約 1,765,759 件
https://w.atwiki.jp/rozenrock/pages/1450.html
Story ID h9SYIWQE0 氏(340th take) 2008年7月26日 フジロック出場のため現地に向かう。 現地到着後10分で金糸雀がツチノコに似た生物を発見。捕獲に取り掛かる。 雛苺は自殺体を探しに林の奥へと消えていく。 水銀燈は他のミュージシャンとケンカする。 薔薇水晶はなぜか知らない間に近所のペンションのオーナーになっていた。 2008年7月26日 ローゼンメイデンのフジロックは終わった>< 短編連作SS保管庫へ
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/40.html
ローゼンメイデンの小ネタ集 言わずと知れたメジャーアニメ 麻○大臣のおかげアニメに興味の無い人まで知ってる作品 作中で登場のMS娘達については、リンク先から該当の職人さん部分で呼んで下さい。 シンの紹介 デスティニーの設定 デスティニー以外のMS娘の設定 登場人物(ドール?)紹介 たいほうのとどろく頃に◆sZZy4smj4M氏の作品 この連作で一時期はローゼンメイデンの嵐が吹き荒れる ■ 小ネタ集 ├ ローゼンメイデン 小ネタ集-01 ├ ローゼンメイデン 小ネタ集-02 ├ ローゼンメイデン 小ネタ集-03 ├ ローゼンメイデン 小ネタ集-04 ├ ローゼンメイデン 小ネタ集-05 ├ ローゼンメイデン 小ネタ集-06 ├ ローゼンメイデン 小ネタ集-07 ├ ローゼンメイデン 小ネタ集-08 ├ ローゼンメイデン 小ネタ集-09 └ ローゼンメイデン 小ネタ集-10 水銀燈 シングルイ ローゼンメイデン単発SS 今後続くかもしれないし、このまま放置かもしれない・・・そんな単発SS達 ■ 単発SS ├ ローゼンメイデン単発SS たいほうのとどろく頃に◆sZZy4smj4M氏 ├ ローゼンメイデン単発SS 酔っ払い◆otMjeU4QDY氏 └ ローゼンメイデン単発SS ◆o77ehnrsws氏の作品 ローゼンメイデンの小ネタ集 名無しさん達による小ネタ集、炸裂する妄想を甘く見るな!! 一部なぜか有るはずの無い、R・Hが出てきますが突っ込みは無しの方向で・・・ ■ 小ネタ集 ├ ローゼン小ネタ集-01 名無しさん達の作品 ├ ローゼン小ネタ集-02 名無しさん達の作品 ├ ローゼン小ネタ集-03 名無しさん達の作品 └ ローゼン小ネタ集-04 簿記入門 ◆rxZFnGKLCg氏の作品 元ネタ別インデックスへ 作者別インデックスへ トップページへ
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/166.html
ローゼンメイデン 薔薇乙女+α水銀燈 金糸雀 翠星石 蒼星石 真紅 雛苺 雪華綺晶 薔薇水晶 登場人物桜田ジュン(JUM) ラプラスの魔 くんくん探偵 ローゼン(お父様) コメント ヤングジャンプ(以前はコミックバーズ)で連載されている漫画。 ローゼンメイデンと呼ばれる7体(+α)の少女人形の戦いを描いている。 薔薇乙女+α 水銀燈 ドンカラス 黒い翼といえば。つばさでうつや黒い眼差しを覚えさせよう。 ムウマージ イメージ。こちらも黒い眼差しや恨みできるよ。 ダークライ 相手を眠らせたり、ナイトメア。スカート(?)みたいなのあるし、一番ピッタリかと。 ジュペッタ 人形だし、途中で捨てられたりと設定が似ているので。 アブソル カラーリングとタイプ的に考えて。 ブラッキー ブイズでまとめるならこれで。 ラムパルド:化石ポケモンで統一するなら。 金糸雀 メロエッタ(ボイスフォルム) コロトック バイオリンこおろぎだけに。滅びの歌やいやなおとを覚えさせよう。 メガヤンマ 窓ガラスを破壊したり、体内にダメージを与えているあたりが。 チルタリス 金糸雀という鳥が実際にいるので。こちらも滅びの歌が使える。 サンダース ブイズでまとめるなら。 アーケオス:化石ポケモンで統一するなら。 翠星石 キレイハナ 見た目では一番近いかな? ドレディア 見た目で(ry ノクタス 悪巧みしたり、宿木の種で世界樹攻撃。まきびしでマポロチョコも撒ける。 リーフィア ブイズで(ry ユレイドル:化石ポケモンで統一するなら。 蒼星石 ハッサム はさみポケモンだけに。シザクロやきりさくがしっくりくる。 ルカリオ 青+ボーイッシュな外見。シザクロは無いのでメタルクローで。 グライオン 青?+黒のハサミ使いということで。 キリキザン 色違い必須、辻斬りなどそれっぽい技も揃ってる シャワーズ ブイズ(ry アーマルド:化石ポケモンで統一するなら。 真紅 ロズレイド 薔薇だけに。はなびらのまいを覚えさせる。 ラフレシア ドレパンで水銀燈を殴ったり、はなびらのまい。 ビークイン 女王様気質。指令技で人形を操ろう。 ブースター 不人気、ブイズ(ry リザードン:ポケモンスタジアムシリーズのカラー(カーマイン)より。 カブトプス:化石ポケモンで統一するなら。ポケモンスタジアムシリーズのカラー(茜色)より。 雛苺 プクリン 色とイメージがかなりしっくりくる。甘えるやハイパーボイスを覚えさせよう。 チェリム 苺・・・じゃないけどまあイメージ。 イーブイ ブイズ(ry タテトプス:化石ポケモンで統一するなら。トリデプスだと合わないので。 雪華綺晶 アリアドス クモの巣使い。さらにナイトヘッドも使える。 ヌケニン 中身からっぽだったり、魂を吸い取るあたりが。 エーフィ ブイズ(ry シャンデラ:ポケモン図鑑説明文より。ナイトヘッドが使えるし。 色違いのオムスター:化石ポケモンで統一するなら。 薔薇水晶 ユキメノコ 頭の飾りがそれっぽい。氷の礫で水晶攻撃、道連れでエンジュ共々消える。 マニューラ 剣技にこだわるなら。こちらも氷の礫できるよ。 グレイシア ブイズ(ry サイドン:ポケモンスタジアムのお腹部分のカラー(ウィスタリア)より。氷技必須。 スイクン クリスタルバージョンの看板ポケモン。水晶イメージを推すなら。 色違いのプテラ:化石ポケモンで統一するなら。 登場人物 桜田ジュン(JUM) クルマユ 引き篭もりっぽいから。 チョボマキ 引き(ry。ギャグ調の顔に似てるから ラプラスの魔 ミミロップ 単純にウサギ。 くんくん探偵 ドーブル 単純に犬。 ローゼン(お父様) アルセウス 創造主。あと見た目がブイズの親っぽい。 ドーブル 必然的にこの犬がお父様になる事が多いから。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る ウルトラビーストで統一 アクジキング:水銀燈 テッカグヤ:翠星石 ウツロイド:蒼星石 マッシブーン:真紅 ズガドーン:雛苺 フェローチェ:金糸雀 アーゴヨン:雪華綺晶 デンジュモク:薔薇水晶 -- (ユリス) 2018-11-05 21 38 18 主要人物 -- (名無しさん) 2017-10-10 17 08 51 雛苺は、苺大福が好物なので、持ち物は、苺をモデルにしたチーゴのみ、米を材料にしているフエンせんべい、小豆を材料にしている、いかりまんじゅう、もりのヨウカンが良いかと思いました。 -- (名無しさん) 2016-09-25 10 39 35 虫タイプで統一するなら ビビヨン(スコールのもよう):水銀燈 デンチュラ:金糸雀 ビビヨン(ていえんのもよう):翠星石 ビビヨン(マリンのもよう):蒼星石 ビビヨン(たいようのもよう):真紅 ビビヨン(はなぞののもよう):雛苺 ビビヨン(みやびなもよう):雪華綺晶 ビビヨン(ゆきぐにのもよう):薔薇水晶 -- (ユリス) 2016-07-03 15 12 23 新顔のブイズ進化系「ニンフィア」とか雛苺っぽくないか? ピンク色+頭にデカいリボン+妖精っぽさから 「あまえる」「つぶらなひとみ」「ねがいごと」もイメージに合う 「むすびつき」ポケモン=契約の意味合いも込められる ・・・Sの遅さ(60)もなんとなくベリーベルと対応してるwww -- (名無しさん) 2014-01-21 22 36 36 水銀燈はシャンデラもいいと思います、 魂を奪うとか力を吸い取る水銀燈ぽいし 水銀燈っていう名前的にも ゴスっぽいし -- (名無し) 2014-01-04 23 45 35 水銀燈はサザンドラなんてどうだろうか? あの翼で龍を模して攻撃することもあるし 悪っぽいというのもなかなかマッチしてるような気が -- (名無しさん) 2013-11-30 17 51 00 雛苺はペロリームもイイ -- (名無しさん) 2013-10-30 09 10 05 雛苺はタブンネもいいと思います -- (名無しさん) 2013-10-27 19 37 48 ラプラスの魔はもうラプラスでええやん… -- (名無しさん) 2013-08-14 17 25 18
https://w.atwiki.jp/nicomment/pages/216.html
ローゼンメイデン ※周回者によるネタバレコメがあるかもしれません 第01話 「薔薇乙女」 第02話 「雛苺」 第03話 「水銀燈」 第04話 「翠星石」 第05話 「階段」 第06話 「涙」 第07話 「夢」 第08話 「蒼星石」 第09話 「檻」 第10話 「別離」 第11話 「運命」 第12話 「真紅」 第01話 「薔薇乙女」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1114709 24 09 67738 22182 第02話 「雛苺」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1115106 24 09 36530 16676 第03話 「水銀燈」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1115881 24 08 33146 18582 第04話 「翠星石」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1115719 24 30 35346 15361 第05話 「階段」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1116083 24 21 41862 23111 第06話 「涙」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1116268 24 10 32214 18043 第07話 「夢」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1116437 24 10 30133 18034 第08話 「蒼星石」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1116607 24 10 28195 16882 第09話 「檻」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1116859 24 22 26353 13976 第10話 「別離」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1117038 24 11 27649 14849 第11話 「運命」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1117220 24 10 24409 12447 第12話 「真紅」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm1117436 24 41 34005 18714
https://w.atwiki.jp/rozenrock/pages/81.html
Story ID 0bVBsmFP0 氏(14th take) 「GO」 Lyrics ID 0bVBsmFP0 氏(14th take) 2006年5月9日~ 「あれ、これ薔薇乙女のCDじゃない?」ダッシュボードから取り出したCDを 見ながら隣でハンドルを握る男に聞く。 「あぁ、俺ローゼンが薔薇ん時からファンなんだ、それに薔薇ん時のメンバー と話したこともあるんだぜ」マルボロをくわえながら男は言う。それに女は 「冗談でしょ~?」と笑う。 「本当だよ、俺も昔は音楽ヤッていて、その時に・・・」男の話は続いた。 ~2000年 8月27日 PM7:30~ 「今日でバッチリいただきかしら~」メンバーに飲み物を渡しながら金糸雀は 興奮していた。紅茶、ヤクルトを口に運ぶ真紅、水銀燈は小さくコクッと肯く。 翠星石は昼間見たTV番組の心霊特集を嫌がる雛苺に話している。すでに足が ガクガクと震えている雛苺は助けを求める視線を蒼星石に投げかける。 「今日は特別な日なんだ・・カズキ君にとっても僕達にとっても・・」 誰にも聞かれないような小さい声で呟く蒼星石は熱いほうじ茶を見つめていた。 ~2000年 4月7日~ メンバーが住むこの町には3件のライブハウスがあり1年に1回の持ち回りで その年NO1のバンドを決めるものが開かれる。今回のライブハウスは薔薇乙女が よく出演している「トロイメント」で開かれる。薔薇乙女を結成し毎日の練習と 金糸雀の積極的なマネージメントで地元では少しは知れた存在になっていた 薔薇乙女達も出演の声がかかった。 演奏後リスナーの投票で勝敗が決まる。当初はギリギリの票差で勝ち上がって 来た薔薇乙女、それとは対照的に圧倒的な人気で上がってくるバンドがあった。 「ラプラス」そのメンバーにカズキはいた。 「あと2回かしら~」今回は前回のような差がなく次のステージを約束された のを確かめた金糸雀が楽屋にいるメンバーに喜び報告する。激しいドラミング で大量の汗をかいた翠星石は腰に手をやり首からタオルをブラ下げて コーヒー牛乳を飲み干しながら言う。 「あったり前ですぅ、この街で最高は私達 薔薇乙女ですよっ」 「油断は出来ないのだわ、あのラプラス。私達とは全く違うモノを持っている のだわ」真紅が少し怖い顔をしながらはしゃぐ金糸雀と雛苺を見ながら言う。 「あれ、蒼星石はどこ行ったのぉ」水銀燈はギターをケースに仕舞いながら聞く。 「飲み物を買いに行ったですぅ」とドアのほうを指差す翠星石。それは翠星石が コーヒー牛乳だけでは失われた水分は補給できないと言ったらしい。 「あっ・・」翠星石の分だけではなくメンバー分の飲料水を抱えた蒼星石は 両手から落としてしまった。ころげる午後の紅茶・・それをひろう手。 「ん? 確かお前って、薔薇乙女のベースの、そ、蒼・・」 「蒼星石です」蒼星石は午後の紅茶を持つ男を見つめながら答える。 「蒼ちゃんでイイかな?俺、ラプラスのカズキ、カズでいいよ」と笑顔で 蒼星石に午後の紅茶を手渡す。 「あ、ありがとう」少しへこんだ午後の紅茶を受け取りながら礼を言う。 カズキはポケットからマルボロを出し蒼星石に向ける。 「遅いです、ちょっと見てくるですぅ」帰りが遅い蒼星石を探しに楽屋を出る 翠星石。 「いや、いいよ。僕はタバコ吸わないんだ」タバコを断る蒼星石。 「あっ、そう。マジメなんだな」と差し出したタバコを自分の口に運び火を つけ煙を吸い込み、蒼星石の目を見つめ無邪気な笑みを浮かべながら言う。 「最終組で当たるのは俺等ラプラスと薔薇乙女かな?」 「そうなるとイイけど」と答える蒼星石。そのとき通路の曲がり角から蒼星石 を呼ぶ声がした。なにやら男の声と蒼星石の声が聞こえてきたので心配に なった翠星石が大きな声で蒼星石を呼んだのだ。 「ゴメンな、時間とらして。最終日にまた会いたいな・・」そう言いながら カズキは蒼星石に背を向け小さく「俺、けっこう薔薇乙女の音楽好きだぜ」 と言い残して去っていった。 「誰です?今出て行った人?」今しがたカズキが出て行ったドアを見つめる 蒼星石に翠星石は尋ねた。 「ん・・ラプラスのメンバーの人だよ」そう答える蒼星石。 「なんの話をしてたですか、蒼星石」少しビックリした翠星石がたずねると 「なんだか、よく解らないけど、最終日に会おうって・・・」 「それは宣戦布告なのかしら~」蒼星石から聞いた金糸雀は興奮気味に 腕をグルグルと回しながら言う。 「そんな感じじゃねかったけど」と苦笑いしながら答える蒼星石。 「でもカズも言うように最終日まで残るのが今の私達の目標なのだわ」 と真紅は側面がへこんだ午後の紅茶を見ながら言った。 それから2日後、蒼星石は学校の帰りにN’sフィールドという薔薇乙女の メンバーがよく利用する楽器屋に立ち寄った。それは1ヶ月前に水銀燈がツケ で買ったエフェクターの残りの代金を渡して欲しいと5時間目の休み時間に 水銀燈から頼まれたためである。 「マスター、これで水銀燈のツケはチャラかな?」とマスターと呼ばれる7歳 年上の男に代金を渡す蒼星石。 「うん、これでチャラだよ、約束の日までに金を用意したのは今回が 初めてだな」と笑いながらマスターは薔薇乙女ツケノートという特別な 台帳の水銀燈ツケコーナーの一部を消した。その後はいつもの音楽や バンド内での話で盛り上がっていた。 「そうか、また翠ちゃん雛ちゃんをオモチャにしてるのか、ハハハハ」 「笑い事じゃないですよ、その度に僕が・・」2人が話してると店の ドアが開く。マスターと蒼星石が視線をドアに向けるとカズキが立っていた。 「よう、蒼ちゃん、だっけ?」と蒼星石に向かって手を振るカズキ。 「えっ、蒼ちゃんカズを知ってたの?」とマスターは笑いながらカズキに イスを譲り立ち上がると「まぁ、ゆっくりしててよ」とレジにいる別の客に 向かって歩いていった。 「ここで会うとは思わなかったよ」とイスに座りながらカズキは言う。 「うん、僕も」と少し嬉しそうに答える蒼星石。 「カズキ君はよくN’sフィールドに来るの?」マスターが先ほど入れて くれたコーヒーを口にしながら質問する蒼星石。 「前はよく来てたよ」とカズキはマルボロに火をつける。 「水銀燈のツケを払いにマスターの所に行ったのだわ」蒼星石を探して いた翠星石に真紅は言った。何度電話をしても繋がらない理由がわかった。 N’sフィールドは地下にあり携帯の電波が届かない。 「しゃぁ~ねぇなぁですぅ、今晩の食事当番は蒼星石ですのにィ」と翠星石は N’sフィールドに向かうことにした。前はよく来ていたというカズキに 「ゴメン、僕はカズキ君のこと思い出せないよ」と言うとカズキは 「俺は4~5回ほど見て覚えてるよ。特に薔薇乙女のドラムの子をね」 と笑顔で答える。「えっ、翠星石」とビックリした蒼星石が尋ねると 「ん?ドラムの子って翠星石って言うんだ。俺あのこ可愛いと前から 思ってたんだよ」その言葉に何故か胸が痛くなる蒼星石。その時 「やっぱり居たですか蒼星石ぃ。オカズ買いに行くですよッ」と 翠星石が店に入ってきた。 蒼星石とカズキの2人を交互に何度も見て唐突に大声で叫び出す。 「私の妹に何のようですかッ」その声に驚きを隠せないカズキはあわてて言う。 「えっ、ちがっ、偶然。前のライブで会って少し話をして。あっ、今は 音楽の、そのロックの話ね、それをしてたんだよ」蒼星石も後に続く。 「うん、カズキ君の音楽の話を聞いてたんだ」それを聞くと翠星石は 「まぁ、蒼星石がそう言うなら間違い無いですぅ」と蒼星石の隣に座った。 「と、所で蒼ちゃんはハロウィンの守護神伝PART2でスキな曲は?」と カズキはとっさにN’Sフィールドの壁に貼られた古びたポスターを見て言った。 「蒼星石はハロウィンはあまり聴かないですぅ、でも翠星石はSAVE US が好きですヨッ」と話に入ってきた。それから1時間ほど3人で音楽の話、特に 翠星石が中心になって楽しい時間が過ぎていった。時計の針が6時に近づくと 「あっ、忘れ物ですぅ」と来た時と同じくらいの唐突さで店をでる翠星石。 「今晩のオカズは花丸ハンバーグですよっ」のセリフと共に翠星石は消えた。 蒼星石も自分が今夜のオカズ当番を思い出し帰ろうとするとカズキが呼び止めた。 「これ、俺の携帯の番号だよ。適当に電話してきてよ」とカズキも席を立ちなが ら蒼星石にメモを手渡すし最後に「聞いて欲しい話もあるんだ」と言い店を でていった。 TVからは大音響で銃声が鳴り響いている。忘れ物を取りに行った帰りに 翠星石がレンタルしたプライベートライアンだ。 「よくそんな手足が無くなる映像を見ながらハンバーグが食べられるね?」と 少しゲンナリした表情で聞く。 「プライベートライアンはリアルで最高ですぅ」と映像に釘付けになった翠星石 が花丸ハンバーグを口に運ぶ。(こんな一面カズキ君は知らないだろな)と 思うと同時に「聞いて欲しい話もあるんだ」カズキの言葉も思い出した蒼星石。 食事が終わり「戦場の汚れを落としてくるですぅ」とホフク前進で翠星石が 浴槽に向かったのを苦笑しながら見送った蒼星石はベランダに出てポケット から取り出したメモを見ながら携帯のボタンを押す。 「もしもし、カズキ君、僕、蒼星石だけど・・・」ほんの一瞬だけ間が空く。 「あっ、今日の今日に電話があるとは思わなかったよ」と驚くカズキ。 「うん、あの、今日言っていた聞いてもらいたい話ってもしかして翠星石の ことなの?」それの意味を解っている蒼星石は胸の辺りが苦しくなるが確かめ たい衝動にかられ言葉にして聞いてしまう。 「いや、それもあるけど、話って、その・・・」言葉が続かないカズキ。 電話越しに微妙な沈黙が流れた後カズキは切り出した。 「率直に言うよ。ベースの蒼ちゃん、ドラムの翠ちゃん・・できれば ラプラスに参加・・メンバーとして入って欲しいんだ」突然の言葉に返す 言葉を失う蒼星石・・・・。 電話を終えた蒼星石は翠星石の後の浴槽に入り熱めのシャワーを浴びながら 思いを巡らせた。(別のバンドからの誘い)(今までヤッてきた薔薇乙女 というバンドの足跡)カズキの所属しているラプラスは解散直前状態であり よくある音楽性の違いでベースとドラムがこの1年に1回のバンドNO1を 決めるイベントを最後に抜ける。その後釜として以前から音楽的にもビジュアル 的にも好きだった翠星石、蒼星石に声を掛けたいと思っていた。と今夜の電話で カズキから詳しく聞いたのであった。 「ねぇ、翠星石、もし僕達が薔薇乙女を辞めたらどうなるかな?」 「なぁにバカな事を言ってるですか蒼星石!そんなことは在りえないですぅ、 どうしたですか蒼星石?」と思わぬ事を言い出した蒼星石を心配そうに見つめる 翠星石・・・。 「これしか無ェですぅ、明日からロックやるですよっ」突然夜中に始まった 翠星石の発作のような思いつきから始まった薔薇乙女。いくつもの場面が ベッドで横になる蒼星石の脳裏をよぎる。真紅、雛苺、水銀燈、金糸雀、そして 翠星石・・・。 ~2000年 8月20日~ 「後1週間ねぇ、ワクワクするわぁ~」n’sフィールドで水銀燈がマーシャル のアンプをシゲシゲと眺めながら言い出す。その眺め方の後はいつも決まって 「マスター、コレ欲しいぃからツケといてェ~」と言い出す眺め方である。 「うぅ~ドキドキするの~」雛苺は真紅の横でソワソワしている。 「アレ、蒼星石はどこなの?」真紅が翠星石に聞く。 「用事があるみたいで少し遅れると言ってたですぅ」と水銀燈がマスターと ツケの相談をしてるのを横目で見ながら翠星石は答えた。 「そんな、今すぐなんて返事できないし、だいたい僕は薔薇乙女が好き なんだ。みんなが好きなんだ」携帯を手にしN’sフィールドに下りていく 階段の隅に座り話す蒼星石。受話器の向こうのカズキはこう切り出す。 「だったら賭けをしよう・・」 賭け、それは最終日にラプラスが勝てば蒼星石と翠星石、それが無理なら せめて蒼星石だけでも移籍してもらうと言うと一方的に電話は切れた。 蒼星石は戸惑いながらも店のドアを開けると水銀燈が満面の笑みで 「安く買っちゃったァ~」と小躍りしている。その横で小さく塞ぎこむ マスターがいた。それを見ながらゲラゲラと笑う翠星石。 「蒼星石も笑うですぅ。5万のアンプを5千で売る事になりやがったですぅ」 それを見て蒼星石も笑った。 ~2000年8月27日 PM8:00~ ライブハウス「トロイメント」に大勢の人々がなだれ込む。目的は今夜決定する NO1はラプラスか薔薇乙女かを見るためである。ドンドン、大勢のリスナー の足で床を踏み鳴らす音が地響きのように聞こえる。 「さぁ、ショータイムかしら~」と金糸雀がメンバーの背中を力強く押す。 「わぁぁ~」薔薇乙女がステージに出ると歓声が湧き上がると同時に始まる。 HEY Beby I know if you believe・・・ 薔薇乙女達はありったけの力をこのステージに込めた・・・そして運命の結果。 薔薇乙女がNo1になったその夜、ひとりベランダから携帯で話す 蒼星石の姿があった。 「おまえら薔薇乙女はやっぱり最高だったよ、俺らラプラスは解散が決まって たから音なんかバラバラでさァ~」カズキの言葉を聞いていた蒼星石も言う。 「ラプラスもカッコ良かったよ・・」そういう蒼星石の言葉にカズキは礼を 言いながら話を続けた。 「ありがとう蒼ちゃん、今夜でラプラスは解散だけど、まぁ見てろよ、凄い メンバーを集めて、来年は新生ラプラスが1番になってやるよ」と笑いながら 受話器に向かうカズキ。それを聞き蒼星石も肯き笑う。 「まぁ、メジャーデビューは俺のほうが早いかもよ?そうなったらまた 正式に蒼ちゃんと翠ちゃんを誘うよ・・、それまではお前等、薔薇乙女が No1だよ。胸をはれよ、この街No1のバンドとして・・それじゃまたね」 そういうとカズキの電話は切れた。その後カズキからの連絡は無くなった。 ~2006年 5月9日~ 「そんな話って始めて聞いたよ、だいたいカズ君って本当にバンドしての?」 カズキの話を冗談と信じきってる女は笑っている。不意にボリュームが大きく なる。女は少しビックリしながら聞く。 「どうしたのカズ君?」カズキは二コリと笑いながら答える。 「俺、この歌・・この曲すきなんだ」 スピーカーから薔薇乙女のファーストアルバムの曲が流れ出す。 「GO」 Lyrics 翠星石 Music 水銀燈 Arrangement 薔薇乙女 Memory 朝になったらシーツに包み 真っ白に洗おう Here we go 思い立ち走り出したあの時 見えない夢 目指して 目標は No.1 君の言葉に 勇気もらって 私達はNo.1(Yes we are No.1) 夜空に輝く星達よ 約束するよ 誰より高く 舞い上がるって 明日を指差す星座に向かって 誰より早く たどりつく 未来を指す磁石の針に 導かれて 私達は輝き出した Memory 一人の夜 降りてくる不安 キレイに消して Here we go 成功のカギ 見つけたあの時 動き出した 目的は No.1 信じてる夢 言葉にしてつぶやいた 私達はNo.1(Yes we are No.1) (MC・翠星石) ドキドキしちゃうほど目眩がする夢 消えることなんて在りえない クラクラしちゃうほど憧れるの さぁ 振り向かず 行くですよッ!! Memory 一人の夜 降りてくる不安 キレイに消して Here we go 成功のカギ 見つけたあの時 動き出した 目的は No.1 信じてる夢 言葉にしてつぶやいた 私達はNo.1(Yes we are No.1) カズキは曲にあわせてアクセルを踏み込み前を走っているバスの前に 割り込んだ。大きく揺れるバス・・・。 「きゃ~危ないのかしら~」メンバーにスケジュールを言っていた金糸雀が 叫ぶ。真紅は紅茶をこぼし、水銀燈は居眠りから目覚める、雛苺と薔薇水晶 は互いに頭をブツけて下を向き頭を抑えている。翠星石は席から立ち上がると 中指を立てて「くたばりやがれですぅ、このクソ車ぁ」と叫び出す。 蒼星石はそんな翠星石の姿をみて不意に昔を思い出した。それはある男との 会話の一部だった。 「もし俺が翠ちゃんに告白したらお姉さんはどんな反応するかな?」 「ん~、多分、くたばれ!かな?」それを聞いて大笑いするカズキ・・・。 翠星石に中指を立てられてる車はすぐにウインカーを出し曲がっていった。 それはお互い気付かないが過去と未来がほんの少しニアミスをした出来事。 カズキとローゼンメイデン、いや薔薇乙女たちの行く道が交差し、やがて それぞれの道を行き出した・・・そんな過去と未来が交差した5月の夕暮れ時 の一コマであった。 ~ローゼンメイデン前夜~ 完 コラボ作品保管庫へ
https://w.atwiki.jp/dannocomachi/pages/118.html
ローゼンメイデン 交易中央都市ターブルロンドで活躍する組織。 紳士淑女による高潔さを求める組織であり、地位がある者ほど清く正しくあれ という考えから平和主義を掲げる。見た目やイメージとは裏腹に一般市民思いであり、心穏やかな人が集まっている。イメージカラーはローズレッド、タキシードやドレス姿が正装。赤いバラの花に白,灰色のツタが絡む紋章を掲げている。 理念は「高潔」
https://w.atwiki.jp/animeoped/pages/127.html
ローゼンメイデン トロイメント ろーぜんめいでん とろいめんと 原作:PEACH-PIT シリーズ監修・キャラクター原案:PEACH-PIT 監督:松尾衡 シリーズ構成:花田十輝 キャラクターデザイン・総作画監督:石井久美 音楽プロデューサー:井上俊次 アニメーション制作:ノーマッド オープニング テーマ曲:「聖少女領域」作詞:宝野アリカ 作曲・編曲:片倉三起也 歌:ALI PROJECT エンディング テーマ曲:「光の螺旋律」作詞:霜月はるか 作曲・編曲:myu 歌:kukui TVアニメ「ローゼンメイデン・トロイメント」 オリジナルサウンドトラック 聖少女領域 (TVアニメ「ローゼンメイデン・トロイメント」オープニング主題歌) 光の螺旋律 (TVアニメ「ローゼンメイデン・トロイメント」エンディング主題歌) 2005年 作品名:ろ
https://w.atwiki.jp/rozenrock/pages/1057.html
Story ID WjqgtE8V0 氏(254th take) 「人気ロックバンド、ローゼンメイデンの翠星石さんがお菓子作りの レシピを集めた本を出版されました。ではインタビューをどうぞ」 ――今回、このレシピを出版しようとしたのはどうしてですか? ――翠星石が作るお菓子が世界一ということを知ってほしかったからですぅ 「人気ロックバンド、ローゼンメイデンの水銀燈さんが乳酸菌飲料のCM に出演されました、では本人のインタビューをどうぞ」 ――ネコ耳やしっぽを付けて愛くるしく笑っていますね、いつもの水銀燈 さんのイメージじゃないですけど、ネコ耳などの抵抗はありましたか? ――乳酸菌のためならどんなことでもするわぁ~、抵抗なんてあるわけない じゃない、バッカじゃないのぉ~? 「人気ロックバンド、ローゼンメイデンの金糸雀さんが本を出すことに なりました、ではインタビューをどうぞ」 ――この本のタイトル「狙われている」とありますが、どういう本ですか? ――狙われているのは人類かしら~、もちろん狙っているのは宇宙人かしら~、そもそもUFOは1947年6月24日に起きた…ちょっとカナの話を聞いてるかしらぁぁ~~ 「人気ロックバンド、ローゼンメイデンの雛苺さんが警察から表彰され ました、ではインタビューをどうぞ」 ――今回の表彰はある行方不明者を見つけたそうですが? ――ヒナは死体を見つけて通報しただけなの~ ――でも今回の通報で雛苺さんが見つけた死体は18体目ですよね? ――そうなの~、18体目なの~20体まで後2つなの~キャッキャッ 短編SS保管庫へ
https://w.atwiki.jp/3kshiki/pages/106.html
ローゼンメイデンアニメ公式/Wikipedia 話数:全13話 放送時期:2013年7月~9月 ■劇伴音楽 光宗信吉 ■主題歌オープニング主題歌 「私の薔薇を喰みなさい」ALI PROJECT 作詞:宝野アリカ 作曲・編曲:片倉三起也エンディング主題歌 「Alternative」Annabel 作詞:Annabel 作曲・編曲:myu挿入歌
https://w.atwiki.jp/teltel55/pages/72.html
ローゼンメイデン ●5点 魅力的な部分は原作から、アニメスタッフのオリジナル部分がかなり出来が悪い。(別に、双子の設定とかじゃない) 画作りも静止画では映えるものの、凡庸なコンテとなぜか平坦なカットが多いので、テンポが悪く、コメディ部分が活きない。動画も粗い。 未完の原作を補完して一応の決着をつけたのは評価するが、テーマと著しく矛盾する展開であり、次回作でどうやら強引にフォローしている様子。 スタッフにも衣装や設定の不確定という弁護すべき要素があったにせよ、キーポイントになるエピソードや台詞が単調に配置してるだけというのはちょっと…構成の力量不足か? アニメ部分の長所としては、光宗信吉の音楽と、真紅役の沢城みゆきの演技。どちらも、作品を彩る重要なポイントになっている。 キャラクターは魅力的。というか…正直キャラ萌えなきゃやってられねぇw 原作がドマイナー作品じゃなきゃ、ここまで持ち上げられることもなかっただろう。 (なお、このレビューはアニメ⇒原作順に見て書いてます。アニメ見てて「…?」な部分が目立ったので、ちょっと文句が多いです) ●1点 登校拒否で引きこもりだけど普通に暮らしていた主人公と異能の力を持った人形のボーイミーツドールモノ。 非日常の戦いに巻き込まれながらも、ツンデレな人形と当て馬的なクラスメイトとの三角関係等の 温い日常も同時進行していくといったどこかで見たようなストーリー。 よくある少年漫画に比べて主人公がほとんどパワーアップせずに戦力未満の実質ヒロイン扱いなのが新鮮かも。 いわゆる典型的な糞アニメ。 ●5点 原作のテーマは「コミュニケーション」であり、「学校に行けよヒキコモリ」の一言で済む話を、ダラダラと長引かせているのは、商売という要因だけではない。 この母性原理社会における成長という面倒な内容を、13話でできるわけもなく、アニメでは「萌え」を前面に押し出したのは正解だろう。 ただし、原作のテーマの代わりをどうするか?という点で不備があり、強引に物語を終らせた印象が残る。 やたらとキャラの「主張」を増やしたせいで、説教されるような気分になった。種ガンダム同様、主張にシンパシーが感じられる人なら楽しめるかと。 ストーリーは原作の内容を強引にシャッフルし、水銀燈をラスボスにすることで、一応の形にはなっている。 だが、あまり上出来とは言えない原作の導入部をさらに下回る1話など、構成の力量には疑問が隠せない。 また、最終回の原作1部のエピソードにしても、あのジュンの成長は、「現実意的には何も解決していない」のだが… ――こういう破綻を、なんとか誤魔化して逃げ切ってはいる。しかし、よほど上手くやらない限り、続編は絶対に… 線を太くとったドールのキャラデザはよくできていて(反面、人間キャラはみんな絵が死んでる) 光宗氏の音楽は雰囲気があって素晴らしい。 しかし、作画は全体的に低調。コンテや演出にもメリハリが欲しかった。声優陣も巧い下手がはっきりしている。 ビジネス的には成功したようですけど、これは どマイナー原作を発掘し、アニメ化の英断を下したプロデューサー 萌え要素を高めたスタッフ。それに需要があった ↑この2点ですかねえ… ●6点 ある出来事を境に引き篭もりになってしまった少年、淳が突如現れたゴスロリ人形達や 姉との触れ合いで成長して行く話。 真紅、翠星石など人形達のキャラは魅力的で、アンティーク人形サイズで動く 光景は新鮮な気分で見ることができた。萌えアニメとしては上質な部類かと。 ただ、戦闘やシリアスパートがかなり微妙に思えた。いっそ全編ドタバタギャグ展開にするか、 シリアス部分をしっかりやれれば高得点も有り得た作品。 客観的に採点すると5点ぐらいなのだが、こういう萌えアニメは個人的に新鮮だったのに+1。 ●4点 突然美少女が舞い込んでなんやかや、本筋のストーリーと息抜きのドタバタで展開する、典型的なもの。 ギャグ回は楽しく見れたが、本筋はどうかと思うレベルだった。 ひきこもりの主人公の立ち直りと、人形たちの宿命を主軸にしていて、そのどちらも薄っぺらい。 主人公が引きこもっている原因こそ説明されるが、現状に至る心の動きは描かれないのでどうにも印象が薄い。 もちろん一聴して納得できるほどの原因ならそれでいいが、そうではないので説得力に欠ける。 (彼のような境遇の人間など世の中いくらでもいるだろう) その主人公が姉の説得で立ち直る場面も、なんともご都合主義的。 そこに着地するまでの二人の感情のプロセスを蔑ろにしているので深みがない。 ご都合主義的といえば、人形たちに定められたアリスゲーム(バトルロイヤルみたいなもの)。 これに目を向けているのが、主人公機の真紅と、唯一の敵キャラ水銀燈のみ。 他の人形たちは馴れ合ってるだけで、しかも真紅は彼女たちを倒す必要がないようだ(契約がなんたらっつったっけ)。 なので物語の鍵になるのは水銀燈ただ一人なわけだが、彼女がすることといえばふらっと現れてはちょっかいを出し、 なんだかんだで目的を果たしたり果たせなかったりして退散の繰り返し。 彼女の持つ悲しさは最後の最後にほんのちょっと描かれるだけだし、そもそもの動機であるアリスゲームに重みがないし、 バトルも迫力なく単調で、一向に話は盛り上がらない。 唯一褒めたいのは、多面性を見せた真紅のキャラクター。 逆に言うと他のキャラは人間も人形も一絡げに、個性のないお人形さんのようだった。 ●3点 呪いグッズを通販で集めることが趣味で、特技が裁縫の引きこもりが お人形のために外に出て行く話。 5話だけは面白かった。 ●7点 通販が趣味のひきこもり主人公ジュンの下に ローゼンメイデンと呼ばれるアンティークドールが届いた日から 否応無しにドール達の戦いに巻き込まれていく日常を描くゴシックファンタジー。 ゴシックと銘打っただけあってOPEDのゴスっぽい雰囲気は良いが騙されてはいけない。 内容は明るく健全で前向き。たまに説教臭い。 さまざまな能力を持つドール同士が夢の中のメルヘンな世界で戦ったりする。 わがままだったり高飛車だったりするが実は寂しがり屋で意地っ張り…みたいに ドール達は実に細かく丁寧に演出されていてカワイイ。 作画は大きな乱れもなく安心して見られる。音楽もマッチしていて良い。 原作が未完な上にワンクールだった為か 話のテーマがぼやけてうやむやになってしまった点が残念。 ●7点 1~3話まで見て駄作と判断したけれど、 最後まで見るとおもしろかったのか?と思える作品。 お人形の服装はゴスロリで、全話手抜きをせずにしっかり かかれていて良かった。ただ、人形の顔はいまいちな作画も かなり多かったとおもう。話はくだらないが、自分が本来 興味の無いタイプのキャラに萌えられる作品ではある。 ●9点 最終話の真紅の表情、台詞がヤバイ 少しベタな展開だったので-1