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17 00~19 00 週刊世界の完走動画 17 00~19 00 週刊世界の完走動画 ※支持率:1アンケ目84.7%2アンケ目93.8%3アンケ目100%を記録 ※総再生時間7 58中約4 44を再生で時間切れ。 前の週 次の週
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世界の冠(Crown of the World) 世界の冠 は、アヴィスタンとティエン・シアの北方に接する極地の砂漠地帯である。極めて過酷な自然の危険にさらされながらも、この地を通って他の大陸に赴こうとする探検家や商人は数多い。彼らは数千年前にティエン人の探検家によって開かれた大陸を横断するルート Path of Aganhei を通って橇で往来する。 苛酷な環境にもかかわらず、 the Erutaki Nations として知られる捕鯨民や山岳民やエルフの Snowcaster 部族が住む。 北極点にあたる地には、厚い氷に覆われた、アボレスの時代をすら遡る超古代の遺跡が存在するが、何者がそれを残したのかは謎のままである。 参考文献 [1] Erik Mona et al. (2008). Campaign Setting, p. 156. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-112-1 [2] James Jacobs et al. (2011). The Inner Sea World Guide, p. 206. Paizo Publishing, LLC. ISBN 978-1-60125-169-2 カテゴリー:内海地域
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とある人物のエピローグその1または、某能力に対する追加推察 彼の手元、一枚の報告書の草案のコピーがある。 それには【黄樺地セニオの能力『イエロゥ・シャロゥ』についての補足】と題されていた。 ―トワイライト決勝戦― かくて、その人知れず行われた、二人の立会人と対戦者のみが知る最後の戦いは幕を閉じた。 だが、本来しめやかに行われた『それ』の一部始終を高みの件物で見届けた存在がいた。 それは― 「いやー念のため、残っておいて正解だったね。最後に面白いものがみれた。」 パチパチパチ、まるで誠意の感じられない柏手を打ち、それは『鳥居』の上にいた。 山腹に位置する神社の鳥居の上に悠然と腰かけた若い男が、頬杖を突いたまま一人ごちる。 元々寂れた神社なのか、周囲に人の気配はない。 もしいればこの神の杜に対する不謹慎極まりない所業を咎めただろうか? それとも余りに自然にそこに溶け込んでいるためオブジェか何かと勘ちがいして看過してしまい 結局見咎めずにそのまま過ぎ去ってしまうのだろうか? 実際、その姿はそういう奇妙さを持ち合わせていた。 長細い白い帽子に同じく白一色のスーツ、縫いとりの装飾以外を全身を白で固めたその姿は 無機質でまるで白い筒のような錯覚に陥らせ、酷く現実感を感じさせない。 いや必ず誰もが一度くらいは見ているはずの衣装なのだが、あまりに場違いで思い出せないというか…。 服装と見た目だけでなく彼本体の印象もどこかちぐはぐだ。年は若い少年、10代といっても通じそうだし、 逆に20代後半といっても通じそうな人物だった。なんだか軸が安定していないあやふやな幼さがある。 そんな奇妙さであった。 そして独りごとのはずの白帽子の男の台詞に反応がある。 キャラ設定で『割と無口』と記されてれていた例のアレだ。 「ココに来てまた世界改変だと。せっかく計画も予定通りに進んでたものを。影響力はどの程度だ」 多少のノイズと共にどこか呻くような掠れた声は彼の横に置かれた鉄製の箱から聞こえた。 壊れかけのレディオではない。 達筆な字で白蘭と書かれたその鉄製の箱はgagagaと音を立てつつもはっきりと音を立てた。彼は とても人見知りで傍聴…もとい人に聞かれる可能性がある場合、決して声をあげることはないのだ。 その質問に少し間をおいてから男は哀しそうに被りを振って嘆息する。 その様子は傍から見ても態とらしくとても演技臭かった。 「たぶん影響は出ないだろうね。 存在自体が消えちゃって『概念』だけの存在になったのは2回戦でリソースされた「真野事実」と 同じケースだけど、使い手としてのセニオくんの『認識』がひじょーにビミョーなだけに難しい。 いくらセニオくんが”ソース”として強力でも世界改編まで及ぼせるかは疑問だネ。うむ、興味深い」 白帽子はひとり頷き言葉を続ける。 「『世界の敵の敵』は、元々自らがそうと認識した災厄をリソースを使って”恣意的に”弄る力な わけなんだけど、そもそも論としてチャラ男という存在が非常にネックなんだ。なにせ 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 今ある困難を危機として上手く『認識できない』がために時代に適合できず絶滅した存在だからね。 故に奇跡的にこの時代を生き残ったカリスマ存在といえど、今ある『この世界の災厄』をきちんと認識して 取り除けるかといわれたら…ちょっと話に無理あるんじゃないかといわざるえない。 彼自身あんま根性に持続力あるタイプとも思えないし、今のままだと方向性なく拡散していって 中途半端に終わる可能性が高いね。」 そういうと白帽子はすいっと空中に手を走らせ、何かを掴む仕草をする。 何某の手ごたえを感じたのか、そのまま、ついと横に視線を走らせる。 「なるほど、では放置で問題ないな。」 視線の先、鉄製の箱からは予想通りざっくり切って捨てた『指令』が発せられた。 興味がないのだ。この世界に。 ―相変わらず”手堅い”考え方をする連中だ。 心中の念はさておき、彼は掴んだ手をゆっくりと開ける。そこには、ちいさなちいさな”w”の文字が浮いていた 白帽子は変わらぬ笑顔のまま、少しだけ声を大きくして言葉を続ける。 「いや、不安定な状況のままではこの先の『任務』に危惧が残るYONE! どうするつもりか本人に”直接”聞いてみるとしよう。じゃ、レッツ」 白帽子が手を掲げる。次の瞬間 ” ぶわッ ” 彼の手より無限の”w”が湧きいでた。 「"La amen"」 ††† 彼の手より湧きでた”w”は まるで古の予言者が岩を杖でうちつけ清水を湧き出させたかのように沸騰し その手より溢れ出る。そして水上に浮かぶ蓮に積み重なるごとく、天より落ちることなく彼の足元にたまっていった。 1cm…2cm…踝を超える。 超高速純度の物質のコピー&ペースト。 それは全てのラーメン屋達の基礎にして奥義、だがその始まりは、なお深い。 伝説によれば、彼らの『開祖』は、彼に救いを求めた五千に及ぶ「客」たちを前に たった一つかみの小麦を材料とし、粉を練り、麺をうち料理をふるまったという。 その奇跡の業前に人々は驚嘆し、彼を讃えた。 だが彼は、人々に神への感謝の言葉をのみ促し、それを戒めた。今より2000年前以上のことである。 「"La amen"」 開祖の死後、十二人から成る弟子たちは上手いこと時代の流れにのり、やがて世界を席巻する。 十二の流派は様々に分かれ、融合と衝突を繰り返し、最終的には 物質的充足と欠乏の危機に矢面に立つことを己が職(食)任とする『東』、 人々の精神的庇護と人類の十全なる結束とを是とする『西』、 その西と東の二つの思想形態へと判れ、激しく対立を繰り返すことになる。 そして、その歴史上には何度か原点回帰ともいうべき、両者の特性をもった特異点が存在した。 そして、それはその能力が故に例外なく『開祖』と同じ道を歩むことになる。 即ち『業界』から追放される苦難の道を。 男はいつの間にか手にした赤い本を開く。 足元に溜まっていたwの文字が、横手に持ち下に開いた本に下から上へとまるで 撒き戻し映像のように流れ込んでいく。 その表紙には「ラーメン戦士烈伝」vol3」と書かれていた。 「モード『"CHA=La=men”黄樺地セニオ』IN」 ††† 次の瞬間 ”彼”は既に金髪を靡かせ、軽薄な笑みを浮かべていた。 着装とは装いを着ること、着想とは何か?思想か思考だろうか。だがそれだけではない。 彼はそれを身に纏う。 彼はその人の『物語』をそのまま纏う。ヒトそれを模倣芸術(パスティーシュ)と呼ぶ。 「ヴェヴェ、ラーメンに遊び人枠キタコレwwww。 マジッスカ、キツイバイトとかマジ勘弁ってカンジナンッスッガ。さっさとゴッドとチャラリングしてアドゥーって感じwww」 (あーまた暴走し始めたよ…このセルフ・ダーマ神殿め…) 鉄製の箱、オカモチさんの嘆息がマイク越しから聞こえるようだった。 その心持(いつう)を知ってか知らずか、青き空に向け手を広げ、元祖セニオにチャラリングを試みるダーマ神殿(現職:遊び人)。 この世に唯一あるチャラ男属性を持つ者として今や”GOD”とともいえる存在となった”彼”と同調しようとしているのだ。 いきなりガチでマジモードだった。たぶん3分持たない。 集中。 その指の先まで大きく広げられた手は、神に祈りを捧げる聖職者のようであった。 それは神々しくも雄大に 煌々と祝詞をアゲアゲで奉りたてまつった。 「CHA―RAN~~ KON―PEIデーーーースーーー(「おお神よザフトーンを恵みたまえ」という意味の英語)」 と。 (ーーーーーチャラ男ちゃうーーー。確かにチャラいしウザいけど、ーーー断じてチャラ男ちゃうーーー」 オカモチさんが遠距離通信でツッコミを入れる。なんでコンなののシリモチさせられてるんだという疑問を抱えながら。 そして ペカー 『ヒャヒャヒャ、マジ受けるwwwドーモ、創世記チャラ男のヤマダです。 ザフートンお持ちしました。 エ、ナニナニ?オレのそっくりさんイル。ヤベ、シュウロクシュウロクチュウ?ご本人サン降臨来ちゃった。』 ペカーという威厳を感じない効果音を共になんかお空に神々しい光と、軽薄な声があたりに響いた…。 (ヤマダってチャラ男だったのかよ!って、概念的存在がそんな軽くでてくんなよ。) 絶望的な呟きがオカモチより再び発せられた。 ― ―― ――― なんか。今までの感動を。ごめんなさい。 そして神社に特大の蚊柱(w群)がたった。 ††† 「なるほどね。これは盲点だった。」 ゴッドとの対話を終えた白帽子(元の姿に戻った)は境内の石畳から身を起こすと ついっと指を手繰る。その一動作で鳥居の上にあったオカモチが手繰り寄せられ、 彼の手にすっぽり収まった。 「結局黄樺地セニオにとっての所謂『世界の危機』はたった一つのことでしかなかったと。 流石ゴッド。なかなか趣深い対話だった。」 (いやお前らの話さっぱり意味不明で判らなかったんだが) げっそりしたようにいうオカモチ。 かわされた会話は正に空中セッポウ、極めて高次元かつ軽薄なものだったのだ。 ほとんどブッタ、故にアンブッタ。 「えっとね」 白帽子は身体にまとわりついているwたちに指を向けると続きのスペルを指でなぞる。 "when" "where" "who" ”what” ”why" 「これらのボクの投げかけに関して彼は全て”all”と答えた。 予想通りチャラ神は、凡百の脅威なんか全然、把握してなかったんだ。 だからこそ世界は救われたといえる。 彼に掛けられた”呪い”が結局、世界を救ったという形になるね」 ???。やはりさっぱり判らない。 白帽子が指をくるくる回すと文字はどこかに消えて行く。 「黄樺地セニオにとってのこの世界の脅威というのは『時代がシリアスすぎてた』という 一点だけだったんだ。 この時代、シリアスを理解できない彼の目の前に現れる人間人間がことごとく 深刻な顔と心境で現れる。 まさに果てしなく続く『アヴェー』(敵地)っという感じだった。 なので彼が自身を使って変えたのはその空気だけ、変えたかったのは最初からその一点だけだったんだ」 ―セカァー、ウィー、ヘェイー、ワー! ヒュゥー! オレマジ天才ウェーイ!― ―逆っしょwwwアンタが真面目すぎウケるwww― 「そして」 人差し指と親指の間にちょっとだけ間 「この世界、準決勝戦直後からチャラ因子の拡散で全人類が、徐々にチャラくなってる。 まあ、ほんの5mmばかしなんだけど」 オカモチが蒼くなった。 (…駄目だろそんな世界、滅びる) 「いや脅威に対する『認識』が変わったという意味では悪くない。 皆が皆が深層意識レベルで『脅威』を上手く認識できなくなり、それに対しソートー 楽天的になってる状態だ。深刻すぎたこの世界には”今のバランス”で丁度いい。丁度いい『認識』なんだ」 (そういうことか…) 頷く白帽子。 「人類の脅威は確かにある、だが『世界の敵』なんてものは元々この世界には存在しない。 そのことを我々は十分知っている。 結局『世界の敵』を『世界の敵』たらせているのはそういった存在がある”はず”という 人間の『認識』ということをね。」 「シリアスが認識できないというチャラ男の呪いが薄く広く拡散することによって世界は 「世界の敵」という幻想から解放された。 以降はチャラ因子をもつ楽天的な人々の認識と手によって世界は救われていくはずだ。 空気を読まず『脅威』をアヴェーにして駆逐していく形でね。 自分に上手く認識できないなら上手くできる”ツレ”にやらせればいい。 実にチャラ男らしい発想。上手くいけばいずれ近い将来、彼らの中からチャラ男が生まれてくるだろう。」 うぇーい。 うん、今のは幻聴と言うことにしておこう、白帽子が首を振る。 個の力と犠牲を持って世界を救おうとした少年のことがちょっと頭をよぎったのかもしれない。 「皆の意識がちょっとだけ変わるだけ。それが完成版『世界の敵の敵』。 いやはや、これは世界改編などとはとても呼ばない代物だ。まあ強いていうなら… 皆でつくる『明るい未来』。 黄樺地セニオは『救世主』のくせして世界の救済全部人任せ、全人類にぶんなげていきやがったわけだ。」 男はそれ以上声を上げることなく静かに笑った。 ひとしきり笑い終わった後、白帽子は境内の階段のほうを見やる。誰かが上がってくる気配がある。 「かくてこの世界もことはなし。今日もボク達はかくも無力なりけり。 さて、あとは彼らに任せ、異邦人たる我々は音もなく立ち去るとしようか。」 彼は舞台を降りるため、静かに境の一線を超える。 そしてそれは上がってくる者と交わることはなかった。 (あーなんだかな。しかし、何か忘れてるような…) (ぎくっ まーいーじゃん。) (黄樺地セニオ「"La amen"」ラーニング終了) このページのトップに戻る|トップページに戻る
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登録日:2010/12/29 Wed 07 10 47 更新日:2024/05/11 Sat 07 56 31NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 not伊藤誠 ∀ガンダム おのれディケイド イデオン ゲッター線 ジョーカー チート デストロイヤー!世界の破壊者!バーコードウォーリアー!! トリックスター フェロモン 世界の破壊者 人間 仮面ライダーディケイド 使徒 宇宙怪獣 悪魔 死 死神 破壊神 色気 萌え 通りすがる!世界巡る!おのれディケイド!! 魔王 もしかしなくても→仮面ライダーディケイド 「世界の破壊者」とは仮面ライダーディケイドにて語られた用語。主に2つの意味がある。 決して西園寺世界を滅茶苦茶にした伊藤誠ではない。むしろお互い様である。 1. 文字通り「世界を破壊する者」 強大な力や兵器などで、作品の舞台となる場所としての「世界(地球などの惑星)」を破壊するキャラクター。 要するにドラゴンボールのフリーザ様みたいなキャラのことである。 見ている側に非常に強さを強調しやすい表現。 バーンディ・ワールドの異名もこれ。 2. 「作品世界を破壊する者」 その人物設定や能力によって、それまでの物語の「世界観」を破壊するキャラクターで、前述の仮面ライダーディケイドの主人公「門矢士」はこれにあたる。 「クロスオーバー」タイプの創作物にありがちなキャラクターであり、それまでの作品設定やキャラ設定からかけ離れて描かれやすく、既存キャラより強くなりがちである。 また、主人公の価値観や世界観や日常を一変させるキャラクターもある種の「世界の破壊者」と言えなくもない。 空から女の子が降ってくるとか、未来人や宇宙人や超能力者を呼び出すとか、そんな世界を変えるとか。 ……さて、真面目な話をすればそれらは多く、神話や寓話に現れる。 現代の映画やアニメ、漫画等の創作物も無論、寓話の類なのだが、多くに共通するのはトリックスターである事だろう。 また、彼らは多くが死神でもある。 【トリックスター】 「彼らに目的などありません、世界を破壊したいだけなのです」 ─映画『ダークナイト』より。 この言葉は、「世界の破壊者」の特性を良く顕していると言って良い。 映画『ダークナイト』では人気キャラクターであるジョーカーが、近年でも稀に見るアレンジを施されて暴れ回っていたが、あれこそがトリックスターたる「世界の破壊者」の本質であると言っても良い。 同作でのジョーカーは、神話に於けるトリックスターの代表格である北欧神話のロキを思わせる。 ロキは、神と巨人の間に生まれた半神で、その名は「炎」を意味する。 出自からしてが、破壊を運命づけられた美丈夫で、更にこの神は両性具有であるとも云う。 ロキは北欧神話に於て既に予言されている『ラグナロク』をもたらす存在であり、その『ラグナロク』に於て神々を苦しめ、事実葬り去る怪物達……フェンリル・ヘル・ヨルムンガンドの父親である。 また、後代には『ラグナロク』の最期にただ一人生き残り、世界を浄化する炎の巨人「スルト」がロキの変身とする説も生まれているが、これはロキの人気から後付けされた物であろうと思われる。 ……さて、現代ではH.P.ラヴクラフトが創造し、それに魅せられた後代の人間が神話体系へと発展させた、所謂『クトゥルフ神話』に於ける邪神Nyarlathotepが典型的トリックスターとして人気だが、この特性は前述のロキを始めとした先行する神話群をモチーフとする事は言うまでも無い。 【破壊神】 ここからは、純然たる破壊神を紹介する。 まず挙げるべきはギリシャ神話に於ける大地母神ガイアでは無いだろうか。 ガイアは全ての神々を生んだ母であり、その後、自らの意に添わない主神の地位にある神を次々に追いやった存在でもある。 これは、古代バビロニアの創世神話に於ける女神ティアマトとも共通する要素である。 彼女(彼)らは神話を盛り上げる為の障害であり、退けられる事により今の世があると云う喩えとして使われる事が多い。 個人名に限らねば、インドのアスラ(阿修羅)や西欧の悪魔(デビル、デーモン)、そして現代に於ける映像作品の敵(怪人、怪獣、フロスト兄弟、etc……)も同じである。 彼らは神話の中にあって、滅ぼされる事を目的に存在しているのだ。いわば「必要悪」たる者である。 ……しかしその一方で、破壊神としての性格を負いつつも純然たる崇拝の対象となる存在も居る。 インドのシヴァがやはり有名だろう。 なお原爆実験でオッペンハイマーが引用したことで有名な「我は死なり、世界の破壊者なり」はヴィシュヌ神の化身であるクリシュナの言葉である。 日本人には素鳴男命(すさのおのみこと)や∀ガンダム、フェリシア等が馴染みが深い。 また、所謂「機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)」もこの破壊神の性格の一部を強調した概念であり、破壊の後の創造を彼らは担う。 【誘惑者】 最後に紹介するのはを破壊する者としてのもう一つの姿「誘惑する者」である。 無論、上記の「トリックスター」や「破壊神」とは存在を同じくするが、性格が違う故に分けられているに過ぎない。 聖書に於ける「蛇」(サタン)が有名で、その正体はルシファーとされる事が多いが、それは神話を楽しむ場合の解釈で、哲学的には人の自由意思その物である。 他にブッダを誘惑したマーラ(魔羅)やメフィストフェレスや女の子等……。 西欧では、他民族の神々の内、自分達の教義に含まれなかった存在が悪魔(この場合はデーモン)として登場して来る。 これらの陰には支配層となった民族の思惑がある事は言うまでも無い(中世の女性へのキリスト教の差別、蔑視は冗談では済まない)。 それが神の思し召しか悪魔の企みかは……人により解釈が分かれる所ではあるだろう。 見えない物に怯え、誘惑され(たと思い込み)、人が人を裁いた地獄の時代は存在したのである。 ……それは現代も同じ、かも知れないが。 【余談】 かのエドガー・アラン・ポーは「勝利の蛆虫」と云う名の詩篇で「死」を象徴的に記した。 また、短篇「赤死病の仮面」に於ては、やはり「病」に人の姿を取らせると云う寓意を顕している。 ユウスケ「士……」 夏ミカン「士君ってこんなに悪い人だったんですか!?」 世界の破壊者「俺じゃない……と思う」 二人「ハッキリしろ!!」 ???「おのれディケイド!!本来とは関係無い項目まで追記・修正されてしまった!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ワールド・デストロイヤー -- 名無しさん (2013-12-28 00 56 11) 米国のSF作家エドモンド・ハミルトンの別名のひとつも「世界の破壊者」だったはず。 -- 名無しさん (2014-06-28 17 34 45) ブレイブルーのラグナも世界の破壊者呼ばれてたな -- 名無しさん (2016-01-02 19 21 37) 時空をさまよって各SDガンダム世界観を横断していくコマンドガンダムは「世界の破壊者(ターミネーター)」と解説書に書かれてた -- 名無しさん (2016-01-02 19 41 20) この項目、二つあったんだ。一応もう一つにはディケイドをタイトルにつけてるが -- 名無しさん (2016-06-10 16 42 28) ジョーカーアンデッドは違うの? -- 名無しさん (2017-11-19 19 39 19) 士は単純な世界の破壊者では無かった…しかも重い使命を背負ってもいた。 ↑4 蒼の守護者という呼ばれ方もしていたな…。 -- 名無しさん (2021-10-22 12 26 03) 名前 コメント
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