約 23,430 件
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/72.html
人外×人間でハァハァするスレ 1-50 1-50 51-100 101-150 151-200 201-250 251-300 301-350 351-400 401-450 451-500 501-550 551-600 601-625 626-650 651-700 701-750 751-800 801-850 851-900 901-972 1. 名無しさん@ピンキー 2008/03/20(木) 22 57 44 ID UtY8MHYp モンスターでも異星人でも動物でも! とにかく人外×人間でハァハァ萌え萌えエロエロしようぜ! 2. 名無しさん@ピンキー 2008/03/20(木) 23 22 39 ID jBWMP2hR だからまず検索しろとあれほど 3. 名無しさん@ピンキー 2008/03/20(木) 23 33 01 ID DbEP01b0 最近重複スレ見ると 好みのスレに誘導してくれって意味に見えるようになってきた 深読みのしすぎか? 4. 誘導 2008/03/20(木) 23 39 31 ID YjylOstV 1 悪魔と天使でえっち 2nd world http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161349132/ 擬人化総合SSスレ http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1176796139/ 擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【十一匹目】 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1204590953/ 死神萌え http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156436078/ 【妖怪】人間以外の女の子とのお話23【幽霊】 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199204809/ かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その12】 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164655218/ ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α7 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196249405/ ゴーストハント/悪霊シリーズでハァハァ その2 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1180189151/ 【獣人】亜人の少年少女の絡み6【獣化】 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197755665/ 獣姦だいすき2 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1186650487/ 小さい生き物が女の子によって集るシーン【二匹目】 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090661677/ 触手・怪物に犯されるSS 16匹目 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203696339/ 猫耳少女と召使いの物語14 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193419733/ 重複 好きなの選べ 5. 名無しさん@ピンキー 2008/03/21(金) 03 22 28 ID 7V2xAqaO 改めて見ると人外系統多過ぎワロタwww 6. 名無しさん@ピンキー 2008/03/21(金) 09 03 08 ID StFHpSZH 一部スレは過疎気味だから統一したほうがいいかもしれんが 住人たちが許してくれなさげ。 落ちたらこっち使うか 7. 名無しさん@ピンキー 2008/03/21(金) 11 47 39 ID 8/14MH5F 昨日、書き手の控室スレでそんな話題がでてたから立てたんじゃないか。 まず検索すればいいのに。 8. 名無しさん@ピンキー 2008/03/21(金) 16 03 24 ID 55L43jsQ 4 ちょっと待てゴーストハントは違うw 9. 名無しさん@ピンキー 2008/03/22(土) 19 06 08 ID bKGRR78e 人外系だと逆レイプシチュが多いけど、 ここは人外を襲うスレにすれば・・・S御用達スレに。 駄目かw 10. 名無しさん@ピンキー 2008/03/22(土) 19 12 46 ID p31LhxeW 4 人外スレってこんなにたくさんあったのか…… 11. 名無しさん@ピンキー 2008/03/22(土) 19 44 53 ID JIy8tJaC 人外と『ラブイチャ』ってのはないから…その方向でどうか? 感情を持たぬロボとか梯子状神経以前の化け物とかを愛しちゃうイカれた♀とか… 12. 名無しさん@ピンキー 2008/03/22(土) 20 17 45 ID 2c0IJZn2 植物姦も該当スレ無いよな… 13. 名無しさん@ピンキー 2008/03/22(土) 20 22 02 ID PZSeTQDj 4 追加 エルフでエロパロ http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199728795/ 暫く前に 4 のどれかのスレで、人外男×人間女の 組み合わせは、何処なら桶なのか?みたいな会話が有ったような希ガス 14. 名無しさん@ピンキー 2008/03/22(土) 22 49 02 ID d9rU1O4N ゴーストハントワラタw 15. 名無しさん@ピンキー 2008/03/23(日) 06 28 06 ID 8s1YC8Wg 投下します。エロはありません。ほのぼのです。 16. 老竜と少女 2008/03/23(日) 06 29 36 ID 8s1YC8Wg 何処かの洞穴。 そこは一歩踏み入れると闇しか存在せず、深く、暗く、どこまでも続いているかのような錯覚を覚えさせる。 しかし、奥へ奥へ。長い長い漆黒の一本道を突き進むと、一条の光が舞い込んでくる。 そこは広く広く。高い高い半円状の空洞。真上にぽっかりと大きな穴が一つあるだけ。 その穴から今は満天の星空が覗かせており、そんな星の光ですらこの暗い空洞には十分な眩しさをもって 中を照らし続けていた。 そんな空洞に居座る主は、淡い星色の光に包まれるには少々迫力がありすぎた。 空洞の半分を埋め尽くさんほどの巨体は、強固な深緑の鱗を幾万も纏いまるで山のようだ。 背中には蝙蝠を思わせる翼が綺麗に折り畳まれている。広げると壁に届きそうな、大きな翼だ。 手足は巨木のように太く、その先で鋭いごつごつした鍵爪が夜光を鈍く反射している。 根本から先に行くにつれ細くなっていく尻尾も、一薙ぎすれば忽ち一陣の豪風を巻き起こすだろう。 長く伸びる首の先には、爬虫類を髣髴とさせる鋭利な顔が擡げている。だがそこにある象牙色の角も、 金貨よりも光り輝く黄金(こがね)色の瞳も、口から僅かにはみ出た牙も、どれも爬虫類のそれではない。 そこに君臨するは、壮大な雄姿にして畏怖すべき対象――竜であった。 その姿を見た者は誰もが竦み上がり、剥き出しになった牙から漏れる空気が震えんばかりの唸り声に悲鳴を上げ、 突き刺すかのように睨みつける目付きに我を忘れ逃げ惑う、恐怖の存在。 今もまた空洞の中に地鳴りのような息遣いが響き渡っている。と―― 「今日は、少し寒いですね」 竜の懐からその場に似つかわしくない可愛らしい声が、空洞に発せられる。 竜は声の方へとゆっくりと首を動かす。 そこにはこれまた竜の側にいるのが不自然な小さな少女が、竜の横っ腹に凭れ掛かるように膝を抱えて座っていた。 歳にして十四、五歳。体全体は泥やら砂やらで汚れてしまっており、服もボロボロで見栄えが悪い。 しかし、唯一綺麗なままの深海のように蒼い双眸と端正な輪郭から、少女の容姿が優れていることはすぐ分かる。 黒ずんだ金髪も、洗えばきっと蜂蜜を垂れ流したようにきらきらと靡かせることだろう。 肌も真珠のような白さと艶やかさを蘇らせ、シャンデリアのように煌びやかなドレスを身に包めば、 たちまち絶世の美少女へと華麗に変化(へんげ)を遂げるだろう。 けれども今は薄汚れた一人の少女でしかない。いつからかこの空洞に姿を現しこうして一緒に時を刻むようになって、 この汚らしい格好しか竜は目にした事がない。 「もうすぐ冬が来るからな。ここも雪で覆われることだろう」 竜はあまり口を開くことなく人語を話す。 竜が言葉を話せることは広く知られてはいない。何百年と生きていた中で何度か人間と言葉を 交わしたことがあったが、どの人間も最初は驚きを隠せないでいた。 だというのにこの少女は竜が最初に言葉を掛けた時、目を爛々と輝かせ喜んだではないか。 その時ばかりは老竜も面食らってしまった。それも今では良い思い出ではあるが。 17. 老竜と少女 2008/03/23(日) 06 30 52 ID 8s1YC8Wg 「まあっ、雪ですか? それは楽しみですっ」 「……見たことがないのか?」 「はい。竜さんは雪を見たことが?」 「嫌というほど見てきたよ。そんな浮かれるほど良いものではないぞ?」 「あら、竜さんは嫌というほど見てきたからそんなこと言えるんですよ。わたしは初めてですからわくわくできるんです。 竜さんだって、最初雪を見たときはわくわくしたんじゃないですか?」 「さて……どうだったかな。昔過ぎて忘れてしまったよ」 「そうですか、それは残念です。……ああ、雪。どんなものなんでしょう。雨と違ってふわふわと舞い降りてきて 地面を白くきらきらと輝かせると聞いたことがあるけれど、実物はもっと幻想的なのでしょうね」 少女はほくほく顔で雪が積もった後のことを色々と計画している。 その一方で老竜は、違うことを考えていた。 (……そうか。この娘がここに来て、もうすぐ一年が経とうとしているのか) 最初に少女がここに現れたのは、春の訪れに小鳥が歓喜の鳴き声を上げる頃だった。 偶然見つけたこの空洞で余生を過ごすことを老竜が決めて数年、もうすっかり日向ぼっこしながら昼寝が春の習慣と なっていた老竜は、その時も春の陽光を浴びてうとうととまどろんでいた。 と、空洞に一つだけあった横穴に、人間が立っているのが見えた。 まだ夢心地だった老竜は、ああ人間なんて久しく見ていなかったなぁとか、そんなぼやけた思考しか 働いていなかった。横穴の前に立っていた人間は老竜を見て驚いているようだった。老竜は、そうだろうなぁこんな所で 竜とあったら驚くだろうなぁとか、そんな間抜けな考えしか浮かばなかった。人間は老竜へと近付いてくる。 『うわっ、大きい!』とかそんな当たり前のことを叫ぶ人間。老竜は、それはそうだろう竜はそういう種族なんだから、 とかそんな当たり前のことを考えていた。人間はゆっくりと老竜の体に手を伸ばす。触れると『……冷たい』と 当たり前のことを呟いた。そうだろうなぁだけど日向ぼっこしてるからもうそろそろ温かく――と、ここに来て やっと老竜は覚醒し目の前の状況に驚いた。老竜が覚醒したとき思いっきりがばっと頭を上げたので、それに 人間は驚いた。 老竜と人間は驚き顔のまま、お互いに見合った。 人間は、年端も行かぬ少女だった。驚きで大きく見開かれた、蒼く澄んだ瞳が印象深かったことを 老竜はまだ記憶している。 先に驚きから抜け出し口を開いたのは、情けないことに少女の方だった。 『ご、ごめんなさい! 起こすつもりは無かったんですけど! でも、竜なんて初めて見るから興奮してつい……!』 ぺこぺこと何度も深くお辞儀をする少女。その微笑ましい光景を見て老竜は更に驚きを深くする。 今までも老竜を恐れ、敬い称える人間は何人も見てきた。しかし少女はそれら人間が浮かべていた畏怖の表情は どこにもなかった。本当に、ただ悪いことをして親に謝る子供のような申し訳なさしか感じられなかった。 だが、そうして驚いてばかりではいられない。この場所に人間が来たからには追い出さなければならない。 と、そこまで考えたは良かったがまだ寝惚けて頭がよく回っていなかったのか、いつもなら咆哮の一つでも上げて 追い払うのが常だった老竜だったが、そのときに限って人語を掛けてしまった。 『……娘、ここはお前の来る所ではない。早々に――』 『わぁっ! すごい、竜さんは喋れたんですか!?』 結果、少女に更に興味を持たれてしまい、挙句の果てに懐かれてしまった。老竜も別に人間が食料というわけでもなく 人間が憎いとかそういうこともなかったので、少女を無碍に扱うことができなかった。 18. 老竜と少女 2008/03/23(日) 06 33 04 ID 8s1YC8Wg こうして奇妙な共同生活は始まった。生活といっても日に三回、天井の穴から顔を出して近くに実った果物を毟り 取り少女に分け与えるぐらいしか動くことが無いが。 思えば皮肉なものである。疎まれ、憎まれ、怒りや恐怖で顔を歪めさせた人間と、今は笑みで緩ませた顔を 向けられながら余生をともに過ごすことになるとは。 老竜は少女の横顔を眺める。まだ雪のことについて楽しそうに語っている。 (……変わった娘だ。竜に恐怖を抱かぬとは) 老竜は思う。この少女は人として幸せな生まれ方をしなかったのではないかと。 でなければ、こんなところで老竜とは出会わぬだろうし、竜に恐れることを知っていただろう。 と、老竜がじっと見つめていたことに気付いた少女が言葉を切ってそちらへと顔を向ける。 「どうかしましたか?」 少女は小首を傾げ問い掛ける。肩に掛かっていた煤けた金髪が、ぱらぱらと何房か零れる。 「いや、前々から解せんと思っていてな。私を恐れぬとはいうことが」 今更隠し事をするような関係でもないので先程まで思っていたことを口に出した。 すると少女は当然のことのような顔で言ってのける。 「あら、恐れるはずありませんよ。だって――」 少女は一片の恐れを持たず竜の体に触れた。鱗の鋼鉄のように堅く、冷たい感触が手から伝わってくる。 しかし少女は確かに感じた。この竜の持つ、柔らかさを。暖かさを。 「――だってこんなに、優しいじゃないですか」 少女は花開くように顔を綻ばせた。 「……物好きな娘だな」 老竜は首ごと顔を反対へ背け、そのまま眠りの付こうとする。 「あら、もしかして照れてます?」 「照れておらん」 「もう、そんな隠さなくても良いじゃないですか。わたしは竜さんのこと大好きですよ」 「……娘、そういう言葉は易々と口にするものではないぞ」 「そんなことないです。こう見えて一途なんですよ、わたし」 「おやすみ」 「あ、逃げた」 そんなやり取りをして数分後、老竜が振り返ると少女は安心しきった顔で寄り添って寝ていた。 「ふん……全く」 正直な話、老竜は少女の笑顔が苦手だった。 今まで人間から怒りと憎しみしか買ったことが無かったので、さっきのように笑顔を向けられると どうしていいか分からなくなってしまう。なんだかあの笑顔を見ていると、心がざらついて 落ち着かなくなる。今まで感じたことの無い感覚に、老竜は戸惑ってしまう。だがそれでも 一緒に居たいと思ってしまうのは、あの笑顔のせいなのではないかと老竜は思う。 19. 老竜と少女 2008/03/23(日) 06 34 46 ID 8s1YC8Wg 「……雪、か」 いつの間にか空は厚い雲に覆われひらひらと冬の白い妖精が舞い降りてきていた。 老竜は片方の翼を広げ、少女に雪が掛からないように守った。 この奇妙な共同生活はまだまだ続きそうである。 「わぁっ、見てください竜さん! 雪です! 雪が降ってます!」 「そうだな」 「ふわぁ……本当に、きれいですねぇ」 「そうか。それは良かったな」 「はいっ! ……ところで竜さん、どうして片っぽの翼だけぴくぴくしてるんですか」 「あ、いや。……癖、みたいなものだ。気にするな」 「え? でもそんなぴくぴくしてるところ、わたし今まで見たことないですよ?」 「あ? あぁー……なんだ、冬になると、な。いつもこうなるんだ、うむ」 「へぇ、そうなんですか」 一晩中ずっと翼を広げ続けて攣ってしまった、なんて言えない老竜であった。 20. 名無しさん@ピンキー 2008/03/23(日) 06 36 03 ID 8s1YC8Wg 以上です。では。 21. 名無しさん@ピンキー 2008/03/23(日) 09 20 37 ID FDZU7iUo タイトルで昔うたたねひろゆきが書いた東洋の龍とそれに身体を捧げる少女の話のようなエロの話で 竜姦?ボゴォか?ヒギィか?なんぞと期待したのだが… 良い話だねぇ〜 22. 名無しさん@ピンキー 2008/03/23(日) 22 06 39 ID gPMo5H51 エロも見たかったかけども、かなり良かったですよ 今後、娘さんが老竜の子を産んでラブラブ家族を築くとか、勝手に妄想してみる でも老人だから勃たないか… 23. 名無しさん@ピンキー 2008/03/23(日) 23 45 59 ID 0i+qREoM 短編ならではの余韻みたいな物を感じるんだぜ。GJ。 24. 名無しさん@ピンキー 2008/03/24(月) 21 23 09 ID 4hmOA6SZ 竜のじいちゃん良いのう。 22 そこはほら、ファンタジーらしく怪しげな薬の出番ですよw 25. 名無しさん@ピンキー 2008/03/24(月) 23 04 30 ID T7lm/1Cw 竜なめんな、死んだ後も杖に魂を宿らせたりするんだぜ?ってばっちゃが言ってた … 悪い魔法使いに呪われて発情してしまった少女を救うため止むなく杖を…などままあること 20 GJ、二人?は春にも幸せだろうなぁと思ってしまうぜ 26. 名無しさん@ピンキー 2008/03/27(木) 15 23 48 ID /y9Gz3fe こんな感じで話を作って投下しようよ思っているのですが・・・。 かなりの長編になる模様。 需要がありそうなら続き作ります。 かつて住んでいた街にある深い森で少年の運命は大きく変わることになる その日彼はその森で不可解な音を耳にする 気になり奥に進んでいくとそこにはあまりに美しい狐のような生き物に 二人の男が銃を構えていた 二人の男がその狐に向かって銃弾を放ったを瞬間、彼はその前に飛び込んでいた。 二人の銃弾を受け虫の息になった少年を見下ろす狐 そしてゆっくりその目線が前に向けられた瞬間男たちの銃が灰になり手から崩れ落ちた 「失せろ、人間」 耳にではなく頭に直接言葉をぶつけられているような感覚だった 二人はこれ以上の戦闘は自らの死となりえることを理解し その場を逃げ去った そしてもう一度、自らの足元で瀕死になった少年を見下ろし狐はこう呟いた 「・・・ヤツ等ごときの雑種に私は殺されない あそこででてこなければオマエも死ぬことはなかったろうに 無駄なことをしたな、人間」 息も絶え絶えの少年にそう呟き狐は去ろうとした しかしその瞬間少年から思いもよらぬ言葉を耳にし振り返った 27. 名無しさん@ピンキー 2008/03/27(木) 15 25 06 ID /y9Gz3fe 「うん、知ってた。アンタすげぇ強ぇんだろ?アイツらが適わないのくらいわかったよ」 振り返った狐はその目を一層細くし少年を睨んだ 「・・・では、何故私を助けるようなマネをした あの者たちに私が殺されないのを知っていたんだろう」 苦しそうに方目を閉じながら少年は狐をまっすぐ見つめ呟く 「あぁ・・・知ってたよ、知ってたけどオマエあのあとアイツらどうしようとした?」 「決まっているだろう」 「だからだよ、だから走っていったんだ」 「何?」 「アンタ凄くキレイだ。 そんなキレイなアンタに人殺しなんてさせたくなかったんだよ だから思わず体が動いちまったんだ」 少年を睨んでいた狐の目が大きく見開く 「バカな。そんなことの為に己が命を無駄にしたか」 「思わずっていってるだろ。でも仕方ないじゃないか あの時本当にそう思っちゃったんだから」 「・・・人間ごときと話しが過ぎたな 無駄だと知っていて私の盾となったせめてもの褒美だ オマエの死体森の外へと咥えていってやろう ここで死んでも当分誰もオマエの死体に気づくまい」 「ありがと、あと母さんと父さんにゴメンって言っといてくれ」 「・・・図に乗るな人間、その喉噛み切ってくれようか」 「怒るなよ、どうせもうすぐ死んじゃうんだろ?オレ」 「・・・フッそうだな あと半時もせぬうちに貴様の命は尽きる 無駄なことに足を突っ込んだ報いでな」 「そういうなよ、じゃーさ一つだけオレのお願い聞いてくれよ」 「図に乗るなと言っているだろう・・・もはや声も聞こえぬか?」 狐の声を無視し、少年は続けたもはや狐の声もほとんど聞こえなかったが・・・ 「助けろ、というのなら言っても無駄・・」 28. 名無しさん@ピンキー 2008/03/27(木) 15 25 58 ID /y9Gz3fe 狐が言い終わる前に少年が最後の望みを口にした 「もうさ、人は殺さないでくれ、オレの最後のお願い」 「・・・・何?」 「あーいうヤツらが来てもアンタはおっぱらうだけにしてくれってこと」 「ふざけるな、あのような無粋な輩、生かしておく意味も無い」 「でもさっき見逃してくれたろ? アンタは殺しちゃダメだ」 「黙れ、オマエごときが何を言うか」 「オレの我がままってのは知ってるけどさ・・・アンタ綺麗じゃないか」 「・・・・」 「アンタが人を殺してるところは似合わないって、だから・・・さ?」 飽きれた顔をして狐は 「頭の片隅にでも覚えておこう。随分バカな人間がいたものだ、と」 少年は少し笑って 「ありがとう、アンタに会えてよかった」 と目を閉じた 「死んだか・・・?人間」 少年から答えはない 「本当に・・・本当にバカな人間め」 苦々しく呟いたあと狐は少年に近づき鼓動を確かめる トクン・・・トクン・・・・ 激しい出血でそれはあまりに弱い音だったが少年はかすかに生きていた そして狐は少年の口に口先をあてた その瞬間強い光が少年を包んだ 光が消えたあと少年の傷は癒え、青白かった顔にも生気が戻っていた 「10年後。オマエを見に行く もし貴様が変わってしまっていたなら私の尾を返してもらおう」 そう呟き狐は森の奥に去った 少年が発見されたのはそれからまもなくの事 血だらけの服を見た少年の発見者は急いで病院に連絡したが不思議な事に少年は傷一つなく 次の日のは退院した。 物語はその10年後の世界・・・ 29. 名無しさん@ピンキー 2008/03/27(木) 18 42 47 ID P3qpfgsh 削除依頼出てるスレでやらんでも、 4 のどれか行けばええやん。 4 のスレ全部で統合の話が出てるならともかく、そんな気配も無いのに立てても無駄だろ。 30. 名無しさん@ピンキー 2008/03/27(木) 19 30 46 ID 0NMAhLft 削除依頼出てるかどうかは分からないことが多いんじゃないか? 自分も今初めて知った 31. 名無しさん@ピンキー 2008/03/27(木) 19 42 02 ID HN1cc1pX 重複になるだろうから立たないだろーと思ってたら立った、複雑だが嬉しい。 4 のスレは大変やりにくい、亜人じゃなく人×人外でもなく人外×人で和姦ってなかなか投下しづらい。 猫耳はシェアワールドだからぶっ飛んだ設定のは投下出来ないし。 32. 名無しさん@ピンキー 2008/03/27(木) 20 25 17 ID wJ2rY8sm 30 m9(^Д^) 31 4 のスレで和姦作品かなり投下されてるんだが? 33. 名無しさん@ピンキー 2008/03/27(木) 21 53 06 ID HN1cc1pX 32 なんていうか微妙に違うんだよ、本当に微妙に。 和姦があるのは大抵擬人化した♀動物とかで、獣姦異種姦は和姦と言っても人間が積極的なだけのが多いし。 ここまで言うとわがままだから 4 ので満足してたけども。 34. 名無しさん@ピンキー 2008/03/27(木) 21 54 54 ID f/TspxBO 4 とか♀が人外とか亜人とかが多いじゃん? 28 の話は♀が人外、かつヒト型に化けそうだけど そうじゃないパターン、♀がヒトで人外相手とかは少ない …触手や怪物で和姦とかあるのか?w まあ削除人の判断に任せるよ 継続するなら何か投下するネタ考えてみる 35. 名無しさん@ピンキー 2008/03/27(木) 22 23 52 ID WjdO0QwV 34 …触手や怪物で和姦とかあるのか?w …それ挑戦してみたいな〜w 36. 名無しさん@ピンキー 2008/03/27(木) 22 54 07 ID f/TspxBO 35 昔みた画像でこんなのがあった。 触手の生えた化け物と、ものすごく腹を空かせた女の子… 化け物は「触手を食え」と言ってくれるが女の子は 「友達食べてまで生きようとは思わない」みたいな感じに返す…… うん、実は普通にアリだと思うんだ …ただ触手スレでも 1 では和姦おKとされているから 触手や怪物限定ならそっちのが正解だな …実際あるのかどうか知らないけどw …で、このスレなら触手や怪物ではない人外でも可能だと思うんだ(´・ω・`) 37. 名無しさん@ピンキー 2008/03/29(土) 00 12 27 ID 1thPlD7X 削除されるのかは知らんが されないなら植物の話でも考えるか・・・ 38. 名無しさん@ピンキー 2008/03/29(土) 00 42 57 ID R/OahQtq 書きためてたのを投下しようかと思ったけど、SSって難しいんだな。長編しかないや。 しかも触手か虫しか書いてないし…メカでやってみようか。 39. 名無しさん@ピンキー 2008/03/30(日) 23 16 32 ID MnRKFuiD 37 38 触手も虫も植物もメカも好み 40. 名無しさん@ピンキー 2008/04/05(土) 03 15 53 ID ai3+/3xj 保守 41. 名無しさん@ピンキー 2008/04/09(水) 21 52 34 ID LfgSf8+c あ、ありのまま(AA略 生存祝いにがんがって書いてたら今期始まったアニメと微妙にネタが被ってた 何言ってやがると思うかもしれねえが パクりと思われるかもとか流行りネタなのかとか、そんなんじゃ断じてねえのに かなりショボーンな気分の片鱗を味わったぜ(´・ω・`) 42. 名無しさん@ピンキー 2008/04/10(木) 00 21 25 ID QQmVECmu 人外ってコアなジャンルだからネタかぶりは良くある事ですよ。 こっちも生存祝いに頑張って書いてますから、どうか投下して下さい。とても読みたいです。 43. _ 2008/04/10(木) 03 06 59 ID xSCceba+ ttp //homepage3.nifty.com/mana/miyazaki-main.html リンクをみた上でだが ジブリ系に結構あると思うぞ 監督が自分の容姿にコンプレックスがあるとかの理由みたいで 異形の怪物×少女 の組み合わせだとか スレ違いだったら失礼 44. 名無しさん@ピンキー 2008/04/10(木) 22 41 17 ID QQmVECmu 43 なんか純粋に面白かったです、宮崎アニメを改めて見たくなりました。 参考にジブリのスレ見てみようかな。 45. 名無しさん@ピンキー 2008/04/14(月) 10 59 37 ID df1OHbet 保守 46. 名無しさん@ピンキー 2008/04/17(木) 22 39 17 ID bT5GDrHv 一応削除は免れたか 47. 名無しさん@ピンキー 2008/04/26(土) 01 13 36 ID WnAOjdIx 期待保守 48. 名無しさん@ピンキー 2008/04/30(水) 21 50 55 ID cysGYQJ4 期待保守 49. 名無しさん@ピンキー 2008/05/01(木) 21 09 14 ID +JjkeonX 鎧騎士系ロボ×少女萌えage 50. 名無しさん@ピンキー 2008/05/02(金) 03 31 11 ID D09qjfgi 49 全く同意 → 1-50 51-100 101-150 151-200 201-250 251-300 301-350 351-400 401-450 451-500 501-550 551-600 601-625 626-650 651-700 701-750 751-800 801-850 851-900 901-972
https://w.atwiki.jp/peer-jinro/pages/52.html
人外 狼、狐のこと。あと狂人も 要は村人の敵となるもの。
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/94.html
人外×人間でハァハァするスレ 801-900 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-800 801-900 901-972 801. やぶ 2008/12/03(水) 17 17 58 ID ODbvcrVn 800 ヤるために助け(ry 獣人というか擬人化というか、とりあえずイラスト(落書き?)のイメージで妄想しました。 わかりにくい絵でゴメンorz 802. 名無しさん@ピンキー 2008/12/03(水) 18 27 46 ID 5ZMhqOqk おぉっ絵版設置したんだ!管理人様有難う 乙です!そっちの更新も楽しみだ! 人外と人間大好きなんだけど、人外描けないし小説も書けないから、妄想で止まっちゃう…ションボリ。 803. 名無しさん@ピンキー 2008/12/03(水) 21 12 36 ID p/NnB6TS 802 何が悪いっていうんだ このスレの人達に素晴らしいネタを提供できるかもしれないじゃないか!! 自信持てよ!! ちなみに流れとは全く関係ないが 最近ポケモソが萌えの宝庫なことに気付いた 804. 名無しさん@ピンキー 2008/12/03(水) 21 56 15 ID nR1WnEO0 803 そこは私が10年前に通った場所だ ミュウツー×アイでな! アイちゃんがわからんやつは逆襲完全版を借りて泣くがいい 完全版だぞ! 805. 名無しさん@ピンキー 2008/12/03(水) 22 16 11 ID vxK6Em3C 798 絵板設置ありがとうございます! さっそく投下されてた鎧騎士と少女に激しく萌えた。色といい雰囲気といい全てGJ! ついでに自分もテスト投稿。 ttp //www2.atpaint.jp/jingai/src/1228308447631.jpg このスレは無機物と女の子話が多くて天国のようです。 802 他の人の妄想ネタを聞くのが好きなんだ。 気にせずどんどん書いてくれると嬉しい。 806. 名無しさん@ピンキー 2008/12/03(水) 23 03 25 ID 5ZMhqOqk 802です。何だか皆さん有難う(*´・ω・`*) 此処大好きだホントに…! 世界観とかストーリーとか深く考えないから、そういうのはあんまり上手く語れないけど、結構長い間妄想してる組合せは ・騎士的存在な骸骨×人間のお姫様 ・人間の青年×蟷螂姐さん ・ヘタレ吸血鬼×天真爛漫スライム娘 ・不思議ゾンビ×フランケン姐さん ・オネエ系デュラハン×泣き虫バンシー娘 かなぁ。人外同士もあるけど。エロも…勿論有りだ!w それはともかく 805 の絵が素敵だ!此処来てから、メカにも興味持つようになった! 807. 名無しさん@ピンキー 2008/12/03(水) 23 09 09 ID f0obGfj0 804 横からすまんが、逆襲完全版なんてのがあったのか 異種萌えと聞けば借りずにはいられない 逆襲を映画館で見たのはもう何年前になるかな… 無機物系人外といえば、サモンナイト2はいいゲームだった レオルドかわいいよレオルド 3はヴァルゼルドに期待したんだがな 勿論シマシマさんとかクノンとかにもえらい萌えた。が、ちょっと残念だった 808. 名無しさん@ピンキー 2008/12/03(水) 23 59 46 ID 1myiUBTB おおっ、なんということか絵板までもが! ココは本当にいつ来ても雰囲気が和む・・・。 なので、自分も萌えネタ投下。 元祖「人外が人間のおにゃのこに恋しちゃうよ」映画、 魚人×おにゃのこな『大アマゾンの半漁人』 ttp //jp.youtube.com/watch?v=w_4iZIguRBs お姫様ダッコの元祖でもあるんじゃないかな〜、なんて。 809. 名無しさん@ピンキー 2008/12/04(木) 00 26 50 ID DPAQGSH6 804 モンスター萌えがほとばしるあまり 本来セットorおにゃのこの恥態で『萌え』となるはずの人外×人間が イカしたモンスターをいかにエロ活用するか考え込むうち、 人間はどっちかと言うとモンスターのおまけ的存在になってきてる自分は異端 みんなー!触手やガチムチ人外使わなくても萌えるプレイはできるよー! と声高に宣言したくなってしまう 810. 名無しさん@ピンキー 2008/12/04(木) 00 51 53 ID 1fM7Z6wb 804 なんど見返したことか 逆襲完全版 811. 名無しさん@ピンキー 2008/12/04(木) 08 36 35 ID sRNilx9J ポケモンでふと電波が来たんだが ギラティナ×少女ってアリだろうか ようはハデスとペルセポネーなんだけど 破れた世界(or反転世界)をただ彷徨うだけだったのに、ある日たまたま現実世界を覗いて、女の子に一目ぼれ 初めて芽生えた恋心の衝動が抑えられず、少女をお持ち帰りしてしまうギラティナ ……みたいな あとこれは大分前に見た夢の話なんだが 両親が死んだんだけど、中国とか香港とか、そういうアジア系の国に住んでる両親の知り合いに預けられた女の子の話 で住所便りに会いに行ったら、筋肉歩けど微妙にメタボな虎人のオッサンだったという 大阪弁でいい加減な性格だけど、実は無茶苦茶強いっていう典型的な 夢の中でも人外好きかよ私は 812. 名無しさん@ピンキー 2008/12/04(木) 10 45 26 ID DPAQGSH6 811 アリだと思う。 自分はゲンガー×少女の共依存→ベロプレイ妄想してた だけどどっちかって言うとポケ姦はポケモンスレ向きなんだよなあ… 余程の捏造設定かパロディならここでもいいかもしらんけど 813. 名無しさん@ピンキー 2008/12/04(木) 11 02 43 ID w0zi/LKg 805 プロ現る 814. 名無しさん@ピンキー 2008/12/04(木) 18 59 59 ID lxvEWyiR 798 乙! よーしパパこれから頑張っちゃうぞー 815. 名無しさん@ピンキー 2008/12/04(木) 19 59 42 ID 9IG8t8De ちょっとみない間にえらいことになってる。絵板設置乙です! 816. 名無しさん@ピンキー 2008/12/04(木) 22 58 04 ID Ox6mQDoH みんな絵うますぎww 817. 名無しさん@ピンキー 2008/12/05(金) 00 24 46 ID oP4K05Jr 全くだ、高校のころお絵かきが趣味だった俺が何か描いてやるぜとか思って覗いてみて涙目w 818. 名無しさん@ピンキー 2008/12/05(金) 01 02 53 ID ZnCosmfa 絵板設置乙、そして絵を投下してくれる神々に平伏。 811 そのネタをみてハイエナさんを妄想しまった。 そこそこ悪人顔だけど根はきれい好きでまじめ、仕事の時は鋭い眼光でねらい打ちみたいな。 同居人の子の好き嫌いに我慢できなくて、食べ残しをつまみ食いとかしちゃったり ....なにいってんだ俺。 819. 名無しさん@ピンキー 2008/12/05(金) 02 25 08 ID NfX7vv6n この絵板は絵の上手さよりも、多様な萌えを共有するためにあると思うんだ だから 817 も早く描いて住人たちに萌えを供給するんだ 820. 名無しさん@ピンキー 2008/12/08(月) 02 02 05 ID xkBsHu/F 今までこんな幸せな板を見たことが無い。 本気でありがとう。 おかげで妄想しまくってた非人間×少女の漫画を描きまくる気力がすごく沸いた。 821. 名無しさん@ピンキー 2008/12/08(月) 06 14 51 ID Npqb2Ym4 820 執筆頑張れ。完成したら見せて貰えると嬉しいんだぜ 触手で異種和姦って良いよな…人型じゃなくても触手と人のほのぼのエロが大好き 822. 名無しさん@ピンキー 2008/12/09(火) 14 29 04 ID Bq+2ZvKY 巫女と魔物ってよくね? 周りからは魔物と呼ばれている異形と、心を通わせる巫女とか そして巫女にかしづき、守るためなら何でもしようと誓う魔物 魔物はケモノでもゴーレムでも可 ごっつくて強いのに、精神的には女の子に支えられてる人外とかね 823. 名無しさん@ピンキー 2008/12/09(火) 15 03 06 ID dR0INvpv Mass Effectって洋ゲーがツボだったなあ 基本はSF世界観の一人称RPGなんだけど、恋愛要素もあって 男主人公or女主人公と女宇宙人(つまり百合もあり)との恋愛が楽しめた 824. 名無しさん@ピンキー 2008/12/09(火) 15 25 28 ID 8yGHmyJS クトゥルフの神々のような異形種キボン 825. 名無しさん@ピンキー 2008/12/09(火) 21 51 03 ID 3dMhHBEa 某ゲーの新作に萌えた。 人間(男)に迫る人外(女)ハァハァ しかもゲーム内で隠そうともしないあたりがね…。 826. 名無しさん@ピンキー 2008/12/09(火) 21 54 59 ID OhYiQjD9 俺…人語を解す巨大な大王イカとおにゃのこが仲良くコミュニケーションとる夢を見たから 夢占いしてみたら性欲溜まりすぎって診断されたんだ… あとここの住人は、絶対「天体戦士サンレッド」の怪人軍団とか好きだと思う。 女の子は主人公の彼女しか出ないけど。 827. 名無しさん@ピンキー 2008/12/09(火) 21 57 46 ID iHVUYqyo 自分はうさこっつが大好きだ。 モフモフしてえええ 828. 名無しさん@ピンキー 2008/12/09(火) 22 05 48 ID 7JkrBfKH 絵板って二次もオk? 829. 名無しさん@ピンキー 2008/12/09(火) 23 28 13 ID dR0INvpv フリーダムだから何でもおk 830. 名無しさん@ピンキー 2008/12/10(水) 10 59 51 ID MTLw7m+K 人外との絆、恋愛ものって存在自体が死亡フラグみたいなもんだよな。 と最近某TFを見て思った。 だからこそ幸せなのが見たい…! 831. 名無しさん@ピンキー 2008/12/10(水) 11 48 39 ID D9vPUpW8 Mass Effectのラブシーンがあったわ つか一人称じゃなくて三人称だったな ノーマル版 ttp //www.gametrailers.com/player/usermovies/220313.html 百合版 ttp //gamevideos.1up.com/video/id/16314 832. 名無しさん@ピンキー 2008/12/10(水) 12 46 49 ID CFbNzBLX ジ〇リのパンダ子パンダを観た。 なんという人外と幼女… ごちそうさまでした。 833. 名無しさん@ピンキー 2008/12/10(水) 17 45 27 ID lZLWaGgD 826 タイザ君が可愛すぎて萌えまくりだったよ。 あと、ドガ君はカマキリフォームの怪人だけど、 834. 名無しさん@ピンキー 2008/12/10(水) 17 46 27 ID lZLWaGgD 途中送信ごめん。 ドガ君はカマキリ怪人だけど、 可愛い人間のチャイナ娘彼女がいたよね。 835. 名無しさん@ピンキー 2008/12/10(水) 18 03 39 ID a7HsbE7m ヴァンブ将軍に(×が)モブの女の子が(×に)エロいことする漫画が出るので、そのためだけに冬の祭典に行ってきます 836. 名無しさん@ピンキー 2008/12/10(水) 19 06 04 ID VSPXoWoG フロシャイムにおにゃのこの怪人や女性構成員がいないのが残念でならない… アレか、ヒロインポジションはヴァンプ様が担当してるからもう存分に足りてるのか 網走兄弟に前から後ろから好き放題やられた ヒグマ団in女性団員の妄想するしかないぜ! 837. 名無しさん@ピンキー 2008/12/10(水) 20 29 33 ID KQDUaGwl 832 ジ○リはいいよな 猫の恩返しは最高だったぜ 838. 名無しさん@ピンキー 2008/12/12(金) 20 18 06 ID H66FV60f バロンは紳士だからなあ… 是非体が同じサイズになった際にはハルを優しく激しく攻めていただきたい 839. 名無しさん@ピンキー 2008/12/12(金) 20 51 00 ID 7HJTvkub 838 さあ早くその妄想をSS化する作業に戻るんだ 840. 名無しさん@ピンキー 2008/12/14(日) 23 16 01 ID fZCfSC7o 誰か今日の動物奇想天外見た奴いる? 人外優位の主従関係をリアルに目の当たりにしちまったぜ… 841. 名無しさん@ピンキー 2008/12/15(月) 06 26 57 ID 6D/olgTc 猿が突っ込むやつか… 842. 名無しさん@ピンキー 2008/12/17(水) 08 33 43 ID BTgErooV 重複と騒がれたこのスレもレス数も容量も結構終盤になってきたな 843. 名無しさん@ピンキー 2008/12/17(水) 14 08 14 ID CSGlQNOg 言われてみてスレを 1 から見直したら、当初重複削除の可能性も話し合われていたことを思い出した。 偉大なる住民が新境地を開拓しなかったら この楽園は存在しなかったのだな…感慨深い 844. 名無しさん@ピンキー 2008/12/18(木) 01 43 08 ID L6z3IFlO 次スレ作るときは人外関係なら何でも受け入れられるスレだって 分かるようなスレタイがいいな 845. 名無しさん@ピンキー 2008/12/18(木) 07 01 12 ID 7/paqBM0 ・人外の定義に明確な基準はありません。気に入らないならスルーしましょう。 とかな。 またどこまで人間寄りだと人外扱いから除外されるかで争いになるのはごめんだ。 846. 名無しさん@ピンキー 2008/12/18(木) 08 33 21 ID vZXG6sh0 まぁ住人は大人だし、そこら辺はスルー含め空気読むスキルを遺憾なく発揮していただく方向で 847. 名無しさん@ピンキー 2008/12/18(木) 10 02 23 ID WFx1gfGh そろそろ次スレのタイトルやテンプレについて話し合ったほうがいいのかもな 848. 名無しさん@ピンキー 2008/12/18(木) 12 00 50 ID ngn/SXZW 今の住人が民度高くても、新規が来ることを考えれば注意書きは必要かな。 何にせよテンプレをしっかり作っておくに越したことはない、と。 個人的にここは、異種姦スレにはぬるすぎる、純愛スレにはエグ過ぎるってのを投下するのにちょうど良い気がする。 タイトルも今のまま、もしくは人外×人間×人外がわかりやすいと思うんだけど、後者の表記ってわからない人はわからないかもしれない。 ただいたぶり犯すだけなら人外×人間と表記する必要はないわけだし、両者の間に僅かにでも感情があるってのが大きいと思うんだ。 849. 名無しさん@ピンキー 2008/12/18(木) 17 29 03 ID aXuSyL5Q 今のこのゆる〜い、しかし萌えの宝庫なノリを維持できたらいいネェ。 850. 名無しさん@ピンキー 2008/12/18(木) 19 33 40 ID L6z3IFlO 人外同士もありだってこともスレタイから分かる方がいいんじゃなかろうか 人外×人間・人外×人外でハァハァするスレとか、それかテンプレに入れるか 以前それを気にして他スレに投下した人も居た訳だし 新しい人だと気にするかもしれない 851. 名無しさん@ピンキー 2008/12/18(木) 19 44 24 ID n5zUloYz 【なんでも】人外と人間でハァハァするスレ【あり】2 モンスターでも異星人でも動物でも植物でも無機物でも! とにかく人外と人間でハァハァ萌え萌えエロエロしようぜ! 人外萌えに定義も貴賤も無し! 前スレ:人外×人間でハァハァするスレhttp //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206021464/ 関連スレ 2 -------------------------------- とりあえず 1 をいじってたたき台作ってみた 個人的には片方が「人間」っていうのがこのスレの味だと思ってるから残して欲しいかも 852. 名無しさん@ピンキー 2008/12/19(金) 03 49 50 ID 0a0t0IDc 要約すると他スレに向かない人外ものならなんでもありってことでいいんかな 853. 名無しさん@ピンキー 2008/12/19(金) 09 32 27 ID IN1Zr8JY 851 個人的にはこれで良いと思う 854. 名無しさん@ピンキー 2008/12/19(金) 16 56 34 ID UBWdjo/V 851 分かりやすくてくどくなくて良いと思う。 気が早いけど次スレも盛り上がりますように! 855. 名無しさん@ピンキー 2008/12/19(金) 20 51 19 ID fi3WyPUs Pixivやばいわ・・・・・・エロは少ないが萌えポイントやばす。 856. 名無しさん@ピンキー 2008/12/20(土) 01 15 21 ID 0CgAXFJZ 次スレが立ったらなんか投下してみようかなー、と思いつつ 結局何もせず絵板や保管庫見て妄想力や文章力を養う日々です… 続きが気になるものが多すぎるんだぜ… 857. 名無しさん@ピンキー 2008/12/22(月) 06 54 51 ID wasOuClT 自分も次スレ立ったら投下したいなーと思いつつ まだ次スレまで容量いっぱいあるからなんか投下されないかなーと期待している ところでこのスレで出たネタでいくつか気になるのがあるんだけど そういうのって勝手に書いちゃっておk? あと投下が次スレにずれ込んでたとしても問題ない? 858. 名無しさん@ピンキー 2008/12/22(月) 09 42 10 ID snyIdHgI 857 雑談のネタを具現化してもらえたら嬉しいやつが多いと思う 投下も保管庫があるから問題ないとは思う けど容量的にギリギリのが投下予定あるなら早めに次スレ立てちゃってもいいかも 859. 名無しさん@ピンキー 2008/12/22(月) 17 04 10 ID 5nv0LfeL こんなスレがあるとは思わなかった。同志ばかりで嬉しい限り。 まとめサイトも読ませてもらったけど、萌えて萌えてどうしようもなかったw おかげで、妄想はしても書くことを迷っていた昆虫怪人×少女のエログロ気味な小説が書けそうです。 いやー、本気で幸せだ。 860. 名無しさん@ピンキー 2008/12/22(月) 18 54 20 ID MQ9HFGPZ 859 がんばれまじがんがれ 職場で妄想したネタ投下 薄暗い森でのんびり暮らしていた闇属性のドラゴンを倒そうとやってきた女勇者に襲われる かとおもいきや 勇者の(度胸の)Lvがひくくて倒れる>介抱しる そして仲良くなって悪い国王(勇者の父親)をやっつける。 という話をでっち上げてみた。べたべたすぎてスマソ 861. 名無しさん@ピンキー 2008/12/22(月) 21 26 44 ID 2PisqLkl 次スレへの参考のために聞きたいんだがここの住人は男と女のどっちが人外の方が好みなの? あとエロ導入までの話が長くなってもいいんだろうか… 862. 名無しさん@ピンキー 2008/12/22(月) 21 55 48 ID DR6XzUst 人それぞれじゃないか? 俺は男が人外のが好きだが どっちでも需要はあるかと 863. 触手魔物とシスター 2008/12/22(月) 23 10 23 ID oxB41LTq 859 その単語だけで妄想が止まらない。 早く実物を拝みたいものです。 埋めにはまだ早いけれど投下。 触手系魔物とシスターです、エロは軽め。 多分続き物になるかと思います。 864 からどうぞ。 864. 触手魔物とシスター 2008/12/22(月) 23 11 03 ID oxB41LTq 「うぉえええぇぇ……」 大海原に漕ぎ出した貿易船の甲板で、白い聖衣を纏ったシスター、マノンが先程の昼ご飯を海に戻している。 「おいおい大丈夫か?」 「らいじょうぶでっ…す」 船乗りの一人に背中をさすられながら、ぐったりと壁に寄りかかる。 西国漁業区域に嵐の海の悪魔が出る と、教会ギルドから退魔の命を受けて繰り出したは良いが、この揺れは頂けない。 「やたら揺れるからこりゃあ時化るかもな」 「はあ…」 「危ないから甲板に出ないで下さいね、バケツを持ってきますから」 「助かります…」 胸元に揺れるロザリオを握りしめ、マノンはため息をついた。 こんな状態で本当に退魔が出来るのか?これが初仕事とはあんまりな気もする。 彼女は先天的なシスターだ。 良い血に生まれ、教育環境に恵まれ、勝ち星も期待しているぞ、と初仕事でここに送り込まれたのである。 「頑張らなきゃ…」 そう呟きながらまたこみ上げてくるものを海に流す。 喉が痛い、吐いてる最中に切れでもしたのだろうか。 横になっていれば落ち着くだろう、そう思って船室の方にふらつく足取りで降りていった。 865. 触手魔物とシスター 2008/12/22(月) 23 12 21 ID oxB41LTq 薄いシーツを被っていると、船底を這うような音が聞こえてきた。 「来た!アイツだ!」 「落ち着いて下さい、穴を開けられなければいいけれど…」 船の揺れと、更に横に揺さぶるような衝撃。 甲板からとさりという音がして、揺れが少しおさまる。 「甲板に来た…!」 扉を開けると雨の中に佇む影がある。 ぬめりを帯びた肌、鎌首をもたげた7つの蛇のような体。 「嵐の海の悪魔…!」 頬を強い雨が叩く中、震える足を一歩踏み出して聖水の入った瓶をかざし、フタを取る。 「銀の皿に入れた雪を、満月の光に晒した極上の聖水です。 退魔の光を以て悪しきものの体を貫き給え!」 ………… 「……」 「……」 「な、なんで何も起こらないの!?」 慌てる一同を意にも介さず、悪魔が鎌首を揺らしながらこちらに歩いてくる。 「うわああ何とかして下さいよ!」 「だ、だってこんなの教典にも載ってないですし…!」 船乗りはシスターを盾にしてそそくさと船室のドアを閉めた。 「後は任せましたよシスター!」 「そんな!ひ、ひどい…!」 前方のずいるずいるという音に慌てて目を向けると眼前まで悪魔は迫っていた。 866. 触手魔物とシスター 2008/12/22(月) 23 13 21 ID oxB41LTq 握りしめた聖水をとっさにかける。 流石にこれは効くだろう、と思ったが露ほども効いていない様子で佇んでいる。 もう最後の手段である懐の銀の銃を使うしかないと聖衣に手を突っ込もうとした時、ノイズがかかったような声がした。 「だ、誰?」 耳をすましても叩きつける雨の音しか聞こえない。 混乱したまま目の前まで迫る悪魔を振り向くと今度ははっきりと声が聞こえた。 ―オレを喚んだのはあんたか? 「!」 今はっきりと悪魔の姿が見えた瞬間の声だった。 船内から漏れる僅かな明かりに縁取られたのは異形の男だった。 蛇ではないが、何か気味の悪いぐねぐねとしたものが意志があるかのように動いている。 「ま、さか」 余計に手が震えたせいか、服の中の銃を取り損なってしまい、裾から銀の銃が滑り落ちる。 「解らないな、喚んでおいて何故怯える?」 そう喋り、首を傾げたように見えた。 ぐちゅりとぬめった肉が動く音が聞こえるぐらいに異形は近くにいる。 「よんだって、なんですか」 声が震えた。 話が違う、喋るだなんて高等魔族じゃないか。 とてもじゃないが今の自分にどうにか出来る相手じゃない。 867. 触手魔物とシスター 2008/12/22(月) 23 14 38 ID oxB41LTq 「こっちが聞きたいもんだな」 蛇のような腕、触手を喉元にまで伸ばして寸前で止める。 「オレへの供物を捧げたじゃないか」 「何のこと…」 寒さと混乱、恐怖で足がかくかくと震える。 情けないけれどこのまま立っていられない。 「今更破棄は出来ないぞ」 「だから!…違うって言って…私は船を襲うあなたを退治するためにここに…」 「何のことだ?」 「え」 「オレじゃないぞ」 少しの間があった後、船の後ろの方から先ほどよりも大きなどさりという音がする。 「!」 船が大きく傾き、慌てて振り向き身構えるとそこには更に大きな触手の化け物がいた。 うねうねと赤黒い触手を船のマストに巻きつけてこちらに這ってくる。 こっちが船を襲ってた海の悪魔…! マノンは思わず後ずさったが、足に先ほどの銀の銃が当たり、とっさに拾い上げて構えた。 銃弾は三発。 様子見の一発と、致命傷を与える二発、外すわけにはいかない。 「おい、余計に手を出すな」 「あなたには関係ありません!」 震える手で狙いを定め、頭だと思われる箇所へ銃弾を打ち込んだ。 化け物は耳をつんざくような鳴き声をあげ、身をくねらせ暴れる。 「効いた…!もう、一発…」 再度構えようとすると、攻撃したこちらに気がついた化け物が体を震わせて触手をしならせた。 868. 触手魔物とシスター 2008/12/22(月) 23 18 50 ID oxB41LTq 「ひっ…!」 太い触手が腰に巻きつき、そのまま器用に聖衣を胸までたくし上げる。 下着の下にも触手が入り込み、不快な感触が肌の上を這う。 「や、やめっ…あっ!」 意図しない、上擦った声が出た。 触手の一本が胸の敏感な部分を擦ったからだ。 「うぁ、あぁあ!そんな、とこはいってこないでぇえ」 足の付け根に巻きついた触手がズロースの中にまで入り込んで来た。 見下ろすと先ほどの悪魔がこちらを見上げている。 「な、何見てるんで、すか!」 「…あんたが一言請えば、助けてやれるんだが」 「だ、誰が悪魔なんか…ひ、ひぁああ!」 ついに触手の一本が膣内に入り込み、肉壁を押し広げて蠢き始めた。 「い、いや…!いやあぁ!いたい、いたいやめ、やめてぇえ!」 「ほら見ろ。だから早く助けを請え、そうすれば助けてやる」 「あぁあ!な、んでそんな冷静なん、ですか!も、もう…!」 触手がもう一本、太ももを這い上がったところでマノンは叫んだ。 「わ、かりました!早く助けて下さい…!」 言うが早いか、悪魔はマノンを捕らえていた触手を切り落とし、彼女を受け止めと巨大な化け物に向き直った。 「同朋よ、今は退いてくれ。この女、オレが預かった。後々海に供物を捧げよう」 その声を聞いた化け物は動きを止め、渋るように触手を動かしていたが、ついには荒れる海原に帰っていった 869. 触手魔物とシスター 2008/12/22(月) 23 20 40 ID oxB41LTq 「いつまで掴んでるんですか、離して下さい…」 あっさりと、素直に手は離された。 そのせいで思い切り甲板に背中を打ちつける事になったが。 全身ベタベタでぬるぬるしていて大変気持ちが悪い。 呆然と仰向けになったままため息をつく。 「手伝いは…」 「良いです、自分でやります」 顔を覗き込んでくる憎らしい悪魔から顔を背ける。 胸に巻きついたまま波打つ触手を引き剥がしたところで下腹部の違和感を感じた。 入り込んだ触手がうねうねと、まだ動いている。 「ひっ、や、やだ…」 胸と同じく引き剥がそうとしても離れない。 そうこうしているうちに刺激を与えられた触手が激しく動いた。 「あぁっ!ん、やっ、も、いやあぁ…!」 「やれやれ、素直に手を借りれば良いだろう」 悪魔はマノンのぐったりした体を支えると、同じく触手の腕を伸ばし、引き抜こうとした触手を確認する。 「中で貼り付いている。無理に引き剥がすと内壁を傷つけるな」 「ど、どうするんですか…」 不安げに見上げるマノンを見て、悪魔は渋ったような声を出した。 「…まあ大丈夫か」 「何が大丈夫なんですか…」 触手と共にひくつき、先ほどから愛液が流れっぱなしのそこを確かめるように腕を這わした。 870. 触手魔物とシスター 2008/12/22(月) 23 23 08 ID oxB41LTq 「……え、ま、まさか」 「察しが良いな、内側から外すしかないだろう」 「や、やめ、やめて下さい!そんな事したら…」 「無駄に暴れるなよ」 ずにゅ、と音がして同じ場所にもう一本の触手が挿入される。 「…………――っっ!!」 声にならない叫び声が、痛む喉から絞り出された。 ゆっくりと動く二つの触手の感触が、嫌でも伝わる。 「あ、ああ、や、やめっ…!ふぁ、ひゃん!いやあぁ!」 身を捩った瞬間、先に入っていた方が激しく暴れ出した。 「や、やだぁ、も…、やぁああ!!あぁあ」 達した瞬間、急に腹の中が軽くなる。 目の前にぶら下げられた触手から糸を引く粘液を雨が洗い流していく。 「少々手こずったが」 「…は、はぁ…良かった…」 全身の力が抜けて全体重を悪魔に預け、深いため息をついた。 「おい、聞け」 「なんですか…」 このまま意識を手放してしまいたいのに悪魔は話しかけてくる。 「あれを無闇に退治ようと思うな、供物を捧げれば何もしてこない。 月が雲に霞みかけたら海に東の海の供物を捧げるんだ」 「…なんで、そんな事。悪いのは襲ってくる方じゃ…」 「あんたらのやり方は手荒なんだ。…良いからそうしてみろ、直に分かる」 そう言い終わると悪魔はマノンを抱え上げ船室のドアを開ける。 そこには頭を抱え、神に祈りを捧げる船員達の姿があった。 良かった、船員に外傷はない。 それを確認すると急に全身がだるくなる。 船員が驚きの声や悲鳴をあげる中、そっと降ろされたのか背中に床の感触がした。 揺れるランプを見ながらマノンは沈む意識を引き上げようとはしなかった。 871. 触手魔物とシスター 2008/12/22(月) 23 24 44 ID oxB41LTq 今回は以上です。 携帯から失礼しました。 872. 名無しさん@ピンキー 2008/12/23(火) 00 00 22 ID lia+lAiv 871 GJ!! 冷静沈着な悪魔が憎たらしくて萌えた 続きが楽しみすぐる 873. 859 2008/12/24(水) 14 34 48 ID Y3kUpMuS 誰もいないようなので、こっそり投下。 先に書き込んだ通り、昆虫人間×少女です。 そんなにエロくもグロくもなりませんでしたが。 874. ヤンマとアカネ 1/3 2008/12/24(水) 14 35 35 ID Y3kUpMuS 右上足の拳を固め、敵の頭蓋に叩き付ける。 鈍い手応えの後、頭蓋の穴から溢れた生臭い体液が半身を汚し、漆黒の複眼と共に触覚が外れて吹き飛んだ。 次に左下足を回し、胸と胴体にめり込ませる。重たい打撃をもろに受け、やはり黒の外骨格が大きく抉れた。 たたらを踏んで後退った人型のクロアリは、人間の足に酷似した両足を同胞の体液で滑らせ、そのまま転倒した。 跳ね上がった飛沫は複眼にまで及び、エメラルドグリーンの視界を濁らせた。それを荒く拭い去り、彼女を確認する。 灰色の瓦礫に腰掛けている彼女は、ジーンズを履いた両足をぶらぶらと揺すりながら、狩りを終えた恋人を見つめていた。 その顔は明るく、杞憂や不安は欠片もない。出会った当初は狩りを見るのも嫌がっていたが、今はすっかり慣れている。 身長はそれほど高くないが、発育途中の手足は薄い筋肉が付き、Tシャツが張り付いた胸元も控えめに膨らんでいる。 廃墟を彷徨ううちにカットジーンズと化したジーンズに包まれた太股は脂肪が付いて丸く、女としての成長の兆しが見える。 露出している腕や顔は薄く日焼けしていて、いかにも十代の少女らしい健康的で嫌みのない魅力を生み出していた。 髪も瞳も黒く、肌は薄黄色の典型的な日本人だが、目鼻立ちははっきりしていてパーツと配置のバランスは整っている。 「茜」 胸郭を震わせて発声した昆虫人間は、口を開いて黄色の細長い舌を伸ばし、両前足に付いた体液を舐め取った。 「なーに、ヤンマ?」 少女、茜は満面の笑みを浮かべ、昆虫人間に付けた愛称を呼んだ。その名の通り、彼の外見はオニヤンマそのものだ。 頭部の両側に備わった美しいエメラルドグリーンの複眼、透き通った四枚の羽、黒と緑のストライプになっている長い腹部。 進化する最中に特に発達した上両足は逞しくなり、使用頻度の減った中両足は折り曲げて腹部に添い、下両足で直立している。 胸部の外骨格は大きく盛り上がり、逆三角形状になっている。その内側には、羽や足を動かすための強靱な筋肉が隠れている。 中でも特徴的なのは、細長い腹部だ。硬く引き締まった腹部の下から伸びていて、歩行する際は後方に少し持ち上げている。 実際、今も少し持ち上げていた。食糧に有り付けたことが嬉しいので、少しばかり普段よりも角度が高くなっていたが。 「これから喰う」 トンボの昆虫人間、ヤンマは足元に散らばる十数体のクロアリの死骸を掴み取ると、ぐばりと口を大きく開いた。 「うん、待ってるね」 茜は背を丸めて両手で頬を支えながら、微笑んだ。ヤンマは彼女の目線を気にしつつ、クロアリの頭部に噛み付いた。 ぎち、とクロアリの外骨格が僅かに軋み、鋭い歯が深く差し込まれると、クロアリの頭部は簡単に圧砕して脳髄が散乱した。 ヤンマはそれを気にすることもなく、クロアリの頭部を口に収めると、じゅるりと体液を啜ってからもう一体の頭部も拾った。 クロアリはこの廃棄都市で繁殖している昆虫人間の中でも、最も数が多く狩りやすいが、味はあまり良いとは言い難かった。 だが、今、食べなければいずれ飢える。昆虫人間は体格が大きすぎるので、とにかく量を多く摂取しなければならない。 盛り上がった背を折り曲げて四枚の羽を下げ、地面に這い蹲って獲物を貪るヤンマの姿に、茜はうっとりと目を細めた。 ヤンマの持つ羽に白い日光が反射し、虹色に煌めいている。エメラルドグリーンの複眼も好きだが、羽が一番お気に入りだ。 やっぱり、この街に来て良かった。茜は砂埃混じりの熱風に乱された長い髪を押さえ、胸の高鳴りに頬を赤らめていた。 こんなに素敵な恋人に出会えたのだから。 875. ヤンマとアカネ 2/3 2008/12/24(水) 14 36 33 ID Y3kUpMuS 食事を終えたヤンマは、茜の手によって清められていた。 放棄されて久しい民家を片付けて家具や日用品を運び込んだ住み処に戻り、庭先で水を浴びせられていた。 水を被ってしまうとしばらく使い物にならないので、四枚の羽は高く掲げ、庭に出した背もたれのない椅子に座っていた。 どこまでも高い空から注ぐ日差しは熱く、外骨格を暖めてくる。変温動物である昆虫人間にとって、日光は欠かせない。 それがなければ体温を上げることも出来ず、体温が上がらなければ筋肉の動きは鈍ってしまい、まともな狩りが出来ない。 胃に入れたばかりのクロアリが消化されていく感覚を味わいつつ、ヤンマは庭の隅の給水タンクに向かう茜の背を眺めていた。 もっとも、それはこの民家に据え付けられていたものではない。崩壊したマンションの屋上から、ヤンマが運び出したものだ。 蓋を外して、雨水を溜めている。タンクの中には簡易濾過装置も設置してあるので、飲み水としても使用出来る水だった。 二つのバケツに水を汲んできた茜は、鼻歌を漏らしながらヤンマに近付くと、にやっと笑ってバケツを大きく振り上げた。 「そおれっ!」 「うぶばっ」 突然のことに対処出来なかったヤンマは、僅かに開いていた口からもろに水を飲んでしまい、むせた。 「あ、あか、あかねっ!」 「んー、なあにー?」 得意げな茜に、ヤンマは首を突き出した。 「綺麗にしてくれるってのは嬉しいが、もう少し優しくしろ!」 「えー、いいじゃん。この方が効率が良いんだから」 茜が唇を尖らせたので、ヤンマは辟易した。 「俺はそうは思わんが…」 「そ・れ・にぃ」 茜はTシャツの裾をちらりと持ち上げ、くびれた腰を見せてきた。 「私も一緒に水浴びしちゃおうって思って! 今日は天気もいいしね!」 悪戯っぽい少女の笑顔に、ヤンマは言い返すことを諦めた。茜と出会ってからは、ずっとこんな調子だからだ。 今、二人が暮らしている都市は、数年前に廃棄されて住民も引き上げており、この国の政府の手によって封鎖されている。 原因はもちろん、昆虫人間の出現だった。突如出現した昆虫人間は人間を捕食する性質を持ち、驚異的な速度で繁殖した。 ほんの数ヶ月で都市の人間は三分の一も喰い尽くされ、都市機能は完全に麻痺してしまい、人口も減る一方だった。 人間側も爆撃や薬剤散布などの対処を行ったが、昆虫人間の繁殖速度はそれ以上で、とうとう人間は淘汰されてしまった。 両者の生存競争で破壊し尽くされた都市を捨てて人間が逃げ出した後は、昆虫人間が新たな支配者として君臨していた。 そこにいきなり現れたのが、茜だった。他の昆虫人間に狙われているところを助けたのが切っ掛けで、二人は出会った。 当初はヤンマも彼女を補食しようと思ったのだが、やたらと気に入られてしまい、付き纏われるうちに行動を共にするようになった。 いつかは喰ってやろう、と思っていたが、茜から注がれるストレートな好意にほだされ、今ではヤンマも同じ気持ちになっていた。 昆虫が人間に好意を抱くなど、常識的には有り得ない話だが、いざ自分の身に降りかかると信じるしかないのが現実だった。 876. ヤンマとアカネ 3/4 2008/12/24(水) 14 39 41 ID Y3kUpMuS 文字数制限に引っ掛かったので訂正。3/3ではなく、3/4です。 「ヤンマ」 茜は椅子に腰掛けているヤンマの下両足の上に跨ると、濡れた複眼に手を滑らせ、水滴を指に付けて口に含んだ。 「ん…。まだちょっと、アリの味がする」 「そうか?」 ヤンマは刃のような歯が生えた口を開き、進化と共に発達した細長い舌を伸ばし、茜の指先を舐め取った。 「こっちはヤンマの味」 ヤンマの舌が巻き付いた人差し指を銜え、茜は暖かな舌を彼の冷たい舌に這わせた。 「茜、それは」 神経に直接訪れる刺激にヤンマが戸惑うと、茜はちゅぽんと音を立てて口から彼の舌を抜いた。 「だって、ここぐらいしか感じてくれる場所がないんだもん。その辺だけ不便だよね、ヤンマって」 「仕方ないだろう。外骨格の触覚は薄いんだ」 ヤンマは舌を解いて口の中に引っ込め、茜の手に軽く噛み付いた。 「やだぁ、それくすぐったい」 茜が手を引っ込めようとしたので、ヤンマは顎の力を少し強めて薄い皮膚に食い込ませた。 「水、浴びるんだろ?」 ヤンマはもう一つのバケツを拾って茜の控えめな胸元に傾けると、生温い水をたっぷりと浴びせかけてやった。 茜は体温よりも少し冷たい水の重みに、僅かに身を固くした。透き通った水はTシャツに吸い込まれ、ジーンズにも染み込んだ。 腹部と背を伝った水の流れは太股を辿り、股間に流れていき、小水を漏らしたかのように二人の真下に滴り落ちていった。 それを見た茜は赤面し、目を伏せた。水の感触に反応したのか、胸の小さな突起は硬く膨らみ、その存在感を示していた。 「やらしいことしないでよ。…虫のくせに」 「その虫に、毎度毎度欲情してんのはどこの誰だよ」 ヤンマは折り畳んでいた両中足を茜の裸の腰に回したが、三本の鉤爪を薄い肌に引っかけないように外側に曲げた。 手加減が出来なかった頃は度々爪先を引っかけてしまい、茜の肌にいくつものミミズ腫れを作ってしまった苦い経験がある。 ぐいっと両中足を曲げて茜の体を引き寄せ、密着させる。はあ、と熱い吐息がヤンマの触覚に掛かり、乳房が潰れされた。 Tシャツに染み込んでいた水が押されて流れ、新たな水滴がヤンマの胸に伝う。ヤンマは右上足を使い、透けた服を捲った。 877. ヤンマとアカネ 4/4 2008/12/24(水) 14 41 11 ID Y3kUpMuS 「そりゃ、そうだけどさぁ…」 抵抗せずに上体を反らした茜は、ヤンマの前に膨らみかけの乳房を露わにした。 「下、脱がすぞ」 ヤンマは右上足の爪先と左上足の爪先で器用にジーンズのボタンを外すと、一気に下着ごと引き摺り降ろした。 「やだもうスケベぇ!」 薄膜のように水気を含んだ服を剥がされた茜は、腕よりも多少色の白い尻と太股が光の下に曝された。 「服に穴開けて突っ込んだら文句言っただろうが」 ヤンマは椅子の下をくぐらせて細長い腹部を持ち上げると、生殖器官を伸ばし、茜の生殖器官に触れた。 「ん、ふぁ、あぁ…」 先程の荒々しい狩りの様子とは打って変わった優しい愛撫に、茜は吐息を弾ませ、ヤンマの胸部に縋り付いた。 鋭利なはずの生殖器官で、柔らかく撫でてくる。肌を破らないように、切り裂かないように、慈しみすら込められている。 荒々しく狩りを行う彼も素敵だが、ひたすら優しい彼も好きだ。浅く入り口を探りはするが、すぐに奥へは入れてこなかった。 まだ、茜の潤いが足りないのだと判断したのだろう。気を遣わなくても良いのに、とは思うが、嬉しいから言わなかった。 茜の反応を窺いながら、先細りの生殖器官の先端を動かしていたヤンマは、熱く潤い始めた茜の割れ目の前を突いた。 「あくぅっ!」 充血した肉の芽を弾かれ、茜の下半身に痺れそうなほど強烈な甘い感覚が駆け抜けた。 「もういいだろ、入れるぞ」 ヤンマが低く囁くと、茜は目を潤ませながら頷いた。 「うん…入れてぇ…」 じゅぶ、と粘ついた水音が聞こえ、ヤンマの生殖器官の先端が茜の中に没し、水とは違う熱い液体が伝い落ちてきた。 「ちゃんと、奥までぇ」 茜が掠れた声を零すと、ヤンマは腹部を曲げ、ずぶずぶと生殖器官を彼女の中へと押し込んだ。 「俺もその方が好きだ。お前の中は、熱いからな」 「ヤンマぁ、好きぃ、愛してるぅ!」 茜はヤンマの頭部を抱き締めると、エメラルドグリーンの複眼に何度となくキスを落とした。 「本当に、喰わなくて良かったぜ」 目の前に押し付けられて歪んだ乳房に、黄色い舌を絡み付ける。硬くなった先端をにゅるりと撫でると、反応が増した。 熱に浮かされたように腰を動かす茜に合わせ、ヤンマも腹部を動かしてやり、彼女が求めて止まない快感を与えてやる。 すると、茜の中に差し込んでいる生殖器官が締め付けられた。と、同時に茜は軽く痙攣し、ヤンマに体重を預けてきた。 どうやら、達したらしい。ヤンマの胸に頭を預けてとろりと弛緩している茜の表情を見たヤンマは、生殖器官を引き抜いた。 生き物としての構造が違うため、ヤンマは達することが出来ない。というより、達してしまったら本当に命取りだからだ。 人間大に進化しても、昆虫は繁殖のために生殖行為を行う。生態系はメスが主体であり、オスは遺伝子を運ぶための器だ。 だから、生殖行為を終えたオスは間もなく一生を終えてしまい、メスの栄養源として捕食される以外の運命はないのだ。 非常に惜しいことだが、生きるためだ。そうは思っていても、陶酔しきった茜を見ていると、達したい気持ちになってしまう。 だが、死んでしまえば茜を守ってやることも愛することも出来なくなるので、ヤンマは生存本能と同等の欲求を抑え込んだ。 いつのまにか、腹部の精子嚢から生殖器官まで移動していた精子を再び精子嚢に戻し、ヤンマは生温い疲労に身を任せた。 体の上では、満足した茜が愛おしげにヤンマの名を呼んでいた。 878. 859 2008/12/24(水) 14 44 11 ID Y3kUpMuS 今日はこれで精一杯。 これで少しでも楽しんで頂けたら幸いです。 自サイトでも色々書いているけど、エロスに突っ走れないので発散出来て楽しかったw 879. 名無しさん@ピンキー 2008/12/24(水) 18 58 29 ID lZKcD/Tm 1日早いサンタさんが…! 昆虫と女の子はいいものだ、ミミズばれのくだりには本当に悶えた。 サイトがめちゃくちゃ気になる…のですが何かヒント等はありませんか? 880. 名無しさん@ピンキー 2008/12/24(水) 21 25 58 ID Nzk15s3d ヤンマかわいいよヤンマ 服がサンタさんになるくらい鼻血吹かせてもらいました。 881. 859 2008/12/24(水) 22 38 10 ID Y3kUpMuS 879 オンノベの片隅で、異種族恋愛ばかりを細々と書いております。 鋼鉄男(要英訳)でぐぐれば出てきますが、移転しているのでURLを削ってからどうぞ。 882. 名無しさん@ピンキー 2008/12/25(木) 00 30 46 ID Ep1rt/36 サンタさんって本当にいるんだなぁ… 昆虫人間非常にもゆる!性質とかさらっと書いてるけど、それがリアルですごく良い ところで海の悪魔さんにはどこの海に行けば会えますか?とりあえず供物になりたい 883. 虫さんと女の子 2008/12/25(木) 02 28 59 ID jmc+Y4cx 絵板の虫とおにゃのこに激しく萌えたのでクリスマスな小ネタ 「あったけー……人間ってホント羨ましい……」 甘えてくる猫のようにすりすりと擦り寄る私の恋人。 私の手を握る手があまりにも冷たく、びっくりして小さく「うわ」と声を上げる。 「手袋、買ったら?」 「手袋なんて買ったら、お前にもう二度と手を温めてもらえないだろ」 こんなこっ恥ずかしい台詞を素面で言うこの男、先の言葉からわかる通り、普通の人間ではない。 私も詳しくは知らないが、昆虫に限りなく近い人型の種族だそうだ。 黒いダイヤモンドみたいな眼がじっと私を見ている。 それと恥ずかしい台詞とのコンボ攻撃でつい視線を逸らしてしまう。 「そんな恥ずかしいこと、言わないでよ……」 「え、何で?」 「何でって……こっちが照れるからでしょ!」 きょとんと私を見る顔が可愛いな、……なんて思わないようにしている。 もしかしたらわかっててからかっているのかもしれない。元の生物の性質上、表情がないので何を考えているのかわからないから。 付き合い始めの頃はよくからかわれ、恥ずかしい思いをしたものだ。 「よくわからんが……まあとにかく、お前は温くてホントに最高だよ。 ま、それしかいいところないし」 「……私の魅力はそれだけなんかい!」 思わずツッコミの平手打ちを彼の眉間の辺りに入れた。 ……友人らから漫才夫婦と呼ばれ、茶化されるのは私がツッコミを入れるから。 「馬鹿、そんな訳ないだろ? この柔らかい肌やさらさらの髪、あんなところやそんなところも好きに決まってるじゃないか!」 「ち、ちょっと!こんな大声で!恥ずかしいよ!」 そして、彼がフォロー(?)を入れるので友人らからはバカップルと呼ばれ、呆れられる。 彼の顔を見るとひょこひょこ触角が揺れ、目がほんの少しだけ細められている。 笑っている。 「もう!わざとでしょ!」 「ははは……げ、雪だ」 怒る私を無視し、彼は暗く閉鎖的な空を見つめる。 ふわふわと落ちてくる白いものが見えた。 884. 虫さんと女の子 2008/12/25(木) 02 30 53 ID jmc+Y4cx 「あー、今日寒いから……。積もるかもね」 さっきのお返しにちょっと意地悪に言ってみるが、彼は何も言って来ない。 不審に思って顔を見上げると、本来ならないはずの瞼が閉じかかっていた。 うつらうつらと頭が揺れ、今にも眠たそうだ。 今思い出したが彼はとても寒さに弱く、ある一定の温度になると急激に眠くなるんだそうだ。彼いわく動物の冬眠と同じらしい。 もっとも普通の冬眠と違い、一日の内半日寝るだけでいいらしい。昆虫人間の事情はよくわからないが。 最初見た時ぴくりとも動かないから死んでしまったのかと思い、揺すりながらわんわん泣いてしまった。 ……ちなみにいまだにそのことが笑い話になったりする。 「ちょっと!?こんなところで寝ないでよ?」 「ああ……と言いたいが……、ごめ、も……無理……」 そう言って完全に瞼が閉じるのと、彼が私に体を預けたのはほぼ同時だった。 ずしりと彼の体重がかかり、足がふらつく。 私が倒れたら誰も私たちを助けてくれないだろうし、 何より真冬の公園でそのほら、えっと……勤しむカップルと間違えられかねない。 何とか根性で彼の重たい体をベンチまで引きずり、優しく座らせた。 「全くもう……」 人の苦労も知らずぐーぐー眠る彼に悪戯でもしてやろうかと考え、止めた。 覚醒した時にお返しされるのが目に見えたから。 ため息一つついて隣に座った。 じっと彼のほうを見ていると、彼の触角が寒そうにぴくぴく震えているのに気付いた。 私は慌てて彼の手を握りしめ、息を吹き掛けて温める。 やっぱり手袋は必要なんじゃ、と考えて彼の嬉いような恥ずかしいような妙なこだわりを思い出して悩む。 ……私の手づくりの手袋ならどうだろう? 私の作った手袋で温かくなるから、一応私が温めていることになるはず……。 ふと思い付いた割に中々いい考えだ。 手袋を作った時に彼がどんな反応をするのか考えながら、持っていた携帯電話でタクシー会社に電話した。 電話を切った後もいろんな反応を思い浮かべたら笑いが込み上げてきた。 隣で眠る憎たらしくも愛しい異種の恋人のこめかみに淡いキスをして、 帰ったらクリスマスまでに頑張って編まないと、と計画を立てながらタクシーが来るのを待った。 もちろん、彼の冷えた手を温めながら。 885. 名無しさん@ピンキー 2008/12/25(木) 02 43 11 ID jmc+Y4cx 以上です。 勢いと初めてなので変かもしれませんが、 反省はしません。とにかく萌えの赴くままだから後悔はない! ケータイから失礼しました。 また何か思い付いたら書き込みたいと思います。 海の悪魔さんとヤンマさんカッコイイなあ…… 強い人外は大好物です 二人の作者さんGJです。 886. 名無しさん@ピンキー 2008/12/25(木) 04 07 46 ID Fbx6S35d すごくよかった! 続きも出来たら是非投下して欲しい 887. 名無しさん@ピンキー 2008/12/25(木) 18 31 29 ID JOwLSeRg やはり硬質人外は好みだなあ 888. 859 2008/12/25(木) 22 36 49 ID s5dRQHe0 何やらヤンマが好評で嬉しいですw 883のもえらく萌えます。異種族の醍醐味は生態の違いですよね! では、また投下。 889. ヤンマとアカネ 2 1/3 2008/12/25(木) 22 37 24 ID s5dRQHe0 体を包む空気が次第に生温くなり、朝になったのだと知った。 突っ伏して眠っていたフローリングに、複眼の間に並ぶ三つの単眼が擦れ、間に入った砂粒が硬い音を立てた。 だが、すぐには意識は戻らない。フローリングに接している腹部が冷え切り、その中の心臓もまた冷えているからだ。 体温が戻らなければ、血流も戻らず、人間に比べれば矮小な脳に送られる血中酸素も乏しく、意識も戻らない。 折り曲げていた両前足を伸ばして身を起こすと、今まできつく縮こまっていた外骨格が動き出し、ぎぢ、と鈍く擦れ合う。 複眼が大部分を占めた顔を上げ、破れたカーテンの隙間から差し込む強烈な光に、複眼が眩みそうになってしまう。 だが、すぐに補正された。ヤンマは関節が固まってしまった下両足を伸ばし、立ち上がってから、彼女に気付いた。 破れたソファーの上では、毛布を被った茜が身を丸めていた。安心しきった顔で熟睡し、浅い呼吸を繰り返している。 毛布の端を両手で握り締め、唇の端が緩んでいる。ヤンマは彼女の傍に歩み寄ると、肩から零れた髪を一束掬った。 「呑気なもんだ」 茜の髪を持ち上げて口に含み、ぶつりと噛み切った。 「いつ俺に喰われるとも解らないってのに」 ヤンマの口の中には、茜の髪の切れ端が残った。喉の奥で丸めていた舌を伸ばし、髪を絡めて嚥下する。 「甘ったるい」 意識的な味か、或いは実際の味かは解りかねた。ヤンマは、彼女の頬に落ちた髪の束を鋭利な爪先で薄く撫でた。 「おい」 声を掛けてみても、茜の反応はない。爪先ではなく、爪の腹の部分で頬を叩いてみるも、目を覚ます気配はなかった。 無防備すぎて、逆に不安になる。ヤンマは口を開閉し、がちがちと噛み合わせた。人間で言うところの、舌打ちと同じだ。 起きている時は煩わしいほどまとわりついてくるからだろう、いざ眠って大人しくしていると歯応えがなくてつまらない。 890. ヤンマとアカネ 2 2/3 2008/12/25(木) 22 38 11 ID s5dRQHe0 「さっさと起きろ。他の連中が起きて動き出しちまったら、狩りがやりづらくなる」 ヤンマは茜の肩を押して仰向けに転がしたが、茜は小さく唸っただけだった。 「うぅん…」 やはり、起きようともしない。ヤンマは辟易し、茜の体から毛布を剥ぎ取った。 「いい加減にしろっての!」 茜の体温が色濃く残る毛布を薄汚れた床に放り投げたヤンマは、直後、理由を悟った。 「ああ…そうだったな…」 ソファーに横たわる茜は、パンツしか身に付けていなかった。昨夜、汗を掻いたから、とそれ以外を全て脱いだのだ。 生憎、洗濯を終えている服は見当たらず、かといって夜中に洗濯を行えるような場所でもないので何も着なかった。 そして、そのまま今に至るというわけだ。ヤンマは投げ捨てた毛布を拾おうかと迷ったが、前足は彼女へと伸びていた。 朝日を浴びた薄い肌は白く光り、静脈が透けている。柔らかく盛り上がった女の膨らみを、三本の爪で掴んでみる。 だが、爪は立てずに寝かせ、腹で握り締めた。ヤンマの手に合わせて茜の乳房は歪み、刺激を受けて先端が尖った。 すると、茜が僅かに眉根を動かした。覚醒してはいないが意識はあるのだ、と知ったヤンマは、もう一つの乳房も握った。 「あふ」 条件反射で声を漏らした茜は、悩ましげに腰を捩った。 「何やってんだ、俺…」 頼りない手応えの乳房をひとしきり揉みしだいた後、ヤンマはふと我に返った。 「ふぇ」 すると、茜は瞼を上げた。目の焦点を合わせ、ヤンマの手元と自分の状況を確認した途端、しなやかな足が跳ねた。 「いーやあー!」 「おぐうっ!?」 茜がでたらめに放った蹴りがもろに顎に入り、ヤンマは仰け反ってしまった。 「馬鹿、馬鹿、馬鹿ぁ!」 茜は胸を隠して身を縮めると、涙を溜めながら喚き散らした。 「いじるんだったら、もうちょっと綺麗な時にしてよぉ! 汗と埃でべたべただし、髪も洗えてないから脂でてかてかなんだもん!」 「そんなの、どうでもいいじゃねぇか」 首関節の無事を確かめながら顔の位置を戻したヤンマに、茜は膨れた。 「嫌なものは嫌なの!」 うー、と眉を吊り上げる茜に、ヤンマは困惑して触覚を下げた。 「ああもう解ったよ、うるせぇな」 891. ヤンマとアカネ 2 2/3 2008/12/25(木) 22 38 45 ID s5dRQHe0 「解ったんなら、あっち向いて! 服着なきゃならないんだから!」 「今更、見られて困る部分があるか?」 「気分の問題よ!」 「あーうぜぇうぜぇ」 かぶりを振りながら背を向けたヤンマに、茜は舌を出した。 「女心を理解しなさい!」 羽を震わすほどの金切り声に、ヤンマはまたがちがちと口を鳴らした。オンナゴコロとやらは、未だに解らないことだ。 大体、肌など見られて困るものなのだろうか。体を繋げたのは一度や二度ではないのだから、ヤンマは全てを見ている。 揉みしだいてしまった乳房もさることながら、性器と排泄器官すら見ているのだ。いい加減、開き直って欲しいと思う。 ごそごそと物音が繰り返された後、ようやく許されたので振り返ると、茜は昨日脱ぎ捨てたTシャツとジーンズを着ていた。 「じゃ、朝ご飯が終わったら洗濯するから、ヤンマも手伝ってよね」 「水場まで服の山を運べばいいんだろ。それで帳消しだ」 「そんなんじゃ足りないよ。食糧も大分減ってきたから、適当な店から発掘しなきゃならないんだもん」 「虫食えよ。ぶりぶりに太った幼虫でも捕ってやるから」 「あんなもん食えるわけないでしょ」 不意に真顔になった茜に、ヤンマはぎりぎりと口の端を擦り合わせた。 「お前の食糧探しは面倒なんだぞ。それでなくても、そういう場所は他の連中の餌場にされちまってんだから」 「いいじゃない、それは全部ヤンマが食べられるんだから」 「ま、そりゃそうだがな。んで、まずは朝飯か?」 「ううん、ヤンマ」 茜はかかとを上げて背伸びをすると、ヤンマの首に腕を回して引き寄せた。ヤンマも背を曲げ、身長を合わせた。 茜の唇が口に迫ってきたので、ヤンマはぎざぎざの刃を噛み合わせたような形状の口を開き、彼女を受け入れた。 外骨格に触れたのでは、何の意味もない。喉の奥で丸めていた体液が少し絡んだ舌を伸ばし、薄い唇に当てた。 そして、有無を言わさずに滑り込ませる。ん、と茜は小さく声を漏らし、口中を這い回るヤンマの舌に己の舌を絡めた。 息苦しくなった茜が唇を開くと、茜の舌を締め付けていたヤンマの黄色い舌が解け、粘液の糸を引きながら離れた。 「んふふ」 口元を押さえて頬を染めた茜に、舌を喉の奥に戻したヤンマは言った。 「じゃ、とっとと支度しろよ。俺も腹が減った」 「今日は何にしよっかなぁーん」 茜は足取りも軽く、キッチンに向かった。ガスも水道も電気もとっくの昔に切れているので、正確には倉庫なのだが。 キッチンに入った茜は、段ボール箱を探り始めた。その中には、廃墟から集めた缶詰めやレトルト食品が詰まっている。 人間が姿を消して数年が経過してしまった都市では、茜がまともに食べられるものといったら、それぐらいしかないからだ。 茜はテーブルに置いたランタンに火を付け、その上に水を張った鍋を載せると、レトルト食品のパックを入れて暖め始めた。 鍋の下で揺れる青い炎を見つめる茜の横顔を見つつ、ヤンマは舌に張り付いている茜の唾液を嚥下し、胃に流し込んだ。 無意識に、また口を鳴らしていた。だが、今度は不満や苛立ちを示す鈍い軋みではなく、歓喜を示す高い摩擦音だった。 付き合えば付き合うほど、喰うのが惜しくなる。 892. 859 2008/12/25(木) 22 41 12 ID s5dRQHe0 通し番号ミスりました。891は3/3です。 二人の日常の一端というかです。結構のんびり暮らしています。 893. 名無しさん@ピンキー 2008/12/28(日) 01 42 16 ID odYAYy4S エロがあるからには日常ほのぼのも併せて良いものだ、と思います。 ここ最近の大量虫投下に喜びを隠せない。 894. 名無しさん@ピンキー 2008/12/28(日) 04 03 06 ID 1+DhqOBi 虫系ならサガノヘルマーはどうよ? 個人的にはレゾレゾとか好みど真ん中なんだが。 895. 名無しさん@ピンキー 2008/12/29(月) 23 59 35 ID l6vBE8Px 王蟲かわいいよ王蟲ハァハァ 最近気付いたんだが、霊とかスタンドとか透明人間とかの 実体を持たない人外(?)もイイものだ。 本体とは異なる確固たる意識を持ってたり、こっそり女の子にイタズラしちゃうような お茶目さを兼ね備えてたらなおよし。 896. 名無しさん@ピンキー 2008/12/30(火) 20 02 46 ID OHR7ggVp 894 教えてくれてありがとう、めちゃくちゃ好みだった。 少しずつ集めていこうと思うよ! たけしのXファイル見てたら異星人ハァハァになった。オカルト話は夢が広がる。 そしてAVPまた見たくなった。 897. 小ネタ ザリガニさんとの年越し 2008/12/31(水) 21 45 17 ID spWsjLCS 投下します。 ザリガニと女の子です。 「はい、蜜柑あげる」 こたつでぬくぬくしている少女は蜜柑を、 同じくこたつに入って紅白を熱心に観ている男に渡そうとした。 「あ……ごめん、シザーはそのハサミじゃ剥けないよね」 彼女が蜜柑を引っ込めようとすると、シザーと呼ばれた人型のザリガニがそれを止めさせた。 彼女がシザーのほうを見ると、彼は少女の手の中の蜜柑を器用に奪い取った。 呆気にとられる少女を尻目にシザーは蜜柑の皮を剥き始めた。 しかし、彼の両腕両手は攻撃的なギロチンハサミになっているため悪戦苦闘している。 このままだと蜜柑自体がミンチになってしまうと判断した少女は彼の隣に移動する。 「もー!負けず嫌いなんだからー! ほら、貸して。あたしが剥いてあげるから!」 少女がそう言うとシザーは不服そうにヒゲを動かした。 彼女はそれを見て苦笑し、ゆらゆらするヒゲを撫でた。 「負けず嫌いなとこ、嫌いじゃないよ。 でもね、無理そうだったら無理にしなくていいから!」 彼女は人の頭を簡単に潰せる大きく発達したハサミから蜜柑を取り、 少し潰れた蜜柑の皮を剥き始めた。 シザーは黙ってそれを見る。 「はいどーぞ、剥けたよ」 綺麗に薄皮まで剥いた蜜柑を少女は彼の口元に持っていく。 すると彼の口元から小さな管が出て、橙の蜜柑を啜る。 「美味しい?」 少女が小首を傾げて笑顔で尋ねるとシザーは無音で頷いた。 シザーは人型であるものの、声帯がないため声を発することができない。 しかし、通じ合う二人には言葉は不要だ。 「紅白終わったら二人で初詣行こうね」 シザーは静かに頷いて彼女を抱きしめた。 (来年もこうやって二人で年越ししよう) 898. 名無しさん@ピンキー 2009/01/02(金) 01 07 48 ID +x+sOkIM おお! 無口というか、喋らないタイプの人外君きたー! いや良いね、触覚とか眼とか、身体の部位で 感情や表情が読み取れるタイプ良いね。 899. 名無しさん@ピンキー 2009/01/03(土) 04 30 06 ID YaTIYQTm シザー可愛いよシザー どうでもいいけど、ポケモンのシザリガー思い出した。 900. 名無しさん@ピンキー 2009/01/03(土) 14 32 39 ID 3J0ijYiM 新しい世界が拓きました。甲殻類に萌える日が来るとは・・・! こういうフリーダムさも人外萌えの魅力だよなぁ。 ←・→ 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-800 801-900 901-972
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/90.html
人外×人間でハァハァするスレ 401-500 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-800 801-900 901-972 401.◆/Mgq/8agL62008/08/12(火) 00 39 54 ID tjzTF9bZ 「もうちょっと我慢できなかったの?」 「だってよぉ……相手は今日のがデビュー作だっていうからさ。いつも以上に「加減」してたから、こっちはほとんど満足出来てないんだよ」 現場からそそくさと抜け出した私達は、すぐ近くにある馴染みの店……人外専門のラブホテルへと駆け込んだ。 王子は相手のAV嬢によっては、どうしてもフラストレーションがたまってしまう場合がある。 特に今回のような「本気」で相手が出来ないような娘の場合は。 彼が本気になると、激しすぎて相手の娘が文字通り壊れてしまう事がある。 だから相手を気遣いながらやらなければならず、それがフラストレーションになるってわけ。 そりゃ生理現象だから、それなりに「擦れ」ば、出るものは出る。 でもそれだけで満足できてしまうほど、彼の性欲は大人しくない。むしろ中途半端に終わって困るらしい。 それを鎮めるために、私は事前に呼ばれていたって訳。 もっとも、あのAV嬢の娘のケアも監督から頼まれていたんだけど。 「今日は特に落ち尽きなかったわね」 私はゆっくりと、服を脱ぎながら彼に尋ねる。 ブラウスを無造作にベッドの上へ置き、タイトスカートに手を掛けたところで。私は不意にバランスを崩された。 「ちょ、ん、もう……本当にらしくないわね……ん、クチュ、チュ……」 強引に引き寄せられ、王子の舌が私の首と顔を嘗め回す。 呆れながらも、私は彼の舌を受け入れる為に口を開いた。 待ってましたと、彼の大きな口が開き舌が口内へと侵入してくる。 肉厚な舌が口内を圧迫し、上あごの粘膜を舐め始める。 私は彼の舌を含みながら、脱がし掛けたスカートに手を掛けスルリと床にそれを落とす。 そして下着に手を掛けながら、彼の舌を私の舌でチロチロと弄び、唇で優しく舌を圧迫する。 全裸になった頃には、私は足を浮かせ彼に抱きかかえられながらディープスロートキスを続けていた。 「グチュ、チュ、チュパ……ん、ふぐ、んあ……ふぅ。ふふ、久しぶりじゃない? こんな「獣」みたいに……んっ! せっ、背中はちょっ、ひっ!」 私を自分に押しつけるようにして腰を抱きしめ、彼はその姿勢のまま私の背中を嘗め回す。 仕事では絶対にやらない愛撫。モニター越しに見ている第三者が興奮できるスタイルじゃないから。 でも彼は時々こんな愛撫を私にはする。胸同様、背中も鍛えれば性感帯になるのを知っているから。 そして私は全身を鍛えられている女だから、こんな愛撫に悦べるって彼は良く知っているから。 もちろん、私を悦ばせるためだけにこんな愛撫をしている訳じゃない。 「ん、チュ、クチュ……はむ、ん、チロ、チュ……」 私は彼の首に腕を回し彼に抱きかかえられながら、彼の喉元や鎖骨に愛撫し始める。 舌で舐め、唇を当て吸い、たまに歯を立てて軽く咬んだり。 なにかする度に彼がピクリと反応するのを可愛いなんて思ったら、 今度はツツッと彼の舌が背骨の上を通って私がピクリと反応してしまったり。 何度も身体を重ねたから知り尽くしている、互いの身体。 こう言うと……恋人同士みたいだけど、そんな関係じゃないのよね。 セックスフレンドであって、ビジネスパートナーでもあって…… なんだろう、恋人以上、恋人未満。そんな矛盾した間柄かしらね。 「ね、そろそろ……」 強引に始めた癖に、丁寧な愛撫。すっかり私の方は準備が整っていた。もちろん、彼のは言うまでもない。 「このまま入れて……ん、くぅ!」 俗に言う、駅弁。彼は私の腰を掴んだまま、ガチガチに固くそそり起たせた自分の男根に私の淫唇を触れさせ、 そして一気に奥へと……まさに突き刺すように押し入れる。 そこからは、本当に獣。 私をオナホールかダッチワイフにでも思っているのかってくらい、激しく腰を振り腕を振るい、激しく攻め立てる。 声も出せないくらい身体を揺さぶられながら、でもジュブジュブと膣は声の代わりに喘ぎ出す。 性経験豊富なAV嬢だって、こんな事されたら壊れるわ。 でも私は平気。いえ、むしろこれくらい激しい方が好き。 互いに、相性が良いのよね。セックスの。 つまりこーいう意味においても、私達はベストパートナーなわけなの。 「やはり……お前は、いい、女、だな!」 「なに、よ、こん、な、ぐ、ん、くぅ!」 喘ぐのだって苦しいのに、何を言わせたいのよ……もう。ちょっと感じちゃうじゃない、そんなこと言われたら。 402.◆/Mgq/8agL62008/08/12(火) 00 40 33 ID tjzTF9bZ ちょっとした言葉のやり取りをしたけれど、後は獣同士の性交。 荒げる息と結合部の喘ぎだけが室内に木霊する、本当に「やるだけ」のセックス。それもかなり激しい。 愛なんて語らない、ただ快楽だけを追い求める二人。 それでも、ただ乱暴なだけじゃない。獣同士の性交だからこそ、信頼し合えないと成り立たない。 私が彼を信頼しきってなければ、こんな激しい行為に身を全て任せられないし、 彼も私が簡単に壊れないことに安心しつつも、やり過ぎて私を壊さないように気を配りながら腰を振るっている。 信頼しきっているから出来る。そしてそんな関係だから、より快楽が身を震わせる。 「出すぞ」 確認を求められても、私は返事が出来ない。私ももう、絶頂手前だから。 腰が唐突に止まる。なのに膣は更なる圧迫感を内側から受ける。 その圧迫が僅かに緩んだとたん、私の奥に勢いよく射出される白濁液。 激しい水圧を子宮に浴びる快感を、私は身を反らして受け止め……全身をビクビクと痙攣させギュッと膣を締め付けた。 「ふぅ」 大きく息を吐き出し、彼は私の中に入れたままベッドに歩み寄る。 そしてゆっくりと私を持ち上げ彼の男根を引き抜くと、先ほどまでの猛牛ぶりが嘘だったみたいに、そっと私を優しくベッドに横たえさせる。 「よ……っと」 そして私の側に腰掛け、私は……揺れるベッドに軽く身体を宙に浮かせられた。 「どこか抜けてるのよね、いつも」 「ん? なにがだ?」 基本優しいんだけどね、彼は。でもちょっとデリカシーがないかな。 まあ、そんな彼だから気に入ってるんだけど。 * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * 403.◆/Mgq/8agL62008/08/12(火) 00 40 56 ID tjzTF9bZ 一度きりで収まるほど、私達の性欲は浅くない。 でも、最初に激しく抱き合った後は、ゆったりと、身体を絡ませるように求め合うのが常。 それこそ恋人同士がするような、イチャイチャした愛撫を繰り返す。 私が彼の男根を全身で奉仕したり、彼が私のアナルに指一本だけ入れて弄んだり。 そんな事をしながら、ピロートークに花を咲かせている。 「人気が出るかは……今のままだと微妙だな」 騎乗位で私を自分の上に腰掛けさせながら、彼が私の問いに答える。 今日相手にした娘が、今後この業界で大成するかどうかを。 「どうも彼女は、自分が感じてさえいれば男が悦ぶって思ってるようだからなぁ……ま、最初の内はそれでもいいが、このままなら飽きられるのも早いぞ」 彼の見解に、私は同意見だ。直接相手をした彼だけでなく、端から見ていた私でも同じ事を思ったんだから、 それをモニター越しで見ている視聴者にも伝わってしまうだろう。 まだ今は初々しさが出ているから良いけれど、慣れてきてからもこのままじゃ、確かに飽きられる。 さて、どう指導してあげれば良いかな……私は彼に跨り腰をグラインドさせながら思案した。 「ローパーでも相手させたらどうだ? この前、一匹仕上がりそうだって言ってたろ」 軽く腰を跳ねながら、彼が提案してきた。 ローパーね……そうね、私の「本業」もかねて、それも良いかも。 AV嬢や風俗嬢の指導は、あくまで私の副業。本業はローパーやスライムといった魔法生物の調教師。 彼が言うとおり、ちょうど活きの良いローパーの調教が終わったところだから、あの子をAVデビューに今日の娘を起用しても良いかな。 ローパーを相手にしながらも、よがる姿を「魅せる」という意識を持てるようになればいいんだけれど。 「でも王子、まだあの娘とのシーンって残ってるんでしょ?」 私は腰を跳ねさせながらスケジュールの確認を取る。 ローパーの相手も良いけど、出来れば彼が直接指導してあげられるならその方が良い。 なにせ彼は人気男優。数多の女性をカメラの前で抱いて、彼女達の魅力を引き立たせるプロだから。 まあカメラの前だけじゃないけど……彼には私以外にも、多くのセフレがいるから。 迷宮のハーレム王子は伊達じゃないのよ。ただ彼が本気になれる相手はごく僅かだけど。 「いや、あの娘の撮影はまだあるが、俺との絡みはもうない。明日はケンタウロスの男優とだとさ」 彼は私の腰に軽く手を添えながら、続けて提案を口にする。 「なんだったら、監督に口をきいてやろうか? こっち世界のデビュー作だからいろんな相手とのシーンが欲しいって言ってたし」 「ホント? なら、ん! お願い、出来るかな?」 自分の胸を揉みながら、私は彼に感謝する。 彼はまかせとけと、快諾してくれた。持ちつ持たれつ、何事においても頼りになるパートナーだ。 「ついでにお願い……いいかな」 ギシギシとベッドをきしませながら、私は尋ねた。 「そろそろ……いい?」 「ああ、俺ももう我慢できねぇよ」 私の腰を持ったまま、彼がベッドから立ち上がる。 そして最初の時同様、激しく私を揺さぶり腰を動かし始めた。 これが私達の締め。最後も激しく求め合って終わるのがいつものパターン。 「やっ、ぱ、り、ん、お、おうじは、い、いい、ん、くぁあ!」 いい男よね。そう言い切れぬまま、私は暴れ牛の腰使いに言葉を封じられる。 ま、今更言うことでもないけどね。 股を裂かれるような快楽を全身で受け止めながら、私は幸福に浸っていた。 404.◆/Mgq/8agL62008/08/12(火) 00 44 27 ID tjzTF9bZ 以上です NGワードにある通り、ちょっと前半も後半も女性側に好き嫌いがあると思うのですが 気分を悪くされた方は申し訳ない そんな方は、 388さんの良作投下を待っててくださいw 俺も全裸で 388さんのを待ってます! 世界観が意味不明、と思われる方も多いでしょうが そこはわざとです。好きなように妄想で補ってくれると幸いです お目汚し、失礼いたしました 405.名無しさん@ピンキー2008/08/12(火) 00 53 56 ID kgHw5k+0 404 GJ! 途中で書き込みが被ってしまい、申し訳ありませんでしたor2 人外AVっていう発想は面白かった、シリーズ化とかしてほしいかもw 王子も良い男だw 406.3182008/08/12(火) 01 48 55 ID Cv1FA6b+ なんといやらしい(ほめ言葉)大変興奮いたしました。王子がいい男です。 申し訳ありません、マナー違反は重々承知なのですが、今日の朝10時の飛行機に乗って帰らねばならないのです。 大したものではありませんが投下させていただきます。NGワードは318です。 407.3182008/08/12(火) 01 49 53 ID Cv1FA6b+ 「あ、ウロコ?どうせ君の事だから別に何してる訳でもないでしょ?お宅の嫁さんがひどい事になったから迎えに来て。 今いつもの飲み屋にいるから。んじゃ」 一方的に用件だけを告げて電話を切る同僚。明日は休日である。瑞穂は同僚と飲み会とかで出かけており、爬虫類型知性生物、 ゼゴ族の「ウロコ」は久々に一人の空間を味わいながら趣味の映画鑑賞をしているところであった。まだ嫁を取った覚えはない とか、なぜ俺はあだ名であるウロコとしか呼んで貰えないのかとか悩みつつ、ウロコは出かける。 ぬめらかに蠢く幾重にも枝分かれした触手。それに抱え込まれるのは、頬を赤く染め、荒い息を吐く瑞穂。あたかも磔刑の如く、 あるいは蝶を捕らえた蜘蛛の巣の如く。女体を捕らえている触手の持ち主は、ふたりの同僚である、オザブ星人『皮手袋』であった。 あ、こいつ殺すしかねえ。瞬時にそう判断し、歯をギリギリ鳴らしながら攻撃の構えを取るウロコの前に、灰青色の体毛に覆われた 大きな頭部がぬっと突き出された。 「あのね〜、ウロコ君違うのよ〜そうじゃなくて〜、えっとぉ」 「トゥーゾ、考えてから喋る癖付けたら?使わないと脳にカビ生えるぜ」 カロン龍トゥーゾの長い首と尾がしょぼんと垂れる。全長7メートルあまりの複翼の竜といった外見から受ける印象とは違い、 カロン龍は概ね穏やかで平和的な種族である。「穏やかというよりは愚鈍だ」と言われることもあるが。 「君の嫁さんが酔って暴れるからちょっと抑えといたの、ただそれだけ。心配する気持ちは分かるけど、強姦も触手プレイも させてないから安心していいよ」 『ちょっと待ちたまえシャミイ。それじゃあ私が強姦魔か何かみたいじゃないか!私は同意のない相手を無理になどという卑劣な 真似はしないぞ!』 「へえ違ったの。ボク知らなかった」 瑞穂を開放しながら第1腕と第6腕を激しく震わせて主張する『皮手袋』に、 猫 シャミイが冷ややかな視線を送る。険悪な 空気にトゥーゾがおろおろしていたが、今はそれどころではない。完全に触手がほどかれると、支えを失った瑞穂はくてんと卓に 突っ伏した。慌てて抱え起こし、簡単に体をチェックする。とりあえず外見的には問題無さそうだ。ほっとするウロコ。 『ウロコ、君までそんなことをするのか。いいさ、理解など得られなくても。私なんか所詮大人のオモチャか何かだと思われてるんだ』 「ようやく正しい自己認識に辿り着いたみたいじゃん?おめでと」 シャミイのその一言で『皮手袋』は本格的にいじけてしまったらしく、6本の触手を円盤状の本体に畳み込んで固まってしまった。 悪い事をしたかな。ウロコは少し反省する。しかし誤解されやすい種族(オザブ星人は雌雄同体であり、友情と愛情の間にある垣根が 非常に低いことで知られる)なのだから、もっと慎重に振舞うべきだ、よし俺は悪くない。それにしてもいつの間に俺の名はウロコで 定着してしまったのか。 408.3182008/08/12(火) 01 50 25 ID Cv1FA6b+ 「あれーウロコ?いつ来たのお?」 抱える腕の中で、ぼんやりした表情の瑞穂が顔を上げる。おそらく全てはこいつの責任だ。 「君に帰ってもらおうと思ってさっきボクが呼んだふんぎゃっ!」 今まで潰れていたとは思えない速度で飛び掛られ、尾を踏まれたような奇声を上げるシャミイ。 「ちょ、放せ放せ放せ痛ったいキショい酒くさーい!」 「フハハハ、この手触りこの手触り!圧倒的ではないかねわが軍わああ!!」 瑞穂は抵抗をものともせずにシャミイを抱き締め、全身の手触りを確かめにかかる。シャミイはぬいぐるみのようにいじり回され、 にゃあにゃあ悲鳴をあげた。 「あらら〜シャミイ君が〜どうしようウロコ君」 「いや、どうしようって言われても」 不測の事態にうろたえているトゥーゾを役に立たないと判断し、ウロコは瑞穂を止めにかかった。酔っ払い特有の思いもよらぬ抵抗に 手を焼かされつつ、どうにかこうにか引き剥がす事に成功する。 「びっくりした、ああもうびっくりした。これだから酔っ払いは嫌だよほんとに」 瑞穂の手が届かない位置に移動し、乱れた毛並みを舐めて整えながら文句を言うシャミイ。その様子は祖先形である地球猫と、殆ど 変わったところがない。 「いや・・すまない。悪かった、この通りだ」 「別にいいさ、酔っ払いに理性なんか求めてないもんね。このひとの場合シラフでもさほど変わらんけど」 口ではそう言いながらも、シャミイは不機嫌そうに瑞穂を睨んでいる。平謝りしながら、ウロコは何故俺が謝らねばならないのだろうかと 一瞬疑問を感じた。 「ウロコ手触り悪ーい」 こんな事を言われればなおさらだ。 「・・・悪かったな」 「あれ、怒ったの?だいじょーぶだよお、毛皮がなくてもちゃーんとウロコの事は好きだから」 「ひ、人前で何を!」 ウロコの太い首に腕を回し、へらへら笑いながら頬擦りする瑞穂。酔っ払いは始末におえない。「死ねバカップル」という周囲の 視線と、同僚たちの好奇の目が入り混じって二人に突き刺さる。助けてくれ、いやせめて見ないでくれ。視線が苦痛なんだ。 「照れてますね?照れてますねウロコ氏。かーわーいーいー」 「わあバカめ止めろ放せ、いややめて下さい本当に。お願いします」 「ふふ〜ん」 全く動じず話を聞かず、楽しげにまとわりついてくる瑞穂。ダメだ、完全に酒毒が脳に回っている。このままでは被害が拡大 するばかりだ。 「あら〜仲良しでいいわね〜」 「いや所嫌わずお盛んな事で」 「よし帰るぞミズホっ」 とにかくこの混沌から脱しようとウロコは行動に移る。同僚への挨拶もそこそこに、瑞穂を小脇に抱えて卓を離れようとした ウロコをシャミイが引き止める。 「ウロコ、金」 そうか、俺が払うのか。そうだよなあ。飲み食いした覚えはないが。少しゲンナリしながら金を置いて、今度こそ帰路に着く ウロコであった。 「ウロコ君、呼び出しちゃって良かったのかしら〜、かわいそうみたい〜」 「別にいいんじゃない?ペットの始末は飼い主がするもんでしょ。大体ウロコなんざ放っとけばコケが生えるまで動かない生物 なんだから」 対照的な態度を取る二人の異星人。その後ろで『皮手袋』は誰にも慰めてもらえないままになおもいじけていた。 409.3182008/08/12(火) 01 51 14 ID Cv1FA6b+ 家まで瑞穂を担いで戻り、やっとベッドに下ろして一息ついた。何だかどっと疲れた、水でも飲もうかと立ち上がろうとした ウロコの尻尾を、布団の中から伸びた手が引き戻した。 「何のつもりだ?」 「ん、お礼?謝罪?みたいな」 振り向いた顔に口付けをして、にへらっと笑う瑞穂。据え膳喰わぬは男の恥よと言うが、薬品で理性を失っている相手にこの 言葉は適用されるのか?ウロコは考え込む。案外理屈っぽい男である。 「あれ、やらんの?」 「いや、やる」 まあいいか。本人もいいと言っている事だし。瑞穂を引き寄せ、腕の中に抱え込んだ。ウロコは単純な男であった。 ゆるやかな凹凸のある滑らかな体に指を這わせながら考える。地球人というのはどうしてこうも柔らかく脆そうなのか。少し 力を入れればあっけなく壊れてしまうような気がして、どうしても触れ方が遠慮がちになってしまう。 「あんたって案外優しいよね。顔怖いのに」 もっと乱暴でもいいのにさ、噛まなきゃと瑞穂は囁き、そのまま唇をつけてきた。ゼゴの口には地球人のような柔軟な唇はないので、 キスにはそれなりの技術が必要とされる。鋭い歯を舌でなぞられ、お返しにそいつに舌を絡めてやる。 「あのな、顔の話は余計だ」 ウロコは強面である。凶相といってもいい。いや顔つきは種族的なものだからどうしようもないのだが、とにかく歩いているだけで ガキに泣かれる顔であり、ウロコはその度に少し落ち込むのだった。 「いやいや、恐いなりに味のある顔だと思いますよあたしは」 ざらついた肩に顎を乗せ、鱗の隙間をなぞりながら瑞穂がにやつく。ちくしょうこいつめ。苛めてやりたい衝動に駆られ、ウロコは 両手で瑞穂の体を押さえつけると、長い尾であちこちをくすぐるように愛撫する。 「ちょ、やめてよばかっ!ひゃあ」 瑞穂は拘束を外そうともがくが、所詮は地球人、しかも非力な女。体格と力の差はいかんともしがたく、水から上げられた魚のように のたうつばかりだ。 「や、だもうっ、ゃん、ばか、なにが、ぁ、楽しいわけっ」 文句だけは一丁前に言うが、暴れ疲れたのか抵抗は弱まって、大人しくなった。手を離しても逃れようとはしない。 「このっ・・・つかまえたっ!」 と思って油断していたら、尻尾を掴まれてしまった。なにやら勝ち誇ったような表情を浮かべながら、尾の先端をいじりはじめる瑞穂。 「やめれ」 「やだ」 あのね、分かってるとは思うけど、そこは性感帯なんです。あんまり触っちゃダメなの、興奮しちゃうから、ね?だからほら口は いけない甘噛みは犯罪ですいけませんったら――― 「うおおおおぉ!!」 「うひゃあ」 理性がさようならと去っていき、ウロコは相手にのしかかって荒々しく息を吐く。 「ウロコ、重い・・・」 知らん。俺はなにも聞いてない。細い体を押さえ、尾端の生殖器を秘所に挿入する。 「あーもうこのバカぁっ、あん、ちょっとは、はなし、きいてよぉぅ」 「飲み屋でひとつも俺の話を聞かなかったのは何処のどいつだ?ん?言ってみろ」 口の中でごめんごめんと言いながら、背に手を回しすがりつく瑞穂。同族に比べれば頼りなく、しかし確かにそこにある肉体。 潰さないように加減しながら抱き返し、尾の先端をぐりぐりと、毒を打ち込む蠍のようにつき立てた。 「あのねえ、あたしあんたがだいすき。毛皮がなくてもいいんだよ」 まだ酔いが抜けきっていないのか、ウロコの顎の体鱗を触りながら、瑞穂はそんな事を言った。 「あんたは単純でバカで変なとこで理屈っぽい割にふだん大雑把だけど、それでも好きだよ」 狼狽するウロコ。それを言ってどうしようと言うのか。俺に何を求めているのか。やはり毛皮はあったほうがいいのか。 「あはは、照れてる照れてる」 そういうとこも見方によってはかわいいよね、と悪意の感じられる笑い方をしながらのたまう瑞穂であった。 410.3182008/08/12(火) 01 55 40 ID Cv1FA6b+ え、何この 408 の隙間。 あと、専用スレのないSSスレhttp //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185814173/l50 の、 254 ―259に前々作外伝を投下しました。興味のある方はどうぞ。 失礼しました。特に ◆/Mgq/8agL6氏、本当に申し訳ございません。これで名無しに戻ります。 411.名無しさん@ピンキー2008/08/12(火) 12 38 25 ID ffCCDu6K 乙乙,あっちから来てみたwおもしろいスレだね 412.名無しさん@ピンキー2008/08/12(火) 20 08 28 ID qFyL52zW 411 まぁ、変態紳士が集まるスレでよければごゆるりと 318 GJJJJ!!! ゆっくりとんでってね!(AA略) 413.◆/Mgq/8agL62008/08/13(水) 00 19 16 ID m1gcZnYQ 318さん こちらこそ、投下されるのを判っていて先に投下してしまって申し訳なかったです。 ウロコかわいいよウロコ そしてGJくださった皆様、ありがとうございます。 405 シリーズ化するかどうかは別として この場合、人外側を固定して? 女性を固定して? この組み合わせのまま? それとも、AVっていう設定で色んな人外と女性が良いのかな? とりあえずこれにて、名無しに戻ります。失礼いたしました。 414.名無しさん@ピンキー2008/08/13(水) 01 34 48 ID 890S3Y8I しばらく来れなかった間に続々と良作が投下されてるじゃないか 職人方は乙 413 405じゃないがAV設定に一票 この発想はなかった 415.名無しさん@ピンキー2008/08/13(水) 04 04 07 ID NwDgSVoJ ウロコもAVもGっJ! しかしいじける皮手袋可愛いよ皮手袋。撫でてやりたい衝動に駆られる 416.名無しさん@ピンキー2008/08/13(水) 12 39 09 ID l3nokaxh 二人ともGJ!面白かった。 保管庫には外伝は収録しないの? 417.名無しさん@ピンキー2008/08/13(水) 17 57 18 ID Hb+dmbMV 416 どうしようかなと考えてました とりあえず保管しておいて、異論がなければそのままにしておきます 418.名無しさん@ピンキー2008/08/13(水) 18 05 27 ID Hb+dmbMV そういえば今頃気付いたんだが 318 で投下されたSSも人外同士(サイボーグ×キメラ)だったから 最後の外伝もここに投下して良かったんじゃなかろうかw 419.名無しさん@ピンキー2008/08/13(水) 18 25 08 ID 4oFYngvJ んだな。叩きそうな奴もいなさそうだし。 420.名無しさん@ピンキー2008/08/13(水) 21 46 56 ID l3nokaxh 415 パソコンの前に背中を丸めて座ってるウロコを想像した。皮手袋は手触り悪そうだ。 421.名無しさん@ピンキー2008/08/13(水) 23 37 59 ID mO/El1Fh 413 AVっていう設定で色んな人外と女性(ry これよみたい 422.名無しさん@ピンキー2008/08/14(木) 12 07 18 ID 3FRSXmb1 誰も言及してないので敢えて言ってみる。 ペルラ萌え。 DV男なんかやめて俺の嫁に来てくれ 423.名無しさん@ピンキー2008/08/15(金) 01 33 34 ID tZErQNLb リザードマン♂と人間♀ってありそうでないから嬉しい 424.名無しさん@ピンキー2008/08/15(金) 15 20 49 ID NjY98KoQ マーマン×人間女ってどうやってやればいいんだろうか? 425.名無しさん@ピンキー2008/08/15(金) 16 33 57 ID cj9obkKI 424 「さあ、早く卵を産め」 だったっけ? 426.名無しさん@ピンキー2008/08/16(土) 00 45 41 ID /Y1Y2QIS 懐かしいなw インスマス面程度ならなんとか、人間の形は… でもマーマンだと下半身は魚だもんなあ。 半魚人だとまたエラい格好になるし。難しい。 427.名無しさん@ピンキー2008/08/16(土) 09 22 42 ID sufDCWFr 普通にイルカ、鯨、シャチ系ならいいかと 428.名無しさん@ピンキー2008/08/16(土) 11 16 20 ID cP5lA00p そこまで行かんでもグッピーみたいな卵胎性の魚なら臀鰭の変化した生殖器(ゴノポジウム)があるでよ。 サメやエイはちんちん2つ持ってるし。 429.名無しさん@ピンキー2008/08/16(土) 12 50 24 ID 4muxRqL7 雌が産んだ卵に後から精子かけるタイプなら ぶっかけプレイは出来るな 430.名無しさん@ピンキー2008/08/17(日) 00 23 46 ID d86MLt4J ここに通うようになってから 生物系のあれなネタに詳しくなった俺がいる たとえば 428 とかね お前らなんでそんなに詳しいんですか 431.名無しさん@ピンキー2008/08/17(日) 02 36 51 ID Dd5RV888 430 変態の獣道を進んでるからでしょう 432.名無しさん@ピンキー2008/08/17(日) 13 13 35 ID VPbGFe8w 変態だっていいじゃない だってけだものだもの ―――相田みつを 433.名無しさん@ピンキー2008/08/17(日) 17 11 00 ID HHEfChF+ 不器用なロボの装甲から触手が出てきて、 目の前の少女を恐る恐る愛撫する という夢を見た 434.名無しさん@ピンキー2008/08/17(日) 20 10 45 ID EB7KLlSo 433 を読んで森の奥に放置された朽ちたロボが 妙な植物に寄生され、元々のAIに加え植物が侵した混合思考で 植物の触手(というかツタ?)とロボの動きで 森にさまよい込んできた少女と仲良くなるという電波を受信した 435.名無しさん@ピンキー2008/08/17(日) 20 39 20 ID E4Ffl/1s よくさ、触手が少女に襲いかかる(性的な意味で)作品はあるけどさ 少女が触手に襲いかかる(もちろん性的な意味)でのも良いと思わないか 436.名無しさん@ピンキー2008/08/18(月) 00 52 00 ID uAXbl40S 少女が自ら触手をすりすりペロペロするのか いいじゃないか 437.名無しさん@ピンキー2008/08/18(月) 01 05 46 ID hJv8QJv7 ごめん、ロボ自身に性器がついてなくても触手で何とかなるんじゃないかと思ったんだ・・・ よくロボが機械をハッキングするために触手状の何かをいじってるのってよく見るよね。 435 お前は神かw 438.名無しさん@ピンキー2008/08/18(月) 14 37 21 ID 01CQjhJL 性器がないならくっつけちゃえばいいじゃない ってことで、人間サイズのロボにバイブくっつけた二次の純愛SSを昔見た事がある ところでロボ系鎧系なんかの、肉体を持っていない人外とする場合 人間側はともかくとして人外側の快感はどうなるんだろう 銀色の恋人だと最終的に精神的な部分で快感を覚えてたようだけど 439.名無しさん@ピンキー2008/08/18(月) 21 26 18 ID 8ZiGzAdw セックスの快感は結局、脳が「刺激→快感」と判断してるので 脳があるならいくらでも気持ちよくできるだろうが・・・ 脳がない場合、どうやって気持ち良くしたらいいか分からないなー。 440.名無しさん@ピンキー2008/08/18(月) 23 18 17 ID uEFWnTeD 性的快感は分からなくてもパートナーが喜んでくれれば満足 みたいな二次メカ×人間純愛SSを見たことがある 相手の満足が自分の満足っつう若干不憫な愛の形 441.名無しさん@ピンキー2008/08/19(火) 02 15 32 ID 6y8Np1eM 逆に人外が素面で人が感じまくるという構図は非常に萌える ロボ「指、入れると気持ち良い?」 人「しっ…しらないっ…!うぁっ…擦る…な!」 ロボ「あ…キツくなった」 人「う…ふぁっ…言うな…バカッ!」 こんな感じ。恥じらいつつ感じちゃう人とか非常に良い 442.名無しさん@ピンキー2008/08/20(水) 01 01 44 ID If4MsUoh 434 廃棄物13号の植物版みたいなものを想像した 443.名無しさん@ピンキー2008/08/20(水) 23 43 33 ID xSTRV5m6 435 触手をスリペロすると甘い汁が出るんだな、なるほど 444.0/2 ◆IyobC7.QNk2008/08/22(金) 22 37 15 ID Jbtfhabh 住民の妄想力に敬服しつつ 2レス程お借りします。 狼男×少女 苦手な方はスルーorトリップNGでお願いします。 445.1/2 ◆IyobC7.QNk2008/08/22(金) 22 37 45 ID Jbtfhabh 膝へと収まっている少女からの唐突な言葉に男は動きを止めた。 その少し背を丸めた様に見えるシルエットは人に近いが、全身を覆う黒い体毛に獣の頭が 決定的な違いである。 「はい?」 聞き返しながら声の主である少女に視線を移すと青い双眸が彼をとらえた。 狼男の困った顔を初めて見た人間は自分ではないかと少女は思う。 「グーガルが可愛いって言ったの」 少女は笑うと円を描く様に手を滑らせ毛に覆われた腹部を撫で始めた。 グーガルは溜め息に近い調子で少女を咎める。 「ディア、止めて下さい」 「あ、なんだか懐かしい」 拾ったばかりの頃よく枕にされていた事を思い出す。 触れている手のひらは温かく、しなやかな毛が指の間を縫うように通るピンとした感触に ディアは夢中になっていた。 「止めて下さい」 「でもちょっと固くな……ひぁ、やっ」 全く意に介さないディアにグーガルは同じ言葉を繰り返し、中断していた行為を再開する。 固い肉球の少しざらついた感触と合間に存在する繊毛の刺激にディアは身を震わせた。 「待っ……グーガ、ル」 「いやです」 きっぱりとした断りにディアの怒りをはらんだ瞳がグーガルに向けられる。 抗おうとするが体格から何から全てに勝る彼にかなうはずはない、肉球の腹が肉芽を捉えた。 「……っ」 ディアは息を飲み、グーガルの腹部に添えられていた手が反射的に握られ、少量の毛と共に 皮膚が引っ張られる。 「痛いです」 ディアの返答は無かった。 代わりに口惜しそうに彼を見上げていたが我慢できずにグーガルの肉球を追う様にディアの 腰が動き始める。 446.2/2 ◆IyobC7.QNk2008/08/22(金) 22 38 46 ID Jbtfhabh 月の淡い光に照らされ、蒼白くすら見えていたディアの身体は薄く染まり、その昂りを 知らせていた。 水音が粘ついた淫音へと変わる。 「いいですか、挿れますよ」 問いかけに俯いていたディアが小さく頷いた。 濡れきった秘所は待っていたとばかりに易々と彼を受け入れる。 「あ……っ、くぅ……」 体に侵入した質量はディアに快しか伝えなかったが、この瞬間だけは小さく苦し気な声を 上げてしまう。 薄い視界の中で、ほんの一瞬グーガルの顔が歪んだ。 ディアは強く目を閉じ気づかぬ振りをする。 グーガルが突き上げる度にディアの身体が跳ね、それは扇情的な踊りとなり彼を悦しませる。 肉壁を摺り上げられる度に喘ぐことしかディアにはできなかった。 「っ!……やっ」 頂へと押し上げられた肉体はディアの意思に反して痙攣する様に動きグーガルのペニスを 締め上げる。 グーガルが呻きディアの奥へと精が注がれた。 伏せられた長い睫毛が震えている。 汗が伝い光った。 グーガルは充足感に脱力し崩れ落ちそうになったディアを支える。 彼の毛がぺたりと肌に貼り付いた。 「終わりにしますか」 彼の言葉をディアは頭を振って否定した。 内部にグーガルの脈動を感じている。 滲んだ視界にみえる金色の瞬き。 「ん、まだ……」 少しして律動が再開された。 いつも途中から意識が途切れてしまうが、まだ大丈夫だとディアは思う。 意識の糸がきれる直前は半ば苦痛に近いかも知れない。 起きていたいのに眠ってしまう子供の様な気分。 彼が満足するまで耐えきれない、それが堪らなく悔しく感じる。 しかしディアが正気づくと、それは終わっていた。 「可愛いですよ」 始めに彼に向けた言葉をそのまま返される。 「う……ぅさぃ……」 発語すらままならない蕩けきった状態でもディアは何かしらを言い返そうとしていた。 グーガルは耳を澄ませる。 「……ばか犬」 そこだけ、はっきりとした発音にグーガルは苦笑した。 「犬ではなく狼ですってば」 (お粗末) 447.名無しさん@ピンキー2008/08/22(金) 22 39 16 ID Jbtfhabh ↑投下終了です。 お邪魔しました。 448.名無しさん@ピンキー2008/08/22(金) 22 56 04 ID 6pffbguM グーガル再びキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!! 449.名無しさん@ピンキー2008/08/23(土) 01 14 13 ID Vbw/nDWH 続きが来てたー! イイヨイイヨー GJ! 450.名無しさん@ピンキー2008/08/23(土) 03 26 22 ID E4JqJjbG スレ立て当初、初期のやりとりから、すぐ落ちてしまうと思いきや・・・ 久しぶりに来てみれば、なんだこの楽園は! 素晴らしい。素晴らしすぎるぞ。 某海外ドラマに登場する宇宙人に萌えてる人がまったくいないので、 布教がてらSSを投下したい 451.名無しさん@ピンキー2008/08/23(土) 18 18 47 ID KKH7Doto 450 よしやれ 452.名無しさん@ピンキー2008/08/23(土) 21 10 44 ID O+/6to6u 450 もしや 1 さん? 453.名無しさん@ピンキー2008/08/23(土) 21 25 02 ID E4JqJjbG 452 ううん、ただ、ほんとの初期にここへ立ち寄った人間です。 ここは異形愛する者集う総合スレになってたんだね。最高だね。 もっと人外ラヴァーが増えるといいのに。 454.名無しさん@ピンキー2008/08/23(土) 21 50 26 ID xVUcGGby スレタイは限定的だけどここって実質人外なんでもスレになってるよね 気が早いけど次スレは既存スレを阻害しない形で 総合スレっぽくなればいいなぁと個人的には思ってる 455.名無しさん@ピンキー2008/08/24(日) 05 34 28 ID 8LOviocY 450 ええと、あの所さんが吹き替えやったけむくじゃらの宇宙人ですか? 456.名無しさん@ピンキー2008/08/24(日) 08 50 04 ID bnKUjJYJ 455 そう言えばそんなのあったな!wwww テラ懐かしス 457.名無しさん@ピンキー2008/08/24(日) 12 46 26 ID PS0IYiSQ 455 いや、違うんだ・・・ゴメンよ 日本では放送すらしていない作品のエイリアン君なのさ 458.名無しさん@ピンキー2008/08/24(日) 13 14 37 ID P2wjajzX 455 懐かしいw それの下敷き持ってたわw 459.名無しさん@ピンキー2008/08/24(日) 22 28 49 ID vOLOfw7I 444 GJ!この二人いいよな…萌える 455 なんだっけ 分かるのに分からないって悔しい 460.名無しさん@ピンキー2008/08/24(日) 22 49 08 ID bnKUjJYJ 459 「アルフ」というタイトル…だっけ? たしか居候先の父親の声が小松まさおだったやつ 461.名無しさん@ピンキー2008/08/24(日) 23 04 13 ID 8LOviocY 「アルフ」だな。猫が大好き(食材的な意味で)の宇宙人。 今なら・・・いまなら萌えられる! 462.名無しさん@ピンキー2008/08/25(月) 00 42 27 ID PJC5qksj アルフ・・・こどものころよく見てたわw まさかこんなところで思い出すとはw 463.名無しさん@ピンキー2008/08/25(月) 02 08 58 ID XxZ1M+vz 450 フラグルロックか?と思ったがあれ宇宙人じゃねぇはな 464.名無しさん@ピンキー2008/08/25(月) 23 58 17 ID Usw9RRVy ウィキで調べたが面白そうなドラマだったんだな。見れなかった自分涙目OTL 宇宙人っていったらどうしてもポケモソのデオが真っ先に浮かんでしまうぜ。 アイツ好きだv 465.名無しさん@ピンキー2008/08/26(火) 00 00 12 ID Jya+7/gt 自分はサジタリウスだな。 あれは良い人外アニメだった 466.名無しさん@ピンキー2008/08/26(火) 00 33 02 ID U6iKeOt0 アルフがなつかしくてウィキペ見てきたら >2008年秋よりNHK教育で第1シーズンの再放送が行われることが決定した。 まじですか 467.名無しさん@ピンキー2008/08/26(火) 01 00 49 ID l8u0+cSf って事は俺ら素の状態でちゃんと世の中の流れについていけてるって事じゃね? 468.名無しさん@ピンキー2008/08/26(火) 05 17 02 ID jv4pByB4 そろそろ寒くなってきたし、女の子が獣系人外に擦り寄ってもふもふしちゃう話が読みたいな 469.◆wmeAr2dARQ2008/08/26(火) 06 34 14 ID Ia0/+3as 流れを読まずに投下。 二次がNGじゃなさそうなんて書いたけど、スレチなら無視してください。 【元ネタ】 二次創作 月ジャン 鬼神童子ZENKI 【傾向】 鬼×女 ギャグ+エロ少なめ 【注意事項】 性格改変あり 苦手な人は名前欄NGかスルーで 470.◆wmeAr2dARQ2008/08/26(火) 06 35 35 ID Ia0/+3as 「宿に泊まったお客様が失踪するという事件がありまして……」 「いきますいきます! やりますやります!」 依頼主の台詞を遮って、少女が大声を出した。 現役高校生という年若い祓い師は、結わえた両の髪を揺らして、にっこりと笑う。 「まかせてください! こう見えてもプロですから!」 安請け合いをした役小明は、傍らの小鬼に向かって「ね!」と念押しした。 「───で、」 前鬼は苦虫を噛みつぶしたような顔をする。 「黴臭い社まで出張って来たってのか」 事情を知らない者が見れば、先刻の童子と同一人物だとは思うまい。 人並み外れた長身に加え、口端から覘く牙が異質な印象を与えている。 馬鹿じゃねえの、と言いかけた前鬼の口を、小明の指が遮った。 「ここは御祭神を祀る由緒ある神社なのよ。ほら、平安時代とか、江戸時代とか」 後者ならば、遙かに自分が年嵩だ。 第一、人間が消えようが喰われようが知ったことか。腹の足しにもなりゃしない。 気乗りしない鬼とは対照的に、少女はがぜん張り切った。 「あたしは向こうのお社を調べてくるから、前鬼は竹藪の奥を……」 誰が、ふさけんな、勝手にしろ、等とつぶやいた前鬼は、その場でごろりと横になってしまった。 「ちょ……っ 何よ! 勝手なことばかり言って」 前鬼の非協力的な態度に、小明はムッとする。 少しは手伝ってくれても良さそうなもんじゃない! 岩の上で鼾なんかかいちゃってさ。 頬をふくらませた少女は、乱暴な足取りで社裏の草木を踏み分けた。 「なによなによもう! こうなったら、あたしだけでバシッと解決して見せちゃうんだから」 周囲を調べるぐらい、難しい事じゃないわ。 (お社の裏に小さな洞窟があるって、ちゃあんと知ってるんだから) 奥に祠が別祀されていることもわかっている。移転前の本宮があった場所だ。 冒険小説だと、扉に閉ざされた地下世界への入り口なんかあったりして…… 行方不明の女性達が…… 「相変わらず馬鹿なことを考えてんな」 「手伝わないんじゃなかったの」 「誰が手伝ってやるか。このうつけが」 そう言って、前鬼は打ち棄てられた祠を見た。 ───災厄を呼び起こすような代物ではない。主を失った、ただの抜け殻だ。 471.◆wmeAr2dARQ2008/08/26(火) 06 36 41 ID Ia0/+3as いかにもつまらぬといった風情で、あくびをかみ殺す。 「宿代払わずに逃げただけだろ、どうせ」 「身も蓋もないこと言わないでよ」 社の庇にも届こうかという朱毛の鬼は、爪で耳を掻いて見せた。 「あの祠は空だ」 「は……?」 「空だっつってんだろ。誰もいねえよ」 まともな宮なら主に配慮をすべきであろうが、所詮は空き家。 神罰の下ろう筈がない。 少女の後ろから腕を回した鬼は、祓い着の上から胸を鷲掴んだ。 耳元に唇を寄せる。 「やだ、ちょ……、ッ。だれか見てたら───」 「ぐだぐだとうるせえな。何が不満だ」 非難をこめた眼で、小明は朱毛の鬼を睨んだ。 「だって───」 祓い着の胸元を合わせながら、彼女は言う。 「……だれか来るかもしれないし」 それで 「……見られちゃうかもしれないし」 だから 「……そんなことになったら、恥ずかしいし───」 「けっ。他人がどうだろうと関係あるかよ」 まるで周囲を気にしない前鬼の言動に、小明は呆然とした。 「あるに決まってんでしょ! 馬鹿!」 「うるせえぞ! ぎゃあぎゃあ叫くな」 見ているものか。主も人も。 つまらぬ地へ連れてこられ、山狩りをさせられ、 不満は溜まる一方だ。 「ねえ、やめてよ。……前鬼ってば!」 「駄目だってば……、駄目、───いや……、やだ、やだやだあ……ッ!」 終いには泣き出してしまった。 472.◆wmeAr2dARQ2008/08/26(火) 06 37 36 ID Ia0/+3as 萎えることこの上ない。 「おい」 返事は、ない。 ひっくひっくと嗚咽を漏らす少女を見て、鬼は思わず声を荒げた。 「何が不満だ。ええ!」 「──だっ……て」 えぐえぐと下を向いて無く女を見て、前鬼は嫌な顔をする。 「純潔じゃない祓い師なんて、……呪力がなくなっちゃうかも───……」 そんな話は、たったいま、初めて聞いた。 「二度と会えなくなるなんて、嫌だ……から」 嗚咽に混ざって鼻を啜る音がする。 「そんなことになるんだったら、やだ………も」 「馬鹿にするな!」 銅鑼声で怒鳴られて、周囲の木々がびりびりと震える。 「オレ様が、てめえの女を放ったまま、二度と来ないだと!」 「いやあのそういう意味じゃ」 「同じ事だ! うつけ女が勝手なことを」 よほど腹に据えかねたのか、傍らの庭石を何度も小突く。 「───いいか、呼び出されて行くか行かないかは、」 四度目に小突いた際に、庭石が三つに割れた。 「オレ様が決める! 女が生娘かどうかなんざ関係ねえ」 「ちょ、あんた単語を選びなさいよ! 大きな声で生娘生娘って!」 「デカイ声で叫いてんのは、てめえだろうが」 往生際の悪い使役者に、前鬼は念を押した。 ここには、誰もいないのだと。 473.◆wmeAr2dARQ2008/08/26(火) 06 39 05 ID Ia0/+3as 首筋に舌を這わせる。 胸のふくらみには、獣のような爪で描かれた掻き傷があり、うっすらと血が滲んでいる。 身体を隠そうとする少女の両手首を捻り、薄桃色に染まった肌を外気に晒した。 鬼の掌が身体を這い、胸全体を撫でるように動く。 「はぁ……ああっ」 声が漏れた。 息荒く上下する胸。 頂きは天を指し、陵辱者を誘い待ち侘びているかのようだ。 (やだ、もう……こんなの───誰か来るかも知れないのに) 誰かに見られる恐怖が彼女の脳内を駆けめぐり、身体の奥をざわつかせる。 「駄目……だってば……んっ……あぁっ……」 彼女の制止は聞き入れられない。 小明の胸に頬をすり寄せ、乳首をざらりと舐め上げた。 「やっ……あぁぁっ……」 「鼻を鳴らして泣いてりゃ、ちったあ可愛い気もあるってのに」 往生際の悪い女だ、と言いたいらしい。 「……ずるいよ、こんなの」 小明は、派手な肩当てを恨めしそうに見た。 何がだ 「あたしばっかり、恥ずかしい格好させて……」 無茶を言う、と、肩当ての主は咥内で呟く。 衣服と身体の境が判然としない不自然な姿形は、人の姿に似通わせているに過ぎない。 この女とは別物なのだ。 前鬼は小明の胸飾りを舐め取った。 ぴく、と身体が震える。 むず痒いような快感が手足を痺れさせ、膣奥から粘液質の何かを湧き出させる。 「もう……っ、やめ、て……ッてば……!」 次第に抵抗は弱々しいものになっていた。 「やっ……」 唇を重ねると、やわらかい感触と、牙に掻かれて傷つけられる痛みが綯い交ぜになる。 「ん……んっ、くっ」 人間のものとは違う生温かい鑢が、彼女の思考を削り取っていく。 混ざり合う唾液が唇の端から垂れる。 歯茎をねちっこく這い回る舌に、削り取られ、噛み砕かれ、貪り食われている。 獣に。喰われている。 「あっ……ぁあ……や……前鬼……」 前鬼を押し返す両の手も力無い。 式鬼は、彼女の拒絶を無視し、どろどろに溶けた入り口に触れた。 秘裂の周囲を撫でてやると、奥から透明な蜜か溢れてくる。 陰唇を押し開き、朱爪が沈む。 「……んっ…ぁ」 軽く動かしてやると膣肉は指を締め付け、侵入者を離すまいとする。 そこは、彼女の意志とは別に、奥へと誘うべきものを求めていた。 「厭だ厭だと煩いようだが、随分と乗り気じゃねえか。ええ」 「や、あ……、ひぁ!」 指を咥え込んだ陰唇が、ぐちゃぐちゃと猥雑な水音を立てた。 頭を覘かせた突起に触れると、彼女の身体は強張り、ゆっくりと撫でてやると身を捩って声を上げる。 拒絶の台詞を口にしているのだろうが、もはや喘ぎ声と大差なく、壊れた絡繰り人形のようだ。 「───今日は最後までヤっちまってもかまわねえよな」 固く膨張した陰茎を、膣口にあてがわれる。それだけでビクビクと腰が痙攣して、陰唇から愛液が溢れ出す。 期待に身体が震えているのがわかる。凶暴な侵入者を待ち侘びているのだ。 想像していたものと違う。節が見える。入ってくる。奥を突かれて、かき回されて、きっと、 「……あた…し」 おかしくなってしまう 474.◆wmeAr2dARQ2008/08/26(火) 06 41 49 ID Ia0/+3as 「おい、小明」 入り口を弄んでいる侵入者に手を添える。 「や……っ。はや……、お……ねが───」 ゆっくり、ゆっくりと、陰茎が女の体内に沈んでいく。 「あ……んっくふっ……あ、ああ……」 侵入者が膣壁を削り、押し進む度に頭が白く灼ける。 内蔵ごと掻き出されるような快感が小明を襲った。 「ああっ! やっ、あッ、あっ、あぁっ!」 結わえられた長い髪を振り乱し、幾度も身体を強張らせる。 腕は地面に落ち、境内の土塊に幾筋もの爪痕を描かせた。 少女の声艶に興奮したのか、式鬼の行為が激しさを増した。 「あ…あぁっ…また…また……んっ、ああ……ぁっ!」 嬌声を耳にする度に、肉体の喜びが陶酔を呼び起こし、理性を狂わせていく。 甘えたような声艶を自分が出しているなんて、 ぐちゃぐちゃにされて喜んでいるなんて、 「やっ、い……っ、あっ、やぁ……っ、あッ、ああぁぁぁ───ッ!!」 膣奥に、熱い精液がぶちまけられた感覚が広がった。 勢いよく次々と噴出する。 「あ、ああ……いッ、……くぅ……ッ」 大して満足してなさそうな前鬼は、呆けた表情の小明を対面で座らせた。 「誰も来なかっただろ」 「……だめ……もう」 力無く拒絶する少女の大腿に触れ、ぼそりと呟く。 「男を覚えると、たしなみってモンが減るのかね」 当の相手に毒づかれて、小明は真っ赤になった。 なによ、誰の所為だと思ってんのよ、あたしがどれだけ悩んだか、馬鹿! 激高した小明に封印されて、しばらくお預けを喰うことになるのだが、 自業自得ということで。 了 475.名無しさん@ピンキー2008/08/26(火) 07 59 34 ID FKAKg1/v 宇宙人と聞いてビジターが思い浮かんだ俺は トカゲ×人間ハァハァ 知らない間に亭主がトカゲと入れ替わって毎晩とか 476.名無しさん@ピンキー2008/08/26(火) 15 29 00 ID J5hjcew2 469 GJ!まさかこのスレでこの二人のSSが見られるとは思わなかった 477.名無しさん@ピンキー2008/08/26(火) 18 51 58 ID 5mES3v9P なつすぐる・・・と思ってたらZENIキッズステーションで去年放映されてた。 GJ! 478.名無しさん@ピンキー2008/08/26(火) 20 36 55 ID FKAKg1/v 俺的には 人型の人外=人間なイメージだな 例えて言うなら ロボットは人外 アンドロイドは人間 火の鳥2772のヘルガよりもロビタに萌えてしまう的な? 479.名無しさん@ピンキー2008/08/26(火) 21 00 58 ID ffAOZWcx GJ! 原作知らずに読んでイメージが猿渡の鬼若丸だった。 ググったらモロ人間で吹いた。 ところで、河童って卵生なのかな? 480.名無しさん@ピンキー2008/08/26(火) 22 17 51 ID FKAKg1/v 河童には臍ないんじゃね? 481.名無しさん@ピンキー2008/08/26(火) 22 20 50 ID G6h1snXj 469 なついな、GJ! 479 河童のモデルはニホンカワウソだ 哺乳類は胎生じゃね? 482.4792008/08/26(火) 23 04 01 ID ffAOZWcx 480-481 ありがとう 時期的にタバコ入れを取りに来る子供河童の話を思い出して気になってたんだ。 河童はエロいよな。 尻から魂を抜くしキュウリ装備だし。 何よりエロ河童だ。 483.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 00 27 33 ID zQy4928r 469 また懐かしいのを持ってきたなw 面白かったよ、GJ! 478 俺もそんな感じだな 萌えないわけではないが、人外萌えではない感じ しかしイケメン美少女な人外の多さからすると、異形の者との恋愛はあんまり需要がないのかね かの有名な美女と野獣も最後には王子になるし 484.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 00 55 02 ID 4e0GLF6c 性格が美形なら全然OKなのだが 485.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 01 12 01 ID JtkhTeA5 というか、ここはある意味どこのスレでも弾かれるようなSSの避難所じゃないか? とりあえず他スレで弾かれるようなやつで人外×人間なら投下してみて?って感じ 例えばwizやサモンナイトの二次は作品の傾向にもよるけどそっちに行くべき ♂人外×♀人間とかは♀人外限定のスレが多いため他に投下できない作品もあるから ここに投下されることが多いしね 486.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 01 24 03 ID r9cOmFe8 人外×人間が有る二次スレって他にどんなとこがあるか、きいてもいい? 487.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 01 32 16 ID LwjBeC/S 486 女神転生(現在はアトラスゲーム)スレは♂人外×♀人間もあったと記憶。 488.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 01 39 23 ID JtkhTeA5 作品があるかは別として 知ってる中で人間も人外も多く出てくる作品のスレを検索してみた 有名すぎる作品は除く ポップンミュージック シャイニング・ティアーズ/フォース IF作品 チョコボ はスレがあるのを確認 あとさっき挙げたウィザードリィとサモンナイト で、 487 だな 489.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 01 40 32 ID 62ztjEWF 猫耳少女と召使いの物語スレは絶対に外せない。 490.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 04 08 37 ID AGJSGPF0 486 モンスターハンター サガシリーズ 鬼太郎 スレイヤーズ ポケモン 二次なら思い付いたのはこのくらい。 人外との絡みは陵辱だったり擬人化だったり。 エルフとか美形人外はまた別になるけど。 軽く巡回スレがバレるなw 491.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 06 33 15 ID gbxMchvl ポケモンもジャンプも該当スレあるんだし、 二次は二次スレ池でいいんじゃね 該当スレが無いなら(屮°□°)屮 492.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 18 32 04 ID 7tBIHxiD 二次か。 カンペキ人外なのと人間女の組み合わせは自分はちょっと思いつかないなあ・・・ 天使とか悪魔とか獣人とかの亜人系男×人間女だったら ファンタジーっぽいタイトルのとこを探せばたまにある。 493.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 20 36 22 ID vJIFsIiT 天使悪魔はともかくとして 獣人は完全に人外だと思うんだが…。 494.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 20 42 13 ID 62ztjEWF 赤ずきんちゃんは基本だと思う。 どこぞの格闘ゲームのせいで逆レイプが基本ですが 495.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 20 44 26 ID gbxMchvl 獣人イイネ 天使悪魔系も メガテンのマラなイメージならイケるよ俺は 496.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 21 37 22 ID dX1SvSsl マーラ様ですかぁぁぁぁぁぁ!??? 497.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 21 38 40 ID dX1SvSsl 失礼しました。 498.4862008/08/27(水) 21 57 23 ID r9cOmFe8 教えてくれてありがとう やっぱり知らないスレいっぱいあるな さっそく見に行ってくる 499.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 21 59 41 ID LF5fbmMK 赤ずきんチャチャなら人外男女カップル盛りだくさんだ ただし、狼男があんまり狼くさくないのが難点だが 500.名無しさん@ピンキー2008/08/27(水) 22 06 58 ID 3MgU+CrQ チャチャかぁ・・・ リーヤのじいちゃんは二足歩行の狼男になれるんじゃなかったっけ(めちゃくちゃ巨大だけど) リーヤも成長すれば・・・・・・ なんて思ってたときもありました。 ←・→ 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-800 801-900 901-972
https://w.atwiki.jp/daisei-gekipena/pages/114.html
人外(haat) 224期から参戦 238期、4位に落ちるデメリットに負けず140戦目を挑み男を見せた と同時にシャウエッセンにプレッシャーを与えたが惜しくも優勝ならず 選手名はクトゥルフ神話に由来するものが多い
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/82.html
人外×人間でハァハァするスレ 501-550 1-50 51-100 101-150 151-200 201-250 251-300 301-350 351-400 401-450 451-500 501-550 551-600 601-625 626-650 651-700 701-750 751-800 801-850 851-900 901-972 501. 名無しさん@ピンキー 2008/08/27(水) 22 23 30 ID nQLAjRud おまえら盛り上がってますね 年齢がばれるぜ? 502. 名無しさん@ピンキー 2008/08/27(水) 23 40 07 ID AZHzRylb 501 あえて言おう。望むところである、と オズの魔法使いって、何気に無機物人外萌えの宝庫だと最近気付いた 503. 名無しさん@ピンキー 2008/08/27(水) 23 44 28 ID OzV3k92s 502 しかし問題は、ライオンにはドロシーを襲う勇気が無く、ブリキ人形には ドロシーに萌える心が無く、案山子にはドロシーを口説く知恵が無かった 504. 名無しさん@ピンキー 2008/08/27(水) 23 54 01 ID AZHzRylb 503 なるほど、つまりお楽しみは話が終わってからってことですね、分かります 505. 名無しさん@ピンキー 2008/08/27(水) 23 56 52 ID 62ztjEWF イヌ科は抜けなくなるのがいいと思うんです。 506. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 00 01 14 ID XYRdj1Gh イネ科が抜けないかとみまちがえたよー 植物も人外だよね、うん。とか思った 507. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 00 08 43 ID lQs1DlnA 植物系の人外は獣系や機械系にくらべるとあんまり見ないな なんかコブラにいたような気もするが 508. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 00 21 02 ID CeYvNJSB 昔話は人外×人間の宝庫だな。 ちっこい頃絵本で読んだ、人食い鬼が女の子を食べようとするんだけど その子が料理がとても上手で鬼は人を食べなくなって、 やがて改心し数年後にはその子と結婚しました…というお話は 萌えの原点だった気がする。 しかし人食いを匂わす程度でなく全面に押し出し、 題名にもしているとは、思えばどえらい絵本だ。 509. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 01 53 34 ID iwsdZdF9 504 その天才的な発想を少しわけてくれないか 508 設定はほとんど同じで、ドイツ版の似た話があるね。 子供を食う巨人が、あるとき、さらってきた赤毛のおにゃのこに恋をする。 彼女に嫌われないよう改心するうち、ただの大きな男になって、 数年後にはめちゃくちゃ子沢山な家庭を築きました、というもの。 あと、人間×石なんてのもある。 ベンノ・プルードラ著、『海賊の心臓』という児童書。 豪傑にして凶悪・容姿端麗だった海賊が、自分よりもっと強い敵に殺されて、心臓をえぐられ海に落とされてしまう。 善良な心だけを持った「心臓」と、極悪な人格だけを残した身体と、ふたつは分かれ、海を彷徨うこと数百年後。 いつしかルビーのように硬い石になってしまった海賊の心臓を、 天パコンプレックスで父親を知らない10歳の少女が、浜辺で拾うところから物語は始まる。 児童書とは思えねーほどのバカップルぶりですよ。おすすめしまくる。 510. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 01 59 26 ID LlXujYEt ライオンが勇気を振り絞って求愛したけどいざセックスとなるとドロシーにたっぷり・・・・・・ ごめんなさい 511. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 03 47 10 ID H9fJ1qbH 凄い性に奔放なドロシーとか 無防備に屈んでノーブラの胸元とか晒して、いきなし上目遣いになって 「…今なにを想像した?」とかいってお供を挑発しまくりのドSとか 512. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 06 47 10 ID TZGDhv8G おまいら童謡も宝庫ですよ くまさん×おにゃのこ 513. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 16 20 45 ID iu2NXLwC 森のクマサンって結局どういう話なんだ? なんかこのスレと某エロゲの影響でバトル物ラブストーリーに変換されて困る 514. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 17 14 18 ID 2oCMQc1Y 511 漫画グリム童話でドロシーが娼婦の話あったな、ところどころ擬人化で若干惜しいけどそれなりに萌えた。 しかしブリキとカカシには原作で相手がいるからなぁ…( ゚∀゚)彡ライオンガンバレ 515. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 19 48 40 ID TZGDhv8G ライオン×ドロシーが来るのを待つか 全裸で(AA略 516. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 20 11 51 ID IvUwG78P 日本の昔話もいいよなあ。 異類婚姻譚萌え。 517. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 20 45 49 ID vWVq4g6N 日本の昔話は本当に自分の中で人外×人間萌えの原点だなぁ。 アニメのにっぽん昔話とか見てると萌えすぎて困る。 昔話というのかは微妙だが八犬伝を始めて読んだときの衝撃は忘れられん。 518. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 21 33 22 ID Az9pF7to 516 だがバッドエンドが多すぎる 男×人外娘も人外男×おにゃのこのいずれの場合も 519. 名無しさん@ピンキー 2008/08/28(木) 21 49 41 ID rLIfU8TM 509 http //wiki.livedoor.jp/toshinosa_moe/d/%A5%EA%A5%B9%A5%C81 ぐぐったらこんなのがw 520. 名無しさん@ピンキー 2008/08/31(日) 01 06 41 ID yEfzLPAT 動いてしゃべるぬいぐるみ×少女ってあり? いつか書きたいんだが 521. 名無しさん@ピンキー 2008/08/31(日) 02 45 47 ID HWdiAVXM いいじゃない!(屮・∀・)屮カモーン 522. 名無しさん@ピンキー 2008/08/31(日) 04 58 59 ID AZ68OiMm 520 新井素子の小説思い出した 523. 名無しさん@ピンキー 2008/08/31(日) 12 24 37 ID jjlaLSW3 520 ケロちゃんとさくらが頭に浮かんだ俺オワタ 524. 名無しさん@ピンキー 2008/08/31(日) 12 52 04 ID 7+OVt88q おっきい姿のケロちゃんは俺の婿 525. 名無しさん@ピンキー 2008/08/31(日) 19 32 43 ID AZ68OiMm さくら「紹介しよう。これがクロウカードの守護獣を超えた、さくらカードの守護獣ケルベロスだ!」 526. 名無しさん@ピンキー 2008/09/01(月) 07 57 50 ID y7AWri1R 525 皇帝の座で足組んでるさくらとかwww 527. 名無しさん@ピンキー 2008/09/01(月) 12 08 44 ID b6oQ/oFl ゅ 528. 名無しさん@ピンキー 2008/09/02(火) 01 43 49 ID 0mVyMYPt 柔らか銀行のCMとB.B.jokerは同じ設定なのに明らかに何かが違う 多分、前者が癒し。後者はいやらしい 529. 名無しさん@ピンキー 2008/09/02(火) 18 55 03 ID nf42WN75 笑う大天使のルドルフ・シュミット氏と更科柚子も ぬいぐるみ×少女としてはなかなかいいコンビだよな 530. 名無しさん@ピンキー 2008/09/02(火) 23 02 40 ID KpL//w0x 横から失礼します 戦闘機のAIとそのパイロットはここで良いですか? アンドロイド系ではないため当該スレが見つからないorz 531. 名無しさん@ピンキー 2008/09/02(火) 23 05 27 ID NwkM9Qq0 いいと思うよ! どんなエロになるかすげー気になるわw 532. 名無しさん@ピンキー 2008/09/03(水) 01 04 06 ID ZR/7NP3o AI×人間、良いね! 考えるとしたら雪風の逆パターンだよな?パイロット見捨てないよな?w ガンダムセンチネルとかもそれ系だしね。 男人格ならEGコンバットとかもあるし、投下が楽しみだな 533. 名無しさん@ピンキー 2008/09/03(水) 15 15 04 ID 9NlYsRLn 530 自分にとってはすげー新境地だw 人外ジャンルは楽しいことでいっぱいだな、投下楽しみにしてるよ 今更かもしれない話題だけど人間とモグラにしか処女膜がないのは有名な話だが、 この前調べ物をしていたら意外とそれ意外にも膜(のようなもの)が ある動物がいるらしく、とにかくその事実だけでやたら興奮した。 ぶっちゃけ交尾後精液を漏らさないようにするための 返しっていうかガードなんだが、 たいていの哺乳類にはあるんだな…知らなかった… 534. 名無しさん@ピンキー 2008/09/03(水) 17 31 46 ID ApKtmLOi 532 バーガディシュ・・・ 535. 名無しさん@ピンキー 2008/09/03(水) 21 27 36 ID Yk9jrsv4 490 今更すぎるがこれだけは言いいたい お前は俺か 536. 名無しさん@ピンキー 2008/09/03(水) 23 47 28 ID nxVarFB/ マシュランボーとかこピンポイントでこのスレむきだよな 537. 名無しさん@ピンキー 2008/09/04(木) 18 37 42 ID hAkv5ewC それをいうなら光栄版西遊記とか… 538. 名無しさん@ピンキー 2008/09/04(木) 23 05 14 ID Y4fCu9Oo サガシリーズって言うほど人外いたっけ? サガ2しか知らんからよく分からん。 539. 名無しさん@ピンキー 2008/09/05(金) 00 20 02 ID QN2Ov4oK ロマサガ ゲッコ族 ロマサガ2 サラマンダー・人魚っぽいの・羽生えてるの・モグラっぽいの ロマサガ3 やってない サガフロ ロボ・妖魔・モンスター サガフロ2 いたっけ? アンサガ 記憶にございません 540. 名無しさん@ピンキー 2008/09/05(金) 00 37 51 ID 8nct4Id5 アンサガも人外の宝庫だというのにもったいない… 541. ◆/Mgq/8agL6 2008/09/05(金) 01 20 44 ID 23LbcerG 話題ぶった切って投下 一応AV物? ちょっと変則気味です。 NGワード ビッチ ショタ 童貞 542. ◆/Mgq/8agL6 2008/09/05(金) 01 21 48 ID 23LbcerG 何処の世界でもそうだけど、教育ってとても大切で、とても大変。 教える側って苦労するのよ。特に教育を受ける側が「教えて貰っている」って自覚がないとね。 覚える気もない癖に、覚えられないと「教え方が悪い」とか言い出して しまいにはモンスターペアレントになるなんてケースも…… まあ私の場合モンスターペアレント以前に、相手が既にモンスター……人外だってことも多いけど。 「だからね……ただ舐めるだけじゃダメなの。もっと相手のことを考えて、気持ち良くさせないと」 よほど自分の舌技に自信があったんだろうな……私に言われて、しょげちゃったよこの子。 そりゃまあ……舐めるのが仕事というか、そういう妖怪だからね。 妖怪垢嘗め。風呂場や古屋敷に貯まった垢や埃を舐め取る妖怪。 特徴は長い舌。その舌を使っての愛撫で女の子を逝かせる……っていうのを目指している。 けれど現実は……んー、物は良くても扱い方がなってないというか そもそも、この子……童貞なのよね。 そんな子がAV男優になりたいとか……まあもちろん、目指すのは勝手だけれども 夢見がちな童貞君を教育しろって任される私の身にもなって欲しいというか…… オーナーも無責任よね。童貞君を食べられるだけ「美味しい」じゃないとか……あの人に何を言っても無駄か。 「あっ、あの……どうすれば……気持ちいいんですか?」 目を潤ませながら、それでも私をジッと見つめ尋ねてくる坊や。 ほんっとにもう……可愛いなぁ ……って、これじゃ本当に私が童貞好きの痴女みたいじゃない。 でもタダの痴女とは違うのよ。私はこの子を教育差無ければならない。 ただ言われるままに腰を振る童貞君を味わうんじゃなくて、 童貞君に手取り足取り「女」の扱い方を教えなければならないんだから。 「まず、感じるポイント……敏感な場所を覚えないとね」 この子は褒めて伸びるタイプかな? 叱られて育つタイプかな? どちらにしても、最初は優しく丁寧に教えてあげた方が無難かな。 「例えばそうね……乳首とか、自分で弄ったことある?」 私の質問に顔を赤らめてちょっと俯く。そして小さな声でハイとお返事。 もー、かぁわぁいぃいぃ! 虐めたくなっちゃうわ。 でも今は教育教育。童貞キラーの熟女じゃないのよ私は。 ……なんだかんだでこの仕事を楽しんじゃってる自分にちょっとだけ苦笑いしつつ、講義を続ける私。 「ならなんとなく判るでしょ? どこが一番敏感で、どうやって触れば気持ち良いか」 やはり俯いたまま、童貞君はハイと返事。 「じゃあ、乳首の何処が気持ち良かった?」 「あの……さっ、先っぽ……」 「そうね。じゃあ、どうやって触ると良かった?」 「軽く……触るのが……」 どんどん顔が真っ赤になってくわ。本当にウブねぇ……これでAV男優を目指すとか、そこにどうして行き着くのやら。 「そこまで判るなら大丈夫ね。同じ事よ? ただ乳首を舐めるんじゃなくて、軽く、そっと撫でるようにするの」 舐めれば気持ちいい、揉めば気持ちいい、入れれば気持ちいい……女を知らなければ知らないだけ、そう勘違いする男は多い。 彼にしてみれば、長い舌で人間より色んな場所をたっぷり舐められるんだから人間の愛撫よりも気持ち良いはずって思ってたみたい。 それは確かにその通りなんだけど、それはそれ相応のテクニックがあればって話になる。 逆に言えば、テクニックがあれば彼は凄いAV男優になれる可能性もあるって事なんだけどね。 誰でも初めてはあるんだから、ここでキチンとテクニックの基礎を学んで貰わないと。 いずれは私を本気で逝かせられるような……って、まるで燕を飼ってる痴女みたいじゃないこれじゃ。 まあいいけど……これも仕事だから。 なんだかオーナーにこんな私の性格を見透かされていたようでちょっと悔しいけどさ。 543. ◆/Mgq/8agL6 2008/09/05(金) 01 22 58 ID 23LbcerG 「それじゃあそうね……実際、体感して貰った方が判りやすいかな?」 「えっ?」 戸惑う坊やに私は近づき、彼の背に手を添えて軽く引き寄せる。 そして頼りない胸板に顔を近づけ、舌を出し、彼の乳首にそっと舌で触れる。 「んっ!」 「あら、可愛い声出すのね」 思わず微笑んでしまう私。そしてチロチロと舌を動かして可愛い坊やの喘ぎ声を奏でさせる。 「ん……ハァ、ハァ……んっ!」 男の子としては、こんな事で声なんか出したくないわよね。 だから出ないように我慢しているみたいだけど、私の攻めに童貞君が耐えられるわけないわ ……っと、虐めるのが目的じゃなかったわね。 「あなたも私に、同じようにしてみて? 私の乳首を舐めて」 「あっ、は、はい……」 彼も私の攻めに夢中になっちゃって、自分が何しにここへ来たのか忘れちゃってたかな? 思い出したように彼は返事をして、長い舌をニュルリと伸ばし私の乳首にその先を触れさせた。 私の真似をして、舌先で乳首を転がし始める……まさに乳繰り合うって感じね。 「んっ! そう、いいわよ……そのまま続けて。ん、ベロ、クチュ……」 「は、はひ……」 声を聞かせてあげたら、あからさまに喜んじゃって……もう、いちいち可愛いなぁ。 本当なら色々サービスしてあげたい……唇を押し当てたり、吸ったり、歯で甘噛みしてあげたいけど それをやってしまうと、舌だけの彼には真似できないのよね。 だから愛撫技でも舌技限定。制限されるとちょっと辛いけど、でもあくまでこれは彼のAV男優修業だからね。 だいぶ慣れてきたみたいだから、今度は乳首の先端……乳管に舌先を入れ込むように突いてみる。 「はふ!」 もー、いちいち声と反応が可愛すぎる。やばいわ、このままこの子を「飼って」みたくなる。 でも、そんかな可愛い坊やも感じてるばかりじゃなく、ちゃんと実戦しようと懸命ね。 なかなか教えがいがあるわ。ならもうちょっと次のステップに進んでも良いかな。 起った乳首の周囲をペロリと素早く舐めて、突起を押しつぶすようにくっと舌を押しつける。 ゆっくりと舌を動かして、最後は舌先が乳頭の先に触れる程度でピタリと止める。 そこからのの字を書くようにゆっくりと舌を回して乳首を虐める。 そして乳首の付け根をほじるようにして攻め立て……ふふ、坊やも声を上げながら真似してくるわ。 自分が気持ち良いことをそのまま相手にする……リアルタイムでこれが出来るんだから、覚えも早いわよね。 舌が長いから出来る、彼だからこその教育法かな。 さて……乳首はこんなものかな。いい加減乳首ばかりなのもね。舌の愛撫はここだけじゃないから。 私は彼に舌を這わせたまま、乳首から上……首筋に移動する。 彼の舌も私の身体を蛇のようにうねらせながら上へと登っていく。 「そうそう、あなたの場合は舌を身体にピッタリと貼り付けた方が良いわね。言われなくても出来るなんて、凄いわね」 「はひ、はひはほうごはひはふ」 照れてる照れてる。舌を出したままだから上手く話せないのに律儀にお礼を言うなんて、本当に可愛いわ。 私は再び彼へ舌を伸ばし、首筋にツツッとその舌先を走らせる。 まずはうなじ。そこから顎のラインに沿って舐め進めながら、顎先で止めて、そこからはのど仏へ。 首の付け根でちょっと舌を押しつけるようにくるっと一舐めしたら、鎖骨に反って反対側のうなじへ。 8の字を描くように舌を這わせ進ませ、弄ぶ。 本当ならキスマークとかをいっぱい付けてあげたいけど、これは彼への教育だからね。舌だけでご奉仕。 ウネウネと彼の舌も私の身体を舐め進む。 ベットリと張り付く舌も、舌先が動く度に微かに動いたり舌全体がビクッて反応したりで、違う感触で私を楽しませる。 ひとしきり首をベトベトにしてから、今度は先ほどとは反対側の乳首へ。 そこも舌先で乳首を舐めたり突いたり、あるいは乳首の根本をコリコリ虐めたり。 彼の反応と私への愛撫を楽しんだら、今度はそのまま下へ。 544. ◆/Mgq/8agL6 2008/09/05(金) 01 23 45 ID 23LbcerG ちょっとマニアックなポイントだけど、次はおへそ。 ここも結構、鍛えると感じるようになるのよね。 実際に女の子がここを性感にしちゃえるようなら、その娘はそうとうエッチなのかもしれないけど 客観的にAVを見るとき「ん、おへそまでぇ!」とかやったら良さそうでしょ? なので実際に感じてくれるかは別にして、おへそを攻めることを覚えさせないと。 あ、もちろん私はおへそも感じるわよ。だから私は自分がして欲しいように彼のおへそを攻める。 まずはおへその周りをくるくる舌先で円を描くように舐める。 そして舌先を真ん中へ。へそのごまをほじり出すように、舌をクチュクチュとねじ込んだり掻き出したり。 そういえば……彼は垢嘗めだから、実際にへそのごまとかあった方が嬉しいんだろうな。 残念だけど、私は清潔にしているからないのよね。 そもそも彼は初めからAV男優を目指していたんじゃないんですって。 最初は……なんて言えばいいのかな、エステティシャン? 一時期流行った垢擦りをヒントに、擦るんじゃなくて垢を嘗め取る美容を流行らせたいと。 だけど……それを「美容」のみを目的にやられるのはちょっと……ねぇ? 身体を嘗め回されるって、エッチな事じゃない? だから美容としてのそれは職業にならないだろうって、そう言われたらしいのよ。 で、だったらもうエッチなこと目的で……と、その矛先がAV男優になったって事らしい。 自分が童貞だって言う、根底の問題を棚上げにしてね。 まあ……それでもこうしてたどり着けちゃうんだから、夢は見ておいた方が良いのかしら? 夢って言うより、いかにも童貞君らしい妄想だけれども……。 「ねえ、私のおへそは美味しい?」 なんとなく訊いてみたくなった。 彼は舌を止めて舌足らずにならないよう気をつけながら ……いや、これで「足りない」ってことは無いけど…… 言葉が聞き取りやすくなるよう気をつけながら話し始める。 「美味しいですよ……垢とかは少ないですけど、汗とか色々、美味しいですから」 彼の話では、垢があるならあるなりの、無いなら無いなりの、「肌の味」があるんですって。 まあ……それなら美味しいって言われるのは褒められてるって思って良いのよね? 不潔って意味じゃないんだから……ね? おっと、脱線脱線。私は再び攻めを開始。彼も私にあわせて舌をピタリと貼り付けてくる。 またちょっとおへそを舐めてから、またその下へと舌を進ませる……けど。 「ここからは、同じには出来ないわね」 男と女では違う物がそこにあるから。 でも一番大切なポイント。ここをじっくりと教えないと。 「良く見て……ここがオマンコ。で、これがクリトリスね」 パックリと股を開きよく見えるようにしてから、指で自分のを弄りながら説明する。 童貞君には刺激が強かったかな? ちょっと目が血走ってるわよ。 「まずはクリトリスね。ここは乳首と同じように舐めてみて」 判りやすいように、私は両手の人差し指でクリトリスの脇をぐっと押し開くようにしてクリトリスを際だたせる。 彼は長い舌を伸ばし、その先を私の陰核に触れさせた。 「ん、そう……いいわ、上手よ。そう、そこ……んっ! いいわ、そう、その調子……」 舌先で転がし、時折舌で包むように押しつけ、擦り、根本を虐める。 乳首とは「感度」が違うからよりデリケートに扱う必要はあるけれど、攻め方は乳首と同じで問題ない。 もちろん乳首とは違う攻め方もあるし、色々テクニックはあるけれど……今の彼にそれを教えても覚えられないだろうから。 「ほら、判る? ちょっと濡れてきたの……そう、オマンコ。そこを舐めてみて」 僅かにテラテラと濡れ始める淫唇。彼はその濡れたいやらしい唇に舌を這わせる。 僅かなわき水を求めるように、染み出る愛液を丁寧に舐め取っている。 「そう、ん、そこ、舐める時に、クリも……そう、いい、いいわよ、んっ! その調子……んっ!」 息を荒げ私の股間を凝視しながら、しかし彼は丁寧に私を攻め立てる。 良い感じじゃない。これなら仕上げに入っても良いかな? 545. ◆/Mgq/8agL6 2008/09/05(金) 01 25 07 ID 23LbcerG 「そのまま舌を入れて、良いわよ……ん、ゆっくり、そう……んぁあ! いい、そのまま奥へ……」 彼にしかできない大技。舌を膣へ押し入れて中から舐める。 これが女性側にしてもAV的にも、盛り上がるところ。だからここを一番丁寧に教えなければ。 「最初はゆっくり動かして……そう、中でウネウネ……いい、そうよ、そのまま……んっ!」 舌をグラインドさせ、まずは中から舐める感触を。 膣に入れているのが肉棒じゃなくて舌なのだから、舌にしか出来ないことをさせないと。 「奥……判る? 子宮口なのそれ……ん、いいよ、それ舐めて……ひぐっ! いい、大丈夫だから、もっと舐めて……」 肉棒が奥にまで届くことはあっても、舐められるなんて事はまずありえない。 この快感は彼でなければ与えられない特技になる……んだけど、でもこれって当事者にしか判らないのよね。 まあここは女優側に「子宮舐められてるぅ」とか言わせて、見てる人に想像して貰うしかないかな これ、実際舐められると……凄いのよ。童貞君の癖にやるじゃない。 「ちょっと下げて……そこ、ん、そこ私のGスポット……そう、そこをね、んぁ! いい、いいよ。もっと舐めてね……んっ!」 本当は子宮口と順番逆の方が良いけれど、Gスポットって童貞君には判りにくいよね。人によって場所が違うから。 Gスポットと子宮口を舐めさせ、時折舌全体をグラインドさせたりピストンさせたり、 とりあえずツボは覚えてくれたかな? とりあえずここまで出来れば後は女優が「演技」でカバーしてくれるはず。 もっとも、演技する必要はないかも。これ、かなり気持ちいいわ。 前戯はまだ未熟だけど、そこは経験を積ませるしかないかなぁ。 AV的にはこれが出来れば……あ、でも別の問題もあるか……彼を見て、それに私は気付いた。 「ふふ、辛い?」 見れば彼の肉棒がガチガチに固くなってる。興奮しっぱなしなのに、そこはまだなにもしてないものね。 「いいわよ、舌を抜いて……我慢できないでしょ?」 お勉強はここまで。ここまで頑張ってくれたご褒美をあげる時間かな。 ご褒美はもちろん、筆下ろし。童貞君を卒業させてあげること。 彼は激しく首を振りながら、舌をすぐに引き抜いた。 546. ◆/Mgq/8agL6 2008/09/05(金) 01 25 39 ID 23LbcerG 「そうね……初めてだからいきなり背面坐位は無理か」 AV的な絵図を考えるなら、背面坐位で女優を抱きながら、胸を手で揉みつつ舌で体中を嘗め回すとか そういうのが興奮できると思うんだけど……流石に童貞君の筆下ろしでそれは無理がある。 私は彼をベットに寝かせ、私は彼の上に跨った。 天上に向けそそり起つ彼の肉棒を掴……むと、私の手が白く汚れた。 「よっぽど我慢してたのね……いいのよ、初めてなんだから仕方ないわ」 そんな泣きそうな顔されちゃうと、虐めたくなっちゃうじゃない。可愛いなぁもう。 汚れた私の手を舐めて綺麗にしなさい……とか言いたいところだけど、 その言葉をぐっと飲み込んで、私はそのまま彼の肉棒をしごき始める。 「ほら、もうこんなに……ね、若いんだから大丈夫でしょ?」 まあ、私もまだ若い……はずだけれど。 再び硬さも大きさも取り戻した彼の肉棒を、今度こそ私の淫唇へと導く。 そしてゆっくりと腰を下ろし、私の中へ彼を導く。 「んっ、入ったわね……ふふ、卒業おめでとう」 彼に跨りながら、私は微笑み祝福する。 「はい、ありがとうございます……」 元々赤い顔を更に真っ赤にして、彼が歓喜の声を上げた。でも、本番はこれから……気持ち良いのはこれからなんだから。 「ん、どう? 私の……中、気持ちいい?」 「はい、はい、気持ちいいです、気持ち、いいです、すごく、いいです!」 もう、夢中になっちゃって……我慢できないのか、彼も腰を動かしてる。 正直……彼の場合、この肉棒より舌の方が断然気持ち良い。 けれど肉棒には肉棒の良さもあるし、なにより……ふふ、この反応。 初々しい男の子の反応を見ながらっていうのは、そそるわね。 「う、もう、もう……」 「いいわよ、また出しても……中に良いから、出して頂戴」 宣言から三回も腰を動かすことなく、彼は私の中で果てた。 けれど……私は動かしている腰を止める気はない。 「気持ち良かった? なら、また気持ち良くしてあげる」 「ああ……また、これ、ん、ああ……」 すぐに大きくなる肉棒。いいわぁ、若いって……もちろん私も若いけど! ひたすら腰を振り続ける二人。このままでも良いけど……ちょっとだけ、授業の続きをしましょうか。 「舌、私に絡ませて」 長い舌が私にぐるぐると巻き付く。 先ほどまで教えた舌先でのテクニックを用いて、乳首を攻めてくれる彼。 本当ならもっと、この長い舌を活用して全身を愛撫することも出来るけど 童貞君だった彼に、腰を振って乳首を舐める以外の余裕なんて無いわよね。 見た目だけなら、女性が長い舌に巻き付かれながら騎乗位で腰を振ってるだけでもエロいでしょ? まずはそれだけで充分かな。 AVだからまずは見た目。本気で女性をよがらせられるようになるには、もっと女性を抱かないとね。 「ま、また……」 「遠慮しないで、出して良いのよ……ん、ふふ、またいっぱい……」 三度目の射精も早かった。でも量は結構ある。これが若さ……まあもう、いいんだけど。 * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * 547. ◆/Mgq/8agL6 2008/09/05(金) 01 26 11 ID 23LbcerG 「ありがとうございました!」 さわやかな笑顔で礼を述べる、AV男優の卵。 デビューするまでにはまだ早いけど、私が彼を教えるのは今日だけ。 本当はもっと色々教えてあげたいけれど、私が付きっきりだと、彼が私に「なついて」しまうから。 それに出来る限り色んな女性と経験を積まないとダメだから……私はここまで。 今後はオーナーが経営している店の娘達が相手をしてくれるらしい。 オーナーの店か……サキュバスの娘さんとかも大勢いるけど大丈夫かな…… 「デビューできたら一緒にお仕事しましょうね。今度はカメラの前かしら?」 「はい、是非!」 元気があって初々しくて……いいわねぇ。 でも男優になったらこの初々しさも無くなっちゃうのよね。ちょっと残念。 折角だからこの初々しさがある内に、一本撮った方が……ショタって需要無いのかな? ……企画書でも書こうかな。 「では失礼します」 「ええ、頑張ってね」 玄関の扉が閉まるまで彼を見送り、閉まったところで……ちょっと溜息。 可愛かったけど、やっぱりちょっと疲れるわ。教育するって難しい。 それに……大きな問題が残るのよね。 私は携帯電話を充電器から外し、短縮番号で電話を掛ける。 「……あっ、王子? 私。うん……いいじゃない、たまには私からでも……ええ、お願いね。それじゃ」 童貞君じゃあね……可愛いけれど、満足できないのよ。 むしろ可愛いからこそ余計に身体が火照っちゃって……王子来るまで待てないかも。 まだあの子の、中にちょっと残ってる……ん、やだ、止まんない…… このまま、王子来るまで……ん、やっちゃおうかな…… テクニシャンになったあの子を想像しながら、まだ終わらない夜を楽しんでいく……。 548. ◆/Mgq/8agL6 2008/09/05(金) 01 29 16 ID 23LbcerG 以上です。 ビッチ視点だから、人によっては萎えますよね そんな方には申し訳ない。 それとAVネタになってないよねorz 次回があれば、もうちょっとなんとかします お目汚し失礼しました。 549. 名無しさん@ピンキー 2008/09/05(金) 02 25 03 ID QEs9mep7 548 グッジョブすぎて頭の血管が膨張しっぱなしだぜオイ ビッチて感じはしなかった。 年上のお姉さんに教えてもらってるショタっていうのはいいモンですなー。 550. 名無しさん@ピンキー 2008/09/05(金) 19 36 07 ID HaD1SCZp 548 GJ! 同じく、ビッチな感じはしなかったです。 最初、NGワードから「ビッチなショタの童貞喪失のお話か」と思ったのは秘密。 人外ロリも良いけど、こうして読むと人外ショタも素晴らしい。 今まで人外ショタは妄想の射程圏外だったけど、何か開眼させられた感じです。 色々と未熟なショタ式神を同性として優しく手解きしてあげるご主人様、とかいいな…。 ←・→ 1-50 51-100 101-150 151-200 201-250 251-300 301-350 351-400 401-450 451-500 501-550 551-600 601-625 626-650 651-700 701-750 751-800 801-850 851-900 901-972
https://w.atwiki.jp/trapeze/pages/14.html
人外 A しま猫 チェシャ猫(ピンク兄ちゃん) ハロウィン猫 閏年猫 死神 時計兎 三月兎 アリソン 梟の王様 烏の王様 黒狼 白狼 伯爵 妖怪 九尾 天狗 桜 めくら 青鬼 ローレライ H つぎはぎ 博士 ツィギー 梟の女王様 烏の女王様 黒鳥 白鳥 未亡人 女王蜂 透翅蛾 お嬢様 空狐 百々目鬼 玄武 バジリスク
https://w.atwiki.jp/pixiv100/pages/399.html
ヨーグルトのふたについたアレをなめるかなめないかl、スプーンでこそげとるかで激闘! エログロでちょっぴりおばか。 人外しかいない世界のバトル企画。 企画主 ゆきん 企画告知イラスト 人外伝目録 企画サイト 人外伝公式コミュニティー 企画用素材 キャラシート 各界エムブレム ロゴ 開催期間 2009.10.10〜2010.10.10予定 代表タグ 【人外伝】 公式使用タグ 【人外伝】チラシの裏 - 企画主からのお知らせ 【人外伝】なめる派 - ヨーグルトのふたについたアレをなめとる派 【人外伝】なめない派 - ヨーグルトのふたについたアレをなめない派 【人外伝】スプーン派 - ヨーグルトのふたについたアレをスプーンですくう派 【人外伝】鳥獣界 - 鳥・獣などがベースとなっているキャラ 【人外伝】鬼鱗界 - 虫・爬虫類・魚・鬼などがベースとなっているキャラ 【人外伝】器機界 - メカ・器物・植物・鉱物などがベースとなっているキャラ 他に強グロ可などR-18G許可タグ、恋愛関係タグ、交流関係タグなど 派生タグ 非公式に発生したタグがあれば 関連タグ 人外
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/79.html
人外×人間でハァハァするスレ 351-400 1-50 51-100 101-150 151-200 201-250 251-300 301-350 351-400 401-450 451-500 501-550 551-600 601-625 626-650 651-700 701-750 751-800 801-850 851-900 901-972 351. 名無しさん@ピンキー 2008/08/01(金) 19 51 46 ID SuU/JD3p 349 に同意。 けどナンデモイケます 352. 名無しさん@ピンキー 2008/08/03(日) 19 35 12 ID E0WpPByw 保管庫見てみたら超親切設計すぎたw 330 GJ 勿論作品を投下してくださった職人の皆様も 353. 名無しさん@ピンキー 2008/08/03(日) 20 20 24 ID b7jFuteC 352 のスレを読んで初めて保管庫の存在に気がついた 330 すまんかった、GJ 348 対等萌えノシ だが何でもおいしく頂ける 354. 名無しさん@ピンキー 2008/08/03(日) 23 42 44 ID GPQbXjB8 風呂の中で考えたシチュ 生前の生殖機能と意思とわずかな記憶を移植されたアンドロイド(ロボ型) と ごくごく普通の女の子 突如ヒロインの目の前に現れボディガードのごとく守護するアンドロイドと すこし迷惑そうにしながらも彼の面影を重ね合わせ、惹かれていく女の子とか まぁ最終兵器彼女の逆パターンなのだが・・・。 355. 名無しさん@ピンキー 2008/08/04(月) 14 06 59 ID SI6RSqI/ 354 最終ryを良く知らない俺には大人しいフルメタが思い浮かんだ 356. 名無しさん@ピンキー 2008/08/04(月) 15 58 33 ID liDBTW+S フルメタかー あれ主人公機のAIのアルが女性型だったら萌えるよな AI萌えは実体がないからエロは厳しいが…… 357. 名無しさん@ピンキー 2008/08/04(月) 18 01 01 ID z2PPUEyy 355 大人しいフルメタと聞いて 穏やかなハートマン軍曹かと思った ちょっと悩んだ 358. 名無しさん@ピンキー 2008/08/04(月) 19 10 08 ID AAb/s7Bl 356 そんなあなたにZOEシリーズ 登場するAIは全て少女風人格が与えられており、萌え仕様となっております だってヒロインポジがAIなんだぜw 357 穏やかなハートマン軍曹なんて軍曹じゃないやい!w 359. 名無しさん@ピンキー 2008/08/04(月) 21 24 32 ID sv77ZcOK 354 アップルシードとか富士見ファンタジア文庫のサイレントラヴァーズとかそれ系だな 360. 名無しさん@ピンキー 2008/08/04(月) 21 47 59 ID toRG9A8x ここの住人のストライクゾーンの広さは異常 361. 名無しさん@ピンキー 2008/08/04(月) 22 31 40 ID mNi9EOO4 360 よく訓練された変態どもの住処なんだよ 生ぬるい奴らにゃあついてこれマイw 362. 名無しさん@ピンキー 2008/08/05(火) 02 57 44 ID zNBEW5fX 361 変態の精鋭部隊というわけですね 分かります 363. テスト前 2008/08/05(火) 07 30 17 ID /jo605Mq どうも、341で書いてた異星人のが仕上がりましたので投稿します。 爬虫類型異星人×人間♀ NGワードはテスト前です。今日もこれからテストです。 364. テスト前 2008/08/05(火) 07 31 35 ID /jo605Mq モニターに中年女性の顔が映っている。実年齢の割には若々しい、あたしの母さん。しばらくぶりだけど元気そう。ちょっと 安心。 「ね、瑞穂。次はいつ頃帰ってくるの?たまには元気な顔を見せて頂戴」 「えーと、地球時間で言って、後半年は休みが取れないかな・・・ごめん」 母親とはある意味、あたしにとって全宇宙で最も厄介な敵と言える。敵と言ってもブラスターでぶっ殺せるタイプの相手では ないし、悪意がないだけに質が悪い。 「あんたもいい年なんだから、いつまでも危ない職業やってないで身を固めてもいいんじゃない?あんたの事だからどうせ 地球人の彼氏もいないんでしょ?結婚する気あるの?おかーさん心配よ、もう。いつ孫の顔が見られるんだか・・・」 放っておけばいつまでも続きそうな会話を、適当に打ち切る方法を考えながら、あたしはこっそり溜息をついた。母さんの 事は大好きで尊敬しているし、結婚して子供を産み育てると言う生き方も、それはそれでいいものだとは思う。 でもあたしには今の生活が一番合っている。宇宙船の窓から曳光獣を眺め、"猫"族と語り合い、時には無法者とドンパチ やって、仕事を終えたら仲間としこたま酒を飲む、そんな生き方が。確かに危険と言われればその通りだけど、あたしはもう 成人してるし、家にお金も入れている。誰にも文句を言われる筋合いはない。 「そういえば・・・あのトカゲさんとはまだ続いているの?尻尾のある孫なんてお母さんいやよ」 「もう、ほっといてよ!恋人くらい自分で選ぶから!」 それにあたしにはちゃんと彼氏がいるのだ。母さんの気に入る相手ではないけど。 365. テスト前 2008/08/05(火) 07 34 32 ID /jo605Mq ようやっと通信を終えて、隣の部屋へ声をかけた。 「もういいよ、ウロコ」 鉤爪が床を打つ硬質な足音が近寄ってきて、隣室から「ウロコ」ことあたしの恋人が顔を出し、虫のうなるような声でこう言った。 「本当にもういいのか、ミズホ。あんたは母親を随分ないがしろにしている気がするが」 「うーん、そうかも知れんけどさ。この年の娘に対する態度としては、母さんちょっと過干渉の気がするのよねぇ」 猫のような虹彩を備えた金色の一つ目が、透明な瞬膜を動かしてぱちぱちと瞬きした。首の脇に3対ある、サメの鰓みたいな 呼吸口からしゅうと漏れる息と、長い尻尾のうねる動きが、彼の不服を告げている・・・気がする。 一つ目とエラを抜きにして考えるなら、彼の全体的な印象としては、直立気味の恐竜というのが一番近いかも知れない。頭胴長と 同じくらい長いしなやかな尾を持ち、全身を赤錆色の鱗が包んでいる。特に後頭部から尾の先端まで続く、一列の大型鱗はよく 目立つ。 ちなみにウロコという名前はこの鱗まみれっぷりからあたしが付けたあだ名で、本当の名前はえらく長ったらしい上に、 地球人の声帯では発音できない。ま、そもそも奴の種族につけられているゼゴ族という名前も、彼らが発する声をむりやり あたしたちの言葉で表記した物に過ぎないから、あたしがどんなあだ名を付けようが大して問題ないと思う。本人も嫌がってないし。 「だってさー、母さんったら、孫の顔が見たいからあんたと別れろとか言うんだよ?ひどいと思わない?」 「子孫を残したいと言う欲求は、あらゆる生命に共通してあるものだ。一概に悪とは言えんな」 「じゃ、あんたそう言われたら、はいそーですかって別れるわけ?あたしは嫌だよ、そういうの」 厳つい体にがっしと抱きつき、あんた以外と付き合ったりしたくないもん、とか恥ずかしい事を言ってやった。がんばって背 伸びしても、胸までしか頭が届かない。そうやって胸に押し付けた額から、虫の羽音のようなジジジと言う震動が伝わってきた。 これは人間で言えば、「うう」とか「ああ」とか、そういう類の声にならない声に相当する。フヒヒ、一丁前に照れやがって。 366. テスト前 2008/08/05(火) 07 39 29 ID /jo605Mq 「言っとくけどかじったら怒るからね」 あたしの体にゆっくりと舌を這わせ始めた、ウロコの後頭部に向かってそう警告してやった。吸血種族であるゼゴは、性交時に 互いに咬み付きあうという手荒な愛撫を行う。自種族同士でやる分には問題ないんだろうが、鱗のない人間の身ではカミソリ より鋭い歯でガリガリやられるともう、それはそれは痛いわけで、痛いだけで済むならいいけど正直身が持たんわけで、甘噛みでも 結構大出血するわけで、そうすると翌日の仕事にもかなーり支障が出るわけで、そうなればあたしとウロコお互いに不利益を 被るわけで、従って噛み付き行為には全くメリットはない筈なのだ。ない筈なんだが。 「言ってるそばから咬みついてんじゃねえこの爬虫類がっ!」 ま、そんな事言っても習慣と言うのは恐ろしいもので、右乳房辺りにざっくり牙が食い込みました。エラ部分に指を突っ込んで 殴り抜かれたウロコ氏は、只今踏み潰されかけたセミのような音を立てつつのた打ち回っておりますが、あたしのダメージも 相当深刻であります大佐。痛いよウロコ酷いよウロコ。 「す、すまん。しかしもう少しこう、なんと言うか。手心と言うか・・・」 「痛くなければ覚えませぬ」 ウロコの熱い舌が首筋やら頬やらをしつこく舐め上げ、4本指の手が慎重に胸を撫で回す。体温が上昇してきたのが自分でも はっきり分かった。さっき咬まれた右乳房の辺りをも、ぺろりと舌が通過する。 「んっ・・おっ、美味しいとかっ、思ってないよねっ」 「いや、有体に言ってしまえばまずいな」 それはそれで腹が立つな。お返しに装甲の薄い腹側の皮膚をかじってやった。うむ、非常に歯ごたえの強い材質でありますな。 ところであんまり反応がないけど、気持ちいいのかコレ。どうなんだコレ。 「気持ちいいか良くないかの二択で言ってしまえば、それほどいいものではないが」 するりと尾があたしの胴体に巻きつき、その先端がゆっくりと秘所を愛撫する。 「あんたはそうやって俺のことを悦ばせようとしてくれる」 一度離された尾の先から、粘液が糸を引いて流れ落ちた。それは再び膣にあてがわれ、今度は内部へと侵入が開始される。 「俺はそれがうれしい」 「んっ、んぅ、んっ・・・」 胎内で蠢く生殖器官。ウロコの尾端に備わった(ちなみに雌の尾は産卵管である)それが前後するのに従って、甘くかすれた声が 漏れてしまう。快楽でひいひい言っているあたしとは対照的に、ウロコはさっきから一言も喋らず、見た限り表情も変わらないままに イタシている。 「ふ、あっ・・・ねぇ、ウ、ロコ・・、気持ちいいの・・・っ?」 ぐるるる、と可聴域ギリギリくらいの低い音が奴の喉から漏れた。 「つまらん事を聞くな。・・・気持ちいいとも」 ぐいと体の奥に硬い物が押しつけられる感触。次の瞬間、そこに熱いものがぶちまけられた。 367. テスト前 2008/08/05(火) 07 40 32 ID /jo605Mq 「んー、結婚、結婚結婚かぁっ」 おもいっきり伸びをしながら叫んでみる。ウロコが不審そうな目で見てくるけど、そこは気にしない。 最初はこいつのこと、ただの仕事上のパートナーだと思っていた。グロテスクな触手系連中と組まされずに済んだのにはほっとしたけれど。 異星人と友人になんか、ましてや恋人になんかなりうるはずがないと考えていた。でも、今のあたしにはこいつ以外と付き合うなんて、 セックスするなんて考えられない。「触手系」の同僚とだって、今じゃ仕事以外でも会ったり遊んだりする仲だ。 きっと、分かり合えるはず。相手が地球人だって、異星人だって。 「ねー、結婚しない?あたしと」 「ななななんだいきなりっ」 瞬膜を激しく開閉しながら面白いように狼狽するウロコ。正直ちょっと気色悪い。 「あたし、あんたの事、好きだもの。きっと母さんだって分かってくれる」 沈黙。しっぽだけが混乱した内心を示すように、大きくくねらされている。 「あんたはあたしの事が嫌い?」 「・・・いや」 「ねえ、ちょっと。もっと愛してるとか大好きとか、恥ずかしい事言ってよ」 喉の発声器の辺りに顔をくっつけて、直接震動を受け取ろうとしながらそう言ってみた。ゼゴの声は大部分が地球人の可聴域 より低い周波数で発せられるので、こうして直に触れでもしない限りは、どんな具合に震動しているのかわかりゃしないのだ。 脳に挿入されたマイクロチップによって、翻訳は自動的に行われるから日常会話に不便はないにしても、やっぱり愛の囁きくらいは どんな声で言われているか知りたいのが人情ってもんじゃないか。 「う、う、う、お、あ、あんたが好きです。愛してます」 「なんで突然敬語になりやがりますかーあんたは。ま、よろしい」 ぶーんと響いた震動はえらくくすぐったくて、あたしは顔を上げると、奴の鼻先に一つキスを落として笑った。 368. テスト前 2008/08/05(火) 07 41 44 ID /jo605Mq 以上です。書いている最中かゆくてかゆくて仕方がありませんでした。 鱗は男の美学だと思います。 369. 名無しさん@ピンキー 2008/08/05(火) 12 29 15 ID J8u1+gyp ウロコのへたれっぷりに萌えました。GJ 370. 名無しさん@ピンキー 2008/08/05(火) 22 31 31 ID 7jWowurT GJ ウロコ・・・かわええw しかしなんか、セリフが有川っぽい 371. 名無しさん@ピンキー 2008/08/05(火) 23 32 19 ID Pr6fzT3v 今日DVD借りてライラ見たんだが、映画館で見たときの興奮の理由がなんだったか分かったよ… 義理堅い人語を話すクマ×少女があんなに萌えると思わんかった しっとりした鼻先を裸の少女にすりよせる大動物とか体の中心に少女を包み込んで寝る大動物とかのシチュ、好きすぎてどうにかなってしまいそうだ 372. 名無しさん@ピンキー 2008/08/05(火) 23 39 40 ID zNBEW5fX GJ! 瑞穂かわいいよ瑞穂 気の強いおなごはタイプだ 373. 名無しさん@ピンキー 2008/08/06(水) 00 27 00 ID yv75rQY2 爬虫類が大好きな俺はこの仲良しっぷりに即死した。 乙にもほどがある。 374. 名無しさん@ピンキー 2008/08/06(水) 16 49 53 ID he0ARM0E gj! 異種和姦ってなかなか見ないから、このスレでは常時全裸正座な自分 しかし保管庫の更新早いなww 375. 名無しさん@ピンキー 2008/08/07(木) 01 09 48 ID uTJ4Ocd6 職人さん乙です 人間味のある人外ってのはどうしてこうも魅力的なんだ 374 自分もいつも全裸でwktkして待ってるからなw 余程忙しくならない限りはなるべく更新する予定 376. 名無しさん@ピンキー 2008/08/07(木) 09 03 54 ID ow9XdevD 職人さん超GJ! 照れて敬語になるウロコに萌えたw 異種和姦も少ないが、人外♂×人間♀ってのも意外と少ないから このスレの存在は非常にありがたい 保管庫の人もありがとう。使い易くて快適です 377. 名無しさん@ピンキー 2008/08/07(木) 23 55 21 ID O9KuGQ3c 人外♂×人間♀異種和姦の萌えどころってなんだろうか 全裸待機もいとわないくらい好きなんだが 未だにどこが好きなのか分からないでいる俺 378. 名無しさん@ピンキー 2008/08/08(金) 00 24 15 ID ytEiDNtX 相手の姿形がどうであれ愛してるっつー 傍目には妨げでもそれを乗り越える繋がりか、 人じゃ考えられん異形セックスに腰砕けメロメロとか、 色々あるけどひっくるめて好きだなあ。 379. 0/2 ◆IyobC7.QNk 2008/08/08(金) 18 37 07 ID Obj4Sw1P 2レス程借ります。 狼男×少女 エロはなくキスまで 苦手な方はスルーorトリップNGでお願いします。 380. 1/2 ◆IyobC7.QNk 2008/08/08(金) 18 37 41 ID Obj4Sw1P 満月の光に照らされて金色の髪が、柔らかく輝き夜風になびく。 薄い寝巻きの上にケープを羽織っただけの簡素ないでたちの少女が頬を紅潮させランタンを 片手に飛ぶように走って来る。 女性と呼ぶには幼い白く細い身体が幻想的に浮かび上がる少女、ディアは人ではなく妖精の 様である。 あと数年もすれば結婚相手にと引く手は多いだろう。 過分な好奇心と少々破天荒な性格さえ直れば、であるが。 「真っ黒クロの、バカ犬グーガル」 歌う様に呼びかける少女にグーガルが応える。 「犬ではなくて狼です。ディア、夜中の外出は危ないですから家に戻って下さい」 「あら、本物の狼男が一緒にいるから平気よ」 一度体を重ねてから、それがディアの口癖になっていた。 元々、我が強かったが一層拍車が係ったとグーガルは感じていた。 「今度は痛く無いようにしてよね」 悪戯っぽく笑うディアにグーガルが苦く笑う。 前回はディアがナニを握るから興奮して本能的に襲いかかってしまっただけで、普段から 節操が無いわけでは無く……等と言ってみた所で聞きはしないだろうと諦める。 偽物の狼男騒ぎで苛立っていたとはいえ、強引に行為に及んでしまったのは確かに後悔して いた。 「……善処します」 「善処じゃな、ひゃぅ」 ざらついた舌がディアの首筋を撫で鋭く尖った牙が頬に触れるが一瞬で離れる。 「ねぇ、キスは?」 「……この口で、です?」 381. 2/2 ◆IyobC7.QNk 2008/08/08(金) 18 38 31 ID Obj4Sw1P 強請るディアにグーガルは肉食獣の証である尖った牙を見せる。 「できないの?」 困らせようと拗ねた顔で更に言いかけたのを、顎どころか鼻から下全体を包んだグーガルの 口に驚きディアは目を見張った。 捩じ込まれた舌が暴れ、口腔内を最奥まで犯される。 緩く刺さる牙がグーガルの優しさを感じさせディアに痺れをもたらしていた。 ディアはゆっくりと目を閉じグーガルに身を任せる。 このまま食べられても構わないかな、と少しだけディアは思う。 音すら漏れる隙間も無く息が苦しくなり、ディアがグーガルの胸を叩くと直ぐに解放される。 グーガルの唾液で濡れた顔がむず痒い。 「これでいいですか?」 「……食べられちゃうかと思った」 素直な感想にグーガルから忍び笑いが漏れる。 ぐいっと唾液まみれの顔を拭くと、笑いの止まらないグーガルの首輪を引っ張りディアは 主張した。 「バカグーガル。子供扱いしないでよ」 その行動が子供っぽいのだが反発するだろうし言わないでおく事にする。 「していませんよ」 グーガルが腕を回しディアの柔らかな肢体を抱き寄せた。 腹部の毛は他に比べて柔らかいはずなのに服の隙間から侵入しディアをチクチクと刺激する。 「子供相手に欲情はしませんし」 「……今度は誤魔化し、んんっ……」 冷たい鼻先の触れる擽ったさに身を捩りながら不満そうにディアがぼやいたが、グーガルは 聞こえない振りをした。 (ここまで) 382. 名無しさん@ピンキー 2008/08/08(金) 18 39 47 ID Obj4Sw1P ↑投下終了です。 お邪魔しました。 383. 名無しさん@ピンキー 2008/08/08(金) 20 10 54 ID /RSpGsR7 乙 384. 名無しさん@ピンキー 2008/08/08(金) 23 37 41 ID ruWH8goW 乙せざるをえない。 385. 名無しさん@ピンキー 2008/08/09(土) 01 43 28 ID pdyOFAo+ 良かったよ、続編もあれば見たいぜ 386. 名無しさん@ピンキー 2008/08/09(土) 10 15 11 ID 5cZPuBqT GJこういうの大好き でもグーガルがグーグルに見える 387. 名無しさん@ピンキー 2008/08/10(日) 04 00 22 ID V89O7OxM グーグル先生には個人情報もプライバシーも筒抜けなんだぜ、とか言ってみる 388. テスト前 2008/08/10(日) 11 38 55 ID /eh1Vb2o 318です。もうじき実家に帰るので書けなくなってしまいますから、間隔が狭くて申し訳ありませんが 今晩か明日辺りに一作投下したいと思っています。 帰るに当たりまして、パソコンを連れて戻りますので、書いたものを全て消去せねばならんのですが、 344 の時に書いていた、前作逆サイドの前日譚をどうしたものかと悩んでおります。 結構な時間を費やした代物ですので、このまま消してしまうのが個人的に惜しいのですが、人間×人外、 人外×人外はこのスレ向きではないんですよね。どなた様かよいアップローダーなりご存知ではありませんか? 389. 名無しさん@ピンキー 2008/08/10(日) 13 26 53 ID wjsHgv1v 388 【うpろだ】専用スレのないSS【代わり】 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185814173/ エロくない作品はこのスレに9 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199377879/ 練習用殴り書きスレッド3 http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193143632/ どれかに投下して、リンクきぼんぬ 390. 名無しさん@ピンキー 2008/08/10(日) 13 30 17 ID HuZjKEoe 文章考えてる間に回答でてた 391. 名無しさん@ピンキー 2008/08/10(日) 19 41 21 ID +7c/aIZu 388 人間×人外は既に投下あるしいいんじゃない 個人的には人外×人外も、既存スレに投下できないような物なら有りだと思う ってか読みたいだけなんだけどw 392. 名無しさん@ピンキー 2008/08/10(日) 20 49 41 ID S37z8uNs 俺もこのスレでいいと思うけどな こいつらはしっかり変態だから信じてやっていいとおもうぞw 393. 名無しさん@ピンキー 2008/08/11(月) 08 24 51 ID hfh2G4Wl 388 投下できるレベルなら 389 中途半端ならフリメ取得して下書きなりで保存して取っておくのもありだと思う。 394. 名無しさん@ピンキー 2008/08/12(火) 00 08 40 ID Mq0nMnbM まあこのスレ自体「人外×人間」に絞らなくても 良いような気もしてきてるが このスレは人外×人間のスレというより 人外が出てくるドラマのあるSSが好きな住人が集まるスレのように思える 395. ◆/Mgq/8agL6 2008/08/12(火) 00 33 55 ID tjzTF9bZ 388さんが投下されるのを待った方が良かったかも知れないけど 何時になるのか判らないので、申し訳ないけど先に投下させて貰います NGワード:女性がビッチ 396. ◆/Mgq/8agL6 2008/08/12(火) 00 35 12 ID tjzTF9bZ その女性は、怯えていた。 まだ成人になったばかりなのだろう。どこかまだ幼さを、顔と雰囲気に宿している女性。 それなりに世間を見てきた……その自負に、どこか甘えがあったのかも知れない。 こんな事になるなんて。そう、彼女は思っただろう。 けれど……「ここ」に来るということ。それはすなわち、「こうなる事」を既に意味していた。 彼女もそれは承知していたはず。承知してここに来たはず。 ただ、彼女の想像を、現実が大きく上回った……それだけの話。 「こっ……こんなのって……」 女性が怯える、その原因は今彼女の眼前で仁王立ちしている。 「今更……自分がここに来た理由はわかっているんだろう?」 長い舌でベロリと突き出た口を嘗め回しながら、その者は語った。 怯えるなと言われて、はいそうですねと震えを止められるなら誰でもそうする。 それが出来ないから怯え続けるのだ。ましてこのような言いぐさでは、ますます怯えてしまうのは当然の事。 まして……この者が「喋った」という事にも、その怯えへ拍車を掛けていた。 半牛半人。首から上と腰から下は完全な牛。挟まれた間は屈強な大男。ミノタウロスと呼ばれるモンスター。 その姿だけでも、怯えるには充分。 ましてそれが動き、喋るのだから……怯えを通り越しパニックに陥ったとしても、誰も彼女を責められないだろう。 だが今彼女は、怯えるその視線を猛獣の顔へ向けてはいない。 視線はもっと下……雄々しくそびえ起つ、まさに雄のシンボルそのものへ。 実のところ、彼女の「怯え」はそれにあった。 「気に入ったか?」 突き出た口が、ニタリと笑う。 人ほど表情が豊かではない牛が笑う。笑っていると、判る。 それがまた恐怖を募らせる事にも成りかねるが、幸か不幸か、女性はまったくそちらを見ていない。 見る余裕など、有りはしない。 女性は自分の腕ほどもある、そのシンボルから目が離せなかった。 ここに来た理由。置かれた状況。 全裸の自分と、同じく全裸であらゆるたくましさを惜しげもなく披露する半牛。 見つめているシンボルが自分にもたらす影響をイメージし、更に怯え身を震わせる……今女性に出来るのは、それだけだった。 「さあ、宴の始まりだ」 「いっ、いや……」 身を強張らせ拒絶する女性。しかし逃げる事はない。逃げる事は許されないから。 半牛はそんな女性の腕を強引に掴み、引き寄せる。 ふわりと浮くように、女性は軽々と半牛の懐へと引き寄せられた。 「そう怯えるな。これから行うは、快楽の宴ぞ」 いやらしい笑い。第三者が半牛を見たならば、その下卑た笑いに気づけただろう。 むろん笑いを向けられた女性に半牛の表情を知る余裕はない。 まして表情を観察する間もなく、長く太い舌が彼女の頬を舐め始めたならば。 「ひっ、いや……ん、んぐ、クチュ……」 そしてその舌は、彼女の口内へと進入していく。 キス……と呼べるかは定かではない。強いて言うならばディープキスか。 大きく開いた口が、まるで女性を頭から食らいつくかのように迫る。しかしその口が閉じることはない。 代わりに、太い舌が女性の口を大きく広げさせ、口内をウネウネと動き回る。 女性からしてみれば、ディープキスと言うよりはディープスロートに近いかも知れない。 単語だけで表現すればキスかも知れないが、しかし女性の身に置き換えるなら、これをキスと呼ぶには強引すぎる。 「ふぐ、ん、グチュ、ん、くふ、ぐっ、ん! クチュ、チュ……ん、んぐぅ!」 苦しそうに顔を歪める女性。うっすらと目に涙をためている。 しかし……それだけではない。 あれだけ怯えていた女性が、震えていたはずの身を完全に半牛へゆだねている。 頬が赤いのも、苦しいからだけではない様子。 397. ◆/Mgq/8agL6 2008/08/12(火) 00 35 53 ID tjzTF9bZ 「クチュ、ん、グチュ、チュ……ん、はっ、あ……」 ズルリと、半牛の舌が女性から引き抜かれていく。 その後を追いたいのか、女性の可愛らしい舌がチロリと大きく開いた口からその姿を覗かせる。 舌を引き抜かれた後の女性……彼女が惚けた表情を浮かべている事から、 先ほどまでの「舌責め」が女性にどんな「影響」を与えたのか、それを想像するのは容易い。 「少しは宴を楽しむ気になったようだな」 「はっ……はい……」 緊張が完全に解けた女性は、戸惑いながらも素直に返事をする。 気を良くしたのか、半牛はまた下卑た笑いを浮かべている。 いったい、どんな媚薬を用いたのだろうか? 女性の変わり様を見てそう疑問を持つ者がいたとしても不思議ではない。 しかし半牛がそのような薬を使った形跡はなく、事実そんな薬など使う必要はない。 むろん、魔法だとか催眠術だとか、そんなファンタスティックな技術によるものでもない。 半牛の存在がファンタスティックだという事実はさておいてもだ。 「そこ……んっ! しっ、舌……すご、く、んぁあ!」 巨大なナメクジが女性の身体を這いずり回るかのよう。有り体の表現だが、しかしこれほど的確な表現は他にない。 半牛の長く太い舌が女性の首、そして鎖骨あたりを唾液で湿らせながら下っていき……乳房とその先にある乳首へとたどり着く。 舌が乳房の上で踊り、乳房はそれに応えるよう若さと弾力を惜しげ無く披露する。 揺れる度弾く度、乳房の持ち主は桃色にでも着色されそうな吐息を漏らしている。 大きな半牛の手に身を預け横たえる女性は、大きさの対比から見れば、まるで人形のように扱われる。 だが激しく身悶えする人形などいない。 彼女が性感を持った人間である証が、その狂おしく悩ましげに身悶える姿にこそある。 それだけ女を身悶えさせる、筆舌し難い半牛の舌技。 女性は先ほどまで怯えていたはずなのだが、すっかり「舌」に怯えという感情を舐め取られ、そして快楽という唾液を馴染まされている。 「あ、んっ! ふあ、そこは……ん、ひぁあ!」 舌でほぐされた乳房は、女性を支えている指先で弄ばれている。 そして舌はと言えば、更に身体を下り、甘い甘い「蜜」を堪能し始めている。 「すっかり濡らしているな……やはり「ここ」に来るだけはある」 「だっ……て、こんな、んっ! はじ、はじめて、こんなの……ふぁあ!」 背を反らし、声を上ずらせながら自身の快楽を表現する女性。 それに追随するかのような、ピチャピチャと鳴り響く湿った音色。 巨大なナメクジは女性の淫唇はおろか、突起した陰核を何度も何度も這いずり、 乳房同様、いやそれ以上に女性から喘ぎ声を絞り出していく。 「こん、こんなの、うそみた、い、んぐぅ! い、きも……くふぅう! そ、こんな……あぁあ!」 唇を押し広げ口内に入ったあの時のように、今度は別の唇……淫唇を押し広げ舌が進行する。 人の男性器よりも大きな舌に、女性は思わず眉をひそめる。 だがそれも一瞬のこと。すぐさま口元は緩み、その緩んだ口からは唾液と喘ぎが止めどなくあふれ出る。 「これ、ひっ、んっ! や、こ、こん、こんなの、で、でも、い、いっ、いあぁあ! よ、よすぎ、て、くる、くる、くるっちゃ、んぁあ!」 悶えるどころではない。女性は身体を跳ね上げるるかのように反らし、快楽を受け止め味わっている。 まさに人間業ではない快楽。それを人間である女性が味わわされているのだ。 流れ込む快楽の容量は、人の女性が受け止められる許容量などとうに超えている。 「このまま狂われては面白くないな」 ゆっくりと舌を抜き、半牛は息を荒げる女性を見下ろした。 肩で息をするその女性は快楽の余波に身を引く付かせながら、しかし突然途切れた快楽の流入に戸惑いながら、半牛を見つめていた。 欲情にまみれた瞳。視線は更なる快楽を半牛に要請していた。 「なぁに、すぐまた狂わせてやるよ……」 そう半牛が宣言すると、女性の腰を両手で掴み股を開くよう命じた。 女性は素直に股を開く。そうすることで与えられる快楽が何であるかを、期待しながら。 女性が待ちこがれる快楽。それは当然、半牛の雄々しい肉棒。 あれだけ酷く怯えさせ、胸を締め付ける思いをさせた肉棒も、期待に胸を膨らませる肉棒へとその存在を移り変えられていた。 もうそこに、女性はいない。欲情した雌が、そこにいるだけ。 398. ◆/Mgq/8agL6 2008/08/12(火) 00 36 26 ID tjzTF9bZ 「ひぐあ……ん、くぅあああ!」 雌らしい、獣のようなうめき。唾液と愛液で充分に濡れていたとはいえ、膣と肉棒のサイズは不一致。 すんなりと進入が許されるような大きさではない。 無理矢理ねじ込まれるその痛みに、声を上げるのは当然のこと。 だが……雌という獣は快楽にどん欲。 「いっ、ぐ、ん……あ、くっ! ん、あ、あっ! ひぃ、ん、ふあ、くっ、あ、んん!」 言葉にならない悲鳴と喘ぎが折り混ざりながら雌の口からあふれ出る。 苦しみながらも、雌は己の膣を半牛の男根に馴染ませていく。 そうやって、そうまでして、雌は快楽を得ようともがきあがき、声を上げ腰を振るった。 「グフフフ、良い声で鳴くな。そんなに気持ち良いか?」 「あっ、ん、ひぐぅ! か、ん、あ、んぁあ!」 返事はない、ただ喘ぐだけ。その喘ぎこそが、返答になっているから。 「ひっ、ん、ふぁあ! い、あ、んあ!」 腰を打ち付けられる度にガクガクと揺れる雌の身体。 半牛はその雌の半身を起こし、また舌で雌を愛撫し始める。 激しい摩擦で内部を、滑らかな摩擦で外部を刺激され、もう雌に快楽以外の感情も感覚も有りはしない。 視線は彷徨い、意識も彷徨い、ただ快楽だけが雌を包む。 口は半開き涎を垂らし振りまきながら、それでも雌は喘ぎ続けた。 「流石に締まりが良い……出すぞ」 むろん、その問いに答える者はいない。喘ぐ雌がいるだけだ。 問いかけからしばし、半牛は振るい続けていた腰を雌から引き抜いた。 半ば投げ出されるように、半牛の手から解放され横たわる雌。 そこへ、半牛がいきり起った己の男根を握りながら近づいた。 降りかかる白濁液。雌は肌を白く染め上げられながら、ピクピクと身体を震わせていた。 399. 名無しさん@ピンキー 2008/08/12(火) 00 36 51 ID ofZS+w4G 394 最初は重複云々言われてて それでなんとか他にはない人外男×人間女(和姦多め)に落ち着いたら よく訓練された変態紳士たちが集まったようなスレだもんなw 400. ◆/Mgq/8agL6 2008/08/12(火) 00 38 50 ID tjzTF9bZ 「カット!」 監督の声を聞き、私はすぐさま女性の元へ白く大きなバスタオルとティッシュの箱を持って駆けつけた。 白目をむいて完全に気絶してる…… 私はバスタオルで汗と唾液と精液を綺麗に拭き取りながら、ADの子にもう一枚バスタオルを持ってくるよう指示を出す。 「大丈夫?」 「あっ……あ、はい……大丈夫……です」 まだ完全に意識を取り戻せていないようだけど、無事なようね。 ADの子が持ってきてくれた新しいバスタオルで彼女の身体をくるみながら、彼女の様子をチェックする。 意識はもう大丈夫そうね。あと下は……見た感じ、血が出てるとか、そういう事はないみたいだけど…… 「下も平気?」 「えっ……と、その、まだジンジンしてますけど、平気です」 まったく、たいしたものね。「アレ」と初めてやって、この程度で済むんだから。 というか、むしろよがって気持ちよさそうだったものね。 流石は人気AV嬢ってことなのかな。それなりに下も「訓練」が行き届いていたみたい。 亜人相手はこれがデビュー作らしいけど、彼女なら「こっち」の世界でもやっていけそう。 「大丈夫か?」 その、「こっちの世界」じゃ人気の男優が、相手の女優を気遣って声を掛けてきた。 「あっ、はい。ありがとうございます」 「そうか、良かった」 ホッと安堵するその顔は、さっきまで下卑た笑いを浮かべていたのと同一の顔とは思えないくらい穏やか。 腐っても男優って事なのかな。ただやるだけじゃなくて、ちゃんとそれなりの演技をしていたっていう。 ……それはどうかなぁ。私は彼の「野生」もよく知ってるから言えるけど、あれもあれで「地」だと思う。 「それにしても思い切ったわね。亜人デビューでいきなり「王子」を相手になんて。あなたから指名したんだって?」 王子というのは、男優のミノタウロスの事。彼をよく知る人達はみんな、彼を王子って呼んでるわ。 その王子を亜人デビュー作に選んだ理由を、私は尋ねてみた。 こっちの世界……人外が出演するAV業界で人間の女優がデビューをする時は、 普通ならもっと人間に近い種族……ウェアドッグやウェアウルフあたりを相手にするが定番。 そんな相手になれてきてから、王子のような規格外な亜人や、生理的な嫌悪感を伴いやすいローパーやスライムを相手にしていくもの。 だからいきなり王子を相手にする、しかも彼女から指名したなんて……ちょっと信じがたいのよね。 「はい……実はその、ミノタウロスさんに、えっと……」 あらら、顔を真っ赤にして俯いちゃった。 なんでも……彼女、もう人間サイズじゃ満足できないんですって。 そもそもAV嬢になったのも、そんな理由からだったらしい。 だからあっちのAVでは極太バイブを扱うような作品が元々多かったんだとか。 この若さでねぇ……まあ、プロフィールの年齢と実年齢には「サバ」が何匹か紛れてるとは思うけど。 そんな彼女に、こっちの世界でやらないかってスカウトがあったらしい。 その際に見せられたのが王子の出演作品。それを見て、こっちの世界に足を踏み入れることを決意したとか。 つまり彼女にとって、王子は憧れの男優だったらしい。 なんていうか……まあ、人それぞれよね、うん。 ちなみに、最初王子のアレを見て怯えていたのは……画面で見る以上に実物は大きく見えて 流石の彼女も、ちょっと「引いた」らしい。まあすぐアレの大きさに「惹いた」みたいだったけど。 「まあなんにしても……色々と、大丈夫みたいね」 身体的な意味でも、仕事的な意味でも。 むしろ……大丈夫じゃないのは王子の方かな、たぶん。 ふふ、もうそわそわしてるわ……仕方ないわね。 彼女のフォローは他のスタッフに任せて、私は彼のフォローに入りますか。 そもそも、私は王子のサポートのために現場へ来ていたわけだしね。 * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * .. * ←・→ 1-50 51-100 101-150 151-200 201-250 251-300 301-350 351-400 401-450 451-500 501-550 551-600 601-625 626-650 651-700 701-750 751-800 801-850 851-900 901-972
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/86.html
人外×人間でハァハァするスレ 1-100 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-800 801-900 901-972 1.名無しさん@ピンキー2008/03/20(木) 22 57 44 ID UtY8MHYp モンスターでも異星人でも動物でも! とにかく人外×人間でハァハァ萌え萌えエロエロしようぜ! 2.名無しさん@ピンキー2008/03/20(木) 23 22 39 ID jBWMP2hR だからまず検索しろとあれほど 3.名無しさん@ピンキー2008/03/20(木) 23 33 01 ID DbEP01b0 最近重複スレ見ると 好みのスレに誘導してくれって意味に見えるようになってきた 深読みのしすぎか? 4.誘導2008/03/20(木) 23 39 31 ID YjylOstV 1 悪魔と天使でえっち 2nd worldhttp //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161349132/ 擬人化総合SSスレhttp //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1176796139/ 擬人化した狂暴な♀動物が逆レイプする【十一匹目】http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1204590953/ 死神萌えhttp //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156436078/ 【妖怪】人間以外の女の子とのお話23【幽霊】http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199204809/ かーいい幽霊、妖怪、オカルト娘でハァハァ【その12】http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1164655218/ ロボット、アンドロイド萌えを語るスレ:α7http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1196249405/ ゴーストハント/悪霊シリーズでハァハァ その2http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1180189151/ 【獣人】亜人の少年少女の絡み6【獣化】http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197755665/ 獣姦だいすき2http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1186650487/ 小さい生き物が女の子によって集るシーン【二匹目】http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090661677/ 触手・怪物に犯されるSS 16匹目http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1203696339/ 猫耳少女と召使いの物語14http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193419733/ 重複 好きなの選べ 5.名無しさん@ピンキー2008/03/21(金) 03 22 28 ID 7V2xAqaO 改めて見ると人外系統多過ぎワロタwww 6.名無しさん@ピンキー2008/03/21(金) 09 03 08 ID StFHpSZH 一部スレは過疎気味だから統一したほうがいいかもしれんが 住人たちが許してくれなさげ。 落ちたらこっち使うか 7.名無しさん@ピンキー2008/03/21(金) 11 47 39 ID 8/14MH5F 昨日、書き手の控室スレでそんな話題がでてたから立てたんじゃないか。 まず検索すればいいのに。 8.名無しさん@ピンキー2008/03/21(金) 16 03 24 ID 55L43jsQ 4 ちょっと待てゴーストハントは違うw 9.名無しさん@ピンキー2008/03/22(土) 19 06 08 ID bKGRR78e 人外系だと逆レイプシチュが多いけど、 ここは人外を襲うスレにすれば・・・S御用達スレに。 駄目かw 10.名無しさん@ピンキー2008/03/22(土) 19 12 46 ID p31LhxeW 4 人外スレってこんなにたくさんあったのか…… 11.名無しさん@ピンキー2008/03/22(土) 19 44 53 ID JIy8tJaC 人外と『ラブイチャ』ってのはないから…その方向でどうか? 感情を持たぬロボとか梯子状神経以前の化け物とかを愛しちゃうイカれた♀とか… 12.名無しさん@ピンキー2008/03/22(土) 20 17 45 ID 2c0IJZn2 植物姦も該当スレ無いよな… 13.名無しさん@ピンキー2008/03/22(土) 20 22 02 ID PZSeTQDj 4 追加 エルフでエロパロ http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199728795/ 暫く前に 4 のどれかのスレで、人外男×人間女の 組み合わせは、何処なら桶なのか?みたいな会話が有ったような希ガス 14.名無しさん@ピンキー2008/03/22(土) 22 49 02 ID d9rU1O4N ゴーストハントワラタw 15.名無しさん@ピンキー2008/03/23(日) 06 28 06 ID 8s1YC8Wg 投下します。エロはありません。ほのぼのです。 16.老竜と少女2008/03/23(日) 06 29 36 ID 8s1YC8Wg 何処かの洞穴。 そこは一歩踏み入れると闇しか存在せず、深く、暗く、どこまでも続いているかのような錯覚を覚えさせる。 しかし、奥へ奥へ。長い長い漆黒の一本道を突き進むと、一条の光が舞い込んでくる。 そこは広く広く。高い高い半円状の空洞。真上にぽっかりと大きな穴が一つあるだけ。 その穴から今は満天の星空が覗かせており、そんな星の光ですらこの暗い空洞には十分な眩しさをもって 中を照らし続けていた。 そんな空洞に居座る主は、淡い星色の光に包まれるには少々迫力がありすぎた。 空洞の半分を埋め尽くさんほどの巨体は、強固な深緑の鱗を幾万も纏いまるで山のようだ。 背中には蝙蝠を思わせる翼が綺麗に折り畳まれている。広げると壁に届きそうな、大きな翼だ。 手足は巨木のように太く、その先で鋭いごつごつした鍵爪が夜光を鈍く反射している。 根本から先に行くにつれ細くなっていく尻尾も、一薙ぎすれば忽ち一陣の豪風を巻き起こすだろう。 長く伸びる首の先には、爬虫類を髣髴とさせる鋭利な顔が擡げている。だがそこにある象牙色の角も、 金貨よりも光り輝く黄金(こがね)色の瞳も、口から僅かにはみ出た牙も、どれも爬虫類のそれではない。 そこに君臨するは、壮大な雄姿にして畏怖すべき対象――竜であった。 その姿を見た者は誰もが竦み上がり、剥き出しになった牙から漏れる空気が震えんばかりの唸り声に悲鳴を上げ、 突き刺すかのように睨みつける目付きに我を忘れ逃げ惑う、恐怖の存在。 今もまた空洞の中に地鳴りのような息遣いが響き渡っている。と―― 「今日は、少し寒いですね」 竜の懐からその場に似つかわしくない可愛らしい声が、空洞に発せられる。 竜は声の方へとゆっくりと首を動かす。 そこにはこれまた竜の側にいるのが不自然な小さな少女が、竜の横っ腹に凭れ掛かるように膝を抱えて座っていた。 歳にして十四、五歳。体全体は泥やら砂やらで汚れてしまっており、服もボロボロで見栄えが悪い。 しかし、唯一綺麗なままの深海のように蒼い双眸と端正な輪郭から、少女の容姿が優れていることはすぐ分かる。 黒ずんだ金髪も、洗えばきっと蜂蜜を垂れ流したようにきらきらと靡かせることだろう。 肌も真珠のような白さと艶やかさを蘇らせ、シャンデリアのように煌びやかなドレスを身に包めば、 たちまち絶世の美少女へと華麗に変化(へんげ)を遂げるだろう。 けれども今は薄汚れた一人の少女でしかない。いつからかこの空洞に姿を現しこうして一緒に時を刻むようになって、 この汚らしい格好しか竜は目にした事がない。 「もうすぐ冬が来るからな。ここも雪で覆われることだろう」 竜はあまり口を開くことなく人語を話す。 竜が言葉を話せることは広く知られてはいない。何百年と生きていた中で何度か人間と言葉を 交わしたことがあったが、どの人間も最初は驚きを隠せないでいた。 だというのにこの少女は竜が最初に言葉を掛けた時、目を爛々と輝かせ喜んだではないか。 その時ばかりは老竜も面食らってしまった。それも今では良い思い出ではあるが。 17.老竜と少女2008/03/23(日) 06 30 52 ID 8s1YC8Wg 「まあっ、雪ですか? それは楽しみですっ」 「……見たことがないのか?」 「はい。竜さんは雪を見たことが?」 「嫌というほど見てきたよ。そんな浮かれるほど良いものではないぞ?」 「あら、竜さんは嫌というほど見てきたからそんなこと言えるんですよ。わたしは初めてですからわくわくできるんです。 竜さんだって、最初雪を見たときはわくわくしたんじゃないですか?」 「さて……どうだったかな。昔過ぎて忘れてしまったよ」 「そうですか、それは残念です。……ああ、雪。どんなものなんでしょう。雨と違ってふわふわと舞い降りてきて 地面を白くきらきらと輝かせると聞いたことがあるけれど、実物はもっと幻想的なのでしょうね」 少女はほくほく顔で雪が積もった後のことを色々と計画している。 その一方で老竜は、違うことを考えていた。 (……そうか。この娘がここに来て、もうすぐ一年が経とうとしているのか) 最初に少女がここに現れたのは、春の訪れに小鳥が歓喜の鳴き声を上げる頃だった。 偶然見つけたこの空洞で余生を過ごすことを老竜が決めて数年、もうすっかり日向ぼっこしながら昼寝が春の習慣と なっていた老竜は、その時も春の陽光を浴びてうとうととまどろんでいた。 と、空洞に一つだけあった横穴に、人間が立っているのが見えた。 まだ夢心地だった老竜は、ああ人間なんて久しく見ていなかったなぁとか、そんなぼやけた思考しか 働いていなかった。横穴の前に立っていた人間は老竜を見て驚いているようだった。老竜は、そうだろうなぁこんな所で 竜とあったら驚くだろうなぁとか、そんな間抜けな考えしか浮かばなかった。人間は老竜へと近付いてくる。 『うわっ、大きい!』とかそんな当たり前のことを叫ぶ人間。老竜は、それはそうだろう竜はそういう種族なんだから、 とかそんな当たり前のことを考えていた。人間はゆっくりと老竜の体に手を伸ばす。触れると『……冷たい』と 当たり前のことを呟いた。そうだろうなぁだけど日向ぼっこしてるからもうそろそろ温かく――と、ここに来て やっと老竜は覚醒し目の前の状況に驚いた。老竜が覚醒したとき思いっきりがばっと頭を上げたので、それに 人間は驚いた。 老竜と人間は驚き顔のまま、お互いに見合った。 人間は、年端も行かぬ少女だった。驚きで大きく見開かれた、蒼く澄んだ瞳が印象深かったことを 老竜はまだ記憶している。 先に驚きから抜け出し口を開いたのは、情けないことに少女の方だった。 『ご、ごめんなさい! 起こすつもりは無かったんですけど! でも、竜なんて初めて見るから興奮してつい……!』 ぺこぺこと何度も深くお辞儀をする少女。その微笑ましい光景を見て老竜は更に驚きを深くする。 今までも老竜を恐れ、敬い称える人間は何人も見てきた。しかし少女はそれら人間が浮かべていた畏怖の表情は どこにもなかった。本当に、ただ悪いことをして親に謝る子供のような申し訳なさしか感じられなかった。 だが、そうして驚いてばかりではいられない。この場所に人間が来たからには追い出さなければならない。 と、そこまで考えたは良かったがまだ寝惚けて頭がよく回っていなかったのか、いつもなら咆哮の一つでも上げて 追い払うのが常だった老竜だったが、そのときに限って人語を掛けてしまった。 『……娘、ここはお前の来る所ではない。早々に――』 『わぁっ! すごい、竜さんは喋れたんですか!?』 結果、少女に更に興味を持たれてしまい、挙句の果てに懐かれてしまった。老竜も別に人間が食料というわけでもなく 人間が憎いとかそういうこともなかったので、少女を無碍に扱うことができなかった。 18.老竜と少女2008/03/23(日) 06 33 04 ID 8s1YC8Wg こうして奇妙な共同生活は始まった。生活といっても日に三回、天井の穴から顔を出して近くに実った果物を毟り 取り少女に分け与えるぐらいしか動くことが無いが。 思えば皮肉なものである。疎まれ、憎まれ、怒りや恐怖で顔を歪めさせた人間と、今は笑みで緩ませた顔を 向けられながら余生をともに過ごすことになるとは。 老竜は少女の横顔を眺める。まだ雪のことについて楽しそうに語っている。 (……変わった娘だ。竜に恐怖を抱かぬとは) 老竜は思う。この少女は人として幸せな生まれ方をしなかったのではないかと。 でなければ、こんなところで老竜とは出会わぬだろうし、竜に恐れることを知っていただろう。 と、老竜がじっと見つめていたことに気付いた少女が言葉を切ってそちらへと顔を向ける。 「どうかしましたか?」 少女は小首を傾げ問い掛ける。肩に掛かっていた煤けた金髪が、ぱらぱらと何房か零れる。 「いや、前々から解せんと思っていてな。私を恐れぬとはいうことが」 今更隠し事をするような関係でもないので先程まで思っていたことを口に出した。 すると少女は当然のことのような顔で言ってのける。 「あら、恐れるはずありませんよ。だって――」 少女は一片の恐れを持たず竜の体に触れた。鱗の鋼鉄のように堅く、冷たい感触が手から伝わってくる。 しかし少女は確かに感じた。この竜の持つ、柔らかさを。暖かさを。 「――だってこんなに、優しいじゃないですか」 少女は花開くように顔を綻ばせた。 「……物好きな娘だな」 老竜は首ごと顔を反対へ背け、そのまま眠りの付こうとする。 「あら、もしかして照れてます?」 「照れておらん」 「もう、そんな隠さなくても良いじゃないですか。わたしは竜さんのこと大好きですよ」 「……娘、そういう言葉は易々と口にするものではないぞ」 「そんなことないです。こう見えて一途なんですよ、わたし」 「おやすみ」 「あ、逃げた」 そんなやり取りをして数分後、老竜が振り返ると少女は安心しきった顔で寄り添って寝ていた。 「ふん……全く」 正直な話、老竜は少女の笑顔が苦手だった。 今まで人間から怒りと憎しみしか買ったことが無かったので、さっきのように笑顔を向けられると どうしていいか分からなくなってしまう。なんだかあの笑顔を見ていると、心がざらついて 落ち着かなくなる。今まで感じたことの無い感覚に、老竜は戸惑ってしまう。だがそれでも 一緒に居たいと思ってしまうのは、あの笑顔のせいなのではないかと老竜は思う。 19.老竜と少女2008/03/23(日) 06 34 46 ID 8s1YC8Wg 「……雪、か」 いつの間にか空は厚い雲に覆われひらひらと冬の白い妖精が舞い降りてきていた。 老竜は片方の翼を広げ、少女に雪が掛からないように守った。 この奇妙な共同生活はまだまだ続きそうである。 「わぁっ、見てください竜さん! 雪です! 雪が降ってます!」 「そうだな」 「ふわぁ……本当に、きれいですねぇ」 「そうか。それは良かったな」 「はいっ! ……ところで竜さん、どうして片っぽの翼だけぴくぴくしてるんですか」 「あ、いや。……癖、みたいなものだ。気にするな」 「え? でもそんなぴくぴくしてるところ、わたし今まで見たことないですよ?」 「あ? あぁー……なんだ、冬になると、な。いつもこうなるんだ、うむ」 「へぇ、そうなんですか」 一晩中ずっと翼を広げ続けて攣ってしまった、なんて言えない老竜であった。 20.名無しさん@ピンキー2008/03/23(日) 06 36 03 ID 8s1YC8Wg 以上です。では。 21.名無しさん@ピンキー2008/03/23(日) 09 20 37 ID FDZU7iUo タイトルで昔うたたねひろゆきが書いた東洋の龍とそれに身体を捧げる少女の話のようなエロの話で 竜姦?ボゴォか?ヒギィか?なんぞと期待したのだが… 良い話だねぇ〜 22.名無しさん@ピンキー2008/03/23(日) 22 06 39 ID gPMo5H51 エロも見たかったかけども、かなり良かったですよ 今後、娘さんが老竜の子を産んでラブラブ家族を築くとか、勝手に妄想してみる でも老人だから勃たないか… 23.名無しさん@ピンキー2008/03/23(日) 23 45 59 ID 0i+qREoM 短編ならではの余韻みたいな物を感じるんだぜ。GJ。 24.名無しさん@ピンキー2008/03/24(月) 21 23 09 ID 4hmOA6SZ 竜のじいちゃん良いのう。 22 そこはほら、ファンタジーらしく怪しげな薬の出番ですよw 25.名無しさん@ピンキー2008/03/24(月) 23 04 30 ID T7lm/1Cw 竜なめんな、死んだ後も杖に魂を宿らせたりするんだぜ?ってばっちゃが言ってた … 悪い魔法使いに呪われて発情してしまった少女を救うため止むなく杖を…などままあること 20 GJ、二人?は春にも幸せだろうなぁと思ってしまうぜ 26.名無しさん@ピンキー2008/03/27(木) 15 23 48 ID /y9Gz3fe こんな感じで話を作って投下しようよ思っているのですが・・・。 かなりの長編になる模様。 需要がありそうなら続き作ります。 かつて住んでいた街にある深い森で少年の運命は大きく変わることになる その日彼はその森で不可解な音を耳にする 気になり奥に進んでいくとそこにはあまりに美しい狐のような生き物に 二人の男が銃を構えていた 二人の男がその狐に向かって銃弾を放ったを瞬間、彼はその前に飛び込んでいた。 二人の銃弾を受け虫の息になった少年を見下ろす狐 そしてゆっくりその目線が前に向けられた瞬間男たちの銃が灰になり手から崩れ落ちた 「失せろ、人間」 耳にではなく頭に直接言葉をぶつけられているような感覚だった 二人はこれ以上の戦闘は自らの死となりえることを理解し その場を逃げ去った そしてもう一度、自らの足元で瀕死になった少年を見下ろし狐はこう呟いた 「・・・ヤツ等ごときの雑種に私は殺されない あそこででてこなければオマエも死ぬことはなかったろうに 無駄なことをしたな、人間」 息も絶え絶えの少年にそう呟き狐は去ろうとした しかしその瞬間少年から思いもよらぬ言葉を耳にし振り返った 27.名無しさん@ピンキー2008/03/27(木) 15 25 06 ID /y9Gz3fe 「うん、知ってた。アンタすげぇ強ぇんだろ?アイツらが適わないのくらいわかったよ」 振り返った狐はその目を一層細くし少年を睨んだ 「・・・では、何故私を助けるようなマネをした あの者たちに私が殺されないのを知っていたんだろう」 苦しそうに方目を閉じながら少年は狐をまっすぐ見つめ呟く 「あぁ・・・知ってたよ、知ってたけどオマエあのあとアイツらどうしようとした?」 「決まっているだろう」 「だからだよ、だから走っていったんだ」 「何?」 「アンタ凄くキレイだ。 そんなキレイなアンタに人殺しなんてさせたくなかったんだよ だから思わず体が動いちまったんだ」 少年を睨んでいた狐の目が大きく見開く 「バカな。そんなことの為に己が命を無駄にしたか」 「思わずっていってるだろ。でも仕方ないじゃないか あの時本当にそう思っちゃったんだから」 「・・・人間ごときと話しが過ぎたな 無駄だと知っていて私の盾となったせめてもの褒美だ オマエの死体森の外へと咥えていってやろう ここで死んでも当分誰もオマエの死体に気づくまい」 「ありがと、あと母さんと父さんにゴメンって言っといてくれ」 「・・・図に乗るな人間、その喉噛み切ってくれようか」 「怒るなよ、どうせもうすぐ死んじゃうんだろ?オレ」 「・・・フッそうだな あと半時もせぬうちに貴様の命は尽きる 無駄なことに足を突っ込んだ報いでな」 「そういうなよ、じゃーさ一つだけオレのお願い聞いてくれよ」 「図に乗るなと言っているだろう・・・もはや声も聞こえぬか?」 狐の声を無視し、少年は続けたもはや狐の声もほとんど聞こえなかったが・・・ 「助けろ、というのなら言っても無駄・・」 28.名無しさん@ピンキー2008/03/27(木) 15 25 58 ID /y9Gz3fe 狐が言い終わる前に少年が最後の望みを口にした 「もうさ、人は殺さないでくれ、オレの最後のお願い」 「・・・・何?」 「あーいうヤツらが来てもアンタはおっぱらうだけにしてくれってこと」 「ふざけるな、あのような無粋な輩、生かしておく意味も無い」 「でもさっき見逃してくれたろ? アンタは殺しちゃダメだ」 「黙れ、オマエごときが何を言うか」 「オレの我がままってのは知ってるけどさ・・・アンタ綺麗じゃないか」 「・・・・」 「アンタが人を殺してるところは似合わないって、だから・・・さ?」 飽きれた顔をして狐は 「頭の片隅にでも覚えておこう。随分バカな人間がいたものだ、と」 少年は少し笑って 「ありがとう、アンタに会えてよかった」 と目を閉じた 「死んだか・・・?人間」 少年から答えはない 「本当に・・・本当にバカな人間め」 苦々しく呟いたあと狐は少年に近づき鼓動を確かめる トクン・・・トクン・・・・ 激しい出血でそれはあまりに弱い音だったが少年はかすかに生きていた そして狐は少年の口に口先をあてた その瞬間強い光が少年を包んだ 光が消えたあと少年の傷は癒え、青白かった顔にも生気が戻っていた 「10年後。オマエを見に行く もし貴様が変わってしまっていたなら私の尾を返してもらおう」 そう呟き狐は森の奥に去った 少年が発見されたのはそれからまもなくの事 血だらけの服を見た少年の発見者は急いで病院に連絡したが不思議な事に少年は傷一つなく 次の日のは退院した。 物語はその10年後の世界・・・ 29.名無しさん@ピンキー2008/03/27(木) 18 42 47 ID P3qpfgsh 削除依頼出てるスレでやらんでも、 4 のどれか行けばええやん。 4 のスレ全部で統合の話が出てるならともかく、そんな気配も無いのに立てても無駄だろ。 30.名無しさん@ピンキー2008/03/27(木) 19 30 46 ID 0NMAhLft 削除依頼出てるかどうかは分からないことが多いんじゃないか? 自分も今初めて知った 31.名無しさん@ピンキー2008/03/27(木) 19 42 02 ID HN1cc1pX 重複になるだろうから立たないだろーと思ってたら立った、複雑だが嬉しい。 4 のスレは大変やりにくい、亜人じゃなく人×人外でもなく人外×人で和姦ってなかなか投下しづらい。 猫耳はシェアワールドだからぶっ飛んだ設定のは投下出来ないし。 32.名無しさん@ピンキー2008/03/27(木) 20 25 17 ID wJ2rY8sm 30 m9(^Д^) 31 4 のスレで和姦作品かなり投下されてるんだが? 33.名無しさん@ピンキー2008/03/27(木) 21 53 06 ID HN1cc1pX 32 なんていうか微妙に違うんだよ、本当に微妙に。 和姦があるのは大抵擬人化した♀動物とかで、獣姦異種姦は和姦と言っても人間が積極的なだけのが多いし。 ここまで言うとわがままだから 4 ので満足してたけども。 34.名無しさん@ピンキー2008/03/27(木) 21 54 54 ID f/TspxBO 4 とか♀が人外とか亜人とかが多いじゃん? 28 の話は♀が人外、かつヒト型に化けそうだけど そうじゃないパターン、♀がヒトで人外相手とかは少ない …触手や怪物で和姦とかあるのか?w まあ削除人の判断に任せるよ 継続するなら何か投下するネタ考えてみる 35.名無しさん@ピンキー2008/03/27(木) 22 23 52 ID WjdO0QwV 34 …触手や怪物で和姦とかあるのか?w …それ挑戦してみたいな〜w 36.名無しさん@ピンキー2008/03/27(木) 22 54 07 ID f/TspxBO 35 昔みた画像でこんなのがあった。 触手の生えた化け物と、ものすごく腹を空かせた女の子… 化け物は「触手を食え」と言ってくれるが女の子は 「友達食べてまで生きようとは思わない」みたいな感じに返す…… うん、実は普通にアリだと思うんだ …ただ触手スレでも 1 では和姦おKとされているから 触手や怪物限定ならそっちのが正解だな …実際あるのかどうか知らないけどw …で、このスレなら触手や怪物ではない人外でも可能だと思うんだ(´・ω・`) 37.名無しさん@ピンキー2008/03/29(土) 00 12 27 ID 1thPlD7X 削除されるのかは知らんが されないなら植物の話でも考えるか・・・ 38.名無しさん@ピンキー2008/03/29(土) 00 42 57 ID R/OahQtq 書きためてたのを投下しようかと思ったけど、SSって難しいんだな。長編しかないや。 しかも触手か虫しか書いてないし…メカでやってみようか。 39.名無しさん@ピンキー2008/03/30(日) 23 16 32 ID MnRKFuiD 37 38 触手も虫も植物もメカも好み 40.名無しさん@ピンキー2008/04/05(土) 03 15 53 ID ai3+/3xj 保守 41.名無しさん@ピンキー2008/04/09(水) 21 52 34 ID LfgSf8+c あ、ありのまま(AA略 生存祝いにがんがって書いてたら今期始まったアニメと微妙にネタが被ってた 何言ってやがると思うかもしれねえが パクりと思われるかもとか流行りネタなのかとか、そんなんじゃ断じてねえのに かなりショボーンな気分の片鱗を味わったぜ(´・ω・`) 42.名無しさん@ピンキー2008/04/10(木) 00 21 25 ID QQmVECmu 人外ってコアなジャンルだからネタかぶりは良くある事ですよ。 こっちも生存祝いに頑張って書いてますから、どうか投下して下さい。とても読みたいです。 43._2008/04/10(木) 03 06 59 ID xSCceba+ ttp //homepage3.nifty.com/mana/miyazaki-main.html リンクをみた上でだが ジブリ系に結構あると思うぞ 監督が自分の容姿にコンプレックスがあるとかの理由みたいで 異形の怪物×少女 の組み合わせだとか スレ違いだったら失礼 44.名無しさん@ピンキー2008/04/10(木) 22 41 17 ID QQmVECmu 43 なんか純粋に面白かったです、宮崎アニメを改めて見たくなりました。 参考にジブリのスレ見てみようかな。 45.名無しさん@ピンキー2008/04/14(月) 10 59 37 ID df1OHbet 保守 46.名無しさん@ピンキー2008/04/17(木) 22 39 17 ID bT5GDrHv 一応削除は免れたか 47.名無しさん@ピンキー2008/04/26(土) 01 13 36 ID WnAOjdIx 期待保守 48.名無しさん@ピンキー2008/04/30(水) 21 50 55 ID cysGYQJ4 期待保守 49.名無しさん@ピンキー2008/05/01(木) 21 09 14 ID +JjkeonX 鎧騎士系ロボ×少女萌えage 50.名無しさん@ピンキー2008/05/02(金) 03 31 11 ID D09qjfgi 49 全く同意 51.名無しさん@ピンキー2008/05/03(土) 01 11 56 ID Yf0Qfwno 49 50 なんてこった 同じこと考える人がいるとは… 52.名無しさん@ピンキー2008/05/03(土) 03 46 03 ID 08Ik4sZ3 触発されて描いてみた。まずかったら消す tp //www.vipper.net/vip513589.png 53.名無しさん@ピンキー2008/05/03(土) 03 51 23 ID bdhf2JKG たまらない萌をありがとう 54.名無しさん@ピンキー2008/05/03(土) 10 40 07 ID S2h5JFcq 52 GJ 55.名無しさん@ピンキー2008/05/04(日) 00 55 04 ID YK3qLfec 53-54 喜んでもらえたようで嬉しいwww 56.名無しさん@ピンキー2008/05/04(日) 01 04 41 ID P1tQBn76 もう見れなくなったorz 57.名無しさん@ピンキー2008/05/04(日) 02 23 40 ID ibFCxspp 56 見損ねたorz 58.名無しさん@ピンキー2008/05/08(木) 06 41 50 ID Gf2t3W2+ 再うp希望なんだぜorz 59.名無しさん@ピンキー2008/05/11(日) 12 19 20 ID RZis7Syo 自分も触発されて書いてみた。といってもロボではなくモンスターですが。 ・鎧騎士系モンスター×幼女 ・非エロです 60.善意の果てに――2008/05/11(日) 12 20 27 ID RZis7Syo 鎧である。 西洋の甲冑を思わせる流麗なカーブが美しいフォルム。 しかし、その中にも厳格な趣を窺わせる。色は烏のように全身が漆黒に彩られていて、 降り始めた太陽の光を吸収してしまうほどに禍々しい。唯一は兜に施された羽飾りの深紅だけである。 その鎧が険しい山道の中、小鳥の餌を待ち焦がれさえずる鳴き声や風に揺れ木の葉が 擦れ合う音に混じって、継ぎ目同士がかち合う音を鳴らしながらずんずん登っていた。 季節は夏である。時間にして暑さは最高潮を迎える頃だというのに、黒々した鎧を纏ったその男は そんなことお構いなしに軽快な足取りで登り続けている。見ている者がいればそちらが暑くなって しまいそうな装いだというのに、である。 それもそのはずだった。男は暑さを感じない。そもそも感じる体を持ち合わせていない。 というより、鎧そのものが彼の体だった。 何の因果か何処ぞの誰かの怨念が鎧に宿り、俗に言うモンスターとして生を受けた彼は 中身が空っぽの鎧男なのだった。 「おじちゃん、あつくないの?」 そのモンスターの傍ら、のはるか下方から弦を弾いたように高い声が聞こえた。 歳にして五歳の少女だ。栗色の髪を短く白のリボンで二つに括ったセミロングの髪型が とても可愛らしい。顔はマシュマロを思わせる美白と柔和さを持ち合わせ、頬がふっくらとして 幼さを強調している。服装は水色の半袖シャツにピンクのスカートで、鎧男と比べたら涼しげで、 且つ少女の愛らしさに拍車を掛けている。 少女はいつもなら爛々と輝かせているアーモンド型の目を、不安げに細め鎧男に向けている。 どうやら少女は鎧男の格好が暑くないか心配しているようだった。 「大丈夫だよ。おじちゃんは暑いのはへっちゃらだからね」 「えー、いいなー。わたしもうへとへとだよぉ」 少女の首筋に汗の珠がいくつも並んでいることから、少女の感じている暑さと疲れがいくらか察せられた。 鎧男は先述通り暑さを感じないし疲れも感じない。少女を気遣いゆっくり歩いてはいたが、やはり こういった些細な機微には気付き難い。 「そうだね。もう大分歩いたし、ここらで少し休憩しようか」 「やったぁ!」 休むことを提案すると同時に少女は体全体で跳びあがり、休める場所がないかと辺りをちょろちょろと 走り始めた。 さっきまでぐったりしていたというのに急に元気になったり、子供というのは本当に気分屋だな、 と鎧男は無い口で苦笑した。 と、少女がこちらへ戻ってきて、鎧男の手を掴むとまた走り出した。 「おじちゃん、むこうに大きな木があったよ! あっちでやすもー!」 「こらこら、そんな慌てなくても木は逃げないよ」 少女のパタパタと駆ける音と鎧男のカシャカシャと鎧をかち鳴らす音が重なって、山に木霊した。 61.善意の果てに――2008/05/11(日) 12 21 35 ID RZis7Syo ※ ※ ※ 鎧男と少女の出会いは血塗られたものだった。 生まれた原因は人間のどろどろとした念によるものであったが、鎧男はその『人間の念』ではなく ちゃんと『自分自身』としての確固とした人格があった。それでも、宿った念の元となった人間が どんな人生を送ったか知らないが、人間への激しい憎悪もまた鎧男にしっかり取り込まれていたが。 憎くて憎くて、何十人という命を息絶えさせていった。殺しすぎて、白銀の輝きを放っていた 両刃剣も鎧も、斬ったり返り血を浴びたりして赤ずんでゆき、遂には鈍い闇色が全身を染め上げるほどに なってしまっていた。 ――あの日も、鎧男は憎しみのままに人を斬った。人里離れた小さな小屋で暮らす、若い夫婦だった。 外で薪を割っていた夫を首からばっさり斬りおとし、家の中で昼食の準備をしていた妻は肩から 脇腹にかけて袈裟斬り。ものの十数秒の出来事だった。 妻を殺した部屋には、剣から零れ落ちる血の跳ねた音が小さいはずがやけに大きく聞こえる。 斬っても斬っても湧いてくる人間への殺意。 その矛先を探し彷徨い、見つけ、殺す。 それでも心の芯では黒い感情は薄れず、むしろどんどん上塗りされていく。 激情の中に僅かにある冷静なところで鎧男は、自分は死ぬまでこうして生き続けるのだな、と嘆いていた。 部屋に佇んでいた鎧男は、いつまでもこうしていても仕方がないと、もうすでに湧き始めた新たな 悪意を向けるべき人間を探すべく、小屋を出ようとした。 その時だった。玄関とは反対のドアが開いたのは。 (まだ人間がいた!?) 玄関へと体を向けていた鎧男は慌てて振り向いた。 振り向いた先、開いたドアから現れたのは赤ん坊だった。 ちゃんと閉めていなかったのだろうドアの向こう、赤ん坊のいた部屋には様々なおもちゃがそこら中に 散らばっていた。きっと、そのおもちゃで遊んでいたが飽きて、母親いる方へ行こうとしたのだろう。 いっぱいいっぱいで立って歩く赤ん坊は、よちよちと拙い足取りで母親の方へと近付く。 「ままぁ、ままぁ」 舌足らずな喋り方で必死に母親を呼ぶ。しかし母親はもう既に事切れている。鎧男が殺したから。 母親の返り血で染まる床を赤ん坊はぺたぺた進んでいく。やっとの思いですぐ傍に辿り着くと、 今度は母親の腕をゆさゆさと揺らした。まだ幼いその子は母親がどういう状態なのかよく分かって いないようだった。しかし何度も揺らし、呼びかけるうちに幼いなりに理解し始めたのだろう、 呼びかける声に段々と震えを帯び始めていた。 と、そこに至ってようやく鎧男は自分の違和感に気づいた。 赤ん坊を、憎いと思っていない。 いつもの自分であったなら、ドアから現れた瞬間に四肢を切り刻んでいたはず。 だというのに、つい先程まで抱いていた人間への負の感情が嘘のように、綺麗さっぱり消えていたのだ。 それだけではない、鎧男は赤ん坊を哀れみ、そして後悔していた。赤ん坊がこれから親も居らず 一人寂しくこの小屋でのたれ死ぬことに。そして、その親を自分が殺してしまったことに。 気が付けば鎧男は赤ん坊を抱え、あやすように背中をとんとんと叩いていた。子供をあやすなんてことを したことない鎧男は多少ぎこちなくも、一生懸命に赤ん坊をあやした。 最初は知らない人(モンスターだが)に抱きかかえられ泣き喚いて暴れていた赤ん坊だったが、 泣き疲れたか次第に大人しくなって眠りに落ちた。安らかな寝息を聞きながら、鎧男は誓った。 この子は自分が育てよう。それが、この子の親を殺してしまった自分なりの罪滅ぼしだ。 ――それは宿った人間の念に僅かに残っていた良心か、はたまた鎧男自身が潜在的に持っていたものか。 とにかく、鎧男はモンスターとして致命的な欠陥を持ってしまった。 『善意』という欠陥を。 62.善意の果てに――2008/05/11(日) 12 22 49 ID RZis7Syo ※ ※ ※ 夏の夜は昼間と違い涼しく、過ごしやすい時間となる。しかしながら油断すると、体調を崩す 原因にもなるが。 その後も何度から休憩を挟みながら山を歩き、何とか下りまで来たというところで日が暮れてしまった。 なので二人(?)は無理をせずそこで野宿をすることにした。といってもこれが初めてというわけでもなく、 鎧男がモンスターであるため宿に泊まるわけにもいかず毎日野宿なのであるが。 山道から少し外れ、開けた場所を見つけると少女が辺りから集めた木の枝で火を熾し、野生の動物や モンスターが寄ってこないようにする。 だが不思議なことにこの山に入ってからというもの、野生の動物にはよく会ったがモンスターの類には 一切出くわしていなかった。こういう場合、考えられるのはこの付近が魔物に棲むには適していないか、 もしくは最上級のモンスターが近辺に潜んでいて本能的に避けているかのどちらかであるが、どちらにしても こちらに危害がないのは喜ばしい。よしんば後者だとしてもそういうモンスターは知性が高く無闇矢鱈に 力を揮わないので、こちらから何か仕掛けない限り安全である。 というわけで今回の野宿は比較的に穏やかなものとなっていた。焚き火の前に肩膝を立て腰を下ろす 鎧男の懐で、少女は夕食をパクついている。今日の夕食はいつだったか鎧男が獲ったうさぎの肉を 焼いて塩を振りかけたシンプルなものだ。 少女は口を大きく開けてうさぎの肉にかぶりつく。表面がパリパリとして香ばしく、少女のかぶりついた 断面から旨み成分たっぷりの油がじゅわっと溢れ出ていた。鎧男は固形物を食べられないが、それでも 笑顔でむしゃむしゃ食べる少女を見ていると美味しそうに見えて涎が出てしまいそうである。出ないが。 そうして夕食が終わった後、そのままの体勢で少女は鎧男からお話をせがんできた。いつも夕食が 終わると少女は鎧男に今まで旅してきたことの話を聞いてくるのだ。といってもその頃の鎧男は 人間への憎しみで周りなど見えていなかったのでほとんど覚えておらず、かといって人間を殺した 話をするなど以ての外だ。なので、うろ覚えながらも道中で出くわした凶暴な野生動物やモンスター と戦った話などを、少し脚色をつけて少女に話していた。 今日も狼の群れに囲まれ苦心しながらも立ち振舞う様を、面白おかしく話し聞かせた。少女は話を 聞きながら目をきらきらと輝かせている。そして鎧男が最後の一匹を倒した所で話が終わり、少女は はうーっと長い息を吐いた。 「おじちゃんすごいね。オオカミさんいっぱいいたのにやっつけちゃうなんて」 「そうかい? おじちゃんそんなにすごいかな」 「すごいよ! おじちゃんすっごくかっこいいよ! こう、けんをふりまわしてね――」 鎧男の真似をしているのか、少女は剣を握ったように両手を丸めてぶんぶんと大きく振り回した。 その一生懸命な様に鎧男は思わず笑みが零れる。 「はっはっは、もう何十年と振ってきたからね。いやでも強くなるさ」 「そっかー……じゃあさ、おじちゃん」 「ん?」 「いつかわたしも、おじちゃんみたいにつよくなれるかな?」 「なんだい? おじちゃんみたいに強くなりたいのかい?」 「うんっ。いつかおじちゃんみたいにかっこよくモンスターをやっつけるの! それで、わたしが おじちゃんをまもってあげるの! そしたら、おじちゃんももっとらくできるでしょ?」 「楽?」 「そうだよ。わたしがつよくなったらおじちゃんともっといろんな所にいけるでしょ? わたしね、 ずっと、ずぅーっと! おじちゃんといっしょにもっといろんな所をたびしたいんだっ!」 63.善意の果てに――2008/05/11(日) 12 24 10 ID RZis7Syo 返事は、すぐにできなかった。 無邪気に微笑みかける少女にどう答えれば良いのか、鎧男は分からなかった。 焚き火の中の木がパチッと弾ける。 「……おじちゃん? だいじょうぶ?」 先程まで明るく話していた少女も、鎧男が何も言ってくれないことを不審に思ったのか、少しトーンを 落として話しかけてくる。焚き火の揺らめくのに合わせて、少女の影も危うく蠢く。 「……ごめんごめん。でもそう簡単に守られるほどおじちゃんも弱くはないさ」 「あーっ! おじちゃんむりだとおもってるんでしょ! ぜったいおじちゃんよりつよくなるもん!」 鎧男の言葉に機嫌を損ねたのか、少女は頬をぷくーっと膨らませてぷいっとそっぽを向いてしまった。 「あーごめん。ほら、ほっぺを膨らませるのはやめなさい。せっかくの可愛い顔が台無しだ」 鎧男は優しく少女の頭を撫で上げた。少女の美しい栗色の髪を傷めないようにゆっくりと。 少女も怒らせていた顔を緩ませていき、十秒もしないうちに鎧男の胸に頭を預けてくすぐったそうに 撫でられていた。 それからしばらくそうしていたら、少女の瞼が半分ほど閉じかけてうつらうつらと首を漕ぎ始めた。 時折あくびも混じる。そろそろ就寝の時間だ。 「寝るかい?」 「うん……ねるぅ」 今にも寝入ってしまいそうな少女をなんとか足からどかし、少女用の床を敷いて寝させる準備を整えると、 そこに少女を導いて布を掛けてあげる。 「それじゃ、おやすみ」 「うん、おやすみなさぁい」 就寝の挨拶をした後、もう一度小さくあくびをかいて少女は瞼を完全に閉じた。 鎧男は焚き火を挟んで反対の方へ腰を下ろす。カシャンと鎧同士がかち合った。ここからは寝ずの番を して少女を守ることになる。焚き火で野生の動物は寄ってこないだろうしモンスターもいないようだが、 油断は禁物である。気を引き締めて――と、 「あっ……そうだ」 少女は何か思い出したように起き上がり、鎧男の側へと駆け寄ってきた。なんだろうと鎧男が 思っていると少女は鎧男の前に立ち、そして徐に背伸びをして―― 「ちゅ……。えへへ、おやすみのきす、わすれてた」 寝惚け眼で見上げ舌を出して照れくさそうにはにかむと、少女は恥ずかしそうに元いた場所に戻って 布を顔まで掛ける。 「それじゃ、ほんとうにおやすみ……」 半分だけ顔を出してそれだけ言うと少女はそっぽを向いて眠りに入った。 「……」 鎧男は少女の一連の動きが終わり、やっと少女が口付けした自分の額をそっと撫でる。 感覚のない鎧男だが、何故かそこだけぽかぽかと暖かく感じた。 それから気を取り直し、鎧男は寝ずの番を続けた。鎧男は眠気も感じないため、一日中ずっと 起きていることなど容易い。こういった部分は自分がモンスターであって良かったと思えるところだ。 眠りもせずに夜は退屈ではないかと思うだろうが、星を眺めているだけでも楽しいものである。 その日その日で顔を変える夜空は見ていて飽きることはない。 そしてなによりも、少女の寝顔を見ていると自分も今日一日彼女を守れたことに安心感を得る。 今、少女は寝返りを打って鎧男の方へ顔を向けている。楽しい夢でも見ているのだろうか、口許には 微笑みが浮かんでいた。 64.善意の果てに――2008/05/11(日) 12 25 23 ID RZis7Syo 少女の寝顔を眺めて内心穏やかな気持ちになりながらも、鎧男は考える。自分はいつまでこうして いられるだろうか、と。 さきほど少女に言われた言葉が蘇る。 ――いつかおじちゃんみたいにかっこよくモンスターをやっつけるの! ――それで、わたしがおじちゃんをまもってあげるの! ――わたしね、ずっと、ずぅーっと! おじちゃんといっしょにいろんな所をたびしたいんだっ! 「ずっと、か……」 鎧男の声に自嘲の色が混じる。 それはありえないのだ、絶対に。 鎧男は人の魂を喰らって今まで生きてきていた。人間を殺し、その不幸のどん底に沈んだ暗い魂を 自身に取り込み、生き永らえてきていた。 しかし少女と出会い、『善意』というものに目覚めた鎧男は以前のように人間を殺さなくなった。 それは鎧男自身が人間への殺意を覚えなくなってしまったこともあるが、何より少女を悲しませたく なかったというのが一番である。今は狩った動物の魂を取り込んで何とか凌いでいるが、それも長くは 持たない。動物の魂では人間の魂ほど強い負の感情を持たないからだ。 そうして鎧男は自分の体が徐々に弱まっていくのを感じ取っていた。今は気にならない程度の微弱な ものであるが、やがて己を蝕んでいき最後には――。 そこまで考えて鎧男は頭を横に振り、思考を停止させる。考えたくないことだ。できることなら、 自分だってこうしてずっと少女とともに歩んでいきたい。 しかし考えなければならない。自分がいなくなる日はそう遠くないのだから。できる限りのことは 彼女に教えようと思う。この世界で生きる術を、戦う術を。せめて少女が一人で立って生きられる 年頃になるまでは見届けなければならない。 鎧男は後悔したくなかった。自分に『善意』が目覚めたことに。 例えその果てにあるものが悲しい別れであったとしても――。 ※ ※ ※ 翌朝、少女は朝食として街で買ったパンを小さく千切って食べていた。 鎧男はモンスターではあるが外見は鎧ということで、人目に触れてもあまりモンスターだと気付かれない。 なので時々、街に立ち寄って必要なものを買い揃えたりしている。お金は狩った動物の肉を売って、それで 少女の服や街でしか買えない食べ物などを物色する。 だが、さすがに長居して厄介ごとになっては不味いので宿に泊まることはしないが。 しかしそうした『住』が不自由な生活をさせてしまっている分、『衣』と『食』だけでもと思いこうして パンなどを買って食べさせている。 そんなパンを少女が食べているとき、鎧男は少女へ声をかけた。少女はまだ少し眠気の残る野暮ったい 顔を鎧男に向ける。 65.善意の果てに――2008/05/11(日) 12 26 40 ID RZis7Syo 「ん、ふぁにおじふぁん?」 「こらこら、口の中の物を飲み込んでから喋りなさい」 「ん――んく。うん、それでなに、おじちゃん?」 「うん。君がもうちょっと大きくなったらの話なんだけどね、おじちゃんが剣の稽古つけてあげようと 思うんだ」 「えっ、それほんとう!? おじちゃんほんとう!?」 「ああ、もちろんだとも。おじちゃんは嘘はつかないよ」 「ほんとうだよ?! やくそくだからねっ!」 「ああ、約束だ」 少女が突き出した小指に鎧男は強くなりすぎないように自分の小指を絡めた。 少女との約束の中に鎧男は心の中で、彼女を守り抜くことを密かに付け足して。 指きりが終わると少女は眠気も吹き飛んだのか上機嫌で朝食を再開する。と、少女はパンを半分に 千切って鎧男へ差し出した。 「おじちゃん、おれいにはんぶんこ!」 「え? でもおじちゃん食べなくても大丈夫――」 「はーんーぶーんーこー」 鎧男が困惑気味に遠慮したが、それでも少女はずずいっと更に鎧男の前に押し付ける。少女には 鎧男は食べなくても大丈夫ということは教えているのだが、剣の稽古をつけてもらう約束をして もらえたのがそんなに嬉しかったのだろうか。ここまでされるとさすがに悪いと思い渋々受け取る。 鎧男の思いも露知らず、少女は早く食べてくれないかとわくわくしながら鎧男を見上げてくる。 凝視されて掻かない冷や汗を掻きながら、無駄にパンの裏表を何往復も見比べた後、ぽいっと兜を 上げた隙間から放り入れた。 それを見て満足したか少女もぱくぱく半分になったパンを食べ始めた。 鎧男はというと、パンの引っ掛かっている股関節辺りに違和感を覚えつつ、少女の食べる姿を眺め続けた。 それから少女が朝食を終え、野宿の後片付けを済ませると鎧男と少女は山道へと戻ってきた。 「よし、それじゃあ行こうか」 「おーっ!」 少女は元気良く腕を振り上げると鎧男の手をとってスキップしながら下山し始めた。鎧男はそれに合わせ、 ゆっくりとした足取りで鎧を鳴らしながらのっそり歩いていく。 山に少女のパタパタとスキップする靴音と、鎧男のカシャカシャと鎧を揺らす音が重なって木霊した。 鎧男は歩み始めた。 『善意』の先へと。 そこにあるのは悲しみか、それとも――。 とりあえず、今考えるべきことは。 どうやってこっそりとこのパンを落とそうか。 完 66.善意の果てに――2008/05/11(日) 12 28 13 ID RZis7Syo おまけ 「……あら?」 夏の木洩れ日が心地良い昼下がり、山を散歩していた少女はそこにはあるはずのないものを見つけた。 「……パン?」 それは半分に千切られたロールパンだった。しかもカビている所はどこにもないことから、まだ新しい ことが分かる。こんな今ではろくに人が通らない山道を使う人がまだいたとは。随分と物好きな旅人である。 しかし、パンなどという人の作った食べ物を見るのは何時以来だろうか。もう一年以上果物や木の実 しか食べていなかったから、こうした人間染みたものを見ると懐かしい気持ちになる。 それに幸運なことに、このパンはまだ食べられるようだ。こんなについていることはない。きっと 今一緒に過ごしている同居人もこれをもって帰って見せたら目を見開いて驚くのではないだろうか。 腹ごなしの散歩で、いつもより遠くへ行こうと思いついてラッキーだった。 「っと、そろそろ帰らないと」 同居人が心配してそわそわと尻尾を振り始めている頃だろうか。 少女は拾ったパンを大事に抱えて愛すべき同居人の元へと駆けて行った。 そうだ、帰ったらこの半分このパンを更に半分こにして一緒に食べよう。 「竜さん、喜ぶかしら」 少女は大きくて優しい同居人と並んで食べるところを想像してにやけながら帰っていった。 暗い、暗い、森の奥へと……。 67.名無しさん@ピンキー2008/05/11(日) 12 29 33 ID RZis7Syo 以上です。 68.名無しさん@ピンキー2008/05/11(日) 14 36 34 ID YZQ206yP GJ!GJ! やはり人外と少女の組み合わせは良いものだ…。 最後に微妙にリンクしてるのがまた何とも素敵でした、お疲れ様です。 69.名無しさん@ピンキー2008/05/11(日) 16 36 43 ID Rl+aOXaW 泣くかと思った。GJ 70.名無しさん@ピンキー2008/05/12(月) 00 31 20 ID oHJfYnkI 75 ほんわか名無しさん 2008/04/08(火) 18 15 30 O あっカニさんやっやめぇ ビリビリビリ 俺を食う対価だお前を食ってやる… カニは特撮怪人みたいな感じが良いな。 71.名無しさん@ピンキー2008/05/12(月) 00 31 47 ID beaNwopb GJ!暖かい交流に癒されました。奇跡が起こるといいなあ 72.名無しさん@ピンキー2008/05/12(月) 04 37 33 ID 7hABQXCo http //www.vipper.net/vip520952.png スレてた頃の鎧男さんもまたオツだと思うんだ。gj! 73.名無しさん@ピンキー2008/05/12(月) 10 21 19 ID mAKF+O6f なんだこのスレには神がいるのか。 59 も 71 もどっちも超GJ! 鎧騎士に萌える俺には、たまらんものですた。 74.名無しさん@ピンキー2008/05/12(月) 14 16 49 ID nH3nhEsH 白銀の鎧が漆黒に染まる辺りで某サイファーバルキリーを思い出した 75.触手男と少女2008/05/13(火) 21 17 28 ID 2NwDDalt 寂れた港町にサナトリウムがある。 そこに少女が一人手が届きそうなほどの海を見つめてベッドに横たわっていた。 少女はある日、森に迷い込んで妖精と出会い、そして一緒に森の奥で遊んだのだ。 できたてのイチゴのジャムと引き換えに、少女は妖精たちと友達になった。 水や木に住む妖精と話せるようになった少女は彼らとの会話を運良く大人に見つからないでいた。 しかし、父親の船に乗ったある満月の晩、潮風の吹く甲板で傷ついた妖精を見つけて手当てをして――彼は人間の男性を少し上回るくらいの背丈で、いるかのような肌をしていた。 彼の口調が貴族の屋敷に奉公に出た少女の兄を思わせ、少女は周りを忘れてついうっかり話し込んでしまったのだ。 それを見ていた父親は、岸に着くとあっと言う間に少女をサナトリウム送りにした。 暗い甲板では、彼に巻かれた包帯は父親には見えなかったのだろう。 76.触手男と少女2008/05/13(火) 21 22 13 ID 2NwDDalt 「いつになったら家へ帰れるのでしょう」 「あなたが変な幻覚を見なくなったらよ」 看護婦の言葉に少女はふくれた、幻覚だなんて失礼よね、と窓辺に座った風の妖精に問いかける。 「今日は塩水に濡れてないのね」 少女の目線を無視した看護婦は取り替えたシーツを見てそう呟いた。 少女はどきりとしたが知らないふりをして布団に顔をうずめた。 「抜け出して海に行くのは良いけれど、ちゃんと体を拭いてから寝てちょうだい」 さして興味も無さそうに看護婦は部屋を出た。 少女は窓から見える海を見つめた。 多分今夜、シーツは塩水に濡れるだろう。 満ち潮に乗って彼が海からやって来る日だから。 夜、窓を叩く音が聞こえた。 少女がベッドを降りる間もなく、銀色の液体はするりと隙間をすり抜けて部屋に入る。 「こんばんは、お久しぶりです」 「元気そうだな」 銀色の液体はまばたきの間に形を成して、少女の前に立っていた。 満月の晩、甲板で出会った彼だ。 蛇のような触手の腕をうねらせて、少女に近づく。 77.触手男と少女2008/05/13(火) 21 45 31 ID 2NwDDalt 「具合はどうだ」 「どこも悪くないですよ」 唇を彼の指が掠める。 塩辛い、海の水の味が舌先に残った。 唇に触れた彼の指―正確には指ではなくてらてらと光る触手なのだが、―は少女のうなじをくすぐり、髪をあやして背中に潜り込んだ。 「ひゃっ…!」 「少々顔が赤いようだが」 うつむいた少女の顎に器用にも触手を添えて顔を覗き込む。 少女は少しの間息を止めて彼を見つめた。 もちろん彼は人間じゃない、表情は読めないし、体温は低い、キスも難しい口だ。 「ふ…」 少女の甘いため息を彼の口が拾う。 急な角度をつけないと、唇を傷つけてしまう、本当にキスの難しい口だ。 けれども、こうして満ち潮の度にするものだからいつの間にか慣れてしまった。 長いキスから解放された少女の唇が薄く開いた。 「…シーツが塩水でびしょびしょだって、怒られたんです」 「そうか」 ぷつんぷつんと寝間着の小さなボタンを彼は器用に外していく。 少女の肌に温められた触手は微妙な冷たいを保ったまま背中からわき腹、胸を撫でるように動いた。 「だから今日はもう…」 「お前の汗かもしれないだろう」 「そんな」 ぱさりと寝間着がベッドの下に落とされた。 肩を押されて、こてんとベッドに寝ころぶ格好になる。 するんと内股に触手が潜り込んだ。 「あ…」 困惑する少女の頭を、彼はまるで兄のように撫でる。 少女はついうっとりとしてしまってシーツをきゅうと握った。 78.触手男と少女2008/05/13(火) 21 46 38 ID 2NwDDalt 「あ…も、もう…は、ぁ…」 胸をやわやわと触手が締め付け、とろとろとした中には細い触手が二本くちゅくちゅと粘液をかき混ぜている。 「あぁ…!」 少女の細い背中がびくんと跳ねて、くたりとシーツに倒れ込んだ。 中途半端に達したせいか、肩がまだふるふると震えている。 「辛そうだな」 表情では分からないが、異形の男はニヤニヤと笑うようなニュアンスを言葉に含ませて少女を見下ろした。 少女は手探りで触手を愛おしそうに掴むと、小さく呟いた。 「も…限界、です…早く、ぁ…」 男は空いた方の、触手ではない方の手で少女の頭をくしゃりとあやすようになでた。 「シーツが濡れたら怒られるんじゃないのか?」 「で、でも…うぅ…」 「一度や二度で終わらないぞ」 はあぁ…と苦しそうに甘いため息をつくと少女は涙を拭ってもう一度男を見上げた。 「…お願い、します…何回でもいい、からぁっ…」 下腹部がきゅうと縮むような痛みに声を絞り出した。 男はよしよしと満足そうに呟くと、ころんと小さい体を仰向けにする。 恥ずかしそうにすりよせた膝を押し開き、人間のよりも大きいそれをあてがった。 79.触手男と少女2008/05/13(火) 21 50 07 ID 2NwDDalt 「ああぁあっ…!」 震えが頭からつま先まで走る。 浮いた細い腰に熱い滴がぽたぽたと伝った。 ぐちゅ、とゆっくり動かすと首の後ろに回された手にきゅうと力が込められる。 「も、もうこんなに…きもち…い、はぁ…あぁ!」 「じっくり可愛がった甲斐があった」 くく、と耳元で笑う声が少女のぼんやりとした頭に響いた。 この人の声は、胸がきゅうっとなる。 怖いぐらいとろんとした頭がかき乱されるような感覚に、ちょうど一番熱くどろどろしている所が反応してしまう。 「いや、…あぁあ…!」 「そうか、お前はここが好きだったな」 大きな手で頭を引き寄せられて、耳元で名前を呼ばれた。 体が熱くて寒くて、何も考えられなくなる。 「あ、あ、あ!あぁ、はぅ…あ、あ!」 ぐじゅぐじゅとかき回されて背中まで垂れた粘液がこすれる。 にゅる、と触手が背中を這ってまた小ぶりな胸に絡みついた。 「!あ、そこ、そこもやられた、らぁ…!だめ、ぉ…かしくなっちゃうぅ…!」 体中を攻められてもう何も考えられなくなって、自分がなんて叫んでるのかわからなかった。 「は、は…!も、う…あっ、あぁああ…!」 水に近いさらさらとした粘液がお腹を満たしていくのを少女は感じた。 ぼんやりとする頭の片隅で、明け方まで彼は何回するのだろうと考えていた。 80.触手男と少女2008/05/13(火) 21 56 24 ID 2NwDDalt 次の日の朝、じめっとした感触で少女はぼんやりした目で、弱い朝日が差し込む窓辺を見ていた。 体温でほんの少し渇いたシーツを感じながら少女は考えていた。 看護婦が来るまでに起きて寝間着を着ていないと、昨日の睦み事の跡をうまく隠せないな、と。 以上です。 尻切れトンボな感じもしますが。 本当はカニを書こうとしたんですけど甲殻系は書きづらくて断念。 本当は甲殻系大好きなのに。 81.名無しさん@ピンキー2008/05/13(火) 21 56 25 ID E/fBJvX9 リアル神遭遇ktkr うわあエロいエロいgj!!鬼畜な触手男エロすぐるwwww 82.名無しさん@ピンキー2008/05/13(火) 22 42 01 ID n7IycK4h GJ。触手sugeeeee 83.名無しさん@ピンキー2008/05/14(水) 04 41 27 ID Enbyj00O 触手エロイ。もっとやれ。 個人的にキスも難しい口に頑張ってキスしてる少女に萌える 84.名無しさん@ピンキー2008/05/14(水) 23 19 46 ID kCAxqH6f これはエロい触手ですね。 テンポよく進んで読みやすかったです、GJ! 85.名無しさん@ピンキー2008/05/15(木) 21 18 57 ID EJHAd/8X 版権公式で人外×人間ってなかなか無いよなぁ、かき集めても10作ぐらいしか知らない。 86.名無しさん@ピンキー2008/05/16(金) 13 07 38 ID Rl70ulqT プレデリアン×妊婦とかエイリアン×リプリーとかエロいと思うんだ… 87.名無しさん@ピンキー2008/05/16(金) 23 03 17 ID hkOsH0Rt あの二段構えのがぱっと開く口でディープキスはエロいだろうなぁ。 スカーとレックスはかなりきた覚えがある。 88.名無しさん@ピンキー2008/05/17(土) 01 28 52 ID 5eKc+voh 人外×少女の体格差にぐっとくる 89.名無しさん@ピンキー2008/05/17(土) 05 27 48 ID hHqEVHFY 87 2のラスト付近は賛否両論だけど、人外×人萌えとしてはかなり公式GJ!ってな感じだった 90.名無しさん@ピンキー2008/05/19(月) 09 22 06 ID gIhO05dz バイト先の店頭PVがAVP2で、ウルフさんのムチさばきにニヤニヤしっぱなしだったage 91.名無しさん@ピンキー2008/05/19(月) 20 45 45 ID bGAm9tb1 19 と 66 、 28 の続きを待ってる。 92.名無しさん@ピンキー2008/05/20(火) 00 34 37 ID pyUy14By 88 体格差萌えーと思うが、流石に初めてが人外相手じゃきついよなあ。 自分で慣らすのか、それとも慣らして貰うのか。 どっちにしろ萌える、お互い最初は恐々で慣れてきたら後はもうがっつんがっつんやるのがいいよ。 93.名無しさん@ピンキー2008/05/20(火) 17 22 20 ID JZ6VW+h/ 92 じゃあ人外も女の子にしちゃえば関係ない 94.名無しさん@ピンキー2008/05/21(水) 02 43 07 ID fXEXREwQ なんという百合。だが萌える 89 そんな貴女にノベライズ版。読んでなかったら一度読むといいよ 映画よりラブラブイチャイチャ度がパワーアップしてる 95.名無しさん@ピンキー2008/05/22(木) 01 40 11 ID 9Rb00Moq 93 少女×触手♀ですね、わかります。 96.名無しさん@ピンキー2008/05/26(月) 01 47 08 ID AwT2U/4H ロボ×少女もいいけど、少女×ロボも良いよねage 97.名無しさん@ピンキー2008/05/27(火) 21 27 57 ID RfAOW4IO 20 への賛辞とスレ発展の願いを込めて。 「老竜と少女」http //imepita.jp/20080527/766330 98.名無しさん@ピンキー2008/05/27(火) 23 47 24 ID yU1WLWD4 97 乙。だが…竜がなんとなく若く見える 99.名無しさん@ピンキー2008/05/31(土) 05 10 29 ID 9scQ0C3l 保守っておこう 100.名無しさん@ピンキー2008/06/01(日) 22 43 47 ID 6wq0kt/P ケンタウルスのSSキボンヌ → 1-100 101-200 201-300 301-400 401-500 501-600 601-700 701-800 801-900 901-972