約 3,200 件
https://w.atwiki.jp/tosyoshitsu/pages/379.html
細い頬がにっこりと膨らんだ。 その年頃の少女だけが浮かべることの許された、光の弾けるような丸い頬笑み。 人差し指で婦人の抱く赤ん坊をあやしながら彼女は言った。 「大変でしたね。大丈夫でしたか?」 「えぇ、こちらはなんとか」 初々しい、ある時を経た婦人だけが浮かべることの出来る、幸せに満ちた微笑み。 その笑顔に奥へと案内されながら、後藤亜細亜は、自分の選択が間違ってはいなかったことを確信した。 /*/ 前日の夜のことだ。 「何をやってるんだ、亜細亜」 PCの前で顔を覆いながらきゃーきゃー言っている彼女を見て、吹雪は言った。 ひょいと後ろからモニターを覗き、むうと唸る。 「小笠原のログには、発禁だけじゃなくR-15指定もあったがいいか知れんな」 「ええっ」 「冗談だ」 いつものパターンなら、いつ奥さんが後ろから目を光らせて乱入してこないとも限らない。口先ではそう言ったが、亜細亜が見ているログは、潔癖な彼女にしては珍しいことにラブラブな小笠原ゲームのログだった。それもただのラブラブではない。かなり、濃ゆい。 英吏のことといい、この子もそういう年頃なのか、と内心複雑な思いを抱きながら、 「この二人の結婚式にも顔を出していただろう。好きなのか」 実際には顔を出すという次元ではなかったのだが、亜細亜は意外にも随分真面目な顔で頷いた。 「そうか」 彼女が憂慮していた案件を吹雪は思い出す。蒼の忠孝のところには、先日もこの子は伺っていた。 ゲームを遊ぶ一部のプレイヤーやエースを、ゲーム内のキャラクターの一部が半ば忌み嫌うようなレベルで反発した結果生まれた組織、セブンスフリー。人が仲良くしていないことにとても敏感に反応する亜細亜は、これらの動きをどうにかして仲直りさせられないかと考えていたのだ。 「確かにここの夫婦は睦まじいからな」 「うん。明日、呼ばれてて」 「それで復習か」 小笠原ゲームはアイドレスの精髄だが、しかし同時に超例外でもある。 相互理解が基本のゲームでも、一対一で関係を育むというのは滅多にない状況だからだ。 まして善行はあれで無名世界観のキャラクターの中でもかなり大人の男である。血気盛んなセブンスフリーに対しての手本にするのはどうかと思ったが、吹雪はとりあえず大人しく見守ることにした。 「アタックの秘訣聞いちゃいなよ」 出現フラグを回避しておいたにも関わらずいつの間にか湧いていた奥さんに、何故かヘッドロックを掛けられながら、見えるのは、恥ずかしがる亜細亜の顔。その様子に消沈としたところはなかった。 /*/ いまや三児の母であるあおひとは、ログで読んだ時よりもさらに可愛らしくなっていた。 犬猫よりもずっとずっしりして感じられる、無防備な命の重みを抱かせてもらいながら、そう思う。 それだけではない。 彼女の幸せさが隔てなく溢れ、伝わってくるほどに、ゆとりを持っている。 いいな、と思った。 これがきっと母親というものなんだろう。 「いらっしゃい・・・」 「あ、忠孝さん」 夫の姿を見るなり、嬉しそうに彼女はその表情を目の前でほころばせた。 無理なところがまったくない、自然な表情の変化だった。感情を何も抑えてはいない。 忠孝もまた、この光景にただでさえ細い目を細めている。 亜細亜は二人が好きだった。 それは吹雪が思うような理由からではなく、二人が彼女の目に、一番仲良しな二人に見えたからだ。 わかりあっている。言葉も必要ないほどに。 公開されているログでよくシンクロしているのを見て、笑ったものだ。 誰かが仲良くしているのは好きだった。 ちょっと見ているこっちが恥ずかしくなるくらい、自分達の気持ちに正直な二人。 その気持ちとは、互いが互いを好きあっているという、ただそれだけのことなのに、だからこそ、信じられた。 「幸せそうな風景でいいですね」 「忠孝さんもその風景の一部だと思うんですけれど」 「そうですね」 穏やかな夫婦のやりとり。 それを傍目にしながらここに来た本題を思い出して、お世話になっています、と、亜細亜は家の主人へと改めてお辞儀をした。 /*/ 「あんなことで良かったんでしょうか?」 亜細亜を見送りながらあおひとは、ちょっと疑問そうな顔つきで傍らの夫へと語りかけた。 「充分でしょう。僕も、やれることは見つかりました」 肩を抱き寄せられる。 頬をついばまれた。もう、と顔が緩んでしまう。 人がいなくなったと思ったらすぐこれなんだから。 亜細亜ちゃんはいい子だった。 いなくなった後も家の空気が変わらない。 こんなにも私達に満ちた空間を、ちっとも居心地の悪そうにはしてなかった。 幸せを一緒に分かち合い、祝ってくれていたんだろう。 真面目でいい子だった。 「どんなこと、するんですか?」 「人間とACEの連合部隊を提唱するつもりです」 ぴと、と肩から胸に寄り添う。 見た目よりもずっと逞しいその胸の厚みに、安心してあおひとは身を委ねた。 子供達はみんなすやすやと寝付いている。 自由な両腕で、ぎゅうと忠孝に抱きつく。 髪を掻き分けられて、額の生え際に口付けられた。 「うまく行くといいですね」 「ええ」 心はもう、そこにはない。 この人がやるというのだから、きっと大丈夫。 抱かれた胸の中で、小さく、ありがとうございます、と呟いた。 「聞こえませんよ」 「んっ――――」 くい、と顎を指で挟まれて、持ち上げられる。 喋れないようにされながら、その感触に、応えるように抱擁を深くする。 幸せな時間。 そうして今日も小笠原ゲームの幕が降りる。 1人と1人が理解しあう、アイドレスの対話を続けながら――――― /*/ 署名:城 華一郎
https://w.atwiki.jp/idress/pages/259.html
14後ほねっこ男爵領 2008/12/16の時点のバックアップ 編成ページURL http //hiki.trpg.net/wanwan/?T13organization 14:後ほねっこ男爵領 ■共通根拠URL 着用アイドレス表URL:http //hiki.trpg.net/wanwan/?now_private_Idress 文殊個人修正一覧URL:http //maki.wanwan-empire.net/characters/bonus_list?nation_id=14 藩国イグドラシルURL:http //hiki.trpg.net/wanwan/?Yggdrasill 宰相府藩国:http //www.usamimi.info/~idress/pukiwiki/index.php?%BA%CB%C1%EA%C9%DC%C8%CD%B9%F1%A5%A4%A5%B0%A5%C9%A5%E9%A5%B7%A5%EB #海軍兵站システム使用許可記事:http //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/24108 文殊藩国保有兵器URL:http //maki.wanwan-empire.net/owner_accounts/15/weapons -エチオピア:1 藩国保有アイテムURL:http //maki.wanwan-empire.net/nations/items_by_nation/14 なし ■部隊書式 <ほねっこの娘は強いぞ部隊> ○初期AR:20 ○乗り物 亜細亜のエチオピア:エチオピア+HQ感覚+HQ感覚+SHQ体格:国有 -使用オプション名:なし (P)14-ace01-xx:後藤亜細亜:高位北国人+名パイロット+黒い舞踏子+ブリザードパイロット+SHQ感覚:なし (P)14-00288-01:深夜:高位北国人+名パイロット+黒い舞踏子+ブリザードパイロット+SHQ感覚+秘書官:感覚+5*幸運+1 (P)14-00796-01:いも子:高位北国人+名パイロット+黒い舞踏子+ブリザードパイロット+SHQ感覚:幸運+1 -クローバーのしおり:個人所有:幸運+1 (CP)14-00798-01:たらすじ:高位北国人+名パイロット+黒い舞踏子+ブリザードパイロット+SHQ感覚:なし (CP)14-ace02-xx:磯貝みらの:ACE:なし #みなし職業の舞踏子によりコパイ可能 (CP)14-00284-01:火足水極:高位北国人+犬妖精+船乗り+亜細亜の曙+HQ感覚+参謀:筋力+1*感覚+2*幸運+1 (CP)14-00285-01:ユーラ:高位北国人+犬妖精+船乗り+亜細亜の曙+HQ感覚+法官:敏捷+1*幸運+1 ○人数制限特殊 なし ■部隊評価 ○部隊評価値 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 #(特殊適用前)20:14:15:8:12:12:27:16:11 #(特殊適用後)48:42:43:36:40:40:55:44:39 ○部隊可能行為評価値 装甲:中距離:遠距離 #(特殊適用前)17:21:19 #(特殊適用後)45:53:53 #(宇宙戦時)47:55:55 ○評価値に反映されるアイテム なし ○評価値に反映される特殊 -名パイロット/I=D、RB、航空機に搭乗時、全判定に評価+1される #4名 -黒い舞踏子/I=Dに搭乗時、全判定に評価+3される #4名 -ブリザードパイロット/乗り物に搭乗時、全判定に評価+2される #4名 -秘書官/Ⅰ=D、艦船に搭乗時、全判定に評価+1される #1名 -亜細亜の曙/トークンの数分、行為時に修正を得ることができる #現在のトークン:3 -エチオピア/中距離戦闘時の攻撃判定に評価+4される、燃料3万t消費 -エチオピア/遠距離戦闘時の攻撃判定に評価+6される、燃料3万t消費 -エチオピア/宇宙戦時の攻撃、防御判定に評価+2される #以下はイベントごとに適用が異なるので上記の評価値計算には加えていません -後藤亜細亜2/後藤亜細亜は後藤亜細亜を守ろうとする全部の存在のあらゆる判定に評価+3を与える ■消費資産 □出撃費用 資源:5万t 食料:6万t #磯貝みらの(ACE)の分は消費なし 燃料:10万t □編成種別 重編成 □特殊消費 資源:なし 食料:なし 燃料:18万t □消費軽減 海軍兵站システム:宰相府藩国:燃料×0.18 □合計消費 資源:5万t 食料:6万t 燃料:5万t #28万t×0.18=5.04万t 切捨て原則により5万t
https://w.atwiki.jp/sstoujyou/pages/516.html
イベント68 国土回復運動 プリンセス・ポチ / シロ イベント67 共和国の行く末 死亡通告 シロ / 青森恭兵 裁定不適当のお知らせ:イベント63 吏族ダンスパーティ プリンセス・ポチ / 青森恭兵 イベント69 The thing which removes a mistake 海法紀光 / 青森恭兵 イベント71 バーゲン大爆発 裏マーケットの親父 / ブラック(黒) ゲーム結果:EV65 偵察作戦 チル / S43 / ヒューガ / G日向 / ボラー / 八神 / 松井いつか / フランク・ヤガミ イベント72 共に和す故、共和制 日向玄乃丈 / 岩田裕 イベント70 亜細亜の曙 後藤亜細亜 / 磯貝みらの / 東郷 / 吹雪 ゲーム結果EV65 FEGの戦い 是空とおる / 原素子 / 玖珂晋太郎 / 知恵者 / サウド・モハメッド・アル・サウード / オズル / プリンセス・ポチ / 滋賀小助 / レイカ / 岩手文明 ゲーム結果EV69 青森救出作戦 海法紀光 / チル / 松井いつか / 都築つらね / 青森恭兵 / 熊本武士 / 芝村英吏 EV72 ゴロネコ藩国戦 海法紀光 / 日向玄乃丈 / カール・ドランジ / チル 戦闘概報 ターン5における歩兵の復活 海法紀光 EV72 玄霧藩国戦 チル / 岩田裕 ゲーム結果:EV70 亜細亜の曙(もとい松井の曙)前編 海法紀光 / ゆかり / 松井いつか / トーゴ / フランク・ヤガミ / 後藤亜細亜 / 磯貝みらの / B.ヤガミ ゲーム結果:EV70 亜細亜の曙(もとい松井は曙)後編 ゆかり / 松井いつか / トーゴ / フランク・ヤガミ / 後藤亜細亜 / 磯貝みらの / B.ヤガミ / 01ネコリス イベント73 資格習得の後押し ボラー ゲーム結果:小笠原偵察作戦(失敗)再試合は23時 坂上久臣 / 岩田裕 / 01ネコリス / イーティン / マチネー / 元坂上 / ボラー / ソウイチロー・ヤガミ / ペロ / 舞踏子 ゲーム結果:広島偵察戦(完勝) 日向玄乃丈 / 01ネコリス / チル / 源健司 / 芝村英吏 / 斎藤奈津子 ゲーム結果:玄霧国防衛戦(不戦勝) ボラー ゲーム結果:小笠原決戦(1) シロ / 石塚弘 / ボラー / 都築つらね / 元坂上 / ソウイチロー・ヤガミ / ペロ / 舞踏子 ゲーム結果:小笠原決戦(2) ボラー / 都築つらね / 元坂上 / ソウイチロー・ヤガミ / ペロ / 舞踏子 / エステル / イカナ・イカン / 知恵者 / エリザベス・リアティ / MAKI ゲーム結果:後ほねっこ男爵領戦(4月22日) S43 / 青森恭兵 / 日向玄乃丈 / ハードボイルドペンギン / TAGAMI / チル / オズル / アウドムラ ゲーム結果:後ほねっこ男爵領奪回戦(前編) 海法紀光 / プリンセス・ポチ / 都築つらね / 日向玄乃丈 / チル / G日向 ゲーム結果:後ほねっこ男爵領奪回戦(後編) 海法紀光 / 都築つらね / 日向玄乃丈 / アウドムラ / ハードボイルドペンギン / TAGAMI / G日向 / 青森恭兵 / 松井いつか / 磯貝みらの / B.ヤガミ 裏マーケットボーナス ジェントルラット 01ネコリス / ソウイチロー・ヤガミ / エステル / キュベルネス / グラム・リバー / ハリー・オコーネル / エリザベス・リアティ / ミカ・コンコード / スイトピー・アキメネス・シンフォリカルプス / 知恵者 / MAKI 帝國宰相府 秘書官応募のお知らせ(改定1) シロ 裏マーケットボーナス 鍋の国 ソウイチロー・ヤガミ / B.ヤガミ / 岩田裕 / 舞踏子 / カール・ドランジ 裏マーケットボーナス レンジャー連邦(1) みらの 磯貝みらの / B.ヤガミ / ソウイチロー・ヤガミ / トーゴ / シロ / プリンセス・ポチ / 舞踏子
https://w.atwiki.jp/anothermogidra/pages/1166.html
2022年ドラフト候補 内野手 166cm 66kg 右投右打 東海大菅生 2000年度生(4年) 2022年 中日ドラゴンズ ドラフト6位指名 卓越した守備力が魅力。故障や病気に見舞われたが4年春の練習試合で復帰即2安打を放ち復活アピール 打撃成績 指名者コメント一覧2018年度第1回、中日:育成1位(18/04/08) 第2回、オリックス:育成4位(18/06/24) 2022年度第1回、楽天:2位(21/03/13) 第2回、ソフトバンク:2位(21/09/04) 第3回、楽天:2位(21/10/16) 第5回、ロッテ:4位(22/02/04) 第6回、中日:5位(22/02/26) 第7回、中日:育成2位(22/04/02) 第8回、横浜:3位(22/05/03) 第9回、ロッテ:2位(22/05/04) 第10回、楽天:3位(22/06/04) 第11回、オリックス:2位(22/06/11) 第12回、中日:2位(22/07/08) 第13回、阪神:2位(22/07/17) 第14回、ロッテ:3位(22/07/23) 第15回、楽天:2位(22/07/30) 第16回、楽天:2位(22/08/06) 第17回、横浜:3位(22/08/13) 第18回、楽天:2位(22/08/15) 第19回、中日:2位(22/08/20) 第20回、中日:2位(22/09/03) 合議制第1回、中日:2位(22/09/10) 第21回、ヤクルト:2位(22/09/17) 第22回、阪神:3位(22/09/18) 第23回、中日:2位(22/09/19) 第24回、中日:2位(22/09/23) 第25回、広島:2位(22/09/30) 第26回、横浜:3位(22/10/03) 第27回、ロッテ:1位(22/10/04) 第28回、ロッテ:2位(22/10/05) 第29回、広島:2位(22/10/06) 第30回、ソフトバンク:2位(22/10/07) 第31回、阪神:2位(22/10/08) 第32回、横浜:2位(22/10/09) 第33回、ロッテ:2位(22/10/09) 第34回、巨人:2位(22/10/10) 第35回、巨人:3位(22/10/10) 第36回、日本ハム:2位(22/10/11) 第37回、楽天:1位(22/10/12) 第38回、楽天:2位(22/10/13) 第39回、中日:2位(22/10/14) 合議制第2回、ロッテ:2位(22/10/15) 第40回、阪神:2位(22/10/16) 第41回、ロッテ:1位(22/10/17) 第42回、中日:2位(22/10/18) 第43回、中日:2位(22/10/19) 合議制第3回、横浜:1位(22/10/19) URL一覧ドラフトレポート 週刊ベースボール 選手査定ノート ドラフト候補の動画とみんなの評価 球歴 一球速報(打撃成績) 亜細亜大公式HP 高校野球ドットコム(高校時代) 打撃成績 年度 試合 打率 打数 安 二 三 本 点 四死 振 盗 BB/K 出塁 長打 OPS 備考 通算 49 .273 150 41 7 4 0 13 21 26 27 0.81 .363 .373 .736 (出塁率の分母は犠飛除く/BBには死球含む) 19春 12 .346 26 9 1 0 0 5 2 4 6 0.50 .393 .385 .777 (出塁率の分母は犠飛除く/BBには死球含む) 19秋 13 .175 40 7 1 2 0 4 6 11 4 0.55 .283 .300 .583 (出塁率の分母は犠飛除く/BBには死球含む) 20春 0 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - .000 - - (シーズン中止) 20秋 10 .317 41 13 1 2 0 1 5 6 10 0.83 .391 .439 .830 (出塁率の分母は犠飛除く/BBには死球含む) 21春 12 .286 42 12 4 0 0 3 8 4 6 2.00 .400 .381 .781 (出塁率の分母は犠飛除く/BBには死球含む) 21秋 2 .000 1 0 0 0 0 0 0 1 1 0.00 .000 .000 .000 (出塁率の分母は犠飛除く/BBには死球含む) 指名者コメント一覧 2018年度 第1回、中日:育成1位(18/04/08) 素材買いした。一芸に秀でた選手 第2回、オリックス:育成4位(18/06/24) コメントなし 2022年度 第1回、楽天:2位(21/03/13) 実は一番欲しかった選手 体格差などなんのそので下級生から走攻守に縦横無尽の活躍 なんでドラフトレポートにページがないんですか(怒) 第2回、ソフトバンク:2位(21/09/04) 身長より動きの良さを求めました 盗塁出来るのもいい 第3回、楽天:2位(21/10/16) 忍者と呼ばれるほどの華麗な守備と走塁 スズメバチの影響が心配 第5回、ロッテ:4位(22/02/04) コメントなし 第6回、中日:5位(22/02/26) まずはゆっくり治療してほしい 第7回、中日:育成2位(22/04/02) 本来なら上位候補だろうけど故障がかなり怖い感じ 問題なければ即支配下で 第8回、横浜:3位(22/05/03) コメントなし 第9回、ロッテ:2位(22/05/04) コメントなし 第10回、楽天:3位(22/06/04) ワイ好みの選手 第11回、オリックス:2位(22/06/11) 病気さえなければ一位も… 大学選手権で重盗決めたり三遊間最深部からなんなく刺したり守備走塁面では言うことなし あの体格で木製でもホームラン打てるパワーもあるのでショート守れる菊池涼介みたいになって♡ ゆっくり待ってるから♡ 第12回、中日:2位(22/07/08) 高いレベルで盗塁が出来て守備や走塁で魅せるプレーが出来るので見てて楽しい 何気にうちは盗塁出来るショートがいないのよね 第13回、阪神:2位(22/07/17) 持病に関しては同じ難病を抱えている糸原が克服している事を考えると問題ないと思う それ以外の問題点は少ない優良な選手 第14回、ロッテ:3位(22/07/23) 守備の上手さなどは前々から際立っていたが、病気や体格がネックだった しかし、潰瘍性大腸炎の臨床研究が実施されたことや本人の大丈夫という発言、さらに体格に関してもロッテのレジェンド小坂とほぼ同じというのが決め手となった 右打ちだから小川の存在をあまり考えずに済むのもよい 第15回、楽天:2位(22/07/30) コメントなし 第16回、楽天:2位(22/08/06) コメントなし 第17回、横浜:3位(22/08/13) 二遊間が脆弱で、森と牧のバックアップ要因が必要だった。 打撃も悪くなく、病気が懸念されているが本来は上位クラスの選手。 第18回、楽天:2位(22/08/15) ショートの守備って考えたら彼かなと。 でも大卒二遊で一番好きなのは奈良間だったりする 第19回、中日:2位(22/08/20) 井端二世になれるとおもう。 守備うま、三振も少ないのよき 第20回、中日:2位(22/09/03) 守備と走塁と盗塁は一級品 田中土田の二週間なら華があるし岡林田中の二遊間でもいいわね 合議制第1回、中日:2位(22/09/10) 即戦力内野手 第21回、ヤクルト:2位(22/09/17) あまりここで大卒を続けるつもりはなかった。しかし2位で狙っていたイヒネや海老根が消えていたため本来は下位で取りたかった長岡のライバル兼山田哲人のサブをこなせそうな田中幹也を獲得した。 本人には失礼かもしれないが難病もあってスタメン常時出場を期待できる指名ではないので2位は高かったかもしれない。 だが阪神の糸原が昔この病気が酷かったにも関わらずセカンドでレギュラーを掴んでいるのを見るにレギュラーの可能性もないわけではないので別に良いだろう。 第22回、阪神:3位(22/09/18) 今年はクレイジーフロントが外国人野手一切補強なしとかいうクレイジーなことをしたために糸原をサードやセカンドで起用して打撃力を上げる必要があったが、実際にはセカンドは守りを重視したいポジション。 足肩があって二遊間両方できる田中は3位に残っているか不安だったが博打に勝った。 田中が残ってなかったら門脇か友杉かを狙っていた。 内野守備にはスピード感を求めたいタイプなので取れてよかった。 第23回、中日:2位(22/09/19) 補強ポイントであるショートの中では一番良いと思われる選手を指名 鉄壁の守備に加え、かなりの俊足でありパンチ力もあるためリードオフマンのショートになれるのはないか 第24回、中日:2位(22/09/23) コメントなし 第25回、広島:2位(22/09/30) 病が完治したなら十分よ 矢野との二遊間なら銭が稼げる 第26回、横浜:3位(22/10/03) 今年の大卒ショートで一番盗塁できるし守備も上手い 横浜の弱点を補ってくれる選手 第27回、ロッテ:1位(22/10/04) 二遊間で一番好み。理由はほぼ上記。好みなところはスピード感。懸念点は身長と病気なんだけど、身長は小坂ぐらいだし、病気は自称完治だしまあ寛解ぐらいは見込めそうだし大丈夫やろ。 第28回、ロッテ:2位(22/10/05) 推し、二夜連続の指名なので多くは言わん。小坂になろう。 第29回、広島:2位(22/10/06) 二遊間がほしかったので最上位だと思ってる選手を ただ病気がどうかってところだけ気になるかも 第30回、ソフトバンク:2位(22/10/07) コメントなし 第31回、阪神:2位(22/10/08) 大卒内野手候補が多く残っていたため迷ったが、右打であることに加え、守備力の高い田中を指名。 青柳をはじめゴロPが多く、二遊間は守備力を重視したい事は糸原を見て痛感している所。 第32回、横浜:2位(22/10/09) コメントなし 第33回、ロッテ:2位(22/10/09) 今年の大卒内野手の候補の中で一番安心して遊撃を任せられそうという判断。 第34回、巨人:2位(22/10/10) 坂本の後継者問題は深刻。 正直中山はショートきついところもあり指名。 守備は一級品、ただ病気だけが心配か。 第35回、巨人:3位(22/10/10) 即戦力ショート。坂本の負担軽減と中山(湯浅)とレギュラー競争活性化を期待。 第36回、日本ハム:2位(22/10/11) コメントなし 第37回、楽天:1位(22/10/12) コメントなし 第38回、楽天:2位(22/10/13) コメントなし 第39回、中日:2位(22/10/14) 二遊間がそもそも穴なので 合議制第2回、ロッテ:2位(22/10/15) 茶谷や例年の藤岡より1年目から打てる選手はいないかもだけど、小川より守れる選手ならいるよねということで 身長体重はほぼ小坂、病気も寛解しているならもう完璧。一人だけ次元が違う。 曽谷1位に疑問符が消えなかったこともあって1位で行く案もあったほど 仮に取られていたら友杉、それもダメなら大阪ガス児玉やトヨタ和田などを3位で検討していたが最善の結果に 第40回、阪神:2位(22/10/16) 補強ポイントであった大卒内野手。 同様の俊足タイプは阪神に複数いるが、右打であることや、中野と比較し四球を選べる選球眼がある事を評価した。 そもそも強打の内野手で守備にも不安の無い選手はなかなかいないわけで、それなら少なくとも守備走塁に定評のある田中を指名しておけば最悪でもバックアップ要員にはなる。 田中がある程度の率を残せるのであれば中野を7番に回し2番に田中を置きたいところ。 第41回、ロッテ:1位(22/10/17) ナンバーワンを取らなくてもいい 元々特別なオンリーワン 1位で曽谷らに突っ込んで2位で高評価をしているハム、中日の指名で祈るよりも2位で残った即戦力投手確保する方が堅実かなと思いました 第42回、中日:2位(22/10/18) コメントなし 第43回、中日:2位(22/10/19) コメントなし 合議制第3回、横浜:1位(22/10/19) 中日ロッテ楽天阪神のどっかで田中幹也は確実に消える なんなら友杉も 森との競争を促すには上位でショート取るしかない 浅野については、年代が高卒で競争を促す指名にならないのと、本指名5、6人の観点から外した(投手2、捕手1、内野2はほぼ確実と予想) 松尾については、2位でヨシケン確保すればなんとかなる 投手については今年社会人投手の視察が多いので中位で投手を取ると予想し、野手を入札 URL一覧 ドラフトレポート https //draftrepo.blog47.fc2.com/blog-entry-5474.html 週刊ベースボール https //sp.baseball.findfriends.jp/player/20000049/ 選手査定ノート http //playersnote.blog.fc2.com/blog-entry-5970.html ドラフト候補の動画とみんなの評価 https //player.draft-kaigi.jp/PlayerInfo.php?PlayerId=17829 球歴 https //www.kyureki.com/player/28608/ 一球速報(打撃成績) https //baseball.omyutech.com/playerTop.action?playerId=2376650 teamId=56435 亜細亜大公式HP https //www.asia-u-bbc.com/member/#/year/2021/2944 高校野球ドットコム(高校時代) https //www.hb-nippon.com/player/12928 2022プロ志望届提出者 NPB入り選手 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/807.html
蒼のあおひと@海法よけ藩国様からのご依頼品 細い頬がにっこりと膨らんだ。 その年頃の少女だけが浮かべることの許された、光の弾けるような丸い頬笑み。 人差し指で婦人の抱く赤ん坊をあやしながら彼女は言った。 「大変でしたね。大丈夫でしたか?」 「えぇ、こちらはなんとか」 初々しい、ある時を経た婦人だけが浮かべることの出来る、幸せに満ちた微笑み。 その笑顔に奥へと案内されながら、後藤亜細亜は、自分の選択が間違ってはいなかったことを確信した。 /*/ 前日の夜のことだ。 「何をやってるんだ、亜細亜」 PCの前で顔を覆いながらきゃーきゃー言っている彼女を見て、吹雪は言った。 ひょいと後ろからモニターを覗き、むうと唸る。 「小笠原のログには、発禁だけじゃなくR-15指定もあったがいいか知れんな」 「ええっ」 「冗談だ」 いつものパターンなら、いつ奥さんが後ろから目を光らせて乱入してこないとも限らない。口先ではそう言ったが、亜細亜が見ているログは、潔癖な彼女にしては珍しいことにラブラブな小笠原ゲームのログだった。それもただのラブラブではない。かなり、濃ゆい。 英吏のことといい、この子もそういう年頃なのか、と内心複雑な思いを抱きながら、 「この二人の結婚式にも顔を出していただろう。好きなのか」 実際には顔を出すという次元ではなかったのだが、亜細亜は意外にも随分真面目な顔で頷いた。 「そうか」 彼女が憂慮していた案件を吹雪は思い出す。蒼の忠孝のところには、先日もこの子は伺っていた。 ゲームを遊ぶ一部のプレイヤーやエースを、ゲーム内のキャラクターの一部が半ば忌み嫌うようなレベルで反発した結果生まれた組織、セブンスフリー。人が仲良くしていないことにとても敏感に反応する亜細亜は、これらの動きをどうにかして仲直りさせられないかと考えていたのだ。 「確かにここの夫婦は睦まじいからな」 「うん。明日、呼ばれてて」 「それで復習か」 小笠原ゲームはアイドレスの精髄だが、しかし同時に超例外でもある。 相互理解が基本のゲームでも、一対一で関係を育むというのは滅多にない状況だからだ。 まして善行はあれで無名世界観のキャラクターの中でもかなり大人の男である。血気盛んなセブンスフリーに対しての手本にするのはどうかと思ったが、吹雪はとりあえず大人しく見守ることにした。 「アタックの秘訣聞いちゃいなよ」 出現フラグを回避しておいたにも関わらずいつの間にか湧いていた奥さんに、何故かヘッドロックを掛けられながら、見えるのは、恥ずかしがる亜細亜の顔。その様子に消沈としたところはなかった。 /*/ いまや三児の母であるあおひとは、ログで読んだ時よりもさらに可愛らしくなっていた。 犬猫よりもずっとずっしりして感じられる、無防備な命の重みを抱かせてもらいながら、そう思う。 それだけではない。 彼女の幸せさが隔てなく溢れ、伝わってくるほどに、ゆとりを持っている。 いいな、と思った。 これがきっと母親というものなんだろう。 「いらっしゃい・・・」 「あ、忠孝さん」 夫の姿を見るなり、嬉しそうに彼女はその表情を目の前でほころばせた。 無理なところがまったくない、自然な表情の変化だった。感情を何も抑えてはいない。 忠孝もまた、この光景にただでさえ細い目を細めている。 亜細亜は二人が好きだった。 それは吹雪が思うような理由からではなく、二人が彼女の目に、一番仲良しな二人に見えたからだ。 わかりあっている。言葉も必要ないほどに。 公開されているログでよくシンクロしているのを見て、笑ったものだ。 誰かが仲良くしているのは好きだった。 ちょっと見ているこっちが恥ずかしくなるくらい、自分達の気持ちに正直な二人。 その気持ちとは、互いが互いを好きあっているという、ただそれだけのことなのに、だからこそ、信じられた。 「幸せそうな風景でいいですね」 「忠孝さんもその風景の一部だと思うんですけれど」 「そうですね」 穏やかな夫婦のやりとり。 それを傍目にしながらここに来た本題を思い出して、お世話になっています、と、亜細亜は家の主人へと改めてお辞儀をした。 /*/ 「あんなことで良かったんでしょうか?」 亜細亜を見送りながらあおひとは、ちょっと疑問そうな顔つきで傍らの夫へと語りかけた。 「充分でしょう。僕も、やれることは見つかりました」 肩を抱き寄せられる。 頬をついばまれた。もう、と顔が緩んでしまう。 人がいなくなったと思ったらすぐこれなんだから。 亜細亜ちゃんはいい子だった。 いなくなった後も家の空気が変わらない。 こんなにも私達に満ちた空間を、ちっとも居心地の悪そうにはしてなかった。 幸せを一緒に分かち合い、祝ってくれていたんだろう。 真面目でいい子だった。 「どんなこと、するんですか?」 「人間とACEの連合部隊を提唱するつもりです」 ぴと、と肩から胸に寄り添う。 見た目よりもずっと逞しいその胸の厚みに、安心してあおひとは身を委ねた。 子供達はみんなすやすやと寝付いている。 自由な両腕で、ぎゅうと忠孝に抱きつく。 髪を掻き分けられて、額の生え際に口付けられた。 「うまく行くといいですね」 「ええ」 心はもう、そこにはない。 この人がやるというのだから、きっと大丈夫。 抱かれた胸の中で、小さく、ありがとうございます、と呟いた。 「聞こえませんよ」 「んっ――――」 くい、と顎を指で挟まれて、持ち上げられる。 喋れないようにされながら、その感触に、応えるように抱擁を深くする。 幸せな時間。 そうして今日も小笠原ゲームの幕が降りる。 1人と1人が理解しあう、アイドレスの対話を続けながら――――― /*/ 署名:城 華一郎 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:蒼のあおひと@海法よけ藩国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=398 type=370 space=15 no= 製作:城華一郎@レンジャー連邦 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=956;id=UP_ita 引渡し日: counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/ogasawara/pages/303.html
カイエ@愛鳴藩国様からのご依頼品 「すいません、英吏さん…ありがとう。」 赤星はうつむいた。何かを祈るような、姿だった。 「こんな事になるつもりではなかったのです。いつかもっと良い形でお会いしましょう。英吏さん、奈津子さん、クイーン。」 潮騒が、人々の確かにそこにいた余韻をかき消していく。今夜は月夜だ、水面が青い。 波に散る、月の姿を見ながらに、思うのは、今宵の顛末。思いもよらないすれ違いが、それでも最後には、気持ちを、理解を半ば押し付ける形にはなったけれども果たされて、そうして最初の英吏たちは元の世界に帰っていった。 緊張していた。警戒していた。 当然のことだった。自由意志も同意もなく、自分の置かれた状況に対する、知識も、心構えも、何もない人間が、突然に理解を求められたのだ。 だが、それでも――― 一方的ではなかったと思う。最後には、対話が出来ていたと、そう信じている。 なぜなら最後に英吏は笑ったからだ。 あれだけ威圧を怠らなかった英吏が、自分たちの、精一杯積み重ねた言葉を聞いて、最後には笑って去っていったからだ。 思いは、伝わる。 信じてつかんだそのことを胸に、赤星は、二人が去った余韻を断ち切って振り返る。 亜細亜ちゃん。 思えば、気持ちは伝わるよ――― /*/ ~祭囃子:後編~ /*/ 英吏たちが帰りの合図を呟きこの世界から姿を消した頃、もう一組の、愛鳴藩国から到着した英吏と斎藤の警戒もようやく解けていた。 導かれて殺しあう、真なる一を決めるための戦いの、合図となる同一人物同士の共存が、最初の二人が帰っていったことで解除されたからだ。 敵の気配がなくなったと感じられた英吏たちは、船着場に迎えに行った面々と共に戻ってきて、介護テントに待っていた亜細亜たちと合流。 そこでもう一度アクシデントが起こった。 /*/ あああああああ。 口からエクトプラズムはみだしながら、火足は夫婦のコンビネーション攻撃に悶絶していた。 亜細亜はわんわん泣いている。 火足は思った。どうしてこんなことになったんだろう。 /*/ 違った。 頭が真っ白になった。 違う。 「?」 泣いている亜細亜を不思議そうに、だが泰然と笑みながら見ているのは、英吏。 今、 目の前にある、 この笑顔は、 私が欲しかったものじゃない…… 『今から来る、英吏さんは、さっきの英吏さんとは別の人だから、大丈夫だよ』 目が覚めて、英吏たちが戻ってきたと聞いて、 きっと、みんなが怒った英吏さんをなだめて連れ戻してくれたんだと思った。 でも違った。 『さっきの英吏さんとは別の人だから』 『別の人だから』 「わぁ……」 わんわん、まるで自分の歳の半分くらいもない子供みたいに亜細亜は泣いた。 泣いて、泣いて、泣いた。 全部頭の中から飛んでいった。 「呼んでもらったのに……」 ひぃ、と、喉を鳴らしながら空気を吸う。 「せっかく呼んでもらったのに……っ」 遠いところで英吏がしゃべっている。 『騒がしい祭りだが、あの子は?』 違う。 そうじゃない。 そんな、風に、 あなたに話されたかったんじゃない…… /*/ 罪悪感も、なにもかも振り捨てて、 その場の何もかもが耐え切れなくなって、 亜細亜は、 逃げた。 /*/ 「あああああああ!」 安心させるつもりで言ったのが悪かったなー、と火足は、ものすごいいい笑顔で自分にアキレス腱固めをしている吹雪先生と、アームロックをかけているその奥さんとに絶叫させられながら反省していた。 『今から来る、英吏さんは、さっきの英吏さんとは別の人だから、大丈夫だよ』 気付けなかったなあと思う。 あの子があの英吏を呼んだのは、あの英吏が好きだからで、自分たちが誰かを好きになる時そうであるように、かわりなんていなかったんだなあ、と。 「そのようだな」 トーゴがエクトプラズムでしゃべる彼に同意した。回りでは、ぷかぷか幽体離脱している藩王を必死に体へ押し戻そうとみんながてんやわんやしている。 英吏も斎藤も何が起こったのかよく理解していない。 ある意味で、さっきの英吏と斎藤たちと、同じ状況だ。 呼ばれたけど、何が起こっているかわからない。 考えると一つずつ亜細亜の反応が腑に落ちていく。いくら内気な彼女でも、ただ誰かと会うだけであんなに緊張するはずがなかった。 まだまだだなあ、と思う。 二組の英吏たちに対しても、そうだし、亜細亜に対して、もっともよく、そうだった。 気がつけば、二人でロメロスペシャルをかけられている。地獄の釣り天井とも呼ばれる技で、両手を後ろからつかまれ背中を足で押し上げられ、空中に固められる技だ。既に関節技の域を越えている気もする。 うれしそうだなー、うれしそうだなー。 くそー師匠め。 心の中で吹雪先生を師匠と呼びながら、その師匠からさっきのお返しとばかりにガッチリホールドされつつ、やっと魂が肉体に復帰した火足は、逃げていった亜細亜をまた仲間が追いかけてくれたことに安堵しつつ肩周りの筋肉をほぐした。ふー、しんどかった。 追いかけよう。 素直に火足は、先行して追いかけた二人を追った。 それを見てか、見ずしてか、一つの人影が彼らの前をあてどなく横切る。 /*/ 吟遊詩人はふらりと踊る。 少女と語らい雑踏を抜け。 太い腹をまあるく揺らし、吟遊詩人はふらりと踊る。 さて望むものはなんだろう。 望む、代価は君にはあるか? さて望むものはなんだろう。 望む、覚悟は君にはあるか? いよいよ天高くに月を迎えた祭りは深く、社を祭って騒々しく宴を謳う。 満ち満ちたように見える月はだが、いまだ満月ならず、時を待ち――― /*/ 「………」 戻りたくない、と、亜細亜は思った。 戻りたく、ない。 あの二人の、ううん―――英吏のいる場所には、戻りたく、ない。 それに、さっき、とうとう口にしてしまった。 せっかく呼んでもらったのに、と。 ……今度こそ、みんなにわかってしまっただろう。 嫌だな。 戻りたく、ないな。 重たい気持ちの中に、ぽうっとリフレインしてくる、通りすがりの男の言葉。 『君が欲しいものがある』 「…………っ」 ぎゅうっと心を内に固めて亜細亜は身を固くする。唇は、周りとの対話に費やされているけれども、心はもう、そこにはない。心はもう、ここにはおけない。 心のありかは、ではどこか。 戻りたくない。 けど――― 思い返すのは一つの言葉。 『好きな人にはせめて本気の想いをぶつけたいじゃない』 今日の自分は、どうだったろうか。 英吏に、みんなに、ちゃんと想いを伝えていた、だろうか…… 「―――――」 後藤亜細亜は空を見上げる。そこを月が上らんと、丸い姿をさらしていた。その月を、見上げながらにいつしか涙は乾いてゆく。 これから、どうしよう? /*/ どうするべきか、と火足は考えた。 今、ふらりと現れた吟遊詩人の言に従って、亜細亜を広島ゲームに誘うべきか。 そのために、自分はどこまでやっていいのか。 落ち着いたら戻ろうか、と亜細亜に話し掛けて、戻りたくないと返された。 今日は失敗してばかりだな。 それでも――― 真面目に、彼女のことを見守りたい、導きたい、と思うから。 火足は最後の瞬間まで、考え続けていた。 見つめるのは己の手。視線へと、問い返すかのように掌はある。 自分がどうするべきなのかを。 /*/ 夏祭り。 一組の、夫婦は仲良く腕組みしながらどこかへ消え、一人の男は今日もまた新たに世界の小さな仕組みを知る。 少年の持つ飴に、少女はためらい、いつものようにおねだりをし損ねる。 祭囃子のただなかで、人の思いが雑踏のようにすれ違い、立ち止まり、交錯する――― 小笠原…… いつでも時は流れ、そして去る。 今振り返る、この時をすら。 祭囃子は月夜に高らか。 /*/ -The undersigned:Joker as a Clown:城 華一郎 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) こんなにたっぷりと書いていただいて、大感激です! それぞれの場面がとても活き活きしていて、ぐっと引き込まれました。お願いして本当に良かったです。ありがとうございました! -- カイエ@愛鳴藩国 (2007-10-26 17 24 20) 名前 コメント ご発注元:カイエ@愛鳴藩国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=164;id=gaibu_ita 製作:城華一郎@レンジャー連邦 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=669;id= 引渡し日:2007/ counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/minamitennka/pages/72.html
亜細亜ちゃんチーム(亜細亜ちゃんと南天のユニフォーム) みらのちゃんチーム(みらのちゃんと深夜さんのユニフォーム)
https://w.atwiki.jp/mahouka/pages/724.html
東南アジア同盟(The League of South-East Asia Nation)は、東南アジア諸国連合(ASEAN)と東ティモールとニューギニアと台湾で構成されている(ように見える)同盟。 ただし、ベトナム、ビルマ、ラオスの北部は大亜細亜連合に侵略されている。 WEB版でのラオスは、全て中華連合(大亜連合)に侵略されていたが文庫版では北部だけとなっている。 同盟参加国 インドネシア シンガポール タイ フィリピン マレーシア ブルネイ ベトナム(北部は大亜細亜連合に侵略された) ビルマ(北部は大亜細亜連合に侵略された) ラオス(北部は大亜細亜連合に侵略された) カンボジア 東ティモール ニューギニア 台湾 コメント いつの世も東南アジアは中国と韓国に侵略されるのか - 2013-12-19 03 00 00 韓国も中国に侵略された方のような気がするけどね。まああの国なら中国が強大化したら自分から取り込まれに行きそうだけど。 - 2013-12-19 03 18 21 東南アジア同盟ってダサいな。ASEANのほうがカッコいい - 2013-12-19 03 49 34 訳語から諸国が抜けてるから、英名はAlliance of South-East Asiaとかなのかな。これだと略語はASEAになってしまう。 - 2013-12-19 04 10 40 東南アジア連合はASEANの前身のASA(Association of Southeast Asia)じゃないか? - 2013-12-19 12 16 44 大亜連合に侵略されるとか、相当弱いなこいつら。 - 2014-08-01 20 32 31 いや、大亜連合は魔法が発展してないだけで数はいるからかなりのもんだと思うよ。日本が勝てたのはほとんど達也のおかげ。 - 2014-08-01 23 02 49 大漢が健在な時は東南アジア同盟は大漢を大亜の脅威への盾として利用してたんだよと新説を唱えて見る - 2015-01-08 21 57 36 国家 用語
https://w.atwiki.jp/ogasawara-game/pages/21.html
後ほねっこ男爵領 戻る ユーラさん 瑛の南天さん 深夜さん火足水極さん 藩国ゲーム 合同ゲーム ユーラさん 瑛の南天さん 深夜さん 火足水極さん タイトル 登場ACE・ゲスト 小笠原4者面談 携帯可 吹雪先生、トーゴ、後藤亜細亜 タイトル 登場ACE・ゲスト 天岩戸作戦 後藤亜細亜、Bヤガミ タイトル 登場ACE・ゲスト 一方その頃 天空のプリンセス 携帯可 トーゴ、ぽち王女、HBペンギン 藩国ゲーム タイトル 登場ACE・ゲスト 参加者 慰労会 携帯版(前編) 後藤亜細亜 磯貝みらのトーゴ芝村瑛吏魔術師じょり丸(王犬様)ちび丸アヤフジ・フジトラ 火足水極さん ユーラさん 瑛の南天さん深夜さんいも子さんたらすじさん 携帯版(後編) 合同ゲーム タイトル 登場ACE・ゲスト 夏祭り・・・修羅場へのいざない(笑)(1時間目) 芝村英吏、斉藤奈津子、後藤亜細亜吹雪先生、吹雪先生の奥さん、トーゴ 夏祭り・・・修羅場へのいざない(笑)(2時間目) 芝村英吏、斉藤奈津子、後藤亜細亜クイーンオブハート吹雪先生、吹雪先生の奥さん、トーゴ芝村英吏(愛鳴藩国逗留ACE)斉藤奈津子(愛鳴藩国逗留ACE) 夏祭り・・・修羅場へのいざない(笑)(3時間目) 芝村英吏(愛鳴藩国逗留ACE)斉藤奈津子(愛鳴藩国逗留ACE)後藤亜細亜、吹雪先生吹雪先生の奥さん、トーゴ 生活ゲームページへ トップページへ
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/4830.html
地の国の宝剣 アイドレスWiKiページ該当ページ 地の国の宝剣要点開示 地の国の宝剣:???:#??? 要点 ・霊剣:???:#??? ・地の精霊使役:???:#??? ・資源を生やす:???:#??? ・土、岩を動かす:???:#??? 派生前 じょり丸→火足水極後藤亜細亜2 亜細亜の曙