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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343292209/ 京太郎「嶺上ツモ。16000オールだ…」 京太郎100000 咲-30000 和-30000 タコス-40000 咲「つ…強すぎる…」 和「こんなオカルト…ありえません…」 タコス「犬がこんな強いとは…知らなかったじぇ…」 京太郎「俺なんか別に強かねえよ。今日は偶然運がよかっただけだ」 久「…ふ~ん。偶然ねぇ。私にはまだ実力の20%も出してないように見えたけど?」 京太郎「部長まで何を言い出すんですか。俺みたいな素人を買いかぶりすぎですって」 京太郎「それにみんなも知っての通り、俺の麻雀ランクは"F-"だぜ?」 京太郎「Aランクの皆に勝てたのは偶然に決まってるじゃないか」 咲「そっかぁ~。でも、今日の京ちゃん・・・ちょっとかっこよかったかも・・・///」ポッ 和「(須賀君、多分実力を隠していますね・・・凄い・・・///)」 ワカメ「・・・」ニヤニヤ 京太郎「(・・・ったく、こうなるから隠しておきたかったんだ・・・)」 京太郎「(ワカメの野郎にまさかランク"SSS+"の通知書が見られるとは・・・迂闊だったぜ)」 放課後、部室 京太郎「これでいいんですよね?約束はちゃんと守ってもらいますよ?」 ワカメ「分かっとる分かっとる。あんたの麻雀ランクについては誰にも言わんでおく」 ワカメ「それにしても・・・まさかお前さんが世界に一人しかいないと言われてるランク"SSS+"の雀聖だったとはのぅ」 京太郎「ちょっと染谷先輩、あまりそういう事を口外しないで下さい。ここではランク"F-"って事になってるんですから」 京太郎「誰が聞いてるかわかりませんからね」 久「(・・・須賀君がランク"SSS+"ッ!?)」ゾクゾクゾク 久「(マコと須賀君がコソコソ怪しかったから隠れてたけど・・・凄い事を聞いてしまった・・・・///)」ドキドキ 帰り道 京太郎「今日は厄介な事になっちまったな…」 タコス「お~~い!バカ犬~!」 京太郎「…なんだタコスか。俺になんか用か?」 タコス「何だもタコスもないじぇ!この資料はどういう事だじぇ!」バンッ! 京太郎「…俺の事、調べたのか?」 タコス「今日の犬の打ち筋があまりにも凄かったから気になって調べたけど…」 タコス「この資料…嘘だらけだじぇ!」 タコス「出身地も出身中学も趣味も特技も何もかも全部デタラメだじぇ!」 タコス「そして何より!バカ犬が麻雀ランクF-って資料が何処にも見当たらないじぇ!」 タコス「お前…何者だじぇ…」ドキドキ 京太郎「(人の個人情報を他人に渡すとか…まずいだろ清澄…個人情報保護法的に考えて…)」 京太郎「(にしてもめんどくさい事になったな…)」 照「京ちゃん…こんにちは…///」 京太郎「ちょっ!照!お前なんでこんな所に!?今日は例の日じゃないだろ!」 タコス「てる…?その人は誰だじぇ?」 照「突然来てしまってごめんなさい。京ちゃんに一日でも多く麻雀を教えt」 京太郎「照!ちょっとこっち!」グィッ! 照「京ちゃん…大胆…///」ポッ タコス「あ、こら!バカ犬!逃げるなぁ~!!」 タコス「クソ~逃げられたじぇ…」 タコス「それにしてもさっきの人…なんだか咲ちゃんに似ていたような…」 タコス「バカ犬…きょ…京太郎とどんな関係なのか気になるじぇ…」 白糸台 京太郎「結局なんだかんだで白糸台まで着てしまった…」 照「私達の為に…ありがとう…京ちゃん…///」 淡「須賀く~ん!!来てくれたんだね~!///」 菫「須賀…その…なんだ…今日もその…よかったら特訓を頼む…///」ドキドキ 京太郎「しょうがねぇ…じゃあ早速打とうか。向こうでは実力を隠してるから腕が訛っちまってるかもな」 菫「そういえば清澄の方では須賀の実力を知っている者はいないんだったな」タン 淡「須賀君の凄さが分からないなんて!清澄の人達の目は節穴です!!」タン! 照「…淡、良い事言った」タン 京太郎「いや、それが実は昨日バレちまった。なんとか誤魔化したが十中八九バレてると思う」チャ 京太郎「よし、ツモ。8000オール」パタパタパタ 淡「それにしても須賀君に買出し行かせたりタコス作らせたり荷物持ちさせるなんて」 淡「私本当に清澄の人が許せません!今度の大会でボコボコにしちゃいますよ!」タンッ! 京太郎「まぁ淡、そう言うなって。向こうじゃ実力隠してる俺が悪いんだし・・・」ドンッ! 京太郎「それに俺だって清澄の一員だぞ?」 照「白糸台に転校すればいいのに・・・」タン 菫「須賀・・・ちょっと待て」 京太郎「ん・・・?どうした菫?」 菫「須賀、そのリストバンド、外してみろ」 京太郎「ん?これの事か?」パッ ズドーンッ!! 照「このリストバンド・・・200㎏はある・・・」 菫「須賀、私達の前では素のお前でいてもいいんだぞ?」 京太郎「わり。癖になってんだ。力抑えるの」 東1局2本場 京太郎「じゃ、久々に能力使うか・・・」 照「京ちゃんの能力見るの久しぶり・・・///」ドキドキ 菫「ようやく須賀の本気を見れるのか・・・」 菫「ではまずは出鼻挫きの先制リーチだ!」 京太郎「ふ、ならばおっかけリーチだ!」 淡「あ~・・・こりゃ~岩手の姉帯さんの"オリジナル"かな?」 京太郎「ツモ!4000オール!」 照「やっぱり本物は凄い・・・///」 淡「姉帯さんじゃなくて私にこの能力を教えてほしかったなぁ~・・・///」 菫「卓上に夢を描きつつ追っかけリーチか。本当に恐ろしい奴だ・・・///」ゾクゾク 東1局3本場 京太郎「(じゃ、軽く12巡先でも見てみるか)」キュイィィィン! 京太郎「(11巡目で菫がツモるか・・・随分早いな。ならば・・・)」 京太郎「(その未来を"消し飛ばす"!)」ゴゴゴゴゴ 照「!?!?」ゾクゾク! 菫「ッ!?」ビクッ! 淡「・・・?」 菫「(今大切な"何か"が変わった気がした・・・)」 照「(まさか京ちゃん・・・"未来"を変えた・・・ッ!?)」 11巡目 京太郎「ツモ。タンヤオのみ。1000点だ」 照「さすが京ちゃん…///」 菫「物凄く良い手配なのに和了れなかった…」 淡「須賀君凄すぎる…///」 京太郎「なぁ。」 菫「?」 照「ん?」 淡「どしたの?」 京太郎「そろそろ"目を開けて"打っていいか?」 みんな「!?」 京太郎「それと学ランの上着も脱がせてもらうぜ」ズドーンッ! 菫「…まだ力を抑えてたのか」 京太郎「わりぃな。子供の頃から色々抑えてて。家庭の事情でね」 京太郎「ま、これで70%ってとこか?教える分には丁度いいだろ」 照「…京ちゃんがそういうなら…///」 淡「……ワイシャツ姿の須賀君…かっこいい///」ポッ 菫「す…須賀…///もし私が須賀に勝ったら…そ…その…一緒に喫茶店にでも付き合ってくれんか?///」 淡「あっ~!菫ちゃん!抜け駆けは禁止~!」 照「京ちゃん…私も…///」 京太郎「わり、俺珈琲とか苦手なんだ。それに…」 京太郎「俺に勝つなんて無理だろ?」ニコッ 照菫淡「(…かっこいい///)」 東1局4本場 京太郎「……」シュバババ 菫「(は…速いッ!今理牌を何秒で終わらせたッ!?)」 菫「(二秒…いや…一秒!?いや、もしかしたらそれ以下か!?フェイントも5回以上は入れてたな…はは…考えられん…)」 京太郎「俺のターンだ」シュバババ 照「(…す…凄い…。さっきとはスピードが段違い…。今1ターンで2回…いや、3回はツモったか?)」ハッ! 照「そうかッ!!京ちゃんの河を確認すれば…ッ!?」 京太郎の河 1ピン 9ソウ 北 南 中 照「(ご…5回…だ…と…?)」ガクガク 京太郎「わりぃ、ちったぁ力抑えた方がいいか?」シュバババ 菫「い…いや!結構だ。70%の須賀の実力を見ておきたい…///」 照「風圧で目が見えない…ッ!!今まで京ちゃんはこんな状態で打っていたの!?」ポロッ 京太郎「…わりぃな、それ、ロンだ」パタパタパタ 照「くっ!」 照ライフ8000→6100 淡「(か…辛うじて見えた…ッ!!ドラの表示牌とてるてるのロン牌が入れ替わっているッ!な…なんてスピードッ!!」 京太郎「まだまだ行くぜ…?」 京太郎「倍プッシュだ」ニヤッ 一時間後… 京太郎「みんな、お疲れさん」 京太郎100000照-20000菫-40000淡-30000 照「……///」ピクピク 淡「……///」ジョワァァ 菫「……///」ジュワァァ 京太郎「…あちゃ~みんな気絶しちまってる…」 京太郎「こりゃやっぱ次からは力抑えないとダメだなぁ」 京太郎「反省反省」 京太郎「ま、みんなも倒れてるし、龍門渕にでも遊びに行くか。ハギヨシさんもいるし」 龍門渕高校麻雀部 透華「あら、あなたは確か清澄の雑用係じゃありませんこと?」 京太郎「あ、その節はどうも。清澄の須賀京太郎と言います。ハギヨシさんいますか?」 透華「生憎今ハギヨシはいませんわね…」 透華「ところであなた、京太郎さんと言いましたっけ?あなた麻雀は出来ますの?」 京太郎「…麻雀ですか、一応出来る事は出来ますけど…」 透華「ナイスですわ!」 透華「今丁度麻雀が出来る人間が3人しかいなくて…ハギヨシが戻るまで入ってもらってもいいですわね?」 京太郎「はぁ…。(ま、ハギヨシさんが戻るまでくらいならいっか…)」 衣「お~、と~か。新しい友達か?」 一「む…男の人…」イラッ 透華「どうやらハギヨシのお友達のようですわね」 京太郎「始めまして、須賀京太郎と申します」 一「透華が男の人を連れてくるなんて珍しいね」イライラ 透華「一は何をイライラしてますの?それより京太郎さんは麻雀が出来るようなので早速打ちますわよ~!」 衣「お~、きょーたろーも麻雀が出来るのか。強いのか?楽しみだなぁ~」ニコニコ 京太郎「いや~俺なんて全然弱いですよ…はは…」 京太郎「(ふ~ん。この子、麻雀ランクA+はあるな。やるじゃん)」 東3局目1本場 親 透華 透華36000 衣35000 一28000 京太郎1000 透華「ふふ、きましたわ!リーチですわ!!」 京太郎「いや~これは困ったなぁ~…ははは」 衣「今日のと~かは強いなぁ~」 一「ちょっと透華~?初心者の京太郎君もいるんだし、もう少し手抜いてあげたら?」 透華「初心者とは言え手を抜くのは失礼ですわ!!ふふ、覚悟なさい!京太郎さん!」 京太郎「はは、透華さんは手厳しいなぁ~(う~ん、ちょっと手抜きすぎたかな?)」ニコニコ 今の京太郎のハンデ 200㎏のリストバンド×4、1tの上着、利き腕縛り、視力縛り、全能力縛り、聴牌縛り 京太郎「(ま、ここで飛ばされて終わらせるってのもありっちゃありだな~)」 一「ごめんね~京太郎君。透華ってば大人気なくて~」 京太郎「いえいえ、俺の方こそ相手にならないくらい弱くてごめんね~…はは」 衣「………なぁ」 衣「いつまで"人の土俵"立っているつもりだ?」 一「…?衣?それってどういう…」 京太郎「…あ~、やっぱA+レベルにはわかっちゃうか~…」 透華「???」 衣「お前も"こっち側"の人間であろう?」 衣「有象無象の化け物め!!」 一「衣…?私には衣が何を言ってるのかさっぱり…」 衣「そやつの腕を持ってみればわかる」 一「腕…?ちょっと失礼…」グッ 一「ッ!?重ッ!!な…何なんだこれぇ~!?」 透華「ど…どういう事ですの!?まさか手を抜いてらしたんですの!?」 京太郎「ん~、ま、A+がいるしバレるわなそりゃ」パッ ズドーン! 京太郎「ごめんごめん。ちょっと俺、力抑えんの癖になってて」ニコッ 透華「な…なんて重さ…」ガクガク 一「ぜ…全然気がつかなかった…」ブルブル 京太郎「まぁでも、今呪霊錠は解いたから、能力だけは開放させて貰うぜ?」 京太郎「さすがにこのまま飛ばされて終わりってのはつまんないからな」ニヤッ 今の京太郎のハンデ 1tの上着、足技縛り、利き腕縛り、聴牌縛り 東3局1本場 透華「よ…よくもまぁ騙してくれましたわね!」 透華「しかし、私が先ほど掛けたリーチでツモ和了りすればあなたのトビは確定しますわ!」 京太郎「ま、そうなりますね。"ツモれれば"の話ですけど」 京太郎「(とりあえず15巡先まで見ておくか…)」キュイィィィィン 京太郎「(あ~、こりゃ6巡目で和了るなぁ~)」 京太郎「(だがその"未来"は…)」 京太郎「(俺が"消し飛ばす!")」ゴゴゴゴ 衣一透華「ッ!?」ビクッ!! 東3局1本場30巡目 透華「ぜ…全然和了れませんわ…」 一「(この感じ…衣の場の支配と同じようでまるで違う…)」ガクガク 衣「(ハイテイすら和了れる気がしない…)」ガクガク 京太郎「ふぅ、流局だな。でも俺の河を見て欲しい」 透華「…ッ!?ま…まさか!!」 京太郎「………そう」 京太郎「"流し満貫"だ…」フッ 一「(こ…この人…一体何者…!?///)」ドキドキ 衣「(……きょ…きょーたろー…かっこいい…///)」ポッ 透華「(京太郎さん…素敵ですわ…///)」キュンッ 一時間後… 結果 京太郎1192296 衣794 一-999999 透華-300ペリカ 京太郎「あちゃ~やっぱA+を飛ばすのは無理だったかぁ~」 衣「振り込まない様に逃げ回るだけで精一杯だったぞ…///」 衣「なぁきょ~たろ~…?///きょ~たろ~にトバされなかったご褒美に…今度衣を遊園地にだな…その…///」 一「衣~!抜け駆けは禁止だよ!京太郎君!」 一「もしよかったら今度僕のマジックショーを見に来てくれないかな?一番前の特等席を用意するよ!///」 透華「ちょっとお待ちなさい!京太郎さんはわたくしと龍門渕専用リゾートで遊びになりますのよ!///」 衣「いや衣と!」 一「いいや私と!」 透華「わたくしと!」 京太郎「(あちゃ~めんどくさい事になってきちまったなぁ…)」ヤレヤレ バーン! 咲「京ちゃん!やっと見つけた!」 透華「清澄の!?どうしてここに!?」 タコス「おい犬~!私と結婚するじぇ!」 淡「清澄の人なんかに須賀君は渡さないよ!須賀君もしよかったら私と…」 衣「白糸台!?」 照「いいや、私と」 久「須賀君、私と…」 和「部長、さすがにこればかりは譲れません」 菫「須賀、私と…」 衣「きょ~たろ~…衣と…」 みんな「私と」 みんな「結婚して下さい!」 京太郎「…まぁ能力もバレちまったし。しゃあねぇか」 京太郎「みんな俺の嫁にしてやるよ」フッ おわり
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1382240435 神様は最低だ 実況「決勝大将戦終了ー」 照「淡」ガッ 淡「テルー」ブルブル 照「つっ」キッ 私は本気でやったんだよ?何でそんな目をするの?これは偶然なんだよ? 和「穏乃大丈夫ですか?」ダキッ 穏乃「わ、わかんない」ガクガク 和「咲さん、いや宮永さん見損ないました」キッ ねえ何でそんなこと言うの?私は頑張っただけなのに 実況「決勝大将戦清澄が阿知賀、白糸台を0点にして終了ー」 そんな実況者の声が無慈悲に響いた 咲「また、あの夢か...」 咲「学校...行かなくちゃ」 咲「」ゴソゴソ バタン 咲「おはようー」 咲「今日も居ない、置手紙?」ペラ 「先に仕事行く」 咲「・・・」 咲「私も学校行かなくちゃ」 ガチャガチャ 咲「」ザッザッザ ネエアノコッテ シッコロサレワヨ 咲「」チラッ ハ、ハヤクイコウカ ウ、ウン タッタッタ 咲「」ザッザッザ 優希「な、なあのどちゃんあれって」 和「優希」ギロッ 優希「ご、ごめんだじぇ」 咲「」チラッ 優希「でも、こっち見てるじぇ?」 和「早く行きましょう」 優希「う、うん」 ザッザッザ 咲「学校行くの止めようかな?」ボソッ 京太郎「よお、咲ー」ポンポン 咲「...おはよう、京ちゃん」 京太郎「どうしたんだよ咲、暗いぞ?」 咲「うん、ごめん」 京太郎「いや謝る所じゃねえし」 咲「ごめん」 京太郎「いや...まあいいか、それより」 咲「何?」 京太郎「お前、学校サボんの?ならゲーセン行こうぜ」 咲「...京ちゃんは頭悪いんだし学校行った方がいいよ」 京太郎「言ったなこのやろー」グリグリ 咲「ちょっ痛い痛い」バシバシ 京太郎「まあ、確かにごもっともだけどな」 咲「ふー、やっと離してくれた」 京太郎「じゃあ、今度勉強教えてくれよ」 咲「え?でも私」 京太郎「そうやって誘いを断るのかー」 咲「べ、別に良いけど」 キーンコーンカーンコーン 京太郎「うわ、もうこんな時間、早く行こうぜ」ガシッ 咲「いや、わたし」 京太郎「遅刻すんぞー」ダダダダ 咲「話を聞いてよー」 京太郎「じゃあなー、約束忘れんなよ」 咲「う、うん」 咲(結局学校来ちゃった) ガラッ ウワキタッ ダマレコロサレルゾ シーン 咲「」 ガタッ 咲(帰りたい) 休み時間 咲(帰りたい)ツクエニウツブセ ガラッ 京太郎「おーい、咲ー分からないところあってよー」 エッアノミヤナガサンニヨウジ? ウソダロ 京太郎「ここなんだけどさ」 咲「ここわね、こうしてー」 京太郎「おー、できたありがとうな」 京太郎「そういや昼用事あるか?」 咲「別にないけど」 京太郎「じゃ、一緒に食おうぜ」 咲「いや、わたs」キーンコーンカーンコーン 京太郎「おっすまん話の続きは昼な、忘れんなよ?」 咲「ちょっとm」バタンッ 咲「」 体育の時間 先生「二人一組になれー」 ワイワイ ガヤガヤ 咲「すいません体の調子が悪いんですけど」 先生「うむ、行って来てよし」 咲「すいません」 保健室 咲「すいません、体の調子が悪くて」 保健室「少し寝て行く?」 咲「はい」 バサッ 咲(早退したいな) 京太郎「よー、咲お前もサボりか?」ボソボソ 咲「京ちゃん!?」 京太郎「しー、声がでかい」 咲「なんでここに?」ボソボソ 京太郎「いや、何で日本人が英語の勉強すんのかなーって」ボソボソ 咲「な、なるほど」ボソボソ 咲「でも、朝勉強した方がいいって言ったばっかだよね」 京太郎「ああ、でも嫌なもんは嫌なんだよ」 咲「それにしてもな」 京太郎「それより、このまま食堂いっちまおうぜ、今日弁当じゃないだろ?」 咲「いや、でも」 京太郎「先生にはお腹減ってただけでしたって言えばいいし」 咲「そんなの嫌だよっ!?」 キーンコーンカーンコーン 京太郎「おっ、終わったな行くか」 咲「ちょっと待って」 京太郎「ありがとうございました」ズルズル 咲「後で怒られるー」涙目 京太郎「おっ今日のレーディスランチ美味そうじゃん」 咲「また?」 京太郎「別に良いじゃんついでなんだし」 アレッテミヤナガサン? ヤメナヨコロサレルヨ? 咲「」 京太郎「...なあ咲、明日から一緒に屋上で食おうぜ」 咲「え?」 京太郎「もう食堂にも飽きて来たし弁当作って来てくれよ金は渡すからさ」 咲「別に良いけど...」 京太郎「よしっ決まりだな、今日は奢ってやるよ」 咲「別にいいよ」 京太郎「いいって明日から世話になるんだし」 咲「...うん分かった」 放課後 咲「」ゴソゴソ 咲(京ちゃんは部活だし早く帰ろう) 咲「」テクテク 京太郎「おっす、早く帰ろーぜ」 咲「え?部活は?」 京太郎「インターハイ終わったから買う物もないし今はマホムロコンビの育成中だからな」 咲「そうなんだ...」 京太郎「どっか寄って行こうぜー」 咲「どっかって?」 京太郎「ゲーセンとか」 咲「うるさいとことかはあんまり」 京太郎「ノリ悪いな」 咲「じゃあね」 京太郎「おう、弁当楽しみにしてるぜ」 咲「うん」 ガチャッ 咲(また、置手紙) 仕事の人と晩御飯食ってくるから俺のは要らない 咲「・・・」 咲「お弁当の準備しなくちゃ」 次の日 京太郎「このからあげまじうめーよ」モグモグ 咲「ありがとう」フフッ 京太郎「やっぱり咲に任せて正解だったな」 京太郎「そういえば、これとこれ」 咲「お金こんなに!?これは?」 京太郎「ああ、これから毎日咲ん家の弁当箱使わせるのもなんだしな」 咲「これからも作って来るの前提!?」 京太郎「金受け取ったんだからちゃんと作って来いよー、返品は不可だからな」 咲「詐欺じゃん」 京太郎「ふうー食った食った」ゲプッ 咲「京ちゃん行儀悪いよ、はいナプキン」 京太郎「サンキュー」フキフキ 京太郎「腹いっぱいになったら眠くなってきた」ファーー 咲「食べてすぐ寝ると牛になるよ?」 京太郎「迷信だって、んなもん」 京太郎「そういや咲週末暇か?」 咲「なんで?」 京太郎「面白そうな映画やってんだよ」 咲「一人で行って来れば?」 京太郎「このやろーひで―事言いやがって」グリグリ 咲「分かった分かったから話して」バタバタ 京太郎「よしっ決まりだな」パッ 咲「で、どこ集合?」 京太郎「家まで迎いに行くよ居留守は使うなよ?」 咲「わ、分かったよ」 京太郎「咲、お前適当に理由つけて行く気無かったろ」 咲「そ、そんな事無いよ?」メソラシ 京太郎「話すときはこっち見ような?」 週末 咲「で、来たけどこの映画」ジトー 京太郎「なんだよ」 麻雀戦隊ツモレンジャー 咲「これ子供向けアニメだよね?」 京太郎「マジで面白そうなんだよ」 咲「それにしても」 京太郎「いや、今そんなこと言ってるけど見終わった後ヤバかったー連発すと思うぞ?」 咲「無いよ、絶対」 京太郎「よし、んじゃ賭けだな負けた方は勝った方のいう事を聞くんだからな」 咲「いいよ、余裕余裕」 咲「ヤバかったー、マジヤバかったー」 京太郎「だろ?マジヤバかったろ?」 咲「ガチで面白すぎてヤバかったー」 京太郎「それで咲」 咲「...はい」 京太郎「賭けは俺の勝ちだよな」ニヤリ 咲「私が一番ヤバかった」 京太郎「俺からの命令は明日十時から図書館で勉強会だいいな」 咲「そんなんでいいの?」 京太郎「ヤバいのは俺の点数なんだよ」ハア 咲「が、頑張って」 次の日 咲「で、ここがー」 京太郎「ふんふむ」 咲「分かった?」 京太郎「全然」 咲「また?」 京太郎「別に良いだろ咲の復習でもあるんだよ」 咲「それでも五回はやり過ぎだよ」ハア 京太郎「腹減ったー」 咲「もっと集中してよ」 京太郎「今日は弁当じゃないのか?」 咲「今日休日だから作って来てないよ」 京太郎「それもそうか」 咲「それより、問題に集中してよ」 京太郎「この問題終わったら飯にしようぜ」 咲「分かったから」 京太郎「よし、やるぞー」 京太郎「うーん」 咲(すごい集中力)ゴクリ 京太郎「カレー...スパゲティ...いやいや」 咲「はぁ...もう、私までお腹減って来ちゃった」 昼飯 京太郎「やっと飯だー」 咲「そんな、叫ばなくても」 京太郎「ずっと頑張ってたんだぞこれが叫ばずにいつ叫ぶ」 京太郎「今でしょ?」 咲「うざいし、使い方ちょっと間違ってるよ」 京太郎「おれ、カレー」 咲「私ナポリタン」 京太郎「きまりな、すいませーん」 京太郎「そういえばさ」 咲「なに?」 京太郎「今度麻雀部がテレビに出るんだってさ」 咲「...へー」 京太郎「俺抜きでな」 咲「京ちゃん可哀想(棒)」 咲「これでいい?」 京太郎「もうちょい心込めてくれてもいいじゃん」グスン 京太郎「さてと、そろそろ行くか」 咲「そうだね」 京太郎「よーし、遊ぶぞ」 咲「だーめ、全然勉強進んでないじゃん」 京太郎「くそっこんな約束するんじゃなかったぜ」 咲「はいはい、京ちゃんの為なんだからねー」 京太郎「ちくしょー」 京太郎「そういえばさー、バイトしようかなって思ってるんだよね」 咲「どうして?部活だけで大変じゃないの?」 京太郎「いや、優勝して結構入部希望が増えてさ弱いしここらで辞めどきかなって」 咲「...ごめんね、京ちゃん」 京太郎「なんだよ、咲は悪くないぞ、むしろ俺は散々こき使ってくれた部長に嫌味の一つでも言ってやりたいぜ」 咲「そう言うの京ちゃんは言えないような人だよね」 京太郎「う、うるせー」 咲「それで、なんで私に言ったの?」 京太郎「いや、咲も一緒にバイトしてくんねーかなって」 咲「はぁっ!?」 咲「無理無理無理、絶対無理」 京太郎「別に良いだろ?咲も暇だろ」 咲「だってバイトとかしたことないし」 京太郎「染谷先輩の所でしてたろ」 咲「それは、知り合いだったから」 京太郎「大丈夫だ、次も知り合いだから」 咲「?」 咲「ここって」 京太郎「そう、龍門渕だ」 咲「わ、わたし大丈夫かな?」 京太郎「大丈夫だってハギヨシさんの紹介なんだし」 ハギヨシ「お待ちしておりました、宮永さま、京太郎君」 京太郎「はい、こんにちは」 咲「こ、こ、こんにちひゃ」 咲(か、噛んじゃった) ハギヨシ「それでは、説明に行かせてもらいます」 咲(す、スルー!?) 京太郎(まあ、ハギヨシさんだからな) ハギヨシ「以上です何か不明な点があったら」 咲「大丈夫です」 京太郎「それじゃあ、俺は一足先に透華お嬢様に挨拶してきますね」 ヒュンッ 咲(消えた?) ハギヨシ「それじゃあ、宮永さまは別館を」 咲「は、はい」 ハギヨシ「それではごゆっくり」 咲「え?」 衣「ご苦労」 咲「衣ちゃん?」 衣「ちゃんではなく」 咲「えーと、その」 衣「緊張しなくてもよい腰を掛けろ」 咲「は、はい」 咲「衣ちゃんは、その」 衣「分かってる大丈夫だ」 衣「咲があんなことをするわけがないから」 咲「うん、ありがとう」 衣「どうせ、学校で迫害でもされてたのだろう」 咲「う...うん」 衣「ふん、最低だな清澄の連中はかつての仲間をも疑うとわな」 咲「そんなこと」 衣「違うか?」 咲「ちがく...無い」 衣「まあ、気持ちも分からなくは無いがな」 衣「自分がどうあがいても勝てない者に対する恐怖は底知れない」 衣「それが仲間だとしても」 衣「いや、後ろを守らせるという点では仲間の方が恐怖は凄いかもしれない」 咲「うん、仕方ない事だよね」 衣「そう言ってるのではない咲、いくら気味が悪くても正体が不明でも信じられるのが仲間なのだ」 衣「少なからず咲、お前も仲間だと思ってたならそう信じていたんだろ?」 咲「うん」 衣「そんなものに裏切られたんだショックだったろうに」 咲「うん」ジワッ 衣「よく頑張ったな」 咲「ヒック...ヒック...うん」ポロポロ 衣「どうだ、泣き止んだか?」 咲「うん...もう大丈夫」グスンッ 衣「そろそろ本題に入ろうか」 咲「本題?」 衣「ああ、これを見てくれ」パサッ 咲「何...これ」 衣「今、プロアマ合わせ最強の者を合わせそれこそ最強のチームを作ろうとしているらしい」 咲「何でそんな資料が衣ちゃんの所に?」 衣「無論、呼ばれてるのだそのチームに」 咲「...す..すごいね」 衣「まあ、衣には龍門渕の仲間がいるからな行くわけにはいかないのだが」 咲「うん」 衣「衣は、そこに咲お前を紹介しようと思ってる」 咲「えっそんな私」アタフタ 衣「謙遜するな、咲は衣にも勝った実力者だ確実にメンバーに選ばれる」 咲「でも、私は」 衣「この衣が言ってるのだ間違いない」 咲「うん、そうかな」 衣「間違いない」 衣「で、どうだ?行く気にはなったか?」 咲「うん、私やってみる」 衣「決まりだな、咲っ」 咲「は、はいっ」 衣「いくなら、てっぺんをとって来い、そしてお前を見限った奴らに思い知らせてやれ」 衣「自分達はどれだけ惜しい事をしたかを宮永咲とはどれだけ素晴らしい麻雀打ちだったかを」 咲「うん、分かった」 衣「経費はこっちに任せておけ」 咲「そんな悪いよ」 衣「その分面白い土産話を待ち望んでいるぞ」 咲「うん...何から何までありがとう」 衣「よしっそれでは「待って」 衣「何だ?」 咲「最後にお願いがあるの」 衣「...本当に良いのか?」 咲「うん、ごめんね最後まで迷惑かけちゃって」 衣「別によい、それよりも本当に知らせなくてもよいのか?」 咲「ううん京ちゃんはこの事言ったら絶対付いてきちゃうから」 衣「......多分須賀はもっと頼って欲しいのだと思うぞ」 咲「今までずっと頼りっぱなしだったから」 衣「そうか...分かった」 衣「ハギヨシっ」 ハギヨシ「はっ」シュバッ 衣「二人の給料は多めにしておいてやれ」 ハギヨシ「了解っ」シュバッ 咲「そんな悪いよ」 衣「なに前祝いだ、何より」 衣「須賀との最後の思い出だ存分に遊べ」 咲「...うんありがとう」 衣「手続きはこっちでやっておく、四日後の夜また衣の屋敷まで来い」 咲「私頑張るからね」 衣「咲...」 衣「後悔はするなよ?」 咲「うん、大丈夫だよ」 京太郎「どうだった?」 咲「衣ちゃんと喋ってたからあんまり」アハハ 京太郎「天江さんはやっぱり、良い人だったか」 咲「うん、救われちゃった」 京太郎「そうか、よしっ給料も出たし何か食ってくか」 咲「うんっ」 咲「ね、ねえ京ちゃん」 京太郎「なんだ?」 咲「明日よかったら、その」 京太郎「明日?」 咲「学校サボってゲームセンターでもどうかなって」 京太郎「...ゲーセン」 咲「だめかな?」ショボーン 京太郎「いや、おすすめのやつ教えてやるよ」 咲「あ、ありがとう」パアアア 京太郎「でも、本当にゲーセンでいいのか?もっと他に」 咲「うん、大丈夫」 京太郎「...よしっそれじゃあ明後日はプール行こうぜ」 咲「え?明後日も?」 京太郎「まさか自分の提案だけ押し付けて俺の誘いは無理と?」 咲「全然大丈夫だよ」 京太郎「他にもどっか行きたいなー」 咲「うん、でも遊びに行った時に決めればいいよ」 京太郎「それもそうだなよしっ」 京太郎「遊びつくすぞー」 咲「おー」 一日目 京太郎「ホッケーやろうぜホッケー」 咲「いいよ、負けた方おごりね」 京太郎「随分と強気だな」チャリン 京太郎「必殺最強スマッシュー」 咲「きゃっ」 壁に跳ね返り京太郎の陣地の口に入る 京太郎「チクショー」 咲「あはははは」 咲「プリクラ撮ろうよプリクラ」 京太郎「いいぜー、可愛いポーズで撮れよ」 咲「い、いきなり!?」 京太郎「おっ来た来た」 咲「ちょっ待って」 3 2 1 咲「グキッ」 京太郎「何かすまん」 咲「フォローしないで余計に悲しくなるから」 咲「クレーンゲーム、メダルゲーム、麻雀のゲームまである」 京太郎「来てみたら案外乗り気だな」 ワイワイ ガヤガヤ 一日目終了 二日目 咲「京ちゃんウォータースライダーだよ」 京太郎「あんまりはしゃぐなよ危ないぞ」 咲「大丈夫だって」ツルッ 咲「あれっ」 京太郎「咲っ」ガシッ バシャンッ 咲「ゴボゴボ」 京太郎(やべえ、テンパっておぼれてる) 京太郎(おぼれ...って) 京太郎「ここ足付くじゃねーか」 咲「あ、ほんとだ」 咲「ご飯食べよっか」 京太郎「おう、こういうとこで食う焼きそばってなんで美味いんだろうな」モグモグ 咲「えっ」 咲(ここ、もちこみokだったから作って来たのに)ショボーン 京太郎「な、なんか腹減ったから焼きそばだけじゃ物足りないなー(察し)」 咲「そ、そう?それなら」 京太郎(く、食うしかないだろ俺)ゲップ 咲「待て待てー」 京太郎「く、食ったばっかで鬼ごっこは辛い」 咲「気にしないよーだ」 京太郎「また鬼かよー」 二日目終了 三日目 京太郎「ちぇー今日は勉強かよっ」 咲「京ちゃんは苦手は少ないけど出来ないとこは本当に出来ないからね」 京太郎「なあ、咲」 咲「何?」 京太郎「勉強するぐらいなら学校行った方が良いんじゃね?」 咲「」 京太郎「な、なんかすまんよしっ勉強するかー」 咲「よしっ頑張ろー」 京太郎・咲「えいえいおー」 京太郎「咲も勉強か?」 咲「うん、今までの勉強をまとめてるの」 京太郎「ただでさえ頭いいのになー」 咲「うん...」 京太郎「」カリカ...リカリ 咲「」カリカリカリ 咲「...ねえ、京ちゃん」 京太郎「どうした?」 咲「晩御飯うちで食べて行かない?」 京太郎「いいのか?」 咲「うん、全然」 京太郎「わかった行く」 咲「了解」 咲「」カリカリカリ 京太郎「」カリカリカリ 咲「ただいまー」 京太郎「おじゃましまーす」 咲「まあ、誰も居ないんだけどね」 京太郎「...今日...だけか?」 咲「ううんずっと」 京太郎「...そうか」 咲「よしっ美味しいもの作るから」 京太郎「ばっちこーい」グー 咲「覚悟しといてよね」 京太郎「おう」 咲「ど、どうかな?」 京太郎「う、う」 咲「う?」 京太郎「うまーーーーーーい」 咲「よかったー」フウ 京太郎「やっぱり咲の料理は最高だな」 咲「そ...そうかな///」テレテレ 京太郎「明日からの弁当も楽しみにしてるぜ」 咲「そ、その事なんだけど」 京太郎「?」 咲「こ...こ」 京太郎「こ?」 咲「いや.....明日はお弁当無理そうだなって」 京太郎「どうしてだ?」 咲「今回で冷蔵庫の中使い切っちゃった」アハハ 京太郎「そうか、もう外も暗いしな」 京太郎「それじゃあ明日は久々に食堂で帰ったら一緒に買い物いこーぜ」 咲「...うん」 咲(ごめんね京ちゃん) 京太郎「じゃあなー」 咲「ばいばーい」 咲「・・・」 prrrrr 咲「はい」 衣『咲か?」 咲「そうだよ?」 衣『明日の正午に迎えを送るその車に荷物を入れてくれ先にあっちに届けてくれる』 衣『それに面倒ならそのまま一度こっちに寄らせるが』 咲「うん、そうしてもらっていいかな?」 衣『そうか、咲本当にいいのか?』 咲「うん、さよなら言うと悲しくなっちゃうもん」 衣『そうか、それでは失礼する』 プツッ 次の日 京太郎「咲、来ないな」 ガヤガヤ キーンコーンカーンコーン 京太郎「仕方ない学校に行ってから電話するか」 京太郎「咲...来ねえな」 優希「...よぉ京太郎」 京太郎「...優希か」 優希「なんだじぇその言い方ご主人様に向かって」 京太郎「俺はもう野良になったはずだが」 優希「それも、そうか」 京太郎「で、何の用事だ?」 優希「...咲ちゃんが学校を辞めた」 京太郎「は?」 京太郎「嘘つくなよ、何だその冗談すぐばれるぞ」 優希「京太郎っ」 京太郎「」ビクッ 優希「う、嘘なんかじゃないじぇ」フルフル 京太郎「何で、何で」 優希「たぶん、いや絶対私達のせいだじぇ」 京太郎「ふ、ふざけんな」 優希「ご、ごめん」シュンッ 京太郎「す、すまん」 優希「それで、どうするんだじぇ」 京太郎「何が...」 優希「京太郎は、どうするんだじぇ」 京太郎「おれは...」 京太郎「おれは咲を追うよ」 優希「そうか...戻って来てくれる気はないんだな」 京太郎「ああ、じゃあな」 優希「...今まですまなかったな」 京太郎「いう奴ちげーだろ」 優希「いや、だって京太郎は」 優希「・・・」 優希「いや、咲ちゃんにも言っておいてくれ」 京太郎「ああ」 優希「じゃあな馬鹿」 京太郎「うっせ、じゃあな」 タッタッタ 優希(気を引く為にわがまま言って) (恋敵が居なくなって嬉しがって) (それに罪悪感感じて) (気付いたら、持っていかれてて) 優希「ああ」 優希「馬鹿は私か」 タッタッタ 京太郎(くそっ何がどうなってんだ) 京太郎(誰か事情を知ってそうな人は) 京太郎(そうだ、天江さん) prrrr 衣『もしもし』 京太郎「天江さん」 衣『須賀か』 京太郎「咲が学校を」 衣『分かってる、咲が学校辞めたのだろう』 京太郎「何でそれを」 衣『話は咲から聞けばいい』 京太郎「いや、説明を」 衣『それより、須賀』 京太郎「な、なんですか?」 衣『お前は咲が一番いい道を進み一人になってしまったらどうする?」 京太郎「追いかけます、それが俺にとってどんなに辛い道だろうと」 京太郎「アイツを一人にはさせません」 衣『ふっ良い心がけだ、進める足を止めるなよ』 プツッ 京太郎「いいから理由を聞かせてくれよ」 タッタッタ 咲の家 咲「ふう、これぐらいかな?」 咲「あとは迎えを待つだけ」 ダダダダ 咲「来たかな?」チラッ 京太郎「うおおおお咲いいいい」ダダダダ 咲「こわっ」ビクッ 京太郎「第一声がそれかよ」ハアハアハア 咲「ご、ごめん」 京太郎「それで、何で学校辞めてんだよ」 咲「ごめん、それとさy「まったく」 京太郎「最初に言っとけよ、何かするって言うなら」 咲「うん、ごめんねそれとさy「で」 京太郎「何があったんだよ」 咲「それも言わなくちゃいけないけどまずはさよn「天江さんも知って」 咲「さよならって言わせてよ」 京太郎「誰が言わせるかよバーカ」 京太郎「ぜってー言わせねえ」 咲「...京ちゃんってさ優しいよね」 咲「何で?京ちゃんが誘っちゃたから?」 京太郎「さあ?」 咲「さあ?って」 京太郎「それを言うなら中学の時もそうだったろ」 咲「そう言えばそうだったね」」 京太郎「それで人には質問しといて自分は答えねえのはいけないよな?」 咲「そう、だね」 咲「って言うわけなんだ」 京太郎「・・・」 咲「いままでありがとうね本当にさよn「なあ」 京太郎「俺もついていっていいか?」 咲「もーっ、てはい?」 京太郎「だからさ、さよなら何て言わせるかよバーカ」 咲「だめだよ」 京太郎「そうかやっぱりまずいよな」 咲「うんだからさy「仕方ない一人暮らしで」 咲「だーかーらー」 咲「まず京ちゃんの両親が心配しちゃうよ」 京太郎「もしもし...うん分かった」 京太郎「大丈夫だってさ」 咲「学校もあるし」 京太郎「大丈夫もう説得した」 咲「そ、それに迷惑が「掛かりませんよ」 咲「はい?」 ハギヨシ「衣様がこれを見越してあっちの方で仕事を手配していただいていた用なのですので」 京太郎「だって」 咲「え、えっと」 京太郎「なあ、咲」 咲「何?」 京太郎「好きだ」 咲「...それここで言う?」 京太郎「ああ、我ながら酷いタイミングだと思う、でも理由はこれで良いだろ?」 咲「あはは、まったくひどいタイミングだよ、ねえ京ちゃん」 京太郎「なんだよ」 咲「私も好きだよ」 京太郎「人の事言えねえじゃん」 咲「だからさ」 京太郎「なんだよ、さよならは言わせないからな?」 咲「だから、付いて来て?」 京太郎「・・・」 咲「一人は嫌だから、帰る場所が欲しいから」 京太郎「ああ、喜んで」 ハギヨシ「それでは荷物を持って車に」 咲「はいっ」 京太郎「すいません俺は自分家に寄って来るんで」 ハギヨシ「はい、それでは」 京太郎「はい」 衣「やっぱり須賀もついて行くのか」 咲「いやー」 京太郎「すいません」 衣「まあ、予想はついていたからな」 衣「須賀」 京太郎「はい、何ですか?」 衣「絶対咲を一人にするなよ」 京太郎「はいっ」 衣「それと咲」 咲「はいっ」 衣「お前は一人じゃない、それを忘れんな」 咲「はいっ」 ハギヨシ「それでは時間です」 咲「ありがとうございました」ペコッ 京太郎「ホントにありはとうございました」ペコッ 衣「ああ、じゃあな」 衣「...幸せになれよ」 咲・京太郎「はいっ」 ガシャンッ プシューッ 衣「行ってしまったな」 ハギヨシ「はい」 衣「帰るか」 ハギヨシ「それでは、どうぞ」ガチャッ 衣「ご苦労」 ガタンガタン 京太郎「なあ、咲」 咲「何?京ちゃん」 京太郎「俺は絶対離さないからな」ギュッ 咲「うん、京ちゃんは絶対離さないでね」ギュッ 数年後 照「原村、お前もか」 和「はい、私もです」 照「そうか仲間がいると心強いな」 和「はい、いっしょに謝りましょう」 照「許してくれないかもしれないがな」 和「でも、私たちは謝らなくちゃいけないんです」 照「ああ、分かってる」 宮永照プロ 原村和プロも入場ー チャンピョンにとっては姉と元チームメイト二人が相手の因縁の対決だー 試合終了ー 咲「ありがとうございました」ペッコリン 和「あ、あの」 照「咲」 咲「ごめんなさい、寄り道はするなって言われてるので」タッタッタ 和「咲さん...」 照「咲...」 咲「はあ...はあ」タッタッタ 咲「京ちゃーん」ピョーン 京太郎「おっとあぶねっ」ガシッ 咲「ただいまー」ギュー 京太郎「ああ...」 京太郎「おかえり」ニコッ 咲「うん」 カンッ
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染谷「電気も消して良いじゃろ?」 京太郎「は、はい。是非」 京太郎「じゃ、じゃあ、胸、触りますよ……?」 染谷「ん……」 京太郎「ダメですか?」 染谷「ちょっと待って。今、心の準備を整えるけぇ」 京太郎「は、はい」 染谷「んっ……」 京太郎(胸に手を置いて……暗くてよく見えないけど、顔が真っ赤だ……) 染谷「よ、よし!」ポンポン 京太郎(さすがに恥じらう姿は可愛いなぁ……) 染谷「心の準備出来たわぁ。えぇよ」 京太郎「では……」スッ 京太郎「……」ムニュッ 染谷「んっ……」 京太郎「……」ムニュムニュ 染谷「んっ……」 京太郎(良かった。正直、興奮出来るかちょっと不安だったけど……)ムニュムニュ 染谷「んっ……んっ……」 京太郎(なんだかんだ、しっかりこうやって女の子な部分を触れば……)ムニュムニュ 染谷「んっ……んっ……」 京太郎(まこさんでも、ちゃんと興奮出来るんだな)スッ 染谷「!?」 バッ 京太郎「……」チュッ 染谷「んっ……!」 京太郎「……」チューッ 染谷「ん……ん……」 パッ 京太郎「ふぅ(口固く結んじゃってて……)」 染谷「……」カァッ 京太郎(舌は入れられなかった……) 染谷「え、えらい急じゃな!」テレテレ 京太郎「上、脱いで下さいよ」 染谷「え、えぇ?」 京太郎「ほら。今日のまこさん、とっても可愛いですから」 染谷「……」カァッ 京太郎「しっかり見せてください」 染谷「えっ……そ……」 京太郎「早く」 染谷「……」サッ 京太郎「もちろん下着もです」 染谷「そ、それは……」カァッ 京太郎「……」 京太郎(恥じらいは醜婦をも天使にするとは言ったものだな……)ムラムラ 染谷「ま、また今度に…」カァッ 京太郎「……」グイッ 染谷「きゃっ!」 京太郎「ほら、もう見えちゃいましたよ。将来、まこさんの赤ちゃんがしゃぶる部分」 染谷「いやっ……」バッ 京太郎(か、可愛い……)ムラムラッ 京太郎「……っ」カシッ 染谷「いや!」 京太郎「んっ……」乳首チューッ 染谷「あっ……あっ……」 京太郎「ふぅー……(む、無我夢中で舐めてしまった……)」 染谷「はぁ……はぁ……」 京太郎「どうでした?」 染谷「ど、どうって……」 京太郎「気持ち良かったですか?」 染谷「な、なんかスーッとしたわ」テレテレ 京太郎「そうですか」 染谷「う、うん」 京太郎「じゃあ次は」 染谷「……」 京太郎「下も脱いで下さい」 染谷「んー……」カァッ 京太郎「まずスカートどけて……」ファサッ 染谷「きゃっ」 京太郎「……」 京太郎(こうやって女の子らしい声出されるとくるなぁ……)ムラムラ 染谷「んっ……」カァッ 京太郎「パンツ、下げますよ?」 染谷「ちょ、ちょっとそれは待って……」 京太郎「なんでですか?」 染谷「いや……その……」カァッ 染谷「そ、それは……」 京太郎「それは?」 染谷「ま、またこ、今度というか……」 京太郎「じゃあ、ここだけ……」スッ 染谷「!?」 京太郎「ちょっとずらして……!」クロッチ ガバッ 染谷「きゃっ!!!」バッ 染谷「ちょっ……ちょっとなにしとる!」 京太郎「もうまこさんの一番恥ずかしい所見えちゃいましたから、恥じらう必要ないですよ?」 染谷「なっ……」 京太郎「もう一番嫌らしい所、しっかり見ちゃいましたから」 染谷「……」カァッ 京太郎(か、顔真っ赤……!)ムラムラムラムラ 京太郎「そんな隠さないで下さいよ!」 染谷「だ、だって、男の子の目の前でなにも身につけんといるなんて初めてで……」カァッ 京太郎「可愛いですよ」 染谷「んっ……」カァッ 京太郎「しかし、これがまこさんのパンツか~」ヒラヒラ 染谷「ちょっ、やめ!」 京太郎「クロッチのにおい嗅いじゃいますね~」スッ 染谷「ちょっ! 本当にやめって!」カァッ 京太郎「まこさんもちゃんと、女の子のにおいするんですね~」クンクン 染谷「ど、どういう意味じゃ!」 京太郎「じゃあ、その女の子のにおいの元を……」バッ 染谷「きゃっ!」 京太郎「ってな感じだったわけだよー」パンパン 咲「なるほどね」パンパン 京太郎「それで起きた後、悔しくってさ」パンパン 咲「悔しい……? どういう事?」 京太郎「だって、夢とは言え、まこさんで興奮しちゃったんだよ?」パンパン 咲「そ、それは良いじゃん! まこさんだって女の子なんだから! ……って、私は焼き餅焼くべきなんだけど……」パンパン 京太郎「しかも、起きてからもギンギンでさ。屈辱ったらないよ」パンパン 咲「そ、そっか……」パンパン 京太郎「だから、口直しとして、咲を起こして、こうやって相手してもらったんだよ」パンパン 咲「そ、それはちょっと嬉しいかも知れないけど……」カァッ 京太郎「やっぱ咲マンが落ち着くわぁ」パンパン ドピュッ 京太郎「ふぅ」ヌルッ ポンッ 咲「あ! また中で出してー!」ドロッ 京太郎「ごめん、ごめん。夢の中のまこさんに興奮したのもあって、止まらなかったんだよ」 終
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374 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 05 31.94 ID k3eHAEnOo [7/11] 竜華「京太郎君はアイドルや」 京太郎「? 一応、そうですけど」 竜華「そして、うちはプロデューサーや」 京太郎「はい。最高の、プロデューサーです」 竜華「……だから」 京太郎「だから?」 ドクンッ 竜華「不思議やなぁ……」テクテク 京太郎「え?」 竜華「アイドルとプロデューサー。この二つは、常に隣り合っていなきゃアカンのに……」 京太郎「……」ドクンッ 竜華「なんで、決して交わることは無い平行線なんやろ」ボソッ 京太郎「……竜華さんは、イヤですか?」 竜華「……アホ、そんなわけないやん」クルッ 京太郎「……」 竜華「今日はうち、同行できへんけど……頑張ってな」 京太郎「はい、頑張ります」 竜華「……」 京太郎「それじゃあ行ってきます」テクテク ガチャッ 竜華「っ!! 京太――!」バッ 京太郎「竜華さん」 竜華「!?」ビクッ ドクンッ 京太郎「実はオレ――」 ドクンッドクンッ 京太郎「―――でした」ボソッ 竜華「……」 京太郎「……」 バタンッ 竜華「……」ヘナッ どうして、このタイミングで……そんな事言うん? なんで……こんな時に出会ってしまったん? 竜華「胸が……痛いよ……」ポロポロ 377 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 12 42.31 ID k3eHAEnOo [8/11] バタンッ 京太郎「……」フゥー 煌「もういいのかな?」 京太郎「あ、煌さん」 煌「……私は、別に止めないですよ?」 京太郎「いえ。今の内に行っておかないと、きっと手遅れになってしまうんで」 煌「本当に……後悔しません?」 京太郎「しませんよ」スタスタ 煌「……嘘ばっかり」 京太郎「……」 煌「でも、そんな京太郎君だからこそ、私は着いていきますね」ガシッ 京太郎「煌さん、俺……」ウツムキ 煌「さぁさぁ、顔を上げて! 今日は初収録なんだから!」ニコッ 京太郎「……はい!!」 後悔はしない したくない それでも、やっぱり俺には選べない 選びたくなかった 京太郎「(きっと俺は竜華さんの事……)」テクテク 気づいてしまった 必死に誤魔化していたけど、取り繕っていたけど 理解してしまった 京太郎「(もう……一人の女として)」グッ __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__ > ´ ̄ / ` `、 、、 - ´ / ' } ヽ ヽ\ \ `  ̄ >' / , | ∧/! | } ヽ ヽ /,ィ / ' / /| _/,.ム斗}-/ ハ . {/.' ,| ,.|-}/-{ | / ,ィチ斧ミ }/ } | . / イ/{ ! ィ斧从}/ Vzソ ノ /イ , <__ ´// 从{ Vソ / / イ- 、 | {'{ { , ' /' ⌒ } | 从Ⅵ /. ノ | 叭 v_ ̄ヽ ,rー' 从 、 イj / / . < |' /}/ 、__ ´ } イ从/ | |/ 「 ̄| 「 ̄ ̄ ̄ ̄} |//l| |//////// 、 ,. <// ∧ |//////////> 、 京太郎「好きに、なれないんだ」 380 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 21 06.61 ID k3eHAEnOo [9/11] 【ソルサキ 収録現場】 ガヤガヤガヤッ 京太郎「おはようございます!」ガラッ 監督「やぁ、待ってたよ」 京太郎「あ、監督!」 監督「取り敢えず着替えとメイクを済ませようか。台本は頭に入ってる?」 京太郎「は、はい!」ガチガチ 監督「おっ、大丈夫か大丈夫か?」 京太郎「なんとか頑張ります」 監督「素材は悪くないんだ。全力を出されば問題は無いよ」 京太郎「そ、そうですね」 監督「それじゃあ着替えてきて、どうぞ」 京太郎「はい!」タタタッ 煌「須賀京太郎をよろしくお願いします」サッサッ 関係者「これはこれは」サッサッ 監督「すっげぇ名刺配ってる。ハッキリわかんだね」 【控え室】 ガチャッ 京太郎「し、失礼します」ガチガチガチ あまとう「ん? ああ、えこひいきか」 京太郎「あっ! 羅刹さん!!」 あまとう「とーまだ!!」クワッ 京太郎「この間はありがとうございました!」ペコリ あまとう「ふん……別にお前の為じゃねぇっての」プイッ 京太郎「それでも、俺が助かったのは事実ですし」 あまとう「……けっ」 391 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 45 05.99 ID k3eHAEnOo [10/11] ガヤガヤガヤ 京太郎「すっごい人がいますね」 あまとう「当たり前だろ。一話はいきなり吹奏楽の演奏があるからな」 京太郎「そうか、じゃあ主要キャストは全員揃ってるんですね」ナルヘソ あまとう「それくらい抑えとけよ」ハァ 京太郎「あの、挨拶廻りしたいんですけど……よければ、その」モジモジ あまとう「あ? なんで俺が」 京太郎「お願いします!」ペコリ あまとう「……しょうがねぇな」 京太郎「本当ですか!」 あまとう「とりあえず全員紹介してやるよ」スタスタ 京太郎「あ、ちょ! ちょっと!!」タタタッ あまとう「まず、こいつがお前の親友の時坂役の……」 ルル「ランペルージです」 京太郎「が、外人なんですね」 ルル「はは、これでも日本に住んで長いんだよ」 京太郎「あ、日本語お上手ですね」 ルル「初主演で緊張するだろうけど、頑張ってくれよ?」ポンッ 京太郎「はい!」 あまとう「まぁ、こいつはお前に協力的な奴だから安心しろ」 京太郎「やっぱり反対派もいるんですね」 あまとう「というか、こいつ以外はほとんど反対派だ」 京太郎「」ガーン ルル「あはは」 あまとう「それじゃあ次行くぞ」スタスタ 京太郎「あ、ちょ、ちょっと!!」 あまとう「んでこいつが棟梁役の……」 チョコボ好き「ん?」 あまとう「天然で女王様ハーレムを作っちまうようなやつだが、以外にやるときはやるぞ」 京太郎「(また外人)ガビーン あまとう「そんでそこの仏頂面が不感症先輩役」 チョコボ頭「興味ないね」 あまとう「そんでそこの似合わないメガネかけてるのがチワワ先輩役」 童帝「のばら……」ボソリ あまとう「んでんで、そこの髪を束ねてるのがサボり魔役の……」 エース「どもーッス」 京太郎「すげぇ……ブリッツボールのエースプレイヤーじゃないですか!!」 あまとう「他の連中もそれなりに有名なんだがな」 404 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 07 10.13 ID vZ26R8YIo [1/16] あまとう「後は女子だが……」 いちご「フルートの佐々野いちごです」ペコリ 京太郎「おぉ!? 本物のちゃちゃのんだ!!」 いちご「あはは(知っとるんじゃな……)」 京太郎「初めまして、よろしくお願いします」スッ いちご「は、はい……」アクシュ 京太郎「三つ編み似合いますね」ニコッ いちご「っ!」カァッ あまとう「おい、何してんだ!」ペシッ 京太郎「うべっ!?」 あまとう「全く、少しはアイドルの自覚を持てよ」 京太郎「す、すいません」 いちご「……」 あまとう「そんじゃ、後はまぁ顧問の先生役の」 ライトニングさん「……よろしく」 京太郎「あ、どうも」ペコリ ライトニングさん「……」 京太郎「……」 ライトニングさん「……なんだ?」 京太郎「あ、いえ!! なんでもないです! 綺麗な人だなぁって」アハハ ライトニングさん「!?」ガタッ バキッ ライトニングさん「っ!?」ゴロゴロッ 京太郎「ああっ! 立ち上がった拍子に机で脚を強打した!!」 ライトニングさん「~~~~っ」ジワァァ あまとう「あー、その人は褒められるのに慣れてないから気をつけろ」 京太郎「そ、そうなんですね」エエー? ライトニングさん「くっ……」ギリッ 407 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 20 34.93 ID vZ26R8YIo [2/16] あまとう「後は適当な連中だ」 残り女性陣「」ガーン ※ぶっちゃけ誰得の上にキャスティングめんどいのでカット 京太郎「やっぱりこのドラマは凄い……!」 あまとう「そんな中でお前が主演なんだ。少しは自覚を持てよ」 京太郎「は、はい!」 監督「それじゃあ収録はじめるよー」 一同「はーい」 ルル「京太郎君、行こうか」 京太郎「あ、はい!」タタタッ 咏「お、来てたんだ」 京太郎「三尋木プロ!」 咏「初収録だからって、緊張すんなよー」グリグリ 京太郎「はい!!」イタタッ 咏「……応援してやっからさ」ボソッ 京太郎「え? 今なんて……」 咏「わっかんねー!!」ドガバキッ 京太郎「ウボァー!!」 童帝「!!」ガタッ チョコボ頭「座ってろ」 監督「まずはリハーサルで一回やって、そのあとにカメラ回すからね」 京太郎「は、はい!」 あまとう「(さて、お前の実力……見せてもらうぜ)」 監督「それではシーン1 神音の独白からイキますよぉ、イクイク!!」 京太郎「……」ドキドキ 監督「ヌッ!!」 京太郎「!!」 リハーサル安価 ↓3 ゾロ目でリミットブレイク! 00~39 失敗 40~69 普通 70~89 成功 90~99 大成功 423 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 40 10.04 ID vZ26R8YIo [3/16] 【文化祭のセット】 ザワザワ ガヤガヤ モブA「講堂で16時から吹奏楽部の演奏会だって!」 モブB「文化祭の目玉でしょ!?」 モブC「先輩の話だとね。心が震えるくらいいいって話だよ!」 心が震えるねェ……そんなこと、あるわけねェっての 京太郎「……」テクテク 心が冷たい、心が狭い、心を閉ざす、心が汚れる 慣用句って見えないものをウマく喩えてる、とか人は言う でも、オレは全くそう思わねぇ モブD「8年10組で脱出ゲームやってまーす!」 モブE「漫研、薄い本売ってます!!」 モブF「スタンプラリーいいよ! 来いよ!!」 だって、本当にそう見えるんだから 京太郎「……」テクテク 木村「あれ、神音?」 京太郎「っ!」ピタッ 木村「何してんの? 店番じゃなかった?」 クラス委員にそんな心向けられたら、行けるもんも行けねェっての 京太郎「……木村、いや、オレは……」 木村「他に何かあんの? こっち来ない?」 疑ってる 無気力な奴は問題児と決め付けてるんだ さっさと立ち去らねェと…… 京太郎「いや、えっと……」 監督「カァァット!!」 あまとう「…… 京太郎「……ふぅぅぅ」ヘナヘナ ルル「よかったよ京太郎君」 いちご「……」パチパチ 監督「イイヨイイヨ~」 あまとう「ふん、少しはやるじゃねぇか」 京太郎「そ、そうですか?」 撮影補正+5 になった!! 425 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 50 56.46 ID vZ26R8YIo [4/16] こうして――撮影は順調に進み始めた 最初の緊張こそあったものの、京太郎は本来の持ち味を活かし、徐々に役をモノにしていったのだ だが、そんな彼にも…… 大きな試練が待ち受けていた 監督「はいカァット!!」 京太郎「ふぅ」 ルル「今のシーン、本当に感動したよ」パチパチ 京太郎「ありがとうございます」 ルル「……でも、次のシーンがかなり難しいんだ」 京太郎「え? このシーンで終わりじゃ……」ペラッ ルル「違うんだ」 京太郎「こ、これは!?」 監督「そうだよ、京太郎君」 京太郎「か、監督!! これは一体……!?」 監督「……モココを救う為に神音と時坂が演奏をするシーンだね?」 京太郎「それは来週の収録の筈じゃ……」 監督「違う。そこも一話の収録分だったんだ」 京太郎「!!」 ルル「実は君だけに知らされていなかったんだ」 京太郎「ど、どうして!?」 監督「これは先生の言いつけなんだ」 京太郎「え?」 監督「もし君にこのシーンをやることを教えていたら、君はどうしていた?」 京太郎「そりゃ練習しますよ!! じゃなきゃ俺……」 監督「そこなんだよ」 京太郎「!!」 ルル「この後のシーンで神音は時坂の演奏に口出しをし、それがやがて指揮になる」 監督「だが、それはあくまで全くの音楽素人の少年が、少しずつ前に進む為のものなんだ」 京太郎「……」 監督「本番一発撮りで行く。いいね?」 京太郎「そんな……」ガクガクガク 煌「……京太郎君」ギュッ 429 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 58 23.17 ID vZ26R8YIo [5/16] 【収録スタジオ】 京太郎「……」ドキドキドキ 咏「……?」 京太郎「……」ドクンッドクンッ ルル「もうすぐ本番だよ」 京太郎「(どうしろってんだ……台本すらろくに読んでないんだぞ!)」ギュッ 漫画でこのシーンは読んだことがある でも、とてもじゃないが台詞なんて覚えてない 監督「本番三十秒前ー!!」 これじゃあまるで……!! AD「十秒前ー!! 五秒前ー!!」 本当に、指揮を始めるのと同じだ!! 監督「ヌッ!!」カシャンッ ルル「今日吹く曲の楽譜だ。モココと僕がセッションする時は必ず吹く曲で――」スッ 京太郎「……」 え、えと? これは受け取るんだっけ? それとも受け取らないんだっけ? 選択安価↓3 1 受け取る 2 受け取らない 434 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 12 38.09 ID vZ26R8YIo [6/16] 京太郎「……あ、ああ」パシッ 取り敢えず受け取っておくか…… 咏「!!」 監督「……」 ルル「(受け取ってしまうのか……気づけ、京太郎君!)」ジッ 京太郎「……」ペラペラ ダメだ、何を書いてるのかサッパリだ これじゃ持っていても意味が無い…… 京太郎「悪い、読めねェからいい。知らない曲だし」パサッ ルル「(いい挽回だ!)」 監督「……」ホッ 原作再現度-1 ルル「(問題はここからだ、京太郎君)」スッ サックス「」~~~♪ 京太郎「(始まった……)」 観客「わぁ」 観客「すげー」 ルル「……」プォー 京太郎「(うめぇ……でも、これじゃダメなんだよな?)」チラッ 咏「……」レイプメ 京太郎「(三尋木プロが一切反応していない。これじゃダメってことだ!)」 でも、この演奏の何がダメなんだ? こんなにうまいのに…… 京太郎「(一体何が……)」グッ 選択安価↓3 1 音がグネグネしてるぞ! 2 もっと激しく!! 3 丁寧に、優しく吹け!! 443 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 24 13.68 ID vZ26R8YIo [7/16] 441 別に原作再現成功しなくてもドラマ自体の成功とは関係ないから安心してええよ オリジナル要素で受けるかもしれんし 京太郎「(あれ、そういえば……)」 前の収録で、屋上でランペルージさんが吹いていたときは……もっとこう、なんていうか まっすぐだったような気がする 京太郎「これって、違いなのか?」ジッ ルル「……」チラチラッ しきりに周りを気にしてる? 演奏に集中していないのか…… 京太郎「……時坂、演奏しながら聞け」 ルル「!!」 京太郎「お前の音、なんかグネグネしてるけど……文化祭の時もそう聞こえた」 ルル「……」 京太郎「だけど屋上で聞いた時はこう、まっすぐでよかった。これは違いなのか?」 ルル「……(その通りだよ))」ニィ ストン ルル「(よし、もう少しだ)」プァー♪ 咏「……!」ピクッ 京太郎「それだ! いいぞ時坂! 何も考えるな!」 咏「……」ポロポロ ルル「(第一関門突破か!)」グッ 京太郎「(次はなんだっけ……)」 咏さんは今、絶望の海に沈んでいた人魚 暗く凍てついた海の底で絶望していた…… 繊細で傷つきやすい心 それを救うにはまず……!! 京太郎「……」グッ 1 もっと激しく!! 火を起こせ!! 2 優しく! 一つ一つ丁寧に吹くんだ!! 450 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 33 27.90 ID vZ26R8YIo [8/16] 京太郎「そのまままっすぐ突き刺せ!!」 ルル「(そして次は……!)」 咏「……」ポロポロ 京太郎「まだだ時坂!! 気を抜くな!!」 ルル「!!」 京太郎「あの子の心は冷たく凍りついた岩山! 深い海の底にずっと沈んでいたからだ」 ルル「(正解――!!)」 京太郎「ずっと隠してた悲しみだ! それを溶かせ!!」 ルル「!?」ビクッ 京太郎「火だ!! とにかく火を起こせ!!」 ルル「っ!!」プァァァァ!! 凄い、こんな抽象的な指示でもちゃんと合わせられるのか しかも……本当に火を起こしたかのように暖かい演奏だ 京太郎「(これなら……っ!?)」ゾクッ 咏「……」 京太郎「違う、これは……岩山じゃなかった」 咏「……」ゴゴゴゴッ 選択安価 ↓3 1 今にも崩れそうな、沈没船だ!! 2 これは……砂時計に咲く花!? 3 怪物の中に……赤ん坊? 458 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 44 41.87 ID vZ26R8YIo [9/16] 京太郎「沈没船のガレキの山だ! あの子の心はその下だ!」 ルル「!!」 京太郎「一つ一つ丁寧に取り除かねェと崩れちまう!!」 ルル「……!!」 京太郎「そっちじゃない! もっと上から!! 上だ!!」 ルル「(この子は本当に……台本を渡されていなかったのか?)」 監督「極限の中で、彼は心の奥底にあるものに気づいた」 煌「奥底にあるもの?」 監督「彼は今、演技の極地にいるんだよ」 演技力の無い彼にいくら台本を読み込ませても、結果はたかがしれている だが今の彼は追い詰められたことで……演技ではなく自分でこの現状に立ち向かった 監督「その結果、演技っぽさは消え……ベテランと遜色の無い自然な演技となった」 煌「しかしそれではキャラと一致しないのでは?」 監督「その答えは簡単さ、彼自身が神音に似ているんだよ」 スタッフ一同「!!」 京太郎「!!」 ルル「(なんだ、これは……?信じられない、ハッキリ見える!)」 咏「(アイツが、ハリウッドのレッドカーペットを歩く未来……)」 スタッフ一同「!!」ゾクゾクッ 煌「清水谷さん、あなたにも見せてあげたかったです」 そのレッドカーペットを連れ立って歩く , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | {  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/イ/},イ . / l {〃 r∧ -‐=ミ_从 、Ⅵ ,l七弐ト /} /l| l / /{ 从 {示ト、 \ⅵ上ヒン ./イ } / / //从 l∧.ヽVゝ' \ .| /イ/ / イ' {/l∧ ∧. 〈 、 ,イ/j'  ̄ ̄ ー∧ -‐ァ 从 ヽ 、 ‐く__ ´ ィ }/ \ -‐ / ´ ̄〈_ \._ _. イ / / \  ̄}/」/. -‐===‐-ミ.゙`ー- f'^ ..≠´.. `ヽ、 `ー- 、 /.../ .. 、 \ _ .\ _/ _j..... i \ 〔 `ヽ、 /...... / . | ヽ マ^ヽ \ r 「. ,′ ト、 i ; ∨ |/ //゙i . | \ ー+ i | } } リ } 厶r 〃,| i i イ| \ド|\N弋 /V j,.≠ j j }. / , 从 刈 ,示 云か∨ 斗匕 ,′ / /... / A xヘ厶孑介 乂 ツ > / / |/.゙゙ { } /\从乂ヅ ////< /l /i. l/...{ 弋込.斗ャ 厶ヘ /// 丶 冰 ;; /// l / |//゙V ;ハ / /  ̄ ´ '; / /. \ / ゝ ー一´ /∨\ _..._,厶-ヘi / / /|. `'ー-=≦=-‐ ≧=- -rく / }"´.....人.二 = }_ / / | __,,.|ヽ}_rf´ / ( ̄ __ } / / / | / ̄ / / ,ハ / /..... ( ̄ `ヽ ′ / / /} | ,゙ レヘ_/´>'´ ,′..... `T ー-〔. / / ノ { | i } { [ フ / { `ー, / / / | ∨| 仁_7 V {/ { },_____ ;. / / 丿 / 〈 | ./ / | ∨ニニニ二7 煌「私の幸せそうな表情を――!」ウワヘヘ 465 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 52 35.53 ID vZ26R8YIo [10/16] ルル「……」スッ 京太郎「……」ハァッハァッ ルル「モココ!」 咏「ひ、響……」 ルル「モココ! お前、声が……!?」 咏「やっばりあだじ……うだいだい」ブルブルブル ルル「声が出たんだ。もう……大丈夫」 ワァァァァ!! 観客「……」パチパチパチ! 監督「カァァァァット!!!」 京太郎「……」ホッ ルル「よかったよ」ポンポン 咏「まぁまぁかねぃ」フフフ あまとう「……」 , -ー // 〈 i´ _ゝ_ , イ .´ . . . . . . . . . . . . . ..丶 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / . . ゝ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ ,/ . . . . . . . ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ゝ ハ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ . . . . . . . .ヽ i ,' ! . . . . |ヾ . .ヽヾ . . . . . . . . . . . . . . . . . ゝ . . . . . . .入 i | /| . . . . .| ヽ . .ゝ', . . . . . .i . \ . . . . . . . . . . . .ヘ _ .へ._ i 从| | | . . . .|/_∨ . i .i . . . . . | . . .ヾ、 . . . . . . . . . . . . .\` ̄ レ | ',!| . ソ ト,-=-_ヾ .|゙Y . . . . | . . . . .ヽ . . . . . . . . . . .ヘ _ ` -.、 ! | メ リ ヒi ' ヽ| i . . . . .ト、 . ミ、へ、 . . . . . . . .ゝ`i  ̄ ノ丿 ´ | . . ,、| \ .ゝ . . . . . . . . . . . . Κヽ、 / u. i . / |ノ/| . .ゝ . . . . . . . . < . . .\` ̄ ヽ |/ | . ,、 . . . . . . . .へ`>=-ゝ ゝ |/∧ . |\ . . . . .\``- ⌒` ノ ゝ| 下ー- へ ヽ イ ヽゝ ヽ_ - ´ \ , -=-ヽ ヽ / ヽ } / ハ /ノ / =≡三 / r/ /三三三三 あまとう「認めてやるよ……須賀京太郎」ギリッ お前は俺の……ライバルだ 第一話 撮影終了!! (恐らくここまで凝った撮影はこれが最後) 【結果】 原作再現度-1 演技評価 GOOD!! 後に視聴率判定します 472 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 02 02 12.81 ID vZ26R8YIo [11/16] 監督「よかったよ京太郎君!!」 京太郎「ありがとうございます」ペコリ 監督「それにしても、あんな無理を言ってすまなかったね」 京太郎「いえ、いいんです。俺も楽しかったですし」ニッ 監督「まずうちさぁ……」 タタタッ 煌「京太郎君!!」 京太郎「煌さん!」 煌「すっごくよかったですよ!」フフフ 京太郎「そう言ってもらえると嬉しいです」ヘヘッ 煌「今日はご褒美にご馳走を用意しちゃおうかな?」ニッコリ 京太郎「やったぜ」 監督「……ちょっとAD!」 AD「はい? なんですか?」 監督「今日さぁ、うち来ない?」 AD「あぁ~、いいっすね」ニッコリ あまとう「おい、須賀!」 京太郎「あ、羅刹さん!」 あまとう「とーまだ。まぁいい、それよりも……」 京太郎「?」 あまとう「これくらいでいい気になるなよ。まだまだ撮影は長いんだ」 京太郎「は、はい!!」 あまとう「ま、今回だけは……合格でもいい」ボソリ 京太郎「え?」 あまとう「……」スタスタスタ 京太郎「行っちゃった……」 煌「?」 咏「おーい」フリフリ 京太郎「あ、三尋木プロ!」タタッ 咏「今日は頑張ったねぃ」ヨシヨシ 京太郎「あ、ありがとうございます」カァ 咏「ま、次も頑張るんだねぃ」スタスタ 京太郎「はい!!」パァァッ 煌「ふんふむ」ジィーッ 475 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 02 07 37.17 ID vZ26R8YIo [12/16] いちご「あ、あの須賀君……」 京太郎「あ、佐々野さん!」 いちご「えと、その……」 京太郎「次の撮影でもよろしくお願いしますね」 いちご「……は、はい」 京太郎「それじゃあ!」タタタッ いちご「あっ、まだ話は終わっちょらん……のに」ボソリ 煌「すき焼きにしましょう! すき焼き!」 京太郎「わっほぉぉぉい!! すき焼きだぁぁぁぁぁぁ!!!」 煌「ふふふ」ニコニコ 京太郎「肉だぁぁ!! 一週間ぶりの肉だぁぁぁ!!」ヤッホォォォォイ いちご「……」 こうして京太郎の初撮影は終わった。 果たして、その結果とは――!? 視聴率安価 ↓3 補正+5 ゾロ目で30%越え 00~19 5% 20~39 10% 40~69 15% 70~89 20% 90~99 25% 594 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 22 26 04.20 ID fny7In7no [3/9] 【ドラマ放送翌日 京太郎のアパート】 京太郎「……ふわぁぁ」モゾモゾ トントントントン 京太郎「んぅ?」パチクリ なんだかいい香りがするな…… これは味噌汁? 煌「あ! もう起きたのかな?」タタタッ 京太郎「煌さん。おはようございます」 煌「今ご飯作っちゃうから、顔を洗ってきてくださいね」 京太郎「はい!」トテトテ ジャーッ バシャバシャッ 京太郎「ふぅ」フキフキ テクテク コトッ 煌「はい、お待たせ。焼き鮭と豆腐の味噌汁、納豆とネギですよ」フフフ 京太郎「うわぁ……卵焼きまである」ジーン 煌「ちゃあんと甘い卵焼きですよ」 京太郎「……いただきます」モキュモキュ ゴックン 京太郎「……」 煌「ど、どう……かな?」ドキドキ 京太郎「……」ポロポロッ 煌「あ、え? うぇぇ!?」オロオロ 京太郎「だって、美味しくて……うぇぇぇ(結婚しよ)」ボロボロ 煌「もう、泣き虫なんだから」ゴシゴシ 京太郎「あばば」 煌「泣いちゃダメですよ、男前が台無しになっちゃうから」クスクス 京太郎「ふぁい」 竜華「……ちょい、待って」ワナワナ 照「待って」 和「……」プルプル 煌「あら、清水谷さん?」 京太郎「もう起きたんですか?」 竜華「昨日、みんなで一緒にドラマ見ようって泊まったやん」 煌「はい」 照「はいじゃないが」 和「そうです、異議ありです!」 599 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 22 38 06.17 ID fny7In7no [4/9] 竜華「なんなん? ふたりはなんなん? ふたりはプリキュイなん?」 照「私はおじょ魔女派です(半ギレ)」 和「ナンジャです」 煌「クレパス王国が好きかな?」 京太郎「俺は花より女子が好きでしたねー」 竜華「ちゃう!!」クワッ 照「抜けがけ禁止」ガシッ 煌「な、なんの話でしょうか?」ピューピュー 和「とぼけないでください、不可侵協定を忘れたんですか?」モグモグ 京太郎「おい和」スッ 和「えっ?」ドキッ 京太郎「髪に鮭骨付いてたぜ……」カリッ 和「あっ……」ドキッ 和「誤解です」ギリギリギリギリギリ 竜華「ギルティ」 照「問答無用」 煌「結局皆さんそれぞれ抜けがけしてるじゃないですか」ジトッ 竜華「そ、それでもダメや! 折角これからアイドル活動が本格的になるんやし」 煌「でも私は普通に仕事をしているだけですけど?」 照「た、確かに!」 煌「あくまでマネージャーですから」フフフ 和「」プラーンプラーン 京太郎「縛られてる和のおもちがヤバイ……」 須賀ホーン「」ボッキィィィン 605 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 22 51 25.28 ID fny7In7no [5/9] 【なんやかんやで】 京太郎「ご馳走様でした」フゥ 煌「それじゃあ片付けちゃうから、学校の準備をしておいてね」 京太郎「あ、そういや今日は学校か」 照「最近学校に来てくれなくて寂しい」 竜華「芸能人やから仕方ないて」 和「テレビに映った以上、もう立派なアイドルですよ」フフフ 京太郎「そういうもんかな?」 ジブンヲーセカーイサーエーモー 京太郎「監督からメールか?」パカッ タイトル:イキスギィ!! 本文: 放送は見て貰えたかな? ちなみに最低視聴率は11.45141919%で、平均は15%の間をイキきしていたよ 特に君のあのシーンはイキスギィ!!で、瞬間最高で20%近く取れていたようだ 好評のメールを届いているし、裏番が半○直樹の最終回の中だったのに素晴らしい成果だよ! これからも頑張って欲しい 追伸 うちさぁ、屋上あんだけど……焼いてかない? 京太郎「ほえぇー」 和「どうしたんですか?」 京太郎「いや、大した事じゃないさ」パタン 15%か……初回にしてはあまりいい数字でないのかな? 監督は褒めてくれたけど…… 京太郎「……うーん」 617 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 04 21.60 ID fny7In7no [6/9] 半○は日9だったね、別のドラマにすりゃよかった 竜華達も泊まってたし、日9主演ってことでオナシャス! センセンシャル! 【通学路】 竜華「それじゃあうちはこっちやから」 和「また近いうちに事務所で」 京太郎「おう、二人共気をつけて」 煌「京太郎君、遅れますよ!」 照「京ちゃん早く!」 京太郎「じゃあ、また」タタタッ 竜華「……」 和「行っちゃいましたね……」 竜華「原村さん……やったっけ?」 和「はい?」 竜華「……京太郎君の事、好きなんやろ?」 和「ぇぇ!? い、いきなり何を!?」ドキドキ 竜華「……原村さんは声優(アイドル)やし、京太郎君との付き合いも長い」 和「ま、まぁそれほどでも……あるというか」エヘヘ 竜華「……そっか」 竜華「なら、うちは応援したる」 和「え?」 竜華「ただし、ちゃんと京太郎君がトップアイドルになるまで待つんやで?」 和「は、はい! ありがとうございます」カァァァ 竜華「(京太郎君が原村さんのこと好きなら、うちは……)」グッ か~な~し~みの~♪ 和「あっ、携帯鳴ってますよ?」 竜華「……」ピッ セーラ『大変や竜華!!怜が昨日ドラマを見て、意識不明の重体になったんやって!!』 竜華「そう……」ピッ ツーッツーッ 和「大丈夫ですか?」 竜華「いつものことや」 629 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 22 55.61 ID fny7In7no [7/9] 【通学路】 京太郎「……」テクテク ザワザワ ガヤガヤ 煌「?」 ネーネー ホンモノカナ? エーウソ! キャー!! アリエナクナーイ! スゴーイ! 照「騒がしい……」 京太郎「一体どうしたんですかね?」キョトン 煌「歩いているだけですごい騒がれよう……」 照「もしかしてドラマを見た人達?」 京太郎「いや、そんなまさか……」 タタタッ 京太郎「ん?」 桃「あー! この人テレビで見たのー!!」ユビサシ 京太郎「え?」キョトン 桃「すっごく格好良かったのー!」ワーイ 翠「こらチビ苺! 勝手に一人で行くなですぅ!!」タタタッ 紅「騒がしいのだわ」スタスタ 蒼「あぁ、あのドラマ。すっごくおもしろかったよね」 金「音楽を題材にしてる辞典で傑作なのは目に見えてるかしら!」 京太郎「こ、子供!? しかもたくさんいる!?」 紫「あの……サイン……ください」スッ 白「私ももらおうかしら?」スッ 桃「あぁぁー!! ずるいのー!!」 銀「貴女達、こんな冴えない男のどこがいいのかしらぁ?」ハァ 京太郎「多すぎィ!!」 煌「お人形さんみたいで可愛いですね♪」 照「持って帰ってもふもふしたい」 紅「くだらない。帰ってくんくんでも見るのだわ」スタスタ 翠「どうしてもって言うならサイン貰ってやるですぅ!」ソワソワ 蒼「君は相変わらず素直じゃないね」ハァ 金「このバイオリンにサインして欲しいかしら!」 京太郎「はい、これでいいかな?」スッ 桃「ありがとうなのー!!」ピョイン 銀「理解に苦しむわねぇ……」ウーン 636 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 39 15.79 ID fny7In7no [8/9] マンゾクシタノー ヤッパリタダノガキデスゥ タイセツニスルカシラー ニュウサンキントッテルゥ? サイン……モラエタ クダラナイノダワ ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「……かわいい子供達だったなぁ」 照「でも、これでハッキリした」 京太郎「え?」 煌「恐らく、このざわめきの正体は……」 イマコドモガサインモラッテタヨネー テコトハホンモノジャナイノ マジデー! ヤバイヤバイヨー! 京太郎「ほへ?」 ドドドドドドッ 京太郎「!!」 ファン共「サインくださぁぁぁぁい!!」ドドドドドドドドッ 京太郎「」 照「」 煌「に、逃げますよ!!」ガシッ ドドドドドドドド 京太郎「な、なんて数だ!」ダダダッ 照「おべらっ!!」ズッテェェン 京太郎「照さぁぁぁぁあぁん!!!」 煌「振り返ってはダメ!!」 京太郎「でも!!」 煌「大丈夫、大丈夫ですから……」ツーッ 京太郎「照さん……」グスッ 照「」チーン 637 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 51 21.58 ID fny7In7no [9/9] ファン11451号「目標、補足しました、とファン11451号は誇らしげに通信します」ジャキッ ファン10032号「獲物を前に舌なめずりとは三流だな、とファン10032号は速やかに指摘します」 ファン14510号「ほ、本当にあの人に須賀京太郎のサインを渡せばデートしてもらえるのでしょうか?」ドキドキ ファン13100号「万年脳内スプリングは放っておいて、早く捕まえようぜ! とファン13100号は提案します」 ファン20000号「京太郎君のパンツむしゃむしゃしたい」 ファン20001号「あの人の喜ぶ顔がみたいかもー! ってファン20001号は20001号はお願いしてみる!!」 ファンワースト「あっひゃっひゃ! もしかして第一位はホモなんですかぁ!?」ケラケラ ファン12989号「いいからとにかく準備しろ、と柄にもなくファン12989号は指揮をとります」 ファン一同「……」ギラリ ドドドドドドドドッ ファン一同「「待てー!!」」ドドドドッ 京太郎「ぎゃああああああ!? 同じ顔が10000人くらいるぅぅぅぅ!?」 煌「お、お姉様!?」ガビーン 菫「あれは、京太郎君か? おーい! 昨日のドラマの件だが――」 ドドドドドッ 菫「!?」 バッコォォォン 菫「ダイナマイッ!!」ズシャッ 京太郎「す、菫さぁぁぁぁん!!」 煌「犠牲になったんです……」ウルウル 京太郎「と、とりあえず学校まで逃げましょう!」 煌「はい!!」 ダダダダッ!! 643 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 01 59.17 ID k6tiAPaUo [1/12] 【正門】 京太郎「はぁ、はぁ……!」 煌「す、凄いことになってるかな?」アハハ 京太郎「まさかあんなに反響があるなんて……」 煌「あれ、もしかして街中でアレなら学校も……」ハッ 生徒A「あれ、もしかして須賀君じゃない?」 生徒N「きゃー! 嘘! この学校だっていうの本当だったんだぁ!」 生徒A「さ、サインもらえるかなぁ?」 生徒L「かっこいぃぃ!!」 生徒S「あぁぁぁん」ゾクゾク 生徒U「握手してほしいなぁ」 生徒K「抱いて欲しい」 生徒O「クラスどこだっけー?」 生徒Y「同じクラス羨ましいぃ!!」 生徒A「い、行ってみる?」 生徒N「う、うん!!」 生徒達「……」ギラーン 京太郎「……」 煌「……」 ドドドドドドドドドドドッ 京太郎「ぎゃあああああああ!!!!」ズルズルズルズルズルズル 煌「京太郎くぅぅぅぅん!!」 モミクチャモミクチャ 京太郎「……」レイプメ チーン 653 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 15 11.98 ID k6tiAPaUo [2/12] 【京太郎の教室】 京太郎「」チーン ザワザワザワザワ ネテルー カワイイー シュウロクデツカレテルンジャナイ? カッコイイナァー モウトップアイドルダヨ! 京太郎「ど、ドラマに出るって大変なんだな……」ウグググ ゴゴゴゴゴゴッ 京太郎「ん? なんの音だ?」 生徒達「」ビクッ ガラガラ 淡「……」テクテク ゴゴゴゴゴゴゴッ ※ イメージです // // /、 / / / / ,' / l l ヽ ', ヽ , / \ ヽ \ \// / / / `ヽ{ / / / , / | | ', , , ! / _ヽ ', \ ',/ / / / {'ヽ、 / イ , / ! ! , . ‘, ,./ _,. - ' ´ ヽ ' ,三ァ \ / / / ____. \ l ,' l | | , , l / ,./ ,. -―- 、 ', , / \ / _,/ /- '''' ´ ___`ヽ.\ l ! | | | , !, l / / / ... {! .._ ヽ ' , , \ `, / /´., {i ... ヽ\\ | | ヽ ! .| | / l ! ,/ / { ... ||- .. } ∧ , , /ヽ { - || ._ } \\ ! ! 、 ', ! '! / l l _,/ / 、 . {! . / / ', ', / / 、 、 .. {! 、 / `ヽ 、 |' ` 、 {!, '/ l l ‐ - 、_ ` ー‐ ' ´ / ヽ! 〃 \ ` ー‐ ' __,.- `ヽ_,..ソ ヽ` ` 、 - ,', ! ` - .. _ .. - '´ | / 、 __,... - '´ ー-- 、_ / ̄ ! | ' | | 生徒K「うぉえっ!」ゲロゲロ 生徒A「」ジョロジョロジョロ 生徒T「あ、あぁぁ……」ガクガクガクブルブル 生徒U「クゥン」バタリ 生徒D「がはっ!!」ブシャァァ 生徒O「うわぁぁぁっぁぁぁぁぁぁ!!」ガンガンッ 生徒N「ひ、ひぃぃぃいっぃ!?」ブルブルブル 淡「……」 京太郎「まだ騒がしいな……っと、淡?」チラッ / / // . 〃 . iト、| . | ヽ ヽ ヽ 乂 .′ / ,イ . / ! . i| | . |\ . ハ .′ i`ーァ′/ ! . i | . | | . | \ . ヽ . ____ i-‐ ´ . .′ !/ . ′| . | | . | | . | \ .  ̄| ̄ ̄ `ヽ /i| |. | | . | | . ! | . |_,,-‐====‐\ . | . | . i j〃 . i| |. |‐===┼- | j -‐ \ . . | . | . | / . i| {. ! \八 . | jノ , -‐ __,,.⊥ . } . | . 人 ′ . 八 Ⅵ ≫=ミ、 . ! ≫≦Y⌒'マハ 、 . .′ . | . .\ i . i . \{ハ 《 )i ハ\{ ″{ .) i } } 》 . / . /! . \ .\ | . | . i '. ヾ い; jj 八∨乂 _;ノ ノ . / . | . .`ー- | . | . | . | . l'. V辷ク ゞ゚-‐ ' . / . / . | . . | . | . | . | . |ハ / . / . / . . | . . | . | . | . | . | . , / . . .′ . / . | . . . | . | . | . | . | . / ,. ,イ . / . 人 . . . . |.. i | . | . | . | ゝ. 、 ノ .′ // / . / . . / \ .\ . l 从 . | . | . { / > . { /' / . / . . ′ \ .\ . 乂{ \. !\〉、 \_/ . . 〕jッ。. . ィV`ヽ /. / . . / \ .\ . . `\ \{ \;/ . . //{{ ` ´ | |│ ,// . . / \ .\ . . 淡「おはよう、タロー!」ニッコリ 662 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 23 44.14 ID k6tiAPaUo [3/12] 京太郎「おう、久しぶりー」 淡「ちょっと、久しぶりなのにつれなくない?」 京太郎「そうか?」 淡「テレビに出たからって調子に乗ってるんじゃないの?」フフッ 京太郎「いやまぁ、ちょっとはな」タハハ 淡「でも、すっごくよかったよ」ニッコリ 京太郎「え? 本当か!?」 淡「……ふふふっ」ニコニコ 京太郎「でもなぁ、自分で見返してみると恥ずかしんだよ」テレッ 淡「あははっ! タローにも羞恥心ってあるんだね」クスクス 京太郎「あ、あのなぁ!」 淡「ねーねー! 一ついい?」 / \ _人_ ' ` 、 \ Υ'/ / / ト、 丶 / / / | | | Χ } .′ il / | | \ | / `、 リ | i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } | | | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j | |l l|斗示芋ミ、 ''h! } ,′ , |l 八 И'h! } 乂___ノ / / || \| 乂__ノ /i/i/ / /l| .八 ゝ /i/i/i i / / / / | ‘,\ ハ r ア /l/ / / | ト、 込、 _ノ // ,イ l| |l l\ \> .,_ /∨ /l| 八_ |ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ | | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧ | |/─、_ / |∨ __ Ⅴ__=| / 〕\ \ | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶 京太郎「ん? どうした?」 淡「……」 コンマ安価↓3 ゾロ目でヤンデレ開放マキシマムドライブ! 00~39 淡「どうして……あんなにデレデレしてるのかな? かな?」 40~89 淡「原作無視しちゃダメでしょー!」ポカポカ 90~99 淡「目、閉じてくれる?」 00or99 ????? 683 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 40 59.29 ID k6tiAPaUo [4/12] 淡「どうして……あんなにデレデレしてるのかな? かな?」 京太郎「え?」 淡「おかしいよ、あんなにわかの……タローのこと何も分かってない連中に優しくしてさ」 京太郎「淡?」 淡「大体、最初はみんなタローのことバカにしてたんだよ? ちゃんとタローの事を見ていたのは私だけ! 家族たる私だけったのに……それを、雑誌に出たくらいでギャーギャー騒いでさ? 醜いったらないよね、あんな連中。クズ過ぎて話にならないよ。あ、勿論私はタローのファンを悪く言うつもりはないの。でもさ、タローも少しはガードを硬くした方がいいと思うよ? それくらいああいう連中ってすぐに調子づくからさ。今回のことにしたって、ドラマが成功したから騒いでるけど、もしタローがモブだったら影でこそこそ悪口言ってたと思う。初戦はそういう連中なの。でもね、私は違う。私はタローの味方。タローのたったひとりの妹なんだよ? だからね、タローは私を大切にするべきなの。私と一緒にいるべきなの? 分かる? 分かるかなぁ? 分かるよね? 分かりなさいよ! なんでわからないの? ねぇ? ねぇねぇ? 聴いてる? 聞いてるのねぇ? 許さない許さない……」ボソボソ 京太郎「あ、ああ(早口すぎて聞き取れなかった)」ガビーン 淡「人気になったからってさ……家族をないがしろにしていいと思ってるの?」 京太郎「家族……?」 そういや、確かに最近母さんやカピーに会ってないな 京太郎「悪い、お前の言う通りかもしれない」 淡「え?」 京太郎「家族は……大切にしないといけないよな」ウンウン 淡「っ~~~///」カァァァ 京太郎「ごめん。これからは気をつける」 淡「あ、あぅっ……」モジモジ 京太郎「ありがとな、大事なこと思い出させてくれて。やっぱり家族は一番大切だよな」ニッコリ 淡「うぁっ……//」ドキドキ 京太郎「そういや――」 淡「あ、あの!私も頑張るからっ!」マッカッカ 京太郎「?」 淡「私も、お兄ちゃんみたいに活躍して……相応しい妹になれるように頑張る!」ニコッ 京太郎「お、そうだな」 淡の奴、兄貴がいたのか…… 全然そんな素振りなかったけど 淡「えへ、えへへ……//」モジモj 京太郎「応援してるぞ」 淡「うんっ!」ニパァァァ 701 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 58 14.72 ID k6tiAPaUo [5/12] 【一方その頃 清澄】 取材陣「それでは、貴方が須賀京太郎の才能を見抜いたと?」 教師A「ええ、あいつは元々麻雀部だったんですが、そっちの才能は全く無くて」 取材陣「それで、須賀君に辛く当たったと?」 教師A「はい、とても辛い選択でしたが」ウルウル 取材陣「それで、彼はなんと?」 教師A「凄く恨んでいたようで、暴言をいくつも吐かれましたよ」ポロポロ 取材陣「しかし、貴方の言葉があったから彼はアイドルを目指したと?」 教師A「それは間違いないでしょう」 教師B「私もそう思います」 取材陣「……」 教師A「いいんです、どれだけ恨まれても。彼が大きく成長してくれれば」 取材陣「なるほど……」 教師A「……」ニヤリ 722 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 18 06.83 ID k6tiAPaUo [6/12] 【清澄高校 麻雀部室の前】 ガヤガヤガヤガヤッ ニュウブサセテクダサーイ! シュウニイチドスガクンガクルッテホントウデスカー!? キャー!! スガクンニアイターイ! 【麻雀部室内】 咲「ど、どどどどどうなってるの!?」アワワワワ 優希「す、凄い入部希望者の数だじょ」 和「KOA」 まこ「困ったのぅ……」ハァ 咲「うぅ~」 まこ「ハッキリ言うしかないじゃろうな」テクテク ガチャッ バタンッ ウソー! マジデー! マージャンブナンテクソダワー! キョウタロウクンニアワセロー! キョウタロウクゥゥゥゥンン!! 優希「もはや哀れだじぇ」 和「アイドルって大変なんですね」シミジミ シーン 咲「あ、静かになった」 優希「じょ?」 ガチャッ まこ「疲れた」バタリ 和「大丈夫ですか?」 咲「一体なにをしたんですか?」 まこ「さっき来ておったが、今は職員室にいるじゃろって」 咲「え?」 和「それは……」 優希「もしかして」 __ ___ / \ `ー-、 ___/ ∧ \_ \ / r-、 | | ∧ ゙、_ \. / ドミシ""' \_ 、 r-、゙ ゙、 たまには反撃もいいじゃろ?..( | / /,|ナヘ∧〉;; ヽ、 〉 ∨ /,彳r三うヽ、\,へ ヾヽ. / 〉,-一 { ' b 。ノ ! √ 〉 ヽ );;). | 〈/ ̄ Y弋 ^'''/ __/ ゙、 | 〉/| N | ` ̄ ̄ r' 人 / V `ー|\_/' _, -‐'1 /| /!人 |. 〉 ハ __/i / / | ;N /∧ `、 `┴‐' /_,. ┴'‐┐ |/ | `;ー-、__ , ‐' .. .. .. .. .. ..\. \ 人 \N ∠_. .. .. .. .. .. .. .. .. .. \ .Y ` / ̄ ̄\. .. .. .. .. .. .. .. .. .. \ / |.. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. \ 732 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 26 58.34 ID k6tiAPaUo [7/12] 【少し時を遡って】 教師A「いいんです、どれだけ恨まれても。彼が大きく成長してくれれば」 取材陣「なるほど……」 教師A「……」ニヤリ ザワザワッ 教師A「ん?」 オイオイイマノキイタカ? ウソー! スガクンガボウゲン? ソンナノキイタコトネーヨ 生徒たち「……」ゾロゾロゾロゾロッ 教師A「なっ!?」 取材陣「?」 トイウカ、スガガンバッテタジャン ソーソー、イジメテタノハコイツダヨナー マジサイテー シネヨクズ クズゥゥゥゥゥゥゥ! 教師B「き、貴様らいつからそこに!!」 取材陣「……」 教師A「お、お前ら!!」 コイツウソツイテルヨー! イェーイ! カメラアンジャーン オレタチガシュザイウケヨッカ? イイジョウホウアンゼー 取材陣「これはどういうことですかねぇ?」 教師A「えと、これはですね……」 取材陣「君たち、詳しく聞かせてもらえるかな?」 イイトモー! 取材陣「須賀君と、そこの先生についてじっくり……ね」 教師AB「「」」 【部室】 / \_/ \ / トヽV/; | \ ,. ―' !゙゙`´"'ツ }ヽ f',ィ / ノ /ノ ヽ }. レ 、 ,ィ'―- レ'-\ ノ | 京太郎―― イィ / |fフヾi 、 , ィァ=、 } ヽ { わしはいつだってお前の味方じゃからな……. ノイ i ハ、|゙、 ノノート_ ! ノレ1、 } \ f'-‐{ K i |"-" ' "-"イノ レ| );ヽ ノ 从 、 \_ ー ‐ _ノ ノ人 ( ツ \へ、 rー-‐' |ノノ ノ'" ヾ ___ノi ノー-、_ r'" . . . . ト---/ . . . . . . .>=、_ / ト、 . . . . | / . . . .;.イ r==i .} / V| \ . レ' .___/ / レ' | i. / 〈/ ̄Τ`Tー-―"| / | \_ /f三ヽ、 __|二L__. ヽレ / ├==' 人'へ-√´ \ ヽ\ / | { ' '´ / ー-≠- 、 } 、 _,..ィ_´ V `ーr--イ | | くー- 、_ ノ | 〈 | ! ヽ 、_二 ̄ ノ | | ヽ } 〉 / ヽ | ソ 〈 |ー―------- -―'" 〉 フー--r―----r―‐r―く / / / | | i ヽ/ / / ノ |! i! 743 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 42 26.22 ID k6tiAPaUo [8/12] 【アクセル1】 社長「いやぁ、凄いじゃないか!」 ひのちゃま「凄いよ京太郎君!」 のんたん「大人気じゃないか」 てらしー「あのあまとうって奴、素質あるな」 だいちゅう「録画して二回みたよ」 ワイワイ キャッキャ 京太郎「いやぁ、人気が出るのって大変なんですね」ポケー 社長「そりゃそうさ。我々だって普段歩く時は気を配っているよ」 ひのちゃま「顔出しの少ない僕たちでもわりと声をかけられるからね」 てらしー「これくらいで調子に乗るなよ」プイッ 京太郎「なんだかどっと疲れました」ハァ 社長「それでももう、君は歩みを止めることはできないんだ」 京太郎「え?」 社長「……アイドルランクが更新したよ」 京太郎「!!」 社長「君は今日からDランクアイドルだ」 京太郎「Dランク!?」ガビン 社長「まだ底辺のだけどね、1万から10万近いファンがいることになる」 京太郎「あばばばばばっ」 社長「もはや、自分の意思で辞めることすら許されないレベルになってきたね」フフフフ 煌「すばらっ!!」 ひのちゃま「凄いねー」パチパチ 745 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 56 42.51 ID k6tiAPaUo [9/12] 京太郎「Dランク……Dランク……」ブツブツブツ 竜華「事務所に来るなり、なんで落ち込んどるん?」 煌「実はかくかくしかじかで」 竜華「ふーん、複雑なんやろなぁ」ナデナデ 京太郎「重圧が……重圧が」ブツブツブツ 煌「大丈夫ですよ、京太郎君は十分頑張ってますよ」 京太郎「うぅっ……」 社長「そういえば竜華ちゃん、今後の方針は決めてるのかい?」 竜華「え?」 社長「京太郎君の活動方針」 煌「活動方針ですか?」 社長「うん。ビジュアル中心だとか、ヴォーカル中心だとか、バラエティだとか」 竜華「せやな。そろそろ考えないと」ウーン 京太郎「……」 竜華「京太郎君はどういうアイドルになりたいん?」 京太郎「……俺は」 これから、どんなアイドルを目指せばいいんだろう? 今チャンスを掴んだドラマ関連の仕事もしたいし、苦手な歌も克服したい 京太郎「……」 選択安価↓3 1 ビジュアル中心 2 ヴォーカル中心 3 バラエティ中心 4 麻雀中心 5 全部だ!! 755 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 02 16 06.86 ID k6tiAPaUo [10/12] 京太郎「そんなの……決まってるじゃねぇか」ボソリ 竜華「え?」 俺は――トップアイドルになると決めた だから、なんだってやる モデルだって、歌だって、ドラマだってバラエティだって麻雀だって! 京太郎「俺はなんでもやります。なんでもこなすアイドルになってみせます」 そして、いずれは……! 竜華「……ふふっ」 煌「ぶふっ!」 社長「……」プルプル 京太郎「な、何を笑ってるんですか!? 俺は本気で――」 竜華「だ、だって……」プクククッ 社長「今のは当面の話だよ君ィ!!」 京太郎「え?」 煌「京太郎君をトップアイドルにするのは、私達みんなの目標でもあるんですよ?」クスクス 京太郎「うぁっ……」カァァ 社長「しかし、逆を言えば君のまっすぐさが伝わってきたよ」ハハハ 竜華「うん、そうや! 須賀京太郎は何に対しても全力投球や!」 煌「阪神のように、ですね」 社長「33-4」 京太郎「みんな……」 竜華「一緒に頑張っていこうな、京太郎君」 こうして、俺ののアイドル活動は以前と変わりなく……全てに全力投球することになった それが功を制するかどうかは、誰にも分からない ただわかっていることは……ただ一つ 京太郎「はいっ! Dランクになっても、俺は竜華さんのアイドルですから!」 竜華「っ!!」ドッキィィィィン 俺が、竜華さんのアイドルだってことだ 【おまけ】 BJ「また君か」ハァ 怜「」 紅葉「一度死んでいたよ、完全にね」 カエル顔の医者「これからは無理をしないようにしたまえ」 怜「」lコクコクコク カンッ!! 769 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 02 51 12.26 ID k6tiAPaUo [12/12] 【おまけのおまけ】 社長「ナンジャ……そこそこ評判だよ」 和「そ、そうですか」 社長「しかし、このままではちょいと数字が危ないんだよね」 和「力不足ですいません」ペコリ 社長「大丈夫。宣伝の機会を用意させてもらったんだ」ハハハ 和「宣伝?」 社長「実はとある番組に出させてもらえることになってね」 和「番組? 深夜とかの放送でしょうか?」 社長「いや、お昼だよ」 和「お昼……? 教えてもらえますか?」 社長「いいとも!」 和「……」 社長「……」 和「あの、番組名を」 社長「いいとも!!」 和「え?」 社長「え?」 和「だから番組名を……」 社長「だからいいともだって」 和「え?」 社長「笑っていいとも」 和「……」 ____ ,.' ´ ` 、 _,ィァ′ ヽ \ {少′ / ,i l ト、 i ,ィマ、 Y / /// | l| | ハ 辷='/| ..ヽ\ イ ′ / | { | 从、| } |彡' /| . i . .|,∧. { | l l―‐ {(リ八「―‐メ、 彡个rイト、 リ、_! l リィチfト '行タト、彳,ィl | . | | . i l_,以 { ヒtリ ヒztリ |f リ| | . | | . | 「 l 「ト ' _,イ | | . | | . | } } ハ _ ,ィ' ) ,j リ 刀 「 / /,イ| |l>、 ,ィ |ノイイ / リ | / /リ | ! !仏ィ_〕¨ 》,// / /| !. / / r廾 .|「{ |-、 __ / // ,ヘ〔 .j { 〈 イ ∧V / . . |__´_./ ./ / . . . .>)) } } /`Y'| { . . . . .l / 〈 〈 . ,イ´ /{, j/ }`ー冫j\ . . | / ___)ノ/i´r‐'='} ト ン′`ヾ >-r'< ̄ _彡冫=v' 人. }/ . . . . .[二]- .―'´. . . . . V / ∧ i' . . .. . . . ∧Ⅵ . .. . . . . . . . i // ,/ イ { } . | .i { . . . . . . . . . . . . |r<´ _.! _八 j . .! .. |.. ノ{ { { i ヽ、._ | . . . . | ,イ ヾ、_ | ∧ヽ { =-.¨| . . . . |==-__--,イ} { 丶、._〉 〉ヘ ' ; ...| //´ | . . . . | `¨ー= イ{l! '; .. { 和「お昼休みは?」 社長「ウキウキウォッチング!」 カンッ 799 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 21 10 26.32 ID uHaw9boJo [1/16] 【前回までのあらすじ】 清澄で奴隷のような生活を送っていた、冴えなくて顔くらいあしか取り柄のない須賀京太郎は、ある日の出来事を境に仲間との溝を深めてしまう。 落ち込み、絶望する京太郎は自分の取り柄であるルックスで勝負しようとするが……それすらも惨敗 雨に打たれ、一人絶望する京太郎を救ったのは―― /. . \ /. .\ / . . ヽ, /. / ∧∧. .ヽ . ', / / \ /∨ ∨\ ヽ ', ,' ,' \ 冫 ヽ . ', ', ,' ,' 冫--‐__´ `__‐--ヽ .', ', ,' ,' / , ===、 , ===、ヽ. ', ', ,' ,' ∧〈 | し. | | し. | 〉∧ ', ', ,' ,' 〈 ', ヽニノ ヽニノ / 〉 ', ', ,' ,' .ヽ 〉⊂⊃ , ⊂⊃〈 ノ . ', ', ,'/ | ∧ ∧\ _,、_ /∧ ∧ | \', |/ ∨ ∨> 、  ̄ , <∨ ∨ ' | | ` ー ´│ /⌒| |⌒\ , ´ l ̄` ´ ̄l ` 、 ┌<\ ',___,′ />┐ / ト、 \\ ', ,' // , イ ヽ l | ヽ \\ ', ,' // / │ l | ∧ \ \\ '、,' // / ∧ | 華菜「そんなところじゃ風邪ひくし」スッ その正体は、スーパーウルトラデンジャラスミックスJUICE華菜ちゃんだった! 華菜「華菜ちゃんがお前をアイドルにしたやるんだし!!」 こうして、ビューティフルワンダーマジカル池田のプロデュースにより、着実にアイドルへと近づく京太郎! その結果、遂にドラマ主演を飾ることに成功したのである。 そして――― 華菜「一緒に頑張っていくんだし、京太郎君」 京太郎「はいっ! Dランクになっても、俺は華菜さんのアイドルですから!」 華菜「っ!!」ドッキィィィィン 二人の距離もまた……近づいていくのであった ~~~~~~~~~~~ 華菜「にゃにゃにゃ~♪」カキカキカキ 竜華「……」バキッボキッ 華菜「にゃっ?」クルッ __, . ´  ̄ ̄ ` 、 、__, . ´ . \` < . .\ \ `ヽ、 .\ 八_≦=\ / . __ . ヽ / . / . / //l . l\ / . / \/ l/ |ノ ヽ | . ヽ / . / /\_/`\ | | . \_ _/ . // /⌒V. /`ヽ ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二三  ̄ ̄ / /lハ / /`ヽ / ´`ヽ _ 三, 三ー二二 | / l / / ノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ | / ∧⊂⊃ミ } ...| /!ヘ;;;;丿 ___ /Ⅳ//∧ _}`ー‐し'ゝL _ // ̄\\ |ノ ̄\ヽ ヘr--‐‐'´} ;ー-------- 〃 ̄\ \\ \\ ヾ -‐'ーr‐'"==-── 〃 \ \\ ヽ ` / ̄厂`丶、__ レ′ 〃 \ \\ l__/ // ∧ // \ >ー 、 | / // / l
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513 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 01 31 48.95 ID j1weovilo [10/12] 京太郎「竜華さんに拾ってもらえて、社長達と出会って……アイドルを目指すことになって」 はやり「……」 京太郎「新しい友達も出来て……あっ、そうそう! 俺こう見えても雑誌で特集組んで貰ったことあるんですよ!」フフン はやり「(どうして、こんなに幸せそうなの?)」ドクンッ 京太郎「ファンなんかも出来ちゃって、学校じゃモテモテかなーなんて」アハハ はやり「(君がアイドルになれたのは、私が君を……)」ギュッ 京太郎「それに、初めてだったんです」 はやり「初めて?」 京太郎「……こんなにチヤホヤされて、目立つ事が出来たのは」トオイメ はやり「……」 京太郎「今まで、ずっと裏方で……冴えない男でした。でも、今は違う」 はやり「うん……」 京太郎「俺はアイドルなんです。まだ駆け出しだけど……人に夢を与えられる」 はやり「夢を、与える?」 そうだ――思い出した 私が牌のおねえさんに選ばれた頃……あの頃は子供達に囲まれてるだけでただ嬉しくて、毎日がんばれていた だけど……いつからだろう、そんな日々に嫌気が差したのは? 仕事も事務的にこなして、ただ毎日を呆然と過ごしていた 夢を与えることなんて……考えてもいなかった 京太郎「だから――後悔なんてしてません。むしろ今までも不遇は……この日の為にあったんだって思ってます」 はやり「須賀君……」 京太郎「だから、俺は幸せです!」テヲギュッ はやり「あっ」 京太郎「そしてこれから、もっともっと幸せになってやりますよ!!」ニカッ , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | {  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/},イ / l_、 {〃 r∧ |ィ斧ミ从 、Ⅵ , イ斧ミ、 } /l| l、 / /{ 从{、 Vzリ \Ⅵ/ Vzり /イ } / / //从 l∧\ ,\ | /イ/ / イ' {/l∧ ∧ 、 ,イ/j'  ̄ ̄ ー∧ _, 从 ヽ 、 ` ¨  ̄ ィ }/ ∧ \ / |/> {(从_| -- ´ 「/// | |/ ̄}} |////|_ _,. <|///|| l/////` _,.. -=<///// \//} ,r-/////// <//////////////////∧-- 、 {///////l はやり「あぅっ……」キュンッ あ、ダメ……こんなの、初めて 好きに、なっちゃうよ……須賀君のこと、本気で はやり「うぁっ……//」ドキドキドキドキ 京太郎「瑞原プロ?」 はやり「須賀君……」ドキドキドキ 私、この人のこと 本気で好きに、なっちゃった 533 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 01 42 49.47 ID j1weovilo [11/12] 京太郎「瑞原プロ? やっぱりどこか悪いんじゃ?」 はやり「う、ううん! なんでもないからっ!」アセアセ 京太郎「そうですか?」ウーン はやり「うん、なんでもないの……なんでもないの」ギュッ 京太郎「??」 ガチャッ 竜華「もうそろそろ時間や」 煌「終わりましたー?」 京太郎「あ、はいっ!」 はやり「……」ニコニコ 社長「(まるで意味が分からんぞ!!)」ガビーン はやり「ねぇ、須賀君」 京太郎「はい、なんですか?」 はやり「アイドルって大変だよ? 恋愛だってろくにできないし」フフ 京太郎「そ、そうですよね」 はやり「うん。トップアイドルになれば、もしかしたら許されるかもしれないけどねっ☆」クスクス 京太郎「……トップアイドル」ゴクリ はやり「だから、それまでははやりが鍛えてあげるっ!」 京太郎「え?」 はやり「君を必ずトップアイドルにして見せるから!」 そして――その時になったら きっと……この気持ちを伝える だから、だかその日までに…… 京太郎「あ、ありがとうございます!!」 はやり「うふふ、これからも頑張っていこうね♪」 京太郎「はいっ!!」 君のこと、絶対に夢中にさせるんだからっ! 容姿、歌唱力、演技力が少し上昇した! 演技力がDになった! 598 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/08/29(木) 00 04 08.44 ID p/Y33MnNo [1/11] <<未知との遭遇 (健夜編)>> 突然ですが皆さん。 俺は今、非常にまずい状態に陥っています。 というのも、見ていただければ一目瞭然なのですが…… 京太郎「……」ブルブルブル 入り組んだ建物の奥底にある、行き当たり それを背に震える俺と…… ???「あ、あぁぁぁぁぁぁ?!」ジリジリッ _ , -‐'´ ̄ ̄ ̄‐-、 ,.-'´ ̄ ⌒''‐ 、 /─‐‐‐─----_、_\ / ,,.-‐‐-、 .─丁ニニニニニニニニ二二), -─‐‐‐‐-、/ / | -''''\ _,.-´ ̄` __、_ \ ふひひっ……! ! / / / ヽ.!^ ''/ ,.-、\ / \ ヽ! \___/.、 .| ゝ‐' / .| .|_ 丿 ! .! | !ヽ ./ ─ ̄'' ヽ__ / .、 ヽ / .! ' 、 /| / ̄'''‐ 、-‐-- 、 .!  ̄ ̄ / `ー--‐‐' | | ! | / ヽ ヽ__ _,/、 / .' 、- |\-----'''´ , -──‐|‐''`丶、_`─‐'____ ヽ/ はぁ…… l ./ ,, /  ̄ |゙ヽ はぁ…… l 、_, -‐' / ヽ、_ / ヽ ! /  ̄ l ! , -ヽ、 ! ! ./ ` ー-__ __- / 目の前にいるモンスター 京太郎「……」 ???「あ、あぼぉ、わ、わばびあばばば」モゴモゴ 京太郎「」 ああ、神様。 ???「じゃいんじゅじゃじゃぁぁぁーい!!」 京太郎「ぎゃああああああああ!!!」 俺……一体どうしてこんな目に? ――遡ること数日前 602 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 00 13 44.42 ID p/Y33MnNo [2/11] それは唐突な話だった 京太郎「え? お仕事、ですか?」キョトン はやり「うん! とは言っても、小さなイベントだけどねっ☆」 京太郎「はぇー」 というのも簡単な話で。 瑞原プロが参加する麻雀教室に、アシスタントで来ないかというお誘いだ。 京太郎「でも、俺てんで打てませんよ?」シロウトレベル はやり「ううん、手伝ってもらうのは指導じゃないんだっ☆」 京太郎「え?」 はやり「小さいお子様向けの教室だから、保護者のお母さん達もたくさんくるんだよねー」エヘヘ 京太郎「そりゃまぁ、そうでしょうね」 はやり「でもでも、今回来るのは女性プロだけだから、お母さん達が退屈になっちゃう」シュン 京太郎「そういうもんでしょうか?」 はやり「ということで京太郎君っ! お相手よろしくっ☆」 京太郎「え?」 竜華「まぁ、これも営業やな」ポンッ 煌「頑張ってくださいね」 京太郎「え?」 【麻雀教室 当日】 京太郎「え?」 ママンA「あら、いい男の子じゃなぁい」サワサワ ママンB「私達に麻雀を教えてくださるー?」サワサワ ママンC「味見しちゃおうかしらぁ」ペロリ ゾロゾロゾロゾロ キャーカッコイイ! オイシソウネー アーイキカエルワァァ 京太郎「えぇぇぇぇ!?」ガビーン 607 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 00 24 39.73 ID p/Y33MnNo [3/11] 【一方その頃 控え室】 キャー! カッコイイ! ワイワイ ガヤガヤ 良子「なんだかすっげー騒がしいですね」 理沙「……」ドキドキドキ 咏「ガキ相手に教えるなんてかったるいねぃ」ハァ 靖子「これもプロの仕事ですよ」 ガチャッ はやり「あっ、みんな揃ってるねっ☆」 靖子「瑞原プロ、外の騒ぎはなんですか?」 はやり「ちょっとお母様方にゲストを用意したんだ♪」フフフ 良子「ゲストですか?」 咏「へぇ? どんな子か興味あるねぃ」 はやり「ふふっ、はやり一押しの子だよっ!」 ズルッズルッ ???「あ、あぼぉぉ?」モゴモゴ 一同「!?!」ビクッ ____ /ニニニニニ\ニニV \ /ニニニニニニニ)\ニハ /ニニニニニニニ/ ./ニ/ } , . --<`く\ニニニニニ/ /∨ ./ ⌒ヽ } / \\______,/ニ// ノ ′. , \\ ニニニニニ// ー . ′ , ⌒ヽ ー─── ____ 、 ノ. { { ___ , ` ,xヘ心 {`¨¨´. , __.ノ ,xヘ]心 ′ 厂} , ′ ′ .厂ハ hrく, ′ ..,___,.ノ| し hrく 乂ノ(ノ } | 乂_ノ(.ノ . モゴモゴ . ),,ノ 、 ( 人 ___ノ\ > ⌒\ __.. イ/////} /.\ / ∨/ }{'////// { .\ { |//八V///{ \ 、 ノ¨´ `¨¨¨¨` ー--ヘ )>ー--‐'′ { } ,.く ノ 、 ノ , } / ′ ノ { ___ 人 人 / ヽ ( >r‐ '′. , \( ノ \ ノ| ( ー---‐ァ'"´⌒ヽ `¨く ※小鍛治健夜(2X)です `7 ( } `¨¨¨¨¨¨¨´ .. ( / ノ / ノ `¨¨¨´`ー… '′ ( ( )'′ `¨¨¨´` ー… '′ 健夜「ば、ばんべばばびばべぼんばぶばばばぼ?(なんで私だけこんな姿なの?)」 靖子「ぶふっ!」ブルブル 咏「くっ、ヒヒヒヒヒッ! に、似合ってるんじゃね? 知らんけど?」ダンッダンッ! 良子「ノーウェイ、これは酷い」ドンビキ 理沙「……可愛い!!」ブンブンッ はやり「お似合いですよ~☆」 スポッ 健夜「あ、暑いよぉ……」ハァ 613 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 00 35 07.12 ID p/Y33MnNo [4/11] 靖子「それで、どうしてこの姿なんですか?」 はやり「それはね~☆ 子供向けのイベントだからだよっ!」ニッコリ 健夜「それ私じゃなくてもいいよね!?」ガビーン 咏「ぶっくくっ……」プルプル 健夜「ちょっと!! いつまで笑ってるの!?」プンプン 理沙「……いい!!」 健夜「そんなに羨ましいなら代わってよ!」 はやり「小鍛冶プロしか出来ないんですよ?」 健夜「え?」 はやり「はやりはこのキャラクターじゃなきゃダメですし☆」 靖子「着ぐるみじゃカツ丼が食べれませんから」モグモグ 咏「そもそも着ぐるみとサイズ合わねー! しらんけど」ニヤニヤ 健夜「でも、理沙ちゃんや良子ちゃんは!?」クルッ 理沙「……やる!!」キラキラ 良子「別に構いませんが」 健夜「ほら! 二人もそう言ってるよ!?」 ディレクター「すいませーん。二人は子供人気が高いので、そのままでお願いしますー」 はやり「そういうことです☆」 咏「そりゃ小鍛冶プロを好きな子供なんていないだろうねぃ」ブフッ! 靖子「世代が……」 咏「アラフォーくらいじゃね? しらんけど」アハハハ 良子「Oh……」 理沙「……残念」シュン 健夜「ちくしょぉぉぉぉ!!!」 ホンバンゴフンマエデース ゴヨウイオナシャース! 617 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 00 49 30.41 ID p/Y33MnNo [5/11] 615 オーノー! スタッフやメンバーの冗談だと思ってください 健夜「でもこれ、頭かぶると喋れなくなるんだよ?」 はやり「あれ? ふもっふ変換装置が壊れてるのかな?」ウーン 靖子「あれじゃ子供達が泣いちゃいますよ」 咏「~~~っ!!」ダンッダンッ! 健夜「ちょっと咏ちゃん!? いい加減にしないと怒るよ!!」 良子「スタッフさんに修理して貰うべきでは?」 はやり「うーんそうだね☆ でもとりあえず私達だけ先に行っちゃおう!」 健夜「ええ!?? 置いていかないでよ!」 はやり「後でスタッフさんが来ると思うから、もう少し待っててくださいね☆」 健夜「そんなぁ」ガビーン ジャアオネガイシマース! 靖子「では行きましょうか」 咏「じゃ、頑張ってねぃ」プークスクス 理沙「……いざ!」ドキドキ 良子「頑張りましょう」 スタスタ ガチャッ バタンッ! シィーン 健夜「……」ポツーン はぁ、どうしてこんなことになっちゃったんだろ? こんなことなら、来なければ良かった 健夜「……」カポッ うわ、やっぱり暑い。 こんな着ぐるみ着てちゃ、麻雀なんて教えられないよ 健夜「(本当なら、今頃帝王の新作CDを買いに行く予定だったのに)」ハァ あ、帝王といえば……あの須賀君って子、最近仕事してるのかな? 雑誌の特集以来見ないけど…… 健夜「(こういうイベントで逢えるなら、参加した甲斐もあるのになぁ)」ハァ ガチャッ 健夜「(スタッフさんかな?)」クルッ 京太郎「ふー、疲れた。ママさん達のパワーは恐るべし」ヤレヤレ 健夜「!!」ガタッ 京太郎「おわっ!? なんだぁっ!?」ビクッ 621 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 00 59 24.40 ID p/Y33MnNo [6/11] 京太郎「(なんだこの着ぐるみ? 誰か入ってるんだ……よな?)」ビクビク 健夜「あ、あぁぁぁぁぁ!!!!」ガタガタガタ 京太郎「!?」 健夜「(す、須賀京太郎君!!? ほ、ほ、本物!!?)」ドキドキ 京太郎「……?」 健夜「(本物も……カッコイイ!!)」キュンキュン 京太郎「あの、どこか具合でも悪いんですか?」 / | |.. . ゙、 . ゙、゙、. \ |. i | i |. ∧ 、.i. .i . ` 、. ! | |、 | | i | ! | | | 、 > | | i 「! ヽート!、 リ ! |ハ ト | ̄ ̄. ,..-、| i | !゙、 _、!二゙、-| イ リ ! |ヽ | / へ.゙、 丶ヾヽ ´{ i` ヽ! 1!| /| !ノ゙、リ ヽ \ !丶  ̄ Vイ ハ |\ i. 丶 \゙、 ` リ `ヽ `┬ 、 ヾ / i ;ィノ U ,....-ィ /,, ‐レリ _  ̄ /゛=!_ \ `ー-、_ _/ ゛== 、 \ / ̄ヽ、 ゛===-、 健夜「!!」 京太郎「無理しない方がいいですよ? 飲み物とかいりませんか?」 健夜「(しかも優しい!!)」ジィィーン ドキドキドキ 健夜「(お、お話したい! 出来ればサインも欲しい!)」ユラァ 京太郎「え?」ビクッ 健夜「あ、あぼぉぉ!!(あ、あのぉぉ!!)」ズイッ 京太郎「うわっ!?」アトズサリ! 健夜「わ、わばびぃ! あばばぼヴぁんべ!(わ、私ぃ! 貴方のファンで!)」グイグイ 京太郎「お、おわぁぁぁ!?」コウタイッ! 健夜「(え?)」 京太郎「(この中の人……もしかして変質者なんじゃ?)」 ビクビク 健夜「ば、ばばびぃぼぼびゃばいべぶ!(あ、怪しいものじゃないです!)」クワッ! 京太郎「う、うわぁぁぁぁぁ!!」ダダダッ! ガチャッ! タタタタッ! 健夜「!!」 ま、待って!! 行かないで!! 健夜「ばっべぇぇぇぇ!!!(待ってぇぇぇ!!!)」ドドドドッ! 京太郎「ぎゃぁぁぁぁぁ!! 追いかけてきたぁぁぁ!?」 630 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 01 10 19.45 ID p/Y33MnNo [7/11] 京太郎「うわぁぁぁぁ!!」 健夜「びょうばぼうぶぅぅぅん!!(京太郎くぅぅぅん!)」ドドドドッ!! ナ、ナンダアレ!? キグルミガヒトヲオイカケテルゾ! ジケンダ! ジケンナノカー!? 京太郎「助けてぇぇぇぇ!!殺されるぅぅぅ!?」ダダダダ! 健夜「ぼばいばぼぉぉぉ!!(誤解だよぉぉぉ!!)」ダダダダ! こうして、俺の未知なる生物との追いかけっこが幕を開けたのである そして数分後…… 京太郎「……」ブルブルブル 健夜「あ、あぁぁぁぁぁぁ?!」ジリジリッ 俺は追い詰められていた _ , -‐'´ ̄ ̄ ̄‐-、 ,.-'´ ̄ ⌒''‐ 、 /─‐‐‐─----_、_\ / ,,.-‐‐-、 .─丁ニニニニニニニニ二二), -─‐‐‐‐-、/ / | -''''\ _,.-´ ̄` __、_ \ ふひひっ……! ! / / / ヽ.!^ ''/ ,.-、\ / \ ヽ! \___/.、 .| ゝ‐' / .| .|_ 丿 ! .! | !ヽ ./ ─ ̄'' ヽ__ / .、 ヽ / .! ' 、 /| / ̄'''‐ 、-‐-- 、 .!  ̄ ̄ / `ー--‐‐' | | ! | / ヽ ヽ__ _,/、 / .' 、- |\-----'''´ , -──‐|‐''`丶、_`─‐'____ ヽ/ はぁ…… l ./ ,, /  ̄ |゙ヽ はぁ…… l 、_, -‐' / ヽ、_ / ヽ ! /  ̄ l ! , -ヽ、 ! ! ./ ` ー-__ __- / 京太郎「……(お、追い詰められてしまった)」ガビーン 健夜「あ、あぼぉ、わ、わばびあばばば(あ、あのぉ、わ、私はあああ)」モゴモゴ 京太郎「ひぃぃぃ」ビクビク 健夜「(怯えてる顔も可愛いい……何かに目覚めそう)」ハァハァ ※結婚できない理由がどこか露呈してしまうアラサー 京太郎「お、俺なんか襲ってもなんにもなりませんよ?」ガタガタガタ 健夜「(なんだか、興奮してきちゃった……)」フヒヒヒ 京太郎「」ガタガタガタガタガタ 638 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 01 19 41.22 ID p/Y33MnNo [8/11] 京太郎「」ブルブル 健夜「(あ、いけない。少しやりすぎたかも……)」 京太郎「あ、あぁぁぁ」ガタガタガタガタ 健夜「(私としたことが冷静じゃなかった……反省)」シュン 京太郎「……え?」 健夜「(最初から素直にこう言えばよかったんだ)」ウンウン 京太郎「あ、あの……?」 健夜「ば、ばぼぉぉぉ!!(あ、あのぉぉぉ!!)」ガシッ 京太郎「ひぃっ!?」 健夜「「じゃいんじゅじゃじゃぁぁぁーい!!(サインくださぁぁぁーい!!)」 京太郎「ぎゃああああああああ!!!」 ガクッ 京太郎「」チーン 健夜「ばべ?(あれ?)」キョトン どうして気絶しちゃったんだろう? ダダダダッ! 警察「警察だ! おとなしくしろ変質者め!」バンッ! 健夜「!?」 警察「貴様を逮捕する!!」 健夜「(ひぃぃぃい!? なんでぇぇぇ?!)」ガビーン 警察「大人しくしろ!!」 健夜「……」 警察「観念したか?」 健夜「」ダダダダダダッ!! 警察「に、逃げただと!?」 健夜「(どうしてこうなるのぉぉぉ!?)」ビエェェェン! 警察「待てぇぇぇゴルァァァァ!!!」ダダダダッ! 京太郎「う~ん……」 642 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 01 26 46.98 ID p/Y33MnNo [9/11] 【数時間後 控え室】 ファンファンファンファン はやり「大変でしたねー!」 靖子「ああ。まさかこの会場に変質者が忍びこんでいたとは」 健夜「」ビクッ 理沙「……怖い」ブルッ 靖子しかも警察官を振り切って逃げ切ったらしい」 はやり「怖いですねー☆」 良子「しかし、着ぐるみを奪われてよく無事でしたね小鍛治プロ」 ドッキィィィン! 健夜「ま、まぁ、多少はね」グギギギ ;/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ ; :/ . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ . . . . . . ヽ ; ./ . . . . / . . . . . . . . / i . . . . . . . . . . . . . i. . . . . . . . . ; ; ′ . . | . . . .| . | . /| . . | . ト、 . .|\ . } . .| . . . . . . . .i : :i . . . i . .| . .| {ハ{/ \|\{ ヽ{ V Ⅵ . i . . . . .| : :| . . . | . .Ⅳレ' u `^ー───'| . . | . . . . .| ; ; | . . . | . .|_________,ノ.} __ | . . | . . . . .|: :| . . . | . .| イ{r' }ヽ | . . | . . . . .|: ノ ̄l〃 :| . . . | . .| ≠==ー  ̄ ̄ | . . | . . . . .| ノ :| . . . | . .| . , u | . . | . . . . .| ─|─〃 | . . . | . .|ハ , イ | . . . . .|  ̄| ̄ | . . . | . .| . ヽ ー ─'^´ / .| . . | . . . . .|: :| . | | . .| . . 个.. _ ィ . . . . | . . | . . . . .| ; ; | . | | . .| . . . | . . . |` .T ー--‐ ハ . . . .| . . | . . . . .|: :| . |八 | . . . | . . . | . } { .l . . . .| . . | . . . . .|: ; l/¨ヽ !⌒7ー──' ー─‐| . /ー-.. | :. ; / (} { ー- -──' |/ {) \ ; 咏「……もしかして、中身も小鍛治プロだったんじゃね?」ズバリッ! ギギギギギッ 健夜「ソンナコトナイヨ。イイカゲンニシナイトウタチャン、ユルサナイヨ?」ギロリ 咏「……」 はやり「……」 靖子「……」 理沙「???」 良子「世の中には、知らない方がいいこともあるってことですね」 健夜「……須賀君。大丈夫かなぁ?」ボソッ 645 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 01 36 04.52 ID p/Y33MnNo [10/11] 【芸能事務所 アクセル1】 京太郎「」ムギュー 竜華「な、なんやねん……? 帰ってくるなり抱きついて……//」カァッ 京太郎「ふぐっ、ふぇぇ」メソメソ 竜華「??」 煌「何か嫌なことがあったんですね。ほら、いい子いい子」ナデナデ 京太郎「煌さぁぁぁん……」ムギュゥ ムニュゥゥン 煌「すばらっ……//」テレテレ . . . -‐===‐-ミ .≠´.. `ヽ、 / .. 、 \ _ . i \ 〔 `ヽ、 / . | ヽ マ^ヽ \ ビクッ ,′ ト、 i ; ∨ .. i . | \ ー+ i | } } リ } ,| i i イ| \ド|\N弋 /V j,.≠ j. / , 从 刈 ,示 云か∨ 斗匕 ,′ / A xヘ厶孑介 乂 ツ > / .゙ { } /\从乂ヅ ; ;< /. { 弋込.斗ャ 厶ヘ ; ; 丶 冰 ;; /// V ;ハ _,ノヽ / /  ̄ ´ ビクッ \ / ゝJ `ー一′/∨\ ___. `'ー-=≦=-‐ ≧=-u-rく / }"´ \ __,,.|ヽ}_rf´ / , / ̄ / / ,ハ / / i ,゙ レヘ_/´>'´ ,′ | i } { [ フ / { } 仁_7 V {/ { },_____ ; | ./ / | ∨ニニニ二7 V / | / ̄ ̄ ̄ ̄ソ { / | / / 竜華「むっ」ムスッ 照「京ちゃん。私の胸、空いてる」カマーン 淡「空いてるどころか、無いじゃん」ププー 菫「ブーメラン刺さってるぞ」ハァ 京太郎「うぅぅぅ」ギュゥゥウ 煌「ふふっ、もう怖いものは無いですよ?」ナデナデ 京太郎「ふぇぇぇ」 こうして、しばらくの間京ちゃんにはトラウマが残り、幼児退行していたという。 その間、女性陣たちによる甘やかし合戦が行われたとか行われなかったとか…… それを知る者はもう、誰もいない カンッ!! 774 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 06 55.74 ID WEynw0Uyo [2/15] <<前回までのあらすじ>> アイドル活動をこなし、着々とファンを増やす京太郎の前に現れた妖怪着ぐるみアラフォー! そのあまりの恐怖に京太郎は幼児退行してしまったが……!? 【某日 アクセル1】 京太郎「ふぇぇぇ」ムギュッ ムニュムニュ 竜華「んぅっ……//」ビクッ 煌「ほら、いい子だから泣いちゃダメですよー」ナデナデ 京太郎「うん」グスグス 竜華「中身はこれでも、力は大人やから厄介や……」ドキドキ 照「京ちゃん。お菓子あげる」つポッキー 京太郎「わーい!」 照「ふふっ、いい子だね」ムギュゥゥゥ 京太郎「わぁ」キャッキャッ 淡「ふん、ばっかじゃない?」チラッチラッ 菫「ほら、こっちにおいで」オイデオイデ 京太郎「うん!」トテトテ 菫「ふふっ、よしよし」ナデナデ 京太郎「えへへ」 はやり「可愛いですねっ!」ムギュゥゥゥゥウ 和「もっと甘えていいんですよ?」ムギュゥゥゥゥ ダブルオモチッ! 京太郎「ウヘヘ」ニマニマ ワイワイ キャッキャッ 淡「……むぅ」ジーッ 京太郎「あぅ?」キョトン 淡「お、おいで……」ボソッ 京太郎「……」テクテク ピシュゥゥゥゥン!! 京太郎「お、俺は今まで一体何を!?」ハッ 淡「」 京太郎「アイドル活動しなきゃ(使命感)」キリッ ワーイモドッター! ヤッター! ワーイ! 淡「……」 ※ 京太郎君が復活しました 784 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 16 01.23 ID WEynw0Uyo [3/15] 京太郎「ここ数日の記憶が無い……」ウーン 社長「いやぁ、大変だったね須賀君!」 京太郎「社長! 俺は一体今まで何を!?」 社長「……嫌な事件だったね」 京太郎「え?」 社長「犯人、まだ見つかってないんだろう?」 京太郎「何それ怖い」ブルブル 照「……はぅぅ、京ちゃんかぁいいよぉ」オモチカエリィ 竜華「なんやのこれ?」 煌「さぁ?」 淡「……」モグモグモグモグ ひのちゃま「シュークリーム美味しい?」 淡「……」コクリ のんたん「よしよし」 てらしー「俺甘いもんあんま好きじゃねぇから、俺の分も食えよ」プイッ 淡「……」モキュモキュ 京太郎「よーし! 今日も頑張るぞ!!」 社長「うむ! 頑張りたまえ!」 竜華「うーん、この」 煌「それ以上いけない」ガッ 安価↓3 A営業に行く(実力により成功率上昇) レコード会社 ドラマオーディション 麻雀イベントに参加 B仕事する(仕事を成功させれば営業が増えます) 結婚式場パンフの仕事 Cレッスン 各種パラメーターを上昇させます (そのレスのコンマ00~49でタコス 50~99でロッカー) 805 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 24 58.12 ID WEynw0Uyo [4/15] 京太郎「今日のスケジュールは……?」 煌「ふふふっ、今日はなんと! お仕事ですよ!」 京太郎「マジぽん!?」 ひのちゃま「マジぽーん!」 京太郎「記憶の無い数日の間に一体何が……?」ウーン 社長「この間の雑誌の仕事は好評でね、関係者に色々と話が触れ回ったようなんだ」 京太郎「関係者?」 竜華「ほら、この前の雑誌のカメラマンさんや」 煌「あの方が仕事仲間に売り込んでくださったようなんですよ! すばらっ!」 京太郎「あ、あの人か……」ヒクヒク なんでだろう? 嬉しいことなのに、なぜか素直に喜べないな 京太郎「それで、どんな仕事なんですか?」 竜華「なんや、パンフレットの撮影とか言うとったな」 煌「はい。パンフレットと、一部は雑誌に載るみたいですね」 京太郎「へー、何のパンフレットですか?」 煌「……結婚式場です」 京太郎「え?」 竜華「結婚式場?」 煌「雑誌はゼ●シィです」 京太郎「え?」 竜華「え?」 煌「ゼクシ●です」 京太郎「●クシィ?」 煌「ゼク●ィです」キッパリ 竜華「あの有名な?」 煌「ゼクシィです」 京太郎「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁ!?」ガタガタガタガタガタ 竜華「あぁぁぁぁぁぁ!!」ブルブルブルブルブル 煌「さぁー行きますよー」ズルズルズルッ 819 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 34 29.06 ID WEynw0Uyo [5/15] 【撮影スタジオ】 ザワザワザワザワ モデルK「……」テクテク モデルU「……」テクテク モデルS「……」テクテク モデルA「……」テクテク モデルK「(あれ、これ二回目?)」テクテク モデルA「(ん? さっきも通ったような?)」テクテク モデルM「……」テクテク モデルA「(え? ループ?)」テクテク モデルS「……」テクテク モデルA「(どういうことなの……?)」テクテク モデルT「……」テクテク モデルO「……」テクテ ガヤガヤ 担当「あらぁ~久しぶりねぇ、ボ・ウ・ヤ♪」サワサワ 京太郎「」 担当「硬くなっちゃって、カワイイ」ウフフフ 京太郎「」ガクガクガクガクガク 竜華「こら! 失礼や」ペチッ 京太郎「いやいや! こっちの身にもなってくださいよっ!」 担当「ウフフ、前より成長していること期待してるわよ?」 京太郎「は、はい!」 ソンジャキガエテクダサーイ 竜華「ほな、メイクしよか」シャキッ 京太郎「じゃあ、お願いします」 ダダダダッ! スタッフ「た、大変です担当さん!!」タタタッ 担当「あらぁ~? どうしたのかしらぁ~?」 スタッフ「じ、実は!! 今日来るはずだった花嫁役が来れなくなりました!!」 担当「!?」 京太郎「!?!?」 竜華「!?」 煌「須賀京太郎をよろしくお願いします」ペコリ スポンサー「これはどうもご親切に」アハハハ 825 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 43 20.83 ID WEynw0Uyo [6/15] 担当「それはどういうことだぁ!? ああん!?」ギロッ 京太郎「」ヒィィィィ スタッフ「そ、それが……依頼していたちゃちゃのんのドラマ撮影が遅れているとかで」アセアセ 担当「んだとぉぉぉ!? 雑誌舐めるなよゴルァァァァァ!!!」ムキムキムキ 京太郎「」ホァァァァ 竜華「大変そうやなぁ」 煌「この場合、撮影はどうなるんでしょうか?」コソコソ 担当「くそっ!! 代わりのモデルは誰かいないの!?」 スタッフ「今から呼ぶには少し時間が……」 担当「ああもう!! どこかに可愛い子いないかしら!!」 竜華「そない簡単に見つかったら苦労ないなぁ」ボーッ 担当「ん?」チラッ /. . ヽ .' . . . . |、 ヽ `、 .i . . . . | vヘ `、 . .i . . . . | Vヘ ;, . .i . . . ii / j vヘ i . .i . . . |ト、 . / / / vヘ | ノ.. .i . . . | \ イ /) / i .ハ |-‐ ´ 〉 i|. . . |i__ニ=¬‐ / | /)' / ーi ト、 ム=-‐ ⌒ヽヘ |i . . . |i . イレi /// | i i /|i }ヘ} |i . . . |i . . ' {i | イ /´ 」レj / イi / }} |i . . . |i . | ,yア抖苧弓ミ ,ィi抖弓ミト、 |ii ,' }} |i . . . |i . レy' ん)'//心` ん)/心 ヾ〉 / / }} |i . . . レ'⌒ヾ . 厶ヘ {ヘ{'///^} {ヘ{//^} /ムィ / }} | . . |' ヽヘ 乂ミ它ソ 乂它ソ /ムイ i . . ト、 ' | | i . . |iへ /i/i/i/i/ 、 /i/i/i// j i . . |i . ≧=r ルイ i . . |i . |//,へ 小 i|. i . . |i . v///l \ /⌒ヽ イ | i|. i . . |i . V//l ` . ー ‐' / i | i| i . . |i . V/l ` . イ. i | i| i . . |i . . Ⅵ ` ‐-‐<'//」. i | i|_ __|二ニ=-‐¬i . | \ /__〉 !. i | i|  ̄ミへ、 ,,へ へ |i . | \ ' | !. i | i| j j / \. //⌒''<⌒≫、 |i . | \ | | . i | i| j j' / ヽ 〈/ ⌒<⌒≫ |i . | \ | | . i | i| j j / i 竜華「……ん?」 担当「いたぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 竜華「ふぇ?」 スタッフ「いたぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 京太郎「!?」 煌「これは……すばらな展開!?」キラキラ 担当「ということで、さぁ、着替えて着替えて!!」 竜華「ちょ、ちょっ!! なんでうち!?」アタフタ 担当「「今回のは若妻 若夫特集なのよぉ! だぁかぁらぁ、うふふ、オッケー☆」 竜華「!?」 煌「京太郎君もほら! 着替えましょう!」グイグイ 京太郎「え? え?」 テキパキオキガエチュウ!! 842 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 53 49.98 ID WEynw0Uyo [7/15] カーテン シャッ 京太郎(E:タキシード)「ふぅ、どうですか?」キリッ 煌「すばらっ!」キラキラ スタッフ「あぁ~いいっすね~!」ギンギン 担当「似合ってるわよぉ」ニコニコ 京太郎「そう言えば竜華さんは?」キョロキョロ 煌「ふふっ、それは……」 イヤヤ! イキトウナイ! ワガママイワナイノ! ヤ! イヤヤッテ! ホンマヤメェ! 京太郎「竜華さん?」 カーテン シャッ! 竜華(E:ウェディングドレス)「あぅ……//」カァッ 京太郎「あっ……可愛い」 竜華「~~~~っ!!」ボッ 煌「すばらっ! すばらっ!!」 担当「あらぁ、可愛いお嫁さんねぇ」クスクス スタッフ「ほーん、そうっすね」ホジホジ 竜華「あ、あの……変じゃない?」オズオズ 京太郎「どこもおかしくないですよ。むしろ、似合いすぎで怖いくらいです」ニコッ 竜華「うぅ……//」モジモジ 京太郎「なんだか、こうしてると本当に結婚するみたいですね」アハハ 竜華「あ、あほ!! 冗談でもそ、そそそそんなこと言うな!!」ポカポカ 京太郎「すいません」クスクス 担当「それじゃあ、早速準備してもらうわよ?」 スタッフ「こっちでぇーす」 ゾロゾロゾロ 竜華「ま、待ちっ! このドレス動きづら……!」ガクッ ガシッ 竜華「あっ!」ドキッ 京太郎「大丈夫ですか?」ギュッ 竜華「っ~~~~!!!」マッカッカッカ 京太郎「さぁ、行きましょうか? 俺だけのお姫様……」ボソッ 竜華「」ボッ 857 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 06 54.56 ID WEynw0Uyo [8/15] 竜華「」マッカッカッカ 担当「それじゃあ、撮っていくわよぉ?」 京太郎「はい!」 竜華「」モジモジモジ 担当「竜華ちゃぁ~ん? そんなに恥ずかしがってちゃダメダメよぉん?」 竜華「せ、せやけど!」ドキドキ 京太郎「いつも通りでいいんですよ? それだけで可愛いんですから」 竜華「」ボシュッ! 煌「はーい、京太郎君は口を閉じていてください」ニコニコ 京太郎「ええっ!?」 担当「竜華ちゃん? 京太郎君の為にも、貴方が頑張らないとダメなのよぉ?」 竜華「え?」 担当「……分かるでしょう?」 竜華「あっ……」 せや、この仕事はうちが取ってきたものやない ……京太郎君が頑張ってもぎ取った仕事なんや それを……うちが潰してどうするん? 煌「清水谷さん、頑張ってください!」ニコニコ スタジオでの売り込みだって花田さんがやってくれたみたいやし、うち……ほんとダメダメや 竜華「せやけど、それでも……」ボソッ 京太郎「竜華さん?」 竜華「京太郎君のプロデューサーはうちや!!」バーン! 京太郎「!!」 竜華「だから、うちが最高の花嫁になったる!! だから京太郎君は最高の花婿になりや!!」ウワメヅカイ 京太郎「!!」ドキッ 竜華「……」 京太郎「勿論です、竜華さん」ニコッ 担当「まぁ……//」カァッ 煌「ぷ、プロポーズみたいですね……//」カァッ スタッフ「撮影始めまーす」 担当「そ、そうね。それじゃ準備はいい? お二人さん?」 京・竜「「はい!!」」 コンマ安価↓3 00~49 パンフレット 特集1ページ 50~99 パンフレット 表紙 成功判定↓4 ゾロ目で大成功! 00~39 普通 40~89 成功! 90~99 大反響!! 893 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 18 09.31 ID WEynw0Uyo [9/15] パシャッ! パシャッ! 担当「いい感じよぉ! だけど、もう少しインパクト欲しいわねぇ?」 京太郎「うーん、インパクトかぁ」 煌「それでは、お姫様抱っこなんでどうでしょう?」ニヤリ 竜華「!?」 京太郎「それおもしろそうですね」ニコニコ 担当「グゥゥゥッドアイディアよぉぉぉん!」 竜華「え? でも、うちを京太郎君が抱えるってこと?」 京太郎「それじゃあ、持ちますよ?」グッ 竜華「で、でもうち重いし! そんな!」アセアセ ヒョイッ 京太郎「軽すぎて心配なくらいですよ?」クスクス 竜華「~~~~~っ」カァッ 京太郎「それに……」ムキッ 京・煌「「鍛えてますからっ!」」シュッ 担当「グゥゥゥゥッド!」パシャパシャ 竜華「もう好きにしたらええ!!」イェーイ! 京太郎「あはは、乗ってきましたね」 煌「すばらですよ!」 担当「いいわぁ!」アハハ こうして、この日の撮影は無事に終了したのであった 【その日の夜 竜華の部屋】 竜華「……結婚、かぁ」ドキドキドキドキ 写真立て「」 竜華「アホ……十年早いわ」パタンッ ゴハンヤデー 竜華「はーい!」 ガチャッ バタンッ! 897 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 20 15.91 ID WEynw0Uyo [10/15] 【写真立て】 ↓最高の旦那様←と書かれた文字の上にマジックで塗りつぶした後 _ , 、 /ィ--∨ .- 、←ただのアホ __/ , , } l \. -―━..、―- ` ー-, | /{ { l | | 、. ミヾV \/\/\ \ /_/ | / 从 ,-}/、 |l |.... / ∧ \ ヽ / 从ィ愛Ⅵ /ィ愛ク}イ { / | \ \〉 l | ハ ` ̄´ { {rI ,}' .} }∧ // l l | .\{≧┤ ハ . 从∧ 八{... | | l ト、从 y'´_)心}〉 / ハ ←最高のお嫁さん←と書かれた文字の上にマジックで塗りつぶした後 ヾ\ ` ´ イ-=彡八{ |∧y'心 .V炒...l//. ハ イ\ヽ _/ノV/ / /\八ハ`Vリ . .//_/ハ . .</ | ゝ、 xく /Ⅳ / / ∧ . ' ___ /// ハ ←最高のプロデューサー. .< i !ヾく_∨YYY/|. / / / .、 Vノ //イ ノ/ ) ハ | Vミ辷rvノ ! |.}| / / / 介 .. _.. ´/ ハ, / / /) | ∧ .| ∨ i|| ノ,ノ ト/_/才~/ /.r≧s升¬リ必'" ̄/ /丶// | ∧ _;! ∧,イ 乂 /jヾリ厂`ヾ r-一 必 ./ / // | . ∧__/ `ヽ ///ハ 〈 > "´ / 必 /`ヽ Y . ハ/ . \///〉 У * 、 / . *´ ̄`*必′ `ー′/ Y\ / / / ,. ヽУ`*/ *ヽ、,、/./* *必、 j (_ノ /、 ヽ. / / / .′ ∨! ∧ *Ⅳ/* / ノ乂 ーヘハ . / / / _ ∨_ ヽ ノ ヘ イ / У*へ*八*丿 . ′ ,イ ノ ノ 八 j` ー< ` ー一 ´ と⌒Y ヘ. l ∨ ; / / /)...イ/㌢ト、 / ノ (` く`j l. ∧ l ∨ . i / イ__///゙/㌢ . l く_∠三二ニー..、 (`ヽ ヽ !. . ∧! V .. l .′ ー=彡/k㌢ l |ヾ{チ汽f}ニ二 . . ヽ 人ヽj__У___ ヽ / l .′ ...ノソ l | 戈爻小. `V У ー ′ . . . . . . . . . . . . .ー" . `ヽ . l ムー─┬′ l | | l l ∧ Ⅵ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 丿 . {  ̄`ヽ′ . l l | l l ∧ V ̄二ニー . .、. . . . .  ̄`ヽ / j ̄`ヽj . . l l | l l ∧ ;. . ∧ . . . . . . . . \ . . . . . . . . . ヽ { 厶 . ヽ ! ! ! ! ! ∧j . . . . ∧ . . . . . . . . . . \ . . . . . ∨ i }ヽ \ ! ! ; ./\ . . ∧ . . . . . . . . . . . ヽ. . . . .′ i ! ハ \ \ .′ ! . ; ; ./ ヽ、 . . \ . . . . . . . . . . .', . ./ l ! く ハ. 个=ー─‐<>/ ; ! ; ;., ′ `` .`` < . . . . . У l ハ { \ j | ト、 . . . . . .. ./ / ! ; イ ; ヽ `` .、 ̄ . ハ. ハ } i | | . ヽ. . . . / / ! . / ; ; ヽ `` .、 / ∨ j !| . . ...\/ / ! / '; ; ヽ .`` .、. i / i! . / /┬─ …| .|; ; ヽ . | / / \ __//| . | . | | .| ; ; ヽ ヽ 913 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 32 06.19 ID WEynw0Uyo [11/15] 【後日 白糸台 京太郎の教室】 ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「おはよーっす」ガラガラ オハヨー キョウモカッコイイネー ウフフー 京太郎「おはよう淡」 淡「おはよー」 京太郎「この間は機嫌が悪かったけどど、何かあったのか?」 淡「べっつにー?」 京太郎「???」 淡「それよりさ、最近仕事はどうー?」 京太郎「まぁ、ボチボチかな。最近やったのもパンフの仕事くらいだし」 淡「へぇ?」 京太郎「確か今日、雑誌も発売だったけど……そんなに騒がれないな」 淡「確か結婚雑誌でしょ? そりゃ、学生には受けないでしょ」 京太郎「うっ?! それもそうか……」ガビーン 淡「高校生であんなもの読んでるわけないじゃん」 京太郎「う、うっせー!」 淡の机「ゼ●シィ」ゴゴゴゴゴゴッ 淡「……」 京太郎「はぁ……もっと頑張らいとな」 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く そのレスのコンマが50以上で久がいる 3 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上で優希がいる 932 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 44 40.82 ID WEynw0Uyo [12/15] 【芸能事務所アクセル1】 ガチャッ 京太郎「おはようございまーす」 社長「おお、須賀君。よく来たね」 京太郎「はい。今日も頑張りますよ!」ニッ 社長「雑誌見たよ? はは、二人共お似合いだったね」 京太郎「いや、俺なんてまだまだですって」テレテレ 社長「竜華ちゃんは今日休みだし、からかうチャンスが無くて残念だよ」ハハハ 京太郎「煌さんも雑誌を買い占めるとか行って、今日は出かけてますよ」 社長「あ、そういえば。君に紹介したい人がいるんだった」トウトツ 京太郎「へ? 何ですか急に?」 社長「ほら、今うちの事務所は事務員がいないだろう?」 京太郎「そういえば、そうですね」 社長「ピヨちゃんは産休だが、産まれたあとも色々と忙しいだろうし」 京太郎「なるほど! それで新しい事務員さんを雇うんですね!」 社長「ああ。最初は研修で入って貰って、来年度から本採用しようかと思ってる」 京太郎「それじゃあ、その人が来てるんですか?」 社長「うむ。では、入ってきたまえ!」パンパン ガチャッ ?「……久しぶりね、須賀君」 京太郎「え……?」 . / . ; ヽ .″ ; _ ; ‐ ''"`ノ, ; ゙,. | / ──-ニ之_, 彡从i i | i ;/,,_/'ー 、 、 " ノレ i ト. | l ;イ/テ=ミ;_ , -`ミー i | } l | { /ハ { 。 c'ヽ ,=ミ;, / i ;l |. | i i| / i、 ゙`ー-' /。 c!} / //.||. | | ゙l゙;l i ' ' ' ` -'゙ '/ // .i|'. i | 从 ! ` ' ' / ;ツ i!. ヽ { i )人 ‐ - /; .イ / \i;;;;;;;;i彡″ \ . イ ノ _ , - ' ~ナT爪く ゙ -,r、<; y' / / | \. /. `ゞ===l" \. ./ イ 八 \ ∧\ | | \| / | \ \_ 冫、`;| t、 i | .| \ \ーヘ八 \ ヾ \ ヽ \ヽ \ ヽ 京太郎「部長……?」ドクンッ この時、俺はまだ知らなかった 久「雰囲気、変わったわね」 俺がいなくなった後、部長達がどんな想いをしていたのか 一体どんな、辛い選択を迫られていたのか まだ、知らなかったんだ 次スレに続く…… 937 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 51 47.88 ID WEynw0Uyo [13/15] 【次回予告】 久「あんっ……ダメよ、須賀君」ギュッ 京太郎「そんなこと言っても、俺……もう止まりませんよ?」ムニュッ 久「いやぁ…ん、ダメェ……」ハァハァ 京太郎「ふふ、部長のここ。硬くなってます」ギュゥゥウ 久「あ、ふぁ……」ゾクゾク 京太郎「もっと気持ちよくしてあげますよ」フフフフ 久「ほら、もっと強くやりなさい」グテーン 京太郎「は、はいぃぃ!」モミモミ ガチャッ 竜華「おは――って、何これ?」 煌「マッサージ?」 久「あ~生き返るわね~」ノホホーン 京太郎「(部長、いい香りがする)」クンクン 竜華「いや、なんで清澄の元部長が……」 煌「???」 久「……」ムクッ 京太郎「?」 久「ということで、よろしくねっ!」 京太郎「ええええええええ!?」 【久さんたまんねぇぇぇぇ!! の巻】
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はやり「はぁぁぁ~~.........」 靖子「.........」 咏「.........」 良子「.........」 はやり「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ......」 靖子「.........」チラッ 咏「...............」チラッ 良子「............はぁ」 良子「......えっと...はやりさん...?」 はやり「......なにかな?」 良子「どうかしたんですか......?」 はやり「......私、今日誕生日なんだ......」 (知ってるが......)(知らんけど......)(知ってますが......) はやり「あーあ......早く彼氏欲しいなぁー」 (無理だな)(無理だろ)(無理ですね) はやり「どっかにいい出会いとかないかなー?」 「すまんなぁ...京太郎」 「いえいえ、俺がやりたくてやってるだけですから」 「んじゃ、今日は女性が多いしホールに出てもらおうかの」 「わかりました」 まこさんの実家が経営している喫茶店の手伝い始めてはや二年目 大学に行きたいと親に伝えると自分で稼いで行くなら構わないと言われたのでバイトすることにした 昔に比べると麻雀の競技者は男性よりも女性の方が多くなっていた そんな高校三年生の秋 同じように喫茶店のバイトに来た 「どもっす」 「あー......京太郎か...っ!」 俺の顔を見るとまこさんがすぐさまかけよてきた 「どうかしたんですか?」 「いやそれが...」 まこさんが喫茶店の一か所を指差した その先にあったのは――― 「はややっ♪」 .. ------ .. ... ´ . . . . . . . . . . . . . ` ..、. -――┐ ┌―‐ 、/ . . . . . . . . . . . . . . . \ . . ./- 、 / 八 / / . . . ./ . . . . . . . . . . . . . .\{ ‘, <.. /} / / . . . ∧ . . . ∧ . .\ . . . . . \___ノ } .\ /└/ / . . . / ∨ . . ∧ . . . .\ . . . . l \ ┌┬' i . . . . // ./l l | . . | .l´ ̄ ∨ . . . \ . . l\ . .リ . . 「¨ . . |∨ . . . . .. // .∧l从l . | .{ -、 \{\ . \ .|__,∨ ! . . ! . ||. . . . . . // . ∧ l }八芹芋ミ \ァ芋苧ミ | . | . . | . .. . ||. . . . . .|. / { . . . . . . .| l ∧{ {. J刈 i. J刈'| . |⌒! . || . . . . . | { { . . . . . . .| l . . .| 乂_ツ 乂__ツ ! . !ノノ . || . . . . . | { ∨ . . . . .| l. . . l . ,,,, ' _ ,,, | .リイ| . . . . || . . . . リ { ∨ . | {\{ . .、 V } ...イ/ l .| | . . . . || . . . / \ ∨ . . .| | . . .|. .个 .... _  ̄ _ {-/ 、 l .| | . . . . ||. . /. ∨ .リリ . . リ . . | ./⌒ヾく{___/ /⌒'i .| | . . . . |八 . {. | .//----、 .l∧‘,‘, { { } -=ニ二乙' .{ |//にニ=- / ∧_} } -{ { / }__{乙)' .. //ノ^ソ ,ノ/ / `ー' `ー`イ { {‐┴、) \ /i. \------=彡'// にソ 乂 } __ ‐┘ ̄{\,ノ . \____彡'  ̄ ̄ ̄ / { 、/´ \ ./⌒´ \ノ / ---- ´ 上機嫌そうに麻雀をする牌のお姉さん、瑞原はやりさんだった 「はややっ!」 はやりんレーダーこと、イケメンレーダーにビビッと反応が 「どこ......どこ.........?」 辺りをキョロキョロと見渡してみる しかしどこにもいない 「はやや......?」 間違ったのだろうか いやそんなことは...... 「いらっしゃいませ、お嬢様」 「こちらが本日オススメの品になります」 目の前には私が注文したチーズケーキ そして私の横にいるのは はやり(い、いい.........イケメン!?) とびっきりのイケメンだった そしてそれが彼と私の初対面でもあった 京太郎「えっと......瑞原さん?」 はやり「はやり」 京太郎「......はやり..................さん」 はやり「今はそれでいっか♪」 京太郎「そう言えば今日誕生日でしたね」 はやり「うん......」 京太郎「もしかして年齢とか気にしてます?」 はやり「............」 京太郎「俺は気にしてませんよ」 はやり「......でも」 京太郎「そんなはやりさんにプレゼントです」 はやり「これは......?」 京太郎「開けてみてください」 はやり「う、うん」ガサゴソ 京太郎「.........」 はやり「こ......これって...」 京太郎「ちょっとキザすぎですかね?」 はやり「ううん......そんなことない...」ギュッ 京太郎「俺が嵌めてみてもいいですか?」 はやり「うんっ......うんっ!」 京太郎「じゃあいきますよ」 すっとはやりの左手の薬指に銀色の指輪をはめる 「ピッタリ.........」 薬指で光る指輪を見て顔がニヤニヤとしだすはやり 「あ...でも、これのお金......」 「お金って.........はやりさんのマネージャーやってから一回も困ったことないんですけど...」 「あ、そっか」 思い出したかのようにえへへとはやりが頬を緩めた あの日、喫茶店ではやりと出会ってから京太郎の生活は一変した まず、連絡先を聞かれ、仕事中だと断ると 「じゃあ終わるまで待ってるね♪」 と言い出したので京太郎は仕方なくはやりのことを放置すると本当にはやりは京太郎が上がるまで待っていた 根負けして連絡先を交換しするとその次の日から毎日のように連絡が来るようになった 麻雀をする人もしない人も知っている牌のお姉さんとメールを出来るのだ もちろん京太郎も毎日のように連絡を取り合った そして京太郎の大学の合格発表を同時にはやりから時間があるときだけマネージャーになってくれないか と提案を出されたのだ もちろん、二つ返事で承諾した 正直、下心もあった でも本心ははやりを支えたいと思ったからだ そして今に至るわけなのだが はやり「きょーたろーくーん」 京太郎「はいはい、なんですか」 はやり「こんなの私に渡しちゃうなんて......えへへ」 京太郎「なんです?」 はやり「責任、取ってもらうから♪」 京太郎「どんどこい、ですよ」 はやり「わーい♪」ギュー 京太郎「当たってる当たってる!///」 はやり「当ててるんだよ♪」 はやり「大好きだよっ京太郎くんっ♪」 カンッ
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3 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 00 21 07.13 ID j0Nm5papo [3/8] 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Dランクアイドル(10000~100000) <容姿> A(63) <雀力> E(29) <歌唱力> E(23) <演技力> C(42) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 弘世菫(麻雀コーチ) 瑞原はやり(トレーナー) 竹井久(事務員見習い) 龍門渕透華(スポンサー) 松実宥(メイク) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット サイン会 ドラマ主演 いい○も出演 CM出演 |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllllllllllllllllll歌唱力|lllllllllllllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 片岡優希 原村和 国広一 福路美穂子 深堀純代 藤田靖子 滝見春 / __ / . ´ ` 、 __∧__ (⌒ヽ . ' .. . . . . . . . . . . . . . . . . /  ̄ ̄) `i,.、i´ ゝ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . f⌒ヽ / /廴/ . . . .∧. . . . . . . . . . . .\. . . ト、_,ノ ⌒ヽ / . { / . . . . /⌒ . .\. . . . . . . ヽ. .\ ト-イ. \ / イ人{. .|. . . | \ . . .\. . . . . . |. . . |`¨´ У. . . . . /// . . ハ`|人≫=ミ、 `¨≫=ミ、 . !. . |. . . .| i. . . . . . .| ///. . . . . .|. l 〉{ んハ ん ハ Y}-、l. . . | |. . . . . . .| 〃 { . . . . . .|. | ハ 弋rソ 弋_rソ | |ん} . . | |. . . . . . .! 新人さんはうっかり屋だね☆ {{ ヽ. . . . .|人 } . . . ' . . . . } }, イ. . . . | | . . . . / ヾ. } . . . | . . .込、 ( ̄ ) イ/ |. .|. . . . | |. . . / / | . . . |. . . . ./. . `> . __ イ‐/、 |. .|. . . . | |. . ./ ∧_/ |. . . / . .. /. . . . .ハ ‘┴─/ /`ヽ . |. . . . |人 .{ < 〈 ノ . / 厂二ニ=┘} }.........{ { }‐く二二「}\、 {/ ̄ / / . 辷ニ=7 人__丿......人__廴ノ { てYV〉 \ 、_, イ ー==彡' / / {_,7 /........................ , ┘ {__)....ヽ `ー一'′ / 〈...../ \.....Y....../ `ヽフ........〉 49 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 23 35 55.10 ID O4WHXnWao [5/7] 【クリスマス】須賀京太郎を応援するスレ part111【中止せよ!】 127 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 あー暇だぁ 128 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi クリスマスだってのに2chしてる人って…… 129 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa ↑ オマエモナー 130 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT 抽選外れるとかありえないんだし!! 131 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MIharunn0 クリスマス一人とか……笑えない 132 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA くっ、こんなことならファンクラブに入っておけば…… 133 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 パーティに出席した友人は大丈夫だろうか 134 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 警備が厳重すぎて侵入できなかったっす 135 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 うぅ、気になるよぉ 136 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おねーちゃんばっかり…… 137 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo ハルちゃんペロペロ 138 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TKM/slot0 あー運営しんどい 139 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本のクリスマスは質素デス 140 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo 十分だと思うよー小さな島国にしては 141 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo 悪気はないんです、許してあげてください 142 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe そろそろクリスマスパーティもお開きかな~? 143 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU うぁー、悔しいし録画したソルサキでも見直すわ 144 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 あのクソみたいな六話? 145 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ↑ ぶっ殺すで こちとらまだ見れとらんのや!! 146 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑↑ 取り敢えず見せてや、話はそれからや! 147 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ソルサキは毎週ちょー面白いよー 53 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 23 47 58.05 ID O4WHXnWao [6/7] 148 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend ↓ そろそろいつものコピペ 149 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri 第一話 ●沢の裏番で頑張った方。須賀京太郎の才能は計り知れない 第二話 前話の話題もあり、視聴者が増えた模様。だが肝心の主役は噛み噛みずるずる、オンドゥル 第三話 とうまくんカッコいい! 抱いて! 第四話 京太郎君の困惑顔ハァハァ…… それ以外は特にいらないです、とくにあのかりん糖 第五話 みきたに×かみねVSかみね×みきたに戦争勃発 京太郎君の写譜シーンで濡れた 第六話 ふにゃふにゃの実践的な指揮(笑) あとちゃちゃのんは許されない(腕組みでおっぱい押し当て) 150 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 なんでじゃ! ちゃちゃのん可愛いじゃろうて! 151 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer 自演モーラン乙 152 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 彼の事は好きなんだが、確かに最近は成長が感じられない 153 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 なっちゃってアイドルが調子乗るからや! ばーかばーか! 154 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID mAsenoyoo やめてほしいのよー 155 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 でも原作ファンにとっては本当に残念なのよね 156 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 最初は感動したのになー 和は須賀君のどこがいいんだろう? 157 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii ↑ その名を出すなや 158 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE あの女だけは……絶対に許さへん 159 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR 来年こそは必ずいてこましたる! 160 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG なんでや? 応援してあげたらええやん 161 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade おっと手が滑ってもうたわー ttp://www.kyounodoichyaichya.jpg ※京ちゃんと和がいいともで仲睦まじく微笑みあってる画像 162 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi ギャアアアアアア!? 163 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 いや、いや…… 164 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU うぉぁぁぁぁぁぁ!? 165 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO お似合いです!! 166 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 は? はっ? は?(威圧) 167 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba アウト! これは完全にデキてますね 168 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MonoclEpo こんなんあの子に見せられないねぇ…… 169 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 複雑な心境だよー! 170 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo もー……なんなの……やめてよ 59 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/13(水) 23 57 59.93 ID O4WHXnWao [7/7] 171 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Tosisanpo 若いってのはいいねー 172 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Mayoiga46 いいんじゃない別に、というかダル…… 173 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame ダイジョウブ スガクンハセイジツ! 174 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hattyann0 いいとも見る限り脈があるとは思えないのですよー 時代は貧乳 175 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii せやで! 京太郎君は太もも派や! 176 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO それ微塵も解決になってないっす 177 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 生放送でフラグをへし折るような男だからな、そこは安心していいんじゃないか? 178 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 須賀京太郎はホモ(確信) 179 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes また仕事をサボっているのですか? 180 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」 181 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN ホモとはなんだ? どのタイミングで発動する? 182 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE ぐへへっ、知りたいかいお嬢ちゃん 183 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 くたばれよ変態 184 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten 原村和にはむしろ同情するレベル 185 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 可愛いかったじゃない、私は応援するわよ 186 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran ↑ こういう奴に限って平気で裏切るんだよね 187 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 そろそろ武力行使で…… 61 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 00 08 34.48 ID K0NBR5Kyo [1/6] 188 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR パーティから戻ったら凄いことになってるなー 189 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo !? 190 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 き、来た!! 191 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 楽しかった 192 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar き、緊張しました 193 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 惚れ直した。ますます好きになった。前よりもっと愛しく思える…… どんな言葉でも足り無い…… 194 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend な、何が起きている!? 195 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 どうやら今終わったらしいな 196 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 詳細はよ 197 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR 今まとめるから待ってて欲しいぞー 198 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 詳細はよっ!!!! はよっ!!! 199 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO 落ち着いてアラフォー 200 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE どやった!? 201 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR 1 京太郎君の開会の挨拶 2 各テーブル(ファン三~四人の席)を京太郎君が回って挨拶と世間話 3 京太郎君からのクイズゲーム 景品は握手 ハグ 4 プレゼント交換 京太郎君はエトペン? 人形ってのが当たって喜んでたぞー 5 ビンゴゲーム 景品は限定一枚のサイン入りブロマイド 6 京太郎君からの開会の挨拶 7 会場を出るファンに京太郎君から一言 ブロマイドプレゼント こんな流れだったぞー 64 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 00 19 41.00 ID K0NBR5Kyo [2/6] 202 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE う、羨ましい…… 203 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR え? なんやのその天国? 204 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii ハグ? ハグやってぇぇぇぇ!? 205 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU うわぁぁあブロマイド欲しい!! 206 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade ブロマイドうpキボンヌ 207 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa 行きたかった…… 208 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame タノシソウ! 209 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 画質悪いけど ttp://www.kyouchan.jpg ※京ちゃんブロマイド(量産) 210 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょー欲しいよー! 211 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend やっぱり顔はヤバイな 212 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ハンサム! い、いや、でも…… 213 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO かっこいいです! 214 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii いくらや? いくらやって聞いてんのや!!!! ああ!? 215 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR 言い値で買ったるわ! そいつをこっちに渡してぇな!! 216 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ニア 殺してでも奪い取る 217 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 ま、まぁ……顔くらいやな、ええのは 218 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 愛ヴぉp団;まp 【二条宅】 __ /ヽ/ヽ . -‐ 7 | . . . . . ! ./ . ./ . ./ / / .ィ | . . . . . | / . ./ . ./ / { / ///____ | . . . . ! ./ . ./ . ./ / { .-‐ /⌒ヽ / .| . . . . .| ヽ./ヽ/ /′. / V / { / .| . . . . |______ ______ ./ / { { / '; ‐-- ァ .| . . . . . . . . . . . . . . . . . . / / . . . . . . . . . . . ./ / . . ./ 〉 / / ヽ / | . . r‐… ¨¨ ̄ .二二二二二 ./ . . ./ ∠ / / \ヽ < .| . . . .| / . . . . . . . . . . ./ / . . ./. / / /γ⌒ヽ \{ヽ< \ | . . . |  ̄ ̄ ̄ ̄ / . . ./ ____ 〈 / {{ }} γ¨ヽ 「 ̄ ! . . . | / . . ./ / . . . . . . . . / | ヽ { 乂__.ノ {{ }} } | .! . . . ! / . . ./ 二二ア . ./___ | { \{ヽ , ‐- 、 乂_ノⅥ/ ィ/ \/ / . . . . . . . . . . . . . . ./ Ⅵ 廴__ / V ,ィ} イ // ,. ャ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ヽ .′ ∧{ /{// ./ {/ /'´/ \ト、 ≧-廴_./ /. /───ァ / . / ヽ キ、 .\/ く 〈__. -‐'´′{ヽ \ ,i `ヽ{ . ========{ .〉 ===========--- ハ ゚。 く . /‐- .、 ', ‘./ . 〈. ,′ } ‘, > /{ ', ‘, く ,′ ハ ∨ヽ、{ /ヽ \ r .、 \ ,′./ } / / ‘., \! `¨` ¨´ └} / \ `ヽ、 / _> ´ , ` ー┘ヽ  ̄ \ ‘, `¨¨ 68 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 00 31 21.18 ID K0NBR5Kyo [3/6] 219 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG 男前やな、相変わらず 220 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe ええな~これ~ 221 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UeSIge789 普通に欲しいで 222 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID mAsenoyoo かっこいいのよー 223 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi あれ? エトペンってもしかして…… 224 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 あっ……(察し) 225 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 完全におっぱいさんじゃないっすか…… 226 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR あれは……そういうことだったのか 227 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MonoclEpo どういうこと? 228 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran 要約すると また 原 村 和 229 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE 許さんでホンマ 230 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR 絶対に許さへん 231 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU ああ、確かにこれはアカンわ 232 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade 関西VS原村和 ファイッ! 233 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer 呆れて何も言えないねぃ 234 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 インハイミドル優勝だっけ? ふーん…… 235 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri 逃げてぇぇぇぇ!! 原村選手逃げてぇぇぇぇ!!!! 236 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hakui+104 とにかく楽しかったで――ぇ 237 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本のアイドルは大変そうデスね 238 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OjyouDes0 色々あるんだろうさ 239 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 ……今まで、うちはなにしとったんや 須賀君、中々ええやん 240 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 ↑ え? ちょっ、裏切らんで!? 裏切らんといて!? メゲるわ…… 74 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 00 47 28.08 ID K0NBR5Kyo [4/6] 241 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 これで麻雀が強ければ…… 242 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii せやなぁ、麻雀強ければ結婚したいんやけど 243 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba エグザクトリー 私より強ければ認めてあげてもいいです 244 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID siriAgarI 京君は麻雀強いよ? 245 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UeSIge789 え? 246 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo とてもそんなオーラを感じませんけど 247 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo 失われし記憶が解き放たれる時、呪われし命運尽き果てる 248 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten まるで意味が分からんぞ!! 249 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo プロレベルに強かったらいいですね 250 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MIharunn0 流石にそれは無いんじゃないかな? 251 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 アイツむちゃくちゃ弱かった気がすんぞ 252 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo 打ってるとこ見たい見たい! 253 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU いや、須賀京太郎はただもんやない 254 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii あれは魔物やな……間違い無いで 255 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 魔www物wwww ナイナイ、有り得ない 256 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ↑ そろそろ堪忍袋の緒がキレるで? 113 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 22 13 07.40 ID maQlumLno [1/10] 【前回までのあらすじ】 最後の華、池田華菜を加えたチームアクセル1! しかし、京太郎はなんと華菜ちゃんに惚れちゃったんだし!? そして二人きりのクリスマスパーティ 京太郎に突然ベッドに押し倒された華菜―― 、 「この気持ちを抑えたまま、華菜さんとアイドル活動はできません」 京太郎の告白に対し、華菜の出した決断とは!? , ┘ ` ...、 / \ ノi / ィ ! ! `、 `、 `、 // ヽ/w' !、ハ|゙、;ハ `、 ` ..、 / /ヽ、/-、 `、 `、 ` ..、. // | ` __゙、 ゙、 ヽ . / / |,/ 、 二´ ゙、 ゙、 ゙、 __, -'/ | |´{ 〉 , ====、゙、 ゙、 ゙、 く | | .!;;ノ ,J' ヾ、、 ゙、 ゙、 ゙、 |; ; ;;| `´ , { ;;;;; ノ "゙、 |,} | ゙、;| ヾ !ヾ丶 rー-、_ `゛'" _| | | ゙、 .__ \ゝ_ク ; イ /! | |ヾ、|`ー-、 ;;!./ あ .\. `ー ┬─ 'ニ' ´`ーハハレ>‐、| た レi._〆 ,.-イ // \_ \___| し / / / // \_ //| が | / / // /` | 主 |. | / // / / / || 役 |. | / /' ´ 、/ / /\/.\. ? _/ Y'´ ! / /\  ̄「 ○| V / | | / |∧/| | / ヽ-\ 衣「……」 照「……」 淡「……」 小蒔「……」 咲「……」ニコニコ __ / / ,ヘ ヾー 、 / / .{ . / | ハ ト; \ \. / / / \ ;ハ;! ル' リ j;ヘ .\ >ァー=≦_;_;_;_;_/ /\ \/ u.ノ u.ヽ \ .V/ ヽ ,ゞ/ / \/‐≦、ぇ、 ≧-\ .∧ ー/ ./ ,彳,i作ミx ゛ 作ミxヾ; ∧ , ./ ! .俄_,}iハ 我,刈 { ∧ l .メ、 とつミ彡℃ ///// ミモっ.ト; . | ハ ////////////////// ,l|\ l | メぃ rvー-―, / .! ヽ .| | |ー - 、 ~ ̄  ̄ / .| };! }/| ト; .! 个 .ーェ __ , ィ ハ ,从| Ⅵ ヽ!rー― -' {| |≧ v'⌒ヽ、 〃弋ヽ \ 〉 | ト、 / \\ \- ‐ / j j. ヽ. / ヽ\\ \_./ /∧ \ / .|! \\. ヽ/ // ヘ \ その後、彼女の行方を知る者はいない 119 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 22 27 01.13 ID maQlumLno [2/10] 【前回までのあらすじ】 ファン感謝クリスマスパーティも無事終わり、ホッとするのも束の間 自宅の前にいた淡と、二人きりのクリスマスパーティを行うことに しかも、淡の様子はどこかおかしい その上、裸Yシャツというおまけつきで…… 京太郎「お、お前……他に色々あっただろ?」ボタボタッ 淡「? 別にこれでいーよ?」 京太郎「いや、お前がよくてもな……」 淡「ねぇ、それよりさ、早くごはん食べたい!」 京太郎「あ、ああ。取り敢えず座れよ」 淡「はーい♪」ガタッ 淡の内腿「」ワーオ 京太郎「?! ま、待て!!」バッ 淡「??」 京太郎「(椅子に座らせると世界丸見えになりそうじゃんかよ……)」ドキドキ 淡「どうしたの?」 京太郎「……」 そう、これは…… 男の意地の戦いだ!! 京太郎の理性 VS 淡 ファイッ!! 選択安価 ↓3 残りライフ 10/10 1 椅子に座らせる 2 コタツで食べようと提案する 3 ワー、スプーンオトシチャッター 129 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 22 43 00.90 ID maQlumLno [3/10] 京太郎「なんか寒くないか?」 淡「んー? 別に普通だけど?」 京太郎「いや、寒い。このままじゃお前が風邪ひいちまう」 淡「うん?」 京太郎「炬燵で食べようぜ。俺が運ぶから」スッ 淡「どうしたの? なんからしくないじゃん?」ジトーッ 京太郎「……悪いかよ」ボソッ 淡「えっ?」 京太郎「大切なもん(理性)守りたくて必死なんだよ!! 文句あんのか?!(逆ギレ)」クワッ 淡「うぇっ?!」キュンッ 京太郎「……悪い、怒鳴っちまって」 淡「い、いいよ(そこまで私のこと大切に……)」ドキドキ 京太郎「大丈夫、絶対に俺……手は出さないから(性的な意味で)」 淡「う、ううん! いいよ! それに(家族なんだし)必要な時は手を出しても……(指導的な意味で)」モジモジ 京太郎「!!」グッ!? アカン、普段なら流せるコイツのおふざけも…… 淡(裸Yシャツ)「えへへ……//」モジモジ 京太郎「ゴフッ」ブシャッ あぁぁぁのどかぁぁぁ……きらめさぁぁぁん…… ボスケテェ…… 【一方その頃】 煌「ダウト!」 竜華「おっと、残念やな」ペラ 煌「!?」 はやり「竜華ちゃん、強いねー」パチパチ 宥「うーん、どうしよう、いけるかな……よしっ! えいっ!」 久「あ、それダウトね」 宥「ふぇっ!?」 透華「貴方も大分分かりやすいですわね」アキレ 美穂子「ふふっ、これで上がりです」 一同「ダウト!!」 美穂子「あら、残念……」ペラッ 一同「!!」 美穂子「上がりです」クスクス 137 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 22 52 52.99 ID maQlumLno [4/10] 【炬燵】 京太郎「折角のクリスマスなのに、有り合わせで悪いな」モグモグ 淡「ううん、これすっごく美味しいよ」モグモグ 京太郎「もうちょっと落ち着いて食えっての」ハァ 淡「……」ソワソワ 京太郎「?」 淡「もぐもぐっ!」カチャカチャ 京太郎「おいおい、……そんな食い方したら」 淡(ほっぺたケチャップ)「……」チラチラッ 京太郎「あーあ、案の定……」スッ 淡「(やったっ♪)」ク 京太郎「……」 選択安価 ↓3 残りライフ 9/10 1 「ほら、拭いてやるからじっとしてろ」ゴシゴシ 2 「ほれ、タオル」スッ 3 「そんなに無用心だと……食っちまうぜ?」ペロッ 143 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 23 01 32.67 ID maQlumLno [5/10] 京太郎「ほれ、タオル」スッ 今日タオル「」ズモモモ 淡「えー?」プクーッ 京太郎「どうした?」 淡「……別にいいけど」フキフキ 京太郎「(なんでむくれてんだコイツ?)」キョトン 淡「(お兄ちゃんのバカ……)」フキフキ 【一方その頃】 宥「受験勉強大変だよね」 竜華「ウチはセンターよかったからなんとかなりそうかな」 久「私も大丈夫そうね」 美穂子「それはよかったです」パァァ 煌「……」アセダラダラダラ はやり「あれ? どうかしたの?」 煌「あ、いえ。受験は来年なので今年の成績は関係ないかなーって」アハハ 宥「え?」 竜華「なに言っとるん? 二年でつまづいとったら三年で爆死やで?」 久「まぁ、お察しよね」 美穂子「大丈夫よ。花田さんは成績よさそうだし」 竜華「せやなぁ。学年一位っぽい」 宥「うん、きっといいよね!」 はやり「分かるかもー☆」 煌「……」 . . . -‐===‐-ミ .≠´.. `ヽ、 / .. 、 \ _ . i \ 〔 `ヽ、 / . | ヽ マ^ヽ \ ,′ ト、 i ; ∨ . あの、実は……. i . | \ ー+ i | } } リ } ,| i i イ| \ド|\N弋 /V j,.≠ j. / , 从 刈 ,示 云か∨ 斗匕 ,′ / A xヘ厶孑介 乂 ツ > / .゙ { } /\从乂ヅ ; ;< /. { 弋込.斗ャ 厶ヘ ; ; 丶 冰 ;; /// V ;ハ _,ノヽ / /  ̄ ´ \ / ゝJ `ー一′/∨\ ___. `'ー-=≦=-‐ ≧=-u-rく / }"´ \ __,,.|ヽ}_rf´ / , / ̄ / / ,ハ / / i ,゙ レヘ_/´>'´ ,′ | i } { [ フ / { } 仁_7 V {/ { },_____ ; | ./ / | ∨ニニニ二7 V / | / ̄ ̄ ̄ ̄ソ { / | / / 花田「ヤバイ、かもしれなかったり……」 一同「へっ?」 145 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 23 09 47.84 ID maQlumLno [6/10] カランッ 京太郎「ふー、ご馳走さん」 淡「ご馳走様ー!」 京太郎「ふわぁぁ、もうこんな時間か。それにしても、お前よかったのか?」 淡「え?」 京太郎「折角のクリスマスを俺なんかと過ごしちまってよ」 淡「別に、彼氏もいないし……(家族と過ごすのは)普通じゃない?」 京太郎「まぁ確かに。(友達と過ごすのは)普通か」 淡「うんっ!」パァァァ 京太郎「んじゃ、ちょっと食器片付けてくる」ムクッ 淡「あっ、手伝うよ」スッ 京太郎「いいって、洗うのは明日にするから」 淡「それならいいけど……」シュン 京太郎「……」 選択安価 ↓3 残りライフ 8/10 1 「そういや、そろそろ帰らないとまずいんじゃないか?」 2 「……いい子だな」ヨシヨシ 3 「(あっ、おもちが透けてる……)」ゴクリッ 152 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 23 22 38.92 ID maQlumLno [7/10] 淡「……」ショボーン なんだ、そんなに皿洗いしたかったのか? 意外とコイツ律儀なんだな…… 京太郎「……いい子だな」ヨシヨシ 淡「ぅえっ!?」ドキッ 京太郎「それじゃ、折角だし手伝ってくれるか?」 淡「……おっけー!」ニコッ 【台所】 ジャーッ 京太郎「結構溜まってたなぁ」カチャカチャ 淡「ふんふ~ん♪」キュッキュッ 京太郎「あっ、拭いた食器はそこの戸棚に入れてくれ」 淡「はーい」 京太郎「……」 淡「おっかたづけー!」カチャカチャ 京太郎「……ははっ」 淡「ん? なに笑ってんのタロー?」 京太郎「あ、いや……なんだかこうしてると……」 選択安価 ↓3 残りライフ 7/10 1 「まるで兄妹みたいだなって思ってさ」 2 「オレ達、恋人同士みたいじゃないか?」クスッ 3 「こういう日々も悪くねーなって」 162 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 23 32 35.11 ID maQlumLno [8/10] 京太郎「まるで兄妹みたいだなって思ってさ」ジャーッ 淡「……」ピクッ 京太郎「そういやどことなく似てるし、お前みたいな妹いたらよかったかも」アハハ ジャーッ 淡「……まるで?」ピタッ ググッ ピ、ピキピキッ パリンッ 京太郎「っ!? どうした!?」バッ 淡「……ねぇ、今なんて言ったの?」ポタッ……ポタッ 京太郎「おい、指切ってるじゃねぇか! すぐに救急箱!」 淡「ねぇ……?」ユラッ 京太郎「!?」ゾクゾクッ 淡「なんて言ったの?」フラフラ 京太郎「あ、淡……?」 淡「まるで? 兄妹みたい? いたら? それっておかしいよね?」 京太郎「なんか様子がおかしいぞ、ちょっと落ち着け!」アセアセ チャッ 淡「お兄ちゃん、昔はよく遊んでくれてたのに……最近は遊んでくれなくなった」 京太郎「お、おにいちゃん?」 淡「……学校行くのも、すばらとだし……私のこと構ってくれないし」ブツブツブツ 京太郎「おいおいい?」 淡「どうして? どうしてそんな意地悪するの?」チャキッ 皿の破片「」キラーン 京太郎「」ガタガタガタガタ 淡「お兄ちゃんはそんなこと言わない!! そんなのはお兄ちゃんじゃない!!」ガタッ ガラガラガッシャーン!! 京太郎「」 181 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 23 44 47.74 ID maQlumLno [9/10] 京太郎「淡、落ち着こう! なっ? まずはそれを置いて……」アタフタ 淡「あーそっかぁ、クリスマスパーティで毒されちゃったんだ」ボソリ 京太郎「!?」 淡「大体、マネージャーとかプロデューサーとか言って擦り寄ってくるけど、結局は赤の他人だよ?」 京太郎「え……?」 淡「一番分かってるのは私なの……この私」ブツブツブツ 京太郎「……」 おいおい、この状況どうすりゃいいんだ? なんとかしねーと…… 淡「あははっ、どうしたの? なんで震えてるのかなぁ?」ジリッ 京太郎「……!!」 淡「ねぇ? 私は妹なんだよ? 怖がる必要なんか無いよね?」フラフラ コンマ安価↓3 00~29 悲しみの向こうへ 30~69 京太郎「じ、冗談でぇーっす」テヘッ 70~89 京太郎「うん、そうだな!!」 90~99 ピンポーン ゾロ目 浄化完了 195 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/14(木) 23 59 19.37 ID maQlumLno [10/10] 淡「そうでしょ、タロー?」ユラァ 京太郎「じ、冗談でぇーっす」テヘッ / / | ハ | | i 、 ヽ \ \_. i / | | | | | |、 i ゙、 、 \_ _> | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i \ ヽ` ̄ ̄ | | |+--|、_|! | | i! ,/.ィ'|"i´ ハ | i ヾ 、 ヽ | | |.|ヽ |、_|王!ー |./i .;"´/=、!/ | ! | \ 、i 人. !. r| i.|、!,,ィ'" ._iミi! |/ /彳 r !ヽ,| ,イ | 、_ \ `Y´. | |^!. N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ ! | i、i、 ゙、 ` ̄ ̄ メ( /^|イ `、| ノi \ヾi .、、 i! i ノリ ` | ヽ__i |イ|/ ヽ i、 i ____...., |/ ヽ!、 i\ `ー-- ―'´ /、! i !i 、 \  ̄´ /!/ 人 |ハ,i、! 、 \ / ./.| `Y´ ト、! ゙、 `ー---'′ /|V 淡「……は?」 京太郎「あ、あははっ! もう、本気にするなよ」ナデナデ 淡「あっ」ドキッ 京太郎「悪いな、お前があんまり可愛いからつい……さ」 淡「……」 京太郎「……(い、イケルか?)」バクバクバクッ 淡「お兄ちゃん……」ゴゴゴゴッ 京太郎「あっ」サァァァ / / / / / \ / / ,/ / 、// ,/ / | \. _人_, / / / , / / /\ / / l | | || , . `Y´/ / / / / / / / /\/ // | | || ′ _人_ / / / / / / / |l // /∨/ ! ∧ l| リ | `Y´/ , / / / / /_,|/ l / /∧ | / } / | ∧ | | . /// /| l| | l|-‐≠≦苧ミxl/ ∧ / / // | ∧l| | | // / / /| l| | l| /' 〃 .。 (__,ハヾ } / / -/―‐|/ /ll | / // /{ | l| | l|' {{ { . { . _) 十i / / __/__,,ノ' / リ` / , // /| | l| | l| 八乂 . . . . . 丿 / / ー=≦苧ミx, / / ′ / / ,/八| l| | l| ` `¨¨´ / / .。 (_,ハ ∨ ./ / ,′ / / //| l| | l| l\l\l { . { ._)十} / / / ′ + / / / {/∧ l| |\l| / 乂 . . . . .ノ 厶 ,/ / _人_/ / イ ∨∧ il| l∧ / `¨¨´ / ,/ /| `Y´ \川川川川川川川/ | \ l\l\l/ / / l|―‐三 三\ / / // / 八 二 裏 お 二 ` -- ..イ/ // / \\ 三 切 兄 三 \ -=≦/| / {\ \_____彡' 二 っ ち 二 / ----=≦/ /l 人 | \ \ 三 て ゃ 三 / / / / l|\ \ 人 \ ̄ ̄\ 二 な ん 二 / / イ'ー―┬..┬ 、 \ \ |___}\ \ 三 い は 三 / / l| | | | }\ \} }\ } 二 !! . 二 / l| | | | } \  ̄ ̄ ̄ノ } / 三 三 /川川川川川川川\ 淡「ごめんね、お兄ちゃんを疑って……」ウルウル 京太郎「(せぇぇぇぇぇぇぇふっ!!!)」ホッ 淡「うぅっ……」カラーン 京太郎「いいんだ、俺が悪かったよ」ギュゥゥゥ 淡「あっ……//」ドキドキ 京太郎「(……しかし、どうしてこんな状況に?)」ワカラン 213 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/15(金) 00 32 43.58 ID kEu2b7zro [3/7] よく分からねぇけど、こいつは俺の事を兄貴だと思ってる? それなら、とりあえず兄貴らしい言動してりゃイイはず…… 京太郎「ごめん、お前の気持ちも考えないで……」 淡「う、ううん! 私も、その……やりすぎたから」モジモジ 京太郎「お、おう」 淡「……でも、もう二度としないで。本当に泣いちゃうから」ウルウル 京太郎「ごめんっ、ごめん! 許してくれ!」アセアセ 淡「許す……から、その……」グスッ 京太郎「なんでも言っていいぞ! うん!」 淡「今日、一緒に寝てもいい?」 京太郎「!?」 淡「……」ギュッ 京太郎「一緒にって……同じベッツ?」 淡「……ダメ?」 淡+裸Yシャツ+涙目+上目遣い 数え役満!! デデーン 京太郎「」コクコク 淡「えへへ、寝かさないからねっ!」ギュゥゥゥ い、妹だから…… 妹だから、うん 京太郎「妹だからぁぁぁぁぁあ!!」 淡「???」 京太郎「……ねるか」 淡「うんっ!」ムギュウウ なぜ、大星淡は自らを妹と称するのか? どうして京太郎のことを兄だと思い込んでいるのか? 気になる事は多く、京太郎自身……気にはなっていたが 淡「ふんふ~ん♪」ムニムニ 幸せそうに腕を組み、甘えてくる自称妹の姿を見ているうちに 淡「お兄ちゃん大好きっ!」 京太郎「」キュン 須賀京太郎は考えることをやめた 大星淡が妹になった(テーレテレー) 222 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/15(金) 00 53 16.94 ID kEu2b7zro [4/7] 【京太郎のベッド】 淡「うーん……」ムニャムニャ 京太郎「……」 淡「んっ……」モゾモゾ ダキツキッ 京太郎「……」 淡「タロォ……」スリスリ アシカラメッ 京太郎「……」ポロポロッ 殺してくれ…… 誰か俺を殺してくれぇ…… 淡「ずっといっしょ……だよ」ハミハミ 京太郎「」ブルブルブル 淡「……えへへっ」ギュウウウ 京太郎「……でもまぁ、確かに最近は相手してなかったかもな」スッ なんでこいつが俺の事を兄貴だと思ってるのかは分からねーけど それでも…… 淡「……」ムニャッ 京太郎「俺でよければ、兄貴でいてやるか」ナデナデ 淡「……」ジワッ 京太郎「おやすみ」 淡「……」プルプル こうして、二人きりのクリスマスは過ぎていった そして…… 229 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/15(金) 01 14 56.38 ID kEu2b7zro [5/7] 【翌日 朝】 淡「ふわぁぁ……」コシコシ 京太郎「おはよう、淡」トントントン 淡「あっ」 京太郎「よく眠れたか?」コトッ 淡「うん……」 京太郎「ほら、服も乾いてるから着替えてこいよ。その間に飯作るから」 淡「……ありがと」スタスタ カチャカチャ 京太郎「ほら、できたぞー」 淡「……」トテトテ 京太郎「じゃあ食おうぜ」 淡「……いただきます」 京太郎「やっぱり朝は納豆だな」モグモグ 淡「あの、タロー?」 京太郎「ん?」 淡「昨日はその……ゴメンね。お皿割っちゃって」 京太郎「別にいいってそれくらい」ネバー 淡「でも」 京太郎「いいか?」コトッ 淡「?」 京太郎「オレ達、家族だろ?」 淡「あぅっ……//」モジモジ 京太郎「(わかり易い)」 淡「……ありがと」ボソッ 京太郎「ん? 何か言ったか?」 淡「ううん、なんでもないっ!」 230 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/15(金) 01 15 23.03 ID kEu2b7zro [6/7] 京太郎「?? 変な奴だな」 淡「それをタローが言っちゃう?」クスクス 京太郎「んだと? そんな奴には納豆やらねーからな!」ヒョイッ 淡「あー!! なにすんの!?」 京太郎「ねばねばだぜ!」 淡「まぁ、別にいらないけどね」モグモグ 京太郎「なん……だと?」 淡「なんてね♪」ヒョイッ つ納豆 京太郎「おーい?!」 淡「ネバネバネバー」 京太郎「おおっ! いいネバネバ!」 ネバネバー オレダッテ! ヒャァァ! ウォォォオ!? 京太郎「お、俺の負けだ……」ネバネバ 淡「どんなもんだい」エッヘン 京太郎「ちくしょう……」 淡「……」 京太郎「おっと、もうこんな時間か。さて、そろそろ食わねーと」 淡「はーい!」 京太郎「そういや昨日のパーティで照さんが……」 淡「……」ジーッ 京太郎「それで……」 淡「(本当に、大好きだよ……お兄ちゃん)」 カンッ 296 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/16(土) 23 01 42.79 ID rQ9AxPU1o [5/11] 【12月26日 朝】 京太郎「ご馳走様」 淡「ご馳走様ー!」カチャッ 京太郎「さて、そろそろ準備しねぇと」 ガサガサ 淡「……合宿?」 京太郎「ああ。今日の夕方には出発なんだ」 淡「……場所は?」ジトーッ 京太郎「……」 淡「タロー?」 京太郎「誰にも教えないようにって言われてんだ、悪い」 淡「……そっか、でもいいよ」 京太郎「え?」 淡「タローは……お兄ちゃんだから」 京太郎「淡?」 淡「私、ちゃんとお留守番してるから……成長して帰ってきてね」 京太郎「淡……ああ、勿論だ!」ニッ 意外だな。てっきり着いてくるって言い張ると思ったんだけど 淡「(邪魔しちゃ……いけないよね)」グッ 京太郎「ありがとな」ポン 淡「……うん!」 298 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/16(土) 23 10 28.94 ID rQ9AxPU1o [6/11] 淡「私も荷物入れるの手伝うよ」 京太郎「おお、サンキュー」 淡「これは入れる?」スッ 京太郎「いや、いらないかな」ゴソゴソ 淡「あー、3DS入れてんじゃん」ユビサシ 京太郎「バスで遊ぼうと思ってさ」 淡「HR72……まだまだだね」カチカチ 京太郎「くっ」 淡「今度一緒に狩りする?」 京太郎「おまえは強すぎるからな、手伝ってもらうのは助かるけど」 淡「けど?」 京太郎「俺はお前より強くなりたいよ。守れるくらいに」 淡「!!」 京太郎「兄貴、だからな」 淡「……っ」ポロポロ 京太郎「ばか、泣く奴がいるかよ」フキフキ 淡「……ばか、ばかばかばか」ポカポカ 京太郎「淡……」 淡「弱いくせに……意地張ってばっかじゃないの」 京太郎「……悪い」 淡「ううん、でも……そんなタローが好きだよ」ニッコリ ※ 元はゲームの話です 京太郎「……」 淡「えへへっ、早く用意しようよ」 京太郎「ああ、やっちまおうぜ!」 306 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/16(土) 23 21 52.05 ID rQ9AxPU1o [7/11] ~数時間後~ 京太郎「それじゃあ、そろそろ出るぞ」 淡「うん、分かった」 ガチャッ 京太郎「忘れ物ないか?」 淡「大丈夫、あってもまた取りに来るから」 京太郎「そういう問題じゃねぇだろ」ビシッ 淡「いいからいいから、ねっ?」 京太郎「全く、お前は」ハァ 淡「それじゃあタロー、気をつけてね」 京太郎「戻ってきたら、また遊ぼうな」ナデナデ 淡「んふー//」モジモジ 京太郎「じゃあ、行ってくる」 淡「ばいばい、タロー!」ブンブン 悪徳「ぐへへ、これはいいものを取ったぜ」パシャッ チョンチョン 悪徳「ん?」 ウルトラマン(白)「シケた遊びしてはしゃいでンじゃねーよ三下」ガシッ 悪徳「!?」 ウルトラマン(白)「もっと面白いことして盛り上がろォーぜェ。悪党の立ち居振舞いってのを教えてやるからよ 」 バーコード14歳「ダストダスト……」 ウニ頭「その幻想を――」 ビリビリ中学生「レールガンって知ってる?」 煌「お姉様ぁぁぁ!!」 ゾロゾロゾロゾロゾロ ワラワラワラ 悪徳「……」ガタガタガタガ ッェーイ!! アァァァァァ!! 京太郎「ん、なんの音だ……?」 ま、いいか 317 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/16(土) 23 32 39.95 ID rQ9AxPU1o [8/11] 【アクセル1前】 京太郎「ふぃー着いた」 煌「あ、京太郎君!」 竜華「時間ピッタリやな」 京太郎「みんな揃ってるんですね」 宥「ホテルから直接来たから……」 久「楽しかったわよ。ね? 美穂子」 美穂子「はいっ」ニコッ 京太郎「あれ? どうして福路さんが?」 竜華「それは……」 煌「……」 京太郎「?」 竜華「京太郎君と花田さんや」 京太郎「え?」 竜華「……昨日、色々あって」 ~~~もわんもわん~~~ 【昨晩 ホテル】 煌「ということでして」メソメソ はやり「学年で……」 久「び、びり……」 宥「それは……」 竜華「えらいことやな……」 美穂子「まぁ……」 煌「で、でも! 卒業後は京太郎君の従者として!」アセアセ 竜華「そんなん、京太郎君が許さへんと思うけどなぁ」 久「私の時にも念を押されたし」 煌「うっ!?」ズキッ 宥「そもそも勉強をおろそかにするのはよくないかなって……」 美穂子「そうですね」 はやり「小鍛治プロみたいになっちゃうよ?」 煌「それは……嫌ですね」カナリ 【某所】 健夜「なんでさっ!!!」クワッ 恒子「え?」 325 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/16(土) 23 44 05.26 ID rQ9AxPU1o [9/11] 美穂子「それにしても……花田さんは忙しそうね」 竜華「学校や自宅、仕事先でも京太郎君につきっきりやからなぁ」 煌「当然です、マネージャーですから」フンス 久「いや、でもそれで貴方の勉強は遅れるのはよくないわよ」 はやり「そもそも自宅でのお世話はやりすぎじゃないかな?」 煌「!?」 久「それもそうだわ」 宥「確かにそうだよね」 竜華「そもそも仕事での面倒くらいでええんやない?」 煌「そ、そそそそそそんなことととととあ、あああああ」ブルブルブル はやり「わーお、重症だね☆」 竜華「あ、そう言えば」ポンッ 宥「?」 竜華「前にこんなことがあったんやけど……」 326 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/16(土) 23 46 01.41 ID rQ9AxPU1o [10/11] (パーティ一週間前 アクセル1) 京太郎「竜華さん、煌さん知りません?」 竜華「ん? 見とらんで」 京太郎「そうですか」ソワソワ 竜華「?」 五分後 京太郎「竜華さん、煌さんはどこですか?」 竜華「いや、知らんて。連絡取ってみたら?」 京太郎「そうですね」プルルル 二分後 京太郎「煌さん! どこですか!! 煌さぁぁぁん!!」 竜華「お、落ち着くんや京太郎君!!」 一分後 京太郎「やだやだやだぁぁぁぁ煌さんがいなくなったぁぁぁぁ!!」ビエェェン 竜華「」 ガチャッ 煌「おはようございまーす!!」 京太郎「!!」ダダッ 煌「京太郎君?」 京太郎「煌さぁぁん、どこ行ってたんですか?」ウルウル 煌「ごめんね、ちょっと買い物に」ナデナデ 京太郎「えへへ」 竜華「!?」 煌「それでどうしたのかな?」 京太郎「ちょっと爪が割れちゃって」 チビィット 煌「あら、大変。すぐに爪切りしてあげますね」ヨシヨシ 京太郎「はいっ!」パァァァァ 竜華「あかん」 ~~~~~ 竜華「まさにスバコンやな……」 久「もはや中毒ね」 宥「これは酷いよ……」ドンビキ はやり「依存だよー☆」 美穂子「わか……」ホロリ 煌「いいじゃないですかいいじゃないですかー!!」 336 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/16(土) 23 54 26.70 ID rQ9AxPU1o [11/11] 竜華「ということで、花田さんと京太郎君を引き剥がします」ムジヒ 煌「そ、そんな……」ガビーン はやり「家事、炊事くらい一人でやらせないと」 煌「そんな事を京太郎君にやらせるなんて!!」クワッ 宥「怖い……」ブルブル 竜華「けど確かに急に花田さんを引き剥がすと……」 久「死ぬわね」 はやり「死ぬよ☆」 宥「え?」 美穂子「おいたわしいですね」 竜華「何かいい考えは……」ウーン 透華「私にありますわ!」デーン { ` /,ヽヽ \ _, -‐ ´ ∟_ \ ヽ / \ /λ ヾ 、 \ へ / |iミ V.彡} l } ヽ 、 ー 、 j |l ノ j| | ゝ 〉 >、 ` ヽィュ_ |i ハ ゝ, {| ヘ \i / \ \``ゝ, }. / ヾ、ヽ ヽゝ `, ヽ / | , -‐ ` ヽ \ ノ. ∠`へ, ' ノ x弋 ヾミ 、 \ 〈 ',. | } } \ }´`ゝ~ ュ _ . 〃 i'〈弋 リ` ´{テ } 〉ヽハ , ヽ }. | ´ / ,,_ ゝ,,._ \ゝ 从 ,, , ` ,,, / 从 / ′. ヽ ヘ.__, -‐ ト _ >、  ̄ ` ヽ .\ ', ヘ ャー― , . /ヘ ゙,ソ /j ゝ ゝ ー,,ュ, -‐ ´ ー´,, ` ー- , } ヘ ` ヾ , ヽ ノ , ´{| ゝ /ノ\ `ゝ、  ̄ ゝー‐< ,, _`` ‐- ´ } ヽ ー < | f メ ⅳ \ \ `\ , -‐ `>ー- ェ 〉 \ /V ,ヘー- ュ ゝ ゝ、 ` ,, / /´´ \ \ .` ひ二つ ∧ `ヽ } ー 、 \ , -‐ ´ / ' / ヘ 〉 \ | 、 ノ ヘ ヽ } / ノ ノ 〉、 / i \ ', { 〉 \ \ 一同「「「「「(そういえばいたなぁ)」」」」」 透華「もう慣れましたわ」シクシク はやり「それで?」 宥「いい考え?」 透華「ええ。そこの風越のアナタ!」ビシッ 美穂子「……はい?」 透華「確かアルバイトを探していましたわね?」 美穂子「え、ええ。こっちに進学する予定だから……」 透華「それなら、アナタが須賀京太郎の面倒を見ればいいんですのよ!!」バーン 煌「!?!!?」 久「あ、いいわね。美穂子なら適任よ」 竜華「なるほど、それはええかも」 宥「福路さんなら安心だよー」 はやり「いいよ☆」 煌「」 345 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/17(日) 00 06 14.95 ID hcIJTyUao [1/11] ~~そして現在~~ 竜華「ということで、これから花田さんはボッシュートや」 煌「京太郎くぅぅぅぅん!!」ビエーン 京太郎「そ、そんな……煌さんがいなくなるなんて」ガタガタガタ 煌「ほら、京太郎君も嫌がってますよ!!」 京太郎「嫌です!嫌ですよ!!」 久「どうしたもんかしら?」 竜華「……」 美穂子「やはり私じゃ……」 はやり「私に任せて☆」 京太郎「キラメサン……キラメサン……┌(┌^o^)┐」カサカサ はやり「ねーねー京太郎君♪」 京太郎「┌(┌^o^)┐!?」 はやり「これから、福路さんが貴方のお世話をするんだよ?」 京太郎「!!」ピクッ はやり「あの厳しいトレーニングも、食事制限もゆるくなるかも?(ゆるくなるとは言ってない)」 京太郎「お、おお!」 煌「勝手な事を言わないでー!! あの胸板が壊れちゃーう!!」ジタバタ 久「暴れないでよ、暴れないで」ガシッ はやり「さらに見て、あの体」 京太郎「!!」ピキーン 美穂子「?」キョトン 京太郎「マルチアイッ!!」ギュィィィィン / \ ′. . . . . ヽ i l l . | | | i i | i | . .|. . |. .| | i l/ / ./ リ | / / | |/ ⌒メ / | / /. . . . . . . . . . .| |' /⌒´. / ./. . . ./. . . . . ./. . /..| |㍉'/ / ./. . . 〃. . . ./. . ./|...|. iリ `. ' ./ /'. . . /. ./〈 |. 川' 、/ i .{/. /./. . /. / / 入j /. l.|イ | .i / イ. . /./ / / / i / 川/ | .|. {/ | _/⌒´ ̄`゙ー--、{ /j/ >-'⌒  ̄`ヽ / / . . } { l ′ | 、 ,イ 、 i { .Y {ヘ ヽ }.八 | ′ヽ } i | ′ , i i ヽ. | { ' ...................ヽ ヽ | ′ }.................... i i ; ' 京太郎「不束者ですが、よろしくお願いします」ペコリ 美穂子「ふぇ?」 煌「う、裏切り者ォォォォ!! うわぁぁぁぁん!!」ビエーン 354 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/17(日) 00 17 29.90 ID hcIJTyUao [2/11] 京太郎「産まれる前から愛してました」キリッ 美穂子「え、えぇっ!?」カァッ 久「気にしないでいいわよー、いつものだから」 煌「そんな、そんな……」ガックリ 竜華「学校や仕事で一緒なんやから我慢する!」 宥「甘やかしすぎはよくないと思う」 久「それをアナタが言っちゃうのね」 京太郎「とにかくよろしくお願いします」ペコリ 美穂子「はい、頑張りますね」ニコッ 福路美穂子が家政婦さんになった テーレテレー 煌「胸板だけは、胸板だけは壊さないでください……なんでもしますから」ボロボロッ 美穂子「わ、分かりましたから泣き止んで、ね?」オロオロ テクテク 透華「話は終わったようですわね」 和「お疲れ様です」 京太郎「和! ……それと、透華さん」 透華「なんで私がおまけ扱いなんですの?」グギギギギ 京太郎「い、いえ。そういうわけじゃ」オロオロ はやり「おもちの差だね」 竜華「バカ」 久「しょうがないわねぇ、ほんと」 京太郎「和も一緒なんだな」 和「はい。私も演技力が不安なので……それで」 竜華「それと、ある事情で来てもらったんや」 京太郎「ある事情?」 竜華「それはあとでのお楽しみ」クスッ 京太郎「??」 久「さて、これで全員ね」 362 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/17(日) 00 26 38.45 ID hcIJTyUao [3/11] 透華「それでは、バスに乗りますわよ」 ___ ____________ __( (※)_____________________/_____/二二二二二\_ ┏━━━━━━━━┓|________________________________| ┃  ̄ ̄ ̄`v" ̄ ̄ ̄ ┃|______┏┯┯┳┯┯┳┯┯┓ ____. ┏┯┯┳┯┯┳┯┯┳┯┓ | ┣━━━┯━━━━┫|| ̄|| ̄||┠┼┼╂┼┼╂┼┼┨ ||._____.|| ┠┼┼╂┼┼╂┼┼╂┼┨ | ┃. ∧∧ .| ┃|| || ||┣┿┿╋┿┿╋┿┿┫ |||;;;;;;;;;;;;;;|.|| ┣┿┿╋┿┿╋┿┿╋┿┫ | ┃(゚Д゚,,). | ┃|| || ||┠┼┼╂┼┼╂┼┼┨ |||;;;;;;;;;;;;;;|.|| ┠┼┼╂┼┼╂┼┼╂┼┨ | ┃⊆⊇⊂..| ┃|| || ||┗┷┷┻┷┷┻┷┷┛ || ̄ ̄ ̄ || ┗┷┷┻┷┷┻┷┷┻┷┛ | ┣━━━┷━━━━┫|| || ||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄. | [|二二二二/ /二.[] || || || 二二二二二二二二二二|| 0二二 ||二二二二二二/ /二二.| |__Θ__Θ____.|..|| || || / "⌒ ヽ ロ. || || / "⌒ ヽ _| |ロロロ|┌―┐.|ロロロ .||| || || | ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || ̄ ̄| ∴ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_| | ̄ ̄...└―┘  ̄ ̄ ̄_||| || || | ∵ | ||___ ||__| ∵ | |_〕  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞゝ ̄ノ ̄ ̄ ̄ ̄ゞゝ___ノ ̄ ̄ ̄ゞゝ_ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゞゝ___ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 京太郎「え、なにこれは?」ドンビキ 宥「ご、護送車? だけどピンク……」 はやり「なんかラブワゴンみたいだね☆」 煌「大丈夫なんですか、これ」 透華「大丈夫、中は特別製で快適ですわ」 久「ベンツみたいな内装なのよねー」ヤッタ 京太郎「あの、それならなんで格子が?」ガタガタ 竜華「決まってるやん」 逃 げ 出 さ な い よ う に 京太郎「アイエエエ!?」ブルブル 久「それじゃあ乗り込むわよー」 煌「うぅっ……」シクシク 宥「あったかいかなぁ」 美穂子「さぁ、行きましょう」 和「楽しい合宿にしましょうね」 竜華「ゴゥゴーゥ!」 京太郎「いやぁぁぁ!! なんか怖いですってー!!」ズルズル そろそろ場所決め安価だすでー 395 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/17(日) 00 46 23.64 ID hcIJTyUao [6/11] 394 安価とコンマによっては有珠山登場しないかもしれん だが私は謝らない 【バス内】 京太郎「しかし、なんで行き先が北海道なんですか?」 宥「北に近づくにつれて寒さが……」ガタガタガタガタ 透華「極寒の地で修行なんて、燃えますわ」メラメラ 京太郎「えー?」 宥「」カチコチ 煌「松実さんが凍ってますけど」 久「松実さんも修行が必要ね」 竜華「修行ってレベルじゃない気もするんやけど」 透華「それと、途中で新メンバーを拾いますわ」 京太郎「新メンバー?」 煌「まだ京太郎君には話してなかったですけど、今回新たに演技、歌唱のトレーナーが増えたんですよ」 京太郎「はえー!? マジですか!?」 いきなり二人も増えるのか!? しかも歌唱力と演技力…… 京太郎「これで、ソルサキも!」グッ 和「よかったですね」 竜華「どんな人なんやろ」 はやり「楽しみだねー♪」 美穂子「はい皆さん。りんごを剥きました、どうぞ」コトッ 一同「わーい」 久「平和ねぇ」 宥「」カッキィーン 399 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/17(日) 00 57 44.79 ID hcIJTyUao [7/11] 【数時間後】 京太郎「暗くなってきましたねー」 久「そろそろ新メンバー見つけないと」 宥「」カチコチ 透華「そろそろですわね」 京太郎「え? 煌「あ、あそこ!」 竜華「誰か立っとる!」 はやり「(この寒い中ずっと立ってたのかな?)」カワイソウ ブゥゥゥーン キキィーッ 京太郎「さぁ、降りましょう!」 久「あれは……!」 煌「臨海の!?」 タタタッ 明華「……」つプラカード カード「臨海女子二年 ヴぁんとぅーる みょんふぁ」 京太郎「みょんふぁ……さん?」 明華「……」 コンマ安価↓3 00~39 明華「どうも、雀明華です」ペコリ 40~69 明華「……やっと、お会いできました」ニコッ 70~89 明華「……」ドキドキ 90~99 明華「ずっと……お会いしたかったんです」 ゾロ目 明華「……」ズキュゥゥゥゥン
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3 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 13 00 03.62 ID BN8rPPaYo [3/8] ‐==‐- ´ .. . . .. . .. . . . . .. . ` /. . . .. . . . . . . . . .. . . . . . . \ . . . .. . ./ . . . . . .. . . .. . . . . . . . ..丶 ∧ . . ./. . . . . . . . . .. . . . . . .. . . . ... . . . /⌒ . / . . .. . . . . . . . . .. . .ハ. . . .. . .. . . . (なんやのこの人……?) /. . . .. { . . . / . . . ,イ . . . . / }. . . .. . . . . . .. . ,'. . . . 八 . /  ̄ /. ./ / i|. /. .. . . . ..ノ . . . .. .. .. . ∨____/ / ∨ ∨. . / ... .  ̄} . . . .. . i. γヽ{ ∪  ̄` ___,} / /. / . / } . . . . .. . | .{ ∪ ̄`'/∨/ / . . . . .. . . | 人__ '' , / ./ . . . .. . . . . | . . . .ヽ ''' / /. /. . .. . . . . .|. . . .. .} \ .-, U イ ′ / . . . .. . . . . .| . . . ./ _ < . . ' /. . . __,._-‐─!. . . {、 / ̄´. . . .. | . . . i. /. . /  ̄`! . . | \ 〈 ___. . . .. . /| . . . | /. ./ |! . |// \⌒ヽ//`ー- |. . . |. / . / { . . |\ //\ V ////|. . .|. / ../ .. .{ \ /∧ i}//// | . . . | 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Fランクアイドル(0~1000) <容姿> B(56) <雀力> F(14) <歌唱力> F(15) <演技力> D(32) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 弘世菫(麻雀コーチ) 瑞原はやり(トレーナー) 竹井久(事務員見習い) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット サイン会 |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllll歌唱力|lllllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 鹿倉胡桃 染谷まこ 片岡優希 35 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 22 33 37.75 ID 4mIrGtYHo [3/11] 【サイン会の前日 鶴賀】 それは――突然の事だったっす 桃子「須賀京太郎っすか?」 佳織「う、うん。知ってるかな?」 桃子「いえ、清澄の雑用をやってたことくらいしか……(本当は知ってるっすけど)」アセアセ 佳織「……新人のアイドルさんなんだけど、智美ちゃんがファンらしいの」 桃子「元部長さんが? へー、ジャニヲタ辞めたんすね」 佳織「あの佳織ちゃんがジャニヲタを辞めるなんて……ありえないよ」ガタガタガタガt 桃子「それもそうっす」タシカニ あの三食ジャニーズとかまぼこだけで生きている元部長が…… 新人アイドル、しかも顔が少しマシなだけの須賀京太郎のファンになるとは 佳織「それでね、今度智美ちゃんがその須賀君のサイン会に行くらしくて」 桃子「ははーん、なるほど! そこで私の出番って事っすね!」 佳織「うん。ちょっと様子を見てきてほしいの」 桃子「オーケーっすよ! どうせその日は何も予定無いですし」 佳織「あれ? 私……サイン会が何日か、言ったっけ?」キョトン 桃子「」ドキィッ 佳織「ふぇ?」オドオド 桃子「な、なんでもないっす! 大船に乗ったつもりで待ってるすよー!!」デーン 佳織「????」 私も少しだけ興味があるっす……須賀京太郎! 桃子「ふふふ」ニヤリ 桃子「須賀、京太郎!」デデーン 開幕コンマ判定 安価↓3 ゾロ目でモモのおもちを鷲掴み 00~29 桃子「やっぱダメっすね」 30~89 桃子「ふーん、結構悪くないっすね」 90~99 桃子「うぇっ……//」ドキドキ 48 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 22 47 15.00 ID 4mIrGtYHo [4/11] 【サイン会 当日】 ザワザワ ガヤガヤ 京太郎「どうも、ありがとうございます」ニコッ イカ娘風のシスター「ありがとうなんだよ! このサイン、大切にするかも!」 京太郎「独特な格好ですね(声が部長に似てる)」アクシュ 刀を背負ったポニテ半ジーンズ「こ、これは魔術による、その……」カァッ 京太郎「お、男の人ですか」ギュッ 青髪ピアス「ぼかぁ幸せもんやなぁ! こないな男前に握手してもらえるなんて! ところで女装の趣味なんかは」ベラベラ 京太郎「ジャージですか?(胸でけぇ)」ゴクリ 炊飯器でなんでも作りそうな人「こんな格好で悪いじゃん。でもサインは大切にするじゃん」ニギニギ 京太郎「可愛い子だね、お母さんときたのか?」 ロリピンク教師「こう見えてもちゃんと大人なんですよー!!」プンプン 京太郎「日野さん!?」 馬面「いや、誰だよ!?」ガビーン ワイワイ キャッキャ 桃子「さて、潜入するっすよ」スゥゥゥゥ こんな列、わざわざ並ばなくても…… 桃子「(先頭に割り込むっす)」ニヤリ タタタタッ 京太郎「ん……?」 ラストチャンス! コンマ安価↓3 ゾロ目でモモのおっぱいモミモミっ!! モミモミっ!!! モミモミだって言ってんだろぉぉおぉぉ!? 00~29 京太郎「もう、終わりか」 30~89 京太郎「あれ、誰かいるような……」 90~99 京太郎「ダメですよ、そこの人!」 63 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 23 00 29.24 ID 4mIrGtYHo [5/11] 桃子「(よし、誰にも気づかれてない)」タタタッ モヤァ~ 京太郎「あれ、誰かいるような……」 桃子「(次は私の番っす)」ニヤリ 京太郎「次の人、どうぞ」 桃子「今だ!」スゥッ 京太郎「え?」 桃子「次は私っすよ」 京太郎「鶴賀の東横……だっけ? ……いや、違う」 桃子「え?」 京太郎「確か次は……そこのゴーレムさんだったような?」 エリス的なゴーレム「……///」 褐色ゴスロリ「そうだ。確かに私達だった筈だ」 桃子「うぇ!?」 京太郎「ダメだぜ横入りしちゃ。並び直してくれよ」 桃子「(なっ!? 私が見えていたんすか!?)」ガビーン 京太郎「でも、なんで急に現れたんだ……?」ウーン 桃子「(どうやら違うみたいっすね。じゃあ、どうして?)」 エリス的なゴーレム「……//」ニギニギ 褐色ゴスロリ「よかったなエリス」 京太郎「ずっと後ろから目立ってましたよ」アハハ 桃子「(なるほど、単に目立つ奴の前に並んだから……)」ナットク トボトボ 桃子「(私を見ることが出来れば……あるいはと思ったっすけど)」チラッ 京太郎「ぐぁぁぁ!?」 エリス的なゴーレム「うぉぉぉ!」 . . . . . . . | |il \l\ | l !. | |ll \{\从八/|iト、从「 ! | |l| |ll l_」 | , , ,|l|, , , , ,|ll, , , ,小 八 |l| |l| / l . .| l\ |l| ー-― |l|.イ | .| . .| | 〕lト. ._ _ .. ≦ |l| . | | .| l 八 l l | | | 从川 --- 「\ 从 .| | リ .リ 八 )ハ l | .ル{斗≦/ } { /{ `ヽ厶イ . / / j/ \{\ .| |l |l 厶イ⌒ト . 桃子「やっぱダメっすね」ハァ カンッ!! 76 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 23 17 00.75 ID 4mIrGtYHo [6/11] 【合宿準備 京太郎の部屋】 京太郎「えーっと、歯ブラシと歯磨き粉も入れて……」ガサゴソ 煌「酔い止めは入れました?」 京太郎「はい! バッチリです!」 煌「ふふっ、なら後は用意しておきました」 旅行カバン「」キラキラァァァン 京太郎「おぉぉ!!」 煌「後は明日に備えてゆっくり休むだけですね」 京太郎「いつもありがとうございます」 煌「これくらい当然じゃないかな?」クスッ 京太郎「煌さんには助けられっぱなしですよ」ハァ 煌「ふふっ。それは私だけじゃないから」 京太郎「本当にそうですよ、竜華さんや部長にも助けられっぱなしで」 煌「うん。みんな京太郎君の事が大好きだからね」 京太郎「あはは、照れますね」 照「(照だけに)」 京太郎「あ、そういえば明日からの合宿は……誰が来るんでしたっけ?」 煌「えーっと」カキカキ 龍門渕透華 清水谷竜華 花田煌 原村和 79 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 23 20 36.36 ID 4mIrGtYHo [7/11] 煌「こんなかんじかな?」 / \ / / i ヽ / / ./| | ヽ . / i | | | |ヽ . i i i ′ | i. ./| | | | i .| | .| | / | | |i |‐|‐ト |i 斗‐|┼ i .| .| |. / /|八 |八 |_.レ'.._| 八/__.}/∨}/ | | 厶イ | ヽ{{ 午不か}/ 午示下}. | | | | 弋__ソ 弋__ソ レ' | | |ハ /| | | |ヽ} ' /´| | | | 人 _ /. .| | | /i | | ` ._ ィ i .| i. .| {/.人{ |/} 厂} ー .{ア}_l_ | i . ′ ,. -‐乂¨ ̄{¨ ¨} ¨八/}/ r<. 、 | | >、 / \\ | | // \ 照「私を忘れてる(照だけに)」 京太郎「へぇ……あ、でもあの人達は来ないんですか?」 煌「あの人?」 京太郎「ほら……あの」 安価 コンマが60以上orゾロ目で着いてくる IDが重複した場合はひとつずつズレます ↓1 宮永咲 ↓2 弘世菫 ↓3 片岡優希 ↓4 竹井久 ↓5 瑞原はやり ↓6 大星淡 ↓7 宮永照 ↓8 ハギヨシ ↓9 染谷まこ ↓10 八尺様 124 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 23 37 12.09 ID 4mIrGtYHo [9/11] 京太郎「ほら、ハギヨシさんとかですよ!」 煌「あ、それもそうですね」 プルルル プルルルル 京太郎「ん?」 照「あ、そうそう。大阪旅行、うん。咲も来る?」デンワチュウ 京太郎「」 煌「これは……」 照「え? 他にも呼ぶ? うん、別にいいけど」デンワチュウ 京太郎「て、照さん?」 ピポパッ 照「あ、菫。実はかくかくしかじか」デンワチュウ 京太郎「……」 煌「……」 ~~~そして翌日~~~ 照「これだけ呼べた」ドヤッ 咲「楽しみだね!」 優希「大阪旅行だじぇー!」 和「あまりはしゃいじゃダメですよ、ゆーき」 菫「楽しみだな」 淡「別に……。ただタコ焼き食べたいだけだし」プイッ はやり「しっかり特訓しようねっ☆」キャピィン ゾロゾロ 竜華「」 煌「」 京太郎「多すぎだろ!?」 透華「わ、私が目立っていませんわ!!」ガビーン ハギヨシ「透華お嬢様も負けていませんよ」フフッ 社長「では、しっかり修行してきたまえ!」 京太郎「あれ、社長いつのまにか元気に……?」 社長「あぁ~」 京太郎「気のせいか?」 久「お留守番は任せてね」バイバイ 京太郎「はい! お土産買ってきます!!」 ~~~なんやかんやで出発!~~~ 134 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 23 44 59.49 ID 4mIrGtYHo [10/11] 【行きの貸切ジェット 提供 龍門渕グループ】 照「とうたんイェイ~♪」 咲「とうたんイェイ~♪」 優希「とうたんイェイ~♪」 和「とうたんイェイ~♪」 菫「とうたんイェイ~♪」 淡「とうたんイェイ~♪」 はやり「とうたんイェイ~♪」 竜華「とうたんイェイ~♪」 煌「とうたんイェイ~♪」 京太郎「とうたんイェイ~♪」 / ,ィ| / \_,..----、 / /ヾ| //| iヾ゛\ | | ト、゙、V//| | ゙、 リ /| | |゙゙゛`!´"'| i | | |/ | | / |.|、 | .| / ---|┼-| .ー||-iー‐- ゙、| な、なぁぁぁ!? / ___/_゙、 | リ__\__ \ /  ̄`/ュ iヾ \ "´ュ iナ'´ \ /イ / i i 、 ヽ // 〈 i /|i ' /| i、 | ( ゙、 | ソ丶 r―‐、 ,イ/ 人リ /\ ヾ、 / ゝ、 `ー―' _/レ'/ / \__,ノ、 / | Y /r‐|` ー ' |`V / / ー- . ヾ===ァ'´ __/_) |-'´ `゙ヽ ./ | .∠____ ) // / 、 / /| /ヽ∧ ! / \ i ( i | / , -'´ ヽ / / i゙、゙、 ゙、 ( / i \_,ノ ) | ( .,ヘ V / ,ハ | \/ \ \// /  ̄`ヽ ハギヨシ「お誕生日おめでとうございます」 透華「そ、そんな!? わざわざ私の誕生日を……!?」 一同「おめでとーか!!」デデーン 透華「み、皆さん……」ジワッ ,r'´ ̄ ̄ ヽ /丶 _//∧ l'⌒ヽ-、_ / .|ヽヾ、7/ i| ヘ_/^ヽヘヘ / |,⊥ミ∨/l| ト、 └ユ ! .i ト、 ヘ ヌ二¨ ヽ ! 今11月ですわよ!! l |L_ ゝヽ_/ ャ=ヽャ‐ \-、 i '7_,.≧=- }} ′ ` ヘ. \ヽ j ff'"⌒ヽ ノ 、_,.ィi レ、 l ヘ!. ノ 7弋 , , 爪从 . i l. イ ハ tt彳′ l j ∧ // ! ト、 _ ‐ュ /7 ∧ヘ. /,ハ ヽヽヘ f二´-‐'' " / / / ヘ ヘ { { ヘ 丶 ゝ _ /∨ / ヘ ヘ ヘ! ゝ \ ` ┬-‐' /! ィ′ ヘ ヘ 丶、_ \ 广弌irく l l 〉────'┼‐-、 !| \ Y/ /V ≦ヽl ∨ l ト !| ハ l| ィイ' 7ソトミ、 ヽヽ ヽ. l l 厶イ j ∧/ //ハヽ\∨lルl l f´ i ノ/ ∧∨// ヾ 、 ゝ'.ノ l 一同「「「「「「「」」」」」」」」ガーン ※スレ内の時系列と現実の時系列は異なっております 154 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 23 59 03.27 ID 4mIrGtYHo [11/11] 141 だったらかおりんもジャニヲタです(半ギレ) ~~~なんやかんやで到着~~~ 透華「到着ですわ!!」 京太郎「こ、ここが修行場!?」 <<妙神山>> 看板【この門をくぐるもの、一切の望みを捨てよ!】デデーン 京太郎「なんだか物騒な事が書いてあるんですが、それは……」 竜華「ここは地元でも有名な温泉宿やで!」 咲「うわぁ、鬼の像があるよ!」 優希「門にも顔が付いてるじょ!」ツンツン 和「不気味ですね」 はやり「美容にも効果あるといいなぁ」フフフ 煌「どこから入ればいいんでしょう?」 ワイワイガヤガヤ 透華「ああもう!! 多すぎですわ!!」ムキー ハギヨシ「いいではないですか、賑やかで」クスクス 京太郎「よし、早速入ってみよう」ギィィィィ _≧‐-ミ 、 ┌vヘ. _ ⌒ `ー-ミ/ 丿 /^\ア" __, -‐_ ___ V ^ 廴/ /^ー ~^ '⌒^ヽゝ ∨ / /令=令x ',. / /VvVvVl| ,. {/l _」Lk┴'¨¨¨¨二L」,_j ′ i| j_」'´'´ ___ r=ミ、 ,ハ ,. 八_jLノ'^^K /'⌒゙ 、 ん′ ′. | |´( , ′ ,ノ | , `ーヘ、 く__ア ′ _j」. { ) 、、 _/ 」L '^^. L」廴_jL」___j|  ̄| ≦=x ノ ∧ //^Y⌒ 、. __ -‐ "´ | ',У, ′ {__彡イ‐- _. 〈 ! У /{__彡ヘ 〉. \ / ‘、 / , ′}__彡イ イ. | \/ ,/ / {__彡イ/ ′x=x , ,゙ / / {__彡イ / イ|℃}. ‘ { / / {___彡' _,ィj「}叱_ノ |∧ ,/ / {__彡}ィj「}} '′ 管理人「あら、お客さんですか?」 京太郎「あ、どうも。予約していた者なんですが……」 管理人「なるほど、修行希望の……」フフッ 京太郎「!?」ゾクッ 170 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 00 08 16.93 ID KNzvG3h+o [1/9] 165 大して内容に関係ないから気にせんでええよー 透華「まずは部屋に案内して頂きたいですわ」 管理人「そうですね。移動でお疲れでしょう」 ハギヨシ「私が荷物をお運びいたします」スッ 京太郎「いやいや、俺が持ちますよ!」 咲「きゃあっ!? 猿がいるよ!」 優希「うぉぉぉ! 本物の猿だじぇぇ!」 猿「うきゃきゃっ!」 煌「猿がいる温泉宿なんですね」フムフム 淡「猿とかすごっ! 服来てるし!!」キラキラッ 菫「あまり近づくと引っかかれるぞ」 猿「……ふむ」チラッ 京太郎「おーい、お前達ー!」 猿「(なるほど、これはヤツ以来の逸材かもしれんな)」ウキャキャッ 京太郎「何してるんだー? 行くぞー!」 咲「あ、待ってよー!」 照「猿の元からさる(猿だけに)」 菫「……」 はやり「早く温泉で温まりたいね☆」ブルブル 管理人「こちらです」 京太郎「あ、はい!(美人だけどなんで角が生えてるんだこの人)」 そうこうして、部屋に案内されたみんな 180 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 00 22 09.38 ID KNzvG3h+o [2/9] 176 原作でモテまくってたのに、最終回がアレなのよね…… 京ちゃんと対極の境遇だったのに二次創作では扱いが割と似てるよねー 【みんなの部屋】 イェーイ! ハシャグジョー! ワーイ! オンセンイコー! サンセーイ! 竜華「全く、旅行に来たわけやないのに」ハァ 京太郎「そうですね。ここで修行を頑張らないと……!!」 菫「そう気を張っていればいいというものじゃないさ」 京太郎「菫さん!」 菫「目的を追うのはいいが、経過も大事だ」フッ 京太郎「経過?」 菫「楽しく目指そうじゃないか、トップアイドル。その為に私達はいるんだ」 京太郎「菫さん……」ジーン 淡「おかしい、こんなの菫じゃない」 照「完全に同意」 管理人「修行コースはどうしますか?」 透華「さて、どうしましょう」 煌「一番ハードなコースはありますか?」ワクワク 管理人「死を覚悟するのであれば、あることはありますが」 煌「え?」 透華「死……?」 管理人「今までこれを受けて生きていたのは二人だけです(一人例外もいますが)」バッサリ 竜華「あかん!! そんなのさせられへんて!」 京太郎「で、でも! それくらいやらないと……」ガタガタガタガタ 管理人「見返りは大きいですよ?」 竜華「ダメや!!」 管理人「そうですか、それならハードコースくらいにしておきましょう」 ハギヨシ「それでもハードなんですね」 管理人「よくて、右手一本ですみますよ」ニッコリ 一同「「「「歌の練習って一体……!!?」」」」ガビーン 188 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 00 30 58.21 ID KNzvG3h+o [3/9] 管理人「とりあえず、まずは温泉に入られてはどうですか?」 京太郎「あ、いいっすね」 竜華「せやな。まずはさっぱりせんと」 管理人「ではこちらへ」 京太郎「温泉かー、楽しみだな」ワクワク ハギヨシ「私は少々荷物の片付けをしたいので、京太郎君はお先にどうぞ」 京太郎「え? ハギヨシさんは来ないんですか?」 ハギヨシ「また夜にご一緒しましょう」フフ 京太郎「はい! 流し合いっこしましょうね!」 ナニシテルンダジョー ハヤクイコウヨー 京太郎「おう、今行く!」スタコラサッサー 【男湯】 カポーン 京太郎「お、おぉぉぉぉ!? ひれぇぇぇ!!」 なんて開放感溢れる浴場なんだ!! 京太郎「早速入ろうっと」チャプッ 猿「うきゃっ!」ペシッ 京太郎「いでっ!?」 猿「きゃきゃきゃっ!!」 京太郎「な、なんだよ猿!?」 猿「うきゃきゃっ!」ビシッ 京太郎「え? 体をちゃんと洗えって?」 猿「うきゃ」コクリ 京太郎「そーだな。悪い」テクテク ゴシゴシゴシ 京太郎「って!? 猿がいるんですけどぉぉぉぉぉお!?」ガビーン バンダナの男「ん? 誰かいるのか……?」チャポン 京太郎「え?」クルッ バンダナの男「よっ。ゆっくり浸かっていけよ」 京太郎「どうも」ペコリ 198 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 00 38 06.89 ID KNzvG3h+o [4/9] 【一方その頃 女湯】 優希「のどちゃんのおっぱいまた大きくなってるじぇ!!」 和「ゆ、ゆーき!!」カァッ はやり「うわー! 凄いボリュームだね!」タユン 竜華「胸なんて、飾りみたいなもんやし」ユサユサ 咲「……」ツル 照「……」ペターン 淡「くっ……」 菫「別に胸なんて大した問題じゃないさ」 透華「……」ゴゴゴゴゴゴッ 優希「揉みしだいてやるじょー!」モミッ 和「ひゃっ!? ゆ、ゆーき……// やめっ!」カァッ 竜華「何やっとんねん……」 煌「油断はよくないんじゃないかな?」キラーン 竜華「ふぇっ?」 モミィッ! 竜華「ひゃぁぁぁぁぁ!?」マッカッカッカ 煌「おー、これはいいですね」モミモミ 竜華「んぁっ、だ、ダメやっ、てぇ……//」 咲「あわわわ!!」 淡「呼んだ?」 照「淡だけに」 菫「言ってる場合か」ハァ 【男湯】 キャー! イヤン! ヤメェヤ! アン! ンァァ! 京太郎「……」ギンギン バンダナの男「……」ギンギン 猿「……」ギンギン 203 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 00 45 16.22 ID KNzvG3h+o [5/9] バンダナの男「なぁ、兄ちゃん」 京太郎「あ、はい」 バンダナの男「隣のアレ、全部おまえの連れ?」ブルブルブル 京太郎「ええ、まぁ」ゴシゴシ x<ニ/ /7 /ニj i 、 ニニニイ / /ニ' /ニニ| i ト、 ', i ニニニ/ /,イ-y' /=ニ__i | iニ, ', | x< i /// / X、_ i !', 7ニニV i ! 〃 ! / // ̄7 ,>==zヽ、 i | .! / >-V i', | i r-{ / /´ .i/ 0 `ヾ- i 7 .i / i ! i jV { 7 V/ ', ,' .i,' .| /=ニ===zリ-i √V ヘ ヽ {` ≧-====テ彡 / i / 0 ヾ.,. '∨ / \ ヽ . ,'〃ミx、 .,. '/ i ,'i ヽ-', . . ' , i `ヽ、__, ' , i i / 7 .ハ . / . , '´/ /j j ,' /i/ .ヘ . ′ / ;.イ / 7 /| / ,イ〃 ヽ _ ,'イ〃 / イ | ,'-イt \ `ヽ二ニユ ,イ '´ ./´ .レ;';';';'ヽ、 \ ,. <;';';';';';';'\ ,イ ヽ、 ,. <;';';';';';';';';';'>x_ /;';';';';';';' ̄ヽ バンダナの男「うぉぉぉぉぉおぉ!なんでや!? 所詮男は顔なんかぁぁぁぁ!?」チナミダ 京太郎「」 猿「わきゃきゃっ!」 バンダナの男「こうなったらもー覗く!! 覗くしか無いんや!!」 京太郎「うぇえぇ!?」 バンダナの男「止めてくれるな! 情けは世の為、人の為ぇぇえ!!」ダダダッ 京太郎「だ、ダメですよ!! 覗きなんて!!」アセアセ バンダナの男「お前はどっちの味方なんだ!?」 京太郎「そ、それは……」 選択安価↓3 1 そらもう、男の味方ですよ(ゲス顔) 2 ダメなものはダメ! 210 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 00 50 58.12 ID KNzvG3h+o [6/9] 京太郎「ダメなものはダメですってば!!」 バンダナの男「こ、この……!!」ギリッ !、 ,.ィ ,// ヽー─----- .,, l `ゝ、 , '!、,. ''" 'ー'" ,'、,_____ \ ゙ヽ. 、 ! `"''',.=マ゙ ,' `ヽ、 `~''丶、ヽ ヘ lヽ l ,.'´,.ュ、 ゙', ,. -‐- .,_ ,' `丶、 ゙ヽ.', ヘ ! ゙!、! l {., ,ノ リ゙ ,/ ,.ィ k-、 ヽ.l`"'''' ー- 、 \ ヘ l ト-‐='''"゙ヽ ゝ= =‐'/ ,/ ! ,/ ヽ. ヘし',゙ `丶、 ゙! .} ,. ノ゙,r- 、 《 ( ,! ,! } ゙! ,! ''"´l,' ,/ .,' \\ \/ / ,/ リ i ll i' ,' \゙ヽ / / ,ノ ! !! └'" ,/`ゝ-‐' ~ /j ≦.,,__ l 八_ _,,/ て , ゙i } `ヽ、 l _,,, ̄ i.゙‐''フ 、---- .,,_ `~/ ,,..ノl ,ィ ハ. 、 `ヽ_ヽ_ l. !. ', ,rェゝゞ、て_ , 〉 ィ=‐''''"゙''i , / {. ヘ ゝ_ヾゝ、.,,_ ,./メヾ~\ !. V ',ゝニィー゙ `7 / _{ r‐'i / / , ' ヘ_ ヘ." ゝ、ゝ、 マ ,.-ヤァ=ッヽ ;' V ヘ / / /゙ _`ニィ , ' ,'、,ィ"´ ヘ ヘ ゙'ー,/ / ` バ `i. V ヘ / ,/ / ゙i l ,1 , ,l、`''丶., ゝゝヽii. i./ / ! V ', i 厶ノ l l,i'l. レッィヤ 、 ヽ',i、',ゞ、',',ゞ 仆 (・) l. V ゙! ri. ゝ..,,.... ,ュ,'゙ヘ. l l' ,〉メl゙ ` ゙ヽ.,ヘヾ ゝ `ゞl;ト ,' _,.、ヽ i l i、 _,,! 二};ゝ-'゙ l/ヘ ヽ ヘ ゞム彡三 マ ム- ,,! } ~ ,! ゙ヽ くοム゙!-- ,,、 ',゙ (・) ゙. 彡彡三 ゙ 、_,,.ム l! l l ! `" く_,ィフ ,〉 i、',~ i 彡彡=`ヾー‐'''""~_,,ニ、 ,!l l l l r-、 "''゙ ト、ヽ /;;f´ ,..、 u "",. ''"゙l ! ,/ l ,',. - ッ゙ l! ,' ,〉 /ヽ!"~ヾ、 、,.ィ彡;;;;;i、 '゙ヾム ,. ''ヽ ! l ´`! ' ,ヘ. l / / ,r ヘ. ,' ゙ヽ、 ゙ゞ' ; /彡 '';; ! _,.イ ゙! !-‐''" V / ヽ.,,__,ノ/ / / ,/ ,! ,. =、゙!彡彡彡 _,,.. r '" l! l,,.ィ" ゙ー' ヘ ゝ‐'゙ ムノ l ,' '"ヘゝ .,, ,,ィ=''"l! l! _,l!、,.ィ´ ヘ ,.--、{二} /ヽ, ,ィヘ,! ! ,. -i! ゝ〃ヽ l! _》='"´ ∨ !'"ヽニ"/ ヽ从 、,.゙!υlヽ、ヽ.__,,.ィー''" 弋ヽ_ヽ、ヾ、"´ ゝ、ヽ\ヾ、 `''r-ヽヾ、 {! ベヽヾ、 ,.ィ" ゝ ゝ、ヽヾ、 / ` ゞ.ヘ. ,,,.--‐-‐;;" ヘ.,ヘrュ,,_ ,〃 ;; _,,.ィ゙ `ヾ、K"ヽゝ-‐y--y=彡彡彡 ,, - ..,,_ ヽ三ミ三三三彡彡彡" i"r''"~`"''`''==ェ- ..,,,,,,,,,__|//////彡彡" ヾ;、 y''""''ー-- 三三三三!/////彡" ヾ;、 ヘ ''" 三三三'゙(/////" 京太郎「」 バンダナの男「このアホ! 間抜け!! 偽善者!! お前みたいなのがいるから戦争がなくならんのやー!!」 京太郎「あの、意味が……」 バンダナの男「ええい!! しばらく黙ってろ!!」つ黙 京太郎「っ?! むぐぐぐぐ!!」ジタバタ バンダナの男「わははははーっ!! これでチャックメイトじゃー!!!」つ覗 管理人「何してるんですか?」ニコニコ バンダナの男」 管理人「随分と楽しそうですけど」ニコニコ バンダナの男「」アセダラダラダラ 219 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 00 59 21.48 ID KNzvG3h+o [7/9] ~数分後~ バンダナの男「」チーン 管理人「全く、この人はいつまでたっても」プンスカ 京太郎「……お、恐ろしい」ガタガタガタガタ 管理人「それに引き換え、貴方は真面目なんですね。欲を抑えて立派ですよ」ニッコリ 京太郎「あ、いえ。その、なんつーか……」ポリポリ 管理人「?」 京太郎「本当は覗きたくてたまらなかったんです」 管理人「は?」ジャキッ 京太郎「でも、裏切りたくなかったんですよ」 管理人「……え?」キョトン 京太郎「隣にいるのは、みんないい人たちばかりで……その、俺なんかの為によくしてくれていて」 管理人「……」 京太郎「だから、その期待を裏切りたくなかったというか、その……うまく言えないんですけど」 管理人「……真っ直ぐな人」ボソッ 京太郎「え?」 管理人「貴方みたいな人間、久しく見ていないような気がします」クスクス 京太郎「え? 人間?」キョトン 管理人「これは、ほんのサービスです」スッ デコチュッ 京太郎「うぇっ!?」ドキッ 管理人「修行がうまくいく、おまじないですよ」ウィンク 京太郎「あ、ありがとうございます……//」カァッ 管理人「ふふっ、頑張ってくださいね」 バンダナの男「どぼぢておれだげ」ガクッ 猿「お前も随分とモテておるくせにのぅ。鈍感な奴じゃ」アキレ ※ 女神の加護を手に入れた 合宿期間中 特訓の成功率が上昇します 287 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/11(水) 21 50 47.09 ID vHn9E3i+o [2/13] 透華「特訓ですわ!!」 京太郎「AこいAこい!!」 デデーン 京太郎「うわぁぁぁぁぁ!?」 淡「ばーか! Bに決まってんじゃん!! 何やってんの!」ポカポカ 竜華「これはヤバイで……」ガタガタ 咲「来る、来るよぉ……シェリフが来るよ!」 和「あ、あぁぁ……!」ブルブル 優希「逃しはしないじょ」ニヤリ はやり「これではやり達が一位だね!」 煌「油断はできませんね」 菫「この弓は高いが、中々強いな」 照「買わないで盗もう」 菫「ダメだ」 透華「な、何をやっていますの……?」ワナワナ ハギヨシ「ドカポンチームマッチですね」 ウォォォオシェリフブッコロシテヤラァァア! ヤメロッテ! モッテテヨカッタエアバック! シェリフガマケタ……ダト? イェェェァァァァ!!? カッタァァァァ!? 透華「」 289 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 22 05 07.40 ID vHn9E3i+o [3/13] 【数分後】 透華「な、なんでドカポンなんてやっていますの?!」プンプン 竜華「いやぁ……やってみるとおもろいんや、これ」テヘッ 京太郎「すいません」ペコリ 透華「なんでよりによって貴方達が!!」ムカムカ 煌「まぁ、息抜きは大事かなって」アハハ ソウダソウダー ベツニイイジェー! タノシモウヨ! 透華「ダメですわ!」 優希「つまらないじょー!」 照「京ちゃんと遊びたい」 咲「わ、私も!」 和「私も……その……//」カァッ 淡「いいじゃん、アイドルなんてやめちゃえばさー」 / \ _人_ ' ` 、 \ Υ'/ / / ト、 丶 / / / | | | Χ } .′ il / | | \ | / `、 リ | i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } | | | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j | |l l|斗示芋ミ、 ''h! } ,′ , ねっ! |l 八 И'h! } 乂___ノ / / || \| 乂__ノ /i/i/ / /l| .八 ゝ /i/i/i i / / / / | ‘,\ ハ r ア /l/ / / | ト、 込、 _ノ // ,イ l| |l l\ \> .,_ /∨ /l| 八_ |ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ | | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧ | |/─、_ / |∨ __ Ⅴ__=| / 〕\ \ | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶 はやり「あらら☆」 煌「しょうがない人達ですね」 菫「全くだ。高校生にもなって落ち着きのない」ハァ 透華「はぁ……」 293 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 22 16 18.78 ID vHn9E3i+o [4/13] 菫「しょうがない、今日は別行動を取ろう」 煌「別行動?」 菫「今日一日、このぽんこつ共は私が面倒を見る。外にでも連れて行けば機嫌も直るさ」 ダレガポンコツダジョー! ヒドイヨ! スミレニハイワレタクナイ! ドウカン! 菫「世話の焼ける」ヤレヤレ 竜華「みんなの面倒は弘世さんが見てくれるとして」チラッ 透華「問題はこちらの行動ですわね」 京太郎「え?」 はやり「京太郎君はどうしたいのかな?」 京太郎「オレは……」 透華「勿論、特訓なのでしょう?」 煌「京太郎君……?」 京太郎「うーんと」 選択安価 ↓3 1 街に繰り出す 2 旅館でゆっくりする 3 レッスンする 4 ウルトラスペシャルデンジャラス&ハード修業コース 309 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 22 26 34.08 ID vHn9E3i+o [5/13] 京太郎「やっぱりレッスンしたいです!」 透華「そう! その意気ですわ!」キラキラ 優希「京太郎、遊びに行かないのか……?」ウルウル 照「京ちゃん……」 咲「……」 和「仕方、ありませんよね」ウツムキ 京太郎「ごめんみんな。でも俺、やらないと……」 菫「君が謝る必要はないさ。元々私達は勝手に着いてきたんだからな」 京太郎「菫さん……」 菫「君を応援する一人として、成長を心待ちにしているよ」ニコッ 京太郎「はいっ!」 淡「おえー」 -─===‐-ミ ´. . . . . . . . . . . . 、/. . . . . . . . . . . . . . . \. . . . . . . . . . . . ト、 . . . . `、. . . . . . . . .|. . . . | \. . . . ',. . . . . . . |. . . . | \|. . .. . |. . | |. ‐/、|. . l . | -‐. |、. . .. . |. . | |. / |. . 八ノ ハ . | . .. 八. |┬─┬}/ ┬‐┬‐ . . |`ヽ}. /⌒ヽ} | | 三 | | .'. . |. { '└─┘  ̄ └‐┘ l. . |人_ u j. . |i. . . .> )‐┤ イ.l 'i. . . i . _;〕ト _/| h ≦. . .| 八/ト、. . |/⌒ 、_| | | | ト、`〉、|/| \{ .,_ \| |/ ハ / ヽ > | ノ / ∧ 照「げろげろー」 透華「さぁ、早速行きますわよ!」ガシッ 京太郎「あ、ちょっ……」 透華「私がしっかり面倒見て差し上げますわ!」グイグイ 京太郎「はいっ!」 竜華「あっ……」 はやり「ほら、行こうよ?」 煌「清水谷さん?」 竜華「う、ううん? なんでも、あらへん」 ハギヨシ「では参りましょうか」 317 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 22 37 51.86 ID vHn9E3i+o [6/13] 【妙神山 修行場】 透華「では早速特訓を開始しますわ!」 京太郎「お願いします!」 竜華「(さっきは龍門渕の人に先越されたけど、うちやってこの日の為に準備してきたんや)」ギュッ 一週間前から徹夜して、京太郎君の為に色んな特訓を考えた せやから、この合宿でうちも役に立てることを証明してみせたる! 竜華「……!」メラメラ はやり「今日も頑張ろうねっ☆」 煌「頑張りましょう!」 竜華「それじゃあ、早速今日のメニュー……」 透華「今日は私が特性メニューを作ってきましたわ!」バーン 竜華「え?」 京太郎「へぇ、見せてもらってもいいですか」 透華「この日の為に二週間も前から徹夜して考えましたのよ?」フフフ 京太郎「凄い、こんなに緻密な事まで……流石ですね!」 竜華「……ほんまに、凄い」 透華「ふふっ、これくらいのこと出来て当然ですわ」ニッコリ 竜華「あっ」カサッ 京太郎「あれ? 竜華さんどうしたんですか?」 竜華「う、ううん! なんでもあらへんよ」サッ クシャクシャ! 京太郎「???」 透華「さぁ、それじゃあ始めますわよ!」バーン はやり「頑張ろうね!」 煌「清水谷さん?」 竜華「……」 選択安価 ↓3 1 容姿 2 雀力 3 歌唱力 4 演技力 5 はやりんスペシャル☆ 333 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 22 46 48.27 ID vHn9E3i+o [7/13] 京太郎「歌の練習ですね」ンアー 透華「そもそも、音程が取れないのに歌おうとするからいけないんですのよ」ペシッ 京太郎「え?」 透華「まずは音楽の勉強から始めますわ」 黒板「」デデーン 京太郎「うわぁ、おたまじゃくしがいっぱいだー」 透華「やはり音符も読めませんのね」ガックリ 竜華「(うち、そないなことも気づかなかった……)」 はやり「どうりで中々音程が治らないだねー」 煌「灯台下暗しですね!」 透華「ではまず、楽譜が読めることを最低の目標としますわ」 京太郎「はい!」 竜華「(これで上手くいくなら、うちは……)」ショボン コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~19 失敗 歌唱力+1 20~79 成功 歌唱力+3 80~99 大成功! 歌唱力+5 349 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 22 57 53.93 ID vHn9E3i+o [8/13] 透華「と、なるわけですわ」ビシッ 京太郎「はへらはひへ~」グルグル 透華「だらしないですわね」ハァ 京太郎「で、でもなんとなく分かってきましたよ?」キリッ 透華「では試しに……」スッ ラジカセ「」カチッ 京太郎「アスファルト↑ タイヤを切りつけながら↑↑ 暗闇↑↑ 走り抜けるぅぅ↑↑」 透華「あがががっ!?」ビクビク 竜華「凄い、うまくなっとる……」 煌「こんなに変わるなんて」ウルウル はやり「成長したね……」グスグス 透華「こ、これで成長してるんですの……?」コンワク 京太郎「俺、前に進んでる!?」ヤッター 竜華「……」ズキッ 透華「と、とにかく続けますわよ」フラフラ 京太郎「お願いします! 龍門渕さん!」ニコニコ コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~19 失敗 歌唱力+1 20~89 成功 歌唱力+3 90~99 大成功! 歌唱力+5 379 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 23 14 09.73 ID vHn9E3i+o [10/13] 京太郎「なるほど、分かってきました」 透華「本当ですの?」ジトーッ 京太郎「聞いていてください」スッ 竜華「……」 ラジカセ「」カチッ 京太郎「こ~た~えが、見つか~らない♪ も~どかしさで~いつか~らか♪」 透華「!?」 京太郎「空ま~わり、し~ていた♪ 違う誰かの~も~とへ~ゆく君を~♪」 竜華「(違う、誰かの元へ……)」ドクンッ 京太郎「責められる筈もない~♪ なん~となく~気~づ~ていてた~君の~迷いに~♪」 煌「!?」 京太郎「ゆ~め~である~ように~♪ ひと~みを~! 閉~じてーあのー日を思う~♪」 はやり「凄い……ちゃんと聞いていられる」 京太郎「か~ぜ~に抱か~れて~♪ 笑っていた~二人~♪」 竜華「うっ、ぐすっ……うぇぇぇ……」ポロポロ 京太郎「え?」ピタッ 煌「清水谷さん……?」 透華「泣くほどの歌でも無いと……」 竜華「っ!!」ダダダッ ガラガラッ!! 京太郎「竜華さん!?」 歌唱力が大上昇した!! 歌唱力がEになったお!! 京太郎「オヤジの好きな歌だったんだけどな……」 煌「多分ですけど選曲は関係ないかと」 386 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 23 22 25.64 ID vHn9E3i+o [11/13] 京太郎「それにしても竜華さん、大丈夫かな……?」 透華「きっとあまりの成長ぶりに感動したんですわ!」ドヤァ 京太郎「そ、そうだったのか!?」ガビーン はやり「確かにすっごく上手になったね♪ でも、プロとしてはまだまだかな?」 煌「(これで音楽関連の営業を増やしても大丈夫かな?)」ヤッタ 透華「では、特訓を続けますわよ!」 京太郎「あ、でも……」 透華「どうかしましたの?」キョトン 京太郎「あ、えと……」 はやり「何か考え事?」 京太郎「……」 選択安価↓3 1 このままデュエル続行だ! 2 男ならぁぁぁぁぁ!!! 403 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 23 38 21.41 ID vHn9E3i+o [12/13] 397 龍門渕監禁エンドォ……(小声) というのは冗談で、透華Pの誕生や! 京太郎「あの、今日はここまででいいですか?」 / \_/\-―‐-y'´ \ /-‐y'" ,ヘ ヽ / ∧ \ / ! \ヽ/ //i ヽ , !. |'"´`゙ y''"´ ´| i | | i | /′ | i .|. i | ハ| 〈.! | | | !/ / |! ヾ、 |ハ | / 廾ー-_、__, )!、_,._-‐┤ .゙、 / /./ fr、)) /′ fr、i) ゙、 `、 /.イ ∧| ゛'" `゙'" ト、 丶. /// ハ._ヾ⊂⊃ ⊂⊃ !人 ヾ、、 i/ i ,i 〈 `,! / .リ ) i、 ヽ!. /リ 、ソ Y´;/i\. ∠ニゝ ,..イ / |ノ ノ / 、 ヽ! `ー---イ´| . . `ヽ/ / \/ / Y´ . . \ \ / | . . . / イ、 \ 透華「はへ? これからだといいますのに?」 京太郎「すいません! 後でまた説明しますから!」タタタ ガラガラ 煌「京太郎君!?」 京太郎「すいません!」 ピシャッ 透華「一体どうしたんですの……?」 はやり「やっぱり男の子だねー」クスクス 煌「うん、やっぱり京太郎君はこうじゃなくちゃ!」 透華「……???」 【妙神山 京太郎達の部屋】 竜華「うぅっ……うち、なんの為にここにおるんや」ウツムキ 京太郎君の力になれないで、何がプロデューサーや! 龍門渕さんの方が……ずっと向いとるやん 竜華「いらん子……なんかな?」 ダダダダッ!! 竜華「!?」 ガラガラ! 京太郎「竜華さん!!」 竜華「っ……!?」ゴシゴシ 京太郎「膝枕してください!!」デーン 竜華「ふぇっ?」キョトン 京太郎「ぐはっ!? は、早くしないと……俺、死んじ……」ガクガクガク 竜華「なっ!? なんやて! まさか怜の病気をもろたんか!?」 416 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/11(水) 23 53 59.59 ID vHn9E3i+o [13/13] 京太郎「も、もうだめぽ……」ガクガク 竜華「しっかりしぃ! 今膝枕したるで!」スッ ムニュン 京太郎「……はわぁ」ムニュムニュ 竜華「大丈夫? 痛いところあらへん?」サスサス 京太郎「……凄く気持ちいいです! ずっとこうしていたいくらいですよ」ポワァァァン 竜華「あ、あほ! 何言うとるねん……//」カァッ 京太郎「気持ちいぃなぁ」スリスリ /.......... / | ハ ハ ..ノヽ..∧. /....../... / | | \ 斗-、 i ∧ '....../..{ 〃 { 弋{ 〃ヽ 廴 \ | ∧ i...../... | ト-| { \ ぅ 斗=ミ、 i | / ∧ |... 7.. | | | {_ ヽィ乏) ハ 入 φ / ∧ |ハ ヽr y 弌 弋辷ツ ′ 〉 / i / ∧ |{ i ∧〃_) ハ ` _厶ィ ハ | / ∧ |{弋 〈 ハ ゞ -'' 、 //// ´ } | / ∧ ` >へ i /// u / | / ∧ }. . -‐- 、 rー ' | / ∧ |.∧ V_ ノ イ | | / ∧ |... ゝ / | | | / ∧ |... > < 八 | | \_ |... i `¨ハ 〉 | |/ ̄ ̄ ̄〃 へ ^ヽ |... | 〉 / | | // ⌒ヽ.∧ |... |__// _/{ | | // V∧ r―|... / ./---、 ' ./ { | |_彡 ' V∧. ∧ { |... / // ̄ ̄ 7 | | |=- / V. / } ト| / 〃 / | | | ./ / V 竜華「全く、心配して損――」 京太郎「どうして……いなくなったんですか?」 竜華「え?」 京太郎「そんなに俺の歌、ダメでした?」 竜華「ちゃう!! そないなこと、あらへん……」ウツムキ 京太郎「じゃあ……どうして?」 竜華「それは……」ギュッ __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__ > ´ ̄ / ` `、 、、 - ´ / ' } ヽ ヽ\ \ `  ̄ >' / , | ∧/! | } ヽ ヽ /,ィ / ' / /| _/,.ム斗}-/ ハ . {/.' ,| ,.|-}/-{ | / ,ィチ斧ミ }/ } | . / イ/{ ! ィ斧从}/ Vzソ ノ /イ , <__ ´// 从{ Vソ / / イ- 、 | {'{ { , ' /' ⌒ } | 从Ⅵ /. ノ | 叭 v_ ̄ヽ ,rー' 从 、 イj / / . < |' /}/ 、__ ´ } イ从/ | |/ 京太郎「ずっと一緒ですよ」 竜華「!?」ドクンッ 京太郎「約束したじゃないですか」 425 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/12(木) 00 06 24.54 ID lOhNI51to [1/7] 京太郎「だから……俺がトップアイドルになる日まで、いなくならないでください」 竜華「な、なんで、そないなこと……」ブルブル 京太郎「今日は……竜華さんのこと考えずに勝手なことばっかりしましたよね」 竜華「っ!」 京太郎「ごめんなさい。俺、妙に舞い上がって……大事なこと、忘れてました」 竜華「そんなの、そんなの……」ポタッポタッ 京太郎「やっぱり、俺は竜華さんじゃなきゃダメだって」 竜華「~~~っ!!」カァッ 京太郎「だからずっと……」 竜華「そんなの! そんなの口ではなんとでも……」 扉「」スーッ コロコロコロコロ (覗) パァァァァァ 竜華「あっ」ドクンッ ~~~~~ 京太郎「俺、竜華さんを悲しませちまった」ギリッ ザザッ 京太郎「やっぱり、竜華さんと一緒にトップアイドルを目指したい」 京太郎「あの日、竜華さんがいたから俺は……」 京太郎「竜華さんに褒めてもらいたい」 京太郎「竜華さんのちちしりふとももぺろぺろしたい」 京太郎「竜華さんに認めて貰いたい」 京太郎「竜華さんと一緒に……」 ザザッ 京太郎「夢を叶えたいんだ!!」 ~~~~~~ 竜華「うぅっ、ぐすっ……ヒック、あ、あほ! あほあほあほあほぉ!」ペチペチ 京太郎「透華、さん?」 竜華「なんで、なんでや……」ポロポロ 京太郎「……」 竜華「うちなんかより、龍門渕さんの方がええやん! うちなんて、うちなんて……」 426 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/12(木) 00 07 43.77 ID lOhNI51to [2/7] 竜華「うぅっ、ぐすっ……ヒック、あ、あほ! あほあほあほあほぉ!」ペチペチ 京太郎「竜華、さん?」 ←ここ 竜華「なんで、なんでや……」ポロポロ 京太郎「……」 竜華「うちなんかより、龍門渕さんの方がええやん! うちなんて、うちなんて……」 訂正で うわぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!?!!?!?!?!? やっちまったぁぁあああああああああああああああああ!??!?!?! 444 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/12(木) 00 24 05.60 ID lOhNI51to [3/7] 竜華「しかも、今透華さんって……いつの間に名前呼び会う関係なん? あてつけ?」エグエグ 京太郎「い、今のは誤植というか!? なんというか!?」アセアセ 竜華「……まぁ、それはええんやけど」ジトッ 京太郎「(いいんだ)」ホッ 竜華「うち、何もできひんのに……なんで? なんでうちにこだわるん?」 京太郎「それは……」 (覗) パァァァァ! ~~~~~ 竜華「事務所の為だけやない、京太郎君の為にも頑張るんや!」カキカキカキ ザザッ 竜華「やっぱり、京太郎君と一緒やないとダメやな」 竜華「あの日、京太郎君がいたからうちは…」 竜華「京太郎君に褒めてもらいたい」 竜華「京太郎君に膝枕して耳かきしてあげたい」 竜華「京太郎君に認めて貰いたい」 竜華「京太郎君と一緒に……」 ザザッ 竜華「夢を叶えたいんや!!」 ~~~~~~ 京太郎「……」ポロポロ 竜華「え?」 京太郎「お、俺……やっぱり竜華さんがいいです」 竜華「京太郎……君?」 京太郎「俺のプロデューサーは竜華さんじゃなきゃ、ダメなんです」ゴシゴシ 竜華「……アホ」ペチペチ 京太郎「竜華さん……」ギュッ 竜華「どこ触っとんねん」ペチッ 京太郎「おもちぃ……」ボソッ 竜華「この変態アイドル。こら、うちぐらいしか務まらんわ」ボソッ 京太郎「はい!」ニコッ ??「グギギギギギギギ」チナミダ ???「ふふっ。ありがとうございます」ナデナデ 452 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/12(木) 00 37 23.28 ID lOhNI51to [4/7] 竜華「……なぁ、京太郎君」ナデナデ 京太郎「はい……」モニュモニュ 竜華「これからも頑張ろな」ナデナデ 京太郎「はい、頑張ります」ヒザマクラーン 竜華「うちも……頑張ったる」 京太郎「……一緒に、ですね」 竜華「アホ!! 後でイヤやて言うても遅いで!!」ギュゥゥゥ 京太郎「」ムガムガ 竜華「絶対、ぜーったいにトップアイドルにしたる!!」ギュゥゥゥゥ 京太郎「」ブクブクブク __ , -‐ ` ...、 /. .ヽ、 ,. ´. ,、 .\ /. i |`、 、 .ハ、. /. , , i ,i i リ `、|、 i ヽ ', ,' / / / /| /| / ', |.', | `i ', ', ', | i |/| ///// i/ ∨|| | | i, | | | |´,-‐‐-、、 ,斗-、/ / i |/ | | |〈|つ |` イつ | 〉/ /|/ | | | .i、 丿 ...i、 ノ | | | ', ', ー´ ` ´ .| | 須賀京太郎は―― | ヽ ', //// //// ノ | うちが育てたる!! | `、丶、 ` ー ´ , -´/ | | | | \ ' ,>┬ ┬ -‐´ | / | | | | | >\ >、|` 、 / / i | | | | | ,´ `ヽ` -- _、i /|´ | | | ', ', | | 〉-、 / _/`´ー` ,‐| / | | ',', ', ', |/` ヘ´ ´ `、 / / \|`〈 \/ ‐-、 ヽ 〉´|/ \ / ',〈 ,-´/、`ー--, ∧ ,-´〉`-, `/;;;;;;;/ー┬- ´;;i`ー;;´ヽ´ 〈;;/;;/;;;;;;;/;;;;|;;;;;;;|;;;;',;;;;;',;;;〉 |`ー- ´┬、___|ー -┬' |、 .,' | | | ー‐‐,' |ー―´.| | ,' | ,' | ,' | ,' | ,' | ,' | ,' | ,' |,-,/ |,-‐|  ̄ `‐´ 京太郎「」チーン 煌「大丈夫ですかー?」ツンツン 透華「育てるどころか永眠させていますわね」ツンツン はやり「でもここは元気いっぱいだねー」ツンツン 須賀ホーン「」ビンビン 竜華「な、ななななぁっ!?」カァッ 竜華「なんでおるんやぁぁぁぁぁぁ!?」 一同「「「「そりゃ、ここが部屋だし」」」」
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745 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 01 28 29.08 ID nYJgAx2bo [8/9] 【次回予告】 謎の男、赤羽根・ニコラス・健治と出かけた竜華 二人きりでの外出、これはデートなのか? そして、それを追う京太郎 この胸のざわつき、苛立ちの正体は一体なんなのか? 竜華「うち、どうしてもアカバネさんに――」 アカバネ「話してごらんよ。僕は……君の味方だから」ニッコリ この二人の密会の意味は―― そして、この二人を追う京太郎と―― ??「これは浮気ピヨ!!」デデーン 復讐に萌えるアラサー(妄想おばさん)の行く末とは!? 霞「あーあー、捨てられちゃったわねー」クスクス 煌「事件ですねぇ」パシャパシャ 京太郎「……」イライライライラ 事件は事務所で起きてるんじゃない、現場で起こってるんだ!! 京太郎「やい、このへなちょこ野郎!!」ガシッ アカバネP「えっ?」 竜華「きょ、京太郎君!?」 京太郎「竜華さんはな!! 竜華さんは俺の――!!!」ギリッ 竜華「!!」ドクンッ 次回―― ファミレスの中心で愛を叫んだアイドル お楽しみに!! 836 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 21 24 48.63 ID HXZiHKGRo [2/18] 【前回までのあらすじ】 修行を経て確実な力を身につけた京太郎 仕事も獲得し、これから順調なアイドルライフかと思いきや―― 竜華「……」ソワソワ どこか様子のおかしい竜華P そして―― アカバネP「~~~」ニコニコ 竜華「っ!? ~~//」ブンブンッ アカバネP「~~~」スッ 車「」ガチャッ アカバネP「~~~?」ニッコリ 竜華「……//」コクッ バタンッ 車「」ブロロロロロッ 謎の男とともにどこかへ出かける竜華 それを見た京太郎の行動は…… 京太郎「うぉぉぉぉぉ!!」ダダダッ 果たして竜華の真意とは!? 842 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 21 34 58.01 ID HXZiHKGRo [3/18] 【街中】 美穂子「んしょ、よいしょ……」フラフラ 煌「随分とたくさん買いましたね」フラフラ 美穂子「ええ。若に美味しい物を作ってあげたいの」ニッコリ 煌「……本来なら私がの仕事だったんですが」シュン 美穂子「ふふっ。清水谷さんはああ言ってるけど、好きな時に来ていいのよ?」ニコニコ 煌「えっ!?」パァァァ 美穂子「はい。その方が若も――」 ドドドドドッ 煌「? この音は……」 京太郎「うぉぉおぉぉぉおぉおぉぉ!!」ダダダダッ ビュゥゥウゥゥン!! 美穂子「きゃっ!?」サッ 煌「スカートが!?」サッ 美穂子「今のは若……?」 煌「どこか様子が変でしたし、少し気になりますね」ウーン 美穂子「……」 ~~~ 【ファミレス前】 京太郎「ゼーゼーッ」グッタリ 竜華さんを追って事務所を飛び出して30分近く ほぼのストップで走り続けていた京太郎はエネルギーを使い果たしていた 京太郎「ぐぐっ、こんなことしてる場合じゃねぇってのに……」フラフラ 早々に車を見失いはしたが、こっちの方面に来たのはわかっている どうにかして竜華さんを見つけ出さねば―― ウワッ、ミテ! スガクンダヨ! フーン、ナナヒカリハアイウノガスキナワケ? カレヲミテルトポカポカスルワ ウーン、マサシクリリンノウミダシタビノキワミダ チョーッチサイントカオネガイシチャオウカシラ ガンメンノデータサイシュ! シンクロリツ99パーセント ドウヤラホンモノヨウネ カレダナ アア、モクヒョウヲゼンリョクデホソクスル ザワザワザワザワ 京太郎「や、やばい!?」 まだ新人と言えど流石に名の知れたアイドル こんな街中を無用心に歩けばこうなってしまうのだ 845 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 21 46 12.32 ID HXZiHKGRo [4/18] サインモロタデー! オトナシクサインスルニャー! オレノザビーゼクターカエシテクレヨォォォオオ! ワラワラワラ 京太郎「ひぃっ!?」ビクッ ?「こっちよ!!」グイッ 京太郎「!?」サッ 数多くの野次馬に飲み込まれる直前 間一髪のところで京太郎は誰かによって救い出された 京太郎「おわっとと!」 ?「この路地に逃げ込めば追ってこないわ」 京太郎「あ、ありがとうございます……」ハァハァ 息も絶え絶えに助けてくれた恩人を見上げる その人の正体は―― 霞「全く、少しはアイドルとしての自覚を持ちなさい」クスッ ドタプーン 須賀ホーン「」ビィィィィインッ! 京太郎「霞さん!!」 霞「全く、何をそんなに急いでいたの?」 京太郎「あ、えと……」 そう言われると言葉に詰まる 元を正せばただ竜華さんが出かけただけなんだ それを俺が必死に追いかける理由なんて無い筈 京太郎「動機の言語化か、難しいな……」ブツブツ 霞「まどろっこしいわね。じゃあ当ててあげましょうか?」 京太郎「え?」 霞「清水谷さんがメガネのいい男と二人きり出かけたことが気になるんでしょう?」 京太郎「な、なぜそれを!?」 まさか霞さんは本当に霊能力をもった巫女なのか!? それで―― 霞「ふふ、アレを見れば簡単にわかるわ」スッ そう言って霞さんが指差したのは、通りを挟んだ先にあるファミレスだ 京太郎「ファミレス?」 霞「よく見てみなさい。ほら、窓側の席よ」 京太郎「……あっ!?」 言われた通りに眼をこらしてみると……いた 竜華「~~~//」モジモジ アカバネ「~~~」ニコニコ 京太郎「……」イラァッ ファミレスの中で、仲睦まじく話す二人の姿だ 848 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 22 02 50.06 ID HXZiHKGRo [5/18] 京太郎「……」メラメラメラ 霞「京太郎君?」 京太郎「へっ!?」 霞「あらあら、もしかして私は邪魔?」 京太郎「いえ、そんなことは……」アセアセ タタタタッ 京太郎「ん?」 煌「はぁ、はぁっ……探しましたよ」 京太郎「煌さん!」 煌「もう、久しぶりに会ったと思ったら……」 京太郎「す、すいません」 煌「それで、これはどういうことなのかな?」 京太郎「それは……」 ~~~~ 京太郎「ということでして……」 煌「なるほど」フムフム 霞「それで、どうするつもり?」 京太郎「えっ?」 霞「このまま出歯亀してても仕方ないでしょ?」 京太郎「……」 そりゃそうだ そもそも、こうして覗いていること自体悪いことなんだ 京太郎「でも……」 なぜかは分からないけど気になる 竜華さんのことが…… 霞「とは言っても、外に出ればまたやじうまが沸くわね」 煌「それならいいものがありますよ」ニコッ 京太郎「え?」 ゴソゴソゴソ 煌「こんなこともあろうかと、今日買っておいたんですよ!」バーン そう言って煌さんが取り出したモノは…… 選択安価↓3 1 アフロヘッド+サングラス 2 女装セット 3 着ぐるみ 855 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 22 16 11.80 ID HXZiHKGRo [6/18] 煌「じゃーん♪」ニコニコ 着ぐるみ「」 京太郎「ど、どっから出したんですか……これ」 煌「いやぁ、可愛くって」エヘヘ 霞「あら、いいわね♪」ニコニコ 京太郎「……これ着るんですか?」 煌「しょうがないですよ。下手な変装してもその美形は目立ちますから」 霞「まぁ、当然ね」 京太郎「……」 仕方ない これも竜華さんのことを…… 京太郎「着ます!!」モゾモゾ 煌「その心意気、すばらっ!!」 霞「ふふっ」ニヤリ ~~~~~ 【ファミレス】 カランコローン 店員「いらっしゃいま――」 ,>-、_ `ー、;;;;;;| ... `ヽ, / ..{ ̄`ヽ,_ | }_ノ ̄`、 ヽ ./ ...,ri | `~' 〕 _,,,-一! i i { ....{;;;\_ノ} ´~| .{ `、 i i l ! ...(_);;;;;;ノ. i | r!、_ハi .. } i _}_ ...`ー´、ノ | |;;;;ノ. ! i ..... ノ i `ー-、;;;ム |0-'. i ト--'´ .. / ´"''~゙゛、、,r-一ー、 !、;;;;/ i ゙゛ ノ / 'v´ ̄`ヽ 、L_;;;-ー´\/ { . `,゛ `, ../\ '、 .. ,i .. ノ i ,-一、.. `ー-一´`ー-一'´ / /;;;;;;;;;;;`ー、_ ..._ノ_ _ノ´`|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`、;-、_;-´;;;;;;`i´ !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;へ;;};;;;;;`i;;;;;;;;;;;;;}\ 店員「せぇぇぇぇっ!?」 ザワザワ ガヤガヤ 霞「ねぇ、これ逆に目立つんじゃない?」コソコソ 煌「そうでしょうか?」コソコソ 竜華「? なんか騒がしいですね」 アカバネP「何かあったのかな?」ウーン 860 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 22 26 11.12 ID HXZiHKGRo [7/18] 店員「お、お客様は一体――!?」 京太郎「……ふんもっふ」 店員「えぇ!? そんな事情が!?」 ナンダボンタクンカー シャアナイワー ソダネー ウンウン 店員「分かりました。ではお席に」 京太郎「もふもふ」ペコリ 煌「どうやら目立ってないようですね」 霞「どういう神経してるのよ東京の人は……」ハァ 竜華「あっちにボン太君がおる……」ソワソワ アカバネP「ああいう可愛いのが好きなのかい?」 竜華「あ、えと……はい」カァァァ アカバネP「女の子らしくていいと思うよ」クスッ 京太郎「……」ゴゴゴゴゴッ アカバネP「(何か殺気を感じるけど……)」アセダラダラダラ ※ここから()内の京太郎セリフは全て筆談です 普通に喋っているわけではありません 京太郎「(なんとかバレずにこれましたね)」 煌「しかし、これからどうしましょう?」 霞「取り敢えず盗み聞きする?」 京太郎「(でも結構離れてますよ)」 煌「どうすれば……」 ??「私の出番ピヨ」フッフッフ 京太郎「ふもっふ!?」 霞「何奴!?」 _ __ _ . < >ヽ> . . `\ ヽ / / 「N | .i ∧ / 廾_| Ⅵ_土二トノ . /イ| r'≡≡ ≡≡.| ト. | |⊂⊃ ⊂⊃ }ノ .| 八 | i | {> ⊂ニニつ ,' イ ノ L ゞっ 「己≠乙`Yイ- 、 ̄ rj |/.◎//| イ、 i .l / /ー――.'\ \ !. / { ヘ ヾ! / .∧ o 〉、_j. 廴ノ ,' 〈 / o ∧. ト、__∧___ ムヘ i////////////∧ L/////////_/_/∧ |_ ̄「 ̄ ̄∨_〈 ´ l///! V/ ∧ Ⅶ/j! ヽ/ ∧ Ⅷ/l ∨/ム }//l .∨/| ぴよ「私ピヨ」 863 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 22 32 50.30 ID HXZiHKGRo [8/18] 京太郎「(アナタは確か……)」 ぴよ「私の事はどうでもいいの。それよりも……」チラッ 竜華「~~~」 アカバネ「~~」 京太郎「(もしかして、あの男の人は?)」 ぴよ「そう。私の夫ピヨ……」 霞「うわぁ……」 煌「そのカメラ中々いいですね。触らせて貰っても?」ワキワキ 京太郎「(それは……中々大変そうですね)」 ぴよ「ぐぬぬ、最近私を抱いてくれないと思ったら……あんな小娘に」グギギギッ 京太郎「そんな夫婦事情を聞かされましても」アセアセ ぴよ「とにかく、これは浮気ピヨ!!」デデーン 京太郎「!?」 霞「それどころか不倫ね。あ、私はパスタで」 煌「ストロベリーパフェにしようかな?」 店員「かしこかしこまりましたかしこー!」 京太郎「(食ってる場合か!! あ、俺はハンバーグ定食で)」 ぴよ「話聞いてよ……」シクシク / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ ヽ . . . . \ / . . . . . | . .l、 . . . . . \ . . . . . . . . . . . .\ ' ;. . . . . ., / | . . . . . . !、 | \ . . . . . . ' , . . . . . . . . . . . . . ,‘; . . . . . .',. / . . . ! . . . . . Λ\ ` < . .V . . . . . . . . . . . Λ! . .| . . . . . / . . . . | . .| . . . .Λー- ―  ̄V . . | . . . . . . . . . V . | . . . . } l . . . . 八 .| . . . . .ム ヽ . | .。 . . . . . . . V ! . . . . ! | | . . . . . N`¨´ _=__ム ` | . . . . . . . . . . V . . . . | | | . . . . . | ノ 7/⌒○ ! . | . 人 . . . . ', . . . .{ V〉 . . . . ', /// | . | .`Y´| . . . .| . . 八 . . .| . . .ヘ ,.ニ | . | . .。 . ! . . . .| . . . . .\__/ | /| . . . . . . 7/¨′ __ ! . ! . . . . .ハ . . . | . . . . . . . . . ./ | | ! . . . . . .し// //⌒\ ‘; .|; . . . . | \弋 > | | V . . . . . ハ V } ヾ\ . ..| 个 ゝ / | | V . . . . 从 \ _ ' \ト-式`¨´ | |. \ . . . . . 、 . / / \_ _ ___ _ r 、 `\ V .| . . . . . > . /_ / /三三三三/ / \ | } ヽ V| . . . . . . . | 个爪 . ム / ./三三三三/ / \ . √¨ス .{ ヽ \ト、 . . .Λ .レー´/У /三三三三/ \ 「 ̄ フ ヽ_ ‘、 、 \`<ム / ´ . -―-、/ . . . . . . . ./ / \ 「 ̄ノヽ ヽ-’ \ | /ヽ/ }. . . . . . . . . / / \ | ー-――- ` ヽ x―<|_|_/ ’. . . . . . . . .{ / ` ー--.、 } .’ / /. . . . . . . . . .∨ ` 、 ' { 人 、 /\_ _. . . . . Λ \ |_ ハ 厂| 、 /. \__|. . . . . .Λ 人 / | レ`| , 1 ! ー ’ イ. . . . . . . . .Λ `Y´ |\L__ / .| Λ / | Λ /_人_ . . . . . . Λ + .| |/ N. . \ /人  ̄Y ̄ . . . . . . . Λ 煌「浮気調査をしたいんですか?」 霞「がっぽり慰謝料もらわないとね」 ぴよ「そうは言っても、お腹にはもう二人の愛の結晶が……」 三人「……」 ぴよ「哀れまないで!!!」クワッ 865 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 22 40 48.91 ID HXZiHKGRo [9/18] 京太郎「(そもそもまだ浮気と決まったわけじゃ)」 ぴよ「それを暴く為に来たぴよ」 煌「それで、どうやって話の内容を聞き出すんです?」パクパク 霞「盗聴器でも使う気?」チュルチュル ぴよ「ふっふっふ、そんなもの必要無いわ」ニヤリ 京太郎「??(この格好じゃハンバーグ定食食えないな)」 ぴよ「実はこんなこともあろうかと読唇術を学んていたのよ!!」 煌「暇人」 霞「他にやることないの?」 ぴよ「ピヨォォォォ!?」 京太郎「(何にしてもこれで内容を聞き出せますね)」 煌「本当に大丈夫ですか?」 霞「胡散臭いわね」 ぴよ「(本当は一週間で投げ出したけど、なんとかなるわよね)」ドキドキ ※ ここからは実際の会話とぴよちゃんの通訳の二重音声でお送りします 「」→本物 ()→ぴよ通訳 アカバネ「それにしても驚いたよ、急に呼び出されて」 (それにしても驚いたよ、急に呼び出されて) 竜華「ごめんなさい」ペコリ (ごめんなさい) アカバネP「でも、よかったのかい?」 (でも、よかったのかい?) 竜華「え?」 (え?) アカバネP「好きなんだろう? 彼のこと」ニッコリ (好きなんだろう? 俺のこと)ニッコリ 竜華「そ、それは……//」カァァァ (そ、それは……//)カァァ ぴよ「ぴよぉぉぉ!?」 京太郎「」 煌「なんと」パクパク 霞「面妖ね」チュルチュル 870 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 22 53 56.90 ID HXZiHKGRo [10/18] ぴよ「」シッシン 京太郎「」シッシン チーン 煌「ああもう、いいところで」 霞「早く起きなさい」ペシペシ ぴよ「う、うーん」ムニャムニャ 竜華「どうして、そんな……」 アカバネP「分かるよ、同じプロデューサーじゃないか」 竜華「でも……自分ではわからなくて」シュン アカバネP「……」 竜華「せやから……」 アカバネP「どうして?」 竜華「だって、アカバネさんはあんなにアイドルに好かれとるのに……最終的には事務員さんと」 アカバネP「ああ」 竜華「だから、その……」 アカバネP「……」 竜華「うち、どうしてもアカバネさんに――」 アカバネP「話してごらんよ。僕は……君の味方だから」 竜華「どうして……あの人なんですか?」 アカバネP「……」 竜華「他にも魅力的な人、たくさんおったのに」 アカバネP「……それは」 竜華「やっぱり、アイドルやから?」ブルブル アカバネP「……」 竜華「自分のアイドルとは、付き合えないから?」ジワッ アカバネP「それは違うよ」 竜華「え?」 アカバネP「確かに、あの子たちはみんないい子だし……全員可愛いと思う」 竜華「せやったら――」 アカバネP「でも、アイツを一番好きになった」 竜華「!!」 アカバネP「アイドルだとか、プロデューサーだとか……そういうことって、関係無いよ」 竜華「……」 アカバネP「それを言い訳にして、逃げているのは君の方なんじゃないか?」 竜華「っ!」 ぴよ「はっ!? ここはどこ!? 私は誰!?」 京太郎「ふもっふ」パチクリ 霞「ほら、早く通訳しなさい!」 煌「ハリーハリー!」 872 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 23 02 30.21 ID HXZiHKGRo [11/18] 竜華「うちは……」 アカバネ「結局は自分自身が決めることだよ」 竜華「……」 アカバネ「勿論、アイドルとプロデューサーがそうなるのは業界的にタブーだ」 小鳥「うぅ、続けるピヨ」 京太郎「……」 アカバネ「確かに二人の関係は許されないだろうね」※芸能界的な意味で (確かに二人の関係は許されないだろうね) ※浮気的な意味で 竜華「はい……」 (はい……) アカバネ「でも、僕はそんな関係になってもいいと思う」 ※アイドルとPの恋 (でも、僕はそんな関係になってもいいと思う) ※不倫関係 竜華「!?」 アカバネ「二人が本当に愛し合っていれば」 ※竜華と京太郎 (二人が本当に愛し合っていれば) ※竜華とアカバネ 竜華「あ、アカバネさん!」ジワッ (あ、アカバネさん!)ジュンジュワー アカバネ「その想いは君だけのものだ。誰にもそれを止める権利なんてないさ」 ※応援してるよ (その想いは君だけのものだ。誰にもそれを止める権利なんてないさ) ※ヤろうぜ!(ゲス顔) 竜華「うち……もう迷いません!」 ※京太郎と向き合う覚悟 (うち……もう迷いません!) ※不倫を続ける覚悟 ぴよ「」ガタガタガタガタ 霞「あーあー、捨てられちゃったわねー」クスクス 煌「事件ですねぇ」パシャパシャ 京太郎「……」イライライライラ ガタッ 874 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 23 07 50.45 ID HXZiHKGRo [12/18] 煌「きょ、京太郎君?」 霞「どうしたの?」 京太郎「……」 ツカツカツカツカ 竜華「へ?」 アカバネP「ん?」 京太郎「ふもふもふもっふ!(やい、このへなちょこ野郎!!)」ガシッ アカバネP「えっ?」 ザワザワ ガヤガヤ ナニアレー ケンカー? 煌「だ、ダメー!!」ダダッ 霞「やめなさい!!」 竜華「(あの二人がいるってことは……まさか!?)」ハッ 京太郎「……」 竜華「きょ、京太郎君!?」 アカバネP「き、君は!?」 京太郎「ふもふもふもーふんもっふ!!(竜華さんはな!! 竜華さんは俺の――!!!)」ギリッ 竜華「!!」ドクンッ コンマ安価↓3 00~49 俺のプロデューサー 50~89 俺の大切な仲間 90~99 俺の大切な人 ゾロ目 きゃんゆーせれぶれいと 885 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 23 14 33.61 ID HXZiHKGRo [13/18] 自分でも何がなんだか分からなかった ただ、竜華さんが俺の前からいなくなってしまうことが、悲しくて……苦しくて 訳も分からず、飛び出していた そして、気がついた時には…… 京太郎「ふんもっふ!!(俺の大切な人なんだ!!)」 そう、叫んでいた アカバネP「!!」 竜華「!!」 京太郎「……ふも?(あれ、俺は今なんて……)」 ダダダッ 霞「破ァッ!!」バシッ 京太郎「ふぐもっ!?」バタッ ガシッ 煌「し、失礼しましたー!!」バビューン アカバネP「……」ポカーン 竜華「……」 ズルズル ぴよ「うぇぇぇっ……あなたぁ」ズルズル アカバネP「小鳥!? どうしてここに!?」 ぴよ「捨てないでください……なんでもしますからぁ」シクシク アカバネP「???」 竜華「さっき、京太郎君……なんて?」 ~~~~ 【アクセル1】 久「ということなのよ」 京太郎「」ズーン 煌「まさか、ただ先輩Pに相談していただけだなんてー(棒)」 霞「気がつかなかったわー(棒読み)」 久「あんた達ねぇ……」ハァ 京太郎「お、俺はなんて勘違いを……!!」ガタガタガタガタガタ 887 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 23 23 35.27 ID HXZiHKGRo [14/18] 京太郎「竜華さんになんて謝ればいいんだ……」ガックリ 煌「きっと笑って許してくれますよ」ポン 霞「そもそも向こうも勘違いされるような態度だったしねぇ」 久「……」ギロリ 霞「あら、本当のことじゃない」ニコニコ 京太郎「……」ズゥゥゥゥゥン ガチャッ 京太郎「!」 竜華「ただいまー」 久「お帰り、大変だったわね」 竜華「まさかファミレスで襲われるなんて……アカバネさんもビックリしてたで」 京太郎「……」 煌「あ、あはははっ」アセダラダラ 竜華「ほんま誰やったんやろなぁ、あの着ぐるみ」チラッ 京太郎「!!」ビクッ 竜華「何やらようわからんかったけど……」トテトテ 京太郎「……」 ムギュッ 京太郎「!?」ドキッ 竜華「ふふっ、ヤキモチ妬いてくれたん?」クスクス 京太郎「あ、その、柔らかいのが当たって……!!」アセアセ / / / // ´ ̄ ヽ / / / | l | | . i. / / | / / > ´ /, ′ | l | | . l / /... | i /ァ===ミ、 ヽ /イ . j_| | . │. ′. リ、 ;《 ん干ハ\ 〃 j\ イ / . /|. / . / ∨ | { ト ノ ' ,ノ / ヾ }/} \ __/ .′ ′ { ヽ{ ゝ こソ =ァ=/ / ソ/ / \ / / ! ∧ 。 ん干ハ㍉ / / ヽ.′ ′ |... ∧__ . ' .' . { ト ノ ′|} / / /// . i|.. | { 、 ゝ こソ //彡 //..... i|. |∧ ヘ / / ノ... i| l ∧ 「 、 . ' .' .° ′ノ┬=ァ ´ i| | / . ` -- ′ , イ / / あてとるんよ♪ / j| l / \ / / // j| |/ 丶 ___,,.. イ ../ / i| ト / / i| ../ /-=ニニニム {ニ\ / / i| . ,′/ 京太郎「りゅ、竜華さ――」 竜華「うちは京太郎君の事が好き」ボソッ 京太郎「!!」 竜華「だから、これからも……ずっとずっと大好きでいさせてな」ニコッ 京太郎「い、今のは……?」 ガバッ 竜華「さ、さぁて仕事や仕事ー!!」タタタッ 889 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 23 33 06.45 ID HXZiHKGRo [15/18] 久「……暑いわね」 煌「はい、暑いです」 霞「……やっぱり邪魔ねぇ、あの子」ハァ 京太郎「ね、ねぇ! 今竜華さん俺のことを――!!」タタッ 竜華「あーあー! 聞こえんなぁぁぁ!!」マッカッカ 京太郎「逃げないでくださいよ! ねぇ!!」 竜華「う、うるさい!!」タタタ 京太郎「竜華さん!!」 竜華「ああもう!! しつこいっ!!」バキィィッ 京太郎「ウルガモスッ!?」ズザァァァッ!! 竜華「……ふんっ」プイッ こうして、少しばかりズレてしまった歯車は元通りになりました ガチャッ 美穂子「只今戻りましたー」 宥「うぅっ、寒いよぉ」ガタガタ 久「あら、みんないるのね」 菫「途中で会ったんだ」 明華「ついでに買い出しのお手伝いを」 はやり「ふふっ、楽しみだね☆」 透華「当然ですわ! メインはこの私が用意した高級食材でしてよ!」つカニ カニ「オイ、デュエルシロヨ」 霞「あら、パーティでも始めるつもり?」 煌「あれ、聞いてませんした? 今日はアイドル組で新年会をするって」 霞「……」 久「ごめんねー、伝え忘れてたわ♪」 霞「そう……」 久「……」 バチバチバチバチッ 和「私も混ざっていいんでしょうか?」 煌「勿論!」 竜華「賑やかな方がええやん」ニコッ 和「はい!」 竜華「それと……」 和「?」 でも、本当にそうなのでしょうか? 竜華「うちな、京太郎君のこと好きなんや」 和「!!」 歯車は、以前よりもはるかにその速度を増して…… 竜華「せやから、もう原村さんには負けへん」 時計の針を……進ませるのでした 892 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 23 41 57.55 ID HXZiHKGRo [16/18] 和「そう、ですか」 竜華「……ごめん」 和「いえ、謝る必要はありません」 竜華「でも……」 和「だって、勝つのは私ですから」 竜華「!!」 和「……」 竜華「……」 和「負けません」 竜華「うちやって負けんから」 和「私が勝ちます」 竜華「うちや!」ツカツカ 和「いいえ私です!」ツカツカ 竜華「うちったらうち!!」グイッ 和「私と言ったら私です!!」グイッ ムニュン グニュン!! 竜・和「分からずや!!」 オッパイズモウ!! 京太郎「う、うーん」パチクリ 煌「ほら、起きてください!」 京太郎「えっと?」 久「パーティの主催がいなくちゃね」ニッコリ 京太郎「そうだ! 今日は新年会だった!」 宥「鍋あったかぃ」ポワー 菫「いい出汁が出るといいが」 透華「カニはどうやっていれますの?」 はやり「そのままぶち込んじゃえ☆」 明華「やめた方が……」 美穂子「では調理しますね」ニッコリ 選ばれるのは……きっと 京太郎「よっしゃ!! みんな揃ったことだし!」 竜華「いつもの、アレやな」 煌「では京太郎君、いつものを」 一同「……」コクリ 京太郎「今年も頑張って頑張りぬいて!! 目指せ!!」 一同「トップアイドル!!」 竜華の浮気? カンッ!! 895 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 23 53 29.43 ID HXZiHKGRo [17/18] 【数日後 京太郎のアパート】 京太郎「Zzzzz」スピー トントントントン 京太郎「むにゃっ?」 ジュージュー 京太郎「なんだこのいい匂い……?」ムクッ トタタタッ 美穂子「あ、起きましたか?」 京太郎「美穂子さん!?」 美穂子「もう朝食は出来てますよ」ニッコリ 京太郎「は、はいっ」 美穂子「ふふ、布団は畳んでおきますから」パッパッ 京太郎「いや、そんな! 自分でやります!」セッセッ 美穂子「えらいですね、若!」ジィーン 京太郎「これぐらい普通ですよー」エヘヘ そうだ。 今日から美穂子さんが家政婦としてうちにやってくるんだった 京太郎「そう言えば、美穂子さんは学校はいいんですか?」 美穂子「もう進学も決まって、学校ではやることもありませんから」ニッコリ 京太郎「でも……」 美穂子「それより、朝ごはんですよ」スッ 京太郎「うわ、うまそう……」 美穂子「どうぞ」ニッコリ 京太郎「あむっ……うん、おいしい!!」 煌さんの料理もうまかったが、美穂子さんも負けずとも劣らないレベルだ 京太郎「うまうま」モグモグ 美穂子「喜んでいただけて嬉しいです」ホクホク ,.-───- ., ,.' \ / / / / ., \ / ./ / .〃 〃, ハ ヘ, / ./ / .// /// } | | | リ, ,' / ′! /イ /// / /l } | }. ′ イ ノ 八匕丁「「`7/,イノノミ, l リ | .| | ! f,≫rテミァ " ,ムZ; イイ | .| l | . 「 ._{トtリ イrリj},イ| | | .| l | . | xx `¨,仆 | | | .| l | j! 、 _. ' / || | | | .| ._レヘ | |\ , イ | || | |. 八 「 リ | え,ー≦升| | || | | / \乂 从リ\_〕 `寸リ リ .リ リノ / ,r=======ヘ V/》, 》∨ / 〃. /,イ / ̄ ̄>z_》r彳 ∨彡゙ 897 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/09(木) 23 58 21.77 ID HXZiHKGRo [18/18] 京太郎「ふぅ、ご馳走様でした」 美穂子「では朝のメニューを」 京太郎「はい! まずはスクワット500回からでいいですか?」 美穂子「え?」 京太郎「?? 腹筋200回の方ですか?」 美穂子「」 京太郎「あれ、火曜日だから腕立て300回の方か?」ブツブツ ギュッ 京太郎「ふぁっ!?」ドキッ _, -─-、 -― ―ー 、 , '´ ヽ、 / \ / / / .i ヽ ヽ \. ヽ / // / / / ト | i ヽ ヽ ヘ / // / i / / / .ハ i ! || ハ ハ. / // ./ i / イ .ll | | | .|i || ハ ハ ,' , i l | ! | レ l|`ト!、_|__.|_|_ /リ イ| ハ i | | | | N_,戈´!ヽ!V ヒ! レレ'メノリ l. i |. ', ! i ヽ ヾ、ゝ弋 __ | | i | _ --― 、. \!\\ゝ _, - '´ ̄ `ミ、o. | | i | ハ i 二⊃ ノ , -― | ! io'⌒ , . | | i | i l ハ .ヘ ( ⊂二 ̄ |.' / | | | i | | l ハ ヘ. / / ,| ___. -― 、 ! ! |.| | l ハ ヘ / / ノl ヽ. . . ._ . _ .} ,-、 .l | l | |i i| ハ 、ヘ //⌒Yヽ ヽ V .ノ / ノ-、 l l .l | | | i| ハ ヘヘ /, ィ‐ 、 | } ! \  ̄ ̄ /-く V/l ////| i| i ト、 ト、\. ,〃| ´, ィ‐-| | | ノ i \ ,-' 、 \ ',/ //, --― 、i .| l } } } }. // ,.| ´ __ト' ヽ'⌒ マ^`iニ,へ \_ ` } /./ \!リ リ .ノノ / l/ ! ´ , } } ./ ( _ \ / ノ/ _ ____ ヽ. /. ! ハ イ-'、 ,ノ / !Y{` ./ /./, ' `ヽ、 ヘ \ } /__/ /| / ´/ /' / ヽ .} / ィ'/ |/ .{ / i .| / ヘ |. / / .! / | レ' __,____ ヘ.| 美穂子「もういいの、休んでいいの……」ポロポロ 京太郎「???」 美穂子「若は若のペースで上を目指しましょう」ニッコリ 京太郎「は、はい」ドキドキ 美穂子「(花田さんには後でちゃんと言わないと)」プンプン 一方その頃、当の本人はというと ~お隣~ 煌「うぐぐぐっ……京太郎君エキスが……」ゴロゴロゴロッ! 割と天罰を受けているのだった 902 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/10(金) 00 04 24.16 ID CbhRK/Kto [1/6] 京太郎「それじゃあ、学校に行ってきます」 美穂子「はい、お気を付けて!」 ,. - ──‐- 、 /,,.-‐‐──- 、 ゙ 、. ∠/´ `.、 ヽ /./ / / ハ ヽ ' ,ィ゙ {. ム--.、l | | !ハ! i .i , ゙ / ヾヽ|人|ヽィリヽ! !ナ'リメ、_ノ.} | } ! / / ヽ| ィ==、 ___ ",ィノ リ |/ {. ヽ7 l  ゙̄ヽ / |__'、_ { |. ' /} i| {/ | {\. v ̄リ ./小 | | | ||" \ `ー , <二| ! ! | ||ィ=| ` _..!≧_i_/| } リ/ ̄ ̄ ̄¨二二 ̄ ̄`゙ー-、_r‐‐'"´/´′/ ,>リ ./リ /、 .二二/, ─-、\___)〉 /-‐/ , .ィ " ─ 、"、∨ミ==!ミ 、___..冫 )__..)/∧/ /, .// / '. | | `ー- 、.ミ.`──‐} ̄\_/ /, ' }.| | `゙ 、 `' 、ノ 〃 ,'. | | ` 、 ` 、../ ./// | | __ヾノ"´ /゙./__」 ! 〆 〃 /_____」 ─-‐'" `ー─ " ./i/ 京太郎「それじゃあ」ガチャッ 美穂子「いってらっしゃい――」 バタンッ 美穂子「……あ、アナタ……//」ボソッ …… 美穂子「っ~~~!!」ボフボフ!! ~~~~ キャアアアアア!! キョウタロウクゥゥゥン! ダイテー!! エッチシテー!! イチャイチャサセテー!! 京太郎「変装忘れてたぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダダッ 煌「京太郎くぅぅぅんん!!」ダダダッ 京太郎「あとなぜか煌さんも混ざってるうぅぅぅう!?」 905 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/10(金) 00 14 31.95 ID CbhRK/Kto [2/6] 【白糸台高校】 京太郎「ふぅ、なんとか着いた」 白もやし「おい三下ァ、もうちょっと自分を大事にしろよォ」 ウニ頭「ファンってのは結構過激だからな」 馬面「また何かあったら俺のバイクに乗せてやるよ」 京太郎「おう、ありがとな!」 白もやし「さて、飯にすっぞォ」 ウニ頭「残念ながら財布の中が空でして」シクシク 馬面「嫁に握られてます」シクシク 白もやし「俺のおごりだァ……京太郎きゅんのサイン貰えたしよォ」ニマニマ ウニ・馬「ワーイ!」 京太郎「平和だなぁ」ホクホク ダダダダダッ 京太郎「ん?」クルッ 照「京ちゃぁぁぁぁん!!」 ジャーンジャーン! 京太郎「げぇっ!? 照さん!?」 照「京――」 バナナの皮「俺、将来マリオカートに出たいんだ」 フミィッ 照「」ズルンッ ゴッチィィィィン! 京太郎「バナナの皮ァァァァァァァァ!!!!!」 / /. / j | ト |. | | | _i ∧ |i / /. | i | |. / `ヽ | |i | '´ | / V .| / ! i |ヾ| , ィ, ニ、ヾ、 .| 八/ ,=ヾ,ニ、ヾ、 | / |. 八 | 〃 /少iハ ヾ|/ ミ、 /少L心 ヾ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | \{ ! {斗ニ刀 {斗ニj匀. i | ハ 气l∪iリ 气l∪ikリ. l | i l{',、 乂Zソ 乂ZZソ | | j , | | { | | ヽ ,ィ⌒ー'⌒ヽ. | /| | > . `-⌒ ⌒'‐′ . < | / 乂| ∧ | 、 ≧= ___ <--- 照「京ちゃん……」ウルウル 京太郎「冗談だっての」ナデナデ 照「んふー♪」 908 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/10(金) 00 22 31.38 ID CbhRK/Kto [3/6] 京太郎「それにしても、こうやってのんびり話すのも久しぶりですね」 照「うん。それにしても京ちゃん、かっこよくなったね」 京太郎「そうですか?」 照「うん。でも、そんなこと関係無い」 京太郎「?」 . ´ ` 、 / / . / ,イ ∧ / / | l / | |! | | ,  ̄ ̄ ̄| N /__ | ト、__| | | ′ i| | ∨ 八 ト、 | N リ |l |. 八 { l ____ ` \| ___|/ | 八 |l / リ \N '~⌒`` ´⌒``〕/ ;__ 八. / / ハ """" ' """" '// / 〔、 、 . / __ 圦 lヽ r ┐ // / /) \ / l l\\ | .! ノ . '_/ 厶 "/ ト、 ヽ .' |八 \\__| .!> __ . イ´ 、__フ‐ ヽ. | \ |. .′ V.rヽ _|___ | /_〔 ̄ | V 〕 //.へ`ー- .、Υ 八 l | |{/´ ̄〕 !、___/ヽ /' \. 八 '′ l / ∧ 〈 、 \ / \ .'. / /_ ∨´ \ / -‐== / ∧ / / _ ./⌒ヽ. \............./ =- V / -‐=' ._ ∨ヽ__/ Υ⌒/ .′. 〔二〕´ ._ V´/ |ニ/ ∧〔\ 八 ∨ |_V .! / N' \ 个 、_/ 照「京ちゃんは京ちゃんだから」ンヘヘ 京太郎「……はい」ニッ スタスタ 淡「おっにぃっちゃーん♪」 ジャーンジャーン 京太郎「げぇっ!? 淡!?」 ど、どうする!? 照さんならともかく、淡を受け止めるとなると―― 選択安価↓3 1 抱きとめる 2 避ける 3 照さんを差し向ける 4 あ、あれはSSS!? 917 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/10(金) 00 30 10.18 ID CbhRK/Kto [4/6] 淡「わーい!」ダダダッ 京太郎「フッ!!」シュバッ 淡「!?」 スカッ ドグチァッ!! 淡「メメタァ!」 京太郎「あ、淡!? 大丈夫か!?」スタスタ 淡「うぅっ……」 照「大丈夫?」 淡「お兄ちゃんが避けた……」ジワッ 京太郎「あ、いや! それはだな! 一応俺はアイドルだからであって」 淡「避けたぁ……」ウルウル 京太郎「違う、人前だからだって!」 淡「……本当?」グスッ 京太郎「あ、ああ。そうだ」 淡「じゃあ、家でならシテくれる?」ウワメヅカイ 京太郎「……」 選択安価↓3 1 ああ、なんでもしてやるよ 2 いや、流石にそれは…… 3 照さん、助けて! 4 あ、あれはSSSさん!? 923 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/10(金) 00 39 14.82 ID CbhRK/Kto [5/6] 流石に家でもマズイもんはマズイ どうする……? 取り敢えずごまかすか 京太郎「あ、アレはSSSさん!!」 淡「え?」チラッ 菫「呼んだか?」 京太郎「本当に来ちゃった」 照「おはよう菫」 淡「おはよー」 菫「ああ、おはよう」 京太郎「(なんとかごまかせたか?)」 淡「……あむっ」 京太郎「いてっ!」 淡「んふふ」アマガミ 京太郎「なんで腕噛んでんの?」 淡「さっきの罰♪」ハムハム 京太郎「くすぐったいからやめてくれ」 菫「こら淡、話してやれ」 淡「はーい!」 京太郎「助かります」 菫「何、気にすることはない」クウキオー 京太郎「それじゃあ、教師に行きましょうか」 菫「ああ。っとその前に」 京太郎「え?」 菫「ほら、襟が曲がっているぞ」クイッ 京太郎「っ!」ドキッ か、顔が近い…… それになんだかいい匂いも―― ,r‐─===‐- _ / ´ `ヽ \ `ヽ . "/ . / / / .. / / / / |i | li } . //イ /⌒i | | |i l⌒|i } i .'/ ∨ ,,__|i_| 」_八_/i リ } |. 〔// 〔 ̄` =ミ、/ } . //| | ′ "" / リ ′ /_ | 从 / / / / / 〔 |_ /ハ t ァ /___ / _/ ' / .*゚ / . ./ , |i ′ ゚+'.. / / ーr‐ ´/ ハ |i | '% / ' _.ノ〕 . //> | . 〔´ / ' / `ヽ ' 〃 / / ' \. / | ∧_/ / /⌒\/ | .′/ / / ヽ 菫「よしっ」 京太郎「は、はい」ポワーン 菫「それじゃあ、また後でな」 京太郎「……」ドキドキ 967 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/11(土) 22 50 49.13 ID GSC5vTmko [4/9] 【第三回 ポンコツ会議】 パンパカパーン! 久「やってまいりました、第三回ポンコツ会議!」 はやり「一回、二回と白熱した戦いを繰り広げてたねっ☆」 久「今回もまた、このポンコツ達に戦ってもらうわよ!」 はやり「選手入場!!」 \ワーワー/ \パチパチ/ 咲「……」 照「……」モグモグ 菫「……」 久「あら、テンション低いわね」 はやり「早くも戦意喪失?」 咲「だって……ぽんこつでもいい事無いですし」イジイジ 照「そもそも私はぽんこつじゃない」キリッ 菫「いい加減に私の扱いを統一してほしい」ハァ \オモラシッ!/ \ヌレルッ/ 菫「」 久「まぁ、優勝すれば扱いはよくなるわよ」 はやり「ただ負けるよりはいいんじゃないかな?」 咲「そういうことなら……」 照「私はただ京ちゃんへの愛を貫くだけ」ドヤァ 菫「(まぁ、このメンバーなら優勝できるだろう)」フフ 久「そうそう、今回三人じゃ物足りないからゲストを用意したわ」 照「ゲスト?」 咲「誰だろう……」 はやり「この方ですっ☆」 \パパパパーン/ 和「どうも」ペコリ ポンコーズ「「「」」」 969 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/11(土) 23 04 45.94 ID GSC5vTmko [5/9] 久「えー、前回で優勝した和だけど、ファンの熱い要望で復帰するわ」 \ノドッチー!/ \オレダー! スガトケッコンシロー!/ 和「頑張ります!」 咲「……」 照「……」 菫「……」 はやり「どうかしたのかなっ?」 咲「これ、出来レースじゃないですか……」 照「訴訟不可避」 菫「また私はスルーされるのか……」ガタガタガタガタ 和「……?」キョトン \キョウサキガナンバーワン!/ \テルテルカワイーヨー/ \スミレニョウゴクゴク/ 久「大丈夫、ぽんこつ勝負なんだから勝目はあるわよ」 はやり「前回はぽんこつ関係ありませんでしたけどー☆」 和「お互い、正々堂々頑張りましょう」ニッコリ 三人「……」 和「?」 久「和への印象はどう?」 咲「和ちゃん? 強いよね、序盤、中盤、終盤隙が無いと思うよ」ユラユラ 照「だけど、私は負けないよ」ユラユラ はやり「ぽんこつ会議への抱負をお願いします☆」 菫「えー、ぽんご、ぽんこつ達が躍動する勇姿を皆さんに見せたいな」ユラユラ 和「……(何言ってるんだろう?)」キョトン ポンコーズ「……」メラメラメラ 久「それじゃあ、そろそろ始めるわよ」 はやり「前回と同じ、解答方式♪ 一番よかった解答が優勝っ!」 照「商品は何?」ゴゴゴゴッ 菫「それを聞かずにはやってられない」 久「ふふっ、それは……」サッ \ピカーン!!/ ~~京太郎のパンツ「」~~ 四人「」 971 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/11(土) 23 11 01.93 ID GSC5vTmko [6/9] 970 勿論パラレルゥ 久「採りたてピチピチの京太郎パンツよ!」 はやり「ちなみに獲得後にすぐ真空パック詰めしてあります」 \スゲー/ \ホシィー!/ 久「(とは言っても、四人ともこんなの欲しがるかしら……?)」チラッ 三三三三ニ≠三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三=\三三三ニ≠三三三三三三三_,.-、 f=|´|三三三三三三三三ニf!三三三r‐‐ュ、三三ニ≠/三三三三ニ_,..-'´ | | |_,.! | { / ィ ヘ \三三/|//三三三r‐'´ _,..-! | `¨ __,..--レ' ̄~7 \ ヽヽ (='==! ̄!=\/三r-、/ヘfー‐、 | _,..-'´ | | j | |; / __,ヽ ノ! } } ==キ fニニ、ハニニフ rュ、) f! !_fl レ'´ _,..' | |__j--7 /、 { f´ !.ヽ`¨ro' =r==、 r、_ィ=ニハニァ=f |=ノ===、¨ __,.-‐'´ | | ゝ≠}. . i!ト、ゝ、'⌒V__ノ =、=キ=、| i! /ニハニ / ,. r、_) v く /_ _,.. ' |ヽⅥj.. i!l. .. i! . !( ( =ゝノレ'=| iK三ニヽニゝ'^|_|__,ィ ヘ、__ァ ! ,.. '! ! Ⅵ|.. !|. . i!_.jゝ‐、 ノ r、 |`¨rュネ| f!ヽ三ニニi 、___コ`ヽ=、 Ⅶ| レ' | i !.. ..Ⅵ_j レ'リ´ | ムノ/ |/ ∨ |__,=、__j__j=='三ニ三ヽ=テ= {‐‐' Vj ト. .、 ! i.. ...Ⅵ斗≠リ㌣!. /卞、≧j ∧三三ニr、ヽ三! {ゝ' } Ⅵ !、..、 、 ハ ! .. !| フセイ _ ソハ 心 | ∧三三三ハ三 、__ノ_ノ Ⅵ、 ト、 \、 、 | レ' i! i、ゝ'_ノ | ソ. | / |三三三|ハ三ニ` ̄=、r=、 Ⅵ\ ',.. ... \ 、 ゝ、 ` ノノ // , / /三三=|ⅵハ三三} / .| / .ヽゝ'\ \. \`ヽ `¨ ¨ / | /三三三| リ三三|_/ |_/ 、丶、 ヽ‥'`ー ヽ .レ'三=ト三リ三ハr=、 r=、、 \\ゝ 、 ' ` /三≠V∨/三!、ゝ' ゝ'\`ヽ \ .  ̄` , ∧三≠ |/Ⅵl \三三∧ ., ' ` / /ノ . ´ ` 、 . , , ,. / ′. / , / ′. ∧ .i. | i| . | 、 i /_\ | .| | i| . | | ハ l |i | ./ ,イ '| .| _|_ il ト、 . | }/_, ∨ |i | / /' | l| .|_l |__ x、八. | \} '",,_ i´) |i | .// | 八 | 乂_弋ツ>\ |<弋ツ.ノ . ∧ リ. | ′ | \| ハ  ̄ \{  ̄´ / ∨ | |l λ , ハ | i| 込、 __ __,. ,イ ! 、 | __| |__,. ー‐ ´ ./| | ハ |-‐= ' | .l| | . /> . イ.>| | / ‐ | |l 八 |. ′ / | /| /_ '} 八 / \ | |-- 、 --/ . | / | / \| ト-========イ }' .ノ'| |. ',| l ',| | ', , -=<ヽ| | ', / / ` ⌒ヽ| | ', イ> } .! ', ノ/ 、///_人_/ ノ i ', /〃 ', _ / i ヽ Y// / Ⅵ∨/、 __',__>- 、--=彡-- 込 < / √ V ノ _ ̄彡⌒/ {斗r≦ニニ≧s=- r彡イ / / i 0 |ヽ -=彡 /--- /⌒Yニ=----====彡 / /__乂ノ、 \¨ < __/ 乂ノ /ノ-  ̄i '__ , '/ヽ i==ミx 、 /ニ (__ 八 i '/ i八 ̄ ̄ ̄\\ ノ =ミ / | / /i ∧ \\/´ / ⌒ ヽヽ / | ,/ /_i| / ∧ r ', / /-=彡⌒ |)Ⅹ(彡ヽ / ∧__ >彡ヘ イ / / |/∧ =≦=/_ ヽ<_/ ', ´ / / |/ ゞ' ノ〃/ _ }i_ノ- ≦ ', \ / / |i | ゝ'_/- ノ / ', _ \ / |i | '/ ∧' // ヽ |i | '/ / ∧ // ',  ̄ ̄ ̄ ̄ 久・はやり「」 973 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/11(土) 23 22 56.95 ID GSC5vTmko [7/9] ポンコーズ「……」ゴゴゴゴゴッ 久「(逃げ出したい)」ブルブル はやり「仮にも乙女なのに……」ドンビキ 久「和だけはマシかしら?」チラッ ヽ./ , ヽ ヽ冫 | / / /」 /} }゙`「丁ヽハ ! ! ! }-ィ |_,'_,,|-‐''/ / / .} /.| | | /. } | | . リ !.|. ト.、 ト、 ィ゙ | |\/ //. / / ! !/!/ !从 /| .| !∧冫 |人小|ヽ !.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′ l ヾ |/{ ⊂ ! ィ./ .ト,ムノ ! γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ ' ゝ-.″ | } |', { ` 、 .レ′ !...',\ ノ ! | `ー´\ ,____.,. / ! ! ! ! |. ` 、 `ーi!′ /| . ! ! ! ! | }` .. __ , イ | | | | | | } ィ‐┤. ├ .、| | | | | { 和「……」ティヒヒ 久「あ、ダメだわー。これもう手遅れだわー」 はやり「早く終わらせて帰りたいよぉ」 四人「ハリーハリー!!」バンバン 久「あー、はいはい。そんじゃ、お題出すわよ」ナゲヤリ デデドンッ 【須賀京太郎に聞いた 昨晩のオカズ(性的な意味で)】 四人「!?」ガタタッ 久「はーい、これを当てた人。もしくは一番近い人が正解よー」 はやり「わーお♪」 咲「はいっ!!」ビシッ 久「どうしたの咲?」 咲「あの、その……// 本当に京ちゃんが、その……ひ、ひとりで、えと……//」モジモジ 久「大丈夫、ちゃんとナニしてたってのは判明してるから」 ※回想 K・H「間違いないですね。夜中に隣から押し殺した声が……あぁっ、すばらぁ」ハナジダラダラ 照「テープぷりぃず」バンバンッ! 久「ちなみに聞き出したのはこの人ね」 ※回想 R・S「き、ききき昨日は……// な、ナニでナニ……したん?」カァァァァ 京太郎「」 四人「……」イライラ 975 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/11(土) 23 37 16.31 ID GSC5vTmko [8/9] 久「その調査の甲斐もあって、一応聞き出せたわよ」 照「聞き出した人が気に入らないけどよしとする」 咲「……」 和「(これは複雑な勝負……)」 菫「(確かに、解答によってはこちらが傷つくことになりかねない!)」 久「くふふふ、気づいたようね」ニヤリ 四人「!?」 久「そう! これはどうこのゲームで真の勝者はおかずにされた者!!」 はやり「自分と解答すれば、外した時が痛いんだよねっ☆」 久「かといって他の女の名前を挙げることははばかられる……」 菫「なんて恐ろしい……」 はやり「そりゃ三回目だからねっ」 咲「勝者以外は誰も得しない……」 久「確実に勝ちたいなら、ビデオとかエロ本って解答でもいいわよ?」ニマニマ はやり「でも、それでいいのかな?」ニコニコ 和「(仮に自分以外の名前で当てても……それは勝利じゃない)」 照「(正直、自分と答えたい。だけど固有名詞での回答は正答率が下がる)」 四人「(それに、それに……!)」 ギュィィィン! 四人「(しかしパンツは欲しい!!)」ドッギャァァァン! ※あくまでこの世界戦はパラレルです 久「それじゃあ解答タイム行くわよー!」 はやり「自分のボードに、答えを書いてね!」 一同「……」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5697.html
555 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 48 02.89 ID 5wvlSv5Oo [6/8] ,..-/ . . . /. .. ! .. . .. . \ //. . / / .. .. .ヽ 〃// / / / i | i l | .. i 〃/ / i i ィ /!. ! | | | ..i .. . ..| 〃/イ./ | i /! ハ | | !ハ | | !| |i レ |i !‐廾‐| !、 ! /---、| リ | いけませんよ衣様、寝室から抜け出すなど…… | !ノi i ! |.ャ伝テ、 けメ、迂テァ∧| | | ! | !ハ iハj iイ /| ! !. |ハ| | ト、! ; !ノ | ハ ! | !ハ!ハ丶 ′ / /レ' リ | ′ iヘ丶 `  ̄´ イ /レ′ )|__\_/__K / L_\ /_/\ ,...-イ ∧  ̄7 !  ̄ / i \-、 __,...-‐' ´ / i i / || 、 / i 丶 `ー-..、 / / | i / | | Y | ゙、 ` ...、 / i 〈 , | 〈 | .! 〉 |、 / ゙、 ! | ┌-、.二/ | `t' ケ´ | \∠-‐'7 / i. | i i | .、/ | [| / / |. | | i | / | / / |. / ,>イ" / ヽ ヾト、ヽ、ヽ \.\ \\} , ' >'" / ぃ ト|‐r+ い l ト, .| / / { .| | ハ,ィ |l ト、 .|ヽ__」! ! | ハ | V. / ,' | | | |,イ || ! j リ V チ ヽ`メ| ハ/ヽ うぅっ、折角のサイン会が…… / , ' .! ! . Xヽ.」イ!キ C d,、 レ'、 |\ \ . / / ', ヽ' トメj ヽ ,`"¨′ い \-‐/ / ', ぃ .イo ソ } .', \ / V ぃ、 くう´ , '" ̄} ,イ .ヽ \/ V lヽ V \ 〈_, ‐'" イい ヽ \ 透華「お待ちなさい!!」バターン!! ハギヨシ「透華お嬢様!?」 / / ./ ヘ Y. \ | j / / / ヤ | -―‐t ` |. / / .//\ /,ヘ .| イ 7 | ヽ レ ’/.. /,イ /へ レ / ハ / / \ /./ /′  ̄`ー‐-≦7. ハ ’ / / /ヽ/ /' . / .ヘ } / / 不、 lハ {| . / } // / { ;;;≧x、V | / /. / ’ 安心しなさい衣 // ./. 弋__ツヘ | ー=--――十 ./ / / 私にいい考えがありましてよ // ,イ """ ノ て≧芯x_ノ ./ / /. / ./ // | 弋;;;__ ツクイ / / / ./ // |. ハ r """/介 ヤ / / /' / i |. ヽ ト、 /"/ | マ / /{ { . | ||./{ 、 ヽ ` ァ ー‐' /__ ヤ |. ヽ _廴_込 ヽ、 | |´ ヘ \ __ _チ'´ _. ヽマ ヽ { ヽ ` .ト.! ヘ / ∨「〈.', マ¨ . マ ハ ト、 λ マ } .ハ ヽ ヽ /_ .| | マ、 ー-、 ヽ / .l ! ._ / ハ. /ヤ /ハ| ) /ミ≧≦チ_,マ ヽ` く ̄¨¨¨. \,.へj ̄`ヽ. / / ヤ / У′ リ / ィチ 二 < マ フ`ーへ ヽ `ソ `ヽ ヘ / / ヤ / / / レ// / 厂|、ヾ、\、/ /> _`ー / `マヘ / マ .i / / / / / / | ヽヘヽ \ ,イ / // ̄`ヽ{ マ ヽ ヽ 八 .{ | .| ./ /| | iマヘ. / | λ. |.{三三/ .〉` ハギヨシ「……お聞きしても?」イヤナヨカン 透華「簡単な事ですわ。サインが欲しいのに、行けないのであれば……」ニヤリ 衣「?」 透華「須賀京太郎を、買収してきますわ!!」バーン ハギヨシ「」 衣「」 続く……? 562 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 00 55 13.92 ID 5wvlSv5Oo [7/8] 【次回予告】 京太郎「へ? 倒産ですか?」 社長「ぁ~」 煌「こ、これは!? FXで有り金全部をすった顔です!!」 竜華「これはえらい有り金すっとるで!!」 社長「」ブクブクブク 京太郎「冗談じゃねぇぇっすよぉぉぉ!!! 竜華「どうするんや!! これからどうするんや!!」 ひのちゃま「実は、スポンサーになってもいいって人がいるにはいるんだけど」 京太郎「本当ですか!?」 ひのちゃま「あー、だけど……結構個性ある人だから」 京太郎「!?」 オーッホッホッホッホ 一同「「「!?」」」 ??「お呼びのようですわね!?」 バターン!! 透華「私ですわ!!」 デデドンッ! 京太郎「りゅ、龍門渕さん?!」 【次回! ハ●テのごとく スポンサーをゲットだぜ!! の巻】 \_ \ /| r‐~~' ) / | ) ( _, -‐ヘー‐-/´`\ ( \ / ト、ヽ///| ヽ _) /| |゛゛/'""´| i |ヽ | | ヽ | 、 /イ | i __ \ |.ノ i i゙、 ,二!ニ´ ! | / `ー~ ヽ !/ ハノ ) ゙二ヽ \| ! 目立ってなんぼ…… し'´ ̄` / / ,ィ / ' "__ ゙、 ヽ _/ i i 〈 ( レ 、__,./ノ ヽi 〉 V| \ヽ. `ー‐‐'´ ノ/ .ノ 目立ってなんぼですわ…… / \ ! ト、 ,..ィ / ,.イ / ! iイ r|`  ̄ ト、.|( ( ゙、 / \Y/ \ / \ヽ .) ゙、 / , -‐ソ、r-/-v‐-、/`レ'、 ゙、 / /、 |__,イ´ヽ、_) `ヽ 丶 / / | \n / | r、./ | \ / ,ィ i | r i |/フ r、 .∩| |フ | ヽ ヾヽ | ∧! | | .i ' .レファ r、、ヽ!. / .ト、 ヽ トヽ リ | | | /ヽ、_ノ \_,ノ\ ! ヽ !.|ソ | .|.| | /、o | ,!.. `! ン\ 〉、| | | ヽ|.ハ ! `ー┬' .,ハ _爿'´ | |ハノ ソ ヾヽ、__,ノ  ̄  ̄ ヽ、__ノ/W 607 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 20 40 45.73 ID BZFVShXDo [2/20] 【時は少し遡り、サイン会終了時】 京太郎「よう、優希。タコス食うか?」ニカッ 優希「あっ……」 京太郎「部長に買ってきてもらったんだ。サイン会の間にさ」ガタッ 優希「……」 京太郎「俺が作った奴じゃねぇから、味は保証しねーけど」アハハ 優希「どう、して?」 京太郎「うへー、結構辛いのなー」モグモグ 優希「どうして?」 京太郎「……食わないなら、俺が全部食っちまうぜ?」 優希「どうして!!!?」ガタッ!! 京太郎「……」 優希「どうして、そんなに笑っていられるんだじょ……?」ギリッ 京太郎「優希……」 優希「私達は!! 私は! お前がいなくなって、どれだけ!!!」 京太郎「……」 優希「どれだけ……苦しかったと思ってるんだじぇ……」ポロポロッ 京太郎「……分かってるって。そんなこと」 優希「分かってない!! だったら、どうして!? なんでそんなに楽しそうなんだ!!」 __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__ > ´ ̄ / ` `、 、、 - ´ / ' } ヽ ヽ\ \ `  ̄ >' / , | ∧/! | } ヽ ヽ /,ィ / ' / /| _/,.ム斗}-/ ハ . {/.' ,| ,.|-}/-{ | / ,ィチ斧ミ }/ } | . / イ/{ ! ィ斧从}/ Vzソ ノ /イ , <__ ´// 从{ Vソ / / イ- 、 | {'{ { , ' /' ⌒ } | 从Ⅵ /. ノ | 叭 v_ ̄ヽ ,rー' 从 、 イj / / . < |' /}/ 、__ ´ } イ从/ | |/ 「 ̄| 「 ̄ ̄ ̄ ̄} |//l| |//////// 、 ,. <// ∧ |//////////> 、 京太郎「……そっか。俺、楽しそうな顔してるんだな」トオイメ 優希「そうだじょ!! なんで、そんな……そんな!!!」ギュッ 京太郎「……」 優希「私に見せたことのないような、顔をしてるんだじょ……」 617 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 20 53 04.81 ID BZFVShXDo [3/20] 京太郎「……分かんねぇ」 優希「……え?」 京太郎「自分がどうして今楽しいのか、俺にもよく分からないんだ」 優希「ど、どういう……」 京太郎「今までの俺の生活ってさ……本当に無価値なもんでさ」 優希「そんなこと!!」 京太郎「目覚ましに起こされて、決まったスケジュールをこなす毎日」 辛くても、みんなの前では笑顔作って……心の中にわだかまりを残して 京太郎「恋も夢も、哲学みたいに縁のねー話でさ。いつも、答えの無い日々だった」 優希「で、でも……恋なら、その……」ゴニョッ 京太郎「でもよ、そんな日々でもなんか幸せだったんだよなぁ」 優希「え?」 京太郎「みんなの力になれて、ちょっとだけ俺も幸せになれて」 優希「京太郎……」 京太郎「そういうのを感じる瞬間こそ幸せの始まりなんだって、思えた」 優希「そんなに、私達のこと……」ズキッ 京太郎「辛く無かったわけじゃねぇさ。でも、そんな毎日でもうまくやれそうな気がしたのは多分……」 ポンポン 優希「じぇ!?」ドキッ 京太郎「お前達だったからなんだ」 優希「わたし、たち……?」 京太郎「ぽんこつの咲に、時々変な和に、しっかり者だけど頑固な染谷先輩。部長は……うん、スリスリしたい」 優希「……」 京太郎「いつまでたっても世話の焼けるわがままな優希。そんなお前がいたから、俺は頑張れたんだ」 626 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21 04 30.76 ID BZFVShXDo [4/20] 優希「なら、どうしていなくなるんだじぇ!?」 京太郎「……」 優希「これからもずっと、京太郎は私達を見てくれればいい!」 京太郎「……悪い、それは出来ねー」 優希「なんでだじょ!?」ウルウル 京太郎「知っちまったんだ……もう」ボソッ 優希「え?」 京太郎「最初はさ、お前達と同じステージに立つ為に頑張ろうって思ってたんだよ」 優希「そ、そんなの……」 京太郎「でもそうしている内に、楽しくなってきた」 優希「たの、しく?」 京太郎「夢を追うこと。自分の為に、自分の夢の為に努力すること」 優希「あっ……」 京太郎「それが、すっっっっげぇぇぇ楽しいんだ!!」ニィッ 優希「!!」ドキッ 京太郎「知ってるか? 努力って報われるんだ! こんな俺でも、前に進めてるんだぜ!?」ニッ / / | | | | | l l | | | | | / / | |__ | | | | | l l /| | | | |. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ リ リ | | / / - 、 | x===ミx|‐-| | `ー /x===ミノ// / ∧{ / | .八 _/ { { 刈`| | l /´{ { 刈\,_| イ /ー―‐ ..__. / / | |/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } / . . . . . . . . . . `「⌒ .. // /| l、 ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/ . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . / _,/ . ..| | \ ! j/ ′/ . | . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . / . . . . { |\ハ_, ノ ,___/{ . .| . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . .∧. / . . . . . . . ′ | . .|\圦 / j/l/. . ′ . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . .∧. /. . . . . . . . . . ′_,ノ⌒ヽ | 、 、 _ -‐' / . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . / . . / . /\ . . . . . . r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /. ./ . . . . . . . . . . . . . . / . / . . ./ . . / . . . . . .\ . .ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/ . / . . . . . . . . . . . . . . / . / . / . . . . . . . . . . . . . / ‘, ‘, ./、 \ / /. . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . // . . . . . . . . . . / . . . . .{ ---- 、 ‘, } / . . } ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ / .{/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -<⌒ . . . . . ./ . . . . ./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/ . . . . . . . . . . . . . . . . . /´ \ . . . . / . . . . . .{ . . ‘, 人U{ . . . . . . .| \ / .| . . . . . . . . . . . .―‐┐ / \ . . . . . . . . } -- /\ . ノ r/ / . . . . . .| . . . \ ,/ . . . | . . . . / . . . . . . . . . . . ./ 優希「うぁっ//」カァッ 京太郎「もう戻れねぇよ、こんな楽しさ知っちまったら……こんな楽しみ覚えちまったら!」 優希「あ、ぅ? うぇ……//」マッカッカ 京太郎「だから! 頼む優希! 俺を応援してくれ!」ガッ 優希「じぇぇぇ!?」ビクビクンッ 京太郎「こんな気持ちになれたの、初めてだったんだ! だから、この夢を捨てたくないんだ!」 優希「……京太郎」 京太郎「勝手なのは分かってる。でも、もう俺……とまれねぇんだ」 トップアイドルになる。 その目標を果たすまでは…… そしてなりより、竜華さんとの約束を果たすまで! 637 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21 14 02.77 ID BZFVShXDo [5/20] 634 おいらの知り合いの馬が呪いだとも言ってたよ 優希「そんなの、反対できるわけ、無い、じょ……」ブルブル 京太郎「優希?」 優希「だって! だって……京太郎がそんなに楽しそうな姿なんて、見たことないし……」ウツムキ 京太郎「……」 優希「それに、今まで私達の夢を……応援、してくれていたから」ギュッ 京太郎「優希……」 優希「だから! 今度は私が京太郎を応援する番だじょ!!」キッ 京太郎「じゃ、じゃあ!!」 優希「うん、この優希様が許す! 必ずトップアイドルになるんだじぇ!!」 ..-‐─ …─‐- .. .. '´ `ヽ、 ___ r勹´ \ -=彡' {/ / / \. /. / // ./ / / / / ! . . | .、r‐=ミ、r‐、 / / / ./ ./ / / / /| . .| l | | l { 八_丿 {/l / | .ニニ{_.」L._ ! | .| . .| | | | | |`ーくヽ `ヽ、 | /| .| | .|/ヽ}ヽ_} | .l |-r┼ト./ . .| | | \.\`ヽ |/ .| V\. .|ィァ弋ミヽ! \ `ヽ.l .|/}\| | | | | l、 }. 八 |∨ヽ|'{ {{ r'゚} ,r=ミ、 / | / . .| | | | \| / . ..| 弋.ソ ` } l l / /.! l .| | // rヘ| ' / ' // //. /. .ノノ /´{ | |ヽ r ーvヘ /// / -=彡'/=彡'′ ヽ| |、.へ、 ヽ._丿 イ/ / / / /{ ,r‐| |__/´) > . _ <〔_/´l.//}/. /、 \\ /⌒'^}`⌒^⌒^⌒/`⌒`ー─‐- 、 {\)、ノ`′} \ ィ介.┤ / ! }、 / \`´| |`'| // | /ー─一'{ \| | | / / |. /{ |ヽヘー──- 、 \ | /l | /ノ`ー─一'′〉 \ \| | //l | { / >ー-、 | |.// .| | 京太郎「優希、ありがとう」 優希「その代わり……絶対に、半端じゃダメなんだじょ」 京太郎「ああ、分かってる」 優希「それと……ごめんなさいだじぇ」 京太郎「え?」 優希「今まで、その……犬とか、言って、あの……京太郎に、辛いことばっかり」ウルウル 京太郎「はぁ……あのなぁ」 チョップ 優希「うぇ?」ビクッ 京太郎「だーかーら、誰がイヤだって言ったんだ?」 優希「え?」 640 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21 25 17.99 ID BZFVShXDo [6/20] 京太郎「俺はあの時でも十分幸せだったんだっての」ペチッ 優希「ひゃうっ」 京太郎「俺の人生の価値を決めるのは、確かに俺じゃねぇ」 優希「……?」 京太郎「でもな、思い出は俺だけのもんだ」 優希「思い出……? 京太郎「例え俺の過去を知った百人、一万人、一億人が不幸だって決め付けてもな!」 優希「……」 京太郎「俺はそれが幸せだったって思ってる。勝手に人を値踏みしてんじゃねー!」ペチコーン 優希「きょ、きょうたろぉ……」 京太郎「落ち込んでるお前なんて見たくねぇんだ。いいからとっとと――」 ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/} 俺の知ってる優希に戻ってくれよ ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 優希「ぎょ、ぎょうだろぉ……」ボロボロッ 京太郎「!? な、なんで泣いてんだよお前!?」 優希「うぇぇぇぇ!!」ビエーン 京太郎「ああもう、今日のお前めんどくせーな!!」 優希「だっで、だっでぎょうだろぉがぁ……」メソメソ 京太郎「ほら、鼻噛め」スッ 優希「うぅっ」ズゥビー! 京太郎「たくっ、しょうがねぇ」ハァ 優希「え、えへへ……」 645 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21 34 52.90 ID BZFVShXDo [7/20] 【廊下】 ハナミズコウゲキダジェー! ウワッキッタネー!! ホレ、パンチラノオマケダジョー! イ・ラ・ネー! 久「……」スッ 竜華「もう立ち聞きはやめたんか?」 久「……ええ。もうその必要も無いみたいだしね」 竜華「……ほら、使ってええで」つハンカチ 久「あら、優しいのね」 竜華「……そないな顔されたら、誰かてそうなるわ」プイッ 久「ほんと……弱くなっちゃったわね、私」 昔は一人でも大丈夫だと思ってた だけど、まこと出会って……和や優希、咲と出会って そして何より、須賀君と出会ってから―― . . -――..、--- .、 . ´ _ _ / \ \ / / / / /リi l i\ \ / / / i// 从ハ \ . /〃 ./ ./ノ  ̄ ‐‐- ∨ .i .. // l/ /´ ‐‐ 、,__ ∨ .| l . // / / ニ、 ィ斥心ヽi | リ i/ . //ィ斥心 V沙う ノi l/ | l | |/从。V沙 , ,,, l〃 | i | i ∧ ,,, / / | | | ∧ 〈 / ; 八 i/ ∧ ´` 〉 l .i / ヾi/ /i 介 . .., .イi l l | / ∨ノ i l _ 〕 -- i .| l / / .| / 〃 l .ノ. . i ト〃 / ノ { -=´i/ / ./ニニニ\ i/ / ./ ヽ // ̄ ノ从ハニニニニニ\__i从i /`ヽ l .i=-、 ///\ { \二二二\ |'二ニi从リ二/、. i/{ i \ \ \二二二\ |二二二ニ/} ∧. l/| 八 \ \ `<ニニニニ\|二二>'" // i 久「もう、やんなっちゃうわ」ゴシゴシ 優希「待てー!! このバカ犬ー!!」タタタッ 京太郎「へへっ、誰が捕まるかよ!!」タタタタッ 優希「……(ありがとう、京太郎)」ギュッ 片岡優希がファンになりました! 654 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 21 46 55.14 ID BZFVShXDo [8/20] 【おまけ】 煌「すばらっ!」シャキーン 優希「じぇっ!!」シュタッ 煌「すばすばらっ!!」シュバッ! 優希「じょっ!!」ジャーン! . . .-────ァ . . ´ ∠. . _ . ´ ` . 、 / ` .、 / \ 、. . _ / \ ヽ \ \ _. . ‐ ´ ̄ \ ′ _ -‐  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ` ー- _ .、 ′ _ -‐ ` 、 . -‐ __ \ i ! / , ィ . .、 }ヽ /{ / ヽ、 . i / '; ! .. / . . / . . i! .、 / / /. V 丶、ム 、 / > .、_ ハ / . _..... ´ / / ` ー-- r-ィ/ ./ ∨ Ⅵ ′ ハ ∧ ',___ ..... -‐ 厶 '′ { 厶ィ /斗==ミ ∨ V斗=ミVト i _ -‐ ´ Ⅵ ん ハ ん ハ }.| V  ̄ ̄ ∨ | 弋 フ 弋 フ ! Y⌒ヾ⊂⊃ ⊂⊃ i ゝ __.. 、 f  ̄ ̄ ` ) > _弋____ノ_ < /´‘, /ヽ / V芥/ ∧ /ヽ、/ `} { Y / i | | .! ', / i | | ! ', / i | | .! ', / ! .| | .! ', 煌「すばすばーらすばらっ!!」ヘンナポーズ! 優希「じょじぇっ!!」カッコイイポーズ! 和「あの、何やってるんですか二人共」ドンビキ 優希「お、のどちゃん久しぶりー!」 _ _ , -――- 、 _ _ ≦ Y , .,ィ i Y ≧ =-  ̄ - ―{ メ、ハ_,iィ i }― -  ̄―= ト レ(,___) (___)ト j 、_| ゚ ト-- イ u|_ノ \_.!、 ,!_ノ ひゃぁぁぁっ……// , -vー|`二' |、_||_ ( ´ ) vf__.j.v|.r┴、 i! | |! | | | {⌒ } i! ./| | .| | |.!_7/〃 `<| ト}. | | { / / i! し'/' ヽ/ |、_ノ 〃/ ハ i! く ハ、 〃 /`ー---――'く /./ | ハ ヽ \ ヾ < / ii ハ \ _> `ヽ、_,/⌒V__ノ´T´ 〃 / / | | i! 竜華「疲れとるんやな……」 社長「たまにはこういう息抜きも必要なんじゃないかな?」アハハ 660 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 00 07.95 ID BZFVShXDo [9/20] 【そうしてこうして、数日後】 キーンコーンカーンコーン 教師K「今日はここまで」 ガヤガヤ ザワザワ 京太郎「さーて、帰るか」 淡「……」 京太郎「なんだ。まだいじけてるのか?」 淡「愚弟」ペッ 京太郎「ぐてい?」 淡「私がお姉ちゃんだもん」ムスッ 京太郎「……熱は、無いな」ピトッ 淡「うるさーい!! もう帰る!!」ガタッ ダダダッ ピシャッ 京太郎「……何を怒ってるんだろうな、アイツ」ワカラヌ まぁ、何にしても……やっと、清澄の皆と話が済んだんだ これからもっと気を引き締めねぇと 京太郎「それにしても長かったな……」 清澄での生活を失ってようやく、俺は新たな希望を取り戻しつつある やれる―― 京太郎「俺の反撃はこれからだ!!」キリッ 【芸能事務所 アクセル1】 京太郎「へ? 倒産ですか?」 社長「ぁ~」 煌「こ、これは!? FXで有り金全部をすった顔です!!」 竜華「これはえらい有り金すっとるで!!」 社長「」ブクブクブク 京太郎「冗談じゃねぇぇっすよぉぉぉ!!!」 ざんねん! すがきょうたろうのあいどるかつどうはここでおわってしまった! 京太郎「ちょぉぉぉ待ってぇぇぇぇ!?」 煌「ま、ままままだ慌てるような時間じゃありません!!」ガタガタガタガタ 社長「ぁ~」 669 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 06 53.50 ID BZFVShXDo [10/20] 竜華「どうするんや!! これからどうするんや!!」ユサユサユサッ 社長「コッチガキキタイヨー」チーン ひのちゃま「実は、スポンサーになってもいいって人がいるにはいるんだけど」 京太郎「本当ですか!?」 ひのちゃま「あー、だけど……結構個性ある人だから」 京太郎「!?」 ひのちゃま「君達の方が詳しいかもね……」 京太郎「俺達の方が……?」 竜華「一体、どんな奴なんや……?」 オーッホッホッホッホ!! 一同「「「!?」」」 ??「お呼びのようですわね!?」 バターン!! 京太郎「貴女は!?」 ??「ええそう! 何を隠そう……!」 l´ ,' \ヽ∨//_ ヘ l . ', l !| ̄  ̄/' ´ ',ト ',. ,' Ⅵ /' l!∨ ', / ,'_!|__.{( _≦千‐<へヽ. //レ//「 ',l -- ´ \ ‐‐ / ',iヽヘ`ト、 //ノヘ // -ヽ_‐ | , ====ミ !| `\ // i! ! '´ ̄ ̄` / ` jレi . ', \. /// |ヘ.', ' /!´ ! ∧ `', // { | ト ー-....‐ 丶l ,' } ノ i!. l ! ヽ \.ヘ ', ,' -'/ /ヘ. j! ヾ / \ ヽ人 ヽ ; -'-‐っ /「/ ∧. ∨ \ ∨!> . /, ィ≦ イ / ∧ ヘ / / ヽ ∨ _レ ´ ヽ _.,ィl }┤ | / ∨ \. / / !_ |/ \ ヽ'‐ヘ」つ、 ! { \ \ / --‐‐ フ ヽ /´__ l ├──-ヽ _ \. / / \ イ ト r‐‐ {/ / ヽ \ | `.i \ ト、. / ! イ⌒ヽ ∧ヽ __ 、イト 、 / \ ヽ l \ \ / /` 彡' ∨ ∧ク ̄ // .!', `ヾ /、 Y i ! |、 \ \. / /イ ∨ イ. /イ | ヘ `i } ノj/ i ,' ,┐、 ヽ ___./_/´ ∨ / ヾ//i !. !|ヽ\ /,' / i / 透華「私ですわ!!」 デデドンッ! 京太郎「りゅ、龍門渕さん?!」 <<オパーイ! エロ不注意! の巻>> 682 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 20 21.86 ID BZFVShXDo [11/20] 京太郎「な、なぜ龍門渕さんが……?」 竜華「確か去年の……長野代表やっけ?」 煌「これは一体……?」 透華「そう難しい話ではありませんわ。私はただの帝王ファンの一人……」 京太郎「!!」 ~~~と、ここでもしも菫さんがぽんこつの世界線だった場合の話をしよう~~~ 透華「そう難しい話ではありませんわ。私はただの帝王ファンの一人……」 ロッカー「なんだと!!」ガタガタガタ 京太郎「ロッカーが動いた!?」ガビーン ガチャッ 菫「私だ」バーン 京太郎「アイエエエエエ!? スミレサン!? スミレサンナンデ!?」 菫「そんなことよりも、そこの貴様!」ビシッ 透華「あら、私のことですの?」 菫「今帝王のファンを名乗ったな……? それは、本気か?」 透華「自慢じゃありませんが、私は帝王のCD、アニメブルーレイBOX、DVDBOX、グッズ、全て三つずつ持っていますわ」ドヤッ 菫「ふん。私から言わせれば所詮、金にものを言わせるにわかファンにすぎん!!」 透華「なっ!! 聞き捨てなりませんわね!?」 菫「……おい、デュエルしろよ」ジャキッ 透華「白糸台のSSSが私とデュエル!? お笑いですわ!!」 菫「CDはAMA○ONで拾った」ジャキッ 透華「ふふふっ、いいですわ。ノって差し上げましょう……そのデュエル!」ジャキンッ 菫「では行くぞ!! 帝王デュエル!!」 透華「アクセラレーションですわ!!」バーン 竜華「」 煌「」 京太郎「」 ~~~しかし、この世界線での菫さんはぽんこつではないので~~~ 京太郎「社長のファンだったんですか……」 竜華「驚きやな」 689 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 31 53.67 ID BZFVShXDo [12/20] 煌「なるほど、それでスポンサーになってくれるってことなのかな?」メイスイリッ! 京太郎「そうか! それなら心強い!!」 竜華「なんや、最初からそう言ってくれれば……」 透華「ところがどっこい、そうは問屋がおろさないんですのよ!」バーン 京太郎「え?」 竜華「どういう……?」 透華「いかに私といえど、私利私欲で事務所経営を行わう資金をポンと出すことは難しいですわ」 京太郎「そりゃまぁ、そうでしょうけど」 透華「帝王のファンではあれど、仕事に情を挟むのはナンセンス」 煌「正論ですね」 透華「つまり、私がアクセル1に資金提供する義理は無いということになりますわ!」バーン てらしー「じゃあ帰れよ」チッ 竜華「何しに来たんや、ほんま」イライラ ひのちゃま「いやほら、出番が欲しい的な……」アセアセ 煌「だからってこんな期待させるようなことしておいて……」ジトーッ だいちゅう「悪いけど、そろそろお引き取り頂いても……」ドンビキ その他女子「かーえーれ! かーえーれ!」 その他男子「帰れ! 帰れ!!」 ガヤガヤガヤ! カエレヨーカエレー! ドヒンニュウガー! アニメデホウキョウシテンジャネー! ,r'´ ̄ ̄ ヽ /丶 _//∧ l'⌒ヽ-、_ / .|ヽヾ、7/ i| ヘ_/^ヽヘヘ / |,⊥ミ∨/l| ト、 └ユ ! .i ト、 ヘ ヌ二¨ ヽ ! l |L_ ゝヽ_/ ャ=ヽャ‐ \-、 i '7_,.≧=- }} ′ ` ヘ. \ヽ j ff'"⌒ヽ ノ 、_,.ィi レ、 l ヘ!. ノ 7弋 , , 爪从 . i l. イ ハ tt彳′ l j ∧ // ! ト、 _ ‐ュ /7 ∧ヘ. /,ハ ヽヽヘ f二´-‐'' " / / / ヘ ヘ { { ヘ 丶 ゝ _ /∨ / ヘ ヘ ヘ! ゝ \ ` ┬-‐' /! ィ′ ヘ ヘ 丶、_ \ 广弌irく l l 〉────'┼‐-、 !| \ Y/ /V ≦ヽl ∨ l ト !| ハ l| ィイ' 7ソトミ、 ヽヽ ヽ. l l 厶イ j ∧/ //ハヽ\∨lルl l f´ i ノ/ ∧∨// ヾ 、 ゝ'.ノ l 透華「」 京太郎「み、みなさん落ち着いて!」アタフタ ひのちゃま「話は最後まで聞かなきゃ!!」アセアセ 694 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 42 40.50 ID BZFVShXDo [13/20] ~~十分後~~ 透華「と、とにかく、今の状態では私がスポンサーになるのは厳しいですわ」ワナワナワナ ひのちゃま「そ、そうだよね!」 京太郎「そこをなんとかお願いします!」 竜華「なぁ、うちにいい考えがあるんやけど」 煌「なんでしょう?」 竜華「小鍛治プロにスポンサーなってもらえばええんとちゃう?」 久「あら、いいじゃないそれ!」←ついさっき来た 煌「そう言えばサイン会にもいらしてましたね」 竜華「実家暮らしらしいし、相当溜め込んでるんと思うんや」 煌「すばらっ!!」 サンセーイ コカジプロデイコー ソレガイイ ウンウン ソウシヨー 透華「」ガタガタガタガタガタ 京太郎「少しはこっちを気にしろよぉぉぉぉ!!!」 ひのちゃま「あーもう、ダメだこりゃ」ゲンナリ 透華「だ、だから、ひ、ひひ、一つ条件ををを」ガチガチガチガチ 京太郎「怖い!? なんか龍門渕さんの顔が主に怖い!?」ヒィィィ ひのちゃま「」 透華「そ、そそそそそその条件とは」ギギギギギッ 京太郎「……」 選択安価 ↓3 1 透華さんの話を聞いてみる 2 やっぱりすこやんに頼むっきゃねぇ! 3 ハンサムな須賀京太郎は別の方法を思いつく 4 どうにもならない。現実は非常である。 708 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 22 52 07.48 ID BZFVShXDo [14/20] カエレヨー! カエレー! カエレッテバヨー! カエリナサイー! カ・エーレ! カエレレノレー! 透華「わ、わわわたたたたくくくしししし」ガタガタガタガタ 京太郎「(やめてくれ、そんなに圧をかけたら……!!)」 透華「……はぅっ」シュゥゥン / / / ├-、 / / / ノ レi 〉 // / / N ' / /;' / // / /!|.| /// // r='/ , ナメ ハ!.| i/.// 《/ i,.cイナソノノ ! ト、// メ、 ! `′{ リ ノ !))/ //メ、! | __ ノ/ / ノ(. ///ノ,ハ |_ / ノ /_/ //-‐=<\ ゙、 |/ / /// ∧ \\\ハ i! 〈 (/ / \ \! i |. | 丶、ヽ 、 / \\ト-V ノ ヽノ \ \ 〉/ / ノ ヽ ヾ、( ゙、 \ Vイ ゙、 \ Y! i ` ! ゙、 京太郎「ああ、龍門渕さんが……しょげてしまった!」ガビーン 透華「グスン」プルプル 京太郎「(このままじゃまずい……俺がどうにかしないと!)」 考えろ、考えるんだ! どうにかしてアクセル1を救う方法を! 京太郎「それは、それは!!」 京太郎が考え出した方法とは!? 安価↓4 1 麻雀大会で稼ぐしかねぇ!! 2 俺自身が担保となることだ……! 3 エスポワール? 4 自由安価 内容をダメだと判断したら↓ 727 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 00 14.86 ID BZFVShXDo [15/20] 京太郎「……やっぱ、それしかねぇか」ハァッ 竜華「須賀君?」 京太郎「どう考えても、みんなが助かる方法がこれしか思いつきませんでした」 久「ちょ、ちょっと須賀君!? どういう……」 京太郎「俺を担保にして、金を借りてきます」 一同「!?」 京太郎「それしかありません」 竜華「な、何を言うとるん?」 京太郎「……すいません。トップアイドルになる約束、守れませんでしたね」 竜華「な、なぁ、冗談やろ? へ、へったくそな冗談やで……?」ワナワナ 京太郎「それじゃあ、俺。行きます」テクテク 久「待って須賀君!!」 煌「どこに行く気なんですか!?」 京太郎「……また、どこかで会いましょう」ガチャッ バタンッ 竜華「な、なんでや……」ポロポロ 久「一体、何をする気なの……?」 煌「京太郎君……?」 ~~一年後~~ 【アクセル1】 社長「……」 竜華「……もう、一年が経ったんやな」 社長「ああ。そうだね」 竜華「まだ……居場所は見つからんの?」 社長「……すまない。死力は尽くしているんだが……」 竜華「そんなん、言い訳やん」ボソッ あの日。 突如として姿をくらました京太郎君は……一週間後、一億円を持って現れた。 その金で会社はなんとかなったんやけど、その日を境に……京太郎君は忽然と姿を消してもうた 754 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 09 48.52 ID BZFVShXDo [16/20] 竜華「おじさん、うち。今でも夢見るんや」 社長「え?」 竜華「京太郎君が帰って来て、うちと一緒にトップアイドルを目指してくれる」 社長「……」 竜華「なんでやろな……ありえへんってわかっとるのに……わかっとる、のに……」ポロポロッ どうして、こんな夢見るんやろうな…… 竜華「京太郎君……」 ~~鹿児島~~ 霞「食事、持ってきたわよ」 「……ありがとうございます」 霞「今日は……顔色がいいのね」カチャッ 「少し、思い出していたので」 霞「俗世のことはもう……忘れなさい。貴方はもう、永遠にこの土地を出られないの」 「分かってますよ。それが、俺の役目ですから」 霞「……ごめんなさい」 「いいんすよ。俺が望んだことですからっ」ニッ 霞「どうして……?」 「え?」 霞「どうして、こんな状況でも笑っていられるの?」 「んー、理由は色々とありますよ……まぁ、可愛い嫁さんも貰えましたし」 霞「それ、本人に言ってあげてね。きっと喜ぶから」 「あはは。でも照れるんですよね、そういうこと言うと」ポリポリ 霞「……本当に納得してる?」 「してますよ。それに俺、こう思うんですよ」 霞「え?」 京太郎「やっぱ、人生は楽しんだもん勝ちなんだって」 END1 【籠(鹿児)の中の鳥】 762 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 12 22.87 ID BZFVShXDo [17/20] <<クイックロード>> 京太郎「はっ!? なんだ今のは……」 ひのちゃま「京太郎君?」 京太郎「あ、いえ……」ウーン? 透華「と、とにかく、今の状態では私がスポンサーになるのは厳しいですわ」ワナワナワナ ひのちゃま「そ、そうだよね!」 京太郎「そこをなんとかお願いします!」 竜華「なぁ、うちにいい考えがあるんやけど」 煌「なんでしょう?」 竜華「小鍛治プロにスポンサーなってもらえばええんとちゃう?」 久「あら、いいじゃないそれ!」←ついさっき来た 煌「そう言えばサイン会にもいらしてましたね」 竜華「実家暮らしらしいし、相当溜め込んでるんと思うんや」 煌「すばらっ!!」 サンセーイ コカジプロデイコー ソレガイイ ウンウン ソウシヨー 透華「」ガタガタガタガタガタ 京太郎「少しはこっちを気にしろよぉぉぉぉ!!!」 ひのちゃま「あーもう、ダメだこりゃ」ゲンナリ 透華「だ、だから、ひ、ひひ、一つ条件ををを」ガチガチガチガチ 京太郎「怖い!? なんか龍門渕さんの顔が主に怖い!?」ヒィィィ ひのちゃま「」 透華「そ、そそそそそその条件とは」ギギギギギッ 京太郎「……」 選択安価 ↓3 1 透華さんの話を聞いてみる 2 やっぱりすこやんに頼むっきゃねぇ! 3 ハンサムな須賀京太郎は別の方法を思いつく 4 どうにもならない。現実は非常である。 786 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 25 54.92 ID BZFVShXDo [18/20] 776 すこやんを選択でも正解 ハンサム選択の後に4でフォローor麻雀大会でも成功 ちなみにエスポワール、現実は非情であるもEND行きだった まぁ、泣きかけている透華さんを放っておくような京ちゃんは強制EDにぽいってことで 京太郎「とりあえず落ち着いてください、ほらお水です」 透華「あ、ありがたく頂きますわ」ゴキュゴキュ 京太郎「大丈夫ですよ、みんな悪ふざけしてるだけですから」 透華「そうですわね……」 ひのちゃま「(割と本気だっただろうけどね)」) 京太郎「それじゃあ、話の方を続けてください」 透華「ええ。先程も申した通り、私は重度の声優ファンですの」 京太郎「はい」 透華「それでグッズなどを集めているのですが、その事にお父様はあまりいい顔をしませんわ」 竜華「なんやそれ? 好きな事に夢中になって何が悪いん?」 透華「お父様は頑固でして、私もほとほと困り果てていますのよ」ハァ 京太郎「なるほど。その有様じゃ、声優事務所への融資なんて許可してくれるわけないですね」 煌「それなら結局どんな形でも、スポンサーになるのは無理じゃないかな?」 透華「それが、そうでもないんですの」 京太郎「え?」 透華「お父様が嫌いなのは……声優」ボソッ 一同「……え?」 透華「つまり声優が嫌いで、私に反対しているんですわ!!」ムキィーッ!! 京太郎「」 797 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 39 30.45 ID BZFVShXDo [19/20] 透華「私は、こんなにも帝王を応援していますのに!」ムキィィィ 京太郎「あ、えーっと?」 透華「何が……真っ当な役者でも無い半端者に金を出す気はない……ですってぇぇ!?」ギリギリッ 竜華「なんやムカついてきた……!」 煌「それは許せません!!」 てらしー「気に入らねぇな……」 のんたん「うん。そういう考えの人がいるってのは分かってるけど……」 だいちゅう「悔しいよ!」ギリッ くろださん「このまま舐められてたまるか!」 ザワザワ ソウダソウダー!! ユルセネーゼ! 京太郎「でも、やっぱり声優を認めてくれない以上……無理なんじゃ?」 透華「あら、貴方は一体なんの為にここにいますの?」 京太郎「え?」 透華「全ての鍵を握るのは須賀京太郎! 貴方ですわ!!」 _,.. -- 、__, 、___ ⌒> ´ ´ ヽ `ヽ、 _,. ´ , , 、 | 、 、 ヽ  ̄7 / / 从 、 | | | . /イ / /l/ | | | l}从} | { _/_ { 从ヽ、 { | |/ イ´∨}  ̄´ {∧ { ○ 从{ ○ }'⌒}、{ {从 r-く| \ 叭 __ 八}イ 、 └―┘ ィ/∨ 「¨>-- rく「 ̄ } , ------ ∨_」 , ∨]/|ィ¨7ー-- 、 ////////「//| ー- 」 }ヽ// ///////} {/{////// \∧ r' ヽ }' {/////// |l∧////////Ⅵ,〈 | |///////| |/∧/////////|l∧ ,l |///////| |//∧/////////() \//∧}/////// |////}////////// 「/////∧/////{ |////|///////////∨()////\/// | |////|////////////\///// ∧/ / |////|//////////////\//////,イ |////|//////// ()/////| .\//// .| 京太郎「俺っすか?」 竜華「せや! 京太郎君は声優やない、アイドルや!!」 煌「そうですね! 声優じゃありません!!」 京太郎「で、でも! 俺まだ新人で、駆け出しみたいなもので……」 透華「大丈夫、十分な将来性を見せればオーケーですわ」 京太郎「え? じゃあもしかして……俺が親父さんの説得を……?」 透華「須賀京太郎、貴方に……アクセル1の命運がかかっていますのよ!!」 京太郎「」 804 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/08(日) 23 59 07.48 ID BZFVShXDo [20/20] 京太郎「で、ででででも!? 俺音痴ですし!! 音痴ですし!!」ワナワナ 竜華「音痴やで、ほんま音痴やで……」ポロポロ 透華「そんなことだろうと思いまして、強化合宿を企画しましたわ!」バーン 京太郎「合宿ぅ!?」 竜華「なんやて!?」 透華「詳細は追って知らせますわ! 各自準備しておくことですわね!」 京太郎「いや、でも急にそんな……」 久「あら、いいんじゃない? 面白そうだし」 煌「楽しみですね」 京太郎「いやいや、おかしいでしょう!?」 竜華「……」 透華「その合宿の後、お父様直々にテストをするそうですわ」 京太郎「て、テスト……」 透華「せいぜい認められるように頑張って欲しいですわね」ガチャッ バタンッ 京太郎「なんだか、最後は一気丸め込まれたような……」 久「細かいこと気にしないの! 須賀君なら大丈夫よ」 煌「ギャフンと言わせてやりましょう!」メラメラ こうして、須賀京太郎にアクセル1の命運が託されたのである 果たして透華の用意する合宿とは!? 【事務所前】 透華「……ふぅ」 ハギヨシ「お疲れ様でした、透華お嬢様」 透華「ええ。慣れないことをしましたわ」 社長「おや、もう帰るのかい?」 透華「これは帝王。先程は名演でしたわね」ニコッ 社長「あんな演技したの若手以来だよ」ハハハ 817 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00 10 03.20 ID r7eBwC+7o [1/5] 810 選択枝によって世界線が変わる ハギヨシ「でも、いいのですか透華お嬢様?」 透華「?」 ハギヨシ「所属している方々には後ですぐにお知らせするにしても、京太郎君は……」 透華「それが目的でしてよ」 ハギヨシ「それは一体……?」 社長「須賀君は徐々に実力もつけ、周囲からの理解も得た」 透華「ですが、アイドルになる上で大切なモノをまだ持っていませんわ」 社長「だが、ここまで追い詰められればきっと彼も……」 ハギヨシ「まさかっ! その為だけにこのような……!」 社長「それくらい必要なモノなんだ。アイドルにとってアレは」 透華「(それに、今の状態で衣に合わせるわけにも行きませんわ)」ウツムキ ハギヨシ「しかし、須賀君がそれを知ったら……!」 社長「大丈夫。彼ならきっと分かってくれる筈だ」 ハギヨシ「(まさか、京太郎君のアレを克服する為だけに……こんな大掛かりなドッキリを!)」 社長「君は聞いたことがないだろう。それくらい酷いのだよ」 社長「彼の音痴は」 透華「アイドルで音痴って……ありえませんわ」 ハギヨシ「頑張ってください、京太郎君」ホロリ 京太郎「ぼぇぇぇ!!」 一同「「「「」」」」ブクブクブクブク 827 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00 19 02.23 ID r7eBwC+7o [2/5] 【翌日 アクセル1】 京太郎「それにしても合宿か……」ウーン ←知らない人 久「タイヘンネー ジムショガツブレチャウワー」←もう知ってる人 煌「ガンバリマショー」←もう知ってる人 竜華「なんや二人とも!! 一大事なんやで!!」←知らない人 久「ソウネー」 煌「ガンバリマショーネー」 男性声優陣「タイヘンヤナー」←知ってる方々 女性声優陣「ガンバッテスガクゥーン」←知ってる方々 社長「ぁ~」←まだ演技してる人 竜華「な、なんて緊張が無いんや!」 ←知らない人 京太郎「大丈夫です。俺が、俺がしっかりやりますから」ブルブル ←知らない人 竜華「やったる! やったるで!!」←知らない人 はやり「大変そうだねー☆」←もう知ってる人 京太郎「そう言えば、合宿って場所はどこなんですかね?」 竜華「そういや、メールが来とったわ」カチカチ 京太郎「どこなんだろう……?」ボーッ 安価下 1~4 で一番高いコンマ ゾロ目で確定 好きな高校の名前をどぞー ※その高校の県での強化合宿になります 842 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00 28 37.70 ID r7eBwC+7o [3/5] 竜華「やったで! 大阪や!!」ワーイ 京太郎「おぉ! 大阪ですか!? 行ってみたい場所がたくさんあるなぁ」 竜華「おっ、京太郎君。大阪は初めてなん?」 京太郎「はい! 竜華さん、案内お願いしますね」ニッコリ 竜華「おう、任せといてや!」ニコッ /. . ヽ .' . . . . |、 ヽ `、 .i . . . . | vヘ `、 . .i . . . . | Vヘ ;, . .i . . . ii / j vヘ i . .i . . . |ト、 . / / / vヘ | ノ.. .i . . . | \ イ /) / i .ハ |-‐ ´ 〉 i|. . . |i__ニ=¬‐ / | /)' / ーi ト、 ム=-‐ ⌒ヽヘ |i . . . |i . イレi /// | i i /|i }ヘ} |i . . . |i . . ' {i | イ /´ 」レj / イi / }} |i . . . |i . | ,yア抖苧弓ミ ,ィi抖弓ミト、 |ii ,' }} |i . . . |i . レy' ん)'//心` ん)/心 ヾ〉 / / }} ドキッ |i . . . レ'⌒ヾ . 厶ヘ {ヘ{'///^} {ヘ{//^} /ムィ / }} | . . |' ヽヘ 乂ミ它ソ 乂它ソ /ムイ i . . ト、 ' | | i . . |iへ /i/i/i/i/ 、 /i/i/i// j i . . |i . ≧=r ルイ i . . |i . |//,へ 小 i|. i . . |i . v///l \ /⌒ヽ イ | i|. i . . |i . V//l ` . ー ‐' / i | i| i . . |i . V/l ` . イ. i | i| i . . |i . . Ⅵ ` ‐-‐<'//」. i | i|_ __|二ニ=-‐¬i . | \ /__〉 !. i | i|  ̄ミへ、 ,,へ へ |i . | \ ' | !. i | i| j j / \. //⌒''<⌒≫、 |i . | \ | | . i | i| j j' / ヽ 〈/ ⌒<⌒≫ |i . | \ | | . i | i| j j / i 竜華「(あれ、でもそれってデートやない……?)」カァッ 京太郎「煌さんも部長も、色んな場所回りましょうね!」 久「そうね、楽しみだわ」フフッ 煌「タコ焼き、お好み焼き……すばらっ!!」キラキラ 照「美味しそうなモノがたくさんありそう」ジュルリ 和「合宿ですか、いいですね」フフ / ヽ . . / / ,イ .| . ′ ,′ / | ト、 ∨ ∧ . i| \ |i__ ;| / 八 | _\ i ⌒|i i || ⌒ N ∨〔 `{ \|_| リ |. 八 | !庁示ミ、 ァ芹示〕 / | \|ハ 乂 ソ 乂 ソ lγヽ | | i . ,,, , ,,, ノ | | l圦 _ ー ´ | | j | > イ | l | | / }. |i 〕 | i| 八 |. / /l |i /リ ト、リ /| 〕 竜華「……」 853 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/09(月) 00 42 22.41 ID r7eBwC+7o [4/5] コノアホンダラァァァァ!! ヒィィィィィ!? キョウトイウキョウハユルサヘンデ!! ユルシテクダサァァァァイ! 久「さて、どうなるかしらねぇ」ノホホン 煌「この課題を乗り越えることができるかどうか……」ノホホーン 照「京ちゃん頑張って」モグモグモグ 社長「小清水君も来るかい?」 和「え? 私も付いていっていいんですか?」ヤッター 社長「もちろんだよ、ハッハッハ」 竜華「この鈍感! 不潔!! チャラ男!! すけこまし!」ポカポカ 京太郎「いたたたっ!? な、なんなんですか!?」ヒィィィ 竜華「知らん! もう好きにしたらええやん!! このアホ!」ポカポカ こうして、京太郎の強化合宿の日は近づいていく そして…… 竜華「ということやから、今度みんなに紹介したる!」ニパァァァ 泉「須賀京太郎が、大阪に?」 セーラ「おー、それは嬉しい知らせやな」ヘヘッ 浩子「……」スッ つカメラ 雅枝「ええなぁ。一緒に写真撮って、それをあの子らに不倫相手やーって見せてみよ」キットオドロクデー 怜「……」 / ヽ , ' . . . . 、 / / / ; . . . .ヽ ヽ ,' /. / / ;ィ ,'.| | . ! .゙. 'ヽ' /-!-',' ; イ,'__| _ ! ! . .| .! | !> |/ |'|'-l /; / l /!ヽ ! . |<! j ´| /リ | / / !x、| /| ' ! .| ,' ハ l〈 ,ァ=ミ´ ,..‐==ミ / / ! .| / l ヽ !′ ` `〃 ,' ! 楽しみやな! / ! {.! ,, ,, , ,'| ! l. / . | `l " " ,'_j ! 、 / | 、,r===~ ノ ,' l . ヽ ヽ .' ハ | '/≧ ... _ ,.._ < / / . . |ヽ! | ' l .! '/ λ! ´ _,,レヽ / ,' /L. -─、! i! |' | ,r=、 、 '/ _ ノ 、 r ´ 7イ /;' /- 、 i! / ` `ヽ.、 ノ、 `ヾ 、 // ' ;' ハヽ li! / \=X=K=、ニ_Y ! ,' ! | /二ニゝ //「| トヽ、7/ | .,'l | r'´-‐ 、\ ,.チ/|| | | \'./| |.,' | | 果たして、千里山で京太郎を待ち受ける試練とは一体!?!? 892 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 00 54 57.77 ID mldD02BGo [2/10] 【透華が現れる数日前 某日 アクセル1】 京太郎「ぼえぇぇぇ!」 竜華「」ピクピク 煌「」ピクピク 久(E:イヤホン)「ふんふふ~ん♪」 京太郎「ほほぇ~!!」バリバリ ヤギ目の音楽トレーナー「あ、もういいDeathぅー! 音程が酷い、ジャイ○ンかっての!」 京太郎「そ、そんな……」 ヤギ目「面白い素材がいるって聞いて来てみたら、自称”アイドル”の須賀京太郎がお亡くなりになってるじゃない」 京太郎「うぅっ……」 ヤギ目「アイドルやめちゃえば?やめるしかないよねやめざるを得ないよ?アイドルもうやめるの?やめちゃえば?やめるしかないよね?やめちゃえば?やめるしかないよねやめざるを得ないよ?アイドルもうやめるの?やめちゃえば?アイドルもうやめる?やめるの?やめざるを得ないよ? もう やめちまえ」 ガシャァァァン! 京太郎「」ガクッ 煌「京太郎君!!」ガシッ 竜華「ちょっ、アンタ!! トレーナーのくせに何てこと言うんや!」 ヤギ目「オーディションに落ちた奴らの顔って超笑えるよねー。あのお笑いショーがあれば世界は平和になるんだと思うよ」 竜華「なっ!?」 久「なんてことを……」ワナワナ 竜華「おじさん、なんでこんな奴連れてきたん!?」 社長「……これが最善だからだよ」 煌「そんな!?」 竜華「これなら瑞原プロに教えて貰った方がええで!!」 ヤギ目「ホントにあの人の指導でアイドルになれると思う? 君の目指すトップになれると思う?」 京太郎「……」 ヤギ目「オレが思うにあの人のやり方じゃ……時間がかかりすぎる」 897 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 01 07 04.89 ID mldD02BGo [3/10] 竜華「ちょっとずつでええやん! 少しずつ上を目指せば……」 ヤギ目「うまくなりたい上に行きたいなんて茶番だね。もっと手っ取り早くて確実に頂点になることもできるでしょ」 煌「価値観の相違ですね。私達は私達のやり方で……!」 ヤギ目「ムリだってば」 京太郎「……」ビクッ ヤギ目「ところでその超笑える醜態?恥辱にまみれた負け姿?今のうちにちゃんと皆さんに見てもらった方がいいDeathよ?」 京太郎「うぁ……」 ヤギ目「To My Friendsー背中のー羽ー根はーー♪ 失くしたけれどーー♪」ブチブチブチ 京太郎「ぐぁぁぁぁ!?」 ヤギ目「まだー不ー思ー議ーなーちーかーらー♪ のーこーぉーてるー♪♪ 残ってるか京太郎?」 竜華「もうやめや!!」ガバッ 久「いい加減にして!!」 ヤギ目「……」 京太郎「はぁっ、はぁっ……」ゼーゼー 社長「ご苦労だったね。明日は高円宮杯の決勝なのに」 ヤギ目「じゃあ、もう帰りますー」ガチャッ バタンッ 竜華「京太郎君、大丈夫?」サスサス 京太郎「……すみません。俺が不甲斐ないばかりに」ブルブル 煌「気にすることはありませんから」 久「……(でも、あの男の言うことにも一里はあるのよね)」ギュッ 社長「……ふむ」 ガチャッ ひのちゃま「社長、お客様が見えてますよ」 社長「ああ。すぐに行くよ」スタスタ 京太郎「……」ギュッ 901 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 01 18 00.45 ID mldD02BGo [4/10] 【社長室】 社長「待たせたね、龍門渕さん……だったかな?」 透華「ええ。初めまして、龍門渕透華ですわ」スッ 社長「ごれはご丁寧に。それで、今日のご用件は?」 透華「須賀京太郎、というアイドルがここに所属していますわね?」 社長「ああ。とても熱心な、まっすぐでいい子だよ」 透華「彼に会わせたい人がいるんですの」 社長「会わせたい?」 透華「いえ、正確にはある人物に彼を……会わせたい」 社長「なるほど。だが、理由を聞かないことにはなんとも答えられないね」 透華「ええ、ではお話しますわ……」 ~~透華 衣の過去をお話し中~~ 社長「なるほど、それでその子はアイドルに興味を持ったと」 透華「ええ。半ば幽閉の身で、娯楽になるものが少なかったというのもありますわね」 社長「そして、その子の捜している少年がアイドル志望の須賀君かもしれないということか」 透華「運命の奇妙なめぐり合わせを感じますわ」 社長「……やめたほうがいいかもしれない」 透華「え?」 社長「聞いた限りでは、その子はかなり熱狂的なアイドル好きらしいね?」 透華「え、ええ。そうですわ」 社長「だが、あいにくと須賀君はまだまだ未熟でね。演技は並だが、歌唱力はジャ○アンレベル」 透華「じゃいあん?」キョトン 社長「恐らく、失望してしまうかもしれない」 透華「……」 社長「ずっと自分の探していた人が、これまた自分の好きなアイドルを目指している」 一見ロマンティックな展開に思えなくもないが、これまた危険をもはらんでいる 社長「もし、ここで彼女が失望するようなことがあれば――」 透華「傷つく、かもしれませんわね」ウツムキ 903 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 01 28 58.31 ID mldD02BGo [5/10] 透華「では、どうすれば……?」 社長「実は今度、須賀君はドラマのオーディションを控えていてね」 透華「オーディション?」 社長「週間少年ジャンプで大好評連載中のSOUL CATCHER(S)という漫画を知っているかな?」 透華「あ、あの週間少年ジャンプで大好評連載中で! 第一巻が発売されたばかりのあの!?」 社長「ああ。あのLIGHT WINGの作者で有名なあの人が描く、超本格吹奏楽グラフィティだよ」 透華「そんな有名な方の作品が……実写ドラマなんですのね」オドロキ 社長「第一巻が好評につき、どこも売り切れ続出でね。急遽ドラマ化が決定したんだ」 透華「凄いですわ!!」 社長「かくいう私も大ファンでね。毎週欠かさずアンケートを出しているんだ」 透華「これからは私も毎週、アンケを出しますわ!」 社長「あの鬼才、荒木先生の弟子ということもありクセの強い漫画だが……それがスルメ漫画たる所以だろう」 透華「週間少年ジャンプで大好評連載中のあの作品の先生が、荒木先生の弟子!?」 社長「どうだい? 言われてみれば納得だろう?」 透華「ええ。すごくしっくりしますわね」メモメモ 社長「他人の心が見えることで心を閉ざしていた少年が、音楽で人の心を掴む力を持った少年と出会った時……」 透華「物語は始まる」 社長「【SOUL CATCHER(S)一巻】 大好評発売中!!」 透華「これは買い逃せませんわ!!」 のんたん「あの、そろそろ本題に」 社長「う、うむ」アセアセ 透華「忘れてましたわ」アセアセ 914 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 01 39 38.79 ID mldD02BGo [6/10] 社長「そのドラマは知っての通り、音楽を題材にしたものでね」 透華「ええ」 社長「恐らくある程度の音楽的知識や、実力が必要になる仕事だろう」 透華「なるほど、ですが……彼には」 社長「そのとおり。だが今のやり方ではとてもオーディションには間に合いそうにもない」 透華「……」 社長「それで危機感を持たせる為に、キツイ演出をしてみたんだが……やはり逆効果だったようだ」 むしろ、彼のやる気を削ぐような結果になってしまった 透華「……分かりましたわ」 社長「ん?」 透華「それなら、どうあがいても歌唱力を付けざるを得ない状況を私が演出しますわ!」 社長「一体どうやって……?」 透華「それは……」 ゴニョゴニョ 社長「なるほど。しかし、それでは君が随分と汚れ役になってしまうが……」 透華「私よりも、帝王に迷惑をおかけしますわね」フフッ 社長「ははっ。私はいいんだ、須賀君の為になるなら。しかし、どうして君はそこまで?」 透華「……衣の為、ですわ」キリッ 社長「……そうか。なら、利害は一致しているということか」スッ 透華「ええ。やりましょう」 目指すは須賀京太郎の歌唱力向上 そして、それが果たされた時―― 透華「衣、貴方の捜していた人を連れていきますわ」 その為なら私はなんでも…… 透華「あの、サインを頂いても……?」モジモジ 社長「もちろん」カキカキ サイン「倖田○未」デデーン 透華「」 922 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 02 00 02.28 ID mldD02BGo [7/10] 917 でぇじょぶでぇじょぶ、むしろ落ちる要素が無い というか一回も営業してないのに、どうしてそんなに不安げなんですかねぇ? 【透華襲来後 合宿前 アクセル1】 京太郎「んあー!」 ひのちゃま「そうそう、いい感じだよ!」 てらしー「けっ、下手くそが」ペッ 竜華「うんうん、順調やな。後は、うん……歌唱力」ズーン 久「(やっぱり清水谷さんにも伝えた方がいいんじゃない?)」コソコソ 煌「(いえ。清水谷さんは京太郎君に隠しきれそうにありませんので)」コソコソ 久「(なるほど)」コソコソ 京太郎「はぁ、はぁ……」 のんたん「今日はここまでにしておこうか」 京太郎「はい!」 竜華「お疲れ様。合宿に備えてゆっくり休んどき」 京太郎「……はい!」キリッ 果たして京太郎は透華の期待に応えることができるのか!? そして、ドラマオーディションの結果はどうなってしまうのか!? 京太郎「頑張らなきゃな……!!」 【一方その頃】 部員A「最近、弘世元部長キレイになったよね~」 部員B「そうそう! クールに磨きがかかってさぁ!」 部員C「憧れちゃうなぁ!」 / ./{ミミ . . .彡≧ . .\ / . /´ . . . . . . . . . . . . . . . .\i / ./ ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ ′ . / . . . . . . . . . | . . . . ヽ. . . . . . . . . , . . . ′. . . . . . . . .| .| . . . . . |. . . . . . . . . . . .| . . . . | . . .| . . | .| . . . . . | . . | . . . . . . . i...... . |..... . .| . . .| . ハ| . . . . . | | .| . |......... | | . | .八 . ./7 /|/ ノ| . . . /| | .| . | . . . . .ハ | . | . . . .Tイ示气  ̄ 示气T . . . . . (なぜだ? クールになればなるほど出番が……) | . | . . . . . ` ヒ...リ ヒ..リ | . . .| . .| | . | . . . . ∧ . . .| . .| | . .\ . . .∧ ' . \ | . .| | . . . . \ .∧ -- ム . . .| . .| | . . . . . . . ≧ . ..、 イ . . . . .| . .| | . . . . . . . . . . . . .| > <| . . . . . . . .| . .| | . . .| . . . . >-j f\ . . | . . .| . .| | . . .|>イ く }l | . . .| . .| | / \_ __|l i . . .|\ /\ \ / | . . | \ 淡「ロン! ロン! ロン!!!」 モブ子X「うぼぁぁぁ!?」 カンッ! 948 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/10(火) 03 20 20.32 ID mldD02BGo [10/10] その昔ジャンプで連載されていた超絶人気国民総受け漫画、LIGHTWINGという作品があってね その漫画の主人公のライバルで、超絶天才で周り全てを見下してる 才能あるなしに関わらず、全ての人間の心をへし折って、その苦痛の表情を拝むのが大好きなラスボスの鑑 名言が豊富で、未だにネット上では絶大な人気を誇っている > ̄二_ \ \ハ フ / ∧ < ー-- ´ ─  ̄/ / ̄ ̄ ̄ヽ ハ ー───/ / / ノ 、 Vハ __ ←この人 // / /二´ l 二 从「「「! ///7 / / l l <(=)` ´(=) 从{ { { //// / / ハ | | r┤ l┐{ { { ( Yl l lV/// // ハ ! V{ / / r┴, ( Yヽ} } l / ___ ヽVVハ / / / ヽ/ ヽー l ∨ / \\Vェ{ / 〉 ゝ ゝ !! / ヽ ヽノ / \/ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ ゾ 死 フ ィi <´ 蘇 迷 あ ン 臭 } \ / , / ら 惑 ヽ ビ が }、 /へ l / れ D か ヒ !\7 //ヽj / て e っ ド ! \ { j { も a て イ } ノ { / { t の // / / ! / { h ゚ ゚ // ! ! !/ ヘ ぅ / V 〉 ヘ | 973 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 14 43.10 ID 4mIrGtYHo [1/9] 前回までのあらすじ 九州に引っ越すまでの一週間、須賀家に泊まることになった煌。 そこで出会った須賀京太郎はとんでもなく、意地悪な奴! もぅ、こんなのイヤだよ…… え?! 一緒の部屋で寝泊り!? きゃー! 私どうなっちゃうのぉ!? 煌「という感じで」ドヤァ 京太郎「いやいや、なんですかその妙な言い回し」 煌「てへっ」ペロッ 【すばら先輩出会い編 後編】 <<煌さんが京太郎の家に来て二日目>> 須賀ママ「京太郎ー! お皿並べて頂戴ー!」 京太郎「えー? ダルい……」ゴロゴロ 須賀ママ「いいから手伝いなさい!」 京太郎「やだねー」 須賀ママ「あんたって子は……!」ゴゴゴゴッ 煌「あ、私が手伝います!」シュバッ 須賀ママ「あっ、いいのよ煌ちゃん! ゆっくりしてて!」 煌「いえ、私が手伝いたいだけですから!」カチャカチャ 須賀ママ「いい子ねー」ジーン 京太郎「……」ゴロゴロ 煌「京太郎君はゆっくりしていてくださいね」 京太郎「……」ジジーッ <<煌さんが京太郎の家に来て三日目>> 須賀ママ「煌ちゃん、お料理上手ね」 煌「ありがとうございます!」ジュワァァ! シャコシャコ 須賀ママ「ふふっ、娘がいたらこういうことが毎日できたのかしら」クスクス 煌「そ、そんな……//」トントントン 京太郎「あぁ~~、チーズ蒸しパンになりてぇ」ゴロゴロ 須賀ママ「うちの息子は全く……」イライラ 煌「難しい年頃ですから」キュッキュッ 須賀ママ「そういうものかしら」ハァ 煌「そうですよ」チャプチャプ 須賀ママ「煌ちゃんは本当にいい子ね。感動しちゃうわ」 煌「いえ……そんなこと」カチャカチャ 京太郎「……」 974 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 19 50.49 ID 4mIrGtYHo [2/9] <<煌さんが京太郎の家に来て四日目>> チュンチュン ピヨピヨ 煌「京太郎君、朝ですよ?」ユサユサ 京太郎「ふわぁ……おはよ」 煌「朝ごはんできてますよ。すぐに降りてきて……」 京太郎「……ねぇ、一つ聞いてもいいか?」 煌「はい? どうかし――」 京太郎「疲れない? そういうの?」 煌「え?」ピタッ 京太郎「なんのつもりか知らないけどさ、必死すぎ」スタスタ 煌「どう……いう?」ワナワナ 京太郎「……別に。そう思っただけ」 ガチャッ 京太郎「お前……全然笑わないのな」 バタンッ 煌「……」 <<煌さんが京太郎の家に来て五日目>> 煌「……」ボーッ 須賀ママ「煌ちゃん?」 煌「あっ! はいっ!」ビクッ 須賀ママ「大丈夫? 疲れてるのかしら?」 煌「いえ、そんなこと……」 須賀ママ「今日はもういいから、ゆっくりしてて」 煌「でも……」 須賀ママ「大丈夫。今日こそは京太郎に手伝わせるから」 京太郎「……あいよー」カチャカチャ 須賀ママ「あら、今日は素直ね」ビックリ 京太郎「まぁなー」チャプチャプ 煌「……」 976 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 28 18.98 ID 4mIrGtYHo [3/9] <<煌さんが京太郎の家に来て六日目>> 須賀ママ「いよいよ、煌ちゃんがいなくなっちゃうのねー」 煌「……はい」 須賀ママ「本当に娘に欲しいくらいだわ」ナデナデ 煌「そ、そんな!」アセアセ 須賀ママ「あー、でもウチの愚息には釣り合わないわねー」ガックリ 煌「……」チラッ 京太郎「……ふわぁぁ」ネムネム 須賀ママ「全く、あの子ったら。今日で最後だっていうのに」 煌「私は、気にしてませんから」 須賀ママ「でもねぇ」 京太郎「……」 【その日の夜 京太郎の部屋】 煌「……」ボフッ 京太郎「もう電気消すぞー」カチッ マックラ 京太郎「明日早いんだろ? さっさと寝とけよー」バサッ モゾモゾ 京太郎「……」 煌「……あの、一ついいかな?」 京太郎「ん?」 煌「……どうして、この間はあんなこと言ったの?」 京太郎「別に……。ただお前が毎日つまらなそうにしてっから」 煌「つまらなそう……?」 京太郎「心ここにあらずって感じでさ、必死に取り繕ってバカみてぇ」 煌「なっ……!?」 京太郎「……バカにすんなよ」ボソッ 煌「……え?」 京太郎「気を使われなくても、ちゃんとお前を見てるって」 煌「!!!」ドクンッ 京太郎「少しくらい、本当の顔見せてくれよ」 どうして? お父さんにもお母さんにも……おばさんにだって気づかれなかった なのに、どうして? 煌「どうして、君には分かっちゃうのかな……?」 977 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 34 58.09 ID 4mIrGtYHo [4/9] 京太郎「……」 煌「…………私、本当は引越しなんて、したく……ない」ボソッ 京太郎「……そっか」 煌「でも……わがままなんて、言えないから」ウルウル 京太郎「……」 煌「あははっ……ごめんね。急にこんな事言っても、迷惑だよね?」 京太郎「ああ、なんて言っていいか分からねぇもん」 煌「……」ギュッ 京太郎「でもさ、そういうのって我慢するもんじゃないと思う」 煌「え?」 京太郎「自分の心の中で感情を押し殺しても、なんにもならねぇじゃん」 煌「!!」ドクンッ 京太郎「……俺、まだガキだから分からねぇけど」 煌「……」 京太郎「お前の誰かの為に頑張る姿、かっけぇと思う」 煌「かっけぇ……?」 京太郎「今までの俺って、自分が楽しむことばっかり考えて……周りに迷惑ばっかりかけてきたんだ」 煌「……」 京太郎「だから、誰かの為に役立とうとする考えに……憧れた」 煌「憧れ……」 京太郎「でもさ、やっぱりダメなんだよ。自分の事を省みない奉仕なんて、受ける方も辛い」 煌「自分の事?」 京太郎「……俺なら、もっとうまくやるね」 煌「それはどういうカタチ、なのかな?」 京太郎「わかんね」 煌「は?」 京太郎「でも、とにかく人生を楽しむ」 煌「人生を楽しむ……」 978 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 43 50.81 ID 4mIrGtYHo [5/9] 京太郎「そして本当に好きな奴らを支える」 本当に守りたいものを見つけて…… 京太郎「……そいつらと一緒に、楽しく生きる」 煌「そんなこと、できるのかな?」 京太郎「……? やってみなくちゃ分からないだろ?」 煌「!!」 京太郎「だから俺はあのぽんこつ達の面倒を見るし、これからもそれは変わらない」 煌「……私にも、出来る?」 京太郎「知らねーよ。やりたきゃ勝手にやれ」モゾモゾ 煌「ごめんね……」 京太郎「でも、どうしてもって言うなら」ボソッ 煌「え?」 京太郎「お前も俺の仲間に入れてやる」 煌「なか……ま?」 京太郎「一緒に人生を楽しむ。支えあって生きていくんだ」モジモジ 煌「……プロポーズ?」 京太郎「ばっ! ちげーっての!!」バタバタ 煌「ふふっ、でもなんだか……そういう風に聞こえるね」クスクス 京太郎「……やっぱやめた。お前は仲間じゃない」ムスッ 煌「えぇー!?」 京太郎「今日から俺の手下だ! 部下で、召使で、下僕だぜ!」 煌「げ、下僕って……」エー? 京太郎「京太郎様って呼んでいいぞ!」ドヤァ 煌「……ぷっ」 京太郎「!?」 煌「あはははっ!」」 京太郎「なっ?! 何笑ってんだよ!」プンプン 煌「だって、京太郎様って……」プククク 京太郎「~~~っ!!」カァッ 979 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 49 48.22 ID 4mIrGtYHo [6/9] 煌「……でも、嬉しいな」 京太郎「え?」 煌「そんなこと言ってくれる人、今までいなかったから」 京太郎「……」 煌「うん、なんだか元気出てきた!」ニカッ 京太郎「……暗くて顔はよく見えねーけどさ」 煌「?」 京太郎「多分、今のお前……すっげぇ可愛いと思うぜ!」 煌「ふぇっ!?」ドキッ 京太郎「……じゃあ、もう寝るぞ」モゾモゾ 煌「……ねぇ、京太郎様」 京太郎「おう、なんだよ?」 煌「今日だけ、一緒に寝てもいいかな?」 京太郎「え?」 煌「……えいっ」ダイブッ ボフッ! 京太郎「ぐえっ!?」 煌「ふふっ」モゾモゾ 京太郎「な、なんだよ!? 入ってくんな!」 煌「よいではないですか、よいではないですかー!」ギュゥゥゥウ 京太郎「ぬぉおぉぉぉ!?」ムニュムニュ なんだ、これ!? 柔らかいモノが当たって……!? 京太郎「くぅっ!?」 煌「……ダメ、ですか?」ウルウル 京太郎「……」 ムニュゥゥゥン 京太郎「だ、ダメじゃないです」マッカッカッカ 煌「すばらっ!」ピカァッ 982 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 20 59 09.13 ID 4mIrGtYHo [7/9] 京太郎「……」ドキドキ 煌「……」ギュッ 京太郎「暑いだろ」ドキドキ 煌「……もう少しだけ」ギュゥ 京太郎「……」 煌「もう、少しだけ……」ポロポロ 京太郎「……好きにしろってばよ」 煌「ありがとうだってばよ」 京太郎「大したやつだ……」 こうして、最後の夜は更けていった 結局一週間を通して、京太郎君とまともに会話できたのはこの時だけだったのかもしれない でも……それでも私には十分だった 煌「(ありがとう、京太郎君)」 これからも私、頑張るよ ~~~~ 【翌朝 京太郎の部屋】 チュンチュン ピヨピヨ 須賀ママ「いつまで寝てるのー?」コンコン シーン 須賀ママ「うーん? 入るわよ?」 ガチャッ 須賀ママ「……あらあら」クスクス スピー ムニャムニャ 須賀ママ「これじゃあ、起こせそうにないわね」フフッ 京太郎「……」ムニャムニャ 煌「……」ムニュ お手手「」ギュゥゥゥゥ 須賀ママ「記念写真撮らなきゃ(使命感)」パシャッ! ~~~【現在】~~~ 煌「それが……この写真」ギュッ 京太郎「そんなこともありましたね」ハズカシイ 煌「ふふっ、覚えてるんですね? 京太郎様」クスクス 983 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/10(火) 21 09 26.35 ID 4mIrGtYHo [8/9] 京太郎「あんな支離滅裂な事言ってたかと思うと、死にたくなりますよ」ゲンナリ 煌「そうかな? 私は結構好きだよ?」フフフ 京太郎「やめてくださいよ……」メソメソ 煌「……ありがとう」 京太郎「え?」 煌「あの日があったから、私は……どんなに辛いことがあっても頑張れた」 京太郎「煌さん……」 煌「だから、ありがとう」 京太郎「それは、俺の台詞ですよ」 煌「え?」 京太郎「俺も、煌さんに憧れていたから」ポリポリ 煌「っ!」ドキッ 京太郎「だから、その……俺が俺になるきっかけをくれて、ありがとうっつーか、なんていうか」マッカッカ 煌「なっ、何を急に……//」カァッ 京太郎「これからも、こんな俺をよろしくお願いします」ペコリ 煌「……うん! 頼まれなくても、面倒見てあげようかな?」クスクス あの日、君に言われた事――絶対に忘れない 私、これからもずっと……人生を楽しむから 京太郎「はいっ!」 大好きな―― / / / \ . . ゚。 ゚。____. ′ | ヽ . 八 .゚ `ヽ | | .. .| ゚。 _,,.. --=ニ、 i ト ヽ \. / | |、_________ - 、. | | ´ .. `.| | \ .i / / | γ´ ̄ .. . | | ハ ∧ィ八 | | ‘。 } // / ゚. ハ/ .. .|∨∨\| レ' 彡=≠=ミ ^i ’ │ } / ′ / ‘。 ', ト'≫=≠=ミ うl//ハ }トレ-、/ /... / { / ‘。 ', { 〃 うl//ハ 弋// ツ / |__ミ==-=彡 |\ } { ゚ . -j代 弋// ツ `¨´ \ | \______,,..ィ__ . `¨´ ' . . . . . ゚ | 入 / ∨ ハ ゚ . . . . . _______ l‐ ′ `¨ア¨¨¨´ \ /、 、 「/ ノ / 京太郎君と―― 丶 _ _ _ _ _ _ _彡 `¨ ヽ ` ー‐ ´ / 一緒に! ` ..,,_ /{ _} ¨¨´ |入 /...| /.....\ カンッ!! 煌「でも、今止まっていたから腕立て100回追加ですね!」 京太郎「」 煌「ふふふっ」ニヤリ