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209 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/08(水) 23 40 15.39 ID lOXyqB4V0 魔剣繋がりで俺も一個報告 キャンペーン中に魔剣を手に入れたんだが「真の力は封印されている」と言う設定で その封印解除方法を探していく旅になった。とここまでは良い 問題はその次の話で、魔剣を入手したPCが戦闘開始位置が離れていたので移動しつつ別の手投げ武器を使って敵を攻撃した するとGMは深いため息をついて「あーあやっちゃった」と発言 俺らは「?」となっていたが、GMは「これで魔剣から完全に見放されたね」と宣言 魔剣はPCの腰からすごい勢いでどこかに飛んで行ったと言われてポカーン 後から、魔剣を手に入れて所有者と認められたいんだったら浮気して他の武器に手を出すなんてのは厳禁だったと言われる 封印されてて激弱の状態でも振るい続けていればやがて魔剣が自分の所有者と認めて 力を開放してPCに凄まじい力を与えてくれるのに、と言われた ホイホイ武器を変えて戦うのは魔剣に対する礼儀が何もなってない態度なんだそうだ 警告も何も無かったのは「魔剣の真の力を開放するための旅」なんだからGMからヒントを与えるはずがないと言うもので むしろ「魔剣を手に入れたらその武器以外は使わない」と言うのは常識なんだとGMに怒られた 後日談として魔剣を手に入れたNPCがPCのライバル的存在となり(直接戦う敵ではない) ライバルはバッチリ魔剣の真の力を開放済みで、強力な性能のデータも用意されており 「本来だったらこのデータがPCの手に入ったのに、惜しい事したね。あの時余計な事したのは誰だったかな?」と煽ってきて 戦士のPLは「余計な事俺がしたのが原因だったな…すまん」と散々落ち込んでたよ NPCは魔剣のおかげで常にPCよりリードする感じで話が進んでラスボスをPC達が倒すも「一方その頃」と言われて演出戦闘だが裏ボスとライバルパーティが戦って勝利 裏ボスを倒したNPC組がPCより称えられて終わりというやるせないエンド 戦士PLは複数の武器を使い分けるスタイルだった事をそれで後悔して一つの武器を使い続けるスタイルにそれ以後のPCを作るようになったが 一方そのGMは、またGMをやる事になっても「二番煎じを使う訳ないじゃん」と「GM的魔剣を手に入れたPCのマナー」は生かされることは無かった キャンペーン終了後もGMは「GM的常識」を押し付け、それにそぐわなかったPCを「常識はずれ」の行動を取った後から継続して不利になる展開を続けるような事をやり続けた それから俺含めて数人離れたが多分今でも変わってないんだと思う 210 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/08(水) 23 46 35.19 ID ZX36Z7ne0 ただの後出し野郎じゃん 211 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/08(水) 23 48 58.26 ID /QcFoUse0 [7/7] 209 UZEEEEEEEE!!! 脳内当て野郎の極みだな。しかもPCハメる気満々じゃん。氏ねよ 212 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/08(水) 23 55 16.99 ID u6Cwnh1w0 [4/4] これ…戦士PLが後出しの放言を真に受けちゃうような素直な性格なのが余計調子に乗らせてるよね TPRGやるのには素直な性格してちゃダメなのか、悪意に対して武装したヒネた性格してなきゃいけないのか って考えに取り憑かれそうになる 213 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/08(水) 23 59 21.94 ID KO+C5JwD0 吐き気を催す邪悪を見たら近くにいる人が代わりに怒ってあげようねという話か…… 215 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/09(木) 00 02 11.98 ID bIyjJKBF0 [1/2] なんでこう、「RPGはGM対PLの対決でありヒントなぞ不要!!」って奴が絶えないんだろうね CRPGを拗らせたんだろうから「リセット!俺、直前でセーブしてたんでそこからやり直し」と叫んでやろう GMがなんか言ってきたら「ノーヒントと言うことはCRPGのやり直し前提の作りだろ?分かってるって!」と言い放ち相手の言い分は無視しろ どーせ、相手は初めからPLの言い分なんて聴く気ないんだ、かまへんかまへん 217 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/09(木) 00 04 12.64 ID Jmh8RyKH0 [1/8] 215 問題は、キャンペーンという愛着の湧いた物語の最中でかつ仲間は自分と関係のある実在の人物ということだな 229 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/09(木) 00 57 11.44 ID CpORPika0 まぁ魔剣を使いこなすには浮気はダメよ、までは分かる。 その情報がPLに開示されてないのがダメだよな。 231 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/09(木) 01 20 16.97 ID Jmh8RyKH0 [2/8] ていうかキャラメイクの時点で分かりきってるじゃねえかそんなの。 それを実際間違うまで泳がせるとか性根腐りすぎ。 232 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/10/09(木) 01 38 09.89 ID Cl+yn3JP0 世の中にはサンプルキャラが魔剣と別の武器の二刀流してるゲームも、 魔剣使いクラスに魔剣以外の併用武器を強化するデータのあるゲームもある以上、 魔剣一つだけを使うのが常識と言われてもハア?としか スレ398
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イベントレポート 8/22 「インディゴの夜」DVD発売記念 プレミアムイベント@CLUB DIANA 途切れない思いや願い。 まさかここまで大きなものになるなんて、想像もしていなかった。 何よりも作品自体が、ファンにも、役者にもとても愛されているのだと 実感した、とても素敵な時間でした。 * 状況説明の絵もいくつか描かせて頂きました。 拙い鉛筆絵ですが、少しでもお楽しみいただけたら。 そこはかとなく犬マンネタ多めだと思います。 申し訳ないことに双子のいろいろがあやふやです。 (どっちがどっちなのか、など・・・) 開場待ちの列の中、近くの方のお話によると、 先に中に入った友人からの情報で握手会がある、と・・・! それを聞いた私は (ままままま任せた・・・任された・・・!) とプチパニック。 INDIGO 4握手会では「任せた、任された」を失念し。 舞台ではなかなか触れ合うことのできなかった犬マン。 もしかしたら、できるかもしれない・・・! 収容人数は250人くらいだったかと思うんですが、私の整理番号は225番でした。 このあと、忘れもしない番号になるのです・・・ 会場に入ると既に照明が暗く、左側の壁でDVDのVol.2の映像が流れていました。 BGMはサントラだったかと思います。 番号的に後ろの方だったので、背もそれほど高くなく状況を把握できるか不安でしたが お会いしたインディゴクラスタ様が早い番号だったので、しっかり把握してくださっていました。 感謝! 時間になって、前方でスモークがたかれ・・・ INDIGO 4の「ココロ」が聞こえてきます。 湧く会場。 目を凝らして前方を見てみると、モイチとモサクが歌っているではありませんか! (最初に見えたのがその二人) 犬マンファンである私はすぐさま犬マンを探しました。 しかし、イベント事ではことごとく完全に「中の人」だった天野さんです。 緊張しつつその姿を確認すると・・・ そこには紛れも無い犬マン完全体が。(涙目) もうもうもう、堪らない気分でした。 ドラマが終わり、舞台も終わり。 まさかまたこの目で、その姿を確認できる日が来るなんて。 舞台さながら手拍子!フリも一緒にやったりしちゃいまして!(私くらいかもしれませんやってたの(笑)) 本当に嬉しかったです。 ちょっと涙ぐみました。 モイチとモサクは片方が髪色黒くてオセロのようでした。 こう言うモイチとモサクのイメチェンもインディゴ的に面白いわね♪なんて思ったり。 樹は髪が短くてほえほえしていてかわいかったです(笑) 「ココロ」が終わるとなんと、劇が始まったのです。 蘇る舞台の光景。 樹がずっと上手下手へ決めポーズをかましています。 犬マンの (拳突き上げながら) 「夢はかっなう!」「夢はかっなう!」 コールは会場の皆さんも一緒にやったり(笑) するとそこで聞き覚えのある声が。 「あんたたち、何さぼってんのよ!」 店長と憂夜さん登場ーーーー!!!! 俯瞰図(最初のイラストです)の右上の辺りからスポットライトを浴び、ゆっくりと階段を降りて来られました。 その際、まず憂夜さんがスッ、と手を差し出し、 その上に店長が軽く手を乗せ、完璧なエスコート。 そのとき私の脳裏によぎったこと。 くーやん、危機! お二人の姿があまりにも素敵で素敵で、「空也!取られちゃうわよ空也!」と(笑) この光景を見て、 「これは、すごいイベントに来てしまった・・・!」 と、改めて実感いたしました。 INDIGO 4と店長、憂夜さんの会話。 最後の締めに憂夜さんの 「よし、開店準備だ!」(パン!) 会場中、感激の嵐!拍手喝采! この雰囲気が、会場の皆さんが役者さんへの興味だけでなく、 「インディゴの夜」と言う作品自体にも思い入れのある方ばかりなのだな、と。 とても嬉しくなりました。 暗転し、司会の方が出てきます。 INDIGO 4の握手会の時と同じ方でした。庄司さんだったかな? この方フレンドリーなんだけどフランクすぎなくて楽しい方なんですよね。 なのでこの方と知って安心した部分がありました。 前方にいた方によるとここで椅子が用意されたようですね。 私には見えず。 再度、キャストが呼び込まれます。 まず憂夜さん。登場なさって、お座りになったのでしょう。 そして何かかっこいいことをしたのでしょう。前方が湧いています。 見えません(涙) 次々とキャストが呼び込まれます。 最初に貫禄のある憂夜さんがお座りになったので、 モイチとモサクがどこに座ろうか彷徨っています(笑) もしやこのまま座りトークになるのだろうか。 何がなんでもできる限り目に焼き付けたい。 しかしこのままでは・・・と少し不安な気持ちになったとき、 天野さん「後ろの人、見えますか?」 あ り が と う ご ざ い ま す 本 当 に 。(感涙) 呼び込まれたときに既に、座ったり立ったりと気になってらした様子で。 INDIGO 4の握手会のときもそうでした。 進んで立ったり、握手する時の隔たりとなる机を自ら移動していたのも天野さんでした。 この後には声が後ろまで聞こえているか、音声の確認もしていました。 結構ハウってて調子悪そうだったので。 年齢的にお兄さんなのもあるし、こう言ったイベントの経験が多いと言うのもあるのでしょう。 皆さんの相談の結果、立って進行して頂くことに。 キャストの方には頑張って頂くことになりましたが・・・本当に有り難かったです。 一人一人出演者紹介。 並びは俯瞰図(後ほどイラストをご覧ください)のように、司会の方、モサク、モイチ、憂夜さん、店長、犬マン、樹の順でした。 ツボだったのが、憂夜さん完全体だった和樹氏が 司会の方に「実は面白い方なんですよね?」と問われ、 「それ言っちゃいますー?」 と、その一瞬和樹氏になったところです(笑) 他にツイッターのレポから引用させて頂きながら、印象深い所。 憂夜さんは髪型を名刺を見ながら思い出していたり。 犬マンは「このメガネをかければ犬マンなので」と。 店長が久々で、「高原晶になれてます?」と。 この時はもう森口さんなのだけど、言い回しと言うか、なんだかかっこよくて。 店長と言う役は森口さんのものなのだな、と実感しました。 撮影時の思い出を語る面々。 始め、心平くんと万平くんは現場で区別がつかず、 万平くんが初めて現場に入ったときに心平くんと思われ紹介されなかったと。 そのとき気付いてスタッフに伝えてくれたのが天野さんだったと言うエピソードを。 すると天野さん。 「俺かっこい〜〜〜い!!」 と(笑) 樹に水をたくさんかけるシーンでも突然何かを思い出したように笑い始めたのですが、 結局 「なんでもないです」 と流す天野さん(笑) なんだかご機嫌で楽しそうでした♪ と、和気あいあいと話をする中・・・ またもや妖精を目で追っている様子のまーや(真山くん)。 しかもライトがあまり当たっていないほど端っこに。 それに気付いた天野さんが話しかけたり仲に入れたりしてました。 少し話した所で、更なるゲストの登場! 現場を盛り上げてくれていたのは和田くんや加治くんだね、という話をすると、 何か気配を感じる・・・など、出演者からまさかまさかな台詞が! そこで升さん、和田くん、加治くんの登場。 その名も「トリオ・ザ・ウィッグス」。 和田くん曰く 「ついさっきこのおじさんが考えましたー」 と、升さんを指して(笑) 会場がよく解らなかった和田くん。 開場待ちの列に普通に「インディゴのイベントですか?」と聞いたそうですが、 誰一人気付いてくれなかったそうです(笑) その時の和田くんの再現ジェスチャーも関西人独特の面白い言い回しで 大変面白かった(笑) なんと言っても可愛かったのが和田くんにちょっかいを出し続ける森口さん(笑) 帽子を脱がそうとする森口さん。 「今頭帽子の形だから!ピッコロみたいになってるから!」 と防衛し続ける和田くん(笑) 一通りトークをした所でプレゼント抽選会、開始! サイン入りTシャツやドラマで使った小道具、名刺、舞台の時のパスなど。 プレゼントの紹介中、あまり状況を把握してなかったんですが、 和田くんの思い付きだったのか、加治くんの進んでやったのか、 加治くんが突然靴を脱ぎ始め 「僕からはこれです!」(履いていた靴を差し出し) と(笑) もしくは和田くんが紹介してたかも。 で、一拍置いた後、 「・・・いや、僕これがないと帰れないんで・・・」 この後升さんがパスモを出したりと、 突然訪れてくれた方々が思いつきで遊んでくれました(笑) そして一番の注目が、ドラマのOPで使用したと言う模型。 実は模型だったとは驚き! 皆さんに確認して頂きましょう!ということで開場したときにDVDが流れていた 下手の壁に注目。OP映像が映ります。 みんな、自分たちが映っているシーンを再現する等ノリノリです♪ で、「肝心の模型だよ!」っと言うことで、 私の確認したところでは、模型のシーンになった瞬間に犬マンが 「・・・ここです!!!」 と瞬発的に指差していました(笑) どうやらみんなでやっていた様子。かわいい人たちです(笑) 抽選がスタート。 抽選の方法は、出演者が好きな数字を言い、 その数字の整理番号を持っている方に進呈すると言うもの。 みんな基本的に自分の誕生日やゴロのいい数字を発表していってました。 憂夜さんは始め、「にひゃく・・・はちじゅう・・・」と言いかけたのですが、 「え?私225番だけどもう後ろに一列しかできてないよ・・・」と。 で、数字を言った所案の定、手を挙げる方はいなかったわけですが(笑) そのときの、シーンとしたフロアを見つめる憂夜さんの、 「・・・え?」 みたいな表情が忘れられません(笑) 犬マンはドラムロールをすっ飛ばして数字を言ってしまったり(笑) 数字を言うときに、 「4月9生まれなので、59!・・・違う違う(笑)49!」 なんて言うフェイントをかけていたり(笑) ここまでなーんも無欲なわたくし。 「225だもんね。 何のゴロにも合わんね」と、 すっかり気が抜けておりました。 で、樹のターンが来まして。 かわいいお顔のかわいいお口から発せられたその数字。 樹「にひゃくー、にじゅー、ご!」 私「へっ?」←リアル まさかまさかの。 樹賞、当選。 脇にいたスタッフが鞄を預かってくれ、出演者のいらっしゃるステージへ。 階段を上り。そこは、キャスト勢揃いのクラブインディゴさながら。 だったと思います、たぶん。← いやなんだかもう、ライトの光とキャストの方々の光で眩しくて・・・! ステージに立っても、まったく状況が飲み込めないでいました。 ここまでの流れでは、まず名刺を渡してプレゼントを渡す、と言う流れだったのですが、まずTシャツを差し出そうとしたので、 「名刺!名刺!」 「あ」 と、誰かの言葉にハッとする樹。 スッと出されて「ありがとうございます!」と受け取ろうとすると、 ジョン太か誰かだったかな? 「ちゃんとやれよー!」 みたいな掛け声がかかりまして。 何を思ったのか樹。 目の前で突然、膝まづきました。 樹「樹です!」(キリ!でもなんかぽやん!) 私「ありがとうございます!!!」 膝まづいた時の樹の顔が下にあることの居たたまれなさと言ったら。 いやでも、樹と言えばこのスタイルでしたもんね。 気付いたら私もすごい中腰になってました。(苦笑) 私はと言うととにかくひたすらお礼を言っていました。はい。 そのあとTシャツを渡され、ステージを後に。 称するならまさしく、「眩しい生き物。」 貴重な体験でございました。 自分の場所に戻ってからも、暫く呆然。 次々と当選なさる方々に拍手を贈りながら、手元にあるTシャツを呆然と見つめる。 見かねた、近くにいたインディクラスタさんが袋を提供してくださいました。感謝! この抽選の間、トークの時かな? 普段仲良しと言う和樹氏と加治くん。 加治くんがずーーーーっと和樹氏を背後からいじっておりまして。 マジちゃんが憂夜さんをいじっていると言う、 なんとも不思議な光景を目にすることができました(笑) 最後の模型は、ありがとうの気持ちを込めて店長から、サンキューの39番の方。 こちらの方にはクラブインディゴのおもてなし付き! 中央の椅子に座って頂き、キャストみんなで 「ウェルカムトゥーインディゴー!!」 見られただけでも幸せです! この光景!世のインディゴクラスタみんなに生で見てもらいたかったー!! 疑似体験クラブインディゴ! 終わらない夢を見ているようだったよ。 素敵な光景だった。 最後にキャストの皆さんに一言ずつ。 どのキャストの皆さんも、 「皆さんの応援のおかげで、DVDを出せることになりました。」 「インディゴの夜が、続編、2、ムービーと続いていったら。」 と。 この、日々の私たちの思いは、決して私たちの独りよがりなんかじゃなくて。 演じていた皆様自身も、ココロのどこかで、思ってくれている。 それをまた確信できて、とてもとても有り難い言葉の数々でした。 そして最後に握手会です。 待っている間、たまらん気持ちです。 うわごとのように「任せた・・・任された・・・任せた・・・」。 皆さんにもなんて言おうかと。 で、ふと。店長と憂夜さんが降りてきた階段の上を見てみると、 手摺の所に、加治くんが。 暫く見ていると和田くんもその横に。 (俯瞰図右上参照) ずーーーっと握手の風景を眺めてて、なんだか可愛かったです。 だんだんと順番が迫ってきました。 まずは樹。 取り敢えずTシャツのお礼を、と、 私「Tシャツありがとうございました!」 樹「え?あ、はい!」 これからもがんばってください〜と、エールを贈りました。 次にモイチ。 この辺から大分突っ走った挨拶を続ける私。 私「またお会いできてすごく嬉しいです!!」 モイチ「え?」 いや、その・・・ドラマや舞台で見たモイチにまた会えるなんて!と言う意味だったのですが・・・_| ̄|○ しかし私の必死の形相にモイチは気持ちを汲み取ってくれたらしく・・・ すぐ笑顔になり。 私「これからも頑張ってください!」 モイチ「ありがとうございます!」 と。 いつも元気ないいこですね。 次のモサクにも同じ言葉をかけまして。 やり取りを見ていたかどうかは定かではないですが、 こちらもまた汲み取ってくれていた様子。 嬉しかったです、またモイチとモサクに会えて! そして、犬マン。 私「犬マンさん!任せた、任された、お願いしてもいいですか!」 犬マン「はい!」 私「任せた!」 犬マン「任された(微笑み)」 私「ありがとうございます!これからも頑張ってください!」 犬マン「ありがとうございます!」 感無量です。 その微笑みが。 正にインディゴのお兄ちゃんで。 あまりに美しくて。 私がインディゴを見て、「なんと美しい人だ」、と思った犬マンがそこにはいました。 お次は憂夜さんです。 今回のイベントが決まって、私が一番思っていたことは、実は、 「憂夜さんに会ってみたい」 と言うことでした。 犬マンとの握手は後付けでしたからね。 もちろん店長にもお会いしたかったですし。 でも店長はなんだろう、一目拝見できたら嬉しいなぁと言う感情だったのだけど、 憂夜さんは「会ってみたい」と思ったんですよね。 憂夜さんと言う人はいまいち、現実味を帯びないと言うか・・・ 本当に存在しているのかと(笑) そんなこんなでしたので、憂夜さんを目の前にした時の感動と言ったらなかったのです。 なんと言ってもこの日の憂夜さんは紛れも無く憂夜さんだったのです。 どっからどう見ても憂夜さんだったんです。 中の人どこ行った?状態だったのです。 前に立った瞬間。 ま、まぶしいーーーー!!! スーツがですね、さ・・・いや、シルバーのスーツだったので。 ライトを浴びて発光していた部分もあるかと思います(笑) しかしそれ以上に! 憂夜さん、キラッキラ!! いや正直みなさんキラッキラでお顔の記憶ぼんやりなんですけども! 憂夜さん、キラキラ度ハンパねぇ、と・・・!! (興奮気味で申し訳ありません) 私「憂夜さんにお会いできて、本当に嬉しいです・・・(しみじみ)」 憂夜「ありがとうございます(微笑)」 がんばってください!とエールを贈りました。 いやぁ・・・ある意味人外でした(しっ!) 最後に我らが女神、店長です。 端でしたので、少々暗がりでしたが何のその。 後光が射していました。(まがお) 私「いつもブログ拝見させて頂いてます!」 店長「ありがとうござます!」 私「インディゴ続編、期待しています」 店長「ありがとうございます〜」 この時の表情。 やはり皆さん、最後の店長にこの言葉を投げかけていくのでしょう。 (私の前にいた方もそうだった) いつもの店長のように、どこか男前で。 みんなの思いを真摯に受け止めている様子でした。 会場を出るとサイン入りの模型が飾ってあり、私は大分最後の方だったので 人だかりができてしまっていて、すぐに引っ込められていました。 ツイッターで写真をアップしてくださったクラスタ様に感謝! 帰りも駅までインディゴクラスタ様とお話しして、 イベント会場を後にしました。 * 私がお伝えできるのは以上であります!! いやぁ、本当に、とにかく。 キャストの皆さんの「次に繋げたい」と言う気持ちを聞くことができた、 と言うのが本当に有り難く、嬉しい、しあわせな時間でした。 夢は叶う! 夢は叶う! いつまでも拳を振り続けようじゃないか。 ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました!
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かがみと一緒に暮らし始めて数ヶ月。 私には分かった事がある。 それは私が世界で一番分かっていると思っていたかがみはほんの一部分に過ぎなくて、 私の知らないかがみがまだまだたくさんいると言うことだ。 『分かったこと』 ◇朝、ベットにて 夢と現実の境目、まどろみの中に私はいた。 ついいつもと同じ時間に目がさめてしまったのだけれども、考えてみれば今日は週末、お休みだ。 となれば、今私が起きるのはひどく非生産的であり、この場合二度寝を楽しむのが心の平穏にも非常によく、かつ生産的ではなかろうか?うん、絶対にそうだ。 ぼーっとした頭で結論づけた私は、睡魔に身を任せ、再び瞼を閉じた。 唐突かもしれないけど、朝の布団の暖かさは魔性だと思うんだよね。どんなに歳をとっても全然慣れる気配もないし、むしろ悪化の一途だよ。 ああ、この魔性の化身に挑んで敗れていった勇者がどれだけいる事か!もっとも、私も何度も敗れ去ってる勇者の内の一人なんだけど… で、なんでこんな話を持ち出したのかと言うと、今抱いてる抱き枕がそんなものとは比べ物にならないくらい気持ちいいって話をしたかったんだよね。 目閉じてるから何なのかよく分からないけど、この抱き枕はすごい!暖かいし、柔らかいし、抱き心地も凄くいいし…それにいい匂いまでするんだよ! どれ、ちょっと触り心地をみてみよう。 私は目を閉じたまま、枕に頬擦りをしてみた。するとどうだろう。ほどよい弾力がプニプニと返ってきたではないか! まさに魔性、魔性の抱き枕だった。 魔性の布団に抱き枕。こんなコンビに私が敵うはずがない。 早々に意識が遠のいて、そして私は夢の世界へ…… 「……た!……きろ、おい!」 今まさに落ちようとしたその時だった。 枕の方から声が聞こえた。うん、目覚まし抱き枕とは珍しい。でも、今の私は気にしない。 さあ、気を取り直して再び夢の世界へ… 「起きろって言ってんでしょうが~~!!」 突如聞き覚えのある怒鳴り声と一緒に、大地震を思わせるような揺れが私を襲った。 「んもう!なーに?何の用?」 さすがに目を開けずにはいられなかった。嫌々ながら目を開けるとドアップのかがみの顔が目に写った。 「やっと目が覚めたか。ほら、起きろ!朝だぞ~。それから、抱きつくのをやめれ。」 どうやら魔性の抱き枕の正体はかがみだったらしい。まあ、なんとなく分かってたんだけどね。この抱きつきの良さはかがみん以外ありえないし。 「むー…。いいじゃん、休みなんだし。昨日はネトゲーで大変だったから、寝るのが遅かったんだよ…というわけで、お休み~~」 「お、おい寝るな!寝るんだったら、せめて抱きつくのは止めろって!あんたが抱きついたままだと、私が起きられないじゃない!!」 「じゃあ、かがみも一緒に寝よーよ……」 「私はもう十分寝たの!ほら、起きろ!私の一日が始まらないだろ!!」 「い~や~だ~。かがみんのウェストが細くなることを祈りつつ、今はただ眠ろう……」 「なっ!寝るのに私のウェストのサイズは関係ないだろ?!というか、寝るな~~!!」 朝っぱらから大声で叫ぶかがみ。まったく、かがみは元気だよね。この家防音対策はバッチリだけど、あんまり叫ばないでね。 ああ、それにしても私はもう駄目だ、とにかく眠いんだよ~。 「おりゃ~~!!起きろ~~~!!!」 夢の世界へ飛び立とうとする私の体を、かがみが必死に揺らした。そりゃあもう、思いっきり、本気も本気、手加減なしで。 それでも私は頑張った。必死に身を硬くして、かがみの揺さぶり攻撃に耐え凌いだ。でもさすがにかがみの攻撃は半端なく、結局私は二度寝を楽しむ事はできなかった。 かくしてルーザーたる私は、モゾモゾと起きざるを得ないのだった。 ……かがみは強暴だ。 ◇午前10時、朝食にて 「まったく。あんたがなかなか起きないから、結局こんな時間になっちゃったじゃない。」 かがみが新聞を読みながら、文句を言ってきた。ちなみに、新聞を読むのはかがみだけで、私はテレビ欄すら読んでない。昔とは違って、いまはネットもあるし。 『ニュースなんてネットで見ればいいじゃん』っていう言葉に対して、『ネットじゃ分からない事もある』という言葉はかがみ様の言。 まっ、すごくかがみらしいんだけどね。そういう古典的なところが。 「文句言う前に手伝ってよかがみ~。お皿出して、お皿~。」 「はいはい。」 かがみは新聞を畳むと食器棚へ向かっていった。そして二人分の食器を取り出すと隣り合うように並べた。 最初の頃の私の席はかがみの向かい側だったんだけど、かがみが『ちょっと距離が遠くていや』なんてデレた口調で言うもんだからさ。 気が付いたらかがみの隣の席になっちゃってたんだよね。まあ、そんなデレたかがみが好きだから、別にいいんだけど。 私はお皿が並べられたことを確認すると、その上に料理を装っていった。 いや~、どんなに寝坊してもちゃんとご飯を作るんだから、さすがだね私。本当に偉いよ。 などと思っているうちに盛り付けは終了した。 今日の朝食は、目玉焼きにソーセージ、それに簡単なサラダとトーストの洋風仕立て。 私の場合はトーストの代わりに、特別メニューのチョココロネなんだけどね。 和食もいいけど、やっぱり洋食のほうがお手軽だ。 「かがみ~、飲み物はコーヒー、紅茶どっち?」 「ミルクティー。」 「……かがみも言うようになったよね。」 「でも用意してくれるんでしょ?」 かがみはそういいながら、可愛らしい笑顔を私に向けた。 ああ、その笑顔は本当に反則だからと心の中で思いつつ、私は無言でお湯を入れた二つのカップにそーっとティーパックを沈めた。 常温で暖めておいたミルク、スプーン、それに先ほどのカップをお盆にのせると、私はテーブルにそれを運んだ。 「さっすが、こなた。私の言う事なんてお見通しね。」 「数ヶ月一緒にいればさすがにね。あっ、ティーパックはこの小皿においてね。」 「了解。」 かがみはティーパックをカップから取り出すと、小皿の上に置いた。そしてカップにミルクを入れる。 琥珀色の液体が、混ざり合って溶け合って、あっという間にクリーム色に変わった。 「あんたのもやってあげようか?」 「それくらい自分でやるよ。」 カップの中をスプーンでかき混ぜてるかがみに対して、私は言った。 まったく、いくらなんでも子ども扱いしすぎだよ。 「飲み物もそろったところで、食べようか?」 「そうね。それじゃあ、いただきます。」 さっそくバターを手に取ってパンに塗り始めるかがみ。 そして塗り終わったパンを頬張るかがみはそれはそれは幸せそうで、ああやっぱりかがみは食欲魔人なんだなと思ってしまう。 「そういえばさ、こなた?」 「なに?」 「最初の頃にさ、目玉焼きには何をつけるかっていう話で盛り上がったじゃない?」 「ああ、そんなことあったよね!かがみは絶対醤油だって言って譲らなかったんだよね。」 「そうそう!それでさ、この前そのことについて知り合いと話すことがあったのよ。そうしたらもう、色んなのが出てきてビックリしちゃった。」 「へぇ~。ちなみにどんなのがあったの?」 「まずは、塩コショウ。」 「それは普通だね。」 「それから、マヨネーズ、ケチャップ、何もかけない、などなど。デミグラスソースっていうのもあったかしら?」 「まだまだたくさんありそうだよね。これはアニメのドラマCDの話なんだけどさ。」 「うんうん。」 「……メープルシロップっていうのもあったんだよ。」 「メープルシロップ?!うわ~、さすがにそれはないわ……」 「まあ、あくまでドラマCDの話だから、冗談だとは思うけどね~。」 こんな他愛の無い話をしつつ、私達の食事は進む。こんな話ばかりしていると、昔からまったく進歩してないんだなって思ってしまう。 いまの話につかさとみゆきさんが混ざったら、もう高校の頃の昼休みと同じじゃん。 私はそんなことを思いながら、アムリとチョココロネを頬張った。 「あっ、こなた。口にチョコがついてる。」 「むぐぅ?」 私が口元を拭い去ろうとしたちょうどその時だった。かがみの指がすっと伸びてきて、私のほっぺを触った。 かがみの指にはチョコが乗っかっていた。かがみはちょっと確認するかのようにそれを見つめるとパクッと口に入れた。 かがみにほっぺについたチョコを食べられちゃった。 そう思うと心臓の鼓動が少し早まった。なんだか、すごくドキドキした 「ホントあんたは進歩しないな・・・って、なに顔赤くしてるのよ?」 「えっ?あ、赤くなんてしてないよ!」 そんなの大嘘だった。顔中が熱いし、なんだか体温も高くなったような気がするし、さっきのドキドキは止まらない。 「………」 ああ、もうっ!なんでこんなことで顔なんて赤くしてるんだろう?! 大体、こんなことで照れるような関係じゃないじゃん、私達!! キスだってとっくにしたし、それ以上のことだってしたんだよ! それなのに、なんでこんなことで…… 「もしかして、こなた照れてるんだ~!」 かがみは真っ赤になっているだろう私の顔をじっと見つめると、それはもう底意地の悪そうな顔をして言った。 「むぅ…そんなんじゃないよ。」 「照れるな、照れるな。あーもう、本当にあんたは可愛いわね~。」 私の反論もまったく効果はなく、かがみは座ったまま私を抱き寄せた。 私はなすすべも無く、そのまま引き寄せられる。その反動でイスがガタガタと鳴ったのだけど、かがみは気にも留めていなかった。 「でも高校の頃に、私がつかさに同じ様なことしてあげたのを見て『女の子同士じゃ萌えない』とかいってなかったけ?」 ずいぶん昔の話を覚えてらっしゃるな、かがみんは。もしかして、そう言われたこと結構根に持ってたりしたのかな。 「昔の話だよ?それに今感じてる気持ちは萌えじゃないもん…」 「ふ~ん。それじゃあ、なに?」 しまった。とんでもない墓穴を掘ってしまった。これじゃあ、今の気持ちを話さざるを得ない。 「そんなの分からない。でも、この気持ちを感じるのはかがみの所為だから。かがみの時だけだから…」 二人きりの部屋。それでもかがみにだけ聞こえるように、そっと小さな声で言った。 だって、こんなこと言うなんてすごく恥ずかしいし。 私がそう言うとかがみはそれはもう嬉しそうな顔をしたかと思うと、 「ごめん、こなた。私よく聞こえなかった。もっと大きな声で、はっきりと言って欲しいな~~」 などと、今度は極悪な笑顔を振りまいて私に言ってきた。もちろん私はもう一度言うつもりなんてさらさらない。 「もうどうでもいいじゃん。忘れてよ!」 「忘れるも何も聞いてないから分からないわ。ほら、お姉さんに教えなさい!」 聞いてる、これ絶対聞いてるよ!聞いてる上でさらに私を辱めようとしてるんだ!!絶対にそうに決まってる!! 「何も言ってないって!それに、私のほうがお姉さんだよ?!」 「体型から考えて、間違いなく私のほうがお姉さんよ。ほら、お姉さんがご飯を食べさせてあげるから、さっさと言いなさい。ほら、あーんして。」 私を抱きしめながら、器用にも私にサラダを食べさせようとするかがみ。 「やめろ~~~!!」 そんなかがみに対して私は大声を出しながら、必死に顔をそむける事しか出来なかった。 結局かがみ攻撃は、私がもう一度大きな声で言うまで終わらなかった。 ああ、本当にこの家が防音対策バッチリでよかったよ…… そして私は午前中の間ずっと、このことでかがみにからかわれっぱなしだった。 ……かがみは意地悪だ。 ◇午後、昼下がりにて 「で、かがみんや?」 「なによ?」 「私が今現在されているこの状況は、一体全体どういうことでしょう?」 今現在の私の状況。非常に簡単に説明すると、かがみに座りながらだっこされてます、私。 「そんなの、あんたの目の前に置かれてる本を見れば一目瞭然じゃない。」 目の前のテーブルには、かがみお気に入りのラノベが所狭しと置かれていた。 「ラノベがいっぱいあるね。」 「そうよ。今日こそはあんたにラノベの素晴らしさを教えてあげようと思って、私が選んだの。」 「選んだのはいいけどさ。で、これをどうしろと?」 「ねえ、こなた?本は読む為に存在するの。決して絵を眺める為に存在するんじゃないのよ。」 つまりこの山のようなラノベの数々を読みなさいということか。 「ねえ、かがみん。誰かの萌えは私の萎え。誰かの萎えは私の萌え。萌えの押し付けはまかりならないんだよ?」 「そんな名言みたいなこといって逃げようとしても駄目だからね。それにこれは趣味よ趣味。萌えじゃないから問題ないわ。」 「趣味もだよ。私だって押し付けた事ないじゃん。」 私はゲームやアニメといった趣味を人に押し付けた事はない。 普通の人が見てもつまらないだろうし、オタクであったとしてもジャンルが違ったら、それはそれでつまらないし、言い争いになるしね。 こういうのは同士とこっそりと楽しむのが一番だと思う。 ただ、ことかがみに関してだけは布教というか、洗脳というか…そういうようなことをしなかったとは声大きく言えなかったりするんだけど。 そんな自分に不利になるようなことは当然言わないでおく。 「いいじゃない、別に!それに、こういことはこなたにしかしてないから問題ないの。それに、好きな人とは自分の楽しい事を共有したいじゃない。」 好きな人…ねぇ。 そういう風に言われるとやっぱり弱い。こんな無理やりもまあ別にいいかと思ってしまうのだから困ったものだ。 好きになったほうの負けって言う言葉があるけれど、それが本当だったらかがみのほうが負けなはずなんだけどなぁ… 「分かった、分かったよ。」 「そう、ようやく分かってくれたのね!」 私の言葉を聞いてかがみの顔がパアっと明るくなった。ああ、これを見れただけでももう満足だよ。 「でもね、かがみ?」 「まだなにかあるの?」 「あるよ!ラノベについてはまあいいけどさ、なんで私かがみにだっこされてるの?」 「だってあんた、読むのに飽きるとすぐ逃げ出そうとするじゃない。逃げ出し防止の必殺の策よ。それに、後ろからなら私も本が読めるし、他にも色々楽しめるしね。」 なんだか後者の理由の方が大きそうな気がするけれど、あえて突っ込まないでおく。 というか、突っ込んでしまったらとんでもない目にあいそうな気がするんだよね。 「ほら、うだうだ言ってないでさっさと読みなさいよ。ほら、これなんてお勧めよ!」 かがみはそう言うと、一冊の本を手にとって私に見せた。アニメ化、漫画化までされている人気シリーズだった。 私はかがみから本を受け取ると、さっそくページをめくり始めた。 ストーリー自体はアニメや漫画で知っているからだろうか。思ったよりも分かりやすく、すらすらと読むことが出来た。 そして少しだけだがアニメや漫画と違うところがあって、それがまた面白かった。 アニメとかを見た後で、少しずつ読んでいくんだったらラノベも面白いかもしれない。 そんなふうに本を読んでいると、不意に私のほっぺに暖かい何かが感じられた。 それにビックリして頭だけを動かして横を見てみると、そこにはかがみの顔が私の方に乗っかってるかのようにあった。 「……どったの?」 「いや、ちょっと文字が見えなくて。ほら、私なんか気にしないで続き読みなさいよ。」 「……」 気にしないわけがなかった。 この際だからはっきり言おう。かがみがだっこしてくれているという事実、これだけでもう私はいっぱいいっぱいなのだ。 朝ごはんの時と同じ…いやそれ以上に私の鼓動は高鳴ってる。体が密着してるから、このドキドキがかがみにも伝わってるんじゃないかなんて思ってしまう。 顔が赤くなってないのと、かがみがまったくその事に触れていないのがせめてもの救い。 そんないっぱいいっぱいの状況に、追い討ちをかけるかのようなこの状況。本なんか読める状態じゃない。 それでも私は意識を集中させて、本を読み続けた。 5分、いや10分くらかな?それが私の限界点だった。 かがみの吐く息が私のほっぺをくすぐって、髪から時々香るいい匂いが私の鼻腔をくすぐった。 ちらっと流し目で見るかがみの顔は、それはもう可愛くて可愛くて。時々触れるほっぺの感触が私に焦燥感をからせた。 本当にもう駄目だった。 かがみに触れたくて堪らない。かがみに触れられたくて堪らない。服越しなんかじゃなくて直に触れたい、触れられたい。 もっと、かがみを感じたかった。 「ねえ、かがみ?」 「んー、どうした?」 私の気も知らないかがみが何気ない声で返事をした。 「もう、私だめだよ、限界だよ……」 私は軽く体を震わせながら目に涙を浮かべて、すぐ横のかがみの顔を見つめた。 さっきの反応から考えるとかがみは何も気が付いてなかったみたいだけど、私のこの顔、この表情を見れば気が付いてくれるはず。 今の私みたいな気持ちになってくれるはずだ。 「こなた……」 かがみは私の顔をじっと見つめると、すぐに優しい顔をしてくれた。 「かがみぃ…」 ほら、やっぱり気が付いてくれた。そしてかがみは私に…… 「駄目よ、こなた。ギブアップにはまだ早いわよ。」 「はい?」 非常にいまの状況から考えて、ありえない台詞を吐いてくれた。 「あ、あの、かがみ?」 「まったく、そうやってすぐ諦めちゃうんだから、こなたの悪い癖よ。まだ50ページも読んでないじゃない!!」 開いた口がふさがらなかった。かがみは私のあの顔、あの台詞で、私がラノベを読むのがもう無理だといっていると思っていたのだ。 いや、私も趣味のことになると煩いけどさ、これはちょっとありえなくない?ひどくない?! あんだけフラグを出しまくってたのにさ、本当にちっともこれっぽっちも気が付いてないの?! 「最低でも一冊は読んでもらうわよ!そうしないと、感想とか聞けないしね。ほら、キビキビ読む!」 そういって私にラノベの続きを読むように催促するかがみ。どうやら、本当に気が付いてないらしい。 私は軽い放心状態のまま、パラパラとページをめくるしかないのであった。 ……かがみは自分勝手で鈍感だ。 ◇夕方、スーパーにて 「で、今日は何を買いにきたのよ?」 隣を歩いているかがみが私に聞いてきた。 「んーとね、醤油が切れちゃったから醤油と、今日はサラダ油が安いからそれ。あとは今日の夕飯しだいなんだけど、まだメニューは決めてなかったり。」 「おいおい、スーパーに来ておいてこれかよ。」 かがみが無理やりラノベを読ませようとしたからね。 先ほどの復讐にそういってやろうかと思ったけど、止めておいた。きっと不毛な争いになること間違いなしだから。 「というわけで、かがみはなにか食べたいものある?」 「そうねぇ……唐揚げと卵焼きがいいわ!」 かがみはいい案が浮かんだとでも言いたそうに、にっこりと微笑んだ。 「唐揚げと卵焼きかあ。それはまたお弁当チックなおかずだね。」 まあ別にいいんだけどね。唐揚げは下ごしらえが必要だけど、それほどの手間というほどでもないし。 これで『こなたの手打ちうどんが食べたいわ』なんて言われたら、それはそれで非常に困るし。 「このメニューはね、理由があるのよ。」 「えっ?そんなのあるの?」 「いい、こなた。」 かがみがはそう言うと、私の両肩に両手をポンと乗っけた。 「う、うん。」 「あんたもいずれは柊家の一員になる身よ。だったら、そろそろ柊家の味を覚えてもいい頃じゃないかと思うの!」 「なっ、なんですと!」 「ほら、卵焼きとか唐揚げとかってその家の色がはっきり出るじゃない? こなたの作る料理に不満なんてまったくないけど、やっぱそういうのも覚えた方がいいんじゃないかと思って。」 なんとまあ、唐揚げと卵焼きのメニューにそこまでぶっ飛んだ思考をぶつけられるとは……恐るべし、かがみん。 「い、いやかがみの家の味付けで料理をつくるのは別に構わないけど、そこまで考える必要はべつにないんじゃないかな?」 「いいえ、絶対必要よ!それはもう間違いないんだから!」 どこをどう考えたら、そんな思考に辿り着けるんだろう? なんか怖いよ、かがみん… 「で、でもさあ…かがみが私の家の一員になることも十分にありえるよね?」 「残念だけど、それはないわね。」 「なっ、なんでさ!」 「だって、こなたにはタキシードよりウェディングドレス、スーツ姿よりもエプロン姿のほうが似合ってるじゃない。」 なに当然のこと言ってるの?という顔をうかべるかがみ。いや、かがみん?その表情はおかしいよ、おかしいからね! 「似合う似合わないで将来のこと決められちゃたまらないよ……」 「大丈夫よ、こなた。どちらにせよ、私が絶対に幸せにしてあげるから。」 もう駄目だ。このかがみを止めることは何人たりともできない。 「うん……」 こうして私は小さく小さく頷いたのだった。 ……かがみは猪突猛進だ。 ◇午後8時、お風呂場にて 「はあ、なんだか今日は疲れたね。」 疲れたときのお風呂は至福のひと時だ。ちょっと広いこの家のお風呂では、なんと私は足を伸ばす事が出来るのだ。 だからこそ、この至福はなおさら貴重な時間だ。こんなときにだけ、背の小さい自分に感謝する。 「それにしても…今日のかがみ変だったよね。」 今日一日のかがみの態度を振り返る。 いつもと同じだった。いつもと同じように私にベタベタするし、強暴だし、それでいて鈍感だし、ラノベには目が無いし… でもだからこそだろう。 微妙におかしかった。どこがどうとは言えないのだけど、確かにおかしかった。 なんだろうな、かがみのことが好きな私だからこそ分かる感覚。それが諸手を挙げておかしいと言っているのだ。 「なにか、あったのかな?」 私は湯船に浸かりつつ、その疑問の答えを出す事に集中する事にした……のだけど! 「こなた~~!」 「かっ、かがみ!!」 あろうことか、その件の人物がガラガラとドアを開けてお風呂場に入ってきた。 「ちょっ、ちょっとかがみ!私まだ入ってるよ!!」 「そんなの知ってるわよ。だから一緒に入ろうかと思って。」 「なああああ!」 本当ならズサーと後ろに逃げ出したところなんだけど、残念ながらここはお風呂場。そんな逃げ出せる場所なんてどこにもない。 「ほら、あんたずっと前に言ってたじゃない。背中流してって。だから、やってあげようと思ってね。」 「そ、そんなお願いしたっけ?」 頭の中をフル回転させて、必死に記憶の糸をたどる。残念ながらその行為は徒労に終わったけど。 「そんなの覚えてないよ!時効って事で一つ!」 「ああ、もう煩いわね!寒いから入るわよ。」 かがみはそういうと、湯船の中に入ってきた。かがみが入ってきたことで、湯船のお湯が少しこぼれる。 「そ、それじゃあもう私出るよ!かがみはゆっくり暖まってね!」 「ちょっと、なに逃げようとしてるのよ!」 さっさと出てしまおうとする私を、かがみが手を引っ張って引き止めた。 「い、いや~、やっぱり普通のテンション時だと恥ずかしくてね……つい。」 「恥ずかしがる事なんてないじゃない。私達、女の子同士だし。」 「いやいや、女の子同士だろうがなんだろうが、好きな人とお風呂に入るのはまた別の意味がだね。」 「ふうん。まあ、いいわ。それじゃあ約束通り、後で背中を流してあげるから。」 「いいよ。恥ずかしいよ!」 ああ、昔の私よ、なんでそんなすごいことをお願いしちゃったのかな?おかげで今の私はこんなにも恥ずかしい思いをしているよ。 「ああ、もう煩いわね!私がしたいって言ってるんだから、おとなしくされなさい!」 「のおおおおおお!!」 こうして午後のラノベのときみたいに、かがみにだっこされた形になった私は、お風呂の間中かがみの言いなり状態だったとさ。 ……かがみは強引だ。 ◇午後10時、リビングにて 「かがみ~、果物剥いたから一緒に食べようよ。」 私はテーブルに果物の切りあわせを置くと、かがみの隣に座った。 私が隣にいるのに、かがみは返事をしてくれない。ただただ下を向いたままだった。 「かがみ~?」 「こなた……」 かがみが辛そうな声で、そう言いながらゆっくりと私のほうを見た。 私がそんなかがみの表情を見たのはこれを含めて4回。 1回目は私に告白してくれたとき、2回目と3回目は互いの両親に私達のことを話したとき。そして今回が4回目。 どの時も、辛そうで、悲しそうで、今にも自分の感情に押しつぶされそうな、そんな表情をしていた。 「かがみ?」 「………」 かがみは何も言わなかった。その代わりに私を思いっきり抱き寄せた。 背中に回された腕の力は何時もの比じゃなかった。思いっきり、多分全力で私のことを抱きしめていた。 そうしないと私がいなくなるんじゃないか、そう思わせるほどに、かがみの力は強かった。 「どうしたの?本当に何かあった?私なにかした?」 「……」 私の質問に、かがみは首を振った。 「じゃあ、どうしたの?」 「…時々さ、本当に時々なんだけど、訳も無く不安になることがあるのよ。 いつもはたいした事ないんだけど、今日はそれがちょっと酷いみたい。ごめんね、びっくりさせて。」 「ううん。謝る必要なんて無いよ。かがみは全然悪くないんだから。」 そう、かがみは悪くない。もし謝る必要があるというのなら、それはきっと私のほうだ。 かがみの不安にまったく気が付かなくて、かがみに甘えきっていた私のほうだ。だけど、それは言わない。 だって、言ったらきっとかがみは反論する。『私が勝手に不安になってるだけなんだから、こなたは全然悪くない』って。 だから言わない。 「ねえ、こなた?」 「こなた、いなくなったりしないよね?」 切実だった。かがみは本気でそう思ってる。私がいなくなるかもって思ってる。 「いなくなるわけないじゃん。」 「本当に?」 「本当だよ。」 「嘘じゃないよね?」 「かがみに嘘つくわけないよ。」 「私のこと嫌いにならないよね?」 「私にはかがみしかいないよ。」 「けど、私って駄目なところばっかりだし、こなただったら…」 「私だって駄目なところばっかりだよ。私はそんな駄目駄目なかがみが好きなのさ。」 「この関係やめようなんて思ってない?」 「絶対にない。」 「ずっとよ?」 「当たり前じゃん。」 一つ一つ確認するかのように私はかがみの質問に答えた。嘘は無く、茶化す事も無く、はっきりと本音で私は答えた。 これでかがみの不安がなくなるなら、安心できるなら安いものだ。いくらでも答えるよ。 不安になることは誰にだってある。もちろん私にだってある。 私が不安になったときは、そっとかがみが助けてくれた。 だったら、今度は私の番。かがみの不安がなくなるまでずっと付き合うからね。 私とかがみの問答は時計の長針が一回転するまで続いた。 ……かがみは怖がり屋さんで臆病だ。 ◇深夜、ベットにて 「ありがとう、こなた。もう大丈夫だから。」 ベットの上で、かがみがにっこりと笑った。 「あんなのでよければ、いくらでも言ってあげるからね。いつでも言ってよ!」 かがみの笑顔につられて、私も笑顔で答えた。 ああ、かがみが笑ってくれて本当によかったよ。やっぱり好きな人には笑っていて欲しいしね。 「そうね、あの時のこなたすごく優しかったし。偶にはいいかもね。」 「うん、いつでも頼ってね。」 「それじゃあ、寝るか。」 「うん、今日は私も大人しく寝るとするよ。」 私は部屋の明かりを消すと、モゾモゾとかがみの隣へと潜りこんだ。 ダブルベット。最初かがみから提案されたときはえーって思ったけど、慣れてしまえばどうってこともなくなってしまう。 私は布団の中、かがみの手を文字通り手探りで探すと、ギュッと握った。 「なに、こなた?」 「いやいや、寂しがり屋のうさぎさんが安心するようにね。」 「今日は優しいのね。」 「今日もって言って欲しいよ。」 「じゃあ、今日も。」 暗くてよく見えないけれど、かがみは確かに笑ってた。それに合わせてかがみの手が、ギュッと私を握り返した。 「ねえ、かがみ?」 「んー?」 「今度暇が会ったらさ、デートにでも行こうか。」 「おっ、いいね!それじゃあ明日いこう、明日!」 「明日?!ちょっと急じゃないかな?準備とかどうするの?」 「近場だったらそんなの入らないわよ。はい決定!それじゃあ、明日に備えてさっさと寝るわよ!」 「もう、しょうがないな~、かがみんは!」 そんな話をして5分くらい経っただろうか。ふとかがみのほうを見てみると、かがみはすっかり眠ってしまっていた。 すぅすぅとほのかに寝息が聞こえる。それを聞く限り、安心して眠ってそうだった。 私はそれを確認すると、かがみと同じように眠りに落ちた。 眠りに落ちる直前に見たかがみの横顔は、すごく幸せそうだった。 ◇ かがみと一緒に暮らし始めて数ヶ月。 私には改めて分かった事がある。 それは…… かがみは強暴で意地悪で自分勝手で鈍感で猪突猛進で強引で怖がり屋さんで臆病で…… そう…なんだけど…… 可愛くて、綺麗で、かっこよくて、優しくて、頭がよくて、ツンデレで ヘタレだけど大事なところではちゃんと決めてくれて、それでいて私を守ってくれて、私を好きでいてくれて…… そんなかがみのことが…… 私は…狂おしいほどに大好きだという事だ。 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!b(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-07-16 01 10 30) 神 作 -- 名無しさん (2021-01-08 02 34 24) ノロケ全開で幸せそうですね〜 -- 名無しさん (2010-07-23 09 57 42) いやぁ甘酸っぱさと切なさが同居した素晴らしい作品ですねぇ〜。 -- 糖武宇都宮 (2010-04-15 01 12 04) 何だこの作品は? 脳内映像のモニターが壊れてる俺ださえ、 2人の映像が鮮明にがうかんだぞ!! GJッス -- kk (2010-04-14 11 01 42) 受けこなたではなくて、受け止めこなたですね -- 名無しさん (2009-04-24 20 28 45) いちゃいちゃと甘甘と少しの切なさと希望。 最高じゃないですか。 GJ!! -- 名無しさん (2009-02-26 23 07 33) 結局はこなたの恋人自慢な惚気話だったとさ←結論 でもGJ! -- こなかがは正義ッ! (2009-02-26 14 05 28) 甘くて平和な感じが たまりませんね。 -- 無垢無垢 (2009-02-26 12 46 34) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
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話聞いてなかったろ ピカチュウ「ピッピカチュウ!(歩くの疲れたw)」 サトシ「ん、ピカチュウどした?」 ピカチュウ「ピピカー!(だからー、歩くの疲れた)」 タケシ「疲れたのか?じゃここらで休憩するか。」 ピカチュウ「ピカチュw(タケシwwww)」 サトシ「そうだな。よし、ピカチュウ、次のジム戦の特訓に行こうぜ!」 ピカチュウ「お前タケシの話聞いてなかっただろ(ピピカチュウ)」 コメント所 しゃべったあああああああああああああああ -- おいうytれrちゅいおぽいうytれdsrちゅいうytれrちゅいお (2022-01-20 14 47 35) 名前 コメント タグ しゃべったあああああああああああああああ サトシ ピカチュウ ポケモン 逆
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インディアンの笛 持ち物 ノーマル ランク0における販売価格 31 販売時間 12 00 手に入るMAP 西の平原 合成に必要な素材 合成先 インディアンの杖
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死ねばよかったのに 獄門寺 菊 20代半ば程で、生別不明。英国風ファッションとパンク風ファッションを好む傾向あり 長い前髪は目元を隠しており、どこか中性的な印象を相手に与える ややぼんやりした雰囲気で、口にする言葉は単語が多く、ややコミュニケーション能力は低め が、女性向けの衣服店を経営しており、接客にたけている不思議な一面もある(店はもうかっているようだ) ひょんな事から「死ねばよかったのに」と遭遇。そのまま契約する 獄門寺家 分家の生まれで、学校町の隣町に実家がある。実家は兄が継ぐ事になっている為、菊はわりと自由に生活している …が、二つ名が「島流し」だったり(本人曰く「流してない、沈めてる」との事)、そっち系の仕事と二束草鞋状態のようだ 本家の人間である龍一に忠誠を誓っているようで、彼の為に「鬼退治」をしている(本人談) 人並み外れた怪力の持ち主で、道路標識を引っこ抜いたり、バス停を持ち上げて臨時の武器とする事が多い(本人曰く、「電信柱は引っこ抜けないから、まだまだ」との事) 怪力に関しては、「魔法使いからもらった」と本人は話しているが、詳しくは謎である 紫苑(死ねばよかったのに) 「死ねばよかったのに」などと題されて伝えられる事が多い都市伝説 ツンデレバージョンに魔改造された逸話もあり、彼女はそちらの影響を受けている可能性がある(本人は否定しそうだが) ひょんな事から菊と遭遇。成り行きで菊と契約する事になり、「紫苑」という名前を与えられる 女性の姿をして生まれたせいか、女性的な事に興味があるようで、本来の白いワンピース以外のファッションに身を包めるようになったことを喜んでいる節がある 菊の商売の関係上、服は選びたい放題である が、まだファッションについてよくわからないので、ほぼ毎日菊にコーディネートしてもらっているようだ 結果、日替わりでゴスロリファッションになったりロリータアッションになったりギャルファッションになったり……と、日によって外見の印象が変わる まぁ、共通してツンデレっぽいようではあるが 能力としては、車に乗っている人間を事故死させる事ができるようである 事故死させる、というよりは、事故を起こす能力と言った方が正しいかもしれない 相手が車に乗っている・範囲内にカーブミラーが必要、など制限は多いが、強力な能力である 登場人物名 説明文 その他の設定 説明文 ページ最上部へ
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つかさのその一言は、私が知らなかったかがみの一面を垣間見る事になったのと同時に、私の中にあった『柊かがみ』という存在が、独り歩きを始めて、私の手の届かない所に行ってしまうという事を認識させるに十分な物であった。 「お姉ちゃんの初恋の相手はね、けんちゃんだったんだよ」 「ふとしたことで~実った想い、叶わぬ気持ち~」 10月に入って、茹だる様な暑さもようやく遠ざかり、ほんの少しの肌寒さを感じながらも、恐らくこの頃が最も過ごしやすい季節なのだろうと思いながら、私は変わらない日常を消化している。 いや、変化はあったか。 改編期だから、テレビ欄を見れば深夜アニメは軒並み『新』のマークが付いてるし、それを全てチェックして当たり外れを判断しなきゃならないから、私の夜更かしは半ば徹夜状態と化している。 でも、それだけじゃないんだよね…。 私の周囲で起きたもう一つの変化は――。 「おっす、かがみにつかさ。元気にしてたか?」 「あ、けんちゃん。お久しぶり~」 「久しぶりって、つかさ…。先週も会ったばかりじゃないの」 「え、そ、そうだったっけ?」 「ははは。まぁ、先週までは2、3日に一回ぐらいのペースで会ってたから、その基準で行けば久しぶりにはなるよな」 「……」 もう一つの変化。それは、あの日に私とかがみが偶然出会った「けんた」という男の子が、私達の日常にちょくちょく顔を出すようになった事であった。 そして、そのもう一つの変化が、私の憂鬱感を日に日に煽る結果に繋がっていた。 彼らはあまりにも仲が良すぎるのだ。 私が付け入る隙もないぐらいに。 7年のブランクがあったとはいえ、元々10年以上の付き合いがあった彼に対して、私はわずか1年ちょっとの付き合いしかないのだから、端から見れば仕方の無い事なのかもしれない。 だけど、彼と話をしている時のかがみの顔は、どう贔屓目に見ても私と話している時よりも良い顔をしている。 私には、それがどうしても悔しくてならなかった。 § この数週間で色々と分かった事がある。 私と彼は、意外と似ている部分が多いということ。 …そして、そのどれをとっても、私は彼には敵わないということだ。 まず、彼は私ほどではないとはいえ、私と同じような趣味をしている。つまり、オタクなのだ。 最初に出会ったときの「百合」発言から、漠然と自分と同じ匂いがするとは思っていたけれど、まさか、かがみが趣味としてラノベを読むようになったのは、彼がそうした本を紹介したのがきっかけだったという事を知った時には、本当に驚きを隠せなかった。 ゲームの腕前も相当な物だった。 この間、私がかがみの家に遊びに来ていた時に、彼が突然訪問して来て、その時に私がやっていた格闘ゲームに興味を持った。 私はここで彼を打ち負かしてかがみに良い所を見せようと、軽い気持ちで対戦しようと誘ったのだが、結果は私のストレート負け。 涼しい顔で流れるようなコンボを私に叩き込む彼の姿を見て、かがみはおろか、こういうゲームに疎いつかさまでもが「けんちゃん凄いね~」という称賛の声を挙げたのだから、私はゲームだけじゃなく、リアルの方でも大きなダメージを受ける事になったのだった。 ――そして、私が彼に対して敵わないと感じる最大の理由が、つかさがさりげなく私に教えてくれたあの一言だったのだ。 基本ステータスからして相当な差が付けられている上に、こっちは同性同士という致命的なハンデ付き。 これがゲームだったら、「それなんて無理ゲ?」の領域だ。 既にこの時の私は、どうしてあの日にかがみをアキバに連れて行ったのだろうと深く後悔し始めていた。 …でも、そう気づいた時にはもう手遅れだったんだよね…。 § その日の放課後、私達はいつものように四人揃って一緒に下校していた。 いつもと違う点といえば、つかさが先程から分かりやすいぐらいにそわそわしている事ぐらいだろうか? 「どうかされましたか? つかささん。先程から妙に落ち着かないご様子ですが…?」 さすがにつかさの異変に全員が気づいていたのだろう。先手を切って、みゆきさんがつかさに話しかける。 「えっ!? べ、別になんでもないよ~」 口ではそう言っているけれど、みゆきさんに話しかけられた時のビクッとした様子からして、どう考えても普段通りのつかさには見えない。 「つかさ、どうしたのよ? さっきから本当にそわそわしたままだけど、何かあったの?」 「ほ、本当になんでもないんだって、お姉ちゃん」 かがみに声をかけられたつかさは、みゆきさんの時よりも挙動不審な様子を見せていたが、本人が「なんでもない」と言っている以上、あまり過度の詮索は出来ない。 結局、その時は三者三様に歯切れの悪い感覚だけが残る事になったのだけど、まもなくして、その理由を知る事になるのだった。 「かがみ」 スクールバスを降り、今朝利用した、糟日部駅の西口に戻ってきた私達の前に現れたのは、あの“彼”だった。 その身なりは、学校帰りのブレザー姿で、ヘルメットをもっている所を見ると、学校が終わってすぐに傍にあるバイクに跨って、大急ぎでここまでやって来たのだろう。 「あ、けんた。こんな所で会うなんて偶然じゃない」 「いや…。今日はかがみに話があって、ここまで来たんだ」 「えっ…?」 周囲に妙な緊張感が走る。 「ここじゃ難だから、場所変えていいか?」 「…つかさと一緒に行けば良いの?」 「いや、二人きりで話がしたいんだ」 「……わかった。つかさ、悪いけど先に帰っててくれる?」 「うん。わかったよ」 そうかがみに答えるつかさは、既に落ち着きを取り戻していた。 私はというと、そんなやり取りを交わし、この近くにある複合施設のある方角へと歩いて行く二人を、黙って見送る事しか出来なかった。 § 「実は、2、3日前にけんちゃんから相談されたんだよ。お姉ちゃんの事が好きなんだけど、どうしたら良いと思うって」 あの後、何となくこのまま解散するのが憚られた私達は、駅からすぐ近くのカフェに入って事の真相をつかさから聞く事になった。 当のつかさはというと、既に二人の仲が上手く行くと確信でもしているのだろうか、安堵の表情が混じった満面の笑みを浮かべて、私達に説明をしている。 「告白のプランはね、駅の前でお姉ちゃんを待ってたらどう? って私が提案したのをけんちゃんが採用したんだよ~」 「まあ、そうだったんですか」 「…でも、いくら相手が初恋の相手だったからって、今のかがみがその告白を受けるかどうかなんて分かんないじゃん…」 つかさもみゆきさんも微笑みあってる中で、自分自身に鏡を向ければ、きっと今の私はしかめっ面をした状態で喋っているに違いない。 「えっ? だ、大丈夫だよ! 妹の私から見ても、お姉ちゃんはまだけんちゃんの事が気になってる様子だったし…」 私の空気の読めてなさそうな発言に対して、つかさは私に対して嫌な顔を見せるどころか、軽くうろたえた様子でそう返答してきた。 …つかさに当たっても、仕方がないじゃん。私…。 頭の中でそう必死に言い聞かせているのに、私の心は荒れに荒れていた。 その時、携帯電話特有の軽快な着信メロディが鳴り響いた。 つかさは咄嗟に自分の携帯を確認すると、「けんちゃんだ」と私達に伝えて、電話に出た。 私の緊張が臨界点に近づく。 「もしもし、けんちゃん? …うん。……うん。…ホント!? 良かったぁ~。今、ひょっとしてお姉ちゃんが断ったりしたら、どうしようって不安になってた所だったの。うん。それでね――」 ああ…。やっぱりそうなっちゃうのか…。 まぁ、こればっかりは仕方が無いよね…。 つかさの受け答えを聞いて、その結果が上手く行ったのだという事を認識した私は、自分自身でも不思議なぐらいその事実を淡々と受け入れていた。 確かに、ショックではあった。 でも、始めから叶わぬ恋だと自覚していたからだろうか、取り乱したり、嫉妬の炎に自分の身を焼き尽くされるような思いも感じる事無く、アクションゲームの強制スクロール面のように変わっていく様を、私はただ傍観者として眺めているだけであった。 この時はまだ幸せだったのかもしれない。 この時はまだ何も知らなかったから。 自分の想い人が、誰かの腕の中にいるという現実がどんなに辛いものなのか。 そして、自分の愛していた日常が、あんなに脆くて儚い物なのかという事も――。 崩れ始めたものへ コメントフォーム 名前 コメント (/ _ ; )b -- 名無しさん (2023-06-21 07 46 59) げん゛だぁぁぁぁおぁ -- 名無しさん (2010-09-02 02 41 04) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
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インディアンの杖 持ち物 レア ランク0における販売価格 3500 販売時間 4 26 40 手に入るMAP なし 合成に必要な素材 合成先 白のクリスタル×2、クリスタル×3、インディアンの笛×27
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講堂に移動した私達は、舞台上で演奏前の最後の準備を始めた。その間、唯先輩は舞台そでから客席の様子をチェックしている。 そして、戻ってくるや否や『凄い!』という言葉が…。何がどう凄いのかはわからなかったけれど、とりあえず期待を胸に、幕が上がるのを待った。 唯先輩はポジションに就くと、私達にアイコンタクトを送ってくれた。特別な会話は無いけれど、唯先輩の言いたい事はわかったので、私は微笑み返した。 『あずにゃん、頑張ろうね!』――――――――――『はい!頑張りましょう!』 「皆さん、こんにちはー!放課後ティータイム、ギター兼ボーカル担当の平沢唯です!ベース兼ボーカル担当は秋山澪ちゃん!ドラム担当は部長の田井中律ちゃん! キーボード担当は琴吹紬ちゃん!そして、もう一人のギター担当は私達の後輩、中野梓ちゃん!」 幕が上がり、唯先輩のMCから始まった私達のライブ…。目の前に広がる光景に、私達は驚きを隠せなかった。唯先輩が言った『凄い』の意味とは…。 講堂内は満員の状態で…それだけでもビックリするのに、さらに皆が私達と同じTシャツを着てくれていた。前の方で観てくれている憂と純も…。 私達だけではなく、会場全体が一体となり、さらに大きな声援を送ってくれている…。これは、まさに先輩達が目標に掲げていた『武道館ライブ』そのものだった。 先輩達との最後の学園祭ライブ…1曲1曲を私は全力で演奏し、1分1秒をしっかりと心に刻んだ。気付けば、あっという間に3曲目を終えていた。 「今の曲は『わたしの恋はホッチキス』という曲目だったんですが、皆さんは恋…してますか?…私は、今凄く素敵な恋をしています♪ ドキドキしたり、心が温かくなったり、胸がキュンとなったり…その子の事を考えるだけで、毎日が楽しくなってくるんです! 恋って…良いですよね!恋って、毎日が生き生きするし、自然と笑顔にもなれちゃう、素敵な魔法だと思ってます!」 皆と一体になれる…ライブって良いな…。余韻に浸りながら唯先輩のMCに耳を傾けていた。MCは唯先輩の恋についてのエピソード…。 私は、ただ『恋をするって素敵ですね』という話だけで終わるものだと思っていた…のに…。 「私は、今日…そんな素敵な魔法をかけてくれた子に、私の気持ちを伝えようと思っています。恥ずかしいんですけど、これが私の初恋なんです。 その子は、私にとっての初めての後輩で、凄く真面目な子なんです。それでもって凄く可愛くて、私が困った時や、他のメンバーが困った時には、 すぐに手を差し伸べてくれる、とっても優しい子なんです。…私は、そんな素敵な後輩…中野梓ちゃんに恋をしています」 私は、唯先輩の方を見たまま動けなくなった。そして、あれだけ聞こえていた大きな歓声が…何も聞こえなくなっていた。 唯先輩の恋の相手が私…。いや、もうそれほど驚く事では無かったけど、今のこの状況…大勢の人の前で…。私は…何も考えられなくなっていた。 「今から、私は1曲歌います。それは…私の大好きな…中野梓ちゃんの為に歌う曲です」 もう…何が何だかわからない…。今はライブ中なんだよね…。『わたしの恋はホッチキス』が終わったから、次は『ふわふわ時間』だよね…。 それなのに、唯先輩が1曲歌うの…?しかも、私の為…?皆の前で、大好きとか、恋をしてるとか…そんな…。私、もしかして夢見てる…? 「…梓、聴いていてね…『Y to A~キミへの想い~』」 えっ…?…唯先輩、今私の事…。いつも、あずにゃんって呼んでくれてるのに…梓って呼んだ…?これって、やっぱり夢? 混乱する中、初めて聞く曲が私の耳に入ってきた。唯先輩が歌っている…律先輩、澪先輩、ムギ先輩が演奏している…私は聞いているだけ…。 ♪ ひらり舞う桜の季節 キミに出会えた Like だった私の心を…キミは さらって Love に変えてしまった 私をドキドキさせるキミへの想い 夢の中でもキミと会えますように いつでもキミと一緒(とも)に居たいから… はにかむキミの笑顔に…私はドキドキしちゃったの 夏祭りで上がった花火 キミと見ていた 輝いているキミの瞳に…私は のめり込んでいってしまった あの花火に願ったキミへの想い ずっとキミと一緒(とも)に居られますように 最愛のキミを守りたいから… 頑張るキミの横顔に…私はキュンとしちゃったの 抱きつくのはキミのぬくもりを感じたいから… イヤと言われると凹んじゃうけど… 好きだからやっぱり甘えちゃうの… キミといるだけで心が温かくなるよ…キミと 出会えて本当に良かった…だから伝えたいの 好きだよ 世界一大好きだよ…! ♪ それはあっという間だった。私は頭が真っ白になっていて、正直…唯先輩の歌ってくれた歌詞をほとんど覚えていなかった。 いや、覚えていられるほど気持ちの余裕が無かった。だけど…沢山の愛情を注いでもらった事はわかる…。 そして…歌詞は覚えていなくても、凄く感動的な告白をされた事もわかった。…今の私には…唯先輩しか見えていなかった。 2人だけに照らされたスポットライト…。時間が止まり、この世界には私と唯先輩しか居ないかのような感覚に陥っている。 現実なのか夢なのかもわからない…。こんな事、現実であってほしいよ…だけど、もしも夢なら…永遠に醒めないで…! 「これが…私の気持ちです。だから…私と付き合っ…」 私は、唯先輩に抱きついていた。体が自然と、唯先輩のぬくもりを求めていた。唯先輩のぬくもり…しっかり感じる…。 良かった…夢じゃないんだ…。本当に私…唯先輩から告白されたんだ…。聞こえなかった皆の歓声も、今はしっかり聞こえる…! 大粒の涙で、目がにじんでいたけれど、憂と純がこっちを見ながら喜んでくれているのがわかった。 告白をされた…だったら、しっかり返事をしなきゃ…。想定外すぎて、ちゃんと声が出なかったけれど…私は精一杯気持ちを伝えた。 「私も…大好きです…」 抱き締め合う私達を祝福してくれるかのように、唯コールと梓コールが講堂内に大きく響いていた。そこは…2人が主役の世界になっていた。 もしかしたら、昨日の澪先輩と律先輩よりも主役として目立ってしまったかもしれない。ここには、その2人とムギ先輩も居るのに、何か申し訳ないな…。 私は徐々に落ち着きを取り戻し、唯先輩から離れた。そして唯先輩の顔をジッと見つめ、愛しさを感じながら小さく微笑んだ。 「みんなぁ、ありがとぉー!!みんなには感謝の気持ちでいっぱいですっ!まだまだみんなの前で沢山演奏したいけど、次が最後の曲になってしまいました! 今日、この瞬間を…みんなと一緒に過ごせた事を心から感謝して…精一杯歌います!!聴いてくださいっ!『ふわふわ時間』!!」 唯先輩のMCから、最後の曲が始まった。とっておきのサプライズもあった学園祭ライブだったけれど、私達は最後まで無事に演奏する事が出来た。 ライブも無事に終わった後、私は唯先輩に体育館の裏に来てほしいと伝えた。どうしても、唯先輩に伝えたい事があったから…。 ただ…まだ興奮冷めやらない中だったから、どんな表情で…また、どんな口調で唯先輩を誘いだしたかは自分でもよく覚えていなかった。 約束の時間は30分後…。まだ学園祭は行われているけれど、学校内で唯一と言っていいほど、誰も居ない場所…。そこで、私は唯先輩を待っていた。 「お待たせ、あずにゃん…どうしたの、こんな所に呼んで…」 私の考えていたシナリオはここからが始まりだったんだよね。唯先輩は何でここに呼び出されたのか…まぁ、本人は多分わからないだろうなぁ。 誰も居ない体育館の裏…。唯先輩に表情を見られないように、背を向けて少し話を始める。少し話をして、クルリと唯先輩の方を向き、想いを伝える…。 『好きです…私と付き合ってくれませんか…』少し上目遣いでドキッとさせれば、きっと告白は上手く行く…!と思ってたのに…。 あんな告白されて…思い出すと顔が赤くなって、ドキドキが止まらないよ…。だから私は、シナリオとは違うけど、表情を見られぬように唯先輩に背を向けていた。 「今日のライブ、お疲れ様でした」 「うん、お疲れ様ぁ…」 よし、変に声が上ずったりしてないよね…。少し、口調が厳しいかもしれないけど…これくらいは我慢してくださいね。 本当は…もう、恋人同士になっているわけだから『唯センパーイ♪』って言いながら抱きつきたいくらいだけど…それも暫く我慢…! 「あずにゃん…?」 「あんな大勢の人の前で、あんな告白するなんて…何考えてるんですか。私の気持ちも考えてくださいよ…」 あの告白は嬉しかったけど、想定外過ぎて歌詞が聴き取れなかった…。心には残ったけど、インパクトが強すぎたから…軽く文句を言ってみた。 「まったく…あんな告白するなんて、唯先輩はズルいです」 「ゴメン…」 「…まぁ良いですけど。何で私が体育館の裏に唯先輩を呼び出したかわかりますか?」 何も無ければ、ここで唯先輩に告白する為…だけど、告白されちゃったから、別の理由で呼び出したのだけれど…。唯先輩にはわかるかな? 「ゴメン…わからないや…」 …でしょうねぇ。まぁ、その反応は想定内だったから…唯先輩を呼び出した本来の理由を話す事にした。 「小学校の時に聞いた話なんですけど…女の子が好きな人に告白をするのは、体育館の裏が一番良いみたいなんです。滅多に人が来ないし、 他の人に話を聞かれる心配も無いから…。たとえフラれたとしても、1人でこっそりと涙を流す事ができるから…。 昨日も唯先輩には話しましたけど、今、私がしている恋が初恋なんです。だから私は今日、初恋の相手に告白をしようと考えてました。 1ヵ月前から、今日、この場で告白しようって考えてたんです…。それなのに…その相手から、一生忘れられない告白をされました。 あんな告白、私からできるわけないじゃないですか…。だから、唯先輩はズルいんです。私よりも一歩二歩…いや、全然追いつけない所に 進んでいるんですから。あんなカッコいい姿見せられたら…あんな感動的な告白されたら…もっともっと大好きになっちゃうじゃないですか!」 …思わず熱くなりすぎてしまった。まぁ、何が言いたいかといえば、唯先輩には全く敵いませんって事…。私の心を掴んで離さないんだもん…。 「私の考えてた事、何か小学生そのものみたいで、凄くカッコ悪いです…。告白も唯先輩からされて、計画も全部台無しですよ…」 「ゴメンね、あずにゃん…」 嬉しかったけれど、ほんのちょっとだけ先を越されてしまった告白…。自分から想いを伝えられなくて、ちょっと悔しい気もした。 だから、これだけは唯先輩からではなく、私からしたくて…。後ろから優しく抱き締めてくれた唯先輩の腕を解き、私は唯先輩の顔を見つめた。 「だから…」 「…」 唯先輩は、まさか私からこんな事するなんて…思ってなかったんじゃないかな…。油断…いや、無抵抗の唯先輩の唇を、私はサッと奪った。 告白は唯先輩からだったから…せめて、キスは私からしたくて…。わ、私だって本気で唯先輩の事を好きという気持ちを伝えたくて…。 それに、こんな大胆な事ができるのは…誰にも邪魔されない場所だったから…。だから、体育館の裏なんですよ、唯先輩…。 キスによって…私がどんどん唯先輩の色に染まっていく…そんな感覚が嬉しかった。 「だから…キスは私からしちゃいました///…別に良いですよ…ね?」 「勿論だよ…梓からのキス、とっても良かったよ」 「唯先輩…」 ライブの告白の時と同じように…私の名前を呼んでくれた唯先輩…。普段と違う呼び方だけでも、とっても新鮮な感じで…ドキッとしちゃうよ…。 「先輩、は要らないよ、梓…」 「うん…ゆ、唯…」 ついに私も…呼び捨てで呼んでしまった。唯…かぁ。呼ぶだけでも、何か照れちゃうなぁ。…なんて考えていたら、今度は唯から唇を奪われちゃった。 「大好きだよ、梓…」 「私も…好きだよ、唯…」 唯との距離がだんだんと近くなっていく…それは、夏祭りの時から少しずつ感じていた。昨晩のお泊まりの時には、その距離は手が届く所まで近くなっていた。 そして今日…大勢の人達の前で、その距離はゼロになった。私と唯…それぞれの初恋が成就した瞬間だった。 「そうだ…唯がさっき歌ってくれた曲…あの歌詞って、唯が考えたんだよね?」 「うん、そうだよ。作曲はムギちゃんがしてくれたんだ。だから、ムギちゃんはこの告白には一番力になってもらった人なんだよ」 「そっか…。ねぇ、その歌詞って今見る事できるかな?」 「できるよ~。私、ちゃんと歌詞カード持ってるから♪」 私は唯から歌詞カードを受け取ると、聴き取れなかった部分を読み返してみた。…まぁ頭が真っ白で、ほとんど聴き取れなかったんだけどね…。 この曲のリズムは覚えていたので、リズムに合わせて歌詞を追ってみた。すると、あのライブ会場で再び告白された感覚になったので…思わず笑みがこぼれてしまった。 「この歌詞、梓への想いをたっぷり込めて作ったんだよ…三日三晩寝ずに♪」 「えぇ!?」 三日三晩寝ずに…まぁ、それが本当かどうかはわからないけど…。でも、唯が私の為に歌詞を作ってくれたっていう事が凄く嬉しかった。 もう…毎日でも歌ってほしいくらい…。凄く嬉しくて、何度も何度も歌詞を読み返していた。その時…私はこの歌詞の秘密に気付いてしまった。 「あっ…」 「どうしたの?」 私の為に作ってくれた歌詞…聴いているだけでは、決して気付かないであろうメッセージが、そこにはあった。 本当に何気なく…歌詞の一番最初の文字だけを読んでみたんだけど…まさか、こんな所にも告白メッセージがあるなんて…。 「唯ったら…こんなメッセージを…///」 『ひLさ私夢い は 夏輝のあず最 頑 抱イ好キ出好』⇒『ひらさわゆい は なかのあずさ が だいすきです』 隠されていたメッセージ…。私の答えは勿論…。 「中野梓も平沢唯が大好きです…」 2人だけの世界を堪能して、どれくらい時間が経ったんだろう…。お互いを梓、唯と名前で呼び合う関係になったわけだけど…。 フッと現実世界に戻ってくると、まだ呼び合いに慣れていないせいか、思い出しただけで2人とも顔が赤くなっていた。 大胆に攻めたキスの事も…思い出すと、私は茹でダコ状態になっていた…。そんな状態でも、差し出された唯の手をしっかり握っていたけどね…。 「唯…」 「な~に?梓…」 「よ、呼んだだけ…///」 「もう…梓!」 「ふぇ!?…な、何、唯…」 「…呼んだだけ///」 きっと…いや、皆の前でこんな事をやっていたら、100%バカップル認定だよなぁ…。誰も居ない体育館の裏で良かった…。 私は、唯に名前を呼ばれ、唯に見つめられ、唯とキスをして…余韻に浸って、冷静になって赤面して…また唯に名前を呼ばれ…を繰り返していた。 まぁ、唯からの受けだけじゃなくて…私も唯の名前を沢山呼んだし、唯の事をずっと見つめてたし、キスも…堪能しちゃったけどね/// 翌日、私が登校すると、早速色々な人から声をかけられた。『昨日は感動したよ!』『幸せになってね!』『校内認定カップルおめでとう!』…へっ!? 校内認定カップルって…何ですか、それは!?…唯に話を聞けば、学校内で公に認められたカップルの事って…良いんですか、学校が公に認めて…。 「唯×梓ファンクラブ…?」 「な、なんですか、これはー!?」 そしてもっと驚いたのが、新しく私達のファンクラブができていた事…。きっと律先輩が、面白がって作ったに違いない!…私は律先輩に説明を求めた。 「唯×梓ファンクラブ…これで、『ゆいあずファンクラブ』って読むらしいぜ♪」 「そんな事聞いてるんじゃないんです!律先輩、こんなファンクラブを勝手に作らないでください!気持ちは凄く嬉しいですが!」 「私じゃないし!…って、嬉しいのかよ!?」 軽音部の部室にファンクラブのポスターがあるって事は、少なくとも軽音部の関係者か、軽音部に近い人が作ったと思うんだけど…。 ムギ先輩でも、澪先輩でも無い…残る可能性と言えば…。 「私は衣装しか作らないわよ…最近徹夜続きで疲れてるのに、ファンクラブなんて作ってる余裕無いわよ…」 顧問のさわ子先生でも無いかぁ…。だとすると、一体誰が…。軽音部に直接関係ある人では無くなった。となると、あとは軽音部の知り合いかな…。 もしかして…純が、また私をからかう為に!?…なんて思ったけれど、ファンクラブの会長は唯と私に最も関わりのある人だった。 「私、一応2人の恋の相談に乗ってあげたわけだし…これくらい良いでしょ♪私、2人の恋を応援するって決めたんだから! …お姉ちゃんと梓ちゃんには、もっとラブラブになってもらわないとね♪」 憂だったのね…。2人が恋人になったという事で、憂から色々話を聞かせてもらった。憂は、私が恋の相談をした翌日、唯から私とのデートの相談を受けたそうだ。 と言う事は…夏祭りの前から、私達はお互いに相思相愛だったって事なのね…。嬉しいと言うか、もっと早く気付きたかったなぁ…。 私達の噂は、校内だけでなく、町内にも広がっていた。違う学校の人からも声をかけられるようになってしまい、私達は町内一有名な女子高生になってしまった。 ファンクラブ会員数も1000人を超えたとか…。そこまで望んでなかったんだけどなぁ…。と言うか、2人だけのゆっくり過ごせる時間も欲しいよぉ! 「私の告白って…そんなに凄かったのかなぁ」 「破壊力ありすぎだよ…」 まったく、この人は…。自分がやった事がどれだけ凄い事か、わかってないのかなぁ…。まぁ、唯らしいと言えばそれまでだけど…。 でも…何だかんだ言っても、皆から声をかけてもらえると嬉しいな。私達の事を応援してくれる人も多いけど、放課後ティータイムのファンになってくれた人も多い。 高校生活が、こんなに素晴らしいものになるなんて、夢にも思わなかった。今、唯に言いたい事…それは…『貴女に出会えて本当に良かった』と…。 「どんな事があっても…これからも、ずっと一緒に居てね。私が梓の事…守ってあげるから…」 「はい…宜しくお願いします///」 お互いを信頼して支え合う、2人で1つの関係…私達の固い絆に勝るものは無いよね、唯♪ 2人で指を絡め、ゆっくりと進んでいく道…その先に繋がる未来でも、ずっと2人で歩いて行けたら良いなぁ。 END 凄く良い!癒されたよ GJ!!!! -- (名無しさん) 2010-09-01 18 26 04 歌詞も凄いッ!誰か曲付けてくれないかなぁ -- (通りすがりの百合スキー) 2010-12-20 01 51 20 歌詞いい -- (名無しさん) 2012-09-21 21 25 06 唯梓最高!これまでにない名作だ!唯先輩凄い!僕の好みな、みんなの前での告白最高!凄いごちそうさま!梓ちゃんも良かったね♪なんか泣けて来た…てか町内一有名になったなんてこりゃ将来HTTは色んな意味で大物になる!もしかしたら親も公認?マジで!?凄いな!唯先輩の告白。あずにゃんも幸せになってくれ!!いや…いやでも幸せになるな。僕も唯×梓ファンクラブに入ってます!これマジ名作!終わり方が超スケールでかくて、ハンパない! -- (あずにゃん) 2013-01-17 22 16 56 よかった -- (名無しさん) 2013-07-30 00 50 01 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
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457 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 09 57 08.59 ID j6UCUFDQ0 これも吟遊GMになるのかと思うので投下する オンセで情報項目があるタイプのゲームをやった 目標値の高い情報がいくつかあったので抜いて行ったら GM「はい、これで3つ目の重要情報を抜いたのでフラグが立ちました」 と発言があった 説明によると、PC達が重要情報を仕入れて行ったのでその情報収集能力を恐れたPCの上の人間がPC達を抹殺しにかかるという事で いきなりPCが裏切り者扱いにされ、さらにPC所属組織の戦闘部隊が妨害しにかかってきて なぜかボス組と一糸乱れぬ連携を取ってきてあぼんされた てか、仕込まれてたイベントだとしても明らかに敵の人数多すぎだった なぜこうなったかと言うのを嬉しそうに説明してくれた GM「実はね、PCの上司は敵組織と繋がりがあったんだ。それを解明してしまいそうだから君たちは口封じされたって訳」 そんな情報はまるで出て来なかったのでは? (他にも色々質問したしGMに抗議したがこの報告では省く) GM「情報項目としては出てなかったけど裏設定であったんだ。それでPCが頑張りすぎちゃったのが敗因かな」 GM「ちなみに戦力的には目標値高い情報をオープンしていく度に敵が追加される仕様になってて、全く高目標値の情報開けないで戦って適正なバランスに調整してあるよ」 GM「そもそも高目標値の情報=重要情報=必須情報と考えたのは早計過ぎるね。ほら、振り返ってみてよ。シナリオクリアに必要な情報は高目標値の情報には含まれてなかったでしょ?」 GM「情報項目と目標値しか見てなくて情報そのものを組み立てて推理していく力がPLには足りなかったんじゃないかな」 GM「それに、高い目標値だからって必ずしも抜かなくても良いと言う事を想定してなかったね」 GM「自分でシナリオの裏まで考える位じゃないと良いPLにはなれないね」 GM「ちなみに上司が関与してるとPCには最後まで分からなかったのは、味方を騙す方が敵をだますより簡単だからさ」 GM「この理屈で他のNPCは上司のいう事をすべて信じたって訳。それにPCは追われていたとはいえ釈明しようとする事もしなかったよね」 GM「シーン的にできなかったとか通信聞く耳持たなかったって?それは言い訳だよ。何かしらの方法はあった。必ずあった。GMからは言わないけど」 GM「GMに聞いても答えはないよ。PL自身が考えて『これしかないな』と俺が思えば採用した」 この後もこのGMはのらりくらりとはぐらかし続け、夜が明けたので疲れ果ててGMの縁と回線切って寝た 459 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 10 10 23.79 ID cJyv9BSf0 [1/3] 乙 そのGMはキチガイだ。縁切れて良かったな 460 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 10 11 14.17 ID IA+j5oQ80 [2/2] うわ、投稿前にリロードしなかったらかぶっちゃいましたすいません 457 それは吟遊に加えて自分に技量がないのをPLのせいにして誤魔化しているんだと思う GM「シーン的にできなかったとか通信聞く耳持たなかったって?それは言い訳だよ。何かしらの方法はあった。必ずあった。GMからは言わないけど」 GM「GMに聞いても答えはないよ。PL自身が考えて『これしかないな』と俺が思えば採用した」 答えのないナゾナゾを出して解けない回答者を馬鹿にするタイプだから縁と回線切って寝たのは正解だったと思う 465 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 10 42 38.57 ID Zh18zbwVO 457 一つ目の重要情報を抜いたときにイベントを指し挟めば良かったのに 上司「余計なことを調べているようだが、任務以外のことに首を突っ込むのは感心しないな」 これだけであとが同じでも多少は印象が変わったと思うがねえ まあ、クソなのは同じだけど 466 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 10 57 16.65 ID I0uqkEcH0 [2/2] 457 でもこのシナリオ構造だと狙わなくてもうっかりダイス目が走っちゃうと アウトな分クソシナリオだと思うわ~。 467 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 10 59 35.25 ID Um3sCiQI0 [1/3] 高難度の判定で発覚するのがシナリオ攻略上の重要情報じゃなきゃいけないとは思わないなぁ 状況的に明らかにズレた(上に、世界観的にどうしても重要機密)調査とかもあるわけで ただ、その判定を成功させることで不利になる方に状況が動くなら、ゲーム的にもリアリティ的にも、事前と事後にそれに気づく機会があってしかるべきだろう 組織内で妙な動きがあれば、それに応じて予算も動くし人も動く NOVAとかなら組織社会で判定させてしかるべきだし、適当な技能が無いゲームなら 465が言ってるようなイベントを挟むべき そこを「味方を騙す方が敵をだますより簡単だからさ」で済ませてるとこがこのGMの困かつ無能なところ 味方を騙すのも大変なんだ 敵がもってない情報をもってるし、どこで人脈が繋がってるかわからないしな 468 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 11 04 49.14 ID 7d86D0Jp0 [1/6] 467 それに以前に事故る危険が多い組織謀略ものをPLに言わずにやって あとからドヤ顔してる時点で無能かつ困だよ。結局やりたかったことが PLに上から目線やることだってバレバレ 469 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 11 13 43.80 ID Um3sCiQI0 [2/3] 468 謀略ものだと事前にアナウンスがあったかどうかは書いてなくね? それ以外は同意するわ 言い訳まで事前に考えてそうだ でも、PL側の反発が思ったより強くて、顔はドヤ顔、背中は冷や汗とかだったかもなw 471 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 11 17 09.37 ID 7d86D0Jp0 [2/6] 469 467上10行目からの事情説明で初めて上司の裏切る可能性話してるから 言ってないものと判断した 472 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 11 33 37.50 ID Um3sCiQI0 [3/3] 471 あー、なるほど 特に事前説明されなくても裏切られる可能性を考える俺の心が汚れているようだ もちろん、俺がGMするときはPCにそれなりにわかりやすく回避手段なりなんなりを提示するよ 思うに、何の伏線も無しに上司や仲間が裏切って致命的状況に陥るって、謀略ものとしてはクソつまらんとも思う 頭使う余地ねーもん 100%運頼みになってしまう 裏切り上等のピカレスクロマンや、裏切られた状態から始まるスリラーならまだしもだが、ピカレスクもスリラーも、PLの同意なしじゃやったらいかんとも思うしな そういう意味でいえば、マスタリングだけでなくストーリーメイキングの点でも、このGMはでき悪い 473 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 11 44 31.28 ID vr9VXAOn0 [3/6] 472 その辺りのストーリーラインがGMの頭の中でだけ勝手に展開してるから脳内当てなんだな スレ387