約 992,285 件
https://w.atwiki.jp/cro-chro/pages/1234.html
(1316年 アーデリア王国) ここは、ロイトルーナ。 アーデリア王国の北端、カルメス山地の麓にある湖の都市である。 ここに訪れたのは冒険者『財布の紐』の4人。 なぜ、こんな名前なのか? 「チームの名前って大事だろ?じゃあ、大事なものをチームの名前にすれば良いんじゃね?」 と、一番財布の紐が緩いダラスが提案した。 ダラス=クリフト 弓の腕前は確かだが、何も考えていない。 その場の勢いでの行動が多く、頭が悪い。だが、決して悪人ではなく、行動は善意から来ている。 後先考えない行動のせいでソルトベリーの商業ギルドから多大な借金をしている。 ルーシィ=ミハレット 旅の踊り子だったが、ソルトベリーの酒場『アンゲラ・タッセ』で、ウエイトレス兼踊り子として落ち着いていた。 酔っ払いに絡まれているところをダラスに助けられそうになるが、酔っ払い共々ボコボコにしてしまった。 護身用に剣術を学んでおり、舞うように戦う。 シャルロッテルシア=ヘルエンマリエ=クラウゼルヴィッツ ソルトベリーの名門貴族クラウゼルヴィッツ家の令嬢。 剣術と神聖術を操るが、如何せん器用貧乏。世間知らずで常識が通じない。天然でドジ。 名前が長ったらしいので、みんなから「ロッテ」と呼ばれている。 ハンク=マーベリック ソルトベリーの商業ギルドに所属する旅商人。 ダラスの借金取立人だったが、「取り立てるより、一緒に稼いだ方が儲かる」とのダラスの言葉に乗せられたギルド長ヴェロニカの命令で、無理やりチームを組まされた。 ヴェロニカには世話になっており、頭が上がらない。 チームの中では最年少ながら、一番の常識人。 ルーシィ「はーい、注文お待ち!! ダラス「サンキュ、いつも美味いぜ、ここの料理。 ルーシィ「アタシが作ってるんじゃないけどね。 ダラス「知ってる。だから言ったんだ。 ルーシィ「何ですって!?あんたケンカ売ってんの!? ハンク「また始まった・・・ ロッテ「このパイ美味しい~ アーデリア王国の王都ソルトベリーの繁華街にあるビアホール『アンゲラ・タッセ』。 彼らはいつものように飲み食いしていた。 そこに、ソルトベリー商業ギルドの長ヴェロニカがやって来た。 ヴェロニカ=ドーン ヴェロニカ「あら~、随分と景気いいわね~ダラス。 ハンク「ヴェロニカさん。 ダラス「おう、ギルド長、あんたも食うかい? ヴェロニカ「まったく、いい度胸ね。あんた、一体いくらの借金があるか分かってるの? ダラス「それは、ハンクの仕事っしょ? ハンク「こいつ・・・ ロッテ「だから~、お金ならぁ、私が出してあげますよ~ ダラス「おっと、それじゃあ意味がないんだな、ロッテ。それじゃあ、ギルドから借金してるオレがロッテから借金する事になるだけで何も変わらないんだなーコレが。 ヴェロニカ「私は、それでも大歓迎だけど。あ、ルーシィ、私にもビール1杯ね。 ルーシィ「まいど~ ハンク「で、ヴェロニカさんが出向くなんて何かあったんですか? ヴェロニカ「そうそう。北部のロイトルーナって街知ってる? ロッテ「? ダラス「知らね。 ハンク「一般知識だろーが。 ヴェロニカ「その街の近くにロイト湖って湖があるんだけど、最近その湖畔に遺跡が発見されたの。商業ギルドがいち早く管理権を獲得したんだけど、先遣隊を探してるのよね~。 ロッテ「あ~、分かりました~ ハンク「まったく・・・ ロッテ「遺跡発見の自慢話ですね~ ヴェロニカ・ダラス・ハンク「・・・・・・・ ルーシィ「は~い、ビールお待ち~。あれ?みんなどーしたの? ダラス「ルーシィ、ギルド長から直々の依頼だ。遺跡の“イケニエ”になれってさ。 ヴェロニカ「そこまで言ってないわよ~ ハンク「先遣隊って、遺跡の全体を把握してくるんですか? ヴェロニカ「遺跡発見時に見つかった文書によると、あそこは浄水施設みたいだったらしいの。今じゃ、森に囲まれてるけど、昔は荒地だったみたいでね。 ハンク「あの辺が?信じられないっすね・・・ ヴェロニカ「で、ギルドの依頼としては、遺跡の奥に水を浄化する宝珠があるらしいから、それを持ち帰って来て欲しいの。急ぎじゃないけど、あんまり遅くならないでね~ そして、ロイトルーナ。 ルーシィ「うわ~、キレイな湖~ ロッテ「ほえ~、緑に包まれて水も透き通ってますね~ ハンク「さすが、カルメス山麓、ユニコーンの森が近いだけあるな。 ダラス「ユニコーンね・・・女好きの男の敵だな。 ルーシィ「アンタ、なんて穿ったモノの見方してんのよ。 ハンク「ユニコーンか・・・角がかなりの値で売れるな・・・ ルーシィ「アンタも商魂逞しくしてんじゃないわよ!! ハンク「そうだった、まずは商業ギルドのタルカスって人を探すんだった。 ロッテ「タルカスさんはぁ、ドコに居るんですか~? ダラス「それを聞いて来んの忘れちゃったんだよね~・・・ ルーシィ「あんた馬鹿!? ダラス「つい、勢いで出てきちゃって・・・ ルーシィ「あーもう!じゃあ、この街を探すしかないって訳ね。 ダラスたちは、タルカスを探してロイトルーナの街を回った。 表通り、商業区、住宅街、船着場、教会通り、裏路地・・・ しかし、運が悪いのかタルカスは見つからなかった。 ダラスたちは、商業ギルドが取ってくれた宿に戻った。 ルーシィ「結局、一日中探し回って見つからないってどーいうことよ。 ロッテ「小さすぎて見落としちゃったんでしょ~かね~ ダラス「いや、違うな。大きすぎて我々が彼の手のひらの上で踊っているに過ぎないのだ!! ルーシィ「あんた馬鹿!? ハンク「ん・・・? ダラス「どーした、ハンク? ハンク「僕たちは、商業ギルドから派遣されて、ここに宿を取ってもらっている・・・ ルーシィ「そうね。 ハンク「タルカスさんも商業ギルドから派遣されて来てるってコトは・・・? ロッテ「同じ部屋ですか~? ハンク「合ってるけど馬鹿!! そう言ってハンクは、宿のフロントに走っていった。 ハンク「すいません!!この宿にタルカスって人、泊まってません?僕たちと同じで、ソルトベリー商業ギルドの関係とかで・・・ 受付「はい、タルカス様・・・タルカス=モールス様が商業ギルド名義でご宿泊です。 ダラス「おお!! ハンク「部屋は、どこですか!? 受付「ええと・・・206号室です。 ハンク「おいぃぃぃ!! ルーシィ「かくにーん。私たちの部屋は? ダラス「まさか・・・ 受付「205号室でございます。 ルーシィ「アタシら馬鹿ー!? かくして一行は、隣の部屋のタルカスを訪ねた。 タルカス「なんじゃ?その声は隣で騒いどった声じゃな。 ダラス「あんたが、タルカスさん? タルカス「ああ、そうじゃが。 ハンク「僕たち、ソルトベリーの商業ギルドから派遣されて来たんですが・・・ タルカス「おお、そうか。ワシもソルトベリー商業ギルドの依頼で調査の陣頭指揮を執ることとなったのじゃ。お前さんらが先遣隊で良いんじゃな? ルーシィ「遺跡のお宝を持ち帰ってくるんでしょ? ロッテ「キレイなお水の宝珠ですよね~ タルカス「うむ、“浄水晶”じゃ。是非とも持ち帰ってきてほしい。
https://w.atwiki.jp/ranobesaikyou/pages/847.html
. 【作品名】 殺竜事件(事件シリーズ 上遠野浩平) 【名前】 『竜』 【属性】世界の創造主の生き残りやら突然変異の「生物」やら諸説ある。 何千年と生き、いくつもの文明の盛衰を見守ってきた高度な知生体。 【大きさ】20m程度の竜。首の断面のような顔に左右に3つずつの目を持ち 縦に割れた口の中から更に上下顎の口がある。腕が下半身位の長さで6本指。 【攻撃力】全人類でも太刀打ちできない魔導のパワーを使う。 台風に匹敵するエネルギーの制御、都市が崩れ落ちる大地震、大津波、干ばつ、 などは竜にとっては容易に制御できるなんということない能力の一部。 ・思っただけで数十m先の人間の腕を木っ端微塵にし、またそれを「戻す」のも自在。(描写) 上記の方法で島一つを蒸発させる魔導砲撃が全く通用しない防御を持つ人間も問題無く倒せる。(設定→推測) ・大津波を2つに割る。 ・10年間雨の降らなかった場所に雨を降らす。 ・暴れまわって周囲の森を破壊しまくる陸鯨を空に吸い上げ、海に叩き落とす。 ・世界中全ての軍隊が束になってもまるで相手にならない。 【防御力】 鋼鉄より硬い鱗と頑強な筋肉、損傷が自動再生する細胞を持ち、 強力な魔力で自身の体を覆っている。魔力は物理防護も兼ねている。 (この世界の魔力は市販されてる壺に使われてる物でも銃弾を弾き返すので、 異世界から流れてきた拳銃が武器とは認識されない位の差がある。 物理兵器だと威力の基準値が低すぎてこの世界では役に立たない。) 竜はこの世界の人間が使うどんな魔法・魔導兵器をもってしても倒すことはできない。(設定) (人間とは使う魔力が桁違いなため単純に攻撃力不足。勿論、威力は魔導兵器>>物理兵器) 竜には通用しないこの世界の人間の使う魔法・魔導兵器の強さ。 ・帝国軍戦艦隊による最大魔法砲撃”多重怨恨砲”:島一つを蒸発させる威力の兵器。(設定) この程度の威力なら人間であるムガンドゥ三世(体に最高レベルの防御魔法陣が刻まれている) の体に掻き消され全く通用しないレベルなので竜にとってはまるで問題にならないと思われる。 人類の軍隊の攻撃でどうこうできるようなら「殺竜事件」という話が成り立たないので。 ・リ・カーズ:自身と互角の強さの相手との戦闘で、全世界に広がる巨大な余波を出し 戦闘の中心部に国3つ分が入る広さの荒野を作り出すほどの魔力を使う人間。 (竜の力でこの余波を押し留めなければ全世界の被害が大変なことになっていた。) ・最強の魔導兵器・人造人間オリセ・クォルト:上記のリカーズと互角。時間移動可。亜空間地獄から帰還可能。 ・改造人間・残酷号:数千兆もの群体が細胞がそれぞれ永遠に再生を繰り返す 都市大の怪物に再生する暇を与えず、あっという間に 細胞核の一片までも残さず完全破壊可。超音速の連続攻撃。 ・精神・幻覚系(認識操作含む)、怨念による死霊の呪い、魂に対する毒、結晶化、石化の魔法。 作中では、口の中で火薬爆発を起こし鉄槍を射出するという魔力感知できない 別世界の技術で延髄を貫かれて死亡した。ただし、これは何百年と築き上げてきた 村の人間への信頼からくる油断を利用した卑劣な罠であり竜は食らった直後に動けば どうということも無かった。しかし、爆発の瞬間囮のために口の中にいた 「赤ちゃん」の命を助けるためにあえて魔力を使って動いたりせず、そのまま自らの死を選んだ。 【素早さ】反応は不明だが恐らく人間よりは速い。音も気配も感じさせず飛行。 飛行速度は不明だが鳥ぐらいはあるだろう。 【特殊能力】会話は全て念話で頭に直接語りかける。人間より遥かに高度な知性を持つ。 金縛り:任意発動。「この能力を軍隊に使えば兵士・装甲馬・強化鳥・魔力武装戦艦など 軍隊を構成するあらゆる物は一歩も動けず、餓死して果てる。」とあるので 指定範囲内(軍隊を構成する物全てなので数km位か)の物全てを止める魔法。 【長所】事件シリーズの世界最大最強の存在。 【短所】体内から急所を攻撃されると弱い。 【備考】この世界では魔力が低い奴が何やっても遥かに魔力高い相手には攻撃が効かない。 逆に魔力が高ければ低い奴の呪文を簡単に解除したり無視したりできる。 (人間には絶対破る事のできない魂に毒を仕掛ける禁呪なども竜なら意に介さず その呪いが掛かった腕を木っ端微塵にして消せる。またそれを元に戻すのも自在) 【戦法】金縛り→木っ端微塵 6スレ目 716 名前:イラストに騙された名無しさん 投稿日:2005/11/19(土) 03 59 10 ID QmvHFA8x 坂上闘真>蘭堂翔太>神野マヤウェル >程穫>ダミアン>バルバトス>リヴァル フィオナ>ミーシャ>神裂火織>残酷号>アストラ(音速の壁) 『竜』 vsアストラ:瞬時に距離を取られ攻撃が届かないが相手も攻撃力不足。分け vs残酷号、神裂火織、ミーシャ、フィオナ:効かない。金縛り→木っ端微塵勝ち vsリヴァル:テレポで金縛り抜けられるかな。引き分け vsバルバトス:大彗星の衝突並のエネルギー以上の攻撃で負け vsダミアン:精神制御のできる魔術士でも植物状態にできるから負けか。 vs程穫:時止め→切り裂き負け vs神野マヤウェル:眠って戦闘不能負け ダミアン>バルバトス>『竜』=リヴァル>フィオナ Powered by FC2.com .
https://w.atwiki.jp/wanisita/pages/749.html
問題 解答 補足 13歳の少女とその義理の兄姉妹を描く岩田洋季のライトノベル めしあのいちにち 20世紀初頭のインドを舞台とした高殿円のライトノベル カーリー 2010年にアニメ化された松智洋の小説は『迷い猫○○○○○○!』 オーバーラン 2015年にTVアニメ化された三屋咲ゆうの小説『学戦都市?』 アスタリスク 2015年にTVアニメ化された小説『銃皇無尽の○○○○○○』? ファフニール 2017年にアニメ化された伏見つかさの小説『?先生』 エロマンガ 2017年にアニメ化された榎宮祐のライトノベル『?・プラネット』 クロックワーク 2017年に黒島結菜主演で実写映画化されたライトノベル サクラダリセット 『Re ゼロから始める異世界生活』で怠惰担当の大罪司教 ベテルギウス 『アブソリュート・デュオ』のヒロイン「ユリエ・?」 シグトゥーナ 『ヴぁんぷ!』をはじめとした成田良悟作品に登場する格闘家 トラウゴット 『風の大陸』の主人公ティーエの本名はアウル・○○○○○○? トバティーエ 「感覚拡大症」を描いた佐竹彬のライトノベル カクレヒメ 『キノの旅』で使われる火器の総称 パースエイダー 『黒鋼の魔紋修復士』などの挿絵を手がけるイラストレーター ミユキルリア 「下校」をテーマにした小説『神明解○○○○○○』? ろーどぐらす 『ココロコネクト』に登場する謎の存在 ふうせんかずら 『しにがみのバラッド。』で知られるライトノベル作家 ハセガワケイスケ 「人生」シリーズの挿絵を手がけるイラストレーター ななせめるち 『生徒会の一存』の作者葵せきなによる異世界ファンタジー小説 ぼくのゆうしゃ 『転生したらスライムだった件』で主人公が最初に出会った竜 ヴェルドラ 『とある魔術の禁書目録』に登場する魔術師 ショチトル 「人間狩り」を描いた東出祐一郎のライトノベル ケモノガリ 『ブギーポップ』シリーズの外伝小説『ビートの○○○○○○』? ディシプリン 『変態王子と笑わない猫。』で陸上部部長を務める「鋼鉄の王」 つつかくしつきこ 『まおゆう魔王勇者』『ログ・ホライズン』で知られる小説家 とうのままれ 橙乃ままれ 『ムシウタ』に登場する”大食い”と呼ばれる虫 エルビオレーネ 逢空万太のライトノベル『深山さんちの○○○○○』? ベルテイン 赤松中学のライトノベル『○○○○○○!』? アストロノト 悪ノPの『悪ノ大罪』シリーズの小説第1作は『?公の狂気』 ヴェノマニア あざの耕平のライトノベル『東京○○○○○』? レイヴンズ 麻生俊平のライトノベル『○○○○○○○○戦記』? ミュートスノート 阿智太郎のドタバタSFコメディ小説『住めば都の○○○○荘』? コスモス アニメ化もされた秋田禎信のライトノベル『魔術士?』 オーフェン アニメ化もされた榊一郎の小説は『○○○○○○・プリンセス』? スクラップド アニメ化もされた夏海公司のライトノベル『ガーリー・?』 エアフォース 天乃原周を主人公とする久住四季のライトノベル トリックスターズ 新井輝のライトノベル『恋愛極刑○○○○○○』? ハイスクール 在波高校を舞台とする夏緑のライトノベル くろかの 淡路帆希のライトノベル『紅牙の○○○○○○』? ルビーウルフ 壱乗寺かるたのライトノベル『さよなら○○○○○○』? トロイメライ うえお久光のライトノベル『紫色の○○○○』? クオリア 上栖綴人のライトノベル『彼女は眼鏡○○○○○』? HOLIC 上遠野浩平のライトノベル『○○○○○○○の後悔』? ヴァルプルギス 上遠野浩平のライトノベル『螺旋の○○○○○○○』? エンペロイダー 宇野朴人のライトノベル『天鏡の○○○○○○』? アルデラミン 海原零のライトノベル『薔薇色に○○○○○○』? チェリースカ 丘野ゆうじのライトノベル『○○○○○ゼロ・ハンター』? TOKYO 海冬レイジのライトノベル『夜想譚○○○○○○』? グリモアリス 風見周のライトノベル『H+P』の舞台は「○○○○○○王国」? トレクワーズ 風で記憶を奪われた人類を描く菊地秀行の小説『風の名は?』 アムネジア 鎌池和馬のライトノベル『○○○○○○○○の座敷童』? インテリビレッジ 鎌池和馬のライトノベル『ヘヴィー○○○○○○』? オブジェクト 茅田砂胡のライトノベル『○○○○○の海賊』? トゥルーク 鴉の顔を持つ王子を主人公とする和田賢一のライトノベル ヴァロフェス 川原礫のライトノベル『○○○○○○・オンライン』? ソードアート 神崎紫電の小説『ブラック・ブレット』に登場する寄生生物 ガストレア 企業の採用試験を巡る頭脳戦を描く二丸修一のライトノベル ギフテッド 木野鋼一のライトノベル『パラレル○○○○○』? まりなーず 銀河の小国を舞台にした小河正岳の小説『?の双星』 ウェスタディア 九瀬イザヤを主人公とする三田誠のライトノベル イスカリオテ 栗本薫の小説『グイン・サーガ』に登場する広大の砂漠地域です ノスフェラス 栗本薫の小説『グイン・サーガ』の舞台は○○○○大陸? キレノア 高遠豹介のライトノベル『藤堂家は○○○○○』? カミガカリ 高校生・若林錬司を主人公とする田口仙年堂のライトノベル デーゲンメイデン 上月司のライトノベル『○○○○○○!』? らぶなどーる 小河正岳のライトノベル『お留守○○○○』? バンシー 冴木忍のライトノベル『卵王子○○○○○○の苦難』? カイルロッド 榊一郎のライトノベル『○○○○○○○!』? イコノクラスト 桜庭一樹の小説を原作とする2011年放送のTVアニメ GOSICK 作家・三上延のデビュー作『ダーク・○○○○○○』? バイオレッツ 雑賀礼史の小説『召喚教師○○○○○○ハイスクール』? リアルバウト 主人公がゲームの世界へと転生する相野仁の小説 ネクストライフ 十月ユウのライトノベル『銀の十字架と○○○○○○』? ドラキュリア 小説『甘城ブリリアントパーク』のヒロインである転校生 せんといすず 小説『七つの魔剣が支配する』で物語の舞台となる「?魔法学校」 キンバリー 将棋を描いた白鳥士郎の小説『○○○○○のおしごと!』? りゅうおう 小説『86-エイティシックス-』に登場する、16歳のエリート少佐 ミリーゼ 小説『ARIEL』に登場する国立科学研究所の略称は? SCEBAI スケベイ 小説『GOSICK』の舞台となるヨーロッパの国は「?王国」 ソヴュール 小説『あそびにいくヨ!』に登場する、猫耳と尻尾が生えた宇宙人 キャーティア 小説『アルスラーン戦記』でアルスラーンを見守る鷹 アズライール 小説『異世界駅舎の喫茶店』で猫の亜人となった主人公の妻 ニャーチ 小説『いちばんうしろの大魔王』で、三輪寛が変身する勇者 ブレイブ 小説『いつか天魔の黒ウサギ』に登場する「最古の魔術師」 サイトヒメア 小説『オーパーツ・ラブ』『でぃ・えっち・えぃ』の作者 ゆうきりん 小説『俺、ツインテールになります。』に登場する美少女 トゥアール 小説『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のイラストレーター かんざきひろ 小説『境界線上のホライゾン』の舞台となる学園は「武蔵?学院」 アリアダスト 小説『グランクレスト戦記』に登場する第三勢力「?条約」 アルトゥーク 小説『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の作者 やないたくみ 小説『コップクラフト』の舞台はカリアエナ島の○○○○○市? サンテレサ 小説『ささみさん@がんばらない』に登場するオカルト結社 アラハバキ 小説『シーキューブ』に登場する桜参白穂が所有する人化した人形 サヴェレンティ 小説『灼眼のシャナ』で、シャナに力を与えている紅世の王は? アラストール 小説『スクラップド・プリンセス』のヒロインです パシフィカ 小説『涼宮ハルヒ』シリーズでキョンに飼われている猫 シャミセン 小説『涼宮ハルヒ』シリーズを手がけたイラストレーター いとうのいぢ 小説『住めば都のコスモス荘』に登場する宇宙の株式会社 オタンコナス 小説『スレイヤーズ!』に登場する「冥王」 フィブリゾ 小説『聖剣の刀鍛冶』の舞台となる独立交易都市は? ハウスマン 小説『精霊使いの剣舞』においてクレア・ルージュが操る炎精霊 スカーレット 小説『タイタニア』に登場する人工天体「天の城」 ウラニボルグ 小説『タイタニア』に登場する兵器「○○○○○砲」? ワイゲルト 小説『戦う司書』シリーズで武装司書が所属する「?図書館」 バントーラ 小説『盾の勇者の成り上がり』で尚文の剣となって戦うヒロイン ラフタリア 小説『盾の勇者の成り上がり』の舞台である異世界にある国家 メルロマルク 小説『デート・ア・ライブ』に登場する秘密組織「?機関」 ラタトスク 小説『とある魔術の禁書目録』で、姫神秋沙が持つ能力 ディープブラッド 小説『とある魔術の禁書目録』でインデックスの初登場時の台詞 おなかへった 小説『とある魔術の禁書目録』で三沢塾を占拠した錬金術士 アウレオルス 小説『とある魔術の禁書目録』に登場する「必要悪の教会」 ネセサリウス 小説『とある魔術の禁書目録』に登場する金髪碧眼の魔神 オティヌス 小説『とある魔術の禁書目録』に登場する無能力者の武装集団 スキルアウト 小説『トゥインクル☆スターシップ』の舞台である宇宙の辺境 アウトバック 小説『ナイツ&マジック』に登場する幻晶騎士 テレスターレ 小説『ナイツ&マジック』に登場する幻晶騎士 トイボックス 小説『ナイツ&マジック』に登場する人馬幻晶騎士 ツェンドルグ 小説『ナイツ&マジック』に登場する量産幻晶騎士 ティラントー 小説『ノーゲーム・ノーライフ』の空と白が組む伝説のゲーマー くうはく 小説『封仙娘娘追宝録』で知られる小説家 ろくごまるに 小説『フルメタルパニック!』に登場するアーム・スレイブ エリゴール 小説『フルメタルパニック!』に登場するアーム・スレイブ ケントゥリア 小説『フルメタルパニック!』に登場するアーム・スレイブ ベヘモス 小説『フルメタルパニック!』に登場する特殊能力者 ウィスパード 小説『変態王子と笑わない猫。』のヒロイン あずきあずさ 小説『変態王子と笑わない猫。』のヒロイン つつかくしつきこ 小説『鳳凰堂みりあは働かない!』の挿絵を担当 シロガネヒナ 小説『魔術士オーフェン』に登場する「牙の塔」所属の魔術士 コミクロン 小説『魔術士オーフェン』に登場するヒロインです クリーオウ 小説『マリア様がみてる』の挿絵を手がける女性イラストレーター ひびきれいね 小説『よくわかる現代魔法』で姉原家に住み着いている黒猫 かたまり 小説『吉永さん家のガーゴイル』に登場するエジプト人の錬金術師 ヒッシャム 小説『ロスト・ユニバース』に登場する巨大犯罪組織 ナイトメア 人化した禍具のフィアをヒロインとする水瀬葉月のライトノベル シーキューブ 吹奏楽部を舞台とするアニメ監督・山本寛の小説 アインザッツ 杉井光のライトノベル『さよなら○○○○○○』? ピアノソナタ 聖バロウズ学園水泳部を描く水城正太郎のライトノベル せんすいかん 代表作に『憂鬱なヴィランズ』『七日の喰い神』がある作家 カミツキレイニー 高里椎奈の小説「薬屋探偵怪奇譚」シリーズ第1作 ソラチルサクハナ 高橋弥七郎のライトノベル『A/B○○○○○○○』? エクストリーム 竹河聖の『風の大陸』でボイスと恋をする女戦士 マンレイド たままるの小説『鍛冶屋ではじめる異世界○○○○○○』? スローライフ 土橋真二郎のライトノベル『○○○○○○の翼』? ラプンツェル 土橋真二郎のライトノベル『○○○○○の恋人』? アトリウム 天才科学者・久我原桂一を描いた沢上水也のライトノベル シャムロック 友野詳の小説の舞台であるファンタジー世界 ファイブリア 鳥生浩司のライトノベル『想刻の○○○○○○』? ペンデュラム 中村恵里加のライトノベル ダブルブリッド 成田良悟の小説『ヴぁんぷ!』の舞台は「○○○○○○島」? グローワース 西尾維新の小説「戯言」シリーズの主人公です いーちゃん 西尾維新の小説『化物語』を手がける台湾のイラストレーター VOFAN ネット上の学園を舞台とする架神恭介の小説『闘破壊学園?』 ダンゲロス 能力者が存在する街を描いた河野裕のライトノベルは? サクラダリセット 野村美月のライトノベル『天使の○○○○○○』? ベースボール 支倉凍砂のライトノベル『○○○○で眠れ』? マグダラ 八針来夏のライトノベル『覇道鋼鉄○○○○○○』? テッカイオー パルメニア王国を舞台とする高殿円のライトノベル マグダミリア 犯罪トラブルコンサルタントの2人組を描いた高千穂遙の小説 ダーティペア ひかわ玲子のライトノベル『○○○○!』? ゴッデス 火群ヶ棚学園高校を舞台とする宮沢周のライトノベル アンシーズ 美少女リナ・インバースが主役のファンタジー小説 スレイヤーズ ひびき遊のライトノベル『連鎖の○○○○○○』? カルネアデス 深見真のライトノベル『疾走する思春期の○○○○○』? パラベラム 藤春都のライトノベル『○○○○○○ミュージアム』? ミスティック 古橋秀之のライトノベル『超妹大戦○○○○○○』? シスマゲドン 平安時代を舞台にした氷室冴子の小説『なんて素敵に?』 ジャパネスク 穂村元のライトノベル『斬光の○○○○○○』? バーンエルラ ホンダのオートバイを題材にしたトネ・コーケンのライトノベル スーパーカブ 本田誠のライトノベル『空色○○○○○○』? パンデミック 毎晩記憶を失うメイドのルシアを描いた雨森麻杜のライトノベル あしたびより 牧原のどかのライトノベルは『○○○○領攻防記』? ダィテス マサト真希のライトノベル『絶世少女○○○○○○○』? ディフェンソル 増子二郎のライトノベル『土くれの○○○○○○』? ティターニア 祭紀りゅーじの『ジョイン!』に登場するニセ魔王軍のリーダー ミュンヒィ 松山剛のライトノベル『雨の日の○○○○』? アイリス 丸山くがねの小説『オーバーロード』に登場する秘密結社 ズーラーノーン 三上延のライトノベル『○○○○○○の教室』? モーフィアス 三上延のライトノベル『偽りの○○○○○』? ドラグーン 三上延のライトノベル『天空の○○○○○○』? アルカミレス 三雲岳斗のライトノベル『○○○○○○の書架』? ダンタリアン 水沢夢のライトノベル『俺、○○○○○○になります。』? ツインテール 水野良のファンタジー小説『漂流伝説○○○○○○』? クリスタニア 民間軍事会社に属する主人公を描く、深見真のライトノベル GENEZ 山形石雄の小説『六花の勇者』に登場する王女です ナッシェタニア 裕時悠示のライトノベル『踊る星降る○○○○○』? レネシクル 郵便配達人を描いた増子二郎のライトノベル ポストガール ライトノベル『異世界食堂』で洋食のねこやで働く魔族の少女 アレッタ ライトノベル『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』の作者です むらさきゆきや ライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の作者です ふしみつかさ ライトノベル『風の聖痕』に登場する悪の魔術結社 アルマゲスト ライトノベル『火の国、風の国物語』の舞台は「?王国」 ベールセール ライトノベル『撲殺天使ドクロちゃん』の作者は? おかゆまさき ライトノベル『理想のヒモ生活』の舞台となる国 カープァ ライトノベル『りゅうおうのおしごと!』のヒロイン ひなつるあい レイスハンター・守屋篤志を描く白川敏行のライトノベルは? シリアスレイジ わかつきひかるのライトノベル『○○○○○で少女』? AKUMA
https://w.atwiki.jp/jojobr3rd/pages/120.html
スミレ Sumire あたし あんたが好きよ―――― だからいっしょにいるわ 原作登場部分:バオー来訪者1~2巻 一人称:あたし 種族:人間(日本人・女性) 特殊能力:予知能力 孤児院で育ち、予知能力の素質をドレスに認められた少女。ポニーテールの美少女。 10歳。性格はませていてとても口が悪い。 ドレスの専用運搬列車での移送中に車両から脱走を試み、同じ列車にて移送されていた橋沢育朗と出会う。 出会って間もない育朗と一緒に逃げるうちに、自分の持つ予知の力を育朗のために役立てたいと考え、以降彼と行動を共にするようになる。 しかし六助じいさん夫婦の家を訪れたとき、ドレスの追手であるドルド中佐によって誘拐され、育朗をおびき寄せる為のおとりに使われてしまう。 そしてドレスの秘密基地で多数のレーザー砲で撃たれ瀕死の怪我を負うが、救助に来た育朗の「バオーの血液」を飲んで蘇生。 育朗に命懸けで逃がされ、生還する。 ラストシーンでは六郎じいさん夫婦の養子になり、予知で自分が17歳になった時に育朗と再会する未来の映像を見る。 予知能力 「心を滑らせる」ことで、パスコードなどを自動書記で解いたり、コックリさんなどの占いをしたり、時にはっきりとした映像(スミレにしか見えない)で未来を予知することができる。 ただしこの能力は曖昧な物であり、正確ではない。 +ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意) ジョジョロワ3rdでの動向 33話、Fate/stay nightにて初登場。 参加者全てを殺して回ろうと決意するタルカスと対峙するも、彼女は決してひるまなかった。 ドレスの手先(と勘違いしたタルカス)に果敢に立ち向かい、そして彼の眼の奥の寂しさをも読み取る。 そこには彼女の能力は関係ないだろう。彼女の優しさがタルカスを憎しみの心から解放したのだ。 第61話、アルトリアに花束をにて最初に遭遇したのは誇りを捨て去った黒騎士ブラフォード。 彼とタルカスの対決は避けられないと感じたスミレは、約束の地としたシンガポールホテルに一人で向かうことを決意。 せめてタルカスの邪魔はするまいと振り返らず駆ける少女。しかし、そんな彼女に無慈悲にも凍てつく雨を降らすはペット・ショップ。 特異な能力を持つ少女スミレ。 彼女の予知能力があれば、ペットショップの猛攻を逃れ、あるいはシンガポールホテルでタルカスを待ち、約束を果たすことも出来ただろう。 だがしかし、少女はそれをしなかった。決して出来なかった訳ではなかろうに。 ……彼女は『普通の少女』として生きていきたかったのかもしれない。 枯れた菫は、静かに散る。 GAME OVER 参戦時期:少なくともマーチン戦よりは後だが詳細は不明 初期ランダム支給品:ジョースター家の甲冑、ブタを突く用の棒
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/18012.html
登録日:2012/09/24(月) 08 59 43 更新日:2021/06/04 Fri 21 12 48 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 あとがき あとがき○○ページですって。 カオス データベース ラノベ 公式が病気 創作 小説 後書き 本編 本編補完 概要項目 漫画 自己紹介 解説 近況報告 『あとがき』とは、漫画や小説の巻末にある、作品解説や作者の近況報告をする為のページである。 基本的に『あとがき』は多くて数ページ、短いものだと1ページもマトモにないようなモノが多い。 内容は作品の解説やキャラの初期デザインのラフ、一枚絵のイラストや作者の近況報告といったものが多い。 他にも4コマが描かれていたり、登場人物同士が対談したり、本編のイメージから大きくかけ離れたカオスな外伝が展開されたりもする。 そのようなあとがきに力を入れすぎてあとがきが本編とまで言われるケースも。 むしろそれが作者の特徴になっていて、あとがきの方を楽しみにする読者までいる。 また、小説に多いケースだが、あとがきに作品についての解説が書かれているケースもある。 この場合は作者自身でなく他の作家等が書いている。(特に作者と親交のある人物が書くケースが多い) その筋のジャンルの歴史や、同ジャンルの他の作品を知ることが出来たりもするので、一度目を通してみるのもいいかもしれない。 【あとがきが有名な作品】 ●『HELLSING』 平野耕太による中二病全開漫画。 基本シリアスながらもハッチャける時はとことんハッチャける振り幅の強い作品だが、あとがきはそれ以上にカオス。キャラ崩壊はなんのその、兎に角カオス。 なお、あとがきだけでなく、カバーの著者紹介や裏表紙までもカオス極まりない状態になっている。 ●『魔法先生ネギま!』 赤松健による少年漫画。 正統派なあとがきが書かれている漫画の一つ。 主に独自の魔法用語の事細かな解説や、設定資料や作中で使われるCGの紹介と解説、 さらには主人公・ネギが受け持つクラスの生徒名簿等、半ばデータベースとも化している。 ●『鋼の錬金術師』 荒川弘による少年漫画。 単行本巻末のあとがきには4コマ漫画が描かれており、内容は中々カオス。 とあるキャラクターの一人は「4コマに使うネタのためにこういう髪型にした」と作者に言われたことも。 完全版にはあとがきと4コマが収録されていないため、完全版を買った後に単行本の方を買った読者も多いかもしれない。 2017年11月には単行本の巻末やアニメDVDの特典、その他関連書籍で描き下ろされた本作の4コマだけをまとめて収録した『鋼の錬金術師4コマ』という本が発売された。 ●『キノの旅』 時雨沢恵一によるライトノベル。「あとがきが本編」を体現する作品の一つ。 あとがきの多彩さとカオスっぷりは他に類を見ないほどで、 内容はもちろん、『あとがき』なのに何故かフルカラーだったり、冒頭や巻中やカバー裏にあったりする。 そのあまりのカオスっぷりが突き進んだ結果、あとがきから派生したスピンオフまで出る始末。 挙句の果てにはアニメのエンディングにもあとがきをぶち込むという長年の夢を叶えてしまった。 ●『本日の騎士ミロク』 田口仙年堂によるライトノベル。 一巻を除く全ての巻であとがきの半分以上を主人公たちのキャラだけ借りた別ジャンルのSSに費やしている。 例 学園BLもの 舞台が原始時代 『本編はお芝居でした』 後ろに書かれる作者の裏話も結構カオス。 ●ビアンカ・オーバースタディ(星海社FICTIONS版) 時をかける少女でお馴染み、日本を代表するSF作家・筒井康隆によるライトノベル。 太田が悪い。 だがここで書いた「続編『ビアンカ・オーバーステップ』ヨロ」の言葉は、後に筒城灯士郎なる新人作家の手で実現している。 なお角川文庫版ではあとがきも解説も存在せず、電子書籍版も角川文庫版準拠なので星海社FICTIONS版はある意味貴重なバージョンとなっている。 ●くぅ~疲れましたw(コピペ) 個人サイトが主だった頃の二次創作にありがちなあとがきの集合体。項目参照。 追記・修正はあとがきを書き終わってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 西尾維新いわく、「作品の内容を作品外で解説するようでは未完成品」らしい。でもラノベとかでは意外にそういうのは少ないかな? -- 名無しさん (2014-02-27 13 45 21) スレイヤーズすぺしゃるの「超巨大あとがき」はもはやあとがきではないあとがきの先駆けだったのかもしれん(小話するだけのなら当時もあったが) -- 名無しさん (2014-02-27 16 46 28) ↑2 それも上遠野浩平氏の影響を多分に受けているように思える。 -- 名無しさん (2016-06-06 16 10 18) 海外SF小説とかじゃよくあるんだよなあ。まぁ文化背景やらが違うせいもあるんだが(当時海外で流行っていた映画とかの影響が云々とかは日本人じゃピンとこないし) -- 名無しさん (2016-06-21 13 19 50) 時雨沢恵一がやたらカオスで本編関係ないあとがきを書くのは「あとがきを先に読む人間のためにネタバレをしないため」 -- 名無しさん (2020-04-11 18 30 28) 高校の図書館にあったキノの旅は検印があとがき(擬態)に押してあったな。カバー裏あとがきは司書さんに伝えてカバーのテープ固定を片側だけにしてもらったっけ… -- 名無しさん (2021-05-13 21 10 02) 70年代のある -- 名無しさん (2021-06-03 15 49 38) ミスった、70年代のある小説が某有名な作家のあとがきを加えて再出版されたんだけど、そのあとがきで中古屋でこの本を買ったことをめっちゃ書いててうーんってなった -- 名無しさん (2021-06-03 15 51 40) 学級王ヤマザキで樫本先生が失敗作!とかよく書いてる辺りギャグ漫画って作者の精神力削りまくるんだなあと感じる -- 名無しさん (2021-06-04 21 06 46) とある魔術は最近あとがきの後にまたすこしだけ本編って流れが定番になってきてるな -- 名無しさん (2021-06-04 21 12 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bellofelm/pages/68.html
ルカス 人物データ 身長 173cm 体重 76kg 年齢 21 所属 影狼隊 趣味・特技 --- 搭乗機 水鋼獣/雲殻 『影狼隊』隊員。がっしりした体格の生真面目な青年 基本戦法が敵の攻撃に耐えつつ、一撃を見舞うというスタイルなので 特殊工作任務ではなく、足留め役や後詰として活躍している 従って、特殊戦仕様の機体よりもむしろ防御重視の機体に搭乗している 追記 名前の由来は電脳戦機バーチャロンシリーズの「ドルカス」より 主な活躍 外伝「対決!秘剣vs妖拳」 水鋼獣の能力を駆使してダイアンサスの足留めを行う 本命の剣王機相手にも善戦するが、想像以上の一閃で葬り去られる (幸い、ルカス自身は『運良く?』助かったのだが) 外伝「紅の幻影と紺の旋風」 バドス、イェンと一緒に威圧偵察任務に。雲殻で後詰として同行する 外伝「影の死闘・暁の戦闘」 雲殻で上空に待機。僚機の影狼を葬ったフォーゲルスベルクに対して猛攻を仕掛けるが 一手及ばず、無念の撤退を余儀なくされる コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/jojobr2/pages/218.html
C-4にあるDIOの館に向かうタルカスの足取りは重かった。現在彼が何より必要としたもの、それは休息であった。 彼がこの殺戮の舞台に呼び出されてから未だ五時間と経過していない。会った参加者も見知らぬ乗り物に乗っていた人物を含めても三人しかいない。 そんな彼が休息を必要とするのか?イエス、なのだ。 どうやら先ほどの出来事は彼にとっていささかショックが過ぎたようである。 小型戦車のように猛スピードを出していた面影はなく、トボトボと歩を進める様はどこか浮浪者にさえ見えた。 血を、肉を求め飢えた野獣のような眼光も鳴りを潜め、俯きがちなその視線は彼の心情を充分に現していた。 何も考えたくない、それが今のタルカスの正直な気持ちであろう。なにも臆したわけではない。殺しに躊躇いがあるわけでもない。ただ、今、この時は心の整理が必要なのだ。 それだから彼は休息を必要としている。 一歩一歩、噛み締めるように館へ向かうタルカス。 彼の背中はどこか寒々としていた。 ◆ リンゴォが目覚め、何より必要としたのは休息であった。ヨロヨロと起き上がり、全身に響く痛みの合唱に彼の脳はなにより休息を要求したのだった。 その要求を断る理由もあるわけなく、彼は一息ついた後、地べたに座る。楽な体制であるあぐらをかき、両の手で痛む箇所を探り体の点検を開始する。 頭蓋骨、異常なし。 視力・聴力・嗅覚、それに伴う眼球・耳小骨・鼻骨、異常なし。 口内に裂傷確認、依然出血中。血の嫌な味が口内に広がる。 歯、左奥歯を幾つか欠如。 上顎骨・口蓋骨・頬骨、異常なし。 下顎骨に違和感有り。それに伴い額間接に異常有り。損傷は小さい。食事に苦労する程度だろう。 首、軽いむち打ち状態。戦闘に支障なし。 またも一息つく。そのゆっくりと吐き出された息には安堵がこもってるように感じられた。咄嗟に頭部を庇ったおかげだろうか、これだけの負傷ですんだのは幸運だった。 (…いや、本当にそうか?) ふとリンゴォの中の冷静な自分が問いかける。 あのジョルノ・ジョバーナのスタンドによるラッシュ、確かに感覚が暴走していたこともあり必要以上に損傷を負ったように思えるだろう。しかし……… 自分の考えに確証を持つため、体の点検を始める。外れていてくれ、そんな儚い想いを抱きながら。 胸骨、異常なし。 両肋骨、折れて肺に突き刺さるなんて最悪のことは起きなかったがそれでも相当の圧力がかかったようだ。ヒュ、という呼吸音がそれを物語る。 肩甲骨、試しに大きく腕を回すが何の変化も無し。異常なし。 鎖骨、痛みはあるが折れていることはない。 上腕骨、ひびが入っているのか、わからないが動かしにくい。特に利き手である右手は挙げなくても絶えず鈍い痛みが走る。 前腕骨、同じく右手が酷い状態。握る力が殆どかからない。 焦燥とも焦りとも憎しみと言えない、何ともわからない複雑な感情がリンゴォの中に込み上げてくる。 まだ結論を出すには早い、そう言い聞かせ構わず点検続けようとした。 だがその時気づいてしまった。 (手が動く、腕が動く…。しかも両方とも、だ) その事実に愕然とした。自分が恐れていたことをこの身を持って証明してしまった。 痛みはある、筋をやったのかうまくは動かすことは出来ない。一秒を争うような戦闘ではとっさに動かすことが出来ないだろう。 だが、しかし。 動かせるのだ。足も動く、手も動く。目も見える、耳も聞こえる、臭いもかげる、話すことだって出来る。それならば一体… (俺は、自分は、あの青年との戦いで何を賭けたんだッ?!) 『あなたが何を言っているのかよくはわかりませんが……僕は先程言った筈です。あなたをブチのめすと。 そしてその結果、あなたが生きようが死のうが知ったこっちゃない……僕はそう考えてあなたを殴った 』 そう言ったあの青年は確かにこのリンゴォの求める「漆黒の殺意」を持っていると思っていた。その眼に光り輝く夢を見た。 だからこそあの後自分を殺すようなことが無くても納得した。彼は確かに光り輝く男の道を歩んでいるから、と。 なのに… (自分は本気を出すまでもない相手だと…。その上情けをかけるほどの相手だと…?) ジョルノの狙いは的確であった。リンゴォはこの舞台において殺しに戸惑いを覚えない危険人物である。 しかしながらある一定のルール、彼の場合は「男の世界を」乗り越えるというルールだが、を越えない限りはそうとは断言できない。 それどころかそのスタンド「マンダム」の能力から言えば、仲間に出来たら頼りになることこの上ない。 だからである。ジョルノはリンゴォが死なない程度で尚且つ他の人と戦わない程度にぶちのめしたのである。いつかリンゴォを味方に引き込もうと、その思惑から。 最もこれは全てリンゴォの推測でしかない。だがそれでもリンゴォが「今」戦闘不能で、それでいてほかの参加者に会っても問題がないように逃走が可能なように足は無事である。 この事実に気づいたリンゴォは思わず天を仰ぎ、その場に寝そべった。悔しさか、怒りか、はたまた落胆か。何を思ったかはわからない。 夜空を見上げる彼の瞳はどこか空虚であった。 ◆ 一体どのぐらいそうやった地べたに寝転がっていたであろう。起きた当初必要としていた休息は充分にとった。 痛みは以前体中に走っているがそれでも体を動かす程度なら大丈夫であろう。ゆっくりと体を起こす。そして立ち上がり、大きく伸びをする。 鼻から夜明け前の澄んだ空気を肺いっぱいに取り込む。ズキンと痛みが走るが、館の周りに生えている緑の芝の臭いが心地よかった。 地面に放り投げられていたデイバッグを拾い上げる。肩にかけるように下げ、比較的痛んでいない左手でナイフを掴む。 先ほどのジョルノとの戦いでリンゴォに何か変化があったのだろうか?自分に情けがかけられたとわかった今、リンゴォの取るべき道は何か? ジョルノとの協力?ジョルノとのリベンジ? (協力なんてもってのほかだ…。再戦…奴との戦いを「今」考えると複雑だが奴がこの俺の男の世界を超えたのは紛れもない事実…。すっきりはしないがここで再戦を望むのは野暮だろう…) 結局のところリンゴォの根底である「男の世界」を乗り越えるという部分は変えようがないのだ。ならばやるべきことはひとつ。 「よろしくお願い申し上げます」 ◆ ずっと俯いていたタルカスは突然聞こえたその声に顔を上げた。館へと残すところ僅か十数メートル離れた地点。 瞳に写る大きな館の影の中に髭を蓄えた男が一人、殺気を込めて左手にナイフを握り締めている。 男の筋肉が盛り上がる。瞳に宿されている殺意はタルカスが長年見てきた戦士とは違う、それであった。 ビリビリと空気が震える感じに呼応させるようにタルカスはゆっくりとスレッジハンマーを振り回す。 彼の中で先程の屈辱が蘇る。軽々とはじかれた自らのハンマー、砕け散った自信。だがそれを覆す絶好の壁がここにいる。並大抵の相手ではない、そんなことがわからないほどタルカスが馬鹿な男であるはずがない。 (これだ…この感覚だ………ッ!懐かしい戦場の臭いッ!) 常人ならばその空気を震わす緊張感に足を竦ませ、身を震わせるほどの効果があったであろう。 しかしながら、この空気こそがこの二人のホームグラウンド。この空気こそが二人が望んだ世界。 「その言葉、俺は決闘の言葉として受け取った!わが名はタルカス、生前は77の輝輪の試練を制覇した男、そして今は屍生人となった者だ!WRYYYYYYYY!」 「…」 リンゴォの言葉に対し、タルカスは体と言葉で肯定を示す。 その言葉は確かに人ならず者であることがわかるが、名乗りを上げ決闘を望む姿はどこか彼が忘れがちであった人であった時の誇り高き彼の姿、それであった。 片やスタンド使い、片や屍生人。だが共にこの舞台でどこか傷ついたもの同士。 そして共にこの戦いでの目標は一緒。 ―『俺のほうが強い』 勝利だけがこの傷を癒してくれる、勝利こそが自らの使命。 例えこの激闘でどちらかが散ろうとも…散るからこそ、この戦いに価値がある。 「…名乗りに感謝する。こちらも遅れたが自己紹介させていただこう………。 名はリンゴォ・ロードアゲイン。 この戦いに使う武器はこのボウィーナイフ。 そして使うスタンド、その名は『マンダム』。能力は時をキッカリ6秒、戻すことができる…。 ほんの6秒。それ以上でもそれ以下でもない。きっかり6秒…6秒間隔さえあければ何度でも時を戻せる…。 そして6秒戻ったという『記憶』だけが残る。これがスタンド、マンダムの能力だ」 「KWAAAA!貴様もスタンド使いか?!だが望むところだ、俺のハンマーの前でそのスタンドで何処まで逃れるかなァ?」 ナイフ構え、ハンマーを固く握る。もはや、交わすべき言葉はない。 一対一、超えるべきは相手。そして敗北の前に散った先頃の自分自身。 賭けるは自らのプライド…そして命。 勝者は一人。敗者も、また、一人。 ◆ リンゴォはその場を動かない。対照的にその体に似つかないほどの俊敏性でタルカスは二人の距離を縮めていく。 獣のような叫び声を上げ、あっという間に零距離となったそこでスレッジハンマーを振り上げる。 手に馴染むそれを血に染め上げようと振りかぶる。自慢の怪力、そこから生み出される破壊力は正に規格外。 だが、それ故にあまりにスロウリィ。だからこそスロウリィ。 その体格、そして彼の最も誇りに思う『怪力』。筋肉を盛り上げ、質量の大きいそれを振り回しては軌道はどうしたって大降り。 避けるに特別な技量は必要としない。ただ冷静ささえあれば。 それが、縦運動ならば。 「WRYYYYYYYYYYYYYYYY!!」 構える、振りかぶる、降りぬく、再び構える。怪力である故に、その振り子のような横運動、なぎ払うように動くハンマーの早さは圧巻。 バックステップで距離をとる。ナイフの届く範囲でないならば無理に攻めに転じる必要はない。リンゴォは避ける、避ける、避ける。 踏み込み、ナイフを突き立てるよりも早くハンマーは戻ってくる。リンゴォは避ける、避ける、避ける。 テンポ良く、メトロノームのように。だからこそ隙はない。だからこそ隙はある。リンゴォは避ける、避ける、避ける。 振り子が最高位に達する。均衡を破るその一瞬、リンゴォが動いた。 電気信号が翔る。脚を抜き、腰をひねり、動きもしない右手を無理矢理動かす。ナイフは依然左手に持ちながらも。 瞳の端に帰ってくるハンマーが写る。どちらが速いか。力学的な遠心力によって生まれた速度か、人間の肉体が生んだエネルギーか。 頭部を庇うように巻かれた右手が弾け飛ぶ。脳に残るような不愉快な音が響き地面をバウンド。 そして気づく。自分が弾き飛ばされたと。天を飛んでいたナイフが劇的に宙を舞い目の前に突き刺さる。 死神、この場合は鎌ではなく鉄槌だが、が近づく。だが慌てるはずがない。指三本、不要となった右手を左手首に。 そして― タルカスの視界は依然ハンマーを振り回す自分と小刻みにステップを踏む男が。 体験したこともない、時が戻る感覚。本能が命じるままに急ブレーキを踏み敵と同様にバックステップ、距離をとる。 「『公正』に言った筈だ。オレは時を6秒だけ戻すことができると……」 「………。フン、その余裕がこの後も続くと思うなよ!さぁ、第二ラウンドと行くぞ!URYYYAAAA!」 なにも落胆することはない。否、それどころかこの心地よい緊張感でまだ過ごせる。 それが無性に嬉しかった。戦士としてのタルカスにとって。 ◆ どこか冷めていく自分がいた。高揚していた精神が朝の冷気に冷えるように、時と共にゆっくりと。 昇り来る熱量を持った太陽とは対照的に。 もはや戦いとは言えなかった。虐殺、戦場で感じたかつての不快感。自らの手でそれを今演じてる。 当然だ。体力は6秒前に戻っても精神は戻らない。記憶は戻らない。 肉体は疲れなくても、精神が疲労を蓄積。集中力というものは回復不可能。僅か6秒である。 何といっても明白な差は人間と屍生人という越えられない壁。 リンゴォがタルカスに刃物を突き立てたこと、その数自体は一桁にとどまる。しかしその全てが『人間』の急所。 タルカスが人間ならば勝負はとうについていた。しかしながら悲しいかな、タルカスは人間でない。 何度リンゴォを『殺した』ことだろう。何度ハンマーが朱に染まっただろう。 戦いはタルカスの集中力とリンゴォの精神力の一騎打ちに摩り替わる。 「…まだ続けるのか?」 リンゴォは疲弊しきっていた。度重なるスタンドの使用、本来ならば動かすことが不可能であろう体の酷使。 地べたに這い蹲り、荒い息が口をついて出る。肺もやられている、息をするたびヒュ、という呼吸音。 タルカスもまた、疲弊しきっていた。いや、疲弊といっては誤解が生じる。脅え…は適当でない。興味…でもない。 そう、『記憶』が残ると言ったのはリンゴォ本人。ならば、と疑問を抱く。 何度鉄槌を振り下ろしたか。何度拳を叩き込んだか。その痛みをなぜリンゴォは耐えることが出来るのか? 段々と時を戻すことさえ出来なくなってきた。致命傷を負った時は時間を戻す。しかし、それ以外は。 擦り傷や、軽い打撲、出血など無数。数多のそれはいくつも積み重なり、体力を削る。 満身創痍。壊れかけの人形のごとく。睨み返す鋭い眼光がまだ戦える、と告げる。 「なぜ立ち上がる?」 戸惑いだ。タルカスのなかにあるのは戸惑い。 ミスをしたほうが死ぬ。それが狙いであるならば理解可能。だが仮に自分がミスをしても屍生人の自分では。 戦士としての自分が言う。こいつは、この男はここで死ぬにはあまりに惜しい。 屍生人では決して考え付かないようなそんな声。それが口をついて出た言葉に繋がる。 「男の世界を越えるため……」 ボロボロの体がやけに眩しく。自信を粉砕された自分がやけに情けなく。 そして思う。こいつを、この男の「男の世界」を超えれば、或いは自分は。 構えなおす。下げていたハンマーを肩に。この男、リンゴォに恥じない一瞬の死を。 「ならば、超えて見せるぞッ、貴様の『世界』を!KUWAAAAAAAAA!!」 狙うは左手。幾多の巻き戻された時間の中でタルカスが気づいたスタンドのスイッチ。 大振りしない。的確に狙いを定め、そして。 投げる。ハンマーそれ自体を。 「?!」 リンゴォ、咄嗟に身をひねるがバランスを崩す。体重が片足のみにかかり踏ん張りが利かない。 そのコンマ数秒。右側に回りこむ。タルカスは懐に潜り込み、そして掌打。 宙を舞う男。受身も取らず潰されたヒキガエルのように。 ―この間僅か1秒 脳から指令が出る。右腕を動かすよう。だが信号が繋がらない。見下ろすと。 程よい筋肉がついた自らの腕が生き別れに。同時に吐血。ガードした右腕ごとねじ切られその上内臓器官にも影響が発生。 ―2秒 筋肉の硬直。なにより左手の手首に巻きついたスイッチをどうしたら。左手が直角に曲がるわけもなく。 虚しく爪だけが空を切る。露出された骨でネジが回るわけもなく。 ―3秒 口にナイフを咥える。しっかりと固定されたことを確認。左手首の腱をぶった切る。 だが、失敗。左手の指それ自体が動かなくなる。 ―4秒 ならばと。驚愕するタルカス。こやつの精神力は本物だ、と。鳥肌が襲う。 スタンドのスイッチごと切り落とそうと覚悟。ナイフに食らいついたまま首を振りかぶり。左手に突き立てた。 ―5秒 現実は非常である。知っての通り腕は骨・筋肉・血管諸々で構成されている。切り落とすなんて腕の力でも困難。 バースデーケーキに蝋燭が刺さるように。滑稽なほどにナイフが腕に刺さるだけにとどまった。 6秒、間に合わない。その事実がリンゴォの雄叫びを生む。 間に合わない。 時は戻らない。 敗北。 「うおおおおおおおおおおおおおおおォオオオおおーーーーッ!!」 ―大きな、大きな手が。スイッチを。腕時計のつまみを捻った。 ―そして時は戻る。 ◆ 「…なぜ助けた?」 つまみを捻ったのはタルカス。6秒戻ったその場でリンゴォは俯きながら尋ねる。 事実だけが脳内を駆け巡る。頭痛がする。吐き気もだ。今まで耐えてきた疲労が全身を襲う気だるさ。 敗北。それが彼の精神を、肉体を疲れに叩き落した。 ズルズルという音が近づく。ハンマーを引きずり、そして体も。そうして疲れきった様子のタルカスが。 リンゴォの傍を館へと向かっていく。擦れ違うときに、絞り出した声。 「………深い理由はない。“なにも殺すことはない”そう思ったまでよ…」 立ち去る背中に眼を向ける。自分はまたもや男の世界を証明できなかった。ならば何故。 こんなにも清清しいのだろう。屈辱に崩れることがないのだろう。 「リンゴォ…だったな」 館の入り口そこで。突如声を上げる。低く聞き取りづらい唸るような。 痛む右腕を押さえ、その言葉に耳を傾ける。 「貴様との戦い…悪くなかったぞッ!」 そして告げる。今のはついでであったと。そう思えるような情報量をリンゴォに与え。 曰く自分が使える主はディオ・ブランドー。 曰くその帝王ディオのもと荒木を地獄へ送ると。 曰くそのためにここDIOの館はその帝王の下に集まる場所であると。 曰く自分は昼は動けないから門番を頼みたいと。 そして。 「男の世界と言ったな…FUN、このタルカスもはや下らぬ拘りは捨てるとしよう。感謝しよう…貴様との戦いにッ!」 その宣言を最後に。バタンと扉が閉じられ。後にはリンゴォ、ただ一人が。 残された。 風が顔をなでた。二度の敗北。その両方が。なぜかリンゴォには大切であると思えた。 そして誓う。次こそは、必ず。 「ようこそ、『男の世界』へ………」 光り輝く道を、この手で掴み取ってやると。 【C-4 DIOの屋敷/1日目 早朝】 【タルカス】 【時間軸】:ジョナサン達と戦う直前 【状態】:身体疲労(小)精神疲労(小) 挫折感、戦士としての誇り、ちょっとセンチメンタル 【装備】:大型スレッジ・ハンマー 【道具】:基本支給品 【思考・状況】基本行動方針:ディオ様と部下と一緒に荒木をぶっ殺す 1.館でディオのもとに集う仲間を待ち受ける。 2.ディオとその部下以外が館に侵入してきたら殺す。 3.自分の強さに疑問 4.出来れば鎖が欲しい… 5.男の世界、か…戦士であった頃の自分が懐かしい……… [備考] ※挫折感は幾らか和らぎました。 ※リンゴォに以下のことを伝えました。それ以外は情報交換していません。 自分の主はディオであること ディオと共に荒木をぶちのめそうとしていること 部下達がここに集まってくること 昼出歩けないこと 門番を頼みたい ※リンゴォのスタンド『マンダム』について把握しました。 【リンゴォ・ロードアゲイン】 [スタンド]:マンダム [時間軸]:果樹園の家から出てガウチョに挨拶する直前 [状態]:全身にラッシュによるダメージ(中)身体疲労(大)精神疲労(中)右上腕骨骨折、軽い高揚感、ジョルノに裏切られて少しショック [装備]:ジョニィのボウィーナイフ [道具] 基本支給品 不明支給品0~2 [思考・状況] 基本行動方針:参加者達と『公正』なる戦いをし、『男の世界』を乗り越える 1.タルカスに従い、門番をする…のか? 2.次こそは必ず「男の世界」の証明を! 3.とりあえず休息と怪我の手当てがしたい。 4.ディオ・ブランドー…だと? [備考] ※骨折は気力でカバーすれば動かせます。 ※タルカスとの情報交換は上のと同様です。それ以外は行っていません。 ※ディオに会ったことをタルカスに言っていません。 ※リンゴォがどう動くかは次の書き手さんにお任せします。 ※男の世界を証明したいという願望が強くなってます。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 70 過去への遺産、暗黒の遺産 ① タルカス 121 彼は誰 31 『公正』なる果し合い リンゴォ・ロードアゲイン 121 彼は誰
https://w.atwiki.jp/jojobr3rd/pages/413.html
サン・ジョルジョ・マジョーレ教会の地上部分。 巨大なステンドグラスを背に、椅子に座った大男が一人いた。 大男タルカスはその巨大な体を縮め、窮屈そうに横長のベンチに腰掛けていた。 足元にはボストン・テリアの犬、イギーが気だるげな様子で横たわっている。 ジョルノがDIOの元を訪ねてから十数分。 その間戦いが起きるようなこともなく、外から誰かが訪れてくるようなこともなかった。 まったくの平穏な時間。ステンドガラスが少しだけ傾いた日光の灯りを激しく反射させている。 風は無風でほのかに緑の匂いがしていた。混じって漂うのは教会特有の古めかしい匂い。 木と香料とカビが混じった匂いだ。タルカスは目を閉じると大きく息を吐いた。 体は休めつつも、精神は張り詰めたままだ。ほんの一瞬でも気を抜けはしない。 タルカスはジョルノから預かったブローチを握りなおした。特別変わった様子は見受けられなかった。 「長いな」 そう言うと、大きな手で乱暴にイギーの頭を撫でる。イギーは小さく唸ると、不機嫌そうに顔をしかめた。 可愛げのない仕草だったが、どこか人間臭いその仕草に思わず頬がゆるむ。 持て余した時間をそうやってなんでもないことに費やしながら、穏やかな時間を満喫していた……その時だった。 「……?」 かすかに、そしてゆっくりと―――地下へと続く階段から物音が聞こえた。 重たい何かを引きずるような音、小さな呟き、そしてまた引きずる音。 「ヴァニラ・アイスか?」 返事はなかった。だがタルカスの呼びかけを合図に物音は止まり、つぶやきも聞こえなくなった。 なにかおかしい。タルカスは脇に立てかけてあった槍を取ると、立ち上がる。 うずくまっていたイギーも顔を上げ、異変を嗅ぎ取ろうと鼻を鳴らしている。 「誰かいるのか? ヴァニラ・アイスか? DIOの手下か?」 地下へと続く階段は暗く、見通しが悪い。 あいかわず返事はなく、誰がそこにいるのかもわからない。 タルカスは階段の脇に吊るされたロウソクを見た。 壁に影は映らない。もしやタルカスに気がついて上がるのを躊躇しているのだろうか。 「お前はここで待っていろ。入口を見張っていてくれ」 低い声でイギーに指示を出す。今やタルカスの心臓はバネにはじかれたみたいに喉元まで飛びあがっていた。 暗闇から一斉目をそらさず、忍び足で階段に近づいていく。 階段に近づくにつれて手のひらが湿り気を帯びる。ぐっと槍を握りなおす動きに合わせて大きな影が壁の上に揺れた。 階段の一番上から暗闇を見下ろすと、螺旋状に下へと向かう階段はまるで底なし沼のように思えた。 一段一段を慎重に、噛み締めるように降りていく。右手に持っていた槍を左手に持ち替える。 息がつまりそうなほどの、緊張感だ。数旬の後、タルカスは意を決して一気に階段を駆け下りた……! 「……気のせいだったか」 しかしタルカスの予想に反し、階段には誰もいなかった。 一番下まで降り、辺りを見渡してみたが人影らしきものも見つからない。 ジョルノたちはどうやら納骨堂の奥の小部屋で話し込んでいるようだった。 ドアの隙間から漏れる光と会話から目をそらすと、タルカスは登ってきたばかりの階段に戻る。 神経質になりすぎていただろうか。確かに聞いたはずだったのだが……。 「……?」 だが踊り場にたどり着いた瞬間、タルカスは角の暗闇に目を奪われた。 子犬が蹲った影。最初はそう思えた。だが近づくにつれ、それが自分の勘違いだと気がついた。 片膝を付き、慎重にそれを拾い上げてみる。それは奇妙な形にねじ上げられた何者かの右腕だった。 死んでそれほど時間が経っていない、何者かの死体。 それを理解した瞬間、タルカスの全身から汗が吹き出した。 頭の中で警報が鳴り響き、今登ってきたばかりの階段を駆け下りる。 力の限り叫びながら、納骨堂の奥を目指す。一秒でも早く、この緊急事態を伝えるために。 「ジョルノッ! 聞こえないか、ジョルノッ! ここはまずい、何かただならぬことが起きて――――」 そこから先は無言だった。 タルカスの言葉をかき消すようにガオン、という音が響いた。 音が削れる音。音が無音になる音。 タルカスの体がひとりでに傾いていく。何がなんだかわからないまま、ただ重力に従い、タルカスの首が下を向く。 彼の目に映ったのは削られた右半身。吹き上がる血の滝。そして健康でたくましく脈打つ、自分の内臓たち。 「うおああああああああああああああああ―――ッ!!」 ▼ ―――十数分前 「かけたまえ。楽にしていいから」 「失礼します」 古い扉がきしむ。甲高い音が響く。ロウソクが作った影が天井まで伸び、ゆらゆらと揺れている。 納骨堂の奥、長い間人に忘れ去られたような小部屋に二人はいた。 足の高いコーヒーテーブルを挟むように置かれた椅子を指差すと、DIOは片方の椅子に腰を下ろした。 ジョルノもつられて対面に座る。いつもの堂々とした様子はなく、緊張がジョルノの顔には浮かんでいた。 目の前にいるこの男が自分の父親。 手を伸ばせば直に触れることができるこの男性が、血を分けた本当の家族。 ジョルノにはまだ実感がわかなかった。 理屈でなく、本能が目の前の男のことを父親だと叫んでいても、どこか夢心地のような気がしていた。 それほどまでに、ジョルノにとって父親という存在は大きく、遠いものだった。 「……君は今、いくつになった? 何年生まれ?」 「4月で15になりました。生まれは1985年です」 「……そうか、そうだったな」 ぎこちない雰囲気が続いた。 会話は一方的で、したくもない腹の探り合いが机を挟んで行き交っていく。 聞かないでもいいような、会話のための会話。DIOがぼそぼそと問いかけ、ジョルノは短く、簡潔に答える。 時間が奇妙な流れ方をしていた。それほど長い時間は話していないはずなのに、やたらと秒針の回転が速いような気がした。 いくつかのくだらない質問を終えると、DIOがぱたりと口を閉ざした。沈黙が漂う。 どちらも息を殺すように、静かに呼吸をしていた。しばらく黙った後、DIOが言う。 その顔には困惑と、自虐的な笑みが浮かんでいた。 「まいったな、こんな時だっていうのに……。 情けないな……それに恥ずかしいよ。一人の男としてこんな恥ずかしいことはない。 ジョルノ……、私を許して欲しい。 息子とせっかく会えたというのに何を話せばいいかわからないんだ。 父親としてこういう時に、何を言えばいいかわからないだなんて!」 しゃべりすぎたと思ったのか、そこまで一息で話すとDIOは黙り込んだ。 少ししてから、ジョルノが口を開いた。 ジョルノは一言一言噛み締めるような、話し方をした。 「面を食らうのも無理はありません。それに……戸惑っているのは僕もです。 僕はあなた以上に今うろたえていますし、戸惑っています。 六歳の子供が初恋の相手を前に話すときだって、こんなまごつきはしないでしょう」 二人は互いに目を合わせた。 突然のことに困惑する気持ち。肉親との不意の再会に対する不安と喜び。 それを互いの目の中に見つけ、自然と笑みがこぼれる。 柔らかに微笑む父親を見てジョルノも笑った。その笑顔は年相応の、少年が浮かべるような笑みだった。 空気がはっきりと和らいでいく。DIOは膝の上で指を組み直すと、ゆっくりと言った。 先よりよっぽどリラックスした口調で、だが、責任感を感じさせる堂々とした喋り方をした。 「私はひどい父親だった。いや、父親と名乗ることすらおごがましい男だ。 私は今こうやって君と向かい合っているが、正直言って君の母親の顔すら思い浮かばない。 誰が君の母親かもわからない生活を、私は送ってきたんだ」 「…………」 「父親面するつもりはない。その資格は私にはないし、きっとそれはお互いを不幸にするだろう。 だけどもしも君が許してくれるならば、君の幸せを祈らせてくれないだろうか。 私の出来る範囲で君の人生を前向きなものにしたいんだ」 こんな殺し合いなんていう場で幸せなんて言ってもおかしな話だが。DIOが笑いながら最後にそう付け加えた。 その言葉を聞いた瞬間、ジョルノの胸を刺すような痛みが走った。 ジョルノは目を瞑り、気持ちを落ち着かせた。右手で心臓のあたりを鷲掴みにし、鼓動を整える。 喉もとまで、ほとんど出かかった言葉を飲み込んだ。 これから親子としての関係を作り上げていけばいいじゃないですか、と。 これからお互いのことを理解して、より深い関係になっていけばいいではないでしょうか、と。 ほんとうはそう言いたかった。でも言わなかった。 再び目を開いた頃、その目に迷いはなかった。 落ち着いた、理知的ないつものジョルノ・ジョバァーナがそこにはいた。 「それならばさしあたり一つ、お願いがあります」 「言ってご覧」 「僕のことはジョルノ、と呼ばずジョジョと呼んでください」 「……わかったよ、ジョジョ」 親しみの言葉に返事をするDIO。その顔は間違いようもないほどに、父親の顔をしていた。 その隙だらけのDIOに向かってジョルノは―――ゴールド・エクスペリエンスの拳を叩き込んだ。 ▼ 暗黒空間はすべてを飲み込む。 モノも人も、なにもかも。核爆弾だって飲み込めるかもしれない。 「がッ、はァ…………ッ!」 冷たい床に顔を打ち付けながらヴァニラはもがき、苦しむ。 そう、すべてを飲み込む暗黒空間。スタンド『クリーム』の内部につながる暗黒空間。 だがしかし……増幅され続けるエネルギーはどうなる? クリームはタルカスを襲った際、ジョルノが作ったブローチを飲み込んだ。 生命を宿したブローチが破壊されるとき、そのエネルギーは倍増され跳ね返る。 だが跳ね返る先はヴァニラのスタンド内だ。出口を失ったエネルギーは果たしてどこへ行き着くのか。 「つ……、ああッ……!」 すくなくともこの舞台ではエネルギーは暗黒空間内に少しずつ、飲み込まれていったようだ。 時が経つとともに次第に痛みは失せ、ヴァニラは這いつくばりながら呼吸を整える。 呼吸は緩やかに落ち着き、視界もクリアになっていく。 その視界に映ったのは、タルカスを引きずっていった跡。真っ赤な線はヴァニラを無視し、階段を登っていく。 『―――同行者を、始末しろ―――』 (確実に仕留めなければ……。あのお方の、DIO様の期待を裏切るわけには……ッ!) ほうっておいても死に行く身だとは分かっている。 半身をもぎ取り、血を滝のように流した後なのだ。もうどうやったって間に合わない。 だがヴァニラは震える足を無理やり動かし、階段を上っていく。 まだそれほどの時間は経っていないはずだ。まだ間に合う。 この手で直接、確実に始末してやる……! 任務を達成しDIOに直々にお褒めの言葉をいただくために、ヴァニラは体にムチをうち、階段を上る。 (くそったれ、手間かけさせやがるぜ……) そのタルカスを担ぎ、イギーは出口へと走っていた。 階段を上り切ると、一目散に光の射すほうへ駆けていく。 ジョルノを助けようとは一切思わなかった。助けている暇なんぞ一秒もない。 タルカスを助けてやったのはほんの気まぐれだった。腐れ縁というやつだ。 執着はなかったが、今目の前で助けられる奴をほうって置けるほどにイギーは『落ちた犬(人間)』ではなかった。 血を含んだ砂は操るのに力がいる。 人二人分の重さをもつタルカスを運ぶのはいくらザ・フールといえど容易ではない。 ヴァニラ・アイスのスタンド能力は不明。それに加えてDIOもいる。状況は最悪だ。 イギーは人間の争いに興味がない。故にいま目指すべきはこの場を逃れること。 一歩でも遠く、DIOとヴァニラから離れること。 (げエッ! い、いつの間にッ!) だがイギーの目論見は砂の城のように、もろくも崩れる。 顔に降りかかった影に顔を上げて、イギーは驚いた。 教会の入口の前、待ち構えるようにヴァニラ・アイスが姿を現していた。 回り込まれるなんてありえなかったはずであるのに。階段から入口までは脇道などなく、一本道だったのに。 咄嗟のことにイギーはスタンドを構えてしまった。本能的に戦いの構えを取り、ヴァニラに対して威嚇のポーズをとる。 相手に命を見逃してもらうよう請うことはイギーのプライドが許さないことだった。 だがそれでももう『バカ犬』の振りはできない。イギーは覚悟した。戦いは避けられない……! 出口までの距離を計算し、タルカスをかばいながらどう戦うか考える。 だがどれだけ考えても、このまま無傷で教会から脱出することは不可能に思えた。 (ち、ちくしょう……! ) しかし、息を詰めたような沈黙が流れ―――ヴァニラはイギーの予想だにしない行動をとった。 スタンドを引っ込めると、まるで道を譲るように入口を離れたのだ。 それどころか、もはやイギーたちは目に映らないかのように、そのまま階段へと向かっていく。 突然の行動にイギーは唖然とする。ヴァニラ・アイスとすれ違った瞬間、そっとその表情をのぞき見た。 ヴァニラはイギーたちのことを一瞥もしなかった。 ただまっすぐと階段に向かっていくその表情は何を考えているのか全くわからなかった。 (こ、コイツはありがてェ! 何が起きたかわからねぇが今のうちにずらかるぜ! ヴァニラ・アイス、あいつはやばいッ! 真正面からぶち当たったらとてもじゃねぇが無事じゃすまねぇ!) タルカスを砂で持ち上げ、教会の外へ。背後からの攻撃を警戒したが、無事に外へと出ることができた。 ほんの少ししか経っていないというのに太陽の光を浴びるのがとても心地よかった。 イギーは改めて自分が死線をくくり脱げてきたことを喜び、生き残った安堵のため息を吐いた。 (こうしちゃいられねぇ。もう間に合わねぇかもしれねぇがおっさんの手当をしてやらねぇと) 足裏にレンガを感じながら路地を急ぐ。ここまでくれば一安心だ。 もはやなんの心配もいらない。いや、まったく今度ばかりはさすがにダメかと思った。 もう二度とあんな死線をくぐり抜けることはできないだろう。もう一度やれと言われてもきっと無理なはずだ。 タルカスにとっては不運だったが、こればかりは仕方ない。せめてどこか静かな場所で看取ってやろうか。 そうイギーが考えていた時だ。 本当にそうだろうか。 イギーは足を止め、振り返る。入口に待ち構えていたヴァニラ・アイスは姿を消していた。 どうやら本気でタルカスとイギーを見逃す気らしい。 匂いもなし。忍び足で近づいてくるような音も聞こえない。ためしにあたりに砂を飛ばして探ってみたが、こちらも空振り。 イギーは考える。 なんのつもりだ。一体何を企んで、どんな策にはめようとしているのか。 なぜさっき殺さなかった。これ以上ない絶対のチャンスだったはずなのに。 答えはわかっている。ほんとうはとっくにそれにたどり着いていた。 ザ・フールに一粒の涙がこぼれてくる。担いだタルカスの頬を伝い、乾いたスタンドを濡らしていく。 (あの野郎……ッ!) 半身をえぐり瀕死の大男。恐怖にすっかり縮み上がり、臨戦態勢を取った犬。 ヴァニラにとってイギーたちは始末する価値すらなかったのだ。 もしかしたら、万が一、億が一もないがこれらを始末する隙をつかれDIO様に危険が及ぶかもしれない。 そのほんのわずかなリスクの前に、イギーたちは敗れ去ったのだった。 タルカスは身も心も、文字通り張り裂けてしまいそうだった。 死んでも死にきれない気持ち。無念、その気持ちでいっぱいだった。 戦士としてこんな屈辱はない。戦いの土俵にすら上がれず、なんの結果も残せないまま自分は死んでいく。 惨めで情けなくて、でもどうしようもなくてタルカスは泣いたのだった。 命の最後の最後を振り絞って泣き声を喉の奥で噛み殺し、そうして彼はゆっくりと砂の上で冷たくなっていった。 イギーは何もできなかった。せめて安らかにタルカスが逝けるよう、傷口を砂で覆ってやるのが精一杯。 冷たくなった大男を地面に横たえた時、イギーを焦がすような怒りが湧き上がってきた。 (この俺が喜んだ……。ヴァニラ・アイスという人間に慈悲をかけられた時……。 俺はあの一瞬、ホッとしちまったんだ。 馬鹿な犬だと思われてよかった。これで助かる、俺は生き延びたッ! そう思っちまったんだ。そのザマがなんだッ、くそったれ! 見ろよ、コイツの顔をッ! 見ろよ、この悔しそうな顔をッ!) 尻尾を向けていた教会へと向き直る。 ザ・フールを呼び出すと、イギーはフルパワーでスタンドを絞り出した。 街中の砂という砂を……川を越え、街を越え、ありとあらゆる場所から呼び寄せていく。 力を振り絞ったあまり、頭が割れんばかりに痛んだ。目の前がぼやけてみえ、足もとがふらつく。 (だがよォ……!) 「……なんのようだ」 教会の横長のベンチに腰掛けたヴァニラがそう問いかけてきた。 入口から差し込む陽を背に、イギーは無言のままスタンドを出す。 体を膨らまし、唸り声を上げる。 威嚇ではない。怯えでもない。怒りだ。自らへの怒り。戦士の誇りを踏みにじった、ヴァニラへの怒り。 「…………」 ヴァニラはしばらく無言のままだったが、やがて答えるようにスタンドを構えた。 憐れむように見るでもなく、退屈そうに見るのでもない。 仕方ない、と言いたげな様子でクリームを繰り出す。イギーは砂を操ると、いつもの犬の形ではなく人の形でクリームを迎え撃った。 砂の手が床に転がっていた槍を取る。砂の大男はその体を膨らまし、ヴァニラを飲み込まんと叫んだ。 教会全体が震え、ステンドガラスが砕け散る。ヴァニラはまるでそよ風を受け止めるように穏やかな表情だ。 (ちっ、別に恩返しだとかじゃねぇからな。 大サービスだ。あんな悔しげな様子で逝かれちまったらよォ~、俺だって後味悪いからなッ! さぁ、どっからでも来いッ! この槍でけちょんけちょんにしてやるぜッ!) 小手調べとばかりに放った濁流を無尽蔵に飲み込むクリーム。 それが戦いの合図だった。 街中から集まった砂は天から降り注ぎ、教会の屋根をぶち壊しながらヴァニラの頭上に降り注いだ。 イギーの操る大男が槍を振り下ろす。空振りに終わった一撃は床板を砕き、天井を揺らし、建物全体を破壊していく。 【D-2 サン・ジョルジョ・マジョーレ教会 地上/一日目 午後】 【イギー】 [時間軸] JC23巻 ダービー戦前 [スタンド] 『ザ・フール』 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品、ランダム支給品1~2(未確認) [思考・状況] 基本行動方針:ここから脱出する。 1.ヴァニラ・アイスをぶっ飛ばす。 2.花京院に違和感。 3.煙突(ジョルノ)が気に喰わない 【ヴァニラ・アイス】 [スタンド] 『クリーム』 [時間軸] 自分の首をはねる直前 [状態] 健康 [装備] リー・エンフィールド(10/10)、予備弾薬30発 [道具] 基本支給品一式、点滴、ランダム支給品1(確認済み) 『オール・アロング・ウォッチタワー』 のダイヤのK [思考・状況] 基本的行動方針:DIO様のために行動する。 1.イギーを始末する。 ▼ ゴールド・エクスペリエンスが放った拳は確実にDIOを捉えていた。 不意を付いた一撃目をボディに叩き込み、体制が崩れたところに、すかさず二発目をねじり込む。 そして三発目がDIOの表面に触れたまさにその瞬間。 一秒の隙もなく、コンマ五秒の時差もなく、完全に―――ジョルノの攻撃は空をきった。 ほんの一瞬前までそこにいたはずのDIOの体をすり抜け、ゴールド・エクスペリエンスの拳は虚しく宙をかく。 「どういうつもりかな、ジョジョ」 ジョルノは内心の驚きを隠しながら、すぐさま振り向いた。 視線の先には黄金のスタンドを脇に従え、こちらを見下すDIOがいた。 「僕はあなたたちとは相容れない存在だということです」 「理由を詳しく説明してもらおうか」 「ならば逆に問いましょう。なぜタルカスさんを襲ったのですか」 右胸のポケットに入れたブローチをそっと撫でる。 二つ対で作ったブローチの内一つはジョルノが持ち、片方はタルカスに渡した。 そのタルカスに渡したはずのブローチが『消えた』のをジョルノはスタンド越しに感じた。 反射するのでもなく、激しく揺れるのでもなく消滅。 それが意味すること、そしてそれが可能なもの、それをする理由を持つもの。 全ての元凶と思われるものは、目の前にそびえ立つ存在のみ。 二人の間を沈黙がしばらく流れ……DIOは嘲るように笑いを漏らした。 「君は羽虫を踏み潰すのにいちいち理由を求めるのかね?」 ジョルノは床を強く蹴り、DIOに向かって跳んだ。 怒りが頭の中で火花を散らし、視界が赤い靄で覆われる。 自分の勘違いであるという可能性は潰えた。DIOになんのことだかわからない、と困惑して欲しい希望は消えた。 この瞬間、ジョルノは父を失った。 父を好きになれるか不安な気持ち。 無条件の愛を注いでくれる家族という存在。 孤独感、正義の心、怒り、悲しみ、屈辱、諦め……。 ほんの一瞬のうちにジョルノの中で感情がうずまき、破裂した。 望んだはずの結末は最も残酷な形で終わりを迎えた。 抱いた夢は一瞬で崩れ落ち、こぼれ落ちる砂のように、二度とその手に戻ることはない。 「「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」」 二つ重なった声が納骨堂に響き渡る。二人の間を無数の突きが行き交っていく。 互いの能力が朧げにしかわからない今、共に強く前に踏み込むことはしない。 「フン、蛙の子は蛙か……だが甘い。まさかまだこの私に思慕の念を抱いているのか、ジョルノ?」 「あなたは吐き気を催す、最悪の邪悪だ」 「褒め言葉として受け取ろう」 地面を拳で打つと、あらかじめ仕込んでおいた能力が花開く。 石畳の隙間から蔦が伸び、力強く咲いた木が天向かって伸びていく。 何もかもが崩れていく。ガラガラと豪音を立て、壁が、天井が、床が壊れていく。 そんな中でも二人は拳をぶつけ合う。 降りしきる瓦礫をもろともせず、崩れ落ちる足元を意に介さず。 全身全霊を持って二人は対峙する。 それぞれの信じる『己』を証明するために。 【D-2 サン・ジョルジョ・マジョーレ教会 地下/一日目 午後】 【DIO】 [時間軸] JC27巻 承太郎の磁石のブラフに引っ掛かり、心臓をぶちぬかれかけた瞬間。 [スタンド] 『世界(ザ・ワールド)』 [状態] 全身ダメージ(大)疲労(大) [装備] シュトロハイムの足を断ち切った斧、携帯電話、ミスタの拳銃(0/6) [道具] 基本支給品、スポーツ・マックスの首輪、麻薬チームの資料、地下地図、石仮面、 リンプ・ビズキットのDISC、スポーツ・マックスの記憶DISC、予備弾薬18発 『ジョースター家とそのルーツ』『オール・アロング・ウォッチタワー』 のジョーカー [思考・状況] 基本行動方針 『天国』に向かう方法について考える。 1.ジョルノ・ジョバァーナの血を吸って、身体を馴染ませたい。 2.承太郎、カーズらをこの手で始末する。 3.蓮見琢馬を会う。こちらは純粋な興味から。 4.セッコ、ヴォルペとも一度合流しておきたい。 【ジョルノ・ジョバァーナ】 [スタンド] 『ゴールド・エクスペリエンス』 [時間軸] JC63巻ラスト、第五部終了直後 [状態] 体力消耗(小) [装備] 閃光弾×3 [道具] 基本支給品一式、エイジャの赤石、不明支給品1~2(確認済み/ブラックモア) 地下地図、トランシーバー二つ [思考・状況] 基本的思考:主催者を打倒し『夢』を叶える。 1.DIOを倒す。 2.ミスタ、ミキタカと合流したい。 3.第3回放送時にサン・ジョルジョ・マジョーレ教会、第4回放送時に悲劇詩人の家を指す [参考] ※時間軸の違いに気付きましたが、まだ誰にも話していません。 ※ミキタカの知り合いについて名前、容姿、スタンド能力を聞きました。 【タルカス 死亡】 【残り 40人】 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 前話 登場キャラクター 次話 164 血の絆 タルカス GAME OVER 164 血の絆 イギー 169 トリニティ・ブラッド -カルマ- 164 血の絆 ヴァニラ・アイス 169 トリニティ・ブラッド -カルマ- 164 血の絆 DIO 169 トリニティ・ブラッド -カルマ- 164 血の絆 ジョルノ・ジョバァーナ 169 トリニティ・ブラッド -カルマ-
https://w.atwiki.jp/jojobr2/pages/156.html
★ ☆ ★ 「ふむ……荒木は時を操るスタンド使いかもしれんのう」 「時を操る……だと?」 「さっき言ったじゃろ? DIO様の能力も時間に干渉するものじゃ。 ならば荒木が持っている可能性だって十分ある。じゃがな……帝王の器は二人もいるべきじゃない! 荒木! 愚かにもDIO様に楯突いた罪は重いぞ!!」 タルカスの話を聞いたエンヤが導き出した結論。 それは荒木が時を操るスタンド能力者であるということであった。 根拠は一切ない。 恐らく彼女がDIOの能力を知らなければ気付かなかったであろう仮説。 そして、その仮説はエンヤの怒りを大いに買う事となった。 ザ ワールド 『世界』 帝王であるDIOにのみ許された文字通り世界を支配するに相応しい能力。 時を止めると言う強大すぎる能力は普通を大きく逸脱したような人物であろうと使いこなせない。 世界があるからDIOが帝王になったのではない。 DIOが帝王の器であったからこそ世界を手足のように使いこなせるのだ。 なのに、あの東洋人―荒木―はその神聖な領域に土足で踏み込んできた。 タルカスとの会話の途中で気が付いた。 J・ガイルは生きていたのではない。荒木によって生き返らされた。もしくは生きていたときから連れて来られたのだと。 息子ともう一度出会うチャンスを与えてくれた荒木には少なからず感謝していた。 ついさっきまでは。 今の彼女の胸に巣食うは荒木に対するどす黒い怒り。 主を侮辱された事への怒りが彼女の心を突き破って噴出しようとする。 いや、既に噴出し始まっていた。 見るものに恐怖を与える白さを孕んだ霧となって。 彼女の体から正義が噴出する。 ギャグ漫画で怒った人の頭から湯気が出ると言う表現がよくあるがこれはその比ではない。 ドライアイスを水に入れた時の様に発生する霧のような濃さ、そして噴火した火山ガスのように多量の霧が体全体から発生しているのだ。 一メートル先すらまともに見ることが出来ない。 目の前に手を出してもその手すらぼやけて見える。完全に白一色で覆われた世界が唐突に動き出す。 半径100メートルは広がった霧が、排水溝に吸い込まれる水のように渦巻きながら一箇所に収束する。 限界まで密度を大きくしたそれはもはや霧とはいえない。 そして、球体になったそれから生まれいずる異形。 タルカスは思わず恐怖した。 自分の体躯と同じくらいの王冠を被った髑髏。 その頭を両手で抱えて毒薬を飲んだが如くのた打ち回る。 タルカスには確かに聞こえた。髑髏の、エンヤ婆の怨嗟の声が。 * * 「ぜひぜひぜひっひゅーひゅー。 ひ、久しぶりじゃ……ここまでスタンドを酷使したのはのう……」 一時的とはいえ制限を力ずくで突破した。 それによるエンヤの疲労は計り知れず、民家の壁にもたれかかって座り込む羽目になってしまう。 完全に肩で息をするエンヤからは先刻の迫力は全く感じられず、一見只の老婆にしか見えない。 スタンドを少し引っ込めることによって精神力の回復を計るエンヤ。 彼女がスタンドを解除したおかげで町は本来の姿を取り戻した。 マンションやアパートは殆どなく、一軒家が等間隔で並んでいる。 それは日本に置いては極々普通の光景。 アスファルトに覆われた地面も、頭上に見える電線も日常生活に完全に溶け込んでいるものであった。 「そういえば何故貴様は常にスタンドを発動しているのだ?」 現代文明に全く無縁なタルカスであったが、それらに興味を持つ事は一切ない。 出会った時から一番の疑問であった事をエンヤへとぶつける。 タルカスの質問ももっともな物である。 昼夜を問わず、霧がある一帯にだけ広がっていたらかなり目立つ。 奇襲を受ける確立だってぐんと上がるし、獲物に逃げられるかもしれない。 一見エンヤの行動は非常に不合理なものであるかのように見えた。 だが、彼女も何の考えもなく正義を常時発動させているわけではない。 たった一つ、しかし数あるデメリットを全て払拭できるメリットがあるのだ。 「この霧はかなり目立つの? だがそれがいいのじゃ。 DIO様やJ・ガイルがこの霧を見たらわしの存在に気付くからのう」 「なるほどな……」 感心した声を出すタルカス。 「だが、それは俺と行動する気はないという事でいいな?」 「お主は昼間動けないからのう…… 出来るだけ日中も参加者を減らしたり、仲間をふやしたりしたいのじゃから仕方あるまい」 そう言うとエンヤは背負っていたディバッグを下に置いて、ジッパーを開ける。 彼女の“右手”がディバッグを漁る。 邪魔なペットボトルや食料を“右手”で掻き分け、目当ての物を“右手”が掴んだ。 タルカスの目の前に差し出されたもの、それは地図であった。 「タルカスよ、お主には行って貰いたい所がある」 「どこだ?」 「ここじゃ」 エンヤの“右手”の人差し指が地図のある一点を指差した。 タルカスは指先を目で追って、一つの地名を目にする。 目で確認してから、脳に達するまでの時間タルカスは硬直し、脳がその場所にある建物の主の名を理解した瞬間にタルカスは訳の分からない声を発する。 「WRYYYYYYYYY!これはディオ様の屋敷!!」 「そう。わしらの時代のDIO様の居城がここじゃ」 「俺はそこへ向かうのだな?」 興奮が収まらないタルカス。 忠誠を誓った二人目の主の居城を発見した事により彼のテンションは色々なものをブッチギッた。 「恐らくDIO様本人や、部下たちは此処を目指そうとするじゃろう。 だからお主にはそこの門番となり、来たもの達にわし達の計画を話すのじゃ」 「承知した」 「そうそう、一つだけ言い忘れてた事があったわ」 「ん、なんだ?」 「さっき、DIO様の方角に隕石が落ちたのじゃが知っておるか?」 「いや、貴様と会うまではずっと叫びながら走っておったからな。 余り周りの事を気にしとらんかったわ」 「三発が近い間隔で落ちたから恐らくスタンド攻撃。 もしかしたら参加者がそっち方面に集まるかもしれん」 「ほぅ、狩甲斐があるじゃねぇか」 タルカスが口の端から牙を覗かせてニヤリと笑う。 戦闘の気配を感じて武者震いが止まらない。 「じゃあな」 エンヤに背を向けて歩いて行こうとするタルカス。 その巨大な背をエンヤは呼び止めた。 「タルカスよ、受け取るのじゃ」 飛んでくるのは人の掌より一回りほど大きい銀色の円盤。 キャッチしたときの触感からするとある程度の堅さはあるようだ。 しかし、少し曲げようとするとゴムのようにグニャリと曲がる。 「何だこれは?」 触ってみた感想をエンヤへと率直に伝える。 だが、その返事はタルカスの期待に沿うことはない。 「分からぬ、支給品としてディバッグの中にコレだけが入っておったんじゃ。 が、屍生人の力があれば飛び道具ぐらいにはなるじゃろ?」 「ふん、余計な事を……」 そういいながらも、鎧の中にスッと円盤をしまう。 そして巨大な指がディバッグの中を漁り、一枚の紙を取り出した。 「貰いっぱなしは性に合わん」 そう言って、エンヤに紙を手渡す。 「これは?」 「開けると支給品とやらが出てくる」 「本当にいいのかえ?」 「俺にはもうハンマーがあるからな。武器はもういらん」 そう言ってタルカスは地響きを発生させながらDIOの館へと走り去っていった。 ★ ☆ ★ 「さて、奴から貰った支給品は吉とでるかの?凶と出るかの?」 タルカスからのプレゼントである支給品を意気揚々と開けるエンヤ。 死体を見つけるまでの繋ぎとなるのか期待しながら、紙の端を摘んで――― ドサッ 何か重いものが落ちる音がしたかと思うと、エンヤの体は紙から出てきた何かに潰される。 支給品の下敷きになったエンヤの最初の感想は『柔らかい』であった。 実際、受身すら取れなかったにも関わらず、エンヤの体には傷一つない。 そして手に触れる感触は布のそれ。 微妙に暖かい感じのするものの、人の体温よりは少し冷たい。 「いたたたた、一体何が支給されたんじゃ?」 自分の腹の上に乗った異物を必死で手で押しのけようとする。 乗っているものは意外と重いらしく、老婆の細腕では少しづつずらしてゆくのが限界だった。 彼が悪いのではないと知りつつも内心でタルカスに毒づく。 そして、自分の体を異物の下から完全に脱出させて、手に持った懐中電灯で出てきたものを照らす。 「タルカスよ。お主の支給品は最高じゃ! わしのためにコレは支給されたんじゃないかのう?」 エンヤをここまで喜ばせる支給品、それは―――――― この殺し合いにおいて最初の犠牲者となった、空条承太郎の妻の死体であった。 バァ―――z___ン 嬉々としてジャスティスを一部だけ発動。 固いアスファルトに横たわる死体の元へと霧を集めてゆく。 頭が繋がっていたはずの真っ赤な断面に吸い込まれるように進入する霧。 ピクリ 生命の宿っていないはずの死体の指が痙攣する。 その震えは大きくなってゆき、電池が切れたように唐突に止まった。 かと思いきや死体が自分の手を使いムクリと起き上がる。 そして死体の頭のあった辺りに霧が収束し、西洋人の女性の顔が生まれた。 生前は美しく整っていたであろう顔立ちは、すっかり歪んだ醜悪なものとなり無残な容貌を晒す。 (なるほど……死体を操るスタンドってわけね。 ミイラ取りがミイラになったら洒落にならないから気を付けなくっちゃ……) ★ ☆ ★ 西へ、一刻も早く西へ。 屍生人の筋力はその巨体や重厚すぎる鎧などはものともしない速さをタルカスに与える。 道路を駆け抜ける彼の姿はまさに大型トラック。 うっかり彼の目の前に飛び出す哀れな参加者が居なかった事は本当に幸運だったのだろう。 バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ バ 不意に聞きなれない音がタルカスの耳に飛び込んでくる。 急な音にも一切動揺せずに、何事もなかったかのように足を止めるタルカス。 彼の脚は今まで上げ続けたスピードと重量によってもたらさせる多大なエネルギーを悠々と受け止めた。 (この音は…?) 自分が生きてきた中でも死んだ後でも聞いたことが無いなんとも形容し難い音。 段々増して行く音量がついに騒音の域に達したとき、ついにタルカスは音源を突き止めた。 「上かぁッッ!!」 首筋を痛めそうなスピードで上空を仰ぎ、人間の言語として聞き取るのがほぼ不可能な声で咆哮する。 まずタルカスの目に映ったものは、この殺し合いの場においても温かい光を発する月。 闇に染まった空よりも更に暗い色をしたまばらに存在する雲。 そして、音の正体である空を飛ぶ箱。 「なっ!?」 鳥ではない。羽が無い上にサイズが大きすぎる。 ならばあれは何なのだろうか? タルカスの脳内を電気信号が駆け巡り、空飛ぶ箱の正体を推理する。 だが、今まで経験した全てを思い出そうとも、自分の想像力の限界に挑戦しようともあの箱が何であるのか分からない。 落とすべきか否か。 最終的な判断を下させてくれたのは一人の男の存在であった。 謎の腕によってヘリの外に出されて、月光を浴びる男の名はダニエル・J・ダービー。 遠くにいた事によりはっきりとは分からないが、顔立ち、ベスト、ネクタイとほぼ全ての特徴がエンヤから聞いていたものと一致した。 だが、探していたディオの部下を早速見つけたのにも関わらずタルカスの表情は渋い。 それもそのはず。 彼が探していたのはスタンド使いでディオの手足となるダービーを探していたのだ。 なのにタルカスの目に映るダービーの姿はどうだ。 肩や腿の先に付いている筈のものは存在せず、ただ断面から緑色の黴が姿を見せるだけ。 表情は緩みきっており、ヘラヘラ開いた口からは涎が垂れている。 だれがどう見ようとも今のダービーは完全に再起不能だ。 つまり、タルカスやディオにとっては今の彼は用済みの足手まとい。 だからタルカスはダービーと共にヘリを落とすことを決定した。 万が一にもヘリの中に居る人間が味方である可能性は無い。 理由はシンプル。 もし仲間であるのなら重症のダービーを外に吊るすわけが無いからだ。 それにエンヤから聞いた情報にはカビを使うスタンド使いはいない。 ならば、ダービーは飛ぶ箱の中に居る敵に敗れた後、目的は分からないが晒し者になったと考えるのが自然。 スレッジ・ハンマーを地面へと落として、懐からDISCを取り出す。 その際にスレッジ・ハンマーがアスファルトにひびを入れるがタルカスにとってはそんな事知ったこっちゃない。 「貴様ら血袋は俺の夜食にしてくれるわ!」 右手を後ろに持って行き力を溜める。 メキメキという音が聞こえるのは決して幻聴などではないだろう。 張り詰めたそれは細かく振動して、今にも限界を迎えてしまいそうだ。 そのまま、左足で地面を力いっぱい踏みしめる。 鈍い音を立ててアスファルトが陥没して小規模なクレーターができた。 右腕を楕円の軌道を辿りながら思いっきり振り切って―――――― 「WRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」 * * いきなり風を切りながら飛来した何かに対して、エシディシはとっさに手元にある物を使って防御を図ってしまった。 (やっちまったぜ……) 手元を見ると先ほどまでの笑みが完全に消え、体をよじらすことすらしなくなったダービーの姿があった。 ―――死んだ。 エシディシは当然そう判断する。 だが頭の奥底で何かが引っかかっている。 そういうものは喉に絡まった痰の様に、吐き出さないと絶対にスッキリしない。 エシディシは何かが飛んできた時の状況を脳内でリプレイしてみた。 確かに飛んできたものは恐ろしいまでのスピードを持っていたが柱の男の動体視力なら十分視認可能である。 一瞬見えたそれの特徴は銀色で、中心に穴が開いていて、円形で、薄っぺらくて……。 「!?」 気が付いた。 プッチもエシディシのおかしい様子を見て声をかけてくる。 「どうしたんだエシディシ?」 「いや、さっき見たお前のDISCらしき物が飛んできてコイツに突き刺さったんだ」 「ふむ……確かに心当たりはある。 大方、何も知らない奴が飛び道具と思って投げたんだろうな」 「む…? 何かあったのかプッチ?」 「いや、別になんでもないさ」 明らかに何でもないわけがない。 その位は表情を見れば一発で分かる。 だが、あえて深いところまでは追求しようとしない。 話したくなれば自然に話してくれるだろう。エシディシは既にプッチを心底信用するようになっていた。 「とりあえず下から襲撃してきた奴を何とかしなくてはな」 「どうする?俺が下に行って直接始末してくるか?」 「いや、その必要はない。相手は遠距離攻撃の手段を持ってないはずだから、投げるものがなくなったら諦めるさ」 「ふむ。じゃあ俺はこっち側からの攻撃に備えておくから、そっちもスタンドを展開しておけ」 「やれやれ……敵が多いからあまりホワイトスネイクを目立たせたくはないのだがな……まぁ仕方ない」 近距離パワー型並みの力を持つスタンドに、柱の男。 この二つの壁を突き破るためには生半可な能力や力ではどうしようもないだろう。 * * 地上でタルカスは心底不思議そうな表情でダービーに熱い視線を送っていた。 (奴は死んだ。それだけは間違いない。 だが……あの固さを俺の力で投げたなら頭をトマトのように爆散させた後にあの箱を破壊する位なら出来たのではないか?) 普通の屍生人ですら、救命用の浮き輪で容易く人の命を奪う事ができる。 ならば、屍生人の中でもナンバーワンのパワーを誇るタルカスの筋力なら? だからタルカスは投擲の結果には非常に不満を持っていた。 しかし、そんな細かい事に何時までもウジウジとこだわる性格ではない。 地面に落としたハンマーを再び片手で拾い上げて、肩の上部へと持って行き正確な狙いをつける。 そして、DISCに次いでハンマーをヘリに向かって投げつけた。 縦方向に回転しながらヘリの元へ向かうハンマー。 タルカスはヘリが完全に破壊される事を予測してほくそ笑む。 彼は知らなかった、ヘリの中に居るのが自分以上の怪物である事を。 彼は知らなかった、ヘリの中の柱の男と自分の関係は捕食者と非捕食者との関係ですらない事を。 彼は知らなかった、ヘリの中に居る二人は自分のことを歯牙に掛けてすらいなかった事を。 念押しにもう一度言っておこう、現実は非情だ。 ★ ☆ ★ 立ち直れる気がしない。 屍生人になるまでも、なってからも変わらない自分のポリシー『弱肉強食』。 自分は強いからこそディオ様に二度目の生を与えられたのだ。 そして、自分を蘇らせたディオ様こそが最強の存在であると信じていた。 だが現実はどうだ? あの箱の中にいる男は片手で、虫を払うかのごとく俺の投げたハンマーをあっさりと弾き飛ばした。 パワーだけはディオ様にも勝ると自負していた俺が投げたハンマーをだ。 とぼとぼと地面に落ちたハンマーを拾いに行く俺の姿はとても惨めで、情けなくて。 俺が人間だったら涙を流していたのだろうか? 全身が引き裂かれるかのように痛む。 痛みを忘れたはずのこの体がだ。 考えるのはもうやめよう。 とにかく今はディオ様の館を目指して歩くんだ……。 絶対の力という唯一のアイデンティティが崩壊した彼に以前の覇気は無い。 強さ。騎士としてのプライドを既に失った彼が依り代としたそれは今や何の意味も為さない物となってしまった。 流れ星が二つ彼の頭上を流れる。 しかし、今の彼が眺めているものは只の泥であった。 ★ ☆ ★ 「大丈夫かエシディシ?」 「あぁ、治りが何時もより遅いのが気になるが順調に回復中だぜ」 「しかし……あの襲撃してきた奴の正体は一体なんだったんだろうな?」 「それなら分かるぞ」 弾き返した際に砕け散った右手の甲を左手でさすりながらエシディシが答える。 「奴は屍生人、吸血鬼の僕だ。 しかし、あそこまで強い固体をお目にかかったのは初めてかもしれんな。 餌の下僕のごときに俺の体に傷を付けられるとは夢にも思わなかったぞ」 豪快に笑うエシディシとは対照的に、プッチは急に黙り込んでしまった。 よくよく見ると、ホワイトスネイクをこちらに向けて今にも戦闘を開始しそうな剣呑な雰囲気を醸し出す。 「どうしたプッチ? まさか俺とやるとは言わないよなぁ~~?」 「あぁ、これからの君の態度によってはな」 「MM? 俺になんか不服でもあるのか?」 「君は吸血鬼を餌と呼んだ。言っただろ? 私の親友は吸血鬼だって。つまり君は私の友人を侮辱したのだよ」 プッチからは今までの穏やかなオーラは既に消えて、代わりに殺気が噴出している。 まさに一触即発。 エシディシの一言、一挙動でヘリの中は血みどろの地獄絵図に変わりかねない。 極限まで張り詰めた空気の中でエシディシがとった行動は。 「すまんな。軽はずみな発現でお前の友を侮辱した事を謝罪しよう。 しかし、お前は本当に面白い。友を侮辱されただけで俺にココまで突っかかってきた人間は初めて見たぞ」 エシディシの発言は心の底から本心であった。 この人間の事をもっと知りたい。あわよくば友となりたい。 自覚の無い感情が彼の心の内を支配しようとジワジワと侵食を開始する。 「友を侮辱されただけか……。私は人の出会いとは引力だと思っている。 出会うべくして出会う。私が君とであったのも一種の引力なのじゃないのかい?」 少しため息を吐きながら、プッチは自らの持論をエシディシへと語る。 エシディシは深く考えているようで、顎に手を当てたまま返事をしようとしない。 「まぁ、その事は後で考えればいいさ。まずは優先してやらなくてはいけない事がある」 「優先する事?」 「この男の頭の中に入っている記憶DISCを回収する事だ。 コイツを鉄塔に落としたら回収が不可能になってしまうからな」 「確かにそうだが……このカビはスタンドなのだろ? だったらお前のスタンドにもカビが感染する可能性だって十分あるんじゃないか?」 「大丈夫。他人の記憶DISCは頭に衝撃を与えれば簡単にでてくるからね。だからエシディシ……」 プッチが言い終わる前に、ヘリの外に吊るしてあるダービーの側頭部を死なない程度の力で叩くエシディシ。 叩いた方とは逆の向きから飛び出すそれを柱の男の身体能力で悠々キャッチ。 『怪焔王の流法』で殺菌した後に、プッチの所へと投げた。 キャッチしたホワイトスネイクの視界から見えるDISCの模様。 それは予想したものと寸分違わぬ物であった。 神妙な表情になりだんまりとするエンリコ・プッチ。 「なぁプッチ。人と人の出会いが引力なら、人と物の出会いだってもしかしたら引力かもしれんな」 ニヤリとニヒルな笑い方をしながら独り言のように言ったエシディシ。 一瞬ポカンとした表情を浮かべるプッチであったが、顔に微笑を浮かべてエシディシに頷く。 目的地まであと少しとなったヘリの前を二つの隕石が過ぎた――――――。 【C-5/1日目 黎明】 【追う恋人、追われる正義】 【エンヤ婆】 [時間軸] 聖痕で全身に穴が開いた直後 [状態] 全身穴だらけ、上機嫌 [装備] なし [道具] 基本支給品、承太郎の妻の死体 [思考・状況] 1.DIO様と部下と一緒に荒木をぶっ殺す 2. DIO様は守る、J・ガイルに会う、両方やらなくちゃならないのが老婆のつらい所じゃな 3.ポルナレフとホル・ホースを地獄の苦しみの末に殺す 4.ジョースターの奴ら(ジョセフ・ジョースター、モハメド・アヴドゥル、花京院典明、空条承太郎)も殺す 5.なんで“正義”が広がらないんじゃ? [備考] ※スタンド“正義”が制限されていることに気づきました。主な制限は次のふたつです。 射程距離が50メートルほどに制限されています。 原作より操る力が弱体化しています。人間はともかく、吸血鬼や柱の男たちにはエンヤ婆の精神が相当高ぶってないと操れない程度に制限されています。 前者はわかっていますが後者は気づいていません。 ※頭部に由花子の髪の毛が埋め込まれています。 ※南に向かっています。 【山岸由花子】 [時間軸] 4部終了後 [状態] 健康、強い覚悟 [装備] なし [道具] 基本支給品、不明支給品1~3 [思考・状況]基本行動方針:広瀬康一を優勝させる。 1.この老婆の後をつけ、利用する。 2. 康一のために参加者をすべて殺す。 3. 康一と自分だけになったら自殺して康一を優勝させる 4. 康一には絶対に会わない 5.エンヤがたくさん人を殺すことに期待 6.正直知り合いにはなるべくあいたくない。けど会ったら容赦しない。 [備考] ※エンヤの頭部に髪の毛を植えつけました。 ※エンヤの後を30メートルほど離れて尾行しています。また、彼女がエンヤを殺さないのはエンヤが“危険人物”であろうだからです。エンヤの行動しだいではいつでも始末する気です。 ※エンヤの能力が死体操作であることを知りました。生きた人間も操れると言う事はまだ知りません 【C-5/一日目 黎明】 【タルカス】 【時間軸】:ジョナサン達と戦う直前 【状態】:健康 、挫折感 【装備】:大型スレッジ・ハンマー 【道具】:基本支給品 【思考・状況】 1.自分の強さに疑問 2.ディオ様と部下と一緒に荒木をぶっ殺す 3.それ以外の奴らは皆殺し 4.出来れば鎖が欲しい 【D-3orD-4/一日目 黎明】 【純白の大蛇と炎の策士とカビ爆弾 in スカイ・ハイ】 【エンリコ・プッチ】 [時間軸]:JC6(69)巻、ヤドクガエルに“破裂する命令”をした直後 [状態]:健康 腕の辺りの服がちょっと燃えてる [装備]:ヘリコプターで運転中 ※燃料には限りがあるが、C-10からD-2、D-3あたりまで飛ぶ量は充分にある。 [道具]:支給品一式、ヘリコの鍵(ヘリコプターはコミックス60巻でチョコラータが乗ってたもの)、ウェザーの記憶DISC 不明支給品0~2(確認はしてます) [思考・状況] 基本行動方針:ディオ&ジョルノのもとへ、天国へ 1.ゲームへの参加方針という意味で無理に出歩くつもりはない。 が、面白そうなのでカビ爆弾(ダービー)を鉄塔付近(D-2、D-3あたり)に落としてみよう。 2.こいつ(エシディシ)は良い奴のようだ。しばらく一緒にいてみよう。もっと情報交換をしたい。 3.ディオとジョルノに会いたいが、時代が違いそうで不安。 4.ジョースター一族はチャンスがあれば抹殺(無理はしない)。 【エシディシ】 [時間軸]:JC9巻、ジョセフの“糸の結界”を切断した瞬間 [状態]:右手の手の甲が粉砕骨折(回復中)、ちょっとハイな気分。ヘリコプターの窓から手を出してる(ダービーを持ってる) [装備]:ヘリコプターに搭乗中 [道具]:支給品一式、『ジョースター家とそのルーツ』リスト(JOJO3部~6部コミックスの最初に載ってるあれ) 不明支給品0~2(確認はしてます) [思考・状況] 基本行動方針:生き残る(乗る乗らないは現段階では不明) 1.太陽に弱いという意味で無理に出歩く必要はない。 が、カビはウザイので移動しよう。燃やせばどうにかなるんだけど。 2.こいつ(プッチ)はなかなか面白い。しばらく一緒にいてみよう。もっと情報交換をしたい 3.鉄塔付近(D-2、D-3あたり)にカビ爆弾(ダービー)を落としてやろう。 備考 ※二人ともお互い「気が合う、面白い」といった理由で手を組んでいるので利用する等の発想は現段階ではありません。 ※時代を越えて参加者が集められていると考えています。 ※ダービーさえ鉄塔付近で捨てさえすればそれでいいと考えてます。 日光から逃れれるのなら付近に建物、及びアヴドゥルの隠れ家に戻ってもいいと考えてます。 ※C-10、特に隠れ家の周りはダービーの手足と周りの植物を基に繁殖したカビが広がってます(大体はエシディシに焼かれました)。 ※どの程度情報交換したのかは、わかりません。空のどの地点で隕石を目撃したのかはわかりません。 ※ヘリコプターの進行ルートのゴールは決まってますが、途中のルートは次の書き手さんにお任せします。 ※スタンドが誰にでも見えると言う制限に気付きました 彼らはその制限の秘密が首輪か会場そのものにあると推測しています ※柱の男の回復力に制限が掛かっています 【ダニエル・J・ダービー】 [時間軸]:本編初登場前 [状態]:満身創痍。手足が無い。カビ侵食中。ヘリコプターの窓の外に出たエシディシの手にぶら下がってる。 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 基本行動方針:これは夢なんだッ!バンザーイッ! 1.イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ 2.痛みでまともな思考ができない 3.ホワイトスネイクの命令DISCにより喋れない ※ダービーの傷は後6時間程放置されたら死ぬ程度のものです ※自分以外の参加者はみんな死ねばいいのに、と考えてます。 ※どうせ死ぬんだから誰かが死ぬためならなんだっていいと考えています。 ※他の参加者がヘリコプターの通ったルートの真下を歩いてもカビに感染するとは限りません。 これはグリーン・ディのカビと地面の距離が充分離れている、つまりカビの媒介物であるダービーが空にいるからです。 逆に言うとダービーが地面に落とされた地点の周辺に誰かが近づいたらそいつは(ry 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 70 過去への遺産、暗黒の遺産 ① タルカス 89 What makes you differrent 70 過去への遺産、暗黒の遺産 ① エシディシ 80 Let`s have a party 70 過去への遺産、暗黒の遺産 ① エンヤ婆 92 I still... 70 過去への遺産、暗黒の遺産 ① ダニエル・J・ダービー 80 Let`s have a party 70 過去への遺産、暗黒の遺産 ① 山岸由花子 92 I still... 70 過去への遺産、暗黒の遺産 ① プッチ 80 Let`s have a party
https://w.atwiki.jp/emp3037/pages/318.html
属性別カードリスト:屍生人 J-045 ワンチェン J-046 ジャック・ザ・リパー J-047 黒騎士ブラフォード J-048 タルカス J-049 怪人ドゥービー J-050 ペイジ J-051 ジョーンズ J-052 プラント J-053 ボーンナム J-054 屍生人・住民 J-055 屍生人・罪人 J-056 屍生人・騎士 J-131 合成犬屍生人 J-132 ブラフォード&タルカス J-236 土のアヴドゥル J-237 シェリー