、どのように付き合うかが重要となる。 コミュニケーション障害 近年プレイヤー間で問題とされている異常状態「コミュ障」などと略される。 対人能力にステータスが振られていない場合に起こる異常状態、他のプレイヤーとの交流に支障をきたしてしまう。 この異常状態になってしまうとジョブや少年・青年期に強く影響を及ぼすため対人ステータスを一定値以上保つことが推奨される。 対人ステータスは会話で鍛えることができる、できるだけ多くの人と会話をしよう。 「他プレイヤーと会話できない、バグでは?」「他プレイヤーが話しかけてくれない…」などで悩みを抱えている場合はこの異常状態になっている可能性があるので会話をしてステータスを鍛えよう。 コロナウイルス 死亡イベントに直結してしまうこともある厄介な状態異常。 SARS-CoV-2ウイルスによって引き起こされる感染症。 症状は個人によって異なるが、味覚、嗅覚異常、咳、倦怠感、発熱などの症状が多い。無症状のプレイヤーもいる。 症状の重さも個人によって異なるが、高齢者のプレイヤー、基礎疾患があるプレイヤーは重症化しやすい。 突然変異で、致死率や感染力が変化することがある。 コロナワクチンを打つと重症化のリスクを軽減できる。 生理 女性を選択したプレイヤーのみ起こる 生理は月に一度、または突然起こるものである。 下腹部が強く痛む、腰が痛む、イライラする、頭痛がするなどの症状があり、個人によって症状、重さは異なる。ステータス異常「ネガティブ」を被ることもある。 「生理不順」というバグで来たり来なかったりする場合や、生活に支障をきたす場合は、産婦人科医のプレイヤーに相談して治療することが出来る。 プレコックス感 なぜか多くのステージで他プレイヤーが敵になる。 年齢に対して悪い意味で幼い、大人なのに子供を連想させる顔と雰囲気が生理的な気持ち悪さを連想させる。いわゆる「不快害虫」ポジション。 整形イベントを起こせば対策できる可能性はあるものの、これを持っていると周りが敵になるので起こすのに必要なフラグすら立てるのが困難。 ただしある障害と組み合わさると死亡フラグと化す。 対策不能な状態異常の例(軽減は可能) 知的障害 知能(IQ)が一定値以下(70以下)だと強制的に付与。 仕事以前に多くのイベントはフラグすら立たず、難易度が大幅に上昇。 ブラインドステータス「被ヘイト値」が高く、場合によっては集団殺傷イベントに発展。 その反面、「人権派」ギルドによる度重なるパッチ修正要求によってできた「社会保障制度」に救済されるメリットもある。 ポリコレカードバトルでは所持がバレると敗北しかねない危険なカード。 身体障害 先天的に付与される場合もあれば後天的に付与される場合もある。 日常生活イベントでとにかく不便が発生しやすい。 入学イベント~卒業イベントでは環境によってはいじめフラグが立つこともある。 対応する部位の努力フィードバック率が大幅に低下。たとえば失明の場合は目に頼れる努力フィードバック率がゼロになる。 バッドステータス「悪性腫瘍」の後遺症として付与される場合もあり、体力などに大幅なマイナス補正を受けることもある。 「人権派」ギルドによるパッチ修正要求によってできた「社会保障制度」に救済されるメリットも。 ポリコレカードバトルにおいては最強ランクのカード。 LGBT 関心や愛情の指向が同性だったり、心と体の性が一致しなかったりしただけで様々なサーバーで歴史的に不利益を被ってきた。 具体的な不利益は二次加害に繋がるため列挙はしないが、ブラインドステータス「スティグマ」が高くなりやすく、周りの環境によってはスタイルを隠すことを強制される場合も多々ある。 「アウティング(本人の望まない指向の発露)」によって重大な精神ダメージを負う場合もあり、告白すらバッドエンドの引き金になる場合もある。 法律面でも異性カップルに比べると整備が追い付いていない。「人権派」ギルドによるバランス修正パッチの要求の成果もあり、ようやく各サーバーの社会制度も整いつつある。 ポリコレカードバトルでは強力なカードになる。 毒親 両親プレイヤーに育児能力・社会性・経済性・親としての適性などの問題があると発生しやすい。 育児放棄・ネグレクト・身体的虐待といった分かりやすいものから過干渉・イネイブリング・代理ミュンヒハウゼンなどの精神的虐待といった分かりにくいものにまで多岐に至る。 親の行為が「異常」「虐待」だと気付けるまでに受ける不利益と大人になって虐待だと気付いた後に受ける心理的ダメージ(親が異常だと気付いたことへのストレス、異常な環境によって形成された”常識”と社会のズレを自分で修正しなければならないなど)の多段構えでプレイヤーの人生を確実に蝕んでいくスリップ型の状態異常である。 この状態異常の恐ろしさは子どもプレイヤーが気づかない限り「世代間連鎖」が付与されることである。まるでゾ〇ビのように次世代に広がり引き継がれていく。 これ以外にも状態異常は多数存在するが、一番救いがなくかつ救われないのは”見えない”状態異常なのかもしれない。 発達障害 おそらく日本サーバーでは最悪レベルの状態異常。 影響の深刻さによって読字・多動・ASDなど名称が変わる。 脳神経伝達系の異常から、該当プレイヤーに聴覚・視覚・触覚などあらゆる感覚・神経系(感覚統合)に過敏・鈍麻・重大な負荷もたらす。文字通り他のプレイヤーとは「住んでいる世界が違う」状態になる。 感覚統合の差異が入学~卒業イベントに限らず、あらゆるステージにおいてうつ病・対人恐怖症といったバッドステータスやいじめ・免職処分といったバッドイベント、ひいては自殺などのバッドエンドのトリガーになる。初期パーティーやジョブに「人権派」が居た場合は影響が緩和される場合もある。 ノーマルプレイヤーとのあらゆる感覚の差異が他プレイヤーとの間に重大なコミュニケーション障害、仕事に限らず社会生活への支障を引き起こす。ほぼ全員に異常状態「コミュ障」「社会不適合」が付与・・・・。 プレコックス感と併発すると、整形だけでは対処が出来ないため手が付けられない状態になる。 ジョブイベントでもボス「面接官」が血眼になって該当プレイヤーの事前排除を試みており、ボスがスキル「見立て」を発動した場合確定敗北イベントになる。そのためなんとか卒業イベントのクリア判定を潜り抜けても成人後に圧倒的に不利になる傾向がある。 あらゆる努力フィードバック率に大幅なマイナス補正。各ステージのクリア条件すら満たせない場合がある。 ブラインドステータス「被ヘイト値」「スティグマ」も非常に高く日本サーバーでは、障害概念そのものが気に入らない人間を放り投げるゴミ箱・・・どころか公衆便所同然に扱われているのが現状であり、同じことを外国人にしでかしたら外交問題になってもおかしくないような扱いがされている。 他プレイヤーでは社会的致命傷となる触法→刑務所収監コンボですら、該当プレイヤーにとっては「(ようやく福祉の網に引っ掛かる)救済イベント」と化すことが多々あるのが、如何にこの状態異常が最悪レベルであるかを物語っている。 ポリコレカードバトルではADHD、学習障害は強ポジ、ASDは最弱ポジである。
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/1289.html
【元ネタ】史実 【CLASS】キャスター 【マスター】 【真名】トマス・ホッブズ 【性別】男性 【身長・体重】180cm・65kg 【属性】秩序・悪 【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具B 【クラス別スキル】 陣地作成:D 「魔術師」のクラス特性。 ホッブズが作るのは工房ではなく、思案に耽る「書斎」である。 【固有スキル】 自己保存:A 宝具『神契る終末の獣』により付与されるスキル。 戦闘の意思を放棄する代わりに、宝具が破壊されない限りは全ての危機から逃れることができる。 ホッブズの場合、元々戦闘力が無いに等しい。 啓蒙:B 世界の根本法則を理性によって認知しようとした蒙きを啓らむ哲学思想。 理論と検証をもって超自然的な偏見を取り払わんとする文明の光は、時に迷信の暗黒にあるからこそ力を持つ信仰の天敵となる。 ホッブズの場合、王権神授説や宗教的権威を背景に持つ神秘に対する抵抗力として発揮される。 自然状態:D 法や指導者がない原始的状況における人間の行いを推定する命題。 あるいは個を醜悪な欲望で喰らい合いながら自滅する狼と定義するホッブズの人間観。 人間全てに宿る当然の自然権/獣性を浮き彫りにするこの思想は聖杯戦争中において低ランクの「精神汚染」として機能する。 【宝具】 『神契る終末の獣(リヴァイアサン)』 ランク:B 種別:対国/契約宝具 レンジ:制限なし/0 最大捕捉:-/1人 著書「リヴァイアサン」の哲学理論を中核に「理想の支配者」という概念を具象化させた絶対王政の守護獣。 所属陣営を媒体に擬神化された社会機構そのものである仮想魔獣(デーモン)を召喚する。 所属する陣営(コモンウェルス)によってステータスは変動し、陣営の規模・群衆に総合値が依存する。 その真価は「社会契約」による能力集約。 幕下に集うユニットに対して自己防衛を除く抵抗権を放棄させ、己の一部とする契約を結ぶことで臣下全員に「自己保存」スキルを付与する。 リヴァイアサンの耐久値を貫通する攻撃でなければこの加護を破ることは出来ない。 仮にこの宝具を「カリスマ」を所持するユニットを依代にした場合、上記の能力に加えて臣民への絶対命令権を獲得する。 核となった人物は補強された国家理性を植え付けられ、これに呑まれれば、社会/己の為に個人を磨り潰す秩序の権化 ーーー人々から殺戮の自由を奪い、恐怖で縛る魔王と化す。 【解説】 自らを恐怖時代の落とし子と名乗った政治哲学者。 唯物論・機械論の先駆者であり、イングランド王チャールズ1世王太子の家庭教師でもある。 王権神授説を否定した近代的な政治哲学「社会契約論」を提唱し、絶対王政の正当性を著書「リヴァイアサン」で記した。 この中に記される大怪物リヴァイアサンとは個人を抑止する国家という機構そのもの。 人が人を裁くという傲慢を上へ上へと押けた国家悪の集合体にホッブスは支配者の正体を求めた。
https://w.atwiki.jp/sakura398/pages/321.html
歴史主義・伝統主義 (英米法) 反歴史主義・リセット主義 (大陸法) 権利の本質 人間は長い歴史を通じて、社会の中で試行錯誤を繰り返しながら、社会的叡智の結晶として歴史的権利を「慣習」という形で個別に見出してきた、とする立場 人間は自然状態において、生来的に自然権(natural right)を有していたが、社会契約(social contract)を結んで自然権を一部または全部放棄し、人定法(実定法:positive law)を定めた、とする立場 法の本質 法は特定の共同体の中で人々の社会的ルールとして自生した(特定の人物の意思によらずに時間をかけて次第に生成されてきた)(法=社会的ルール説)(★注3)⇒この立場は、真の法=ノモス(個別の共同体毎に自生的に発展してきた人為的ではあるが特定の意思によらざる法)とする見解と親和的である。 法はそれを作成した主権者の意思であり命令である(法=主権者意思[命令]説)(★注1、★注2)⇒この立場には、①真の法=理性から演繹された自然法(フュシス)とする近代的自然法論、および、②真の法など存在せず主権者の意思・命令としての人為法があるのみとする純然たる法実証主義、の2通りの見解がある。 誰が法を作るのか 法は幾世代にも渡る無数の人々の叡智が積み重ねられて自生的に発展したもの(経験主義、批判的合理主義)⇒「法は“発見”するもの」⇒制憲権(憲法制定権力)を否認(特定時点の世代の人々が制定できるのは原則として「憲法典(形式憲法)」迄であって、「国制(実質憲法)」は世代を重ねて徐々に確立されていくものに過ぎない) 法は主権者の委任を受けた立法者(エリート)が合理的に設計するもの(設計主義的合理主義)⇒「法は“主権者”が作るもの」⇒制憲権(憲法制定権力)を肯定(特定時点の世代の人々は「憲法典(形式憲法)」のみならず「国制(実質憲法)」をも意図的に確立することが可能である) 補足 共同体毎に個別的→共同体に固有の「国民の権利」と「一般的自由」の二元論と親和的価値多元的・相対主義的、帰納的、保守主義・自由主義・非形而上学的な分析哲学と親和的法の支配ないし立憲主義と順接 全人類に普遍的→共同体や歴史的経緯を超える普遍的な人権イデオロギーと親和的絶対主義的(但し価値一元的な傾向と価値相対主義的な傾向との両面がある)演繹的、急進主義・全体主義・形而上学的な観念論哲学と親和的国民主権や法治主義と順接 実例 英国の不文憲法が典型例。またアメリカ憲法は意外にも独立宣言にあった社会契約説的な色彩を極力消した形で制定され歴史主義の立場に基づいて運用されてきた。大日本帝国憲法(明治憲法)も日本の歴史的伝統を重んじる形で当時としては最大限に熟慮を重ねて制定された フランスの数々の憲法、ドイツのワイマール憲法が典型例。日本国憲法は前文で「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」とロックの社会契約説的な制定理由を明記しており、残念ながら形式上この範疇に入る(GHQ草案翻訳憲法)※但し“解釈”により日本の歴史・伝統を過剰に毀損しない慎重な運用が為されてきた 主な提唱者 コーク、ブラックストーン、バーク、ハミルトンなお第二次大戦後の代表的論者は、ハイエク、ハート ホッブズ、ロック、ルソーなお第二次大戦後の代表的論者は、ロールズ、ノージック (★注1)「法=主権者意思[命令]説」は、主権者を誰と見なすかによって以下に分類される。 ① 君主主権 君主一人が主権者。(1)社会契約説以前の王権神授説や、(2)ホッブズの社会契約説が代表例。 ② 人民主権 君主以外の人民 people が主権者であり人民は各々主権を分有し人民自らがそれを行使する(=プープル主権説)。ルソーの社会契約説が代表例。 ③ 国民主権 君主を含めて国民全員が主権者(但し左翼の多い日本の憲法学者には「君主は国民に含めない」として、実質的に人民主権と同一とする者が多い)。なお国民主権の具体的意味については、(1)最高機関意思説と、(2)制憲権(憲法制定権力)説が対立しており、さらに(2)は、 1 ナシオン主権説と 2 プープル主権説に分かれる(プープル主権説は実質的に②人民主権説)。一般的に国民主権という場合は、 1 ナシオン主権説(観念的統一体としての国民が制憲権を保有するとする説)を指す。 ④ 議会主権 英国の憲法学者A.V.ダイシーの用語で、正確には「議会における国王/女王(the king/queen in parliament)」を主権者とする。君主主権や国民主権の語を避けるために考え出された理論 ⑤ 国家主権 帝政時代のドイツで、君主を含む「国家」が主権者であるとして君主主権や国民主権の語を避けた理論。戦前の日本の美濃部達吉(憲法学者)の天皇機関説もこの説の一種である ⇒教科書は、戦後の日本は「国民主権」だが、戦前の日本は「君主主権」の絶対主義国家だった、とする刷り込みを行っている。しかし実の所は、大日本帝国憲法(明治憲法)は制定時において明確に歴史主義の立場を取っており、そもそも「xx主権」という立場(法=主権者命令説)ではなかった。強いて言えば ⑥ “法”主権 つまり「法の支配」・・・歴史的に形成された統治に関する慣習法(=国体法 constitutional law)及びそれを可能な範囲で実定化した憲法典(constitutional code)が天皇をも含めた国家の全構成員を拘束するという立場だった。 ⇒なお、大正デモクラシー期には、ドイツ法学の「⑤国家主権説」を直輸入した美濃部達吉の「天皇機関説」が通説となり、それがさらに天皇機関説事件によっていわゆる①君主主権説に転換したのは昭和10年(1935年)以降の僅か10年間である。 (★注2)「法=主権者意思[命令]説」は、法を特定の立法者/思想家の価値観(例:カントやヘーゲルのドイツ観念論的法思想や自然法論・人権論)あるいは政治イデオロギー(例:マルクス主義やナチス期ドイツ思想)に還元してしまう危険が高く、全体主義への接近を許してしまう。 ※以下、「法=主権者意思[命令]説」の法体系モデル。 ※図が見づらい場合⇒ こちら を参照 ※①宮澤俊義(ケルゼン主義者)・②芦部信喜(修正自然法論者)に代表される戦後日本の左翼的憲法学は「実定法を根拠づける“根本規範”あるいは“自然法”」を仮設ないし想定するところからその理論の総てが始まるが、そのようなア・プリオリ(先験的)な前提から始まる論説は、20世紀後半以降に英米圏で主流となった分析哲学(形而上学的な特定観念の刷り込みに終始するのではなく緻密な概念分析を重視する哲学潮流)を反映した法理学/法哲学(基礎法学)分野では、とっくの昔に排撃されており、日本でも“自然法”を想定する法理学者/法哲学者は最早、笹倉秀夫(丸山眞男門下)など一部の化石化した確信犯的な左翼しか残っていない。このように基礎法学(理論法学)分野でほぼ一掃された論説を、応用法学(実定法学)分野である憲法学で未だに前提として理論を展開し続けるのはナンセンスであるばかりか知的誠実さを疑われても仕方がない行いであり、日本の憲法学の早急な正常化が待たれる。(※なお、近年の左翼憲法論をリードし「護憲派最終防御ライン」と呼ばれている長谷部恭男は、芦部門下であるが、ハートの法概念論を正当と認めて、芦部説にある自然法・根本規範・制憲権といった超越的概念を明確に否定するに至っている。) (★注3)「法=社会的ルール説」は20世紀初頭に英米圏で発展した分析哲学の成果を受けて、1960年以降にイギリスの法理学者H. L. A. ハートによって提唱され、現在では英米圏の法理論の圧倒的なパラダイムとなっている法の捉え方である。 ※以下、「法=社会的ルール説」の法体系モデル。また阪本昌成『憲法理論Ⅰ』第二章 国制と法の理論も参照。 ※サイズが画面に合わない場合は こちら 及び こちら をクリック願います。 ※上記のように、ハートの法=社会的ルール説は、現実の法現象について詳細で明晰な分析モデルを提供しており、特定の価値観・政治的イデオロギーに基づく概念ピラミッドに過ぎない法=主権者意思[命令]説の法体系モデルを、その説得力において大幅に凌駕している。 ※なお、自由を巡る西洋思想の二つの潮流について詳しくは ⇒ 国家解体思想の正体 参照 ※(補足説明)ハートの法=社会的ルール説のいう「ルール(rule)」という用語は、図にあるように、①事実(外的視点からの捉え方)と②規範(内的視点からの捉え方)の二重構造(=観測者から見れば①事実(社会的事実)だが、法共同体の構成員から見れば②規範だ、という③第3のカテゴリー)になっている、という独特の意味で使用されており、①事実と②規範を峻別する方法二元論(ケルゼンら新カント学派の方法論)と大きく異なっている点に注意(→こうした①事実でもあり②規範でもある③第3のカテゴリーの導入によって、ハート理論は「単なる①事実(=認識)から、なぜ②規範(=価値判断)が生まれるのか」という難問のクリアを図っている)。
https://w.atwiki.jp/kbt16s/pages/137.html
歴史主義・伝統主義 (英米法) 反歴史主義・リセット主義 (大陸法) 権利の本質 人間は長い歴史を通じて、社会の中で試行錯誤を繰り返しながら、社会的叡智の結晶として歴史的権利を「慣習」という形で個別に見出してきた、とする立場 人間は自然状態において、生来的に自然権(natural right)を有していたが、社会契約(social contract)を結んで自然権を一部または全部放棄し、人定法(実定法:positive law)を定めた、とする立場 法の本質 法は特定の共同体の中で人々の社会的ルールとして自生した(特定の人物の意思によらずに時間をかけて次第に生成されてきた)(法=社会的ルール説)(★注3)⇒この立場は、真の法=ノモス(個別の共同体毎に自生的に発展してきた人為的ではあるが特定の意思によらざる法)とする見解と親和的である。 法はそれを作成した主権者の意思であり命令である(法=主権者意思[命令]説)(★注1、★注2)⇒この立場には、①真の法=理性から演繹された自然法(フュシス)とする近代的自然法論、および、②真の法など存在せず主権者の意思・命令としての人為法があるのみとする純然たる法実証主義、の2通りの見解がある。 誰が法を作るのか 法は幾世代にも渡る無数の人々の叡智が積み重ねられて自生的に発展したもの(経験主義、批判的合理主義)⇒「法は“発見”するもの」⇒制憲権(憲法制定権力)を否認(特定時点の世代の人々が制定できるのは原則として「憲法典(形式憲法)」迄であって、「国制(実質憲法)」は世代を重ねて徐々に確立されていくものに過ぎない) 法は主権者の委任を受けた立法者(エリート)が合理的に設計するもの(設計主義的合理主義)⇒「法は“主権者”が作るもの」⇒制憲権(憲法制定権力)を肯定(特定時点の世代の人々は「憲法典(形式憲法)」のみならず「国制(実質憲法)」をも意図的に確立することが可能である) 補足 共同体毎に個別的→共同体に固有の「国民の権利」と「一般的自由」の二元論と親和的価値多元的・相対主義的、帰納的、保守主義・自由主義・非形而上学的な分析哲学と親和的法の支配ないし立憲主義と順接 全人類に普遍的→共同体や歴史的経緯を超える普遍的な人権イデオロギーと親和的絶対主義的(但し価値一元的な傾向と価値相対主義的な傾向との両面がある)演繹的、急進主義・全体主義・形而上学的な観念論哲学と親和的国民主権や法治主義と順接 実例 英国の不文憲法が典型例。またアメリカ憲法は意外にも独立宣言にあった社会契約説的な色彩を極力消した形で制定され歴史主義の立場に基づいて運用されてきた。大日本帝国憲法(明治憲法)も日本の歴史的伝統を重んじる形で当時としては最大限に熟慮を重ねて制定された フランスの数々の憲法、ドイツのワイマール憲法が典型例。日本国憲法は前文で「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」とロックの社会契約説的な制定理由を明記しており、残念ながら形式上この範疇に入る(GHQ草案翻訳憲法)※但し“解釈”により日本の歴史・伝統を過剰に毀損しない慎重な運用が為されてきた 主な提唱者 コーク、ブラックストーン、バーク、ハミルトンなお第二次大戦後の代表的論者は、ハイエク、ハート ホッブズ、ロック、ルソーなお第二次大戦後の代表的論者は、ロールズ、ノージック (★注1)「法=主権者意思[命令]説」は、主権者を誰と見なすかによって以下に分類される。 ① 君主主権 君主一人が主権者。(1)社会契約説以前の王権神授説や、(2)ホッブズの社会契約説が代表例。 ② 人民主権 君主以外の人民 people が主権者であり人民は各々主権を分有し人民自らがそれを行使する(=プープル主権説)。ルソーの社会契約説が代表例。 ③ 国民主権 君主を含めて国民全員が主権者(但し左翼の多い日本の憲法学者には「君主は国民に含めない」として、実質的に人民主権と同一とする者が多い)。なお国民主権の具体的意味については、(1)最高機関意思説と、(2)制憲権(憲法制定権力)説が対立しており、さらに(2)は、 1 ナシオン主権説と 2 プープル主権説に分かれる(プープル主権説は実質的に②人民主権説)。一般的に国民主権という場合は、 1 ナシオン主権説(観念的統一体としての国民が制憲権を保有するとする説)を指す。 ④ 議会主権 英国の憲法学者A.V.ダイシーの用語で、正確には「議会における国王/女王(the king/queen in parliament)」を主権者とする。君主主権や国民主権の語を避けるために考え出された理論 ⑤ 国家主権 帝政時代のドイツで、君主を含む「国家」が主権者であるとして君主主権や国民主権の語を避けた理論。戦前の日本の美濃部達吉(憲法学者)の天皇機関説もこの説の一種である ⇒教科書は、戦後の日本は「国民主権」だが、戦前の日本は「君主主権」の絶対主義国家だった、とする刷り込みを行っている。しかし実の所は、大日本帝国憲法(明治憲法)は制定時において明確に歴史主義の立場を取っており、そもそも「xx主権」という立場(法=主権者命令説)ではなかった。強いて言えば ⑥ “法”主権 つまり「法の支配」・・・歴史的に形成された統治に関する慣習法(=国体法 constitutional law)及びそれを可能な範囲で実定化した憲法典(constitutional code)が天皇をも含めた国家の全構成員を拘束するという立場だった。 ⇒なお、大正デモクラシー期には、ドイツ法学の「⑤国家主権説」を直輸入した美濃部達吉の「天皇機関説」が通説となり、それがさらに天皇機関説事件によっていわゆる①君主主権説に転換したのは昭和10年(1935年)以降の僅か10年間である。 (★注2)「法=主権者意思[命令]説」は、法を特定の立法者/思想家の価値観(例:カントやヘーゲルのドイツ観念論的法思想や自然法論・人権論)あるいは政治イデオロギー(例:マルクス主義やナチス期ドイツ思想)に還元してしまう危険が高く、全体主義への接近を許してしまう。 ※以下、「法=主権者意思[命令]説」の法体系モデル。 ※図が見づらい場合⇒こちらを参照 ※①宮澤俊義(ケルゼン主義者)・②芦部信喜(修正自然法論者)に代表される戦後日本の左翼的憲法学は「実定法を根拠づける“根本規範”あるいは“自然法”」を仮設ないし想定するところからその理論の総てが始まるが、そのようなア・プリオリ(先験的)な前提から始まる論説は、20世紀後半以降に英米圏で主流となった分析哲学(形而上学的な特定観念の刷り込みに終始するのではなく緻密な概念分析を重視する哲学潮流)を反映した法理学/法哲学(基礎法学)分野では、とっくの昔に排撃されており、日本でも“自然法”を想定する法理学者/法哲学者は最早、笹倉秀夫(丸山眞男門下)など一部の化石化した確信犯的な左翼しか残っていない。このように基礎法学(理論法学)分野でほぼ一掃された論説を、応用法学(実定法学)分野である憲法学で未だに前提として理論を展開し続けるのはナンセンスであるばかりか知的誠実さを疑われても仕方がない行いであり、日本の憲法学の早急な正常化が待たれる。(※なお、近年の左翼憲法論をリードし「護憲派最終防御ライン」と呼ばれている長谷部恭男は、芦部門下であるが、ハートの法概念論を正当と認めて、芦部説にある自然法・根本規範・制憲権といった超越的概念を明確に否定するに至っている。) (★注3)「法=社会的ルール説」は20世紀初頭に英米圏で発展した分析哲学の成果を受けて、1960年以降にイギリスの法理学者H. L. A. ハートによって提唱され、現在では英米圏の法理論の圧倒的なパラダイムとなっている法の捉え方である。 ※以下、「法=社会的ルール説」の法体系モデル。また阪本昌成『憲法理論Ⅰ』第二章 国制と法の理論も参照。 ※サイズが画面に合わない場合はこちら及びこちらをクリック願います。 ※上記のように、ハートの法=社会的ルール説は、現実の法現象について詳細で明晰な分析モデルを提供しており、特定の価値観・政治的イデオロギーに基づく概念ピラミッドに過ぎない法=主権者意思[命令]説の法体系モデルを、その説得力において大幅に凌駕している。 ※なお、自由を巡る西洋思想の二つの潮流について詳しくは ⇒ 国家解体思想の正体 参照 ※(補足説明)ハートの法=社会的ルール説のいう「ルール(rule)」という用語は、図にあるように、①事実(外的視点からの捉え方)と②規範(内的視点からの捉え方)の二重構造(=観測者から見れば①事実(社会的事実)だが、法共同体の構成員から見れば②規範だ、という③第3のカテゴリー)になっている、という独特の意味で使用されており、①事実と②規範を峻別する方法二元論(ケルゼンら新カント学派の方法論)と大きく異なっている点に注意(→こうした①事実でもあり②規範でもある③第3のカテゴリーの導入によって、ハート理論は「単なる①事実(=認識)から、なぜ②規範(=価値判断)が生まれるのか」という難問のクリアを図っている)。
https://w.atwiki.jp/kolia/pages/1768.html
歴史主義・伝統主義 (英米法) 反歴史主義・リセット主義 (大陸法) 権利の本質 人間は長い歴史を通じて、社会の中で試行錯誤を繰り返しながら、社会的叡智の結晶として歴史的権利を「慣習」という形で個別に見出してきた、とする立場 人間は自然状態において、生来的に自然権(natural right)を有していたが、社会契約(social contract)を結んで自然権を一部または全部放棄し、人定法(実定法:positive law)を定めた、とする立場 法の本質 法は特定の共同体の中で人々の社会的ルールとして自生した(特定の人物の意思によらずに時間をかけて次第に生成されてきた)(法=社会的ルール説)(★注3)⇒この立場は、真の法=ノモス(個別の共同体毎に自生的に発展してきた人為的ではあるが特定の意思によらざる法)とする見解と親和的である。 法はそれを作成した主権者の意思であり命令である(法=主権者意思[命令]説)(★注1、★注2)⇒この立場には、①真の法=理性から演繹された自然法(フュシス)とする近代的自然法論、および、②真の法など存在せず主権者の意思・命令としての人為法があるのみとする純然たる法実証主義、の2通りの見解がある。 誰が法を作るのか 法は幾世代にも渡る無数の人々の叡智が積み重ねられて自生的に発展したもの(経験主義、批判的合理主義)⇒「法は“発見”するもの」⇒制憲権(憲法制定権力)を否認(特定時点の世代の人々が制定できるのは原則として「憲法典(形式憲法)」迄であって、「国制(実質憲法)」は世代を重ねて徐々に確立されていくものに過ぎない) 法は主権者の委任を受けた立法者(エリート)が合理的に設計するもの(設計主義的合理主義)⇒「法は“主権者”が作るもの」⇒制憲権(憲法制定権力)を肯定(特定時点の世代の人々は「憲法典(形式憲法)」のみならず「国制(実質憲法)」をも意図的に確立することが可能である) 補足 共同体毎に個別的→共同体に固有の「国民の権利」と「一般的自由」の二元論と親和的価値多元的・相対主義的、帰納的、保守主義・自由主義・非形而上学的な分析哲学と親和的法の支配ないし立憲主義と順接 全人類に普遍的→共同体や歴史的経緯を超える普遍的な人権イデオロギーと親和的絶対主義的(但し価値一元的な傾向と価値相対主義的な傾向との両面がある)演繹的、急進主義・全体主義・形而上学的な観念論哲学と親和的国民主権や法治主義と順接 実例 英国の不文憲法が典型例。またアメリカ憲法は意外にも独立宣言にあった社会契約説的な色彩を極力消した形で制定され歴史主義の立場に基づいて運用されてきた。大日本帝国憲法(明治憲法)も日本の歴史的伝統を重んじる形で当時としては最大限に熟慮を重ねて制定された フランスの数々の憲法、ドイツのワイマール憲法が典型例。日本国憲法は前文で「国政は、国民の厳粛な信託によるもの」とロックの社会契約説的な制定理由を明記しており、残念ながら形式上この範疇に入る(GHQ草案翻訳憲法)※但し“解釈”により日本の歴史・伝統を過剰に毀損しない慎重な運用が為されてきた 主な提唱者 コーク、ブラックストーン、バーク、ハミルトンなお第二次大戦後の代表的論者は、ハイエク、ハート ホッブズ、ロック、ルソーなお第二次大戦後の代表的論者は、ロールズ、ノージック (★注1)「法=主権者意思[命令]説」は、主権者を誰と見なすかによって以下に分類される。 ① 君主主権 君主一人が主権者。(1)社会契約説以前の王権神授説や、(2)ホッブズの社会契約説が代表例。 ② 人民主権 君主以外の人民 people が主権者であり人民は各々主権を分有し人民自らがそれを行使する(=プープル主権説)。ルソーの社会契約説が代表例。 ③ 国民主権 君主を含めて国民全員が主権者(但し左翼の多い日本の憲法学者には「君主は国民に含めない」として、実質的に人民主権と同一とする者が多い)。なお国民主権の具体的意味については、(1)最高機関意思説と、(2)制憲権(憲法制定権力)説が対立しており、さらに(2)は、 1 ナシオン主権説と 2 プープル主権説に分かれる(プープル主権説は実質的に②人民主権説)。一般的に国民主権という場合は、 1 ナシオン主権説(観念的統一体としての国民が制憲権を保有するとする説)を指す。 ④ 議会主権 英国の憲法学者A.V.ダイシーの用語で、正確には「議会における国王/女王(the king/queen in parliament)」を主権者とする。君主主権や国民主権の語を避けるために考え出された理論 ⑤ 国家主権 帝政時代のドイツで、君主を含む「国家」が主権者であるとして君主主権や国民主権の語を避けた理論。戦前の日本の美濃部達吉(憲法学者)の天皇機関説もこの説の一種である ⇒教科書は、戦後の日本は「国民主権」だが、戦前の日本は「君主主権」の絶対主義国家だった、とする刷り込みを行っている。しかし実の所は、大日本帝国憲法(明治憲法)は制定時において明確に歴史主義の立場を取っており、そもそも「xx主権」という立場(法=主権者命令説)ではなかった。強いて言えば ⑥ “法”主権 つまり「法の支配」・・・歴史的に形成された統治に関する慣習法(=国体法 constitutional law)及びそれを可能な範囲で実定化した憲法典(constitutional code)が天皇をも含めた国家の全構成員を拘束するという立場だった。 ⇒なお、大正デモクラシー期には、ドイツ法学の「⑤国家主権説」を直輸入した美濃部達吉の「天皇機関説」が通説となり、それがさらに天皇機関説事件によっていわゆる①君主主権説に転換したのは昭和10年(1935年)以降の僅か10年間である。 (★注2)「法=主権者意思[命令]説」は、法を特定の立法者/思想家の価値観(例:カントやヘーゲルのドイツ観念論的法思想や自然法論・人権論)あるいは政治イデオロギー(例:マルクス主義やナチス期ドイツ思想)に還元してしまう危険が高く、全体主義への接近を許してしまう。 ※以下、「法=主権者意思[命令]説」の法体系モデル。 ※図が見づらい場合⇒こちら を参照 ※①宮澤俊義(ケルゼン主義者)・②芦部信喜(修正自然法論者)に代表される戦後日本の左翼的憲法学は「実定法を根拠づける“根本規範”あるいは“自然法”」を仮設ないし想定するところからその理論の総てが始まるが、そのようなア・プリオリ(先験的)な前提から始まる論説は、20世紀後半以降に英米圏で主流となった分析哲学(形而上学的な特定観念の刷り込みに終始するのではなく緻密な概念分析を重視する哲学潮流)を反映した法理学/法哲学(基礎法学)分野では、とっくの昔に排撃されており、日本でも“自然法”を想定する法理学者/法哲学者は最早、笹倉秀夫(丸山眞男門下)など一部の化石化した確信犯的な左翼しか残っていない。このように基礎法学(理論法学)分野でほぼ一掃された論説を、応用法学(実定法学)分野である憲法学で未だに前提として理論を展開し続けるのはナンセンスであるばかりか知的誠実さを疑われても仕方がない行いであり、日本の憲法学の早急な正常化が待たれる。(※なお、近年の左翼憲法論をリードし「護憲派最終防御ライン」と呼ばれている長谷部恭男は、芦部門下であるが、ハートの法概念論を正当と認めて、芦部説にある自然法・根本規範・制憲権といった超越的概念を明確に否定するに至っている。) (★注3)「法=社会的ルール説」は20世紀初頭に英米圏で発展した分析哲学の成果を受けて、1960年以降にイギリスの法理学者H. L. A. ハートによって提唱され、現在では英米圏の法理論の圧倒的なパラダイムとなっている法の捉え方である。 ※以下、「法=社会的ルール説」の法体系モデル。また阪本昌成『憲法理論Ⅰ』第二章 国制と法の理論も参照。 ※サイズが画面に合わない場合はこちら 及びこちら をクリック願います。 ※上記のように、ハートの法=社会的ルール説は、現実の法現象について詳細で明晰な分析モデルを提供しており、特定の価値観・政治的イデオロギーに基づく概念ピラミッドに過ぎない法=主権者意思[命令]説の法体系モデルを、その説得力において大幅に凌駕している。 ※なお、自由を巡る西洋思想の二つの潮流について詳しくは ⇒ 国家解体思想の正体 参照 ※(補足説明)ハートの法=社会的ルール説のいう「ルール(rule)」という用語は、図にあるように、①事実(外的視点からの捉え方)と②規範(内的視点からの捉え方)の二重構造(=観測者から見れば①事実(社会的事実)だが、法共同体の構成員から見れば②規範だ、という③第3のカテゴリー)になっている、という独特の意味で使用されており、①事実と②規範を峻別する方法二元論(ケルゼンら新カント学派の方法論)と大きく異なっている点に注意(→こうした①事実でもあり②規範でもある③第3のカテゴリーの導入によって、ハート理論は「単なる①事実(=認識)から、なぜ②規範(=価値判断)が生まれるのか」という難問のクリアを図っている)。