約 1,530,371 件
https://w.atwiki.jp/sonohanaseiyu/pages/50.html
サラ・スコーピオン:紘川琴音 シリア・フォン・ベルンシュタイン:伊坂なな ハンス・ビューロー:茶介 カリン・フォン・ギーレン:五行なずな セシル・フォン・ギーレン:杏花 ハンス・ビューロー:茶介 ブランケンハイム公爵:宮脇政道 貴族:送利番人 兵士:北野衛 女貴族A:小栗杷子 女貴族B:木下萌果 女貴族C:京藤サナ 女貴族D:あずまゆい
https://w.atwiki.jp/tarowa_another/pages/20.html
夢のかけら ◆wIGwbeMIJg とある世界、とある場所に海堂直也という男がいた。 男には夢があった。だが、その夢はとある心無い人間によって奪われてしまった。 ギタリスト人生を絶たれ、男は叶えきれなかった夢に押し潰されるような日々を送っていたのだ。 そう、まるで”呪い”のように。 そんな男はようやく、自分の才能を継ぐ人間と出会い夢という呪いから解放されたのだ。 散々人間を嫌いと言っていた彼が選んだのは、やはり人間だった。 あるいは、海堂直也は木場勇治よりも、長田結花よりも、人間が好きだったのかもしれない。 だからこそ、彼は正当防衛を除き一人たりとも人間を殺さなかった。いや、殺せなかったのだろう。 オルフェノクという人間を遥かに超越した存在なのに、その力を人間に向けなかった――それだけで、海堂直也がどのような人物なのかが伺える。 「――ちゅーか、さ」 海堂の脳裏に浮かぶのは、あの白いホールで首輪を爆破された少女の姿。 人集りの中でも大分後ろの方だったためよく見る事は出来なかったが、彼女の最後の叫びは海堂の鼓膜に張り付いて離れなかった。 人間が死ぬところを見るのに慣れていなかった訳ではない。 だが、あんなにも呆気なく、残虐に殺されたのは、海堂の知る限りでは初めてだった。 「まぁな? 殺し合いたいやつを片っ端から集めて開くのはいーさ。 けどよ、あの子は……ただの女の子じゃねぇか。それに木場や長田、乾のやつだってそういうタイプじゃねぇ」 名簿に被った土をパッパッと払い、怪訝な視線でそれを見詰める。 海堂の関心が向けられる名前は、”乾巧”、”草加雅人”、”木場勇治”、”長田結花”、”村上峡児”の五つだ。 それら五つの共通点は、自身が知っている名前だという事。そして、もう一つの共通点がある。 その共通点というのは、乾巧を除いた四人は既に”死亡”している、という事だ。 本来ならばそれは疑問を抱くべきだが、海堂はその名前を見て驚きこそすれど疑うことはなかった。 何故ならば、草加雅人も、長田結花も、村上峡児も、実際にこの目で死を確認した訳ではないからだ。 木場勇治に関したって、クリムゾンスマッシュの余波に巻き込まれただけで、実はしぶとく生き残っていたかもしれない。 なによりあの木場たちがそう簡単に死ぬなんて、海堂には到底思えなかった。 いや、それは海堂の願望だったのかもしれない。 木場も、長田も、草加だって、決して死んでいい人間ではなかった。 村上については良い印象はないが、だからといって死ぬべきだとは海堂も思ってはいない。 だからこそ、会ってその真実を確かめたいと思っていた。もしも生きていれば、それが何より。 なんだかんだ言って、海堂直也という男はどうしようもなくお人好しだったのだ。 「――何が言いたいかっちゅーと、あのエセ神父の思い通りになってたまるかってんだ」 一人結論づけた海堂は、ふと自身のデイパックに目をやった。 そう言えば名簿を確認しただけで支給品とやらを見ていなかったなと、今頃になって気付く。 気持ちを切り替えるのも含めて、海堂は意気揚々とデイパックへと手を伸ばした。 「さーって、ロクでもないもん入ってたらタダじゃおかねぇぞ……」 誰に言うわけでもない呟きを一つ、手探り気味に中身を漁る。 一見するとコソ泥のように見えてしまうのは海堂の胡散臭さからか、にやりとした表情が更にそれを加速させる。 ご満悦な表情で海堂が取り出したのは、ちゃりちゃりと軽い音を鳴らす一つの手錠だった。 さすがの海堂でも玩具と本物の見分けはつくようで、その手触りが金属のものである事を確認すればうそれでもんうんと頷く。 強力とは言い難いが、ハズレというわけではない。持っていて損はないといったところだろう。 次に海堂が取り出したのは、透明な袋に入れられた三つの黄色いグミ。 正直これを手にした時にはとんでもないハズレ品だと思ったが、付属されていた説明紙を見て目の色を変えた。 『レモングミ』 食べればHPを大幅に回復するグミ。 具体的な回復値は最大HPの60%程。 「HP……って、体力って事か? なんか胡散臭ぇなぁ……」 説明書に記されていたのは、あまりに簡潔で胡散臭い説明だった。 まるでゲームの世界から持ってきたような、それこそスマートブレイン社でも開発できるか怪しい品物。 馬鹿にしているかと叫びそうになったが、現状本物かどうか確かめる手段がないので保留にしておく。 もしも本物だった場合無闇に消費するわけにもいかない。と、海堂らしからぬ冷静な思考で判断したのだ。 さて、ここまで確認した支給品は二つ。 その内一つは手錠という明確に役に立つもので、もう一つはレモングミなる胡散臭い代物。 確か主催は支給品は一つ~三つと言っていた。ならばここらで尽きても良い具合だが、海堂の運はそこそこ良いらしい。 なにかないかとデイパックに突っ込んだ右手は、すぐになにか硬いものに触れた。 「さってと、お次は……おっ、こりゃでっけぇな! もしかして当たりなんじゃ…――っ!!」 その感触に引っ張られるように、海堂は期待に濡れた表情で”それ”を引っ張り出す。 しかしその手は途中で止められる事となった。その理由は、”それ”が何かを海堂が知ってしまった為。 ”それ”は、海堂のよく知るものだった。形や種類は違えど、海堂はそれをなんと呼ぶのか知っている。 海堂の手に良く馴染み、視線を離す事を許さないそれは―――― ――――ギター、だった。 「……なんだよ」 ぽつりと、掠れた声が溢れる。 体の奥底から燃えるような熱が湧き上がり、思考を支配していくのが分かった。 「そうまでして俺を馬鹿にしたいかよっ! 夢を諦めることが、そんなに悪いことなのかよっ!」 激情のままに叫び散らし、ギターを振り上げる。 そのままアスファルトに叩きつけようとして――――出来なかった。 「……っ…」 いや、あるいは、そのギターが新品で指紋一つついていなかったのならば、海堂は躊躇なく振り下ろしただろう。 海堂がそうしなかった理由は、そのギターが酷く使い込まれている事に気が付いたからだ。 一見新品に見えたのは、新品だと錯覚する程手入れが行き届いているから。 余程持ち主はこのギターを大切にしていたのだろう。そんな思考が、海堂の行動を阻んだ。 身体の熱を冷やすように、長い溜息を吐き出す。幾分か冷静になれば、丁寧な手付きでギターを降ろした。 その最中、不意に一枚の紙がギターのヘッドに括りつけられているのが海堂の目に入る。 「……中野、梓……?」 『中野梓のギター』 その文字からするに、中野梓というのはこのギターの持ち主の名前なのだろう。 さっき確認した名簿に同じ名前があったのを、ふと思い出した。 思わず海堂の顔は渋る。中野梓という人間がギターを愛しているというのは、痛い程伝わっていた。 そして、こんな殺し合いに連れてこられるべき人間ではないということも。 「――しゃーねぇな」 暫し考え込んだ後、パンッと自身の両膝を叩き立ち上がる。 続けて地面に寝かせておいたエレキギターを持ち上げれば、付属のストラップを肩に掛けた。 本来彼はクラシックギターの専門なのだが、エレキギターを肩に提げる姿は、不思議と様になっていた。 「届けてやるよ、この俺様が」 顔も年齢も分からない、中野梓という誰かへ向けて。 海堂直也は持ち前のニヒルな笑顔を浮かべ、そう宣言した。 【F-2/一日目 深夜】 【海堂直也@仮面ライダー555】 [状態]:健康 [装備]:中野梓のギター@けいおん! [道具]:支給品一式、レモングミ×3@テイルズ オブ シンフォニア、手錠@古畑任三郎 [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いには乗らず、人間として生きる。 1.中野梓を探し、ギターを渡す。 2.乾、木場、長田と合流したい。草加は微妙。 3.村上と出会うことは避ける。 4.木場達は生きてた……? ※名簿を確認しました。 ※参戦時期は50話、アークオルフェノク撃破後。 【レモングミ】 一口サイズのゼリー状の薬品。レモン味 食べればHPを大幅に回復する。シンフォニアでは最大HPの60%程。 【中野梓のギター】 けいおん!の中野梓が所持しているギター。通称むったん。 モデルはフェンダーJAPANのムスタングMG69で、カラーはキャンディアップルレッド。 ムスタングとは日本語で「じゃじゃ馬」という意味で、これは中野梓のキャラソン『じゃじゃ馬Way To Go』のタイトルにも用いられている。 ちなみにストラップ(肩掛け)付き。 001 少年よ、大志を抱け。 投下順に読む 003 白き闇 時系列順に読む 初登場 海堂直也
https://w.atwiki.jp/debutvselder/pages/176.html
「新参陣営から見たBチーム各ターンの見せ場SS」【大団円な第5ターン】 【エクストラターン】 【エピローグSS・埴井葦菜の戸惑】 「新参陣営から見たBチーム各ターンの見せ場SS」 【大団円な第5ターン】 「ああああああああああああ!!!!」 御厨括琉(みくりやくくる)、B.J.アキカン、そして重川紗鳥(しげかわさとり)。 相次ぐ仲間の死に直面し、古参魔人名戯(なざれ)まりあの未熟な精神は崩壊した。 『落ちつけ!』 最愛の彼の言葉も最早彼女には届かない。 名戯まりあの子宮内恋人・名戯肯(こう)は呼びかけと同時に子宮口を内側からやさしく撫で、まりあを落ち着かせようとしたが、その懸命の努力は実を結ばなかった。 頭をかきむしり、奇声を上げ、一通りの狂気的行動をとった後、彼女は感情のままに目の前の敵を殺さんと駆けだしたのである。 『ちぃぃぃぃっ!』 母体の暴走を受けて肯は能力を発動した。 彼女に襲われた新参魔人・行方橋ダビデは魔人拳法の達人だった。 拳の鍛錬の過程で彼が得た洞察眼は、一目敵を見ただけで弱点となる部位はもちろん対象が現在かかっている病気や総合的な戦闘能力まで見えてしまう冴えのある逸品だった。 その優れた目をもって彼は名戯を「戦闘力を持たないただの人間」と判断し、迅速に処理行動へと移った。 戦闘時の彼には油断も容赦もなく、それは間違いなく最適な動作で行われた最善の行動だった。 向かってきた名戯まりあの喉を貫かんと一歩踏み込んで、必殺の手刀を繰り出したのだ。 その手刀は先程重川を貫いた時と同等の威力を有しており、砂の詰まったドラム缶程度なら易々と貫通する。 だが、その手刀は彼女の命を奪えなかった。 名戯の喉は薄皮一枚傷つかず、それとは対照的にダビデの右手は指先から手首までが粉々に砕け折れた。 『母さんは俺の嫁』 ダビデは砕けた右手の痛みを感じる前に絶命した。 手刀とほぼ同じタイミングでまりあが放った平凡な平手打ちが、軽い破裂音と共にダビデの顔面の大部分を消し飛ばしたためである。 行方橋ダビデ・即死。 名戯まりあの能力「母さんは俺の嫁」は正確には彼女の能力ではない。 それは彼女の子宮の中で彼女と共存する魔人・名戯 肯(なざれこう)の能力である。 まりあのお腹に突然宿された胎児である肯は知能が異常に発達しており、胎内で精神が中二に達し魔人覚醒した。 そしてその肯の溢れ出る中二力によってまりあの肉体を保護し、本来貧弱な肉体を屈強なものに変えるというのが「母さんは俺の嫁」という能力の正体である。 ダビデの手刀がまさに突き刺さらんとした瞬間、まりあは肯によって強化され、これを撃退したのであった。 ドス黒い中二力を放出させながら、ダビデを一挙の元に葬った名戯が新参陣営を睨みつける。 その両目からはとめどなく涙が溢れ続けている。 「……ひぐっ…ぁ…ぁん…くっ…くくるさんっ… アキカンさんっ……さ…ぐすっ…さとりちゃんっ……! …ねぇ…返して…? 返してよォーーーッ!!!」 次の獲物を狙い再び走りだした名戯を新参陣営二枚盾の武論斗さんが組み伏せにかかる。 ブ厚い鉄の扉に流れ弾丸のあたったような音を響かせ、両者は激突した。 ■ 名戯の暴走は古参陣営にとって都合の悪い出来事だった。 というのも、古参陣営の参謀である負一 統色(ぜろまえ とうしき)は現在の絶望的な戦況を総合的に判断した上で降伏を検討していたのだ。 しかし、名戯が新参魔人を殺した上に暴れまわっている現状、白旗がすんなりと受け入れられるとは思えない。 最低限暴れている名戯を止めないことには交渉の余地はないだろうと考えた負一は使者を送ることにした。 彼が使者に選んだのは六埜九兵衛(ろくのきゅうべえ)という魔人だった。 六埜は女性に裏切られ続けた(と思い込んでいる)嫉妬深い性格の雰囲気イケメン魔人である。 交渉をするにあたって彼の不安定な性格を考えれば決して適切な配役であるとは言えなかったが、名戯の暴走を止められる戦闘能力を持った魔人はもう他におらず、彼に頼らざるを得なかった。 そうして六埜は降伏を申し出る為に最前線へと向かったのである。 前線へ到着した六埜はすぐさま組み合っていた武論斗さんと名戯の間に割って入った。 そして「六埜さんどいて! そいつ殺せない!」と激昂する名戯の下腹部に向かって叫んだ。 「肯ッ! 勝負はついた! 今すぐまりあの強化をやめてくれ! 俺たちは負けたんだ!」 まりあをダビデから守る為に仕方なく能力を発動していた肯は素直にその呼びかけに応じ、まりあの周囲に漂っていたドス黒いオーラは消失した。 自身の力の減退を感じ取ったまりあはより一層の混乱を見せる。 「どうしてこれじゃあ殺せない!! 肯くんっ!! 六埜さんっ!! みんなみんな殺されちゃったんだよ!? どうして殺しちゃいけないのっ!!?」 錯乱する名戯の首に六埜はそっと自らの腕を密着させ、抱きしめるようにして絞め落とした。 そうして意識の無くなった名戯を床にそっと寝かせた六埜は流れるような動作で足を畳み、右手と左手を膝の前に揃えて地につけ、その人差し指と親指の間にできた空間に鼻を納めるようにして頭を下げた。 そう、土下座である。 「申し訳ありませんでした~! 俺たち、ダンゲロスから足を洗ってハイパーエリートになります!」 と、六埜は古参陣営の総意を新参陣営に伝えた。 緑風佐座・行方橋ダビデというかげがえのない仲間を殺された新参魔人達の中には降伏に納得できず古参殲滅を望む者もいたが、そういった者達は六埜の後を追うようにゾロゾロと集まってきた古参魔人達による一糸乱れぬ土下座芸に毒気を抜かれ、不満そうな表情を浮かべながらも降伏宣言を受諾したのであった。 余力のあった新参魔人達は陣営の勝利を祝い喜んだ。 ある者は歓喜のシャウトを轟かせ、ある者はかくし芸である南京玉すだれを披露した。 戦いで消耗していた者達は安堵の表情を見せへたり込み、亡くしてしまった両名を良く知る者達は改めて彼らの為に声をあげて泣いた。 こうして、新参vs古参ダンゲロスは新参陣営の勝利で幕を閉じたかに思えたのだが…。 気の緩んだ新参たちを見て、一旦は敗北を認めた古参魔人達の心に暗い影がちらりとよぎる。 油断しているこいつらになら勝てるんじゃね? 「やっぱやーめた! エリート人生なんか糞食らえだ! 死ねぇ!」 プライドを捨て襲い掛かろうと頭を上げた古参たちの目に飛び込んで来たのは、ゲスな気配を一瞬で察知して即座に戦闘体制に戻った新参達の姿だった。 諸語須川てけりの怒りと共にざわめき逆立った髪の禍々しさは古参の戦意を根こそぎ削いだ。 審刃津志武那が持つ天秤の放つ威圧間は意気込んで上げた古参の頭を再び下げさせるほどであった。 阿野次のもじが死線に向けて中段に構えた伝説の白いギターと、夢追中のスラリと伸びた脚の先で練られた殺気は数秒先にある死の香りを強く匂わせ、古参を後ずさらせた。 埴井葦菜の操る空を覆い尽くさんばかりのアシナガ蜂達が奏でる羽音は「決して逃げられない」という絶望感を古参に与えた。 二枚盾の阿吽像のような立ち姿は大いなる存在を想起させ、古参に芽生えた反逆心をかき消した。 稲荷山和理の武術家のような握りの構えを直視した古参は己の魂の消失をイメージさせられ、ただただ震えるしかなかった。 彼らの様はまるで歴戦の勇者。 ――あ、やっぱ無理だ 「すいませんでしたぁっ!」 一旦勢いで立ちあがった古参達はそのままはジャンピング土下座に移行した。 そんな彼らの姿は最高に格好悪かった。 ≪新参陣営≫ 死亡(2名) 行方橋ダビデ 緑風 佐座 負傷(4名) 武論斗さん 梨咲 みれん 夢追中 埴井葦菜 ≪古参陣営≫ 行方不明(1名) 月宮クズレ 死亡(4名) 御厨括琉 B.J.アキカン 重川紗鳥 真野望月 負傷(4名) 名戯まりあ 負一 統色 六埜九兵衛 香川 雨曇 ≪勝利陣営≫ 新参陣営 ~魁!ダンゲロス・完~ →新参陣営完全勝利! 次回!エクストラターン! 【エクストラターン】 新参と古参の戦いからちょうど一ヵ月後の今日、あの戦いから生還した新参魔人達は一所に集っていた。 彼らの集うそこは学園の敷地の隅に位置している雑木林の中で、横一列に並ぶ彼らの前には高さ3mほどの丸みを帯びた石があった。 大きく刻まれている「新参之墓」という文字が、その物体の意味するところを表している。 そう、本日新参魔人達は先の戦いで散った仲間を偲ぶために集まったのだ。 喪服を纏った彼らの顔には大なり小なり悲しみの色が浮かんでいる。 普段明るく元気な彼らもこの時ばかりはじっと佇み故人に想いを馳せていたのだ。 「あの時私が止めていたら」 「俺がもっと早く駆けつけていれば」 長い黙祷を経て、ぽつりぽつりと後悔と懺悔の言葉が漏れだした頃、その陰気な空気を打ち払うかのように彼らの背後から陽気な台詞が響いてきた。 「そんなことより野球しようぜ!」 やれやれどこの馬鹿野郎だと振り向いた新参達は自らの目を疑った。 声の主は先の戦いで死んだはずの緑風佐座であったのだ。 さらに驚くことに緑風の傍らには彼と同様に死んだはずの行方橋ダビデの姿もあった。 「緑風さん!! 行方橋くん!!」 いち早く一人の新参魔人が歓声を上げ彼らに駆け寄った。 それに続くように次々と歓声があがり、わらわらと二人を取り囲む。 「どうして! あの時確かに二人とも…!」 「あぁ、それは――――」 まるでテンプレート通りの質問に、緑風はニヤつきながら答えた。 あの時月宮の即死攻撃を受けた緑風の心臓は確かに停止したのだが、その代わりに魔人の核とでも呼ぶべき臓器が覚醒し彼の命を繋ぎとめたのだと。 ほら触ってみろよ、心臓はまだ止まったままなんだぜなどと無邪気に笑いながらに緑風は言った。 「じゃ、じゃあ行方橋くんは…!」 「死んだのは残像だ」 行方橋ダビデは平然と答えた。 残像使いとしてのスキルを極めた彼は、ついに自身と同じ容姿・思考・能力を持った残像を生み出すことに成功していたのだ。 彼は数年前に自身と完全に等しい7体の残像を生みだし、それを別々の場所に分けて安置していた。 そしてその完全なる残像は現在活動している「行方橋ダビデ」の消失をトリガーとし、新たなる「行方橋ダビデ」としてそれまでの記憶を引き継ぎ行動を開始するのだという。 二人の説明を聞き、新参達は更にヒートアップして矢継ぎ早に質問を投げつける。 「心臓て…緑風君月宮先輩の能力で爆散したんじゃなかったっけ…?」「ダビデお前は何人目だ?」「能力…その能力について詳しくお願いしますっ!!」「今までどこにいたのー?」「なんで二人は腕組んでるの? 死ぬの?」「スリーサイズは!?」「罵ってください!」 そんな弛緩しきった新参魔人達に突如異変は訪れた。 あれだけ騒がしかった新参魔人達の声がピタリと止んだのである。 声だけではない、動作もピタリと止まりそれはまるで見えない糸に括られたようであった。 常に冷静沈着な審刃津志武那(しんばつ しぶな)は現在の状況を整理した。 「(体が動かせない…! 皆も俺と同じような状態か… …恐らくこれは、行動封印系能力者の仕業! 古参の意趣返しか…? いや、こんなことのできる能力者は古参陣営にはいなかったはず… これはまさか…あの―――――)」 「御明察!」 フハハハハハハといかにもな笑い声を上げながらその男は墓石の上に現れた。 フードのついたマントをスタイリッシュに着こなすその謎の男は、行動不能に陥っている新参魔人達をまじまじと見下ろした後、愉悦に浸りながら演説を始めた。 「新参陣営諸君、先の戦い御苦労であった! 我々はGK10という陣営である!」 男の言葉をきっかけに墓石の後ろから10人の人影が現れた。 皆演説をしている男と同じデザインのフード付きマントを纏っている。 「まずは安心して欲しい! 動けない君達をこの場でどうこうしようというつもりはない! 本日我々は宣戦布告を目的にやってきたのだ! 君達は古参陣営を倒したことで少々増長しているようだが、彼らは所詮我々の残りカスに過ぎない! 我ら至高の10名こそこの学園の真の支配者なのだ! 圧倒的な能力と知略をその身に刻んでやろう!」 ワーワーと高慢な演説を持て囃すフードの男たち。 それに気を良くしたのか、墓石の上の男はフードを脱ぎ捨てた。 中から現れたのは声から連想できる通りの逞しい肉体を持つ漢臭い男だった。 その男は何を思ったのかフードを脱ぎ捨てたように帽子、学生服、Tシャツ、ズボンと順々に脱いでは捨てていった。 突然始まった誰ひとりとして得する者のいない脱衣所ショーに仲間達は唖然とした。 「あいつ、露出狂だったのか!?」「きっと汚い裸を見せつけることで新参の戦意を下げにいってるんだよ!高次元盤外戦術だよ!」「それにしても見苦しいなぁ…」 などと言っている間にその男の召し物はついに靴とブリーフのみになってしまった。 最後の砦たるブリーフに手をかけたとき、流石に仲間達も声を荒げて制止したのだがその声が彼に届くことはなかった。 こうして頭にブリーフ、足に靴のみを召した完成形変態が誕生したのである。 「あの…見苦しいのでせめてその粗末なものを隠して頂けませんか?」 見かねた一人のフードの男がそう言って白い布を墓上の男に向かって投げた。 その布をいそいそと身に纏う彼であったが、その行動がフード軍団にさらなる衝撃を与えた。 その投げ渡された布というのが丈の短いフリフリのエプロンであったのだ。 ヘッドブリーフ、フリフリエプロン、陰部丸出し、アクセントの靴という格好になってしまった彼は、もはや完成形変態の域を超えており、完了形変態と言っても過言ではない有様であった。 「…ぷっ! あははー 私だったら死んでるなー」 その言葉にようやくフード衆は集団の中に敵がいることに気付いた。 そう、墓上の男は操られていたのだ。 フードを脱ぎ捨てたその女は「身操屋(みくりや)」の異名を持つ操身術士―――― 「―――――貴様はッ! 御 厨 括 琉 ッ!」 「Yes, I am !」 フードの男たちはここにきてようやく臨戦態勢に入ったのだが、もうその時には手遅れであった。 ガションガションとミリタリーファンが泣いて喜ぶようなリロード音が新参魔人達の遥か後方からこだました次の瞬間 「ムーンライト・ミラージュ・バスター!!!」 というどこかで聞いたような必殺技名と同時に射出されたエネルギー奔流によって、墓上の男は昇華して気体になったのである。 能力を放ったのは月の力で戦う美少女古参魔人・月宮クズレであった。 予想だにしていなかった古参の強襲に対しフードの集団内には混乱が生じ、新参陣営を縛っていた能力が緩んだ。 それを機に一気に戦闘態勢を整える新参魔人達。 いよいよ危機的状況に陥ってしまったフード衆を「あらあらなんだか大変そうですねー がんばって下さーい」とニヤつきながら煽る御厨。 そんな忌々しい存在を叩き切ろうと一人の男が腰に刺していた魔剣を引き抜いた瞬間、その男の上半身は消し飛んだ。 「―――――重闘法:威蛮(じゅうとうほう:いはん)」 男を消し飛ばしたそれは、武道家古参魔人・重川紗鳥が用いる重川流格闘法の奥義であった。 武器を持った相手を遠当てにより遠距離から攻撃するのがその奥義の概略である。 「な、なんで! なんでおまえらが新参陣営に味方する!?」 もう余裕もへったくれもないフードの男は思ったことをそのままに叫んだ。 それに対して御厨が少し悩んでから答えた。 「『どうして新参に味方するのか』…ですか。 動機の言語化はあまり得意ではないのですが…。 …そうですね、至極単純に言ってしまえば、私たちが新参のことを気に入っているからです。 普段は使いっ走りに行かせたりたかったりしてイジメていても、いざという時は守ってあげたいって思うんです。 古参(せんぱい)ってそういうものではありませんか?」 ■ GK10を血祭りにあげた後、新参陣営と古参陣営が共闘して真・GK10と戦うことになるのだが、それはまた次のキャンペーンで。 【エピローグSS・埴井葦菜の戸惑】 古参との死闘を生き延びた葦菜は、己の人生の転機となった噴水広場にて、またも運命の出会いを果たす。 「そこのアナタ! 埴井葦菜さんよね?」 「? そうだけど……」 葦菜の前に現れたのは、タイトなスーツをキチッと着こなし、不敵な笑みを浮かべて腕を組んだ一人の女性。 テレビやネットにあまり明るくない葦菜は、この女性が誰なのかが分からなかった。 そんな葦菜の事情を察したのか、女性は名刺を差し出しつつ、名乗った。 「申し遅れたわ、私は悪鬼悖屋Sucie……一応、そこそこ名は通っていると思うのだけれど」 「Sucie? ……ああ! そういえば、前にホーネットが騒いでた、触手のアイドルの――!」 その女性――悪鬼悖屋Sucieは、今をときめく触手アイドルグループ・SKS48の生みの親である女子高生プロデューサー。 彼女は満足気に頷くと、鞄からホチキス止めされた紙束を取り出し、葦菜に手渡した。 不審に思いながらも受け取った葦菜は、その紙束の表紙に踊る字を見て衝撃を受けた。 極太フォントで印字されたその言葉は――『ツッコミ所が多すぎる天然ドM受けアイドル・アッシーナ プロデュース用企画書』! 「ハアアアアアアアア!? アイドル!? あたしが!?」 「アナタが、よ」 シルバーフレームのメガネをくいっと直しながら断言するSucie。 突然の非日常への招待状に目を白黒させる葦菜に対し、Sucieはさらに言葉を続ける。 「私はアナタ達の戦いを、それこそ作戦会議中からずっと見ていたわ。 魅力的なコはたくさんいたけど、その中で私の目を最も釘づけにしたのが、そう、アナタよ! アナタの常軌を逸したアイドル力は、最早アイドルの神様が与え給うた贈り物に違いないわ! あとは私に全てを委ねれば、アナタは史上最高のアイドルになれるわ! さあ、身も心も私に任せなさい! さあ! さあ! さあアアアアアアアアアアアアアア!!」 「いっ……いやあああああああああああああ!!」 奇声を発しながら恐ろしい形相で迫りくるSucieと、彼女から必死に逃げ惑う葦菜。 この場所で、このシチュエーション――どこかで見たことがあるかも、などと思う葦菜の前に、見知った人影が現れる。 葦菜は「助かった!」と笑顔になり、救いを求めその少女――埴井ホーネットの元へと走り寄る。 「いいところに来たわね! 助けてホーネット――」 「えいっ!」 どんっ、と、いつか見た光景を再現するかのように、無情なる両手が葦菜を突き飛ばした。 今度は自分がすってんころりんと転がる役になった葦菜は、露わになった純白を隠すこともせず眉を吊り上げ怒りの炎を燃やす。 そしてホーネットに怒声をぶつけてやろうと開いた口は、しかして呪詛の言葉を吐くことはなかった。 「あんた、何すんの――」 「つうううかまあああえたあああああああああ!」 「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 Sucieに肩をがっちりと掴まれ、葦菜は悲鳴をあげながら地面に組み伏せられた。 そのままマウントをとられ、その場で制服を剥ぎ取られ次々と衣装合わせをさせられる葦菜を見下ろすホーネット。 やがて彼女は「べーっ」と舌を出しながら、一言つぶやいた。 「この前のお返しですっ!」 葦菜の拒絶により二人の変態にもみくちゃにされた例の一件は、なんだかんだで頭にきていたようであった。 ともあれ、因果応報というべきであろう、見事に捕まってしまった葦菜は、敏腕プロデューサー魔人・悪鬼悖屋Sucieと共にアイドル街道まっしぐらである。 埴井葦菜の戸惑も、いつかは目立つことへの快感へと変わり、それは同時に「埴井葦菜」から「アッシーナ」への変身をも意味するのだろう。 <終>
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1209.html
死者のたまり場PART2 レス番号301~450 タイトル 登場人物 備考 駆け抜けるラジオ準備班 龍門渕透華、月詠小萌リリーナ・ドーリアン、伊藤開司 海原の新しい変装のバリエーション 海原光貴、池田華菜、加治木ゆみ、竹井久 かじゅ、敗北 海原光貴、加治木ゆみ ムギが全快したようです 琴吹紬、平沢唯、田井中律、中野梓 美穂エツァリの憂鬱~とあるプーの羨望 池田華菜、海原光貴、竹井久、加治木ゆみ龍門渕透華、伊藤開司 二度目の引越し リリーナ・ドーリアン、平沢唯、中野梓田井中律、琴吹紬、片倉小十郎、真田幸村伊達政宗、船井譲次 死者スレが避難所から新館へと移転
https://w.atwiki.jp/kon_psp/pages/20.html
つうしん!時におけるメモ書き、誰かまとめて。 テンションゲージは各自個別 ボタンを押した際の判定によってエフェクトがかからなくなる? きせかえは各自担当するキャラのきせかえを反映、誰も担当しないキャラはデフォルトの制服 ミス判定した際の演奏ミスは他に人には伝わらない模様、通信時に相手に送られる情報は現在のテンションのみ? MCは全員が成功しないとmiss扱いになる。この場合ミスした以外の人もMCが入手できない模様? 一人でもクリアすれば全員クリア判定? つうしん!時はえんそう!の際のハイスコアは表示されない。 ただしえんそう!時はつうしん!のハイスコアと統合して表示される。 つうしん!時は各キャラ個別のMCは出現しなくなり、 バンドMC(バンドMC1~45)が出てくる、またMCの判定が2~4?回になる。 バンドMCについては各キャラで楽曲50回クリアすればすべて出現するので一人プレイでもコンプリートは一応可能。 つうしん!時のハイスコアはバンドスコア(全体の評価)が反映される。このため最初はどの曲もスコアがついていないように見える。 全員同時にフルコンボしたところでフルコンボマークはつかない模様。二人にて検証。 また自パートのスコアはえんそう!に反映されている。 一定ランク(Aランク以上でクリア等)で入手可能なアイテムはバンドプレイ時の全体評価でも入手可能。 キャラ紹介MCは曲前にMCがある紹介されるキャラのキャラクターソングのみ?(違ったら削除お願いします 唯:Sunday Siesta 澪:Home Little Girl 律:目指せハッピー100%↑↑↑ 梓:私は私の道を行く 紬:Dear My Keys~鍵盤の魔法~ MC番号 台詞 レア判別メモ バンドMC1 放課後ティータイムでーす! ノーマル バンドMC2 私たちの演奏、聞いてください! ノーマル バンドMC3 みなさ~ん!元気ですか? ノーマル バンドMC4 みんなもいっしょに!せーの! ノーマル バンドMC5 最後の曲いくよー! ノーマル バンドMC6 準備はいい?盛り上がってこー! ? バンドMC7 私たちのライブへようこそ! ? バンドMC8 今日は楽しんでいってね! ノーマル バンドMC9 ノリノリで、ハイテンションで、ゴー! レア バンドMC10 飛ばすよ!全力でついてこーい! ? バンドMC11 リードギター!のんびり妖精 平沢唯! バンドMC12 おっちょこちょいの天然ドジっ子 平沢唯! ノーマル バンドMC13 妹大好き!能天気な姉 平沢唯! レア バンドMC14 ギー太しか轢けません 平沢唯! バンドMC15 お菓子食べたい 平沢唯! バンドMC16 ベース!デンジャラスクイーン 秋山澪! ノーマル バンドMC17 痛いの、怖いの、大嫌い!秋山澪! ? バンドMC18 恥ずかしがりや、寂しがりや 秋山澪! バンドMC19 転んだら、すぐにピンスポ 秋山澪! レア バンドMC20 ロマンティックメルヘン乙女 秋山澪! ノーマル バンドMC21 ドラム!皆のアイドル 田井中律! ノーマル バンドMC22 カチューシャがトレードマーク 田井中律! ノーマル バンドMC23 容姿端麗、頭脳明晰! 田井中律! バンドMC24 元気いっぱい!ムードメーカー 田井中率! ? バンドMC25 本当はこっそり乙女?田井中律! ? バンドMC26 おっとりぽわぽわ 琴吹紬! ノーマル バンドMC27 キーボード!しっとりノリノリ 琴吹紬! ? バンドMC28 まゆ毛がたくあん!?琴吹紬! レア バンドMC29 天然系お嬢様 琴吹紬! バンドMC30 お茶とお菓子は任せてね 琴吹紬! ノーマル バンドMC31 しっかりもので小動物系 中野梓! ? バンドMC32 リズムギター!真面目な後輩 中野梓! バンドMC33 トレードマークはツインテール!中野梓! ノーマル バンドMC34 たい焼き大好き! 中野梓! バンドMC35 ネコ耳姿が超カワイイ! 中野梓! バンドMC36 みんな来てくれてありがとう! ? バンドMC37 ずっといっしょだよー! ノーマル バンドMC38 ここが私たちの武道館です レア バンドMC39 放課後ティータイムでしたー! ノーマル バンドMC40 もえもえキュン! ノーマル バンドMC41 また会おうね! ノーマル バンドMC42 けいおん!大好きー! レア バンドMC43 今日は本当に楽しかった! ノーマル バンドMC44 ウキウキで、ワクワクで、幸せー! ノーマル バンドMC45 アンコール?それじゃあもう一回! ノーマル
https://w.atwiki.jp/infla-dange/pages/37.html
生徒会・SS 合計点 +32 生徒会・SS合計点 +32 +2『空気すらクラッシュします。』 ウリエルおいしいなー +3『アーメディウス、起動』 なんで一人だけロボットものやってるんだw +2「星に愛を」 木星兄さんの株がグングン上がるなぁ。 +3 『やっぱりふたりはいつものふたり』 その話大好きなんだよ、ちくしょう。 +3 涼原カヤ『フランソワの笑顔と真野の思い』 伯爵さまの評価の高さに吹いた +3「OSR演説」 前半ブリーチじゃねえかwww +1 涼原カヤ『アメマ』 間寛平かと思ったら全然違った。 +2 《真野 皇平・聖イエス・寄井》 俺も聞いてねーぞ! +3 「とある準惑星の憂鬱」 木星兄さんは結構フラグたててるなーw +2「ヤスヒロクエストⅢ ~そして伝説へ・・~」その2 木下なめんな! +3 「ヤスヒロクエストⅢ ~そして伝説へ・・~」 ヤスヒロくん一人でデスハールは無理だよ! +2 「AD30468年―歴史の外」 いきなり死亡フラグをたてるからw +2 『忘却の概念』 木星ははずみで校舎の窓ガラスを割るような勢いで壊されました。 +1 『死んだ私がそこにいる…』 続きが気になるけどとりあえず+1で +2『空気すらクラッシュします。』 ウリエルおいしいなー 「ねぇねぇ、ウリエル、ブッダー!この無益な戦いに愛を説く前にさー、記念写真撮ろうよー!」 「ああ、いいねぇ。私は別にかまわないけど、ウリエルさんはどうですか?」 「ええ、私もかまいません。」 「じゃあじゃあ、私とブッダの間にウリエルで、三脚立てよう、三脚!」 「本当、こういう時は行動力あるなぁ、イエス…。って、あ!なんで新撰組の服着てるのっ!」 「えー、やっぱり勝負服…みたいなところあるじゃない?」 「それはないよ!仮装パーティーじゃないんだから!」 「まぁまぁ、早く写真を撮りましょう。」 「うんうん、さすがウリエル!仕切るねぇー。じゃあ撮るよー。」 バシャッ! 「よーし、すぐ現像するぞー!私記念に持って行くからね!」 …1時間後。 「あれ…これ…」 「なんか…すごくぶれてる…っていうかフラッシュ焚いてないのにすごい光が…。 ウリエルだけすごくハッキリ写ってるのに私とブッダはブレで幽霊みたいなんだけど…」 「…ああ、私が光りました。すいません。イエス様は壁キャラですし、 どうせ戦いで活躍するのは私なんで、私メインにさせてもらいました。」 『ちょ…なんでそういうことハッキリと言うn…』 【---破壊天使ウリエルは、その場の空気すらクラッシュします。】 +3『アーメディウス、起動』 なんで一人だけロボットものやってるんだw 「…本当に良いのか?纏衣…」 「うん、これは私が決めたこと。おじいちゃんは気にしないで」 新希望崎ロボット研究部・第5264番倉庫、 全長15メートルほどの機動兵器の前で、眼鏡の少女―寄井纏衣は この機動兵器の製作者である祖父に告げる。 「…正直言うと、これに乗って父さんが死んだって聞いた時は、 機械なんて二度と見たくもなかったわ。 私もまだ小さかったし、父さんが死んだってことしか聞いてなかったから。 でも、本当は地球を守って死んだってことを聞いてからは、 この…父さんに守られた命で、私も誰かを守ろうって決めたの」 「…そうか。ならば何も言うまい。 おまえの言うとおりに、塗装も塗り替えた。 初めての孫へのプレゼントじゃわい」 「ありがとう、おじいちゃん」 そういって纏衣はコクピットに乗り込む。 「システム起動… C-2ドライブインターフェース、セット。 イージスシステム、待機モード。 システムオールグリーン。 …え?通信?…じゃない。何だろう?」 ポチッ 「あーあー、聞こえてるかな?」 「…!?父さん…?」 そこの現れたのは死んだはずの父―の、最期の映像だった。 「えーと、まず何から言おうかな… あ、最初に… すまん!俺ァ地球に戻れねぇみたいだ! とりあえずオートパイロットで機体はそちらに送るが、データ領域以外は 完全にやられてる。あとは親父にまかせる。 ていうかコレを誰かが見てるって事は俺、もう死んでるわけだが… 最後に家族に一言、ってやつでもやるかね。 あー… メイ、纏衣、ホンットすまねぇ。もうお前達を守ってやれない。 んで纏衣。たぶんこれを聞いてるのはお前だと思うが… 戦うなら、何かを守るために戦え! この機体はそれを可能にしてくれる。 はあ~、駄目だ。全然言いたいことまとまらねぇ… しまらねぇなあ。まあいいか。 それじゃ、さよならだ」 「…何よ、この記録…! 言ってること支離滅裂じゃない…!バカ父さん…!」 おそらく、死の直前に撮ったものであろう記録… 短く、内容もめちゃくちゃだったが― 「でも、わかったわよ、父さん。 生徒会のみんなは、私が守る。守ってみせる!」 「アーメディウス、発進!」 +2「星に愛を」 木星兄さんの株がグングン上がるなぁ。 「好きだーー!!」 「……え?」 数万年前姿を消した冥王星、彼が今回の戦いに参加するらしい。 水星からそれを聞いた保志は早速彼の元に駆けつけた。 「好きだーーーー!!!」 「あの・・・・・・」 「好きだーーーーーーーー!!!!」 「ちょっと・・・・・・」 「好きd」 「いい加減にしてください!!」 愛する対象から向けられた突然の叫びに、保志は不思議そうな表情をして口を閉ざした。 彼にとって星とは愛し愛される存在であり、愛を叫べば応えてくれることが当然だったのだ。 「なぜ君は僕の愛を受け止めないんだい? 他のどの星も僕の愛に応えてくれたというのに」 「……あなたは木星兄さんのことを知っていますか?」 「もちろん知ってるよ。僕はどんな星のことも知っている」 木星、太陽系で一番の大きさを誇った惑星。 他のどの兄弟よりも雄大な心と体を持っており、長男として個性の強い弟達を上手くまとめていたという。 水星、火星、金星、地球、太陽、天王星。彼の話をするときはどの星も寂しげな表情を浮かべる。 彼について語られる内容はどの星の口からも変わらず、彼がどれほど素晴らしい惑星だったか、いなくなったことがどれだけ悲しかったかということだった。 保志が生まれる前に消滅していたため、木星については星達からの話でしか知らないのだが、出来れば会って愛を語らいたかったと思っている。 「僕は兄さんの敵を取るために今回の戦いに参加するんです。ですからあなたと遊んでいる暇はありません」 「君は……」 木星が消滅する数万年前、冥王星は準惑星に降格され姿を消したはず。 他の星から冥王星の話が出るときも、小馬鹿にしたようなことがほとんどであり、他の惑星からどのような扱いを受けてきたのか容易に想像できた。 おそらく辛い生活をしていただろう彼が、何万年も前に会ったのが最後の兄に対する気持ちを、恨みに押し潰されることもなく持ち続けていることに、保志は心を打たれた。 彼のことをもっと知りたい、彼の助けになりたいと思った。 「つまり、敵を討てば僕の気持ちを受け止めてくれるんだね!!」 「え? いやそれとこれとは話が別で」 「そうと決まれば早速行こう! 打倒番長グループ!」 「ちょっと、人の話聞いてます!?」 冥王星の言葉が終わるより早く、保志は生徒会のもとへと向かった。 打倒番長グループ、そしてその後の冥王星との逢瀬を夢見て…… +3 『やっぱりふたりはいつものふたり』 その話大好きなんだよ、ちくしょう。 「ねー、イエスー…。本当にキミひとりで行くのかい?」 「モチロンだよ、ブッダ!!私が行かないで誰がこの宇宙を救うの!」 「…だってキミ、押し売りでさえ怖いんでしょ…? 無理しないで私も一緒に行くよ…?」 「む、無理なんてしてないよ!私だって神の子だもの!頑張るよ!」 「ってほらーッ!もう聖痕開いてるじゃない!ガマンしちゃダメだって言ってるのに!」 「怖くないよ、ハハハハ…ほら、うん、ウリエルたちもいるし…?(ニコ)」 「ジョニデっぽい角度で頑張ってもダメだよ!無理してるでしょ、もうー…」 「いや、でもさ、ほらコレ見てよ…。」 「パソコン?なになに…ああ、これイエスのお気に入りのブログのひとつじゃない」 「その記事にさ、書いてあるんだよね…。私の尊敬するブロガー、あー麺さんがね…。」 「あー!!ほんとだ!宇宙に新しい秋葉原的聖地が出来たって書いてあるー!!」 「…この無益な戦いを終わらせて、行くべき…でしょう?(ボソッ)」 (そっとブッダに【激安!石窯スチームオーブン!】のチラシを見せる) 「(ここだと石窯スチームオーブンも…すごく安いんだ…。) …イエス…これは平和のために早く戦いを終わらせるべきだよ、ね…? ”今”」 「まぁ、神の子としては…?」 【---二人の間で薄ら暗い取引が成立しました。】 +3 涼原カヤ『フランソワの笑顔と真野の思い』 伯爵さまの評価の高さに吹いた 「あなた――バカでしょ!?」 こいつは声を荒げた。 「まだ、生きていたのか! スズハラ機関!」 「だから、あなたバカでしょ!」 突然、剣を振り上げ、襲いかかってきた男、名をヤスヒロと言うらしい。 「俺は勇者だ!」 「みなさん、お逃げなさい! ダメだ……! 彼はあの剣に完全に取り込まれている!」 口髭を生やした男が、すぐ傍の野次馬に向かって、そんなことを叫んだ。 「俺は勇者だ! 俺は勇者だ! 俺は勇者だ! フハハハッハハ」 『何してんの?』 私は涼しげに、こいつの顔を覗き込む。 こいつというのは、もちろん、私を殺して、その体を奪っている奴の事だ。 『私を殺したときみたいに、ぱぱぁ、殺っちゃえばいいじゃん』 『あれは……一度しか使えない……それに、あんな、バカと……誰が同居できるか……!』 「ウオオオッ、俺は勇者だ!」 うん、それは、なんか分かる気がする。 「お下がりなさい! 危険です!」 「あの……口髭……!」 口髭の男が、まだ何かをのたまっている、と憎々しげに、こいつは口髭の男を睨んだ。 「ゴーテ伯爵!」 周囲を賑わせていた、野次馬に動揺が走る。 私は口髭の男――ゴーテ伯爵を知っている! ゴーテ伯爵は、どこぞのヤスヒロとは違う。そんな肩書きだけの男では、断じて無い! ゴーテ伯爵は、その肩書きに恥じない、立派な人だと、ここにいる誰もが、知っていた。 突如、ヤスヒロの中二スレイヤーが、光を放ち、私との体と、その向こうの野次馬とを一閃しようとした瞬間――ゴーテ伯爵が、自分の身をていして、中二スレイヤーの前に飛び出した。 「ぐっ!」 ゴーテ伯爵の体に、ずぶりと、ヤスヒロの剣が突き刺さった。 「伯爵さま――!」 少女が悲鳴をあげた。 そして、ゴーテ伯爵に駆け寄ろうとするのを、すぐそばの少年が押さえる。 「フランソワ……! 行っちゃダメだ!」 「いやあ! 伯爵さまが――!!」 ヤスヒロは目の前の相手が、誰かも分からない様子で、雄叫びを上げた。 「ウオオオッ、勇者ばんざーーーい!」 恍惚の表情で、ヤスヒロは、ゴーテ伯爵の胸に、もう一度凶刃を叩き込んだ。 気づけば、私の目の前には、真っ赤に染まった中二スレイヤーを片手に、呆然と立ち尽くすヤスヒロと、血だらけのゴーテ伯爵が、横たわっていた。 「伯爵さま――! 死んじゃいや――!」 フランソワという少女が、横たわる伯爵に駆け寄る。 「いいのです……何の力も持たぬ私が……みなさんのために、こうして役に立てた、私はそれがうれしいのです」 「いや! いやよ! 伯爵さま……。そんなこと言わないでぇ……」 ぽろぽろと涙を流すフランソワ。 一連の出来事を、面白がって見ていたものたちが、冷ややかな目線をヤスヒロに向ける中、一人だけ、フランソワを心配そうに見つめる者がいた。そして、ふらふらと、おぼつかない足取りで、伯爵の方に歩み寄る。 凄惨な姿で横たわるゴーテ伯爵……。 ヤスヒロが狼狽した様子で、真野の顔を見る。 「皇平……! どうしよう……俺……伯爵さまを……!」 しかし、真野はそんなヤスヒロを無視して、フランソワの背後から、ゴーテ伯爵を見下ろす。 「伯爵……」 すでに、伯爵は息を引き取り、フランソワのすすり泣く声だけが、重苦しい部屋の中に響き渡っていた。 「こ、こんなの……」 真野の頬に、一筋の涙が伝った。 「こんなの聞いてねーぞ!」 真野の咆哮が、部屋を貫いた。 「伯爵さま」 そこには笑顔を取り戻したフランソワがいた。 +3「OSR演説」 前半ブリーチじゃねえかwww 「諸君 私はOSRが好きだ 諸君 私はOSRが大好きだ 後出しが好きだ 紅茶が好きだ 自宅待機が好きだ 変身が好きだ 余裕が好きだ 奥の手が好きだ スペイン語が好きだ 尸魂界で 流魂街で 虚圏で 虚夜宮で 現世で 空座町で この世で行われるありとあらゆるOSR行為が大好きだ 回想によってパワーアップした雑魚が強者を一撃で倒すのが大好きだ アーロニーロが油断して朽木ルキアに殺される時など心が躍る 先に卍解した奴がことごとく負けていく様が好きだ 日番谷君が大紅蓮氷輪丸を出して瞬殺された時など胸がすくような気持ちだった 瀕死の主人公が毎回わけのわからない力でパワーアップするのが好きだ さすがに今回は死んだと思ってても予想通り復活する様など感動すら覚える 非OSRな奴らが次々とやられていく様などはもうたまらない 「チャド?恋次?誰だっけそいつら?」と言われているのも最高だ 科学者対決でザエルアポロさんが健気にも立ち向かってきたのを マユリ様がさらなる変態っぷりで圧倒した時など絶頂すら覚える 虚閃で服と建物だけが滅茶苦茶にされるのが好きだ 目標にしたはずだった敵がダメージを負ってないのはとてもとても悲しいものだ 情けをかけて止めを刺さないのが好きだ 勝負がついて「殺せ」と言ってるのに拒否されるのは屈辱の極みだ 諸君 私はOSRを 死神のようなOSRを望んでいる 諸君 私に付き従う生徒会諸君 君達は一体何を望んでいる? 更なるOSRを望むか? 情け容赦のない十刃のようなOSRを望むか? 自宅待機の限りを尽くし食後の紅茶を飲むようなOSRを望むか?」 『OSR!OSR!OSR!』 「よろしい ならばOSRだ 我々は満身の力を込めて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ だが このインフレ世界の底で3万年もの間耐え続けてきた我々に ただのOSRではもはや足りない!! OSR世界を!!一心不乱のOSR世界を!! 我らはわずかに20人の生徒会にすぎない だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している ならば我らは諸君と私で総兵力1万9千と一人の軍集団となる 我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう 髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう 連中に紅茶の味を思い出させてやる 連中に石田雨竜の存在を思い出させてやる 天と地のはざまには奴らの哲学で思いもよらない事があることを思い出させてやる 20人の生徒会の戦闘団(カンプグルッペ)で 世界をオサレ尽くしてやる」 「特殊能力発動開始 『ダイスロール』始動 成功!全OSR解除! 「生徒会会長より全生徒会員へ」 目標番長グループ!!」 「インフレダンゲロス 状況を開始せよ 征くぞ 諸君」 +1 涼原カヤ『アメマ』 間寛平かと思ったら全然違った。 将来どうしようかとか。 将来何しようかとか。 未来なんか意識したこと、これっぽっちもなかった。 なんとなく大人になって、なんとなく、そういうの全部分かるもんだと思ってた。 そして、出来るなら、いつまでも、こうしてられたらなあ、とか思ってた。 けど、人生なんてこんなもの。なんだか間の抜けたドラマみたい。 『どうして、私を狙ったの?』 私を殺したそいつにこんなことを聞くと、そいつはしたり顔で、 『誰でもよかった。ただ、偶然ではあるが、あなたを選んだのは、一つの運命』 と、まるで思春期の万引き犯みたいな言い訳をする。まぁ、私に人のことは言えないけど、やっぱり腹が立つ。 『あんたってさー、何者なの?』 『忘れた。一つ確かなのは、これもあなたの思いの形』 こいつの話は、まるで、哲学の問答をしているようで、全く中身を感じない。終いには、小馬鹿にした笑みを浮かべながら『あなたは知らないでしょうけどね』だ。 そんな、意味分かんない世界のことなんて、知りたくもないし。 『あんたに説法を教わる気ないから』 と、私も言う。 『そうですか。それではまたの機会に』 そいつは、爽やかな――絶対に私がしないような――笑みを作った。 ショウコが、周りに愛想振りまく時と、同じ笑み。 『ムカつく』 ぼそりと吐き捨てた。 自分の顔と言えどもぶん殴りたくなった。 そもそも、私の体を乗っ取って、こいつは何をする気なんだ。 今になって、ふと、そんな疑問が浮かんだ。 『あんた、私の体使って、何する気だよ……』 そいつは勿体ぶったように、『ふふん』と得意そうに私を見た。 『人の歴史を終わらせるため』 『……はぁ』 何言い出すかと思えばこれだ。 結局、こいつは私に何も話す気はないらしい。 『歴史は、世界の中で常に記憶されている。記憶を保存する容量には、絶対的に限りがあり、私は世界が、容量オーバーで崩壊するのを、防ぐために――』 『はい、はい、もうわかったから』 私はそいつの話を、そこで切り上げさせた。 こんな話聞いてても仕方がない。 一方、そいつは不服そうに、私の顔を睨んだ。 『――私があなたに宿ったのは、私が概念であるが故に、世界に直接働きかける術を持たないためだ。概念は概念のみでは、機能し得ない。私には私の能力の有効範囲を確かにするための、いわば触媒が必要……』 また訳の分からないことを、ブツブツと呟き始める。 訳が分からない。 +2 《真野 皇平・聖イエス・寄井》 俺も聞いてねーぞ! 目の前で繰り広げられる光景に、真野皇平は混乱の極みにあった。 大きく卓球のラケットを振りかぶり、 さわやかな笑顔とともにサーブを打つ、聖イエス。 「ははは、いくよー、そ~れ!」 そしてそれを笑顔でレシーブする寄井纏衣。 「わあ! 危なーい」 間一髪、ピンポン玉代わりの青い球体が ブラックホールに吸い込まれる直前で、 寄井纏衣はそれを受け止め、レシーブする。 「おー、すごい、うまいね、寄井さん! 私、これ唯一の得意スポーツなのに!」 「ええー、そんなことないですよー。 私だって球技系のスポーツは インストールしてないんですからー」 彼らが弄ぶ球体はあまりにも青い。 そして美しく、かけがえがない―― そう、地球である。 なにが起きてるんだ。 真野は今にも叫び出したい気持ちで、 口の端からぶくぶくと泡を吹いている。 「それじゃ、もう一本いくよ! このボールを私たちのかけがえのない 地球だと思って、落としたら罰ゲームね!」 「あー、プレッシャー作戦、イエス様ずるーい」 「あはは」 「うふふ」 なんだ、なんなんだ、これが魔人なのか? このとき、真野のストレスは再び臨界点に達した。 そう、彼の叫びは、全銀河に轟く力を秘めていた。 「こんなの聞いてねーぞ!!!!」 +3 「とある準惑星の憂鬱」 木星兄さんは結構フラグたててるなーw 約28500年程前だっただろうか。 私が彼らと別れることになったのは… 「君のような氷の塊が惑星を名乗るなどおこがましいよ」 「あwwwwいたの?君?wwwww」 「君は彼らとは違う。君は彼らの家族ではないんだ」 何処かの誰かの見解によって、私は家族の縁を切られることになった。 いままで幾千もの時をともに過ごした家族ともいうべき太陽系と… 「なぜ私だけ?」 「なぜ私が?」 「なぜ…?」 そう考えながら千万の夜を超えた。 我々惑星にとっては数万年など長いものではない。 だが…孤独の刻はあまりにも長く、寂しいものだった。 そんな彼に、「木星が破壊された」との情報が届く。 体が大きく、優しかった木星兄さん。そんな兄さんが…破壊… 考えるよりも先に動いていた。 彼は戦う。かつて家族だったものの為に。 +2「ヤスヒロクエストⅢ ~そして伝説へ・・~」その2 木下なめんな! 昨晩いろいろやって、スッキリしたヤスヒロはようやく旅立つことになる。 仕方なく王からもらった棍棒を装備する。 親父の形見であり、伝説の武器でもある「中二スレイヤー」を見つけるのはずっと後の話だ。 カーレンには井戸の下に住んでいる変な親父から強奪したガーターベルトだけを装備させた。 ヤスヒロの趣味と下心だが、結果としてカーレンのステータスは著しく伸びることになる。 城周辺の宇宙は木下ばっかりであった。 弱いくせにウジャウジャいやがるからウザい。 カーレンがちょくちょく敵を誘惑しているのが、気になって戦いに集中できない。 木下達はもっと戦う気がしてないようだ。常にカーレンに群がって涎を垂らしている。 本当にダメなヤツらだ。まるで犬だな。 そんなこんなでヤスヒロは木下達を薙ぎ払って進んでいった。 “なんと木下が起き上がり、仲間になりたそうにこちらを見ている。” “仲間にしますか?” はい →いいえ と、こんな感じで隣星のレーべに到着した。 ヤスヒロは片っ端から民家に押し入り、壷や箪笥からモノをあさっていった。 どうやら勇者は他人のモノを奪っても文句を言われないらしい。 勇者になって良かったと思った瞬間である。 奪ったものを全部どうぐ屋に売ると、王からもらった金の何十倍にもなった。 やっぱりケチだったんだな・・。 一日中歩いたり戦ったりして、疲れたので宿に泊まった。 「おはようございます!昨日はお楽しみでしたね!!」 ここでも言われた。 流行っているのか?とヤスヒロはちょっと思った。 まだまだヤスヒロの冒険は続く・・ +3 「ヤスヒロクエストⅢ ~そして伝説へ・・~」 ヤスヒロくん一人でデスハールは無理だよ! それは、ヤスヒロが16歳になる誕生日のことであった。 「おきなさい、おきなさい。私のかわいいヤスヒロや。」 ヤスヒロは母親に起こされた。 「今日はとても大切な日。ヤスヒロが王様に旅立ちの許しをいただく日だったでしょ?」 何のことだかヤスヒロはサッパリ分からなかったが、とりあえず城へ向かった・・。 「よくぞ来た!勇敢なる駒沢の息子。ヤスヒロよ!」 「そなたの父駒沢は別の女とどっか行ってしまった。しかし、そなたなら父とは違い世界を平和に導いてくれるだろう。敵は宇宙死神デスハールじゃ!!」 王はわずかなお金とショボイ武器をヤスヒロにくれた。 “シケた王だな・・”と思ったが、口には出さなかった。 ヤスヒロは宇宙死神デスハールなど、一人で倒せると思っていたが、 一人旅は寂しいのでルイーダの酒場で仲間を探すことにした。 登録名簿の顔写真をじっくりと眺める。 そして、ようやっと一人仲間を決めた。 ちょっと幼そうな感じで、ヤスヒロの好みの顔だった。 「あ、あの・・遊び人のカーレンを・・」 「かしこまりました。カーレンさ~ん!!」 この子と一緒に旅すればきっと楽しい。そう思った。 とりあえず今日はいろいろあって疲れたので、出発は明日にすることにした。 実家で寝ようかと思ったけど、女の子連れて帰るのは恥ずかしいので宿に泊まった。 「おはようございます!昨日はお楽しみでしたね!!」 宿の親父の挨拶が本当に鬱陶しかった。 ヤスヒロの壮大な冒険は、まだ始まってもいない。 続く +2 「AD30468年―歴史の外」 いきなり死亡フラグをたてるからw 「全く、嫌になるね。番長グループの奴ら…あんな古代兵器をどこから持ち出したんだか。 兵器というのは少し違うか。強いて言うなら生体兵器ってとこだな。 …どちらも変わらんな。EFB指定であることに違いない」 一人の男がうんざりしたように呟く。 AD26644年より始まった番長グループと生徒会の小競り合いは激化を極めていた。 その余波によって木星が破壊された後も、争いは止まることはなかった。 「今回で4億2687万…何回だ?ま、回数なんて今となっては関係ないな。 それよりあいつをどうするか考えねーと」 生徒会所属の男―機動兵器に乗った男、寄井護(よろいまもる)は、 地球を警備中、番長グループの送り出した『モノ』と対峙していた。 「ホントに『アレ』が木星をぶっ飛ばしたのかね。データはもらってるが… どーにも信じらんねーな。だってよォ、まるでありゃぁ… いや。見た目は当てにならんな。 …ホントによ、識家だか範馬だかぽぽ一族だか知らんが とんでもないものを放ってくれたもんだぜ」 彼が対峙している『モノ』―今となっては何者かすらわからないが、 それは確かに、数千年前に木星を破壊した『モノ』であった。 「ウチには美人のヨメとかわいい子供が待ってんだ。なんとか無事に帰らせていただけないもんかね」 刹那、その『モノ』が光を放つ。 「!!気づかれた!?イージス発動!」 その『能力』に反応して寄井護は乗機の能力、イージスシステムを展開する。 「うがっ!?何だこりゃ…!EFBってレベルじゃねーぞ…!?」 バリアの許容値を超えるパワーに押し込まれる護。 「クソがァ…冗談じゃ…ねーぞ…! 地球には…ヨメと子供がいんだよ! てめえなんぞに…やられてたまるかよォォォォ!」 限界出力を超え、バリアを展開し続ける護。 ふと、敵の攻撃が止んだ。 (召喚能力か…制約に助けられたな…) 敵の姿は消えていたが、彼も限界を超え、機体も傷ついて動くことができなかった。 (駄目か…エンジンがオーバーヒートしてやがる… じきに爆発するかな、こりゃ) (ま、地球を守れたし…良しとするか) (…帰るって約束、守れなかったな。すまん、メイ、纏衣) +2 『忘却の概念』 木星ははずみで校舎の窓ガラスを割るような勢いで壊されました。 ガヤガヤと近頃何かと騒がしい。 狭い地球に引きこもって、勝手にガチャガチャしてればいいのに、人間たちは、ビュンビュンビュンと、まるで宇宙(そら)を我が物顔で飛び回ってる。 つまらないことで喧嘩して、つまらないことで他人を巻き込む。 こちらは静かに寝ているのに、人間たちはどんちゃん騒ぎ。 『一体どういう神経しているのだろう』 私が言うと、木星は冗談混じりに笑った。 『いつものことさ、またすぐにおさまるよ』 しかし、そう話していた木星は、今はもういない。 人間は何の冗談のつもりか、木星を殺した。どうして殺す必要があったのか分からない。何が目的なのかも分からない。理解不能。 『彼らは全てを破壊するつもりなんだ』 宇宙に散らばる星々の中には、そんなことを言い出す者もいた。 しかし、星々は、人間を滅ぼそうとはしなかった。 私は概念であるが故に、人間とは一定の距離を保てるけれど、物体である星たちは、植物のように、一度標的にされれば逃れることはできない。 だからこそ、彼らの大半は、とうの昔に戦うことを諦めてしまったのかもしれない。 また、一方で、私が感じている煩しさと、星々が感じている煩わしさは違う。 私は概念であると同時に、飽和した感情を、ゼロに帰すために用意された、システムの一部分に過ぎない。 私は『忘却』する。 ただ、それだけ。 宇宙空間に拡散し、人間の歴史は、一気に飽和した。 狭い地球で、コツコツ縦長に歴史を紡げばいいのに、宇宙に進出したことで、それは扇形に無限に広がっていった。 そのキャパシティは、もはや限界に達していた。 それでも私は目覚めなかった。目覚められなかった。 こんなことは、一度や二度じゃなかった。 そのたびに私は、全てを『忘却』した。 それは、私自身に対しても有効だった。 私はゆっくりと、時間をかけ、『私』を取り戻していく。 しかし、今回、その時間が絶対的に不足していた。 故に、私は微睡みの中で、インフレーションしていく狂った世界を、静かに見守った。 +1 『死んだ私がそこにいる…』 続きが気になるけどとりあえず+1で 別に、何か理由があった訳じゃない。 ムシャクシャしてた……って言うと、呆気ないけど、理由なんて理由はなかった。 要するに、ただの八つ当たり。 サイテーだね、だからなに? って感じ。私が何しようと、私の勝手だし。 殺すっていう感覚もなかった。 みんな花火みたいに、殺しちゃうから。 殺される間際の人間って2種類いて、頭が真っ白になっちゃうやつと、やたらと頭が回り始めるやつ。 特に頭が真っ白になっちゃうようなやつは『助けてくれー』って、急に顔面蒼白になって、懇願する。 『なら、死んで償え』 って心の中で呟きながら、私は、 『大丈夫だよ』 って微笑む。何が大丈夫かなんて知らねーけど。 だから、そのときも同じだった。 どこかの誰かが戦争してるの見て、 『やかましい』 と思っただけ。 あわよくば、両軍共々、皆殺しにしてやろうと思った。 自分が殺されるかもしれない、なんてことは考えてもみなかった。 だけど……。私は何の術もなく誰かに殺された。 何が何だか、私はまるで理解できなかった。 まるで、拘束されたかのように、私は見えない何かに縛られた。 頭が真っ白になり、別の存在が、記憶の中に入り込んでくるのを感じた。 一方で、記憶の中の白い領域は、段々と私の中を蝕み侵していった。 『殺してやる……』 薄れていく意識の中で、何度もそう念じた。だけど、気がつけば私は、体と心が切り離されたように、肉体を持たずに浮いていた。 目の前の私は、眠たそうに私を見て、バカにしたように笑んだ。 『もらってくね』 『はあ?』 私はすぐさま掴みかかったが、『私』には触れなかった。 『か、返せ!! 泥棒!』 『返せないよ。あなた、もう死んでるから』 『ひ、人殺しめ! あんた、どういうつもりだ!』 『仕事しようと思って』 私はどこか、奇妙な感覚で、『私』と口論した。 しばらくして、私も落ち着き、頭がようやく回りだした。 操作能力? それが、私の頭に真っ先に浮かんだ。 『あんた、何モンだ?』 そう尋ねると、『私』は、『忘れた』と答えた。 名前がないと不便なので、私はこいつを、ショウコと呼ぶことにした。 『ショウコ』というのは、私の人生の中で、最も鼻についたやつの名前だ。 そして、命名した瞬間、自分をショウコと呼んでいるような気がして止めた。 特に名前はつけずに、『おまえ』『こいつ』で呼ぶことにした。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/14753.html
1 2 3 4 5 6 7 8 9 ※ 死ねたあり ※澪唯 注意:シリアス・少しカオスです 2011/07/25 http //hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1311522531/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 両利きでギターもベースもやれるとかハイスペックだなwww -- (名無しさん) 2018-12-27 11 51 39 これ割と好きなんだけど。 -- (通りすがり) 2013-07-13 20 06 40 気持ち悪いのはお前だよアンチ 結局いちゃもんつけてるのはカプに対してだけ 内容にいちゃもんつけるならちゃんと理由いってみろよ -- (名無しさん) 2013-07-13 17 04 03 なにこいつら?気持ち悪い。 唯澪好きでもふたなりはだめなんですけど。 作者と言われて当然。 なんでそんなに自分基準で、少しでも違えばカプア ンチ認定なの? お前に言われたくねぇwww -- (名無しさん) 2013-05-15 02 54 58 澪がどこまでも自分勝手でお馬鹿過ぎ これくらいだな理性的とかいう批判米は あとは大体バカの一つ覚えみたいに胸糞悪いだの気持ち悪いだの そうして自分が他人を批判した挙げ句、自分が批判されたら作者作者 そりゃ唯澪アンチって言われても仕方ないね 大体唯澪好きなら唯澪厨と仲間割れして何が楽しいの? -- (名無しさん) 2013-05-15 02 46 51 澪アンチを装って唯澪好きを拗れさせようとするクズ 理性的だのほざいて作者認定するくせに自分はアンチであることを理性的に説明できないクズ アンチさんお疲れ様でーす -- (名無しさん) 2013-05-15 02 37 09 そもそも澪唯・唯澪ってなんだ? 在日糞ビッチ女なんか唯ちゃんが相手にする訳ねーだろが!! けいおんは唯・律・紬・梓・憂・和・純・さわ子だけいればいいんだよ、在日糞ビッチ女は文芸部であのキモいポエムでも1人で書いてろやwww -- (名無しさん) 2013-05-15 01 42 32 なにこいつら?気持ち悪い。唯澪好きでもふたなりはだめなんですけど。 なんでそんなに自分基準で、少しでも違えばカプアンチ認定なの? 理性的な反論はせず、感情的にレッテル張って溜飲を下げてるだけ。 作者と言われて当然。 -- (名無しさん) 2013-05-15 00 57 58 わざわざ自分の嫌いなカプSSを見てそのカプ好きの人達の気を悪くする様な米を書く暇な時間があるなら自分の好きなカプSSだけ見ていればいいだけの事。 -- (名無しさん) 2013-05-14 22 47 34 どう見てもカプ批判じゃないだろキリッ 律澪や他カプをわざわざ例に挙げてる時点で唯澪自体を指摘してるようなもんだろ それこそ他カプの作者がわざわざ唯澪ssで難癖米してるようなもの あと唯澪好きなら澪「私の恋はボッキキス」くらい挙げとけks -- (名無しさん) 2013-05-14 19 42 23
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/29.html
死者たちのたまり場PART4 レス番号1~200 タイトル 登場人物 備考 新天地! 龍門渕透華、キャスター、田井中律、加治木ゆみ竹井久、福路美穂子、池田華菜、海原光貴片倉小十郎、アーニャ・アールストレイム 運動会レギュレーション会議 龍門渕透華、琴吹紬、月詠小萌、八九寺真宵伊達政宗 複雑な人々 海原光貴、龍門渕透華、福路美穂子、月詠小萌 意気込む人々 平沢唯、中野梓、田井中律、張五飛デュオ・マックスウェル、ゼクス・マーキス上条当麻、海原光貴、衛宮士郎、アーチャーバーサーカー、ライダー、キャスター、玄霧皐月ヴァン、レイ・ラングレン、プリシラカギ爪の男、ファサリナ、利根川幸雄、兵藤和尊安藤守、C.C.、アーニャ・アールストレイムマリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、千石撫子 バランスなどわたくしには不要! 龍門渕透華、リリーナ・ドーリアン、月詠小萌 戦国武将の割り当て 片倉小十郎、真田幸村、龍門渕透華、伊達政宗刹那・F・セイエイ、本多忠勝、明智光秀琴吹紬、八九寺真宵 デュオ、つっこむ 刹那・F・セイエイ、ヒイロ・ユイデュオ・マックスウェル、月詠小萌リリーナ・ドーリアン、張五飛 裏ボス登場か? 妹1、妹2、R妹 第三回:ようこそ先輩!~学校組の巻~ アーチャー、御坂美琴、加治木ゆみ、千石撫子月詠小萌、安藤守 ちなみにこの回、ふじのん死亡話本投下直後にラジオ書き手代理が必死こいて書いたものである ふじのん到着~再会~ 浅上藤乃、黒桐幹也、ライダー、琴吹紬真田幸村、ヴァン ワラ人形にごっすんご(ry 八九寺真宵、千石撫子、??? 三人の妹が到着したようです 妹?、妹?、御坂美琴 ふじのん到着~贖罪と洗礼~ 千石撫子、琴吹紬、加治木ゆみ、月詠小萌浅上藤乃、伊藤開司、アーチャー、龍門渕透華八九寺真宵、利根川幸雄、平沢唯、中野梓上条当麻、ヴァン、真田幸村、黒桐幹也ディートハルト・リート、言峰綺礼 御坂当てクイズ! 御坂美琴、R妹、妹E、妹F竹井久、福路美穂子、池田華菜、上条当麻マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、C.C.ヴァン、真田幸村、黒桐幹也イリヤスフィール・フォン・アインツベルン ついにひたぎさんがあのシーンを見てしまったようです 戦場ヶ原ひたぎ、八九寺真宵 上条さん、正解 上条当麻、御坂美琴、C.C.、ヴァンマリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、真田幸村 禁書勢の恋愛模様 海原光貴、妹F、R妹、C.C.竹井久、上条当麻、御坂美琴、福路美穂子マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、妹Eヴァン、真田幸村、インデックスリボンス・アルマークイリヤスフィール・フォン・アインツベルン 和が壊れているようです 原村和 海原の恋愛相談~ユフィ編~ 海原光貴、ユーフェミア・リ・ブリタニア 運動会への人選:その1 福路美穂子、龍門渕透華、伊達政宗、池田華菜田井中律、中野梓、平沢唯、琴吹紬浅上藤乃、黒桐幹也 海原の恋愛相談~小萌せんせー編~ 海原光貴、月詠小萌、リリーナ・ドーリアン 運動会への人選:その2 ライダー、キャスター、バーサーカー、本多忠勝アーチャー、レイ・ラングレン、ヴァンプリシラ、竹井久、福路美穂子、加治木ゆみ池田華菜、八九寺真宵、リリーナ・ドーリアン衛宮士郎、御坂美琴、上条当麻、月詠小萌マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア 妹がストーカー被害にあっているようです 妹E、御坂美琴、妹F、海原光貴 運動会への人選:その3 ゼクス・マーキス、ヒイロ・ユイ張五飛、デュオ・マックスウェル平沢唯、中野梓、千石撫子、セイバー衛宮士郎、カギ爪の男、ファサリナプリシラ、ヴァン、アーニャ・アールストレイム玄霧皐月、ユーフェミア・リ・ブリタニア安藤守 海原と美琴の恋模様 海原光貴、御坂美琴、C.C.、平沢唯 ミサカたちの「個」 妹E、妹F、R妹 もうこっくりさんで… マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア、R妹ユーフェミア・リ・ブリタニア 海原のデート 海原光貴、妹F、平沢唯、田井中律琴吹紬、プリシラ、池田華菜、八九寺真宵神原駿河、御坂美琴、アーチャー エスポワール、漂着 ヴァン、カギ爪の男、初代黒服、二代目黒服平沢唯、田井中律、琴吹紬、中野梓 資料室の刹那とデュオ デュオ・マックスウェル、刹那・F・セイエイ チーム、ついに出揃う R妹、ユーフェミア・リ・ブリタニアC.C.、マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア龍門渕透華、月詠小萌、八九寺真宵、片倉小十郎 いい加減… 上条当麻、月詠小萌、妹E、御坂美琴 騎馬…レース? 龍門渕透華、リリーナ・ドーリアン、月詠小萌利根川幸雄、ライダー、セイバー、アーチャー 綱引きにバサカやホンダムが出たらという話題から それぞれの準備風景 琴吹紬、戦場ヶ原ひたぎ、神原駿河刹那・F・セイエイ、本多忠勝、平沢唯千石撫子、中野梓、ゼクス・マーキスレイ・ラングレン、船井譲次、妹F海原光貴、R妹、明智光秀、アーチャーキャスター、田井中律、池田華菜、片倉小十郎玄霧皐月、カギ爪の男、利根川幸雄、兵藤和尊マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア 競技と日程はこれだ! 伊藤開司、龍門渕透華、竹井久片倉小十郎、月詠小萌、八九寺真宵 部長とリボンス 竹井久、玄霧皐月、リボンス・アルマークイリヤスフィール・フォン・アインツベルン まとめとタマ取り 片倉小十郎、千石撫子、池田華菜 発案者曰く実は116の内容で当たりだったというから恐ろしい… 障害物競走とは? 刹那・F・セイエイ、ヒイロ・ユイデュオ・マックスウェル、リリーナ・ドーリアン千石撫子、田井中律マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア ランニング風景 琴吹紬、中野梓、八九寺真宵、千石撫子平沢唯、戦場ヶ原ひたぎ、神原駿河、キャスター池田華菜、プリシラ、福路美穂子、田井中律 凶っがーれ☆スペクタクル 浅上藤乃、??? ハロウィン 八九寺真宵、伊藤開司、利根川幸雄、船井譲次平沢唯、琴吹紬、キャスター、田井中律中野梓、神原駿河、戦場ヶ原ひたぎ刹那・F・セイエイ、福路美穂子、池田華菜 黒子到着と赤面 白井黒子、荒耶宗蓮、御坂美琴、衛宮士郎 唯のヒントコーナー 平沢唯、月詠小萌、衛宮士郎 馬イクの扱いはどうするの? 龍門渕透華、琴吹紬、真田幸村、片倉小十郎ユーフェミア・リ・ブリタニア、池田華菜伊達政宗、竹井久、福路美穂子、伊達軍の馬武田軍の馬、本多忠勝 黒子到着によるセイバー暴走 アーチャー、ライダー、浅上藤乃、セイバー上条当麻、衛宮士郎、ゼクス・マーキス 黒子の伊達軍入り 玄霧皐月、衛宮士郎、白井黒子、セイバーアーチャー 和の選択~第五回放送~ 竹井久、龍門渕透華、加治木ゆみ、福路美穂子池田華菜、原村和 人気投票ネタ C.C.、上条当麻、デュオ・マックスウェル真田幸村、衛宮士郎、張五飛、伊藤開司千石撫子、トレーズ・クシュリナーダ 死者スレ大運動会!開会式~第二競技 ALL死者スレメンバー
https://w.atwiki.jp/bokurobo/pages/469.html
戦闘士 シャンアイアン・SS 単発 第1記録「陰謀のざわめき」 DBへ SS保管庫へ
https://w.atwiki.jp/jyugoya/pages/1062.html
SS分類/Aの魔法陣 NOTボーナス(1) Aの魔法陣Ver3 NOTボーナス(2) Aの魔法陣Ver3 NOTボーナス(3) Aの魔法陣Ver3 NOTボーナス(4) Aの魔法陣Ver3 NOTボーナス(5) Aの魔法陣ver3 NOTボーナストラック(6) Aの魔法陣ver3ファンタジー NOTボーナストラック(7) Aの魔法陣ver3ファンタジー NOTボーナストラック(8) Aの魔法陣ver3ファンタジー NOTボーナストラック(9) Aの魔法陣ver3ファンタジー 戻る→SS分類