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RK3288の前に、RK3188tという低速廉価版がリリースされて、出回ってます。日本の代理店によっては無印3188として出してるところがあるので注意しましょう。 - 2014-04-06 01 11 24 rockchip-RK3288 登場4月~? http //www.cnx-software.com/2014/01/10/rockchip-rk3288-vs-rk3188-performance-comparison/ - 2014-01-13 02 17 09 最近これの高精細画面のタブレット出てますが、処理能力不足でカクカクするような気がする、3Dゲームあたりは駄目っぽい - 2013-10-30 11 34 48 SDK2.0のROMも、ぼちぼち出てきてますね。 - 2013-06-28 15 45 08 RK3188もそろそろSDK2.0出るのかな?http //www.1pad.cn/2013/0617/10544.html - 2013-06-21 07 55 01 記事の内容が発売前の情報を中心に書かれていたので、大きく書きなおしてみました - 2013-06-08 21 24 13 乙 こいつもA31の様に、SDKの改良で化けることを期待している - 2013-06-09 05 12 43 1 - 2014-03-09 14 49 32 1 - 2014-03-09 14 49 22 1 - 2014-03-09 14 49 23 1 - 2014-03-09 14 49 24 1 - 2014-03-09 14 49 25 1 - 2014-03-09 14 49 27 1 - 2014-03-09 14 49 28 1 - 2014-03-09 14 49 34 1 - 2014-03-09 14 49 35 1 - 名無しさん 2014-03-09 14 49 36 1 - 2014-03-09 14 49 38 1 - 2014-03-09 14 49 39 1 - 2014-03-09 14 49 50 1 - 2014-03-09 14 49 51 1 - 2014-03-09 14 49 52 1 - 2014-03-09 14 49 54 1 - 2014-03-09 14 49 55 1 - 2014-03-09 14 49 56 1 - 2014-03-09 14 49 58 1 - 2014-03-09 21 35 05 1 - 2014-03-09 21 34 49 1 - 2014-03-09 21 34 51 1 - 2014-03-09 21 34 52 1 - 2014-03-09 21 34 53 1 - 2014-03-09 21 34 57 1 - 2014-03-09 21 34 58 1 - 2014-03-09 21 35 09 1 - 2014-03-09 21 35 11 1 - 名無しさん 2014-03-09 21 35 12 1 - 2014-03-09 21 35 13 1 - 2014-03-09 21 35 14 1 - 2014-03-09 21 35 21 1 - 2014-03-09 21 35 23 1 - 2014-03-09 21 35 24 1 - 2014-03-09 21 35 25 1 - 2014-03-09 21 35 27 1 - 2014-03-09 21 35 28 1 - 2014-03-09 21 35 29 1 - 2014-03-09 21 35 31 1 - 2014-03-09 21 35 32 1 - 2014-03-09 21 35 33 1 - 2014-03-09 21 35 35 1 - 2014-03-09 21 35 36 1 - 2014-03-09 21 35 37 1 - 2014-03-09 21 35 38 1 - 2014-03-09 21 35 41 1 - 2014-03-09 21 35 43 1 - 2014-03-09 21 35 44 1 - 2014-03-09 21 35 45 1 - 2014-03-09 21 35 46 1 - 2014-03-09 21 35 48 1 - 2014-03-09 21 35 49 1 - 2014-03-09 21 35 50 1 - 2014-03-09 21 35 51 1 - 2014-03-09 21 35 53 1 - 2014-03-09 21 35 54 1 - 2014-03-09 21 35 56
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・初投稿です、至らない所ばかりでしょうが見てやって下さい ここは某県某市にある一軒の個人経営の中華料理店〔麻辣〕 俺はこの店の経営者兼コック長 店は三階建ての貸しビル店舗でこの店は1階にある 〔麻辣〕(マーラー)の名前通り激辛料理に定評のある辛党に大人気のお店 調味料や油は手作りに拘り野菜も有機栽培、肉も生産者との専属契約を結びこれでもかと言う程安全を追求している そのお陰か数多くの常連が出来て、繁盛している 因みに2階はウチとは対照的な〔甘味処 ゆうか〕(経営者兼パティシエ長兼このビルのオーナーは俺の姉) 入り口では姉の飼いゆっくりのゆうかが挨拶をする、このゆうか目当ての客は少なくはない また飼いゆ同伴OKというサービスが受けたのか毎日行列が出来ている 3階は両店の更衣室と休憩室、倉庫、冷蔵・冷凍庫がある為関係者以外立ち入り禁止である ━━━とある定休日(両店の定休日は火・木曜日と決まっていて、火曜は決まって俺が一人で辣油(ラー油)の仕込みをする) 厨房で特性のブレンド油を火にかけ辣油の仕込みをするべく倉庫の扉を開け、材料を探す が、今日に限って必要なスパイスが足りなかった・・・ 仕方がないので買いに行く 幸いここから歩いて5分足らずの場所に在日中国人の為の店があり、足りない物はそこで全部揃う ついでに昼飯の材料も買ってくるかと考えながら店を出る ・・・そして20分後 戻って来たその時、目にした物は・・・ 「むーしゃ、むーしゃ、ちあわちぇ~」などとほざきながら厨房の隅で栽培していた人参や青梗菜(チンゲンサイ)を貪り 「しゅっきり~」などと叫びながら洗ったばかりの中華鍋の中でうんうん、しーしーをたらし 「すっきりー」とか言ってまな板の上で子作りをしている野良ゆ(成体はれいむ3(内一匹は茎付き)・まりさ3、子はれいむ11・まりさ14)共・・・ そして 「みんなゆっくりしてるんだぜ・・・」とか言いながらまったり?しているドスまりさ 俺は驚愕した 確かに出る時鍵をかけた筈なのに・・・ ハッとドアを見たらドアは店の中に入っている そして回りの壁がわずかに焦げている・・・ という事はドスがドススパークで開けたのだと確信した 『ふ・・・ふふふ・・・やってくれんじゃねぇかこのドマンジュウ共』 ビクッ!! この一言でむーしゃむーしゃしてたゆっくりもうんうん・しーしーしてたゆっくりもスッキリーしてたゆっくりもドスまりさも一斉に振り返った ゆっくり共が振り返った先には当然、俺がいる 俺は全身が真っ赤になる程に怒りをあらわにしていた それもそうだ、この場合のドアの修理費用や食材の補充は俺の給料から引かれる上に今日は定休日で俺しかいないから掃除も一人でせねばならないからだ そんな俺の心境など知った事ではないとばかりにゆっくり共は一斉に口を開く 「ここはれいむたちのゆっくりプレイスだよ、にんげんさんはゆっくりしないででてってね!」 「でもまりさたちにあまあまさんをくれるんならどれいにしてあげるよ!」 「きゃわいくってゴメンにぇ~(×25)」 その瞬間俺の怒りはピークとなった・・・ 出入り口を業務用寸胴鍋(ラーメン屋などで良く見かける高さ1メートルぐらいの鍋)で塞ぎ、こう言った 『お前等・・・一匹たりとも逃がさん・・・覚悟しろ!』 「「「「ヒ、ヒィィィィィ・・・」」」」 一斉に怯えるゆっくり共 だがそこに来たのは 「みんな、あんしんするのぜ」 「「「「ド、ドスー!」」」」 「あのにんげんさんはドスがやっつけてやるのぜ!」 さっきまでの怯えはどこえやら・・・ 一斉に元気になる あー、五月蝿い と、ゆっくりがドスに気が行っている間に俺は予め火にかけていた油を見る 幸い火は消えておらず油も丁度良い温度となっていた が、俺はそのまま火を弱火から強火にする 因みにこの油を入れた鍋も業務用寸胴鍋である 「さあにんげんさん、かくごはいいのぜ?」 「「「ドス、がんばれー!」」」 「「「がんばりぇ~!」」」 ドスが変なキノコを喰らう 「喰らえ!ドススパー・・・」 ドスは驚愕した、肝心の俺が真後ろにいたからだ 俺はそのままドスまりさを持ち上げ口を塞ぎきれなかった出入り口部分に向けた そしてドスの口から光が出たが、それに当たる物はなかった ドススパークは不発に終わった 「な、な、何でにんげんさんがうしろにいるのぜ!それになんでドスがもちあげられているのぜ!?」 『アホか?お前があの変なキノコを食ってる間に回りこんだに決まってるだろ』 このドスはキノコを咥えてから30秒もむーしゃむーしゃしていたのだ 腰痛で苦しんでるジイさんだって避けられる 『それにな、俺は中華の料理人なんだ・・・牛一頭だって軽く持ち上げられる!』 「う、うそだー!」 『事実なんだよ、実際にお前は持ち上げられているだろ?』 ※実際に持ち上げられる人はそう多くありません、ご了承下さい 『とりあえず、少し静かにしててもらおうか』 ビターン!!! 俺はドスの足?を掴み、そのまま顔面を地面に叩きつけた 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁあぁぁぁ!!!」 ビターン!「ゆ゛っ!」 ビターン!「ゆ゛がぁ!」 ビターン!!「うぎゃぁぁぁぁ・・・」 三発、四発、五発と叩きつけたら気を失ったのかグッタリとした 「「「「ド、ド、ドスーーーーー!!!」」」」 他ゆっくり共が一斉にドスに群がりペーろペーろする が、このチャンスを逃がすまいと俺は今は使われていない水槽(ふぐ料理の店の前にあるような特大の物)を用意し そこに残ったゆっくり共を一匹残らず詰め込み、まな板で所々隙間が開く様に蓋をした 業務用のまな板は一枚で8キロという物で、ゆっくりでは動かす事もできない が、そもそもこの水槽も高さ80センチと高めで成体ゆっくりが力一杯ジャンプしてようやく頭が出るぐらいである まさにゆっくりの捕獲に最適な監獄といえよう ━━━2時間後 「「「「…ス・・・ス・・・ドスー!」」」」 「ゆ・・・ここは・・・」 『ようやく気が付いたか、ドマンジュウ』 「ゆ!」 ドスは目を覚ました そして最初に目に入ったのは・・・水槽に入れられ必死に自分に助けを求めている自分の群れのゆっくり達 しかも水槽には重そうな物が乗っている 助けようと水槽の前に行こうとした・・・が、そこから動く事ができない なぜならドスまりさは今、まるでチャーシューの様に紐で縛られ牛を捌く時に使うのであろう天井のフックに吊るされていた 『さぁて・・・と、覚悟はいいか?』 俺は天井のフックからドスまりさを下ろし、担ぐ 「な、何をする気なんだぜ?それといい加減に下ろすのぜ!」 『一度はやってみたかったんだよね・・・特大揚げ饅頭』 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゆ?」 俺がドスを持ち上げながら立っている所・・・あの火にかけていた油の前 既にグラグラと煮立っている、とても熱そうだ ドスはこの人間が言ってる事が分からなかった・・・ だがこの煮立った油を見て本能的に悟ったらしく、抵抗を始める 「や、やめるのぜ!ドスを放すのぜ!!」 ジタバタジタバタ 「ドスが死んだら群れの皆がゆっくりできなくなってしまうのぜ!だからやめるのぜ!!!」 縛られ、担がれながらもブルンブルンとのた打ち回る 傍から見るととてもキモイ光景である 「「「「ゆっくりやめてね!ドスがゆっくりできなくなっちゃうよ!!」」」」 ふと水槽を見るとゆっくり共が声を揃えてドスを助けてあげてと言っている 無駄に統率が取れてやがる・・・ウチの従業員やバイトに見習わせたいぐらいだ 『そこまで言うんなら仕方がない・・・最後にチャンスをやろうじゃないか』 「ゆ?チャンス?」 『そう、チャンスだ』 ドスも、声を揃えて叫んでたゆっくり達も一斉に黙り聞く そして、俺は再び天井のフックにかけて水槽から3匹の成体まりさを出した 『いいか、今からお前等にある物を食わせる、お前等はそれを食べて「むーしゃ、むーしゃ、むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~」と言ってみろ』 「なんだ、それならかんたんだぜ」 「それができたらみんなをたすけてくれるんだぜ?」 『ああ、できたら・・・な、ただし出来なかったらお前等から殺す』 「な、なんでだぜ?そんなのゆっくりできないんだぜ!」 『当たり前だろ、こんな簡単な事でお前等全員を許してやろうって言ってんだ、ならそれなりの条件があるのは当然だろう?』 「「「ゆ・・・」」」 『様はお前等が出来さえすれば問題ない・・・違うか?』 「ゆ、ゆっくりりかいしたよ・・・」 まず一匹目 俺はまりさをまな板の上に乗せイチゴを差し出した 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~」 ズバッ!『はい、失格』 中華包丁で一閃、飾りの帽子ごと縦に真っ二つとなった 続いて二匹目 同じくまな板の上に乗せプチトマトを差し出す 「む、むーしゃ、むーし・・・」ズバッ!! 『ごもってんじゃねーよ、失格』 再び真っ二つとなった そしてラストチャンス 「むーしゃ、むーしゃ、むーしゃ、むーしゃ・・・」 「「「ゴクリ・・・」」」他ゆっくり達に緊張が走る・・・ 「し、しあわ・・・ぶぅぇえええええええっ!!!」 後少しという所でまりさは盛大に餡を吐き出した 「「「「ま、まりさー!!!」」」」 「「「「おとーしゃーーーーん!!!」」」」 水槽の中のれいむや子ゆっくり、ドスまりさは一斉に叫んだ 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛ぅ・・・」 そしてそのまま永遠にゆっくりした 「どぼじで、どぼじでごんなごどにぃぃぃぃ・・・」 番のれいむは泣きながら原因を聞いてきた それも無理はない、後少しで皆が助かる筈だったのだから 『ああ、ゴメンゴメン・・・サクランボと間違えてハバネロ食わせちまった』 あえて言おう、ワザとじゃない、割とマジで 俺は例え相手がゆっくりであろうが一度言った事はキチンと守る これは正真正銘の手違いだ 『まあ自分の手違いで言った事を反故にする気はないし、もう一回チャンスをやろう』 俺は再びドスまりさを担ぎ油の煮立った鍋の前に立った 『俺は今からお前をこの鍋の中に入れる』 「ゆ゛ゆ゛ぅ!」 『そして・・・5分だ』 「え?」 『5分間、この鍋の中で耐えきって生還してみせろ・・・そうすれば他のゆっくり共は逃がしてやる』 「それは・・・本当なのぜ?」 『ああ、お前が耐え切ったなら・・・だがな』 ドスまりさは少し考え・・・ 「わかったのぜ・・・覚悟はできたのぜ」 『よし、じゃ・・・いくぞ』 ポイッ ザブンッ 流石はドスと言うべきか、口から上には油が届いていない ジュァァァァァァ・・・ 「ゆ゛っっっっぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」 業務用寸胴鍋の中で盛大に叫び、暴れるドスまりさ その際に俺にも盛大に高温の油がかかっているが微動だにしない なぜなら俺は中華の料理人だから ※実際に高温の油を被ったらすぐ水で冷やしましょう、場合によっては救急車を呼ぶ必要があります ・・・3分が経過した 「あ゛じゅいぃぃぃぃぃぃ、あ゛じゅい゛んだぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 油で揚げて縮んだのか、顔と飾りを残して油に浸かっていた だがまだ元気がある様だ・・・ ・・・4分経過 油から焦げクサい臭いがしてきている 「ゆ゛ぅぅ・・・ゆ゛ぁぁぁ・・・」 流石に飾りよりも命が大事と思ったのか、呼吸をしっかりするべく顔以外のすべてが油に浸かっている・・・ それにしてもこの形・・・まるで巨大なカールだ そして5分後 口以外の全てが油に浸かっていたドスを引き上げ、まな板の上に乗せた 頭の方からは美味そうな匂いがするが口から下、とくにあにゃる部分は真っ黒に焦げている・・・ とりあえず縛っていた紐を切って呼びかけてみる 『おーい、生きてるかー?』 「ゅ・・・ゅぅ・・・ゅ・・・」ガクッ・・・ 『ああ、今逝ったか・・・』 ふと考える・・・ これは生還と数えていい物か?・・・と 暫く考えた末に俺は残ったゆっくり共に・・・こう告げた 『良く聞けドマンジュウ共、コイツはお前等を逃がす為の条件を満たせなかった・・・となれば、分かるな?』 「「「「ぞ、ぞんな゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」 『だがな、俺も鬼じゃない・・・ある条件を飲めばお前等を逃がしてやってもいい』 「ゆ゛?どういうごど?」 『そこの子れいむ全部、俺によこせ』 「「「ゆっ!!!」」」 「だ、だめだよ!れいむのおちびちゃんはぜったいにわたさないよ!!」 「れいむのおちびちゃんだってわたさないよ!!」 『ふーん・・・じゃ、死ね』 今、渡さないと叫んだ二匹のれいむの頭を掴み、ドスを揚げた油の中に突っ込んだ 今度は全身の仕上げを均一にするべく素手であにゃるから飾りまでキッチリ沈む様に押えつけた ※良い子ととしあきは絶対に真似しないで下さい、どうなっても責任は負いません 今度はカラっと揚がったあたりで引き上げ、水槽の前まで持っていく 「「「「みゃみゃー!!!」」」」 「「「「おかーしゃーん!!」」」」 『さて・・・と、もう一回聞くぞ』 「ゆぅっ!」 『そこの子れいむ全部よこせ、無論、お前の頭に付いてるのも含めてな』 「ゆぅ・・・そうすれば他のみんなはにげさせてくれるの?」 『ああ、それ〔だけ〕は保障してやる・・・お前の返事次第だがな』 「ゆ・・・みんな、ゴメンね」 「「「「みゃみゃ・・・?」」」」 「にんげんさん、にんげんさんのいうとおりにするよ・・・だから他のおちびちゃん達は・・・」 『いいだろう』 「はなちぇー!」「いやじゃぁぁぁぁ!!!」「たしゅけちぇー!!」「おきゃーしゃーん!!」 俺は手頃な寸胴鍋に子まりさ全部を詰め込み、蓋をしてその鍋ごと厨房の外に出た 時刻は既に夕方となっていた そういえばまだ辣油仕込んでなかったし奴等が荒らした厨房の掃除も残ってたと思い出し、力が抜けた・・・ 所変わって厨房(水槽)の中 「ゴメンね、ゴメンねおちびちゃん・・・おかあさん達がもっとつよかったらみんなゆっくりできたのに・・・」 「「「みゃみゃ、みゃみゃはわりゅくにゃいよ・・・」」」 「「しょうだよ、わりゅいのはあのにんげんしゃんだよ」」 「ありがとう・・・ありがとうおちびちゃん達・・・」 ・・・これが人間や犬、猫ならば感動物であったろうがゆっくりであった為不快指数が上昇せざるを得ない状況である 『さーてと、じゃあ改めて仕込みを始めるか・・・』 「「「「「ゆ!ゆわぁぁぁぁ!!!」」」」」 『・・・んな化物見たみたいにビビんな、お前等をどうこうする気はねぇ』 それだけ告げると、後の騒ぎは無視して作業に入る 辣油作りと厨房の掃除が終わったのは・・・翌日の朝であった そして両店の休憩時間・・・ 「へぇ~、そんな事があったんだ」 姉にどうしてドアが壊れてたのかと聞かれたので説明をしていた 『そういう事、お陰でもう眠くて眠くて・・・っふわぁぁ・・・ぁふ』 「そりゃご愁傷様・・・」 『まあそんな訳で、給料の天引きは勘弁してくんない?』 「それはそれ、これはこれ!しっかり引いておいてあげる」 『(ぐぬぬ・・・鬼姉めぇ・・・)』 喧嘩になったら絶対に勝てないので心の中で叫ぶ 「ところでアンタ、残ったれいむとかはどうしたの?」 『ん?』 「いやさ・・・甘い物が嫌いなアンタがゆっくり食べるとも思えないし、理由もなしに虐待する様な奴でもないし、第一猫大好きなアンタがゆっくり飼うとは思えないから」 『ああ、あいつ等ね・・・とりあえず水槽ごと倉庫に入れてある』 「ふ~ん・・・ちょっと見せてくれない?」 『ん?いいけど・・・』 ━━━倉庫・水槽前 『ほれ、こいつらだよ』 「うっわ、大量ね・・・」 明け方近くまで辣油の匂いを嗅がされ続けたせいか、もう半日過ぎたというのにまだ気を失っている 俺だって眠りたいんだぞ畜生・・・ 「ねえ、こいつ等貰ってもいい?」 『え?別に構わないけど・・・姉さんはもうゆうかを飼ってるだろ?』 「違う違う、私が飼うんじゃないわよ」 『飼うんじゃないんなら何で・・・って、ああ、そういう事か』 「そういう事よ、これ全部くれるんなら今回の一件の天引きはなしにしてあげるわよ?」 俺は土下座で即答した 『どうぞお持ち帰り下さいませ、お姉様』 ~~Fin~~ 中傷、侮辱、批判何でもござれ 何か一言くれると嬉しいです
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中華、海外製エアガン 全てはここから始まった・・・・。 223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/24(木) 20 21 10.36 ID kNlL4Iw0 とりあえず参加したいのでJingGongのHK416買おうかなと思うんだが 危険かな? 参加したいが銃が無い。揃えるとしても安い物だと中古しかない。 ならば海外の銃はどうか? そう考えた223のような初心者や 欲しいモデルがコンバージョンキットすらない!とにかく刺激を味わってみたい!等々で 海外製エアガンに手を出そうと考えている方の為に、 主観でのレビューなどから始めていって参考にしてもらおうという事で作ってみましたよ。 (まだまだ作ったばかりで内容が薄いです。覗くついでに間違いの修正やレビュー、銃の追加なんかt・・・げふんげふん) 注意(ちゅうい) 海外製(かいがいせい)エアガンは確(たし)かに ボールベアリング7mm軸受け(じくうけ)が装備(そうび)されていたり FETが組み込まれ(くみこまれ)ていてバッテリー付属(ふぞく)というお値段以上(ねだんいじょう)ですが 箱(はこ)から出(だ)してすぐ遊(あそ)べる物(もの)ではありません。 加(くわ)えて、東京(とうきょう)マルイ等(など)の国内(こくない)メーカーに修理(しゅうり)に 出(だ)すといった暴挙(ぼうきょ)に出(で)てしまうと、よろしくない事態(じたい)になってしまいますので、十分(じゅうぶん)気(き)をつけてくださいね。 追伸 たまーに初速が100越えしている固体がすり抜けて入ってくるようです。 そんな個体をデチューンせず所持しているとドラえもんカラーの屈強な方々が黙っちゃいません。 ドキドキ!お宅訪問!!されたり移動中に職務質問されたりすると死ねます。 以上の注意を良く読んで変態な中華ライフを! ◆xRwhL7BUVs メーカー D-Boy JingGong KART CYMA A&K D-Boy HK416 実売22000~25000円前後 付属品は、ラージバッテリー、M4互換のHK風マガジン、エクステンションバレル、フォアグリップ、PEQ2風バッテリーボックス 充電器は通常の物でも使えますが、バッテリーは予備を購入した方が良いか バッテリーが外付けしかできないので好みの問題が出る。 5ポジションストック ちょw配線見えとるwww という方はお気に召さないかも 外装はVFCのコピーで価格からすると異常にリアル。ボルトストップもライブでガスチューブも再現 剛性は高い。RASも回転しない。VFCコピーだから当然か 強化メカボックス(自称)でギア類も丈夫そうな物に。 勿論内部はグロいグリスまみれ。分解清掃とグリスアップ必須。 シア調整が必要な場合もある。(個体によって違いました。) 狙撃以外でなら精度は問題無し。横に曲がる場合はHOPパッキン清掃等で。 HK416はJingGongでも出ているので外装重視ならD-Boy、内部を重視するならJingGongをお勧めする。 AKS-74U 実売18000円前後 ハンドガードは合板リアルウッドだがテカテカが凄い+臭い。 とりあえず前には飛びます。 既に錆びて届いた被害者多数(自分も)。 グリップはプラ製 スプリングガイドがベアリング付き 値段相応。 バッテリーとマガジンが付いてくる。 ほぼ 金属製 あれ・・・?合板割れてね? 分解清掃が必要なのは変わらないがこちらは錆び取りも必要な場合が。 最新ロットでは錆びが無い(製造者の保管方法が変わった?)らしい AK74 実売18000円前後 自分のはハンドガードとストックが合板ではなく無垢でした。 トップカバー内に付属のスティックバッテリーを収納。 メカボはAKS-74Uと同じかと思いきや、軸受けが樹脂製でした。 フルスチール製とのこと。 マガジンの質感というか色がちょっとオモチャっぽい。 雰囲気のあるスリングベルト付き!一発で壊れるがなww SCAR-L 実売14000~20000円(送料込み)前後 付属品は、ニッケル水素8.4v1100ミニバッテリー、M4互換の300連マガジン、エクステンションバレル、フォアグリップ、充電器 CA(クラシックアーミー)のコピー品 アウターバレル、アッパーフレームはメタルで剛性は高めロアフレーム、ストック、グリップはプラ特にグリップの様子がおかしい、色もなんか違うしガタガタしてるので4本のM3×8ナベねじで留めた アッパーは百式みたいだが下地処理ののち塗装すると見違える ストックは前後3段階、チークは上下2弾 ストック折りたたみのロックパーツが脆そう、チーク部にバッテリーを入れるので配線が見える・・・ 7ミリの軸受けプラ、つぶれたねじ穴、四角いねじ、臭いグリス、変形したタペットプレート(ダウングレード時のオレンジのゴミのせいか? 独自規格のノズル、伸びきった小さいバネ、変色したプラパーツ、レビューサイトと違う短いストレートスプリング(スプリングカットか?) 金属のギア、ワッシャーで嵩上げしたスプリングガイド 3発同時発射機構搭載のセミ、メカボクラッシュするフル、バッテリーから異臭、発熱する安全装置 ロアから外すのが力技で着脱するセレクターギアのかみ合わせ 互換がないのは、ノズル、セレクターギア、セレクタープレート JingGong HK416 実売22000~26000円前後 クレーンストックにヌンチャク(セパレート)バッテリーを仕込むタイプ。 配線が見えるのが嫌な人やバッテリー外付けが嫌な人はこっちがオススメ 付属品はセパレートバッテリー、マガジン、EUプラグの充電器 充電器は素直に買った方がいいかもしれない。バッテリーはセパレートの物を。 メタルフレーム。ガチガチの剛性。 FET(一石)付き。コードもシリコンコード。 メカボは(自称)強化メカボ。バリが無い。 赤いピストン。歯は金属製 ピストンヘッドは穴あき。微妙なので効果は不明。 シリンダーは研磨されてて綺麗。ステンレス。 ギアにスラストベアリングが仕込まれてる。 ピストンからしてSYSTEM○のパクリ。SYSTEMとメカボに書いてある。お茶目。 レイルの噛み付き方法が通常と違う。 好みが分かれるが結果的に異常な頑丈さになっている ピストン内が八角形なのでスプリング交換時には注意。 ストックは太いので構え難い人も出るかも。 HK416はD-Boyでも出ているので外装重視ならD-Boy、内部を重視するならJingGongをお勧めする。 マガジンは勿論M4互換だがマグプルマガジンだとキツい事も。個体差あり。最近は問題なしとも 飛距離は並。MP5と比べれば余裕で分がある。有効射程35mくらい。 バレルに穴を空けたりチャンバーに異物を入れるかパッキンを抜いてデチューンしている場合がある。 日本人が輸入販売してるのを購入する場合デチューン方法を聞いておく事をお勧めする。 バレル穴あけは避ける。チャンバーに異物やパッキン抜きなら後が楽。 KART M14 JAE-100 実売17000~25000円(送料込み)前後(国内業者の場合) M14大好きなメーカーの出したEBR等より新しい最新のM14。 付属品はマウントベース、バイポッド、440連多段マガジン、スリング、NiCd 8.4V 1500mAhラージバッテリー、EUプラグ220V充電器。 外観はボチボチ。特に汚い訳でもないし綺麗でもない。フルメタル(亜鉛)でとっても重い。付属品フル装備+スコープで7kg近く。重い。 タンカラーはグリップとチークピースが塗り分けられていないので自分で塗装する必要がある。 バッテリーはストック内に収納。ただし超ギリギリ。蓋はP90と同じロック方式の為紛失しにくい仕様。 つける場所が無いのでスリングの用途が不明。重い。 3コッキング目でボルトのチューブ部が破損。ただしマルイコピーなので部品の互換性あり。ボルト一式で4000円もしやがる…… メカボはVer7コピー。ただし細部が微妙に異なる。シリンダーはVer7専用ではなくATYPEなので注意。軸受けはプラ製。 アルミ後方吸気のピストンヘッド。自分のは問題無かったけどバリ付属率が高い様子。 自分のは新ロットらしく、ネット上での分解レビューで指摘されている点が主に改善されている模様。上記のバリの点も改善ポイントか? ただしオイルは改良されていないようだ。酸化した切削油のかほり。くせぇw 初速は平均96m/s。長いインナーバレルで良く飛ぶ。専用品と比べて短いシリンダーが気になったが特に問題なし。KART製は個体差が大きい様子なので参考程度で。重い。 とにかく重い。さあこれを持って一日中ゲームをしてみよう! Troy MCR .308 M14 実売27000~30000円前後 大改修されたM14。殆どM16じゃないっすか ラージバッテリーで容量に余裕が。 付属のバッテリーはかなり入れづらい。 多弾マグ付属。 フロントヘビーだがM14よりは持ち易い。 ピストルグリップにより保持性能up! バレルが長いので初速を下げるのに難儀する。 JAE100より新しいが内部は殆ど同じ。 オイルは少しマシ。 バリ取りされてる!珍しい。 やっぱり重い。 CYMA AKM 実売?円 商品名はCM.048Mとあるが、形状からして実銃でいうところのAKM。 フルメタル・木製ストック・木製ハンドガード ストックに付属のミニバッテリーを収納するが、そのために後部のネジを付け外ししないといけない。 マルイAK47用をコピーした多弾マガジン。 A&K MASADA 実売20000~25000円(送料込み)前後 黒とDEがある ハンドガードピンが鬼 透明のチャンバーとワンタッチバレル外し ボルトギミックが素敵 リチャード・マック・マコウィッツになれる・・・かも 避難所スレ(http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1252826335/) 229、 236の解説も参考に。 229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/24(木) 21 39 49.63 ID pqQL5ADO 俺はメタルフレームとかで金かかった銃サバゲで使うのに抵抗あるもったいない病患者なので JG-HK416のメタルフレーム版(ABS製の時期もあったとか)を使っておりますよ。 潰れても二万ポッキリだし・・・・的な使い方してるが雨の中や風の中で活躍してくれてる。 買ったら即グリス取り→シム調整→グリスアップ→慣らし射撃一マガジン→再度グリス取りとグリスアップ→当たりが変わるのでまたシム調整 これでいい感じに動くよ。 剛性はまさにガチガチ。 一部剛性向上の為に実物と形が違うけどね。 個体差は共同購入した5挺だと初速に±5くらい差はあったけどメカボは素直。 初めての人に無責任にお勧めは出来ないが悪くないと思う。 236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2009/09/24(木) 22 16 12.37 ID pqQL5ADO 230 素人の所見だから話半分で。 スプリング 日本向けに税関対策でデチューンする為に切られている様子。 なので初速の個体差はコイツが原因っぽい。 身内で購入して特殊部隊ごっこしてるが3挺ともスプリングで文句は出なかったよ。 1挺は交換したんだが後述。 気になる?初速関係だが みんなまぁぼちぼちかな? 程度はどれも初速出てる。 3挺で85から±5程度。 先の一挺だけ平均94出てるので念の為スプリング交換。 ゲームに使うし環境によっちゃ誤差出るから念のため。 ピストン 赤いアレがはいっとる件。 ギア歯も金属。 六角形だからスプリング交換する時、選ぶのに苦労した。 俺のは落としたりストックを叩き付けて臥せ姿勢に入ったりしてるがピスクラ無し。 他のはわかんね。もっと大事にされてる。 ギア ベアリング軸受けが入ってた。 金属製。 一人は早漏で分解清掃をせず箱出しで河原に逝ってしまったが今も元気。 バレル これは変えたら新しい世界が・・・・? スナイパーじゃないので精度にこだわりは無いから不満も無いけどとりあえず一点には集まるよ。 昔のマルイMPLのイメージ。 個人的には剛性が高いからバレルがよれてても素直な弾道になるんだと考えてるんだがどうだろ。 不満は無いなぁ。 詰まりはマルイ、SⅡSのバイオは問題無しでした。 問題はHOPパッキン。 チャーミーグリーンなんかの中性洗剤(今の時代はジョイか?)を使って洗いませう。 ヌルヌルで浮きません。 ついでにHOP調節機構も掃除。 バレル掃除しつつシリコン吹いたらいいかと。 くらげもいいでよ! ……で、買った奴は分解してメカボの刻印見たら吹く。 SYSTEMって刻印されてるから。 ここらへんのお茶目さが中華クオリティー。 D-boyのHK416のメタフレ使ってる。先月給料入って通販サイト見た瞬間に即決した。 カッコイイ、マジで。そして丈夫。トリガーを引くと弾が出る、マジで。ちょっと 感動。しかも通常ストックなのにラージバッテリーだから大容量で良い。中華は怪しいと言わ れてるけど個人的には問題ないと思う。マルイ製品と比べればそりゃちょっとは違うかもし れないけど、そんなに大差はないって店員も言ってたし、それは間違いないと思う。 ただ箱出しで使うとなるとちょっと怖いね。メカボのグリスがオレンジ色だったし。 耐久性にかんしては多分マルイも中華も変わらないでしょ。マルイ製使ったことないから 知らないけど国産かどうかでそんなに変わったらアホ臭くてだれも中華な んて買わないでしょ。個人的には中華製品でも十分使える。 嘘かと思われるかも知れないけど某フィールド定例会で30mくらいでマジでマルイM4を 掘った。つまりはマルイM4ですらD-boyのHK416には勝てないと言うわけで、それだけでも個 人的には大満足です。 /) ///) /,.=゙''"/ / i f ,.r='"-‐'つ____ こまけぇこたぁいいんだよ!! / / _,.-‐'~/⌒ ⌒\ / ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\ / ノ il゙フ ⌒(__人__)⌒ \ ,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| | / iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ / 分解清掃の方法やシム調整を解説又は外部で参考になるサイトを載せるといいかな? 検討中。(勝手にやっちゃってくれる人居たらお願いします。)◆xRwhL7BUVsより
https://w.atwiki.jp/bemani2sp/pages/2242.html
級位については七級から一級までひとまとめとします。 レベル6以下は攻略対象外のため、コメントは受け付けておりません。 AC SPADA SP七級 STAGE TITLE BPM notes LEVEL 1st 中華急行(N) 171 164 2 2nd Eternal Tears(N) 84 222 2 3rd CALL(N) 158 185 2 Final earth scape(N) 45-94 230 2 AC SPADA SP六級 STAGE TITLE BPM notes LEVEL 1st I m so Happy(N) 181 211 3 2nd かずあそび(N) 170 265 3 3rd 陽炎(N) 140 317 3 Final We are Disっ娘よっつ打ち命(N) 129 336 3 AC SPADA SP五級 AC SPADA SP四級 AC SPADA SP三級 AC SPADA SPニ級 AC SPADA SP一級 STAGE TITLE BPM notes LEVEL 1st BREATH(N) 181 469 6 2nd quasar(N)]] 155 591 6 3rd MENDES(N) 168 573 6 Final With your Smile(H) 135 597 6 備考:
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/850.html
2006/8/12 『卍』で「醤油特大」(無料券)を。本来は700円の品ですが、懸賞でここの醤油特大1杯無料券が当たったので2ヶ月ぶりに来てみました。 ra-men2?cmd=upload act=open pageid=11 file=%E5%8D%8D%2B%E9%86%A4%E6%B2%B9%E7%89%B9%E5%A4%A7a.jpg 今日は店主不在でお弟子さん調理ということで、例によって麺上げは平ザルでなく、スパゲティてぼを使用。 そのせいかお弟子さんの時は、たまに麺がダマになっている時がありますが、本日はそんなこともなく、店主調理の時と変わらず美味しかったです。 チャーシューはこの前同様、肩ロース。この前はたまたまだと思っていましたが、どうやら完全にバラから肩ロースに変更したようです。 住所:仙台市青葉区五橋2-5-11 by hiro 懸賞ってどんなのかな?そう言うの見たこと無いので良かったら教えて下さい -- 熊ちゃん (2006-08-27 18 03 30) 今まで何度かラーメン無料券は当たったことがありますが、今回のは「せんだいタウン情報 S-style」のラーメン特集の懸賞ですね。その他、無料情報誌「ぱど」などにもたまにラーメン無料券の懸賞が載ってます。-- hiro (2006-08-27 21 36 06) 名前 コメント
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ある中華料理店店員の聖夜 空には暗雲が立ち込め、至る所で爆発音や赤黒い煙が上がっていた。 耳につけたイヤホンマイクからは各地からの絶望的な悲鳴交じりの報告が引っ切り無しに流れる。 左手の腕時計を見ればデジタル表示で今日の日付が示されていた。12月24日。 「そうか、今日クリスマスイブだったか」 分かっていたが今一度確認すると辛いものがある。 まぶたを閉じると、前線に出る自分を心配そうに見送るあの子の姿が浮かんだ。 お祭り騒ぎが好きで何時も笑顔を絶やさないあの子の泣きそうな顔を見たのは初めてだった。 本当なら今頃はあの子や気の会う仲間たちと暖かい部屋でケーキや料理を食べて馬鹿騒ぎする筈だったっていうのに。 今はイヤホンからではなくもう自分の耳で聞き取れるほどに少しずつ大きくなってくる破壊音と悲鳴に、震える足を押さえつけながら息を潜めている。 「なんだってこんな日にこんなことになっちまったんだろうなぁ」 ジャケットのポケットからはあの子に渡すはずだったプレゼントの入った小袋がラッピングのリボンを少し覗かせている。 友達以上恋人未満の俺たちを固めようとした仲間たちに背中を押され、ようやく今日のパーティで一世一代の告白をするつもりだった。 ポケット越しにプレゼントを触ると包装紙がぐちゃぐちゃになっているのがよくわかる。 待機している路地裏の片隅にはさっき前線を突破してきた化け物の死体が転がっている。 さっきは背後から不意打ち気味にしかけてなんとか仕留める事が出来た。 しかしそれでも潜めようとしているのに息は徐々に荒く、膝もガクガクと震えを増してきている。 「クソッ、なさけねえ」 なんとか震えを止めようと太ももを叩くがまったく止まる気がしない。 普段から仲間に訓練や実習の成果を見せて格好いいことを言っていたっていうのに今の余裕のなさはなんだ。 化け物がいくら来ようが負ける気がしないなんて言ってた俺はどこへいったんだ。 『前線が突破されました! 第一次防衛ラインに敵が押し寄せます!!』 イヤホンからノイズの混じった報告が入る。 前線からの報告がどんどんと減っていく。多分向かった連中は生きてはいないだろう。 ここへ敵が来るのもそう遠い話では無さそうだ。 つまり、それはイコール俺自身の最期でもある。 俺よりも強いやつが戦っていた前線が崩壊したんだ、俺だけが生き残れるなんて都合のいい話があるはずがない。 もう一度目をつぶると、またあの子の顔が思い出された。 でも今までたくさんの笑顔を見てきたっていうのにあの子の泣き顔しか思い出せない。 「もう一度笑顔が見たい、それから」 それから俺は彼女に―― 突如、背後で爆発音が響き衝撃が背中を殴りつけた。 転がるように潜んでいた路地から大通りへと転がり出た俺の目には、ゆっくりとこちらへ進行してくる化け物の集団が映った。 俺と同じように潜んでいた仲間が建物や路地裏から攻撃を加えるが進行を少し遅らせる程度にしかなっていない。 路地裏からもさっきの爆発の原因だろう化け物がこちらへ歩いてくるのがみえた。 やっぱり、俺が生き残るのは無理だろう。 でもこいつらを行かせればあの子はどうなる? 行かせない、行かせてはならない。 今まで受け取るだけだったイヤホンマイクの送信スイッチを押す。 「第一次防衛ラインの――だ。敵が来た。 多分持ちこたえられそうにない」 路地裏を爆破させたであろう火球を吐き出してくる敵の攻撃を横に飛んで何とか回避する。 直撃していないというのに熱気だけで頬が焼け付いたように痛む。 次弾を撃とうと口を膨らませ仰け反る敵に距離をつめて顎に一撃。 口の中で火球が爆発したのだろうか、凄い音を鳴らして辺りに肉片が飛び散る。 しかし、顎へ攻撃を入れたこちらの右手も爆発の余波をもらって指が何本か折れたようだ。 アドレナリンで痛みは余り感じないが少しすると地獄の痛みが襲ってくるだろう。 大通りを見ると潜むのを止めたのか仲間が列を作って敵の進行に相対していた。 俺もそれに加わるために足を動かそうとして、イヤホンマイクの送信スイッチが押されたままになっていた事に気づく。 「指令本部、まだ繋がっているか? 出来れば伝えてほしい言葉があるんだ――」 『あなたは恋人になんという言葉を遺して逝けますか?』 客がほとんどおらず扉の外から僅かにクリスマスソングが聞こえる店内に、テレビから現在放映中の映画CMが流れた。 最新のSFXやらCGやらを使って臨場感あふれる様になっており、テーマ曲にのって主人公とヒロインの平和な学園生活の映像が続いている。 上手くごまかしてるけど、あれエキストラに能力者混じってたりしてるんじゃないかなー、とテーブルを拭きながらなんとなく眺めていたのだが。 「いや、クリスマスにこのCMはねーだろ」 思わず俺、拍手敬 かしわで たかし はクリスマスイブの夜10時一人さびしくテレビに突っ込みを入れていた。 ある中華料理店店員の聖夜 クリスマス、12月25日。 キリスト教でイエスキリストが生まれたとされる日。 その前日、24日の夜だからクリスマス・イブ。 街中は煌びやかなネオンに彩られて、商店街に備え付けられたスピーカーからは数十年間変わり映えのないクリスマスソングが流れる。 本来は教会でミサやらなんやらが行われて厳かに過ごす日のはずなんだが、そこはそれ。 とにかくイベントにかこつけて遊ぶのが多種メーカーの販売戦略に踊らされる悲しい日本人のさだめだろうか。 町中では恋人たちがキャッキャウフフしつつホテルやら自宅やら寮の自室で愛を育んでいるんだろう。 だというのに、なんで俺はのれん畳んで店じまいしたバイト先でひたすら掃除なんてしてるんだろうか。 夕方に後輩の木山仁からクリスマスプレゼントとしてもらったステキアイテムは楽しむ間もなく突如現れた被写体本人によって再生不可能な程に砕かれてしまった。 何枚かは脳内で保存済みだが、全部を楽しむ前だったのが非常に残念すぎる。 マスターデータを消したとは言ってなかったし、今度またコピーしてもらいに行っても大丈夫かなーなどと考えつつテーブルに布巾を這わせる。 何度もいうが、今日はクリスマスである。 別れ際に凄い良い笑顔を見せた木山を思い出すが、あれは間違いなく桃色未来を期待している顔だった。 「ああ、チクショウ。 木山のやつ今頃は乳神さまと鍋でもつついてキャッキャウフフしてやがんだろうなぁ。 そんで食後は乳神さまの乳をつつくってか、あのリア充め」 夏に会ったおっぱいを思い出して思わず歯軋り。 おっぱいのサイズとインパクトがでか過ぎて名前をド忘れしちまったが、あれは良いおっぱいだった。 それを手に入れた木山……妬ましい。 妬ましいが、同じ志を持つものとして見事理想を達成したのは賞賛するべきだろう。妬ましいが。 乳神さまのおっぱいを思い出して思わずため息をひとつ。 「俺の近くにもいることはいるんだけどなぁ」 常連となって裏口からのご来店余裕でした、なのが一人。 何時も心に外道の心を、な「他人をからかうこと」と「チャーハン食うこと」が楽しみだと公言してはばからない外道巫女こと神楽二礼 かぐら にれい 。 ……あれに恋愛感情が沸くかって言われたらなんとも微妙な顔をせざるを得ない。 いや、おっぱいは理想でドがつくほどのストライクなんだが。 顔を会わすたびにネチネチと俺の精神を削ってくれるのが難にも程がある。 さっきなんて尻に木刀を捩じ込まれかけたくらいだ。 「ああ、そういえば」 他にも選択肢があったのを思い出した。 数日前の終業式以降顔を会わせてないがクラスメイトの星崎とか六谷も良いものをお持ちだ。 でも、この一年であの二人にされた諸行を思い出すと背筋に冷たいものが走る。 ヤメテヤメテもう寒中水泳は嫌ー! ヤメテヤメテもう頭を竹刀で殴らないでー! 「なんで俺の周りの巨乳ちゃんは性格に難のあるやつばっかりなんだろう……」 世の中にはもっと性格も素晴らしいおっぱいもいるだろうに。 なんで俺の周りのおっぱいは邪悪なのばっかなんだチクショウめ。泣くぞ。 ……考え事をしながら掃除をしていたら布巾が結構汚くなっている事に気がついた。 中華料理店で油料理が多いせいかこまめに掃除をしないとすぐにこれだ。 餃子のたれやらでテーブルに染みが付いてるのが大衆向け料理店だということを思い出させてくれる。 バケツに汲んでおいた水に布巾を浸して揉み解していると、もう時計の短針が11に近づいこうとしているのが見えた。 「どうすっかなぁ、待つべきか帰るべきか」 3時間半ほど前に二礼が去り際に言い残していったことを思い出して肩をすくめた。 「問答無用ー!! そこになおれー!」 「ア゛ッーー!!」 外道巫女の木刀が唸りをあげて俺のケツへと襲い掛かる。 仰向けへ倒れこんだ俺に足元から迫っていた凶器をなんとか寸前で止めることに成功したが、夏の時と同様にジリジリと尻と木刀の距離が縮まっていく。 「ふふふ、ほーれもうちょっとっすよー?」 「ら、らめー! それだけは勘弁してくれー! 助けて神様ー!」 「神さまを下ろせる私が審判するっす、却下」 「い、一方的過ぎる! 控訴だ控訴ーっ!」 口端をキリキリと吊り上げて凄い嫌な笑顔を見せながら二礼が力を込めてくる。 ちくしょう、相変わらず力強ぇよこいつ。 何が悲しゅうてクリスマスに尻の処女を捨てにゃならんのだ! 「いやー、しかし先輩も堕ちたもんっすねー。夏に誘拐したかと思ったら今度は盗撮っすか?」 「撮ったのは俺じゃねーってア゛ッー!! 先端が尻に! 尻に!」 あわや、俺の純潔が散ろうかというその時。 立て付けの悪くなった扉を乾いた音を鳴らして救世主が現れた。 高い背に病的なまでに細い体をしたその人物は俺たちを見て一言。 「……邪魔をした」 そう一言だけ述べると来た時を逆再生したかのように扉を閉めて出て行こうと―― 「待ってー! 助けて蛇蝎 だかつ さーんっ、晩飯おごりますからー!」 「ふむ、構わんがそっちの……1-Bの神楽二礼か、もう離れているぞ」 「へ?」 顎に手を当てながらもう片方の手で扉とは逆の方向を指差す蛇蝎さん。下の名前までは覚えてないが今更聞くこともごにょごにょ。 普段から蛇蝎さんとしか呼ばないから問題ないだろう。 とりあえず指差された方を見ると俺の尻の純潔を狙っていた外道巫女は何時の間にやらテーブルに着いていた。 バッチリ凶行を見られたというのに今更取り繕ってどうするってんだコイツは。 「まぁいい。時に拍手よ、先ほどのおごるというのは嘘では無いのだろうな?」 「え、あ、まぁ後ろの純潔を救っていただきましたから相応には」 さすがに満漢全席とか言いださねぇよな、この人。 見た感じ下手すりゃ外道巫女よりも軽そうだし、ああでも痩せの大食いってあるからなぁ。 まぁ何はともあれ立ち話もなんだ。 「んじゃ、カウンターにでも座ってくださいよ」 床から起き上がりつつ蛇蝎さんにそう言う。うう、少しだけど尻が痛い。 綺麗にしているように心がけているとはいえ、そこは中華料理店特有の油っさに微妙な汚れがついた服を払う。 馬鹿なやりとりも後先考えてないと酷いことになるな。 学園の制服じゃなくてコックスーツだったのがせめてもの救いか。 元々油汚れが染み付いているのでさほど気にはならない。衛生的に普通のお客には見せられないが今いるのは「普通の客」じゃないので気にしないことにする。 「んで、ご注文は? 今日はそんなに食材に余裕がないのでたいした物は出来ませんけど」 キッチンに移動してからコンロに火を入れて相棒である鉄鍋のジャンをのせる。 中華は何といっても火力と速さ、何頼まれても鍋は要るんだからとりあえず熱しておくのが最善だ。 「客商売の料理店が掻き入れ時の夕飯時に余裕がないとは珍しいな」 訝しがる蛇蝎さんを横目に時計に目をやる。 「今は……7時か、もう一時間程したら貸切で団体客の予約が入ってるんですよ。 気前の良い客みたいで今日はその客だけ、どうせクリスマスイブに中華なんてあんまり流行りませんしね。 そういう訳でその分は用意してるんですけど、ちょっと準備に手違いありましてね。 加減していただけると嬉しいです」 「それは量か? 品目か?」 「あー、品目ですね。鳥と米は結構あるんですけど他の一品もの作る食材が正直予約分くらいしか」 「よくもそれで晩飯を奢るなどと言えたものだな」 何時もの仏頂面のまま鼻で笑う蛇蝎さん。 知り合い連中にされたらイラっときそうなその態度も、何と言うか悪の幹部みたいで似合ってるのが逆に面白い。 「それはまぁ、とっさに口から出ちまったんで」 「後先考えずに口走るのは愚か者の行動だ、拍手。 ……ではチャーハンを役満盛とから揚げを5人前ほどもらおうか」 「だ、蛇蝎さんって痩せの大食いだったのか」 頭の中で注文金額を計算して、今日の分のバイト代が半分くらいになったことに絶望する。 というか、役満盛にから揚げ五人前とかそこで座ってる外道巫女のところのせんせーさんが腹八分目になるくらいの量だぞ。 いや満腹まで食ってるのみたことないからあくまで予想の話なんだが。 「勘違いするな、持ち帰りでだから揚げ代は払う。チャーハンを奢りでいいだろう?」 「ああ、なるほど。微妙に納得できない気もしますけどオッケーです」 一気に総額が三分の一くらいになってほっと胸を撫で下ろす。 てか、この人さらっと注文が出てくるあたり始めから持ち帰りで注文しに来たんじゃないのだろうか。 どうせ聞いてみたところで「はい、そうです」だなんて絶対に言わないんだろうけど。 まぁ、予約の30分前にはそっちに取り掛からなきゃならんのでさっさと作るかね。 作り始めて10分ほど特に会話も無く店内には俺が中華なべを振るう音と、テレビから流れる大して面白くも無い特番の音声だけが流れている。 蛇蝎さんはカウンターに、二礼は先ほどのままテーブル席に腰掛けてセルフサービスの水が満ちたコップ静かに傾けるだけだ。 微妙に気まずいので蛇蝎さんに話しかけようか悩んでいると、蛇蝎さんが僅かに二礼の方を見た。 「そういえば最近風紀が活発に動いているようだな」 「ふぇっ!? 私っすか、まぁクリスマスっすからね変なのが良く沸くっすから」 猫背でテーブルに突っ伏してだらけていた二礼が飛び起きる。 あいつ寝てたんじゃねぇか? 蛇蝎さんも普段より眉間に皺を寄せて怪訝そうな表情をしている。 「クリスマスだけではなくここ2ヶ月ほどを含めてだ」 「……一応機密なんすけどねー、それ。なんで知ってるんすか?」 怪訝そうな声で答えるその顔は何時もの人を小馬鹿にしたような半笑いの表情。 だけど少しだけ何かが違う――ああ、目が笑ってないな。 二人の間に静かに火花が散る。 お互い腹にいくつも何か抱え込んでるようなタイプだし探りあいでもしてるのかねー。 しかし2ヶ月ってことは10月の末くらいからか。 そういえばそれくらいから二礼の来店が減ったような気もするな。 まぁ、週4が3になったくらいだけど。 「蛇の道は蛇、というやつだ。情報を制したものが全てを制する定石だろう。夏の事もある、こそこそと動き回っているうちに後手に回らんことだな」 「下っ端の見習いに言うんじゃなくて、上に言って欲しい言葉っすね。あ、仕事増えるんでやっぱ無しで」 「拍手よ、何故こいつが見習いとはいえ風紀に入っているのだ?」 「いや、そんなの俺に言われても困りますよ。 俺だって何でクビにならないのか何時も不思議でしょうがない――っとはい出来上がり。 岡持ちに入れて貸し出しますんでまた明日にでも回収に行きますよ」 出前用の岡持ちに料理を入れる。 何時も思うんだが役満盛は1つで岡持ち1個いるのって非常に問題あるな、これ。 大盛り過ぎて岡持ちの中を2段に分ける鉄製の区切りを抜かないと入らないのだ。 というかそれ以前に、 「蛇蝎さん、これ持って帰れるんですか?」 役満盛にから揚げ5人前だとかなりの重さになる上に岡持ちも2個になる。 合わせて7,8kgになるんだが、実際やってみると分かるがかさ張って重いものを持って移動するのは非常に疲れる。 蛇蝎さんって病人かと思うくらいに細いから物凄い心配だ。 ラップで封をしているとはいえ転んだり落とせばどうなるか分かったもんじゃない。 「無用の心配だ、相島に来るように言っている」 「ああ、夏にさっさとナンパしてどっか行ったガキんちょですか。空間系能力者でしたっけ?」 夏に海の家の手伝いに行ったときに顔は見たことがある。 相島陸 あいじまりく 、蛇蝎さんの野鳥研究会だったかなんだかいう所の会員だったはず。 直後にナンパしてどっかいって帰ってこなかったんで直接喋ったことはないけど。 「うむ、代金はここに置くぞ」 「あ、蛇蝎さん待った。これも持って行って」 さらに岡持ちを1個プラス。 「……役満盛は1つしか注文していなかったはずだが?」 「から揚げ5人前で役満盛1つじゃ米足りないでしょ、うちのはから揚げも結構大目だから5人で食うもんじゃないと予想してみました」 「ふん、余計なことを」 「今年はお世話になりましたから」 海でのバイトがあったおかげでスシヅメ回避出来たしなぁ。 他でも地味にいろいろとお世話になったから野口さん一人くらいはお礼になって然るべきだろう。 とりあえず冷めないように岡持ちの蓋を閉じてから入り口そばのテーブルの上に置く。 岡持ち3つはさすがに持ち運べないな。 「蛇蝎おにいちゃん、クリスマスイブに呼び出しとか止めてよー」 「うるさい相島、お前もたまには会合に顔を出せ」 出来上がってからたっぷり10分ほどして、心底嫌そうな顔で相島がやってきた。 8つ程年上の蛇蝎さんを相手に、片手で頭をボリボリと掻きながら全く不満を隠そうともしないのは凄いというかなんというか。 そういえば、初等部でありながらその可愛い顔で女性を食いまくるというジゴロらしい。 こちとらキスすらしたことないっつうのに、羨ましい。 「こっちにだって都合があるんだよ、ぼくじゃなくて工さん呼べば良いじゃない」 「工は飾りつけと留守番で忙しい、どうせお前は女の尻ばかり追いかけているのだろうがこんな時くらいは参加しろ」 「こんな時(クリスマスイブ)だから言ってるんだよ、今日だって3人とデートの約束あったのに」 椅子に座ると悪びれもせずに足をブラブラとさせながらぶーたれる相島。 言ってる内容は酷いが見た目が愛らしいから許せるんだろうなぁ。 相島が手を翳すとそれだけでまるで手品のように岡持ちが消える。 テレポートか何か良く分からないが普通の荷物もちを呼ぶよりも効率はよさそうだ。 「つべこべ言うな、さっさと戻るぞ」 「はーい」 「返事をのばすな」 「……はい」 うむ、と若干表情を緩めて蛇蝎さんが頷く。 「ではな」 「はい、まいどどうも寒いんで気をつけて」 逃げ出さないように監視するためか相島を先に立たせて細い背中が店を出て行く。 蛇蝎さんには失礼だけど反抗期の子供に苦労してる父親みたいだな、と思った。 いや、苦労人だし父親というよりは母親かだろう。 パタンという軽い音を立てて扉が閉まった。 「んで、お前さんは何してんだ?」 使って減った分の食材を準備しようと包丁を振るう俺の目の前。 先ほどまで蛇蝎さんが座っていた席に座ってこちらを見つめる外道巫女。 普段よりも覇気が無いというかなんというか。 「私の分のまだっすか?」 「ねーよ、お前注文してなかったじゃねぇか」 「……むぅ」 突っ伏して動かなくなる二礼。カウンターにおっぱいを載せてセルフ乳枕か。 って、やっぱり変だな。 普段だったら何かしら食いかかってくるもんなんだが。 「どうしたよ、なんか変だぞ」 「うっさいっす、寝不足で疲れてるんでさっさとチャーハン寄越せっす」 「寝不足でチャーハンは胃にキツイんじゃねぇか?」 まぁ、注文入れば作るのが料理人だけどさ。 まだ余熱の残る鍋に再び火をいれる。 薄く油を入れていざ作ろうとすると、テレビではない軽快な電子音が聞こえた。 「あー」 だるそうな声をあげて体を起こすとおもむろに胸元に手を突っ込む二礼。 しばらく豊満な谷間をごそごそとやって引き抜かれた手には学生証が。 あいかわらず学生証はそこが定位置なのかよ。 変わってくれ学生証。 「……先輩、チャーハンキャンセルっす」 画面を見た二礼がため息交じりで言う。 「だいたい分かった。見習いとはいえ風紀委員なんだから行って来い」 「寒いの嫌なんでここでのんびりしてたいんっすけどねぇ」 二礼が空のコップのふちを持ってクルクルと回しながら上目使いで見上げてくる。 学生証を取り出すときに緩めたままの胸元から魅惑の谷間が見えた。 なんという誘惑、6ゾロでも出さない限り回避は不可能だ。 ああ、もう面倒くさい。 「何時終わるんだ?」 「んー、10時には解散するんじゃないっすかねー?」 「10時か……貸切の団体終われば閉店だけど、暖簾だけ下ろして待っててやるから行って来い」 「おやー? クリスマスイブに一人は寂しいから私みたいな可愛い子と一緒に居たいってことっすか?」 だれてた顔が何時ものにやけ顔に変わる。 ふむ、少しだけ何時もの調子が出てきたか? 「神道にクリスマスイブなんて関係ねーよ」 「はいはい、そういう事にしとくっすよ」 二礼がコップをカウンターに置くと立ち上がり出入り口へと歩いていく。 ガラリと勢いよく扉を開け、すぐ閉めた。 「寒いんでやっぱり行くの止めに」 「とっとと行って来い!」 「……ちっ」 だから舌打ちすんなっつうのに。 態度の悪さを見せたまま二礼は外へと出て行った。 時計を見ると7時半を過ぎた頃か、うちでやってる大衆向け中華は食材の準備さえしておけば調理自体は時間がかからない。 8時の予約だし気が早い客ならそろそろ来る頃だろう、店長たちもぼちぼち帰ってくるだろうし頑張りますかねー。 しかし8時の予約で夕方全部貸切って変な話だよなぁ。 んで、現在11時も回って久しいんだが。 貸しきり客は9時半に帰っていって、後片付けも10時半には終わっちまった。 明日は定休日の水曜なんで下準備も無いんで店長以下店員&バイト仲間も引き上げて店に居るのは俺だけ。 とりあえず掃除してるんだが、あらかたそれも終わってしまった。 「……俺帰ってもいいかなぁ」 テレビなんて普段余り見ないから何が面白いのか良く分からないし、コンロの火を落とすと暖房入れてあっても寒いことこの上ない。 もう終わったのか確認を取ろうにも相変わらずあいつの学生証番号知らないからどうしようもない。 後30分ちょっとで日付変わるからそこまで待ったら帰るかな。 「ん?」 裏口のほうから何か聞こえたような気がした。 俺が居るホールの方からは電灯を切ったキッチンを抜けた奥にある裏口の方からだ。 気のせいかもしれないが、たまに二礼は裏口からやってくるからなぁ。 従業員専用だってのに、店長が常連だからってあいつに甘いんだよまったく。 とりあえずキッチンの電灯を点して裏口へ。 「来たのかー?」 鍵を外して裏口から路地裏を覗く……外に誰もいませんよ。やっぱり勘違いか。 というか、寒い、凄く寒い。 12月末のコンクリートジャングルの気温低下半端無い。 急いで扉を閉めて鍵も掛ける。 さすがに半そでに腕まくりしてるコックスーツで外になんて出るもんじゃないな。 「おおおおおおお」 捲くっていた袖を伸ばして両手で逆の手をそれぞれ摩る。 ちょっと出ただけでこれなんだ、警邏に行く二礼が渋ったのも理解できる。 「お?」 また音が聞こえた。 さっきのは空耳だったが、今度は間違いない。 目の前の裏口の向こう側で何か重たいものが動いたような変な音が聞こえた。 「はて、さっきは何も無かった筈なんだが……暗くて見落としたんだろうか?」 もう一度確認しようとドアノブを掴もうとした寸前、 「はー、暖かいっす」 背後でガラガラという音を立てて立て付けの悪い扉が開き、ようやく待ち人が来た。 裏口の向こう側の音は風でダンボールか何かが飛ばされてビールケースにでも当たったんだろう。 「お疲れさん、今ちょっとだけ外に顔出したんだが寒いな」 「寒いっすよ、早くチャーハン作って欲しいっす。もうお腹ペコペコっすよ」 寒さ対策に巻いていたマフラーを取りながら二礼がカウンター席に座る。 余りに寒かったのか鼻水が出てるんだがさすがに女子高生に面と向かって 『あんた鼻水出てますよ』 とはいくら外道巫女が相手であってもさすがに言えん。 「ほれ、これでも使え」 「お? おおお、暖かいっす」 念のため蒸し状態で放置していた蒸篭からまだ大分暖かいオシボリを渡してやる。 蒸篭は湯気がこもるから保温に優れている、取り出すのに触った指がちょっと痛いくらいだ。 これならかじかんだ指先も暖まるだろう。 「今から鍋に火入れるからちょっとだけ待ってな」 材料はもう切ってあるので鍋が熱されればすぐにでも作れる。準備は万端だ。 ついでにポットから暖かいお茶を注いで置いてやる。 これで出来上がるまでにある程度寒さで硬くなっている体もやわらぐ。 中華は脂っこいから体調悪いと胃にくるんだよなぁ。 薬膳もあるんだが、俺はそっちにはとんと疎いし。 「はー、暖まったっす」 「そいつはよござんした……ってお前何してんの?」 オシボリで顔を拭いて(おっさんくせぇ)指先を暖め、お茶で中から暖まった二礼が立ち上がってテーブルを動かしていく。 どんどん1人で器用に4人掛けのテーブルを壁端へと動かした後は椅子もひっくり返してテーブルに載せる。 ものの数分で店の真ん中にちょっとした空間が出来た。 綺麗に掃除してて良かった、汚いままテーブル動かしたら床がえらいことになってたと思う。 「んーと、あったあった」 二礼がポケットをごそごそとやった後に小さい石のようなものを取り出した。 今度はその石を部屋の四隅にそれぞれ何か呟いて置いていく。 この時点でだいたい何しようとしてるのかは分かったが。 「もうチャーハン出来るぞ、てか何で今『神下ろし』しようとしてんだよ」 「うっさいっす、いいから早く作れ」 「命令かよチクショウ」 油を跳ねさせながら鍋を振る、その度に独特の匂いを撒き散らして材料が宙を舞う。 火力で引っ付かぬようバラバラに、だけど焦げ付かないように水分も抜け切らぬよう。 一年半の経験を生かして腕を振るう。 この間だけは他に気を向けることは出来ない、ただ最高の出来具合を目指してひたすらに腕を振る。 「よっし、出来た」 何時もよりもチャーシュー大目に入れたチャーハンの出来上がり。 多分今までで最高の出来だ。 「出来たぞーって、おいこら」 二礼を見ると、かなりマジに神楽を舞っていた。 まぁ、準備してる時点でやる気まんまんだとは思っていたがまさか本当に『神下ろし』するとは。 『神下ろし』は二礼の能力、決められた範囲を舞台として神への奉納である神楽を舞うことで実家の神様をその地に下ろす。 つまりは俺のクラスメートの召屋みたいに召喚するっていうやつなんだが…… 問題は『神下ろし』が終わるのにそう短くない時間が掛かるということ。 「冷めるだろうが、何で舞ってんだよお前は」 「~~~♪」 俺を完全に無視して祝詞を上げながら舞う二礼。チャーハン作るのに集中していて聞こえなかったが何処から取り出したのやら棒の先には鈴がついて音を奏でている。 ……ん? よくみれば目だけでこっちに何か言ってるような。 目線を辿るとキッチン奥にある従業員専用のロッカールームに向いていた。 「ああ、そういうことか。だいたい分かった。」 二礼がやって欲しいことが半分ほど理解できたので、とりあえずキッチンペーパーをチャーハンの上に被せてからロッカールームへ向かうことにする。 『拍手』とネームプレートに記されているロッカーを開けると、中には教科書やら変な小物やらがギッシリ詰まっている。 寮、学園、バイト先の三点が主な移動先な俺は学園が終わってから直接ここに来ることも多い。 逆に学園に行く前にその日の仕込みを手伝ってから向かうこともある。 なので、寮と学園の間にあるバイト先を物置代わりに使ってたりするのだ。 学園で選択科目で神道を取っている俺がロッカーに放り込んであるもの、今回必要なそれを取り出す。 細く長くて穴の開いてあるもの……まぁ、笛なんだが。 龍笛と呼ばれるものでフルートの祖先だとかなんだとか。 とりあえず舞台に入る前に二礼二拍手一礼を、これを欠かすと物凄い重力みたいなものが両肩に圧し掛かるのだ。 踊っている神楽の邪魔をせぬように床に腰を下ろして、それに口をつけ神楽の祝詞に合わせて笛を吹く。 油くさい中華料理店の店内が一気に厳かに、静かに重く神聖な神殿へとなっていく。 もう数人の楽者がいて本当の神楽になるんだが、そこはご愛嬌。 この外道巫女にしてあの神様あり、とでも言おうか。 大概適当なので気分さえ乗れば割と簡単に顔を出すらしいんだが。 「お、出てきたっすね」 「お前、神様相手にその言い草は無いだろう」 『なんじゃお前ら、こんな時間に』 二礼の背後に……ぬいぐるみ? ああ、いやいや違った。 2頭身の物凄いデフォルメされた幼女というか、うん、まぁそんな光ってるのが浮いている。 召喚時間を短くしてとにかく早く呼び出した結果がこれだよ。しかし早ければ2,3分で出てくるのか。 以前に3頭身とか6頭身のを見たことはあるんだが、2頭身まで行くとデフォルメがきつ過ぎてまるでぬいぐるみだな。 大きさも4,50cmって所か――って、 「おぶっ!?」 『誰がぬいぐるみじゃ、この馬鹿が』 唐突に両肩に重さを感じて前のめりに顔から地面へと突っ込んだ。 舞台の中では神様に対して不敬を働けば罰として食らうものなんだが。 そういえば、この神様舞台内にいる者の不敬な思考を感じ取れるのか考えただけでえらい目にあったりする。すっかり忘れてた。 「神様、そんなの放って置いてこっちっすよー」 『ふむ?』 踊るのを止めてカウンターへ向かう二礼の後をゆっくりした速度でふよふよと浮きながら神様が追って行く。 てか、そんなのって何だ。俺か、俺のことなのか。 ゆっくりと体を動かす……あれ、思ったよりも簡単に動くな。 2頭身ではほとんど力も出ないのかさっき倒れたのは唐突に食らったせいでバランス崩したからか。 重いことは重いんだがそんなに苦になるほどの力は感じられなかった。 「チャーハンっすよー、はい神様の分っす奉納奉納」 『……』 なんか神様固まってないか? カウンター席に腰掛けた二礼が取り皿に蓮華でチャーハンを取り分けて神様の前に供えていた。 いきなり呼び出されて食えっていうのを神様にやってのける外道巫女。 そこに痺れも憧れもしないが、当の神様が唖然としてるのを気にしてやれよと思う。 『これが何度も聞いた「ちゃあはん」とやらか』 「やー、もうお腹ペコペコっす。ほら神様食べてくださいっす、神様が口つけてくれないと私が食べれないっすからね」 「今のは不敬に当たらないのかよ」 一応なりとも神様が先に食べないと食べれないっていう作法(?)を守っているのは分かった。 だが、どう聞いても自分が食いたいから早く食えって言ってるようにしか聞こえない。 相変わらず理不尽な神さんだ――って、 「う、ぬ、ぐぐぐ」 肩の重さがじわりと増す。 じわりで済むあたりが2頭身の限界だろう。 もっと頭身高ければ間違いなく地面とキスするはめになっていただろうが。 しかし二人ともこっちを見ようともしねぇ、そのチャーハン作ったの俺だっつうの。泣くぞチクショウ。 さすがに2頭身では持ちにくいのか神様が蓮華で四苦八苦しながらチャーハンを掬って口に運ぶ。 それから数秒じっくりと租借、飲み込んで一言。 『油っこい』 「ダメー! 中華料理にそれ言っちゃダメー!!」 いくら神様でも言って良い事とダメなことがあるでしょう? 和食があっさりしすぎなんだよ、勤労学生にとっちゃ油っこくて腹にドスンと来る方が良いんだよ! 「おいこら、笑い転げてないでお前も何か言え! お前のとこの神様だろうが!」 二礼は神様の感想を聞いてツボに嵌ったのか、カウンターをバンバン叩きながら涙目になって震えていた。 まさかこの感想を予想してたのかこいつは。 「いやいや、貴重な感想じゃないっすか?」 「中華料理食って『油っこい』は貴重でも何でもねーよ!」 「まぁとりあえず神様が一口食べたんで私も食べるっす……ってあれ?」 「ん?」 二礼が見る先を見ると神様が。 蓮華をひたすら口と皿とを往復させて――食ってる? あっという間に取り分けた分を食い尽くす神様。 次に狙うのは当然二礼の目の前に置かれた皿にこんもりと盛られたチャーハン。 『おかわりじゃ、もっと寄越せ!』 「いくら神様でもダメっすよ! これは私の分っす!」 チャーハンの皿を抱え込んで渡すまいとする二礼だが、胸のせいで皿が奥まで隠せず外に出ている所に神様が突っ込んでいく。 防ぐのは無理と判断したのだろうか、神様に負けじと二礼も蓮華を動かして口へとチャーハンを運ぶ。 さっき神様が言った『油っこい』は不味いって意味ではなかったようだ。 結局普段より多め、量的にはハネ満くらいの盛で出したチャーハンはものの数分で二礼と神様のお腹へと姿を消していた。 神様は食い終わってしばらくカウンターに転がっていたが、満足したのかもう消えてここにはいない。 というか無理して詰め込んだのか転がってるときとか2頭身の体がまん丸に膨れ上がっていたんだが大丈夫だったんだろうか、あれ。 「あー、ちょっと食べたり無いっすよー」 「何言ってんだ、十分食っただろ」 普段並み盛ちょっと多めとかいう謎メニュー頼んでるのが今日は三倍盛のハネ満なんだから二倍以上の量だったんだ。 半分を神様が食ったとしても足りてるはずだろう。 「いやいや、後ちょっと甘いものでもあればーと思うんっすけどねー」 ようするにデザートの要求か、よく食うやつだな。 いや、美作には負けるからこれが普通なのか? よく分からんが。 「……回りくどい言い回ししやがって、ほれ」 杏仁豆腐の作りおきを冷蔵庫から一人前取り分けて出してやる。 油っこい中華の〆に甘いけどさっぱりとした杏仁豆腐は口直しに丁度良いようだ。 本当は夏季限定だったはずが根強い人気と要望により復活したので完全レギュラー、地味に注文率№1の不動の地位を気づいてしまった。 中華料理店なのにデザートが一位ってなんだそりゃ。 「ふっふっふ、こればっかりは神様にも譲れないっすからねー」 「お前、まだ舞台解除してないのにそんな事言って後でどうなっても知らんぞ」 「大丈夫っすよ、気にしない気にしない」 「巫女がそれで良いのか……」 俺は下手なこと考えるだけで肩に重し食らうってのに、こっちは関係ないと言わんばかりに二礼凄い良い顔で杏仁豆腐をかっ込んでいく。 まぁ、良い顔で食ってくれるんなら俺は良いんだけど。 「って、おいお前これはさすがにマズイだろ!」 巫女VS神、チャーハン争奪戦の際に放り出したのが変なところにぶつかったのだろうか。 神楽を踊る際に手にもつ鈴がついていた棒から結いつけられていた紐が解けたのか鈴が地面に落ちて転がっていた。 一応神具だというのに外道巫女の名が悪い意味で証明されてるじゃねぇか。 「ん? あちゃー」 「あちゃー、で済ませるもんじゃねーだろうが!」 「まぁ起こっちゃったことはしかたないっすよ、神様だって気にしてないっすよ多分」 「本当にそれでいいのか神様よ……というか巫女がこんなんで良いんだろうか」 「うっさいっすねー、はい」 「ん?」 杏仁豆腐を食いきったのか容器をカウンターに置いてから二礼が鈴を拾い上げてこちらに渡してきた。 思わず受け取った、のだが。 「はいって……どうするんだよこれ」 「あげるっす」 「いや、あげるってお前な」 まがりなりにも神具をそんな粗末に扱って良いのだろうか? ……しょうがない、ポケットに常に放り込んであるものを取り出すと二礼に渡す。 「んじゃ、お返しにこれやるよ」 「うわ汚い、何すかこれ?」 「汚い言うな、俺がちっこい頃から持ってるお守りだよ」 本当は渡していいようなもんでもないんだが。 神具と同等の価値ありそうなのってそれくらいしかないからなぁ。 大分ぼろっちいけど。 「……先輩、これ『安産祈願』って書いてあるんすけど?」 「うっせ、お守りはお守りだ受け取っとけ」 「ふーん、まぁ、もらっといてあげるっすよ」 二礼がお守りを胸に間に突っ込む。 マテ、そこに入れるのかよ。俺と変われお守りー! 「お」 「おや」 お守りに嫉妬している間に日付が変わったようだ。 壁の時計から12時を告げる音が鳴り響いた。 さすがに冬休みとはいえ二礼には風紀の活動があるだろうし、俺も明日はまたバイトだ。 こんな時間にまでここでグダグダせずに早く帰って明日に備えるべきだろう。 「あー、そんじゃ私帰るっす」 「おう気をつけてな」 「……先輩こそ気をつけてくださいね」 「あん? 男の俺が何に気をつけるっつうんだよ?」 「んー、先輩割とひょろいんすからその手の趣味の人に襲われないか心配で心配で」 「怖いこというんじゃねぇよ!」 夕方に失いかけた尻の純潔が怖くなるわ! それだけ言うと二礼は笑いながらさっさと店を後にした。 「はぁ、とりあえずテーブルとかの片付けは明日に回して俺も帰るか」 コックスーツから普段着代わりにしている制服へ着替えて、ガスや戸締りを確認してから外に出ると身を裂くような寒さが襲い掛かってくる。 たまらん、正直コートかジャケットあたりを羽織ってくるべきだった。 思わず突っ込んだポケットの中で、指先に何か硬いものがあたる。 「ん? ああ、これか」 先ほど二礼と交換した神具の鈴。 「あれ、これよくよく考えたらプレゼント交換になるのか?」 などと思いついたが、そういう類のものではなかった思い直す。 さっさと戻って風呂に入って寝ないと次の日ってもう今日か、ツライからなぁ。 部屋に帰ることを優先して寮への道を走り抜けていく。 ……結局家について、布団に潜り込んだのは午前1時を過ぎてからのことになった。 翌朝、寝るのが1時であっても5時くらいには目が覚める体内時計のおかげで寝坊することもなく目が覚めた。 それから何時も通り日課のトレーニングをこなして部屋へと戻る。 朝飯を作って、食べてバイトまでの時間をどうしようかと悩んでいると呼び鈴が鳴った。 俺の部屋の呼び鈴がなるのは非常に稀だ。 なんとなく嫌な予感をしながら部屋のドアを開けると制服姿の学生が二人立っていた。 年齢も身長も性別もバラバラな二人の共通点はその袖に通された腕章。 「おはよう、2-Cの拍手敬で間違いないか?」 「あー、風紀委員さんが俺に何かご用で?」 片方の学生からの質問に答えている間にもう片方が部屋へと入ってくる。 「おい、こら勝手に入るんじゃねぇよ」 「君に聞きたいことがあってね」 「何よ、とりあえず先に相方に部屋に勝手に入らないように言ってくれないか?」 了承も得ずに部屋に入られて良い顔をするとでも思ってるんだろうか、こいつらは。 「神楽二礼が失踪した、君に容疑がかかっている」 「……は?」 to be next 「ある中華料理店店員の選択」 トップに戻る 作品保管庫に戻る
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493 :ハニワ一号:2016/01/05(火) 16 44 57 大陸日本中華支配ルート 全ては史実よりも大量の浪人を抱えることになる大陸日本江戸幕府が大量の浪人問題解決策の一つとして、中華恒例行事の王朝交代期にある中華大陸に浪人を中心とした軍を中華大陸に派遣した事だ。 そして激動の中華大陸でいろいろあった結果、本来の歴史では「明」が倒れ、漢民族ではなく異民族の支配王朝である「清」が成立するはずだったがこの世界では天皇が中華皇帝を兼任する日本人による中華征服王朝「和」が誕生してしまうのだ。 なぜこのような事になったのか大陸日本江戸幕府が大量の史実では徳川家光の晩年には約50万人にも達していた浪人だが大陸日本の5倍基準に充てるならば約250万人の浪人が存在することになる。むろん、大陸江戸幕府とて無能ではなく日本大陸の開発などの様々な浪人対策を進めており、浪人の数は約250万人の数字から下方修正されるであろうが国内の治安対策上無視できない数の浪人が存在することは確かである。 そして、浪人対策に頭を悩ませていた江戸幕府は解決策の一つとして彼らに軍としての体裁を整えさせて武器弾薬を与えて半ば追放も同然に混乱する中華大陸に送り出したのだ。 また浪人だけでなく豊臣残党や傾奇者、犯罪者、キリシタンなど様々な事情で日本にいられないものや太平の世では生きられない荒くれ者たちなどの武家、公家、町人、僧などの様々な階級の人たちも浪人軍に参加していた。 むろん、浪人軍の上層部には幕府の息のかかった人材で占められており総大将は徳川家康の子である徳川忠輝であった。幕府からの支援があるとはいえ基本的には現地での自給自足の独立採算制であったのだった。そのため自給自足できるように遊牧民族じみた編成が浪人軍の中に多く見られた。 そして江戸幕府が予想もしなかったことに中華大陸に派遣された浪人軍は中華の地に日本人による征服王朝を築き上げてしまったのだ。長年続いてきた大陸日本と中華帝国の対決に大陸日本が中華を征服するという形で日本の勝利に終わるという一つの決着をみた瞬間であった。 むろん、大陸日本本国の民衆たちは浪人軍を中華に勝利した英雄として称えることになり、中華皇帝の位は大陸で活躍した浪人軍を率いた松平忠輝ではなく、天皇に献上されることになった。 現地の浪人軍の中にはこれを機に大陸日本本国から独立して自分たちだけでという意見もあったが浪人軍の上層部は中華を支配したとはいえ自分たちが現地の民に比べれば少数派であるという事実を認識しており、独立せずに大陸日本が中華を支配する形にして大陸日本本国の支援を受けて統治したほうがよいと認識していたからだった。 征服者である日本人たちの当時の中華大陸における日本の戦力は少なくとも約120万人から最大で約200万人ぐらいだろうとみられている。そしてこれに妻や子などの家族を含めればさらに増大するであろう。 これは史実の清を建国した女真族が人口は60万、兵力は15万ぐらいであったことを考えれば巨大な数字であったが統治すべき漢民族の人口を比較すれば少数派であり、数百年以上の長きにわたって中華の地を支配しようとすれば大陸日本本国の支援と史実の清朝のように飴と鞭をうまく使い分けての現地の漢民族有力者を取り込むなどの漢民族を懐柔してのうまく統治することが求められていた。 494 :ハニワ一号:2016/01/05(火) 16 45 40 中華皇帝は天皇が兼任することになったが浪人軍の総大将である徳川忠輝には中華支配用に新設された「征中華大将軍」の位が与えられて天皇の代理人たる総督として中華の地を支配することになり、彼の下で中華を運営するのは現地の浪人軍に参加していた面々であった。 そして大陸江戸幕府は江戸幕府が直接に中華を支配するよりも日本人王朝「和」に中華の運営を丸投げして、巧みに間接的に統治して中華から利益を上げた方が中華の統治コストが安く済むし江戸幕府の利益に繋がるとして認められることになる。それに形式上は江戸幕府が派遣した軍が中華を征服した形のために大陸日本本国が上位の立場であり、何しろ中華皇帝である「天皇」は江戸幕府が治める日本大陸におわすからこそ江戸幕府も余裕でいられたのだ。 こうして「和」と江戸幕府は対立することなく友好関係を維持し続けて、海は大陸日本、陸は中華の「和」が担当するという住み分けで国家運営に専念して「和」王朝は歴代の中華王朝の中でも特筆すべき中華の黄金時代を築くことになる。 大陸日本は中華の地を征服した事で中華大陸を含む東南アジアなど朝貢国という中華圏丸ごとの超巨大市場を手に入れることになり、また将来に「和」が倒れ漢民族が復活した場合に備えて大陸日本と「和」上層部との話し合いの結果、中華大陸を封鎖できるように台湾や海南島、香港を大陸日本の直轄下に置き、他の中華の重要な港湾都市も大陸日本直轄か「和」との共同統治とすることになった。 大陸日本と日本人中華王朝「和」の関係は乱暴な説明だが大英帝国とインド帝国のようなものと説明するのがわかりやすいのかもしれない。 天皇が中華皇帝を兼任しているのは英女王がインド皇帝を兼任するのと似たようなものであり、日本人征服王朝である「和」は現地の中華統治機関であり、インド総督府のようなものであり征中華大将軍は中華総督と言えるものであるのだろう。 なお浪人軍の総大将であり初代征中華大将軍である徳川忠輝には幾度も転生し「邪気眼」なる能力を使えたとの伝説が残っており、一般的には英雄によくある伝説の一つとして認識されていたが「邪気眼」はともかく彼が前の世界では冨永恭次と呼ばれていた転生者であることは事実であった。なお「宇宙大将軍」のような中二病っぽい位を新たに作って自称しようとしたが同じ転生者仲間によって阻止されて歴史の闇に葬られたのである。 歴代の「和」の日本人上層部は転生者であり、史実の歴代の中華王朝の運営を参考にして運営しながらも大陸日本の夢幻会の転生者たちと共調しながら中華思想と体質を大きく変えるべく中華を改革していく事なる。 「和」王朝では漢民族は史実の「清」の弁髪の代わりに丁髷をするようになり、チャイナドレス見たく和服を着用する漢民族の姿が見られるようになり纏足などの悪習は廃止されることになる。 またロシアの拡張を抑えるためにもシベリア探検をおこない、その結果「和」は大陸日本直轄のチェコト・カムチャッカ半島、ウラジオストクなど外満州の港湾都市を除く少なくともバイカル湖以東のシベリアは確実に支配することになった。 欧米列強が本格的にアジアに進出しようとしてくるのに合わせて大陸日本と「和」は提携して改革を進めて近代化を進めていく事になり、そしてアジアに進出した欧米列強は天皇を君主とする日本大陸、中華大陸にまたがる近代化された超大国を目のあたりにすることになったのである。宗主国である大陸日本と「和」の庇護下にあるアジアの国々は欧米の植民地にされることなく宗主国の指導の元で近代化していく事になる。 495 :ハニワ一号:2016/01/05(火) 16 46 17 <この世界での大陸日本と「和」の大雑把な勢力範囲と各国の状況> 大陸日本 日本大陸に台湾、香港、樺太、千島列島、チェコト・カムチャッカ半島、アラスカ、ウラジオストクなど外満州の港湾都市や中華沿岸の重要港湾都市、南洋諸島など。 「和」王朝 史実の清王朝勢力範囲に加えてバイカル湖以東のシベリアを支配する。 朝鮮 漂白朝鮮、大陸日本と「和」の服属国であったが大陸日本と「和」の近代化に伴い独立国にさせられた。宗主国である大陸日本と「和」に囲まれた立地であるため史実戦後日本みたく軽武装経済重点主義をとっているも史実戦後日本のように第9条が存在しないために有事の際には同盟国として兵力を派遣して旗を見せることになる。 欧州 アジアの植民地を狙うも中華をのみ込んだ大陸日本が強大なために果たせず、それどころか大陸日本と「和」の存在は欧州の地位と存在感が揺らがせることになり、史実よりも激しい黄禍論が欧州で吹き荒れることになり、史実で黄禍論をこじらせた君主や政治家たちがさらに黄禍論をこじらせることになる。 また大英帝国ではインドが同じアジアの大国の大陸日本と「和」が独立を維持するのみならず欧州に対抗できるのを見て史実よりも激しい反英・独立運動を展開することになり大陸日本と「和」に大きな警戒感を持つことになる。またインドネシアの独立運動が激化しているオランダも同様であった。 アメリカ 大陸日本が中華を支配する形となったためにアメリカは太平洋の向こう側の2つの大陸を支配する帝国に史実の「中華幻想」に相当する幻想を抱くことになった。日本と「和」、アメリカの3国にとって幸運な事にその幻想は現実でありアメリカは日本と「和」の市場にどっぷりとはまり込み大量のドルを日本と「和」に落とすことになり、米国上層部に親日、親「和」勢力を形成することになる。 496 :ハニワ一号:2016/01/05(火) 16 47 05 あとがき お正月は頭痛がするはお腹が痛くなるはと病気となり一日の大部分を寝て過ごしました・・・。 フィーさんの日中ルートに触発されたので前に書きかけで放置していた日本人中華征服王朝誕生ルートを完成させてみました。 「和」の上層部に転生した夢幻会に中華思想と体質を変えるべく苦労する役割を与えました。歴代の「和」の上層部の転生者の中には嶋田や辻もいて苦労している事でしょうね。何も知らない転生者がこの世界の現代に転生して夢幻会の先人が苦労して作り上げた綺麗な中国を見て白目むいている事でしょうw またこの世界では、孫文、蒋介石、毛沢東、周恩来ら史実の中国のネームドたちは「和」の政治家や軍人、官僚として活躍しています。
https://w.atwiki.jp/china_pad/pages/56.html
windows7ではdriverがインストールできませんね - 2011-04-04 17 55 02 ちなみに、ツールは中国語の設定ファイルしか入ってないから文字化けする。 - 2010-07-24 03 37 34 付属CDの中身は、アップデート時にPCと接続するためのUSBドライバと、アップデート用のツール。アップデートROMは入ってない。 - 2010-07-24 03 35 14 深圳で850元で購入。 ちっさいCDついてたけどアンドロイド1.5→1.7のVer.UP? - 2010-07-23 22 37 10 緑の2次出荷分はフォームがあがっているみたい、最初からマーケット使える - 2010-07-12 10 32 30 マーケットは最初から使えるような・・・。 - 2010-07-11 15 14 48 ファームアップするとマーケットが利用可能になる - 2010-07-08 16 39 10 ファイル落としてインストールしてみたけど、英語とか中国語のソフトが増えただけでファームもカーネルもバージョン変わんなかった。 - 2010-07-08 13 44 43