約 181,603 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34612.html
登録日:2016/06/22 Wed 01 07 31 更新日:2024/07/15 Mon 07 56 27 所要時間:約 33 分で読めます ▽タグ一覧 J.D.サリンジャー S・A・C現象 サイバーパンク セラノ・ゲノミクス ハッカー ムーヴメント ライ麦畑でつかまえて 一億総探偵 企業脅迫 劇場型犯罪 所要時間30分以上の項目 攻殻機動隊 攻殻機動隊_STAND_ALONE_COMPLEX 架空の事件 模倣者 疑獄 笑い男 薬害 難解 電脳 「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と眼を閉じ口を噤んで孤独に暮らせ。それも嫌なら…」 「僕は耳と目を閉じ口を噤んだ人間になろうと考えたんだ(I thought what I’d do was, I’d pretend I was one of those deaf-mutes)」 『笑い男事件』とは、TVアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』にて登場する事件。 第一シリーズの主軸となっている事件で、本編では単発エピソードを挟みつつ、一連の謎を追いかけていく構成になっている。 (「笑い男」関係のお話ではタイトルバックが青色、それ以外では緑色で描かれる) 作中世界では「脅迫を受けた会社の数だけで言えば、戦後最大といえる規模の企業テロ」と呼ばれるほど、有名な事件となっている。 (ここで言う「戦後」とは、攻殻機動隊シリーズの歴史で起きた『第四次非核大戦』のこと) 第一次笑い男事件 ◆アーネスト・瀬良野氏の誘拐 本編の6年前である2024年2月1日、当時マイクロマシン新興メーカーだった「セラノ・ゲノミクス」社長、アーネスト・瀬良野氏が何者かに誘拐されたことから事件は始まる。 瀬良野氏本人が電脳をハックされ自宅から誘拐された直後、犯人は現金100億円と金塊100キロという莫大な身代金を要求。 しかしその後は何の音沙汰もなく、ふっつりと連絡が途絶えてしまう。 事件発生以前から、瀬良野氏の身辺では電脳をハックされた人物の口を使った犯行予告が何度か起こっており、誘拐そのものは瀬良野氏が状況を甘く見ていたため起こったものとされていた。 事件には報道管制が敷かれ、公開捜査に踏み切れなかったことから捜査は難航。瀬良野氏と犯人の行方はようとして知れなかった。 そして捜査当局が一片の手掛かりすらも掴めずにいた矢先、事件は予想だにしなかった展開を見せ始める。 ◆犯人と笑い男マークの登場 誘拐発生から2日後の2月3日、とある朝のニュース番組にて事件は起きた。 朝の街頭生中継リポートが行われる中、突然帽子とジャケットで顔を隠した男が、それまで行方が知れなかった瀬良野氏をカメラに追い立ててきたのだ。 犯人と思われる男は、そのまま瀬良野氏に拳銃を突きつけ、TVカメラの前で何かの告白をするよう脅迫をする。 ???「だったら今、あのカメラの前で真実を語ってください!」 瀬良野「やめろ! 君には撃てんよ」 ???「どうかな!」 (瀬良野に蹴りを入れて跪かせ、銃を向ける犯人) 瀬良野「あぐっ!」 ???「さっきの約束が本当なら、ここで!」 瀬良野「今は無理だ! いっそ君が喋ったらどうかね?」 ???「それじゃあ意味が無いんです! 瀬良野さん、貴方の口から真実を語らないと!」 瀬良野「それは、出来ん!」 ???「何故ですか!?」 そして生中継の只中に乱入して瀬良野氏を脅迫したこの男は、カメラの映像は勿論の事、テレビ局のスタッフや近くに居合わせた通行人全ての電脳にハッキングをかけ、 目撃者の目に写る自身の顔に、笑った顔のマーク(*1)を上書きしたのである。 結局瀬良野氏が口を割ることはなく、現場に急行した警察官を見た男は、瀬良野氏をその場に残して逃走。 その際にも犯人の姿を監視カメラや大勢の人間が目撃していたにもかかわらず、男の顔は全て上書きされており、実際に顔を見る事が出来たのは電脳化をしていなかった浮浪者2名のみ。 しかも目撃者の電脳の認識部分にまでハッキングしていたため、男の顔を見ていた人間は全員それを「普通の人間の顔」と思い込んでおり、誰も顔がマークになっていることに疑問を覚えないという状態だった。 事実、男の顔を見たと証言していた殆どの人間が、モンタージュ作成の際に似顔絵としてこのマークを描いてしまうという有様で、有力な目撃情報は得られなかった。 こうして犯人と思われる男は高いハッキングスキルを用い、公衆の面前からの逃走に成功。 その後、この逸話は事件と犯人のハッカーとしての腕を語る上で外せないエピソードとなる。 この特異なマークから、いつしか犯人は世間で「笑い男」と呼ばれることとなる。 ◆続く連続企業脅迫事件 衝撃的な初登場ではあったが、笑い男はその後、公の場に姿を現す事を避けるようになる。 笑い男は、セラノ・ゲノミクス社のマイクロマシン(MM)製造ラインにウイルスプログラムを混入するという手口で、セラノ社を引き続き脅迫。 使用者が死に至るウイルスをかまされ、主力商品である医療用MMの製造販売が滞ったことで、セラノ株は暴落。経営に支障が出始める。 すると笑い男はセラノ社への脅迫を止め、今度は同様の手口で他のMMメーカーを次々と脅迫するという犯行に出る。 事件は、セラノ社ではなく脅迫行為その物が目的なのか、と思わせるような新展開を見せ始めることとなった。 笑い男によって脅迫されたメーカーは同じように主力商品の生産が滞り、株価は暴落、甚大な損害を出した。 最終的に脅迫の被害にあったメーカーは、セラノ・ゲノミクスを含め全部で6社。いずれもMMを取り扱う企業だった。 脅迫の手口のほかに、笑い男マークを使った犯行予告がなされたため、これらは笑い男の犯行であるとされた。 本社ビルの管理システムをハッキングし、窓の明かりでドット絵風に笑い男マークを描く(ジャパン・マイクロ・インダストリー) ターゲットの企業本社の屋上に笑い男マークに事務机を並べる(佐川電子) TV番組の出演者をハッキングし予告。その際に笑い男マークで顔を塗りつぶす(ナノプラント社、薩摩メディテックス) 会社社長宅の庭師ロボットをハッキングし笑い男マークを描く(マイテル社) ◆終息 この脅迫事件は約3ヶ月続き、事態を重く見た政府は、脅迫を受けたメーカーに公的資金を導入することを決定。 すると、これがきっかけとなったのか笑い男は犯行の終了を宣言。 その後脅迫行為はなくなり、一連の事件は一応の終息を見ることとなった。 その後も笑い男事件に関する捜査は続けられたものの、犯人の特定にはいたらず、第二次笑い男事件まで大きな進展を見せることはなかった。 笑い男ブーム 誘拐された被害者とその犯人が生放送中に姿を現すというあまりに衝撃的な事件は波紋を呼ぶこととなり、 その後に続くメディアを使った企業脅迫や犯人である笑い男の目的が不明であった為、世間では笑い男に対する注目が集まることとなった。 いわゆる劇場型犯罪ということもあって、笑い男の正体やその目的に対しての考察や論争が高まり、笑い男事件はある種の一大ムーヴメントを巻き起こすこととなる。 特A級のハッキングテクニックを持っているにもかかわらず、最初は自らの肉体を敢えて危険に晒すという無謀とも取れるパフォーマンスは、若者の間で共感を呼び、 中には「彼は搾取型企業の疑惑を暴こうとした英雄」と讃える者も現れるなど、ネットの中では多数の笑い男マニアが誕生。 犯行に使われた、衝撃的な事件内容とはアンバランスなポップな笑い男マークは、若者やサブカル系評論家の間で人気を呼ぶこととなった。 笑い男マークはバンドのライブのロゴや映画の一場面、果てはグッズも売り出されることとなり、この事件によってもたらされた経済効果は約20兆円とも言われている。 この時マークを考え「笑い男」にこれを盗まれたとされたデザイナーがいたのだが、その後結果的に彼はデザイナーとして注目されるようになった。 これにより、犯人である笑い男の正体や目的に関しては数々の説が登場。 そもそも笑い男が単独犯なのか複数犯なのか、便乗犯の可能性はなかったのかという点から既に意見が割れており、目的に関しても 電脳化や義体化技術を推し進める多国籍企業に敵対する過激派による犯行 企業間競争から生じた陰謀 純粋な金目当ての恐喝 搾取型企業の欺瞞を暴くための英雄的特攻 企業の株価操作を目的としたパフォーマンス セラノ社と笑い男の共謀による公的資金導入まで見越した企業アピール など、数多くの説が取りざたされ論争も絶えず行われた。 笑い男そのものが事件から姿を消してしまった為、主流となる有力な説は出ることはなく、論争は続くこととなった。 捜査を行っている警察上層部でも犯人に対する見解が割れており、笑い男に関する意見で唯一つ一致しているのは、犯人が特A級のハッカーであるという事のみだった。 第二次笑い男事件 ◆笑い男事件捜査本部の「インターセプター」不正使用疑惑 ここからテレビシリーズ本編。事件の発生から6年。 笑い男事件捜査本部で、インターセプターの不正使用疑惑がマスコミの間で浮かび上がる。 「インターセプター」とは視聴覚素子デバイスのことで、仕掛けられた人が眼で観たものを、そのまま第三者が盗み見るために使用するMMのこと。 当然使用には許可が必要なのだが、これが情報収集のために不正に捜査員の目に使用され、プライバシーの侵害が行われているとの疑惑が一部週刊誌やマスコミで取り上げられる。 このインターセプターを製造しているのが、笑い男事件の被害企業であるセラノ・ゲノミクス社であったため、 セラノ社と警察上層部との癒着や、笑い男事件に関して何か取引があったのではないかという噂も流れることとなった。 この疑惑を受けて、警察は警視庁において大堂警視総監自らによる記者会見という異例の形で対応。 会見にて、インターセプターの不正使用による知覚傍受法違反について事実であることを認め、これを行った刑事課長を懲戒免職処分にし上層部の責任問題は近日中に知らせるとの発表を行う。 会見場のマスコミからは、上層部の責任やセラノと上層部の癒着について質問が殺到。 さらに記者の一人が、大堂総監が引退後にセラノの親会社のあるオランダに移住することに関して、これをセラノ社にインターセプター導入の見返りに用意させたものではないかと指摘。 これに総監が冷静さに欠いた返答を行ったことで会見場のマスコミの質問はさらに過熱し、会見は大荒れの様相を呈し始めていた。 ◆笑い男の再登場と警視総監暗殺予告 その時、総監の隣席に着いていた竹川刑事部長に異変が起きる。 竹川部長?「相変わらずですね、大堂総監。初めまして、ですけど、僕が誰だか分かりますよね?」 警察幹部「お、おい! どうしたんだ竹川!」 ???「僕はね大堂さん、最早貴方達の世界に関わるべきではないと考えていたんですよ。その掃き溜めの様な世界に付き合っていると、本当に嫌になっちゃうんだ。だから、あんたらの茶番劇にだって、あれからずっと口出ししなかったでしょ?全部解ってたのに。言ってみれば、大いなる無駄に疲れちゃったんです。残念ながら」 突如、刑事部長が立ち上がり、奇妙な発言を始めたことに会見場は騒然となる。 そしてTVモニターを始め、その場全ての人間の目にも、刑事部長の顔が笑い男マークに切り替わった。 ???「でもね、今日のは酷いよ、酷過ぎる。こんな茶番なのに、ちっとも笑えませんよ。だから極めて不本意だけど、僕はまた、貴方方に挑戦しなくちゃならない。3日後、茶番劇団の卒業生達と同窓会をしますよね?そこで今度こそ、本当の事を話して下さい。…今度また嘘っぱちの演技をしたら、貴方をこの舞台から消去しなくちゃあならない」 そこで刑事部長は、大堂総監に拳銃で撃ち抜くジェスチャーを行い、昏倒。 その後、中継していたすべてのTV局の画面が笑い男マーク一色に塗りつぶされてしまう。 企業脅迫事件から実に6年。 最初の瀬良野氏誘拐と同じようなメディアを使ったパフォーマンス。 姿を消していた笑い男がメディアの前に再び姿を現し、今度は警視総監の暗殺を宣言するという新たな事件が起きた瞬間だった。 ◆警視総監暗殺未遂事件と大量の笑い男の発生 警視庁内部での記者会見中に警視総監暗殺が宣言されるという前代未聞の事件。警察は厳戒態勢を持ってこれに対応することになる。 警察関係者の式典当日。式典の途中、警備を行うSPに分割型の遅行性ウィルスが笑い男によって蒔かれ、電脳汚染が発生。 その結果、SPの指揮官が何者かに操られ、大堂警視総監を襲撃するという事態が発生する。 これは周囲のSPと、警備に参加していた公安関係者2名が制圧。総監の身に怪我は無く、笑い男の犯行は阻止されたかに思えた。 が、SP指揮官の身柄を拘束し、他のSPが事後処理を行おうとしていた矢先、会場にさらなる混乱が起きる。 会場内のマスコミやヤジ馬にまぎれて潜伏していた、多数の笑い男の仲間と思われる者たちが出現し、次々と大堂警視総監への攻撃を強行するという事態が発生したのである。 茶髪男「我は笑い男ぉ! 総監のお命、頂戴!」 警官「大堂ぉ! 真実を語れえ! さもなくば死を!」 大男「消去するぅ!」 長髪男「大堂、覚悟ぉ!」 その内の一人の発砲によって、大堂総監は負傷。 その後も続く笑い男の仲間と思われる者たちの襲撃をかわし、SPは怪我をした総監を救急車で搬送。総監は搬送先にて入院することとなった。 まもなく、警察は会場にウィルスを送り込んだと思われる笑い男の自宅を特定、突入したものの、そこにいた男は既に射殺されていた。 会場を襲撃した笑い男の仲間と思われる者は、全員が拘束される。自分が笑い男だと名乗る者3名、笑い男に憧れて犯行に及んだ者2名、あの暗殺予告が自分に向けられて発せられた啓示であると言う者3名、その他式典会場周辺で不審な行動をとっていて逮捕された者、計39名にも及ぶ逮捕者を出すこととなった。 しかし、会見場に現れた笑い男の仲間と思われた者は、いずれも笑い男事件とは何の関係も繋がりもない、単なる模倣犯である事が判明。 しかも全員互いに示し合わせた訳でもなく、宗教的な繋がりもない完全なる赤の他人同士で、洗脳やハッキングの痕跡も見られなかった。 「笑い男の警視総監暗殺を仄めかす様な声明を見た」というだけで、赤の他人同士が一斉にテロを起こした……という事実は大きな謎として残されることとなった。 ◆疑惑 負傷した大堂警視総監は、入院したまま任期を満了する事なく退職する。 警察は事件について、笑い男と目されていた容疑者「ナナオ・A」の組み上げたウィルスによる、同時多発電脳汚染が原因と発表。 容疑者のナナオは何者かに既に殺害されており、これにより笑い男事件は複数犯によるもので、犯行グループ内で何らかのトラブルにより殺されたとの見解を示し、 今回の犯行予告の目的は定かでは無いものの、本部は笑い男事件の捜査状況に新たな進展が見られたという事で、引き続き捜査を続行していく方針を固めた。 しかし、笑い男マニアの中には、この警察の発表に疑問を持つ者もいた。 ナナオこそが、本物の笑い男だったのではないか ナナオも、事件当時大量発生した笑い男の模倣犯の一人で、本物の笑い男に殺されたのではないか 逮捕された大量のニセ笑い男の中に、本物の笑い男がいたのではないか そもそもこの事件そのものが警察の用意したシナリオで、インターセプター不正使用疑惑や進まない笑い男事件捜査に対しての世間の風当たりをそらすための茶番だったのではないか などなど、またしても事件の真相に関して議論が交わされることとなった。 ◆公安部の暴走 そんな折、警察の保護下にあったはずのセラノ・ゲノミクス社社長、アーネスト・瀬良野氏の誘拐未遂事件が発生する。 この事件に内務省直轄の武装組織「公安9課」のメンバーが関与していた疑いがマスコミで報道され、 「笑い男事件に政府内の陰謀が関わっているのではないか」との疑惑が取りざたされる。 更にその後、一部の急進的公安メンバーらによる武装蜂起計画が発覚し、政府はこれを未然に防ぐため自衛軍による武力行使によってこれを制圧。 計画の首謀者とされ国家反逆罪に問われた公安9課の構成員は、軍により拘束、逮捕、送検、略式裁判による迅速な結審をみることとなった。 ◆進展 公安9課が壊滅してから3ヶ月後。 一部週刊誌においてセラノ・ゲノミクス社を巡る厚生疑獄事件の疑いが流れ、これにより笑い男事件当時の厚生労働大臣であり、現連合与党幹事長・薬島薫氏に疑惑が集中する。 さらに瀬良野氏の証言により、疑惑を裏付ける証拠が党本部内にある事が判明。 事態は検察による党本部への一斉捜査にまで発展する。 捜査の結果、薬島幹事長は逮捕され、笑い男事件による被害企業の株価の下落と公的資金導入による回復を見越して、莫大な利益を得ていたことが発覚する。 そのため笑い男事件とは「疑獄事件から派生した、政治家による株価操作のためのプログラムだったのであり、それらの計画の秘匿のために様々な事件が発生したのではないか」との見方が強まることとなった。 事件の中心にいたアーネスト・瀬良野氏は、笑い男事件に関して法廷で証言をすることとなっており、そこでこの事件の真実が語られることに期待がかかっている。 以下、核心に至るネタバレのため注意 真相 最初に断っておくと、「笑い男事件」の真実、特に「笑い男」たちの正体に関して、劇中で明確な解答が示されたとは言い難い部分があり、ここに記されている「真相」も、数多ある考察の一つとして捉えていただければ幸いである。 世間の言う特A級のハッカー・笑い男の正体は「アオイ」という青年である。 しかし、彼が起こしたと断定できる事件は、瀬良野社長誘拐とTVカメラ前での脅迫のみであり、それ以外の事件は「笑い男」を騙った別の人間たちの仕業によるものだった。 ◆電脳硬化症と村井ワクチンをめぐる陰謀 そもそもの事の起こりは、不治の病「電脳硬化症」の特効薬である「村井ワクチン」が、薬として認可されなかったことが発端となっている。 電脳硬化症とは、電脳化を施した部位が次第に硬化し、最終的には脳死にまで至る病気である。 発症する確率は極めて低いものの、電脳化している者なら誰でも罹る可能性があり、一度発症すれば根本的な治療法が見つかっていなかった事から「21世紀の不治の病」と言われていた。 この電脳硬化症に対する薬として、医学博士・村井千歳によって「村井ワクチン」という抗腫瘍抑制剤が開発される。 効果は覿面でまさしく不治の病に対する特効薬であったものの、その誕生は偶然の産物であり、何故効くのかは不明であった。 なぜ効果が出るのか。そのメカニズムが明確に解明されなければ、薬として認可はされない。 そのため村井ワクチンはその効果は認められたものの、当時の医師会の判断で薬としては不認可となってしまう。 しかし、この不認可になった件には裏があった。 当時の医師会はMM(マイクロマシン)治療法の推進派が多数を占めており、旧来のワクチン治療である村井ワクチンを容認することでMM治療の開発・発展に影響が出るとの懸念があったのである。 さらにMM治療推進派で厚生労働省中央薬事審議会理事だった今来栖尚(いまくるす ひさし)の、不治の病を治す功績を村井に先を越された事に対する嫉妬心も重なることとなった。 本来、薬事審議会は厚生省の窓口を通った新薬に認可の判を押すだけの部署で実質機能していないも同然であり、判も「認可」のものしかなかったのだが、 今来栖は村井ワクチンを潰す為、わざわざ新しく「不認可」の判を作ってまで妨害を行っており、村井ワクチンはこれらの醜い足の引っ張り合いで潰されたようなものだったのである。 その代わりに、薬事審議会はセラノ・ゲノミクス社のMM治療法を認可する。 これは当時、村井ワクチン潰しのためにMM療法の優位性をアピールする為の代わりが必要だったためで、たまたまその時申請が出されていたセラノ・ゲノミクス社のMMを認可したというのが実情だった。当時のMMは理論上のアイディアだけのものであり、治療効果そのものは殆どない状態だった。 (セラノ社の名誉の為に付け加えると、セラノ社自体はMM療法開発の一環として「アイディアにとりあえず特許の申請をかけておく」というごく普通の営業戦略をとっただけで、癒着などがあったわけではない) その後、今来栖が理事を務めるマイクロマシンインダストリアル社のMMも、治療効果が殆どないにもかかわらず認可され、同社はこれによって年間1兆円程の利益を上げている。 これにより、本来効果のある村井ワクチンは届けられず、当時は何の効果もないMM療法が電脳硬化症患者に提供されるようになってしまう。 ちなみに、セラノ社のMMは申請より3ヶ月、MMインダストリアル社は1ヶ月と、どちらも“異例の早さ”で認可を受けている。 ワクチン療法を最後まで夢見た村井博士は、2021年2月、薬事審議会の裁定を見届ける事なく68歳で無念の死を遂げた。 ところが、2021年4月、一度は不認可とされた村井ワクチンは急遽、特定指定者有償治験薬として認可される事になる。 この認可は一般的には発表されておらず、村井ワクチンを使用している患者も表向き存在しない事になっている。 上流階層に不治の病である電脳硬化症に対する特別な治療を提供することで、この件に関わった人間は更なる利益を上げることとなった。 ……更に言うと、村井ワクチンを潰した今来栖は、その後自身も電脳硬化症にかかり、その際MM療法ではなく村井ワクチンによる治療を受けている。 この一連の村井ワクチンとMM治療法認可の影で暗躍していたのが、当時の厚生労働大臣である薬島薫。 彼は今来栖とも親密な関係であり、このためこれらの認可の裏には、厚生省トップの薬島の圧力が関係していたと思われる。 これらのワクチンをめぐる陰謀に気が付く者もおり、2021年にアーネスト・瀬良野氏は、MM治療法の無効性と村井ワクチンの事をネタにした脅迫メールを受けている。 この時の脅迫メール自体は大きな影響を及ぼすことなく終わり、メールは無意味な情報として膨大なネットの海に消えるはずだった。 ところが、このメールをネットを巡っていたハッカーの青年・アオイが偶然拾ったことで、事態は大きな変化を起こすこととなる。 【20話 消された薬 RE-VIEW】 【21話 置き去りの軌跡 ERASER】 【26話 公安9課、再び STAND ALONE COMPLEX】 ◆「アオイ」による瀬良野氏の誘拐 メールによってアオイは電脳硬化症の特効薬である村井ワクチンの不認可とMM療法認可の裏側を知り、これらの国家的詐欺とも言える出来事を知ることとなる。 これに大きな怒りを覚えたアオイは、事の真相を白日の下に晒すことを決意。 そのためにこれらの事実を把握しているであろう瀬良野氏の電脳をハッキングし誘拐、MM療法の真実を公表するよう迫る事件を起こす。 これがアーネスト・瀬良野氏誘拐事件の真相。つまり一部マニアの間で言われていたとおり、本当に世の中の欺瞞を暴くための行動だったのである。 何度かの犯行予告にも拘らずまともに取り合わなかった瀬良野氏に対し、アオイは誘拐という実力行使を決行。 2日間にわたり瀬良野氏とMM療法の不正に関する激論を交わし、事実の公表をするように説得する。 結果、瀬良野氏はアオイの脳潜入に疲れきっていたこともあり、その場を逃れたい一心で自社のMM療法の現状を発表することを約束する。 しかしTVカメラの近くで解放された段になって、瀬良野氏は約束を反故。 それに激高したアオイは、手にしていた銃で瀬良野氏を脅迫し、TVカメラの前で真実を語るように要求する。 アオイ「だったら今、あのカメラの前で真実を語ってください!」 瀬良野「やめろ! 君には撃てんよ」 アオイ「どうかな!」 しかし脅迫は失敗に終わり、アオイは周囲をハッキングし自身の顔を笑い男マークに改竄し、その場から逃亡する。 世間からアオイが「笑い男」と呼ばれるようになった瞬間だった(なお、劇中で本人が言及しているがアオイ自身は自分のことを一度も「笑い男」とは名乗っていない)。 【23話 善悪の彼岸 EQUINOXL】 ◆「笑い男」による企業脅迫 アオイから解放された瀬良野氏は、自分の失踪が世間を騒がす重大な誘拐事件に発展していた事を、面会に来た専務から聞かされることとなった。 そこで初めて、現金100億と金塊100kgという要求が犯人からあった事を知る。 アオイの若者らしい青い正義感を見ていた瀬良野氏は、この要求はアオイのものではないと考えたが、 警察は身代金目的の誘拐犯だと断定し、「心当たり」は無いかと執拗に尋問を繰り返した。 瀬良野氏は尋問されるうちに、この要求の本当の意味は「何者かによるセラノ社のMM治療技術の秘密を人質に取った身代金要求」だということに思い当る。 しかし自社の秘密を守るため、専務と共に一切思い当たる節が無いと言い張る事に決める。 もちろん、この身代金を要求していた「笑い男」はアオイではない。 そして「笑い男」は、セラノ・ゲノミクス社に対して製造ラインに殺人ウィルスを混入させるという手口で次の企業脅迫をスタート。 さらに、他のマイクロマシン製造会社にも同様の手口で脅迫を続けていった。 これにより脅迫された企業は破綻寸前まで追い込まれ、それはセラノ社も同様だった。 その後、政府からは被害企業に公的資金が導入され、そして暴落していた株価が徐々に戻り始めたのと時を同じくして、ある代議士の私設後援会会員を名乗る男がセラノ社を訪れる。 男は企業脅迫を止めさせる事が出来る人物を知っているので、もし無事に犯行終結した暁にはその代議士への「献金」してほしいと瀬良野社長に要求。 この時提示された額は、政府から導入された公的資金と誘拐事件のときに犯人から脅迫された要求金額を合わせたものだった。 ここで瀬良野氏は、この企業脅迫の本当の犯人に思い当る。 しかし笑い男事件によって暴落する株とMM治療の秘密を握られていた為逆らうことは出来ず、この要求に屈することとなる。 この代議士というのが、何を隠そう当時の厚生労働大臣だった薬島薫。 薬島とその一派はかねてより、MM治療の秘密を使った企業脅迫を企てており、今回の瀬良野社長誘拐事件発生と同時に計画の一部を変更して脅迫を実行。 その後、瀬良野社長がアオイに解放されたことで身代金の入手ができなくなるとさらにシナリオを変更し、笑い男を騙った企業脅迫を実行に移したのである。 これにより薬島一派は脅迫した企業に導入された公的資金を含む多額の金をMMメーカーから巻き上げ、さらに公的資金導入による株価変動を見越した被害企業の株の空売りで莫大な金を手にする事となる。 ちなみに薬島の同じ防衛大の後輩に、笑い男事件当時の県警本部長で後に警視総監となる大堂がおり、その後のインターセプターの顛末も見ると警察の一部上層部もこの件に関与していたものと思われる。 瀬良野氏の説得に失敗したばかりか、自分の行動がまんまと利用されたことにアオイは愕然。 世の中に潜む悪に敗れたという失意の中、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の一文にあるように「耳と目を閉じ口を噤み」、ネットの闇に姿を消してしまう。 事件の中心に居た瀬良野氏も、保護の名目で警察の監視下に置かれ、事件の真相について余計な事を喋らない様に事実上の軟禁状態に置かれてしまうこととなる。 やがて笑い男事件捜査本部や瀬良野氏の警護についている者には、セラノ社との癒着納入で手に入れたインターセプターが秘密裏に仕掛けられ、真相が明るみに出ないよう警察の捜査と瀬良野氏は厳重に監視されることになった。 【23話 善悪の彼岸 EQUINOXL】 ◆インターセプター疑惑と笑い男事件に幕を引こうとした警察の陰謀 誘拐から6年。 事件が徐々に風化しつつあった頃、笑い男事件捜査本部の一人・山口が、捜査員の目に不正にインターセプターが仕掛けられていることに気が付いてしまう。 山口の上司・丹生から報告を受けた警察上層部は、車の走行中にインターセプターを使って視界を奪うことで山口を事故死に見せかけて殺害する。 しかし山口は公安9課の捜査員・トグサの知り合いであり、謀殺される直前、トグサに連絡を取り警察内部の不正に関して相談しようとしていた。 山口の死を不審に思ったトグサの捜査によってインターセプターの不正使用にたどり着いた9課は、さらに警察上層部の不審な動きに勘付き行動を開始する。 政府直属の部署である9課に圧力はかけ難く、さらに9課の作戦でインターセプターの不正使用疑惑がマスコミに取り上げられる中、警察上層部は一つの茶番を行うことを決める。 元々、笑い男事件に何らかの幕引きを考えていた上層部は、偽の犯人をでっち上げてそれを逮捕することで事件を終息させることを考えており、 それを今回のインターセプターの不正使用疑惑から世間の目を逸らすことの意味も含めて、再び笑い男を表舞台に上げることを画策。 その犯人役のデコイにナナオ・Aを用意し、情報を改ざんして彼を笑い男に仕立て上げる。 そして不正使用疑惑の会見の席で再び笑い男は登場し、目論見通り世間の目からインターセプターの不正使用疑惑はそれる。 作中、公安9課長の荒巻は、警察の動きから「笑い男による警視総監暗殺予告は警察による自作自演の茶番」だと推理して捜査の指揮を執るが、この推理はほぼ当たりだった。 只一つ、この時思わぬ誤算が起きる。 ナナオ・Aではない別の「笑い男」が登場し、警視総監暗殺予告を行ってしまったのである(*2)。 何かしらの方法を用いて笑い男を再び舞台に上げることを考えていたナナオ・Aは、これを自分の仕業と上層部には説明。 用意していたプランを全て取り消し、知らない「笑い男」が行った警視総監暗殺予告を使って自分を逮捕させる計画に練り直すことに。 その結果、他のプランのためにあらかじめ用意してあった遅行性ウィルスを式典会場のSPに流し、自分を「笑い男」として警察に逮捕させる茶番を実行に移す。 これが警視総監暗殺予告事件の真相である。 その後、ナナオ・Aは口封じのために警察上層部の息のかかった刑事によって殺害される。 しかし笑い男事件そのものは、警視総監暗殺予告によって触発された大量の笑い男の模倣者が発生したことで複数犯説が濃厚になってしまった為、幕引きには失敗してしまう。 またこの件で大きな陰謀の影を感じた公安9課は、笑い男事件を独自に捜査することを決定することとなった。 【4話 視覚素子は笑う INTERCEPTERL】 【5話 マネキドリは謡う DECOYL】 【6話 模倣者は踊る MEME】 【9話 ネットの闇に棲む男 CHAT! CHAT! CHAT!】 + 本編後半のネタバレ ◆再び活動を始めるアオイと、事件を追う公安9課 自身が作り出すこととなった「笑い男」という偶像がまた悪党に利用されることを察知したアオイは、もう一度行動を起こすことを決意。 警視総監暗殺予告事件の中で事態の成り行きを観察しつつ、新たに行動を取り始める。 その後、厚生省のデータバンクにハッキングし村井ワクチンの接種者リストの存在を知ると、そのオリジナルのファイルを職員の電脳をハッキングすることで入手。 事が明るみに出ることを期待して、「今来栖尚」名義で村井ワクチンの情報開示を求めている市民団体に送付する。 さらに仲間から裏切られたと誤解され追われる身となった今来栖と接触し、事実を公表するように迫った。 しかし市民団体は薬島の息のかかった厚生労働省医薬局局長・新美が派遣した、麻薬取締強制介入班(厚生労働省医薬局麻薬対策課の凶悪犯罪担当組織。通称・麻取)によって壊滅させられ、今来栖も9課が確保する寸前で麻取に射殺されてしまう。 9課は新美を市民団体一斉捜査時における殺人、並びに今来栖尚殺害教唆の容疑で逮捕するが、 獄中で新美が電脳自殺を図り、記憶の一部が意味消失してしまったため、手掛かりと証拠を失ってしまう。 一連の事件の中で9課の存在を知ったアオイは、信頼できる機関であると判断し、9課に手持ちの情報を渡すことで全てを白日の下に晒すことを決断。 草薙素子と接触し、笑い男事件の真相を全て伝え、事件の全容の解明を遠まわしに依頼する。 ちなみにこの時、アオイは「僕が仕出かす最後の挑戦を、黙って見ていて欲しいんです」と言っているが、結局その後は何もしていない。 素子の方も黙らずに行動を開始しているが、最終話でアオイは素子との会話で「記憶を共有した時点で僕の意図は汲んでくれると思っていた」と語っているため両者共に折り込み済みの行動だったと思われる(*3)。 これまでの事件から推理し、アオイから得た情報も併せて、一連の事件の黒幕は薬島であると9課は断定。 最後の重要参考人である瀬良野氏の身柄を保護し、情報を入手する捜査を行う。 厳重な警察の警備の中から瀬良野氏と接触し情報を得るため、素子は笑い男に化け、瀬良野氏を再び誘拐する作戦を決行。 軟禁場所から瀬良野氏を連れ出し、瀬良野氏の情報によるアオイの情報の裏取りと薬島一派を告発する為の証言の約束を取り付ける。 しかしこの作戦がどこからか漏れ、薬島によって9課が今回の瀬良野氏の誘拐未遂事件に関与していたことと、 一連の笑い男事件に関与していた疑いをマスコミによって報道されてしまう。 【11話 亜成虫の森で PORTRAITZ】 【20話 消された薬 RE-VIEW】 【21話 置き去りの軌跡 ERASER】 【22話 疑獄 SCANDAL】 【23話 善悪の彼岸 EQUINOX】 ◆公安9課の壊滅と薬島逮捕 世間に存在が漏れたことと笑い男事件への関与を疑われ、9課は窮地に陥る。 荒巻課長は薬島幹事長の笑い男事件への関与をまとめた極秘文書を総理大臣に提出し、9課への疑いを晴らすと同時に存続を訴えるものの 衆議院選前の党のトラブルを嫌った総理は、現時点での幹事長更迭を見送ってしまう。 そこで荒巻は敢えて9課を悪者に仕立て上げる策を取り、表向き9課を壊滅させ、衆議院選後に検察を動かして薬島幹事長を逮捕する取引を総理と行う。 公安9課本部は自衛軍の攻撃を受け、構成員も離散。 彼らは各地でメディアに情報を撒き、薬島幹事長逮捕への根回しを行ったあとに逮捕され、「この世に存在しない人間」となった。 そして衆議院選後、瀬良野氏の証言と9課からもたらされた情報によって、検察は薬島幹事長への一斉捜査を決行。 結果、薬島幹事長は幹事長の職から更迭され、逮捕されることとなった。 その裏で、公安9課は再び世間には存在しない攻性の組織に再結成された。 その後も瀬良野氏の証言で、この件に関わった多数の人間が裁かれることになることが予見されている。 【24話 孤城落日 ANNIHILATION】 【25話 硝煙弾雨 BARRAGE】 【26話 公安9課、再び STAND ALONE COMPLEX】 つまるところ笑い男事件とは、一つの事件をきっかけに、そこから生まれた多数の模倣犯が引き起こした連鎖的事件だったのである。 「STAND ALONE COMPLEX」とは 「スタンドアローン」は「孤立」、「コンプレックス」は「複合」の意味。 個別に動いているはずなのにいつの間にか全体としては一個の組織になっている「端末複合体」の意味と、人間が命令系統もないのに何故か組織立った行動をしてしまう心理現象「孤立コンプレックス」の2つの意味を持つ言葉。 簡単に言うと自分の考えで動いているはずなのに、知らず知らずのうちに全体やその他と同じような行動をとってしまう現象のこと。 今回の笑い男事件で多数の模倣者が発生した現象がまさにそれであり、アオイや素子もこれによって「笑い男」の模倣者となった。(*4) ちなみに現実でもありえる話で、尖閣ビデオ流出事件やタイガーマスク現象の際の模倣者の大量発生などはその一例という声も多い。 情報インフラが発達し、情報の共有・並列化が当たり前のように行われる社会となったため起きるようになった現象とアオイは考えており、 これによっていつの間にか「個性」が失われ皆が単なる全体の一部となって動くようになることを、アオイは「絶望の始まりに思えてしょうがない」と語っている。 これに対し、素子は情報並列化の果てに個性を獲得した思考戦車・タチコマ達を思い出し、並列化の果てに個を取り戻す可能性は「好奇心」にあるのではないかと答えている。 登場した「笑い男」たち アオイ CV 山寺宏一 特A級クラスのハッキング技術を持つ青年。 若者らしい青臭い正義感の持ち主で、彼がネットで村井ワクチンに関するメールを拾ったことが全ての始まりとなった。 最初の犯行当時は学生で、現在は図書館の司書を務めており、出版物の保存の仕事をしている。 たまに授産施設の職員の記憶と認識をハッキングして施設内の子供達と交流していたようで、子供達からは最初の「笑い男事件」を起こした人物として知られていたようである。 当時は上記の正義感から物静かながらも熱い感情を持つ人物だったが、6年後では世の中の悪に敗北した経験からかどこか悟ったような人間となっていた。 実は、アオイ自身も「S.A.C」を引き起こした模倣者の一人で、「偶々知りえた情報の確認と伝播を、自身の使命と錯覚し奔走した」とこの時のことを自嘲気味に語っている。 世間での笑い男のイメージ通り、ハッカーとしての腕前は超一流で、相手の視覚に侵入して光学迷彩を使わずに自分の姿を消すことなどもできる。 劇中、アオイに瞬時に視覚を奪われたバトーの「俺の目を盗みやがったな!?」という台詞はこの腕を端的に表す名台詞。 最終回で世間的には「笑い男」のオリジナルは居ないということになったため、荒巻課長から「我々9課の9人目のレギュラーにならんか?」とスカウトを受けるが、 突然の申し出に動揺しながらも「残念ながら僕、野球が下手ですから」と言って断っている。 なお本来無関係であるはずの電脳硬化症の医療不正にここまで入れ込んだ理由として、彼自身電脳硬化症患者だったかのような描写があるが、詳しいことは不明。ただ理由として「少なからず電脳硬化症に対する恐怖みたいな物があった」ことは本人の口から語られている。 薬島薫 連合与党の幹事長を務める党内No1の実力を備える政治家で、笑い男事件発生当時の厚生労働大臣。 電脳技術の活性を通産省から厚生省に移して、今の地位を築いたバリバリの厚生族。 防衛大出身の元・海上幕僚長で、そのため今でも海自との繋がりや防衛大の仲間とのパイプを持っている。 かなりの額の支度金を以って政界入りしたが、過去にその支度金の出所を巡って海自の経理担当官が機密費横領の告発を受けている。 しかし担当刑事が線路脇で轢死体となって発見され捜査はストップ。結局疑惑は解明されぬまま、不起訴処分になっている。 企業脅迫事件の黒幕。 薬島の他にも彼につながる様々な人間が企業脅迫に関わっており、多額の金を稼いだものと思われる。 様々な企業と癒着してマネーロンダリングを依頼していたようで、2ndGIGでは隠し財産が登場する。 ナナオ・A CV 成田剣 元セラノ・ゲノミクス社社員。 「笑い男事件」の最重要参考人。 学生の時に左翼運動に参加しており、それがバレてセラノ社から解雇されて逆恨みで笑い男事件を起こした ――とされているが、情報は改ざんされたものであり(*5)、どこまで本当だったのかは不明。 自身は笑い男のファンであり、「笑い男」として歴史に名が残ることを喜んでいたが、警察上層部の手のものに殺害されてしまった。 その後、笑い男事件の裏の陰謀が暴かれ薬島が逮捕されてしまったため、歴史に名が残ることはなかったと思われる。 笑い男の模倣者たち 「S.A.C」によって、笑い男の模倣者になった者たち。 警視総監暗殺予告を見て、自分が笑い男となろうとした者、笑い男に憧れた者、笑い男から自分に向けたメッセージだと思った者と様々。 それぞれ洗脳やハッキングを受けていないにもかかわらず、自分の意志で他の人間と同様に笑い男と同じ行動をとろうとした。 オリジナルの笑い男 最初にセラノ・ゲノミクス社を脅迫しようとした人物。 セラノ製マイクロマシンの無効性と、村井ワクチンの効能とを比較検討した理論でセラノ社を脅迫しようとしたが、実は結ばなかった模様。 しかし、この脅迫メールを偶々アオイがネット上で拾ったことで笑い男事件が起きることとなった。 どういった人物だったのかは最後まで不明。 結局この人物自身は何もできていないため、オリジナルというのも「しいて言えば」程度に留まっている。 草薙素子 主人公。 瀬良野氏から笑い男事件の情報を聞き出すために、彼女も笑い男の模倣者となることに。 トグサ 最終回にて笑い男化。 9課や仲間が犠牲になり、それでも何も変わらずに流れる世の中に怒りを持ち、笑い男と同じ行動を取る。 笑い男の服装で愛用のマテバを持ち、薬島のいる党本部に足を伸ばすが… 余談 企業脅迫に関してはグリコ・森永事件、三億円事件、机「9」文字事件。薬害問題に関しては薬害エイズ事件、丸山ワクチン問題をモデルにしている。 原作攻殻機動隊の十年ほど前に当たる時代の作品の「紅殻のパンドラ」では、セラノ・ゲノミクスが登場しており、薬害事件の発端となった電脳硬化症も存在しているが、その後の日本でこの事件が起こるかは不明。S.A.Cシリーズが人形使いと素子が出会わなかったというifのため、人形使いが活動している今作では起きない可能性も十分にある。 この事件で薬島を検挙した楠検事は2ndGIGやSAC_2045でも登場する(2ndGIGでは名前だけ、SAC_2045では終盤のワンシーンだけだが)。 後日談 部下とボディガードを連れ、アオイとの約束を果たすため笑い男事件の初公判に臨む瀬良野氏。 しかし、車のドアノブに手をかけた瞬間―― 何かの仕事を終え、駐車場を後にした男が一人つぶやく。 ???「曲がらねば世は渡れず、正しき者に安らかな眠りを」 なお小説版「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY」では、車に仕掛けられた爆発物によって瀬良野社長は暗殺されてしまったことが書かれている。 ???「僕は耳と目を閉じ口を噤んだwiki籠りになろうと考えたんだ」 ???「だが、ならざるべきか」 画像出典:攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX © 2002年10月1日 - 2003年11月30日放映/全26話 © Production I.G・攻殻機動隊製作委員会 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] うーん、すごい。作成乙でした。折角だから対応話数ある方がいいかも? -- 名無しさん (2016-06-22 14 45 05) この事件関連の話はサブタイトル画面の色が違うんだっけ? -- 名無しさん (2016-06-22 17 30 33) すげー超わかりやすい -- 名無しさん (2016-06-22 19 20 33) 後日談の男ってトグサが最初に話を聞きに行った刑事時代の同僚なんだよな… -- 名無しさん (2016-06-22 22 55 51) これ最後はどういうこと?事件は終わって無かったのか? -- 名無しさん (2016-06-22 23 03 32) 社長が口封じされてしまったということ。この後本編中で笑い男事件が取り上げられることはないが、恐らくは関係者への追及はそこまで深く至ることはなかったのだろう>最後はどういうこと? -- 名無しさん (2016-06-22 23 05 43) 薬島はセラノ株やセラノ氏が証言した投資番号を控えた現金で起訴されたと思うけど、残りの警察上層部や薬害に関わった連中は瀬良野社長が暗殺されちゃったから、追及できたかどうかは不明。暗殺を指示した犯人もそのあたりの人間だと思われる。というか暗殺犯が劇中出てきた刑事なのでたぶん警察上層部の人間 -- 名無しさん (2016-06-22 23 13 01) あのタイミングで殺しても警察の風当たり強くなるだけなような、まあ他に無いから仕方ないけども -- 名無しさん (2016-06-23 02 42 01) 警察上層部はあらかさますぎるので、あるいはそう思わせたい第三者の犯行という線も。といっても犯人候補はぱっと出てこない -- 名無しさん (2016-06-23 02 52 54) セラノ社長が暗殺されたことをアオイが知ったときどういう思いを抱くんだろうな・・・ -- 名無しさん (2016-06-24 01 05 10) こうやって文章で読むと、本当に本作の面白さが良く解るな。 -- 名無しさん (2016-06-24 09 38 33) ちょっと政府の闇深すぎんよ〜(絶望) -- 名無しさん (2016-07-09 15 49 55) 一番かわいそうなのはいい様に使われた挙句、9課の抵抗で死者まで出した自衛軍なんだがなぁ… おかげで再集結して談笑する9課メンバーに少しもやっとしたものを感じてしまった。1.5のトグサを見習わなければな…… -- 名無しさん (2016-07-24 02 26 25) 暗殺される直前セラノ社長が「やっと彼との約束が果たせるよ」って嬉しそうに話しているのが悲しすぎる。 -- 名無しさん (2016-07-24 09 41 52) しかし濃厚すぎるアニメだよなぁ、 -- 名無しさん (2016-07-25 11 05 36) 結局暗躍していたあの刑事のバックってどこだったんだろうな。警察の手の人間にしちゃ、9課にインターセプターの情報を流したりしているし。薬島一派には失脚してほしくて、笑い男事件の全貌は暴いてほしくないって条件だと結構限定されそうな感じもするが -- 名無しさん (2016-10-06 23 37 09) 今海外で問題になっているピエロ大量発生もSACなんだろうか -- 名無しさん (2016-11-01 10 56 50) 正直、フィクションとは思えない話。現実でもこういう政治家や企業を取り巻くスキャンダルは山のようにあるだろうよ。 -- 名無しさん (2017-03-30 10 19 01) 警視総監殺害予告はアオイじゃ無くね?深見(を使ってる)一派だと思うけど -- 名無しさん (2018-11-21 19 53 33) アオイが自分がやったことのセリフで「同時多発テロ教唆の罪」って言っているからアオイじゃない?深見サイドも9課が動いていることを把握していた以上、万一にも足がつくような真似はしないような気が -- 名無しさん (2018-11-22 20 50 13) 警視総監暗殺予告もアオイの仕業だと断定して書かれてたんだけど、劇中でそう明言されたわけではないし、予告時の口調や仕草を考えても、アオイ本人とは考え難いかなと思ったので、ちょっと編集して書き換えました。 -- 名無しさん (2022-01-15 15 24 48) 同時多発テロ教唆の罪っていうのは最初の笑い男事件も当てはまるし、作中では一貫してアオイじゃない自作自演(アオイからの言及はないので真相は闇の中)扱いだから、アオイの仕業と断定できない。むしろやってないだろという風潮を作品内に置いているのが答えだろうね。 -- 名無しさん (2022-02-02 23 30 49) 元々9課は軍属だのなんだので殺しを行ってきた連中だから、談笑できるほど切り替えできるのは当然の内容。それも捕まったらいいように扱われて殺されてもおかしくない状況だったし、その前例は薬島一派が見せつけた以上、殺して生き残るのは当然の選択。強化外骨格の人間がバトーに怒りをぶつけたのも当然だけど、裏を知っている9課からすれば殺さずには生き残れないし、裏の裏を知ったのはその後だからしゃーない。向こうも生け捕り不可なら殺す気だったしね -- 名無しさん (2022-02-02 23 36 16) 薬島幹事長も捨て駒扱いの連合与党怖いわ -- 名無しさん (2022-06-18 22 49 48) 改めて見返してみると5話の録画に出てきた名無しのコメンテーターが割りと的を得たこと言ってて草「笑い男なんてものは最初から存在しなかった」とかなんとか…ここでもうすでに概要はまとめられてたのか -- 名無しさん (2022-07-26 23 33 43) 深見のセリフは、冒頭の少佐のセリフに対する1つの答えなのだろう。それも嫌なら曲がらねば世は渡れず。トグサがスカウトされいなくなって以降、どんだけ汚い世界で深見は働いたんだ -- 名無しさん (2023-06-17 14 50 03) 最初の笑い男事件発生日までもう一か月切っているんだなそういや -- 名無しさん (2024-01-13 21 16 41) 一流のハッカーでもある素子ですら9課のバックアップを受けても街中全体のハッキングには穴があったことを考えると、単独犯で全く尻尾を掴ませなかったアオイのハッキング能力の高さは異常だな。そら課長もスカウトするわ -- 名無しさん (2024-01-20 11 12 44) 本日、アーネスト・瀬良野社長誘拐発生日 -- 名無しさん (2024-02-01 01 35 19) だからつべで総集編バージョンを無料公開してるのか -- 名無しさん (2024-02-01 15 46 11) 本日、遂に笑い男の登場日。色々と感慨深い -- 名無しさん (2024-02-03 00 16 15) 作中の時間軸に到達して電脳化はまだ現実化してないけれども、既にスタンドアローンコンプレックスというべき現象はSNSで複数可視化された辺り、少しばかりアオイの気持ちがわかる時代になったなぁ…自分の考えって本当に有るんだろうか?とふと空恐ろしくなる時がある 本当によくできたシナリオだよなぁ -- 名無しさん (2024-02-04 05 45 44) やっぱりあの大道警視総監暗殺予告はアオイくん自身がやった犯行に思える。トグサが憤懣から薬島を襲おうとしたみたく、あの茶番じみた会見でアオイくんが柄にもなくキレてしまった結果なんじゃないかな。 -- 名無しさん (2024-02-06 17 31 32) 作中での金の価値はわからないが現実での金塊100キロは、2002年で1.1億円で2024年で13億円程度。ちなみに現実の100億円の札の重さが1000キロ程度。・・・換金のしやすさに違いはあるだろうが現実的には金の価値は誤差レベルだったりする -- 名無しさん (2024-07-15 07 51 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vv11/pages/362.html
【種別】 調査依頼・事件 鳴海探偵事務所 【依頼書】 連続凍結事件 【登場話】 第19話、第20話 調査内容 奇怪な凍結事件の犯人探しに強力して欲しい 依頼者 照井竜 調査対象・および関連する項目 地球の本棚で検索したキーワード 翔太郎がつかんだ情報 調査報告書 依頼人は風都警察署に配属されたばかりの若きエリート刑事の照井竜 風都で最近頻発している奇怪凍結事件の犯人を捜して欲しいとの依頼。警察権力に翔太郎のハードボイルドは簡単になびかないと断ろうとするが、前金の10万円を亜樹子に渡した。所長権限を行使してこの依頼を受ける事になった。 当初、風都で頻発しているガイアメモリ関連の犯人探しが目的だったのだが、事件現場に落ちていた青く染色された矢車菊を見つけた照井の態度が一変した。 事件を引き起こしていた正体不明の謎のドーパントが、始末し損ねた芸能プロダクションの社長の池田晋也が入院している病院に現れた。あらゆる物を瞬時に凍結する力を持つ謎のドーパントは、3000度の高熱のパンチを放つヒートジョーカーまでも凍らせてしまう。凍結攻撃を受けながらも応戦する仮面ライダーWから逃げ出したドーパントの先には青く染色された矢車菊を生産している花屋の店長の片平真紀子がいた。 この事件で使用されたガイアメモリ・ドーパント・使用者 アイスエイジメモリ アイスエイジ・ドーパント 片平清 ガイアメモリ事件 これまで風都で頻発してきたガイアメモリに関するドーパントが引き起こしてきた事件から、警察組織が風都警察署へ新たな部署を設立する為に若きエリート刑事の照井竜を配属してきた。照井はこれまで風都でおきたガイアメモリ事件を解決した本当の経緯を把握しており、以前から鳴海探偵事務所の探偵をビートルフォン(未)を使用してあらかじめ調査していた。また彼はシュラウドと呼んでいる謎の人物から、アクセルのガイアメモリ(未)、エンジンメモリ(未)とエンジンブレードを託されていた。この事件の調査中にメモリドライバーのアクセルドライバー(未)が完成し、アクセルメモリを用いて初めての変身を経験し、仮面ライダーアクセルの力を手に入れた。 【関連するページ】 ウェザー・ドーパント 池田晋也 片平真紀子 第19話 第19話、第20話登場人物 第20話 調査依頼・事件
https://w.atwiki.jp/tokimekicn/pages/620.html
After School Event 伤心事件【相顾无言,唯有杀意】 放学事件的另一形态。 登场的人物挂上了炸弹后,主人公放学时与其相遇则会触发此事件,令人胆寒。 简介 正作 主人公放学时,某人物会突然跳出来,横在主人公面前,「……」无言一阵以后转身离开。 这时候各人物的表情多种多样,有满脸忧伤的,有横眉怒视的,有闭眼不见的,可以反映出对应人物的性格,但共同点为基本都很瘆人。 如果发生了此事件,基本可以确定,该人物的炸弹马上就要爆了。 特别是『1』中,给玩家留下的时间基本不会超过两星期,一定要在当周就果断做出对应处理,否则后果将十分惨重。 『2』中即使女生已经挂上了炸弹,依然可以一起放学回家。 但倘若主人公无视女生一个人走,则女生的伤心度会进一步上升,离爆炸也不远了。 炸弹魔阳之下光显然是最麻烦的,加上她在放学时出现的频率极高,炸弹濒临爆炸时往往为时已晚,读档多次也很难阻挡其爆炸的惨剧发生。 因此建议玩家未雨绸缪,在炸弹即将出现的时候就做好防控的准备,一旦已经出现更是要第一时间拆掉,否则后患无穷。 如果光已经横在了主人公面前,玩家无处可逃的话,建议使用NG称呼大法来暂时躲避。 除了「光」和「陽ノ下さん」外,其他称呼均绝对NG(心动状态时更是只能叫「光」), 出现了NG的称呼后,光的友好度会大幅下降,然而伤心度却只是略提升一点点,起码可以做到延迟炸弹爆炸,算是下策中的上策了。 然而若炸弹已经濒临爆炸,做什么都没用了,这么一点点NG称呼的刺激都有可能导致炸弹爆炸。所以玩家应该养成有事没事向坂城匠打听女生评价的习惯,哪怕打听后立刻读档回来继续进行游戏也好。 『3』的放学事件与其他作品不同,即使是已经挂上炸弹的女生,依然可以一起回家, 区别在于「回家的路上,挂着炸弹的女生会一直盯着这边看」。 『4』中平时打招呼时亦会有伤心事件发生。这一阶段之后,下次打电话给该女生时会被劈头盖脸痛骂一顿。 然而,跟『3』之前的愤怒状态不同,本作中的女生脾气要好很多,玩家不用浪费掉一整天的时间用来解释,当天就可以照常再次发出约会的邀请。 『GS』系列 『GS』系列在炸弹出现后的伤心事件分为三个阶段。 放学时路上撞见当事人,对方一脸怒容,沉默离开; 和其他男生约会后,回到自家门口时接到当事人电话; 和其他男生约会后,回到自家门口时撞到当事人本人。 第三阶段基本相当于最后通牒,再不妥善处理,炸弹就会爆炸。 炸完之后,得花一天的时间打电话跟对方解释清楚。 主人公什么都不做,单纯的宅在家里都会导致伤心事件发生,进而导致炸弹爆炸。 不过另外一方面,爆炸之后的解释电话绝对有看一看的价值。 如果不想自己打出来,可以去YOUTUBE等视频网站上找记录。 相关页面 活动•特殊事件 放学事件
https://w.atwiki.jp/japanjiken/pages/19.html
管理人が考えた架空の事件の一覧です。 一覧 日付 事件名 事件内容 1945年3月6日 浜島強盗殺人事件 浜島市飯野町にて工作所を営んでいた男性のAさん宅に男が侵入、男はAさんに見つかったためにAさんを口封じで殺害した。 1945年4月12日 浅山ひったくり強盗殺人事件 浅山市大衛町の路上にて男2人が自転車に乗っていた女子大生の財布を盗もうとするが、女子大生に抵抗した為に女子大生を絞殺した。 1945年11月3日 南大王病院事件 川東市大王町にある精神病院「南大王病院」に男が侵入、入院患者3人と受付係1人を刃物で殺害した。 1946年2月24日 岩田両親殺害事件 岩田市日置町にて当時19歳の少年が父親に怒られた事に激昂し、父親を鈍器で数回殴って殺害し、その様子を見ていた母親も素手で絞殺した。犯人の少年は以前から両親からネグレクトを受けていた。 1946年5月6日 紫山村女子高生殺害事件 小山市柴山村にて被害者の女子高生が犯人の男に襲われ、強姦された後に殺害され、柴山村の井戸に遺棄された事件。犯人の男には多数の前科があった。 1947年8月13日 竜昇剛事件 椙山市・加納市・三道村にて連続して発生した殺人事件。犯人が竜昇剛と名乗っていた事から竜昇剛事件と呼ばれる。 1947年11月28日 中州製作所工場内殺人事件 中州市東町の中州製作所の工場内にて従業員の男が工場内に居た上司をパイプで殺害した事件。 1947年12月24日 飯崎県小関市一家6人殺害事件 飯崎県小関市大見町の鉄工場を営む一家が住む家にて、この家の長女に好意を持った隣人の男(当時34歳)が長女を含めた6人を殺害した事件。 2001年2月24日 安倉井市猟銃乱射事件 松渕県安倉井市の「安倉井野上公園」にて、公園が賑わっていた土日の朝に当時41歳の男が猟銃を乱射、子供を含めた4人が死亡した。 2001年5月7日 引内市バス8人殺傷事件 覚せい剤中毒の男(当時24)が引内市山間町のバス停に停まっていたバスに乗車し、所持していたナイフで乗客5人を殺害、乗客3人に重傷をさせた。 2003年8月15日 多水駅駅員刺殺事件 人生に絶望していた当時17歳の男が「人を殺して金を取ろう」と考え、水田県多水市砂原町の多水駅の駅員を襲撃。自宅から持ってきた包丁で駅員を刺殺した後にポケットに入っていた3万円を盗んで、逃走した。犯人は未成年ながら「犯罪史上で類を見ない悪質な犯行」として終身刑になった。
https://w.atwiki.jp/dfnaviwiki/pages/154.html
泉氏事件 2008/06/22 泉氏事件勃発 DF掲示板の常連『ファイア』さんの知り合いの『泉こなた』さんがDF掲示板にきた。 はじめは短文レスなどで注意をくらいまくり、 泉氏はDFを去った。 そしてその後『ルーツ』という名前ではじめましてを装って戻ってきた。 そのことで他の利用者に注意の連発をくらい、その後DF掲示板を荒らした。 ここまでならただの荒らし事件だが、 この集団注意に腹を立たせ『ファイア』さんがDF掲示板を去った。 さらにそのことに嫌気をさし常連『優衣』さんまでもがDF掲示板を去った。 結局数日後去った二人は復帰した。
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/1303.html
路上の事件 題名:路上の事件 原題:Cases (1999) 作者:ジョー・ゴアズ Joa Gores 訳者:坂本憲一 発行:扶桑社ミステリー 2007.07.30 初版 価格:\1,000 ジョー・ゴアズの本が翻訳されて販売されるというだけで、ビッグ・ニュースである。ハードボイルドの直系と言われる人は多いが、この作家くらいになると、ハードボイルドの系譜を継ぐ人というイメージよりも、むしろ古典と言った方がお似合いである。 ぼくがジョー・ゴアズに夢中になったのは、三十歳前後、仕事でも道楽でも、まだまだ血気盛んで、なおかつそれに体力が着いていけたという時代だ。同じ年頃の主人公たちが、多くは探偵という職業によって、普通の人々の目の届かない世界で、まさに意地のために死闘を繰り広げてゆく物語は、正直国産ハードボイルドの比ではなく、リアリズムと鋭さに満ちていた。 現代の死闘小説は、主にベトナム帰りであったり、スパイ組織上がりであったりする者たちによる、かなり直截なものが多く、それはそれでまたよろしいのではあるが、ゴアズの死闘はあくまで穢れた街に展開するハードボイルドなのであった。死闘は死闘でも、敵味方入り組んだ都会という複雑なジャングルの中を生き延びるために、知恵と度胸を凌ぎ合うゲームであるかに見えた。もちろん、そのゲームをより魅力的にするために、ゴアズという作家は心理描写ではなく、主人公に行動を起こさせた。 物語りも描写もまさに正統派ハードボイルドの流れ。だからこそゴアズであった。『マンハンター』『裏切りの朝』は、当時のぼくには、小鷹信光の秀逸な訳文も含めてバイブルのような作品であった。 本書はその頃のゴアズを現代に甦らせたかのような逸品である。翻訳も『イエロードッグ・ブルース』などでお馴染みのこれまた正統派ハードボイルド作家ウォルター・モズリーの翻訳者として知られる坂本憲一。文句なしの名書登場である。 旅に出る青年ダンクが次々と出くわす事件の数々。すべてがゴアズの青年期の追想のように語られる中、時代考証を重ねた1950年代のこの物語は、ゴアズの青春記に落ち着くことなく、フィクションとしてミステリとして、読みごたえ溢れる傑作である。 貨物列車で無賃乗車する青年は、その夜のうちに警察に捕らえられ、収監されるが、仲間たちと集団で所長を殺害し、メキシコ国境へ向かう。そこで一文無しになったダンクは、ラスベガスで八百長ボクシングにまつわる事件に巻き込まれるが、カリフォルニアに逃亡。メキシコからの密入国組織や怪しげな宗教集団を探りある事件を解明することにより、サンフランシスコの探偵事務所に雇用される。ここで、旅の途中に出会ったもろもろの輩たち、ラスベガス事件の真相、新しい事件を通じて、得たり失ったりするもの、あるいは人、により、徐々に変貌を遂げてゆく。 ラストの一ページを閉じるときには、大河小説の最後に味わう、終わってしまったことへの切なさまで感じるほどに、ダンクという青年の旅、事件たちの錯綜に、目くるめく幾重もの想いを響き合わせてしまう。 まるで連作短編集のように次々にダンクを取り巻く事件の数々。それこそが原題の"Cases"(事件たち)である。しかし一方で事件を求める傾向にあるダンクの好奇心の存在も見逃すことができない。ダンクは作家になることを夢見、ヘミングウェイの言葉から、多くの体験を求め、それをノートに綴ってゆく。想像型の作家ではなく、体験から物語を形づくってゆくヘミングウェイ・タイプの作家になろうとしているところが、この自伝的大作に取り組んでいるゴアズそのものの鏡のようでもある。 その好奇心が作家になる前に、まず彼(ダンク=ゴアズ)を探偵事務所の椅子に座らせる。そこに至るまでの、これは波乱万丈の旅であり、命がけの大冒険記でもあるわけだ。随所に探偵小説としての楽しみがあり、ロード・ノベルとしての豊かな変化がある。多彩でさまざまな形を取る万華鏡のような事件たち。優れたマンハント能力を発揮するダンクの日々は、実にアメリカ小説らしく、50年代の歴史に、音楽に、文学に、そして風土の上に輝き、そして読者をどこまでも引っ張ってゆく。 600ページ超の長編大作であることが少しも気にならない。このままシリーズ化したダンクのその後を読みたくなるところだが、それはもっとロング・シリーズらしく健全かつリアルな形で、DKAファイル・シリーズに引き継がれていると言うことができそうである。 (2007/10/14)
https://w.atwiki.jp/ngtinpbs-nakama/pages/56.html
ザックリ時系列 随時更新。もっと詳細は【今日のまとめ保管庫】NGT48山口真帆暴行事件をご確認ください。 + 事件以前の関連ありそうな事。 2015年 NGT48結成 2016年4月17日 山口、NGTメンバーとして参加した佐渡トキマラソンで犯人・笠井に付き纏いの嫌がらせを受け泣く。 6月9日 中井、奈良がSR配信中、外から男の叫び声が聞こえる。(厄介が住所特定の為に叫んだ)太野、中井のSRを見ており心配だと電話をする。→動画 11月10日 山口、寝そべり足をバタバタさせながら「(写真集の内容が)ハレンチ~♪」と歌いながらSR配信。この動画がハメ撮りだと炎上。配信動画にAVの音声を重ねる等悪質な編集をされた動画が拡散された。(犯人グループの仕業と見られている)メンバーが隣の部屋に男を連れ込んでいる事を伝える為の配信だった? 11月14日 運営、山口のハレンチ動画を否定。悪質な動画に関しては、現在、削除依頼をするなどの対応を進めています。動画作成者を訴えないの…? 11月?日 山田が厄介オタと痴話喧嘩で涙のSR配信。以下経緯山田野絵が裏垢で厄介ヲタ(以下ぶんとく)を誤フォロー→ぶんとくが山田の裏垢で色々見つける→某日握手会にて口論?→山田、SRにてファンから「私信しないと学校バラす」と脅されてると告白→ぶんとくがTwitterにて反論。そもそもの発端となったと思われる1,2の経緯を説明。証拠として裏垢に山田が投稿したと思われるWデートのプリクラを公開 2017年5月11日 山口がSRにて、隣人の声がすごく聞こえて怖いので引越したい。セキュリティのしっかりした所に引っ越さないと大変な事になってしまう等寮の治安の悪さを話す。 5月30日 山口のSR配信中に非通知で電話がかかってくる。山口曰く「自分の電話番号を知ってる人は殆どいないはずで、スタッフと家族とカニ(太野彩香)ともふ(村雲颯香)菅原りこと菅原りこのママしか知らない」山口はNGTになるにあたり携帯番号・メールアドレスを変えており友人にも伝えていない。 5月31日 AKB48 49thシングル選抜総選挙の速報発表。NGT48メンバーが躍進。中でも荻野は速報1位で5.5万票を獲得。モバイル投票の不具合もあり不正疑惑が浮上。 6月17日 AKB48 49thシングル選抜総選挙結果発表。NGT48は速報の大躍進に反し票が伸びず終了。 6月20日 山口SR「隣の人は4人ぐらいの友人を招いてすごい声が聞こえてるよ」壁が薄い、騒音問題は既に配信内ではお馴染みの話題で引っ越したいと怯えていた。 6月?日 山口が支配人・今村から日常的にパワハラを受けていると伺えるSRを配信。→内容 2018年2月 山口がSRで寮の状況を伝える。山口「ほらうるさくなってきた、怖いよ~、夜になると隣がうるさいんです」山口「この家は独り暮らし用の家なのにお友達を連れ込んでるんだと思います」 2月25日 佐藤が犯人・笠井と思われる男と他2人がスノボ会議してる動画上げる→即削除。支配人・今村が佐藤のアカウントが乗っ取られたと説明。 3月17日 稲岡がTwitterでNGTメンバーを脅迫?リア友もぷぅチル(稲岡一派)だと警戒して下さい 3月20日 宮島亜弥(元研究生・卒業済)が研究生公演を急遽休演。本間と奈良がSRにて何か揉め事があったと思われる発言。 3月27日 宮島の活動休止を発表。太野、SRで「証拠も根拠もないのに」等意味深な発言。(何か疑われて?) 3月30日 山口がSRで「なぜかSRを始めると隣人が人を呼んで騒ぎ始める(略述)」と発言。実際に騒音が配信で聞こえる。太野、SRで「法律とか憲法とか罰条を勉強したい」等意味深な発言。盗撮が罪になるかを調べていた。 3月?日 今村支配人、支配人の部屋にてファンから厄介について意見を言われ「犯罪はしててもあいつら可愛いんだよ」と回答。支配人の部屋とは…ファンが劇場支配人に直接会って意見・要望を伝えられる場。 4月13日 NGTチーム再編(2チーム体制)を発表 5月19日 太野「ジョー会なう!あ!叙々苑~!言い出しっぺなのにSHOWROOM始めちゃった」とSRで発言。 5月22日 宮島亜弥が卒業発表。 5月30日 山口、今村に隣室の騒音について相談したが「お前がいい結果を残さないと引っ越しの金を出さない」と言われた事をSRで語る。 5月30日 厄介オタ「「まほほん」ことNGT48の山口真帆に、熱愛話が浮上。 お相手は2歳上の“無職”。みたいなの出てきたら面白いね」と怪しいツイート。※実行犯の一人は25歳の無職(山口真帆は23歳) 6月4日 稲岡、TwitterでNGTメンバーを脅迫。あるNGTメンバーに対し良くない噂が立っているので、その事について他のメンバーの謝罪が無ければ文春に売るという内容。 6月30日 チームNⅢ、チームGの2グループ体制稼働開始 2018年12月8日 暴行事件発生新潟市内にある山口の自宅の玄関先にファンの男2人が押しかけ、帰宅した山口の顔をつかむ等したとして暴行の疑いで逮捕された。※被害者は自営業の女性として世間に公表されていなかった。山口が太野・西潟のフォローを解除。 12月10日 山口のモバメに縦読みで「たすけておそわれる」 12月12日 FNS歌謡祭にNGT48参加。荻野が楽屋で山口を煽る動画を撮りSNSに投稿(後に発覚) 12月21日 太野、モバメ「狼なんて怖くない子豚さんたち、かわいいねえ」と3匹の子豚の歌の感想3人への言及? 12月22日 山口が握手会に参加するが一部で倒れ、二・三部を欠席、四部で再び受付開始。しかし手はテーブルの下に隠しており、お話会になった。(手が怖い為と思われる)翌日にファンを怖いと思ってしまい自己嫌悪とモバメ。 12月28日 容疑者の男2人不起訴処分・釈放 12月29日 実行犯・北川丈が警察を煽る動画を投稿「新潟県警のマッポ、ガチで弱ぇよ」太野「大丈夫だった笑ほんと焦った笑」 12月31日 NGT北川智子マネージャー退職 2019年1月4日 稲岡「俺はこの人(北川マネ)嫌いだったから解雇されてうれしいな」 1月5日 太野「すべてが解決」(事務所からお咎め無しで?) 1月6日 山口が握手会の参加をキャンセル 1月7日 山口が握手会キャンセルした事をファンに謝罪ツイート(参考)「笑ってアイドルができなくなったことが悔しい」「ストレスで2週間で4キロ痩せた」太野「握手会に来てもらってええですかーーー?」 1月8日 太野・山田がSHOWROOMで1週間で4キロ、北川マネ退職の話からガムテープで爆笑長谷川、数日ぶりの帰宅なのに誰かが居たかのように部屋が暖かいとSRで発言。夜、山口がSHOWROOM(動画)にて告発。動画は途中で強制終了。→告発内容 1月9日 早朝、山口再度Twitterにて告発。事件の詳細を投稿する。→告発内容NHKが事件を報じ全国でニュースになる。 1月10日 NGT48 3周年コンサートにて山口真帆がステージに立たされ謝罪。稲岡龍之介等犯人グループは最前列に居り「待ってたよー」「逃げないでー」等の野次を飛ばす。→野次動画深夜、株式会社AKSが経緯の報告とお詫びをHPに掲載する→参考 1月11日 NGT48 3公演中止発表海外誌・TIME、デイリーメール、ビルボードが事件を記事にする。 1月12日 文春がニコ生Liveで「太野と西潟はシロ!!」と配信。直後、太野・西潟が同時にツイッターにて関与を否定するが警察に呼ばれていた事が発覚。同配信で中井りかの名前が上がるが中井は関与を否定。西潟・荻野が「しんじて」縦読みをモバメで配信。山口が荻野・佐藤のフォローを解除。 1月13日 文春くん、新潟取材行くとUPした写真が新潟に行かない電車と鉄オタに指摘され慌てて削除 1月14日 深夜にNGT支配人・今村悦朗の異動を突如発表。取締役室付に。以降雲隠れ。→公式おしらせ運営「送致されていないのでメンバーの中に違法な行為をした者はいない」と主張。第三者委員会の設置を発表。 謝罪会見はマスコミへ事前連絡が無く突発的に行われた。 1月15日 一正蒲鉾、NGT48起用CMの放映中止、新潟商工会議所PR動画を非公開に。NGT48正規メンバーの公演中止を発表。 1月16日 新潟県知事「NGTの存在がより世に知られるようになった」等の発言で炎上ホリプロ、荻野由佳とファンとの個人的な交流を否定。名誉棄損があれば厳正な対応を取るとHPで脅迫警告。(稲岡を訴えれば?)→ホリプロお知らせデイリー新潮、NGT関係者が『山口には少し精神的な問題がある』と狂言であるかのように説明し情報操作をしていたことを報道→参考記事NGT寮生全員引っ越し 予 定 。 1月17日 文春「1年半前から山口の向かいの部屋に犯人グループが住んでいた」と主張→矛盾が多いなぜか今更、寮として借りていたマンションから引っ越す予定と報じられる。 1月18日 犯人グループの出禁を発表。 1月19日 運営が元マネージャー嫌がらせ被害報道を否定。報道元に強く抗議したとの事。新潟県警がハッキングされる。 1月20日 運営、一部マスコミに対して、メンバーへの過剰取材自粛の要請 1月21日 AKSによって山口真帆関連の動画が削除され始める 1月23日 新潟日報の取材に運営が応じる。山口の正面の部屋を犯人が借りていたと発表。第三者委員会は週明けに発足します。 1月25日 山口、Twitterにて複数の記事に「いいね」を押す。 1月30日 文春、中井は真っ黒(男関係が)、今村がZ軍団を野放しにしていた記事。 2月1日 運営、やっと第三者委員会を発足。もう週末ですが…支配人ブログリニューアル。今村ブログの隠蔽?そんな仕事だけ早い。 2月2日 文春、ニコ生でまた設定変更した作文を発表。 2月3日 運営、NGT48の正規メンバー公演再開を発表。文春、デジタル記事にてまたまた設定変更した作文発表 2月4日 山口、菅原、村雲、長谷川がツイッタープロフからNGT48表記削除 2月8日 山口のモバメ配信。「また劇場に立ちたいなんて私は言ってないです」の一言のみ。早川支配人の「山口がまた劇場公演に出たいと言った」に対して? 2月9日 NGT48 正規メンバー公演再開 2月10日 NGT劇場爆破予告されるも不審物見つからず通常運行。 2月27日 NGT冠番組「にいがったフレンド!」冒頭で事件に触れるが茶化した触れ方だった為炎上。 2月28日 新潟日報、運営の山口に対するケアや保護者会での対応等を記事にする。 3月1日 新潟県議会にてNGT48暴行問題について質問が挙がる。 3月5日 AKS第三者委員会が、超大物弁護士にボロクソに言われる。高まる不信感。 3月6日 元AKB総支配人戸賀崎、今村の元気な姿をツイート。楽しく焼肉。炎上してツイ消し。 3月7日 運営、戸賀崎ツイートを受けてAKB劇場支配人細井退任、元NGT支配人今村契約解除を発表。発表は唐突に夜、ブログにて()AKBまとめブログに新潟県警登場。 3月8日 荻野のインスタストーリーにまた煽り動画?西潟太野荻野が「もっと人のことを信じてみよう」と歌う場面 関連:しんじて縦読み 3月10日 NGT研究生 羽切瑠菜が活動辞退、引退 3月11日 荻野フォトログでまた煽り?唐突な「山口県の桜を見に行きたい」→山口の卒業を見たい?/脈絡の無い「夏はガリガリ君」→痩せた山口? 3月12日 運営が3/16,17に行われる握手会、山口不参加を発表。 3月13日 AKB総選挙中止を発表。 3月14日 新潟日報、山口の親族への取材記事を掲載 3月15日 NGT48冠番組『NGT48のにいがったフレンド!』放送終了を発表。4月以降の番組表に載っていたが運営曰く「元々3月までの予定だった」らしい。握手会、16・17日はNGTレーンのみ監視カメラ設置を発表。 3月16日 中井、西潟のファンが並ぶ列に向かって「未来は明るい」と声をかける。 3月17日 早川、「支配人の部屋」でファンからの質問に回答。次の公演からお見送り再開事件については第三者委員会が開示するまで何も言えないSNSや掲示板でのメンバーへの名誉毀損には会社として厳正に対処する 3月18日 荻野・西潟・太野の3人で大阪の温泉施設に旅行(後に目撃情報により発覚)。祝勝会?稲岡も大阪へ行っていた? 3月19日 荻野・西潟・太野の3人でUSJで遊ぶ(後に目撃情報により発覚)。 3月20日 第三者委員会の結果報告の記者会見が22日(金)新潟市内で行われることが決定。 3月21日 運営、第三者委員会調査結果報告書を公開。「繋がり含め風紀の乱れは今回は不問」 3月22日 AKS、13 30~第三者委員会調査結果報告会見。具体性の無いずれた回答を連発。会見中に山口がツイートにて反論。会見で取り上げられる。 ・第三者委員会調査前、松村に繋がりメンバーを解雇すると言われた ・松村に1/10の謝罪を強要された。応じなければ他のメンバーに手紙という形で代わりに謝罪させると。 ・会見に出ている3人は保護者説明会、スポンサー、メディア、県、市に山口の思い込みだと虚偽の説明をした。 ・繋がりに挨拶も含まれるは勝手な解釈。犯人グループとの交際を認めたメンバーもいる。 ・松村が「スッキリした、誤解だった」という内容の謝罪文を言わせようとしていた日本エンターテイナーライツ協会がNGT48第三者委員会調査報告書について声明を発表。 3月25日 3/31の「最高の新潟ラーメン祭」NGT48らーめん部(中村、大塚、真下)出演中止。 3月26日 荻野、インスタから太野関連の写真を消しまくる。荻野・西潟・太野が3/18に大阪旅行に行ってた事が発覚し炎上。 3月27日 疑惑メンバーの移籍・山口卒業の内部リーク?新潟県、国民文化祭スペシャルサポーターNGTとの契約更新保留西潟、インスタに書き込まれる温泉コメントを必死に削除する。 3月28日 JR東日本、イオンがCM契約終了を発表しNGTのTVCMが全てなくなる。 3月30日 ラジオ「PORT DE NGT」が終了。ラジオの仕事が全てなくなる。 4月5日 NGTメンバーらによる全体ミーティング?(文春情報) 4月7日 NGT48、山口を除くメンバーが握手会参加。前回に引き続き監視カメラ設置。早川支配人、支配人の部屋にてファンからの質問に回答 4月9日 NHK新潟、NGT事件の検証番組「NGT48・・・混乱から3ヶ月を検証」を放送。 4月11日 運営、HPにてNGTのN3とGのチーム分け編成を止め1つに統合し、4月21日に千秋楽公演をすることを発表。 4月12日 山口、「チームの解体はたぶん一方的に全員(山口氏側3人を除く)に伝えただけ」にいいね荻野、フォトログにてチームGメンバーの名前の羅列に山口派の菅原、長谷川を入れずに投稿。ネットで騒がれ名前を追加。AKB春フェスのNGT選抜メンバー発表。山口、菅原、長谷川は出演なし 4月13日 西潟、モバメのタイトルを「教唆」にしてしまう。(変換上位に来るほど使った為にミス?) 4月16日 山口が2件のいいね。運営は原因究明しない。記者会見の宿題は?山口のグッズ(サインステッカー付き帽子)が発売中止になる国会の参考人質疑で伊藤和子弁護士がNGT事件に言及。→動画 4月17日 山口が4月21日の千秋楽公演に出演決定。長谷・菅原も出演。→NGT公式HPにて発表 4月19日 清司の誕生会を山口菅原長谷川村雲を除くメンバーで開催?(モバメから推測)清司、太野西潟荻野にだけ「これからもよろしく」 稲岡が新潟へ、裏生誕祭と称し疑惑メンバーと会っていた? 4月20日 山口モバメ「明日が来てほしくない」「チーム解体は勝手に決められLINEで知らされた」 4月21日 山口、長谷川、菅原、千秋楽公演にて卒業発表。→3人の卒業コメント山口の卒業コメントでAKS社長吉成から加害者扱い等のパワハラをされていた事が伺える。山田、3人には触れず「(NGTは)ビックになろうね」とツイート、荻野がそれにいいねで炎上。稲岡が発表前に長谷川の卒業を知っており、まだメンバーや運営との繋がっている疑い。 4月23日 新潟県警、1/19にハッキングされて以来閉じていたメールフォームをやっと復旧させる。 4月24日 文春、山口の印象を悪くする?作文を出すもネットですぐに矛盾を指摘される。新潟県知事、NGTとの契約保留を継続。まだ見守る。 4月25日 山口、卒業発表終えて今の気持ちをツイート 4月27日 春フェスに山口、菅原、長谷川を除いたNGTメンバーが出演。悪天候の影響もあり会場はガラガラ、NGTのステージはコールが無く静か。NGTの出番中、西潟ファン(?)が「まほほんどこー」と茶化しコール→それを聞いた太野がニヤニヤしながら西潟の方を見る。→動画 4月29日 握手会にて支配人の部屋開催 5月1日 運営、暴行事件実行犯に損害賠償を求める民事訴訟を提訴した事を発表。この発表に対しスポンサーへの正常化アピール、コメント逃げの為の時間稼ぎ、プロレス、和解で有耶無耶狙い等の批判が殺到する。参考:弁護士によるAKS提訴の解説 5月2日 山口、モバメで秋元について触れる。一見秋元への感謝の言葉だが皮肉ではないかとの見方も→犯人はヤス 5月4日 握手会が4~6日の3日間に渡り行われる。山口のレーンは仕切りで囲われる厳戒態勢。 5月5日 ワイドナショーにて指原が事件についてコメント。秋元についても言及→「会社(AKS)が勝手に動いており秋元に報告も無かった。」元AKB劇場支配人戸賀崎、炎上ツイートの説明会の開催を発表。 5月6日 山口、菅原、長谷川の最後の握手会が終了。 5月7日 運営が山口ら3人のお見送りに行くなと命令していた事がチーム8橋本のSRで発覚。3人のお見送りに来たメンバーは村雲、角ゆりあのみだった。 5月11日 山口、モバメで「今日は酷いことを知ってしまった」。前日に研究生が荻野西潟ageのフォトログを書かされた事? 5月14日 山口、菅原、長谷川の卒業公演タイトルが『太陽は何度でも』に決定。 5月17日 デイリー新潮、録音データに関する内部文書を報道 5月18日 山口、菅原、長谷川の卒業公演。3人だけで行われる予定だったが角、日下部、小熊、高橋七海、高沢、村雲、渡邉が出演。欅坂46の黒い羊を歌う。歌詞が山口の状況とリンクしている為話題に。 5月20日 荻野を「殺す」と書いた紙をFAXで報道機関に送信して脅迫したとして無職の男(24)を逮捕。ホリプロ声明「ぎりぎりの精神でずっと耐え忍んでいた」と被害者アピール。加藤、インスタストーリー更新→即削除。裏アカウントと誤爆?「せっかくネイルしてるのに(山口報道から)チャンネル変えて欲しい」戸賀崎が抽選で選んだ20人を相手に説明会見。ニコ生で公開。 5月21日 運営が前日のSNS不適切投稿を受け加藤を研究生降格・メンバーへのSNS指導の為23時よりメンバー全員のSNS運用禁止を発表。加藤、それについて謝罪コメント。奈良未遥のモバメで山口達の卒業公演についてのコメントが禁止されている事が発覚。 5月22日 新潟県知事、NGTとの契約について「引き続き見守る」 5月23日 今村元支配人のインタビュー記事を新潮が掲載。今更現れる。①② 5月24日 早川支配人が2月に作成したTwitterアカウントで初ツイート。今更事件について言及。山口、早川の卒業公演ツイートを受けインスタ投稿「嘘をつかれるのは悲しいです」。インスタに大量の写真を投稿。「写真や動画保存できましたか?それでは皆さん、またね。」と早朝に全ての投稿を削除。 5月25日 山口、「研音」に所属する事を正式発表。研音のHPがアクセス殺到でサーバーダウンする。移籍に伴いツイッターの投稿とフォローを全削除。早川支配人、新潟日報の取材で山口移籍に「コメントを差し控えさせていただきます」早川、「事件のあったマンションは寮ではない」等向かいの部屋についてツイート。 5月26日 早川、繋がりについてツイート。第三者委員会調査結果の否定、調査内容の情報漏洩の疑い。 5月27日 AKS社長吉成、インスタで山口をフォロー。(6/3発覚)フォロー数1。監視?脅し? 5月29日 NGT48、国民文化祭の開幕100日前イベント・開会式に出席しない見通し。 5月31日 NHK新潟、NGT事件の検証番組「近すぎたアイドル~岐路に立つNGT48~」を放送。 6月4日 AKS、NMB48の経営権をKYORAKU吉本に譲渡AKS社長吉成のインスタアカウントが消える。NGT研究生山崎美里衣が活動辞退を発表。 6月5日 新潟県がNGT48とのサポーター契約再開せず、国民文化祭への起用を見送り東スポ、元KAT-TUN田口容疑者とアイドルハンターに接点記事 6月6日 SKE48の運営・株式会社SKE(取締役:AKS社長の吉成夏子)が社名を株式会社ゼストに変更。「運営権がAKSにあると誤解されるから」 6月7日 新潟市南区、NGT48のPR大使の契約更新しない事を発表。 6月10日 長谷川、声優事務所「クロコダイル」に所属する事を正式発表。 6月22日 NGT研究生の高沢と渡邉が活動辞退。山口の卒業公演に出演していたメンバー。早川が久しぶりのツイートで2人の卒業にコメント「2人が決めたことなので…」 6月25日 新潟県議会にNGT48問題で「百条委員会」設置を求める陳情書が提出される 7月1日 運営、日付変わって間もなくHPにてコソコソ今後の対策を発表。AKSのコーポレートサイトを立ち上げトップページに良成社長の白々しい挨拶を掲載。NHK、全国放送で『「NGT48」巡る騒動続く・「会いに行けるアイドル」売り文句に潜むリスク』を特集。 7月5日 新潟県議会に提出されたNGT問題陳情書が陳情者から撤回申請→撤回承認される。 7月10日 菅原、twitterにてエイベックス・マネジメントに所属する事を発表。運営(AKS)が犯人2人に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が新潟地裁で行われる。→概要報道犯人側は代理人すら出廷せず。次回は9月20日に非公開で行われる予定。 7月18日 村雲が公式お知らせより卒業・引退を発表。2月下旬から支配人に相談していた。最後の握手会は8月11日、卒業公演は8月末。 7月20日 太野の誕生日を祝う様子を早川がツイッターに投稿。村雲にケーキを運ばせる動画で炎上。西潟、モバメを2通更新。内容は村雲とスタッフと焼肉に行った事(村雲と2ショット画像付)と太野の誕生日の事(太野と村雲の2ショット画像付)。 7月22日 AKB48、56thシングル選抜メンバー発表。中井・荻野が外れ本間が選抜入り。 7月31日 運営、8/1の18時からメンバーのSNS再開とSNSのルールを設けた事を発表。①特定ファン優遇防止の為メンバーからのDM禁止②憶測を呼ぶので断りなくフォロー外し禁止メンバー自身で使用ツールを選択。研究生(加藤含)は755固定。 8月1日 研音、山口の写真集発売(9/17)と公式ページ・ファンクラブの設立を発表。NGT、18時からSNS再開。NGT、8月3日の『TOKYO IDOL FESTIVAL 2019』出演を発表。但しイベント前の前座。 8月3日 NGT、『TOKYO IDOL FESTIVAL 2019』に前座で出演。荻野「新潟県の皆さまにまた受け入れて頂けるよう」と東京のイベントで挨拶。稲岡等厄介が会場で目撃される。各スポーツ誌でNGTの出演で盛り上がったかのように工作するも会場キャパを超える程来場人数を盛ってしまい嘘がバレる。 8月9日 握手会に11日まで3日間NGT参加。 8月10日 運営、公式お知らせにて18日から公演を再開する事を発表。「卒業する村雲と一緒に舞台に立ちたいというメンバーの思いを尊重した」と村雲の卒業を利用する。 8月11日 荻野・西潟がAKBグループ舞台「仁義なき戦い」に出演する事をNGT公式お知らせで発表。村雲の最後の握手会終了。山口らの時と違いお見送りは禁止されておらず、黒メン・早川支配人まで来て集合写真。 8月17日 運営、保護者説明会(3回目)を開催。吉成社長から民事訴訟の途中経過と「黒メンバーと呼ばれるようなことをした人は一人もいない」と説明。(19日のスポーツ誌で発覚) 8月18日 NGTが新潟の劇場で公演を再開。対策案に挙がっていた顔認証システムは導入せず。西潟が「真実ではないことが広まった」「言われているようなことが真実ならば、このステージには立てません」と涙ながらに発言し炎上。 8月19日 NGT、公式お知らせにて24・25日に『JAM EXPO 2019』出演を発表。3日の『TIF』に続き直前発表。 8月20日 『AKBINGO!』(日本テレビ)番組内で9月いっぱいで放送終了を発表。11年半続いたAKBの冠番組。 8月27日 山口、卒業後初のメディア出演。『スカイロケット カンパニー』(TOKYO FM)のゲスト。
https://w.atwiki.jp/gemazu/pages/9.html
乱速激龍剣アンチ事件 事件発生日関わった住民 事件の内容 乱速激龍剣アンチ事件 事件発生日 2012年7月下旬~8月上旬 関わった住民 激龍剣、会長ゆさっクマ、アルカンディス、フライゴミ、その他の乱速メンバー 激龍剣側 乱入速報掲示板 激龍剣 会長ゆさっクマ 激龍剣側民 乱入速報メンバー 事件の内容 H24.7未明、激龍剣という住民がポケモンBW2板にて Rという住民に暴言を吐いたこれが事件の始まりだ その後Rvs激龍剣の子規模な論争が始まったが 会長ゆさっクマ率いる乱入速報掲示板が参戦しR側に 付いた乱入速報掲示板の攻撃手段は激龍剣の痛いコピペ連打だ 激龍剣主義民は抵抗したが何十人余りもいる乱入速報掲示板の 敵ではなかったやがて。激龍剣主義者は次々と退散... のこるはポケポケ、ワニノコ、激龍剣の3人となった勿論 乱入速報掲示板の圧力で遂に消滅したが激龍剣は拠点を 移動していった...が乱入速報掲示板に発見され 20日間ほど激龍剣はアンチされ引退した。。。 この事件では管理人は乱入速報掲示板には甘く罪は 背負わせなかった。。 激龍剣主義 乱入速報掲示板 激龍剣 VS 乱入速報掲示板と他住民 Part2へ
https://w.atwiki.jp/3minzoku/pages/39.html
ウルムチ事件とその後 この項の目次 2009年 7月5日 ウイグル人デモと武力鎮圧世界ウイグル会議「東トルキスタンで発生した虐殺事件に関する声明」 原因となった「広東省ウイグル人労働者襲撃虐殺事件」 中国側の対応ウルムチ暴動で中国政府がTwitterへの接続を遮断 中国報道機関による「ウイグル人=悪 漢民族=被害者」印象工作ウイグル暴動「漢民族被害」発信狙う 地元政府が取材手配 新疆ウイグル事件:新華社ネットによる写真のねつ造 全国から招集の武装警察を続々と投入へ!動員規模は13万 世界の反応「一種の集団殺害」トルコ首相、ウイグル暴動で批判 在米ウイグル人、ワシントンで中国に抗議デモ ウイグル族虐殺抗議デモ―英ロンドン中国大使館前 在オランダ中国大使館での抗議運動 ウイグル人武力弾圧への抗議デモ in カルガリー, カナダ 2009.7.10 オーストラリアでの抗議デモ ノルウェーでもウイグル人虐殺に対しての抗議デモ 2009 07 11 フランスメディアの報道 女性達の声を伝えるアルジャジーラの映像 韓国での報道 日本国内報道 その後アムネスティ 中国 ウイグル人への死刑判決の停止を多数のウイグル族男性が不明に 国際人権団体が調査報告書 中国:ウイグル暴動の裁判 公正といえず 公正な裁判の最低基準に違反する裁判 海外逃亡→強制送還迫害の恐れあり! ウイグル族20人の中国送還に懸念 米国務省 「密航は厳しく取り締まる」 ウイグル族送還で中国 岡田外相、中国脱出ウイグル人の送還に遺憾の意「生命に危険」 2009年 7月5日 ウイグル人デモと武力鎮圧 詳しくは日本ウイグル協会http //uyghur-j.org/urumqi_090705.htmlへ 2009年7月5日。中国ウイグル地域ウルムチで何が起きているのか? AFPのカメラが漢族によるウイグル人への集団暴行の瞬間を撮影 http //www.youtube.com/watch?v=IBhi8HWsX8g AFPは時事通信と契約していることから、日本のメディアがこの映像を掲載、また放映することは可能である。 世界ウイグル会議「東トルキスタンで発生した虐殺事件に関する声明」 中国共産党政府がウイグル人に対して行ってきた民族的差別や抑圧、そして同化政策などの結果、ウイグル地区から沿岸部の広東省のおもちゃ工場に強制移送されてきたウイグル人たちは同工場の漢民族従業員たちにより虐殺される事件が発生した。この事件で60名近くのウイグル人が殺され、100名を超えるウイグル人が重傷などを負った。 そして今日7月5日、広東省で発生した悲惨な虐殺事件、そして長く続いてきたウイグル人に対する民族的虐殺に抗議するため、ウイグル民族がウルムチの中心地4か所に集まり計1万人が参加し、平和的なデモで自らの不満を表した。しかしこのデモは多数の警察、軍や車両の出動で武力的鎮圧を受けた。 世界ウイグル会議が直接現地から入手した情報によると、この武力鎮圧で死亡した人は100人を超え、多数が負傷した。この中で幼い子供や女性もいた。 酷いのは、ウルムチの人民広場、南門、ラビヤ・カーディルデパートの前、延安路、陶器工場前などのいずれのデモ場所も一律悲惨な虐殺を受けた。軍の車両下で踏み殺された。軍・警察の銃で殺された。暴力で殺された・・・・・ 我々の把握した情報では、すでに逮捕された人は1500人を超える。全ウイグル地区ですでに軍事態勢が敷かれている。一方、ウイグルのアクス県でも7月5日の夜からデモが始まっていることが分かった。カシュガルで起こっているデモについてはまだはっきりとした情報を入手していない。 世界ウイグル会議としては、全世界の民主主義国家や国民、人権団体などがこの事件に緊急な対応を取り、ウイグルで中国軍や警察などに虐殺されているウイグル民族を助けるよう促す。国連やNATOなどが関与し、検察団を派遣し、平和秩序を守り、冷静に対応し、今でも虐殺が続いているウイグル民族を一刻も早く鎮圧軍から守るよう呼び掛ける。 2009年7月6日 ※翻訳 イリハム・マハムティ 原因となった「広東省ウイグル人労働者襲撃虐殺事件」 6月26日中国広東省で起きたウイグル人労働者襲撃事件映像。 RFUJのこの動画がニコニコ動画で削除された件、ニコニコ動画から回答がありました。 「お問い合わせありがとうございます。こちらはニコニコ動画お客様サポートでございます。 当該動画につきましては、著しい体の損傷(怪我、出血)を含む為、不快な表現が含まれる動画と判断され、削除されております。」 http //d.hatena.ne.jp/rfuj/20090707/1246935864 中国側の対応 ウルムチ暴動で中国政府がTwitterへの接続を遮断 http //megalodon.jp/2010-0125-1434-30/japan.cnet.com/blog/it_bigbang/2009/07/06/entry_27023546/ 2009/07/06 CNET Japan 中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ(Urumqi)で5日、暴徒が警察と衝突したとされる件で当初の報道を大幅に上回り、多くの死者が出ている模様だが、今回の暴動と混乱の様子も、TwitterとYoutubeで世界に発信がなされている。その速度は昨夜深夜に共同通信が国内で第一報を報じて以来、既存のメディアの速度を遥かにしのぐ情報が流れ込んできており、先日のイラン報道に続いてソーシャルメディアの力を見せつけた結果となっている。 それを恐れたか、中国国内の複数の居住者から、今日の午後になってからウルムチ、上海他いくつかの都市で、Twitterへの接続が完全にブロックされたとの証言が相次いでいる。ブロックは、TwitterのWebから始まり、httpsやAPIも通らなくなった。またインターネットへの接続自体も遮断されたという証言もあり、現在ウルムチ市内からのビデオ映像のアップは、衛星電話を通じて行われているという。これらの情報は、Twitter上のハッシュタグ #urumqi #xinjian などを使って検索することができるが、実際中国国内からと思われるTwitが日本時間の午後になってほとんど停止し、遮断がウルムチだけではなく、広範囲に及んでいる可能性もある。 中国報道機関による「ウイグル人=悪 漢民族=被害者」印象工作 ウイグル暴動「漢民族被害」発信狙う 地元政府が取材手配 http //www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2009070802000151.html 新疆ウイグル事件:新華社ネットによる写真のねつ造 http //jp.epochtimes.com/jp/2009/07/html/d98012.html 全国から招集の武装警察を続々と投入へ!動員規模は13万 2009年7月19日、英フィナンシャル・タイムズ紙は新疆ウイグル自治区ウルムチ市で発生した暴動を受け、武装警察13万人を全国から同自治区に派遣する計画だと報じた。 記事によれば、同自治区に駐屯していた武装警察が全てウルムチ市とその周辺の警護に回ったため、自治区内の他の地域の警護が手薄になるのを警戒しての措置。また、マレーシアの華字紙・光華日報は、中国当局はすでに3万人の武装警察と5000人の公安特別警察を同自治区に派遣したと伝え、「自治区全体がまるで反テロ訓練基地のようだ」と指摘した。 中国当局は今回の暴動に端を発した新たなテロを警戒し、全国規模で対策を強化する構えだ。昨年3月にはチベット自治区ラサで暴動が発生しているが、当局は8月の北京五輪を口実に大々的な取り締まりを行った。今回も10月の国慶節を口実に厳しい取り締まりが行われるものと見られている。(翻訳・編集/NN) レコードチャイナより http //s02.megalodon.jp/2009-0722-2059-57/www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=33622 世界の反応 「一種の集団殺害」トルコ首相、ウイグル暴動で批判 http //headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090711-00000734-yom-int http //s01.megalodon.jp/2009-0711-2135-52/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090711-00000734-yom-int 7月11日19時28分配信 読売新聞 【カイロ=加藤賢治】トルコのエルドアン首相は10日、多数の死傷者が出た中国新疆ウイグル自治区での暴動について、「一種のジェノサイド(集団殺害)だ」と述べ、中国政府を「事態を傍観している」と批判した。 トルコの首都アンカラで記者団に語った。 ウイグル族はトルコ系民族で、トルコ国内では、中国政府への抗議デモが相次いでいる。AFP通信によると、トルコの最大都市イスタンブールでは10日、約5000人がデモに参加した。 在米ウイグル人、ワシントンで中国に抗議デモ 米国で亡命生活を送るウイグル人ら約150人が2009.07.07、在米中国大使館前などワシントン市内をデモ行進。ノーベル平和賞候補ともなったウイグル人女性ラビア・カーディル氏 も参加。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm7572353 http //www.youtube.com/watch?v=1bAJ21aGfAU http //www.nicovideo.jp/watch/sm7572353在米ウイグル人、ワシントンで中国に抗議デモ 2009.07.07 (1/4)‐ニコニコ動画(ββ) ウイグル族虐殺抗議デモ―英ロンドン中国大使館前 http //www.nicovideo.jp/watch/sm7653938 在オランダ中国大使館での抗議運動 http //www.youtube.com/watch?v=AJc8dpdsH40 ウイグル人武力弾圧への抗議デモ in カルガリー, カナダ 2009.7.10 http //www.youtube.com/watch?v=ElxVyKx9zDY オーストラリアでの抗議デモ http //www.youtube.com/watch?v=9jW1svTBHKc ノルウェーでもウイグル人虐殺に対しての抗議デモ 2009 07 11 http //www.nicovideo.jp/watch/sm7627045 フランスメディアの報道 (BS1より)ウイグルでの中国人による人間狩り http //www.youtube.com/watch?v=RE9nA00VEV0 女性達の声を伝えるアルジャジーラの映像 イスラム世界もこの問題を報道 http //www.youtube.com/watch?v=YECvWjZXSTE eurl=http //dogma.at.webry.info/200907/article_4.html feature=player_embedded 韓国での報道 http //www.youtube.com/watch?v=Xk7to7QlNYs 日本国内報道 関西TV 青山がズバリ! ウイグル自治区暴動の真実 関東のメディアは中国側発表の受け売りが多いとも非難 http //www.youtube.com/watch?v=GCF3u4Sl3vg http //www.youtube.com/watch?v=azNCJSFI6_Y http //www.youtube.com/watch?v=wJIOsubjwOw http //www.youtube.com/watch?v=lpdZRpT-hYs http //www.youtube.com/watch?v=wed13X6ybPA 「中国側発表の受け売り」典型の田岡氏 http //www.nicovideo.jp/watch/sm7608280 http //www.nicovideo.jp/watch/sm7608280 (2009.7.11放送)朝日ニュースター、CS放送生放送の朝日系看板番組 その後 アムネスティ 中国 ウイグル人への死刑判決の停止を http //www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=732 mm=1 多数のウイグル族男性が不明に 国際人権団体が調査報告書 2009.10.21 共同通信 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は21日、中国新疆ウイグル自治区ウルムチで7月に起きた大規模暴動に絡み、多くのウイグル族の男性が当局によって拘束され、依然として行方不明になっているとする調査報告書を発表した。 報告書は、暴動の翌日と翌々日の2日間に拘束された43人の若者が、いまだに行方不明だとした上で「調査結果は氷山の一角にすぎない」と、さらに多数の行方不明者がいると指摘。 拘束時には、武装警察隊員らが周辺を封鎖した上で家宅捜索し、若者を見つけると全員をトラックに乗せて連れ去ったケースもあったという。同団体は「家族も、生きているか死んでいるかすら分からない状況。中国政府が法を守っていない証拠だ」と強く批判した。 http //sankei.jp.msn.com/world/china/091021/chn0910211209002-n1.htm 中国:ウイグル暴動の裁判 公正といえず 公正な裁判の最低基準に違反する裁判 7月のウイグル暴動は、重大な犯罪行為だった。しかし、適正手続に関する最低基準を無視した裁判では、正義は実現できないし、社会の安定も得られない。裁判の過程の透明性がなければ、判決の信用性も揺らぐ。 (ニューヨーク)-2009年7月におきたウルムチ暴動の容疑者21人に対して行なわれた裁判は、公正な裁判と適正手続に関する国際基準に違反する裁判だった。ヒューマン・ライツ・ウォッチは本日このように述べた。 10月12日、ウルムチの中級人民法院は7人に対する公判を実施し、うち6人に死刑、残り1人に無期懲役を言い渡した。その2日後、残る14人の公判も行なわれ、判決を言い渡された。14人のうち、6人が死刑(うち3人は2年の刑執行延期付)、残りの被告には懲役10年などが言い渡された。公判の実施は事前に開示されず、判決言い渡しまでに1日かからなかった。 「7月のウイグル暴動は、重大な犯罪行為だった。しかし、適正手続に関する最低基準を無視した裁判では、正義は実現できないし、社会の安定も得られない」と、ヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア・アドボカシー・ディレクターであるソフィー・リチャードソンは述べた。「裁判の過程の透明性がなければ、判決の信用性も揺らぐ。」 今年7月5日から7日にかけてウルムチで発生した抗議行動は、この数十年に中国でおきた民族間の衝突のうち最悪の事態となった。政府の発表によると、死亡した197人のうち134人が漢民族であり、負傷者は1600人以上。抗議後、治安当局は数百人もの容疑者を逮捕。そして、直後の7月9日には、重大犯罪に対しては死刑を適用するなど、厳罰を持って対処すると表明していた。 数週間前から、ウイグルの司法当局は、明らかな証拠のある21件から裁判を開始すると発表。この21件のうちの数件では、治安カメラのビデオが証拠とされている。10月9日、Liu Boウルムチ次席検事が新華社通信に対し、法執行当局は「暴動の過程で犯罪に関わったとされる容疑者ひとりひとりについて、確固たる証拠を合法的に集めることに尽力した」とし、「残りの容疑者の訴追を迅速に進めたい」と述べた。 ヒューマン・ライツ・ウォッチは、裁判の適正手続の重大な違反が存在し、被告に対する公正な裁判が妨げられたと述べた。例えば、弁護士の選任の制限、司法の政治化、公判審理の日時の非開示、裁判が法の求める真に公開の手続でなかった点など。これらの点は、中国における司法制度の慢性的な問題でもある。今月行なわれたウイグル暴動裁判について、ヒューマン・ライツ・ウォッチは以下の3点について特に懸念を表明する。 弁護士選任権の違反。2009年7月11日、ウルムチ司法当局と北京の司法当局は、弁護士たちに本件の弁護を引き受けないよう暗に警告。暴動関連の弁護をする場合には注意深く行なうよう指示するとともに、法律事務所のパートナーたちに対し、弁護案件を当局に報告するとともに「司法当局と弁護士会の監視と指示を積極的に受け入れるよう」注意を促した。また、この警告は、メディアにコメントしたりインターネットでコメントすることも禁止。本件裁判に対し、公けの監視の目が届かないようにした。8月9日、ウルムチの司法支援センターRen Guoshen副代表は、弁護士としての技量のみならず「良好な政治的資質」を備えている人物が弁護人に選任されたと新華社通信に語った。被告人の利益のためには検察官に反論するという勇気のある弁護士が選任されたか、疑問が残る。 本件ウイグル暴動事件を取り扱う裁判官も検察官も、政治的な基準に則って特別に選任されたほか、7月5日の事件の公判のやり方について党から直接指示をうけた。複数の公式文書によれば、ウイグル高級人民法院共産党委員会が、本件の裁判手続き関与する職員たちにトレーニングを行なったとのことである。ウイグル高級人民法院長は、7月5日の事件に対応するため、ウイグル司法当局が「この地域全体から政治的資質を兼ね備えた者を選任した」という7月16日付当局文書を公開した。また、他の公式報告書によると、この件に関する裁判に関わる司法関係者を対象に、ウイグル高級人民法院共産党委員会による勉強会が開催されたことも明らかになっている。この勉強会では、「プロパガンダ教育の手引き-ウルムチにおける7月5日事件の真実」が配布された。これは、「共産党中央と地方の考え方の一致を測り、幹部と警察の政治的鋭敏さと判断力の向上を図るため」共産党当局が準備したものとされる。司法官を政治的傾向により選別することは、国際法の定める「独立かつ公平な裁判」の明らかな違反にあたる。 中国刑事訴訟法の違反。ウルムチの中級人民法院は、7月5日事件の公判審理の開始を事前に告知しなかったほか、公開裁判を行なわなかった。誰が公判の傍聴を認められたのかは不明である。外国人記者や外国からのオブザーバーは傍聴していない。中国では、政治的に敏感とされる事件の公判で、司法関係者や役人を傍聴人に見立てて、傍聴を恣意的に制限した例が多い。 ヒューマン・ライツ・ウォッチは、あらゆる死刑に反対しているほか、暴動以来、正式に逮捕され拘留されただけでも数百人に上る人びとの今後について懸念をしている。これらの人びとは、拘束場所も明らかにされていない。 「中国政府は、中国国民と国際社会に対し、法に基づき公平な裁判を行うと約束してきた。しかし、その約束を破った」と、リチャードソンは語った。「今回の裁判により正義が実現されたと考えるべきではない。」 2009年10月19日 ヒューマンライツウオッチ http //www.hrw.org/ja/news/2009/10/16 海外逃亡→強制送還 迫害の恐れあり! ウイグル族20人の中国送還に懸念 米国務省 2009.12.21 10 26 (共同) 中国南部からカンボジアに密入国し、難民申請をした子どもを含むウイグル族20人をカンボジア政府が中国へ送還したことを受け、米国務省は20日までに、迫害の恐れに懸念を表明する声明を発表し「カンボジアと米国との関係や国際社会での地位に影響するだろう」と訴えた。 また中国政府に対して「透明性ある手続きの確保」と20人の「適切な待遇」を求めた。 国際人権団体は、中国新疆ウイグル自治区ウルムチで7月に起きた暴動に関与したとして迫害される恐れがあると指摘しており、米国務省の声明は「国際法の下での保護を求めた20人のことをとても心配している」と強調した。 さらにカンボジア政府が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)による十分な調査がないまま送還に踏み切ったことに「深く当惑している」と米国の不快感を示した。 http //sankei.jp.msn.com/world/america/091221/amr0912211026001-n1.htm 「密航は厳しく取り締まる」 ウイグル族送還で中国 2009.12.22 12 25 (共同) 中国外務省の姜瑜報道官は22日、カンボジアに密入国した中国新疆ウイグル自治区のウイグル族20人が中国に強制送還されたことを確認し「中国は密航に断固反対し、厳しく取り締まる」とする談話を発表。カンボジア政府による送還は正当な措置だと強調した。 送還されたウイグル族は、同自治区ウルムチで7月に起きた暴動に関連して迫害される恐れがあるとしてカンボジアで難民申請をしていた。このため国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や米政府は送還措置に懸念を表明している。 また談話は「国際社会は犯罪取り締まりで協力を強化するべきだ」としている。 http //sankei.jp.msn.com/world/america/091221/amr0912211026001-n1.htm 岡田外相、中国脱出ウイグル人の送還に遺憾の意「生命に危険」 2009.12.22 18 42 産経 岡田克也外相は22日の記者会見で、カンボジアに密入国したウイグル族20人の中国への強制送還について「人道的見地から適切だとは言い難い。ウイグル族の皆さんが生命の危険にさらされる可能性がある」と批判し、カンボジア政府に遺憾の意を伝えたことを明らかにした。 http //sankei.jp.msn.com/politics/policy/091222/plc0912221843016-n1.htm ※以下広告
https://w.atwiki.jp/6war/pages/697.html
概要 人体発火事件とは、アルファ1740年にリヴォル帝国、バーン国(ただしアルビス国に降伏後で、実質上アルビス国支配領となる)でおきた事件のことである。 この事件を解決するため、リヴォル帝国側は四方将ベルンハルトを、アルビス国側はサヌア傭兵団をそれぞれ派遣した。 事件の経緯 1739年10月頃より突如神隠しにあった人々が、焼死体となって発見される事件が発生する。 1740年1月、アルビス国はサヌア傭兵団を、リヴォル帝国はベルンハルトを事件解決の為ぞれぞれ独自に派遣する。 事件の被害者は最初は神官や魔導師といった特定の職業だったが、やがて対象の職業に拘らなくなり、最終的に老若男女全てが対照となり、事件は徐々に西に移動しながら起きている。このことから、サヌア傭兵団は、この事件が何らかの「実験」だと推測。 最も最近に人体発火事件が起きたというリヴォル帝国領土の村にて、サヌア傭兵団とベルンハルトが遭遇、同じ目的をもっていることが判明し、以後共同で捜査することとなる。(互いの正体は明かさず、あくまでも調査を受けた傭兵と自己紹介している) 街で調べものをしていたロリスザードたちは、実験の内容から人魔融合が絡んでいると推測。同時刻、別行動をとっていたサヌア達だが、自分を嗅ぎ付けている者の存在に気付いたベルバットが、実験で失敗した人魔融合の不完全体である魔物を放ち足止めをくらう。これを撃退したサヌア達は、一連の事件の首謀者がベルバットであることを突き止める。 ベルバットと人魔融合という二つのキーワードにたどり着いた所で、サヌア傭兵団とベルンハルトの調査は一旦終了、互いに最後まで正体を隠したままそれぞれの国へと帰る。 1740年4月、ベルバットの情報を掴んだベルンハルトが、隠密ギルドを使って、サヌアに情報を提供する。 隠密ギルドからの情報でダルミシア山脈にベルバットがいると知り、サヌア傭兵団は決着をつけるべく向かうが、そこにガミランが横槍をいれ、更に実験の末人魔融合を完成させたベルバットの驚異的な力の前に一時撤退する。 ベルバットは人魔融合の力を手に入れ、目的を遂げた為、以後人体発火事件は発生しなくなる。 関連項目 ベルバット 人魔融合