約 4,150,902 件
https://w.atwiki.jp/dora-jojo/pages/33.html
34 名前: 1 ◆0y9Us4tj3E 投稿日: 2007/06/27(水) 14 31 26.08 ID zYh0Phxv0 ドラえもんvsダービー あの日からずっとDIOの城の場所の聞き込みをしているが、誰も知らないようだ しょうがないからのこり一週間ぐらいになったら訪ね人ステッキを出してやろうと思っている ジョセフ「ふう~。誰も知らんなあ…。」 ???「その場所ですか…?知ってますよ。」 ポルナレフ「本当か!教えてくれ!!」 36 名前: 1 ◆0y9Us4tj3E 投稿日: 2007/06/27(水) 14 37 33.72 ID zYh0Phxv0 その男は名をダービーと言って、ちょっと悪なギャンブラーらしい ギャンブルになると、あっという間にポルナレフはコインにされてしまった。 ダービー「私はDIOの手下、ダービーと言う。 次はドラえもん…君とギャンブルをさせてもらおうか。」 ドラえもん「やるしかないようだな(どうせ時を止めたら瞬殺だ。カードゲームだろうが、どんな賭けだって) わかった魂をかけよう」 ダービー「Good!では賭けはポーカーで…ん? 私のオシリス神が、君がまだ魂をかけていないと言っているんだが」 ドラえもん「魂をかけていない?いや、賭けてるさ。言いがかりをつけるのか。 いやまさか―そうか。わかった。確かにまだ魂をかけていなかった。」 ドラえもんは変身ドリンクを解除し、129.3kgの鉄塊に戻った! ドラえもん「魂を賭けるのならこの姿の方がいいみたいだな よしわかった。魂を賭けよう」 ダービー「Good」 37 名前: 1 ◆0y9Us4tj3E 投稿日: 2007/06/27(水) 14 42 22.57 ID zYh0Phxv0 ダービー「では賭けはここは簡単に じゃんけんで行こうか。」 ドラえもん「わかった。どうせこのDORAは負けないがな。」 花京院「待ってくれ!!その前に僕とジャンケンをしてみてくれ」 ドラえもん「何だよ…まあいい。わかったぞ。 最初はグージャンケンポン!」 花京院「パーだ。君はグーだから僕の勝ちだね。」 ドラえもん「チッ…。じゃあもう一回。」 花京院「パーだ。君はグーだから僕の勝ちだね。」 ドラえもん「強いな…さすがに運試しとなるとこのDORAでも…」 花京院「待ってくれ」 ドラえもん「何だ?」 花京院「君はグー以外、出せるのかい?」 ドラえもん「( ゚д゚).......( ゚д゚ )」 38 名前: 1 ◆0y9Us4tj3E 投稿日: 2007/06/27(水) 14 48 53.31 ID zYh0Phxv0 ドラえもん「くそ…大変だ。もう賭けを受けてしまった。」 ダービー「フフフ、このダービーの勝ちだ。」 ドラえもん「ならばここでお前を倒す!!」 ダービー「無理だね。ポルナレフの命がどうなってもいいのか?」 40 名前: 1 ◆0y9Us4tj3E 投稿日: 2007/06/27(水) 14 51 03.34 ID zYh0Phxv0 ドラえもん「どうなっても…いいねッ!! 無駄無駄無駄無駄」 ダービー「うがッ!!」 ドラえもん「無駄無駄無駄無駄」 ダービー「こ…コイツ狂ってやがる!ポルナレフが―仲間が人質なんだぞォーッ!!」 ポルナレフ「誰が人質だって?」 ダービー「なッ!」 ドラえもん「タイム風呂敷で魂を戻した。もうお前に人質なんかいない! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」 ダービー「GU、GUAAAHHHHHHHHHHHHHッ!!」 【ドラえもんvs亜瘴の空気ヴァニラ・アイス】へ
https://w.atwiki.jp/kokigame/pages/147.html
ろーでび 972 :名無したちの午後 :04/06/10 11 13 ID zSez727f そういえば、ろーでびはまだ報告されてなかったか。 CGの使いまわしは多いけど、全キャラ複数回手コキあり。 OHPのコキ系CG以外では、スパッツ越しに手コキ→そのまま発射(差分なし) チンコに輪っかをはめられ、アナルを責められながら手コキ→射精など。 ショタ受け主人公を許容できれば、かなり良い出来かと。 関連レス 973 :名無したちの午後 :04/06/10 15 42 ID 6jidfTXl ショタ受けはまぁ良いとして、回想無しが辛いなぁ… >ろーでび
https://w.atwiki.jp/cirring/pages/45.html
発表された譜面 制作者の方へ → 譜面を公開したら、その場で辞典も更新。これ基本。 発表された譜面(編集用テンプレ) 2012年5月 2012年4月 2012年3月 2012年2月 2012年1月 2011年12月 2011年11月 2011年10月 2011年9月 2011年8月 2011年7月(27譜面) 2011年6月(37譜面) 2011年5月(6譜面) 2011年4月(15譜面) 2011年3月(23譜面) 2011年2月(19譜面) 2011年1月(8譜面) 2010年12月(7譜面) 2010年11月(9譜面) 2010年10月(10譜面) 2010年9月(9譜面) 2010年8月(32譜面) 2010年7月(7譜面) 2010年6月(5譜面) 2010年5月(55譜面) 2010年4月(5譜面) 2010年3月(25譜面) 2010年2月(8譜面) 2010年1月(22譜面) 2009年12月(46譜面) 2009年11月(19譜面) 2009年10月(12譜面) 2009年9月(15譜面) 2009年8月(29譜面) 2009年7月(6譜面) 2009年6月(8譜面) 2009年5月(12譜面) 2009年4月(4譜面) 2009年3月(58譜面) 2009年2月(17譜面) 2009年1月(16譜面) 2008年12月(40譜面) 2008年11月(14譜面) 2008年10月(14譜面) 2008年9月(30譜面) 2008年8月(14譜面) 2008年7月(20譜面) 2008年6月(37譜面) 2008年5月(30譜面) 2008年4月(39譜面) 2008年3月(54譜面) 2008年2月(39譜面) 2008年1月(39譜面)
https://w.atwiki.jp/sunday-landg/pages/227.html
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 11 59 49.21 ID Y9DxnKOpO叱られながらセクハラされたい。ローターあてられて罵られながら謝りつづけたい。 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 12 06 41.46 ID Y9DxnKOpO 26堅物のむっつりドSな上司とか、アランリックマンみたいなおじ様とかがいいw無能とか言われて酷い目にあいたい。 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 12 13 41.84 ID Y9DxnKOpO 34おもちゃつけさせられたまま、営業いかされたり、クレーム対応させられたり、叩かれては揉まれ叩かれては揉まれたい。 関連レス 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 12 16 43.09 ID qXpy9Os+0 40おもちゃ付きのせいでお客様を怒らせてしまって、それをまた厳しく叱られてしまうわけですねwどんどん激しくなりそうですw 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 12 22 42.85 ID PRKIsjDz0 46スーツにパンスト姿でひどい目にあいたいのですか? 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 12 50 27.65 ID Y9DxnKOpO 54スーツきただけでもぞくっとくすから、就活とか楽しみwパンストは伝線しちゃうと、いつも引き裂いて妄想してから脱ぎますw 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 12 53 53.99 ID qXpy9Os+0 92いい妄想ですねw就職活動中にセクハラ面接とか受けたら、どうしますか? 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/30(日) 12 59 17.36 ID Y9DxnKOpO 96セクハラ面接…ぞくっときます。一応真面目なふりしてキリッと生きてるので、嫌がり続けるとおもいますけど……w 参考
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/5524.html
《明かされた真実》 イベントカード 使用コスト0/発生コスト2/青 [アプローチ/相手] 相手のキャラ1枚は、このターン、アプローチに参加することができない。 (ソウルジェムさえ砕かれない限り、君たちは無敵だよ。) 劇場版魔法少女まどか☆マギカで登場した青色のイベントカード。 相手キャラ1枚のアプローチを封印する効果を持つ。 《急ブレーキ》と全く同じテキストを持つ。 使い方は《急ブレーキ》を参照。 カードイラストは第6話「こんなの絶対おかしいよ」/[前編]「始まりの物語」のワンシーン。フレーバーはその時のまどかのセリフ。 関連項目 《急ブレーキ》 《揺れる心(124)》 《軽蔑の目》 収録 劇場版魔法少女まどか☆マギカ 03-103 編集
https://w.atwiki.jp/puyo15th/pages/6699.html
初投稿です。似てなくてすみませんっ -- 天沢空 (2008-10-13 10 51 45) 初めまして★グミ騎士団でっす!!シグくんかぁいいvv初投稿だと思えんです♪似てないなんて・・そんなことないですよ!! -- グミ騎士団 (2008-10-13 11 04 49) グミ騎士団さん、コメありがとうございますvv -- 天沢空 (2008-10-14 16 48 10) 初めましてwwkotoeっす。しぐかあいいーww上目使いがとてもツボるww -- kotoe (2008-10-14 18 14 13) はじめまして☆シグかわいいですらー♪癒されましたー -- しゅらモ (2008-10-14 21 17 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vipery/pages/29.html
山崎掲示板や山崎ブログから削除されたコメント 山崎行太郎のコメント専用ブログには、「「荒らし」と思われるコメントは、適時、削除していきます。為念。」という断り書きがある。また、2008年7月24日には、 ●悪質な投稿は、即削除します。 討論以前に他人を見下した慇懃無礼な投稿や、誹謗中傷を狙った怪しい個人情報等の記載されたブログやサイトのリンクを貼り付けた投稿は、「アラシ」と認定し、発見次第に、即、削除する方針ですので、ご承知おきください。したがって、「お前等」と「山田」名義の投稿を「アラシ」と見做して削除しました。今後、類似の書き込みは、ご遠慮ください。ただし、小生(山崎行太郎)の意見や、あるいはコメント欄の他の投稿意見への反対意見の真摯な書き込みは、今までどおり歓迎します。(from-山崎行太郎) http //d.hatena.ne.jp/yama31517/20080724 というエントリーが書かれている。 どのようなコメントが「荒らし」と認定されて削除されたのかを記録しておこう。 削除された「山田」コメントと山崎行太郎の返事 山崎行太郎 2008/07/24 11 46 山田 しかし、あなたもしつこいな。もうどうでもいいでしょう。 竹島の投稿でもしたらどうかな。 すみませんね。しつっこくて。俺は、しつっこいのが唯一の取り柄なんでね(笑)。 竹島問題に興味があるなら、さっさとテメーがやれよ。ネットウヨと馬鹿には、 つける薬はないな。俺のブログは、下位ブログで、「一人芝居」だそうだから、 耄碌気味のオヤジ・ウヨよ、精神衛生上よくない上に、目の毒だから、わざわざ 読まないでくれよ。以上。 これが「荒らし」? 幕之内吉雄 2008/07/29 23 36 ni0615様 こんばんは、不躾で申し訳ありませんが ワック版に於ける曽野綾子の誤読とは どのような内容なのでしょうか? それと、曽野が誤読をしていたとして それが沖縄の集団自決問題にどう関係あるのかも 教えていただけると嬉しいです。 (コメントが削除されているのに気づいたら、このページに追加してください。) 山崎行太郎『毒蛇山荘日記』のコメント専用ブログ 削除されたコメント コメント削除して承認制に 削除コメント20090424 削除コメント20090425 削除コメント20090426 削除コメント20090427 削除コメント20090427(2) 削除コメント20090428
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/2902.html
このページはこちらに移転しました 踊らされた人間 作詞/21スレ592 踊らされた人間 踊らされた人間 踊らされた人間 踊らされた人間 踊らされた人間 踊らされた人間 踊らされた人間が東京を歩く ギャルを見てみろよ あゆみが黒髪にすればストリートは黒くなり パリスが下着をチラつかせれば クラブはまるでポルノと化す 美白ブームにのって日光浴を避けた女ビビってんじゃねぇ 今こそ厚底とガングロで渋谷を歩け ゴスロリ?甘ロリ?メイド?コスプレ?目の保養にもなんねぇ 化粧臭く近寄りがたい 会話もよく理解出来ない 渋谷神宮前 原宿竹下通り そんな奴らが闊歩 君は何に影響されたの? 返答は十中八九有名アーティストやモデル 似てんならまだいいけど 誰がどう見ても… コピー 模造品 贋作 個性を殺しあう 出演決定ビューティーコロシアム 両親に泣きついて整形費用を貰う これで私も変われますってか? 外見と内面が伴わない踊らされた人間の完成 (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/11403.html
このページはこちらに移転しました micro chook 作詞/448スレ218 届かないのは分かってる 見下げる事は簡単だ 見上げる事もたやすい だけどこの手は触れられない つまらないのは僕のほう やめてよ涙目上目使い あなたは俺を足蹴にして 無い胸はってりゃいいのさ 真っ赤な舌をちらつかせ いつもどおりに“Get out of the way!” 足りないものは威厳で補え micro chook 子供服似合いすぎんだよ Oh my micro chook 冷ややかな目で言やあいいんだよ いつもどおりにGet me out of difficulty! できない事は俺にやらせろ micro chook 酒に弱すぎんだよ Oh my micro chook
https://w.atwiki.jp/vice2rain/pages/78.html
特別頭がいいわけでもなく、見た目がかっこいいわけでもなく(だからといってかっこ悪くもない。至って普通の、現代的な学生だと思っている)、死神のノートを拾ったわけでもなく、ましてや海賊王になれそうもない大学生、秋山 刃は日が暮れた住宅街へと続く道をボーっとしながら歩いていた。 季節は春。今年、大学2年生になったばかりである。そのためだ、サークル、剣道部の新入生歓迎会でここ数日飲み会が続いた。それに、彼女が居ない身としては合コンに参加しない手はない。二日酔いで疲れている体にムチ打って無理やり参加したのも悪かった。なお悪いことに、結構お調子者だからか、テンションをムリにあげてしまう。あぁ、コレがきっと「いい人」止まりの理由だろうな、そんなことは彼は重々承知していた。こういう性分だ、仕方ない。 とにかく、そんなこんなで頭がボーっとした状態でよろよろとしながら家へ向かっていたのだ。自分以外に道を歩いている人はぜんぜん居ない。ほとんどの人はもう眠っている時間だろうから当然だ。一人暮らしのアパートまではまだ距離もあった。 その時だ。向こう側からぼろぼろの服を着たガリガリの男がよろけながら歩いてきた。ホームレスか、と一瞬思ったがどうやらそれも違う。なにより雰囲気が異質だ。というより人の雰囲気がしない。人よりもなにか、もっと怖いもの… 「!?」 男は突然殴りかかってきた。少し反応が遅れてしまったがなんとか身を翻してそのこぶしを避けた。だが、酒のせいで視界も狭いし判断力もかなり鈍ってしまっている。刃は走って逃げようとした。だが、相手の男もすごいスピードで追いかけてくる。足音が妙だった。ガシャガシャという音が聞こえる。一瞬振り返ると、男の顔が見えたのだがそれは腐った肉がわずかに張り付いた、骸骨だった。 「オバケエェェェェェェェェェ!?なんだよコレェェェ!俺心霊体験なんて初だっつーの!神様アァァァァ!俺一応クリスチャンよ?!助けてくれてもいいんでないの!?」 刃がわめいた瞬間後ろの骸骨が叫び声を上げて燃え上がった。暫くすると、灰となって骸骨は消えていった。 そして、骸骨が消えた所に今度は別の男が立っていた。男というには若い、だが少年というには大人な男。黒い瞳、黒い髪、唇は紫色で顔色も青白い。全体的に露出がぜんぜんない、ローブのような黒い服を着ている。極めつけに、背には漆黒の羽。 ここまで真っ黒だと、刃もある一つの決断に行き着くほかなかった。 「・・・も、もしかして・・・あの有名な・・・」 男はほくそ笑んだ。 「そうだ。」 「マジィィィ!?これが真っ黒黒助ぇぇぇ!?」 「アッハッハ、お前ブチのめすよ。違うわ。天使じゃボケ。」 「天使・・・っ?だって羽が黒い!」 「そーいう奴もいる。善良な天使ってのは羽が黒いもんだ。俺の名はアポリオン。リオンとでも読んでくれ。」 刃はアポリオンという名前を聞いたことがあった。聖書に出ていた名だったはず。いったい、なんの天使だっただろうかと考えていて思い出したのは、ヨハネの黙示録。たしか、アポリオン…注釈に乗っていたあの名は… 「アポリオンってサタンの別名じゃねぇかよーーーーーーー!天使名乗るな!」 「よく勉強してんな、カミサマも喜んでるだろうな。そうだ俺がサタンだ。だが別に悪いことをしているわけじゃない。」 「は・・・?だって、人類を5ヶ月間絶望の淵に立たせたって・・・」 「あぁ、そりゃウソだ。せいぜい俺にできる悪いことなんて、そうだな・・・他人の家のインターホン鳴らして猛ダッシュとか。」 「ピンポンダッシュかよ!器小さいなお前はアァァ!ていうかお前目立つ!こんなトコにいたらマズいよ、とりあえず俺んち来いよ。どうせ一人暮らしだから。」 「おいおいふざけんなよ、やだよ、男はみんな獣だぜ。」 「お前は年頃の娘か!っていうかそれが天使のいう言葉かアァァァ!お前も男だろうが!」 「天使に性別はありまっせーん。まぁ、お前の言うことにも一理あるな、案内してくれよ。」 リオンをつれて、刃はアパートへ、今度はヘンなお化けに襲われることもなく無事に辿り着いた。あまり広くはない一室。几帳面な性格のおかげで、一人暮らしの男の部屋とは思えないほどきれいに片付いていた。水をコップに注ぎながら刃はリオンに問いかける。 「で、なんでそのサタンが人間界に来たんだよ。まさか俺にとりついて人間殺そうなんて考えてんじゃないだろうな。」 「まさか。そんなわけないだろ。いいか、神の国が近づいた。今世界は―最後の審判が行われ始めている。」 「最後の審判?それでさっきのお化け・・・?つまり、あれは死んだ人ってことかよ。」 「そうだ。テレビつけてみろ。多分そろそろ、報道が―」 リオンの言ったとおりに刃はテレビをつけた。眉間にしわを寄せたリポーターがマイクを片手に記事を読み上げる。 「世界各地で不可解な事件が起こっています。至るところで白骨化死体が動き出し、人々を襲う怪奇現象、原因については調査中で、FBIの超能力研究者たちも首をかしげる程の規模です。原因はまだわかっていません。あっ、今情報がはいりました!北海道で82歳の女性が白骨化死体に襲われ死亡です!この女性は墓地の近くにいたということです!また、この白骨化死体はキリスト教会を避けるように活動をしている模様です!みなさん、家から決して出ないようにしてください!そして、墓地には向かわない!キリスト教会が近くにある方はそちらに避難してください!えー、もう一度繰り返し…」 「…世界各地、か…。ちょっとまってくれ、最後の審判って神様の前にみんな並ばされて、っていうのじゃなかったのか?」 「そのことだけどな…全員が生き返らないとそれはできない。元々の神は、生き返った人間に魂が戻ると信じていたんだが、そうならなかったから一度千年王国をあきらめたんだ。だが、現在の神―2000年前に就任した神が―強行してな。俺は何度も助言したんだ、やめたほうがいいって。そうしたら俺は封印された。俺の他に、3人封印された。俺だけなんとか封印を破って飛び出してきたわけさ。このままじゃ千年王国なんてムリだからな。地球が滅んでしまう。そうだ…もうひとつ誤解をといておくが、サタンっていうのは悪魔じゃない。天使だ。ミカエルと肩を並べるくらいのな。本来の意味は、知恵ある者、だったんだ。」 「知恵ある者…?」 「俺を知恵ある者として創ったのは先代の神さ。だけどな、今の神はなんかおかしい…。他に封印された天使は、善の天使、勇気の天使、力の天使。どれも要になるようなものばかりだぞ。どうもにおうんでね、俺は神にケンカを売るつもりなんだ。それで、心力の強そうな奴を探してたんだけど」 「心力?」 「そのままだ、心の強さ。お前、なかなあ太い神経してんじゃねーか。俺サマの配下に加えてやるよ。」 「いや、ちょいまち。話が見えない。」 「だぁーかぁーらぁー、ゾンビをやっつけながら神をおびき出してやっつける仲間がほしーの。俺は天使だから神に傷を負わせられねーの。人間がいねーと駄目なわけ。アンダースターン?」 「アンダースターンしたけど俺やだよ。」 「やだよっつったってねぇ…一週間もすりゃ武器を持って歩く時代が訪れるぜ、この日本でも。」 リオンは不適に笑った。彼は戦うことを少し楽しんでいるような雰囲気を帯びていた。 がっくりとうなだれる刃。しかし、そんな時間は彼らには与えられなかった。 外から大きな声が聞こえてきたのだ。 『人間のみなさん、神の国は近づきました。死者は蘇り、審判のときを待つことになります。信仰のないものは襲われることもありましょう。しかし信じて待ちなさい。神の教えに帰依しなさい。そうすれば、神は、あなたがたを選ばれた民として迎え入れるでしょう…』 「…くそ、やられたな……」 リオンは苦虫を噛み潰したような表情をした。 話が見えないままの刃は口をひらこうとしたが、それよりも早くリオンは口早に説明をしだした。 「俺の計画では、人間たちが神を信仰しなくなることによって力を減らすつもりだった。神の力は人間の信仰心によるからな…。だが、こうなった以上恐れた人間たちは神を信仰するしかなくなる。そうすれば、神の力はますます増える。」 「おい、リオン。そもそもなんで神は千年王国を―?」 「千年王国が完成すると、その後千年間は神のいらないと判断した者を黄泉の国に閉じ込めておける。…けど……俺にはどうも…リスクが大きすぎるとしか…まぁそれだけ今の神はお馬鹿さんなんだけど…。どうだ刃。協力する気になった??」 「まぁ確かに、19年間信じてたものを裏切られて燃えてきたかもしんねーよ。しかたねーな、俺でよければつきあってやるよ。どうすればいいのかはリオンが教えてくれんだろ?」 「やったーーーーー!助かるよ、リオン!絶対絶対神倒そう!地球守ろう!俺ァそれだけが気がかりで気がかりで…」 黒い翼を持って、真っ黒な服装をしているが、やはりリオンは天使だった。天使らしい純粋な笑みも、心も持っている。刃は突然笑えてきて、二日酔いなんかどうでもよくなった。 危険なことにかわりはない。だけど、なんとかなりそうだった。 この世―天国も巻き込んでもリオンより頭の良い者はいないのだ。そんな彼がいるのだ、なんとかなるだろう。 しかし彼は知らなかった。何事もノリで決断してはならないということを―