約 1,346,938 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/628.html
投稿・編集の前に - 記事作成時の注意 / 記事の構成と編集マナー / 判定の定義と付与・変更 / 記事一覧ページについて / テンプレ / 略語集 / FAQ 基本情報表テンプレート ページタイトル 基本情報表 テンプレ(コピペ用) 基本情報表の作成例 必須入力項目 複数ハード用 各情報欄の補足事項 画像関係 画像に関する注意点 必要に応じて別途使用する情報表 パッケージ記載の情報類 廉価版・配信欄 備考欄 判定欄・ポイント欄 判定の変化について クソゲーオブザイヤー大賞、次点の扱いについて よく使われるプラグイン 目次(ショートカット)を付けたい時 アンカー ネタバレ回避用 リンク 動画を載せたい時 年齢規制などを受けているゲーム用 CEROにより18才未満の方への販売を禁止しているソフト ソフ倫やメディ倫により18才未満の方への販売を禁止しているソフト ページタイトル *ゲーム名 【げーむめい】 【】内の作品名の読み仮名はひらがなを使います。 ナンバリングの場合、たとえば「2」や「II」を「ツー」と読む場合も数字そのままではなく、発音通りにひらがなで記載してください。 基本情報表 テンプレ(コピペ用) |ジャンル||~| |対応機種||~| |発売元||~| |開発元||~| |発売日| 年 月 日|~| |定価|, 円|~| |プレイ人数|1人|~| |レーティング|CERO ()|~| |廉価版| 年 月 日/, 円|~| |配信| 年 月 日/ |~| |備考| |~| |判定| |~| |ポイント| |~| | | |CENTER [[○○シリーズ]] | 基本情報表の作成例 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|カセットゲーマー|~| |メディア|8MbitROMカートリッジ|~| |発売元|参府流|~| |開発元|見本開発|~| |発売日|19XX年XX月XX日|~| |定価|4,500円|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|3個(バッテリーバックアップ)|~| |レーティング|CERO A(全年齢対象)|~| |周辺機器|銃型コントローラー対応|~| |廉価版|(廉価版のレーベル名) 〇年〇月〇日/2,940円 br;(別の廉価版のレーベル名) 〇年〇月〇日/1,980円|~| |配信|(配信サービス名) 〇年〇月〇日/500〇〇ポイント br;(別の配信サービス名) 〇年〇月〇日/600円|~| |備考|このゲームは見本 br;サンプル|~| |判定|BGCOLOR(MistyRose) サンプルゲー |~| |ポイント|このゲームは見本 br;サンプル|~| | | |CENTER サンプルシリーズ | ↓ ジャンル アクション 対応機種 カセットゲーマー メディア 8MbitROMカートリッジ 発売元 参府流 開発元 見本開発 発売日 19XX年XX月XX日 定価 4,500円 プレイ人数 1人 セーブデータ 3個(バッテリーバックアップ) レーティング CERO A(全年齢対象) 周辺機器 銃型コントローラー対応 廉価版 (廉価版のレーベル名) 〇年〇月〇日/2,940円(別の廉価版のレーベル名) 〇年〇月〇日/1,980円 配信 (配信サービス名) 〇年〇月〇日/500〇〇ポイント(別の配信サービス名) 〇年〇月〇日/600円 備考 このゲームは見本サンプル 判定 サンプルゲー ポイント このゲームは見本サンプル サンプルシリーズ 必須入力項目 複数ハード用 |発売日|【ハード略称】20XX年XX月XX日 br;【ハード略称】20XX年XX月XX日|~| |定価|【ハード略称】7,140円 br;【ハード略称】6,090円|~| 各情報欄の補足事項 ジャンル 原則として公式によるジャンル名を表記しますが、実態と異なる場合や珍妙でわかりづらい場合には一般的な名称を併記しても構いません。また、特に公式で定められていないときは一般的な名称のみでOKです。併記する場合は、「公称ジャンル(一般的なジャンル名)」のようにします。 対応機種 ハード名は、「ファミコン」「GB」「PS3」などのように省略せず、正しい名称で表記します。パソコンやスマホなど機種が特定されない場合には「Windows 95」「iOS」のように対応OS(とバージョン)を表記します。 発売元・開発元 発売元と開発元が共通の場合は「発売・開発元」と同じ欄に統一してください。社名は発売当時のものとし、「株式会社(有限会社なども含む)」まで表記する必要はありません。海外メーカーの場合は、本来の英字表記で記載してください。 発売日 正確な日付がわからない場合は、年や月まででも構いません。 定価 特に補足がない場合は税込価格と解釈されます。税別の場合は明記しましょう。税込の表記は発売当時の税制準拠となります。【税無し】1989年3月31日以前【3%】1989年4月1日から1997年3月31日【5%】1997年4月1日から2014年3月31日【8%】2014年4月1日から2019年9月30日【10%】2019年10月1日以降 特殊なケースについて 一部の「固有名のある開発チーム」が開発を手がけた作品は、開発元の末尾に括弧つきで「メーカー(チーム名)」のように表記します。以下は例。 小島プロダクション、パワプロプロダクション、ウイニングイレブンプロダクション……コナミデジタルエンタテインメント オメガフォース、ルビー・パーティー、Team NINJA……コーエーテクモゲームス(*1) 会社名ではなくブランド名で発売している作品は、発売元にはブランド名を記載します。会社名を併記する場合は、ブランド名の末尾に括弧つきで表記します。 その他 アーケードゲームの場合は、使用基板の名前が判明している場合は、対応機種の欄を「アーケード(基板名)」とし、他機種移植版も含める時は後述する「メディア」の欄に基板名を記載します。また、発売日は「稼動開始日」に変更します。 ジャンルや発売元・開発元は、パッケージや公式サイトで公表されている情報を主体に書いてください。 調べてもわからない情報は、「?」または「不明」としてください。 開発元のみ、その行を//で隠してもOKです。ですが出来るだけ調べてからしましょう大抵はスタッフクレジットをよく見ればそこに書いています。「GameStaff@wiki」「MobyGames」「GDRI」などの情報を参考にするのも手です 各情報の書式は、必要に応じて改変可能です。表記の意図などはCOで欄外に記しておきましょう。 画像関係 Amazonプラグインを利用する場合 |ジャンル|アクション| amazon(アマゾンのASIN)| |対応機種|ゲーム機|~| |発売元|参府流|~| |開発元|見本開発|~| |発売日|20XX年XX月XX日|~| |定価|7,140円|~| 海外ネットショップのロゴが入っている可能性があるので画像をよく確認するように。(amazon.comの画像も表示できることを確認)この方法で表示できる画像は1ページにつき5枚までです。また、商品によってはこの画像表示に対応していないものもあるので注意してください。 商品IDの表示位置は以下の通りです。なお、この2つは商品のリンク先の表示で画像表示とは無関係です。 https //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/アマゾンの商品ID/~/ https //www.amazon.co.jp/dp/アマゾンの商品ID/~/ https //www.amazon.co.jp/Amazonでの商品名/dp/アマゾンの商品ID/~/ Amazonプラグインの各種パラメーターについてはこちらを参照してください。 枚数制限などでAmazonプラグインが上手く機能しない場合は、以下の方法で代用してください。なお、この方法はAmazon以外のショップから画像等を借りる場合にも流用できます。 amazon(アマゾンの商品ID,image=https //images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/アマゾンの画像ID._SL160_.jpg) image(https //images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/アマゾンの画像ID._SL160_.jpg,http //www.amazon.co.jp/dp/アマゾンの商品ID/) image2(https //images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/アマゾンの画像ID._SL160_.jpg,http //www.amazon.co.jp/dp/アマゾンの商品ID/) refhttps //images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/アマゾンの画像ID._SL160_.jpg,,http //www.amazon.co.jp/dp/アマゾンの商品ID/) #ref(https //images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/アマゾンの画像ID._SL160_.jpg,,http //www.amazon.co.jp/dp/アマゾンの商品ID/) Amazon画像URL取得方法(Google Chrome)の場合 1.Amazonの商品ページへ行く。amazonプラグインから張り替える場合は「10桁の商品コード」で検索するとヒットします。 2.対象画像をマウスオーバー、もしくは拡大イメージを表示してから対象画像をマウスオーバーし、右クリック。 3.「新しいタブで画像を開く」または「画像アドレスをコピー」を選択。 4.URLをコピーまたはペーストする。 取得URL http //ecx.images-amazon.com/images/I/アマゾンの画像ID.jpg 注意 画像URLは必ずプラグイン括弧内の先頭に入力してください。それ以外の場所だと画像が表示されません。ただし、画像URL+区切りカンマ以降のURLやサイズ指定のパラメーターについては順不同でも構いません。 imageプラグインで画像がうまく表示されない場合はimage2を使用してください。 refプラグインの場合、括弧内のパラメーターは区切りカンマの3つ目以降に入力する必要があります。従って画像URLとパラメーターの間に区切りカンマが2つ必要になります。なお、refプラグインはインライン要素の プラグイン名()とブロック要素の#プラグイン名()の両方を利用できます。 インライン要素とブロック要素の違いについてはこちらを参照してください。 画像が用意できる場合 |ジャンル|アクション| image(sample.jpg,https //www.amazon.co.jp/dp/アマゾンの商品ID/,height=160またはwidth=160)[[高解像度で見る https //www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload act=open pageid=628 file=sample.JPG]] [[裏を見る https //www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload act=open pageid=628 file=sample2.JPG]]| |対応機種|ゲーム機|~| |発売元|参府流|~| |開発元|見本開発|~| |発売日|20XX年XX月XX日|~| |定価|7,140円|~| 画像をアップロードしましょう。ページ上部の黒帯の「編集」から「このページにファイルをアップロード」を選び、該当画像をアップしてください。画像についてはこちらも参照してください。 首尾よく画像をアップロードできたら以下のように入力します。 image(アップ画像のファイル名、もしくはURL) image2(アップ画像のファイル名、もしくはURL) ref(アップ画像のファイル名、もしくはURL) [[高解像度で見る https //www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/628.html]] [[裏を見る https //www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/628.html]]| imageで画像がうまく表示されない場合はimage2にしてください。 アップした画像は「アップロードファイルリスト」として該当ページの末尾や「このページにファイルをアップロード」のページに表示されるようになります。それらを表示すればその画像のURLも表示されます。 heightやwidthのパラメーターは画像の状態に応じて使い分けてください。各種パラメーターの詳細についてはこちらを参照してください。 こちらも併せて参照してください。 ↓ ジャンル アクション 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 ゲーム機 発売元 参府流 開発元 見本開発 発売日 20XX年XX月XX日 定価 7,140円 画像が用意できない場合 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|ゲーム機|~| |発売元|参府流|~| |開発元|見本開発|~| |発売日|20XX年XX月XX日|~| |定価|7,140円|~| 上と比べると、最上段の画像URL部を「~」で埋めただけです。全て「~」で埋まっている縦列は表示されないので、これでOK。 画像に関する注意点 アップロードした画像を一般編集者が削除することはできません。画像を削除したい場合は「依頼所」に削除申請をしてください。 @wikiではアダルトコンテンツを禁止しています(参照)。従って猥褻・ポルノ画像の掲載は固く禁じられています。特に18禁ゲームの画像を掲載する際は、規約違反がないか十分に注意してください。また、そのような画像を発見した場合は速やかに削除してください。 必要に応じて別途使用する情報表 パッケージ記載の情報類 |プレイ人数|1人|~| |レーティング|CERO A(全年齢対象)|~| |周辺機器|振動対応|~| レーティングに関しては、CERO以外にESRB(海外ゲーム)、ソフ倫、映像倫/CSA/メディ倫(共にアダルト)等もあります。 カセット使用ゲーム機用ソフトの場合 |メディア|〇MbitROMカートリッジ|~| |セーブデータ|3個(バッテリーバックアップ)|~| NINTENDO64やゲームボーイアドバンス用のカセットにはリチウム電池形式とフラッシュメモリ形式が混在するため、書いていただければ有益な情報となります。 光ディスク使用ゲーム機用ソフトの場合 |メディア|CD-ROM 〇枚組|~| |セーブデータ|〇ブロック使用(最大〇ファイル保存可)|~| |ディスクレス起動|可能(不可)|~| ※ディスクレス起動はPCゲームソフトのみ。また、条件付きで可能(数回の起動ごとにディスクが必要になる、等)等の場合は補足を入れるのも良いでしょう。勿論、ダウンロード販売のゲームは元からディスクなどありませんのでこの項目は必要ありません。あくまでディスクメディアで発売されているものにのみ使用して下さい。 廉価版・配信欄 例えば廉価版ソフトの発売日/定価や配信サービス※に関する事項に使用します。 ※バーチャルコンソール、ゲームアーカイブス、Xbox Live Arcade(アーケード過去作の移植限定)、プロジェクトEGGを対象とする。 尚、ゲームアーカイブスはPS3/PSP両対応の場合記入は必要ありません。いずれか専用の場合のみ【】で機種名を表記してください。 |廉価版|(廉価版のレーベル名) 〇年〇月〇日/2,940円 br;(別の廉価版のレーベル名) 〇年〇月〇日/1,980円|~| |配信|(配信サービス名) 〇年〇月〇日/500〇〇ポイント br;(別の配信サービス名) 〇年〇月〇日/600円|~| ↓ 廉価版 (廉価版のレーベル名) 〇年〇月〇日/2,940円(別の廉価版のレーベル名) 〇年〇月〇日/1,980円 配信 (配信サービス名) 〇年〇月〇日/500〇〇ポイント(別の配信サービス名) 〇年〇月〇日/600円 【参考】 廉価版のレーベル名(ハードメーカーの統一規格のみ記載) セガサターン サタコレ PlayStation PlayStation the Best / ~for Family, PS one Books ドリームキャスト ドリコレ PlayStation 2 PlayStation 2 the Best、MEGA HITS! ゲームボーイアドバンス バリューセレクション PlayStation Portable PSP the Best Xbox 360 プラチナコレクション PlayStation 3 PlayStation 3 (PLAYSTATION 3) the Best Wii みんなのおすすめセレクション PlayStation Vita PlayStation Vita the Best 配信サービス名 任天堂 Wii/WiiU/3DS:バーチャルコンソール ソニー PS3/PSP/PSV ゲームアーカイブス マイクロソフト Xb360/One Xbox Live マーケットプレース ゲームオンデマンド Xbox Live アーケード ダウンロード専用タイトル Xbox Live インディーズ ゲーム 配信サービスごとの通貨単位 Sony PlayStation Store / Microsoft Xbox Live / ニンテンドーeショップ:円 マイクロソフトポイントは2013年9月に廃止され、現地通貨ベース(円)に移行しています。 Wiiショッピングチャンネル:Wiiポイント(1ポイント=1円) ニンテンドーDSiショップ:DSiポイント(1ポイント=1円) 備考欄 その他、様々な特記事項に使用します。 判定欄・ポイント欄 |判定|BGCOLOR(lightgreen) 良作 |~| |~|BGCOLOR(lightsalmon) クソゲー |~| |~|BGCOLOR(khaki) 劣化ゲー |~| |~|BGCOLOR(khaki) シリーズファンから不評 |~| |~|BGCOLOR(khaki) ゲームバランスが不安定 |~| |~|BGCOLOR(lightsteelblue) 賛否両論 |~| |~|BGCOLOR(lightsteelblue) スルメゲー |~| |~|BGCOLOR(paleturquoise) 改善 |~| |~|BGCOLOR(khaki) 改悪 |~| |~|BGCOLOR(MistyRose) バカゲー |~| |~|BGCOLOR(MistyRose) 怪作 |~| |~|なし|~| |ポイント|このゲームは見本 br;サンプル|~| 「判定」には該当する判定を記入します。 複数の判定が付く場合は縦に並べます。ただし、各判定が本当に相応かどうか、よく熟考してから記事を作成してください。 一番上に置かれた判定は「メイン判定」であり、各ゲーム一覧などWiki内での表示優先順位が最も高くなります。 「判定なし」には、背景色を設定しません。 判定欄は、旧書式と新書式があります。 現在の「判定」という項目名は、旧書式では「分類」となっています。新規記事からは新書式を用いますが、どちらも意味は同じなので、あえて修正はしなくても構いません。 14/12/16より、「判定なし」の記事に判定欄を設けるようになりました。 「判定なし」の旧書式では、基本情報表に判定欄がありません(*2)。 15/01/11より、「微妙移植」「微妙リメイク」が廃止されました。 該当記事の処置などは別途行います。今後、新規記事ではこの判定を使わないようにしてください。 15/03/21より、「劣化移植」「劣化リメイク」「劣化ローカライズ」は、「劣化ゲー」に表現を統一しました。 旧書式の箇所は、見つけ次第適宜修正してください。 「ポイント」はソフトの特徴を分かりやすく述べる項目です。 多すぎると見づらくなるので、できるだけ少なめにしてください。 また、作品を象徴するキャッチフレーズや印象的なセリフなどを抜粋して載せるのもありですが、 なんでもかんでも際限なく載せればいいというものではないので、載せるに値するか否かはちゃんと吟味しましょう。 判定 良作 クソゲー 劣化ゲー シリーズファンから不評 ゲームバランスが不安定 賛否両論 スルメゲー 改善 改悪 バカゲー 怪作 なし ポイント このゲームは見本サンプル 判定の変化について ゲーム内容が途中で変更され、発売当初から判定が変化した場合は、変化した前後の判定それぞれが判るようにします。 これに該当するゲームの一覧は「パッチなどで判定の変化したゲーム一覧」。カテゴリの運用基準はそちらを参照してください。 1つの基本情報表には、変化した場合の判定欄を2つまで設定できます。3回以上判定が変化した場合は、発売当時の版と最新版の判定を記載してください。 パッチや交換対応などで元のソフトが変化した例の書式 判定 クソゲー 判定(変化後の版) 改善 良作 再販版やアペンドなどで変化した場合は、並べて書かず、それぞれに対応する個別の基本情報表を用意します。 変化する前の判定は、うまく定める事ができない場合は「(不明)」と記載する事もできます。 判定 (不明) 判定(変化後の版) 改善 ゲーム一覧では、変化後のメイン判定に「*」を付けて記載します。 タイトル ジャンル 判定 概要 タイトル1 改善* タイトル2 改悪* タイトル3 不安定* ←変化後のメイン判定が改善/改悪でないものはこうなる 前判定が不明であっても、判定の変化が確かであれば「*」は必須です。 変化した後の判定が複数ある場合、他の判定と同様それぞれの一覧に、「*」を付けたまま掲載します。 なお、運用変更前の改善判定は、判定欄が上記の体裁に則っていません。 所定の判定変更手続きを経て、個別に対応してください。 クソゲーオブザイヤー大賞、次点の扱いについて クソゲーオブザイヤー(KOTY)の「大賞」「次点」作品にはその旨を「ポイント」の欄に以下のように明示してください。 2007年以降(KOTYの部門別制度は2007年より開始) ※据え置き機、携帯機、乙女ゲーの各当該部門名を〇〇の部分に表記してください。 COLOR(red){ 20XX年クソゲーオブザイヤー〇〇部門大賞 } COLOR(blue){ 20XX年クソゲーオブザイヤー〇〇部門次点 } エロゲー部門(KOTYeは2008年より開始) COLOR(red){ 20XX年クソゲーオブザイヤーinエロゲー板大賞 } COLOR(blue){ 20XX年クソゲーオブザイヤーinエロゲー板次点 } 2006年以前 COLOR(red){ 200X年クソゲーオブザイヤー大賞 } COLOR(blue){ 200X年クソゲーオブザイヤー次点 } これらの作品には以下のリンクも貼り付けておいてください。 | | |CENTER [[クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 KOTYゲーム一覧]] | 使用例 ポイント 20XX年クソゲーオブザイヤー据え置き機部門大賞20XX年クソゲーオブザイヤー携帯機部門大賞 200X年クソゲーオブザイヤー次点20XX年クソゲーオブザイヤーinエロゲー板次点20XX年クソゲーオブザイヤー乙女ゲー部門次点 クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 よく使われるプラグイン 目次(ショートカット)を付けたい時 ---- #contents ---- ---- #contents(fromhere) ---- 「*」で始まる見出し項目(1つで大見出し、2つで中見出し、3つで小見出し)をすべて目次として表示させます。 目次には自動でリンクが作成され、選択した項目に簡単に遷移できるようになります。 括弧内に「fromhere」を指定することで、記述した場所以下の見出しのみ目次に表示させます。単独のゲーム記事ではタイトルより以下の位置に「fromhere」付きで記述し、複数のタイトルを1ページ内に記述する場合はページ先頭に「fromhere」なしで記述するのが一般的です。 ※注意 このプラグインは初回のプレビュー時には表示されません。 また、編集者の動作環境によっては、一度ページを保存するまで変更内容が反映されない場合があります(プレビュー機能を使っても、そこには編集前のものが表示されます)。 同じ項目名が複数存在するとリンク機能が正常に働きません。 たとえば元作品の「概要」と、その下に同じく移植や続編などの作品の「概要」を作った場合、後者へのリンクが生成されず、どちらも上段の概要へのリンクとなってしまいます。これを回避するためには、後者には前者と別の名前をつけましょう(例:概要(◯◯版)、概要(2)など)。 また、「#contents_line」プラグインでも動作環境によっては同様の問題が発生する場合があります。 複数タイトルを一つの記事内で紹介する場合に(fromhere)を入れてしまうと、ページ構成上、目次の下のほうが出っ張る形になってしまうため、同ページに複数タイトルがある場合には入れないほうが良いでしょう。 アンカー aname(アンカー名){} aname(アンカー名,option=nolink){見出し} (anameではなくanchorでも可) 各見出しにはその項目名によってリンク先のアンカー名(#id_xxxxxxxxの部分)が自動生成されますが、それと別に明示的にアンカー名を定義することもできます。 見出し名が変わってもこのプラグインで作成したアンカーは変わらないほか、複数の版をまとめた記事において特定の版を指すためのリンクもわかりやすくなります。 この方法で作成したアンカーは目次における見出しへのリンクには影響しないでの注意。 なお上記の2つは厳密には意味が異なり、前者は記述した部分の手前、後者は{}内の文字列にアンカーが生成されます。 同一ページ内のアンカーへのリンクを行う場合に限り、リンクの構文が通常と異なるので注意してください(後述)。 ネタバレ回避用 #region(コメント) ネタバレ記述 #endregion COLOR(white){ネタバレ記述を反転表示} ※注意 regionプラグインは、#regionと#endregionに挟まれた文章を畳み込んで見えないようにします。+マークをクリックすると文章が現れます。また+マークのすぐ後に付くコメントを指定できます(例えば「エンディングのネタバレ注意!!」など)。 #regionと#endregionは必ず行頭に置いてください。それ以外の場所だとregionが正しく機能しません。 #regionのコメント部分は半角カッコで形成します。全角カッコではregionが機能しなくなるので注意してください。 #regionの挿入箇所によってはページのレイアウトが崩れることがあるので、その場合は#regionの直前に改行を挟む、あるいは#region直前と#region内のインデント用ハイフンの数を増減してレイアウトを調整してください。 #endregionを入れずにプレビューをすると編集窓もregionで隠れてしまうので注意してください。この場合、プレビュー画面のregionをクリックすれば編集窓が出てきます。 + ネタバレ回避以外の使い方 ネタバレ回避だけでなく、例えば「登場キャラ全員の詳しい解説」「ゲーム内の全ステージの紹介」のように、非常に長くなるけれど読まれなくても記事の主旨上あまり影響がないような文章をregion内に収めることも、よく行われています。 region部のインデントは直前のインデントを引き継ぎます。引き継がせたくない場合は#regionの前に改行を入れてください。 #endregionの後にも改行を入れてください。入れないと以後の文章のインデントが崩れる場合があります。 COLORは指定範囲を白色(white)表示にして隠します。指定部分の文章をドラッグすることで元の文章が表示されます。 リンク [[リンク先URL、またはページ名 https //www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/628.html]] [[リンク表示文字列 https //www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/628.html]] link{リンク先URL、またはページ名} link(ここに文字列){リンク先URL、またはページ名} link2(ページ名,title=文字列) link2(リンク先URL,リンク表示文字列,title=文字列) リンク文字列に[]を含む場合は、link(){}プラグインを使用してください。 link2プラグインでは()にカンマ区切りで各種パラメーターを指定できます。各種パラメーターの詳細についてはこちらを参照してください。 link_anchor(リンク先アンカー){リンクとするテキスト} (link_anameでも可) 同じページ内のアンカーへリンクする際はlink_anchorもしくはlink_anameにおける()内にアンカーを記述します(詳細)。アンカーの節にジャンプ 動画を載せたい時 動画はあくまでも参考として掲載して下さい。 YouTube youtube(https //www.youtube.com/watch?v=動画番号) #video(https //www.youtube.com/watch?v=動画番号) [[参考動画 https //www.youtube.com/watch?v=動画番号]] ニコニコ動画 動画アカウント所持者用 nicovideo(sm動画番号、もしくはhttps //www.nicovideo.jp/watch/sm動画番号) #video(https //www.nicovideo.jp/watch/sm動画番号) [[参考動画 https //www.nicovideo.jp/watch/sm動画番号]] 年齢規制などを受けているゲーム用 アダルトゲームなどを執筆する際は、基本情報表のレーティングにこれらを表記してください。 CEROにより18才未満の方への販売を禁止しているソフト |レーティング|BGCOLOR(crimson) font(#ffffff){CERO Z(18才以上のみ対象)} |~| ソフ倫やメディ倫により18才未満の方への販売を禁止しているソフト |レーティング|BGCOLOR(black) font(#FF69B4){アダルトゲーム} |~|
https://w.atwiki.jp/girls_games/pages/82.html
キミカレ ~新学期~ 原作:ウインライト 販売:オトメイト 公式サイト 製品概要 タイトル キミカレ ~新学期~ ジャンル 恋愛ADVゲーム 対応機種 PSP 定価 通常版:6,090円(税抜5,800円)、初回限定版:8,190円(税抜7,800円) 発売日 2012年7月19日 要点 原作は2010年に携帯電話で配信されたソーシャルゲーム「君とナイショの・・・・・・今日から彼氏」 ミニゲームの中間試験が終わった直後に「もうすぐテストだからテスト勉強しよう」と攻略キャラとテスト勉強イベント 表示バグのせいで8月に夏休み前の準備をしたり、1月に入ってから元旦に初詣に行く約束をする 下校中に攻略キャラと偶然会って話す、次のシーンで何故か校庭にいて別のキャラと「今日の授業難しかったね」 学校なのに攻略キャラが私服、立絵がアップになると制服に変わる、離れるとまた私服 室内でも雨が降り続ける 立絵の服装ミス 立絵が消えない(スチルの間も影絵のような黒い状態で出続ける) 「主人公の作ったお弁当美味しい!」→あっという間に平らげたという描写→その後特に何か起こるわけでもなく夏休み突入 血液型を聞くイベント→「へ~、○○君ってO型なんだ、覚えておこう」→帰宅(その後血液型に関するイベントは特に発生しない) キスイベント後の余韻に浸る間もなく直後に試験があるので現実に引き戻される主人公の台詞は「明日からテストか・・・」 寝坊して朝食を抜いた主人公に「何か買ってきてやんよ」→先に学校に行く様に促す→そのまま次へその後攻略キャラが買ってきてくれたものを食べたという描写も当然ない これからもずっと一緒にいようと言いながら、母の遺言を守って軽蔑していたはずの親が経営する店でホストとして協力しなければならないから、と結局別れることになるルートが存在。「大好き」とは何だったのか・・・キミカレとはなんだったのか・・・他のキャラと違ってお前は問題が生じること最初からわかってただろと 選評 もしもし移植といえば2010年大賞を受賞した天下一★戦国LOVERS(通称戦国)が記憶に新しい 今年もそこからどんなクソゲーが出てくるのか・・・という声に応え満を持して登場したのが キミカレ~新学期~である ストーリーについて 7人の攻略キャラから突然告白された!アナタなら誰を選ぶ?といったもしもしゲーにはありがちなコンセプトだが、 まず何故主人公を好きになったという説明がないキャラが大半という非常に電波な設定となっている PSP追加キャラでさえ転校後あまり話したことがないのに、近所に引っ越してきたので好きだ(大体原文ママ)という 電波ぶりを披露する 「肝心の告白は電波だったけどストーリーを進めていくうちに徐々に告白した理由がわかるだろう」 という期待もむなしくEDまでそのままである ※第一弾のドラマCDでは告白した背景が語られてはいるらしい。ただし4名のみで2,100円払う必要がある 告白されなきゃゲームが始まらないからしょうがないか・・・と割り切ってみても全体的なストーリーもぶつ切り機能を 搭載しており、ますますやる気をそがれる (PSP追加キャラの鈴宮龍太郎だがおまけのプロフィール選択画面では龍之介と誤字) 次にシステムはどうだろうか 選択肢前のセリフはスキップできないという周回していると地味にイラっとくる仕様 (ボイスOFFなら飛ばせるだろう→ボイスONOFF機能は搭載されていません) PSP版の追加要素として時限選択肢と定期試験があるが時限選択肢はほぼ意味がなく(制限時間が0になるとカーソルが あわせてある選択肢を勝手に選ぶだけ)定期試験に至ってはイベント内容について解答する問題があるのだが まだ見ていないイベントのネタバレを容赦なくするというとんでもない地雷要素を含んでいる ストーリーもぶつ切りでつまらない、追加要素も糞 しかしそれだけでは終わらせない余計なサービス精神を発揮してくれる デバッグ?そんなの知らんなと言わんばかりの大量のバグが上記の要素で疲弊したプレイヤー達の心に追い打ちをかける 立絵の服装指定ミスや画面のチラつきはまだ可愛いレベルで、室内なのに雨のエフェクトが消えない(スチルが出ている 間も振り続ける)、立絵が分身する、KOTYの某武将バグのようにキャラの後ろに背後霊のようにいる、挙句の果てには立絵が ヘブン状態ならぬ影絵状態になり肝心なスチルが見れない と言った様々なバグが発見された(バグについての公式からの回答は未だにない) 本家の携帯版では2ndシーズンなるものが配信されている PSP版は「続きは携帯で」ということはなく一応作品内で完結していることが唯一の良心といえるだろう 2ndシーズンはPSP版追加キャラがいるかどうかは知らないが、彼が最萌の人のためにミニドラマCD(9/5発売 1,575円)を 用意するというフォローの速さは特筆に値する 無料課金レベルなら許せるが、延期をしてまで発売された本作はクオリティアップするどころかもしもし移植の底辺を 見せ付けてくれた キミカレの本スレがどこかって?・・・お察しください
https://w.atwiki.jp/koty/pages/20.html
ファンタシースターユニバース 名称 ファンタシースターユニバース ジャンル ロールプレイングゲーム 対応機種 プレイステーション2、Windows、Xbox360 発売元 セガ 開発元 セガ(ソニックチーム) 発売日 PS2/Win 2006年8月31日 価格 7,140円(税込) 対象年齢 CERO B(12歳以上対象) キャッチコピー:すべてのRPGを過去にする 続編(イルミナス)のキャッチコピー:RPG、新生。 主にPS2版が話題に上る 要点 2006年9月2日 正式サービス開始より約3日でロールバック宣言 9月3日にサーバー停止。9月4日に前代未聞の有料βが開始。 2006年9月6日 サーバー稼動再開が夕方と告知していたが実際には21 30頃再開された。 定期メンテナンス延長告知が終了5分前 度重なる緊急メンテナンス ステージ・武器のほとんどが色変更の使いまわし 後に発売される『イルミナスの野望』についても無印版の使い回しが多い ミッション・武器・防具などすべての面において出し惜しみ。(小出し) イベントではSランク武器大放出のため、通常ミッションで出るSランク武器がゴミと化す。そのため、イベントの時以外は人が極端に少ない 2008年に配信されたイベントの内、二つのイベントが前回配信されたものの調整版 現在無印版発売から約2年半経過しているが、無印に収録されているテクニック『レンティス』の実装が未だにない 『追加アップデート』が09年4月に行われたが、無印→イルミナスほどの変更はなく、Lvが一定値で固定されるミッション・PSP版の武器などが追加されるのみ 発売当初は同時接続数が約2万人に対し、現在(2009/05/25)は約2000人にまで落ち込んでいる。 総評からこの部分を抜粋 そんな中で見事大賞を受賞したのは「ファンタシースター ユニバース」 PSOのノウハウ、実績を引き下げた新たなオンラインRPGに誰もが期待していたが、 いきなりのサーバーダウンや発売後に有料ベータテスト化、初期はログインするのが既にゲーム、等 これまた開発の粗末な対応にファンは振り回される。 オフ部分についても、「オフだけでも大作RPGです。」 「オフはオンのチュートリアル。」と開発にも迷いがあったようだ。 ゲーム部分もPSOから大幅に退化しており、PS2版は泥人形と揶揄されるキャラクタ、ただ連打するだけの戦闘、 不可解な味方AIの行動、何をするのにも微妙にストレスの溜まる造りに呆れかえるファンの姿があり、 見ているだけでいたたまれない気持ちになる。 時間を掛けて開発したが時の流れは残酷である、という事を購入者に知らしめた功績は大きい。 このゲームは上記クソゲーと比べて突き抜けたクソという訳では無いがこのソフトを取り巻く環境や状況が 昨今のクソゲー市場を端的に表している、と言う意味で今年のクソゲーを代表すると言えるだろう。 最後にシリーズを悉く潰していき、次世代機でもクソゲーを乱発するバンナム、 ゲームを着飾る事に溺れているスクエニ、 過去を振り返る事の出来ないソニックチームに以下の言葉を贈ることによって 2006年クソゲーオブザイヤーを締めくくりたい。 全 て の ク ソ ゲ ー を 過 去 に す る。 選評 あれやこれや
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2946.html
「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 海腹川背Portable 【うみはらかわせぽーたぶる】 ジャンル ラバーリングアクション 対応機種 プレイステーション・ポータブル メディア UMD 発売元 マーベラスエンターテイメント 開発元 ロケットスタジオ 発売日 2008年3月27日 定価 5,040円(税込) プレイ人数 1人 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 クソゲー 劣化ゲー ポイント 2008年クソゲーオブザイヤー携帯機部門次点 フリーズ・進行不可能等のバグが多いが仕様扱い通称「なんとかPortable(笑)」 クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 海腹川背シリーズリンク 概要 特徴(問題点) バグ その他 評価点 総評 メーカーの対応の悪さ 余談 概要 アクションゲームの名作『海腹川背・旬』の完全移植作。…のはずだった。 『海腹川背』は決してメジャーなタイトルではないが、知る人ぞ知る名作シリーズとして扱われており、SFC版・PS版の中古価格はかなり高い。 それだけに今作にかかる期待は大きかったのだが、低い移植度と商品失格レベルのバグの山により、その期待を大きく裏切ることとなった。 特徴(問題点) バグ 「海腹川背」の要であるルアーやゴムひもの挙動がバグだらけ。 ロープ張り付きバグ 例えば、四角い箱の上端角にルアーをひっかけたとして、そのままぶら下がってロープが箱にぶつかると、ロープが箱に張りついて支点が箱の下端に変わる。 貫通バグ ロープがオブジェクトを貫通して挙動がおかしくなる。 その他、色々と不具合が多いので、詳細は「海腹川背Portable要望まとめwiki 問題点」を参照していただきたい。画像付きで分かりやすい。 フリーズ・進行不可能バグも存在する。 リプレイが正しく再生されず、セーブしたものと異なる動作をする。 プラクティスでタイムが更新されない。つまりタイムアタックができない。 その他 評価の高かったBGMがアレンジされているのだが、旧作ファンからは「劣化アレンジ」「改悪」と受け止められている。 そして、新規で追加された全く関係ない何かのムービー。これに関しては近藤氏がブログで回答しているが(現在も閲覧可能)、その説明は納得いくものとは言い難い。 地味なことだが、フィールド上にすずめが飛んでいない。 評価点 『海腹川背・旬』ではほとんど見ることが出来なかったエンディングムービー(*1)が、本作では正面からきちんと見ることが出来る。 このムービーはかつて「条件を満たせば正面から見れるはず!」と信じていたファンもいる曰くつきのものなので、本作の数少ない評価点である。 総評 発表時点では現行機種での発売にシリーズファンからの期待は高かったものの、根本的な仕様すらまともに再現できていないという、シリーズ作としては致命的な欠点を抱えてしまっている。 単純に一つのゲームとして見てもバグが多すぎて、まともなゲームとは言いがたい。 メーカー対応の悪さも相まって旧作ファンの不興を買い、シリーズの大きな汚点とみなされてしまった。 メーカーの対応の悪さ 開発元が『カルドセプト サーガ』でもやらかし「世界屈指の開発力(笑)」と揶揄されているクソゲー界の雄ロケットスタジオ、発売元が開発元に対する過剰保護で有名なマーベラスエンターテイメント(以下「マーベラス」と記載)という地獄タッグ。 追討ちとして、ラバーリングアクションのプログラミングとゲームデザインを行った産みの親・酒井潔氏が開発に全く関わっていないことが判明。ファンを絶望させた。 発売元のマーベラスは「本作のバグは全て仕様である」と返答している。 上記のバグは体験版の時点で既に判明しており、その段階から既に改善要望等も含め話題になっており、不買運動や修正を求める署名運動まで発生したが、結局そのままの仕様で本作は発売されてしまった。 もっともマーベラスには『THE KING OF FIGHTERS EX NEO BLOOD』での前科があるので、まともな対応を期待していなかった者も多かったが…。 挙句の果てには「PSP本体の仕様によるものである」と責任を転嫁する対応にまで出ている。 後にこれらの発言に関しては訂正されるものの、「バグは仕様である」との姿勢は崩さず、修正交換や返金対応などは一切行わなかった。 原作とそのファンに対する敬意、そしてメーカーとして持って然るべき誠実さに著しく欠けていることだけは、否定しようがないだろう。 余談 その出来の悪さからファンからは「なんとかPortable(笑)」の通称で呼ばれており、完全に黒歴史扱いされている。 SFC版・PS版の題字は近藤敏信氏が製作したものだが、本作の題字は明らかに別のフォントを用いている(*2)。 PS3の『まいにちいっしょ』のコンテンツ「トロ・ステーション」で、「本作に対する批判と受け取れる内容が含まれている」として話題になった。 正確には直接的な批判ではなく、同ジャンル作である『バイオニックコマンドー マスターD復活計画』がリメイクされる際、「本作(バイオニック~)は製作者のオリジナルへの愛を感じる」「その一方で愛のないリメイク作品もある」といったような会話が行われたという話。 公式サイトで「海原川背」と表記したり、デスクトップを「デクストップ」と表記したりと誤字が多かった(現在は訂正されている)。 発売当時は現行機種での代替品としての需要もなくはなかったが、後続の良質な移植作・新作の発売やオリジナル版のアーカイブス配信が行われた現在はその利点すらもなくなってしまった。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2848.html
魁!!クロマティ高校~これはひょっとしてゲームなのか!?編~ 【さきがけくろまてぃこうこう これはひょっとしてげーむなのかへん】 ジャンル ツッコミアドベンチャー 対応機種 プレイステーション2 発売元 ハドソン 発売日 2004年9月30日 定価 6,279円 レーティング CERO 全年齢対象 廉価版 ハドソン・ザ・ベスト 2005年2月10日/3,024円 判定 クソゲー ポイント これはひょっとして商品なのか!?据置機でやる意味の無い薄すぎる内容意味のないミニゲーム「逆」じゃなかったキャッチコピー 少年マガジンシリーズ 魁!!クロマティ高校シリーズ魁!!クロマティ高校 / 魁!!クロマティ高校 ~これはひょっとしてゲームなのか!?編~ 概要 特徴 ストーリー 問題点 評価点 総評 余談 概要 かつて週刊少年マガジンで人気を博した野中英次の不条理ギャグ漫画『魁!!クロマティ高校』アニメ版のゲーム作品。 本作以前にデジキューブが同じ『クロ高』を扱ったゲームを作っているが、そちらは原作漫画版をベースにしたボードゲームであり、本作品とは繋がりは全くない。 特徴 ツッコミアドベンチャー キャラの行動のタイミングに合わせ弱、中、強の突っ込みを使い分けることにより話を展開、場合によっては脱線させるゲームである。 ストーリー ある日、登校する(一応)主人公の神山の前に、北斗がクロマティ高校をゲーム化したものを持って現れた。 なんでもこのゲームもっとよくしたいとの考えらしく神山は林田や前田と協力し、どんなゲームが良いのかを話し合うのだが…。 問題点 ゲーム画面が稚拙すぎる。 グラフィックはただ背景画に棒立ちの神山たちがカメラ目線で口パクするだけで、動きも何もない、表情も驚き顔が少しある程度である。証明写真が口パクしてると想像すればOK。 原作自体全体的に表情の変化に乏しい作品ではあった。ただ、それでもここぞというシーンではそれなりに動きもあったので原作再現にしてもやりすぎである。 台詞もただ口パクしてる間ニコニコ動画のコメントのような文が流れていく。速さ調節ができるが遅いとただもどかしく、早いとただ読みにくい。 一応ボイスはあるがシーンの切り替え時にただ一言しゃべるだけ、そのくせゲーム待機時のデモとフレディはフルボイスである。 通常会話とは別に集団で会話する場面もあるがこれまた棒立ちの会話メインのキャラの右上に2~3人小さい丸の中に顔がある程度である。これも卒業式の集合写真で欠席した人を考えればOK。 ゲームシステムもすぐ飽きる ツッコミのタイミングは場合によってはシビアな上に強弱もちょっと言い方が変わる程度なので初見はどうやって進めばいいか分からないことも。 タイミング自体は完全に決まっており慣れればほぼ作業になる。 集団会話でも選択では別の展開になるがただ意見に合わせて話が脱線する程度のものである。 タイトル画面にオプショソという項目があるが、これはただメカ沢が「オプションじゃなくオプショソなんだよな」と一言言うだけの一発ネタ。要はオプションなし。 マルチエンディングではあるがほとんど脱線かうやむやになって終わるものがほとんどである。もっともこれに関しては原作自体がそういう作風だから仕方ないとは言える。 意味のないミニゲーム ゲーム中にミニゲームが置いてあるがただネタ的に前田がフレディに倒されるとかばかりである。話を進めるためにはゲームオーバーするしかない。 中にはクリアできるものもあるがクリアしようがゲームオーバーしようが途中でギブアップしようがゲーム進行には一切関係ない。 ゲーム中で出たミニゲームは個別に遊ぶことができるが、申し訳程度にスコアが付いたものでありゲームの仕様はほとんど変わってない。なので単独として遊ぼうにもすぐ飽きる。 評価点 ある意味「完璧に原作を再現」した上でのオリジナルストーリー いい意味でも悪い意味でも色々と規格外すぎた原作の雰囲気を、これまた良くも悪くもそのままゲームにしており、原作再現としてはかなり優秀な部類に入る。 ミニゲームの詰まらなさも、作中でネタにしているのだから狙ったのだろう。多分。原作には「どう考えてもクソつまらないのに、なぜか大人気のテレビ番組」が登場するなど、似たようなことは何度かやっている。 上記の通り「原作自体がそういう作風」なのだから、それを再現すればこのようなグッダグダになるのも当然と言えなくはない。ゲームとして面白いかは別として。 総評 原作自体が不良漫画の皮をかぶった、いい加減ダウナー系日常ギャグマンガであることが作風の1つであり魅力である。また、作者自身もこの作品に対する思い入れや愛着が無いと発言している(*1)。 だからといってゲームそのものまでいい加減にするのはゲームとしていかがなのだろうか。はっきり言ってバカゲーをやろうとして滑った……いや、バカゲーというものをバカにしているような存在である。 アニメ化(*2)されたこともあってか「キャラゲー=クソゲー」の事例に当てはまってしまった。 余談 予約特典に「メカ沢七味唐辛子入れ」がありゲームCMでもゲームがおまけのような紹介がされていた(*3)が、正しくそのとおりになったという評価が定着している。 と言っても本当にメカ沢の絵が描かれた七味入れなので、ゲームをおまけにできるほどと考えるには疑問があるが…。
https://w.atwiki.jp/girlgame/pages/3472.html
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… ~波乱を呼ぶ海賊~ 簡易紹介 「小説家になろう」に掲載され書籍化・コミカライズ・アニメ化された山口悟氏による「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」の乙女ゲーム化作品。 「小説家になろう」に掲載された話(書籍化からの書き下ろしは含めない)から派生するIFストーリーであり、原作にはないオリジナルキャラクターも攻略対象として登場する。 データ 製品画像 発売・開発元 オトメイト ジャンル 破滅フラグ回避恋愛コメディADV 対応機種 Switch 発売日 2022年2月10日 価格 通常版:7,150円(税込) 限定版:9,350円(税込) DL版:7,150円(税込) 廉価版 なし キャラクターデザイン ひだかなみ シナリオライター 吉村りりか 音声量 主人公含めフルボイス 主人公 カタリナ・クラエス?(声:内田真礼) ※名前固定 攻略対象 ジオルド・スティアート?(声:蒼井翔太)キース・クラエス?(声:柿原徹也)アラン・スティアート?(声:鈴木達央)ニコル・アスカルト?(声:松岡禎丞)ロジー・リンド?(声:鈴村健一)シルヴァ?(声:浪川大輔) 備考 CERO B(12才以上対象) 該当するキーワード 版権もの、ファン向け、ノベルゲーム、主人公ボイスあり、デフォ名呼びあり、ファンタジー世界、コミカル、個性的なヒロイン、序盤から好意的、逆ハーレム コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/risouotome/pages/279.html
889 :名無しって呼んでいいか?[sage]:2009/09/10(木) 21 21 16 ID ??? 0歳~20代半ばくらいの長期スパンの。 進路選択で離れたり、再会したり。 仲がいいと「オレも同じトコ受けようかな…」フラグが立つ。 幼稚園、家が隣で許嫁 親が仲良くて「大人になったら結婚しようね」 子どもの頃からマメに構っていると、真面目タイプに成長 「お前が恥ずかしい思いをしないように頑張ってんだよ」 無視しとくと、小中高とワル系に成長 根は変わらないので所帯をもつと真面目になる 小学校、いじめっこ 人前だと好きなコをいじめるタイプ 2きりだと無骨ながらも優しくしてくれる 小学校、転校生 中途半端な時期に転校してきて友達ができない 影が薄くてトロい、なにかにつけて面倒を見させられる 成長すると美形モデル 中学、部活の大会で会う他校生 噂をよく聞く、みんなの憧れ 大会チェックしてて目が合う、合宿で一緒、駅で見かける、雨やどり あまずっぱい感じ&突発的イベント 高校、部活の先輩 部活も勉強もいろいろと気にかけて面倒みてくれる 痴漢や事故から守ってくれる 先生またはカテキョ いつも子ども扱いしてくる ロリな自分に困惑しつつ「オトナになったらな」で流す 大学、一人暮らしの隣の学生 キャンパスでたまたま会い「先輩だったんですね」という感じ 作りすぎたご飯を持って行くと喜ぶ 会社の上司・同僚・先輩・後輩 友好度が高い過去キャラと、会社で再会 あの時のままだったり、成長してたり、いろいろ エンディングはプロポーズ エンドロール後に後日談
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2700.html
デスクリムゾン 【ですくりむぞん】 ジャンル ガンシューティング 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 セガサターン 発売元 エコールソフトウェア 発売日 1996年8月9日 定価 5,800円(税抜) レーティング セガ審査 全年齢推奨 判定 クソゲー バカゲー ポイント クソゲー超魔王「デス様」 『たけしの挑戦状』以来の超クソゲーファミ通レビュー13点問題点以外見当たらないという空前絶後の完成度あまりにも香ばし過ぎて話題沸騰クソ過ぎたために伝説化してしまう一方でメーカー側の対応は非常に丁寧かつ良心的→故に史上最も愛されたクソゲーへOPムービーだけで相当の価値がある上から来るぞ!気をつけろぉ!せっかくだから、俺はこの 赤の扉 を選ぶぜ! デスクリムゾンシリーズデスクリムゾン / デスクリムゾン2 メラニートの祭壇 / デスクリムゾンOX ストーリー 概要 特徴及び問題点 ゲーム開始前 銃の進化ゲージについて ゲーム本編の仕様 ボス戦の仕様 ステージの難易度 演出 音楽・効果音 その他 評価点 総評 発売後の反響 ゲーム雑誌での反応 ~デス様ご降臨の経緯~ 製作側の姿勢の変化、そして愛すべきクソゲーへ 余談 ゲーム内のボイスキャスト・せいじろう氏について その後の展開 「クリムゾン」を取り返せ…「クリムゾン」は奴が持っている ストーリー それは十年前の事であった…。 当時マルマラ軍の傭兵として戦場を駆け巡っていた越前康介(コードネーム コンバット越前)は、形勢悪く敗走中であった。 彼は戦場を脱出するため、戦友のダニーやグレッグと共に激戦区を彷徨っていた。 その時、3人は偶然にも三つの扉を持つ奇妙な遺跡を発見し、とにかく入ってみる。 せっかくだから3人が扉の奥を調査すると、それぞれ宝石・古文書、そして謎の銃(クリムゾン)が見つかった。 3人は手に入れた力と知恵と資金で辛くも帰国へと成功する。 だがその後、お互いに顔を合わすことはなかった。 十年後の現在、1996年。 ヨーロッパを謎の伝染病「KOT症候群」が覆う。 傭兵を引退し医師となっていた越前であったが、10年前の記憶に突き動かされるものを感じ、その因果関係を解明するために「クリムゾン」を手に取り、最初の町サロニカを訪れる。 しかしサロニカは既に町全体が魔物の棲み処と化しており、今、デスビスノスの放ったモンスターがクリムゾンを取り返すべく越前に襲いかかるのであった。 その時思わず使った銃ークリムゾンが越前を助ける。このクリムゾンは戦うごとに、より強力な武器へ進化していく力が秘められていた。 そして越前は、同じく魔物が蠢くリムブルク大学、コネラート橋、イズキット川、ふとした事から友情を交わしたアッシムの館などを転戦していく。 病の流行と銃の謎を解き明かすため、コンバット越前は次々と襲い来るモンスターと戦い続けるのだった。 概要 『バーチャコップ』に続くバーチャガン対応ゲームの第2作。 通称「デス様」「超魔王」「帝王」など。今日では『たけしの挑戦状』や『四八(仮)』と並ぶ 「10年に一度のクソゲー」として悪名高く、クソゲーの歴史を語る上で欠かせない伝説的作品として知られる。 かつては、本作に敵しうるのは『ソード・オブ・ソダン』のみとも言われていた。 2008年のクソゲーオブザイヤーの総評では、ファミ通クロスレビューで同じ13点を付けられた『大奥記』の世界観に合わせて「クソゲー界の征夷大将軍」と呼ばれていた。 特徴及び問題点 ゲーム開始前 このゲームの奇抜さは、ゲーム開始前から既に存在する。 電源を入れるとエコール社のロゴマークが表示されるのだが、これが「精神汚染」と呼ばれるほど怖い。しかもこの演出はどのボタンを押しても絶対に飛ばせない。 より具体的に説明すると、青黒い人の顔のようなものが2つ(何故か1つは傾いている)真っ赤な背景をバックに並んでいるというもの。このシーンで流れる牧歌的なBGMとのギャップがまた凄まじく、初っ端からインパクト抜群。 制作元エコールソフトウェアの真鍋社長によると「モナ・リザみたいな物を…と頼んだら、製作スタッフがデスマスク(*1)みたいな物を作ってしまった」とのこと。 後述するがこのゲームの難度は理不尽に高いため、慣れないうちはすぐGAME OVERになり頻繁にこの会社ロゴに飛ばされる。この画面に戻ってくる頃には、プレイヤーもこの顔と同じような表情を浮かべているかもしれない。 ちなみにこのゲームは画面表示がバグりやすく、その影響を最も受けるのがこのロゴ画面。仮面が変色したり、縦線が入ったりする光景はよくあること。ゲーム進行には影響がないことが多いのが救い。 なお、この仮面は北海道の洞爺湖畔にあるオブジェが元ネタ。 制作元エコールソフトウェアのロゴマーク・ECOLEがアニメーションで流れ込んでくるのだが、語頭のEだけがなぜか縦回転し、それ以外は横回転する。…が、仮面のインパクトに比べると些細に思えてしまうかもしれない。 ロゴマーク表示後、タイトル画面のまま放置しているとデモムービーが始まるが、いきなり奇妙な鳴き声を発する銀色の怪物が現れる。これがラスボスのデスビスノス。3DCGの造形はかなり貧弱で、頭が紙のように薄っぺらい。 続いて、「『クリムゾン』を取り返せ…」といった一連のテキストと「それは10年前の事であった」というナレーションが入り、主人公・越前康介のプロフィールが表示される。タイプライターの印字音をバックにプロフィールが数文字ずつ表示されるが、音と文字表示のタイミングがまるで合っていない。 越前の姿も明らかになるが、やはり造形が貧弱。髪型は坊ちゃん刈りにしか見えず、左右の手足の長さが明らかに違う。 全身が映った直後、タイトルロゴ"Death Crimson"が越前の股間の辺りから飛び出し(この時点で越前は消える)、爆音を立てつつ画面内を無意味に飛び回ったのち中央に静止する。そのぎこちない挙動は「パワーポイントのアニメーション」としばしば揶揄されている。 主人公・越前康介(コードネーム「コンバット越前」)のあまりにも特異なキャラクターは、多数のゲーマーから(ある種の)絶大な支持を得た。 その支持っぷりはWikipediaに個別記事が存在する事から察していただけるかと思う。基本的にWikipediaでは、ゲームのキャラクターの記事は出演ゲーム自体が一大シリーズ化していて、なおかつ多くの作品に出ていない限り 個別記事どころか一覧さえ作られない 。 「コンバット越前」というネーミングセンスもさることながら、その「本名を隠す」という役割を放棄し、堂々と本名を開示したコードネームは多くのプレイヤーの息の根を止めた。コードネームと言うよりはむしろ異名やリングネームニックネームと言ったほうが適切かも。 おまけに作中では、味方などに「越前」と本名の部分で呼ばれていたりして、もはやわけがわからない。 越前自身も仲間を「ダニー」「グレッグ」と呼んでいるが、続編によるとこれらも本名のようだ。要するにコードネーム自体の存在意義がない。 越前の回想を描いたオープニングムービーは、今や伝説となっており、中には数秒見ただけで分かる人すらいる。 ムービーの前半部分は実写。回想シーンということもあり色調はセピア色で画質も悪い。ちなみにロケ地は和歌山県和歌山市加太の友ヶ島に残る由良要塞跡であり、先述の真鍋社長が撮影当日にデジタルカメラを買い一人で島へ渡って撮影したという。 それを知って実際に聖地巡礼として友ヶ島へ訪れるファンもいるのだとか…。実際に動画サイトにはその様子が動画として残っている。なお、年月を経た事による、老朽化した箇所の増加によって危険と判断されて閉鎖された箇所が増えているので、聖地巡礼する際は一応注意しておこう。 このシーンでの越前は傭兵という設定であるが、声を当てているのは傭兵のイメージとはかけ離れた甲高い声質の声優。オープニングナレーターは低めの声質なので、そのギャップは凄まじい。 銃声が飛び交うなか、越前が「ダニー! グレッグ! 生きてるか!?」と叫び、仲間キャラが「ああ、なんとかな!」と応える。が、結局はどちらも甲高い声質であり、少し聞いただけでも同じ声優が演じていることは明らかである。後者「ああ、なんとかな!」はかなりしわがれた声で、別人を演じようとしている努力は伝わるので批判の声は少ない。 この場面は常時一人称視点で描かれており、視界の中に他の登場人物が映りこんだりすることもないため、どの台詞を誰が喋っているのか全く分からない。「ああ、なんとかな!」と答えたのがダニーなのかグレッグなのかも分からないし、そもそも演じている声優が同じであることもあって、延々と独り言を喋っているだけだと誤解してしまったプレイヤーさえいた。 「上から来るぞ! 気をつけろぉ!」と言いながら階段を駆け上がる越前。上から来るのだから階段を駆け上がるのは危険、しかし上へ向かう必要があるので「気をつけろ」なのだろう、とでも解釈するしかない(*2)。 この「上から来るぞ! 気をつけろぉ!」は有名な台詞だが、公式では「気をつけろ よぉ 」が正しいとされている。ボイスの方も(そう聞こえるか個人差はあるが)よく聞くと「気をつけろよ」と言っている。 「何だこの階段はぁ?」と言いながら、一瞬たりとも躊躇せず階段を降りる越前。 ちなみに階段そのものは、何の変哲もないただの階段。続編『デスクリムゾン2』によるとやたら急な階段らしいが…。 「思わぬ場所で階段を発見した」という意味であることは一応分かるが、こんな言い回しでは「階段に見慣れない特徴がある」と受け取られるのが自然。単に「ここに階段があるぞ!」とかで十分だろうに。 階段を降りたところで実写パートは終了。謎の扉を前にしたゲーム画面に変わり、この扉の前でゲーム史に刻まれたあの迷言「せっかくだから、俺はこの 赤の扉 を選ぶぜ!」が放たれる。いきなり現れた謎の遺跡(?)に困惑したり警戒する要素もなく「せっかくだから」と嬉々として探索し始める越前一行に、もはやこのゲームにプレイヤーの常識は通用しないことを思い知らされる。 そもそも何が「せっかく」なのかは永遠の謎であり(*3)、選ぶも何も扉は一つしかなく(*4)、そして後述するが赤くない。たった1フレーズでこれほどの突っ込みどころを含んだセリフもそうそうあるまい。 「赤の扉」と呼んだ理由は「扉の上に赤い宝石がついているため」なのだが判り辛い上、動画サイト黎明期にアップされここでもかつて引用されていたOP動画では色が潰れて赤く見えなかったため、後年になって本作を知った人にはなおのこと「赤要素がない赤の扉」として知れ渡った。実機ではしっかり宝石は赤いが勿論、扉自体は実機でも赤くない。 お笑いコンビ「カミナリ」によるエコールの真鍋社長への独占インタビュー動画にて、件の台詞は「せっかくだから、俺はこの赤の 宝石のついた この 扉を選ぶぜ!」という台詞を 台詞が長すぎて泣く泣くカットした結果生まれた という事実が判明。また、「せっかくだから」というフレーズも、「扉の先にクリムゾンがあることが分かっているのだから、 せっかくだから 中に入りクリムゾンを持っていこう」という意味合いだと語られている。 この赤色が、後述の「クリムゾン」の名の由来と推察されるが、それがゲーム中で明かされることはない。 ちなみに、このシーンで流れるBGM(通称「せっかくだからのテーマ」)は、どこかヘッポコで心が和むともっぱらの評判。 一連のムービーは、10年前に傭兵だった越前がクリムゾンを手に入れた経緯を描いている筈なのだが、内容が断片的過ぎて全く説明になっていない。 特に扉のセリフは試験に出る。余裕があるならOPのセリフは暗記しておくこと。 続編『デスクリムゾン2』では「赤い宝石が付いていた土色の扉」と本作に合致する説明がなされる。にも拘らず、終盤で件の扉の遺跡に向かうと、そこにはちゃんと扉そのものに色がついた緑・青・赤の三つの扉がある(しかも宝石はない)。主人公達にも矛盾を指摘されるが真相は結局分からず終い(*5)。 オプション項目が「ステレオ/モノラル切り替え」しかない。難易度、ライフ、クレジットなどの設定を変更しようとしたプレイヤーを愕然とさせるには十分な項目数。 このせいで、本作のオプションは「充実したオプション」と揶揄される。エコールのセガサターンデビュー作の『ぱっぱらぱおーん』はゲームの出来はともかくオプションが皮肉抜きで普通に充実していたのだが…。 銃の進化ゲージについて 本作では敵を倒すと進化ゲージが増加し、ゲージが満タンになると銃が進化するシステムがある。しかしショットを外すと進化ゲージが減少してしまうため、敵の出現パターンを覚えての狙い撃ちが要求される。真っ当な手段でゲームクリアするためには、進化ゲージを効率良く伸ばすことが必須。 人型タイプの敵は特定の部位を撃つと、やられ判定が残ったまま倒れる。この時は追い撃ちが可能で、同じ部位を撃つ度にスコアと進化ゲージが増加する。スコアアタックや銃の進化を早めるのに重要。 大勢の敵が一斉に攻撃してくる場面では狙い撃ちでは間に合わないことが多いため、進化ゲージが減るのを覚悟の上で(民間人の位置に気をつけながら)乱射する方がやりやすい。 ボス戦では進化ゲージの概念がなくなる(詳しくは後述)ので、狙い撃ちは不要になる。 進化ゲージを伸ばすことが必須と書いたが、銃の進化は性能強化にはほぼ貢献しない。重要なポイントは銃が最終形態になった後、進化ゲージが満タンになる度クレジットが1増加するという一点に集約されている。 このゲームでは初期ライフが3で、ライフを回復する手段がほとんどなく、シーンクリア後も基本的にそのままであるため、実質的に「ライフ+3」となるクレジット増加は極めて重要。クレジットは他に、「各シーンで1回ずつ出現する『HIT HERE』を撃つ」「ステージクリアボーナス」などでも増加する。 例外として、ボス戦に入った時はライフが全快。道中ではステージ3シーン6のサファール遺跡で黄色い六角形の物体を撃った時に1回だけライフが3増加する。これはライフ上限を超えて増えるため、最大でライフ6まで増やすことが可能。 コンティニューしてもハイスコアが登録できない、と言ったペナルティは一切ない。というより、そもそも本作のゲームバランスでノーコンティニュークリアするのは一般人では不可能に近い。 なおデモプレイでは、ステージ1シーン1でライフ4開始と言う本編ではあり得ない状況になっている。 最初にゲージが満タンになり銃が2段階目になると、画面にレーダーが追加されるが、道中では画面を見て撃った方が早い。なお、ボス戦での銃は2段階目で固定される。 3段階目で銃が最終形態となり、溜め撃ちで『オプション銃』が使用可能になる。オプション銃はシーンによって連射するマシンガン、全画面攻撃のミサイル弾、爆弾を撃ってそれを更に撃ち抜くと爆風で攻撃できるボムショットのどれになるか決まっている。だがオプション銃を使うと進化ゲージが大幅に減少してしまう。シーン中は銃が退化することはないが、クレジット増加が遠のくデメリットの方が大きい。 銃はシーンクリア毎に元に戻ってしまう。加えてステージ1と2のボス戦直前ではクレジットが10減ると言う理不尽仕様だが、それでも進化によるクレジット増加を狙えるようにならないと道中クリアは難しい。ラスボス戦ではクレジット減少がなく普通にコンティニュー可能だが、ライフは僅かしか回復しない。 ゲーム本編の仕様 先述の通り、ゲームオーバーになると強制的にスキップ不可の会社ロゴまで戻されてしまう。このせいで、多くのプレイヤーのやり込む意欲を著しく削いでいる。笑いのネタにされることも多いが、プレイヤー視点では笑えないある意味最大の問題点。 越前が持つ魔性の銃「クリムゾン」は、(単なるプログラムのミスであろうが)照準を合わせようとすると自動的に照準がずれる。 そのためにバーチャガンの照準設定があるはずだが、1発撃つと画面フラッシュと共に前画面に戻される。実はこの時照準が小さく表示されているのだが、この仕様により照準の確認が難しく、「照準確認ができない」と誤解してしまうプレイヤーが続出した。 画面にバーチャガンを密着させても、必ず左にズレる。さらにそのズレ具合にもブレがあるのが厄介。 ゲーム自体だけでなくバーチャガンの仕様に影響される部分もあり、取扱説明書でも照準のズレの可能性は記載されているが、上述通り確認が難しいので修正が面倒。 バーチャガンは既に生産終了したブラウン管テレビにしか対応しておらず(*6)、現在主流の液晶テレビなどではバーチャガンは使えないため、パッドでのプレイを余儀なくされる。 照準ズレを加味しても、本作は敵の種類や距離にもよるが当たり判定が割と大きめに設定されていることが多く、バーチャガンでプレイした方がパッドより狙い撃ちが容易でクリアしやすい。本作がガンシューティングである以上、ガンを使った方が有利なのは当然ではある。 現在ではブラウン管テレビは減少の一途を辿っているが、可能ならやはりバーチャガンをクリムゾンに見立てて遊びたいとところだろう。ブラウン管テレビ環境があれば、サターンの他のガンシューでバーチャガンを使えるし、他機種のガンシューを遊ぶ際にも各機種のガンコントローラーが使える。 サターンパッドでのプレイだと、照準の移動速度が異常に速く狙いを付け辛い。低速ボタンのような気の利いた配慮はなし。 リロードがボタン1つで簡単に行えるので、連射力はパッドの方が格段に高いのが利点か。実際狙い撃ちの必要がないボス戦では、パッドを使いこなせる方が有利とされる。 敵が何もないところから不意に現れたり、明らかに人間なのに地面から生えてくるなど、出現が唐突すぎる。 挙動もおかしく、中でも人型の敵は、倒すと全く原形を留めない姿に変色したり地面を回転したりする。 出てきただけで攻撃してこなかったり、唐突に消えてしまう敵も意外と多い。 被ダメージ後の無敵時間がないため、敵が3体も出ている状態で一斉攻撃を受けると即死。 そもそも本作には攻撃モーションがなく、いつ攻撃して来たのかわからない敵も多い。 攻撃を喰らうと甲高い声で「んあ~っ」「くっそぉ」「このやろぉ」「やりやがったな」という台詞を吐く。実際に聴くと必死さよりも脱力感の方が伝わる事請け合いであろう。 『バーチャコップ』のように攻撃準備を始めた敵はロックオンサイトが表示されるが、これにも問題がある。 バーチャコップの場合、サイトが閉じて赤くなった時に攻撃判定が発生するようになっており、敵の攻撃速度に応じてサイトのアニメーション速度も同期していた。しかし本作ではこの同期が取れておらずサイトのアニメ速度が一定で、攻撃速度が速い敵だとサイトが閉じる前に攻撃してくる。 攻撃発生が極端に遅い敵だとロックオンサイトが回転してから判定が発生するため、本来はこれがデスクリムゾンにおける攻撃発生の合図になる予定だったと推測される。ただ同期が取れていたとしても本作のサイトは形状や色が固定で、単に拡大縮小や回転させているだけなので、視覚的に分かりにくいことに変わりはなくなってしまう。 なお破壊可能弾を撃ってくる敵もいるが、それらの弾はロックオンサイトが非表示で、一定距離まで弾が手前に近づくとダメージを喰らうようになっている。これらの弾は一部を除き着弾が遅く当たり判定も大きめなので、撃墜はさほど難しくない。 突如現れる白服の男(たくさん出てくるため「佐藤」という通称がある)や白いムササビを撃つと「おーのー(Oh No)」という妙に気の抜ける断末魔を上げ、民間人ショットペナルティを喰らう。この仕様に関する説明はない。さらに周囲の建物と比べると身長がデカい。しかし、お笑いコンビ「カミナリ」の真鍋社長へのインタビューにより、 わざわざ撃たれそうな所に嫌がらせで出て来る敵だった 事が判明した。 出現も敵同様に唐突。しかも空中に浮かんでいる、画面外から横スライドしてわざわざ視界に入ってくるなど、行動が常軌を逸している。 一応ムササビを撃ってはならない理由については「KOT症候群(作中で蔓延しているという設定の疫病)の特効薬がムササビの血清である」という設定が開発側にはあるらしいのだが、案の定というかユーザーには一切説明がない。ゲーム中に語られたのは『デスクリムゾン2』になってからだった(後述)。 ボス戦の仕様 ボス戦では進化ゲージが越前のライフゲージに変化し、フィールドが360度に変更される。画面右上のレーダーを通してボスやザコの位置を確認し、画面左右のカーソルを撃って視点回転させて視界に捉えてから攻撃することになる(ラスボス戦では更に上下移動もある)。 しかし視点回転用カーソルの当たり判定は大きめで、更に視点移動中は一切の操作ができない。このため画面端付近の敵を撃とうとしたら視点回転が暴発して無防備な所に攻撃を喰らうというケースが良くあり、プレイヤーにストレスを感じさせる。 幸いにも基本的に画面外にいる敵から攻撃を喰らうことはないので、敵が増えてきた時に視点変更で逃げること自体は有効な選択肢となっている。 進化ゲージからライフゲージへの変化については説明書に一切記述されていない。初見だと困惑する可能性が高い。 普段は3発でコンティニュー画面行きになる越前だが、ボス戦に限っては異様にタフになる。ボスも耐久力が高いので長期戦になってダレがち。その硬さを道中でも発揮してくれれば… またボス戦の画面は下半分が地面、上半分は壁などの背景になっているが、画面をスクロールすると背景も一緒に動き、どの方向を見ても背景が変わらない手抜き仕様となっている。 ステージ1・ステージ2のボスは攻撃を当てるたびに「ンュイィ~ン」という艶めかしい奇声、ステージ3のボス(デスビスノス)は「ヴワァ」という掠れた脱力ボイスを発し、ボス戦でありながらなんとも言えない雰囲気にさせられる。 ステージの難易度 このゲームはステージ選択式で、ステージ毎にライフ・クレジット・スコア設定が独立している。 最初はステージ1と2のどちらかしか選べず、両方クリアするとステージ3が選択可能になる(ステージのクリアフラグはセーブされる)。 しかし理不尽且つ意味不明な仕様の数々、操作の難しさ、いつ発生するか分からないバグなどが重なり、ガンシューとしての難易度は高い上に難易度曲線が歪になってしまっている。ちなみにカミナリのインタビューによると 社長はクリアしたことがない 。 多くのプレイヤーが最初に始めるであろう、ステージ1シーン1「サロニカの町」が非常に難しい。 これは初期クレジットが1しかなく、コウモリが同時発生する場面が多いため。このコウモリ、序盤から複数で登場するにもかかわらず攻撃頻度が高い上に攻撃までの時間が短く、連続でライフを奪っていく本作屈指の強敵。操作性の悪さと再プレイまで非常に時間がかかるストレス要素が相まって、ここで挫折するプレイヤーが続出した。 攻略法は敵の出現位置を覚え、狙い撃ちで進化ゲージを伸ばし、クレジットを増やすこと。1クレジットはライフ3に相当するので、多少喰らっても余裕ができるようになる。『HIT HERE』は冗談抜きで命綱。 ダメージを受けたくなければゲージが減るのを覚悟でコウモリの複数出現場面で乱射してもいいが、あまり無駄撃ちするとクレジットが増えるのが遅くなってしまう。 ステージ1はシーン1さえ乗り切ってしまえば、後はコウモリが出現する場面はない。シーン2「リムブルク大学」ではエコール噴水の5UPがあり、以後の敵の攻撃もシーン3「コネラート橋」を含め、シーン1ほどの激しさはない。そんな道中を抜けた先に待ち受けるボスのフライリハード(*7)は弱すぎて話にならない。 ステージ2はシーンが2つしかないが、その片割れが本作最大の難関と言われるシーン5「アッシムの館」。特にパッドプレイの場合は難易度が激烈に上昇してしまい、地獄のエコールロゴラッシュが待っている。 最初のシーン4「イズキット川」でクレジットを4程度まで増やせる位でないと、突破する権利は与えて貰えない。 ステージ2だけ初期クレジット0(他のステージは開始時1)なのでシーン4でやられやすい。アッシムの館にクレジットを多く持っていくのが難しい理由のひとつにもなっている。 シーン5はシーン1を更に過激にしたような面構成で、コウモリが再登場する上に複数で登場する場面が増え、ムササビも非常に嫌らしい場所に出現する。しかも、館に到着しても越前は何故かすぐに中に入らず周囲を回り始めるため、敵(主にコウモリ)の猛攻を浴びるハメに。幸い、コウモリが登場するのはこの面が最後。 この面で銃の進化を狙うのは非常に難しい。持ってきたクレジットを活かし、進化ゲージを無視してとにかく弾をバラ撒きコウモリを速攻で潰すことが推奨されている。 ボスのムーラは説明書のボス紹介に「激しく動くので要注意」とあるが、実際に要注意なのはザコの激しい攻撃。ザコを重点的に撃ったり、視点変更による逃走を駆使しないとこちらが先に力尽きる。 ステージ3は最終面だけあって、全体を通して難易度が高い。最初のシーン6「サファール遺跡」に登場する人型ザコは特に攻撃発生時間が短く、ロックオンサイトが完全に閉じないうちから被ダメ判定が発生する敵のため出現位置を覚えて真っ先に倒さなければならない。シーン7「シャナファーラ」に登場するスナブリン(*8)も当たり判定が小さめで動きが速く、攻撃までの時間が短い方なので厄介。シーン8「デスビスノスの宇宙船」は、道中は尖った強さを持つ敵が少ないため難度が低いが、ボス戦が辛い。なお、シーン7以降は民間人は出現しない。 直前まで遺跡のようなステージだったのに、次のステージでいきなり宇宙船に突入している。ストーリーが一切ないため急展開過ぎるが、もはやそれは些細なこと。 ラスボスのデスビスノスは、破壊可能な高速弾を次々と撃ちながら逃げ回る。本体への撃ち込みよりも弾の破壊を優先しないと死ねる。敵弾は画面中央付近を狙って飛んでくるためこちらも狙いはつけやすいが、弾数が多く着弾も速いため全てを撃墜するのは困難。 今までのボス戦では視界外まで逃げれば敵の攻撃が当たらなかったが、ラスボス戦は例外で、視界外まで逃げても関係なく敵弾を喰らう。デスビスノス戦では上下左右に視点変更が可能になっているが、このせいで下手に視点変更すると酷い目に遭う。デスビスノスにはロックオンサイト付きの直接攻撃もあり、敵弾と共に仕掛けられるとまず被弾は避けられない。 このため、デスビスノス戦の基本的な攻略法は「ひたすら画面中央付近を撃ち、隙を見てリロード。道中で貯めたクレジットでダメージレースを乗り切る」となる。戦略性のありそうな要素を下手に使うより、シンプルに撃ちまくる方がいいというのは好みが分かれることだろう。 流石に画面外から、敵弾をこちらの視界外の位置に撃ってくるようなことはない。 さらに、デスビスノスが無敵になるバグが発生することがある。こうなると完全に詰む。 演出 越前の視点でゲームが進むが、時折生身で空中浮遊しているとしか思えない視点移動がある。他にもラストステージでは転げ回るなど、理解に苦しむ行動が散見される。クリムゾンの力だろうか? 同じところを行ったり来たり、次のステージの入り口が見えているのにいつまで経っても入らないというシーンが幾度となく繰り返されるため、ステージ中も全体的にテンポが悪い。本作の越前の戦いは10年前の記憶から突き動かされるものを感じて、その因果関係を解明するために現場へ飛び込んだという私的な理由であり、越前にそのエリアの魔物の殲滅の依頼がなされている、と言う訳でもないはずなのだが…。 建物などは何もかもが不自然に歪んでおり、雑誌のレビュアーがバグと勘違いした程。 1UPターゲットの看板と5UPターゲットの噴水が登場するが、どちらもボイスは「ワナップ(1UP)」である。 ネタ塗れのオープニングと比べるとエンディングはかなり淡白な仕上がり。BGMは物悲しい。 スタッフロールにて「Stuff」(=Staff)という誤植がある。この単語そのものは「素質」や「原料」という意味なのである意味間違いでもないのだが、「ガラクタ」「くだらないもの」などネガティブな意味も持つ。本作のガラクタレベルの劣悪な完成度や、それを生み出した面々であることから、逆に的を射ているという意見も。 実は『ぱっぱらぱおーん』のエンディング(*9)も同様にStuff表記だった。2作品続けている辺り、意図的だった可能性も高い(*10)。 肝心のコンバット越前役のせいじろう氏がクレジットされていない。「エコール社員が片手間で演じたもの」と誤解される原因の1つになっていると思われる。 OP以外はストーリーの描写が全くない。 特に作中に登場する奇病「KOT症候群」に対しては一切説明されない。 しかし名前からは想像もつかない難病らしく、最悪の場合死に至るという。特効薬はムササビの血清。この設定は次回作『2』で明らかになった。そして『デスクリムゾンOX』にて、本当の意味が「Kiss of Tomb Syndrome」と判明した。(*11)訳すると「墓のキス症候群」。 説明書によると、越前はシーン5「アッシムの館」の主人のアッシムという人物と友情を築いたらしいのだが、そんな事など一言も語られない。館の周りで戦った後に中でボスを倒してステージクリアであり、肝心のアッシム本人は影も形も出て来ない。 ダニー、グレッグも現在の職業や在住地が設定されているがゲームには全く関係ない。ダニーはシーン1の「サロニカの町」で実業家として成功し、グレッグは大学教授になり、シーン2の「リムブルク大学」の辺りに住んでいるらしい(*12)が、だからどうという事もなく、彼らがどう今回の事件に関わったのかなどは想像で補うしかない。 これらについても『2』である程度補完されている。 ラスボスのデスビスノスについても大した説明がない。説明書に「機械が究極の進化を遂げた生物」とあるだけで、あとはクリムゾンを取り戻すために越前にモンスターを嗾けている、と言う事がOPで辛うじて分かる程度でしかない。何故クリムゾンを取り戻そうとしているのか、そもそも何者なのかは一切語られない。ラストステージが宇宙船である事から、地球外の存在ではあるようだが…。 『2』では「クリムゾンで封印されていた邪悪な存在」「人類を死滅させるべくKOT症候群を蔓延させた」と言った設定が明かされているが、これに限らず何故本作で語らないのだろうか。 ラスボス戦後もデスビスノスが轟音と共に沈むムービーが入るだけでエピローグの演出はおろかテロップすらない。上述した通り、エンディングはかなり簡素。 音楽・効果音 音楽はアコーディオン奏者として有名な渡辺邦孝氏による作曲だが、ゲーム内の音源で打ち込む際に不具合が生じたのか、全体的に音質が悪い。 軽いうえ耳に障るようなキンキン響くギター音・ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)のようなパーパー鳴る音・リコーダーのような貧弱な笛の主旋律といったように気が抜けるような音楽が多く、ガンシューティングゲームだというのに緊張感が感じられない。 デスビスノスの宇宙船(最終ステージ)の音楽はループの終わりや曲の盛り上がりのところで 針金を切った時の音みたいな「プン」という音 が鳴る。シリアスな最終決戦に向かうところで流れる音楽なのに、普通の音楽や戦闘シーンにはまず使われないだろう音が鳴り響くため印象に残りやすい。 ただ、「音と使いどころが悪いだけでメロディ自体は悪くないのでは?」という意見も多い。実際、本作の音楽の一部は『デスクリムゾンOX』でアレンジされて使われているのだが、そちらは普通にいい曲と評価が高い。 本作のゲームCDの2曲目、3曲目にはタイトル画面とステージセレクトの曲が収録されており、CDプレイヤーで再生できる。 本作およびデスクリムゾンOXのサウンドトラック(Death Crimson -History-)では全てフルverかつ高音質で聞けるが、エコールHP内の通販でしか購入できなかったため、長年入手困難となっておりプレミア価格で中古販売されている。 その後、渡辺氏自らが全曲再録して(一部未使用曲、新曲あり)2018年11月14日に新盤サウンドトラック(Death Crimson Soundtracks)が発売された。 一部の効果音によって音楽が途切れることもあるほか、一時的に全く音楽が流れなくなるステージもある。 連続で効果音が鳴ると、音楽が一瞬ストップする。 その他 ゲーム本編のみならず、取扱説明書も到底素通りを許さない。 ストーリーの概要が載っているのだが、後半部分のそれは意味不明の文言と化している(*13)。 上述した通り「一般人やムササビを撃ってはいけない」などといった重要な説明がどこにもないなんて序の口。ボスの説明やゲームについての情報が極めて少ない。 文章に統一性がない。ページの題名からして、コントロールパッドでの操作を説明しているP.3は「コントロールパッド」、バーチャガンでの操作を説明しているP.4は「操作説明」とちぐはぐで、ボタンと操作の対象もP.3では「Aボタン……弾を撃つ」、P.4では「弾を撃つ……トリガーを引く」と順序が逆転している。 以下、主人公越前のプロフィール引用。 抑えてはいるが、冒険心旺盛な一匹狼。正義感・勇気とも平均以上だが、カッとしやすいところもあり、計画的人生より行き当たりばったりの人生を選んでしまうタイプ。女性の扱いは苦手。 好きな食べ物は「焼きビーフン」。 …など、もはや列挙不可能。Stage1のはずがSt e ge1となっているなどあまりにも些細なこと。 ハイスコアランキングではプレイ時の年月日も表示されるが、年の表示が西暦下2桁のように見えるものの適切に処理しておらず、2000年にプレイすると年が100になってしまう。 このプログラムミスは「2000年問題」と呼ばれる社会現象にもなった代物。2000年を前に各企業が入念な対策を行った事で実害はほとんどなかったため、実例をお目にかかれるのはレアかもしれない。 「R+Z+START」(←ネタバレ注意)コマンドでクリア扱いとなり次の面に進める。その方法でエンディングに到達できるため、知った日には今までの苦労が全て水の泡に。 難度の高さから考慮して、救済措置と見ればエコールの最後の良心かもしれない。実際『ぱっぱらぱおーん』にも同様の本編スキップコマンドが存在していた。 評価点 破綻したように見えるゲーム性だが、決して正攻法ではクリア不可能というわけではない。敵の出現パターンは決まっており、本作ならではの仕様を理解した上でクレジットを獲得する狙い撃ちパターンを作っていけば何とか攻略できるレベルではある。やり込めばスキルアップは実感できる。 狙い撃ちによる進化ゲージ増加や追い撃ちでのスコアアタックと言ったシステムは、ゲーム性を高めるものとしてやり込んだプレイヤーから一定の評価は受けている。 もっとも操作性やテンポの悪さといったマイナス要素のせいで、継続プレイをする気が起きなくなる可能性も高い。この辺りがまともに調整されていたならば、ゲーム性を評価する人も増えていたのかもしれないが…。 様々な要素が絡み合って生まれた、ある意味芸術的とも言える独特の強烈な世界観。 ファミ通のレビューでは「鳴り止まないエレクトーンやムササビの存在に制作者のシュールな世界観を見た思いだが、そうした芸術に点数を付けるなど不可能だ」と称された(褒めているのかは不明)。 総評 理不尽な仕様に歪なゲームバランス、説明不足かつ理解不能なストーリー、ひたすらチープなグラフィック・BGMなど、 本作はあらゆる面においてこの当時でも類稀なるクソゲーであることは相違ない。 だが、それらの問題点が遊びにくさや不快感を生み出すのみならず可笑しな突っ込みどころとしても機能しており、 意図的な演出や世界観設定とともに不思議な芸術性を醸し出していたこともまた事実であった。 発売後の反響 上述してきた劣悪極まりない内容とは裏腹に、興味深いことに本作や製作会社に対して真剣に憤ったユーザーはさほど見受けられなかった。 マイナーな会社の作品であったため発売当時の知名度が非常に低かったこと、さらに雑誌のレビュー記事などによって前評判が定着していたおかげで、 実際の「被害者」が(居ないわけではなかったが)非常に少なかったことなどが理由として挙げられるだろう。 そしてもう一つ、製作側が「黒歴史」として存在を葬ってしまうことも少なくないクソゲーでありながら、 本作は後述の通り製作側がプレイヤーの反応をしっかりと受け止め、好意的な声にまで昇華させた稀有な例でもある。 本作の知名度を大きく上げた主な要因としては、ゲーム誌のレビューやセガサターン専門誌の読者レース、ユーザー間での口コミ、 そしてパソコンでのインターネット環境の普及が進んだことにより本作の情報発信・交換が容易になったことなどが挙げられる。 ゲーム雑誌での反応 ~デス様ご降臨の経緯~ 『セガサターンマガジン』の読者投票ランキングにおいて、初登場ぶっちぎり最下位(1~10の評価中・平均1.0909)をマークし「 最下位帝王 」と呼ばれた。同時に、編集部より「 超魔王 」の称号を献上される。その後、幾度か後発に王座を掠め取られたり、一時は最下位記録を抜かれたりした(*14)ことはありながらも、長きにわたって最下位に君臨し、凡百のクソゲーとの格の違い、威厳溢れる真の帝王の存在を知らしめ続けた。 デスクリムゾンの知名度が上がった理由として、このサタマガ読者レースで継続的にスポットライトが当たったことが非常に大きい。編集部と読者の両方から弄られ愛されたゲームとなり、レースへの編集部コメントでは最下位競争に触れる際高確率で「デス様」の名が挙がった。 この読者レースについてまとめた書籍『サターンのゲームは世界いちぃぃぃ!!』に掲載された最終レースでも、集計対象となったゲーム945本中945位とやはり最下位。最終的な平均点は2.1058となった。 ちなみに最終レースベスト1位を勝ち取ったゲームは『EVE burst error』。 ファミ通クロスレビューとサタマガソフトレビューでもレビュアーをして「ゲームに点数をつけるという行為に限界を感じた1本」「これマジで出すんですか?」「バーチャガン置いて家に帰りました」など、とても商業誌とは思えない辛辣なコメントを吐かしめた。 ファミ通レビューでは、4人レビューで驚異の3,3,4,3の合計13点を記録した。ファミ通レビューに掲載されうるタイトルで10点満点のうち2点以下は極めて稀なので、3点は事実上の最低点(つまり、4人合わせて12点が事実上の総合最低点)となる。いかに低評価なのかが分かるだろう。 サタマガの読者レビューでも、案の定苦言や罵倒に近い評価が多くを占めたが、中には後のデスクリムゾンのカルト人気の到来を予見したような発言もあった。詳細はこちらを参照。 製作側の姿勢の変化、そして愛すべきクソゲーへ 当時の日本ではWindows 95搭載PCが普及し、インターネットによる情報交換が盛り上がりを見せ始めた時期だった。そのような状況で本作の「完成度」が話題を呼んだ際、初めは困惑していた製作側もやがてインタビューに応じるなど積極的な姿勢を見せ、需要の高まりを受けて再生産した上で再販した時には社長自らが新幹線で全国を回りファンに手売りする「 デストレイン 」なるイベントを行ったり、コンバット越前を演じたせいじろう氏を招いてのファンイベントを開催するなどして、自社製品が巻き起こした(製作者には苦痛でもあろう)ブームに見事応えてみせた。 そのゲームの出来以外での真摯な態度が、本作の名を「クソゲー」から「 伝説のクソゲー 」にまで高め、最終的にはサブカルチャー的な人気を不動のものとするに至った。 本作のファンは「 クリムゾナー 」と呼ばれている。ネット上では本作に魅入られたクリムゾナー達により、スコアアタック含む攻略や、ストーリー考察などの研究が大いになされた。 クリムゾナーの中には、サターンの蓋に強力瞬間接着剤を塗り二度とソフトを交換できないようにした本作専用機「 デスサターン 」を製作するプレイヤーまで現れているほど。 芸術家の角孝政氏はクリムゾンが巨大に進化を遂げた姿をイメージした造形作品「巨大クリムゾン」を製作した。内部にはバーチャガンの部品と上述の「 デスサターン 」が組み込まれており、実際にプレイが可能。 現代美術の展覧会などにも出展された事があり、現在では氏の私設美術館『不思議博物館』に展示されている。開館日であれば一般でもプレイ可能。 2014年12月21日にテレビ東京で放映された『モヤモヤさまぁ~ず2』にて一行がここを訪れた際には、さまぁーずの大竹一樹氏が実際にプレイしている。 この巨大クリムゾンの存在を真鍋社長は認め、展覧会では実際に角氏との対談も行われた。それどころかYoutubeに自分でプレイしている動画さえある。結果は見てのお楽しみ。 2023年11月17日のYouTubeでコンビ芸人のカミナリがエコール現地に赴き、真鍋社長との対話が公開。 発売当時の反響は凄まじく、各ゲームまたはメディア雑誌でクソゲー扱いを聞いた時は「必死で作ったのに本はクソゲークソゲー呼ばわり」とショックだった裏話が判明。 しかし10年後は半ば諦めたようになり、クソゲーと言われても感じなくなったと受け入れている様子。良くも悪くもそのおかげで会社が長く続けられているとある意味感謝していると話している。 余談 発売当初は(大多数の評価では)遊ぶに値しないクソゲーとして投げ売りされていたが、話題になるにつれ価格も高騰し、デストレインでの再販前は開封品で8,000円前後、未開封では数万円のプレミア価格で販売されていたこともある。 再販で流通量が増えたことにより一時は安いものでは5000円以下で購入可能だったが、2020年代からレトロゲームブーム等による需要の増加に伴い、再び高騰化している。 パッケージデザインも斬新奇抜で、一見しただけでは具体的なゲーム内容を窺い知ることができない。 イギリスの月刊誌「SATURN POWER」98年2月号では輸入作品レビュー特集の一つとして本作が扱われたが、先述の国内レビューにも劣らない辛辣な批評が吐き捨てられた。 「デス(死)そのもの、いやそれ以上に忌まわしきなにか」と題された当該レビューでは「まだ出てないサターンゲーを含めても間違いなく史上最悪」「ポルシェのフロントガラスの上で潰れてるブルーボトルコーヒー(*15)みたいなガンシューティング」「エコールはフランス語で学校(school)という意味だが、デスクリムゾンは社会不適合テレビゲームの更生施設(reform school)から逃げ出してきたような代物」「車のドアに手を挟むのと同程度の面白さ」~と散々な言われようであった。さすがブリティッシュジョーク、容赦なし。 欄外には香港の知人から「日本で知られているらしいサターン最悪のクソゲー」として紹介されたライターの感想が載っているが、そこでは「本作の酷さはbadやworseといった単語では到底表しきれないし、もし表現できる単語を思いついた奴は印刷されたそれを見た瞬間ショック死するに違いない」と評された。殺人ジョークかSCPか何か? そうして付けられた点数は100点満点中の5点。同じコーナーでは『ゼロディバイド』69点、『全日本プロレス』79点、『レイヤーセクション』62点といったまともな点数が付けられる中、明らかに酷い扱いを受けている。 特定分野ごとにつけられた点数(10点満点)についても、グラ1点、サウンド2点、多人数での楽しみやプレイ時間に至っては0点と評された。特に0点の項目では「横に友人がいたらきっと爆笑してくれる」「20分も遊べばヘルニア、またはもっと恐ろしい病を発症する」と完全にネタに走っている。 書籍『超クソゲー2』では真鍋社長へのロングインタビューが行われ、一部だが設定や迷セリフの謎などが明かされた。 本来のテーマは「人の生きる精神(越前)と狂気(クリムゾン)とのせめぎ合い」で、クリムゾンは人の意思を蝕み進化する銃である、とのこと。 かの迷言「せっかくだから」は本作及びエコールの前向き(むしろ前のめり)精神の表れであり、「好物焼きビーフン」もまたチャレンジ精神かららしい。 2008年にはファン感謝イベントとして真鍋社長やせいじろう氏などStuffと共にOPのロケ地へ「聖地巡礼」に向かう「デスクルーズ2008」が開催され、この中で本作の誕生秘話を記した真鍋社長書き下ろしの小説『フリーズ!ーデスクリムゾン・レゾナンスー』が配布された。ページ数にしてなんと250に及ぶ。現在ではエコールの公式サイトで閲覧可能。 …が、「デスクリムゾン誕生の秘密が明かされる」と謳いながらその内容はツッコミ所満載の娯楽小説。 簡単に言うと「95年のある日、真鍋社長達の意識がダニーやグレッグと融合したことで、クリムゾンの影響を受けた越前に命を狙われたため、越前達が登場するゲーム『デスクリムゾン』を製作・販売して越前を誘き出そうとする」というのがプロローグ…完全にツッコミ待ちである。 しかし案の定クソゲーを作ってしまったため、事態はどんどんおかしな方向に進んでいく。その先は是非ご自分の目で確かめて頂きたい。 ほとんどフィクションだが所々が微妙に事実とリンクしているので、本作を愛するクリムゾナーならニヤけながら読めるだろう。 どこまでが事実かは定かではないが、作中では本作の数々の珍仕様や珍設定、出来の悪いグラフィックなどの理由も自虐的に解説されている。例えば越前の「女性の扱いは苦手」という設定は「髪をなびかせるのが大変だから女性キャラは作りたくない」→「主人公が女性の扱いが苦手なら女性キャラは出さずに済む」という発想からなど。 上記の「デストレイン」「巨大クリムゾン」などをもストーリーに絡めており、構成や設定は意外なほどに練り込まれたものになっている。ぶっ飛んではいるが驚きの伏線回収や熱い展開などの見所も多く、一つの物語としても楽しめる。誕生…秘話…? ちなみにこの小説は和歌山に向かうバスの中でせいじろう氏によって第2章まで朗読された。 その最中、せいじろう氏の頭上から荷物が落ちるというハプニングが発生。まさかのリアル「上から来るぞ! 気をつけろぉ!」であった。 そして2010年、オリジナル版にあった各種不具合も全て搭載してWindows用フリーウェアとして配布すると公式で発表された。 しかし、セガサターン独自の3D描画方式(*16)をPC上で再現できるかは疑問視されており、その実、現在でも未だに配信の音沙汰はない。 ゲーム中に登場するムササビをモチーフにしたキャラが活躍するゲーム『ムサピィのみらくるデス魔宮』がWS向けに開発されていたが開発中止となった。 その後もACで『ムサピィのチョコマーカー』が発売され、DCやPCに移植され、今日ではPC版が無償配布された。デスクリのスピンオフ作品なのだろうか?(*17) そして2009年末頃から『デスクリムゾン3外伝 忌獣戦紀 ~スピアクロゥ編~』の開発が開始されたと言うが、発売機種はおろかジャンルも「ガンシューかFPSかTPSかノベル」と不確定で、発売されるかも分からないという。オリジナル版の移植と同じく2023年現在の開発状況は殆ど不明。 公式サイトの対談ページでは「代表作を作りたい」と熱意を語っており、(それがデスクリムゾン3の話なのかは不明だが)「少人数で制作しており、2022年ごろに完成するはず」と語っているが、発表は未だない。 しかし状況は一変し、2023年に真鍋社長が突然連載を始めた自作小説『ニンクリ物語』の第十二回に於いて、デスクリムゾンの続編の製作について自身にとってのやり残した最後の使命であると言及した。おそらくこれが前述のデスクリムゾン3であると思われる。 しかし未だに内容などに関する具体的な言及はなく、シナリオに関しても作中での本人の台詞から難航していることが窺えるため、完成まではまだ時間を要すると考えて間違いないだろう。 奇しくも『ぱっぱらぱおーん』でも、オープニングで主人公が赤の扉に入る事でストーリーが始まる。こちらは今作と違い、はっきり赤と分かる。 発売時期が近いPSのクソゲーである『里見の謎』とは(もちろんネタ的な意味で)何かと比較される。 『デスクリムゾン』よりも前にファミ通クロスレビューで同じ総合13点を記録した据置用ソフトに『港のトレイジア』(1992年2月/RIOT・日本テレネット/MD)が存在する。 2018年1月~3月に放送されたTVアニメ『ポプテピピック』の最終回冒頭で、本作のOPシーンのパロディネタが使われた。 Aパートでは起動時の仮面~越前登場、BパートではOPムービーの友ヶ島パートを忠実に再現していた。流石に完全再現とまでは行かなかったのか声優はせいじろう氏ではなく中田譲治氏へ変更され、友ヶ島の風景も諸事情(*18)で若干異なっている。 しかも、EDクレジットでは企画協力としてエコールソフトウェアと真鍋社長の名前が記載されていた。つまりエコール公認。 『ニンクリ物語』第十三回の真鍋社長の言によると「取材して制作みたいな大掛かりな話だったので、事前に制作の人から連絡をくれて正規ルートで話をして、自由にやってくださいと伝えておいたわけだ」とのことで、正式な手続きと段階を踏んで製作されたものだった模様。 なお、OPの映像がほぼ同じためか、YouTubeのAIが本家デスクリムゾンのプレイ動画をポプテピピック最終回の無断転載扱いする(*19)と言う珍事が発生している。 音楽担当・渡辺邦孝氏について 上述したとおりアコーディオン奏者としての知名度が高い渡辺氏だが、ゲームについては自身は遊ぶことがなく、本作の製作に関わったのは阪神・淡路大震災の影響で不安定だった生活を巻き返すため、勢いのあるゲーム業界の案件を受けることにしたという経緯を語っている。しかしながら提示される資料の少なさ(*20)などもあってリテイクの連発となり、当時の生活事情などもあって開発末期の2か月ほどの間に制作したMIDIを買い切りという形で開発から身を引いたという。 新盤と旧盤のサウンドトラックで音色が違うのは、ファイルを渡した当時の渡辺氏の想定が新盤の音で、旧盤は納得できるクオリティにないことやエコールからの連絡もなかったために憤っていたとのこと。この件に関しては上記デスクルーズ企画の際に真鍋社長から謝罪があり、その場で渡辺氏からもサントラを出してはどうかと提案を受けたのが新盤の発売に繋がったようだ。 2018年、渡辺氏のYouTubeチャンネルにて本人がこのゲームのBGMを演奏した動画がいくつか投稿された。彼曰く、デスクリムゾンとは『My Dark History(黒歴史)』であり『The game is f**king, but the music is amazing(クソゲーだが、音楽はスゴイ)』とのこと。 こう言いつつも、渡辺氏自身は赤の扉の曲が「せっかくだからのテーマ」と日本で呼ばれていることに言及したり、上記のポプテピピックにおけるパロディも好意的に評するなど、デスクリムゾンというタイトルに悪印象は抱いておらず、むしろファンが積極的にネタとしていることを好意的に捉えている様子を見せている。 渡辺氏のゲーム音楽に関する活動はデスクリムゾン以外になく、新盤サントラ発売時のインタビューで「オーダー次第だが、ハードプログレ路線はデスクリムゾンでやりきった感じで、それ以上は作れないかもしれない」と語っている。 本作は国立国会図書館で資料として保管されている。インターネットにあるデスクリムゾン関係のページによると、寄贈したという本人が一部始終を公開している。国会図書館にデスクリムゾン寄贈へ 2024年6月、公式YouTubeチャンネル開設。 最初にアップされた動画はもちろんあのOPムービー。説明文によると「セガサターンでリリースされた伝説のゲーム、デスクリムゾン。そのオープニングムービーです。」とのこと。 ゲーム内のボイスキャスト・せいじろう氏について 本作で越前の声(ほかゲーム内ボイスデータの大半)を担当したのは、大阪府出身のタレント「せいじろう」氏。2019年に活動休止するまで主にCMナレーションなどを手掛け、芸能プロダクションも運営していた。 社長いわく「本当は声優が5、6人いる、と言いたいところなんですが、全部せいじろうさんが担当しています」とのこと。つまり先にあげたナレーションやダニーとグレッグだけでなく、「ワナップ」などのシステム音声からモンスターの奇声まで担当している。 プレイヤーの脱力を誘う越前のボイスはれっきとした氏の「演技」であるが、発売当時は担当声優に関する情報がほとんど明かされなかったこともあって、「エコール社員が片手間で演じたもの」だと誤解するプレーヤーが続出。本人は結構ショックだったとか。 社長によると「変な魔物がペンチでつねられる悲鳴をすぐに出せる人」というオーダーをしたところやってきたのがせいじろう氏だったとのことで、OPのデスビスノスや一部モンスターの金切り声のような奇声はまさにそのリクエスト通りと言っても過言ではなく、声優周りの事情が判明した現在ではこの面でせいじろう氏の演技力を評価する声も上がっている。 ちなみにせいじろう氏は、後に『THE KING OF FIGHTERS 2003』や、同シリーズのムービー作品『The King of Fighters Another Day』(の第三話)でビリー・カーンの声を担当した時、越前の件もあって一部で話題になった。 本作で氏の演じた音声の参考動画はこちら。 その後の展開 カルト的な人気を得たからか、続編『デスクリムゾン2 メラニートの祭壇』が発売された。 「微妙な場所を攻める好きな食べ物」は健在。『2』の主人公、八並康の好物はダチョウのステーキで、ヒロインのユリの好物はマンゴスティン。 八並康の序盤のセリフ「なんだこの看板はぁ?」「ローゼンバーグクリニック? 面白そうだな、せっかくだから入ってみるか」のみならず、あちこちに今作のオマージュがある。 一応、本作でまるで語られなかった世界設定が明かされ、OPに声が出ただけのダニーとグレッグも登場する。 さらに、同作をアーケード向けにアレンジした『デスクリムゾンOX』が稼働。後に追加要素を加えてDCやPS2にも移植された。PS2版はタイトルが『デスクリムゾンOX+(プラス)』となっている。
https://w.atwiki.jp/jewelry_maiden/pages/800.html
地下へと続く階段を降りる。カツーン、カツーン 先祖伝来の城は今の時代の僕にとっては住み心地がいいものではない。 ベッドは無駄に広く。大理石の床は冷たく。父や母の部屋には遠かった。 父亡き後、この城を受け継いだ私は不便を感じながらも この城を手放す気にはならなかった。 ここは、見たことも無い先祖が代々、家族を護ってきた『家』だから。 見たことも無い先祖がどれだけ家族を愛し、『血』を引き継いできたのか 私は知っているから。 なぜ、私がご先祖の全てを知っているのか。 それは、ご先祖と共に生きてきた『存在』が地下で生きていたから。 私が生まれた時、いや、父や祖父が生まれた時にも その『存在』、彼女が祝福してくれたと聞いた。 この家に生まれた全ての者は彼女に祝福され、その愛を受けとる。 そして彼女を残して、未来を託して死んでいく。 彼女は、全てを見て、全ての思い出を胸に抱いてきた。 「ばあさん、入るぞ」 「レディに向かって婆さんは無いものよ。そんな躾をした覚えは無いわよ」 「レディって歳でもないだろう。さすがに見掛けも色褪せているわけだし。私が生まれた時からの付き合いなわけだし」 「《生まれる前》からよ。マスター。この家の当主のことは最初の2代を除いて皆、生まれる前から知っているわ」 「何度も聞いたよ。まあ、いいでしょ。で、身体のほうはどうだ?」 「良くは無いわね。仕方ないわ。何事も永遠はありえないのだから」 「何度も言ってるけど、上で暮らさないか? 家族も望んでいるし。なんだかんだ言っても、ばあさんの姿が見えないと寂しいらしい」 「気持ちは嬉しいけど、遠慮しておくわ。貴方達が悪いわけではないのよ。 何十年も前から身体の調子が悪くなってきて、最後の時が近いことを自覚した時にね、ここに来たくなったのよ」 「ここは、先祖の残した物をしまい込んでいるからね。甲冑、武具、馬鎧に普通の馬具。大砲に鉄砲。自転車、自動車。蓄音機から電話機まで置いてある。 ちょっとした博物館だな……」 「ねえ、マスター。貴方にとっては古いくらいの価値しか無いのかも知れないけれど。 私にとってはどれもこれも思い出のある品物だわ。この子達を使った代々のマスター達との大事な思い出。目を閉じれば、昨日のことのように思い出せるのよ」 目を閉じて、思い出を呼び覚ます彼女の顔は、子供の頃から見慣れた顔だった。 幼かった私は彼女にご先祖の物語を聞き、思い出の品を眺め、彼女の香りのするベッドで眠り、彼女の膝の上で食事をしていた。 弟や妹も同じことをしていたなぁ……。 「あの、プレートアーマーに悪戯したときは凄く叱られた覚えがあるなぁ」 「あれは……特別なんだもの、仕方ないじゃないか」 「思い入れ?」 「初代当主の遺品だってことは話したわね……。わたしが、この家に嫁いできた時のマスターよ。わたしもまだ少女だったわ……まあ、いいじゃない」 「惚れてた?」 「ま、まあね。いい男だったわよ。貴方のご先祖。おかげで、ずっとこの家に居ることになったわけだし」 「クスクス」 「笑うんじゃないのよっ。子供のくせにっ」 「子供って……世間では立派に一人前なんですけど……」 「私から見たら誰も彼も鼻垂れ坊主よっ。たかが20年や30年生きたくらいでっ」 「そりゃぁぁぁそーだろ!」 過去のご先祖とのロマンスをからかうと彼女は照れて怒り出す。老いたりとはいえ、耳を赤くして照れる姿はとてもチャーミングだ。 彼女と添い遂げることを望んでも、血を絶やすことを恐れる家柄はそれを許さず。 本人の意向と関係なく伴侶を娶り、血を残してきた。 いろいろ、あったんだろうに……。彼女は愚痴や恨み言を言ったことは無かった。 そんな日常を過ごしつつ数年が経ち、私にも自分の家族が出来て、血を受け継いだ子は彼女の祝福を受けることができた。 穏やかな日々を過ごし、私の子供も、かつての私と同じように彼女にご先祖の物語を聞き、思い出の品を眺め、 彼女の香りのするベッドで眠り、彼女の膝の上で食事をしていた。 そんな日々が永遠に続くものだと錯覚していた……。 『その時』は唐突にやってきた。 「マスター、家族を集めてちょうだい」 「どうした?」 「意識が薄くなってきたわ。どうやらわたしも、ここまでのようよ」 「なにを馬鹿なことを……」 「早く、家族を呼びなさい」 彼女に気圧されて部屋を出る。早く、早く――― 「みんな、来たようね。長い間、ありがとう。とても素敵な人生だったわ。貴方たちのご先祖から受けた愛情を わたしなりに精一杯伝えたつもりよ。みんな、これからも元気でね……」 「ばあさん……」 「マスター、貴方が小さい頃を覚えているかしら? 先代に叱られて泣きながらここに逃げてきていたわね……」 「貴女は私が泣き止むまで抱きしめてくれたっけ……。怖い夢を見て、眠れなくなった夜も……貴女の胸の中ではぐっすり眠ることができたよ」 「愛しているわ……My Boy。愛しているわ、この家の全てを……」 握る手から力が抜けていく……ああ……本当に……お別れなんだね……。 その時、けたたましい音を立てて先祖伝来のプレートアーマーが崩れた。代々の男たちが受け継いできたあの甲冑が。 「ああ! マスターっ!」 彼女の視線は私を通りすぎ、虚空を見つめていた。喜びの笑顔を浮かべて……彼女は逝った。 代々のマスターが迎えにきたのか……。 男達の魂が、彼女を連れて行く……。 さようなら……Grandma。私も、貴女を愛していましたよ……。 「おばあちゃん、居なくなっちゃったの?」 子供の声に我に返り、言葉を探す…… 「おばあちゃんはね、帰ったんだよ……懐かしい人たちのところへ……だから――」 宝石乙女の物語を伝えよう。彼女が伝えてくれた物語を。彼女の愛情と共に。 ~名も無き乙女の昔話~
https://w.atwiki.jp/zeneitekinakusoge3/pages/6.html
コメントを書き込む前に コメント欄での【煽り、叩き、晒し、荒らし】を禁止します。 当wikiおよびwiki管理人は運営様とは一切関係がありません。ゲームに関する苦情等はwiki管理人に送られても対応できません。 フレンド交換は、フレンド交換ページをご利用ください。 質問する前によくある質問をよく読んで同じ質問がないか確認してください。 wikiに掲載されている内容が【最新とは限りません】。気づいた点があれば、編集するか、コメント欄に情報をお願いします。 名前 砂漠の二軒並んだ家の左の方をノックすると↓↘︎→+pと有りますが何を意味するか分かる方いらっしゃいますか? - 名無しさん (2021-12-07 23 39 06) ストリートファイターにおける波動拳のコマンドらしいです。前衛的なクソゲーRPGシリーズにはこういうゲームネタがよく出てきます - 名無しさん (2021-12-10 16 02 14) モンスター図鑑の最後の敵はどこで戦えますか? - 名無しさん (2021-11-17 14 58 27) Android版にて。ラスボス撃破後でエンドロールが流れないのですが、どのような改善方法がありますか? - 名無しさん (2021-11-13 10 27 17) 裏技のとこにいるボスてだれですか? - ひろきち (2021-10-07 18 51 02) ボビンってどこにありますか? - 名無しさん (2021-08-02 09 38 25) ドスバナーナドロップ、オアシス、あかんツボドロップで1周目3つだと思います。前衛的なアーマーがあるのであまり意味はないですが2周すれば全員分手に入れられます。 - 名無しさん (2021-08-02 21 20 02) ヤバイ森の明かりってどうやって灯すんですか? - 名無しさん (2021-08-01 18 12 04) まんじまんじゅうはどこにありますか? - 名無しさん (2021-07-17 10 49 32) パリピ城外の、入ってすぐ左の屋台で売ってます - 名無しさん (2021-07-17 19 45 19) 本wikiに書いた裏ボス攻略にて、沈黙有効ターンが不安になって4~5回検証しましたが全て大丈夫だったので大丈夫そう - 名無しさん (2021-07-03 00 32 44) ↓解決しました - あ (2021-06-05 18 02 54) アイテム図鑑/アイテムの情報を盛大に間違えて保存してしまいました。履歴やバックアップ機能はありますか? - あ (2021-06-05 16 11 11)