約 2,207,858 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2650.html
「そろそろかな」 暗い中ヴェロッサが機動六課の面々にそう告げた途端に皆の前に光が広がっていく。 それはバスが暗いトンネルを抜けて外に出た証である。 バスから外を見ると、外は一面の雪景色であり、あまりの美しさにスバル達は驚きで声も出ない。 「それでは間もなく目的地に到着するよ。温泉にね…」 第11話 激闘! グラヴィトン温泉!! 何故ヴェロッサ達が温泉に来ているのかと言うとそれには深い訳がある。 それは3日ほど前に、ヴェロッサ達が今行こうとしている温泉の近くにある火山にゼラバイアがやって来たのだが、ゼラバイアは破壊活動を一切行わず火山の中に入ったきり出てこない。 それどころか何もしてこなかったのだ。それでもゼラバイアが何もしないわけではないとクロノ達は監視を続けていたが、何もしてこない。 調べていくと、ゼラバイアがいる火山の近くには温泉があり、ゼラバイアが活動を再開した時に備えて兼慰安旅行で機動六課の主要メンバーは温泉旅行に来たのだ。クロノを除いて………。 クロノは自分はゼラバイアの監視の為に行かないと言い、一人聖王教会に残ったのだが、内心は行きたがっていた。しかし監視は大事だと言うことで残った。 「はあ、皆温泉楽しんでるんだろうな~~~」 クロノが一人、主要スタッフのいない聖王教会でぼやく。 温泉宿に着いた一向はすぐに温泉に入る準備をして、早速露天風呂温泉に入りに行った。 「いやっほーーーーーーーーー!」 スバルが誰もいない温泉に向かって勢いよく飛び込む。 その勢いでとんだしぶきがティアナにもろに命中した。 「スバル、あんたね! マナーを考えなさい!」 「ええ~、いいじゃんティア。今はあたし達しかいないんだから……」 「うんもーーーーーーーーーー!!」 ティアナは怒りながら温泉に入り、スバルのほっぺの両側をつねる。 「痛い、痛い」 「何だが楽しそうだね」 「うん、そうだね」 二人のいつものやり取りと温泉を見てなのはとフェイトは和む。 いつものやり取りをしている二人だが、突然何かが自分達の胸を触れた感触に襲われる。 「「きゃ!」」 「どうしたの!?」 なのはとフェイトが急いでスバル達の駆け寄ろうとするが、スバルは止める。 「大丈夫です! 犯人は何となくわかりますから……」 「「「?」」」 なのはとフェイト、隣にいるティアナもスバルの発言に疑問を持つ。 しかしその疑問もすぐに晴れる。スバルは神経を研ぎ澄ますようにして湯船に座り込む。 そして、スバルの胸がまた何かに揉まれようとした時、スバルは自分の胸を揉んだものを自分の手で掴み一気に立ち上がりその正体を見る。 「やっぱり、ウェンディ…」 「ばれちゃったっス」 スバルとティアナの胸を揉んだ犯人はウェンディであった。しかし何故ウェンディが下にいたのかと言うと犯人はもう一人いるのだ。 「セイン…」 「はいはーい」 ウェンディの下、つまり湯船の下からはセインが突然現れたのだ。 「まったくお前達は先に行ったと思ったら何をしてるんだ」 「あ、チンクさん」 なのはとフェイトの後ろにチンクの他に、ヴィヴィオ、シグナム、シャマル、ドゥーエ、マリー、ノーヴェがやって来ていた。 「あれ? そう言えば、ノーヴェもチンクさんもセインもウェンディも何でいるの?」 「それはな……」 「あたし達、福引に当たったんっスよ!」 ウェンディが元気に答えた。まあ詳細はセインが教えてくれた。 数日前、たまたま部隊の食料などの買出しにセインとウェンディが街に出かけ、そこで福引券をもらい、福引の特等の温泉旅行に当たったのだ。 そして上司と掛け合って特別休暇をもらい、ノーヴェとチンクも誘いこの温泉旅館にやって来て、スバル達が宿にやって来るのを見て、からかうつもりでスバル達の虚位をついたのだ。 「まさか、ここでまた会える何て思わなかったよ」 「さあてそれじゃあ、他の人のも揉もうっスかね」 『え?』 一方男湯の露天風呂温泉ではユーノともう一人キャロやルーテシアと同い年くらいの少年が入っていた。少年の名はエリオ・モンディアル。 この少年は最近まで武者修行と称して外に旅出ていて、慰安旅行の2日ほど前に帰ってきて、エリオの大事な友であるキャロとルーテシアの押しに負け、 半ば慰安旅行に強制参加していたのだ。 「いい湯だね、エリオ」 「はい、そうですね」 ユーノとエリオが男二人であったかい湯船に浸かりながら外を見る。 「ここから見る眺めも綺麗だよね」 「うん……」 エリオはボーっとしながら答えたが、今の声がユーノのものではなくキャロのものだと気付いた。 エリオはまさかと思い振り向くとそこには何とキャロとルーテシアがタオルを巻かず、裸で男湯に入っていたのだ! 「キ、キャ、キャ、キャロ! ル、ル、ル、ルーもなんでここに!?」 まさか二人が男にいるとは思わずエリオは気が動転する。 「さっき従業員に聞いたの」 「ここ12歳以下の子供はどっちでも入っていいって言ってたの」 「だから、キャロと話してエリオと一緒に入りたいと思って来た」 「だ、だからって……」 エリオは急いでタオルを腰に巻いて、湯船から上がり、竹の壁に背中を貼り付ける。 「エリオ君」 「エリオ」 「「背中洗ってあげる(ね)」」 キャロとルーテシアがエリオに迫る。キャロとルーテシアの二人はエリオに好意を持っており、この行動に悪意はまったく無い。 エリオはその事を知っているが故に余計に恐ろしく感じている。 「ぼ、僕は、べ、別に………」 エリオが何とか断ろうとした時、突然エリオの後ろにある竹の壁が突然エリオを中心に両端が折れたのだ。 「え、え、うわあああああああああ!!」 エリオは仰向けになったまま竹のソリに乗ってがけを滑り降りる。 「エリオ君……」 「シャイ」 「違うと思うよ」 ユーノはルーテシアの言葉に苦笑いしながらつっこんだ。 戻って女湯ではウェンディにほとんどの人が胸を揉まれた後、皆でのんびりと入っていた。 「はあ~~~~~~」 「さあて、そろそろ返しかな」 スバルが手をいやらしく動かしてウェンディの前に出る。 「お、来たっスね」 「うりゃ!」 スバルは掛け声と同時にウェンディの胸を掴み、胸を揉む! 「うお! やったっスね~~~~~~~。うりゃああああ!!」 ウェンディも負けじとスバルの胸を掴んで揉みかえす。 「あらら、スバルとウェンディったら……」 「まあ、平和でいい事じゃない」 傍らでは前回のピクニックでの件を忘れたかのように、お酒を持ち込んで一緒に飲んでいるドゥーエとシャマルがスバルとウェンディの楽しそうなやり取りを微笑みながら見る。 「そうね、今はこのひと時を楽しみましょうか」 「…………ああああああああ!!」 ドゥーエとシャマルがお酒を飲みながらスバル達の方を見ていると突然自分達の後ろの方から声が聞こえてくる。 二人は思わず声のするほうを振り向く。そして振り向いた瞬間その声の主が竹の壁を突き破り、姿を現した。 そうその声の主は、上の男湯から滑り降りていたエリオのだったのだ。 「……ってぐわっあ!!」 エリオはなのはやフェイト達のタオルを巻いていない美しい裸体を目の前にしたために思わず、のけぞり鼻から血を出してしまった。 そして顔がのけぞったままエリオは女湯を通過してまたどこかにと滑って行ってしまった。 「エリオ、ひょっとしてこっちに来たかったのかな?」 「もしかしてあたし達の体目的!?」 「きゃあああ、エッチいっス!」 「「「違うだろ(でしょ)」」」 スバルとセインとウェンディの冗談にノーヴェとチンクとティアナが突っ込んだ。 「どこまで行くのーーーーーーーーーー!?」 竹ゾリがなかなか止まってくれず、エリオは嘆いていた。 エリオが竹ゾリで女湯を通過して、道路を滑ってる頃機動六課の面々(+ウェンディ達)が宿泊している宿の前に一台のバスが止まる。 「さあて着きましたぜ」 その団体の先陣としてヴァイスが皆を引率するかのように先にバスから降りて皆を案内する。 「やっと着いたか」 バスの中で寝ていたヴィータが起き上がって、バスから降りる。 ヴィータに連れられる感じでバスに乗っていた他の三人の男女もバスから降りてくる。 一人はメガネをかけてマジメそうな青年。一人はまあまあ胸が大きくなかなかかわいらしい少女。 そしてもう一人は男の子のように見えるがイマイチ判断がつかない中性的な顔立ちでズボンをはいていた。 「ここのようだね、ディード」 「そうね、オットー」 ディードと呼ばれた少女とオットーと呼ばれた子は無表情な顔で周りを見回す。 「お前達な、ここでもそんな顔じゃダメだぜ。折角のかわいこちゃん顔が台無しだぜ」 「ヴァイス陸曹、それは少し問題あると思いますよ。でももう少し笑ったほうがいいのは僕も思いますよ」 「だったらお前も楽しそうにしろよな、グリフィス」 メガネの青年グリフィスもいつもの癖で、休暇であろうとも常に仕事のように冷静であまり感情を出さなく、固い青年であった。 (オットーとディードも似たようなものだが、グリフィスと比べると感情を出す方である) それとは対照的なヴァイスにとってグリフィスは苦手なタイプなのだが、今は同じ部隊のメンバーなので交流を深めようと考えている。 そしてあまり人と接しようとしないヴィータとも……。 「とりあえず、宿でチェックインを……」 「……うわあああああああああ!!」 ヴィータがさっさと行こうとすると突然自分の上空から声が聞こえてきたので空を見上げる。 ヴィータの上には竹ゾリで崖を滑ってきたエリオがいた。そう声の主はエリオである。 エリオは飛んだ勢いで竹ゾリから落ち、そしてヴィータ目掛けて落ちた。 「いてて、何だ!? 手前は!?」 ヴィータが怒鳴りながら上にいるエリオをどかそうとするが、ヴィータはあることに気付いた。 そして上にいるエリオもどこうとする。 「いてて、ごめんな……、あ!!」 何とエリオの両手はもろにヴィータの平らな胸を触っていたのだ。 「ご、ご、ご、ごめんな……」 「さっさと離れろーーーーーーーー!!」 ヴィータは自身のデバイス「グラーフアイゼン」を起動させ、そのハンマーでエリオの頭をおもいっきりどついた。 「大丈夫?」 エリオはヴィータにどつかれから数分後、温泉から戻ってきたキャロとルーテシアの優しい看病を受けていた。 「何とかね…、いてて」 エリオは大丈夫だというが頭の上に出来たタンコブはそう簡単に引くものではない。 「でも酷いね。胸を触っただけでそんなに怒るなんて…」 「私たちはそんな事されても気にしないからね」 (少しは気にして……) ルーテシアの言葉に心の中で密かにツッコミを入れるエリオだった。 夜になり、機動六課のメンバーとウェンディ達は温泉と言えばと言う定番で浴衣姿で卓球を楽しんでいた。 その卓球台はほぼ機動六課の貸し切り状態であったが、その卓球場に一人の男がやって来た。ヴァイスである。 「おうおう、いいねえー。かわいこちゃん達が卓球なんて…」 「あなたは確か…」 「ヴァイス・グランセニックだ。よろしくな」 ヴァイスは初めて会う機動六課の面々に自分の名前を教えるが、皆ヴァイスの名前と顔はわかっていたのであまり気に留めない。 「おいおい、そんなつれない態度を取らないでくれよ。それはそうと俺も卓球に混ぜてくれない?」 ヴァイスの突然の話に皆どうしようかと話し合った結果、ヴァイスも入れてのダブルストーナメントをする事に決まり、優勝チームにはこの旅館の豪華混浴温泉にご招待券のプレゼントとなった。 チームはなのは&フェイト、スバル&ノーヴェ、エリオ&ルーテシア、ティアナ&セイン、ウェンディ&チンク、ヴィヴィオ&アルト、シャーリー&マリー、シャマル&ルキノ、ドゥーエ&ヴァイスとなった。 どのチームもすごい接戦と強さを誇ったが、優勝したのはドゥーエ&ヴァイス組みだった。 「やったわね!」 「ああ、俺と姐さんが組めばこんなもんですよ!」 「…、なら僕達と勝負しないかい?」 ドゥーエとヴァイスが勝ち誇っている中、卓球場に浴衣姿のヴェロッサとリインがやって来た。 「え? 僕達って…リインもですか?」 「そうだよ。なあに勝つのは僕達さ」 リインは戸惑うが、ヴェロッサはすでに勝利宣言。その様子を見てドゥーエとヴァイスは対抗意識を燃やす。 「へえ、もう勝利宣言とは自信がお有りのようで……」 「へ、だったらさっさとラケットを取りな!」 ヴァイスはヴェロッサに向けて卓球のラケットを投げ渡すが、ヴェロッサは手でものすごい勢いで払いのける! 「な!?」 「何!?」 ドゥーエとヴァイスは驚く。 「君達くらい……」 ヴェロッサは自分の履いていたスリッパを片方脱ぎ始め、手に持ち構える。 「これで充分!」 そしてそのまま乱入トーナメントとなり、ヴェロッサ&リインペアとドゥーエ&ヴァイスペアのダブルスが始まる。 「サーブはまずこちらからだ! いくぜ!」 ヴァイスのスピンのかかったサーブがヴェロッサチームのコートに入り、ヴェロッサの目の前に飛んでいく! 「はああああああ!!」 ヴェロッサはスリッパでそれを打ち返す! しかもその打ち返された球はヴァイスのかけたスピンをさらに上回るスピンと速さで ヴァイス達のコートを目にも止まらない速さで着いた後に窓ガラスに向かって飛んで行き、強い球を受けた窓ガラスにひびが入る! 「な、何て奴だ…」 「さあ、ゲームを続けようか……」 (本気だ。絶対本気でやってる) 戦いの様子を見ている皆そう思った。 「さあ、次はこちらのサーブ。いくよ!」 ヴェロッサがサーブを打つ! その球は先ほどよりも速さと回転を増しており、ドゥーエとヴァイスは少しも反応できなかった。 「は、速過ぎるぜ」 (戦闘機人の私でも追いつけない!?) ヴェロッサの強さにヴァイスは愚か戦闘機人のドゥーエでさえお手玉のように取られていく。 (スバル、ノーヴェ、チンク、セイン、ウェンディもヴェロッサの球を見切れていない) ヴェロッサの猛攻は勢いを留まる事を知らない。そしてついにマッチポイント。 「これで決まりだね!」 ヴェロッサはものすごく速いサーブを繰り出した。 「これくらいなら!」 ヴァイスが粘って球が次に飛ぶであろう場所に先回りをして待ち構える。しかしその予想はとんでもない事で崩れる。 「マッガーレ」 ヴェロッサがなにやら独り言を言うと突然球がストレートではなくカーブし、ヴァイスの顔面目掛けてものすごいスピードで飛んでいく! ヴァイスはかろうじて自分の顔面に飛んでくる球をラケットで防ぐものの、ラケットは粉々に砕け、球はわずかに勢いを落としながらもヴァイスの顔面に命中。 ヴァイスはその衝撃で後ろに吹っ飛んだ。ヴァイスの顔面を当てた球は上空に飛んでいき、残ったドゥーエがそれを逃すまいと高くジャンプする。 「ヴェロッサがダメなら………」 ドゥーエはせめて一矢報いたいと思い、狙いをコートやヴェロッサではなくリインに絞ったのだ。 「はああああああ!!」 ドゥーエの強烈なスマッシュがリイン目掛けて飛んでいく! 「リイン!」 ヴェロッサが急いで救援に行こうとするが、間に合わない。 「きゃっ!!」 リインは自分が狙われている事を知り、とっさに自分も手に持っていたスリッパでドゥーエのスマッシュを防ぎ、防がれた球は幸運にもドゥーエ側のコートに入り、勝敗が決した。 「勝者! ヴェロッサ、リインペア!」 「ふ、当然だね」 ヴェロッサが当然とばかりの笑みをこぼすと突然クロノから通信が入った。 「ヴェロッサ、ゼラバイアが活動を再開した!」 『!!!』 機動六課の面々に緊張が走る! 「今僕がグランフォートレスでそちらに向かっている。グランディーヴァも収容済みだ」 「わかった」 クロノの通信が切れ、ヴェロッサは皆に指示を出す。 「グランナイツの諸君、出撃だ!」 『了解!』 スバル達は走って外に向かう。 その様子を風呂上りのヴィータが目撃する。 「あいつら、あんなに走って…、どうしたんだ?」 ヴィータが後をつけようとし、卓球場を横切ろうとした時、卓球場で倒れているヴァイスを発見した。 「あいつ……、何してんだ?」 仕方ないのでヴァイスを起こすヴィータ。 「おい! 起きろ! 起きろーーーーー!」 ヴィータの怒鳴るような声が何度も倒れているヴァイスを呼びかけ、5度目でようやくヴァイスは目を覚ました。 「あ、ヴィータ隊長」 「何が隊長だ! お前何で倒れてんだ!?」 「……ああ、それは………」 ヴァイスが先ほどまでの事を説明しようとしたが、グリフィスが慌てた様子でヴィータとヴァイスを見つけ、報告する。 「ヴィータ隊長、ゼラバイアが現れました」 「!?」 「何だって!? …そうかだからあいつら……」 ヴィータはグリフィスの報告を聞いて、なのは達が走って卓球場を後にした理由がわかった。 「くそ! 先越された!」 「「え?」」 ヴィータが悔しがってる間に他の機動六課の面々やウェンディ一行も卓球場を後にして、貸し切りの宴会場に行く。 スバル達は急いでクロノと合流、グランディーヴァに乗り込み、ゴッドグラヴィオンに合神して火山に向かう。 「皆聞こえてる?」 宴会場に移動したクロノとマリーがスバル達に通信を入れる。 「敵は火山と直結している。そのまま敵を倒せば、火山も同時に爆発して、周囲に危害が及ぶ」 「ゴッドグラヴィオンと言うよりグランカイザーはマグマ何か問題ないけど、他のグランディーヴァには限界があって、限界時間は90秒だからね」 「90秒……」 「それ以上越えるとグラヴィオンよりも先になのはさん達が暑さで死んじゃうから気をつけて…」 「わかりました! だったらすぐに火山から出してやりますよ!」 スバルが答えてすぐに通信を切る。 「あたし達はここで見ることしかできないのか!?」 「くやしいっスね!」 ノーヴェとウェンディ、それにセインやチンクだけでなく、シャーリー達オペレーター陣も今回は自分達も手伝いができることが無いと悟り、苛立ちを隠せない。 そんな時、ヴェロッサは宴会場の舞台のスポットライトの光をつけ、そしてマイクを持ちながら皆に呼びかける。 「皆、その熱い思いをマイクにぶつけるんだ」 『え?』 皆が戸惑った。 「歌の力でグランナイツの皆に力を上げるんだ。それが今僕達が出来る最大の後方支援だよ。そして君達の熱い思いを彼女らに届けるんだ!」 その言葉にいち早く乗ってきたのは以外にもノーヴェだった。 「おもしれえ、やってやろうじゃんか!」 「おお、ノーヴェノリノリっスね」 「さあて、セインさんも張り切っちゃうよ!」 「少しでも力になれるのなら私も…」 「皆、やろう!」 『はい』 「私達もやろう!」 『うん!』 ウェンディ、セイン、チンク、マリー、シャーリー、アルト、ルキノ、キャロ、ルーテシア、ヴィヴィオも決意を固め、皆で手を合わせてマイクを手に取る。 「ふん、いい結束だな」 「シグナム、私達もよ」 「な、何?!」 「エリオ君もね…」 「え!?」 シャマルもいつの間にか手にマイクを持ち、無理矢理シグナムとエリオを誘い舞台に立つ。 そしてヴェロッサ以外のメンバーが皆マイクを持ちステージに集結した。 マリー特性のカラオケモニターとスピーカーが用意され、スピーカーからイントロが流れ、それはグラヴィオンのコックピット内にも流れていく。 「シスターの諸君、合唱せよ!!」 ヴェロッサが舞台にいる皆を一まとめに「シスター」と称し、合神承認と同じポーズをとり、合唱承認をした。 それと同時にモニターからはグラヴィオンの現在の状況がリアルタイムで映し出され、画面下のほうには自分達が歌う歌の歌詞のテロップが現れ、皆が一斉に歌いだす。 「♪~~~~♪~~~」 エリオとシグナムは歌うのに最初は戸惑いを見せたが、皆が歌っているのを見て覚悟を決め、自分達も歌う。 その頃グラヴィオンは敵ゼラバイアを発見し、ゼラバイアを急いで火山から追い出そうとゼラバイアに攻撃を仕掛ける。 敵がなかなか火山中から離れようとしないので、スバルは一か八かと言う思いでグラヴィオンの腕を使って無理矢理ゼラバイアを持ち上げた。 それと同時に歌もサビに入ろうとするところでヴェロッサは叫んだ! 「ゴッド、グラヴィオーーーーーーーーーーーーーーン!!」 グラヴィオンはその持ち上げたゼラバイアを遥か上空へと放り投げる。それでも火山の外までは届かない。 スバルは「これでもか!」っと言う勢いで、グラヴィオンのパンチのラッシュをゼラバイアに浴びせる。 パンチのラッシュと同時にグラヴィオンも火山の外に向かってブーストを上げる。 パンチとブーストの勢いによりゼラバイアはようやく火山の外に姿を出し、グラヴィオンは追撃の一撃としてゼラバイアを蹴り上げ、 そしてヴェロッサの承認により現れた超重剣を手にゼラバイアを切り裂く! 「超重、ざーーーーーーーーーん!!」 ゼラバイアを空間ごと切り裂き、ゼラバイアは消滅した。 その様子をグラントルーパーのメンバーは皆固唾を飲んで見ていた。 「やっぱかっけえなグラヴィオン。生で見るとますます…、抱きしめたいなーーーー!」 「それはさすがにまずいですよ」 ヴァイスの興奮をグリフィスが冷静に突っ込む。 「へ、やるじゃねえかグラヴィオン…」 ヴィータもそのグラヴィオンの強さを初めて生で見て少々興奮した。 (なのは、今回はお前達に先を越されたが今度はそうはいかないぞ) そして1泊の慰安旅行を終え、教会に戻った機動六課のメンバー。 留守番をしていたクロノにリインはあるものを渡した。それはヴェロッサとリインが卓球勝負で得た「豪華混浴温泉」のチケットであった。 卓球で得たチケットはヴェロッサに渡されたが、ヴェロッサは卓球をしたかっただけで景品にはあまり興味が無かったのでチケットをリインに渡し、リインはいつもお世話になってるお礼と言うことでクロノに渡したのだ。 「ありがとう、本当にありがとう………」 クロノは仮面の下から波だ滝のように出てきた。その涙は30分ほど止まらなかったとか……。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/asrivival/pages/291.html
~EGO本部・1階エントランス~ レイジ「……」 仰向けに倒れるリベルタ。その横には装甲車ソルダート・スクドが転倒したような形で横たわっている。 ジジジジ! 全身にダメージを負い、全身から煙をあげながら各部の回路がショートしているような音を立てるリベルタとソルダート・スクド。それを見詰めるようにたたずむヴォルケイン。 ガドゥ『もうその駆動鎧(パワードスーツ)も動けまい。EGOに反旗を翻したことをその身をもって悔いるがいい』 ガシン!ガシン! リベルタの元へとゆっくりと歩きながら近づいてくるヴォルケイン。 ボルドー『くっ!動け!ソルダート・スクド!』 マードック「だめです!先ほどのダメージが大きすぎます。稼働にはまだ時間が…」 ラピッド・レアーリとシェリング・アルマトがリベルタのほうへと向かおうとする。 アングルフ「……」 だがそれを遮るようにアングルフたちが立ちはだかる。 モニカ『邪魔をしないで!』 リヴァーレ『くっ!』 アングルフたちに攻撃を仕掛ける2人。だが… ビキビキビキ! アングルフたちの装甲はすぐに修復する。2人の攻撃をものともせずその場に立ちはだかる。 モニカ『このままではレイジが…』 ガシン! リベルタの前に立つヴォルケイン。 ガドゥ『AIS!とどめを刺しなさい』 レイジ「ぐ…ぅ…」 なんとか反応しようとするレイジ。だがその体は動かない。 ガコン! ヴォルケインの背中の砲塔がリベルタへと向けられる。 ギュゥゥン! 砲塔の先端にエネルギーが溜まっていく。 ガドゥ『さぁ消し去りなさい!』 砲塔からエネルギーが放たれる瞬間! バコン! 態勢を崩すヴォルケイン。何かがヴォルケインの頭部に衝撃を与える。 ヴァイス「やらせないわ」 白い長銃を構えるヴァイス。ヴァイスの放った銃弾がヴォルケインへと命中したのだ。 ガドゥ『無駄なことを…』 ヴォルケインはヴァイスのほうを向くと シュン! ヴァイス「えっ!消えた!?」 一瞬にして姿を消す。 ゾクッ! 背後に気配を感じるヴァイス。振り向きざまに見えたのは自分に向け手に持った駆動鎧用のナイフを振り下ろすヴォルケインの姿だった。 ヴァイス(間に合わない!だめ…死…) 死を覚悟し両目を閉じるヴァイス。 ガキン! ヴァイス「えっ?」 両目を開けたヴァイスの前には駆動鎧が立っていた。その駆動鎧はヴァイスをかばうように両腕を構え、ヴォルケインのナイフを受け止めていた。 ヴァイス「レイジ!」 リベルタがヴォルケインの攻撃を受け止める。 ガドゥ『まだ動けたのか。しぶとい奴だ』 レイジ「隊長からの最後の命令を遂行するまで死ぬわけにはいかない。それにもうこれ以上仲間を失う気はない!」 ヴァイス「レイジ…」 ガドゥ『ふん。だが!』 バシン! ヴォルケインに薙ぎ払われるリベルタ。そのまま地面へとしりもちをつくように倒れる。 ガドゥ『その体たらく。口だけは立派なようだがそんな状態で何ができる?』 レイジ「くっ…」 ガドゥの言うとおりだ。ヴォルケインの攻撃によりリベルタの機能は限界寸前。こんな状態では万に一つも勝機はない。 レイジ「それでも…俺は!」 ガドゥ『口だけならば誰にでもいえる!死をもってその無力さを知るがいい!』 マードック「いいや!彼の勇気は活路を開いた!」 トレーラーから聞こえるマードックの声。 バシュン! トレーラーから何かが放たれる。 ボン! 放たれたのは煙幕弾だ。 ガドゥ『姿が見えない…センサーも反応なし…チャフ(センサー遮断)も内包した煙幕か。時間稼ぎなど…』 マードック「レイジ!」 レイジ「なんだ?」 マードック「ボルドー技術長から聞いているね。あれをやる!」 レイジ「このタイミングでか?」 ボルドー『このタイミングだからこそじゃ!今やらねばあの駆動鎧には勝てはせん!』 モニカ『マニュアルは全員把握していますね』 リヴァーレ『問題ありません』 レイジ「成功確率は5分5分といったところか」 マードック「リベルタとソルダート・スクドの損傷を考慮すると30%ってところだね」 モニカ『それでもこれにかけるしかありません!』 ボルドー『やるしかあるまい!』 リヴァーレ『モニカ長官とボルドー技術長とともにいきます』 レイジ「分の悪い賭けは嫌いじゃない。いくぞ!」 ボルドー『いまこそ全ASRU(アタックスパーダリベルタユニット)の力を合わせるときじゃ!!』 マードック「細かい制御コントロールは僕が行う!」 レイジ「はぁ!」 地面をけり飛び上がるリベルタ。 マードック「ASRU!」 モニカ・リヴァーレ・ボルドー『ドッキング・シークエンス!!』 リベルタを囲むように並ぶASRU。 ガキン! 各ASRUが変形する。戦車型のシェリング・アルマトは2つに分離する。リベルタの脚部を覆うように合体し、その背中に2本の砲塔が装着される。 ガシン! 装甲車のソルダート・スクドも2つに分離し巨大な両腕となる。それに自身の両腕をはめ込むように合体するリベルタ。 ガキン! 戦闘機のラピッド・レアーリがリベルタの胸部を覆うように装着される。その翼は変形しリベルタの背中へと展開される。 マードック「各ASRU問題なし!いけます!」 ボルドー『よし!』 ガシン! リベルタの頭部に被さるようにヘルメット上のパーツが装着される。 ゴゴゴゴ… 煙幕が晴れていく。 ガドゥ『ヴォルケインのセンサーも反応する。時間稼ぎも終わりだな。ん?』 煙幕が晴れ、ヴォルケインの前に姿を現したのは先ほどとは似ても似つかない姿の駆動鎧であった。 ガドゥ『なんだ?この駆動鎧は…』 両足を強靭な戦車が構築し、その両腕は装甲車が構成する巨大な両腕。背中には2本の砲塔と翼をもつ駆動鎧。それは… レイジ・モニカ・リヴァーレ・ボルドー「スパーダMAX(マックス)!超合体駆動鎧(ちょうがったいパワードスーツ)デフィニティーリベルタ!!!」 ヴァイス「リベルタが合体した…まるで戦〇ロボみたい…」 ガドゥ『新たな合体形態か…だが私のAISには!』 ドシン!ドシン! ゆっくりと歩きながらヴォルケインと近づいていくデフィニティーリベルタ。 ガドゥ『AIS!』 シュン! 姿を消すヴォルケイン。 ザシュ! 高速の攻撃をデフィニティーリベルタへと繰り出すヴォルケイン。だが… ガドゥ『なに…?』 デフィニティーリベルタはいくら攻撃を受けても効いていないかのようにびくともしない。 ガッ! 攻撃の瞬間にヴォルケインの腕をつかむデフィニティーリベルタ。 レイジ「たぁぁ!!」 ドゴン! 地面へと勢いよく叩きつけられるヴォルケイン。それに反応したかのように周囲のアングルフたちがデフィニティーリベルタへと襲い掛かってくる。 ヴァイス「レイジ!」 レイジ「リヴァーレ!ボルドー技術長!」 ボルドー『うむ!』 リヴァーレ『各砲塔展開』 バゴン! デフィニティーリベルタは両腕の指をアングルフたちに向けて構える。さらにその脚部の装甲が展開し無数の砲台が現れる。 レイジ・リヴァーレ・ボルドー「デフィニティーバスターキャノン!!」 ババババ!! デフィニティーリベルタの両手の指と脚部から放たれる無数の粒子エネルギーの砲弾。それは次々とアングルフたちを貫いていく。 ビキビキビキ! だがアングルフたちはダメージを受けながらもその傷を修復しながらデフィニティーリベルタへと向かってくる。 レイジ「自己修復を上回るダメージを与えなければ…」 リヴァーレ『出し惜しみをする必要はない。全砲門をつかえ』 レイジ「あぁ!」 ガシ! 両手を合わせるデフィニティーリベルタ。背中の砲塔もアングルフたちへと狙いを定める。 ゴゴゴゴ!! 背中の砲塔と脚部の砲台の粒子エネルギーがその手の前に集まっていく。 ボボボボ!! デフィニティーリベルタの手の前に形成される巨大なエネルギーの塊。 レイジ・リヴァーレ「超究極粒子電磁砲(デフィニティーフルバスターキャノン)!」 バシュン! アングルフたちに放たれるエネルギーの塊。 ドゴゴゴ!! エネルギーに飲み込まれるように消滅していくアングルフたち。 ヴァイス「すごい…」 ガドゥ『量産型アングルフが全滅だと…馬鹿な!』 ガッ! ヴォルケインの両腕を掴むデフィニティーリベルタ。 レイジ「これでおまえの高機動も生かせない!」 ガドゥ『くっ!』 デフィニティーリベルタから逃げようとするヴォルケイン。だがデフィニティーリベルタの圧倒的な力の前にその手を放すこともできない。 レイジ「終わらせる!」 ジャキン! デフィニティーリベルタの全砲門がヴォルケインへと向けられる。 レイジ「デフィニティー!」 キュィィィン!! 全砲門にエネルギーが溜まっていく。 レイジ「フルバスター!」 カッ! レイジ「キャノン!」 ドゴォン!! 零距離での全砲門によるエネルギー弾がヴォルケインへと浴びせられる。 ガドゥ『そ、そんな…私のAISが…負ける』 ゴゴゴ!!ボゴォン! 激しい爆発が起きる。爆発の中から現れたのは… レイジ「これがデフィニティーリベルタの…俺たちの力だ」 デフィニティーリベルタだ。あれだけの爆発の中からでもその姿にはダメージが見えない。 ジジジ! その目の前には全身にダメージを追ったヴォルケインの姿があった。 レイジ「まだ倒れない…か」 修復機能も追いつかない様子のヴォルケイン。 ガドゥ『まだ…まだだ!私のAISは負けてない!私の子が最強なのだ!すぐに戻ってきなさいAIS!』 ガドゥの命令に従うようにボロボロのヴォルケインは本部の地下へと姿を消した。 レイジ「目的は突入部隊のサポート。目的は…果たせたな…」 ドスン! その場に倒れるデフィニティーリベルタ。 バン! トレーラーから出てくるモニカたち。 モニカ「すぐにリベルタの着装解除を!レイジさんの様態確認を急いで!」 リヴァーレ「はっ!」 ヴァイス「レイジ!しっかり!」 ボルドー「デフィニティーリベルタのバッテリーも限界。これ以上わしらにできることはなさそうじゃ。あとは突入部隊に託すしかないの」 マードック「十也たちなら必ずやってくれるさ。僕はそう信じてるよ」 モニカ「レイジさんを回収したら私たちは外で待機します。あとは彼らを信じて待ちましょう」 ヴォルケインを退けたモニカたち。熾烈を極めるEGOとの闘い。その本部を抑えるための死闘はまだ始まったばかりだ。 to be continued
https://w.atwiki.jp/tanosiiorika/pages/2607.html
世界樹コスモプラント R 自然 コスト7 進化クリーチャー:ツリーフォーク 9000 ■マナ進化-自分のマナゾーンにある自然のクリーチャーを1枚選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。 ■自分のヴァイス・ラウネスを召喚するコストを最大2少なくしてもよい。ただし、コストは1以下にはならない。 ■自分のヴァイス・ラウネスをバトルゾーンに出したとき、カードを1枚引いてもよい。 ■W・ブレイカー (F)かつて法の管理者が、星の世界から地上を捌くために生み出した、小さな衛星ほどもある巨大な樹。決して恵まれてはいないが安全なこの地を、「種」は球根の人達に与えた。 作者:ペケ ヴァイス・ラウネスサポート でもこの弾ではまだ出ないのだ( 収録 群奏編(レギオ・シンフォニア)序章~夢幻夜の星空(エンドレス・ライラ)~ 評価 名前 コメント -
https://w.atwiki.jp/masayoshizard/pages/110.html
第二話『戦う理由?』 俺は仕事に区切りをつけると、コートを羽織り、部屋を出た。 辺りはすっかり暗くなっており、暗い廊下をランタンの明かりがゆらゆらと照らしていた。 ヘクターとは、城門で待ち合わせをしていたので、俺は急ぐ。 時間的には、遅れてはいないだろうが、待たせてしまうと何かとうるさいやつだ。 俺は待ち合わせ場所に到着し、辺りを見回して誰も居ない事を知ると、ため息をついた。 「へクターはまだか…」 城門に背をもたれかけ、煌びやかな城下町を見下ろしていると、誰かが階段を上ってきた。 「OH~タイチョウ、これからお出掛けデェスかぁ~?」 陽気な調子で俺に話しかけてきたのは、軽装歩兵のヴァイスだった。 細身の身体に似合わず、大剣を使いこなす怪力の戦士だ。 ちなみにこの男は、余所の国の出身らしく言葉の訛りが激しい。 「ああ、ヘクターを待っているんだよ」 俺が苦笑いを浮かべると、ヴァイスは事情を察したらしく 「あの方もアイカワラズみたいでぇすネ~!」 両の掌を持ち上げ”やれやれ”とオーバーアクションを取って見せた。 ヴァイスは俺の隣に腰掛けると、俺と同じように城下町を見下ろす。 「Seven Heroとの戦いも真っ只中だというのに、町はVeryニギヤカでぇ~すネ~!」 ヴァイスは、酔っているらしく微かにワインの香りを漂わせていた。 「ああ…だからこそ、そういった人々の平穏に害をなそうとする七英雄どもは倒さねばならん」 「隊長は、何故この仕事を選んだので~すかぁ? いつDieするか分からないこんな仕事を~?」 ヴァイスの言葉で、今朝届いた妹からの手紙が頭によぎる。 「俺は…大事な人達を守るためだ。 …そして、大事な人達が平和に暮らせるようにするためだ」 そう、元々は、兄弟を養うために軍隊に入った。 こんな腕っ節が強く、図体ばっかりの俺が都に出てきて一番稼げると思ったのがこの仕事だった。 給料の中から、田舎に残してきた弟や妹達が楽な生活を送れるよう毎月仕送りをしていた。 そんな生活を送っているうちに、世界は一変した。 七英雄がこの世界へと帰ってきたのだ。 皇帝は倒れ、多くの仲間達も倒れ、俺も国を担う重要な職に就くことになった。 それが家族が平和に暮らせる世にするためであるのなら、…不満など無い。 「…ワタシは~」 ヴァイスは、口を開く。 「故郷を七英雄に焼かれました~。 隣町へと出掛け、留守にしている間に…家族も友人も愛する人も殺されてしまいました。 ワタシは、故郷を焼いたアイツをユルセナ~イ!」 ヴァイスは、珍しく怒りを露にしていた。 こいつに、そんな悲劇的な過去があったとは、驚きだ。 「…ソーリー、しめっぽくなっちゃいましたネ~! 今夜は、少々飲み過ぎました~。そろそろ部屋に戻って休む事にシマ~ス! 今言った事ただちに忘れてクダサ~イ!」 ヴァイスは、そう言うと、フラフラと兵舎の方へと戻っていった。 それと入れ替わるように、 「よっ! わりーな! 遅れちまって!」 ヘクターがやってきた。 「本当に遅いぞ。10分の遅刻だ。作戦中であれば、厳罰ものだぞ」 「いや、マジで悪かったって!」 「まったく…しょうのないやつだ」
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/1958.html
autolink() PT/W07-031 カード名:“インフェルノのファントム”ツヴァイ カテゴリ:キャラクター 色:緑 レベル:3 コスト:2 トリガー:1 パワー:9500 ソウル:2 特徴:《暗黒街》?・《武器》? 【永】このカードの正面のキャラのソウルを-1。 【自】[③]このカードとバトル中のキャラがリバースした時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたはそのキャラをクロック置場に置く。 【自】アンコール[手札のクライマックスを1枚控え室に置く](このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く) マグワイヤ「今、この瞬間から、君は、 インフェルノのファントムだ」 レアリティ:R illust.春乃壱 2009/9/24 今日のカード ソウル減少に加え、倒した相手をクロック送りに出来る能力を持つ。 少々コストが重いが、超魔王バールと違い万全の状態から使用出来、一つ目の能力も相俟って特にチャンプアタックに絶大な効果を発揮する。 加えてコストがクライマックスとやや扱い難いもののアンコール能力まで兼ね備える。 問題があるとすればパワーの乏しさ。確実に相手をクロック送りにするにはレベル応援を置いたり他のキャラのシナジーでパワーを上昇させるのが万策。 緑のストックブーストを活かして常に相手をクロック送りに出来る状況を整えてやれば猛威を振るうだろう。 ・関連ページ 「ファントム」? 「ツヴァイ」?
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/9207.html
E・HERO プラズマ・ヴァイスマン(アニメ) 融合・効果モンスター 星8/地属性/戦士族/攻2800/守2300 「[[E・HERO スパークマン]]」+「[[E・HERO エッジマン]]」 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、 その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。 手札を1枚捨てる事で相手フィールド上の攻撃表示モンスター1体を破壊する。 モンスター破壊 地属性 戦士族 融合モンスター 貫通 E・HERO 同名カード E・HERO プラズマ・ヴァイスマン(OCG) 関連カード E・HERO エッジマン E・HERO スパークマン
https://w.atwiki.jp/1548908-tf2/pages/132.html
丸藤翔:すごいのりもの 攻略 合計40+09枚 上級0?枚 下級1?枚 キューキューロイド×2 サブマリンロイド×3 ジャイロイド×3 スチームロイド×3 ドリルロイド×3 沼地の魔神王×3 メタモルポット レスキューロイド×2 魔法13枚 大嵐 強奪 サイクロン サルベージ×2 早すぎた埋葬 光の護封剣(D) 融合回収×2 融合×2 ライトニング・ボルテックス(D) リミッター解除(D) 罠07枚 激流葬 スーパーチャージ×3 聖なるバリア-ミラーフォース- 破壊輪 リビングデッドの呼び声 エクストラ09枚 スーパービークロイド-ジャンボドリル×3 スチームジャイロイド×3 レスキューキューロイド×3
https://w.atwiki.jp/1548908-tf6/pages/577.html
マー・ムー:楽しいのりもの(パートナーデッキ) 攻略 合計40+00枚 上級00枚 下級23枚 エクスプレスロイド×3 カイトロイド(D) キューキューロイド×2 サブマリンロイド×3 ジェット・ロイド×2 ジャイロイド×2 スチームロイド×3(お気に入り) トラックロイド×2 ドリルロイド×3(お気に入り) パトロイド×3 魔法12枚 一族の結束×3 エネミーコントローラー サイクロン 収縮×2 ブラック・ホール(D) 機甲部隊の最前線×3 リミッター解除 罠05枚 スーパーチャージ×3 聖なるバリア-ミラーフォース-(D) リビングデッドの呼び声 エクストラ00枚
https://w.atwiki.jp/mbaawaruku/pages/20.html
63214 C(ゲージ150%) 通称デカリング? EXイカリングを一発のみ出す 確か8HIT HITorガード中にワルクが行動可能 HIT時は横吹っ飛び 壁バウンド時の受身不能時間は短め 421系 後ろヴァイス Aはその場に出現 B,Cと下がる距離が増える 終わり際を623各種でキャンセル可能 消えてる間しか無敵が無い 空中214系 空中ヴァイス 距離に関しては地上ヴァイスと同じ? Cは後ろへ
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/3858.html
タイトル基本データ 作品番号 AB、KW、Kab エクスパンション セット名 セット番号 エキスパンション形式 セット枚数 備考 Angel Beats!&クドわふたー W11 BP/TD 100+TD限定5 クドわふたー(KW/W11~)のカードを含むAngel Beats!のカードのみをカウントの場合実質50+TD限定3枚 Angel Beats!? WE10 EB 36 Angel Beats! vol.02? WE14 EB 36 Angel Beats! Re Edit W31 BP/TD 117(新規13+再録104)+TD限定3+TD再録21 過去のAngel Beats!のセットのすべてカードを再録(クドわふたーのカード除く) Key 20th Anniversary W78 BP (27) 「Key 20th Anniversary」の区分に含まれる「CLANNAD」「リトルバスターズ!」「Charlotte」「Rewrite」のカードを含む全121種 Key all-star W102 BP () 「Key 20th Anniversary」の区分に含まれる「リトルバスターズ!」「CLANNAD」「Charlotte」「Rewrite」「Summer Pockets」「神様になった日」のカードを含む全107種 特徴 死んだ世界戦線のメンバー達がヴァイスシュヴァルツでオペレーションスタート! メイン特徴は《死》で、ほぼすべてのキャラが所持している。 もう一つの特徴として《音楽》を持つカードも多く、関連効果を持つカードもいくつか存在する。 チェンジタイミングは「アンコールフェイズ/チェンジ先とのコスト差+手札を1枚控え室に置き、このカードを思い出にする。」 原作の何度も蘇る設定をアンコールで再現しており、アンコール付与の皆を見送る役目 かなでやアンコールに関係する効果を持つカードが収録されている。 アタッカーも使いやすいものが揃っており、前述したアンコール付与や強力なイベントオペレーション・トルネードによって盤面を維持しやすい。 一方で継続的に手札を増やせる手段が乏しく、扉CXへの依存度が高いのが弱点。 優秀なレベル3キャラが複数存在しており、選択肢は幅広い。各種CIP回復持ちのほか、柔軟性の高いバーン能力を持つ理不尽な運命への抵抗 ゆり・Angel Beats! Re Editにて追加された仲村 ゆりなど詰め能力持ちも多いので自由度は高い。 「クドわふたー」(カード番号がKW/W11で始まるカード)のカードを含めてネオスタンダード構築が可能。もっともあちらの特徴が《科学》《動物》が中心なので特徴面でのシナジーはほとんど無く、わざわざ採用する意義は薄い。 主なデッキタイプ 【AB死アンコール】(黄赤) 皆を見送る役目 かなでを利用したアンコールビート。全国大会優勝経験も持つ強力なデッキ。 キーカード 皆を見送る役目 かなで このタイトルの多くのキャラが持つ《死》に対し手札アンコールを付与した上で、ノーコストでパワーパンプをかけられる。 プレイコストも0であり、後列に複数展開することでバウンスや除去に対しても有る程度抵抗できる。 ネオスタンダード・タイトル限定特例カード 夏咲く丘で かなで&ひな&友利(神様になった日) コメント欄 最近ヴァイス買ってなかったんだけど、一箱に一枚必ずRRRが入るようになったの? -- (名無しさん) 2014-06-29 22 14 52 ものによって違うよ。艦これとかはCXのRRR箱1だったと思う。他はしらんけど今回ABはRRR33種だから箱1なんじゃないの -- (名無しさん) 2014-06-30 00 42 15 なるほど、サービスってことか -- (名無しさん) 2014-06-30 23 27 30 札幌ネオス優勝おめでとー -- (名無しさん) 2014-11-29 19 23 51 札幌ネオスのABが色んな意味で凄い・・・あとタイトルもwww -- (名無しさん) 2014-12-05 01 53 54 基地AB型は元々ニセコイに割りと有利取れるけどね。元から基地AB研究してる人だったけど -- (名無しさん) 2014-12-05 02 09 39 とりあえずネオスが、ニセコイオンリーって悪夢は回避されたわけだ・・・ -- (名無しさん) 2014-12-05 02 19 51 名古屋のタイカプよ・・・。何があった。 -- (名無しさん) 2014-12-11 23 22 10 ↑タイトル限定構築のレギュレーションなのに愛美CXが入ってた。タイトル限定構築はネオスタン特例の適応外 -- (名無しさん) 2014-12-11 23 40 29 入賞取り消されてるwww -- (名無しさん) 2014-12-12 10 16 33 全国三位おめでとうー下馬評ではノーマークだったのにwww -- (名無しさん) 2014-12-30 21 41 58 外来種さんめっちゃ練ってたしな……。尊敬しかないわ -- (名無しさん) 2014-12-31 00 32 52 安くて強いタイトルだお -- (名無しさん) 2015-02-15 01 31 01 一年半ぶりぐらいに復帰しようかと思ってるものなんだけれども、手札アンコール付与型ってまだいける? -- (名無しさん) 2015-03-23 11 53 58 全然いけるよ。 -- (名無しさん) 2015-04-08 04 09 50 むしろそれ以外に何ができるのか -- (名無しさん) 2015-08-24 18 09 17 基地、ガルデモ、死アンコールだったら一番環境にあってるのは基地? -- (名無しさん) 2015-10-15 06 36 14 そも基地の由来ってなんなのよ…? -- (名無しさん) 2015-11-04 23 43 59 ↑最初に速攻型のレシピをブログに載せてた人が身内からそのデッキをキチ海老と呼ばれてたらしい -- (名無しさん) 2015-11-05 10 08 06 追加弾来た~ -- (名無しさん) 2020-04-01 00 51 25 名前 コメント すべてのコメントを見る