約 208,710 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/32504.html
登録日:2015/07/07 (火) 23 59 51 更新日:2023/05/19 Fri 21 00 16 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 Zシリーズ サイデリアル スパロボ スフィア・リアクター ドロップキック ドロップキックおじさん 反抗心 反逆者 哀しき悪役 堀秀行 射手座 次元将 次元将ヴィルダーク 生真面目 皇帝 皇帝アウストラリス 立ち上がる射手 第3次Z 惰弱な種は、今日よりサイデリアルの統治者たる我が支配する。 崇めよ、地球人よ!新地球皇国を……サイデリアルを!! 『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』の登場人物。 CV.堀秀行 【概要】 星間軍事連合サイデリアルのトップであり、地球制圧後に建国された新地球皇国の皇帝。 また「立ち上がる射手」のスフィア・リアクターとしての顔も持つ。 金色の武具と牛のような角のついたサークレット、濃紺のマントを身につけたマッシヴ体形の男。髪が長い。 とにかく力を集める事に固執しており、帝都ラース・バビロンの皇帝宮に座しながら、地球全土から次元力をかき集め、それを地球全土から見繕った特に強い生命の力の持ち主から吸収した霊子によって制御している。 また対話や和解に対しては「言葉では何も守れん」と最初から放棄している。 サイデリアルの幹部達とは対等に近い関係であるが、その命令は絶対のものとしてバルビエルですら従う。 アウストラリス当人はスフィア・リアクターでありながら、「立ち上がる射手」を搭載したリアクト・マシンを所持しておらず、戦場に出向く際はプレイアデス・タウラを足として使っている。 Z-BLUEとの戦いの中で徐々に戦局を盛り返され、遂にラース・バビロンでの最終決戦に臨むことになったのだが… 以下ネタバレ 我が名は次元将ヴィルダーク! 運命をも超える最強の力だ! その真の名は次元将ヴィルダーク。 破界の王ガイオウこと次元将ヴァイシュラバと同じ、別次元において御使いとの決戦のために生み出された生体兵器『次元将』の一人である。 立ち上がる射手のスフィアは御使いに反抗していた前のリアクターから奪い取ったもの。アウストラリスの名は御使いから与えられた偽名。 由来は射手座の恒星「カウス・アウストラリス」。 御使いの下部組織であるサイデリアルのトップとして君臨しながら、その裏では根源的災厄である御使いの打倒を目指しており、スフィアの力を求めている。 そして次元将としての力に御使いを打倒しうる可能性を見た尸空とエルーナルーナはその目的に協力しており、スフィアを集めると共にいずれ自身のスフィアをヴィルダークに捧げる事を目論んでいた。 そしてラース・バビロンでの決戦で尸空、エルーナルーナ、バルビエルのスフィアを奪い取り、「立ち上がる射手」、「沈黙の巨蟹」、「欲深な金牛」、「怨嗟の魔蠍」をその手に収める。 ただ、「立ち上がる射手」以外のスフィアに関してはアサキムのようにリアクターとしてその力を引き出しているわけではなく、次元力を引き出す機関として利用しているだけでスフィア・アクトも使用できない。しかしそれでも強大な力を発揮できる。 ちなみに「立ち上がる射手」は「反抗心」を力に変えるスフィアなため、反逆を目論んでいる事はとっくに御使いに気付かれていた。 それでもヴィルダークを見逃していた理由は、スフィアを集めてくる分にはサイデリアルとして全く問題ない行動である事と、どれだけ力を集めようと自分たちには勝てないという思い上がりのため。 その事と宇宙の大崩壊が迫っている事もあり、ヴィルダークはとにかく一刻も早く御使いを打倒しうる力を集めようと躍起になっている。 ラース・バビロンでの決戦では新たに手に入れたスフィアからまだ次元力を引き出せていなかったため、Z-BLUEに敗北。 「負けたということは、俺はまだまだ強くなれる」と前向き精神で地球を去っていった。 しかしその後、Z-BLUEが自分達ではたどり着けなかった真化融合の境地に至った事に衝撃を受ける。 真化融合とは、機体の持つ霊子とパイロットの霊子を呼応させ、意志を一つにすることでより力を引き出す真化の入り口に達した者が可能にする領域である。 ヴィルダークら次元将の故郷でもこの理論は提唱されていたが、彼等はこの境地に達することが出来ず、無理矢理に人機を一つにするリヴァイブ・セルによって次元獣を生み出すのが限界だった。 しかし、その意志の力と成長によって無限に力を引き上げる真化融合と違い、次元獣は人機を一体にしてしまった時点で意志を失い、その成長を止める。 それは結局のところ共に生き、分かり合うという宇宙の真理から目を背け、自ら真化の道を閉ざす事でしかない。 ヴァイシュラバもヴィルダークも、ドゥリタラーもウィルパーシャも、そんな方法が間違っている事を悟りながらも、これしか方法がないと次元獣を生み出し続け、力を手に入れるために多くのものを犠牲にしてきた。 だからこそ、その境地に達したZ-BLUEの存在は彼らがやってきた事を全て否定するものだった。 真化融合は次元将にとっての夢だった。夢でなければならなかった。それが実現できなかったから、それでも御使いを倒したいという願いがあったから、彼らが生まれたのだから。 真化融合を遂げ、その力を以って御使いを倒さんとするZ-BLUEは、ヴィルダークにとっては決して相容れぬ存在だった。 自分の過ちを突きつけられたヴィルダークはそれでも今まで奪ってきた命に報いるために道を変えることが出来ず、Z-BLUEに最後の戦いを挑む。 そして真化融合の前に敗れ、自分のスフィアを託そうとするが、現れたアドヴェントによってスフィアを奪われ、無念の内に息絶えた。 しかし、その魂は尸空の導きによって生と死の狭間に留まり、超時空修復においてZ-BLUEに力を貸し、宇宙が救われたことを喜び、再会を約束して新たな地平へと旅立っていった。 何も思い残すことはない。俺達は精一杯生き、そして宇宙は救われた お前に問う……お前の戦いは何のためだ? 次元将ヴィルダーク 全長:156.7m 重量:540t 戦闘BGM:夢幻の戦神 ヴィルダークの戦闘義体。 カラーリングはガイオウことヴァイシュラバのものと同様の、銀ベースに極彩色のエネルギーラインが流れているものだが、彼のものと比べ細身で、顔面部が人面ではなく仮面型になっている。 次元将の戦闘義体は、改造された次元将自身の肉体を次元力によって変化させることで展開される。この形態は兵器というより変身したヴィルダーク本人と言える。 立ち上がる射手のスフィアはヴィルダーク自身の肉体に融合しており、彼がマシンを持っていないのはこれが理由。 ヴィシュラカーラを失ったことで飛行能力がなくなり、さらにヴァイシュラバの「ゼロ・レイ」に該当する技もなく、一見すると非力に見える。 しかし、次元将の戦闘義体だけあってポテンシャルは異常なレベルで高く 自身の肉体に融合している「立ち上がる射手」のスフィア 自前の闘気 終盤吸収したサイデリアルの3幹部達が持っていた牡牛座・蟹座・蠍座のスフィア を融合させることで絶対的な戦闘力を発揮する。 また、前述の理由でヴァイシュラバの「ゲールティラン」に相当する「指揮形態」になれないため、待機状態では銀色の球体となっている(一応この状態でも、中のヴィルダークが闘気を放つことで攻撃は出来る)。 全体的に「弓に番えられた矢」をイメージした造形となっており、頭と肩からフック状のパーツが伸びているのが特徴。 技 相克の陣 タマゴの状態で使用した攻撃。これで三大幹部のリアクト・マシンを破壊した。 相克・極 闘気を放って敵を薙ぎ払うMAP兵器。 太極・滅 エルーナルーナ、尸空、バルビエル…! お前達の力も使う…! 俺は闘う!この立ち上がる射手と共に!! 唯一の通常武器で全体攻撃。 「立ち上がる射手」の力で闘気を最大に解放し、無数の闘気の流星を叩き込んで動きを止めた敵に突っ込んで蹴り飛ばし、殴る蹴るで吹き飛ばしながら翻弄、最後にドロップキックを叩き込んで空間ごと木っ端微塵に粉砕する。 ちなみにvita版だと処理落ちする。 この時の若干シュールなポーズから、ユーザーからはもっぱら「ドロップキックおじさん」の愛称で呼ばれるようになった。 お前に問う……お前の追記・修正は何のためだ? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 48話のヴィルダーク戦(後半)に流れる『Rebellion~反逆の戦士達』は、最初「何でこのタイミングで?」と思ったけど、彼の真意を知ると抗ってたのはZ-BLUEだけじゃなくサイデリアルのスフィア・リアクター達(1人除く)もだったんだなぁと思った・・・ -- 名無しさん (2015-07-08 10 24 24) 「ヴァイシュラバ、奴らは強いなあ」って台詞がもうね、トーンといい顔グラといい、泣きそうになる。 -- 名無しさん (2015-07-08 13 09 49) スフィアリアクターの中で1番好きかもしれん、何だか「敗北して挫折した少年漫画の主人公」って印象を受けた -- 名無しさん (2015-07-09 01 19 46) 二週目やるとどれだけ内心の屈辱とかに耐えて皇帝やってたのかと思うと...「サイデリアルに屈せよ」とかもうね...悲しくなるわ -- 名無しさん (2015-07-09 16 27 25) この人と戦う時、龍が如く5のラスボス曲かけてたw -- 名無しさん (2015-07-10 00 14 04) シンカだのスフィアだのはどうでもいいから在りし日の次元将揃い踏みで御使いをチリにしてやりたかった。 -- 名無しさん (2015-07-10 05 00 26) 共闘したかったけどスフィアが「反抗心」だからすんなり真化融合認めてたらスフィア機能停止してた可能性もあるんかな。まぁそれでも次元将の闘技は残るけど。 -- 名無しさん (2015-07-10 07 41 49) 打倒御使いのためなら手段を選ばぬ覚悟でやってきたのに、結局最高の勝機である真化に相乗りすることを潔しとせず、今まで喰い物にしてきた人々の魂に殉ずるっていう自分ルールを取っちゃうのが歯がゆい。そういう意味では『刃向う』という己のスフィアの業に半ば取り込まれてしまっていたのかも。 -- 名無しさん (2015-07-10 07 49 28) この人と戦ってたら殿下とシュバル卿思い出した。二人と同じく「鋼の魂」装備するに値した人だったよ。 -- 名無しさん (2015-07-11 11 08 41) せめて機体がメカメカしけりゃなあ・・・。何あのダサいドロップキックwww -- 名無しさん (2015-07-11 12 00 49) ↑ガイオウだってメカメカしくはなかったでしょう。しかしかっこいいドロップキックってどんなのなんだろ -- 名無しさん (2015-07-11 12 01 32) ↑戦闘義体とか言ってごまかしてるけど、ぶっちゃけアレはウルトラマン(設定的にはティガとかダイナ)みたいなもんだと思う。あとドロップキックは胴体がピーン!となってるのに腕が微妙にプルプルしてるのが可笑しいw -- 名無しさん (2015-07-11 13 54 21) むしろイナズマキックとか見てるとZ世界においてドロップキックこそ最強の技なんじゃないかと思えてきた -- 名無しさん (2015-07-11 16 27 27) ヴァイシュラバ→手刀、ヴィルダーク→ドロップキック、後の二人はどんな技だったんだろう? -- 名無しさん (2015-07-13 17 42 51) ↑あとは頭突きとショルダータックルか? -- 名無しさん (2015-07-13 17 50 10) 関節技や投げ技という可能性も -- 名無しさん (2015-07-13 19 28 31) ちなみにお前の戦いは何のためだ?と問いかけてくるがバサラ相手だと会話にならなかったのであきらめる -- 名無しさん (2015-07-13 19 53 38) 唾棄すべき御使いの僕であるサイデリアルに従え、崇めよと次元将である自分が守らなくてはならなかった無辜の民に向けて言わざる終えなかった心境を考えると悲しいな -- (2015-07-16 22 21 54) ↑本来同志足り得た先代「射手座」を倒したのも結構きついよね。 -- 名無しさん (2015-07-18 17 40 40) ↑場合によっては同志であった先代から「俺を倒してお前が御使いを倒してくれ」と言われていた可能性も・・・ 激烈な戦闘能力と単独で軍団を作る力を持つ次元将に、強大な力を持つスフィアを託す・・・組み合わせとしては希望が持てなくも無い。 -- 名無しさん (2015-07-24 17 02 29) ↑しかしその次元獣は御使いのエル・ミレニウムの劣化コピーでしかないんだよなぁ。 -- (2015-07-25 00 43 41) ↑非道なリヴァイブ・セル使っても数でも質でも不利な状況で挑まざるを得ず、例えミレニウム突破しても大小傷を負った状態でフルスフィアの至高神に蹂躙され、エンドレス・敗退・落ち武者狩り・時空崩壊とかね・・・目的放棄せず戦い続け、それでも真化にたどり着けなかった・・・本当に頭が下がるし、素直に真化融合認められないわな・・・。 -- 名無しさん (2015-07-25 17 59 50) 所業の融通の利かなさといい、垣間見れる好漢的な本来の人間性といい、シリーズ最終作とはいえ闘ってて少し辛かったキャラ。ゆえにその後に控える巨悪に対して「こんな連中の為に彼等が!許るさーん!」となれたのだが。 -- 名無しさん (2015-07-25 18 42 15) ガイオウ共々、「主人公」という肩書と「主人公補正」を失った元・主人公みたいな存在だからな。 -- (2015-07-30 21 46 38) アドヴェントやジ・エーデルも気になるけど、因果地平の彼方がOG世界だったとしたら、彼は一体誰に転生したのかが気になる。 -- 名無しさん (2015-09-18 09 15 10) 前の射手座スフィアの持ち主も次元将と似たような存在だったんだろうか? -- 名無しさん (2015-11-16 12 21 31) 全身像見て吹いたw何か着ろよお前www・・・なんか第3次Zオリ系って無闇に露出度高い。 -- 名無しさん (2015-11-16 12 24 11) そういえば次元将って魔王サイコちっくな復旧システムのおかげで乗り物と本体、どっちか片方が残ってりゃそれがバックアップしていくらでも復活できるんじゃなかったっけ?なんでこの人のソファは消えたまんまなの? -- 名無しさん (2016-02-21 08 12 11) 本人が復活させようと思わなかったか見えないとこにでも置いてあるんじゃないの?ガイオウもお忍びで出かけるときは自分の体だけだったしよそに置いておけるんでしょ -- 名無しさん (2016-07-08 11 39 28) 本気の戦いに際してヴィシュラカーラの力を使わなかったのは不自然だし、そのバックアップ機能そのものがイカれるほどのダメージを受けてしまったってことだろうな。敵は部分的に因果律すら玩具にできるような連中だし、設定を無視されて深手を負わされても不思議じゃない -- 名無しさん (2016-07-08 13 09 48) 皇帝というから、もっと優雅な、まさに若く美しい皇帝みたいな感じをイメージしてたw まさか、ガイオウみたいなイカツイ親父だったとは……。 -- 名無しさん (2016-09-23 07 41 54) 地球皇帝・・・なにやら不穏な響きが -- 名無しさん (2016-10-10 21 29 29) 俺がお前等に協力したら俺がしてきた事なんだったんだってなるだろ!とかこっちこそ知らねえよ…としか言えない事言いだしたのがな、あとガドライドの子供どうなったんだろうね -- 名無しさん (2017-09-20 00 41 57) コイツがヴィシュラカーラと合体した万全の状態だったら、ヴァイシュラバみたくデッカい背負い物付のゴツいデザインだったんだろうか。 -- 名無しさん (2018-01-06 18 19 12) 戦闘時の特殊台詞から数多のガンダムを倒した事を暗に示している -- 名無しさん (2021-04-04 08 35 25) このヒト見てると思うが、次元将のテーマは絶対「鋼のレジスタンス」だと思う。歌詞がピッタリすぎる…… -- 名無しさん (2021-11-15 14 50 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/porepole3/pages/28.html
響く剣戟の音は未だに続き。 この命は未だに鼓動を続ける。 それを、奇跡のようだ、と御鷹は思った。 背後では皇帝がクーリンガンと戦闘を。 前方ではLCとGTが無数のゾンビ相手に格闘戦を。 未だに続けている。 既に余裕は無く、皇帝も圧され、LCとGTは満身創痍だ。 そんな中、自分は祈る事しか出来ない。一刻も早く、救援が来るように、と。 キィィ―――ン、と言う一切甲高い音。 皇帝の剣が弾き飛ばされる。 無慈悲に、クーリンガンの短剣が皇帝の首を狙う。 「皇帝ッッ!!!」 御鷹のその声に応じてか、LCが咄嗟に一本のククリを投擲する。 投擲されたククリは円を描きながら、正確にクーリンガンの首を背後から狙う。 取るに足らぬ一撃だったろう。クーリンガンなら避けるにすら値しない。 しかし、皇帝の取った行動がクーリンガンの予測を覆す。 無慈悲に首を狙う短剣の切っ先を掠めるように、投擲されたククリに飛びつく。 一撃目を交わされたクーリンガンが返す刀で心臓を狙う。 ギィィィン――…… しかし、その一撃を皇帝は手に取ったククリで防いだ。 「中々の業物だ、使わせてもらう」 そうして、再びクーリンガンと皇帝は対峙する。 一方、ククリをかなり無理な体勢で投げたLCはその身をゾンビの群れに投げ出していた。 GTとの距離も遠い。 見えるゾンビをもう一本のククリで撫で斬りにし、何とか身を起こそうとするも、ゾンビの数は減らない。 両足を掴まれ、残る左腕で思いっきりゾンビの頭を打ち、それでも抵抗を続け――…… 「―――ッッ!?」 眼の前にゾンビの顎。 咄嗟に庇おうとする腕も上がらず――…… パンッと、ゾンビの頭が破裂した。 「ISSだッ!!」 タタンタタタンタン!!! 軽い音と共にサブマシンガンが火を噴く。 一斉に雪崩れ込んでくる人影。 次々にゾンビを撃ち殺していく。 その間にLCとGT、御鷹は集まる。 「全員無事か」 「何とか……」 「私は……戦ってすら居ませんし……」 そうしてISSがゾンビと戦っている最中、御鷹の元へ一人の青年が駆け寄ってくる。 「星鋼京より警察官1万、消防士1万、計2万、到着しました」 ビシっと敬礼する青年、やや緊張しているようだ。 「あ、……解りました。では警察官は民間人の保護を最優先に。 消防士は二班に別れ、一斑はISSと共同でホースを使っての制圧、もう一斑は火災の起きた地域、あるいは起きた際に備えて下さい」 御鷹は即座に指示を飛ばす。 青年はサー、イエッサー、と返事をすると駆け出していった。 その後も御鷹は次々と指示を的確に飛ばしていく。 鎮圧用か窓を割ってダックスが突入し、ゾンビを踏み潰していく姿も見える。 「となると、ゾンビの方は任せて良いな」 「問題は此方、ですね」 LCとGTが皇帝とクーリンガンの戦闘を見やる。 「物量作戦、でも勝てはするんだろうが、な」 「嫌ですか」 「皇帝に貸しを作りたい、それに嫌がるだろう、そういうの」 「まぁ確かにいい気はしませんが……何か策が?」 口元を綻ばせる。 「今、猫野和錆って凄ェ医者が着てるらしい」 「………嫌な予感がします」 「大丈夫だ、死ななければ何とかしてくれる、それに皇帝に貸しは魅力的だ」 「あ”あ”あ”……やっぱりぃ……」 LCとGTはゆっくりと皇帝とクーリンガンの戦闘圏内へと入っていく。 皇帝とクーリンガンの戦闘は一進一退を極めていた。 推しては退く、退いては推す。 圧倒的な実力差を、埋めているものは…… ギィン……!!! 既に皇帝の手の中には自分の剣とLCのククリがあった。 異なる武器の二刀流。 相手のリーチに入ってはククリで捌き、退いては己の剣で攻撃。 皇帝が皇帝たるスキル/威厳だった。 しかし、それを以ってしてもクーリンガンを討つには一手、後一手足りない。 「ォォォォオオオオオオ!!!!!!」 其処に、咆哮を上げてGTが真横から走りこんでくる。 素手、しかし首と心臓を両手を交差させて護っている。 相手の武器は短剣、ならば自然と狙う箇所は限定される。 曰く、首、心臓、そして急所。 前のめりになった特攻状態では急所は極端に狙い辛い。ならば、首と心臓を護れば――…… ザク――、と。 クーリンガンが無造作に短剣をGTの腕に突き刺す。 そして、そのまま真横に振りぬく。 どれだけ力を込めた所で、所詮は凡人の足?き。取るに足らぬ。そう思った筈――…… 伏せる獅子。 その名を冠したLCがGTとは逆の方向から走りこむ。 「―――ッッ!?」 しかも此方は同じ体勢で突っ込んでいるが、口にククリを咥えている。 咄嗟にGTの腕に突き刺さったナイフを手放し、逆の手で腰から短剣を引き抜き、LCの腕に突き刺す。 そのまま、地面に縫い付ける、その心算だった――しかし。 「―――………ッッッッ!!!!」 GTがその体をクーリンガンにぶつける。 僅かに揺れるクーリンガンの体。 其処に、咥えたククリの切っ先を、LCがクーリンガンの心臓目掛けて突き刺す――…… 「――――ク」 それは誰の言葉だったか。 それぞれ片腕で弾き飛ばされるLCとGT。 万全を期した奇襲さえ一蹴。 「――――賦ッッ!!!!」 ・・ だが、この瞬間のみ、雑魚にクーリンガンは両手を使った。 一閃されるのは皇帝の剣。 そう、この場に置いて、最も何より警戒すべきは皇帝。 斬ッッ!!! 袈裟に体を両断されるクーリンガン。 フリーになった皇帝は、その断罪の剣をクーリンガンに振り下ろした。 「――――……クッ」 血煙と共に倒れこむクーリンガン。白いサマーセーターが真っ赤に染まる。 決着は今、此処に。 「―――……ご苦労」 ピッと、血を払い、己の剣を鞘に収めながら、皇帝が口を開く。 LCもGTもそれぞれ結構な重症ではあるが、致命傷では無い。 GTは慌てて、LCはやや面倒そうに、皇帝の前に畏まる。 「中々良い、意気であった」 一瞬GTはこの場で首討ちもありうるな、と思っていたが、少し安堵した。 何しろ皇帝の一騎打ちの邪魔をしたのだ。 「そして、この短剣は面白い形をしている。中々興味深い」 ククリを始めて見るのか、LCのククリを撫でる。 「皇帝に使って頂ければ、これ以上の幸福はありません」 あんまりそうは思って成さそうな――どちらかと言うとそれ結構高いんですけど的なオーラを出しつつ――答えるLC。 「では記念に頂いて置こう」 えーと抗議の声を上げるかと思いきやLCは微笑んだ。 内心、貸し2ゲットォォォォォッッと叫んでるんだろうとGTは思ったが口にしなかった。 「では、医者に見て貰うと良い。その腕の傷は浅く無い。それに私が診る限り、肋骨も折れているぞ ――――ふ、それにしても、フシミは部下に恵まれているようで何よりだ」 皇帝は既にクーリンガンに興味を無くしたのか、悠然とその場を去っていく。 何処から来たのか、ISSの連中がそれを護衛しようとしてうっとうしがられてるのが見える。 「ふーやれやれ、ようやく一段落か」 「いや、LCさん、肋骨折れてるらしいですし、そもそも未だISSとかメッチャ戦ってますけど」 とっとっと、と軽い音と共に、御鷹がやって来る。 「二人とも無事でしたか――って、血塗れ!?」 一通りあたふとした後、来た時より5割増しで医者を呼びに行く、御鷹。 「俺等の仕事はこれで終わりさ、後は他の連中が頑張るだろ」 「良いンでスか、それで」 「ククリと弾丸代だって安くぁねぇんだぜ」 「いや、出してくれますよ、国が」 「まぁとりあえず、だ」 「はい」 「医者に診て貰おう」 「はい……」 血塗れの二人はばったりとその場に倒れ伏した。 次の日、新聞にはこう記事が飾られる事になる。 『皇帝、クーリンガンを撃退』 其処に割と深く携わった、星鋼京の三人の記事は書かれていなかった。
https://w.atwiki.jp/sfc_rs2/pages/52.html
◆加入条件 七英雄のうち5体以上を倒し年代ジャンプするか、現在加入しているキャラ全てを即位させて全滅・年代ジャンプする。 最終皇帝以外でラストダンジョンへ行き全ての七英雄を倒すと加入失敗。 ◆概要 伝承法の限界に達したバレンヌ帝国最後の皇帝。 七英雄打倒後は帝国制から共和国制に改め、自ら退位して表舞台からは姿を消す。 ◆性能 全てのステータスがトップレベルに優れており、何をさせても専門職すら凌ぐ一流の使い手となる。 女性に比べ魔力で劣り腕力に優れ、トップタイの25を誇りる。特に体術の威力は他に並ぶ者がいない。 初期装備に大剣のデイブレードを装備しており、固有技の聖光(不死特効)・太陽光線(術と同じ)を使える。 最終皇帝が即位した状態で全滅するとゲームオーバーだが、LP0になった場合は2番目のキャラが犠牲になり皇帝のLPを半分だけ回復させ復活できる。これを利用すれば、本来脱出不可能なラストダンジョンから帰ることができる。 ◆閃き タイプ14の剣型。 ◆運用法 何をさせても強いのでプレイヤー次第だが、アマゾンストライクで体術を使うと鬼のような強さを発揮する。特に千手観音の威力はすさまじく、あらゆる攻撃手段の中で最も威力が高くなり、装備やドーピング次第でカンストに近いダメージを簡単に叩き出す。
https://w.atwiki.jp/chrankdissidia/pages/131.html
バッツ:皇帝 キャラクター間の相性 バッツ? ?皇帝 バッツ側が提示している根拠 ******************** 皇帝側が提示している根拠 相手は高所のフレア隕石への対策が旋風斬・ゴブパンしかない。 パラフォ一点読みなら見てからフレアも機能する? 評価投稿用フォーム 評価方法についてを参照し、それに添って投稿してください。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/dododoliland/pages/262.html
No.254 真皇帝アレク スーパーレアカード 水属性 フォース 15 攻撃力7500 ~(Lv.40) 13150 防御力4400 ~(Lv.40) 4820 売値 ~ 特殊能力 必殺技 入手方法 MAX攻撃力 水属性 7位 全属性 19位 MAX防御力 水属性 41位 全属性 137位 ※最大レベル時の能力はおおよその目安です。
https://w.atwiki.jp/aniwikigalaxystar/pages/381.html
ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔 ソードの隠しボス。 エンディング後にセーブした後、冒険を再開し石版のところに行くと、4つの鏡に挑戦できる。 『必要剣神度は1000』 その4体のボス「キラーアーマーズ、ゲモン、アトラスを倒し、メタルキング(逃げられても良い)と戦闘し倒すと竜皇帝バルグディスと戦える。 『剣神度』が足りなければ挑戦出来ない。 竜皇帝バルグディスは3つ首の竜で首を1つずつ倒しながら戦って行き、最初の首は口から氷のブレスを複数回吐いて攻撃する為回避し辛い。 2つ目の首は、火のブレスを吐き、斜め一列又は縦1列又は横1列に攻撃判定がある。 最後の中央の首は、広範囲に灼熱の炎を吐き、尻尾で巻きつけて上空に持ち上げて来る。 最強の隠しボス扱いだけに強敵。 光の剣をオリハルコンなどで強化した、最強クラスの武器が欲しい所。 バイシルド、バイキルト、スカラなどの補助魔法を使っておくと楽になる。 魔法の聖水や世界樹の葉をケチらず、補助魔法を使って、立ち向かっていこう。 ちなみに一度倒しても復活するので注意。 一度倒すとHPを回復して復活、3つの首で一斉に攻撃を仕掛けてくるようになる。 本気を出すと、特殊な範囲でブレスを吐いてくるようになる。 テリーのワンダーランド3D ジョーカー2で登場したラスボスの魔王ジェイムに遅れること1作、ようやく、竜皇帝バルグディスもモンスターズ作品に参戦を果たした。 種族はドラゴン系のランクSS。 サイズは3枠の「G」 配合では『キングヒドラ』と魔戦士メイザーとの配合で生まれる。 配合でメイザーを使う関係上、素材となる魔戦士ルギウスは4魔戦士との4体配合で誕生するので、手に入れられるのはジュヒョウに平和をもたらして以後という事になる。 更にキングヒドラも「魔壷インヘーラー」が必要になり「わたぼう、ワルぼう」のどちらかが必要になるなど通信等を使わない場合はとんでもなく苦労する。 所持スキルは固有の「竜皇帝バルグディス」 特性は「ギカボディ」 「AI 2-3回行動」 「れんぞく」 「炎ブレスブレイク」 「凍てつく波動」 +25で「スタンダードキラー」 +50で「タメキテボディ」が加わる。 ギガボディ持ちでの全体攻撃に加え、スタンダードキラー持ちの攻撃は強力。 「AI2〜3回行動」と行動回数が多い事もあって、能力値は「HP2150」「MP610」「攻撃630」「防御700」「素早さ800」「賢さ605」と素早さがそこそこ高い以外はあまりパッとしない。 耐性はかなり高くかなりたくさんの特技を無効、半減するが、主戦力として使っていくには少々心もとない。 究極配合では「HP2340」「MP732」「攻撃796」「防御880」「素早さ960」「賢さ766」とかなり強くなる。 ここまできたら配合の終着点まであと一息でヒヒュドラードと配合し凶魔獣メイザーを生みだせば最終配合まであと一息。
https://w.atwiki.jp/narikirikikaku2/pages/20.html
【 Capacity 】 [統率:4(+3)][武力:10(+3)][知力:3(+3)][交渉:0(+3)][幸運:3(+3)] 【 Remarks 】 今代のガフリント帝国を統べる皇帝。 歴代皇帝の意義であった"主"討伐を成し遂げた偉人ではあるが既に帝国の統治や躍進に興味は無いらしい。 元々は妖都スイゼンの豪族に過ぎなかったが、前皇帝を武力で屠って帝位に就いた経緯を持つ。 あくまで皇帝と成ったのは"主"と対決する為のツールであり、其れ以上で以下でもない。 故に此度の騒動の発端、『大闘技大会』の宣言に至ったのかもしれないと噂されるが真相は………
https://w.atwiki.jp/sfc_rs2/pages/53.html
◆加入条件 七英雄のうち5体以上を倒し年代ジャンプするか、現在加入しているキャラ全てを即位させて全滅・年代ジャンプする。 最終皇帝以外でラストダンジョンへ行き全ての七英雄を倒すと加入失敗。 ◆概要 伝承法の限界に達したバレンヌ帝国最後の皇帝。 七英雄打倒後は帝国制から共和国制に改め、自ら退位して表舞台からは姿を消す。 ◆性能 全てのステータスがトップレベルに優れており、何をさせても専門職すら凌ぐ一流の使い手となる。 男性に比べ腕力で劣り魔力・素早さに優れる。体術は男性ほどではないがトップレベル。 初期装備に片手・大剣両用のムーンライトを装備しており、固有技の月影・月光(術と同じ)を使える。 このためステータスでは男に劣るが武器では若干優位に立つ。 どうでもいいことだが寝相がとても悪い。 最終皇帝が即位した状態で全滅するとゲームオーバーだが、LP0になった場合は2番目のキャラが犠牲になり皇帝のLPを半分だけ回復させ復活できる。これを利用すれば、本来脱出不可能なラストダンジョンから帰ることができる。 ◆閃き タイプ14の剣型。 ◆運用法 何をさせても強いのでプレイヤー次第だが、アマゾンストライクで体術を使うと鬼のような強さを発揮する。特に千手観音の威力はすさまじく、あらゆる攻撃手段の中で最も威力が高くなり、装備やドーピング次第でカンストに近いダメージを簡単に叩き出す。 男性に比べ術威力にも優れるので、術を使わせても強い。ただしこちらはコウメイやスカイアには及ばない。
https://w.atwiki.jp/tanosiiorika/pages/568.html
死皇帝リア SR 闇文明 (8) 進化クリーチャー:ダークロード 8000 ■墓地進化-自分の墓地にある闇クリーチャー1体の上に置く。 ■W・ブレイカー ■自分のクリーチャーを召喚した時、それよりもコストが低いクリーチャーを自分の墓地から1体選びバトルゾーンに出す。 (F)「血土が何か騒がしいみたいね。さぁ寝ていないで、始末して来て頂戴」 作者:紅鬼 収録 伝説編(ロストゴッド・クルセイダーズ) 第一弾 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/smoksan/pages/646.html
皇帝ペンギン3号(こうていぺんぎんさんごう) 使用者:鬼道さん、不動、佐久間 始動は鬼道さん 初登場:93話 鬼道さんがボールと共に空中へ舞い上がり、口笛を吹く 不動、佐久間が後に続き、口笛に呼応し現れたペンギンと共にデスゾーンのようにボールを中心にして陣を組む 紫色の強力なエネルギーを纏ったボールを三人がかかと落としで蹴り、蹴りだされたボールはペンギンとともに低空を突き進む チームKのデモーニオが使う皇帝ペンギンXに対抗すべく、日ごろから不動と協力技を練習していた鬼道さんが、佐久間の助言を受け完成させた技。 撃ち出されたボールは凄まじいオーラを纏い、デモーニオの皇帝ペンギンXをものともせず、彼と相手キーパーごとゴールへ突き刺さった。 作中で語られてはいないがこの技が未完成だった時、ボールが纏う色、技に参加する二人から見て、およそキラーフィールズをシュート技へ発展させたものと思われる。 佐久間曰く「高さ」が足りなかったらしい。 皇帝(こうてい)ペンギンなだけに、高低(こうてい)が重要ry。 見た目的にはキラーフィールズ+皇帝ペンギン2号+デスゾーンを合わせたような技なので、 帝国学園組が生みだした技の集大成とも言え、かなり派手なものとなっている。 まさに不動の言っていたミスターKを討ち負かす決め手となった。 120話ではG2に進化した。 大介さん製究極奥義以外では2番目のG進化である。 なお、世界への挑戦!!では、鬼道さんがイベントで習得するほか、不動もレベルアップで習得するが二人とも属性不一致である。 にも関わらず、この技を属性一致で打てるペンギン大好きな彼は覚えず、属性不一致の違うペンギンを覚える。 もちろんこれもミスターKの仕業である 【関連】 皇帝ペンギン2号 皇帝ペンギンX デスゾーン キラーフィールズ 帝国学園