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Pop nツインビー 【ぽっぷんついんびー】 ジャンル 縦スクロールシューティングゲーム © Konami Digital Entertainment 発売機種 スーパーファミコン8メガビットROMカートリッジ 発売元 KONAMI 発売日 1993年3月26日 分類 時代を彩った作品起伏の緩い作品 概要 特徴 気になる点 補足と総評 概要 コナミからスーパーファミコン用に発売されたシューティングゲーム。 アーケードで稼働していた出たな!!ツインビーの世界観や パイロット設定を受け継いだ家庭用オリジナルのシリーズ続編。 狂人になってしまったマドカの祖父のDr.マードックを正気に戻すため、 ツインビー達がどんぐり隊に立ち向かう。 特徴 当時スーパーファミコンで主流になっていたアレンジ移植やオリジナル続編の中間的な作品。 同機種に出たな!!ツインビーが移植されていないため、代替的な作品という立ち位置でもあった。 システムはライフ制の導入や、スーパーファミコンの多ボタンを使用した 攻撃の使い分けを特徴としたオリジナル色の強い内容になっている。 BGMはボス戦を始めとして前作よりアップテンポな曲が増えている。 分身のフォーメーションは3パターンから選択制になったほか、 ツインビーとウインビーで選べる物が異なる。 他のゲームのボンバーに相当する回数制の全画面攻撃として、 画面中を分身が飛び回る「ちび分身」が追加された(*1)。 溜め撃ち攻撃はなくなり、代わりに弾消し性能のある近距離攻撃のパンチが使えるようになった。 二人プレイ時は味方にライフを分け与える操作と、味方を投げる操作が加わった。 どちらもコンフィグで設定した専用のボタンを押す事で行なう。 気になる点 テンポが悪い 家庭用に設計された事でステージが長くなり、冗長な展開が多くなった。 特にステージ4の空中戦艦はボスまでの道中が8分を超える長期戦となり、集中力を維持する事が難しい。 しかもボスは戦艦と無関係な戦闘機のため、戦艦を撃破する事はできず、徒労感だけが残ってしまう。 またコンテニューは回数制の戻り復活なので、ボスでやられた時のモチベーション維持が難しい。 操作が複雑 攻撃手段の増加や2P連携用の操作でボタンをフルに使わせる操作形態となり、 ただでさえベル管理が忙しいシリーズにも関わらず、操作形態も複雑になっている。 パワーアップが面倒 分身が一回につき一つずつ増加に変更された上、ダメージで剥がれる仕様になったため ベルパワーを気にしなくていいような最強状態になれる機会がほとんど無くなってしまい、 ゲーム中ずっとベルの吟味をしなくてはならず、ステージの長さと合わせて嫌な緊張感が続いてしまう。 攻撃を避けにくい 画面比率の都合で敵が近いだけでなく、溜め攻撃がパンチに変わったため 常にインファイトになりやすく、危険を認識する前にダメージを受けやすい。 また3面ボスは画面下部まで圧迫した上で至近距離レーザーを撃つという 知らなければまず避けられない攻撃を最低難易度でも行なってくる。 頻度は多くないが、画面下から体当たりしてくる敵も存在する。 補足と総評 見た目や音楽は非常に華やかで動画などで見る分には名作の風格があり、 また発売機種やライフ制(*2)という要素から簡単な作品扱いされる事も多いが、 実際にプレイをすると動画では分からない意地悪な要素が目立つ作品でもある(*3)。 なお二人プレイではその場復活になる仕様や 分身が削れても気にならない程度の火力が保証される事から 上記の欠点もかなり緩和されるというリア充向け仕様のゲームでもある。 名前 コメント すべてのコメントを見る KONAMI シューティングゲーム スーパーファミコン ツインビー
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スーパーロボット大戦K 登場人物 (見つからない場合は、その他の人々を参照) ミスト・レックス シェルディア・ルージュ アンジェリカ・シャルティール イスペイル様 ヴェリニー ガズム ル・コボル イスペイル兵B イスペイル兵D イスペイル兵F イスペイル兵G イスペイル兵L イスペイル兵O イスペイル兵S イスペイル兵T ヴィルヘルミナ ※イスペイル兵W イスペイル兵Z イスペイル兵(その他) ヴェリニー兵A ヴェリニー兵B ヴェリニー兵C ヴェリニー兵M ヴェリニー兵N ヴェリニー兵R その他の人々
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スーパーロボット大戦K 発売元 バンダイナムコゲームス 開発 エーアイ ジャンル シミュレーションRPG 発売日 2009年3月20日 価格 6,090円 61 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2009/12/08(火) 17 08 36 ID 4leLn7AK0 ミストさん(およびオリジナル勢)があれなせいで、 Kの評価が必要以上に低く見られているのは気の毒だな。 シナリオはまあ、オリ勢同様あまり文章が上手ではないが、 ゲーム自体はそんなに悪いものではないし登場キャラ、ロボットなども 遊べるものがそろっているのにね。 64 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2009/12/08(火) 17 18 22 ID QDqb/PiN0 Kは版権の扱いも酷かったぞ 「どれが一番冷遇されてたか」なんて地獄の話題が盛り上がるくらい 72 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2009/12/08(火) 17 52 11 ID 4leLn7AK0 64 他のスパロボも全部やっている身からすると、 あの程度の話題は比較的だがどのスパロボスレでも見ると思う。 冷遇だの再現度の苦情なんてのはね。 世間で出来が良いとされていたり、沢山売れているスパロボでも 扱いに関して苦言を言う人は沢山いるよ。 Kが統計上不満が圧倒的多数……とまでは思わないな。 71 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2009/12/08(火) 17 45 08 ID 8EvpW0mA0 Kの場合、近年のスパロボの中でも一本前のWのシナリオが神がかってただけに、 比較されて更に評判落ちてる部分はあるんだろうなぁ。 携帯スパロボのシナリオって、奇数本目のが評判いい印象があるなぁ。 A(1)、D(3)、W(5)みたいな感じで。
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[ファミリア]見回りロボット 画像 ファミリアデータ 2匹のモンスターに60%の確率で押し出しながら攻撃エーデルシュタインでの移動速度を上昇させる。 レベル 14 攻撃力 58 攻撃性 500 見回りロボットへ
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タイトル(コピペ用) ツインビー1 ジャンル その他 このページを編集 海外タイトル 発売日 1986/01/04 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 その他 -表示 国内版 ここを編集 記録 15 42 追記回数 - Player べひしゅたいん TASVideosページ - TASVideosStatus - 転載元 - 分割リンク - マイリスト mylist/6465759 備考 Movieファイル 解説 過去最速 +表示
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※MXには達成率のパーセンテージ表示はない。 ベガ獣グラグラ ベガ獣ジガジガ ベガ獣ズメズメ マザーバーン ミディフォー ミニフォー 円盤獣グビグビ 円盤獣コアコア 円盤獣ジンジン ギルギルガン[第一形態] ギルギルガン[第二形態] ギルギルガン[最終形態] 空魔獣グランゲン 結合獣ボング 光波獣ピグドロン ドラゴノザウルス 雷のオムザック 風のランスター ベガ獣グラグラ UFOロボ グレンダイザー 全長--- 重量--- レディガンダルが乗り込んだ最強・最後のベガ獣。 大量のベガトロンエネルギーが注入されており、絶大なパワーと強固なボディを持つ。 口から高熱火炎を放射し、胸の2本の突起から放つ光線は機体にダメージを与えるだけでなく、相手の視力を一時的に奪う。 ベガ獣ジガジガ UFOロボ グレンダイザー 全長--- 重量--- 親衛隊長モルスが操縦するベガ獣。 元は肉がついていたがベガ星最後の日、転送マシン発動の際にベガ星が爆発したため太陽系の一番端に誤って転送されてしまい、スカルムーンに向かう途中で隕石と宇宙線により骨だけになってしまった。 目から強力なビームを発射し、胸のドリルで敵を貫く。 ベガ獣ズメズメ UFOロボ グレンダイザー 全長--- 重量--- 天才少女キリカが開発した冷凍光線を装備したベガ獣。 瞳と胸の宝石から冷凍光線を発射し、右手のブレードと合わせてグレンダイザーを苦しめた。 なお、冷凍光線は本来は若い惑星の温度を冷ますための物だったが、ベガ大王の命令で兵器に転用されている。 マザーバーン UFOロボ グレンダイザー 全長--- 重量--- 月面のスカルムーン基地から発進する巨大円盤戦艦。 普段はスカルムーンのシンボルタワーに懸架されている。 ブラッキー隊長の指揮のもと、円盤獣とミニフォーを搭載し戦闘母艦として活躍した。 強力なビーム砲と強固な装甲を持っている。 ミディフォー UFOロボ グレンダイザー 全長--- 重量--- ベガ星連合軍中型宇宙円盤。 大きさはミニフォーの約2倍で、武器はベガトロンビーム砲と2基のミサイル。 ミニフォーと同じく戦闘集団を得意とするが、グレンダイザーにとってはあまり脅威とならなかった。 ミニフォー UFOロボ グレンダイザー 全長--- 重量--- ベガ星連合軍小型宇宙円盤。 集団で出現し、フォーメーションを組んで攻撃する。 武装はベガトロンビーム砲とミサイル。 戦闘以外に偵察や輸送にも使用される。 TFOにとっては充分脅威となったが、グレンダイザーに対しては非力なため、ほとんどが一撃で破壊された。 攻撃用と作業用の2種類が存在しそれぞれ色が異なる。 円盤獣グビグビ 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- バレンドスの操るグレートマジンガーを支援するために出撃した円盤獣。 外に突起のついた円盤状の腕と3本の鋭い足によって攻撃する。 甲児が乗り込んだグレートマジンガーのアトミックパンチによって破壊される。 円盤獣コアコア 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- バレンドス戦艦の球型巨大ビーム砲の中にいた円盤獣。 空中にある帯電エネルギーでできており、実弾兵器が一切通用しない。 反重力ストームとブレストバーンによって分解させられるが、体内の3つの球でグレンダイザーに体当たりをかけた。 円盤獣と名乗っているが円盤に変形できない。 円盤獣ジンジン 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- TFOを捕らえるため、バレンドスが投入した円盤獣。 鉤爪状の手をのばし相手を捕らえる。 グレートマジンガーと戦闘中のグレンダイザーの首を後から絞めるも、反重力ストームによって破壊される。 ギルギルガン 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- 備考:第一形態 地球征服を企む宇宙人が日本に放った機械とも生物とも言える宇宙怪獣。 固い外殻にトカゲの様な顔と虫型の体をしており口から溶解液を吐き出す。 鉄を食べる事で成長し、グレートマジンガーの腕を食べてしまった。 ギルギルガン 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- 備考:第二形態 ギルギルガンの第2形態。 第1形態の背中に人型の上半身が生えた姿をしている。 下半身のトカゲの目から光線を放つ事ができるようになっている。 ギルギルガン 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- 備考:最終形態 ギルギルガンの最終形態。 宇宙エネルギーの詰まった宇宙人の円盤を食べて巨大化し、人型になった。翼が生えており、空を飛ぶ事ができる。 腰についている鎌のような武器と指先からの光線が武器。圧倒的な強さを見せつけるが、鎌の付け根が弱点だと悟られ、グレートマジンガーとゲッターロボの共同作戦によって撃破される。 空魔獣グランゲン 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- 地球侵略を企む謎の宇宙人が放った宇宙生物らしき兵器。 全身に生えている触手でゲッターロボを絡めとり地面に叩きつけようとした。また、目から怪光線を発射する。 ベアー号の特攻により爆発。武蔵を死に追いやった。 結合獣ボング 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- 謎の宇宙人の戦闘兵器。 戦闘機や戦車、戦艦の主砲などの集合体であり、全身から砲撃ができる。 バラバラにされても各々のパーツが無事なら、再び元の形態に戻れる特殊能力を持つ。 光波獣ピグドロン 劇場版マジンガーシリーズ 全長--- 重量--- 謎の宇宙人の最終戦闘兵器。 全身を光が包んでおり、ビームなどの光線エネルギーを吸収し巨大化する。 また、実弾系の武器も光によってはじかれてしまう。 相手を内部から破壊する光の矢を放つほか、鋭い爪と胸部からのミサイルを持つ。 グレートタイフーンによって光をはがされ、機械の体を露呈したところをグレートブースターで破壊された。 ドラゴノザウルス 劇場版マジンガーシリーズ 全長550.0m 重量400000.0t 古代の海中に潜んでいた生物が、人間が海に石油を流したために復活・巨大化した姿。 そのため石油を好物とし、タンカーを襲う。 飛行能力を持ち、竜の首状の触手は切られても瞬時に再生するほか、回転させて強風を起こすことも可能である。 また、柔軟な肉体はミサイル攻撃を受け付けない。 雷のオムザック 冥王計画ゼオライマー 全長70.3m 重量700.0t 塞臥が搭乗する「雷」の称号を持つ八卦ロボ。 最後に完成した八卦ロボで人型をしていない。 マサキが開発したゼオライマーに唯一対応できるとされている必殺武器、原子核破壊砲=プロトン・サンダーを装備している。 この武器は、機体中央球の両脇にあり、周囲数キロの物質を微粒子化する。 バーストンと共にメイオウ攻撃の光に包まれ消滅する。 風のランスター 冥王計画ゼオライマー 全長47.0m 重量300.0t 耐爬が搭乗する「風」の称号を持つ八卦ロボ。 強力な風を叩きつける「ボーンフーン」、カマイタチで切りつける「ブレイウェイン」、巨大な竜巻を起こし自由を奪う「デッド・ロンフーン」など、称号の通り風を使った多彩な攻撃を行う。 空中戦を得意とし、肩ごしから伸びる翼で高速飛行が可能である。 初戦闘のゼオライマーを追い詰めるがメイオウ攻撃によって撃破された。 オプション情報大事典に戻る
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スーパーロボット大戦W 【すーぱーろぼっとたいせんだぶりゅー】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 ニンテンドーDS メディア 512MbitDSカード 発売元 バンプレスト 開発元 エーアイ 発売日 2007年3月1日 定価 6,090円 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント 模範的・見本的なスパロボ大胆かつ積極的なクロスオーバー「家族」を描いた人気の高いオリジナルキャラクター簡単過ぎる難易度は賛否両論一部参戦作品の扱いや悪ノリには疑問の声も スーパーロボット大戦シリーズリンク 概要 参戦作品一覧 評価点 シナリオ 完成度の高い戦闘アニメ 豊富なBGM DSの性能を活かしたシステム その他評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 DS初のスーパーロボット大戦。発売当時は、『OGs』が原因不明の無期延期状態が続いている最中であったため、ファンにとっては「久々の『スパロボ』」という事で期待がかなり高まっていた。本作の大きな特徴としてシナリオが2部構成になっており、参戦作品も続編が存在するものが多い。 一方で、前作『J』に参戦した作品の続投の多さから使い回しの多さを不安視する声もあったのだが、ふたを開ければそれらの不安を払拭して余りある、シリーズでもトップレベルの完成度を誇る作品となっている。 参戦作品一覧 + ... ★マークは新規参戦、☆マークは携帯機初参戦。 マジンカイザー マジンカイザー ~死闘!暗黒大将軍~ ゲッターロボG 真ゲッターロボ(原作漫画版) 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 機動戦士ガンダムSEED ★機動戦士ガンダムSEED ASTRAY ★機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY 宇宙の騎士テッカマンブレード ★宇宙の騎士テッカマンブレードII 機動戦艦ナデシコ 劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- ☆勇者王ガオガイガー ☆勇者王ガオガイガーFINAL フルメタル・パニック! フルメタル・パニック?ふもっふ ★フルメタル・パニック! The Second Raid ★百獣王ゴライオン ★デトネイター・オーガン バンプレストオリジナル 『フルメタル・パニック!』3作品は、ゲーム中では「フルメタル・パニック! シリーズ」としてひとまとめにされている。 評価点 シナリオ 粗は少々あるものの、シナリオの完成度が非常に高く、多くのスパロボ、および参戦作品ファンの心をとらえた。家族愛・思い出の大切さ・スペースマンシップというテーマが一貫して描かれている。伏線も絶妙に配置されており2周目以降も新たな発見があるほど。 全般的にそれまでのスパロボではあまり見られなかった大胆なクロスオーバーが多く、直接的な関わりのなかった二作品を結びつけたクロスオーバーはプレイヤーを大いに驚かせた。 中でも『宇宙の騎士テッカマンブレード』は「『ブレード』→『ブレードII』というシナリオの時系列を『ブレード』前半→『ブレードII』→『ブレード』後半の順に変更」「『宇宙の騎士テッカマン』のオマージュとして製作された『デトネイター・オーガン』と『ブレード』 『ブレードII』をクロスオーバーさせる」「原作で救われなかったキャラをオリジナル展開で救済」などの大胆な変更及びクロスオーバーがなされている。 『百獣王ゴライオン』と『勇者王ガオガイガー』は、同じ「ライオンがモチーフ」という点に着目し、「同じ星系の古代文明が作り出した」というクロスオーバー設定を加えて『ガオガイガー』における敵組織との因縁を描き出し、ストーリーに深く関わる形になっている。さらにこの「古代文明の遺産」という設定が本作のとあるオリジナル勢力との深い関係へと繋がっている。 本作で特筆すべき『ナデシコ』関連の話題といえばダイゴウジ・ガイだろう。原作では3話で死亡してしまうが、本作では『R』や『IMPACT』同様無条件で生存するだけでなく、劇場版展開になる第2部では本作オリジナルの劇場版仕様のフェイスグラフィックをひっさげて登場する。ガイ仕様のエステバリスカスタムも当然用意されており、アキトとの合体攻撃も可能(*1)とその優遇ぶりはまさしく前代未聞。ガイ同様無条件で生存する白鳥九十九には劇場版仕様の顔グラフィックが用意されていないが、こちらも劇場版の時代まで生存した場合のIFを堪能できる。『マジンカイザー』とのクロスオーバーではっちゃけることも。 他の作品も、原作では死亡していた大半のキャラがクロスオーバーの結果生存するなど、IF要素を有効活用した大団円となっている。 ともすれば原作崩壊レベルと言われても仕方ないほどの改編が行われているのだが、一部を除き、原作の魅力を損なわない愛情のあるアレンジで、原作ファンからの評価は概ね高い。 日常描写が豊富で料理の腕前をきちんと描写される『ナデシコ』のアキトや学校に通うゲッターチームなど、原作で描かれていながらもこれまでのスパロボでは描かれて来なかった珍しいシーンが多く、これらの細かい拾い方も評価されている。 声優ネタ、パロディネタ等が非常に多い。「中の人などいない!」「まさに外道!」などネット上で話題になったネタや、過去のスパロボや声優などに余程詳しくないとわからないようなマニアックなネタまで存在する。 これまでのスパロボシリーズでも声優ネタやパロディは定番だったが、本作はかなり多い。 一方で元ネタを知らないために違和感を覚えたり、キャラに無理やり言わせているようなセリフ回しはほとんど無い。それだけライターの知識量と非凡さがうかがえる出来である。 パロディとは異なるが、最終決戦地は発売当時の時事ネタであり、多くのプレイヤーを驚かせた(しかもストーリー上、重要なレベルで絡む)。 オリジナルキャラクターの良さ。 今作のオリジナルキャラは、スパロボでは珍しい「一つの家族」として行動するというもの。主人公のカズマ・アーディガンは父・二人の姉・妹・後見人らと共に、戦艦を住居としながらトレイラーという「何でも屋」として生活しているという設定。 特に、カズマのキャラクターはスパロボオリキャラの中でも後にも先にもないようなタイプであった。具体的には近作としては珍しいほどの異様な熱血キャラだが、精神的にも未熟という設定。やたらと突っ走ってはミスをして、家族や周囲のキャラに笑われるのは日常茶飯事。スパロボの主人公では割と珍しく恋人を欲しがっているのだが、直近にいるのは妹か双子相当のキャラという絶望的な状況(後者はフラグが立ちかけたが、きっちり折られた)。主人公機のいい意味であんまりな性能(後述)の反動だろうか。 何かと1人だけ損な目に遭うことが多く、いやに三枚目的なエピソードが目白押し。序盤から版権・オリジナル問わず徹底的にいじられ、最終話でも版権キャラにヤンチャしていた頃の黒歴史を穿り返されるというネタキャラっぷりである。 だが、「偉大な父を越える」というカズマの成長を描いたシナリオの流れも非常に評価が高い。 ちなみに版権キャラの中では序盤から行動を共にするデュオ、性格的に似た者同士である甲児とは特に仲が良い。ある場面ではデュオのことを「昔のダチ(といっても半年前だが)」とまで言ってのける。彼ら以外の版権キャラとの絡みも多々あり(*2)、かといって変に出しゃばったりもしない。カズマの行動に親近感を覚えたプレイヤーも多く、現在でも非常に人気の高いキャラとなっている。 シナリオの合間にカズマが航海日誌を書くシーンが入るのだが、これが備忘録・あらすじとして機能しておりストーリーがわかりやすくなっている。文章という形式なので自軍部隊の様子が冗長にならずに伝えられている点も嬉しい。 実はカズマの航海日誌やとある時期の言動などは、オリジナル敵対組織のとあるキャラとの繋がりを示す伏線となっている。 主人公の妹であるミヒロは年齢10歳でお兄ちゃん大好きなしっかり者、時々黒いセリフを吐く(*3)等大きいお兄さんを狙いすました設定であり、一部で人気が高い。 特に2部序盤で言い放ったセリフ「ビッグボルフォッグだーっ!」は人気が高く、本作を代表する迷セリフとして知られる。 操舵手のホリス・ホライアンは、影の薄さが作中でネタにされたりするが、重要な活躍を度々見せるためファンが多い。版権作品に絡む設定があるのだが、そちらも完成度の高いコラ画像が有志によって作られるなど違和感が無い。 完成度の高い戦闘アニメ 戦闘アニメは『J』からの流用も多いものの、それでも十分すぎる出来。 その『J』から流用したアニメにも、アニメーションやトドメ専用のグラフィックなどが数多く追加されているため見応えがある(*4)。 特に『フルメタ』主役機アーバレストに関しては不遇気味だったアニメーションに多くの改良が加えられ、アーム・スレイブの特徴を良く掴んだ動きになっている(*5)。 ハードがDSに変わったため、BGMや効果音の音質・種類が劇的に向上した。これにより『J』流用のアニメでも以前より迫力が増加している。さらにメモリの性能が上がったおかげで戦闘アニメのテンポが改善されているものもある(分かりやすいのはマジンカイザーとグレートマジンガーの合体攻撃ダブルロケットパンチや、『J』で処理落ちしていたミサイル系の武器)。 完全新規の戦闘アニメは非常に上質で、特にジェネシックガオガイガーのゴルディオンクラッシャーの演出は、発動承認のシーンや終盤のカットインラッシュが再現されるなど、ボイスが無い事を除けばPS2の『第3次α』以上との評価も挙がるほど。 『J』では極少数しかなかった専用トドメ演出が大幅に増加。『オーガン』の原作完全再現レベルのグランドクルスアタックや、ファンの間で語り草となったブレードとアキの「ダブル・ランサーコンビネーション」(*6)は必見。 主人公の最終機体「ヴァルザカード」の最強技の演出などは現在でも最高峰とされており、トドメ演出はBGMがきっちり一周するようになっている。 なおこのヴァルザカード、登場するまでの経緯と見た目から非常に人気の高いオリジナルロボットとなった。特に登場方法はスパロボとしては珍しい展開になっている。 豊富なBGM BGMは様々なBGMが揃えられている。曲自体のクオリティも良質である。 ガンダムSEEDは戦闘BGMとEDがそれぞれ2曲収録、さらにASTRAYもBGMが4曲採用されている。 なお、ASTRAYのBGMは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.』の物が採用されている。 『ナデシコ』からはお馴染みの「YOU GET TO BURNING」や「GO!エステバリス」ではなくスローテンポな「スキャパレリ・プロジェクト」が採用されたことは当時驚かれた。一方で三人娘のテーマである「Three Angel」、「なぜなにナデシコ」のBGM、さらには劇中劇「ゲキガンガー3」の主題歌も採用された。 『ガオガイガー』もヘルアンドヘヴン、ゴルディオンハンマー使用時のBGMと『FINAL』のヘルアンドヘヴン、ゴルディオンクラッシャー使用時のBGMがそれぞれ採用された。 オリジナル曲も豊富で味方戦闘BGMだけでも6曲になっている。 DSの性能を活かしたシステム 基本システムはこれまでのスパロボを踏襲しているが、DSに合わせた仕様の追加・変更がなされている。 DSならではの二画面を活かし、上部画面に全体マップやカーソル上のユニットの簡易能力が表示されるようになった。一度に多くの情報を見られるため地味ながら便利。 DSのGBAスロットを活用した「Wスロットシステム」。過去のGBAスパロボをDSに挿入する事で、高額な資金やレアな強化パーツを得られるという試みで、ファンには嬉しいシステム。 獲得資金やパーツの効果は新しい作品程高い傾向にあるが、いずれも「あると便利」といったレベルであり、クリアに必須ではない。 対応作品には『GC』発売時の懸賞でしか手に入らない、総数僅か2,000本のファミコンミニ版『第2次スーパーロボット大戦』にまで対応している。希少な分報酬も最も豪華。ただ、懸賞に当たらない限り絶対に手に入らない強化パーツがある、という意味で一部プレイヤーは複雑な思いをすることになった。 このシステムは後続のDS作品(『K』『無限のフロンティア』『学園』)にも採用されている。 タッチペンによる操作にももちろん対応しているが、こちらは一切使用しなくてもプレイに支障はない。 その他評価点 クリアデータを引き継いだ2周目以降のプレイでは一部シナリオが別のものに変化する(3周目以降では選択可能になる)ため、新たな楽しみが味わえる。 また周回プレイでは強化パーツと『フルメタ』及び『SEED』関連の機体の購入が可能になる。ただ購入できる機体については少々問題がある(問題点の項を参照)。 前作『J』で不評だった、命中率0%の味方をスルーしてくる敵AIは廃止。 次回作以降で採用される「連続ターゲット補正」もまだ存在しておらず、嘗てのスパロボならではの回避系無双を思う存分堪能できる。 前作『J』で不評だった増援の多さもかなり控えめ、難易度の低さ自体は後述の賛否両論点があるが、サクサクシナリオを進められるため全体的に明るく軽いノリの本作とはよく合っている。 賛否両論点 あまりに低い難易度。 それなりに強い敵もいるのだが、それ以上に味方の火力がインフレを起こし気味。前述の主人公機がいい例である。前作『J』でも言われていたが、更に悪化していると言ってもいい。 さらに、攻撃力低下などの状態異常付加の武器を持つユニットも多くなったため、それを活用すれば強い敵も楽に倒せる。 初心者には丁度いいレベルなのかもしれないが、熟練者にとってはクリア後の難易度調整を最大難易度にしてもヌルいとの事。無改造かつ精神コマンド未使用でもなんとかクリア出来たとの報告まで存在している。 ラスボスも通常でHP300000、クリア後の難易度調整で最大難易度にするとHP600000で他の性能も大幅に向上するが、主人公機を筆頭に単体でも大火力を叩き出す機体が多く、さらに合体攻撃など大ダメージを与える手段が豊富で火力がインフレし過ぎているためあっという間に削り切られてしまう。 さらに特殊能力も「特殊効果武器無効」と「EN回復L」のみで、HP回復やバリアなどは持たないため物足りなさも感じてしまう(一応、パイロットは底力L9や気力限界突破、2回行動といった強力な技能を数多く備えているが…)。 資金稼ぎも恐ろしいほどに容易。一部のボスは撃破しても条件を満たさない限り無限に復活するので「撃墜→復活→撃墜→…」のループで幾らでも資金が手に入る。出撃前メニューにて強化パーツとスキルパーツを売却した後に全滅し、インターミッションでシナリオ再開をすると、あろうことか資金はそのままで強化パーツとスキルパーツが売却前に戻るというバグまで存在している。 一部の機体があまりに強すぎる。 主人公機の最終形態であるヴァルザカードは重装甲に高機動、パイロットは6人、パーツスロットは4、武装もMAP兵器も込みで穴がないというデフォルトで何もかもがおかしいという有様。加えてバグ、もしくは仕様・強化パーツを併用することで無限行動あるいはダメージ5倍と言う凶悪無比な反則性能を発揮することも可能。欠点はせいぜい戦艦に格納できないことくらい。主人公の一家が所有する住居兼戦艦が素体となっているため、ファンからは史上最強の家と呼ばれている。 他にも強力な特殊能力や、ローコストの合体攻撃を所持している機体が味方にゴロゴロ存在している。精神コマンドとの兼ね合い次第では無双も容易。 フォローするならば基準となるバランスそのものが破綻しているわけではないので、極端な話バランスブレイカーな要素を封印しておけば難易度調節は可能。要は「難易度の下限がやたら低い」のである(上限が高いわけでもないが)。 一方で分岐で登場するガウルン搭乗のコダールは初見殺しと呼ばれるほど強い。 クロスオーバーに特化しているため、原作設定や展開はあまり再現されていないということでもある。この点は一長一短といったところか。 そのせいで新規参戦作品であっても出番や見せ場を失ってしまったキャラクターもいる。 問題点 参戦作品の扱いの格差 クロスオーバー及びシナリオが褒められているが、歴代でも悪い部類に当たる「参戦作品の扱いの格差」は批判されている。 本作のシナリオの中心となっているのは『ナデシコ』、『ガオガイガー』、『テッカマンブレード』とどれも既存参戦作品であり、新規参戦作品は冷遇傾向にある。 本作では数少ない純粋な新規参戦作品である『ゴライオン』も、『ガオガイガー』と大きくクロスする為そちらでの出番はあり、1部と2部の両方に登場するが、原作のストーリーはほぼ再現されず冷遇されている。設定についても意図してか否か無視されているものが多々存在する。 しかし原作が既に第三次世界大戦で人類が滅亡した過酷な世界観・奴隷を扱った残虐な描写が多いため、現代の基準からすると積極的な原作再現はしづらいだろうという意見も多い(*7)。 そんな同じく原作の持ち味が完全に殺された中で戦闘BGMとして使われた主題歌の明るい曲調、そしてその主題歌の歌詞の一部である「ギブアップせい!」をシナリオ中でゴライオンのボスキャラが発した事でネタアニメのように認識してしまうユーザーが続出してしまう事態に陥った。 本編第2期に当たる『TSR』が初参戦となった『フルメタ』に関しても、本来ロボットが登場しない番外編スピンオフの『ふもっふ』をメインにしたコメディ寄りのシナリオが多数用意されている一方で、肝心の初参戦の『TSR』については非常に扱いが悪い(*8)。 『TSR』の再現が終盤のみで終盤自体の再現度もかなり低く、キャラクターも数人しか登場しないため、後述のキャラクターデザイン・メカデザイン不採用も相まって初参戦にも拘らず『TSR』要素は非常に薄い。(*9) そのため『TSR』のテーマである宗介の成長とアルの自我の目覚めを描き切れているとは言えず、アルに関してもサブパイとして追加されずシナリオ上でもセリフがほとんど無い。 『TSR』初登場となった巨大組織アマルガムも本作に登場するが、本作では単なる武装勢力扱い(*10)になっており、『フルメタ』系のモブは全て謎の「傭兵」に変更されている。これも合わせて原作未見だと『フルメタ』の敵はテロリストだと誤解されやすい。 また前述の通り『ふもっふ』はロボットの出ない番外編ギャグアニメなのだが、本編を押しのける形で優遇されているため、『フルメタ』も『ゴライオン』同様にネタアニメの様な印象を受けるユーザーが続出した他、こうした扱いを好まない原作ファンから不満が噴出した。 『TSR』ではキャラクターデザイン及びメカデザインが一新されているが、本作では『J』を流用した関係で1期版であり、初参戦なのにもかかわらず、TSR版のキャラクターデザイン及びメカデザインは採用されていない。なおパッケージアートにはTSR版のアーバレストが描かれており、半ば詐欺状態となっている。 既存参戦の1期に関しても『J』との差異を出すためか、いくつかのエピソードの統合及び、時系列の入れ替えが行われているが、『W』全体の雰囲気に合わせてかコミカルなシーンが増え、中には捕縛したガウルンを護送中に自軍がパーティを始める話があるなど原作崩壊気味な話が多々見られる。上記エピソードでは原作とは違い、パーティ中に(*11)原作通りに、ガウルンに出し抜かれトゥアハー・デ・ダナンは乗っ取られた挙句、マッカラン大尉は死亡してしまう。(*12) またプラス方向にスパロボ補正で救済されたキャラクターも多いが、本作はマイナス方向にスパロボ補正を受けているキャラクターが散見される。代表的なのは原作以上に空気が読めず、政治も全く分かっていない様な描写をされた『ガンダムSEED』のカガリやラスボスに「言いたいことがあるならモゴモゴ喋るな、ハッキリしろ!」と言葉を吐かれ原作以上にナヨナヨしてる印象を受けるキラ。 とはいえ『ガンダムSEED』は本来原作では死亡しているキャラクターの多くが生存するほか、Gジェネレーションシリーズでも大きくピックアップされていない『ASTRAY』と密接な絡みを見せているなど、描かれ方に賛否があったキャラはあれど、優れた部分も少なからず存在する。 シナリオでの扱いの良い作品はアニメーションや収録楽曲の量も優遇されているため、余計に扱いの格差が目立つ。 特に曲については大きな差がついており、既存参戦作品の『ガオガイガー』は『ガオガイガーFINAL』と合わせ12曲と大量なのに対し新規参戦作品の『ゴライオン』は「斗え!ゴライオン」1曲のみとあまりにも格差があり、扱いの悪さを感じざるをえない。『フルメタ』も3シリーズ合計で5曲とそれなりだが、作品毎に視点を当てると初参戦となった『TSR』は2曲のみと寂しく、何故か最終決戦を盛り上げたアーバレストの代表曲として名高い「勝利」がない(*13)。既存参戦作品では『ガンダムW EW』、『ゲッターロボG』も1曲のみ。 バグやゲーム自体の仕様 「サイズ差補正無視」というスキルパーツを使っても効果が無いというバグが存在する。 原因はプログラムミスと見られている。これが原因で「デフォルトでサイズ補正無視を持っていない、サイズS以下の機体」は火力不足に悩まされる。 マルチコンボの仕様 マルチコンボを所持する敵が実に多く、更に思考ルーチンもコンボが可能な状況だと優先的に狙ってくる。 前作『J』と違い対象が並んでさえいれば一直線でなくても攻撃が可能になっており、隣り合うだけで良いため、敵のLvが上がると援護防御がほぼ空気になってしまう。 機体やパイロットの加入期間の格差が激しい。 2部構成という都合もあって、第2部後半に初登場する作品の機体は使える期間が恐ろしく短い。また第1部で加入したものの、第2部での再加入がやたら遅いユニットもいる。好きなユニットが満足に使えない点は不満の声が大きい。 加入期間の格差がある事自体はスパロボでは珍しくないが、『W』ではその中に「本来なら序盤に出そろうであろう主役級の機体」が含まれている事が問題視されている。満足に使える期間が少ない作品のファンはかなり待たされる。 本作では周回ごとに撃墜数がリセットされる(しかも撃墜数は全員0で加入する)ため、第2部にならないと使えないキャラをエースまで育て上げるのは至難の業。トップエースなどよほど使い込まないとまずなれない(*14)。 周回プレイ時の改造段階引き継ぎの問題 第2部で正式参戦となるオーガンだが、第1部にNPCとして登場するオリジナルのオーガン(通称アーキオーガン)と改造段階を共有してしまっている。このせいで、2周目以降は前周までに強化した分の改造段階でNPCオーガンが登場する為、『IMPACT』の飛影を彷彿とさせる経験値泥棒と化してしまう。 せっかくの初参戦作品の主役機体でありながら、この問題点が周知されてからは改造を躊躇うプレイヤーが続出した。 この問題は第2部序盤でNPCとして登場するブラックサレナ(*15)にも共通しており、特に第1部でも登場するエステバリス(アキト機)とも改造段階を共有しているため、オーガン同様改造を躊躇うプレイヤーも。さらにこちらは第1部でのアキトのパイロット養成までも引き継ぐため、アキトの養成次第では更に厄介なことになってしまう。 前述の通り2周以降で『フルメタ』と『SEED』関連の機体購入が可能になるが、『SEED』の一部の機体しか役に立たない。 お遊び要素 観賞用と割り切るのが正しいのだが「もっと使える機体を増やして欲しい」という意見は多い。量産機が主体のラインナップなので主役機より強くてはまずいが、今までの作品にあったマニアックな隠し機体のように「総合的には弱いが一点特化で強い部分がある」と言うような面白みもない。 さらに問題なのはSEED系が本格参戦するのが2部からなので、購入した機体を使えるようになるのが一周半ぐらいしてからという事。好きなユニットを思う存分に使えないのはやはり痛い。 しかも、特定ルートでは『SEED』メンバーと『SEED ASTRAY』メンバーが別行動するのだが、機体も作品別で扱われるのでその間特定人物が機体に困ることになる。もっとも原作の機体を遣えば良いだけだが…。 2周目以降のお気に入りシステム引き継ぎの改悪。 『J』では一度お気に入りに選んだ作品は2周目以降も自動的にお気に入り指定されている(つまり、1周ごとにお気に入りに出来る作品数が追加される)。しかし今作では、毎周新しく選び直し、お気に入りを増やす事が出来ない。4周目になって初めて、全作品が自動的にお気に入りになり、さらに20段階改造と資金・経験値倍率の最大化のボーナスを得られる。 本作のお気に入り指定は2部開始時に選び直しが発生するため、その関連での設定ミスの可能性もある。 総評 大胆すぎるクロスオーバーやオリジナルキャラクターの成長描写、GBA時代から更に進化を遂げた戦闘演出は好評を博した。 純粋なSRPGとして見るとあまりに低い難易度に対する不満の声も無い訳ではないが、裏を返せば「サクサク進める上に、初心者でも好きなユニットで物語を存分に楽しめる」ということでもあり、スパロボのもつ「キャラゲー」としての側面において非常に優れている点と言っていい。それだけに、参戦作品の扱いの格差が非常に大きく、新規参戦作品でも扱いの悪い作品があるのは残念な部分である。 キャラゲーとしての面にやや無視できない点はあれど、本作における大胆なクロスオーバーは多くのプレイヤーを驚かせ人気を集め、後のシリーズにも大きく影響を与えた。 DSが旧世代機と化した現在でも「模範的・見本的なスパロボ」として人気の高い一作であり、スパロボシリーズの入門作品としても迷う事無くオススメできる。シリーズに興味があるならば、まずこの作品から触れてみるのも悪くないだろう。 余談 本作スタッフロールには、シナリオ担当者として邦仲人、神奈柴太、千住京太郎の3名がクレジットされている。 千住なる人物は「複数のライターによる共同ペンネームではないか?」と以前より噂されているため割愛する。前者2名だが、好評を博しながらも以降のスパロボに携わっている様子は見られない。 一部グロテスクな表現とハードな展開で放送時WOWOWでR15指定となった『フルメタTSR』が参戦しているものの、本作のCERO区分はA(全年齢対象)となっている。 本作から7年後に発売された『第3次Zスーパーロボット大戦Z 時獄篇』において、本作における『フルメタ』に関連したシナリオ上でのクロスオーバーはおろか、全体的な扱いや改変点など、原作崩壊気味の本作のシナリオ展開の多くを(改悪部分まで含めて)流用してしまっている。アニメオリジナルエピソードの1話~4話もやはり再現されなかった。この為、発売当時は本作を巻き込む形での議論が巻き起こってしまった。 上記のWOWOWにおけるR15指定といった事情から考えるに、或いは『フルメタTSR』についても『ゴライオン』と同様の、積極的な原作再現をしづらい作品として扱われてしまっているのだろうか? オリジナルBGMの一部に盗作疑惑がある。 盗用元とされる曲は『WarCraft2』の「Orc2」と、『オウバードフォース』の「決戦」。前者は本作の戦闘マップ用BGM、後者は会話パート用BGMに酷似している。 どちらも聞き比べればすぐに判るぐらいに一致しているが、この事に対するバンダイナムコゲームスからの言及は無し。 しかもあろうことか後の『K』でも使用している。 スパロボ系のネタスレなどでは、今作で出た「厨二病主人公」「ビッグボルフォッグだーっ!」「アリアハード(*16)」「ギブアップせい!(*17)」等のネタが未だに扱われている。何やかんやで愛されている作品であることの証左であろう。 『週刊ファミ通』のNo.1218(2012年4月5日発売)に掲載された「好きなスパロボ作品」のアンケート結果で、88票を獲得し1位の座を獲得した(2位は『第3次α』の60票)。 『SEED ASTRAY』に関しては、叢雲劾の「軍人も人だ、戦うための兵器ではない」など、本作で使用されたオリジナルの台詞が『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』でも戦闘時の台詞として使用されている。
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・ロボットトピックス総括 ・作品データ類 主要映像作品 作品 媒体 始期 終了 制作・版権等 キー人物 備考 ★星界の紋章 BS 1月2日 ~1999.3.27(13話) サンライズ 森岡浩之 ★ビーストウォーズネオ~超生命体トランスフォーマー TV 2月3日 ~1999.9.29(35話) 葦プロ ★思春期美少女合体ロボ ジーマイン OVA 2月25日 ~1999.7.25(6話) サンライズ 松村やすひろ ★ベターマン TV 4月1日 ~1999.9.30(26話) サンライズ 米たにヨシトモ ★デュアル!ぱられルンルン物語 BS 4月8日 ~1999.7.1(14話) AIC ★∀ガンダム TV 4月9日 ~2000.4.14(50話) サンライズ 富野由悠季 ★魔装機神サイバスター TV 5月3日 ~1999.10.25(26話) 葦プロ 機動戦士ガンダム 第08MS小隊~ラスト・リゾート OVA 7月25日 サンライズ 森邦宏/仕舞屋鉄 ★ゾイド -ZOIDS- TV 9月4日 ~2000.12.23(67話) XEBECトミ- ★地球防衛企業ダイ・ガード TV 10月5日 ~2000.3.28(26話) XEBEC ★無限のリヴァイアス TV 10月6日 ~2000.3.26(26話) サンライズ 谷口悟朗 ★THE ビッグオー BS 10月13日 ~2000.1.19(13話) サンライズ 片山一良/さとうけいいち サクラ大戦 轟華絢爛 OVA 12月18日 ~2000.12.21(6話) レッドカンパニーラディクス 広井王子あかほりさとる ※★:同シリーズで初の映像化 (参考)主要特撮シリーズ シリーズ 作品 始期 終了 制作・版権等 備考 スーパー戦隊シリーズ #22#23 星獣戦隊ギンガマン(98年)→救急戦隊ゴーゴーファイブ 2月21日 ~1999.2.14(50話)~2000.2.6(50話) 東映 メタルヒーローシリーズ #17 テツワン探偵ロボタック(98年) ~1998.3.1(52話) 東映 ・その他の事項 ・リンク ロボット・特撮史 前:ロボット・特撮史(1998年) 次:ロボット・特撮史(2000年)
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目次 【時事】ニュース直球表題ロボットアニメ STRAIGHT TITLE ROBOTANIME RSS直球表題ロボットアニメ STRAIGHT TITLE ROBOTANIME 口コミ直球表題ロボットアニメ STRAIGHT TITLE ROBOTANIME 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース 直球表題ロボットアニメ 『けもフレ』騒動再燃!? ダテコー&吉崎観音タッグ結成に「たつきの新作は?」 - まいじつ 全編CGのショートアニメ「直球表題ロボットアニメ」が全話いっき見ブルーレイで登場! - PR TIMES MMDで全編制作「直球表題ロボットアニメ」 地上波放映 - ITmedia MMDで全編制作、「直球表題ロボットアニメ」 2月より地上波&ニコ生放送開始 - - ねとらぼ STRAIGHT TITLE ROBOTANIME gnewプラグインエラー「STRAIGHT TITLE ROBOTANIME」は見つからないか、接続エラーです。 RSS 直球表題ロボットアニメ 『けもフレ』騒動再燃!? ダテコー&吉崎観音タッグ結成に「たつきの新作は?」 - まいじつ 全編CGのショートアニメ「直球表題ロボットアニメ」が全話いっき見ブルーレイで登場! - PR TIMES MMDで全編制作「直球表題ロボットアニメ」 地上波放映 - ITmedia MMDで全編制作、「直球表題ロボットアニメ」 2月より地上波&ニコ生放送開始 - - ねとらぼ STRAIGHT TITLE ROBOTANIME #gnews plugin Error gnewsは1ページに3つまでしか使えません。別ページでご利用ください。 口コミ 直球表題ロボットアニメ #bf STRAIGHT TITLE ROBOTANIME #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 Wikipedia ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/石舘光太郎 ★★★ 監督 脚本 参考/妹尾Pファクトリー ★★★ 原案 参考/ザルゴザール ★★★ 制作 参考/寺井禎浩 ★★★ チーフプロデューサー 参考/福原慶匡 ★★★ プロデューサー 参考/KEI ★★★ キャラクターデザイン 参考/山口正武 ★★★ 脚本 参考/高橋聡之 ★★★ 参考/cort ★★★ MMD制作 アニメーション監督 参考/和菜 ★★ 参考/瓜うり ★★ 参考/fuu ★★ 参考/Mishika ★★ 参考/tommy ★★ 参考/なかのとおる ★★★ 音響 参考/しえら ★★ キャラモデリング 参考/自称動画 ★★ 参考/ほたるん ★★ 参考/kito ★★ 参考/バネ ★★ アイテムモデリング 参考/やまもと ★★ 参考/澪姉 ★★ 参考/すぎや ★★ 参考/@まさたかP ★★ 参考/ke-sanβ ★★ 次回予告 参考/pikomaro ★★ 予告イラスト 参考/藤ちょこ ★★ 参考/鈴木 愛 ★★ 本編挿入画 参考/原 耕造 ★★ ロゴデザイン 参考/樋口M ★★ スペシャルサンクス 参考/rossi ★★ 参考/おやぶん ★★ 参考/かんなP ★★ 参考/極北P ★★ 参考/V.P.V.P. ★★ 参考/STAR GATENET WORK ★★ 参考/こういうときどういう顔していいのか分からな委員会 ★★★★ 製作 参考/ニコニコ動画 ★★★ 配信 参考/フジイ ★★★★ 登場人物 参考/カトウ ★★★★ 参考/モリ ★★★★ 参考/Break the war ★★★ OP 参考/自由という理由 ★★★ ED 参考/MikuMikuDance ★★★ 制作ツール タグ 作品 最終更新日時 2013-02-08 冒頭へ
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