約 2,823,360 件
https://w.atwiki.jp/nikonamarockman/pages/15.html
ロックマン ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!? ロックマン4 新たなる野望!! ロックマン5 ブルースの罠!? ロックマン6 史上最大の戦い!! ロックマン7 宿命の対決! ロックマン8 メタルヒーローズ ロックマン9 野望の復活!! ロックマン10 宇宙からの脅威!!
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/335.html
~次回予告~熱斗『バレルさんが来てくれたおかげで13人の紋章は揃った。さあ、デユーオの彗星に突入だ!』ロックマン『その時、デューオの超テクノロジーを手に入れたドクターリーガルが現れた。奴はその力で地球を支配するつもりなんだ!』熱斗『駄目だ、もう時間がない・・・地球が・・・俺たちの地球が消滅する!!』熱斗・ロックマン『次回、ロックマンエグゼStream最終回「新たなる未来へ」』ロックマン『僕は熱斗くんと離れないよ・・・たとえデリートされたって』 アメロッパクレーターで、熱斗とロックマン達13人と13体のクロスフュージョンメンバーはリーガルの差し向けたアステロイド軍団と戦っていた。 熱斗「ハイパーバースト!」 ライカ「ムゲンバルカン!」 炎山「ドリームソード!」 バレル「スクリーンディバイト!」 その近郊にある時空タワーでは光祐一郎博士と名人が熱斗達をデューオの彗星に送り込む準備をしていた。 祐一郎「フォルテだと!」 名人「パストトンネル内でスラーと交戦中です!」 フォルテ「ヘルズローリング!」 フォルテの攻撃をスラーは回避する。 スラー「ムダです」 スラーが右手をかざすと、フォルテの足元から多数のワイヤーが出てきて、その体を縛る。 スラー「今度もあなたの負けです」 フォルテ「言ったはずだ、あの時の俺とは違うと!」 フォルテはワイヤーを引きちぎった。 スラー「!」 祐一郎「スラーの注意がフォルテにある今なら邪魔されずにデューオの彗星にアクセスできる、ここは頼むぞ!名人!」 名人「分かりました」 熱斗「チャージショット!」 バレル「カーネルキャノン!」 CFロックマンとCFカーネルの射撃で最後に残ったアステロイド(ブライトマン、ドリルマン、バーナーマン、スターマン、エアーマン、ボウルマン)も倒された。 ディメンショナルエリアが解除され、熱斗達もクロスフュージョンを解除する。 熱斗「バレルさん」 バレル「また会おうと約束しただろ」 熱斗「そうだね、でもどうしてシンクロチップを?」 バレル「ドクターワイリーだよ」 熱斗「ワイリーが?」 バレル「この時代の俺に依頼を受けていたようだな」 そこへ祐一郎の運転するジープが来た。 熱斗「パパ」 祐一郎「今すぐ、時空タワーに集合してくれ、急げ!」 新たなる未来へ 30年前 アメロッパ砂漠 デューオの彗星の本体である宇宙船の電脳にリーガルがいた。 リーガル「かすかだが覚えがある、プローブに改造されたあの時、俺は一度ここへ来ている」 リーガルは彗星の中枢と思われるシリンダー状のシステムに移動する。 リーガル「デューオよ! 神を気取ったところで所詮貴様はネットナビ・・・人間に支配されるべき存在なのだ」 リーガルの掌から熱斗達から奪った紋章のデータが出てきて、シリンダーを囲む。 リーガル「今度は私の支配下となれ!」 リーガルがシリンダーの中に入り込んだ。 パストトンネルでは、フォルテがスラーを殴り飛ばしていた。 フォルテ「ダークアームブレード!」 フォルテのダークアームブレードとスラーの剣がつば競り合いするが、 フォルテが押していた。 スラー「いつの間にこんな力を・・・!」 フォルテ「ウラ電脳世界で強大なバグを腹一杯吸収したんでな!」 フォルテの纏うオーラが、かつてロックマンたちに倒されたネビュラグレイのシルエットをとる。 そして、ダークアームブレードがスラーの剣をへし折る。 フォルテ「今の俺は宇宙の電脳世界へ飛び出すことも可能だ、新たなる力を求めて・・・但しお前を倒してからな!」 スラー「おのれぇ!」 フォルテとスラーが光弾となって激突を繰り返す。 名人「は!パストゲートに衝突する!!」 フォルテとスラーがパストゲートに衝突、 クレーターにいる熱斗達に届く程の凄まじい閃光が生じ、 パストゲートが爆発を起こす。 敗れ、傷ついたスラー、その背中をフォルテの右腕が貫いた。 スラー「がぁ!」 フォルテ「好きな方を選べ、ウラ電脳世界を永遠に彷徨うか、このままデリートされたいか・・・」 スラー「黙れ・・地球のネットナビが・・・!」 フォルテ「消えろ」 フォルテが掌をスラーの顔に向ける。 スラー「うわあぁぁぁぁ・・・・!!」 スラーは断末魔を残して消滅した。 フォルテ「地球が無事だったらまた会おう、ロックマン」 フォルテは何処かへ去っていった。 破損したパストゲートに祐一郎と名人とバレルが修理していて、 熱斗達は待機している。 ミヤビ「ここまで来て足止めとは・・・」 ゆり子「こうしてる間にも地球消滅のカウントダウンは迫っているのに・・・」 燃次「こんな時でも腹は減るんだな」 ディンゴ「師匠からの差し入れのカレー、さっき食っとくんだった・・・」 二人の横にいるジャスミンのお腹が鳴る。 ジャスミン「・・・ごめん」 チャーリー「済まなかったな、テスラ。無理矢理連れて来ちまって」 「あぁ、そうだ。君の指輪だ、何度か返そうとしたんだが・・・」 テスラ「へぇ~、意外とイイ男ね」 チャーリー「えっ」 テスラ「あのバレルって人」 チャーリー「・・・はぁ」 プライド「どうでした、博士?」 ライカ「被害状況は?」 祐一郎「今から始めても一日や二日では到底無理だ」 名人「時空安定装置が完全に機能を停止してるんだよ」 メイル「そんな・・・」 炎山「我々はデューオの彗星にアクセスできる唯一の手段を失ったのか・・・」 熱斗「他に方法はないの、パパ!バレルさんは時空を超えて命懸けで駆け付けて来たんだよ!」 バレル「熱斗君・・・」 熱斗「くそー!デューオの馬鹿野郎!!」 ここで熱斗の右手にあるデューオの紋章が輝き出す。 熱斗「紋章が・・・」 バレル達の紋章も輝きだし、そしてパストゲートも輝く。 ゆり子「見て、パストゲートが!」 祐一郎「ゲートが開く・・・」 名人「ゲートは安定してます! トンネルの先は・・・30年前のデューオの彗星です」 熱斗「行こう!デューオの彗星へ!」 リーガル「その必要はない」 パストゲートからリーガルの映像が出現した。 リーガル「ハハ、ハハハハハ!!」 ゆり子「ドクターリーガル!」 熱斗「リーガル、キサマ!」 リーガル「デューオの地球抹殺はたった今私が停止した」 チャーリー「停止した!?」 ライカ「どう言う意味だ!」 リーガル「諸君から頂いた13の紋章だよ」 ライカ「紋章だと・・・」 炎山「まさか、奴はデューオの彗星を・・・」 リーガル「そのとおり。今やデューオの彗星は13の紋章を持つこの私の完全な制御下にある」 デューオの彗星のシリンダーにリーガルの顔が浮かんでいる。 リーガル「地球の概念をはるかに超越したテクノロジーと共にな」 ゆり子「その力であなたは地球を蹂躙するつもりね!」 リーガル「ハハハハハ! 当然の権利だよ、ゆり子。何せ私は地球の救世主なのだからな!」 熱斗「ふざけるな!何が救世主だ!」 リーガル「ハハハハ、ハハハハハ・・・グワァァァァ!」 リーガルが巨大な顔面と首だけという異形の姿でパストゲートから実体化した。 名人「ハンター刑事!ディメンショナルエリアを頼む!」 リーガルの下僕である液体ウイルスもパストゲートから多数出現する。 ディメンショナルエリアが展開され、ワイリーも遠くからそれを見ていた。 祐一郎「クロスフュージョンだ!」 メイル「ラッシュお願い!」 熱斗「シンクロチップ、スロットイン!」 熱斗達「「「「クロスフュージョン!」」」」」 熱斗達13人がクロスフュージョンを果たす。 リーガル「ヌワァァァ!!」 熱斗達とリーガルの顔面が時空タワーから飛び出す。 熱斗「サムライソード!」 炎山「バリアブルソード!」 ミヤビ「シャドーブレード!」 CFロックマン達が液体ウイルスと切り結ぶ。 CFカーネルは液体ウイルスを切りさくも再生されてしまう。 リーガルの顔面も目からビームを撃ってくる。 ライカ「スコープガン!」 CFサーチマンの射撃がリーガルの顔面をバラバラにするも、すぐに再生される。 リーガルは首でCFロールに絡みついた。 メイル「きゃーー!!」 熱斗「メイルちゃん!」 リーガル「無駄だ!デューオの遺伝子を受け継ぎ、偉大なるテクノロジーを掌握した私は最早神も同然! その気になれば時空間をも操る事が可能なのだ!ははは、ははは・・・何ぃ!?」 その時、彗星内のリーガルの本体がいるシリンダーが突如停止した。 その周囲に同型のシリンダーが無数に出現する。 デューオ「誤ったネットワークの進化は修正しなければならん」 リーガル「デューオか!ぐわぁぁぁ・・・!!」 リーガルの入ったシリンダーが崩れる。 アメロッパクレーターにいる液体ウイルスが全て消滅し リーガルの顔面もCFロールを巻きつけたまま、 パストゲートへ引き戻されていく。 熱斗「待て!」 熱斗「メイルちゃーん!!」 CFロックマンはCFロールを追ってパストゲートに飛び込む。 祐一郎「熱斗!」 バレル「俺達も追うぞ」 CFカーネルたち残る11人もパストゲートに飛び込む。 30年前・アメロッパ砂漠 デューオの彗星が凄まじい閃光を放ち――― クレーターにいるワイリーに時空ゲートにいる祐一郎と名人。 日本・ネット警察の貴船と真辺。 ゆり子の双子の妹の大園まり子 ディンゴの故郷・彼の幼馴染の少女ジェシカ。 チョイナ・ジャスミンの祖父カルダモン。 彼らを含めた地球そのものが消滅し、 デューオの彗星は地球のあった場所から去っていく。 CFロックマンが出た先は宇宙を模した空間だった。 熱斗「メイルちゃん!」 CFロックマンが横たわるCFロールを起こす。 メイル「熱斗・・・」 熱斗「怪我はない?」 ゆり子「デューオの彗星よ」 ゆり子達残る11人も来ていた。 熱斗「皆・・・」 ゆり子「遠い昔、私がプローブに改造されたとこ」 炎山「・・・リーガルだ」 リーガルも同じ空間に横たわっていたが、 その体はミイラと化していた。 炎山「リーガルでもデューオの彗星を制御する事は不可能だったんだ」 ライカ「エネルギーを使い果たし逆にこの有様か」 熱斗達の前にデューオがその全貌を現した。 デューオ「人類よ」 熱斗「デューオ!」 デユーオ「デューオの審判は下された」 熱斗「デューオの審判が下されたって・・・」 メイル「どういう意味!」 デューオ「人類が誤ったネットワーク文明を歩み始めた30年前の地球、後に続くお前達の未来はこの宇宙から消滅した」 熱斗達「「「!!!」」」 熱斗「俺達の地球が・・・」 デューオ「クロスフュージョン。その力がどの程度のものか見極めるべく我が試練を与え地球抹殺に猶予を与えた。」 「お前達は13の紋章を集め、こうして我が元に辿り着く事ができた。だが・・・」 熱斗「遅かったっていうのか!」 デューオ「人類の欲望と憎悪は地球上にアステロイドを蔓延させ、結果人類は自ら地球の最期を速めたのだ。」 「従ってクロスフュージョンも誤ったネットワーク文明の産物と認め、お前たちを抹殺する」 デューオは両目を赤く光らせる。 バレル「くっ!はぁぁぁ!」 熱斗「バレルさん!」 CFカーネルがデューオに飛びかかる。 バレル「ぐわぁぁ!」 しかし目からの光線で弾き飛ばされる。 熱斗「バレルさん!」 バレル「・・・聞け、みんな! リーガルはデューオの力で時空間をも操れると豪語した。」 「デューオを倒し、紋章を持つ我々がデューオの彗星を制御できれば・・・」 ゆり子「消滅した地球も復活できると・・・」 ミヤビ「真か!?」 バレル「分からん。が、これが我々に残された最後の道だ!」 熱斗「戦おう、皆!」 炎山達「「おう!」」 熱斗達は上空へ飛び、デューオと戦おうとする。 デューオ「まだ分からんのか」 しかし、アンガーインパクトの一撃でまとめて吹き飛ばされた。 CFが解除され、倒れた熱斗たち。 熱斗の右手から紋章が離れ、消滅する。 熱斗「紋章が・・消え・・・る・・」 他の12人の紋章も消滅していった。 デューオ「目覚めよ」 ロックマン達、クロスフュージョンしていたナビ達が分離し実体化した。 ロックマン「熱斗君!・・・よかった」 ロックマン達はクロスフュージョンの解けたオペレーターと寄り添い、その無事を確認する。 デューオ「ナビ達よ、このデューオに忠誠を誓うか」 サーチマン「忠誠だと!」 デューオ「お前達は優秀なナビだ。誤ったネットワーク文明の産物といえ、このままデリートするには惜しい」 「新たなるナビの未来を求め共に旅立つのだ。人間の呪縛から逃れて・・・」 ロックマン「嫌だ。」 「僕は熱斗君と離れないよ・・・たとえデリートされたって!」 ロール「私も!メイルちゃんと一緒よ!」 ブルース「俺は炎山様に何度も窮地を救われた、自分だけ助かろうとは思わん!」 デューオ「人類と運命を共にすると言うのか。 地球を破滅へと導いた悪の根源と」 サーチマン「だが人間は失敗から何かを学び成長する」 メディ「ジャスミンのおじいさんが言ってた。人間には未来を切り拓く力がある、絶望を希望に変える力が・・・」 ナパームマン「人間の中には燃次のような奴だっているんでぃ!アステロイドの俺を友だちとして扱う野郎が!」 マグネットマン「その点、俺達は悪党専門だが」 ニードルマン「間違ってもお前には魂を売らねぇ!」 シャドーマン「ミヤビとは義兄弟の杯を交わした仲だ」 ジャイロマン「俺は相棒と空を飛ぶのが好きなんだよ」 トマホークマン「ディンゴのお守りは俺じゃなきゃ無理だ」 ナイトマン「姫様の命は私が守る!」 カーネル「我々は最後まで戦うぞ!デューオ!」 デューオ「何故そうまでして人間を庇う」 ロックマン「人間が好きだからだ・・・熱斗君は親友だから!」 ロックマン「僕達は遺跡の中で君を作った星の人達の声を聞いたよ」 ブルース「お前の星も人間とナビの新たな未来を模索してクロスフュージョンを研究していた。なのにお前は自分の星を!」 デューオ「もう一度問う。クロスフュージョンとはなんだ?」 ロール「人間とナビの融合よ!」 ロックマン「信じ合い、助け合うことだ!」 デューオ「絶対であるこのデューオにとってお前達は計算外の存在だ。遵ってお前たちの存在を許す訳には行かん」 「デリートする!」 再び、デューオが目を赤く光らせる。 熱斗「待て!」ロックマン「熱斗君!」 熱斗が起き上がり、ロックマンを庇う。 熱斗「ロックマンや皆をデリートするなんて・・・」 残る12人も起き上がり、自分のナビの前に立つ。 ロール「メイルちゃん!」 ブルース「炎山様! サーチマン「ライカ様!」 ニードルマン「ゆり子!」 シャドーマン「ミヤビ!」 ジャイロマン「チャーリー!」 マグネットマン「テスラ様!」 メディ「ジャスミン! トマホークマン「ディンゴ!」 ナパームマン「燃次!」 ナイトマン「プライド様!」 カーネル「バレル大佐!」 デューオ「何故だ?何故そうまでしてお前達は互いを守ろうとするのだ」 熱斗「だから言ったろ・・・人間とナビは友達だって、友達を守るのは当たり前だろ!」 デューオ「計算外だ」 熱斗「この分からず屋め!」 バレル「無駄だよ、熱斗君。デューオには愛や友情や絆といった感情を理解できないんだ。が、一つだけ方法がある。クロスフュージョンだ」 熱斗「クロスフュージョン?」 バレル「そう、人間と融合するんだ、この俺と」 熱斗達「「「「ええっ!!」」」」 ライカ「デューオと融合・・・」 熱斗「何を言うんだ、バレルさん!」 バレル「お前なら可能だな、俺を取り込め、我々を理解したければこの俺と融合しろ!」 熱斗「駄目だ!バレルさん!行っちゃ駄目だ!バレルさん!」 止めようとする熱斗だが、デューオのビームで邪魔される。 デューオ「興味深い」 「理解できるのだな、生命体との融合でお前達のクロスフュージョンが」 バレル「そうだ!」 カーネル「バレル大佐、私もお供します」 熱斗「バレルさーーん!!」 バレル「心配するな、熱斗君。俺は不死身のバレルだ」 バレルとカーネルは光球に包まれ、その光球がデューオの胸から取り込まれる。 そして・・・ 地球が元通りに再生し、時空タワーに熱斗達12人が戻された。 祐一郎「熱斗!皆!」 熱斗「パパ・・・」 名人「博士!パストトンネルから通信です、出します」 バレル「熱斗君・・・」 熱斗「バレルさん、無事だったんだ・・・」 ノイズ混じりにパストタワーのモニターが表示される、 しかしモニターに映るバレルは老人になっていた。 熱斗「バレルさん・・・」 バレル「久しぶりだな、熱斗君。君の顔はよく覚えている」 炎山「あなたはデューオと融合したはずでは・・・」 バレル「そう、デューオと融合し長い宇宙の旅をしてきた」 「気の遠くなるほど長い時間を・・・」 「素晴らしい体験だった、宇宙は好奇心に満ちている」 祐一郎「パストトンネルが消滅しはじめている・・・」 熱斗「バレルさん!」 バレル「忘れるな、熱斗君。私は不死身のバレルだ・・・」 パストゲートのモニターが消えた。 熱斗は日本の科学省に戻っていた。 熱斗「不思議だよな―、デューオの事を誰も覚えてないなんて、貴船総監や真辺さんまで・・・」 ロックマン「一度消えた地球が再構築されたとき、記憶が消されたんじゃないかって、パパは言ってたけど・・・」 熱斗「覚えているのは時空タワーにいた俺達だけか、何か夢でも見てるみたいだ」 ロックマン「ううん、夢じゃないんだ。現実に起きたことなんだ」 熱斗「そうだな、俺達は忘れちゃいけないんだ、デューオの試練を」 「そして、バレルさんのことを」 ロックマン「うん・・・」 デカオ・チサオ・メイル「熱斗――!!」 デカオ「遅いから迎えに来たぞ!」 メイル「花火大会、始まっちゃうよ―!」 チサオ「早く!早くっちゅ!」 熱斗「おおー、今行くよ――!」 燃次が作った花火が夜空に打ち上げられる。 花火大会に行ったのは、熱斗、メイル、デカオ、チサオ、透、光はる香、 日暮、舟子とその2人の弟達だ。 燃次が手を振って熱斗達を迎える。 ディンゴは故郷に帰り、ジェシカとトマホークをかち合わせる。 ジャスミンもカルダモンの元に帰った。 猫を挟んで抱き合うゆり子とまり子。 浜辺でバカンスを楽しむテスラとチャーリー、そんな二人を木陰から見ているガウス。 以前、海へ合宿に行った時の写真を見て微笑んでいるプライド。 犬のモロゾフとじゃれ合っているライカ。 呆れ顔の本人をよそに、やいとと、アネッタが炎山の腕を取り合っている。 元WWWのメンバーのいるMAHA壱番ダッシュでミヤビはカレーを食べている。 ブルース・サーチマン・トマホークマン・メディ・ナイトマン・アクアマン・ジャイロマン・ マグネットマン・ナパームマン・アイスマン・シャドーマン・ガッツマン・ロール・そしてロックマン、ナビ達の集合絵から 真辺・貴船・祐一郎・はる香・名人・日暮・舟子・透・アネッタ・ラッシュ・チサオ・炎山・やいと・デカオ・メイル・熱斗達の集合絵に切り替わり、 物語も幕を閉じた。 (終)
https://w.atwiki.jp/nintendo_vc/pages/238.html
ロックマン ロックマンデータ 概要 VCへのシリーズ配信と最新作について 人気について 小ネタ初ランクインの時 ストーリー 関連商品(サウンドトラックなど) 操作方法 アイテムなど 敵ボスキャラクター CM 他作品との関連 ネタバレ関係攻略 裏技 データ カプコン:2008年07月29日配信(Wii) カプコン:2012年07月18日配信(3DS) カプコン:1987年12月17日発売 ジャンル:ACT プレイ人数 1人 コントローラ:リモコン・GC・クラコン 販売ポイント:500Wiiポイント 使用ブロック数:17ブロック(Wii) 公式ページVC公式(Wii) VC公式(3DS) 紹介ページwikipedia レビューサイトレビュー投稿サイト Wii mk2 Wii・アー・バーチャルコンソーラー amazon 関連ページCAPCOM ロックマン シリーズ 公式ポータルサイト 攻略ページロックマン 攻略・解析 ロックマン1攻略 概要 カプコンの人気シリーズの一つであるロックマンの1作目。 小気味よい操作性と、理不尽スレスレだが何度もトライしたくなる絶妙なステージ構成、個性的なボスキャラなどが特徴のアクションゲームである。 ステージは選択制となっており、最初は6つのステージを選択することが出来る。ステージの最後にはボスキャラが登場し、倒すとボスが使用していた特殊武器を次のステージから使用出来るようになる。 各ボスには「弱点武器」が設定されており、奪った特殊武器を特定のボスに使用すると大ダメージを与える事が出来る。このためステージをどの順番でクリアしていくかが、攻略の大きなカギとなっている。 6つのステージをクリアすると、Dr.ワイリー(本作の悪の親玉)ステージが選択出来るようになる。ワイリーステージをすべてクリアし、最後に登場するDr.ワイリーを倒すとエンディングとなる。 VCへのシリーズ配信と最新作について 8月にVCで「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」が、9月にWiiウェアで最新作「ロックマン9 野望の復活」が配信された。最新作はなんとグラフィックも音楽もファミコン風という原点回帰が行われている。 人気について 本作の好評を受けて、後にファミコンでは第6作まで制作された。更にプラットフォームを変えながら、ロックマンX、ロックマンDASH、ロックマンエグゼ、ロックマンゼロなど派生作品が次々に作られていった。 近年シリーズの売り上げは低下の一途をたどっていたが、最近になって、一般ユーザーによる動画サイトへのプレイ動画投稿や、ロックマンをテーマにした二次創作楽曲「エアーマンが倒せない」、「想い出はおっくせんまん!(ロックマン2・ワイリーステージ前半の楽曲に一般ユーザーが歌を入れたもの)」などにより、懐古ユーザーのみならず若いゲーマーにも本シリーズが認知され、人気が再燃しつつある。 小ネタ 最初はアーケードで出す予定だったがFCに移行したらしい。スコア表示がその名残だとか。 最初は「鉄腕アトム」のゲーム化企画だったらしい。言われてみれば設定に似てるところが… 初ランクインの時 配信日にいきなりランクインした。 ちなみに7月31日に1位へ昇格。 161 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2008/07/29(火) 22 16 03 ID vjze5bIK0 今日の人気ソフト 22 15現在 01 --- ファイアーエムブレム トラキア776 02 --- [[スーパーマリオブラザーズ]] 03 --- [[スーパーマリオRPG]] 04 --- [[スーパーマリオブラザーズ3]] 05 --- [[熱血高校ドッジボール部]] 06 新- ロックマン 07 △2 真・[[サムライスピリッツ]] 08 ▼1 [[星のカービィ64]] 09 ▼1 [[ぷよぷよ通]] 10 --- [[スーパーマリオワールド]] 11 ▼5 [[ダライアスプラス]] 12 ▼1 [[アイスクライマー]] 13 --- [[ボンバーマン'94]] 14 --- ダウンタウン熱血行進曲 15 --- [[スーパーマリオブラザーズ2]] 16 --- [[ゼルダの伝説]] 時のオカリナ 17 --- [[星のカービィ 夢の泉の物語]] 18 --- [[マリオカート64]] 19 ▼7 シャイニング・フォースII 20 --- [[がんばれゴエモン2]] ロックマンが初登場6位とここ最近で一番人気の新作ゲームに そしてなぜかランクが急落したダラプラとSFII。いったい何があったのか (【VC】バーチャルコンソール総合スレッド 176本目より) ストーリー 関連商品(サウンドトラックなど) 操作方法 アイテムなど 敵 ボスキャラクター CM 「スーパーアドベンチャーゲーム ファミコンソフト ロックマン」 他作品との関連 VCで配信されているソフトロックマンシリーズ(本編)ロックマン2 Dr.ワイリーの謎(FC) ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?(FC) ロックマン4 新たなる野望!!(FC) ロックマン5 ブルースの罠!?(FC) ロックマンXシリーズロックマンX(SFC) ロックマンX2(SFC) VC配信が期待されるソフトロックマンシリーズ(本編)ロックマン6 史上最大の戦い!!(FC) ロックマン7 宿命の対決!(SFC) ロックマン メガワールド(MD)(1・2・3の移植) ※7と9の間の8はPSかSSの作品なのでカプコンに移植してもらうかオリジナル版を買うしかない。 ロックマンシリーズ(その他)ロックマン&フォルテ(SFC) ワイリー&ライトのロックボード ザッツ☆パラダイス(FC) ロックマンズサッカー(SFC) ロックマンXシリーズロックマンX3(SFC) その他ロックマンロックマンDASH 鋼の冒険心(N64) 現在入手できる中でお勧めソフトロックマン9 野望の復活!!(wii:wiiware) ロックマン10 宇宙からの脅威!!(wii:wiiware) ロックマンゼクスシリーズ(DS) 流星のロックマンシリーズ(DS) タツノコvsカプコン CROSS GENERATION OF HEROES(wii) TATSUNOKOvsCAPCOM ULTIMATE ALL-STARS(wii)本作のヒロイン(?)にあたる「ロール」がプレイヤーキャラとして登場する。その他には「ロックマンDASH」の主人公ロックも登場。 ロックマンロックマン(PSP) イレギュラーハンターX(PSP) ネタバレ関係 攻略 裏技
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/1767.html
【名前】 ダークブルース 【読み方】 だーくぶるーす 【分類】 ネットナビ 【オペレーター】 なし 【属性】 無属性、悪 【所属】 ネビュラ 【登場作品】 『4』『5』 【基本装備】 ソード 【アニメ版CV】 松風雅也 【詳細】 ブルースがネビュラの手によって闇の力を植え付けられた姿。 『4』ではダークチップを使ってしまった炎山のもとからブルースが離れ、ウラインターネットにてダークチップの影響が浸透するまで拘束されている間に、ネビュラのネットナビから「ダークブルース」という名前を与えられていた。 『5』では作中で、ブルースがメディをかばいクラウドマンの攻撃を受けてしまう。 そのままブルースの姿が消えたため、当初はデリートされてしまったと思われたが、実はネビュラが回収しダークロイドへの改造を施していた。 そして、ウラインターネットでのリベレートに乗り込んできたチームオブブルースのナビたちの前に姿を現す。 戦闘の際は、通常のブルースの技の他に「シャドースラッシュ」と「ダークエッジ」という二つの専用技を使ってくる。 どちらもブルースの影を呼び出す技で、「シャドースラッシュ」は影で射撃系の攻撃を防いだ後、影が反撃に斬り付けてくる。 「ダークエッジ」は、自エリア後方に現れた影がダークソードで攻撃すると同時に移動不可状態にし、直後に本体も前からチップ破壊効果付きのダークソードを放ってくる技。 どちらも厄介な技な上に、リベレートミッション中なのもあって対策もしづらい。 アーマー持ちで優秀なマグネットマンが、このミッションでは参加していないのがさらに厄介さに拍車をかける。チームメンバー全員の数の暴力で押し切った人もいるのではなかろうか。 リベレートミッションで敗れた後は、復活したコスモマンの力もあり逃走。 その後、ウラインターネット4のネビュラの最終作戦で使われたサーバーを破壊しに来たロックマンの前に現れる。 実験に問題がなく終了し、不要になったサーバーを一刀のもとに破壊し、そのままロックマンにも刃を向ける。 しかし、その凶刃は寸前に現れたメディとカーネルによって止められ、そのままメディの癒しの力により闇の力は消滅。 ブルースは無事に救出され、その際にロックマンにブルースソウルの力を与えた。 また、ダークブルースだった時のアクセス記録からネビュラの本拠地の所在が判明。 物語はここから最終局面へと向かう事となる。 ちなみに、ロックマンエグゼ本編の時系列としては『4ブルームーン』と『5チームオブカーネル』が正史線上であるため、 ダークブルースとロックマンが実際に対峙したのは『4』側の方であり、『5』側はIFという形と思われる。 アニメ版 AXESS 第27話「決戦!ネビュラ基地」で炎山がダークチップを使用した事によりダークロイド化したという設定。 このとき使用したダークチップは、第26話「青き炎の記憶」でアネッタがネビュラから「使えばどんなネットナビもダークソウルに取り込まれる」と吹き込まれ、炎山のチップホルダーに忍び込ませて使わせようとしていた。 アネッタと和解した後に熱斗がそのダークチップを所有しており、リーガルの居るタンカーでのシェードマンとの戦いで生き残るため、熱斗がやむなくロックマンに使用しようとした瞬間に炎山が奪い取り、アネッタの制止を振り切り、 「許せ!ブルース! ダークチップ、スロット・イン!!」 ダークチップの力を得たブルースが通常攻撃の効かないシェードマンを圧倒していく。 それでも引けを取らないシェードマンに苦戦する中、ブルースは自らの力をロックマンに託し、シェードマンを撃退した後に暗黒城へ逃亡してしまう。 そして、同時期にネビュラに忠誠を誓った他のダークロイド達から抜擢されて幹部へ昇進する。 その後、第29話「炎山VSブルース」にて炎山が使ったダークチップはネットナビをダークロイド化させるダークロイド因子が内蔵された強化型であることがレーザーマンから明かされると同時に効果が発動し、ブルースは完全にダークロイド化してしまった。 アニメ版の容姿は、ゲーム版に比べて元のブルースのデザインから大きくアレンジされている。 全体的に装備の色合いが暗くなったデザイン。ヘルメットとブーツの白かった部分が紫になり、バイザーの色は赤く変化している。 束ねた長い後ろ髪はくすんだ色合いと肩幅以上に横に大きく広がった髪型に変化している。 性格も変わり、「死ね」、「くたばれ」、「死にぞこない」等といった暴言を多用する冷酷非道な悪役となっている。 さらに、過去を嫌って自分が炎山のナビであったことをも否定し、熱斗たちの説得にも断固として応じない。 第48話「まりことゆりこ」では、リーガルが命令した実姉大園まりこの殺害に反意した大園ゆりこに「貴様…裏切り者ぉ!!」と怒りの罵声と共に重症を負わせた挙げ句、それを庇った岬刑事諸共橋の上から海中へ転落された。(実際には岬刑事に助けられて二人とも生存している) 続く第49話「さらばブルース」では、名人が世界中に送信した「科学省がディメンショナルコンバーターを完成させ、間もなく実験が始まる」というメールを察知し、廃墟となったホテルに出現してディメンショナルコンバーターを破壊するが、それは自身をおびき出すための偽物のコンバーターであり、本物のコンバーターはホテルの外から起動し、サイバーワールドへの逃げ道もロールたちに破壊されてCFロックマンとの戦闘に移る。 一度は計算以上の破壊力を持つダークオーラの暗黒弾を2発撃ってディメンショナルコンバーターの出力を25%まで低下させ、ダークネオバリアブルでCFロックマンを殺害しようとしたが、逆にダークオーラを捨て身で吸収(第47話「宇宙からのメッセージ」で偶然判明)されてしまい、その隙に背後からワクチンチップを注入されてダークチップも破壊され、元の姿に戻った……と思いきや、 「残念だったな。俺のダークチップは自ら学習し、進化する自立型チップ。同じ手は二度と通用しない」 破壊されたダークチップが自己再生してしまい、まさかの失敗。 なんと、ダークブルースのダークチップは人工知能のように自己学習して進化する自立型チップであり、一度 破壊されたりすると、その時のデータを学習して耐性がついてしまうという厄介なものだった。 「小賢しい作戦など立てた報い、貴様の命で償ってもらう!!」とダークオーラを纏ってCFロックマンに襲いかかろうとした際、炎山がスロットインした2枚目のワクチンチップを打ち込まれるも、「無駄だ。例え元の姿に戻ってもそれは一時のこと、俺はダークロイドだ!」と一蹴し、炎山に襲いかかる。 さらにクロスフュージョンで炎山と合体した際には、炎山の体を乗っ取って怪物のような顔つきに変化し、奇怪な咆哮をしながらCFロックマンをダークオーラの気弾で吹き飛ばし、絞め殺す寸前まで追い詰める。 精神世界での対決では、炎山の幼少期のビジョンを見ても「くだらん!こんなものを見せて俺の心が揺らぐとでも思うのか? 馬鹿な奴め!」と一蹴し、ダークネオバリアブルの斬撃や暗黒弾の連射で始末しようとするもとどめをさせず、逆に自身が追い詰められた末にCFブルースの姿と化した炎山に「どんな姿になろうとも…どんなに心が汚れても…ブルース、お前は、俺のナビだ。」と抱かれて放心状態になり、最後はCFロックマンにナビマークを掴まれる形でダークオーラを根こそぎ吸収し尽くされて「ダークオーラガァァ!ヤメロ!ヤメロォォォォ!!」と断末魔を叫びながら敗北。同時にダークチップも石化して砕け散る形で今度こそ完全に破壊され、精神世界の自身も砂と化して消滅した。 しかし、元のブルースの意識は心の奥底(炎山が生まれ育った家の像の中)に封印されており、エピローグで自我を取り戻し、元に戻った。 悪役に徹したブルースがAXESSで描かれていたが、後の「BEAST+」第22話「実体化する幽霊」で似たような人格のブルースが登場しライカ サーチマンと戦っている。 正確には、キャッシュによりキャッシュデータから生成されたファントムナビのブルースなのだが、言動はダークブルースそのもので「くたばれ」などの言葉も用いている。 さらに、相方としてファントムナビのロックマンと組んでおり、こちらは「Stream」に登場したダークロックマンの口調そのもの。 ダークロックマンとダークブルースがタッグを組んでいるような感じの構図になっていた。
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/116.html
「眠るがいい、ロックマン! 闇の大渦の中で永遠にな!!」 【名前】 クラウドマン 【読み方】 くらうどまん 【分類】 ネットナビ(ダークロイド) 【オペレーター】 なし 【属性】 電気属性、悪 【所属】 ネビュラ 【登場作品】 『5』『5DS』 【基本装備】 クロススパーク 【ナビチップ】 クラウドマン(チップ) 【アニメ版CV】 志村知幸 【詳細】 ネビュラに所属するダークロイド。 元ネタは本家ロックマン7に登場する同名のロボット。 下半身を雷雲に隠しているコンセプトは同じだが、雷神にはつきものと言える背中の太鼓が無くなり、その他各所に変更が加えられている。 その黒い雷雲がおはぎに見える事からおはぎマンとも言われる。 太鼓については、コンセプトが同じサンダーマンが既に背負っている為、差別化の為に取り外されたと思われる。 プライドが人一倍高く、卑怯な方法を使ってでも勝とうとするなど厄介な性格の持ち主。 そんな性格の為散り際も基本的にタダでは死なず、相手を道連れにしようとする描写が作中幾度も描かれている。 また普段はムッとしていてほとんど喋らないが機嫌の悪いときは雷雲から発生するカミナリがいつもより多くて強くなるらしく、かなり気難しい一面も持っているようである。 科学省エリア3を占拠後、繋がる道を雷雲で封鎖するがジャイロマン(シャドーマン)の力で突破されてしまい、チームオブブルース(チームオブカーネル)のメンバーに敗れデリートされる。 しかし、遺していた雷雲がロックマンを攫い、ダークロックマン誕生の切っ掛けを作った。 復活後、ウラインターネットに侵入しようとするメディ(トードマン)を襲撃するも、ブルース(カーネル)の攻撃で致命傷を受け、道連れにデリートされたかの様に見えたが今度はブルース(カーネル)を攫っており、チームオブブルース(チームオブカーネル)はかつてのリーダーと戦う事になる。 終盤でまた復活し、電子バリアを解除しようとするナパームマンとサーチマン(トマホークマンとナンバーマン)を暗黒星雲に取り込んだ。 最終決戦直前にも登場し、他のダークロイドが戦っている中、ジャイロマンとナパームマン(シャドーマンとトマホークマン)と対決した。 さらにクリア後にも復活。ネビュラホールエリア3を占拠し、三度チームに戦いを挑む。 雷雲を操る能力で、雨雲モチーフのクモンペ系と異なり、水属性の雨攻撃はしない。 サンダーマンと同じく、身体から吹き出る雲を操り、攻撃を防御したり、雷を発生させて攻撃するなど多彩な能力を持つ。 常に最後列にいるためバンブーランスが効くのも同じ。 カーネル版ではトマホークカオスのチャージショットダークランスが有るので倒しやすい。 使用技 メニークラウド ゴロサンダー クラウドマンのエリアに複数の雷雲を出現させ、そこから玉状の雷を発射する。 雷の威力は弱いがマヒ効果時間は長く、続けて命中させたり、クロススパークを併用する事も有る。 アニメ版でもこの技名を述べている。 クロススパーク 上下左右に放電する雷雲を出現させる。 雷雲はブレイク性能でも破壊出来ない。 エレキストーム トップウが吹いた後、プレイヤーのエリアに巨大なおはぎ雷雲を出現させる。 巨大な雷雲は破壊出来ず、敵エリアの雷雲を攻撃して隠れているクラウドマンを見つけると消える。 アニメ版 Stream 第36話にて初登場。こちらでもダークロイド。 第31話にてシェードマンがロックマンに植え付けたダークロイド因子を、第32話「時空戦争」にてDr.リーガルが抽出しこれを利用して生み出されたダークロイドの1体。 同様の手段で彼が作り上げたダークロックマンの部下となり、リーガルとダークロックマンに忠誠を誓っている。 同じダークロックマンの部下であるブリザードマン、スワローマン、コスモマンらと共に、リーガルの命で12個のデューオの紋章を集めるために動く。 最後の紋章の持ち主であるダーク・ミヤビが現れ紋章が覚醒するまでは、ダークロックマンの余興としてロックマンを突け狙い倒そうとしていた。 余興では第37話でブリザードマンと共に現実世界の熱斗達を閉じ込め、プラグイン端子さえも凍らせてなす術なく凍死させようと試みたが、燃次とアステロイド・ナパームマンの力により失敗。 相方のブリザードマンはデリートされたが自身は間一髪ログアウトした。 第41話、第42話ではスワローマン、コスモマンと共にCFロックマンと対峙。その後シャーロで「バケットホイールエクスカベーター(*1)」を用いて破壊活動を行ったが、新たなクロスフュージョンメンバーによりスワローマン、コスモマン共々撃退された。 第46話にて、全てのデューオの紋章を揃えたのだが本拠地であるネオWWWアジトにて、ついにCFトマホークマン、CFナパームマンによりデリートされた。 BEAST 並行世界ビヨンダードにも別存在として、ファルザー軍所属のゾアノロイド・ゾアノクラウドマンとして登場。 第21話にて登場し、ディメンショナルエリア研究所へ大量の兵を率いてシンクロナイザー「トリル」を奪いに来た。 実体化したロックマン、ロール、トマホークマンと交戦する中、なんと主たるファルザーが戦場に乱入し、勢いづく。 しかし、研究所のディメンショナルジェネレーターとグレイガビーストとの連携でファルザーは撤退していってしまい、直後ゾアノクラウドマン自身もグレイガビーストにより撃破された。
https://w.atwiki.jp/stuffy/pages/113.html
ロックマン ランク:C G(ロックマンエグゼシリーズ) 属性 ・男 ・EXE ・ネットナビ 固有の敗北条件 なし 能力値 ESP能力レベル 4 ESPパワー 30 耐久力 5 精神力 6 特殊能力 ・サイトスタイル[戦闘前] 能力名を宣言して使用。戦闘中以下の効果を得る。 *ESP能力レベル+1、最大耐久力-1、精神力-1 *手札上限+1 *[対抗(攻撃)]1D6を振り3以下でLV3防御(継続あり) 壊れると死亡するまで使用不可 *ロックバスターの火力が1D6になる *ロックバスター以外の自身の能力を使用できなくなる ・ソウルユニゾンorクロスシステム[戦闘][主要] *[戦闘前] キャラクターの山から4枚を公開する。戦闘終了時戻す。 *[戦闘][支援] Cカードを1枚利用し、[戦闘前]に公開したシートの能力を 得る。得た能力は3ラウンド経過するか、別の能力を得た 場合消える。同じシートからは1度までしか選択できない。 [常動][代理][スーツ]は選択不可 ・獣化[戦闘][支援] Cカードを1枚利用し、1戦闘に1度使用可能。 3ラウンドの間ロックバスターの火力が1D10になる。 能力使用後の4ラウンド目から、自身の手番が最遅となる。 ・ロックバスター[戦闘][支援][攻撃][M] [LV:1 火力:1D3]で攻撃。 備考 [常動] * ** Q&A Q. A. このキャラクターへの意見 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/73.html
「はらはらと美しく散らせてあげよう。君の命という名の花を!!」 【名前】 プラントマン 【読み方】 ぷらんとまん 【分類】 ネットナビ 【オペレーター】 アネッタ 【属性】 木属性 【所属】 WWW 【登場作品】 『3』『4.5』『バトルチップGP』 【基本装備】 ローズニードル 【ナビチップ】 プラントマン(チップ) 【関連チップ】 ウッドパワー 【アニメ版CV】 吉野裕行 【詳細】 自然を愛する少女・アネッタが所有するネットナビ。 元ネタは本家ロックマン6に登場する同名のロボット。頭部の花がラフレシアっぽい品種から朝顔っぽい品種に変わり、 全体的にスマートかつ垢抜けたデザインへと大きく変わった。 ただし、後ろから生やした二本のとげ付きの蔦や、葉っぱを模したショルダーアーマーなど、本家から引き継いだデザインもいくつかある。 物事を植物に例えた丁寧な口調の話し方をするが、目的のためには手段を選ばない冷酷さを備えている。 電脳世界に木々を増殖させる能力を持ち、戦闘においても植物を操る攻撃を行う。 元はアネッタのナビではなく、Dr.ワイリーが彼女を騙して組織に引き入れた際に与えたナビ。 プラントマンもアネッタへの忠誠心は無く、アネッタをそそのかし数々の悪事を行わせるなど、オペレーターとナビの主従関係が逆転してしまっている。 洗脳させたアネッタを操り、デンサンシティの湾岸病院にある命の木をジャック。 暴走させて病院内を植物だらけにした後、テトラコードのある手術室のプログラムにハッキングを行った。 その時、手術中だった浦川まもるを救うためにプラグインしてきたロックマンと戦闘になり敗北する。 ラストバトル目前で復活し、自動戦車のプログラムを守るため再度戦闘を行う。 戦闘では「ローズニードル」・「プラントウィード」・「イエローフラワー&レッドフラワー」などの技を使用。 「ローズニードル」は正面に棘を飛ばしてくる技。撃つ時にロックマンの正面に来るので、誘導できる。 「プラントウィード」はロックマンに向かってツタを伸ばしてくる技。当たると締め付け状態になってしまう。 ツタはアゾマータ系が出してくるものよりスピードが速く、また攻撃すると消せるが、その場合もプラントマンがダメージを受けたりはしない。 「イエローフラワー&レッドフラワー」は、ロックマンのエリアに黄色の花と赤い花を1つずつ出す技。 花は定期的に上下左右に胞子を撒き散らし、ダメージは無いが黄色はマヒ状態、赤は混乱状態にさせてくる。 また、V2以上だとリーフシールドを纏っていることがあり、纏っている間に攻撃すると威力分HPを回復される。 リーフシールドは攻撃しないと消えないので、ロックバスターで消してしまうのが手っ取り早い。1と2のチップ版と違い、炎属性でも回復吸収しノーダメージな点には要注意。ワイリーがカスタマイズしたのか? また、シークレットエリアでセレナードがコピーデータを複製したものが配置され、タイムアタックを行うことができる。 その際一番有効な予備フォルダはヒートスプレッドが使える「みならいフォルダ」。 ついでにセットグリーンでクサムラパネルにしておけば1200ダメージ与えられる。 V2のHPは1300なので、これだけで倒すことはできないものの一気に瀕死に追い込める。 4.5リアルオペレーション 『4.5』ではオペレート出来るナビの1体として登場。 この作品でオペレート出来るナビは、本編で悪事を働いていた者達も当然それらとは全く無縁(別個体)であるため、プラントマンもプレイヤーには普通に接してくれる。 攻撃のターゲットを選ぶ際、「どの花を散らせる?」と問い、他のナビを使った後にオペレートすると、 「やはり君の人生に彩りを添える美しき華は、この私しかいないようだね…」と語り掛けるなど、キザな一面は変わらない。 『3』と『4』で全体のグラフィックがところどころ変わったため、マップ画面やバトル時の立ち絵も描き直されている。 固有技のプラントウィードはブレイク性能は失われ拘束時間も短いと弱体化されているものの、それでもマヒの追加効果は中々に強力。 発生地点のパネルがクサムラパネルになるという効果も持つ為、「プラントウィードで拘束→炎属性のチップで追撃」のコンボで手軽に大ダメージを与えられる。 射程無制限のヒートサイド、2マス前限定だが火力の高いフレイムライン系が追撃として優秀。 ただし、自身が木属性である関係上、カキゲンキンには注意したい。 また、最大HPが1500と、操作ナビの中では堂々のトップタイを誇る。(*1) ちなみにもう一人のトップはウッドマン。 どちらも木属性であり、クサムラとの連携で高威力かつ種類豊富な炎属性攻撃による4倍ダメージを考慮したうえで最高クラスのHPに設定されているものと思われる。(*2) プラントマンの最大HPを上げるには特定の属性ナビと同じく「リザルト画面で出現した属性チップを組み込む」必要があるので、相応のバトルの腕と運が求められる。詳しくはこちらの項目にて。 アニメ版 『AXESS』『Stream』『BEAST』の3作に登場。いずれも別個体。 こちらではアネッタが原作とは違う立ち位置になった事で、彼女とは無関係な悪役ナビとなっている。 AXESS 植物を操るダークロイドとして第7話に登場。 電脳世界を電脳植物の花園で埋め尽くすために、日本だけでなく海外でも暴れまわる。さらにジャワイでマジックマンを始めとした元WWWのナビを襲撃したため、彼らを助けるためにヒートマンから追われていた。 作中では炎属性が苦手であることを自覚しているため、ゲーム版で使用した攻撃の他にも木属性の「バンブーランス」や「バブルショット」、「コオリホウガン」などの水属性のバトルチップを携帯して対策している。原作『3』で浦川まもるを危険に晒したプラントマンが友情のチップを使うという皮肉な展開である。 最初はロックマンを返り討ちにし、助太刀に来たヒートマンに「コオリホウガン」と「バンブーランス」で致命傷を負わせて撤収。 二戦目ではダークチップの力で炎属性の攻撃も防いでロックマンをまたも追い詰めたが、ヒートマンのデータから蘇ったファイアマンが間一髪で駆けつけたと同時に電脳植物を焼却したため、二人をダークオーラで強化されたプラントウィードでデリートしようとするも、ファイアマンと、ソウルユニゾン・ファイアソウルを発現したロックマンの火炎にあっさり焼き払われてしまい、最後はファイアマンとファイアソウルロックマンのダブルファイアアームにより、ダークオーラで強化されたリーフバリア諸共燃やされてデリートされ、同時に残りの電脳植物もすべて消滅した。 第46話でDr.リーガルの手によって他のダークロイドたちとともに復活。 ネット警察に侵攻を開始する。ボウルマン、ビーストマンとともに最終防衛ラインを突破。 現れたロックマンをプラントウィードで拘束しビーストマンとの連携で追い込むが、ウインドソウルに切り替わったロックマンのフウジンラケットで撃破される。 Stream 第4話にアステロイドの1体として、秋原小学校の生徒まめ男のナビに上書きされる形で登場。 野菜嫌いのまめ男の願いに応え、野菜の流通を妨害して、給食に野菜が入らないようにした。そのせいでカレーライス好きの熱斗がカレーの具が無くなったことで悲鳴をあげる羽目になってしまったが… …もちろんそれで終わるはずもなく、小学校の外でも野菜が流通しなくなり、価格のインフレーションを引き起こした。 (このときメイルが「きゅうり1本500ゼニー!?」と悲鳴をあげていた) その後、エスカレートしていく行為をまめ男が止めようとすると、「オペレーターであるまめ男の願い(心の闇)を叶えていたのに裏切られたため、まめ男を見限る」という行動に出る。 「ディメンショナルチップを使えば全て元に戻る」と嘘をついてまめ男にディメンショナルチップを使わせて実体化し、野菜工場を暴走させて生み出した巨大野菜にまめ男を閉じ込めて人質にし、CFロックマン達をプラントウィードで拘束してそのままスーパーローズニードルで突き殺そうとする。 だがまめ男は野菜嫌いを克服し食べて脱出。それに激怒しまめ男を殺害しようとするもCFロックマンにカースシールドで防がれてしまい失敗。 最後はCFロックマン&CFブルースのダブルヒートショットに悪あがきで放ったプラントウィード共々焼き尽くされデリートされた。 その後、シェードマンによるタイムパラドックスが起きた第32話「時空戦争」では量産型ダークロイドとして登場した他、終盤でもアステロイド軍団の一体として登場している。 BEAST 第2話にて、グレイガ軍のゾアノロイド「ゾアノプラントマン」として再登場。並行世界・ビヨンダードの存在。 並行世界の同一存在を知るや否や、色々同じ姿の別存在が出てきて混乱している視聴者への説明を兼ねて自ら「我々ゾアノロイドを呼び捨てとは不愉快だ。『ゾアノ』を付けたまえ」と高圧的だが律儀にゾアノロイドとしての素性を明かしている。 こちらの個体はなんと獣化を会得しており、手足や胸が毛皮に覆われた姿を披露した。秋原通信タワーにて異界語で「ファルザーよ、塔に来い」と宣戦布告し、やって来たゾアノスパークマンと対決する。それにより秋原通信タワーに異常が起こったため、ロックマン達の横槍を受けて、ゾアノスパークマンとともにとともに獣化して抵抗するが、最後はロックマンのヒートショットとブルースのフレイムソードにデリートされた。 なお、ビヨンダードという単語が初めて出てきたのもこの回。 ちなみに、アニメのプラントマンは登場した回で退場しており、毎回炎で焼かれる最期となっている(もっともアステロイドは基本的に1話で退場しており、ゾアノロイドも1話で退場している者が多いが)。 まさにStreamでの断末魔の通り「花の命は短い」という事か。 関連項目 「エグゼ3」シナリオボス フラッシュマン→ビーストマン→バブルマン→デザートマン→プラントマン→フレイムマン→ドリルマン
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/967.html
【組織名】 WWW 【読み方】 わーるどすりー 【登場作品】 ゲーム:『1』『3』『6』アニメ:『無印』漫画:『鷹岬版』『あさだ版』 【詳細】 科学省を追放されたDr.ワイリーが結成した犯罪組織。ネットワーク社会を破壊する事を目的としており、その為に大規模な活動を行うのが特徴。 読み方は『ワールドスリー』であり、『草草草』、『トリプルワロス』ではない。名前の意味・由来は不明。 現実世界における「WWW」は「World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ」の略。世界中のあらゆるサイトをウェブで繋ぎ、簡単に公開・閲覧出来る様にしたシステムがこのWWWなのである。 サイトのURLに『WWW』が使われているのは、まだサーバーのスペックが低かった頃の仕様の名残でもある。 『1』では「S県北部の山奥」、『3』では「デモンズ海域」、『6』では「万博会場」に基地を構えている。 野望に燃えるDr.ワイリーによって組織を潰される度に潜伏と再興を繰り返し、三度に渡って熱斗&ロックマンと戦う事となる。 『1』でのメンバーは火野ケンイチ、日暮闇太郎、色綾まどい、ジャック・エレキテル、マハ・ジャラマ。 『3』でのメンバーは西古レイ、犬飼猛雄、砂山ノボル、アネッタ、火野ケンイチ。 『6』でのメンバーは麻波剛、キャプテン・クロヒゲ、チロル、六方悟、入道露晴、バレル。 『1』と『3』ではこれに高性能な自立型ネットナビも加わる。 他にもモブの構成員ナビや元WWW所属者が多数登場しているが、その組織規模がどれ程の物なのか詳しい描写はされていない。 学校の教師等の公共施設の職員から軍事関係者まで、WWW傘下の人間は公的な立場や現実世界への強い影響力を持つ人物も多い。 作品によってメンバーが大きく入れ替わっているが、その多くはワイリーのカリスマに惹かれて集まった者達だという。 この部分はオフィシャルにも評価されている。 だが、その一方で日暮さんや大園ゆりこが離脱や、『6』の面々の様に後に反乱を起こしたり、アネッタや麻波先生のような純粋に「悪」とは言い難い者も集まっている等、所々歪な部分が見え隠れする点も面白い。 『ロックマンエグゼ』という作品を象徴する組織であり、登場しない作品であっても大抵何らかの形で関わっている。 『2』ではDr.ワイリーがゴスペル首領へフォルテの製作技術を提供し、WWW残党が組織復興の為にウラインターネットの奥深くにWWWエリアを作っていた。 『4』と『5』に登場する敵組織「ネビュラ」の首謀者Dr.リーガルはDr.ワイリーの息子であり、その動機は社会から追放された父の敵討ちのつもりだった。『5』カーネル版ではDr.ワイリー本人も少しだけ登場している。 本編以外でも『トランスミッション』ではWWW残党である教授がDr.ワイリーの遺志を継ぐ目的で活動を行い、『バトルチップGP』では研究所の跡地が裏ネットバトル大会の会場として使用された。 『P.o.N』ではワイリーがWWW結成直前にキャッシュの本拠地である研究所のシステムを起動させた事が、キャッシュやファントムナビが誕生するきっかけとなっている。 WWW構成員にはランクがあり、末端の団員だった日暮さんにはWWWのサーバーに至る道中のアクセス権が一部しか渡されていないなど、階級による待遇の差は大きい。 しかし、日暮さん曰く『給料は高い』らしく、『6』でも麻波先生に対して資金援助を行っている辺り、犯罪組織ではあるものの待遇はかなり良いのかもしれない。 資金源は不明な上『1』でまどいが金銭目的の脅迫をおこなっていたりと、懐事情は割とあやふやな所もあるのだが。 『3』の西古の言及によると、組織のブラックリストに載る様な相手を倒すなどの大きな手柄を立てると幹部クラスに昇格できるらしい。 また、大園ゆりこが幹部になれたのは双子だった事が絡んでいるなど、技能や手柄以外の昇格条件もある様だ。 ほかにも、フラッシュマンが「戒律その98!戦いに敗れてもただではデリートされるな!」と発言しており、ナビに対しても何かしら指導しているのだろうか。あと多い 一般構成員同様幹部の中にも上下があり、『1』ではまどいがAランクオペレーター(*1)、マハ・ジャラマがSランクオペレーターであることが語られている。 作中の描写を見る限り『1』のマハ・ジャラマと『6』のバレルは他の幹部よりも高い地位におり、残りの幹部は概ね同格と思われる。 任務を失敗した場合には、例え幹部クラスでもこっぴどく叱られる。 失敗を一切許容しないゴスペルよりはずっと寛大だが、それでもがっつり怒られるので叱責後にワイリーやバレルの態度に対して愚痴をこぼす構成員達の姿が結構な頻度で描かれている。 名実共に巨悪と呼べる程の影響力を持つ組織だが、同じく無法者であるウラインターネットの住人達からも支持を受けているかといえばそうでもなく、むしろかなり嫌われている。 WWWはウラのルールを無視してウラインターネットの一部を勝手に私有地化しているが、ウラの住人からしてみれば縄張りを荒らされるようなものなので評価が下がるのも当然といえば当然ではある。 相当頭にきているようで、『6』ではWWWのヒールナビをウラの住人達が叩きのめしている様子も確認出来る。 『6』の事件が終結後、Dr.ワイリーは憑き物が落ちた様にネットワーク社会の発展に尽力する様になった。 悪の組織が潰える事は無いだろうが、少なくともWWWは二度と復活しないだろう。 【アニメ版】 アニメ版でも悪の限りを尽くしており、Dr.ワイリーがゴスペルの黒幕であった事も同じだが、『無印』第25話でWWW壊滅後に元幹部達が復活への足掛かりとしてカレーショップ「MaHa壱番」を開業。 しかもそれなりに成功しており、後にジャワイ島に二号店「MaHa弐番」を開店するに至った。 熱斗達とは『無印』第46話でワイリーの遺産を巡るなど敵だったが、『無印』第47話ではカレーを振舞いノリノリでレースに参加する彼らの姿は原作では考えられない程コミカルであり、後にデカオやチサオ、ディンゴも従業員となりカレー修行や出前に勤しむ等、途中からは完全に味方ポジションとなっている。 ワイリーが組織した事が明かされるまではゴスペルと抗争関係に有り、『無印』第33話や『無印』第36話~第37話でウイルス工場の破壊を企てる。 まどいは『無印』第42話で一時的に離脱し、エレキ伯爵は『無印』第50話で明かされた後も兄ガウスとの対決を優先するなどしたが、Dr.ワイリーへの忠誠心を失った訳ではなく、『Stream』第39話ではネオWWWに対しDr.ワイリー指揮下で行動を起こし、WWW復活にも変わらず意欲的な言動を見せていた。 しかし、ワイリーは『BEAST+』第9話等でクロヒゲに世界征服を持ちかけられても断っており、再結成は考えていないのかもしれない。 Dr.ワイリーの声ひとつでいつでも犯罪行為を起こしかねない集団をネット警察が放置している理由は不明だが、ネットセイバーやその仲間達が店に入り浸っている現状を彼らへの抑止力としているのかもしれない。 【漫画版】 鷹岬版『ロックマンエグゼ』 Dr.ワイリーがドリームウイルス討伐による科学省の爆発に巻き込まれて生死不明となっており、WWWが再登場する事は無かった。 『3』と『6』に相当する事件も独自のアレンジが加わり、WWWが関わらないものになっている。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5057.html
ロックマン エグゼ6 電脳獣グレイガ/電脳獣ファルザー 【ろっくまんえぐぜしっくす でんのじゅうぐれいが/でんのうじゅうふぁるざー】 ジャンル データアクションRPG 裏を見る 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 64MbitROMカートリッジ 発売・開発元 カプコン 発売日 2005年11月23日 定価 4,800円(税別) プレイ人数 1~2人 セーブデータ 1個(バックアップ用フラッシュROM) 配信 バーチャルコンソール【Wii U】2015年11月18日/702円(税8%込) 判定 良作 ポイント エグゼシリーズ最終作ビーストアウトで爽快感溢れるバトル ロックマンシリーズリンク ロックマンエグゼシリーズ 概要 ストーリー 特徴 変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 移植 概要 ロックマン エグゼシリーズ最終作。本作の発売前に『5』がDSに移植されたが、本作はGBAのみの発売となった。 これについてスタッフは、「GBAとして売り出してきたシリーズなので、GBAで有終の美を飾りたい」と言った旨の発言をしている。 「電脳獣グレイガ」と「電脳獣ファルザー」の両バージョンが同時発売された。 「電脳獣」は2体存在するが、バージョンによって物語内の伝承・ストーリーでの立ち位置が全く正反対となる。新要素である「獣化」の内容も異なる。 前作同様に、周辺機器として「バトルチップゲート(今作での名称はビーストリンクゲート)」「改造カード」が発売された。前作の物との互換性は無い。(*1) ストーリー ネビュラとの戦いから1か月。熱斗たちは以前と変わらない平和な生活を取り戻していた。しかし熱斗は父・祐一朗の仕事の関係で、秋原町から遠く離れた才葉(さいば)シティに引っ越すことになった。慣れ親しんだ町と仲間たちとの別れを惜しむ熱斗であったが、熱斗は必ず秋原町に帰ってくると誓い、秋原町を後にする。だが、この時熱斗は気付いていなかった。新たな地、才葉シティで新たなる戦いに巻き込まれることに……。 もう少し具体的な部分に触れると、本作では「電脳獣」と呼ばれる存在、謎の少女「アイリス」、そして前作味方であったはずの「カーネル」が敵となった理由を巡り、再建したWWW(ワールドスリー)との最後の戦いを繰り広げる。 特徴 獣化(ビーストアウト)システム 今作で登場した新たな変身システム。ストーリーでロックマンが自身に「電脳獣グレイガ/ファルザー」を封印したことで、戦闘中にカスタム画面右下にある獣化ボタンを押すことで変身できる。 変身中はロックマンが電脳獣を模した姿になり、チャージショットが使えなくなるかわりに長押しによってバスターが自動連射になり、性能が変化する。 チップ使用時にはカーソルのついた敵を自動的に狙い、暗転しない無属性攻撃チップの攻撃力を30上昇する。また、暗転非暗転を問わず無属性チップを溜め撃ちすることで横2マス、縦3マスの順に攻撃する技に変化する。 変身中はココロカウント(最大3)が1ターンごとに1減少する。0になると獣化が解除され、ロックマンは疲労状態となる。この状態ではココロウィンドウが変化しない(クロスチェンジは可能)。ココロカウントは獣化せずにバトルに勝利することで1回復、プラグアウトで全快するため、いざというときを見計らう必要がある。 「獣化」の内容はバージョン毎に異なっている。 「グレイガビースト」:グレイガ版で変身可能。スーパーアーマーによって状態異常以外の攻撃でのけぞらず、バスターの連射速度が大幅に上がる。 「ファルザービースト」:ファルザー版で変身可能。パネルによる効果を受けず(火口パネルの火柱ダメージや氷パネルの凍結効果等は受ける)、バスターの攻撃範囲に上下の前方2マスずつが追加される。 超獣化(ビーストオーバー) ロックマンが電脳獣の力を抑えられず、暴走してしまう状態。 「獣化」が解除された後の疲労状態で再度、獣化(ビーストアウト)ボタンを押すことで変身できる。戦闘開始から疲労状態のときはできない。 変身中はロックマンが「獣化」よりも更に電脳獣に近づいた姿に変化し、1ターンの間無敵状態になるが、移動及び選択したチップの使用を自動で行うようになる。また、攻撃力のあるチップを使用した際に暗転非暗転を問わず威力を2倍にするという特性もある。 1ターン経過すると自動でカスタム画面が開きロックマンの変身が解除、極限状態となる。この状態では「獣化」や「クロスチェンジ」(後述)が一切行えなくなり、バスターの性能が最低となり、HPも1になるまで急激に減少する。戦闘終了すると疲労状態に戻る。 4と5のダークソウルユニゾンやダークインビジ状態に似たシステムだが、チップ使用はカスタム画面で選択したもののみで、前作のように記憶したチップを使うわけではないため、いわゆるABD戦法は完全に不可能になっている。 クロスチェンジシステム 前作までのソウルユニゾンに代わる新たな変身システム。戦闘中にそのナビの力を宿した「クロス」を装備することで変身できるようになり、変身中はロックマンが装備した相手に模した姿をし、チャージショットが変化して様々な特殊効果が付与される。 ソウルユニゾンとの最大の違いはチップの消費無しで自由に変身可能なこと。ターンの経過で解除されることもないが、弱点となる属性・系統の攻撃を受けると解除される。これにより、3ターン毎の変身やフォルダ・戦術の縛りの厳しさが大きく緩和された。 変身できる「クロス」もとい、装備相手となる「リンクナビ」はバージョン毎に全く異なっている。1つのバージョンにつき5種のクロスが登場する。グレイガ版では「ヒートマン」「スラッシュマン」「エレキマン」「キラーマン」「チャージマン」などパワー系のナビとリンクが組める。ファルザー版では「アクアマン」「テングマン」「トマホークマン」「グランドマン」「ダストマン」などテクニカル系のナビとリンクが組める。 クロス相手を増やすにはリンクナビのオペレーターから授業を受ける必要がある。初回のヒートマン/アクアマン以外は任意。授業はリンクナビを操作して電脳世界を探索したりミニゲームを攻略した後、リンクナビとのバトルを行う。 クロスビースト 「獣化」と「クロスチェンジ」と同時に行う変身。 戦闘中に「獣化」した状態で「クロス」を装備するか、「クロス」を装備した状態で「獣化」することで変身できる。ただし、1ターンで行う事は出来ず、2ターンを使う必要がある。 変身中は「獣化」と「クロス」を足したような姿になり、その両方の性質を併せ持つようになる。また、無属性チップを溜め撃ちすることで各「クロスビースト」に応じた固有の攻撃技に変化する。 「クロス」の弱点となる属性・系統の攻撃を受けると「クロス」のみが解除され通常の「獣化」に戻るが、ココロカウント0になって「獣化」が解けた場合には「クロス」も解除され、疲労状態となる。 「ナビリンクシステム」 カプコンとタカラの共同展開で本作と周辺機器とアーケードの「ロックマン エグゼバトルチップスタジアム」を連動させるシステム。 「ビーストリンクゲート」と「ナビデータチップ」を使用することでナビを現実世界でも持ち運べるようになり、「リンクペットEX」も併せて使用することでナビの育成もできるようになる。育てたナビを本作で活躍させたり「バトルチップスタジアム」で戦わせたりすることも可能。 自宅でも外出先でもゲームセンターでもロックマン エグゼの世界観を楽しめるようになりネットナビとの距離がグッと増した。 変更点 フォルダ構築ルールの追加 フォルダに入れられる同種のスタンダードクラスチップとメガクラスチップの投入枚数がチップ固有の容量によって1~5枚に変化するようになった。 例えば、キャノンは容量が6MBしかないためフォルダに5枚入るが、メガキャノンは容量が38MBあるため3枚しか入らない、といった感じ。強いスタンダードチップだけを入れるということはできず、容量の小さいチップを生かすためのコンボの重要度が上がっている。 この仕様により前作では同種のものは1枚までしか入れられなかったメガクラスチップは、容量によっては同じものを複数枚入れられる場合がある。 レギュラーチップとは別に「タッグチップ」を設定できるようになった。 フォルダ編集の際に2枚のチップをセットで設定しておくことで、戦闘中設定したチップがどちらか片方来ると必ずもう片方も来る、というもの。これにより特定の組み合わせによるコンボが出しやすくなる。設定できるチップは2枚合わせて容量60MBまで。 ナビカスでは、バグが発生する代わりにパーツをはみ出しておけるようになり、組み込めるパーツの数が増えた。 バグはバグストッパーを組み込めば防止可能なため、今作ではバグストッパーを組み込みつつはみ出し部分をフル活用するカスタマイズがセオリーとなっている。 前作で登場したソウルユニゾンの能力を再現するチップ、ナビカスパーツも追加。メディソウルの「ホワイトカプセル」、サーチソウルの「サーチシャッフル」、ナンバーソウルの「ナンバーオープン」が存在し、どれも戦略の幅を広げる重要な要素となっている。 また、前作と同様にコマンドによるナビカスパーツの圧縮も健在となっている。 ナビチップのランク付けの変化。 後述の通りDSが廃止された代わりに、通常とSPの中間の性能を持つEXが追加され、通常、EX、SPの3種類となった。また、ロールとジャンゴは通常、V2、V3となっている。 基本的にはどれも固定の威力だが、SPは前作らと同様にインターネット上に徘徊するSPナビのデリートタイムによって威力が変化する仕様となっている ナビ自体のランクについてもV2、V3、一部に存在したDSが廃止、EXが追加され通常、EX、SPとなっている。WWWに属する敵ナビにはさらに上のRV、ブルースには改造カードでの追加分を含む全ての依頼を達成することで出現するFZが存在、フォルテはV2、V3が削除、最上位のXXがBXに変更され、通常、SP、BXとなっている。 なお、本作のナビ及びナビチップのランクはシリーズ次作の『流星のロックマン』シリーズの『2』まで引き継がれる事になった。 また、前作までのナビチップ以外のメガクラスチップはスタンダードクラスに移動した。こうなったのは「ナビチップをもっと使って欲しかったから」とのこと。 善悪度とそれによる仕様の制限、ダークチップの廃止。 これらが廃止されて前作で不可能だった善チップと悪チップの両立が可能となり、悪でしか使用できなかった「DS」ナビチップやダークソウルユニゾン等も廃止された。 弱点属性の追加 従来のシリーズではヒート(火)→ウッド(木)→エレキ(雷)→アクア(水)→ヒート…とRPGでよくある得意属性と弱点属性があったが新たに「カーソル」「ソード」「ブレイク」「ウィンド(風)」の属性が追加された。 カーソル→ブレイク→ソード→風→カーソル…と従来とは別に一風変わった新しい属性関係が作成され従来同様弱点属性はダメージが2倍になり、より新しい戦略が生まれた。 今まで上記の属性は存在はしていたのだが「ガード状態を無視して攻撃する(ブレイク)」「ソード系統以外の攻撃は当たらない」等といった「特性」扱いで「弱点」ではなかった。 エリアパネルの追加と削除、一部仕様変更 前作にあった「マグマパネル」や「アクアパネル」が削除。新たに「火口パネル」が追加され「アイスパネル」の仕様が変更された。 火口パネルは一定時間ごとに溶岩が噴き出し、その際上にいると火属性の50ダメージを受ける。マグマパネルとは違いロックマンが火属性でもダメージを受ける。パネルを壊す、一定時間経つ、水属性攻撃がパネル上を通過すると消滅し、ノーマルパネルに戻る。 アイスパネルはこれまで通り、上に乗ると一番端まで行くかノーマルパネルまで滑ってしまう(ロックマンが水属性だと滑らない)特性があったが、「この上で水属性の攻撃を受けるとロックマンが凍結してしばらく動けなくなり、パネルはノーマルに戻る」「さらに凍結状態でブレイク状態の攻撃を受けると弱点となる」という新たな特性が追加された。 他にもパネルに乗ると矢印の方向に強制移動される矢印パネルも追加されている。 パネルを使ったコンボも研究されており、戦略の幅を広げるのに一役買っている。 ウイルスバトル 今作の新要素で、手に入れたウイルスデータを戦わせることができる。 特定のエリアに出現する、同種より強い「レアウイルス」を倒すことでウイルスデータを入手できる。 自分のウイルスは2体まで配置できる。ウイルスの行動パターンは敵として登場した時と同じである。 制限時間内(1ターン)に相手ウイルスの合計HPを0にできれば勝利となる。 余談だが、最高Lvの最終戦の敵ウイルスにブラストマン(ストーリーで最初に戦うネットナビ)がいたりする。 自分と相手のウイルスの特性を理解して、いかに勝利するかを考える一種のパズルゲームとなっており高評価。 『新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ』と通信対戦ができる「クロスオーバーバトル2」モードの追加。 前作とゾクタイでもエグゼ5に登場するナビ「シェードマン」を敵とした「クロスオーバーバトル」が行えたが、今作では対戦相手のシンボクに登場するイモータル「伯爵」をどちらが早く倒せるか競うという物である。 なお、「伯爵」は隠しエリアのイベントでも登場し、他のボスナビ同様にランクやメガクラスチップが存在する。 このモードで得られる「クロスオーバーポイント」を「シンボクトレーダー」で消費する事で『ボクタイ』シリーズに関わるチップが得られる。シンボクトレーダー限定のチップも存在する。 評価点 最終章と呼ぶに相応しい内容のストーリー 本作は「1~3」のような流れのシナリオ形式のストーリーに回帰しており、多少強引な面もあれど前作までの伏線を回収しつつ、シリーズ通しての敵だったある人物との因縁が完全に決する。 無論話の主軸はあくまで本作初登場となる電脳獣に据えられているため、シリーズ初見のプレイヤーでも置いてけぼりになることはない。 卒業式のシーンや最後の「ロックマン エグゼ おわり」のシーンで言いようのない喪失感を受けたプレイヤーも多い。 ロックマン以外のナビ(リンクナビ)を使って電脳世界を自由に冒険できるようになった。 単なるお楽しみ要素ではなく、電脳世界にある障害を排除したり、ストーリー中でロックマンが暴走した際にはリンクナビを使って助けに向かうことになる。 ただし、プラグイン場所は固定で、クロスオーバー要素に関係しているとあるエリアにはロックマン以外では入れない。 攻撃寄りのバランス調整。 前作までは、自陣全パネルをダメージ半減のホーリーパネルにする「サンクチュアリ」+攻撃力200以下の攻撃をすべて無効にするバリア「ドリームオーラ」+敵陣に毒を巻き続ける「ポイズンファラオ」でひたすら守るなどの守りを主体とした戦術が多く、結果として地味なバトルが多かった。 基本システムのクロスと獣化・チップの容量による枚数制限の変化・はみ出し上等のナビカスなどで全体的に攻撃主体の構成が強くなり、多様性や派手さが増した。 例えば上の耐久戦法に対して、風属性のチップに耐久力に関係なくバリアやオーラを消す効果が追加されたため「ドリームオーラ」をすぐ消せるようになった。また、パネル変化のチップの数が増加、チップの威力が全体的に上がったため(*2)「サンクチュアリ」や「ポイズンファラオ」の維持も難しくなっている。 ただし使い勝手の良い迎撃・牽制用のチップも存在するため、『2』や『3』のような(良くも悪くも)先手必勝の環境にならず、ちゃんとバランスを取れている。 ダークソウルユニゾンの代わりとなる超獣化は記憶機能が廃止されたことで、前作で猛威を奮ったABD戦法が消滅され、よりプレイヤーの実力を反映するようになった。 前作ではクリア後に特定条件を満たす必要があった上位種のウイルスがストーリーを進めれば普通に出現するようになり、クリア前から上位種のチップを入手しやすくなった。 前作・前々作は初見のラスボスを最下位種のウイルスからのチップや拾ったチップだけで倒す必要があったため、P.Aやソウルユニゾン・カオスユニゾンに頼らないと火力不足によるチップ切れになりやすかった。 前作までのウイルスEXが削除され同位のウイルスが1種に統一。これにより入手できるチップのコードが「通常・EXで別」から「3」の「バージョン別」に戻っている。また、これとは別にレアウイルスも同じウイルスとは違うコード・ランクのチップを落とす。 関連作をリスペクトしたプログラムアドバンスの存在。 過去5作に登場したチップやプログラムアドバンスを再現したものや、ロックマンと「ボクらの太陽」シリーズの主人公「ジャンゴ」との連携攻撃といった最終作を飾るに相応しいものが揃っている。 通信機能を使って通信相手のフォルダを予備フォルダにコピーできるようになった。 これにより序盤から強いフォルダを使うことができ、ストーリーをサクサク進めることができる。 ただしトレードに使うフォルダの編成ルールが通常より厳しくなり、違うバージョンのギガクラスチップは入ることができない。 前作で実装予定だったワイヤレスアダプタを用いての対戦・交換といった通信プレイができるようになった。 一応前作でもワイヤレスアダプタに対応していたがクロスオーバーバトル限定であり、通常の対戦と交換では通信ケーブルへの付け替えが必要だった。 非常に良質なBGM GBA終盤に開発、発売されたこともありGBAの性能を引き出しきったかの様な精錬されたBGMが収録されている。 ストーリー内でサメの徘徊するマップをNPCである「プログラムくん」を引き連れて特定の場所に誘導するというミニゲームがあるのだが、サメに追われている間BGMがアップテンポになるというちょっとしたギミックまである。 今作限りの魅力的なキャラクター達 普段は口が悪くいたずら好きだが情に厚いガキ大将「コジロー」、主人公を慕う敬語で話す人懐っこい同級生「明日太」、生徒想いの熱血教師「 麻波剛」、寡黙でミステリアスだが一方で健気で一途なヒロイン「アイリス」等、過去作のキャラクターに負けず劣らずキャラが立っており非常に魅力的である。人によっては今作限りの出番であることを惜しんだのではないだろうか。 シノビダッシュの効果が全マップで発動できるようになった 本作ではHPメモリを集めてHP最大値を800以上にした状態でシノビダッシュを使えばどのエリアでも雑魚敵にエンカウントせずに済むようになった。 これにより、マップの捜索が捗るほか、徘徊ナビとのエンカウントの効率が格段に良くなった。(*3) バトルにおける攻略の自由度の高さ 後述の低難易度に繋がる面があるが、今作では敵を倒す手段が非常に豊富であるためバトルの自由度が非常に高い。 「リフレクメット等で、後の先を重視した戦い」をするもよし、「ビーストアウト等で、火力ゴリ押し」で戦うもよし、「クロスシステムを使って、チャージショットだけで戦う」もよし「敢えて、低火力のチップで戦う縛りプレイを行う」もよし等、とにかくプレイヤーの好みでバトルを攻略できる。 賛否両論点 全体的に難易度が低い。 今作では、チップの火力が高めな上にそれを後押しする上記のシステムがあるのが理由である。特に新システムが全て使えるころになる序盤の終わり頃だとこの傾向がより強くなる。ここまでになると、一部の SPボスですらSランクで倒すのが難しくなくなる ほどになる。プレイヤー次第だが、序盤以降のストーリー攻略も消化試合になりがちとなっていきつまらなくなっていく可能性もある。( 特にボス戦が躊躇 。) とはいっても、逆に言えば お手軽にガンガン敵を蹴散らしていく爽快感を味わえる ということでもある。また、戦力を整える時間が短くて済むということは新たな強敵と遭遇しても安心して戦えるようになり、マップの捜索が捗るのでストレス軽減にも繋がるし、気軽にストーリーを楽しめるということでもある。なので、今作の低難易度が一概に悪いとは言えないのも事実である。 また、低難易度はあくまでストーリー攻略であり、クリア後のやりこみ自体はそこそこ歯ごたえがある難易度になっているのでそこは安心されたし。(と言っても、前作に比べたらクリア後の難易度もある程度抑えられている。というか、前作までが難しすぎたというべきか。) ナンバリングシリーズだけで今まで5度も世界の危機を救ってきた熱斗とロックマンのコンビは、もはや向かうところ敵なしだという解釈もできるだろう。 超獣化(ビーストオーバー)の必要性が微妙 理由としては、通常のビーストアウトやクロスシステムが優秀であるため、使う機会が滅多にないからである。 そもそも、ビーストオーバーの性能自体もそこまで優れているわけではないどころか、戦い方次第ではかえって通常のビーストアウトよりも火力面で弱体化してしまうこともあるのもこれに拍車をかけている。(*4) 一応フォローしておくと、一定時間に限るとはいえ、無敵になれるのは強力である。なので、今作でエグゼに初めてプレイした初心者は慣れないうちはボス戦などでゴリ押しするということもできる。そういった意味では必要性が全くないわけではない。 また作中ではビーストアウトが危険であることは何度も言及されているし、実際にビーストアウトでロックマンが暴走するシーンも存在するのでストーリーの演出面で言えばビーストオーバーの必要性は十分にある。(*5) 以上のことから、ビーストオーバーはあくまで初心者救済とストーリー演出のためのシステムであると考えるほうが妥当だろう。 問題点 シナリオをクリアしても、現実世界のBGMが平常時のものに戻らず、緊迫時のものに固定されたたままとなる。 (4を除いて)過去作はクリアすれば現実世界のBGMが平常時のものに戻り、その場所によって変化するBGMを楽しめただけに残念極まりない。 今作では依頼やチップ集めに現実世界も奔走する事が多く、尚更耳障りである。 一応、「BGMが変化後からは一度もセーブ無しでシナリオを終わらせる」とクリア後の世界と平常のBGMを両立可能。しかし当然初回プレイでは知る由もないし、知っていてもBGM変化前からラスボスまでは攻略にかなり時間がかかり無中断を強いられるため負担も大きい。 なぜこうなったかは単純に開発スタッフに曲を戻す指定を出し忘れたからという凡ミスだったようだ。(参考URL) たかがBGMと思うかもしれないが、その指定を出し忘れたスタッフは 20年背負い続けてきた十字架 と自虐気味に称しているので当時から相当な問い合わせがあった事が察せられる。 ウラインターネットにアクセスするプラグインポイントがない。 ストーリー終盤から通うことが多くなるウラインターネットだが、そこに直接プラグインするポイントがなく、スカイエリア経由でしか進入できない。 厳密的にないわけではないが、その二つはどれもリンクナビのプラグインポイント。ロックマンでは利用できない。 それだけならまだ大したことではないが、問題はその最深部の先にある隠しエリア。クリア後の稼ぎなどもあって何度も出入りすることになるため、毎回5エリアも通らないといけないのは流石に遠すぎる。隠しエリアから直接プラグアウトできるのが不幸中の幸いか。 改善されることのなかった「バグのかけら」の収集方法 前々作から問題視されていた「バグのかけら」の主な収集方法が、「ミステリーデータからの確率入手」から根本的な改善をされることなくシリーズ最終作を迎えてしまった。 一応ミステリーデータからの入手以外の収集方法でウイルスバトラーでの勝利報酬もあるが「自分で操作できない」「3連戦する必要がある」「報酬が1500zかバグのかけら6個」と決して効率がいいというわけではない。 しかも今作では「その戦闘中のみ、バスターのためうち1発につきバグのかけらを1個消費して『ダークソード(グレイガ版)』か『ダークサンダー(ファルザー版)』に変更する」というギガクラスチップが登場したのでなおのことバグのかけらの需要が高まっている。 ためうちダークソードは前作のダークチップとは違い、威力が200と抑えられているがためうちダークサンダーは据え置きの200のままのため対戦では採用されやすいのでなおのこと消費が激しい。 前作まではアイテムの交換の為だけの存在だった為、全てのアイテムと交換を終えたら完全に必要なくなっていた。そのため「腐らせることなく需要を持たせ続けることができた」という捉え方も出来るが…。 ほとんどの依頼が出現してもすぐに受けられず終盤近くまでお預けになる。 依頼にはランクが設定されており、クリアすることで溜まるポイントが一定以上ないと上の依頼を受けられない。しかし、基本的に自分が受けられるランクの依頼をすべてこなさないと一定以上に溜まらない。 改造カードで依頼を追加できればその限りではないのだが、かなりもどかしいシステム。 依頼など一部の報酬がしょぼい。 一部の依頼報酬やエリア上の障害物の先はロッドナンバーや圧縮コードの情報しかなく、有用ではあるが攻略本や攻略サイトに全部載ってるので苦労に見合ってない。 シリーズ屈指の関連商品・周辺機器商法。 前述の「ナビリンクシステム」を筆頭に全ての要素を遊ぶには非常に多くの関連商品や周辺機器が必要。 「ビーストリンクゲート」や「リンクペットEX」、「改造カード」や「リンクナビチップ」等の玩具、通信ケーブルやカードeリーダー+、ワイヤレスアダプタ言った周辺機器、更には本作両バージョンと『新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ』が必要と異常なまでにハードルが高い。これらの商品を全て集めると当時でも数万円かかる。現在では中古品でもほぼ出回っていないので全部集めるのは不可能に等しい。 改造カードは前作まではパワーアップだったり隠しボスだったりおまけ要素の面が強かったのだが今作はそれからでしか入手ができないチップやナビカスパーツが登場した。その中には「バグシュウセイ*」や「フォルダパック」などと言った強力な物も含まれている。レアアイテムや強い能力が入っている改造カードは大型イベントでの配布だったり懸賞でもらえるものだったりと限定品が多い。 これだけ商品展開しておきながらこれらに対応しているのは本作のみである。次回作「流星のロックマン」にも引き継がれなかった。 今作は条件を満たすことでつけられるタイトルのマークが9つあるがその内2つは上記の周辺機器との連動が必要。 幸い、真のエンディングを見るだけならゲーム本体だけで達成できる6つのマークだけでよい。 前作と同じく、『新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ』との通信には通信ケーブルでなくワイヤレスアダプタが必要。 クリア後に出てくる隠しボスが少なすぎる。しかも、隠しボスは全員、会うだけならクリア前でもできてしまえる。(そのうちの二体は戦うことも可能である。)さらに言ってしまうと隠しボスのほとんどがシリーズ恒例のレギュラーキャラなので今作からエグゼをプレイし始めたプレイヤーはともかく、過去作の経験者にとってはほとんど新鮮味もない。以上のこともあって、プレイヤーによっては、隠しボスは実質存在しないに等しいと捉えてしまえる可能性もある。 バグ・不具合 ゲーム進行に関わったり、大会で使用禁止になるほどのバグがある。 ウイルスバトラーLv5の3戦目で敗北するとフリーズすることがある。 改造カードでチャージショットを一定時間ほぼ無敵になる「インビジブル」にした状態にし、ある行動を取るとインビジブルの効果時間が長くなる。 他にも、改造カードを特定の順番で組み合わせる事により、本来確率で発生するチャージショットの追加効果を確定で発動させる物がある。 非公式大会ではこれらに該当する改造カードの組み合わせは使用禁止処置が取られたりしている。 改造カードにより、ほぼ詰みが発生するケースがある 一部の限定依頼は基本的にストーリークリア後でないとクリアできないものが多い。それらをゲーム序盤から受けてしまうとキャンセル出来ない仕様もありほぼ詰み(*6)の状況になってしまう。バーチャルコンソール版ではハマってしまう人が多かった。またどれが限定依頼でどれが通常の依頼なのかわからないという問題点もある。 詳細はロックマンエグゼまとめ@ ウィキを参照。 総評 シリーズの集大成だけあり、「獣化(ビーストアウト)」と「クロスチェンジ」、それらを重ねた「クロスビースト」という多様な変身やチップ・フォルダ関連の仕様によって、取れる戦法の幅に大きく広がりが出ている。 こうして深みの増したバトルの完成度は発売からしばらく経っても対戦オフ会やネット対戦が盛んだった事からも窺えるだろう。 「トーナメント」や「リベレートミッション」のような何度も繰り返される要素がないため、それらが苦手な人でもスムーズに遊べるようになっている。 2段変身やすくみ要素の細分化など挑戦的な要素を取り入れた一方でストーリーも過去作から追ってきたエグゼファンからも納得の出来に仕上がっており、紆余曲折あったがまさにシリーズの有終の美を飾った作品。 完結を惜しむ声は当時大きく、今なお続編を望む声もあるが「ロックマン エグゼシリーズ」という作品が語り継がれるのは本作で終われたことも影響しているだろう。 余談 インタビューによると、エグゼ3に登場した「セレナード」を再登場させる予定だったらしいが、容量の都合でボツになったようだ。 2006年の1~2月と8月に公式大会「サバイバルネットバトル2006」が開催された。 発売後しばらくして公式が行ったシリーズ人気投票では『エグゼ3』に次ぐ第2位であった。 本作での月刊コロコロコミックの『ボスキャラグランプリ』の受賞作の3体のナビは、いずれも敵幹部として設定された。 なお、ナビを使用する敵幹部はいわゆる『三悪』ポジションで、アニメ版初代のWWWトリオをリスペクトしたようなキャラ付けになっているのが特徴と言える。 海外では『新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ』が未発売のため、海外版ではクロスオーバーバトル2とクロスオーバーイベントが削除された。ガンデルソルを除くボクタイシリーズ関連のチップやゲーム内で入手できないチップも削除された。 移植 2015年11月18日にWii Uでバーチャルコンソール版が配信された。前作までのVCと同様つうしんの項目を押すと通信限定のチップが手に入るのだが今作は改造カード限定の依頼も解放されるようになる。その代わりか、配信限定のチップが収録されていない。また、ビーストリンクゲート関連のシステムは全て削除されている為タイトル画面のマークをコンプリートすることは不可能。 「不具合」の項目で述べた詰み防止のため、クリア後までつうしんボタンを押さない事が最善手。ただし通信限定チップと限定依頼は別々に解放できないのでこの場合チップはクリア後まで諦めるしかない。 『4 トーナメントレッドサン/ブルームーン』『5 チーム オブ ブルース/チーム オブ カーネル』『6 電脳獣グレイガ/電脳獣ファルザー』をセットにした『ロックマン エグゼ アドバンスドコレクションVol.2』がSwitch/PS4/Steamで2023年4月14日にダウンロード販売。 『ロックマン エグゼ アドバンスドコレクション』として『Vol.1』とセットになったパッケージ版も同日発売。 『新・ボクらの太陽』シリーズとの通信対戦「クロスオーバーバトル」は行えないが、新規実装されたネット通信対戦でのランクマッチ結果によって「クロスオーバーポイント」がもらえるようになっており、「シンボクトレーダー」に関してもシナリオ進行によって出現するようになっているため、限定チップも手に入るようになっている。 問題点で言及されていた「クリア後のBGMが平穏に戻らない仕様」が改善されている。 また、配信チップや改造カードがいつでも呼び出すことが可能になる追加機能が入ったため、Wii Uバーチャルコンソール版でも使えなかった「ダブルビースト」等も存分に使えるようになった。 ただし、当時のゲームプログラムは重要な修正点以外はほぼそのまま移植しているため、「改造カードで追加される依頼による進行不能バグ」もそのままになっている。こちらに関しては改造カード使用時の説明文に注意書きで警告している。
https://w.atwiki.jp/vip_rockman/pages/14.html
419 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 19 58 40.47 ID qFHrPI5u0 …32号が最初の転送ポットに入ると、 飛ばされた先のそこは、殺風景な部屋の中だった。 何もない、小さな部屋。 だが、その向かいの壁には…… 「………」 「………ドリルマン………」 421 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 20 05 34.25 ID qFHrPI5u0 「…………」 無言でヤツを見つめる32号…… ……そういえば、アイツが…… ……アイツが自分が生き残るために倒した相手は、ドリルマンだった。 「…………」 ……バッッ!!! 「……!!!!」 ドリルマンは32号に向かって、ドリルボムを発射した。 425 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 20 13 56.43 ID qFHrPI5u0 「…くっ!!!!」 ドリルボムを、ジャンプでかわす。 しかし…… 「……!!!!」 カッッッ!!!!! ……ドリルマンが立て続けにもう片方の腕から放ったそれが、 32号の身体に直撃して炸裂した。 431 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 20 20 48.93 ID qFHrPI5u0 「32号おおおおおっ!!!!!」 ………… ……爆煙の中からようやく見えた彼の姿。 ……残された腕からも、大量の血が溢れ出していた。 「……!!!! おいっ!!!大丈夫か!!!32号!!!おいっ!!!」 「…………」 「………違うな………」 32号は小さくつぶやいた。 437 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 20 29 09.77 ID qFHrPI5u0 「おまえは違う」 「………?」 「本物のドリルボムは、こんなもんじゃない」 「………本物のドリルマンは………意思を………」 「……魂を持った、強敵だった」 「おまえはただの人形だ」 454 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 20 44 14.80 ID qFHrPI5u0 32号は物凄いスピードのダッシュで、一瞬にしてドリルマンとの間合いを無にしていた。 「!!!!!」 ドリルマンが新しいドリルボムを作り出す。 しかしその寸前、32号が放った回し蹴りがヤツの身体に直撃していた。 「……!!!!」 「く」の字の体勢で後ろへ吹き飛び、尻餅を着くドリルマン。 ……ヤツが顔上げた時、 その瞬間には、容赦無く放った32号のバスターが、その顔自体を吹き飛ばしていた。 487 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 21 39 37.24 ID qFHrPI5u0 ……その後。 信じられないことにヤツは……… ……たった一人で……たった一つ残された片腕で…… ……残されたボス6体を、全て撃退した…… ……そして…… 「……くああぁあぁああぁあぁ!!!!!」 ……ズンッッ!!!!!! ……最後の一人のスカルマンをも、バスターのみで撃退した。 ………だが……… 488 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 21 40 29.46 ID qFHrPI5u0 パシュウウウウウウンン…… 「…………」 「……ふ……うっ………はあっ……はあっ………」 「………くうっ…っつ……!」 ……帰ってきた32号は……もはやボロボロの状態だった。 「………32号………!!」 ……もう……もう……これ以上は……!!!! 「…………」 「32号」 491 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 21 41 32.55 ID qFHrPI5u0 「32号。聞こえてるか」 「…………」 「無理して返事しなくてもいい。そのままの状態で聞け」 「…………」 「新しい転送ポットが部屋の中に、すぐ傍のどこかに出現しているはずだ」 「…………」 「……もし、貴様がそのまま一人で戦うと言うのなら……」 「それに乗れ。そこにワイリーはいるはずだ」 「………!!!!!」 493 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 21 42 51.90 ID qFHrPI5u0 「…………」 「…………行きます」 「…………」 「………さ………」 「………さんじゅ………」 ………フッ……… ………!!!!!……… 494 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 21 43 44.33 ID qFHrPI5u0 ……モニターの中…… こっちへ向かって振り向いた32号と…目が合った。 ……その瞬間…… 「…………!!」 ……モニター越しの俺たち二人の間に、電流のようなものが走った気がした。 ……そして…… ……32号は、新しく出現したカプセルの中へと……消えていった…… 499 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 21 49 17.63 ID qFHrPI5u0 転送されて降り立った地面。そこはまたしても「無」を想起させるような暗黒の空間。 「…………」 「………出て来い……ワイリー……」 …………ガシュンガシュンガシュンガシュン!!!! 32号がそうつぶやいた途端、 彼の頭上から轟音を上げながら、巨大なマシンが降りてきた。 ……その機械は……死神の姿を表していた。 「ふははははははははっ!!!!!!」 506 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 21 58 36.61 ID qFHrPI5u0 「よくたった一人でここまでたどり着いたものだなぁ。え?ロックマン」 「…………」 ドクロの造形をしたマシンから、Dr. ワイリーの嬌声が聞こえてきた。 「見ていたぞ……きさまがこの基地に入った時から、貴様の行動の全てをな!!」 「…………」 「素晴らしい……素晴らしかったよおまえは。完璧だ」 「…………」 518 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 22 06 56.42 ID qFHrPI5u0 「どうやら貴様だけは他のクズ共とは違うようだな」 「…………」 「貴様の戦闘力はレプリロイドの限界を超えている」 「…………」 「……おまえほどの素材を破壊してしまうのは惜しい。実に惜しい!!!」 「…………」 「どうだ!?貴様を我がワイリー・ナンバーズのトップとして加えてやろう!!それならおまえは……」 「黙れ」 537 名前:28号[] 投稿日:2006/10/07(土) 22 22 08.41 ID +WipXS0xO 「…………!!!!」 「……俺が生まれてきた理由を教えてやろうか……」 「…………」 「………俺は貴様を殺すために生まれてきたんだ………!!!」 「…………!!!!!!」 「Dr.ワイリー………貴様はここで終わりだ………そして………」 「……俺たちの戦いも、これで終わる……!!!!」 178 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 01 05 59.25 ID ixbXf4hT0 「…………」 ゴオオオオオオオオオ……… マシンから轟音と共に、激しい風が巻き起こった。 「………」 風に吹き付けられながらも、前を鋭く睨み付ける32号。 「……ふん……」 「その身体でどこまで戦えるのか、楽しみだな」 「…行くぞ、小僧!!!!」 「来い」 187 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 01 15 37.68 ID ixbXf4hT0 ついに始まった二人の戦い。 モニターの中では凄まじいまでの攻防が繰り広げられていた。 「……!!!!!!」 カッッカッッカッッカッッッ!!!! ワイリーの放つ粒子砲を、ギリギリのタイミングで全て躱す32号。 「危ないっっ!!!!」 「………」 カッッッッ!!!!!! ……避けきれなかった粒子砲は、チャージバスターで相殺していた。 192 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 01 23 28.73 ID ixbXf4hT0 「……ふうっ……ふうっ……ふうっ……」 …そのままの状態で二人の戦いはしばらく続いた。 ワイリーに32号を仕留めることはできない。が… 32号もまたあまりの激しい攻撃に、反撃のチャンスを掴めないでいた。 「……ふっ!!!!!!!」 …このまま長期戦になれば体力の少ない自分が不利だと見たのか、 32号は一転して、突如反撃に打って出た。 ヒュッッッ…!!!! ヤツは空中へと高く飛び上がった。 198 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 01 30 15.70 ID ixbXf4hT0 「くらえっ……!!!!」 32号はワイリーマシンの頭上から、チャージしたものではない小型のバスターを連射した。 「ぐおおおおおおおおっ!!?」 ズガガガガガガガッッ!!!!!! 雨のように降らされたバスターがマシンの装甲を少しずつ削る。 202 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 01 39 18.69 ID ixbXf4hT0 「こ…このガキっ……!!!!!」 ヒュン…… 「!!!!!!」 ズガアアアアアアンンン!!!!!! ワイリーが反撃しようとしたその寸前。 落下してきた32号がその勢いを乗せて、 チャージバスターを腕ごと殴りつけるようにして叩き込んだ。 209 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 01 46 48.50 ID ixbXf4hT0 凄まじい爆発を起こすワイリーマシン。 「……や………やった…………」 「……!!!」 しかしまだだった。 まだマシンは破壊されてはいない。 「いけるっっ!!!!32号!!!行け!!!!倒せっ……」 その瞬間。 「!!!!!」 217 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 01 56 13.54 ID ixbXf4hT0 ゴオオオオオオオオオッッッ!!!! 爆煙を上げていたワイリーマシンが突如、その巨体ごと32号の方へと突っ込んできた。 「………!!!」 地面に着地したばかりで体勢を崩していた32号に…それを躱すことはできなかった。 ドンッッッ………!!!!! 32号は後方へと大きくはじき飛ばされた。 224 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 02 04 17.28 ID ixbXf4hT0 「う……うわあああああああああああっっ!!!!!」 俺は叫んだ。 32号は仰向けになって倒れたまま、ピクリとも動こうとしなかった。 「32号!!おい!!!おい!!! 起きろっ!!!!」 ………… 「立てえええええええええええっっっ!!!!!!」 …………スッ………… 234 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 02 12 44.08 ID ixbXf4hT0 「………!!!!」 32号はまるで俺の声に反応したかのように……静かに片腕を使って立ち上がった。 「……ぐっ……この……!!」 「このくたばり損ないが………!!!!!」 「いいだろう!!!!今消しクズにしてやるぞ!!!貴様のその身体ごとな!!!!!」 240 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 02 22 24.45 ID ixbXf4hT0 ヒュウウウウウウンンンン…… ワイリーが再び粒子砲のエネルギーの充電を始める。 ………しかし……… ダッッッッ!!!!!! ヤツがそれを撃つ前に、32号は走り出していた。 ……彼の片腕だけのバスターが、静かに光り輝いていた。 246 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 02 31 12.52 ID ixbXf4hT0 「………っ!!!!!」 突然のダッシュに面を食らったワイリー。 そしてその眼前で止まった32号。 一瞬時が止まったように、二人は向かい合っていた。 「………ガキがっ………!!」 「死ねええええええええええっっ!!!!!!」 「うおおおおおおおおおおおおっっっ!!!!!!!」 ワイリーの粒子砲と32号のチャージバスター。 両者の攻撃が、同時に互いに直撃した。 257 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 02 42 55.81 ID ixbXf4hT0 「………!!!!!」 ……カッッッッ!!!!!!! ……モニターの画面が真っ白く輝き、一瞬何が起こったのかわからなかった。 ……だが、すぐに見えた。 さっきよりも大きな爆発を起こしているワイリーマシン。 そして。 ……黒煙を吹き上げながら、宙へと舞い上がっていく32号の姿が…… 275 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 02 52 07.12 ID ixbXf4hT0 「…………!!!!」 「………さ………」 ……32号は……そのまま動こうともせず…… ………ドサッッ……… ……ゆっくりと……地面に叩き付けられた…… 「………さ………」 「32号おおおおおおおおおおおっっっ!!!!!!!」 ダッッッッ!!!! 283 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 03 02 06.89 ID ixbXf4hT0 「待て!!!28号!!!!」 ライトの制止を無視して、俺は転送ポットへと乗り込んだ。 パシュウウウウウウンンン…… ……転送された先のそこは、火薬と血の臭いに溢れかえっていた。 ……32号……どこだ……!!! ワイリーのマシンが上げる黒煙で、辺りの様子がまったくわからない。 「どこだ32号っ!!!!!」 「………う………」 「!!!!」 すぐ傍から……かすかにだが確かに呻き声が聞こえた。 288 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 03 10 13.13 ID ixbXf4hT0 「32号っっ!!!!!」 「……に……」 「………28号…か………」 「大丈夫か!!!?32号!!!!おい!!!!しっかりしろ!!!!」 「…………」 「今……連れて帰って修理してやる……!!! おまえは……勝ったんだ!!!!終わったんだよ!!!!!」 「………ま………」 「………まだだ………」 「……!?」 「はっははははははははは!!!!!!」 298 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 03 21 13.14 ID ixbXf4hT0 「………!!!!!」 ……薄れていく爆煙の中に……ようやく見えてきたもの…… ……それは…… …死神の仮面を外した、Dr. ワイリーのマシンだった。 「………そ………」 「………そん……な………」 301 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 03 26 48.43 ID ixbXf4hT0 「ふはははは!!!!残念だったなぁロックマン。 貴様が命を賭けた一撃は、所詮このマシンの装甲を一枚吹き飛ばしただけにすぎん!!!!」 「……!!!!」 「くっくっくっ……さて、今楽にしてやるぞ……」 「……ん……?」 303 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 03 31 28.01 ID ixbXf4hT0 カプセルの中のワイリーは、俺の方を見つめていた。 「新しいロックマン……もう来たのか……!!」 「……う……」 「……ふん……だが、その一体に頼りきっていたところを見ると、 そろそろ残りのロックマンもいなくなったと言うことだろう」 「……さしずめ貴様が最後の一体か……?」 「……!!!!!」 「ふはははは!!! その顔は図星だな!!!! え!!? そうだろう!!!」 307 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 03 37 39.67 ID ixbXf4hT0 「おいライト!!!貴様がこの小僧たちを通してどこかで見ているなら、いいことを教えてやる!!!!」 「……!?」 「…この小僧を片付けたら、次はおまえの番だ!!! 我がワイリー・ナンバーズを総動員して、すぐに貴様の研究所に攻撃を仕掛けてやるぞ!!!!」 「なっ………!!!!」 ライトの叫び声がヘルメットから聞こえてきた。 「くっくっくっ……こいつらさえいなければ、貴様などわしの敵ではない。楽しみにしておけ!!!!」 309 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 03 42 05.75 ID ixbXf4hT0 「……しかしその前に……」 「まずはおまえからだ。最後のロックマン。すぐにスクラップにしてやるぞ」 「……!!!!」 「…クカカカカ!!!恐れているな……このわしを!!!!」 「くっっ……!!!!」 「……それでいい。貴様らなどがこのワイリーに敵うはずがないのだからな」 「……殺してやるぞ……!!!!」 313 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 03 46 03.19 ID ixbXf4hT0 「…………」 ………た……… ……戦うのか……コイツと……? ……無理…だ……勝てるはずがない…… ……32号でも……勝てなかった…… ……俺なんかじゃ…絶対…… 「恐れるなっっ!!!!!」 「!!?」 317 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 03 48 22.98 ID ixbXf4hT0 「さっき言ったろ……!!! どんな時でも恐れるな……!!!!常に思考を張り巡らせろ……!!!!」 「……俺たちに倒せない敵は……いないんだ…!!!!」 「……!!!!!」 ………そうだ……… ………そうだった………!!! 「倒せっ……28号……!!!!」 「………ああ………!!!!」 322 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 03 53 28.38 ID ixbXf4hT0 ザッッッ…… 「………? ほう………?」 「……来やがれ……ワイリー………!!!!」 「くはははは!!!!おもしろい!!!!!戦うつもりか!!!!このわしと!!?」 「…………」 「クククククク……」 「…………」 「……いいだろう……身の程というものを教えてやるわ小僧……」 「行くぞ!!!!!」 326 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 04 00 24.01 ID ixbXf4hT0 カッッカッッカッッカッッッ!!!! 「………!!!!!」 カッッカッッカッッカッッッ!!!! 「……ぐううううううっ……!!!!」 ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…!!! ありえないほどの量とスピードの粒子砲が飛んでくる。 ……とてもじゃないけど俺には捌ききれない…… ……32号はこれを全て躱していたのか……!! 330 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 04 06 03.36 ID ixbXf4hT0 「ふはははは!!!!どうしたどうした!!!何もしないで終わる気か!!!」 「……くっ……!!!」 カッッカッッカッッカッッッ!!!! 「少しは抵抗してみろぉ!!!ええロックマン!!!!」 「………!!!!!」 ……やられる……!!!! 333 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 04 12 04.81 ID ixbXf4hT0 ……恐れるな……!!! ………!!!! ……俺たちに倒せない敵は、いないんだ……!!! ………… ……そうだ…… ……そうだった……!!! 俺たちに倒せない敵は……いないんだ……!!!!! 334 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 04 17 55.14 ID ixbXf4hT0 「………!!!?」 ………俺には32号のように、全ての攻撃を躱す技術なんて、ない。 「どうした……!!!諦めたか!!!!」 ………なら、もう避けない。 ワイリーの粒子砲が、俺の身体に直撃する。 一発、二発、三発、四発。 だがそれでも…バスターにエネルギーを込めることだけは止めなかった。 336 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 04 22 10.08 ID ixbXf4hT0 「……!!!!」 「……な……なんだ貴様は……!!!」 「…………」 「………おまえを………」 「……おまえを……倒す……!!!!」 「………!!!!!」 カッッッッ!!!!!! 「なえるんじゃねえガキがああああああ!!!!!!」 「うおらあああああああああああああ!!!!!!!!」 354 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 04 58 11.03 ID ixbXf4hT0 ワイリーが放つ、極大の粒子砲。 だが俺のバスターは、そいつを貫いた。 「………な………」 「なんだとおおおおおお!!!!!!!」 そしてそれは、そのままワイリーのマシンへと飛んでいった。 ギャアアアアンンン……… 「…………う…………」 カッッッッ!!!!!!! 「うわあああああああああああああ!!!!!!!!!!」 ドオオオオオオオオオオオンンンン!!!!!!! 356 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 05 03 03.31 ID ixbXf4hT0 「……!!!!!」 ………… ………や……… ………やった……… ……バシュウウウウン……!! 「!!!!」 爆発炎上するマシンの中から…小さな飛行ポットが飛び出していくのが見えた。 361 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 05 10 11.89 ID ixbXf4hT0 「…………」 ……逃げ……られた………? 「……くっ………」 だが……今はどうでもいい…… ……それより…… 「………32号………!!!!」 362 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 05 19 33.93 ID ixbXf4hT0 「32号……!!!おいっ……おいっ……!!!」 「…………」 「………や………」 「……やった……な……」 「ああ………!!!!」 「……だけど……まだだな。……今、ワイリーが逃げて行くのが見えた」 「ああ……でも大丈夫だ…!!!後は…俺がなんとかするよ!!!」 「……そう……だな……」 「………倒せよ」 「ああ……!!!!」 365 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 05 26 24.59 ID ixbXf4hT0 「……28号」 「ん……?」 「おまえに一つ……聞きたいことがある……」 「……なに……?」 「……おまえ……この戦いが終わったらどうする気だ………?」 「……終わった……ら……?」 「ああ…」 367 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 05 34 25.24 ID ixbXf4hT0 「…………」 「……俺は……」 「……俺は…この戦いが終わったら……」 「……ライトを殺す。……それが俺の全てなんだ」 「………」 「今は……まだ無理かもしれない。でも、いつかは必ず……!!!」 「………」 「………そうか………」 369 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 05 46 04.15 ID ixbXf4hT0 「………」 「……28号」 「……?」 「……戦いが終わった後……それはおまえの人生だ。だから……俺がゴチャゴチャ言うことじゃない」 「………」 「………でも………」 「……できれば……みんなの意思を継いでほしいと思う」 「………みんなの……意思……?」 371 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 05 56 02.37 ID ixbXf4hT0 「……俺たちは……みんな……自由になりたかった……」 「………」 「……人間の道具じゃないことを……証明したかった……」 「………」 「……だから……」 「……戦いが終わった後までも……あんなクソ野朗に縛られれ続けないでほしい……」 「……!!」 「………」 「………考えておいてくれ………」 372 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 05 59 32.25 ID ixbXf4hT0 「………」 「………?」 「……おまえは……?」 「ん……?」 「おまえはどうするんだよ……32号……」 「…………」 「なあ……」 「…………」 「……聞いてんのかよ……?」 「………おいっ………!!」 375 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 06 02 07.28 ID ixbXf4hT0 「…………」 「………さっき………」 「……?」 「おまえに一つ………言い忘れたことがあった」 「……なんだよ……?」 「……どんな時でも恐れるな……常に思考を張り巡らせろ……」 「………そして………」 「……どんな絶望的な状況でも………絶対に諦めるな……!!!」 「………!!!!」 「………わかったか」 「………ああ………!!」 376 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 06 04 57.89 ID ixbXf4hT0 「…………」 「………ふう………」 「………」 「………さ………」 「………さんじゅ………」 「28号」 「死ぬなよ」 377 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 06 06 41.32 ID ixbXf4hT0 「…………」 「………あ………」 「……あたりまえだろ……!!!!」 「…………」 ………最後の最後に………32号は……… ……あの……不敵な笑みで……ニヤッと笑って……… ………目を………閉じた……… 380 名前:28号[] 投稿日:2006/10/09(月) 06 13 39.61 ID ixbXf4hT0 「…………」 …………… 「…………」 「………う………」 「………ううう………」 「………うああああああ………!!」 「うわあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」