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「不吉な黒猫」 written by Ruka Yashiro 第一話「不吉な黒猫」 第二話「幸せな空間」 第三話「はっきりと……」 第四話「それぞれの幸せ」
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■第四話「それぞれの幸せ」 written by 夜城琉架 「これか?」 「そう。ここで……」 亜紗香と大輔の一人と一匹はとある場所に来ていた。先ほど、亜紗香がいきなり早退し、怨霊が何故大輔を助けたのかが解ったと言い出したのがきっかけだ。まだ昼間だというのに暗い。黒い雲が雲泥していて、今にも雨が降りそうだ。 ここは、とある公園。だがそこは公園と呼ばれるにはあまりにつかわしくない。まるで、狭い空き地を無理やり公園というくくりにしたかったみたいな、そんな感じが見受けられる。遊具は鉄棒しかなく、あとは黒いタイヤが何個か並んでいるだけだった。 そんな中、亜紗香が指差したところを見ると、そこには少しもっこりとした山ができている。そしてその上には割り箸二本でできた十字架が刺さっていた。 そう、まるでお墓のように……。 「もう一度説明してくれないか? 亜紗香……」 どうにも理解できないという大輔に、亜紗香はぎゅっと手を固く握り締め、再び説明をし始めた。 「大ちゃんが死ぬ、一年ちょっと前だったかな。黒猫が、車に轢かれてたの。轢いていった人の事は解らないけど、多分、逃げたんだと思うの。例え猫でも酷い事だよ、ね……。それで、他の車が通る時に、邪魔に思ったのか、誰かが道の脇に、木の棒で寄せてたのを見たの。すごくかわいそうに思えて、つい……怒鳴っちゃって……」 「で、その迷惑に巻き込まれた奴をこてんぱんにやっつけたのか?」 しゅん、とした亜紗香を見て、大輔はすっぱりとそう言った。 「う……」 図星のようだ。亜紗香は正義感が強い。特に動物に対しては優しいので、例え死体といえど放っておけなかったのだろう。そして、亜紗香は口喧嘩は得意中の得意なのだ。大輔の予想通り、迷惑に巻き込まれた奴をこてんぱんにやっつけたのだった。 「それで?」 しゅんとしたままの亜紗香に、大輔は先を促す。 「あ、うん……。それで、そこに埋めてあげたの。丁度割り箸持ってたから。夕飯の弁当買った帰りだったし」 そんな説明はいらないとばかりに大輔は亜紗香の言葉を無視し、お墓、と思われるところを見る。普通なら、誰かが十字架を壊したりしそうなものだが、どうやら誰も来ないようなところらしい。綺麗なまま、放置されている。 「で、それと俺とどう関係あるんだ?」 「あ、うん……」 と、亜紗香はそこで押し黙ってしまった。言い難いことを言わねばならない。しかし、それは真実なのだから……。 「その黒猫が、怨霊なんじゃないかな? それで……私に恩返しする為に、大ちゃんを助けたんじゃないかな……」 「何故お前に恩返しするのに俺を助けるんだ?」 「う……」 ここまで言えば解りそうなものだが、大輔は意外と鈍感なようだ。これははっきり言わないと解ってもらえそうにない。亜紗香は勇気を振り絞った。 「私が……大ちゃんの事……す、き、だっ……た、から……」 「……」 ――言っちゃったーーーーーー!! 恥ずかしさでなのか、亜紗香は顔を真っ赤に染めている。そしてそれを見られまいと、俯く。返事が欲しいわけでもない。告白したかったわけでもない。ただ、それが真実なのだから、言ったまで。反応がないと、逆に困る。亜紗香はどうしていいのかわからず、ずっと俯いたままで、大輔の言葉を待った。 「……俺も……」 「……え?」 びくっとして亜紗香が顔をあげると、大輔は、いつもより真面目な顔(と言っても猫なのだから解りづらいが)をして、亜紗香を見詰めていた。 「俺も……好きだった……」 「え……」 大輔の言葉に、一瞬時が止まったかのように感じた。まさか両想いだったとは……。そんな時だった。先ほどの猫の墓がいきなり白く光り始めた。 「え?」 二人……いや一人と一匹は、その様子に呆然とするしかなかった。光が大きくなり、一匹の猫の形をした。その姿こそ、埋めてあげた猫の姿だった。 『よかったわね。やっと告白できて。しかも両想いだなんて』 そしていきなりその猫は喋り始めた。亜紗香と大輔に向かって。 「ええええええええ!?」 いつも以上に声のトーンが高くなる亜紗香であった。が、そんなことはおかまいなしに続ける猫。 『ずっと心配してたのよ。告白すらできずにいるなんて、かわいそうだもの。でもよかったわ』 「俺を……助けたのは、あなた……ですか?」 口の悪い大輔が、敬語になる。それほど、なにか偉大な、恐れ多い者のようだ。 『そうよ』 「俺は、生きてるんですか?」 『……残念ながら、火葬されてしまっては生きてはいられない。一度死んで、蘇った、という事になるわ』 「そう……ですか……」 「大ちゃん……」 猫の言葉に、大輔は少し声を低くした。解ってはいたことだったが、大輔は生きてはいないのだ。 「人間には、戻れない、ということですね?」 『ええ……。残念ながら……』 大輔は一見、あっけらかんとして、楽観的な考え方の持ち主ではあるが、やはり人間に戻れない、ということは、重く、受け取ったのだった。亜紗香と両想いということが解ったとしても、今生で結ばれる事はないのだ、と。 『でも、ずっと一緒にいられるわ。……それしかできなくて、ごめんなさい』 猫、いや、怨霊は、本当に申し訳なさそうにそう言った。だが亜紗香は。 「いいえ。いいえ……」 亜紗香は、本当に喜んでいるのだ。例え猫の姿だとしても、一緒にいられるのだ、と。いや、猫だからこそ、一緒にいられるのかもしれない。 『またね……』 そう言って、猫の形は歪み、怨霊となり、彼女は消えていった。 「大ちゃん」 「?」 「大丈夫よ。ずっと、傍にいてね……」 「……」 大輔の心を知ってか知らずか、亜紗香は少し涙ぐんでいた。大輔はそれに気付かない振りをしながら……。 「ああ……」 **** 「ちょっと大輔!」 「なんだよ」 「つまみ食いはダメだって何度も言ってるでしょ!」 「だって、キャットフードまずいんだよ!いいだろ。人間の食べ物食わせてくれても」 亜紗香の夕飯をこっそり食べていた大輔に、亜紗香の怒号が響く。しかし大輔は反論する。確かに人間だったはずの者が、キャットフードでは悲しいものだ。 「しょーがないでしょ! 体は猫なんだから!」 「あー! 俺の好きな肉じゃが! 食わせろ!」 「ダメーーーーーーーー!!」 亜紗香の母親はパートで遅くなり、父親は出張で遅くなる、という日は、亜紗香はいつも夕飯をコンビニ弁当で済ませる。それを知った後の大輔は、その日だけは楽しく過ごせるのだった。それもこれも、怨霊のおかげ。大輔はそっと心の中でお礼を言った。 The End 感想BBSへ
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カードデータ カード名 黒猫 効果:◆このカードがバトルに勝った時、このカードを破壊する。●墓地効果 『[黒1 バトルスペースにあるあなたのユニットを1枚選び、廃棄する] 《クイック》 このカードを持ち主の手札に加える。』 種族 ネイティブ 種別 ユニット タイミング クイック 使用コスト 黒2 移動コスト 黒1 パワー 5000 スマッシュ 0 にゃん度でも現れる不吉な黒猫。 2コストでパワー5000、移動コスト1という破格の性能だが、バトルに勝利すると自壊するデメリット持ち。自身の墓地効果により例え墓地に置かれようとも再び手札に帰って来れるが、黒1とスクエアにある自身のユニット一体を要求する。 基本的な使い方は中央投下や、普通にプレイして走らせることで《ルナサ・プリズムリバー》などの除去しずらい相手のシステムカードを倒すと言った感じか。 このデメリットや墓地効果を活用するには《火焔猫 燐》や《蓬莱山 輝夜》のような、墓地利用効果を持ったユニットと組み合わせるといいだろう。 ゲーム外カードデータ 収録セット 東方零次元 ~風神録&地霊殿~ No. 136 フレーバーテキスト 黒猫は何度でも何度でもにゃんどでも…… Illustration 神護カジキ?
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Ver. 2.0EX3 カードNo. 2-0-368 種類 インターセプト レアリティ R 名称 不吉な予感 属性 紫 CP 0 アビリティ 対戦相手のターン終了時、あなたの手札が1枚以上あり、あなたのフィールドのユニットが4体以下の場合、あなたの捨札にある進化ユニット以外のコスト3以下の紫属性ユニットをランダムで1体【特殊召喚】する。あなたは手札のカードを1枚選んで捨てる。 紫ゲージを参照せず、手札をコストに【特殊召喚】を行う紫属性インターセプト。 適当なユニットをORした次のターンでそのユニットをフィールドに出すことができる。 手札コストはかかるものの、CPは必要ないため手軽にボードアドバンテージを稼げる。 なお、手札コストは【特殊召喚】後に支払うため、間接的に手札のユニットを呼び出すことはできない。 フレーバーテキスト 黒猫が目の前を横切り、靴の紐が切れ、時計を見たら4時44分だった。猛烈に嫌な予感がする……
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週末の大通りを 黒猫が歩く ご自慢の 鍵尻尾を水平に 威風堂々と その姿から猫は 忌み嫌われていた 闇に溶ける その体めがけて 石を投げられた 孤独には慣れていた 寧ろ望んでいた 誰かを思いやる事なんて 煩わしくて そんな猫を抱き上げる 若い絵描きの腕 「今晩は 素敵なおチビさん 僕らよく似てる」 腕の中もがいて 必死で引っ掻いて 孤独という名の逃げ道を 走った 走った 生まれて初めての 優しさが 温もりが まだ信じられなくて どれだけ逃げたって 変わり者は付いて来た それから猫は絵描きと 二度目の冬を過ごす 絵描きは 友達に名前をやった 「黒き幸」ホーリーナイト 彼のスケッチブックは ほとんど黒尽くめ 黒猫も 初めての友達に くっついて甘えたが ある日 貧しい生活に 倒れる名付け親 最後の手紙を書くと 彼はこう言った 「走って 走って こいつを届けてくれ 夢を見て 飛び出した僕の 帰りを待つ恋人へ」 不吉な黒猫の絵など売れないが それでもアンタは俺だけ描いた それ故 アンタは冷たくなった 手紙は確かに受け取った 雪の降る山道を 黒猫が走る 今は故き親友との約束を その口に銜えて 「見ろよ、悪魔の使者だ!」 石を投げる子供 何とでも呼ぶがいいさ 俺には 消えない名前があるから 「ホーリーナイト」「聖なる夜」と 呼んでくれた 優しさも温もりも 全て詰め込んで 呼んでくれた 忌み嫌われた俺にも 意味があるとするならば この日のタメに生まれて来たんだろう どこまでも走るよ 彼は辿り着いた 親友の故郷に 恋人の家まで あと数キロだ 走った 転んだ すでに満身創痍だ 立ち上がる間もなく 襲い来る 罵声と暴力 負けるか俺はホーリーナイト! 千切れそうな手足を 引き摺り なお走った 見つけた! この家だ! 手紙を読んだ恋人は もう動かない猫の名に アルファベット1つ 加えて庭に埋めてやった 聖なる騎士を埋めてやった
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不吉な鳴き声/Ominous Twitter 不吉な鳴き声 (1)(B) クリーチャー ― 妖怪・鳥 (1)(B),(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで -2/-0 の修整を受ける。 1/1 コモン 鳥目にして攻撃力を鈍らせるみすちー。雑魚相手なら負けない。 フレーバーテキスト:これは夜雀の鳴き声。最も不吉な音です。 ― 魂魄 妖夢 ※冥界組2面会話より 参考 カードセット一覧/東方永夜抄 クリーチャー コモン ミスティア・ローレライ 妖怪 東方永夜抄 汎用 鳥 黒 2マナ
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不吉な前兆 (輪廻の翼) COMMAND C-058 青 2-3-0 C (配備フェイズ) 敵軍キャラ1枚を指定する。敵軍プレイヤーは、指定したキャラ、または自軍手札1枚を選んで廃棄する。 束縛 移動 出典 「機甲界ガリアン 鉄の紋章」 1986
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不吉な標識クリーチャー G1 コスト 1/1/2/2 体力 1/1/1/1攻撃力 0/0/0/0 防御力 0/0/0/0 破壊されると全てのヒーローが闇2を獲得する 倒れると資源を回収出来るクリーチャー。非常に安い。実質ノーコストで敵クリーチャーの攻撃を一度受け止める事が可能で、敵に闇が無ければなお使いやすい。