約 3,932,445 件
https://w.atwiki.jp/zsphere/pages/3414.html
世界最大のカニ →タカアシガニ。英名Giant Japanese spider crab。 2011年には、幅が3mを超える個体が駿河湾から報告されている。 (via 国立科学博物館「大英自然史博物館展」図録)
https://w.atwiki.jp/ultraman_collection/pages/85.html
人気種ベスト5 シリーズ NO 名称 レート Vol.4 10 グレンファイヤー 5206 Vol.1 02 ウルトラセブン(Aタイプ) 3125 Vol.1 01 ウルトラマン(Cタイプ) 2816 Vol.2 02 ウルトラマンタロウ 2253 Vol.1 03 帰ってきたウルトラマン 1761 不人気種ワースト5 シリーズ NO 名称 レート Vol.3 05 ウルトラマンスコット 94 Vol.3 08 ウルトラマンコスモス(コロナモード) 100 Vol.3 07 ウルトラマンネオス 102 Vol.3 06 ウルトラマンダイナ(フラッシュタイプ) 107 Vol.4 03 ティガダーク 121 番外編 <シークレット> シリーズ 名称 レート Vol.1 にせウルトラマン 12415 Vol.2 ミラーマン 3708 Vol.4 ファイヤーマン 3612 Vol.3 レッドマン 2406 ※’12/07/14更新 (対象:未開封品)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/47761.html
イサスワーストラ イサトワーストラの別名。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2369.html
※この作品は人生最悪の三日間の続編に当たる作品です プロローグ 第一章 ~デジャヴと乱闘~ 第二章 ~神は誰だ~ 第三章 ~ブラックホーク・ダウン~ 第四章 ~神の人質~ 第五章 ~神様失格~ 第六章 ~笑い、再び~ 第七章 ~神の条件~ 最終章 ~適した者~ エピローグ
https://w.atwiki.jp/maple459laughmaker/pages/36.html
画像 スキル名 職業 習得条件 #ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 パパワーストライク ファイター - 説明 MPを消費して剣の攻撃力をアップする。 Lv MP 効果 01 4 ダメージ114% 02 4 ダメージ120% 03 4 ダメージ126% 04 4 ダメージ132% 05 5 ダメージ142% 06 5 ダメージ148% 07 5 ダメージ154% 08 6 ダメージ164% 09 6 ダメージ170% 10 7 ダメージ180% 11 7 ダメージ186% 12 8 ダメージ196% 13 8 ダメージ202% 14 9 ダメージ212% 15 9 ダメージ218% 16 10 ダメージ228% 17 10 ダメージ234% 18 11 ダメージ244% 19 11 ダメージ250% 20 12 ダメージ260%
https://w.atwiki.jp/rsnhuhoutouki/pages/23.html
+ タグ一覧 閉じる オリ主 二次創作作品 東方Project 螺旋階段X-4号 最悪の異変とは、当時中学二年生だった螺旋階段X-4号による黒歴史、もとい東方Projectの二次創作である。 YoutubeとPixivで投稿されていた。 うろ覚えで書いたあらすじ 時は2019年。んしょぼが螺旋階段と名を改める前の話。 史上最悪のマッドサイエンティストにして最強の魔法使いであったんしょぼは、研究の最中、覆面の男の襲撃を受け、殺されかけてしまう。 博麗大結界を破壊し、命からがら幻想郷に逃れるも、そこでは過去に前例のない最悪の異変により、幻想郷消滅の危機に瀕していたのだった…… 概要 (まだ全貌を世に出す前に作るのをやめた)本作の魅力は、今は原作に敬意を払えと喚くうるさい原作厨である螺旋階段にもこんな時代があったことを知れるという点だろう。こんな過去があるから原作厨になったとも言う。 オリキャラが妹紅を殺し、オリキャラが主力でオリキャラを倒し、ラストでオリキャラが霊夢を殺し、オリキャラが世界を破壊し、オリキャラが新しい世界を作り上げる。 8部構成として作っていたが、結局は1部の1話しかようつべに投稿されておらず、pixivにも4話までしか上がっていない。なお、今では削除されており、閲覧は不能。要するによくあるエタったメアリー・スー二次小説である。 ここのメンバーは誰も本作を知らないし、知っていても設定の8部構成なんて知らないので消去法で作者本人が書いていることになり、自分で自分の黒歴史を茶化すという高二病そのものみたいな行為をしているのもポイントが高い。 登場人物 んしょぼ 主人公。オリ主。 非人道的な魔法の実験を繰り返し、最強の魔法使いとなったらしい。 後に黒歴史から逃げるため、螺旋階段として名を改めた。 覆面の男 正体は未来のんしょぼ。 過去を悔やんで殺しに来たんだってさ。 今の僕も過去の自分を抹殺しに行きたい。 ラスボス 名前忘れた。ダメージ反射と範囲内の相手の能力を無効化する能力を持つ。 確か未来のんしょぼ。ややこしすぎて自分でも設定を忘れた。 オリキャラがオリキャラと戦うならオリジナルでやれ馬鹿! 博麗霊夢 原作主人公の一人。死ぬ。 霧雨魔理沙 原作主人公の一人。霊夢が死んで病む。 藤原妹紅 原作キャラの一人。ラスボスの無効化能力の伏線のためだけに殺された。 本作(というかメアリースー作品全般に言える)問題点 オリジナルでやれの一言に尽きる。 二次創作を見るユーザーは原作の延長線上の作品を見に来ているのに、オリキャラがオリキャラを倒しにいく展開をお出しされても困る。(そこまで公開していないが)原作キャラを殺すなど言語道断。不愉快なだけだ。 こんな作品を最後まで公開し、これを悔いることもなくメアリー・スー作品を乱発し、本作が水死体となってもネットの海を漂い続けるという『最悪の異変』が起きなかったのは不幸中の幸いだったのかもしれない。 + コメント欄 閉じる 作品の項目のお手本も兼ねてる - 螺旋階段X-4号 (2022-10-11 20 34 31) 名前
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/8396.html
【TOP】【←prev】【Dreamcast】【next→】 POWER STONE 2 タイトル POWER STONE 2 パワーストーン2 機種 ドリームキャスト 型番 T-1218M ジャンル 対戦アクション 発売元 カプコン 発売日 2000-4-27 価格 5800円(税別) タイトル POWER STONE 2 ドリコレ 機種 ドリームキャスト 型番 T-1218M ジャンル 対戦アクション 発売元 カプコン 発売日 2003-9-25 価格 2800円(税別) パワーストーン 関連 DC POWER STONE POWER STONE 2 駿河屋で購入 ドリームキャスト
https://w.atwiki.jp/magoriatcg/pages/2360.html
最悪のタイミング(さいあくのたいみんぐ) 最悪のタイミング EXスキルカード 使用条件:黄黄 キャラ2体に攻-400する。 「景ちゃん あたしはね、景ちゃんに勝てる気がしなかったよ」 カード番号 Ver.18.0/EX0156 レアリティ EX/サイン コメント コメントの入力。必須ではない。
https://w.atwiki.jp/jidoubunkorowa/pages/195.html
「《クレイジー・ダイヤモンド》!」 東方仗助の手にビジョンが重なり、そのままに胸から血を流す少女に触れる。 民家の中、室内に広がった出血量を考えれば、そして虚ろに開かれた目を見れば、その少女が死んでいるという判断は十人が十人ともするだろう。 それでももしかして、という思いで仗助は少女に触れ続ける。 するとどうだろうか、死体から胸に開いた銃創が消えていくではないか。服の損傷も共に戻っていき、まるで時間が逆に戻るかのように。傍から見れば眠っているようにしか見えなくなった。 だがそれでも、少女が息を吹き返すことはない。 いくら《クレイジー・ダイヤモンド》がどんな物も治せる超能力、スタンドでも、死者だけは生き返せない。 そのことは仗助本人が一番良くわかっている。 つい先日も、祖父を助けられずに、冷たくなっていくその肉塊を前に歯噛みしたばかりだ。 それでも、いや、だからこそ仗助は少女を助けようとする。 いわばこれは一つの儀式だった。目の前で親しい人を助けられなかったのに、また顔見知りを助けられないことに対する。 「――悪ぃな由花子、もう少し早く来てれば。」 別にそんなに親しくもなかった、むしろ苦手な部類だった同級生が、祖父の時と同じように体温を失っていくのを、仗助はそうして見送った。 「やれやれ、だぜ……」 民家にあった布団を敷くと、その上に由花子の死体を寝かせて、シーツをかける。 イカれたやつではあったが、なにも死ぬことは、ましてや殺されていいようなやつでは無かった。 であるからして、仗助としては下手人に一つ気合を入れる必要がある。そう思い改めて由花子が倒れていた場所へと戻る。彼女がどうやって殺害されたかは簡単に推理できた。犯行現場には明らかに銃痕があったからだ。窓ガラスの割れ方から見ると、おそらくは外からの銃撃を受けて殺された、と死んだ祖父のように警官になった気で考えてみる。 では問題はどこから銃を持ってきたか?だ。 (銃なんて簡単に手に入るわけがねえ。てことは、《バッド・カンパニー》みたいなスタンドか?) そもそも仗助が由花子の死に自分の想像以上に動揺したのは、彼がこの間戦ったスタンド使いにある。 祖父の死の遠因となったその男、虹村形兆。男はミニチュアの軍隊のスタンド《バッド・カンパニー》を操り、ある目的のために数多の人間の命を奪ってきた。 最終的に仗助の目の前で死んだので彼ではないと思う――死んだ人間が生き返ることなどありえないのだから――が、似たような武器を操るスタンド使いが存在する可能性は頭に大きくある。 あのツノウサギとかいう変なスタンドに一発くれてやろうとし、失敗してこの無人の謎の空間に囚われて以来、時折聞こえる銃声がその危惧を肥大化させている。 そのとき彼は見つけた。手に銃を持ち、首には首輪を付けられて街を歩く少女を。 いわゆるピストルを両手で持って、キョロキョロと辺りを見渡しながらこちらへと歩いてくる。 「……冷静になれよ、仗助。あの子が殺ったとは限ンねーぜ。」 飛び出しそうになった身体を抑えて、仗助は呟いた。 いくら銃を持っているからと言って少女が殺したという証拠は何もない。それに、部屋につけられた痕は連射されたもののようにも見える、拳銃ではああはならないだろう。もっとも、仗助の知識にあるそれは件の《バッド・カンパニー》によるものだけなのだが。 とにもかくにも、話を聞く必要がある。犯人ならば殴るし、そうでないのなら話を聞く。どのみちこの殺し合いで最初に出会った他人だ、会ってみるほかない。 仗助は部屋を後にするとキッチンへと移った。玄関から出て正面から鉢合わせるよりあるかどうかはわからないが勝手口から出て後ろを抑えた方が良い、そう判断してドアを開けたところで、テーブルの上にデカデカと寝そべるそれにギョッとした。 「ライフルだと? なんでこんなもんが家ん中にあるんだ?」 黒光りするそれはどっからどう見てもライフルだった。それこそ《バッド・カンパニー》の歩兵が持っていたような、仗助は名前を知らないがアサルトライフルに属するものだ。民間用ならば例外はあるがそんなことを知らなくても、それが連射できそうな武器だということはわかる。 問題は、なぜそれが家の中にあるか、だ。 「な〜〜んか、思い違いをしてる気がするぜ。違和感っつーか……」 数秒考えた末にそう言うと、仗助は勝手口から出た。わからないことだらけのところに更にわからないことが増えたが、まずは例の少女だ。見失うわけにはいかない。 仗助は家から出ると、狭い路地を抜けて少女の後ろを取り声をかけた。 「あの〜〜、もしかしてなんスけどアンタも巻き込まれた――」 「……っ!?」 「――人っスか?」 銃を両手で持ったまま振り向きざまに放たれたハイキック。 何か武道をやっているらしくもあるそれを、経験と筋力差で片手で押さえ込むと、仗助は何もなかったかのように話を続ける。 そして同時にほぼ白だと断定した。 咄嗟に銃ではなく蹴りを選ぶのは殺し合いに乗っていないからだ。単に蹴り慣れているのかもしれないがそれにしては素人っぽい、にわか感のある蹴りだ。つまりたぶん、この女の子は殺っていない。なにせこうして片足を掴まれ不安定な体勢であってもなお強い視線を向けても銃口をこちらに向かせないのだから。 「あ、おれ東方仗助っス。もちろん殺し合いなんてやるわけないっスよ。」 明らかに年下だが一応敬語で名乗る。よく考えたらこんな近くで突然後ろから、見知らぬ年上の男子に声をかけられたらビビるよなという反省と共に、手を離してやり自由にする。二三歩あとずさられるが、相変わらず強い視線を向けては来るものの逃げも戦おうともしない。そして少女は口を開きかけて、パクパクと動かして、閉じた。 小さい声だ、と思った。緊張して声が出ないのだろう。そう思って仗助は少し近づきながら声をかけようとして。少女の視線の変化に気づく。なぜかはわからないが、少女の目はとても悲しいものに変わっているように見えた。目にこもる、いわゆるメンチのような気合は感じるのだが、なぜかこもっている感情が別のものに見えた。それと同時に察する。少女の口の動きに変化があった。それは仗助の地元でカツアゲにあっているやつがする、独特な口の動きだからだ。 「ごめんなさい」、そう声が出ずに言う、アレだった。 (あの喉のアザ、こいつは。) 喉のあたりに置いた手にも目が行って気がつく。少女の喉にはアザがあり、手はそのアザを抑えている。いや、掴んでいる。手の強ばりを見るにかなりの力がこもっていると察した。 そのアザを《クレイジー・ダイヤモンド》で治しながら、仗助はバツの悪い顔で言った。 「あー……驚かせて悪かったっス。そういえば、この、ほら、コレあるんで、筆談にしてもらって良いスか?」 トントンと首輪をつつきながらそう言うと、少女はコクンと首を縦に振りながら口を動かした。しかし、治したはずのその口から言葉が出ることはない。 「じゃあ、なんか書くもんもってくるんで、ちょっと待っててください。」 らしくない敬語言っちまってるなと思いながら、仗助は家へと戻った。そして勝手口の扉を閉めると、壁を殴りつけようとして、止めた。 「声を出せねぇ女の子を拉致って殺し合いさせるとかよぉ……杜王町でも見たことねぇレベルの下衆だぜ、クソっ。」 代わりに吐き捨てるように言うと、手近な鏡の前に立って髪を整えた。家の外に人を待たせてるのに、物に当たってそれを直してというのは、ましてあんな女の子の側でやるのはできなかった。 仗助はなんとなく、本当に直感的にあの少女から心の傷を感じ取っていたのだ。仗助自身も、母の朋子も、家族を失ったときはああいう雰囲気だった。杜王町にスタンド使いを増やしていた虹村兄弟も、纏う空気にさみしさがあった。大切な誰かを失った人間には、同じような匂いがまとわりつくのだろうか。辛気臭えのはなしだな、と呟いて、いまいちキマらないままの髪で、仗助はメモ帳とボールペンを見つけると家を出た。 「待たせちまってすみません。じゃあ、あそこのサ店で話聞かせてもらってもいいスか?」 二人で近くのカフェに入る。テーブルや床に転がる銃にギョッとしながら、一番入り口から遠い席に座ると、情報交換がはじまった。 ──紅絹 「くれない、きぬ?」 ──もみ、です 「なんか頭良さそうな名前っスね。」 少女、紅絹が書き、仗助がそれを読み、また書く。ときおり頭の悪いことを言いながら、仗助はなんとか話を聞きだしていく。 まとう空気は悲しげでも、ショートカットで地味ながら整った顔をしているからか、それとも出会い頭の蹴りのせいか、なんとか変に気負わず接せている。その甲斐あってか、筆談にしてはスムーズに会話が進む。とはいえ、わかったことなどほとんど無かったが。 「じゃあ、紅絹ちゃんも気がついたらあそこで変なウサギの話聞いてたんスね?」 こくり、と頷く紅絹に相槌を打つと、仗助はしばらく無言で考え込んだ。 はっきり言って手詰まりだ。仗助がここに来てから得た以上の情報は何も無かった。あまりの手がかりのなさにこれからどうすればいいかの指針も立てられない。 そしてそれ以上に、紅絹との接し方がわからず戸惑っていた。 仗助はリーゼントに改造制服という不良そのものな外見に加えて、ハーフのために身長もある。だが別に不良というわけではないと自分では思っていた。たしかにプッツンするところはあるが、授業態度もそこそこ真面目で、外見からは想像しにくいほどに普通の高校生である。ではそんな男子高校生が線の細い年下の女子中学生に気を配って円滑にコミュニケーションできるかというと、NOだ。割と女子からの好感度が高い方の彼であっても、さすがに相手が悪い。 そもそも紅絹は失語症のため、並大抵の人間では会話が成り立たない。彼女が行為を抱く青年は少女漫画に出てくるようないい男なのでそのあたりなんとかなっているし、周りの人も優しい人が多いのでなんとかやっていけているが、本来は断じて殺し合いに参加できるような資質ではないのだ。 ──東方さんはこれからどうしたいですか? 「おれは、銃の音がする方を調べたいっスね。人と会うならそれしかなさそうなんで。」 ──いっしょにいっていいですか? 「それは……危ないっスよ。ここにでも隠れてたほうが……」 ──なら、二手にわかれませんか ──探している人がいるんです だが資質があろうとなかろうと、選択はしなくてはならない。 紅絹が選んだのは、行動。安全な場所に隠れるのではなく、自分と同じように巻き込まれているかもしれない家族を探しに行くことだった。 筆圧の強さからその意思の強さを感じて、仗助は言葉をなくした。 正直に言えば、紅絹は足手まといだ。口の聞けない女の子を守って動けるほど仗助は器用ではない。だが彼女の思いは大切にしたいし、なにより隠れていても由花子のように撃ち殺されかねない。 それでも悩んでいる仗助の耳に、銃声が届いた。 近い。そして大きい。 由花子のことが頭によぎった直後なのもあって、必然彼女を撃ち殺した犯人が撃ったのかもしれないと気になる。 ──今の音をしらべたいです 「わかったス。ただし、おれも着いていきますよ。」 少し考えて仗助はそう答えた。 迷っていれば更に死人が増えるかもしれない。もうあんな思いはゴメンだった。 適当に保存の効く食べ物や飲み物を漁ると、仗助はレジにいくらかの金を置いて喫茶店を出る。二人でしばらく歩くと、赤い霧の合間から赤く点滅する光が見えた。それが交番のパトランプだと仗助が気づくのと、紅絹が走り出したのは同時だった。止めようとして交番の前に倒れる人に気づいて、紅絹を追い越して駆けつけた。 「《クレイジー・ダイヤモンド》!」 それが血塗れで倒れている子供だと分かるより早く仗助はスタンドを使う。バッサリと斬られている傷口が治っていく、苦しげな顔が一転して柔らかくなる。それに安堵したところに聞こえてくるのは、荒くなった息。目の前の少年が息を吹き返したか? そう思った仗助の視界の端で何かが倒れた。 「紅絹ちゃっ──なにっ!?」 慌てて抱えあげようとして驚く。交番の中には、更に血塗れの人間が倒れていた。よく見れば一人ではない。女子らしき子供二人に、男性二人の計四人。らしき、というのは、一人は顔面が性別が一目でわからないほどにギタギタにされていたからだ。 「くっ、《クレイジー・ダイヤモンド》! 全員治すぜ!」 思わず覚えるのは吐き気。それを気合いで耐えると、紅絹を含めた五人を治す。が、誰一人として動くことはない。紅絹は精神的なショックによるものだろうが、あとの四人はそうではないというのはやる前からわかっている。それでもやるだけのことはやった。 死体が四つに、大怪我を負った子供が一人に、気絶した子供が一人。同級生が殺された姿を見たあとに出くわすには中々にヘビーなものだ。 「やれやれだぜ……」 「……あの、すみません。おれは風見涼真です。さっきは助けてもらってありがとうございました。それで、三つ聞きたいことがあるんですがよろしいでしょうか?」 愚痴る言葉を遮る声が聞こえた。顔を上げると、さっき治した少年が立っていた。 イケてるという自負がある仗助からしてもイケメンだとわかるような顔が、真剣に仗助を見つめている。これスタンドのこと聞かれんのかなあと思った。 「おれもだ。色々聞かせてもらいてえんだが、悪ぃが急いでるんでな……それで、リョーマ、聞きたいことってのはなんだ?」 「ありがとうございます。一つ、さっきおれを治したのはあなたですか。二つ、それは怪我をした人間以外にも使えますか。三つ、あなたに自分を守る護身術などの経験はありますか。」 「お、おお。隠してもしかたねえか、こりゃ……さっきのはおれっつーか、おれのスタンド《クレイジー・ダイヤモンド》の力だ。まあ、超能力だと思ってくれ。怪我でも壊れたもんでも直せるが、死者を生き返らせたりはできねぇ。護身術ってほどじゃないが、スタンドってので戦えるぜ。」 テキパキと聞いてくるリョーマに面食らいながら答える。いやに落ち着いているのでスタンド使いかと疑ったが、出して見せた《クレイジー・ダイヤモンド》にまるで視線を向けないので、相手を測りかねる。 「わかりました。それでは申し訳ありませんが、おれ、私と同行してもらえませんか。近くに銃と刀で武装した通り魔がいます。さっき襲われて、私が保護していた方には警察署に一人で逃げてもらっています。彼女を早急に保護する必要があります。」 「マジかよ……つまり、殺し合いに乗ったやつに襲われて、女の子逃して戦って殺されかけたってことだよな。」 「はい。そして、暴徒は少なくとも二人います。その交番で亡くなっている四人は、おれが暴徒から逃げている時には既に亡くなっていました。」 コイツ『アレ』を見ておいてこんなに冷静なのかよと、仗助は心の中で思った。さっきの大怪我を治してから数分と経たないうちに冷静に情報交換してくる涼馬に、引くほどの凄みを感じる。 よくよく見れば、涼馬は仗助よりも明らかに年下だった。ハーフなのでタッパのある仗助よりもたいていの同世代は背が小さいので気づくのが遅れたが、おそらくは中学生ぐらいだろう。 「年下が覚悟決まってんのにブルってるわけにはいかねーよなあ。《クレイジー・ダイヤモンド》!」 仗助は交番に入ると、遺体に一度手を合わせて、スタンドで奥の扉をぶち破った。慌てて見に来る涼馬をよそに中を漁ると、お目当てのものを見つけて戻る。その背後で壊れた扉がひとりでに元通りになるのを見て目を丸くしている彼の横を通り抜けると、交番の脇にあったバイクに持ってきた鍵を入れた。 「この子は紅絹。さっき会った子だ。置いてくわけにもいかないから連れてく。リョーマ、この子の後ろに乗れ。」 「三人乗りですか……わかりました。」 (ようやくふつうっぽいリアクションが出たな。) 「彼女が向かったのはこの道を真っ直ぐです。今ならそう遠くに行っていないはずです。」 「OK。しっかり掴まってろよ。」 涼馬が立ち乗りして、気絶している紅絹ごと仗助の肩に手を置く。エンジンをかけると、仗助はバイクを走らせた。 「そういやまだ名前言ってなかったな。東方仗助だ。」 「風見涼馬です。保護していた方の名前は宮美三風。中学一年生で、身長はおれより低くて、制服を着ています。髪は黒です。通り魔は、仗助さんと同じぐらいの身長で白髪です。上は黒のインナーと柄もので……やつです!」 「会うの早すぎんだろ!」 走り出して会話が始まった、と思ったら直ぐに涼馬は叫んだ。ツッコみながらも仗助も《クレイジー・ダイヤモンド》を出す。涼馬が今言ったのと全く同じ特徴を持つ人影が、霧の彼方の道の先に見えたからだ。 「このまま跳ねる。」 「え。」 「安心しろ、治すから。」 人影はバズーカのようなものを構えた。 「ちょっと待てなんでバズーカ」 言い終わるより早く、発射されたRPGを回避するために《クレイジー・ダイヤモンド》で無理矢理バイクの軌道を変える。気絶した紅絹と涼馬の三人乗りなので無茶苦茶な動きはできないが、ギリギリで躱して近くの民家に突っ込むだけですんだ。 迫る壁を殴り抜け、バランスを崩して和室を三人で転がる。二人を《クレイジー・ダイヤモンド》に庇わせながら仗助は身体を走る衝撃に身悶えした。 「いってぇ〜〜〜! な、なんでバズーカなんか持ってんだアイツ! 日本だろ!」 「東方さん、来ます!」 身体に痺れが走るのもおかまいなく、学ランの背中が引っ張られる。ぶん、という音ともに、目の前に刀が振り下ろされた。 誰の刀だ?と思ったところで、腹に蹴りが入り、後ろにいたらしい涼馬ごと吹き飛ばされる。馬にでも蹴られたのかと言うぐらい重い一撃に、たまらず吐く。それはどうしようもない隙だった。 うずくまって完全に無防備になった背中を仗助は晒す。ちょうど首を落とされる罪人のような格好だ。その首筋になんの躊躇もなく刀が振り下ろされた。そして、その刀が当たる寸前で、急速度で首筋から遠のくのを、涼馬は見た。 「ぐっ……はぁ!」 「ぜーっ……ぜーっ……へへ、一発は一発だぜ……」 刀を振り下ろしていた男が、突然何かに殴られでもしたかのように腹をくの字に折って、仗助が突入してきた壁から外へと飛んで行ったのだった。 「リョーマ、こいつはおれがタイマンする。『女の子』を頼んだぜ。」 「……! はい。おれたちはさっきのところの近くにいます。」 なんとか立ち上がると、仗助はそう言い残して壁から出た。頭のいい涼馬なら、これで意味を察して逃げてくれるだろう。 ふらつきながらも、涼馬は紅絹をおぶり家の中の戸を開けた。それを見送ると、仗助は前を向く。殴り飛ばした男の姿は、無い。 瞬間、響いた発砲音を、仗助は《クレイジー・ダイヤモンド》に持ち上げさせた瓦礫で応える。近くのビルの二階から、先程の男が銃を向けていた。 「別にお前が由花子を殺したかはわかんねえけどよお、人にいきなりバズーカ撃ってくるようなやつは焼き入れられても文句は言えねえぜ?」 睨む仗助に答えるように、男も殺意のこもった視線を向けてくる。 東方仗助と雪代縁の戦闘が始まった。 仕切り直してからの先手を取ったのは縁だ。ライフルをフルオートで連射する。その弾丸を隣家の壁を殴り抜けて家へと入り躱すと、同じように民家にトンネルを作りながら仗助は接近を試みた。 仗助は縁を時間停止できるスタンド使いの可能性も考えて行動している。先程のバイクで横転してから刀で斬りつけられるまでにかかったのは五秒ほど。その間に走って距離を詰められるとは考えにくい。もしそれができるなら、相手は100メートル走のメダリストか何かだろう。 ──縁の生きていた時代にオリンピックがあれば間違いなくメダリストになれていただろうから、その意味では仗助の考えは当たっている。 「ドラァ!」 掛け声一発、仗助は穴を開けた壁から縁のいるビルへと突入、しない。すぐさま《クレイジー・ダイヤモンド》で直す。予想通りに発砲音が壁の裏でしたのを聞きながら、ビルの入り口から突入した。 「ちぃ!」 「ようやく射程距離だぜーっ! ドララララァ!」 弾丸が切れたのか投げつけてきた銃を殴り壊しつつラッシュを仕掛ける。壁を壊すことを囮に距離を詰める作戦は完全に目論見通りだった。 誤算があるとするならば、その距離は縁の間合いだということだ。 「虎伏──」 《クレイジー・ダイヤモンド》のラッシュが、縁に地に伏せるような下段の構えですかされる。それは単なる偶然だが、仗助にとっては最悪の偶然だ。 仗助は一つ大きな勘違いをしていた。 縁はスタンド使いなどではない。 体系的に言えば、彼の父の若かりし頃と同じく技術によって鍛え上げられた人間だ。 先程の斬りつけも、RPGを発射してから即座にダッシュして躊躇いなく斬りつけた、ただそれだけのことだ。 ただそれだけができるほどだから、雪代縁は十代で清の裏社会を渡り歩き、二十代にしてマフィアの頭目とまでなったのだ。 そして最も単純な理由。 縁が頼みにするのは銃でも爆弾でもない。己が仇敵を殺すために磨き上げた倭刀術だ。 「──絶刀勢!!!」 「──ララララ『憎』ラララ『恨』ララ『怒』ラ『忌』『呪』『滅』『殺』『怨』」 背後に回り込む動きは、超神速。投げつけられた銃に目が行っていたところに気づいたその動きに、ラッシュの向きを変える。が、間に合わない。生身でスタンド並の速さで動いている、それを認識するより先に、背中に強烈な熱を感じた。 (あちぃ! なんだ、スタ……ン……) 火や熱を操るスタンドか?そう思うより先にすべきことは、宙に切り上げられた身体をスタンドでガードすることだった。だがそれは酷な話だろう。今自分が斬られたことすら、まだ仗助はわかっていないのだから。 「轟墜刀勢!」 落ちてきた仗助に下から倭刀が突き立てられる、串刺しにされたまま地面に叩きつけられ、仗助は絶命した、 【0140 住宅地とその近くの公園】 【桜木紅絹@天使のはしご1(天使のはしごシリーズ)@講談社青い鳥文庫】 【目標】 ●小目標 ??? 【風見涼馬@サバイバー!!(1) いじわるエースと初ミッション!(サバイバー!!シリーズ)@角川つばさ文庫】 【目標】 ●大目標 生き残り、生きて帰る。 ●中目標 どこかに拠点を作り、殺し合いに巻き込まれた方を保護する。 ●小目標 紅絹を連れて交番まで戻る。 【雪代縁@るろうに剣心 最終章 The Final映画ノベライズ みらい文庫版@集英社みらい文庫】 ●大目標 人誅をなし緋村剣心を絶望させ生地獄を味合わせる。 ●中目標 警察署へ向かい緋村剣心と首輪を解除できる人間を探す。 ●小目標 三風について行く。 【脱落】 【東方仗助@ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 映画ノベライズ みらい文庫版@集英社みらい文庫】
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/58955.html
【検索用 わーすとりくれっと 登録タグ 2024年 GUMI VOCALOID v flower youまん わ 曲 曲わ 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:youまん 作曲:youまん 編曲:youまん 映像:youまん 唄(メイン):GUMI 唄(その他):flower 曲紹介 -Kid- 曲名:『ワーストリグレット』 youまん氏の11作目。 ボカコレ冬2024TOP100ランキング参加曲。同ランキングにおいて3位を獲得。 歌詞 (piaproより転載) 連綿と紡いで脳裏に焼き付いた 思い出に絆された在り方 救済を延々コジテート 絶えないイリテート 侘しさに頭を割く有様 君が僕に着けたのは無垢な枷 幼さが犯した過ちを思い返して苛ついた 君を劈くような張り裂くような悲劇が 取るに足らないような齟齬が招いた軋轢が 今に知らないなんて言えない距離に迫り来る 何も悪くはないけど静かにさよなら 散々拗らせて純真が翳った 酷い目に遭わされた御陰で 訓戒を淡々とリブート 挙句にアプルート 他所行きの金言など淘げて 態と耳を貸さずにいたんだ 君の呟くような囁くような悲鳴が 役に立たないような徒爾が嵩んだ悪癖が 今も消えない場所で癒えない傷を抱えてる 何も悪くはないけど静かにさよなら 再三繕った絆が耐え切れず無に帰した所為で 丁重に結わえた軌跡が一瞬で崩れ去った 喧々嘯いた過ちが灰に形り積み上げた今日が 迎合を拒むや否や 牙ヲ剥イタ 君が僕に呉れたのは初な感性 幼さが暈した瞬きを この弱さを愚かしさを君の所為にしたい 押し付けていたい 逡巡をリセット 消えないリグレット 侘しさに頭を割く有様 君の繰り懸くような逆らうような微声が 疾うに然らばしようが事欠かない可逆性が 今も解せない顔で要らないミスを重ねてる 其れは手遅れな程に増え過ぎた 不義な儘希望が凝り固まった憂いだ 窶した可哀想な何方かさんは絶つ冪だ 今も穢い愛が胸の内で閊えてる 君に背を向けた儘で静かにさよなら コメント youまん愛してる -- 親衛隊 (2024-02-26 21 24 51) ボカコレ3位おめでとうございます!!凄いカッコいい!!!好き…! -- おむらいず (2024-02-26 21 59 56) ほんとにほんとにyouまん好きです愛してます -- 蓮 (2024-03-06 00 34 59) かっこいい!3位おめでとうございます!これからも応援します!🥳 -- 神月煌梨 (2024-03-09 13 53 37) サビの部分が疾走感があってすごくカッコイイです! -- 水黒 (2024-07-20 10 34 54) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。