約 1,346,760 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2656.html
シュワルツェネッガー プレデター 【しゅわるつぇねっがー ぷれでたー】 ジャンル 横スクロールアクション 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 2MbitROMカートリッジ 発売元 パック・イン・ビデオ 発売日 1988年3月10日 定価 5,500円(税別) 判定 クソゲー ポイント 原作再現度ほぼゼロ一体みんな誰と戦っているんだ劣悪な操作性ザコ過ぎるプレデター 概要 評価点 問題点 総評 余談 概要 1987年にアメリカで公開されたSFアクション映画「プレデター」をゲーム化したもの。ストーリーとしては、映画同様、仲間を次々と殺されたシェーファー大佐が、単身プレデターに立ち向かうというものである。タイトルは文献によっては「シュワルツェネッガーのプレデター」と表記しているものもある。 十字ボタン+2ボタン(攻撃、ジャンプ)で操作。全26面。 ステージ最後にある出口を目指すのが目的の任意横スクロールの「ノーマルモード」と、ステージ最後に現れるプレデターを倒すのが目的の強制横スクロールの「ビッグモード」がある。ノーマルモードの最後には出口が複数ある場合もあり、出口によってステージが分岐する。 評価点 タイトルロゴ、オープニングデモやステージ間のデモ、ステージ開始時に出てくるシュワちゃん(シェーファー大佐)が銃を構えるシーンでは、映画からの取り込み映像が使われている。ファミコンとは言えなかなかの迫力である。 問題点 上記の実写取り込み映像はなかなかの迫力なのだが、どう考えてもそこで力を使い果たしたとしか思えない。 ステージが始まると、「ビッグモード」が始まるのだが、プレイヤーであるシェーファー大佐のドット絵は全く似ていない。強制スクロールで、何故か前方から次々と飛来してくる青い球、赤い球、サソリのようなものを撃ち落とすことになる。背景は何故か青一色。どこで、何と戦っているのか全く分からない。 ザコ敵を倒すと銃がパワーアップするアイテムが出る場合もあるが、画面右に流れていくので、かなり左側で倒すようにしないとまず取れない。プレデターと戦っていると、たまに画面上から赤い滴のようなものが降ってくる。取ると何故か体力が1メモリ回復する。 一定時間でボスのプレデターが現れる。だが、非常にザコい。 プレデターは周りにバリアを展開しており、一定間隔でどう見ても骸骨にしか思えない弾を放ってくる。 弾は破壊可能なので非常に弱い。 挙句の果てにバリアも破壊可能なので弱い。 プレデターのHPは脅威の5。 つまりバリアの分も合わせて6~8回弾を撃てば終了。もはやボスでもなんでもない。 ノーマルモードはビッグモード以上に地味かつ意味不明である。『魂斗羅』風の横スクロールアクション画面になるのだが、キャラがかなり小さくなる。おまけに何故かピンクの服を着ている。プレイヤーの初期攻撃手段は何故かパンチであり、リーチも短くしゃがんで打てないので非常に使い勝手が悪い。ビッグモードで使っていた銃はどこに置いてきた?しかも攻撃手段の表示欄には「PUNCHI」と誤植されている有様(正しくは「PUNCH」。海外版では修正されている)。 出現する敵キャラも、左右に動く兵士(ゲリラ)、サソリ(フェイスハガー)はまぁいいとしても、赤いタツノオトシゴみたいなのとか、顔のようなものがついた左右に動く隕石など、おかしなものが出現する。 ステージ最後にはプレデターが出現する所もあるが、プレデターはプレイヤー同様、小さいので全く迫力がない。やられ方も画面下に落ちていくだけというショボさ。 極めつけに最終ボス。本作のラスボスはプレデターとの決戦なのだが、「プレデターの巨大な頭だけが宙に浮いて攻撃してくる」という、どこからどうみても完全にツッコミどころしかない姿なのは変としか言いようがない。(*1) ゲームの難易度は高い。プレイヤーのジャンプの操作性が悪く、滑りやすいので小さな足場への着地はかなり難しい。 コンティニューは無限に可能だが、最後にプレイしたビッグモードからの再開となる。 「ンー、ンンー、ンー、ンンー」という、携帯電話のバイブレーションのようであり、聴いていると洗脳されそうになるBGMがある。 総評 映画の版権に製作費の大半を取られてしまったと思われる作品。映画のファンであっても楽しめるかどうかは甚だ疑問である。 余談 その後同じくパック・イン・ビデオからシュワちゃん主演映画『ターミネーター2』のゲームが4年後の1992年に発売されたがそちらもクソゲーとなってしまった。(ただしこちらは元は海外で発売されたもの。) 海外版ではゲーム冒頭のビッグモードがカットされ、いきなりノーマルモードからのスタートになっている。 本作発売の約1ヶ月前に同じくファミコンでプレデターから着想を得たと思われる『魂斗羅』が発売されている(*2)。 「プレデター」のシナリオを楽しみたいのなら原作映画のDVDを買うか借りるかすれば遙かに有意義であるし、ゲーム攻略や映画の雰囲気を味わいたいのなら上位互換と評しても差し支えない『魂斗羅』がある。ぶっちゃけた話、本作に存在意義は無いに等しい。しかし、その手のゲームを集めている人には有意義かもしれない…… また、海外ではアミガでも同じくプレデターのゲームが発売されている。こちらの方はジャンルこそ異なるものの十分に遊べる作品である。
https://w.atwiki.jp/risouotome/pages/206.html
945 :1/2[sage]:2010/12/22(水) 00 29 25 ID ??? 大人向けの理想スレに誤爆しますた あっちの理想スレにもあるけどマルチじゃないです 結構既出だと思うけど人外×人のゲームがやりたい 人外と恋したいよ 主人公はある日、人の森から人外達の住む『森』に足を踏み入れてしまう ドラゴンや絶滅したはずの動物や架空の生き物がうようよ居る世界で人間は主人公だけ 主人公が帰るには五日以内に自分の扉を見つけなければならない、 一週間『森』で過ごすと『森』の住人になってしまう 主人公 森へお使いに出かけたことから『森』に迷い込んでしまった。 五日以内に『森』から抜け出そうと奮闘する。 喋らないタイプの主人公。喜怒哀楽+選択肢のみで感情・行動する系 明確な描写はないので女と見るもよし男と見るもよし 妖精 掌サイズの人に、トンボのような透き通った羽をもつ。姿は若々しいがン百歳↑ 『森』に迷い込んだ主人公が真っ先に出会う相手。 いたずら好きで噂好き、無邪気。好奇心旺盛で、初めてみる人間に興味を持ってずっとついてきてくれる。ナビ役。 主人公に対しては好意的だが、無邪気さ故の残忍さも見え隠れする。 『ニンゲンニンゲン、ほんとにニンゲン? そんなにそんなに大きな体で困らない? でもドラゴンよりは小さいね』 『『森』は楽しいって、愉快だって、キミが言ったんだ! どうしてどうして帰りたいなんて言うのさ!』 黒猫 尾が二つに別れた、虎くらいの大きさの美しい猫。オッドアイ。 『四本の足を地につけて生きる姿が最も自然で美しい』という美学を持ち、 人間である主人公やヒト型に近い妖精・ドワーフたちを「ニホンアシ」と呼んで馬鹿にしている。 主人公に対して敵意や憎悪こそないものの、侮蔑と嘲笑の対象としている。 とにかくプライドが高いが、実は『森』で一番若い。(とは言っても百歳↑) 猫のプライドの高さ、傲慢さは若いことへのコンプレックスだとして笑われがち。『森』では孤立気味。 「まァたニホンアシが増えやがった。頼んでないのにどんどん増えるなァ、え?」 「えぇィ、くそ、撫でるな。オレはそんなこと許可してねェぞ!」 狼 純白の毛皮の大きなオオカミ。 寡黙で穏やか。『森』の住人の中で主人公に最も好意的で何かと気をつかってくれる。 『森』の住人の破天荒さに戸惑う主人公に助け舟を出してくれる。 モフモフを毛布代わりにしても怒らない心の広さをもつ。 「やあ、小さな友よ。何かお困りかね」 「…ヒトの子には、『森』の夜は辛かろう。こちらへ。私があなたを温めよう」 ドラゴン 青い鱗をもつ、隻眼のドラゴン。『森』の主。 『森』の住人誰もが恐れるドラゴン。『森』が出来上がった始めの頃からいると言われている。 冷静、冷徹な性格で、誰に対しても冷ややかな態度をとる。 過去のある出来事がきっかけで、人間に不信感・憎悪を抱いており、主人公に対しても敵意をむき出しにする。 「ニンゲン! 狡猾に這いまわり、目先のものしか捉えられぬ愚かモノよ」 「…なるほど、貴様は少々変わっているらしいな?」 946 :2/2[sage]:2010/12/22(水) 00 30 33 ID ??? ハーフドラゴン(隠し) 竜の瞳、竜の肌、竜の爪をもった人型の青年。 人間の母、ドラゴンの父を持つハーフドラゴン。 『森』の住人からは「ハンパモノ」の呼ばれ忌み嫌われており、『荒野』に一人孤独に住む。両親は既に亡くなっている。 滅多に姿を現さず、内気で臆病な性格だが、根はやさしい。 母と同じ人間が『森』に現れたと聞いて、様子を見に来たところを主人公に見つかり、友達になる。 「…気持ち悪く、ないのか? 俺の身体はこんななのに…」 「お、俺に、この、この花を? あ、ああ、ありがとう! 本当に、…ああ、だめだ、どうしたら君に、俺がどんなにか嬉しいって伝えられるだろう」 黒金(隠し2) 機械の身体を持つ。獣の皮をかぶり、右半身は枯れた植物に覆われている。 『森』から追放された生き物の住む不毛の土地、『荒野』の主で『荒野』の塔に住んでいる。 「森の竜、荒野の黒金」と並び称されるほど恐れられている…はずなのだが、本人は飄々としていて掴みどころのないお気楽な性格。 機械だが、心を持ち、人間や『森』の住人とさして変わらない。 条件を満たすと、ゲーム開始時、妖精と会う前に荒野へ行くことができ、そこで出会うことになる。 「ワタシは泣く子も黙る『荒野』の黒金! …………。…………。……ほら、ここで怖がってくれないと。ワタシにも段取りというものが」 「アーアー! …いや失礼。心をもらって随分たちますが、『照れ』たのは初めてでして。なんですかね、この叫びたい感じ」 EDは友情ED(ノーマル)、残留ED、嘆願EDの三種類。 もちろんどのEDを選んでも人外が人になったりとかしない。 特定の相手と恋愛状態にない、あるいは一定の好感度以下で「人間の世界に戻る」を選ぶと友情ED 『…なんだなーんだ、帰っちゃうの? じゃあボク、キミのこと忘れちゃうかも。……なんだよなんだよその顔は! わかったよ、ずっと覚えてるよ! …………もう、さっさとさっさと帰っちゃいなよ』(妖精) 「そう、眉を垂れるな。すべてが元に戻るだけだ。ここでのことは夢だと忘れるほうが良い。…だが、私は覚えていよう、小さな友。友情の証に」(狼) 恋愛状態で「この世界に残る」を選ぶと残留ED 「いいのか? あんなに帰りたがってたのによォ。後で帰りたーい、なんて泣いても知らねェぞォ。考え直すなら…… いや、やっぱいい。ホラ、さっさと行くぞ。別にお前の考えが変わったってオレは困りゃしねェけどよォ、ここにゃもう用はねェだろ」(黒猫) 「ブラボー! アナタならそう言ってくれると信じてました! さあ、さあ、塔にもどってお祝いしましょう! 結婚式をあげましょう! ヒトはずっと一緒にいたい相手とパーティするのでしょう?」(黒金) 恋愛状態かつ、一定の好感度以上で「人間の世界に戻る」を選択すると嘆願ED 「ニンゲンのことは赦そう。だが、好きになどなれぬ。……頼む、ここへ残ってくれ。 お前が誰か、知らぬニンゲンと手を取り合うなど…我には耐えられぬ」(ドラゴン) 「…一度だけ。一度だけでいいんだ、わがままを聞いてほしい。…俺の、そばにいてほしいんだ。 もうこんなわがまま、言わないから…。君のためなら、どんなことだってしてみせるから、だから」(ハーフドラゴン) 楽しくなってきて長くなってしまったごめん。 人外と恋するゲーム誰か作ってくれないかな。獣でも仮/面ライ/ダーに出てくるみたいな怪人でもいいんだ。 マイノリティだろうと人外×人がみたいんだ。
https://w.atwiki.jp/jewelry_maiden/pages/737.html
「雲母ちゃーん、降りなきゃダメですよー」 たまには外に出ようと、雲母ちゃんに誘われた散歩。 最初は二人で林道を歩いていただけだったけれど、一際大きな木を見つけた雲母ちゃんが、そのまま木登りを始めてしまった。 ドレスが破れたりしたら大変なのに、降りてくる気配はない。 その上、私に向かって手招きをしてくる……うぅ、木登りなんて出来ないのに。 気づけば、雲母ちゃんは自分の身長の何倍も高い場所の枝に座っている。 荒巻ちゃんを背負って、よくあそこまで登れると思う……。 「……いい眺めだぞ」 雲母ちゃんの声が、頭の上から聞こえる。 ちょっと不思議な気分。 「そ、それはそうかも知れませんけど」 「登れ」 「出来ないですよぉー……え?」 目の前に垂れ下がるロープ。 「体に巻き付けろ」 いったいどこに持っていたんだろう……。 「は、はい」 雲母ちゃんの言うとおり、垂れ下がったロープを自分の体にしっかり巻き付ける。 何をやるか、大体想像はつくけれど……。 「巻いたか?」 「一応……」 「よし……しっかり掴まれ」 その言葉と同時に、私の体が宙に浮かぶ。 小さな体なのに、どうしてこんなに力があるんだろう。 「す、スカートがぁー」 「誰もいない、誰も見ていない」 「そうですけどぉ……」 「もう着く。我慢しろ」 やっと雲母ちゃんと顔を合わせられる高さまで……た、高いっ! 「震えてるぞ?」 「た、高いですよぉ~……」 「当たり前だ。怖いのか?」 図星。 あまり高いところに登ったことがないから、どうしても体が震えてしまう。 「あうぅ……」 「下を見るな。こっちを見ろ」 雲母ちゃんの指差す先を見てみる。 青い空、様々な色の屋根、大きな建物。 ……久々に、いい眺めを見た気がする。 「きれいですねー」 「声が震えてるぞ」 「……あはは」 きれいだけど、やっぱり高いのは怖かった。 「嫌か?」 唐突に、雲母ちゃんが尋ねてくる。 「え、そんなこと全然思ってませんよっ」 「そうか」 風景に目をやる雲母ちゃん。 「たまには、見下ろすのもいい。そう思わないか?」 私も、同じように風景を眺める。 「人も、建物も、木も、見上げているだけではつまらない」 「そうですね。でも私、木登り苦手ですから」 下にいるときよりも、肌に感じる風が強い。 木の葉のこすれる音が、いつもより近くに聞こえる。 緑色の葉が、スカートに落ちた。 「私に任せろ。いつでも連れてきてやる」 「え、それは……はい、お願いします」 本当はちょっと怖いけれど。 でも、雲母ちゃんの言うとおり。 たまには、こういうのもいいと、そう思う。 「帰ったら洗濯、しましょうね」 「……うん」 雲母ちゃんと、手をつなぐ。
https://w.atwiki.jp/danjonsmekuri/pages/24.html
戦乙女 手番開始時に山札1つを選ぶ、その山札を全て裏返す。 ルール あなたの手番開始時に持ち札に戦乙女があるなら山札1つをまるごとひっくり返し上下逆転します。 通常、これによりカードが表面を上にした状態になった山ができます。 1番上のカードを効果によって確認するときなどに2番目のカードが見えることになりますが、ルール通りです。 (あくまで「効果によって確認する時」です。) この処理は必ず行う。 フレーバー 運命を切り開く彼女の一太刀は遠い先までも白日の元に曝け出す。 これと決めた道をハッキリと進む時、何をすべきかは明らかだろう。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2809.html
無敵王トライゼノン 【むてきおうとらいぜのん】 ジャンル アドベンチャー 対応機種 プレイステーション 発売元 マーベラスエンターテイメント 発売日 2001年3月15日 定価 5,800円(税別) 判定 クソゲー ポイント 低評価アニメからの低品質ゲーム悪い意味でLDゲー譲りの内容クソの金太郎飴状態 概要 収録ミニゲーム 問題点 評価点 総評 余談 概要 同名ロボットアニメ作品のキャラゲー。アニメ版は2000年10月から翌2001年3月までの放映であり、本ソフトはアニメ版終盤と同時期の発売となった。 オリジナルストーリーのアニメ2話が収録されており、アニメが流れている最中にボタンを入力してゲージを保つというLDゲームのような内容。 タイミングよくボタンを押す以外に、連打や一定時間押し続けるといったものもある。 途中、いくつかのミニゲームをプレイすることになる。ミニゲームの成績に応じてゲージが回復する。セーブはミニゲームの後に行える。 本編をクリアするとミニゲームを遊べるモードが解禁される。 収録ミニゲーム ダンシング暁! 踊っている3人のキャラクターの頭上にボタンとタイマーが表示される。タイマーが0になる前に方向キーでスポットライトを移動させ、ボタンを入力していく。 艦長命令! 食料調達ゲーム 簡易魚釣り。タイミングよくボタンを押し、ボタン連打することで釣り上げることが出来る。 ピコピコアタック!! ボタン8つを使って行うもぐらたたき。 熱血! 燃えるコブシでまきを割る!! まきが倒れる前にタイミングよくボタンを押すと薪を割り、方向キーでキャラクターを移動させてキャッチする。 15パズル クリア後に出現するミニゲームその1。劇中から抜き出したいくつかの絵柄からパズルを遊べる。 戦闘シミュレーター クリア後に出現するミニゲームその2。トライゼノンを操作し、パンチや指ミサイル、必殺技を駆使して次々出現する敵と戦っていく見下ろし視点の3Dアクションとなっている。ザコを30体倒すと出現するボスを倒せばクリア…なのだが。 問題点 ボタン入力のタイミングがかなりシビア。また、入力前に警告音が鳴るのも合わせてアニメ本編にまったくと言っていいほど集中できない。クリア後アニメのみを鑑賞するモードもない。 一応、ボタンの順番は決まっているため憶えればクリア可能。 ミニゲームの内容も単調なものばかりであり、すぐに飽きてしまう。 そのくせ回復するゲージも微量。 「戦闘シミュレーター」について。 グラフィックはお世辞にも良いとは言えない。ロボットは生ポリゴンで形状も違和感があり、背景は黒い背景に「闘魂」「熱血」「冷静沈着」などの文字が浮かぶだけ。 ボスキャラはザコを巨大化しただけ。せめてライバルメカのゼノンノーヴァとか… ザコの攻撃が激しすぎてクリア困難。一度に出現する数は3体だが、1体1体が連続で弾を撃ってくる。ダメージは微量だが無敵時間がないのでライフがどんどん減っていく。 一方、こちらの攻撃も、パンチからの3連コンボは途中で敵が横に逸れていくため当てるのが非常に困難。 遠距離攻撃である指ミサイル、ブーメランは両方とも使用中は移動できなくなるうえ射程も短く、ダメージはきっちり受ける。はっきり言って罠。 ゲージを溜めて発動するパワーアップも技が変化するだけ。一応「トライサイクロン」(*1)なら一撃で倒すことも可能だが、パンチ同様はずれる場合がある。そしてダメージは通常通り受ける。 一応、回復アイテムがあるものの、出現時間が非常に短く回復量も微量。出る確率も低い。存在する意味があるのか。 評価点 アニメ部分は原作のスタッフが製作しているため、原作と変わらないクオリティ。もっとも、圧縮の関係でブロックノイズだらけだが。 総評 基本的にはキャラゲー=クソゲーを体現しているタイトルの1つといって差し支えない。 他のキャラゲーとの最大の違いは、原作の評価にある。ゲームシステムが多少悪くても原作の評価が高ければファンアイテムになる可能性があるのだが、残念ながら本作は下述のように原作アニメの評判が芳しくない。 駄作アニメから生まれた駄作ゲーとしては、他には『魔人探偵脳噛ネウロ』があるが、こちらは原作漫画の評価は高い。 おまけに収録されている話はTVシリーズのDVDに高画質版が収録されているので、仮にファンであったとしてもこのゲームを買う価値は皆無といえよう。 余談 初回版(次回出荷があったのかは不明)にはドラマCDが付属した。内容は主役3人がキャラクターを紹介するだけ。オリジナルストーリーなどは一切収録されていない。 ゲームボーイカラーでもゲームが出ており、こちらは劣化スパロボ風のシミュレーションRPG。内容はお察しください。 こちらにもドラマCDが付属したが、内容は上記CDで紹介されなかったキャラを紹介するだけ。 そもそも『無敵王トライゼノン』シリーズは、ヒット作『スレイヤーズ』の後継ポジションを担う作品として、富士見書房・キングレコードなどによる大規模なメディアミックスプロジェクトが組まれており(*2)、ノベライズ版4シリーズ・コミカライズ版2シリーズ・(本ソフトを含む)ゲーム版2作品と多大なリソースが注ぎ込まれることとなった。 アニメ版は後にブレイクする福山潤氏の初主演作である。その他のキャストもスレイヤーズの主演声優だった林原めぐみ氏をはじめ、真田アサミ氏、椎名へきる氏と声優陣はやたら豪華であった。 しかし、プロジェクト基幹たるアニメ版は予想通り劣悪な作画(と、ひたすら空回りするギャグ要素)などにより多くのアニメファンに「クソアニメ」の烙印を押され、不評のまま22話で終了。ノベライズ展開も中途での打ち切りを余儀なくされるほどの大失敗であった。 と言うのも、アニメ制作のイージーフィルムは、直前にスレイヤーズの作者の二作目である『ロストユニバース』内の「ヤシガニ屠る」で現在に至るまで語り継がれている作画崩壊騒動を起こしており、悪い意味で伝説になっていた。
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/661.html
2015年総評案3 大賞 戦極姫6 ~天下覚醒、新月の煌き~ 64 :総評3 ◆Ra9j1sVq3.:2016/02/16(火) 01 30 53 HOST ZV247241.ppp.dion.ne.jp 2014年のKOTYeは圧倒的戦力を持つクソゲー同士の頂上決戦であった。 課金オンラインゲームという異次元から姿を表した「カスオ」、そしてあらゆる面が弩級のクソさを誇る「チーズ」の激突は記憶に新しい。 結果はオンラインゲームという不確定さに対し、確実なクソさを誇るチーズが大賞に輝きクソゲーとは何かという原点に立ち返る接戦となったのである。 年が明けて2015年、「いかなるデスマーチが待っていようと、我々はクソゲーをなかったことになどしない。かかってきなさい」との決意の下、 修羅の国の住人達は来るべき新たな好敵手に立ち向かうべく万全の態勢を整えていたのであった。 戦いの火蓋は1月から切られる事となった。 真っ先に前線に現れたのは新規ブランドのRegulusが送り込んだ「1/7の魔法使い」(通称 1/7)であった。 本作は魔法学園に通う落ちこぼれの主人公が協力、不屈の意志で世界の危機に立ち向かうというアツい王道な展開…となるはずであった。 グラフィック、音楽、UI等は問題無いにも関わらず本作がクソゲーとされる理由はただ1つ。 「文章力とシナリオが致命的に低レベル」な事である。 魔法の力が劣っている事を戦術で補うとされている主人公は主人公補正による不死属性頼みの猪突猛進脳筋スタイルに終始する。 戦闘は全編「強化魔法で加速して突撃で殴れば良い。」の一点だけで相手と渡り合う。例え描写的にどんなにレベルが上の相手でもこれだけで進んでしまう。 時系列が狂うのは朝飯前で、そのルートで行っていない実績を評価されて昇進する、訓練の日程がコロコロ変わる等なんでも有りだ。 個別ルートの戦闘はどのヒロインと組んでも「大技ドカーン→やったか?→駄目でした」のワンパターン、そもそもヒロインを組む過程もコピペばりのワンパターンと引き出し不足が深刻である。 クソゲー特有の個別ルートに入ると突然性獣と化す変貌っぷりもバッチリである。 シナリオも超展開を連発しラスボスも瞬殺でアッサリ世界を救ってしまい伏線や設定はバッサリ忘れ去られる。 これらを彩るのは「何だって…!?」「つまり……どういうこと?」を乱発する圧倒的に貧弱な語彙力である。当然没入など不可能である。 シナリオライターの技量一発でクソゲー化してしまった典型例とも言える存在であった。 しかしこんな1/7も哨戒部隊に過ぎなかった。 年明けのKOTYeを席巻すべく登場したのはかつての王者、アーベルソフトウェアの「不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~」(通称 不条理探偵)だ。 2011年大賞の「ゾンビの同級生はプリンセス -不死人ディテクティブ-」以来の新作で有るが、お得意のミステリー物と言う事もあり大した惨事にはならないと見込まれていた。 しかし修羅の国という不条理な世界は本作を大惨事へと変貌させてしまったのである。 流しプレイで約5時間のシナリオはエロパート、バトルパート、推理パートと分かれているが揃いも揃ってダメダメである。 エロパートは「女の重要人物から情報を得よう→セックスで素直にさせよう→セックス」のループ。 それで得る情報もどうでも良い事や隠し事でも無い事ばかりで何の意味が有ったのか頭が痛くなる。 バトルパートはKOTYeでも屈指の盛り上がらなさを披露する。 探偵たるもの時には格闘もこなすのがお決まりであるが、本作のバトルは演出というものが殆ど無い為驚くほど盛り上がらない。 敵が攻撃をしても「シュッ」「ボカッ」という軽いチープな音が鳴るばかり。地の文で「避けた」「回り込んだ」と淡々と解説。BGMも全く合っていない。 特に致命的なのは絵に動きが全く無い事だろう。差分がほぼ無い上に絵事態に躍動感という物がまるで無い。画面が揺れたり特殊効果がかかる事もない。 その為銃を蹴り飛ばすシーンや刃物で襲ってくる相手と対峙するシーンでも全く緊張感が欠けている。 さて、本作のメインとされている推理パートだが実際にプレイヤーが推理する事は無い。 と言うのも推理に関わる選択肢は殆ど無く、有っても二択で死ぬか正解かの両極端な投げやり感溢れる物だ。 だからと言って一本道の推理が見事な訳ではなく、絶頂する事で能力が向上するメインヒロインが弾き出す推理はお子様レベルの発想に過ぎない。 物的証拠無し、単純な消去法で詰めて行ったら勝手に犯人が自爆して判明するだけとミステリーとは何かという不条理極まる結末になってしまう。 さてミステリーの癖にシナリオがクソな本作だが、他の要素も勿論低級である。 立ち絵は一部衣装差分を除き一種類づつの為、レイプされた後だろうとニコニコなヒロインは序の口に過ぎない。 一枚絵には差分が少ないのでバトルパートの貧相化を招き、エロシーンでは状況と全く合わない。 特にシュールなのは死んだ魚の目をしてると称されるヤル気0な主人公のグラフィックであった。 その他低機能なUI、打ち切りEND、水増しCGモード等クソゲーに必須な要素も兼ね備えた珠玉の一作となっている。 本作はアーベルは時間が経ってもやっぱりアーベルであったと王者の帰還を象徴するかの如き物であった。 2月に入ると4作のクソゲーが名乗りを上げた。 まずはぱれっとの陵辱物ブランドLamiaの「エロ本を捨ててから兄の様子がおかしい」(通称 エロ本)。 妹にエロ本を捨てられ激怒した主人公が復讐の為に妹を盗撮したり陵辱するのが骨子である。 シナリオ自体は和姦ルートが有る等陵辱ゲーとして難が有るものの致命的にぶっ壊れてはいない。 しかし問題なのはCGが異常な事である。 キャラクターの顔はまともなものの、その他の骨格や立体感が破綻をきたしており化物と化している。 アニメーション効果も一部を引き伸ばしてるだけなので「軟体動物」「スライム」と呼ばれる不気味な動きとなってしまっている。 当然陵辱ゲーとして使える訳もないので、ユーザーはエロ本よりこのクソゲーを捨てる事となるであろう。 いてぷちうさが送る「キシ×カノ」がエントリー。 騎士物という昨年ジュウシキーショックを筆頭に暴れた系列である事から住人の注目を集めていたが、やはり騎士物のジンクスは克服出来なかった。 「騎士の祭典で優勝して名誉騎士となる」という目的が有るにも関わらず全く活かされておらず、ヒロインと一日中セックスした後なので疲労で負けた等とふざけた展開が繰り広げられる。 その他総じて変態なヒロインと流れ作業の如くデート&セックスをし、取ってつけたようなハーレムルートが有ると全体的に適当感漂う一作となった。 ハーレム繋がりとしてPeasSoftの「毎日がハーレムすぎて王子は姫を決められないっ! 」もエントリー。 十把一絡げなラノベの如きタイトルは完全に詐欺であり、本作にハーレムは無い。 ヒロインが主人公に好意を持つのも個別ルート後な上、複数人プレイも無くサブヒロインのルート等も無い。 せいぜい見どころは肉汁たっぷりのショコラケーキで笑いを誘った程度である。 2月組を締めたのは最早おなじみとなったPotageの「超・秘湯めぐり」(通称 秘湯)であった。 昨年の「ヤリ友ペット欲情生活」から続けてエントリーとなる本作は同じく意図的に作られたクソゲーなのではと思わせる冷気を放っていた。 冷気の源は薄さと相変わらずのパロまみれである。 旅館の中と周辺という限られた舞台で展開する本作は非エロシーンの描写は2~20クリックで一日が終了。エロシーンもコピペパターンで30クリック程度しか無い。 その為2時間足らずでフルコンプ可能というフルプライス作品としては犯罪的な薄さである。 その薄さの中にもライター好みの極寒パロネタを詰め込んでいる。と言うよりそれ以外の文は無いと言って良い。 もっともパロというレベルでも無く単にネットで見かけた表現を徹底的になぞっただけの様な物だが。 選択肢一回分の文章が丸々同社製品の宣伝で有ったりと並の人間が作れる程度の寒さでは無い。 システムもかつての部室の完全流用で不便な上、例の名前入力バグも使える等全く改善が見られない。 同ブランド系列で毎回名前を変えるライターの謎と合わせてPotageの闇の深さには背筋が凍る思いである。 3月に入ると昨年の「Knight&Princess」に続き、縁 -yukari-の「影狼」がエントリーした。 最近やたらと見かける人狼ゲーム物の本作だが、人狼ゲームの肝である巧妙な駆け引きは完全カット。 人狼サイドの主人公に対し馬鹿な村人達が勝手に自爆して勝ち確と緊張感の欠片もない。 7日後に発売されたアトリエさくら Team.NTRの「繋がらない携帯電話 ~ただいま他の男とめちゃめちゃセックス中~」もあえなくエントリー。 作中のエロシーンの殆どが主人公の妄想かただのレイプとNTR要素を完全放棄。 終いには寝とり要因と思われたイケメン友人が実は主人公のケツを狙うゲイであったと一体何を狙って作ったのか全く分からない物となっていた。 3月はこんな物かと一息つく住人であったが、春の風に乗ってやって来る見覚えの有る黒船が襲来し平穏は崩れ去る。 その黒船こそげーせん18の「戦極姫6」(通称;姫6)である。 時は2008年、KOTYe初年度に膨大なバグ、低質なグラフィック、壊滅的なSLGパートを引っさげかのアイ惨と対峙したがあえなく敗れ去ったあの「戦極姫」の6代目当主である。 敗れたものの遠征先の本家KOTY、携帯ゲーム版KOTYに移植作で参戦し、コンシューマとの格の違いを見せつけ二冠王に輝いた伝説のクソゲーだ。 しかし初代こそ伝説級のクソゲーであったが、シリーズを重ねる毎に着実に進歩を重ね、5に至る頃には名作級扱いされるまで丸くなった。 その為もう二度とKOTYeの土を踏む事は無いであろうと既に修羅の国では過去の人となっていたが、何を思ったのかその末裔が再び乱世に舞い降りたのである。 何故?と訝しむ住人であったが、ある一人の男こそが全ての元凶であった。 その名も「榊 月冴」(さつき つかさ)。彼こそが再び姫を修羅の国へと堕落させたのである。 戦極姫シリーズは初代より「天城 颯馬」(あまぎ そうま)が歴代主人公を務めており、知略を活かした軍師として姫武将に仕える事でシナリオが展開されていた。 しかし流石に6代目ともなると製作陣もマンネリ化を感じたのか、ダブル主人公として別なタイプの主人公を投入したのである。それこそが月冴であった。 彼は颯馬とは逆に武術が売りのタイプとされており、見かけも常識人的な颯馬と対照的に風来坊的な意匠にする等マンネリ打破の手段としては頷ける物があった。 では何故それが問題なのか。結論から言えば彼がゲスの極みだからである。 まず余りにも性欲が強すぎるのだ。ヒロインを見ればセックスする事しか考えず、ヤってしまえば後は使い捨て。抱いたヒロインの顔も忘れる始末。 口八丁手八丁で相手の無知にや隙に付け込み次々とヒロインを食い荒らす様は質の悪いホストの様である。 これだけでも十分致命的なのだが、更なる悲劇はヒロイン達の知能レベルが彼と同等に引き下げられてしまった事であった。 具体的な理由を明示せず「不思議な魅力がある」という説明だけでベタ惚れし、その理由が棒姉妹のヒロイン同士で納得されてしまう。 惚れ込むトドメが殆どの場合「月冴の作る飯がうまい→素敵!抱いて!」というワンパターンで統一されている為、「月冴が媚薬を盛っているのでは?」「媚薬飯」等と揶揄された。 この結果招いたのはシリーズ通して出ているヒロイン達が過去作で身持ちが固かろうとなんだろうと喜々として股を開いていく対シリーズファン向けの指向性NTR地雷であった。 こうなると常識人の颯馬に救いを求めたくなるが、ダブル主人公にも関わらず颯馬で攻略出来るヒロインはごく僅かしか無く、殆どが月冴専用という追撃が待ち構えている。 結果的に月冴専用のヒロインは大きく株を下げ、颯馬専用ヒロインは相対的に株が上がるという珍妙な事態となったのである。 エロ以外でも月冴のヘイトは留まる事を知らない。 武が自慢との売りであるのにいつの間にか知略もバッチリなチート性能になり、颯馬との合戦では突如舞空術を披露し本陣に殴りこんでアッサリ勝利と所謂「最低オリ主SS」のテンプレを なぞるかの如きやりたい放題さも嫌悪感に一層の拍車をかけた。 当然ながらシリーズファンを含むユーザーは激怒、メーカーに多くの苦情が舞い込む事となった。 その証左として公式で「月冴については否の意見が多かった」と明言、更にパワーアップキットとなる遊戯強化版では月冴は無かった事にして颯馬の新シナリオだけ追加される事となった。 この時点でシリーズを重ねる毎に良くなる法則は崩れているが、本作は肝であるSLG部分も大幅劣化されていた。 そもそも天下統一を目指すのが目的であるのに殆どのルートでは途中で打ち切りENDとなる。 ゲームバランスもパッチで多少の改善が見られた物の、率いる武将の能力が強いと兵数差がアッサリ覆される仕様で「レベルを上げて物理で殴ればいい」のスベリオン理論を実装。 本家への遠征で多くの事を学んできたようである。 かように実に7年越しの姫は先祖の無念を晴らそうと修羅の国統一へと乗り出した。姫6とそれを操る月冴の恐怖は瞬く間に住人に広まり、通年で話題となるのであった。 このまま姫6の天下統一事業が進むかと思われたが、そうは行かない。5月にはなんと9つの群雄が姫6に負けじと覇を唱えるべく出陣する。 まずはWHITESOFTの「猫撫ディストーション恋愛事象のデッドエンド」(通称 猫撫)が戦端を開く。 昨年「ギャングスタ・アルカディア」で壮大な原画詐欺とペラペラボリュームで多くのユーザーを釣ったWHITESOFTだが、再び調略せんとの企みを抱いていた。 本作は同メーカーの「猫撫ディストーション」のファンディスクである…が生まれが特殊であり、修羅の国でも珍しいクラウドファンディングで集めた資金を元に作製されている。 2014年1月に最初の発表があり、最終的には2015年5月に目標金額120万円の300%強を達成した事でめでたくリリースされた。 投資したユーザー達は早速成果物を確認するが、そこに待ち構えていたのはCG5枚、合計20クリック以下のエロシーン2回という損失確定報告であった。 挙句の果てにはスタッフロールで流れる投資者の名前を間違えるとうチョンボもやらかす。 記念碑として残るはずのスタッフロールが薄さと合わせてとんだ公開処刑となってしまい、あえなくWHITESOFTの謀略は2年連続で成功してしまったのであった。 続いて到着したのはくらむちゃうだーの「裏技スペクトラム 」である。 フルプライスなのにインストール容量1GB未満と掴みはバッチリ。 「このテンションと内容に君はついて来れるか!?」との煽り文句でお送りするシナリオは秘湯ばりの薄ら寒いパロとギャグテイストで、きっちり読んでも10時間足らずだ。 「深夜のテンションで書いた作品」と称されるバカバカしさには住人も付いて行く事は不可能であった。 住人に折檻を加えるべく現れたアーベル系列のRed Rebelによる「JK聖女淫罰~穢れし肢体への裁き~」だ。 本作は学園と魔女裁判の要素を組み合わせ、魔女の疑いがかかっているヒロインを残虐な拷問を加えるリョナゲーチックな宣伝であった。 しかし実際には制度がハッキリせず、魔女だと何なのかもよく分からないまま手足を切断されるヒロイン、快楽を与える拷問の内容がイマラチオ、 特に動き回っている訳でも無いのにすぐに疲れ果てて動けなくなる拷問官の主人公と何もかもが中途半端。 同じくニッチ層狙いのいちゃらぶ堂による「女の子はドSな変態でできている」(通称 ドS)もやはり爆死。 ドSとは何かを全くライターが理解しておらず、「クズ」「ゴミ」「強姦魔」と言葉責めにもならない低級な暴言を繰り返すヒロイン、 しかもそのヒロインの好感度が何の説明もなく最初からMAXでエロシーンともなればすぐにデレデレしだす。 逆に主人公はエロシーンではAV男優並の言葉責めと変態プレイで猛烈にヒロインを責める。 結果、ヒロインが「私よりあなたの方がドS」と認める完全なタイトル詐欺、ジャンル詐欺となった。 ユーザーが見たい物は変態でドSなヒロインであって、変態でドSな野郎では断じて無い。 グラフィックも低質な塗りや変な構図、ただのサラリーマンにしか見えない主人公と何もかもが低質である。 先のJK聖女淫罰と合わせ、やはりニッチ層向けエロゲーはクソゲー率が高い事を再確認させるのであった。 5月のクソゲーラッシュはまだまだ続く。 2013年にエントリーしたGLaceの新作「恋魂」もエントリー。 リアル中学生の妄想の様な痛々しいネーミングの設定だらけでユーザーの気力をゴリゴリ削る。 その設定の元繰り広げられる厨二バトルは絶対服従のギアス、メイド・イン・ヘブン、超パワーを相手にチート性能と卑怯な手で主人公が乗り切る脱力クォリティ。 その主人公も言動がただの馬鹿ヤンキーで不快感の塊と何もいい所は無い。その様は「キルラキルを真似て失敗した」と揶揄された。 加えて初期バージョンでは半分のルートが進行不可であり、その分のエロシーンで使う画像が未収録であった為、回想モードでかのアイ惨を思い出す真っ黒背景エロシーンが蘇った。 その他回想シーンで見れる内容が本編で見られない、絵のクォリティも適当と2年越しのエントリーでも変わらず未成長である事を魅せつけた。 同じく2年越しの参戦となったのは「淫獄痴漢列車」を放ったBLACKRAINBOWの「麻雀バトルヒロインズ 」である。 高性能バトルスーツでの格闘大会が舞台なのに何故か戦いは麻雀で進行、エロシーン以外の描写が殆ど無い為何の話なのかも把握困難な出来となっている。 2年どころか3ヶ月だと続いたのは2月にエントリーを果たしたPeasSoft の「中二病な彼女の恋愛方程式(ラブイクエイション) 」だ。 某中二病アニメのモロパクリである事を隠す様子も無い態度は天晴れであるが、その品質はさっぱりであった。 絵は非常に高クォリティで、シナリオも短めではあるが中二病ヒロインの魅力を引き出せている。では何が問題なのか。 答えはバグである。 本作は吉里吉里という枯れた技術と言ってもいい実績あるエンジンを使用しているにも関わらず、しょっちゅうバグって強制終了してしまうのである。 しかも落ちるとセーブデータが破損しロード不可になったり、共通セーブデータも破損して削除しないと起動不能になる重篤な物である。 その為安全に進めるにはバックアップを取りながらのプレイを強いられる。 当初は環境依存のバグと言い張っていたメーカーであったが、後にエンジン毎更新するギガパッチを配布。しかしそれでも細かいバグは多数残り、 有志開発のパッチ(数十KB)の方がちゃんと動くという何とも情けない結末となった。 スタッフロールの「デバッグ Peassoft all staff」とは一体何だったのかと問い詰めたい所である。 他にも盗撮がテーマのくろにゃんによる「妹盗撮~自宅ストーカー~」は殆ど中身の無いシナリオとエロ描写が足りない事でエントリーを果たした。 しかし5月発売組の中で最も注目を集めていたのはなんと言ってもコイツである。 Insyncの「妄想コンプリート! 」(通称 毛根)だ。 Insyncは一応新規メーカーとの触れ込みであるが、その正体こそはかつてイラッシャイマセーで一世を風靡した「逃避行」、年末の問題作「雛遺書」を生み出したEx-iTが名前を変えただけである。 当初は2014年秋の発売予定であったが、当然の如く延期を繰り返した。このままではいつ発売に漕ぎ着けるのかとの疑念が広がる中、急展開で起きた。 なんとしびれを切らした流通サイドが強行介入し、製作を仕切り始めたのである。 その様子は定期的に進捗状況報告書というpdfファイルで公開され、Ex-iTは首輪を繋がれる事となってしまった。 進捗状況報告書に踊る「シナリオは未完成」「デバッグ進捗0%」という衝撃的な字面はEx-iTの脅威を思い出させ、住人は期待に震えた。 その甲斐もあり5月末に一応発売された本作だったが、このような製作体制でまともな内容を望めるべくも無く、やはりズタズタであった。 本作は主人公がヒロインと共有する夢についての話が主軸のはずなのだが、突貫工事のせいでちぐはぐで意味不明な物となっている。 ヒロインの出自等の設定は場面毎にコロコロ変わり、夢の謎を追う為に結成した未来予知部なる部活は個別ルートに入ると解散となるので1、2日しか存続しない。 夢の内容も伏線的な物が含まれるにも関わらず最後までぶん投げのままと明らかに発売に間に合わせる為カットした事がうかがい知れる。 特に意味不明なのがトゥルールートで、何の伏線も無いのに突如「主人公が実は主人公では無い別人」「実はループ物で主人公はぬいぐるみに転生」と全く理解が追いつかずユーザーのヒューズは吹っ飛んでしまう。 シナリオ以外もボイスと文が合っていない、選択肢が1つしか無い選択画面、サブヒロインルートが本来有った事を匂わせる無意味な選択肢、女の子の顔以外のグラフィックが適当で 男の顔はベタ塗り、トラックはホバー移動しているとあらゆる面が適当クォリティに仕上がっている。 しかし幸い逃避行や雛遺書の様な重篤なバグは発生しない為、流通による首輪は一定の効果が有った事は間違いない。 フリーザ級の襲来に住人は備えていたが、実際に襲来したのはナッパ級であったと住人達は安堵の表情を浮かべるのであった。 合計9作のエントリーラッシュに流石の住民達もくたびれ果てたが、その後夏の間は新たに2作がエントリーするにとどまった。 7月にインターハートの「淫らな魔法使いと救性主」(通称 救性)が調教SLGと銘打ち登場。 しかしSLGパートはテキストのみでの進行でゲーム性は皆無、調教もヒロインへの魔力供給の名義で行われるほのぼの調教、時には立場逆転でヒロインが責めると調教物としては失格であった。 CGと回想の多くがリプレイ出来無いという致命的な欠陥も有り、抜きゲーにもならず消え去る事となった。 8月にはMieiから「人妻公然恥辱電車~携帯一つでお触り即ハメし放題他人の妻を粘着種付け寝とり~」が登場。 256MBの容量に詰まっている物は強制わいせつと痴漢の区別が付かない適当シナリオ、差分が少ない微妙クォリティの残念な結果だった。 ただしヒロインの見た目と声は良いとされ一応見どころも有る駄ゲー程度に落ち着いた。 夏も終わりを迎える9月になると今年2作目の騎士物が現れた。 あかべぇそふとすりぃの「聖騎士Melty☆Lovers」(通称 聖騎士)である。 昨年ジュウキシーショックを引き起こした「銃騎士」のお詫び補填作品として製作された本作は通常販売の他、銃騎士のソフトを送りつける事で交換でも貰える珍しい事情を抱えている。 さて、内容は勿論クソである。 相変わらず騎士設定の意義が見いだせない超展開シナリオではあるものの、銃騎士の寒い文体はオミットに成功している。 絵は良いという本来銃騎士に課せられていた最低限のハードルのみはクリアした為、幸か不幸か銃騎士の再来とは成らなかった。 10月発売のシミュレーションRPGであるETERNALの「剣聖機アルファライド」も登場。 10ヶ月の延期、ライターの実績に疑問、ダブル主人公というなにやら不吉な様子に住民からそこそこ注目を集めていた。 蓋を開けると売り文句であったユニット同士に合体による強化要素も実際には合体しない方が強いという仕様、Unity使用のせいでフリーズ発生とやはり駄目な子であったが 飛び抜けたクソさに欠けていた為住人の期待には応えられなかった。 さて2015年の年内エントリーは以上である。今年は年末の魔物が現れる事は無かった。 しかし検証が進まぬ為未だにエントリーが果たされていない注目作もあり住人達の間には燻りが残っていた。 年明けの1月にこれらの検証は進み、3作が追加でエントリーを果たした。 まずはTRYSET MAD「ANOTHER POSSIBILITY」(通称 アナポ)。 主人公が記憶喪失から36時間で回復する合間に初対面のヒロインが突如オナニーを始める等の苦笑物のバカバカしいシナリオが展開する。 攻略対象ヒロインの内3人が実妹、実母、実の娘と倫理観など何処吹く風である。 エロシーンもかの「ずっぷ」リスペクトのコピペであり「う゛ッ!」で射精するパターンを「う゛ッ!?」「う゛ッ!!?」「う゛ッ!!」とアレンジする様子は 「絶対に笑ってはいけないエロシーン」と呼ばれた。 Empressが6月に発売していた「ClosedGAME」も2011年以来のエントリーとして参戦。 SF風な世界を舞台に上級市民が下級市民をデスゲームへと参加させるという骨子、安心クォリティの原画とテキストと上辺は良かったのだがシナリオが全てを台無しにした。 厳密なルールに則った運営が要求されるのがデスゲームの醍醐味であるが、本作ではその設定やギミックの意義がコロコロ変わり完全に破綻している。 ゲームマスターもこっそりヒントを与えたりとデスゲームとは一体何だったのか感がえさせられる。 ヒロイン毎のルートも単にセックスする相手が違うだけ程度のコピペにしか過ぎない。 相変わらず糞ゲー兼クソゲーな内容で人を選ぶのもお馴染みだ。 さてそんな中最も注目度が高く、そのクソ度が注目されて大作がようやくエントリーを果たす。ミンクが放った「Love and Peace」(通称 LaP)だ。 処女しか感染しない凶暴化の病気が蔓延している学園に、唯一その病気を治せる精液を持つ主人公が殴りこみ浄化を図るSLGな本作。 エロゲー的には有りな設定ではあるが、不味かったのがこれを書くライターがなんと13人も居た事であろう。 当然の如く担当箇所毎にちぐはぐな設定が織り成すシナリオはユーザーの理解を困難にさせてしまっている。 もっともご大層な話を望める設定では無いので流せると諦め、肝心のSLGパートに以降するユーザーが多数であったが、そここそが本当の地獄であった。 学園内のマップをボス目指してマスを移動していくのが基本的な目的だが、これが基本ノーヒントで虱潰しを強要される。 しかも動けば殆どの場合戦闘が発生しその度に戦闘をこなさなければならない超作業ゲーと化している。「1しか出ない人生ゲーム」と揶揄されるのも納得である。 では戦闘は面白いのか?宣伝では属性、攻撃レンジ、キャラクター毎の長所短所がある戦術的な物がアピールされているものの、見事に全ての要素が死んでいる。 ではどうするか。答えは「回復役を潰して正面から殴ればいい」となる。 しかし場合によっては 与ダメージ 回復量 となり延々と戦闘が続く事もまま有る為、単純作業とも行かないのが何とも心憎い。 エロシーンの閲覧には敵ヒロインの捕獲というイベントが必要であるが、コレが実に低確率であり上記の苦行戦闘を100回しても発生しない時はしない。 本作のCGボリュームは素晴らしく、差分無しで271枚と力が入っているものの皮肉にもこの捕獲の難易度のせいで苦行具合に拍車がかかっている。 一周ではフルコンプが出来無い仕様も相まって、ヒロインよりもユーザーが先に凶暴化する事は避けられないだろう。 さて以上が2015年のエントリー作品の全てである。早速大賞及び次点の発表に移りたい。 次点は 不条理世界の探偵令嬢 ~秘密のティータイムは花園で~ 猫撫ディストーション恋愛事象のデッドエンド 妄想コンプリート! Love and Peace 大賞は 戦極姫6 とする。 2015年は昨年のチーズや一昨年の部室の様にずば抜けた弩級クソゲーが不在であった事は否定出来ない。 しかしその分様々な特徴をもつクソゲーの百花繚乱であった。 その中でどう優劣を付けるか。それはクソゲー本来の感想であろう「どれほど購入しプレイする事を後悔させるか。」に着目するのが良いのでは無いだろうか。 不条理探偵はお得意のミステリーを謳いながら全く推理も無く全編脱力仕様でジャンル好きを一掃した。 猫撫はクラウドファンディングという新手法を用い、投資には大いなる損失を抱えるリスクが有る事を教えこんだ。 毛根は上辺だけ取り繕った急造品を強行発売し、そのスカスカぶりに購入者を呆れさせた。 LaPは金だけでは無く時間までも無残に収奪し、その苦行にユーザーに大いなる後悔を植えつけた。 しかしこれらは上から順に「ある種シュールギャグ的な面白さ」「投資という都合上基準が一定で無い」「事情からある程度察せられる」「時間はかかるが膨大なCGには一見の価値有り」と それぞれにある程度の情状酌量の余地も有る。 それに比べて姫6は完全にやった事を後悔するしかない。 月冴の存在によりほぼ常時不快指数MAX、定価1万クラス、なまじ前作が良作、時間かけても見れるのは月冴と次点作品には通用した言い訳は全く通用しない。 特に姫は初代の惨状に関わらず支え続けた購入者を礎に良作まで漕ぎ着けた稀有な例でもあり、歴代のキャラクターには思い入れも強いだろう。 それを尽く蹂躙するかの如き月冴の侵略劇は「見なければよかった」「知りたくなかった」という事象の典型例であろう。 何故こんな物を購入してしまったのか、プレイしてしまったのかこの落胆こそがクソゲー本来の姿ではなかろうか。 勿論単体として評価した場合でも同じである。シリーズ未見でも月冴の言動が居て面白かった等と思うユーザーは殆ど居ないであろう。 このように2015年の次点、大賞はクソゲー本来のユーザーに与える影響を鑑みた結果「戦極姫6」を大賞として選出したい。 先に述べた通り2015年のKOTYeは比較的落ち着いていた。 連続エントリーを果たしていたSealやスワンと言った常連も姿を見せなかった事からもその様子が伺えるだろう。 しかしそんな中でもそれぞれ特徴有るクソゲーが産まれ、エントリーを果たしていた事も事実であり、決してクソゲーが撲滅されたという訳ではない。 2016年のKOTYeも既に始まっており、今年も新たな出会いを期待せざるを得ない。 クソゲーという谷が有るからこそ、良作に出会った時に山から見える景色が映える。 この奇妙とも言える関係を愛する場所こそKOTYeなのである。だから何回後悔を重ねてもきっとクソゲーを求める事を辞めはしないだろう。 先祖伝来の土地に舞い戻り天下統一事業を達成した戦極姫6に賞賛を送ると共に、 最後に良しも悪しも選り好みせず食らう精神の体現として次の言葉を送り2015年を締めたい。 「クソゲーも喰らう 良ゲーも喰らう。両方を共に美味いと感じ―――― 選評に変える度量こそがエロゲーマーには肝要だ」
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/156.html
総評案(最終候補) 大賞 『色に出でにけり わが恋は』(総評案5(改訂)26氏推敲版:本スレ12 310掲載) 310 名前:26 ◆QUVFtAIYwKDS [sage] 投稿日:2011/04/03(日) 11 26 28.81 ID MdPIC1B1P 2008年は『魔法少女アイ参』によりグラフィックが蹂躙され、 2009年は『りんかねーしょん☆新撰組っ!』によりテキストが陵辱された。 果たして2010年は、それらを超える破壊力を持つクソゲーは生まれてくるのであろうか? 初春の本スレに、2010年の先陣を切って1匹の鬼が舞い降りた。 130cmの『鬼まり。~鬼が夢見し常の世に、至る幼き恋の始まり~』である。 2009年に「変態バカゲーと思ったら超展開猟奇鬱ゲーだった」と言われた『鬼うた。~鬼が来たりて、甘えさせろとのたもうた。~』のファンディスクであるが、 『鬼うた。』では存在しなかった「普通のエロ」を期待していたユーザーを待ち受けていたものは、「スキップで10分かからず終了するシナリオの短さに加え、本番は妄想エロ1個のみ」というサランラップ並みの薄さだった。 また、イライラしてるユーザーに対して、ブランド代表がブログで「本番ないとあかんのですか?」と男の下半身を読めない失言をして一悶着が起きた。 その後出た追加パッチにより、現在では品質は安定しているが、これを皮切りに2010年は多種多様なクソゲーが姿を現すこととなる。 2月に入ると、節分の豆を逆に食い荒らすかのような「耐性」を持った、厚顔無恥な3匹の鬼が姿を見せた。 まずはげーせん18の『戦極姫2 ~戦乱の世、群雄嵐の如く~』である。 これは2009年の本家と携帯KOTYで大賞を受賞した『戦極姫 ~戦乱に舞う乙女達~』にエロを追加した逆輸入品であり、2010年のド本命と予想されていたが、数々の屍の上に築いたおかげか本作では「致命的な」バグはない。 もっとも、細かいバグや絵の不統一、追加のエロであからさまに性格が違うなどのミスは、依然として健在であったが…。 12月に発売された『三極姫 ~乱世、天下三分の計~』も似たような評価であり、 本スレ住人から、「-100点かと思ったら-10点でほっとしたけど、よくよく考えるとマイナスなことに変わりはない」「姫シリーズのくせになまいきだ」と語られる程度の被害で収まった。 2010年の「魔姫」は機嫌が良かったようである。 続いて現れたのは、2009年の次点作品『MQ ~時空の覇者~』を生み出したアーベルソフトウェアの『恋刀乱麻 ~わたしが、アナタを、守るからっ!!!~』である。 美少女五行バトルと宣伝されていた本作であるが、即座に住人から「苦行バトル」と呼び変えられたバトルシステムは尋常なものではない。 公式サイトにおける主人公の紹介には「戦略的な見地からパートナーの戦いをサポート」と書かれてあり、ヒロインのブレインとなりバトルをサポートする姿を想像するであろう。 しかし実際には、戦術性や駆け引きもなく、完全な運ゲーで戦闘中はスキップ不可であるため、プレイヤーは数分間クリックし続けるという忍耐を強いられることとなる。 さらに戦闘回数は1ルートで平均10回と多く非常にしんどいこと、ラスボス前では連戦が発生するためプレイヤーに苦痛を与え続けることも指摘された。 CG自体のクオリティは高く、ストーリー展開やキャラクター配置なども破綻なくギリギリのラインでまとまっているものの、 ADVパートにおいて「会話」以外の選択肢はほぼダミーという、『MQ』の後継を伺わせる手抜きっぷりも見せつけ、直球のクソゲーとして住人達に支持されることとなった。 2月最後に顔を見せたのは、「某ラノベ」にあやかったようにしか見えない名前とパッケージで話題となった、ZEROの『オレの妹のエロさが有頂天でとどまる事を知らない』である。 本作は公式サイトにおいて「純愛に限る」と宣伝されていたため、多くの人間は「某ラノベ」を意識した純愛ゲーであると想像したはずである。 しかしトゥルーエンドの直前になると、あるルートでは純愛していた妹はナンパされた男にホイホイついて行きレイプされ、また別のルートでは妹との関係に悩んだ主人公が妹を他の男に押しつけようと画策する。 さらに男の娘が売りの男未(いもうと)はチ○コがなくなり女体化するなど、本作の正体は、期待したものと真逆のものをぶつける盛大な釣り堀であったため、多くの人間が爆死した。 「元ネタの妹」がプレイしたらディスクを叩き割りかねない、メーカー側の悪意が込められた作品といえよう。 2月の悪意に触発されたのか、3月にはオーバーフローの『Cross Days』に襲撃されることとなる。 基本的に情報は未公開で、数々の狂った世界を提供するオーバーフロー。 予約者達は日夜イメージトレーニングをして、魔境に挑む準備を整えていた。 しかし、それでも「主人公が女装してヒロインから男を寝取る」という展開は、誰が予想できたであろうか? さらに、『THEガッツ!』のタカさんばりのマッシブ女、絶頂の瞬間にゴエモンインパクトのようなアヘ顔になる女の2人に逆レイプされる血を吐きそうなシーンも存在。 困ったことにこれらのシーンは全Hシーンの約3分の1を占めている一方、公式サイトや雑誌に掲載されていたヒロインとの絡みは「没にしました」と削除されていた。 このため『Cross Days』は『クロスゲイズ』と呼ばれ、属性のない数多くの購入者に地獄を見せた。 また、定価13440円と高額であるにもかかわらず、アクティベーション付きで売ることも譲ることもできない。 これらの仕様によって当然2ちゃんでは祭りとなったが、ブランドの代表がニコ生で煽り文句をすべてNGワードに指定した上で、「2ちゃんで宣伝ありがとうございます」などの意図的な挑発をしたことも記述しておこう。 色々な面からオーバーフローの表現する狂った世界を改めて認識することとなった。 4月に入ると、2つの作品が投下された。 まずはbiscottiの『Floating Material -The hill where the star born-』である。 本作の存在を世に知らしめたのは、デモムービーにパクリ、トレス疑惑が持ち上がったことが発端であったが、その後体験版が公開されると、原画や背景に多くのパクリ、トレスが見つかることとなった。 さらにキャラクタープロフィール、公式サイトの構成やcopy rightの部分に至るまでコピペであることが判明し、ついには「パクってない部分はない」と言われるようになった。 延期の末に発売された製品版をプレイすると、明らかに突貫工事で直した形跡が見られ、 パクリ、トレスを指摘されていたCGは、怪しい加工や削除を行いなんとか修正されているのだが、チャックと違う位置からこぼれるチ○コなど荒さが目立つ。 また、いきなり女子生徒からは一目惚れで好感度マックス状態であることに加え、アクシデントが起きても主人公が数日留守にするだけで解決し、その間の描写もゼロであるなど平坦なシナリオ。 さらには、SEがなくCGやBGMも不足しているためか、立ち絵やあえぎ声だけで進むイベントも多い。 それでも数々の修正のおかげか、一応はエロゲーの体裁を整えているので、クソゲーというよりも完全な駄ゲーとなってしまった印象が強く、クソゲーとしては弱くなっている。 そしてもう1つは、『色に出でにけり わが恋は』である。 『はぴねす!』『祝福のカンパネラ』がTVアニメ化されるなど、萌えゲーメーカーとして順風満帆に見えたういんどみるからのまさかの爆弾。 OPが神、CG・BGMも高品質である一方、システムとシナリオというADVの中核に問題がある本作。 ADVのシステムは本来バグがなければ酷くなることは珍しいが、クリックするのがダルくなる妙に細かく刻まれたログ、無駄に多い100以上の選択肢という不自然なシステムを実装。 シナリオはデジャブを満喫することができる同じオチや、起伏のないひたすら長く苦行を与える展開に加え、本来は重要なイベントであるはずの学園祭が僅か2クリックで終了など不可思議な展開も見せる。 それらの展開に見事耐えきったプレイヤーを次に襲うのは、「前後ぉぉぉん♪」と謎のセリフを喚く、めまいを感じるほど頭の悪いヒロインに、萌えゲーのくせにセクハラ親父の主人公である。 「勃起ン勃起ンの、ボッキンボッキンスティック☆」「前後おおん♪ エッチな梨桜おおん♪ 全裸で前後おおおン♪ 」などは「お前らは、何を言ってるんだ?」と問い詰めたくなる。 タチの悪いことに主人公やヒロインがキモくなっていくのは体験版の後であり、体験版や公式サイトからは「いつものういんどみるのゲーム」程度にしか感じることができないため、数多くの爆死者が出た。 システムとシナリオがダメであるためにプレイするのが苦行となってしまった正統派クソゲーであるといえる。 熱すぎた春が終わり、やや冷ややかな5月を過ぎて6月に入るとアーベルソフトウェアから第2の刺客が現れた。 『デュアル・エム-空の記憶-』である。 本格推理ADVをうたう本作であるが、消去法であっさり犯人にたどり着く、パートナーが勝手に犯人を追い詰めてくれるためプレイヤーは何も考える必要がない、 別ルートが存在しないため犯人を間違えても強制的に主人公達が犯人を捕まえてしまう、酷いものに至っては囮捜査をしたら犯人が勝手に自白するなど、 「本格推理ADV」から「本格推理」を抜いたような作りでプレイヤーを困惑させた。 また、「4話完結」のはずが製品版には第3話までしか入っておらず、後日4話目のアドオンプログラムを配布するという、未完成品売りつけといわれても仕方がない有様であった。 しかし、アーベル探偵シリーズの登場キャラが出演したり、伏線はきちんと解消されたりするため、それなりに楽しめている人間も多いようである。 夏の間に発売された作品では、 本編に登場しない主人公の女装姿をパッケージに載せていた『げきたま! ~青陵学園演劇部~』 ホラーとしては月並み以下であり、ロード後に「絶対に殺す……ぶっ殺す……」といった音声がエンドレスリピートするバグの方が怖いといわれた『この歌が終わったら -When this song is over-』 フルプライスにもかかわらずフルインストールで僅か468MB、漫画の設定を丸パクリしたような設定と内容の『ふぇいばりっと Sweet!』 がエントリーしたが、いずれもクソゲーとしては小粒であり、猛暑に負けたかのように本スレにはダレた空気が広がっていった。 記録的な猛暑が漸く収まりを見せてきた9月、Purple softwareが新たに立ち上げた抜きゲーブランドPurplesoftware delightの1作目となる『Orange Memories』が姿を現した。 主人公を即座に当直室に連れ込む女教師に、殴り倒してでも我先に股を開く女子生徒達というお手軽展開、 Hシーン数は29とそこそこ存在するが、殆どのシーンでエロCGが1枚しか用意されておらず、短いものは36クリックで終了するなど、エロ重視とも言い難く、 また、イチャイチャが始まりそうなこれからという所でゲームが終了するという短さなど、萌えゲーとしても抜きゲーとしても使えない「薄い」内容であった。 薄いのはゲーム内容だけに止まらず、バグが多量に存在しているにもかかわらずパッチすら出さないというメーカー対応の薄さ、 さらにはとある住人の解析によりシーンを削った残骸が発見されたことから実は「未完成」だったことが発覚し、プロ意識の薄さというオチまで付いた。 このため「いつもの紫未満」、ブランド名とかけて「大喜び(delight)なのはこんな未完成品でも金が入るメーカー側だけであろう」と言われることとなった。 9月にはもう1本、アーベルソフトウェアからの第3の刺客『萌恋維新! アタシら、じぇいけー、新閃組!』が現れることとなった。 最近の風潮にあわせ、萌え、JK、新撰組と「とりあえず売れそうな物をくっつけました」的なあまりに直球過ぎるタイトルであるが、 共通ルートは下手すると5クリックで次の展開に移り、スキップ機能を使えば「20秒足らず」で終了するという涙物の淡泊さを見せ、 個別ルートも急展開すぎて度々理解に苦しむシーンがあるなど、シナリオが明らかに薄く足りない部分が目立つ。 また、パッケージに書かれているヒロインのうち一人がパッチを当てないと攻略できないというアドオン仕様は本作でも健在である。 しかし、Hシーンのボリュームが十分であったりミニゲームが楽しめたりした分、これまでのアーベル作品と比べ若干クソ度は低いといえる。 10月と11月には、 ゲームの内容自体は良く、後日修正パッチが出されたものの、発売時点では一部PC環境で起動すらできなかった『普通じゃないッ!!』 内容が原作をレイプしているにもかかわらず、原作を読んでないと全く理解できない『JINKI EXTEND Re VISION』 体験版の出来は良かったものの、蓋を開ければご都合主義満載な設定が忘れ去られ全く活かされていない上にエロが薄かった『なないろ航路』 がそれぞれエントリーしたが、これといった話題作が現れることはなかった。 12月に入ると、残された魔物が姿を現した。 まず現れたのは、Hammerheadsの『熟処女 ~私、はじめてなんです……』である。 本作は低価格抜きゲーであり、この手の作品にシナリオを期待してはいけないというのが暗黙の了解であるが、肝心のエロがダメである。 誤字が多い、音声とテキストのズレが目立つ、HシーンでNGボイスが混入している、主人公の口調が唐突に変わる、 さらには「東海林香奈」とのHシーンにおいて突然主人公が「谷原さん」と呼ぶ怪現象が発生し、もはや自家発電どころではなくなる。 後々検証が行われると、谷原さんは、同じメーカーの別ブランド作品『熟恋願望 ~秘めた想いと淫らな愛のカタチ~』のキャラクターであることが判明。 しかもHシーンのテキストが流用されていたという、低価格であることを差し引いても印象に残る本作の酷さは、住人を沸かせることとなった。 そして最後に現れたのは、アーベルソフトウェアからの2010年最後の刺客『まるめる ~ソウシンシャは@未来~』である。 本作は過去の自分にメールを送れる携帯を手に入れた主人公が、島に眠る謎を解き明かすというものであり、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』を彷彿とさせる内容に期待が集まった。 しかしその期待も、表情の変わらないヒロインに歯止めを掛けられることとなる。 これは製品に表情差分が含まれていないためであり、毎度恒例の追加アドオンプログラムを適用することで解決されるのだが、「これは追加アドオンじゃなくて修正ファイルだろ」と誰もがツッコミを入れたに違いない。 また、過去の自分にメールを送るという注目のシステムも、蓋を開ければ、メールの選択次第でさまざま結末に辿りつくというようなゲーム性があるものではなく、 「TRUEエンドに辿りつく為には、それ以外のBADエンドを含む17個全てのエンディングを順序通り見せられる」という、アーベルお家芸の完全な一本道シナリオとなっていた。 さらにシナリオもペラペラで、ゲームは全章でも10時間ほどで終わり、途中で力尽きたのか最終章に至ってはメールのシステムすらない。 なまじ期待させる作りだったのが災いして、期待していた多くの者を爆死へと誘い込んだ。 それでは、2010年の次点と大賞を発表する。 次点は『恋刀乱麻 ~わたしが、アナタを、守るからっ!!!~』『Cross Days』『Floating Material -The hill where the star born-』 そして大賞は『色に出でにけり わが恋は』とする。 2010年は小粒揃いの「ドングリの背比べ」という状態であり、ほんの少しの差で次点に選ばれなかった作品が大賞になってもおかしくない状況であった。 そのような中で、次点に選ばれた『恋刀乱麻』の「苦行バトル」、『Cross Days』の高額誰得仕様 、『Floating Material』のパクリ、トレス疑惑はどれをとっても酷い要素であるが、プレイヤーに与える苦痛という点では限定的である。 しかし、ADVの中核であるはずのシナリオがキモくてつまらないためプレイが苦痛であり、さらにALLスキップで逃げても100以上の選択肢がお出迎えするという、 『色に出でにけり わが恋は』の誰得を超えた錯乱仕様は、小粒揃いの2010年の作品の中でも強い個性を放ち、今回の大賞受賞と相成った。 2010年はクソゲーとして弾けたものがない不作な年であった。 ただし決して平穏な年であったというわけではなく、多くの大手が迷走していたとの報告が上がっている。 本スレにも、『クドわふたー』『星空へ架かる橋』など、年間売り上げトップクラスの作品の選評が届く有様であった。 「未完成品商法」も増えてきており、これらはエロゲー界の不況を表すものともいえる。 2011年は、このようなエロゲー界の不況を全て吹き飛ばしてエロゲー界の希望となる、笑いを導く力を持ったクソゲーが(ガンガン出てきても困るのだが)出ることを願ってやまない。 最後に、見事大賞に輝いた『色に出でにけり わが恋は』のタイトルとメインヒロインの迷言を用いた一言をメーカーに贈り、 2010年クソゲーオブザイヤーinエロゲー板を締めくくることとする。 「前後ぉぉぉん♪不覚に陥ってこんな色を出さないでください。」
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/131.html
大賞『色に出でにけり わが恋は』(4/29)《ういんどみる》 441 名前:26 ◆QUVFtAIYwKDS [sage] 投稿日:2011/04/10(日) 13 50 23.80 ID ozxkE7JeP 2008年は『魔法少女アイ参』によりグラフィックが蹂躙され、 2009年は『りんかねーしょん☆新撰組っ!』によりテキストが陵辱された。 果たして2010年は、それらを超える破壊力を持つクソゲーは生まれてくるのであろうか? 初春の本スレに、2010年の先陣を切って1匹の鬼が舞い降りた。 130cmの『鬼まり。~鬼が夢見し常の世に、至る幼き恋の始まり~』である。 2009年に「変態バカゲーと思ったら超展開猟奇鬱ゲーだった」と言われた『鬼うた。~鬼が来たりて、甘えさせろとのたもうた。~』のファンディスクであるが、 『鬼うた。』では存在しなかった「普通のエロ」を期待していたユーザーを待ち受けていたものは、「スキップで10分かからず終了するシナリオの短さに加え、本番は妄想エロ1個のみ」というサランラップ並みの薄さであった。 また、イライラしているユーザーに対して、ブランド代表がブログで「本番ないとあかんのですか?」と男の下半身を読めない失言をして一悶着が起きた。 その後出た追加パッチにより、現在では品質は安定しているが、これを皮切りに2010年は多種多様なクソゲーが姿を現すこととなる。 2月に入ると、節分の豆を逆に食い荒らすかのような「耐性」を持った、厚顔無恥な3匹の鬼が姿を見せた。 まずはげーせん18の『戦極姫2 ~戦乱の世、群雄嵐の如く~』である。 これは2009年の本家と携帯KOTYで大賞を受賞した『戦極姫 ~戦乱に舞う乙女達~』にエロを追加した逆輸入品であり、2010年のド本命と予想されていたが、数々の屍の上に築いたおかげか本作では「致命的な」バグはない。 もっとも、細かいバグや絵の不統一、追加のエロであからさまに性格が違うなどのミスは、依然として健在であったが…。 12月に発売された『三極姫 ~乱世、天下三分の計~』も似たような評価であり、 本スレ住人から、「-100点かと思ったら-10点でほっとしたけど、よくよく考えるとマイナスなことに変わりはない」「姫シリーズのくせになまいきだ」と語られる程度の被害で収まった。 2010年の「魔姫」は機嫌が良かったようである。 続いて現れたのは、2009年の次点作品『MQ ~時空の覇者~』を生み出したアーベルソフトウェアの『恋刀乱麻 ~わたしが、アナタを、守るからっ!!!~』である。 美少女五行バトルと宣伝されていた本作であるが、即座に住人から「苦行バトル」と呼び変えられたバトルシステムは尋常なものではない。 公式サイトにおける主人公の紹介には「戦略的な見地からパートナーの戦いをサポート」と書かれてあり、ヒロインのブレインとなりバトルをサポートする姿を想像するであろう。 しかし実際には、戦術性や駆け引きもなく、完全な運ゲーで戦闘中はスキップ不可であるため、プレイヤーは数分間クリックし続けるという忍耐を強いられることとなる。 さらに戦闘回数は1ルートで平均10回と多く非常にしんどいこと、ラスボス前では連戦が発生するためプレイヤーに苦痛を与え続けることも指摘された。 CG自体のクオリティは高く、ストーリー展開やキャラクター配置なども破綻なくギリギリのラインでまとまっているものの、 ADVパートにおいて「会話」以外の選択肢はほぼダミーという、『MQ』の後継を伺わせる手抜きっぷりも見せつけ、直球のクソゲーとして住人達に支持されることとなった。 2月最後に顔を見せたのは、「某ラノベ」にあやかったようにしか見えない名前とパッケージで話題となった、ZEROの『オレの妹のエロさが有頂天でとどまる事を知らない』である。 本作は公式サイトにおいて「純愛に限る」と宣伝されていたため、多くの人間は「某ラノベ」を意識した純愛ゲーであると想像したはずである。 しかしトゥルーエンドの直前になると、あるルートでは純愛していた妹はナンパされた男にホイホイついて行きレイプされ、また別のルートでは妹との関係に悩んだ主人公が妹を他の男に押しつけようと画策する。 さらに男の娘が売りの男未(いもうと)はチ○コがなくなり女体化するなど、本作の正体は、期待したものと真逆のものをぶつける盛大な釣り堀であったため、多くの人間が爆死した。 「元ネタの妹」がプレイしたらディスクを叩き割りかねない、メーカー側の悪意が込められた作品といえよう。 2月の悪意に触発されたのか、3月にはオーバーフローの『Cross Days』に襲撃されることとなった。 基本的に情報は未公開で、数々の狂った世界を提供するオーバーフロー。 予約者達は日夜イメージトレーニングをして、魔境に挑む準備を整えていた。 しかし、それでも「主人公が女装してヒロインから男を寝取る」という展開は、誰が予想できたであろうか? さらに、『THEガッツ!』のタカさんばりのマッシブ女、絶頂の瞬間にゴエモンインパクトのようなアヘ顔になる女の2人に逆レイプされる血を吐きそうなシーンも存在。 困ったことにこれらのシーンは全Hシーンの約3分の1を占めている一方、公式サイトや雑誌に掲載されていたヒロインとの絡みは「没にしました」と削除されていた。 このため『Cross Days』は『クロスゲイズ』と呼ばれ、属性のない数多くの購入者に地獄を見せた。 また、定価13440円と高額であるにもかかわらず、アクティベーション付きで売ることも譲ることもできない。 これらの仕様によって当然2ちゃんでは祭りとなったが、ブランドの代表がニコ生で煽り文句をすべてNGワードに指定した上で、「2ちゃんで宣伝ありがとうございます」などの意図的な挑発をしたことも記述しておこう。 色々な面からオーバーフローの表現する狂った世界を改めて認識することとなった。 4月に入ると、2つの作品が投下された。 まずはbiscottiの『Floating Material -The hill where the star born-』である。 本作の存在を世に知らしめたのは、デモムービーにパクリ、トレス疑惑が持ち上がったことが発端であったが、その後体験版が公開されると、原画や背景に多くのパクリ、トレスが見つかることとなった。 さらにキャラクタープロフィール、公式サイトの構成やcopy rightの部分に至るまでコピペであることが判明し、ついには「パクってない部分はない」と言われるようになった。 延期の末に発売された製品版をプレイすると、明らかに突貫工事で直した形跡が見られ、 パクリ、トレスを指摘されていたCGは、怪しい加工や削除を行いなんとか修正されているのだが、チャックと違う位置からこぼれるチ○コなど荒さが目立つ。 また、いきなり女子生徒からは一目惚れで好感度マックス状態であることに加え、アクシデントが起きても主人公が数日留守にするだけで解決し、その間の描写もゼロであるなど平坦なシナリオ。 さらには、SEがなくCGやBGMも不足しているためか、立ち絵やあえぎ声だけで進むイベントも多い。 それでも数々の修正のおかげか、一応はエロゲーの体裁を整えているので、クソゲーというよりも完全な駄ゲーとなってしまった印象が強く、クソゲーとしては弱くなった。 そしてもう1つは、『色に出でにけり わが恋は』である。 『はぴねす!』『祝福のカンパネラ』がTVアニメ化されるなど、萌えゲーメーカーとして順風満帆に見えたういんどみるからのまさかの爆弾。 OPが神、CG・BGMも高品質である一方、システムとシナリオというADVの中核に問題がある本作。 ADVのシステムは本来バグがなければ酷くなることは珍しいが、クリックするのがダルくなる妙に細かく刻まれたログ、無駄に多い100以上の選択肢という不自然なシステムを実装。 シナリオはデジャブを満喫することができる同じオチや、起伏のないひたすら長く苦行を与える展開に加え、本来は重要なイベントであるはずの学園祭が僅か2クリックで終了など不可思議な展開も見せる。 それらの展開に見事耐えきったプレイヤーを次に襲うのは、「前後ぉぉぉん♪」と謎のセリフを喚く、めまいを感じるほど頭の悪いヒロインに、萌えゲーのくせにセクハラ親父のような主人公である。 「勃起ン勃起ンの、ボッキンボッキンスティック☆」「前後おおん♪ エッチな梨桜おおん♪ 全裸で前後おおおン♪ 」などは「お前らは、何を言ってるんだ?」と問い詰めたくなる。 タチの悪いことに主人公やヒロインがキモくなっていくのは体験版の後であり、体験版や公式サイトからは「いつものういんどみるのゲーム」程度にしか感じることができないため、数多くの爆死者が出た。 システムとシナリオがダメであるためにプレイするのが苦行となってしまった正統派クソゲーであるといえる。 熱過ぎた春が終わり、やや冷ややかな5月を過ぎて6月に入るとアーベルソフトウェアから第2の刺客が現れた。 『デュアル・エム-空の記憶-』である。 本格推理ADVをうたう本作であるが、消去法であっさり犯人にたどり着く、パートナーが勝手に犯人を追い詰めてくれるためプレイヤーは何も考える必要がない、 別ルートが存在しないため犯人を間違えても強制的に主人公達が犯人を捕まえてしまう、酷いものに至っては囮捜査をしたら犯人が勝手に自白するなど、 「本格推理ADV」から「本格推理」を抜いたような作りでプレイヤーを困惑させた。 また、「4話完結」のはずが製品版には第3話までしか入っておらず、後日4話目のアドオンプログラムを配布するという、未完成品売りつけといわれても仕方がない有様であった。 しかし、アーベル探偵シリーズの登場キャラが出演したり、伏線はきちんと解消されたりするため、それなりに楽しめた人間も多かったようである。 夏の間に発売された作品では、 本編に登場しない主人公の女装姿をパッケージに載せていた『げきたま! ~青陵学園演劇部~』 ホラーとしては月並み以下であり、ロード後に「絶対に殺す……ぶっ殺す……」といった音声がエンドレスリピートするバグの方が怖いといわれた『この歌が終わったら -When this song is over-』 フルプライスにもかかわらずフルインストールで僅か468MB、某漫画の設定を丸パクリしたと思しき設定と内容の『ふぇいばりっと Sweet!』 がそれぞれエントリーしたが、いずれもクソゲーとしては小粒であり、猛暑に負けたかのように本スレにはダレた空気が広がっていった。 記録的な猛暑が漸く収まりを見せてきた9月、Purple softwareが新たに立ち上げた抜きゲーブランドPurplesoftware delightの1作目となる『Orange Memories』が姿を現した。 主人公を即座に当直室に連れ込む女教師に、殴り倒してでも我先に股を開く女子生徒達というお手軽展開、 Hシーン数は29とそこそこ存在するが、殆どのシーンでエロCGが1枚しか用意されておらず、短いものは36クリックで終了するなど、エロ重視とも言い難く、 また、イチャイチャが始まりそうなこれからという所でゲームが終了するという短さなど、萌えゲーとしても抜きゲーとしても使えない「薄い」内容であった。 薄いのはゲーム内容だけに止まらず、誤字や適当なフラグ処理などに対する修正パッチを出さないというメーカー対応の薄さ、 さらにはとある住人の解析によりシーンを削った残骸が発見されたことから実は「未完成」であったことが発覚し、プロ意識の薄さというオチまで付いた。 このため「いつもの紫未満」、ブランド名とかけて「大喜び(delight)なのはこんな未完成品でも金が入るメーカー側だけであろう」と言われることとなった。 9月にはもう1本、アーベルソフトウェアからの第3の刺客『萌恋維新! アタシら、じぇいけー、新閃組!』が現れることとなった。 最近の風潮にあわせ、萌え、JK、新撰組と「とりあえず売れそうな物をくっつけました」的なあまりに直球過ぎるタイトルであるが、 共通ルートは下手すると5クリックで次の展開に移り、スキップ機能を使えば「20秒足らず」で終了するという、フロッピーディスク時代を思い出させる涙物の淡泊さを見せ、 個別ルートも急展開過ぎて度々理解に苦しむシーンがあるなど、シナリオが明らかに薄く足りない部分が目立つ。 また、パッケージに書かれているヒロインのうち一人がパッチを当てないと攻略できないというアドオン仕様は本作でも健在である。 しかし、Hシーンのボリュームが十分であったりミニゲームが楽しめたりした分、これまでのアーベル作品と比べ若干クソ度は低いと評価された。 10月と11月には、 ゲームの内容自体は良く、後日修正パッチが出されたものの、発売時点では一部PC環境で起動すらできなかった『普通じゃないッ!!』 内容が原作をレイプしているにもかかわらず、原作を読んでいないと全く理解できない『JINKI EXTEND Re VISION』 体験版の出来は良かったものの、蓋を開ければご都合主義満載な設定が忘れ去られ全く活かされていない上にエロが薄かった『なないろ航路』 がそれぞれエントリーしたが、これといった話題作が現れることはなかった。 12月に入ると、残された魔物が姿を現した。 まず現れたのは、Hammerheadsの『熟処女 ~私、はじめてなんです……』である。 本作は低価格抜きゲーであり、この手の作品にシナリオを期待してはいけないというのが暗黙の了解であるが、肝心のエロがダメである。 誤字が多い、音声とテキストのズレが目立つ、HシーンでNGボイスが混入している、主人公の口調が唐突に変わる、 さらには「東海林香奈」とのHシーンにおいて突然主人公が「谷原さん」と呼ぶ怪現象が発生し、もはや自家発電どころではなくなる。 後々検証が行われると、谷原さんは、同じメーカーの別ブランド作品『熟恋願望 ~秘めた想いと淫らな愛のカタチ~』のキャラクターであることが判明。 しかもHシーンのテキストが流用されていたという、低価格であることを差し引いても印象に残る本作の酷さは、住人を沸かせることとなった。 そして最後に現れたのは、アーベルソフトウェアからの2010年最後の刺客『まるめる ~ソウシンシャは@未来~』である。 本作は過去の自分にメールを送れる携帯を手に入れた主人公が、島に眠る謎を解き明かすというものであり、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』を彷彿とさせる内容に期待が集まった。 しかしその期待も、表情の変わらないヒロインに歯止めを掛けられることとなる。 これは製品に表情差分が含まれていないためであり、毎度恒例の追加アドオンプログラムを適用することで解決されるのだが、「これは追加アドオンじゃなくて修正ファイルだろ」と誰もがツッコミを入れたに違いない。 また、過去の自分にメールを送るという注目のシステムも、蓋を開ければ、メールの選択次第でさまざま結末に辿りつくというようなゲーム性があるものではなく、 「TRUEエンドに辿りつく為には、それ以外のBADエンドを含む17個全てのエンディングを順序通り見せられる」という、アーベルお家芸の完全な一本道シナリオとなっていた。 さらにシナリオもペラペラで、ゲームは全章でも10時間ほどで終わり、途中で力尽きたのか最終章に至ってはメールのシステムすらない。 なまじ期待させる作りであったのが災いして、期待していた多くの者を爆死へと誘い込んだ。 それでは、2010年の次点と大賞を発表する。 次点は『恋刀乱麻 ~わたしが、アナタを、守るからっ!!!~』『Cross Days』『Floating Material -The hill where the star born-』 そして大賞は『色に出でにけり わが恋は』とする。 2010年は小粒揃いの「ドングリの背比べ」という状態であり、ほんの少しの差で次点に選ばれなかった作品が大賞を受賞してもおかしくない状況であった。 そのような中で、次点に選ばれた『恋刀乱麻』の「苦行バトル」、『Cross Days』の高額誰得仕様 、『Floating Material』のパクリ、トレス疑惑はどれをとっても酷い要素であるが、プレイヤーに与える苦痛という点では限定的である。 しかし、ADVの中核であるはずのシナリオがキモくてつまらないためプレイが苦痛であり、さらにALLスキップで逃げても100以上の選択肢がお出迎えするという、 『色に出でにけり わが恋は』の誰得を超えた錯乱仕様は、小粒揃いの2010年の作品の中でも強い個性を放ち、今回の大賞受賞と相成った。 2010年はクソゲーとして弾けたものがない不作な年であった。 ただし決して平穏な年であったというわけではなく、多くの大手が迷走していたとの報告が上がっている。 本スレにも、『暁の護衛 ~罪深き終末論~』『クドわふたー』『真・恋姫†無双 ~萌将伝~』『星空へ架かる橋』など、年間売り上げトップクラスの作品の選評が届く有様であった。 また、「未完成品商法」も増えてきており、これらはエロゲー界の不況を表すものともいえる。 2011年は、このようなエロゲー界の不況を全て吹き飛ばしてエロゲー界の希望となる、笑いを導く力を持ったクソゲーが(ガンガン出てきても困るのだが)出ることを願ってやまない。 最後に、見事大賞に輝いた『色に出でにけり わが恋は』のタイトルとメインヒロインの迷言を用いた一言をメーカーに贈り、 2010年クソゲーオブザイヤーinエロゲー板を締めくくることとする。 「前後ぉぉぉん♪不覚に陥ってこんな色を出さないでください。」 過去のコメントはコチラ
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/893.html
ブランド 枕 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (000.jpg) ジャンル AVG 原案・企画・シナリオ すかぢ 原画 いぬきら、籠目、基4 発売日 2023/2/24 価格 初回限定版:12,800円(税別)通常版:9,800円(税別) 選評 【2023】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 避難所 2本目 https //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58331/1689050256/ 622:名無しさん:2023/12/17(日) 12 24 26 ID Q2EwAsxE サクラノ刻 ジャンル:AVG ブランド:枕 原画:いぬきら/籠目/基4 シナリオ:すかぢ 発売日:2023/02/24 価格:初回限定盤 14,080円/通常版 10,780円 ■ストーリー 天才と才人と凡人。弱き神と強き神。 幸福の先のさらに先の物語。 それこそが、桜の物語の第二幕。 神に選ばれた天才と、神に見放された才人、神に抗う凡人。 美に宿るカリスとは何か? なぜその果実は選ばれた者にしか与えられないのか? 「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」 因果交流の光が結ばれた世界。 芸術家は美によって、その問いに答える事が出来るのだろうか? 登場キャラクター 草薙 直哉 サクラノ刻における主人公。 弓張学園卒業後、国立の芸術大学に進み、弓張学園の非常勤講師として勤めていた。 夏目 圭 CV:藤神司朗 波瀾万丈の人生を経て、 夏目家に入る。 夏目 藍 CV:澤田なつ 夏目家の長女にあたり、 圭のみならず直哉にとっても姉の様な存在。る。 本間 心鈴 CV:夏和小 本間礼次郎の娘であり、中村麗華の娘でもある。 麗華にそっくりな外見と、 礼次郎に似た恐ろしい瞳を持ち、鳥谷紗希をして「恐ろしい娘だ」と言わしめる。 鳥谷 静流 CV:手塚りょうこ キマイラのオーナー兼マスター。 世界中を旅しており、コーヒー輸入のコンサルタントをしていたが、帰国してキマイラのマスターとなった。 中村 麗華 CV:綾音まこ 弓張学園の支配者である 中村章一の妹。 鳥谷 真琴 CV:五行なずな 雑誌アートスクールの編集者。 『櫻達の色彩の足跡』の特集で昇進しデスクとなった。 鳥谷 紗希 CV:桜川未央 弓張学園クーデターを成功させ、中村家を弓張学園から追放する。 その他、ありとあらゆる奸計を巡らせて、弓張学園を支配下においているが その地位は多重オーナー制という脆い橋の上に成り立っている。 問題点 本作の問題点は全体の構成にある。 グランドルートはあってもメインルートが無い。 このゲームは「前作サクラノ詩のその後の草薙直哉を中心に語られる物語」の筈だが、前作最終章で初登場したヒロインを軒並みルート無しとしている。 + ... imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (001.jpg) その上、本作初登場の本間心鈴と前作最終章ヒロインとなる夏目藍、 前作すかぢ氏以外がシナリオ担当となる鳥谷真琴のみ攻略可能な構成となっており、 他のすかぢ氏担当となる前作メインヒロイン勢は前作最終章登場の有無にかかわらず攻略不可となる。 + ... imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (002.jpg) 前作にて続編の作成を発表してから約8年、ヒロインスレイヤー新島夕氏が担当したヒロインルートをルートごと抹消する辺り察するものもある一方、 回答欄を空欄で出せば採点が0点になるのは当たり前で、減点要素を排除しても加点とはならない。 ルートを削除して鬱ルートを回避しても削除した分のルートを追加しなければ意味は無く、 結果としてこのゲームは8年かけたフルプライスの続編なのに前作各ヒロインに続かないという葛藤を抱えてⅠ~Ⅲ章をプレイすることになる。 ではグランドルートのⅤ章とそれに繋がるⅣ章はどうかというと、 Ⅳ章は前作でのライバルとなる夏目圭の幼少期に新規ヒロインとなる本間心鈴と夏目圭との師弟関係を追加した事で 無駄に長くなったシナリオを読まされる。 それに耐えてⅤ章に入れば、絵画対決で相手の絵画に上書して勝利とかいう攻略不可ヒロイン同士の不安要素溢れる対戦を通り、 決勝では主人公が幻覚作用付の絵の具で描いた絵を観客に見せて勝利というろくでもない結末が待っている。 8年かけたグランドルートの結果がこれでは前作最終章で唯美論等言ってたのは薬をキメることだったのかと問いたくもなる。 + ... imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (003.jpg) ここで終われば単に攻略ヒロインが少なくグランドルートが残念な凡百のクソゲーになるが、 本作が他のクソゲーと一線を画すのは次回作「サクラノ響」の制作が発表されている点にある。 発表から11年かけて完成品「サクラノ詩」を出して最終章に続編要素を追加し、 更に8年かけて未完成品を出す様な商売をしておいて、まだユーザーから金を取ろうとするその姿勢には尊敬の念すら覚える。 名作の続編は次回作への期待になるが、クソゲーの続編は単なる負債にしかならないということをせめて発売前には判断してほしい。 まとめ CG、音楽からシステムに至るまで高い完成度の素材を使い、 シナリオから丁寧に減点要素を削った結果、 必要なものまで無くなった完成度の高い未完成品のクソゲー。 完成に必要な部分を次回作として販売するビジネスモデルが更なるクソゲー度を加点してくれる。
https://w.atwiki.jp/ffadaw/pages/72.html
戦乙女 職業:戦乙女 初期経験値:130 MASTER:110 HP上昇補正:1.2 MP上昇補正:1.1 力上昇率:32 魔力上昇率:30 体力上昇率:31 精神上昇率:32 器用度上昇率:32 素早さ上昇率:32 魅力上昇率:32 レベル アビリティ名 効果 消費MP 種類 5 【魅力+5】 魅力が5増える - 能力UP 10 【体力+5】 体力が5増える - 能力UP 15 【精神力+5】 精神力が5増える - 能力UP 20 【魔力+5】 魔力が5増える - 能力UP 25 【力+5】 力が5増える - 能力UP 30 【素早さ+5】 素早さが5増える - 能力UP 35 【器用度+5】 器用度が5増える - 能力UP 40 【魅力+10】 魅力が10増える - 能力UP 45 【体力+10】 体力が10増える - 能力UP 50 【精神力+10】 精神力が10増える - 能力UP 55 【魔力+10】 魔力が10増える - 能力UP 60 【力+10】 力が10増える - 能力UP 65 【素早さ+10】 素早さが10増える - 能力UP 70 【器用度+10】 器用度が10増える - 能力UP 75 【魅力+15】 魅力が15増える - 能力UP 80 【体力+15】 体力が15増える - 能力UP 85 【精神力+15】 精神力が15増える - 能力UP 90 【魔力+15】 魔力が15増える - 能力UP 95 【力+15】 力が15増える - 能力UP 100 【素早さ+15】 素早さが15増える - 能力UP 105 【器用度+15】 器用度が15増える - 能力UP 110 『ニーベルンヴァレスティー』 相手に攻撃が命中してダメージを与えたターンの終了時に、0~5個のゲージ(◆)が増え、ゲージが10個以上溜まると連続攻撃が発動。乱舞発動時の最後の1発は(力+魔力+レベル)/3。 0 ゲージ技 名前 コメント