約 865,043 件
https://w.atwiki.jp/debichan/pages/65.html
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [↓] :2010/03/24(水) 02 11 09.10 ID nk38oXM10 ~ご馳走~ 「よいしょっと……」 休日は、近所のお店のお手伝い。 楽な仕事じゃないけれど、お店の人は優しい人ばかり。 「ふう……」 荷物を運び終わって一息入れようかとした瞬間、声をかけられた。 「ほれっ、一息つきな」 声と同時に私にポイっと投げられたのは、冷えた缶コーヒー。 私は情景反射的にそれを受け取る。 「それは、おいちゃんのおごりだ」 店のおじさんが笑いながら言う。 「あ……、す、すみません……。いつも……」 「気にしないでええ。茜ちゃんが手伝ってくれるおかげで、おいちゃんも楽できるしな」 そう言って、がはははははっと豪快に笑う。 その笑顔に釣られ、私もニコニコと笑うとコーヒーをご馳走になった。 しばらく二人で話しているとお店の方から声がする。 どうやら、私を呼んでいるみたい。 「おお、呼んでるみたいやな。いっとおいで」 「あ、す、すみません……」 「気にしすぎや。もちっと図太くても罰は当たらんと思うで……」 おじさんは、そう言うと私から空き缶を取り上げる。 どうやら捨てておくから、急いでいって来いという事らしい。 私は素直にその好意に甘える事にした。 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [↓] :2010/03/24(水) 02 14 07.74 ID nk38oXM10 お店の方に行くと、おばさんが私を見つけこっちに来るように手招く。 「す、すみません……」 私が慌てて近づいてそう言うと、おばさんは困った顔をした。 「あー、そのすぐに誤る癖は直した方がいいよ。世の中、悪いやつばかりだからねぇ」 多分、しみじみとそういうおばさんの顔を私はきょとんとした顔で見ていたのだろう。 すぐおばさんは苦笑いを浮かべて苦笑する。 「いけないねぇ。どうも茜ちゃんを見てると世話焼きたくなっちまって小言か増えてしまうねぇ」 「そ、そんな。わ、私……うれしいです」 それは私の本当の気持ち。 そんな私の言葉に、おばさんはにこりと笑う。 「そうかい?それならいいんだけどね」 「えーっと、用事なんでしょうか?」 私も照れてしまい、雰囲気を変えようかと思って聞き返す。 「あー、そうだったね。今日は、もうあがっていいよ。お疲れ様」 「でも、時間より30分早いです……」 不安そうに聞く私の言葉に、おばさんはくすりと笑う。 「今日は、あの荷物運びで仕事終わりだったんだよ。だから、問題ないよ」 その言葉に、私はほっとする。 よかった。首じゃないんだ。 「そうなんですか。じゃあ、お先に失礼します」 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [↓] :2010/03/24(水) 02 16 09.48 ID nk38oXM10 そう言って着替えるために事務所の方に向かおうとすると私の前にずぃっと買い物袋が差し出された。 袋の中には、お弁当やパンや惣菜なんかが入れてある。 「え?!」 驚く私に、おばさんが苦笑して言う。 「賞味期限切れや賞味期限切れ寸前のものばかりだけどさ、よかったらお食べ」 「あ……、ありがとうございます」 自然と感謝の言葉が口から出る。 「いいさ。どうせ捨てるか、私ら夫婦で食べるぐらいしか出来ないからね」 おばさんの気遣いの言葉に感謝し、私は袋を受け取って再び感謝の言葉を述べる。 「気にしないでいいよ。それより、明日もがんばっておくれよ」 その言葉に、私は大きく答えた。 「はいっ、がんばりますっ」 そして、その日の夕食と次の日の朝食は、とても豪華なものになったのだった。 おわり
https://w.atwiki.jp/debichan/pages/77.html
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/04/11(日) 01 59 36.80 ID BOd6NY20 梓「花火大会・・・ですか?」 唯「そうそう。今夜近くでやるんだって!みんなで行こうよ~」 律「いいな~!行こうぜ!」 梓「そんな急に言われましても・・・」 澪「おい律、練習はどうするんだよ」 紬「まあまあ、新メンバーも入ったし、歓迎会をかねてみんなで楽しむのもいいんじゃないかしら」 澪「ムギがそう言うなら・・・」 律「よ~し決定!じゃあみんな7時に浴衣着て集合な!」 茜「あ、あの、私、浴衣持ってないんですけど・・・」 唯「大丈夫だよ。ムギちゃんが貸してくれるよ」 茜「でも悪いですし・・・」 紬「遠慮しなくてもいいわよ。一緒に行きましょう?」 茜「・・・それなら・・・」 38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/04/11(日) 02 20 34.48 ID BOd6NY20 花火大会会場 茜「人がいっぱい・・・ちゃんと合流できるんでしょうか」 紬「大丈夫よ。すぐ会えるわ」 梓「あっ、茜ちゃんとムギ先輩、こんばんは」 澪「茜、浴衣似合ってるよ」 唯「デビちゃ~ん!ムギちゃんのお家どうだった~?」 律「お~い茜~!こっちだぞ~!」 茜「皆さん、なんでそんなに早く見つけられたんですか?」 唯「デビちゃんがおっきいからだよ!」 紬梓澪律(*1))) 39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/04/11(日) 02 42 27.00 ID BOd6NY20 紬「屋台で買い物するの、夢だったの!」 茜「なんだか美味しそうなにおい・・・おなかすいた・・・」 梓「あ、茜ちゃん・・・」ソワソワ 唯「デビちゃ~ん、たこ焼き買ってきたよ~一緒に食べよ~」 茜「あの・・・でも・・・」 律「遠慮すんなって。今日は茜の歓迎会なんだからさ」 茜「あ・・・い、いただきます」 茜(すっごくおいしい・・・) 45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/04/11(日) 03 33 53.92 ID BOd6NY20 唯「りっちゃんりっちゃん!始まったよ!た~まや~!」 律「よ~し!か~ぎや~!」 茜(花火、きれいだな~) 澪「茜、これからよろしくな」 茜「は、はい。皆さんの足を引っ張らないようにがんばります」 澪「そんなに固くならなくてもいいよ。私たちもまだまだだから」 茜「でも・・・音楽が苦手ですから・・・」 澪「ちょっとずつ上達していけばいいよ。ユーフォニアム吹いてる茜、かっこいいし」 茜「澪先輩///・・・ありがとうございます」 紬「うふふふふ」 梓「ムギ先輩・・・?」 おしまい
https://w.atwiki.jp/debichan/pages/72.html
げおん! - たかねの花園 - デビちゃんもけいおんやろうぜ! デビちゃんポストカード
https://w.atwiki.jp/debichan/pages/27.html
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 02 38 30.58 ID SaWbJeYW0 1学期 7月 放課後 部室 律「あっつー…」グデー 唯「うう………」フニャー 澪「お前ら…」 梓「こんにちわーっ、…て、う…これは…」ガチャ 茜「あ…あの…お邪魔します…」 紬「まあ、いらっしゃい梓ちゃん、茜ちゃん」 梓「あの…いったいなんなんですか?これは……」 茜「………………」 澪「すまん、見ての通りだ」 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 02 40 51.34 ID SaWbJeYW0 律「もー!誰だよー、今年は冷夏になるって言ったやつ!表に出ろー!」 唯「…あ、バケツのお水…もうこんなに温くなってるー」 律「唯ー、バケツの水変えるんだったら、あたしのも頼むわー」グデー 唯「ええ、動きたくないー」グデー 澪「…なあ、お前ら、後輩達が来てるんだぞ?少しは恥ずかしいとは思わんのか!?な?」 律「無理言うなー!」 唯「り…律っちゃん隊員!自分は…自分はもうダメであります…うう…ガクッ」バタッ 律「こ…こらー!寝るなー!寝たら死ぬぞー!…うっ…ぐは…」ガクッ 梓「…もうダメダメですね」 澪「うう//////」 唯「ねえあずにゃーん、アイスー、アイス欲しー。アイス買ってきてー」 律「じゃあ、あたし…かき氷がいい」 梓「………」 澪「頼む!頼むから、お前らもう少し最上級生らしくだな!」 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 02 45 47.44 ID SaWbJeYW0 梓「ふー、この分じゃ今日はもう練習はなさそうですよ?茜さん」 茜「は…はあ…」 紬「ねえ、アイスティー淹れてみたんだけど、みんな飲む?」 唯、律、さわ子「飲む!」ハイ!ハーイ! 梓「あ、生き返った」 澪、梓「って…!先生いつの間に?!」 律「うめー」 唯「はー、生き返るー」 さわ子「生きるってすばらしいわ…」 澪「こんなんでいいんだろうか?私たち…」 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 02 48 04.70 ID SaWbJeYW0 律「なあムギ、お前この氷どうしたんだ?」 紬「実は、ほらここ!棚の下に、小さい冷蔵庫持ってきてたの、うふふ先生達には絶対内緒よ?」 唯「おお!」 律「さすがムギ!」 さわ子「…って、オイ!」 澪「…………もうなんでもありか?」 梓「茜さん?」 茜「は、はい?」 梓「あの、私が言うのもなんなんですが、その…、新入生も入らないようなこんな不真面目な部活、辞めるなら早く辞めたほうがいいかも、ですよ?」 茜「あはは…」 澪「…梓、お前2年になってちょっとだけパワーアップしたな」 206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21 22 08.85 ID SaWbJeYW0 唯「あそうそう、ねえデビちゃん」 茜「…は、はい、あの…唯先輩、何でしょうか?」 唯「デビちゃんの、あの…ラッパ、その…えと…ゆ、ゆ…ゆーUFOマニア?」 澪「ユーフォニアムだ。いい加減覚えろ」 唯「そうそれそれ!えへへ、言い慣れないからどうしても間違っちゃうよね。変な名前だよねー?それ」 茜「ははは…」ドヨーン 澪、律、梓「謝れ!全世界のユーフォニアム奏者に今すぐ謝れ!」 207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21 26 47.05 ID SaWbJeYW0 唯「それでね、あれから練習とかした?」 茜「あ…あの、えと…それが…その、ご近所迷惑になっちゃうから、お家では練習できないっていうか…その…」 梓「あ…」 茜「できるとしても、あの…夕方の河川敷で…その…ちょっとだけ…」 唯「へーなんかさ、それって一昔前の昭和の青春ドラマみたいだよねー」 澪、律「そ、想像できそうで、まるで想像できん…」ドーン 律「でもそうだよなー、期末試験が終わるまで全然練習できなかったもんなー」 梓「…そもそも練習なんて、元から全然やってないじゃん」ボソリ… 唯、澪、律「…」カーン 律「ほ…ほほう、言うようになったな梓…」 梓「別にホントのことじゃないですか!春の新歓ライブが終わったと思ったら、唯先輩も律先輩も やれ腰が痛いだの、頭が痛いだの。何のかんの言ってこうやってずっとずーっと練習サボってたじゃないですか!」ブーブー 唯「ねえ、ムギちゃん、このようかん冷んやりしてすっごい美味しいねえ」 紬「でしょでしょ?私のお気に入りなの」 澪「…聞いちゃいねえ」 208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 21 30 27.63 ID SaWbJeYW0 梓「ムキー!茜さんも何か言ってくださいよ!このままじゃせっかく真面目にやってる人がバカみたい!」 茜「…よ…ようかん…」ジュル… 梓「あ…茜さん?」 唯「ねえねえ、デビちゃんも食べる?ようかん、美味しいよ?」 茜「ヨウカン…」フラフラー 梓「あーもう!」 澪「まあ待て梓、今ちょうど夏合宿について話合ってたところなんだ」 梓「これが話し合いに見えますか?」 唯、律、茜、さわ子「ようかんおいしー」パアアアアッ 澪「ははは……すまん」ドンヨリ 紬「ね、梓ちゃんも食べる?ようかん」 219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22 54 42.44 ID SaWbJeYW0 ――帰り道 梓「、ホントにもう…先輩も茜さんも」ブツブツ 茜「あ、あのう……梓さん、その………あの……ごめんなさい……その………生きるために……つ、つい……」ポソリ 梓「?」 茜「…な、なんでもありません。は…はは…」 梓「……」ジー 梓「……」プイ 梓「……」テクテクテク… 茜「……」(はあ…) 茜「……」(よし、やっぱり思い切って、梓さんにちょっとだけ聞いてみよう…)グッ 茜「…あ、あの梓さん」テテテ 梓「…何ですか?」ギロ 茜「……」(うわ、なんだか、すっごく怒ってる!?) 220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 22 56 33.29 ID SaWbJeYW0 梓「……」ジー 茜「あ、あのう、ゆ…唯先輩って、その…」 梓「……」 梓「……」クル… 唯「ねえねえ今度の日曜日さ、水着買いに行こうよー、水着」 紬「賛成~」 律「よーし、それじゃ、今度の日曜日、10時に駅前集合な」 澪「だから…お前ら、合宿は遊びじゃないんだぞ、分かってんのか?」 梓「…はああああ…、で、あの唯先輩がどうかしたんですか?」ギロッ!! 茜「……」(え?え?え?なんだか、すっごいめちゃくちゃ怒ってる!?) 222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23 01 27.38 ID SaWbJeYW0 茜「あ、あの、そ、それが、その…唯先輩なんですけどね、ほら、前にこう…、ベントラーベントラー、スペースピーポー!!!って部室でやってたんですけど」 梓「……………」ドーン 茜「その…あの…、も、もうベントラーって、やらないのかなあ…なんて。もう一回みたいかなって、あのその……」 梓「……………」カーン 梓「……………」 梓「……………」ガクガクブルブル 茜「って、え?え?」 梓「……………」ガクッ 茜「あ…梓さん?え?!い、いったいどうしちゃったんですか? 梓「…い…いえ、な…なんでもありません…ただ……」 茜「ただ?」 梓「茜さんも、その、あちら側の人間なのかなあって…は、ははは。なんか目の前が一瞬真っ暗に」 茜「え?え?え?」 223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 23 03 22.87 ID SaWbJeYW0 唯「おお!律っちゃん隊長!あれを見てください!」 律「なにやってんだ、茜?」 茜「え?あ、あの…こ、これですか?これは以前唯先輩が…UFOを…」 唯「おお!UFO!ベントラーベントラー、スペースピーポー!!!」ババッ 茜「あ!は…はい!そ…それです、それなんです!UFOを呼ぶ踊り!!」キラキラキラッ 紬「わあ、たのしそう!ねえねえ唯ちゃん、私にも教えて?…こう?ベントラーベントラー!」 唯「そうそうムギちゃん上手!ベントラーベントラー!!」 梓「…あ……ああ…………」ガクガクブルブル…ワナワナワナワナ… 律「おーい、梓ー。帰ってこーい」 澪「…ば…か…」
https://w.atwiki.jp/debichan/pages/74.html
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/06(火) 12 23 42.14 ID EXNzSPcgO 唯「ねえ、デビちゃん」 茜「はい、なんですか?」 唯「デビちゃんがね、2期の本編に出ないって話、ホント?」 茜「……!?」ガーン 茜「………」プルプルプル… 茜「………」………ガクッ 唯「あ、あれ?デビちゃんどうしたの?」 茜「……うう…………どうせ……どうせあたしなんて 今晩から2期の本編が始まったら、すぐに『ああ、そういえば、 そんなコいたっけ?』になるんですよ………」ブツブツ 唯「デ、デビちゃん?」 茜「……ぐすん……どうせあたしなんて、髪の毛ピンクだし、 持ってる楽器変だし、梓さんみたいにちんちくりんじゃないし……」ブツブツ 唯「……あのう?」 茜「……いいもん、いいもん……うう……」メソメソ 唯「おお!デビちゃんがやさぐれた!?」 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/06(火) 12 34 30.93 ID EXNzSPcgO 梓「こんにちはー」ガチャ 律「なんだ、唯と茜だけかー」 澪「って!茜泣いてるじゃん!唯、あんたまた…!」 唯「いや、あの、これは……」オロオロ 茜「ふんだ、いいもん……いいもん……」メソメソ 律「唯ー、お前悪いやっちゃなー」 梓「唯先輩ひどいです」 澪「そうだぞ唯、さあ早く茜に謝るんだ」 唯「えええ、あの、あの、あたし…」オロオロ 茜「……うう」 紬「そんなわけで今晩から始まるらしいからみんな見てね?」 律「ムギ、いつの間に……って、お前誰に言ってんだ?」 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/06(火) 17 16 06.44 ID EXNzSPcgO 律「そっかー茜は本編に出られないか」 茜「……ううう…」 紬「私ね、なんだかもう普通に茜ちゃんが出るような気さえしたんだけどね」 唯「よし!こうなったらデビちゃんは背景キャラを目指そう!」 茜「背景キャラ……」ガーン 唯「空気だよ、空気になるんだよ!」 茜「空気……」ズーン 唯「って、あれ?どしたのデビちゃん」 律「……唯、お前、ひでえヤツだな」 唯「えええ、でもできるとしたらもうこのくらいしかないよー」 茜「背景キャラで空気………」ドンヨリ 澪「だ、大丈夫だよ、茜は背が高いし髪の毛もピンクだから、みんな気付くって。な?」 梓「背が高くてピンク髪って……、それって、モブとしても無理なんじゃ………」 茜「………」ガーン 梓「あ………」 茜「……ううう…成長期なんて嫌いです……」 唯「そうだ!UFOだよデビちゃん!UFOの仕業にしちゃえばいいんだよ」 澪「あほ……」 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/07(水) 04 08 13.54 ID BaLqKK3tO 唯「ねえ、デビちゃん」 茜「あの、まだなにか?」 唯「さっきね、2期の第一話見てきたんだけどね、オープニングがねひどい電波だったんだよ」 茜「……この人、どんなときでもバッサリだ――!」ドーン 唯「それでね、画面のどこかにデビちゃんいないかなーって探したんだけどね、残念だけどいなかったよ」 茜「そうですか……、うう……、やっぱりあたしいらない子なんですね」ドンヨリ 唯「諦めちゃダメだよデビちゃん!ひょっとするとトチ狂ったスタッフがやってくれるかもだよ!」 茜「あの……、それはそれであんまりじゃ……」 唯「目指せ!空気の背景キャラ!」ババッ 茜「……ははは……空気……背景……」ドンヨリ
https://w.atwiki.jp/debichan/pages/3.html
合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: - 更新履歴 取得中です。 ここを編集
https://w.atwiki.jp/debichan/pages/45.html
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 05 23 11.42 ID 7kTUcOR60 律「茜ちゃんのキャラを決めよう」 澪「また、なにを急に言い出すんだお前」 律「いやな、茜ちゃんの引っ込み思案キャラでss書こうと思ったんだけどいまいちイメージわかなくてさ」 澪「お前の力量が足りないだけだろ……。っていうか!モノ書き設定は私のだぞ!返せ!」 律「やだね!私なんて劇中で特にドラムの演奏を褒められる事もなく、かといってテストの成績がいいわけでもなく……。 実はメンバーで一番無能なんじゃないかと噂されてきたんだからな。これは神様に祈りが通じたんだ!」 澪「でもss書けなかったんだろ?駄目じゃないか」 律「う……」 澪「だいたいギターやキーボードで指先を細々動かすのすら「キィー」ってなるお前が、ssなんて書ける筈ないだろ」 律「というわけで茜のキャラを決めたいんだけどさ」 澪「無視か」 律「今日の私は部長モードだからな」 唯「ねえねえ、茜ちゃんって誰?」 紬「今度うちに入部する二年の子よ。引っ込み思案な性格らしいけれど私もよく知らないの」 澪「二年っていうと梓と同じだな。何か知らないか?」 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 05 25 50.98 ID 7kTUcOR60 梓「茜ちゃんの事ですか。あの子は家がすべり台で親が傭兵で……う、ぅわーん」 澪「お、おい、どうしたんだ」 梓「だ、だってだって……」 律「ううむ、話が進まんな。唯」頼む 唯「あずにゃああああん!」 梓「に゛ゃあああああ!」 律「よし、面倒な二人が退場して後に残った三人は奇しくもけいおん部の頭脳派。われわれを中心に議論をすすめていこうじゃありませんか」 澪「言っておくとデコキャラは頭脳派じゃないぞ」 紬「ええと、頭派?頭前面派??」 律「まず茜ちゃんの「引っ込み思案」キャラについてだけど……」 澪「無視か」 紬「はい」 律「ほい、ムギ。あ、挙手はいらないぞ。思いついたら適当に喋ってくれ」 紬「確かに引っ込み思案というのは安価にしてはまともな設定だと思うわ。でも少し弱い気がするの」 澪「そうだなあ。ちょっと考えてみるとメンバーに天然系、運動部系、文化部系、お嬢様系、小動物系のキャラと来て「引っ込み思案」だけじゃ、ちょっと対抗するのが難しい気もするな」 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 05 27 51.58 ID 7kTUcOR60 律「あれ、澪は市松人形系じゃないのか」 澪「はあ!?何だよそれ」 紬「お正月の振袖姿の澪ちゃんは素敵でしたものね。」 澪「そ、そうか?///」 律「考えてみると、けいおん部メンバーで一番キャラを分類しずらいのって澪なんだよなあ」 紬「かきふらい先生の思い入れが伝わってきますね」 律「学祭のパンチラといい、扱いが露骨にいいんだよ。そうだ!澪はずるい!」 紬「私なんて金持ちネタ以外台詞が「え?」だけとか、背景化して後ろで笑ってるだけとか、そんなのばかり……。澪ちゃんずるい!」 澪「そ、そんなことないぞ。ムギはなんか最近扱いが良いらしいし、律は・・・っていうか話が脱線してるって!」 きーんこーんかーんこーん 紬「あら、もう時間ね」 律「しょうがないなあ。じゃあ今日はここでお開き」 唯「梓にゃん終わったみたいだよ」モグモグ 梓「なんだかいつも以上に何部の活動か分からない感じでしたね……」 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 05 40 26.70 ID 7kTUcOR60 きーんこーんかーんこーん 律「昨日の続きをしよう」 澪「また急だなお前は」 唯「はいはい!じゃあ今度は私が司会やる!」 律「お、また唯が変なとこでやる気だしたぞ」 梓「練習もそんな感じだと嬉しいんですけどね……」モグモグ 紬「はい、お茶をどうぞ」 唯「それでは引き続きデビちゃんのキャラを決めようと思います。司会は私平沢唯がお送りします」 澪「唯のMCって意外と上手いんだよな」 紬「隠れた才能ね」 律「ただ思いつくままに次々喋ってるだけとも言うな」 唯「私が司会となったのは深い理由がありまして……。桜高に入学した私は、最初けいおん部をかる~い簡単な音楽だと思っt」 律「何を話してるんだお前は」ペシ 澪「というかその話は何度も聞いたよ……」 梓「ボケ出したお婆ちゃんみたいですね……」 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 05 42 03.56 ID 7kTUcOR60 唯「えーそれで、デビちゃんの性格に追加要素が欲しいとの事ですが。律ちゃんこの辺はいかがでしょう?」 律「うお、私か。そうだなあ……もうちょっとデコをねえ」 唯「ありがとうございました。次は澪ちゃんお願いします」 律「こらあ!司会者!」 梓「あ、このクッキーおいしいです」 唯「ええい、今は澪ちゃんのターンです!律っちゃんはうるさいのでペナルティとして3ターン行動不能にします」 律「何だよターンって!あ、お前、私を弄るために司会者に立候補したな~!」 紬「うふふ、そのクッキーは私も大好きなの」 唯「あーあー聞こえなーいよー。律ちゃんはー行動不能だーかーらー。」 澪「こいつらやる気あるのか……?」 梓「ああ、クッキーにはやっぱり紅茶ですよねー」 紬「気に入ってもらえて何よりだわ」ニコニコ 律「あー、お前ら?そろそろ日常会話で本筋に割り込むの止めてくれないかな?」 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 06 35 21.17 ID 7kTUcOR60 唯「えーと、キャラ把握が面倒臭いので、出番を賭けた厳正なるじゃんけん勝負の結果澪ちゃんと梓にゃん、要するに黒い人達は全員落選しました」 唯「いかにも運が無さそうな二人が落選したのは妥当な結果だったと思われます」 唯「ちなみに作者イメージによればけいおん部メンバーの運の良さを序列化すると唯>紬>律>梓>澪の順となっているそうです。とてもどうでもいいですね。以上、緊急連絡でした」 唯「というわけでデビちゃんのキャラどうしよう」 紬「確か、「引っ込み思案という設定だけでは足りない」という所まで話していたのかしら」 律「そーそー。問題なのは、今のままだと内気な茜が奔放なけいおん部メンバーの起こす騒動に「ふえぇえ」とか「はわわ」とか言って振り回されるだけのキャラになりそうなんだよな~」 唯「えー?けいおん部に騒動を起こす子なんて一人もいないよ!」 律「いや、表現をぼかしたけど殆ど唯一人の事だぞこれ」 紬「でもそうね。内気な子は何かと傍観者の立場になりがちだわ」 律「その他大勢ってわけだな。こうなると空気キャラだの何だの言われて二次創作で腹黒設定を付け足されて補完されたりする」 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 06 37 33.99 ID 7kTUcOR60 唯「うーん、でもけいおん部だと澪ちゃんなんかは内気な子じゃないかな?」 律「それでもあいつの場合、弄られキャラ+頼られキャラも持ってるからなー。黙ってても当事者になっちゃうおいしいキャラなんだよ。全くけしからんな」 唯「ううん、引っ込み思案か。そんなに駄目かなー」 紬「でも茜ちゃんには高校生ホームレスとか、元お父さんが傭兵っていう設定があるのよね」 律「設定だけ見ると目立ってる、というより浮いてるくらいの存在感があるな……」 紬「そこを押していけば話題の中心になれるんじゃないかしら?」 律「そこは間違いないんだけどな……。でもけいおん部キャラがついていけないで茜ちゃんに喰われちゃう可能性が高いぞ。 何しろ私達、自分でいうのも何だけどまったく不幸や穢れを知らないような幸福な女の子だからな。唯なんてホームレスのホの字も知らないんじゃないか」 紬「確かに……私もちょっとホームレスの人とどんな会話をすればいいか分からないかも……」 律「今度は茜ちゃん以外の私達が傍観者になっちゃうな。世界が違いすぎて驚くしかない、みたいな感じで」 81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/14(日) 06 41 37.81 ID 7kTUcOR60 紬「それは茜ちゃんの性格を変えるだけで解決できるの?」 律「どうかなあ。ホームレス生活をほのぼのネタにできるぐらいの設定とかあんのかな」 唯「母方の実家は石油王をやってるとか?」 律「それはそれで桁違いすぎてアレだな……っていうかそれ性格じゃないってば」 律「とりあえずホームレス云々の設定はちょっと使い辛い所があるから、出来ればそこを使わないで済むように性格設定だけで十分自立したキャラが欲しい……なんて事を色々考えたりしたな!」 きーんこーんかーんこーん 律「もう時間か。オチ付けなきゃいけないけど、真面目な感じの話した後だと難しいんだよな……。あー、しかし腹減ったなあ。」 唯「なんかもうめんどくさくなっちゃったよね。朝だし」 律「じゃあここは伝統の飯オチで終わるか」 澪「ち、ちょっと待て、だれが奢るんだ?」 律「じゃあ言いだしっぺの澪な!どうせじゃんけんしても不幸だから負けるし。よーし、お前ら!飯食いにいこうぜー!」 「おー!」 保守がてら書いてみたが駄目だったらしい
https://w.atwiki.jp/debichan/pages/22.html
新人声優 矢口真理 http //www.nicovideo.jp/watch/sm10054911 新人おっさん声優 矢口真理 http //www.nicovideo.jp/watch/sm10054920 ラジオdeけいおん!!(仮) ラジオdeけいおん!!(MCおっさん) http //www.nicovideo.jp/watch/nm10115718
https://w.atwiki.jp/debichan/pages/60.html
I LOVE 草むしり 作詞:ID jhPvg8ho0氏 見上げた空は ただただ青くて 雲 ひとつ無い 草むしり日和だね でも 夢中になって入った奥の 草むらの中から 驚いた! ガマガエルが飛び出してきた 一休み 誰かの話し声が 聞こえてる 耳を澄ましみんなの声を聞く grass and weeds 風の流れに任せ ざわざわと草の声 緩やかに流れ行く 時の波が生まれた 風が涼しくなったね そろそろ日が暮れるよ さてと じゃあ今日の晩御飯どうしよう?食べ物は・・・あった 手を合わせていただきます まぶた閉じても広がる原っぱ さあ むしらなきゃ!草むしりづくしだね ほら 高い丈の草の陰 中に隠れているのは 嬉しいな♪ 食べられるハーブがいっぱい 陽だまりの 中にはお花たちが 咲いている 楽しそうにみんなで笑ってる wonderful dream 夢の中ではいつも たくさんの草たちが 仲良く身を寄せて 花を揺らし踊るよ 朝日が昇ってきたね ちょうど目が覚めるよ さてと さあ 澄んだ空気で深呼吸 今日も1日 ずっと 前を向いて行こう 草むらの中で見上げた空 広がっているのは青い 色に浮かんだ白くまぶしいわたあめ grass and weeds 風の流れに任せ ざわざわと草の声 緩やかに流れ行く 時の波が生まれた love and joy 光に包まれて大きくまた育つ草たち 今抜いた所も いつか草むらになるよ 明日また晴れるといいな 夕焼けに向かって さてと さあ 眠る準備をしなくちゃ できたなら じゃあ 目をつぶってまた明日
https://w.atwiki.jp/debichan/pages/54.html
307 :ちょっとだけ:2010/03/21(日) 12 44 54.37 ID xeh50hOJO 唯「ゲームセンター?」 律「なあ、ちょっと寄っていこうぜ」 梓「あの、楽器店に行くんじゃ……」 紬「まあまあ、梓ちゃんも茜ちゃんもそんなところ立ってないで入った入った」 茜「わっ、わっ、あ、あの、ムギ先輩、そんなに押さないで下さい~」 律「おー、空いてる空いてる。へへーん、これこれ」ガチャコン 澪「ああ、なんだ太鼓の達○か……」 律「でもさー、これって意外と難しいんだぜ…っと」デンデンツクデン 澪「律のはちょっと走り気味だし。……まあ、リズムキープの練習になるかもな」 唯「へー、律ちゃんうまいー」 律「へへん、まかせろ…って、おっ、おっ、おっ」デンデンデンツクデンデンデン 308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 12 47 39.93 ID xeh50hOJO 紬「わあ、私こういうとこあんまり来たことないからちょっとドキドキするー。あっ、これ!これ何だろ?」テテテ 梓「それはパンチングマシーンですね、…って言うか、あの……ムギ先輩? 女子高生なら普通、表にあるプリクラのほうに興味を持つんじゃ……」 紬「これやってみたーい」 梓「…聞いてないし」 紬「このグローブをはめるのね、えとお金はここね」ガチャコ ジャーン!ジャンジャカジャジャーン! パンチングマシーン「ゲームスタート!ラウンドゥワン!」 紬「えっと、ここを殴るのね!えいっ!」バシッ パンチングマシーン「おーう!?」ビービー ジャジャーン 『93kg』ビー 梓「わっ、ムギ先輩すごーい」 唯「おお!」 澪「へえ、ムギ意外とすごいなー」 310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 12 50 05.89 ID xeh50hOJO 紬「そうかな、あ、そうだ、今度は梓ちゃんやってみて?はい」 梓「え?あの、私ですか?」 唯「あずにゃん、がんばれー」 梓「それじゃ……やーっ!」ボコッ パンチングマシーン「ふふん!」ビービー ジャジャーン 『55kg』ビー 梓「……あ、あれ?」 パンチングマシーン「イッツア、ファイナルラウンド!レデイファイト!」 ジャンジャーン 唯「ねえねえ、それじゃあ次はデビちゃんやってみて」 茜「え!?あ、あの、……あたし、ですか?」 311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 12 52 48.83 ID xeh50hOJO 唯「うん、後であたしもやるからー」 茜「えと……あ、あの……そ……、それじゃ、えい!」ポコン パンチングマシーン「おーいえい!」ビービー ジャジャーン 『75kg』 唯「おお」 茜「…あ、あの、こんなんでよかったんでしょうか?」 澪「でもムギより低いな、ひょっとしてムギ最強?」 紬「…えへん」 唯「んじゃあ、次、ね、澪ちゃん、あたし達やってみよ?」 澪「まー仕方ないかな」 梓「あの、だから普通ならプリクラじゃ……」 312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/21(日) 12 54 37.18 ID xeh50hOJO ピョン 茜「ひゃい?!」 梓「あ、茜さんの胸に、………バッタ?……どこから?」 茜「ぎゃ……ぎゃあ―――――!!?いや―――――――っ!!!?」ガオン!! パンチングマシーン「めぎゃ――――!!?」ガシャーン バガン ボン! プシュ――――――ッ 梓「…っ!?」 澪「なんだなんだ?」 紬「え?何、今の音、やだ地震?」 唯「おお?いつの間にか、パンチングマシーンの上半分が無くなって煙噴いてるよ」 梓「……………あ…ああ……」ガクガクブルブル 店員「どうされちゃったんですか?……って、……なんだこりゃ?」 唯「おお!こ…これは、UFOの仕業!?」 律「なあ、おい、誰か見てくれよー。ハイスコア更新したよー」