約 3,257,500 件
https://w.atwiki.jp/kossori2006/pages/225.html
こっそり種牡馬:ザロックマン imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
https://w.atwiki.jp/nikonamarockman/pages/46.html
計測はタイトル画面から、 ED後のクリアタイム表示まで 記録 ゲーム内 日付 配信者名 備考 00 00 00 00 00 00 年月日 配信者
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/147.html
ロックマン ゼロ4 part16-11~12、part18-122~124、part28-594~597、part29-21~24 11 ロクゼロ4 sage 2005/06/08(水) 22 30 25 ID 0+XTU7CN Ωをぶっ壊しダークエルフも浄化され、バイルの手の内が尽きたその後、堂々と表を歩けるようになったシエルは ゼロをトレーラーで連れ回して正義の味方をやっていた。 ある時、彼らはレプリロイドの大群に襲われているキャラバンに遭遇する。 雑魚を散らし、敵の地上戦艦を退けキャラバンを助ける。 いつもの事だが、今回は少し訳が違う。 ゼロが助けたのはレジスタンスでは無く、生身の人間だったのだ。 何故ネオ・アルカディアを抜け出すのか? 何故レプリロイドが人間を襲うのか? ジャーナリストだと言う女性、ネージュが言うにはX無き後バイルの暴政によりアルカディアは今や無法地帯なのだという。 人間だろうとレプリロイドだろうとバイルの気まぐれ一つでイレギュラー指定され、処分されてしまう。 いつ殺されるかわからない、そんな恐怖に耐えられる訳がなく、アルカディアを抜け出す人々が後を絶たない。 レジスタンスの活動はレプリロイドに希望を与える一方、人間には絶望を与えてしまっていたのだ。 12 ロクゼロ4 sage 2005/06/08(水) 22 32 40 ID 0+XTU7CN ネージュは人々を集めてはキャラバンを組み、エリア・ゼロと呼ばれる場所の人間の集落に招いていた。 今回の目的地も当然エリア・ゼロである。 シエルがエリア・ゼロまでの護衛を申し出るが、ネージュは拒否。 集落の人々の大多数がレプリロイドに襲われた事があり、いい印象を持っていないのである。 ましてやゼロ達はレジスタンス。アルカディアのメディアではテロリスト。歓迎される筈もない。 仕方なくキャラバンと別れ、暫し休憩。 OPステージ終わり。 手元にあったんで書き殴ってみた。 文才も根気も無いが、俺ガンガル。 122 ロックマンゼロ4 sage 2005/08/30(火) 17 08 09 ID xVjIIcSU ゼロ「‥‥人間‥‥か」 シエル達はトレーラーに戻り、エリア・ゼロについて調べた。そこはイレギュラー戦争時代にスペースコロニー「ユーラシア」 が落ちた場所だった。コロニーの環境維持システムが生きており、徐々に緑が回復しつつあった。 シエルは、やはり放っておけないとキャラバンを手助けする事を決めるが その矢先にエリア・ゼロにバイル軍の反応が現れる。 ゼロは現場に向かい、雑魚を蹴散らしながらコロニーに侵入した本隊を追撃する。 コロニーの奥で破壊活動を行う小さいレプリロイドと遭遇。戦闘になりかけた時、更に七体のレプリロイドが現れる。 こうなるとさすがのゼロも分が悪い。そこにもう一体リーダー格が現れ、八体を制止する。 「やはりエリア・ゼロを‥ これだけの自然を破壊するにはラグナロクの力が必要だ。ラグナロク作戦が 始まってしまえばたかが一体のレプリロイドに止める事など出来はしない。相手にするだけ時間の無駄だ」 ゼロ「‥エリア・ゼロの‥ 自然の破壊だと‥!? お前達は一体‥!?」 彼らは隊長のクラフト率いるアインヘルヤル八闘士。エリア・ゼロを中心とした世界中の自然を破壊して ネオ・アルカディア以外では人間が生きていけない世界を作るつもりだ。 クラフト「分かるか?ゼロ‥ お前一人ではもう、どうにもならん事を‥ ‥‥最早‥‥ 一人の力では 世界は変えられない‥ ‥正義など‥‥ 物語の中くらいにしか存在しないという事をな‥‥」 クラフト達はラグナロク作戦を開始すると告げ、去って行った。 まだアインヘルヤル達はキャラバンの事に気づいていない。キャラバンを見つけ出し、ラグナロク作戦の事を 伝えに行くが、人間達のレプリロイド嫌いは思ったより根深くて話を聞き入れてくれない。 一応情報は伝えたという事でゼロ達はトレーラーに戻った。いつかきっと人間達も分かってくれると信じて、 ラグナロク作戦の阻止に専念する。 八闘士との戦いを繰り広げる中で、遂に人間の集落が見つかってしまう。すぐにゼロが駆けつける。 逃げ遅れた人達を助けながらバイル軍を倒していくが、ネージュが見当たらない。そしてクラフトと遭遇。 「‥お前も元はネオ・アルカディアのレプリロイドだったのだろう。 人間の為に戦ってきたお前がバイルの命令とは言え人間の集落を襲うというのか」 「‥‥そうだ。 今や、バイル様は全てのエネルギーと資源をその手に握っている。 人間も‥レプリロイドも‥ 最早バイル様の下でしか生きることは出来ない」 キャラバンやゼロが抵抗を続ける限り争いは無くならないと言うクラフトととの戦闘に勝つ。 123 ロックマンゼロ4 sage 2005/08/30(火) 17 09 44 ID xVjIIcSU ゼロはクラフトの攻撃に迷いを感じる。集落の破壊とは別の目的があるように思える。 「そんなものはない‥ 今も昔も‥俺は人間の為に戦ってきた! エリア・ゼロとこの集落は平和の為の生贄となってもらう」 隠れていたネージュがたまらずに出てくる。ネージュとクラフトは知り合いだった。 ネージュ「何が平和の為!? 何が人間の為!? このボロボロになった自然や集落を見ても、まだそんな事が言えるの!? 人間が生きられる世界を踏みにじってるのは貴方達でしょう!」 「‥‥‥ネージュ‥‥ やはり、ここにいたのか‥」 「クラフト‥‥ どうしてバイルなんかに従ってるの‥? 初めて取材した時の貴方は‥もっと誇り高い戦士だった‥ ネオ・アルカディアの戦士として‥ 世界を平和にしてみせるって‥ 私に約束したでしょう‥?」 「‥ああ、確かに約束した。 だからこうして君を守りに来たんだ」 一瞬の内にネージュがさらわれてしまう。 今の騒動でゼロの名前がばれてしまう。人間達は嫌悪の表情を隠せない。集落の人間達が今も慕っている 唯一のレプリロイド、コピーエックスを倒したのがゼロなのだから。そしてネオ・アルカディアのレプリロイドと知り合いだった ネージュに対しても信用できなくなっているようだ。誰もネージュの事を助けようとしない。 ゼロ「仲間を助けようともせずにただのうのうと集落の中で生きるだけなら、ネオ・アルカディアに残った人間達と 何も変わりないと思うがな‥‥」 「な、なんだと!」 ゼロ「‥‥なら、お前達は何の為に危険を冒してまでネオ・アルカディアを抜け出してこの集落を作ったんだ?」 言葉をつまらせる人間達を尻目に、ネージュがさらわれた場所を解析したと言うシエルの所に戻る。 西の方にラグナロク作戦の前線基地と思われる場所があった。そこにネージュがいるらしい。 もしネージュを助け出しても集落の人達が変わらなければ意味のない事ではないのか、自分達のやり方で本当に平和な 世界が作れるのか、シエルは悩んでいた。そこへ集落からの通信が入った。やはりネージュを放っておけないようだ。 「‥‥こんな事を言えた義理じゃないが‥ ‥頼む 仲間を‥ネージュを助けてくれ あんた達がバイル軍の連中と違うと言うのなら俺達に‥ 人間に力を貸してくれ!」 ゼロは必ず助け出すと約束して出撃する。 124 ロックマンゼロ4 sage 2005/08/30(火) 17 11 00 ID xVjIIcSU 巨大レプリロイドを倒し、ネージュを発見。 ネージュ「‥ありがとう。でも‥できる事ならクラフトともっと話をしたかった‥」 ゼロ「‥‥知り合いだったようだな」 「まだ駆け出しの頃‥‥戦場でイレギュラーに襲われた私をクラフトが助けてくれたの。 人間を守る事に誇りを持って戦うクラフトの姿に私は惹かれていった‥ ‥フフッ、可笑しいよね。人間がレプリロイドを好きになるなんて」 ゼロ「‥‥‥」 クラフト「‥そして俺も、真実を人々に伝えようと戦う一人の人間を好きになっていった‥」 クラフトが現れる。 「ネージュ‥君はあの時から変わらないな。自分がやると決めた事はどんなに危険でもやり抜こうとする」 「貴方は変わってしまったけどね。貴方は自分の考えで人間の為に戦っていたのに‥ 今はバイルの言いなりなのね」 「ネオ・アルカディア跡地に残っている人間やレプリロイド‥ 俺達が生きていく為には僅かなエネルギーや居場所を 守るしかない。 ‥例えそれが‥ バイルのような奴の下でも‥」 悪口を聞きつけたのかバイルもやって来る。 「さあ、そこの女‥ お前はどうする? お前の言う自由とやらと共にエリア・ゼロで死を待つか!? それともクラフトの様にワシの様な奴の下で生き長らえるか!? ワシはどっちでも構わんのだがねぇ!?」 「‥‥くっ!バイル‥!」 「クーックックッ‥ そうだ‥その顔だ‥ 苦しみと屈辱と怒りに満ちた表情‥ それがワシの喜びとなるのだよ‥ この喜びこそが‥ 支配者にだけ許された快楽なのだ‥!」 クラフト「解ったろう‥ 今、この世界に正義など無いという事が‥ あるのは生き残る者と死に逝く者だけだ。 ‥ネージュ ‥俺は君を死なせたくない‥」 バイル「ゼロ‥ ワシを斬れるのか‥? 人間であるこのワシを‥? その女の目の前で自らイレギュラーとなってみせるかね‥? さあ‥どうする?ゼロ‥!女‥!」 「私は‥誰かに支配されて死んだ様に生きるくらいなら‥ 今を精一杯生き抜いて! 笑いながら死ぬ方を選ぶわ!」 ネージュの目くらましで隙を作り逃げる。 「ゼロ‥ありがとう‥」 「俺は集落の人間達に頼まれただけだ。礼なら奴らに言ってやれ‥」 二人とも何とか無事に戻ってこれた。この事件で集落の人の不信感は薄まっていった。 594 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 16 44 ID TExbOeTM0 ロックマンゼロ4 (既出部分のあらすじ) 冒頭。ネージュによるナレーションが入る。フルボイス! 前3作で、主人公ゼロ(身体部分はコピー品であることが判明)により結果として 犯罪者バイルによる独裁政治が敷かれた人類最後の楽園「ネオ・アルカディア」 しかしその圧制から逃れるために脱走を試みるものが後をたたなかった。 そのネオ・アルカディアによる追撃を受ける、ネージュ指揮下の脱走キャラバン。 彼女らは自然環境が回復しつつある「エリア・ゼロ(当初はグラウンド・ゼロでした)」にて ひっそりと生活をしているという。 エリア・ゼロに向かおうとする一行だが、その人間の集落付近にバイル軍が侵攻、迎撃に出るゼロ。 巨大なレプリロイド「カルネージ・フォースO」を撃破すると、元傭兵レプリロイド、クラフト率いる バイル軍、アインヘリヤル八闘士が出現。 彼らによると、人間どもが逃げ出してしょうがないから、逃げ出せる場所をことごとく壊滅させてしまえば バイルのもとに戻るしかなくなるだろう、という環境破壊作戦「ラグナロク作戦」を実行中だという。 ここで9人がかりでゼロを倒しておけばよかったものを、ラグナロク作戦をたった一体に阻止できるわけがない という余裕か、はたまたハードの機能的な制限かあっさりと撤退する八闘士。 とりあえず無事バイル軍も撃退したのでラグナロク作戦を伝えに集落へ向かうゼロたち。 しかし、人間たちはすっかりレプリロイド嫌いになってるうえ、ゼロたちはテロリスト認定されてるので 当然歓迎されずしょぼくれて移動基地のトレーラーに帰還。 もちろん我らが教主ラクs シエルとしてはラグナロク作戦なぞ認められないので、 作戦阻止のために頑張ります。主にゼロ一人が。 ゼ ロ 頑 張 り 中 ハァハァ 窓際族のためやたら短気なチビ鶏、プープラ・コカペトリ 百年も前の戦争のときに実験作として作り出され、バイルの手によって復活させられたフェンリー・ルナエッジ かつて尊敬していた上司をゼロに殺され、復讐のためだけにバイルの傘下に入ったテック・クラーケン とにかくセリフがノロいミノ・マグナス なんか死に際までキザでちょっと本気でカッコよく見えたりする騎士シグマ……じゃないペガソルタ・エクレール 片割れが死んだことで制御がきかなくなり、一昔前の女子高生のような喋り方で破壊を楽しむソル・ティターニャン 世界中の植物をナノマシン化する夢を持つ貴婦人ノービル・マンドラゴ クラフトを尊敬し彼に付き従うホモ亀ヒート・ゲンブレム 彼らはある者はバイルに改造・洗脳されある者は自ら志願しこの作戦を実行する。 595 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 17 22 ID TExbOeTM0 とりあえず我らがゼロは、たまった鬱憤を人間の集落の貴重な貯水タンクを破壊したりして晴らします。 そりゃ嫌われもします。 そんなこんなでラグナロク作戦を半分ほど潰すと人間の集落がバイル軍によって襲撃される。 正直むかつく奴らばかりなので助けるのも面倒なのですが、素直ないい娘とかもいるので仕方なく 迎撃に出るゼロ。 敵の指揮官クラフトを打ち倒すと、実はネージュとクラフトがかつて取材をしたときに恋仲になっていたこ とが発覚。今回の人間の集落襲撃は実はクラフトが彼女を「本当のラグナロク作戦」の前に保護するのが目 的であった。 はた迷惑なことはなはだしいが、とにかく一瞬の隙をついてネージュをさらい撤退するクラフト。 今の話を思いっきり聞いてた集落の人間は、彼女をスパイと疑い救出にいくことをためらう。 そんな集落の人間に辛らつな言葉を吐きかけてその場を後にするゼロ。 常に苦労してるのは彼一人です。言葉の重みが違います。 その言葉に彼女がいなければそもそも脱走も出来なかったヘタレな自分たちを恥じたのか、ゼロにネージュ の救出を依頼する集落の人間。基本他力本願です。 とにかく彼女が収監されてる監獄に潜入し「ヘル・ザ・ジャイアント」を撃破。ネージュを見つけ出すゼロ。 ネージュとクラフトのポエミィな議論や、それにあてられたか百年一人身のバイル爺さんの乱入等もありま したが、ネージュの隠し持ってた発光弾によりその場を脱するゼロたち。 (ここまで前回のあらすじ) 596 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 18 14 ID TExbOeTM0 (ココから続き) 集落の人間との溝もうまり、意気揚揚と人間の集落の貯水タンクを破壊し続けるゼロ。 いやそうでなくて、残りのラグナロク作戦を潰していきます。 そして遂に主にゼロ一人の頑張りによってラグナロク作戦は壊滅。 昔はシエルさんも頑張ってたんですが、レジスタンスの指揮系統を一手に握ってからはふんぞり返るばか りです。まぁ13~5歳の娘なんで何か求めるほうが酷なんですけど。 エリア・ゼロを守り通したと安堵しているゼロたちの元に彼らの本拠地、レジスタンスベースから連絡が。 衛星軌道上に巨大なエネルギー反応が発生、その位置はちょうどエリア・ゼロの直上。 そこに突然、Dr.バイルが回線に割り込んでくる。 彼がいうに、今までの8つの作戦は全て「真のラグナロク作戦」のカモフラージュに過ぎず、その実体は衛星 軌道上にある衛星砲台「ラグナロク」の完成(実際には旧大戦時に作られたものを修復したらしいが)までの 時間稼ぎでしかなかった。 移動基地であるトレーラーにはゼロを敵地に送り込むための転送装置があるのだが、目標の正確な位置がわか らないことには転送できない。打つ手なし、とおもわれたその時、さらに別の回線から割り込みが。 衛星砲台を占拠したクラフトからのものであった。 彼は、前回監獄でネージュと会話した時に、己の存在意義――バイルに従うべきか、従わざるべきかに苦悩を 抱いていたらしい。ついにぷち切れた彼はラグナロクを使用してバイルのいる、ネオアルカディアごと焼き払 うことを決意。兵装端末を管理するためにカスタム化された彼のボディの前に、遠隔操作装置を破壊されたラ グナロクは完全に掌握されている。 ネオアルカディアには他の人間やレプリロイドもいる、というバイルの脅しにも 「おまえのような人間に従うのが、何もせず何も考えずただ支配されているだけの一握りの人間のためだけに、 必死に生きようとする自然をキズつけるのが、レプリロイドの、人間の正しい姿なのか。 オレは……そんなヤツらのために戦ってきたんじゃない!!」 と意志を曲げないクラフト。 皮肉にもクラフトが通信を送ってきたことで、おおまかではあるがラグナロクの位置をつかんだレジスタンス。 コントロール塔からは離れた位置にはなるが転送可能になり、ゼロはラグナロクへ乗り込む。 だが。 午後3時31分。遂に衛星砲台ラグナロクが火を吹く。 その主砲はネオアルカディア中央部を貫き、中枢エリアを跡形もなく破壊。その際、一切の勧告は行われなかった。 地上とは連絡のつかぬまま、制御室に踏み込むゼロ。 そこにクラフトは待っていた。 (続く) 597 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 19 24 ID TExbOeTM0 クラフトは、己のしていることがバイルとなんら変わらぬと、わかっていた。 しかし誰かがあやまった道を変えなければ世界は変わらない。ならばイレギュラーと呼ばれようとも、オレがそれを しようと決意するクラフト。 「はじめるか」 激戦の末、崩れ落ちるクラフト 彼に、世界を変えていくのは戦うことしか知らない俺たちではなく、今この世界で生きる人間たちだ、俺たちはその信 じられる者に力を貸すだけでいいはずだと諭すゼロ。 それにたいし愚かな人間たちに振り回されるレプリロイド、キズつけられていく大地や自然、俺は何を信じればよかっ たのだ、お前は何を信じたと応えるクラフト。 ゼロはそれに、かつて人間とレプリロイドとの共存を信じた友との約束を守っただけだとかえす。 ネージュの言葉すら信じられなかった自分は彼女と顔をあわせたくない、これ以上彼女を苦しませたくないから自分の ボディはこのままラグナロクに置き去りにしてくれと言う彼の願いをかなえ、帰投するゼロ。 シエルの命によりネオアルカディアへ救援に向かっていたレジスタンス隊がみたものは、崩れ落ち赤く焼け爛れたビル の群れ、惨めに逃げ惑う人間やレプリロイドたち、かつての理想郷の無残な最期の姿だった。 2千万人以上の犠牲者はだしたものの、レジスタンスたちの救助により救われたものたちも多かった。 クラフトを止めてくれたことをゼロに感謝するネージュ。これで全てが終わったと誰もが思った。 同日、ラグナロク副砲発射。 (続く) 21 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 24 20 ID TExbOeTM0 制御するもののないはずのラグナロクが、副砲を発射した。 さらに本体が移動を開始。ラグナロクはエリア・ゼロへと落下する軌道へと向かう。 転送しようとするが、強力な妨害によりアクセスすらできない。 無人のはずのラグナロクに乗り込むため、ネージュはネオアルカディア軍が使用していた大型転送装置の占拠を提案。 ゼロは基地の防衛装置「ランダム・バンダム」を破壊、転送装置を占拠。 さらにラグナロクのプロテクトを解除するために、ゼロを転送回線プログラムの中でも自由に動けるようプログラムを 改造、転送装置とラグナロク間をつなぎ、直接ラグナロクのプロテクト・プログラム「サイボール」を破壊する。 全ての準備は整った。ラグナロク・コアへ向かい、突如動き出した原因を探り、ただちに軌道を修正しなければならない。 ラグナロク、その中心部へと転送されるゼロ。そこでみたものは剣のカタチをしたラグナロク・コアと、ラグナロクの 攻撃に巻き込まれ死んだはずのDr.バイルだった。 生きていたのではなく、あのラグナロクの攻撃の中ですら死ねなかったのだと言うバイル。 百年前、ダークエルフと呼ばれる存在でレプリロイドを支配し、妖精戦争を引き起こしたバイルは当時の人間たちにより、 その記憶、人格全てをプログラムに変換し、年老いた体とともに再生機能を持ったアーマーへと押し込められ、たった一人 衛星軌道をさまよわせさせ続けられたのだ。 歳をとり、身体が傷つくとアーマーがすぐに再生させ、光も自然も何もない世界で永劫の苦しみを与えられ続けたバイルの 本当の目的は、レプリロイド、人間の支配などではなく、生かさず、殺さず、永遠に、自らとともに果てることのない苦し みの歴史を歩ませ続けることであった。 ラグナロク・コアをアーマーの強化パーツとして使用し、バイルはゼロに戦いを挑む。ブタどもには自分の元で行き続ける しか道はないと言うことを示すために。 「理想だと? 戯言だ!」 (続く) 22 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 26 01 ID TExbOeTM0 「さすがだな! 英雄!」 バイルを倒したゼロだが、すでにラグナロクは落下軌道に乗っていた。止まらないラグナロク。 だがそれでなおバイルは死んでいなかった。 「死ねん! この程度では死ねんのだぁーッ!」 このままではゼロも帰還できなくなる、と勧告するシエルだが、ゼロはバイルごとラグナロク・コアを破壊すればラグナロ クは自壊し、その破片は大気圏で全て燃え尽きるはずだと言う。だが、それは彼自身の死も意味していた。 レプリロイドの英雄である貴様が、そんなことをできる。人間を守る正義の味方が、人間を守るために人間を殺せるのかと 嘲け笑うバイルは、完全にラグナロク・コアと融合。異形の姿となってゼロの前に立ちふさがる。 「どうだ、この痛みは! 貴様にわかるか!」 「……オレは、正義の味方でもなければ……自分を英雄と名乗った覚えもない……」 「オレはただ、自分が信じる者のために戦ってきた」 「……オレは、悩まない。目の前に敵が現われたなら……」 「叩き斬る……までだ!」 「ゼロ……!ゼロ……!」 「……シエル……オレを信じろ!」 「ゼロ――――!!」 絶叫するシエルの声をかき消すように、バイルの嘲笑が響く。 「終わらぬ悪夢だ!」 強固なシールドを持つバイルのアーマーだったが、レーザーを放つ、防御壁が解放されたその一瞬にバイル自身の武器であっ たデスピアスを叩き込むゼロ。 「この、ワシが、人形如きに? 滅べ! 滅んでしまええぇぇぇぇ……」 (続く) 23 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 27 06 ID TExbOeTM0 かくして、ラグナロクは崩壊。ミッションは完遂された。 呼びかけるシエルの声に、通信は無情にノイズを送るばかり。 たまらず駆け出すシエル。 シエルがたどり着いた場所は、人間の集落だった。 空一面に降りしきるラグナロクの破片に無邪気にはしゃぐ子供たち。 その光景を見て、自分たちが助かったことを実感する大人たち。 しかし、ゼロ帰らずの報に絶望するレプリロイドと人間たち。 シエルはゼロはきっと生きて帰ると、再び走り出す。 一人星降る丘で、泣き崩れるシエル。 いつも胸にあふれてる あなたへの思い 永遠はないから 今はそばに いてほしいの やがて星とともに涙も途切れ、シエルは立ち上がる。 ゼロがシエルを、人間を信じてくれたように、今度は私たちが信じよう。 彼は必ず、私たちのために、私たちのもとへ帰ってきてくれると―― それから2年。 かつての、偽りの理想郷ネオ・アルカディアは人々の心からも消えた。 出生率の倍増したベビーブームに、かつて武器を持ったレプリロイドすらおしめを持ち、子供たちの 世話を焼いている。 エリア・ゼロで、人間と、レプリロイドたちは力をあわせ新しい風車を作っていた。 かつて一人の英雄が信じ、それを支え続けた友が求め続けた光景を、今はネージュやシエルたちが見守っていくのだ ――ゼロは死んでしまったのだろうか? ラグナロクの破片が散らばる大地に転がる彼のメット、そして――――(ロックマンゼクスへと続く) 24 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 27 55 ID TExbOeTM0 以上でロックマンゼロ4は終わりです。 最後、ロックマンゼクスに続くとか書きましたが、実を言うとゼクスはもってないんで よく知りません。続いてはいるらしいんですが。
https://w.atwiki.jp/ionetekito/pages/35.html
中国産ロックマンX・・・だと思う。※rocman 【あらすじ】 たぶん悪役にお姫様が捕まってそれを助ける的な感じ?みたいな~? 【よくある質問】 1.ハードは何?→ファミリーコンピューターです。 2.中国語分かるの?→あいあむじゃぱにーず。 3.何このブーメランwww→ブーメランを馬鹿にするな! 4.あれ?このブーメラン強くね?→HAHAHA、そんなばかn・・・TUYOI!!! 5.セーブは?パスワードは?→英語は分かりません。 6.何このBGMwww→神BGMです。 7.何この糞ゲーwww→神ゲーです。 誰かのTAS動画http //www.youtube.com/watch?v=tWRhIxRCcLE http //www.youtube.com/watch?v=DUjL06WsgbM ニコ動版 http //www.nicovideo.jp/watch/sm13949099
https://w.atwiki.jp/nikonamarockman/pages/27.html
計測はゲームスタートからワイリー撃破後、 土下座音楽停止まで 記録 日付 配信者名 備考 00 00 年月日 配信者
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/15782.html
ロックマンゼロシリーズ ロックマンゼロゼロ ファーブニル ロックマンゼロ ロックマンゼロシリーズ ボスP 動画紹介 コメント タイプ1:はがね タイプ2:でんき カプコンから発売のアクションゲームシリーズ。ロックマンシリーズの派生シリーズ作品。 ページ容量の都合により、2ページに分割したものをまとめて表示しています。 「ロックマンゼロシリーズ ボスP」の項目を編集される際には、こちらのリンクからお願いします。 ※ページ容量の都合により、別のページに分割したものをまとめて表示しています(ロックマンシリーズ30周年を超えてロックマン11発売後より)。 ロックマンシリーズ一覧(主なページ) ロックマンシリーズ ロックマンシリーズ一覧(シリーズ一覧) ロックマンシリーズ(本家シリーズ) ロックマンXシリーズ ロックマンDASHシリーズ ロックマンエグゼシリーズ ロックマンゼクスシリーズ 流星のロックマンシリーズ ロックマンゼロ ゼロ ハッサム:きりさくorいあいぎりorシザークロスorれんぞくぎり…etc(ゼットセイバー)/ラスターカノン(バスターショット)/まもる(シールドブーメラン)/いわくだき(リコイルロッド)/バレットパンチorかわらわりorどろぼう(ゼロナックル)/こうそくいどう(ダッシュ)/しぜんのめぐみ(エレメント系チップ) 特性:テクニシャン 性格:ゆうかんorれいせい 個性:うたれづよいorからだがじょうぶ 努力値:ご自由に 持ち物:無し(どろぼう使用時)orソクノのみ、オッカのみ、ヤチェのみのどれか(しぜんのめぐみ使用時)orたべのこし(オートリカバリー) キリキザンでも良いが、その場合こうそくいどうやしぜんのめぐみは使えない。 ファーブニル バシャーモ:ひのこ(ショット)、きあいだめorビルドアップ(チャージ)、じしん(グランドブレイク)/オーバーヒート(ヘルファイア)、スカイアッパー(ロケットアッパー)/いわなだれ(メテオレイン) 性格:ようきorわんぱくorいじっぱり 個性:あばれることがすきorケンカをするのがすき 努力値:攻撃、特攻 持ち物:なんでも ブーバーン,リザードンでもいいが、技はこちらの方がそれっぽい。 ロックマンゼロ エルレイドorピジョットorトルネロス(れいじゅうフォルム) ハルピュイア サイコカッター(ソニックブーム)、かみなり、あまごいorにほんばれ(気象管理能力)等。 性格は「いじっぱり」or「れいせい」 シャワーズorアシレーヌ レヴィアタン まもる、冷凍ビーム、あまごいorしおみずorうずしお(生存圏再生能力)等。 きりさく等が無いがイメージ的に。 エアームドor色違いのゲッコウガ ファントム まきびし、影分身、きりさく、こうそくいどう、みがわり等。 魂だけという設定なのでヌケニンもあり 1なら自爆できるフォレトスも。 ルカリオ コピーエックス はどうだん(エクシードバスター)、めざパ(電気、炎、氷のどれか)、ねむる+カゴのみ(モウユルサン!)等。 トゲキッス コピーエックス第2形態 でんじは(クイアラタメヨ)、チャージビーム(天帝レーザー)、火炎放射(サバキダ!)、 ギガインパクト(ギガパニッシャー)等。 エルレイドorロズレイド:エルピス みだれづきorれんぞくぎり(レイピア)、どくどく(ソコデスカ!)、まもる(オットイケナイ!)、 みがわり(アマイデスヨ!)、めざめるパワー(シツレイ!)、つるぎのまい(タノシンデクダサイ!)等。 つるぎのまいやふくつのこころでモットチカラヲー! 色違いのハッサム オメガ ラスターカノン(バスター)、れんぞくぎり(セイハットウ)、ひかりのかべ(キエサレ)、 シザークロス(オメガ乱舞)、いばる(ワレハメシアナリ!)等。 ダークライ:Dr.バイル いわなだれ(粛清だ!)、かげぶんしん、10まんボルト(絶望せよ!恐怖せよ!)、 ヘドロばくだん(食らえいっ!)等。 「この程度では死ねんのだ…」ってコトで持ち物はタスキかたべのこしで。 フシギバナorミュウorフラエッテorニンフィア シエル あまえる(おねがい…ゼロ…) やどりぎのタネ等 黒いヘドロは必須 性格『はらぐろ』 プリン:アルエット ロックマンゼロシリーズ ボスP ストーリー上におけるキャラクターではなく、ゲーム上における「ハードル」としてのボスはこちら。 (つまり、ゼロの四天王、ゼクスのプロパン、ワイリーやシグマ等のラスボス常連の方々は含まない) (エグゼ・流星はストーリー上のキャラクターとしての要素も強いのでこちらには置かない) ◆ロックマンゼロ サンダー:アステファルコン チャージビーム、こうそくいどう等。 ハリテヤマ:マハ・ガネシャリフ つっぱり、すてみタックル、なげつける@するどいキバ等。 スターミー:ガード・オルティック 10まんボルト、れいとうビーム、めざめるパワー(炎)等。 ルカリオ:アヌビステップ・ネクロマンセスⅢ世 ボーンラッシュ、じしん等。 ↑黒白の紹介動画 http //www.filb.de/1332 に出てきたデスカーンでもいいかも。 ケンタロス:ブリザック・スタグロフ ふぶき、なきごえ、こごえるかぜ等。 ゴウカザル:ハヌマシーン かえんぐるま、みがわり、ひのこ等。 カイリキー:アスラ・バスラ ヨガのポーズ、まわしげり等。 ヘラクロス:ヘラクリウス・アンカトゥス メガホーン、すてみタックル、めざめるパワー(電)等。 マルノーム:図体のでかいザコ きあいパンチ、ヘドロばくだん、みがわり、のしかかり等。 ◆ロックマンゼロ2 アーボック:ヒューレッグ・ウロボックル まきつく、たたきつける、じしん等。 ツンベアー:ポーラー・カムベアス れいとうパンチ、なげつける@とけないこおり等。 ファイヤー:フェニック・マグマニオン かげぶんしん、みがわり、ゴッドバード、にほんばれ等。 ザングース:パンター・フラクロス 10まんボルト、きりさく、メガトンキック等。 カイロス:クワガスト・アンカトゥス ハサミギロチン、はさむ、でんこうせっか、めざめるパワー(電)等。 ニョロトノ:バーブル・ヘケロット まるくなる、とびはねる、メガトンキック等。キャタピーもお供に。 ◆ロックマンゼロ3 リザード:ブレイジン・フリザード かえんほうしゃ、ひのこ(燃えて消え去れ!)等。 マリルリ:チルドレ・イナラビッタ アクアジェット(ノロマー!)、れいとうパンチ等。性格『なまいき』 クロバット:ヘルバット・シルト かげぶんしん(許しを乞うのです)、めざめるパワー(電)、ちょうおんぱ(至福の音よ!)等。 ストライク:デスタンツ・マンティスク きりさく、岩砕き(避けんなよ!)、ダブルアタック等。 キュウコン:キュービット・フォクスター おにび、ひのこ等。 ユキノオー:グラチャー・レ・カクタンク ウッドーハンマー、こおりのつぶて、いばる(裁くでアール!) ナマズンorシビルドン:ヴォルティール・ビブリーオ スパーク、かげぶんしん等。 グランブル:トレテスタ・ケルベリアン シャドーボール、すてみタックル、ギガインパクト等。貴重な骨を投げつける…などもあり。 ◆ロックマンゼロ4 コータス:ヒート・ゲンブレム かえんぐるま、かえんほうしゃ等。 サンダー:ペガソルタ・エクレール あまごい、ドリルくちばし、10まんボルト等。 オーダイル:フェンリー・ルナエッジ こおりのキバ、きりさく等。 マスキッパ:ノービル・マンドラゴ ギガドレイン、ねをはる等。 アゲハントorウルガモス:ソル・ティターニャン にほんばれ、エアカッター(ブーメラン)等。 エレキブル:ミノ・マグナクス でんじは、かみなりパンチ等。 ドククラゲ:テック・クラーケン どくづき(闇よ…)、ミラーコート(鏡召喚)等。 ネイティオ:プープラ・コカペトリ でんじは(固まれっ)、はがねのつばさ(動くなっ)等。 ※8ボスとかはメインキャラに比べて知名度が低いので、知ってる人との対戦か、あらかじめボスPであることを伝えておかないと理解されないことが多いです。 動画紹介 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 ロックマンゼロシリーズ 場所ネタ ロックマンゼロ フラダリラボ:忘却研究所 ブラックシティ:レジスタンスベース ソウリュウシティ:地上都市 バトルサブウェイ:地下鉄跡 夢の跡地:辺境の廃工場 リゾートデザート:砂漠化地帯 フレア団秘密基地:秘密基地 パルファム宮殿:ネオ・アルカディア神殿 マスタータワー:ネオ・アルカディアの塔 セキエイ高原:ネオ・アルカディアの本部 -- (ユリス) 2020-03-29 14 54 10 シエルの妹・シアールも追加可能です。 -- (ネリオバスター) 2018-11-06 20 17 36
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29515.html
登録日:2014/08/16 Sat 23 11 53 更新日:2024/08/17 Sat 00 21 58 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 1991年 CAPCOM GB VC どうしてこうなった カプコン クイント ゲーム ゲームボーイ シンキングラビット メタルブレード メタルブレードゲー ラッシュジェット無双 ロックマン ロックマンシリーズ ロックマンワールド ロックマンワールド2 低難易度 何しに来たクイント 夢の競演 異色作 粗大ごみのサクガーン 衝撃のラスト 1991年12月20日に、ゲームボーイ用ソフトとしてカプコンより発売された横スクロールアクションゲーム。 携帯用『ロックマン』シリーズの第2作目。 かつてはバーチャルコンソール(3DS)にて配信されていた。 2024年にはNintendo Switchの「ゲームボーイ Nintendo Switch Online」で本作を含むワールドシリーズ全5作品が配信された。 今回ベース作品として、『ロックマン2』及び『ロックマン3』が選ばれた。 スライディングやE缶の導入、ラッシュが登場するなど全体的に3の要素が色濃く出ている。 難易度に関してはノックバックや被ダメージが小さい、マップが単純、パスワードでE缶が記憶されるなど、 前作を含めたワールドシリーズ5作品の中では比較的低い部類に入る。 そのため「ヌルすぎる」と思う方もいるだろうが、裏を返せば初心者にもお勧めしやすいので、 ある意味ワールドシリーズの入門向けの作品と言える。 ただ本家及び他のワールドシリーズと比べると、BGMや操作感覚、画面演出などが異質なところが見受けられる。 難易度の低さも相まって、本作は多少人を選ぶ作品となっている。詳しくは後述。 【今作の特徴】 ステージ構成 8ボスが前半後半で4体ずつに分かれている構成は前作と同じ。 しかし、前作では後半4ボスがボスラッシュ形式になっていたのに対し、今作では後半にも個別ステージが実装され、ボリュームアップしている。 ただステージ選択の形式がやや特殊で、前半は専用のステージ選択画面が用意されている一方、後半はボスラッシュのように一つの部屋からテレポートカプセルを使ってステージに移動する。 そのためか後半はワイリーステージ同様、ステージクリア時に武器エネルギーが回復しない仕様になっている。 スライディング 3からの新アクション。とっさに姿勢を低くして高速移動する。 今まで飛び越すしかなかった頭上の攻撃をジャンプ以外で回避可能・狭い通路を抜けるなど、用途は様々。 スライディング中にジャンプができなかったり、進行方向と反対にボタンを押しても止まらずそのまま折り返したりと、本家とは仕様が色々違っているため要注意。また何故かグラフィックもちょっと違う。 次回作ではグラフィックや操作感覚などは本家に準拠しているのでご安心を。 E缶 3同様、ゲームオーバーになっても没収されなくなり、かつパスワードでの保持も可能である。 ただ缶の最大保有数が2と同じ4つに限定された。 以上の仕様は本作以降のワールドシリーズでも変更はない (パスワードでの保持については、ワールド3にて一旦廃止される)。 エネルギー回復関連 回復中は画面が静止することはない。そのため、ポーズ(メニュー画面の開閉)を含めてあらゆる操作ができる。 なお武器の回復中に、ポーズをかけ他のエネルギーが減っている武器を装備するとその武器も回復することができる。 BGM 本作のBGMはほぼ全てが完全オリジナル(*1)。 本家とはやや雰囲気が違うものの、メロディライン自体はどの曲も哀愁漂うかっこいいものになっており、なかなか評価が高い。 しかし一部にプログラムミスがあったらしく、全体的に高音がキンキンしていたりドラムのノイズ感が強かったりと、音源がやや聞き苦しいものになってしまっているのが惜しいところ。 SEも本家とは大幅に異なる。 例:E缶取得時→「ブリュッ」 1UP取得時→「コイーンコイーン」 その他 はしごを登っている時に攻撃を受けても、上を押し続けていればそのまま登れる。 【ストーリー】 前作でコテンパンにやられたDr.ワイリーは打開策としてある秘策を思いつく。 時空研究所で研究しているタイムマシンを盗んで、過去のロックマンを倒そうとするものだった。 しかしまだ開発段階のタイムマシンには未来にしか行けないという欠陥があったため、未来のロックマンを捕まえ改造する計画へと変更した。 そして現代と未来のロックマン。2人が出会う時、激闘が幕を上げる…はずだった 【登場人物】 DRN.001 ロックマン 心優しき主人公。 今回は未来の自分と戦うというハードな展開が待っているが… Dr.ワイリー 前回いつも通りロックマンに敗れたが、打開策として 「タイムマシンを盗んで、未来のロックマンを捕縛・改造する」計画を立案した。 発想がぶっ飛びすぎている。やはり、天才か… …が、これにはロックマンも堪忍袋の緒が切れたのか、最後にエラい目に遭う。 Dr.ライト 調査の末タイムマシンが盗まれたのは、ワイリーの仕業であることを突き止めた。 ワイリーの野望を阻止するため、ロックマンに彼の追跡を指示した。 ラッシュ 犬型サポートロボ。 ジャンプ台の「ラッシュコイル」、飛行形態の「ラッシュジェット」、水中形態の「ラッシュマリン」、 そして宇宙船の「ラッシュスペース」の4形態に変形してロックマンの行く手を切り開く。 ただ本作以降のワールドシリーズではコイルはボスを倒して入手する形式になった。 ジェットも水中では使えないため、マリンが必須の場面は存在する。 マリン「我が世の春が来たぁぁぁぁ!!」 …それでもマリンが使える場面は少ないし、結局はバランスはジェットが出た瞬間にひっくり返ることとなるが。 【8ボス】 前半ではロックマン2、後半ではロックマン3のボスを攻略する。 ボスのプロフィールなどについてはそれぞれの作品を参照してほしい。 前半 DWN.009 メタルマン カットマンをベースにした戦闘用ロボット。回転鋸型武器「メタルブレード」を2枚投げる。 今作ではコンベアの向きやジャンプの高さは変わらない。 特殊武器はメタルブレード 回転ノコギリ状の武器を投げつける。 8方向に撃てる上に燃費も良く、オリジナルとは異なり走りながら発射できる。 オリジナルでは倒せなかったクック(ウッドマンステージに登場する鳥)を破壊可能となっている。 あまりにも使い勝手が良すぎることから、オリジナル以上に「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」状態となること請け合い。 弱点はクラッシュボム。 DWN.010 エアーマン 空中戦闘用ロボット。小型の竜巻を発生させる「エアーシューター」が武器。 竜巻の配置が若干単純になっている上、今回はスライディングがあるので、エアーシューターが少し回避しやすい。 バスターは1発1ダメージしか通らなくなったが、代わりに向こうの攻撃も威力が半減しているので、今回も割とゴリ押しが通じる。 特殊武器はエアーシューター 小型の竜巻を斜め上に3発同時に発射する。 竜巻は徐々に拡散する。 弱点はリーフシールド。 DWN.013 クラッシュマン 重装甲と高火力を併せ持ったロボット。 こちらが攻撃すると反応してジャンプし、両腕に仕込んである針付き時限爆弾「クラッシュボム」を発射する。 特殊武器はクラッシュボム 針付き時限爆弾を前方に発射する。壁に刺さってしばらくすると爆風を起こす。 FC版と比べると爆風が小さく、最大4発までしか発射できない。 今作ではこれで破壊できる壁が存在しない。 弱点はエアーシューター しかしこれで与えられるダメージが大幅に減少しており、エネルギーを空にしても倒すことはできない。 DWN.016 ウッドマン 森林での戦闘用に開発されたロボット。木の葉型ビット「リーフシールド」で防御・攻撃する。 本家ではリーフシールドの高い火力と防御性能が厄介な強敵だったが、本作では リーフシールド(8ダメージ)と落ちる木の葉(4ダメージ)の威力がどちらも1ダメージに激減 リーフシールドの隙間をロックバスターが通り抜ける 大きく左右に揺れるせいで避けづらかった落ちる木の葉がほとんど揺れなくなり、攻撃判定も小さくなったため簡単にかわせるように ……と、悲しいくらい弱体化してしまっている。 特殊武器はリーフシールド 一枚一枚独立している木の葉型ビット4枚をロックマンの周囲で回転させる。 十字キーを押すことで任意の方向にシールドを発射可能。 展開中はジャンプしかできない他、一撃で倒せる敵の体当たりしか防げない。 弱点はメタルブレード。 後半 DWN.017 ニードルマン 削岩用ロボを改造した戦闘用ロボット。 両腕のバスターからは針型徹甲弾「ニードルキャノン」を、頭部からは「ニードルハンマー」を繰り出してくる。 特殊武器はニードルキャノン フルオート連射可能な針状の弾を発射する。使い勝手はほぼバスター同様。 3連射まで可能で、ボタンを押している間は撃ち続ける。 弱点はタップスピンとエアーシューター。 DWN.018 マグネットマン 屑鉄処理用ロボを改造した戦闘用ロボット。 強力な磁力を操ってロックマンを引き寄せたり、上腕部から「マグネットミサイル」を発射して攻撃する。 今作では引き寄せ攻撃の安全地帯(画面の両端)が存在しない。 特殊武器はマグネットミサイル 巨大なU字磁石型のミサイルで、一度だけY軸方向に追尾する。 2連射まで可能だが、一発辺りの燃費が少なくない。 弱点はニードルキャノンとメタルブレード。 DWN.020 ハードマン 整地作業用ロボット。ボディプレスのほか、両腕からロケットパンチ「ハードナックル」を放つ。 今作ではハードナックルに攻撃すると、こちらの攻撃を跳ね返す。 特殊武器はハードナックル ロックマンの片腕にエネルギーを込めてそのまま発射する。 隙は大きく初速も遅いが威力は絶大なロマン武器。発射後軌道を上下に微調整可能。 今作ではこれで破壊できる壁が存在しない。 弱点はマグネットミサイル。 DWN.021 タップマン 特殊バリア試験用ロボット。 高速回転による鉄壁の防御システム「タップスピン」で攻撃を防いだ後体当たりを仕掛ける。 頭からコマを出す能力もあり、これに攻撃するとこちらの攻撃を跳ね返す。 特殊武器はタップスピン 空中で回転攻撃を仕掛ける。 ロックマンが使っても防御はできないが、威力は高い。当たって初めてエネルギーが減る。 今回は効かない敵に連発してもエネルギーを消費しない。 弱点はハードナックル。 【その他のボス】 クイント Dr.ワイリーがロックマンを倒す刺客として送り込んだロボット。 その正体はワイリーによって洗脳・改造された未来のロックマンである。 未来のロックマンは戦闘機能を持っていないため、過去から襲ってきたワイリーに敵わなかったのである。 本来は穏やかで戦いを好まないらしい。 その設定上ロックマンキラーではないが、ポジションとしてはキラーに相当する。 体力ゲージは表示されないが、並のボスより体力はある。 戦闘機能を持たないため、戦闘では削岩ロボットを改造した「サクガーン」に乗り込んで攻撃してくる。 …のだが、本作に登場するボスの中でもかなり弱い。 というのもその動きが、「ロックマンのいる位置に向かってジャンプ→着地時に岩の破片を撒き散らす」 というもので岩の破片に注意していれば、スライディングで容易く回避できる。 更に、戦闘開始前に密着し、クイントの頭上辺りめがけて弱点のハードナックルを連打すると、何とサクガーンに乗る前に撃破する事が出来る(*2)。 撃破すると逃げ出していき、それっきり登場しなくなる。 生きているのか、元の世界に帰還できたのだろうか… ていうか何しに来たんだお前。 ワンダースワン版『ロックマン フォルテ』でもクイントについて語られているが… 特殊武器はサクガーン ホッピング+削岩機のようなものに搭乗して、敵を踏みつける。 が、敵に接触すると自分もダメージを受けるし、また乗っているだけでエネルギーを消耗してしまう。 ぶっちゃけ使い勝手がとても悪く、使い物にならない。 主な弱点はクラッシュボム、リーフシールド、ハードナックル。 ワイリーマシンワールド2号 今作のラスボス。 ワイリーマシンの中では最多形態(3形態)を誇り、また一番費用を費やした。 …のだがいざ搭乗すると、ワイリーのサイズが何故かロックマンの頭一個ほどの大きさになっている。 地面を跳ねる弾や追尾性能を持ったミサイルなどを発射する。 一定ダメージを与えると、第2・3段階へと移行していく。弱点はコックピット。 弱点武器はサクガーン まぁ使用したら、間違いなく自分のライフか武器エネルギーが先に尽きると思うが。 素直にロックバスターを使った方がよい。 なお、この武器でワイリーマシンワールド2号を撃破するとサクガーンに乗ったままエネルギーを吸収する演出が見られるので暇な人は第3形態に移行してある程度体力を減らしてからサクガーンを使って倒してみるといいだろう。 撃破するとロックマンが何故かワイリーマシンのミサイルを入手する。 さらに敗れたワイリーはいつもの土下座をせずに宇宙へ逃走、追跡してきたロックマンは先程入手したミサイルをワイリーのUFOに発射する。 命中したワイリーUFOは墜落してそのまま大気圏内に突入、地表で大爆発して散った。 そして感動のエンディングへ。なんだよこの展開… なお、次回作では何事もなく生きている。間一髪脱出できたのだろう。 【余談】 本作を制作した会社は、前作や次作以降を制作したところとは別である。 BGMや操作感覚など前作と雰囲気が大きく異なるのは、これが主要因であると思われる。 このことに関して稲船敬二氏は、「(本作を開発した)外注先があまりロックマンをわかっていなかった。」 (※『R20+5 ロックマン ロックマンX オフィシャルコンプリートワークス』102ページより、一部抜粋。) と語っている。 YOU GOT TSUIKI-SHUSEI △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ボス選択画面の曲が酷過ぎる。ワイリー研究所内部の曲も。 -- 名無しさん (2014-08-16 23 52 49) 見る限り、いろいろ試行錯誤していた過渡期の作品だったようだな。 -- 名無しさん (2014-08-17 00 05 56) 簡単だから手軽に出来る分、ワールドシリーズでは一番やってた。項目にもある通り、ロックマン初心者の入門編にはなると思う -- 名無しさん (2014-08-17 01 50 47) 当時「あれっ?」って感じがあった。そして他のワールドの出来が良いからこの作品の「変な所」がクローズアップされてしまう・・・。 -- 名無しさん (2014-08-17 09 26 29) ワイリーの眉毛ピクピクと土下座の存在しない初の作品なのだよ。 -- 名無しさん (2014-08-17 09 34 06) 誰が何と言おうとワールド2のBGMが大好きだ。特にハードマンステージ -- 名無しさん (2014-08-30 18 09 12) クイントはまじで歴代最弱候補だわ。雨降らさないトードマンじゃねーか -- 名無しさん (2014-12-22 16 56 28) 音源は酷いけど、BGM自体は良いのが多いと思う -- 名無しさん (2017-12-08 10 34 51) オリジナルBGM全体的にいいし、難易度としてもGBロックマンデビューしたい人にはオススメ -- 名無しさん (2017-12-08 12 41 38) なんだかんだでクイントの存在はある意味、エックス達の存在を否定する未来に繋がる可能性も秘めているのかもしれない。ゲーム内容はアレだがバックストーリーは結構深いから嫌いになれない。まぁクソ雑魚いのは変わりないんだが -- 名無しさん (2021-07-09 13 32 04) ワールド全作が配信されたので2の浮きっぷりが全世界に認知されちまうー!パチモン感は拭えないけど出来は及第点なので未プレイ勢は食わず嫌いしないでくれよな! -- 名無しさん (2024-06-07 14 14 07) 初代ワールドと2どちらが好きかと聞かれるとこっちと答えるわ自分、もっとも『難易度が低いから』と言う理由ありきだし一番出来がいいのは5だし -- 名無しさん (2024-06-08 04 38 47) 北米で発売されたゲームギア版Mega Manでも、ラスボスのワイリーカプセル2を倒すとロックマンが特殊武器入手アクションを行う。ただしこちらはエンディングでも使わないので、どんな武器を入手したのかは不明 -- 名無しさん (2024-08-11 21 47 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sekaishikaiwai/pages/606.html
概要 世界史キャンセル界隈とは、世界史界隈の対義語であり、電通とMrs.GREEN APPLEへの蔑称である。 経緯 これはMrs.GREEN APPLEがコカ・コーラとのタイアップで「コロンブス」という楽曲とミュージックビデオを投稿した事に端を発する。(魚拓) だが内容はあまりにも人種差別的でかつ植民地的なものだった。 その為批判が殺到。 2024年6月13日の終わりには既に動画が非公開となっていた。 あまりの了見の狭さに電通やMrs.GREEN APPLEへの批判が殺到。 「世界史キャンセル界隈」と呼ばれる名言が生み出された。 反応 レジライ民について レジライ民とはFGO世界における悪役コロンブスをネタにした界隈である。 Mrs.GREEN APPLE騒動において知名度を高めた。 知識人が多い傾向にある。
https://w.atwiki.jp/cookie_kaisetu/pages/593.html
nicovideo_mylist エラー ( マイリストURLの取得に失敗しました。正しいURLを入力してください。 ) [部分編集] 概要 正式名称は「フルボイスロックマンゼロ2」(2013年12月2日~2016年02月17日 )6回。 [部分編集] +登場キャラクター ゼロ、ファーブニル:さめたん シエル:ぴの原ごま エルピス:竿師みやび バーブル・ヘケロット、レヴィアタン、ルージュ:ゆせりす セルヴォ:ベコナゼ ハルピュイア、:如月淳 ジョーヌ:栗宮のえる レジスタンス:無精 +大まかなストーリー [部分編集] ニコニコでの扱い [部分編集] 本スレでの扱い [部分編集] 実況での扱い
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1890.html
ロックマン ゼロ4 part16-11~12、part18-122~124、part28-594~597、part29-21~24 11ロクゼロ4sage2005/06/08(水) 22 30 25 ID 0+XTU7CN Ωをぶっ壊しダークエルフも浄化され、バイルの手の内が尽きたその後、堂々と表を歩けるようになったシエルは ゼロをトレーラーで連れ回して正義の味方をやっていた。 ある時、彼らはレプリロイドの大群に襲われているキャラバンに遭遇する。 雑魚を散らし、敵の地上戦艦を退けキャラバンを助ける。 いつもの事だが、今回は少し訳が違う。 ゼロが助けたのはレジスタンスでは無く、生身の人間だったのだ。 何故ネオ・アルカディアを抜け出すのか? 何故レプリロイドが人間を襲うのか? ジャーナリストだと言う女性、ネージュが言うにはX無き後バイルの暴政によりアルカディアは今や無法地帯なのだという。 人間だろうとレプリロイドだろうとバイルの気まぐれ一つでイレギュラー指定され、処分されてしまう。 いつ殺されるかわからない、そんな恐怖に耐えられる訳がなく、アルカディアを抜け出す人々が後を絶たない。 レジスタンスの活動はレプリロイドに希望を与える一方、人間には絶望を与えてしまっていたのだ。 12ロクゼロ4sage2005/06/08(水) 22 32 40 ID 0+XTU7CN ネージュは人々を集めてはキャラバンを組み、エリア・ゼロと呼ばれる場所の人間の集落に招いていた。 今回の目的地も当然エリア・ゼロである。 シエルがエリア・ゼロまでの護衛を申し出るが、ネージュは拒否。 集落の人々の大多数がレプリロイドに襲われた事があり、いい印象を持っていないのである。 ましてやゼロ達はレジスタンス。アルカディアのメディアではテロリスト。歓迎される筈もない。 仕方なくキャラバンと別れ、暫し休憩。 OPステージ終わり。 手元にあったんで書き殴ってみた。 文才も根気も無いが、俺ガンガル。 122ロックマンゼロ4sage2005/08/30(火) 17 08 09 ID xVjIIcSU ゼロ「‥‥人間‥‥か」 シエル達はトレーラーに戻り、エリア・ゼロについて調べた。そこはイレギュラー戦争時代にスペースコロニー「ユーラシア」 が落ちた場所だった。コロニーの環境維持システムが生きており、徐々に緑が回復しつつあった。 シエルは、やはり放っておけないとキャラバンを手助けする事を決めるが その矢先にエリア・ゼロにバイル軍の反応が現れる。 ゼロは現場に向かい、雑魚を蹴散らしながらコロニーに侵入した本隊を追撃する。 コロニーの奥で破壊活動を行う小さいレプリロイドと遭遇。戦闘になりかけた時、更に七体のレプリロイドが現れる。 こうなるとさすがのゼロも分が悪い。そこにもう一体リーダー格が現れ、八体を制止する。 「やはりエリア・ゼロを‥ これだけの自然を破壊するにはラグナロクの力が必要だ。ラグナロク作戦が 始まってしまえばたかが一体のレプリロイドに止める事など出来はしない。相手にするだけ時間の無駄だ」 ゼロ「‥エリア・ゼロの‥ 自然の破壊だと‥!? お前達は一体‥!?」 彼らは隊長のクラフト率いるアインヘルヤル八闘士。エリア・ゼロを中心とした世界中の自然を破壊して ネオ・アルカディア以外では人間が生きていけない世界を作るつもりだ。 クラフト「分かるか?ゼロ‥ お前一人ではもう、どうにもならん事を‥ ‥‥最早‥‥ 一人の力では 世界は変えられない‥ ‥正義など‥‥ 物語の中くらいにしか存在しないという事をな‥‥」 クラフト達はラグナロク作戦を開始すると告げ、去って行った。 まだアインヘルヤル達はキャラバンの事に気づいていない。キャラバンを見つけ出し、ラグナロク作戦の事を 伝えに行くが、人間達のレプリロイド嫌いは思ったより根深くて話を聞き入れてくれない。 一応情報は伝えたという事でゼロ達はトレーラーに戻った。いつかきっと人間達も分かってくれると信じて、 ラグナロク作戦の阻止に専念する。 八闘士との戦いを繰り広げる中で、遂に人間の集落が見つかってしまう。すぐにゼロが駆けつける。 逃げ遅れた人達を助けながらバイル軍を倒していくが、ネージュが見当たらない。そしてクラフトと遭遇。 「‥お前も元はネオ・アルカディアのレプリロイドだったのだろう。 人間の為に戦ってきたお前がバイルの命令とは言え人間の集落を襲うというのか」 「‥‥そうだ。 今や、バイル様は全てのエネルギーと資源をその手に握っている。 人間も‥レプリロイドも‥ 最早バイル様の下でしか生きることは出来ない」 キャラバンやゼロが抵抗を続ける限り争いは無くならないと言うクラフトととの戦闘に勝つ。 123ロックマンゼロ4sage2005/08/30(火) 17 09 44 ID xVjIIcSU ゼロはクラフトの攻撃に迷いを感じる。集落の破壊とは別の目的があるように思える。 「そんなものはない‥ 今も昔も‥俺は人間の為に戦ってきた! エリア・ゼロとこの集落は平和の為の生贄となってもらう」 隠れていたネージュがたまらずに出てくる。ネージュとクラフトは知り合いだった。 ネージュ「何が平和の為!? 何が人間の為!? このボロボロになった自然や集落を見ても、まだそんな事が言えるの!? 人間が生きられる世界を踏みにじってるのは貴方達でしょう!」 「‥‥‥ネージュ‥‥ やはり、ここにいたのか‥」 「クラフト‥‥ どうしてバイルなんかに従ってるの‥? 初めて取材した時の貴方は‥もっと誇り高い戦士だった‥ ネオ・アルカディアの戦士として‥ 世界を平和にしてみせるって‥ 私に約束したでしょう‥?」 「‥ああ、確かに約束した。 だからこうして君を守りに来たんだ」 一瞬の内にネージュがさらわれてしまう。 今の騒動でゼロの名前がばれてしまう。人間達は嫌悪の表情を隠せない。集落の人間達が今も慕っている 唯一のレプリロイド、コピーエックスを倒したのがゼロなのだから。そしてネオ・アルカディアのレプリロイドと知り合いだった ネージュに対しても信用できなくなっているようだ。誰もネージュの事を助けようとしない。 ゼロ「仲間を助けようともせずにただのうのうと集落の中で生きるだけなら、ネオ・アルカディアに残った人間達と 何も変わりないと思うがな‥‥」 「な、なんだと!」 ゼロ「‥‥なら、お前達は何の為に危険を冒してまでネオ・アルカディアを抜け出してこの集落を作ったんだ?」 言葉をつまらせる人間達を尻目に、ネージュがさらわれた場所を解析したと言うシエルの所に戻る。 西の方にラグナロク作戦の前線基地と思われる場所があった。そこにネージュがいるらしい。 もしネージュを助け出しても集落の人達が変わらなければ意味のない事ではないのか、自分達のやり方で本当に平和な 世界が作れるのか、シエルは悩んでいた。そこへ集落からの通信が入った。やはりネージュを放っておけないようだ。 「‥‥こんな事を言えた義理じゃないが‥ ‥頼む 仲間を‥ネージュを助けてくれ あんた達がバイル軍の連中と違うと言うのなら俺達に‥ 人間に力を貸してくれ!」 ゼロは必ず助け出すと約束して出撃する。 124ロックマンゼロ4sage2005/08/30(火) 17 11 00 ID xVjIIcSU 巨大レプリロイドを倒し、ネージュを発見。 ネージュ「‥ありがとう。でも‥できる事ならクラフトともっと話をしたかった‥」 ゼロ「‥‥知り合いだったようだな」 「まだ駆け出しの頃‥‥戦場でイレギュラーに襲われた私をクラフトが助けてくれたの。 人間を守る事に誇りを持って戦うクラフトの姿に私は惹かれていった‥ ‥フフッ、可笑しいよね。人間がレプリロイドを好きになるなんて」 ゼロ「‥‥‥」 クラフト「‥そして俺も、真実を人々に伝えようと戦う一人の人間を好きになっていった‥」 クラフトが現れる。 「ネージュ‥君はあの時から変わらないな。自分がやると決めた事はどんなに危険でもやり抜こうとする」 「貴方は変わってしまったけどね。貴方は自分の考えで人間の為に戦っていたのに‥ 今はバイルの言いなりなのね」 「ネオ・アルカディア跡地に残っている人間やレプリロイド‥ 俺達が生きていく為には僅かなエネルギーや居場所を 守るしかない。 ‥例えそれが‥ バイルのような奴の下でも‥」 悪口を聞きつけたのかバイルもやって来る。 「さあ、そこの女‥ お前はどうする? お前の言う自由とやらと共にエリア・ゼロで死を待つか!? それともクラフトの様にワシの様な奴の下で生き長らえるか!? ワシはどっちでも構わんのだがねぇ!?」 「‥‥くっ!バイル‥!」 「クーックックッ‥ そうだ‥その顔だ‥ 苦しみと屈辱と怒りに満ちた表情‥ それがワシの喜びとなるのだよ‥ この喜びこそが‥ 支配者にだけ許された快楽なのだ‥!」 クラフト「解ったろう‥ 今、この世界に正義など無いという事が‥ あるのは生き残る者と死に逝く者だけだ。 ‥ネージュ ‥俺は君を死なせたくない‥」 バイル「ゼロ‥ ワシを斬れるのか‥? 人間であるこのワシを‥? その女の目の前で自らイレギュラーとなってみせるかね‥? さあ‥どうする?ゼロ‥!女‥!」 「私は‥誰かに支配されて死んだ様に生きるくらいなら‥ 今を精一杯生き抜いて! 笑いながら死ぬ方を選ぶわ!」 ネージュの目くらましで隙を作り逃げる。 「ゼロ‥ありがとう‥」 「俺は集落の人間達に頼まれただけだ。礼なら奴らに言ってやれ‥」 二人とも何とか無事に戻ってこれた。この事件で集落の人の不信感は薄まっていった。 594 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 16 44 ID TExbOeTM0 ロックマンゼロ4 (既出部分のあらすじ) 冒頭。ネージュによるナレーションが入る。フルボイス! 前3作で、主人公ゼロ(身体部分はコピー品であることが判明)により結果として 犯罪者バイルによる独裁政治が敷かれた人類最後の楽園「ネオ・アルカディア」 しかしその圧制から逃れるために脱走を試みるものが後をたたなかった。 そのネオ・アルカディアによる追撃を受ける、ネージュ指揮下の脱走キャラバン。 彼女らは自然環境が回復しつつある「エリア・ゼロ(当初はグラウンド・ゼロでした)」にて ひっそりと生活をしているという。 エリア・ゼロに向かおうとする一行だが、その人間の集落付近にバイル軍が侵攻、迎撃に出るゼロ。 巨大なレプリロイド「カルネージ・フォースO」を撃破すると、元傭兵レプリロイド、クラフト率いる バイル軍、アインヘリヤル八闘士が出現。 彼らによると、人間どもが逃げ出してしょうがないから、逃げ出せる場所をことごとく壊滅させてしまえば バイルのもとに戻るしかなくなるだろう、という環境破壊作戦「ラグナロク作戦」を実行中だという。 ここで9人がかりでゼロを倒しておけばよかったものを、ラグナロク作戦をたった一体に阻止できるわけがない という余裕か、はたまたハードの機能的な制限かあっさりと撤退する八闘士。 とりあえず無事バイル軍も撃退したのでラグナロク作戦を伝えに集落へ向かうゼロたち。 しかし、人間たちはすっかりレプリロイド嫌いになってるうえ、ゼロたちはテロリスト認定されてるので 当然歓迎されずしょぼくれて移動基地のトレーラーに帰還。 もちろん我らが教主ラクs シエルとしてはラグナロク作戦なぞ認められないので、 作戦阻止のために頑張ります。主にゼロ一人が。 ゼ ロ 頑 張 り 中 ハァハァ 窓際族のためやたら短気なチビ鶏、プープラ・コカペトリ 百年も前の戦争のときに実験作として作り出され、バイルの手によって復活させられたフェンリー・ルナエッジ かつて尊敬していた上司をゼロに殺され、復讐のためだけにバイルの傘下に入ったテック・クラーケン とにかくセリフがノロいミノ・マグナス なんか死に際までキザでちょっと本気でカッコよく見えたりする騎士シグマ……じゃないペガソルタ・エクレール 片割れが死んだことで制御がきかなくなり、一昔前の女子高生のような喋り方で破壊を楽しむソル・ティターニャン 世界中の植物をナノマシン化する夢を持つ貴婦人ノービル・マンドラゴ クラフトを尊敬し彼に付き従うホモ亀ヒート・ゲンブレム 彼らはある者はバイルに改造・洗脳されある者は自ら志願しこの作戦を実行する。 595 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 17 22 ID TExbOeTM0 とりあえず我らがゼロは、たまった鬱憤を人間の集落の貴重な貯水タンクを破壊したりして晴らします。 そりゃ嫌われもします。 そんなこんなでラグナロク作戦を半分ほど潰すと人間の集落がバイル軍によって襲撃される。 正直むかつく奴らばかりなので助けるのも面倒なのですが、素直ないい娘とかもいるので仕方なく 迎撃に出るゼロ。 敵の指揮官クラフトを打ち倒すと、実はネージュとクラフトがかつて取材をしたときに恋仲になっていたこ とが発覚。今回の人間の集落襲撃は実はクラフトが彼女を「本当のラグナロク作戦」の前に保護するのが目 的であった。 はた迷惑なことはなはだしいが、とにかく一瞬の隙をついてネージュをさらい撤退するクラフト。 今の話を思いっきり聞いてた集落の人間は、彼女をスパイと疑い救出にいくことをためらう。 そんな集落の人間に辛らつな言葉を吐きかけてその場を後にするゼロ。 常に苦労してるのは彼一人です。言葉の重みが違います。 その言葉に彼女がいなければそもそも脱走も出来なかったヘタレな自分たちを恥じたのか、ゼロにネージュ の救出を依頼する集落の人間。基本他力本願です。 とにかく彼女が収監されてる監獄に潜入し「ヘル・ザ・ジャイアント」を撃破。ネージュを見つけ出すゼロ。 ネージュとクラフトのポエミィな議論や、それにあてられたか百年一人身のバイル爺さんの乱入等もありま したが、ネージュの隠し持ってた発光弾によりその場を脱するゼロたち。 (ここまで前回のあらすじ) 596 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 18 14 ID TExbOeTM0 (ココから続き) 集落の人間との溝もうまり、意気揚揚と人間の集落の貯水タンクを破壊し続けるゼロ。 いやそうでなくて、残りのラグナロク作戦を潰していきます。 そして遂に主にゼロ一人の頑張りによってラグナロク作戦は壊滅。 昔はシエルさんも頑張ってたんですが、レジスタンスの指揮系統を一手に握ってからはふんぞり返るばか りです。まぁ13~5歳の娘なんで何か求めるほうが酷なんですけど。 エリア・ゼロを守り通したと安堵しているゼロたちの元に彼らの本拠地、レジスタンスベースから連絡が。 衛星軌道上に巨大なエネルギー反応が発生、その位置はちょうどエリア・ゼロの直上。 そこに突然、Dr.バイルが回線に割り込んでくる。 彼がいうに、今までの8つの作戦は全て「真のラグナロク作戦」のカモフラージュに過ぎず、その実体は衛星 軌道上にある衛星砲台「ラグナロク」の完成(実際には旧大戦時に作られたものを修復したらしいが)までの 時間稼ぎでしかなかった。 移動基地であるトレーラーにはゼロを敵地に送り込むための転送装置があるのだが、目標の正確な位置がわか らないことには転送できない。打つ手なし、とおもわれたその時、さらに別の回線から割り込みが。 衛星砲台を占拠したクラフトからのものであった。 彼は、前回監獄でネージュと会話した時に、己の存在意義――バイルに従うべきか、従わざるべきかに苦悩を 抱いていたらしい。ついにぷち切れた彼はラグナロクを使用してバイルのいる、ネオアルカディアごと焼き払 うことを決意。兵装端末を管理するためにカスタム化された彼のボディの前に、遠隔操作装置を破壊されたラ グナロクは完全に掌握されている。 ネオアルカディアには他の人間やレプリロイドもいる、というバイルの脅しにも 「おまえのような人間に従うのが、何もせず何も考えずただ支配されているだけの一握りの人間のためだけに、 必死に生きようとする自然をキズつけるのが、レプリロイドの、人間の正しい姿なのか。 オレは……そんなヤツらのために戦ってきたんじゃない!!」 と意志を曲げないクラフト。 皮肉にもクラフトが通信を送ってきたことで、おおまかではあるがラグナロクの位置をつかんだレジスタンス。 コントロール塔からは離れた位置にはなるが転送可能になり、ゼロはラグナロクへ乗り込む。 だが。 午後3時31分。遂に衛星砲台ラグナロクが火を吹く。 その主砲はネオアルカディア中央部を貫き、中枢エリアを跡形もなく破壊。その際、一切の勧告は行われなかった。 地上とは連絡のつかぬまま、制御室に踏み込むゼロ。 そこにクラフトは待っていた。 (続く) 597 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 19 24 ID TExbOeTM0 クラフトは、己のしていることがバイルとなんら変わらぬと、わかっていた。 しかし誰かがあやまった道を変えなければ世界は変わらない。ならばイレギュラーと呼ばれようとも、オレがそれを しようと決意するクラフト。 「はじめるか」 激戦の末、崩れ落ちるクラフト 彼に、世界を変えていくのは戦うことしか知らない俺たちではなく、今この世界で生きる人間たちだ、俺たちはその信 じられる者に力を貸すだけでいいはずだと諭すゼロ。 それにたいし愚かな人間たちに振り回されるレプリロイド、キズつけられていく大地や自然、俺は何を信じればよかっ たのだ、お前は何を信じたと応えるクラフト。 ゼロはそれに、かつて人間とレプリロイドとの共存を信じた友との約束を守っただけだとかえす。 ネージュの言葉すら信じられなかった自分は彼女と顔をあわせたくない、これ以上彼女を苦しませたくないから自分の ボディはこのままラグナロクに置き去りにしてくれと言う彼の願いをかなえ、帰投するゼロ。 シエルの命によりネオアルカディアへ救援に向かっていたレジスタンス隊がみたものは、崩れ落ち赤く焼け爛れたビル の群れ、惨めに逃げ惑う人間やレプリロイドたち、かつての理想郷の無残な最期の姿だった。 2千万人以上の犠牲者はだしたものの、レジスタンスたちの救助により救われたものたちも多かった。 クラフトを止めてくれたことをゼロに感謝するネージュ。これで全てが終わったと誰もが思った。 同日、ラグナロク副砲発射。 (続く) 21 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 24 20 ID TExbOeTM0 制御するもののないはずのラグナロクが、副砲を発射した。 さらに本体が移動を開始。ラグナロクはエリア・ゼロへと落下する軌道へと向かう。 転送しようとするが、強力な妨害によりアクセスすらできない。 無人のはずのラグナロクに乗り込むため、ネージュはネオアルカディア軍が使用していた大型転送装置の占拠を提案。 ゼロは基地の防衛装置「ランダム・バンダム」を破壊、転送装置を占拠。 さらにラグナロクのプロテクトを解除するために、ゼロを転送回線プログラムの中でも自由に動けるようプログラムを 改造、転送装置とラグナロク間をつなぎ、直接ラグナロクのプロテクト・プログラム「サイボール」を破壊する。 全ての準備は整った。ラグナロク・コアへ向かい、突如動き出した原因を探り、ただちに軌道を修正しなければならない。 ラグナロク、その中心部へと転送されるゼロ。そこでみたものは剣のカタチをしたラグナロク・コアと、ラグナロクの 攻撃に巻き込まれ死んだはずのDr.バイルだった。 生きていたのではなく、あのラグナロクの攻撃の中ですら死ねなかったのだと言うバイル。 百年前、ダークエルフと呼ばれる存在でレプリロイドを支配し、妖精戦争を引き起こしたバイルは当時の人間たちにより、 その記憶、人格全てをプログラムに変換し、年老いた体とともに再生機能を持ったアーマーへと押し込められ、たった一人 衛星軌道をさまよわせさせ続けられたのだ。 歳をとり、身体が傷つくとアーマーがすぐに再生させ、光も自然も何もない世界で永劫の苦しみを与えられ続けたバイルの 本当の目的は、レプリロイド、人間の支配などではなく、生かさず、殺さず、永遠に、自らとともに果てることのない苦し みの歴史を歩ませ続けることであった。 ラグナロク・コアをアーマーの強化パーツとして使用し、バイルはゼロに戦いを挑む。ブタどもには自分の元で行き続ける しか道はないと言うことを示すために。 「理想だと? 戯言だ!」 (続く) 22 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 26 01 ID TExbOeTM0 「さすがだな! 英雄!」 バイルを倒したゼロだが、すでにラグナロクは落下軌道に乗っていた。止まらないラグナロク。 だがそれでなおバイルは死んでいなかった。 「死ねん! この程度では死ねんのだぁーッ!」 このままではゼロも帰還できなくなる、と勧告するシエルだが、ゼロはバイルごとラグナロク・コアを破壊すればラグナロ クは自壊し、その破片は大気圏で全て燃え尽きるはずだと言う。だが、それは彼自身の死も意味していた。 レプリロイドの英雄である貴様が、そんなことをできる。人間を守る正義の味方が、人間を守るために人間を殺せるのかと 嘲け笑うバイルは、完全にラグナロク・コアと融合。異形の姿となってゼロの前に立ちふさがる。 「どうだ、この痛みは! 貴様にわかるか!」 「……オレは、正義の味方でもなければ……自分を英雄と名乗った覚えもない……」 「オレはただ、自分が信じる者のために戦ってきた」 「……オレは、悩まない。目の前に敵が現われたなら……」 「叩き斬る……までだ!」 「ゼロ……!ゼロ……!」 「……シエル……オレを信じろ!」 「ゼロ――――!!」 絶叫するシエルの声をかき消すように、バイルの嘲笑が響く。 「終わらぬ悪夢だ!」 強固なシールドを持つバイルのアーマーだったが、レーザーを放つ、防御壁が解放されたその一瞬にバイル自身の武器であっ たデスピアスを叩き込むゼロ。 「この、ワシが、人形如きに? 滅べ! 滅んでしまええぇぇぇぇ……」 (続く) 23 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 27 06 ID TExbOeTM0 かくして、ラグナロクは崩壊。ミッションは完遂された。 呼びかけるシエルの声に、通信は無情にノイズを送るばかり。 たまらず駆け出すシエル。 シエルがたどり着いた場所は、人間の集落だった。 空一面に降りしきるラグナロクの破片に無邪気にはしゃぐ子供たち。 その光景を見て、自分たちが助かったことを実感する大人たち。 しかし、ゼロ帰らずの報に絶望するレプリロイドと人間たち。 シエルはゼロはきっと生きて帰ると、再び走り出す。 一人星降る丘で、泣き崩れるシエル。 いつも胸にあふれてる あなたへの思い 永遠はないから 今はそばに いてほしいの やがて星とともに涙も途切れ、シエルは立ち上がる。 ゼロがシエルを、人間を信じてくれたように、今度は私たちが信じよう。 彼は必ず、私たちのために、私たちのもとへ帰ってきてくれると―― それから2年。 かつての、偽りの理想郷ネオ・アルカディアは人々の心からも消えた。 出生率の倍増したベビーブームに、かつて武器を持ったレプリロイドすらおしめを持ち、子供たちの 世話を焼いている。 エリア・ゼロで、人間と、レプリロイドたちは力をあわせ新しい風車を作っていた。 かつて一人の英雄が信じ、それを支え続けた友が求め続けた光景を、今はネージュやシエルたちが見守っていくのだ ――ゼロは死んでしまったのだろうか? ラグナロクの破片が散らばる大地に転がる彼のメット、そして――――(ロックマンゼクスへと続く) 24 :ロックマンゼロ4:2007/02/24(土) 13 27 55 ID TExbOeTM0 以上でロックマンゼロ4は終わりです。 最後、ロックマンゼクスに続くとか書きましたが、実を言うとゼクスはもってないんで よく知りません。続いてはいるらしいんですが。