約 2,184,069 件
https://w.atwiki.jp/memoria30/pages/18.html
ヒストリー ※過去作品の再公開はありません。 2009 女兵士30(分) 誘拐された王国の姫さまたちの救出に向かうお話。 魔王との戦いで命を落としたウルフは、改心した魔王によって生き返った。 2009 女兵士さん奮闘記 忘却の少女 世界征服を企むアンデッドナイ軍と、裏で暗躍するワルキューレたち神族との戦いのお話。 クトゥルフ神話がベース。ウリエルとワルキューレは改心した。 2009 女兵士さん奮闘記外伝 夢見る王国 勇者リナックスとワルキューレたちの成長のお話。 星の意識が具現化した存在ナイトメアの試練に打ち克ち人類の可能性を示した。 2010 女兵士さん奮闘記外伝第二部 暗黒竜と光の戦士 夢見る王国のその後のお話し。大昔に封印された暗黒竜シルヴァが復活を遂げようと あちこちで悪さしてるんでそれを止めようとしたんだけど結局復活しちゃって 世界はめちゃくちゃになるわ星は喰われるわであーもーうんこせーやっつー感じ。 2010 女兵士さん奮闘記えとせとら 外伝第二部のその後のちょっとしたエピソード。 女兵士30(秒)に登場したやさぐれ女兵士のサヤが、王国で勤務することになった。 2011 三馬鹿道中記 女兵士は夢見る人。寝ている間に色んな夢を見ます。 これはその内のひとつを描いたもの。三馬鹿たちが様々な事件の解決に奮闘します。 2011 続・三馬鹿道中記 女兵士は夢見る人。寝ている間に様々な夢を見ます。これもその内のひとつを描いたもの。 またも三馬鹿たちが道中関わった事件に立ち向かいます。 2012 創造のメモリア 女兵士さん奮闘記完結編。今回は女兵士とワルキューレ、ふたりの戦乙女の戦いを 描いたものなので、一個人に当てはまらないという理由で奮闘記はタイトルから外しました。 世界改変で崩れた日常を取り戻そうと、世界創造のために奮闘するお話。 最後ということもあり、主人公へ重点的に焦点を置いた作品。
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/1845.html
Walkuren Ritt(アニメ) 通常魔法 「ワルキューレ」と名のつくモンスターを手札から全て特殊召喚する。 この効果で特殊召喚されたモンスターをターン終了時に[[デッキ]]に戻し、その後デッキをシャッフルする。 バウンス ワルキューレ補助 魔法 同名カード Walkuren Ritt(OCG)
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5248.html
前ページ次ページ炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!クロスオーBANG!! 次回予告 「ガンパードだ。ギーシュとかいう気障な野郎が、よりによってケガレシアに決闘を挑んできた。いけ好かねえ奴だが、ガイアークに殺されるのを見過ごすわけにはいかねえな。 GP-04 決闘ストーム ――GO ON!!」 ルイズは呆然としていた。 いつの間にか自室に隠し扉が作られていたばかりか、その向こうは明らかに学院ではない正体不明の建造物内部に通じていたのだ。 「ど……、どこなのよ、ここ!?」 「言ったはずでおじゃる。わらわ達の居城、ヘルガイユ宮殿でおじゃる」 部屋の隅で何やら機械を操作していたキタネイダスが、2人の気配に気付いて振り向く。 「おお、ケガレシア! 丁度よかったぞよ、あと少しでマジックワールドでの蛮機獣第1号が完成するぞよ……む、ルイズもいたのか」 「その様子ならたぶん間に合うでおじゃるな」 「間に合う?」 「なに、自分から蛮機獣性能テストの実験台になりたいという奇特な小僧がいるでおじゃるよ」 ケガレシアはギーシュと決闘するに至った経緯を、キタネイダス・ヨゴシュタインに説明した。 「なるほど、それは好都合なり」] 「挑戦を受けたケガレシアには悪いが、我が害気目蛮機獣でひとひねりぞよ」 喜色満面で決闘の勝利を確信しているケガレシア達の聞いた事の無い言葉への質問を、ついでに召喚以来感じていた疑問を尋ねる好機と考えてルイズは声をかけた。 「……ねえケガレシア」 「どうしたでおじゃるか?」 「蛮機獣っていったい何なの? それにケガレシア達っていったい何者? 人間でもゴーレムでもなさそうだけど……」 「そういえば、そこのところの話はまだしていなかったでおじゃるな。まず蛮機獣でおじゃるが、機械生物……マジックワールド風に言えば『生きているゴーレム』といったところでおじゃる。 作った者によって害地目・害水目・害気目の3種類に分類されるでおじゃる。わらわが作れば害水目、ヨゴシュタインなら害地目、キタネイダスは害気目といったように」 「そして我らは蛮機族ガイアークなり。元々はマシンワールドというここマジックワールドとは別の世界の住人だったが、訳あってマシンワールドともマジックワールドとも異なるヒューマンワールドという世界にいたなり」 「そこをルイズに召喚されて、ここマジックワールドに転送されたのだぞよ」 「ケガレシア達もケガレシア達で結構苦労してるのね……」 「果たしたい目的があり、そのためなのだから辛くはないでおじゃる。ルイズも魔法を使いこなすべく訓練をしているようでおじゃるが、辛く思ってはいないでおじゃろう?」 「……ええ。その通りよ、ケガレシア」 「さて、そろそろ頃合なり。ルイズ、ケガレシア、ヴェストリの広場とやらに向かうなり。キタネイダス、我らも一緒に行くなり」 「わかっているぞよ」 ――GP-04 決闘ストーム―― ルイズ達4人がヴェストリの広場に到着すると、既にギーシュと何十人もの観客が集合していた。 「待っていたよ、使い魔諸君。この青銅のギーシュから逃げなかった事は褒めてあげよう」 「貴様ごときになぜ逃げる必要があるでおじゃる?」 「それからお前と戦うのはケガレシアではないなり。ルイズの手前、お前に勝ち目の無い相手とは戦わせられないのでな」 「もっとも、死力を尽くしてようやく正気が見えるという程度だぞよ」 「そこまで言うなら見たまえ、僕のワルキューレを!」 そう言ってギーシュがバラの杖を振るうと花弁が1枚散って地面に落ち、そこから青銅製の武装した女性型ゴーレムが出現する。 「なるほど、それが貴様の手駒か。ならばこちらの手駒も見せるぞよ」 そう言ってキタネイダスは右手を上げた。 すると突然ヴェストリの広場に一陣の風が吹き始めた。風はいっこうにやむ気配を見せず、反対にみるみるうちに強まっていった。 丁度その頃、学院長室にコルベールを伴ったロングビルが入室してきた。 「何じゃ? 2人揃って」 「ヴェストリの広場で決闘をしている生徒がいるようです。大騒動になっていて、止めに入ろうとする教師もいますが生徒達に邪魔されて止められないようです」 「まったく、暇を持て余した貴族ほど質の悪い生き物はおらんわい。で、誰が暴れておるんだね?」 「1人はギーシュ・ド・グラモン」 「あのグラモンとこの馬鹿息子か。親父に輪をかけて女好きじゃからの。大方女の子の取り合いじゃろう。まったくあの親子は……。相手は誰じゃ?」 「ミス・ヴァリエールの使い魔なのですが、どうもゴーレムを作って戦わせようとしているようです」 「……それは本当か、ミスタ・コルベール」 「教師達が決闘を止めるために、『眠りの鐘』の使用許可を求めておりますが」 「たかが子供の喧嘩を止めるために秘宝を使ってどうするんじゃ。放っておきなさい」 ロングビルが退室するのを見て、オスマンは杖を振り壁に掛かった姿見にヴェストリの広場の様子を映し出した。 「な、何これ? タバサ、わかる?」 キュルケは訳がわからず、手近にいる中で最も風属性に詳しいタバサに質問した。 「……起こしてるのがいる……」 「え、どこに?」 「……お出まし……」 タバサの指差した方向から、高さ・直径共に2メイル程度の竜巻が飛来してきた。 竜巻はやがてルイズ達の前に降り立つと、回転速度を落とし禍々しさを漂わせるゴーレム……蛮機獣の正体をあらわにする。 「バラララララ、センプウバンキ!!」 「センプウバンキ、蛮機獣の恐ろしさをそこの小僧に体で覚えさせてやるぞよ」 「かしこまり。小僧、お前じゃ何回やっても何回やっても俺は倒せないぜ?」 「言ったな……! ならばセンプウバンキとやら、メイジの恐ろしさを思い知れ! 突撃だ、ワルキューレ!」 センプウバンキ目指して突撃していったワルキューレだったが、 「エアーマーン」 ――ゴウッ! センプウバンキが胴体のプロペラファンから発生させた突風の前に、あっさり元来た方向に吹き飛ばされた。 「何だ、まだ風速50メイルだぞ? 確かにメイジは恐ろしいな。その程度の力でガイアークに喧嘩を売るとは恐るべき馬鹿共だ」 吹き飛ばされ凄まじい勢いで自分に向かって転がってくるワルキューレを、ギーシュは紙一重で回避した。転がる度ワルキューレは破損していく。 「それで終わりか?」 センプウバンキの挑発にギーシュは激昂、杖を振って6体のワルキューレを作り出す。 「一斉攻撃だ、ワルキューレ!」 その言葉に3体のワルキューレがセンプウバンキの風をかいくぐって体をつかみ、動きを封じた。そこを残る3体が袋叩きにしようとした時、 「バラララララララ」 登場時同様センプウバンキは体を高速回転させて竜巻と化し、6体のワルキューレ全部を弾き飛ばした。 その勢いでワルキューレのうち3体が空中激突し大破、残る3体にも即座に追撃がかかる。 「センプウプロペラ攻め」 左腕のプロペラファンが連続発射され、ワルキューレを切り裂いていく。 連射はワルキューレ全滅後も止まらず、最後には大道芸のナイフ投げの要領でギーシュの周囲の壁面に突き刺さり、ギーシュを張り付けにした。 「ぼ……、僕の負けだ……」 事ここに至ってはギーシュは最早戦闘続行不可能。杖を落として降伏を宣言した。 「ふん、その分別がもっと早くついていれば、余計な恥をかかずにすんだでおじゃるよ」 「センプウバンキ、もう戻っていいぞよ」 キタネイダスからの帰還命令を受けて、センプウバンキはまたも自身を竜巻に変えて空の彼方に消えていった。 蛮機獣センプウバンキ 【分類】害気目 【作製者】害気大臣キタネイダス 【作製モデル】扇風機 【口癖】「バラララララ」「エアーマーン」 【身長】218cm 【体重】221kg 「扇風機」をモデルとして製造された蛮機獣です。 扇風機とは、暑い時期に使われるプロペラファンを回転させて風を発生させる道具です。 センプウバンキは、体の各部に強力なプロペラファンを持っています。 プロペラファンを高速回転させ、最大風速100メイルの竜巻や突風を発生させる事ができます。 注1)発生させる竜巻は何回やっても回避できないうえ、タイム連打を試してみても無意味です。 注2)何回やっても相手が倒せなかったとしても、次は絶対勝つために産業革命だけは最後まで取っておきましょう。 前ページ次ページ炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!クロスオーBANG!!
https://w.atwiki.jp/memoria30/pages/15.html
ヒストリー ※過去作品の再公開はありません。 2009 女兵士30(分) 誘拐された王国の姫さまたちの救出に向かうお話。 魔王との戦いで命を落としたウルフは、改心した魔王によって生き返った。 2009 女兵士さん奮闘記 忘却の少女 世界征服を企むアンデッドナイ軍と、裏で暗躍するワルキューレたち神族との戦いのお話。 クトゥルフ神話がベース。ウリエルとワルキューレは改心した。 2009 女兵士さん奮闘記外伝 夢見る王国 勇者リナックスとワルキューレたちの成長のお話。 星の意識が具現化した存在ナイトメアの試練に打ち克ち人類の可能性を示した。 2010 女兵士さん奮闘記外伝第二部 暗黒竜と光の戦士 夢見る王国のその後のお話し。大昔に封印された暗黒竜シルヴァが復活を遂げようと あちこちで悪さしてるんでそれを止めようとしたんだけど結局復活しちゃって 世界はめちゃくちゃになるわ星は喰われるわであーもーうんこせーやっつー感じ。 2010 女兵士さん奮闘記えとせとら 外伝第二部のその後のちょっとしたエピソード。 女兵士30(秒)に登場したやさぐれ女兵士のサヤが、王国で勤務することになった。 2011 三馬鹿道中記 女兵士は夢見る人。寝ている間に色んな夢を見ます。 これはその内のひとつを描いたもの。三馬鹿たちが様々な事件の解決に奮闘します。 2011 続・三馬鹿道中記 女兵士は夢見る人。寝ている間に様々な夢を見ます。これもその内のひとつを描いたもの。 またも三馬鹿たちが道中関わった事件に立ち向かいます。 2012 創造のメモリア 女兵士さん奮闘記完結編。今回は女兵士とワルキューレ、ふたりの戦乙女の戦いを 描いたものなので、一個人に当てはまらないという理由で奮闘記はタイトルから外しました。 世界改変で崩れた日常を取り戻そうと、世界創造のために奮闘するお話。 最後ということもあり、主人公へ重点的に焦点を置いた作品。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1110.html
餓鬼のお守りに加えて餓鬼の相手とは―― なんだろう。京太郎の病気がうつったのか? まぁ、餓鬼相手だ。段平の一本もぶん回せば十分だろう。 さて、どんくらい楽しませてくれるもんかね―― 宵闇の使い魔 第参話:ヴェストリ広場の決闘 「説明、してくれるんでしょうね。この状況」 むすーっとした表情で現れたルイズに、虎蔵は肩を竦める。 ――タイミング悪ぃなぁ―― 「いやまぁ、なんだ。成り行き?」 「馬ッ鹿じゃないの!相手はメイジなのよッ!? 幾らあんたが傭兵で戦い慣れしてるって言っても勝てるわけ無いじゃないの!」 「ほぉ、心配してくれんのか?」 ニヤニヤと笑いながら問えば、途端にルイズはムッとして、 「自分の使い魔がみすみす怪我するのを黙ってみすごすわけないじゃない!」 と睨みつけてくる。 また、シエスタもようやく喋れる程度に落ち着いてきたのか、 「そそ、そうです、トラゾウさん。貴族を本気で怒らせるなんて―― 殺されてしまいます!私が責任を取りますから――」 顔を真っ赤にしながら怒鳴るルイズと真っ青になりながら引き止めるシエスタに、やれやれと肩を竦める。 メイジの魔法とやらは、そんなにもヤバイものなのだろうか。 少なくとも虎蔵には、教師がルイズの爆発を防げずに気絶している程度なのだから、という認識しかない。 仮に、発動すれば強力なのだとしても、発動させなければ良い話だ。 「――まぁ、見てろって。ルイズ、お前さんの使い魔なんだ。少しは信用しろ」 どれだけ言っても泰然自若として答える虎蔵に、ルイズは 「もう良いわッ!かってに決闘でも怪我でもすれば良いのよッ!」 と怒鳴り、食堂を出て行った。 シエスタはオロオロとルイズの背中と虎蔵を交互に見るしか出来ずにいる。 虎蔵はやれやれと肩を竦めてから辺りを見回して、 「さて、ご主人様から許可も貰ったことだ――誰か、ヴェストリの広場とやらに案内してくれんかね」 そう声を掛けた。 ――今の何処が許可なんだ?―― そんな視線が集まる中、虎蔵は久しぶりに身体を動かせそうな予感に、上機嫌に歩き出すのだった。 虎蔵が見知らぬ学生たちの案内で広場に着くと、既にギーシュと何人もの観客が集まっていた。 「待っていたよ、使い魔君。この青銅のギーシュから逃げなかったことは褒めてあげよう」 「あいよ。そりゃどーも」 相変わらずおざなりにしか答えない虎蔵に、ひくひくと頬を引きつらせるギーシュ。 「け、剣はどうしたのかね。よもや素手でやりあう気ではあるまい?」 「あぁ、直ぐに出す」 別に始まってから出しても良かったのだが、折角指摘されたのだから出しておくかと、袖の中からするりと刀を抜き出す。 観客の全員がぎょっとした様子でその動作を見つめた。 虎蔵は隠器術に驚くギーシュと観客に気付くと、 「あぁ――ま、手品みたいなもんさ。ほら、何時でも良いぜ。こいよ、お坊ちゃん」 そういってニヤリと、犬歯の見える獰猛な笑みを浮かべる。 何処から刀を出したのか全くつかめなかったギーシュだが、軽く咳払いをして立ち直ると、 「い、良いだろう。ならば僕も、華麗なる技を見せてあげないとね」 そう言って、薔薇の杖を振るった。 花弁が一枚散って地面に落ち、そこから青銅製の武装した乙女を模したゴーレムが生まれる。 「見たまえ。これが僕のワルキューレだッ!」 勝ち誇って告げるギーシュだが、虎蔵は「あぁ、さよか」と全く驚きも動揺もない。 どこぞの正義の味方な爺が呼び出す――ゴーレムと言って良いのかは疑問だが――偶神と比べてしまえば、まさしく子供の玩具なのだから仕方がない。 「くっ――土下座をして謝ったところで止めはしないからなぁッ!」 此処にきて完全にブチ切れたギーシュが、槍を構えたワルキューレを突撃させた。 一方、人だかりから離れたところから二人の少女がその様子を眺めていた。 キュルケとその親友、青い髪と瞳の少女・タバサの二人だ。 「珍しいわね、タバサ。貴方がこういうのに興味を示すなんて」 「―――興味がある」 「決闘に――いや、ルイズの使い魔にかしら?」 キュルケの言葉に、こくりと頷く。 その時、タバサの視線の先で虎蔵が袖口から刀を抜き出した。 キュルケは丁度タバサの方を見ていたため見逃したが、目撃したタバサは再度、 「――興味深い」 と呟く。 タバサは召喚の儀式のときから既に、虎蔵からある種の匂い――荒事を生業とする者の――を感じていた。 そして恐らく、相当な使い手である事も。 他の学生や彼の主でさえも、彼が――平民がメイジに勝つとは思っていないようだが、それは思い上がりであることをタバサは知っている。 その身で体験した事があるわけでは無いが、世の中には確かに《メイジ殺し》と呼ばれる実力者が存在しているのだ。 タバサは彼がその《メイジ殺し》に相当する実力を持っているのではないかとふんでいた。 「動くわね」 キュルケのその一言にこくりと頷き、彼の動きを見落とさぬように見つめるのだった。 突撃してきたワルキューレを、虎蔵は軽々と回避する。 「スピードもパワーも餓鬼の玩具にしちゃあ、過ぎるな。なるほどこれが魔法使いの力か」 シエスタの怯えようにも納得がいった。 「ふん。避けたか――だが、そう何度も幸運が続くものか。 すぐにその餓鬼呼ばわりを訂正させてやる。ワルキューレ!」 ワルキューレが再び虎蔵へと槍を向け、僅かに腰を落した。 確かにドットのギーシュでこれならば、メイジと平民の間には決定的な壁がある。 だがしかし―― 「―――まだまだだな」 その瞬間、ギーシュの目にも観客の目にも、虎蔵が消えたように見えた。 それほどの高速移動で、次の瞬間にはワルキューレと位置を取り替えて立っている。 元々からその程度は朝飯前であるため、虎蔵自身は調子が良いくらいにしか感じていないが、ガンダールヴのルーンの効果も現れている。 ゴトリ―― まるで切られたことを後から思い出したかのように、ワルキューレが胴体から真っ二つに分かれ、崩れ落ちた。 『うおおおぉぉぉぉっ!!』 観客から大歓声が上がった。 「今の動き、見えた?」 キュルケの問いに首を横に振るタバサ。 間違いない、彼は一流の《メイジ殺し》だ。 タバサは確信した。 そしてまた、シエスタに引っ張られるようにやってきたルイズも、それを目撃しては呆気に囚われていた。 彼女を引っ張って来たシエスタも同様に。 「嘘―――」 ――まぁ、見てろって。ルイズ、お前さんの使い魔なんだ。少しは信用しろ―― 虎蔵の言葉が頭をよぎった。 「凄い――」 シエスタの口から漏れた言葉は、誰しもが感じていたことだった。 単純にワルキューレが切られただけならば、まだ此処までの驚きはなかった筈だ。 だが、彼の見せた動き――それこそが周囲に彼の実力を植えつけたのだ。 ――アレほどのスピードで動く相手に、魔法が当てられるのか―― ――いやそもそも、唱える暇などあるのか―― この瞬間、観客として集まった生徒達のもつ、メイジの絶対優位という自身に僅かながら皹が入った。 「なるほど――確かに、君は平民にしては強いようだね。それも、かなり、だ。 だが僕も、ドットとはいえメイジだ。青銅のギーシュとしての――プライドがある」 「そいつぁ重畳。見せてくれよ、そのプライドとやらをな」 くくっと笑みを浮かべて煽る虎蔵。 「ワルキューレ――行けッ!」 再度薔薇の杖を振るうと残っていた花弁が散り、6体のワルキューレが虎蔵を方位するように生み出される。 更に、間髪居れずに――あのギーシュがなんの前口上も無く――ワルキューレを一斉に突撃させた。 ワルキューレの出現から突撃までの動きは実に滑らかで、素早かった。 先程のような迎撃は出来ない――!? 「トラゾウ!」「トラゾウさん!」 そう感じたルイズとシエスタが悲鳴を上げる。 そして次の瞬間、ドスンッという鈍い音と共に、六本の槍が虎蔵へと突き刺さった。 「嫌ぁぁぁぁッ!」 ――勝った! ルイズの悲鳴を聞きながら、ギーシュは心中で喝采を上げた。 ――すまないね、ルイズ。君を再び《ゼロ》に戻してしまうが―― ――全てはあの平民が悪―― 「よっこらせ、と」 「なッ!?」 軽快な音を立て、ギーシュのモノローグを打ち切るようにワルキューレの頭に着地する虎蔵。 全くの無傷だ。 致命傷どころか、スーツに穴一つ開いていない。 「なッ――」 誰もが。 誰もが自らの目を疑った。 「バカな!?確かに槍が貫いたはずなのに――」 そう。先程のように目にも留まらぬほど速く動いたというどころではない。 なにせ、彼らの誰しもが六本の槍が突き刺さる瞬間を目撃しているのだ。 「うぅぅ――」 呻きながら、無意識の内に一歩下がってしまうギーシュ。 一方、ルイズとシエスタは虎蔵の声を聞くと恐る恐る目を開け、無事な姿を確認して胸を撫で下ろす。 「坊ちゃん、よーく狙わんとなぁ」 ニヤニヤと笑いながら、地面へと飛び降りる虎蔵。 皆が、では先程の槍に串刺しにされたのはなんだったのかと、ワルキューレ達の隙間から中心を見つめて、 「なぁッ!?」 驚愕の声を上げた。 「丸太だって!?そんな馬鹿なッ!!」 自らが変わり身に使った丸太を見て驚愕するギーシュに、意地の悪い笑みを浮かべてみせる。 ――さて、そろそろ終わらせるか―― 「喜べよ。大盤振舞だ――」 手にしていた刀を口に咥えると、ずるりと虎蔵の背後から三対六本の刀が現れる。 今まで何処に隠していたと言うのか。 背後から見ていた生徒にすら認識できていない。 そして―― 一閃。 否、六閃。 あろうことか片手で三本、計六本もの刀を持った虎蔵は、一息に六体のワルキューレを切り裂く。 ゴトゴトと音を立ててワルキューレが崩れ落ちる頃には両手の刀は消え去り、口に咥えていた刀を手にしている。 まるで散歩でもするかのようにリラックスした様子でギーシュに近づくと、切っ先を眼前に突きつけた。 「あぁ――っぁ――」 ガクガクと震えながら、後ずさるギーシュ。 虎蔵は獰猛な笑みを浮かべながら観客に問うた。 「なあ、決闘ってのはどうやったら勝ちなんだ?」 笑みを浮かべたまま、もはや息を呑むばかりの生徒達に問う。 ちらりと覗く犬歯が、彼の獣性を象徴しているのかようだ。 「杖を――落したら――」 誰かが呟いた。 虎蔵は「そうか」と答えると、大上段に刀を振り上げる。 「ひッ!?」 恐怖に全身が強張り、逃げる事も出来ずに刀を見上げるギーシュ。 杖は握ってはいるが、もはや落したも同然。 物理的な恐怖よりも、虎蔵の発する濃密な死の気配に怯えきってしまっている。 しかし、 「なあに、腕の一本位――無くなっても死にゃぁせんよ」 と無慈悲に告げ、刀を―― 「駄目ぇぇッ!」 ピタリ。 肩ギリギリ。 布を切り裂き、冷たい刃の感触が方にうっすらと伝わる。 「あ――ぁッ――」 声にならない声を漏らしながら、ギーシュがガクッと崩れ落ちた。 「ギーシュッ!」 観客の中から、金髪の少女が駆け寄ってきた。 二股のうちのどっちかだろうか。 虎蔵はそれを見ると、くだんね、と言わんばかりに肩を竦めて刀を納め、最後の声の主――ルイズの下へと向かった。 「勝負は――ついてたわよ」 「かもな」 ルイズもまた僅かに恐怖を滲ませているが、気丈に睨みつけてくる。 虎蔵にはなぜかソレが微笑ましく感じられ、ニヤニヤと笑っては、 「此処で震えてなきゃ、もっと締まるんだがなぁ」 とからかって、人垣を割りながら立ち去っていく。 「シエスタ、俺ぁちと茶が恐いな」 「あ、はい。直ぐに用意します!」 建物の方へと歩きながら、普段どおりの声で注文をよこす虎蔵に、ようやく正気に戻ったシエスタが慌てて追いかけていった。 「一体なんなのよ――あいつは――」 ルイズの呟きは、吹き抜ける風にかき消されるのだった。
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/506.html
【作品名】ゼロの使い魔 【ジャンル】ラノベ 【名前】オーク鬼 【属性】亜人 【大きさ】身長2mほど 体重は成人の5倍 【攻撃力】人間ほどの大きさの棍棒を振り回す 当たるとワルキューレが吹っ飛んでバラバラになる 【防御力】厚い皮と脂肪を持ち、ワルキューレ7体が一斉に槍を突き立てても途中で止められて内臓まで刺さらない 【素早さ】太った外見の割には敏捷な動き 【特殊能力】嗅覚が鋭い 【備考】戦闘力は人間の戦士5人分に相当するとされている 【参考】 【名前】ワルキューレ 【属性】青銅のゴーレム 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】パンチで高校生の腕を折れる 青銅の短槍装備 【防御力】銅像並み 【素早さ】一般高校生なら一方的にボコボコにできる 353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/16(水) 07 32 51 ID evy2P819 オーク鬼考察 ○○李徴、シンバ 撲殺勝ち ×ドンキーコングJr. 正面から力勝負になれば負ける ×メタルスライム 殴っても倒せない ギラ連発で火傷がひどくなり負け ○モグポン 爪に耐えて叩き潰し勝ち ×レタンデビル 首折られ負け ドンキーコングJr.>オーク鬼>シンバ
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2573.html
反省する使い魔! 第七話「決闘・三年ぶりの戦い」 ヴェストリの広場… ルイズたちに案内されてやってきた広場には 音石やルイズたちが想像していた以上にギャラリーが集まっていた。 しかし、観客は多いほど盛り上がるしやり甲斐がある… ギタリストとして熱く生きることを目標とした音石にはちょうどよかった。 「ギーシュ!あいつが来たぞ!」 観客の一人マリコルヌがそう言った瞬間、ギャラリーたちが一斉に音石を見た。 そしてギーシュが高らかに杖の薔薇を掲げる。 「さあ諸君、決闘だ!!」 観客たちがよりいっそう強い歓声を上げる。 音石がギーシュのいる広場の中央に向かい、 ルイズとシエスタは野次馬に紛れ込んだ。 「逃げずにきたのは褒めてやろうじゃないか、正直意外だったよ…」 「御託はいいんだよ、さっさと始めようぜ」 「まあ、待ちたまえ。軽くルールだけは説明しておこう、とはいっても単純だ、 どちらかが敗北を認めるまでだ。立会人はここにいる観客たち…、 ついでに言っておくが僕はメイジだから当然魔法で戦わせて貰うよ? だが僕は慈悲深い、ハンデとして…僕の杖であるこの薔薇… 君がこの僕からコレを奪うことができたら君の勝ちにしてやろう フフッ、とは言っても所詮平民ごときにできやしないだろうがね」 「フッフッフ、よく言うぜ。逆に聞くがよ、魔法がなかったら何にもできやしない 口だけ野郎のお坊ちゃまが魔法以外でどうやって俺に勝つ気だ? テーブルマナーでもしてくれんのかよ?」 「………いいだろう、そんなに死にたいのならっ!!」 音石の挑発に頭に来たギーシュが勢いよく薔薇を掲げ、魔法を発動しようとしたが… 「ン!だがちょっと待ってくれ……… その前にオレのほうも『ハンデ』を決めとくぜ」 音石の発言にギーシュ含め、周りの観客たちも一瞬キョトンとしたが すぐそれは爆笑に変わった。 ギーシュが目を閉じ、顔に薔薇を近づけクックックッと皮肉そうに笑った。 「『ハンデ』だと?クックック何を馬鹿なことを…平民ごときに 『ハンデ』など必要な…」 「ギーシュ危ない!!」 「え?」 【バキィッ!!】 「うぐぇっ!!!」 「おいおい、なに決闘中に目なんか瞑ってんだぁ~? ふっふっふっふ、眠いんだったらコレで目ぇ覚めただろぉ」 音石が言うコレとは 目を瞑った瞬間、ギーシュに一気に近づき 彼の顔面にお見舞いした音石の拳のことである。 生徒の一人がギーシュに警告したときは時既に遅しだった。 「なんて卑怯な……!」 「さすが平民だな!そこまでして勝ちたいのか!?」 「神聖なる決闘を…、なんて奴だ!!」 「おい平民!卑怯だぞ!!」 観客からの熱烈なブーイングを受けるものの、 音石はギーシュにそれ以上の追撃はしなかった。 いや、それどころか元いた位置に後退し、ギーシュが立ち直るまで 待っていたのだ。 「ぐ…はっ…、やってくれたな…… よもやこんな手を使ってくるとは…、さっき貴様を褒めてやろうと言ったが… 取り消させてもらうぞ、平民…」 ギーシュの殺気と怒りが篭った目が音石を睨み付けるがそれでも ギーシュの目に臆する事も無く、音石は余裕の笑みを浮かべていた。 そんな音石の余裕の表情に、ついに必死で平静を保っていたギーシュの 怒りが爆発した! 「平民ごときがっ!!貴族をコケにするのも大概にしろぉーーーーッ!!!」 今度こそ勢いよくギーシュが薔薇を振る。 すると花びらが宙を舞い、地に触れる。 その途端、まるで地面から生え出てくるかのように 甲冑を身に纏った一体の青銅の女戦士が現れた! 大きさは大柄の人間ぐらい、およそ2メートル前後ほどである。 「ほぉ~、そいつがてめえの魔法ってワケか?」 「この『ワルキューレ』が貴様を嬲り殺してやる!! この『青銅』のギーシュを怒らせたことをあの世で永遠に後悔するがいい!!」 「『ワルキューレ』……ねえ…… しかし嬲り殺す?ククク、そんなノロそーな鉄くずでかァ~?ククククク 笑ったものか!アクビしたものか!こいつは迷うッ迷うッ」 ワルキューレが音石に突進を仕掛けてきた。 こうして決闘の火蓋が切って落とされる! 所変わってここは学院長室 魔法学院の最高責任者、学院長オールド・オスマンが パイプを吸いながら、退屈そうに机に置かれている大量の書類を眺めていたが やがて、ソレもそっちのけで愚痴をこぼしていた。 「退屈じゃの~、ミス・ロングビル」 オールド・オスマンがいうミス・ロングビルとは 彼の秘書を勤める、緑色の髪と眼鏡をした若い女性の事である。 彼女もまた秘書用の机で書類をまとめている。 「オールド・オスマン、そういう台詞は 仕事を終わらしてから言ってください」 「いやいや、そういう意味での退屈じゃなく……なんと言うかの… そう!毎日が平和すぎてつまらんのじゃ!」 「平和が一番じゃありませんか」 「しかし、こうも毎日が何も無いというのもかえって体に毒じゃろ」 すると、ミス・ロングビルが書類を書く手を止めた。 「オールド・オスマン」 「何じゃ?」 「そーやって私の気を逸らしてる間に スカートを覗くのはやめてください」 ミス・ロングビルが自分の机をずらすように動かすと 机の下から、オスマンの使い魔であるネズミ、モートソグニルが姿を現し 素早くオスマンの元に帰っていった。 使い魔には主人と感覚を共有する能力などがあるらしく オスマンは自分の使い魔のネズミを使い、ミス・ロングビルの スカートの中を覗いていたのだ。 ついでに言うとなぜか音石にはこの使い魔としての 能力が搭載されていないらしい。 「なんじゃバレとったのか、つまらんのぅ ミス・ロングビル、あまり年寄りの楽しみを奪うものではないぞ フム、なるほど…今日はシロか」 「……今度やったら王宮に報告します」 「フォッフォッフォッ、いちいち王宮が怖いよーで この魔法学院の長が務まるかい」 オスマンが笑いながら、自慢の長い顎髭をいじり ロングビルがため息をついていると、学院長室の扉が 不意に大きな音を立てた。 入ってきたのは慌しい様子のコルベールである。 「学院長!た、た、た、大変です!!」 コルベールの顔は汗でびしょ濡れだった。 どうやらよほど慌てて走ってきたようで呼吸もだいぶ荒い。 「どうしたんじゃ、コルベール君 そんなに慌てて…、瞬間育毛剤でも発明したのか?」 「そんなんじゃありません!!あ、いえ、それよりも 見てもらいたいものがあるんです!」 コルベールが手に持っていた本をオスマンに差し出した。 どうやらかなり古いものらしく、だいぶ痛んでいる。 「ほう…『始祖ブリミルと使い魔たち』か、 こいつがどうしたんじゃ?」 「実はさっきまで図書室で調べモノをしていたんですが…」 「調べモノ?」 「はい、…昨日の使い魔の儀式で人間が召喚されたのは 学院長もご存知でしょう?」 「当たり前じゃ、人間が召喚されるなど前代未聞じゃからの」 「実はその召喚された人物がしていた使い魔のルーンが 見たことなかったモノだったので調べてみたんですが… ここです!このページ!ここに記されているルーン!」 コルベールが興奮を抑えきれないまま、昨日紙にスケッチした 音石のルーンと、その本に記されているルーンをオスマンに 見比べさせた。オスマンの目が素早くスケッチと本を見比べ理解した。 なるほどの、コルベール君が慌てるのも無理もない オスマンの顔が引き締まった。 するとまた突然、扉から甲高い音が響いた。 一人の教師が血相を変えてやってきたのだ。 「オールド・オスマン!一大事です!! 生徒が決闘をはじめています!!」 「まったく次から次へと… 忙しいったらありゃせんの~…」 「ついさっきまで退屈じゃの~とか言っていたのは どこの誰でしたっけ?」 「抜け目ないの~、ミス・ロングビル… それで?決闘をしておるのは一体どこのどいつじゃ?」 「あ、はい…一人はギーシュ・ド・グラモンです」 「やれやれ、あのグラモン家のバカ息子か。大方、女の子が原因じゃろう」 「い、いえ…確かにもとの原因はミスタ・グラモンの女癖にあったようなのですが どうもミス・ヴァリエールが呼び出した平民が彼に 暴行を加えたそうなんです」 「彼がッ!?」 コルベールが驚きの声を上げるのとは裏腹に、オスマンは なにかを考え込んでいるのか目を瞑って黙り込んでいる。 「オールド・オスマン、いかがなさいましょう? 教師の何人かが『眠りの鐘』の使用許可を求めていますが…」 「………いや、一旦様子を見ることにしよう、 ほかの教師たちにもそう伝えておけ、何か問題が起こった場合 全責任はわしが取る」 「りょ、了解しました」【バタンッ】 教師が部屋を退出するのを確認するとオスマンが杖を振るった。 すると、壁に飾られていた大きな鏡がなにかを映し出した。 ソレはまさしく決闘が行われているヴェストリの広場の様子だった。 鏡の中でギーシュと音石が向かい合っている。 オスマンもコルベールもロングビルもそれぞれ別々の思考を 張り巡らせながら、黙ってその決闘を眺めていた。 所戻って決闘中のヴェストリ広場 観客の歓声が轟くなか ギーシュのワルキューレの拳が音石に襲い掛かるが、 音石は横にステップしそれをかわす。 次に地面を叩きつけるかの様に拳を振り下ろしてきたが それもバックステップで回避する。 「くっくっく、エラそーに大口叩いてた割には 逃げてばかりじゃないか?少しは僕のワルキューレに 攻撃してみればどうなんだい?」 音石から20メートル程、間隔を空けているギーシュが そう言い放つがそれでも音石は避け続けている。 「あのバカ!避けてばっかじゃあそのうちバテちゃうじゃない!」 そんななか、ギャラリーの中にいるルイズが声を荒げている。 やっぱりここは不本意だけど自分が出てギーシュに謝ったほうが いいんじゃないだろうか…。不安になりながらルイズは 決闘の様子を眺めていたが、それでも音石は避ける一方で 反撃する気配を見せなかった。 「なによなによ!おもしろいものって 避けてばっかて事なんじゃないでしょーねっ!?」 「あ~ら随分とご立腹ね、ヴァリエール」 「当たり前でしょう!!………って、キュルケ、なんでアンタが!?」 「こんなおもしろそうな事が起こってるのに見逃さない手はないでしょ?」 ルイズの後ろから声をかけたのはキュルケだった。 タバサも彼女の横に並んで相変わらず本を読んでいる。 「ねえタバサ、あなたの意見が聞きたいわ。どう思う?」 「……彼には何か勝算がある」 「勝算!?あいつさっきから避けてばっかじゃない! どこに勝算があるっていうのよっ!?」 「少しは落ち着きなさいよルイズ、 でもタバサ、どうしてそう思うの?」 「さっき彼がギーシュに騙し討ちを仕掛けた時、 成功したにもかかわらず、彼は追撃せずあえて後退した 確実に勝利を狙うのならあのまま杖を取り上げるなり、 攻撃を続けたたりしたほうが確実、 でも彼はそうしなかった。ギーシュが仕掛けてくるのを 待っていた、つまり………」 「たとえギーシュが魔法を使ってきても、ソレに対応できる 何らかの自信と勝算がある、ってこと?」 タバサが言おうとした内容をルイズが察し呟く。 タバサはコクリと頷いた。 キュルケもルイズもなるほどと納得はしたもののソレでも重要な所が 未だわからなかった。 「でもタバサ、その勝算って一体何なのかしら? あの使い魔、メイジじゃなさそーだし 特に武器を持っているわけじゃないのよ?」 「わからない、でも考えられる可能性がひとつだけある… 彼がぶら下げているあの見たことない楽器……」 「まさかあれがマジックアイテムの類ってこと!?」 「確証はない、あくまで可能性……」 「……仮にあれがマジックアイテムだとして どうして彼はさっさとソレを使わないのかしら?」 「たぶん様子見、ワルキューレを通して ギーシュの実力を推測してるのだと思う… もしそうならそろそろ頃合……」【オオォーーーーーーーーーーーーーッ!!!】 ギャラリーのいきなりの歓声に 3人が咄嗟に広場に目を戻した。 なんと音石がワルキューレを猛撃を切り抜け、 ギーシュに突っ込んでいるのだ! 一気に間合いに入りギーシュを倒すつまりだ! 広場にいる誰もがそう思った、 しかし同時に音石のその行動を誰もがあざ笑った…、 なぜなら……、 「ハッハッハッ!僕のワルキューレを無傷で切り抜けたのは 敬意を表してあげよう、平民にしてはたいしたものだ! 見た目によらずなかなかいい動きをする……しかし、甘いな!! 僕が操れるワルキューレは1体だけだと思っていたのかい!?」 そう、ギーシュが操れるワルキューレの数は1体だけではなかったのだ! 手に持つ薔薇を振ると、地面から新たに3体のワルキューレが現れたが それだけではない、その3体すべてが槍を武装していたのだ。 「チィッ!」 音石が舌打ちをし、仕方なくバックステップで 距離をとろうと考えたが、後ろにはまだ最初の1体がいるのを思い出し 音石が咄嗟に足を止めたが、その瞬間をギーシュは見逃さなかった。 「そこだ!ステップ移動は止まった瞬間におおきな隙ができる!! ワルキューレ一斉攻撃!その平民を八つ裂きにしろぉッ!!」 前方の槍を持ったワルキューレ3体が 正面、右側、左側から、 音石の後方にいる何ももっていない素手のワルキューレが 音石の背後を、 一気に取り囲み、一斉に攻撃を仕掛けた!! 「いやあアァァァァァァァァァァッ!!!」 シエスタかルイズのかもわからない甲高い悲鳴が広場に響いた。 いや、案外モンモランシーかケティの悲鳴だったのかもしれない……。 「そんな……!!学院長!!!」 学院長室でコルベールが叫ぶ、ミス・ロングビルも なんてこと!と今にも言いそうな顔をしていたが オールド・オスマンの目がよりいっそう鋭くなっている。 「は、早く広場に行って彼に治癒の魔法を……!!」 「まてぃっ!!コルベール君、よく見てみるのじゃ!!」 すぐに広場に向かおうとしていたコルベールは オスマンの声にピタッと止まり、もう一度 広場を映しこんでいる鏡を見てみた。そこには… 「な!?こ、これは一体!!?」 広場の観客たちを初め、ギーシュ、ルイズ、キュルケ、タバサ、シエスタ達は 一瞬何が起こったのか理解できなかった。 だれもが音石のインパクトのある串刺し死体を 強く思い浮かべていたからだ、 しかし、今その広場には音石の周りにワルキューレだった青銅が 粉々になって散らばっているという結果だけが残っていた。 「青銅つっても所詮こんなもんか、案外モロっちーもんだな」 「な、なにを……した?」 「メイジの強さを確かめる為っつっても、さっきのは さすがに焦ったぜ、生身じゃあれぐらいが限界だな」 「僕は何をしたかと聞いているんだ!答えろ!平民!! い、いや…少しだけ見えたぞ、なにか…異様に光った腕が ワルキューレの影から見えた!あれは一体なんだ!?」 「………てめぇ見えてんのか?…いや、そう言えば あのシュヴルーズって教師が言ってたな 『メイジが魔法を使う要は精神力にある』 なるほどな~、精神力を扱うってとこらあたりが俺たちと同じだから 見えていてもおかしくはねーってわけかい……」 「なにを一人でブツブツ言っている!答えろ!あの腕は何だ!!? 貴様、まさかメイジなのか!?それともただの平民なのか!?どうなんだ!?」 ギュウウウアァーーーーーーーンッ!!! 「な、なに!?」 「フッフッフッフッフッフ……」 音石が突然ギターを弾き、笑い始めた、 ギーシュはさらに混乱しながらも、 音石が自分に接近してきているのに気が付き、 すぐさま、新しいワルキューレを作り出した、 しかし4体が一斉に破壊されたことを警戒しているのか 作り出したワルキューレの数は1体だけだった。 「く、くそ!一体何がおこっているんだ…、確かめてやる! いけ!ワルキューレ!!今度こそ八つ裂きにしろぉッ!!」 ギーシュが音石に杖を指し、ワルキューレが先ほどと同じように 剣を手に、音石に突撃を仕掛けた。 周りのギャラリーも平民がワルキューレ4体を一瞬で粉々にしたという 予想外な自体にざわめき始めている。 「あの平民、一体何をしたんだ!?」 「お、落ち着け!ただの平民がギーシュのワルキューレを 倒せるわけがないだろ!!単にギーシュの錬金が甘かっただけさ!!」 「なにか…一瞬光ったような…」 「ギーシュ、落ち着け!そんな平民にうろたえる必要なんてないぞ!」 当然、混乱しているのはルイズたちも同じだった。 ルイズもキュルケもわけのわからない結果に驚愕し、 日頃、特に感情を顔に出さないタバサさえも、本から目を離し 目を見開いている。 「ね、ねえタバサ…、彼一体なにをしたの!?」 「わからない、ワルキューレが陰になって見えなかったから見当も付かない… 少なくとも、普通の人間が青銅を粉々にするなんてありえない」 「そう…よね…、ねえルイズ。あなたは何か見えた? やっぱりあの楽器、マジックアイテムだったかしら?」 「ぜ、全然……わたしにもサッパリ… で、でも……私にも見えた、ちょっとだけ… あれは…、そう間違いない!あれは『尻尾』よ! ワルキューレの足の間から『尻尾』のようなものが視えたのよ!! あいつ、ただの平民なんかじゃない!わたしたちの想像できない 何かを隠し持ってるっ!!」 剣を手に持つワルキューレが向かってきている、 それでも音石は余裕の表情を一切崩さなかった。 運が悪かった、それ以外何者でも無いだろう…、 普通の平民なら十中八九、ギーシュが余裕で勝っているだろう、 しかし悲しきかな、ギーシュが相手にしている平民は本当に特別だった。 異世界から召喚された人間という事実だけでも十分特別だろう… だが、真の『特別』はそれだけではない、真の『特別』とは! 人並みを外れ、その外れた数が多ければ多いほど真の『特別に』近づくのだッ!! そして音石は叫んだ、自分の『特別』を! 才能持つ者にしか手にすることができない特別、自分を『スタンド』を!! 「『レッド・ホット・チリ・ペッパー!!!』」 【ドグォンッ!!!】 「…………………………は?」 マヌケそうな声がギーシュの口から漏れた。 言葉が見つからなかったのだ。一体何が起こったのかわからなかったのだ。 自分は今間違いなく平民と向かい合っていた。 その間にいるのは自分が作り出したワルキューレだけだった、 じゃああれはなんだ?一体なんなんだ? 獰猛な目を持ち、尖った口ばし、尻尾を生やし 体を発光させているあの怪物は一体なんだと言うのだ!? 「い、い、い、一体なんなんだそれはあアアアァァーーーーーッ!!!??」 ギーシュは喉が枯れてもおかしくない大声で叫んだ。 ギーシュだけではない、当然ギャラリーも今までとは 比にならないくらいに騒ぎ出した。 ルイズ、キュルケ、タバサはもはや互いに語り合う事もなく ただ目を見開きながら、レッド・ホット・チリ・ペッパーを眺めていた。 「教えてナンになるんだよ?教えてオレに得があるかァ~? 教えたところでてめーみてーなガキに理解できんのかよ? カスみてーな質問してんじゃねーよ、くっくっくっく」 「うっ……うう……ワ、ワルキューレ!」 「邪魔だ」【ドガァッ!】 「なッ!?ぼ、僕のワルキューレを…い、一撃で!?」 「つくづくカスみてーな脳ミソだな、さっき一斉に4体を破壊してるのに たった1体でどうにかできるわけねーだろ? こんなノロい鉄くずが我が『レッド・ホット・チリ・ペッパー』を 上回るとでも思ってんのかァー?ボケが」 ギャラリーはさらにパニックになった。 なんてことだ!あの亜人は姿がおぞましいだけでなく 強さもデタラメだ!どうなっているんだ!? なぜあれほどの亜人をあの平民が操っているんだ!? ギャラリーの混乱は増すばかりだった。 「くっくっくっく、いいね~~、この歓声が実にいい… やっぱり、ギタリストとして熱く生きるオレは こーゆーのが必要なんだよなァ~~~、フッフッフッフッフ おらぁガキ共ッ!!声が小せぃんだよ、もっと張り上げろッ!! もっと俺を熱くさせろぉッ!!!」 ギャギャアーーーーーーーーーーーーーンッ!!! ギターを奏で、ギャラリーはいっそうパニックの声を高めた。 レッド・ホット・チリ・ペッパーも観客にインパクトを与えるために 音石の周りを飛び回っている。 ギーシュはこの理解不能な事態を受け入れることができなかった、 自分は今間違いなく人間の平民を相手にしていた筈なのに、 本当なら自分のワルキューレがあの無礼な平民に鉄槌を下す筈なのに、 しかしなんてことだ、自分が相手にしていた平民はただの平民では なかった。亜人を操る平民なんて聞いたことがない。 自分はとんでもない奴を敵に回していたんだ、 「う、う、うわああああああああああああッ!!!」 ギーシュは無我夢中で杖を振り、残り最後の2体のワルキューレを生成した。 理解不能ではある、しかし今あの男は自分と戦っているんだ。 戦っている以上、あの男はあの亜人を使って自分を攻撃してくる。 青銅を一撃で粉砕するほどのパワーをもし生身の自分が受けたら… 間違いなく死ぬ! 「たった2体だけって事は…、そいつらで最後ってわけか オーケー、ギャラリーも最高に盛り上がってるところだ ここいらで一気に決めちまったほうが最高にカッコいいよなーッ!」 「く、来るな!来るんじゃないッ!!」 駆け出した音石にギーシュのワルキューレがヤケクソに 手に持つ剣で無茶苦茶に振り回している。 「山カンにたよってヒョッとして大当たりなんつー 都合のいい発想はやめろよな」 【グゥアシッ!】 「なッ!?う、受け止めた!?」 レッド・ホット・チリ・ペッパーは我武者羅に振り回している ワルキューレの剣をなんと指2本だけで摘み止めたのだ。 「無駄無駄、てめーのワルキューレのスピードなんて 仗助のクレイジー・ダイヤモンドの比じゃねーんだよ、 こんなすっトロい鉄くずがオレの相手になるかよぉっ!!」 【ドゴォッ!】 最後のワルキューレもあっけ無く破壊され ギーシュは完全に戦意を喪失した。 音石はレッド・ホット・チリ・ペッパーをおさめ 戦意を喪失し立ち尽くしているギーシュに 容赦なく顔面にひじ打ちを叩き込んだッ! 「うぐァッ!」 鼻血をぶちまけ、ギーシュは地面に倒れこもうとした 音石はギーシュの胸倉を掴み、ソレを阻止した。 「う…げ……ま、参った……降参だ…」 「だめだな、このまま終わらせるわけにはいかねェ、 今ここでお前を徹底的に痛めつける、周りの連中が 二度とオレやルイズ、シエスタを見下さねーよーになァ」 「ひっ……そ、そんな……ゆ、許してくれ……」 「ハッ、許して?…お前は今にも泣き出しそーになってまで 頭を下げまくってたシエスタを許してやんなかったくせによ~、 今ここでオレが許してやるとでも思ってんのかァ~? そういう都合のいい考えもやめろ………殺すぞ?」 「ひ、ひいぃッ!?」 「まあどうせ、これだけの差別社会だ、 貴族であるお前が平民であるオレを殺してもどうせお咎めなしで 逆にオレがお前を殺したらお咎めありなんだろ? だから殺しはしねェ、安心しろ… だがな、よーは殺さなかったらいいだけの話なんだ …………………………だから………」 音石はギーシュを地面に叩きつけ、両腕をポキポキ鳴らし始めた。 ギーシュはもはやそんな音石の凄まじい威圧に 動くことができなかった。動いたら間違いなく殺される。 人間としての本能がそう思ったからだ。 「だから半殺しで勘弁してやるッ!! せいぜいベットの上で尿瓶のお世話にでもなってもらうんだなッ!!!」 「ひ、ヒイイイイイイイイイイイイィィィィッ!!!」 【ドガァベギッバギッバゴォペキポキグチャメメタァグチャ!!!】 ギーシュはこの日、両手両足指鼻などの骨をすべて折られるという 重傷負ったが、魔法の治癒のおかげで数日で復帰した………。 決闘には勝ったものの、音石には不可解な疑問があった。 なにを隠そう、その疑問とは自分のスタンド、 レッド・ホット・チリ・ペッパーのことである。 (どうなってやがる?俺のレッド・ホット・チリ・ペッパーは 三年の歳月を費やして回復するには回復した…… 確かに、レッド・ホット・チリ・ペッパーは本来 近距離パワー型ではある……… だがそれでも、電気なしであそこまでのパワーが出ねェ筈だ こいつは一体………) 音石はギターをいじりながら考えふけっていたが、 やがてルイズがこちらにやって来るのが見え、一旦この疑問は保留した。 「オトイシッ!!」 「よおルイズ、どうだ?面白いモンが見れただろ?」 「アンタ一体あの亜人はなんなの!?きっちり説明しなさいッ!!」 「おいおい、落ち着けよ。まっ、お前の性格じゃあ無理な話か」 「あんた一体何者なの!?」 「まあ待てよ、教えてやるがさすがにここでじゃまずい できれば誰にも聞かれたくねーからな……」 「………わかったわ、それなら私の部屋に」 「お待ちください、ミス・ヴァリエール」 ルイズの背後から一人の女性が声をかけてきた。 その女性は先程、学院長室にいたミス・ロングビルだった。 「ミ、ミス・ロングビルッ!?」 「失礼しますミス・ヴァリエール、学院長がお呼びです。 至急、使い魔と共に学院長室に来るようにと」 「…………わかりました。オトイシ、ついて来なさい」 (このタイミング…、やれやれ こいつはメンドくせー質問攻めにあいそーだな) そして音石はルイズとミス・ロングビルに案内され 学院長室に向かったのであった。
https://w.atwiki.jp/ouranos/pages/81.html
《オラクル・チャーマーLV3》 《オラクル・チャーマーLV7》 《オラクル・チャーマーLV5》 《聖剣 グラン・センチュリオ》 《ソード・メイデンLV6》 《ソード・メイデンLV3》 《ソード・メイデンLV9》 《チャイルド・ソードマンLV3》 《チャイルド・ソードマンLV5》 《チャイルド・ソードマンLV1》 《バンブー・ランサーLV3》 《バンブー・ランサーLV2》 《バンブー・ランサーLV1》 《フォーレン・ワルキューレLV11》 《フォーレン・ワルキューレLV8》 《フォーレン・ワルキューレLV5》 《マジック・フェンサーLV8》 《マジック・フェンサーLV6》 《マジック・フェンサーLV4》 《ミーティア・ランサーLV8》 《ミーティア・ランサーLV2》 《ミーティア・ランサーLV5》 《リトル・メイジLV3》 《リトル・メイジLV7》 《リトル・メイジLV5》 《リトル・メイジLV1》 《ルナティック・マジシャンLV8》 《ルナティック・マジシャンLV6》 《ルナティック・マジシャンLV4》 《ワンダー・タクティシャンLV3》 《ワンダー・タクティシャンLV7》 《ワンダー・タクティシャンLV5》
https://w.atwiki.jp/a-life/pages/660.html
鉄人28号の歌/デューク・エイセス (TVA 鉄人28号 OP1) 宇宙大シャッフル/LOVE JETS (TVA ちびまる子ちゃん(第2期) ED8) ワルキューレは裏切らない/ワルキューレ (映画 劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ 挿入歌) Heavenly Visitor/TRIGGER(斉藤壮馬,羽多野渉,佐藤拓也) (TVA アイドリッシュセブン ED) いつの日か /こおろぎ 73 (TVA サイボーグ009(第2作) ED) 泣けちゃうほど せつないけど/岡本真夜 (TVA キューティーハニーF ED) bitter feat. JILLE/keeno (CD keeno song collection -feat. female singer- WPCL-12480 ) デイドリーム ジェネレーション(コエンマver.)/田中真弓 (CD 幽遊白書 ~collective rare trax~ PCCG-00493 ) サブマリーン/中島愛 (CD Curiosity VTZL-143/VTCL-60467 ) Departure/AKINO LEE (アーケード GUITARFREAKS 7thMIX drummania 6thMIX 収録曲) メグメル/riya (PCほか CLANNAD OP) 月と花束/さユり (TVA Fate/EXTRA Last Encore ED) ここにいないあなたへ/星野源 (映画 ドラえもん のび太の宝島 挿入歌)
https://w.atwiki.jp/kinringo/pages/37.html
2017/02/01の大幅アップデートで追加された。 概要偶数時間(0時,2時など)の開始15分前に発生条件を満たした場合に発生 ワルキューレ(レイド)と同時に条件を満たした場合ニーズヘッグが優先される ワルキューレより優先されるため安易に条件3を満たさないよう注意! 発生条件条件1:ログイン人数(70人程度?) 条件2:前回討伐時からの経過時間(平日9時間程度?、週末7時間程度?)例:8時31分に討伐した場合 平日:18時15分に再判定、よくわからない場合は10足した時間と考えてください。 週末:16時15分に再判定、よくわからない場合は8足した時間と考えてください。 条件3:ニーズヘッグの影を10体討伐する条件の達成状況は@go32で飛んだ先の預言者から確認可能(条件が青字で達成) スキンオブシャドウや鮮血の鱗が必要な場合は、第3条件が満たされていることを確認してから狩りましょう。 平日は1度スルーしてワルキューレの後に来るようにすると、しばらくワルキューレがずれるのを気にする必要がなくなります。 流れ会場にニーズヘッグが1体出現する ニーズを倒すとWPが出現 WPに入ると報酬が貰える 報酬魔力が篭められた鮮血の鱗(ダブルクリックで使用すると蛇龍シリーズの装備の内どれか一点が得られる) 衣装装備の箱Ⅱ 3個 or 濃縮オリデオコン 3個 or 濃縮エルニウム 3個 or 配給箱 3個 or 他の何か 制限時間無制限 全滅したら終わり 詳細ジーク不可 このマップでは与ダメが100分の1になる ニーズのMHPは200M以上 範囲攻撃がえげつない。後衛は転ぶ前提で攻撃して、転んだら起こしてもらう。 スキル使用不可になるステ異常あり。火力は弓が良い? 拘束系のスキルは回復されるため禁止(ファルシャーボウ、荒れ狂う風など)