約 2,925,490 件
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/2281.html
585 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/16(土) 23 06 36 ID ??? 空気を読まずに・・・『ミン中尉の初恋?』 『セルゲイ精肉店』にて ミン中尉「ロラン君、いらっしゃい!」 ロラン「ミンさん、最近いい事があったんですか?」 ミン中尉「そう見える?最近、綺麗な女性(ひと)とよく会うんだよねー」 ロラン「もしかして、付き合ってるんですか?」 ミン中尉「いや、まだだけどさ・・・」 (以下回想) 死神「こんにちは・・・」 ミン中尉「こんにちは、よくお会いしますね」 死神「私には見えるわ・・・貴方がじりじりと炎の中で(残虐な表現が含まれるので省略)」 ミン中尉「今日もお話ができた・・・」(////) (回想終了) ミン中尉「ついに自分にも恋の花が咲いたのかなー♪」 セルゲイ「今までミン中尉に頼りすぎた私の責任だ・・・」 ソーマ「私がしっかりしていれば、ミン中尉はあんな事に・・・」(涙) ロラン「気になさないでその女性知ってますよ・・・ハァ(ついに外に出たのか)」 590 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/16(土) 23 15 34 ID ??? 585 ハレルヤ「さあアレルヤー!今日も肉買いに行くかあぁぁ! てめえはマリーだけ見てりゃいいからよぉぉぉ!」 アレルヤ(ハレルヤ…肉の買い出しにキュリオスは…何か嫌な予感がするよ…)
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8562.html
780通常の名無しさんの3倍2018/05/17(木) 21 10 19.41ID A0vDBH6b0 ロラン「ターンエーターン、ターンエーターン、ターンエー……」(;_;) アル「なんかロラン兄ちゃんが泣きながら歌いながら家事してるんだけど」 アムロ「仕方ないさ。今夜はいいだろ」 シーブック「明日の朝食のパン準備したほういいかな?」 セレーネ「いいと思うよ。ギムも流石に明日は来れないと思うし」 781通常の名無しさんの3倍2018/05/17(木) 22 25 31.67ID HiUV6PrM0 782 グエン「ローラァァァ!((((ノД`) 」 アル「あれは?」 アムロ「普段どおり撃墜しよう、あれは」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ ガンダム家 グエン・サード・ラインフォード ロラン・セアック
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8064.html
722 三日月レジェンド2016/04/08(金) 19 11 32.39 ID ppT0V6DS0 ロラン「アムロ兄さん大変です!つ、通帳の金額が・・・」 アムロ「また減ったのか・・・今回は何が原因だ?ジュドー達がまたなにかやらかしたのか?それとも・・・」 ロラン「違いますよ!逆です逆!!そ、そのコレ見て下さい。桁がおかしい金額が振り込まれてて・・・」 アムロ「ブッ!!!?」 (別々の振込先からそれぞれ2500万、4200万、1200万入金済み) ロラン「な、何かの間違いかと思ったんですが、銀行の人に聞いても間違いないらしくて」 アムロ「振込先も心当たりが無い・・・火星美術館?ロゴス企画??ティターンズ商事????」 三日月「それ、俺が家の口座に振り込むように言っておいたやつだがら好きに使っていいよ」 アムロロラン「ふぁッッ!!!???」 三日月「それじゃ俺、今からオルガ達とちょっとやることあるから・・・」 ~~~~ アムロ「・・・・という訳で後をつけてきたが」 ロラン「病院に入っていきましたよ?ミカに病院とか・・・その、関連性が」 アムロ「しっ・・・俺たちも行くぞ・・・」 三日月「・・・・・・」 オルガ「別に良いんだぜ?俺たちもあんたらが話に乗らないって言うならこのネタを週刊誌あたりに売るだけさ」 三日月「・・・・」 ブルコスモブ「す、好きにすればいい!お前たちのような野蛮な輩の言い分など通るわけが」 三日月「・・・・」(銃口突きつけ) ブルコスモブ「はひぃ・・・・!!?」 オルガ「俺たちが野蛮?笑わせるな。銃を使って人をやんのと健康な患者のカルテもまともに書かずによくわからねぇ薬投与して入院費せしめて最後にはお陀仏させんの、どっちが野蛮なんだか」 ブルコスモブ「い、いくらだ!!いくら払えばいいんだ!!!」 三日月「金は毎月300万・・・そして俺たちの作った清掃会社をお前達の系列の病院すべてに入れろ」 ブルコスモブ「そ、そんな・・・・」 オルガ「選択肢は・・・あるわけないよな?で、答えは?」 三日月「・・・・」(撃鉄引き上げ) ブルコスモブ「い!!イエス!!イエスイエスイエエエエッス!!!」 オルガ「話が早くて助かる。それじゃ、後日清掃会社の責任者が来るから、頼むぜ?院長さん?」 三日月「・・・・これ、モデルガン」 ブルコスモブ「・・・・・・・ぁ、ぁぁぁ・・・・」 アムロ「・・・・・・・・・・・・」 ロラン「み、見なかったことにしましょうか・・・・」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/250.html
兄弟宅、朝。玄関にて、 アムロ「それじゃ、出張の間。家の事は頼むぞ、シロー」 シロー「任せとけって(次男の役目、果たしてみせるさ)」 アムロ家を出る。 それから10分後、 ロラン「本当に僕。修学旅行に行っていいんですか?兄さん達もアルも居るのに……」 コウ「大丈夫だよ!心配しないで行っておいでよ」 ロラン「けど……、色々心配ですし……、僕、やっぱり残りますよ」 ドモン「修学旅行を楽しみにしてたんだろ?いいから、行って来い! 数日間、俺達だけでもどうとにでもなる。ほら」 ロラン「そ、そうですか……、なら……」 玄関前で、シーブック。大きなバックを持ちながら「ロラン!早くしろよ!!」 ロラン「は、はい!行きますよ!!……、じゃ、家の方、宜しく頼みますね。 あ、あとソロソロ集金も来るかもしれないんで……」 ドモン「分った。分った。いいから早くいけ!」 外から玄関を開け、ジュドー「ロラン兄さん早くいこうぜ!」とロランの腕を掴み ロラン「わ、わぁ~~。それじゃ、行ってきますぅ~」ジュドーに引き摺られて家を出る。 コウ「やっと行ったね」 ドモン「ああ、アイツも心配性過ぎる。俺らも子供じゃないのになぁ……」玄関に立つ二人、 シロー「俺もそろそろ出る。今日は早めに帰るからな。皆が居ない分、お前等もシッカリ頼むぞ」 コウ「分ってるよ(僕は大丈夫だけど、ドモン兄さん心配だよね  ̄ー ̄)ニヤ )」 ドモン「任せておけ!(俺と違い、コウは心配だがな  ̄ー ̄)ニヤ )」出かけるシローを見送る。 アムロは会社の長期出張、 カミーユ、シーブック、キラ、ヒイロ、ガロード、ジュドー、ウッソ等は修学旅行へ、 (前スレpart5の修学旅行、修学旅行宴会ネタを参照) 家の留守はシロー、ドモン、コウ、アルが守る事に、 こうして、今日から少しの間、『シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番』が始まります。 219 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 2 投稿日: 03/01/24 10 03 ID ??? 兄弟宅、夕方、 アル「ただいま~~~!!」 ドモン「おう、帰ったか」 アル「あれ?……(少し違和感を憶え)あ、そっか!、今日から皆、修学旅行で居ないんだよね」 ドモン「そうだ。だから俺が家に居る」居間に寝転び、TVを見て、尻を掻きながら、 アル「え~~~~っ、ドモン兄ちゃんは何時も居るじゃん!」 ドモン「な、何だとぉ……(子供の癖に痛い処を突いて来る。試合以外はトレーニングと言っても 一日数時間だからな。案外俺が暇しているのをアルに見破られていたとは)」 一瞬にして居間に緊張感が走る(ドモンが一方的に焦っていただけ) 暫くして、コウとシローが帰宅。 コウ「ただいま~~~っ。あ、(居間のドモンとアルを見て)アル、帰ってたのか。 (鞄を居間に置き)……さぁ、シロー兄さん。これからどうするの?」 シロー「よし、いいか(他の三人を見回し)俺とコウはこれから買い物に行く。 ドモン、お前は残って風呂を沸かせ、ついでに炊飯器で飯炊きも頼む」 ドモン「分った」 アル「僕も買い物に連れていってよぉ」シローに縋りつく、 シロー「分ったよ。但し、お菓子は買わないぞ」 アル「うん!分ってる!」 コウ(シロー兄さんは口だけで、アルには甘いからな……。アルもアルで甘えるタイミングを心得てやがる) シロー、コウ、アルの三人は近所のスーパー。カミオンへ、夕食の為の買出しへ出かけた。 220 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 3 投稿日: 03/01/24 10 04 ID ??? スーパー。カミオン店内、 このスーパーは契約農家から直接買い付けた有機栽培野菜を販売しているのが特色。 ウッソの所属する学園の園芸部リガミティアも、社会実習の一環として、 部室の温室で育てたハウス栽培の果物を偶に、卸す事もあり、ウッソとは顔見知りの仲。 良質の野菜を安く買えるのと、ウッソとの繋がりもあり、ロランはこの店のお徳さんだった。 オリファー店長「イラッシャイませ~~。アレ?(以外な顔)今日はロラン君じゃないの」 シロー「ええ、そうなんです。チビ共はコイツ以外(アルの頭を上から軽く押し込んで)修学旅行に出てて」 オリファー店長「そうですか。修学旅行ねぇ。ロラン君もやっぱり学生なんだなぁ…」 シロー「え?」 オリファー店長「いやぁ~~。何時も関心してたんですよ。彼の事は。独りで頑張ってる。 まるであの家のお母さんみたいだってね。本当に出来過ぎた子だなぁと思っていたんですよ」 シロー「ええ、そうですね。だから、この際、良い機会だから羽根を伸ばして欲しいと思ってます」 雑談している二人を尻目に、コウは独り、お菓子コーナーへ コウ(最近の食玩のオマケはオマケの範疇を超えてるよなぁ……。おお、これなんか、凄い造形! 昔の貧相さが懐かしく思える位に、最近の食玩の進化は凄いなぁ) 棚に置いてる食玩を見てると、 シロー「コウ!何処に居る?手伝えよ!」 コウ「あ、やばぁ!」渋々、シローの元へ、 カートを押し、店内を回る。コウとシロー シロー「と……、そういえば、献立決めてなかったなぁ……。何を買ったらいいやら」 コウ「人参が入ってなきゃ何でもいいよ」 シロー「コウ。お前なぁー……。(暫く考え)よし!取り敢えず、人参は買うぞ!」人参の袋を一掴み、カートに入れる コウ「え?Σ(゚д゚;」 シロー「好き嫌いは許さん。お前もそろそろ人参嫌いから卒業しろよ。アルだって食べられるんだぞ」 コウ「に、兄さん、酷いよ……何も今日じゃなくても……」 シロー「いいや!今日は人参をタラフク使う料理に決めた!」 コウ「……。(´・ω・`) (シロー兄さん、兄弟の中でも特に俺には兄貴風吹かすんだよなぁ……)」 221 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 4 投稿日: 03/01/24 10 05 ID ??? 兄弟宅、風呂場にて、 ドモン「ええと……、このまま、水を出し、風呂釜のスイッチを入れるんだよな……」 風呂釜の掃除を終え、水を注いでる。 (風呂釜掃除がこれ程大変だったとは……、ウチは13人兄弟だからな。 毎日洗っているロランは、さぞ大変だろう……こうやって自分でやってみると有難味が分る) ドモン「良し!次は飯炊きだ」 台所、 ドモン「そういえば、俺、飯を炊いた事ないんだよな……、さて、どうする……」 (修行中、野宿はするが、飯盒炊飯などの洒落た事はやった事が無いのだった) 台所の棚を探すと【毎日のおかず100選】との料理本があり、ページを捲ってみるも。 基本的な料理の方法、炊飯器でのご飯の炊き方等は載っておらず……。 ドモン「………。こうなったら、イチかバチか!己の感性の赴くまま、実行するのみ! (米びつから米を取り出し)くっ……。量が分らん!!4人分ってどの位だ? (暫し迷い)まあ、適当でいいだろ。(炊飯釜に適当な量の米を入れ) これで水を張るんだよな(炊飯釜に水を注ぐ)うん?水が濁る……。これでいいのか? (ハッ!と手を打ち)あ、そういえば米は炊く前に洗うんだった!(昼の料理番組で見た、欠片の知識) ふふ……っ。危うく失敗する処だった」一々緊張しながら台所に立つドモン 222 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 5 投稿日: 03/01/24 10 05 ID ??? スーパー。カミオン店内、 アルはお菓子コーナーの棚から持ってきたお菓子を抱え、店内に居るシローとコウを探す。 アル「どこに行ったんだろう?」 クリス「あら!アルじゃない!」店内でカートを押してるクリス。会社帰りに寄ったらしい。 クリス「どうしたの?今日は」 アル「(略)…で、僕は兄さん達と買い物に来たんだ」 クリス「ふぅ~~ん。大変ね。お家のお手伝い、ご苦労様」 アル「う~うん。平気だよ!(鼻息を粗く)」 クリス「まぁ、頼もしいのね(微笑)」 店内のシローとコウ、生鮮食肉コーナー、ガラスケースの前、 シロー「あとは肉でも買うか……」 コウ「兄さん、やっぱり人参は辞めようよ」 シロー「う~~ん、豚と牛。どっちがいいものやら」 コウ「兄貴ってば!」 シロー「牛は又、危ないとかニュースで聞くし、豚かな?……ねぇ、その豚バラ肉くれない?」 ストライカー(食肉コーナー店員)「ハイ!如何程包みましょう?」 シロー「そうだね。4人だから……1kgもあれば十分かな?」 ストライカー「へぇ、そんなに?、何、作るんです?」 シロー「豚バラ肉と人参の煮込み(←どんな料理だよ!)みたいなモノをね。作ろうと思ってる」 ストライカー「じゃ、4人だし、800gでも十分過ぎる程ですよ」 シロー「そうなんだ……。コッチは弟任せで馴れてないからなぁ。じゃ、ソレでいいや」 ストライカー「毎度!今、包みますね」 コウ「……。(´・ω・`) (シロー兄さん、無視ですか……あくまで人参を入れるのね)」 223 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 6 投稿日: 03/01/24 10 06 ID ??? コウ「アル。何処に行った?(店内を見回し)アルーーー!!、あ!……」 アル「あ!、コウ兄ちゃん、クリスも来てたんだよ」アルとクリスがこちらに来る クリス「こんばんわ、コウ君。アルから聞いたわ。お留守番……、大変よね。ロラン君が居ないと」 コウ、顔を赤らめて「い、いやぁ……、そんな事ないですよ(何時見ても綺麗な人だな。こっちが緊張する) 僕とシロー兄さん、ドモン兄さんも残ってますしね。なんとかなりますよ」 アル「僕も居るよ!」 コウ「お前は唯、買い物に付いて来ただけだろうが」 アル「そんな事ないよ!僕だって役に立つよ!」 コウ「ああ、分ったよ、あの、クリスさん、今日は……」と、アルを手で押しのけ、クリスと会話を続ける。 アル「(子供扱いされ、イラつき)僕だって頑張ってるんだぞ!」 無視された腹いせにコウのスネを蹴り上げ、逃げるアル。 コウ「くぅ………、痛えぇえええ。畜生」その場に屈みこむ クリス「あの……、大丈夫?」 コウ「(涙目)だ、大丈夫です……。くそぅ、アルめ……」 クリス「兄弟で仲が良いのね(微笑)」 コウ「そんな事!今だって見たでしょ……、痛てぇ…。 アルは他の兄弟の前だと猫被るくせに、僕の前だと全然可愛くないんですよ。僕、アイツに嫌われてるみたいで」 クリス「そんな事ないと思うわ。アルはコウ君に認めて貰いたかった、コウ君が好きなのよ」 コウ「……そうですか?」 クリス「そうよ。何か……、私がお邪魔しちゃった感じがするな、御免なさいね」 コウ「そんな事(レジの方を見て)あ、シロー兄さんがレジに!すいません。行かないと!それじゃ」脚を引き摺りながら去る クリス「焼けるなぁ……、兄弟かぁ(呟くように)一人じゃ……生きていけないものね…」 224 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 7 投稿日: 03/01/24 10 07 ID ??? スーパー。カミオン店内、レジにて、 シロー「お、コウ。お前、何処に行ったんだよ」 コウ「御免……。兄さん(シローの隣にいるアルを睨む)」 シロー「あ、丁度良かった。このまま列に並んでてくれ。すぐ戻る」 コウ「あ、ハイって……、僕お金持ってないよ!」 シロー「すぐだからさ!」食品棚の方へ走るシロー、 レジの列に並んで待つ、コウとアル。二人共無言。 コウ(さっきのマッケンジーさん。アルが俺の事、好きだっていったよな……。アレ、どういう意味だ? しかし、痛い…。畜生。アルめ、本気で蹴りやがった。モンシア先輩のタックル並だぜ) アル「(コウを見上げて)サッキは………。御免ね」 コウ(なんだ?コイツから謝ってくるのは珍しいな………) アル「痛かった?」 コウ「ああ。(何か気味悪いな)けど、俺はラグビーやってるんだぜ。これ位は全然、平気さ」 アル「なんだぁー、心配して損しちゃったよ」 前の客がレジ会計を終え、 ネス(レジ係店員)「次のお客様。どうぞ」 コウ「あ、ハイ!」 シロー駆けつけて来る「ハァハァ、ご免。待たせた」買い物籠にカレー粉を入れて、 ネス、レジ打ち「(略)…一点、ガンダムラムネ一点、…(略)…」 シロー「お前(コウを見て)又、オマケ付きの菓子を(ガンダムラムネ、食玩)……」 コウ「ち、違うよぉ!僕は入れてないよ!」 アル「それ、僕が入れたんだ」 シロー「なんだ?アルだったのか、しょうがないなぁ……。今日だけだぞ」 コウ(シロー兄さん、毎回同じ事言って、甘いなぁ……) ネス「合計で\3487になります。」 コウは知らなかった。 先程の罪滅ぼしに、と。アルがコウの好きそうな食玩をコッソリと買い物籠へ入れた事を 225 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 7(番外) 投稿日: 03/01/24 10 08 ID ??? スーパー。カミオン入り口前、ガチャポンブースにて、 (コウの密かな趣味?としてガンプラ集めの他、食玩集め、 ガチャポンHGシリーズのコンプリートが在る。と、しときます、このネタ内では) なので、ガチャポンが目につくと必ずコインを入れる習性があるコウは 買い物帰りに寄るのでした。 ガチャポンケースを開けつつ、 コウ「このVGシリーズは新入荷なんだよね。と、さてさて……(中身を見て) をを!Vガンダムだ!!良かったぁ~『コンティオみたいなダサイ』の、じゃなくて、ガンダムが出て」 クロノクル「オイ!そこのお前!それを(Vガンダム)気軽に ガンダムなどと言うな!ヴィクトリータイプと呼べ!!」 と、一言と言うとその場から去る。 コウ「(;゚Д゚) ハァ? 」 (何?このマスク男?……、ディープなマニアは怖いなぁ。着いて行けないや……) 226 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 8 投稿日: 03/01/24 10 08 ID ??? 兄弟宅、 シロー、コウ、アル「ただいまぁ~」 ドモン「おう!待ってたぞ」 シロー「ドモン、風呂と飯はどうか?」 ドモン「完璧だ!」 シロー「よし、アルは先に風呂に入れ。食事は俺が作る!」 台所、 ドモン「兄貴、何を作るんだ?」 シロー「最初は【豚バラ肉と人参の煮込み】を作ろうと思ったんだが、 それじゃ、どんな味になるかワカランし、 丁度、玉葱とじゃが芋も家に余ってる、カレーを作るつもりだ。 レジに並んでる時に閃いて、カレー粉も買ってきた」 ドモン「カレーなら失敗は少ないだろうな」 シロー「ああ、但し、俺の特製!人参山盛りカレーだ!なぁ!コウ!!」 コウ「……。(´・ω・`) (シロー兄さん、無理に人参を増やさなくてもいいんですが)」 風呂場の方から アル「わぁぁああああ!!」 兄貴三人「どうした?」 アル、真っ裸で居間まで来る「お風呂、冷たかったよ!」 シロー「ドモン!お前!風呂沸かしたんだろ?」 ドモン「そうだ!!俺はちゃんと水を入れて……(ハァ!?もしや……)」 227 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 9 投稿日: 03/01/24 10 09 ID ??? コウ、風呂場に行き「風呂釜のスイッチが入ってないよ!ドモン兄さん」 シロー「ドモン~~~っ、(呆れた顔付きで)お前は風呂もマトモに入れらないのか? キングオブハートが聞いて呆れるぞ」 ドモン「……そ、そんな馬鹿なぁぁぁぁぁああああああ!!!」 確かに風呂釜のスイッチは入っていなかった…。 ドモンは風呂の用意をしながら、次に行う飯炊きの事を考えていた為、為、 すっかり、スイッチを入れる事を忘れていたのだ。 普段し慣れない事とは言え、凡ミスである。 ドモン「そんな……、俺が……、こんな凡ミスをするとは……未だ未だ修行不足と言う事か」その場で平伏す、 シロー「まぁ、いいさ……( #・∀・) 風呂が沸くまでは、先に飯にすればいい。コウは野菜の皮剥きを手伝ってくれ」 アル「僕もやる!」 コウ「いいから、お前は早く服着ろよ!何時までも裸だと風邪引くぞ」 シロー「今日は普段発揮出来ない、俺のオーバスキル!出させて貰う!!(密かに料理好き、上手くは無いが)」 コウ(シロー兄さん、目が燃えてる……。これで人参さえ入ってなかったらどれだけいいか……) 228 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 10 投稿日: 03/01/24 10 10 ID ??? 一時間経過…、 豚肉、玉葱、じゃが芋、特に人参が山盛りに入ったカレーが完成。 シロー「出来たぞ!(ロランのに比べると数段落ちるが、まぁギリギリ合格点かな)」 アル「やっとだよ!僕、お腹ペコペコ」 コウ「……お腹は減ってるけど(´・∀・`)(…やっぱり、人参山盛りですか)」 ドモン「……。(´・ω・`) 」先程の風呂釜の件を気にしてるらしく沈み気味。 シロー「(ドモンの沈み振りを見て)ドモン。お前は何時までもクヨクヨすんな。 ホラ、飯でも食って元気だせよ!……そうそう。飯はお前が炊いたんだよな。 お、ちゃんと炊けてるじゃないか!!」 ドモン「……ああ」 シロー「見ろよ!ドモンが炊いた白いふっくらしたご飯。綺麗に泡立って……って、え!! ……臭いも………ん!?、なんだ……、こりゃ!!」電気釜を開けて中のご飯の異変に驚く。 アル「変な臭いがするよ。このご飯………、うぇぇええええっ」 コウ「飯が泡立ってる……。しかも普通と違う妙な照りも入ってるし」 シロー「ドモン!?これはどうやって炊いた?」 ドモン「……可笑しいな、ちゃんと洗ったのに……、未だ洗い足りなかったのか?」 シロー「ドモン、洗った……、って……」 ドモン「あそこにある奴で(流しを指して)丁寧に洗ったつもりだが……」 コウ「って、兄さん、ママレモンで米を洗ったのを!?」 ドモン「……ああ、そうだ。いけなかったか?」 シロー「アホかぁああああ!!!、何処の世界に、洗剤入れて米洗う馬鹿が居るんだよぉぉおおお!!!」 ドモン「………………。(し、知らなかった)....(;´Д`)」再び、平伏す、 プルプルプルプル~♪プルプルプルプル~♪。電話が鳴る。 229 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 11 投稿日: 03/01/24 10 10 ID ??? プルプルプルプル~♪ガチャ。 シロー「ハイ。もしもし……。を!ロランか!!」 ロラン、修学旅行先のホテルロビーの公衆電話から「シロー兄さん、どうも」 シロー「そっちは楽しくやってるのか?」 ロラン「ハ、ハイ。色々と、面白いですよ(宴会を抜けて電話してるなんて、言えないもんなぁ)」 シロー「そうか、十分、楽しんで来いよ」 ロラン「そっちはどうです?キチンとご飯食べてます?アルは歯を磨きました?」 シロー「うっ!(少し言葉に詰り)まぁ…、その…、イラン心配はするな。 これから飯を食う処だ。忙しいんでな。それじゃ」ガチャ。受話器を切った。 ツーツーツー……。ツーツーツー……。 修学旅行先ホテル、ロビーにて、 ロラン「わぁ、イキナリ切るなんて……、シロー兄さん。幾ら、長距離電話だからって もう少し話したかったなぁ……。本当に家の方、大丈夫なんだろうか?」 受話器を置きながら暫し、家の事を心配してしまうロラン。 ソシエ、ロビーのロランを見つけ「こら!馬鹿ロラン!!途中で抜け出すとは何事よ!」 ロラン「あ、ソシエお嬢さん!」 ソシエ「アンタはウチの使用人なんだから、宴会も同席して、付き合うものでしょうが!」(顔赤い。酔ってる) ロラン「あわわ……(先生達に見つかるとヤバイや)そ、そうですよね。 ハイ…、さ、ソシエお嬢さん。お部屋に戻りましょ」ソシエを引っ張り、 ソシエ「大体ねぇ!使用人の癖に主人を放って、何処へ電話してんのよ!」 ロラン「い、家ですよぉ~~。もう、こんなに酔っちゃて……」 酔って益々、虎になるソシエにクダを巻かれる、修学旅行先での宴会最中のロランだったのです。 230 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 12 投稿日: 03/01/24 10 11 ID ??? 兄弟宅、 コウ「シロー兄さん、今の電話、誰?」 シロー「ロランからだ。あいつも心配性だな……。全く」 コウ「今日の事、話したの?」 シロー「話しても心配させるだけだろ(ちゃぶ台でカレーをよそり)だから、何も言わなかった。 さぁ、お前等も食べろ。飯は無いがな……」 アル「ドモン兄ちゃん、倒れ込んでるよ」 シロー「無視しとけ、暫くすれば元通りになるさ……(カレーだけ盛付て、アルに渡す)さぁ、食えよ」 居間で、黙々と食べる三人とその横で倒れ込んでるドモン。 シロー「どうだ?ロランみたいにはいかないが、中々、イケるだろ? 昔、警察宿舎で鍛えた腕だぞ(やや、自信ありげ)」 アル「う~~~~ん……。給食の人工蛋白よりはマシかな?美味しいよ」 シロー「こいつ!コウはどうだ?」 コウ「お、美味しいよ(人参以外はね。シロー兄さん)」 シロー「そうだろ。そうだろ。コウ。お前、もう少し人参足すか?」 コウ「え!?いいよ!!兄さん。もうイラナイよぉぉ!」 玄関から「ご免下さぁ~~い」 シロー「お、誰か来たみたいだ」 コウ「そうだね(助かった。これ以上人参を増やされたら堪んないよぉ)」 231 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 13 投稿日: 03/01/24 10 12 ID ??? シロー「どなたですか?」玄関を開けて、 クリス「マッケンジーです。こんばんわ……、今日はロラン君が居ないと聞いて、 少しお節介かな?とも思ったんですけど。これを(籠を手に)持ってきました。 夕ご飯食べちゃってたら、朝ご飯にでも……、如何です?レンジでチンすればいいだけですから」 シロー「ああ、すいません。わざわざ……、有り難く戴きます」 アル、玄関に駆け寄って「クリス!」 クリス「アル!こんばんわ」 アル「クリス聞いてよぉ!ドモン兄ちゃんがさぁ……わっ」口を手で塞がれて、 コウ、アルの口を塞ぎ「(苦笑い)こんばわ、マッケンジーさん。 (シローが貰った籠の中を見て)わぁ!グラタンですかぁ!!美味しそうだな」 クリス「ええ、マカロニのです。我が家秘伝のレシピなんですよ」 シロー「今、食事中なんで、早速ご馳走になりますよ」 クリス「そうですか?嬉しいです……。あ、食事中でしたよね? 私、お邪魔しちゃ悪いので帰ります。それじゃね。アル(手を振り)」 コウ「全然邪魔じゃないですって、本当、わざわざ有り難う御座いました」 アル「じゃあねぇ!クリス!!」 シロー「この辺は変態がウロウロしてますから (と、言ってもロラン目当てだから普通の女性は安心な訳だが) お気をつけて」 232 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 14 終 投稿日: 03/01/24 10 13 ID ??? クリス「ハイ、それじゃ。お休みなさい」 玄関を出て、一息つくと 外から家の玄関から声が漏れてくる。 コウ「アル!お前、余計な事言って我が家の恥を(ドモン)晒すような事辞めろよな!」 アル「なんだよぉ!本当の事じゃん!」 シロー「ほら、お前等、飯の途中だろが……、 マッケンジーさんから貰ったグラタン。未だ暖かいぞ。早速食うか」 コウ「美味そうだよね、これ」 シロー「俺のカレーよりも…、か?」 コウ「や、そんなは。ホラ!カレーにはカレーの。グラタンにはグラタンの美味さがあるじゃない!」 アル「コウ兄ちゃんは人参嫌いだから、シロー兄ちゃんの作ったカレーは(人参の量多め)美味しくないんだよね!」 コウ「なにを!!」 クリス、玄関外で「相変わらず……、か…。私にも兄弟が居たらあんなに仲良くなれるのかな?」 そんなこんなで『シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番』の一日目は無事、終わりを告げます。 もしかしたら二日目以降があるかもしれませんが、それは又、別のお話しと(一旦、終了) 401 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 15(再開) 投稿日: 03/01/30 00 31 ID ??? シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番1-14 の続きです 218-232 二日目、兄弟宅、朝の食卓にて、 シロー「美味いなぁ!このベーコン、(モグモグ)それにスクランブルエッグも、(モグモグ)パンに合うよ。 コウ、お前、ヤル時はヤルもんだな、見直した(モグモグ)」 コウ「や、そ、その……(四人組のお留守番~朝食編~を参照 260-262 )」 ギンガナム「小生、朝からパン食は好まんのだがなぁ(モグモグ)これは美味しいよぉぉおおお! 流石、ロラン君のお兄さん(モグモグ)このサラダもイケるねぇ(モグモグ)」 コウ「は、はぁ……、てっぇ!!又、アンタは勝手にぃ!」 シロー「ま、いいじゃないか(モグモグ)今週は人も少ないしな(モグモグ)一人や二人増えても」 コウ「シ、シロー兄さんがそう言うなら……」 ドモン「……」黙々と食べてる。一日目の失敗が堪えているらしい。 コウ「なんだ?アル、食欲ないのか?」 アル、半分程、残している「うん……、熱ぽくて……」 コウ「どれどれ(アルのオデコに手を当て、自分の額の熱さと比べ)熱はそんなに無いみたいだけど」 シロー「最近、寒いからな。風邪が流行ってるらしい(モグモグ)アル、暖かい格好していけよ」 アル「分ったョ……、僕、もう、行く」玄関へ、 シロー、玄関の方を見て「アル!熱が下がらなかったら保健室行けよ!」 ギンガナム「さて、(モグモグ)アル君の残りは小生が頂こうか……。」 コウ「ギンガナム!アンタ、人の家まで来て、そこまでするのかぁ!」 ギンガナム「人の残り物を食べて何が悪い?全く、(アルの皿を掴み、自分の皿に残り物を落とす) マナー通りに食事をしてますと言うのは(一口で放り込む)阿呆の言うことだ(モグモグ)」 シロー「(一連のヤリトリを無視して)じゃ、俺もそろそろ出るか、コウ。後片付け頼むぞ」 兄弟宅の塀の外から朝の食卓の風景を覗き込む影……、 鉄仮面「ふはははは、美味かろう、ギンガナム。これで貴様にも朝パン主義の良さが伝わった筈!!ふはははは」 402 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 16 投稿日: 03/01/30 00 31 ID ??? 俺はドモン=カッシュ。 コロニー格闘技の覇者であり、師匠からキング・オブ・ハートの紋章も受け継いだ ネオジャパンのGファイターだ。俺に恐れるモノなど、無い! しかし、 昨日の家事全般の失敗……、(風呂釜のスイッチ入れ忘れ、炊飯器で飯が炊けなかった、事など) 未だ未だ、修行不足と認識した。 己の不甲斐なさを恥、今日は何時も以上に熱を入れてトレーニングをしていたら 辺りは真っ暗に、少々熱を入れすぎたか。 急いで家に帰ると、アルが熱を出して寝込んでいる。朝から調子が悪かったらしい。 シロー兄さんと、コウが看病をしていた、 唯でさえ、人の居ない時に、アルの奴……、普段からの鍛錬を怠っているからこんな事に…… よし、昨日の失敗を挽回する為にも、ここで本気を出す!!! コウ「あ、ドモン兄さん、帰ってたの。夕飯もう直ぐだよ」アルの為に氷嚢に氷を入れながら、 ドモン「コウ、俺も手伝おうか?」 コウ「え………、( #・∀・)あ…、兄さんはいいよ。トレーニングで疲れてるでしょ? 夕飯まで居間で寛いでいてくれれば」アルの寝ている部屋へと急ぐ、 ドモン「そ、そうか……(台所に居るシローの方を向き)それじゃ、シロー兄さん!俺も何か手伝わせて貰うよ」 シロー「あ……、( #・∀・)や、その、こっちはもう、殆どやる事無いんだ。お前は……、そこでTVでも観てろ、な」 ドモン「わ、分った。しかし、何か手伝う事が有ったら言ってくれ」 シロー「ああ………、そうだな。その時は(多分無いけど)頼むよ」 何か、避けられてるような気もするが……、気のせいだろう。さて、今日の夕飯は何だろうか。 403 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 17 投稿日: 03/01/30 00 32 ID ??? 俺はドモン=カッシュ。以下略)……、昨日は中々アルの熱が下がらなくて シロー兄さんとコウは深夜まで看病を続けていたようだ。 俺は少し心配しながら、熟睡した。 次の日の朝。日課である朝のロードワークから戻って来たら………。 三日目、兄弟宅、早朝の台所にて、 ドモン「シ、シロー兄さん!!いったいどうしたんだ!シッカリしろぉぉおお!!」 台所で倒れてるシロー「……ああ、ドモンかぁ……、少し……、フラフラして……」 ドモン、シローを抱えて「す、凄い熱じゃないかぁ!!シロー兄さん。蒲団を敷くから、早く横になって!」 シロー「すまない…………。アルに風邪をうつされたらしい………」 ドモン「礼なんか、いいよ、兄さん。さ…」シローを部屋に運び蒲団に寝かし、 ドモン「おい!コウ!シロー兄さんが倒れたぞぉ!!」アル達の部屋を開けつつ、 コウ「あ、おはよう……ドモン兄さん。ゲホッ、ゲホッ、そうなんだ。シロー兄さんまでも。ゲホッ、ゲホッ」 夜通し看病した為、少しヤツレているコウ。 ドモン「コウ、お前も顔色悪いぞ。大丈夫なのか?」 コウ「うん…、ゲホッ、ゲホッ、僕は未だ…、ゲホッ、ゲホッ、大丈夫、ゲホッ」 ドモン「そうか……。昨日は徹夜したのか?(横で寝ているアルはグッタリしている)」 コウ「徹夜って程じゃないけどね。ゲホッ、ゲホッ、アルの熱が中々下がらなく…、ゲホッ、ゲホッ、 何回か、起きて…、ゲホッ、ゲホッ、氷嚢を取り替えた位…、ゲホッ」 ドモン「咳が酷いぞ、コウ」 コウ「ううん、大丈夫…、ゲホッ、ゲホッ、それよりも、ゲホッ、ゲホッ、アルを……、 病院に連れていかないと、ゲホッ、ゲホッ」 アルが待ちこんだ風邪に、皆ヤラレてる…………。 ま、俺が平気なのは日頃の鍛錬の成果だろうがな  ̄ー ̄)ニヤ 404 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 18 投稿日: 03/01/30 00 33 ID ??? 兄弟宅、午前中、 コウはアルを連れて病院へと向かった。 俺(ドモン)はシロー兄さんから頼まれた洗濯モノを片付ける為に、洗濯機の前に立っているのだが… どうにも勝手が判らない…………。 ドモン、山と堪っている洗濯モノを見て「さぁてぇ!ヤルかぁ!……、ええと、確か、 洗剤を入れ……、うん?、どの位の量入れるんだ?…………、ま、いい、適量と(素手で二掴み入れる) で、洗濯モノを入れて……(洗濯層に洗濯モノをギュウギュウに押し込む)これでスイッチを押せば!」 洗濯機が動き出す。ブィィイィィイイイン!!! ドモン「よおしぃ!これで完了。なんだ、簡単じゃないか。はっはははは」 俺は食べ損ねた朝食代わりとして、居間でカップラーメンを食べ、TVを観ながら寛いでいた。 が……、しかし、 シロー(か細い声で)「おい……、ドモン……、洗濯機が……、変だぞ」 廊下からシロー兄さんの声が聞こえた。んっ!? 俺は素早く廊下に脱衣所の洗濯機へと向かったが…………。 なんとぉ!!洗濯機から大量の泡が漏れて大変な事になってるじゃないかぁあああ!!! シロー、廊下の柱にモタレかかり「ドモン……、早く…、洗濯機……、止めろ」 ドモン「ああぁぁぁぁわ……、えーと、どれが停止ボタンだ?ええと……、ア!これだぁあああ!!!」 俺の押したボタンが正しかったらしく、洗濯機から泡が吹き出るのが止まった。 なんだ?この洗濯機は…………、洗濯もマトモに出来ない代物なのか? ドモン「兄さん、この洗濯機おかしいぞ。壊れてたんじゃないのか?」 シロー「洗濯は………、もう、いい………、( #・∀・)お前は………TVでも観てろ」 405 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 19 投稿日: 03/01/30 00 33 ID ??? 兄弟宅、夕方、 病院から帰ってきたアルは相変わらず寝てる。 連れていったコウも同じく、熱を出して寝てしまった。 シロー兄さんは午前中よりも、益々酷くなったようだ………。 今、家でマトモに動けるのは俺(ドモン)しか居ない。 俺は風邪に打ち勝った訳だ。ま、これも日頃の鍛錬の成果だな  ̄ー ̄)ニヤ しかし………、寝てる全員の看病を俺がしなくてはイケナイ。 これも修行と思えばキツクは無い筈………。だが、正直、参った……。 こんな時、ロランが居てくれれば……。 プルプルプルプル~♪プルプルプルプル~♪。電話が鳴る。 ドモン、受話器を取り「何か様か?」 ロラン「わぁあ!吃驚した……。ドモン兄さん、怖いですよ。その出方は」 ドモン「おお!ロランかぁ!!」 ロラン「ハイ、こっちは今、宿泊先のホテルに着いた処です」 ドモン「そうか、そっちはどうだ?」 ロラン「色々と楽しいですよ(ジュドー達は毎晩宴会してるって話しだけど)あ、あの…、シロー兄さん、居ます?」 ドモン「えっ!……シ、シロー兄さんに何か様なのか?」 ロラン「今日辺り、新聞の集金が来るからその事を…」 ドモン「(少し沈んだ声で)そ、それがなぁ……」 ロラン「ハッ!どうしたんです?ドモン兄さん何か有ったんですか?」 406 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 20 投稿日: 03/01/30 00 34 ID ??? 俺は(ドモン)受話器を握り、迷っていた……。 ロランから電話があり、遂、「帰って来てくれ!」と口から零れだしそうだった。 ロラン「兄さん!?ドモン兄さん!?何か有ったんですか?」 ドモン「ロラン……あの、なぁ…………」 その瞬間、俺の脳裏に師匠のお言葉が浮かんだのだ!! ドモンの脳内回想中~~~ギアナ高地。 東方不敗「だぁからお前はアホなのだぁ! そうやって危機的状況に陥る時にお前は、何時も誰かに助けられてきた!! シュバルツ、レイン、他、シャッフル同盟の仲間達にだぁあ!!仲間に頼るのも良い!! しかぁし、独りで困難に立ち向かわないで何が、キングオブハートぞぉ? 足を踏ん張り、腰を入れんかぁ!!自分の道は自分で切り開く! それこそ……流派!東方不敗は!!」 ドモン「王者の風よ!」 東方不敗「全新!」 ドモン「系列!」 東、ド「天破侠乱!!見よ! 東方は赤く燃えているぅぅっ!!!」 ドモン「し、師匠ぉぉぉおおお」 ~~~脳内回想終了 ロラン「兄さん?」 ドモン「…………あ、や、何でもない。シロー兄さんは未だ帰ってきてないんだ。 集金の事は伝えておく。それじゃな」ガチャ。受話器を切る。 師匠。俺は危うく師匠のお言葉を忘れ、弟に助けを乞う処でした。お許しを……。 こうなったら、この状況、独りで乗り切ってみせます。師匠!!! 407 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 21 投稿日: 03/01/30 00 35 ID ??? ツーツーツー……。ツーツーツー……。 修学旅行先ホテル、お土産モノ売店売り場、横の公衆電話にて、 ロラン「……もう、シロー兄さんも、ドモン兄さんもイキナリ切るんだもんなぁ……、 集金のお金の置いてる場所も聞かないで……」 ソシエ「ロラン、何、コソコソ電話してるのさ?」 ロラン「あ、ソシエお嬢さん!あの……、家に、ですよ」 ソシエ「嘘!どーせ、ディアナ様に電話してたんでしょ!!」 ロラン「そんな訳ないでしょう。本当に家なんですよ」 ソシエ、ロランの顔を覗きこんで「本当に?」 ロラン「こんな事で嘘なんかつく訳ないじゃないですかぁ……」 ソシエ「ふ~~ん、まぁ、いいわ……(土産物売店を見て)丁度良いからロランは私の買いモノに付き合うのよ。 お父様とお母様、ジェシカに、サムに、メシェー……、一杯買うんだから」 ロラン「なんで僕がソシエお嬢さんの荷物持ちをするんです?」 ソシエ「アンタはウチの運転手なんだから、あたしの荷物を部屋まで運ぶのも仕事でしょ」 ロラン「そうでしたね」 ソシエ「(売店のキーホルダーを眺めて)うーん、鯨かぁ」 ロラン「これなんかはどうです?(舐め猫のキーホルダーを持ち)」 ソシエ「ロラン、趣味悪ぅぅぅぅぅぅ……、今時、舐め猫なんか貰って誰が喜ぶのよぉ!」 ロラン「そうですか?(ディアナ様は好きなんだけどなぁ)一口にお土産って言われても、難しいですねぇ」 408 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 22 投稿日: 03/01/30 00 36 ID ??? 俺は(ドモン)この難局を独りで乗り切る決意をした! まず、飯を作らないとな………病人には……お粥か? しかし、どうやって作ったら(居間をグルグル歩き回りながら)…………そうだ!奴だぁ!! ドモン、電話をかける「ああ、サイサイシーか、店が忙しいのにスマン。実は…… (略)…と、言う訳だ……。ん?、いいや、こっちに来なくていい。その代わり、 お粥の作り方を教えてくれ……、ふんふん……、成る程 (サイサイシーからお粥の作り方を聞き、メモを取る)ようし、大体、分った。ありがとうな!」 サイサイシー「いいって、いいって、ドモンの兄貴ぃ!けど、本当に俺が行かなくていいの?」 ドモン「ああ、俺、独りで十分だ!」 俺は台所で精神を集中させる為、座禅を組んだ……………。一時間半経過、 ドモン、クワァッ!と目を見開いて「見えた!見えたぞ!水の一滴!!!これぞ明鏡止水の極意成り!!」 スーパーモードに入る。手際こそ悪いが、サイサイシーの指示通りの手順でお粥を作っていると…… ピンポーーーーーーン!! 玄関口にて、 ルチーナ「集金ですーーーーーーーぇ!!」 ドモン(スーパーモード)「ん?何だ……」 ルチーナ「きゃ!(こ、この人、光ってる……普通じゃないよ)あ、あの新聞の集金を……」 ドモン(スーパーモード)「今、忙しい。今度にしてくれ」 ルチーナ「(目もテンパってる……ヤバそう)あ……、ハイ、じゃ、又、今度伺います」ソソクサと帰る。 ドモン(物分りの良い奴で良かった。さぁ、続けるか) 409 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 23 投稿日: 03/01/30 00 37 ID ??? 兄弟宅、夜、居間にて、 ドモン「さぁ、兄さん、コウ、アル。俺が作ったお粥だ。食ってくれ」 シロー「………。」 コウ「………。」 アル「………。」 アル「(小声で)僕、ヤだよ…。コウ兄ちゃんから食べてよ」 コウ「(小声で)俺もご免だよ…、ゲホッ、ゲホッ、シロー兄さん」 シロー「(小声で)し、仕方ない……。死にやしない……さ (一口、口の中にお粥を放り込んで)モグモグ……(もう一口)モグモグ……。おっ!? こりゃ、イケる!!お前等も食べてみろ…。モグモグ」 アルとコウも恐る恐る、口に運ぶと、 アル、コウ「お、美味しい!?」 ドモン、三人が食べてるの見ながら「良かった……。サイサイシーから作り方を聞いたんだ」 コウ「この溶き玉子も、モグモグ……、美味い!モグモグ……」 シロー「少し鶏肉も入ってるな、モグモグ……、中華風か?モグモグ……」 アル「ロラン兄ちゃんのと、同じ位美味しいよ。モグモグ……」 ドモン「ホラ、未だ、お替りはある。皆、沢山食べて元気を出してくれ!!」 鍋に用意されたお粥は見事、空に。 病人三人は各自寝床へ シロー、部屋に帰る前に「ドモン、お前のお粥。本当に美味しかったよ。ありがとう」 ドモン「に、兄さぁぁあん…… 。゚(゚´Д`゚)゚。。 」 410 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 24 投稿日: 03/01/30 00 37 ID ??? 居間のちゃぶ台に平伏すドモン、 お粥を作る事だけに全精力を使い果たし、今では指一本動かすのスラ、やっとだった。 ドモン(普段のトレーニングでは使わない別の筋肉神経を使ったようだ……。消耗が激しい。 未だ、台所の後片付け、洗濯モノのやり直し、やる事が山のようにある……) お粥を無事作れた達成感と、兄弟達が美味しく平らげてくれた安堵感に包まれ、 意識が薄れいくのを感じていた。 ドモン「ここで俺が倒れると…………………………チィ!もう、駄目だ……。 頼みたくは、なかったが……………」 腕時計のボタンを押した処、ドモンの意識が途切れた。 エマージェンシーコール!!!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ!プッ! とある場所にて、 「ドモンからのエマージェンシーコール!? 何か有ったのかしら??」 411 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 25 投稿日: 03/01/30 00 38 ID ??? 暫くして……。 兄弟宅、玄関口、 レイン「ドモンのエマージェンシが鳴っているのは、この家の筈だけど………、 自宅でエマージェンシって……(ドアを叩く)ご免くださ~~い(シーーーーーーーン) 明かりは付いてるから、誰か、家に居る筈?よね………」 家を上がり、散策するレイン。 居間のちゃぶ台で平伏すドモンを発見、 レイン「ド、ドモン!どうしたの?しっかりして……」 ドモンの身体を揺するも反応が無い。 レイン、携帯用のメディカルチェックキットを取り出し「どうやら唯の疲労らしいわね……良かった」 (それにしても、何故?エプロンを着けたドモンが居間で寝てるのかしら? そういえば、兄弟の多い家なのに人気が無いわ……) ドモンをそのままに、家の散策を続けるレイン。 洗濯機の横には山と積まれた洗濯モノが貯まり、 兄弟の各部屋では風邪をひいて寝込んでいるシロー、コウ、アルを発見。 レイン「こ、これはぁ Σ(゚Д゚;) !?」 412 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 26 投稿日: 03/01/30 00 39 ID ??? 「トントントントントントントントントントン」 ドモン「うっ…………、う~~~ん……。(陽射しを手で覆いながら)なんだ?味噌汁の臭い? ロランが帰ってきた?や……違うな」 四日目の朝、兄弟宅、居間にて、 朝になり、居間のちゃぶ台でで目覚めたドモン。 台所を見るとエプロンをつけて朝の支度をするレインの後ろ姿が在った。 レイン「あら?ドモン、起しちゃった?」 ドモン「あ、ああ………その……、レイン?」 レイン「何?………あ、そうそう、このお粥、後は暖めるだけでいいから、 病人さん達が起きて来たら食べさせてあげてね。ドモンの分は今、作ってるから」 ドモン「………分った」 庭にて、大量の洗濯モノを干しながら レイン「今日は天気がいいわ!洗濯物日和ね。フンフフンフン♪フフ~フン♪」 ドモン「(恥ずかしそうに)すまん、レイン。こんな事を頼んで………」 レイン「私はドモンのサポートクルーなんだから、 選手の体調管理から試合に臨む環境の整備をするのも、仕事の内よ!けど………、ね」 ドモン「(慌てて)な、なんだ?」 レイン「ううん。何でもない!(微笑み)」 他、レインの処方した薬の効果でシロー、コウ、アルの熱も下がり、翌日には回復したのだった。 413 名前: シロー=ドモン=コウ=アルのお留守番 27(終) 投稿日: 03/01/30 00 40 ID ??? 五日目の夜、兄弟宅、 修学旅行組「ただいまー!!」 コウ「おかえり!」 シーブック「こいつ等(ジュドーとガロード)毎晩騒ぎしてるんだぜ!」 ガロード「そんな、バラさなくても……」 ウッソ「僕、畑、見てきます!」 ヒイロ「任務完了」 キラ「やっぱり、家が1番だね」 アル「お土産は!?」 カミーユ「ん?アルにはなぁ……」 一気に賑やかになる兄弟宅。 ロラン「何か変った事はありませんでした?」 シロー「いや(汗)何もない……よな?コウ」 コウ「う、うん!特に変った事は無かったよ(汗)」 ロラン、家を見回し「わぁ~~~凄い!掃除、完璧ですよ!埃が殆ど、落ちてない!! (箪笥を見て)洗濯もキチンとやってくれてる!!台所周りも綺麗だぁ!!凄いです!!」 シロー「あ?そうか………、それは……、ドモンが独りで頑張ってたからな……」 (シロー達は寝込んでいた為、レインの手助けを知らず、ドモンも語らなかった) ロラン「え!?ドモン兄さんが? (なんだろう、この胸のムカつき……もしかして、僕、ドモン兄さんに嫉妬してる?) い、以外ですね……。ははははっ。あ、もう靴下の畳み方が違いますよ(こんな些細な事、僕は……粗探ししてる) あ、ドモン兄さんはどうしたんです?」 コウ「今日は後楽園ホールで試合があるんだって、未だ帰ってきてないけどね」 ロラン「そうですか……」 ロランは驚きべき家事能力がドモンに備わってると勘違いし、 嫉妬心に燃やしている自分に対して自己嫌悪に陥るのだった。(終) link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ 5コマ以上 アルフレッド・イズルハ コウ・ウラキ シロー・アマダ ドモン・カッシュ 留守番
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/4920.html
716 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/12/06(月) 23 16 57 ID ??? ガンダム家仲良く食事中 アル・シュウト「ねー、兄ちゃん達ちょっとこの物真似見て見て?」 アル「いくよ!『ロラン、私と一緒に新しい世界へ行ってみないか』」 アムロ「ブゥーーーッ!?」 コウ「うわ!?汚な!」 シュウト「『ロォォラァァ!愛してるよォォ』どう?似てる?」 ロラン「ブフゥーーー!?」 ドモン「こっちもかよ!」 アムロ「ふ、二人共誰の真似だ!…いや、いい!だいたい分かる」 ロラン「止めなさい忘れなさい!今すぐに!」 アル・シュウト「え~でも…」 アムロ「親は子の鏡と言うが…あの子達に影響与えたのが俺やシロー達ではなく よりによってあのダメ人間二人とは…ガックリ…」 シロー「まあまあ兄さん…ハハハ、まあまあ兄さん」 アムロ「…せめて何か言ってくれ」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/5688.html
559 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/08/25(木) 11 24 33.39 ID ??? 刹那「ルイス・ハレヴィ、ちょっと頼み事があるんだ」 ルイス「刹那君が私に?珍しいね、なに?」 刹那「今度兄弟でリアルEXVSごっこをやるので中ボス役を引き受けて欲しい」 ルイス「はい?」 刹那「難しい事じゃない。兄さん達と戦ってくれればいいだけだ」 ルイス「うん無理。死んじゃう」 564 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/08/26(金) 16 29 34.09 ID ??? 559 リボンズ「無理だといってもおもしろそうなことをやりたくなるものさ。」 ※ルイスのトラウマ映像強制視聴中 ルイス「イヤァァァァァァァァ!!ガンダムめ!ガンダムが憎い!」 リボンズ「フフフ、これでますます面白くなってきた・・・ってあれ何でこっちに。」 ルイス「ガンダムは潰す!」 リボンズ「ちょ!僕が便宜をはからなければ・・」ジュ ハロ長官「何っ!今度はレグナントが暴走しているだと!? ターンAへの対処だけで手一杯だというのに。」 オペレーター「レグナント、ターンAに急速に接近。まもなく交戦状態に入ります。」 ルイス「ガンダムゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」 ターンA「貴女も私をいじめるのね。月光蝶しちゃうんだから。」 565 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/08/26(金) 16 38 23.27 ID ??? 564 ルイス「ガンダムは敵、ガンダムは潰す!」 アムロ「レグナントから月光蝶だと!?」 リボンズ「当然さ。僕がさらに改良を加えてモビルトレースシステムとか ゼロシステムとかてんこ盛りにしといたからね。」 アムロ「余計なことするな!」パァーン ヒイロ「ロラン兄さん、これがゼロシステムが示した最後の手段だ。」 ロラン「できませんよ。こんなこと。」 ディアナ「ロラン、私も見てみたいものです。」 ロラン「うぅ・・・ディアナ様の頼みなら。」 ローラ「ターンAェェ!胸が慎ましくても好きになってくれる人はいるんだよ。 僕もターンAのことが大好きだよ。」 グエン「ローラァァァァ!遂に私の思いに答えてくれたのか。」 シャア「ロラン君、君は美し過ぎる。」 アムロ「ガンダムハンマァァァァァァァー。」グシャ ディアナ「ディアナカウンター全軍へ。ロランの写真を全力で撮ってください。 一番良い写真の方には月のリゾート地を差し上げます。」 566 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/08/26(金) 20 08 40.28 ID ??? ターンXお兄さん「二人とも落ち着いて・・・」 ターンエー「兄さんは黙ってて、この娘がいけないのよ!!」 ターンX「君も落ち着きなって・・・」 ルイス「ゲッ○ーみたいに分離合体するガンダムもどきは黙ってろ!!」 ターンX「だからさぁ・・・」 二人「うるさい部外者は黙ってて(ろ)!!」 ターンX「・・・・・・いいかげんにせんかぁぁっっっーーー!! シ ャ イ ニ ン グ フ ィ ン ガ ー !!」 二人「きゃぁっっ!?」
https://w.atwiki.jp/new7commen/pages/22.html
1 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/17(火) 18 55 14 ID eZ+h/Eya0 崩れていくような気がして・・・ 15 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/19(木) 00 09 18 ID C4n9+apb0 おまいらに心配をかけまくってマジですいませんですた。 13日の金曜日からカゼ気味で寝込んでますた。 週明けくらいからようやく復調してきますたが、その間にスレが落ちているとは思いませんですた。 新スレを立ててくれたスレ住人に深く感謝しまつ。 週末までには必ず再開しまつのでしばしお待ちください。 16 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/19(木) 00 11 23 ID wSpbYomz0 乙です やっと戻ってきてくれてよかた んじゃ、sage進行に戻りましょうか しばらく一日一レスで保守しますわ 20 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/19(木) 21 45 28 ID jyjis1FR0 15 おまいら呼ばわりとはずいぶん偉くなったものだなショボ。 さっさと再開しろやボケェ 21 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/19(木) 21 49 37 ID eWa3oTvV0 ツンデレ」乙 22 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/19(木) 22 43 08 ID IfIVyA230 1で決定しますた。 「何しみったれた事言ってんだよ、お前らしくないぞ。さぁ、ローレシアに急ぐぞ!」 アルバレスはロランの背中をポンと叩くと、船員に指示を出す。 「さぁ、急げ急げ!」 ラーミア号は海に向かってどんどん速度を上げていった。 ところで、今の風向きはどうなっているのか?秒数チェックを2度せよ。 1度目・・・風の方向が 1:北東 2:東 3:南東 4:南 5:南西 6:西 7:北西 8;北 9、0:無風 2度目・・・風の強さが 1~5:弱い 6~8:中程度 9、0:強い 23 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/19(木) 22 44 31 ID ZLlICKF90 キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!! 24 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/19(木) 23 07 57 ID siiL2x9x0 キタY⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y⌒!!!! 31 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/21(土) 22 52 04 ID fFGeEbxo0 「北東の風、やや強し、か・・・。ちょい逆風だな。まあいい、急ぐぞ!」 アルバレスは北西にカジを取った。 -------------------------------------------------------- ムーンブルク西のほこら。ムーンブルク地方とルプガナ地方を 結ぶ地下通路がある。その架け橋から悲劇が始まろうとしていた。 「おい、ここに旅の扉ってのがあるのか」 「ごごからザマルドリアにいげるんだな」 デヌスの率いるドラゴン軍団がほこらに続々集まっていた。 「よし、旅の扉を奪え!」 「おぉー!」 配下の妖術師、祈祷師も気勢を上げた。 石壁が崩壊する音に、ただ事ではないと気付いたほこらの神父が 外の様子を見に行こうとする。だが、外に出る前に魔物の姿を目にし、 後ろずさりしてしまう。 「お、お前達は何者だ!」 「見れば分かるだろ、ハーゴン様の命を受けた者だ!」 たちまちデヌスのベギラマによって、神父が声を上げることも出来ずに黒こげにされる。 「デヌス様、旅の扉です!」 崩壊した石壁の間から、部下が旅の扉を見つけた。 「フフ・・・これでサマルトリアも終わりだ。よし!一人づつ入れ!」 32 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/21(土) 22 54 57 ID fFGeEbxo0 (ストーリー的に割と長くなるので続きはまた明日) 36 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/22(日) 21 57 25 ID /lb/edY/0 サマルトリア城は伝書鳩からの手紙、次いで、斥候の報告で半ばパニック状態だった。 あのムーンブルクを滅ぼした魔物達が今度はサマルトリアにやってくる・・・ 「軍勢はムーンブルク西の門から旅の扉を通ってローラの門の周囲に続々と集まっているようです」 「悪魔神官率いるドラゴン部隊と、後詰めとしてバズズが率いる部隊もいる模様」 「既に周辺住民には城内への避難を命令しております」 サマルトリア王は次から次へと来る凶報に半ばパニックをきたしていた。 「やはり、戦いは避けられないのかのぅ」 「王がさような弱気では、兵の士気に関わります!気を確かに!」 側近がたしなめるのをよそに、サマルトリア城内では、士官が城壁各所のチェックをしていた。 「崩れている所があったらすぐに知らせろ!恐ろしいのは蟻の一穴だぞ」 こう檄を飛ばしている士官とて、内心は恐怖心で一杯だった。 「ウチのカミさんより怖い魔物達がやってくる・・・俺の人生最大の苦難とはまさにこの時だろう・・・」 「おい、ローレシアの援軍はいつ来るんだ」 「さぁ?連絡でゴタついてるらしいからもしかしたら・・・」 「まさかこのまま見殺しってことはないだろうな、オイ」 城内に避難した住民も、普段は頼もしく思えるサマルトリア城の城壁が、魔物の攻勢の前には 砂で出来た城の如く吹き飛ばされることを思うと、気が気で無かった。 37 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/22(日) 22 04 57 ID /lb/edY/0 「おおっ、やっとローレシアだぞ、お前ら」 アルバレスにたたき起こされたロランは、朝日の向こうに見えるローレシアの大地を 見るなり、思わず感嘆した。 「やっと・・・帰ってきたんだ」 だが今は感傷に耽っている暇はない。テパを発して五日、ラーミア号はとりあえず ローレシア南のほこら近くに停泊することにした。 ほこらに入ると、ロラン達の姿を見たほこらの番人が、手招きをする。 「ロラン様、お待ちしておりましたぞ、こちらへ!」 言われるままに行くと、既に馬が3匹用意されている。 「さぁ、これでローレシア王のもとに!」 「ローレシア王のもと?何言ってんのよ。今すぐにサマルトリアに行かないと間に合わないじゃないの!」 そんなにノンビリしてる場合か、とルーナは目を剥いた。 「ロトの末裔と言えども、そなた達だけで何が出来ますか!間もなくローレシアの軍も 出ます、サマルトリアに行くにはそれらの軍に随伴しても遅くはありません!」 番人は急いては事をし損じる、というのだ。 「さっさと馬を出せ!俺はもう行くぞ!」 サトリは強引に番人を押しのけて、馬に乗ろうとする。 1 一旦ローレシア軍と合流してからサマルトリアに行く 2 自分たちだけでもサマルトリアに行く 38 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/22(日) 22 18 06 ID KJRNUfCb0 兵は神速を尊ぶ ということで2 39 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/22(日) 22 20 46 ID XIAQFQ550 サトリだけ一人で送っとこうぜ 40 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/22(日) 22 42 35 ID x+NpB1f30 それではカワイソスなので2 43 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/24(火) 19 15 34 ID dPLlq2vB0 2で決定しますた。 「今すぐに行かないと間に合わないんだ!」 ロランの強い調子におされて、番人もしぶしぶ馬を提供する。 「・・・そこまで言うなら、もはや私は何も言いません。気をつけなされ」 「行くぞ、サトリ、ルーナ!」 ロランは馬に跨り、ほこらを飛び出していった。サトリとルーナも後を追う。 「俺らはローレシアで待ってる!絶対生きて戻れよー!」 アルバレスが去りゆく三人に叫んだ。 「悪魔神官が率いるドラゴン部隊はただのドラゴンではなく、戦車仕立てに なっていて、とにかく強いとのことだ・・・もはやこの国もこれまでか」 サマルトリア王がため息を漏らす。 「そうです。ハーゴンとて人間です。ここは一度和議を結んだ方が」 「戦って勝てる相手ではありませんぞ、あれは。三国中最強とも言われた ムーンブルク軍さえあっさり全滅させられました」 文官勢が弱音を漏らすと、武官から猛烈な抗議の声が飛ぶ。 「何を言われるかッ!戦う前から怖じ気づいていては、勝てる戦いも勝てぬわ!」 「そうだ!アレフ様が気付いたこの国を、みすみす奴らの手に渡してたまるか!」 サマルトリア城での議論は続き、まだ結論は出そうにない。 「王!城内への民の避難が完了しました!」 幕僚の報告を受け、サマルトリア王は城門の閉鎖を命じる。 「・・・うむ。ひとまず門を閉じよ。今後わしの許可が出るまで何人とも城内に入れるな」 44 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/24(火) 19 20 39 ID dPLlq2vB0 馬を飛ばしに飛ばして、ローレシアに差しかかったのはお昼頃だった。 「この調子でいけば・・・夜か?サマルトリアに着くのは」 「ロラン、一旦リリザで一息ついてもいいんじゃないの?」 「お前らさぁ、二人とも何呑気なこと言ってんだよ!急いでんじゃなかったのかよ!」 サトリが先を急ごうとすると、後方から何か叫び声が聞こえる。 「おい!そこの騎馬!止まれ!」 「この非常時にサマルトリアに向かうとは何用だ!」 「サマルトリアへの使者か?」 大声で呼ばわるのはローレシアの軍勢だろうか? 1 立ち止まる 2 無視して先を急ぐ 45 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/24(火) 20 11 38 ID vsCDZCOlO 1 49 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/24(火) 23 12 00 ID dPLlq2vB0 1で決定しますた。 「我らはサマルトリア王子サトリとその供の者だ。他意はない!」 「待て、いつ僕がお供になったんだ」 大声で呼ばわるサトリにロランが突っ込んでいる間に、騎馬隊が近づいてきた。 「ロラン王子様だ!ロラン様が帰って来られたのだ!」 ロランの姿を見たローレシア兵たちは一斉に歓声を上げる。 「サトリ様、ロラン様、こんな所でお会い出来るとは!無礼をお許し下さい」 「我らはローレシア軍騎兵隊。これよりサマルトリアの救援に向かう所であります」 騎兵達が一旦立ち止まり、全員下馬してサトリ達に礼をする。 「そこにいるのはムーンブルク王女のルーナ様ではありませんか!やはり健在でしたか」 「当たり前だ。ルーナはそう簡単には死なないさ。なっ」 ロランに肩を叩かれ、ルーナはこくとうなづく。 「歩兵隊、弓兵隊も我らの後を追って出ます。今は我らだけでも急ぎましょう。良いですな」 「もちろんだ。サトリ、ルーナ、急ぐぞ!」 ロトの末裔達を加えたローレシア軍はサマルトリアへと出発していった。 軍がサマルトリアの城門に付いたのはもう日が落ちてからだった。 「サマルトリアの民を救うため、ローレシアのロラン王子、サマルトリアのサトリ王子、 そしてムーンブルクのルーナ王女が救援に参った!開門を願う」 サトリが門番に向けて大声で呼ばわると、門番たちはあたふたと門を開けた。 50 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/24(火) 23 18 29 ID dPLlq2vB0 ロラン、サトリ、ルーナを先頭に、城内を整然と進むローレシア軍の姿を見ると、 民衆から歓声が上がる。 「ローレシアの援軍が来たんだ!」 「サトリ様、ロラン様、それにルーナ様もいる!」 「これで少しはみんなが元気になってくれるといいんだけどな」 ロランは民衆の明るい顔を見、敵との戦いの不安が少し消えたような気がした。 「王!ローレシアの軍が到着しましたぞ!」 「おお、これほど早く駆けつけてきてくれるとは!」 援軍到着の報告を聞いたサマルトリア王は、沈みっぱなしだった表情を少し明るくさせた。 「しかし、これだけで奴らに勝てるかのぅ・・・」 それでも不安な王が考え込んでいると、文官が王の前に飛ぶようにして駆け込んできた。 「王!悪魔神官デヌスから手紙が!」 「手紙・・・?」 こんな開戦前夜に何事か、と思いつつも、王は手紙を開けた。 そして、読んでいるうちに表情が青ざめていった。 「王!王!しっかりして下さい!」 倒れ込みそうになった王を側近が苦しそうにしながらも支えた。 51 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/24(火) 23 25 57 ID dPLlq2vB0 その日の夜になっても、疲れているはずのサトリのボルテージは下がらなかった。 「・・・オヤジは今大事な会議中だから、お前らは後で、ってさ。 ったく、何で俺に相談してくれねーんだよ」 『軍議』に参加させてもらえなかったサトリは不満タラタラだった。 「まあまあ、王様だってサトリが嫌いでそうしてるわけじゃないでしょ。 これは国の行方がかかった大事な話なんだから」 「だったら、尚更俺が出ねーと話になんねーじゃねぇか。何隠し事してんだよ、って感じ」 ルーナとロランが案内された客室の中で三人は話し込む。 熱弁を振るうサトリと、疲れたからもう休もう、という表情のロランとルーナの 様子はあまりにも対照的だ。 「もっぺん俺が直談判してくる。お前らはもう休めよ」 サトリはそう言って部屋を出ようとする・・・ 1 サトリを止める 2 サトリのやりたいようにやらせる 52 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/25(水) 00 49 26 ID ESGrekkAO 2で 53 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/25(水) 05 13 19 ID o9pPpEt90 2だな 55 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/25(水) 22 52 46 ID qRZSwZrv0 2で決定しますた。 サトリは王の間へと駆けていった。 王の間ではまだ会議が続いている。和議か、抗戦か。 いつまで経っても結論は出そうにない。そこに、サトリが入ってきた。 「サトリ!お前は口を挟むなと言ったはずだ!」 サマルトリア王は左右の者に命じてサトリを引きづり出そうとする。 「王、お待ち下さい!書状一つであんな奴らの言うことを信じるんですか!」 「書状一つも何も、我が軍と敵との戦力差は明確ではないか。何故負けると分かっている 戦いをしなければならんのだ」 文官の一人が反論してくる。 「ここにはロトの末裔が大勢いるではありませんか。俺と、ロランと、ルーナの力を 合わせれば大きな敵にも勝てます!」 「はははっ!何を言うかと思えば、たった三人が加わっただけで大勢の敵に勝てるというのか! サトリ王子、思い上がりが過ぎますぞ」 「俺達三人で魔物の拠点である大灯台を落としたという話を知らないんですか? そんな俺たちと、ローレシアとサマルトリアの軍が合わされば勝てるはずです。 それなのにその望みを書状一つで捨て去ろうなんてちゃんちゃらおかしい。 お前に、俺達を笑う資格はありません!」 「う・・・」 サトリに強く言われ、文官の一人が黙り込んでしまう。 56 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/25(水) 23 04 35 ID qRZSwZrv0 「サマルトリアの命運は既に尽きつつある。これはハーゴンの軍がいよいよ 万を持して動いた事でも既に分かる・・・・」 別の文官がため息を漏らす。 「何ということを言うんですか!貴方は命運がダメなら、自分の主君が滅びてもいいとでも?」 「いえ、そういうわけでは・・・」 「じゃあ、あなたは、命運とならば、魔物の側に付くのですか?違うのですか?」 「・・・いや、別にそんなことでは・・・」 しどろもどろになる文官を、サトリが一喝する。 「恥を知らない人間ってのは、お前のような奴の事だ!語るに足りない!」 サトリは王に目配せをした。この空気なら開戦だろう、と思ったのだ。 「うむ。これでわしも戦う決心がついた」 「王、俺に手紙を」 「何をするんじゃ」 「まぁまぁ、ここは見ててくれよ」 きょとんとする王からサトリが手紙を取る。手紙を並み居る群臣の前で掲げ、こう呼ばわった。 「これより先、和議を結ぼう、っていう奴は、この手紙みたいになる!分かったか!」 サトリの手から発せされる炎で、手紙が黒く焼け落ちていった。 その様子を見て、群臣から怒号が上がった。 「おお、異議なし」 「ハーゴン討つべし」 「サマルトリア万歳」 57 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/25(水) 23 10 20 ID qRZSwZrv0 「回答期限は3日後の夜明け時、と書状にはあった。それまでにどうにかして 奴らを防ぐ策を考えねばならぬが」 王の間はさっそく軍議の間となった。 「ここに、策が3つあります。今晩はひとまず皆が考える時間に当てましょう」 側近がサマルトリアの近辺の地図をもってくる。 「ドラゴン隊は、ドラゴンの巨体故に、森を抜けることはできません。 森を大きく迂回してサマルトリアに来るはずです。そこを狙うのです。 一つは火攻め。街道が狭くなって、左右に森が茂る場所があります。 もう一つは伏兵。総大将のデヌスさえ崩せば後の軍は総崩れになるかも知れません。 最後に落とし穴です。手間はかかりますが、これも敵を混乱させるにはいい手段でしょう」 「うーむ。どの策も一理ありますなぁ」 「落とし穴は時間がかかりますぞ、急いで掘っても間に合うかどうか・・・」 群臣達が相談し合っているうちに、とりあえず軍議はお開きとなった。 サトリも一旦自分の部屋に戻る。ルーナとロランはもう寝ているだろう。 (待てよ、今日の事を一旦アイツらに言っておくべきか、それとももう寝るか・・・) 1 ロランとルーナの様子を見に行く 2 今日はもう寝る 62 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/26(木) 01 01 20 ID 6fZuXwI20 1で ロランとルーナの意見・作戦も聞いてみたいね 65 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/26(木) 23 09 13 ID 9ZPtqEvN0 1で決定しますた。 (アイツらまだ起きてんのかな・・・) ロランとルーナの部屋に行くと、パラパラ、バサっという音が聞こえる。 サトリがドアをノックすると、見慣れない武器や防具が目に入る。 「どうしたんだよ、こんな武器?」 「ああ、これ?はやぶさの剣、力の盾、魔法の鎧。どれもサマルトリア秘蔵の品らしい」 ロランは力の盾を手に取った。盾に施された精巧な装飾が部屋の蝋燭の光を 反射し、美しく輝く。 「軽いだけじゃなく、なんだかなぁ、不思議な力を感じるんだよ、この盾は」 ロランが力の盾に大いに満足している。 「ルーナ、お前は何を読んでるんだ?」 「これ?『イオナズン』の呪文書よ。使いこなせたらきっとハーゴンも倒せるんじゃないかって思うのよ」 サトリは軍議で決まったことを報告する。 「・・・新しい武器や呪文もいいけどな、作戦も立てなくちゃな」 サトリは三つの案を提示した。火攻めか、落とし穴か、伏兵か。 「私は伏兵ね。ドラゴンに火はあんまり効かないと思うし、落とし穴は用意に時間がかかり過ぎるし。 あ、サトリ、これはザラキの呪文書だって。死の言葉を投げかけられた敵は一瞬で死んじゃうとか・・・ 正直、無茶苦茶読むのが怖いから私はまだ読んでないわ」 (親父・・・いや、サマルトリア王・・・俺達にここまでしてくれるとは) サトリは王の、そしてサマルトリアの民の期待を裏切ってはならない、と心に誓ったのだった。 さて、ロランはどの作戦で行くか悩んでいた。 (ルーナの言う通り、一番お手軽なのは伏兵なんだけどね・・・ バズズの部隊もいるっていうから、あんまりドラゴン隊にだけ時間はかけられないだろう) 1 火攻め 2 伏兵 3 落とし穴 66 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/26(木) 23 18 39 ID oCFToYkM0 3で 展開いいねーいいよいいよー ロトの紋章の賢者みたいに魔法ぶっ放してやっつけまくって欲しい 67 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/26(木) 23 39 35 ID ULge1MXJ0 サトリがおとりになってドラゴンとか引きつけといてその隙にボスをやっちまおうぜ。 もしくはマヌーサザラキで。 68 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/27(金) 22 55 15 ID vTxe+MfA0 3で決定しますた。 (落とし穴・・・うまく誘い出す事が出来れば・・・) 「僕は落とし穴がいいと思うな。伏兵だと周囲の森を焼かれてあぶり出される可能性がある」 「そっか。明日そう言っておくよ。じゃあ、そろそろ寝ようぜ。ゲキを飛ばしまくったらすげー疲れたしさ」 サトリは部屋を出て行く。 「お休み、サトリ」 「絶対勝とうね、サトリ!」 * * * * * 翌朝の軍議で、サマルトリア、ローレシア合同軍の最終的な作戦が決まろうとしていた。 「手間の掛からない伏兵がよろしいのでは。大将さえ倒せば何も敵を全滅させる必要はありますまい」 「落とし穴も効果は大きいのですが、用意が・・・」 群臣達が議論する中、王が王の間に入ってきた。 「皆の者、静まれ。これより我が軍がハーゴン軍を迎え撃つにあたり、いかなる作戦を 採るかを全軍に通知する」 (どんな作戦だろうと、俺はやれることをやるだけだ) ロランとルーナの間に挟まれる形で列席しているサトリは、王の決断を今か今かと待っていた。 秒数チェックをせよ。下1ケタが 1~5:伏兵作戦 6~0;落とし穴作戦 69 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/27(金) 23 40 28 ID zs+swLYG0 ゴーゴーサトリ! 73 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/28(土) 23 23 22 ID dVj0WG2c0 「これより我が軍は陥穽作戦を実行する!各員、部隊長の指示に従うように!」 王から落とし穴作戦でいく、という通知がされると、集まっていた兵達がおのおのの 集合場所にさっと散っていく。 後に残ったのはロラン達三人と、王と近臣くらいだ。 「さてと、俺とルーナは決戦に備えて魔法を勉強しなくちゃな」 「あと2日だもんね」 「ちょ、ちょっと待ってよ、僕はどうすればいいんだよ?」 部屋に戻ろうとするサトリとルーナを引き留めるかのように、ロランが二人を呼び止める。 「そうだな、穴掘りでも手伝ったらどうだ?」 (穴掘り、か・・・手伝ってみるのも悪くないな) 1 穴掘りを手伝いに行く 2 王から作戦の詳細を聞いておく 3 はやぶさの剣を借りてはやぶさの剣を使う練習をしておく 76 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/29(日) 12 26 42 ID lsB0W0gu0 3 永久に借りる。 80 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/29(日) 22 39 38 ID afph+Dmg0 2 81 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/01/30(月) 00 26 04 ID LBaoGxca0 このスレ参加してたら久々にDQ2やりたくなって、 ゲームボーイカラー掘り出してきた 2 そのあと3 84 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/31(火) 22 48 35 ID dByuocui0 2で決定しますた。 「サマルトリア王」 ロランは王にあらためて作戦の詳細を聞くことにした。 「このたびの作戦の詳細を伺いたいのですが」 「敵はローラの門から2隊に分かれて来るようじゃ。一つは悪魔神官デヌス率いる ドラゴン隊、もう一体はバズズが率いる悪魔隊。悪魔隊はリリザの近くに陣を張っている ローレシア軍に任せておくつもりだが・・・」 「そちらのバズズ隊の方に僕を行かせてもらえませんか」 ドラゴン隊には策を持って当たれるのだろうが、バズズ隊は基本的に正面から当たるしかない。 ましてや、戦うのはロランの大事な家臣達なのだ。それを思うと、ローレシア軍に加勢したいとの思いが強くなる。 「ならば、ドラゴン隊を撃退してからでも良かろう。我々としては、ドラゴン隊を速やかに撃退した後、 サマルトリア城から打って出て、ローレシア軍とバズズ隊を挟撃する手筈になっておる」 「しかし、落とし穴を使うとは言え、ドラゴン隊は数が多く、そうは簡単にいきそうもないですが」 困惑するロランに、王が助け船を出す。 「何を言われるか。そなたにはドラゴンキラーがあるではないか」 「ああ、それがありましたね」 「うむ。我が軍にも僅かではあるが、ドラゴンキラーを使いこなす者もいる。彼らと協力し、なるべく速やかに撃退して欲しい」 「分かりました」 ロランは感嘆する暇も無く、落とし穴を準備しているサマルトリア軍の所に向かった。 85 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/01/31(火) 22 56 03 ID dByuocui0 穴掘りの現場は城を西に出るとすぐに見つかった。 皆、手にシャベルやつるはしを持ち、黙々と、額に汗しながら穴を掘っている。 周辺では、空から魔物に見つからないように、弓兵隊が哨戒活動をしている。 掘られている穴はかなり深そうだ。兵士が交代する際は、穴に出入りするのに ロランの背の1.5倍はありそうな梯子を使っている。 (これだけ深けりゃドラゴンもハマりそうだな) ザク ザク ザック・・・ ドサ・・・ 戦いの前には不釣り合いなほど穏やかな陽気がさんさんとロラン達に降り注ぐ。 基本的に皆、無駄な事は一切話さない。 「交代」「代われ」くらいの言葉が交わされる意外は、聞こえてる音と言えば 木々のせせらぎと、風の息づかいと、作業の音くらいのものだ。 (最後に頼りになるのはやっぱり人力なんだな。・・・どうしよう?みんな 必死になってやってるみただし、邪魔しちゃ悪いかなぁ) 1 落とし穴掘りを手伝う 2 邪魔したら悪いので城に戻る 87 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/01(水) 00 29 34 ID cSHt+MQdO 1で 88 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/01(水) 01 03 46 ID MKBmasO80 1で 93 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/03(金) 22 08 41 ID Ral2d8Cr0 1で決定しますた。 「みんなお疲れ様。僕も手伝うよ」 ロランは上着を脱いで、スコップを手に取ろうとする。 「ロラン王子様が何もしんどい思いをしなくても・・・」 口を挟んだ兵士に、ロランはにこと微笑んで、スコップを手に持ち、穴へと向かう。 「僕だけ見てるってのもアレだからね。まあ休んでて」 ロランの腕の筋肉の発達ぶりは服の上からでもはっきりと分かる。 適度に盛り上がり、均整の取れている肉体。この鍛え上げられた身体と、並はずれた剣技の技量で、 ロランは何十、何百匹という魔物を倒してきたのだ。 「は、早い・・・」 「さすがはロトの末裔、ということか」 見ている兵士達が驚くのも無理はない。およそ常人の2~3倍の速さで穴が深くなっていく。 「よし、こんなもんでいいだろう。次の穴に行くぞ」 穴の周りに早いペースで土の山が出来ていく。 ロランは5分ほど一気に掘り続けたが、まだ息はそれほど切れていない。 (想像以上に体力がついているな。自分でもちょっと吃驚するくらいだ) 94 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/03(金) 22 10 01 ID Ral2d8Cr0 「あー、イマイチ分かんね」 ザラキの魔法書を読んでいたサトリはベッドに身を投げ出した。 「戦いは明後日よ、寝ている暇無いわよ」 対照的に、ルーナは朝から一心不乱にイオナズンの魔法書を読んでいる。 「お忙しい所を失礼しますが・・・」 ノック音の後、王の側近が入ってきた。 「何の用?今勉強中なんだよ」 サトリがゆっくりとベッドから身を起こす。 「サマルトリア王から、デヌス隊に当たるか、それともバズズ隊に当たるか、 決めて欲しいとのことです。あるいは、どちらにも当たらず、後方で 回復呪文を使い、傷病者の治療に当たってもよいとの事ですが」 「敵の魔物の数はどのくらいだ?」 「魔物の数自体はデヌス隊のドラゴン部隊の方が多いようです」 1 二人ともデヌス隊に向かう 2 二人ともバズズ隊に向かう 3 サトリはデヌス隊、ルーナはバズズ隊 4 サトリはバズズ隊、ルーナはデヌス隊 100 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/04(土) 17 03 31 ID dA3p6zWT0 3 101 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/05(日) 14 33 28 ID AiO+m5ln0 3で決定しますた。 「では、サトリ様はデヌス隊に、ルーナ様はバズズ隊ですね」 側近は二人の意向を聞くと部屋を出て行った。 夜の帳がサマルトリアに訪れる。 「ロラン殿、そろそろ休まれては」 「ああ、そうだね。それよりも落とし穴の事がバレないか気になる」 「斥候は遠くまで出しておりますので、ガーゴイルやグレムリンに見つかるようなことはよもやあるまいと思いますが」 盛大な落とし穴作戦を実行するまであと1日だ。穴は相当大きく、深く掘ってあったが、 誘導ルートの確認や、底に鉄杭を立てる作業がまだ残っている。 (回答期限が切れた明後日の朝を以てデヌス達は攻めてくるだろうが・・・ いやいや、不意を突いた夜襲があってもおかしくないぞ) ロランがそんな事を考えていると、夜間担当の斥候隊が弓を持って現場から離れていく。 1 自分も斥候に参加する 2 今は休んでおく 105 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/05(日) 22 37 26 ID 5yo3nevk0 2だな 106 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/06(月) 13 10 49 ID V8sHYK920 (っ・ω・)っタンも忙しいだろうが、もうちょっとペースを上げていただきたい。 ちょっと進行がまたーりすぎる。 展開が面白くなってきただけにもどかしい。 いや、偉そうなこと言ってスマソ。 では2で。 107 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/06(月) 18 15 42 ID yzT708rr0 106 1日1レスを目標にしてまつがたまにシンドス(´・ω・`) 2で決定しますた。 (結構疲れてるし、任せるか) 「じゃあ、後は頼むよ」 ロランはサマルトリア城へと帰っていった。 城に戻ったロランが客室で休憩してると、側近がまた部屋に入ってきた。 「ロラン様、落とし穴に敵を誘い込むためには、囮の先鋒隊が必要です。 王はロラン様の意思で参加するもよし、しないもよし、とのお達しですが」 「サトリは?」 「サトリ王子は先鋒にぜひ行かしてくれ、と気勢を上げておられます」 (負けたふりをして敵を誘い込む役目か・・・) 1 囮に参加する 2 後詰めで控える 108 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/06(月) 20 42 09 ID LUVlImYk0 1で 暴走しそうなサトリには抑え役が必要 109 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/06(月) 22 41 18 ID HU8rVjnE0 1 控えた結果が手遅れなんてことになったらヤバス 111 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/07(火) 17 35 54 ID NMMPXR3y0 1で決定しますた。 「私も先鋒に参加させて頂きます」 「おお、ロラン殿が危険を顧みず前線に立ってくれるとなれば、兵達もこれに勝る士気高揚もないだろう。それと、王からこの盾をお使い下されとの事です」 側近は立ち去る前に、大きなロトの紋章が描かれた蒼い盾をロランに渡した。 「サマルトリアの秘宝、ロトの盾でございます」 ずっしりと重いこの盾を手に取った瞬間、ロランは懐かしい感覚を味わっていた。 (初めて触るこの盾・・・何故かもう10年くらい使ってきたんじゃないかと思うくらい しっくりと来るな。やはり僕はロトの子孫なのか) 「感謝の言葉もありません。このロラン、先祖たるロトに恥じない働きをして見せます」 ロランはその晩、ロトの盾を抱いたまま眠った。 「ロトよ・・・我をお守り下さい・・・」 翌朝。ロランは王に挨拶しようとすると、側近がやってきた。 「ロラン殿、いよいよ明日ですな」 「ああ、そうだな」 (あと1日、か・・・) 「ロラン様、サトリ様とルーナ殿は城の礼拝堂で朝のお祈りをされてますよ」 「げっ、これって遅刻?」 「いやいや、礼拝は自由ですよ」 1 お祈りしにいく 2 サボる 114 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/07(火) 23 29 42 ID ksXPmCOQ0 1で ロランかわいいよロラン ところで、もしロランだけお祈り(セーブ)しなかったとしたら パーティ全滅した場合どうなるんだろ? 115 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/08(水) 23 57 46 ID i5PFJ/rV0 114 セーブは一応パーティー共通でつ。パーティーの誰か一人でもセーブしたら 例え氏んでもそこからリスタートでつ。 1で決定しますた。 ロランが側近に教えて貰った礼拝堂に付くと、もうサトリとルーナはお祈りを済ませたところだった。 「おっそーい」 「明日だってのに、随分呑気だな、お前は。先に朝飯食っとくぞ」 ルーナとサトリは待ちくたびれたとばかりに、先に礼拝堂を出て行った。 とりあえずロランもそっと目を閉じ、武運を祈る。 (あなた方の方さえしくじらなければ、敵の方が必ず間違えてくれるはずです) 「・・・精一杯戦え、ってことか」 そっと目を開けたロランの頭の中には、明日の決戦の事がグルグルと渦巻いていた。 ------------------------------------------------------------------ 「この道を通るのです、了解頂けましたでしょうか」 部隊長が指し示す「道」は、そこだけ草が無く、土がむき出しになっている。 「騎馬一人が乗ってもこの穴には落ちませんが、ドラゴンの巨体がこれに乗れば 簡単に穴に落ちるでしょう。とはいえ、我々も道を踏み外さぬよう、敵を誘い込むには 整然とこの道を進む必要があります」 部隊長が落とし穴についての作戦詳細をロラン、サトリ達に説明している間、 落とし穴の最後の準備が進んでいた。穴の底に鋭い鉄杭を立て、穴を木の板や 枝で覆い、カモフラージュのために草を敷き詰める。 (あのオバさんも懲りねーな。返り討ちにしてやる) 説明を聞いているサトリは大戦の不安を打ち消そうと、自分にそう言い聞かせていた。 (続く) 116 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/09(木) 14 07 11 ID cwnBFZX90 じゃあ2で 117 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/09(木) 17 19 17 ID ZptupD8rO 116 ちょwwwおまwwwwwww 118 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/09(木) 23 23 37 ID 58ws8Tsi0 116 ( ・ω・ )??? 「結局、奴らからの音沙汰は無しか」 「はっ、全く何の気配もございません」 ローラの門の近くに軍勢を集めたデヌスは斥候からの報告を受けると、やはりな、という表情をした。 「サマルトリア近くでここ数日、しきりに土を掘り返すような音が聞こえたが、何かあったのか」 「おおよそ、砦でも作ろうとしたのでしょう。俄仕立ての備えで何が出来ましょうや」 「そうかそうか、ご苦労、下がって良いぞ」 デヌスは斥候を下がらせた。 「バズズ、残念だったな、サマルトリア城一番乗りはこの私だ」 「相変わらずだな、デヌス。この俺が自身で大軍を進め、サマルトリアもローレシアも 一挙に蹴散らしてくれるわ」 「戦いは数を揃えた方が勝つのだ」 「その言葉、覚えておくぞ。万が一敗北するようなことがあったら即、ハーゴン様に奏上してやる」 119 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/09(木) 23 33 56 ID 58ws8Tsi0 昼過ぎになって、サマルトリア城から軍が出発した。 ロランとサトリは、ルーナとは一旦ここで分かれることになる。 「・・・ルーナ」 「サトリ、なぁに?」 ルーナはサトリの射抜くような視線を感じた。サトリのこんな視線はルーナにとって初めてだた。 「今度の戦いで、死んでも仕方がないと思ってるんじゃないだろうな」 「そんなことない」 反射的にルーナは答えたものの、図星を突かれたかのような表情を見せた。 「今度の戦いでデヌス達を打ち破れたら、ハーゴンとの戦いにも希望が持てる。 ここで負けるようなことがあったら、ハーゴンを倒すことなんて元から無謀な挑戦だったわけだ」 「サトリ・・・」 二人の間に長い沈黙が流れる。その沈黙を破ったのはロランだった。 「二人とも、この国のために精一杯戦うんだろ?それは僕だって同じさ。ルーナ、死ぬんじゃないぞ」 ロランはルーナの肩にそっと手を置いた。 「ロラン、行こうぜ。そろそろ出発だ」 サトリが馬を走らせると、ロランも馬に乗り、ルーナに背を向けた。 (私・・・絶対に生きて帰る!お父様、ムーンブルクの民の仇を討つ!) ルーナの瞳に、ギラギラとしたものがみなぎっていた。 120 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/09(木) 23 40 31 ID 58ws8Tsi0 「おそらく夕方前より敵軍との交戦に入る。各員、ぬかるなよ」 部隊長がロラン、サトリ達に指示を出す。 「はっ!」 全員、志願してこの先鋒隊に参加した精鋭ばかりだ。 陣を整えて草原の彼方を見据えていると、耳に僅かながら地響きのような音が聞こえてくる。 「サトリ、近いぞ」 「ああ・・・まずは、一働きしなくちゃな」 「なんだ、あれがサマルトリアの先鋒か。我々も愚弄されたものだ」 「デヌス様、あれだけの数しか先鋒隊がいないのは不自然です。きっと強力な後詰めがいるに違いありません」 「何を言う。先鋒隊が壊滅することが戦術上どういう意味か知らぬのか。先鋒隊を 潰せば本隊の士気も下がり、おのずと瓦解するに決まっておろう」 デヌスは側近の諫止を振り切り、全軍に突撃命令を出した。 「間もなく敵と接触する!全員、攻撃態勢に入れ!」 部隊長の指示で、ロラン、サトリもそれぞれドラゴンキラー、ロトの剣を構える。 「あくまでもこれは囮だからな、あまり本気で戦うなよ」 「分かってるよ」 (あのオバさんには呪文で出鼻をくじいてやってもいいんだけどな・・・) 1 スクルトを唱えておく 2 マヌーサで惑わす 3 呪文は使わない 125 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/10(金) 22 22 59 ID cZ5DtNk10 1 後の戦いのためにも、序盤から怪我人は出せないからな 130 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/12(日) 18 01 31 ID SfEFQSjJ0 1で決定しますた。 サトリの魔法の光がロラン達を包む。【9回→7回】 「かかれーっ!」 サマルトリア軍がドラゴン隊に突っ込む。たちまちのうちに乱戦となった。 「御者を狙え、人だ、人!」 ドラゴンよりも戦車を操縦している信者を狙え、と部隊長が指示を出す。 馬上から槍で突かれた御者が大地に転がり、別の御者が首を掻き斬られる。 それを見たデヌスが、 「燃やせ、燃やせ、少しぐらい味方を巻き込んでも構わぬ!」 ドラゴン隊に「一斉放射」を指示する。 ドラゴンが口を開け、真紅の炎がサマルトリア軍を襲う。 馬ごと炎に包まれ地面に倒れ込む騎兵。 炎に怯えて逃げようとする歩兵を後ろからドラゴンの牙に食いちぎられる歩兵。 逃げ遅れた兵の中には戦車の下敷きになる者もいた。 「これ以上の戦いは無意味だ!ひけ、ひけーっ!」 部隊長がたまらず撤退指示を出す。 「これだけ数が多いとどうにもなんねーぞ!」 ロランもサトリも、御者を一人づつ討ち取るのが精一杯だ。ドラゴンの炎の前にはスクルトも意味をなさないのである。 サマルトリア隊の「潰走」が始まった。騎馬は皆全力で逃げ、足の遅い歩兵は蜘蛛の子を散らすように逃げていく。 131 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/12(日) 18 15 56 ID SfEFQSjJ0 草原が朱に染まる凄惨な処刑場となりつつあるのを見て、デヌスは追撃命令を下す。 「ふっ、この程度か。全軍追撃せよ!一騎も逃がすな!」 ドラゴン隊の戦車がガラガラと音を立ててサマルトリア軍を追う。 ロランとサトリもひたすらに逃げた。ロランに至ってはあまりの恐ろしさに落とし穴の事すらも忘れそうだった。 「ロラン、穴を忘れるなよ!」 サトリのその一言でロランははっと現実に戻った。 (デヌスめ、見てろよ) かれこれ一時間以上サマルトリアに向かって遁走する。空が少しづつ紅く染まり始めていた。 「デヌス様、敵軍の動きが不自然です!」 「あんな軟弱な先鋒隊に何を怯える必要があろうか、そんなに怖いのなら戦うのをやめるべきだ」 側近もデヌスに言われては引き下がるしかない。 「まだか、まだか」 後方部隊は先鋒部隊の「撤退」を今か今かと待っていた。 「そろそろ到着しないとローレシア軍が・・・来ました!」 遠くに土煙が見え、その中から騎馬の一団がこっちにやってくる。 デヌスは、算を乱して逃げているように見えるが、決して「小径」から外れることなく逃げているサマルトリア軍に気付かなかった。 「はっはっは、サマルトリアは目の前・・・ぬおっ!?」 目の前に、ドラゴン1体がまるまる呑み込まれるような大穴が俄に出現し、 ドラゴン戦車が次々と後に落ちていく。 デヌスを含む後続の部隊も慌てて止まろうとするが、勢いがついて急には止まれない。 轟音とともに木っ端みじんになった戦車の木片が飛び散り、横転したドラゴンから 御者が次々に地面に投げ出される。ロラン達が必死に掘った穴はたちまちドラゴンの身体で埋まる。 もちろん、ドラゴンの身体に潰された御者も数知れなかった。 「よし、デヌスは我々の策にかかったぞ!」 「おおーっ」 後方部隊が一斉に前進を開始した。 「・・・くぅ・・・落とし穴とは・・・」 かろうじてデヌスが穴から這い出て、最後方の無事な部隊まで逃げようとする。 薄闇の中、サトリがデヌスの姿を認める。 「デヌス、そこにいやがったのか!待てーっ!」 ロランはドラゴンキラーを手に、落とし穴に落ちたまだ死にきれないでいるドラゴンに次々とトドメを刺す。 132 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/12(日) 18 19 04 ID SfEFQSjJ0 ドラゴンを殺すためにドラゴンキラーは作られただけあり、その巨大な刃は、 ドラゴンの厚い皮膚も軽々と貫いていく。 「デヌスのおばさん、俺がトドメを刺してやる!覚悟しろ!」 「ひっ、ひええええーっ!」 逃げるデヌスを無事なドラゴンがかろうじて護衛する。 さぁ、どんな方法でサトリは攻撃するか。 1 ベギラマ 2 ザラキ 134 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/12(日) 20 07 57 ID AZQGGyWd0 2 一撃で決めたれ! 137 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/12(日) 22 04 22 ID SfEFQSjJ0 2で決定しますた。 「初めて唱えるザラキがアイツってのも、何かの縁だな」 サトリは目を閉じ、デヌスに念を集中させる。 「こ・・・これは・・・ザラ・・・キ・・・か?」 覚え立てのザラキの呪文が通用するのだろうか? 138で秒数チェックをせよ。下1ケタが 1、5、7=吉 その他=凶 138 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/12(日) 22 04 43 ID L+oH0kbt0 2ダ おおおおおおおおおおおおおおおおおl興奮んんんんんんんんん 139 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/12(日) 22 05 26 ID L+oH0kbt0 ちょwwwwwwwwwwwwwリロってなかったからもういちどチャンスをwwwwwwwwww 140 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/12(日) 22 14 04 ID L+oH0kbt0 マスターーーーーーー御慈悲をーーーーーーーーーーーー おねげーしますだーーーーー 144 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/13(月) 23 52 43 ID nvg7i61M0 138-140 カワイソス デヌスは少し身じろぎしたが、すぐに立ち直り、後方へと遁走していく。 サトリのザラキは失敗に終わったのだ。 「ちっ」 これ以上デヌスを深追いするわけにもいかない。サトリはロトの剣を手に取った。 「お前らはこれまで散々好き放題やってきたんだからもう思い残す事もねぇだろ」 サトリがロトの剣を振るう。邪教の信者が真っ二つに縦に割られて地面に倒れ伏す。 ロランもドラゴンキラーを突き出し、信者の首を宙に跳ねとばす。 「撃てーっ」 サマルトリア軍が放った矢が、逃げていくドラゴンや信者に突き刺さる。 「ロラン様、サトリ様!至急バズズ隊にお向かい下さい!ローレシア軍が危のうございます!」 「何っ、ローレシア軍が!サトリ、行くぞ!」 「デヌス隊の追撃は我々にお任せを」 報告を受けたロランはローレシア軍の、そしてルーナの身の上を案じ、手近な馬に乗った。 「ルーナ・・・今行くからな!」 サトリも馬に飛び乗り、手綱を引いた。 145 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/14(火) 00 02 07 ID nvg7i61M0 シルバーデビルが爪を振り降ろす。 「ぐわっ・・・」 身体半分をちぎり取られるようにしてローレシア軍兵の一人が倒れる。 「ぎゃあああああ!!!」 デビルロードに思いっきり殴りつけられた別の兵が吹き飛ぶ。頭部は原型を止めていない。 「ベビル隊、火炎一斉放射!」 空を飛ぶ小悪魔、ベビルが数匹一度に炎を吐きかける。小悪魔に属するとはいえ、 そこはバズズ子飼いの部隊だけあり、一度に十人近くが炎に包まれる。 「うっ、うわあああああ!」 「火、火が、火っ火ぃぃぃ・・・」 「くっ、援軍は、援軍はまだなのか・・・!」 数の上では人間側が勝るとは言え、バズズが率いる悪魔隊の火炎攻勢の前に、 ローレシア、サマルトリア両軍は苦戦を強いられていた。 「しっつこいわね!」 ルーナは魔道士の杖から出る火の玉で既に3匹のベビルを撃退していた。 「これじゃあキリがないわ!わたしも前に出る!」 「いけません!サマルトリア軍本隊がもうすぐ到着するとのことです!それまで自重して下さい!」 「待ってたらこっちもやられちゃうわよ!」 「無理に前に出るよりも回復呪文で負傷兵の治療に専念して下さい!」 「わたしが何のために呪文を温存してるか分からないの!」 「ルーナ様、貴方は王女なのですぞ。万が一にも討たれることがあってはなりません!」 ルーナと近臣の言い争いが続く。 (バズズ・・・アイツだけはわたしの手で倒したい!) 1 前に出てバズズ隊を攻撃する 2 後方で回復呪文を使って負傷兵の治療に専念する 146 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/14(火) 00 40 16 ID rO63cvMU0 なんとなく秒数チェックでイオナズン不発っぽそうなので 2 148 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/14(火) 13 10 52 ID 3PLTQ0GS0 だからほのう(←何故か変換できない)への対策をしておけとあれほど(ry 149 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/14(火) 16 31 40 ID jJEO7dH7O 148 ほのう?ほのおの事? 2で 151 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/16(木) 00 09 27 ID kYG6NEFM0 148 ディープダンジョンにそんな誤植があったね・・・ ttp //www.saturn.dti.ne.jp/~dastard/deep/dd3.htm 2で決定しますた。 親の敵であるバズズを倒したいのは山々だが、ここはぐっとこらえて後方で待機することにした。 だが、その状況を覆さんかのように、前線から兵士が戻ってくる。 「・・・この本陣も危険です!撤退のご用意を!」 「バズズが自ら打って出てきました!」 紫色の悪魔・・・バズズが、サマルトリア兵を睨み付ける。 「か、身体が・・・動かない・・・」 「寒い・・・さむ・・・」 二人とも傷を受けていないのにドッと地面に倒れる。ザラキの呪文だ。 死の呪文は体内の血液を凝固させる作用があるのだ。 既にローレシア、サマルトリア両軍の前線は崩壊していた。敗走する兵をデビルロード、 シルバーデビルが次々と血祭りに上げ、側面に回りこんだ部隊が本陣を突こうとしていた。 2匹のシルバーデビルが、ルーナの姿を認め、猛スピードでルーナに近づいてくる。 「来たわね!」 「ルーナ様、サマルトリア城までお逃げ下さい!」 ルーナは側近の諫止にも関わらず杖を構える・・・・。 1 イオナズン 2 ラリホー 3 やっぱり逃げる 160 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/18(土) 01 02 33 ID 3zKTsya20 永遠の炭鉱節が… 161 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/19(日) 00 44 24 ID ChomH+ee0 1で 163 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/19(日) 20 13 56 ID 968ZSyFQ0 HDDクラッシュから復帰記念パピコ。 おまいら待たせて済みませんですた(´・ω・`) 1で決定しますた。 「ここを突破させるか!」 サマルトリア兵の一人が繰り出した槍がシルバーデビルを貫く。 シルバーデビルの動きが止まると同時に、横から、背後から、何本もの槍が突き出され、 シルバーデビルが立ったまま息絶える。 「そうりゃあ!」 翼を斬られ、地面に墜落してもがいているベビルを、ローレシア兵の剣が貫く。 小さく叫ぶと、そのベビルはそれっきり動かなくなった。 僚軍の奮戦に応えないわけにはいかない。ルーナは覚悟を決めると、小さく息を吐き、 気持ちを集中させた。 「決まるかどうか分かんないけど・・・」 ルーナの右手に何やらエネルギーが集まり始める。そのエネルギーが徐々に大きな玉となり、 周囲の空気をビリビリと震わせる。 「私の取っておきの呪文、見てなさいよ!」 164で秒数チェックをせよ。 下1ケタが奇数なら吉、偶数なら凶。 164 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/19(日) 20 59 58 ID VaZFDr3j0 秒数チェック女王のあたしに任せてチョ! あ、そ~れ☆ 165 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/19(日) 21 05 45 ID Y0Q2G9iB0 164 (゚Д゚)ゴルァ! 女王は女王でもDQ5の雪の女王じゃねーか 166 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/19(日) 21 06 23 ID VaZFDr3j0 いや、正直すまんかった。 前スレで試した正月のおみくじが大凶だったからすべきじゃなかったんだ。 今後は自粛します・・・。 167 :138 :2006/02/19(日) 21 17 16 ID Sx04xCo40 166 帰ろう・・・一緒に・・・ 168 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/19(日) 21 42 48 ID 968ZSyFQ0 願いも空しく、ルーナの光球は炸裂せずに、ポンと音を出したのみで消えてしまった。 イオナズンをたたき込むはずだったデビルロードが、「コイツ何やってんだ」とでも 言いたげな表情をした後、ルーナに飛びかかってきた。 「ああああっ!」 呪文の失敗を後悔する間もなく、ルーナは地面に押し倒されてしまう。 既に本陣は敵に取り囲まれてつつあり、ルーナは近臣とも引き離されてしまった。 デビルロードが悪魔の笑みを浮かべ、鋭い牙を出し、ルーナに噛みつこうとしている。 (こんな・・・こんなところで・・・・) ルーナは必死にもがくも、デビルロードの腕力の前には空しい努力だった。 「終わりだな、ムーンブルク王女、ルーナよ」 バズズが絶体絶命のルーナに呼びかける。 「あなたは・・・確かお父様を!」 「あー?そういえばそのようなこともあったな。だが、我ら魔族にとっては貴様らのような 軟弱な生物の抹殺が使命なのだ!貴様ら人間がどうなろうが我らの知るところではないわっ!そのためだけに魔界より派遣されてきたのだ!」 「軟弱ですって・・・?あんたみたいなのには、生きることの素晴らしさ、人間の素晴らしさなんて一生分からないのよ!」 ルーナは憤怒するが、バズズはもう終わりにしようとばかりデビルロードに指示を出す。 「その女の首を掻き斬れ!」 ドドドドド・・・・ ちょうどその時、後方から騎馬の足音が聞こえてきた。 (この音は、ロラン、サトリ?) 足音の正体がロラン、サトリ達もいるサマルトリア軍であることを、そして彼らが間に合ってくれることにルーナは僅かな望みをつなぐ。 デビルロードの口がくわっと開く。 (やられた!?) ルーナは目をつむって観念する・・・ 秒数チェックを 169でせよ。下1ケタが奇数なら吉、偶数なら凶。 169 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/19(日) 21 44 01 ID Sx04xCo40 帰るぞ 170 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/19(日) 21 44 42 ID Sx04xCo40 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおしゃああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああぬるぽあああああああああああああああああああ まだ帰らんぞー帰らんぞー!!!!!!!!!!!! 171 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/19(日) 22 43 40 ID Y0Q2G9iB0 167 169 170 ワロス 172 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/19(日) 23 12 22 ID 968ZSyFQ0 ボンッ! 火の球がデビルロードに直撃し、デビルロードの身体を吹き飛ばす。 一瞬ではあるが燃え上がった火炎が、既に薄闇に覆われていた周囲を照らす。 「サマルトリア本隊はこれよりバズズ隊の殲滅に移る!サトリ王子、サトリ王子を含め、 各員の健闘を祈る!」 「サトリ!」 先ほどのギラの炎はサトリが放ったものだった。【9回→8回】 起き上がったルーナは再び希望を取り戻す。 「ルーナ!無事かー!」 暗闇の中、ルーナの姿を見つけたサトリが猛スピードで突き進んでくる。ロランもすぐ後ろにいる。 「サトリ・・・ちょっとヒヤっとしたけどね」 「サトリ、ルーナ、行くぞ!再会を喜ぶのは後だ!」 ロランがドラゴンキラーを構えてずいと敵軍に近づく。その気迫にシルバーデビル達がじりじりと後ずさりする。 「ぬぅぅ・・・三人揃えばついでだ、一気に蹴散らせ!」 バズズが全軍に突撃指示を出した。 「相手も全力でかかってくる、こちらも総力で闘うのだ!」 部隊長の采が振られた。バズズの部隊も既に4割ほどが死亡、または負傷している。 次の中から、三人が取るべき戦術として最も適当なものを選択せよ。 1 ロラン、サトリが部下を攻撃し、ルーナがイオナズンで援護 2 サトリがベギラマで、ルーナがイオナズンで一気に攻撃 3 ルーナがラリホーを唱え、ロラン、サトリはバズズに突撃 173 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/19(日) 23 39 40 ID Y0Q2G9iB0 3だな 174 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/20(月) 00 22 25 ID O0UZx2k10 3 混戦でイオナズンは怖い 178 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/21(火) 21 42 37 ID X+bLCris0 3で決定しますた。 「見つけた!」 すぐにロランはバズズの姿を認める。薄闇に覆われているとは言え、紫はとにかく目立ちやすい色なのだ。 周囲のシルバーデビルやデビルロードはルーナと兵士達に任せることにした。 ザザッ バズズの前にデビルロードが立ちふさがる。 「邪魔だ、どけっ、どけっ、どけーっ!」 ロランはデビルロードに斬りかかる。モタモタしてると体制を立て直したバズズからどんな攻撃が来るか分からない。 サトリはどんな方法で攻撃するか? 1 ロトの剣で斬る 2 マホトーン 3 ベギラマ 179 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/21(火) 22 01 51 ID ZqVod/Ek0 3でデビルロードを一掃 180 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/21(火) 22 59 37 ID DzBYzz2V0 この辺で秒数チェック、大凶ならメガンテとか来ないだろうな…… 2だな 181 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/21(火) 23 19 11 ID 7E16N3sU0 180 同じこと考えてたw そろそろマホトーンあたりも使ってみたいところだけど 3 182 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/22(水) 09 43 26 ID s8Gzi8PIO うふっ カシオペア 183 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/22(水) 23 29 56 ID ZxUpjQRh0 3で決定しますた。 「うっとおしぃぞっ!」 不用意に近づいてきたデビルロードにサトリのベギラマが直撃する。【7回→5回】 吹き飛ばされたデビルロードなどにかまわず、二人はバズズに突撃する。 「総大将」は二人の姿を認めると、全身の毛を逆立たせる。 184で秒数チェックをし、下1ケタでバズズがロランとサトリに対して取った行動を見てみよう。 6:イオナズン 9:ザラキ 1、2、5:ベギラマ 3、8:ラリホー 4:メガンテ 0、7:逃走 184 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/22(水) 23 43 55 ID HOUrTlhV0 これは責任重大だけど、オイラがやってみます。 ラリホーかベギラマなら吉ってところですかね? 4と9だけは出ないでね、おながい。 188 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/24(金) 16 58 55 ID 8Yvh0onT0 バズズが放ってきたのはベギラマだ。ロランはロトの盾を正面に構え、バズズの炎を防ぐ。 「な、なんだあの盾は?」 バズズが驚くのも当然で、ロトの盾はベギラマの炎をあっさりとはじき飛ばしたのだ。 「紫のサルなんて趣味悪いんだよ!」 サトリがロトの剣で斬りかかる。バズズがそれを爪でしっかりと受け止める。 (強い・・・!弾かれそうだ!) (ただのボロい剣ではないようだな、これは) 「バズズ、覚悟っ!」 ロランがすかさずドラゴンキラーをなぎ払う。 右腕をかすめ、異様な色をした、何色にも例えようの無い色彩の血が飛び散る。 「勝負は預けておく!」 バズズはくるりと背を向けて逃げ出した。 「逃げるつもりなら初めから闘うなよ!」 サトリはバズズを追いかけようとする。大将が逃げ出したのでもうバズズ隊は総崩れになりつつあるのは間違いない。 1 バズズをさらに追撃する 2 追撃はあきらめて引き上げる 198 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/25(土) 18 03 23 ID WK8ld2rm0 1だべ 199 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/25(土) 21 26 28 ID OXbCNibl0 1で決定しますた。 バズズの逃げ足は速い。ロランは確かに手傷を負わせたという感触を得たのだが、 バズズの動きは傷を負っているとは思えないほど機敏だ。 「あいつ、ちょっとくらいの傷じゃあ倒せないんだ!」 ロランは馬の速度をさらに速める。サトリも後に続く。 「ロラン様、サトリ様!これ以上の追撃は自重なさりませ!我が軍も余力はありません!」 騎兵のうちの一人がロランとサトリを呼び止める。 「もうちょいで追いつけるっていうのに何言ってるんだよ!」 サトリはあくまでも追撃するつもりだ。逃げ遅れた魔物を殲滅している 後方の主力部隊からは既に遠く離れつつあった。 1 それでも追撃する 2 追撃は諦めて帰る 202 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/25(土) 23 44 01 ID abRUDj/10 2.大勢の決まった戦で命を落すのもバカらしい。 203 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/26(日) 10 13 04 ID xnHrPjTg0 2 感情抑えて視野を広く持とうや王子様 204 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/26(日) 21 15 33 ID lL970Cal0 2で決定しますた。 「サトリ、僕らの任務は魔族を撃退することだ。バズズを倒すことまでが目的じゃない」 「仕方ねぇな、引き上げるか」 サトリは口では強がっていたが、内心は昼から続いた戦いで心身とも疲労していた。 辺りはもうすっかり暗くなっていた。 ともあれ、デヌスとバズズの攻勢はローレシア軍とサマルトリア軍の活躍によって阻止されたのだった。 ------------------------------------------------------------- 「ローレシア、サマルトリア両軍の忠勇なる兵たちの働きにより、サマルトリア、そして ローレシアは守られた。諸君らには感謝の言葉もない」 サマルトリア王が王の間で勝利宣言をすると、居並んだ諸将の間からも歓声が上がる。 「サトリ・・・よくやったな」 「親父・・・いや、サマルトリア王。私はサマルトリアの王子として戦えたことを誇りに思います」 宣言が終わって諸将が解散した後、サトリとサマルトリア王は固い握手を交わしていた。 「サトリ、ルーナ、そなたらも実によくやった」 「いえ、感謝には及びません。僕たちは人として当然のことをしたまでです」 「ここまで来られたのも、ロラン王子とサトリ王子のおかげ・・・ですから」 ルーナは目頭が熱くなるのを感じていた。 「おい、ルーナ、泣くのはまだ早いぞ」 「・・・そうよね(あれ・・・いつもだったら泣いてなんかいないわよ、って言ったはずなのに)」 ムーンブルクのような悲劇を阻止することが出来たルーナは感慨に耽っていた。 (自分にもやれることがあるんだ。ここまでやれたのなら、ハーゴンを倒すことだって・・・) ルーナはこれから先、待ち受けるであろう厳しい戦いに決意を新たにしていた。 206 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/26(日) 21 21 42 ID lL970Cal0 「・・・で、あれだけの大軍を率いながら罠にはまり、おめおめと帰ってきたのか」 「・・・・はい」 ロンダルキアのハーゴンの神殿まで命からがら逃げ帰ったデヌスはハーゴンに ただただ平伏するばかりだった。傍らにはバズズやベリアルもいる。 「だから言ったのだ、人間如きの力など信用できぬとな」 「バズズ、貴様も人間に敗れたのは同じではないか!」 デヌスがすかさず反論する。 「黙れっ!貴重なドラゴン部隊をほぼ全軍失い、あまつさえ敵に何の被害も与えられぬと なれば、他の者への示しがつかん!デヌス、しばらく下界で頭を冷やして来るがよい!」 「ハ、ハーゴン様!勝敗は兵家の常と言うではありませんか」 「見苦しいぞ、人間の癖に」 慈悲を願うデヌスの望みを砕いたのはベリアルの言だった。 「はやく、この者を連れていかぬか!」 ハーゴンが近臣に命じてデヌスを追い出そうとする。 「くっ・・・この屈辱は必ず・・・」 デヌスはすごすごとハーゴンの神殿を去った。脳裏に浮かぶサマルトリア軍の凱歌を 何度も憎々しげに打ち消そうとしながら。 208 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/26(日) 21 34 50 ID lL970Cal0 翌朝。ロトの末裔達がサマルトリア王の前にいた。 「もうここを起つというのか、サトリ」 「はい。我々にはあまり時間がありません。こうしている間にも、 ハーゴンが次なる侵略の準備をしているでしょうから」 「そうか。気をつけてな。ロラン、ルーナも気をつけるのだぞ」 三人はサマルトリア王と近臣に見送られて城を後にした。 「サマルトリア万歳!」 「ロトの末裔に光あれ」 「本当は祝勝会に参加したかったんだけどなー」 ローレシアに向かう馬車の中でサトリが本音を漏らす。 サマルトリア王はご丁寧に馬車まで用意してくれていたのだ。 「駄目よ。まずはテパに行きましょ。川の向こうに見えた高い塔も気になるし」 ルーナはサトリを制した。 209 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/26(日) 21 43 37 ID lL970Cal0 【五章二幕 水の羽衣】 「おーい、お前ら、無事だったのかー」 ローレシアに近づくとラーミア号の姿が徐々にはっきりし、やがてアルバレス達の姿も見えてくる。 「僕たちサマルトリアを守り抜いたんだぞ!」 ロランも、この戦いを経て随分と自信がついたようだ。 「すげーなお前ら・・・」 (さて、ローレシアで一服してもいいし、このままテパに行ってもいいし・・・) 1 ローレシア城で一休み 2 テパに急ぐ 211 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/02/26(日) 23 35 16 ID 7nj+J6j+0 1 安らぎが必要だ。あと宝箱開けまくり。 214 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/02/27(月) 23 05 59 ID GolyAhbW0 1で決定しますた。 「おお、ロラン様、お帰りなさいませ」 「ロラン様の武勇、このローレシアにも伝わっておりますぞ」 城門に入るなりローレシア兵が出迎えてくれる。 門番の声を聴いたロランはローレシアに帰ってきたことを実感する。 1 王に会いに行く 2 教会でルビスから助言を聞く 222 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/03/01(水) 02 45 45 ID HKbXom0Y0 222にて2を選択!! 223 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/03/01(水) 23 08 20 ID xOtlAkpN0 2で決定しますた。 ロランにとっては見慣れたローレシア城内の風景が広がる。 城下町の宿屋も、道具屋も、いつも道具屋の近くでうろついている犬もすべてそのままだ。 「ロラン閣下に敬礼!」 城の門をくぐると門番がさっと道を空けてくれる。 「・・・して、この件は他言無用だ。下手をすれば我が軍の士気にさえ関わる」 「この件は国王以外には他言無用ですな」 教会の側にはローレシア軍兵の宿舎がある。何か話し声が聞こえるのでそっと聞き耳を 立ててみると中身が妙に気になる話だった。 1 宿舎に入る 2 もう少し盗み聞きする 3 教会に急ぐ 226 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/03/01(水) 23 59 25 ID /mIg9LxA0 2 227 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/03/02(木) 12 51 49 ID z8eyp3IP0 2 ローレシア王子として! 228 :(っ・ω・)っ ◆gjggxGbbCA :2006/03/02(木) 22 15 25 ID w6I+SEun0 2で決定しますた。 「ローレシアにもハーゴンの信徒はいないわけではないしな。 処刑がなされることがおおっぴらになれば信徒が暴動を起こしかねない。 疲弊している状況でこれ以上の出陣は勘弁してもらいたいもんだ」 「して、裁判はいつ?」 「明後日の昼からだ。順当に判決が出ればおそらく4、5日後には・・・」 「やれやれ、奴らも素直にハーゴンの教えが間違ってましたって、素直に 認めればいいのにな。なまじ意地を張ってたからな、アイツら」 こっそり盗み聞きしていたロランは心中複雑だった。 ハーゴンに与しているとはいえ、彼らも人間だ。 (捕虜になった邪教の信徒がサマルトリアで処刑されるのか・・・) 「・・・というわけだ」 「やっぱりな。当然だろ」 「こうする他に方法はないのかしら?」 ロランからの報告を聞いたサトリは納得したような表情を見せるが、ルーナは嘆息する。 とりあえず教会に行ってルビスに祈りを捧げることにする。 「ルビス様、我々をお導きください」 (彼らが生をまもなく終えようとしているのも天の怒り。 邪教に与し、しかも悔い改めないとなれば是非もありません) 「結局ルビス様も同じ意見じゃねーか」 「でも・・・」 ルーナはまだ納得のいかない様子だ。 「とりあえず、王に挨拶はしておかないとな、せっかく来たんだし」 ロランは王の間への足を速める。 1 盗み聴きしたことを王に話す 2 聴いたことは黙っておく 229 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/03/02(木) 23 02 34 ID axj88W+eO 2で 233 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/03/04(土) 00 01 49 ID 3YTiRXBA0 2かな。余計な心配事残して旅立ちたくない。 永遠のギバ節が・・・その3 へ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/7855.html
298 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/04/09(木) 22 47 16.58 ID 48r9YJJF0 ベルリ「山はいいなぁ……心がね、癒されるんだよ。優しさで包まれてるんだ」 302 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/04/09(木) 23 48 12.10 ID Ah4C+KuJ0 298 ドモン「ちょうど富士山に行く用事があったが、一緒に行くか?」 ベルリ「はい…」 セカイ「じゃ、行ってきまーす」 ロラン「無茶させないでくださいねー」 ベルリ「…無茶?」 その日の夕方 ドモン「(気絶した二人を抱えながら)ただいま」 ロラン「おかえりなさい…って、どうしたんですか、二人とも!」 セカイ(酸欠+過労) ベルリ(酸欠+過労) ジュドー「医者だ、医者! 頼むよカミーユ兄!」 カミーユ「なんで俺なんだよ」 バナージ「どさくさに紛れて兄さんを医者へ誘導するのはやめるんだ!」 ドモン「あの程度の修行でダウンするとは。ベルリはともかくセカイもまだまだ未熟だな」 アムロ「参考までに、どんな修行をしたんだ?」 ドモン「セカイの年齢も考慮し、二時間で富士山の麓から山頂まで登って帰るという至極簡単なものだ」 アムロ「それを簡単だと思えるのはお前だけだぞドモン…」 なんとなく不幸属性が付きそうな予感がする。不幸属性は兄弟初か? 306 名前:通常の名無しさんの3倍 :2015/04/10(金) 06 31 58.77 ID 4dHI/IbP0 302-303 ドモン「ただいま」 ロラン「お帰りなさい、って、またセカイとベルリをボロボロにして……」 ドモン「別に、試合の必勝祈願のお百度参りに行く、って言ったら 『兄貴のことなら俺等も付き合うぜ』と聞かんのでな、連れてった」 ロラン「程度にもよりますよ。で、何処へ?」 ドモン「琴平駅~金刀比羅宮奥の院(厳魂神社)間を100往復」 ロラン「」 セカイ・ベルリ「うどん…… うま……」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/5635.html
5 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/24(日) 02 55 04.55 ID ??? ウッソ 「 1さん乙です。 騒がしい家で良ければ、一緒に朝食を食べませんか? 丁度、台風被害を免れた野菜達が元気に実った所なんです。 そろそろロラン兄さんが作ってくれた野菜たっぷりカレーが温まる頃ですよ」 グエン 「残念だったな!ローラの手作りカレーは私が愛を持っていただいた後なのだよ!」 シーブック 「なんとぉーっ!」 6 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/24(日) 03 03 38.65 ID ??? セレーネ「 1乙だけど、私が作ったカレーが何処かに行っちゃったんだけど、ロラン知らない?」 ロラン「アレは危険なので外に出しましたよ」 7 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/24(日) 13 41 42.27 ID ??? ギンガナム「 1乙しに来たらガンダム家の庭先にスパイシーな香りのミンチが転がっていたのである」 12 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 03 24 49.75 ID ??? キラ・ウッソ「「(二次元の)お姉ちゃんが欲しいよ~」」 アムロ「アレで我慢しなさい」 セレーネ「ロラーン、ご飯まだー?」ゴロゴロ 13 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 03 39 38.64 ID ??? 逆転の発想で妹を 14 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 03 41 59.27 ID ??? 13 キラ「なるほど、シンが適当に誰かとくっつけば」 ウッソ「僕の場合はちょっと厳しいですね・・・・そもそも僕年上属性ですし」 15 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 04 00 20.43 ID ??? リリ姫「ウッソお兄様」 黒リリ「ウッソお兄さん」 アヤカ「ウッソお兄ちゃん!」 ナナ「ウッソにぃにぃ」 16 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 04 18 05.28 ID ??? マユ「ウッソお兄ちゃん」 17 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 08 34 08.19 ID ??? シャクティ「・・・ウッソお兄ちゃん(ボソッ)」 18 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 08 53 37.22 ID ??? ベルトーチカ「ウッソ、私をお姉さんと呼んでいいのよ。むしろ呼びなさい」 19 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 10 05 19.33 ID ??? ガロード「こういうのって"髭は災いの元"ってヤツだろ?」 ジュドー「"ジムも鳴かずば撃たれまい"じゃなかったっけ?」 キャプテン「二人とも間違っている可能性100%」 20 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 11 02 05.76 ID ??? ウッソもキラも駄目だなぁ、お姉ちゃんならロランが居るじゃないか 21 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 12 48 00.40 ID ??? いやむしろロランはお母さん 22 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 13 23 47.33 ID ??? ギンガナム「このローラ凄いよォ!さすがガンダム家のお母さん!」 ロラン「はいはい。今ごはんを……」 ギンガナム「シン・アスカの飯は全て接収している!キラ・ヤマトが出番を頂いたようになぁ! わかっているのか、シン・アスカァァ!!」 シン「あんたって人はぁぁぁあ!!」 ロラン「弟の飯を盗むんじゃない!!」 23 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 20 38 21.47 ID ??? キラ「ちょっと、いつも僕の盗られても何も言わないよね」 24 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 20 42 47.49 ID ??? シン「アンタは人のを盗ってるだろうがーッ!」 25 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 20 59 51.65 ID ??? ギム「わかったかローラ!兄弟喧嘩を起こさないためにわざわざ弟の方から直接奪った我輩の優しさが!」 ロラン「そ、そこまで考えて・・・・って納得する訳無いでしょう!」 26 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/25(月) 21 51 50.21 ID ??? コウ「ほらシン、俺のを少しやるよ」 シン「ニンジンは自分で食べて下さい」
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/114.html
∀ガンダム∀ GUNDAM 登場作品 ∀ガンダム 型式番号 System-∀99 全高 20.0m 重量 28.6t 所属 ミリシャ 武装 ビーム・ライフルビーム・サーベルガンダム・ハンマービーム・ドライブ・ユニット月光蝶核ミサイルシールド 特殊装備 胸部マルチパーパスサイロIフィールドシステム∀空間転移システム追加武装ユニットオペレーションシステム 搭乗者 ロラン・セアック 【設定】 ビシニティ地方の遺跡にある神像から出現したモビルスーツ。 かつてターンXと戦い、月光蝶で過去の地球文明を砂に帰した。 その後はマウンテンサイクルで眠りについており、長い年月の果てに岩に埋もれていたがディアナ・カウンターの地球帰還作戦の際に復活。 たまたまその場に居合わせたロランが乗り込み、以後ミリシャの主戦力として活躍する。 ∀は「ターンエー」と読み、全てを意味している。一応MSの体を成してはいるが、ターンタイプという独自のカテゴリーに含まれる。 周囲の人間からはヒゲの機械人形、あるいはホワイトドールと呼ばれている。 劇中で「ガンダム」と呼んだ人間は限られているうえ、「ガンダムにはお髭がありますか?ありません!」とも言われたりと散々。 機体については謎が多いが、宇宙世紀7800年頃に製造されたとされている。外宇宙から流れついたターンXの性能に恐怖した人類が、侵略に備えあらゆる技術を使い究極のMSとして設計したらしい。 単独での作戦遂行をコンセプトとしとり、極めて高い機動性とスラスター出力、動力源は縮退炉(=ブラックホールエンジン)、自己修復機能を持つナノスキン、ビームのみならず実体弾すら跳ね返すIフィールド(*1)、高威力のビーム・ライフル、Iフィールドでも打ち消されないビーム・ドライブ・ユニット、そして月光蝶システム等々破格のスペックを有する。 更にそもそも機体自体がIフィールドで動いているため常にバリアに覆われているようなものであり、細い見た目とは裏腹に極めて頑強。 その上設計段階では「ミノフスキー粒子を無力化する装置」まで搭載する計画があったらしい(*2)。 実際には搭載されなかったが、搭載されていたらV2ガンダム涙目である。 言わずもがなだが、歴代ガンダム主人公機史上最強の機体の候補、というよりも黒歴史の事も考えるとターンX同様、これから先のガンダムシリーズに登場する全てのMSを超えている事が前提の機体である。 尚、上記の「機体自体がIフィールドで動いている」というのは、Iフィールドビーム駆動、またはIフィールド・ビーム・ドライブと呼ばれ、∀だけで無くターンXやスモー等にも採用されている、この時代では広く一般化され始めた駆動形式である。 これは従来の腕部や脚部等に機械構造を組み込んで動かすものではなく、機体表面にIフィールドで立方格子の梁を作って関節を動かすものであり、いわば外から操り人形の様に動かす仕組みになっている。 よってこれが採用されている機体の腕部や脚部等は内部に機械構造を持たない単純な金属の塊でしか無く、従来のMSと違い空洞に近いものとなっている。 劇中でターンタイプの頭同士やMSの破片がぶつかった時に軽い音がしたり、∀が劇中で胸部のサイロに牛や核ミサイルを積載出来たのもこれが理由。∀の上半身はなんとがらんどうなのである。 劇中でも終盤圧倒的な能力を見せ付けているが、設定上はそれでもフルスペックというわけではなかったようで、本編終盤の超性能でもターンX同様全性能の5%程度しか発揮していない。 文明を破壊した黒歴史時代ですら全性能の20%程であったらしい。フルパワーで動かしたらどうなってしまうのだろうか… 【武装】 基本武装はガンダムに範を取り、極めてシンプル。しかし シリーズでも屈指の機動力を誇り、動きが大変カッコイイ。 手刀 発掘品である∀ガンダムは、初期は武装が満足に揃わず、徒手空拳での格闘戦を挑むことも多かった。 望まれた結果かはさておき、∀ガンダムはこうしてアクション派俳優としてのキャリアも着実に積みあげていった。 そしてこれは、∀ガンダムが徒手空拳の格闘戦に耐えうるほどの丈夫さとパワーがあることの証明でもある。 ビーム・ライフル ∀ガンダムのメインウェポンの一つ。 金属粒子を固有振動によって収束させ発射する、リフェーザー(共振粒子)砲という設定。出力調整も可能。 最初に使用したものは前述のとおり経年劣化等に伴い、すぐに融解した。 その後しばらくして新たに発掘されたものを装備している。 VSシリーズではサブウェポンに甘んじているが、原作では中盤以降のメインウェポンとして立派に活躍している。 時に最大出力ではコロニーレーザーに匹敵する出力を持つと言われることがあるが、公式設定ではない。しかし劇中の超性能を見る限りあり得ない話ではなさそうなのが怖いところ。 ビーム・サーベル アクション俳優たる∀ガンダムのメインウェポンの一つ。 プラズマで敵を焼き切るビーム兵装。 長さを調整することができるほか、手を回転させることでビーム・シールドのような運用も可能。 特に前期は刀身が細く描写されることが多く、その動きと合わせ非常に殺陣が映える。 ガンダム・ハンマー オリジナルのガンダムより受け継いだ、トゲ付き鎖鉄球。 見た目どおり攻撃力は抜群で、しかも質量兵器なので省エネ。更にトゲが爆発したり、Iフィールドの展開機能もあるなど他の武装に決して劣らない超性能っぷり。 鉄球部分だけでなく鎖までもが異常な強度を持ち、グルグル回転させてミサイルを受け止めても破断しなかった。 そのシンプルかつ頑強な構造故にか、マウンテンサイクルに隠されていた武器庫の武器がことごとく使い物にならなかった(触れた途端砂になって崩壊した)中で唯一機能を保っていた。 ロランには「残ったのはこれだけか」と、対峙したフィルに「いかにも蛮族がやりそうなことを!」とクソミソに言われつつも大型モビルスーツ・ウォドムを撃退する活躍を見せつけた。 実は使用回数自体は片手で数えられる位(しかも一度は使った後すぐ壊れた)だが、ロマンとカッコよさに満ち溢れたその佇まいが全てを肯定するのだ。 スーパーロボット大戦シリーズにおいてアルファ外伝での初登板時、長射程大威力移動後使用可能という超優遇措置を受けて作中のメインウェポンと化していたため、気合入りまくりの攻撃アニメーションと相まってスパロボユーザーにもターンAといえばハンマーというイメージがある人は多いのではなかろうか。 ビーム・ドライブ・ユニット 鹵獲された際ムーンレイスの解析で復活した、腰部に付く拡散ビーム砲。 ビーム兵器ながらIフィールドで相殺できないという特性を持つ。 使用した際に乗っていたジョセフの台詞から、「やったぜフラン砲」とも呼ばれる。 月光蝶 文明の産物を壌に帰してしまうナノマシンを散布する装備及びシステム。 散布されたナノマシンは青味を帯びたオーロラの様に輝く蝶の羽に見える。 ∀ガンダムはかつてこれを使って、それまでの文明(黒歴史)を埋葬したという過去を持つ。 核ミサイル 胸部マルチパーパスサイロに格納していた、発掘品の核ミサイル。 劇中ではミリシャ・ムーンレイスのどちらの陣営にも渡らないようにロランが保管していたもの。 「人を救う」ための使い道として、月面都市に墜落しようとしている隕石の破壊に使用し、「道具は使う人次第」という∀ガンダムらしいテーマを垣間見せた。 ゲーム中で人間相手に気軽に投擲しているのは、そういった劇中描写から考えるとかなりアレな姿ではある。 【原作の活躍】 物語開始直後はホワイトドールの神像として休眠状態だったが、成人の儀の日に開始されたディアナ・カウンターの地球帰還作戦の際にポゥ・エイジが搭乗するウォドムが放ったメガ粒子砲により自己防衛システムが起動、手持ちのビーム・ライフルを発射した(*3)。 その時に、その場に居合わせたロラン(とソシエ)が搭乗、以後主にミリシャの主戦力として各地を転戦した。 序盤はビーム・サーベル以外に装備も無く、さらにスラスターや胸部マルチバーパスサイロにナノスキンのカスが詰まっていて飛行が出来なかったが、ディアナ・カウンターから亡命した技術者達の尽力や戦闘中にナノスキンのカスが除去されたこと、さらに固有の武装がいくつか発掘されたことで徐々に本来の性能を取り戻していった。 本来は文明まるごと消滅させる脅威かつ危険な超兵器なのだが、モノは使いようということで洗濯や牛の運搬などの元々の(作業機械としての)MSの使い方でも活躍した。 ビーム・サーベルや手刀による格闘戦も得意で、ロランの性格もあって脚部などパイロットが死なずに戦闘能力を奪える部分を狙っていた。 月の冬の宮殿付近で戦艦を押し戻す際に若干だが月光蝶に似た現象を発現、この時はカメラアイの色も若干変わっていた。 最終決戦では、ターンXとの一騎打ちで両機とも月光蝶を発動、激戦の末お互いサーベルが胸部を貫通、相打ちとなり最後はギム・ギンガナムやターンX諸共ナノマシンの繭に包まれた。 【搭乗者】 ロラン・セアック CV:朴 璐美 ムーンレィス(月面居住者)の少年。 但し冷凍睡眠から覚醒させられた人間の為、両親の身元を含め出自は明らかでは無い。 中性的な声と容姿、セミロングの銀髪、エメラルドの瞳、浅黒い肌が特徴で、月の女王ディアナを敬愛する。 遺伝的に体が弱く、身体的特徴はその表れであるらしいが、地球で生活する内にかなり体力が付いた模様(*4)。 性格は優しく穏やかで、他人に使われることも苦に感じず、本国と比べて文明の遅れている地球人に対しても特に軽蔑はしていない。 童謡「メリーさんの羊」をよく口ずさみ、唯一の親との接点であるらしい某農協系金融機関のグッズによく似たブリキの金魚を宝物としている。 原作では本格的な地球帰還の前に事前に月から送り込まれた入植者で、地球に降下したはいいが川で溺れてしまい、ハイム家姉妹に助けられたことが縁でムーンレィスであることを隠しつつ使用人兼運転手として働くようになる。 このことなどから、ロランも次第に地球やそこに住む人たちに強い愛着を覚えるようになる。 成人の儀の最中、突如として侵攻を開始したウォドムに反応して目覚めた∀ガンダムに乗り込み撃退することに成功。 前述の通りムーンレィスではあるが、プロペラ戦闘機が最新鋭のミリシャに対し、MSを初めとした圧倒的な武力で恫喝するフィルをはじめとする強硬派に反感を覚え、一方的な戦争だけは避けれるようにと地球側についた。 しかし当然ながら月の人間とはあまり積極的に戦おうとしないため、優柔不断と評されることもあったが、本人が語った「人の命を大事にしない人とは誰とでも戦う」という信念を貫き通す芯の強さを秘める。 またズサンのパイロットを撃墜する時に「人が乗っているのに…やる!!」と思い切りの良い決断を下している事からも分かる通り、歴代ガンダム主人公の中でも特に覚悟が強く、戦争や戦いに対し現実を見据える事が出来ていたりする。 公の場ではグエン・サード・ラインフォードの指示で「ローラ・ローラ」の名で女装、プロパガンダとして利用されたことも。 ちなみにロランにとってこれは黒歴史であり(*5)、メリーベルにローラ・ローラと呼ばれた時は「この女もローラ・ローラと言う」と怒りを滲ませていた。 これは自分の事で怒る珍しいシーンでもある。 戦闘は基本的にサーベルでの脚部など部分的な破壊や武器を使わない格闘戦(手刀など)、狙撃などでパイロットは殺さない戦い方をする。 これは、戦争の規模がそれほど大きくなく、小競り合いが大半だった事と、パイロットを殺害してしまうとそれによって口実を与え戦線の拡大を招くという事態も考えられるため、戦力で劣るミリシャとして最小限の防衛に徹し、抑制的にするのは定石とも言える。 彼が殺したと確認できるのはズサンのパイロット1人であるが、この時は相手はこちらの意思を問わず攻めかかってきたため、ロランとしても元より手加減せず、確実に相手を仕留めるつもりで攻撃していた。 操縦技術、センスも有り、ソシエから引き継いでイーゲルと戦闘した時はパイロットのコレンが突如挙動が良くなった事に驚き、レット隊とのフラット戦では機動特性を把握していた事から戦闘を有利に進めていた。 最終決戦後はソシエとの愛を振り切って隠棲するディアナのお付きとして共に過ごす事になる。 【原作名台詞】 「地球はいいところだぞ! みんな、早く戻ってこぉぉぉい!!」成人式の前日の夜、月に向かって叫ぶ。 「僕はね…僕はムーンレィスなんです…ムーンレィスなんですよぉぉ!!」「僕は二年前に月から来ました。けど、月の人と戦います。だけども、地球の人とも戦います!」「人の命を大事にしない人とは、僕は誰とでも、戦います!」地球とムーンレィスが争い合う状況に耐えられなくなったロランはとうとう自身の正体を明かすと同時に戦うことへの迷いを捨てる。命は大切で平等という考えを持つロランらしい台詞。 「地球は戦争する所じゃないでしょーっ!」正論であるが、地球人類の歴史には必ず戦争があったのもまた事実ではある。 「人が乗っているのに…やる!!」ロランの覚悟の強さを最も表している台詞。ロランは優しいだけの男では無いのだ。 「人の英知が生み出したものなら、人を救ってみせろぉぉ!」月に向かって移動するコロニーの残骸を破壊するために、核ミサイルを使った時の一言。 「戦いの歴史は…繰り返させませんッ!!」「人が、安心して眠る為には!」「倒す…倒します!」「自分を捨てて戦える者には!」ロランは人の為に戦っているというのが分かる台詞群。 「ディアナ様、また明日…」ラストシーン。ディアナの就寝を確認してドアを閉める場面で物語は幕を下ろす。 「ユニバース!ユニバァァース!」劇場版『地球光』にて。ムーンレィス共通の感嘆符。ハリー・オードも言っている。本作の勝利リザルト時のセリフの一つでもある。 【VS.シリーズの活躍】 ガンダムVS.ガンダム 無印より「∀ガンダム」主役枠で3000GP機として登場。 泣く子も黙る漢のガンダム・ハンマー使いとしての登場。 近距離戦で誘いうけをしつつ、効率よくダメージをもぎ取っていくのが主な仕事。 劇中では別にハンマーばかりで戦っていたわけでもないのだが…。 ビーム・ライフルなどの装備も再現されており、刀身の細いビーム・サーベルがこだわりポイント。 劇中イメージもあってか、頭を回転させたりとコミカルな仕草も持つおちゃめさん。 アシストはカプルと同じヒップヘビー、ただしこちらは機関銃を撃つ。 ガンダムVS.ガンダムNEXT 基本は前作と同じだが、明鏡止水と似たシステムである月光蝶が追加された。 横格の判定強化やNDによる隙消し、さらにステサブによる擬似ステキャンにより、機体サイズに似合わず回避能力は高い。 ハンマーよりもステサブで回避をしつつ間合いをつめて着地や射撃の隙に格闘を叩き込むのが主な戦い方になった。 またアシストがフラットに変更され、細いビームを2回発射する。 体力200以下になると月光蝶が発動する。 発動したらカメラアイが赤色に変化、背中から蝶のような翅が出現し、その際背中のシールドが吹き飛びシールドガード不可能となる、あと翅のせいで若干画面が見辛くなる…。 その代わり攻撃力が一気に上がり、コストオーバーで復帰した2000や3000ならワンコンボで撃破することも容易い。 EXVS. ビーム・ライフルがCS、核攻撃が格闘CSなどシステムが変更された。 武装アシストにカプルを呼び出す。 体力200以下の月光蝶によるパワーアップは廃止されたが、月光蝶自体は覚醒技になった。 武装の劇中での活躍は以下の通り。 射CS=第2話の照射ビーム 格CS=第39話のミスルトゥ破壊 N格=第45話でターンXに仕掛けるが分離で回避される 横格=劇場版のウィルゲム離陸にて 前格初段=第4話でウォドムの手首を落とした手刀 前格二段目=第20話のフラット蹴り 下格=第6話のハンマーによるミサイル防御 N格前派生or前格後派生=第31話のアルマイヤー斬り 特格=第28話の突撃モーションから第41話のマヒロー投げ ちなみにパイロットのロランは、何故か原作2話の成人式の衣装(全裸)になっている。可愛い娘なら… DLCで参戦したサーシェスの台詞からすると本当に全裸で乗っているようだ。 EXVS.FB 前作と同じコストで登場。 特格に新しい択が追加され、近距離の選択肢が豊富になった。 特に今回の目玉である後特格のジャンプ斬り(通称 田植え)は単体の格闘としても移動技としても優秀で、 BD性能の強化とあわせて、敵機に接近して殴り倒す性能が格段に上がっている。 また、今作では何故か常時ビーム・サーベルを抜刀している。 さらに、モバイル限定だがパイロット衣装の機能が追加された為、ノーマルスーツとローラ・ローラ(女装)に変更が可能。 EXVS.MB NEXTのミサイルが復活し、更にガンダム・ハンマーが遂に足を止めなくなるという嬉しい強化がなされた。 しかし射撃武装が増えたことで格闘の種類の減少や一部格闘の性能下方修正がされており、耐久力は相対的に減少。 基本的な戦法は変わらないが、FBと比較して射撃寄りな調整をされたといえるだろう。 またパイロットの声優さんが同じためか、ブリッツガンダムが僚機だと専用の会話が発生する。 何故かロランはニコルに対してライバル心を抱いているようである。 EXVS.FORCE プレイアブル機としてコスト3000のまま続投。 アシストが消滅したくらいで他はFBのまま。 ロランはデフォルトでノーマルスーツ姿となっている。 EXVS.2XB コマンド配置がメインがビーム・ライフル、特射にアシスト、格闘CSにハンマー、後覚醒技に核と大きくコマンドが変更。 性能もメインはダブルオーライザー並みの太さ、アシストは弾切れ時のアラート鳴らしくらいの性能だった前作から回避を強要させる武装にランクアップしハンマーは落下テクになるなど大きく強化された。 一番やばいのは機動力で、連打BD回数が11回という時限強化機体と並ぶほどであった。 膨大な行動回数に寄り稼働初期は尋常ならざる戦績を記録し、緊急アップデートにて9回と他の3000より少し多い程度に落ち着いた。 が、やはり変則的なムーブ武装と行動回数、およびそれらに振り回されない優秀な射撃群とが高いレベルで噛み合わさり、2度に渡る全国大会まで環境を席巻し続けた。その間も何度も下方されたが、いずれも誤差範囲の内容であることが拍車をかけたと思われる。 結局、同作のお供と共に通算5回の下方修正を受ける次第となった。ストフリ等と同等の紙耐久レベルまで下げられ、ハンマーの射撃破壊効果も没収されたことでようやく平均レベルまで落ち着いた。 EXVS2OB XB最終版をベースに、前射撃CSにフラン砲が移行。NCSのゲロビ共々ボタンを離した瞬間にチャージを消費するようになり、フェイントは出来なくなった。 また、共通修正でピョン格の接地ズサが没収された。 【勝利・敗北ポーズ】(ガンVSガン、NEXT) 勝利ポーズ ビーム・ライフル以外の物を携帯時 何も持たずに両手を広げ、天を仰ぐ。「地球はいい所だぞー!みんなー、早く帰ってこーい!」 ビーム・ライフル携帯時 ガンダム・ハンマーに右足を乗せて、ビーム・ライフルを斜め上に向けながら天を仰ぐ。 NEXTのみ月光蝶が発動していた場合、上記のポーズ時に月光蝶が発動している。 敗北ポーズ 棒立ち。頭が回っている。ちなみに戦闘中でも敵に背を向けて棒立ちしても頭を回す。 【勝利・敗北ポーズ】(EXVS) 勝利ポーズ 通常時 カプルと手をつないでほのぼのとした棒立ち 覚醒技時 月光蝶を展開し、万歳。目が赤色になっている 敗北ポーズ 尻餅を付く 対スモー戦でチークガードを折られた際の機能停止状態だと思われる 【勝利・敗北ポーズ】(EXVS.FB以降) 勝利ポーズ 通常時 両手のビーム・サーベルを回し、ニュートラルポーズを取る カプル呼出し中 カプルと手をつないでほのぼのとした棒立ち 覚醒技時 前作と同じだが、目が赤くなっていない 敗北ポーズ 前作と同じ 【その他の活躍】 ガンダムビルドファイターズトライ 第10話のガンプラコレクションのガンプララリーでTAKUが使用するガンプラとして黒に塗装された機体が登場。 機体色が黒なのはTAKUが肌を焼いていたのを機体にイメージとして反映させた結果なのだろうか。 カミキ・ミライの美貌に目を付け食事をする権利を得るためにガンプララリーに参加し、シールドでの見事なサーフィンや、勝利を確実にする妨害のためにミライにバトルを仕掛けて(ミライが素人同然とはいえ)コウサカ・ユウマ製作のママッガイを圧倒する実力を披露したが、最期はプチッガイを見失い蒼天紅蓮拳で股間のコックピットを粉砕されて敗北。それを見ていたギャラリーの男性陣も戦慄を覚えるのだった… + TAKU TAKU CV:野島裕史 アイドルユニット「三代目スゴック」リーダー。 「色恋は芸の肥やし」を座右の銘に女性を節操もなく口説いており、有名人なら何をしても許されると思っている。 SDガンダム GGENERATION 月光蝶が使えない初期状態と月光蝶が使えるようになる能力解放版とで別ユニット扱いなっている。 初期状態では平凡なユニットだが、開発して能力解放版になれば空を飛べるようになり、月光蝶をはじめとする武装が増えるなど最強クラスのユニットとなる。 『SPIRITS』では黒歴史時代の本機が隠しラスボスとして登場するが、こちらはガンダム史上最強機体の名に恥じない超絶的なスペックを持つ。 ただし本編の∀と同一機体とは明言されておらず、作品上もオリジナルに属する。 なお、黒歴史には非宇宙世紀のガンダムも含まれる事や自己修復機能に加え月光蝶システムに使用されているナノマシンがDG細胞のそれに似ていることから、何らかの関係性があるのではとされている。 Gジェネオリジナルの機体として「デビルガンダムJr.」という、上半身がターンXと酷似した機体まで存在しており、あくまでもGジェネの話とはいえ、デビルガンダムの成れの果てがターンタイプであるという一見するとトンデモに聞こえる説も間違いではないのかもしれない。 『DS』ではターンタイプのデータを元にしたとされる量産型∀ガンダムともいうべきMS「センチュリオ」が登場。 トリエ、ノーマ・レギオをはじめとした強化人間「レギオン」達が搭乗した。 バリエーションも複数存在し、トリエ搭乗の試作型は「トライア」、ノーマ搭乗の指令官機は「インペラトール」名義となっている。 最終話では多数のセンチュリオが現れ、全員がエース級の能力な上にダメージを受けるとすぐにパワーアップする、センチュリオの数が多い程能力が更に上昇、大抵のバリアを無効にする攻撃や月光蝶と同等のMAP兵器を使用する、バリアでただでさえ固いのに一定確率で完全回避まで発動するなど、ラスボスに相応しい強敵として立ちはだかり、専用BGM「無数なる一」と相まって多くのプレイヤーを戦慄させた。 スーパーロボット大戦 参戦回数は少ないものの、黒歴史が世界観の根幹を成している事が多くかなり目立つ。また、共演している「ガンダムX」とはよく絡み、ロランとガロードが仲良しである事が多い。 ∀ガンダムは序盤は武器は少ないものの、徐々に武器が解禁されていき最終的には月光蝶の追加などで自軍最強クラスのユニットとなる。 また、ロラン以外にもアムロやカミーユ、クワトロなども搭乗可能で、専用の月光蝶使用時のボイスも収録されている。 初登場の『α外伝』では主要なシナリオはほとんど再現され、DVEも豊富、エンディングでは未来世界に残されたアーガマが地球と月の融和の象徴として、ロランとガロードの名前にちなんだ「ローラ・ラン号」として就役するなど、初参戦である事を差し引いても破格の待遇だった。 『Z』シリーズではエンディングの度に埋められて封印されるのだが、毎回勝手に復活して異世界だろうと別の星からでもロランの下に駆けつけてくる。 Zシリーズ最終作の『第三次Z天獄篇』では通常兵器ともMAP兵器とも違う特殊コマンド版が登場。自分を中心とした広範囲の敵のエネルギーを吸収する技となっており、エネルギー使用技に依存しがちな相手ならボスだろうが封殺できる。 ちなみにネオ・ジオングにとっては天敵ともいえる仕様なのだが、OVAでバナージに刻の果てを見せた機体の天敵が∀というのは面白い偶然である。 『X-Ω』では復活したギンガナムとの共闘をし、合体攻撃も実装された。 その合体攻撃、演出としてはどう見ても∀とターンXの戦闘に相手が巻き込まれるというものになっている。 【余談】 お髭がチャーミングな「∀ガンダム」の主役機である本機だが、ガンダムシリーズには珍しく最後まで交代をすることなく主役を務めた。 これまでのガンダム機体とは一線を画する独特の雰囲気をたたえているが(主にヒゲ)、機体のパーツ構成自体はかなり初代ガンダムに忠実なデザイン。 それでも∀ガンダムの監督である富野御大自身も最初はこのフォルムに戸惑ったとか。 ちなみに噂では特徴的な髭、あれはデザイナーのシド・ミード氏はウイングガンダムゼロの「耳」部分のつもりでデザインしたらしい。 実際、ウイングの耳と同様ヒゲはチークガードの役割をしている。 ちなみに現在の∀以上に異彩を放っていた初期∀ガンダムデザインは「スモー」として転用された。 余談だが、本機のデザインは当時の漫画家の皆様に多大な影響を与えたらしく、それぞれの連載作品中で本機のヒゲをデザインに取り入れたと思われるキャラが登場しており、有名どころでは『シャーマンキング』の道円(*6)、『封神演義』の紂王が乗っていた象などが存在する。 また、「機動戦士ガンダムSEED」ではラクス・クラインが所有するハロの一体に本機を思わせる白いヒゲのマーキングを施していた。ちなみに続編の『SEED FREEDOM』では、このハロがどこぞの御大将っぽい声で御大将っぽいセリフを喋っている。 ロランは男役として女性声優が起用された初のガンダム主人公である。 その後も「機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY」のプレア・レヴェリー、「ガンダムビルドファイターズ」のイオリ・セイ レイジ、「ガンダムビルドファイターズトライ」のカミキ・セカイ、「SDガンダムワールド ヒーローズ」の悟空インパルスガンダム、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント」のウィスタリオ・アファムにも女性声優が起用されている。 さらに余談になるが、担当声優の朴氏は富野監督の前作に当たる「ブレンパワード」で声優としてデビューし、その際に富野監督に見出されロラン役に抜擢された逸話を持つ。 ちなみに「ターンエー」読みはガンダムシリーズ独自のものである。 「∀」の文字をパソコンやスマホで入力したい場合は「きごう」や「すうがく」を変換すると出てくる。