約 16,614 件
https://w.atwiki.jp/thmugen/pages/79.html
白玉楼 デッキ概要 幽冥楼閣の亡霊少女「西行寺 幽々子」と幽人の庭師「魂魄 妖夢」を中心にしたビートダウンデッキ。 幽冥楼閣の亡霊少女「西行寺 幽々子」 シンボル:黒 必要コスト<黒:4 無:2> 攻撃力:6 耐久力:7 属性:亡霊 カリスマ 速攻 《自動》:このカードは、自分の「魂魄 妖夢」がいる場合+1/+1を得る。 【無:0 自分の墓地のカード3枚を除外し、自分の手札1枚を廃棄する】自分はカードを1枚引く。 通常 「花見でも開きましょう。 この異変を酒の肴に・・・」 illus:Capura.L PR 「あなたのなけなしの春をいただくわ。」 illus:Hitoto* 幽人の庭師「魂魄 妖夢」 シンボル:黒 必要コスト<黒:1 無:3> 攻撃力:4 耐久力:3 属性:妖怪 強襲 《自動》:このカードは、自分の「西行寺 幽々子」がいる場合+1/+1を得る。 【無:3】このカードは、ターン終了時まで+1/±0を得る。 「冥界一硬い盾、ご覧に入れましょう。」 illus:伊関ミツハル このカードの利点は、互いが存在することで、互いの能力を強化しあう点である。 基本的には、妖夢で攻撃し、幽々子で防御する、といった流れになる。 特に幽々子は耐久力が8となるので、ほとんどの上級キャラクターの攻撃力を上回る。 これに神の力や消したい過去を使うことにより、より強力な防御になる。また、カリスマ持ちなので、神槍「スピア・ザ・グングニル」と先読みを使って攻撃してもよい。 また、幽々子には強力な蘇生カードである再迷「幻想郷の黄泉還り」がある。これを使えばエネルギーが少ない状況でも上級キャラクターを場に出すことが可能になる。 幽々子の効果を用いて上級キャラクターを墓地に移し、再迷「幻想郷の黄泉還り」で呼び戻すといったやり方もいいだろう。 幽々子や妖夢が墓地に移ったら、桜花「未練未酌宴」で回収するといい。 回し方 弱点 関連カード 幽冥楼閣の亡霊少女「西行寺 幽々子」 幽人の庭師「魂魄 妖夢」 再迷「幻想郷の黄泉還り」 桜花「未練未酌宴」 幽曲「リポジトリ・オブ・ヒロカワ -幻霊-」
https://w.atwiki.jp/artofconcest/pages/29.html
リッチ族の前衛その1。 もう一方の前衛のサソリとは大きく性質が違い、スケルトンは亡霊ユニットであり 死亡時に負傷せず、一定確率で復活する性質がある。 この性質上、城壁防御に向いており、城壁のリッチ部隊を枯渇するのが非常に困難である。 主に敵の士気を下げたり、毒を付与したり嫌らしい攻撃を備えているが マス当たりの編成数が多い為か、単発性能はやや低めである。 配置占有マス 4×4 16マス30体 名称 消費資源 特殊能力 スケルトン戦士 ゴールド 亡霊ユニット(死亡時一定確率で復活、負傷しない。士気の影響を受けず、資源略奪が増加) スケルトン勇士 ゴールド ブラッドダイアモンド 亡霊ユニット(死亡時一定確率で復活、負傷しない。士気の影響を受けず、資源略奪が増加)%br()暗黒の刃(攻撃した敵の士気を大幅に低下) スケルトンアサシン ゴール ブラッドダイアモンド 亡霊ユニット(死亡時一定確率で復活、負傷しない。士気の影響を受けず、資源略奪が増加)%br()暗黒の刃(攻撃した敵の士気を大幅に低下) ポイズナー(攻撃した敵を毒状態にする) テクノロジー効果一覧 名称 研究LV 段階 研究効果 アンロック後解放能力 HP訓練 1 5 最大HP上昇 スケルトン勇士を訓練できる 攻撃訓練 2 5 攻撃力アップ 暗黒の刃の士気低下効果+50% 初級回避研究 3 10 1LVにつき回避率+1% 被ダメージ-10% 初級HP研究 4 10 1LVにつき最大HP+1% スケルトンアサシンを訓練できる 初級快速建造 5 15 1LVにつき訓練速度-1% 城守部隊の復活確率+10% 中級HP研究 6 15 1LVにつき最大HP+1% ポイズナーダメージ+50% 城防御精通 7 20 1LVにつき城防御時HPと攻撃力+1% 砂漠での戦闘時攻撃力とHP+20% 財源開拓と支出節約 8 20 1LVにつき訓練時通常資源-1% 訓練時レア資源-20% 高級攻撃研究 9 ? 1LVにつき攻撃力+1% 武器を優れた物に交換すると攻撃力+20% 高級快建造 10 ? 1LVにつき訓練速度-1% 城守部隊の復活率+10% 高級回避研究 11 ? 1LVにつき回避率+1% 被ダメージ-20% 高級HP研究 12 ? 1LVにつき最大HP+1% 部隊の編成上限が+4
https://w.atwiki.jp/irosumanoss2/pages/314.html
「今回ばっかりは、本気で・・・・・・殺す気でいきます」 人物 ここスマ在籍の黄色いザウラータイプの亡霊、羽やら頭の輪やらあるが誰がなんといおうが亡霊、実は、ブルースの死んだ弟である。 ここスマでのイエローザウルス ここスマの主人公、ジャックソードという大剣を使い、この大剣の力で現世に長時間存在できるらしい、属性は、霊、ピーノスとは、ライバル、サプライズや亀などとは、友達という関係らしい SSでのイエローザウルス いきなりでてきて敵にある程度ダメージを与えた。 今後の活躍に期待 ジャックソード ここスマ海の東西南北を守護する伝説の四方剣の1つ、あの世と現世を繋ぐ力をもつ 黒龍・災 昔にジャックソードの中に封印された龍、基本的イエローには、甘いがそれ以外の者には、基本容赦ない 補足 ブルースにまだ自分が弟だというを伝えていない 死因は、胸をなにかで貫かれたことらしく、その後が亡霊になった今でも残っている。 技 レインボージャック スマブラにおけるファルコンパンチのような技、威力は、高いが隙が大きいのでチート技というわけでもない ゴーストボール オリスマにてセイントゴーストも使った技、霊属性の基本技でもある。 飛行 背中の羽で少し飛べる、その後滑空をすることもできる。 宇宙斬り 『そらぎり』と読む、イエローの切り札ともいえる技である。イメージとしては、イナズマイレブンの天空落としを思い浮かべてもらうと助かる。
https://w.atwiki.jp/mikuraio/pages/181.html
亡霊怪獣 シーボーズ 第1弾 技033 コンボ:[[バルタン星人]] 亡霊は仲間 おうえんかいじゅうがでてきたかずだけ、アタックが100あがる。 拡張第2弾 E-029 コンボ:[[ゴルザ]] 亡霊は仲間 おうえんかいじゅうがでてきたかずだけ、アタックが100あがる。 〔NEO置き換え〕 ずっと、おたがいがメンバーチェンジでこうたいしたかずだけ、じぶんのアタックが100あがる。 備考 『ウルトラマン』に登場した怪獣。 元々は宇宙にある「怪獣墓場」にいたが、突如地球に落下してきた怪獣。 後に地球人とウルトラマンの協力で帰ることができた。 今も怪獣墓場に漂っているようだ。 (『ウルトラマンメビウス』本編でその姿が確認されている) 能力は、シーボーズが怪獣墓場を安息の地としているためか、怪獣の霊を使ったもの。 EXまでは自分の応援怪獣のみで、相手の応援怪獣が出てもアタックは上がらない、明らかなコレクションカード。 (最大でも、怪獣蘇生ジェロニモンでも使わない限りアタックは200程度しか上がらない、使い方が難しいカードだった。しかもこのカードを使った後に応援怪獣が出ても、攻撃力は上がらない。) NEOではお互いの交代分アタックが上がるので、やや使いやすくなった。ゾアムルチの相互互換で、ベムラー(技)のアタック版。 問題はこのカード使用後でもアタックが上がるかどうか、一度でた怪獣を「交代」としてカウントするのか、という点。
https://w.atwiki.jp/avernum/pages/609.html
種族・所属 人間(Avernum) 性別 男性 解説 “Skunky"はニックネーム。かなり強力な魔術師。 Eastern Gallery西部で追い剥ぎを生業としていたが、賞金稼ぎの冒険者の一団によって倒された。 死後は亡霊となり、かつての縄張り周辺で通りかかる旅人を驚かせていた。 登場作品・場所・役職等 Avernum4 Eastern Gallery北西部の街道沿い 魔術師、追い剥ぎ Avernum6 Eastern Gallery北西部の石切り場跡 魔術師、追い剥ぎ(亡霊) 備考
https://w.atwiki.jp/mycoe/pages/98.html
配布所 公式ホームページ https //utaunanaproplus.wixsite.com/of-web/morte-kyomachi 紹介動画(niconico) 音源情報 配布者 The Nameless projection 中の人 ゆこなる 配布日 2023/12/17 声質 男声、明るい スタイル数 1 基本設定 名前 凶街モルテ(きょうまちもるて) 年齢 死去済 種族 人喰い亡霊 降誕日:12月17日 好きなもの:冬とイベント 冬になるとそこら辺を徘徊してる人喰い亡霊の青年。 いいヤツ……? 右腕がアレだけどあまり気にしてはいない(少なくともそう見える)。 その他の設定 関連キャラ
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/761.html
【元ネタ】史実 【CLASS】ライダー 【マスター】 【真名】ヤークップオール・フズル 【性別】男性 【身長・体重】181cm・74kg 【属性】中立・悪 【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力D 幸運B 宝具B 【クラス別スキル】 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 騎乗:D 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。 ライダーのサーヴァントであるものの、彼が得意とするのは艦船の扱いである為、騎乗スキルのランクはさほど高くない。 【固有スキル】 嵐の航海者:A+ 船と認識されるものを駆る才能。 集団のリーダーとしての能力も必要となる為、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。 仕切り直し:C 戦闘から離脱する能力。 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。 道具作成:D 魔力を帯びた器具を作成できる。 艦船の修理や整備に長けている。 【宝具】 『遍く在りし赤き王(バルバロス・ハイレディン)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 赤髭の海賊王が同時に複数の戦場に姿を現したという逸話の再現。 自身の霊殻をコピーし、周囲の亡霊に被せて使役する。 亡霊は被った霊殻の影響で擬似的にサーヴァントとして扱われ、聖杯からのバックアップを得る。 核となる亡霊にも左右されるが、コピーは平均的なサーヴァントとしてのポテンシャルを獲得できる。 なお、聖杯からのバックアップがあるとはいえ、現界に必要な魔力は彼のマスターが供給する必要がある為、 使役する亡霊の数が増えれば増える程、消費魔力も増大する。 『天命を以て征服す(カプタン・パシャ)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人 海賊王にして帝国海軍総督としての指揮権の行使。 武器を召喚し、宝具『遍く在りし赤き王』で使役する亡霊に供給する。 供給可能な武器は長剣や小銃などで、これらはE-ランク相当の宝具として扱われる。 また、必要な人員数さえ確保できたのならば、軍艦やそれらを結集した艦隊すら召喚できる。 【解説】 地中海世界にその名を轟かせた海賊王。通称、バルバロス・ハイレディン。 オスマン帝国領レスボス島の出身。諸説あるが、父はティマール(知行地を与えられて帝国に仕える戦士)であったとされる。 弟達と共に水夫などの海上交易に携わっていたが、海賊稼業を行っていた兄ウルージに従い、これに加わった。 スペインと争って兄が戦死した後、海賊団を継承。スペインに対抗すべく、オスマン帝国の庇護下に入る。 当時のオスマン帝国の海軍力は粗末なもので、彼らとしてもバルバロス海賊団の協力は必要なものであった。 皇帝からアルジェ太守の地位とハイレディン(篤信者の意)の名を賜った彼は、造船所の改革や水兵訓練の合理化を推進。 彼自身が鍛えた海軍を率いて、スペインらオスマン帝国と敵対する国家を相手に暴れまわり、地中海に覇権を打ち立てた。 1538年、ジェノヴァの大提督アンドレア・ドーリア率いる神聖同盟艦隊を相手としたプレヴェザの海戦に勝利。 その後もオスマン帝国の内海となった地中海において無敵を誇ったが、プレヴェザの海戦から8年後の1546年にこの世を去った。
https://w.atwiki.jp/afe01/pages/270.html
2020年 10月29日 20 50 ヴェルグのバラック工房 chapter6,1 ~温泉旅行と魔境の娯楽~ 忘却の亡霊 ヴェルグ「段々と面倒な敵が増えてきたな…」 ここはヴェルグが武装研究用に作った個人工房です。 ヴェルグに経験を積ませ、設備をアップグレードすればより大きな武装やロボを造れるようになります。 現在の工房Lv 4 拠点『忘却の惑星ダスド』 全工程にて細かくチューニングやエンチャントを施せるようになり、ようやく工房らしくなった。 全てのサイズの武装修復・整備・改修・製作が可能になった。 製作傾向 全体的に射撃寄りで、万人に使いやすい武装の製作を好む。 武装の改修は経戦能力を高くする傾向にある。 また、材料や武装にエンチャントを施せるようになった。 登場人物 ヴェルグ・ラスタ(【太陽】のアーク ソルブレイズ) 元プリッツア騎士王国国民にして【太陽】のアーク 故郷を混沌に滅ぼされ、キスリルを恨んで長い間一人で戦い続けた。 2度ほど【憎悪】のアークに取り込まれるも、克服した後にアークとして覚醒。 現在はアークの分体で混沌軍の動向を探りつつ隠居生活をしている。 2020年 10月29日 20 57 1 MI4989 2020年10月28日 23 17 1 MI4989 https //w.atwiki.jp/afe01/pages/268.html #CB SNSのバラック工房chapter6のバックアップ後半部分↑ ~工房~ ヴェルグが仕事の為に転移した後、ブロペニュ達は朝食を食べ始めた。 ニュルン「……ん? 世界番号更新のお知らせ?」 エルシー「そういうことあるんだね」 カスターダ「なんか細かい所で物理法則でも変わったのかしら」 ―――――――――――― 定期時空調査の結果、物理法則の変容が認められる領域が判明したため「οAFE0」の一部領域は2020/10/29 13 00付より「οAFE1」へと番号が更新されます。 近隣時空であるοC21Fとο224BとοCB11とοA003と(中略)については変更はありません。 ―――――――――――― ブロペニュ「あの番号ずっとそれって訳じゃないんだね」 2020年10月29日 14 10 2 忘却の亡霊 転移して仕事場にやって来ると早速材料がわっさーと運ばれて来た 錬金術でパーツを作り、組み立てて装甲戦闘車を送り出した ヴェルグ「………」黙々と錬金術でパーツを作り上げる 2020年10月29日 14 27 3 MI4989 必要なパーツはホログラフィック状に表示されている箱で届けられるため、どんな部品が必要なのか一目でわかるようになっていた為、材料と魔力さえあればすいすいと作って行けるように工夫がされているようだ。 ソードウィング型やVウンケン型などが箱を持って来て、必要なパーツが出来たら彼らが持って行くという手筈になっている。 少しするとヴェルグが錬金術で作ったパーツがやや使い込まれた状態で材料として届き始める。 どうやら正規の部品に取り換えられる環境になったら取り外してまた別のパーツに組み替えてもらう仕組みになっていたようだ。 横目に見ると結構大柄な戦車運搬車が応急修理した装甲車両や自走砲を運んで行くのが見えた。 いつの間にか天使軍でも使う用になったレマンラス戦車やバリスト駆逐戦車なんかが運ばれている。 ここで戦っていた相手は劣化バリスタンの類なんだろうか、それとも混沌軍なのだろうか。 2020年 10月29日 21 00 2 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 カチャカチャと部品を組み合わせて錬金術で新たな部品を作り応急処置していく ヴェルグも散々錬金術を使ってるのでエナジードリンクを飲み、仕事を続けていった…… 2020年 10月29日 21 11 3 MI4989 ふと、ヒュムが持って来たエナジードリンクのラベル面を見るとプリッツア語とブリスガンド語が見えた。 原産国がブリスガンドと書かれており、どうやら魔力入りエナジードリングをあっちでも製造するようになったようである。 ヴェルグ(そのうちいろんな種類のエナドリが出回るようになるのかねぇ) そう思いながらトランスミッションやドライブシャフトをまるまると作って箱に入れるとなかなかにパワーがありそうな爆撃機型水棲シュヴェシィナが降りて来てそれを掴んで飛んで行くのが見えた。 2020年 10月29日 22 46 4 忘却の亡霊 シュヴェシィナも色々居るなと思いながら錬金術を使い、パーツを作っていく ブリスガンドのエナジードリンクをゆっくり飲み、バリバリ部品を作っていった…… ヴェルグ「しかし後片付けに忙しいって事はそれだけ戦闘が激しかったのかねぇ……」 2020年 10月30日 00 07 5 MI4989 やがてデカい部品ばかりを作るようになって来たあたりで材料が部品の注文が来なくなった。 輸送していたロイドやシュヴェシィナ達があとは撃破車両をちゃんと工場まで行くのを見たら仕事が終わるみたいな話をしていた。あと4輌運べば終わるみたいだ。 でかい戦車などの重たい車両は部品が突然破損する不具合に見舞われやすいので油断ならないため、まだ帰れないようである。 別の部隊がやって来て報酬を渡す準備をし始めた。 そのころ、工房では…… ブロペニュ「結構ハードだったのかな」 カスターダ「どうかしらね」 ブロペニュ達は昼食を食べていた。 ヴェルグが仕事に出向いている間にカスターダはちょっとした任務に出かけていて少し疲れた様子で昼食である牛肉を主に使った煮込み料理を食べて行く。 ニュルン「そういえばなんかサクッと行ったわりに何か疲れてるみたいだけど何したの?」 カスターダ「なんかこの近くにうさぎ(子バリスタンがめっちゃ捨てられてる)星が出来たでしょ。そこにキレた装甲車級クレリアンが出たからそいつをぶっ飛ばしに行ってたのよ」 エルシー「なんか軽い感じで言ってるけどやばくない?」 2020年 10月30日 15 32 6 忘却の亡霊 デカい部品を錬金術で作り終え、運ばれていったのを見送る そしてヴェルグはエナジードリンクを飲み干し、次の部品が来ないか備えた…… 2020年 10月30日 16 56 7 MI4989 最後の車両が運び終えて後始末が完了したのをクリムローゼ型から伝えられた。 そこでヴェルグは報酬を貰った。 報酬: ・現金(600万UC) ・120mm21口径戦車砲(120x280mmR規格) ・120x280mmR規格の榴弾 16発 ・4.6x30mm規格の短機関銃付き25mm単発式対物カービン(25x250mmEML-EP規格) 3挺 ・4.6x30mm用30連弾倉 4個 ・4.6x30mm半徹甲弾 300発 ・25x250mmEML-EP 対劣化バリスタン軽量APDS 22発 2020年 10月30日 19 22 8 忘却の亡霊 ヴェルグ「いや現物多いな!?」 ツッコミを入れつつ報酬を受け取り、ナノトランサーに入れる そして錬金術の陣を片付けて領収書を渡し、転移で工房に帰って行った…… 2020年 10月30日 19 58 9 MI4989 工房に帰って来るとブロペニュ達が昼食としてよく似こまれた牛肉料理とチーズと肉汁のソースがかかったフライドポテトを食べているのが見えた。 ブロペニュ「おかえりー」 カスターダ「今日は現物での報酬が多いわね」 2020年 10月31日 14 50 10 忘却の亡霊 ヴェルグ「ただいま、随分肉肉しいな」 テーブルにつき、昼食を食べ始めるヴェルグ フライドポテトを食べながらブロペニュ達の会話を聞いていた…… 2020年 10月31日 15 52 11 MI4989 エルシー「そういえば今回はどうやって装甲車級クレリアンをぶっ飛ばしたの」 カスターダ「今回は標準クラスで装甲防御が無い奴だったから普通に直径12cmクラスの対戦車CEミサイルで仕留めたのはいつもの何だけど……なんか無人偵察機をばら撒いてついでに急設野戦防空セットを展開させるタイプだったからちょっと面倒だったわ。巡航ミサイルまで飛んできたし」 ニュルン「なんか子バリスタンが絡む犯罪者って妙にレベルが高いわよね」 昼食の一つであるコンソメスープと野菜サラダを食べつつ会話を聞いているとカスターダが昼食を食べ始める前に行ってた任務の話をしているのが分かった。 ただ、やっぱり妙にレベルの高いならず者の話である。 カスターダ「巡航ミサイルが飛んできたせいで動けるシュヴェシィナが減っちゃって防空網を突破しながら対戦車ミサイルを撃つ嵌めになったわよ……。たまたま成形炸薬弾タイプだったからもう200m以内から撃って仕留めたけど……」 ブロペニュ「それミサイルの意味ある?」 カスターダ「回避機動しながら火力をしっかり入れたいなら手動誘導ミサイルしかないわよ?」 2020年 10月31日 17 36 12 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」もぐもぐ ヴェルグが昼食を食べ進めているとエリザから連絡が来た 内容を見てみるとプリッツアとブリスガンドの合同でハロウィンパーティーをするらしいのでヴェルグも来ないかというお誘いのメールだった とりあえず行くとだけ返信して端末を閉じ、昼食を食い終えたヴェルグは「ハロウィンパーティーに誘われたがお前ら来るか?」とブロペニュ達に聞いた 2020年 10月31日 17 49 13 MI4989 ブロペニュ「行こ♪」 エルシー「わたしもー」 ニュルン「たまには良いんじゃないかしら」 カスターダ「そうね」 ブロペニュ達はパーティに行くと答え、各々は身支度を始めた。 ブロペニュ「そういえば仮装するっていうタイプなのかな? そう言う所もあるみたいだけど」 2020年 10月31日 19 05 14 忘却の亡霊 ヴェルグ「俺はお菓子渡す側だろうから仮装しないが、お前らなら仮装していってもいいんじゃないか?」 ナノトランサーにある手持ちのお菓子を整理しながら答えるヴェルグ、どうやら仮装するかしないかは自由らしい …年齢的に仮装はちょっと恥ずかしいようだ ヴェルグ「この歳になって仮装はちょっとなぁ…」 2020年 10月31日 20 17 15 MI4989 ~プリッツアとブリスガンドの国境にある運河都市~ そんなこんなで身支度を整えたヴェルグとブロペニュ達は会場にもなっている運河の上に建っている街までやって来た。 仮装と言えばモンスターだからかおばけやモンスターロボに仮装するヒュムやロイドも見える。ロイドはダスドでよく見られる半分ガラクタになってるような仮装している者もちらほら。 あと賑やかし要員なのかどーみてもノラ兵器群にしか見えないおどろおどろし気な奴(画像みたいなの)らも見える。 ニュルン「いや、あれ本物のノラ兵器群じゃない」 メルフィ「アンデッド枠が足りない気がしたので呼びました☆」 トガリミミ少年2「色合いどうかな」肌を緑色に塗られてる ヤンピャー「うーん、思ったよりはゴブリンに見えないね」悪魔コスというか魔族コスしてる リオネール「J,,・ω・)」 シャッフィ、デッカー「ミ`・ω・´ミ ミ`・ω・´ミ」 2020年 10月31日 20 36 16 忘却の亡霊 ヴェルグ「また妙なもの呼んでからに…ああハイハイ、お菓子な」 ノラ兵器群まで居るカオスさに呆れながらリオネール達にチョコパイを渡すヴェルグ どうやら事前に用意していたらしく、沢山あった 本来は自分のおやつ用だが、他に沢山あるお菓子はおせんべいでハロウィンの空気には合わなかったので必然的にチョコパイになったのだ…… ヴェルグ「流石に子供も沢山居るな、ハロウィンだからか」 2020年 10月31日 22 33 17 MI4989 マルグレーテ「~♪」 ブロペニュ「何で魔女みたいな格好してるつぼかき回しながら念力でお菓子作ってるの?」 マルグレーテ「そこに材料があるから。あと格好はそれっぽくした方が良いでしょ」 一方でお菓子作りに励む者もいてそれがお菓子の供給源にもなっているようだ。 そこにいろいろなおばけやモンスターに仮装した子供達が群がっているのでさながら魔女がモンスターを手懐けているようにも見える。 ニュルン「やっぱり飛ぶんだからこのコスプレよね」悪魔コスしてる エルシー「アレな悪魔みたい」ミノタウロスコスしてる 「おばさん、次はあっち!」 水棲シュヴェシィナ3「はいはい」にょろにょろ カスターダ「元から体形が人外系だとちょっとした仮装でそれっぽくなるのね」 ランピャー「実際、私達もそういう仮装がしやすいね」 シャッフィ、リオネール、デッカー「ミ,,・ω・,,ミ(,,・ω・,,)ミ,,・ω・,,ミ」なんかの着ぐるみに入れられてる エリザ「こうすればケルベロスになるかな?」 その頃、エリザはなんでだかリオネール達を使ってそういう着ぐるみを作っていた。 2020年 10月31日 23 04 18 忘却の亡霊 ヴェルグ「Oh……」 ケルベロス状態にされたリオネール達を見てちょっと呆然としながらお菓子を配るヴェルグ そしてヴェルグの視線に気付いたエリザがこっちにやって来る…どうやらヴァンパイアの仮装をしているようだ エリザ「トリックオアトリート!…あら?貴方は仮装しないの?」 ヴェルグ「この歳になって仮装はちょっとな…はいお菓子」 エリザ「そういえば貴方おじいちゃんだもんね、アークだから見た目関係ないけど」 メルフィ「えー?ヴェルグさんも着ましょうよ仮装」 そんな事言ってるとヴェルグの背後から狼男の仮装を持ってメルフィが現れる 背後を取られて思わずのけぞるヴェルグ じりじりとヴェルグに迫るメルフィ、逃げ道が無いかと必死に探すヴェルグ しかしハロウィンパーティーなため人がごった返しており、逃げ道が無い事悟る あえなくメルフィに捕まって着替え場に連れて行かれた…… ブロペニュ「……」 エリザ「そういやメルフィこの手のお祭り好きだったわね……」合掌 2020年 10月31日 23 25 19 MI4989 ブロペニュ「そういえばさっき、マルグレーテさんがお菓子作ってるの見たけど旦那さんも来てるのかな」 エリザ「グロスタルさんだったら……」 エリザが指差した方向にはなんか魔界の王様というか魔王みたいな仮装させられたグロスタルがそれっぽい所に座っていた。 そればかりかリティアとその武器マニアな魔族達によって持ち寄って来た武器の精巧なレプリカを握らせてポーズを取らせるなどして撮影会状態になっていた。 エリザ「既にメルフィの着せ替えの餌食になっちゃったわ。あと考証監修の為に呼んだ魔族達があんな風に盛り上がってる……」 ブロペニュ「でも心なしか楽しそう。というかあの人自身もそういう職人だから意外に話してて楽しいのかな」 2020年 11月01日 00 11 20 忘却の亡霊 ヴェルグ「orz」 メルフィ「ふぅ……」満足げな笑顔 ヴェルグ「畜生……耳と尻尾も動くなんて凝った仕様にして……畜生めええええええ!」 慟哭するヴェルグを他所にハロウィンパーティーは盛り上がっている 仕方ないのでこのままお菓子を配ろうとヴェルグも頭を切り替えた メルフィ「似合ってますよ、ヴェルグさん☆」 ヴェルグ「……まぁアーク形態になるよかマシか……」 2020年 11月01日 10 17 21 MI4989 ばりすたんa,b「J,,・ω・)J,,・ω・)」 ブロペニュ「バリスタンになったみたいだね」 ヴェルグ「そう言うお前は仮装しないのか」 ブロペニュ「もうしてるよ」 言われてブロペニュの姿を見ると頭のアンテナが角みたいにするカバーが付けられ、ヒートシンクには尻尾みたいにするカバーが付いているのが見えた。 また折り畳み武装翼がコウモリ翼みたいな色合いになっているし、大きなおっぱいを包むブラもどことなく魔族あたりが付けてそうなデザインになっていた。 ヴェルグ「なんかいつもと変わらない気が……」 ブロペニュ「むーっ」 ただ、いつも似たような姿なので仮装している感じがしない。 2020年 11月01日 10 53 22 忘却の亡霊 ヴェルグ「いつもがいつもだから見た目がそんなに変わらない感じがするんだよなぁ」 ブロペニュ「ぷーっ」 不満げなブロペニュの頭を撫でつつ子供達にお菓子を配っていると エレオノールとアンリエールが三銃士を伴ってやって来た どうやらパーティーが盛り上がってるか巡回しに来たようだ そしてヴェルグ達を見つけてこっちにやって来た エレオノール「やぁヴェルグ、ハロウィンパーティーは楽しんでくれてるか?」 ヴェルグ「ぼちぼち楽しんでるよ、仮装させられたのは誤算だったが」 エレオノール「狼男の仮装似合ってるぞ……私の仮装はどうだ?」 そう言ってくるりと回るエレオノール、どうやら死神の仮装をしているようだ ヴェルグ「その鎌本物か?」 エレオノール「いや、流石に子供が沢山居る所で刃物は危ないのでな、模造刀を作ってもらった」 ヴェルグ「そうか……」 仮装も似合ってるなと思い出しながらエレオノール達にお菓子を渡した…… 2020年 11月01日 11 22 23 MI4989 みみとびばりすたん「て,,・ω・,,フ」すいーっ あしとびばりすたん「J,,・ω・)」ふわーっ つばさばりすたん「(・ω・,,し」ふわっ カスターダ「なんか子バリスタン多くない?」 リオネール「J,,・ω・)呼んだら結構来た」 おおみみとびばりすたん「て,,・ω・,,フ おかしちょーだい」めっちゃゆっくり飛んでる おおみみとびばりすたん「て´・ω・`フ あっ、あ、あ……」地面効果でふわふわ浮き上がってしまってなかなか着陸できない シャッフィ「ミ,,・ω・ミ あいつ(みみとびばりすたん)より凄い耳してるの居るんだ……」 2020年 11月01日 15 05 24 忘却の亡霊 ヴェルグ「よっと」 ヴェルグが空高くジャンプし、おおみみとびばりすたんの手を掴んで地面に降ろす おおみみとびばりすたんが落ち着くのを待ってお菓子を渡した するとお菓子を欲しがる子バリスタン達にむらがれ、一匹一匹にヴェルグは忙しそうにお菓子を渡していった…… 2020年 11月01日 16 08 25 MI4989 ヴェルグが子バリスタン達に群がれているころ、ニュルンは…… ササミミ少年5「(* ω )」もみもみ ニュルン「またおまえ……」 なんでだかいつぞやの水棲シュヴェシィナがお好みらしいササミミに付き纏われていた。 「親子揃って仮装ですか?」 ニュルン「違うわよ……ってお前もその系統のコスなの?」 ササミミ少年5「えへへ……♪」ふにふに なんか同系統の仮装してるからか親子にも見えたようだ。 2020年 11月01日 17 24 26 忘却の亡霊 ヴェルグ「はいお菓子……ふぅ、これで全部か……」 子バリスタン達にお菓子を渡し終え、一息つくヴェルグ コーヒーを飲みながら周りを見渡し、平和になったプリッツアとブリスガンドを楽しんでいた いっときは一触即発の危機にもなったが平和になってよかったとヴェルグは感慨深く思った やはり、平和が一番である 2020年 11月01日 19 04 27 MI4989 エリザ「結構いっぱい来たわね」もふもふ タシュ「ミ,,・ω・,,ミ」 エリザ「そういえばメルフィはどこ行ったのかしら……」 手近にいた子バリスタンをもふっていたエリザはふとメルフィを探してみると呼んで来たノラ兵器群達に飾り付けしたり塗装してよりハロウィーンな雰囲気にするようになんか施していた。 エリザ「元からアンデットな感じだったのがもっとヤバくなってる……」 メルフィ「~♪」塩水を塗って錆びさせてる 「この色は“不健康”な色なんだけどなぁ」 メルフィ「やっぱり顔色が悪いみたいな感じなんですか」 「“おまえ大丈夫か? ちゃんと食ってる(もしくは給油)?”って聞かれるぞ」 メルフィ「さしずめ、死体の色なんですね。あなた達にとってもこの色って」 2020年 11月01日 20 01 28 忘却の亡霊 ヴェルグ「メルフィってこういうのこだわるタイプだったんだな」 エリザ「こういうお祭り好きなのよ、メルフィって」 エレオノール「よく分からないまま来たが、合同でハロウィンパーティーやろうと言ったのも彼女だったな」 ヴェルグ「あぁ……だから合同で大々的にやってるのか……」 メルフィの意外な趣味を見て感心しながらおやつを配るヴェルグ エリザとエレオノールはヴェルグから貰ったお菓子をもぐもぐと食べていた… 2020年 11月01日 21 01 29 MI4989 アンリエール「♪」もふもふ おおみみとびばりすたん「て´・ω・`フ」もふられてる カスターダ「なんかここだけ動物のふれあい広場みたいになってるわね。……?」 なんとなく子バリスタンだらけになってる場所を眺めているとリオネールと同じく首輪を付けている子バリスタンがちらほらと見えた。 そしてその傍にはほぼ必ずとても裕福そうな金持ちや貴族が見える。 彼らはいわゆる正規ルートでその子バリスタン達を入手したんだろうか。 ……というか、おそらく野生の子バリスタンがめっちゃ居るからこそ連れてきたんだろうか。 ブロペニュ「しれっと子バリスタン飼ってる人いるんだね」 カスターダ「ちゃんとしたルートで入手してるなら良いけれど……」 2020年 11月01日 22 55 30 忘却の亡霊 ヴェルグ「……どうしてこうなった……」 もふもふした光景を見てポツリと呟くヴェルグ まあお菓子配っていたらこうなるのも仕方ないだろう 集まってきた子バリスタンをもふもふして満足げな笑みを浮かべるヴェルグ そして踏まないように気を付けながら子バリスタン地帯を脱出して会場である運河都市をうろつき始めた 2020年 11月01日 23 46 31 MI4989 子バリスタン地帯を抜けて運河都市をうろつくと何かと橋が多いのが目に付いた。喫水が浅い船が普段は運航しているのだろうが、今はそれがあまり見えない。 それと子バリスタンを連れてこれるだけあってなかなかに治安も良さげに見える……のかもしれない。 ブロペニュ「……」もふもふ あとなんかブロペニュが付いて来た。 2020年 11月02日 01 55 32 忘却の亡霊 ヴェルグが街をうろついていると反対側から子供達が走ってきてすれ違った 楽しそうに走っていく子供達を見送り、子供の頃の楽しかった記憶をふと思い出す あの頃はカボチャの被り物を親代わりのおじいさんに作ってもらい、友達同士集まってアップルパイを食べた そんなに裕福ではないのだが、友達同士でバカやって楽しかった 今となっては遠い記憶だが、数少ない幸せな記憶であるためヴェルグにとっては大事な記憶だ ブロペニュ「……?」 川岸でぼんやりと過去を思い出し、コーヒーを飲みながらぼーっとしているヴェルグの姿はブロペニュにとって妙な姿に見えた 2020年 11月02日 09 03 33 MI4989 ブロペニュ「……」つんつん ヴェルグ「……」 ブロペニュ「……」もふもふ 触っても反応を見せないヴェルグから目を離し、ブロペニュは何を見てるんだろうときょろきょろと見回した。 そんなときにニュルンを見つけた。あとなんか水棲シュヴェシィナ好きな少年ササミミも見える。 というか、なんか同じくらいの歳の子供達に群がられていた。別に彼女がお菓子を配っている訳じゃないが何だろうと思ったブロペニュはアンテナを向ける。 「胸の中央抜かれても動くって本当なの?」 ニュルン「タービンやポンプが壊れてないなら血が回るから皮膚を抜かれてもエンジンブロックで止まれば動くわね」なでなで なんか水棲シュヴェシィナの話をしているようだ。 2020年 11月02日 17 58 34 忘却の亡霊 しばし思い出に浸っているとコーヒーが無くなった 新しいの買うかと思いながら振り向くとニュルンが子供達を引き連れていた ヴェルグ「なんだあれ」 ブロペニュ「水棲シュヴェシィナの話をしているみたい」 ヴェルグ「そーなのかー」 コーヒーを買おうと人だかりに戻ってくるとマルグレーテの所に子供達が列をなしていた どうやら需要に供給が追い付いていないようだ ヴェルグ「人気出ちゃってるな…」コーヒーを買いながら 2020年 11月02日 20 47 35 MI4989 マルグレーテ「?」 なんか趣味でぽこぽこ作っていただけでなんで集まってるんだろと首を傾げたマルグレーテは少し気合入れてかなりの速度でお菓子を作り始める。 食材が変化する工程をほぼ把握できているマルグレーテはるつぼの中が殺人的な環境であろうともあっという間に食材をさまざまなお菓子へと錬金術でも使っているかの如き速さで作れるのだ。 ブロペニュ「あ、ちょっと気合入れて早く作るようにしたのかな」 作り方を変えた、というか速度を上げただけなのでお菓子の品質は変化しないというのがお菓子を貰って食べてる子供達の表情から見て取れる。 ブロペニュ「でも早く作る術ってよりタイミングがシビアになるから結構難しいんだよね」 ヴェルグ「そうなのか?」 ブロペニュ「焼き菓子の場合だと焼くちょうどいいタイミングがより小さい時間に集中しちゃうの」 2020年 11月02日 21 42 36 忘却の亡霊 ヴェルグ「あー、焼きすぎも早くなっちゃうのか」 タイミングの短さが難しさに繋がってるのだろうとヴェルグも納得する そしてコーヒーを飲みながら会場をうろつき、仮装する人々を見ていった 2020年 11月02日 23 20 37 MI4989 少し歩くと所謂エルフ耳を上手い事利用した仮装をしてるササミミ族とトガリミミ族達が見えた。 だいたいは魔物めいたものや悪魔に見える奴が多い。特に仮装してない奴も居るが。 ユンピャー「……」もぐもぐ ヤンピャー「体格が一緒だから同じ衣装を使いまわせるよね」 コンピャー「一人が試着して会えばもうどうにでもなるから楽ちん♪」 例のコピペ姉妹はというとなんだかんだで着替えまくって着飾るのを楽しんでいるようだ。 2020年 11月03日 01 36 38 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 コピペ姉妹達も来てたのかと思いながら別の方を見るとラプター達も来ていた 知り合いがやけに多いなと思いながら歩いているとペポ·ブッチにお菓子をねだられたのでサッと渡す おせんべいもねだられたので渡すと満足げにネムリムと共に去って行った…… ヴェルグ「なんでせんべいにまで気付いたんだアイツは……」 何故ナノトランサーにしまっていたはずのせんべいにまで気付いたのか不思議そうに思いながらヴェルグはコーヒーを飲んだ 2020年 11月03日 10 03 39 MI4989 カスターダ「なんか随分と群がられてるけどお菓子でも配ったの」 ニュルン「多分、こいつのせいだと思う」 ササミミ少年5「( ・ω・)」もみもみ カスターダ「まぁ、別に良いんじゃないの」 ケピニェコ「(,,・ω・,,)」チュロスを焼いたり揚げてる 少し歩くとケピニェコがマルグレーテと同様に念力みたいなのとちょっとしたエネルギー制御術でチュロスを作って売ってる屋台を見つけた。 ブロペニュ「焼きのほう2つとチョコレートソースちょうだい」 ケピニェコ「(,,・ω・,,)色はどうする? 小麦色と赤鉄鉱(イチゴ風味)とチタン鉄鉱(ブルーベリー風味)と鉄重石(ビターチョコ風味)の4種類があるけど」 ブロペニュ「え、クレリアンかシュヴェシィナになりきる用みたいなお菓子もあるの?」 ケピニェコ「(,,・ω・,,)流石に鉱石麦じゃないけどね」 2020年 11月03日 12 02 40 忘却の亡霊 ヴェルグ「……」 ブロペニュがチュロスを買おうとしてる横でヴェルグはコーヒーを飲んでいた どうやらブロペニュがチュロスを食べようとしているのはあんまり興味無さそうだ…… 2020年 11月03日 13 13 41 MI4989 砂糖しか付いて無いチュロス2本とチョコレートソースを買ったブロペニュはそれをサクサクと食べ始めた。 ブロペニュ「このチョコはプリッツア産のかな」 エルシー「よく出来たコスプレねー」もふもふ イライア「元からこういう身体なんだけど……」 2020年 11月03日 16 41 42 忘却の亡霊 ヴェルグ「プリッツアのかもな……ほんのりと魔力を感じるし」 ブロペニュがチュロスを食べる横でチョコパイを食べながらヴェルグが答える 魔法も使えるアークであるヴェルグはほんのりとチョコソースから魔力を感じたのだ そしてチラッとイライアがモフられてるのを見てコーヒーを飲んだ…… 2020年 11月03日 19 33 43 MI4989 グロスタル「……」 ブロペニュ「あ、撮影会終わったの?」 グロスタル「ようやく、だな。雑誌とかのモデルさんの気分を味わされたぞ」 噴水の前で魔王コスのまま紅いワインをコーヒーみたいに飲んでいるグロスタルにブロペニュは話しかけた。 ブロペニュ「どんな感じなの?」 グロスタル「なんでも、最近の撮影機材はシャッター間隔を狭くしても綺麗に取れるみたいでな。ポーズ一つに要する時間が短くても良いからほとんど踊ってるような感じになる」 ブロペニュ「今のモデル撮影ってそんな感じなんだ……ところでそのワインは?」 グロスタル「魔界の畑で作られている銘柄のワインでこういう色が特徴的らしいな」 2020年 11月03日 20 44 44 忘却の亡霊 ヴェルグ「なんか、その魔王みたいな仮装だとめっちゃ似合うな、ワイン」 グロスタル「そうか……お前は狼男か?その仮装」 ヴェルグ「ああ、メルフィにとっ捕まって仮装させられた」 グロスタル「……お前もか」 ヴェルグも会話の輪に入り、グロスタルの魔王みたいな仮装を見る がっしりした体格はまさに魔王らしさを醸し出しており、恐ろしく似合ってた 2020年 11月03日 21 43 45 MI4989 グロスタル「この仮装、魔族には“美しい”カテゴリに見えるそうだが、他の人種からだと“怖い”カテゴリに見えるみたいだな」 ブロペニュ「やっぱり見え方が違うんだね」 ヴェルグ「俺には怖く見えるな……。ところであんたにはどう見えてる?」 グロスタル「俺にとっては少し馴染みのあるクレリア様式に近い、“美しい”カテゴリの仮装だな」 なんとなく魔族とそれ以外だと見え方が違うんだろーなーと思っていた通りだったが、少なくともグロスタルには魔族みたいな視点で見えるようだ。 ブロペニュ「そういえばクレリア様式ってどんなの?」 グロスタル「こんな様式だな。今のクレリア王国の女王と近衛隊の写真だから女しかいないが……」 そう言ってグロスタルはブロペニュとヴェルグに写真を見せた。 ヴェルグにはやっぱり魔王にしか見えない衣装というか真紅の縁がある黒鉄色のそれっぽいが女性らしさがある鎧に身を包んだ機甲クレリアンの女王と同様の配色だがよりがっしりした重鎧に身を包んだ装甲車級クレリアン達が写っていた。 2020年 11月03日 22 06 46 忘却の亡霊 ヴェルグ「……流石にゴツいな、やっぱりクレリアンだとがっしりした鎧を着ているのか」 写真を見て感心したように呟くヴェルグ、女王も鎧を着ているのを見て違いを見せつけられた気分だ ……アークになっても戦いたくない相手である、負ける気はしないがとても面倒な相手になるだろう 2020年 11月04日 00 34 47 MI4989 グロスタル「クレリア王国は昔から鉄鋼生産量がクレリアン国家の中ではかなり多いほうだからここまでの厚みのある鎧を多く作れるのもある」 そう言って同じクレリア王国かつ同じ時期の“歩兵”連隊の写真を見せる。さっきのよりはそこまでごつくはないとはいえ、皆して真紅の縁がある黒鉄色の鎧を着込んだ装甲車級クレリアン達が写っている。 ブロペニュ「他のクレリアンの国だとどうなるの?」 グロスタル「他はこんな調子でな……」 他はどうなのと聞かれて出してきた写真は……なんというかノラ戦車の装甲板や焼いたクレリアンの皮を切り貼りしただけというデザインの欠片もない蛮族めいた女クレリアン達(写真のコメントには正規の歩兵隊と書かれてる)か、 薄い軟鋼板でおっぱいを包んで前か後を“手潰しリベット”なるもので固定しただけのすっごい雑な服装してる装甲車級クレリアン達(こっちも写真のコメントには正規の歩兵隊と書かれてる)。 そんな中でマシなのが大柄なショルダーアーマーと長いスカートアーマーとチューブトップブラだけ付けてるあまり大きくないおっぱいしてる装甲車級クレリアンだった。 ブロペニュ「肩とスカートしかない鎧って……」 グロスタル「この写真の女達は武器を両手で使うスタイルだから構えた時にこのショルダーアーマーで身体を隠せるし、装甲と身体の間に結構な空間が開くから小口径徹甲弾相手ならショルダーアーマーを抜かれても減衰させてくれるんだぞ」 ブロペニュ「どれくらい効果があるの?」 グロスタル「俺の側背面の皮下装甲を抜くほどの対戦車銃の徹甲弾を防ぐほどにはある」 ブロペニュ「ええ……」 2020年 11月04日 01 08 48 忘却の亡霊 ヴェルグ「かってぇなぁ……」 クレリアンの硬さに辟易するヴェルグ クレリアンはやっぱり戦いたくない相手である そうしてグロスタルと喋っていると夕日が沈み、花火が打ち上げられた キレイな花火が打ち上げられて、3人は花火を見てもう夜になってる事に気付く どうやらいつの間にか時間が過ぎ、夜になってしまったようだ…… 2020年 11月04日 14 00 49 MI4989 グロスタル「信号弾……じゃなくて花火か」 ブロペニュ「というかもう夜になってたんだね」 ブロペニュ「そう言えば夕飯どうする?」 2020年 11月04日 17 03 50 忘却の亡霊 ヴェルグ「そろそろ帰るか、それともここで食っていくか…」 キッチンカーがならんでいる広場を見ながらヴェルグは悩む キッチンカーは温かい料理が多く、どのキッチンカーも人が並んでいる しばらくして、せっかくだからキッチンカーの料理を食っていくかとブロペニュに言った 2020年 11月04日 18 57 51 MI4989 そう言われたブロペニュは無線を飛ばして別々にうろついてるニュルンとカスターダそしてエルシーを呼び寄せた。 カスターダ「あら、あの子はどうしたの」 ニュルン「帰ったと思うけど……」 エルシー「付き纏われてるの?」 ニュルン「ブロペニュみたいにべたべた触って来るの」 ブロペニュ「……」週刊“目を反らす”を読み始めた ヴェルグ「なんだよ、その雑誌」 2020年 11月04日 22 56 52 忘却の亡霊 ニュルン達が集まってきた所でそれぞれが別のキッチンカーの列に並んで、それぞれ食べたい物を買って来た ちなみにヴェルグはターキーレッグとホワイトシチューを買って来た ヴェルグ「……」もぐもぐもぐもぐ 2020年 11月05日 08 40 53 MI4989 ニュルンは魚介類が入ったクリームシチュー、カスターダはわりと豪快な豚肉料理、エルシーはフライドポテトとソーセージの盛り合わせを買って来て食べ始めた。 なんだかんだでシュヴェシィナ向けの量でも売っているようである。 そんな中でブロペニュは茹でた根野菜と豆のシチューを買って来ていた。 ニュルン「なんかさも当然のようにシュヴェシィナ向けの量が売ってたけど、普段から居るのかしら?」 エルシー「かもね」 そんな時にヴェルグは何となくグロスタルが居た噴水の前に目を向けるとグロスタルとマルグレーテが並んで食事を取っているのが見えた。 体格が違い過ぎるので一緒に並ぶといろいろと危ないからか予め注文しておいていたみたいでキッチンカーの店員みたいなロイドがこれまた結構沢山の料理を持って来ていた。 ……ターキーレッグを小さいフライドチキンみたいに食べてるのが見えた。 なんか同じところにおそらくメルフィの着せ替え遊びの餌食になっていたのであろう機甲クレリアンの少年(十代前半)も見えた。 グロスタルが魔王なら彼は魔界の王子なんだろうか。 カスターダ「あ、珍しい」 ブロペニュ「どうしたの?」 カスターダ「機甲クレリアンの男の子が居る」 ニュルン「確か、成人になるまでは1年で地上(1G環境)に居て良い時間が年齢×年齢に15時間足したくらいしかないんだっけ……」 ブロペニュ「え、じゃあめっちゃ珍しい存在ってこと?」 エルシー「そう言う事だと思う」 2020年 11月05日 17 47 54 忘却の亡霊 ヴェルグ「……」もぐもぐもぐもぐ ブロペニュ達の会話を聞きながら夕飯を食べていると花火が上がる どうやら花火もやるようで夜空に花火と魔法の光が舞っている 花火も魔法で作ってるのか?と悩みながらターキーレッグにかぶりついた 2020年 11月05日 21 37 55 MI4989 ヤンピャー「こんばんはー!」 ブロペニュ「すっごい見覚えのある魔族……?」 ヤンピャー「ちがうよ、ササミミだよ」 なんかコピペ姉妹で一番頭がアレな奴が来た。なんかカボチャシチューを抱えてる。 カスターダ「そういえばあなた達(ササミミ族)って自分達の事をなんて呼んでるの? ササミミって自称してる訳じゃないよね」 ユンピャー「異種族相手には“ササミミ”って自称するけど同族同士だと普通に“ニンゲン”に相当する単語を使ってるわね」 ヤンピャー「もーちょっと文化的な基準だと私達は“沙禄祢(サロクネ)人”って区別することがあるよ」 ブロペニュ「やっぱりどっかの国や地域の人みたいな区分があるんだね」 ヤンピャー「ちゃんとした国に入って良いササミミ族は沙禄祢人しかいないからそんなに気にしなくても良いよ」 ニュルン「他は?」 なんとなくニュルンが夕飯を食べながら他にも民族みたいなのが居るのか聞くとユンピャー達は揃って渋い顔をした。 あんまりいい思い出が無いのかもしれない。 ……というか、ρ次元群から出る事を許されてないあたりで察するべきかもしれないが。 2020年 11月05日 23 48 56 忘却の亡霊 ニュルン達がコピペ姉妹と話している時、ヴェルグはラプターと合流した どうやらヴェルグと違ってパンプキンシチューを頼んでいたようだ ラプター「あー、五臓六腑に染み渡る……」 ヴェルグ「お前ロイドだろ、っつーかどっから飲んでんだ」 ラプター「んー?」くぱぁと口?を開く ヴェルグ「……そういやお前バイドだったな、つか真剣にキショイ」 ラプター「ひでぇ」 ヴェルグ「そういやお前何の仮装してんだ?」 ラプター「スライm「おいやめろ」(´・ω・`)ジャムおじさん」 ヴェルグ「……なんでジャムおじさん?」 ラプター「アンパン作って売ってたから」 ヴェルグ「しっかり商売してた……」 2020年 11月06日 08 19 57 MI4989 きんいろみみとびばりすたん「て,,・ω・,,フ」ふわーっ ぽふっ エリザ「なんかふわふわした被り物が乗って来たような……?」 メルフィ「あれ、エリザさんってウサ耳付いてるかつら被ってました?」 エリザ「付いてないわよ。というか誰のかつらよ」もふっ きんいろみみとびばりすたん「ミ,,・ω・,,ミ にゃーっ」 メルフィ「かつらが喋った!?」 エリザ「こんな見事な金色してるバリスタンって居るんだ……」 ブロペニュ「みて、あそこに金色の子バリスタンが」 ヤンピャー「めっちゃ狙われそうな毛並みしてる」 ユンピャー「そういえばここ子バリスタン多くない?」 カスターダ「この星にはそもそも家族も住んでるからね」 2020年 11月06日 17 55 58 忘却の亡霊 ヴェルグ「エリザにすっごい金色の子バリスタンが乗ってる……」 ラプター「ただえさえ金髪なのに金色の子バリスタンが乗ってるからすっげーモフモフしてる……」 それぞれシチューを食べて身体を温め、金色の子バリスタンをネタにビールを飲んでいた ヴェルグ「ああ見ると金髪のかつらに見えるな」 ラプター「なんであのお姫様に着地したんだ…」 ヴェルグ「……親と間違えたか?」 2020年 11月06日 21 36 59 MI4989 <みゃーあっ エルシー「てか、あの子バリスタンはアンテナまで金色じゃん。すっごい珍しい奴だ」 ブロペニュ「そういえばアンテナの色って銅赤色以外もあるんだね」 どうやらあの金色のミミトビバリスタンはアンテナまでも金色のようだ。 あとこころなしか金色の細い毛が舞ってるのか、エリザの周囲が花火からの光で煌めいてる。 というか、よく見ると結構いろんな場所で子バリスタンの毛が舞ってるのかなんか煌めいてる。 リオネール「J,,・ω・)」なんか魔輝花火からの光で シャッフィ、デッカー「ミ,,・ω・,,ミ ミ,,・ω・,,ミ」虹色に蛍光してる コンピャー「げーみんぐばりすたん」 ランピャー「バリスタンの毛って個体によっては特定の電磁波で蛍光するんだよね」 ニュルン「だからってこれはちょっと派手じゃないの?」 2020年 11月07日 01 35 60 忘却の亡霊 ヴェルグ「そういやお前アンパン売ってたって言ったけど店戻らなくて大丈夫か?」 ラプター「んー?あー予想より早く売り切れちまってよ……」 ヴェルグ「……どんなアンパンだ……」 ラプター「あんこをギッチギチまで詰めたアンパン」 ヴェルグ「単価高そうだな……」 ラプター「それでも売れるのがお祭りクオリティ」 金色の子バリスタンを視界に収めつつアンパンの話をするヴェルグ達 どうやらラプター達もハロウィンイベントを堪能していたようだ 2020年 11月07日 09 25 61 MI4989 うさぎばりすたんa,b「(・ω・,,し(・ω・,,し」ぴょんぴょんっ ラプター「ウサギ……型の子バリスタン?」 ヴェルグ「そういえばいつものあの姿は何型なんだろうな?」 うさぎばりすたんa,b「( ω ,,し( ω ,,し きゅーっ!」ぴょーんっ イライア「いっぱいお菓子貰えたかな」もふもふ ケピニェコ「見てた感じだともふられてばっかりだったような気がするよ」 きんいろみみとびばりすたん「て`・ω・´フ」 エリザ「毛並みとアンテナは金色だけど瞳はエメラルドなのね」もふもふ リオネール「J,,・ω・)っ」虹色に蛍光してる メルフィ「なんでやかましい色になってるんですか?」 2020年 11月07日 21 30 62 忘却の亡霊 ラプター「あの子バリスタン……なんかミラーボールみたいになってねぇ?」 ヴェルグ「リオネールェ……毛の質の問題じゃねえか?」 ビールを飲みながらリオネール達を遠くから見るヴェルグ達 ヴェルグはアーク故酔えないが、祭りの楽しさ故かそれなりに楽しんでいた そしてしばらくすると花火が終わり、祭りが終わった事を告げるアナウンスを告げた ラプター「じゃ、俺屋台の片付けに行くから、じゃーなー」 ヴェルグ「おう、またな……」 2020年 11月07日 22 19 63 MI4989 お祭りがお開きになったのを受けて各々は仮装や屋台を片付け始めた。 メルフィによって着付けをさせられたグロスタルが仮装に使っていた装飾品を取って貰う光景が見えた。 マルグレーテ「自分で取ったりはしないのかしら?」 グロスタル「この辺の装飾は俺には使えない魔力でスイッチする接着剤なんかでくっ付けられてるから簡単にはとれんし、この装飾自体は結構高級らしくてな」 クレリアン少年「(´・ω・`)」仮装で付けられた装飾を取って貰ってる メルフィ「~♪」 エリザ「お片付けもノリノリ……。てかクレリアンの子供って結構小さいんだね」 トガリミミ少年2「ジーッ……」 ↑何でか外科手術でクレリアンの子供に化けさせられた奴 クレリアン少年「(´・ω・`)」え、何? トガリミミ少年2「(´・ω・`)」おいらのこの姿、結構よく似せてたんだな クレリアン少年「(´・ω・`)」バレないもんなの? トガリミミ少年2「(´・ω・`)」お外出すとすぐ死ぬの知らない奴多いから意外にバレないよ エリザ「え、なんで男同士で見つめ合ってるの?」 リオネール「J´・ω・)ただのレーザー通信……というかミリ波通信だよ」 2020年 11月08日 00 32 64 忘却の亡霊 ヴェルグは魔法で衣装を剥がし、何も着いてないのを見てメルフィに返却した こういう時に魔法が使えるのも便利だが少し微妙な気分である もっと早く剥がすのも手だったがメルフィがあんまりにも楽しそうにしていたので剥がすに剥がせなかったのだ ヴェルグ「……」ゴミを片付けてる 2020年 11月08日 10 04 65 MI4989 簡単に掃除をしているところに仮装を解いたブロペニュがやって来た。 ブロペニュ「なんかゴミがキラキラしてない?」 言われてみるとなんでだかゴミがキラキラといろいろな色を放っている。 今日は子バリスタンがいっぱい居たからかバリスタンの抜け毛がそこら中に散らかっていたようだ。 ヤンピャー「今日はゴミもゲーミングしてるね」 ねこばりすたん「(,,・ω・)」トコトコトコ…… 2020年 11月08日 10 18 66 忘却の亡霊 ヴェルグ「……コレ、毛を片付けないとクルマとかにバリスタンの毛が入り込まないか?」 ブロペニュ、エリザ、メルフィ「「「あっ」」」 ヴェルグ「……これから街中大掃除だな……」 ため息をつきながらヴェルグは大きな鉱石を取り出して大きな清掃車を錬金術で作りエリザに散水車を呼ぶように伝えた 2020年 11月08日 10 50 67 MI4989 エリザ「まずはバリスタン達を退避させないと……」 本格的に掃除する前に毛の発生源であるバリスタン達を退避させていく。 エリザ「これからバリスタンの毛を除去するのでバリスタンとその所有者は早めに退去してくださいな」 七割電磁推進尾みみおよぎばりすたん「(,,・ω・,,)?」 どっかの大富豪令嬢「お前は専用の星で暮らしてるから分からないだろうけど普通はこうだからね?」もふもふ シャッフィ、デッカー「ミ,,・ω・,,ミノシ ミ,,・ω・,,ミノシ」ばいばい リオネール「J,,・ω・)ノシ」ばいばい 退去指示が出るとバリスタンや劣化バリスタン達は続々とテレポートして帰って行った。子バリスタンをペットみたいに飼っている富豪達もテレポートして帰って行く。 リオネールもテレポートして帰って行く。 2020年 11月08日 11 31 68 忘却の亡霊 ヴェルグ「よっと」 エリザがバリスタン達を退避させた所で清掃車に飛び乗り、掃除を始めた 散水車はここまで乗って来た騎士にそのまま任せる ブロペニュ達には清掃車が入れないような道の清掃をお願いした 吸い込み式の清掃車はずぉぉぉぉぉとゴミやバリスタン達の毛を吸い込み、散水車が道路の隅っこに水を撒きキレイに流す しばらくして……街中大掃除したヴェルグ達は清掃車から降りてゴミを袋に詰め、やって来たゴミ収集車に放り込む これで掃除は完了である ヴェルグ「客が多いのも考え物だな」 砲騎士B「まったくですな」 2020年 11月08日 12 00 69 MI4989 エリザ「あとは集めたゴミからバリスタンの毛を抜く作業が始まるのよね……」 ヴェルグ「なんでそんな事をするんだ?」 エリザ「バリスタンの毛って滅茶苦茶硬いのにふわふわとどっか行っちゃうからまたどこかで車や機械を故障させたりするのよ。まぁ、バリスタンの毛は錬金焼却炉で簡単に分離できるから……」 メルフィ「何よりもちょっとしたお小遣い稼ぎになるんですよね~」 ヴェルグ「おいおい……」 2020年 11月08日 12 38 70 忘却の亡霊 ヴェルグ「じゃあ俺たちは帰r「ちょっと待った!」……なんだ?」 エリザ「コレお駄賃代わりの報酬よ」 そう言うとエリザはパンの詰め合わせを渡してきた ヴェルグだけでなくブロペニュ達にもパンの詰め合わせが渡される ありあわせなのかパンの種類はバラバラだったが、量はそれなりに多い おそらく売れ残りのパンの詰め合わせなのだろうか エリザに帰っていいと言われたヴェルグはブロペニュ達と一緒に帰って行った…… 2020年 11月08日 14 11 71 MI4989 工房に帰って来たヴェルグとブロペニュ達はさっそくテーブルの上に貰ったパンを広げて食べ始める。 ブロペニュ「今日のお祭り、子バリスタンだらけだったね」 カスターダ「随分といっぱい来るようになったのね。飼われてるのも居るけど」 エルシー「普通に買えるようになったからか知らないけど子バリスタンの密輸の話聞かなかくなったね」 ニュルン「え、そうなの?」 エルシー「市場的に考えると天文学的な資産を動かせる大富豪じゃないとまともに飼えない生き物だから元から顧客が少ないってのもあると思う」 2020年 11月08日 14 31 72 忘却の亡霊 ヴェルグ「金持ちの道楽ってやつかね?俺には分からんけど……」 ヴェルグも仕事しているので小金持ちになってるが、所詮その程度 バリスタンの為に星を買える金持ちの事が分からないのだ やれやれと呆れつつパンを食べるとどうやらクリームパンにあたったようだ ヴェルグ「カスタードクリームうめぇうめぇ」 2020年 11月08日 15 25 73 MI4989 ブロペニュ「あ、これパンじゃなくてパンプキンパイだ」 ニュルン「というかパイとかタルトとかもあるのね」 パンだけではなくパイやタルトなどもあるようだ。 ニュルン「お祭り中は例のブロペニュみたいなササミミにお触りされまくってて落ち着けなかったからよく分からなかったけど結構おいしいのね」 エルシー「どんだけお触りされてたの。ブロペニュみたいにべたべただったの」 ブロペニュ「……」食べながら目を反らす カスターダ「うーん、なんか塩気が欲しくなるわね……。塩漬け肉でもだそうかな」 2020年 11月08日 15 40 74 忘却の亡霊 ヴェルグ「パイとかも混ざってたのか、どうりで多い訳だわ……」 ヴェルグも混ざってたパンプキンパイにかぶりつき、もっきゅもっきゅと食べる かぼちゃの甘味がパイ生地によく合っていた ヴェルグ「これだけ余ってるって事はプリッツアでもパン売ってたんだな」 2020年 11月08日 18 21 75 MI4989 貰ったパン等を食べ終えて片づけを済ませたブロペニュ達は風呂場に入って身体を洗い始めた。 ブロペニュ「明日はどうする?」 ニュルン「うーん、どうしようかな。なんか黄昏の大氷海にあるγ364からノラ機動艦隊が4つも出たみたいだし……」 そして身体や髪を洗いながら明日以降に行く任務の話をするのであった。 2020年 11月08日 20 02 76 忘却の亡霊 ブロペニュ達がお風呂に入って行ったのを見送り、ヴェルグは携帯端末を開く どうやらブロペニュ達とお風呂の時間をずらすつもりらしい とりあえず暇つぶしがてら空中に投影された依頼の一覧を見た 2020年 11月08日 21 32 77 MI4989 ・天使軍 航空巡洋艦での整備兵勤務(シュヴェシィナなどの整備・修理対応など) なんか珍しい気がする天使軍からの依頼が来ていた。 多分、なんかの作戦でもやるんだろうか。 そんな事を思っているとブロペニュ達が風呂場から出て来た。 2020年 11月08日 21 49 78 忘却の亡霊 コレなら戦わずに済むだろうと思ったヴェルグはブロペニュ達と入れ替わりに風呂に入り 身体を洗ってから湯船に入り、依頼の詳細を見始めた… 2020年 11月08日 22 38 79 MI4989 詳細を見ると数日くらい航空巡洋艦で整備兵として勤務する……というものだが、どうやらシュヴェシィナの整備作業中に起きた爆発事故で整備兵が数人ケガしたから代わりの整備兵が来るまでの代わりらしい。 ブロペニュ「で、結局どこのにする?」 ニュルン「うーん……」 カスターダ「それはそうとあなたはこれでリメイラに帰るのね」 エルシー「まぁね」 2020年 11月08日 23 22 80 忘却の亡霊 ヴェルグ「うーむ、まあ戦闘も無さそうだし行くか」 依頼の日時は明日の朝、朝食を食ってからでも間に合いそうなので受ける事にした そしてしばらく湯船に浸かって上がり、コーヒー牛乳を飲んだ 2020年 11月09日 09 21 81 MI4989 ブロペニュ「……♪」スリスリ ――翌朝、 ニュルン「……どうしようかな」 タコと貝類の剥き身と豆をごった煮にしたものを作っているニュルンはどの任務に行こうかと悩んでいた。 どの任務に行こうか、というのもあるが今日から行くのかというのも悩んでいるのだ。 2020年 11月09日 21 52 82 忘却の亡霊 ヴェルグ「ふぁぁぁ……」 コーヒーを飲みながらテーブルにつく、そしてヴェルグはぼーっと依頼の再確認をしていた…… 2020年 11月09日 23 25 83 MI4989 タコと貝と豆のスープ、海底ジャガイモのフライ、スクランブルエッグとハムステーキの盛り合わせをテーブルに並べたニュルンはそれを食べ始めた。 ニュルン「今日はお休みにしようっと」 そうして朝食を食べ終えたヴェルグはそそくさと仕事先へと向かった……。 ~どっかの暑い感じの惑星、軌道エレベーターが近い天使軍の海上軍港~ ヴェルグがやって来たのはなんかヒュムばっかりな地域に相当するらしい惑星にある天使軍の基地だった。 流石に哨戒活動も兼ねている航空巡洋艦だからかあまり港に寄港することが無いそうでそこまでは輸送機で移動する手筈のようだ。 この惑星は混沌軍との戦いがあまりないし、かといってそこまでモンスターロボの脅威がある訳ではない、そして天然資源的な魅力もない惑星だった。 ぶっちゃけ、衛星軌道上にある衛星都市が本体みたいな所がある惑星だ。 こんな惑星にも一応天使軍が居るのはたまーに混沌軍がひょっこりやって来てきて戦略兵器を置きに来るからだった。 2020年 11月11日 21 36 84 忘却の亡霊 ヴェルグ「……今回はのんびり出来そうだな」 輸送機で運ばれて来たヴェルグは降りて責任者が居ないかどうか天使軍のメカニックに聞いた 2020年 11月11日 22 39 85 MI4989 整備兵「あー、彼は今睡眠時間だよ。伝言板あたりに書いておくよ」 一応は依頼主に当たる者はこの航空巡洋艦に居るようだが今は寝ているシフトらしい。 整備兵「……おっと、この艦だとシフトは絶対だぞ。例外は直接戦闘の時と寄港した上で降ろされる時だ」 髪が無く、顔全体に火傷の痕がある整備兵はヴェルグにそう言った後、取り外されているシュヴェシィナ発動機の整備にとりかかった。 なんとなく窓の外に広がる海を眺めつつ艦の揺れを感じているとこの航空巡洋艦はそこそこ大きなサイズなのが揺れの周期から分かった。 それなりに整備はしやすいほうなのかもしれない。 格納庫も兼ねる艦内整備場を見渡すとまた爆発事故の傷痕がまだ残っており、黒い煤と消火剤がところどころにこびり付いていた。 武装翼にミサイルやガンポッドを搭載し、そこそこ重たそうな外殻を付けた量産型シュヴェシィナがカタパルトに座って出撃を待っているのも見える。 そしてヴェルグ達を乗せてやって来た輸送機から生鮮食品が入ったコンテナや箱が運び出されて艦内の厨房へと運ばれていくのが見えた。 2020年 11月11日 23 13 86 忘却の亡霊 とりあえずシフト表を見てスケジュールを確認する どうやらヴェルグのシフトは1時間後らしくそれまで仕事は入っていない 仕方ないのでベンチに座って工具のメンテをし始めた…… 2020年 11月12日 11 16 87 MI4989 <哨戒飛行から帰投します><座標○▼にて遭難者を救助した輸送機が帰投します> 少しすると哨戒機型であろう量産型シュヴェシィナが発艦準備を始め、その一方で艦尾の甲板に作業員や作業ロイド達が帰投するシュヴェシィナを迎え入れる準備をする。 哨戒機型シュヴェシィナがカタパルトによって発艦させられると入れ替わるように哨戒機型シュヴェシィナ、輸送機型シュヴェシィナの順番で着艦してきた。 輸送機型シュヴェシィナはそのためであろうマグネワイヤーによって懸架されたゴムボートを先に降ろした。 ゴムボートには首輪しか付いてない小さいササミミ達とヒュムが乗っていたが軍警みたいなロイドにそのヒュムが取り押さえられ、手錠をかけられてしまった。 「……で、このササミミどうするんだ」 そんな事も他所に整備兵達は戻って来たシュヴェシィナに冷却用のホースをヒートシンクにつなげて冷却を始めさせつつ、放電も行う。 哨戒機型などの強力な電子兵装が搭載されているシュヴェシィナは身体に大電流が流れている状態なのでうっかりするとスパークやアークが飛んで爆発事故を起こすから絶対に冷却と放電をしろ、と書いてある燃料タンクが沢山あった。 多分これで爆発事故がおきたんだろうなーとヴェルグは思うのであった……。 2020年 11月12日 21 56 88 忘却の亡霊 ヴェルグ「火気厳禁なのはどこも変わらないが……冷却と放熱を同時に行うのはシュヴェシィナが関わる所くらいだな……」 大体様子を見ていたヴェルグはそろそろ時間になるので工具を持って作業中の整備兵と交代し作業を始めた… 2020年 11月12日 23 07 89 MI4989 持ち場に着いたヴェルグにはまず冷却と放電が済んだ哨戒機型シュヴェシィナを洗う事となった。潮風に当たってこびり付いた塩を取るのが目的でこれを怠ると大変なことになるそうだ。 まずはホースで水を哨戒機型シュヴェシィナの身体と外殻にぶちあてて丸洗いしていく。 だんだんと塩が取れたのか機体の塗装の彩度が上がって来たところで武装翼と外殻そして発動機にクレーンで吊るされたフックを引っ掛けて武装翼から外殻、発動機の順番で外していく。 ……ヴェルグはなんか哨戒機型シュヴェシィナの身体に近寄る度になんか痺れるような不快な感覚を覚える。なんでか電場が発生していていかにも電撃が飛んで来そうな痺れ具合だ。 なんとなく哨戒機型シュヴェシィナを見るとおっぱいはよく膨らんでいるがブロペニュやニュルンのような肉付きが良さげな身体ではなく、骨格が見えそうな肉付きの悪そうな、というかお菓子しか食って無さそうな身体だった。 脂肪が少ないと漏電もしやすくなるんだろうか? 整備兵2「なんかそのメーカーのシュヴェシィナ素体はどの型も何かしらの不具合があるんだよな」 ヴェルグ「そうなのか」 整備兵2「この型は哨戒機に使えるくらいの発電量と燃料搭載量があるし安いんだが……もう分かっているだろうけど漏電しやすい」 ヴェルグ「哨戒機型の特徴じゃないのか?」 整備兵2「哨戒機型が漏電しやすいのは事実なんだがおれが関わったことがある哨戒機型水棲シュヴェシィナは冷却を済ませたらディープキスをしても感電はしなかった。だけれどこいつは触れようと手を近付けただけでも痺れる」 2020年 11月12日 23 27 90 忘却の亡霊 ヴェルグ「近づくだけで痺れるなんて不良品じゃあ……ってディープキスしてたんかい」 スパンと整備兵にハリセンツッコミをかまし、仕事を続けるヴェルグ ピリピリ痺れるのは我慢し必要な所をメンテしていった…… 2020年 11月13日 11 08 91 MI4989 取り外した装備を診断プログラムが入っている機械に繋ぎ、診断プログラムを起動する。 シュヴェシィナの装備は生物みたいな構造をしているのであまり分解しない方が望ましいとされているため、このような機材を使う事になっている。 素体のほうはシュヴェシィナの医者に相当する整備兵が面倒見るようでさっきまで傍に居た哨戒機型シュヴェシィナはそっちに行った。 診断プログラムの結果を見ると異常は見られなかったので取り外した装備を専用の架台に載せたまま別の整備兵にしまわせていく。 「発艦命令! 4番と5番のカタパルトを発艦位置へ持って行け!」 武装が乗っている軽攻撃機型シュヴェシィナが座っているカタパルトが動かされ始めた。それに反応した軽攻撃機シュヴェシィナは体勢を変えて発艦姿勢に入る。 動かしている間にいくらかの整備兵は対人用のレーザーを出して来てそれで軽攻撃機型シュヴェシィナの発動機を加熱し始めた。 「防火シールド展開!」「発動機に火を入れろ!」 2つのカタパルトが位置に付くと防火シールドとされたEMGシールドが展開されて発艦準備を進めて行く。 準備が整うと2機の軽攻撃機型シュヴェシィナの発動機から火炎が噴き上がり、直ぐに青白い火炎になった。 「遮光シールド有効化、発艦を許可する」 また別のEMGシールドというか粒子防壁を展開して合図を送ると真っ白な閃光が走り、砲声のようなものが2回ほど轟いて軽攻撃機型シュヴェシィナが飛び立って行った。 2020年 11月13日 15 04 92 忘却の亡霊 ヴェルグ(やけに音が大きいなぁ、どんなカタパルト使ってるんだろ……) そんな事を思いながらカタパルトから目を離し仕事に戻るヴェルグ カタパルトの機構が気にはなるが、ヴェルグも仕事で来ているのだ、仕事に集中する事にした…… 2020年 11月13日 18 23 93 MI4989 発艦作業を終えたあたりでヴェルグが関わる作業は終わった。 長い時間仕事場に着くタイプの依頼はどちらかと言うと仕事してない時間の方が長くなる。 そしてあくまでも損耗した人員の代わりが来るまでの臨時人員というタイプの仕事である関係上、とにかく作業すべき状況が来ない。 ヴェルグ「うーん……」 1.工具置き場に置かれてるこの航空巡洋艦で使われてそうな型の量産型シュヴェシィナのマニュアルでも読む 2.艦内食堂に行ってみる 3.釣りでもする 2020年 11月13日 19 50 94 忘却の亡霊 →1.工具置き場に置かれてるこの航空巡洋艦で使われてそうな型の量産型シュヴェシィナのマニュアルでも読む ヴェルグ「どうしても暇になるなら勉強でもしてるか…」 そう言ってマニュアルを読み始めるヴェルグ 元々アークなのでご飯は食べなくとも平気、釣りはやった事無いのでパスした そうしてマニュアルを読み、勉強を始めるヴェルグであった… 2020年 11月13日 22 08 95 MI4989 置かれているマニュアルは外殻と武装翼が4種類、素体が2種類、発動機が3種類だった。いくらか組み合わせて目的のシュヴェシィナを組み上げる方式だったんだろう。 その中からなんとなく「HBBs A-155-PE32 整備マニュアル」とタイトルがあるマニュアルを読んでいた。 開いて目に入ったシュヴェシィナの写真であの哨戒機型シュヴェシィナの素体に関するマニュアルだと分かった。 しかしなんか実物よりは少し肉付きが良く見えるので写真詐欺なのだろうか、それとも食事が足りないのか……どうなのかは分からない。 それとなく読み進めると発電力を強化したモデルなので漏電しやすいことが特徴としてかかれていた。またその不具合とその対応に関するページを見ると漏電する不具合に関する記述があった。 シュヴェシィナが漏電する原因は ・絶縁脂生成不良(栄養失調、病気、遺伝子疾患などに由来) ・電力制御不良(疲労、病気、精神疾患などに由来) ・EMGシールド制御不良(疲労、病気、精神疾患などに由来) ・そのシュヴェシィナによる嫌がらせ の4つだそうで、それぞれにもまた個別に原因があるようだ。 2020年 11月14日 09 49 96 忘却の亡霊 ヴェルグ(主な原因は疲労と病気……やはりシュヴェシィナでも十分な休養は必要だな……) どうやらシュヴェシィナでも疲労と病気があるようでそれを防ぐためにも十分な休養が必要なようだ 人間も休まないと病気で死んでしまうので、そのあたりはシュヴェシィナも同じなのだろうか 2020年 11月14日 11 19 97 MI4989 <あっ、押収した家畜ササミミが逃げ出してる! 捕まえなさい! <ああもうっ! 何で鍵かけてもすぐ脱走すんのよ! 他にも不具合として「手が痺れている」「外殻が接続できない」などがあるが今のところは遭遇していない。……遭遇していないがそこでも原因に栄養失調と病気が示されているので漏電が発生しているならこの辺の不具合も出始めるんだろうと思わされる。 家畜ササミミ♂「(; ω )」シュタタタッ 水兵「待ちなさい!」 ぴょんっ! \どぼんっ/ 整備兵3「あれ、この海域って野生のベレロフォンが居る海域だったような」 \痛くしないからね~/ \みゃあああああああっ!!/ 2020年 11月14日 18 32 98 忘却の亡霊 ヴェルグ「……」 知らんふり知らんふりとマニュアルを読み、内容を読み込む 地道に勉強をして内容を覚えるヴェルグ、艦内のどんちゃん騒ぎを無視して勉強をするのであった… 2020年 11月14日 21 13 99 MI4989 素体のマニュアルを読み終え、なんとなく発動機のマニュアルを手に取って読み始める。……なんか何気にシュヴェシィナの発動機のマニュアルなんて初めて読む気がする、と思いながらヴェルグは開いた。 ヴェルグ「……?」 そこに広がっているのはシュヴェシィナのジェット燃料の生成機構へ送るデータ通信用のソースコードだった。だいたい30種類以上の成分が書かれている。 それが一つのジェット燃料であり、それとは別にタービンオイルの成分が一つにつき40種類くらい書かれていた。 おそらくこれは素体に覚え込ませる為のデータなのだろうか。 ところでシュヴェシィナの部品は生体部位でもある。ということは……自己修復機能がある部品の成分表なんかも当然のようにあった。 2020年 11月14日 21 32 100 忘却の亡霊 シュヴェシィナに自己修復機能があるのは知っていたが細かい部品を知らなかったヴェルグ 興味を持ったヴェルグは成分表も細かく暗記していった ……しばらくして、そういえば出番来ないなと思ったヴェルグは整備場に戻っていった…… 2020年 11月14日 22 17 101 MI4989 整備場に戻って来るとちょっと前に出撃していた軽攻撃機型シュヴェシィナが戻って来て整備を受けていた。 出番が来るかと待っていたが……どうやらシュヴェシィナ毎にある程度面倒を見る整備兵が決まっているようでヴェルグにはその整備作業は回ってこなかった。 ……つまり、ヴェルグはあの面倒な哨戒機型シュヴェシィナの面倒を見る整備兵にされてしまった可能性があった。 ヴェルグ「ほんとに仕事がこねーな……」 整備兵2「まー、哨戒機型に割り振られると結構暇だぞ。っとそうだな……こいつの使い方でも教えとくか」 水棲シュヴェシィナにディープキスしてた整備兵は小さいパイルバンカーみたいな見た目してるバリスタシューターもどきともっと小さいパイルバンカーみたいな道具というか武器?を取り出した。 整備兵2「こっちのえらい小さいパイルバンカーは軽シュヴェシィナ用の注射器だ」 ヴェルグ「じゃあそっちのデカいほうも」 整備兵2「こっちはまぁ麻酔銃とかに近い性格のやつだ。どっちも使い捨て注射器として機能する専用の弾を使う」 なんかシュヴェシィナ用の注射器と麻酔銃みたいなものだった。 装填の仕方や狙いの付け方、そして針の抜き方などを教えて行く。 整備兵2「で、注射器のほうは調合した薬剤をつめて打ち込む為の注射弾と輸液用の仕掛けがある針弾がある。こっちの針弾には輸液を制御する為のネジがあるが必ず閉鎖状態で打ち込むこと。そうしないとシュヴェシィナの血が身体にかかってえらいことになるぞ」 ヴェルグ「どうなるんだ」 整備兵2「まぁそんな事はともかく……ときどき“ヤク”を入れる目的でシュヴェシィナや他の奴らが注射器を欲しがることがあるから専用の金庫に入れて鍵をかけておくこと。普通の電子鍵や機械鍵だとシュヴェシィナに開けられるぞ」 2020年 11月15日 05 53 102 忘却の亡霊 ヴェルグ「専用の金庫が要るとかそんなに器用なのか?シュヴェシィナって」 普通の鍵だと開けられると聞いてヴェルグは不思議そうに尋ねる 電子鍵だとハッキングされるだろうが、機械式でも開けられるとなるとピッキングが出来るのだろうかとヴェルグは思った 2020年 11月15日 07 03 103 MI4989 整備兵2「実際器用な奴も居るけどだいたいはクレリアンやバリスタンみたいに念力みたいな力で開けちまうんだよ。しかもちゃんと閉めちまうから分かり難くなる」 どうやら念力みたいな力で解錠してしまう上にロックもかけてしまうようだ。意外に質が悪い。 家畜ササミミ♂「(・ω・;)」コソコソ 水兵「あっ居た!」 BAM! 家畜ササミミ♂「(; ω )」ぼすっ、ころんころんっ 整備兵2「この辺はササミミも一緒なんだがな……」 2020年 11月15日 08 39 104 忘却の亡霊 ヴェルグ「隠蔽工作する分タチ悪いな……」 話を聞いて神妙な顔で頷くヴェルグ これではキッチリ数を確認して管理する必要があるなとヴェルグも注意しなければならないだろう シュヴェシィナの念力にも注意しなければならないのが厄介な点である 2020年 11月15日 14 52 105 MI4989 一通り特殊な機材の取り扱いについてヴェルグに説明し終えた整備兵はその場を立ち去り、冷却や飛行後の清掃整備なんかを終えたであろう大きく膨らんだ胸を揺らしてる軽攻撃機型シュヴェシィナに抱き着かれた。 「……♪」 どこもシュヴェシィナってこういうものなんだろうなと思わされるヴェルグであった。 2020年 11月15日 15 27 106 忘却の亡霊 ヴェルグ「……やれやれだぜ」 シュヴェシィナに抱き着いている整備兵を見てやれやれと思わずため息を吐くヴェルグ やっぱりブロペニュにくっつかれてるのを思い出してしまうらしい コーヒーを飲みながら大変だなぁと思い、仕事を待った 2020年 11月15日 19 12 107 MI4989 しかし、なかなか仕事が来なかった……。 なんとなくマニュアルでもまた読み返しながら待っているとなんか巡航ミサイルでも打ち上げるような命令とその作業が聞こえて来る。 一応は巡航ミサイルの取り扱いもやっているんだろう。 少しすると巡航ミサイルが打ち上がって大きな放物線を描いたあとなのだろうか、特徴的な翼があるミサイルが水平線の彼方へ飛んで行くのが見えた。 ……しかし仕事が来ない。 というか哨戒機型シュヴェシィナは一回の飛行時間がとても長く、整備するペースがとっても開きがちになるようだ。 その割にいざ整備しようとすると事故が起きやすいという難物でもある。 ……なんか艦が傾いてる気がする。 ヴェルグ「……」 ……いや、思いっきり傾いてる。 ヴェルグ「なぁ……」 整備兵4「なんだ」 ヴェルグ「なんか傾いてないか」 整備兵4「この海域はこのくらい傾くから別になんてことないよ」 なんか傾斜角が27度とか結構傾いているが水兵も整備兵も誰も気にしてない。 話かけた整備兵はこんなに傾いてるのにシュヴェシィナスラスターを弄ってる。 2020年 11月15日 20 41 108 忘却の亡霊 ヴェルグ「そうか……なんてことないのか……悪かったな、仕事中に話しかけて」 整備兵4「ああ」 整備兵に話しかけた事を謝り、艦が傾いている中マニュアルを読みながら器用にコーヒーを飲んだヴェルグ こんなに仕事が来ないのなら艦内食堂にでも行こうかなと思うヴェルグであった…… 2020年 11月15日 23 19 109 MI4989 余りにも用事が来ないので艦内食堂に足を運んでみたヴェルグ。 相変わらず傾いたままでも皆して普通に過ごしているので平衡感覚がおかしくなりそうになる。 炊事兵「外部さんか」 ただ、食堂とはいっても出されるメニューが決まっているのでそれを受け取るだけだ。始めて来たヴェルグはゴリゴリに鍛え抜かれた筋肉がどうしても目に付く炊事兵からIDカードみたいなものを食事が乗ったトレーと一緒に貰った。 家畜ササミミ♂「(´・ω・)」ソローリ 炊事兵「……」ギロッ 家畜ササミミ♂「(・ω・;)Σ」ぴょんっ めっちゃ堅いビスケット(乾パンみたいなやつ)2枚と脂っこいランチョンミートと甘ったるいレモンのジャムと水が入ったでかいペットボトルが乗ったトレーを持ってテーブルに着いて食べ始めた。 2020年 11月16日 00 21 110 忘却の亡霊 ヴェルグ「うーん、野戦食……」 バリボリとビスケットをかじり、ジャムにつけてはかじり 脂っこいランチョンミートを水で流し込む 食堂というよりは塹壕で食ってるのを思い出してしまった ……安直に言ってまずいレーションであった 正直もうちょっとマシな飯を期待してただけにヴェルグもテンションが下がった とりあえずIDカードを首にかけゴミを片付けて艦内食堂出た…… 2020年 11月16日 09 41 111 MI4989 艦内食堂から出るとさっきまで居た整備場と艦内のシュヴェシィナ用の武器弾薬が収められている格納庫やシュヴェシィナ素体を休ませるための格納庫へ案内する表示を見かけた。 武器弾薬が収められている格納庫からは弾薬箱とミサイルを運んでいる運搬車が走って来るのが見えた。 2020年 11月16日 11 20 112 忘却の亡霊 ヴェルグ「(´・ω・`)」 艦内食堂から出てきたヴェルグは二度と行かねぇと凹んでいた この艦の連中はよく耐えられるなと思いながらヴェルグは整備場に戻って来た…… 2020年 11月16日 11 36 113 MI4989 家畜ササミミ♂達「(´・ω・)(・ω・`)」ガチャガチャ 食事に行っているタイミングだったのか整備兵達の姿は見えない。 が、なんかシュヴェシィナ用の注射器が入っている金庫をガチャガチャと弄っている全裸の小さいササミミ達が居る。 というかこいつらをちゃんと入れる事が出来る檻がないのだろうか。 2020年 11月16日 12 37 114 忘却の亡霊 ヴェルグ「……」ガシッガシッ 家畜ササミミ♂達「(´・ω・)(・ω・`)」ヴェルグに掴まれた 家畜ササミミたちを檻に放り込んで、扉を錬金術で塞ぎ扉が動かないように閉じ込める これなら家畜ササミミたちを閉じ込められていられるだろう 余計な仕事が増えてほしくないので家畜ササミミを閉じ込めたのだ 2020年 11月16日 14 24 115 MI4989 家畜ササミミ♂達「(・ω・`)(´・ω・)」ガチャガチャ 檻から出ようとしている音がずっとしているのを無視していると哨戒機型シュヴェシィナが整備場にやってきて外殻と発動機の取り付け作業の準備をし始めた。 ヴェルグは武装翼を彼女に取り付け始める……なんか痺れながら。 2020年 11月16日 17 45 116 忘却の亡霊 ヴェルグ(地味に痺れる……) 地味に痺れながら武装翼を哨戒機型シュヴェシィナに取り付ける そのまま他の装備も取り付け脱落しないようにぐっぐっとひっぱって確かめる 外れないのを確認してから哨戒機型シュヴェシィナから離れた…… 2020年 11月16日 20 35 117 MI4989 少しすると哨戒機型シュヴェシィナは自分でカタパルトの所まで移動し、離陸体勢に入った。 無線で別の哨戒機型シュヴェシィナが着艦態勢に入ったことが知らされるとその哨戒機型シュヴェシィナはカタパルトで射出されて飛び立った。 そろそろ着艦してくるであろう哨戒機型シュヴェシィナの整備に取り掛かるのかもしれない。 2020年 11月16日 20 54 118 忘却の亡霊 ヴェルグ(さて、仕事仕事) カタパルトで飛んでいく哨戒機型シュヴェシィナを見送る そして別の哨戒機型シュヴェシィナを見ようと空を見上げた…… 2020年 11月16日 23 33 119 MI4989 甲板上にある着陸用滑走路に哨戒機型シュヴェシィナが降りて来るとすぐにエレベーターに移動させられて整備場まで運ばれて来る。 ブロペニュよりも低い身長でおっぱいがでかいバランスをしてるその体格はやはりさっき飛び立ったのと同じ型だ。 個体ごとの違いなのか肉付きがマニュアルの写真に近い感じ……というかおっぱいがさっき飛び立ったのよりも一回りも大きく見えるし、お尻と腿の肉付きが良い感じに見える。 放熱と放電の為にヴェルグはホースを持って近寄って見るとやはりなんか痺れはするがさっきの個体よりは柔らかい感じだ。 2020年 11月17日 00 19 120 忘却の亡霊 ヴェルグ(やはり個体差はあるんだな……) ホースを持ってはめ込むと放熱と放電が始まった ヴェルグはコレ終わったらコーヒー飲もうと思い放熱放電を待った 2020年 11月17日 07 48 121 MI4989 エネルギー変換器とENタンクの変化が無くなる頃には痺れる感覚がなくなった。どうやらこの個体は漏電しなくなる個体みたいだ。 あとは水をかけて塩を取るように丸洗いし、外殻と発動機を取り外していく。 ガチャッ 家畜ササミミ♂達「(`・ω・)(`・ω・)」錬金スキルが付いて檻から脱出できちゃった 2020年 11月17日 09 56 122 忘却の亡霊 外殻と発動機を取り外し、メンテナンスを終えると哨戒機型シュヴェシィナに取り付ける そして哨戒機型シュヴェシィナから離れ彼女がメンテナンスプログラムを走らせるのをじっと待った…… 2020年 11月17日 11 42 123 MI4989 診断プログラムを走らせると発動機のタービンブレードの耐用時間が迫っている表示を伴った結果が出て来た。 診断プログラムの結果が出る頃にはもう哨戒機型シュヴェシィナの素体はどこかに歩き回っては水兵の男に抱き着いたり、なんか脱走してた家畜ササミミを追っかけまわしていた。 そんな光景を横目に見ながらヴェルグは発動機のタービンブレードを探しに予備部品が置いてあるらしい棚を漁り始めた。 2020年 11月17日 12 10 124 忘却の亡霊 ヴェルグ「あぁ……あったあった」 しばし棚を漁り、目的のタービンブレードを見つける 一応マニュアルと見比べて確かめ、整備場に戻って来るとカチャカチャと付け替えた タービンブレードを付け替えたヴェルグは他に異常が無いかチェックしていた…… 2020年 11月17日 14 26 125 MI4989 特に異常が見られず、専用の架台に外殻や発動機を立てかけて訪れるのはまた暇な時間である。 哨戒機型シュヴェシィナ2「ジーッ」 ヴェルグ「……」 哨戒機型シュヴェシィナ2「だれ?」ぎゅっ そんな時に漏電しない哨戒機型シュヴェシィナがヴェルグに抱き着いて来た。とりあえず男を見たら抱き着いて来る個体なんだろうか……。流石にブロペニュもここまでビッチっぽくはなかったとヴェルグは思わされた。 哨戒機型シュヴェシィナ2「うーん、知らない人だ」むにむに ヴェルグ「いや、何で抱き着いたし」 哨戒機型シュヴェシィナ2「だって近くのものが見えないから触らないとわからないんだもん」むにむに 2020年 11月17日 14 45 126 忘却の亡霊 ヴェルグ「遠くの物は見えるって事か……」 哨戒機の役割与えられてるから近くは見えないという事なのだろうか ヴェルグもこんな所まで来てシュヴェシィナに抱きつかれるとは思って無かったようだ ヴェルグ「それぞれ一長一短って事か……」 2020年 11月17日 18 47 127 MI4989 ひとしきりに触った後は満足したのか哨戒機型シュヴェシィナはどこかへと歩いて行った。 ……やっぱりよく見えないからかちょっと足取りが不安定だ。 <発艦命令が来たぞ、今度は爆雷が要る そして軽攻撃機型シュヴェシィナに追加武装として爆雷として機能させた50kg爆弾を取り付ける光景が見えた。 なんだかんだで攻撃する事もあるんだろうか。 2020年 11月17日 21 39 128 忘却の亡霊 哨戒機型シュヴェシィナを見送り、邪魔にならないように端に寄る そしてコーヒーを買いながら軽攻撃機型シュヴェシィナに爆弾が付けられて行くのを見送る すると視界の隅に釣りをしている整備兵を見付けた……釣れるのだろうか…… 2020年 11月17日 21 47 129 MI4989 整備兵3「……」くるくる かかったようでリールを巻き上げ始めた。何かかかったようである。 野生のスキュラ型水棲ベレロフォン「……」うねうね まだベレロフォンが居る海域だったからか水棲ベレロフォンが釣れた。というか釣れてしまった。 整備兵3「釣り餌を家畜ササミミにすると水棲ベレロフォンが釣れるっと……」 整備兵2「いや、なんで家畜ササミミを釣り餌にしたんだよ」 2020年 11月17日 22 16 130 忘却の亡霊 ヴェルグ「……ないわー……」 ベレロフォンが釣れたのを見てドン引きするヴェルグ というかなんで家畜ササミミを釣り餌にしたのだろうか…… ヴェルグ「釣りって普通は魚が釣れるんじゃ……」 2020年 11月18日 08 17 131 MI4989 整備兵3「じゃあ次は普通のエビとかを餌にするか」 ぽちゃんっ …………ざばっ しゃちばりすたん「(´・ω・`)きゅーっきゅーっ」ぴちっぴちっ 整備兵3「マジモンのレアキャラだ……」 2020年 11月18日 10 00 132 忘却の亡霊 ヴェルグ「普通の魚は釣れんのか?この海域……」 釣り上げられたしゃちばりすたんを見て呆れ気味にコーヒーを飲むヴェルグ 変な物ばっか釣れてて、ヴェルグも困惑気味だ 2020年 11月18日 10 30 133 MI4989 <みゃあああ…… しゃちばりすたんが水兵達に持ち去られていくのをよそにまたあの整備兵は釣り糸を垂らす。 ……。 ……………。 ざばっ でっかいカツオとそれに食いついている人魚型水棲ベレロフォンが釣り上げられた。 整備兵3「ようやく普通の魚かと思ったらやっぱりベレロフォンが居るのか……」 2020年 11月18日 18 55 134 忘却の亡霊 ヴェルグ「……マトモに釣れやしねぇ……」 ベレロフォンがついでで釣り上げられ、ため息をつくヴェルグ どうやらこの海域ではマトモな釣りは出来ないらしい ヴェルグ「ベレロフォンに出会わない海域は無いのかねぇ……」ボソッ 2020年 11月18日 20 34 135 MI4989 整備兵2「まずこの艦にベレロフォンの一種が居るからベレロフォンに出会わない海域は無いな」 そう言って艦に戻って来ている軽攻撃機型シュヴェシィナを指差した。忘れがちだがシュヴェシィナもベレロフォンの一種なのでそうとも言えるが。 整備兵2「あとこの星だと正直な所どのへんにベレロフォンが居るのか分からないらしい。とりあえずこの海域はよく居るって感じだな」 2020年 11月18日 22 52 136 忘却の亡霊 ヴェルグ「oh……」 どうやらこの海域にはベレロフォンがよくいるらしい これではマトモに釣りとか出来ないなとヴェルグは大量のため息をもらした 少なくともこんな所で釣りはしたくないヴェルグであった 2020年 11月19日 00 10 137 MI4989 そんなこんなで着艦してきた軽攻撃機型シュヴェシィナを洗う光景が整備場に広がっていた。 ……が、ヴェルグに仕事がなかなか回ってこない。 むにっ コーヒーでも飲んでゆっくりしていると哨戒機型シュヴェシィナが抱き着いて来た。 哨戒機型シュヴェシィナ2「んー、新しい人かな」 ヴェルグ「だからって抱き着くのかよ……」 哨戒機型シュヴェシィナ2「だってよく見えないんだもん。ちなみに特に用は無いよ」 2020年 11月19日 20 43 138 忘却の亡霊 ヴェルグ「なら何故抱きついたし」 呆れつつコーヒーを飲むヴェルグ 自分は臨時のメカニックだと説明しむにむにと抱きつかれていった… 2020年 11月19日 22 39 139 MI4989 哨戒機型シュヴェシィナ2「爆発事故で病院送りになった人の代わりかな?」 ヴェルグ「まぁな」 哨戒機型シュヴェシィナ2「じゃあ、暇でしょ。お外の話でも聞かせて?」 どうにも哨戒機型担当になるとえらく暇なのを知っているようでおっぱいを押し付けつつヴェルグにお外の話、つまるところ他の惑星での話題を聞こうとしていた。 2020年 11月20日 19 27 140 忘却の亡霊 ヴェルグ「外の話か……どんな話がいいかな……」 ふむとアゴに手をやりどんな話がいいか悩んでいた ……しばらくしてこの間行ったハロウィンパーティーの話や、餅つきの話を話し始めた…… 2020年 11月20日 20 09 141 MI4989 哨戒機型シュヴェシィナはなんとも興味ありげに聞いていた。もしかするとあんまり人間とは関わらないというか関われないのかもしれない。 ところでこのシュヴェシィナ、近くのモノが全然見えないからかずっとおっぱいを押し付けたままかつべたべた触ってはいるものの、顔を向けて話すという事はしないみたいで表情もあんまり変わらない。 哨戒機型シュヴェシィナ2「そういえばあんた外部の人だよね。じゃあ普段はなにしてんの?」 2020年 11月20日 23 44 142 忘却の亡霊 ヴェルグ「普段か?武器の修理やら家電の修理やら細々とやっている」 哨戒機型シュヴェシィナ2「案外地味だね」 ヴェルグ「まぁまぁ……それだけ平和って事で……」 ブレイゾンは大惨事が起こっているらしいがヴェルグには関わるつもりは無い 面倒な事には出来るだけ関わりたくないというのがヴェルグの今の方針である 依頼を受けて物を作るのがヴェルグの今のスタンスだ、アークの姿になるつもりは無い 2020年 11月21日 10 17 143 MI4989 水兵「ばいばい」 しゃちばりすたん「(っ`・ω・)っ」ぴょんっ \どぼんっ/ 哨戒機型シュヴェシィナ2「でも出張勤務っていうのが主なメカ屋さんってだいたいそんなもんかな?」 なんだかんだで会話しているうちに整備場では歩兵型シュヴェシィナの出撃準備が進められているのが見えた。 そしてさっきまでお話していた哨戒機型シュヴェシィナに出撃命令が来て彼女も出撃準備として外殻の取り付け作業に入った。 2020年 11月21日 18 15 144 忘却の亡霊 哨戒機型シュヴェシィナに外殻を取り付け、しっかり付いてるのを確認してから哨戒機型シュヴェシィナから離れる そして哨戒機型シュヴェシィナがカタパルトに向かうのを見送り、ヴェルグはコーヒーを飲んだ 2020年 11月21日 19 24 145 MI4989 哨戒機型シュヴェシィナがカタパルトから飛び立つ、ということはあの漏電しまくってる哨戒機型シュヴェシィナが戻って来ると言う事だった。 着艦してきた哨戒機型シュヴェシィナの洗浄作業の準備をするのであった……。 2020年 11月21日 19 49 146 忘却の亡霊 少し痺れながら哨戒機型シュヴェシィナの外殻を洗い、塩を落としていく まるで電気風呂のようだと思いながらごしごしと外殻を洗って乾かしていった…… 2020年 11月21日 20 25 147 MI4989 外殻と発動機を外し、自己診断プログラムを走らせるころには漏電している哨戒機型シュヴェシィナはまた別の整備兵の所に行っていた。 そしてセンサー類やガンポッドが異常値を出していた。 2020年 11月21日 21 37 148 忘却の亡霊 異常値を出したセンサー類は交換し、ガンポッドは分解してどこが異常あるのか調べる そしてパーツがねじ切れてたのを確認して錬金術で直し、再度ガンポッドに組み込む ……錬金術が使えるって便利だなと思いながらヴェルグはガンポッドを組み付けた 2020年 11月21日 21 43 149 MI4989 作業を終えるとやって来るのは暇な時間だった。 ……とにかくやることが無い。 なんとなくシフト表みたいなのを見るとヴェルグに割り当てられているスケジュールみたいなのではあの哨戒機型シュヴェシィナが帰って来たあたりで夕食となり、今日の業務もおしまいになるらしい。 その後は12時間くらいは休み時間である。 2020年 11月21日 21 51 150 忘却の亡霊 ヴェルグ「……」 非常に渋い顔をしてコーヒーを飲み干し、コップをゴミ箱に捨てる そして夕食を食べるか悩み、しぶしぶ艦内食堂へと向かう ……ヴェルグも夕食を食べない事で怪しまれたくなかったのだ そしてIDカードをスキャンし、艦内食堂に入っていった…… 2020年 11月22日 10 13 151 MI4989 食堂に入ると用意されていたトレーを渡され、それを持ったヴェルグはテーブルに着いて食べ始める。 メニューはロールキャベツが入ったクリームシチュー、茹でたジャガイモ3個とソーセージ5本の盛り合わせ、菓子パン2個だった。 つんつん ヴェルグ「?」 家畜ササミミ♂「(´・ω・`)」おねだりしてる なんか家畜ササミミがヴェルグから菓子パンを貰おうとしている。 なんだこいつ、と思っていると水兵であろう女がすっ飛んで来て彼の髪を掴み、そのまま引きずられて食堂からつまみ出されていった。 ……結局あれの管理はどうしているんだろう、と思いつつ食事を進めた。 2020年 11月22日 11 15 152 忘却の亡霊 ヴェルグ(よかった、前回よりマシだな……) 味的にも量的にも悪くない夕食を食べすすめ、ジャガイモにかぶりつくヴェルグ ホクホクしたジャガイモをもぐもぐと食らい、ソーセージを味わう 最後に菓子パンをもぐもぐと食べて夕食時の食堂を出る そして暇つぶしに何しようかなと思いながらコーヒーを買い、ゆっくりと飲み始めた…… 2020年 11月22日 15 25 153 MI4989 何か暇をつぶせるようなものがあるのかとコーヒーを飲みながら艦内の案内板みたいなのを見る。 渡されたIDカードを近づけるとヴェルグが行ける区画が明るく表示された。 ・居住区画 ・さっきの食堂 ・甲板の一部 ・担当になったシュヴェシィナが居る格納庫 あんまり行ける所は少ない。 2020年 11月22日 16 08 154 忘却の亡霊 ヴェルグ(甲板にでも行って星でも眺めるか……) そう思ってヴェルグは甲板に向かう…… 階段を上がり、甲板に出るとダスドから見上げていたのとは少し違う星空が広がっていた ここでは星座とやらも違ってくるのだろうかと思いながらヴェルグは星を見上げていた…… 2020年 11月22日 21 20 155 MI4989 ダスドよりも綺麗な星空が広がっているのを見て、洋上ということもあるもののあんまり街が無いんだなとも思わされていた。 そんな様子で眺めているとなんか砲声が聞こえて来る。 水平線へ目を向けると甲板のどこかに設置された機関砲の曳光弾が飛んでいくのが見え、水平線の向こうで水柱と火柱が上がったのが見えた。 おそらく敵性動体が来たんだろうと思う事にしてまた星空を眺める。 2020年 11月22日 22 23 156 忘却の亡霊 派手な砲声を聞きつつ星空を見上げるヴェルグ コーヒーを飲みながら眺めて本当に星空がキレイだなとぼーっとしていた ヴェルグ「……あ、コーヒー無くなった」 一旦コーヒーを買いに行き、ヴェルグはコーヒーを飲みながら星空を眺めてた 2020年 11月23日 00 55 157 MI4989 少しすると1機の哨戒機型シュヴェシィナが戻って来たのが見えた。おそらく哨戒機型シュヴェシィナも12時間のお休み時間に入るんだろうか。 ……多分、また抱き着かれるんだろうなとヴェルグは思いながらコーヒーを飲み、星空を眺める。 2020年 11月24日 20 13 158 忘却の亡霊 しばらく星空を眺めていたヴェルグは階段を降りて仮眠室があるかと居住区画に向かう 途中でアイスが売ってたのでクッキー&クリームを買い、食べ終えてから仮眠用ベッドがあるかなと探し始めた…… 2020年 11月24日 20 45 159 MI4989 事務員的な水兵「仮眠室はありませんね。それとあなたに割り当てられた部屋はこの番号です」 そう言われてテレポーターめいたドアに案内されると、そういう亜空間建築なのかヴェルグに割り当てられた個室に入っていた。 長い長い航海で勤務する為だからか全ての乗組員に個室が用意されているようだ。 2020年 11月24日 21 59 160 忘却の亡霊 部屋に入って扉を閉めるとそのままベッドに身を投げ出し寝転がるヴェルグ 一応シフトに遅れないように携帯端末のアラームをセットし、ヴェルグは仮眠をした 〜8時間後〜 ぐっすり眠ってしまったヴェルグに携帯端末のアラームが鳴り、起きるヴェルグ やっぱりアラームかけといて正解だったかーと思いながらベッドから抜け出し、整備場に向かった…… 2020年 11月24日 22 39 161 MI4989 哨戒機型シュヴェシィナ2「おっはよっ!」がばっ 整備場に行くとなんかベタベタ触って来る哨戒機型シュヴェシィナに抱き着かれた。 どんなシュヴェシィナでもこんな調子なんだろうとおっぱいに挟まれたヴェルグは思わされる。 哨戒機型シュヴェシィナ2「ん、まだ朝食取って無いの?」 ヴェルグ「つかこれから――」 哨戒機型シュヴェシィナ2「お腹空かせた整備員に弄られたくないから先にご飯食べて?」 2020年 11月24日 22 52 162 忘却の亡霊 ヴェルグ「ハイハイ……食ってきますよっと……」 哨戒機型シュヴェシィナ「行ってらー」 どうやら朝食を食ってこなければ整備させてもらえなさそうだ やれやれと整備場から離れていく事にしたヴェルグ 今回もマトモな飯を食えればいいなと思いながら艦内食堂に向かうヴェルグであった…… 2020年 11月24日 23 17 163 MI4989 食堂に着き、流れるようにトレーを受け取って何が乗っているのか見た。 山盛りのスクランブルエッグ、シリアル、野菜の魚介スープだった。 なんとなくスクランブルエッグから食べ始めると中から分厚いベーコンが出て来た。 水兵2「ほら、餌よ」ことっ 家畜ササミミ♂「(´・ω・`)」砕いたビスケット(賞味期限切れ)を食べてる 2020年 11月24日 23 47 164 エアロ 削除 ヴェルグの隣のテーブルでは夜勤明けらしい水兵や整備員たちが朝飯を食べている。飯を食ってから個室で仮眠をとるのだろう。 水兵「このまえ貨物が届いてようやく乾パン地獄から開放されたぜ…」モグモグ 整備員B「ああ、それまでは乾パン缶詰レトルトづくしだったしなぁ。 正直飽きてた所だったぜ」モグモグ 水兵C「あの脂っこいスパム、正直嫌だったわぁ…」モグモグ どうやらヴェルグが来た時の輸送機で生鮮食品が運ばれてきたようで、 水兵や整備員達もあの初日の昼飯のような貧相な飯を数日食わざるを得なかったようだ。 不味い飯ばかり食わされれば士気や作業効率が目に見えて下がる。 整備員D「ところでお前シュヴェシイナに抱きつかれたか? 哨戒機型はやけに抱きついてくんだけど…」ズズーッ 整備員F「哨戒機型は近くのものが見えねぇからな。 でもあいつら女の整備員にも見境なく抱きつくぜ? 性別は関係なさそうだな…」モグモグ なお、皆食堂の隅っこで期限切れの食い物や残飯を与えられている家畜ササミミには目もくれない。慣れているのだろうか…? 整備員B「ところで、この船の艦長とか尉官以上の将校を見かけねぇんだけど、どこで食ってるんだ?」モグモグ 水兵C「ここは水兵と整備員専用食堂だからね、士官用は別」 水兵D「あとこの艦は惑星軍司令部も兼ねてるからね。 司令部にも専用食堂があるみたい」ゴクゴク マッチョな炊事兵「言っとくが全員メニューは同じだぞ? 船の上では階級に物言わせようと物資は平等だ、無駄はない」 どうやらメニューに将校、兵士の区別はないようだ… 2020年 11月25日 00 00 165 忘却の亡霊 ヴェルグ(ベーコン……塩漬肉か。昔はよく作っていたな……) ベーコンを切り分けて食べながら、昔の事を思い出す よく作っては野菜と交換してもらっていて、アイントプフに入れて食っていたものだとヴェルグは少しだけ笑った 昔を懐かしみながら朝食を食べ終えてトレーを片付け、ヴェルグは再び整備場へと向かった…… 2020年 11月25日 09 12 166 MI4989 整備場にやって来ると朝食を食べていけと言って来た哨戒機型シュヴェシィナが取り付け準備に入っていた。 やっぱり近くのモノが見えないからか自分で武装や発動機を付けることができないようだ。 2020年 11月25日 16 00 167 忘却の亡霊 整備場に着くと軽くストレッチして哨戒機型シュヴェシィナの装備を取り付け始める 装備を取り付け、きちんと装着されているのを確認して哨戒機型シュヴェシィナから離れる 2020年 11月25日 16 46 168 MI4989 哨戒機型シュヴェシィナがカタパルトに乗り、そこから射出されて飛び立って行った。 そうすると入れ替えでそれまでに飛んでいた哨戒機型シュヴェシィナが帰って来るのが見えたが、そっちは別の整備兵が担当になっている機体のようでヴェルグの所には来なかった。 ヴェルグ(機体ごとに整備兵が就くっていうシステムなのかね) <きゅーっ ヴェルグ「ん?」 あざらしばりすたん「o(,,・ω・)っ きゅーっ」 ……なんかアザラシ型の子バリスタンが整備場に居た。 2020年 11月25日 17 40 169 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 黙って整備場を歩き、艦内電話で水兵を呼び出すヴェルグ 普段ならモフる所なのだがここは仕事場、バリスタンの毛を付ける訳にはいかなかった 2020年 11月25日 18 24 170 MI4989 <きゅーっ 呼び出した水兵にアザラシ型子バリスタンに拾われて、そいつが整備場から出ると別の水兵達が掃除道具を持って整備場を洗い始めた。 やっぱり故障の原因になるんだろうか。 <きゅーっ 2020年 11月25日 20 07 171 忘却の亡霊 何にでもなるんだなぁバリスタン、と思いながらコーヒーを飲むヴェルグ 今回のバリスタンは水棲攻めなのか?とふと思い、図鑑が無いか探し始めた 2020年 11月25日 20 44 172 MI4989 棚を漁るとなんでだか 「バリスタン図鑑」 と題された素っ気ない表紙の図鑑が出て来た。 開くと今の所は子バリスタンでしか見てない姿バリエーションの成獣の写真も載っていた。 なんかギリースーツに身を纏った狙撃兵みたいな恰好をしているモモンガ型バリスタンとか「奇妙な姿だが非常に手ごわいぞ」と注釈が書かれている突撃銃を構えたミミトビバリスタンとかの写真が載っていた。 もちろん、円らな瞳でカメラを見ているんだろう子バリスタン達の写真もある。 2020年 11月25日 21 22 173 忘却の亡霊 ヴェルグ「……」 ペンギン型バリスタンとかもあるんだろうかと思いながらヴェルグは図鑑のページをめくっていく しばらくページをめくっていったが、水棲タイプのページは中々見つからなかった…… 2020年 11月25日 22 42 174 MI4989 パラパラとめくって行くとようやくイルカ型バリスタンの写真があるページに辿り着いた。 その中でもアザラシ型バリスタンはよく見かけるかつ種類が多いみたいでいろいろなアザラシ型バリスタンが居るようだ。 声が出ないくらい幼い年齢だと本当にその動物の赤子のようにも見える。 でもペンギンは鳥だからかペンギン型に相当するバリエーションは無いようだ。 2020年 11月26日 16 01 175 忘却の亡霊 ヴェルグ「……」パタン 図鑑を閉じ、本棚に片付ける アザラシ型ホントに多いなと思いながら仕事に戻るため整備場へと向かった 2020年 11月26日 18 10 176 MI4989 整備場に戻って来るとカタパルトに輸送機型シュヴェシィナが乗っており、その輸送機型シュヴェシィナに白兵戦向きとも取れる陸戦ヒュムと空戦ヒュムが掴まっているのが見えた。 これから何かの任務にいくんだろうか。 そうしてカタパルトから輸送機型シュヴェシィナが飛び立ち、どこかへ飛んで行くのが見えた。 2020年 11月27日 18 37 177 忘却の亡霊 輸送機型シュヴェシィナって効率的にどうなんだろうか?と思いながらその様子を見送る 普通に輸送機送った方が効率良さそうと思いながらコーヒーを買い、飲み始めた… 2020年 11月27日 21 29 178 MI4989 コーヒーを飲んでゆっくりとしているとヴェルグに声がかかった。 何かというと哨戒機型シュヴェシィナの武装翼に取り付けるセンサーポッドを軽攻撃機型シュヴェシィナに取り付ける作業をして欲しいらしい。 なんでかと聞くとどうにも精密射撃をするというのもあるがそもそも目標を判別する為の高性能なセンサーも要る任務に飛ばす為のようだ。 ……このセンサーポッドの取り扱いはちょっと面倒なんだろうか。 2020年 11月27日 21 53 179 忘却の亡霊 仕事と聞いてヴェルグはコーヒーを飲み干しコップを捨てて倉庫に向かう そして倉庫からセンサーポッドを取り出し、軽攻撃機型シュヴェシィナの配線と繋げ始めた… 2020年 11月28日 13 29 180 MI4989 専用の制御端末を弄りながら作業を進めて行くとデータリンクに関わる作業が必要になり、この航空巡洋艦の指揮所にそのことを要請して……という作業をし始める。 ヴェルグ(多分、後方の指揮官が攻撃目標を決める為のシステム作りなんだな) そう思いながら軽攻撃機型シュヴェシィナの頭部外殻のメンテナンスハッチを開いて必要な取り付け作業も進めて行く。 ヴェルグ(……センサーポッドをポン付けって訳にも行かないんだな) とにかく面倒な作業だ。 2020年 11月28日 16 44 181 忘却の亡霊 ヴェルグ(こういう地味な作業が性能を左右する……手が抜けんぞコレは……) 面倒な作業を地道にこなすヴェルグ ヴェルグとしても機能不全を起こされても困るので集中する デリケートな作業を終え、装備がきちんと動くかチェックしていった…… 2020年 11月28日 20 09 182 MI4989 チェックを念入りに済ませると軽攻撃機型シュヴェシィナがカタパルトに乗り、彼女は飛び立った。 整備兵2「スナイパーキャノンポッドなんていうのあるんだな」 整備兵3「なんじゃそりゃ、何に使うんだ?」 整備兵2「普通の長距離射撃から不審船への威嚇射撃まで色々使えるらしい」 整備兵3「便利なのか珍兵器なのかよく分からんな」 2020年 11月28日 21 46 183 忘却の亡霊 ヴェルグ(シュヴェシィナ用の武器もイロイロあるんだな) ひと仕事終えたヴェルグはコーヒーを飲みながら聞き耳を立てる スナイパーと言うだけあって遠距離狙撃にも使えるのだろうか? 2020年 11月29日 12 18 184 MI4989 整備兵4「前に配属されてた海軍基地で運用してたシュヴェシィナは酷かったなぁ……」 整備兵2「どんな奴だったんだ?」 整備兵4「いや、本人は悪くないんだが国内(天使勢力圏内)のメーカー製のシュヴェシィナ発動機がえらい酷い出来でな。特にタービンブレードが材質まちがってんじゃねえのかくらい酷くて30分動かしただけでボロボロになる奴だったんだ」 整備兵3「シュヴェシィナが作る燃料は腐食性が高いからなぁ……」 整備兵4「調査したら原因は案の定、ロイドやヒュムが使う為のスラスター用素材が使われててこりゃダメだってなったよ」 今度はシュヴェシィナ発動機周りの苦労話が聞こえ始めた。 素材が間違っているとか、設計が酷いとか、なんかすさまじい話が聞こえて来る。 2020年 11月29日 14 58 185 忘却の亡霊 ヴェルグ(腐食性が高い燃料とか厄介だな) 燃料の話を聞きながらコーヒーを飲み、タービンブレードを考える 30分でボロボロになるとかどれだけ腐食性が高いのかヴェルグも頭をかかえた… 2020年 11月29日 20 34 186 MI4989 整備兵2「この位置のタービンブレードは燃焼温度が6000℃だがそれでもすぐダメになるのか」 整備兵4「耐熱温度はクリアしているんだがどうにもシュヴェシィナの燃料と酸化剤は“ハードパンチャー”らしくてな……」 整備兵3「パワフルな酸素が腐食するとかか」 整備兵2「そういえばこの前の爆発事故も燃焼ガスを浴びてえらい事になったからなんだよな」 2020年 11月30日 04 43 187 忘却の亡霊 ヴェルグ(おお怖……俺が来る理由にも絡んでいたか……) そう思いながらコーヒー無くなり空になったコップを捨てる 俺も気を付けなきゃなと爆発事故を起こさないように気を正した 2020年 11月30日 08 47 188 MI4989 整備兵3「で、結局爆発事故というか引火対策はどうしているんだ?」 整備兵4「シュヴェシィナ発動機周りの爆発事故は発動機やスラスターの取り外しのときに多く発生している。シュヴェシィナに発動機から燃料と酸化剤をを吸い戻させるか、燃料と酸化剤の供給を止めてから燃焼をしっかりやるのが望ましいんだが……」 整備兵2「急いでる時に省きがちなんだよなぁ」 爆発事故を起こさないための手順があるようだが、これが結構めんどうくさいようだ。 そんなあたりで哨戒機型シュヴェシィナが格納庫から出て来て取り付け準備をするからか専用の架台に彼女が居た。 ……さっき飛び立った個体とはまた別だが、漏電してない個体だ。 2020年 12月01日 20 39 189 忘却の亡霊 武装翼を哨戒機型シュヴェシィナに取り付けるべく向かい、取り付ける そして接続部をチェックし、問題が無い事を確認した ヴェルグ「よし、出来たぞ」 2020年 12月01日 21 30 190 MI4989 武装翼を取り付けられた哨戒機型シュヴェシィナは動かなかった。 ……ちょっと間を置いて武装翼の端を小突くとカタパルトへ歩き始めた。 どうやらこの哨戒機型シュヴェシィナの素体は目が悪いのに加えて耳も悪いようだ……。 ヴェルグ「あいつは耳も悪いのか……」 整備兵2「ああ、あいつか……。あいつはなんかの不良品で耳がかなり遠いんだ」 整備兵3「使う分には問題ないんだが、整備作業がいろいろと不便」 整備兵4「メーカー修理に出そうとしたんだが数が足らんとかそういう理由で却下され続けてるんだ。まぁ、哨戒機型向けの素体は1機で普通のモデルが8機買えるくらいお高い子だからな……」 2020年 12月02日 00 07 191 忘却の亡霊 ヴェルグ「オーノー……修理もままならないとかよほど数が足りてないのか」 天使軍の懐事情も結構寒いのだろうかと思いつつ自販機でカフェオレを買い、グビグビ飲み始める すると整備兵の1人がじっとこっちを見ていた ヴェルグ「……どうした?」 整備兵4「いや、よくコーヒー飲むなと思って」 ヴェルグ「そういやコレって中毒だよな普通は」 整備兵4「……気を付けてくれよ……事故の次は中毒症状とかシャレにならん……」 ヴェルグ「お、おう、気を付ける」 整備兵の1人に注意されながらカフェオレを飲むヴェルグ ……まあヴェルグはアークなため何杯飲んでも効きゃしないのだが…… 2020年 12月02日 08 27 192 MI4989 哨戒機型シュヴェシィナが飛び立ってしばらくするとあの妙に馴れ馴れしい哨戒機型シュヴェシィナが着艦してきた。 着艦後に冷却と放電を行い、充分に冷却してから真水で塩を洗い流していく。 その時にヴェルグは水棲シュヴェシィナ類だと出来る特徴的な火傷痕を見つけた。 ヴェルグ「レーザーでも撃たれたのか?」 哨戒機型シュヴェシィナ2「なんか撃たれちゃったね」 2020年 12月02日 18 10 193 忘却の亡霊 ヴェルグ「哨戒機型も撃ち落とされそうだろうな…」 塩を洗い流して武装翼を取り外し、懸架台に乗せる そして大きく伸びをし次は何するんだっけと思っていたヴェルグであった… 2020年 12月02日 19 24 194 MI4989 哨戒機型シュヴェシィナ2「発動機とスラスターも取って。もう燃料は除去したよ」 ヴェルグ「ああ、そうだった」 そう言われたヴェルグは機体温度を確認しつつ発動機とスラスターを外していった。 取り外す事になっている装備を外した後、自己診断プログラムにかけて整備作業に入る……といってもこの哨戒機型シュヴェシィナは調子が悪い所があまりない個体なので消耗品の交換だけでなんとかなるものだ。 で、今回はその交換さえもない。 2020年 12月02日 22 27 195 忘却の亡霊 ヴェルグ「調子いいのか?この状態だと消耗品の交換もいらなさそうだが」 個人的には交換していきたいが状態がキレイなので交換するのもためらわれる そしてメンテナンスを終わらせたヴェルグはカフェオレを飲んだ 2020年 12月02日 22 43 196 MI4989 飲み物を飲んでいるヴェルグに先程取り外し作業を終えた哨戒機型シュヴェシィナが近寄ってきた。 そして抱きついてきた。 哨戒機型シュヴェシィナ2「♪」 彼女にとってはこの状態が落ち着くようだ。 2020年 12月03日 21 45 197 忘却の亡霊 ヴェルグ(カフェオレ飲みにくい…) 飲みにくそうにしながらカフェオレを飲み、コップを捨てて好きにさせて ヴェルグはぼーっとシフト表を見上げた… 2020年 12月03日 23 02 198 MI4989 そろそろ昼食の時間にさしかかるようだが、今の時刻だとまだ勤務時間となっていた。 ……なんかこれではいつもと変わらないなとヴェルグは思わされていた。 整備兵4「相変わらずお前は胸に何か挟んでないと落ち着かないのか」 哨戒機型シュヴェシィナ2「だって見えないもん」 整備兵4「それはそうとお前のシフトについてだが、爆発事故で離脱していた人員が明日に戻って来るそうだ。まぁ、いつものようにやってくれ」 2020年 12月04日 21 15 199 忘却の亡霊 ヴェルグ「明日か、そういや交代人員として来たんだよな俺も」 シュヴェシィナにくっつかれながら会話を交わし、昼飯時間になるまでベンチで伸びをした …なんだかブロペニュにくっつかれている事を思い出す光景である 2020年 12月04日 21 43 200 MI4989 昼食の時間になると哨戒機型シュヴェシィナが離れ、ヴェルグは食堂に向かう。 家畜ササミミ♂「(・ω・`)」ウロウロ、ウロウロ ヴェルグ(そういやこいつは何時までうろついてるんだろ……) 水兵2「その男の子、通貨なんですよね」 ヴェルグ「通貨?」 水兵2「友好的な水棲ベレロフォンが居る海域だと彼らを魚介食材と交換してくれるんですよ」 ヴェルグ「なんちゅー物々交換だ……」 列に並んでトレーを受け取り、テーブルに着いて昼食を食べ始めた。 メニューはサバの塩焼き、お粥、海藻とエビのスープ、ミカンの剥き身が入ったヨーグルトだった。 2020年 12月05日 14 57 201 忘却の亡霊 ヴェルグ「お粥か……そういやお粥は食った事無いな……」 お粥をスプーンで掬い、優しい味わいにほっこり癒やされる サバの塩焼きは可も不可もない普通の味だった いつものようにサクッとご飯を食べ終え、ヨーグルトを味わいながら食べていた…… 2020年 12月05日 15 27 202 MI4989 家畜ササミミ♂「(´・ω・)お腹空いた」 昼食を食べ終えたヴェルグは整備場に戻って来た。 整備兵4「老眼鏡的なのが欲しい?」 哨戒機型シュヴェシィナ2「ぶっちゃけこの船でしか近くのモノ見ないけど欲しいの。そのために電波飛ばすのも何かあれだし……」 整備兵4「さすがにそう言うモノは取り寄せられないぞ……。いや、そんなオプションパーツあったか……?」 2020年 12月05日 15 39 203 忘却の亡霊 ヴェルグ「ふぅ…」 昼飯を食べ終えてシフト表を見ると後半の仕事の時間になっていた とはいえ哨戒機型シュヴェシィナの面倒を見れば良いのでヴェルグとしては楽だ そう思っていると哨戒機型シュヴェシィナと整備兵が何か話しているのが見えた ……何か欲しいものでもあるのだろうか? 2020年 12月05日 18 31 204 MI4989 整備兵4「……流石に老眼鏡的なオプションパーツはないな……」 哨戒機型シュヴェシィナ2「(´・ω・`)」 ヴェルグ「どうしたんだ?」 整備兵4「このシュヴェシィナが近くのモノがさっぱり見えないからメガネが欲しいみたいなんだがそういうものは無いからな……」 2020年 12月05日 20 07 205 忘却の亡霊 ヴェルグ「……老眼鏡なら俺が作ろうか?」 整備兵4「出来るのか?」 ヴェルグ「作ってくれと依頼されたことがあってな……」 そう言うや否や錬金術用の紋様が描かれたシートを拡げ、錬金用の鉄とプラスチックを中央に置いて ヴェルグ「すぅぅ…ふぅぅ…」 深呼吸しながら精神を落ち着かせ集中力を高める もっと手早く錬金術を使えるのだがデザインも考えて作るのでこうして道具を使う そして錬金術を発動し、シックな色の老眼鏡が出来上がった… 2020年 12月05日 21 33 206 MI4989 あとは利用者となる哨戒機型シュヴェシィナに合わせて微調整する作業となった。 ……が、遠視度合いがかなり酷い類だったらしく、何度もレンズを錬金術で微調整する羽目になった。 ヴェルグ「まぁ、眼鏡の類はだいたいこうなんだよな」 整備兵4「あとは自動修理機構付き眼鏡ケースだな……。多分、壊してしまうこともあるだろうし」 哨戒機型シュヴェシィナ2「何気に眼鏡属性付きのシュヴェシィナって珍しくない?」 2020年 12月05日 22 26 207 忘却の亡霊 ヴェルグ「あー、ケースも要るなたしかに」 そう言うとヴェルグは眼鏡ケースを錬金術で作り、内側に魔法陣を書き始める コレは空気中に含まれる微量のマナをかき集め、自動で中にある物を直す為の物だ ……ちなみにケースはミスリル製だ、マナとの親和性を考えると他に無かったらしい 2020年 12月05日 23 14 208 MI4989 整備兵4「……よし」 何かの書類をまとめた整備兵はそれを持ってどこかへ行ってしまった。多分、調達費用かなんかを申請する書類なんだろうか。 哨戒機型シュヴェシィナ2「~♪」 眼鏡をこさえた哨戒機型シュヴェシィナはどことなく機嫌を良くしていままでよく見えてなかったであろう物を見て回っていた。 2020年 12月06日 01 04 209 忘却の亡霊 ヴェルグ「……ふぅ、いい暇つぶしになった」 そうやってスッキリした顔で道具を片付け、コーヒーを買うヴェルグ どうやらヴェルグにとってコーヒーは癒しアイテムになったようだ ……暇つぶしとはいえ錬金術を使ったのでリフレッシュには丁度いいのだろう 2020年 12月06日 08 42 210 MI4989 少しすると眼鏡を自分のロッカーにしまった哨戒機型シュヴェシィナが出撃準備を始めた。そろそろ入れ替えなんだろう。 ヴェルグはいつものように取り付け作業を行い、準備が整った哨戒機型シュヴェシィナはカタパルトから飛び立った。 ……それからしばらくすると朝あたりに飛び立った耳も悪い哨戒機型シュヴェシィナが着艦してきた。 2020年 12月06日 10 21 211 忘却の亡霊 耳も悪い子が降り立ってヴェルグは冷却と放電を行う しばらくして冷却と放電が済んだら武装翼などを洗い始めた ヴェルグ「……」ごしごし、ごしごし 2020年 12月06日 17 49 212 MI4989 武装翼や発動機などの装備を洗って取り外して待っていると関係のある水兵がやって来て耳も悪い哨戒機型シュヴェシィナの手を握って誘導し始める。 音もよく聞こえないとなると普段の生活がかなり困難になってしまうようだ。 整備兵2「いくら付きっ切りで整備する必要があるとは言え、あれではなぁ……」 2020年 12月06日 20 14 213 忘却の亡霊 ヴェルグ「視力も聴力も悪いとか整備もしんどいわな……」 せめて耳だけでも直してあげればと思うが、直せれないのでヴェルグもちょっとかわいそうに思った ……それはともかく、仕事があるかシフト表を確認していたヴェルグであった 2020年 12月06日 21 06 214 MI4989 ヴェルグに割り当てられた仕事の時間は夕飯の少し前あたりまでとなっていてその時にヴェルグは一度海軍基地へ行かされるような予定が組まれていた。報酬も海軍基地に着いたその時に渡されるのだろう。 ……しかし暇な勤務時間となっていた。 2020年 12月06日 21 37 215 忘却の亡霊 ヴェルグ「もうちょいしたら仕事も終わり…か」 なんだかんだ言ってもヴェルグが泊まりで取り掛かった仕事はそうそう無い 泊まりでの仕事は塹壕戦を思い出すが30年ほど前の話だ、のんびり出来る今回の仕事と相まってイロイロ違う 一応緊急時に備える為待機しているが、全然仕事が来なかった…… 2020年 12月07日 08 47 216 MI4989 全く来ないままに海軍基地へ戻る時間が来た。ヴェルグは他にも呼ばれた臨時メカニックと一緒に輸送機に乗せられて海軍基地へと飛ばされていく。 海軍基地へ着くとヴェルグ達は現金(UC)で報酬を受け取り、各々の帰路に着いた。 2020年 12月07日 17 53 217 忘却の亡霊 工房に帰ってきたヴェルグは倉庫からこたつを取り出してセッティングし電源を入れて入った もう出してもいいだろうと思ったからだ そしてナノトランサーからみかんを取り出して食べ始めた ヴェルグ「やっぱりこたつにはみかんだなぁ…」 2020年 12月07日 18 00 218 MI4989 <すぽっ 何かがこたつに入って来た。 \にゃーっ/ 子猫の鳴き声がするので子バリスタンあたりでも入って来たんだろう。 ブロペニュ「おかえりー」 ヴェルグ「ただいま」 ブロペニュ「ところで子バリスタン見なかった? ウサギっぽいやつ」 ヴェルグ「だいたいのバリスタンってウサギっぽいと思うんだが……」 ブロペニュ「尻尾が超短いの」 2020年 12月07日 18 42 219 忘却の亡霊 こたつをあげて中を見てみるとやっぱり子バリスタンがぬくぬくしてた さもありなんと思っているとブロペニュがこたつに手を突っ込み、抱き上げた ヴェルグ「またなんで子バリスタンがこんな所に?」 2020年 12月07日 19 12 220 MI4989 うさぎばりすたんa「J,,・ω・)にゃー」 ブロペニュ「ちょっとケピニェコくんに頼まれて子供を預かってるの」 どうやら子守りをお願いされたらしい。自宅が何かの理由で子供を置いとけない状態なんだろうか。 うさぎばりすたんb「J,,・ω・)」ぴょーんっぴょーんっ 2020年 12月07日 20 24 221 忘却の亡霊 ヴェルグ「……作業部屋には入ってないよな?」 ブロペニュ「うん、入れてないよ」 ヴェルグ「ならいい、まぁご飯には気を付けてな」 そう言うとヴェルグはみかんを食べ始めた とりあえず作業部屋に子バリスタンを入れないようにしとこうと思ったヴェルグであった…… 2020年 12月07日 21 57 222 MI4989 ぽふっ リビングで跳ねていた子バリスタンがヴェルグの頭に乗って来た。特に意味はないだろう。 ブロペニュ「ん、コタツに入りたいの?」 うさぎばりすたんa「J,,・ω・)っ」もぞもぞ ブロペニュ「はい」 すぽっ うさぎばりすたんa「J,,-ω-)」ぬくぬく 2020年 12月07日 22 35 223 忘却の亡霊 ヴェルグ「この子達は人に慣れてるのか?いきなり頭に乗ってきたが」 子バリスタンを乗せたまま疑問に思うヴェルグ 遠慮なく頭に乗っかってくるあたり少なくともヴェルグは怖がられてないようだ ……頭に子バリスタンを乗せたままみかんを食ってる様子はどことなくマヌケに見える( 2020年 12月07日 23 34 224 MI4989 ブロペニュ「慣れてるんじゃないの……?」 ヴェルグの頭の上から降りた子バリスタンはもう一匹と同じくコタツの中に入ってそのまま出てこなくなった。 コタツの中になんでだかウサギが居る変な状況になっている。 少しするとブロペニュは夕飯の支度をし始めた。 2020年 12月08日 06 56 225 忘却の亡霊 ヴェルグ「んー…」 こたつでだらけながらテレビを見るヴェルグ しかしニュース番組ばかりなのか暇そうにテレビを見ていた ヴェルグ「…腹減った」 2020年 12月08日 08 44 226 MI4989 \にゃーっ/ \にゃーっ/ なんか子バリスタンがこたつの中でバタバタしはじめた。じゃれているのだろうか。 カスターダ「やっぱりコタツの中で遊ぶのね」 ニュルン「そういえば子守りは日を跨がなかったと思うんだけど何時引き取るのかしら」 ケピニェコ「今来た。で、どこに居る?」 ちょっとだけ冬仕様になってもこもこになってるケピニェコがやって来ると彼はまっすぐとコタツに向かって来た。まぁ、そこに居るんだろうな、と分かりきったような足取りだ。 ケピニェコ「どこにいるんだろうな~」 もふっ、もふっ うさぎばりすたんa,b「(・ω・;し(・ω・;し」 ケピニェコ「じゃ、さようならー」 2020年 12月08日 14 12 227 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」うとうと ケピニェコが子バリスタンを連れて帰っていった一方ヴェルグはこたつの魔力に負けそうになってた とりあえずヴェルグはこたつから出て顔を洗い、眠気を覚ます そして夕食は何かとキッチンを覗き込んだ…… 2020年 12月08日 14 31 228 MI4989 キッチンを覗き込むともうスープ類とパンが作り終えられており、あとはビーフステーキを焼き上げてフライドポテトや茹でた野菜類を盛りつけるだけという段階だった。 ブロペニュ「~♪」 2020年 12月08日 17 34 229 忘却の亡霊 ヴェルグ(もうすぐできるか……) 向こうのコックには悪いがやはりブロペニュ達の料理が美味しそうに見えた そして自分が食に関して恵まれた立場に居る事を思い知る ……アーク人間体でいたままだったら味わえなかっただろう、食事は何よりの娯楽だ とりあえずヴェルグはこたつに戻り、のんびりとテレビを見ていた… 2020年 12月08日 18 56 230 MI4989 テレビはまだニュース番組だった。とくに興味のない話題が流れて行って少しするとブロペニュに夕飯が出来たと言われる。 テーブルには先ほど焼いていたビーフステーキとフライドポテトと茹で野菜の盛り合わせが置いてあり、その周りにはいつものような気がするコンソメと豆のスープ、フランスな感じがするパン、スモークサーモンと組み合わされた野菜サラダ、カフェオレが並んでいた。 ブロペニュ「ひさびさにえっちできるかな……」 カスターダ「たまには回りくどい言い回しも覚えたら?」 2020年 12月08日 23 11 231 忘却の亡霊 ヴェルグ「うーん、まさにびっち……」 切ったステーキをパンに乗せてもぐもぐ食べるヴェルグ そしてスープを飲み干し、サラダを食べた しばらくして夕食を食べ終え、カフェオレを飲み始めた…… 2020年 12月09日 07 40 232 MI4989 さも当然のようにブロペニュがくっ付いて来た。 やっぱりこうなるなとヴェルグは思わされ……、 ブロペニュ「潮の臭いがする」 なんかブロペニュは何かを操作するような手の仕草をすると食器が片付けられて行き、ヴェルグはブロペニュに風呂場に連れ込まれていった。 2020年 12月09日 13 39 233 忘却の亡霊 ヴェルグ「艦の中にいたからなぁ……て、ちょおま」 ブロペニュに風呂場に連れ込まれ、わしゃわしゃと洗われた 風呂くらい一人でも出来るのだがなんだかブロペニュからのプレッシャーが凄い ため息を吐きながらブロペニュに身体を洗われるヴェルグであった…… 2020年 12月09日 14 58 234 MI4989 ニュルン「あー、これは洗った後にお楽しみタイムね」 風呂場というか脱衣所に入る寸前でニュルンの言葉が聞こえた。つまり、ブロペニュはそういうつもりなんだろう。 カスターダ「で、明日はどうしようか」 ニュルン「特に行ける任務もないわね……」 2020年 12月09日 17 55 235 忘却の亡霊 〜しばらくお待ちください〜 ヴェルグ「(ヽ´ω`)結局こうなるのか…」 ブロペニュ「♪」すりすり ヴェルグがげっそりしつつ風呂場から出てきてブロペニュが満足そうな顔ですり寄っている つまりはそういう事だろう ヴェルグ「ゔぃー…もう寝ようかな…」カフェオレ飲みつつ 2020年 12月09日 19 54 236 MI4989 ――翌朝、 疲れた表情で眠りに着いたヴェルグはブロペニュに抱き着かれた状態で目を覚ます。 魚料理の匂いが漂っているので今日はニュルンが料理を作る当番なんだろう。 ニュルン「~♪」 2020年 12月09日 20 46 237 忘却の亡霊 ヴェルグ「……」 キッチンに入るとニュルンが何か魚料理を作っていた とりあえず洗面台で顔を洗ったヴェルグはコーヒーを淹れ、携帯端末でニュースを見始めた 2020年 12月10日 00 06 238 MI4989 ダスドや近郊宙域にある宇宙都市でのニュースサイトにはとくに興味を引くものは無かった。 それでも眺めているうちにテーブルには朝食であるいろんな貝の剥き身が入ってるクリームスープ、フライドポテトと白身魚のフライとサーモンのムニエルの盛り合せが並べられた。 ニュルン「……」もぐもぐ そしてニュルンは刺身的に切り分けられた魚の切り身を食べ始めた。 2020年 12月10日 15 33 239 忘却の亡霊 ヴェルグ(よかった、生ものは入ってない…) おそらくヴェルグに気を使ったのだろう、料理に生ものは入ってない これなら安心して食えるとテーブルに着いて朝食を食べ始めた… 2020年 12月10日 16 32 240 MI4989 朝食を食べ始めたあたりで眠そうな顔をしたブロペニュとカスターダが起きて来て朝食を食べ始めた。 彼女らは真っ先に生魚を食べ始める。 どうやらヴェルグにだけ生の食材が無いようだ。 カスターダ「なんか暇になりそうね」 ブロペニュ「任務も無いの?」 カスターダ「まぁ、そうなのよ」 2020年 12月10日 19 25 241 忘却の亡霊 白身魚のフライを最後に朝食を食べ終えたヴェルグ そしてカフェオレを持ってこたつに入った…… ヴェルグ「んー……」こたつにもたれながら依頼を探す 2020年 12月10日 20 43 242 MI4989 まだ依頼は来てないようだ。 カスターダ「あー、そろそろ受付状態にしないとね」 ヴェルグ「お前が依頼を受け付けるかどうかを管理してるのかよ……」 カスターダ「緊急の依頼を食事中にぶつけてこられたら嫌でしょ?」 2020年 12月11日 13 11 243 忘却の亡霊 ヴェルグ((´・ω・`)俺の立場……) 依頼の受け付けをいつの間にか管理されてて思わず凹むヴェルグ 正直、立つ瀬が無い 2020年 12月11日 13 51 244 MI4989 しばらく端末を眺めていると予約を入れていたであろう依頼が反映され始めた。 ・子バリスタン用爪とぎ板(手足両用、要:鉄工用超高硬合金)20枚製作 ……絶対、子バリスタンを飼ってる金持ち達からの依頼だろうなと思わされたヴェルグであった。 2020年 12月11日 17 31 245 忘却の亡霊 ヴェルグ「鉄工用超高硬合金なんてあったか……?」 そう呟きつつ倉庫をガサゴソと探し、鉄工用超高硬合金を見つけ出す……どうやらあったようだ 拳銃を作っていた時の残りがあったようである ヴェルグ「………」錬金術で鉄工用超高硬合金を量産中…… 2020年 12月11日 20 24 246 MI4989 ニュルン「それにしても昨日預かったウサギ型は元気いっぱいだったわね」 ブロペニュ「あっちこっち跳ね回ってて作業部屋に入れないようにするのが大変だった……」 ソファに寝転がったニュルンとブロペニュはなんとなく昨日預かっていた子バリスタンの写真を眺めながらそんな事を話していた。 ヴェルグが来た時にはコタツを出していたからか大人しくなっていたが、結構アグレッシブだったらしい。 2020年 12月11日 22 02 247 忘却の亡霊 錬金術で鉄工用超高硬合金を量産したヴェルグは爪とぎ板に形を整える そして爪とぎ板を20枚作り上げ、ヴェルグは立ち上がり転移していった…… 2020年 12月11日 22 13 248 MI4989 転移した先は退役した巡洋艦を改装したと思われるクルーズ船の近郊宙域だった。 誘導灯に従ってそのクルーズ船に接近していくと宇宙を飛び回ってる子バリスタン達が見えた。飛翔能力の有無に関わらずいろんな姿の子バリスタンがかなりの速度で飛び回っていてちょっと危なっかしい。 そんなところを抜けてクルーズ船に降り立つと依頼品である爪とぎ板と結構沢山の現金(UC)を交換してもらった。 2020年 12月11日 23 50 249 忘却の亡霊 ヴェルグ「まいどあり、コレ領収書」 現金を受け取り、領収書を渡してヴェルグは飛び立ち転移していった…… 〜ヴェルグの工房〜 ヴェルグ「ふぃー」もそもそとこたつに入る 2020年 12月12日 10 45 250 MI4989 ヴェルグがコタツに入るとブロペニュがわざわざ隣に入って来て身体をすりよせた。 ブロペニュ「~♪」 相変わらずだな、とヴェルグは思わされた。 カスターダ「今日のお風呂の後、ミニバリスタンになろうかな」 ニュルン「意外と気に入ってるの? あの身体」 カスターダ「戦闘用に使うつもりが無いから結構気楽なのよね」 2020年 12月12日 14 20 251 忘却の亡霊 ヴェルグ「お前はホントくっついてくるな」 ブロペニュ「~♪」 ブロペニュを撫でながら緑茶を飲み、テレビを見る 嫉妬のアークが探しているのも知らず、情報番組見ていた… 2020年 12月12日 14 59 252 MI4989 テレビを眺めている間にニュルンは昼食の支度として冷蔵庫を兼ねた食料庫からいくらか食材を取り出していく。 大きめのカニの剥き身や水棲シュヴェシィナだけが主に栽培してる謎野菜を切り分けて鍋に突っ込んで茹で始めた。別に用意した鍋には小エビとイカの切り身を入れて茹でる。 その間にパン生地をこねて発酵させ、中に入れる調味料を作り始める」 カスターダ「今日はあんたにとっては馴染みのある食材を使うのね」 ニュルン「たまにはいいでしょ」 小エビとイカの切り身が茹で上がったら発行させたパン生地に調味料と茹でた小エビとイカの切り身を入れて包み、オーブンに突っ込んで焼き始める。 ここでマグロを切り分けたものを取り出し、必要なサイズにカットしてステーキとして焼き始めた。 2020年 12月12日 19 29 253 忘却の亡霊 ヴェルグ「あー…ひと仕事終えた後のお茶は美味い……」 ブロペニュの頭を撫でて、のんびりとみかんを食べるヴェルグ ブロペニュがみかんを見ているのを見て、ブロペニュに食べさせる そうして二人揃ってこたつを満喫するのであった…… 2020年 12月12日 22 15 254 MI4989 ニュルンはマグロステーキに茹でた野菜やカニの剥き身を盛り合わせ、茹でた時に使ったお湯に調味料をいくらかと乾燥した海藻を入れて最後に脱金属したタコミルクを加えてクリームスープをつくった。 そのタイミングでマグロステーキとクリームスープをテーブルに並べ始めた。 ニュルン「あとは包み焼きパンを並べるだけね」 2020年 12月13日 07 00 255 忘却の亡霊 ヴェルグ「あー……こたつ作って良かったー……」 こたつにハマってだらーんと机に頭を乗せてくつろぐヴェルグ どうやらよほどこたつが気に入ったらしい、昼飯が出来るまでくつろぐつもりだろうか そんな中でも携帯端末を開き、依頼が無いか確認するのであった…… 2020年 12月13日 12 12 256 MI4989 なんか依頼が見えたがその時にニュルンがお昼ができたと言い、昼食の時間になった。 席に着いて何か食べ始めるときにヴェルグは端末を覗く。 ・ササミミ族の対戦車ライフルに付けられる互換精密銃身(7.62mm用) 10本製作 一個だけあった。 ニュルン「~♪」もぐもぐ 2020年 12月13日 18 17 257 忘却の亡霊 ヴェルグ(こりゃ飯食ってからだな……) 携帯端末をしまい、昼飯を食べ始める もぐもぐもぐもぐと昼飯にがっつき、どんどん食べ進めていく 少しして昼飯を食べ終え、作業部屋へと向かった…… 2020年 12月13日 20 21 258 MI4989 作業部屋にいつのまにやら設置されてた製図用のPC(多分、ニュルンが設置した)を立ち上げてフェヌンの群れで取り扱っているデータベースにアクセスしてあのササミミ族の対戦車ライフルの図面を表示させるとそれを基に精密銃身の製作に取り掛かった。 その頃、ブロペニュ達はまだ昼食を食べていた。 ブロペニュ「なんか暇だよね」 カスターダ「どっかにお出かけでもする?」 2020年 12月13日 22 22 259 忘却の亡霊 ヴェルグ「精密銃身ねぇ……」 精密射撃でもするんだろうなと当たり前の事を思いながらヴェルグは精密銃身を作っていく 最初はパーツ毎に作っていたがワンセット組み上げた後は錬金術でササッと作る 錬金術で作ったものがちゃんと出来てるか確かめ、問題無い事を確認する そしてPCの電源を落とし、依頼主の元へ転移して行った…… 2020年 12月14日 13 06 260 MI4989 転移した場所は…… きんいろみみとびばりすたん「J,,・ω・)にゃー」 何か広々としているよく整備されたお庭だった。 しかも金色のミミトビバリスタン付きだ。 しばらくするとメイド的な召使達がやって来てヴェルグに代金を渡してきた。これから狩りにでも出かけるような格好をしている兄妹も見える。 子バリスタンを猟犬代わりにでもするんだろうか? 2020年 12月14日 20 21 261 忘却の亡霊 ハロウィンパーティーで見たきんいろみみとびばりすたんはコイツだったのだろうか? そんな事を思いながら思いながら月讀京に寄り、だんごを買ってから工房に転移した ヴェルグ「ふぃー、錬金術を使うと精神がゴリゴリ削られる……」だんごを食べながら 2020年 12月14日 22 51 262 MI4989 ブロペニュ「おかえりー」 工房に帰って来ると待ち構えたかのようにブロペニュが寄って来て身体をすり寄せて来た。 リビングにはなんともだらけた様子で弾のカタログ的なのを読んでいるニュルンとカスターダが見えた。 2020年 12月14日 23 15 263 忘却の亡霊 ヴェルグ「ああ、ただいま」 ブロペニュの頭を撫でながらこたつに入り、だんごを食べるヴェルグ ずずっと緑茶を飲み、のんびりとテレビを見ていた… 2020年 12月15日 11 52 264 MI4989 ……なんかコタツの中に何かが居る気がする。 そう思ったヴェルグはコタツをめくった。 ササミミ少年1,2,3「(・ω・)(・ω・)(・ω・)」あ、どうも 見なかったことにした。 ニュルン「あら、ヴェルグ帰って来たのね」 ブロペニュ「さっき帰って来たよ」 ニュルン「なんかニューマンのコスプレするからナノトランサー作ってって依頼してきたササミミが3人来たのよ。ちょっとこなしてくれる?」 2020年 12月15日 14 46 265 忘却の亡霊 ヴェルグ「了解…っと」 もそもそとこたつから出て作業部屋へと向かう ちょっと寒そうにしていたのはきっと気のせいだろう しばらくして3つのナノトランサーを手に戻って来た、それぞれ違うデザインで どうやら気に入ったデザインがあれば外装パーツを組み変える事が出来るようになっているようだ…… 2020年 12月15日 15 41 266 MI4989 ニュルン「品物が出来たわよ」 そう言ってニュルンがコタツをコツコツと叩くと見なかったことにしたササミミ達が出て来た。 なんかアークスみたいな恰好をしてるのと特徴的な耳でニューマンみたいに見える。 ヴェルグは彼らから代金であろう魔導銅合金インゴット5つを受け取った。 2020年 12月15日 16 42 267 忘却の亡霊 ヴェルグ「まいどあり、コレ領収書」 ササミミ達に領収書を渡して携帯端末を見るヴェルグ そしてロータリー式の除雪車が壊れたので修理して欲しいという依頼が舞い込んだ、例によってプリッツアからである ヴェルグ「冬に除雪車が壊れるって結構やべぇぞ…仕方ない、行くか」 そう言ってヴェルグは用意を整え、プリッツアに跳んでいった…… 2020年 12月15日 19 35 268 MI4989 ブロペニュ「いってらっしゃーい」 ヴェルグを見送ったあと、リビングではコスプレでの見栄えで外装はどうしようかとササミミ達が鏡を見て服装を調整したりしていた。 ニュルン「何かと思ったら今日はフェヌンさんがお出かけ中だったからなのね」 2020年 12月15日 19 50 269 忘却の亡霊 〜プリッツア王城 ガレージ〜 シルビア「すまんな、急に呼び出して」 ヴェルグ「緊急の依頼だろ?報酬さえしっかり貰えれば構わない……で、依頼のブツは?」 シルビア「あっちだ」 シルビアに促されて除雪車を見る ロータリー除雪車のロータリー部分が折れており錬金術で直すしかなさそうだ コレも仕事だと考えヴェルグは修理を始めた 2020年 12月15日 23 31 270 MI4989 その頃、工房では…… カスターダ「なんかよく来てる気がするけど村はそんなに安全じゃないの?」 ササミミ少年1「うーん、そうでもないけど変なものはこのへんじゃないと作れないんだよね」 2020年 12月16日 18 51 271 忘却の亡霊 折れたシャフトを錬金術でズレ無く直し、キチンと動くのか試運転して確認した ヴェルグ「……よし、問題無いな」 シルビア「助かった、これで雪かきが出来る」 ヴェルグ「錬金術が無かったらまるごと交換だしな……」 シルビア「まったく、お前がいてくれて助かった……コレ報酬」 ヴェルグ「まいどあり、はいコレ領収書」 報酬と領収書を交換してシルビアと別れて工房に転移した…… 2020年 12月16日 19 47 272 MI4989 工房に戻って来るといつものようにブロペニュ達がだらけている様子が見えた。 それとは別にカスターダは直ぐ近くにある屋内演習場の様子を見ていた。 画面を見るとなんかアークスみたいな武器握って戦ってるコスプレしたササミミ達の姿があった。 ブロペニュ「おかえりー」 2020年 12月16日 23 03 273 忘却の亡霊 ヴェルグ「ただいま」 工房に帰ってきたヴェルグは緑茶を淹れてこたつに入る そしてみかんを食べながらゆっくりと緑茶を飲んだ…… 2020年 12月17日 09 03 274 MI4989 カスターダ「うん? ええ、構わないわよ……」 少しすると屋内演習場を監視している格好になっていたカスターダが何かを応対した。利用客が加わったのだろう。 ニュルンもコタツに寄って来てコタツ布団をめくって中を見てから入って来た。 ブロペニュ「あとはネコが居ればコタツから出てこない定番が出来るね」 ニュルン「代わりに子バリスタンぬいぐるみでも置いておこうかしら?」 2020年 12月17日 23 01 275 忘却の亡霊 ヴェルグ「猫ってホントあったかい所好きだよな、ストーブもそうだし」 みかんの皮を剥きながらそう言うヴェルグ いつの間にか市松模様のはんてんをはおっており、妙に似合っている そしてみかんを食べ、緑茶を飲んでいった…… 2020年 12月18日 07 53 276 MI4989 それから少ししてカスターダもコタツに入って来た。屋内演習場を監視する用事が済んだのだろう。 その時にはなんでだか黄色い毛並みをした子バリスタンぬいぐるみがコタツの上に置いてあった。 ニュルンが置いたのだろう。 ブロペニュ「~♪」すりすり、むにむに 相変わらずブロペニュはヴェルグにくっ付く。 2020年 12月18日 17 15 277 忘却の亡霊 ブロペニュの頭を撫でながらみかんを食うヴェルグ あーんと口を開けるブロペニュにみかんを放り込むともぐもぐと食べ始めた、うさぎかお前は ヴェルグ「あー、ぬくい…」 2020年 12月18日 20 23 278 MI4989 カスターダ「なんかヴェルグは寒そうな格好なのに私達は相変わらず肌が見える格好よね」 ニュルン「言われてみればそうだけどその必要があるかと言うと……うーん」 ブロペニュ「~♪」 2020年 12月18日 21 41 279 忘却の亡霊 ヴェルグ「これで雪でも降ってりゃ情緒があるんだけどなぁ……雪かきが毎年しんどかったけど」 ニュルン「寒い所に住んでたのね」 ヴェルグ「まぁな……まぁここではこたつとかもホントはいらないが」 ブロペニュ「え、じゃあこのコタツやはんてん姿は?」 ヴェルグ「俺の趣味だ、いいだろ?」ニコッ スッパリと趣味と言い切るヴェルグ、こういうものを楽しむのも人間らしさなのかもしれない…… 2020年 12月19日 12 41 280 MI4989 ニュルン「なんだかんだで趣味ができてたのね」 カスターダ「昔を懐かしんでるかと思ったけどそういう趣味だったんだ」 若干意外そうな顔をしたニュルンとカスターダは各々が持ち込んだ果物を食べながらそう言った。 どうにも人間だった時代を懐かしんでるかのように見えていたようだ。 2020年 12月19日 13 14 281 忘却の亡霊 ヴェルグ「故郷にゃ暖炉しか無かったからな、動物の毛皮で作った毛布かぶって寝てたわ」 ニュルン「じゃあどこでコタツを知ったのよ」 ヴェルグ「ヤマト星系で雪かきのバイトしてた時、依頼主とお茶を飲んだ時に入れてもらった」 カスターダ「それでコタツを知ったのね、昔から色々やってたのねぇ……」 せんべいをバリボリ食べながら緑茶を飲むヴェルグ その姿はどこかジジ臭かった…… 2020年 12月19日 13 41 282 MI4989 \にゃーっ/ なんかコタツの中から子猫の鳴き声がした。 ブロペニュ「何が居るかな」 コタツ布団をめくって見えたのは シャッフィ、デッカー「ミ,,・ω・,,ミ ミ,,・ω・,,ミ」 冬毛になってもっふもっふになったパンター兄弟だった。 2020年 12月19日 14 14 283 忘却の亡霊 ヴェルグ「あれま、猫の代わりに子バリスタンが入ってる」 パンター兄弟をもふもふと撫で、お茶を飲むヴェルグ そして何か依頼か?とパンター兄弟に聞き始めた…… 2020年 12月19日 15 45 284 MI4989 シャッフィ、デッカー「ミ,,・ω・,,ミ ミ,,・ω・,,ミ これ二つ欲しい」 パンター兄弟はコタツの足をコツコツと叩きながらそう言った。 ……コタツを寝床にするつもりなんだろう。 2020年 12月19日 16 32 285 忘却の亡霊 ヴェルグ「そんなに気に入ったのか、こたつ……」 そう言ってこたつから出て作業部屋に入っていくヴェルグ 持ち運びしやすいように足を畳める構造にしようかと思いながら作業を始めた…… 2020年 12月19日 20 19 286 MI4989 一方リビングでは…… カスターダ「~♪」もふもふ デッカー「ミ,, ω ,,ミ」じゃれてる ブロペニュ「ほんとに長毛種が好きなんだね」 なんかカスターダがデッカーとじゃれてた。 2020年 12月19日 21 26 287 忘却の亡霊 こたつ本体を錬金術で作り、それを机の台に組み付ける 足は金具で折り畳み機構を付け、片付けが楽になるようにする そしてこたつ布団を別に付けてリビングヘこたつを運んでいった…… 2020年 12月19日 22 33 288 MI4989 リビングに来るとパンター兄弟とカスターダがじゃれ合ってるのが見えた。 同じクレリアン同士なので何か気があうんだろうか。 目を合わせたニュルンがパンター兄弟からの代金であろうミスリルインゴット5個をヴェルグに渡してきた。 2020年 12月19日 23 03 289 忘却の亡霊 こたつセットをパンター兄弟の所に置き、ニュルンから代金を受け取る そして領収書を書いてこたつセットに貼り付け、ヴェルグはコタツに入って緑茶を飲んだ ヴェルグ「ふぃー、終わった終わった……」 2020年 12月20日 00 08 290 MI4989 シャッフィ「ミ,,・ω・,,ミ」もふもふ ニュルン「ほら、頼んだコタツができたわよ」 パンター兄弟をコタツセットに誘導するとさっそく組立始めた。 子バリスタンの体格でコタツを組み立ててるのでさながらテントを組み立てているようにも見える。寝床として使うつもりなんだろうなとヴェルグは思わされた。 ヴェルグ(あれ、これ動作チェックでコタツから出られなくなる奴では……) 2020年 12月20日 00 50 291 忘却の亡霊 〜1時間後〜 シャッフィ、デッカー「Zzz……Zzz……」 ヴェルグ「嗚呼、やっぱりこうなったよ……」 動作チェックがてらこたつの中に入ったパンター兄弟は見事にドハマりし眠ってしまった ヴェルグが揺さぶるもパンター兄弟は起きない ちょっと困った顔をしながら、ヴェルグはパンター兄弟のお昼寝を見ている事しか出来なかった… 2020年 12月20日 11 03 292 MI4989 ブロペニュ「さっそくコタツから出てこないネコになってる」 すやすやとお昼寝しているパンター兄弟はさながらコタツから出てこないネコのようだった……。 カスターダ「なんかしばらくしたら取り上げられそうね……」 2020年 12月20日 16 03 293 忘却の亡霊 ヴェルグ「こりゃぐっすり寝ちまってるぞ……こりゃこたつから引っこ抜くしかないか」 ヴェルグがパンター兄弟をこたつから引っこ抜き、ゆさゆさと揺さぶる これで起きなきゃどうしようと思いながらパンター兄弟を揺さぶり続けた…… 2020年 12月20日 18 12 294 MI4989 シャッフィ「ミ; ω ミ Σ」じたばた 流石にコタツから出して揺さぶられると目を覚ました。 が、そんなことよりもかなり熱い。 ヒーターで温められていたのもあるが断熱構造なそのもふもふに熱がかなり籠っている。 デッカー「ミ´・ω・ミ」ほかほか ニュルン「なんか懐炉みたいね」 2020年 12月20日 18 52 295 骸真 削除 「寒い…寒いめろ~!」ガランガラン なんか羊の獣人みたいなのが工房に入って来た。 羊の獣人「寒……。めろっ」ひしっ デッカー「Σミ・ω・`ミ」ギュッ 羊の獣人「暖かいめろ~」ぬくぬく なんか勝手に入って来た獣人がデッカーに抱きついてデカい毛玉と化した… (羊の獣人については人物紹介をご覧下さい。何か色々書いて有りますが特に深く考えなくてヨシ!!因みに単なる迷子です) 2020年 12月20日 20 17 296 MI4989 ブロペニュ「なんか大きい子バリスタン(?)が来たね」 ニュルン「ぬいぐるみみたいなのがぬいぐるみに抱き着いてるみたい。ところでこんなタイプの子バリスタンも居るの?」 カスターダ「いや、知らないわね……」 シャッフィ「ミ,,・ω・,,ミ」もふもふっ デッカー「ミ´・ω・`ミ」ぼくはぬいぐるみじゃないよって顔してる 2020年 12月20日 20 50 297 忘却の亡霊 ヴェルグ「何このカオス……」 もふもふがもふもふを呼んだのか、新たなもふもふが紛れ込んだ 獣人には違いなさそうだがバリスタンとはまた違いそうだ たまたまここにやって来てしまったのだろうか? 2020年 12月20日 21 16 298 骸真 削除 羊の獣人「メロロはバリリカン(?)じゃないめろ。メロロはカチカチ山からぶぃびぃなんとかのミミのお店に羊毛を届けに来たんだめろ。道がややこしくて、うろうろしてたらここに居ためろ。ここどこめろ?」 デッカー「ミ;・ω・ミ」もふもふ おぞましい何か「迷える子羊よ、神のお告げである。約束は果たされた。受難の時だ、耐え難くあるべし」 ブロペニュ「?!」ビクッ 何か外に歯茎が剥き出しの人毛が生えた人間の特徴を備えた化け物がわらわらいて、しゃべくっている。 羊の獣人→メロロ「あれは夢ノ谷の羊だめろ。メロロの羊さんめろ」 おぞましい何か→ユメノタニヒツジ「ここは神の逐わす谷、閉じられし岩戸、かの者は人為らざる化身、故に畏れ多くあるべし」 ユメノタニヒツジ2「光る岩よ、光る星よ、輪転し廻れよ。流転する魂は灰塵に帰す」 めっちゃ喋ってる… メロロ「ふぁあ…疲れためろ…休憩するめろ…」ポスン メロロは欠伸をするとデッカーを抱えたままその場に座り込りこんでしまった。 もの凄くマイペースな性格の様だ。 2020年 12月20日 22 06 299 MI4989 デッカー「ミ´・ω・`ミ」だして シャッフィ「ミ´・ω・`ミ」引っ張り出そうとしてる ニュルン「取引先に商品を届けてる途中の羊飼いが迷子って拙い状況じゃない。どうしましょ」 ブロペニュ「ターリア宇宙港に案内するか運んで行って迷子センターに預けて来る?」 メロロ(と羊達)をどうしようかブロペニュ達は呑気に話を交わしている。 シャッフィはメロロに抱かれたデッカーを引っ張り出そうとしている。 ケピニェコ「コタツとやらを注文しに行った子供が帰ってこない、なんて十中八九……」 なんかパンター兄弟を連れ戻しに来たであろうケピニェコがやって来た。 ……なんか面倒な状況になってるのが見えた。 コタツの外にパンター兄弟が見えるのでコタツから出てこない、なんてことではないようだ。
https://w.atwiki.jp/uncyclopediamabiwiki/pages/1439.html
#shadowheader モンスターが喋る台詞の一覧です。 名前は五十音順になっています。 他のモンスターの台詞は[[ color(Blue){こちら}; ../モンスターの台詞]] ハ行 [#o11b8a7f] バグベア [#zjb89813] フライングソード・ポケットマウス・スモールゴーレム [#b7adbb74] 亡霊砂漠戦士 [#jbui1pqr] ホブゴブリンファイター [#j95480d1] マ行 [#k48b20a9] マイナーコボルド [#b64ccfb1] ハ行 バグベア アクティブ前 くぅ〜ん・・・ アクティブ後 か・・・かって来い・・・ フライングソード・ポケットマウス・スモールゴーレム 巨大化時 タキ グラナイド インチャトラ マナ プラウ! 亡霊砂漠戦士 未アクティブ時 水をくれ・・・ 亡霊砂漠戦士 … 「水をくれ…」 って言います。一度、本気であげた事あえてます。ちなみに、あげたらビックリしてました。るんで覚 -- すみません。いじくってたら変になりました (__; とにかく、亡霊砂漠戦士は「水をくれ…」って言います。ハンターもだったかな? -- ホブゴブリンファイター クツナクヒラー・・・ クククッ クツナ・・・ とりあえず色々喋ってるようなので追加してみました。ホブゴブリン系はみんな言ってるような気もしますが、あまりちゃんと見れないので後はお任せします (^_- -- コメント マ行 マイナーコボルド アクティブ前 金を探さなきゃ 魚食べたい コボルド休みたい 人間どこだ? コボルド疲れた コボルト父さん具合悪い 人間が憎い コボルド疲れる 人間来るな 元気出さなきゃ この金で父さんの薬代を稼がなければならない! 金があまりない コボルト金必要! コボルド金を掘らなければならない 金が・・・ 疲れる・・・ コボルド薬代できたら休む コボルド腹減った アクティブ後 人間が現れた! ここは俺らの土地だ ? 人間? 人間か? 人間だ コボルドけんか怖い 人間ならそのまま立ち去れ コボルド逃げろ ・・・・・・ 人間憎い 人間倒れろ ぶつな 死にたくない 来るな! 来るな コボルドイタイ あっちいけ! コボルド死にたくない ううう 被ダメージ時 助けて! キャア! ぶつな クウッ! 倒してて可哀相になってくる台詞です・・・ -- 倒す前に (アクティブ前の台詞)で倒すのが可哀相になるのは俺だけか(笑) -- 今日初めて戦いました。なんか可哀想過ぎてしばらく落ち込みました・・・orz -- コメント
https://w.atwiki.jp/quizbc/pages/1482.html
戦火に燃ゆる鎧(センカにモゆるヨロイ) p e 属性 火 コスト 20 ランク A 最終進化 A レベル HP 攻撃 合成exp 1 616 622 ? 50 1,232 1,244 ? 最大必要exp 19,564 No. 0994 シリーズ 亡霊 Aスキル 怨念の十字尖 敵単体を2回連続攻撃(?%) Sスキル 紅蓮刃 敵全体へ火属性の中ダメージ(60%/7turn) 売却価格 11,700 進化費用 - 進化元 朱き武者の亡霊(B+) 進化先 - 入手方法 進化 備考