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<パイロット> 名称:・パイロット(職業) 要点:・パイロットスーツ・マフラー 周辺環境:・飛行場 評価: ・体格0.67(評価-1)・筋力1.00(評価 0)・耐久力1.00(評価 0) ・外見1.00(評価 0)・敏捷1.00(評価 0)・器 用1.00(評価 0) ・感覚1.50(評価 1)・知識1.50(評価 1)・幸 運0.67(評価-1) 特殊: *パイロットはI=D、航空機、宇宙船のパイロットになることが出来る。 →次のアイドレス: ・名パイロット(職業)・瀧川陽平(ACE)・カールTドランジ(ACE) ・舞踏子(職業)
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パイロット L:パイロット = { t:名称 = パイロット(職業) t:要点 = パイロットスーツ,マフラー t:周辺環境 = 飛行場 t:評価 = 体格-1,筋力0,耐久力0,外見0,敏捷0,器用0,感覚1,知識1,幸運-1 t:特殊 = { *パイロットの職業カテゴリ = ,,,基本職業アイドレス。 *パイロットのパイロット資格 = ,,,搭乗可能({I=D,航空機,宇宙艦船})。 } t:→次のアイドレス = 名パイロット(職業),瀧川陽平(ACE),カール・T・ドランジ(ACE),舞踏子(職業)} パイロットもまた、ニューワールドではごくありふれた職業のひとつである。 I=D、航空機、宇宙船の操縦を可能とする技能を持ち、特にI=Dはほとんどの戦場に登場する主戦力であり、その重要性は今さら語るまでもないと言えよう。 詩歌藩国において、パイロットは歩兵よりも数が少ない。 適正による選別もあるが、それ以上に教育のために莫大な時間がかかることがネックとなっている。 ではなぜ時間がかかるかといえば、理由は簡単。機体を壊してもらっては困るからだ。 I=Dや航空機、はては宇宙船ともなれば製造するためにはそれなりの資源と人的コスト、工場の稼動が必要となる。 それを戦闘で破壊されるならまだしも、訓練の最中に転倒されたりしては身が持たない。 逆を言えば、歩兵が多いのはその装備を整えることがパイロットに比べれば簡便であり、I=D作るよりも小銃作ったほうが安上がりであるからだと言える。 そんな理由から、パイロットに課せられる訓練は厳しい。 座学による知識の習得もさることながら、それ以上に実地訓練には大きく力を入れている。 建国当初はバーチャルシミュレータに頼らざるをえなかった操縦訓練だが、現在では様々なI=Dが練習機として活躍している。 トモエリバーやアートポストなどの実機を使用してのフライト訓練が行われているのだ。 このためI=Dや航空機の操縦については十分な経験が積める環境が整っているが、宇宙船については満足な教育環境が整っているとはとても言えない。 これは、詩歌藩国の方針として宇宙戦力の優先度が低いことに起因しており、現状ではシミュレータによる模擬訓練と他国で行われる講習への参加と留学が数少ない技術習得の機会となっている。 ちなみに訓練が行われる飛行場は、研究都市の南西部に位置する一箇所のみである。 建設当時はわずか一本だった滑走路だが、訓練生の増加や流通の拡大にともなって二本目の増設が予定されている。 最後に彼らの服装について話そう。 こちらは歩兵と違って何度か変更がかけられているが、今年のパイロットスーツは特に人気が高い。 というのもスーツの色が水竜をイメージしたソットヴォーチェブルーであるためだ。 絢爛近郊世界での火星沖海戦、そして詩歌藩国救出作戦で活躍した水竜を題材としただけあって、隊員募集ポスターに使用されるほど話題になっている。 ちなみにマフラーは英雄のスカーフと同じクリムゾンレッド。 真紅と紺のコントラストは今や子供たちの憧れの的となっている。 文:鈴藤瑞樹 絵:花陵
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飛び込んでくる敵に対して、美奈代騎は、フェンシングの突き技と同じ要領で半身を前に出し、斬艦刀を片手で突き出した。 そして、斬艦刀の切っ先が敵騎の装甲にめり込んだのと同時に柄から手を離した。 突き技の衝撃で、斬艦刀を折らないためだったが、そのまま騎体を半回転させた所を敵騎はその勢いのまま駆け抜ける。 美奈代は、その背中めがけて容赦なくシールドのエッジを叩き付けた。 「―――ぐぅっ!?」 騎体パーツがバラバラに粉砕される中、騎体が地面に叩き付けられる衝撃に、エーランドは歯を食いしばって耐えた。 「こ、こんな―――」 騎体はもう動かない。 スクリーンはすべてブラックアウト。 操作系はどこかショートしたらしく煙が出ている。 「こんなデタラメな話があってたまるか!」 エーランドは、脱出装置を作動させた。 緊急救難信号が発信され、開閉操作が効かなくなったハッチが吹き飛ぶ。 密封されていたコクピットに太陽の光と空気が流れ込んでくる。 「―――ここまで私に恥を掻かせるとは!」 チュインッ!! 毒づきながらコクピットの外に出たエーランドの手元で何かが弾けたのはその瞬間だ。 「何だ!?」 手を思わず引っ込めた。 まだ爆発は起きていない。 だが、何かが弾けたのは確かだ。 「ん?」 パンッ! チュインッ! 何かが弾けた場所を確かめようとかがんだ所を、何かがかすっていった。 黒い、小さな塊だった。 それが、高速で自分めがけて飛んできた。 弾けたのはその塊だと、エーランドは理解した。 飛ばして来た相手を求め、周囲を見回したエーランドは、自分の騎が擱座した場所がどこかようやく理解した。 自分を撃破した敵騎の前、自分が倒した敵の真横だった。 仰向けに倒れたその騎の胸部装甲が開かれ、そこから上半身を出したパイロットが、こちらめがけて右腕を伸ばしている。 その手に掴んだモノが、どうやら金属の塊を打ち出す武器だ。 エーランドはそこまで理解すると、即座に行動に出た。 一息で、武器を持つ相手の所まで跳躍、その腕を掴んだのだ。 相手が、再びあの金属の塊を打ち出す余裕をエーランドは与えなかった。 右腕を掴んで、相手をねじ伏せたエーランドは、その時初めて相手が女性であることに気づいた。 「―――女?」 自分を睨み付けてくるのは、エーランドにとっては妙齢の女性。 その女性の口から何事か言葉が漏れる。 “離せ”とでも言っているんだろうが、エーランドにとってはどうでもよかった。 「まぁいい」 エーランドは喉で笑うと、相手の右腕を抑える腕に力を込めた。 グッ 「うっ!」 女は、うめき声を上げ、武器を掴む力を失う。 エーランドは、女から武器を取り上げ、そして言った。 「安心しろ。私は女は殺さん」 武器を取り上げられてもなお、戦う意志を瞳に浮かべる女に、エーランドは小さく吹き出した。 「夢見が悪いからな」 女がエーランドに飛びかかってきたのはその時だ。 だが、エーランドの一撃が女を襲う方が速かった。 みぞおちに入った一撃で女は力なくエーランドの腕の中に崩れ落ちる。 「―――活きのいい女だ」 クイッ。 みぞおちの痛みに必死になって耐える女のあごを掴んだエーランドは言った。 「また逢おう」 そして――― 「二宮教官っ!」 “征龍改(せいりゅうかい)”から降りた美奈代が駆け寄ってくる。 美奈代の手には自動小銃が握られていた。 「ご、ご無事ですか!?」 敵騎を擱座させた美奈代にとって誤算だったのは、敵騎のパイロットが二宮を人質にしたことだ。 なにがどうしたものか。 それとも魔族とはそういうやり方をするのかわからないが、二宮の最後の抵抗をねじ伏せた魔族は、二宮をその場にねじ伏せ、動きを止めた。 コクピットの中に入りこんだため、二人が何をしていたかはわからない。 ただ、二宮を巻き込む危険性が高すぎ、美奈代達は、何も出来なかったのは確かだ。 おそらく、時間にして数分とたっていないだろう。 その間、二宮を人質にとられた美奈代には恐ろしく長い時間が過ぎた気がした。 すべてを終わらせたのは、海からの攻撃。 重迫撃砲と思われる攻撃が連続して美奈代騎の周囲に落下する。 シールドを構え、防御姿勢をとる間に、海岸から突如、得体の知れないフォルムのメサイアが出現。 その手の中へと、魔族は消えていった。 美奈代がコクピットへ潜り込んで体勢を整え直すよりも速く、敵は海へと消えていった。 もし、敵が美奈代騎を狙っていたら、美奈代は確実に死んでいただろう。 「二宮教官っ!」 何故か呆然として口元を指で抑える二宮に呼びかけるが、二宮はまるで反応しない。 ただ、顔を赤くして、ぼんやりとしているだけだ。 「教官っ!?」 美奈代はその肩を激しくゆすった。 「……泉」 「はい!」 「……頼みがある」 「な、なんですか!?」 「……私が」 どこか焦点のあわない目をした二宮は、美奈代に言った。 「私が、あの魔族と何をしていたか、忘れてくれ」 「わ、忘れるもなにも……」 美奈代は困惑した顔で答えた。 「私、何も見えていませんよ!」 「そ……そうか」 二宮は安堵したという顔でため息をついた。 「それならいい」 「あの―――教官?」 「忘れろ」 二宮はそう言うと、コクピットに潜り込んだ。 唖然としてコクピット前に立つ美奈代に、コクピット内部から二宮が届いた。 その声は、軍人としての、そして教官としての声でしかなかった。 「泉―――ベルゲはどうなっているか?」 「人類の新型兵器……か」 カーメン大佐がスクリーンの向こう側でうなるような声を上げた。 「エルプス系魔法の応用技術であることは間違いありません」 エーランドの横に立つ女性士官が、書類片手に言った。 司令部から派遣されてきたマイナ技術大尉だ。 「物質の原子レベルでの結合を崩し、原子崩壊させることで物質そのものを破壊します。騎体の損傷痕に、エルプス系魔法独特の痕跡があることから明らかです」 「実体系武器では対抗出来なかったと?」 「武器がその役割を果たしません」 マイナ技術大尉は言った。 「エルプス系魔法の前で実体系兵器及び防御は一切無意味です」 「……そうか」 カーメン大佐は、数回、小さく頷くと言った。 「マイナ技術大尉を信じよう。エーランド少佐には悪いことをした」 「いえ」 エーランド少佐は、その外見故か、若干気障に見えるほど優雅に敬礼した。 「マイナ技術大尉がヒートサーベルを持ってきてくれました。同じ過ちは繰り返しません」 「当然だ」 「……」 数分後。 相次ぐメースの喪失をねちねちといびるカーメン大佐との通信を終え、瞑目して落ち込んだエーランドの横。 そこでは、マイナ技術大尉が表情を変えずにエーランドを見ていた。 人形のような美しく涼しげな容姿をしたマイナ技術大尉は、金髪の貴公子然としたエーランドの横に立つとちょっとした似合いだな。と、その様子を眺めていたシグリッド大尉は思った。 「?……ああ」 その視線に気づいたのか、エーランドはマイナ技術大尉に向き直った。 「すまなかったな。大尉」 無理に笑ってみたつもりだが、ぎこちないだろうとエーランドは自身でそう思った。 「いえ」 マイナ技術大尉は、愛想笑いを浮かべることさえなく、手にした書類をエーランドの前に突き出した。 「ツヴァイ4騎と、関連武装の受領書類です。確認の上、サインを願います」 エーランドは無言で書類を受け取る。 何故か一瞬、顔を引きつらせ、一番上の書類だけを自分のポケットにねじ込むと、二枚目にペンを走らせた。 「その……マイナ技術……大尉」 受け取った書類を確認したマイナ技術大尉は、引きつった顔を崩せずにいるエーランドに言った。 「騎体と部下を失ったことに関する始末書と進退伺いを3時間以内に提出してください。それと、一枚目に挟んでおいた、損害賠償と罰金の件ですが、お支払い方法はいかがなさいますか?」 エーランドは悲しげな顔をしながらも、精一杯胸を張って答えた。 「もちろん、漢(オトコ)らしく現金一括払いだ!」 「……低金利のクレジット会社、紹介しましょうか?」 「いらんっ!」 ●“鈴谷(すずや)”艦橋 「残念なことになったわね」 「……そうね」 美夜と二宮の目の前で炎上を続けるのは、エーランドが放棄したメース、ツヴァイだ。 騎体の鹵獲(ろかく)を狙ったが、仕掛けられていた自爆装置が作動。 騎体は一瞬にして炎の中に消えた。 火葬を前に、敵騎の秘密がわかると期待していた面々には失望の色が走る。 「よっぽど私達に騎体を渡したくないみたいね」 「……そうね」 「……」 「……」 「……真理?」 「何?」 「敵と、何があったの?」 「……何も」 「……そんなにいい男だったんだ」 「何のこと?」 「今、顔に出たわよ?」 ●“鈴谷(すずや)”教官室 「ひでぇもんだ」 長野は、書類をデスクに放り投げると、コーヒーを飲もうと椅子から立ち上がった。 コーヒーメーカーの横に置かれたインスタントコーヒーの瓶を掴むと、中身を慎重に確かめた。 日本から持ってきたお気に入りのストックは、残り1本。 それでさえ、残りは瓶の半分にも満たない。 「……シャレにならねぇ」 「誤字脱字、ありましたか?」 長野のぼやきを聞いて声を上げたのは、長野の隣のデスクでパソコンを動かしていた美晴だった。 「いや?」 長野はコーヒーを淹れながら首を横に振った。 「損害が大きすぎると思っただけさ」 口ではそう言いながらも、長野が顔をしかめたのは、二宮がまとめた“伊吹”生存者に関する報告書を読んだからだ。 富士学校から派遣されたのは教官・候補生が31名、教員は12名とMC(メサイア・コントローラー)が19名となっている。 この数で、自前の“征龍改(せいりゅうかい)”6騎と、正規部隊から回されてきた“幻龍改(げんりゅうかい)”12騎を運用する。 さらに第二中隊から派遣され来た“幻龍改(げんりゅうかい)”6騎、騎士とMC(メサイア・コントローラー)、それぞれ6名ずつがこれに加わっていたが……。 「今や半分も残っていねぇとはな」 そう。 彼等の半数以上が“伊吹”と運命を共にしたことになる。 22騎存在した騎体に至っては10騎しか存在しない。 “伊吹”から引き出して修復した騎を加えて10騎なのだ。 長野は、生き残った騎体の割り当てに関する書類の作成を命じられていた。 “征龍(せいりゅう)”は元々第七分隊が使うことになっているし、今更使用者たる候補生の人選を変更して、セッティングを変えるくらいなら、第七分隊に使わせた方がいいと、長野は判断していた。 余談ではあるが、どうにもパソコンが苦手な長野は、柏美晴に代筆を依頼していた。 美晴に頼んだ理由は、長野曰く、彼女が候補生の中で最もキーボードの入力が速いと定評があることと、何よりMC(メサイア・コントローラー)に頼むと高くつきすぎるからだという。 それにしても……。 コーヒーカップに口を付けた長野は、二宮でさえ怒りを通り越してあきれたという出来事を思い出した。 “伊吹”で奇跡的に生還した3人組のことだ。 山科教官とその教え子2名。 第三分隊隊長の都築と副長の山崎だ。 何故生き残ったのか。 その報告は、長野でなくても顔をしかめるしかないものだった。 “伊吹”被弾の時。 候補生達は出撃騎搭乗者とそうでない者に分けられ、後者はブリーフィングルームで待機を命じられていた。 だが、そのいずれにも山科教官達の姿はなかった。 壮行会の際、山崎教官の深酒につきあわされた都築と山崎共々、二日酔いでドクターストップがかかっていたからだ。 素行不良で問題教官扱いされることが多かったとはいえ、そのおかげで彼らは命拾いしたことになる。 どういう皮肉か、長野にはわからない。 それに対して、さすがだと長野でさえ感服するのが、出撃部隊にいながら生還した第一分隊長の染谷だ。 染谷は“幻龍改(げんりゅうかい)”に搭乗し、池田大尉の背後、第一分隊二番騎につけてハンガーデッキで待機していたところで“伊吹”の被弾に遭遇した。 発艦準備中のフライトデッキ内部に飛び込んだ一撃は発艦待機中のメサイアを吹き飛ばし、メサイアが積載していた広域火焔掃射装置(スイーパーズフレイム)を破壊した。 広域火焔掃射装置(スイーパーズフレイム)から発生した消火困難な火災を含む爆発は、ハンガーデッキからフライトデッキへの進入経路までを一瞬のうちに、乗組員や騎士、そしてMC(メサイア・コントローラー)ごと破壊した。 元来、弾薬や可燃物には事欠かないハンガーデッキだ。 爆発は爆発を生み出した。 激しい衝撃により、染谷騎は他の騎が搭載していた弾薬の爆発に巻き込まれ擱座した。 他の教官や候補生達の騎も、ほぼ全騎が似たような状況、もしくは破損した騎の下敷きになって動かすことが出来ない有様だった。 メサイアに搭乗したままでは艦内から出ることが出来ないと判断した染谷は、教官である池田大尉に騎体放棄の許可を求めたが、池田大尉は染谷達にかまうことなく、自分だけ強引に“征龍改(せいりゅうかい)”で脱出を試みた。 結果は、池田大尉は妖魔の群れに襲われて死亡したのだが、反面、その後の染谷の行動は優等生の典型的模範例を示していた。 まず、MC(メサイア・コントローラー)と共に騎体を放棄し、ブリーフィングルームも含め、負傷者だらけとなったハンガーデッキを駆け回り、まだ動ける者達をまとめると、彼らと共に、負傷兵達を安全な場所へ移した。 デッキ内部にあふれたリキッドやオイルが引火すれば自分たちが危険になると判断したのも染谷が一番速かった。 ハンガーデッキに侵入した妖魔達から逃れるため、生存者と共に居住ブロックへ逃れ、たった一カ所のエアダクトを除き、すべての通気口と通路を閉鎖し、籠城の構えを指揮したのも染谷だった。 生存者達が、池田大尉のように逃げ出していれば妖魔達の餌食は避けられなかっただろう。 すべては染谷候補生の英雄的な決断力と行動力によると、二宮は報告書をまとめている。 長野も否定はしない。むしろ肯定的にとらえている。 そこまで考えて、長野は美晴に訊ねた。 「染谷候補生はどうしている?」 美晴はコーヒーを受け取りながら意味ありげな笑みを浮かべた。 「お忙しいと思いますけど?いろいろと」 「?」 ●“鈴谷(すずや)”第3層通路 グイッ! 「きゃっ!?」 ハンガーデッキからの帰り道。 候補生同士の打ち合わせを終えた美奈代は、部屋に戻る途中、突然、通路の角から飛び出した腕に手首を掴まれた。 何だと思うヒマさえなく、真っ暗な部屋に放り込まれた時には遅かった。 ガチャッ。という音を、背後で聞いた。 「なっ?」 振り返った美奈代が見たものは、ドアの前に立つ金髪の少女だった。 日本人ではマネ出来ない、その西洋人系特有の容姿。 “金色の妖精”という言葉が脳裏に浮かんだ。 そのあまりに美しい少女は、すでに艦内で知らない者はいない。 美奈代は、目の前の相手について、フィアという名前と、自分にとって個人的に好ましくない相手だという認識だけは持っていた。 「あの……」 「―――お願いってわけじゃないんだけど」 美奈代の言葉を遮るように、やや敵意をむき出しにた声で、フィアは言った。 正直、フィアの声を初めて聞いた美奈代は思わず後ずさった。 (こ……声まで可愛いなんて) 外見だけでなく、声まで愛らしいなんてあんまりだ。 美奈代は、女として自分が負けていることを、嫌でも自覚させられた。 神様、私、何かしましたか? 「……聞いているの?」 ドアを背に美奈代を睨みつけるフィアにそう言われ、神様に文句を言いに逝った美奈代は、現実に戻った。 「え?うえええっ!」 「……」 その素っ頓狂な声に、一瞬だけ怪訝そうな表情を浮かべたフィアは、美奈代に言った。 「これ以上」 その声色で、暗闇の中でも、美奈代にはわかった。 この子は、私を嫌っている。 でも―――どうして? フィアはそんな美奈代の心境に構うことなく言った。 「―――瞬(しゅん)に近づかないで」 瞬。 染谷瞬(そめや・しゅん)。 それは、美奈代にとって意中の男性の名だ。 「なっ?」 「瞬は私のものよ」 フィアは勝ち誇ったような、むしろ美奈代を哀れむような表情でドアノブに手をかけた。 「彼……優しくしてくれるの」 ●“鈴谷(すずや)”食堂 「そんなものは」 コーヒーを飲みながら美奈代の話を聞いていた宗像は、表情さえ変えずに言った。 「ハッタリだ」 「で、でも……」 美奈代は、染谷がフィアに気に入られていることを理由に、その身の回りの世話を命じられているのを知っている。 フィアを“語り石”に運ぶ際、フィアをコクピットで守っていたのが染谷だった。 あの戦いの中、自分のために必死になる染谷の姿に、フィアが惚れたというのが実情らしい。 「あの染谷にそんな甲斐性があるなら」 宗像は、落ち込む美奈代に手を伸ばし、その腹のあたりをなでた。 「お前の“ここ”は大変なことになっているぞ?」 「なっ!?」 「ふむ……すでに大変なことになっているな」 宗像が美奈代のお腹の肉をつまんでいる。 「レーション食べ過ぎたな。スカート、大丈夫か?」 「ち……ちょっと心配だ」 「全く」 美奈代の腹から手を離し、クックックッ……喉を鳴らして笑う宗像は、尊大なまでにゆったりと落ち着き払った様子で美奈代に言った。 言葉と態度に、不思議な威厳を感じる。 「お前の悩み事といえば、どうしてそう子供じみているんだ?」 「だ……だけど」 「恋のライバルからケンカ売られて?それだけで負けたとでも?」 「……」 「―――あの容姿だから、無理もないとは思うが」 「……そういえば、宗像は」 おや?と思った美奈代は宗像にたずねた。 「あの子には手を出そうとか、考えないのか?」 「外人は専門外だ」 宗像は言った。 「私は……そう、日本人形のような女の子は大好物だが、西洋人形はどうにもダメだ」 「……はぁ」 「菓子は和菓子に限る。日本人としてそう思うだろう?泉」 「……まぁ」 「……ずいぶんと生返事だな」 「和菓子と女の子を同列に語られても……返答に困る」 「全く……美意識のない奴だ」 その日の夕方。 “鍵”を乗せた飛行艦が針路を変えたという報告を、エーランドが受けたのは、食堂でのことだ。 トレイに乗った夕食を目の前に、エーランドは報告を聞いていた。 そのエーランドの前では、マイナ技術大尉がさっさと食事を始めている。 「予想針路は?」 船の生活で数少ない楽しみである食事をお預けされたエーランドは、厳しい士官としての表情を維持したまま、報告にきたムブナ中尉に訊ねる。 その間も、マイナ技術大尉の食事が止まることはない。 「情報では、ホルムズ海峡経由でドバイに入る予定でしたが」 「違うのか?」 「はい。ソコトラ島から北東へ針路をとっていたのですが、針路を真北にとりました」 「真北へ?」 マイナ技術大尉の持つフォークが、エーランドのトレイに伸び、チキンの照り焼きに突き刺さった。 「―――ぐっ!」 「何かお心当たりが?」 「いや―――続けてくれ」 「はっ。このままでは1時間後にアラビア半島に上陸します」 「敵の目的は何だ?」 マイナ技術大尉が、エーランドのトレイに伸びた。 「……実は」 ムブナ中尉が言いづらそうな表情になった。 マイナ技術大尉が、空になったトレイをエーランドの前に戻した。 「どうした?」 腹は減るが、それよりもエーランドの関心は、敵の動きにあった。 自分達が追跡していることを察知して針路を変えたというのか? ムブナ中尉は答えた。 「……実は、現在、インド洋に展開中の水中戦隊を含む全部隊に、一時的なインド洋から撤退及びアフリカ大陸への帰還命令が出ました」 「撤退?」 「はい」 ムブナ中尉は頷いた。 「理由はわかりませんが、人類が何か、大きな行動に出ると」 「何だそれは?」 「末端の我々にはわかりません」 「司令部は我々に何と?」 「人類側の電波情報に注意しつつ、追撃を続行しろ……と」 ●“鈴谷(すずや)”艦橋 「いい加減にしてくださいっ!」 美夜を夕食に誘いに来た二宮は、艦橋に入った途端に飛んできた美夜の金切り声に思わず飛び上がった。 一体、何を怒られたのかわからず、目を点にする二宮の前で、艦長席から立ち上がった美夜が顔を真っ赤にしてスクリーンを睨み付けていた。 「毎回毎回、どうしてそんな無茶ばかり!」 「これは命令だ」 スクリーンの向こう側。 そこは、アラビア海から遠く離れた東京だ。 一体、顔面に筋肉を持っているのかさえ疑わしい仏頂面を浮かべるのは、作戦部の田辺部長だ。 彼の後ろには、東京の夜景が映されている。 何故、東京タワーなのかはわからないが、少なくとも近衛軍飛行艦隊司令部が、東京タワーに近い場所に存在しないことだけは、二宮も知っている。 その目の前で、背景が次々と変わる。 春の富士山が映える田子の浦と近衛軍にどんな関係があるのかは、さらに知らない。 お祭りの山車に近衛が関係しているとは思えない。 日本を遠く離れた飛行艦乗り達への精一杯の配慮。とでも言うつもりだろうが、二宮には、怪しい外国人が日本を騙るためにでっち上げた背景としか考えられない。 「“鈴谷(すずや)”は針路を変更し、アラビア半島を横断、バーレーンに向かえ」 「何故、ホルムズ海峡経由ではないのですか!」 美夜は顔を真っ赤にして怒鳴る。 「この“鈴谷(すずや)”の貧弱な武装で、ただでさえ政情不安定なアラビア半島を、活きて横断出来ると?“鈴谷(すずや)”に沈めというんですか!?」 「作戦部は“鈴谷(すずや)”に対し、隠密行動をとることを命じる」 「飛行艦に隠密行動なんてとれると本気で考えているのですか!?副司令を出してくださいっ!」 「副司令は会議中だ」 「今度はどこの料亭です!このままなら“鈴谷(すずや)”は―――」 「……アラビア海は明日から嵐だよ。平野艦長」 脅し文句を言いかけた美夜をとがめるように、田辺部長は言った。 「嵐?」 美夜は、田辺部長の映るメインモニター横の気象情報ディスプレーを見た。 「……サイクロンは」 「違う」 田辺部長は、その太い猪首を横に振った。 「嵐が吹くのだ」 「……は?」 「本来なら、バーレーンさえ……いや、バーレーンこそが危険なのかもしれない」 「……?」 怪訝そうな顔をする美夜に、作戦部の部長は続けた。 「しかし、すでに補給物資はバーレーンに納入されている。現地米軍基地で受領してもらうしかない。“鈴谷(すずや)”をどう動かすかは、それからだ」 「……一体?」 「これは一般回線だ。平野艦長」 田辺部長は、何かを振り切るような顔で、そして強い口調で美夜に言った。 「これは厳命である。“鈴谷(すずや)”はバーレーンの米軍基地ににて物資補給後、現地にて別名あるまで待機せよ」 「……」 「―――もう一度、言わせる気か?」 「わかりました」 美夜は敬礼した。 「“鈴谷(すずや)”はこれより変針、アラビア半島を横断し、バーレーン米軍基地へ向かいます」 「……幸運を祈る」 艦長席に乱暴に座ると、背もたれにもたれかかり、美夜は歯を食いしばる。その肩は小刻みに震えていた。 「一体……司令部は……何を……」
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名称:・パイロット(職業) 要点:・パイロットスーツ・マフラー 周辺環境:・飛行場 評価: 体格0.67(評価-1) 筋力1.00(評価0) 耐久力1.00(評価0) 外見1.00(評価0) 敏捷1.00(評価0) 器用1.00(評価0) 感覚1.50(評価1) 知識1.50(評価1) 幸運0.67(評価-1) 特殊: パイロットはI=D、航空機、宇宙船のパイロットになることが出来る。 →次のアイドレス: 名パイロット(職業) 瀧川陽平(ACE) カールTドランジ(ACE) 舞踏子(職業) →前のアイドレス: 西国人(人) 南国人(人) 北国人(人) はてない国人(人)
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ハンター・パイロット ver.denpa killed(32) ,-‐‐-. | i; _____ i ┌―――――――――――――――――――― | YOハO;` 解りにくいタイトル、すまなかったな IニI;ユ i^i=l^) | よかったら、次のタイトルを考えてくれると助かるぜ iコ[ニI○iコ〇 └――――――――――――――――――――― ||i;;;;;)V;;;) |_i_ l |_i_ l [ ;) ;) ハンター・パイロット ver.naumander killed(22) ,-‐‐-. | i; _____ i ┌―――――――――――――――――――― | YOハO;` よぉ、新妻アイちゃん超えるコーナーが思い浮かばないぜ IニI;ユ i^i=l^) | 〝電波少女リオ~ごく潰し編~〟ってのは、どうだい? iコ[ニI○iコ〇 └――――――――――――――――――――― ||i;;;;;)V;;;) |_i_ l |_i_ l [ ;) ;) (´⌒;;ノ⌒)`);ゝ;;⌒)ノ`,;,;ノ;;) ,;´⌒:;i⌒`;,∴ヾ;;゙ノ;))、 ` . (´⌒ノ;;ヾ´⌒ノ;;;,、,,;.、 ;;;;;;,,,;ノソ;;) <ぐああああああああ!? (´(⌒;人;゙ノ从;⌒`;;ノ⌒)`;、 ∧\ (;´; ・`ヾ∴从;;ノ;;⌒`));;; ⌒゙~ Report:Hunter Pilot dead 自己紹介 , -‐‐-. | i; _★_ i | YOハO;` IニI;ユ i^i=l^) 調査団隊長 pengigo killed(39) iコ[ニI○iコ〇 ||i;;;;;)V;;;) シニカルな笑いをしたり、エックスを正気じゃない扱いをした隊長だよ。 |_i_ l |_i_ l ペンギーゴの暇つぶしに殺されたよ。 [ ;) ;) 妻帯者。 , -‐‐-. | i; _____ i | YOハO;` ハンター・パイロット ver.denpa killed(32) IニI;ユ i^i=l^) iコ[ニI○iコ〇 極地部隊の帰りのヘリのパイロットだよ。 ||i;;;;;)V;;;) 混迷の時代に奥さんを失って、一人娘と暮らしてたよ。 |_i_ l |_i_ l 娘は高速道路の事件に巻き込まれそうになったけど、エックスに救われたらしいよ。 [ ;) ;) でも、そんな設定を投げっぱなしにして、カメリーオに撃墜されたよ。 , -‐‐-. | i; _____ i ハンター・パイロット ver.naumander killed(22) | YOハO;` IニI;ユ i^i=l^) マンドリラー掃討戦のヘリを、操縦してたパイロットだよ。 iコ[ニI○iコ〇 チキンぶりと馬鹿さを、ベルガーダー戦で見せ付けたけど、憎めない人だよ。 ||i;;;;;)V;;;) 再登場するという偉業をとげたけど、ナウマンダーに瞬殺されたんだよ。 |_i_ l |_i_ l 何故かスレに支持があるんだよ。――独身の前に、彼女が居ないよ。 [ ;) ;) 全員「仲良くしてね」 横に並ぶ ,-‐‐-.. ,-‐‐-. ,-‐‐-. | i; _1_ i. | i; _2__ i | i; _特_ i | YOハO;`. .| YOハO;`. | YOハO;` IニI;ユ i^i=l^) IニI;ユ i^i=l^) IニI;ユ i^i=l^) iコ[ニI○iコ〇 iコ[ニI○iコ〇 iコ[ニI○iコ〇 <ジェットストリームアタックをしかけるぞ! ||i;;;;;)V;;;) ||i;;;;;)V;;;) ||i;;;;;)V;;;) |_i_ l |_i_ l. |_i_ l |_i_ l. |_i_ l |_i_ l [ ;) ;) [ ;) ;) [ ;) ;) ,-‐‐-. ,-‐‐-. ,-‐‐-. | i; _特_ i | i; _特_ i | i; _特_ i | YOハO;` | YOハO;` | YOハO;` IニI;ユ i^i=l^) IニI;ユ i^i=l^) IニI;ユ i^i=l^) iコ[ニI○iコ〇 iコ[ニI○iコ〇 iコ[ニI○iコ〇 <こんどこそ出来た! ||i;;;;;)V;;;) ||i;;;;;)V;;;) ||i;;;;;)V;;;) |_i_ l |_ |_i_ l |_i_ l |_i_ l |_i_ l [ ;) ;) [ ;) ;) [ ;) ;) アイキャッチより カメリーオ「エックスさん、裸やふんどしまでならOKです!」 エックス「うわぁ……」 カメリーオ「抱いてくれちゃって、よかですよ? 抱きしめれば、いいですよ!」 ,-‐‐-. | i; _____ i | YOハO;` IニI;ユ i^i=l^) <ふんどし!? よ、よろしくお願いします!! iコ[ニI○iコ〇 ||i;;;;;)V;;;) |_i_ l |_i_ l [ ;) ;) カメリーオ「ぬにに!! お前じゃねぇ!! じゃねぇ!!」 Report Pilot`s MISSION failed みんな、ごめんなさいね。(作者・談) ,-‐‐-. | i; _____ i | YOハO;` IニI;ユ i^i=l^) <ぬこや 君、本編でも短編でも放置気味だよね 住人が心配しているよ iコ[ニI○iコ〇 ||i;;;;;)V;;;) |_i_ l |_i_ l [ ;) ;) ; ;,, ,; ;, ; ;,.,.,.,.,.,,,; ;, , 、 , \ ,,. 、./ ノ( , ● ● ⌒ i. i (_人_) * iああ!? {+ + +} i ` ,、  ̄ ̄ / , ` 、 , ` 、 ゼロ (18) 職業:ハンター 状態:あの日 おまけ || ∧||∧ ( ⌒ ヽ ←ケイン ∪ ノ ∩∪∩ (・∀・| | イヤホーイ ←からけ | | ⊂⊂____ノ ∩∪∩ (・∀・| | イヤホーイ ←鷲 | | ⊂⊂____ノ 彡
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始める前にテキストを読む。 1年戦争物と聞き、版権MIDIは何が必要かを見るためだが……何も書いてなかった。 GSC版権MIDIパックを入れてくれとも書いてなかった。 で、悪い予感がしてMIDIパックを見た…… ……あったよ、版権MIDIが! ジョイントの悪夢再び。 さらにGSCオリジナルBGMパックで使用禁止になったZATUさんの曲も入ってるぞこれ!? どーするよ、レビューどころじゃなくなったぞこれ! でもレビューはしておこう。 まず、最初のやたら長い間でイラついた。 しかも名言がどうのこうのとゆう くだらん理由で空けられたのもちょっと、アレだ。 そしてその後もつまらん漫才を見せられる、グムゥ…… そしてサイド7についた一行はリュウを残し観光に…… こいつら……人様のバギーをキーがかかってるのをいい事にガメやがりましたよ。 で、その後で原作どおりデニムとジーンが登場し例のイベントへ。 「名言や!」言って同じ台詞を何回も聞かせるなよ。 んで、ヒデとが言うのがガンダムに乗ります。そして当然と言うか何と言うか、使いかたが分からないときたもんだ。 しかし、このオタンチン、「俺は奇跡を呼ぶ男」とかムチャクチャ言い出します。 そんで、テム=レイに怒られて大人しく降りました。 目の前にザクが来てるのにえらくのん気にやってるな、オイ。 その後、ジョブが武器を持ってきたがまたしても人様の物だったよ。 そしてその武器の有線ミサイルが味方に命中、人殺しめ。 しかもこいつら、気のせいとか言ってるし…… !? あ、あの……このカットインで出てきたガンダムって……思いっきり吸い取りっぽいんですが!? 本当にレビューどころじゃなくなったぞ…… しかし、やらねば。 戦闘開始。 HPとENが3桁2桁だ。 ま、まぁ、バランスが取れてればいいか。 味方が攻撃してもダメ。命中しないのでアムロに任せた アッサリ終了。 エピローグは……どうでもいい会話で終わった。 総評 リリース文で紹介されてるような大げさな面白さは皆無。 そしてジョイント並みの規約違反が最悪。 絶対やらない方がいい。
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メサイア隊による上陸作戦が開始されたのは、斬り込み隊の全滅から約7時間後。 グレイファントム達が、海面をホバー移動して突撃する。 海岸線には敵の姿はない。 グレイファントム達は海岸に上陸に成功、一気に内陸を目指す。 沖合では、上陸部隊本隊がようやく上陸用舟艇を発進させつつあった。 メサイア隊が、艦砲支援の元、上陸部隊の揚陸をのんきに待ち続けていたことが、敵に反撃の余裕を与えたというのが、米軍司令部の判断だ。 だからこそ、今回、メサイア隊は一気に敵陣地に攻め込ませ、その敵の戦力をメサイア隊に集中させる。その間に上陸部隊は揚陸を完了させる手はずになっている。 実際、グレイファントム12騎で構成される“ゴースト・ライダー”隊は、海岸からあの悪夢の塹壕を一気に飛び越え、“赤兎(せきと)”達が待ちかまえる塹壕への斬り込んだ。 塹壕同士の距離は約1キロ。 塹壕に籠もり、速射砲や狙撃砲を構える“赤兎(せきと)”達からの反撃はない。 “ゴースト・ライダー”隊の誰もが自分達の勝利を確信した。 グレイファントム達が半ばまで来た時だ。 ズンッ! 激しい爆発音がして、ホバー移動していたグレイファントムが2、3騎、脚部を吹き飛ばされ、ホバー移動のスピードのまま、大地を激しく転がった。 それが合図だったように、“赤兎(せきと)”達から速射砲や狙撃砲、そしてML(マジックレーザー)による攻撃が開始された。 右へ左へとホバー移動で移動するが、それが逆に彼らの寿命を縮めることになった。 そのランダムな動きは、地面に仕掛けられていた対メサイア用地雷への接触の可能性を高めるだけだ。 足を地雷で吹き飛ばされ、大地に転がったところのもう一発で胴体に風穴を開けられ、そこに火砲を叩き込まれる騎が続出。 “赤兎(せきと)”達の塹壕へと無傷でたどり着けたグレイファントム達は、一騎もいなかった。 「ど、どうするんです!」 その光景を目の当たりにしたのは、“ゴースト・ライダー”隊の後続に命じられた部隊。つまり、美奈代達だ。 右足が吹き飛ばされ、何とか動こうと藻掻くグレイファントムが、集中砲火を浴びて目の前で沈黙した。 「このままじゃ!」 「全騎っ!」 パニック寸前の教え子の声を遮るように、二宮ば怒鳴った。 「おとなしくしてろっ!艦砲が来るぞっ!」 ギュィィッ! ギュィィィッ! その背筋が寒くなるような音の後、何かが雨のように目の前に降り注いだかと思うと、連続した爆発が辺り一面で発生した。 「―――時雨弾」 美晴のポツリとした言葉が、通信機に入った。 「時雨弾?」 「海軍が開発した集束砲弾だ」 二宮は怒りを込めた声で言った。 「泉―――座学で教えたはずだぞ?」 「……え?」 「いつもいつも座学で寝ているからだっ!」 「そういうことじゃなくて!」 美奈代は慌てて怒鳴った。 「目の前、わかってますか!?」 「―――ちっ、泉、後で覚悟しておけ」 「グスッ……戦死したい」 「全騎っ!地雷は吹っ飛んだ!これから斬り込むぞ!」 「艦砲支援は!?」 「都築、吹き飛ばされたいのか!?」 「―――くそっ!」 「長野だ。各MC(メサイアコントローラー)は攪乱弾幕準備。発射タイミングを二宮騎に同調させろ。ジャマー散布開始とタイミングを同じくしてブースター突撃する」 「こちら二宮騎―――攪乱弾幕発射……今っ!」 バンッ! 各騎に背部ラックに装備されていたロケットランチャーから数発のロケットが飛び出した。 強力な攪乱幕を展開する特殊魔法が施された重粒子が詰め込まれたそのロケット弾は、“赤兎(せきと)”達の狙撃によって、その頭上で爆発した。 その途端、美奈代の目の前、戦術モニター上に並んでいた“赤兎(せきと)”達の反応が一斉に消えた。 「攪乱幕の効果は3分だ」 二宮は言った。 「それまでに始末する。陣形楔、全騎―――続けっ!」 美奈代達は、二宮騎を先頭に一騎に敵陣に向けてブースター全開で飛び込んだ。 ホバー移動の機動性はないが、それでも突撃のスピードはこちらの方が早い。 攪乱幕でモニターにまで被害が出た“赤兎(せきと)”達に、その突撃から逃れる術は無かった。 スクリーン一杯に迫り来る“赤兎(せきと)”。速射砲を構え直すヒマもなかったらしい。 人間の顔が付いていたら、唖然としたいい表情が見えるだろう。 二宮はふと、そんなことを考えつつ、“赤兎(せきと)”めがけてシールドエッジを叩き付けた。 “赤兎(せきと)”の喉元に命中したその一撃で、“赤兎(せきと)”の頭部が吹き飛ばされ、宙を舞った。 二宮騎がシールドを構え直すよりもはやく、その教え子達もまた、目の前の敵に食らいついた。 さつきの槍が連続した突き技で一気に2騎の“赤兎(せきと)”の喉に命中した。 「よっしゃっ!」 2騎目の喉に、槍を命中させたさつきは歓声をあげた。 槍が引き抜かれると同時に、“赤兎(せきと)”が力無く塹壕に転がる。 「次っ!」 その横では美晴騎が薙刀を振るっていた。 塹壕に飛び込むこともなく長いリーチを活かせる長物を使える2騎は、このような戦場では圧倒的に有利だ。 美晴の薙刀が一降りで2騎の“赤兎(せきと)”の首を切り落とした横から山崎騎が塹壕に飛び込んだ。 「―――ふんっ!」 その斧で片端から“赤兎(せきと)”を切り刻む。 僚騎が脳天から騎体を真っ二つにされたのを見た“赤兎(せきと)”が速射砲を逆手に持って襲いかかってくる。 ガンッ! 速射砲がへしゃげ、斧との力押しの勝負になる。 「このぉっ!」 山崎が力押しに負けまいとSTRシステムに力を込める。パワーがレットゾーンにまで一気に飛び込み、“赤兎(せきと)”の脚が塹壕にめり込もうとしていた。 「山崎君っ!」 山崎の耳に、美晴の鋭い声が響く。 途端、 山崎は自分の騎体に背後から何かがぶつかった衝撃を受けた。 「くっ!」 山崎は、力押しの勝負になっていた目の前の“赤兎(せきと)”の腹を蹴りつけてバランスを崩し、ふりかぶった斧で、一気にその頭部を粉砕した。 ふりかえった山崎が見たモノは、自分の騎にもたれかかるようにして倒れる“赤兎(せきと)”だった。 塹壕の上からは、美晴のアリアが薙刀の切っ先を降ろした格好で、自分を見下ろしていた。 攪乱幕の影響で、恐ろしく接近しないとセンサーが作動しない。 前にばかり神経を集中して、後ろを疎かにした自分の醜態だと思うと、山崎は恥ずかしくなった。 「美晴さん」 「貸しておくね♪」 そのあっけらかんとした声が山崎にはありがたい。 「それはどうも」 山崎はそういうが早いか、美晴騎の脚を掴むと一気に塹壕に引っ張り込んだ。 「きゃっ!?」 山崎騎が塹壕に落下してくる美晴騎を右手で受け止めると、左手で美晴騎から薙刀を奪い、そのまま塹壕の上に突き出した。 ガンッ! 薙刀の石突が美晴騎の背後から襲いかかろうとした“赤兎(せきと)”の装甲の隙間に飛び込んだ。 石突が動力バイパスに重大な損傷を与えた“赤兎(せきと)”は、斧を振りかぶった姿勢で動けない。 山崎は美晴騎を立ち上がらせると、薙刀を手渡した。 「―――これで勘弁してください」 「勿論♪」 ガンッ! 美晴の一撃が、“赤兎(せきと)”の両脚を切り払ったのはその直後だ。 ザンッ! “赤兎(せきと)”を袈裟切りに切り倒した二宮は、自分のパートナーである唯に尋ねた。 「戦況は!?」 「この一帯は制圧。後続のグレイファントム隊が続きます」 攪乱幕が引き始めている。 ブラックアウトしていたモニターに情報が次々と戻りつつある。 「くそっ。美味しいところだけ独り占めするつもりか?」 二宮は、ちらりと海岸から接近しつつあるグレイファントム達を恨めしそうに睨んだ。 「バカ娘達は?」 「かなりスコア稼いでいますが……あっ!」 「どうした?」 「都築騎が奧へ入り込んだ模様。泉騎がその支援に」 「奧?」 「敵、後詰め部隊のいる方角です」 「あのバカっ!」 二宮がそう怒鳴った途端だ。 ズンズンズンズンズンッ! 二宮騎だけではない。 塹壕周辺にいたメサイア達の周囲で一斉に爆発が発生した。 「何だ!?」 「トーチカです!」 唯が怒鳴った。 「トーチカからの重砲撃。ここは十字砲火交差地点ですっ!」 「―――戦艦部隊へ通報!」 即座にそう命じた。 トーチカを潰すだけの装備は持ち合わせていない。 「了解」 二宮は、トーチカからの火砲を避けるため、塹壕の中に飛び込もうかと考えたが、直前になってやめた。 横で飛び込もうとした長野騎を押しとどめ、怒鳴る。 「万一のことがある―――下がれっ!」 教え子達が塹壕に飛び込んでいないことを確認した二宮は、35ミリ速射砲を塹壕の中めがけて乱射した。 ズズズズズンッ!! 地面が激しく揺れた程の爆発が連続して発生。塹壕から大量の土砂とメサイアの残骸が吹き上がった。 「なっ!?」 「ゆ、友軍の塹壕にしかけたというのか!?」 ビュンッ! 騎体の真横を砲弾がかすった。 一々感慨に浸っている場合ではない。 二宮は塹壕に騎体を飛び込ませた。 「どうします?」 横に滑り降りた長野が訊ねた。 「このまま行きますか?」 「いくら何でも、トーチカの火砲をMC(メサイアコントローラー)がコントロールしているなんて冗談はないだろう」 喉で笑ったつもりだが、二宮はうまく笑えなかった。 二宮の目の前。 小高い丘に過ぎないと思っていた場所は、よく見ればコンクリートで固められた砲塔が並ぶ立派なトーチカだった。 「くそっ。情報が違いすぎる」 二宮が、そう恨めしそうに呟いた次の瞬間、 金剛達が放った40センチ砲弾がトーチカ一帯に降り注いだ。
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「くそっ!」 鳴り響く警報 魔晶石エンジンから発する甲高い戦闘出力音 スクリーン一杯に迫る甲冑のバケモノ。 美奈代は倒れた二宮騎の前に立ちはだかると、斬艦刀を構えた。 距離はまだかなりある。 あれほどの重量級だ。接近するまでにはかなり間があるはずだ。 ダンッ! 大地を蹴って敵騎が動き出した。 「―――え?」 敵の装甲の厚さは一目瞭然だ。 楯攻撃(シールドやエッジ)の効く相手じゃない。 グリーンの角張った恐ろしく分厚い装甲が美奈代めがけて襲いかかってくる。 「速いっ!」 その動きに、美奈代は目を見開いた。 重装甲をものともしない素早い動きを見せる。象のような鈍重な外観からは全く想像が出来ない機動性だ。 「あの装甲で!?」 重装甲に高機動性ではシャレにもならない。 美奈代は必死に隙を見つけようとした。 装甲がいくら分厚いとはいえ、どこかに弱点があるはずだ。 ―――どこだ!? 美奈代は焦りながら視線を激しく移動させた。 正面から撃破出来そうな場所が思いつかない! ―――背後に回り込めば。 美奈代は、ふと、そう思った。 “装甲は、正面装甲が最も厚いが、後方や上面は得てして薄い” かつて、授業で聞いた言葉を思い出したのだ。 戦車かメサイアか、一体、何の装甲について語った言葉で、誰から言われた言葉かさえ思い出せないが、それでも、このタイミングでこの言葉を思い出したことを、美奈代は誰かに褒めて欲しかった。 美奈代は背面に回り込もうとSTRシステムに力を込め、即座にその無意味を悟った。 否、悟らされた。 ブンッ! 突然、敵騎の上半身で白い光が走った。 メサイアの腕ほどもある三角の円錐状の光が、肩や頭部に走る。 その光に本能的な危機を感じた美奈代は動きを止め、目を見開いた。 「な、何?」 「レーザースパイクです」 牧野中尉が言った。 「固定式の光剣と思ってください。タックルでも喰らったら串刺しです」 「―――くっ!」 背後から斬り込むことはやめた。 三騎であんなものにプレスされたらたまらない。 肩部装甲のレーザースパイクが装甲の動きに合わせて激しく揺れる。 不用意な接近は、自殺行為だと、その動きが教えてくれる。 ―――どうする? 接近のため、激しい動きを見せる敵騎を睨み付けていた美奈代が“そこ”に気づいたのは、そんな瞬間だった。 美奈代は結局、その三騎に何もしなかった。 牽制のためのML(マジックレーザー)攻撃さえしなかった。 三騎から見れば、今の美奈代騎は、突然、仲間が倒されて動揺している程度にしかみえないだろう。 だらりと下げられた長い剣もシールドも構えられてさえいない。 戦闘の意志さえ感じられない。 そんな姿で立ちつくすのが、今の美奈代騎だ。 当然、敵はそんな美奈代騎にかける情けなど持ち合わせていない。 殺されたくなければ、全てを殺せ。 それこそが、戦場における騎士の規範(ルール)だ。 三騎のメサイアを駆る騎士達は、自らの規範に従順過ぎるほどに従った。 それだけだ。 楔形陣形で迫り来る三騎。 前衛騎がハルバードを振り上げた。 槍に斧を付けた斧槍(おのやり) それがハルバードだ。 斧と槍双方として使え、「突き」「切り」「刺し」「払い」―――凡そ近接用武器に求められるほぼ全ての攻撃が出来る優れものだ。 その破壊力の源は、長い柄を操作することによる遠心力や慣性力―――そして操作する者のパワー。 メサイアのパワーを上手く遠心力に乗せることが出来た場合のハルバードの破壊力は、およそメサイアの扱う近接用武器の中では最強の部類に入るだろう。 まともに喰らえば、美奈代騎は真っ二つだ。 ピピピピピピ―――ッ!! センサーが脅威を感知し、操縦者である美奈代に警告を告げる。 長い柄を両手で握って振り上げつつ接近する敵騎を、美奈代は強ばった顔で見つめていた。 ―――チャンスは一度だ。 美奈代は自分に言い聞かせていた。 ―――しくじったら……終わりだ。 終わり。 つまりは―――死。 死ねば、全てが終わる。 そこまで考えるのが、今の美奈代にとっては精一杯だ。 目の前に迫る敵騎を前に焦る心を押さえつけるのがやっとなのだ。 「―――くっ!」 歯を食いしばった途端、 ブンッ!! 凄まじい音を立てながら、敵騎がハルバードを振り下ろした。 まともに喰らったら、メサイアは脳天からかち割られるだろうその攻撃だったが、 ガンッ!! その斧が捉えたのは、何の変哲もない大地。 メサイアの魔晶石エンジンが産み出す大出力を遠心力に変えて繰り出された一撃は、大地に深々をめりこみ、砕かれた大地が土砂となって舞い上がった。 ―――かわされた!! 前衛騎の騎士は、即座にハルバードを大地から引き抜こうとして―――出来なかった。 「!?」 ハルバードの斧の根本。 何かが押さえつけている。 必殺の一撃をかわしたメサイアの脚だとわかった次の瞬間、 グガンッ!! コクピットを凄まじいほどの振動が走った。 コクピットを形成していた様々な装備が吹き飛び、モニターや計器類が一斉に消えた。 振動が収まった時にはコクピットの中は暗闇となった。 手元でさえ見えない事態に、予備電源まで切れたことを悟った騎士が次に感じたのは、奇妙な重力感。 立っていることが出来なくなった自騎が倒れる感覚だった。 メサイアの弱点である喉部防護用可動式装甲と騎体の隙間に斬艦刀を突き刺された前衛騎は、頭部にあるMCL(メサイア・コントローラー・ルーム)と本体を結ぶ操縦系統を根こそぎ破壊されたことで動きを止めた。 人間でいえば、頸骨を切断されたのと同じ。メサイアといえ、ここを破壊されればどうしようもない。 ズズゥゥ……ンッ!! 奇妙な程ゆっくりと前衛騎が倒れる。 その光景に狼狽した後続騎達が一歩、後ずさった。 美奈代にはそう見えた、その次の瞬間――― ブンッ!! 突然、左騎の腕が光った。 「ぐっ!?」 騎体に激しい振動が走り、警報が一斉に鳴り響いた。 「さっきの一撃ですっ!」 牧野中尉が怒鳴った。 「シールド43%融解、左部異常加熱警報!」 「くっ!?」 騎体の状態を示すステータスモニターをちらりと見る。 騎体の左側が危険なほど加熱していることを示す赤色で点滅している。 「一体!?」 後衛の二騎のうち、美奈代から見て右騎が何かを構えているのに、美奈代が初めて気づいたのは、その時だった。 巨大な筒―――バズーカだ。 とっさの牽制用に撃ったんだろう至近弾だけでシールドが溶け、騎体は半身が焼けた。 一体、どれほどの高出力のML(マジックレーザー)が発射されたのか、美奈代はそんなことを考えている余裕さえなかった。 キュィィィッ 筒の中が光り出した。次は外さないだろう。 「えっ!」 美奈代騎が動いた時、美奈代が急速後退をかけてその攻撃を回避する機動をとると思っていた牧野中尉は、眼が点になった。 自分の乗っている騎体は後退したのではない。 前進したのだ。 「ちょっ!?」 ここで前進すれば、自分から的になりにいくようなものだ。 いくらなんでも、美奈代だってそれがわかっているはずだ。 それなのに―――? 唖然とする牧野中尉の目の前にバズーカを構えた敵騎が急速接近してくる。 よく考えられて配置された装甲は、幾重にも重なって鉄壁の防護とはどういう代物かを牧野中尉に教えてくれる。 この位置から喉部を狙うことはまず無理だ。 美奈代にどういう勝機―――いや、美奈代自身が正気なのかさえ、もうここまで来たらわからない。 そっと脱出装置の位置を確認した牧野中尉の耳に美奈代の声が響く。 「さくら、シールドパージっ!」 「はいっ!」 美奈代の声に、美奈代騎の左腕が大きく振られ、溶けたシールドが左騎めがけて飛んでいく。 右騎は、シールドを難なくかわした代わりとして、射撃のタイミングを失った。 そこが、美奈代の付け入るタイミングだ。 「そこっ!」 美奈代騎が右騎の懐に飛び込んだ。 ピーッ! ピピピッ! MCL(メサイア・コントローラー・ルーム)にそんな音が響く。 スクリーンに映し出されるのは、敵の装甲だけ。 そのあちこちが光り始めていた。 牧野中尉は、敵騎の近接防御用のML(マジックレーザー)が発射態勢に入ったことがすぐにわかった。 ―――まずいっ! この至近距離からML(マジックレーザー)を喰らえば無事では済まない! 「准尉っ!後退を!」 たまらず牧野中尉が叫ぶ。 その目の前で、自分の乗る騎が奇妙な動きを見せた。 ザンッ! 大地に斬艦刀を突き刺した右腕が、右騎の腰回りを防御している巨大な装甲プレートの端を掴むと、一気に持ち上げたのだ。 ベギッ! 奇妙な音を残して装甲プレートの可動部を止めていたボルトが破断、装甲プレートが外れた。 装甲プレートに隠れていた右騎の股関節部が丸出しになった。 そこへ――― ガンッ! 再び斬艦刀を握った美奈代騎は、斬艦刀の切っ先を股関節に突き込んだ。 股関節から真上に突き入れられた斬艦刀は、熱せられたバターナイフがバターを易々と溶かし切るように、内部構造物を解かし、破壊した。 騎体の中からは、何かが連続して砕け、爆発する音が響く。 斬艦刀から手を放した美奈代は、とっさに右騎の腕からバズーカをもぎ取ると、撃破したばかりの、その騎体の背後に回った。 背後から襲いかかろうとしていた左騎が、右騎にハルバードを振り下ろそうとする。 右騎の背後から突き出されたバズーカの筒先が左騎の装甲とぶつかった瞬間――― 美奈代はバズーカのトリガーを引いた。
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8 :名無しさん:2014/01/23(木) 11 22 48 休日ギアス太平洋戦争想定(別名一年戦争) 優秀な指揮官や将兵の人数で日本優位で技術力では半歩優位、 戦略資源も無限。量ではブリタニアで技術もすぐ追いつき日本を圧倒する量を揃えてくる(質を伴った量) 「陸軍」 :オホーツク地方でブリタニア陸軍と激戦。序盤にアリューシャン列島より撤退しカムチャツカ、北東シベリアが戦場に。新城陸軍大将?が指揮をとり厳しい気候風土の中最新鋭兵器も多数投入され壮絶な防衛線。 「空軍」 :ブリタニア軍の帝国本土への空襲を防ぐための防空戦。 「海兵隊」 :離島部の防衛戦及び民間人を保護しつつ行った撤退戦により甚大な出血。北マリアナ諸島においては海兵隊が避難民を保護しつつ壮絶な防衛線を実施。 「海軍」 :太平洋全域で壮絶な海戦をブリタニア軍と繰り広げる。序盤は優性ながら中盤に気の緩みを突かれ損害大。トラック泊地壊滅。北マリアナ諸島沖まで追い込まれ一時は壊滅寸前になるも第四航空戦隊を指揮する嶋田提督により判定勝利。 以降睨み合いに。 「日本海軍開戦時」 戦艦×16隻 金剛型4隻、扶桑型4隻、長門型2隻、加賀型2隻、大和型4隻 正規空母×14隻 天城型(ジェット機含70機)2隻、蒼龍型(ジェット機含70機)4隻、翔鶴型(ジェット機含80機)4隻、大鳳(八万トン空母仮称)型(ジェット機含100~130機)2隻、隼鷹型(ジェット機含60機)2隻 軽空母×14隻 祥鳳型8隻、大鷹型6隻 「日本海軍終戦時」 戦艦×6隻 金剛型1隻、扶桑型2隻、長門型1隻、大和型2隻 正規空母×5隻 翔鶴型1隻、大鳳型3隻(四番艦/改良型就役直前・五番艦/改良型艤装中)、隼鷹型1隻 軽空母×3隻 祥鳳型1隻、大鷹型2隻 「日本海軍第三艦隊」開戦時空母編制予想 第一航空戦隊:天城、赤城、白龍 第二航空戦隊:蒼龍、飛龍、雲龍 第三航空戦隊:翔鶴、白鶴、赤鶴 第四航空戦隊:大鳳、白鳳、瑞鶴 第五航空戦隊:隼鷹、飛鷹、(ひょっとしたら軽空母プラス?) 「戦争の流れ」 1.序盤の決戦 場所不明(ウェーク島沖を想定):日本軍が戦艦大破等を出すものの航空戦力を活かし完勝 2.中盤の決戦 トラック沖海戦:トラック環礁に駐留する第一艦隊に対し正規空母・装甲空母も加えたブリタニアの主力艦隊が総攻撃。戦艦三隻から四隻、軽空母三隻から四隻を喪失する大打撃。 3.後半の決戦 北マリアナ沖海戦:第三艦隊を中心に第一艦隊残余を結集して投入。大型戦艦、正規空母、軽空母が大量に撃沈されるも嶋田提督が指揮する装甲空母と正規空母が生き残っていた日本海軍が反撃を的確に行い且つそれらの艦艇と艦載機部隊を生き残らせて撃退。 4.最終局面 日本海軍状況:無傷の第二艦隊を中心に第三艦隊(大鳳型三番艦就役)残存戦力、第一艦隊残存戦力で戦線を維持。 ブリタニア軍が目的を達成できずトータルで利益なしとして停戦。日本では大鳳型(改大鳳型)四番艦(一番艦?)就役。 「日ブ海軍想定」 大和型戦艦とそれに匹敵する大型戦艦は日ブ両国で開戦前夜には就役。 ブリタニアでは戦闘空母・航空巡洋艦派の妨害により大型正規空母と装甲空母の設計だけは実施し中型正規空母は細々と配備。 開戦後、序盤での大敗北により戦闘空母、航空巡洋艦派が排除され一斉に大型正規空母、装甲空母の建造開始。日本のアングルドデッキ等も全て取り入れる。 「日ブ航空機想定」 ジェット戦闘機は戦争前半には日本軍が質の優位性維持のために投入。それを受け矢張り開発中だったブリタニア軍で開発加速。戦争中盤ブリタニア軍の大規模侵攻作戦において実戦投入開始。 ブリタニア軍において本格的に数が揃ったのは中盤の決戦で気が緩んだところを日本軍が突かれたトラック沖 ※トラック泊地においては南太平洋を抑えるべくトラック泊地に駐留していた第一艦隊だけが被害。戦艦三隻から四隻で軽空母三隻から四隻程度で撃沈。 ※トラック泊地の脱出に成功した第一艦隊で無事な艦艇と第三艦隊とで編成した艦隊が北マリアナ諸島沖合にてブリタニア軍主力と全力で激突。残る被害の殆どがここで発生。 ※第二艦隊は無事。大鳳型装甲空母三番艦も就役。 ※陸海空海兵其々の特に著名な名将四人(非転生者)が日本国内では四天王等と呼ばれる。内嶋田提督は嶋田さんの祖父、新城陸軍大将は東条さんの祖父。空軍は山本さんの祖父の可能性あり。 ※市民救出等に際し殿軍を勤めた部隊が全滅。止むを得ない理由で事実上の特攻の様な攻撃が実施。政府及び軍は彼らの行動を義挙等と報じようとする報道機関に厳しく対処。
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●パイロットNo.301 【流 法】(ながれ・のり) 【流流(ながれりゅう)喧嘩殺法】の継承者。 生身だが改造人間に匹敵する戦闘力を持ち、パイロットとしてより「妖怪相手の白兵戦」に駆り出されることが多い。●パイロットNo.302 【百 真田信之】 ひゃく-さなだのぶゆき 又は ももさなだのぶゆきと読む。 歴史上の大名とは何ら関係のない同姓同名の人です。 平凡なパイロットであり、実は工員に近かったり。●パイロットNo.303 【サリサ・ラリルホブ】 DOOMERS㈱所属の新米MSパイロット。名前からして女性。 苗字の中のホブの発音が躓きやすいため、亟ラリルボブと呼ばれる。 気の抜けたあくびのような声で喋るため、喋るたびに周りが脱力する。 操縦技術は中の上あたりである。「あ~」が口癖。●パイロットNo.304 【着プル サクラ】 忍空隊 第二番隊隊長。本名は不明。 PS装甲の起動により桜吹雪のデザインが浮き上がる、専用の黒いジンガクセイザバーを駆る。 その辺りで正体バレバレ。 常に隠密たることを旨とし、携帯電話の着信は常にバイブ設定。 故に人は彼女をこう呼ぶ―――着プル サクラ、と。●パイロットNo.305 【西野派流】 「にしの はる」と読む。岡ひけし組(組織/部隊No.07)の一員。 子供の頃家が火事で全焼しており、その時助けてもらった消防隊員に憧れてひけし組に入った。 ちなみに彼女の家を全焼させたのは星爆誕生(パイロットNo.147)であり、 今でも出会うと気まずい雰囲気になる。●パイロットNo.306 【笹島さん】 パンダが大好きなパイロット。 ドキャスパンダーL(敵兵器 No.154)に乗りたいらしく、 DOOMERSを裏切って哀・愁のにつこうかな、などと考えている。●パイロットNo.307 【綾波レイ】 エヴァンゲリオン零号機のパイロット、ファーストチルドレンです。 過去の経歴が全て消去されていてその生まれなどは一切が謎に包まれています。●パイロットNo.308 【犬神 天地】 人狼の血を引く、妖魔狩り一族の末裔。 最近、妖怪帝国絡みの事件(三剣杯を飲め!等)が多いため、自分の力を役立てようとパイロットに志願してきました。 優れた身体能力を持ち、モビルトレースシステム搭載の機体と相性が良いようです。 気力が上がると半人半狼の姿に変身出来、格闘攻撃力と回避力がアップします。●パイロットNo.309 【H本】 Hな本のことではありません。偽名です。本名は橋本。 何で偽名を使っているのかはよくわかりません。●パイロットNo.310 【回ムテキ】 日頃自分は無敵だと嘯いている回(まわる)君。 実際のところは実に平均的な能力の持ち主です。●パイロットNo.311 【(嘘プッ喰い意地「さら」)】 嘘ばかりついているプッさんはとても食い意地が張っていて、 この間皿まで食べてしまい喉を切って病院送りになりました。●パイロットNo.312 【式香姫】 のりかひめ。名前は式香。由緒正しい名家の生まれで、 高貴さを感じさせる物腰や言葉づかいから「姫」と呼ばれている。 意外と行動力があり、家に縛られるのを嫌って 半ば家出同然にDOOMERSのパイロットになってしまった。●パイロットNo.313 【耳版】 GOG(犯罪組織No.16)の怪人によって命を奪われた刑事、耳版(みみふだ)は サイボーグとなって蘇った。 サイボーグになったあとは何故か音読みで「じばん」と呼ばれているぞ。 そう言えば対GOG法とかいう法律ができるとかできないとか。●パイロットNo.314 【風神の娘・嫁】 風神の娘と嫁を名乗る母娘の傭兵。本名は不明。 風を操る能力を持つ二人乗りの機体で戦場を駆ける。●パイロットNo.315 【布地 苗】 元々はパイロットスーツ開発課に就職した彼女、新型スーツのテストを行っていたところ、パイロット適正が高いことが判明しました。 現在は二足の草鞋で頑張っています。●パイロットNo.316 【木乃】 表向きは高校に通う学生ですが、敵と戦うときは「謎の美少女ガンファイターライダー・キノ」へと変身して戦います。 敵と戦う分に都合がいいと言う理由で最近DOOMERS㈱にパイロットとして登録しました。●パイロットNo.317 【平々 凡々】 複座式機体専門のパイロットである平々と凡々のコンビ。 コンビ歴が長い事から抜群のコンビネーションを誇る。●パイロットNo.318 【門番頭取】 帰化パイロットの「モン・バン・トゥー・ドル」さんです。 名前を漢字にする際、予測変換の第一候補をそのまま付けたためこうなりました。●パイロットNo.319 【亞光 速】 亞光(つぐみつ)と速(はやみ)の二人組のパイロット。 二人とも精神コマンド「加速」が使えるよ。●パイロットNo.320 【グレゴリン聖】(グレゴリン・たかし) 「ローマ教皇グレゴリオの子孫」と言い張るがどう見ても純日本人。 しかも、証拠として出してきた家系図がどう見ても(ry 能力は平均的でこれといった特徴はない。●パイロットNo.321 【界雷帝】 界雷というのは、季節の変わり目に発生する雷。 その帝、即ち界雷帝。 電撃系統の武装を装備した機体とは相性が良いです。 理由はわかりませんが季節の変わり目だと 能力値は普段の1.5~2倍ほどまで上昇するとか。●パイロットNo.322 【S㍑の聖戦士ダルシム】 ぶるるりほしのまーず(パイロットNo.230)がリーダーのレジスタンスに所属する戦士。 「S㍑」と呼ばれる惑星の出身で、異星人勢力から故郷を守る為に勇敢に戦い、 その際に「聖戦士」と呼ばれるようになった。 火を吹いたり手足を伸ばしたりはしない。●パイロットNo.323 【恵 知】(めぐみ・とも) 今年の工場見学における“体験パイロットコース”で好成績を出した少女。しかしまだ小学生のため、人事部もスカウトに踏み切れないでいる。●パイロットNo.324 【的 なぬす】 新人パイロットの的さんの家は先祖代々「なぬす」だったそうです。 訛ってますが「名主」のことですね。●パイロットNo.325 【孫 悟天】 孫 悟空とチチの間に生まれた地球人とサイヤ人とのハーフです……って 何度も言っている事ですが一体どこから見つけてきたんですか人事部さん!? とにかく、少々修行をサボっている傾向がありますがそれでも戦闘能力はかなりの物があり モビルトレースシステムかDMLを搭載した機体に乗せると能力を引き出せると思われます。●パイロットNo.326 【劉鳳】 ホーリーの実働部隊に所属している男で強力なアルター能力を持ちますが、普段は自分でその能力を押さえ込んでいます。 今回対アルター能力者用の機体を開発するためにDOOMERS㈱に出向されて来ました。●パイロットNo.327 【鵬師範代】 殺ブロー(パイロットNo.32)が所属する空手道場の師範代。 道場の経営に危機を感じてパイロットに志願されました。 戦闘では自ら前に出ようとはせず、相手の動作を見極めて狙ったポイントへ確実に攻撃を撃ち込むスタイルを得意としています。 得意技は正拳と踵落としで、気分が良い時は板割りや型を披露してくれます。●パイロットNo.328 【貞操】 「みさお みさお」と読むそうです。 名前に反して淫乱な性格で、いい男と見るや関係を迫ってきます。注意して下さい。●パイロットNo.329 【弐牙 狼美】 妖怪帝国からの脱走組の1人、人狼一族の女性。いわゆる“クールビューティー”で、他のパイロットやスタッフと接することを好まない。●パイロットNo.330 【レイ】 フルネームはレイ・ザ・バレル。ザフト軍の赤服…通称ザフトレッドの一人です。 常日頃は冷静沈着で無愛想とも取られる性格ですが、デュランダル議長の敵となる者は容赦なく排除します。 余談ですが、SEED DESTINY第19話において彼が議長に抱きついたのを見てぶっ飛んだのは私だけでは無い筈です。●パイロットNo.331 【剣聖ぱんちら】 なんというか・・・なんというかアレです。 あれがこうでそれがああなるんです。 それ系の機体に乗せるとそれっぽく能力上昇します。 こんな人ですけど剣の扱いは非常に優れています。 過去にはビームコーティングを施したブレードで 敵のビーム攻撃をそのまま弾き返したとかそういう・・・ まぁ、もちろん噂ですが。●パイロットNr.332 【ゼンガル】 勢いで押すパイロットです。 本来はあまり強くないのですが、持ち前の勢いのお陰でカバー出来ています。 撃墜王とも呼ばれる。●パイロットNo.333 【紅蘭】 フルネームは李 紅蘭。帝国華撃団花組の一員で技術開発・機体の整備も担当しています。 今回技術交流のためにDOOMERS(株)へ出向されてきました。●パイロットNo.334 【患いかり】 本来は伊刈という名前だが、体が弱く頻繁に病気になるので「患いかり」と呼ばれている。 腕はいいが、コクピットの中での喀血は日常茶飯事だ。●パイロットNo.335 【ウェルタースオリジナル勇】 「(前略)何故なら、彼もまた特別な存在だからです」 「ごめん、覚えてない」 …【勇ブレン】(機体No.375)のパイロットです。訊いても「ごめん、覚えてない」で流されるため、伊佐未勇氏かどうかハッキリしません。●パイロットNo.336 【X00上島】 Xダブルオー上島はサイボーグである! その体の中には沢山のズフィルードクリスタルの粉末とフェイクGSライド。 更に今後開発予定のダイレクトリンク操縦型機動兵器への合体機構を持っている! 上島はその力を用いて悪と戦うのだ! 因みにサイボーグと言っても本格的なロボトロニクスを内蔵しているわけでなく、 粉末ズフィルードクリスタルに記録されている情報を元にフェイクGSライドの力でイークイップする。 只今搭乗する機体の設計者を募集中!●パイロットNo.337 【解決ズ】 「どんな事件でも見事に解決」を謳っている二人組のパイロット。 謳っているだけで何かを解決したことはまだない。 能力もそれほど高くはなく、二人乗りの機体にしか乗せられないので使い勝手もいまいち。●パイロットNo.338 【アムロ】 アムロ=レイ。言わずと知れた「連邦の白いヤツ」ことガンダムのパイロット。 一年戦争時には9機のリック・ドムを3分で撃墜するなど、多くの戦果をあげた。 また、ギレン・ザビの演説を見てモニターを殴り壊したという話もあるが、真相は定かではない。●パイロットNo.339 【とうち かわいそす仮面】 GOG(犯罪組織No.16)にさらわれて改造人間にされてしまった登内君。 しかし運が良いのか悪いのか、脳改造前に失敗作ということが判明、 廃棄処分されそうになったところを凛 発動電話(パイロットNo.152)に助けられる。 凛と共に戦うことを決意した登内君だが、ドーレス(敵兵器 No.414)相手にも苦戦するぞ。 かわいそうな目にあうことによって変身することができるが、失敗作なので不完全な変身しかできず、 変身してもあまり変わらない顔を仮面で隠している。●パイロットNo.340 【グラスホード専務】 意外なところで頼りになる男、グラスホード。 普段はあんまり頼れない男、グラスホード。 時々【超凡機クルマルスロン】などの機体を駆り戦場を駆け抜けるぞ!●パイロットNo.341 【陣内】 数々の戦場を渡り歩いてきた凄腕の傭兵で、数多くの機体に乗って戦ってきたため、 MS、AS、PT、AB等大抵の機動兵器の操縦はマスターしている優秀な男。 でも何故か自転車には乗れない。●パイロットNo.342 【曜爨婆虞】 てるかまど ばすけ。父親がバスケットボールが好きだったため「ばすけ」と名づけられた。 幼い頃から父親に鍛えられてきたのでバスケットボールは上手い。 でもパイロットとしての能力は平凡。●パイロットNo.343 【仮面? ヲフダ】 御札を使っての妖怪退治を生業とする本名不詳の男。 能面のようなのっぺりした顔なので仮面を被っているのかと思いきや、実はそれが地顔。●パイロットNo.344 【棒術師山田マンと田中さぶちゃん】 棒術を極限まで極めた(自称)山田マン、 常にそのサポートに回る田中さぶちゃんのコンビです。 本当に極めたかどうかは怪しいですが、技術はなかなかのもの。 棒状の武器を持った機体に乗せると案外面白いかも?●パイロットNo.345 【ぽんぽこ凛】 ある日、何故か【凛 発動電話】が工場に二人出現。 どっちも自分がホンモノだと言うけれど・・・ ・・・どう見ても化け狸です。本当にありがとうございました。●パイロットNo.346 【嬢王蜂】 何処ぞのお嬢様… 蜂森和沙と妖怪帝国の妖怪女王蜂を合成した犯罪組織No.16【GOG】の改造人間。 …でしたが特に見た目に支障無し。その上洗脳に失敗と逃げられてしまいました。 その代わり同組織は妖怪を素体に使うと化粧変化型の改造人間を作れることを発見したそうです。 機械的なパーツが一切無い事も特徴と言えば特徴。 その代わり変身後の姿がゴシックロリータ調の蜂のコスプレと非常に恥ずかしい物と成りました。 正体も顔が解るので謎の人愛用のマスクを付けてから変身しています。 個人的な借りが有って青野ルリ(機体No.408【ルリルオン】) にへばりついていますがその内勝負を挑むつもりのようです。●パイロットNo.347 【aqw恋】 アトミッククイーンウルフの二つ名を持つ魔法使いの恋(れん)さん。 核ミサポ(パイロットNo.104)と同系等の魔術の使い手。 核ミサポのことが何かと気になるようだが、 手助けをしては本人のためにならないといつも影から見守っている。 その姿は若干ストーカーっぽい。●パイロットNo.348 【害】 随分と思いきった名前で登録した方ですが… 真逆一文字入力でこんなへまをやらかすのは思い切り引きます。 どうやら日本かぶれの外人さんだったようです。 PT等各種の機体で…派手に背負い投げを決めています。 宇宙や水中ではジャイアントスイングを行う一味も二味も違った人です。●パイロットNo.349 【田興行鐵】 たおき ゆきてつ。幼い頃からスーパーロボットに憧れている青年。 パイロットとしての素質は低いが、そこを努力でカバーしているがんばり屋さん。 今はネモやバクゥといった量産機にしか乗れていないが、 いつの日かスーパーロボットのパイロットになることを夢見ているぞ。●パイロットNo.350 【のん玲鈴様】 宝塚の男役のような風貌の女性です。 悩みは男性より女性にモテることだそうですが、傍から見るとまんざらでもなさそうです。 可愛い物好きで、本来カタカナである名前の「ノン」をひらがなで登録しているのも「その方が可愛らしいから」らしいです。 操縦の腕はそこそこですが、彼女が乗った後のコクピットはファンシーグッズで満たされています。●パイロットNo.351 【ママさんバ婆】 ある時はママあるときは通りすがりのお婆さん。 その正体は破邪衆の密偵。本名は解りません。実はソムニウムと言う噂も在り。 本当の所は良く解りません…何も教えてくれませんから。●パイロットNo.352 【ガードラゴン】 遺跡や施設などの「門」を守備する事に命を賭ける竜人の兵団。 門が何らかの理由で破壊された場合次の門を探しに旅に出る。 場合によってはコンビニの自動ドアの前に立ち、店員に怒られたりもするらしい。 何故門に拘るか?と聞いたところ、「そこに門があるからさ。」・・・だそうです。 ロボットに乗せてみたところ案外いい成績を出したとか。●パイロットNo.353 【銀槍隊長タツ】 槍騎兵ロボによって構成される銀槍隊を率いるタツ氏。 槍の名人であり、その腕前はロボットに乗った時に限らず生身での戦闘でも発揮される。 以前麓騎人隊(組織/部隊No.03)で修行をしていたことがあるらしい。●パイロットNo.354 【典明るい】 典明 電(敵パイロットNo.147)の奥さん。 まだ新婚間もないうちに電が改悪意志に取り付かれて行方不明になってしまった。 電が犯罪組織に加担して悪事を重ねていることを知ったるいは、 夫を止めるためにパイロットに志願する。●パイロットNo.355 【阿修羅男爵】 あしゅら男爵のクローンを作ってみたら普通に成功してしまいました。 どうせ失敗するだろうと思っていたのでスタッフ一同困惑気味です。 オリジナルと区別するために漢字表記になっています。●パイロットNo.356 【リーゼル・臭気】 パイロットのリーゼルさん。 能力は高いのだが、風呂嫌いで5年くらい風呂に入っていないため、とても臭い。 彼が乗った機体にはその後誰も乗りたがらないぞ。●パイロットNo.357 【使い魔 王龍虎】 魔術少年 櫻晶太(パイロットNo.221)が使役する使い魔。 龍と虎を合わせたような子犬サイズの生き物で、 もとは㈱ユビルパ(企業No.15)が間違って召還したものを 晶太君が使い魔として譲り受けました。 分家のパイロットとは特に関係は無いと思われます。●パイロットNo.358 【乱舞 論語語り】 乱舞(らん・まい)さんは常に論語を持ち歩いており、 ことあるごとに読んで聞かせるので、皆ちょっぴり迷惑気味です。 新人スタッフやパイロットはまずこの人に論語を読み聞かせられることになります。●パイロットNo.359 【とモネー】 本名は智美さんですが、姉御肌な方なのでとも姉と呼ばれていました。 ある時、クロード・モネの絵が好きだということが明らかになり、 それ以降はとモネーと呼ばれるようになりました。●パイロットNo.360 【仔猫大介】 仔猫大好きと書こうとしたらしいのですが勝手にこうなったそうです。 因みに女性パイロット。本名は水戸和子。そうそう何処にも居ない魔導書を持って居る方です。 と言うか魔術師です。宇宙の稲妻の事に関する”天雷の秘密”と言う魔導書を持ち。 スペースサンダーの使い手。●パイロットNo.361 【waxmask】 全身にワックスを塗りたくり、顔を仮面で隠した怪人物。 彼が乗った後はコクピットがワックス塗れで使い物にならなくなるため、 滅多に機体には乗せてもらえない。●パイロットNo.362 【F】 主人公が窮地に陥った時にどこからともなく現れる謎の戦士。能力は高いのだが、 NPCとして登場する事が多い為にプレイヤー的にはあまり歓迎できる人物ではない。 特定の条件を満たせばF暁に死す!(サブタイトルNo.91)が発生せず正式に仲間になるが、 その場合でもやっぱりFの正体その他に関しては謎に包まれたままである。●パイロットNo.363 【元帥】 本名不詳。常に元帥と呼ばれている方です。 今までは昼行灯気味の窓際族でしたが…機体No.461【聖戦エリマド】が工場に現れてからは… 正に竹馬の友のように何時も一緒に居ます。尚指揮官としての腕は未だ衰えていません。 1度エリマド親分の艦橋に乗り込み1人で大量の火器を意のままに操る姿を見た工員の話によると… …あの人実は一年に一日分しか心臓が動いていなさそうだ。 と訳の解らない事を言っていました。 その理由は簡単で…監視カメラには元帥と思わしき服を着た青年が恐ろしい勢いで色々している姿を確認。 一体何者なのでしょうか? もしかして…聖闘士!?●パイロットNo.364 【凰茶華】 鳳家の末娘。茶華は”さはな”と読みます。 パイロットNo.74【主人公】の聖マリア女学院の新入生と選び、 名前を付けなかった場合この名前になります。 基本プロフィールは 生年月日:8月21日 血液型:AB 気力変化レート:超大物 初期乗機:機体No.46【ジンガクセイザバー】+出撃前に選んだ追加武装1つ と成っております。名前等を変更しても超大物なので気力が非常に上りやすくなっています。 他の主人公を選んだ場合もこの名前で登場。性格の問題も有りメインパイロット以外は向きません。 用事が無ければボーッと空を見上げてのんびり過ごしているそうです。●パイロットNo.365 【天空 宙】(あまぞら ひろし) DOOMERSと軌道防衛との技術提携が決定した時、 パイロットを数人トレードしようと言う話があり、 その際に軌道防衛から来た一人。 戦闘機及び戦闘機に変形する機体に搭乗し、得意の一撃離脱戦法で空を宇宙を駆ける! 余談だが、DOOMERS側からはルーグ進之介(パイロット No.S21)らが軌道防衛へ行く事になった。●パイロットNo.366 【黒い三連単勝万馬蹄】 黒いサラブレッド型の機体を駆る三人組の傭兵。 その抜群のコンビネーションで多くの戦果を上げてきた。 将来は傭兵として稼いだ金を元手に北海道で牧場を経営するつもりでいるらしい。 競馬場で姿を見かけることが多い。●パイロットNo.367 【たい焼君主】 本名年齢共に不明。たい焼を焼いて早10年頂点まで極めた味でしたが… 屋台が戦禍に巻き込まれて焼失。 その後復讐の鬼と化した彼は戦場を駆け回る傭兵となりそれでも戦地でお腹を空かせた人々に、 何とか焼け残った機材を使いたい焼を焼いて振る舞っています。 最近流れ弾の主の噂を聞きそれを倒す為に襲撃したそうですが返り討ちに遭いこの工場に着ました。 「あれは危険すぎる!」と傭兵部隊バッカス打倒の為の機体を求めてきたようです。●パイロットNo.368 【空曹厨房】 空曹になった途端に打ちきれた高所恐怖症のパイロット。 本名は大地進。如何にも空がダメそうな方です。 実際に空中補給作戦中に操縦を失敗し機動兵器が2~3機落ちる原因を作ったとか? だから無駄と言っているのに! が口癖。今日もキレながら空を飛ぶ姿は痛々しい。●パイロットNo.369 【スク水爺様の孫】 「スク水が好きだ」、と自他ともに認める変態爺さんの孫です。 孫は別に変態でもなんでもないんですが 爺さんが爺さんなので色々と気まずいことがあるそうです。 そんな彼は工場内でも「爺様の孫」と呼ばれ続けてるとか・・・●パイロットNo.370 【根城 茂鬼】 ベテランパイロットですが、 最近やたら腕の立つ新米が増えてるため目立たなくなってきています。 目立たないは目立たないでも、隠密行動は彼の十八番です。 ステルス性の高い機体とは相性が良い。●パイロットNo.371 【改造人間 宮キンX】 本名、宮元 金次郎。このたび改造人間に転職しました。 ですがやることが特に無いので社員食堂などに居座ってたりします。 必殺技はX状の衝撃波を放つ宮キンウェイヴだ!!●パイロットNo.372 【カルロス】 ょぅせぃの国のLF9パイロットの1人。 いつもは明るい仲間思いな好青年だが、機体に乗るとかなり過激な性格になるそうです。●パイロットNo.373 【宮内洋】 「何か新しいことを始めたい」と思い、脱サラしてパイロットになりました。 現在45歳の2児の父。 最近薄毛を気にしているそうで…禿郎党に勧誘されないか正直ヒヤヒヤものですが本人には内緒です。●パイロットNo.374 【風子と雷神】 漢字党が作り出したアンドロイドとアンドロ雷神。 何故雷神様まで?と言う疑問も在りますが取り敢えず完成。 風子ちゃんは風を出す袋を背負って扇風機のように周囲を涼やかにしてくれます。 雷神様は寝起きの悪い工員も1発で目が覚める雷を鳴らします。 2人乗りの機動兵器に名乗り込み戦闘も熟すナイスな2人組です。 まだ言葉の方は片言なので両者カタカナ表記されるような発音で会話します。●パイロットNo.375 【ナナ・イモリ】 可愛い顔に似合わず残虐な性格のパイロット、ナナさん。 彼女の乗る黒い機体は敵の返り血で前方だけが赤く染まっているため、 「イモリ」の二つ名で呼ばれるようになった。●パイロットNo.376 【国対地獄大 便使い】 こくたいち ごくまさ。ょぅせぃの国の住人。顔は恐いが気は弱い。 重要な事柄を報告する「便使い」という役職についており、 使者の剣鉄騎(機体No.290)に乗って工場とょぅせぃの国を行き来している。●パイロットNo.377 【真ニートカヌース】 名前を見れば解るのですが…ニート兄弟の従兄弟です。 下には下が居る(迷探偵万丈目の発言記録より)と言う事を証明してくれました。 カヌーを趣味としていますが真面に漕げたことがありません。 最近両兄弟が入社できたということでこの方も入社しましたが… ダメトリオ結成が成されただけでした。 スタッフNo.31【鬼響介】の苦悩の日々は続くみたいです…。●パイロットNo.378 【元木彩】 桜花雛菊学園の生徒。 1年生にして、その戦闘センスを買われて紅霧(機体No.699)のメインパイロットになりました。 かなり男っぽい性格で一人称も「俺」。部活は空手部に入っています。 口癖は「全員まとめて消してやるよ!」敵に回したら恐ろしいでしょうね…●パイロットNo.379 【月島葵】 桜花雛菊学園の高等部生徒会長にして桜花雛学ノ毒「紅霧」(機体No.699)パイロットの一人です。 どこぞの名家のお嬢様で日頃は穏やかな性格ですが、悪を許さぬ熱い正義の心を持っています。 また、護身術として合気道を修めていて、そうと知らない「紅霧」新人パイロットが彼女に下手に近寄って 投げられてしまうのはもはや「紅霧」チームの伝統行事と化してしまっています。●パイロットNo.380 【みーこ】 本名は烏丸魅衣狐。機体No.699【桜花雛学ノ毒「紅霧」】の絶対奏甲のコントロールを行うオペレーター。 このポジションがどうしてもやってみたかったらしいです。 人間と妖怪のハーフの更に混血…シブガラスと妖狐と人間がそれぞれ当分らしい凄い混血。 パイロットNo.378【元木彩】がメインパイロットになる前はメインパイロットを勤めていたりします。 自分がメインパイロットをしていた時に有った苦労が無い様にと的確な操作を行う。 生身のパイロットをと襲撃する輩も居ますが… 彼女を含め非常識な強さを持つもの揃いの為パイロット襲撃は一度たりとも成功した試しが有りません。●パイロットNo.381 【ギリアム・イェーガー】 地球連邦軍所属の軍人。冷静沈着、頭脳明晰な謎の男だが 義理人情に篤く、時には頭に血が上りすぎて突撃してしまう事もある。 過去に大き過ぎる罪を犯し、その贖罪のために並行世界を彷徨い続けると言う宿命を背負っている。 ヒーロー戦記では記憶を失ってαフォースに所属していたが、記憶を取り戻すと同時にその世界の 真実と未来を知って絶望してしまい、自分なりの手段で世界を救う為にアポロン総統となる。 OGシリーズでは旧特殊戦技教導隊の一員として登場し、PTの扱いも超一流である。 また、旧シリーズにも第4次(S)、F(完結編)で登場してはいるが、ほとんどゲスト扱いである。 ちなみに、時々忘れ去られる事があるが予知能力を持っている。●パイロットNo.382 【ベリア特佐】 タツノオトシゴンに対抗するために組織された特殊部隊「マヌケルプィーズ」の指揮官。 妻をタツノオトシゴンの眷族によって殺されており、 その恨みは深いが感情に流されることなく冷静に指揮をとれる優秀な人物。 最近は仕事が忙しくて一人娘に会う時間が作れないことに悩んでいる。●パイロットNo.383 【停王 貞治】 敵の足止めを得意とするパイロットです。 その見事な足止っぷりと、本人が王貞治監督の大ファンであることと、本人の口癖である「帝王になりたい」という呟きからつけられたあだ名です。 なお本名は佐藤。下の名前は誰も知りません。●パイロットNo.384 【竜人デモン小暮】 いつのまにか工場の近くに住み着いていた竜人。 某閣下と名前が似ていることについて問い詰めたところ、 「「デーモン」と「デモン」の差があるので問題ない」とのこと。 幻獣共和国出身らしいが、詳しいところは不明である。●パイロットNo.385 【孟浩】 幻獣共和国の大使として工場にやってきたミノタウロス。 結局ろくな交渉もする間も無く連れが侵攻を行った為に工場で孤立。 しかも工場周辺は民間施設ばかり。 傍若無人も甚だしいとバトルアックス片手に味方を鎮圧してしまいました。 今はその連れ共々工場で汗を流して働く日々。 大使の仕事はそれっきりです。 何処かの兄弟も見習って欲しいぐらいの働き者で、 主に機体No.108【牛機パイシーヌV3】に搭乗します。●パイロットNo.386 【ヴァルクラタ】 ヴァル・倉田・カルテリオと言うデンマーク人。 どういうコネかは知りませんが完全な女子校である桜花雛菊学院に入り込んだ男。 甘いマスクと女装が校内で好評。お姉様!と黄色い声を一身に背負っている難儀な方。 機体No.699【桜花雛学ノ毒「紅霧」】の支援機のパイロットをしています。 その支援機の役割は…着替えの搬送(追加装備運び)です。●パイロットNo.387 【焦水門】 こがし みなと。元海女という珍しい経歴を持ったパイロットで、 妖怪帝国やらタツノオトシゴンやらの影響で漁ができなくなったため転職した。 水中戦用の機体の扱いに長けている。●パイロットNo.388 【篠原舞】 機体No.699【桜花雛学ノ毒「紅霧」】パイロット部隊の1人。 非常におっとりとした性格で、戦いとはほとんど無縁なはずなんですが… 趣味は何と黒魔術の研究及び虫の死骸回収という結構腹黒な桜花雛菊学園中等部2年生。 そこの君、舞を怒らせないように。●パイロットNo.389 【マナミ・ハミミングル】 えーと…マナミ・ハミルさんのクローンを作り上げたつもりだったんですが… 戦闘能力云々より、歌のほうが得意な気がします。 しょうがないので、彼女専用のサウンドブースターを作っておいてください。●パイロットNo.390 【格闘ブサイクル】 格闘するブサイクルさんです。 別に不細工ではありませんが名前がブサイクルです。 得意技は「ブサイクルダイナマイトアタック」ですが、実際ボディアタックです。 身体をひねりながら突っ込むのがポイントだとか。 機体の操作については下の中、あるいは下の下あたりですが、本業で無いので多分問題ありません。●パイロットNo.390 【草薙剛剣】 吹雪見大学の大学院に通う大学院生。 後輩が心配とわざわざ進学をしてまで機体No.422【吹雪見大聖学ノ炎「陽光」】のサポートをしています。 彼の機体は本人とパイロットNo.229【機史生】の度重なる改造の元、 既に件の陽光に迫る性能を発揮しつつあるもので、 後輩達からは…何時かはグレート合体だな。とか言われています。 大学生になって初めて陽光の存在を知ったそうです。●パイロットNo.391 【ガムリン木崎】 ダイヤモンドフォース所属のエースパイロット。 マクロス7のマックス艦長に何か頼まれ事をされてフォールドブースターで工場に来ました。 でも…彼の言う事には「ンガックデランンビピンヂ」を持って来てくれだそうで… そんな物ウチの工場に有りましたっけ? かなりの天才肌で本来3年掛かる修業教程を2年で卒業。 その後パイロットとして頭角を現します。 因みに額の広さから学生時代は”火星人”と呼ばれていたそうです。 その額の広さは方々でネタにされるかわいそうな人。●パイロットNo.392 【演】 パイロットNo.74【主人公】の 母国で仕事が無くなったため出稼ぎにやってきた元韓国人俳優のライバル。 一過的な人気の低迷で機動兵器のパイロットとなった彼を心配して工場へ来日。 そのまま彼もパイロットとして戦うようになります。 主人公との合体攻撃は最強クラスです。●パイロットNo.393 【川】 機体No.198【イム3雅狼牙】のメインパイロット。 コードネーム「川(せん)」。川のせせらぎのように機体を動かし、 驚異の回避能力をイム3雅狼牙に与えています。 コードネームでよばれる割には…素顔です。 元吹雪見大学のOGで、よく後輩達(機体No.422【吹雪見大聖学ノ炎「陽光」】のパイロット)をストーキングしています。 パイロットNo.214【藤原健康】の感じる視線の先の人です。 尚イム3雅狼牙のパイロットは全員女性です。●パイロットNo.394 【捻挫モルッコ氏】 モルッコ氏は捻挫しやすく、出撃すると必ずといっていいほど捻挫して帰ってきます。 でも、捻挫以外の負傷をしたことは一度もないというある意味凄い人です。●パイロットNo.395 【金竜隊長と恐山巫女】 空中戦専門の部隊の隊長、金竜と 同行する恐山出身の巫女のコンビである。 なぜ巫女が付いているかという質問に関しては本人はノーコメントだが、 「しょっちゅう何かしらに憑かれてるため」という説が濃厚である。 彼の周囲ではよくポルターガイスト現象が発生するが問題は無いそうだ。●パイロットNo.396 【静】 コードネーム”静”。別段何かをする訳ではないが… 一文字漢字のコードネームが…機体No.198【イム3雅狼牙】のパイロットの決まり。掟です。 彼女はパイロット中唯一本物の忍びの技を持ち合わせています。 棒手手裏剣10連発が得意技。●パイロットNo.397 【歌焔悟】 かえんさとる。桜花雛菊の社会科教師にして桜花雛学ノ毒「紅霧」(機体No.699)のパイロットの一人です。 生徒の事を第一に考えていて、いざと言う時には他のパイロットを脱出させて自分一人で戦う覚悟を決めています。 また、「歌焔」の姓については彼の家系が代々優れたパイロキネシス能力を持っており、さながら歌のように優雅に 炎を操る事が出来るのがその由来と言われています。●パイロットNo.398 【檜山田ジー助】 正直一回親の顔を見てみたい名前ですが、本人があまり気にしていないので良しとしましょう。 しし要塞研究所(施設No.06)所属のパイロットで、そのポジティブさから騒動に巻き込まれて 事を大きくしてしまうこともしばしばですが、人がよくみんなに好かれています。●パイロットNo.399 【もんじ朗(笑)】 パイロット「0幻神 卍郎」の弟である。 兄のような特殊な能力は持っていないが、彼はある特技を持っている。 それは「誰だろうと必ず笑わせる」ということだ。 味方はもちろん、敵でさえ彼のトークを聞いて笑わずには居られない。 更に、タイミングさえ合えば機械ですら笑い出すという始末。ある意味かなりスゴイ。●パイロットNo.400 【黒猫拳士ニモ】 格闘家のクローニング実験を行っている最中、パイロットNo.21 【桜 咲】が偶然連れて来ていた飼い猫ニモ(黒猫、雄、一歳半)が乱入、巻き込まれてしまった。 すぐさま実験を中止、被験者である格闘家のほうは無事でしたが黒猫には変な影響が出たようで、人間並みの知能で人語を話し、二足歩行、高レベルの格闘術を習得。 本猫(?)たっての希望もあってモビルファイターのパイロットとして雇う事に。 ちなみにその後沸いた「この技術を上手く使えば猫耳少女が作れるのではないか」とか言ってる研究員達をしばき倒してるとか。