約 3,439,643 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3803.html
ロックマン10 宇宙からの脅威!! 【ろっくまんてん うちゅうからのきょうい】 ジャンル 横スクロールアクション 対応機種 Wii(Wiiウェア)プレイステーション3(PlayStation Network)Xbox360(XboxLIVE ARCADE) 発売元 カプコン 開発元 インティ・クリエイツ 発売日 【Wii/PS3】2010年3月9日【360】2010年3月31日 備考 2019年1月31日にWiiウェアの購入期間は終了済み 判定 良作 ポイント 前作の好評を反映した続編DLC含めてプレイアブル3人という豪華仕様フォルテ、ファミコングラフィックで復活シリーズ初のイージーモードを採用良くも悪くも「また」ファミコンロックマン ロックマンシリーズ プロローグ 概要・特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 プロローグ 度重なるDr.ワイリーの脅威から世界を救ってきたロックマンは、ライト博士たちと共に平和な日々を送っていた。ところが、ある日ロールが最近流行した「ロボットエンザ(ロボット風邪)」に感染してしまう。その後ロボットエンザはまたたく間に世界中に拡がり、多くのロボットが倒れていった。そして発生から1ヶ月後、感染によって熱暴走したロボットたちが街を破壊し、各地を占拠するという事件が起きてしまった。時を同じくして、ライト博士らのもとをDr.ワイリーが訪れた。彼曰く、治療に必要なワクチンの作り方がわかったものの、製造機が暴走したロボットたちに強奪されてしまったらしい。それを聞いたロックマンは、ロールをはじめとする感染したロボットたちを救うために、ブルースと共に製造機を奪還すべく立ち上がった。(Wikipediaより) 概要・特徴 『ロックマン』シリーズのナンバリング作品としては第10作目。(『ロックマン フォルテ』を含めれば第11作目)。 前作『9』の要素を多く引き継ぎつつ、さらなる改良が加えられている。 最新ハードで再びFC風のグラフィックにサウンド。 今作のBGMは『ロックマン1~9』、『ロックマン フォルテ』のサウンドクリエイターが集結して作られている。 難易度が選択できるようになった。 最初は「ノーマルモード」と「イージーモード」が選択可能。イージーモードでは即死場所が足場で塞がれている、ボスの行動パターンが単調になるなど、全体的に易しくなっている。このモードにのみ登場する回復アイテムも存在する。 条件を満たせば「ハードモード」も選択可能。より難しくなったゲームに挑戦できる。 専用のステージに挑戦する「チャレンジモード」が追加された。 数は減ったが、前作同様にゲーム本編で条件を達成する要素もある。 今作では初めから「ブルース」が使用可能。 性能は前作と同じでスライディングやチャージショットのアクションができる上、ジャンプ中に盾を構えて敵の弾を跳ね返すことができ、最初からサポートアイテムを全て所持している。ただし受けるダメージがロックマンよりも多い上に移動速度とジャンプ力がやや低い。さらにバスターも2発までしか連射できない(*1)こともあって、ロックマンより難易度が高い。一方でロックマンより強かったノックバックは普通になっており、落下の危険は前作より減っている。また盾の当たり判定も若干大きくなった。 前作ではショップを利用できなかったが今作では利用可能になった。ただし購入できるアイテムの種類はロックマンより少なく、値段もロックマンより少し高くなっている。 さらに今作では「フォルテ」が使用可能。前作のブルースと違い、ストーリーもついている。ただし有料DLC。 性能は『ロックマン フォルテ』に準じているが二段ジャンプは不可、バスターの威力もボス戦を除いてロックバスターの半分になっている。 代わりにバスター連射で一部の敵の盾を弾く特殊効果を持つようになった。 スライディングやチャージショットを失ったロックマンと比べるとあまり弱体化しておらず、サポートアイテムのゴスペルブーストはエネルギーが続く限り空中を自由に移動できるので他の二人よりもクリアは楽。 なおフォルテがFCグラフィックで描かれたのは本作が初(一応、前作では設計図で登場していたが)。 + 本作のボスと特殊武器 ブレイドマン トリプルブレイド 真横と斜めとその中間の3方向同時に刃を飛ばす。地上では斜め上、ジャンプ中は斜め下を向く ポンプマン ウォーターシールド 8個の水球を自分の周囲で回転させ、もう一度攻撃ボタンで放射。敵や敵弾に当たると1個ずつ消滅 コマンドマン コマンドボム 発射後2回まで直角に軌道を変えられる爆弾を撃つ。爆風は多段ヒットし、地形を這う チルドマン チルドスパイク 放物線状に不凍液のような液体を撃ち、当たった敵を動けなくする。床に当たると氷の棘(ダメージ床)と化す シープマン サンダーウール 小さな雷雲を発生させる。しばらく後に雲から真下に落雷する ストライクマン リバウンドストライカー 地形で跳ね返る度に威力の上がるゴム弾を投げる。斜め方向へ投げることも可能 ニトロマン ホイールカッター 丸ノコを目の前に出し、ボタンを放すと発射。丸ノコは地面を疾走し、壁も少しなら登れる。ボタン押しっぱなしでロックマン自体が壁を登ることが可能 ソーラーマン ソーラーブレイズ 発射後に命中するか一定距離を進むと左右に分裂する太陽弾を撃つ。敵を貫通する 評価点 前作の問題点に改善を施し、より遊び易くなっている。 難易度選択によってアクションが苦手のプレイヤーにもとっつきやすく、硬派なアクションを求めるプレイヤーにも満足の内容となった。 低難易度では殆どの穴やトゲが塞がれ、敵も数の減少や攻撃が緩和されるなど、シリーズで最も簡単であった『ロックマン5』を超える易しさとなっている。 高難易度に関してもこれまでのシステム面での問題やステージギミックの理不尽さからくるものは無いのでストレスを感じにくい。 ハードモードではステージもボスも手強くなり、かなり歯ごたえのある難易度になっている。下手したら『ロックマン ロックマン』と並び、歴代最高クラスである。 前作では即死トラップの多さが難点だったが、今作では減少している。 だが間接的に即死へ繋がる動きをする雑魚キャラもいるため、結果的に『9』より難易度が高い。 ボスもかなりトリッキーな動きや避けにくい攻撃をしてくるものが多く、歴代でもかなり強い部類。 いくつかのステージには分岐点が存在する。 各ステージの分岐が増えてそれぞれのルートで違った対応が求められるので同じステージでもマンネリ感を感じにくい。 前作ではポーズして武器選択画面を開かないと武器を変更できなかったが、今作ではいちいち開かなくても武器変更が可能になった。 その代償か、タイムアタックモードでポーズしても時間が経過するようになった。 セーブ・買い物のタイミングの調整 前作のセーブはステージクリア or ゲームオーバー時のみ可能であり、ステージ選択画面ではセーブが出来なかった。 今作でもその仕様は継続だが、ステージ選択画面から直前の画面に戻ることができ、セーブが出来るようになった。 また買い物もステージクリア or ゲームオーバー時に行えるようになったため、ワイリーステージ攻略中でも買い物ができるようになった。 これにより使い切りのガードアップをステージ毎に買い足して毎ステージ使うこともできるようになった。 ブルースが正式に主人公となった。 前作ではあくまでおまけモードといった感が拭えなかったが、今作ではストーリーがついた事で主人公の一人としてキャラが立っている。 フォルテにもストーリーがついており、どちらもそれぞれのキャラクターの特徴を上手く捉えている。 今作は「第10作目」という節目を意識してか、懐かしいキャラが多く登場している。 とあるステージのボスは『ロックマン1~9』のボス(*2)の攻撃をほとんど再現している。 中でも『5』のボスは当時は使えたスライディングで攻撃を余裕で回避出来るため弱かったが、今作のロックマンはスライディングが使えないため思わぬ苦戦を強いられる事態に陥る。 さらにとあるステージのボスの動きはどう見ても『ロックマン2』のワイリーステージ2のボス「ピコピコくん」である。 有料DLCであるスペシャルステージのボスとして『ロックマンワールド』シリーズに登場したエンカー、パンク、バラードら「ロックマンキラー」が登場する。 『ロックマンキラーに限っている』ので、クイントと「スペースルーラーズ」のアースは登場していない。この2体は攻撃方法にも問題があるのでロックマンキラーの縛りは丁度良いものとも言える。 スペシャルステージは主に各ワールド作品におけるワイリーステージのアレンジ。パンクはワールド3と同じく天井をぶち破って現れるという凝りっぷり。 『ロックマンワールド5』のタンゴ、『ロックボード』のレゲエがショップに登場する。 賛否両論点 最新ハードで再びFC風デザイン。 前作では逆に真新しさがあった為好意的に見られたが、2作品連続ともなると話は変わってくる。今度こそ「『8』から更に進化したグラフィックを見たかった」という声は根強い。 効果音も引き続き『2』のものが流用されており、さらに『3』からも一部流用されている。作品毎に書き起こされているグラフィックデザインならともかく、全く同じな音を使い回しはさすがにマンネリ感を通り越して手抜き感が漂う。もちろん新規追加分もあるが、基本的に新鮮味は皆無。 デザインこそFCを踏襲しているが、FCでは出来ない仕掛け・システムが多数使われており、正確には「8bit風デザインのゲーム」となっている。FCらしさの演出とミスマッチな点も一定数あり、気になる人は気になるだろう。 ただ、前作で『2』の流用だったいくつかのシーンのBGMやSEは新たに新調されたものもあるため、所謂『2』っぽさは前作よりは解消されている。もちろん「『9』の感じから変えてほしくなかった」「今後ずっとFCデザインでいい」という意見もある。 フォルテや『7』『8』のボスなどが原作では見られなかったFC風のグラフィックで見られる点も評価点と言える。 前述のようにシリーズトップクラスと評するほどの難しさを誇る本作だが、その中でもストライクマンステージとワイリーステージ2は理不尽に片足を突っ込む難しさを誇る。 ストライクマンステージは即死のトゲや穴こそないが、道中二回戦う中ボス「ゴーリキーパー」が非常に厄介で、かなりの分からん殺し。初見では間違いなくなぶり殺しにされる。 ステージ構成も非常に緻密に作られていて、複合的に襲い来る敵や弾への対処が難しい場面が多い。 ワイリーステージ2は本作のステージギミックが複合で襲ってきて、即死ポイントも多く、本ステージオリジナルギミックであるプレスはタイミング自体は一定だが、ここにトゲ+即死穴+ベルトコンベアが加わり、これまた複合で襲ってくる。恐らくシリーズ最難関ステージと呼んでも差し支えない。 フォルテの操作感が『ロクフォル』と比べると大きく変わってしまった。 一つにWiiリモコンのボタン数の関係上でダッシュのコマンドがブルースのスライディングと同じで「↓+ジャンプボタン」に変更され、方向キーを2回押すことによるダッシュコマンドもない。なお、XboxやPS3などでも専用にダッシュボタンを割り振ることが出来ない。 そのため既存プレイヤー等は少しばかりやりにくくなってしまった。ただしこれはGBA版の『ロクフォル』でダッシュが使えない欠点を解消したとも見受けられる。 もう一つに2段ジャンプが使えなくなったこと。これによりフォルテの強みの一つが潰えてしまったのでかなり痛い仕様である。 問題点 『9』の特殊武器が強力なものばかりだった反動か、クセが強く扱いづらい特殊武器が多い。 地形に当てた際に発生する衝撃波は高威力だが、敵に直接当てるとバスターと同程度の威力しか出ない「コマンドボム」、敵に直接当てると凍らせて動きを止められ、地形に当てると触れた敵にダメージを与える針状のトラップに変化する「チルドスパイク」など。 後者は初代の「アイススラッシャー」のような足止め用の武器として使う分には優秀なのだが、針に変化させてしまうと当てづらい上に長く画面に残るせいでなかなか次が撃てないなどかなり使い勝手が悪くなる。本作では武器入手時の試し撃ち演出に敵が出てこないこともあり「敵を凍らせる」効果があることがわかりにくく、最後まで有用性に気付かないプレイヤーが少なからずいる。なまじ局所的に針の方が有効な敵がいるのもそれを助長する。 特に「サンダーウール」は燃費の悪さ(1発につき4消費)も含めて非常に使いづらく、「歴代最低クラスの武器」という評価も。 「ゆっくりと登った小さい雲から雷が落ちる。雲は敵に当たると消える、雲自体にも攻撃力はあるが微弱」という性能。ステージ攻略では他の武器でも十分、弱点ボスもジャンプで飛び回るタイプなので当てにくい、この武器がなければ突破できないギミックや場面も無い、と悲惨。 「設置一定時間後に発動させ、上手く多段ヒットさせれば相手に大ダメージが与えられる」というものであり、『2』のクラッシュボムが運用方法としては近いが、使い勝手は雲泥の差である。 局所的な性能はシリーズ恒例であるし、状況によってうまく使い分けることが出来れば活用できるシーンは十分に存在するのだが、今作ではこれに加えて燃費もかなり悪い(DLCの武器を除く)。 今作では全ての武器が1発につきエネルギーを1以上消費する。もちろんこれまでにも同じ仕様の作品はあったが、それは初代ロックマンを除いてロックマンがチャージショット出来る作品である。 過去作と比較してもエネルギー消費量と見合うほどの威力や性能がないものが多い(*3)。 これにより、多少のクセはあるものの使えるシーンの多い「リバウンドストライカー」や「ソーラーブレイズ」はかなり評価の割を食っている。 もちろん全部が全部使いづらいというわけではなく、「トリプルブレイド」(*4)や有料DLCの一部である「バラードクラッカー」(*5)等は非常に使いやすく強力。 そのほか、バリア武器の「ウォーターシールド」は度を越して強力な『7』のジャンクシールドや『9』のジュエルサテライトにこそ及ばないものの、攻防両面に優れた性能を持ちそこそこ扱いやすい。 「チルドスパイク」も上で触れた通り扱い方さえわかっていれば足止め用武器として大いに活躍させられる。お馴染みガビョール系の敵「スプリンクラン」を倒せる数少ない武器でもある(*6)。 とはいえ、これらの武器は殆どが特性を活かせる局面が(一部はごくピンポイントではあれ)何かしら存在しており、ゲーム内の仕様や地形・敵配置を研究することによってその真価を発揮し難所を突破する助けに十分なりうる。そう言った各種武器の完成度や潜在能力を再評価する声も近年では上がっている。 DLC武器には先述の「バラードクラッカー」や対空サブウェポンとして汎用性の高い「スクリュークラッシャー」などがあり、これらが唯一使えるロックマンはブルースやフォルテと違い移動アイテム(ラッシュジェット)の入手が遅い、特殊アクションが無い等といった面があるので、個性付けの一つとしても機能している。 総評 前作からさらなる改良が加えられ、より完成度が高くなっている。 イージーモードが追加されたおかげでアクションが苦手な人でもプレイしやすくなった一方で、シリーズファンに対するサービスも忘れていない。 まさに第10作目にふさわしい出来の良さである。 余談 明確にこそされていないが、今作のストーリーは『ロックマンXシリーズ』と関連している可能性がある。 タイトル的な意味からもリンクは必然だったといえよう。「X」とはアラビア数字における「10」。なので本作と『ロックマンX』は因縁深い関係に当たる。 しかし実際のところは無難に関連性を仄めかすのみに留まり、そこまで深く繋がりを意識させるストーリーではない。あくまで公式の本編内ではそれらの繋がりは曖昧にとどめておくつもりなのだろう。 ちなみにとあるステージでは背景にVAVA(*7)らしき像が見られる。設定画を見るに他人の空似と思われるが、意識している可能性はある。 ワイリーステージ2のボス、クラブパンチャーはその名の通りカニをモチーフにしているが過去作のワイリーステージボスも海産物をモチーフにしているものが多い。 ちなみに過去作の例では『3』と『7』ではカメゴローメーカーとガメライザー(亀)、『4』ではタコトラッシュ(タコ)、『9』ではメガメックシャーク(サメ)である。 恒例のボスラッシュは『8』同様、カプセルの配置がステージセレクト画面と同じ。 ちなみに中央の「Dr. Wily teleport system」の文字は『2』の流用。 もはや様式美ではあるが、黒幕はやはり(ry ただしエンディングで今まで見せなかった意外な一面を見せる。 地味にロックマンを含む世界中のロボットを窮地に追い込むなど、歴代シリーズと比べると世界征服までかなり近づいていたりする。 お馴染みの基地ステージで挿入されるMAP進行にも、ちょっとした演出が盛り込まれている。初見では度肝を抜かれること請け合い。 海外版の『MEGA MAN』のイラストも妙に凝ったものになり絵柄が3種類あり、合わせると1枚のイラストになる。(画像) 『ロックマン クラシックス コレクション2』に本作が収録されている。 「9」と同じくDLC全部入り。一度ゲームをクリアするか、本作のタイトル画面でコマンド入力することで解放される。 海外のファンゲーム『Megaman Unlimited』に登場するボス「トリニトロマン(*8)」は元々「ニトロマン」という名称であったが、開発中に本作が先にリリースされ名前が変更されたというエピソードがある。 さらに余談で『Megaman Unlimited』自体が当初『Megaman10』という名称で作られていたが、上記の理由によりこちらも名称変更されたとの事である。 上記の通り難のある武器として槍玉にあがるサンダーウールであるが、詳しいダメージ計算は「雷が1秒間ヒットしてる間に4ダメージ、最大2秒ヒットで合計8ダメージ(途中で雷を2本重ねても重複はせず、時間をずらし継続ヒットさせても2秒まで)雷が当たっているという状態と秒数は敵側が判断する。雲本体は無条件で1ダメージ」となっていた。 …のだが、近年の有志の調査で「雷がヒットしてる状態で雲を直接ヒットさせると雲のダメージが1ダメージではなく5ダメージになる」ということが判明した。おそらく、「雷ヒット中に雲を当てると敵の判断している雷継続秒数がリセットされ雷の4ダメージと同時に雲の1ダメージを与えている」と推測される。 ただし、この効果を有効に活用できるのはソーラーマンステージとワイリーステージに登場する中ボス、スザク&フェニックぐらいである。 その後の展開 本作配信から8年後の10月4日に『ロックマン11 運命の歯車!!』がPS4/Nintendo Switch/Xbox One/Steamで発売された。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/40648.html
登録日:2018/10/13 Sat 22 29 17 更新日:2024/05/21 Tue 18 09 01NEW! 所要時間:約 24 分で読めます ▽タグ一覧 2018年 CAPCOM NS Nintendo Switch PS4 Steam Xbox One XboxOne カプコン ゲーム ダブルギアシステム ライト ロックマン ロックマンシリーズ ワイリー 使い勝手がいい特殊武器達←前作と比べて 新しいけど、懐かしい 良作 豪華声優陣 高難易度 待望のシリーズ最新作登場!! 運命の歯車が今、再び回り始める! 『ロックマン11 運命の歯車!!』(Mega Man 11)とは、カプコンより2018年10月4日に発売された『ロックマン』シリーズ11作目である。 対応プラットフォームはNintendo Switch、PS4、Xbox One、Steam。 前作から実に8年ぶりとなる続編で前作と前々作が原点回帰としてファミコン風のレトロ路線だったが、 本作は「7」や「8」のように対応ハードに準拠した最新のグラフィックを採用している。 キャラボイスも本家シリーズではロックマンロックマン以来12年ぶりに復活を果たした。 前二作の開発はインティ・クリエイツによる委託だったが、今回はカプコン自らが開発を行った。 あらすじ 今作の主な要素 特殊武器 購入アイテム一覧 登場人物 8ボス 歯車城ボス あらすじ 「ふん、忌々しい夢を見たわ… こういう時はもう一眠りして忘れるに限…らんかもしれんぞ!」 「あの時の研究使えるかもしれん。見ておれ、ライト!」 今日も今日とて世界征服に余念がないワイリーは、ある日不吉な夢から目を覚ました。 そして夢で見たあるシステムの存在を思い出し、ライトへの雪辱を果たすためにシステムの開発を行った。 一方、その頃ライトの研究所では年に1度のロボットの定期健診が行われていた。 ブロックマンの健診が終わり残りのロボットが7体になったその時、突如としてワイリーが研究所を襲撃した。 ワイリーは完成させたシステムを使って、ライト達の目の前で8体のロボットを強奪し逃走した。 すぐにでもワイリーを追おうとしたロックだったが、システムに心当たりがあったライトはロックを制止しシステムについて語り始めた。 「ダブルギアシステム」。それはワイリーが大学時代に研究を進め、あらゆるロボットの性能を飛躍的に強化させる装置だった。 しかし同時に暴走する危険性も孕んでいるとしてライト達の反対もあって研究は凍結され、ライトが進めていたロボットの思考回路に関する研究に集中されることに。 以前より過激な実験をしていたのかライトに度々制止されていたらしいワイリーは、この出来事でついに学会を去りライトとも袂を分かつなど、ライトとワイリーの対立の発端ともなった。 数十年の時を経てワイリーがシステムの封印を解いた以上、今のロックでは歯が立たないと語るライト。 それでも出撃を諦めないロックに対して、ライトはワイリーが大学時代に開発したダブルギアシステムの試作機を組み込むことを提案した。 数日後ライトにシステムを組み込んでもらったロックマンは、みんなに見守られながらワイリーの野望を阻止するため戦場へと向かっていった。 今作の主な要素 ダブルギアシステム 今作の目玉であるシステムで、ゲームスタート時から使用可能。 発動・チェンジ・解除は任意でできるが、「ギアゲージ」が最大になるとロックマンがオーバーヒートして一定時間使用が不可能になる。 ギアゲージは時間経過で徐々に減少する他、歯車型のアイテムでゲージが回復する。 ○スピードギア ロックマンの周辺の時間の流れがゆっくりと進む。 難所の突破や敵キャラを回避する時に効果を発揮する。 通常はロックマンの動きもスローになるが、後述のパーツでロックマンのみ普通に動けるようにもなれる。 ○パワーギア ロックバスターが強化され、手数の増加やチャージショットが二連発になる。 また、溜めに時間がかかる上に一発でオーバーヒートしてしまうが絶大な威力を持つチャージショットの三段階目「ファイナルチャージショット」を発射することもできる。 ゲージが切れてもチャージを撃つか止めるまではパワーギアが途切れないので安心。 また特殊武器も強化できるが、その分消費エネルギーも増える。『Xシリーズ』におけるアームパーツの特殊武器チャージの様な感覚で使える。 ○ダブルギア ライフエネルギーが僅かな状態の時に発動でき、スピードギアとパワーギアの両方が使えるようになる。 さらに、パーツ無しでもロックマンはスローにならずファイナルチャージショットを使ってもオーバーヒートしない。 強力な分途中解除が不可能となり、これでオーバーヒートするとロックバスターが単発になるなどのデメリットも存在する。 スライディング、チャージショット ファミコン版をオマージュした前2作ではスライディングとチャージショットが廃止されていたが、今作にて久しぶりに解禁となった。 今作ではメットールやジョーなどのガード状態の敵に対してチャージショットを当てると、ガードを解いて僅かだが怯ませることができる。 難易度選択 前作に引き続き、ゲーム開始時に難易度を4つの中から選択することが可能。 ●NEW COMER 本作でロックマンシリーズに初挑戦する人向け。 エネルギーバランサーが標準で搭載され、 残機やビートコール、ショックガードが無限となり、トラップや落とし穴の一発アウトを防止してくれる。 ●ADVANCED シリーズの経験者で、若干のブランクがある人向け。 初期残機が5で、死亡からの復帰時武器エネルギーが全回復する。 どちらかというと「8」に近い難易度。 ●ORIGINAL SPEC 現役プレイヤー向けの標準的な難易度。 従来通り初期残機が2となり、ADVANCEDよりもチェックポイントが減少し、敵配置も増える。 チャレンジモードの難易度は一部を除いておそらくこれに準拠。 ●EXPERT 上級者向けの最高難易度。 被ダメージと雑魚敵の耐久力が増加し、ボスキャラのスピードや一部の技が強化。意外にもボスキャラの耐久はORIGINAL SPECから変わらない。 更に初期状態ではネジ以外のアイテムが出現しなくなる。 保有アイテム数の仕様変更 前作と比べてE缶やW缶の最大保有数が9個から6個、 エディー・ビートコールが3個から1個、ショックガードが9個から3個にそれぞれ減少した。 ただし特定のアイテムを購入することで最大保有数を増やすことができる。 エスケープユニット 本作には現在プレイしているステージから脱出するアイテム「エスケープユニット」は存在しない。 ただしイレギュラーハンターXやロクロクのように、OPTIONからSTAGE SELECTを選ぶことでクリアの状況を問わず脱出することが可能。 SPECIALS タイムアタックやポイントゲッターなど各種お題に挑戦できる「CHALLENGES」、 本編をプレイして獲得した称号を確認できる「ACHIEVEMENT」、 ザコやボスの詳細を知ることができる「GALLERY」など特別なモードが選べる。 特殊武器 今作では武器の試し撃ちができる他、上記の通りパワーギアを発動すると性能が強化される。 また従来とは異なりロックマンのボディがカラーだけでなく、倒したボスに似た姿となるなど姿も大幅に変わる(*1)。 ブロックドロッパー ロックマンから3キャラ分離れた位置から空中にブロックを4つ生成して真下に落とす。 隙が少ない上に攻撃範囲が広く使いやすいが、ロックマンの真上にブロックを生成するわけではない点には注意が必要。 またメットールなど頭上を防御する敵には効かず、ブロックの間には隙間がありそこを敵が抜けることもある。 パワーギアを発動するとブロックの数が4倍の16個に増加する。隙間がなくなる上に一気に降り注ぐため耐久力のある敵にも有効。が、燃費は相応に悪く使い過ぎるとすぐ無くなってしまう。 スクランブルサンダー 真下や真上に向かって前後に拡散し地を這う高圧電流弾を発射。弾は敵に当たるとスパークを起こし周囲の敵を巻き込む。 燃費が悪くなった代わりに性能が強化されたプラグボールといったところ。スパーク部分は防御中の敵を貫通でき、メットールやタテパッカンも一撃で倒せるという珍しい性質をもつ。 パワーギアを発動すると弾が大きくなり、進路上の敵をスパークを残しながら貫通するようになる。対地戦においてはほぼ隙なし。 チェインブラスト 標的に吸着する時限爆弾を正面に投げる。 4連射まで可能で爆弾同士が赤いラインで繋がると、爆弾の個数に比例して攻撃範囲や威力がアップする。 爆弾は地形や敵に接触した後一定時間経過か、十字キー下と攻撃ボタンを押すことでポーズを合図に起爆して円形に爆発する。 これも防御中の敵を貫通でき、またガビョールを倒すことも可能。 パワーギアを発動するとブラストマンが使った特大サイズの爆弾を投げる。爆風は通常版4つ分とほぼ同じ。 破格の貫通力と攻撃力を誇る代わりに連射はできず、何かに当たると即爆発する。当たるまでなら通常通り起爆も可。 アシッドバリア 消耗するか時間経過で消滅する劇薬のバリアを展開する。 敵弾を防げるのに加え、劇薬の弾を放物線に発射して遠距離攻撃することも可能。 ジャンクシールドのようにエリアを切り替えても効果は持続する。ただし敵の接触には無力な上、被弾するとその時点で消えてしまう点に注意。 パワーギアを発動するとバリアに攻撃判定が付加され、何かに当たる度に劇薬の飛沫が飛び散る。 他の武器とは異なり、パワーギアを解除しても効果は持続する。 ツンドラストーム 垂直方向に巨大な絶対零度のブリザードを発生させる。 さしずめチャージ版ストームトルネードの冷気版というべきか。 発生時間は短いが耐久力の低い敵ならそのまま破壊し、倒しきれなかった敵がいた場合はその場で凍結させる。 トーチマンステージの迫りくる炎の壁を一時的に凍らせることができる。 パワーギアを発動するとブリザードが更に巨大化して画面全体への攻撃に。 その性能故にエネルギー消費が大きく、通常時で最大7発、パワーギア発動時で最大4発しか撃てない(*2)。 ブレイジングトーチ への字を描くように斜め前方に火球を打ち上げ、そこから斜め下に急降下する。 実はこの軌道、トーチマンの飛び蹴りをトレースしたもの。 独特の弾道を描くため当てづらいが貫通力と威力に秀で、スナイパージョーの盾程度なら貫通する。 ジャンプしながら使うもよし、目の前に置く感覚で使うもよし。更に上空の敵はもちろんちょっとした段差の上に居る敵にも有用と軌道さえ掴んでしまえば非常に強力。ちなみに水中でも使用可能。 パワーギアを発動すると火球の急降下が3方向に分裂し、更に広範囲を攻撃できる。 パイルドライブ パイルバンカーによるダッシュ突きを繰り出す。 ガード効果を持つ敵も怯ませる上にガビョールを倒すことも可能。 壁や一撃で倒せない敵にぶつかると爆発し、さらに追加ダメージを与えられる。 このとき反動で若干跳ね返るため、即死地帯で使う際は気をつけること。 空中でも発動可能でエアダッシュ代わりになり、タイムアタックでは必須の武器。 パワーギアを発動すると飛距離と速度が強化される。 バウンスボール 正面と上下の3方向に3つのラバーボールを発射する。 2連射する他、正面と斜め上下の3方向に撃ち分け可能。 地形や敵に命中するとボールは跳ね返る。破裂した時の音がかわいい。 攻撃力が低く開けた場所では扱いにくいが、ウォールブラスターなど意外な敵の弱点でもある。 パワーギアを発動すると前だけでなく背後にも弾を発射し、同時に6つの弾で攻撃可能。 全武器中最低燃費を誇る。 前作のリバウンドストライカー、9のマグマバズーカを組み合わせたような性能で、同じボール系の前者と比べると使い勝手が向上した。 購入アイテム一覧 一部のパーツは特定の条件を満たすと開発可能になる。 また毎週土曜日になると「アイテム開発強化デー」となり、アイテムやパーツが通常の2割引きで購入できる。 ○1UP 毎度おなじみの生首残機が1増える。最大9まで。 ○E缶 ライフを全快させる。 ○W缶 「7」と同様、全武器エネルギーを全快させる。 ○M缶 ライフと全武器エネルギーを全快させる。また、全てが満タンで敵のいるエリアで使うと… ○エネルギーバランサー/エネルギーバランサーNEO ロックバスター装備時に武器エネルギーを取ると自動的に残エネルギーが少ない特殊武器から回復してくれる。 後者は武器エネルギーを取るとすべての特殊武器のエネルギーが回復する。 ○ガードアップ 使用するとミスするまで、もしくはそのステージをクリアするまでの間、被ダメージが半分になる。 ○ショックガード(何度かトゲでやられると追加) トゲに触れた際の即死を防ぐ。 トゲに触れた際に自動で消費され、被ダメージモーション(ダメージはなし)が発生するだけになる。 ○エディーコール 炊飯器エディーを任意のタイミングで呼び出すと5個アイテムを出してくれる。 ○ビートコール 穴に落ちた際にビートが助けてくれる。 ○オートチャージチップ 自動でロックバスターをチャージする。チャージ中に通常弾を発射するとチャージは中断される。 ○バスタープラスチップ(バスターを一定数撃つと追加) ロックバスターの当たり判定が大きくなる。 ○パワーシールド(何度か敵や弾に当たっていると追加) ダメージを受けた際にノックバックが発生しなくなる。狭い足場では地味に便利。 ただダメージ量が減る訳ではないのでそこは注意。 ○スパイクブーツ 氷の上でも滑りにくくなる。ツンドラマンステージで有効。 ○ショックアブソーバー ロックバスターを発射した際の反動をなくす。 ○スピードギアブースター(スピードギアを何度も使うと追加) スピードギア発動中の移動速度が通常時と変わらなくなる。 ○エネルギーディスチャージャー ダブルギアがすぐに発動できるようになる。その場合ライフは僅かとなる。 ○スクリューキャプチャー 敵を倒した際にネジが出やすくなる。アイテム開発強化デー限定アイテム。 ○リカバリーキャプチャー(何度かゲームオーバーになると追加) 敵を倒した際にライフエネルギーが出やすくなる。 ○エネルギーキャプチャー(特殊武器を何度も使い切っていると追加) 敵を倒した際に武器エネルギーが出やすくなる。 ○クールダウンシステム(ギアシステムを一定回数使うと追加) ギアゲージの回復速度が上昇する。 ○クールダウンシステム∞(クリア後のみ) ギアシステムの時間制限がなくなり、ダブルギアシステムが使い放題になる(ダブルギアは除く)。 ○ミステリーチップ 短時間でステージをクリアすると不思議なことが起こる。 ○バディコールプラス エディーコール、ビートコールの最大保有数が1つから3つに増える。 ○缶袋 E缶やW缶の最大保有数が6つから9つに増える。 ○覚醒チップ(クリア後のみ) 特殊武器の消費エネルギーを0にする。 登場人物 ちなみにメインキャラの中の人はロックマンとロール以外は全員エグゼシリーズで声を担当していたりする。 DRN.001 ロックマン(CV:福原綾香) 心優しい主人公。基本装備は真っ直ぐ飛ぶロックバスター。 今作にてスライディングとチャージショットがやっと使えるようになった。 ワイリーに連れ去られた8体のロボットを救うべく、ライトにダブルギアシステムを組み込むように頼んだ。 DRN.002 ロール(CV:井口裕香) ライト博士が製作したお手伝いロボット。ショップ担当。 今作の衣装は8ロールに準拠している。 ライトット(CV:飛田展男) ライト博士の研究をサポートするお手伝いロボ。ショップ担当。 Dr.ライト(CV:飛田展男) ロックマン達を製作した科学者。 ワイリーが封印を解いたダブルギアシステムに対抗すべく、 自らも大学時代にワイリーが開発したシステムの試作機をロックマンに組み込んだ。 ラッシュ(CV:小西克幸) 犬型サポートロボ。今作でも「ラッシュコイル」「ラッシュジェット」の2形態が使用可能。 従来とは異なり特殊武器枠から独立しボタンひとつで呼び出せる他、エネルギーはそれぞれで共有するようになった。 Dr.ワイリー(CV:梅津秀行) 毎度懲りずに世界征服を企む悪の科学者。ドクロのパジャマを愛用する。 今回はダブルギアシステムを使って、新たなる世界征服を開始した。 ライトもシステムをロックマンに組み込んだことを知ると、無断で使われたと激怒しライトを発明泥棒呼ばわりした。 自分も人様のロボット盗んでおいて何を言うか 今作では過去作ではあまり語られなかったライトとワイリーの因縁の一端を知ることができる。 8ボス 今回は純ワイリーナンバーズではなく、定期健診でたまたまライトの研究所にいたところをワイリーに拉致された。 ワイリーによってダブルギアシステムが組み込まれたが、設計ミスかは不明だがスピードかパワーの片方しか発動しない。 GALLERYではそれぞれに製造元が記載されている。 ボイスが付くのは本家では『8』以来となり、GALLERYで聴き直すことも可能。例によって一部のボスは撃破時の断末魔がカオスなことに。 今回は弱点を当てても怯みはしないが、その代わり多くがボスの攻撃を相殺したり、移動パターンに対して比較的当てやすい。 また、相関図は(カットマン要素を除けば)どことなく『1』を連想させるものとなっている。 DWN.081 ブロックマン(CV:山本和臣) 製造元:NAKAUME製作所 「オイラのブロックは重いぜ!」 外装工事用ロボット。 小柄でいつも元気いっぱいで現場のムードメーカーだが、負けん気が強くケンカっ早い性格。 いつかは後世に残る世界的な巨大建造物の工事に携わることを目標としている。 研究所を襲撃したワイリーに真っ先に啖呵を切ったが、他のロボット同様ライト達の目の前で捕まってしまった。 体力に応じて行動を変化させていくのが特徴で、最初はドタバタと走り回って「ブロックドロッパー」で次々とブロックを作り出してはロックマンの頭上に振り落とす。 追い詰められるとパワーギアを使って小柄な体格をブロックで覆って巨大化し、怪力を活かして力任せに攻撃してくる。 それをも破られると元の姿に戻って、悪あがきとしてブロックをむやみに投げつけてくる。ブロックはバスターで破壊可能。 難易度が上がると前半に落としてくるブロックの数が増え、EXPERTではパワーギアよろしく16個隙間なく落とすようになる。 弱点はチェインブラスト。積み重なったブロックも爆破で崩れるということだろう。道中の一部ブロックも爆破して突破できる。 巨大化時はブレイジングトーチも効く他、実はダメージを調節すれば巨大化前に倒すことも可能。 最後のヤケクソモードは爆弾を吸われやすい。距離を詰めるかヤケクソが始まる前に決着を付けるのが吉。 遺跡を舞台にしたステージ。 上空からブロックが落下してくるのでジャンプで穴を飛び越える際はぶつかって落下しないように。 コンベア上の後ろから迫ってくる一撃死の粉砕機から逃げないといけないが、前方から迫る複雑に入り組んだ足場を突破しないといけない。 ちなみにブロックマンという名称は「5」のストーンマンの初期名だったりする。 本編より先に配信されたため体験版にて、いち早く戦うことができた。 また、この頃は声優はまだ非公開だったので、戦ってる最中は女性声優が演じているものとカン違いして、 いざ発売となってスタッフロールをみて男性声優であることにびっくりしたプレイヤーが続出したとか。 さすがリアル男の娘声優だのCV 三瓶由布子だのと言われる山本和臣氏である(ちなみに氏は男性なのに女性キャラも難なくこなせてしまう高音の持ち主である)。 DWN.082 ヒューズマン(CV:古川慎) 製造元:O.D.A-ELECTRONICS 「充電完了… いくぞ!」 電気設備管理用ロボット。 頭にヒューズが付いているが決して飾りではなく、仕事中に誤って高圧電流に触れてしまっても、切れて電気回路を守るように設計されている。 高圧電流を取り扱う危険な仕事だが、本人のそれに対する使命感は非常に強い。モットーは「電光石火」。 24時間気の抜けない仕事を請け負う関係上無口でいつも神経をピリピリさせているが、 ペットである電気ウナギの「ワット」の世話をするときだけ緊張が解け口元がほころぶ。 部屋の電線を旋回する電流弾「スクランブルサンダー」を放ったり、そのスピードを活かして瞬時に死角に回り込んでロックマンに攻撃を仕掛ける。 またスピードギアが発動するとスピードがますます上昇し、ヒューズマン自身が雷光と化して急襲してくる。 難易度が上がると各攻撃の数が増え、EXPERTでは電撃弾は2連射、スクランブルサンダーに至っては4つ同時に展開してくる。 弱点はバウンスボール。やはり電気は絶縁体に弱い様子。空中を飛び回るだけにただばら撒いても当たりやすい上にスクランブルサンダーを消すこともできる。 発電所ステージ。 オレンジに光る箇所は電流で過熱しているコイル。これに触れるとダメージを受ける。 レーザーを発射する地帯は安全地帯があるので、スピードギアで進みたい。 電極の一部はバウンスボールで破壊できる。 DWN.083 ブラストマン(CV:畠中祐) 製造元:B.B-BOMBカンパニー 「本物の爆発見せてやるぜ!」 元々は発破作業用ロボットだったが、現在は映画やテーマパークの爆発効果を担当しているバクハツアーティストとして活動している。 依頼に応じてド派手な大爆発からセンチメンタルな小爆発まで様々な爆発を提供する。 すぐにカッとなり感情を爆発させる程の短気な性格で、 爆発業界の専門誌「月刊爆破時代」の人気コラム「やっぱ爆破!」にて、毎月並々ならぬ爆発へのこだわりを述べている。 ワイリーに改造された結果、自身の爆発欲の赴くまま爆弾を操る爆弾魔となってしまった。 発破作業現場で培った俊敏な動きで「チェインブラスト」などの様々な爆弾をバラまく。 バラまくパターンは飛び上がりながら投げる場合と、放物線状に投げる場合の2種類がある。 追い詰められるとパワーギアを発動させて破壊力抜群の巨大爆弾を投げつけてくる。 高難易度ではパワーギアを使う頻度が上がり、移動やばら撒く爆弾も全体的に高速化する。普通でも弾幕が激しいだけにキレやすく高速化した彼は最早破壊神。 弱点はブレイジングトーチ。「1」のボンバーマン同様、爆弾を誘爆させるというところか。 ただ武器が独特の弾道を描くため、活発に動きまくるボスに当てるのはなかなか難しい。 爆弾を一掃できるので投げる瞬間に重ねたり、着地の瞬間を狙えば比較的当てやすいか。 立ち止まった瞬間にスピードギアで動きをスローにさせるか、パワーギアを発動すればより確実。 道中にある木箱は、センサーに接触、または一部の雑魚による爆破攻撃で連鎖爆破を起こしてしまう。急いで進まないと大ダメージを受ける。 ちなみにブラストマンという名義はロックマン&フォルテのバーナーマンの初期名である。 DWN.084 アシッドマン(CV:鳥海浩輔) 製造元:マチャチューチェッチュ工科大学 「酸の海に溺れろ!」 サイエンティストロボット。 化学薬品プラントで薬品の生成に従事しており、几帳面な性格もあって雑な調合を行えば容赦なく怒る。 薬液プールに飛び込んではプラント内を泳ぎ、四六時中施設や薬品成分をチェックしている。 その様子から「薬液プールの半魚人」という異名を持つ。 ワイリーの改造によって変なスイッチが入ってしまったのか、マッドサイエンティストとなり危険な劇薬の生成に狂喜している。 劇薬を「アシッドバリア」として全身に纏い防御しつつ、劇薬の弾を飛ばして攻撃してくる。 バリアで防御している際には攻撃はなかなか通らないが、バリアを破壊すると動きが止まる。 スピードギアが発動すると足元の劇薬プールに飛び込み、高速で遊泳しながら酸の飛沫を上げてくる。 高難易度になると劇薬のバスター連射が速くなる。 弱点はブロックドロッパー。金属をも溶かす劇薬も岩の塊には効かないらしい。或いはガラスの体なので上からの衝撃に弱いか。 床下を潜っている状態でも当てられる上にパワーギアならアシッドバリアを破ったところにすかさずダメージも与えられる。 薬液だが、お馴染みの水中ステージ。水流、回転リフトで操作ミスしないように。 また浅めの薬液エリアはピペット型の雑魚が出す液体で青→黄色→赤→緑と変化し、緑色はダメージを受けてしまう。実はアシッドバリアなら緑色の薬液に入っても平気。 DWN.085 ツンドラマン(CV:川田紳司) 製造元:コサックロボット研究所 「さあ、開演の時だ!」 極地の調査及び開拓を行うために開発されたロボット。 テレビで知ったアイスダンスに魅了され、いずれは世界を飛び回り人前で自分のダンスを披露するアイスダンサーになるという欲求を満たすため、 北極の動物たちを観客に一人練習を重ねている。 当初はゴツゴツした姿だったが、美しい姿になるために自ら改造を重ねた結果現在のフィギュアスケートの選手のような姿となった。 その反面耐久性は当初よりかなり落ちてしまったが、本人は仕方ないと割り切っている。 自身の華麗なアイスダンスを北極に閉じ込めておくことは地球規模の損害であると断言している。 その見た目通り華麗でスピーディーな舞いを披露しつつ、トリッキーな動きで氷を滑りながらロックマンを翻弄する。 スピードギアが発動すると高速スケーティング攻撃で部屋の中央に追い詰め、 そこに絶対零度のブリザード攻撃「ツンドラストーム」でフィニッシュをかける。 弱点はスクランブルサンダー。アイスマンやコールドマンに次ぐ「電気に弱い氷系ボス」であり、地上をスケートで動き回るので効果的に刺さる。 滑りやすい氷のステージ。 一部エリアは吹雪が発生し、向かい風で前に進みにくくなったり、追い風でジャンプ力が大きく上昇する。 白鳥型メカ「アイスワン」の落としていく氷を破壊も被弾もせずにすべて避けると実績が貰える。 ボスは相当な初見殺しだが地上戦主体でスケーティングのパターンを見切れば戦いやすくなることもあってかラバーマンやブロックマンと並んで一番手の攻略候補に選ばれやすい。 難易度を上げてもスピードアップはすれどパターンが大きく変わることも無い為、やはりEXPERT攻略の足がかりにされることも。 DWN.086 トーチマン(CV:小西克幸) 製造元:ツバクロ製作所 「トーチ火炎拳、とくと味わえ!」 キャンプ場で働くロボット。 主に火の使い方をレクチャーするアウトドアアドバイザーとして活動する傍ら、 体から吹き上がる炎を制御するために修行に励んでおり、その一環として「トーチ火炎拳」という独自の拳法を編み出した。 しかし修行は半ばで、気を抜くとすぐに火力が上がってしまう。特にバーベキューではターキーの丸焼きをよく焦がす。 一度滝行に挑戦したことがあるが、そのせいで故障しかけてしまった。 意外にノリツッコミが得意。主な相方は中ボスの七面鳥型ロボ「モエターキー」。 しかしターキー焦がすのは多分本人のせいだろう。 上段・下段に「ブレイジングトーチ」などの火炎弾を飛ばしたり、ロックマン目がけて飛び蹴りや回し蹴りを放ってくる。 パワーギアが発動すると、全身火だるまとなって自制心を失い凶暴化。炎の輪でロックマンの動きを制限しつつ、強力な急降下攻撃を仕掛けてくる。 高難易度ではブラストマンと同様パワーギアの頻度が増え、更に回し蹴りを中心に狙いが正確になり非常に避けにくくなる。破壊神と化すブラストマンと共に今作最強クラスのボスとの声も。 弱点はツンドラストーム。絶対零度の強風ならば松明の火も消せるだろう。 パワーギアを使えば炎も一掃できる上に、エネルギーが切れる4発ジャストで倒せる。3発で残り体力1なので道中で1発分使ってもOKか。 敵が潜むテントがいくつもある真夜中のキャンプ場がステージ。 背景が燃え盛る場所では背後から即死の炎が迫ってくるが、高低差のある地形や耐久力のある雑魚が邪魔をして攻略は一筋縄ではいかないだろう。 DWN.087 パイルマン(CV:てらそままさき) 製造元:NAKAUME製作所 「俺のパイルは、世界一ィィ!」 工事現場で主に基礎工事を担当する、万能型建築支援ロボット。 職人気質の長男「クイイチロー」、優柔不断な次男「クイジロー」、しっかり者の三男「クイサブロー」の三体の杭打ちロボット兄弟が合体した姿。 合体中の主導権はクイイチローが握るが、調子が悪い時はクイサブローが担当する。 「とにかく突貫!」がモットーで暑苦しい性格の持ち主。 猪突猛進の精神と工事を進める使命感を持ち合わせており、請け負った仕事は何があってもやり遂げる。 同じ製作所出身のブロックマンとはたまに現場で一緒になると、仕事終わりにロボットオイルを飲みに行く程の仲。 ワイリーに改造されて以来使命感が暴走し、無秩序な工事を延々と続けるようになった。 大柄な見た目に似合わず機動力が高く、パイルによる高速突進「パイルドライブ」や自身の体を変形させて突貫するなどしてロックマンに襲い掛かる。 また、ジャンプの着地時に振動が起こり、巻き込まれると動きが封じられてしまう。 パワーギア発動と共に部下の杭打ちロボット達と更に合体して、圧倒的な破壊力の極太パイルで攻撃を仕掛ける。 難易度が上がると純粋にスピードアップ。それだけかと侮るなかれ、元々の巨体故に単純な突進でも相当避けにくくなり、更に振動に捕まってからの復帰もシビアになっている。 弱点はアシッドバリア。流石に劇薬強酸に突っ込むのはマズいようだ。 とは言え体当たりを食らうとバリアが解除されてしまうため、劇薬の弾で攻撃するのがメインとなる。 むしろ人によっては無理にバリアを使うよりバスターで戦う方が楽かも。 地下の工事現場を進むステージ。 道中は矢印のラインに沿って三体の杭打ちロボット兄弟が飛来し、リフト地帯では特に厄介。 日本国外版では「インパクトマン(Impact Man)」と表記される。 DWN.088 ラバーマン(CV:田村ゆかり) 製造元:コーゴーゴム×MOMOS ROBOT 「レッツ、ホッピーング♪」 元々は衝撃テスト用のロボットだったが、現在は室内アスレチック施設「ポインポインパーク」にてインストラクターとして働いている。 かなりの巨体だが、無邪気な楽天家で、楽しく跳ね回っていたいお年頃。 そのせいで客を跳ね飛ばすなど迷惑をかけることもあるが、本人はあまり気にしていない。 愛くるしい声やまん丸のボディのおかげで、子供達からはアイドルとして扱われている。 最近自ら生み出したトランポリンとエクササイズを融合した新感覚エクササイズ「ホップボクササイズ」が主婦層を中心に人気が広がっている様子。 ゴム製のボディを活かしてとにかくフィールド内を跳ね周りながら、急降下して押しつぶしてきたりものすごく伸びのあるパンチを繰り出す。 強力な攻撃を受けるとカウンターとして「バウンスボール」という技で、頭部と手足を分離させて一斉に跳ね周る攻撃を仕掛ける。 大柄だがスピードギアが組み込まれており、発動すると目にも留まらぬスピードで縦横無尽に跳ねまくる。 高難易度になると全体的にスピードアップ。といってもパイルマンほど強くはないのでツンドラマンに並ぶEXPERT攻略の癒しとも。 弱点はパイルドライブ。ゴム風船パーン!と、いいたいがバラバラになって「バウンスボール」によるカウンターを確定で使うので、その後の立ち回りには注意が必要。 胴体部分に追撃できるのでスピードギアで2発目を狙うのもあり。 ゴムボールがたくさんあるカラフルなステージ。 高い所から落ちると反動で大ジャンプさせる足場や、触れるとバウンドするゴムボールで移動に苦労してしまう。 ゴム手袋の仕掛けは、ショットで当てると半回転し、3秒後に元の位置に戻るがその時にロックマンがいると横方向に弾き飛ばす。 日本国外版では「バウンスマン(Bounce Man)」と表記される。 また、この人も声優の演技で驚かされたプレイヤーも多いキャラ。 あんなまるまるに太った巨漢が、白い悪魔と同じ人だなんて想像のその字もできっこないだろう。 歯車城ボス 歯車城ステージ1:イエローデビルMk-III 28年ぶりに登場した、イエローデビルシリーズの第3号機。 分離攻撃の他、目玉には歯車(スピードギア?)が内蔵されており、そこからビームを飛ばしてくる。 分離攻撃を活かすためにスピードギアが組み込まれており、発動するとボディを9体に分離させて一斉に動き出す。滑らかで中々キモい(褒め言葉)。 この時1体だけ目が開いている本体がおり、それに攻撃してダメージを与える形となる。 大柄なボディを活かしてパワーギアを組み込む案もあったが、予算の都合もあり三日三晩悩んだ末に現在の仕様となった。 ちなみに分裂パターンは1のイエローデビルとまったく同じ。 高難易度では分裂がスピードアップ。ORIGINAL SPECでも相当だがEXPERTでは目を疑う速さに。 弱点武器はチェインブラストだが、通常版よりパワーギア版の方が当てやすい。 シリーズ経験者ならば「弱点は電撃…でも真っ直ぐ飛ばないから違うか…?」という思考を辿ったはず。 歯車城ステージ2:モンバーン ワイリーマシン11号を開発する過程で生み出された戦闘ロボット。 周囲を頑丈な外装で覆っており、ダメージを与えるにはまず攻撃を何度も加えなければならない。 またワープしたり追尾ロボットやショット連射で攻撃してくる他、 内蔵されたパワーギアを使用して巨大なビームを複数回放ってくるなど攻撃面でも抜かりはない。 当初はスピードギアとパワーギアを別々に備えたロボットを2体作る予定だったが、 頑丈な外装を開発するために時間がかかった結果、最終的にパワーギアを持つ一体に絞られた。 外装にはメットールのヘルメットやジョーのシールドに使われる鋼材をふんだんに使用しており、ワイリーはその防御力に自信を持っている。 弱点はバウンスボールおよびパイルドライブで、外装を簡単に開けることができる。 道中はガビョールやメットール等の頑丈な敵が多数登場。防御を貫通する特殊武器やダブルチャージを上手く活用したい。 歯車城ステージ3:文字通りの被害者の会、もとい8ボスとのボスラッシュ。 歯車城ステージ4:ワイリーマシン11号 長めのリフトに乗る以外はボスまでほぼ一本道。モンバーンの制作費で予算が尽きたのだろうか。 ダブルギアシステムの粋を凝らしたドローン型のワイリーマシン。 両サイドのミサイルポッドから追尾する大型ミサイルで攻撃する。大型ミサイルは足場として利用可能。 ミサイルポッドはあえてミサイルを遠回りの軌道で打ち出すことで逃げ回るロックマンをゆっくりと眺めるため、という悪趣味な理由で前後逆に取り付けられている。 ある程度体力が減ると目の部分からワイリーの姿が見えるようになり、歯車を地面に下してベルトコンベアを動かして、 マシンの頭部からWと書かれた赤いエネルギー弾を円を描きながら発射する。 第一形態を撃破すると過去作のワイリーカプセルに相当する第二形態となる(*3)。 ワープしながらスピードギアの力でホーミング弾を撃ってきたり、パワーギアの力で歯車をローラーのように形成してロックマン目がけて体当たりを仕掛ける。 ある程度体力を減らすと両ギアを同時に発動。4つの歯車に組み込まれた特別な冷却システムによってオーバーヒートせずに使用でき、撃破するまで効果が切れない。 弱点は第一形態がアシッドバリア。第二形態はアシッドバリアとスクランブルサンダー。最終形態はチェインブラストなら歯車の盾を貫通してダメージが通る。 ワイリーを倒すと… 例によって例の如くスピードギアを使って高速で土下座。 しかしそんな茶番でロックマンを騙せるわけもなく通じないと見るや、 「お前に負けたんじゃない。わしの作ったダブルギアシステムに負けたのだ!」と言い放って見事に開き直った。 その様子を見ていたライトは罪を償って共に協力しようと懇願するが、ワイリーはこれを拒否。 いつかライトとロックマンをひざまずかせるまで野望が潰えることはないと言い残して崩れ去る歯車城から脱出した。 ライトが歯車城に来た理由は、ワイリーが拉致した8体のロボットの回収。 ライトットの助けもあって主だった部品を集め終えたライトはロックマンやライトットと共に歯車城から脱出した。 スタッフロール後ライトはロックマンのダブルギアシステムをライトットに移してロボットの修理を行った。 …そのせいでライトットはオーバーヒートを起こし、壊れる寸前まで働くこととなったのだが(*4)。 ライトットの犠牲努力もあって8体のロボットは元に戻り、ロックマン達と共に記念撮影をした。 追記×修正=編集 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] (Xoverを除けば)8年・・・お帰りなさい・・・楽しんで遊んでいるぜ -- 名無しさん (2018-10-13 22 44 41) スピード!パワー!ベストマッチ! -- 名無しさん (2018-10-13 22 58 22) (若い頃の)ワイリーも考えとしては正しかったんだよな...ライトの言う通りダブルギアシステムが危険なだけで... -- 名無しさん (2018-10-13 23 37 52) ↑現在のライト博士も言ってる通り、若い頃だったからお互い視野が狭くて否定する道に入ってしまったのが、悲劇の引き金だった感じではある。結果論とは言え二人が協力してたらそれこそ力と心の両方を備えた理想的な未来だったろうに… -- 名無しさん (2018-10-13 23 59 51) ↑パラレルなエグゼの二人の関係見てると、余計にそう思う時もある。 -- 名無しさん (2018-10-14 00 47 47) 小西さんが炎系ボスをやっててつい「ヒノケン?」と思ってしまった……。 -- 名無しさん (2018-10-14 01 00 10) ラバーマンの声は驚くわ -- 名無しさん (2018-10-14 01 34 34) やっとこさ純粋な正当進化のロックマンが見れたって感じだな。今まで(9、10)は良くも悪くもロックマン2の呪縛から離れられない感じがしてたから、素直に嬉しい -- 名無しさん (2018-10-14 01 40 58) フォルテとブルースは、11に登場しないの?追加コンテンツで出てきそうだけど -- 名無しさん (2018-10-14 01 50 55) 11→XI→X1って感じで特殊武器の強化ショットとかエアダッシュとかXシリーズを想起させる要素があるよね。 -- 名無しさん (2018-10-14 03 00 06) ↑9どっちかというとファンキーマッチ!フィーバー!パーフェクト!だな -- 名無しさん (2018-10-14 09 39 17) ダブルギアシステム見てトランザム思い出した。発動した機体の能力を一時的に上げるとこや発動時間越えるとスペックが下がるのも一緒 -- 名無しさん (2018-10-14 10 30 05) ↑4そういや、今回ブルースとフォルテは一切話に加わらなかったな。多分追加コンテンツで出る可能性もあると思うが、ライトとワイリーの会話の中にXシリーズに通じるような台詞がチラホラ出てるな。 -- 名無しさん (2018-10-14 12 35 47) ターキーよりベーコン焼いてそうな声だなトーチマン -- 名無しさん (2018-10-14 12 54 46) ツンドラマンの人はコールドマンエグゼもやっていた -- 名無しさん (2018-10-14 15 04 44) これでロックマンシリーズの復活を願いたい -- 名無しさん (2018-10-14 17 12 58) ラバーマン「ゴムゴムのー」「ギア・スピード」。それは置いといて、有賀版が出るとしたらツンドラマンはコサックナンバーズになるのかな -- 名無しさん (2018-10-14 20 28 52) さすがに一部除いてボイスも豪華な面子だな。ここがインディーズなガンヴォルトとの主な違いか。 -- 名無しさん (2018-10-14 21 20 56) トーチマンは炎属性だわ小西ボイスだわで、エグゼのヒノケンが反応しそうだわ -- 名無しさん (2018-10-15 12 40 49) トーチマンの姿見て一瞬マジンガーZかと思った -- 名無しさん (2018-10-15 13 08 57) やはりみんなトーチマンの声聞いて元放火愉快犯の教師を思い出すのな -- 名無しさん (2018-10-15 14 30 12) ダブルギア岩男 -- 名無しさん (2018-10-15 16 22 01) ↑14 言っても、X7とかX8とかのボス戦みたいなノリになった感じ。 -- 名無しさん (2018-10-15 17 05 51) 読み切りだけど、コミカライズ版がコロコロアニキに掲載されてるのな。ボンボンを読んでた身としては、複雑な気持ちだ… -- 名無しさん (2018-10-15 18 28 14) これダブルギア使わずにクリアできるレベルなのだろうか? -- 名無しさん (2018-10-15 20 36 51) ↑FCの1とかなんてギアなしでこのくらいの難易度だった気がする -- 名無しさん (2018-10-16 00 01 54) 特殊武器は上下や高低差に対応しやすい武器揃っていてロックバスターとの差別化がきちんとできていていい感じだね。 -- 名無しさん (2018-10-18 15 37 59) 一つのボディに人格3つって珍しいな 他はソードマンエグゼ サーチマンくらいか -- 名無しさん (2018-10-23 10 40 30) なんか物騒なサブタイトルだから当初はライトナンバーズが全滅してそのままエックスシリーズにつながる完結作になるのかと思ってた -- 名無しさん (2018-10-23 18 52 57) モンバーン…あの見た目はロックマン5のサークリングQ9を彷彿とせざるを得ない。あいつのオマージュかな? -- 名無しさん (2018-11-02 12 57 47) ツンドラマンと先輩コサックナンバーズのエピソードとかないものか -- 名無しさん (2018-11-27 09 54 50) 何故このシリーズのスピリットが1つもない。そう思ったのでもし追加が来るのならばこんな感じだろうかと予想する。ブロックマン(ドンキー、アイテム木箱固定、体力制、ピンチ時ジャイアント化)、ラバーマン(ジャイアントカービィ、ピンチ時スピードアップ) -- 名無しさん (2019-04-11 22 48 00) ライトナンバーズを無断改造したり、スーパーロックマンの設計図をフォルテに盗ませたのを差し置いてライト博士を発明泥棒扱いするワイリー。そりゃあ世間に認められ無いわ…。 -- 名無しさん (2019-05-14 22 15 11) ↑要は自分がしたりさせたりしてきた事を棚にあげた発言かましてる訳だからな -- 名無しさん (2019-05-28 17 30 49) ↑2、ガードシステムまでパクってやがるからな -- 名無しさん (2020-01-06 15 46 09) ↑7結局歯車はともかく運命のってどういう意味なんだろうな -- 名無しさん (2020-01-06 16 02 19) ラバーマン………ラバーウーマン!閃いた!ヌいた! -- 名無しさん (2020-01-06 23 01 51) 10でロボットがおかしくなるウイルス、そして11で強化チャージショットや特殊武器強化、スピードアップと徐々にエックスシリーズに近づいてきてるような気がする。スタッフが狙ってるのかはわからないけど -- 名無しさん (2020-01-06 23 46 42) ↑2キュアアムール「私の事ですか?」 -- 名無しさん (2020-04-05 13 30 53) キオの攻撃に弱いアセム -- 名無しさん (2020-11-30 07 49 43) ヤングワイリーってものっそいフォルテとかゼロに似てるな。フォルテ達の人格って若い頃のワイリー本人がモデルだったって考えると親近感沸くから好き -- 名無しさん (2021-04-16 06 27 33) 発売日が近いから仕方なかったかもしれないが、スマブラSPに11要素が全くなかったのは不満 -- 名無しさん (2021-06-18 16 46 57) ツンドラストームが切り札だった -- 名無しさん (2022-03-16 23 28 00) ↑4 そう思うとかなり良いよね。諸事情があったとは言え捨てた息子への情が捨てられない親父 -- 名無しさん (2022-10-29 12 06 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vip_rockman/pages/13.html
想い月 742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 03 59 50.28 ID 8aAlhmzz0 とりあえず俺はロック×ロールが好きなんです>< さあ引け。 伝えたいのはただ一言。 あなたがとても愛おしいということ。 けれど、あなたは決してそれを口にするのを許してはくれない。 穏やかな微笑みで、わたしの言葉を封じてしまう。 そして決まってわたしは、その笑顔を見ると泣きたくなる。 行き場を失った想いが、積もり積もって、今にも心からはみ出そうで。 必死で蓋をする。自分の、心に。 月がとても綺麗な夜、ベランダで1人空を見上げるあなたを見つけた。 わたしもその隣に立って、同じ月を見つめる。 743 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 04 00 20.76 ID 8aAlhmzz0 こうやって、同じ時間、同じ空間に存在して、同じ月を見上げることが出来るのは。 いつまで、だろうか。 自ら望んで、死と隣り合わせの道を選んだあなたと、こうやって一緒に居られるのは あと何回だろうか。 真っ白な光が照らし出すモノクロの世界の中、涼やかな静寂。 ふと触れた指先が、そのままあなたの手の中に包まれる。 「ロック?」 名を呼んでも、あなたは返事をしなかった。 今にも泣きそうな顔で、月を見上げたままだった。 あなたも、言葉に出来ない想いに、蓋をしているのだろうか。 わたしと同じように。 いつからこんな風に、本当の気持ちを言葉にしなくなったんだろうか。 ねえ、わたしたち、いつからこんな風になったの? やんわりとわたしの手を包む指先を、ぎゅっと握り返す。 こうしていれば。 心の欠片くらい、伝わるかもしれないから。 伝えたいのはただ一言。 あなたが、とても、愛おしい。 おわり><;;;;;;;;;; 『意思』 750 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 04 30 12.38 ID OrMEbYS1O 触発されますたw ――――――――― 僕の答えは正しいのだろうか…… 彼等は『破壊』の為に産まれたのかも知れない…… 『破壊』を続ける彼等を止める為…… いやデリートする為に僕は彼等を破壊するのだ 人間の言う『血で血を洗う』行為だと気付くには時間はかからなかった 彼等を破壊する度に思う…… 彼等にも『心』がインストールされているのだと…… 僕にインストールされた『心』は意思があるものだ 自分で最良の結果を得れるように考えて答えを出すことが出来る 彼等と戦うと……彼等と言葉を交すと『心』が感じられるのだ 彼等もそれが最良と信じて行動しているのだ 自分達が望む世界を作るために……未来の為に…… 『心』という人が作りしプログラムを信じて…… ――――――――― 何だコレ?メチャクチャwww プロローグだけど未完結><; 753 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 04 48 48.30 ID 8aAlhmzz0 アンバランスな世界の中 アンバランスな心を引きずって アンバランスな足取りで ふらふら、頼りなく存在し続ける。 どちらに向かえばいいのだろう? 世界は何も教えてくれない。 自分で見つけろとでも言うのだろうか? けれども自分の心は酷く不完全だ。 なら、どうすれば… いつだって胸の奥底にへばり付く、この恐怖によく似た黒い感情を払拭出来る? 覚束ない足元。 いつか何処かで踏み外し、暗く冷たい心の海に、堕ちてしまいそうで― …怖い。 誰にも言えない、誰とも解りあえないこの痛みは… ここ最近は、いつもと同じように静かな時間が流れている。 半分ほど開けられた窓から時折冷たい風が吹き込む、少々肌寒い午後。 そんな中でロックは、いつものように家事を行っていた。 いつものように水を窓辺に置かれた植木やると、ふと、空に目線が引っ張られた。 灰色がかった雲が空の大半を覆う中、ちらほらと見える澄んだ青。 ふわりと暖かな、包み込まれるような色。 僕が戦いの時に纏う色とは随分と違うな。 ―同じ、青だというのに。 755 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2006/10/08(日) 04 51 00.94 ID 8aAlhmzz0 じり、と火傷のような痛みが胸の奥で疼いた。 自分で思ったことだというのに、自分で傷口をえぐるような事をしてしまったようだ。 ふう、と小さな溜息が零れる。 しょうがないだろう、こんなこと、考えたって。 自分に言い聞かせ、視線を空から外した。 いくら願ってもあの揺らぎない優しさを得ることは自分には出来ない。解り切っていること。 痛みの根源も、己の選んだ道の結果にすぎない。 やめることも出来た。けれどもそれをしなかったのは、この痛みを他の誰かに味わせたく無かったから。 だから、後悔は、ない。 悔いは、無い筈なのだ。 植木をなるべく日に当たりやすい場所へ移動させる。 こればかりはいくら考えても全く答えは見出だせない。 それどころか、不安と迷いがぐるぐると渦を巻いて次第に頭を支配してゆく。 小さな足音を立てて、彼はその場から姿を消した。 今までどんな状況に立たされても、どんな窮地に追い込まれようとも決して逃げようとはしなかった、彼の。 自分の心の闇からの、ささやかな逃亡だった。 おわります><;;;;;;;;;;;;;; ありがとう 778 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 08 52 46.59 ID HL8QxEipO いつからだろう? 僕が戦いはじめたのは・・。 いつからだろう? 破壊という行為になにも感じなくなったのは・・。 いつからだろう? 死を隣人としはじめたのは・・。 「ロック・・・。」 いつのまにかロールが心配そうに僕の顔を覗き込む。 僕は沈黙を選んだ。 「ロック・・・。」 再度名を呼ばれる。 ロールを見る。 「・・・なに?」 僕は冷たい顔をしていたのだろう、ロールの顔が少し強ばった。 779 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 08 53 48.47 ID HL8QxEipO 静寂・・・。 ロールは優しく諭すように僕に言った。 「・・・辛かったんだよね。心がある人を破壊するのは。」 今度は僕の顔が強ばる。 「ロック・・・、私はわかってるから。」 気が付くと僕はロールの胸に抱かれていた。 ロールは優しく僕を包み込んでくれた。 ロールは優しい顔をしていた。 幾度となる戦いが終わり。 その都度心が冷えきる僕をロールはいつも暖めてくれる。 なにもかもわかったように抱きしめてくれる。 僕は少しほほ笑みながら言った。 「ありがとう・・・。」 フォルテの死 ゼロ誕生秘話 846 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 12 10 52.25 ID GoKwCvsl0 フォルテ「俺は何のために生まれたきたのか?。」 そう見つめなおす時がある。 俺はアイツを倒すために生まれてきた。しかし俺は今までアイツを倒せたことがない。 後寸前のとこでやられてしまう。あとすこしなのに力がほしいアイツを破壊する力が アイツを徹底的にぶち壊す力がほしい。俺の利用価値がなくなる前に。 855 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 12 30 21.67 ID GoKwCvsl0 しかしロボットが急に強くなるわけもなく敗戦を重ねてきた 最初はお前は強くなれると言っていた爺さんもだんだん反応が 薄くなってきた。なんどか ワイリー「・・・・ままじゃ・・・・ワシ・・・るうちに。」 と言っているついに恐れていたことが起こってしまった 860 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 13 01 11.00 ID GoKwCvsl0 フォルテ「おい爺さん。こいつは誰だ?」 ワイリー「こいつの名前は・・だ。お前の戦闘データから作られたから 兄弟機といったところだ。次はこいつと一緒に戦ってもらおう。」 俺は一人で倒すとは言えなかった。今までの敗戦がこいつを作ったんだ そろそろ俺は用済みか。そして爺さんはまた事件を起こした。 864 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 13 15 39.89 ID GoKwCvsl0 ロック「ワイリーお前はまたロボットを使ってこんなことを。」 ワイリー「うるさい。しかしそんなこと言っていられるのも今日までだ。 今日はお前を倒す新たなロボットを作り出した。来いフォルテ、・・。」 ロック「2対1なんて卑怯だぞ。」 そう確かにこれは形だけ見れば2対1だしかしこれはどうみても1対1だ。 870 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 13 27 24.76 ID GoKwCvsl0 俺は何もできなかった。そいつの攻撃は速くそして重い一撃だ。 ワイリー「どうだロックマン。そいつは余計な感情などない純粋な戦闘型だ おまけにそいつはお前やフォルテのようなロボットではなくその上をいく 限りなく人間に近いロボットだ。」 ついにロックマンは肩に手をおいて今にも倒れそうな状態まで追い詰められた。 そのときアイツは笑った 876 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 13 36 18.39 ID GoKwCvsl0 そいつは狂ったように笑った爺さんは ワイリー「ばかなこんなデータは入力してないぞ。」 そいつはロックマンの手を切り落としたロックマンは叫んでいる そしてそいつはロックマンが逃げられないほどのパンチやキックの連続技を 繰り出した。ロックマンはぐったりしているかろうじて生きてるぐらいだろう。 このまま続ければ確実に命はない。ふとそいつは俺のほうを見て笑った 俺は背筋が凍った 879 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 13 49 27.05 ID GoKwCvsl0 俺が構える前にそいつは俺の懐に入り切りつけた爺さんが ワイリー「何をやっている・・。お前の相手はロックマンだ。」 しかしそいつはまったく耳に入れてない俺をいたぶることを楽しんでいるようだ そしてそいつはビームサーベルを俺に差し込んだ。 やつはまた狂ったように笑った爺さんのやめろと言う声がこだましていく。 881 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 13 59 31.45 ID GoKwCvsl0 そのときブルースが駆けつけて来るのが見えたが 俺の意識はもう限界に近い何を言っているのかが聞こえない どうやらブルースはそいつを止めたようだしかしその分ダメージも 大きく限界だろうブルースはロックマンを抱えてその場を跡にした。 ふと爺さんが駆けつけてきた。」 888 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 14 12 24.90 ID GoKwCvsl0 ワイリー「おい。しっかりしろ大丈夫か。」 フォルテ「じ・爺さん・・・アイツは・・つ・・・強いな 俺じゃあ・・・勝てなかった・ろ・・ロックマンを。」 ワイリー「もういい。しゃべるな。」 フォルテ「お・・れ・ロックマンに勝ち・たかった・・俺は。」 ワイリー「きっとお前なら勝てるお前は。」 フォルテ「お・・れもっと・・強くなれるか俺はもっと強くなりたい。」 ワイリー「きっと強くなれるお前はワシの最高傑作じゃないか。」 フォルテ「あん・しんし・・・・たよ・・爺さん。」 そういって俺は動かなくなったワイリーは声を殺して泣いた。 898 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 14 41 37.63 ID GoKwCvsl0 ワイリー「泣いてても仕方ない。」ワイリーはフォルテと・・の 亡骸をもって帰ったどうやら・・は感情がないためのバグが起こった ようだそして・・は暴走が起こった。 ワイリー「ワシが感情を入れさえすれば。」 ワイリーはフォルテを見てふと思いついた。ワイリーはフォルテの体を改造していった ワイリー「・・はフォルテのデータから作られたもしかしたら。」 実験は成功したワイリーは新たな・・を生み出したフォルテの体を使って。 そして彼は封印した。時が来たとき目を覚ますように 時は過ぎ アクセル「ゼロー起きてよ任務が入ったよねえゼロってば。」 ゼロ「ん?ああそうか。」アクセル「ゼロってエックスから聞いたけど眠るんだね夢も見れるの?」 ゼロ「ああ。今回はとても長い夢だった。」アクセル「へーどんな夢?」 ゼロ「あまり覚えてない。」アクセル「なーんだつまんない。」 ゼロ(俺の夢はいったい何の意味があるんだ) ???(ゼロ目覚めよワシの最高傑作) フォルテの死 ゼロ誕生秘話 終わり ドリルマン~トードマン 932 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 15 58 58.03 ID HL8QxEipO 「ロックゥゥゥゥ!」 僕の聴覚回路にロールの声が響く。 僕はなにを?ドリルマンは倒したはずだ。 ロールの所に帰ろうとしたのに。 「ぐぅ!!」 腹部に軽い刺激を感じた。 腹部にはドリルの先端が見えた。 僕は茫然と後ろを振り替える。 もう動かないドリルマン。 「最後の一撃か・・・。」 僕はそのまま意識を失った。 934 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 16 00 21.59 ID HL8QxEipO 俺の頭の上で声が聞こえる。 俺は? 「・・・目が覚めたか」 こいつは・・・ライト博士か。 「気分は最悪だがな、博士」 博士は少し戸惑ったようだがなぜかわからない。 俺はなにげなしに横のベットを見た。 腹にドリルが刺さった俺が寝ていた。 「君はロックマンの代わりだよ。」 博士は冷淡に言う。 「君はロックマンの代わりに戦いに行ってもらう。」俺は頷いた。 「君はロックマンと違って、戦闘力を多少上げている。」 俺の存在意義はそこで壊れている俺が治るまでの身代わりらしい 「君がいいならこのまま戦闘に向かってくれ」 七人も残っているのか。 そう考えると俺はベットから降りると転送ポッドに向かった。 俺はすべてを破壊するために生まれたただのvictimだ。 俺は転送されながらもベットに寝かされた俺とそれを愛しく見つめる博士。 いつのまにかいた少女と犬に憎悪を抱いた。 953 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 16 45 32.70 ID HL8QxEipO 俺の転送先は雨が降っていた。 俺は走った。すべてを破壊するために。 でかい蝸も難なく破壊した。 「やるじゃはないか」 俺の頭に博士の声が響いた。 「モニターしてるのか、悪趣味なじじいだな」 「ふん、ロックマンだが少し治すのに時間がかかる」俺は少し安心した、まだ生きていていいのだと。 「なら俺なんて創らずにオリジナルを治せばよかったんじゃないか?」 「ふん、貴様にはわからん理由があるんだ。」 それ以降はなにも返信はなかった。 気が付いたら俺はトードマンの部屋の前にいた。 954 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 16 49 21.31 ID HL8QxEipO 俺はバスターをチャージしながら部屋に入った。 でかい蛙がいた。 「よく来た・・・ゲロォ」 とろとろと話そうとした蛙を俺のバスターが吹き飛ばした。 「おい、蛙。生きてるか?」 俺は無造作にトードマンに近寄った。 「貴様・・・ゲロォ」 またなにか喋ろうとしたトードマンを俺は蹴り飛ばした。 トードマンは勢い良く飛んでいった。 その時俺に雨が降りそそいだ。 「グッッ!」 俺は攻撃が当たったと思った瞬間にトードマンに向かって走った。 トードマンは目の前にいる俺に驚いて目を見開いた。 次の瞬間に俺はトードマンの顔にバスターを打ち込んでいた。 「おい、じじい。終わったぞ」 俺はガラクタになったトードマンの残骸を蹴り飛ばしながら言った。 何の返答もなしに俺の体を青い光が包み込んだ。 ティウンジャンル「メタルマン」 941 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 16 23 11.82 ID v7OrBq/40 先日新たなロボットを完成させた。名前はメタルマン。 驚異的なジャンプ力と絶妙なコントロールで丸鋸を投げて戦うナイスなロボットだ。 数日後、私が新たなロボットのアイデアを考えながら基地内を散歩していると、 メタルマンが武器の丸鋸――メタルブレードの手入れをしていた。 ん?………………メタルブレードの手入れだと!?だめだ!危険すぎる!! 私は全身の血の気が引いていくのを感じ、思わず叫んだ。 「メタルマン、よすんだ!」 「へ?博士?」 ツルッ ガリガリ ティウンティウンティウンティウン…… 「メ、メタルマーン!!?」 ああ、何故私は自分の武器が弱点のロボットを作ってしまったのだろうか。 950 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/08(日) 16 36 39.88 ID v7OrBq/40 先日の悲運な事故から数日が経過した。私はメタルマンを修復し、ついでに一言言っておいた。 「メタルブレードは錆びない素材で出来ているから、わざわざ手入れをする必要は無いんだ」 数日後、小腹が空いたのでキッチンへ向かうと、メタルブレードを手にしたメタルマンが厨房に立っていた。 その手元には揚げ物用の鍋と豚肉があった。ああ、今日の夕食はトンカツか。 ん?………………トンカツだと!?だめだ!危険過ぎる!! 私は背中を冷や汗が伝うのを感じ、咄嗟に叫んだ。 「メタルマン!キャベツの千切りにメタルブレードを使うんじゃない!!」 「え?ダメですか?」 ザクザク ティウンティウンティウンティウン…… 「メ、メタルマーン!!」 ああ、何故私は自分の武器が弱点のロボットを作ってしまったのだろうか。 ドリルマンの真実 57 名前:54[] 投稿日:2006/10/08(日) 21 06 06.46 ID mvmOH0lr0 返事が無いけど、1つ投下します。お眼汚しスマソ。 「う……あ………」 「お目覚めかね、ロックマン!……いや、今の君には、その名はふさわしくは無いな……」 メインカメラが起動し、意識が闇の中から引きずり出される。 「は……?ライト博士………いや、あなたは………誰?」 「ワシの名はDr.ワイリー。ライトからよーっく話を聞いているだろう。ワシのかわいいロボット達を、 お前が次々と破壊してくれたのだからな。」 その名前を聞き、一気に頭が冴え渡る。 Drライトの指示で僕らは戦いに出て、命を落としていったのだから。 しかし…… 「どうしたのだ?ライトにワシを殺すように指示されたのだろう?」 そうだ。僕らはこの男の作り出したロボットと戦い、この男を殺すように指令を受けたはずなのに…… いや……不意にメモリー中の博士が消え、次に現れたのは髭の博士に作られ、眼を覚ましたビジュアル。 ライト博士のラボで生まれた記憶が、 何処か違うのラボの一室で髭の……そうだ、あれはコサック博士だ……に抱きしめられたものに変わっていく。 58 名前:54[] 投稿日:2006/10/08(日) 21 07 13.92 ID mvmOH0lr0 「俺は……ロックマン………だった……本当に?俺は……コサック博士に作られた………?」 「ふむ、記憶領域が順調に侵食されておるようだな。安心していい、お前は元ロックマンじゃ。 ライトが作り出した多数のコピーロックマン。そのうちの1つがお前だ。」 「じゃぁ、俺のこの記憶、右腕は一体……何なんだ、ワイリー博士!!」 ワイリーに突き出した右手。 それは慣れ親しんだ青い右腕ではなく………赤いドリルの腕だった。 「それは簡単じゃ。お前のボディはあちこちが破損で使いものにならなくなっていたからな。 ワシの回収したロボットのボディのパーツをあちこちに使っておる。多少は強化したが見覚えあるじゃろう? モニター越しで、お前の今のボディの持ち主が32号に敗れ去る姿を!なぁ、元・ロックマン4号……?」 僕…俺…私…?はそのセリフを最後まで聞くことが出来なかった。 だが、その意図は理解した。理解してしまった。 ヤツは、壊れたロックマンを集め、再利用してやがる。 しかも、僕達が倒したロボットの姿に改造してまで。そうだ。この腕は32号が倒したロボットの腕。 圧倒的な強さを見せつけたその姿に、僕らは勇気付けられたはずだった……。 だが。 今はその記憶が忌々しく思える。 二つの記憶が自分のすべての記憶領域を犯し、互いが互いを書き換えあって…… 59 名前:54[] 投稿日:2006/10/08(日) 21 08 01.64 ID mvmOH0lr0 俺ははロックマンに殺されたロボットであり 僕はロックマンそのものであり 私は………今生まれた存在であり 俺は全てのロックマンを倒さなければならない使命を持ち 僕は仲間のロックマンの為に戦わなければならない使命を持ち 私はこの体を手中に収めなければならない使命を持ち ロックマンを倒しきれば、ワイリー博士はカリンカ嬢を返してくれると約束していた。 コサック博士の作り出したロボットを倒せば、僕らを解放してくれると約束した。 ワイリー博士の道具となるべく……………生まれてきたのだ。 この右腕は……誰だ………何だ…………誰のものだ……? 「「僕は……俺は……誰だ……? ライト………コサック…………………ワイリー……………Drワイリー………」」 「くっくっく。いい具合にぐらついておるようじゃな。この時を待っていたのじゃ。」 自分が…自分の記憶を犯し合う僕…俺…は、ワイリーを見ていることしか出来なかった。 ただ、二人の自分とは違うところで、三人目の自分がいた。 そいつは互いを犯し合う僕ら…俺ら…をこっそりと、少しずつ侵食していたようだった。 もう、かなりの部分を侵食されている。どうしようも無いほど、汚されていた。 60 名前:54[] 投稿日:2006/10/08(日) 21 08 42.33 ID mvmOH0lr0 「お前はこれから、本当に生まれ変わる。 ライトナンバーズでも、コサックナンバーズでも無く………」 「う……………あ・・・………」 「ワシの為のロボットにな。」 そして、僕……俺……が消えた。 その瞬間、モニターに青いロボットが現れる。 よく知っている姿だ。それは、昔の僕の姿と同じだったのだから。 「さあ、早速出番のようじゃぞ?行け、ドリルマン。ヤツを倒してくるがいい。」 「わかりました。ワイリー博士。」 61 名前:54[] 投稿日:2006/10/08(日) 21 11 37.96 ID mvmOH0lr0 そして言われるままに僕はカプセルに向かう。 僕達は最後の置き土産を残した。 多分、ワイリーはすぐに気づくだろう。単なる機械と化したその姿に。 だけど、ロックマンである僕は32号と戦いたくない。仲間とは。 だけど、ドリルマンである俺は32号と戦いたくない。恐怖故に。 OS リロード セットアップ 思考回路切断………完了 強化型特殊武器作動リミッター……作動 さようなら、32号。 君なら、この僕にトドメをさしてくれるだろう。 生ける屍から、僕を……解放して……………………。 END お眼汚しスマソ イメージが湧いたら、筆が走ってしまったもので…… 設定とかあんま確認してないので、矛盾があったら好きなように脳内変換ヨロ ティウンジャンル「ドリルマン」 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[空気何て読めませーん] 投稿日:2006/10/08(日) 23 37 34.82 ID v7OrBq/40 先日、再び新たなロボットを完成させた。名前はドリルマン。 地中を自由に動きまわれるドリルと両手のドリルで戦う、正に漢のためのナイスなロボットだ。 数日後、私が新たなロボットのアイデアを考えながら基地内を散歩していると、 ドリルマンが食事を食べようとしているのが目に入った。 ん?………………ドリルマンが食事だと!?だめだ!危険すぎる!! などと言う事もなく、彼はさば味噌定食を持ってテーブルについた。 だからどうしたという話だが、私はなんとなく彼の前に腰掛けた。 「やあドリルマン、ここでの生活は慣れたかな?」 「あ、博士。はい、皆さん新人の僕にとても良くしてくれるんですよ!」 晴れやかな笑顔で彼は言い、食事に手を付けようと割り箸に手を伸ばした。 「あっ」 ポロッ 「上手く持てないな…」 ポロッ 「この……!……くそ!」 ポロッ ポロッ ・ ・ ・ 二人の間に微妙な空気が流れる。そう、両手がドリルの彼ではお箸を持つ事が出来なかったのだ…… 彼は先程とは打って変わって、目に涙を浮かべて悔しい様な切ない様な顔をしていた。 私は今どんな表情をしているだろうか。きっと、ばつが悪そうな表情だろう。 「どうして……?どうして僕の両手はドリルなんですか!?…………博士のバカーッ!!」 タッタッタッ… ティウンティウンティウンティウン…… 「ド、ドリルマーン!!?」 走り去る彼の後ろ姿。不思議と、どこからかあの効果音が聞こえたような気がした。 …………ああ、何故私は両手がドリルのロボットを作ってしまったのだろうか。 129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[空気?何それ、食えるの?] 投稿日:2006/10/09(月) 00 17 45.48 ID Bbms1kPI0 先日の気まずい一件のせいで数日間口を聞いていなかったドリルマンと久々に会話をした。 「クラッシュ先輩もスパーク先輩もニードル先輩も、 みんな通常の腕との差し替えや着脱が出来るのに…… どうして……どうして僕だけ差し替えも着脱も出来ないんですか?」 私を見上げる彼の目は真剣そのものだった。 だから私も嘘偽り無く、真剣に答えた。 「ドリルとは漢達の心であり、ドリルとは漢達の魂だからだ」 次の日、ドリルマンが家出した。 461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[空気を読まないのが俺のジャスティス] 投稿日:2006/10/11(水) 02 17 04.86 ID mAVsMOlk0 ドリルマンが家出して今日でちょうど一ヶ月。 あれから基地周辺を捜索したが、とうとうドリルマンの行方は分からずじまいだった。 「ドリルマン……一体君は今どこで、何をしているんだ……」 私たちは待っていた。待っている間、メタルマンはさらに7回修復した。 メタルマンが一人でティウンティウンするのにも慣れてしまう程の月日が流れ、 ドリルマンが家出してから三ヶ月が経過した。 当のドリルマンはまだ帰って来ていない。 正直、ドリルマンが居ないこの状況こそが正常なのだという気運さえ漂っていた。 だが、そんな雰囲気を吹き飛ばしたのは――― 「大変です博士!!ド、ドリルマンから手紙が来ました!!!」 「何!?本当か!メタルマン18世!!」 他ならぬドリルマンからの手紙だった。 471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/11(水) 02 40 27.85 ID mAVsMOlk0 ドリルマンからの手紙は字が汚く、非常に読みにくかった。 だが、両手がドリルの彼が四苦八苦しながら私に手紙を書いてくれた。それがとても嬉しかった。 『 はかせへ おげんきですか ぼくはとてもげんきです ぼくはいま みなみアメリカにいます ここでぼくは ゆでんをほりあててしまいました ですが ぼくはおかねをあまりつかわないので はかせにぜんぶあげます あと ぼくは しばらくこちらにとどまるつもりです みんなにあいたくなったらかえります しんぱいかけてごめんなさい ps.あのひ はかせがいったことばのいみ ようやくわかりました ドリルとはおとこたちのこころであり、ドリルとはおとこたちのたましいだ このいみがわかったとき ぼくはとてもうれしかったです はかせ ぼくのりょうてをドリルにしてくれて ありがとうございました』 私は何と恵まれた人間なのだろうか。お金の事などどうでもいい。 彼が無事だった事が、私への言葉が、ただただ嬉しかった。 だからだろうか、私の涙腺はティウンティウンしてしまい、涙が止まらなかった。 475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/11(水) 03 03 19.93 ID mAVsMOlk0 しかし…… 「こんな大金どうすればいいんだ……」 後日、銀行で預金を確認すると、バグが起きたのかと疑いたくなるような金額が記されていた。 正直、非常に困った。 私の活動資金は十二分に取ってあるし、これから先、大金を使う様な予定も無い。 かといって、この様な大金を銀行に眠らせておくのは、経済学的観点から見るともったいないのではなかろうか。 なので私は、ドリルマンから送られた資金を全額寄付した。 世界にはまだまだ貧しい子ども達や、過酷な労働を強いられているロボット達がいる。 そんな彼らのために使われる事を祈って。 「メタルマン32世!それは歯ブラシじゃない!メタルブレードだ!!」 「えっ?」 ティウンティウンティウンティウン…… 「メ、メタルマン32世ー!!?」 そして願わくば、この様に平凡で平和な日々が続かん事を。 とかなんとか言っちゃt……ティウンティウンティウンティウン…… 障害 442 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 10 11 33.78 ID 275WWTTZO 空気読まずに少し落とす>< ∧「またあんたか・・・今日も余程暇を持て余しているらしいな」 ワイリー「ふん・・・何とでも言うが良いわ。ワシの計画にお前の存在は必要不可欠なのだからな」 ∧「・・・ニードルマン計画は失敗だったようだな」 ワイリー「元の体がロックマンなのだ。拒否反応には逆らえないという事を 前にも言っていたはずだ!」 ∧「・・・」 ワイリー「頼む。ワシのロボットになってくれ。 奴を一撃でスクラップにするその攻撃力がどうしても欲しいのじゃ!!」 ж「くくくっ!頼み方が ま あ る で なっちゃいないぜ!お得意の土下座はどうしたよ?え?」 ワイリー「な、なんじゃと!?針風情がワシを愚弄するのかっ!」 ∧「よせ・・・その位にしておけ」 ж「ケッ」 ワイリー「・・・何故じゃ、何故貴様らはいつも傍観を決め込む? この4度目のプロジェクト、絶対に成さねばならんと言うのに、 動く壁を設置したダストマンステージへの協力をも貴様らは拒む・・・」 443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 10 14 18.05 ID 275WWTTZO ж「天才を自称するならもっと聞き分けな・・・何度も言うが 俺達ゃ只の『障害』なんだよ」 ∧「・・・私達は動かす事は無い。立場も、意思もな」 ワイリー「聞き分けるべきを決めるのは、このDr.ワイリーを置いて他には無いのじゃ! 今日の所は引き上げるが、いずれ後悔をさせてやるぞ・・・!ライトを始末した後は貴様らの番だ」 フイィフイィフイィフイィフイィフイィフイィフイィ…… ж「へっ、頭の外も中もおめでたい野郎だぜ」 ∧「・・・」 ∧「ж、今度も奴らは勝てると思うか?」 ж「タイムは上ー々。前回の気迫には劣っていないようだったぜ」 ライトの作品の中にも、ああいう秀作は現れるもんなんだよなあ」 ∧「ああ。あいつを見せつけ、あの二人に今一度思い出させなければならん。 ロボット工学の真意というものをな」 ж「ああ。そいつが俺達『製作者の無い物』の役目だ」 ∧「私達を乗り越えない限り、真の未来は渡せない・・・ 最後に笑うのはワイリーか、ライトか。」 ∧ж「それとも・・・」 うはwwww最初はギャグにしようと思ったwww長レスゴメスwwwwwwwww カリンカ誘拐事件 454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 10 57 57.38 ID EXSspOKL0 「クックック……逃げろ、逃げろ、逃げるがええわい。そのほうが楽しみがいがある…」 走る。私は見慣れない道を、ひたすらに走っていた。 私はカリンカ、ロボット工学博士「Drコサック」の一人娘。 塾の帰り道、友達と別れた私は、薄暗い夜道をリングマンといっしょに歩いていた。 「お嬢様、今日の授業の数学と漢文と電気科学はどうでした?」 「え~とねぇ、導関数と微分法の問題が出てたんだけど、あの問いの……」 塾から私の家まで、800mほど。 大通りを抜け、ちょっとした近道の森林公園に入って、すぐの時…… 話し相手をしていたリングマンの顔が、急に強張った。 「でねぇ、その時の先生は……リングマン、どうしたの?」 「お嬢様、このまま静かに歩いてください。先ほどから後をつけられています。」 「え……!!」 「振り向かないで下さい。もう少しで、足場の悪い道を抜け、再び大通りに出ます。 そうしたら、家まで走ってください。全速力で。」 内心、私はまたか……と思っていた。 有名な父親を逆恨みした人間や、その知識を得ようとする大人が私を捕まえようと行動するのは、 比較的、日常茶飯事の出来事だった。 ………なので、少し油断をしていたのかも知れない。 リングマンにいつも守ってもらっている。彼の力なら、どんな人間が相手でも必ずやっつけてくれる。 「うん、わかった。それまではいつも通りに……でしょ?」 「そうです。こちらが気づいたことを悟られてしまわないように。」 そして、あと少しで大通りにたどり着く時だった。 455 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 10 58 29.03 ID EXSspOKL0 「Drコサックの娘カリンカとリングマンだな? 我が主がお前達をお望みだ、いっしょにきてもらおう。」 無機質な声が後ろから聞こえた。 「お嬢様!!!」 「うん!!!」 私とリングマンは走りだした。 「フフフ……拙者から逃げきれると思ったか………?甘く見られたものだな……」 突然、目の前に現れる相手。どうやら、ロボットのようだけど…… 「こいつ……いつの間に!お嬢様、こっちです!」 「う、うん!!」 今まできた道を逆に走る……どれくらい走っただろうか。 なれているベンチ、街灯、ゴミ箱……目に入るものが、なぜか薄暗く冷たいものに見えた。 こんなことは今まで無かった。 「リングマン……大丈夫だよね?いつも通り、いつも通りに助けてくれるよね?」 どうしても、不安が消えない。それは、いつもよりもリングマンの顔が真剣になっている事も関係しているのか。 「お嬢様……安心してください。私はコサック博士の為にも、あなたを無事に………」 ……その表情は決して晴れない。何か、心当たりでもあるのだろうか。 「リングマン、どうしたの?いつもと様子が違うよ!いつもみたいに、大丈夫だって言ってよ…」 「……今回は言えません。が、私が倒れても、お嬢様は逃がして差し上げます。」 「なんで、なんでそういう事いうの!」 「私は知っています。先ほど、チラリと姿を見ただけですが・……あれは………」 456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 10 59 04.27 ID EXSspOKL0 「……ワイリー博士。計画は順調に進んでおります」 「そうか、よくやったシャドーマン。このままあの娘を我輩の元に連れて帰るのだ!」 「御意。任務を続けます。」 「クックック……カァッカッカッカッッ!!! 逃げろ!逃げろ!逃げるがええわい!シャドーマンから逃げ切れるものならな……! これで、切り札を1つ、手に入れることができるわい……ライトの次はコサック、お前じゃ……」 ハッ・・・ハッ・・・ハッ……… 私は逃げていた。どこへ逃げても現れる敵から私を守るため、リングマンが囮となって。 道を外れた暗い木陰。私とリングマンはここで息を潜めていた。 「お嬢様はお逃げください。私はここで、あいつを足止めしています。 今この場にいるのは、どういうワケか私達とアイツだけのようです。 無線がつかえない今、 私がここであいつと戦っていれば、 ………お嬢様は逃げきることができるでしょう。」 いつもとは違うリングの声。あれは…そんなに怖いの? 「リングは・・・・・・リングマンはどうするの?」 「私は壊れても、コサック博士が直してくれます。 それよりもここは、お嬢様が逃げ切ることのほうが大事なのです!」 「いや…嫌!リングマンもいっしょじゃなきゃ、嫌!!!」 怖かった。 「それはなりません!お嬢様……私のことより、ご自分の事をお考え下さい。」 「でも……リングマンだって、壊れたら直せる保証は……」 「その時は…・・・・・・いつか大人になったお嬢様が、私を直して下さいませ。 私はその時を……ずっとお待ちしています。」 「…………わかった。私、逃げる。けど………無事に逃げてね、リングマンも。」 「わかりました。機械の国のお姫様(わたしたちのおじょうさま)………お元気で。」 457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 10 59 38.95 ID EXSspOKL0 「カリンカ!逃げても無駄だぞ!!!!」 表に出たとたん、あいつに見つかった。なんでこう、私は間抜けなんだろう! 「くぅっ!!」 「大人しく……我輩と共に来い!さすれば、客人として丁重に扱うものを……!! 足の速さで、成人型ロボットに敵うわけがない。だけど、そのとき・…… 「ここは通行止めだ、他を当たれシャドーマン!!!」 鋭いリングが風を伴って、あいつのマフラーを斬りつける。 「リングマン!!!お主……あの娘をそれ以上かばうと……死ぬ事になるぞ?」 「先日、新たに作られたというワイリーナンバーズ!貴様の事は知っているぞ!!」 「ふうむ、拙者の事は知っていたのか。」 「これでも職業柄、その手の情報は幾らでも手に入るのだ・・・何を考えているのだ、貴様は!」 「知れたこと。ワイリー様が、その娘をご所望なのだ。それ故に、我輩がつれて帰るだけだ。」 「お嬢様には・・・指一本触れさせん!!!お逃げください!!!」 幾つものリングが、シャドーマンに襲い掛かり、 シャドーマンは身軽にかわしながら、手裏剣でそのリングを1つずつ落としていく。 戦場と化した森林公園に、金属音が激しく鳴り始めた…。 458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/10/09(月) 11 00 09.73 ID EXSspOKL0 「ククク……見くびられたものだな。」 「な……んだとっ!」 どこか余裕のあるシャドーマンに対し、どこか焦りのあるリングマン。 「お前がここにいる事は即ち、あの娘は我らの手中に収まるという事だぞ…?」 「どういう事だ・・・・・・」 「答える筋合いは無い…答えるまでも無く、理解出来る頃には……」 ザンッッ!! リングマンの右腕が・……落ちた。ニンジャトウによって、切り落とされた。 「なッ……」 「「こういう事だ。リングマン。残念だったな……」」 音も無くリングマンの背後に現れたのは……もう一人のシャドーマンだった。 「今ごろは三人目が、カリンカを捕らえている頃だろう。残念だったな、残念だったなァ…!!」 「シャ……シャドーマン!!!キサマァァァァァッ!!!」 それがリングマンの断末魔となり……… 「ワイリー博士。カリンカを確保しました。」 「よくやった。お前は直ちに帰還し、己のステージに戻れ。そしてロックマンを返り討ちにしてやれ」 「御意。」 シャドーマンからの無線を切った後、ワイリーはほくそ笑む。 「切り札は手に入れた……・ワシの手足となり、滅んでいくがいいコサック… その為にも、ここでライトを倒しておかねばな……ククククク・…笑いが止まらんわい!!!」 時代は新たなる戦いへ……
https://w.atwiki.jp/ryusei_rock/pages/72.html
当サイトはリンクフリーです。 流星のロックマン 公式サイト サイト名 会社名 流星のロックマン CAPCOM 攻略サイト サイト名 管理者名 流星のロックマン 攻略まとめWiki すざくさん 流星のロックマン 攻略Wiki.com しゅんさん 流星のロックマンを攻略します すけさん 流星のロックマン新聞 Xemnasさん ロックマンズメテオ YU0さん 流星のロックマンゲーム&アニメWiki 流星さん
https://w.atwiki.jp/sasukeexe/pages/5.html
流星のロックマン 公式サイト サイト名 会社名 流星のロックマン CAPCOM 攻略サイト サイト名 管理者名 流星のロックマン 攻略まとめWiki すざくさん 流星のロックマン 攻略Wiki.com しゅんさん 流星のロックマンを攻略します すけさん 流星のロックマン新聞 Xemnasさん ロックマンズメテオ YU0さん
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/3060.html
【ゲーム】ロックマンX(SFC) 【作者名】あちゃぽ 【完成度】【完結】(10/11/10~10/12/09) 【動画数】18 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/22092567 【備考】
https://w.atwiki.jp/uwvd/pages/128.html
ロックマン(無印)シリーズ ユニット
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/4050.html
今日 - 合計 - ロックマン8 メタルヒーローズの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時22分04秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/mangaka/pages/7236.html
ロックマンMANIAXをお気に入りに追加 ロックマンMANIAXのリンク #blogsearch2 Amazon.co.jp ウィジェット ロックマンMANIAXのキャッシュ 使い方 サイト名 URL ロックマンMANIAXの報道 『ロックマンエグゼ』シリーズはなぜ面白かったのか? 20周年を迎えた今、「難しいゲーム」という『ロックマン』のイメージを塗り替えた偉大な名作を振り返る(電ファミニコゲーマー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ロックマンMANIAXとは ロックマンMANIAXの95%はスライムで出来ています。ロックマンMANIAXの3%は保存料で出来ています。ロックマンMANIAXの2%はマイナスイオンで出来ています。 ロックマンMANIAX@ウィキペディア ロックマンMANIAX 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ロックマンMANIAX このページについて このページはロックマンMANIAXのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるロックマンMANIAXに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/ouranos/pages/324.html
《ロックマンEXE(エグゼ)―ヒートシャドー》 星6/炎属性/サイキック族・シンクロ ATK/2400・DEF/1500 「ロックマンEXE」と名のついたモンスター+チューナー以外のサイキック族モンスター1体以上 このカードは自分フィールド上に永続罠カードが表側表示で存在する場合のみシンクロ召喚する事ができる。 1ターンに1度、エンドフェイズ時までこのカードをゲームから除外する事ができる。 この効果を使用したターンのバトルフェイズ時、相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。 (編集中) ―関連項目 《シューティング・スター・ドラゴン》 《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》 《ロックマンEXE》 《ロックマンEXE―アクアカスタム》 《ロックマンEXE―ウッドシールド》 《ロックマンEXE―エレキグランド》 《ロックマンEXE―エレキブラザー》 《ロックマンEXE―サイト》 《ロックマンEXE「ソード」》 《ロックマンEXE―バグ》 《ロックマンEXE「バリア」》 《ロックマンEXE―ヒートガッツ》